『ハイ・ライズ』の日本公開を控え、いま何かと話題のトム・ヒドルストンと、『ルーム』のオスカー女優ブリー・ラーソンらが出演するアドベンチャー超大作『コング:スカル・アイランド』(原題:『KONG:SKULL ISLAND』)の日本公開が2017年3月25日(土)に決定!早くも、コングの巨大すぎる姿が分かる貴重な場面写真が解禁となった。“コング”といえば、1933年に美女を片手にエンパイア・ステート・ビルで大暴れした『キング・コング』以来、1976年のジョン・ギラーミン版(’86には2も公開)、2005年のピーター・ジャクソン版と計4度も映画化されており、日本の『ゴジラ』シリーズにも2度登場するなど、後の映画史やカルチャーに多大な影響を与えたモンスター映画の1つ。今回の作品では、コング最大の神話のひとつである、これまで一度も語られることのなかった“コングの起源”を探る未知の旅がテーマとなる。神話の中だけに存在すると思われていた島が実際にあることが分かり、ある遠征隊が派遣される。地図にも載っていないその“楽園”は、驚異と危険に満ちていた。人間と自然との間で壮絶な闘いが展開するなか、映画史上もっとも象徴的なクリーチャー、コングの驚くべき真実が明らかになっていく――。本作は、2014年に『ゴジラ』シリーズをリブートして世界的に成功を収めた、レジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザースが再びタッグ。大自然の真の“キング”を新たな視点で描きながら、パワフルな人間ドラマを映し出すスペクタクル超大作となっている。監督は、ニック・ロビンソン主演の青春“夏休み”映画『The Kings of Summer』(’13/原題)がサンダンス映画祭などで高く評価された、映画界でいま最も注目されるジョーダン・ヴォート=ロバーツ。出演は、『マイティ・ソー』シリーズのロキ役で知られ、『ハイ・ライズ』『アイ・ソー・ザ・ライト』と公開作が続くトム・ヒドルストン。『ルーム』のブリー・ラーソンに、『ターザン:REBORN』のサミュエル・L・ジャクソンら豪華キャストが顔を揃えている。7月24日(現地時間)、米サンディエゴで開催された「コミコン」にてプレゼンテーションされ、同時配信されたコミコン・トレーラーは、瞬く間に延べ1,900万を超える視聴回数を記録する大反響ぶり。そして、今回公開された場面写真は、大人の2倍以上はある超巨大なスカルの前を探索する4人の遠征隊の姿が!中央のトムヒは、ライフルを手にして緊張した表情。その隣には、カメラを携えた姿のブリー。これまで、ジェシカ・ラング、ナオミ・ワッツらが演じてきた、“コング”のヒロインとはまた異なる魅力を放つ佇まいだ。さらに、ジョン・グッドマンとアーミースタイルのジョン・C・ライリーの4人が、“スカル・アイランド”を調査する緊張の一瞬をとらえた場面となっている。すでにハリウッド版ゴジラとの究極の対決も予定されているという本作。“コング”がいかにしてキングとなったのか、その“起源”に引き続き注目していて。『コング:スカル・アイランド』(原題)は3月25日(土)より全国にて公開(2017年3月10日全米公開)。(text:cinemacafe.net)
2016年08月02日2016年7月30日、31日の全国映画動員ランキングは、国内シリーズ12年ぶりとなる新作『シン・ゴジラ』(全国348館)が初登場で首位に立った。本作は2Dのほか、IMAX、MX4Dなどで上映されている。その他の画像『シン・ゴジラ』は、『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明が脚本・総監督を、実写版『進撃の巨人』の樋口真嗣が監督・特技監督を務め、長谷川博己、竹野内豊、石原さとみら豪華キャストが出演している。2位は先週と変わらず『ファインディング・ドリー』(全国362館)。3位は『ONE PIECE FILM GOLD』(全国346館)。初登場4位に『ターザン:REBORN』(全国306館)が入った。そのほか『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』(全国185館)が、順位を上げて9位につけている。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『シン・ゴジラ』2位『ファインディング・ドリー』3位『ONE PIECE FILM GOLD』4位『ターザン:REBORN』5位『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』6位『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』7位『HiGH&LOW THE MOVIE』8位『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』9位『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』10位『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』
2016年08月01日7月1日より封切りとなった全米では2週連続1位を記録した『ターザン:REBORN』が、ついに日本公開された。クオリティの高いアクションはもちろんのこと、「ハリポタ」チームが手掛けた目を見張るような映像美の数々、主演アレクサンダー・スカルスガルドのハンサムな見た目とは裏腹な気さくな人柄で話題を呼んでいる本作には、すでにツイッター上で「奥さん(ジェーン)との絆に感動した!」との声も多数上がっており、女性を中心に“ストーリーの深さ”という部分で盛り上がりを見せている。そんな中、多くの女性たちを感動の渦に巻き込んだターザンとジェーンのラブストーリーに焦点を当てた特別映像が解禁となった。今回の映像では、冒頭、ターザンの前に立ちはだかる敵レオン・ロム(クリストフ・ヴァルツ)が「君の夫には狂気が眠っている」という衝撃的なセリフを放ち、ターザンと現地民族たちとの緊迫した戦いが映し出されていく。そして、ジェーンもまた、「愛するひとのためなら、不可能を可能にする。夫は普通じゃない」と、ターザンの“真の姿”を想像させるようなセリフを語るのだ。本作でターザンの妻ジェーンを演じたのは、今年、DCフィルムズの第2弾『スーサイド・スクワッド』も待機するなど注目度急上昇中のマーゴット・ロビー。彼女が「アクション映画だけど、ラブストーリーでもある」と自ら語り出すと、ターザンを演じたアレクサンダーもまた、「彼はジェーンを心底愛している。絆を語る上でジェーンは欠かせない人物」と続き、ターザンとジェーン2人の固い絆で結ばれた深い関係性について触れる。続いて、ロム率いる敵たちによってさらわれたジェーンを助けるべく、崖から勢いよく森へ飛び込み、蔦を使いジャングルの中を飛び回るシーンや、いまにも崩れそうな建物の中を駆け巡るシーンなど、手に汗握る“ターザンらしい”スリリングなアクションシーンも次々と映し出される。マーゴット自身も「2人を応援したくなる」と語る現代のターザンは、「妻を取り返すためだったらなんだってする男。惚れちゃうね」とまで言わせる男なのだ。また、マーゴットは劇中でのターザンとジェーンについて、「彼らは、最初からずっとカップルなの。真ん中の部分だけ、彼らは離ればなれになっているけど、また戻ろうとするのよ。彼らは最初一緒で、それから離れて、最後にまた再会するのよ。でも、ずっとフラッシュバックが出てくるの。彼らが若かったころ、どのように出会ったかとか、どのように恋に落ちたかとか。だから、ずっとそういうことを(観客は)見られるのよ」と明かしており、2人の愛が全編にわたりドラマチックに描かれていることが伺える。プロデューサーのデヴィッド・バロンも、本作について「もちろんアクション・アドベンチャー映画ですが、ロマンスもあり、ターザンとジェーンはとてもロマンチックなカップルです」と語っており、アクション映画として楽しめることはもちろんのこと、胸キュンしたい女子たちにも見逃せないロマンチックな要素も満載となっているようだ。ハリウッドの最旬女子、マーゴットも惚れさせた新ターザン。愛する者のためにすべてを投げうち、ジャングルに戻り立ち向かうターザンの姿を、まずはこちらからご覧あれ。『ターザン:REBORN』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月30日世界中を魅了してきた名作「ターザン」が『ハリー・ポッター』シリーズの監督&スタッフによって、全く新しいスタイリッシュ・アクション・エンターテイメント大作として生まれ変わる『ターザン:REBORN』。この度、イケメンすぎるゴリラとして話題の“シャバーニ”と本作がコラボしていることが分かった。すべてを手に入れた英国貴族、そして美しき妻と裕福な暮らし送る男ジョン。彼の別の名は“ターザン”。 産まれて間もなく、国の反乱に巻き込まれ、コンゴのジャングルで動物たちに育てられたのだった。スマートにしてワイルド、そのアンバランスな魅力を備え持つターザンは英国政府でも一目置かれる存在だった。ある日、政府の命により、外交のため妻・ジェーンとともに故郷へ戻る。しかしそれはターザンに仕向けられた罠だった。故郷は侵略され、ジェーンはさらわれてしまう。愛する妻と故郷を救うため、持てるものを投げうちジャングルに戻ること決意するターザン。果たしてターザンは、己の野生を呼び覚まし、すべてを取り戻すことが出来るのか――?本作でターザン演じる主演のアレクサンダー・スカルスガルドの来日や、日本語吹き替え版のターザン役に俳優・桐谷健太が担当することでも注目を集めた本作。日本版主題歌には、音楽業界でいまもっとも勢いのある[Alexandros]を抜擢し、本作のために書き下ろしの新曲を発表したことで、10代~20代の若者からも注目を浴びている。すでに、今月1日からは全米で公開されており、話題作『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の興行成績を大きく引き離し、ターザン映画の歴史を塗り替える、2週連続全米実写No.1の大ヒット爆走中だ。日本公開を前にすでに話題沸騰中本作だが、今回各メディアを席巻している“イケメンすぎるゴリラ”のシャバーニ(東山動植物園・愛知県名古屋市)とのコラボが決定。ニシローランドゴリラのシャバーニは、テレビやWeb上で話題となり、昨年発売された写真集はAmazonの写真集カテゴリーで1位を獲得。その人気は日本国内に収まらず、AFP通信、英BBC、米CNN、英紙デイリーメールでもそのイケメンさと人気ぶりが報じられたゴリラ界のカリスマだ。 そんなシャバーニがなんと今回、US版ポスタービジュアルに特別出演! ジャングルを駆け抜けるターザンを取り囲むゴリラの1頭として合成で参加しているのだ。北欧が誇る、今ハリウッドを代表する最も旬なイケメンとして名高いアレクサンダー演じる、従来のイメージと常識を覆す“英国貴族のイケメンすぎる新たなターザン”。実はその背景には、ターザンは産まれて間もなく国の反乱に巻き込まれ、ジャングルで“ゴリラ”に育てられたという壮絶な人生が。森の賢者とも呼ばれるゴリラとともに成長したターザンは、ジャングルでは心強い相棒同士。もちろんシャバーニがハリウッド映画とコラボするのは今回が初。東山動植物園の動物園長も「まさか、シャバーニがハリウッド映画のポスターに起用されるとは…。映画を見たあとは、東山動植物園で本物のシャバーニはもちろん、ゴリラの魅力をもっと知ってほしい」とコメントを寄せた。日本発のセクシーなイケメンゴリラと、ハリウッドの最旬イケメン俳優の夢の共演を果たした今回。ポスタービジュアルからは、まるでターザンと妻・ジェーンを守るかのようなシャバーニの心情が伝わってくるようだ。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほかにて2D/3D同時公開。(cinemacafe.net)
2016年07月28日なぜ、いま“ターザン”を映画化するのか?その問いにアレクサンダー・スカルスガルドは「ターザンがスーパーヒーローの原点だから」と答える。強いだけではない。思いやりがあって、ハートで人々を惹きつけ、リーダーシップの取れるヒーロー。それがターザンであり、世界がいま求めているヒーローだ。「子どもの頃、僕がターザンのことが大好きだったのは、ミュータントでもない、武器やガジェットも使わない、空も飛ばない、使うのは己の頭と身体だけ──という生身の人間であることだった。ジャングルで生きるために、より強くより素早く、ターザンは超人になっていく。そんな大好きなターザンを自分が演じることになるなんて。オファーの電話をもらったときはものすごく嬉しかったけれど、後でドッキリだったと連絡が来るんじゃないかって疑ったほどだよ(笑)。信じられないほどこのオファーは嬉しかった」。憧れのキャラクターを演じることの嬉しさに加え、新しい解釈を加えていることもスカルスガルドが惹かれた理由のひとつでもある。物語はターザンがジェーン(マーゴット・ロビー)と結婚し、イギリスで生活しているところから始まる。「冒頭、ターザンは3ピースのスーツを着た英国紳士ジョン・クレイトンとして登場するんだ。彼は首相とお茶を飲むような洗練された貴族だ。これまでのターザンは野生児からだんだん人間的になっていくストーリーだったけれど、この『ターザン REBORN』はその逆。ある出来事をきっかけに、人間の世界から自分のルーツであるジャングルの世界へ戻っていく。心理的にも外観的にも面白い解釈だと思ったよ」と語る。そして、ターザンとして存在するために厳しいトレーニングを積み、彫刻のような圧倒的な美ボディを手にした。最先端のVFXでどんな映像も可能な時代に、リアルな肉体で勝負する。そこには俳優としてのこだわりがあった。「モーションキャプチャーのスーツを着て撮影すれば、CGで理想のターザンの肉体になれただろうね。でも、そうしなかったのは理由があるんだ。何か月もかけてターザンを演じるための肉体を作る、そういう準備があるからこそターザンの気持ちになれる。大変だったけれど、とてもエキサイティングだったよ。ただ、撮影を終えてから半年後に1シーンだけ撮り直したいと言われてね。撮影後は食べたいだけ食べて太ってしまっていたから、また3か月間、お酒を断ち、ダイエットをして、トレーニングをしたんだ。撮り直しのシーンはムボンガとの闘いのシーンのひとつ。さすがに“CGでなんとかならないのか!”って、トレーニング中のジムで叫んでいたよ(笑)」。ジャングルのセットは14週間かけてスタジオに作られた。今回、美術監督を務めるのはスチュアート・クレイグ。『ハリー・ポッター』シリーズを手掛け、デイビッド・イェーツ監督とも4作一緒に仕事をしている。そのセットの素晴らしさにスカルスガルドは感嘆する。「あまりにセットが素晴らしくて、信じられない光景ばかりで、これは現実なのか?ってほっぺたをつねったよ(笑)。子どもの頃からのターザンのファンにとっては夢のような世界、僕たちだけのために“ターザンパーク”を作ってくれたようなものだからね。毎日現場に行くのが楽しかった。ツタからツタへ飛び渡るシーンはターザンの目線になって、観客もまるで自分もスイングしているかのようなリアリティを味わえると思う。ただ、ターザンはそれを軽々やってしまうけれど、そこで重要になってくるのがサミュエル・L・ジャクソンのジョージのキャラクターだ。彼はターザンのようにジャングルを走り回れないけれど、苦労することで重み(リアリティ)が生まれる。その重みが観客をジャングルにいる感覚にさせてくれるんだ」。役者としての挑戦には、そこにいないCGで描かれる動物たちとの共演もあった。たとえば、ターザンがジャングルに戻って来て、自分を育ててくれたゴリラと再会するシーン。目を見つめ合うだけで気持ちが通じ合うエモーショナルなシーンだが「僕の目の前にいるのはゴリラではなく(位置を確認するための目印の)テニスボールだけだからね(笑)。ボール相手にどうやって感情を出すのかが大変だった」。また、アクション映画に見られがちだが、実は「ラブストーリーに満ちている」と、ターザンとジェーンの愛がベースになっていると熱く語る。「観ている人が2人の愛を感じなければ、この映画は成り立たないからね。彼が殺されようが、彼女が水の中に落ちようがどうでもいい相手だったら、この物語は成立しない。愛する妻を救うために、ターザンは再びジャングルへ向かうわけだから。ジェーンが自立した女性、強い女性であることも大きなポイントだと思う。ジェーンはターザンの助けを待っているだけの乙女ではないんだ。1800年代の物語ではあるけれど、ジェーンを通して描かれる女性像はとても現代的だと思うよ」。女性はきっと、ジェーンのような女性に憧れるだろう。もちろん、スカルスガルドが作り上げたターザンの男らしさにも惚れるだろう。『メランコリア』『バトルシップ』『メイジーの瞳』『ザ・イースト』…作品ごとに違う顔を見せてくれる俳優アレクサンダー・スカルスガルドにとって『ターザン REBORN』は間違いなく大きなステップとなったが、そこに留まらないのがスター。「ターザンの撮影が終わってすぐに、インディーズ系の映画『War on Everyone』に主演したんだ。その映画で演じたのはスーパーヒーローとは真逆のキャラクター。メキシコのアルバカーキにいる非常に腐敗した警察官で、アル中でコカインもやる、悪党のお金もいただく役。ヒーローを演じた反動なのかな(笑)。僕は、役にどっぷり浸かるタイプだから、ひとつの作品が終わるとそれとは全く違う役を演じたくなるんだよ」。悪党役のスカルスガルドも気になるけれど、まずは『ターザン REBORN』。強くて、優しくて、正義感があって、たくましく美しい──パーフェクトな理想の男、ターザンを見ないことには始まらない!(text:Rie Shintani)
2016年07月27日8頭身どころか9頭身以上ありそうな、縦長のシルエット。スウェーデン出身のアレクサンダー・スカルスガルドは、従来のターザンのイメージとは、かなり違う。そう思ったのは彼の父でベテラン俳優のステラン・スカルスガルドも同じ。息子から、『ターザン:REBORN』の主役に決まったという知らせを聞いた時は、まさかと笑ったそうだ。しかし、その次には、相当に興奮したと、アレクサンダーは振り返る。『ターザン:REBORN』/その他の画像「ターザンは、父の子供時代のアイドルなんだ。幼い頃、父は、毎週土曜日に近くの映画館に『ターザン』を見に行っていたんだよ。ジョニー・ワイズミラーの『ターザン』さ。僕も、父と一緒に家のカウチに座って、『ターザン』をビデオテープを見たものだ。だから、今作の場合、一番怖い批評家は父だね」役を得られたことがあまりにもうれしくて「その時は、肉体作りが大変かどうかなんて、考えなかった」と笑う。実際、食事制限とトレーニングは非常に厳しかったが、アレクサンダーは、指導をきっちり守るだけでなく、たまになら許されたかもしれないことも、やらないで通した。「外食は絶対だめというわけじゃなかったし、たまにならズルをしてもよかった。でも、僕はこの役に全力を注ぎ込みたかったんだよ。この映画のために8か月ロンドンで過ごしたが、サッカーを見に行ったのは一度だけ。トレーニングと撮影でとにかく疲れていたから、休みがあるなら寝たかった。父とも撮影中、2回ランチをしたけれど、実際のところ、父が食べるのを見ていただけだよ。僕は、栄養士が計算して作り、届けてくる食べ物を食べるだけ。トレーニングは、ウェイトリフティング、ピラテス、ヨガなどを組み合わせたものだった。ターザンがしなやかにジャングルの中を動き回れるように、柔軟性が求められたのさ」この役のおかげで、フィットネスや栄養についてずいぶん詳しくなったかと聞くと、「そうでもない」のひとこと。「もともとそういうことに興味はなかったし、今も同じだね。言われることをやっただけさ。撮影が終わった時、ちょうど父が仕事でロンドンにいたので、僕はまっすぐ父の家に行って、その週末は父が作るものを思いきり食べた。モッツァレラのフライとか、スパゲティボロネーゼとか。そういうのは長い間食べていなかったから、天国にいる気分だったよ」『ターザン:REBORN』7月30日(土)全国ロードショー取材・文:猿渡由紀
2016年07月25日2016年は、兄弟そろって人気、実力ともに兼ね備えた俳優たちの活躍が際立っている。その筆頭株ともいえるのが、松田龍平&翔太だろう。兄・龍平さんは、“ミズタク萌え”なる現象を生み出した「あまちゃん」以来、約3年ぶりに連続ドラマに出演中。弟・翔太さんは、auの「三太郎」CMシリーズの飄々とした桃太郎で人気だ。今年はとりわけアツい、彼らに代表される“兄弟俳優”たちに迫った。■国内編ドラマ「営業部長 吉良奈津子」では、松嶋菜々子が演じる産休&育休明けの主人公に、複雑な感情を抱えながら何かと厳しく当たるという役どころの松田龍平さん。スマッシュヒットとなった『殿、利息でござる!』では、阿部サダヲや瑛太ら“庶民”のみならず、観客も引くほどの冷徹ぶりを見せつけただけに、今回のドラマも実に楽しみ。また、沖田修一監督と組み、柄本明と親子を演じた主演作『モヒカン故郷に帰る』は、イタリアのウディネ・ファーイースト映画祭で2冠を達成するなど高評価を受けており、北杜夫原作の児童文学を山下敦弘監督で映画化する『ぼくのおじさん』では、21世紀版の“寅さん”を目指す(?)というから見逃せない。山下監督といえば、翔太さんも、オダギリジョー&蒼井優共演の『オーバー・フェンス』でタッグを組む。オダギリさん演じる主人公と同じ職業訓練校に通う友人役で、蒼井さん演じるホステスを引き合わせる役柄となるようだが…。かと思えば、人気漫画をTVドラマに続いて映画化する『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』では、異邦警察「ディアスポリス」ただひとりの警察官を、これまでになくワイルドかつクールに演じる。ドラマでお馴染みとなった、“バディ”浜野謙太との良いコンビぶりにも注目しておきたい。バディといえば、かつて龍平さんと『まほろ駅前』シリーズでコンビを組んでいた瑛太。今年は、『殿、利息でござる!』では宿場町を救う起死回生のアイディアを打ち出した町一番の切れ者に、『64 -ロクヨン』では佐藤浩市と対峙する記者クラブのリーダーとなり、江戸から昭和まで(!?)大活躍。主演・生田斗真×監督・三池崇史×脚本・宮藤官九郎による問題作の続編『土竜の唄 香港狂騒曲』への参戦も決まったばかりだ。弟の永山絢斗とは、直接的な役のつながりはないものの、『アンフェア the end』で篠原涼子の相手役という“シンクロ”共演が話題に。永山さんは、先の黒木華主演のドラマ「重版出来!」で、荒削りだがピュアな新人漫画家を好演したことも記憶に新しく、山田孝之のハマリ役「闇金ウシジマくん」シリーズの完結編となる映画『闇金ウシジマくん ファイナル』では、ウシジマの過去を知るキーパーソンを演じるという。さらに、柄本佑&時生も、味のある名バイプレイヤーとしてお馴染み。この夏は奇しくも、それぞれ伊原剛志主演「ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~」、生瀬勝久主演「侠飯~おとこめし~」と一風変わったグルメドラマに出演している。■海外編一方、ハリウッドに目を向けると、今年の注目はクリス&リアム・ヘムズワース兄弟だ。まず、弟のリアムは20年ぶりの新作『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の“地球を救う”主要キャストのひとりとして大活躍!先日はローランド・エメリッヒ監督やジェフ・ゴールドブラム、マイカ・モンローとともに来日を果たし、ファンを楽しませてくれた。プライベートでもマイリー・サイラスとの復縁が明らかになり、再び「婚約か!?」と話題を呼んでいる。そして兄・クリスは、雷神ソーとして『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』への参戦はなかったものの、こちらもおよそ30年ぶりの『ゴーストバスターズ』が8月に控えている。全員女性のメンバー4人がいずれも崖っぷちのオタクというバスターズは、今回も、あのつなぎ姿でゴースト捕獲装置を手にしてニューヨークの街で大奮闘。クリスは、そんな彼女たちの会社の受付係だが、黒縁のメガネ男子姿ながら実はかなりのおバカキャラ。それをアドリブ連発で喜々として演じていたそうで、コメディ畑のポール・フェイグ監督や共演女優たちも太鼓判を押したというから、期待して待ちたいところ。また、ベン&ケーシーのアフレック兄弟も有名だ。ベン・アフレックは、バットマンとして『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』に続き、『スーサイド・スクワッド』にも出演。今後、新たなバットマン映画で主演と監督を兼任することも分かっている。弟のケーシーも、クリス・パイン主演『ザ・ブリザード』では真っ二つに割れたタンカー側のリーダーを熱演、海ドラファン&洋画ファン垂涎の豪華競演『トリプル9 裏切りのコード』にも主演した。『ターザン:REBORN』のアレクサンダー・スカルスガルドも、父はスウェーデンの名優ステラン・スカルスガルドだが、弟のグスタフやビルも俳優として活動する。そのほかにも、歌舞伎界の中村勘九郎&七之助、広瀬アリス&すずや満島ひかり&真之介ら、枚挙にはいとまがない兄弟姉妹で活躍する俳優たち。同じ遺伝子を持ちながら、それぞれ異なる魅力を放ち続ける彼らに、今年は魅了されそうだ。(text:cinemacafe.net)
2016年07月24日7月30日公開の映画『ターザン:REBORN』のジャパンプレミアが20日、都内で行われ、日本語吹き替え版を桐谷健太が出席した。『ハリー・ポッター』シリーズのデイビッド・イェーツ監督とスタッフが総力を結集した本作は、世界中を魅了してきた名作『ターザン』を全く新しい視点で描いたスタイリッシュ・アクション・エンターテイメント。主演のアレクサンダー・スカルスガルド扮するターザンが、さらわれた妻を取り戻すために眠っていた野生の血を呼び起こす。そんな本作のジャパンプレミアに、主人公のターザンの日本語吹き替えを担当した桐谷健太が登場。先日訪問したアメリカ・ロサンゼルスでのレッドカーペットイベントの話題となり、「最初はカメラマさんがいっぱいいて、『誰?』みたいな感じでしたけど、僕が誰よりもターザンのポーズを決めたのでどんどん撮ってくれて向こうのネットにも載りました。こっちが目立つことをすると向こうの人は響いてくれるので、すごくうれしかったです」と満足げで「自分のノリに合うし、英語が喋れるようになったら夢ではないなという感覚になりました」とハリウッド進出に意欲。本作で臨んだ初めての声優業については「初めてだったのでどういう感じになるんだろうと思いましたが、この前試写を見て良かったんですよ! アレクサンダー・スカルスガルドの顔が自分に見えてきて、アレクサンダーの気持ちにもなりました」と自信を見せていた。また、この日はターザンの親友でもある本物のゾウ(映画『星になった少年』のモデルとなったアジアゾウ35歳雌のランディ)がお祝いに駆け付け、公開日の7月30日が『ターザンの日』に認定された認定の賞状を桐谷に授与。そして記念撮影のためにランディにまたがってターザンポーズを披露するなどすっかりターザンの気分に。最後には「ランディありがとう!」と叫んでいた。映画『ターザン:REBORN』は、7月30日より全国公開。
2016年07月21日米映画『ターザン:REBORN』のジャパンプレミアが7月20日(水)、都内で行われ、日本語吹き替え版で主人公・ターザンを演じる桐谷健太が出席。ジャングルの王者さながらに、本物のゾウの背中にまたがり、映画のタイトルを叫んだ。この日登場したのは、映画『星になった少年』のモデルにもなったアジアゾウのランディちゃん。推定年齢は35歳だといい、“同世代”の桐谷さんは「もしかしたら、同じクラスだったかも(笑)。どんな部活、やるんやろ?」と思わず妄想をめぐらせた。長い鼻の感触は「硬さの向こうに柔らかさがある」そうで、ランディちゃんの鼻と“握手”を交わすと「好きやな、おれのこと(笑)。一緒にいると、ホワ~ンとします」とすっかり癒やされていた。『ハリー・ポッター』シリーズの監督&スタッフによって、誰もが知るターザン伝説を全く新しいアクション・エンターテインメントとして“REBORN”させた本作。ロンドンで裕福な暮らしを送る英国貴族のジョンが、愛する妻と故郷のジャングルを救うため、長年封印したもうひとつの顔“ターザン”を解き放つ。桐谷さんは「僕も先日、吹き替え版を見たんですけど…これが良かったんですよ」と自画自賛。「熱い夏にぴったりの作品ですし、吹き替えだとアクションにも集中できる。最近は、草食系男子、絶食系男子が増えていると聞きますが、そんなのさみしいですよ」と男気あふれる発言で、作品をアピールした。また、現地時間6月27日に開催されたL.Aプレミアにて出席し「タキシードで決めて、バーンとカーペットの上を歩いたんですが、最初はカメラマンさんも『えっ、誰?』って感じで。だから、思い切りポーズを決めて『アイム・ジャパニーズ・ターザン!』ってアピールしてやりました」と現地の様子を報告。桐谷さんの頑張りが功を奏し「めっちゃ撮ってくれて、海外のネットにも紹介してもらった。アウェイだったが、こっちが目立てば、応えてくれるのがハリウッド」と強い手応えを感じたようだ。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月20日先日、日本公開日が決定した『モアナと伝説の海』。新たなヒロインが登場することでも話題の本作だが、その新ヒロイン“モアナ”の幼少期、“海に愛される”特別なチカラを驚きの映像美で表現する特報映像がこのほど到着した。南太平洋で語り継がれる神秘的な伝説をもとに、新たなストーリーを紡ぐ本作の舞台は美しい南の海。ヒロインのモアナは、数々の伝説が残る島で生まれ育った16歳の美しい少女。幼い頃“ある体験”がきっかけで海と運命的な絆で結ばれたモアナは、いつしか“海に愛される”という特別なチカラを持つようになり、やがて世界をひとつにつなぐ大海原へ──。それは、誰も想像できない神秘に満ちた冒険の旅の始まり。このほど到着したのは、モアナが海に愛されるきっかけを描いた、本編でも非常に重要なシーンの一部を切り取った特報映像。まだあどけなく愛らしい子どもの頃のモアナが浜辺で遊んでいるシーンから始まる映像では、何かに導かれるように、よちよち歩きで波打ち際へ向かうと…まるでモアナのことを愛おしく想っているかのように”海”が戯れるというもの。そして、モアナのかわいさと共に注目したいのは、海の美しさ。海をひとつのキャラクターとして描いた本作では、これまでに見たことのない海の存在が大きなポイントとなっており、その美しい映像に誰もが驚くことだろう。世界中で愛されるディズニー・アニメーションの大きな魅力のひとつに、誰をも魅了する歴代ヒロインたちの美しい歌声が挙げられる。その歌声は、近年では『アナと雪の女王』でアナ (英語版:クリステン・ベル/日本版:神田沙也加)とエルサ(英語版:イディナ・メンゼル/日本版:松たか子)が記憶に新しい。本作の英語版でヒロイン・モアナを演じるのは、数千人の候補の中から大抜擢された新人アウリー・クラヴァーリョ。『アラジン』『リトル・マーメイド』といった伝説的な名作を世に贈り出し、『モアナと伝説の海』も監督する巨匠ゴールデンコンビのロン・クレメンツ&ジョン・マスカー監督の目にとまり大抜擢されたのだから、その演技力と美しい歌声は折り紙つきだ。また楽曲を提供には、『ライオン・キング』『ターザン』なども手掛けた音楽家マーク・マンシーナと、ブロードウェイの大ヒットミュージカル「ハミルトン」で「トニー賞」を受賞したリン=マヌエル・ミランダという最強タッグが実現しているところにも注目。『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『塔の上のラプンツェル』、そして社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』と、歴史を塗り替える驚異的な大ヒットを記録したディズニー・アニメーション。そんなディズニーが贈る最新作を、まずは“幼少期のモアナ”の可愛らしい映像と共に、驚きの映像美を楽しんでみては?『モアナと伝説の海』2017年3月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月20日米BOX OFFICE MOJOは7月15日~7月17日の全米週末興業成績を発表した。前週に続いて『ペット』がトップを堅守。累計興行収入2億,314万7,865ドルと早くも2億ドルの大台を突破した。2位は『ゴーストバスターズ』が初登場。1984年公開の映画『ゴーストバスターズ』を27年ぶりにリブート、主要キャストをすべて女性に変更した。監督は『ブライスメイズ 史上最悪のウェディングプラン』などの人気コメディー作品を手掛けたポール・フェイグ。"新生ゴーストバスターズ"にはメリッサ・マッカーシー、クリステン・ウィグ、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズというハリウッド屈指のコメディエンヌが名を連ねた。ニューヨークを舞台に、爆笑必至の幽霊退治を描くアクション・コメディーだ。前週2位の『ターザン:REBORN』は3位にランクダウンするも、累計興行収入1億305万257ドルとなり、1億ドルの大台を突破。続く4位の『ファインディング・ドリー』、5位『Mike and Dave Need Wedding Dates(原題)』、6位『The Purge: Election Year(原題)』、7位『Central Intelligence(原題)』もそれぞれひとつずつ順位を落としている。その他8位に『The Infiltrator(原題)|』が初登場。ロバート・メイザーによる同名の回顧録が原作のスリラーで、コロンビアの麻薬カルテルを中心とした裏社会の捜査活動を描く。主役の捜査官を『ブレイキング・バッド』のブライアン・クランストンが演じ、『リンカーン弁護士』のブラッド・ファーマン監督がメガホンを取る。
2016年07月19日この夏、世界が認めるイケメン俳優アレクサンダー・スカルスガルドを主演に迎えて贈るスタイリッシュ・アクション・エンターテインメント『ターザン:REBORN』。このほど、ハリウッド大作異例の字幕版・吹替版の双方に起用となった、人気ロックバンド[Alexandros]の書き下ろし新曲「Nawe, Nawe」が壮大でエモーショナルな世界観を奏でる日本版主題歌予告が解禁となった。英国貴族だった男が、愛する妻を取り戻すために、すべてを捨てて再びアフリカ・コンゴのジャングルへと戻り、数多くの危機に身体ひとつで立ち向かっていく姿を描く本作。日本語吹き替え版のターザン役には桐谷健太を起用。ヒロインのジェーン役(マーゴット・ロビー)には井上麻里奈、ジェーンを連れ去る“悪役”ロム役(クリストフ・ヴァルツ)には山路和弘、さらに、ターザンとともにジャングルに足を踏み入れるジョージ役(サミュエル・L・ジャクソン)には手塚秀彰と、実力派声優陣が脇を固めていることでも話題だ。今回解禁となった予告映像では、縦横無尽に飛び回る圧巻の高速ライドアクションに加え、行く手を阻む敵の罠や大自然の猛威に傷つきながらも、愛する妻・ジェーンを助けようと突き進むターザンと、夫を信じ、奇跡を信じ抜くジェーンの互いの愛が印象的に描かれている。また、アフリカのスワヒリ語で“with you(あなたと共に)”の意味を持つ、[Alexandros]が手がけた「Nawe, Nawe」(ナーウェナーウェ)は、コンゴを舞台に繰り広げられるジャングルの王ターザンのリアルな感情を謳い上げ、デイビット・イェーツ監督の描く壮大な世界観にマッチ、鳥肌級の感動と爽快感を感じさせるものとなっている。[Alexandros]Vo.&Gtの川上洋平は、今回の主題歌抜擢に「めちゃくちゃ嬉しいです。僕が大好きな映画の曲を作るというのは、昔からの夢でした。今回は完全な書き下ろしです。映画を観て、曲を作っていきました」とコメント。「これが、素晴らしい出来なんですよ! “本当に映画が好きなんだ”って思ってもらえるような曲になっている自信があります!」と自身でも手応えをアピール。楽曲については、「アフリカの言葉をどうしても歌詞に盛り込みたいなと思っていたら、コーラスで参加してくれた女性がケニア出身の方だったので、いくつか候補を挙げてくれたんです。その中に“Nawe”という言葉があり。『With You=あなたと共に』という意味があるんですけど、『それいいじゃん!』ってことで、『Nawe, Nawe』になりました」と、自身のレギュラーラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」(TOKYO FM系)の中で言及。イェーツ監督も、「この映画のターザンが持つ二面性を表現し、音楽を通してこの映画の世界観が壮大に美しく描写されている。ストーリーにピッタリ合った楽曲だ」と太鼓判を押している。この[Alexandros]の日本版主題歌「Nawe, Nawe」は、8月24日(水)発売のニューシングル「Swan」に収録されるほか、7月20日(水)からは先行デジタル配信がスタート。この夏一番の話題の1曲ともなりそうだ。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D同時公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月13日『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『塔の上のラプンツェル』、そして社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』で歴史を塗り替える驚異的な大ヒットを記録したディズニー・アニメーション。この度、そのディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』の日本公開日が、来年3月に決定。そして本作で新たなヒロインが誕生していることが分かった。南太平洋で語り継がれる神秘的な伝説をもとに、新たなストーリーを紡ぐ本作の舞台は美しい南の海。ヒロインのモアナは、数々の伝説が残る島で生まれ育った16歳の美しい少女。幼い頃“ある体験”がきっかけで海と運命的な絆で結ばれたモアナは、いつしか“海に愛される”という特別なチカラを持つようになり、やがて世界をひとつにつなぐ大海原へ――。それは、誰も想像できない神秘に満ちた冒険の旅の始まり。監督には、『リトル・マーメイド』、『アラジン』といった伝説的な名作を世に贈り出してきた巨匠ゴールデンコンビ、ロン・クレメンツとジョン・マスカー。製作総指揮には、アニメーションの歴史を変えた男、ジョン・ラセターが務める。世界中で愛されるディズニー・アニメーションの大きな魅力のひとつは、近年の『アナと雪の女王』でアナとエルサが披露した、誰をも魅了する歴代ヒロインたちの美しい歌声だ。そして、永遠のミュージカルナンバーを生み出してきたロンとジョン監督、彼らならではの珠玉のオリジナルソングが、今回も奇跡の映像美をドラマティックに彩る。『アナと雪の女王』以降、初となる新たなディズニーヒロインの歌声にも全世界の注目が注がれる中、楽曲を提供するのは、『ライオン・キング』『ターザン』なども手掛けた音楽家マーク・マンシーナと、ブロードウェイの大ヒットミュージカル「ハミルトン」で「第70回トニー賞」受賞のリン=マヌエル・ミランダという盤石の体制。このタッグからも、歴史に残る楽曲となることは間違いないといえよう。さらに、本作では海をひとつのキャラクターとして描いており、まるで本物の南太平洋の海と見紛うほどの煌めきと、これまでに見たことのない海の存在が大きな注目ポイントであり、その映像美にも期待がかかる。そして、公開決定と併せて、広大な海と空と共に「海に選ばれた少女―― 彼女の名は、モアナ。」というコピーが添えられているポスタービジュアルも到着。ヒロインのモアナを象徴するような彼女の強い想いを感じさせるビジュアルに仕上がっている。果たして、好奇心と勇気に溢れたモアナが、いかに海と絆で結ばれなぜ海に選ばれたのか? そして、新たな”海”のヒロインはどんな歌声を聞かせてくれるのか? 新たなヒロインに今後も目が離せない。『モアナと伝説の海』は2017年3月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月13日ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』の日本公開日が2017年3月10日に決定し、ポスタービジュアルが13日、公開された。南太平洋で語り継がれる神秘的な伝説をもとに、新たなストーリーを紡ぐ本作の舞台は美しい南の海。数々の伝説が残る島で生まれ育った16歳の美しい少女・モアナは、幼い頃"ある体験"がきっかけで海と運命的な絆で結ばれ、"海に愛される"という特別なチカラを持つようになり、やがて世界をひとつにつなぐ大海原へ旅立つ。ディズニー・アニメーションの大きな魅力の一つは、『アナと雪の女王』のアナとエルサのような、歴代ヒロインたちの美しい歌声。今回監督を務める巨匠ゴールデンコンビのロン・クレメンツ&ジョン・マスカー監督は、『リトル・マーメイド』、『アラジン』といった名作を世に贈り出してきたが、彼らならではのオリジナルソングが本作を彩る。楽曲を提供するのは、音楽家マーク・マンシーナ(『ライオン・キング』、『ターザン』など)と、ブロードウェイの大ヒットミュージカル『ハミルトン』で第70回トニー賞受賞のリン=マヌエル・ミランダ。さらに、本作では海を1つのキャラクターとして描いており、本物の南太平洋の海のようなきらめきと、これまでに見たことのない海の存在が大きな注目ポイントと言われ、その映像美にも期待がかかる。公開決定とあわせて、このたび、ヒロイン・モアナを象徴するような、彼女の強い思いを感じさせるポスタービジュアルも公開された。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年07月13日米BOX OFFICE MOJOは7月8日~7月10日の全米週末興業成績を発表した。『ミニオンズ』の制作スタッフが手掛ける新作アニメ『ペット』が週末興収1億317万ドルを稼いで初登場首位にランクイン。飼い主が外出中の家におけるペットの知られざる様子にスポットを当てた作品。監督は『怪盗グルーのミニオン危機一発』のクリス・ルノー監督と、同作のプロダクションデザインを手がけたヤロウ・チェニーが共同で担当し、『アメリカン・ハッスル』のルイスC.K.、TVシリーズ『モダン・ファミリー』のエリック・ストーンストリート、『ゲット・ハード』のケヴィン・ハートらが声優を担当している。2位は前週と同じ『ターザン:REBORN』。前週まで3週連続トップに独占していた『ファインディング・ドリー』は3位に転落したものの、累計興行収入は4億2,258万243ドルと4億ドルの大台に突入し、大ヒット作として名を刻んだ。4位に初登場の『Mike and Dave Need Wedding Dates(原題)』は、『ハイスクール・ミュージカル』シリーズでブレイクしたザック・エフロン主演のコメディ。『ピッチ・パーフェクト』シリーズのアダム・ディヴァインとともに兄弟役を演じ、2人を利用しようとする悪女コンビに翻弄される物語だ。5位は前週3位の『The Purge: Election Year(原題)』、6位は前週と変わらず『Central Intelligence(原題)』がランクイン。以下は7位『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』、8位『BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』、9位『The Shallows(原題)』と前週と同じラインナップが続く。10位はインドの映画の『Sultan(原題)』が初登場。インドの映画スター・サルマーン・カーン主演の最新作で、レスリングを題材にしたスポーツ恋愛ドラマだ。
2016年07月11日“世界で最もハンサムな顔”常連のアレクサンダー・スカルスガルドを主演に、ハリウッド最注目女優マーゴット・ロビーがヒロインのジェーンを演じる『ターザン:REBORN』。全米では、7月1日からのオープニング3日間興行収入が38,000万ドルを突破(Box Office Mojo調べ)、スティーヴン・スピルバーグの新作を大きく引き離して、ターザン映画の歴史を塗り替える実写映画初登場No.1の大ヒットスタートを切り、ターザン旋風を巻き起こしている。そんな本作の圧倒的な世界観を詰め込んだ、最新オンライン限定予告映像が解禁となった。すべてを手に入れた英国貴族として、美しき妻と何不自由ない暮らしを贈るジョンこと、別名ターザン。あるとき、外交のためコンゴのジャングルに戻るが、故郷は侵略され、ジェーンはさらわれてしまう。愛する妻と故郷を救うため、ターザンは再び己の野生を呼び覚ます…。今回届いた映像は、ジャングルをハイスピードで縦横無尽に飛び回るターザンや、大自然に潜む凶暴な野生動物たち、また独創的な闘争シーンが迫力たっぷりに描かれている。まず、圧巻なのは、ジャングルの王・ターザンと森の精霊・ゴリラたちとの対決。このシーンでは、人間とゴリラという圧倒的な体格差と野生動物の凶暴性があますことなく表現され、手に汗握る緊迫の場面となっている。なぜ、かつて共に育ったはずの彼らが、戦うことになるのだろうか!?アレクサンダーは本作の撮影について、「キャリア史上一番ハードな撮影になったよ。肉体的には本当にしんどかったが、得られるものも最も大きかった」とコメントしており、鍛え上げられた肉体をふんだんに駆使して、こだわり抜いたバトルは必見だ。加えて、映像中盤に登場するターザンと対峙する現地民族との怒涛のアクションバトルにも注目。このムボロンゴ族の全身白塗りのビジュアルは、『マットマックス 怒りのデス・ロード』に登場する狂信的な武装集団・ウォーボーイズにもどこか通ずるような独創的な様相を呈し、デイビッド・イェーツ監督による狂気の世界観の一助となっている。また、本作では、大自然ジャングルを舞台にした野生動物たちの堂々たるアクションも見どころ。ターザンと対決する地面を震わせるように拳を叩き付けるゴリラの威嚇する姿や、ジェーンを捕えようとする凶暴なカバ。ヌーの大群が町に押し寄せるシーンは砂埃と地響きを実際に感じさせるようなリアリティと緊迫感で描かれている。イェーツ監督は「過去のターザンより、リアルな世界を作り上げることができると感じ、より神秘的で楽しいものを作れるはずだと思ったのさ。もちろん昔の『ターザン』もチャーミングで楽しいが、これは本格的な映画だ」と、旧作と一線を画する新しいターザンの世界観に手応えを覗かせている。ジャングルをあの雄叫びとともに縦横無尽に飛び回る、本能に目覚めたターザンの圧倒なアクションを、こちらからご覧あれ。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D同時公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月08日ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ハーディら豪華共演で話題を呼んだ『裏切りのサーカス』の原作者として知られる、スパイ・サスペンス小説の巨匠ジョン・ル・カレ。彼の著書を原作に、英国を代表する名優ユアン・マクレガーが主演を務めた映画『Our Kind Of Traitor』の邦題が、原作本と同じ『われらが背きし者』に決定。10月21日(金)より全国公開されることになった。モロッコでの休暇中、英国人の大学教授ペリーとその妻ゲイルは、偶然知り合ったロシア・マフィアのディマから、組織のマネーロンダリング(資金洗浄)の情報が入ったUSB をMI6(イギリス秘密情報部)に渡して欲しいと懇願される。突然の依頼に戸惑う2人だったが、ディマと家族の命が狙われていると知り、仕方なく引き受けることに。しかし、その日をきっかけに、夫妻は世界を股に掛けた危険な亡命劇に巻き込まれていく…。平凡な大学教授とその妻、組織を裏切ったロシア・マフィア、復讐に燃えるMI6が織りなす緊迫のスパイ・エンタテインメントとなる本作。原作は、元MI6 という経歴を持つスパイ・サスペンス界の巨匠ジョン・ル・カレの大人気小説だ。主人公の平凡な大学教授、ペリーを演じるのは、『トレインスポッティング』でスターの仲間入りを果たして以降も、『スター・ウォーズ』新3部作に抜擢され、『ゴーストライター』でヨーロッパ映画賞最優秀男優賞を受賞するなど、第一線で活躍するユアン・マクレガー。その妻・ゲイルには『007 スペクター』のナオミ・ハリス。また、組織を裏切ったロシア・マフィアのディマには、『ドラゴン・タトゥーの女』や『アベンジャーズ』シリーズなどで知られ、“新ターザン”アレクサンダー・スカルスガルドの実父でもあるステラン・スカルスガルド、復讐に燃えるMI6 のヘクターには人気海外ドラマ「HOMELAND/ホームランド」のダミアン・ルイスと、名立たる実力派俳優が勢揃い。監督を務めるのは、カンバーバッチ主演「パレーズ・エンド」などのTVドラマを中心に活躍するスザンナ・ホワイト。そして、脚色を務めるのは、『ドライヴ』のホセイン・アミニ。あのパナマ文書にも通じる、国家を揺るがす大事件を背景に、ロシア、モロッコ、イギリス、フランス、スイスなどの世界を股に掛け、友情、裏切、復讐、愛などが複雑に絡み合う人間ドラマを、スリリングかつエモーショナルに描き出していく。『われらが背きし者』は10月21日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月07日世界中で最も知られているスーパーヒーロー、バットマンやスーパーマンを生み出したDCコミックスによる映画プロジェクト、“DCフィルムズ”の第2弾『スーサイド・スクワッド』。公開前から、解禁情報が出るたびに誰よりも注目を集めているのが、“やる気のない魅力的な悪”ハーレイ・クインを演じている若手女優マーゴット・ロビーだ。先日は、自ら製作を務め、ハーレイ・クインらDCの女性キャラクターたちが登場するスピンオフも決定したばかり。本作では、わずか1年ほどの間にハリウッドのトップスター、ウィル・スミスとも再共演を果たしている魅惑の若手女優に迫った。セクシー、かつキュートな笑顔と抜群のプロポーション、プライベートでのエレガント風ファッションから、本作で魅せる“エロカワ”なクレイジースタイルなど、天真爛漫なイメージが魅力の彼女は、男性はもちろん、むしろ女性からの人気が高く、「カルバン・クライン(Calvin Klein)」フレグランスの広告キャンペーンにも起用されるなど、その躍進は止まらない。17歳でオーストラリアから渡米したマーゴットは、米海外ドラマ「PAN AM/パンナム」のローラ・キャメロン役で注目を集め、マーティン・スコセッシ監督作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でナオミ・ラパグリア役に抜擢。一躍注目を集めた彼女は、ハリウッドのトップスター ウィル・スミスからも注目され、彼が主演した『フォーカス』でヒロインに大抜擢され、劇中でウィルを誘惑し、世界の大富豪を巻き込んだ“騙し合い”を繰り広げた。さらに、その後も彼女の躍進は続く。『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・イェーツ監督最新作の『ターザン:REBORN』ではヒロインのジェーン役、そして本作『スーサイド・スクワッド』では“最狂”クレイジーヴィランであるジョーカー(ジャレッド・レト)のことが大好き過ぎて、彼を追いかける“恋愛依存ガール”(もちろん悪人)として、予告編でも最もクローズアップされる存在に。そんな彼女の大人気の効果からか、デジタル市場分析を行う「コムスコア」によると、ソーシャルメディアで現時点では『スーサイド・スクワッド』が『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を上回り、アメリカで最も“バズっている”映画として紹介されている。また、彼女の魅力は、魅惑的なルックスと演技力だけではない。オープンな明るい性格と努力家な一面は、共演者からも絶賛され、ハリウッドのトップスターたちもメロメロに。ハリウッドで活動を始めたばかりの彼女は、以前「いまは長く一緒に過ごすような彼氏は要らない」と語っていたが、すでに『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で共演したレオナルド・ディカプリオをはじめ、オーランド・ブルーム、さらに『フォーカス』で共演したウィルと、恋のウワサが絶えない。「彼女はエネルギーの塊。この仕事を始めて20年以上、僕が1番エネルギッシュにスタッフを楽しませ、セットの雰囲気を明るくしているつもりだったけど、マーゴットにはかなわないよ」と語るのは、ほかならぬウィル。『スーサイド・スクワッド』では、彼女の明るいパワーに白旗を揚げ、ハートを撃ち抜かれたウィルとの再共演ということもあり、2人の関係性も気になる。しかし、マーゴットが演じるハーレイ・クインは、ジョーカーにホレ過ぎたあまりヴィランになり、ジョーカーを追いかけるという役どころなので、ウィルのほうが嫉妬してしまうかも?そんなハーレイ・クインを筆頭にした、映画史上最もやる気もなく自分勝手なチーム、スーサイド・スクワッドは、かつてないほどオシャレで無茶苦茶な活躍(?)を見せてくれるはず。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『デットプール』など、スーパーヒーロー映画が目白押しの2016年。エアー監督は「こんな映画はこれまで存在していなかったはずだ。全てが新しくて、ほかと違っている。映画が良ければ観客は来てくれると信じている」と、前評判に負けない大きな自信を覗かせている。『スーサイド・スクワッド』は9月10日(土)は全国にて公開。『フォーカス』ブルーレイ&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月07日『ターザン:REBORN』や『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』といった強敵を抑え、全米No.1ヒット中の『ファインディング・ドリー』。本作でアカデミー賞監督アンドリュー・スタントンとともに共同監督を務めるのが、『トイ・ストーリー』シリーズや『ファインディング・ニモ』などでアニメーターとして活躍してきたアンガス・マクレーンだ。実はこの彼、『ウォーリー』ではアニメーション監督も務めるなど、長年アンドリューの右腕として彼を支えてきたが、ピクサーでは“ポスト”ジョン・ラセターとささやかれる逸材だったことが分かった。“ディズニー/ピクサーの顔”ジョン・ラセターとアンドリュー・スタントンといえば、監督と脚本家として『トイ・ストーリー』など数々の名作を誕生させた名コンビ。本作プロデューサーのリンジー・コリンズも、「アンドリューが素早く素晴らしい作品の土台を作る。そこに、ディテールを作りこむのがとても上手いジョンが、キャラクターの可愛らしさを表現していくの」と、その名コンビぶりを説明している。そんな中、本作でアンガスを共同監督として迎えたアンドリューは、なんと彼との関係性がジョン・ラセターと自分に似ていると明かしている。「アンガスはジョンと同じタイプの監督。だから、彼とはジョンの時と同じように良い作品を生み出せるんだ」と、その相性はジョン・ラセターに匹敵するほどという。さらに、アンドリューがアンガスを指名したのには、“自分とは全く正反対の監督”だという理由もあった。アンドリューは監督としても、徹底にストーリーを練る“脚本家気質”。プロデューサーのリンジーは、「彼の映画への取り組みはすべて脚本家目線なの。どんな会議に出ていても脳みその90%はストーリーのことを考えているわ」と語る。一方のアンガスは、アニメーターの経験を活かした“キャラクターに注力するタイプ”の監督。アンガスは「私はコメディの要素やキャラクターの動きなど演技に焦点を当てている」と自身の製作のポイントを明かしている。そんな自分にはないものを持つアンガスを、アンドリューは直々に指名したわけだ。アンドリューは「僕たちは物事をそれぞれ反対側から覗いていて、真ん中で落ち合うような感じ。だからアンガスと僕はバランス良く作品を生み出せるんだ」と、正反対の視点を持ったアンガスが自分を補ってくれる存在だと語っている。そんなアンガスは、ピクサーに入社して約20年になるベテラン。これまで『バグズ・ライフ』『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』と多くの作品で、アンドリューと仕事を共にしてきた。“最高の先生”とアンドリューを慕うほど、2人の信頼関係も確固たるもの。しかも、アンガスは長編作品の監督を務めることが長年の夢だったという。「私は何年も何年も映画を作ろうとしていたが、なかなかできなかった。でも、ずっと作品へのアイデアと執念を持ち続けていたんだ」と言う。そんな彼の熱意が実ったのは、『ウォーリー』のサイドストーリーを描いた短編『Burn・E』(DVD特典として収録)だった。アンガスは「あるシーンのアイデアが浮かんで、それをそのままにしておけなかった。それで、“こんな風にしたらどうか”、“こういうこともできるかも”、というような話をアンドリューにしていたら、『じゃあ短編を作ってみたらどうか』とチャンスを与えてくれたんだ」と、短編の初監督を手掛けた際の経緯を明かしている。そんな彼の地道な努力も、アンドリューは評価しているのだ。アンドリューの練りに練ったストーリーのベースに、かたや、彼とは正反対のアンガスがアニメーターの目線から新たな要素を加える。2人の監督によって前作以上にストーリーもキャラクターもパワーアップした本作が、ますます楽しみになってきた。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年07月06日桐谷健太がジャングルでの公開アフレコ収録や、USプレミアで本場ハリウッドに立ち、日本版主題歌にはいま最も勢いのある[Alexandros]が新曲の書き下ろしを発表するなど、話題に事欠かない『ターザン:REBORN』。このほど、桐谷さんに続く日本語版吹き替えキャストが発表、ターザンの妻ジェーンの声を務める井上麻里奈をはじめ、山路和弘、手塚秀彰と豪華実力派声優が集結することが分かった。世界中を魅了してきた名作が、新たなスタイリッシュ・アクション大作として現代に蘇る本作。7月1日からひと足先に公開された全米では、オープニング3日間で興行収入38,135,000ドル(※Box Office Mojo調べ)を記録、実写初登場No.1の大ヒットスタートを切っている。主人公の英国貴族ジョンこと“ターザン”を、先月の来日でも旋風を巻き起こした“世界で最も美しい男”として名高いアレクサンダー・スカルスガルドが演じ、その声を桐谷さんが務めているが、その妻で本作のヒロイン、ジェーン役マーゴット・ロビーの声には、「図書館戦争」(笠原郁役)、「スマイルプリキュア!」(緑川なお/キュアマーチ役)、「進撃の巨人」(アルミン・アルレルト役)など人気作に多数出演し、絶大な人気を誇る井上さんが決定。また、ターザンを罠にかけ、ジェーンを連れ去る“悪役”、ロムを演じるクリストフ・ヴァルツには、『007 スペクター』でもヴァルツの声を担当し、シブすぎる“悪役声優”として定評がある山路さん。さらに、アメリカ大統領特使として英国貴族のターザンとともにジャングルに足を踏み入れるジョージ役サミュエル・L・ジャクソンには、『アイアンマン』など過去12作で彼の声を演じてきた手塚さんが務めることに。公式Twitterのフォロワー総数、約56万人と圧倒的な人気を誇り、また、男女や世代の垣根を超えた幅広い声色と演技力から、実力派声優としても名高い井上さん。ターザンを力強く支える芯のあるヒロイン・ジェーンについては、「外見の美しさからは考えられないくらいワイルドでたくましい女性です。正義感が強く、何事にも前向きに突き進んで行く姿に憧れます。そして、女性らしい大らかさもあって、演じていてとても好感を持ちました」と、その印象をコメント。映画についても、「やはりターザンであるジョンの美しさは必見です。ジャングルの中で戦うターザンの姿は本当に光り輝いています。いままで思い描いてきたターザンと全く違うターザンがこの映画の中で見られると思います」と、本作の魅力を熱く語っている。一方、山路さんは、「相変わらずのクリストフ・ヴァルツ。そして、相変わらずの彼が好きそうな役どころでしたな」と、自身が声を担当するロムのキャラクターについて分析。映画については「個人的には最後のあのシーン。あのクリストフ・ヴァルツの顔ったらない(笑)」と、期待感を煽っている。また、手塚さんは、ジョージのキャラクターについて「差別問題の暗い過去をひきずりながらも闘いに挑む。いい加減な所もあるが、可愛いらしくて愛すべき人物」と魅力を語り、映画についても「アフリカのジャングルをジョージが悪戦苦闘。いつものサミュエル・L・ジャクソンとは違うキャラクターが面白い!」と、今回もその声を担当する手塚さんらしい視点から魅力を語った。彼ら実力派声優陣と桐谷さんによる新ターザンが織りなす、アンサンブルにも要注目だ。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D同時公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月06日米BOX OFFICE MOJOは7月1日~7月3日の全米週末興業成績を発表した。3週連続で『ファインディング・ドリー』が首位を堅守。累計興行収入3億7,225万144ドルと3億ドルの大台を超え、4億ドルも視野に捉えた。2位は『ターザン:REBORN』。エドガー・ライス・バローズ原作の『ターザン』シリーズの実写版リメイク作品で、監督は『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・イェーツが務め、米人気ドラマ『トゥルーブラッド』のアレクサンダー・スカルスガルドが主役のターザンを演じる他、ヒロイン役に『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のマーゴット・ロビーなどがキャスティングされている。3位の『The Purge: Election Year(原題)』も初登場。2013年公開された1年に1日だけ殺人を含むすべての犯罪が合法化された近未来を舞台に描いたSFスリラー『パージ』シリーズの第3弾で、前作『パージ:アナーキー』(2014年)の前日譚を描く。その他4位『BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』も初登場。『チャーリーとチョコレート工場』の原作者であるイギリス児童文学作家・ロアルド・ダールの『オ・ヤサシ巨人BFG』をスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化した作品で、心優しい巨人と孤独な少女の交流と冒険を描いたファンタジー。主人公の巨人役を『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー賞を受賞したマーク・ライランスが演じている。前週2位の『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は初登場3作品に押されて、5位に転落。6位『Central Intelligence(原題)』、7位『The Shallows(原題)』など以下も2~4ランクずつ順位を落としている。北米週末興行成績TOP 10(7月1日~7月3日)
2016年07月04日『ファインディング・ドリー』の勢いが止まらない。公開3週目を迎えた『…ドリー』は、独立記念日の3連休となる7月1日~4日にかけての金、土、日3日間で4,190万ドル、祝日の月曜を入れた4日間では5,050万ドルを売り上げる見込みだ。その他の画像この週末は、『ターザン:REBORN』と『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のふたつの超大作が公開されたが、『ドリー』にはかなわなかった。『ターザン』は2位、『BFG』は4位で、3位は、やはりこの週末に公開された『The Purge: Election Day』。『ドリー』の現在までの北米興行成績は3億8,000万ドル。来週には、『トイストーリー3』の4億1,500万ドルを抜いて、ピクサー史上最高の北米興行成績を打ち立てると予測されている。ディズニーの最高記録は、『ライオンキング』の4億2,280万ドル。アニメ映画の北米最高記録は『シュレック2』の4億4,120万ドル。これらをも抜くことになるかどうかが注目される。『ファインディング・ドリー』7月16日(土) 全国ロードショー文:猿渡由紀
2016年07月04日『ターザン:REBORN』『スーサイド・スクワッド』など、立て続けに話題作への出演が決まっている、“いま最も旬な女優”マーゴット・ロビー。長い下積み時代を経た現在の飛躍っぷりは、“シンデレラガール”との呼び声も高い。キュートでセクシーな存在感を放ち、一躍売れっ子女優としての階段を上り始めている彼女だが、実は誰もが惚れずにはいられないほど、数々のワイルドなエピソードを持っている。本日7月2日は、そんなマーゴットの誕生日!26歳を迎えた記念に、彼女の魅力を改めてふり返ってみた。【その1】:レオ様にまさかのパンチ!? ここぞというときの度胸がハンパじゃないマーゴットの名が広く知られるきっかけとなったのは、マーティン・スコセッシ監督の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。本作では、レオナルド・ディカプリオが演じる主人公の2番目の妻役を好演した。それまでなかなかチャンスを掴むことができず、長い下積み時代を重ねていた彼女。オーディションでは「何か印象を残さないと結果に繋がらない」と考えた彼女は、ディカプリオ相手に怒鳴り、パンチを食わらすなどの大胆な行動で見事出演をゲット!このハンパじゃない度胸が“イイ女”と呼ばれる秘訣なのかも。『ターザン:REBORN』のラブシーンでも、“新ターザン”アレクサンダー・スカルスガルドを叩いたとのうわさも!?【その2】:アイスホッケー、サーフィン、スキーなど多趣味なアウトドア女子!いまでは多くの映画作品に引っ張りだこのマーゴット。『ターザン:REBORN』を始め、サイモン・ペッグや“ネビル”ことマシュー・ルイス共演のスリラー映画『Terminal』(原題)など、メジャー作品にも続々出演予定だ。そんな仕事をバリバリこなす彼女だが、プライベートでは超がつくほどのアウトドア女子。最近では「趣味が特にない…」「休みの日はぼうっとしてる」という人も多い中、彼女はアイスホッケーを始め、サーフィン、スキー、釣り、モーターバイク…などなど、男子も顔負けなワイルドな趣味を持っている。もはや、どこでも生きていけそうな要素も魅力のひとつ!?【その3】:『ターザン:REBORN』のジェーン役は自分そのもの!?「か弱いヒロインは私じゃない!」今回の『ターザン』は、全てを手に入れた英国貴族として豊かな生活を送るターザンが、ある日、外交を理由に再びジャングルへ戻るという、よく知られた物語とは真逆のストーリー。妻を危険な状況に巻き込みたくないためにジャングルへ戻ることをためらうターザンの背中を押し、ジェーンは彼と共にジャングルに向かう。しかし、彼のかつての故郷は侵略され、さらにジェーンも捕らわれの身になってしまうのだ。当初、本作のプロジェクトについて聞いたとき、間違いなく躊躇していたという彼女。当時のことを「私は、“助けが来るのを待っている乙女”みたいなのは演じたくないって言ったの。だから、これは多分、私向けのプロジェクトじゃない、とね」とふり返る。「そしたら私のチームは、『いや。脚本を読んでみるべきだ。ストーリーもキャラクターも、これまでとは違う解釈をしているものだ』と言ったのよ。それで、読んでみたの。その後『イエス、私は出るわ!』と言ったのよ(笑)」。また、自身が演じるジェーンという役について彼女は、「私は(捕われの)乙女はやりたくない。『私の夫はどこにいるの?彼は私を助けに来てくれるのかしら?』って、全編ずっと泣いているだけみたいなのはやりたくない、と言ったの。私はそういうことはやりたくない。私は努力したいの。彼女がとらわれの身になっているとき、蹴飛ばしたり、叫んだりするべきなのよ。もし、彼女が蹴飛ばしたり、叫んだり、人々を怒鳴ったりしていなければ、彼女はどうやればいいかを考えているべきよ。頭がいい人であって欲しかったの。彼女に、どうやればこの状況から抜け出すことが出来るか、自分で考えて欲しかったのよ」と熱弁する。まさに彼女が演じるジェーンは、自分の意思をしっかりと持ち、ときにはためらうターザンを自ら引っ張っていくような“芯の強さ”が伺えるキャラクター。プロデューサーであるデヴィッド・バロンも、「か弱い女性役でしたら、マーゴット・ロビーはキャスティングされていないでしょう(笑)」と明かしており、彼女が体現した“強い女性”に太鼓判を押している。そんな強く凛々しく、美しい女性ジェーン、さらには単独主演作も決まった“エロカワ”な悪役ハーレイ・クインなど、26歳を迎え、ますます輝いていくであろう彼女の活躍を見逃さないで。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D同時公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月02日「世界で最も美しい男」として名高いアレクサンダー・スカルスガルドが全く新しい現代のターザンに扮し、その日本語吹き替えを桐谷健太が務めることでも話題の『ターザン:REBORN』。このほど、本作の日本版主題歌に、人気ロックバンド[Alexandros](アレキサンドロス)が書き下ろした新曲が決定。洋画への主題歌起用は初めてとなり、日本人アーティストとしては異例の字幕・吹替問わず、2D版&3D版の本編にて使用されることになった。デイビッド・イェーツ監督をはじめ『ハリー・ポッター』シリーズを手がけてきたスタッフにより、全く新しい“ターザン像”のスタイリッシュ・アクションとして生まれ変わる本作。先日のL.A.プレミアには日本から桐谷さんも駆けつけ、アレクサンダーと“日米ターザン”の対面が実現、すっかり意気投合した様子が伝えられたばかりだ。今回、[Alexandros]が手がけた楽曲のタイトルは、アフリカのスワヒリ語で“with you”の意味を持つという「Nawe, Nawe」(ナーウェナーウェ)。英国貴族であった男が持てるすべてを捨てて、愛する妻ジェーン(マーゴット・ロビー)を取り戻す――。アフリカ・コンゴを舞台に繰り広げられるジャングルの王ターザンの、まさにリアルな感情を謳ったエモーショナルで壮大な楽曲に仕上がっている。彼らには、配給元ワーナー・ブラザース映画がオファー。[Alexandros]が作成したデモ音源をイェーツ監督に聴いてもらったところ、監督が大いに気に入り、洋画においては異例の日本語吹替版のみならず、字幕版の2D、3Dの本編においても、日本版主題歌として楽曲が使用されることが決まった。[Alexandros] のヴォーカルとギターを務める川上洋平は、今回の主題歌起用に「とても光栄に思っております。この楽曲『Nawe, Nawe』には僕の映画愛を、ここぞとばかりに詰め込みました。歌というよりサントラの気持ちで仕上げたので、気持ち良く映画館をあとにできるはずです。是非映画と一緒に楽しんでください」と自信を込めてコメント。イェーツ監督も「[Alexandros]の皆さん、映画『ターザン:REBORN』のために本当に素晴らしい曲を作ってくれてありがとう!この映画のターザンが持つ二面性を表現し、音楽を通してこの映画の世界観が壮大に美しく描写されている。ストーリーにピッタリ合った楽曲だ」と絶賛を贈っている。さらに、来日中にデモ曲を聞いた“ターザン”アレクサンダーも、「クール!とってもかっこいい曲だね!」とすっかり気に入った様子で、「サビの歌唱がターザンみたいだよ!」と絶賛のコメントを寄せている。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D同時公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月01日『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でレオナルド・ディカプリオ演じる主人公の妻、『ターザン:REBORN』ではアレクサンダー・スカルスガルド演じるターザンの妻ジェーン・ポーター役に、そして“DC フィルムズ”の第2弾『スーサイド・スクワッド』ではハーレイ・クインを好演するいま最も旬な女優のひとりであるマーゴット・ロビー。昨年参加したパーティーで、エド・シーランだと思って楽しい時間を過ごした人物が、実はヘンリー王子だったというエピソードを披露し、元々お茶目であることは発覚していたのだが、飾り気のない人間だということをさらに証明する写真がテレビで公開された。『ターザン:REBORN』のプロモーションで「Jimmy Kimmel Live」に出演したマーゴット。司会のジミー・キンメルが、「きみだと認識できないよ!」と驚く写真は13歳の誕生日に撮影されたもので、紅茶を片手に嬉しそうに「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」を読む、いまとはまるで違う風貌のマーゴットが写っている。マーゴットは「人生で一番恥ずかしい写真だわ~」と赤面。ブロンドのイメージが強いマーゴットだが、写真では黒髪でひっつめており、眼鏡をかけ、歯には矯正器具が。本人も認める「ハリーポッター」オタクだったそうだ。ハリーの外見に近付くために眼鏡を作ろうと、両親や眼科医に「目が悪くなったみたい」とウソまでついて手に入れた徹底ぶりを明かした。(Hiromi Kaku)
2016年06月30日7月公開の映画『ターザン:REBORN』のLAプレミアが現地時間27日に行われ、主演のアレクサンダー・スカルスガルドらが登場。日本語版でターザンの声を演じる桐谷健太も参加し、会場でスカルスガルドと対面した。その他の写真ターザンはジャングルで動物たちに育てられた人物で、たくましい肉体、驚異的な身体能力、ワイルドなルックス、ジャングルを縦横無尽に駆けるその姿が多くの観客を魅了し続けている。『…REBORN』では、英国貴族で実業家として成功をおさめているターザンが政府の命を受け、妻ジェーンと故郷コンゴに戻るも、侵略者に妻をさらわれたことから、内なる野生を呼び覚まして、ジェーンを救うべく戦う姿を描く。会場にはおよそ3000人のファンがつめかけ、スカルスガルド、マーゴット・ロビー、サミュエル・L・ジャクソン、クリストフ・ヴァルツ、デイヴィッド・イェーツ監督らが登壇。カーペット上で桐谷に会ったスカルスガルドは報道陣に「僕らは“ターザン2”を一緒にやるんだ。スウェーデンのターザン(※スカルスガルドはスウェーデン出身)と日本のターザンが一緒にね!」とコメント。「僕のキャリアで最も長期間かつ最もハードな撮影になった。その一方で、得られるものも最も大きかった。自分がこの世界の一部であれるなんて信じられなかったよ」と語り、桐谷と肩を組み“日米ターザンの共演”をアピールした。プレミア後、桐谷は「本当に華やかだし熱気がすごい。ハリウッドスターのアレクサンダーも気さく。貴重な体験ができて楽しかった。皆さんのイメージや想像を覆す、すべてが新しいターザンになっています。この暑い夏にぴったりの、キンキンに冷えた爽快感満載のスタイリッシュ・アクション大作なので、ぜひ楽しみにしていてほしいです!」と作品をPRした。『ターザン:REBORN』7月30日(土)全国ロードショー
2016年06月29日『ハリー・ポッター』シリーズの監督&スタッフにより、全く新しいアクション・エンターテイメント大作として生まれ変わる『ターザン:REBORN』。先日、俳優・桐谷健太が主人公のターザンの日本語吹き替え版を担当することが明かされたが、この度、現地時間6月27日(火)に開催されたL.Aプレミアにて桐谷さんも登場。海外メディアや名優たちも“日本のターザン”に大注目を集めていた。すべてを手に入れた英国貴族、そして美しき妻と裕福な暮らし送る男・ジョン。彼の別の名は“ターザン”。 産まれて間もなく国の反乱に巻き込まれ、コンゴのジャングルで動物たちに育てられたのだった。スマートにしてワイルド、そのアンバランスな魅力を備え持つターザンは、英国政府でも一目置かれる存在だった。ある日、政府の命により、外交の為妻・ジェーンとともに故郷へ戻る。しかしそれはターザンに仕向けられた罠だった。故郷は侵略され、ジェーンはさらわれてしまう。愛する妻と故郷を救うため、持てるものを投げうちジャングルに戻ること決意するターザン。果たしてターザンは、己の野生を呼び覚まし、すべてを取り戻すことができるのか――?この日会場となったのは、世界最大の映画の祭典・米アカデミー賞授賞式の会場としても有名な歴史あるドルビー・シアター。本作をイメージしたジャングルの装飾が大規模に施され、ブラウンカーペットが敷き詰められた会場に集まった海外メディアは、テレビ50台、スチール200媒体。そして、およそ3,000人のファンが会場を埋め尽くすほど押し寄せ、まさに世界的な注目度の高さが伺えた。今回が海外初のプレミアデビューとなった桐谷さんは、ターザンを意識したグリーンのベルベット地のジャケットを着こなし登場。そして、ターザンポーズなど堂々としたパフォーマンスを披露すると、全世界のカメラマンは桐谷さんに一斉に注目! さらに、桐谷さんのパフォーマンスに驚いたのは、プレミアに招待されていたアンジェリーナ・ジョリーの父親であり、『ミッション:インポッシブル』などに出演する世界的名優ジョン・ヴォイト。ジョンは日本のクルーに「彼は誰だ?」と聞く場面もあった。そしてブラウンカーペット上では、ついに“日本のターザン”桐谷さんと“世界のターザン”アレクサンダー・スカルスガルドが対面し、日米ターザン夢の共演が実現! アレクサンダーと桐谷さんは、今回の滞在が初対面だが、プレミア前日のプレス取材ですっかり意気投合していた2人は、「いつか桐谷さんと共演してみたいか?」と問われると、アレクサンダーは「僕らは“ターザン2”を一緒にやるんだ。スウェーデンのターザンと日本のターザンが一緒にね!」と笑顔でコメント。また、先日の来日を満喫したアレクサンダーは、日本のファンに向けて「僕を迎えてくれて本当にありがとう! 僕の生涯で最高の旅のひとつだったよ」と語り、もしも今度来日する際には「銭湯めぐりを一緒にしよう」と桐谷さんの趣味の銭湯に誘う場面も。そして、映画ついては「僕のキャリアで最も長期間かつ最もハードな撮影になった。その一方で、得られるものも最も大きかった。自分がこの世界の一部であれるなんて信じられなかったよ」とふり返り、最後には肩を組み、日本語で「観てね!」と息ぴったりの様子だった。さらにこの日は、アレクサンダーに加え、ヒロインを務める今ハリウッドで最も旬な女優マーゴット・ロビー、ターザンの相棒役を務めるハリウッドきっての名優サミュエル・L・ジャクソン、ターザン罠にはめる官使役の名優クリストフ・ヴァルツ、監督のデイビッド・イェーツら、豪華メンバーが集結! 興奮冷めやらぬ中、桐谷さんは「本当に華やかだし熱気がすごい。ハリウッドスターのアレクサンダーも気さく。貴重な体験ができて楽しかった」と充実した表情で語り、海外進出に関しては英語への取り組みの意欲も出た模様で、「今度は日本映画を海外の人に見てほしい」とコメント。また「皆さんのイメージや想像を覆す、すべてが新しいターザンになっています」「ぜひ楽しみにしていてほしいです!」と熱くアピールし締めくくった。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D同時公開。(cinemacafe.net)
2016年06月29日映画『ターザン:REBORN』(7月30日公開)のL.Aプレミアが現地時間27日、米ロサンゼルスで行われ、日本語吹き替え版で主人公ターザンの声優を務めた俳優の桐谷健太が登場。海外プレミアデビューを果たした。会場となったドルビー・シアターには、本作をイメージしたジャングルの装飾が施され、敷き詰められたブラウンカーペットの周囲にはテレビカメラ50台、スチールカメラ200媒体。そして、約3,000人のファンが会場を埋め尽くした。桐谷は、ターザンを意識したグリーンのベルベット地のジャケットを身にまとって登場。ターザンポーズなど堂々としたパフォーマンスでカメラマンの注目を浴び、アンジェリーナ・ジョリーの父親にして名優ジョン・ヴォイトが日本のクルーに「彼は誰だ?」と聞く場面もあった。そして、"日本のターザン"桐谷健太と"世界のターザン"主演のアレクサンダー・スカルスガルドが対面し、"日米ターザン"の共演が実現。2人は今回のL.A滞在が初対面ながら前日の取材で意気投合し、アレクサンダーは桐谷を「ケンタ」と親しげに呼び、「(彼が)ジャパニーズ・ターザンだ!」とお墨付き。「いつか桐谷と共演してみたいか?」と問われると、「僕らは『ターザン2』を一緒にやるんだ。スウェーデンのターザン(※アレクサンダーはスウェーデン出身)と日本のターザンが一緒にね!」と笑顔で話した。また、先日来日したアレクサンダーは、日本のファンに向けて「僕を迎えてくれて本当にありがとう! 僕の生涯で最高の旅のひとつだったよ」と語り、もしも今度来日する際には「(桐谷の趣味の)銭湯めぐりを一緒にしよう」と桐谷を誘う一幕も。映画ついては「僕のキャリアで最も長期間かつ最もハードな撮影になった。その一方で、得られるものも最も大きかった。自分がこの世界の一部であれるなんて信じられなかったよ」と振り返り、最後には2ショットで肩を組み、日本語で「観てね!」と息の合った様子を見せた。アレクサンダーに加え、ヒロインを務める女優マーゴット・ロビー、ターザンの相棒役を務める名優サミュエル・L・ジャクソン、ターザンを罠にはめる官使役の名優クリストフ・ヴァルツ、そしてデイビッド・イェーツ監督らが勢ぞろい。桐谷と初対面したサミュエル・L・ジャクソンは、桐谷の筋肉を触って「いいね!」と日本のターザンに太鼓判を押し、デイビッド・イェーツ監督も「彼はターザンの声に、すごい気高さと優雅さと重厚さをもたらしてくれた。みんなが観たいターザンになったよ、ありがとう!」と絶賛した。桐谷は「本当に華やかだし熱気がすごい。ハリウッドスターのアレクサンダーも気さく。貴重な体験ができて楽しかった」と充実した表情を見せ、海外進出に関しては英語への取り組みの意欲も出た模様で、「今度は日本映画を海外の人に見てほしい」とコメント。最後に「皆さんのイメージや想像を覆す、全てが新しいターザンになっています。この暑い夏にぴったりの、キンキンに冷えた爽快感満載のスタイリッシュ・アクション大作なので、ぜひ楽しみにしていてほしいです!」と熱くPRした。(C)2016 Edgar Rice Burroughs, Inc. and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2016年06月29日「雑貨がかわいい」「オーロラが見れる」「とにかくオシャレ」などと、日本人女性の間でも支持の高い国、スウェーデン。世界最大の家具ショップ「イケア」の人気ぶりや北欧映画の祭典「トーキョーノーザンライツフェスティバル2016」も開催されるなど、近年、じわじわと北欧が人気を集めているが、女子ならば知っておくべきもうひとつのポイントがある。それは、とにかく「イケメンが多い!!」こと。特にスウェーデンは“イケメンの宝庫”と称され、イギリスの新聞会社のサイトで「イケメンが一番多い国」に選ばれたこともあるほど。そんなイケメンの多い国・スウェーデンを筆頭に、ひと目惚れすること間違いなし!?の北欧出身俳優に注目した。●エントリーNo.1気さくすぎるターザン!?来日でも“神対応”連発! アレクサンダー・スカルスガルドいま、最も注目すべき北欧イケメンといえば、アレクサンダー・スカルスガルド。先日、『ターザン:REBORN』(7月30日公開)のプロモーションで4年ぶりの来日を果たし、“イラっとする女子”でお馴染みの芸人・横澤夏子と共演した際には、何度もハグ&キスを贈り、出待ちファンには積極的にサインや握手するなど、その“神対応”っぷりにネット上では歓喜の声が!さらに、LINE LIVEで共演を果たした“イケメン”お笑い芸人・狩野英考とは、最後には肩を組むほどの仲良しに。「世界で最もハンサムな顔100人」常連のハンサムなのに、実は気さくで茶目っ気たっぷりな飾らない素顔とのギャップには、日本でもグイグイ人気上昇中!そして同作ではスマートでワイルドな、いままでのイメージを覆す”新たなターザン”に挑戦。194cmの長身に役作りのため鍛え上げられた肉体美は、筋肉フェチは要チェック。●エントリーNo.2吸い込まれそうな瞳とむすっとした表情が最大の魅力!ビル・スカルスガルド父は名優ステラン・スカルスガルド、そして兄にアレクサンダー・スカルスガルドを持つ芸能一家の四男として生まれた、ビル・スカルスガルドも、北欧の注目すべきイケメン俳優のひとり。9歳のころにアレクサンダーの弟役として映画デビューした後、ドラマや映画など出演を重ね、主演作『シンプル・シモン』(’14日本公開)では、アスペルガー症候群の青年という難役にもチャレンジするなど活躍中。見ているだけで吸い込まれそうな瞳と、むすっとした表情に少年らしさアリ。日本でいえば、新井浩文、染谷将太など、個性派好きにもオススメ。●エントリーNo.3着実にキャリアを重ねるイケメン!今年は悪役たちのまとめ役に ジョエル・キナマン米でリメイクされたデンマーク発ドラマ「THE KILLING/キリング」や、リブート作の『ロボコップ』で注目を集めた、スウェーデン・ストックホルム出身のイケメン。デヴィッド・フィンチャー監督の『ドラゴン・タトゥーの女』、リーアム・ニーソン主演『ラン・オールナイト』、トム・ハーディ主演『チャルド44 森に消えた子供たち』などに次々出演して、クールでアウトローな魅力を発揮。9月公開の『スーサイド・スクワッド』では、スケジュールの都合で降板したハーディに代わって抜擢され、ウィル・スミスやジャレッド・レトが演じる映画史上最も“やる気がない悪党集団”の取りまとめ役を演じるのも楽しみ。●エントリーNo.4“枯れ専”女子は見逃すな!大人の色気たっぷり北欧の至宝 マッツ・ミケルセン知る人ぞ知る、元祖(!?)北欧のイケメンといえば、マッツ・ミケルセン。俳優になる前はダンサーをしていたというだけあってか、“デンマークで最もセクシーな男”としての呼び声も高し。ジェームズ・ボンドシリーズの『007/カジノ・ロワイヤル』で悪役ル・シッフルに抜擢され、一躍知名度を上げると、その後も『偽りなき者』など数々の話題作に出演。『悪党に粛清を』のPRで初来日を果たしたことも話題を呼んだ。海外ドラマ「ハンニバル」では若き日の“レクター博士”を演じており、謎めいた人物から悪役まで幅広い役を演じる彼の魅力は、“落ち着いた大人の雰囲気”と5か国語を操れるという知的派なところ。50歳の色気むんむんなおじさま俳優には、枯れ専女子も熱い視線を送る。●エントリーNo.5男はやっぱりワイルドじゃなきゃ!肉食系女子必見!?ニコライ・コスター=ワルドー“次世代のカンバーバッヂ”としての呼び声も高いデンマーク出身の俳優、ニコライ・コスター=ワルドーは、大人向け海外ドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」でジェイミー・ラニスター役を演じたことがきっかけで、“セクシーな王殺し”として人気も急上昇し、その後も映画やドラマにひっぱりだこ。コメディ映画『ダメ男に復讐する方法』に既婚のプレイボーイ役で出演した際には、主演のキャメロン・ディアスもワイルドでセクシーなニコライに思わずメロメロになったとか!?今年は超大作『キング・オブ・エジプト』も控えており、40代以降のおじさん俳優のレベルが高すぎるのは、どうやら日本だけではないようだ。6月も下旬に突破し、いよいよ熱さも本格化。夏バテする前に、北欧男子で癒されてみて。(text:cinemacafe.net)
2016年06月26日『ターザン:REBORN』に主演、来日したことで人気沸騰中のアレクサンダー・スカルスガルドが意外なところでヘンリー王子と友情を育んでいた。数年前、ヘンリー王子と戦争などで負傷した兵士ら12人とチームを組み、国際的なチャリティー・イベント「Walking With the Wounded」に参加したアレックス。マイナス45度の中、何週間もかけておよそ330キロを進み南極点到達を目指す過酷な体験だったため、数年経ったいまも記憶に鮮明に残っているようだ。先日ラジオ番組「Andey Cohen Live」で司会のアンディ・コーエンにこのときの経験を聞かれたアレックスは、「ヘンリー王子は本当にいい人だった」とふり返った。「ああいう状況だと、とにかくみんなが一つになってがんばらないと、やってられないんだ。誰が王子か、誰が海兵隊か、誰が俳優かなんてのは忘れてしまう」。過酷な状況下ではみんなが平等だったということだろう。「みんながヘンリー王子を普通の人として扱ってたし、彼もまさに普通だったよ」と王子が特別扱いを要求することもなく、チームに溶け込んでいた様子を絶賛した。就寝時はテントで2人から4人が一緒になって寝たそうだが、アレックスはヘンリーと同じテントで寝たこともあると明かした。アンディは興味津々で、王子と寝るとき、王子と頭を同じ方向に向けて寝たのか、それとも逆さまになって寝たのかという突っ込んだ質問まで投げかけたが、アレックスは「その時々だった」と答えた。(Hiromi Kaku)
2016年06月21日