映画『アサシン クリード』が、2017年に全国の劇場で公開される。本作は、全世界でシリーズ累計3,700万本以上を売り上げている同名の人気アクションゲームをベースにしたミステリーアクション。ゲームの世界観はそのままに、新しいキャラクターとストーリーが描かれる実写作品となっている。主人公は、記憶をなくした死刑囚のカラム・リンチ。遺伝子操作によってDNAに眠る記憶を強制的に呼び覚まされた彼は、ルネサンス期のスペインでテンプル騎士団に立ち向かう伝説のアサシンであった祖先の記憶を追体験させられることになる。禁じられた秘宝“エデンの林檎”のありかを知る、歴史上最後の人物でもあったカラムの先祖アギラール。カラムが送り込まれたルネサンス期のスペインで何があったのか?歴史を変えてしまうほどの秘密と、歴史の闇に隠された謎に一人のアサシンが挑む。主人公のカラム・リンチと彼の祖先であるアギラールを演じるのは、『スティーブ・ジョブズ』で第88回アカデミー賞主演男優賞候補にもなった俳優、マイケル・ファスベンダー。また、カラムに過去の記憶の追体験を強いる謎の女性、ソフィア・リキン役をマリオン・コティヤールが務め、映画『マクベス』でも両者を起用したジャスティン・カーゼル監督がメガホンを取る。【作品情報】映画『アサシン クリード』公開時期:2017年監督:ジャスティン・カーゼル出演:マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、ジェレミー・アイアンズ© 2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
2016年08月27日トム・ヒドルストン、ジェレミー・アイアンズ、ルーク・エヴァンスら人気英国俳優が集い、傑作SFミステリーを完全映画化した『ハイ・ライズ』。本作でヘアメイクを担当したのは、ロンドン在住の日本人ヘアメイク・吉原若菜。昨年の大ヒット作『シンデレラ』をはじめ、『007 スカイフォール』や『ダイアナ』など数々の映画やTVドラマを支える売れっ子が、本作の日本公開に寄せ、キャラクターの造形作りや気になる俳優たちのマル秘エピソードについて語ってくれた。誰もがうらやむ新築タワーマンション(=ハイ・ライズ)を舞台に、閉鎖的な理想郷の崩壊と階級闘争を、ミステリアスに描き出す本作。登場人物それぞれのビジュアルを作る上で、衣装とヘアメイクは切っても切れないもの。吉原さんが、衣装を担当したオディール・ディックス=ミローや監督のベン・ウィートリーと行った取り組みは、台本を受け取った時点で想像したものや形にしたい雰囲気を相手に視覚的に伝えるため、キャラクターごとにムードボード(他者にデザインのイメージをより分かりやすく視覚的に共有する目的で作るもの)を作成したことだった。それをもとに、監督や脚本家、ヒドルストンら役者陣と相談しながらキャラクターを作り上げていったという。本作の舞台となる1970年代は、男性では長髪や髭、もみあげが流行った時代で、女性はカラフルなメイク、つけまつげや多量のマスカラ、ボリューミーな髪型やボーイッシュなスタイルが流行していた時代。「ムードボードを作成する上で参考にしたのは、写真家による作品」だそうで、「ヘルムート・ニュートン、ギイ・ブルダン、サラ・ムーンなどの名カメラマンの世界観に共感を得た」という吉原さん。例えば、マンション上層階に住む女優ジェーン(シエンナ・ギロリー)には、シャーロット・ランプリングやカトリーヌ・ドヌーヴといった名女優の往年の写真を参考にしたという。しかし、ヒドルストン演じる若き医師ラングのように、自身のスタイルに強いこだわりがあり、流行にあまり流されないようなキャラクターは、これに当てはめることができない。そこで、19~20世紀半ばまでの医療分野でのノーベル賞受賞者たちの髪型を調べたそうで、彼らが時代に関係なく短く整った髪型をしていたことを参考に、すっきりした短髪を選択した。住人同士の階級闘争が激化し、ラングの身だしなみも崩れていく映画の後半では、ジェームズ・ディーンやマーロン・ブランドといった名優たちの、整った髪型が乱れたり、無精髭があったりするさまざまなパターンの写真を調べ、ラングにも取り入れた。また、アイアンズ演じる“ハイ・ライズ”を設計した建築家ロイヤルをはじめ、中年や年配のキャラクターには、舞台より少し昔の1940~60年代の流行りを意識するなど、キャラクターによって細かく変化がつけたという。監督の撮影がスピーディだったことから、本来なら充分時間をもらえるメイクにもスピードが求められたそうだが、「難しいというよりは楽しかったですね」と吉原さんはふり返る。映画の後半、ラングの顔がペンキまみれになるシーンがあるが、これはヒドルストン自身による“独創的パフォーマンス”。限られた時間の中、彼が自らペンキまみれの手でその顔を塗りたくったのだ。そんなヒドルストンの髪は、吉原さんによると「とても柔らかい髪質」だそう。前髪に少し艶が出るように見せるため「ハイライトを入れたい」と伝えたところ、彼は休日に海に出かけ、自然の力でハイライトに仕上げてくれたとか。また、エヴァンスが演じる階級闘争の鍵を握るワイルダーで印象的なのは、太いもみあげ。強靱で、たくましく、勇敢さに長けて好戦的といったキャラクターを象徴するアイコンとなっている。エヴァンスはもともと顔の毛が濃くなく、自前でもみあげを作ることができないため、撮影時にメイクで取りつけていたという。そのため、ワイルダーがたびたびプールに飛び込むシーンでは「もみあげから目が離せなかった」とか。ちなみにアイアンズは、クロスワードパズルが大好きで、メイク室でも常にやっており、時には撮影現場のスタッフたちを巻き込むほど本格的なものにも取り組んでいたそう。それぞれ魅力の異なるキャラクターや場面ごとに、細かく計算し尽くされたヘアメイクをはじめ、衣装や内装など、人物像が投影される細部にも注目することで、本作はまたひと味違った楽しみ方ができそうだ。『ハイ・ライズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月15日トム・ヒドルストン主演『ハイ・ライズ』を皮切りに、この夏秋は、英国が生んだアカデミー賞受賞の名優ジェレミー・アイアンズの出演作が目白押し。DCコミックの映画『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』では、バットマンことブルース・ウェイン(ベン・アフレック)の執事アルフレッドを演じ、映画ファンに強烈なインパクトを与えたばかり。2016年、怒涛の公開ラッシュを迎える“ジェレミー・アイアンズ祭り”に迫った。「SHERLOCK/シャーロック」で世界的スーパースターに躍り出たベネディクト・カンバーバッチをはじめ、いまだ英国俳優ブームは真っ盛り。日に日に新たな新星も登場する中、長年、世代を越えて支持を集めるアイアンズ。1984年に「リアル・シング」でトニ―賞、1990年に『運命の逆転』でアカデミー賞、2005年に「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~」でエミー賞を受賞し、難関といわれる舞台、映画、TVの3冠を果たした名優中の名優。さらに、科学的に“最も理想的で心地よい声”と証明されたイギリスの研究結果もあるという、独特なバリトンの声も大きな魅力となっている。そんなジェレミーは、8月から10月にかけ、出演作がなんと一挙4本も連続で公開される。まず、巨匠J・G・バラードの名作SF小説をトム・ヒドルストン主演で完全映画化した『ハイ・ライズ』(公開中)で演じるのは、物語の舞台であるセレブ向け高層マンション“ハイ・ライズ”を設計し、最上階で庭園や動物たちに囲まれて優雅に暮らす高名な建築家ロイヤル。この仕事を通じて、さまざまな人が集い暮らす、“変化のるつぼ”を作りたいという壮大なビジョンを持つ図らずも支配者となる男を、ミステリアスかつ威厳たっぷりに演じている。また、ヒトラー政権下のベルリンオリンピックに挑んだ実在の4冠メダリストとコーチの知られざる絆を描く『栄光のランナー/1936ベルリン』(8月11日公開)では、政治的状況を理由にボイコットの声が挙がる中、スポーツマンシップに重きを置き、アメリカのベルリンオリンピック出場を訴える人物、ブランデージを演じる。後にIOC(国際オリンピック委員会)会長となる彼は、政治とスポーツの分離を唱える一方で、ナチス側とドイツ大使館建設の裏取引にからむなど、どこかきな臭いところもある男。リオオリンピック開催中のいま、実にタイムリーな1本だ。さらに、イタリアの巨匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督作『ある天文学者の恋文』(9月22日公開)で演じるのは、著名な天文学者エド。彼は突然命を落とすが、教え子であった恋人の元には、その後もエドからの優しさとユーモアにあふれた手紙やメールや贈り物が届き続けるという愛にあふれたミステリーとなっている。アカデミー賞作曲家のエンニオ・モリコーネの心の琴線に触れる優美な旋律にのせ、究極の愛が描かれていく。そして、英国、米国でミニシアター規模ながらスマッシュヒットを記録、その後もヨーロッパ、アジアと世界中で涙と喝采の輪を広げ続けている『奇蹟がくれた数式』(10月22日公開)も控えている。ケンブリッジ大学の英国人数学者と、インドの名もなき事務員、生まれも境遇も全く違う2人の天才が出会い、世界を変える奇蹟を起こした実話を描く本作。インドの事務員ラマヌジャンから届いた手紙でその天賦の素質を見抜き、遠く英国まで呼び寄せる著名な数学者G・H・ハーディを演じている。ハーディは、アインシュタインと並ぶ無限の天才といわれるラマヌジャンを見出し、共同研究に人生を懸けながら、彼との交流を通じてその心の氷を溶かしていく英国紳士で、エレガントさと優しさを持ち合わせた人物だ。4作ともジャンルや時代背景、役柄はそれぞれだが、どのキャラクターも説得力をもって演じ分けているジェレミー。これらの作品で、彼の渋い魅力に触れてみては!『奇蹟がくれた数式』は10月22日(土)より角川シネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ、角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月09日トム・ヒドルストンをはじめ世界的人気を誇る英国俳優たちが集結した、映画『ハイ・ライズ』。まるで理想郷のような新築タワーマンションを舞台に人間の堕落をミステリアスに映し出す本作で、セレブたちの危険なパーティに参加しながら、マンション内の“異常事態”を暴くTVディレクター、ワイルダーを演じているのが、ルーク・エヴァンスだ。本作での怪演が早くも話題を呼んでいる、エヴァンスのインタビュー映像がシネマカフェに到着した。これまで、「太陽の帝国」(スティーヴン・スピルバーグ監督)、「クラッシュ」(デヴィッド・クローネンバーグ監督)が映画化されてきたJ・G・バラードのSF小説を、新進の鬼才ベン・ウィートリー監督が完全映画化した本作。舞台となる40階建ての高層マンションは、上階に行くにつれ住民が富裕層になっていき、最上階にはマンションの設計者で高名な建築家のロイヤル(ジェレミー・アイアンズ)が居を構えている。上層階に住むセレブたちは、贅沢なパーティ三昧の毎日。中層の25階に引っ越してきた主人公の医師ラング(ヒドルストン)も、その日々を謳歌していた。このマンションの低層階に、身重の妻と2人の子どもたちと住むリチャード・ワイルダーは、ろくに仕事もせず、ほかの住人と同様、快楽に浸っていたが、上層階の人間による露骨な階級差別に不満を募らせ、やがて仲間を扇動。ある不可解な事件をきっかけに、この “異常事態”を暴くべく、カメラにマンション内の実態を収めようとする。実はこのワイルダーは、階級闘争とは一線を画し、つかみどころのない主人公ラングに対して、物語の牽引する“もう1人の主人公”ともいえる重要人物。演じるエヴァンスといえば、『ホビット』シリーズや『ドラキュラ ZERO』などで知られているが、本作では役名(Wilder)そのままに、野性味あふれる破天荒な熱血漢として、観る者に強い印象を与えている。先日も米サイト「We Got This Covered」で本年上半期ベスト演技第3位に選ばれるなど、その演技は高く評価されており、彼の新たな代表作と呼ぶにふさわしい熱演を披露する。映像で、「役者にとってワイルダーは演じていておもしろい」と語るエヴァンスは、扇動家で好戦的、大酒飲み、女性好き、といったさまざまな表情を持つ役柄を演じるにあたり、似た人物として真っ先に英国人俳優のオリヴァー・リードを思い浮かべたという。1973年の『三銃士』などで活躍し、野性味あふれる風貌とキャラクターで知られたリードは、リドリー・スコット監督の『グラディエーター』撮影中に急死してしまった英国では異端ともいえる武骨な俳優だ。エヴァンスは、彼のことを調べ尽くし、インタビュー映像を見るなど研究して、切り取られたその人生の欠片をワイルダーの人格に溶け込ませていったという。また、ラングとの関係については、「2人には共通点はあまりなく、社会的な階級、仕事、性格もかなり違う。だけど、なぜかお互いを尊敬してる。何かを決断して始めようとするとき、全く違う2人のようで実は似てることがわかる」と分析、演じるヒドルストンについても「かなり異なる個性の持ち主がセットでぶつかり合うところが面白かった」とふり返っている。そんな彼が最も気に入っている場面として挙げるのは、クライマックス前のワイルダーが常軌を逸した行動をとるシーン。「俺の名前はリチャード・ワイルダー」とカセットテープに吹き込む場面を撮るために6分間繰り返し言い続けたそうで、ウィートリー監督から「動物のようにイカれた人になれ」と衝撃の指示を受けたことを明かす。エヴァンスは途中で“自分のなかではもう十分だ”と思い、カットがかかるのを待ち始めたが、いっこうにカットはかからず、その後、記憶がなくなってしまったとか…。「自分でも衝撃的な体験で、興味深い感覚だった」とふり返る、この場面のワイルダーのもはや知性も理性もない“獣”のような姿は、もはや演技の粋を超えた必見のシーン!マンション崩壊の鍵を握るこの人物にも要注目だ。『ハイ・ライズ』は8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月07日『アベンジャーズ』『マイティ・ソー』シリーズのロキ役で大ブレイクし、歌声も披露する『アイ・ソー・ザ・ライト』や、エミー賞11ノミネートのスパイアクション・ドラマ「ナイト・マネジャー」など、今年も話題をふりまく英国俳優トム・ヒドルストンの主演作『ハイ・ライズ』。まもなく公開を控える本作から、大乱闘やノリノリ&キレキレのダンスまで、不穏な雰囲気で盛り上がりを見せる本編のパーティシーンがシネマカフェにて解禁となった。トム・ヒドルストンをはじめ、『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』『奇蹟がくれた数式』『栄光のランナー 1936ベルリン』と出演作が続くジェレミー・アイアンズ、『ドラキュラ ZERO』のルーク・エヴァンス、『アメリカン・スナイパー』のシエナ・ミラーら、世界的人気を誇る英国俳優たちを中心に、SF小説の巨匠J・G・バラードの原作を完全映画化した本作。このたび解禁となったのは、ラグジュアリーな新築タワーマンション(=ハイ・ライズ)で繰り広げられる、セレブたちの“危険なパーティ”の一端が明らかになる本編映像だ。パーティが盛り上がる部屋にやってきた、低層階に住むTVディレクターのワイルダー(ルーク)は、悪態をつきつつ知り合いの住人からドラッグをもらい、今日の“お相手”の物色を始める。早速、1人の女性に声をかけるが、彼女には上層階に住むパートナーがいた。ワイルダーは「強さを見せてみろ」と男にいきなり先制パンチ!その後も一方的に、次々とパンチをお見舞いしていく。そこに止めに入ったのが、医師のラング(トム)。ワイルダーの肘が鼻に当たってしまい、ひるんでしまうが、そのあたりから何やら雰囲気が一変。ワイルダーはラングの腕をひっぱり、無理やり踊らせようとし、ラングもワイルダーに乗せられたのか、2人で激しいダンスを始めてしまう。パーティは最高潮に盛り上がりをみせる中、マンションの別の場所で起こっている出来事も繰り返し挿入され、不穏な事態がいままさに起ころうとしていることを示唆する、意味深な場面となっている。トムは、学生時代に腕を磨いたという得意のダンスをここぞとばかりに披露しており、本作で文字どおり“ワイルド”な熱演が高く評価されているルークもまた、70年代に全盛期を迎えた英国人俳優オリヴァー・リードを想定したという破天荒な人物像をこのシーンに凝縮させている。2人の人気英国俳優の個性がぶつかり合う、ユニークかつ刺激的で、危うすぎるパーティを、まずはこちらから確かめてみて。『ハイ・ライズ』は8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月03日ロンシャン(LONGCHAMP)とジェレミー・スコット(Jeremy Scott)のコラボレーション「ジェレミー スコット フォー ロンシャン」より、新作バッグ「ロングディスタンスコール」が登場。2016年7月下旬からロンシャン直営ブティック、オンラインストアにて取り扱われる。「ロングディスタンスコール」のテーマは、宇宙への旅。黒ベースの宇宙に浮かぶ惑星や星の中にレトロなピンクの電話をストライプのように描いた。80年代風のグラフィックプリントが、ヴィンテージな雰囲気を加えている。ポップなモチーフで夏に活躍しそうなトートバッグ、是非手に取ってみてはいかがだろうか。【商品詳細】トップハンドルトートバッグ 37,000円+税発売時期:2016年7月下旬取り扱い店舗:ロンシャン直営ブティック、オンラインストアサイズ:W45xH35xD23cm【問い合わせ先】ロンシャン(ロンシャン・ジャパン)TEL:0120-150-116
2016年07月25日インドの青年と英国人数学者との交流と“証明”にかけた情熱を、デヴ・パテルとジェレミー・アイアンズのコンビで描く実話『奇蹟がくれた数式』。このほど、その奇蹟の過程をドラマチックに描く予告編が解禁、「Facebook」創業者のマーク・ザッカーバーグがラマヌジャンの偉業を讃えるコメントを寄せていることが分かった。妻に、ノートにびっしりと書かれた数式について「絵のようなものさ」と語るラマヌジャンは、“直観”で次々に新しい公式が閃く天才肌だ。彼からの手紙に魅せられ、才能を見抜いた名門ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジの数学者G・H・ハーディは、彼を英国へと呼び寄せる。ラマヌジャンは数式が書かれたノートを2冊も携えており、ハーディとその友人であるリトルウッド教授(トビー・ジョーンズ)を、早速驚かせる。圧倒的な権威社会で論理的な“証明”が何よりも重んじられる数学界に、その“発見”を認めさせるため、証明の重要さを説くハーディに対して、ラマヌジャンは自分のひらめきを重視しており、2人はなかなか分かり合えない。また、学歴のないラマヌジャンはほかの教授たちから拒絶され、差別を受け、次第に追い込まれて拠りどころを失っていく。しかし、数式が神様からの授かりものだと考え、真摯に数学と向き合う彼の想いに触れたハーディは、尊敬と友情の念から友人のために立ちあがることを決意する――。1910年代の英国・ケンブリッジを舞台に、インドの名もなき事務員ラマヌジャン(デヴ・パテル)と著名な英国人数学者ハーディ(ジェレミー・アイアンズ)という2人の天才が出会い、世界を変える奇蹟を起こした実話を描く本作。映像には、実際に撮影が行われたケンブリッジ大学の荘厳な雰囲気とともに、ラマヌジャンの故郷インドと残してきた妻への想い、彼の数学への純粋な情熱など、2人が起こす奇跡へと繋がるエッセンスがたっぷりと詰め込まれている。その最後には、ザッカーバーグの「インターネットがない時代に、ラマヌジャンは、たった1冊のノートで世界を変えたんだ」という惜しみない賛辞の言葉も添えられていることにも注目だ。なお、そんなラマヌジャンの“奇蹟”が詰まったオリジナルノートが前売特典に。原題『THE MAN WHO KNEW INFINITY』にちなみ、インフィニティ(無限大)の記号も添えられた学習帳スタイルとなっている。『奇蹟がくれた数式』は10月22日(土)より角川シネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ、角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月21日トム・ヒドルストン主演で巨匠J・G・バラードのSF小説を完全映画化する『ハイ・ライズ』。このほど、ヒドルストンや共演のシエナ・ミラー、ルーク・エヴァンスら世界的人気を誇る英国俳優たちや、メガホンをとったベン・ウィートリー監督が本作について語る、興味深い特別映像が解禁となった。本作の舞台となるのは、新築タワーマンション(=ハイ・ライズ)。ラグジュアリーな内装や抜群の眺望のみならず、ありとあらゆる設備が整い、人々の生活の夢を具現化したかのような理想の住居空間。上階に行くにつれ住民が富裕層になっていく40階建ての高層マンションでパーティ三昧の贅沢な毎日を過ごしていたセレブたちは、やがて堕落し、秩序がじわじわと崩壊していく――。今回解禁となったのは、原作そのままの70年代を舞台にした本作で描かれる現代への風刺を、ヒドルストンほか豪華出演者やスタッフによる言葉で紡いでいくスタイリッシュな映像。ラグジュアリーな高級タワーマンションという、一見、誰もがうらやむ“理想郷”で、次第に過激になっていくカオスな階級闘争を通じて描かれるのは、人間の排他性や理性の崩壊、ひとつの概念の終わりなど、ブラックユーモアとも取れる現代社会への痛烈な皮肉だ。「クラッシュ」に続いてバラード作品を映画化したのは、『戦場のメリークリスマス』などの名プロデューサーであるジェレミー・トーマス。彼が原作映像化の権利を持ち、監督を探していたところに自分から名乗りを上げたのが、『キル・リスト』『サイトシアーズ ~殺人者のための英国観光ガイド~』で注目を集めた鬼才ベン・ウィートリー。彼はトーマスが想定していた現代的な設定への置き換えでなく、原作そのままに1975年を舞台に描くことに強いこだわりを持っていたという。監督は「映画化するにはいまが絶好の時期だと思った」と語り、「小説というより新聞を読むように毎日のように何かが起きる物語だ。バラードはかなり正確に未来の状況を予測していた」と説明する。また、25階に住む主人公の医師ラングを演じ、出演オファーよりも前に原作を読んでおり、とても気に入っていたことが出演のきっかけになったというヒドルストンは「脚本は明快でおもしろくて陰気で真実で感銘を受けた」と映画の魅力を説明。このマンションの設計士で最上階に住むロイヤルを演じ、『栄光のランナー 1936ベルリン』や『奇蹟がくれた数式』など今後、日本公開作が相次ぐジェレミー・アイアンズは「脚本の階級制度のとらえ方が、とても現代的だと思えた。人間の行動に関しても同じだ」と語る。低層階に住みマンションで起こる階級闘争の鍵を握るTVディレクターのワイルダーを演じ、先日も米サイト「We Got This Covered」で本年上半期ベスト演技第3位に選ばれるなど、本作の演技が高く評価されているエヴァンスは「抑制されたものが解放され、人々に潜む獣性が明らかになる作品」と語っている。ラングの上階に住み、彼と濃密な関係を持つことになるパーティ狂の美女・シャーロットを演じるミラーは、本作が象徴するものとして、「秩序が崩壊した時に変化する人々の様子だわ」と指摘し、「社会が崩壊した時に本性を現してイカれていく」と続ける。彼らは共通して、70年代を通して現代を痛烈に描きだす点に本作の魅力とオリジナリティを感じているようだ。トーマスは「バラードのファンや彼本人が求めたように物語が表現されている。映画で起きる騒動はまるで終わらないパーティのようだ。みなぎるエネルギーが見る人に伝わるだろう」と自信を込める。彼らの語りの合間には、不穏な雰囲気のBGMに乗せて本編シーンやメイキングも収められており、予習として見るのにまさにピッタリの映像だ。さらに、ティザービジュアル、本ビジュアルに続いて、ラングの堕落バージョンチラシが登場。全身が水色のペンキにまみれた物憂げな表情で首を傾げ、裾を膝までまくり上げたヒドルストンの憂いの魅力が炸裂するビジュアルとなっている。「さよなら理想郷(ユートピア)」とのコピーからも、彼が最後にたどり着く境地が気になるところだ。『ハイ・ライズ』は8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月20日映画『奇蹟がくれた数式』が、2016年10月22日(土)より、角川シネマ有楽町ほか全国の劇場で公開される。英国人数学者のハーディと、インドの名もなき事務員ラマヌジャン。本作は、生まれも境遇も全く違う二人の天才が出会い、世界を変える奇蹟を起こした実話を基にした作品だ。独学で数学を学び、数学解析、数論、無限級数および連分数において数学界に多大な貢献をもたらした“アインシュタイン並みの天才”と称されるラマヌジャン役を、『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテルが熱演。そして、英国人数学者G.H.ハーディ役には、アカデミー賞俳優のジェレミー・アイアンズ。ラマヌジャンをこの世に見出し、共同研究に人生を懸けた英国紳士をエレガントに演じている。映画は、舞台となるケンブリッジ大学の最高峰トリニティ・カレッジの全面協力により、映画として初めて当カレッジでの撮影が実現。荘厳な知性の殿堂を舞台に、葛藤の果てかけがえのない友情が生んだ歴史的瞬間をドラマティックに再現した。【作品情報】映画『奇蹟がくれた数式』公開日:2016年10月22日(土)監督・脚本:マシュー・ブラウン原作:ロバート・カニーゲル出演:デヴ・パテル、ジェレミー・アイアンズ、デヴィカ・ビセ、トビー・ジョーンズ、スティーヴン・フライ© 2015 INFINITY COMMISSIONING AND DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.【ストーリー】1914年、英国。ケンブリッジ大学の数学者ハーディ教授は、遠くインドから届いた一通の手紙に夢中になる。そこには驚くべき“発見”が記されていた。ハーディは差出人の事務員ラマヌジャンを大学に招聘するのだが、学歴もなく身分も低いことから教授たちは拒絶する。孤独と過労で、重い病に倒れてしまうラマヌジャンの代わりに、ハーディは奇蹟の証明に立ち上がる──。
2016年07月16日インドで“アインシュタインと並ぶ無限の天才”と呼ばれた男と、彼を見出した英国人数学者が、世界を変える奇蹟を起こした実話『奇蹟がくれた数式』(原題:The Man Who Knew Infinity)が10月22日(土)より日本公開されることが決定、日本オリジナルのポスタービジュアルも解禁となった。1914年、英国。ケンブリッジ大学の数学者ハーディ教授は、遠くインドから届いた1通の手紙に夢中になる。そこには驚くべき“発見”が記されていた。ハーディは差出人の事務員ラマヌジャンを大学に招聘するが、学歴もなく、身分も低いことから教授たちは彼を拒絶。孤独と過労で、重い病に倒れてしまうラマヌジャンの代わりに、ハーディは奇蹟の証明に立ち上がる――。英国人数学者とインドの名もなき事務員という、生まれも境遇も全く違う2人の天才が出会い、世界を変える奇蹟を起こした実話が映画化。アメリカ、イギリスの両国から愛され、ミニシアター規模ながらスマッシュヒットを記録、その後もヨーロッパ、アジアと世界中で涙と喝采の輪を広げ続けている。本作で、独学で数学を学び、数学界に多大な貢献をもたらした“アインシュタイン並みの天才”と称えられるラマヌジャンを演じるのは、『スラムドッグ$ミリオネア』『マリーゴールド・ホテル』シリーズのデヴ・パテル。インドの神々から守られていたに違いない、神秘的な存在感を見事に体現した。また、英国人数学者G.H.ハーディには、アカデミー賞俳優にして『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』や『ハイ・ライズ』など、幅広い作品に出演するジェレミー・アイアンズ。ラマヌジャンをこの世に見出し、共同研究に人生を懸けた英国紳士をエレガントに演じている。本作は、舞台となるケンブリッジ大学の最高峰トリニティ・カレッジの全面協力により、映画として初めて当カレッジでの撮影が実現。荘厳な知性の殿堂を舞台に、葛藤の果てにかけがえのない友情が生んだ歴史的瞬間がドラマティックに再現されていく。さらに、インドのエキゾチックな寺院や壮大な自然を背景に、成功の裏に秘められたラマヌジャンの望郷の念と妻への愛をも描き切っている。合わせて解禁となった日本オリジナルビジュアルは、ケンブリッジ大学の荘厳な建物を背景に、パテル演じるラマヌジャンの手のひらから数式が次々あふれ出し、それを慈しむように優しい笑顔で見つめる彼の表情が印象的。そして、彼を支えるハーディ教授と妻の姿をとらえ、優しさと清々しさに満ちたデザインに仕上がった。1通の手紙から生まれる、世代や国を超えた奇蹟の証明とかけがえのない友情を、この秋、楽しみにしていて。『奇蹟がくれた数式』は10月22日(土)より角川シネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ、角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月13日現在、“ポスト ジェームズ・ボンド”の最有力候補として、また世界の歌姫ティラー・スウィフトの新しい恋のお相手として熱い注目を浴びている英国イケメン俳優トム・ヒドルストン。彼をはじめ、ジェレミー・アイアンズ、ルーク・エヴァンス、シエナ・ミラーら英国俳優たちが勢揃いした映画『ハイ・ライズ』から、SF小説の巨匠J・G・バラードが手がけた原作本が7月11日(月)より復刊発売されることになった。本作の舞台となる新築タワーマンション(=ハイ・ライズ)は、ラグジュアリーな内装や抜群の眺望のみならず、スーパーマーケット、プール、ジム、医療施設など、ありとあらゆる設備が整い、人々の生活の夢を具現化したかのような理想の住居空間。最上階には、マンションの設計者で高名な建築家のロイヤル(ジェレミー・アイアンズ)が暮らしている。中層階に越してきた医師のラング(トム・ヒドルストン)は、毎晩のように隣人たちが開く派手なパーティに招かれて新生活を謳歌していたが、低層階に住むワイルダー(ルーク・エヴァンス)から、この建物にはフロアごとに階級が存在し、互いに牽制しあっている事実を知らされる。上階に行くにつれ住民が富裕層になっていく40階建ての高層マンションで起きていたのは、皮肉な現代社会のヒエラルキーと“理想の暮らし”の崩壊。映画はその様子を、ミステリアスかつアーティスティックな映像美で描いていく。J・G・バラードが1975年に発表した同名の原作は、1996年に鬼才デヴィッド・クローネンバーグが映画化した「クラッシュ」や「コンクリート・アイランド」と並んで“テクノロジー三部作”とされる代表的な一篇。本作の主人公の医師ラングを演じたトムは、オファーよりも以前に読んでおり、とても気に入っていたことが本作出演のきっかけだったという。原作邦訳は1980年に出版されて以来、長らく入手困難となっていたが、今回、映画公開に合わせて創元SF文庫より復刊。前回同様、故・村上博基氏が翻訳を手掛けたもので、そうした意味でも非常な貴重な作品となっている。なお、本書には初版限定で、トム演じるラングの二面性を捉えたスタイリッシュな映画特製しおりが付属!グレーのスーツ姿でネクタイを少しだけ緩めた“表”の“セレブバージョン”と、それとは打って変わって水色のペンキにまみれ、裾を膝までまくり上げた姿でこちらを見つめる“裏”の“堕落バージョン”のリバーシブル仕様となっており、それぞれにラングの行方を占うキャッチコピーも添えられている。原作未読の人はもちろん、既読の人も改めてチェックしてみては。『ハイ・ライズ』は8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月07日SF小説の巨匠、J・G・バラードの小説を完全映画化した『ハイ・ライズ』。この度、8月の日本公開に先立ち、日本オリジナル予告編と本ビジュアルが到着した。高名な建築家ロイヤルによって設計された高層マンション(ハイ・ライズ)群は、ロンドンにほど近い通勤圏内にありながら、喧噪から切り離された別世界。各戸はラグジュアリーな内装と抜群の眺望を誇り、敷地内にはスーパーマーケット、プール、医療施設、小学校など、あらゆる設備が整っている。理想のライフスタイルを求めてこの場所に引っ越してきた医師のラング(トム・ヒドルストン)は、毎晩のように隣人たちが開く派手なパーティに招かれて新生活を謳歌していた。しかし、ラングは低層階に住むワイルダー(ルーク・エヴァンス)から、この建物にはフロアごとに階級が存在し、互いに牽制しあっている事実を知らされる。そして、ある晩起きた停電を境に住民たちの問題は顕在化し、マンションは内部から崩壊を始める――。本作は、『アベンジャーズ』や『マイティ・ソー』シリーズのロキ役で大ブレイクし、現在“ポスト ジェームズ・ボンド”の最有力候補として世界中から熱い視線を集めるイケメン俳優トム・ヒドルストンほか、ジェレミー・アイアンズ、ルーク・エヴァンスなど世界的人気を誇る英国俳優たちが勢揃い。また、昨年は「トロント国際映画祭」にも正式出品されている。今回到着した予告編では、医師ラングが、スーパーやジム、エステサロンなど様々な設備が揃い、日々派手なパーティが開かれるゴージャスなセレブ向けマンション“ハイ・ライズ”での新生活を謳歌する様子から始まる。しかし、このマンションを設計し最上階に君臨する建築家ロイヤル(ジェレミー・アイアンズ)やラングと濃密な関係を築くことになるシングルマザーのシャーロット(シエナ・ミラー)ら様々な住人と接点が生まれることにより、フロアごとに厳しい階級社会が存在するマンションの“もうひとつの顔”を知ることになるのだ。上層階と下層階がけん制し合い、それが徐々に加速していく中、下層階に住むTVディレクターのワイルダーが不満を募らせ反旗を翻し、ついに階級闘争が勃発! また、科学技術の基礎とも言える“電気”が度々途絶える停電や退廃的かつ官能的な映像美が、人々の理性やユートピアが音を立てて崩れていく様子を効果的に表現しており、映画本編への謎と期待が高まる映像となっている。そして「皆様のご入居、お待ちしています」と予告編を締めくくるナレーションには、先日公開されたマナー広告に続いて、トムの吹き替えでお馴染みの平川大輔が担当している。ベン・ウィートリー監督は、本作の見どころについて「観客がどのように物語を見ることになるかにこだわったんだ。ポータブルカメラを使い、報道用に使うようなカメラは使わなかった。観客に代わって目撃しているような捉え方ができたから、その場で物語を見ているような気分になれると思うよ」とアピールしている。さらに併せて本ビジュアルも到着。マンションの階級社会を示唆する三角形に、ラングをはじめ様々なキャラクター達が一堂に会する。また、端に添えられた「セレブたちのマンションで一体何が起きたのか――?」というコピーとも見事にマッチ。そして、その中心に座る幼い少年の存在が、大人たちの戦争とどう関係しているのか。本作の想像掻き立てるビジュアルに仕上がっている。『ハイ・ライズ』は8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年06月24日『マイティ・ソー』シリーズのトム・ヒドルストン、『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』のジェレミー・アイアンズ、『ドラキュラ ZERO』のルーク・エヴァンスらが勢ぞろいし、巨匠J・G・バラードの名作SF小説を完全映画化する『ハイ・ライズ』。このほど、本作の予告編に先駆け、世界的人気を誇る彼ら美しき英国俳優たちが“紳士的”に指南する、劇場マナー映像が解禁となった。現在、“ポスト ジェームズ・ボンド”の最有力候補として世界中から熱い視線を集めるトム・ヒドルストンほか、英国が誇る豪華俳優たちが顔をそろえる本作。舞台となる新築タワーマンション(=ハイ・ライズ)は、ラグジュアリーな内装や抜群の眺望のみならず、ありとあらゆる設備が整い、人々の夢を具現化したかのような理想の住居空間。上階に行くにつれ、住民が富裕層になっていく40階建ての高層マンションでやがて巻き起こるのは、皮肉な現代社会のヒエラルキーの崩壊。パーティ三昧の贅沢な毎日を過ごしていたセレブたちが堕落し、じわじわと崩壊していく様子を、贅沢な俳優陣の競演とミステリアスかつアーティスティックな映像美で描いていく。今回解禁となったのは、そんな“ハイ・ライズ”の住人3人のマンション内での言動を切り取りつつ、基本的な劇場マナーから「横取り禁止」「全裸禁止」といった“紳士的な”マナーまでコミカルに喚起していく、というもの。劇場公開に先駆けて、製作陣も大絶賛の劇場マナー映像となった。作品の設定にちなみ、“セレブのためのマンション入居説明会”というユニークなスタイルで展開するこの映像に登場するのは、ハイ・ライズに住む3人の男たち。理想のライフスタイルを求めてここに引っ越してきた医師ラング(トム)、ハイ・ライズのコンセプトを考案し、最上階に君臨する建築家ロイヤル(ジェレミー)、そして低層階に住むTVディレクターのワイルダー(ルーク)だ。彼らのマンション内で巻き起こすさまざま行動を切り取りつつ、「場内禁煙」「携帯オフに」「上映中はお静かに」といった基本的なものから、ジェレミーがスイーツを横取りしたり、ルークが謎の大乱舞を繰り広げたり、トムにいたっては…まさか、そんなことをする人はいないと思われる映画館でのマナー喚起がコミカルに展開されていく。また、映像でナレーションを担当するのは、トムの吹き替えでもおなじみの平川大輔。ハイ・ライズ入居のための心得を、あの声でアドバイスしてくれる。本作のベン・ウィートリー監督とプロデューサーのジェレミー・トーマスに、編集許諾のため本映像を観せたところ、とても気に入っているといい、トーマスは「この映画は、一見、深刻な話と受け止められてしまいがちだけど、実はブラックなユーモアのエッセンスがたくさん入っているんだ。このマナー広告はそれをうまく表現しているね!」と、絶賛のコメントを寄せている。『ハイ・ライズ』は8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月08日ベン・ウィショーらを迎え、シェイクスピア没後400年記念企画として英国BBCで放送された「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」。そのシーズン2が、5月31日(火)よりHuluにて日本最速配信されることが決定。シェイクスピアが最も残忍な王として描いたリチャード3世を、ベネディクト・カンバーバッチが演じている。本作は、BBCが圧倒的スケールで贈る、英国の偉大なる王たちの物語を描いたシェイクスピア戯曲のミニドラマシリーズ。シーズン1では、英国屈指の人気俳優ベン・ウィショーが「リチャード2世」、ジェレミー・アイアンズが「ヘンリー4世(第一部・第二部)」、トム・ヒドルストンが「ヘンリー5世」にそれぞれ出演、英国アカデミー賞4冠に輝くなど、高い評価を得た。そして今回、この4月に放送されたばかりのシーズン2が早くもHuluにて登場。シーズン2では、「SHERLOCK/シャーロック」のカンバーバッチがリチャード3世に扮していることでも話題を呼んでいる。シーズン1と2で描かれる14世紀末から15世紀末までの約100年間といえば、英国の王権は、リチャード2世、ヘンリー4世、ヘンリー5世、ヘンリー6世、エドワード4世、リチャード3世へと受け継がれていった。薔薇戦争が勃発した時代を描く「ヘンリー6世(第一部・第二部)」では、『パイレーツ・オブ・ロック』や『オン・ザ・ロード』のトム・スターリッジがタイトルロールを演じ、百年戦争後に荒廃したフランスを統一させることに成功したフランス国王ルイ11世を「SHERLOCK/シャーロック」の悪党ジェームズ・モリアーティ役でおなじみ、『007 スペクター』にも出演したアンドリュー・スコットが演じている。さらに、ヘンリー6世を崩御させ、薔薇戦争を制して再び王権に返り咲いたのはヨーク派、王権を握ったのはエドワード4世だったが、密かに弟のリチャード3世がその座を狙う。歴史上最も残忍な英国王を描く「リチャード3世」では、カンバーバッチは凄まじい演技力とその存在感を見せつけた。しかも、英国のレスター大学によれば、カンバーバッチはリチャード3世とは実際に血縁関係にあたることが判明しており、本ドラマの狂気の裏側にある気品あふれる姿は、代々受け継がれた“血”によるものだったかもしれない!?「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」シーズン2は5月31日(火)よりHuluにて配信スタート。以降、毎週火曜日に1話ずつ配信予定(全8話)。シーズン1は全話配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月20日ヒトラ―を怒らせた最強の陸上選手、ジェシー・オーエンスを描いた勇気の実話「RACE」(原題)。この度、本作の邦題を『栄光のランナー/1936ベルリン』とし、今夏、日本でも公開されることが決定。併せて特報映像も到着した。1936年、のちの「ヒトラーのオリンピック」とも呼ばれたベルリンオリンピック。ナチス独裁政権のもと開催されたこの大会で、ヒトラーを怒らせ、歴史に名を残した陸上競技選手がいた。その名はジェシー・オーエンス。史上初の四冠を達成した彼の輝かしい活躍は、80年後の今でも多くの人に影響を与え、オリンピックの英雄のひとりとして語り継がれている。本作は、アメリカ国内の人種差別の歴史やヒトラー政権による抑圧を打ち砕くオーエンスの勇気と決意と忍耐、そして、彼を厳しくも心から支え続けた名コーチや仲間との友情、家族の絆を描いた感動の物語。監督には、『プレデター2』や「24 -TWENTY FOUR-」第1シーズンなどを手掛けるスティーヴン・ホプキンスが務めた。伝説のジェシーを演じるのは、『グローリー/明日への行進』で公民権運動の活動家ジョン・ルイスを演じたステファン・ジェームス。そして、オーエンスのコーチのラリー・スナイダー役には、『モンスター上司』のジェイソン・サダイキス。そのほか、オリンピック参加への鍵を握るUSOC(アメリカオリンピック委員会)の委員役に、オスカー俳優のジェレミー・アイアンズとウィリアム・ハートが脇を固めている。このほど公開された特報には、人種や政治、様々な問題が渦巻く中、オリンピックに人生を賭けた一人のアスリートの熱い人生が映し出されている。未だに多くのものに分け隔てがある現代にも通ずる、ジェシーの闘いの物語を垣間見ることができる映像となっている。ベルリンオリンピックでヒトラーの鼻を明かし、歴史を変えた“四冠メダリスト”ジェシー・オーエンスの勇気の実話を描く本作は、リオデジャネイロオリンピックが開幕するこの夏、大注目の1本となりそう。『栄光のランナー/1936ベルリン』は2016年夏、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年05月11日『アベンジャーズ』『マイティ・ソー』シリーズで大ブレイクした英国イケメン俳優トム・ヒドルストンを主演に、『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』で新たなブルース・ウェインの執事アルフレッドを好演するジェレミー・アイアンズ、『ホビット』シリーズのルーク・エヴァンスほか、豪華人気俳優たちが勢ぞろいし、SF小説の巨匠J・G・バラードの原作を完全映画化した『ハイ・ライズ』。このほど、ヒドルストンの退廃的な佇まいが想像をかき立てるティザービジュアルが到着した。高名な建築家ロイヤルによって設計された高層マンション群は、ロンドンにほど近い通勤圏内にありながら、喧噪から切り離された別世界。各戸はラグジュアリーな内装と抜群の眺望を誇り、敷地内にはスーパーマーケット、プール、医療施設、小学校など、あらゆる設備が整っている。理想のライフスタイルを求めてこの場所に引っ越して来た医師のロバート・ラングは、毎晩のように隣人たちが開く派手なパーティに招かれて新生活を謳歌していた。しかし、ラングは低層階に住むワイルダーから、この建物にはフロアごとに階級が存在し、互いに牽制しあっている事実を知らされる。そして、ある晩起きた停電を境に、マンションは内部から崩壊を始めるーー。本作の舞台となる、新築タワーマンション(=通称ハイ・ライズ)は、ラグジュアリーな内装や抜群の眺望のみならず、ありとあらゆる設備が整い、人々の生活の夢を具現化したかのような理想の住居空間。上階に行くにつれ住民が富裕層になっていく40階建て高層マンションで巻き起こる、セレブたちの堕落とヒエラルキー(階層構造)の崩壊を、ミステリアスかつアーティスティックな映像美で描いていく。解禁となったビジュアルでは、“ハイ・ライズ”に住み始める主人公の医師ロバート(トム・ヒドルストン)が、漆黒の背景に身をゆだねている姿を大きく捉えている。これは、ロバートら住民たちが上下階を行き来する以上に意味を持つことになる、エレベーターでのワンシーンを基にしたデザインで、「ようこそ、極上のハイ・ライフへ」というキャッチコピーは、“ハイ・ライズ”という高層階級の世界へといざなうフレーズにもなっている。また、本作公開に合わせて、1980年に日本語版が発売され、Amazonでは一時10万円を超えるなど入手困難となっている本作の幻の原作小説が、「ハイ・ライズ」として創元SF文庫より7月8日(金)に復刊されることも決定。さらに、4月29日(金・祝)から特製ポストカード“ハイ・ライズの男達”付き前売鑑賞券も発売開始。ヒドルストン演じるロバート、アイアンズ演じる建築家アンソニー、エヴァンス演じるTVプロデューサーのワイルダーという、“ハイ・ライズ”に住む麗しき男性たち3人をとらえた日本オリジナルデザインのポストカードとなっている。『ハイ・ライズ』は8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月28日俳優のジェレミー・アイアンズは、かつて『007』シリーズでおなじみのジェームズ・ボンド役の候補に挙がっていたことがあるそうだ。先日公開がスタートした『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でアルフレッド役を演じているジェレミーは、1980年に『フランス軍中尉の女』を撮影していた際、『007』シリーズのプロデューサーをしていたアルバート・R・ブロッコリと当時ボンド役を演じていたロジャー・ムーアの後任として話し合いをしたのだという。しかし、ハンサムなスパイ役を演じることでその後に回ってくる役どころが偏ってしまうと感じたため、そのチャンスを断ったのだそうだ。ザ・デイリー・テレグラフ紙とのインタビューでジェレミーは「アルバート・ブロッコリが訪れてきてライム・レジスでミーティングをしたんだけど、僕はあまり興味がなかったんだ。間違っていたのかもしれないけど、あんなに象徴的な役を演じてしまうと、そのイメージから抜け出すのが難しくなると思ったんだよ」と当時を振り返った。自らボンド役を演じることはなかったジェレミーだが、ダニエル・クレイグの後任としては『ハイ・ライズ』で共演したトム・ヒドルストンが適任だと感じているようで、「彼はわりと典型的なジェームズ・ボンドのタイプだろ。でも彼は独自のスタイルやウィット、ルックスや体形も持ち合わせているよ」と押している。ボンド役を断ったことを大きな間違いだと捉える人もいるかもしれないが、ジェレミー自身は50年以上に渡るキャリアに満足しており、後悔は何一つないそうだ。「僕は後悔しながら生きるタイプじゃないんだ。夜にはベッドを整えてよく眠るのさ。もしかしたら違った方向に進んでいたかもしれないよ。もっと幸せだったかもしれないけど、そうでなかったかもしれないね」と語った。(C)BANG Media International
2016年03月31日ザック・スナイダーが監督を務め、誰もが知る2大ヒーロー、バットマンとスーパーマンによる世紀の対決を描く究極のエンターテインメント超大作『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』。公開を1か月後に控えた本作から2人のヒーローが正面から殴り合う、迫力満点のバトルシーンが収められた新映像が到着した。愛する人々のため孤独に戦い続けてきた“正義の象徴”スーパーマンが、人類を脅かす“最強の悪”とされてしまう本作。バットマンは彼の暴走を止めることができるのか――。2013年公開の『マン・オブ・スティール』の続編にあたる本作は、スーパーマン演じるヘンリー・カビル、ロイス・レイン役のエイミー・アダムス、ベリー・ホワイト役のローレンス・フィッシュバーン、マーサ・ケント役のダイアン・レインが引き続き出演し、新たなキャストとしてバットマン演じるベン・アフレック、ジェシー・アイゼンバーグ、ジェレミー・アイアンズ、ガル・ガドットが登場している。今回解禁された映像では、バットマンが彼の執事であるアルフレッド(ジェレミー)から遠隔誘導され謎の悪党集団のアジトへ踏み込み、銃を構えた集団を肉弾戦で次々と制圧する一連のシーンから始まる。武装した集団をたった一人で制圧する迫力の大立ち回りは、いままでは断片的にしか描かれてこなかったバットマンの強さを物語るようだ。一方でスーパーマン(ヘンリー)は、マシンガンの銃撃にも動じず、いともたやすくビルを突き抜ける強靭さが描かれ、人間を遥かに超えた力を持っていることが分かる。しかし、正義のために振るってきたはずのその力はやがて人類の脅威として恐れられ、彼を警戒したブルース・ウェインは、「1%でも人類にとって脅威になる可能性があるならば」と、圧倒的な戦力差があるスーパーマンに立ち向かう決意を見せている。そんな中、バットマンとスーパーマンの戦いに高揚する謎の男レックス・ルーサー(ジェシー)も登場し、2大ヒーローの戦いに彼がどう関わっていくのか想像が膨らむ。さらに2015年度の「世界で最も美しい顔100人」で第2位に選ばれたガルも登場。パーティー会場でブルース・ウェインを誘惑する妖艶な美女の姿と、盾を持ち荒野へ飛び立つ“戦う女性”ワンダーウーマンという全く異なる顔を見せている。世界各地から注目を集める世紀の対決。“神”vs“人間”とも言える2人の対決の結末はいかに…。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』は3月25日(金)より全国にて3D/2D/IMAX同時公開。(cinemacafe.net)
2016年02月25日バットマンとスーパーマンの競演を描く『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(3月25日公開)での2人のバトルシーンを映した新映像が25日、公開された。昼は大富豪のプレイボーイ、夜はバットマンとして、あらゆる手段で悪を制圧するブルース・ウェイン(ベン・アフレック)。映像は、バットマンが執事であるアルフレッド(ジェレミー・アイアンズ)から遠隔誘導され悪党集団のアジトへ踏み込み、銃を構えた集団を肉弾戦で次々と制圧する一連のシーンから始まる。武装集団にたった一人で挑みながら軽やかな動きで倒していく華麗な戦法は、これまで断片的にしか描かれてこなかったバットマンの強さを物語っている。そんなバットマンと相対するスーパーマン(ヘンリー・カビル)は、地球最強の男。映像の中でも、マシンガンの銃撃にも動じず、たやすくビルを突き抜ける強靱(きょうじん)さが描かれ、人間をはるかに超えた力を見せつける。しかし、これまで正義のために振るってきたはずのその力は、やがて人類の脅威として恐れられるように。これを警戒したブルース・ウェインは、「人類を滅ぼす可能性が1%でもある限り、やつは危険な存在だ」と、圧倒的な戦力差があるスーパーマンへ立ち向かうことを決意する。そして、謎の男レックス・ルーサー(ジェシー・アイゼンバーグ)が登場し、高揚気味に「世紀の対決になるぞ。神と人間。光と闇」と告げると、ついに2人の決闘の場面に。スーパーマンのもとに現れたバットマンは、燃え盛る車からゆっくりと降りながら、無言のまますごみの表情を見せる。対するスーパーマンもまた、言葉もなくバットマンを全力でパンチ。さまざまな建物を破壊しまくるほど、あり余る両者の力は、巨大な火炎をも生み出していく。終盤では、2015年度の「世界で最も美しい顔100人」で第2位に選ばれたガル・ガドットの姿も。パーティー会場でブルース・ウェインを誘惑する妖しい美女としての姿と、盾を持ち荒野へ飛び立つ"戦う女性"ワンダーウーマンという全く異なる顔を披露する。(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
2016年02月25日『クリムゾン・ピーク』や『マイティ・ソー』シリーズでおなじみの英国俳優界の“王子”トム・ヒドルストンを主演に、巨匠J・G・バラードによるSF小説を映画化した『ハイ・ライズ』が、8月より日本公開されることが決定。“王子”35回目の誕生日にあたる2月9日に解禁となった。そこは、階級別にフロアが分けられ、上階に行くほど富裕層となる新築タワーマンション。医師のロバート(トム・ヒドルストン)は、マンションのコンセプトを考案した建築家・アンソニー(ジェレミー・アイアンズ)の誘いでこの建物に住み始めるが、住民のワイルダー(ルーク・エヴァンス)と出会い、マンション内で起こっている“異常事態”を知ることに。やがて、住民同士の摩擦は徐々に激化していき…。スティーヴン・スピルバーグ監督『太陽の帝国』やデヴィッド・クローネンバーグ監督『クラッシュ』などの原作で知られる巨匠J・G・バラードによる同名小説を、英国内外で注目を集める俊鋭ベン・ウィートリー監督が映画化。主演を務めるのは、マーベル作品『アベンジャーズ』『マイティ・ソー』シリーズのロキ役でブレイクし、いまやベネディクト・カンバーバッジをも凌ぐといわれるほど、世界中の女性たちを虜にするトム・ヒドルストン。加えて、『ホビット』シリーズや『ドラキュラZERO』のルーク・エヴァンス、『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』にも出演するアカデミー賞俳優ジェレミー・アイアンズ、『アメリカン・スナイパー』のシエナ・ミラーなど英国を代表するスター俳優が勢ぞろい。さらに、『ニンフォマニアック』でセンセーショナルなデビューを飾ったステイシー・マーティン、海外ドラマ「MAD MEN マッドメン」のエリザベス・モスと若手も注目株が集結。2015年、英国インディペンデント映画賞にて「男優賞」「助演男優賞」「助演女優賞」などにもノミネートされた。パーティー三昧の贅沢な毎日を過ごしていたセレブたちが堕落し、じわじわと崩壊していく様子をアーティスティックな映像美で描いた本作。豪華な英国俳優たちが繰り広げる、退廃的で官能的、かつミステリアスで不条理に美しいSFドラマを、楽しみにしていて。『ハイ・ライズ』は8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月09日『007 スペクター』のベン・ウィショー、『クリムゾン・ピーク』のトム・ヒドルストン、さらに『バットマン VS スーパーマンジャスティスの誕生』のジェレミー・アイアンズら、イギリスの人気俳優たちが集結し、歴代の英国王の物語を描いたシェイクスピア戯曲ミニシリーズ「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」が、待望の日本初上陸!本日12月14日(月)よりHuluにて配信がスタートする。本作は、2012年にロンドンオリンピックを記念した文化的オリンピックの一環として企画された、「SHERLOCK/シャーロック」のBBCが贈るTVミニシリーズ。シェイクスピアの歴史劇「リチャード2世」「ヘンリー4世(第一部・第二部)」「ヘンリー5世」を、ベン・ウィショー、ジェレミー・アイアンズ、トム・ヒドルストンがそれぞれ豪華に演じ、実力派俳優陣の見事な演技と製作の圧倒的クオリティの高さで各メディアから大絶賛され、英国アカデミー賞で4冠を獲得。続くシーズン2には、ベネディクト・カンバーバッチがリチャード3世を演じる「The Hollow Crown: The Wars of Roses」(原題)の製作が決定したことでも、大きな話題を呼んでいる。まず、幕開けとなる「リチャード2世」で主演を務めるのは、『007』シリーズでQ役を務め、その名を世界に広めたベン・ウィショー。英国王きっての美男子と囁かれ、その華やかな宮廷での生活と市民への過酷な徴税により、実のいとこであるヘンリー・ボリングブルック(後のヘンリー4世)に王位を奪われることとなるリチャード2世の、栄光から堕落までの物語を迫真の演技で魅せる。続く「ヘンリー4世」で、リチャード2世から王の座を奪った冷静沈着なヘンリー4世を演じるのは、『運命の逆転』のアカデミー賞「主演男優賞」ほか、数々の輝かしい受賞経歴を持ち、『バットマン VS スーパーマンジャスティスの誕生』ではブルース・ ウェインの執事アルフレッド役を演じるジェレミー・アイアンズ。そして、ヘンリー4世の最大の悩みであった奔放すぎる息子のハル王子(後のヘンリー5世)を演じるのは、『アベンジャーズ』のロキ役で大ブレイクを果たし、ギレルモ・デル・トロ監督最新作『クリムゾン・ピーク』が控えるトム・ヒドルストン。英国の歴史にその名を刻んだ輝かしい王冠を繋ぐ男たちの物語を描き、“王”と祭り上げられる一方で、その裏に潜む彼らの真実の顔、闇や悩みを浮き彫りにした本作。リーダーシップや家族愛など、深いテーマも描き出した秀作を見逃さないで。「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」は12月14日(月)よりHuluプレミア作品として第1話配信スタート。毎週月曜日に1話ずつ配信予定。(text:cinemacafe.net)
2015年12月14日ロンシャン(LONGCHAMP)とジェレミー・スコット(Jeremy Scott)のコラボレーションコレクションが今年で10周年を迎えた。48年にフランス・パリで創業して以来、一貫してフレンチシックを体現するクリエーションを続けるロンシャンと、モードシーンの第一線で常識を超えるクリエーションに挑み続ける気鋭デザイナー、ジェレミー・スコットの一見異色のコラボレーションは06年にスタート。ロンシャンのアイコンバッグ「Le Pliage(R)」をベースに、ジェレミー・スコットが自身のコレクションで発表したパターンからヒントを得た大胆で強烈なグラフィックをあしらったコラボレーションバッグのデザインは、これまで様々なバリエーションで展開されてきた。中でも、プードルをモチーフにした「Poodlebag」や、クレイジーなモンスターを描いた「Madballs」、タイヤ跡付きの「Tire Track」、12星座がモチーフの「Zodiac」などは多くの人々の記憶に名作として刻まれているだろう。「ジェレミーは毎シーズン、境界をさらに広げようと頑張ってくれる。一緒に仕事をするうちに彼は単なるパートナーシップを超えて、ロンシャンの哲学の忠実なフォロワーに変わっていった」というロンシャンのアーティスティック・ディレクター、ソフィ・ドゥラフォンテーヌの言葉の通り、ジェレミーが生み出すエッジの効いたグラフィックは、ロンシャンの慣例を揺るがすものとなり、同時に多くのファンたちを魅了し続けた。現在では、エル・ファニング、ジジ・ハディッド、マイリー・サイラスを始めとする世界中のセレブリティーも愛用者に持つ。そして、今回10周年を記念して、新たに2バージョンのアニバーサリーバッグが登場。11月6日よりロンシャン公式サイト限定で販売がスタートした。また11月6日(現地時間11月5日)には、アメリカ・カルフォルニア州ロサンゼルスで記念パーティーが行われた。会場となったのは数々のハリウッド映画にも登場する、建築家ジョン・ロートナーが手掛けたビバリーヒルズ内のゴールドスタインハウス。ジェレミー・スコットとともに、ロンシャンのCEOジャン・キャスグランとソフィ・ドゥラフォンテーヌが10周年を祝った。さらに当日は女優のキルスティン・ダンスト、フリーダ・ピント、モデルのアンバー・ローズなどのゲストも多数駆けつけた。
2015年11月11日秋のロマンティック気分を先取りできる上に、観やすくて面白い!前回の「REIGN/クイーン・メアリー」に続き、今回はそんな歴史ドラマをオススメしたいと思います。まず1本目は、「THE TUDORS~背徳の王冠~」。このドラマでは、16世紀イングランドのチューダー朝を舞台に、国王ヘンリー8世の人生模様が描かれていきます。「REIGN/クイーン・メアリー」のメアリー・ステュアートは英国女王エリザベス1世のライバルですが、ヘンリー8世はそのエリザベス1世のお父さん。聡明ではあるものの冷酷かつ非情で、女性関係にも問題が多々あったヘンリー8世を、ジョナサン・リース=マイヤーズが演じています。「実際のヘンリー8世よりも多少はイケメンな男が演じた方がいいだろう?」と、ジョナサン自身も言ったとか…?とにかくジョナサンのヘンリー8世は刺激的な王様で、どこかチャーミング。そんなヘンリー8世のダークヒーローぶりが、物語を観やすくしています。史実上も6人の女性と結婚&離婚を繰り返したとされていますが、その分ロマンス濃度は高め。エロティックな描写もふんだんに盛り込まれています。ちなみに、いまや『マン・オブ・スティール』のスーパーマンとして知られるヘンリー・カビルが、このドラマではヘンリー8世の家臣を好演。美形2人の友情物語も非常に見応えのあるものでした。そして2本目は「ボルジア家愛と欲望の教皇一族」。15~16世紀のローマで暗躍した教皇アレクサンデル6世を、オスカー俳優ジェレミー・アイアンズが演じています。“史上最もスキャンダラスな教皇”の呼び名に相応しく、アレクサンデル6世の人生は権力と富、色と欲にまみれていて波乱万丈。敵を抹殺するためなら手段を選ばず、極悪非道の限りを尽くしたアレクサンデル6世はもちろん、頭脳明晰な長男チェーザレ、父の政略の駒にされた長女・ルクレツィアら、家族の物語にもドロドロと禁断の香りが漂っています。製作総指揮を務めるほか、演出や脚本も手掛けているのは映画『クライング・ゲーム』などの名匠ニール・ジョーダン。ほとんどのエピソードの脚本を執筆しているばかりか、数エピソードにわたって監督を務める熱の入りようで、「連続ドラマの利を活かし、映画では出来ないことをやり尽くす」という意気込みが感じられる作りに。壮大で、スリリングで、エロティックで、エンターテイメント性にも富んだ作品世界は、観始めたら止まらない中毒性を帯びています。また、時に恐ろしいほど狡猾に、時に見苦しいほど等身大に振る舞う主人公一家の強烈な個性も、観やすさの要因となっているのではないでしょうか。ちょっと敷居が高いな…と思っても、実は観始めたらハマってしまう人多数の歴史ドラマ。中世モンゴルの冒険家マルコ・ポーロをモデルにした「マルコ・ポーロ」(Netflixで9月2日より配信中)、ヘンリー8世の側近だった天才政治家トマス・クロムウェルが主人公の「ウルフ・ホール」(AXNミステリーで来年1月に放送)など、今後も話題作が続々と日本にやって来るのも嬉しいところです。(text:Hikaru Watanabe)
2015年09月15日トム・クルーズ演じる伝説のスパイ、イーサン・ハント率いるIMFのメンバーとして、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のホークアイとしても知られるジェレミー・レナーが、前作に引き続き登場する『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』。いよいよ8月7日(金)に迫った本作の日本公開を前に、ジェレミーの撮影オフショットや本編映像を交えた特別映像とビジュアルが、シネマカフェに到着した。先週末、全米を始め世界各国で公開された『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作となる本作は、世界33か国で初登場No.1を獲得、内32か国でシリーズ最高のオープニング、27か国でトム史上最高のオープニング記録をたたき出すなど、早くも話題沸騰。シリーズを通じて主人公のイーサン・ハントを演じてきたトムは、毎回、信じられないようなアクションをノースタントでこなし、観客を驚かせてきたが、謎のスパイ組織“シンジケート”に立ち向かう本作でも、手に汗握る生身のアクションは顕在だ。ただ、これまで幾多のピンチを乗り越え、数々の不可能なミッションを可能にしてきたトム演じるイーサンの活躍の陰には、極秘諜報機関IMFの強いチームワークがあったことも大きい。そのIMFのメンバーの一人、ブラント役を演じているのが、ジェレミーだ。ブラントは、IMFの切れ者分析官で、前作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で初登場。『アベンジャーズ』シリーズでもおなじみのジェレミーだが、本作では交渉担当として手腕を発揮している。到着した映像では、ジェレミー演じるブラントの見せ場シーンのほか、同じくIMFチームでベンジーを演じるサイモン・ペッグと談笑するオフショットもあり、サイモンが「レナーとの仕事は楽しい。彼はいい奴さ」と笑顔で明かしているように、公私にわたるチームワークの良さを感じ取ることができる。また、本作では、トム演じるイーサンが今回の敵となる“シンジケート”の暗躍を阻止すべく動く一方で、IMFを諸悪の根源と非難したCIA長官(アレック・ボールドウィン)からは、IMF解体を宣言されてしまう。CIAとの交渉の矢面に立ち、チームを守ろうと奮闘するブラントは、非常に重要な役どころだ。トムも「今回、IMFはプレッシャーを受けて崩壊しそうになる。そんな状況の中でのジェレミーとサイモン、そして(ルーサー役の)ヴィング(・レイムス)との関係がすごくいいんだ」と語っているだけに、イーサンのみならず、シリーズを通して培ってきたチームの絆も、より強力になっているようだ。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 2015年8月7日(金)より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年08月06日製作クリストファー・ノーラン、監督ザック・スナイダーの天才クリエイターが、全世界で最も有名な2大スーパーヒーロー、バットマンとスーパーマンによる夢の競演を描く『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』。この度、ベン・アフレック演じる新生バットマンの姿が披露された第1弾予告編が解禁された。前作『マン・オブ・スティール』では、“スーパーマン”の誕生と、選ばれし者として立ち上がる姿を、度肝を抜く超高速アクションを交え描き、世界興行収入約800億円(約6億6,800万ドル※Box Office MOJO調べ)を突破する空前の大ヒットを記録している。昼間は大企業のトップを務め、夜は高級車でパーティに繰り出し美女たちとハデに騒ぐ変わり者、しかし夜が深まる頃、ゴッサム・シティに横行する犯罪に立ち向かうヒーロー、“バットマン”に変身するブルース・ウェインを、『アルゴ』や『ゴーン・ガール』などのベン・アフレックが好演。そして、本作でバットマンと対峙するのは、すべてのヒーローの原点にして、地球最強の男“スーパーマン”クラーク・ケントにヘンリー・カビルが続投する。さらに、“ワンダーウーマン”ダイアナ・プリンスをガル・ガドット演じるほか、エイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・レインが『マン・オブ・スティール』に続き出演。また、悪役レックス・ルーサーをジェシー・アイゼンバーグ、ブルース・ウェインに仕える執事アルフレッドをジェレミー・アイアンズ、また、本作で新たに設定された役にホリー・ハンターが参戦する。今回公開された映像は、前作で地球の危機を救ったスーパーマン。英雄として建造されたスーパーマンの巨像の「S」マークには、「偽りの神(FALES GOD)」と書きなぐられた跡…壊滅的だった街は復興を遂げるが、いつしか彼の強大過ぎるパワーは、人類を恐怖させ、脅威へと変化。「帰れ!帰れ!」と言われる衝撃展開で始まる。そんな混沌とした世界でバットマンが立ち上がるのだ。飛行力・透視力・破壊力など人間を凌駕するパワーを持つスーパーマン。そして超人でも特殊能力を持つ者でもなく、天才的な頭脳と、極限まで鍛えあげた肉体と格闘スキルを持つバットマン。映像のラストでは、鋼鉄のようなアーマー姿のバットマンの前に降り立つスーパーマンが描かれている。ベン扮するバッドマンの姿を今回初披露。本作ではファン感涙もののバットスーツ、バットウィング、バットモービルなど様々なガジェット機器が迫力のアクションシーンとともに登場する。果たして、スーパーマンは「英雄」なのか、「支配者」なのか?世紀2大ヒーローによる壮絶な戦いの始まりをこちらから覗いてみて。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』は2016年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月25日これまで繰り返しアニメ化、映画化され、全世界にファンをもつ人気ヒーロー、バットマンとスーパーマンが対峙する大作映画『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』が来年3月に日本で公開されることが決定した。スーパーマンを新生させ、高評価を獲得した『マン・オブ・スティール』のザック・スナイダー監督がメガホンをとる。その他の情報大企業を率いる富豪でありながら、夜になると自身で開発したスーツに身を包んで悪と戦う男ブルース・ウェイン=バットマンと、地球とは異なる星からやってきた最強の男カル・エル=クラーク・ケント=スーパーマンが来春、スクリーンで激突する。『マン・オブ・スティール』は全世界で約800億円もの興収を記録しており、スナイダー監督がこの巨大なプロジェクトを手がけることになった。『マン・オブ…』に続いてヘンリー・カヴィルがスーパーマンを演じるほか、ベン・アフレックがバットマンを、ガル・ガドットがダイアナ・プリンス=ワンダーウーマンを、ジェシー・アイゼンバーグがスーパーマンの宿敵レックス・ルーサーを演じるほか、エイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・レイン、ジェレミー・アイアンズ、ホリー・ハンターが出演する。また、クリストファー・ノーランとエマ・トーマスが製作総指揮を担当。『マン・オブ…』に続いてデイヴィッド・S・ゴイヤーが脚本を、ハンス・ジマーが音楽を務める。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』2016年3月 全国ロードショー(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT. LLC
2015年06月16日2大スーパーヒーロー、バットマンとスーパーマンの対決を描く映画『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』(原題:BATMAN v SUPERMAN DAWN OF JUSTICE)が、2016年3月に日本公開されることが15日、明らかになった。製作クリストファー・ノーラン、監督ザック・スナイダーで描く。世界中で人気を誇るバットマンの正体は、昼間は大企業のトップを務め、夜は高級車でパーティに繰り出し美女たちと派手に騒ぐ変わり者ブルース・ウェイン。彼は夜が深まる頃、"バットマン"となり、天才的頭脳と鍛え上げた肉体、格闘スキルで、ゴッサム・シティに横行する犯罪に立ち向かう。そして、本作でバットマンと対峠するのは、すべてのヒーローにして地球最強の男・スーパーマン。前作『マン・オブ・スティール』では"スーパーマン"の誕生と選ばれし者として立ち上がる姿を描き、世界興行収入約800億円を突破する大ヒットを記録し、胸に刻まれたアイコン"S"マークは、今なお世界中で愛され続けている。そんな2大ヒーローが本作で共演。クラーク・ケント/スーパーマンはヘンリー・カビルが続投し、ブルース・ウェイン/バットマンをベン・アフレックが演じる。さらに、ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマンをガル・ガドットが演じるほか、エイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・レインが『マン・オブ・スティール』に続き出演。また、悪役レックス・ルーサーをジェシー・アイゼンバーグ、ブルース・ウェインに仕える執事アルフレッドをジェレミー・アイアンズ、本作で新たに設定された役にホリー・ハンターが決定した。ワーナー・ブラザース映画では、本作の公開を皮切りに、2020年までにDCコミック原作のアクション大作10作品の公開を予定。6月17日には、特別サイトもオープンする。「プロジェクトDCコミックス」公開予定2016年公開:『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『スーサイド・スクワッド』(原題)』2017年公開:『ワンダーウーマン(原題)』『ジャスティス・リーグ Part 1(原題)』2018年公開:『ザ・フラッシュ(原題)』『アクアマン(原題)』2019年公開:『シャザム(原題)』『ジャスティス・リーグ Part 2(原題)』2020年公開:『サイボーグ(原題)』『グリーン・ランタン(原題)』(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
2015年06月16日バットマンとスーパーマン、夢の共演作の邦題が『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(原題:BATMAN v SUPERMAN DAWN OF JUSTICE)と決定し、2016年3月公開となることが分かった。世界で最も有名な2大ヒーローによる世紀の大プロジェクトが動き始めた。世界興行収入約800億円を突破する大ヒット『マン・オブ・スティール』の続編となる本作は、『ダークナイト』、『ダークナイト ライジング』『インターステラー』の大ヒットメーカー、クリストファー・ノーラン製作、『300』のザック・スナイダー監督による超大作だ。すべてのヒーローの原点、世界中でいまなお愛される“クラーク・ケント”こと、スーパーマン。天才的な頭脳と、極限まで鍛えあげた肉体・格闘スキルで、ゴッサムシティを守るダークヒーロー、バットマン。その彼らが“ vs ”と銘打たれ激突をする本作。バットマンのアイコン、コウモリとスーパーマンの代名詞“S”の文字を組み合わせた最新ビジュアルはヒーロー映画史の新しい幕開けを予感させる。クラーク・ケント役には『マン・オブ・スティール』のヘンリー・カビルが続投。バットマンことブルース・ウェインをベン・アフレックが演じ、さらに、ヒロインのワンダーウーマンをガル・ガドットが演じる。エイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・レインが『マン・オブ・スティール』に続き出演。また、悪役レックス・ルーサーをジェシー・アイゼンバーグ、ブルース・ウェインに仕える執事アルフレッドをジェレミー・アイアンズ、また、本作で新たに設定された役にホリー・ハンターが、それぞれ演じる。本作を皮切りに、DCコミック原作のアクション大作映画が2020年までに10作品連続で毎年公開される。2017年には『ワンダーウーマン』(原題)、そしてDCコミックのヒーローがチームを組む『ジャスティス・リーグPart 1』(原題)、そして2019年には『ジャスティス・リーグ Part2』(原題)などが予定されている。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』は2016年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日ディズニーが製作準備を進めている実写版『美女と野獣』に、『ドラキュラZERO』のルーク・エヴァンスがガストン役で出演を交渉中らしいとVariety.comが伝えている。主演のベルにはエマ・ワトソンが、野獣(ビースト)役にはダン・スティーヴンスが決まっている。監督は『ドリームガールズ』のビル・コンドン。撮影は、今年後半にスタートの予定。公開予定日はまだ決まっていない。その他の情報エヴァンスの最新作は『ホビット 決戦のゆくえ』。今年はイギリス映画『High-Rise(原題)』の公開が控えている。SFアクションで、共演はトム・ヒドルストン、ジェレミー・アイアンズ、シエナ・ミラー。文:猿渡由紀
2015年03月05日欧州のスターキャストと名監督がベストセラー小説を映画化した劇場スマッシュヒットのミステリードラマの傑作『リスボンに誘われて』のDVDが、4月2日(木)より発売されることが決定した。同作は2004年の刊行以来、全世界で発行部数400万部を突破しているパスカル・メルシエのベストセラー「リスボンへの夜行列車」(早川書房刊)を、豪華キャストと名匠ビレ・アウグストが映画化した名編。一冊のポルトガルの古書に魅了されたスイスの古典文献学教師が、旅先での出会いを通じて自身の人生と対峙していく姿を情感豊かに描いた一作だ。『運命の逆転』などのアカデミー賞俳優、ジェレミー・アイアンズを筆頭に、『イングロリアス・バスターズ』のメラニー・ロラン、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』のジャック・ヒューストン、名優ブルーノ・ガンツ、クリストファー・リー、シャーロット・ランプリングなど、ヨーロッパの名優たちがこぞって出演。その演技合戦も見所の一つだ。セル特典としてメイキング、劇場予告編などの映像特典が付くほか、初回限定特典としてアウタースリーヴケース仕様も予定。また、同作は販売元のポニーキャニオンが贈る名画特集「映画美食宣言」キャンペーンの一作でもあり、さまざまな企画も実施予定という。<『リスボンに誘われて』DVDリリース情報>【セル】DVD ¥3,800(本体)+税≪セル特典≫【映像特典】メイキング、劇場予告編【初回限定特典】アウタースリーヴケース発売日:4月2日(木) ※レンタルも同時開始発売元:キノフィルムズ 販売元:ポニーキャニオン(C) 2012 Studio Hamburg FilmProduktion GmbH / C‐Films AG / C‐Films Deutschland GmbH / Cinemate SA. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:リスボンに誘われて 2014年9月13日よりBunkamura ル・シネマほか全国にて公開(C) 2012 Studio Hamburg FilmProduktion GmbH / C-Films AG / C-Films Deutschland GmbH / Cinemate SA. All Rights Reserved.
2015年01月08日