ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が11月1日から12月25日まで、クリスマスに向けた新作ショコラ「アドベント コレクション」を発売する。「クグロフ スター ショコラ」(3,700円)は、アルザス地方の伝統的なアドベント菓子にアレンジを加えたもの。ショコラ風味の生地をふんわりと焼き上げ、マダガスカル産カカオのショコラ ノワールでコーティングした。「クグロフ スター キャラメル サレ」(3,700円)も、クグロフをアレンジした一品。ビターなキャラメルの風味とバニラが香るふんわり生地に仕上げられており、トップにはスターのマークでデコールしたショコラのオーナメントがトッピングされた。また、ナッツやコーヒーの風味や苦味、イエローフルーツの酸味が特徴のブラジル産グラン クリュ カカオを用いた「ボンボン スター」(314円)や、甘さ控えめのガナッシュをたっぷりとサンドした「マカロン スター」(270円)なども展開。湯煎して溶かせば家庭で簡単にショコラフォンデュが楽しめる、まるでキャンドルのような装いが特徴の「フォンデュ オ ショコラ」(2,700円)も登場する。また、11月19日からは、シロップ漬けの大粒のマロンにグラニュー糖とシロップで透明なコーティングを施した「マロン グラッセ」(618円)も提供される予定だ。
2015年10月29日エルメス(Hermes)のメンズの世界観を堪能できる期間限定ブティックが伊勢丹新宿店メンズ館1階にオープンした。同ブティックでは、今年9月にオープンしたウェブサイト「Le MANifested’ Hermes」内で展開されるストーリーになぞらえて、メンズのプレタポルテに加え、シューズ、バッグ、レザー製品、スカーフ、ネクタイなどが会する。期間は11月2日まで。会場内は5つのコーナーに分かれており、各ファサードに、ジャン・コクトー、スティーヴィー・ワンダー、アリストテレスなどの言葉と共にメンズアイテムが展開される。エルメス メンズ・ユニバースのアーティステックデザイナー、ヴェロニク・ニシャニアンがディレクションした前述のサイト内で紹介されるアウター、ニット、パンツ、アクセサリーも並ぶ。特にメンズシューズは、ドレスシューズ、スリッポン、アンクルブーツ、スニーカーなどと豊富なラインアップで迎える。ここで耳にしたエルメスを物語るエピソードがある。店頭で目に留まった「H」の文字がバックルになったベルト。バックル部分には、手仕事と思われる彫りが施されている。同メゾンの担当者は「このバックルはサハラ砂漠の遊牧民であるトゥアレグ族の手仕事によるものです。エルメスでは時折、職人達のチームで、世界各国の技に出会うための旅に出ています。彼らとはその旅で出会いました。エルメスが彼らの彫りを使ったアイテムを毎シーズンつくることで、彼らは定期的な収入を得ることが可能になります。出会いがものをつくるというエルメスの精神から、廃れてしまうかもしれない技術をボランティアではなく、ビジネスで支えるのがエルメスのスタイルです」と語る。今回の期間限定ブティックの展開に際し、伊勢丹メンズ館の正面玄関にはアイルランドのアーティスト、リチャード・ゴーマンによるエルメスのウィンドウが登場し、今回のために制作された2メートルを越える和紙の作品が展示される。同氏は、エルメス15年秋冬のプレタポルテに登場する「Squeeze」の柄を手掛けている縁のあるアーティスト。また、同氏と今回の作品を制作した福井にある越前和紙の工房との親交は二十数年来に渡るという。同じく21日からは三越伊勢丹が日本のよいもの、よいことを伝えていくキャンペーン「ジャパンセンスィズ(JAPAN SENSES)」を全社展開しており、このメッセージとも共鳴した形だ。確かな技と哲学に裏打ちされたクリエーションは、国境を越えて響き合うことを教えてくれる場とも言えるだろう。本気でクリエーションに向きあうエルメスだが、印象は軽やか。ウェブサイトと合わせて楽しむことで、エルメスというメゾンが持つ精神を知る機会となりそうだ。なお、10月29日から11月17日まで、エルメス銀座店1階でも同じ世界観を表現するブティックが登場予定。
2015年10月21日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が10月より、新作「ビュッシュ ド ノエル」の予約受付を店頭及びオンラインブティックにて順次開始している。今回発売される「ビュッシュ ド ノエル」は、ジャン=ポール・エヴァンの15-16年の新たなテーマである“LES PIEDS SUR TERRE, LA TETE DANS LES ETOILES(足はしっかり地に着けて、頭は星々の高みに)”をもとに作られたもの。街中に広がるストリート・アートをインスピレーション源に、視覚を刺激するアーティスティックなラインアップとなった。アーモンドサブレのクルスティアンがアクセントになっている「ビュッシュ『ストリート アート』」(1万2,000円)は、アフリカ産カカオのムースでビスキュイ ショコラとヘーゼルナッツのクレーム シブーストを包み込んだもの。ビッシュを覆うショコラのシェルの表面にはスプレー画のようなアートが施されている。宇宙を連想させるチョコレートプレートをあしらった冷凍配送ケーキ「ビュッシュ デュ ヴォワヤージュ『インターステラー』」(5,400円)は、黒胡麻を加えたジャンドゥージャ、スターアニスが香るビスキュイ、ブラジル産カカオのムース、コーヒー風味のダクワーズで構成されている。その他、香ばしくローストしたヴェネズエラ産カカオを使ったショコラ ノワールのムースが軽やかな「ビュッシュ ディヴィーヌ ソクル」(1万円)、レッドフルーツ香るマダガスカル産カカオで出来たショコラノワールのムースでソバのハチミツのシブーストを包んだ「ビュッシュ ダンフェール ソクル」(1万円)が提供される。なお、「ビュッシュ ディヴィーヌ ソクル」と「ビュッシュ ダンフェール ソクル」は、ショコラで出来た台座のない、ビュッシュ部分だけを楽しめる「ビュッシュ ディヴィーヌ」(5,500円)と「ビュッシュ ダンフェール」(5,500円)も用意された。
2015年10月15日舞台の真ん中に設置された丸型のガラス窓が、ドラム式洗濯機の丸いガラスの扉や宇宙船のハッチになり、時計に変わる。そして、平面に映し出された映像の階段を、舞台上の俳優が上っていく。いまのCG技術ではどんな壮大な映像にも驚きはないけれど、これが実際に生の舞台の上で繰り広げられているとわかれば、そのすごさは伝わるだろうか。これはどちらも、カナダ人演出家、ロベール・ルパージュの舞台のワンシーン。このルパージュとは、同じケベックで生まれたシルク・ド・ソレイユや、ニューヨークのメトロポリタンオペラなども手掛ける人気演出家。“映像の魔術師”という異名があるとおり、その舞台は映像や照明などを駆使したもの。舞台に映像を使うのは珍しくないけれど、それが単なる風景ではなく、俳優の動きと連動して、不思議な世界を目の前で見せてくれるのだ。そのひとつひとつの場面は美しく、それだけでアートのよう。そんな映像のマジックに驚いているうちに、気づけばルパージュが広げた“想像力”という名前のファンタジックで自由な世界に放り込まれているのだ。そのルパージュの舞台が、4年ぶりに日本で上演される。今回来日する作品『Needles and Opium 針とアヘン~マイルス・デイヴィスとジャン・コクトーの幻影~』は、世界中から上演のオファーが引きも切らない彼の代表作のひとつ。なんと今回は、最新技術を用いた二人芝居として、ルパージュ自身が再構築した完全リニューアル版。このタイトルにある針とは、ヘロイン中毒で苦しんだジャズトランペッター、マイルス・デイヴィスを示唆したもの。そしてアヘンは、一時期アヘン中毒に陥ったことのある詩人で劇作家のジャン・コクトー。失意のどん底でパリを訪れた男が、マイルスの音楽とコクトーの言葉とが行き交う幻惑の世界に誘われていく物語だ。観客はただ、劇場で繰り広げられる世界に身を委ねていればいい。劇場の遥か向こうにあるファンタジーの世界へと自然と導かれていくはずだから。■『Needles and Opium 針とアヘン~マイルス・デイヴィスとジャン・コクトーの幻影~』10月9日(金)~12日(月)三軒茶屋・世田谷パブリックシアター作・演出/ロベール・ルパージュS席7500円SA席7000円SB席7000円A席5500円(すべて税込み)世田谷パブリックシアターチケットセンター TEL:03・5432・1515(10:00~19:00)※『anan』2015年10月7日号より。文・望月リサ
2015年10月05日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が、カカオの含有量にこだわったチョコレート「タブレット アブド(Tablette Abdos)」コレクションを10月31日まで限定で発売する。鍛え上げられたシックスパックが描かれた同コレクションはその名も「タブレット アブド」(Abdos=腹筋)。「タブレット アブド 100%」(1,013円)は、カカオ含有量100%のビターな味わいが特徴。「タブレット アブド ミュスクル」(1,013円)のカカオ含有量は75%で、いずれもマダガスカル産を使用。また「タブレット アブドレ キャラメルサレ」(1,013円)は西アフリカ産とマダガスカル産のカカオを使用した、塩キャラメル風味のミルクタイプとなっている。また、イートインスペース「バー ア ショコラ」では、ミルク不使用・カカオ分100%の「ショコラ ショ」、スパイシーなショコラ ショ「アフリケン」、ミルク入りのクラシックタイプのショコラ ショ「パリジャン」の3種類を飲み比べすることが出来る「ショコ ラ ショ アブド」(1,300円)が楽しめる。健康に良い成分がバランスよく含まれていると言われているカカオを高濃度に含んだこのコレクション。取扱いは、伊勢丹新宿本店、東京ミッドタウン店、三越銀座店、表参道ヒルズ店他、ジャン=ポール・エヴァンの店頭及びジャン=ポール・エヴァン オンラインブティックとなっている。
2015年10月03日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が、秋の食材“マロン”とショコラのマリアージュが楽しめる秋季限定スイーツを、全ブティックおよびイートインスペース「バー ア ショコラ」にて9月より提供を開始する。9月4日より週末限定(金、土、日、祝日)で販売されるのが、毎年好評の秋季限定モンブラン(各税込661円)。9月から11月まで提供される、アーモンドメレンゲとシャンティイ(生クリーム)に風味豊かなマロンクリームを合わせた「モンブラン」の他、9月にはマロンクリームの中にフランボワーズのガナッシュを包み込んだ「モンローズ」、10月にはカシスのジュレとシャンティイ、マロンクリームを用いた「モンノワール」、11月にはアーモンドメレンゲとシャンティイにマロンとピスタチオを合わせた「モンフジ」がそれぞれ月ごとに展開される。なお、9月18日から27日までは、特別に4種類を同時に提供。また、イートインスペースでは、モンブランに合わせたドリンクが楽しめる秋季限定のセットメニューも用意されている。その他、9月1日からは、マロン風味のミルクチョコレートガナッシュとカシスを用いた「マカロン ペルル」や、サブレ生地にマロンクリームとカシスを加えた「テュラン」、エクアドル産のカカオを用いた「ショコラ ショ」にマロン風味のシャンティイを合わせた「ショコラ ショ マロン」、さらにマロンといちじくを加えた「ショコラ ショ シャテーヌ フィグ」などが展開される。また、イタリア・ピエモンテ産の大粒のマロンをシロップ漬けにした「マロン コンフィ」(1個 税込497円) も9月から大きく展開。1粒1粒にマロン本来の旨味がぎゅっと凝縮された旬の味わいが楽しめるものとなっている。取り扱い店舗は、伊勢丹新宿本店、東京ミッドタウン店、三越銀座店、表参道ヒルズ店、三越仙台店、伊勢丹浦和店、イセタンフードホールルクアイーレ店、広島アンデルセン店、岩田屋本店、オンラインブティックなど。
2015年08月26日トーガ ヴィリリース(TOGA VIRILIS)が2016春夏コレクションを発表した。今回のコレクションは、大正・昭和時代の日本で学生などを中心に一斉を風靡した「蛮カラ」 のエッセンスや、日本駐在の米兵のお土産としてうみだされた「スカジャン」の刺繍などの象徴的なジャポニズムが着想源。また、マリンとモロッカンアフリカンスタイルを組み合わせたミックススタイルを絶妙なバランスでまとめた。特徴的なのは、テープやフリンジなどのクラフト的装飾や赤や緑などのカラフルなプリント。バンカラの定番である腰の手ぬぐいを思わせるスカーフや、トーガのアイコンであるメタルアクセサリーを組み合わせたスタイリングも欠かせない。透ける素材を重ね着したようなニットや、刺繍シャツも一枚オブラートに包んだようにうっすらと肌が透ける透け感が繊細さを加える。マリンルックに代表されるアウトポケットのジャケットとバギーパンツのスーツ、変形のセーラージャケットやパネルプリント柄で構成されたアイテムが新しい提案となる。
2015年08月10日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)と、ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)のドキュメンタリーDVDがそれぞれ9月16日に発売される。斬新な発想で多くの人々を魅了してきたファッション界の先駆者、アレキサンダー・マックイーン。今回発売されるDVD「The legacy of Alexander Mc Queen」(3,800円)では、初期の作品から、アレキサンダー・マックイーンの死の直後にパリにて限定のプレスのみで行われた10-11AWコレクションのショーまでを、その都度行われていた本人のインタビューなどを交えて収録。ロボットがモデルの衣装にスプレーを吹き付けた99-00SSの伝説のショーや、06-07AWのケイト・モスのホログラム立体映像、斬新な格子柄が印象的な09-10AWコレクションなどの貴重な映像が収められている。一方、「ジャンポール・ゴルチエ」のドキュメンタリーDVD「JEAN-PAUL GAULTIER AT WORK」(3,800円)では、ジャンポール・ゴルチエ本人が、80年代から現在までの厳選したショーを映像で振り返りながらデザイン手法を解説するという、業界人必見の映像となっている。ファッションショーやテレビ出演よりも、自らの手で服作りをすることを大切にするジャンポール・ゴルチエ。実際にモデルの体に纏わせながらデザインをする様子など、彼の服作りにおける発想から制作までの過程が、実演・再現によって描き出されている。
2015年08月06日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が今年も、シャリシャリのショコラの氷とふわふわのショコラムースが溶け合うフローズンショコラ「グラス ピレ」を8月31日まで夏季限定で発売している。今年は、ほろ苦さとすっきりした甘さが特徴の定番「グラス ピレ オ ショコラ」の他、7月と8月に新作を2種類ずつ発売する。7月限定ショコラは、シャーベット状に砕いたショコラの氷に、ふわりと泡立てたユズ風味のムースを重ねた「グラス ピレ オ ショコラ ユズ ポワール」と、ふんわり泡立てたビターなショコラムースと、ショコラと相性の良いフランボワーズのジュレを用いた「グラス ピレ オ ショコラ フランボワーズ」の2種。8月には、イチゴソースをたっぷりかけた「グラス ピレ オ ショコラ フレーズ」、パッションフルーツとマンゴーのソースをトッピングした南国気分溢れる味わいが特徴の「グラス ピレ オ ショコラ パッション マング」が提供される。なお、価格はすべて1,322円(税込)。取扱いは伊勢丹新宿本店、東京ミッドタウン店、三越銀座店、表参道ヒルズ店、三越仙台店、伊勢丹浦和店、イセタンフードホールルクアイーレ店、広島アンデルセン店、岩田屋本店にて。
2015年07月19日JEAN-PAUL HEVIN JAPON(ジャン=ポール・エヴァン ジャポン)は7月1日~31日、プレミアムコレクション「Quatorze Juillet(キャトルズ ジュイエ)」を全店舗で展開する。同コレクションでは、フランス革命記念日(7月14日)を祝う商品が登場。「エッフェル塔」をモチーフにしたデザインが特徴で、エッフェル塔の形をした「トゥール エッフェル」(税込4,104円)や、エッフェル塔が描かれている詰め合わせボックスなどが用意されている。テイクアウト商品は、「エクレール ショコラ」(税込661円)、プラリネ風味のショコラクリームを入れた「エクレール プラリネ」(税込686円)が、金土日限定で販売予定。生クリームとマカロンクラッシュをトッピングしたカップアイスは、「東京ミッドタウン店」「三越仙台店」「伊勢丹浦和店」「イセタン フードホール ルクア イーレ店」「広島アンデルセン店」「岩田屋本店」にて展開される。ミルクチョコレートの「グラス オ ショコラ ドゥ」、ビターチョコレートの「グラス オ ショコラ JPH」、キャラメル風味の「グラス キャラメル フルール ドゥ セル」、プラリネ風味の「グラス プラリネ クラッカントゥ」の全4種類(各・税込648円)。
2015年06月30日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が、7月14日のフランスの革命記念日に合わせて7月1日から31日まで、スイーツコレクション「キャトルズ ジュイエ(Quatorze Juillet)」を発売する。パリの象徴でもあるエッフェル塔をモチーフにしたデザインが特徴の同コレクション。エッフェル塔そのものをかたどったショコラ「トゥール エッフェル」(3,800円)の他、イラストでエッフェル塔をあしらった詰合せ用ボックス3種を用意。エッフェル塔の頂上のクリスタルの色が、トリコロールカラーの赤、白、青の3色から選べる。また、カジュアルにテイクアウトできるスイーツも多数登場。東京ミッドタウン店、三越仙台店、伊勢丹浦和店、イセタンフードホールルクアイーレ店、広島アンデルセン店、岩田屋本店限定で発売されるのが、生クリームとマカロンクラッシュをトッピングした4種類のカップアイス(各600円)。その他、週末限定で「エクレール ショコラ」(612円)やプラリネ風味のショコラクリームがたっぷり入った「エクレール プラリネ」(635円)などが販売される。
2015年06月30日「ラ・プルミエール」の食卓を彩る白い陶器はベルナルド製、シルヴァー・ウェアはクリストフル製。デザインは、世界を舞台に活躍するデザイナー、ジャン=マリ・マソ氏が手がけた。シャープだが温かみのあるラインの食器たちが、機上の最高レストランの料理をテーブルクロスの上で引き立てる。「グルメというのはフランスの伝統だから、もちろん贅沢さを、金銀を使ったいかにもの装飾で表すこともできる。でも、ぼくはそれを雲の中で見る夢のように、ひとつの思い出のように想起させたかったんだ。どこかで味わった最高級の料理の思い出、雰囲気、テーブルセット、味わい…。そうしたものが交響曲のように響き合い、旅の経験としてこの場に立ち上ってくるような…」マソ氏は情熱を込めて語る。ごてごてした贅沢さとは対極にある軽やかさ、流れるようなライン、究極の洗練。これこそ本物の贅沢ではないだろうか。エールフランスのシンボルマーク「海馬」 もまた、夢の中を走りゆく幻灯のように、透かし彫りに似たデリケートな描線で浮かび上がる。「機内食ケースに納まらなければならないという制約があるから、もちろんサイズは限定される。でも、単なるミニチュア版にはしたくなかった。エールフランスのスタッフと何度も討論して、使い勝手とデザインの接点を探った。窮屈さを感じさせないために、ディテールに工夫を施している。たとえばグラスは、小さめでもワインの香りを十分に楽しんでもらうため、微妙に斜めのカットになっているし、熱々の料理をそのまま出せるキャスロールにしても、手で持つところをただ小さくするのではなく、デザインの中に昇華させて機能は残している。あくまで本物の体験をしてもらいたいから…」マソ氏は白が好きだ。白は光そのものだから。光溢れる南仏に暮らし、ゆったりした環境と時間の流れの中で仕事のアイデアをふくらませる。小さい時から熱心な航空機ファン1969年に初飛行を遂げたコンコルドの姿は神々しかった。まるで神話そのもの、魔法そのものとして、幼いマソ氏を虜にした。それで最初は、航空機エンジニアを志したそうだ。だが、さまざまなエレメントや欲望や思想を統合することのできるデザインという分野の面白さに目覚め、方向転換をした。マソ氏の仕事はオブジェのデザインにとどまらない。建築家としても地球環境を視野に入れた画期的な作品をいくつも生み出している。メキシコのグアダラハラのスタジアムはその代表作だ。大自然を見下ろしながら空中を移動し、行きたいところに一定期間だけ着地するという、エコロジカルなホテルの構想も注目を集めた。どれもエコシステムの中の建築と人間のあり方を探っている。所有することばかりを追究してきた時代は終わったと彼は言う。富を見せつける贅沢から、経験の質の高さを追究する贅沢へと、人間も社会全体も変化してゆかねばならない。かと言って、欲望を諦める必要はないと考えている。欲望と責任を相反するものと捉えるのではなく、その二つのバランスを取って未来を切り開くことは可能だという思想が、マソ氏の作品を貫いている。「エゴを消して謙虚になると、もっともっと軽くなって、もっともっと本質に近づいてゆける。そういうデザインをめざしたい」「ラ・プルミエール」の宴を演出する食器類は、地上の喧噪を離れた空の上だからこそ、本質がよりきらめくデザインと言えるかもしれない。
2015年06月24日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が、“父の日”に向けた期間限定コレクション「Folie Mon Papa 父の日コレクション」を発売中だ。4種のスイーツが展開される同コレクションのうち、ジャン=ポール・エヴァンブティックで販売されるのは2種。6月10日から21日まで販売される「リュネット クランドゥイユ」(税込4,860円)は、“ウインク(=Clind’oeil)”と名付けられたショコラを、まるで本物のサングラスのような形に仕上げたもの。「ガトー モン パパ」(税込1,993円)は、カカオの薫り高いビスキュイと濃厚なショコラムースの組合せが人気の「グアヤキル」に、ショコラで出来たヒゲをトッピングしたもの(ヒゲは3種類)。6月10日より予約受付を開始し、受け取りは6月19日から21日までとなっている。公式オンラインブティックでの販売となる「マルコポーロ ジェム モン パパ」(税込5,476円)は、ヴェネズエラ産カカオを使用したショコラムースと、カカオ風味のビスキュイを重ねた冷凍配送ケーキ「マルコポーロ」を父の日に合わせてアレンジした。ケーキの表面にショコラノワールで出来たショコラのヒゲが添えられている。販売期間は6月1日から17日まで。「コフレ モン パパ」(税込4,860円)は、コーヒーハンターの川島良彰が手掛けるドリップバックコーヒーを、大粒のヘーゼルナッツをちりばめた「タブレット ジェアント ノワール」と「トリュフ ドゥ トリュフ」とともに詰め合せたもの。ほのかな香ばしさが特徴のアラビカ種ブルボン亜種のコーヒーは、ナッツとの相性が抜群だ。販売期間は6月1日から30日まで。父の日には日頃の感謝を込めて、ユニークでオシャレなアレンジを加えたジャン=ポール・エヴァンのスイーツをプレゼントしてみては?
2015年06月10日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店・嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「BRIGITTE BARDOT」オディール・ペラード(Odile Perrard)その美貌とファッションセンス、そして自由な言動で世界中の注目を集め、「BB(ベベ)」の愛称で親しまれた女優、ブリジット・バルドーの素顔を捉えた写真を多数収録した1冊。幼少時代の写真から、デビュー前の若き日のBB、カンヌ映画祭でドレスアップしたカット、サントロぺやコートダジュールの浜辺を散歩する様子、映画撮影中のカット、夫婦でのツーショットや友人達と自宅でくつろいでいる写真まで、「セクシー」「奔放」「おしゃれ」というキーワードで語られることの多いBBの多彩な表情を見ることができる。フラットシューズやサングラス、スカーフやヘアバンドといったアイテムをアクセントとした、参考にしたいファッションも見所。序文のジャン・コクトーを始め、彼女と親交のあった女優や監督、作家達からの言葉やコメントも多数収録した、BBの魅力たっぷりの写真集です。【書籍情報】「BRIGITTE BARDOT」著者:Odile Perrard出版社:Editions E.P.A言語:フランス語ハードカバー/208ページ/320×250×25mm発刊:2005年価格:9,060円
2015年06月02日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が6月1日から8月31日までの期間限定で、フランスの伝統菓子をアレンジした新作グラスショコラを発売する。今夏登場するのは、アイスクリームとメレンゲで作られたフランスの伝統菓子“ヴァシュラン”をアレンジした「プティ ヴァシュラン」4種(各税込570円)。芳醇なショコラアイスに、ソルベ状に凍らせた果肉入りのフルーツソースを組み合わせた。ショコラ風味のビスキュイとメレンゲの食感がアクセントとなっている。「プティ ヴァシュラン ユズポワールイン ショコラ」は、南フランスのプロヴァンスをイメージしたカルダモン風味のアイスクリームにユズとポワールのジュレを合わせたもの。優しい甘さが特徴の「プティ ヴァシュラン フレーズイン キャラメルサレ」は、塩キャラメル風味のアイスクリームにイチゴのジュレを合わせている。さらに、ミルクチョコレートのアイスクリームにパッションとマンゴーのジュレを合わせた南国風味のグラスショコラ「プティ ヴァシュラン パッションイン ショコラ」。ビターチョコレートのアイスクリームに甘酸っぱいフランボワーズのジュレを合わせたフルーティーな「プティ ヴァシュラン フランボワーズイン ショコラ」がラインナップ。また、夏季限定のベリーヌが今年も登場。全12種類で展開され、定番のベリーヌ8種に加えて5月から8月まで月毎に新作が1作ずつ発売される。5月に提供されているのは、ショコラノワールのムースにフレーズの果肉入りジュレを重ねた「ベリーヌ フレーズ ユズ」(税込781円)。ユズの果汁を浸み込ませたビスキュイがアクセントになっている。6月にはショコラ レのムースに、ピスタチオのアングレーズとアプリコットのジュレを合わせた「ベリーヌ ショコラ アブリコ」(税込763円)が登場。7月にはショコラ ノワールのムースとキャラメル サレのアングレーズとソースを用いた「ベリーヌ パパイヤ キャラメル」(税込723円)を、8月にはショコラ ノワールのムースにココナッツのムースを組み合わせた「ベリーヌ ショコラ ココ」(税込763円)を発売する。取り扱いはジャン=ポール・エヴァンブティック、及び公式オンラインストアにて。
2015年05月27日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が、素材と品質にこだわるジュース工房「アラン・ミリア(Alain Milliat)」とのコラボレーションライン「Apero Gourmand JPH + AM2015」を展開中(~8月31日まで)だ。同ラインではフランスの“アペロ”と呼ばれる食文化を提案。食前酒の略でもある“アペロ”は、フィンガーフードをつまみながらおしゃべりとお酒を愉しむ文化のことを指す。フランスでは陽が長くなる春から夏の終わりに掛けて、街中のカフェテラスや公園などで盛んに行われているものだ。今回のコラボレーションでは、ジャン=ポール・エヴァンのブティックにて、ブランドのスイーツと合わせて、アラン・ミリアによる月ごとに異なるフルーツドリンクとのマリアージュを展開。5月はイチゴの“フレーズ ネクター”とショコラのマリアージュが展開される。「アペロ グルマン“アフォガート”」(税込1,322円)は、グラススイーツ「グラス オ ショコラ ドゥ」とフレーズ ネクターを組み合わせたもので、イチゴの酸味が、濃厚なミルクチョコレートの風味を軽やかに引き立てる。その他、フレーズ ネクターを用いたシャンパンカクテルとプティ タルトをセットにした「アペロ グルマン ムニュ デリス デテ」(税込1,512円)や、フレーズ ネクターをペリエで割ったカクテルとともにタルト ショコラが楽しめる「アペロ グルマン ムニュ ブリーズ デテ」(税込1,556円)などがラインアップ。またテイクアウト用に、ジンジャーやシナモンなどの5種のスパイスを効かせた「ケーク オ ショコラ グラン」とフレーズ ネクターの詰合せ「コフレ フレシュール デテ メ」(税込4,266円)を発売。さらに、オンラインブティック限定で、フレーズ ネクターとともにフィナンシェとボンボンショコラを詰めた「コフレ フレシュール デテ メ WEB限定」(税込5,124円)をリリースする。なお、6月は白桃の「ペッシュブランシュ」、7月は「マンゴ」、8月は洋梨の「サマーペア」のドリンクが登場する。また、ジャン=ポール・エヴァンのイートインスペース、バー ア ショコラの“本日のジュース・ネクター”でも、アラン・ミリアのジュースを発売。月ごとに展開されるドリンクに加え、5月~8月に掛けてはジューシーなアロマが特徴の「パイナップル ジュース」が、6月~8月に掛けてはエクアドル産のパープルパッションフルーツを使用した「パッション ネクター」が並ぶ。
2015年05月14日爽やかな風がそよぎ新緑の香りが運ばれてくると、気持ちまでゆれ動いて、何か新しいことをはじめたい!どこか旅に出たい!と心がさわさわするものです。そんなふらりと旅に出たくなるこの季節、フランスのパリを舞台にした素敵な映画を2本セレクトしました。ひとつは現在公開中のフランス映画『間奏曲はパリで』。もうひとつは4月25日(土)公開の日本映画『王妃の館』です。『間奏曲はパリで』の旅する主人公はブリジット(イザベル・ユペール)。相思相愛で結ばれたもののいつの間にか夫婦生活はマンネリ、そんな毎日に刺激を求めて彼女はフランスの北東ノルマンディからパリへプチ旅行に。夫に小さな嘘をついてやって来たパリでの目的はある男性と再会することなんですが、何はともあれ久々のパリは華やかで美しくて、ひとりでセーヌ川クルーズしちゃったり。おひとりさまのパリもいいなぁと思わせてくれます。ノートルダム大聖堂、エッフェル塔、ルーヴル美術館やオルセー美術館などセーヌ川から世界遺産を眺めるシーンはとても優雅、一度はあの船に乗ってみたいと誰もが思うシーンです。セーヌ川クルーズは『王妃の館』にも登場します。こちらの映画の面白さは旅行会社がダブルブッキングをしてしまったことで巻き起こるドタバタ騒動。旅行代金が200万円のポジツアー、29万円のネガツアー、宿泊先は同じなのに2つのツアーの観光場所が異なっているところもみどころです。セーヌ川クルーズはもちろんポジツアーの日程に組まれているリッチプラン。豪華な食事をしながらのクルーズはほんとに贅沢です。2つのツアー客が宿泊するホテルはマレ地区、ヴォージュ広場前に位置するルイ王朝時代から続く歴史ある高級ホテル「ル・パヴィヨン・ドゥ・ラ・レーヌ」。主人公の作家・北白川右京(水谷豊)がこのホテルで執筆したように、原作者の浅田次郎氏も実際にこのホテルに宿泊して「王妃の館」を書き上げたそうです。ますます泊まってみたくなります。セーヌ川やホテル以外にもこの2つの映画にはルーヴル美術館、オルセー美術館、ヴェルサイユ宮殿…といったザ・観光名所が次から次へと登場しますが、つい目を留めてしまうのは意外にも何気ないパリの景色だったりします。何気ないけれど絵になる景色──『間奏曲はパリで』のブリジットが旅先で出会った男性ジェスパーと夕暮れ時に歩くチュイルリー公園はパリ市内最古の庭園、コンコルド広場の大観覧車が背景に見える絶景です。公園といえば『王妃の館』のヴォージュ広場もパリで一番美しいと言われている場所。広場を囲むように立ち並ぶ歴史あるレンガの建築とのコントラストにうっとりしてしまいます。どこを歩いても見てもまるで絵画なパリですが、歩き疲れたらお腹も空きます。映画に登場するカフェやレストランも行ってみたいですよね。『間奏曲はパリで』からはモンマルトルの丘の麓にある老舗のナイトスポット「ラ・ヌーヴェル・イヴ」。ブリジットとジェスパーが訪れるキャバレーです。また、ジャン・コクトーをはじめ文化人や政治家が集った由緒ある「ル・グラン・ヴェフール」も行ってみたい!一方、『王妃の館』のネガツアーが訪れる庶民的なカフェも魅力的です。カフェ「カニバル」や「カフェ・ド・パリ」が撮影スポットです。【カフェ&レストラン&キャバレーの最寄り駅】●ラ・ヌーヴェル・イヴ(La Nouvelle Eve)……ブランシュ駅●ル・グラン・ヴェフール(Le Grand Vefour)……パレ・ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーブル駅●カニバル(CANNIBALE CAFÉ)……クロンヌ駅●カフェ・ド・パリ(Café de Paris)……メニルモンタン駅(text:Rie Shintani)
2015年04月23日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が「Folie Douce 母の日コレクション」を期間限定で発売する。期間は4月24日から5月10日まで。このうち、完全予約販売となるのが「ガトー ママン エ ヌ」(3,200円)。ムースショコラ・ノワールとビスキュイをハート形に重ねたガトーに、ルージュカラーのピストレを施した。一方、「クール ダンテル エ ヌ」(6,997円)はショコラで編んだハートケース。中には4粒のボンボンショコラに加え、ビスキュイをチョコでコーティングした「ペルル クラッカントゥ ショコラ メランジュ」が無数に詰め込まれている。これらのショコラではトップに大きな赤いリボンが添えられる。カーネーションと合わせて贈れば、母の日の華やかなプレゼントになりそうだ。なお、「ガトー ママン エ ヌ」については、受け渡しが5月8日から10日までとなる。その他、ハート型のボンボンショコラで母への感謝を表した、ボンボンショコラのアソートも用意。「ボワットゥ ショコラ」(6個入り2,393円/10個入り3,648円)では真紅のショコラが、「カーヴ ア ショコラ」(16個入り税込5,612円)ではルージュに彩られた2種類のショコラが、それぞれエヴァンの定番ショコラとともにパッケージされている。更に、オンラインブティックでも4月25日から5月5日まで、冷凍発送のガトー「アキテーヌ」(5,000円)を販売する。こちらは、ヴェネズエラ産の濃厚なカカオを使った生地で、フランス産フロマージュをサンドし、食感のアクセントとしてキャラメリゼしたアーモンドをトッピングした。
2015年04月10日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」は3月25日から5月6日まで、イースターに向けた期間限定コレクションを発売する。フランスではノエルに次ぐイベントとされるイースター(パック)。今回のコレクションでは、ジャン=ポール・エヴァンの今季のテーマ「甘美な狂気(Folie Douce)」をもとに、フランス語の言葉遊びから生まれたユーモラスな仕掛けを取り入れた。リボンを意味する「Noeud-noeud」が持つもう一つの意味、“おマヌケさん”をイースターエッグで表したのが「ウフ ヌヌ(OEuf Noeud-noeud)」(3,680円)。いくつものリボンで着飾った、少し張り切りすぎなタマゴの中には、様々な動物を象ったショコラが隠された。更に、「プール ヌヌ(Poule Noeud-noeud)(3,200円)」では、大きなリボンを付けたニワトリのお腹から、タマゴを象ったショコラが現れる。一方で、無数のカラフルなタマゴから大きなタマゴを作り上げることで狂気を表現した「ウフ ブール(Oeuf Boule)」(3,680円)には、真珠のような「ペルル クラッカントゥ ショコラ メランジュ」とタマゴ形のショコラを詰めた。“おバカさん”という意味も持つ、“小エビ(Crevette)”のシルエットを刻んだイースターエッグ「ウフ フードゥ クルヴェット(OEuf Fou de Crevettes)」(3,680円)からは、魚やカメなどの海の生物が飛び出す。その他、本物そっくりのタマゴ型ショコラ「ウフ(OEuf)」(922円)が登場。いずれも、タマゴやニワトリといった伝統的モチーフを象りながら、エヴァン流の遊び心が込められている。また、イースターを賑わせる動物モチーフの「アニモ ノワール/レ(Animaux Noir/Lait)」(各418円)や、タマゴ型の「ウフ ノワール/レ(OEuf Noir/Lait)」(各418円)もラインアップ。これらはヘーゼルナッツをベースとしたプラリネやアーモンドクリームなどをショコラでコーティングしている。更に、両アイテムの詰め合わせとして、「アニモ」(2,508円)と「フリチュール」(1,260円)も用意した。更に、エッグハント気分を楽しめる缶パッケージのショコラ「シャス ア ルフ(Chasse a l’ oeuf)」(3300円)、コレクションの全種類のショコラをワンパッケージにまとめた「トゥ パック(Tout Paques)」(4203円)には、イースターエッグ「ウフ ブール」にも用いられた「ペルル クラッカントゥ ショコラ メランジュ」を詰め合わせ。定番のボンボンショコラにハート形のギモーヴと、限定ショコラを組み合わせたボックスも登場する。取り扱い店舗は伊勢丹新宿本店、東京ミッドタウン店、三越銀座店、表参道ヒルズ店、三越仙台店、伊勢丹浦和店、JR大阪三越伊勢丹店、広島アンデルセン店、岩田屋本店、及びブランドの公式オンラインショップ。コレクションの販売期間中、併設のイートインスペース「バー ア ショコラ」では、「ウフ」とドリンクをセットで楽しめる期間限定メニュー「ムニュ フォリ ドゥフ」(1,420円)が提供される。
2015年03月20日デニム旋風に乗っかって、今年の春は「Gジャン」が熱いんです!でも、オトナの女性にとっては、カジュアルすぎて、着まわししにくそうなイメージもありますよね。そこで、今からガンガン着られる「Gジャン」の着まわしテクを一挙ご紹介したいと思います。アウターとしてももちろん、まだ寒い3月は、インナーとしてもたくさん着まわすことができますよ!寒い日はコートとレイヤード!Photo by Pinterestコートのインナーとしてなら、寒い日だって大丈夫!カンタンにオシャレ上級者に見えること、間違いなしです。パーカーと合わせて、こなれカジュアルにPhoto by Pinterest衿元からパーカーのフードをのぞかせた重ね着スタイルなら、こなれた雰囲気で着こなせます。小物やボトムで女っぽさをプラスすれば、ちょうどいいバランス!ベストをはおれば、オシャレ度急上昇!Photo by Pinterestこちらもカンタンなのに、オシャレに見える技!ファーベストを重ね着すれば、ちょっとモードな雰囲気に。ダウンベストなら、オトナカジュアルに仕上げることができます。大判ストールをアウター代わりに使ってみてPhoto by Pinterestストールは春先だってまだまだ使えます。大判ストールをアウター代わりにはおると、あったかさもオシャレ度も両方高得点を狙えます!インナーで印象を変える!定番シャツをカジュアルダウンPhoto by PinterestGジャンに合わせるインナー次第で、印象がガラッと変わります。大人の定番「白シャツ」とデニムのブルーの相性は抜群!かっちりシャツも、ほどよくリラックスした印象に。華やかワンピも、ふだん使いが可能に!Photo by Pinterestなかなか着る機会の少ない華やかワンピも、Gジャンのカジュアル感をプラスすれば、普段使いもすんなりOK!甘辛ミックスで、イイ女風のスタイルに。カジュアルボトムは「格上げ小物」で女っぽく!Photo by Pinterest反対に、カジュアルなパンツとの合わせは、小物使いが鍵!ポインテッドトゥや、カッチリ鞄など、シャープで女らしい小物をトッピングすれば、大人っぽく着こなせます。ボタンを閉めて、シャツ風にもPhoto by Pinterest前のボタンを全部閉めて、シャツのように着るのもアリ!上半身をコンパクトにまとめれば、まだまだ人気のミモレスカートや、新顔のワイドパンツなど、旬のボリュームボトムとの相性はバッチリです。腰巻きスタイルで、オシャレに体型カバー!Photo by Pinterestさらに、無造作に腰に巻けば、気になるお腹まわりもオシャレにカバーできちゃいます!アウターとしてはもちろん、インナーやトップスとしてもOK!カジュアル服にもエレガント服にも好相性の万能アイテム「Gジャン」があれば、ファッションのマンネリ問題も解決できそうですね!
2015年03月18日春に欠かせないファッションアイテムといったら、どんなファッションでも合わせやすいGジャン&デニムシャツ。シンプルなアイテムが故、コーデもありきたりになりがち。今回は、Gジャン&デニムシャツをおしゃれに着こなす最新コーデをご紹介。是非この春試してみてはいかが?presented by WEAR・ Gジャン×デニムスカート 上級者向けのデニムオンデニム!中をシンプルにすることで難しいコーデもうまくまとまっておしゃれに。・ Gジャン×セットアップ 春カラーのセットアップにGジャンを合わせた、春ならではのコーデ。女の子らしいキュートなコーデ!・ Gジャン×チノパン 全体的にシンプルなGジャンコーデにチノパンと同じ茶系のハットをかぶることでエレガントさがアップ!・ Gジャン×ハイウエスト 小さめのGジャンにタイトなハイウエストのスカートを合わせることで、憧れの脚長効果が!・ Gジャン×スポーティー スポーティーなTシャツとパンツを合わせると、カジュアルなのにクールでカッコイイGジャンコーデに!・ Gジャン×カラーシャツ デニムオンデニムのセットアップに、インナーに赤いチェックシャツを合わせてポイントに!・ デニムシャツ×ボーダー 薄手のデニムシャツにボーダーのインナーを合わせると、春夏にぴったりの爽やかな印象に!・ デニムシャツ×黒チュールスカート ちょっぴり長めのデニムシャツに可愛らしいチュールスカートを合わせた女の子らしい雰囲気に!・ Gジャン×白チュールスカート 小さめのGジャンにミモレ丈の白いチュールスカートを合わせ、ハットをかぶってエレガントに!・ Gジャン×白シャツ Gジャンとデニムパンツのデニムオンデニムに白シャツを合わせた、デキる女性のカッコイイコーデ!いつも当たり前のように着ているGジャンやデニムジャケット。ちょっとしたアレンジで最新のおしゃれファッションに変身できるので、是非この春参考にしてみてくださいね。 >>その他人気コーディネートを見る 提供:ビューティーナビ編集部 ・ビューティーナビ
2015年03月13日ジャン・パトゥ(JEAN PATOU)から新商品「ジョイ ボディクリーム」(200ml/1万4,000円)が登場。発売日は3月4日。“世界一高価な香水”として、調香師ジャン・パトゥの名を世界に広めた「ジョイ」。1オンスあたりに1万600輪のジャスミンフラワー、28ダースのローズ・ドゥ・メが使用され、その香りは時代を超えて愛され続けている。「ジョイ ボディクリーム」はジョイの芳醇なフローラルブーケの香りを受け継いでおり、選りすぐられた天然成分を配合。アルゲエキス、アロエリーフエキス、シアバターが肌に潤いとしなやかさをもたらす。その高貴な印象は、ボックスの外観の端正なゴールドとホワイトのデザインにも見て取れる。ボトルのゴールドキャップには、ジャン・パトゥのモノグラムがあしらわれた。
2015年03月09日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が、ホワイトデーに向けた期間限定コレクションを発売する。「フォリ ドゥ スティレット(Folie de Stiletto)」(1万円)は、パリのヴァンドーム広場で馬車から降りるパリジェンヌに、片膝を付いた紳士がエヴァンのスティレットを差し出し、愛を告白したという逸話に着想を得たもの。ショコラを用いて製作したスティレットヒールの上に、ハート形のチョコが二つ乗せられた。カラーはルージュ(レッド)とジョーヌ(イエロー)の2色で展開される。更に、新作のギモーヴ(マシュマロ)も用意された。フランボワーズのギモーヴにライムの果汁を加え、ショコラノワールで包み込んだのが「クール ギモーヴ ノワール」(300円)。瑞々しいフルーティーな味わいと、ふわりと溶ける食感が楽しめる。一方、「クール ギモーヴ レ」(300円)は、優しい口溶けが特徴のバニラ風味のギモーヴをショコラレでコーティング。繊細なギモーヴの甘さとバニラの風味が口いっぱいに広がる。これらの新作ギモーヴに定番のボンボンショコラを詰め合せた「ボワットゥ パッション」なども用意された。4個入りのみホワイトデー期間限定で、人生を謳歌するパリジェンヌが描かれたスペシャルパッケージで登場する。また、マカロンの詰め合わせでは、12年発行の仏情報誌『フィガロスコープ(Figaro Scope)』によるマカロンショコラ調査で1位を獲得した「マカロン アメール」を始め、人気のフレーバーが集められた。これらのアイテムはすべて3月1日に発売される予定。販売期間は「クール ギモーヴ ノワール」と「クール ギモーヴ レ」が5月6日までで、それ以外のアイテムは3月15日まで。取り扱いはJEAN-PAUL HEVIN店頭及び、ブランドのオンラインブティック、全国百貨店などで行われる。
2015年02月21日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が、「フォリ ドゥ ショコラ」と題して新作ショコラを期間限定で発売する。このアイテムは世界最大規模のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2015」で先行販売されたもの。“世界遺産”“オリジン カカオ”“MOF(フランス国家最優秀職人章)”の三つのテーマを元に、計13点のショコラが提供される。ジャン=ポール・エヴァンブティックで2月16日から3月31日まで販売。世界遺産をテーマとした七つのショコラでは、進化し続けるブランドの味覚と、エヴァンが思い描く未来へのオマージュを表現。ボンボンショコラ「パトリモワンヌ ユニヴェルセル」(452円)では、ソバの花から採ったハチミツをガナッシュに加え、それをショコラノワールでコーティングした。更に、「ユズ」(714円)では柚子風味の爽やかなクレームに、トンカ豆のサブレのスパイシーな香りがマッチ。「サロメ」(674円)では、バニラムースの風味をビターなビスキュイショコラが引き立てている。その他、さくさくのクルスティアン、ビスキュイ、キャラメリゼしたクレームシブーストなどを重ねた「ゲランド」(697円)、キルシュに漬けたグリオットとビターなカカオムースが大人の味わいを演出する「アンジュ」(697円)、マンダリンの爽やかな後味とアクセントの胡椒がマリアージュした「ランコントル」(683円)と計5品のガトーが登場。これに、ジャン=ポール・エヴァンでは珍しいミルフィーユ「ミルフィーユ ショコラ」(882円)が加わり、ショコラを世界遺産と捉えたクリエートを締めくくる。一方、ショコラの原点となるカカオの魅力を追及した“オリジン カカオ”のテーマの元、豆の個性や産地を生かしたショコラも用意。ボンボンショコラ「オリジン カカオ」(452円)では、ショコラノワールのガナッシュに、マダガスカル産のカカオを使用した。更に、ベリーのような酸味が特徴のエクアドル産カカオを使った「タルト ショコイン エクアトゥル」(738円)、ナッツのような香ばしさとフローラルな香りが特徴のペルー産カカオを使用した「タルト ショコイン ペルー」(738円)、苦味の中にコーヒーやミルクキャラメルを思わせる味わいのコロンビア産カカオを使った「タルト ショコイン コロンビイ」(738円)と三つのタルトが提供される。また、“MOF”のテーマではヘーゼルナッツ風味のガナッシュに、アクセントとして柚子を加えた「MOF」(452円)に加え、エヴァンを代表するガトー「グアヤキル」(686円)が提供となる。このガトーではレシピを従来のものからリニューアルし、アーモンド風味のチョコレート生地と、ビターチョコレートのムースを積み重ねた。
2015年02月15日代官山ヒルサイドテラスで「emotional journey -大宮エリー、初の大絵画展-」が開催されている。期間は2月15日まで。大宮エリーは作家や脚本家、映画監督など様々な分野で活躍するアーティスト。12年に行われた個展「思いを伝えるということ展」では、『立ちはだかるドア』や『心の箱』など、参加者が物語の主人公となる作品8点を発表。以来、「生きているということ展」、「星空からのメッセージ展」など体験型の個展を開催してきた。一方、12年には上野で「お祝いの調べ:直島」のライブドローイングを行い、画家としての活動をスタート。今回の絵画展では、そんな彼女がこれまでに制作してきた絵画の数々が展示された。その中には展覧会にあたって観客の前で描き上げられたものから、深夜の会場で一気に仕上げられたものまで、いくつもの巨大な作品が集められている。絵画展を主催した小山登美夫は、大宮について「大宮エリーさんは展覧会というメディアを使って、観客に空間インスタレーションとともにイメージや言葉を伝えていくという、その場でのリアルな体験を大事にしてきました。彼女の絵は、アウトサイダーアートのようでもあり、与謝蕪村のようでもあり、ジャン・コクトーのようでもあり、まさに縦横無尽に地域や時間を横断し、彼女という個から発した「生の芸術」からは圧倒的な強さと狂気が放たれています」と話している。【イベント情報】emotional journey -大宮エリー、初の大絵画展-会場:代官山ヒルサイドテラス ヒルサイドフォーラム住所:東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1階会期:2月3日から15日時間:11:00から21:00(13日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:300円
2015年02月10日JEAN-PAUL HEVIN(ジャン=ポール・エヴァン)は15日まで、バレンタインに向け期間限定で"狂おしいほどの優しい愛"をかたどった特別なショコラを販売する。○狂おしいほどの優しい愛をかたどったショコラ同ブランドは、フランス・パリに拠点を置く同名のショコラティエによるもの。日本では、新宿、表参道、銀座、六本木、宮城、埼玉、大阪、広島、福岡でブティックを展開している。同ブランドの2014-2015のテーマは「Folie Douce(甘美な狂気)」としている。「アムール アン クール グラン」は、ショコラでできた器に「ペルル クラッカントゥショコラ」が敷き詰められる。その上に、ハートをモチーフにしたデザインのボンボンショコラを並べ"溢れんばかりの愛情"を演出した。価格は8,738円(税込)。プティサイズの「アムール アン クール プティ」は7,172円(同)。共に数量限定となる。「レクラ」は、口どけのよいビスキュイショコラとビターチョコレートのムースを重ねた、ハート型のガトー。価格は2,094円(税込)。イートインスペース「バー ア ショコラ」では、同商品と紅茶(ポット)をセットにした「ムニュ レクラ」も期間限定で提供。2人でシェアして楽しむことができる。価格は2,646円(同)。その他のバレンタイン商品では、新作と定番のボンボンショコラを詰め合わせたボックス「ボワットゥ ショコラ 4個入」(2,018円・税込)や、「ボワットゥ ショコラ 6個入 フォリ ドゥース」(2,841円・同)。計16個を詰合せた「ボワットゥ クール スモーキング」(6,744円・同) を3月14日まで販売している。
2015年02月06日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が、オンライン限定のバレンタインコレクションを発売する。このコレクションは14年から15年にかけてのテーマ、“甘美な狂気”をもとにした3アイテムで展開される。「ボワットゥ スモーキング(WEB)」(5,530円)には、14日から店頭に並べられたバレンタイン限定品を含む、人気のボンボンショコラ16個をアソート。パッケージにはタキシード(スモーキング)に身を包んだ紳士が、洒落っ気たっぷりにデザインされた。一方、「コフレ ランコントル 2015(WEB)」(4,744円)では、フランスで最も権威があるとされるショコラ愛好家クラブ「C.C.C」から最高位に選ばれた6個のボンボンショコラに加え、3種の焼き菓子をワンボックスに詰め込んだ。そこに、アラン・ミリアとの第11弾コラボとなるライチネクターを組み合わせることで、フレッシュなバレンタインを演出している。また、「コフレ マカロン クール フェブリエ」(4,370円)では、4種類あるマカロンの一つに、ハート形の「クール マカロン ローズ」を忍ばせた。中にはイチゴと野イチゴの風味が楽しめる、ホワイトチョコレートガナッシュをサンドしている。これに、味わい深いカカオの「マカロン アメール」、マダガスカル産のヴァニラビーンズを使用した「マカロン ヴァニーユ」、塩キャラメル風味の「マカロン ノルマンディー」を加え、全部で16個のマカロンを詰め合わせた。なお、「ボワットゥ スモーキング(WEB)」と「コフレ ランコントル 2015(WEB)」は1月28日から2月14日まで、「コフレ マカロン クール ファブリエ」は2月1日から2月28日までの期間限定販売となる。
2015年01月30日『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で愛される女優エマ・ワトソンが、ディズニーの新作実写映画『美女と野獣』でヒロインのベル役に抜擢された。米ウォルト・ディズニーが1月26日(現地時間)に正式発表したもので、「Us WEEKLY」などを始め海外メディア各社が大きく報じている。『美女と野獣』は元々は、フランス発の小説だ。昔ながらの映画ファンならば、フランスの詩人であり映画監督として活躍したジャン・コクトーの実写化作品(’46)を思い浮かべる人も多いだろうが、一般的に日本でその物語が知られ始めたのは、やはり1991年にディズニーが手がけたアニメーション映画だろう。さらに昨年には、フランスの新星女優レア・セドゥを主演に迎えての実写映画も公開され、日本でもスマッシュヒットを飛ばしていた。今回の大抜擢にエマは自身のFacebookで「私がディズニーの新しい実写映画『美女と野獣』でベルを演じることを…やっとみんなに伝えられるわ!あの作品は子どもの頃から私の中で大きな部分を占めていて、『Be Our Guest』でダンスしたり、『Something There』を歌ったりできるなんて、もう夢のよう。こんなことが現実におこるなんて…6歳の頃の私が、天にも昇る気分なのーー心臓が破裂しちゃうわ。すでにいくつかの歌のレッスンを初めているところなのよ」と大興奮の様子でコメントをアップしている。本作の監督は『シカゴ』『ドリームガールズ』などで知られるビル・コンドンが務め、撮影は今年の後半から開始される予定だという。(text:cinemacafe.net)
2015年01月27日――ノーアベニューは、21世紀の今だから出来る「文化を開放するプラットフォーム」という感じなのでしょうか。インスピレーションはパリにある1887年創業のカフェ「カフェ・ド・フロール」なんです。かつては、ピカソやダリ、ジャン・コクトーが集ったお店です。でも、その当時でもアーティストもいれば近所のおじさんや子供もいたと思います。もしかしたら、近所のおじさんがワインを飲み過ぎて酔っぱらって言った言葉がピカソ達に影響を与えていたりしたのでは、と想像すると愉快ですよね。三島由紀夫、寺山修司などが通った昔の新宿ゴールデン街も同じですね。そういえばピカソは「良い芸術家は真似をし、偉大な芸術家は盗む」と言ったりもしていますね。――ノーアベニューのファッションにおける役割とはそもそもファッションの仕事は“modality(様相)”を作る仕事だと思っています。新しい装いという意味での“様相”を提案したり、新しい動きを作り出したりすることで社会や洋服の有様を変えていく行為です。そういう大局的な視点を忘れず考えていきたいです。折口信夫の言葉で「客人(まれびと)」というものがあります。異なった文化圏からやってきて、祭りや新しい文化をもたらす異邦人のことです。そういう人を呼び込みたい。また、我々自体がファッションにおいて客人のようなものでありたいという思いがあります。――ファッションにおいての客人とはどういうイメージですかファッションにおける客人はハッカーのような存在かもしれませんね。振り返ってみたとき、時代を作ったクリエーターは、社会へのハッキングを行っていたと思います。例えば、コレクションという概念を作ってみたり、それが定式化すると今度は、古着や黒やぼろ切れを出すのはありえないという一般常識と、そこに厳密なルールが存在しないことを逆手にとって、あえて出してみることでみんなハッとする。こういった一般常識や価値観のぎりぎりのせめぎ合いから文化を解放してきたところには「客人」の影がちらつきます。一般的な意味でファッションの客人というと難しいですが、例えばジュリアン・アサンジ(ウィキリークス創始者)はそのビジュアルだけでなく行動も新しいですし、今話題のピーター・ティール、あるいは神学研究から外交官を経て文筆家になった佐藤優のような人も非常に興味深いですよね。デザイナーはファッションの外にいる人をアイコンにしたり、新しい感覚を求めてきた風潮もありますから、潜在的には客人を求めているのだとおもいます。今は一般的にはファッションからほど遠そうな、中曽根康弘とか渡辺恒雄のようなキャラクターが“ファッションアイコン”になったりするかもしれませんね。その時々の相対的な空気感、ウィットや自由な発送、人間のその人らしさの追求というのがファッションの面白いところですから。――今後の展望について教えてくださいノーアベニューには、まだ歴史や過去のコンテクストがないので、既に確立していて過去の分脈がある組織や企業にはリスクがあってできないような事を積極的に試みて十何に動かしていきたいと思っています。また、そういったコンテクストのある組織や企業とも何かできればとも思っています。ノーアベニューはバーチャルからリアルを自由につなげていくものなので。ターゲットを整理しつつ、マネタイズの方法も含め柔軟にポビットやチューニングをする必要はありますし、今は独自のテクノロジーの開発も進めています。1/2に戻る。
2015年01月25日ダッソー・システムズは1月23日、SOLIDWORKSブランドのCEOにジャン・パオロ・バッシ氏が就任したと発表した。バッシ氏は2011年に入社して以来、SOLIDWORKSのリサーチ&開発担当バイス・プレジデントとして、SOLIDWORKS Mechanical ConceptualおよびSOLIDWORKS Industrial Conceptualの開発を指揮した。なお、前CEOのベルトラン・シコ氏は同社のバリューソリューション・チャネル担当バイス・プレジデント(セールス)に就任した。
2015年01月23日