広々とした店内はベビーカーや車椅子での利用も安心50年もの間、シンガポールの人々に愛されている老舗の名店が、2014年に大阪の難波に日本初上陸! 2016年には、第2号店となる梅田店もオープンし、さらに勢いに乗っている「HILLMAN(ヒルマン)」です。窓から光が差し込み、昼は明るい店内。天井はコンクリートの吹き抜けになっており、そこから垂れ下がるライトがおしゃれな空間を演出しています。カウンターや壁には、ワインなどのお酒がズラリと並び、お酒好きにはたまりません!50年の歴史ある老舗シンガポール料理店が日本初上陸店内は広々としているため、ベビーカーや車椅子のお客さんでも安心して利用することができます。夜には照明が照らされ大人のデートを楽しむのにもぴったりです。SNSでも、新メニューの紹介やイベントの告知を行っており、話題を呼んでいます。世界的にも有名なシェフに、ミシュラン三ツ星に値するといわれた、「ペーパーチキン」なども、このお店で味わうことができます。旨辛あんが絶妙マッチ! 「チリクラブ(たらば蟹)」「チリクラブ」は、たらば蟹を贅沢に使用し、濃厚な蟹のダシと、旨辛あんのハーモニーが絶妙な一品です。口に入れた瞬間、たらば蟹の風味と旨辛のあんがお口いっぱいに広がります。残ったあんにパンをつけて食べると、また違った楽しみ方ができるのも魅力的。二通りの食べ方が楽しめるチリクラブは、お店自慢の看板メニューの一つです。紙に包み旨味を閉じ込める「ペーパーチキン」「HILLMAN」の名物料理の一つなのが、「ペーパーチキン」。この料理は、鶏をペーパーに包み込むことで旨味を凝縮することができます。世界的にも有名なシェフから、ミシュランの三ツ星に値すると、いわしめた一品です。紙に包んでじっくり揚げた「ペーパーチキン」は絶品そのもの。食べるときは、紙を破いてからいただきます。「ペーパーチキン」は、持ち帰りもできるので、家でも美味しいチキンが楽しめます。シンガポール料理が食べたくなったらここ!老舗のシンガポール料理店の「HILLMAN」は、美味しい料理がたくさんあります。今まで食べたことのない料理にも出会えます。新メニューも登場するので、何度訪れても飽きのこないお店です。「HILLMAN」でシンガポール料理を存分に楽しみたいときは、17:00~18:00の混まない時間帯がおすすめ。店内は開放的でカジュアルな感じなので、デートにもぴったりです。OsakaMetro御堂筋線「難波駅」から徒歩5分。飲食店が連なる通りにある看板を目印に、専用階段から店内に入ります。テーブル席の他にも完全個室や半個室があるため、カップルや合コン、家族連れでも安心して利用できます。ペーパーチキンやチリクラブなど、本格的なシンガポール料理をぜひ一度堪能してみてください。スポット情報スポット名:HILLMAN住所:大阪市中央区難波店千日前15-16 オクハビル 2F電話番号:06-6632-8885
2018年09月10日書籍『世界の美しい博物館』が2018年7月20日(金)より発売される。これまで『世界の美しい図書館』『世界の美しい廃墟』といった世界の美しいエリアや、『世界の美しい本』『世界の美しいボタン』など各国から厳選した美しいものにフォーカスを当ててきた、パイ インターナショナルの人気シリーズ。新作は世界の博物館にフォーカスを当てた『世界の美しい博物館』だ。書籍の中では、大英博物館やロンドン自然史博物館などの観光スポットをはじめ、ヨーロッパ地中海文明博物館、ワイン博物館、イギリス国立鉄道博物館、デンマーク国立海洋博物館、上海自然博物館、オーストラリア国立博物館など幅広く紹介。骨格標本が並ぶ迫力満点な自然史博物館から、最新技術を体験しながら学ぶことができる科学博物館、人類史を学べる歴史施設など、見るものに驚きを与える博物館を106件収録する。また、展示内容だけでなく、建築家が手がけたユニークな外観を持つ博物館も掲載。各スポットは写真とともに、見どころや解説を同時に紹介する。1冊読み終える頃には、世界中を旅したような優雅な気持ちになるはずだ。【詳細】書籍『世界の美しい博物館』1,800円+税発売日:2018年7月20日(金)仕様:A5判変型(160mm×150mm)/ソフトカバー /208ページ(フルカラー)発売元:パイ インターナショナル【問い合わせ先】パイ インターナショナルTEL:03-3944-3981
2018年07月21日この夏、あの東京国立博物館がビアガーデンになります! 4日間限定で開かれる「トーハク BEER NIGHT!」では、現在開催中の特別展『縄文―1万年の美の鼓動』とコラボしたお楽しみ企画も登場。その気になる内容&話題の縄文アートをご紹介します!話題沸騰!縄文アートを楽しむ展覧会【女子的アートナビ】vol. 118現在、上野の東京国立博物館では特別展『縄文―1万年の美の鼓動』が開かれています。約1万3000年前から1万年ほど続いた縄文時代のアートに焦点をあてた同展では、土器や石器、土偶などの貴重な作品が勢ぞろい。北海道から沖縄まで日本全国のさまざまな地域で出土した「縄文の美」約200点を楽しめる展覧会です。今展で特に注目されているのが、国宝6点が集まる展示室。縄文時代の遺跡は9万点以上も確認されているのですが、国宝に指定されているのはわずか6点のみ。今回そのすべてが上野に集結します。(※《土偶 縄文のビーナス》と《土偶 仮面の女神》は7月31日から展示。)このなかには、教科書で一度は見たことのある国宝《火焔型土器》も含まれています。映像や写真で見た人も多いと思いますが、実物はかなり存在感があり迫力満点。とてつもないパワーが伝わってきます。土器の周囲は粘土のひもで装飾されていますが、これは隆線文(りゅうせんもん)と呼ばれる文様。へりの部分からは鶏のとさかのようなものが突き出ていて一種独特な造形美を楽しめます。このような土器は、当時の人たちが火を使って煮炊きするためにつくられたもの。実用的な道具なのですが、縄文人たちは美しく装飾して楽しんでいたのですね。ゆるカワ土偶に胸キュン!そして、数ある土偶のなかでもイチオシの作品は縄文時代後期の《みみずく土偶》です。なんともゆるカワな雰囲気にすっかり魅了されてしまったのですが、実はこの作品からは当時の風俗などが読み取れるとのこと。例えば、耳に飾りがついているのですが、これは縄文時代のピアス。縄文人は幼いころに耳に穴をあけて耳飾りを入れる習慣があり、大人になるにつれて大きな飾りに入れ替えていったそうです。縄文ピアスには透かし彫りされたものなどさまざまなデザインがあり、会場にはピアスだけを集めた展示コーナーもあります。博物館でビールが飲める!この縄文展期間中の4日間、7月27日(金)、28日(土)、8月3日(金)、4日(土) に東京国立博物館本館前の特設会場で楽しいイベント「トーハク BEER NIGHT!」が開催されます。ちょっとお堅いイメージのある国立の博物館にビアガーデンがオープンするなんて、なかなか珍しい企画ですよね。実は2017年の夏にも開かれていたイベントで、2018年はさらにキッチンカーのメニューなどもパワーアップして再登場。展覧会にあわせ、縄文の国宝6件が出土した北海道や東北、長野など各地域のクラフトビール(800円)が各日数量限定で販売されるそうです。しかも、クラフトビールを買った人には、特別展オリジナルグッズ「火焔型土器紙コップ」も付いています!しかし4日間限定となると会場内は大混雑してテーブル席はあいていないのでは……と心配になりますよね。でも大丈夫です! トーハクのかわいいキャラクターがデザインされたオリジナルレジャーシート(500円)を生ビール販売テントにて購入可能。ピクニック気分でビールを楽しめちゃいます!さらにビアガーデンでは縄文展オリジナルグッズの特設ショップも登場。土偶ペンライト(1300円)や土偶パペットタオル(2000円)などインパクト強めの「攻めた」グッズも買うことができます。※各日16:00~20:004日間限定の博物館で楽しむビアガーデン、展覧会とあわせて楽しんでみては?Information会期:~9月2日(日)休館日:月曜日(ただし8月13日は開館)時間:9:30~17:00(金曜、土曜は21:00まで。日曜は18:00まで。)※入館は閉館の30分前まで会場:東京国立博物館平成館料金:一般 1,600円/大学生1,200円/高校生900円/中学生以下無料「トーハク BEER NIGHT!」開催日: 2018年7月27日(金)、28日(土)、8月3日(金)、4日(土)時間: 9:30~21:00(オーダーストップ 20:00)※アルコールの提供は16:00~会場: 本館前庭特設会場※荒天中止参加方法: 事前申込・予約不要。※当日の入館料は必要です(特別展「縄文-1万年の美の鼓動」は別料金)
2018年07月17日特別展 明治150年記念「日本を変えた千の技術博」が、2018年10月30日(火)から2019年3月3日(日)まで上野・国立科学博物館にて開催される。「日本を変えた千の技術博」では、幕末から明治初期にかけての西洋技術との出会いから、大正・昭和・平成に至るまで、暮らしを支えてきた科学や技術遺産600点以上を展示。それらを貴重な資料や発明、発見にまつわるエピソードとともに紹介する。日本の科学・技術を大きく発展させた40点600を超える展示物のなかでも注目したいのは、日本の科学・技術の発展に大きく貢献した「重要文化財」や「化学遺産」、「機械遺産」などに認定された約50点。日本で初めて音を記録・再生した器械「蘇言機」をはじめ、世界初のクオーツ式腕時計「セイコークオーツアストロン 35SQ」や、レーダーや電子レンジ発明の元となった「分割陽極マグネトロン」など、現代において当たり前に普及している製品の源流を見ることができる。技術が生まれた当時の衝撃を味わう世界に誇る科学・技術を創り出した人物や製品、そして当時の世相にもフォーカス。世界初の量産スポーツカーや飛行機のエンジン、電話機など、高い技術力が生み出した革新的なそれらを目の当たりにして、機能美を堪能するとともに、当時の人たちの気分を追体験できる。明治天皇とエジソンゆかりの品もさらに、明治元年から満150年を迎えた記念として、国立科学博物館が所蔵する明治天皇やエジソンゆかりの品を特別公開する。皇居で実際に使用されていたバッテリー式電気扇風機や、エジソンが明治天皇に献上した蓄音機「エジソン クラスM」などからは、当時の西洋技術の高さが伺える。【詳細】特別展 明治150年記念「日本を変えた千の技術博」開催期間:2018年10月30日(火)~2019年3月3日(日)開館時間:9:00~17:00(金曜、土曜、10月31日(水)、11月1日(木)は20:00まで)※入場は各閉館時刻の30分前まで休館日:毎週月曜、12月28日(金)~2019年1月1日(火・祝)、1月15日(火)、2月12日(火)※ただし12月24日(月)、2019年1月14日(月)、2月11日(月)、2月25日(月)は開館会場:国立科学博物館(住所:東京都台東区上野公園7-20)入場料:一般・大学生 1,600円(1,400円)/小・中・高校生 600円(500円)/金・土曜限定ペア得ナイト券 2名1組 2,000円※()内は前売券価格、前売券の販売は10月29日(月)まで※未就学児無料※障がい者手帳持参者とその介護者1名は無料※ペア得ナイト券は会場で当日販売のみ、金・土曜日の17:00以降に2名同時入場、最終入場は19:30【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2018年07月16日東京国立博物館は、「博物館で野外シネマ」を2018年9月21日(金)、22日(土)に開催。細田守監督作、映画『サマーウォーズ』を上映する。博物館で映画を野外上映東京国立博物館の秋の恒例行事となりつつある野外シネマは、移動映画館キノ・イグルーと共催で行うもの。東京国立博物館に「まだ行ったことがない」「なかなか行く機会がない」という人に向け、映画を見ながら博物館の雰囲気を味わってもらいたいという思いからスタートした。当日は、本館前に設置されたスクリーンに投影された作品を、入館料のみで観ることができる。上映作品は細田守『サマーウォーズ』今回の上映作品は、7月20日に新作映画の公開を控える『未来のミライ』の監督・脚本・原作を務めた細田守による『サマーウォーズ』。同作は、彼にとって初の長編オリジナル作品だ。『サマーウォーズ』は、とあるきっかけで田舎の大家族と夏休みを過ごすことになった17歳の高校生・健二が仮想世界に端を発した世界崩壊の危機に立ち向かうストーリー。インターネットと田舎の大家族と言う全くかけ離れたモチーフをもとに、豪快なバトルと繊細な人間ドラマを描いている。スタジオ地図コラボカフェなどフード&ドリンク敷地内には屋台も出店しており、フードやドリンクの販売も行われる。例えば、池袋パルコにて9月24日(月・祝)まで開催されている、映画『未来のミライ』をモチーフにしたカフェ「未来のミライカフェ」が出張オープン。「あの夏の青空と入道雲ソーダ」や『サマーウォーズ』をモチーフにしたオリジナルドリンク「仮ケンジのパッション ソーダ キング・カズマ アクリルチャーム付」などが提供される。『サマーウォーズ』オフィシャルグッズ&フォトスポットスタジオ地図作品のオフィシャルグッズを取り揃える「スタジオ地図 SHOP」も出張オープン。『サマーウォーズ』のオフィシャルグッズを販売する。また、「スタジオ地図 SHOP」で税込2,000円以上購入した各日先着250名には、イベント限定のトートバッグをプレゼント。本館池前には、『サマーウォーズ』のキャラクターと一緒に写真が撮ることができるフォトスポットも設置され、『サマーウォーズ』ファン注目のコンテンツが目白押しとなっている。レジャーシートセット券会場には、1,000程度の席を用意しているほか、レジャーシートを芝生などに敷いて鑑賞することも可能。 オリジナルレジャーシートと入館料のセット券も、特別に販売される。セット券は通常チケットとは別に設置された販売所で販売されるため、スムーズに入館できる点も魅力だ。なお、当日は22時までの特別夜間開館も実施しているため、映画鑑賞後は展示室をゆっくり観覧できるのも嬉しい。博物館のまた違った楽しみ方を味わえそうだ。開催概要「博物館で野外シネマ」開催日時:2018年9月21日(金)、22日(土) 19:00~(上映時間:120分程度)会場:東京国立博物館(上野公園)本館前※雨天時は中止(中止時は、当日朝 10:00 までにツイッター等で告知)住所:東京都台東区上野公園13-9料金:無料(ただし当日の入館料が必要)上映作品:『サマーウォーズ』 (2009年 監督:細田守)■トーハクオリジナルレジャーシート セット券価格:一般 1,000円(入館料620円を含む) 大学生 800円(入館料410円を含む)※セット券の販売は15:00~※レジャーシートは、会場内で500円で販売。※キャンパスメンバーズ加入校の学生は会場内販売所にて購入できる。
2018年07月07日企画展示「ニッポンおみやげ博物誌」が千葉の国立歴史民俗博物館にて2018年7月10日(火)から9月17日(月祝)まで開催される。「おみやげ」文化を紐解く展覧会企画展示「ニッポンおみやげ博物誌」は、現代においてもなお続く「おみやげ」文化を、近世にまで遡って紐解いていく展覧会。近世から近・現代にかけて展開してきた「おみやげ」という贈答文化と、その背景となる旅や観光の様相を、国立歴史民俗博物館が所蔵する約1,300点の資料を通して紹介。様々な「おみやげ」の変遷やその背景を辿っていく。近世・江戸時代から現代まで「おみやげ」の変遷近代以後に発達した旅・観光文化の特性の多くが育まれた江戸時代においては、参勤交代をはじめ、江戸と地方を往来する習慣が散見された。また、人だけでなく物品も地方と江戸の往来を繰り返すにつれ、「名所」「名物」といった概念が展開されるようになる。江戸時代に残された、近代以後の「おみやげ」に関連する系譜に《東都名所・浅草観世音》《赤羽根有馬屋敷前の三美人》などの作品を通して迫る。明治時代以降は、新たな「名所」の選定と創造が行われるようになり、それに伴って旅の新たな目的や「おみやげ」が誕生。戦後には、法改正や世界遺産の登録制度などを通じて、各名所や観光地に格付けを行った。「赤福餅」や「日本の名城絵葉書」など、ブランド化された観光地に紐づけられた「おみやげ」を紹介する。また、現代においては、「おみやげ」が表す旅の目的や経験が多様化。自然の風物や景観を表現した「おみやげ」の他、有名な建造物モチーフから、各地に伝わる有形・無形の文化資源、各地のご当地キャラクターまで様々な種類の「おみやげ」を紹介する。さらに、旅や観光そのものにも焦点を当て、ご当地カレーなど定番の食品や雑貨から、海外でしか手に入らない個性的なオブジェまで、個性的なお土産の数々を通して、様々な旅や観光の在り方を考察する。「おみやげ」のその後の行方にも注目渡された「おみやげ」の、その後の行方にも注目。消費、保管、あるいは忘却される「おみやげ」の行方を追い、「おみやげ」の意味合いとともに、人とモノの関係を問い直していく。加えて、「おみやげ」を含めモノを収集する「コレクター」についても検証。「おみやげ」を通して、人がどのように「コレクター」と化していくかを追う。詳細企画展示「ニッポンおみやげ博物誌」会期:2018年7月10日(火)~9月17日(月祝)休館日:月曜(月曜が休日の場合は開館し、翌日を休館日とする。)※8月13日(月)は開館。開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)※開館日・開館時間を変更する場合あり。場所:国立歴史民俗博物館 企画展示室 A・B住所:千葉県佐倉市城内町117料金:一般830(560)円/高校生・大学生450(250)円/小・中学生無料※()内は20名以上の団体料金。※総合展示もあわせて観覧可能。※毎週土曜日は、高校生の入館無料。※障がい者手帳等保持者は手帳提示により、介護者と共に入館無料。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600(8:00~22:00)
2018年06月28日シンガポールを舞台に、恋人とその裕福な家族との間で揺れる独身女性の葛藤と成長を描いた『Crazy Rich Asians』が『クレイジー・リッチ!』の邦題にて、9月28日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショーとなることが決定した。■あらすじ:わたし以外、全員スーパーセレブ!?生粋のニューヨーカーであるレイチェルは、恋人のニックが親友の結婚式に出席するため、一緒にシンガポールへ向かう。初めてのアジア旅行に胸を躍らせながらも、それまでニックが家族の話を避けているように感じていたレイチェルは、彼の家族に会うことにとても緊張していた。出発当日、空港で案内された先はファーストクラス……なんとニックは、かの国でもとりわけ裕福な一族の御曹司であるだけでなく、社交界の女性たちから超人気の独身男の1人だったのだ!そんなニックの恋人として現れたレイチェルに、嫉妬深いお嬢様たちだけでなく、2人の交際をよく思わないニックの母エレナまでもが立ちはだかる。果たしてレイチェルは、クレイジーでリッチなこの世界で“本当の幸せ”を掴むことができるのか!?■いま最もHOTな国・シンガポールを舞台にしたゴージャスな作品!劇中の舞台となるは、いま世界中から注目を浴びているシンガポール。近年、観光業も急速に発達しているこの国で、かの有名な「マーライオン公園」はもちろん、その人気を超すほどの勢いである“世界最大の屋上プール”マリーナ・ベイ・サンズの「インフィニティ・プール」、100年以上の歴史を持つ「チャイムス・ホール・チャペル」などホットな観光地で撮影を敢行。目も眩むような超ゴージャスなロケーションも本作の魅力の1つだ。■“本当の幸せ”を見つけるために奮闘する女性たちに贈る!アメリカでベストセラーとなった同名小説の映画化となる本作。ハイセンスなファッション、ゴージャスな生活、周りの女性を見定めながら自分のステータスを保つといった常識では考えらないような豪華なスケールで、女性同士のバトルを描いている。キャストは全員アジア系で、海外ドラマ「フアン家のアメリカ開拓期」のコンスタンス・ウー、ブレイク・ライヴリー×アナ・ケンドリック『A Simple Favor』(原題)にも起用されたヘンリー・ゴールディング、ベテラン女優のミシェル・ヨー、『オーシャンズ8』にも出演するオークワフィナ、ソノヤ・ミズノなど。ソノヤさんといえば、『ラ・ラ・ランド』で主演のエマ・ストーンの同居人として出演し、SFスリラーの『エクス・マキナ』でも類稀なダンスシーンを披露しており、彼女がどのような役どころで出演してるのかも注目だ。監督は『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』のジョン・M・チュウが務める。主人公レイチェルを通し、現代を生きる等身大の女性としての幸せを、クレイジーなほどにリッチな世界から見出していく姿に、目が離せない作品になりそう。全女性へ贈るゴールイン・ムービーをぜひチェックして。『クレイジー・リッチ!』は9月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年06月12日「親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館」が、2018年7月24日(火)から9月9日(日)まで上野の東京国立博物館にて開催される。「親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館」は、世界の美術作品を歌とアニメで紹介するNHK Eテレの番組「びじゅチューン!」とのコラボレーションによる展覧会。「びじゅチューン!」で取り上げられた東京国立博物館の所蔵5作品に登場する人物や作者に"なりきる"参加・体験型イベントとなっている。様々なアプローチからなりきる事によって、作品のバックグラウンドや描かれた人々の暮らしを体感。大人から子どもまで自由な想像力で美術作品に親しむことができる。葛飾北斎の「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」は、描かれた波の大きさをリアルサイズで体験できる大型映像展示。また、岸田劉生の「麗子微笑」では、デジタル顔はめで麗子になりきってセリフやト書きでキモチを表現し、自分だけの「麗子像」を創り出す。他にも、「名所江戸百景・大はしあたけの夕立」を描いた歌川広重になりきって作品に雨を降らせてみたり、菱川師宣の「見返り美人図」のようにポーズをきめてみたり、岩佐又兵衛筆の「洛中洛外図屏風 舟木本」の作中人物になって京の街を散歩してみたり、と作品世界で遊べる楽しい仕掛けが随所に施されている。また、「びじゅチューン!」で取り上げられた作品が数点展示される。【詳細】「親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館」会期:2018年7月24日(火)~9月9日(日)会場:東京国立博物館 本館 特別4室・特別5室住所:東京都台東区上野公園13-9開館時間:9:30~17:00(金曜・土曜日は21:00まで、日曜日は18:00まで)※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日 ※8月13日(月)は開館観覧料:一般620円(520円)/大学生410円(310円)※( )内は20名以上の団体料金※高校生以下、および満18歳未満と満70歳以上は無料。身分証の提示が必要。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などの提示が必要。
2018年06月03日ジャニス ウォンがつくり出す、シックで幻想的な空間「NEWoMan SHINJUKU」にあるデザートバー「JANICE WONG」は日本初出店のお店。シェフでもありアーティストでもあるジャニス ウォンは、シンガポールでも人気があり、アジア最優秀パティシエに選ばれたことで、高く評価されている人物です。店内はジャニス ウォンのテーマカラーである黒を基調とし、シックで落ち着いた空間を演出しています。キッチンとカウンター席が一体となっているライブキッチンでは、お客さんの目の前でデザートをつくりあげます。五感で楽しめる、遊び心満載の「JANICE WONG」のアートのようなデザートに魅了されてみませんか。食×アートのコラボレーション! 「JANICE WONG」ジャニス ウォンの作品には「アシェットデセール(皿盛りのデザート)」と「エディブルアート(食べられるアート)」があります。アシェットデセールは出来立てを美しくおいしく提供するために、食材へのこだわりも徹底的。温度の違いや、時間が経つにつれて変化する口当たりなどを綿密に計算することで、一口一口違う味を楽しむことができます。エディブルアートはマシュマロの天井やチューイングガムのしずくでつくった壁など、本当に食べられるものだけで創る大型のアート作品で、その時々のテーマごとに内容も変わります。食べるのがもったいないほどの美しさです。見た目も楽しめる! パティシエのライブパフォーマンス店内の中央にあるライブキッチンでは、オーダーしたデザートがつくられる工程を目の前で見ることができます。まるで宝石のような美しさのあるデザートがどのような手順でつくられていくのか、興味がある人も多いのでは。店内でデザートをつくる工程が見られるのも「JANICE WONG」ならではです。メインをお皿に配置してから、繊細なトッピングをふんだんに盛り付けていきます。トッピングにはフルーツソースやフレーバーといったスタンダードのものから、柚子のキャビアやタケノコの照り焼きなど、独特な食材も使用。普段味わうことのない斬新なアートのようなデザートを体験してみてください。「JANICE WONG」では計算され尽くした食感、味覚、食材の温度により、その場でしか食べられないおいしさを体験することができます。デザートの概念を覆すような斬新な一皿に出会えます。スポット情報スポット名:JANICE WONG住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU2F電話番号:03-6380-0317
2018年05月14日石川県金沢市にある博物館「箔巧館」が2018年4月20日(金)リニューアルオープンする。「箔巧館」は日本最大級の金箔総合博物館。金沢市内の観光コースに組み込みやすい好立地で、金箔にまつわる色々な楽しみ方を体感することができる人気スポットだ。そんな「箔巧館」が開館から約20年の時を経てリニューアル。金箔の美しさや魅力を楽しみながら五感で記憶に残して欲しいという想いから、プロジェクションマッピングなど最新鋭の技術を駆使した展示が新設される。地下1階の体験型金箔ミュージアムエリアでは、前田利家公の黄金の鎧兜をバーチャル体験できる変身コーナーや、世界の金と伝統工芸について学べるパネル展示、実験コーナーが登場。観光の思い出作りと共に金箔についての知識を深めることが出来る。また、1階の「はくいちカフェ」では、2017年に東京に初上陸した金沢の老舗金箔メーカー「箔一」による「金箔のかがやきソフトクリーム」を楽しめる。これからのレジャーシーズン、金箔づくしの豪華絢爛な博物館に足を運んでみてはいかがだろうか。【詳細】金箔総合ミュージアム「箔巧館」リニューアルオープン日:2018年4月20日(金)開館時間:9:00~18:00住所:石川県金沢市森戸2-1-1電話番号:076-240-8911
2018年04月23日「天野喜孝展 天馬」が、横浜・馬の博物館および府中・JRA競馬博物館にて開催される。期間はそれぞれ2018年4月21日(土)から6月24日(日)、5月12日(土)から6月24日(日)まで。天野喜孝は、妖艶で幻想的な絵柄で知られる日本を代表するアーティスト。半世紀に渡る活動の中で、人気ゲームシリーズ「ファイナルファンタジー」のキャラクターデザインや、イラスト、舞台美術、衣装デザインなどを手掛けており、幅広いジャンルで名作を生み出してきた。90年代後半以降は活躍の場を広げ、パリ、ニューヨークなど世界各都市で個展を開き、世界でも高い人気を誇っている。「天野喜孝展 天馬」の両会場では、ファンタジー小説の挿画として数多く描かれてきた騎馬をはじめ、ペガサスやユニコーン、ケンタウルスといった馬をモチーフに創造された幻獣、騎獣など"馬"をテーマにしたイラストが展開される。この個展のために描き下ろした新作・初公開作品合わせて30点以上を並べるほか、「ファイナルファンタジー」シリーズからも馬が登場する作品を展示する。なお、両博物館で展覧会を観覧、または馬の博物館で天野喜孝展図録を購入した人には、描き下ろし絵柄のオリジナルポストカードが数量限定でプレゼントされる。【詳細】「天野喜孝展 天馬」■第1会場 馬の博物館 第2・3展示室住所:神奈川県横浜市中区根岸台1-3 根岸競馬記念公苑会期:2018年4月21日(土)~6月24日(日) ※月曜休館、ただし4月30日(月)は開館。開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで。)入館料:大人200円、小中高校生30円、団体(20名以上)半額※毎週土曜日は小中高校生無料。障がい者手帳を持参者は無料(付き添いは半額)。■第2会場 JRA競馬博物館 2階 第3展示室住所:東京都府中市日吉町1-1 東京競馬場内会期:5月12日(土)~6月24日(日) ※月・火曜休館。開館時間:東京競馬開催日 10:00~17:00/その他の日 10:00~16:00入館料:無料(ただし東京競馬開催日は競馬場への入場料200円が必要。)■図録 600円(税込)仕様:A4横長版、総計68ページ取扱店舗:馬の博物館ミュージアムショップ、東京競馬場タフィーショップ(メモリアルスタンド店)、GateJ.新橋及び梅田、ターフィー通販クラブ※数量限定。※両博物館で展覧会を観覧、または馬の博物館で天野喜孝展図録を購入者を対象に、オリジナルポストカードをプレゼント。【問い合わせ】馬の博物館TEL:045-662-7581
2018年04月19日アジアでの販売エリアをさらに拡大花王株式会社は2018年4月15日(日)よりシンガポールでソフィーナの販売を開始する。ソフィーナは同社の女性向け化粧品ブランドの1つ。導入されるのは「ソフィーナ iP」、「ソフィーナ ボーテ」、「ソフィーナ プリマヴィスタ」ほかである。販売が開始されるシンガポール伊勢丹スコッツ店にはソフィーナのカウンターを設置。そこに同社独自の肌解析技術を使ったカウンセリングコーナーも設ける予定だ。アジアでソフィーナが導入されるのは台湾、香港、中国大陸に続いて4ヵ国目。ASEAN(東南アジア諸国連合)では初となる。同社ではアジアにおける販売エリアのさらなる拡大を目指している。世界の暮らしをもっと豊かにソフィーナの誕生は1982年。1985年には台湾と香港、2004年には中国大陸での販売を開始している。以来、各国市場で順調に成長を続けてきた。今回、シンガポールでの販売を開始することによりアジアにおけるソフィーナの認知を強め、ブランド力を強化するという狙いが同社にはある。それと同時に各国の利用者とのコミュニケーションを重視。ソフィーナカウンターの設置も利用者1人1人との対話を大事にし、ニーズに応えようという同社の想いがあるからこそ。同社ではソフィーナの販売を通じて世界の人々の暮らしがもっと豊かになるよう貢献していきたいと考えている。(画像はプレスリリースより)【参考】※花王株式会社プレスリリース
2018年04月16日展覧会「国立映画アーカイブ開館記念 没後20年 旅する黒澤明 槙田寿文ポスター・コレクションより」が、旧・東京国立近代美術館フィルムセンターの国立映画アーカイブにて、2018年4月17日(火)から9月23日(日)まで開催される。「旅する黒澤明」展では、世界的な映画史上の巨匠・黒澤明監督作品のポスターを、黒澤明研究家である槙田寿文の所蔵品より84点紹介。西欧諸国やアメリカをはじめ、東欧、アジア、ラテンアメリカ、中近東など世界30か国のポスターを一度に見られる貴重な展示となる。また、黒澤明監督と海外との関わりを示す資料など61点も展示し、その卓越した国際性にフォーカスを当てる。展覧会最大の目玉は、日本初展示となる、1962年の作品『七人の侍』の8枚組ポスター。西ドイツの名デザイナー、ハンス・ヒルマンによる、238×332cmにも及ぶ大作だ。また、黒澤作品として実現しなかった外国との合作映画『トラ・トラ・トラ!』のスタッフ用ジャンパーから、同じく映画化に至らなかった『黒き死の仮面』の英語脚本、各国の映画宣伝ツールであるプレスシートやロビーカードまで、レアな品々を一挙に公開。世界の視点から、黒澤明監督作品の魅力を体感することができる。【開催概要】国立映画アーカイブ開館記念 没後20年 旅する黒澤明 槙田寿文ポスター・コレクションより会期:2018年4月17日(火)~9月23日(日)休室日:月曜日、8月7日(火)~12日(日)、9月4日(火)~7日(金)開室時間:11:00~18:30(入室は18:00まで)会場:国立映画アーカイブ ※旧・東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室(7階)※2018年4月1日(日)より「東京国立近代美術館フィルムセンター」から「国立映画アーカイブ」に名称を変更。住所:東京都中央区京橋3-7-6料金:一般 250円(200円)/大学生 130円(60円)/シニア・高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMAT パスポート所持者、東京国立近代美術館及び国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料※料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含む。 ※()内は20名以上の団体料金。※学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズはそれぞれ入室の際に、証明できるものを提示。※国立映画アーカイブの上映企画を観覧した当日に限り、半券の提示により団体料金を適用。※2018年5月18日(金)は、「国際博物館の日」(毎年5月18日)を記念して展示を無料閲覧できる。■トークイベント ・マンハッタンの KUROSAWA―アメリカの黒澤明事情開催日:7月21日(土) 講師:平野共余子(映画史家、元ジャパン・ソサエティ映画部門ディレクター)・展示品解説―映画ポスター史の視点から開催日:8月25日(土) 講師:岡田秀則(当館主任研究員)・クロサワはどのように世界で発見されたのか?-展示資料の読み解き方開催日:9月8日(土) 講師:槙田寿文(黒澤明研究家、本展出品者)■『生きものの記録』ダイレクトプリント上映上映日時:第1回 4月17日(火) 19:00/第2回 4月21日(土) 13:00【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2018年04月05日「別れ」を展示する、世界で唯一の博物館「別れの博物館あなたとわたしのお別れ展」が日本でついにスタート。展示物の一部をお見せしちゃいます。“別れ”にまつわるアイテムと物語。誰の心にもある切ない思い出が蘇る。大好きだった恋人と、あるいはそれまで一緒にいることが当たり前だった家族との、避けがたい別れ…。辛く、悲しい出来事にもかかわらず、その「思い出の品」を、処分できずに持っている人も少なくないのでは。そんなアイテムと、背景にある物語が展示されているのが、「別れの博物館」。創設者はクロアチア人の元カップルで、大切な思い出の品を心の奥底にしまい込むのではなく、お話とともに展示することを発案。展示品はすべて、一般の人から寄付されたもの。‘06年に始まり、多くの共感を得て、これまで世界29か国、45都市を巡回。今回、日本に初上陸!カエル(ブルーミントン、アメリカ)母親との別れにまつわる思い出の品。3歳の時に家を出ていってしまった母親からクリスマスにもらった、数少ないプレゼントの一つ。結婚アルバム 1999-2005年(リエカ、クロアチア)若かりし頃に結婚した夫とのアルバム。これを寄付した女性は子供が欲しかったのに、彼はそれを拒否。その後、浮気が疑われ破局…。創設者のオリンカ(右)と、ドラジェンは元カップル。二人の思い出の品をコンテナで展示したことから博物館がスタートした。アーツ千代田3331 メインギャラリー東京都千代田区外神田6-11-143月31日(土)~4月14日(土)11:00~21:00(入場は閉場30分前まで)会期中無休一般1300円ほか※『anan』2018年4月4日号より。文・保手濱奈美(by anan編集部)
2018年04月01日中目黒に突如として現れるシンガポールの食堂東京・中目黒の閑静な住宅街の路地裏に「Five Star Cafe(ファイブスターカフェ)」はあります。漢字と英語が併記された看板には電飾がついていて、店名にもある赤い5つの星が目印。昔ながらのレンガやタイルが多用された外観に、国際色あふれるシンガポールの街に来たような気分が味わえます。店内は、暖かい照明に照らされ、壁や窓のレトロな風合いがやさしい雰囲気です。元町工場をリノベーションして誕生したレトロなカフェ長い間、門を閉ざしていた元町工場をリノベーションして誕生したカフェ。築年数50年を超える建物は、深みと懐かしさを演出しています。有名芸能人にもファンの多いシンガポール料理。メディアで紹介されることも増え、日本人の口にも合うアジア料理として注目を集めています。気取らず、シンガポール料理を楽しめるよう、現地の食堂っぽい雰囲気漂う店内。気軽に立ち寄れるのが嬉しいお店です。3種の自家製ソースで楽しむ「海南チキンライス」近年、日本にも浸透してきたシンガポール料理。なかでも代表的なメニューが「海南チキンライス」です。白いプレートにかわいく並べられているのは、3種の自家製ソース。やわらかく仕上げられたチキンと、鶏だしで炊き上げたタイの香米を、ジンジャー・チリ・ブラックソイの3種のソースで味わうことができます。やさしい食感とともに、鶏の旨みが口中に広がる絶品です。10種のハーブ配合、薬膳スタミナスープは必見!「海南チキンライス」と並んで、有名なシンガポール料理が「肉骨茶(バクテー)スープ」です。10種類以上のハーブが配合されたスープは、日本ではなかなかお目にかかれない逸品。ぐつぐつと美味しそうな音を立てるアツアツの鍋で運ばれてきます。クコの実や八角などの香辛料とともに、豚の骨付き肉をじっくり煮込んだスープはスタミナ満点。薬膳の奥深い味わいに、心も体も満たされます。基本をしっかり守り、オリジナリティーをプラス日本にいながら、シンガポールのローカルフードに親しんでもらいたいという思いで開かれたお店では、シンガポール料理の基本を守りつつ、日本人でも親しみやすいようオリジナルメニューも開発しています。パクチーや辛さに関する変更も、気軽に受け付けてくれるのが嬉しいポイント。都会でありながら、にぎやかな通りから少し離れた路地裏でシンガポール料理を堪能すれば、海外旅行気分を味わえます。東急東横線中目黒駅から徒歩3分の場所にお店はあります。毎週月曜日が定休日です。総席数は29席で、20名から貸切も可能。中目黒で海外旅行気分を味わえる、本格派シンガポール料理店として注目です。スポット情報スポット名:Five Star Cafe住所:東京都目黒区上目黒3-12-4 1F電話番号:03-3760-7028
2018年03月27日街コン公式サイト「街コンジャパン()が2018年3月31日(土)に「大規模×恋活イベント★ナイトミュージアムコン」を開催することが決定! ここでは、その魅力的なイベントの詳細を一足早くお届けします。 鉄道博物館()大人も楽しめる鉄道博物館を街コンの舞台に!今回の街コンの舞台は、なんと鉄道博物館(通称てっぱく)! 参加者は、特別に貸切られた館内を自由に回遊したり、今は走っていないレトロな車両とともに写真撮影をしたり、心躍る非日常体験ができます。また、希望に応じて、元JR職員のボランティアスタッフによるガイドツアーも堪能することができるそう。鉄道ファンはもちろん、美術館・博物館が好きな人にもオススメ! *写真はイメージです てっぱく館内全体を使った謎解きゲームで男女の距離が縮まる!?参加者は男女複数名でグループを組み、館内に隠された”てっぱくオリジナル謎解きゲーム”に挑戦。協力して一緒に謎解きをすることで、お互いの距離もぐんと縮まりそう! 前回は180名以上が参加。とっても盛り上がったそう! マッチングゲームで盛り上がりも最高潮!参加者全員で気になる異性に投票するマッチングゲームも行います。マッチングゲームで見事ペアになった2人には、次回のデートに使えるペアチケット等の豪華景品がプレゼント!※企画内容は変更になる可能性があります。 いかがでしたか?夜の鉄道博物館でワクワクするような素敵なイベントを楽しみたい人は、ぜひ足を運んでみて! 運命の出会いがあるかもしれませんよ! *イベント詳細大規模×恋活イベント★ナイトミュージアムコン開催日時:2018年3月31日(土)18時30分~20時30分開催場所:鉄道博物館 (埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47) 参加資格:20~39歳の独身男女参加費:男性8,600円(税込)/1名、女性2,300円(税込)/1名公式URL:主催:街コンジャパン(株式会社リンクバル) *会場までのアクセス方法鉄道博物館〒330-0852 埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47JR大宮駅よりニューシャトル 「鉄道博物館(大成)駅」下車 徒歩1分※酒類を提供するイベントのため、お車でのご来場はご遠慮ください。
2018年03月17日「博物館でお花見を」が、東京・上野公園の東京国立博物館で、2018年3月13日(火)から4月8日(日)まで開催される。桜を題材にした名作が集結「博物館でお花見を」では、東京国立博物館の展示室に桜をモチーフにした名品が勢揃い。狩野長信の国宝「花下遊楽図屏風」(部分)は、400年前の花見の様子を描いた作品。満開の桜の下で、陽気に宴を楽しむ人々の様子が描かれている。鳥居清長による江戸時代・18世紀の作品「飛鳥山花見」も、花見客と桜を描いている。8代将軍吉宗ゆかりの桜の名所、飛鳥山の賑やかな様子を色彩鮮やかに表現した作品だ。枝垂桜が肩にかかる模様が優美な友禅染の「振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様」も登場。山吹色と水色のコントラストが綺麗な一品だ。また、桜にちなんだ作品の鑑賞ガイドや、ギャラリートークなどのイベントも充実。ぬりえや桜の根付作りのワークショップ、音楽会やボランティアによるお茶会なども開催され、桜の季節を盛り上げる。約10種類の桜が咲く庭園を開放さらに、期間限定で約10種類の桜が咲く庭園を、前年開催時よりも長く開放する。作品鑑賞後にゆったりと花見をしながらくつろぐには最適のスポットだ。夜には桜をライトアップする演出もあり、春ならではの美しい風景を楽しむことができる。詳細「博物館でお花見を」期間:2018年3月13日(火)~4月8日(日)開館時間:9:30~17:00※金・土曜日は21:00まで、4月1日(日)・8日(日)は18:00まで※入館は閉館の30分前まで休館日:3月19日(月)観覧料:一般 620円(520円)/大学生 410円(310円)※()内は20名以上の団体料金※上記料金で「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」展(~3月18日(日))も観覧可能※高校生以下、および満18歳未満と満70歳以上は無料(入館時に年齢を証明するものを提示)※障がい者とその介護者1名は無料(入館時に障がい者手帳などを提示)※高校生以下および満18歳未満1名につき同伴者2名までは、団体料金で観覧可能■春の庭園開放日時:3月13日(火)~5月20日(日) 10:00~16:00※桜ライトアップ実施日は19:30まで桜ライトアップ日程:3月30日(金)、3月31日(土)、4月6日(金)、4月7日(土)■さくらカフェ期間:3月13日(火)~5月20日(日) 10:00~16:00※桜ライトアップ実施日は18:00まで※ラストオーダーは閉店15分前※悪天候により中止の場合あり■桜イベント例〈ボランティアによるアートスタジオ「桜の根付作り」〉※事前申込み制日時:3月24日(土) 13:30~15:30会場:本館地下みどりのライオン(教育普及スペース)定員:20名程度(応募者多数の場合は抽選) ※高校生以上対象参加費:無料(ただし、高校生を除く18歳以上70歳未満は当日の入館料が必要)申込締切:2月22日(木)必着※申込み方法詳細は公式ウェブサイトに記載〈ボランティアによる「応挙館桜茶会」〉※事前申込み制日時:3月25日(日) 11:00~12:00 / 13:00~14:00(各回とも同じ内容)会場:応挙館定員:各回15名(応募者多数の場合は抽選)参加費:500円(ただし高校生を除く18歳以上70歳未満は当日の入館料が必要)申込締切:2月22日(木)必着※悪天候の場合は中止する可能性あり※申込み方法詳細は公式ウェブサイトに記載
2018年02月17日特別展「名作誕生ーつながる日本美術」が東京国立博物館にて開催される。会期は2018年4月13日(金)から5月27日(日)まで。特別展「名作誕生ーつながる日本美術」では、国宝・重要文化財を含む約130件が集結。作品同士の影響関係や共通する社会背景などの「つながり」に着目した12のテーマ別に紹介する。美術をより深く鑑賞するきっかけとしても、日本美術の入門篇としても楽しむことができる。展覧会のみどころジャンル、時代、地域を超えた名作展示されるのは、奈良時代の仏教美術からは重要文化財「伝薬師如来立像(やくしにょらいりゅうぞう)」や、室町時代の絵画からは雪舟等楊の国宝「破墨山水図(はぼくさんすいず)」、江戸時代の工芸からは尾形光琳の国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱(やつはしまきえらでんすずりばこ)」など。ジャンルや時代、地域を超えた名作たちを楽しむことができるのは、この展覧会の魅力の1つだ。「つながり」にフォーカス「つながり」のテーマは、材質や技法、特徴的な形やモチーフなど様々。名作がどのようにつながり誕生したのか、巨匠たちがどんな物や人とつながり作品を生んだのかを、展覧会を通して明らかにする。「若冲と模倣」では、生涯を通じて同じモチーフの同じ型を繰り返し描き、独自の表現を確立した伊藤若冲を取り上げる。会場では初期と晩年の作品を比較することができる。また、中国の画風を取り入れた雪舟等楊の重要文化財「四季花鳥図屛風」と、同時代の明の水墨画を見比べたり、『伊勢物語』の世界を一望に見渡せる「伊勢物語図屛風」や『源氏物語』をモチーフにした工芸品を見たりすることで、作品同士の「つながり」を感じられる構成になっている。その他にも菱川師宣の「見返り美人図」をはじめとする人物画や風俗画、岸田劉生の「道路と土手と塀(切通之写生)」などの風景画など、数々の名匠による作品が展示される。雪舟等楊「倣夏珪山水図」が東京初公開さらに会場では、1933年以降所在不明だった、水墨画家・雪舟等楊の幻の作品「倣夏珪山水図」を展覧会後期に展示。2017年に84年ぶりに再発見され、話題となったこちらの作品の東京での一般公開は本展が初となる。会期中は展示替えもなお会期中は、4月13日(金)~5月6日(日)の前期展示と5月8日(火)~5月27日(日)の後期展示で展示替えを実施。前期と後期で異なる作品を楽しむこともできる。開催概要創刊記念『國華』130周年・朝日新聞140周年 特別展「名作誕生ーつながる日本美術」会期:2018年4月13日(金)~5月27日(日)※前期展示4月13日(金)~5月6日(日)、後期展示5月8日(火)~5月27日(日)休館日:月曜日 ※4月30日(月・休)は開館時間:9:30~17:00 ※金曜・土曜は21:00、日曜・祝日は18:00まで※入館は閉館の30分前まで場所:東京国立博物館 平成館(上野公園)住所:東京都台東区上野公園13-9料金:当日 一般1,600円 大学生1,200円 高校生900円前売 一般1,400円 大学生1,000円 高校生700円団体 一般1,300円 大学生900円 高校生600円※全て税込、中学生以下無料、団体は20名以上、障がい者と介護者1名無料(入館の際に障がい者手帳などを提示)チケット取り扱い:東京国立博物館正門チケット売場(窓口、開館日のみ)、展覧会公式サイト、各種プレイガイド前売券販売期間:2月1日(木)~4月12日(木)【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2018年02月16日2月9日、モデルのヨンアが自身のInstagramを更新。移住先のシンガポールから日本へ帰国することを報告した。 ヨンアはInstagramを更新。「シンガポールに住んで三年 今日で最後のシンガポールです。 この三年間本当に沢山の想い出がありました」とし「明日からは また 日本での生活になりますが お仕事も子育ても頑張りたいです!」とシンガポールから日本へ帰国することを報告した。 ヨンアは14年10月日本の実業家男性と結婚。夫の職場であるシンガポールに移住しており、16年2月には第1子を出産。シンガポールへの移住前はファッション誌やバラエティー番組などに引っ張りだこで忙しい日々を過ごしていたが、移住後は仕事をセーブし、シンガポールと日本を行き来しながら仕事を行っていた。 ヨンアはシンガポールでの生活について「10代の頃から休まずにお仕事させてもらってて初めてゆっくり家族と過ごせた すごく良い時間でしたし、 お仕事から ちょっと離れてみて改めて沢山の人達への感謝の気持ちをいっぱい感じました!とても ステキな 経験でした! また いつか 来た時には懐かしいと思える場所が増えて 嬉しいです」と想いを明かした。 これに対しファンから「ヨンアちゃんおかえりなさい また沢山日本での活躍楽しみにしています」「ヨンヨンおかえりなさい待ってたよ」「また日本に来てくれるのうれしいです イベントとかあったらまたヨンアちゃんに会いにいきます」「シンガポールの魅力をたくさん伝えてくれて、いるも楽しみにしてました 日本に帰ってきてからも素敵なpic待ってます」など応援メッセージが届いている。
2018年02月09日国立科学博物館は、特別展「昆虫」を2018年7月13日(金)から10月8日(月・祝)まで開催する。昆虫をテーマとした企画は、大規模特別展として国立科学博物館で開催するのは初のこと。特別展「昆虫」では、貴重なヤンバルテナガコガネの世界に1つだけの標本を含む多様な昆虫標本や本展のために世界各地で採集した希少な昆虫標本を展示。さらに、最新の昆虫研究なども踏まえて、驚きの昆虫の世界を多角的に紹介する。昆虫は、現在判明しているだけでも約100万種が知られており、地球上でこれまでに見つかった生物種の半数以上が昆虫であると言われている。そして、実際にはこの何倍もの種の昆虫が暮らしていると推定されている。これは、昆虫が他の生物に比べて、著しく多様化しきていたことを表し、環境の変化にも巧みに対応してきたことを物語っている。また、昆虫の採集についても取り上げる。どんな方法があるのか、どういう点に注意するのか、今後の研究にどう繋がるのか…など、正しい昆虫採集についても知ることができる。【詳細】特別展「昆虫」会期:2018年7月13日(金)~10月8日(月・祝)会場:国立科学博物館住所:東京都台東区上野公園7-20チケット料金:一般・大学生1,600円(前売1,400円)、小・中・高校生600円(前売500円)※前売り日は決定次第、展覧会公式ホームページ等で発表。
2018年01月14日「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」が上野・東京国立博物館 表慶館にて開催される。会期は2018年1月23日(火)から3月18日(日)まで。展覧会の見どころ「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」は400点以上の貴重な文化財を通して、アラビア半島の知られざる歴史に迫る展覧会。サウジアラビア王国の至宝が、日本初公開となる。古代より交易が盛んに行われ、人々と諸文明が往来したアラビア半島。その半島の大部分をサウード家が支配下に置き、王国を築いた。サウジアラビア王国は、イスラームの2大聖地を擁するイスラーム世界の中心的存在でもある。今回の展覧会は「道」をテーマにした5つの章で構成され、アラビア半島の躍動的な歴史と文化を示す出土品や初代国王の遺品などを、時代順に紹介する。アジア最古級の石器第1章「人類、アジアへの道」は、先史時代を紹介。100万年以上前にさかのぼるアジア最古級の石器「礫器」を含む旧石器群は、アフリカで進化を遂げ、ユーラシア大陸へ歩みを進めた初期人類の軌跡を示している。また新石器時代の、マカルで見つかった馬を模った石彫なども展示。5000年前に砂漠に立てられた人形石柱は、当時の人々の活動とユニークな文化を象徴している。メソポタミア美術の特徴を持つ石像第2章「文明に出会う道」は、起源前2500年頃からメソポタミア文明とインダス文明をつなぐ海上交易で賑わったアラビア湾(ペルシャ湾)沿岸地域の出土品で構成。メソポタミア美術の特徴が見て取れる石像や、精緻な文様が刻まれた石製容器に注目だ。古代王の石像や黄金のマスク続く第3章「香料の道」では、前1000年以降に香料交易で繁栄したオアシス都市の出土物を紹介。文明が発達していくアラビア半島の歴史を伝えるバビロニア王の石碑、交易による富を元に王国を築いたリフヤーン人の巨像などが並ぶ。カルヤト・アルファーウで出土したイエメンから持ち込まれた香炉などの出土品は、ヘレニズム・ローマ時代(前3~後3世紀頃)もアラビア半島が交易の中心拠点であったことを物語る。さらに1~2世紀に交易で富を築いた人々の存在を感じさせる、黄金の「葬送用マスク」や装身具も登場する。聖地マッカの神殿の扉やクルアーン写本7世紀前半以降、イスラーム教が各地に広まる。マッカ(メッカ)、マディーナという2大聖地を有するアラビア半島への巡礼をテーマにしたのが第4章「巡礼の道」。巡礼路とともに発展した新たな交易拠点ラバザの出土品などから、当時のイスラーム教徒たちの新しい文化と信仰を紐解く。17世紀に聖地マッカのカァバ神殿で実際に使われていた扉や、16世紀の美しいクルアーン(コーラン)写本などからイスラーム美術の真髄に触れることができる。サウジアラビア王国初代国王の遺品18世紀に誕生したサウード家による王国に端を発し、アラビア半島の支配をめぐってオスマン帝国やエジプト、周辺部族と争う苦難が続いたアラビア王国。第5章「王国への道」では当時使われていた日用品や武器など、イスラーム美術の装飾が施された工芸品を紹介。サウジアラビア王国初代国王アブドゥルアジーズ王の遺品である刀などから、近現代のイスラーム工芸の魅力を感じることができる。【概要】「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」会期:2018年1月23日(火)~3月18日(日)休館日:毎週月曜日 ※2月12日(月・休)は開館、2月13日(火)は休館。会場:東京国立博物館 表慶館(東京・上野公園)住所:東京都台東区上野公園13-9開館時間:9:30~17:00 ※金・土曜は21:00まで。入館は閉館の30分前まで。観覧料:一般 620円(520円)、大学生 410円(310円)※( )内は20名以上の団体券料金。※総合文化展(平常展)料金で閲覧可。※特別展「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-」は別途観覧料要。※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の人は無料。(入館時に年齢のわかるものを提示。)※子ども(高校生以下および満18歳未満)と一緒に来館した入館者(子ども1名につき同伴者2名まで)は100円割引。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2018年01月13日開場20周年の記念シーズン真っ只中の新国立劇場。早くも来季2018/19シーズンの公演ラインアップが決定し、発表会見が開かれた(1月11日・新国立劇場)。オペラ部門では大野和士新芸術監督が登壇。施政方針ともいうべき5つの目標を掲げた。(1)レパートリーの拡充(新制作を現状の1シーズン3演目から4演目に増加)(2)日本人作曲家委嘱シリーズ(隔年)の開始(3)1幕物オペラ×2本のプロダクション《通称:ダブルビル)、あるいはバロック・オペラをシーズンごとに交代で制作(4)旬の演出家・歌手の起用(5)国内外の劇場と積極的にコラボ、東京から新たなプロダクションを発信。つまり、魅力的なレパートリーを拡充し、それを東京から世界のオペラハウスに輸出しようという構想だ。大野によれば、今後のプログラムの組み替えを考えると、現状の制作ペースではレパートリーが足りなくなるという問題がある。たとえば海外の劇場のプロダクションをレンタルする場合、契約上再演に制限があるので、今後は上演権ごと買い取って、いつでも上演可能な新国立劇場のレパートリーとすることも検討していく。大胆な大盤振る舞いのようにも聞こえるが、それによって制作コストが高騰するとは限らず、劇場の財産たる自由に上演できるレパートリーが蓄積されるプラスのほうが大きいという。海外の劇場とのコラボ構想も含めて、このあたりは、世界各地のオペラハウスで豊富な実績を持つ大野ならではの人脈とノウハウがあってこその戦略だろう。大きく期待が膨らむ。オペラ・ラインアップ(*印は新制作)10月モーツァルト《魔笛》*11月~12月 ビゼー《カルメン》12月 ヴェルディ《ファルスタッフ》1~2月 ワーグナー《タンホイザー》2月 西村朗《紫苑物語》(委嘱作品世界初演)*3月 マスネ《ウェルテル》4月 ツェムリンスキー《フィレンツェの悲劇》&プッチーニ《ジャンニ・スキッキ》*5月 モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》6月 プッチーニ《蝶々夫人》7月 プッチーニ《トゥーランドット》*大野が特に力を入れて語ったのは、日本人作曲家委嘱シリーズ第1弾の西村作品。《紫苑物語》は石川淳の小説が原作。作曲の西村、台本を担当する佐々木幹郎とともにすでに2年前から検討を重ねてきた。そして、大野が「現在世界で最も認められているオペラ演出家」と信頼を寄せる笈田ヨシを起用。《魔笛》は話題のウィリアム・ケントリッジの演出。映像を大胆に活用し、世界中で大人気のプロダクション。《フィレンツェの悲劇》《ジャンニ・スキッキ》は新機軸のダブルビル・シリーズの第一弾。《トゥーランドット》は、東京2020オリンピック・パラリンピックへ向けての東京文化会館との共同企画「オペラ夏の祭典2019-20」の一環。国と都が、文化創造でもタッグを組む。世界中の目がトーキョーに集まる2020年を、そしてその先の新国立劇場の未来を見据えて、大野体制はもう動き始めている。取材・文:宮本明
2018年01月12日シンガポール創業のラグジュアリーティーブランド「TWG Tea」が、自由が丘、新丸ビル、玉川高島屋、東急プラザ銀座に続き、国内5店舗目となる新店を横浜ランドマークプラザ3Fにオープンした。◆「TWG Tea」の世界観を感じるラグジュアリーな新店舗横浜ランドマークプラザ3Fにオープンした新店は、本国シンガポールの最新デザインを取り入れたラグジュアリーな内装。店内にはおよそ300種類近い良質な単一農園茶葉やオリジナルブレンドティーを取り揃えている。ほかにも、100%コットン製のティーバッグ、美しいデザイン缶や茶器、お茶を使用したマカロンなどのスイーツもラインナップ。◆チョコレートをブレンドした新作「Joy of Christmas Tea」オートクチュールコレクションの新作「Joy of Christmas Tea」は、深紅とゴールドに彩られたクリスマスに相応しい華麗なパッケージに包まれた、スパイス香るフルーツと口当たりの滑らかなチョコレートをブレンドした味わいが楽しめる紅茶。手土産としてはもちろん、自宅で楽しむティータイムのためのご褒美にもおすすめ。年末年始に、大切な人へや自分のためのお茶を選びに、「TWG Tea」へ足を運んでみてはいかが?■「TWG Tea」横浜ランドマークプラザ場所:ランドマークプラザ3階営業時間:11時~20時「Joy of Christmas Tea」価格:3,996 円(税込)発売日:発売中(text:cinemacafe.net)
2017年12月06日南国シンガポールを思わせる、開放的な店内東京・田町にある「威南記海南鶏飯(ウィーナムキーハイナンチキンライス) 日本本店」は、本国でも人気を博しているシンガポール料理のお店です。ガラス張りの店内は、外光がたっぷり降り注ぎ明るく開放的な印象。全103席という広々としたつくりです。風に揺れる緑が心地よいテラス席にはガゼボもあり、南国リゾート気分を味わえます。創業1989年。シンガポールで愛されるソウルフードお店がシンガポールで産声をあげたのは1989年のこと。当初は、家族が営むごく小さなチキンライス専門店として地元民に愛されるお店でした。創業から20年あまりで、海南料理を提供するレストランに発展。いまや本国を代表する有名店に成長しました。2015年、シンガポール建国50周年という記念すべき年に初上陸を果たしたのが、田町にある日本本店。現在では銀座と中野にも店舗を持つ、シンガポール料理店の記念すべき日本第一号です。本国を代表する名物メニュー! チキンライスお店を訪れたなら外せないのが、「スチームチキンライス」。海南鶏飯は、元々、中国の海南州から移住してきた人々によって伝えられたメニューですが、今日では、シンガポールを代表する名物料理となりました。やわらかくスチームされたチキンは、口の中でほどけるおいしさ。チキンスープで炊いたご飯に合わせる、ダークソイソース、チリソース、ジンジャーソースの3種のソースも絶品です。チキンはスチームの他に、ローストも選べます。チキンライスだけじゃない! 魅惑のメニューが満載中国の福建省にルーツを持つ料理、「ホッケンミー」も人気のメニューです。ちゃんぽん麺のような太めの麺を、ほんのりきいた甘みが魅力のダークソイソースのスープでいただく絶品。チキンライスに並ぶ、シンガポール名物です。メイン料理を楽しんだ後には、絶品スイーツも魅力のお店。「マンゴーかき氷」は、ふわふわに削られた氷と、濃厚なマンゴーソースがおいしいハーモニーを奏でます。シンガポール国賓にも振る舞われる料理を日本で堪能いまや、シンガポール名物として日本でも広く知られる存在となったチキンライス。シンガポール本国のお店は、ローカルフードNo.1に選ばれた実績も持っています。シンガポール観光局のWEBサイトでも紹介され、世界で最も有名なチキンライスレストランのひとつとなったこちらのお店。政府高官や国賓をもてなす料理としても、振る舞われるまでになりました。JR山手線・京浜東北線「田町駅」より歩いて5分ほどの場所にお店はあります。田町グランパーク1階。開放的な店内と、南国気分を味わえるテラス席で、本場シンガポールで愛される味を堪能できます。スポット情報スポット名:ウィーナムキー ハイナンチキンライス 日本本店住所:東京都港区芝浦3-4-1 田町グランパーク1F電話番号:03-5439-9120
2017年12月06日まるでシンガポール! 怪しげな雰囲気が魅力の店内「KOPITIAM (コピティアム)」は、北海道の札幌にあるシンガポール料理店です。お店の外観は、シンガポールの屋台そのもの! 店内は怪しげなピンクのライトが光る、まさにアジアンな雰囲気です。壁一面に貼られたポスターや、アジアの小物など、異国情緒溢れる店内は独特な空間。シンガポールにどっぷり浸れる、アジア好きにはたまらないお店です。店名は、マレー語でcoffee(kopi)とshop(tiam)をかけ合わせたもの。誰もが気軽に食事やお酒を楽しめる場所にしたいという願いが込められています。シャキッとした食感! 「空芯菜と鶏肉のサンバル炒め」このお店おすすめのメニューは、「空芯菜と鶏肉のサンバル炒め」です。サンバルとは、アジア料理に使われる辛味調味料のこと。空芯菜と鶏肉をサンバルとともに炒めたこの料理は、空芯菜のシャキシャキ食感がクセになる一皿です。甘さのあとに辛さがジワジワやってくるサンバルと、鶏肉との相性も抜群。お酒も進むメニューです。3種のソースで楽しめる! 「チキンライス」シンガポール料理の大定番! 「海南鶏飯(チキンライス)」もこのお店おすすめのメニューです。ボイルしたチキンはとってもジューシー。添えられた野菜、鶏のゆで汁で炊かれたごはんとともにいただきます。ソースは3種類。好きなソースをつけて、自分好みの味でいただきましょう。色彩鮮やかで、目でも楽しむことができます。お店に訪れたら、ぜひ試してほしいメニューです。薬膳スープがからだに優しい! 「バクテー」シンガポールの華僑料理である「星州肉骨茶(バクテー)」。野菜や骨付きの肉と一緒に、13種類の中国漢方を煮込んだ薬膳スープです。じっくり煮込んだスープは、意外にもあっさりとした味。肉の旨みが溶けこんでいて味わい深く、口に入れると薬膳の香りが広がります。スープの味がしみ込んだお肉は口の中でホロホロと溶けていきます。からだに優しくおいしい、人気の薬膳スープです。シンガポール本場の雰囲気にとことんこだわるシンガポールの屋台街であるホーカーと、気軽に食事やお酒を楽しめるコピティアムをリアルに再現した「KOPITIAM」。お店で使われている食器類も現地で調達しています。BGMはローカルミュージック、スタッフ間ではシングリッシュを使うなど、徹底したこだわりが本場の雰囲気を盛り上げています。料理はもちろん、シンガポールの雰囲気に浸れるところも、このお店の大きな魅力です。札幌市営地下鉄南北線・札幌市電「すすきの駅」、札幌市営地下鉄各線「大通駅」からともに徒歩5分異国情緒溢れる外観が目印です。北海道にいながら、シンガポールの雰囲気を楽しめる「KOPITIAM」で、本場の料理を楽しんでみてはいかがでしょう。スポット情報スポット名:KOPITIAM住所:北海道札幌市中央区南三条西7-5電話番号:011-219-7773
2017年12月05日特別展「人体 -神秘への挑戦-」が国立科学博物館で開催される。会期は2018年3月13日(火)から6月17日(日)まで。今回の展覧会は、人類が自らの仕組みを理解するために行ってきた努力や挑戦を垣間見ながら、人体研究の各分野の始まりから最先端の知見までを知ることができるというもの。歴史的に大きな功績を残した書物や模型に加え、NHKスペシャル「人体~神秘の巨大ネットワーク~」と連動した高精細4K映像を交えながら、人体の構造と機能を解説する。レオナルド・ダ・ヴィンチの書物や歴史的人体模型も展示会場ではレオナルド・ダ・ヴィンチの「解剖手稿」や解剖学者ヴェサリウスの解剖書「ファブリカ」など、人体研究に革新をもたらした貴重な資料を目にすることができる。また世界最古級の顕微鏡や、解剖した人体を紙粘土で復元した「キンストレーキ」などを展示することで、人体研究の歴史と発展を紐解いていく。展示は胃や腸などの消化器系、心臓などの循環器系など主要な系統ごとに構成されており、大型模型などを用いながらわかりやすく紹介されている。また、各機能の相互関連を示すことで人体の全貌について理解を深めることができる。【開催概要】特別展「人体 -神秘への挑戦-」会場:国立科学博物館住所:東京都台東区上野公園7-20会期:2018年3月13日(火)~6月17日(日)休館日:毎週月曜※2018年3月26日(月)、4月2日(月)、4月30日(月)、6月11日(月)は開館関連放送:NHKスペシャル「人体~神秘の巨大ネットワーク~」シリーズ(全8回)※2017年9月30日(土)~2018年3月25日(日)放送予定【問い合わせ先】国立科学博物館 ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2017年11月24日北海道発・夜パフェ専門店「パフェテリア ベル(Parfaiteria beL)」から、新作「シンガポールスリングなパフェ」が登場。夜パフェとは?ご飯のシメとして、新たに北海道で生まれたのが「夜パフェ」。パフェで連想するホイップした生クリームやコーンフレークたっぷりの1杯ではなく、軽くさっぱり食べられるのが特徴だ。生のフルーツをふんだんに使ったソルベやさっぱりとしたジェラートを使用した甘さ控えめのスイーツとなっている。シンガポールのカクテルをイメージ新作パフェは、シンガポールの夕焼けを表現したと言われるカクテル「シンガポールスリング」をイメージしたもの。「シンガポールスリング」とは、スピリッツに砂糖やレモンジュースなどを加え、水で割ったアルコールだ。パフェにはシャンパンを使い、トッピングにグリオットソルベとライムソルベ、パイナップル、チェリーをあしらった。大人の酸味のある一品に仕上がっている。【詳細】シンガポールスリングなパフェ発売日:2017年11月16日(木)価格:単品 1400円 / ドリンクセット 1700円<店舗詳細>パフェテリア ベル住所:東京都渋谷区道玄坂1-7-10 新大宗ソシアルビル3FTEL:03-6427-8538営業時間:17:00〜24:00(L.O. 23:30)※金・土・祝前日:17:00〜26:00(L.O. 25:30)定休日:しばらく月曜日
2017年11月20日上野・東京国立博物館が、新春イベント「博物館に初もうで」を2018年1月2日(火)から1月28日(日)まで開催する。「博物館に初もうで」では、2018年の干支にちなんで、"犬"をテーマにした作品特集の展示を開催。また、国宝・重要文化財の新春特別公開や吉祥模様の名品の展示など新年を思う存分に味わえるイベントとなってる。「博物館に初もうで 犬と迎える新年」2018年の干支である"犬"は、世界中でも最も古くから人に飼われていたといわれる。今日でも多くの人々に愛され、移り行く時代の中でも様々な民族に影響を与えてきた。2018年の干支にフォーカスを当てた特集「博物館に初もうで 犬と迎える新年」では、2つのテーマが用意され、犬と人との結びつきを作品を通して理解を深めることができる。「いぬのかたち」「いぬとくらす」テーマは、「いぬのかたち」と「いぬとくらす」。「いぬのかたち」では、古くから日本人に親しまれてきた愛くるしい子犬や、なかなかお目にかかれない異国犬の造形を展示する。「いぬとくらす」は、歴史の中で犬の文化史的な意義をテーマとした展示特集を行う。中国絵画の中では、人里離れた生活の中で犬は生涯の友として描かれ、浮世絵の中では、都市の雑踏の中で人々に寄添う存在として描かれる。国や文化によっても描写される姿や表情は多種多様だ。"犬派"ではなかった人でも、数々のかわいらしい作品に思わず心を奪われてしまうかもしれない。新春特別公開、「釈迦金棺出現図」が東京国立博物館へ「博物館に初もうで」では、新年の幕明けを記念し、京都国立博物館の国宝「釈迦金棺出現図」が東京国立博物館にやってくる。平安時代後期に描かれたこの作品は、群衆の中で説法をする釈迦を壮大に描いた神々しい作品。また、日本古筆の優品・国宝「古今和歌集(元永本) 下帖」や昨年重要文化財に指定となった「鳥獣戯画断簡」も併せて展示する。なかなか巡り合えない秀作の数々を、是非とも新年に拝みたいものだ。獅子舞と和太鼓で迎える新春「博物館に初もうで」では、作品の展示以外にも様々な催し物を開催。新年の鮮やかな生け花で彩られた本館前では、粋な和太鼓の音色と力強い獅子舞が飛び交う。芸術作品にふれたあとに、日本の伝統的な正月を堪能できるなんとも"ワンダフル"なイベントだ。【詳細】東京国立博物館 「博物館に初もうで」期間:2018年1月2日(火)~1月28日(日)開館時間:9:30~17:00※金・土曜日は21:00まで※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日、2017年12月26日(火)~2018年1月1日(月・祝)※1月8日(月・祝)は開館、1月9日(火)は休館。観覧料:一般620円(520円)/大学生410円(310円)※( )内は20名以上の団体料金。※本料金で「アラビアの道―サウジアラビア王国の至宝」展も閲覧可。特別展は別料金。※高校生以下、および満18歳未満と満70歳以上は無料。身分証の提示必要。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などの提示必要。【主な作品】・国宝「釈迦金棺出現図」平安時代・11世紀 京都国立博物館蔵展示場所/期間:本館2室にて1月2日(火)~28日(日)・国宝「古今和歌集(元永本) 下帖」平安時代・12世紀 三井高大氏寄贈 東京国立博物館蔵展示場所/期間:本館3室にて1月2日(火)~14日(日)・重要文化財 「鳥獣戯画断簡」平安時代・12世紀 東京国立博物館蔵展示場所/期間:本館3室にて1月2日(火)~2月4日(日)・獅子舞・和太鼓 スケジュール1月2日(火)11:00/13:30 和太鼓 湯島天神白梅太鼓 本館前12:40/15:10 獅子舞 葛西囃子中村社中 本館前1月3日(水)11:00/13:30 和太鼓 湯島天神白梅太鼓 本館前12:40/15:10 獅子舞 葛西囃子中村社中 本館前11:50/14:20 クラリネット・コンサート ジュリアンズ 平成館ラウンジ
2017年11月13日「フランス人間国宝展」が、上野・東京国立博物館にて2017年11月26日(日)まで開催される。日本の通称「人間国宝」にならい、1994年から続くフランスの称号「メートル・ダール」。伝統工芸の最高技能者に与えられるこの称号には、伝統と新しさが自然な形で共存するフランスの美学が感じられる。本展では、そんな「メートル・ダール」の称号を持つ作家13人と、次世代の注目作家2人を紹介。彼らの美しい”手仕事”は、伝統的な美を大切にする日本人の心にもすっと染み込んでくるのではないだろうか。ジャン・ジレルは、中国宋王朝時代の陶器「曜変天目」を制作のテーマとして掲げる陶芸家。玉虫色に輝く彼の陶器には、アジア特有の神秘的なオーラと、フランスらしいミニマムさが融合している。フランス大統領府から指名を受ける金銀細工師、ロラン・ダラスプも参加する。常に新しさを探求するロラン。金という固く無機質な素材に反した、美しい曲線や鮮やかな色味に思わずうっとりとさせられる。傘職人、ミシェル・ウルトーの作品も紹介。幼い頃から傘に対し特別な情熱を持っていた彼の作品は、単なる日常的な実用性を越え、アートとしての美しさを放つ。その他にも、名だたる著名人に眼鏡を提供するフランス唯一の鼈甲細工作家のクリスティアン・ボネや、エルメス(HERMÈS)の工房でも特注品を担当した革細工作家のセルジュ・アモルソなども登場する。【詳細】フランス人間国宝展会期:開催中〜11月26日(日)会場:東京国立博物館 表慶館住所:東京都台東区上野公園13-9休館日:毎週月曜日 ※ただし10月9日(月・祝)は開館。開館時間:9:30〜17:00 (入館は閉館の30分前まで。)※金曜・土曜・11月2日(木)は午後9時まで。※9月24日(日)は18時まで。※9月22日(金)、23日(土・祝)は22時まで。料金:一般 1,400円(1,100円)、大学生 1,000円 (700円)、高校生 600円 (300円)※中学生以下無料※( )内は20名以上の団体料金。※障がい者とその介護者1名は無料。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2017年09月25日上野にある東京国立博物館 表慶館で9月12日より「フランス人間国宝展」(主催:東京国立博物館、NHKプロモーション、朝日新聞社、HEART & crafts)が開幕した。1994年に日本の通称“人間国宝=重要無形文化財保持者”にならって、フランス文化省が設定した「メートル・ダール(Maître d’art)」の称号を与えられているのは、2016年現在124名。今回その認定者の中から13名の作家と次期認定者と目されている2名、計15名の工芸作家の作品、約230件が出品、展示されている。開幕前日に行われた内覧会には、今回のために来日した出展作家も参加し、作品を解説。今回のキュレーションを担当したエレーヌ・ケルマシュテール(Helene KELMACHTER)氏は「今回選ばれた作家たちは、その技術は勿論のことながら、イノベーションが重要な要素となっている。伝統を受け継ぐだけでなく自らの使命において研究を重ねている革新性を実感してほしい」と話す。同氏は在日フランス大使館・文化担当官の経歴を持ち、2014年には東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTで、イッセイミヤケのデザイン展も手掛けており、今回のイベントにもオートクチュールメゾンやラグジュアリーブランドなど、モードと接点の深い作家をキュレーションしている。また同展の見どころの一つである空間デザインは部屋ごとに照明、作品のストーリーを演出。「長い時間をかけて歴史が育んだ技術とそれぞれの冒険。そして光の変化によって作品がどう見えるかを見てほしい。表慶館という場所とのコラボレーションとともに、日仏の文化交流という枠を超えて参加することができた」と空間デザインを担当したリナ・ゴットメ(Lina GHOTMEH)氏。会場は101点の茶碗を宇宙の星のごとく展示した1階のジャン・ジレル(Jean GIREL)の展示に始まり、次の部屋にはイブ・サンローランがメガネを愛用したことでも知られる鼈甲細工作家のクリスティアン・ボネ(Christian BONNET)の、著名人が愛用したメガネの復刻版が展示されている。そしてエルメスの特注品を担当し、エキゾチックレザーや隕石の欠片などその素材の組み合わせが革新的な革細工職人のセルジュ・アモルソ(Serge AMORUSO)のバッグが並ぶ。(ロラン・ダラスプの作品も同じ部屋に展示)さらにディオールやジバンシーなどのメゾンなどに提供する傘作家ミシェル・ウルトー(Michel HEURTAULT)の傘、プリーツの技術をテキスタイルに折り布作家として注目を集めているピエトロ・セミネリ(Pietro SEMINELLI)のビッグサイズの作品、J・P・ゴルチェ、ニナ・リッチ、シャネルなどを顧客に持つ羽細工アーティストのネリー・ソニエ(Nelly SAUNIER)のファンタジー溢れる作品なども間近で見られる。ソニエは今回のイベントのメセナ支援を行ったベタンクールシュエラー財団が支援する京都のヴィラ九条山に2015年に滞在し、制作活動を行った経験もあり、今回の来日では「日本で羽根を扱う職人を探してみたい」と笑う。またエンボス加工を展示した部屋では日本の特殊加工紙「パチカ」を使用した視覚障害者のための絵本や建築解説本などを制作し、エンボス加工のイノベーションを実践するロラン・ノグ(Laurent NOGUES)、中世からの技術を受け継ぐ紋章彫刻の第一人者のジェラール・デカン(Gerard DESQUAND)を紹介している。デカンは今回初の試みとなるガラスの表面に動物の刻印を施した作品を制作。「世界的に絶滅危惧種の動物が減少していく事実を知り、今から6000年前メソポタミア文明の頃に作られていた金属の小さな印章彫刻に取り組んでいたが、それをもっと大きな作品で見てもらえるようにガラスの素材に取り組んだ。各2頭描かれている動物は、2頭居れば3頭になり次につながるという、我々職人と弟子の関係を表現した」と解説してくれた。【展覧会情報】「フランス人間国宝展」会期:9月12日~11月26日会場:東京国立博物館 表慶館住所:東京都台東区上野公園13-9時間:9:30~17:00(金・土・11月2日は21:00まで、9月22日・23日は22:00まで)※入場は閉館の30分前まで休館日:10月9日を除く月曜料金:一般1,400円(1,100円)、大学生1,000円(700円)、高校生600円(300円)※( )内は20名以上の団体料金主催:東京国立博物館、NHKプロモーション、朝日新聞社、HEART & craftsText: Tatsuya Noda
2017年09月15日