「砂沼サンビーチ」は、茨城最大のアミューズメントプール施設です。毎年夏になるとプール開きをし、2017年は7月15日(土)から7月17日(月)および7月22日(土)から9月3日(日)まで開放されます。プールはスライダーや流れるプールなど10種類もあり、大人から子どもまで楽しめます。浮輪のレンタルがあるので、水着とタオルだけ持っていけば大丈夫。暑い夏を砂沼サンビーチで楽しく乗り切りましょう!砂沼サンビーチの魅力は?●遊び心満載!10種類のプール砂沼サンビーチで一番人気なのはウォータースライダーです。AレーンとBレーンに分かれていて、Aレーンは専用の浮輪に乗って滑るタイプの、全長120mのスリル満点スライダーです。なおAレーンは現在休止中ですので、利用はできません。Bレーンは浮輪を使用せずそのまま滑る、全長80mのスライダーです。ほかにも、打ち寄せる波で海水浴気分を味わえる波のりビーチや、ゆったりと水の流れに身を任せる一周約200mの流れるプール、体力作りにもおすすめの本格的な25mプールもあります。また、小さい子どもも安心して利用できる水深0.2mの水の森や、ウォーターガンで遊べる水の遊園地、水の上でターザンごっこができる水上リフトなど、遊び心に溢れたプールが用意されています。水上リフトは小学生以下の方限定です。●充実の設備園内には休憩できるスペースがいくつかあり、それぞれに設置されているパラソルセットを無料で使用できます。夏の太陽が照りつける空の下、熱中症にならないよう気をつけるためにも利用してみてください。なお20名以上の団体以外は予約ができませんので、余裕を持って場所を確保しましょう。貴重品は1回100円のコインロッカーへ預けられます。また有料予約席(テント席・さじき席)もあり、事前の申込で休憩場所を予約できますので、早朝から並ばなくても休憩場所を確保することができます。他にも砂沼サンビーチ施設内にはテニスをする場所もあります。おもいっきり汗をかいた後にプールで泳ぐのもいいですね!砂沼サンビーチへのアクセスは?砂沼サンビーチへは、下妻駅から直通バスを利用することができます。運行期間はから7月22日(土)8月31(月)までで、利用料金は大人片道200円、子供片道100円です。車を利用する場合は、砂沼サンビーチの駐車場をご利用ください。普通車500円、バイク100円で、690台まで駐車可能ですが、夏季は混雑が予想されるため、なるべく公共交通機関を利用するか、早めの到着をおすすめします。スポット詳細名称:砂沼サンビーチ所在地:〒304-0056 茨城県下妻市 長塚乙4-1営業期間:2017年7月15日(土)から9月3日(日)※ただし7月18日(火)から7月21日(金)は休園となります。営業時間:平日9:00~17:00、 土日祝8:30~17:00※8月13日~8月16日は8:30~17:00料金:大人1100円、小・中学生500円、幼児(3歳以上)300円電話番号:0296-43-6661公式サイト:sanumasunbeach.com
2017年07月26日人気グループ「Hey! Say! JUMP」が、「嵐」の人気番組「VS嵐」の7月27日(木)放送回に出演することが決定。「Hey! Say! JUMP」が全員揃って本番組に登場するのは今回が初となり、ジャニーズ事務所所属のグループがチームとしてスタジオで「嵐」と対決するのは、「V6」「関ジャニ∞」「Sexy Zone」「ジャニーズWEST」に続き5組目となる。毎回、「嵐」と豪華ゲストが様々なスタジオアトラクションで対決する人気バラエティー番組「VS嵐」。今回は、山田涼介が『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『鋼の錬金術師』、知念侑李が『金メダル男』『坂道のアポロン』に出演と、個々での活躍も注目される「Hey! Say! JUMP」を迎え対決!「嵐」チームのプラスワンゲストには、番組最多の16回目の登場となる児嶋一哉(アンジャッシュ)と、山崎弘也(アンタッチャブル)を加えジャニーズ対決が行われる。「ショットガンディスク」や「キッキングスナイパー」などお馴染みの人気アトラクションでの熱闘に加え、今回は特別対決企画「ターザンJUMP対決」を実施。このアトラクションは、空中ブランコを使ってどれだけ遠くまで飛べるか飛距離を競うもの。「Hey! Say! JUMP」チームが「嵐」チームから対決する人を指名することができ、5番勝負で勝利チームにはそれぞれ50ポイントが入るというルールになっている。そこで中島裕翔が対戦相手に指名したのは櫻井翔。中島さんは、櫻井さんの“翔”と自身の裕“翔”の名前の文字について触れ、「ファンの方って自分たちの名前が入ったウチワを振ってくださるのですが、カウントダウンライブのときに、あ、僕のファンの方だと思ったら櫻井くんの名前のウチワを振っている方だったりして、ややこしいんですよ。なので今日、どちらが本当の翔かというのを決めたいと思って」と驚きの指名理由が。そんな指名理由を聞いた櫻井さんは、「それで言うと、俺は裕翔、および裕翔のファンの皆さんにずっとお礼を言いたかったんだけど、裕翔のファンの方って裕と翔でウチワを2つ使うのね。前回のカウントダウンライブのときとか、裕翔のファンって本当に優しいよ。みんな俺が通るたびに裕のウチワを隠すからね(笑)裕翔のメンバーカラー水色でしょ?俺赤だもん。水色の服の方がみんな、翔のウチワ振ってくれてるんだよ。本当にありがとうって思ってさ」と言い一層の笑いが起きる。そんな2人の“翔”対決の行方はいかに…!?そのほか大野智VS知念侑李、相葉雅紀VS伊野尾慧、二宮和也VS有岡大貴などの豪華ジャニーズJUMP対決が勃発する。さらに対決中、山崎さんの「山田さんとは付き合いが長いのですが、ライブのときに涙ぼくろを書いているときがあって。どういう気分のときに書いているのか聞きたかった」という疑問が飛び出すと、「Hey! Say! JUMP」のほかのメンバーも「あんなに広いライブ会場で、髪を染めるとかじゃなく涙ぼくろってどういう演出!?」と不思議に思っていたそう。そんな疑問に山田さんは赤面しながら「ちょっとセクシーに装いたいみたいなときですかね」と明かし、テレビでは見せたことがないと言う涙ぼくろメイクがついに初解禁!さらに便乗してなぜかほかのメンバーも全員涙ぼくろを書き登場するという事態に。そのほか、超親密かつ爆笑のマル秘エピソードも続出し、見どころ満載となったジャニーズ対決となっている。山田さんが「僕たちは今年が10周年なので、これは勝つしかないな、という気合で今日は来ています!」と意気込んで臨んだ今回の対決。過去、ジャニーズ事務所所属のグループとの対決では、「V6」以外には全勝している「嵐」。果たして今回はどんな結果となるのか…?「VS嵐」は毎週木曜日19時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年07月13日この春、興行収入50億円突破の大ヒットを記録したディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』が、早くもMovieNEXにて登場。その発売に合わせ、ブルーレイ特典ディスクに収録される盛りだくさんのボーナス映像の中から、本作のヒロイン・モアナのボイスキャストを見事に演じた大型新人、アウリィ・カルバーリョの魅力に迫る映像の一部がお披露目された。海に選ばれ、愛されたひとりの少女モアナは、命の女神テ・フィティの盗まれた心を取り戻し、世界を闇から守るため、大海原へ冒険の旅に出る。彼女の心の成長を、圧巻の歌とエモーショナルな音楽で表現、さらに豊かな大自然や青い海を圧倒的な映像美で描き、観る者の心を爽快な感動で包んだ。そんなヒロインのモアナ役を見事に務め上げたアウリィは、世界各地で行われた大規模なオーディションで見い出された、モアナと同じ16歳。この作品を作ったスタッフたちが、南太平洋の島々の才能ある少女たちを何百人もオーディションしていた一方で、アウリィはこの役柄を目指してはいなかったという。本作のハワイ・ベースのキャスティング・ディレクターが、ある募金チャリティ/タレントショー企画に提出された応募ビデオで歌う彼女のことを覚えており、試しにこの作品のオーディションを受けてみないかと持ちかけたのだ。そして、3度のオーディションを経て、その天然の原石のような才能で、彼女はこの役を勝ち取った。抜擢されたときには、プロとしての演技経験は皆無だったにもかかわらず、物怖じせず、堂々たる演技を披露したアウリィ。さらに注目を浴びたのが、その歌唱力だ。主題歌「How Far I’ll Go」をはじめ、冒険を彩る楽曲の数々を天性の声に乗せて伸びやかに歌い上げ、世界中を感動に包んだ。「How Far I’ll Go」の作詞作曲を手がけた“ミュージカル界の若き天才”リン=マニュエル・ミランダは、「アウリィを見つけたときは、身震いしたよ。世界中を探して出会えた逸材だ。彼女の『How Far I’ll Go』にやられたよ。物語の深い部分まで歌で伝えられたのは、彼女の声があったからだ」と絶賛する。解禁された映像では、カルバーリョがスタジオでレコーディングに挑む姿に加えて、ミランダが本作でともに楽曲制作を担当した、映画音楽家のマーク・マンシーナ(『ライオン・キング』『ターザン』)、ワールドミュージック界の第一人者であるサモア出身のオペタイア・フォアイとともに、即興のセッションを重ねながら、自然な形で楽曲を生み出す貴重な舞台裏も観ることができる。また、MovieNEXには、ほかにもさまざまな制作の舞台裏や未公開シーンなど、盛りだくさんのボーナス映像を収録。貴重な映像からも『モアナと伝説の海』を楽しんでみては。『モアナと伝説の海』は7月5日(水)よりMovieNEXにて発売、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年07月04日「ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会 2017」の開催が決定。2017年9月から12月にかけて、全国39都市で56公演が実施される。「ディズニー・オン・クラシック」とは「ディズニー・オン・クラシック」は、ディズニー・アニメーションや映画、テーマパークの名曲の数々を、スクリーンに映し出される映像やスペクタクルな舞台演出とともに、フルオーケストラと、8名のミュージカル歌手による ライブ演奏で堪能する、大人のための音楽会。15周年を記念したツアーとなる今回のテーマは、「Brillante 〜輝きの未来へ」。ゲストからのリクエスト曲がメインとなる第1部と、映画『塔の上のラプンツェル』にフィーチャーする第2部の2部構成となっている。第1部はゲストのリクエスト曲で構成今年の「ディズニー・オン・クラシック」は、15年間の感謝を込めて、全国のゲストから寄せられたリクエスト曲の数々で構成。オープニングは、ブラッド・ケリーが新たに編曲した、「15周年記念 ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会 組曲:“ORIGIN 2002”」。2002年の第一回目公演で演奏された全曲を、スペシャル・メドレーで披露する。また、“ゲスト・リクエスト・セレクション”では、リクエストが多かった「ゴー・ザ・ディスタンス」(『ヘラクレス』より)、「トゥー・ワールズ」(『ターザン』より)、東京ディズニーシー「ストームライダー組曲」の3曲がラインナップ。さらに、12曲のノミネート曲の中から、その日演奏する2曲を会場のゲストと一緒に“ルーレット”で選ぶ、ユニークな企画“ルーレット・セレクション”も用意されている。第2部はまるごとラプンツェルコンサートの第2部では、勇気を胸に、映画『塔の上のラプンツェル』にフィーチャー。毎年、「ディズニー・オン・クラシックで聴きたい曲」の上位にランクインし続けていた人気作品が、ついに初のメイン演目として登場する。「自由への扉」「誰にでも夢はある」「お母様はあなたの味方」「輝く未来」など、物語全編の楽曲を、ステージ上のスクリーンに映し出される物語の名場面とともに、フルオーケストラの演奏で披露。本場NYのミュージカルシーンで活躍するヴォーカリストたちの歌・セリフ・演技による、「ディズニー・オン・クラシック」ならではのステージ演出で、心ゆくまで『塔の上のラプンツェル』の世界観を堪能してほしい。開催概要ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会 2017日程:2017年9月21日(木)〜12月24日(日)会場:全国39都市56公演チケット優先予約:2017年6月9日(金) 12:00〜※各会場の詳細、チケットなどの詳細は公式ウェブサイト(d-classic.jp)よりPresentation licensed by Disney Concerts (c) All rights reserved (c) Disney※ステージ写真は過去の公演のもの。
2017年06月12日2002年にスタートした、大人のための音楽会「ディズニー・オン・クラシック」が今年記念すべき15周年を迎える。この度、15周年ツアーのテーマを「Brillante ~輝きの未来へ」とし、『塔の上のラプンツェル』をメイン演目に、「ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会」と題し9月から12月に全国39都市、56公演を開催することが決定した。ディズニー・アニメーションや映画、テーマパークの名曲の数々を、スクリーンに映し出される映像やスペクタクルな舞台演出と共に、フルオーケストラとニューヨークで活躍する8人のミュージカル歌手によるライブ演奏で贈る大人のための音楽会「ディズニー・オン・クラシック」。今年の「ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会」は、全編ゲストのリクエスト曲で構成。オープニングはブラッド・ケリーが新たに編曲した「15周年記念 ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 組曲:“ORIGIN 2002”」。2002年の第1回目公演で演奏された全曲を、スペシャル・メドレーで演奏。また、“ゲスト・リクエスト・セレクション”では、リクエストが多かった『ヘラクレス』より 「ゴー・ ザ・ディスタンス」、『ターザン』より「トゥー・ワールズ」、東京ディズニーシー(R)「ストームライダー組曲」の3曲を。“ルーレット・セレクション”では、12曲のノミネート曲の中から、その日演奏する2曲を、観客と一緒にルーレットで選ぶコーナーを企画。第1部の最後は、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのエプコットで人気のショー「イルミネーションズ」より、「リフレクション・オブ・アース」と「ウィー・ゴー・オン」の2曲でフルオーケストラの醍醐味が味わえるようになっている。そしてコンサートの第2部では、勇気を胸に夢をかなえようとする主人公を描く『塔の上のラプンツェル』の物語と音楽を“まるごと”フィーチャー。毎年、「ディズニー・オン・クラシックで聴きたい曲」の上位にランクインし続けていた人気作品が、ついに初めてのメイン演目として登場。「自由への扉」「誰にでも夢はある」「お母様はあなたの味方」「輝く未来」など物語全編の楽曲を、ステージ上のスクリーンに映し出される物語の名場面と共に、フルオーケストラで演奏する。なお、出演者は「ディズニー・オン・クラシック~まほうの夜の音楽会」の第1回(2002年)より指揮・編曲を務め、14年間で通算500回ものコンサートを大成功へと導いてきたブラッド・ケリーが今回も指揮&編曲。ヴォーカリストには、ミュージカルの本場ブロードウェイで行われたオーディションで約800名の応募者の中から選ばれた、8人の男女たちがニューヨークから来日。オーケストラは、2015年春の創立と共に「ディズニー・オン・クラシック~春の音楽祭 2015」にてデビュー、その後「ディズニー・オン・クラシック」を始め「ピクサー・イン・コンサート 2016」「オリンピックコンサート」など、ジャンルや既存のオーケストラの在り方にとらわれることなく、音楽への情熱をひたむきに表現する姿勢と演奏で大反響を呼ぶ「オーケストラ・ジャパン」が務める。「ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2017」は9月21日(木)~12月24日(日)、文京シビックホールを皮切りに全国39都市56公演を開催。(cinemacafe.net)
2017年06月09日高機能のスポーツウェア!様々なウェアを取り扱っている株式会社マックハウスから、運動をより快適にしてくれる新商品のスポーツウェア「Tarzan(ターザン)」シリーズが主力プライベートブランド「Navy(R)」から発売された。このウェアの優れた点は、汗がすばやく乾くDRY機能、動きやすいSTRECH機能、紫外線を防ぐUVcut機能が付いているということだ。男性用、女性用とそれぞれ用途にあった商品があり、スポーツの種類や屋内外など自分に合った商品を選ぶことができる。またウェアのみならず下着からシューズまで多様な商品が販売されている。1枚で便利なスポブラやブラトップも普段からランニングやジムに通っている人にはもちろん、これからヨガなどを始める女性にもぴったりのおしゃれなブラ付ウェアも発売されている。走る振動がバストに悪い影響を与えることもありスポーツの際も専用の下着の着用が大事なため、肌荒れの原因にもなる汗もしっかり乾かしてくれる素材で安心して運動を楽しむことができる。女性用の商品はどんなスタイルにも合う「切替Tシャツ(税込1609円)」、ゆったりとした着心地の「ドルマンヨガTシャツ(税込1609円)」、重ね着に便利な「7分丈レギンス(税込1609円)」、ストレッチの効いた「ヨガパンツ(税込2149円)」、夏にぴったりな「ラップショートパンツ(税込2149円)」、後ろ姿まで可愛い「バッククロスブラトップ(税込2149円)」、どんなときでも付けていたい「Yバックスポブラ(税込2149円)」とお手軽な値段で高機能の商品が手に入る。これから運動を始めようと思ったら、まずは可愛いウェアから取り揃えてみては?(画像はマックハウスHPより)【参考】※マックハウスホームページ
2017年05月26日ニコール・キッドマンとリース・ウィザースプーンというオスカー女優の2人が、主演と製作総指揮を務める最新海外ドラマ「ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~」が、スターチャンネルにて日本独占初放送されることになった。高級住宅地モントレーにあるエレメンタリースクール(小学校)で、学校行事の最中に発生した殺人事件。始まりは、6か月前の入学オリエンテーションに遡る――。海辺の豪邸、センスの良いインテリアと、手入れの行き届いた広々キッチン。シャンパン片手のお喋り、盛大なホームパーティー。スタイル抜群で、ヘアもメイクもファッションも完璧な“キラキラ”ママたち。リッチな夫に、自慢の美貌と才覚。まさに現代を生きる女性の理想ともいえる「全てを手に入れた」セレブママたちの、 “他人に知られてはいけない”裏の顔とは…!?本作は、予告編がFacebookで3,100万回も再生されるなど、全米で一大センセーションを巻き起こしたミステリードラマ。主演女優ニコールとリースが、リアーン・モリアーティ原作の同名ベストセラー小説に惚れ込み、自ら映像化権を獲得して製作総指揮に名を連ねる渾身作。彼女たちの若きママ友を『ダイバージェント』シリーズのシャイリーン・ウッドリーが演じるほか、『わたしに会うまでの1600キロ』でリースの母親を演じたローラ・ダーン、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のゾーイ・クラヴィツ、『ターザン:REBORN』のアレクサンダー・スカルスガルドと、彼女たちを取り囲むキャスト陣も豪華。さらに、「アリー my Love」のデイビッド・E・ケリーが製作総指揮と全7話の脚本を手掛け、『わたしに会うまでの1600キロ』『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・ヴァレが監督を務めるなど、ハリウッドを代表するスタッフが集結。「セックス・アンド・ザ・シティ」や「ゲーム・オブ・スローンズ」をはじめ、ハイクオリティのドラマを続々生み出す米ケーブル局「HBO」の製作とあって、日本でも大きな注目を集めそうだ。「ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~」は5月28日(日)23時~【STAR1 プレミアム】にて第1話“先行”無料放送。レギュラー放送は【STAR2 プレミアム】は6月2日(金)より毎週金曜23時~、【STAR3 吹替専門】6月6日(火)より毎週火曜23時30分~日本初放送。(text:cinemacafe.net)
2017年05月09日ガイ・リッチー監督最新作となる映画『キング・アーサー』が2017年6月17日(土)に公開される。「アーサー王物語」を描いたアクション・エンターテインメントこれまで『シャーロック・ホームズ』『コードネーム U.N.C.L.E.』を手掛けてきた“映像の魔術師”ガイ・リッチー監督の最新作は、伝説的物語「アーサー王物語」をベースに、圧倒的スケールで描き出す無双アクション・エンターテインメント。「アーサー王物語」はこれまで書籍・舞台・映像作品・ゲームなど数多のエンターテイメントに影響を与え、世界中の人々を惹きつけてきた。アーサー王は英国史の中でも、最も有名な英雄の1人と知られており、少年が岩から剣を引き抜く有名なシーンは見覚えある人も多いのではないだろうか。アーサー役はチャーリー・ハナム、ジュード・ロウが悪役に『キング・アーサー』は落ちぶれたスラム生活だった青年が、ふとしたきっかけで伝説の聖剣「エクスカリバー」を引き抜き、固い絆で結ばれた仲間たちと共に、王座への道を駆け登るという物語だ。アーサーを演じるのは『パシフィック・リム』のチャーリー・ハナム。王国に君臨する最大の敵・暴君ヴォーティガンを、未だかつてない非道ぶりで魅せるジュード・ロウが演じる。アーサーの親を殺し、権力のためには手段を選ばない男だ。他にも、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの第4作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』のアストリッド・ベルジュ=フリスベ、『ワイルド・スピード SKY MISSION』『ターザン:REBORN』のジャイモン・フンスー、そして『ダークナイト ライジング』のエイダン・ギレンらが顔を揃える。デヴィッド・ベッカムが騎士姿で出演また本作に、元サッカー選手のデヴィッド・ベッカムが悪役として出演していることが発表された。3月に顔面に深い傷を負い、歯がボロボロの姿を自身のSNSで披露し話題を呼んだが、これは本作撮影の為に特殊メイクを施された様子だった。劇中では、ジュード・ロウ演じる暴君ヴォーティガン率いる軍隊に所属し、岩に刺さったまま引き抜く事が出来なくなった聖剣エクスカリバーを管理する兵士役として登場している。目線の先には、チャーリー・ハナム演じる青年アーサーがおり、彼が聖剣を引き抜くというすべての始まりとなる重要シーンの一端を担っている。公開された場面写真には部下を引き連れ、険しい表情で睨み付けるベッカムの姿が。悪役としての新たな姿に期待が高まる。なお、今回の出演はガイ・リッチーとベッカムが親友の関係性ということから生まれたもの。ベッカムは過去にも『コードネーム U.N.C.L.E.』において、映写技師役としてカメオ出演を果たしている。360度カメラ&ドローンによるダイナミックな映像劇中では、360度カメラやドローン撮影による多角的でダイナミックな映像に加え、ハイスピード撮影を駆使した爽快感満載のソードアクションが見どころだ。CGを駆使した30メートル超の巨大象との死闘や、迫りくる無数の敵兵をバタバタとなぎ倒すシーンなど、従来のアクション映画のイメージを覆すほどの大迫力はぜひその目で確かめて欲しい。予告映像では、選ばれしものだけが手することを許される伝説の聖剣「エクスカリバー」の力で、絶体絶命の窮地から無双モードに突入するアーサーの爽快感溢れるアクションシーンや、 “無慈悲で超凶悪”というかつてない悪役・暴君ヴォーティガンを演じるジュード・ロウの姿が収められている。想像を絶するパワーを秘めた魔力とアーサーの汗握る戦いが繰り広げられている。ストーリー王の息子でありながら、両親を殺され、スラムで貧しく生きることを強いられた若きアーサー。しかし、彼は次第に強靭な肉体と生き抜く知恵を身に付け、運命に導かれるように、無双の力を持つ“聖剣エクカリバー”を手に入れる。王国に君臨する、両親の敵・暴君ヴォーティガンを倒し王になるため、アーサーは仲間と共に立ち上がる。作品詳細『キング・アーサー』公開日:2017年6月17日(土)監督:ガイ・リッチー出演:チャーリー・ハナム、ジュード・ロウ、アストリッド・ベルジュ=フリスベ、ジャイモン・フンスー、エイダン・ギレン、エリック・バナ配給:ワーナー・ブラザース映画© 2017 WARNER BROS. ENT. INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED AND RATPAC-DUNE ENT. LLC
2017年03月18日こんにちは、保育士ライターのyossyです。最近は公園があっても禁止事項が多かったり遊具が撤去されてしまっていたり……自由に子どもが遊べる場所は限られていますね。そういった状況のなかで、少しでも子どもがのびのびと自由に遊べるようにと、各地で作られているのが「プレーパーク 」です。では、そもそもプレーパークとは何なのでしょうか?●プレーパークは、自己責任で遊べる自由な遊び場プレーパークは、「あれはダメ」「これもダメ」という制限をできるだけなくし、自由な遊び場を作る ことを目的にしたものです。公園が決まっていてプレーパーク専用のエリアが用意されているケースもあれば、一定のエリア内でその都度場所が決められることも。行政から委託されているケースもありますが、原則市民団体やボランティアを中心にした、営利目的ではない地域に根差した活動です。「プレーリーダー」「プレーワーカー」などと呼ばれる人がいて、子どもたちにより遊びの幅が広がるような声かけをしたり、その回のテーマや方向性を決めたりすることも。では、具体的にオススメのプレーパークを3つ挙げてみます。●オススメのプレーパーク3選●(1)プレーパークせたがや(東京都)世田谷区に委託されて、NPO法人『プレーパークせたがや』が運営。世田谷区内で主に下記の公園で活動を行っています。・羽根木プレーパーク(東京都世田谷区代田4-38-52 羽根木公園内)・世田谷プレーパーク(東京都世田谷区池尻1-5-27 世田谷公園内)・駒沢はらっぱプレーパーク(東京都世田谷区駒沢3-21 駒沢緑泉公園脇)・烏山プレーパーク(東京都世田谷区北烏山8-5 北烏山もぐら公園内)どこも自然を活用しながら遊べる、手作り感あふれるプレーパーク です。イベントや休園日の案内はホームページ上でチェックすることができます。また、「プレーカー」と呼ばれる車で玉川野毛町公園や二子玉川公園などに出向いて遊びの場を提供することも。●(2)子どもたちの森公園(千葉県)千葉県にあるプレーパーク(千葉県千葉市若葉区源町541-4)で、NPO法人『Playful Enterprise わかば』と千葉市が運営しています。森の一部をプレーパークにしているところが特徴的で、ターザンロープや秘密基地、木登りができる場所や井戸など 、子どもが喜びそうなエリアがたくさんあります。例年、『こどもりマルシェ』という子どもが無料で出店できるお祭りのイベントも開催されているようです。お仕事体験ができるイベントがあるというのも嬉しいですね。●(3)川崎市子ども夢パーク(神奈川県)0歳から18歳までの子どもを対象にしたプレーパーク(家族で入園可)で、津田山駅近く(神奈川県川崎市高津区下作延5-30-1)にあります。無料で遊べるプレーパークとしてはかなり大規模。プレーパークスペース以外に、乳幼児向けの室内の部屋や、防音スタジオ、サイクリングロード等 もあります。自然に触れることはもちろん、多岐に渡る遊びを発見・体験することができますね。----------子どもの遊び場が減っていることや、外で遊ばない子どもが増えていることが問題になっています。でも、基本的に子どもは遊ぶことが大好き。自由に遊べる場所があれば、楽しく遊ぶ子が多いでしょう。ぜひ一度近くのプレーパークにお出かけしてみてはいかがですか?【参考リンク】・プレイパークとは | 横浜市環境創造局()・プレーパークせたがや(これまでの取り組み) | NPO法人 プレーパークせたがや()・プレーパーク(子どもたちの森公園) | 千葉市()・川崎にある子どもの遊び場・川崎市子ども夢パーク | 川崎市子ども夢パーク()●ライター/yossy(フリーライター)●モデル/いちご姫(いちごショートくん)
2017年02月11日神奈川県相模原市の「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」に、アジア初上陸の新アトラクション、鳥肌コロシアム「マッスルモンスター」が誕生。オープン日は2017年3月25日(土)※予定。マッスルモンスターはさがみ湖リゾートの特徴である大自然と起伏ある地形を最大限に活かし、山頂の崖際に大空へ向かってそびえ立つ六角形の巨大建造物。園内で最も高い標高370mの崖に迫り出すような位置に、16.1mという高さで設置されるアトラクションだ。崖際という建設が困難な位置に建てるのは、マッスルモンスターの持つ「絶景」や「爽快感」というポテンシャルを最大限に引き出し、来場者に最高の体験を提供したいという想いから。この「マッスルモンスター」の中にある3階層のアスレチックエリアと屋上展望台で構成される施設には、様々な魅力が詰まっている。例えば、アクティビティは「92種類」ものバリエーションがあり、崖に向かって伸びる一本橋や空飛ぶ自転車など、1日ではとても遊び尽くせないほど。また、景色は空を翔ぶような絶景と、真下に落ちるような絶叫を同時に味わうことができる。5階建てのビルに相当する高さの展望台からの眺望も抜群。遊園地を囲む山々や相模湖を一望することができる。天気が良ければ富士山が見えることも。ちなみに、さがみ湖リゾートは、2009年にオープンした考えるアスレチック「ピカソのタマゴ」を皮切りに、「迷路百貨店」、「ターザンマニア」など様々なアトラクションを開業。「乗り物に乗って楽しむ」受け身の遊び方ではなく、「積極的に身体を動かして楽しむ遊園地」という他にはない魅力を提案し続けている。【概要】マッスルモンスタースペック開業日:2017年3月25日(土)予定最高部高さ:16.1m階層数:3階層+屋上展望台アスレチック:92個敷地面積:1,000㎡最大定員:120名利用制::身長120cm以上/体重120kgまで海外事例 ヨーロッパ、アメリカを中心に9カ国で稼働(同型機種の内ではマッスルモンスターが最大級)■「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」営業時間:9:00~18:00料金:・入園料 大人1,700円 小人・シニア1,000円 ペット(犬)1,000円・フリーパス 大人3,900円 小人・シニア3,100円住所:神奈川県相模原市緑区若柳1634【問い合わせ先】さがみ湖リゾートプレジャーフォレストTEL:042-685-1111
2017年02月09日『シン・ゴジラ』『君の名は。』など、歴史的大ヒットが生まれた昨年の日本映画界。2017年は『3月のライオン』や『銀魂』といった大人気漫画の実写化作品から、『かもめ食堂』などで知られる荻上直子監督による5年ぶりの最新作『彼らが本気で編むときは、』といったオリジナル作品など、気になる話題作が目白押し。今回は、そんな話題作に登場する、イケメン俳優たちが演じる最強”めがね男子”に注目。原作そっくりなあの人から、これまでのイメ―ジを覆す意外なあの人まで、さまざまな“メガネ男子”をご紹介!【こんな桐谷健太が観たかった!?イメージ一変、すべてを優しく包み込む“癒し系”メガネ男子・マキオ】優しさに満ちたトランスジェンダーの女性リンコ(生田斗真)と、彼女の心の美しさに惹かれ、すべてを受け入れる恋人のマキオ(桐谷健太)のカップルと、愛を知らない孤独な少女・トモ(柿原りんか)の3人が、それぞれの幸せを見つけるまでの心温まる物語を描く『彼らが本気で編むときは、』(公開:2月25日)。トランスジェンダーの女性という難役を演じた生田さんもさることながら、リンコの恋人役を演じた桐谷さんもまた、これまでのワイルドでパワフルなイメージや、CMのコミカルな“浦ちゃん”のイメージとは真逆ともいえるキャラクターを演じている。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』では特殊メイクを施し、地獄の“緑鬼”役を、さらに『ターザン:REBORN』 では主人公・ターザンの声優にもチャレンジし、ワイルドかつ紳士的な新生ターザンに扮した桐谷さん。そんな彼が本作で演じたのは、リンコを一途に想う心優しい青年・マキオだ。黒縁メガネで、ちょっぴり地味ではあるものの、ほっこりと柔らかな雰囲気を醸し出しており、これまでの桐谷さんのイメージをガラリと覆す”癒し系”ともいえるキャラクターに!桐谷さんの新たな魅力が開花した、地味系メガネ男子姿を披露している。【佐々木蔵之介の“インテリメガネ”が似合いすぎ!イケイケヤクザ・桑原保彦】映画の出資金詐欺に巻き込まれたイケイケなやくざ・桑原保彦(佐々木蔵之介)と、弁は立つが、ぐーたら貧乏な建設コンサルタント・二宮啓之(横山裕)の凸凹コンビが詐欺師を追って、関西やマカオを奔走する姿を描く『破門ふたりのヤクビョーガミ』 (公開:1月28日)。“インテリメガネ”桑原は、いまどきのビジネスマンのような雰囲気をかもしながら、一度スイッチが入ると誰も手が付けられないいキャラクター。そんな桑原を演じる佐々木さんが魅せる、“ガチ”アクションシーンも見どころの1つとなっている。【原作そっくり!?神木隆之介演じる若き“プロ棋士”・桐山零】孤独な青年棋士・桐山零(神木隆之介)が、ライバル棋士や川本三姉妹たちと心を通わせながら、切磋琢磨しあうなかで成長する姿を描く『3月のライオン』。その【前編】が3月18日公開される。神木さん演じる桐山零のビジュアルが解禁されるや、「原作そっくり」とその再現度の高さが話題となったが、島田八段を佐々木さんが演じるほか、羽生善治三冠がモデルといわれる宗谷役の加瀬亮(こちらもめがね男子!)、有村架純や倉科カナ、清原果耶、伊藤英明、高橋一生、豊川悦司ら超豪華キャストが集結した世界観は必見だ。【まさかの実写化!隠れ人気キャラ(!?)菅田将暉演じる“ツッコミ”メガネ男子・志村新八】大人気コミックのまさかの実写化となる福田雄一『銀魂』(公開:7月14日)。パラレルワールドの江戸を舞台に、侍魂を持ち続ける男・坂田銀時(小栗旬)と、銀時とひょんなことから出会った仲間の志村新八(菅田将暉)や神楽(橋本環奈)たちの身に起きるさまざまな事件を、笑いあり、涙ありで描く。本作で、隠れた(!?)人気キャラクターともいえる新八を演じるのは、いま破竹の勢いで活躍を続ける超人気イケメン俳優の菅田さん。若きカメレオン俳優としても知られる菅田さんが、“ツッコミ”キャラの新八をどう演じてくれるのか、いまからも楽しみ。話題作が目白押しの今年、何を観るか迷ったら、“メガネ男子”の出演作からチェックしてみては?(text:cinemacafe.net)■関連作品:破門ふたりのヤクビョーガミ 2017年1月28日より全国にて公開(C) 2017『破門 ふたりのヤクビョーガミ』製作委員会
2017年01月29日本年度日本アカデミー賞で優秀作品賞ほか最多11部門を受賞した映画『怒り』。本作のブルーレイ&DVDが4月12日(水)にリリースされることに合わせ、渡辺謙が森山未來、松山ケンイチ、綾野剛の“容疑者役”3人とネタバレを気にせず語り尽くすビジュアルコメンタリーの収録の様子が到着した。原作:吉田修一×監督・脚本:李相日という『悪人』(’10)のコンビが再タッグを組み、音楽に坂本龍一が加わり、さらに人気・実力ともにトップクラスのキャストの豪華共演も話題となった本作。待望のブルーレイ&DVD化にあたり、豪華版でしか見ることの出来ない特典映像・本編ビジュアルコメンタリーの収録が行われ、渡辺さん、森山さん、松山さん、綾野さんと李監督が撮影秘話、思い出を語り尽くした。意外にも、ハリウッド俳優でもある渡辺さんも含め、全員が初挑戦だったというビジュアルコメンタリー。森山さん、松山さん、綾野さんの3人は、劇中の殺人事件の容疑者役だったため、劇場公開時の舞台挨拶等では話せなかった内容も多かったが、「最初から犯人が誰か言っていきます!」という李監督の“ネタバレ解禁”発言とともに、収録がスタート。本作は、東京編・千葉編・沖縄編と3つのパートから成るため、自分の出演パート以外の撮影現場への質問が飛び交う収録となった。まず、物語の発端となる事件現場の家は、実際に人が生活している家を借り、撮影期間中は2階を使用してもらったというロケハンのこだわりや、千葉編の渡辺さんが役作りのためだけに、4日間をかけフォークリフトの免許を取ったこと、犯人が誰かをミスリードさせるためになされたさまざまな工夫など、厳しい演出でも知られる李監督作品らしい数々のエピソードが語られた。犯人が左利きだったため、劇中で箸を自然に扱う松山さんに対し、「松山くんもともと左利き?」と森山さんが聞くと、「(劇場公開時の)取材とかでも触れられなかったけど(右利き)」と苦笑交じりに返答。そんな松山さんが漁協の職員を演じた渡辺さんに対し、「こんなオーラがある人が漁協の職員!?ってすごく思ってたけど、フォークリフトに乗ったら漁協の職員になっていた」と驚きを口にすると、渡辺さんは「(溶け込みすぎて)普通に地元の人に『今日競り何時から?』と話しかけられた」と明かし、爆笑に包まれた。また、沖縄編の森山さんが無人島での撮影が終わっても島に残っていた話に及ぶと、李監督が翌日の撮影に向かった際、岸壁で短パン一丁で髪を洗うターザンさながらの森山さんを目撃したと明かす。妻夫木聡とのゲイカップルが大きな注目を集めた綾野さんは、撮影中に2人で暮らしていたセットの部屋にあったスタンドライトを買い取り、自宅に置いている話や、試写で本編を観ていた際、とあるシーンで試写室を出そうになったほどショックを受けたことなどを激白。もちろん、重厚なドラマとミステリーが絡み合う内容のため、笑える話ばかりではなく、「ある小道具が犯人を示す伏線となっていることに2回目観たときに気付いた」と渡辺さんが明かすなど、撮影中その場にいた者でしか知りえない臨場感あふれるコメント、坂本さんの音楽や音の演出についてなど、作品をより深く楽しむためのヒントが多く語られ、さまざまな視点から『怒り』を楽しむことができる必見のコメンタリーとなった。『怒り』ブルーレイ&DVDは4月12日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2017年01月20日『ターザン: REBORN』、『スーサイド・スクワッド』などに出演し大ブレイク中のマーゴット・ロビーが先週末に結婚したと「ETonline」などの複数メディアが報じている。今月初め、「SAY‘I DO’」のロゴが入ったTシャツを着たマーゴットが故郷オーストラリアのゴールドコーストに降り立った姿が目撃されていた。結婚の誓いの言葉「I DO」を意味しているのでは…推測されたが、まさにその通り。長年の恋人トム・アッカーリーと「I DO」を交わしたようだ。2人の出会いは2013年、映画『フランス組曲』の撮影中のこと。ミシェル・ウィリアムズらと共演していたマーゴットと、助監督として撮影に関わっていたトムは恋に落ち、以来ひっそりと愛を育んでいた。恋人について多くを語ることがなかったマーゴットだが、約2週間前にインスタグラムに彼との情熱的なキス写真をアップ。結婚を目前にしてうれしさのあまりに取った行動かもしれない。マーゴットからの結婚に関するコメントはまだないが、インスタグラムの最新の写真には、ストローハットにサングラス、ピンク色のドリンクを片手にとびきりの笑顔を見せ、リラックスムードたっぷりのマーゴットが写っている。(Hiromi Kaku)
2016年12月20日映画『ターザン:REBORN』のブルーレイ&DVDの発売を記念し12月8日(木)、リオ五輪柔道男子90キロ級・金メダリストのベイカー茉秋に、ターザンのような王者にふさわしい活躍を見せた男性に贈られる“キング・オブ・ザ・イヤー2016”が贈呈された。ジャングルで育ち、いまは英国貴族として暮らすターザンが、愛する妻を守るため故郷に帰り、再び野性の力を解き放ち、悪と戦うさまを描く。全階級でメダルを獲得する快挙を成し遂げたリオ五輪男子柔道チームの中で、ベイカーさんは最年少だったが、過去に日本人が金メダルを獲得したことがない90キロ級(旧86キロ級)で悲願の金メダルに輝いた。この日は、畳の上の柔道着から一転、ビシッと決まったタキシード姿で登壇し、月桂樹をイメージした王冠、盾を受け取った。ベイカーさんは「小さい頃から『ターザン』を見てました」と明かし「光栄です」と笑顔。受賞後は生活も大きく変わったようで「声を掛けられることが多く、『2020年東京も頑張って』とか『(感動を)ありがとう』と言っていただけて、次も頑張ろうと思います」と語る。こうしたイベントやテレビに呼ばれる機会も増えたが「初めて出演したバラエティが『ビストロスマップ』で、SMAPのみなさんに会えて嬉しかったです(笑)」と語るなど、本人もこうした機会を楽しんでいるよう。一方で、この日も朝6時半から稽古をしてから会場に入るなど、常に練習は欠かさずにいるそうで「来年の世界選手権でも勝って、金メダルの価値を高めたい」「来年は、外国に武者修行に行くことを考えています。ひとりでモンゴルに行こうかと思っています」とすでに次の“戦い”に目を向ける。この日は、ゲストでタレントの磯山さやかも「みなさまを代表して感動を伝えたくて」来場したが、磯山さんはベイカーさんの凛々しさ、たくましさにメロメロ!特に、筋骨隆々の男性について磯山さんは「好きか嫌いかで言うと…大好き(笑)!やっぱりカッコいい。自分にはないもの、男性特有の大きさがあり、気楽に鍛えて作れるものじゃなく、自分を追い込んで作っていくというのも精神的にもカッコいい」と熱く筋肉愛を語るが、早速、ベイカーさんの左腕をモミモミ! 「硬い!ものすごく硬い!」と興奮していた。ベイカーさんは、戦いの場におけるプレッシャーや恐怖について「何が何でも金を獲ろうって強い気持ちで臨みました。僕は最年少だったし、チャレンジャーの気持ちで金だけ目指した」と力強く語ると、磯山さんはもはや親戚のおばさんのような(?)視線で「こんなに若いのに素晴らしい。こういう人が金を獲る人。プレッシャーをむしろ味方にしてる。ターザンですよ!」と絶賛。ちなみに、ベイカーさんは好みのタイプの女性について「一生懸命なにかに頑張っている人が好き」と語ったが、磯山さんは、犬好きで稽古の合間などに犬の散歩をするというベイカーさんを意識して「私も犬飼ってて、散歩頑張ってます!」と猛アピールしつつ、「なんか、私の婚活みたいになってる…(苦笑)」と自虐的に語っていた。『ターザン:REBORN』ブルーレイ&DVDは発売中。デジタルレンタル&セルも配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月08日『ターザン:REBORN』のアレクサンダー・スカルスガルドと『アントマン』のマイケル・ペーニャが悪徳警官コンビを演じるクライム・アクション『バッドガイズ!!』。その公開日が2017年2月21日(火)に決定し、思わず目を疑うビジュアルと特報が解禁となった。ニューメキシコ州アルバカーキ。酒とカントリー音楽をこよなく愛する警官のテリーは、おしゃべりな相棒のボブと、日々、街の“ゴミ掃除”と称したパトロールに励んでいた。悪人を見つけては脅迫し、殴り、くすねたドラッグを嗜む…。バッジを盾に独自の流儀で仕事を行う彼らは、犯罪者顔負けのワルなのだ。ある時、2人は街の悪人どもが企む100万ドルの強盗計画をかぎつける。「100万ドルは俺たちのモノ!」。2人は意気勇んで捜査を開始するが、それは裏社会のドンが絡む、超ド級のヤマだった!解禁となった特報では、2人がノリノリで自分たちの“ワルの流儀”を実践している様子が連発。上司の前では「暴力反対! 不正はダメ!」と言っておきながら、殴る、車で突っ込む、賄賂を持ちかける、果てには、少年相手に“Fワード”の言い争いをする、とやりたい放題。2人の悪徳警官っぷりを垣間見られる、痛快な内容となっている。また、ビジュアルでも、アレクサンダーが大きく中指を突き出し、いまにも殴りかかってきそうなほど強烈にガンを飛す。ターザンをはじめ、これまでカリスマ性あふれる正義漢や好青年のイメージが強かったアレクサンダーの新境地を感じさせる“ワルさ”。 その横では、相棒を演じるマイケルがキラリと光る警察手帳を掲げ、ひと癖ありそうな挑発的な表情を浮かべている。その背後にも「この2人、警官なのに手に負えねぇ!」というコピーが躍るように、彼らはれっきとした警官!しかし、何やら車が爆発して火だるまにもなっており、2人の“手に負えなさ”が感じられる、衝撃のビジュアルとなっている。『バッドガイズ!!』は2017年2月21日(火)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田ほか「未体験ゾーンの映画たち2017」にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月02日全米をはじめ、世界中で興行ランキング初登場1位の大ヒットスタートを切った『ハリー・ポッター』の新シリーズの映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。11月23日の日本公開を前に来日したデヴィッド・イェーツ監督にインタビューした。主演は『博士と彼女のセオリー』(14)のアカデミー賞俳優、エディ・レッドメイン。エディが演じた主人公ニュート・スキャマンダーは、動物といる方が気楽だというちょっぴり変わり者の魔法動物学者だ。ニュートは魔法動物(ビースト)たちを魔法のトランクに入れて持ち歩いていたが、ある日動物たちが逃げ出したことで大騒動となる。『ハリー・ポッター』の原作者J.K.ローリングが、初めて映画の脚本を手がけたことでも話題となっている。デヴィッド・イェーツ監督といえば、『ハリー・ポッター』シリーズで『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(07)以降の後半4作のメガホンをとり、ミステリアスかつスリリングな作風で大人のファンまでをも魅了したポッタリアンお墨付きのヒットメーカーだ。今回はエディからチャーミングな魅力を引き出し、本作を心躍る冒険ファンタジーに仕上げた。――エディ・レッドメインと初めて組んでみていかがでしたか?エディはこれまでの作品でもそうでしたが、本当に体全体を使って演技をする役者だなあとつくづく感じました。今回、ニュートが初めて登場する時、ト書きに「ニューヨークで、船から(バスター・)キートン風の歩き方でやってくるニュート」と書いてあったのですが、彼はまさにそういう雰囲気で現れたんです。――エディを演出していて、一番印象に残ったシーンについて教えてください。ニュートがサイのような魔法動物に対して求愛ダンスをするシーンがあるんです。それでエディに「ぜひ求愛ダンスの練習をしてきてほしい」とお願いしました。撮影日まで数週間の準備期間があったので、エディの方から「こういうのはどうですか?」といくつか提案してくれたんです。その時、僕は「もっとセクシーに! これじゃあ足りない。もっともっと」とダメ出しをしました。なんといってもサイのようなクリーチャーを誘惑しなくちゃいけないので、すごくセクシーさがほしいと思ったんです。ただ、周りから見るとすごく滑稽な要求ですよね(苦笑)。でも、エディは真面目なので、献身的に取り組んでくれました。それで本番の撮影中に、太ももの筋肉を痛めてしまって。少し休憩を取ってからまた撮影をした次第です。でも、おかげさまでとても奇妙ないい感じの求愛ダンスになりました。――本作は、大人から子どもまで楽しめる娯楽作に仕上がりました。メインターゲットとしてはどういう層を意識されたのですか?今回は主人公が大人なので、『ハリー・ポッター』シリーズよりは大人向きになっています。とはいえ、ニュートは無垢で、まるで子どもが大人になってしまったような純真な人だから、そこが見ていて面白いんです。いわば大人のための『ハリー・ポッター』になるのかなと。でも、魔法動物たちが出てくるし、子どもたちも怖い思い自体を楽しんでくれるところもありますので、実際には子どもたちもすごく楽しんでいただける作品になりました。公開前にアメリカとロンドンで2回試写会をやりましたが、幼い子たちがとても喜んでくれました。子どもにとってはダークすぎるんじゃないかと思っていたので意外でしたね。でも、考えてみたらおとぎ話自体がもともと闇の部分を語っていたり、世の中にはこういう怖いこともあるんだよと教えてくれる役割があると思うので、納得はしましたね。――J.K.ローリングさんと共に脚本を手掛けられた感想を聞かせてください。J.K.ローリングさんの方から「今回初めて映画の脚本を書くのでとても緊張しているけど、ワクワクもしている」と言われました。彼女は驚異的な想像力をもった素晴らしい作家ですが、何よりもものを書くことや作り上げることが純粋に大好きな方なんです。脚本家にはいろいろなタイプの方がいますが、その多くは脚本を書くことにとても苦労していると思うんです。何かを0から生み出すことはとても大変で、時には自分の中から無理やり引き出して書かないといけないから、苦痛を感じることもあるでしょう。でも、J.K.ローリングさんの場合はそうじゃないんです。彼女の頭の中はすでに書きたいものであふれていて、彼女はただそれを開放するかのように書いていく感じなんです。――ということはスラスラと楽に書いていく感じなのでしょうか?そうですね。きっと彼女にとってものを書くという作業は心地良いものなんだと思います。書く作業自体が彼女にとって浄化作用をもたらすというか、そこが自分自身を開放できる場なんでしょうね。だから書いている時は常にハッピーな状態だし、作業場なんかも必要なくて、どこでも書ける方のようです。――まさに才能というものを感じます。では、かなりアグレッシブに執筆されていったのですね。彼女はとにかく仕事熱心な方で、多産的だし書くのも早いんです。例えば、ちょっとわからないことがあったりするとメモを渡すんですが、その後で彼女は徹夜をして脚本を書き直したりしてくれます。こっちがお願いしなくてもどんどん書いてくれるんです。作業スピードもかなり早くてびっくりしますよ。例えばある時、物語の骨組みのポイントをまとめたものを欲しいとお願いしたんです。その時は12Pくらいのものをリクエストしたんですが、なんと2日間で102ページもの文章を書いてきてくれました。彼女の中からあふれ出るものがあるんでしょうね。しかも彼女はすごく謙虚で、ちゃんと我々の意見を聞く耳ももってくださっているし、フィードバックもちゃんとしてくれるんです。だから僕たちも現場でいろんなことを試せるし、お互いに最善のものを生み出すような形で仕事に臨むことができました。今回、本当に良いコラボレーションができたと思います。■プロフィールデヴィッド・イェーツ1963年11月30日、イギリス生まれの映画監督。『ハリー・ポッター』の映画シリーズ全8作のうち、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(07)、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(09) 、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(10) 、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(11)の後半4本を手がける。近作は『ターザン:REBORN』(16)など。(C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2016年11月22日『ターザン:REBORN』で圧倒的イケメンぶり&美ボディを披露したアレクサンダー・スカルスガルドと『アントマン』で相棒役を務めたマイケル・ペーニャが、極悪警官コンビを演じるクライム・コメディ『War on Everyone』(原題)が『バッドガイズ!!』として、2017年2月、「未体験ゾーンの映画たち2017」にて上映されることになった。舞台は、ニューメキシコ州アルバカーキ。酒とカントリー音楽をこよなく愛する警官のテリーは、おしゃべりな相棒のボブと職務につとめていた。悪人を見つけては脅迫し、殴り、くすねたドラッグを嗜む…バッジを盾に、“独自の流儀”で仕事を行う彼らは、犯罪者顔負けのワル!あるとき、2人は怪しいストリップ・クラブの経営者をゆすりにかけるが、そのバックに裏社会を牛耳る謎の英国人がいたことで、事態は思わぬ方向に――!『ターザン:REBORN』で新時代のターザンを演じ、注目を集めたアレクサンダーと、『オデッセイ』『フューリー』などで妙演を見せるマイケルが、けんかっ早さと口の悪さがトレードマークの“悪人以上にワル”な警官コンビを演じる本作。なんと、アレクサンダーは中指を突き立て世界を挑発!ターザン以上にワイルドで(?)凶暴な、すぐ殴り、すぐ蹴る“Mr.脳みそ筋肉”というかつてない役柄をノリノリで演じており、これまでで一番クセになりそうな予感大。そして、『アントマン』での早口トークが大きな話題を呼んだマイケルは、過激なジョークを連発し、口の減らない“Mr.マシンガントーク”を好演。おしゃべりな役をやらせたら右に出る者はいないマイケルの真骨頂が発揮されている!性格も身長も凸凹だが、息はピッタリの最強バディの誕生だ。さらに、2人を窮地に陥れる謎の英国人には『ダイバージェント』シリーズのイケメン俳優テオ・ジェームズが扮し、その部下役に“シックボーイ俳優”代表のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。そして、キュート&セクシーなヒロインを『クリードチャンプを継ぐ男』で一躍注目を集めたテッサ・トンプソンが演じている。まるで『スナッチ』『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』を彷彿とさせるような本作を手がけたのは、ガイ・リッチーや、『キングスマン』マシュー・ヴォーンに続く、ブラック&スタイリッシュな英国スピリットを受け継ぐ第3の刺客、ジョン・マイケル・マクドナー。豪華キャストが織りなす、ワルなやつらの痛快クライム・コメディに、これからも注目していて。『バッドガイズ!!』は2017年2月、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田他で開催「未体験ゾーンの映画たち2017」にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月07日『アリス・イン・ワンダーランド』『チャーリーとチョコレート工場』など、常に世界中を魅了するヒットメーカー、ティム・バートン監督の待望の最新作『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』。日本に先駆けて9月30日(金)に公開された全米では初登場1位を獲得、全世界でも大ヒットとなっている本作の日本公開日が、2017年2月3日(金)に決定。さらに、悪役を演じたサミュエル・L・ジャクソンからのメッセージ付きの予告映像が解禁となった!フロリダで生まれ育ったジェイクは、周囲になじめない孤独な少年。そんな彼の唯一の理解者である祖父が、謎めいた死を遂げた。祖父の遺言に従って小さな島を訪れたジェイクは、森の奥で古めかしい屋敷を発見。そこには、美しくも厳格なミス・ペレグリンと空中浮遊能力を持った少女や、いたずら好きな透明人間の男の子、常に一緒に行動する無口な双子、後頭部に鋭い歯を持つキュートな女の子など、まさに“キミョかわいい”(=奇妙でかわいい)少年少女たちが住んでいた。やがて彼らと心を通わせ、夢のような時間を過ごしたジェイクは、自らに宿ったある“力”に気づき、屋敷に迫る恐るべき脅威に立ち向かっていく――。全米で300万部以上を売り上げている、ランサム・リグズによる大ベストセラー児童小説(「ハヤブサが守る家」)を原作にした本作。ティム・バートン監督作品としては、初登場1位を獲得した7作目の作品となった。そしてついに、その“ティム・バートン史上、最も奇妙な”世界の予告編が日本にも到着。サミュエル・L・ジャクソンからの「奇妙で夢のような魔法の世界へあなたをお連れします」という日本のファンへ向けてのメッセージからはじまる映像は、“ハリウッドの魔法使い”バートン監督が、まったく新しいワンダーランドへと誘うかのよう。“奇妙なこどもたち”の保護者ミス・ペレグリンを演じるのは、『ダーク・シャドウ』『300<スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~』など、現在までに変幻自在の演技を見せてきた女優エヴァ・グリーン。主人公ジェイクを演じるのは、『ヒューゴの不思議な発明』『エンダーのゲーム』から1歩成長を遂げた、次世代の英国男子エイサ・バターフィールド。また、『マレフィセント』でマレフィセントの幼少期を演じ、日本でも“可愛すぎる!”と話題を集め、『ターザン:REBORN』ではジェーンの少女時代を演じていたエラ・パーネルが、浮遊能力を持った美少女エマを演じるなど、注目の若手キャストの活躍にも要注目。さらに、本作の悪役を演じる名優サミュエルの強烈なビジュアルも話題だ。バートン監督が新たに描く、独創的かつミステリアスなファンタジーワールドは、人と“ちょっと違う”ことはステキなことで、「どんなに奇妙でも、ありのままの自分でいること」の大切さを教えてくれる、ユニークで素敵な世界。その個性をワン・アンド・オンリーの輝きに変える、“キミョかわいい”こどもたちの姿に、愛おしさを覚えずにはいられない。『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』は2017年2月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月19日映画『モアナと伝説の海』を紹介ディズニーアニメーション最新作、映画『モアナと伝説の海』が2017年3月10日(金)に公開される。映画『モアナと伝説の海』のあらすじ南太平洋で語り継がれる神秘的な伝説をもとに、新たなストーリーを紡ぐ本作の舞台は美しい南の海。ヒロイン・モアナは数々の伝説が残る島で生まれ育った16歳の美しい少女。幼い頃“ある体験”がきっかけで海と運命的な絆で結ばれたモアナは、いつしか“海に愛される”という特別なチカラを持つようになり、愛する人々と世界を闇から守るため、傷つき悩みながらも心の声に導かれるように大海原へ旅立つ―。海を1つのキャラクターとして描く『モアナと伝説の海』。まるで本物の南太平洋の海と見紛うほどの煌めきと、海の存在が大きなポイントと言われており、映像美にも期待ができそうだ。予告編では、島の変わり者でモアナの唯一の理解者であるタラおばあちゃんと、モアナが旅の途中に出会う伝説の英雄で変身の達人でもあるマウイといった、物語のカギを握る新キャラクターが登場。マウイはモアナと共に冒険する重要な仲間で、“神の釣り針”があれば、何にでも変身できる力を持つ人物だ。モアナの相棒となる”伝説の英雄”マウイマウイは神に与えられた巨大な釣り針でどんな生き物にも姿を変える変身の達人。モアナが旅の中で出会う相棒でもある。冒険のカギを握る重要な存在であるマウイは、大きな体で一見怖そうだが、本当は陽気で、歌も踊りも良しの5000才。マウイも1000年間ある島に閉じ込められていたそうで、マウイはモアナと出会うことで、ようやく船で島から出ることができる。実は彼にも冒険に出なければならない理由と秘められた過去があった。ディズニーの新ヴィラン(悪役)タマトア冒険に出たモアナとマウイは、約15mもの巨大なモンスター“タマトア”に遭遇する。『アラジン』のジャファーや『リトル・マーメイド』のアースラに続く、ディズニーの新たなヴィランだ。キラキラと光り輝くものが好きなことやロックシンガーであるというキャラクターの設定は、デヴィッド・ボウイへのオマージュから生まれている。キャスト・スタッフ監督を務めるのは、『リトル・マーメイド』『アラジン』といった名作を生み出した、ロン・クレメンツ&ジョン・マスカー。また楽曲を提供するのは『ライオン・キング』『ターザン』などを手がけた音楽家マーク・マンシーナと、ブロードウェイの大ヒットミュージカル「ハミルトン」で第70回トニー賞受賞のリン=マヌエル・ミランダという名コンビだ。また、モアナの声を担当するのは、何百人ものオーディションによって選ばれたハワイ生まれの14歳、アウリー・クラヴァーリョ(Auli’i Cravalho)。そんな彼女の『モアナと伝説の海』での声は高く評価され、アニメーションのアカデミー賞といわれる「アニー賞」にて声優賞にノミネートされている。新たなディズニーヒロインの歌声に注目したい。日本語版の声優としてヒロインを演じているのは屋比久知奈で、ディズニーのヒロイン史上最大級のオーディションの中から大抜擢された。彼女は沖縄県出身の大学4年生。「ミュージカルのど自慢」(帝国劇場)で最優秀賞も受賞しており、期待が集まる中、『モアナと伝説の海』でデビュー。冒険を通して成長していく姿を表現し、また、16歳という主人公モアナのフレッシュさや、心に響く歌唱力も必要となり、難しい役をどう表現するかがポイントだ。その他の日本版の声優陣も個性豊か。モアナの良き理解者であるタラおばあちゃんを夏木マリ、伝説の英雄マウイを歌舞伎俳優の尾上松也が演じる。モアナを支える仲間たちの日本版声優たちのキャストは次々と発表されている中、主人公モアナ自身の声優はまだ発表されておらず、期待が高まっている。『モアナと伝説の海』がアカデミー賞にノミネート『モアナと伝説の海』が、2017年1月24日(火)、ビバリーヒルズの映画芸術科学アカデミーで発表された第89回アカデミー賞で、「長編アニメーション賞」と「主題歌賞」にノミネートを果たした。「長編アニメーション賞」は、『アナと雪の女王』、『ベイマックス』、『インサイド・ヘッド』と3年連続で、ディズニー・アニメーションとディズニー・ピクサー作品が受賞しており、4年連続のオスカー受賞の快挙に期待がかかる。また「主題歌賞」には、16才の主人公モアナの葛藤や一歩踏み出す勇気を歌う「How Far I’ll Go」も見事ノミネート。注目の第89回アカデミー賞授賞式は、2月26日(現地時間)にハリウッドのドルビー・シアターで行われる予定。加藤ミリヤが日本版エンドソングを担当そんな本作のエンドソング「どこまでも~How Far I’ll Go~(エンドソング)」を、若い世代から絶大な人気を誇る加藤ミリヤが担当することが決定。ディズニー作品初参加となる加藤ミリヤは、「12年くらい音楽をやらせてもらっていて、こんな気持ちになることはずっとなかった。すごくやりたかったことなので、本当に嬉しかったです。夢のような話でした」と起用が決まったときの喜びの心境をコメント。彼女が歌うエンドソング「どこまでも~How Far I’ll Go~(エンドソング)」は、モアナの心情を歌った曲。16年間島の外に出ることを禁じられたモアナが、海への憧れや、島の外に出ることを決意する気持ちを表現した、物語の重要な要素の一つだ。作品詳細ある時、世界を生んだ命の女神テ・フィティの”心”が盗まれ、世界に闇が生まれてしまった。1000年間、海の外に出ることを禁じられた島で育ったモアナは、愛する人々と世界を闇から守るため、父親の反対を押し切り、テ・フィティの“心”を取り戻す冒険に出る決意をする。そんなモアナが旅の途中に出会うのが、風と海の守り神にして伝説の英雄マウイだ。陽気でジョークが大好きな彼が、実はテ・フィティの“心”を盗み、世界に闇をもたらしたのだった。初めは相容れない二人だったが、次第に心が打ち解けていく。しかし旅の途中、マウイの大事な釣り針が傷ついてしまい、自分を責めてしまうモアナ。愛する人々と世界を救うという大きすぎる使命を背負ったモアナはくじけそうになるが、「モアナ、何を迷う?お前の心に従うのだ」というタラおばあちゃんの言葉を胸にきざみ...。『モアナと伝説の海』公開日:2017年3月10日(金)監督:ロン・クレメンツ&ジョン・マスカー製作:オスナット・シュラー製作総指揮:ジョン・ラセター配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン原題:Moana©2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年10月08日中川大志と飯豊まりえが共演する映画『きょうのキラ君』。この度、本作の主題歌が[Alexandros]の書き下ろしラブソング「今まで君が泣いた分取り戻そう」に決定した。誰もが憧れるクラスの人気者“キラ”(中川大志)に恋をした“ニノ”(飯豊まりえ)。他人と関わることが苦手なニノだったが、キラの秘密を知ったことから2人は急接近!初めての気持ちにとまどいながら、ある重大な“秘密”を抱えたキラを笑顔にしようと奮闘するニノの初めての恋の行方は?同級生の矢部、キラの幼馴染の澪も加わって、かけがえのない“365日”がはじまった。キラ君、あなたとずっと一緒にいたい――。原作は、「別冊フレンド」(講談社)にて連載され、累計150万部突破の大ヒットを記録した同名少女漫画。原作者は山下智久と小松菜奈で実写映画化された『近キョリ恋愛』の原作者で知られるみきもと凜。他人と関わることが苦手な“ニノ”こと岡村ニノンが、学校のクラスメイトで、誰もが憧れる“キラ”こと吉良ゆいじに初めて恋に落ちるところから始まる物語は、“キュン泣きラブストーリー”として中高生から絶大な人気を誇る。キャストには、人気者・キラ君役の中川さん、ヒロインの“ニノ”役の飯豊さんを始め、葉山奨之、平祐奈らフレッシュな俳優が集結。そしてこの度、本作の主題歌を人気ロックバンドの[Alexandros]が務めることが決定。[Alexandros]は、「第30回日本ゴールドディスク大賞」にてニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽)を受賞。また「SXSW2016」への出演、台湾やヨーロッパでのCDリリースや香港・台湾でのライブも成功させ、国内外で大きく飛躍を続けている。今回の主題歌「今まで君が泣いた分取り戻そう」は、作詞・作曲を担当するVo.&Gt.の川上洋平が、原作の漫画と台本を読み「大切な人に対しての包み隠さない愛情」というテーマで、映画のために特別に書き下ろしたもの。楽曲は、大切な人への“会いたい”想いが綴られた切ない歌詞を川上のヴォーカルが優しく歌い上げ、バンドの奏でる温かいバラードが印象的な、ラヴソングとなっており、映画の中のニノとキラの純愛を想起させる、作品と見事にシンクロする主題歌となっているようだ。原作の漫画や台本を読んだ川上さんは、「『会いたい』と思ったときに大切な人が近くにいること。それは当たり前のことではなく、奇跡に近いことである。限りある時間の中で目一杯大切な人と素敵な時間を過ごして欲しい、そんな想いをこの曲に詰め込みました」と楽曲に込めた思いを語り、「作っている最中は作品とはなるべく距離を置いたのですが、完成してみると不思議なことにピッタリはまっていたので我ながら驚きました」とも話している。さらに川村泰祐監督は「彼らはメッセージを歌で伝えられるバンド。いつか僕の映画の主題歌に!と思っていました」と前々から[Alexandros]の起用を熱望していたと話し、「縁があり台本を読んで頂いたところ、彼らの答えは『バラードで行きたい。[Alexandros]史上最高の曲にする自信があります』と。出来上がった曲はとにかく『素晴らしい』の一言でした。彼らにお願いしてよかったと心から思っています」と今回の主題歌を絶賛している。[Alexandros]が主題歌を務めるのは、『明烏』や『ターザン:REBORN』に続き3作目。本楽曲は、11月9日(水)リリース予定のニューアルバム「EXIST!」に収録される。『きょうのキラ君』は2017年2月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月28日現在日本で公開中の『スーサイド・スクワッド』から、マーゴット・ロビー演じる悪カワヒロイン・ハーレイ・クインが主役のスピンオフ映画の誕生が決定したようだ。「The Hollywood Reporter」が伝えている。『ウルフ・オブ・ストリート』のナオミ役で一躍有名女優の仲間入りを果たしてからわずか3年。主演を張るだけでなく、マーゴットは「LuckyChap Entertainment」という制作会社でプロデュース業にも手を広げ、キャリアを順調に築いている。同制作会社は、現在進行中のマーゴットが主演するフィギュア・スケーターのトーニャ・ハーディングの自伝映画「I, Tonya」(原題)もプロデュース。マーゴットは『スーサイド・スクワッド』のスピンオフ映画で、主演と製作総指揮を兼任するということでワーナー・ブラザースと契約を結んだ。タイトルやストーリーは未定だという。ワーナーとは『ターザン:REBORN』に出演したときから良好な関係を築いており、スピンオフ映画以外にもう1つ進行中のプロジェクトがある。それはディーン・N・ジェンセン著の「Queen of the Air」を映画化するもので、マーゴットは1900年代に人気を博した実在の空中ブランコ曲芸師を演じると共に製作総指揮も務める。ワーナーは近頃、『Wonder Woman』(原題)や『Ocean’s Eight』(原題)などの女性が主役の映画に力を入れており、『スーサイド・スクワッド』のスピンオフもマーゴットがド派手に活躍する姿が期待できそうだ。(Hiromi Kaku)
2016年09月16日オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は悪党たちが主役のアクション大作『スーサイド・スクワッド』です。***まごうことなき今年のライジングスターは彼女!マーゴット・ロビーよん。なんでかっていうと、今年だけで助演女優として出演した作品が『ターザン:Reborn』と『スーサイド・スクワッド』の2本。どっちも超大作で、「今夏はマーゴットの夏ね!」と本人もウホウホ。「(両作ともアメリカ公開が夏だから)夏が終わるころには『もう彼女はウンザリ!』って言われるんじゃないかって思ってるほどよ。でも、『ターザン~』のジェーンは良妻で『スーサイド~』のハーレイは精神錯乱してるド悪女。両極端な役だから飽きられないかしら?(笑)」飽きるもなにも!だって、『スーサイド~』のハーレイ・クインはド悪女かもしれないけど、いくとこまでイっちゃってるからむしろ強烈なインパクト!「だよね~(笑)。私も彼女のことはカッコイイと思うの。俳優としては演じがいのある刺激的な役だったわ。だってシンパシーを感じるところがほとんどないんだもの(笑)」現場をしっかり楽しんでたマーゴットだけど、大変だったのは「トレーニングよ……」と曇り顔。「原作でのハーレイの設定は体操選手なの。だから体操、それに柔術とボクシングもやったわ。しかもそのうえ、銃の訓練も。私が登場する最初のシーンでやってるシルクの布にぶら下がる、シルク・ドゥ・ソレイユみたいな動きも、自分でバッチリできちゃったほどよ」先駆けて公開されたアメリカではすでにハーレイが大ブレイク。今年のハロウィンは彼女のコスプレだらけになるだろう、なんて予測も出てるほどなのよね~。「もう大興奮よ。ハロウィンが来るたびに、女子って男子キャラのコスプレを無理してやったり、ムダにセクシーな衣装着たりしてるでしょ。ハーレイは最高にクールで意味のあるルックスのキャラだから、私もうれしいわ。みんなマネして!!」◇1990年7月2日、オーストラリア生まれ。’11年にドラマ『PAN AM/パンナム』でハリウッド進出。’13年の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のレオナルド・ディカプリオの妻役で話題に。◇バットマンらによって投獄されていた悪党たちが、減刑と引き替えに命がけのミッションに挑むアクション大作。監督/デヴィッド・エアー出演/ウィル・スミス、マーゴット・ロビーほか。9月10日より全国ロードショー。(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC※『anan』2016年9月14日号より。インタビュー、文・よしひろ まさみち(オネエ系映画ライター)
2016年09月13日可愛いだけじゃない、セクシーなだけじゃない、アクロバティックなだけじゃない──なんともクレイジーなヒロイン、“悪カワ”という新しいジャンルを作り上げた『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン。演じるのは、マーゴット・ロビー。少し前に公開した映画『ターザン:REBORN』のジェーン役と同一人物とは思えないほどのギャップを披露している。キャラクターはもちろん、衣装もメイクも奇抜すぎだが「自分とは思えなかった」ことは、役を演じるうえで「パーフェクト」だと説明する。「ハーレイ・クインの衣装を着てメイクをしてもらって(鏡のなかの自分を見て)思ったのは、ぜんぜん私じゃない!ということね(笑)。それは役者としてとても良いことなの。キャラクターと自分に少しでも似ている部分があると、ふとしたときに自分自身のリアクションに立ち戻ってしまうことがある。今回のハーレイ・クインは自分と全然違うからこそ演じやすかったし、楽しかった」。「楽しかった」という言葉のなかには解放感、爽快感も含まれている。有名女優として活躍するからこそ溜まっていくフラストレーション、それがハーレイ・クインを表現する原動力の一部になっているのだ。「仕事とプライベートを分けられたらいいけれど、女優である以上、発する言葉から外出するときの格好までプライベートの行動にも気を遣わなくてはならなくて…。だからハーレイ・クインのように周りに何も気を遣わなくていいキャラクターを演じるのは、とても爽快だったのよ!」と興奮気味に語るが、その爽快感ある演技のためには6か月間のハードなトレーニングが必要だった。「肉体面では撮影の6か月前から準備を始めたの。毎日パーソナルトレーニングをこなし、週3回は体操と柔術を、一日置きに拳銃の練習もしたわ。ただ、当時は別の映画の撮影をしていたこともあって、トレーニングをこなすのはかなり大変だった。いよいよ撮影が近づいてくると、加えてつり下がるアクションや水中に潜るシーンのために息を止める訓練もした。さらにフィジカルトレーニングに加えて、撮影の6週間前にはデヴィッド・エアー監督によるメンタルトレーニングもあって。エアー監督は独特な方法で私たち俳優を精神的に追い込んでいくの。それぞれが持っているトラウマな出来事や恐いと思っていることを事前に聞き出して、ここぞというときにその話を持ち出して恐怖を煽ってくる。なかなか強烈な経験ではあるけれど、素晴らしい演技に繋がったわ(笑)」。見た目が強烈なキャラクターは“外見”に目を奪われてしまいがちだが、たしかにハーレイ・クインをはじめどの悪党も“中身”にも惹かれる。特にハーレイ・クインは、真面目な精神科医からジョーカーと出会いクレイジーな女になるまで、そして何があってもジョーカーを愛し続ける女へ──。実は変化に富んだキャラクターだ。「そうなの!ハーレイ・クインは誰も予測ができないような言動のあるキャラクターで、それが面白さのひとつだけれど、そもそも彼女は精神科医だったというバックグラウンドがある。だから予測不可能に見えたとしても、実は戦略的だったりする。だって、精神的な病について、人の性質や癖、犯罪者の心理を理解しているわけだから、たとえジョーカーに変えられたとしてもどこか計算しているんじゃないかって思うの。どうやって人を操るのかを考えているキャラクターなのよ」。そんなふうに準備と撮影あわせて約1年間、身も心もハーレイ・クインとして生きたマーゴット・ロビー。撮影を終えた後はどんな気持ちになったのだろう──。「1年間ずっとエクササイズ漬けだったこともあって、あまりにもつらくって、撮影を終えた後は『もうエクササイズはしたくないわ!』と自由な生活を送っているわ。ふだんは食事制限していないのよ!でも、元フィギュアスケート選手のトーニャ・ハーディングを演じることが決まったから、オリンピックレベルの身体作りのために、そろそろエクササイズを始めないと…(苦笑)。そういった準備は大変だけれど、どんなに大変であっても女優をやめられないのは、やっぱり演じることが楽しいから。心から楽しいと思えるからね。いま、出演作品やプロデュース作品を含めて約8本の作品に関わっていて休みはないけれどとても楽しいし、寝る前に大好きな『ハリー・ポッター』の小説を読むことで仕事脳をリセットしているの。もちろん、ハーレイ・クインを演じてDCコミックスにもハマって、コミックも愛読書よ!」(text:Rie Shintani/photo:Michimaro Takeuchi)
2016年09月09日美ボディを強調したセクシー衣装でバットを振り回し、「あたしら、悪党だもん」の決めゼリフ……女優のマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインが今、世界中をメロメロにしている。DCコミックスに登場するキャラクターの中でも大人気のハーレイ・クインが大活躍する映画『スーサイド・スクワッド』(9月10日公開)は、先行して公開された全米で8月の歴代オープニング興行収入を塗り替え、3週連続1位を記録。そんな話題作がいよいよ日本公開だ!先日来日したマーゴット・ロビーに、役作りやハーレイとの共通点、ジョーカーへの思い、ウィルとの共演の感想などをインタビュー。今後もハーレイを演じたいかという質問に、「永遠に演じ続けたいキャラクターなので、やらせてもらえるんだったらずっと演じるわ!」と力強い宣言も飛び出した。――ハーレイ・クインはセクシーでクレイジーな強烈なキャラクターでしたが、どんな役作りをしたのか教えてください。一番難しかったところはジョーカーとの関係。彼女ほど知性もあって力もある女性が、なんで彼の前だとあんなにボロボロになってしまうのか…。"共依存"についてリサーチし始めたときに、「なるほど。ある種、彼女はジョーカー中毒なんだ、ハマっているんだ」っていうことに気付いたの。――役作りで参考にしたキャラクターなどはありますか?何よりも原作のコミックスに立ち戻ったわ。ハーレイ・クインは、コミックスやテレビなど、さまざまなストーリーでいろんな形で今まで表現されてきていて、何千という表現の中から彼女のバックグラウンドや人とのやりとりの仕方を知ることができたの。DCの魅力の一つは、ダークな部分の表現を恐れないところで、ひどいことをしているときもそのまま描写する。そういう側面を見ながら作り上げたわ。あと、小さな子供を参考にしたの。子供は瞬間瞬間を生きていて、目を見開くように世界を見ることができたり、同時に、ものすごく意地悪だったり素直にもなれてしまう。そういったところを参考にしたのよ。――衣装がとてもセクシーでした。あの衣装を着ながら激しいアクションというのは大変だったのでは?一番つらかったのは、通常だったらパンツの中に隠してスタント用のパッドみたいなものを膝にあてることができるのに、今回は露出しているためにそれができなかったこと。パパラッチの写真を見てもらえばわかる通り、撮影中はずっと足が切り傷とあざだらけだったの。爆発もCGではなく本当に現場で爆発させているので、飛んでくるガラスも本物。それも楽しさのうちではあったけど、肉体的にはボロボロだったわ。――演じたハーレイとご自身が似ているところはありますか?まったく似てないわ! 一緒にいるキャストは「似てるじゃん」って言うんだけど、自分ではわからないの(笑)――演じたハーレイに影響を受けて変化したことは?それはあると思う。もちろん、絶対まねしたくない部分はあるけど、子供のように世界をまっすぐ見たり、瞬間瞬間を生きる、目の前にあるものを楽しむというところはインスプレーションを受けたわ。――セクシーなハーレイ役を見事に演じられましたが、マーゴットさんの美の秘訣を教えてください。うーん、何もないわ。でも、仕事でメイクをすることが多いので、必要ない時は何もつけずに皮膚呼吸させることを意識してるの。特にハーレイ・クイン役で約6カ月間白塗りだったので、その間もメイクをしなくていい日は呼吸させていたわ。――なるほど。マーゴットさんは、ジョーカーみたいな男性はどう思いますか?ノー! ノー! 髪の毛が緑色なんて、アウトでしょ!(笑)――性格は?性格もないでしょ!(笑) 女性を…相手をああいう扱いする人と一緒にいるなんて。私自身も過去に、ジョーカーよりも全然大したレベルじゃないけど、あまり扱いがよくない人と付き合ったことがあって、幸運なことにその関係は長く続かなかったし、幸運なことにジョーカーみたいな人とは付き合ったことはないわ。――デッドショット役のウィル・スミスさんとの共演はいかがでしたか?今回、『フォーカス』に続き2作目の共演。『フォーカス』でもかなりクレイジーな冒険を撮影中はしていて、もともとその関係をもってこの映画に望めたので、すごく楽しかったわ。――ウィル・スミスの目の演技が素晴らしいと感じました。もともと才能あふれる役者なので、そういった部分もしっかり演技できる。それを微妙な形でしっかり表現するところが素晴らしい役者だなと思うの。だからスクリーンで惹かれるものがある人なんだと思うわ。そして、生まれ持ってのリーダー気質があるので、現場でも、映画の中でも、有機的な形でウィルが引っ張っていくという形になったんだと思う。――今回、ハーレイ・クインという大人気のキャラクターを演じられましたが、次にやってみたいキャラクターや作品は?プロデュース業も始めていて、自分が演じるキャラクターを自分である程度決められるというのが楽しいところ。そろそろイギリスで撮影に入る作品では、1920年代の貴婦人を演じるの。非常に複雑で欠点の多いキャラクターだけど、脚本を読んでいるときに惹かれるのはそういうキャラクター。強い意志を持っているけど、そのやり方が正しいとは限らないようなキャラクターが好きで、次の数作品はそういったタイプのキャラクターを演じる予定よ。――『スーサイド・スクワッド』の次回作やスピンオフがあったら、またハーレイ・クインを演じたいですか?永遠に演じ続けたいキャラクターなので、やらせてもらえるんだったらずっと演じるわ!■プロフィールマーゴット・ロビー1990年7月2日生まれ。オーストラリア出身。マーティン・スコセッシ監督の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(13)でレオナルド・ディカプリオの相手役を演じてブレイク。その後、『フォーカス』(15)や『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(15)などに出演し、『ターザン:REBORN』(16)ではターザンの愛する妻役を演じた。(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
2016年09月09日ユアン・マクレガーが主演を務め、『裏切りのサーカス』などで知られるスパイ小説の巨匠、ジョン・ル・カレの原作を映画化した『われらが背きし者』。本作で、ユアン演じる主人公を危険な亡命劇に巻き込むキーパーソンを演じているのが、ステラン・スカルスガルドだ。彼の息子は、『ターザン:REBORN』で一躍日本でもその名を広めた高身長イケメン俳優、アレクサンダー・スカルスガルド。先日来日した際も、その気さくな性格とサービス精神で世の女性をあっという間にとりこにした。いま話題の “北欧男子ブーム”の先駆け的存在でもある、この “ターザンの父”・ステランとスカルスガルド家の人々に注目した。近年、ドラマ「HANNIBAL/ハンニバル」でもお馴染みの“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンや、「ゲーム・オブ・スローンズ」『キング・オブ・エジプト』のニコライ・コスター=ワルドー、『スーサイド・スクワッド』のジョエル・キナマンなど、北欧出身俳優がハリウッドで大躍進を見せている。その先駆けともいえるステランは、元は舞台俳優として母国スウェーデンで活動をしていたが、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で主人公ウィル(マット・デイモン)の才能を見出し、更生させようと奮闘するランボー教授役で注目され、以後アメリカでも活躍の幅を広めた。その後も、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『マンマ・ミーア!』、『ドラゴン・タトゥーの女』、『マイティ・ソー』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズから、『ニンフォマニアック』まで、ジャンルを問わず、さまざまな作品でその演技力と独特な存在感を光らせてきた。また、御年65歳のステランにはなんと8人の子どもがおり、そのうちの長男・アレクサンダーと、次男・グスタフ、四男・ビルが俳優として活動中だ。いずれも190cm越えの高身長と、父親にそっくりな(?)整ったルックスをもつイケメン兄弟。次男・グスタフは、TVドラマ界で活躍しており、人気歴史スペクタクルドラマ「ヴァイキング ~海の覇者たち~」シリーズなどで知られている。四男・ビルは、アスペルガー症候群の青年を好演したスウェーデン映画『シンプル・シモン』で個性派俳優としての才能を開花させ、次回出演作のスティーヴン・キング原作『IT』(原題/2017年全米公開)では、物語のキーパーソンとなる不気味なピエロ、ペニーワイズ役に抜擢されるなど、父親譲りの演技力も兼ね備えている。そして父・ステランといえば、最新公開作『われらが背きし者』で、亡命を計画するロシア・マフィアを演じており、彼の持ち味ともいえるカリスマ性にあふれた強面とドスのきいた声で役に説得力をもたせている。さらに今回は、ガタイの良い体には全身タトゥーも施され、その迫力が倍増!今後は、テリー・ギリアム監督が長年温め続けた悲願の作品で、アダム・ドライバー共演の『The Man Who Killed Don Quixote』(原題)への参加が決まっている。父子共々、ますますの活躍を期待させるスカルスガルド家から、これからも目が離せない。『われらが背きし者』は10月21日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月06日キーラ・ナイトレイとアレクサンダー・スカルスガルドが『The Aftermath』で共演することになった。リドリー・スコットがプロデュースする。監督はジェームズ・ケント。その他の情報舞台は第二次大戦後のハンブルグ。イギリス人大佐ルイスは、この崩壊した街を立て直すよう任命され、妻レイチェルも、ここに住むことになる。だが、ルイスは、彼らの新居に、元のオーナーであるイギリス人男性とその娘を住ませると決める。スカルスガルドの最新作は、現在公開中の『ターザン:REBORN』。ナイトレイは、12月北米公開予定の『Collateral Beauty』に出演する。共演はウィル・スミス、ケイト・ウィンスレット、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレン。監督は『プラダを着た悪魔』のデビッド・フランケル。文:猿渡由紀
2016年08月20日夏の大作ひしめく中、“洋画実写NO.1”を獲得し、胸打つロマンスあふれるドラマと迫力の爽快アクションが10~20代や女性層を中心に支持を集めている『ターザン:REBORN』。このほど、リアルとバーチャルが融合する、『ハリー・ポッター』チームが誇る映像美が生まれるまでの貴重なメイキング映像が公開された。北欧美男アレクサンダー・スカルスガルドに、最旬女優のマーゴット・ロビー、“話題作にこの人あり”の個性派サミュエル・L・ジャクソン、圧倒的な悪役が似合うクリストフ・ヴァルツらを迎え、かつてのターザン映画のイメージを覆す新たなスタイリッシュ・アクション・エンターテインメントとなる本作。このたび公開されたメイキング映像では、ポイントとなる数々の重要シーンでキャストたちに指示を出すデイビット・イェーツ監督の姿が見てとれる。まず、目を引くのが、山頂から流れ落ちる大迫力の滝をバックに、ターザンと原住民たちが対峙するシーン。本物としか思えないほどリアルな滝は、実はリーブスデン・スタジオの屋外撮影所に人工的に作られたもので、その演出には美術スタッフたちの並々ならぬこだわりがあった。研究と開発が何度も繰り返され、リアルを追及したスタッフたちは「流水にいくつもの層を作り出し、滝を演出する」ことを成功させた。これには『ハリー・ポッター』シリーズからイェーツ監督とタッグを組んでいる美術監督のスチュアート・クレイグも、「膨大な量の水だったし、想像できないほど壮観だったよ。本物の滝と違って止めることができたのが非常に大きい利点だった」と満足げにふり返っている。そして、なんといってもジャングルでの撮影シーンは、観るものをまるで本物のジャングルにいるかのような錯覚を与えてくれるほどのクオリティ。滝同様に、セットで組み立てられたジャングルは、合計7バージョンも作られ、キャラクターの動きに伴い、景色が次第に変化するよう、大胆な方法がとられた。そんなジャングルにゴリラなどのフルCGの動物たちが加わることで、“リアル”と“バーチャル”が見事に融合した、唯一無二の世界観が作り上げられた。これらの完成度の高いセットには、ターザンを演じたアレクサンダーも、思わず「この映画のセットは驚異的だった」とうなり、「僕はあんなセットは見たことがない。実際にアフリカにいる気になれたので、俳優としてはものすごく助かったよ」とコメント。ターザンの敵役であるレオン・ロムを演じたクリストフ・ヴァルツも同様に、「あれだけ広大なセットで、滝、川、ジャングルがあって…。計り知れないぐらいの範囲を扱っていて、しかもすべてが見事な出来だった」と大絶賛を贈る。さらに、イェーツ監督も「映画作りのすばらしさには、アフリカのような神秘的な場所へ観客をいざなうことが出来るという点がある。すごくわくわくするよ。観客は自ら旅をする必要はない。彼らはただ映画館の中へ足を踏み入れるだけで、想像したこともないような別の時代、別の世界へ運ばれる。そんな体験を提供できることは、フィルムメーカーの大きな役得だよ」と語っており、CGを駆使しつつ、リアルにこだわり抜いたその世界観に自信をみせている。ディズニーの『ジャングル・ブック』も公開され、いま日本では2つの”ジャングル・ムービー”が話題を席巻中!うだるように暑い今年の夏は、涼しい映画館で最高に“アツイ”ジャングル気分を味わってみては?『ターザン:REBORN』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月12日2016年8月6日、7日の全国映画動員ランキングは、『シン・ゴジラ』(全国348館)が公開2週目も首位を守り、2位の『ファインディング・ドリー』(全国362館)、3位の『ONE PIECE FILM GOLD』(全国346館)も順位をキープした。その他の画像/動員ランキング週末に封切られた『劇場版仮面ライダーゴースト100の眼魂とゴースト運命の瞬間』(全国302館)は初登場4位。『ルドルフとイッパイアッテナ』(全国332館)は初登場5位。『秘密 THE TOP SECRET』(全国304館)は初登場6位につけており、次週、TOP3内がどのように変動するのか注目だ。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『シン・ゴジラ』2位『ファインディング・ドリー』3位『ONE PIECE FILM GOLD』4位『劇場版仮面ライダーゴースト100の眼魂とゴースト運命の瞬間』5位『ルドルフとイッパイアッテナ』6位『秘密 THE TOP SECRET』7位『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』8位『ターザン:REBORN』9位『HiGH&LOW THE MOVIE』10位『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』
2016年08月08日おもちゃのウッディやネズミのレミー、モンスターのサリーにロボットのウォーリーなど、これまでに様々な種類の魅力的なキャラクターを生み出してきたディズニー/ピクサー。そのどれもがユーモアと個性に溢れ、主人公のキャラクターでなくても、ファンの心を掴む魅力を備えているのが、同スタジオの何よりの手腕と言えるだろう。アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、ピクサーの数々の名作の中で日本における興行収入No.1の記録を持つ『ファインディング・ニモ』。主人公として描かれるクマノミのマーリンをはじめ、はぐれた息子のクマノミのニモ、アオウミガメのクラッシュ、マダラトビエイのエイ先生など、本作では海の中を舞台に、様々なキャラクターが登場する。待望の続編として公開中『ファインディング・ドリー』では、主人公であるナンヨウハギのドリーをはじめとするお馴染みのキャラクターに加え、ジンベエザメのデスティニー、シロイルカのベイリーなど、海の生物を保護し、治療して海に帰す海洋生物研究所を舞台に様々な生き物たちが登場する。そして、本作で何より新たな存在感を発揮するのは、ドリーが両親の居場所を探しに冒険を繰り広げる海洋生物研究所で出会う新キャラクター、ミズダコのハンクだ。シネマカフェが実施したピクサー現地取材レポート第4弾では、本作で大活躍するハンクが生まれるまでの過程を、キャラクター・アートディレクターを務めたジェイソン・ディーマーと、スーパーバイジング・アニメーターのマイケル・ストッカーのインタビューを通して紹介する。両親の居場所を探して海洋生物研究所までたどり着いたドリーだが、ひょんなことで研究所のスタッフによって捕まえられてしまい、クリーブランドの水族館行きのタグを付けられてしまう。研究所のバックヤードの水槽の中で戸惑うドリー。すると、壁にかかった猫のポスターの目がぎょろりと動き出す…ポスターに擬態して身を潜めていた、ミズダコのハンクの登場だ。「私はピクサーに勤めて18年になりますが、ハンクのデザインは私がこれまでに関わった中で最も誇りに思えるものであると同時に、最も大変な仕事でした」。本作でハンクのキャラクター・アートディレクターを務めたジェイソン・ディーマーはそう語る。フリーランスの編集イラストレーターとして活躍していた彼は、ピクサーに入社後、『モンスターズ・インク』のスケッチアーティストとしてそのキャリアをスタート。その後、『ファインディング・ニモ』『レミーのおいしいレストラン』『ウォーリー』など多くの作品でキャラクターデザインを担当し、『モンスターズ・ユニバーシティ』ではキャラクター・アートディレクターを手掛け、監督とともに、少数のピクサーアーティストからなるチームを率いて、キャラクターデザインを作り上げる役割を担っている。一方、スーパーバイジング・アニメーターとして、ハンクの誕生に大きく寄与したマイケル・ストッカーは、アニメーション業界に入る前は、広告代理店やデザイン会社でのイラストレーター、ボーイング社向けのコンセプト画を手掛けるなど、様々な企業で仕事をこなしてきたという。1992年にディズニーにて『ライオン・キング』の動画マンの研修としての仕事を始め、その後ワーナーブラザース・アニメーションの一部となるターナー&アソシエイツで最初のアニメーションの仕事を手掛けた。その後、ディズニー・アニメーション・スタジオにて10年間勤務し、『ヘラクレス』『ターザン』『ファンタジア2000』などの作品への参加を経て、2002年にピクサーに入社。『Mr. インクレディブル』『カーズ』『レミーのおいしいレストラン』『カールじいさんの空飛ぶ家』にアニメーターとして参加し、『トイ・ストーリー3』『モンスターズ・ユニバーシティ』ではディレクティング・アニメーターを務めている。「キャラクターをデザインする際にいつも最初にすることは、その生き物についてできる限り知るということです」。そうジェイソンが語るように、ピクサーは入念なリサーチを経てから作品制作に入ることで知られている。今回もハンクの制作にあたって、サンフランシスコのモントレーベイ水術館の協力のもと、タコの生態についてあらゆる研究を実施したという。「デザインのインスピレーションとなるビジュアル面での情報を得るようにしています。タコを調べていく中で最も惹きつけられたのは、触手の裏側の白い部分と、マットなグレーの柔らかく丸い部分ですね。そこに魅力を感じたので、こだわりました」。劇中でハンクは、様々な姿に擬態することで人間の目をかいくぐり、ドリーとともに冒険を続けていく。周囲にカモフラージュするハンクの姿はなんともユーモラスであり、いつ見つかるか分からないというハラハラ感が観客を楽しませてくれるのだが、これが映画的な演出というわけではなく、あくまでタコの実際の生態に基づいているというから驚きだ。「ミミック(擬態)・オクトパスは、肌の色を変えられるだけでなく、テクスチャーさえも変えられるのです。この映像のどこにタコがいるかわかりますか?」リサーチにあたって使用されたという実際のタコの映像が披露され、取材陣にジェイソンが語りかける。砂や岩の表面に見事に擬態したタコは、動き出すまではそこにいるとは気づかないほどであり、取材陣からはおもわず声が漏れる。「何度見ても飽きることがありません。信じられないですよね」と笑みを浮かべるジェイソン。「タコが小さな割れ目からでも逃げられるという話を聞いたことがあるでしょう?」とジェイソンは続ける。「タコは小さな瓶の中にも入れるし、自動販売機の後ろにも隠れられる。それからぺったんこになれるのも魅力的でした。パンケーキのように平たくなるかと思えば、真っ直ぐ伸びて細長くもなれます」。これらのタコの生態へのつぶさな観察を経て、ハンクというキャラクターをかたち作るための具体的なアイデアが提案されていく。「そこで、彼は究極の脱出名人だというアイデアを提案したのです。劇中で実際に披露される、ハンクが観葉植物に成りすますというアイデアも、このときに提案しました」。さらに、これらのアクション要素だけでなく、ハンクの口の位置や身体の表面のテクスチャー、色など、キャラクター化するにあたっての細部に至るまでの設計も行われる。なお、リアリティーのある表現をどこまでも突き詰めるというわけではなく、あくまでキャラクターとして仕上げるため、実物のタコの特徴の中からどの要素をデザインするかについても議論が行われるという。「タコは気持ち悪いキャラクターになってしまう部分もたくさん持っていますからね(笑)」とジェイソン。次に、デザインされたキャラクターを実際にアニメーションとして動かしていく舵取りをするのが、アニメーション・スーパーバイザーのマイケルだ。「アンドリューがこのデザイン画をボードに貼り付けたときに、これはものすごい挑戦でエキサイティングだと思いました。それと同時に、とても手強い課題だということも分かっていました」。ジェイソンと同様に、まずはタコをアニメーションとして描くことのやりがいと難しさについて語り始めるマイケル。「とにかく、我々はタコの吸盤がどのように動いているのかを分解していかなければなりませんでした。タコは、それぞれの触手を別々に動かせるだけでなく、吸盤ひとつひとつもバラバラに動かすことができ、意図的にコントロールすることができます。これには驚きますね。その動きをアニメーションで真似ることは、ほんとうに難しい作業です」。タコの動きの入念な観察を経て、スタッフは実際にこの動きをアニメーション化するために手を動かし始める。幾つかのテスト映像の検証を経て、自然な動きが追求されていく。「もし何かアイデアがあったら、そのアイデアをなるべく早くやってみなければなりません。もし2Dでやるなら、すぐに描くことができますが、3Dの場合、このようなモデルを作る際、素早くできるわけがありません。ひとつのポーズを作るのに1時間かかることもあります」。ここで、幾つかテスト段階の映像が取材陣に披露された。シンプルな触手の動きが、少しずつスムーズで伸びのある動きへとブラッシュアップされていく様が段階的に示され、私たち観客が楽しむことができるキャラクターたちの生き生きとした仕草が、いかに多くの行程を経た上で作成されているのかが分かる。そのほかにも、目と眉の動きによって作られる表情や、実際にアニメーターとともに作成したシークエンスの中でのハンクの動きなど、様々なテスト映像が披露される。ハンクは通常のタコよりも1本足が少ない“セクトパス”という設定だが、彼が登場する全てのシーンにおいて7本の触手の動きがアニメーションとしてコントロールされているかと思うと、途方もない思いがする。続けて、キャラクターのコンセプトアートに基づいたアニメーションを作るにあたり、コンピューター上のパペット(人形)を使用してキャラクターの演技を作り出す、キャラクター・スーパーバイザーの仕事について、マイケルが解説した。「自然な動きをコンピューターで作るのはとても難しいのです。我々は、何を作ればいいのかということから考えなければなりません」。この段階でストーリーはまだなくとも、チームのスタッフはキャラクターに要請されるであろう動きを想像しながら、アニメーターたちがその動きを作ることを可能にする正しい装置を設計していく。コンピューター上のインタフェースを設計し、実際に使用したアニメーターのフィードバックを加えながら改良を加えていくというその過程には、科学的であり数学的なアプローチが施される。触手の複雑な動きのほかにも、ハンクの肌の色のテクスチャーをコントロールするシステムなど、コンピューターによるアニメーション表現の洗練化が行われていく。そして、アニメーションの最終的なブラッシュアップの作業をシミュレーションチームが担っていく。ここでは、ハンクの吸盤が地面と接触した際に生じる細かな動きなどが、シミュレーション・ツールよって再現されていく。「ハンクには全部で350個の吸盤があります。ですからこの問題を解決するために、全部を手描きで作業するのは難しいですね。そこで、より良い方法を探していました」。チームのスタッフは個体力学の技術を利用したという特別なシミュレーターを作成し、くっつく、剥がれる、つぶれる、といったひとつひとつの吸盤の動きを実際の物理的な動きとして再現することで、自然な動きをするための加工をアニメーションに施していく。この行程を経ることで、ハンクはより柔らかく肉付きのよいものになり、アニメーターたちが仕上げたハンクの動きがより緩やかで親しみやすいものに仕上げられ、私たちがディズニー/ピクサーのキャラクターたちに感じる、ユーモラスで楽しい印象が生まれるのだ。「最初に取り掛かってから、ここまでで約1年かかっています」。テスト映像とともに話を伺った時間はほんの10数分だったが、その裏にはとてつもない時間と労力が費やされていると思うと、出来上がった数秒のシーンに感じられる重みが随分と変わってくる。実際にハンクを生み出したスタッフの数は、約50人にも上ったという。「あらゆる人たちが、それぞれ違うタイミングで貢献している。テストだったり、表面のペイントだったり、ソフトウェアを描くことだったりね」。「タコの触手の動きには、いろいろなものが混じっています。とても素晴らしく、美しい混沌です」。そう語るマイケルの言葉には、テクノロジーによってさまざまな自然を描写してきたピクサーが、何より自然に対する尊敬と畏怖の念を抱きながらアニメーションという表現に向き合ってきたことがわかる。「自然のものには、私が紙とペンを持って想像して書くよりも、ずっと興味深い部分があります」とジェイソンが語るように、ディズニー/ピクサーのアニメーションは、自然が持つ美しさへの驚きと発見の喜びに満ち溢れている。ピクサーが新たに生み出したハンクの活躍を、ぜひ劇場で目撃して欲しい。『ファインディング・ドリー』は全国にて公開中。協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年08月07日妻・ジェーンとの胸打つロマンスあふれるドラマと、迫力の爽快アクションが評価を集め、日本でも大作ひしめく中、“洋画実写NO.1”を獲得した『ターザン:REBORN』。このほど、本作最大の見せ場となる、捕らわれのジェーンを追うターザンの激走をとらえたクライマックスシーンの一部が解禁となった。世界中を魅了し、これまで何度も映画化されてきた名作「ターザン」が、『ハリー・ポッター』シリーズの監督&スタッフによって現代に生まれ変わる本作。全米では、スピルバーグ監督の新作『BFG』や『インデペンデンス・デイ』続編を大きく引き離し、ターザン映画の歴史を塗り替える2週連続実写No.1を記録。すでに全世界では興行収入3億ドルを突破している。そして、ついに日本での公開を迎えた本作は、人気俳優・桐谷健太の日本語吹き替え版ターザン役への起用、日本版主題歌に音楽業界でいま最も勢いのあるバンド[Alexandros]が起用されたことでも話題に。10~20代男女や女性層を中心に観客を集めている。そんな本作から解禁となったのは、本編クライマックス映像の一部。ターザン(アレクサンダー・スカルスガルド)とともに、地響き鳴らす数万匹のヌーの大群による疾走が圧倒的スケールで描かれるシーンだ。捕らわれた妻のジェーン(マーゴット・ロビー)を救うため、2万人を超える強大な軍隊を前に身体ひとつで立ち向かうターザン。貴族として持てる全てを捨て、ジャングルの王として再び目覚めた彼は、百獣の王・ライオンや、森の精霊・ゴリラなど、かつての“旧友”たちと心を通わせ、ジェーン奪還に挑む。映像では、圧倒的戦力を従え、ターザンを待ち構えるロム(クリストフ・ヴァルツ)に対し、“旧友”たちとともに草原にいたヌーの大群を向かわせ、ジェーンが捕らえられている港町へ正面突破を試みるという、ド迫力アクションが映し出されている。また、SNSなどでも「ターザンとジェーンの絆の深さ」に胸をときめかせ、感動したと明かす女性が続出している中、身体ひとつで傷つきながら、命懸けでジェーンのもとへと走り続けるターザンの勇ましい姿は、女性なら誰もが胸を打たれること間違いなし。だが、目前まで迫ったものの、あと1歩のところで再び連れ去られてしまうジェーン。ターザンはジェーンを救い、ジャングルを救うことができるのか。2人を待ち受ける運命を、スクリーンで確かめてみて。『ターザン:REBORN』は丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D同時公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月04日