ジョニー・デップが“ハマリ役”ジャック・スパロウを演じるエンターテインメントシリーズの最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』。このほど、ジャック・スパロウの顔を全面に打ち出した最新日本版ポスターが解禁となった。海賊船ブラック・パール号の船長にして、決して北を指さないコンパスを持つ伝説の海賊ジャック・スパロウが活躍する待望の最新作。21世紀最大のスターともいえる、この孤高の海賊を演じるのは、もちろんジョニー・デップ。本作のファーストビジュアルとなるポスターは、いまやジョニーの代名詞ともいえるジャック・スパロウを象徴的に使ったインパクトのある仕上がり。「この顔に、ピンと来たら<夏>が来る。」の言葉のとおり、早くも夏の到来を感じさせてくれそうだ。また、猿のジャックを肩に連れた海賊バルボッサ役のアカデミー賞俳優ジェフリー・ラッシュ、自らが海賊の息子だということを知らずに幼少時代を過ごしたウィル・ターナー役のオーランド・ブルームの復活も大きな話題に。さらには、『ノーカントリー』の冷酷無比な演技でオスカーを獲得、『007 スカイフォール』での悪役の怪演など21世紀最大の悪役俳優ハビエル・バルデムがジャック・スパロウへの復讐に燃える“海の死神”サラザールを演じる。そして、『マレフィセント』『キング・オブ・エジプト』など話題作への出演が続き、現在ハリウッドで最も注目されているイケメン俳優ブレントン・スウェイツが、“ウィルの息子”ヘンリー・ターナー役で出演!文字どおり“ポスト オーランド・ブルーム”の呼び声も高く、本作でますます話題となることは間違いない。物語の鍵を握る強く美しいヒロイン、カリーナを演じるのは、『メイズ・ランナー』シリーズなどで活躍する若手女優カヤ・スコデラリオと、いまハリウッドの最前線で輝く豪華俳優陣が集結する。全世界から熱い視線が注がれている本作のメガホンを握るのは、ヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリの監督コンビ。アカデミー賞にノミネートされた壮大な海洋冒険物語の実話『コン・ティキ』や、同じく海を舞台に描き、高い評価を受けているNetflixオリジナル作品「マルコ・ポーロ」を生み出している。サンドベリ監督は、「“パイレーツ”シリーズの原点といえる第1作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』に敬意を払い、この『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』を制作しました。全世界で注目される作品なので、その責任を重く感じています。世界中に多くのファンがいるだけでなく、私たち自身もノルウェーで本シリーズを観ていたファンですからね」と、自らもいちファンとして、本作にかける熱い思いを明かした。ローニング監督は、「私たちは史上最高の海賊映画を作ることを目指しました。力強い感情が核にあり、素晴らしいキャラクターたちが登場する、楽しくてスペクタクルなアクション満載の壮大な映画です。第1作目の魂をとらえると同時に、本作『最後の海賊』に新しさを吹き込むため、私たちはこれまで何年も力を注いできました。そしていま、私たちがそれを成し得たかどうか、それを判断するのは観客の皆さんです」と語り、1作目へのリスペクトを込めた作品の仕上がりに自信を覗かせている。『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は7月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月08日ヒュー・ジャックマンが主演するマーベル映画最新作『LOGAN/ローガン』。先日の第67回ベルリン国際映画祭では、ワールド・プレミア上映されると、スタンディングオベーションが起き世界中から大絶賛の嵐を受けた本作が、この度ヒューを始め豪華キャストたちが集合したスペシャル・スクリーニングが、2月24日(現地時間)ニューヨークのジャズ・アット・リンカーン・センターにて開催された。ミュータントがほぼ絶滅し荒廃した近未来。ローガンは治癒能力を失いつつあった。そんなローガンに年老いたチャールズ・エグゼビアが託した最後のミッションは、絶滅の危機にあるミュータントの唯一の希望となるローラという謎めいた少女を守ること。強大な武装組織の襲撃を逃れ、車で荒野を旅する3人の行く手には、想像を絶する運命が待ち受けていた――。6月の日本公開に先駆け、3月3日より全米公開される本作。ベルリンでの初お披露目以来、全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」のトップ批評家による評価でも、96%という高評価を維持し続け、ローガン旋風が巻き起こっている。ニューヨークのジャズ・アット・リンカーン・センターの1,233席を有するローズ・シアターにて行われた今回のスペシャル・スクリーニング。この日のレッドカーペットには、これまでに8度チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)を演じたパトリック・スチュワート、本作でスクリーンデビューを飾った謎の少女ローラを演じたダフネ・キーン、『ウルヴァリン:SAMURAI』に続きメガホンを取ったジェームズ・マンゴールド、本作でプロデューサーを務め、『X-MEN』シリーズのプロデュースや脚本を数多く手掛けてきたサイモン・キンバーグらが登場。会場には、ヒューの最後の姿を見届けるべく、世界各国から報道陣が集結。そしてヒューが登場するやいなや、怒涛のごとくフラッシュがたかれ、また報道陣だけでなくファンの熱気も高まり、キャストや監督は、駆けつけたファンたちのサインや写真撮影に応じていた。17年で9度、孤高のヒーロー・ウルヴァリンを演じてきたヒューがそのフィナーレを飾る本作。ヒューは「本作は、ファンへのラブレターみたいなものです。それと同時に僕には、コミック映画を観たことがない人たちへの映画でもあると思います」と作品への想いを明かし、「この役は17年間僕の中に居たのですが、この作品で初めてキャラクターの核心に触れたような気持ちです」とコメント。またパトリックは「この映画にはリアルな人間たち、言葉、感情、そしてセンセーショナルなアクションがある。ジェームズは素晴らしい監督だ」と語っていた。『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年02月28日先日、第67回ベルリン国際映画祭でワールド・プレミア上映されるや、世界中から集まったメディアから大絶賛の嵐を受けたヒュー・ジャックマン主演『LOGAN/ローガン』。このほど、ヒューが演じる最後の“ウルヴァリン”と鍵を握る少女をとらえたポスタービジュアルが解禁となった。自身の代名詞的キャラクターであるウルヴァリンを、ヒューが“最後”に全身全霊で演じる本作。3月3日からの全米公開を皮切りに各国で公開される本作は、ベルリンだけでなく、プレミアを実施した国でお披露目されると賞賛の声が止まない。メディアからは、「ウルヴァリンのベスト映画!X-MENにおける“ダークナイト”だ!」(USA Today)、「ファンにとって感動し満足できるチャプターであり、この新しいフィルムノワール的な空気感はX-MEN映画を観たことがない人をも夢中にさせるだろう」(The Hollywood Reporter)、「本当に偉大なスーパーヒーロー映画の1本だ」(Forbes)、「マンゴールド監督とジャックマンはかつてないほど荒々しく記憶に残る映画を作り上げた」(LRM)など、絶賛の声が続々。また、全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」のトップ批評家による評価でも、96%(2月22日付)という高評価を獲得、辛口評論家たちもヒューが挑むウルヴァリン最後の姿、そして“ローガン”がたどる壮絶な運命に胸を打たれた様子だ。到着したビジュアルでは、片方の拳からはお馴染みの爪が飛び出し、戦闘体制のウルヴァリンだが、もう片方の腕で少女をしっかりと抱きかかえており、「少女と刻んだ、最後の爪跡。」というキャッチコピーが配されている。絶滅の危機にあるミュータントの唯一の希望となる少女を強大な敵から守るため、命を懸けた“最後の闘い”に身を投じることになるウルヴァリン。しかし、治癒能力を失いつつある彼は、もはや不死身の超人でなく、生身の人間“ローガン”なのだ。2000年、『X-MEN』でスクリーンに登場して以来、絶大な人気を誇りながらも、ずっと謎に包まれていた最強にして孤高のヒーロー・ウルヴァリン/ローガンを、17年にわたり演じてきたヒューは、「最後にもう一度この役に挑むにあたり、爪を使ってできることよりも、この人物の核心に触れてみたいと思った」と、その心境を述懐する。また、『ウルヴァリン:SAMURAI』に続き、メガホンを取るジェームズ・マンゴールド監督も「伝説的なヒーローたちの恐れや弱点を探求できるような、キャラクターが中心のストーリー、ヒーローたちの人間らしさを見せる作品にしたかった」と明かしており、ローガンの心情に踏み込むストーリーとなる様子だ。ヒューは、映画でスーパーヒーローを演じた最多記録となる9回目にして、最後のウルヴァリンを演じる。その爪跡は、何をもたらすのか?力を失った傷だらけのヒーローの壮絶な闘いを見届ける日を、楽しみにしていて。『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年02月24日俳優のヒュー・ジャックマンが、再び皮膚がんの治療を受けていたことが分かった。2013年に皮膚の基底細胞がんと診断されて以降、過去数回にわたって鼻の皮膚の手術を受けているヒューだが、今回再び鼻に絆創膏を着けている自身の姿をツイッターに投稿し、医師団によって非黒色腫皮膚がんが発見されたことを明かした。ヒューは写真と共に「新たな基底細胞がんが見つかったよ。定期的な検診と素晴らしい医師団に感謝するよ。すべてはうまくいっているよ。この絆創膏を着けていると見た目は悪いけどね!みんな、日焼け止めクリームを塗るようにしてね」とツイートしている。ヒューは以前あるインタビューの中で「『がん』という言葉は聞くだけもショックを受けるものだよね。皮膚がんはオーストラリアで育った自分にとって珍しくないんだ」「がんについては落ち着いて対応するようにしたよ。基底細胞がんとはただ向き合わなくちゃいけないんだよ。これは悪性腫瘍だからね。どんどん症状が進行するんだ。だから僕らはただこれを取り除かなくちゃいけないんだよ」とコメント。また、「僕は3カ月ごとに検診にいっているところさ。まあ僕にとってこれは新しい習慣だけどね。医者はこれからも再発するだろうと言っているし、もし君がこの病気にかかることがないとしたらそれはラッキーだってことだよ」と語っていた。(C)BANG Media International
2017年02月15日2013年11月に鼻のてっぺんに皮膚がんの一種“基底細胞がん”ができ、手術で取り除いたことを公にしていたヒュー・ジャックマン。昨年2月9日(現地時間)に「(4回目の)除去手術を受けた」とSNSでファンに報告してからわずか1年、再び手術を受けたことを月曜日(現地時間)に明かした。過去、肩にも同じがんができて手術を受けたことも告白しているので、実に6回目の手術であった。今回SNSに掲載した、鼻にガーゼとテープを貼った自撮り写真は、昨年の手術時よりもずいぶんと痛々しい。ヒュー本人もその姿を気にしたのか、「ガーゼを貼っている方が貼っていない状態より見た目がひどい!」とコメントを添えている。「頻繁な検診と、素晴らしいお医者さんたちのおかげで、すべて順調だよ。とにかく日焼け止めを塗ってね!」といつものようにファンに日焼け止めの必要性を訴えた。アメリカの皮膚がんに関する慈善団体「スキン・キャンサー・ファンデーション」によると、アメリカにおいて基底細胞がんは、年間300万人が診断を受けているという、珍しくないタイプのがんだそうだ。また、外科的手術で早々と対処すれば、転移することはほとんどないとのこと。(Hiromi Kaku)
2017年02月14日マーベル映画最新作『LOGAN/ローガン』の日本公開が、2017年6月1日(木)に決定。“最後”のウルヴァリンをヒュー・ジャックマンが全身全霊で演じる話題作だ。映画『LOGAN/ローガン』を紹介『X-MEN』シリーズにおいて最高の人気を誇るウルヴァリン(別名:ローガン)。これまで多くの作品に登場してきた彼が、<最後の闘い>に身を投じる時がやってきた。予告動画で「時代は変わった」と、ローガンが口にするように、舞台は地球からほとんどミュータントがいなくなった世界。2029年の近未来だ。そんな絶滅の危機にあるミュータントの唯一の希望となる少女ローラが、ローガンのもとに運ばれてきた。チャールズ・エグゼビアは、以前の面影もない衰弱した状態だが、絶滅の危機に瀕したミュータントの最後の希望であるローラを守るようローガンを説得する。彼女を守ることを、初めは断ったローガンだったが、最終的に強大な敵から彼女を守ることになる。しかし治癒能力を失った男は、もはや不死身の超人ではなくなっていた。本作は、初めて生身の人間としての“ローガン"を描いた物語となる。孤高のヒーロー「ウルヴァリン/ローガン」を演じるのは、10年以上も本キャラクターを演じ続けてきたヒュー・ジャックマン。彼は、映画『LOGAN/ローガン』について、次のようにコメントを残している。「以前の『X-MEN』シリーズの歴史とか年表に必ずしも関連しない作品にしたかった。とても人間らしいものにしたいと思っていた。最後にこのキャラクターを追求するには、彼がどんな人か核心に触れることが重要だった。彼の爪ができることなんかよりもね」と明かす。これまでX-MENはシリーズとして何作も発表されてきており、その都度、新キャラクターやその能力について、またシリーズの中での時系列的な位置づけが、ファンの間で話題になってきた。しかし、『ローガン』では「彼がどんな人か核心に触れることが重要だった」とあるように、彼の人間性を深く描こうとしていることがわかる。また、『LOGAN/ローガン』が発表された初日に公開されたビジュアルには、年をとったウルヴァリンの哀愁漂う姿が映し出されており、これまでとは異色の作品になることを予感させる。メガホンを取るのは、『ウルヴァリン:SAMURAI』(13)に続き、ウルヴァリン/ローガンを知り尽くしているジェームズ・マンゴールド。マンゴールドと本作について最初に話したジャックマンは次のようにコメントを残している。「『もう1本監督をやってくれますか?』と依頼したところ、マンゴールドはすぐに『イエス』と答えたから嬉しかった。彼は、ハリウッドで最も成功している一人だが、さまざまなジャンルで素晴らしい成果をあげている。彼が、何も描かれていないキャンバスを手にした時に何が生まれるのか、その可能性を考えてワクワクした」。六本木ヒルズで「ローガン展」開催本作の公開を記念して、5月24日(水)から28日(日)まで、六本木ヒルズの大屋根プラザにて「ローガン展」が開催される。会場には、『X-メン』から本作までローガンの軌跡を追った画像や、本作の撮影で実際に使用されたローガンのドッグタグやメガネ、ローラのサングラスや靴、ウルヴァリンのフィギュアやアダマンチウムの銃弾、過去作で使用されたウルヴァリンの葉巻やライターなどが展示される予定だ。【開催概要】ローガン展期間:2017年5月24日(水)〜28日(日)場所:六本木ヒルズ 大屋根プラザ映画情報LOGAN/ローガン』公開日:2017年6月1日(木) 全国ロードショー配給:20世紀フォックス映画(C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation
2017年01月28日俳優のジャック・ニコルソン(79)が60年間の俳優人生に終止符を打ったようだ。『イージー・ライダー』の共演者であったピーター・フォンダは、『シャイニング』などで知られるジャックが俳優業を引退したのだと話している。ピーターは、ロサンゼルスで行われた英国アカデミー賞ティー・パーティーの会場でザ・サン紙に対し、「彼は事実上、俳優業を引退していると思うよ。彼についていろいろと言うつもりはないけど、たくさんの仕事をこなしてきたし、お金もしっかりと稼いできたからね」と告白。「時に人は誰も知らない理由を持っているものなんだよ。それが何か僕に聞く権利もないよ。僕は彼のことをジョニー・ホップと呼んでいるんだけど、彼に電話して『やあ、ジョニー、何してるの?』『ご機嫌はいかが?』なんて聞いたりはしないよ」と語った。ジャックはこれまでにアカデミー賞で12回のノミネート経験と3度の授賞歴を持つ。さらに、ジャックの映画界での功績を称えられ、1999年に受賞したセシル・B・デミル特別功労賞を含む7つのゴールデン・グローブ賞に輝いている。ジャックは以前、年を取るにつれて自身の演技に磨きがかかってきていると語っていたことがあるが、その一方で人々から「リンカーン記念像」のようにあがめられたくないため、脚光を浴びるのが好きではないとも話していた。(C)BANG Media International
2017年01月18日今年6月に日本公開予定の『ローガン』は、ヒュー・ジャックマンにとって『X-MEN』のウルヴァリン(ローガン)を演じる最後の作品になるという。しかし、その「最後」に「待った」を掛ける人物が…。それは『デッドプール』を演じているライアン・レイノルズだ。デッドプールはそもそも『X-MEN』のメンバーであり、ライアンとヒューは『X-MEN』シリーズで共演を果たしたこともある仲。そのため、ライアンはデッドプールとウルヴァリンのクロスオーバー映画の製作を熱望しており、いかにしてヒューに出演してもらうかを画策中のもよう。しかし、ヒューは「Variety」誌に「ためらっているよ。その映画がパーフェクトな出来になるのは目に見えているんだけど、タイミングがちょっと悪いよね」とあまり乗り気ではないことを語っている。10月にヒューが『ローガン』のポスターの写真をSNSに掲載したところ、すかさずライアンは「ポスターのローガンの手を握っているのは、僕の手だよ」とアピール。デッドプールの手にしては、子どものように小さすぎるので、実際は違うと見られる。ライアンは「どうしたらヒューの気持ちを変えられるかな。ヒューがあともう1作品、ウルヴァリンを演じてくれるなら、観客のみんなとの関係をうまく利用するよ!」と宣言。インターネットでのファンからの要望の声がヒューの決心を変えてくれるだろうと期待しているようだ。(Hiromi Kaku)
2017年01月05日俳優のヒュー・ジャックマンが、新作『ローガン』をR指定作品にするために出演料カットを受諾していたようだ。「ウルヴァリン」単独映画シリーズ第3弾であり最終作品となる本作にR指定をもうけることを20世紀フォックスに納得してもらうため、ヒューが出演料のカットを受け入れていたと、ジェームズ・マンゴールド監督が明かしたという。ウェブサイトのアイント・クール・ニュースのエリック・ヴェスペは、同ウェブサイトが主催する24時間にわたって新旧の映画を観続けるイベント、バット・ナム・ア・ソーン・フィルム・マラソンの会場から「ヒュー・ジャックマンはR指定作品にしたかったから出演料のカットを受け入れたんだとマンゴールドが言っていたよ」とツイートしている。R指定映画の場合、17歳以下の観客は保護者が同伴する必要があり、チケットの購入が可能な年齢が限られてくるため、興行収入がR指定なしの作品よりも低くなる傾向がある。しかし、『デッドプール』がR指定作品史上最高の興行収入をたたき出し、「X-メン」シリーズの中で最も興行収入を上げた作品であったことからフォックスも関心を持ったようだ。来年6月に日本で公開予定の『ローガン』は「X-メン」シリーズの第10弾となる。ヒューが演じるウルヴァリンことジェームズ・「ローガン」・ハウレットは、「X-メン」シリーズに今回の新作で8度目の登場となり、すでにヒューはこの作品でウルヴァリン役を引退することを表明している。理由は明かされていないがミュータントの出生数が下り坂になっている2024年を舞台に繰り広げられるストーリーとなるようだ。政府機関「トランシジェン」が若いミュータントたちを殺人鬼へと育成している時代、ローガンは顔色も悪く、飲んだくれて、自身の持つ能力を失いつつあり、けがを負うと回復が遅く、時には全く治らないときもある状態だそうだ。(C)BANG Media International
2016年12月15日『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウが、病気と闘う子どもたちを笑顔にした。「ETonline」によると先週金曜日(現地時間)、ロンドンの「グレイト・オーモンド・ストリート小児病院」をジャック・スパロウの衣装を身に着けて訪問したジョニー・デップ。クリスマス直前の嬉しいサプライズに、子どもたちも両親も大喜びだったもよう。実はこの病院はジョニーにとって特別な場所だ。2007年、長女のリリー=ローズ・デップが病原性大腸菌に感染したことがきっかけで腎不全を起こし、この病院に9日間入院。一時はリリーに命の危険もあり、ジョニーは昨年、「The Graham Norton Show」に出演した際に「人生で一番暗くなってしまった時期」としてふり返っている。また、「それまでも小児病院を訪れることは何度もあったけれど、娘が病気になったという経験をしてからは、病院を訪問することはもっともっと大事なことになったね」と自身の活動の意義を語った。リリーの入院から9年経ったいまも感謝の気持ちを忘れず、フラッと病院をサプライズ訪問して子どもたちを元気付けているジョニー。これからもずっとこの活動を続けていくことであろう。(Hiromi Kaku)
2016年12月12日アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)のスモールレザーグッズコレクションより11月17日、世界的に有名なアーティストであるジャック・ピアソン(Jack Pierson)とのコラボレーションポーチが世界限定100個で発売される。ジャック・ピアソンは、文字を用いた彫刻やフォトグラフィー、ムービーなどを制作するアメリカ人アーティスト。今回は、そんなジャック・ピアソンが1994年にロサンゼルスで開催したエキシビションのカタログとして制作された、作品集『Caugut in the Rain Broken in the Stardust』に掲載されている5つの代表作を刻印したスペシャルポーチが100個限定で発売される。さらに、ジャック・ピアソンが直筆で作品集『Caugut in the Rain Broken in the Stardust』に承認番号を施したものを100冊限定で再販。限定ポーチとセットで提供される予定だ。また、同コラボレーションの発売に合わせて、コインケース、財布、キーリング、ポーチなどのバリエーション豊な新作も発売されている。限定ポーチの取り扱いは、日本では東京・青山及び、公式オンラインストアのみ。
2016年11月15日アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)は、アメリカ人アーティストのジャック・ピアソン(Jack Pierson)とのコラボレーションポーチを2016年11月17日(木)より発売する。アメリカ・ロサンゼルスで行われた展覧会のカタログとして制作された、ジャック・ピアソンの作品集『Caught in the Rain Broken in the Stardust』より5つの代表作をピックアップ。それらをポーチに刻印して、世界100個限定で展開する。さらに、同コラボレーションの発表に伴い、バリエーション豊富なスモールレザーグッズが展開。コインケース、財布、キーリング、ポーチなど様々なアイテムが店頭に並ぶ。どれもグラフィックモチーフ入りのシルバージップや、ブラックレザ―にホワイトトリミングなど、特徴的なディテールがポイント。刻印サービスも可能なので、ギフトにも最適だ。【アイテム詳細】アクネ ストゥディオズ×ジャック・ピアソン<世界限定100個>発売日:2016年11月17日(木)取扱い店舗:アクネ ストゥディオズ 青山、オンラインストア価格帯:56,160~62,640円(税込)<スモールレザーグッズ例>・Peridot G 57,240円(税込)・Malachite G 50,760円(税込)・Bell G 22,140円(税込)【問い合わせ先】アクネ ストゥディオズ 青山TEL:03-6418-9923
2016年11月13日『アウトロー』待望の続編『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』。この度、10月20日(現地時間)にイギリスにて本作のロンドンプレミアが行われ、トム・クルーズを始め、コビー・スマルダース、ダニカ・ヤロシュ、エドワード・ズウィック監督、原作者のリー・チャイルドらが登場した。正義のためには手段は選ばない。元米軍エリート秘密捜査官にして、いまは街から街へと放浪を続ける一匹狼、ジャック・リーチャー。「この手錠はあんたの手に」店外に倒れている複数の男。ケンカの騒動で保安官に連行されそうになるリーチャーだが、彼は仕組まれた騒ぎだと知っていたかのようだ。不自然ないきさつの中、元同僚のターナー少佐と再会する為、かつて所属していた米軍を訪れると彼女がスパイの嫌疑で逮捕されている。何かの間違いだ、ありえない。助け出した彼女と真相を追及していくリーチャーは、軍内部の不審な動きに気付いていく。「リーチャーにどこまで知られた?」忍び寄る複数の影。彼が追いついた真実とは――。世界興収2億1,800万ドルのヒットを記録、日本でも大ヒットした前作『アウトロー』。その続編となる本作は、チャイルド氏のベストセラー小説「ジャック・リーチャー シリーズ」18作目の「Never Go Back」を原作に、『ラストサムライ』のズウィック監督とトムが再タッグを組んでいる。この日会場となったのは、イギリスのレスター・スクエア劇場。気温12度の肌寒い中、レスター・スクエアを一部区切られたレッドカーペットイベント広場には、厳選して選ばれたファン約300人が、トムらゲストが到着する1時間以上前から集まり、イベント会場外には、会場内に入ることができないにも関わらず大勢のファンが詰めかけていた。ファンの期待が高まる中、レッドカーペットに1番に登場したのは主演のトム。「来てくれてありがとう。いま、すぐ行くからね」と言い、真っ先にファンの元へ。そして数多くのファンひとりひとりに丁寧にサインをしたり、一緒に写真を撮影したりと、ファンサービスをしていた。その後、間もなくして原作者のチャイルド氏も到着し、続いてズウィック監督やヒロイン・コビー、ダニカらが次々に登場。北米では、本プレミアの翌日から公開される本作。公開前夜は緊張するものか?との問いにトムは「観客のことを考えるだけだよ。ファンのために映画を作ったんだ。様々な国、文化で観てもらいたいし、それが糧になるよ」とコメント。続けて演じたジャック・リーチャーとの共通点について問われると、分からないと最初は答えるも、「彼は世界中を旅するキャラクターだが、僕ももちろん世界中を旅する。僕はいつも仕事をしているんだ。週7日働く。ある映画の撮影をしているか、別の作品のポストプロダクションをしているか、もしくは次作の準備をしている。そこかもしれないね」と多忙な日々についても明かしていた。また、『ラスト サムライ』以来の再タッグとなるズウィック監督については「彼は伝説だ。類希な製作者であり、類希なストーリーテラーだ。作品の中のキャラの扱い方はとても気に入っている。彼と一緒に新作を製作するのが待ちきれないよ」と大絶賛しており、そんなズウィック監督と共に11月に来日を控えるトムは、「こんにちは。日本に行くのが待ちきれないよ。確かあと2週間だったはずだ。とても楽しみにしているよ」と日本のファンに向けてもメッセージを寄せた。一方のズウィック監督は、トムとの再タッグに「すばらしかったよ。『ラストサムライ』にはすばらしい思い出があるんだ」とふり返り、続けて「実はこの映画は“アウトロー(流れ者)”についての話だとも言えるねとトムと話していたんだ。あれは“侍”についてで、本作は“アウトロー”についてだというわけだ。そんな類似点があるのかもしれないね」と語った。そして監督も日本のファンに向けて「皆さんに映画を観て頂くために、2週間ほどで日本に行くのを楽しみにしているよ。日本の皆さんにはきっと楽しんでもらえると思う」とメッセージを残した。チャイルド氏も、トムが再びジャック・リーチャーを演じたことについて「最高だね」と大絶賛し、「すばらしい映画だと思うし、世界中にきっと楽しんで頂けると思うよ」と太鼓判を押した。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は11月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 2016年11月11日より全国にて公開(C) 2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年10月22日ヒュー・ジャックマンが主演を務める新作映画『ローガン(原題)』が来年6月に公開されることが決定し、予告編映像が公開になった。本作でジャックマンが演じるのは、鋭い金属の爪をもち、驚異的な治癒力をもつ孤高の男で、人々から“ウルヴァリン”と呼ばれている人物だ。公開された予告編映像人気コミックを実写化した『X-MEN』に登場して以来、ワイルドで圧倒的なパワーで敵を倒すウルヴァリンは人気を集めてきたが、新作に登場するのは、年齢を重ね、治癒力が落ちた苦悩に満ちた男ローガンだ。その名は彼が、超金属を身体に注入されて大きな変化を遂げる前に名乗っていた名前で、このほど公開された映像に登場する彼の見た目は、我々が知る“ウルヴァリン”とは大きく異なっている。というのも、新作の舞台は驚異的な力をもつ“ミュータント”の遺伝子が削除された世界で、ローガンは生きる目的を失ってしまっているようだ。予告編では、彼の師で、かつて“プロフェッサーX”と呼ばれていたチャールズ・エグゼビアが現れ、ローガンに“ミュータントの最後の希望になる少女”を守るよう依頼する場面が描かれる。老いたチャールズはなぜ、この少女を守ろうとするのか? ローガンはなぜウルヴァリンではなく、ローガンの名を名乗るのか?ジャックマンにとってローガン=ウルヴァリンはキャリアの中でも大きな位置をしめるキャラクターだが、この役を演じるのは本作が最後という報道もあり、彼にとっては決定版になる、観客にとっては忘れられない作品になりそうだ。『ローガン(原題)』2017年6月 全国ロードショー
2016年10月21日俳優のヒュー・ジャックマンによれば、『ウルヴァリン』第3弾は前2作と全く異なる作品になるようだ。人気シリーズ最新作の撮影を最近終えたヒューは、予告編も公開されておらず、広告ポスターやタイトルさえも明らかにされていない新作の詳細について語ることはできないとしながらも、来週中にも新たな詳細が明かされることを約束した。ヒューはETオンラインに「撮影は終わったよ。ちょうど今日(監督の)ジェームズ・マンゴールドに会ったところなんだ。彼は編集と仕上げにかかっているんだ」「来週あたりにも何かしら発表されるんじゃないかな。それだけしか僕は言えないよ。僕は誰これ構わず全部話してしまうタイプだからね。とにかくかなり違った作品になるよ。これまでやってきたこととは全部違うトーンになるはずだよ」と語った。以前には2008年から2009年にかけて発表され、年老いたウルヴァリンを描いたマーク・ミラー作『オールド・マン・ローガン』を基に新作映画が製作されるのではないかと噂されていた。新作ではウルヴァリンが歳をとっているかと尋ねられると、ヒューは笑顔を浮かべて「それは良いことだよね。僕が演じるのがラクになるから」とだけ答えた。2000年『X-メン』からウルヴァリン役を演じてきたヒューだが、今回の新作を最後にその役に別れを告げる意向をすでに明らかにしている。「ただそういうタイミングだと感じたんだ。正直言って、17年間だよ。そんなに長く続くとは思ってもみなかったから、そんなに演じる機会を与えてくれたファンのみんなに感謝しているよ」(C)BANG Media International
2016年10月06日中性的な魅力を放つ、『フィクサー』でアカデミー賞に輝くティルダ・スウィントンをはじめ、『グランド・ブダペスト・ホテル』のレイフ・ファインズ、『リリーのすべて』のマティアス・スーナールツ、さらに『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のダコタ・ジョンソンが、伊・シチリアで四角関係に陥る『胸騒ぎのシチリア』。このほど、危険で華麗な予告編映像が解禁となった。世界的な人気を誇るロック歌手のマリアンは、痛めた声帯と心を癒すため、年下の恋人のポールとシチリアのパンテッレリーア島で優雅な時間を過ごしていた。ところが、マリアンの元恋人でカリスマ音楽プロデューサーのハリーが、セクシーな“娘”ペンを連れて押しかけてくる。やがて、マリアンの焦りが最高潮に達したとき、思いもよらない事件が起こる…。本作は、アラン・ドロン、ロミー・シュナイダー、ジェーン・バーキンといった錚々たる顔ぶれが出演したジャック・ドレー監督の『太陽が知っている』(’69)を、現代の注目キャストでリメイク。ロック歌手と年下の恋人、昔の男と“多分”その娘…。セレブたちの危うすぎる四角関係のなれの果てを描き出す。今回解禁となる予告編は、恋人ポール(マティアス・スーナールツ)とヴァカンス中のロックスター、マリアン(ティルダ・スウィントン)のもとに、昔の男ハリー(レイフ・ファインズ)とその娘ペン(ダコタ・ジョンソン)が押しかけてくるところから始まる。喉を手術し、声がうまく出せないと主張するマリアンと対照的に、エネルギーの塊のように喋り続け、踊りまくり、復縁を匂わすハリー。演じるレイフは、かつてないハイテンションぶりを披露。英国紳士の新境地には、思わず笑いがこみ上げてくる。その一方で、若さと妖艶な雰囲気をまとうペンが、ポールを誘惑しはじめる。声を出せないがゆえに、“招かれざる客”たちを制することができず、彼らのペースに流されてゆくマリアン。彼女の心をかき乱すのは、“陽気で刺激的な昔の男”と“少し退屈だが女性に尽くす今の男”の対決、そして、若さあふれる娘の存在。また、世界的人気デザイナーのラフ・モンズが、マリアンの心の変化を映し出そうとデザインをした、エレガントな「ディオール(Dior)」の衣装も見逃せない。さらに注目すべきは、舞台となったシチリアのパンテッレリーア島。日本ではあまり馴染みがないが、実は多くのセレブたちがお忍びで訪れることで知られる。シチリアとチュニジアの間に位置し、ジョルジオ・アルマーニが船を一隻貸し切って島に乗り入れ、1か月以上滞在したり、かつてはトム・クルーズが当時の彼女ペネロペ・クルスとお忍びで訪れたこともあるとか。泥浴を楽しめる温泉や、天然のプール、雄大な自然の中に溶け込んだ小さなレストランもあり、まさに大人のための贅沢な楽園ともいえる島。その場所で、いったい何が起きたのか…?声を出せないはずのティルダ演じる主人公マリアンの、かすれた絶叫が尾を引く、ひと筋縄ではいかない予感が満載の予告編となっている。『胸騒ぎのシチリア』は11月、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月30日ジョニー・デップ最大の当たり役にしてハマリ役、“孤高の海賊”ジャック・スパロウを演じるシリーズ最新作『Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales』の邦題が、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』に決定。2017年7月1日(土)に日本公開されることになった。海賊船ブラック・パール号の船長にして、決して北を指さないコンパスを持つ伝説の海賊ジャック・スパロウが活躍するアクション・アドベンチャーの待望の最新作となる本作。『パイレーツ・オブ・カリビアン生命の泉』以来、6年ぶりにスクリーンに帰ってくる、21世紀最大のスターともいえる孤高の海賊を演じるのは、もちろんジョニー・デップ。またいつもペットの猿を肩に連れた海賊ヘクター・バルボッサ役にアカデミー賞俳優ジェフリー・ラッシュ、自らが海賊の息子だということを知らずに幼少時代を過ごしたウィル・ターナー役にはオーランド・ブルームと、おなじみのキャストが顔を揃える。さらに、『ノーカントリー』の冷酷無比な演技でアカデミー賞を受賞し、『007 スカイフォール』での怪演と、近年、圧巻の悪役ぶりを見せるハビエル・バルデムが、21世紀最大の悪役として、全海賊の滅亡を謀る“海の死神”サラザールを演じる。そして、大ヒット中の『キング・オブ・エジプト』や『マレフィセント』など話題作への出演が続くイケメン俳優のブレントン・スウェイツも参戦。本シリーズがきっかけで大ブレイクしたオーランドに続く逸材として、本作でますます話題を呼ぶに違いない。さらに、物語の鍵を握る強く美しいヒロインを、人気英国俳優を数多く輩出したドラマ「スキンズ」でニコラス・ホルトの妹を演じ、『メイズ・ランナー』シリーズでも活躍する新進気鋭の若手女優カヤ・スコデラーリオが演じるなど、いまハリウッドの最前線で輝く豪華俳優陣が集結。タイトルの「最後の海賊」とは、誰のことなのか!?ストーリーはまだ全く明かされていないため、その内容とともにこの邦題が何を意味するのか、これからも大いに注目していて。『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は2017年7月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月21日トム・クルーズが元・米軍エリート秘密捜査官の一匹狼、ジャック・リーチャーを演じ、日本のみならず世界でも大ヒットした前作『アウトロー』(’13)。その続編となる『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』から、特別版30秒予告映像と共にトムが“アウトロー”な雰囲気を漂わせるティザービジュアルが解禁となった。元・米軍エリート秘密捜査官にして、現在は街から街へと放浪を続ける一匹狼、ジャック・リーチャー。彼が元同僚のターナー少佐と再会するため、かつて所属していた米軍を訪れると、少佐はスパイの嫌疑で逮捕されていた。すぐさま圧倒的な頭脳と腕を駆使して助け出した彼女と真相を追及していくリーチャーは、軍内部の不審な動きに気づく。「リーチャーにどこまで知られた?」忍び寄る複数の影。彼が追いついた真実とは――。『ラストサムライ』で監督を務めたエドワード・ズウィックとトムの再タッグで贈る本作。リー・チャイルドのベストセラー小説「ジャック・リーチャー シリーズ」18作目の「Never Go Back」を原作に、寡黙で、容赦のないキレ者のアウトローが再びスクリーンに帰ってくる。脇を固めるのは、『アベンジャーズ』シリーズのエージェント、マリア・ヒル役で一躍有名となったコビー・スマルダースをはじめ、大人気TVドラマシリーズ「HEROES/ヒーローズ」マリナ役のダニカ・ヤロシュ、「プリズン・ブレイク」で死刑囚“ティーバッグ”役を演じブレイクしたロバート・ネッパーなど、注目のキャストたち。今回到着した特別版予告は、トム演じる一匹狼のジャック・リーチャーが、「もはや敵なし」と言うしかない圧巻の映像に仕上がっている。彼には、仲間の危機や正義のためには決して容赦しない、という独自のルールがある。映像でも、「法が裁かなくても、この俺が裁く」という言葉の通り、自らの信念を貫き、拳ひとつで次々と敵を倒していくリーチャーの姿が確認できる。果たして、忍び寄る複数の影に、リーチャーはどのように立ち向かっていくのか、現在54歳のトムが、どのようなアクションを炸裂させてくれるのかは要注目。また、ティザービジュアルは、アウトローな雰囲気を漂わせる伏し目がちなリーチャーの姿とコビー・スマルダース演じるターナー少佐が背中合わせに。その一方で、下部には激しい攻防が繰り広げられる様子が映し出されている。 「決して、屈するな」=Never Give In、「決して、あきらめるな」=Never Give Up、「決して、戻るな」=Never Go Backと書かれた3つの“NEVER”が指す意味とは?前作で観る者を翻弄させたサスペンスが、本作でも描かれることになりそうだ。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は11月11日(金)より全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月19日メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)が、映画監督で俳優のジャック・タチ(Jacques Tati)による風刺喜劇の世界からインスピレーションを得た17SSウィメンズプレコレクション「Party With Maison Kitsune」を発表した。1950年代のシックな要素にヒントを得たフレンチな女性らしさが印象的な同コレクション。都会の夏や海でのヴァカンスにぴったりなアイテムの数々が展開される。ベースカラーには、ジャック・タチ監督の映画『Mon Oncle(邦題:ぼくの伯父さん)』に登場する伝説的な邸宅“ヴィラ・アルペル(Villa Arpel)”を彷彿させる、ヴィヴィッドな原色によって引き立てられたニュートラルなブラックやネイビー、グレー、ベージュなどを採用。軽やかでナチュラルな素材とモダンでテクニカルな素材をミックスすることで、ユニークなコントラストを生み出した。ヴィラ・アルペル邸にある魚の噴水彫刻はラメ糸を使用した総柄ジャガードへ落とし込まれ、主人公であるムッシュ・ユロ(Monsieur Hulot)はメゾン キツネの象徴的なキツネの姿にその面影を見ることができる。その他、別のジャック・タチ作品である『Playtime』のグラフィックも登場。街の看板やシンボルなど都市を描いたイラストが、コレクションにリズムを与えている。また、グラフィックにはストライプやチェック、ポルカドットが使用されており、ブラウスやドレスに施されたトロンプ・ルイユ(騙し絵)のディテールはポケットやヨーク、小襟の錯覚を作り出している。
2016年07月13日ミシェル・ウィリアムズが『The Greatest Showman On Earth』への出演を交渉している。ヒュー・ジャックマンがプロデューサーと主演を兼任するミュージカル映画で、彼が2009年から企画してきた情熱のプロジェクトだ。その他の情報リングリング・ブラザース&バーナム・アンド・ベイリー・サーカスの創業者の物語を語るものだ。ほかにザック・エフロンも出演交渉をしている。監督はマイケル・グレーシー。ジャックマンは現在、『ウルヴァリン』3作目を撮影中。監督はジェームズ・マンゴールド。北米公開は来年3月3日。ウィリアムズの次回作は、今年1月のサンダンス映画祭で上映された『Manchester by the Sea』。ウィリアムズの演技は絶賛されており、オスカー候補入りの可能性もささやかれている。北米公開は11月。エフロンの最新作は、今週末北米公開されるコメディ『Mike and Dave Need Wedding Dates』。文:猿渡由紀
2016年07月07日ヒュー・ジャックマンが26日(現地時間)、オーストラリアの海で波にさらわれそうになった息子やほかの遊泳者を救出していたことが分かった。ヒューはシドニーのボンダイ・ビーチに家族で来ていたが、15歳の息子・オスカーが大きな波に巻き込まれてしまった。それに気づいたヒューは自ら救助に向かい、同じように荒波に流されそうになっていた親子も助けた。大波が押し寄せたとき、ヒューはナショナル・ラグビー・リーグの元選手、ダニエル・コンと談笑していたという。オスカーが波にさらわれかけたのに気づき、ダニエルがまず助けに向かったが、助け出されたオスカーは再び波にのまれそうになり、それをヒューが助け出しだ。ダニエルは「Daily Mail」オーストラリア版で「彼はフルに“ヒュー・ジャックマン”のモードに入っていたよ」と、まるで映画で演じるヒーローそのものだったヒューの勇気について語っている。当日のビーチはその後閉鎖され、その旨を知らせる「ノース・ボンダイ・サーフ・ライフセーヴィング・クラブ」のインスタグラムの投稿には「ヒュー・ジャックマンも救助活動にあたってくれました。ありがとう、ヒュー」と記されていた。(text:Yuki Tominaga)
2016年03月29日アメリカで人気のトーク番組「エレンの部屋」に出演したヒュー・ジャックマン。ハンサムで筋骨隆々の外見だけでなく、「ハリウッド一のイイ人」と呼ばれるほど明るく性格が良いことでも知られている。そんなヒューは、もちろん家族に対してもナイスガイ。番組で結婚して20年になる妻で女優のデボラ・リー・ファーネスについて熱く語った。「正直に言って、年月が経つごとに結婚生活がよくなっているよ!彼女と出会えたのが、人生最高のできごとだね」。ヒューは『X-MEN』シリーズのウルヴァリン役を演じてハリウッドで大ブレイクしたが、その前にデボラと絆を深めていたことがいまも順調な関係を維持できている理由だと分析する。出会いのきっかけは2人の母国オーストラリアでの共演。13歳年上のデボラはすでにベテラン女優でスターだった。ヒューは一目で恋に落ちたが、周りのキャストやスタッフもデボラに夢中で、デビューしたてのヒューは話しかけることもできなかった。それでも恋心を諦められず、20数名のゲストと共にデボラをディナーパーティーに招待。そこでデボラに「私、何かした?どうして話しかけてくれないの?」と聞かれたヒューは、思い切って「大好きなんです!」と告白。すると、デボラも「あら、私もよ」と答え、交際が始まったそうだ。ヒューの勇気が結んだ2人。これからもオシドリ夫婦としてお幸せに!(Hiromi Kaku)
2016年02月03日2003年、2014年に上演し好評を博した「コミックジャック」が、1月20日より東京・紀伊國屋サザンシアターで「コミックジャック-RETURN2016-」として再び幕を開けた。【チケット情報はこちら】漫画家・天辺麻人(木戸邑弥)が、現実と漫画の世界が交差する第3の世界に迷い込んでしまう物語。自身の連載『ゲートマン』の最終回を前に、編集者から「"アクション、バイオレンス、スペクタクル”が足りない」と指摘された麻人が迷い込んだのは、自分が連載してきた漫画の世界だった。そこでは、自分の描いたヒーロー・ジン(伊崎龍次郎)の評判はすこぶる悪く、ジン自身も「もう戦いたくない」と酒におぼれている。ショックを受ける麻人。なんとか最終回に向かうために、戦いたくないジンに剣を握らせたり、そんなつもりがない敵キャラに通りすがりの“(麻人曰く)ザコキャラ”を撃たせようとする。いかにもヒーロー然としたド派手な風貌のジンだが、無駄な殺生はしたくないし、戦うことで嫌われたくもない。さらに、恋までしてしまうジンに、「これは青春ストーリーでもラブコメでもない!」と引き裂こうとする麻人。麻人が「こんなの『ゲートマン』じゃないよ!」と、無理矢理、ジンに罪なき者を殺させようとしているのを見ていると、観客はだんだん誰がヒーローで誰が悪いのか分からなくなってくる。登場するキャラクターはひとりひとりがとても魅力的で、ただ殺されるだけのはずだった“ザコキャラ”も気付けばしっかりと観客の心に入り込み、いつのまにか重要な役を担っている。そのキャラクターたちは麻人が生み出したはずなのに、ストーリーとかみ合わないのはなぜ?麻人は、編集者の言うことを丸飲みし、自分の考えを手放してしまっている。わかりきったラストシーンを提示され、それを描く前から「読者が喜ぶ」と信じて一生懸命がんばる。それが本当に自分の描きたいものなのか、本当に読者が喜ぶラストなのか、自分の頭で考えることはなく、「これは自分のためだ」と信じて必死で取り組む。それは観ていてもどかしいがどこか身に覚えがあり、いつの間にか麻人の成長を願っている。脚色・演出を担当するきだつよしは、スーパー戦隊のステージショーなども手掛けており、アクションシーンは圧巻。さらに、普段はサンリオピューロランドでミュージカルを演じている“ねずみ男子”も登場する。舞台は終始賑やかで楽しく、終演後は自然と「私もがんばるか!」と元気に劇場をあとにできそうだ。「コミックジャック-RETURN2016-」は、東京・紀伊國屋サザンシアターで1月27日(水)まで上演中。取材・文:中川實穗
2016年01月22日2015年10月よりTBSほかにて放送開始となったTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』。手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』の主人公である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックこと間黒男の若かりし頃の姿を描く本作より、第12話「狂騒の季節」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』#12「狂騒の季節」一部の学生たちは暴力革命を目指し、過激化していく。そんな中、黒男は今上エリという大学生と出会う。彼女との出会いは、第1次羽田闘争の時。近くの公園で顔から血を流して気を失っているエリを見つけた黒男が、このままだと確実に傷が残ると、その場で傷の処理を行ったのがきっかけだ。以来、エリはちょくちょく黒男のもとを訪れるようになる。ある日、エリから黒男宛に別れを告げるようなハガキが届く。ちょうどそのとき、テレビから過激派の学生たちのアジトが一斉摘発されたとのニュースが流れる。ハガキの消印が摘発先と同じ群馬県であることに気付いた黒男は、ある行動へと出る。それは……!(脚本:森田眞由美 / 絵コンテ:鈴木卓夫、寺田和男 / 演出:前園文夫 / 作画監督:斉藤圭太、千葉茂 / 総作画監督:片山みゆき、三浦菜奈)TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』はTBSほかにて放送中。なお、TBSでの第12話の放送時間は、12月17日(木)深夜2時21分~(5分繰り下げ)となる。放送局・放送時間など、そのほか詳細はアニメ公式サイトにて。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年12月17日2003年、2014年に上演された人気作再び!というわけで、2016年上演の舞台『コミックジャック-RETURN2016-』パンフレット撮影現場に潜入だ!舞台『コミックジャック-RETURN2016-』チケット情報物語は、自身の描く作品世界に迷い込んでしまった漫画家・天辺麻人が元の世界に戻るべく、主人公のヒーロー・ジンと奔走する冒険活劇譚だ。まずはジンに挑む、伊崎龍次郎さんを直撃。──笑いの絶えない撮影でした。伊崎:衣裳を着ると気持ちが上がって、弾けました!スタッフの皆さんも「ジンがいる!」って言ってくださってすごくうれしかったです。──ジンはどんなキャラクターでしょう。伊崎:ヒーローですがすごく人間味があって、凹むし、酔っ払って愚痴ったりするんです。ぼく自身も弱いところがあるので共感できます。ただ、同時に熱い面もあって、そこも似ていると思うので、めいっぱいジンに心を寄せて魅力的なヒーローを演じたいです。──12月ですが、今年はどんな一年でしたか?伊崎:たくさんの舞台に立たせていただき、激走!の年でした。この作品が、新年最初の舞台になるので、そのまま続けて走っていきたいです。初めて共演する方と初めて立つ劇場と、初めてだらけの新年に向け、今は少しでも役を深めたいです。──皆さんにひとこと、お願いします。伊崎:文字通り、おもちゃ箱をひっくり返したような、楽しい作品世界を楽しんでください!続けて、主演で漫画家・天辺麻人を演じる木戸邑弥さん、登場です。──撮影はいかがでしたか?木戸:ペンを持った手元だけを撮る、という経験は初めてでした。ちょっと恥ずかしかったですが、どんなパンフレットになるのか楽しみです。──夢を諦めない主人公です。木戸:はい!麻人は漫画家として作品のために苦しみますが、僕自身も役のために苦しむことがあって、努力を続けています。だから、もっともっと麻人を知って近づきたいです。同時に座長を務めさせていただきますが、俺についてこい、というタイプではないので(笑)。出演者全員で、いい舞台を創りあげたいと思っています。──12月ですが、今年はどんな一年でしたか?木戸:充実、ですね。映像も舞台もライブも…色々と経験させていただいた一年になりました。「コミックジャック」から始まる2016年も、充実した一年にしたいと思います。──皆さんにひとこと、お願いします。木戸:人気作品なので、前作の方々の思いを継ぎ、僕らは僕らにしかできない舞台を創りあげます。それには、まず僕らが楽しんで、その空気をまるごと観てくださる方々に届けたいと思います。彼らの冒険活劇は、2016年1月20日(水)から27日(水)まで東京・紀伊國屋サザンシアターにて。取材・文/おーちようこ
2015年12月17日2015年10月よりTBSほかにて放送開始となったTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』。手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』の主人公である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックこと間黒男の若かりし頃の姿を描く本作より、第11話「無残帳 その3」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』、第11話のあらすじと場面カット#11「無残帳 その3」再会した百樹の変わりように衝撃を受ける黒男。「何があったんです?」との黒男の問いに、百樹は復讐を決意させた経緯を話し出す。黒男と別れて病院へ向かったあの日、そこで彼は宝医師たちによって帝都大病院から追い出されたことを知る。理由を問いただそうと多野医師の車に乗り込んだ百樹は、さらに自分の手足が奪われた事故の真相を知ることになる。懸命に黒男が自首を勧めるが、百樹は自分の方法でヤツらを裁くと言い放ち、そのまま闇へと消えていった。帝都大教授連続殺傷事件の犯行はすべて百樹の仕業であることをつかみ、警察は次に百樹が狙う人物の警備にあたる。そこに百樹が姿を現して……。(脚本:森田眞由美 / 絵コンテ:又野弘道 / 演出:又野弘道青木一紀 / 作画監督:LEE JUNG-JON、千葉茂 / 総作画監督:片山みゆき、三浦菜奈)TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』はTBSほかにて放送中。なお、CBCでの第11話放送は、12月10日(木)の深夜3時35分~(5分繰り下げ)放送予定となっている。そのほか詳細は、アニメ公式サイトなどをチェックしてほしい。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年12月10日2015年10月よりTBSほかにて放送開始となったTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』。手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』の主人公である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックこと間黒男の若かりし頃の姿を描く本作より、第10話「無残帳 その2」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』、第10話のあらすじと場面カット#10「無残帳 その2」外科医としての再出発を果たしたはずの百樹。だが、帝都大病院で百樹が執刀するはずだった手術はキャンセルとなる。検死解剖時の写真が患者へ送られ、猛反対されたのだ。数日後、百樹の研究室に澪がやってくる。澪から百樹が行方不明になっていることを聞いた黒男と舞子。帝都大病院で宝医師と露々に会うと言ったのを最後に姿を消した百樹を捜しに、2人も出かける。露々に会って話を聞くが百樹は来ていないと言い、宝医師は帰った後だった。舞子の機転により、研修医仲間から住所を教えてもらった黒男たちは、宝医師の家へ。と、そのとき、裏路地から苦しげな叫び声が! そこで2人が見たものは……。(脚本:森田眞由美 / 絵コンテ:鈴木卓夫 / 演出:山口頼房 / 作画監督:飯飼一幸、南伸一郎、半田大貴、桜井木の実 / 総作画監督:片山みゆき、三浦菜奈)TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』はTBSほかにて放送中。放送局・放送時間などの詳細はアニメ公式サイトなどをチェックしてほしい。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年12月03日2015年10月よりTBSほかにて放送開始となったTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』。手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』の主人公である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックこと間黒男の若かりし頃の姿を描く本作より、第9話「無残帳 その1」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』#09「無残帳 その1」本越大学に、日本の整形外科を牽引すると言われた帝都大の元教授、百樹丸雄がやってきた。事故で両手足を失い、義手で車椅子を動かしながら講義をする百樹。彼は黒男の命の恩人である本間丈太郎先生の教え子であり、黒男とは以前からの知り合いでもあった。久しぶりに再会した黒男は、百樹の研究の手伝いを申し出る。数日後、百樹のもとへ澪という女性が尋ねてくる。百樹と澪の様子を影から見守る黒男と舞子。2人のある話を耳にした途端、舞子は思わず身を乗り出し、飛び出してしまう。そして、澪のおかげで外科医としての自分を取り戻すことを決心した百樹は、帝都大の同期にある手術を持ちかける。(脚本:森田眞由美 / 絵コンテ:藤本さとし / 演出:西田健一 / 作画監督:興村忠美、LEE JUNG-JON / 総作画監督:片山みゆき、三浦菜奈)TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』はTBSほかにて放送中。放送時間など、そのほか詳細はアニメ公式サイトにて。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年11月25日2015年10月よりTBSほかにて放送開始となったTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』。手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』の主人公である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックこと間黒男の若かりし頃の姿を描く本作より、第7話「苦痛なき革命 その1」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』#07「苦痛なき革命 その1」アメリカにやってきた岡本と黒男。2人はバーミングハム大学記念病院で、名医リーゼンバーグ教授の公開手術を見学する。その病院で岡本は、以前留学していた時に知り合ったティアラと再会し、彼女から黒人解放運動の活動家であり幼なじみのジョニーを紹介される。4人がレストランで食事をしていると、突然、ジョニーを黒人男性2人組が襲う。たまたま発砲された銃弾によってティアラは腹部をケガし、ジョニーも2人組からの暴力により右腕を複雑骨折する。一刻も早くジョニーの手術が必要な状況下の中、執刀医が足りずに黒男たちが困っていると、「私がやろう」とリーゼンバーグ教授が現れる。TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』はTBSほかにて放送中。なお、TBSでの第7話放送は、11月12日(木)の深夜2時01分~(15分繰り上げ)となるが、「世界野球プレミア12」の延長時間によりら最大85分繰り下げ(深夜3:26~)、90分以上延長の場合は放送休止となる。CBCでは11月12日(木)の深夜2時20分~(70分繰り上げ)となるが、「世界野球プレミア12」が延長になった場合は時間移動の可能性あり。また、サンテレビは11月13日(金)の放送予定だが、放送当日、番組放送情報などを確認してほしい。そのほか詳細はアニメ公式サイトにて。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年11月12日ヒュー・ジャックマンが怪演する悪の海賊・黒ひげと、ハリウッド注目の30代ギャレット・ヘドラントが扮するピーターパンの“兄貴分”のような存在で、プリンセスと恋までしてしまう若き日のフック船長。魅力的な大人の男2人が、このファンタジー大作に深みを与えている。先日、公開を迎えた映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』。あの誰もが知るピーターパンがどのように生まれたのか?その秘話が描かれるが、メガホンを握ったジョー・ライト監督に、本作の魅力――特に、多くの女性が心惹かれるヒュー&ギャレットが演じる、黒ひげとフックについて解説してもらった。ライト監督といえば『プライドと偏見』、『つぐない』、『アンナ・カレーニナ』と文芸作品の映像化のイメージが強い。本作についても「私たちがよく知るピーターパンの物語ではあるけど、独創的で魅力的な脚色が施されていて、これまでの作品とは一線を画している」と単なるこども向けファンタジー、童話の前日譚にとどまらないと自信をのぞかせる。ロンドンの孤児院で暮らしていた少年ピーターが、あのピーターパンになるまでを描くが、まさにピーターを特別な世界へと連れ去るのが、本作の最大の悪党であり、ネバーランドに君臨する大海賊の黒ひげである。ヒューは、気まぐれに人を殺し、時に歌い、時にピーターを試し、またある時は老いを前にうろたえるなど、様々な表情を見せる黒ひげを魅力的に体現している。ライト監督は、黒ひげとピーターが対峙するあるシーンを挙げ、黒ひげについてこう語る。「私がこの映画で最も好きなシーンが、黒ひげがピーターに剣を突きつけ『勇気はあるか?』と問う場面です(※これにピーターは『そうありたいと思ってる』と答える)。そこで黒ひげは、“死”について語るのです。その姿は、まるで死を望んでいるかのようにも見えます。彼は永遠の若さを望んでいるのに!非常に興味深いところです。彼はピーターに剣を渡しますが『ここで自分を殺してもいいんだ』『そんな勇気がお前にあるのか?』という問いかけでもあります。どこか、壊れかけた人間の魅力が彼には宿っているのかもしれません」。ライト監督は、こうした内面をも含め見事に黒ひげを体現したヒューへの賛辞を惜しまない。「私は演劇での経験を積んだ俳優が好きです。規律を重んじ、技術的な積み重ねを持ち、こちらの意見や要望を、マインドをオープンにして受け入れ、理解してくれます。今回の彼との仕事も、撮影の技術的な部分について話した後は、ほぼ彼の感性に任せて演じてもらいましたが、常にこちらの想像を超える演技で驚かせてくれました。そうした俳優は監督にとって最も楽しみな存在です。一方で、彼は大スターでありながら、エゴのかけらもなく、常に誠実にスタッフと接し、作品作りに没頭します。まさに“巨人”と言うべき優れた俳優です」。一方のギャレットが演じた、若き日のフックもまたワイルドさとユーモアを兼ね備えた魅力的な男である。黒ひげの下で働きつつ、チャンスを逃さずピーターと共に脱出し、冒険を共にすることになる。観客は、彼がいずれはあのフック船長となり、ピーターと対決することになるのを知った上で、見ることになるが…。「本来、フック船長が座るべき立場にこの映画では黒ひげが居座っているので、フックには異なる役割を課しました。ずっと崇めていたり、長く好意を持っていた相手が、実はそんな存在ではなかったと知った時、その落胆はより大きなものになるでしょう?私はそのギャップが好きなんです(笑)。映画ではフックはピーターの兄貴分のような存在ですが、そうやって慕えば慕うほど、あとで互いの立場が変わってしまった時の憎しみも増すことになる。そういう前提でフックという人物を描きました」。演じたギャレットに対し、ライト監督はヒューとはまた違った興味を見出している。「ギャレットには、先ほど、ヒューについて語ったような演劇的な素地はありません。全く違うアプローチで俳優になっていますが、彼の演技は本能的で、勘の鋭さを持っていますし、10代のころから数多くの映画での経験を重ねているだけに、しっかりとした演技力を備えています。ミネソタの北部出身ですが、何もない田舎で育ったそうで、どこかジョン・フォード監督の映画から抜け出てきたような存在感があります。そうした彼の持つ“素材”としての面白さをそのまま、この映画で活かしました」。ピーターを間に挟みつつの三つ巴の戦いが展開するが、あなたが惹かれるのはどっち?(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~ 2015年10月31日より全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年11月05日