できるだけストレスフリーに働きたいと思っていても、なかなかそうはいきませんよね。厚生労働省の平成25年・労働安全衛生調査によると、現在の仕事や職業生活が強い不安、悩み、ストレスになっていると感じる事柄があると答えた人の割合は52.3%でした。実に半数以上の人が仕事のストレスを抱えているわけですが、アメリカの女性向けオンラインメディア『COSMOPOLITAN』が、たった1分程度で仕事のストレスを減らす方法を発表しています。■1:長期スパンで考える「もうなにもかも投げ出したい」と思うくらい嫌なことがあったときは、「これって5年後でも重要なこと?」と自分に問いかけてみましょう。長いスパンで考えたら、嫌なシチュエーションに関するストレスも少し軽減されるはずです。■2:ダークチョコレートを食べるチョコレートにはフラボノイドという物質が多く含まれています。フラボノイドは、脳内のドーパミンの放出を誘発する働きがあり、思考をつかさどる前頭前野を活性化します。前頭前野が活発になると仕事がはかどる状態になり、ストレスが軽減されるのです。■3:To Doリストに落書きをする落書きは、ストレスコントロールに効果的。創造性には、理性と関係する脳の前頭前野を目ざめさせる効果があります。To Doリストにかわいく落書きをすると、やらなければいけないことはそれほど大変ではないような気がしてくることでしょう。■4:自分がやれることに集中するもし最悪なことが起こったとしても、それに固執するべきではありません。自分の力でなんとかできるものでないのであれば、それはなおさら。どうにもできない嫌な問題をずっと考えていると気分はどんどん落ちていきますが、それで仕事が終わるわけではありません。他の自分が終えられる仕事に手をつけ、そちらに専念してしまいましょう。■5:ストレッチをするストレッチをすると、鎮静効果があるエンドルフィンという物質の分泌を促すことができるといわれています。エンドルフィンが増えると、痛みが和らいだり、気分がよ良くなったりします。体をほぐすことに集中していれば、ストレスも気にならなくなるでしょう。■6:コーヒーや紅茶を1杯飲む飲みすぎは禁物ですが、最後にコーヒーや紅茶を飲んでから時間が経っていれば、カフェインを摂取することでもう一度集中力を取り戻すことができます。仕事の効率をアップして、ストレスを追い出してしまいましょう。■7:タスクの期限をカレンダーに書くやらなければならないタスクと、そのための時間やリソースの釣り合いがとれていないと、大きなストレスになります。To doリストにあることをいつやるか、時間を区切って決めてしまえば、タスクと時間の釣り合いが取れた状態になります。大変なタスクを最初に、疲れてからもできるタスクを後ろに持ってくるのがポイントです。■8:休憩を30秒とる忙しいときにも、休憩をとることは必要です。トータルで見れば、休憩をとったほうが効率的になることも。時間との戦いをしているときにも、休憩をいれてリフレッシュし、効率を上げられるようにしましょう。■9:助けを求める職場でよくあるストレスの原因のひとつは、無理な頼まれごとをすることです。頼まれたことを完遂するためには手が足りず、休む暇もないとなると、事態はどんどん悪化していきます。上司と相談をして、その仕事に人員を割いてもらうことはできるか、締め切りを伸ばしてもらうことはできるかを交渉しましょう。■10:パソコンの壁紙を緑のものに変える最近の研究では、自然に触れるためにわざわざ外に出る必要はないといわれています。パソコンの前にかじりついていなければならず、外に出る暇がないときは、パソコンの壁紙をきれいな自然の風景にするだけでも心はやすらぐのです。*仕事とストレスは、切っても切れない間柄。でも、ちょっとしたことでもストレスは和らぎます。円滑に効率よく仕事を進めるためにも、自分なりにストレスの対処法をもっておくべきでしょう。(文/スケルトンワークス) 【参考】※20 Ways to Reduce Work Stress in 1 Minute or Less-COSMOPOLITAN※平成25年 労働安全衛生調査(実態調査)-厚生労働省
2016年04月07日メディプラス研究所はこのほど、「ストレスオフ(ストレス指数の低い)都道府県ランキング」を発表した。同調査は東邦大学名誉教授・脳生理学者の有田秀穂氏監修のもと、2月26日~29日にかけて、全国の20~69歳の女性約7万人を対象にインターネットで実施したもの。同調査は、対象者に「ストレス度」「セロトニン欠乏症度」「ストレス要因」など15問の項目に答えてもらい、厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」を基に独自加工して点数化したもの。高ストレス(77点以上の合計)、低ストレス(39点以下)で全国平均を100とし、各県の%表示(指数)を作成した。各県の低ストレス%から高ストレス%の差を出して、数値が高いほどストレスオフ県となる。測定の結果、2016年で女性のストレス指数が最も低かったのは鳥取県だった。2位は「和歌山県」、3位は「岐阜県」、4位は「愛媛県」、5位は「滋賀県」となっている。鳥取県の女性は、「ママ友関係」「子どもとの関係」「睡眠時間」など、主なストレス要因54項目のイライラ度を尋ねた同社調査でも、41項目に「当てはまらない」と回答している。全体的にストレスを感じにくい傾向であるようだ。中でも、社会問題として取り上げられることも多い「ママ友関係」「友人関係」「SNS」などは、他県と比較して対人関係において友好的である傾向にあることがわかった。鳥取県の元気づくり総本部広報課の係長である森岡潤一氏は、「"のどか"ということが、のんびりとした県民性にも影響を与えているのではないでしょうか」とコメント。また、身心のリフレッシュに活用できる運動施設なども充実させるよう、県をあげて心がけているという。同調査を監修した有田氏は、この結果を受け「女性が住みやすい地域の特徴には、"自然環境要因"よりも"社会環境要因"の影響が強いのではないかと考えられる」と語った。鳥取県は社会関係の中でも人間関係をはじめとする職場のストレスが少なく、またストレスを受け流すためのグルーミング行動が十分に備わった地域性であると指摘している。ここで言うグルーミングとは、親しい関係の家族、仲の良い友人などとのスキンシップ(手をつなぐ、寄り添う、触れ合う、マッサージ、楽しいおしゃべりなど)を指す。「さまざまな県民性が作用していると思われるが、普段の生活の中でストレスがかかるプレッシャーが少ないことも影響しているのではないか」と分析している。
2016年04月07日加齢と共に影響も大きく株式会社マンダムが、働く女性のストレスと睡眠に関する意識調査を実施した。同企業では、2010年より睡眠の質と美容の関係に着目した睡眠美容という新しい分野での研究開発を行っている。調査は2016年3月、20~50代の働く女性847人を対象にインターネット上にて行われたものである。現在の睡眠への満足度について尋ねると、ストレスを感じている人はそうでない人よりも満足度が低い傾向に。さらに、ストレスを感じている人のうち満足度が高い人の割合は、年代が上がるにつれて低くなる。一方で、ストレスを感じていない人のうち満足度が高い人の割合は、年代が上がるにつれて高くなるという結果に。このことから、ストレスによる睡眠への影響は、加齢と共に大きくなっていくと言えそうである。20代はイライラ、40代はグッタリ?また、睡眠不調(よく眠れない、睡眠の質が悪いと感じること)による心身への悪影響についても、年代による差が見られた。「イライラする、怒りっぽくなる」等といった感情への悪影響は若い世代が感じやすかったのに対し、「疲れがとれない、体がだるい」など健康への悪影響は年代が上がるほど感じやすい傾向が見られた。みんなどうしてる?快眠のための工夫よい睡眠を得るための工夫で上位を占めたのが、「バスタイム」と「寝る環境」に関するもの。女性たちはお風呂でゆっくりとリラックスタイムを楽しみ、自分に合う寝具を使って心地よい環境の中で寝ることが大切と考えているようである。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社マンダムニュースリリース
2016年04月05日妊娠初期には、ホルモンバランスが急激に変わることで、ストレスを感じることがあります。これは、とても自然なこと。もちろん、胎児には影響はありません。気にしなくても大丈夫です。ストレス以外にも、急に不安になったり、逆に急にハッピーになったり、感情の起伏が激しくなることもあります。これもホルモンのせい。ストレスでイライラしたり、ブルーな気持ちになったりしてしまうと、それを悪いことのように思ってしまい、余計にストレスを感じる、落ち込むといった悪循環を起こしてしまうことがあります。妊婦にストレスはつきものだと割り切ってしまいましょう。そしてストレスを感じた場合には、なるべく溜めこまずに発散できるようにしましょう。愚痴を聞いてもらう、好きなことをしてリラックスする、また、身体の疲れがストレスに繋がる場合もあるので、頑張らず、ゆっくり休むのも効果的です。みんなどうだった? 妊娠初期の「ストレス」の体験談・とにかく、妊娠初期からのつわり時の妊婦はストレス厳禁なので、自分が好きな事を何でもいいから思いっきりやるといいと思います。・妊娠初期の頃は食べづわりだったけど、食べたいものが偏っていたので、気にせず、好きなだけ食べると、ストレスにならないし、初期の頃は栄養は気にしなくて大丈夫なので、つわりは赤ちゃんが元気な証拠なのでがんばってください。吐きづわりのときは、とにかく寝ていました。・気分が悪くなる原因を遠ざけるしかないかと思います。ストレスが増えるとつわりがひどくなる気がします。なるべくストレスを軽減できるよう、妊婦には周りの協力は必須です。・休日は朝早く起きて夫と散歩していました。普段あまり行かない方面への徒歩での散歩はストレス解消にもなり、とてもよいと思います。・一人目の妊娠時は殆どと言っていいほど悪阻がなかったのに、二人目妊娠時は妊娠初期の5週目から夕方には嘔吐するのが日課に。いつかは終わるものと思っても、かなり辛かったです。食べたいものもその日によってコロコロ変わり、周りの人たち、特に夫に迷惑を掛けました。でも妊婦なのだから仕方のないことと割り切り、大いに甘えさせてもらいました。ストレスを溜め過ぎないことが悪阻軽減にもなったと思います。・突然、目の前が砂嵐のようになったり、視界が断片的に見えにくくなったりした後、必ず、頭痛がきて嘔吐を繰り返すことが多々ありました。病院で診療を受けると、偏頭痛の症状で妊娠中のストレスや血流の悪化が原因とのこと。妊婦でも服用できる頭痛薬を処方してもらい、視界に変化あったらすぐ服用することで、解消できました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日「職場でのストレス」と聞くと、どのような種類のストレスを真っ先に思い浮かべますか?仕事の内容やボリューム、職場の環境など、さまざまなストレスがあるとは思いますが、「人間関係」にストレスを感じる人が多いのではないでしょうか。就職したばかりで右も左もわからない頃を経て、仕事のイロハがわかり始める20代、そして自分のワークスタイルが確立する30代。その時々で働き方も変われば、人間関係のバランスも変わります。時には、特定の誰かに対して強いストレスを感じることもありますよね。みなさんはどのように対処していますか?今回は、ストレスレベル別解消法をご紹介します。【ストレスレベル★】怒りには腹式呼吸!まずは基本のストレス発散方法をご紹介。私は気持ちがイライラしたときは、腹式呼吸で深く呼吸することを心がけています。おなかに手を当てて、鼻から大きく息を吸っておなかが膨らむのを意識しましょう。吐き出すときは口をすぼめた状態で、少しずつゆっくり吐き出すようにします。これを何度か繰り返すと、気持ちが落ち着きますよ。怒りが溜まっているときは、呼吸が浅くなりやすいもの。過呼吸はパニックを引き起こす原因にもなり、感情と密接に関係しています。おなかを意識して呼吸に集中することで胸の締め付け感が軽くなり、感情が落ち着ついてくることが感じられるでしょう。【ストレスレベル★★】まっさきに避難!一旦その場から離れて、イライラする対象から距離を置くことも必要です。気になる相手やストレスの根源が近くにあっては、なかなか気持ちを切り替えられませんよね。給湯室でコーヒーを入れるも良し、近くのコンビニに行っても良いでしょう。おすすめの避難場所は本屋さんです。日常とは切り離された、ちょっとした異空間のように感じられることに加えて、本のタイトルや写真から刺激を受けることで思考を切り替えやすくなります。資料探しを口実に、本屋ブレイクしてみては?【ストレスレベル★★★】まわりを気にせず昼寝するべし目覚めているとき、私たちはさまざまなことを考えています。さらに印象的な出来事に出くわすと、そのことで頭が一杯になる傾向があります。ハッピーなことなら良いのですが、嫌なことで頭が支配されるのは避けたいですよね。それなら、いっそのこと寝てしまいましょう。休憩時間に軽く仮眠をとるだけで、頭がリセットされてスッキリしますよ。また、帰宅後はゆっくり湯船につかって体を温めると入眠しやすくなります。睡眠不足はホルモンバランスを崩してストレスの原因にもなるので、しっかり睡眠をとることで気持ちが安定しやすくなります。【ストレスレベル★★★★】ストレスに耐えられるカラダづくりを「この世は不条理だ」くらいのストレスレベルに達してしまったら、かなり重症。根本的な解決のためにも、自身がストレスに強い心を保つことも大切です。手っ取り早い方法は、走ること。運動の習慣はストレスへの耐性を高めることがわかっています。ストレスそのものは変化しなくても、身体が変わることでストレスへの感じ方も変わります。考えすぎて頭を不安で満たすよりも、まずは走りましょう。【ストレスレベルMAX★★★★★】周囲を巻きこんで行動を起こしてストレスがMAXになって何も考えられないレベルに来てしまったら、一人で抱えるのはやめましょう。すでに愚痴やストレス解消策だけで済まない状態になっているので、具体的な対策が必要です。同僚や上司に相談したり話し合いの機会を設けたりと、頼れるものには頼ることが大切です。周囲を巻き込んで行動を起こしましょう。「辞める」は逃げじゃない最終手段は、仕事を辞めることです。人間関係の問題が職場のストレスNo.1なのに対して、人間関係を退職理由にする人は少ないかもしれません。対人関係のストレスで退職することに「逃げ」のイメージを抱くからでしょうか。でも自分を守るためには、時にはストレスの元凶から離れることも必要です。それは逃げるというよりも、防衛に近いこと。大切な自分を傷つけてまで、その場にしがみつく理由なんてないのです。
2016年03月18日LINEが3月10日に発表した「世代間のニュースサービス利用に関する意識調査」の結果によると、スマートフォン・ユーザーがニュースの閲覧に利用する媒体やデバイスとしてはスマートフォンやテレビが多く、世代間の差も少ないという。同調査は同社が、全国の13歳以上69歳以下のスマートフォンを所有する男女1,682人を対象に、2月26日から29日にかけてスマートフォンで回答するアンケート・システムにより実施したもの。ニュースの閲覧時に利用する媒体やメディアを尋ねたところ、全体ではスマートフォンが84%、テレビが61%と多く、他の媒体などを引き離すと共に、世代間の差も少ない。一方で、パソコンと新聞は世代が下がるにつれて利用率も下がっており、世代間で大きく差が開いている。スマートフォンで利用しているニュース・サービスを見ると、全体ではYahoo!が49%と最も高く、LINEが23%で続く。世代により使用するサービスの傾向が異なり、20代以下はLINEを始めとするSNSやまとめ系サイトの利用率が高く、世代が上がるにつれてYahoo!やSmartNewsの利用率が高まる傾向が見られるという。特に、「スマホ・ネイティブ世代」と呼ばれ、インターネット上の各種情報やサービスの取得をスマートフォンだけで完結させることが多いと言われている10代では、LINEやその他のSNSの利用率がYahoo!と肩を並べている。ニュースに対する考え方を尋ねたところ、全世代に共通する傾向としてニュースを見ること自体を楽しんでいる回答者が33%と多い。一方、シンプルで短いニュース本文が好まれ(35%)、厳選されたニュースを読みたい(25%)など、効率的にニュースを閲覧したいと考えられていることが分かったとしている。さらに、ニュースに対する考え方を世代ごとに比較すると、利用媒体・デバイスや利用サービスと同様に、世代間で差が開く項目があった。特に差が大きいのは「ニュースを見ること自体が楽しい」と「自分でニュースを見に行くより定期的に配信されるほうが楽だ」の2項目であり、10代及び60代と30代とを比較すると、いずれも10ポイント前後の開きが見られる。30代や40代のミドル層は、自らに必要なニュースを積極的に探し楽しみながら閲覧している一方で、10代や60代は、それぞれ異なる手法を用いながらも興味のある分野に特化したニュースを効率良く閲覧しているものと同社は推測している。
2016年03月11日シマンテックは9日、日本、米国、イギリス、オーストラリア、カナダの5カ国を対象に行った、モバイルアプリとIoTに関する意識調査の結果を発表した。調査はオンラインで行い、対象は18歳以上の一般消費者。調査機関は2016年2月4日から8日の5日間。日本で1,016、米国で1,007、イギリスで1,000、オーストラリアで1,031、カナダで1,007の回答数を得た。同調査では、ネットワークに接続できる機器全般を「IoT機器」と定義。ベビーモニターや自動車、フィットネストラッカー、スマートウォッチ、スマートTVなどのホームエンターテイメント、スマートロックなどのホームエントリーシステム、セキュリテイカメラ、スマート電球、スマート家電などだ。これらIoT機器と、機器を管理するモバイルアプリに関し、使用率や不安に感じることなどを調査した。モバイルアプリを使ってIoT機器を管理・操作しているか、という問いについて、日本では42%が1種類以上のIoT機器を管理していると回答。米国・カナダでは60%、イギリスでは53%、オーストラリアでは63%と海外ではいずれも50%を超えており、5カ国平均は56%。日本は平均より低い結果となった。また、スマートロックの使用を安全だと思うか、という問いについては、日本では70%が「不安を感じる」と回答。「わからない」が18%、「安全だと思う」が12%という結果となった。5カ国平均では「不安を感じる」が52%、「安全だと思う」が26%となり、日本より不安を感じる割合が低かった。これについて同社のノートン事業統括本部 プロダクトマーケティング部 リージョナル プロダクト マーケティングマネージャーの古谷尋シニアマネージャは、「スマートロックを含むIoT機器がどれだけ国に浸透しているかが回答に影響するのでは」と分析した。同社は、スマートフォンがIoT機器のコマンドセンターとして機能していると指摘。スマートフォンを通じて、スマートTVやホームセキュリティ、車といったネットワークにつながる機器に被害が及ぶ可能性があると説明し、モバイルアプリのセキュリティについても注意を促した。同社は90以上のアプリストアで2,500万以上の無料アプリをサンプルとしてセキュリティスキャンしたところ、このうち900万が悪意あるアプリだったとして、IoT機器へのリスク要因として警告する。同社では、IoTデバイスにおけるセキュリティについて、下記5点を認識しておくことを推奨している。アプリダウンロード前にアプリをスキャンし、潜在的な脆弱性を特定できる、信頼性の高いモバイルセキュリティアプリを使用するIoT機器は対策のないセキュリティ上の脆弱性を含んでいる可能性があるアプリストアの検証や審査内容には差があり、特にサードパーティによるアプリストアでは、厳格なアプリ検証や審査を行っていない可能性がある危険なアプリをインストールしないための保護設定を無効にするよう指示してくるアプリに注意するモバイルデバイス、IoTデバイスへ必ず最新アップデートを適用する
2016年03月09日仕事をしていると、なにかとストレスを感じるもの。株式会社マクロミルの調査によると、日本では84%の会社員がストレスを感じているそうです。では、世界で最もストレスの大きい職業はなんなのでしょうか?アメリカのニュースサイト『CBS6』が発表した、最もストレスの大きい職業トップ10を、アメリカでの平均年収とともに紹介します。■10位:警察管理職(約785万円)68,973ドル警察署での仕事のマネージメントをする管理職は、ストレスの大きい職業です。どの職場でも管理職はストレスフルですが、警察では扱っている問題が小さいものから大きなものまでさまざまなので、責任も重大。緊張を強いられる仕事です。■9位:空調整備士(約462万円)40,601ドル建物全体の調子を整える空調の仕事は多岐に渡ります。数値の計算から実際に体を使う作業、ときにはプログラミングまでこなさなければならないハードな仕事なのです。■8位:デリック運転士(約523万円)45,966ドルデリックは石油を運搬するときに使う、クレーンのような重機です。石油の運搬時には、ひとつ間違うと大事故になってしまうので、神経を使います。■7位:麻酔看護師(約1,677万円)147,256ドル日本ではすべて麻酔医が行いますが、アメリカでは医師ではない、麻酔看護師も麻酔を行います。麻酔は患者の命に直接関わるものであるため、プレッシャーが大きい仕事です。■6位:発電所管理者(約716万円)62,908ドル原子力発電所などの大事故につながる恐れのある場所では、二重三重に安全対策が取られていますが、それでも危険と隣り合わせであることには変わりはありません。失敗の許されない仕事です。■5位:鋳物工(約387万円)34,012ドル鉄を溶かして様々な製品を製造する鋳物工。溶けた鉄を扱うので、物理的に危険です。常に大けがをするリスクと隣り合わせの仕事なのです。■4位:森林消防隊(約443万円)38,890ドル森林での火災を消火する役割。パラシュートで現場に降下し、消火作業を行うこともあるという過酷な仕事です。■3位:警察官(約544万円)47,819ドル市民の安全を守る警察官もストレスフル。凶悪犯を相手にすることは少ないかもしれませんが、喧嘩の仲裁や酔っ払いの介抱など、地味に大変な仕事が多いです。■2位:品質管理(約1,006万円)88,381ドル商品の設計から製造までがスムーズに行えるように、管理する仕事が品質管理です。不良や故障の発生を防ぐために、あらゆることに神経を使わなければなりません。納期に合わせた製造など、社内調整も行わなければならないことも、ストレスの一因です。■1位:連続掘削機運転士(約490万円)43,099ドルトンネルを掘る作業などに使われる連続掘削機。地面を掘り進んでいく作業ですから、掘った壁が崩れてきたり、急に水が出てきたりする可能性もあって危険です。暗いなかで計器に目を光らせなければならず、非常にストレスの大きい仕事です。*やりがいを感じられる大変な仕事には、ストレスもつきものなのかもしれません。ストレスゼロの仕事はありませんが、どんな仕事でもストレスをためすぎないように気をつけたいですね。(文/スケルトンワークス) 【参考】※The 18 most stressful jobs (and average salaries)-CBS6※~ストレスチェック義務化法案にともなう~働く男女1,000人ストレス実態調査-株式会社マクロミル
2016年03月03日情報技術開発は2月29日、総合心理教育研究所と「未来予測型THQストレスチェック」の営業契約を締結したと発表した。同サービスは、ストレスチェックの標準的な調査票として厚生労働省が推奨する「職業性ストレス簡易調査票(57項目)」に加えて、より広範囲な診断ができるTHQ(Total Health Quotient)ストレスチェックを行い、30万人のデータをベースに分析することで、高ストレス社員を早期に発見し、具体的な職場の改善方法を提案するというもの。従業員数1,000名規模の販売サービス企業では、同サービス導入から10年でメンタル不調による休職者がゼロになったという。情報技術開発では、この効果は1億5,600万円にのぼると金額換算している。同サービスの具体的な内容は、個人結果診断や高ストレス者面接対応、組織診断などの「ストレスチェック」から、カウンセリング(対面・電話・Web)や職場復帰支援といったメンタル不調の社員のケアを行う「アフターケア」、「職場改善」に必要な組織診断結果に応じた各種研修が実施される。
2016年02月29日アデコは2月16日、日本全国の20代以上の社員3299人を対象に実施した「仕事上のストレス」に関するアンケート調査の結果を発表した。「あなたは普段、仕事をする上でのストレスを、どの程度感じていますか」という質問に対し、「やや感じる」「かなり感じる」「精神的にまいるほど感じる」という回答の合計は72.4%に上った。この質問に対する回答を年代別に見たところ、「やや感じる」「かなり感じる」「精神的にまいるほど感じる」と回答した社員が最も多かったのは中間管理職の多い「40代」だった。逆に、この質問に対して「ほとんど感じない」「まったく感じない」という回答が最も多かったのは、自身が経営の決定権を持つ「会長・社長」だった。会社に対し、社員のストレス低減のために行ってほしいことを聞いたところ、「給与アップ」という回答が最も多かった。働く環境の改善を求める声も多く上がったという。
2016年02月16日ジャストシステムが2月10日に公開した「20代~60代に聞いた! スマートフォンの契約に関する意識調査」によると、スマートフォン契約におけるいわゆる「2年縛り」を知っていて他の人にも説明できるという回答者でも、実際に正しい回答を選択できたのは43.3%に過ぎない実情が、から浮かび上がった。同調査は、同社の自己回答型Webアンケート・システムである「Fastask (ファストアスク)」の登録モニターのうち、スマートフォンを所有する全国の20歳から69歳の男女計500人を対象として、2月5日から2月8日にかけて実施したもの。スマートフォンに関連して、料金の値下げや「2年縛り」の是正案などに関する報道をどのように感じるかを聞いたところ、「『2年縛り』については、通知も無く自動更新されるのではなく、事前に契約終了が近いことを『通知』してほしい」について「あてはまる」または「ややあてはまる」とした回答者が計84.4%と最も多い。次いで、「データ通信などをあまり頻繁に利用しない人向けの値下げよりも、そもそも『2年縛り』を撤廃してほしい」という回答が計70.4%に上った。また、「次はSIMフリーの端末にしようと考えている」という回答が計35.2%あり、年代別では40代が42.0%で最多だった。スマートフォンの2年縛りを知っていて他の人にも説明できるという回答者(全体の42.0%)のうち、実際に正しい回答を選択できたのは43.3%に過ぎず、残りの56.7%は間違った認識を持っていた。スマートフォンの解約について尋ねると、思いついたその日のうちに解約できたという回答者は16.0%に過ぎない。一方で、「1カ月以上かかってしまったことがある」という回答者が13.8%、「挫折したことがある」が13.4%、「2週間以上かかってしまったことがある」が13.0%であり、スマートフォンを速やかに解約することはなかなか難しいようだと同社は見ている。同社の調査担当者は、自身がスマートフォンの契約を変更しようとした際の繁雑さに触れた上で、「スマートフォンの料金や、契約の『2年縛り』に対する是正案などが報道されていますが、2016年はまさにスマートフォン市場にとって一つの転換期になるかもしれません」とコメントしている。
2016年02月12日痩せたいなら、ストレスはNG『心の健康』『体の健康』をトータルサポートするサロン「ホリスティックハーモニー」は、ストレスとダイエットの関係に着目。女性医師が指導する新サービス「ノン・ストレス ダイエット」をスタートさせた。人はストレスを受けると、基礎代謝が大きく下がるという。基礎代謝が下がれば痩せにくい体になり、健康的なダイエットが行えなくなる。ストレスがあるから痩せなかった!なぜ、ストレスが基礎代謝を下げるのか。実はストレスは交感神経を刺激し、血管を収縮させる。それによって血流が悪くなり、全身に必要な栄養や新鮮な酸素を届けることができなくなるのだ。こうした状況は各臓器にも悪影響を及ぼし、基礎代謝をも下げることとなる。また、ストレスはホルモンバランスの乱れにもつながる。ストレスホルモンとも呼ばれる「コルチゾール」というホルモンは、インスリンの分泌を促す。インスリンは血液中の中性脂肪を細胞に取り込む働きがあり、体脂肪を増やす原因となってしまうのだ。丁寧なカウンセリング「ノン・ストレス ダイエット」では、これまでに数多くの糖尿病患者の治療に携わって来た橋本佳子医師によるライフスタイルの見直しや、痩せることに対する深層意識の抵抗を探るカウンセリングを実施。リラクゼーション法の実践なども行い、無理なく自然にダイエットを行える環境を整える。ダイエットの知識指導や食事・生活・運動指導なども丁寧に行い、全4回の1ヶ月コース(20,000円)および全12回の6ヶ月コース(81,000)円で、ストレスのないダイエットをサポートする。橋本医師は「今ダイエットをやってます!」と頑張るのではなく、美味しいものをとても美味しく頂いていたら、いつの間にか痩せて体力もついて若々しくなっていた…というのが私たちのお薦めするダイエットです。自分のペースで無理なく一生続けられます。(プレスリリースより引用)とコメントを寄せている。(画像はプレスリリースより)【参考】・アドレス通商株式会社プレスリリース・ホリスティックハーモニー
2016年02月01日ピースマインド・イープの調査・研究機関である国際EAP研究センターは、ストレスチェックを行った管理職5,368名(男性5,158名、女性210名)のデータをもとに「女性管理職のストレス傾向」について分析を実施した。調査期間は2015年4月~12月。○組織体制・風土に関することが女性管理職に特徴的なストレス要因管理職におけるストレス度を比較すると、男性管理職に比べて女性管理職のストレス度が高い結果となった。ここで言う「ストレス度」とは、活気のなさ、イライラ感、疲労感、不安感、抑うつ感などを問う設問で測定されたもので、個人のストレス反応の程度を表している。次に、ストレス要因とストレス度の関連の強さを統計的に分析した。管理職におけるストレス度と関連の強いストレス要因を抽出したところ、仕事でエネルギーをもらって自分の生活をさらに充実させるという「ワークセルフバランス・ポジティブ」「職場での対人関係」が男女問わず関連の強い要因として抽出された。男性管理職では「仕事のコントロール」「情緒的負担」「役割葛藤」といった主に仕事上の要因が関連の強い要因として上位に抽出されたのに対し、女性管理職では「キャリア形成」「個人の尊重」「公正な人事評価」といった組織体制・風土に関する要因が上位となっている。特に女性管理職のストレス度と関連の強い「キャリア形成」「個人の尊重」「公正な人事評価」といった、ストレス要因とストレス度の関係を分析した。すると、それらのストレス要因を負担に感じている女性管理職のストレス度は、そうでない女性管理職と比較して約2倍にもなることがわかった。
2016年01月30日ピースマインド・イープは1月28日、女性管理職のストレス傾向の分析結果を発表した。同調査は、同社の調査・研究機関である国際EAP研究センターが2015年4月~12月にかけて、同社のストレスチェックを行った団体から抽出した管理職5368人(男性5158人、女性210人)を対象に実施したもの。調査の結果、男性管理職と女性管理職とでストレス度を比較したところ、男性管理職を1とすると女性管理職は1.1を越えており、女性管理職の方が男性管理職よりもストレス度が高かった。また、管理職におけるストレス度と関連の強いストレス要因を抽出すると、「ワークセルフバランス・ポジティブ」と「職場での対人関係」が、男女問わず関連の強い要因として抽出できたという。「ワークセルフバランス・ポジティブ」は、仕事でエネルギーをもらって自分の生活をさらに充実させることができること、「職場での対人関係」は、部署内での意見の相違や部署同士の対立など対人関係に関する負担が大きいことを示している。男性管理職では「仕事のコントロール」「情緒的負担」「役割葛藤」など主に仕事上の要因が上位となったが、女性管理職では「キャリア形成」「個人の尊重」「公正な人事評価」といった組織体制・風土に関する要因が上位に挙がっている。また、「キャリア形成」「個人の尊重」「公正な人事評価」といった特に女性管理職のストレス度と関連の強いストレス要因と、ストレス度の関係を分析したところ、これらのストレス要因を負担に感じている女性管理職のストレス度は、そうでない女性管理職と比較して約2倍だったという。これらの結果から同社は、女性が管理職として働きやすい職場作りを進めるためには、会社として女性管理職向けのキャリア教育、全社的なハラスメント防止教育、女性管理職の上司となる幹部層に対するコミュニケーション研修などに力を入れていくことが必要と考えている。また、現状の日本企業においては社内に女性管理職のロールモデルや相談相手となれる存在が不足していると見ており、キャリアに関する悩みや育児・介護などのプライベートな悩みを相談できる専門機関を利用することも有効と提言する。
2016年01月29日Woman&Crowdは21日、女性のエイジングケアの実態や、それがもたらす意識変化を明らかにすることを目的として、40代・50代の女性を対象に実施したエイジングケアに関する意識調査結果を発表した。まず、実際にエイジングケアを始めた年齢を尋ねたところ、最も早くから始めた人は19歳から、遅く始めた方は55歳からで、平均は38.9歳。エイジングケアを意識し始めた平均は37.3歳となったが、実際に加齢による肌や顔つきの変化を実感したのは平均40.6歳であり、特に産後や育児が落ち着いてから体の変化と共に加齢を感じることが多いようだ。実際に加齢を要因とする肌の悩みとして、1位は「シミ」、2位は「たるみ」、3位は「乾燥」という結果になっている。実年齢より自分は若く見えると思うかという質問に対しては、「思う」(26%)と「まあまあ思う」(51%)を合わせた約8割の女性が「自分は実年齢よりも若く見える」と思っていると回答。また、95%の女性がエイジングケアは女性にとって重要なことだと考えており、その中でも「若々しくいることで生活にハリが出る。女性として自信が持てる(40代後半)」といった自分のためのエイジングケアを含め、「夫や子どもが、素敵な妻や母として紹介できる存在でいたい(40代前半)」など、誰かのためのエイジングケアも意識していることが分かった。さらに、エイジングケアによって私生活に期待できる影響として、「イキイキと過ごせることで、家庭生活や仕事もうまくいく気がする(40代前半)」「年齢を言い訳にせず、活動的になれる。人に会うのが楽しくなる(40代前半)」といった回答も挙がっている。こうした回答に対して同社は、「外見の自信は、内面にもポジティブな影響を与えると共に、女性の美意識は実生活にも影響をもたらす可能性があることが分かった」とコメントしている。最後に、「キレイに年を重ねている」と思う40代・50代の女性芸能人を聞いたとこと、ドラマやCMでも活躍中の篠原涼子さんと真矢ミキさんが、同年代の女性たちから「キレイに年を重ねている」と多数の支持を集め、それぞれ40代女性と50代女性の1位となっている。同調査は、2015年12月1日~15日の期間に、「Woman&Crowd」会員の40代・50代の女性300名を対象とし、インターネット調査によって実施された。
2016年01月22日いまの仕事、ストレスが多くありませんか?誰だってストレスの多い仕事はしたくないものですが、ストレスが多いかどうかは、外からはわかりにくいものです。『enミドルの転職』のアンケートで、20~50代で現職または前職でストレスを「かなり強く感じる」人と「強く感じる」人はあわせて79%にものぼることがわかっています。ストレスから逃れるために転職したらさらにひどいストレス、なんてことになっては大変。ちょうどアメリカの求人サイト『Career Cast.com』が、ストレスの多い職業トップ10を発表しました。これから就職、もしくは転職を考えている人は必見です。■10位:タクシー運転手(ストレススコア:46.33)気難しい客もいれば、泥酔した客もいます。ラッシュアワーの渋滞だって毎度のこと。それでも、一日中ハンドルを握り続けるのは、相当なストレスです。なのに、収入もよくありません。アメリカのタクシー運転手の平均年収は約280万円で、成長率は13%です。よい面といえば、タクシー運転手になるのがさほど難しくないことくらいでしょうか。■9位:新聞記者(ストレススコア:46.76)かつては魅力的な職業でしたが、広告収入の減少やネット上のニュースソースの出現で、だいぶ色あせた印象になりました。スクープ狙いの競争も激しく、〆切の厳しさ、気を使うインタビュー、危険な現場への取材でストレスも相当なもの。新聞記者の平均年収は約446万円、成長率は-9%と、収入もよくありません。しかし、それでも「やりがいがある」と感じている人が多い仕事でもあります。■8位:放送局での仕事(ストレススコア:47.30)新聞記者同様、もはや全盛期を過ぎたといわれている仕事です。ニュース速報でのスクープをめぐる競争と、一般大衆の評価や視聴率に頭を悩まされます。他のマスコミの仕事同様、ストレス過多な仕事にしては収入もそれほどよいわけではなく、平均年収は約348万円。成長率は-11%と、今後の伸びも見込めません。■7位:企業の管理職(ストレススコア:47.46)多くの人が目指す管理職ですが、その責任の重さは半端ではありません。自分の決断が会社の命運を左右することもありますし、管理職同士の競争もし烈です。さらにその地位を奪おうとする人も後を絶ちません。管理職の地位を維持している限り、よい生活を満喫できますが、並大抵なストレスではありません。その分、年収は高め。平均年収は約1,230万円で、成長率は6%となっています。■6位:広報担当重役(ストレススコア:48.46)広報担当者は、怒った客や不機嫌な顧客、そして内部事情を知ろうとするマスコミにいたるまで、あらゆる層の人々に対応しなければなりません。しかも勤務時間は長く、移動も多く、人前でのスピーチも頻繁にあります。ビジネス上、避けられない問題に対処する広報担当者の役割はますます重要視され、ストレスフルですが、収入はよい部類に入ります。広報担当重役の平均年収は約670万円で、成長率は6%です。■5位:イベント・コーディネーター(ストレススコア:49.93)結婚式はもちろんのこと、会議や展示会を企画・実行するには、無数の準備と社交術を必要とします。移動も多く、細かいところまで神経を使う必要があります。収入はよく、平均年収は約558万円で、成長率は10%。イベント・コーディネーターの職種はさらに増加傾向にあります。■4位:警察官(ストレススコア:53.82)治安に関わる仕事のなかでも、警察官はもっともストレスフルです。最近は警察官の不祥事が相次いでいるため、厳しい監視下に置かれ、ますますストレスを感じやすくなっています。もともと仕事上、命の危険にさらされていて、体力的にもきつく、人との関わりも多いのだからなおさらです。そのかわり給料はよく、平均年収は約703万円で成長率は4%です。雇用保障も他の職業よりよくなっています。■3位:旅客機パイロット(ストレススコア:60.46)パイロットは憧れの職業であると同時に、非常にストレスのある仕事です。天候による遅延もあれば、不機嫌な乗客、手に負えない乗客もいますし、テロ行為の危険にだってさらされます。また、大手航空会社のパイロットになるには、熾烈な競争をくぐり抜けなければなりません。平均年収は約1,240万円で成長率が5%なので、それに見合った収入はありますが、何十年と続けるのは厳しい仕事です。■2位:消防士(ストレススコア:60.59)警察官同様、常に命の危険にさらされる職業です。一般の人々との関わりもあり、体力的にも厳しい仕事。よい面といえば、多くの人から好印象を持たれやすい職業だということでしょうか。警察官の平均年収は約550万円で、成長率は5%です。■1位:志願兵(ストレススコア:84.78)非常に厳しい任務で、人生を変えるほどの怪我や、戦死の可能性だってあります。もっともストレスある職業だというのは当然です。帰還後も、心的外傷後ストレス障害や精神障害に悩まされる人もいます。さらに、帰還兵が民間の仕事に就いても、気持ちを切り替えられないなどの問題も出てきています。ちなみに、志願兵の平均年収は約335万円。割に合わない仕事かもしれません。*全体として、危険と隣り合わせの職業が上位に並びました。現職のストレスで転職を検討しているのに、転職先がストレスの多い職だったら本末転倒!ストレスに弱い人は、ストレススコアの高い職業は選ばないように気をつけましょう。(文 /スケルトンワークス)【参考】※The 10 most stressful jobs-Career Cast.com※「仕事におけるストレス」について-enミドルの転職
2016年01月17日日本銀行は8日、2015年12月の「生活意識に関するアンケート調査(第64回)」の結果を発表した。それによると、現在の景気が1年前と比べて「良くなった」と答えた人から「悪くなった」と答えた人を引いた景況感DIはマイナス17.3となり、前回(9月)から2.1ポイント悪化した。悪化は4期(1年)ぶり。○1年後の物価「上がる」、2013年3月以来の低水準日銀は「調査期間中に発表された2015年7~9月期のGDP速報値が前期より悪化したといったニュースが、マインドに影響した可能性がある」と説明している。先行き(1年後)の景況感DIは同2.1ポイント低下のマイナス19.9と、2期連続で悪化した。現在の暮らし向きが1年前と比べて「ゆとりが出てきた」と答えた人から「ゆとりがなくなってきた」と答えた人を引いた暮らし向きDIは同1.3ポイント上昇のマイナス39.7と、4期連続で改善した。現在の収入DIは同0.3ポイント上昇のマイナス25.7と、5期連続の改善。先行き(1年後)の収入DIは同1.9ポイント上昇のマイナス24.6と、2期ぶりに改善した。現在の物価は1年前と比べて「上がった」と答えた割合は同5.3ポイント低下の78.8%と、2期連続の減少。1年後の物価が「上がる」とした割合は同4.3ポイント低下の77.6%と同じく2期連続で減少し、2013年3月(74.2%)以来の低水準となった。調査期間は2015年11月6日~12月3日、有効回答は2,122人。
2016年01月08日●ストレスチェック制度にどう対応していくか?いよいよ今月からストレスチェック制度が施行となった。とはいえ、すでにストレスチェックを実施したという企業は少ないだろう。むしろ、これから準備を進めていくという企業がほとんどかと思われる。従業員50人以上の事業場では、2015年12月1日から2016年11月30日までの間に、1回目のストレスチェックを実施するよう義務付けられたが、「まだ時間はある」と悠長に構えているほどの時間はない。もし、まだストレスチェック制度に対する対応方針や実施時期が決まっていないようであれば、すぐに取りかかった方がよいだろう。というのも、同制度は実施体制や運用フローが非常に複雑化しており、マイナンバー制度への対応よりも大変なように感じられる。まだ準備を進めていない企業は、これからどのように進めていけばよいのか? 11月にキーポート・ソリューションズ(KPS)は同制度に関するセミナーを開催。セミナーでは、ストレスチェック対策をより効果的にサポートする同社のソリューションと、産業医である三宅琢医師が「本音で教えるストレスチェック活用法」が紹介された。○ストレスチェック制度とは?まず、そもそも「ストレスチェック」とは何か? 厚生労働省によると、「ストレスチェック」とは、ストレスに関する質問票(選択回答)に従業員が記入し、それを集計・分析することで、自分のストレスがどのような状態にあるのかを調べる検査であるとしている。「労働安全衛生法」という法律が改正されて、従業員が50人以上いる事業場では、2015年12月から毎年1回、この検査を全ての従業員に対して実施することが義務付けられた。「企業としてやらなければいけないことは実施義務。従業員にアンケートに回答してもらうよう案内することが義務ということ。その結果、アンケートに回答してもらえなかったとしても、それは企業の義務ではない。そこが健康診断との違い。実施していない企業は罰則の対象となる」(三宅医師)ストレスチェック制度は従業員が自分のストレスの状態を知ることで、ストレスをためすぎないように対処したり、ストレスが高い状態の場合は医師の面接を受けて助言をもらったり、会社側に仕事の軽減などの措置を実施してもらったり、職場の改善につなげたりすることで、「うつ」などのメンタルヘルス不調を未然に防止するための仕組みである。三宅先生は同制度を「会社の元気度を測るもの」と述べた。同制度への実施手順として、厚生労働省からは以下の流れで進めていくように示されている。○どう運用すればよいのか?実施方法など社内ルールの策定から、ストレスチェックの実施、必要がある場合の医師による面接指導、集団分析など、やらなければいけないことはたくさんある。まず、ストレスチェック制度の導入前には事業所の衛生委員会で、ストレスチェック制度の実施方法などを決める必要がある。話し合う必要のある主な事項として、厚生労働省では下記の8点をあげている。ストレスチェックは誰に実施させるのかストレスチェックはいつ実施するのかどんな質問票を使ってストレスチェックを実施するのかどんな方法でストレスの高い人を選ぶのか面接指導の申し出は誰にすれば良いのか面接指導はどの医師に依頼して実施するのか集団分析はどんな方法で行うのかストレスチェックの結果は誰が、どこに保存するのかまた、実施体制や役割分担を決めることも必要だ。厚生労働省では実施体制の例として、下記をあげている。制度全体の担当者事業所において、ストレスチェック制度の計画づくりや進捗状況を把握・管理する者ストレスチェックの実施者ストレスチェックを実施する者。医師、保健師、厚生労働大臣の定める研修を受けた看護師・精神保健福祉士の中から選ぶ必要がある。外部委託も可能。ストレスチェックの実施事務従事者実施者の補助をする者。質問票の回収、データ入力、結果送付など、個人情報を取り扱う業務を担当。外部委託も可能。面接指導を担当する医師質問票に関しては、厚生労働省から57項目からなる職業性ストレス簡易調査票が公表されているが、「ストレッサー(ストレスの原因に関する質問項目)」「サポート(労働者の周囲のサポートに関する質問項目)」「ストレス反応(ストレスによる心身の自覚症状に関する質問項目)」の3つの要素があれば、この質問票以外のものを使用することが認められている。「簡単に説明すると、『ストレッサー』は過去、『ストレス反応』は現在、『サポート』は未来の評価に分けられている。この中で、国が一番重要視するように言っているのが、ストレス反応である。今、頭痛がしたり、食欲がないなど、現在の状態をハイスコアとして扱うように言われている」(三宅医師)高ストレス者の選出方法については、「何点以上の人は面接する」という基準を、企業が考えなければいけない。記入が終わった質問票は、医師などの実施者(またはその補助をする実施事務従事者)が回収する必要がある。ここで注意すべき点は、実施事務従事者は、人事権を持つ職員が携わってはいけないということ。また、結果(ストレスの程度の評価結果、高ストレスか否か、医師の面接指導が必要か否か)は、実施者から直接本人に通知される。つまり、結果は企業には返ってこない。さらに、この結果は医師などの実施者(またはその補助をする実施事務従事者)が第三者に閲覧されないように保存することになっている。「実施事務従事者は事業所の中から選ぶこともできるが、作業や管理などが多岐にわたり、さらに守秘義務を負うことになるため、実際にはなかなか難しいだろう。事務の担当が倒れることがないよう、外注を利用していくことがポイント」(三宅医師)また、実施事務従事者だけでなく、ストレスチェックの実施者を誰に依頼するかといった問題もある。通常であれば、自社の産業医に依頼するところであろうが、医師によっては断られるケースも想定される。これに対し三宅医師は、「いい産業医か、使えない産業医か、判断する機会になった」と言う。今回の法改正によって、産業医の職務は「労働者の心理的な負担の程度を把握するための検査の実施ならびに面接指導の実施およびその結果に基づく労働者の健康を保持するための措置に関すること」が定められた。「ストレスチェックの実施をしぶるような医師は、職務を理解していないということ」と三宅医師は指摘した。これらのフローをふまえて、ストレスチェック結果で「医師による面接指導が必要」とされた従業員から面接の申し出があった場合は、企業は医師に依頼して面接指導を実施する流れとなる。では、そもそもストレスチェックは何のために実施されるのだろうか? その解について、三宅医師は次のように回答した。「従業員にとっては、自分の健康状態を知るため。しかし一番は、企業が組織診断を行って、職場改善を行うためだ」(三宅医師)ストレスチェック制度は年に1回以上実施することが求められているが、年1回だけの実施なのであれば、職場分析が非常に重要になってくるという。この職場分析は努力義務となっており、ストレスチェックの実施者に、ストレスチェック結果を一定規模の集団(部、課、グループなど原則10人以上の集団)ごとに集計・分析してもらい、その結果から職場環境の改善を行うことが推奨されている。職場分析の重要性について、三宅医師は次のように述べた。「欝病は移る。なぜかというと、一人の従業員が休むことによって周囲にそのしわ寄せが生じる。だから組織分析が重要」(三宅医師)●産業医が教える、ストレスチェック活用法三宅医師は「風邪と一緒で年に1回測っても、ストレスチェックの意味がない。いつ実施するのかで、値が変わってくるからだ」とストレスチェック制度の問題を指摘する。○今からできる、ストレスチェック対策「組織全体が沈んでいる部門は何かが起こっているということ。早くレスキューしないと一人の問題ではなく、全体に広がっていく」(三宅医師)また、企業はこれまで以上に安全配慮義務が必要になってくるという。「労災の対象となった従業員が訴訟の対象とするのは、社長と上司。この2本立てが法曹界では当たり前のパッケージ商品となっている。つまり、自分の部下の健康状態を把握していないと、民事裁判に巻き込まれるケースがあるということ。上司が部下にしなければいけない義務が安全配慮義務である。この義務は、予見義務・結果回避義務と言われていて、『そのまま働かせていたら倒れるのはわかりますよね?』という義務。こういう義務がある以上、企業は労働者の健康状態に配慮することが必要となってくる」(三宅医師)ところが、忙しいと部下のパフォーマンスを把握することはなかなか難しい。三宅医師は「今後メンタリティやモチベーションの見える化が必要。そうでないと、安全配慮義務を守れない」と言うが、では一体、どうすればよいのだろうか? 三宅医師は今からできる予見法として、次のようにアドバイスした。「ストレス不調を起こす人は必ず、当日の遅刻・欠勤の連絡が続く。また、個人スペースがすごく汚れていたり、逆にいつも汚れているのに急にきれいになったりする。そのほかにも気分の浮き沈みなどもチェックするポイントとしてあげられるが、これらを毎日チェックしていくことは難しい。そこで、今日から始められるストレスケアの一番簡単な方法は、あいさつ。毎日あいさつをすることによって、その人の変化に気付くことができる」(三宅医師)また三宅医師は、まわりを助けるよりも、まずは「自分が元気であることが大切」と話した。「私が産業面談で社員をケアする時に聞くポイントは、『食う』『寝る』『遊ぶ』の3つ。この3つの変化しか聞かない。この3つをチェックしていれば、ほとんどの人のメンタルケアができる。自分のストレスをケアする上で大事なことは、食事や睡眠に変化がないか、また趣味を持ってもらうこと。趣味はストレス発散にもなり、また趣味をしていても楽しいと感じない時は、ストレス値が高くなっているサインになる。年に1回ではなく、日頃から自分に問いていかないと、ストレスのレベルはわからない。自分が元気でいることが、一人でもストレス値の高い社員を出さないために一番大事なこと」(三宅医師)○メンタリティを可視化するには?三宅医師が推奨する「メンタリティやモチベーションの見える化」について、KPSでは8月に、個人と組織の「気持ち」を可視化・数値化する「Willysm(ウィリズム)」の提供を開始した。同ソリューションで従業員がすることは大きく分けて3つ。まず、毎日決められた時間に自分の気持ちを「Excellent」「Well Done」「Not So Good」の3つから選択し、その日にあった幸運・幸福な出来事を3つ記入、さらに同僚に感謝の気持ちを伝えるメッセージ・プレゼントをあげる、といった3つの行動から、従業員のモチベーションを可視化するだけでなく、気持ちを前向きにする仕組みとなっている。これにより、例えば「Not So Good」が続いている従業員がいれば、年1回のタイミングでなく、適宜ストレスチェックを促し、早期改善を図ることが可能となる。12月1日からは、同ソリューションにストレスチェック制度へ準拠した「ストレスチェックサービス」機能が追加された。KPS ビジネスイニシアティブユニットのシニアコンサルタントである稲田勇祐氏は、同ソリューションについて次のように説明した。「Willysmは前向きな改善の機会、健康経営による企業価値向上につなげる一つの有効な施策と位置付けている。健康で前向きな個人を増やしていくことによって、重大疾病予備軍を減らし、休業者も減らしていくことができると考えている」(稲田氏)***組織分析から職場改善まで実施するとなると、2016年11月まで時間の余裕がないことは感じてもらえただろう。今回のストレスチェック制度を、「義務だからやる」だけではなく、ぜひ前向きに経営戦略の一つとして、しっかり考えて取り組んでもらいたい。
2015年12月21日凸版印刷が12月16日に発表した「Shufoo! 主婦の意識調査『2015年の振り返りと2016年の動向』」によると、2015年に主婦が最も関心を持ったニュースは「マイナンバー通知」であり、2位以下を大きく引き離した。家計については食品や日用品の値上げで7割が負担を感じ、2016年には75%が今年より熱心に節約したいと回答した。同調査は、同社が運営する電子チラシ・サービスである「Shufoo!」が11月17日・18日の両日に、全国の20歳から59歳までの既婚女性を対象にインターネットを通じて行ったもの。有効回答者数は824人。2015年に気になったニュースを3つ尋ねると、「マイナンバー通知」が41.9%で最も多く、以下「ラグビー日本代表の歴史的勝利」(27.3%)、「世界各国で起こるテロ」(26.5%)、「相次ぐ食品や日用品の値上げ」(24.2%)、「マンション傾斜」(22.8%)と続く。主婦の生活に関わるニュースを中心に、メディアで大きく扱われたニュースに対する関心が高い傾向にあるという。2015年の家計については、2015年は年明けから食品関連の価格改定が相次いだこともあり、7割強の主婦が「食品や日用品の値上げの影響で家計に負担を感じた」と回答している。2015年の家計と例年との比較では、4割強が「例年と比べて家計に余裕がなかった」と回答しており、2015年は主婦にとって苦しい年だったと同社は推測する。2015年に家計で抑えた費用を複数回答で尋ねると、外食費が41.7%と最多であり、以下、食費(36.7%)、被服費(33.3%)が続く。食費の節約方法では「まとめ買い」と「ポイントカードの活用」が53.6%で並び、次いで「チラシや電子チラシによる特売品の購入」(47.7%)が挙がった。2016年に向けた意気込みを尋ねたところ、「家事を今年より熱心に取り組みたい」との回答が61.1%、「今年より熱心に節約に取組みたい」との回答が75.0%に上った。家計を切り盛りする主婦たちの来年に向けた強い意気込みが伝わってくる結果になったと、同社は分析する。
2015年12月17日エリエールブランドから「除菌できるアルコールタオル」を発売している大王製紙株式会社が、「除菌」に対する意識・実態調査を行った。対象となったのは、25歳〜39歳の「子どものいる女性」「子どものいない女性」各250名。除菌への意識の高さと現状のギャップに悩むママまずは対象者全員に、部屋の中の『菌』が気になるかを質問。「気になる」と回答したママは77%であるのに対し、「子どものいない女性」では60%にとどまり、17ポイントの差が出る結果に。ここから、育児をする女性の「菌」に対する高い関心がうかがえる。その一方でママの約8割が、「十分に『除菌』ができていない」(78%)と、現状に課題を感じていることもわかった。ママが除菌したいもの1位は「おもちゃ」とくに「子どもの手が日常的に触れるところ」に対して「除菌」への意識が高いようで、「出産以降、特に気になるようになったものは?」という質問に対しては、「おもちゃ類」(46%)、「食卓(テーブル)」 (33%)、「部屋の床」(28%)という声が多く挙がった。そんなママたちに「除菌グッズ」選びのポイントを聞いたところ、「手軽」で「安心」なアイテムで子どもの手に触れるものの除菌を行いたいママたちの意向が見えてきたのだ。サッと除菌できて、コスパも◎な除菌シートそこで「除菌意識」が高いママたちにおすすめなのが、手軽に除菌ができる「エリエール 除菌できるアルコールタオル・ ウェットティシュー」。・「子どもと車の移動中とか、食事中すぐに手を洗えない時に助かります」・「薄すぎないので、手足を拭いたり、テーブルやおもちゃを拭いても、ちぎれなくて良いです」という声からもわかるように、シートの厚みや強さなど商品品質の高さ、使用シーンやニーズに合わせた豊富な商品バリエーションが魅力だ。お手軽除菌グッズを使えば、大切な子どもを菌から守りながら、同時にママの育児の負担も減らすことができるかもしれない。【参考】エリエール ウェットティシュー
2015年12月16日忙しい現代人にとって、疲れやストレスを感じずに生きるのは難しいもの。大切な人が疲れていそうなときは、そっとハグをしてあげると、心と身体が楽になるかもしれません。恋人や家族など大切な人とのふれあいは、“愛情ホルモン”と呼ばれるオキトキシンの分泌を促すと考えられています。オキトキシンは、出産した母親に母乳の合成や分泌を促進するホルモンで、母性愛と深い関わりがあるものと思われてきました。しかし、近年では男女間の愛情や信頼関係でも分泌されることがわかってきたそうです。オキトキシンが分泌されると、ストレスがやわらぎ幸福感を得られるといわれています。また、人への親近感や信頼感が増し、より豊かな関係を築けるようになります。くわえて、オキトキシンには、血圧の上昇を抑えたり、心臓の機能を高めたり、長寿にしたりと、健康への効果があることもわかっています。さらに、オキトキシンが分泌されると、その影響で“幸福ホルモン”と呼ばれるセロトニンも活性化されます。セロトニンは自律神経に働きかけ、心を穏やかにします。つまり、大切な人にハグをするだけで、疲れた心と身体を癒やせるということ。愛情がもつ深いパワーで、大切な人を笑顔と元気のあふれる毎日に導きたいですね。
2015年12月16日帝国データバンクが12月14日に発表した「特別企画: 2016年の景気見通しに対する企業の意識調査」によると、2015年の景気は踊り場だったと見る企業が過半数を占め、2016年の見通しでも4割近くが踊り場になると見ているという。同調査は同社が2006年11月から毎年実施しており、今回で10回目。今回の調査期間は11月16日~30日、調査対象は全国2万3,051社で、有効回答企業数は1万620社。2015年の景気動向について尋ねたところ、回復局面だったとする企業は7.5%であり、2014年11月の調査とほぼ同水準だった。一方、踊り場局面だとする企業は54.8%で、2006年11月の調査以来、9年ぶりに5割を超えた。さらに、悪化局面だという企業は19.9%であり、2014年の調査から9.0ポイント減少した。回復を実感する企業は1割弱で、悪化した企業を2年連続で下回ったが、2014年と比べて回復と悪化の差は-21.1から-12.4へと縮まっており、企業の景況感はやや明るさが表れていると同社は見る。一方で、踊り場だとの見方は半数を超えており、2015年の景気は弱含み傾向を示しつつ、横ばい状態で推移したと同社は分析する。「回復」局面とみている企業からは「インバウンドの増大による国内消費の拡大により、観光産業を中心に景気回復局面にある」(経営コンサルタント、大阪府)や「建設工事には人手不足で強気の金額を出しても受け入れてもらえる状況が徐々に出来つつあり、好材料が増えてきている」(建設、東京都)など、訪日観光客の増加やコスト増の価格転嫁が進みつつあることを指摘する意見がみられたという。しかし、「景気は回復傾向にあるが、ユーザー単位では良いところと悪いところで二極化しつつある」(鉄鋼・非鉄・鉱業、滋賀県)といった声も多く、業種や企業間で景気の回復度合いに格差が広がっている様子がうかがえるという。「悪化」局面とした企業からは、「プレミアム商品券による消費喚起の恩恵もなく、都心のようなインバウンド効果もないので、前年売上・入店客数をクリアできない状況」(各種商品小売、栃木県)や「高価格商材の動きが若干良くなってきているが、低価格商材の値崩れがとどまる気配がない」(化粧品卸売、愛知県)などの声が挙がり、中小企業や地方にはアベノミクスの恩恵が届いていないと考える企業が多かったという。2016年の景気の景気見通しを尋ねると、回復局面を迎えると見込む企業は11.3%であり、2014年11月の調査からは2.1ポイント減少した。悪化局面になると見込む企業が2014年11月の調査より減少した一方で、踊り場局面を見込む企業は4.0ポイント増加している。企業の規模別で見ると、悪化と見通す企業の割合は小規模企業が大企業より9.8ポイント高く、規模の小さい企業ほど厳しい見通しを示しているという。業種別では小売で悪化と見通す企業の割合が3割を超えて回復より20ポイント以上高くなっており、個人消費関連の業種で特に厳しく見込んでいる様子が伺えるという。2016年の契機に悪影響を及ぼす懸念材料を3項目以内の複数回答で尋ねたところ、中国経済が46.4%で最も高く、2014年11月の調査から33.3ポイント増加しており、中国の景気減速による影響を懸念する企業が企業規模や業界を問わず広がっていると同社は見る。逆に、2014年11月の調査では2位だった「原油・素材価格(上昇)」は23.0ポイント減の24.7%、同じく1位だった「為替(円安)」は同31.1ポイント減の19.5%となっており、景気の懸念材料はこの1年で大きく様変わりしたという。また、「消費税制」は37.7%で2位、「人手不足」は25.6%で3位となっており、景気を左右する重要項目として上位に挙がっている。景気が回復するために必要な政策を複数回答で問うと、個人消費拡大策が42.6%で2014年11月の調査に続いて4割を超え、4年連続で最多となったという。以下、所得の増加、法人向け減税、個人向け減税、年金問題の解決(将来不安の解消)が、それぞれ3割を上回った。実質賃金の伸び悩みが続く中で、今後の景気回復には個人消費の拡大と共に、企業の競争力向上として法人税など法人向けの減税策が重要な課題だと捉えていると同社は見る。また、政府が成長戦略や「新三本の矢」に掲げている女性活躍で重要となる「出産・子育て支援」は23.3%で4社に1社、「介護問題の解決(老人福祉、介護離職など)」は19.1%で5社に1社が、今後の景気回復に必要な政策として挙げている。また、2014年11月の調査では9位に入っていた財政再建は7.7ポイント減少して11位に後退しており、企業がこれまでより景気に配慮した政策を求めている様子が伺えるとしている。
2015年12月15日マクロミルはこのほど、20~59歳の働く男女1,000名を対象に「ストレス実態調査」を行い、その結果を発表した。同調査は2014年に引き続き、今回で2回目の実施となる。普段どの程度ストレスを感じているか尋ねたところ、ストレスを感じている人は、「強く感じる」(30%)と「やや感じる」(56%)を合わせて86%にのぼった。そこで、ストレスを感じている人にストレスを感じる頻度をたずねると、「ほぼ毎日」と答えた人は42%で、「週に3~4日」と答えた人も33%にのぼっている。ストレスの原因は、「仕事内容」(62%)、「職場の人間関係」(58%)が上位にあがっており、仕事や職場関係でストレスを抱えている人が多いことがわかった。最後に、2015年12月1日から施行される「ストレスチェック制度」を知っているか尋ねたところ、72%が「知らなかった」と回答。2014年10月に実施した同様の調査データと比べ22%伸長したが、同制度に関する認知率はまだまだ低いことがわかった。同調査は、11月20日~22日の期間にインターネットリサーチによって実施。20~59歳の会社員(マクロミルモニタ会員)を対象とし、男女×年代(20・30・40・50代)を均等に回収、合計1,000サンプルの有効回答を得た。
2015年12月07日GfKはこのほど、「ストレスの原因に関するグローバル調査」の結果を発表した。調査は2015年の夏にインターネット上で行われ、アメリカや中国など22の国と地域に住む2万7,000名から回答を得た。はじめに、健康、生活、家族などの14の項目を提示した上で、日々の生活で深刻なストレスの原因となっているものを尋ねた。その結果、「生活資金」(29%)という回答が最も多くなり、次いで「自分自身にかけるプレッシャー」(27%)、「睡眠不足」(23%)、「やりたいことをする時間が取れないこと」(22%)が続いた。またこれらのストレスの原因を年代別に見てみると、15~19歳、および20歳代では「自分自身にかけるプレッシャー」が最も多くあげられ、年代によって違いが見られた。さらに、国別でも結果に差があった。「犯罪の被害に遭う恐れ」を深刻なストレスの原因としてあげた人は全体では14%にとどまったが、「アルゼンチン」(41%)、「ブラジル」(39%)、「メキシコ」(36%)についてはいずれも高かった。日本の状況を見てみると、1位は「生活資金」(22%)、13%で同率の2位は「自分の健康」「自分自身にかけるプレッシャー」「やりたいことをする時間が取れないこと」となった。「生活資金」は15~19歳を除く全ての年代で1位となり、中でも40歳代では28%と多くの人が同選択肢を回答する結果となった。40歳代で同選択肢の回答割合が高くなっていることについて、同社は40歳代が教育費への支出割合が最も高い現状を指摘した(総務省「家計調査報告」2014年速報値による)。その上で「住居費や老後の貯蓄などを含め家計をどうやり繰りするか苦慮していることが伺える結果となりました」とコメントしている。
2015年12月01日マクロミルは、12月1日から施行される「ストレスチェック制度」の施行に伴い、20歳~59歳までの働く男女1,000名を対象に「ストレス実態調査」を行い、結果を発表した。調査はインターネットリサーチで、調査期間は2015年11月20日~11月22日。有効回答数は1,000名。それによると、普段どの程度ストレスを感じているかついては、「強く感じる」が29.5%、「やや感じる」が56%で、働く男女の86%がストレスを感じている。原因については、「仕事の内容」が61.7%、「職場の人間関係」が57.7%と仕事関係が上位を占め、以下の「経済問題」(32.1%)、「家族関係」(30.0%)、「睡眠」(24.6%)を大きく引き離している。昨年の調査では、「強く感じる」が28.1%、「やや感じる」が55.9%、原因については、「仕事の内容」(61.9%)、「職場の人間関係」(58.3%)、「経済問題」(30.5%)、「家族関係」(32.1%)、「睡眠」(21.5%)と、今年の調査とほとんど変化はない。どのくらいの頻度でストレスを感じるかたずねると、「ほぼ毎日」と答えた人は42%で、「週に3~4日」と答えた人も33%にのぼっており、日常的にストレスを感じている実態が浮かびあがっている。一方で、「ストレスチェック制度」を知っていたのは28%で、2014年10月に実施した同様の調査データと比べ22%伸長したが、制度に関する認知率はまだまだ低い。「ストレスチェック」は、ストレスに関する質問票(選択回答)に労働者が記入し、それを集計・分析することで、自分のストレスがどのような状態にあるのかを調べる簡単な検査。「労働安全衛生法」という法律が改正され、労働者が50人以上いる事業所では、2015年12月から、毎年1回、この検査を全ての労働者に対して実施することが義務付けられた(厚生労働省の資料より)。。
2015年11月28日ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfK)は11月26日、22の国と地域で2万7000人に対し実施した日常生活のストレス原因に関する調査の結果を発表した。同調査では、健康、生活、家族等の14の項目について日々の生活でどれくらいストレスの原因となっているかを尋ねたもの。グローバル(22の国と地域)において、最も多くの人が深刻なストレス原因として挙げたのは、「生活資金」で、その割合は29%に上った。これに、「自分自身にかけるプレッシャー」(27%)、「睡眠不足」(23%)、「やりたいことをする時間が取れないこと」(22%)が続く。ストレスの原因は年代によって顕著に異なり、15-19歳および20歳代では「自分自身にかけるプレッシャー」が最も多く挙げられたのに対し、30歳代以降は「生活資金」となった。国、地域ごとによっても違いが見られ、「犯罪の被害に遭う恐れ」を深刻なストレスの原因を挙げた人は、グローバルでは14%にとどまったが、ラテンアメリカの国ではアルゼンチン41%、ブラジル39%、メキシコ36%と高く、いずれの国でもトップ5の原因となった。日本では、最も多くの人がストレスの原因として感じているのは、グローバルと同じ「生活資金」で、その割合は22%となった。「生活資金」は15-19歳を除くすべての年代でトップとなり、中でも40歳代では28%と多くの人が「生活資金」が深刻なストレス原因であると答えた。「生活資金」に次いで多く挙げられたのは、「自分の健康」、「自分自身にかけるプレッシャー」、「やりたいことをする時間が取れないこと」でそれぞれ13%となった。なお、15-19歳では25%が「やりたいことをする時間が取れないこと」が深刻なストレスの原因であると回答しており、同年代のトップの原因となった。
2015年11月27日アサヒグループホールディングスのお客様生活文化研究所はこのたび、忘年会に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。同調査は、11月11日~17日の間にインターネットを用いて実施され、1,070の有効回答を得たものとなる。これによると、今年、忘年会の「参加予定がある」と人は44.5%。忘年会へ参加するかどうかを「まだ決めていない」という人も35.0%となり、全体の8割近くが忘年会への参加機会があることが明らかとなった。今年の忘年会の参加回数では、「2回」と回答した人が最も多く39.9%で、次いで「3回以上」が28.2%。参加予定者のうち、7割近くが「複数回の参加予定がある」ことが分かった。また、自身が幹事の場合、一人当たりの参加費はどのくらいに設定するか聞いたところ、「3,000~4,000円未満(30.2%)」と「4,000~5,000円未満(30.0%)」で全体の6割以上を占める結果に。お店選びで重視するポイントとしては、「個室・貸切できるお店(43.7%)」「食べ放題・飲み放題がある(40.7%)」「和食がおいしい(30.7%)」「時間制限なく、ゆったりできる(26.8%)」「座敷・掘りごたつがある(25.8%)」という声が上がった。
2015年11月26日シマンテックは25日、インターネットの活用とサイバー犯罪の最新動向を世界規模で調査した「ノートン サイバーセキュリティ インサイト レポート」の説明会を行った。説明会ではシマンテック ノートン事業統括本部 プロダクトマーケティング部の古谷尋シニアマネージャーが登壇。調査結果を解説した。レポートは、調査対象の17カ国(インド、ブラジル、UAE、メキシコ、中国、米国、イタリア、フランス、カナダ、シンガポール、イギリス、ニュージーランド、オーストラリア、スウェーデン、ドイツ、オランダ、日本)から、各約1,000名の18歳以上のモバイルデバイスユーザーを対象としたオンライン調査結果(17カ国で計17,125名)に、各国のインターネット人口の割合に合わせ調整している。調査期間は2015年8月25日~9月15日。日本はネット犯罪的に言うと調査国の中で最も安全な国だという。過去一年の被害率は7%と17カ国中最も低く、「過去を含め、今までネット犯罪に遭ったことがあるか」という質問でも14%と、世界平均の47%と比べると圧倒的に低い。また、日本の平均被害金額は18億9,657万3,600ドルと、17カ国全体の平均被害額より低い結果となった。とは言うものの、過去1年以内のネット犯罪被害者は800万人弱にも上る。大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた「安全なパスワード」の利用率は17%と、世界平均38%の半分以下となった。また、自分自身や周りのセキュリティ知識に対して評価する項目では、特に自分自身への評価が低く、他の国がすべてA以上だったのに対し、日本だけがC+となっている。今後新たなオンラインの脅威に追いつけないと感じる人は、国内では全体の48%と半数近くに上る(世界平均は61%)。また、ネット犯罪に遭った場合、「精神的に大きなダメージを受けるだろう」とした人は国内で73%と高い結果に。実際に経済的損失がなくても、クレジットカード情報など、財務情報の盗難が精神的打撃を受けると考える人は、世界平均で81%と世界的にも多かった。また、ユーザーはネット上にリスクがある事を感じ取っており、自分に起きる可能性がより高いと思うものを尋ねた質問で、「クレジットカード情報の盗難の可能性がある」のは、「財布から」よりも、「オンラインショッピング後」と回答したユーザーが多かった。さらに、日本では、実際にネット犯罪にあった人は、修理や損失アイテムの復旧など、その対応に世界平均の21時間よりも多い、29時間を費やすことが示された。説明からわかるように、日本はまだ安全な国と言える。これは日本のサイバー犯罪者がまだ少ないことに加えて、日本語の壁で海外の犯罪者が参入しにくいことを意味する。ただし、ここ1~2年のオンラインバンキングを狙う攻撃では日本語が巧妙になっており、日本語の壁は破られつつあるだろう。調査結果を見る限り、個人個人のネットリテラシーやセキュリティの知識を高め、パスワードを強固なものに見直し、適切なツールを併用することでネット犯罪の被害に遭遇する可能性を下げることは可能といえそうだ。まずはパスワードの見直しから行うのがよいだろう。
2015年11月25日オウチーノ編集部はこのほど、「『同棲時のストレス』に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は10月9日~11日、20歳~39歳の同棲経験がある既婚男女278名を対象にインターネットで行われた。○女性66.9%が同棲生活にストレスはじめに、「同棲生活でストレスを感じたことはありますか?」と尋ねたところ、全体の57.2%の人が「いつもストレスを感じていた(15.8%)」「たまにストレスを感じていた(41.4%)」と回答した。男女別で見ると、女性は「いつもストレスを感じていた(18.7%)」と「たまにストレスを感じていた(48.2%)」の計が66.9%だったのに対し、男性は47.4%(いつも12.9%、たまに34.5%)だった。また、「全くストレスを感じなかった」と回答した女性がわずか7.2%なのに対し、男性は20.9%と、同棲生活では女性の方がストレスを感じていることが分かった。○男性は時間感覚、女性は金銭感覚にイライラ続いて、相手のどういうところにストレスを感じたのか尋ねたところ、男女ともに「相手の生活様式に対して(男性31.7%、女性35.3%)」ストレスを感じたと答えた人が最多となった。2番目に多かった回答は男女でわかれ、男性は「相手の時間感覚に対して」が18.6%、女性は「相手の金銭感覚に対して」が16.2%という結果に。男性は女性の時間感覚に、女性は男性の金銭感覚にイライラしてしまう傾向がうかがえる結果となった。○75.9%が「同棲解消」は考えず多くの人が同棲生活にストレスを感じていることがわかったが、同棲解消を考えたことはないのだろうか? そこで、「同棲解消を考えたこと、または解消したことはありますか?」と尋ねたところ、75.9%の人が「解消を考えたことがない」と回答。また、同棲生活にストレスを感じていた人に限っても、60.4%は「解消を考えたことがない」ことが判明した。この結果を受けて、「好きな相手とはいえ、他人と共同生活を送るうえで相手の生活様式や価値観の違いにストレスを感じるのは、当然のこと。それを受け入れられたからこそ、結婚にたどり着けたのかもしれない」と調査ではコメントしている。○男性は「寝る」、女性は「ショッピング」でストレス解消!最後に、ストレスを感じた時の解消法について教えてもらったところ、女性で最も多かったのは「ショッピングに行く(16.5%)」で、次いで「外食する、おいしいものを食べる(15.6%)」と続いた。一方、男性のストレス解消法は、「寝る(15.4%)」や「外食する、おいしいものを食べる(13.8%)」だった。
2015年11月25日子どもを産み育てていくことは、子どもの笑顔や成長する姿にホッとすることもある反面、うまくいかずに悩んでしまうことも多いですよね。育児中に抱えるストレスにはどんなものが多いのでしょうか? 「子育て」についてのある調査では、その具体的な内容や対処法が明らかになっています。ストレスの理由、第1位は「言うことを聞かない」オウチーノ総研は、首都圏在住の20~45歳の子どもをもつ既婚男女700名を対象に「子育て」についての アンケート を実施。「『育児ストレス』を感じたことはありますか?」というアンケートでは71.8%の人が「ある」と答えています。その理由としては「子どもが言うことを聞かないから」という意見が多く、「子どもの自我が芽生え、片付けなどを素直にしない」という意見も。続いて「夜泣き・なかなか寝付かないから」という意見から、「時間がとれない」ことのストレスもあることがわかっています。また、育児ストレスを抱えている女性は84.0%という高い数値にかかわらず、男性は59.5%。夫婦の間には育児でストレスを感じる度合いに、大きな差があることもわかりました。「ちょっとしたことで子どもを怒鳴ってしまった」という後悔もストレスが解消されないことで気持ちが不安定になり、つい「やってしまう」こともありますよね。育児ストレスを抱える人に「『育児ストレス』が原因で、ついやってしまったことはありますか?」と質問すると「些細なことで子どもに怒鳴ってしまった」という回答が男女ともに半数を超えました。具体的には「寝不足で子どもにからまれて…」「気持ちの切り替えができずに」「原因のすべてが子どもにあるかのように接してしまう」など。また、育児ストレスが原因でついやってしまったことは「特になし」と答えた男性が40.4%に対し、女性は15.6%。女性の抱える「育児ストレス」は、より深刻なのかもしれません。夫婦間で大きく違う「育児ストレス」対処法では、そんな育児ストレスとどう向き合えばいいのでしょうか? 「『育児ストレス』対処法は何ですか?」という質問に男性は「夫婦でコミュニケーションをとる」が最も多く32.7%、次いで「睡眠をとる」が22.9%、「一人の時間を作る」が18.5%と続きました。一方、女性は「睡眠をとる」が29.8%で最も多く、「ママ友と話す・相談する」が24.5%、「おいしいものを食べる」が23.3%と続き、男性が「夫婦でストレスを解消したい」と考えるのに対し、女性は自分の体調を整えるほか、夫以外と話す・相談する方法を選ぶ人が多いことがわかりました。私自身も、子育てにストレスを感じた時は夫に相談するより「1人の時間をつくる」ことを優先していたような…。子どもが5歳を過ぎたころ、ようやく夫と話す時間が自然に増えたような気がします。育児における男女差は、まだまだ埋める余地があるようですが「妻と話し合いたい」「夫婦で向き合いたい」という気持ちを、夫が抱いていることもまた事実です。夫婦のコミュニケーションをとることで、夫も妻の負担に目がいくようになり、子育てのストレスが自然と軽くなるとうれしいですね!(すだあゆみ)
2015年11月24日