ヒュー・ジャックマンが今月13日朝(現地時間)、米ニューヨークで電気カミソリを持った女性に追い回された事件について、ファンからの励ましに感謝しているとツイートした。逮捕されたのはニューヨークのホームレス・シェルターを根城にしていたキャサリン・サーストン容疑者。「愛してるわ!」と叫びながら、ヒューを追い回し、ウェスト・ヴィレッジの「ゴッサム・ジム」に逃げ込んだヒューに自身の陰毛の入った電気カミソリを投げつけようとしたのだ。ニューヨーク警察の広報担当は、「女がジャックマンさんに話し掛けようと近寄ったため、ジャックマンさんはジムの中へ逃げ込んだ。女はジャックマンさんの後を追ったが、ジムの警備員が女を制止して外へ連れ出した。けが人はいなかった」と語っている。この広報担当者によると、警察はサーストン容疑者が現場に残した電気カミソリを押収し、その数時間後、街を歩いていた彼女を発見、ストーカー容疑で逮捕したという。逮捕された女性は以前にも別の場所でヒューや家族に接近したことがあったという常習犯だった。この事件が報道されるやいなや、ツイッター上でヒューに向けたファンからの励ましのツイートが殺到。ヒューは「この数日間にわたるみんなからのご支援、本当にありがとう。本当にみんなからの励ましの言葉に感謝しているよ」とツイートでお礼の言葉を述べた。護衛にフレンチ・ブルドッグを連れながらジム通いを続けているヒューは、さらに「もうすぐ『X-MEN:DAYS OF FUTURE PAST』(原題)の撮影が始まるんだ。13年前と同じ仲間が集まって仕事ができるなんて素晴らしいよ!」と、ストーカー被害から立ち直った様子を見せる気丈なツイートもアップした。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月18日誰もが知る名作童話「ジャックと豆の木」をベースに、人間と巨人の壮絶なバトルを描く壮大な3Dアドベンチャー超大作『ジャックと天空の巨人』。このほど、本作に出演するユアン・マクレガーとスタンリー・トゥッチというナイスミドルな2人のインタビューを収めた映像が到着した。中世イギリスを舞台に、かつて暮らした地上を奪い返そうとする天空の巨人たちと、彼らを阻止しようとする人間たちによる高低差1万メートルのバトルがド迫力の映像で繰り広げられる。本作で、ユアンは王家を守る騎士団のリーダー・エルモント、スタンリーは強欲なロデリック伯爵と、正反対の役どころを演じた2人。今回到着した映像でも、たっぷりとした髭をたくわえたユアンに対して、スキンヘッドのスタンリーと見た目も全く違うこの2人だが、互いのキャラクターについて説明し合うなど、仲の良さを伺わせている。ユアンは、スタンリーが演じたロデリックを「とんでもない悪党だ(笑)」と言い、さらに姫との結婚を目論む彼のことを「権力が欲しいからだ。愛ではない」と髭をなでながら語ってくれる。今度はスタンリーが、ユアン扮するエルモントについて話し始めるのだが、スタンリーが思わず口を滑らすと「その話はあまりしちゃいけない」とユアンが口止め、「あぁ」と納得したスタンリーからは「続編があるかもしれないからな」と更なる秘密が飛び出す一幕も!まずは、劇場で大冒険に出かける前に、この落ち着きあふれるナイスミドルたちが放つ大胆告白をぜひチェックしてみて。『ジャックと天空の巨人』は3月22日(金)より全国にて公開。※こちらの特別映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャックと天空の巨人 2013年3月22日より全国にて公開(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2013年03月15日主演作『レ・ミゼラブル』のプロモーションで世界各地を回ったヒュー・ジャックマン。クリスマスを家族で過ごすためにニューヨークに戻ったが、イヴの朝にはジムでトレーニングに励む姿が目撃された。『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャン役を演じたことについて「間違いなく、これまでで最大の挑戦だった」とニュース・サイト「Fox News」に語ったヒュー。「ウルヴァリンを演じるために『X-men』のコミックは読まなくても、ファンがどんな感じか分かっていた。でも今回は…僕はミュージカル出身で、舞台も数多くやって来ているし、何より『レ・ミゼラブル』の大ファンだったからね。プレッシャーは少なからずあったよ。自分で自分にプレッシャーをかけていたんだ」と明かした。クリスマス休暇について尋ねられると、「妻と子供たちとニューヨークで過ごすよ。真夜中のミサに行って、靴下とプレゼントを用意して、それから食べまくる(笑)」と答えていた。ジムではマシンで走ったり、ウエイト・リフティングで汗を流していたのは、その後の暴飲暴食に備えての対策だったのかも。© INFPhoto/AFLO(text:Yuki Tomiaga)■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年12月26日ヒュー・ジャックマンと妻のデボラ=リー・ファーネスは、一人目の養子を迎えたことでこれまで抱えていた流産の苦しみを克服したようだ。ヒューとデボラは実子が生まれた後に養子を迎える計画を立てていたものの、流産が続いたことで実子を諦め養子を迎えることを決意したという。12歳のオスカー君と7歳のアヴァちゃんという2人の養子を持つヒューは、養子を受け入れたおかげで、流産の苦しみを乗り越えることができたとケイティ・クーリックのトーク番組「Katie」で語った。「悲しみを乗り越えるまで、養子の話題は持ち出さないようにしていたんだ。でも実は、デボラと僕はずっと養子が欲しいって思ってたんだよ。だから養子を引き取ることはずっと僕たちのプランとしてあったんだ。僕たちはどこに解決策があるか分からなかった。いろいろと努力したけど無駄だった。とても辛い時期だったよ。体外受精もして成功したけど、2回とも流産に終わってしまった。この流産のことは決して忘れることはできないんだ…3回に1回は流産の可能性があるらしいけど、話題に上ることは非常に稀なんだ。ほとんどの人は秘密にするものなのさ。だから、いまこうして僕が語っていることをデボラが気にしないといいけど」。さらに、ヒューは「流産について語ることはいいことだと思うんだ。これは普通にありえることでもあり、難しい問題でもあるよ。流産を経験したら、大きな喪失感を乗り越えなければいけないんだ。だからオスカーが産まれたときはいままでの痛みが溶けて消えたんだよ」と続けている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年12月25日『レ・ミゼラブル』のPRで来日したヒュー・ジャックマンが意外にもミュージカル映画への初挑戦となった本作への出演を渇望したことを明かすとともに、“ウルヴァリン”のイメージが強い(?)日本のファンへ「新しい僕を知ってほしい」と熱いメッセージを投げた。その他の画像初演以来、27年間という驚異的ロングランを記録中のミュージカルの金字塔を、『英国王のスピーチ』(10)の名匠トム・フーパー監督が完全映画化した本作。全編“生歌”で撮影するなど舞台版を忠実に追う一方、映画用に新しく楽曲を作曲するなど意欲的な試みも多く、「これほど求めた作品はなかったよ」とジャックマン自身も参加を渇望したという。「今まで数多くの映画や舞台に出たけれど、ミュージカル映画を経験したことはなかったからね。だから3時間のオーディションを迷わず受けることにしたよ」と、ミュージカル俳優としてブロードウェイ・ミュージカルではトニー賞の主演男優賞に輝くジャックマンも映画では初“舞台”だったのだ。演じるジャン・バルジャンは悲劇の主人公として説明不要の有名キャラクターだが、映画版では心情面をより深く描写。とりわけ“映画オリジナルの新曲”「Suddenly」を歌うパリへ向かう馬車のシーンでは、「バルジャンが愛を知る」重要なシーンに「バルジャンが幸福で、肩の荷が下りたような安堵感を曲で表現したかったと思う。言ってみれば、僕のために書いてくれた曲なので、本当に生涯の誇りになったよ(笑)」と本人も気に入っているそう。映画公開後、ジャックマン主演の舞台版も観たい声が聞こえてきそうなほど人間味に満ちたバルジャンになったが、本人も意欲はあるようだ。「昨年ワンマンショーをブロードウェイで上演したけれど、今度は日本でも上演しようと思っていて、その中に『レ・ミゼラブル』の曲を数曲入れられるかもしれないよ(笑)」とファンの期待に応えようとするジャックマン。「そのためには早く映画が公開になって、僕自身をもっと知ってほしいな」と宣伝にも力が入る。「日本のファンにはいつも変な髪型で、長い爪の男というイメージが強いかもしれないからね(笑)」と“ウルヴァリン”を引き合いに出して謙遜するが、来年は新演出の“本家”舞台版も日本に上陸予定。その前に、ジャックマンの健闘で新しく生まれ変わった珠玉の名作を観ておこうではないか!『レ・ミゼラブル』12月21日(金)より、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年12月21日『X-MEN』シリーズ、『スーパーマン リターンズ』を手がけたブライアン・シンガー監督の最新作『ジャックと天空の巨人』の予告編映像がこのほど公開された。数々のエンターテインメント大作を世に送り出してきたシンガー監督が新作で描くのは“巨人と人間の対決”だ!『ジャックと天空の巨人』予告編本作は、何百年も人間界から遠ざけられるも、あるきっかけで再び人間の土地を手にしようと侵攻してくる強靭な巨人の軍団と、若者ジャックをはじめとする人間たちのバトルを描いた超大作。『アバウト・ア・ボーイ』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のニコラス・ホルトが主演を務め、スタンリー・トゥッチ、イアン・マクシェーン、ビル・ナイ、ユアン・マクレガーら個性豊かな俳優陣が集結している。本作は童話『ジャックと豆の木』と、18世紀の民話をベースにしたアドベンチャー映画だけに、このほど公開された予告編も幻想的な天空世界や、不思議な豆から巨大な豆の木がグングン伸びていく圧巻のビジュアルが次々に登場する。さらに映像の後半では、ジャックたちが遭遇する恐ろしい巨人たちも登場。彼らはただ大きいだけでなく怪力で強靭で、豆の木を伝って人間の世界へと降ってきた巨人たちが大暴れする場面も描かれている。ちなみに本作のVFXを手がけるのは『トロン:レガシー』や『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』を手がけた名門デジタル・ドメイン。圧倒的なビジュアルを用いて、誰もが知っているファンタジーがどのように新生するのか注目だ。『ジャックと天空の巨人』2013年3月22日(金) 丸の内ルーブルほか全国ロードショー※3D/2D 吹替え版同時公開
2012年12月21日世界的不朽の名作「ジャックと豆の木」をベースに、人間と巨人の壮絶バトルをド迫力の映像で描く3D超大作『ジャックと天空の巨人』が2013年3月22日(土)に公開を迎える。そしてこのたび、今世紀邦画No.1のオープニング成績を飾った映画『ONE PIECE FILM Zワンピースフィルムゼット』の原作マンガ「ONE PIECE」や、アニメ化・実写化が決定している話題沸騰のマンガ「進撃の巨人」を彷彿とさせるシーンの数々が収められた本作の予告編映像が遂に解禁に!物語の舞台はゲームや漫画の世界をそのまま映像化したような中世イギリス。その天空では、人間によって地上を追い出され、その後何百年もの間もそこでの暮らしを余儀なくされた巨人たちが住んでいた。ある日、主人公の青年・ジャックが人間界と巨人界を隔てていた“禁断のドア”を開いてしまったことをきっかけに、高低差1万メートルもの地上と天空を股に掛けた人間と巨人の壮絶な戦いが勃発する─―。監督は、『ユージュアル・サスペクツ』で一躍脚光を浴びたブライアン・シンガー。主人公の青年・ジャック役を、『X-MEN :ファースト・ジェネレーション』のニコラス・ホルト。プリンセス・イザベル役にはエレノア・トムリンソン、二枚舌のロードリック男爵役にスタンリー・トゥッチ、巨人たちに包囲されたブラムウェル王役にイアン・マクシェーン、巨人たちのリーダー・ファロン将官役にビル・ナイ、そして、城の護衛・エルモント役をユアン・マグレガーが演じるなどファンタジー大作常連の名優たちが集結したことでも注目を集めている。今回、公開となった予告編では、天空に住む醜く恐ろしい伝説の巨人たちの姿も初公開!天空と地上で巻き起こるジャックの冒険と、人間と巨人の激しい戦いの様子が描かれている。巨人たちは、軍隊のように隊列を成し、鎧を身に着け、圧倒的なパワーとスピード、そして彼ら独自の文明で人間に襲い掛かる。その姿はまるで累計発行部数1,000万部突破のメガヒット・コミック「進撃の巨人」のハリウッド実写版のような仕上がり。巨人たちが人間に次々と襲い、壁を破壊し、大木を投げつけ、人間を一捻りしようとする圧倒的なパワーが存分に披露され、本家のお株を奪うほどの度肝を抜く映像となっている。そして天高く伸びた豆の木が行き着いた先、壮大な大自然に囲まれた天空の大地は、国民的人気漫画「ONE PIECE」の中にも描かれた、“空島の大地(ヴァース)”を彷彿とさせる。古代遺跡のような建物や生い茂る樹木、そして広大な天空の大地は、麦わらの一味たちの大冒険にもってこいのフィールドかもしれない。「地球を取り戻せ!」と意気込む天空から降ってくる巨人たちなど、原作からは想像もつかないストーリー展開を迫力の映像で再現した本作。あのルフィ船長も驚愕の大冒険が遂に幕を開ける!『ジャックと天空の巨人』は2013年3月22日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ジャックと天空の巨人 2013年3月22日より全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年12月21日映画『レ・ミゼラブル』の特別チャリティ試写会が18日に都内で開催され、皇太子殿下が、この日のために再来日した主演のヒュー・ジャックマン、トム・フーパー監督、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュ氏と作品を鑑賞した。その他の画像本作は、1985年に初演され、これまでに全世界43か国で上演されてきた大ヒットミュージカルの映画化。ジャックマンが、先ごろ発表されたゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされたほか、作品賞(コメディ・ミュージカル部門)、助演女優賞、主題歌賞の4部門に選出され話題を集めている。舞台あいさつに立ったジャックマンは、「私には日本で3つの夢があり、それを実現できた。1つめは、12歳の息子と富士山に登頂できたこと。2つめは、ミュージカル映画に出演できたこと。3つめは夢というより大変光栄なことになりますが、皇太子殿下とご一緒にこの映画を観られたことです。今日のことは本当に忘れられない経験になりました」とコメント。さらに、「上映後、(殿下が)若いころ『レ・ミゼラブル』の原作を読んでいて、また舞台も観ておられたと話されていて、『忙しくて映画をあまり観られないけれど、この映画は素晴らしく興奮した』と、おっしゃっていただきました」と明かした。また、ゴールデングローブ賞の候補作品にあがったことについてジャックマンは、「この作品は感動的な映画。人の心を動かせる作品に出演でき、この作品の一部としてノミネートされたことは本当にうれしい。ハリウッドではミュージカル映画が成功することは難しいけれど、この作品がきちんと認知されてうれしい」と語った。『レ・ミゼラブル』12月21日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!
2012年12月19日ラッセル・クロウが、ビリー・ジョエルの元妻で料理評論家のケイティ・リーと交際しているようだ。ラッセルは10月に妻のダニエル・スペンサーと結婚9年目にして友好的に別れたと報道されたばかりだが、今月9日(現地時間)の早朝にニューヨークにあるグリニッチ・ホテルの応接間の暖炉の前でケイティと抱き合ってるのが目撃されており、目撃者は2人がお互いずっと手を繋いだままだったと「New York Post」紙に明かしている。「ラッセルとケイティは親密な会話をしていたようですね。お互いぞっこんのように見えました。ケイティはその日の午後にはまだホテルにいましたね。午後2時にもラッセルと、同じ暖炉のところで一緒にいるのを見かけました」。ただ複数の関係者によれば、2人はすでに交際を始めてから数週間経っているものの、まだ真剣なお付き合いという段階ではないよう。そんなラッセルの新作『レ・ミゼラブル』は来週21日(金)から日本公開予定だ。■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年12月12日ヒュー・ジャックマンが、『X-Men:Days of Future Past』(原題)に出演する可能性が出てきた。現在ヒューは同新作に出演するための交渉中。これまでに『X-Men』シリーズ3作品やスピンオフ作『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』に出演してきたヒューは、来年9月に日本公開予定の『ウルヴァリン:SAMURAI』の撮影を最近終えたばかりだ。さらについ先日、同シリーズに復帰したブライアン・シンガー監督は、イアン・マッケランとパトリック・スチュワートがマグニートー役とプロフェッサーX役で同新作にカムバックすると発表している。前作『X-MEN :ファースト・ジェネレーション』で若き日のマグニートーとプロフェッサーXを演じたマイケル・ファスベンダーとジェームズ・マカヴォイのほか、ニコラス・ホルトがハンク・マッコイ/ビースト役、そしてジェニファー・ローレンスもミスティーク役で同新作への続投が決まっている。『X-Men:Days of Future Past』は、2014年7月18日(現地時間)の公開を目指して来年1月にもクランクインが予定されている。■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年秋、全国にて公開© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2012年11月30日現在、アン・ハサウェイやアマンダ・セイフライドらと共に『レ・ミゼラブル』のPRのために来日中のヒュー・ジャックマン。日本の多くのファンが熱狂する中、彼の最新主演作となる『ウルヴァリン:SAMURAI』のストーリーの一端がヒューから語られ、さらに日本を舞台としている本作ならではの“筆”で描かれたキャラクター・ビジュアルがお披露目となった。マーベル・コミックのヒーローたちの中でも一際高い人気を誇る『X-MEN』シリーズのウルヴァリン(ローガン)を主人公に、ローガンを永遠に変えてしまう壮大な戦い、そしてあるミステリアスな人物のもつサムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”の因縁の対決が、日本を舞台に描かれる。今回、ヒューの口から明らかにされたのは、「ローガン(=ウルヴァリン)がミステリーと、冒険と、暴力と、愛と、失恋の迷路に迷い込むんだ」と未だ謎に包まれた本作のヒント。さらに、「この役を10年間演じたが、アクションについて言えば、この作品は以前のものよりもアクション満載で、新しくて、エキサイティングだ!」と興奮したように語る。また、本作の撮影について「物語の大半は日本なので3,4週間、日本でロケをしたよ。東京でももちろん撮影したが、都会を離れ、鞆の浦の漁村や新幹線の駅など様々な場所での撮影もあった。どれも素晴らしい経験で、この先も決して忘れないだろうし、信じられないほどだったよ!」と語り、その語り口からも親日家として知られるヒューの高揚感が伝わってくる。本作には、真田広之(シンゲン役:マリコの父)、TAO(マリコ役:ローガンの恋人)など主要として多くの日本人キャラクターが登場しており、ハリウッド大作ながらキャスティングの段階から“日本”への強いこだわりを見せていた。そして今回、“和×洋”の見事なコラボレーションと言える筆絵ビジュアルは、まさに本作を象徴する一枚と言える。間違いなく2013年の話題度No.1作品となるであろう『ウルヴァリン:SAMURAI』を携えての、ヒューの再来日にも期待したい。『ウルヴァリン:SAMURAI』は2013年9月、全国にて公開。■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年秋、全国にて公開© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2012年11月29日英国のコメディアンで俳優のラッセル・ブランドが、『スター・ウォーズ』新3部作に出演したくて仕方ないようだ。先日ウォルト・ディズニーがジョージ・ルーカスからルーカスフィルムを40億5,000万ドル(約3,200億円)で買収し、新3部作の製作を発表したばかりだが、それを受けてラッセルは将来子供を持ったときのためにジェダイ役を演じたいと思っているものの、実際はスーパーヴィラン(超悪役)のダース・べイダーを演じたいと英「The Sun」紙に明かしている。「なんで僕にダース・べイダー役が回ってこなかったんだ?僕ならジェダイにふさわしいのに!なので、僕にオファーをくれなかったんだ?」、「僕はなんだってやるつもりさ。子供たちのためにジェダイってのもいいな。まあ、まだ子供はいないけどね(笑)」と語っている。またある関係者は、1977年から1983年にかけての『スター・ウォーズ』初期3部作で主人公ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルやレイア姫のキャリー・フィッシャー、ハン・ソロのハリソン・フォードら3人は新3部作での続投に「興味を示している」と語っている。「ハリソンは『スター・ウォーズ』新3部作の出演に乗り気な様子で、ほかの2人も意気込んでいますね」。しかしハリソン自身は以前、同役の続投について「ハン・ソロは役柄としてあんまり興味がないね」とも語っていた。果たして、どんなラインナップのキャストが選ばれるのか、続報が待ち遠しい!■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年11月12日映画『レ・ミゼラブル』の日本公開を記念して、主演のヒュー・ジャックマンをはじめ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライドと、トム・フーパー監督らスタッフが11月下旬に来日することが発表された。その他の写真本作は、ヴィクトル・ユゴーの小説を基にしたミュージカル『レ・ミゼラブル』を完全映画化した作品。パンを盗んだために19年もの間、牢獄生活を送ったジャン・バルジャンの波乱の人生を描く。親日家のジャックマンは、映画『ウルヴァリン:SAMURAI』撮影のため8月にも日本を訪れており今年2度目の来日。先月、結婚したことが報じられたハサウェイは、映画『プラダを着た悪魔』で2006年に来日して以来となり、セイフライドとフーパー監督は、映画のプロモーションとしては初来日となる。さらに、世界最長のロングラン記録を誇るミュージカル『レ・ミゼラブル』を手がけ、本作ではプロデューサーとして名を連ねているキャメロン・マッキントッシュも来日し、本作を盛大にPRする。また、11月28日(水)には都内で、来日キャストも参加する公開記念イベントの実施が予定されている。『レ・ミゼラブル』12月21日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー(C)Universal Pictures
2012年10月31日ラッセル・クロウが、離婚が発表されて以来初めてコメントした。8歳の息子・チャールズくんと6歳のテニソンくんを持つラッセルとミュージシャンのダニエル・スペンサーが今月初めに9年間の結婚生活に終止符を打ったことに関して、ラッセルはいままでコメントを控えていたが、21日(現地時間)にファンの1人であると思われるサラさんがツイートしたところ、ラッセルが返答したという。サラさんが「今日あなたが離婚したって聞いたわ。あなたと家族に神のご加護を」とツイートしたのに対し、ラッセルは「やあサラ、親切にどうもありがとう」と返答したようだ。ラッセルとダニエルは22年前、映画『ザ・クロッシング』の共演で初めて知り合い、2003年4月にオーストラリアで結婚している。ラッセルは現在、聖書の物語を映画化した『Noah』(原題)を撮影中で、主役・ノアを演じるためにヒゲをのばしたままにしているが、クリスマスまでには全てそり落としてしまうとジョークを飛ばしている。「この顎鬚は11月半ばで剃るつもりだよ。だからクリスマスショーではサンタになるつもりはないね」。
2012年10月29日『Xメン』シリーズの人気キャラクター“ウルヴァリン”が日本を舞台に新たな戦いを繰り広げる最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』に主演するヒュー・ジャックマンとジェームズ・マンゴールドが日本時間30日の(火)の午前5時にライブチャットを行い、全世界のファンからの質問にこたえることを発表した。『ウルヴァリン:SAMURAI』ライブチャット『ウルヴァリン:SAMURAI』は、鋼のような身体と鋭い爪をもつ“ウルヴァリン”ことローガン(ジャックマン)が日本を舞台に活躍する作品。詳細な内容は不明だが、報道向け資料には「ローガンを永遠に変えてしまうある壮大な戦いがあり、彼があるミステリアスな人物と因縁の対決をするとき、サムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”との真剣勝負が繰り広げられる」と記載されている。ローガンの恋人・マリコをTAOが、真田広之がマリコの父・シンゲンを演じるなど日本人キャストも多く参加する。日本での撮影を終了し、現在はオーストラリアで撮影が続いている本作。残り2、3週間ですべての撮影を終えるため、サプライズとして今回のイベントが決まった。このほど公開されたメッセージビデオではふたりが登場し、当日に本作のフッテージ映像を世界最速で公開することと、ファンからの質問に回答することを発表。質問はTwitterとFacebookを通じて受け付ける。『ウルヴァリン:SAMURAI』2013年 秋 全国公開『ウルヴァリン:SAMURAI』ライブチャット日本時間10月30日の(火) 午前5時スタートTwitter:質問投稿ハッシュタグ #TheWolverineMovieFacebook:www.facebook.com/TheWolverineMovie
2012年10月23日大学構内、および大学のクラブやサークルなどの学生コミュニティに特化した広告事業を行うユーキャンパスが展開する、大学構内の”学食ジャック”プロモーション企画が注目されている。同社は、全国約590キャンパスに学内メディアのネットワークを持ち、計算上では全国289万人(2011年時点)いる大学生のうち、220万人の大学生に何らかのメディアにより情報提供できるプラットホームを整えている。同社が今年、学生約300名を対象に行ったアンケートによれば、最近の学生は週平均2.8回、学食に通っており、広告メディアとの接触機会が多い。同社では、学食運営会社とも連携し、学生が喜ぶ企画を実施することで、メーカー提供商品を訴求していく相乗効果を狙う。これまでは学食トレーに貼りつけるシール広告やポスターなど単体で実施していたが、一定期間中、学食内の広告媒体をすべて関連内容でジャックするなどして認知・訴求率を高めるプロモーションを展開。特に学食との相性が良い食品関連企業からの発注やリピートが多くなっているという。これまでの実績企業の一例として、ごま油など食用油の製造販売の老舗であるかどや製油は、課題とする若年層への商品認知へのアプローチとして、昨年から成蹊大学、國學院大学、法政大学など計5校でプロモーションを実施。同社の「純正ごま油」を卓上に設置、万能調味料として自由に使ってもらい、学校によっては、同商品を使ったオリジナルメニュー(焼肉ビビンバ丼、スタミナ豚キムチ丼、麻婆豆腐丼など)を提供した。同社販売業務部マーケティング課長・大平佳男氏は、「学生たちへのアンケートから『今回初めて使った』学生のうちの4割が、『今後も使ってみたい』と回答しており、手ごたえを感じています」と、語る。22日からは、かどや製油商品を使用した期間限定スペシャルメニュー第3弾がスタートする予定となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日9年間連れ添った夫人のダニエル・スペンサーとの破局が明らかになったラッセル・クロウだが、婚前契約により、夫人のダニエルさんに2,500万ドル相当を支払うことになりそうだ。「Sydney Morning Herarld」紙によると、ラッセルはシドニーに1,400万ドル相当のペントハウス、ニュー・サウスウェールズの牧場など、5,000万ドル相当の不動産を所有。これまでに俳優として1億5,000万ドルを稼いだとされる彼は、シドニーのプロ・ラグビーチーム「サウスシドニー・ラビトーズ」(NRL)のオーナーを務めるほか、ジムやレストランに牛肉を卸す事業なども手がけるビジネスマンの顔も持つ。婚前契約の詳細は不明だが、ダニエルは結婚から3年を過ぎて以降の離婚の場合、少なくとも1,500万ドルを受け取る契約を結んでいると見られている。夫妻には8歳と6歳の息子がいるが、子供たちにはそれぞれ300万ドルの信託が設けられるという。ラッセルとダニエルは1990年に『ザ・クロッシング』で共演し、断続的に交際を続けた後に2003年に結婚。破局の理由は明らかにされていないが、映画の撮影で多忙なラッセルのスケジュールも一因のようだ。6月にダニエルが出演していたTV番組、オーストラリア版「Dancing With the Stars」(原題)の共演者と親しくなったと報じられたこともあるが、夫妻は「彼はただの友人」とうわさを否定している。(text:Yuki Tominaga)© Chris Ashford/Camera Press/AFLO■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年10月17日ラッセル・クロウ(48)と女優でミュージシャンの妻ダニエル・スペンサー(43)が破局した。ふたりの間には8歳と6歳の息子がいる。破局のニュースは、『シドニー・モーニング・ヘラルド』紙が報道したもの。クロウのパブリシストは、今のところ何もコメントしていない。クロウとスペンサーは、22年前、オーストラリア映画『ザ・クロッシング』で共演。その後、くっついたり離れたりの関係を長年続けたが、2003年4月、クロウが所有するオーストラリアの農場で結婚式を挙げた。『シドニー・モーニング・ヘラルド』紙によると、破局は双方同意によるもの。今年6月、スペンサーがシドニーのカジノでオーストラリア版『Dancing with the Stars』の共演者とむつまじくしている様子がパパラッチされたが、その数日後にクロウがスペンサーをL.A.の空港で優しく迎え入れる光景が目撃され、不倫の噂はすぐに立ち消えた。クロウは現在、ニューヨークでダーレン・アロノフスキー監督の『ノアの方舟(原題)』を撮影中。スペンサーは息子たちと一緒にシドニーにある1000万ドル相当の家にとどまっているとのことだ。スペンサーとの結婚の前、クロウは当時デニス・クエイドと結婚していたメグ・ライアンと交際したが、数ヶ月で破局している。文:猿渡由紀
2012年10月15日『ウルヴァリン:SAMURAI』の撮影のため8月下旬から密かに来日していたウルヴァリンを演じる主演俳優ヒュー・ジャックマン。撮影時のTwitter投稿がネット上でも話題を呼んでいたが、先日、ついに日本での撮影が終了。このほど撮影に使用された増上寺の仏堂を思わせるファーストビジュアルが解禁となり、ヒューの男らしい姿がお披露目された。マーベル・コミックのヒーローたちの中でも一際高い人気を誇る『X-MEN』シリーズのウルヴァリン(ローガン)を主人公に、ローガンを永遠に変えてしまう壮大な戦い、そしてあるミステリアスな人物のもつサムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”の因縁の対決が、日本を舞台に描かれる。先日のTwitterでの一件に加え、国際派俳優である真田広之を始めとする日本人俳優が参加しているとあって、製作当初から大きな話題となっていたが、今回、ついに本作の一端が明らかとなった。解禁されたビジュアルでは、金色の仏堂をバックに血管が浮かぶ筋骨隆々のヒュー扮するウルヴァリンの姿が!マッチョ好きな女子には堪らない、セクシーかつ男らしさあふれるものに仕上がっている。日本での詳細な撮影内容は明かされていないが、一部のネット上では相当ハードな撮影スケジュールをこなしたようだ。さらに、撮影が行われた増上寺(東京・芝公園)ではスタッフ・エキストラ含め400名以上の撮影隊が組まれ、本場ハリウッドさながらの大規模ロケが行われていたようで、偶然にも現場に居合わせた一般の人々は、ヒューのフランクで紳士なファンサービスに感激したというツイートも多く寄せられていた。徐々にその輪郭が明らかとなってきた『ウルヴァリン:SAMURAI』。2013年は、日本×アメコミの最強タッグで世界中を熱くさせてくれそうだ。『ウルヴァリン:SAMURAI』は2013年秋、全国にて公開。■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年秋、全国にて公開© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2012年09月26日『ザ・ファイター』の演技で第83回アカデミー賞助演女優賞を受賞したメリッサ・レオが、ヒュー・ジャックマン主演の新作スリラー『Prisoners』(原題)に出演することになった。メリッサが今回出演を決めた本作は、小さな田舎町の大工の娘とその親友の2人の誘拐事件を軸にストーリーが展開する。警察の捜査では2人は発見されないため、父親自ら娘たちを探し出そうと決心するものの、大都会からやって来た担当刑事と対立していくというストーリーだ。同作は、『灼熱の魂』を手がけたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンを取り、アーロン・グジコウスキが脚本を執筆する予定。製作元のアルコン・エンターテイメント社は、来年秋にワーナー・ブラザースからの公開を目指して、来年から撮影を開始する予定だという。メリッサはデンゼル・ワシントンと共演するロバート・ゼメキス監督最新作『Flight』(原題)に出演しているほか、トム・クルーズ、モーガン・フリーマン出演のSFアクション大作『Oblivion』(原題) がクランクアップしたばかりだ。■関連作品:灼熱の魂 2011年12月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Incendies inc. (a micro_scope inc. company) - TS Productions sarl. All rights reserved.ザ・ファイター 2011年3月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 RELATIVITY MEDIA. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年09月20日東京・青山劇場にて上演中の韓国の人気ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』(16日~10月8日)。初日公演に先駆け、9月16日、同所にて公開舞台稽古が行われた。『ジャック・ザ・リッパー』公演チケット情報1888年に英・ロンドンで連続発生した売春婦だけを狙う猟奇殺人鬼、切り裂きジャック(=ジャック・ザ・リッパー)をモチーフとしたチェコ生まれのミュージカル。韓国で2009年より4年連続で上演される人気作で、今回、日本初上陸を果たした。愛する人のために狂気へと変貌を遂げる外科医・ダニエルを、アン・ジェウク、オム・ギジュン、ソンミン(SUPER JUNIOR)、ソン・スンヒョン(FTISLAND)らが演じる。この日は、ダニエル役をソンミンが務め、ジャック役はキム・ボムレ、連続殺人犯を追う捜査官アンダーソン役はイ・ゴンミョンらが務めた。殺人鬼・ジャックが巻き起こす事件を軸に、ふたつのラブロマンスが絡み合うストーリー。ソンミン演じるダニエルは、残忍なジャックと対照的で、愛ゆえに狂っていく“純粋さ”が際立つ。苦悩する姿と狂気に満ちた瞬間と、まったく違う顔をみせ、そこに“スターの姿”はない。また、劇的なバラードからロックまで、登場人物たちのさまざまな心情に沿ったミュージカルナンバーを、キャストたちが安定した歌唱力で歌い上げる様は圧巻だ。時に激しく、悲しく、愛おしさを込め、その感情や情熱は舞台から溢れ出し、観客を物語の世界に引き込むほど。緊張感に満ちた緻密なストーリーと雄大な音楽、そして人間の欲望をまざまざと見せつけるキャストたちの迫真の演技は、独特のカラーを放つ世界観で魅せる舞台となっている。豪華キャストが顔を揃えているので、さまざまなキャストの組み合わせで観ると、また違う世界が見えてくるはずだ。初めての日本公演にあたり、ソンミンは「日本のファンの方々が韓国語の作品を楽しんでいただけるか少し心配ですが、日本でも好評を受けられるといい」とコメントしている。公演(字幕付)は10月8日(月)まで。チケットは発売中。なお、主要キャストインタビューや全セリフ、歌詞(和訳)などを掲載「『MUSICAL Jack the Ripper』パーフェクトBOOK」(A4ワイド、オールカラー124ページ)を会場限定で発売中。
2012年09月18日ラッセル・クロウが、ニューヨーク近辺の海でカヤックをこいでいるうちに迷い、救助される事件があった。ケガはなく、本人は「良い冒険だった」とコメントしている。クロウは、現在、ニューヨークでダーレン・アロノフスキー監督の『ノアの方舟(原題)』を撮影中。撮影が休みの先週土曜日午後、友人と共に、ロングアイランドでカヤックに乗って海に出たが、暗くなってから迷ってしまったらしい。夜10時ごろ、パトロールしていた沿岸警備隊が、助けを求めるクロウに気づいて、彼を近くのハンティントン・ベイまで連れて行ったということだ。日曜日になって、クロウは、救助してくれた人々に対する感謝の言葉をツィート。また、「僕たちは、自分たちがどこにいるか正確にわかっていた」ともコメントし、「すばらしい冒険だった」とつけ加えた。『ノアの方舟(原題)』の撮影は、7月末にスタート。北米公開は2014年3月を予定している。本作は、ノアの箱船の話を壮大なスケールで描く話題作で、クロウは主人公ノアを演じる。ほかにエマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンス、ジェニファー・コネリー、ローガン・ラーマンらが出演する。文:猿渡由紀
2012年09月04日ケネス・ブラナー監督、クリス・パイン主演で製作される“ジャック・ライアン”シリーズの新作映画に、ケビン・コスナーが出演することになりそうだ。ほかにもコスナーは、リュック・ベッソンからもオファーを受けており、来年夏には“スーパーマン”の新作映画『マン・オブ・スティール(原題)』に出演する。キャリアのピークを越えて久しいケビン・コスナーだが、今年はテレビのミニシリーズ『Hatfields & McCoys』がサプライズヒットし、再び注目を集めた。同番組は今年のエミー賞に22部門でノミネートされている。ケネス・ブラナー監督で新しくよみがえる“ジャック・ライアン”シリーズで、コスナーが演じることになりそうなのは、ライアン(クリス・パイン)の指導者的人物。過去作には登場していない新しいキャラクターだそうだ。ジャック・ライアンは過去にハリソン・フォード、アレック・ボールドウィン、ベン・アフレックらが演じてきた人気キャラクター。原作はトム・クランシーの小説で、映画が作られるのは2002年の『トータル・フィアーズ』以来のこと。一方、リュック・ベッソンがオファーしているのは『Three Days to Kill』というタイトルのアクション・スリラー。コスナーの役は、死を目前にしている殺し屋で、最後の仕事を引き受けながら、娘との関係を修復しようとしている男らしい。ベッソンは、本作ではプロデュースにとどまり、監督はしないらしく、監督は未定。マックGが興味を示しているらしい。来年夏公開の『マン・オブ・スティール(原題)』での役は、クラーク・ケントの父親役。この作品はすでに撮影を終えている。文:猿渡由紀
2012年08月08日『レ・ミゼラブル』、『マン・オブ・スティール』(原題)と話題作への出演が続く俳優のラッセル・クロウが、伝記映画で長編映画の監督デビューを飾るようだ。アメリカのスタンダップ・コメディアン、ビル・ヒックスの生涯を描く伝記映画については、数年前にもラッセル主演で企画が進行していたが、お蔵入り状態になっていた。しかし今回、同じくビルを主人公に描く新作企画が再浮上し、ラッセルは役者としてでなく監督デビューを果たす見込みだという。同作のタイトルはまだ決まっていないものの、来年にもクランクイン予定とのこと。ラッセルの同級生で脚本家のマーク・シュタウファーは「ビル・ヒックスの人生は悲劇的に短いけど、驚くほど興味深いものなんだ。既にシナリオはいくつものドラフトを経ているし、来年には本格的に製作に移れるはずさ」と語っている。80年代から90年代初期にかけて、銃支持団体や宗教団体を始め世間の偽善一般をシニカルに攻撃する芸風で人気を博していたビル・ヒックスは、1994年に32歳という若さで亡くなっている。マークによれば、次の課題はビル役を見つけること。「これは大役だよ。その上、監督はあのラッセルときてるからね」とコメントを寄せている。また、2010年に公開されたドキュメンタリー作品『AMERICAN:The Bill Hicks Story』(原題)の製作者は、ラッセルが今回の新作の準備のためにビルの家族と連絡を取っているとも明かしている。■関連作品:マン・オブ・スティール (原題) 2013年夏、全国にて公開© Warner Bros. Ent. All Rights Reservedレ・ミゼラブル 2012年12月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開
2012年07月25日オスカー俳優ラッセル・クロウが、『キャビン・フィーバー』『ホステル』など残酷なホラー映画で知られるイーライ・ロス監督と組むことになった。映画のタイトルは『Harker』。主人公ジョナサン・ハーカーは、ドラキュラを追うイギリスの刑事だ。まだ脚本は完成しておらず、この役をどの俳優にオファーするかは決まっていないが、クロウがドラキュラを演じることは決定している。もともとは『アンノウン』のジャウム・コレット=セラが監督を務める予定だったが、彼は同じワーナー・ブラザースで撮影準備が進められている実写版『Akira』を監督することになり、降板した(その後、『Akira』の製作は一時中止状態になっている)。ホラーや残虐映画のファンに愛されるロスとクロウの組み合わせは意外な感じがするが、実はふたりは今年北米公開予定のRZA監督作『The Man with the Iron Fists』にそれぞれ俳優と脚本家として関わっている。ロスはキャリアの駆け出しの頃からクエンティン・タランティーノに才能を評価され、タランティーノの『イングロリアス・バスターズ』に俳優として出演もしている。クロウは次にダーレン・アロノフスキー監督の『ノアの方舟(仮題)』を撮影する予定。『Harker』は来年の撮影スタートを目指している。文:猿渡由紀
2012年07月13日第84回アカデミー賞で作品賞を始め5冠に輝いた『アーティスト』で、主人公の愛犬を演じたジャック・ラッセル・テリアのアギーが25日(現地時間)、犬として初めて、ハリウッドのグローマンズ・チャイニーズ・シアター前に足型を残した。チャイニーズ・シアターに到着したアギーは金色の蝶ネクタイを締め、大観衆の声援に少し面食らった様子を見せながらもレッドカーペットではカメラマンにポーズを取り、セメントの上に足型をつけた。飼い主でトレーナーのオマー・フォン・ミュラー氏は「アギーからみなさんへの一番のメッセージは、犬の里親になってほしいということです」と訴え、「アギーはもらわれ、そして成功しました。みなさんが犬の里親になってくれて、例えその犬が映画に出演できなかったとしても、彼らはみなさんの家で大スターになれるのです」と語りかけた。10歳の老犬で、すでにショウビズ界からは引退しているアギーだが、チャリティなど意義あるイベントにはこれからも登場する予定だという。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:アーティスト 2012年4月7日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm
2012年06月28日ラッセル・クロウが、世界のメディア王、ルパート・マードックを演じる可能性が出てきた。元「The Sunday Times」紙編集長ハロルド・エヴァンス氏の回顧録「Good Times, Bad Times」(原題)を基にした作品で、ラッセルはルパート役を演じることが予想されている。ある関係者は英「The Daily Star」紙に「ルパート・マードックのような人間を演じるには大胆さが必要です。ラッセルならそれができるでしょう」と語っている。一方、同作品の製作を担当するレオン・レキャッシュは「この作品は映画かテレビドラマになるでしょうね。ハロルドとオプション契約の交渉が終わったばかりで、またとても早い段階なんです。俳優はもちろん、脚本家ですらもまだ契約に至っていないんです」と語った。また詳細はいまのところ未定だが、コリン・ファースが編集長・ハロルド役の候補にも挙がっているよう。今回の作品では、当時の英首相マーガレット・サッチャーとルパートとの関係に焦点が当てられる模様だ。サッチャー元首相は当時、保守党に有利な報道と引き換えに、1981年にルパートが英「The Times」紙を買収しやすくする規制緩和をしたのではないかと言われている。レオンは「London Evening Standard」紙に、「マードックは(バッキンガムシャー州にある首相別邸の)チェッカーズに行き、この取引について話をしたものの、この件について独占委員会が知ることはなかったんです」と付け加えた。
2012年06月27日大人気のスマートフォンピアス用の紛失対策アクセサリー!世界初の商品である「ジャックピアス(R) キャッチ」(株式会社ラグザイア)の販売が、4月13日よりオフィシャルサイト、及び各ECサイトにて開始する。「ジャックピアス(R) キャッチ」は、(ジャックピアスと同様に、ジュエリーメーカーとのパートナーシップによって、ストラップやキーホルダーだけでなく、ペンダントなどのワンポイントアクセサリーとしても利用可能なデザインの新感覚アクセサリー。アクセサリーに空いた穴にジャックピアスをはじめとするスマートフォン用ピアスを差し込むことによって自分だけのアクセサリーに変わる。お問い合わせ: オフィシャルサイト
2012年04月14日劇場版“クレヨンしんちゃん”20周年記念作品『映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』に、ココリコ(遠藤章造・田中直樹)、土田晃之、藤井隆の4人がゲスト声優として出演することになり、アフレコ終了後、インタビューに応じた。その他の写真遠藤ら4人は『クレヨンしんちゃん』のTV放送が始まった1992年にデビューし、今年で芸歴20年を迎えた同期芸人。実生活ではそれぞれ、子どもを授かり“パパ芸人”としても知られる彼らが、今回、その育児経験を買われて、しんちゃんの妹・ひまわりのお世話をするヒマワリ星の“イケメンDEイクメン軍団”役に抜てきされた。遠藤は「滑舌があまり良くないし、もう40歳なんで老眼がきちゃって、台本が見えづらかった」と思わず苦笑い。「僕と田中君はアゴがしゃくれているので、どうしても空気が抜けてしまって…。僕はサ行が苦手」(土田)、「僕はラ行が、斜めに逃げてしまう」(田中)とこちらも四苦八苦の様子。一方、藤井は収録にテンションが上がり過ぎたといい「新感覚のアフレコを提案したかった」と自信満々!?それでも、ぐずるひまわりを必死にあやそうと悪戦苦闘するシーンには、4人とも実体験が活かされたと口を揃える。実際の“イクメン”ぶりを聞いてみると、遠藤は開口一番「諸事情で(笑)娘とは一緒に住んでいないんですよ。でも週に1~2度はうちに泊まりにくるし、お弁当を作ることもある」と自虐的なコメントで、他の3人から「何かあったの?」と白々しい指摘。相方の田中は「子どもに対しては、友だちという感覚がある」。ただ、持ち前の動物愛が強すぎて「まだ、言葉を話し始めた頃、イヌを見て『ワンワン』って言っていたのを『違う、あれはジャック・ラッセル・テリア!』と注意してしまったことがある」と反省する場面も。藤井は「できるだけ一緒に遊ぶようにしています。でもお母さん(タレントの乙葉)にはかなわないですね」。4人の子どもを持つ“子だくさん芸人”の土田は「子育てってついつい難しく考えがちですが、いわば“生活”なので特別なことじゃない」と説得力ある持論を披露。「もううちは一番上が中学生で、サッカーやろうって誘っても全然乗ってこない。まあ僕が本気を出しちゃうからなんですけど(笑)。子が親を見て育つのはもちろん、親が子を見て成長するんです」と育児論を熱弁すると、遠藤、田中、藤井の3人も大きくうなずいていた。本作は、しんちゃんこと永遠の5歳児・野原しんのすけが、ささいなケンカをきっかけに「オラ、妹なんていらないゾ!」と口走ったことから、ひまわりが宇宙にある“ヒマワリ星”のプリンセスとして迎えられ…。野原一家が家族の絆と全宇宙の存亡をかけた大騒動に巻き込まれる姿が描かれる。『映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』4月14日(土)から全国ロードショー(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2012取材・文・写真:内田 涼
2012年04月13日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、『ナイトミュージアム』のショーン・レヴィ監督と組んだアクション・ドラマ『リアル・スティール』。こちらの主演をつとめるヒュー・ジャックマン(『X-メン』シリーズ)のインタビューをお届けする。(c)KaoriSuzuki●ショーン・レヴィ監督について「驚異的」だね。彼とは真の友人同士になれたけれど、この世界でそういうことはめったにないんだ。僕が本心から友達だと思える人の数は、おそらく片手で数えられる程度さ。彼はまるで神のようにどこにでも遍在するね。何が起こっているのかをプロデューサー的な視線からすべて把握しきっているよ。たとえば僕が俳優としての疑問や問題を抱いて彼のもとに行くと、彼はすでにその問題を把握している。僕は「どうしてそんなことまで考える時間があるんだろう?」と不思議でしょうがなかったね。全員について考え、全員からベストなものを引き出しているんだ。とても寛大で、しかもハードに仕事をこなす。彼はこの作品を別の次元に高めて、ハートに満ちた映画に仕上げている。彼についての賞賛ならいくらでも出てくるよ。実際のはなし、彼と組んだこの仕事が終わって寂しいんだ。ああいう人材は希少だからね。あそこまで有能に仕事をこなし、しかもあそこまで良いヤツっていうのは、なかなかいるもんじゃないよ。●ボクシング経験があるということですが、あのシュガー・レイ・レナードを相手にリングに立ってみていかがでしたか?面白かった。僕らが一緒になった初日には、メイキングの撮影クルーが来ていたんだ。元世界チャンピオンの彼が僕とスパーリングをして軽くボディをうつ・・・すごく痛かったよ! カメラがあったから、色々とサービスしてくれたんだね。彼は偉大な男さ、かなりの時間を一緒に過ごしたけれど、心から好感が持てた。●彼と多くの時間を共にした体験から何を学ぶことができましたか?セコンドについて彼が教えてくれたことには驚かされたよ。この映画で僕が演じるのはセコンドなんだ。ボクサーではなくね。ロボットたちを所有してコントロールして、勝ち進ませるのが仕事なんだから、つまりはセコンドさ。シュガー・レイ・レナードは夢中で僕に教えてくれた。ボクシングにおけるセコンドの重要性を僕がまったく理解できていないと言われたよ。相手はロボットかもしれないけれど、とにかくセコンドは彼らにとって堅固な支えであること、力の源であることが大切なんだ。シュガー・レイは試合の2~3週間前になると必ずアンジェロ・ダンディを雇っていた。なぜならアンジェロは試合中、シュガー・レイにどう語りかけるべきかをしっかりと心得ていたからなんだ。それを知らないセコンドは最悪だとシュガー・レイは言っていた。つまり僕はセコンドとして、ボクサーを鼓舞する瞬間、黙って見守る瞬間、言うべきことを語りかける瞬間を心得ている必要があったんだ。それはトレーニングで培われる精神的な準備ということだね。ボクサーとセコンドの絆はどんなことがあっても崩れてはいけない。そういうことについて僕はあまり考えていなかったんだ。だからとても助かった。彼はまた、ボクシングをすることで払わなければならない犠牲についてもオープンに教えてくれたよ。単なる肉体的な犠牲だけでなく私的な犠牲についてね。優れた世界チャンピオンになるという目標は簡単に達成できるものではない。その目標に向かう道のりの中で犠牲にしなければならないことはたくさんあるんだね。試合から6週間も離れると自分ひとりになりたくなるらしいんだ。あらゆるもの、あらゆる人たちを追いやってね。それをやられた方はもちろん傷つくことになる。●俳優として、このキャラクター、チャーリー・ケントンの人間性のどういった側面に惹かれましたか?自分にとってこの世は不公平にできていると考えるようになった人物を演じることに深い興味を持ったんだ。様々な部分で自分自身に失望して、自分のことを徹底的に卑下している。自分なんか何をやっても負け犬だと感じている彼が、今、もっとも嫌悪している世界で生計を立てている。屈辱を味わい失望した世界でね。ある時点から彼は自分を取り巻く世界に対して無反応になっていたんだ。彼の心の葛藤は演じ甲斐のあるパワフルなものだと思う。あらゆる意味で行き詰まりを感じている今の状況から抜け出ようとあえいでいるんだ。でも実は、自分を取り戻せるチャンスを得たということが一番パワフルなんだ。チャンスを得て彼は怯えるのさ。なぜなら、今では失うことの辛さを知っているからね。もしも失敗したら、その後どうやって生きていけばいいんだと考えてしまうんだ。(c)KaoriSuzuki●負け犬であるチャーリーに第2のチャンスが訪れるわけですが、第2のチャンスということをどのようにとらえて演じましたか?僕はチャーリーとは違った形だけれど、彼以上に負けるということを知っているよ。他人のためだけでなく自分自身のためにも成功したいという想いが強いからね。そういう部分を関連付けて演じたんだ。第2のチャンスの方が最初のチャンスよりもずっと恐ろしく感じるということを心から理解しているからね。失うものが大きい可能性があっても、僕は自分を鼓舞して「やる」と言うようにしている。それは恐怖心に負けたくないからなんだ・・・恐怖心に負けることの方が恐怖心そのものよりもずっと後味が悪いことを知っているから、僕はチャレンジする。だけど失敗したときに何を失うことになるのかも理解しているよ。チャーリーにとって、それは息子とロボットだった。よくよく見れば、みんな一度は見捨てられた者たちばかりさ。このストーリーの最も素晴らしいところは、チャーリーが自分自身を取り戻そうと挑戦することに心から恐れを感じるという部分だと思うんだ。映画の出だしでチャーリーは人生なんて最悪なものだ、うまくなんかいくものかと自分自身をあきらめている。世間を恨んでいるんだ。周囲のあらゆる人々に怒りを覚えている。周囲に当たって、自身を責めないようにしていたのさ。でも、自分を変えられるのは自分だけだということ、それが出来なければ人生はもっと苦しいものになるということに気づいてゆく。僕自身の人生がチャーリーほど失敗の連続だったとは言えないけど、失敗することへの恐怖心は身を持って知っているよ。●人生では安全な道を選ぶべきだと思いますか?いや、仕事では安全な道を選ばないように心掛けている。ちょうど僕はワンマンショーをやったところだけれど、それもかなり恐いものだった。舞台で1人歌って踊る僕だけのショーだからね。でも良い気持ちだったよ。確かにあのときより今の方がずっとホッとして気持ちいいけれどね。これまでで一番恐かったのはオーストラリア対ニュージーランドのラグビーの試合前に、生まれて初めて10万人の観衆の前で歌ったことかな。たったの1曲、国家を歌うだけで、もしも観衆からブーイングを受けて仕事がなくなってしまったらどうしようなんて考えて、前夜にパニックになってしまった。あれ以上の恐怖感は味わったことがないな。アカデミー賞でさえ、あれと比べたらそれほど恐くはなかった。経験をつめばつむだけ、恐怖心も減っていくものだと信じているんだ。いざやってみると自分で想像していたほど大変なことでもないということに気づくからね。そういう意味では、アカデミー賞の司会よりも、高校時代の試験の方がずっと恐ろしかったような気がするな。あの当時はその試験ですべてが決まってしまう、失敗したらおしまいだ、もうチャンスなんてないだろうと思い込んでいたからね。やはり経験があればあるだけ恐怖心はなくなるんだよ。(c)KaoriSuzuki●ご自身の人生において、勝つことと尊敬されること、どちらをより大切にしていますか?かなりの負けず嫌いだから、勝つにこしたことない。でも僕にとって一番大切なのは「試しにやってみること」なんだ。「試しにやってみる」とか「とりあえず、やってみよう」というのはオーストラリアではよく使う言い回しだよ。オーストラリアの人たちは、「本当の後悔はやらなかったことに対する後悔だけ、たとえ失敗しても、やってみたことに対して最終的に後悔なんかしないものだ」という信念を持っているんだ。だから、とにかくやってみる。自分にしても他人にしても、試しにやってみようという精神を僕は尊敬しているんだ。よかれ悪しかれ、うまくいくかどうか分からなくても、とにかくトライしてみる。そうやって突き詰めて考えれば、尊敬されることの方が、うまくいくかどうか、勝つか負けるかということよりも、大切だということになるね。作品情報『リアル・スティール』監督:ショーン・レヴィ出演:ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー、アンソニー・マッキー、ケヴィン・デュランド、カール・ユーン、オルガ・フォンダ大ヒット公開中!配給:ウォルト ディズニー スタジオ(C)DreamWorks II Distribution Co. LLC All Rights Reserved.
2011年12月29日