ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)は、新作「グラス ピレ」を2016年7月14日(木)より販売する。ショコラ風味の氷を、シャリシャリの食感を残して砕いた“グラス ピレ”。ショコラティエでもありグラシエ(アイスクリーム職人)でもあるジャン=ポール・エヴァンだからこそ実現できる、夏にぴったりな贅沢かき氷だ。チョコレート バー 丸の内店のみで展開されるのは、2種類のフレーバー。フローズン ショコラにビタミンCが詰まったルバーブと、太陽の光をたっぷり浴びたマンゴーをマッチさせた「グラス ピレ ア ラ パリジェンヌ ルバーブ マング」、真っ赤な果肉と豊かな香りをもつセンガセンガナ種のイチゴと、ユズ フレーバーのショコラ エスプーマ(ムース)を組み合わせた「グラス ピレ ア ラ パリジェンヌ フレーズ ユズ」が並ぶ。また、「グラス ピレ ア ラ パリジェンヌ」は、ジャン=ポール・エヴァンブティックでも展開する。シルクのようになめらかな生クリームと、シャリシャリに砕いたフローズン ショコラを2層にしたリッチな味わい。そこに隠し味として番茶を加えることで、すっきりとした後味に仕上げている。なお、イート イン スペース“バー ア ショコラ”では、キウイソースとショウガ風味のショコラ エスプーマを組み合わせた「グラス ピレ オ ショコラ キウイ ジャンジャンブル」やサボテンの実とペパーミントを合わせた「グラス ピレ オ ショコラ フィグ ドゥ バルバリ マント」など、さまざまなフレーバーをボリュームアップしたサイズで提供する。【詳細】真夏の新作 グラス ピレ・グラス ピレ ア ラ パリジェンヌ ルバーブ マング 864円(税込)販売期間:2016年7月14日(木)~7月31日(日)販売店舗:ジャン=ポール・エヴァン チョコレート バー 丸の内店・グラス ピレ ア ラ パリジェンヌ フレーズ ユズ 864円(税込)販売期間:2016年8月1日(月)~8月31日(水)販売店舗:ジャン=ポール・エヴァン チョコレート バー 丸の内店・グラス ピレ ア ラ パリジェンヌ 864円(税込)販売期間:2016年7月14日(木)~8月31日(水)販売店舗:ジャン=ポール・エヴァン チョコレート バー 丸の内店、東京ミッドタウン店、三越札幌店、三越仙台店、岩田屋本店、イセタン フードホール ルクア イーレ店(大阪)※バー ア ショコラでは、1,388円(税込)で提供。
2016年07月16日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ(NADiff)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・渋谷の支店 NADiff modern(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura地下1階)です。■『フランスの配色』城一夫私たちが普段目にしている「色」は、多くの場合、単独の色ではなく他の色と共に認識している。青は単独では「青」という色に過ぎないが、「青、白、赤」と三色を並列する事によって、はじめて「フランス国旗」(トリコロール)を意味することになる。色は複数の色が組み合わさって、初めてある意味を発信するものであり、見る者に「美しい」「調和している」と感じさせ、逆に「醜い」「不調和」だとも感じさせる事がある。この複数の色の組み合わせ=「色彩」に対する感覚は、文化や歴史の違いによって、同じ配色を見ても判断基準が異なる。本書では、人びとを魅了し続ける美の国フランスで愛されている究極の配色311例を、色相別・歴史別・テーマ別に紹介する。マリー・アントワネットやジャン・コクトー、映画『赤い風船』や『シェルブールの雨傘』など、いつの時代も愛され続けているフランスの人物や映画の「らしさ」について、色彩を通して紐解く事ができる貴重な1冊である。現在Bunkamuraでは、今年で10年目を迎えるドゥマゴパリ祭を開催中。また、ブックショップ・ナディッフ モダンでは、フランスの文化や歴史、アートに関する書籍を多数取り揃えている。【書籍情報】『フランスの配色』著者:城一夫出版社:パイインターナショナルソフトカバー/200ページ/A5判発刊:2011年4月価格:税込3,024円【イベント情報】「Bunkamuraドゥマゴパリ祭 2016」会場:BunkamuraB1Fドゥマゴパリテラス・1Fメインロビーフロア住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1地下1階会期:7月9日~7月18日時間:11:00~19:00
2016年07月14日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)では7月14日より、ショコラティエならではのこだわりが詰まった新作テイクアウトスイーツ「グラス ピレ」を販売する。「グラス ピレ」は、ショコラ風味の氷をシャリシャリの食感を残して砕いたスイーツ。チョコレート バー 丸の内店では7月14日から31日まで、シャリシャリに砕いたフローズン ショコラにビタミンCが詰まったルバーブとマンゴーを組み合わせた「グラス ピレ ア ラ パリジェンヌ ルバーブ マング」(800円)を販売する。また、8月1日から31日までは、真っ赤な果肉と豊かな香りが特徴のセンガセンガナ種のイチゴと、ユズフレーバーのショコラ エスプーマ(ムース)をフローズン ショコラと組み合せた「グラス ピレ ア ラ パリジェンヌ フレーズ ユズ」(800円)が登場する。ジャン=ポール・エヴァン チョコレート バー 丸の内店の他、東京ミッドタウン店、三越札幌店、三越仙台店、岩田屋本店、イセタン フードホール ルクア イーレ店では7月14日から8月31日まで、なめらかなシャンティイ(生クリーム)とフローズン ショコラを2層にした「グラス ピレ ア ラ パリジェンヌ」(800円)が登場。隠し味に番茶を加えることで驚くほどすっきりした後味に仕上げた。その他、ジャン=ポール・エヴァンのイートインスペース・バー ア ショコラでも「グラス ピレ」(各税込1,388円)を提供。ボリュームのあるサイズで様々なフレーバーを楽しむことができる。
2016年07月13日アメリカ・シアトル生まれのアウトドアパックブランド「ジャンスポーツ(JanSport)」より、夏に向けた新作バックパックが登場。バッグをキャンバスに、色鮮やかに「夏」を表現したアイテムが多数ラインナップ。真っ青な夏空と美しいビーチが抜け出したようなリアルなフォトプリントや、なまけものやスキューバーダイバー等が泳ぐ総柄イラスト、そしてインパクトのある星条旗など、これからの季節をさらに盛り上げてくれそうな楽しいビジュアルを大胆にプリントした。サイズは、A4書類が余裕で収まる大きさ。メインコンパートメントと、小物を分けて収納できるオーガナイザー付きフロントポケットが備わったシンプルなデザインも魅力的だ。街からビーチまで、幅広く活躍するデイパックをチェックしてみては。【詳細】ジャンスポーツ 新作バックパック発売日:2016年6月末価格帯:5,000〜7,000円+税サイズ:42×33×21cm取り扱い:全国の正規ディーラー、公式オンラインショップ【問い合わせ先】ユニグローブTEL:03-6821-5400
2016年07月03日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が、七夕の夜空に広がる星々をイメージした七夕コレクションを7月1日から7日までの期間限定で発売する。「ガトー スター」(1,750円)は、カカオの薫り高いビスキュイと濃厚なショコラムースを使用したスイーツ。七夕の夜空に輝く星々をかたどったゴールド色のショコラでデコールした。「ガトー エトワール」(1,750円)は、ジャンドゥジャとヘーゼルナッツのコクと香りが広がるガトー。天の川に広がる星々をかたどったシルバー色のショコラが施されている。これに、コーヒーやナッツに似た深みのある味わいが特徴のブラジル産グラン クリュ カカオを使用し、星々のデコールを施した「マカロン スター」(270円)、ハチミツの華やかな香りとコクのある甘味が特徴の「マカロン ミエリン」に七夕限定のデコールをした「マカロン エトワール」(270円)を合わせた計4品で展開される。
2016年06月30日フランスのショコラティエ「ジャン=ポール・エヴァン」の、ショコラティエだからこそのアペリティフ(食前のシーン)の愉しみ方を新たに提案する「ショコラ アペリティフ コレクション」が、6月30日(木)までの期間限定で展開中だ。エヴァンが提案する新しい食体験「ショコラ アペリティフ コレクション」は、アペリティフのお供によく選ばれるフロマージュ(チーズ)に、エヴァンならではのアクセントを加えた、食前酒にぴったりなショコラのコレクション。「エポワス」「ポン・レヴェック」「ロックフォール」「シェ―ヴル」と、フランスを代表する4種のチーズをショコラに仕立て上げた。ウォッシュタイプのチーズの代表格、エポワスにエキゾチックな香りが特長のクミンを合わせてチーズが持つ豊かなミルクのコクを引き立てたり、刺激的な塩気と個性的な香りのロックフォールにクルミを加え、まろやかな風味と繊細な香りを引き立てるなど、チーズの風味やコクとショコラのマリアージュが新鮮で、スイーツラバーだけでなく、ワインやチーズをこよなく愛するグルメな人々へもおすすめできる。全4種類のショコラを2個ずつ詰め合わせた「ボワットゥ ショコラ アペリティフ」は、8個3,251円で、店頭またはオンラインブティックでも販売されている。数に限りがあるので、品切れになる前にゲットしたい。「ショコラ アペリティフ コレクション」は、「ジャン=ポール・エヴァン」のイートインスペース「バー ア ショコラ」でも、お好きなショコラ2個とドリンクを合わせたセットで楽しめる。ドリンクには、フロマージュのショコラと相性抜群のシャンパーニュ「レミ・ルロワ」とのセット(1,512円)や、アペリティフによく飲まれている「キール」に着想を得た「ジャン=ポール・エヴァン」オリジナルのノンアルコールカクテル「テ コクテル」とのセット(1,458円)のほかに、ガーナ産のカカオを使用した「ショコラ グラッセ」とのセット(1,458円)も用意。誰もが気軽に利用することができる。チーズとショコラの新しいアペリティフの愉しみ方をいち早く体感してみて。(text:cinemacafe.net)
2016年06月07日「ジャン=ポール・エヴァン」のテイクアウトの新作アイスが、「チョコレート バー 丸の内店」および「ジャン=ポール・エヴァン」ブティックにて今年も夏季限定で展開中だ。5月16日から、「チョコレート バー 丸の内店」限定で販売中の「ソルベ パリジャン」(686円)と「グラス パリジェンヌ」(686円)。フランスではアイスにメレンゲを添えるのは一般的で、メレンゲのサクサクとした食感を濃厚な味わいのアイスと共にいただくパリスタイルで提供される。「ソルベ パリジャン」は、「チョコレート バー 丸の内店」の目玉商品である、水で仕立てるショコラショ「オー ドゥ ショコラ グラン クリュ」をモチーフに、ビターチョコレートのソルベにフランボワーズを合わせた。ミルクで仕立てるショコラショに着想を得た「グラス パリジェンヌ」は、優しい甘さのミルクチョコレートに香り高い黒糖キャラメルソースとシャンティィ(生クリーム)を合わせた。6月1日(水)からは、東京ミッドタン店をはじめとする全国の「ジャン=ポール・エヴァン」ブティック6店舗にて、パイ生地をアイスクリームに添えた「プティ ミルフォイユ グラッセ ショコラ JPH」(735円)と「プティ ミルフォイユ グラッセ ショコラ ドゥ」(735円)が登場。ビターチョコレートとミルクチョコレートのマイルドな口どけのアイスクリームを、サクサクのパイ生地といただく、まるでミルフィーユのような食感を楽しめる。「ジャン=ポール・エヴァン」珠玉のクールスイーツをこの夏もぜひお見逃しなく。(text:cinemacafe.net)
2016年06月06日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)より、夏のギフトに最適なアイテムが登場。2016年6月1日(水)から8月31日(水)まで、ジャン=ポール・エヴァン全ブティック及び、オンラインブティックで発売される。注目の新作は、ショコラティエであり、グラシエ(アイスクリーム職人)でもあるエヴァンならではのセンスが詰まった「ミルフォイユ グラッセ」。焼き立ての香ばしいパイ生地と、濃厚でなめらかなアイスクリームのハーモニーを楽しめる。フレーバーもビターチョコレートとミルクチョコレート、ヴァニラと様々。店頭では1個ずつでも購入できるので、好きな組み合わせ・個数を選ぶことができる。そのほか、ボンボンショコラと夏らしい軽やかな口当たりのサブレ、ザクザクとした食感が愉しめるクラッカンを詰め合わせた「プティ ボワットゥ スブティル/グラン ボワットゥ スブティル」や、マイルドで優しい味わいのショコラ ムースに、ヴァニラとカカオが香るビスキュイを合わせた冷凍配送ガトー「ガトー フレ デュ ヴォワヤージュ カラカス」などもラインナップ。最適なギフトを見つけてみては。【詳細】ジャン=ポール・エヴァン 夏のギフト発売期間:2016年6月1日(水)〜8月31日(水)※一部はなくなり次第終了。商品:・ミルフォイユ グラッセ 5,400円 (詰め合わせ)・ミルフォイユ グラッセ ショコラ JPH 570円・ミルフォイユ グラッセ ショコラ ドゥ 570円・ミルフォイユ グラッセ ヴァニーユ 570円・プティ ボワットゥ スブティル 5,400円・グラン ボワットゥ スブティル 10,800円・ガトー フレ デュ ヴォワヤージュ カラカス 5,400円・パリ-トウキョウ 12個入 トタル カカオ 4,191円・パリ-トウキョウ 20個入 トタル カカオ 6,804円・プティ コフレ プティパレ 20枚入 3,953円・グラン コフレ プティパレ 30枚入 5,660円※価格は全て税込み。展開店舗:ジャン=ポール・エヴァン 伊勢丹新宿本店、東京ミッドタウン店、三越銀座店、表参道ヒルズ店、三越札幌店、三越仙台店、伊勢丹浦和店、イセタン フードホール ルクア イーレ店(大阪)、三越広島店 、岩田屋本店、チョコレート バー丸の内店およびジャン=ポール・エヴァン オンラインブティック
2016年05月29日ディズニー・アニメーション『美女と野獣』が、ベル役にエマ・ワトソンを迎えついに実写映画化。アニメーション公開から26年の時を経て、2017年4月21日(金)日本公開となる。ディズニーと『美女と野獣』ディズニーがアニメーション映画『美女と野獣』を公開したのは、1991年のこと。1740年にヴィルヌーヴ夫人によって最初に書かれた「美女と野獣」は、これまで文学やテレビドラマ、バレエ、舞台など、様々な解釈によって感動の物語を綴ってきた。映画化は幾度となく行われ、1940年代にジャン・コクトー監督が、2014年にもレア・セドゥ主演で実写化されている。しかし、ディズニーアニメーションの誕生は、その中でも決定的な存在であった。アニメーション映画史上初となるアカデミー賞作品賞にノミネート。さらに、一つの作品から「朝の風景」「ひとりぼっちの晩餐会」「美女と野獣」と3つの楽曲がアカデミー歌曲賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞、グラミー賞でも次々に賞を獲得。社会現象といえるほどの勢いで、一大センセーションを巻き起こすこととなった。ベル役に女優エマ・ワトソンを迎え実写化公開から25周年を迎えたディズニー『美女と野獣』は、実写映画化され現代へ。主人公ベルを演じるのは「4歳からベルに夢中!」とキャラクターの大ファンであるエマ・ワトソン。『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で、世代や性別を超えて人々に愛された彼女が、抜群の歌唱力を手に、21世紀のニューヒロインを演じる。ベルの相手役・野獣には、TVドラマ『ダウントン・アビー』で脚光を浴びたダン・スティーヴンスが抜擢。フェイシャル・キャプチャーとパフォーマンス・キャプチャーといった映像テクノロジーを用いて、現代版野獣がリアルに描かれる。なぜベルは野獣を愛したのか?知られざる真実が明かされる『美女と野獣』は、魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子と、一人の少女ベルとの物語。”人と違う外見に縛られ”本当の自分を受け入れられない野獣が、”人と違うことを自分の輝きに変える”ベルと出会い、人を愛し愛されることを学んでいく。実写映画化に伴い、大きなテーマとなるのは「なぜベルは野獣を愛したのか?」という一つの問いだ。ビル・コンドン監督インタビュー日本公開に先駆け、監督ビル・コンドンが来日。映画『シカゴ』『ドリームガールズ』と数々のミュージカル映画を世に送り出してきた彼が、ディズニー作品をどう描いたのか。『美女と野獣』実写化にかける思いについて話を聞くことができた。Q:数多くのディズニー作品の中から、なぜ『美女と野獣』が実写化されたのでしょう。コンドン:ディズニーにとって大きなチャレンジだったと思います。ここ数年、ディズニーは、スタジオ部門の会長ララ・ホーンを中心に、いわゆる古典と呼ばれる作品を実写化して現代風にリメイクしてきました。これらの作品と比べると『美女と野獣』は近年のもの。実際、アニメーション作品もとても多くの人に愛され、子供の頃に見た人々が今は自分の子供たちと見ている。早い段階で、舞台・ミュージカル化もされ、もちろん日本でも上演されていますよね。またアニメーション映画『美女と野獣』が生まれた時期は、ディズニースタジオの中でルネッサンスを迎えた時期でした。そういう点で、他の過去のアニメーション作品と『美女と野獣』は立ち位置が異なる。近代作品を実写化することはもちろん、人気のある『美女と野獣』を選ぶことは、ディズニーにとって大きな決断に繋がったと思います。Q:人気作品を実写化する上で、ビル監督が挑戦したことはどんなことでしょうか。コンドン:物語をリアルに描くこと。私が実写化する上で必要だと思ったことは、主人公のベルや野獣、そして城の住人たちであるルミエールやポット夫人といったキャラクターたちに新たな観点からさらなる深みを与えることです。アニメーションで描かれているキャラクターたちは、いわゆる「典型」という形でしか表現されていない。様々な側面やニュアンスを持った、人間味が描かれているわけではないんですよね。今回、本物の役者たちに演じてもらうということで、各キャラクターに人間性を持たせました。バックストーリー、心理描写を掘り下げることによって、それぞれのキャラクターたちの個性をきちんと描き出す。特に、ベルが野獣に恋に落ちるところは、現実世界のようにリアルに映し出したかったんです。Q:ベルと野獣はどういった人物だと捉えましたか。コンドン:ベルと野獣に共通しているところは、喪失感を持っているのに、未だそれが解決していないことです。ベルに関しては、頭の中に雲がかかっているというか。現実を飛び出して、冒険に出たいんだけれど、彼女の中にあるいくつかの疑問を脱ぎされない。父親がなぜ彼女に対して過保護なのか。どうしてパリからこの小さな村へ引っ越したのか。母親の死因は何なのか。父親は、ベルを大切にするあまり守ることしか考えていない。結果、彼があまりに秘密にしすぎたため、ベルは自分の過去や母親について疑問を抱いてしまうんですよね。野獣の方も、母親を失ったことによって、愛情を感じられる唯一の相手がいなくなってしまった。その後はひどい父親と残されてしまう。本作では、ストーリーを通して二人の過去を解いていく。野獣はベルの母親の死因を知り、ベルは母親を亡くして野獣が変化したことに気付く。二人がお互いを理解していく中で、心の接点を見つけ、互いに心の傷を癒していく。そして、似たような過去の心の痛みを持っている人と出会うことで、自分の問題も解決できるように成長していきます。Q:二人の成長シーンに、込めたメッセージとは。コンドン:基本的なメッセージは、「美女と野獣」で語り継がれているもので、「表面的なものにとらわれず、さらに深いところを見ることが大切だ」ということです。現代は、表面的なものが明るみになりやすいく、そういったものばかりが取り上げられやすい。だからこそ、特に若い世代には作品を通して、表面に惑わされずちゃんと知識を持つ必要があることを感じて欲しい。愛の道筋は、見つけ出さなくてはいけないものですので。と同時に、ベルと野獣は互いに心を開くことによって、自分でも知らなかった自分自身を知る。その当たりも作品から感じとって欲しいですね。ベルと野獣の生い立ちの秘密、美しい城で贅沢な暮らしをしていた王子が呪いにかけられた理由など、アニメーション映画では知り得なかったキャラクターたちの過去や人間性が明らかとなるのが、実写映画版『美女と野獣』の魅力だと教えてくれた、ビル・コンドン監督。そして、彼の手元から生まれた、美しい楽曲、壮麗なセット、華美な衣装も実写化ならではの面白さだろう。3つの新曲、アリアナ・グランデが聞かせる主題歌『美女と野獣』アニメーション版に登場したすべてのミュージカル・ナンバーを起用。オープニングは、アカデミー歌曲賞にノミネートした「朝の風景」から。エマ・ワトソン演じる主人公ベルが朝の町を歌いながら歩き、パンを手に取り馬に果物を上げ、人々と会話を繰り広げる。豊かな歌声で描き出されるのは、明るいベルのキャラクターと物語の舞台だ。実写版から加わる新曲は3つ。野獣の住む城の住人たちがかつての思い出に振り返りながら歌うナンバー「デイズ・イン・ザ・サン~日差しをあびて~」、ベルに向けた野獣の切ないバラード「ひそかな夢」、ベルと父との過去が明かされる「時は永遠に」。どれもストーリーとキャラクターに深みを与える役割を担う。また、アニメーション版でセリーヌ・ディオンを一躍歌姫の地位へと送り出した主題歌『美女と野獣』は、歌い手をアリアナ・グランデへバトンタッチ。キュートなルックスからは想像できない声量と歌唱力でよりドラマティックに作品を盛り上げる。デュエット相手は、ジョン・レジェンドだ。まさにあの野獣の城だ、見事に再現された豪華なセット『美女と野獣』の撮影は、3か月に渡ってイギリスの各地で行われた。ベルの家、校舎、婦人服店、教会などが並ぶベルの住む村は、ディテールにまでこだわり再現されている。中でも、「まさにあのお城だ」と感動させられるのは、野獣の城だろう。何か月にもわたるリサーチを重ね、ベルと野獣が距離を縮める図書室、魔法のバラを隠し置く西塔が個性豊かに表現されている。ベルのイエロードレスはアニメーション作品へのオマージュオスカー受賞者の衣装デザイナー、ジャクリーヌ・デュランが村人たちの素朴な衣装から、舞踏会で踊る娘たちのドレスまでデザイン。中でも、最大の挑戦となったのは、ベルのイエロードレスだ。物語の中で印象的なこのドレスは、アニメーションへのオマージュとして黄色いカラーがポイント。「踊った時に最も美しいドレス」を目指し、オーガンザとスワロフスキーを組み合わせてプリンセスドレスを完成させた。『美女と野獣』キャラクター&キャスト紹介また、愛すべきキャラクターたちが実力派キャストで蘇るのも実写版の醍醐味。『美女と野獣』を盛り上げるキャラクターたちを演者と共に紹介する。ベル:エマ・ワトソン / 吹き替え声優:昆夏美受動的なヒロインの殻を破り、自ら行動を起こすヒロインとして熱い支持を集めた主人公のベル。演じるのは、「ベルは独立心旺盛で自分の目で世界を見たいと思っている」とベルへの思いを語るエマ・ワトソンだ。撮影中はビル・コンドン監督と話し合いを重ね、現代に生きる私たちの心へ訴えかけるベルを作り上げた。外の世界に出て人生を謳歌したいと情熱を持ち続ける、ベルの心を表現したエマ・ワトソンの歌声にも注目。野獣:ダン・スティーヴンス / 吹き替え声優:山崎育三郎呪いによって野獣に変えられた美しく傲慢な王子。孤独の中で心を閉ざす男の姿は、物語の情感面で中心の担う存在である。今回はダン・スティーヴンスが、”獣の中に人間が囚われている”という複雑な心を切り取る。映像テクノロジーを使った、キャラクター再現法も見どころの一つ。ガストン:ルーク・エヴァンス / 吹き替え声優:吉原光夫ベルとの結婚を心に決める、村一番のプレイボーイ・ガストン。アニメーション版から多くのファンが存在する、どこか憎めないその悪役は、『ホビット 竜に奪われた王国』のルーク・エヴァンスが務める。ル・フウ:ジョシュ・キャッド / 吹き替え声優:藤井隆ガストンの子分のル・フウ役には『アナと雪の女王』でオラフの声を務めた、ジョシュ・キャッドを起用。圧倒的な歌唱力でユーモラスな悪役を見事に演じきる。ベルの父・モーリス:ケヴィン・クライン / 吹き替え声優:村井國夫ベルに深い愛情を注ぐ父・モーリス役は、アカデミー賞・トニー賞に輝くケヴィン・クライン。深い演技力で妻を亡くした喪失感や切ない心情を描き出す。ルミエール:ユアン・マクレガー / 吹き替え声優:成河蝋台の姿に変えられた城の給仕長ルミエールは、『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガーが担当。手足が動かせるルミエールは、城の住人たちの中でもとりわけ人間味があふれる役どころ。パフォーマンス・キャプチャーという技術を駆使し、実際にユアンの人間性も加えられている。コグスワース:イアン・ユッケラン / 吹き替え声優:小倉久寛置時計に変えられた生真面目な執事・コグスワース役で参加したのは、イアン・ユッケラン。過去にビル・コンドン監督と組んだことのある彼は、「ビルは本作のような映画に最適な監督」と評価。ポット夫人:エマ・トンプソン / 吹き替え声優:岩崎宏美世話好きな料理番・ポット夫人は、2度のアカデミー賞に輝くエマ・トンプソンが演じる。物語の中では、ベルと野獣との間に芽生える愛を見守る包容力のある存在。プリュメット:ググ・バサ=ロー / 吹き替え声優:島田歌穂メイド城で働くメイド・プリュメットは、ルミエールの恋人。羽ぼうきに姿を変えられたてしまったが、ダンス好きでセクシーなところは変わらず。マダム・ド・ガルドローブ:オードラ・マクドナルド / 吹き替え声優:濱田めぐみかつてヨーロッパでも評判のオペラ歌手だった、マダム・ド・ガルドローブ。華やかな生活を送る歌姫だったが、現在では洋服ダンスに。カデンツァ:スタンリー・トゥッチ / 吹き替え声優:オペラ歌手マダム・ド・ガルドローブを妻に持つマエストロは、ちょっぴり神経質な性格。王子(野獣)の舞踏会で、妻とともに音楽を奏でていた時に呪いにかけられ、ハープシコードに変化した。映画『美女と野獣』あらすじ魔女によって野獣の姿に変えられた美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること―。絶望のなか、彼はベルという女性に出会う。自分らしく生きながらも心に孤独を抱えるベル。はたして、その王子の運命を変えることができるか?作品詳細映画『美女と野獣』公開日:2017年4月21日(金)監督:ビル・コンドン出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス原題:Beauty and the Beast配給:ウォルト・ディズニー・ジャパンプレミアム吹替版キャスト:昆夏美、山崎育三郎、岩崎宏美、村井國夫、吉原光夫、藤井隆、成河、小倉久寛、濱田めぐみ、島田歌穂、池田優斗ほか(c)2017 Disney Enterprises, Inc. 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2016年05月27日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が6月1日、夏のギフトにピッタリの商品を発売する。今回発売されるのは、香ばしいパイ生地と濃厚な味わいのアイスクリームを合わせた新作「ミルフォイユ グラッセ」(各527円)。焼き立てのパイの香りや食感はそのままに、カップサイズのアイスクリームに閉じ込めた。カカオの風味を生かしてつくられたビターチョコレートのアイスクリームをショコラ風味のパイ生地でサンドした「ミルフォイユ グラッセ ショコラ JPH」、ミルクチョコレートのアイスクリームをプレーンなパイ生地でサンドした「ミルフォイユ グラッセ ショコラ ドゥ」、マダガスカル産のバニラビーンズをたっぷり使用したバニラアイスをパイ生地でサンドした「ミルフォイユ グラッセ ヴァニーユ」の3種類で展開される。また、夏のギフトに最適な詰め合せ(5,000円)も用意されている。その他、ボンボンショコラとサブレ、クラッカンを詰め合せた「プティ ボワットゥ スブティル」(5,000円)や「グラン ボワットゥ スブティル」(1万円)、マイルドなショコラムースにバニラとカカオが香るビスキュイを合わせた冷凍配送ガトー「ガトー フレ デュ ヴォワヤージュ カラカス」(5,000円)、ショコラを焼菓子4種の味わいで堪能できる「パリ-トウキョウ 12個入/20個入 トタル カカオ」(12個入/3,880円、20個入/6,300円)、個包装タイプのショコラの詰め合せ「プティ コフレ プティパレ 20枚入」(3,660円)や「グラン コフレ プティパレ 30枚入」(5,240円)といった商品も販売される。取り扱いは、JEAN-PAUL HEVIN全ブティック及び、オンラインブティックにて。販売期間は8月31日まで。
2016年05月27日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)から、テイクアウトの新作アイスが登場。2016年5月16日(月)からチョコレート バー丸の内店で、6月1日(水)からジャン=ポール・エヴァン ブティックにてそれぞれ別メニューが展開される。丸の内店で限定販売されるのは、2種類のテイクアウトメニュー。「ソルベ パリジャン」は、濃厚なビターチョコレート ソルベに、フランボワーズソースを合わせた。「グラス パリジェンヌ」はミルク チョコレートのアイスに、香り高い黒糖キャラメル ソースと生クリームを添えた一品だ。フランスではアイスにメレンゲを合わせるのは一般的で、どちらもサクサクなメレンゲと一緒にパリ スタイルで楽しめる。ジャン=ポール・エヴァン ブティックからも2種類のメニューが登場。カカオが香るパイ生地に、濃厚なビターチョコレートアイスを合わせた「プティ ミルフォイユ グラッセ ショコラ JPH」。なめらかな口当たりとサクサク食感が同時に楽しめる。「プティ ミルフォイユ グラッセ ショコラ ドゥ」は、発酵バターを使ってサックリと焼き上げたパイ生地に、 マイルドな甘さのミルク チョコレート アイスを合わせた。これからの季節はジャン=ポール・エヴァンのテイクアウトメニューと一緒に、涼しく外出を楽しみたい。【商品詳細】初夏の新作テイクアウト アイス コレクション●発売日:2016年5月16日(月)・ソルベ パリジャン 686円・グラス パリジェンヌ 686円取り扱い:チョコレート バー 丸の内店限定 ●発売日:2016年6月1日(水)・プティ ミルフォイユ グラッセ ショコラ JPH 735円・プティ ミルフォイユ グラッセ ショコラ ドゥ 735円取り扱い:ジャン=ポール・エヴァン 東京ミッドタウン店、三越札幌店、三越仙台店、伊勢丹浦和店、岩田屋本店、イセタン フードホール ルクア イーレ店(大阪)※価格はすべて税込
2016年05月22日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が5月16日と6月1日に、テイクアウトの新作アイスを発売する。チョコレート バー 丸の内店限定で5月16日から販売されるアイスは2種類。そのうち、「ソルベ パリジャン」(635円)は、チョコレートバー丸の内店で提供している、水で仕立てるショコラ ショ「オー ドゥ ショコラ」をモチーフにしたもの。ビターチョコレートのソルベにフランボワーズソースを合わせた。「グラス パリジェンヌ」(635円)は、ミルクで仕立てるショコラ ショに着想を得たアイス。ミルクチョコレートのアイスに黒糖キャラメルソースとシャンティイ(生クリーム)を合わせた。ジャン=ポール・エヴァンの各ブティックでは、6月1日から、ミルフォイユに着想を得て、カカオが香るパイ生地に濃厚なビターチョコレートアイスを合わせた「プティ ミルフォイユ グラッセ ショコラ JPH」(680円)、発酵バターを使ってサックリと焼き上げたパイ生地に、ミルクチョコレートアイスを合わせた「プティ ミルフォイユ グラッセ ショコラ ドゥ」(680円)の2種類がそれぞれ販売される。
2016年05月20日トッズ(TOD'S)の協賛により、“希代のイメージメーカー”として知られるジャン=ポール・グード(Jean-Paul Goude)による展覧会「So Far So Goude」が、6月19日までイタリア・ミラノの現代アートパビリオンで開催されている。グラフィックアーティスト、デザイナー、写真家、映像監督として多岐に渡り活躍するジャン=ポール・グード。現代アートパビリオンで開催中の同展では、グードの才能と独特な視点を図解し、歌手のグレイス・ジョーンズ(Grace Jones)や、モデルのファリーダ・ケルファ(Farida Khelfa)といったグードを刺激する女性たちの身体的特徴を具現化した作品など230点以上が出展されている。トッズ・グループは芸術と文化を支援するため、現代アートパビリオンの芸術プログラムと協働し、イタリア全域を跨いでイベントを企画主催している。ジャン=ポール・グードの作品は、ディテールへの高い集中力と最上級の品質へのこだわりがトッズの企業理念と深く通ずるとし、今回サポートに選出した。
2016年05月05日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)は、アペリティフ(食前)の愉しみ方を新たに提案する「ショコラ アペリティフ コレクション」をジャン=ポール・エヴァン全ブティックにて販売。期間は、2016年5月1日(日)から2016年6月30日(木)まで。食前のお供によく選ばれるフロマージュ(チーズ)と、ジャン=ポール・エヴァンのショコラがマリアージュ。パーティーでの華やかな装いのフィンガーフードに、夜に愉しむワインと一緒に、いろんなシーンに楽しめる新しい食体験“ショコラ アペリティフ”が誕生した。コレクションの中で提案される「ボワットゥ ショコラ アペリティフ」は、チーズを使ったボンボンショコラ4種を2粒ずつ詰め合わせたもの。エポワスチーズが持つミルクの豊かなコクを堪能できる「エポワス」は、エキゾティックな香りのクミンをアクセントにしたコクのある一粒。また、チーズの名産地、ノルマンディー地方で最も歴史が古いウォッシュタイプのチーズを用いた「ポン・レヴェック」は、芳醇なミルクの風味に清々しい香りのタイムを合わせて、より豊かな余韻を楽しめるように。そして、チーズ好きにたまらない逸品は「シェーヴル」。独特の香りと穏やかな酸味、コクのある味わいが特徴のシェーヴルチーズに、ヘーゼルナッツと四川山椒を合わせた。少し癖のある味を楽しみたいなら「ロックフォール」を。青カビで熟成させたヒツジ乳のチーズにクルミを加えることで、風味をよりまろやかにし、かつ繊細な香りをプラスした。なお、イートインスペース「バー ア ショコラ」では、好きなショコラ2個と、ドリンクを合わせたセットメニューを展開する。【商品詳細】ショコラ アペリティフ コレクションボワットゥ ショコラ アペリティフ 3,251円(税込) ※数量限定内容:エポワス、ポン・レヴェック、ロックフォール、シェーヴル※単品での販売はなし。発売日:2016年5月1日(日)~2016年6月30日(木)取扱店舗:伊勢丹新宿本店、東京ミッドタウン店、三越銀座店、表参道ヒルズ店、三越札幌店、三越仙台店、 伊勢丹浦和店、イセタン フードホール ルクア イーレ店(大阪)、三越広島店、岩田屋本店、チョコレート バー 丸の内、ジャン=ポール・エヴァン オンラインブティック■バー ア ショコラ提供メニュー・ムニュ ショコラ アペリティフ(シャンパーニュ) 1,512円(税込)・ムニュ ショコラ アペリティフ(ノンアルコール) 1,458円(税込)
2016年04月30日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が5月1日から6月30日まで、ショコラティエだからこそのアペリティフ(食前のシーン)の愉しみ方を新たに提案する「ショコラ アペリティフ コレクション」を期間限定で提供する。同コレクションでは、アペリティフのお供によく選ばれるフロマージュ(チーズ)にジャン=ポール・エヴァンならではのアクセントを加えた食前酒にぴったりのショコラ4種を展開。今回販売されるショコラのうち「エポワス」は、ウォッシュタイプのチーズの代表格であるブルゴーニュ地方のエポワス村でつくられたエポワスチーズを使用したもの。エキゾティックな香りが特徴のクミンと合わせることでエポワスが持つミルクの豊かなコクを引き立てた。「ポン・レヴェック」は、チーズの名産地ノルマンディー地方で最も歴史が古いウォッシュタイプのチーズである、コクのある芳醇なミルクの風味が特徴のポン・レヴェックにハーブであるタイムを合わせたもの。「ロックフォール」は、フランス南部ロックフォール=シュル=スールゾン村の地下に広がる洞窟で繁殖させた青カビで熟成させたヒツジ乳のチーズにクルミを加えることで、まろやかな風味と繊細な香りが愉しめるショコラに仕上げられた。「シェーヴル」は、山羊乳でつくった独特の香りと穏やかな酸味、コクのある味わいが特徴のシェーヴルチーズにヘーゼルナッツと四川山椒を合わせることで爽やかさを感じる風味と香りを実現した。今回はこの4種類のショコラをぞれぞれ2個ずつ詰合せて「ボワットゥ ショコラ アペリティフ」(8個入り 3,010円)として販売される。また、イートインスペース・バー ア ショコラでは、今回販売されるショコラのうち好みの2種類と好きなドリンクを合わせたセットメニュー「ムニュ ショコラ アペリティフ」 (シャンパーニュとのセット 1,400円、ノンアルコールとのセット 1,350円)を展開。ドリンクは、フロマージュのショコラとの相性がぴったりのシャンパーニュ「レミ・ルロワ」、ベリー風味のフレーバーティー「ソワレドゥ ガラ」にアラン・ミリアの「ソーヴィニョン・ブラン種 白グレープジュース」を合わせたノンアルコールカクテル「テ コクテル」、ガーナ産カカオを使用した「ショコラ グラッセ」の3種類が用意された。
2016年04月27日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が、母の日に向けた期間限定コレクションを4月22日から5月8日まで発売する。今回発売されるのは、飛び立つハートのデコールが添えられたハートのケースにショコラをたっぷり詰め合わせた「クール エレ」(6,997円)と、ムースショコラノワールとビスキュイを重ねたガトーを飛び立つハートでデコレーションした「ガトー クール エレ」(3,500円)の2点。その他、ハート形ショコラとハート形ギモーヴをボンボンショコラと一緒に詰め合せた「ボワットゥ ショコラ」(6個入り/2,392円、10個入り/3,658円)、「カーヴ ア ショコラ」(9個入り/3,438円、16個入り/5,612円)も販売される。またオンラインブティック限定で、フランボワーズシロップで風味付けされたビスキュイとガナッシュノワールを層にした冷凍配送ガトー「ガトー ドゥ ヴォワヤージュ メルシー ママン」(5,000円)を発売。上質なカカオの味わいと甘酸っぱいフランボワーズが軽やかな口あたりを演出。母の日に華やかさを添えるよう、ルージュのピストレでコーティングされた。
2016年04月12日フランスのショコラティエ「ジャン=ポール・エヴァン」のイースターに向けた限定コレクションが、5月8日(日)までの期間、全ブティックおよびオンラインブティックにて販売中だ。フランスではクリスマスに次ぐ大きなイベントとされるイースター=「パック」。今回の期間限定コレクションの目玉はやはり、イースターエッグをモチーフにした「ブトン ドゥフ」(3,975円)。レースにカラフルなボタンをあしらったオシャレなタマゴが登場。“ブトン”という発音には、“ボタン”と“新芽(=復活)”の2つの意味が込められた掛詞になっている。中には動物形のショコラが3つ入っている。さらに、動物の形をしたボンボンショコラを詰め合わせにした「ボワットゥ ショコラ パック」(4個入1,793円~)やパック期間限定の全種類のショコラと「ペルル クラッカントゥ ショコラ メランジュ」を詰め合わせた「トゥ パック」(4,540円)などもラインアップ。そのほか、同じくボタンをあしらったニワトリ「プール ココ」(3,456円)、海の生き物が入ったミッドナイトブルー色の体に星空をまとったフクロウ「シュウェット デトワール」(3,975円)など、復活祭の伝統的なモチーフを子どもから大人まで愉しめるユニークなクリエイションで表現。イマジネーションを膨らませてくれる「ジャン=ポール・エヴァン」の上質なショコラで、パックを祝ってみてはいかが。(text:cinemacafe.net)
2016年03月31日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が4月7日まで、フランスのエイプリルフールにあたる4月1日の「ポワソン ダブリル」に向けた期間限定コレクションをジャン=ポール・エヴァン全ブティック及びオンラインブティックにて販売する。日本ではちょっとした嘘やイタズラが許されるエイプリルフールとして知られる4月1日。フランスではこの日を「ポワソン ダブリル」(4月の魚)と呼んでおり、子どもたちが魚の形の紙を誰かの背中に貼り付けるイタズラをしたり、魚(サバ)をモチーフにしたパイを食べたりするのが主流となっている。今回発売されるのは「ポワソン ダブリル」に合わせた魚形のショコラ。空を泳いでいたら雲に頭を突っ込んでしまった魚を模したショコラ「ポワソン ダン レ ニュアージュ ノワール / レ」(各3,570円)や、ショコラ風味のパイ生地に刻んだショコラとアーモンドクリームを入れた魚形のスイーツ「ポワソン ダブリル」(1,018円)などが登場。魚の形を模したギモーヴ(マシュマロ)も用意される。
2016年03月30日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が3月20日から5月8日まで、パック(イースター)に向けた期間限定コレクションを発売する。フランスではクリスマスに継ぐ大きなイベントとされるパック。今回はこれに合わせ、タマゴやニワトリといった伝統的なモチーフを子どもから大人まで楽しめる遊び心いっぱいのスイーツに昇華したコレクションを発売する。「ブトン ドゥフ」(3,680円)は、いくつものカラフルなボタンがあしらわれたタマゴ型チョコレート。タマゴを割ると、中には3つの動物形ショコラが隠されている。「プール ココ」(3,200円)は、カラフルなボタンでオシャレをしたニワトリ型のチョコレート。ニワトリを割ると中からタマゴ形のチョコレートが2つ出てくる。その他、中に海の生き物の形のショコラが詰まった“幸運の使者”と呼ばれるフクロウをモチーフにした「シュウェット デトワール」(3,680円)や、三日月の上にニワトリが座った「プール ダン ラ リューヌ」(3,680円)、教会の鐘をイメージした「フィッシュ キ クロッシュ」(5,075円)、本物そっくりのタマゴ形ショコラ「ウフ ココ」(800円)などのチョコレートや各種詰め合わせなどを販売。また、3月26日、27日にはジャン=ポール・エヴァン全ブティック(※催事店を除く)にて、パックに行われる隠されたタマゴ形ショコラを見つける伝統的なイベント「エッグ ハント」も行われる予定で、数量限定で見つけた人にはプレゼントがもらえる。
2016年03月17日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が3月1日から14日まで、ホワイトデーに向けた期間限定コレクションを発売する。今回発売されるのは、イチゴのギモーヴにライムの果汁を加えたハート型のギモーヴ「クール ギモーヴ ノワール」(314円)や、バニラのギモーヴにコーヒーを加えた同じくハート型の「クール ギモーヴ レ」(314円)、アーモンドとヘーゼルナッツ、ピスタチオがたっぷり入った「JPH ヌガー」(314円)など。ボンボンショコラでは、イチジクのピューレ入りのガナッシュをショコラ ノワールで包んだ「ショコ スター ノワール」(418円)と、ベルガモットのコンフィが入ったプラリネをショコラ レで包んだ「ショコ スター レ」(418円)が販売される。また、今年はこれらの新作チョコレートと、コスチュームを一新したジャン=ポール・エヴァンのテディベアをセットにしたふたつの商品が登場。コスチュームはフランスのジャン=ポール・エヴァンブティックで働くスタッフの制服をモチーフに制作された。今回展開される2品のうち「ジャドール JPH」(5,734円)は、テディベアと新作チョコレートをひとつの箱に詰め合わせたもの。「フェティッシュ オルソン JPH」(2,928円)では、テディベアが抱えるサックの中に2種類のハート型ギモーヴが入れられた。その他、新作商品の詰め合わせや、女性に人気のマカロンの詰め合わせなども販売される予定だ。
2016年02月20日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)がバレンタイン限定のショコラを2月6日から14日まで、各ブティックにて発売する。「アムール アン クール」(グランサイズ 8,298円、プティサイズ 6,848円)は、ショコラでできたハートの器に、黒真珠のような小さなショコラ「ペルル クラッカントゥ ショコラ」とバレンタイン限定のボンボンショコラを詰めたもの。真っ赤なハート型の「レクラ」(1,938円)は、ビスキュイショコラとビターチョコレートのムースを重ねて作られた。これはイートインスペース「バー ア ショコラ」にて、紅茶とセットにした「ムニュ レクラ」(2,450円)としても楽しむことができる。これらはいずれも数量限定。このほか、ストリートアートを描くエヴァンの姿がプリントされたケースに入った詰め合わせも販売する。「サック バゲット パレ ストリートアート」(1,584円)は、限定デザインのサックに「パレ ノワール」と「パレ レ」を計5枚詰めあわせたもの。新作と定番のショコラを詰め合わせた「ボワットゥ ショコラ 6個入 ストリートアート」(2,630円)、「ボワットゥ ショコラ 16個入 ストリートアート」(6,244円)も展開される。なお、取り扱いはジャン=ポール・エヴァンの新宿伊勢丹本店、東京ミッドタウン店、三越銀座店、表参道ヒルズ店、三越札幌店、三越仙台店、浦和伊勢丹店、イセタン フードホール ルクア イーレ店、三越広島店、岩田屋本店にて。
2016年02月06日大胆な刺繍とサテン生地、ちょっと強面なイメージの「スカジャン」ブームがじわじわ拡散中!その中から、女子にも取り入れやすい4着をチョイス。◆フェミニンなルックスでスカジャン初心者にも◎。2015年にデビューしたブランド『クラネ』の新作。柔らかなベージュ地に薔薇の刺繍を施したスカジャンは、大人の女性にこそ似合う上質アイテム。¥42,000(シップス 渋谷店TEL:03・3496・0481)◆スポーティさと華やかさが絶妙にミックス。鮮やかなブルーの表地に、可憐な花刺繍をアレンジ。裏地やラインのピンクが効いていて、メンズライクになりすぎないところが◎。¥16,000(カージュ/カージュ ルミネエスト新宿店TEL:03・5312・7597)◆ふんわり丸みのあるシルエットに個性が光る!ギャザーをたっぷりと寄せたデザインが他にはない雰囲気。胸元のチーターのどことなく憎めない表情もGOODです。¥49,000(タマキ フジエ/H3OファッションビュローTEL:03・6712・6180)◆猛々しく吠える虎がリアル!これぞ本気のスカジャン。スカジャンの老舗『テイラー東洋』に別注したアイテム。伝統の技が光る繊細な刺繍ワークにリバーシブル仕様。¥42,000(テイラー東洋×ビームス ボーイ/ビームス ボーイ原宿TEL:03・5770・5500)※『anan』2016年1月27日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・仮屋薗寛子文・瀬尾麻美
2016年01月25日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が1月14日から2月14日まで、バレンタインに向けた期間限定コレクションを発売する。ストリートアートからインスピレーションを受けて製作された同コレクション。ボンボンショコラからも多数の新作(各418円)が登場する。「クール ディヴァン」は、天使をイメージした可愛らしいハート型のショコラ。アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネをショコラノワールでコーティングした。「クール ダンフェール」は、いたずら好きな悪魔をイメージ。カイエンヌペッパー(辛みの少ない唐辛子)が隠し味となっている。その他、ハートマークと悪魔が描かれた「デモン」や、天使が描かれた「アンジュ」、ソバの花のハチミツを用いた「リュヌ ドゥ ミエル」、天体をイメージした「アストル」など幅広い種類が展開される。また、塩キャラメル味のトリュフやカカオ75%のビターな味わいが特徴のタブレット、小さな丸型のショコラ「ペルル ショコラ メランジュ」にボンボンショコラなどを加えたセット「ボワットゥ モナムール」(3,700円)なども販売。バレンタイン限定デザインのボックスに入ったボンボンショコラの詰め合わせも多数登場する予定だ。取り扱いは、ジャン=ポール・エヴァン全ブティックおよびオンラインブティックのほか、全国一部百貨店催事店舗にて。
2016年01月08日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が新年を祝したボナネ(Bonne Annee=よいお年を!)コレクションをジャン=ポール・エヴァン全ブティックおよびバー ア ショコラにて12月26日から1月13日まで販売する。フランスの伝統菓子であるガレット デ ロワは、切り分けられたガレットのなかからフェーヴと呼ばれる陶器の人形を当てた人が1年間幸運に恵まれるという運試しの要素も含んだお菓子。星形のフェーヴが付属する「ガレット デ ロワ スター」(21cm 3,744円)は、ブラジル産クーベルチュールのショコラとアーモンドクリームをショコラ風味のパイ生地で包んで焼き上げた。このほか、小さいサイズの「ガレット デ ロワ スター プティ」(13cm 2,450円)、上質な京抹茶を贅沢に使用した「ガレット デ ロワ マッチャ」(21cm 3,744円)が販売される。販売されるものには星形のフェーヴの代わりにアーモンドが一粒入れられており、星形のフェーヴと王冠が店舗にて別添えで渡される。バー ア ショコラでは「ガレット デ ロワ スター」もしくは「ガレット デ ロワ マッチャ」を1カットと、好きなドリンクをセットにした「ムニュ ガレット デ ロワ」(1,300円)も販売。こちらもフェーヴの代わりにアーモンドが一粒入っている場合があり、引き当てた人にはフェーヴと王冠がプレゼントされる。このほか、ニューイヤー限定ボンボンショコラとして、金柑の酸味が広がる「ヴィシー ローズ」(418円)や、ベルガモットの香りが特徴の「ピエド プール」(418円)といった新レシピのボンボンショコラも登場する。
2015年12月24日JEAN-PAUL HEVIN JAPONは12月12日、「ジャン=ポール・エヴァン チョコレート バー丸の内店」を「イセタンサローネ メンズ」(東京都・丸の内)にオープンする。同店はショコラをより身近に、そしてカカオのさらなる可能性を提案するための新形態バー。コンセプトは「Le chocolat fait le bonheur(ショコラを通じて幸せを届ける)」となっている。提供するのは、水で仕立てるショコラ ショ(ホットチョコレート)「オー ドゥ ショコラ グラン クリュ」(税込584円)。通常ミルクで仕上げるショコラ ショを水で仕立てることで、カカオ本来が持つほろ苦さと香りをストレートに味わえるという。カカオは産地別で用意しており、オープンからしばらくは、ローストしたカカオの香りとフローラルな余韻が特徴のヴェネズエラ産カカオを使用する。そのほかに、フルーツフレーバーやスパイスと合わせたショコラ ショなどを取りそろえた。ドリンク以外には、カカオ産地別のマカロンやタブレット、焼き菓子の詰め合わせ、「チョコレートバー」でしか購入できないガトーなども販売している。営業時間は、11時~22時。店内には、カウンター席とテーブル席のほかにスタンド席も設置している。※「JEAN-PAUL HEVIN」の正式名称は、「HEVIN」のEにアクセント記号がつく
2015年12月11日フランスのショコラティエ「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」が、新業態となる「ジャン=ポール・エヴァン チョコレート バー 丸の内店」を東京・丸の内のメンズファッションセレクトストア・イセタンサローネ メンズ内に12月12日(土)オープンする。「ジャン=ポール・エヴァン」は、2014年11月にフランスの北マレ地区に「CHOCOLATE BAR(RE)」をオープンしており、今回同コンセプトの店が日本に初上陸を果たす。「チョコレート バー」が掲げるテーマは、“Le chocolat fait le bonheur(ショコラを通じて幸せを届ける)”。一番の目玉商品は、水で仕立てるショコラ ショ「オー ドゥ ショコラ グラン クリュ」(税込584円)だ。ショコラ ショはフランス語で「熱い・チョコレート」の意味で、ホットチョコレートのことだが、通常はミルクと仕上げるところを、水で仕立てることで、よりカカオ本来のほろ苦さと香りをストレートに味わうことができる。チョコレートバーでは、グランクリュ(最高級産地)カカオを使用した産地別に仕上げる「オー ドゥ ショコラ」を展開。カカオの豆に産地からこだわりを持つ「ジャン=ポール・エヴァン」ならでは、奥深いカカオの世界を楽しめる。ちなみにオープンに際しては、ヴェネズエラ産のカカオが選ばれた。香ばしくローストされたカカオの香りと、華やかでフローラルな余韻が特徴。ショコラ ショはテイクアウト可能なカップで提供され、「オー ドゥ ショコラ」以外にも、通常のショコラ ショと同じようにミルクで煎れたタイプのものも用意されているので、飲み比べてみるのも楽しい。また、フルーツフレーバーのものやスパイスと合わせたものなど、パリでも提供していない日本だけのフレーバーも展開される。そのほか産地別のマカロンやタブレット、焼き菓子の詰め合わせ、「チョコレート バー」限定のガドーなども用意。「ジャン=ポール・エヴァン」の魅惑のショコラの世界が広がる新業態のチョコレートバー。甘くビターな至福の時間をご堪能あれ。(text:Miwa Ogata)
2015年12月10日山田洋次監督が吉永小百合、二宮和也を母子役に迎えて描く最新作『母と暮せば』。「50年以上の間、たくさんの映画をつくってきましたが、終戦70年という年にこの企画に巡り合ったことに幸運な縁と運命すら感じてしまいます」と監督が明かす、自身初のファンタジー作品となる本作に迫った。1948年8月9日、長崎で助産婦として暮らす母・伸子(吉永さん)のもとへ、3年前に原爆で亡くしたはずの医学生の息子・浩二(二宮さん)がひょっこり現れる。楽しかった思い出話や、残していった恋人・町子(黒木華)の話など、以前と何の変わりもない会話をして2人は過ごすのだが――。本作が通算83作目となる山田監督が初めてつくる、やさしい涙があふれるファンタジーとなる本作。作家・井上ひさしが広島を舞台に描いた『父と暮せば』と対になる作品を、長崎を舞台につくりたいと発言していたことを知った監督が、終戦70年となる今年に思いを込め、監督の集大成ともいえる作品として手がけた。突然、母の目の前に現れたのは、原爆によって亡くなったはずの息子。彼は身体が透けていたり浮いているわけでもなく、生前の元気な姿そのまま、会話する内容も変わりない。ただし、母と子はお互いに触れ合うことはできないのだ。山田監督は撮影前、『雨月物語』(’53/溝口健二監督)や『美女と野獣』(’48/ジャン・コクトー監督)を見るなどして亡霊の描写を考えたという。ファンタジー的要素として、浩二は「悲しくなり涙を流すと姿が消えてしまう」設定にするなど、監督作品としては珍しく積極的にVFXを導入した。例えば、浩二が生前好きだったメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を思い出し、タクトを振るマネをするシーンでは、突然オーケストラが現れたり、彼が寮歌を唱うと背後に仲間の高校生が現れて大合唱となったり、これまでにないファンタジックな場面が作り出されている。映画監督として50年以上のキャリアを持ち、独自の世界観、演出手法で数々の感動作を手掛けてきた監督は、必要であれば新しいことにも意欲的に挑戦。そんな監督の姿勢と情熱に、スタッフ、キャストも一丸となって撮影に挑んだという。原爆という重く大きなテーマの中で、母子の親子愛に焦点をあて戦争の悲劇を描く本作だが、その根底にあるのは、山田作品で描かれ続けてきた人間の愛情のドラマ。息子・浩二の死は、運命ではなく、人間の手によってもたらされた“悲劇”という母・伸子の悲痛な叫びとともに、突然愛する人を失った母と恋人を軸に、残された人々の切なく哀しい想いの機微を映し出していく。「生涯で一番大事な作品をつくろうという思いでこの映画の製作にのぞんだ」という山田監督の想いが詰まった初めてのファンタジーを、スクリーンで見届けてみて。『母と暮せば』は12月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母と暮せば 2015年12月12日より全国にて公開(C) 2015「母と暮せば」製作委員会
2015年11月24日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が11月19日から30日まで、ヴァンヌーボー(新酒)の解禁をショコラと楽しむ「ムニュ テロワール 2015」(1,750円)をイートインスペース「バー ア ショコラ」にて提供する。ボジョレーヌーボーの解禁日として親しまれている毎年11月の第3木曜日。例年に引き続き今年もジャン=ポール・エヴァンでは、南フランス北ローヌ地方を拠点に自然派を製造する日本人醸造家の大岡弘武によるワイン「ラ・グランド・コリーヌ」のヴァンヌーボーを用意。プティサイズのショコラ3種が乗ったショコラプレートとともに提供される。ショコラ3種のうち中でも注目なのが、シュークリームに温かいショコラソースをかけて食べるフランスの伝統菓子「プロフィットロール」をジャン=ポール・エヴァン流にアレンジした一品。一般的にはプティシューで包んだバニラアイスにショコラソースをかけるところ、バニラではなくカカオのソルベをプティエクレアでサンドし、パレ(薄い板チョコ)で包み込んで仕上げた。これに、ハチミツ(ミエル モンターニュ)の香りが特徴の「ムース ミエル」、濃厚なショコラがワインとマッチする「プティ グアヤキル」を合わせた3種が用意された。
2015年11月08日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が11月1日から12月25日まで、クリスマスに向けた新作ショコラ「アドベント コレクション」を発売する。「クグロフ スター ショコラ」(3,700円)は、アルザス地方の伝統的なアドベント菓子にアレンジを加えたもの。ショコラ風味の生地をふんわりと焼き上げ、マダガスカル産カカオのショコラ ノワールでコーティングした。「クグロフ スター キャラメル サレ」(3,700円)も、クグロフをアレンジした一品。ビターなキャラメルの風味とバニラが香るふんわり生地に仕上げられており、トップにはスターのマークでデコールしたショコラのオーナメントがトッピングされた。また、ナッツやコーヒーの風味や苦味、イエローフルーツの酸味が特徴のブラジル産グラン クリュ カカオを用いた「ボンボン スター」(314円)や、甘さ控えめのガナッシュをたっぷりとサンドした「マカロン スター」(270円)なども展開。湯煎して溶かせば家庭で簡単にショコラフォンデュが楽しめる、まるでキャンドルのような装いが特徴の「フォンデュ オ ショコラ」(2,700円)も登場する。また、11月19日からは、シロップ漬けの大粒のマロンにグラニュー糖とシロップで透明なコーティングを施した「マロン グラッセ」(618円)も提供される予定だ。
2015年10月29日エルメス(Hermes)のメンズの世界観を堪能できる期間限定ブティックが伊勢丹新宿店メンズ館1階にオープンした。同ブティックでは、今年9月にオープンしたウェブサイト「Le MANifested’ Hermes」内で展開されるストーリーになぞらえて、メンズのプレタポルテに加え、シューズ、バッグ、レザー製品、スカーフ、ネクタイなどが会する。期間は11月2日まで。会場内は5つのコーナーに分かれており、各ファサードに、ジャン・コクトー、スティーヴィー・ワンダー、アリストテレスなどの言葉と共にメンズアイテムが展開される。エルメス メンズ・ユニバースのアーティステックデザイナー、ヴェロニク・ニシャニアンがディレクションした前述のサイト内で紹介されるアウター、ニット、パンツ、アクセサリーも並ぶ。特にメンズシューズは、ドレスシューズ、スリッポン、アンクルブーツ、スニーカーなどと豊富なラインアップで迎える。ここで耳にしたエルメスを物語るエピソードがある。店頭で目に留まった「H」の文字がバックルになったベルト。バックル部分には、手仕事と思われる彫りが施されている。同メゾンの担当者は「このバックルはサハラ砂漠の遊牧民であるトゥアレグ族の手仕事によるものです。エルメスでは時折、職人達のチームで、世界各国の技に出会うための旅に出ています。彼らとはその旅で出会いました。エルメスが彼らの彫りを使ったアイテムを毎シーズンつくることで、彼らは定期的な収入を得ることが可能になります。出会いがものをつくるというエルメスの精神から、廃れてしまうかもしれない技術をボランティアではなく、ビジネスで支えるのがエルメスのスタイルです」と語る。今回の期間限定ブティックの展開に際し、伊勢丹メンズ館の正面玄関にはアイルランドのアーティスト、リチャード・ゴーマンによるエルメスのウィンドウが登場し、今回のために制作された2メートルを越える和紙の作品が展示される。同氏は、エルメス15年秋冬のプレタポルテに登場する「Squeeze」の柄を手掛けている縁のあるアーティスト。また、同氏と今回の作品を制作した福井にある越前和紙の工房との親交は二十数年来に渡るという。同じく21日からは三越伊勢丹が日本のよいもの、よいことを伝えていくキャンペーン「ジャパンセンスィズ(JAPAN SENSES)」を全社展開しており、このメッセージとも共鳴した形だ。確かな技と哲学に裏打ちされたクリエーションは、国境を越えて響き合うことを教えてくれる場とも言えるだろう。本気でクリエーションに向きあうエルメスだが、印象は軽やか。ウェブサイトと合わせて楽しむことで、エルメスというメゾンが持つ精神を知る機会となりそうだ。なお、10月29日から11月17日まで、エルメス銀座店1階でも同じ世界観を表現するブティックが登場予定。
2015年10月21日