ウィル・フェレルと脚本家ハーパー・スティールが出演しているドキュメンタリー映画『Will & Harper(原題)』が、サンダンス映画祭にてスタンディングオベーションを受けた。「Variety」誌によると、カンヌ国際映画祭やヴェネチア国際映画祭とは違い、サンダンスでスタンディングオベーションが起きることは少ないという。本作は90年代に「サタデー・ナイト・ライブ」でコメディアンと脚本家として出会い、30年近く友情を築いてきたウィルとハーパーの17日間に及ぶロードトリップを収めたもの。ニューヨークからカリフォルニアにかけて旅する2人は、途中でバスケの試合、大衆酒場、おしゃれなラスベガスのレストランなどに立ち寄りながら、2022年にトランス女性であることを公表して性別移行プロセスにあるハーパーがウィルとの友情を再確認したり、アメリカにおいてトランスジェンダーであることの意味を考える。ウィルはサンダンスで「この映画がトランスジェンダー問題の会話におけるガイドブックになったらいいな」とコメント。監督は現在公開中の『スラムドッグス』のジョシュ・グリーンバウム。ウィルは同作にも出演しており、主人公で犬のレジー役の声を担当している。(賀来比呂美)
2024年01月24日3月15日(金) より全国6都市で開催される『TBSドキュメンタリー映画祭2024』の予告編とキービジュアルが公開された。第4回の開催となる今回は、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障がいなど、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って選出された15作品が上映される。公開された予告編では、2023年3月に逝去した音楽家・坂本龍一による社会発信の歩みを描いた『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』や、劇場公開された『戦場記者』の須賀川拓監督が過激派組織イスラム国の“いま”を追いかけた最新作『BORDER 戦場記者×イスラム国』など、本映画祭で上映される全15作品をダイジェストで見ることができる。また、本映画祭発足時にはアンバサダーを、現在はブランド「TBS DOCS」全体のチェアマンを務める太田光(爆笑問題)のコメントが到着。2024年の開催に向けて「“本気の人間は面白い”とあるぐらい、生々しい人間の色んな生き様というのはすさまじい。描かれている内容も、作品によって全然違う。人間を生々しく描くっていうのは、それだけ後にも残る。何か忘れられなくて、ずっと頭の中には残っていたりする。そういうものを観れるのが、TBSドキュメンタリー映画祭の素晴らしいところです」とコメントしている。そして、2021年の映画祭発足以来、毎年中東に関わる問題作をエントリーし続けるジャーナリスト、須賀川監督(現在は、TBS系報道番組『NEWS23』専属ジャーナリスト)の作品を例にあげ、「パレスチナのイスラム組織ハマスとイスラエルの衝突によって注目を浴びたように世間一般的にはなっているが、今までも継続的に須賀川さんがレポートをしている作品を観てきた我々はずっと観察することができた。そういう意味では、凄く意義があると思います」と、本映画祭の意義についても語っている。『TBSドキュメンタリー映画祭2024』本予告『TBSドキュメンタリー映画祭2024』60秒予告<イベント情報>『TBSドキュメンタリー映画祭2024』3月15日(金) より東京、大阪、京都、名古屋、福岡、札幌で順次開催『TBSドキュメンタリー映画祭2024』キービジュアル東京:3月15日(金)~28日(木) ヒューマントラストシネマ渋谷大阪:3月22日(金)~4月4日(木) シネ・リーブル梅田愛知:3月22日(金)~4月4日(木) センチュリーシネマ京都:3月22日(金)~4月4日(木) アップリンク京都福岡:3月29日(金)~4月11日(木) キノシネマ天神札幌:3月30日(土)~4月11日(木) シアターキノ公式サイト:
2024年01月18日リトル・リチャードのヒューマンドキュメンタリー映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』が、2024年3月1日(金)より公開される。“ロックンロールの創設者のひとり”リトル・リチャード『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』は、ロックンロールの偉大なる創設者のひとり、リトル・リチャードの知られざる史実と素顔を描くヒューマンドキュメンタリー映画。リトル・リチャードは、1950年代半ばにデビュー・シングル「トゥッティ・フルッティ」をリリースし彗星の如く音楽シーンに現れた黒人アーティストだ。後進のビートルズやザ・ローリング・ストーンズ、デヴィッド・ボウイ、エルヴィス・プレスリーらも多大な影響と刺激を受けたという。差別と偏見、栄光と苦悩の狭間リチャードは、ピアノ演奏では左手でブギウギを、右手では打楽器的な打鍵を披露し、叫ぶように歌い、さらにはステージを縦横無尽に駆け巡ったりと、現代では見慣れたパフォーマンスを当時いち早く開発。これらのパフォーマンスは、現代ロックの礎となったと言えるだろう。アーカイブ映像で見るリチャードの演奏などは、今見ても全く色褪せず魅力に溢れている。輝かしい功績を残した一方で、当時のアメリカは南部を中心にまだまだ人種差別が激しく、リチャードは差別にも苦しんだ。また、ゲイを公言する性的マイノリティーでもあり、陽気なキャラを演じつつも壊れやすく繊細な魂を持った人物であった。映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』では、そんなロックンロール界の真のレジェンドという一面の裏に隠された、ひとりのミュージシャンの「魂の軌跡」を描き出す。性的差別や偏見、時代と流行、そして信仰と音楽活動。様々な狭間の中で、苦悩し戦い抜いたリトル・リチャードの姿が明らかになる。ポール・マッカートニーやエルヴィス・プレスリーらの言葉も映像には、「学校の机の上でリチャードの曲を歌ったよ」と嬉しそうに話すポール・マッカトニーをはじめ、リチャードへの尊敬の言葉を並べるミック・ジャガーやエルヴィス・プレスリーなど音楽界のレジェンドらも映る。【作品詳細】映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』公開日:2024年3月1日(金)監督・製作:リサ・コルテス出演:リトル・リチャード、ミック・ジャガー、トム・ジョーンズ、ナイル・ロジャーズ、ノーナ・ヘンドリックス、ビリー・ポーター、ジョン・ウォーターズ字幕:堀上香字幕監修:ピーター・バラカン配給:キングレコード原題:LITTLE RICHARD:I AM EVERYTHING
2023年12月31日ジャーナリストの須賀川拓監督最新作『BORDER 戦場記者 × イスラム国』が、2024年3月15日(金) より開催される「TBSドキュメンタリー映画祭」にて「ソーシャル・セレクション」作品として上映されることが決定した。須賀川監督は、2019年から2023年までJNN外信部中東支局長として、レバノン、イラン、イスラエル、アフガニスタンといった中東各国を取材。また、ウクライナへの取材など紛争地に生きる一般市民の声を積極的に発信し続ける日本人ジャーナリストだ。2022年には、国際報道で優れた業績をあげたジャーナリストに贈られる「ボーン・上田記念国際記者賞」を受賞。そして同年には、初の全国公開となったドキュメンタリー映画『戦場記者』を発表した。最新作では、シリア奥深くの砂漠にある難民キャンプを取材。壊滅したと思われている過激派組織イスラム国、その極めて危険な思想にいまだ共鳴する人々がいる現実を映し出す。須賀川は「戦争は、長引けば長引くほど悲惨だ。多くの人が死ぬのに、その悲惨な現実への関心は薄れていく。『私たちのことを忘れないでください』これが戦地からの悲痛なメッセージだ。戦争の負の遺産を先進国に住む私達が知ることで、未来の誰かが救われるかもしれない」と本作に込めた思いをコメントしている。<開催情報>「TBSドキュメンタリー映画祭」2024年3月15日(金)〜28日(木) 東京・ヒューマントラストシネマ渋谷2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 大阪・シネ・リーブル梅田2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 愛知・名古屋・センチュリーシネマ2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 京都・アップリンク京都2024年3月29日(金)〜4月11日(木) 福岡・キノシネマ天神日程調整中 札幌・シアターキノ<作品ラインナップ >【ソーシャル・セレクション】人種や戦争、社会問題など、現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』(C)TBS音楽家はなぜ、社会発信を強めていったのか。坂本龍一が遺したもの……監督:金富隆出演:坂本龍一『サステナ・フォレスト ~森の国の守り人(もりびと)たち~』『サステナ・フォレスト ~森の国の守り人(もりびと)たち~』(C)TBS“森の国”日本放置された末に今、「守り人」たちは……監督:川上敬二郎出演:橋本光治、橋本延子、橋本忠久、柴田君也、小林正秀、蔵治光一郎、佐藤宣子、齋藤暖生『家さえあれば ~貧困と居住支援~』※大阪・京都 限定上映作品『家さえあれば ~貧困と居住支援~』(C)MBSたとえ何度裏切られても──居住支援を続ける理由とは?監督:海老桂介出演:坂本慎治ナレーター:田村裕(麒麟)『102歳のことば~生活図画事件 最後の生き証人~』※北海道 限定上映作品『102歳のことば~生活図画事件 最後の生き証人~』(C)HBC絵を描くことすらも許されない時代がかつて日本にあった監督:長沢祐出演:菱谷良一朗読:古舘寛治ナレーション:世永聖奈『リリアンの揺りかご』※福岡 限定上映作品『リリアンの揺りかご』(C)RKB「歴史の女神」は見つめているいつも愚かで不寛容な私たちを監督:神戸金史出演:リリアン・ギッシュ、植松聖、神戸金佑【ライフ・セレクション】家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品『私の家族』『私の家族』(C)TBSママが2人いる……丁寧に話したい、もう後悔したくないから監督:久保田智子『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』(C)TBS鑑賞後もあなたは、ハーレム教団と呼びますか?監督:佐井大紀出演:千石まさ子、千石恵、千石美砂紀、井上安子、土田尚美、小串恵子、千石朋子、千石成美、鳥越俊太郎、千石剛賢『魚鱗癬と生きる ー遼くんが歩んだ28年ー』※福岡 限定上映作品『魚鱗癬と生きる ー遼くんが歩んだ28年ー』(C)RKB難病「魚鱗癬」を知っていますか?RKB報道部が伴走した軌跡監督:大村由紀子出演:梅本遼ナレーション:橋本由紀『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』※名古屋 限定上映作品『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』(C)CBC制御不能な“もう1人の僕“「ヘルプマークあっても変わらない」監督・撮影・ナレーション:柳瀬晴貴出演:棈松怜音、酒井隆成、ののか【カルチャー・セレクション】視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える『映画 情熱大陸 土井善晴』※東京・大阪・京都 限定上映作品『映画 情熱大陸 土井善晴』(C)MBSありがとう先生!ご飯作って食べるのがメッチャ楽しくなりました監督:沖倫太朗出演:土井善晴ナレーション:窪田等音楽:葉加瀬太郎『最後のMR.BIG~日本への愛と伝承』『最後のMR.BIG~日本への愛と伝承』(C)TBS日本を愛し、日本に愛されたバンドによる最後の別れ──監督:川西全出演:MR.BIG[エリック・マーティン(Vo)、ポール・ギルバート(G)、ビリー・シーン(B)、パット・トーピー(Ds) ]『ダメな奴~ラッパー紅桜 刑務所からの再起~』『ダメな奴~ラッパー紅桜 刑務所からの再起~』(C)TBS「カッコ悪くていい」刑務所からの再起を賭けた男の物語監督:嵯峨祥平出演:紅桜ナレーション:大塚芳忠『旅する身体~ダンスカンパニー Mi-Mi-Bi~』『旅する身体~ダンスカンパニー Mi-Mi-Bi~』(C)TBS身体的特徴も個性もバラバラ。Mi-Mi-Biの身体を巡る旅監督:渡辺匠、志子田勇出演:内田結花、KAZUKI、武内美津子、福角幸子、福角宣弘、三田宏美、森田かずよ、大谷燠、文、橋本実弥公式サイト:
2023年12月25日『メアリと魔女の花』以来、5年ぶりとなるスタジオポノック最新作『屋根裏のラジャー』が12月15日(金)より劇場公開。その映画の舞台裏を描いたドキュメンタリー作品「そして、屋根裏のラジャーは生まれた。~スタジオポノック、その喪失と創造~」が動画配信サービス「Hulu」にて12月22日(金)より見放題独占配信されることが決定した。新たなアニメーション映画に挑戦したスタジオポノックは、制作継続が困難なまでの様々な問題に直面していた。それでもなぜ、彼らは映画を作るのか。クリエイターたちの希望と喪失、主人公ラジャー(寺田心)の誕生の瞬間。そして、師・高畑勲から託されたひとつの想いとは? イギリス、アメリカ、フランス。世界のクリエイターたちとのコラボレーションが実現した、アニメーションの作り手たちの誰にも見えない奇跡の物語。1本のアニメーション映画『屋根裏のラジャー』を通じて、企画から脚本作りの葛藤、1枚の紙とペンから始まった苦悩の末までにこだわったアニメーション制作。そこには、クリエイターたちの誰にも見えない苦悩と葛藤、そして情熱が宿っていた。たったひとつの熱狂から始まった映画の、そして人生の物語が世界中の子どもたちに届くことを信じて夢中で映画に挑むスタジオの軌跡を映しだした本作は、スタジオジブリで中核を担ったプロデューサー・西村義明と監督の百瀬義行を中心に密着し、映画が完成するまでの激動の日々を描いたドキュメンタリー作品。ナレーションは、寺尾聰。『屋根裏のラジャー』で初のアニメーション映画出演となり、クリエイターたちの映画作りの想いに共鳴し快諾。アニメーションとドキュメンタリーの重ねての参加となった。「そして、屋根裏のラジャーは生まれた。~スタジオポノック、その喪失と創造~」は12月22日(金)よりHuluにて配信開始。『屋根裏のラジャー』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:屋根裏のラジャー 2023年12月15日より全国にて公開© 2023 Ponoc
2023年12月18日ドキュメンタリー映画『巡る、カカオ ~神のフルーツに魅せられた日本人~』の舞台挨拶付き完成披露試写会が昨日12月14日(木)アキバシアターにて行われ、ナレーションを担当した堀ちえみと監督の和田萌が登壇した。本作は、チョコレートの原料であるカカオの歴史、栽培する農家の現状や、カカオの可能性に 魅せられて彼らの労働環境の向上やカカオのビジネスモデル構築に奔走する日本人の活躍を追った映画。コロンビア先住民の末裔であるカカオの起源となったアルアコ族が抱える課題を、現地に入り、共に課題解決に取り組み、カカオ産業のビジネスモデル構築に奮闘するカカオハンター・小方真弓、ガーナに単身渡航し現地のカカオ産業を変えるため、革命を起こそうと奮闘しているMpraeso合同会社CEO田口愛という、カカオに魅了された2人の姿を中心に、ダンデライオン・チョコレート・ジャパンCEO堀淵清治、株式会社明治ものづくり戦略本部 技術部参与・土居恵規、カカオの新しいレシピ開発に取り組むミクソロジスト南雲主于三が出演し、各人にとっての“カカオの魅力や課題”についても語られる。本作を手掛けたのは、多様性について考えるドキュメンタリー映画『であること』、「情熱大陸」にも携わった和田監督。「この映画は本当にカカオとかチョコレートが好きな人が多く関わってくださって。それで堀さんにお願いしようということになったんです。本当にカカオ愛に満ちている方で。本当にカカオがお好きなんだなと思いました」と監督が語るほどに、堀さんは大のチョコレート好きだという。映画でナレーションを担当するのは本作が初だったそうで、「舌の病気をして、手術をした後で、こういうナレーションのお話がわたしに来るなんて。なんて光栄でラッキーなのかと。カカオが導いてくれた気がします」と感激の表情。「毎日食べています。やはり元気になれる気がするんですよね。だから病気をした時も、『早く良くなってチョコレートを食べるんだ』と。そう思って頑張っていました」とカカオの存在は心の支えになっていたという。劇中では、手間暇かけてカカオを育てている様子が映し出されているが、「もっとカカオを味わって。大切に食べないといけないなと思いました。そこにあることが当たり前だと思っていましたけど、こんな思いをわたしの元にやってきたのかと思ったら愛おしくて。これからはそういう思いでチョコレートを食べます」とコメントした。そんなカカオの魅力について「疲れた時や、元気を出したい時に癒やされますよね。それと頭の回転が良くなる気がして。ついつい食べ過ぎちゃうんです」と日々の生活に欠かせないものだと熱い思いも明かし、特にアイドル歌手時代は、プレゼントとしてもらうことも多かったそうで、「当時は“友チョコ”がない時代なのに、女性からもたくさんチョコレートをいただいて、律儀に食べていました」とエピソードを明かし、会場の観客も熱心に耳を傾けていた。一方、ガーナやコロンビアなど、カカオに関わる人たちを取材するために世界中を飛び回った和田監督は、「こんなところにカカオがあるのかと思いました。普段なら絶対に行かないようなジャングルをどんどん分け入っていくんです。本当にカカオに導かれて、世界中を飛び回った感じがします」と撮影をふり返り、カカオの魅力については「発酵食品ということですね。なんで日本人のわたしがカカオの映画を撮るのかと考えていたんですけど、発酵ということにヒントがあるのかなと。発酵というのが、日本人にも近いものであるというのがありますし、カカオというのは、フルーツであり、発酵であるというところが面白いですよね」と述べた。そして終盤、最後にメッセージを求められた堀さんは「とにかくカカオのことが世界一よく分かる映画だと思いますので、これを観て、チョコを食べて一杯、というのもいいんじゃないでしょうか」と提案。和田監督も「タイトルにも込めたんですが、『巡るカカオ』ということで、ガーナ、コロンビア、日本とまわったんですが、現在、過去と、いろいろと時間を巡る映画になりました。カカオを通して皆さんにも旅を体験していただけたらうれしいなと思います」と観客に呼びかけた。『巡る、カカオ ~神のフルーツに魅せられた日本人~』は2024年1月12日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:巡る、カカオ ~神のフルーツに魅せられた日本人~ 2024年1月12日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開©HEARTTREE
2023年12月15日「TBSドキュメンタリー映画祭」が、2024年3月15日(金) より開催されることが決定した。テレビやSNSでは伝えきれない事実や声なき心の声を発信し続ける、本気のドキュメンタリー作品に出会える場として、2021年より開催されてきた本映画祭。4回目の開催となる今回は、全国で拡大開催した2023年に続いて東京・大阪・京都・名古屋・福岡・札幌と、全国6都市で順次開催することとなった。新たな取り組みとしては、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから観るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って上映作品を選出。ひとつのテーマや人物など、関心ごとで映画祭に訪れた観客に他の上映作品に出会ってもらい、価値観を刺激する場を目指す。また、上映作品を観た観客が投票できる「観客賞」を設ける予定だ。<開催情報>「TBSドキュメンタリー映画祭」2024年3月15日(金)〜28日(木) 東京・ヒューマントラストシネマ渋谷2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 大阪・シネ・リーブル梅田2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 愛知・名古屋・センチュリーシネマ2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 京都・アップリンク京都2024年3月29日(金)〜4月11日(木) 福岡・キノシネマ天神日程調整中 札幌・シアターキノ<作品ラインナップ >【ソーシャル・セレクション】人種や戦争、社会問題など、現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』(C)TBS音楽家はなぜ、社会発信を強めていったのか。坂本龍一が遺したもの……監督:金富隆出演:坂本龍一『サステナ・フォレスト ~森の国の守り人(もりびと)たち~』『サステナ・フォレスト ~森の国の守り人(もりびと)たち~』(C)TBS“森の国”日本放置された末に今、「守り人」たちは……監督:川上敬二郎出演:橋本光治、橋本延子、橋本忠久、柴田君也、小林正秀、蔵治光一郎、佐藤宣子、齋藤暖生『家さえあれば ~貧困と居住支援~』※大阪・京都 限定上映作品『家さえあれば ~貧困と居住支援~』(C)MBSたとえ何度裏切られても──居住支援を続ける理由とは?監督:海老桂介出演:坂本慎治ナレーター:田村裕(麒麟)『102歳のことば~生活図画事件 最後の生き証人~』※北海道 限定上映作品『102歳のことば~生活図画事件 最後の生き証人~』(C)HBC絵を描くことすらも許されない時代がかつて日本にあった監督:長沢祐出演:菱谷良一朗読:古舘寛治ナレーション:世永聖奈『リリアンの揺りかご』※福岡 限定上映作品『リリアンの揺りかご』(C)RKB「歴史の女神」は見つめているいつも愚かで不寛容な私たちを監督:神戸金史出演:リリアン・ギッシュ、植松聖、神戸金佑【ライフ・セレクション】家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品『私の家族』『私の家族』(C)TBSママが2人いる……丁寧に話したい、もう後悔したくないから監督:久保田智子『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』(C)TBS鑑賞後もあなたは、ハーレム教団と呼びますか?監督:佐井大紀出演:千石まさ子、千石恵、千石美砂紀、井上安子、土田尚美、小串恵子、千石朋子、千石成美、鳥越俊太郎、千石剛賢『魚鱗癬と生きる ー遼くんが歩んだ28年ー』※福岡 限定上映作品『魚鱗癬と生きる ー遼くんが歩んだ28年ー』(C)RKB難病「魚鱗癬」を知っていますか?RKB報道部が伴走した軌跡監督:大村由紀子出演:梅本遼ナレーション:橋本由紀『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』※名古屋 限定上映作品『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』(C)CBC制御不能な“もう1人の僕“「ヘルプマークあっても変わらない」監督・撮影・ナレーション:柳瀬晴貴出演:棈松怜音、酒井隆成、ののか【カルチャー・セレクション】視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える『映画 情熱大陸 土井善晴』※東京・大阪・京都 限定上映作品『映画 情熱大陸 土井善晴』(C)MBSありがとう先生!ご飯作って食べるのがメッチャ楽しくなりました監督:沖倫太朗出演:土井善晴ナレーション:窪田等音楽:葉加瀬太郎『最後のMR.BIG~日本への愛と伝承』『最後のMR.BIG~日本への愛と伝承』(C)TBS日本を愛し、日本に愛されたバンドによる最後の別れ──監督:川西全出演:MR.BIG[エリック・マーティン(Vo)、ポール・ギルバート(G)、ビリー・シーン(B)、パット・トーピー(Ds) ]『ダメな奴~ラッパー紅桜 刑務所からの再起~』『ダメな奴~ラッパー紅桜 刑務所からの再起~』(C)TBS「カッコ悪くていい」刑務所からの再起を賭けた男の物語監督:嵯峨祥平出演:紅桜ナレーション:大塚芳忠『旅する身体~ダンスカンパニー Mi-Mi-Bi~』『旅する身体~ダンスカンパニー Mi-Mi-Bi~』(C)TBS身体的特徴も個性もバラバラ。Mi-Mi-Biの身体を巡る旅監督:渡辺匠、志子田勇出演:内田結花、KAZUKI、武内美津子、福角幸子、福角宣弘、三田宏美、森田かずよ、大谷燠、文、橋本実弥公式サイト:
2023年12月06日映画配信サービス<JAIHO>から12月の配信作品が発表。12月1日(金)より日本初独占配信される、女性監督に焦点をあてたドキュメンタリー「ウーマン・メイク・フィルム映画史を巡る新たなロードムービーエピソード1」からティルダ・スウィントンがナレーションを担当する本予告映像が解禁された。ドキュメンタリー・シリーズ「ウーマン・メイク・フィルム映画史を巡る新たなロードムービーエピソード1」(2018)は、14エピソード、約840分におよぶ。制作に5年を費やし、130年にわたる映画史を世界の女性監督の視点で見直しながら、約1,000本の映画でつづられる。ナレーションを担当するのは、ティルダ・スウィントン、ジェーン・フォンダ、アッジョア・アンドー、シャルミラ・タゴール、ケリー・フォックス、タンディ・ニュートン、デブラ・ウィンガーら屈指の名女優たち。『ピアノ・レッスン』で知られるジェーン・カンピオンの初期作『スウィーティー』、ソフィア・コッポラの『ヴァージン・スーサイズ』、アンジェリーナ・ジョリーの『白い帽子の女』など、“女性監督の作品を通して女性の視点による映画の学校”を描き出している。監督は2010年から2021年にかけて公開された傑作映画111本にフューチャー、大量の作品群を独自の切り口で次々と紐とく異色のドキュメンタリー映画『ストーリー・オブ・フィルム111の映画旅行』(2022)の監督、マーク・カズンズ。この映画の基にもなったTVシリーズ「ストーリー・オブ・フィルム」(60分×14エピソード)も、現在5エピソードずつ毎月JAIHOで常時独占配信中だ。解禁となった予告は、「世界一小さな映画祭」を共催するなど、カズンズ監督にとって盟友でもあるティルダ・スウィントンのナレーションから始まる。130年の映画史の中で「映画監督の大半は男性です」「いわゆる名作映画の監督もほとんどが男性」と、当たり前のように世間が受け入れている現実に対して疑問を投げかけるスウィントンの聡明な声と、次々と映し出される素晴らしい映画を作り続けてきた女性監督たちの姿とともに、“忘れられてきた”彼女たちの功績を讃えるような映像となっている。「ウーマン・メイク・フィルム 映画史を巡る新たなロードムービー」は12月1日(金)よりJAIHOにて配信開始。<小津安二郎生誕120年>企画ほか、日本初配信の注目作このほか、12月12日(火)からは2023年の第36回東京国際映画祭の目玉企画として上映、好評を博した今年生誕120年を迎える小津安二郎監督『東京物語4Kデジタル修復版』(1951)の配信も決定。なお、本作を皮切りに「小津安二郎生誕120年」と題した小津作品13本がJAIHO独占初配信決定。まず第一弾として12月は『麥秋4Kデジタル修復版』(12月18日)、『非常線の女4Kデジタル修復版』(12月26日)、小津作品唯一の記録映画であり、六代目・尾上菊五郎の舞を撮影、第36回東京国際映画祭でワールドプレミア上映が行われ話題となった『菊五郎の鏡獅子4Kデジタル修復版(12月29日)が控えている。『東京物語 4K デジタル修復版』日本初独占配信★配信開始:12月12日(火)0時4Kスキャニングによるデジタル修復を実施した放送用HDマスター(2012年NHK BSで初放送)を、さらにブラッシュアップした、2013年ベルリン国際映画祭BerlinaleClassics部門で上映された最新のニューデジタルリマスターを使用。スキャニングした1コマ1コマを丁寧に傷消しや色調整を行い、映画館の大画面で上映するデジタルデータから本マスターを作成。本マスター制作にあたり撮影チーフ助手を務めた川又昴氏が監修し、小津監督の狙いを忠実に、1カット1カット丁寧に画調を再現。サウンドも同様に、当時の狙いを忠実に監督助手を3本務めた田中康義氏監修のもと、松竹の修復を全て手掛けている清水和法氏が修復を担当した。『ソルフェリーノの戦い』日本初独占配信★配信開始:12月15日(金)0時2023年の第76回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『Anatomy of a fall』(原題)のジュスティーヌ・トリエ監督の2013年の長編デビュー作品であり、2014年のセザール賞最優秀長編映画賞にもノミネート、ソルフェリーの通りで繰り広げられるヒューマンドラマを描きだした『ソルフェリーノの戦い』(2013)もラインアップ。2012年に行われた実際のフランス大統領選挙の様子や、当時の候補者だったニコラ・サルコジへ抗議する個人間で起こる争いと、政治的な争いの高揚感が交差する様子が映し出され、まさにに当時のリアルなフランスを感じ取ることができる1本。オランドがサルコジを破りフランス新大統領となった国政選挙の日を舞台に、オランドの所属する社会党本部があるソルフェリーノ通りでゲリラ撮影が行われた。主演は『若い女』『シンプルな情熱』レティシア・ドッシュ、『ラヴ・アフェアズ』(JAIHO で常時配信中)や『女っ気なし』『やさしい人』などのヴァンサン・マケーニュ。2013年カンヌ国際映画祭のACID部門でプレミア上映され、2013年「カイエ・デュ・シネマ」第10位に選出されるなど高い評価を得た。『ザ・スチューデント』日本初独占配信★配信開始:12月22日(金)0時『LETO-レト-』のキリル・セレブレンニコフ監督による『ザ・スチューデント』(2016)は、突然宗教にのめり込んでしまった青年と、周囲との対立を描く。演劇界の巨匠としても知られるセレブレンニコフが、マリウス・フォン・マイエンブルクの戯曲「Martyr(殉教者)」に基づき、宗教的原理主義に傾倒する青年と彼を取り巻く母親や教師、クラスメートたちをスリリングかつコミカルに描いて世界的に評価された。主演のピョートル・スクヴォルツォフは今作で多くの俳優賞に輝き、共演は『ラフマニノフある愛の調べ』のヴィクトリア・トルストガノヴァ、『コンパートメントNo.6』のユリア・アウグ、『LETO -レト-』のアレクサンドル・ゴルチーリン。2016年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門で上映され、フランソワ・シャレ賞を受賞、キノタヴル映画祭監督賞、ヨーロッパ映画賞最優秀作曲家賞など多くの映画賞を受賞した。さらに、タイのGDH作品『女神の継承』の監督バンジョン・ピサンタナクーンによるラブストーリー『一日だけの恋人』が12月6日(水)から、ベトナムのアビ・チャッポンを思わせる『TASTEテイスト』が12月11日(月)から配信される。(シネマカフェ編集部)
2023年11月30日2022年の杉並区長選挙に密着したドキュメンタリー映画『映画 ◯月◯日、区長になる女。』が、2024年1月2日(火) にポレポレ東中野で公開されることが決定した。本作は杉並区在住の劇作家・演出家のぺヤンヌマキが監督を務め、彼女が長年住むアパートが道路拡張計画により立ち退きの危機にあることを知り、止める方法を自身で調べ動き始めたのが製作のきっかけとなった。監督自身が地域問題の当事者となり、今まで無縁の世界だった選挙、政治の世界へカメラ片手に飛び込み、住民たちと連携し、学び悩む記録でもあり、それ以上に候補者と支援者たちと悩み考えぶつかりながら、合意形成のため対話を積み重ねていくリアルなやり取りが数多く記録されている。併せて本作の主題歌が、杉並区民が作った応援歌「ミュニシパリズム」を、黒猫同盟(上田ケンジと小泉今日子)がカバーした「黒猫同盟のミュニシパリズム」に決定。「ミュニシパリズム」とは、地域に根付いた自治的な民主主義や合意形成を重視する考え方で、本作の重要なテーマとなっている。また、ぺヤンヌマキのコメントと、『なぜ君は総理大臣になれないのか』『国葬の日』で知られる映画監督・大島新からの応援コメントが到着。さらに本作の特報映像が公開となった。■ペヤンヌマキ監督 コメントこんにちは、杉並区に住んで20年になるペヤンヌマキです。私が住んでいる閑静な住宅街に大きな道路を通す計画があることを知りました。計画が進むと私の家は立ち退きになってしまいます。自分のことに精一杯で社会問題のことなんてちっとも考えてこなかった私ですが、自分の住まいが奪われる危機に直面して初めて、政治や選挙が私たちの生活につながっていることに気づきました。そして……カメラを回し始めました。投票率を少しでも上げるために。本当は、猫とまったりお昼寝したり、お気に入りの川沿いを散歩してバードウォッチングを楽しんだりしていたかっただけなんです。だけど黙っていたら、この生活が奪われてしまう。もう黙っちゃいられない!これは現在私に起きていることであり、杉並区で起きていることであり、どこでも誰にでも起こりうること。■大島新 コメントとてつもなく魅力的な被写体(岸本聡子さんはもちろん、住民のみなさんも!)、起きていることの劇的さ、監督の志と手腕……三拍子揃いまくった圧巻のドキュメンタリー。絶望的な政治状況の中で、「市民の力で社会を変えることができる」ことを教えてくれる“希望の映画”である!『映画 ◯月◯日、区長になる女。』特報映像<作品情報>『映画 ◯月◯日、区長になる女。』2024年1月2日(火) ポレポレ東中野で公開公式サイト: 映画 ◯月◯日、区長になる女。製作委員会
2023年11月17日現在上映中のドキュメンタリー映画『燃えあがる女性記者たち』が話題となっている。先月公開された本作は、インド北部のカースト最下層として差別を受けるダリト(ダリット)の女性たちが立ちあげた新聞社「カバル・ラハリヤ」(ニュースの波)の女性記者たちを追ったドキュメンタリー。第94回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネート、サンダンス映画祭、山形国際ドキュメンタリー映画祭など30以上の映画賞に輝いた話題作が、渋谷ユーロスペース、シネ・リーブル池袋を皮切りに、全国で上映中。性差別やマスメディの問題が連日取り上げられている中、本作の記者たちの姿に、女性として、母として、職業人として、そしてひとりの人間としての尊厳と可能性を見出した観客たちの熱い感想が、いまSNSで拡散されている。そんな口コミで評判となり、上映50館を突破、インドでのインディペンデント製作のドキュメンタリーとしては、異例の広がりをみせている。都内では、渋谷ユーロスペースで11月3日(金・祝)まで上映延長が決定。11日(土)からは、菊川のStrangerで上映、16日(木)からはシネマ・チュプキ・タバタでバリアフリー上映もスタート。そして新たに、11月3日(金・祝)からはキネカ大森での上映も決定し、今後もさらに広がりを見せそうだ。『燃えあがる女性記者たち』は公開中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月29日地域で愛され続けている鉄道、小海線「小淵沢~清里」開業90周年を記念して、当社団とゆかりのある福島・奥会津の郷土写真家「星 賢孝」氏を追ったドキュメンタリー映画、『霧幻鉄道』の上映会を2023年11月4日(土)に北杜市で開催します。東日本大震災の被災から復活したローカル鉄道「只見線」を年間300日間撮り続け、過疎地域の蘇りを導く一人の写真家の情熱物語です。霧幻鉄道ポスター1■作品ストーリー被災復活の只見線、過疎地域の蘇りを導く一人の写真家の情熱物語3.11東日本大震災からわずか4か月後の2011年7月。新潟県と福島県を襲った集中豪雨は、只見線の鉄橋を押し流し、大きな被害を与えた。静かに暮らす田舎のローカル線にとって致命傷となる決定的な損害である。廃線か存続か?地元の只見線を愛する応援団が声をあげ存続を求めた。長い協議の末、地域住民の熱い想いが実り奇跡的に全線復旧が実現した。喜びの反面、復旧後の赤字を解消できるのか?問題は山積した。その中で、すでに故郷の存続危機を案じ活動している一人の写真家がいた。― 年間300日、只見線と奥会津の絶景を数十年撮り続けている郷土写真家「星 賢孝」 ―撮り続けた写真をSNSで毎日のように世界に発信した。地道な努力が実り、次第に海外から只見線を撮るために訪れる観光客が増えて行いった。「星 賢孝」は50年前に消滅した『渡し船』も復活させ、観光スポットを創り上げた。さあ、これからという矢先に“コロナウイルス”に止められた。この映画は、郷土写真家「星 賢孝」と陰となって只見線を支えている人々にスポットをあて、3.11に隠れた福島の大きな被災を記録した作品である。異常気象と被災鉄道の再建を通して「美しい自然」と「恐ろしい自然」が隣り合わせにある自然環境を再認識し、環境に影響を与える我々人類の暮らしを見つめ直す原点回帰を想う作品となる事への願いが込められている。■作品スタッフ監督 :安孫子 亘プロデューサー :ナオミ音楽 :山形 由美音楽プロデューサー:DAIJIナレーション :山本 東■四季折々の只見線鉄橋を渡る只見線(冬)夕暮れの田園と只見線霧幻狭と只見線(秋)■復活した渡し舟朝靄と渡し舟水面に佇む渡し舟■舞台挨拶決定!!当日は、郷土写真家の「星 賢孝」氏、監督の「安孫子 亘」氏の舞台挨拶もございます。この機会にぜひ会場へお越しください。星 賢孝氏(郷土写真家)星 賢孝氏(郷土写真家)福島県金山町在住。ふるさとの過疎・高齢化に伴う衰退を案じ、奥会津の絶景と只見線を撮りだす。SNSを活用し「只見線の走る奥会津の絶景」が世界中に発信され多くの観光客を呼び込んだ。幼少の頃、村の消滅と共に姿を消した“渡し船”を50年ぶりに復活させた「霧幻峡」は、只見線と共に幻想的な観光スポットとして一躍世界で有名になった。年間300日、只見線だけを撮り続ける写真家の星 賢孝は「まだ見ぬ絶景」のために沿線流域の環境を整え続けその活動に終わりはない。安孫子 亘氏(映画監督)我孫子 亘氏(映画監督)放送番組制作に関わり、多数の受賞作品に参加。1999年ドキュメンタリー映画の製作に入る。2011東日本大震災以降に拠点を福島県に移し、映画「檜枝岐歌舞伎 やるべぇや」(2011)山形国際映画祭コミュニティシネマ賞受賞。会津のマタギ(猟師)を描いた「春よこい」(2015)、「知事抹殺」の真実(2016)で日本映画復興奨励賞、江古田映画祭グランプリを受賞。廃校宣言から蘇った「奇跡の小学校の物語」(2019)は、現代の永遠のテーマとして全国で上映が続いている。■開催概要開催日時 : 11月4日(土)15:00~会場 : 八ヶ岳やまびこホール(高根ふれあい交流ホール)北杜市高根町村山北割3315アクセス : ◇電車 JR中央本線長坂駅よりタクシーで約8分◇車 中央自動車道長坂ICより約5分料金 : 1,000円(税込み)定員 : 200名 *定員になり次第締め切り申し込み方法: Peatix(下記リンクもしくはQRコード)よりお申し込みください 申込QRコード■作品ポスター1霧幻鉄道ポスター2■予告編動画( )予告編動画※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月23日ピアニストのフジコ・ヘミング(FUZJKO HEMMING)に密着したドキュメンタリー映画『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』が、2024年秋に公開される。ピアニストのフジコ・ヘミングとは日本人ピアニストとロシア系スウェーデン人画家の間に生まれたフジコ・ヘミングは、幼少の頃よりピアノを始め、世界的音楽家・レオニード・クロイツァーに師事。ベルリン芸術大学を優秀な成績で卒業後、ヨーロッパ各国で演奏のキャリアを重ねピアニストとして高い評価を受けるものの、コンサート直前に風邪をこじらせ聴力を失ってしまう。絶望と貧困の中で治療に専念し、ドイツ各地で音楽教師として生計を立てながら演奏活動を続けていたフジコ・ヘミングは、1999年にNHK ETV 特集で紹介されるやいなや反響を呼び、CDアルバムは200万枚というクラシック界では異例のヒットを記録した。その後はパリに居を構え、世界の著名オーケストラと数多く共演。メジャーデビューから20数年を過ぎてもなお、世界中で年間約60本に及ぶコンサートで演奏し、その多くはソールドアウトとなっている。音楽活動に加え、イラストレーターとしての評価も高く、終戦翌年の1946年に描いた絵日記を『フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記』として出版。また、ベジタリアンで敬虔なクリスチャンでもあり、動物保護や被災地、戦争被害地への支援など、チャリティー活動も精力的に行っている。2020年から4年間にわたって密着、音楽に向き合う姿を記録映画『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』は、2020年から4年間にわたって撮影された、フジコ・ヘミングの人生に迫るドキュメンタリー作品。世界中がストップすることを強いられた2020年においても、少女時代に経験した戦時下においても変わらず、自身の愛すべき音楽に向き合っていく姿が映し出されている。2018年に公開され、異例のロングランヒットを記録したドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』から5年の歳月を経て、現在もなお精力的に活動を続けるフジコ・ヘミングの生き様と、力強い指先から生み出される癒しの音色に注目だ。【詳細】映画『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』公開時期:2024年秋出演:フジコ・ヘミング監督:小松莊一良構成:小松莊一良
2023年10月20日くるり初のドキュメンタリー映画『くるりのえいが』より、「東京」を演奏する本編映像が公開された。1996年、立命館大学の音楽サークル“ロック・コミューン”に所属していた岸田繁、佐藤征史、森信行により結成されたくるり。本作では当時のメンバーが伊豆に集まりアルバム制作の過程に密着し、多彩な活動を通じて日本のロック・シーンで異彩を放ってきた彼らの創作の秘密に迫る。ファンにとってはお馴染みのフレーズから始まる「東京」のライヴシーンは、新作アルバム『感覚は道標』の制作中に京都のライヴハウス拾得にて開催された周年公演で披露されたもの。立命館大学に在学中に出演したことがある場所で、岸田、佐藤、森は50周年記念のTシャツを身につけている。なお今回の映像は10月17日(火) までの期間限定公開となる。映画『くるりのえいが』本編映像(「東京」ライヴシーン)<作品情報>映画『くるりのえいが』10月13日(金) 全国劇場3週間限定公開&デジタル配信開始映画『くるりのえいが』ポスタービジュアル映画公式サイト:映画公式X(Twitter):「くるりのえいが」Film Partners<リリース情報>くるり 14thアルバム『感覚は道標』発売中くるり『感覚は道標』通常盤ジャケット●生産限定盤(2CD+Tシャツ):6,900円(税込)※SIZE:unisex / Lサイズ相当予約URL:くるり『感覚は道標』生産限定盤付属Tシャツ●通常盤(CD):3,400円(税込)予約URL:【CD収録内容】※全形態共通1. happy turn2. I’m really sleepy3. 朝顔4. California coconuts5. window6. LV697. doraneco8. 馬鹿な脳9. 世界はこのまま変わらない10. お化けのピーナッツ11. no cherry no deal12. In Your Life (Izu Mix)13. aleha■『くるりのえいが』オリジナル・サウンドトラック収録曲(生産限定盤のみ)1. メインテーマ2. いがいが根3. 伊豆スタジオ宿泊所4. 三村さんのおもてなし5. 伊豆のテーマ6. スタジオの大きな窓【CD購入者オリジナル特典】先着でチェーン別オリジナル特典のオリジナルピックをプレゼントくるり『感覚は道標』チェーン別オリジナル特典:オリジナルピック詳細はこちら:特設サイト:くるり『感覚は道標』アナログ盤11月3日(金・祝) リリース【収録内容】A1. happy turnA2. I’m really sleepyA3. 朝顔A4. California coconutsA5. windowB1. LV69B2. doranecoB3. 馬鹿な脳B4. 世界はこのまま変わらないC1. お化けのピーナッツC2. no cherry no dealC3. In Your Life (Izu Mix)C4. alehaD1. メインテーマD2. いがいが根D3. 伊豆スタジオ宿泊所D4. 三村さんのおもてなしD5. 伊豆のテーマD6. スタジオの大きな窓詳細はこちら:関連リンクオフィシャルサイト:::::
2023年10月11日フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルトの人生と作品に迫るドキュメンタリー映画『アアルト』が、10月13日(金) に公開される。このたび、建築家の隈研吾ら総勢9人の著名人のコメントと、本編映像が公開となった。アアルトが2023年に生誕125年を迎えたことを記念して公開される本作。不朽の名作として名高い「スツール 60」、アイコン的アイテムと言える「アアルトベース」、そして自然との調和が見事な「ルイ・カレ邸」など、優れたデザインと数々の名建築を生み出した彼のデザイナーとしての人生を突き動かしたのは、一人の女性だった――。アルヴァと同じ建築家であった妻のアイノとの濃密な愛の物語であるとともに、アアルト夫妻が世界中を股にかけながら物を創造していく過程とその伝説をどのように作り上げていったかを、まるで観客が映像ツアーに参加しているかのようにみせていく、独創的な作品となっている。建築家4名からのコメントはいずれもアアルトへの想いあふれるもの。『多摩美術大学図書館』などの代表作を持つ伊東豊雄は「二人の妻との生活を通して浮かび上がってくるアルヴァの人間としての優しさや温かさが、彼の作品を生む源泉であることをこの映画は美しく描いている」、木材をふんだんに使用し、和のイメージが強く打ち出されたデザインが特徴的な隈研吾は「アアルトのその妻アイノに対する尊敬、やさしさを、この映画で思い知った。それが、彼のデザインのやさしさとつながっているのである」とコメント。また『エストニア国立博物館』『弘前れんが倉庫美術館』などで知られる田根剛は「この映画では、深い森のフィンランドからアメリカで脚光を浴び、好奇心、才能、挑戦、理想、信仰、苦悩までのアアルトの旅路を描き、アアルトとアイノとの深い愛と情と慈しみの言葉は、冬の温かな暖炉のように心の奥に大切な火を灯してくれる」、全体のデザイン監修や複合施設の設計を担った『延岡駅周辺整備プロジェクト』などで知られる乾久美子は「パイミオのサナトリウム、ムーラッツァロの実験住宅など、フィンランドの美しい環境との調和が素晴らしい。有名なタイルを使ったプレキャストコンクリート板の製造シーンなども貴重!」とそれぞれ述べた。併せて公開された本編映像は、本作のメガホンを取ったヴィルピ・スータリ監督も子ども時代多くの時間を過ごしたというフィンランドのロヴァニエミ図書館や、ドイツのヴォルフスブルグの文化センターなど、アアルトが生前手がけた建築物とともに、生前受けたラジオインタビューでの肉声を切り取ったもの。「今身の回りにあるものの90%は機能主義が生んだ粗悪品だ」「機能は大事だがまずは発想から始める。機能と連携して考えるわけだ」と、未だ現在へも影響を与え続けるアアルトの考える“デザイン”について言及するシーンとなっている。映画『アアルト』著名人コメント全文■伊東豊雄(建築家)私は56年前、初めての海外旅行でアルヴァ・アアルトの建築を見るためにヘルシンキやユヴァスキュラを訪れた。美しい森林の中から出現するアアルトの作品は、雲のように私を柔らかく包み込んでくれた。二人の妻との生活を通して浮かび上がってくるアルヴァの人間としての優しさや温かさが、彼の作品を生む源泉であることをこの映画は美しく描いている。■石井佳苗(インテリアスタイリスト)アアルトデザインのパイミオを初めてみた時の衝撃は忘れない。唯一無二の有機的な曲線、合板で作られ、病を癒す患者の為と知り感動を覚えた記憶がある。この映画は、空撮によるダイナミックな建築の姿、それを取り巻く森も映し出し、建築とは人と自然の間で育まれるものと教えてくれる。家具も同じアプローチだ。妻アイノとの手紙のやり取りは、アルテックのアートディレクターである前に妻という人間味溢れる感情のほとばしりを垣間見ることができる。■乾久美子(建築家)なにより最近の建築ドキュメンタリーがいいのは、ドローンをつかった空撮で、思わぬ角度から名作を味わうことができる点だろう。パイミオのサナトリウム、ムーラッツァロの実験住宅など、フィンランドの美しい環境との調和が素晴らしい。有名なタイルを使ったプレキャストコンクリート板の製造シーンなども貴重!■織田憲嗣(椅子研究家、東海大学名誉教授)アルヴァ・アアルトの椅子の想い出私が初めてアアルトの椅子を目の当たりにしたのは18歳の時。高知県の片田舎から都会に出てきて、父親を輸入家具店〈湯川ヨーロッパランド〉に案内した際でした。バーゲンセールをしていたコーナーでアアルトの肘に籐を巻いたアームチェア、そしてジョージ・ナカシマのコノイドチェアが、それぞれ3万円の札が付いていたのです。当時、両親からの毎月の仕送りが7千円か1万円だったことを考えれば、その価格は信じられない高額でした。アアルトやナカシマの名前は全く知らなかったものの、そのプロポーションの美しさに感動したことは昨日の様に鮮明に覚えています。■隈研吾(建築家)モダニズム建築の巨匠と呼ばれるコルビュジエ、ミース、ライトと、アアルトの一番の違いは女性に対するスタンスではないかと、僕はうすうすと感じていた。コルビュジエ達は、一言でいえばマッチョであり、女性に対して抑圧的である。それが原因になって様々のトラブルもかかえた。しかしアアルトのその妻アイノに対する尊敬、やさしさを、この映画で思い知った。それが、彼のデザインのやさしさとつながっているのである。■島塚絵里(テキスタイルデザイナー)小さな人間という視点から設計し、それが街になり、社会の発展につながるという哲学に触れ、アアルト建築の魅力がすとんと腑に落ちました。また、生涯をかけた仕事は、時を超えて語り継がれる壮大なプロジェクトであり、アイノとエリッサの存在が必要不可欠でした。アアルト建築が今までと少し違って見えるような気がします。■下田結花(モダンリビング・ブランドディレクター)朝食にアイノの器を使い、庭の花をアアルトベースに生ける、今の自分の暮らしの中で、デザインから伝わってくるこの「優しさ」はなんだろうといつも思っていた。映画の中にその答えがあった。アルヴァとアイノとエリッサと。「アアルト」というブランドは、誰が欠けては成り立たなかった。 仕事への愛、家族への愛、相手への愛――これは、3人の3つの愛の物語だ。■田根剛(建築家)建築家もひとりの人間であり、ある時代を生き抜いた人間としてのアアルト。この映画では、深い森のフィンランドからアメリカで脚光を浴び、好奇心、才能、挑戦、理想、信仰、苦悩までのアアルトの旅路を描き、アアルトとアイノとの深い愛と情と慈しみの言葉は、冬の温かな暖炉のように心の奥に大切な火を灯してくれる。■平井千里馬(SCOPE代表)映画『アアルト』が、頭のなかにあった情報に沢山の背景を加えて物語のようにつなげてくれた。アアルトのいた時代を覗き見しているようで楽しかったし、いくつか謎も解けたし、いくつか僕のなかに残っている言葉がある。でもそれは少しぼんやりしているから、もう一度見直して正しく覚えておきたい。映画『アアルト』本編映像<作品情報>映画『アアルト』10月13日(金) 公開公式サイト: Family (C)FI 2020 - Euphoria Film
2023年09月21日ドキュメンタリー映画『ファッション・リイマジン』が、2023年9月22日(金)に公開される。サステナブルなファッションで「世界を変える」旅ドキュメンタリー映画『ファッション・リイマジン』は、異端のデザイナーであるエイミー・パウニーが、本当にサステナブルなファッションで「世界を変える」までの旅を描いたロードムービーだ。イギリス発“異端”のデザイナー、エイミー・パウニーイギリスのブランド、マザー オブ パール(Mother of Pearl)のクリエイティブ・ディレクターを務めるエイミー・パウニーは、2017年4月に『VOGUE』の新人賞を受賞。10万ポンドの賞金を手にして、自分のルーツにつながるサステナブルなコレクション・ノーフリルズ(No Frills)を立ち上げることを決意する。サステイナビリティはエイミーにとって⽣涯の情熱であり、ブランドが地球に与える影響を軽減することを使命としてきた。当時ファッション業界は大量消費の真っ只中で、サステナビリティはニッチなトピックだった。コレクションデビューしたノーフリルズはロンドン・ファッション・ウィーク唯一のサステナブル・ブランドとして注目を集め、業界は一気に変革を遂げた。 その注目はマスコミだけに留まらず、当時皇太子だったチャールズ英国王による「キャンペーン・フォー・ウール」10周年記念スカーフのデザインを依頼されるまでに発展する。尚、エイミーのサステイナブルなコレクションは、ロンドン・ファッションウィークに加えコペンハーゲン・ファッションウィークで発表されており、ネッタポルテ(Net-A-Porter)、ハロッズ、サックス・フィフス・アベニュー、ニーマン・マーカスなどのグローバル展開の⼩売店で扱われている。コレクションデビューに向け、発表まで18ヶ⽉というタイムリミットの中で理想の素材を求めて、地球の裏側まで旅することになったエイミーとチーム。旅の過程での、たくさんの出会いと挑戦の物語を追っていく。監督はベッキー・ハトナー、3年の密着取材監督は、この作品が⻑編映画デビューとなるベッキー・ハトナー。3年もの間エイミーに密着し、ウルグアイやペルー、オーストリアといった国へ⼀緒に⾶び、カメラを回し、コレクション完成までの道のりを旅感溢れるロードムービーとして完成させている。エイミー・パウニー手掛けるマザー オブ パールが東京・大阪・福岡にまた、劇中に登場するデザイナー、エイミー・パウニーが⼿がけるマザー オブ パールの期間限定ショップを銀座松屋、大阪の大丸梅田店、大丸福岡天神店にて2023年9月から11月にかけて順次開催。エイミー・パウニーによるウェアを、直接手に取ってチェックすることができる。【詳細】映画『ファッション・リイマジン』公開日:2023年9月22日(金)出演:エイミー・パウニー、クロエ・マークス、ペドロ・オテギ監督:ベッキー・ハトナー2022年/イギリス/英語/カラー/ビスタ/100分/⽇本語字幕:古⽥由紀⼦/原題:Fashion Reimagined■マザー オブ パール 期間限定ショップ・〈東京〉 松屋銀座 4F会期:2023年9⽉27⽇(⽔)〜10⽉10⽇(⽕)住所: 東京都中央区銀座3-6-1・〈⼤阪〉 ⼤丸梅⽥店 6F会期:10⽉18⽇(⽔)〜10⽉31⽇(⽕)住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-1・〈福岡〉 ⼤丸福岡天神店 1F会期:11⽉8⽇(⽔)〜11⽉14⽇(⽕)住所:福岡県福岡市中央区天神1-4-1
2023年09月11日9月16日、トロント国際映画祭でシルベスター・スタローンのドキュメンタリー映画『Sly(原題)』がワールドプレミアを迎える。『ランボー』『ロッキー』『エクスペンダブルズ』シリーズに主演し、アクション俳優として確固たる地位を築いてきたが、画家という顔も持つスタローン。『Sly』のワールドプレミアに先駆け、7日(現地時間)開幕した同映画祭で彼のアートワークを展示する回顧展を開催中だという。1975年から2020年までにスタローンが制作した12の絵画やアートワーク、スタローンのサイン入りの『ロッキー』のオリジナル脚本や記念品も展示されているという。絵画には、スタローンが俳優のキャリアをスタートする際に力を貸してくれた最初のマネージャー、ジェーン・オリバーが亡くなった日に描いた「Death of Friend」などがある。ハリウッドでスーパースターになる前から絵を描いていたスタローン。フランス、ロシア、ドイツなどで個展を開いたこともあり、「大盛況」と報じられた。トム・ジミー監督(『エルヴィス・プレスリー:ザ・サーチャー ~キング・オブ・ロックの魂の記録~』)がメガホンを取った『Sly(原題)』は、11月3日Netflixで配信開始(アメリカ)。(賀来比呂美)
2023年09月08日「SEVENTEEN」ドギョム主演による韓国ミュージカル「エクスカリバー」のドキュメンタリー映画『ドギョム:アーサー王への軌跡~韓国ミュージカル「エクスカリバー」~』が、9月22日(金)より1週間限定で全国31か所の映画館でアンコール上映決定。稽古の様子やドギョムのインタビュー映像、そして圧巻の歌唱場面が収められたダイジェスト映像が解禁となった。“この岩から剣を抜いた者は、この地の真の王となる”という聖剣エクスカリバー伝説。平和な世界を夢みて養父であるエクターと幸せな人生を歩んでいたアーサーは、愛する父と友人たちが危機に陥る未来を避けるため、自分の運命と向き合い聖剣エクスカリバーの前へ。“選ばれたのが俺なら、引き下がることはできない”“俺の前に広がる道、来い俺の運命よ”と、アーサーはエクスカリバーに手をかける――。今回公開となったのは、ドギョム扮するアーサーが運命に立ち向かい、新たな王となるために聖剣エクスカリバーの前に立つシーン。ドギョムの役作り中の様子や「稽古を通じて役と一体化していった」と話すインタビュー映像、そしてアーサーの心情と決意を表現した楽曲(日本語訳は「目の前に広がるこの道」)を力強く歌い上げている劇中シーンを収めている。今年1月の公開時には「エクスカリバーの物語にも、ドギョムの成長物語にも、とても感動して泣けた」「ドキュメンタリーだけどミュージカル本編の映像もたっぷりで、ミュージカル好きとしては嬉しかった」など本作に対する賞賛の声から、「迫力の歌唱と演出に終始圧倒されて見応え抜群だった」「本当にミュージカルを観たような高揚感」「韓国ミュージカルを生で観たい」と韓国ミュージカルや音楽、俳優陣への絶賛の声も多く寄せられていた。迫力に満ちた韓国ミュージカル「エクスカリバー」の世界を劇場で再び堪能することができそうだ。本作は、韓国ミュージカル「エクスカリバー」で主人公のアーサー役を務めた「SEVENTEEN」のメンバー・ドギョムにスポットを当てたドキュメンタリー。自身が2019年に初出演したミュージカル作品の再演(2021年公演)に挑む姿を追う。映画ではドギョムが出演した2021年公演の本編主要場面の映像に加え、世界で活躍するグループのメインボーカルというポジションで高い歌唱力を誇っているドギョムが、ミュージカル俳優として舞台に立つために、発声トレーニングや、自身の運命に苦悩しながら成長する主人公・アーサーの役作りに挑む姿、貴重なOST収録現場、バックステージの様子までがふんだんに盛り込まれている。『ドギョム:アーサー王への軌跡 ~韓国ミュージカル「エクスカリバー」~』アンコール上映は9月22日(金)~9月28日(木)全国31か所の映画館にて1週間限定公開。特別興行料金:2,300円均一(税込)(シネマカフェ編集部)■関連作品:ドギョム:アーサー王への 軌跡 韓国ミュージカル エクスカリバー 2023年1月20日より全国にて公開©2022,EMK MUSICAL COMPANY & CJ 4DPLEX
2023年09月05日ドキュメンタリー映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』が2024年1月26日(金)より公開される。語りは宮﨑あおい。『魔女の宅急便』作者・角野栄子のドキュメンタリー角野栄子は、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞、さらに映画化、舞台化され、世界的ロングセラーとなった『魔女の宅急便』の作者として知られる児童文学作家。2018年に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞・作家賞を日本人3人目として受賞した世界的作家だ。2023年11月3日(金・祝)には、角野栄子の世界観を表現する新施設「魔法の文学館」が東京・江戸川区にオープンする。カラフルなファッションと個性的な眼鏡がトレードマークで、鎌倉の自宅では、自分で選んだ「いちご色」の壁や本棚に囲まれて日々を過ごしている。一方、5歳で母を亡くし戦争を経験。結婚後24歳でブラジルに渡り、34歳で作家デビューするなど、持ち前の冒険心と好奇心で波乱万丈な人生を歩んできた人物でもある。語りはレギュラー番組から宮﨑あおいが続投映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』は、2020年から2022年年にかけてNHK Eテレにて全10回にわたり放送された、角野栄子の日常に4年間密着した番組「カラフルな魔女〜角野栄子の物語が生まれる暮らし」をもとに、新たに撮影し、再編集したドキュメンタリー。語りは、レギュラー番組においても角野をアシストしてきた女優の宮﨑あおいが引き続き担当する。劇中に映し出されるのは、パソコンに向かい執筆し、庭で花を摘み、眼鏡屋で買い物、海辺を散歩して……と忙しくも楽しく暮らす角野栄子のカラフルな日常。また、デビュー作の『ルイジンニョ少年:ブラジルをたずねて』のモデルであり、ブラジルに住んでいた頃の恩人・ルイジンニョと、実に64年ぶりの再会を果たす喜びの場面も登場する。「老人なんだけど、そのつもりじゃないっていうのが可笑しいわね」とお茶目に笑い、「想像力こそ、人間が持つ一番の魔法」と語る、88歳のキュートな“魔女”角野栄子の姿に迫る。宮川麻里奈が映画監督デビュー監督を務めるのは、NHKで様々な人気番組をプロデュースしてきた宮川麻里奈。レギュラー番組でも構成・演出を担当し、角野との信頼関係を築きあげてきた宮川は、映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』において映画監督デビューを果たす。音楽は気鋭の作曲家・藤倉大そして音楽は、ロンドンを拠点に活躍する作曲家の藤倉大。15歳で単身渡英し、セロツキ国際作曲コンクール優勝、2017年ベネチアビエンナーレ銀獅子賞、尾高賞など数々の音楽賞を受賞し、いま“世界でもっとも演奏機会が多い”とも言われている気鋭の天才作曲家が、映画音楽を全編にわたり初めて手掛ける。【作品詳細】映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』公開日:2024年1月26日(金)語り:宮﨑あおい監督:宮川麻里奈音楽:藤倉大映像提供:NHK製作・配給:KADOKAWA
2023年09月02日くるり初のドキュメンタリー映画『くるりのえいが』の場面写真が公開された。本作は、岸田繁と佐藤征史、そして2002年に脱退したオリジナルメンバー森信行の3人が伊豆に集結。10月4日(水) に発売されるニューアルバム『感覚は道標』の制作過程を追いかけたドキュメンタリーとなっている。公開された場面写真は、約20年ぶりに集まったオリジナルメンバー3人がスタジオに入り、お互いの顔を見ながらセッションする様子や、テーブルを囲みアイデアを出し合うシーン、さらに岸田、佐藤、森が横並びで車に乗り笑顔を見せる場面など、自然体で穏やかな空気感が流れる姿が切り取られている。また、ティザービジュアルを使用したムビチケが8月25日(金) より発売されることが決定。ムビチケカードは本作ロゴのステッカー、ムビチケオンラインはくるりのサイン付き画像がそれぞれ購入特典としてプレゼントされる。さらに本作は、10月13日(金) から11月2日(木) までAmazon Prime Video、U-NEXTなど全15社の配信サービスでデジタル配信が行われる予定で、劇場の一般通常料金と同じく一律2,000円でデジタルレンタルにて鑑賞することができる。<作品情報>映画『くるりのえいが』10月13日(金) 全国劇場3週間限定公開&デジタル配信開始映画公式サイト:「くるりのえいが」Film Partners
2023年08月22日BE:FIRST初のライブドキュメンタリー映画『BE:the ONE』の予告編が公開された。本作は、初の全国ツアー『BE:FIRST 1st One Man Tour "BE:1" 2022-2023』のライブパフォーマンスや、彼らの原点となったボーイズグループ発掘オーディション『THE FIRST』、各メンバーのインタビュー、ライブの裏側などが収められている。公開された予告編は、SHUNTOの「代々木、行くぞ!」の掛け声とともに、全国ツアー『BE:FIRST 1st One Man Tour "BE:1" 2022-2023』のライブパフォーマンスが映し出される。またSKY-HIの「確信はありました」という言葉とともに、BE:FIRSTの更なる活躍を感じさせる本編の一部を見ることができる。さらに、今回音源初解禁となる韓国で撮影された「Message-Acoustic Ver.-」とともに「二度目の人生が始まった瞬間だったと思います」とRYUHEIの想いが明かされ、メンバーからBESTY(ファンの呼称)へ感謝の想いが語られている。映画『BE:the ONE』予告編<作品情報>映画『BE:the ONE』8月25日(金) 公開映画『BE:the ONE』ポスタービジュアル映画公式サイト: & CJ 4DPLEX All Rights Reserved.
2023年08月18日ミンディ・カリング(『オーシャンズ8』)とデヴ・パテル(『ホテル・ムンバイ』)が、インドのドキュメンタリー映画『To Kill a Tiger(原題)』の製作総指揮を務めていることが分かった。同作の舞台はインド。集団レイプにあった13歳の娘のために、正義を求める父親の姿を描いている。ミンディはアメリカ生まれでデヴはイギリス生まれだが、共に両親が共にインド系。監督のニーシャ・パフジャは、「インドにおけるジェンダーの平等と正義は、ここ10年にわたって私の仕事の中心になっていました。私は勇気、正直さ、立ち直る力を見せてくれた家族の物語と出会い、どうしても『To Kill a Tiger』で語るべきだと思いました。ミンディとデヴがこの作品と作品が与える変化のきっかけとなる力を信じ、多くのアクティビストや団体の活動に基づいて物事を進めてくれたことに感謝しています」と語っている。また、デヴは『To Kill a Tiger』を「ダビデとゴリアテの物語」「インド現代史における最も重要な作品の一つ」と評している。『To Kill a Tiger』はすでに今年のパームスプリング国際映画祭など複数の映画祭でドキュメンタリー賞を受賞。10月20日からニューヨークのフィルム・フォーラムで公開後、北米で拡大上映する。(賀来比呂美)
2023年08月15日10月13日(金) より上映されるドキュメンタリー映画『くるりのえいが』の本予告とメインビジュアルが公開された。京都出身のロックバンド・くるりのニューアルバム『感覚は道標』の制作に密着した本作は、くるりが今なぜオリジナルメンバー3人による曲作りを選択し、どのように曲が生み出されていったのかを紐解く映画となっている。本予告は、楽曲制作に取り組む姿や飾らない3人の様子、京都拾得でのライブ映像の一部など、映画への期待が高まる映像を収録。メインビジュアルは、佐内正史が撮影、服部一成がデザインしており、『感覚は道標』のレコーディングを行った伊豆スタジオの前で撮影された、映画を体現する1枚となっている。併せて、6月に配信された楽曲「In Your Life」が映画の主題歌となることも発表された。<メンバー コメント>■岸田繁くるり結成後数年、志半ば。オリジナルメンバーである森信行と袂を分かつことになったのは2003年頃。その後現在に至るまで、くるりは長い時間をかけてそのスタンスを変えていくことになる。長きにわたり随分と遠くまで旅を続けていた。直感を頼りに引き寄せられた伊豆スタジオ。私たちにとって最高の環境だった。大人になって随分経つ私たちは、お互いの才覚や意思をきめ細やかにフックアップしていけるようになったような気もするし、相変わらず人間として全く噛み合わない部分も少なくない。家族とも恋人とも、仕事仲間や友人とも違う、不思議な集合体。謎の結晶。それが私にとってのくるりだ。予定調和という名の「退屈」はこのバンドには全く似合わない。思い返す限り、この3人で音楽を作っているとき、私は退屈な思いをしたことがない。今も相変わらず、変人の集まりでしかない。お互いそう思っていることだろう。この会話もままならない3人は、音楽を通してコミュニケーションを取っているかのようにみえて、超自然体であるお互いとの距離の取り方がとにかく絶妙なのである。■佐藤征史伊豆スタジオには窓がある!そんな単純な理由でこの映画の舞台は決まりました。天気の変化や、時間の経過がわからない場所で煮詰まるのがほんとに嫌いなんです。そう、バンドのドキュメンタリーといえば、メンバー同士のあれこれやどれそれを期待されているかも知れません。しかしこの映画はくるりのオリジナルメンバー3人が集まり、楽曲がいかに生まれ、どう成長し、みなさまの元に届くかを追ったドキュメンタリーです。くるりとはどういうバンドなのか、曲作り、レコーディングを経て、たくさんの事を知っていただけると思います。そして、くるりを好きになっても、嫌いになっても、この映画で生まれた音楽がみなさまの特別な一曲になってくれれば幸せです。■森信行くるりを脱退してから、ライブ、レコーディングは何度か一緒にやってましたが、新しい曲のレコーディングをしたことは一度もありませんでした。そんな日がくるといいなぁとぼんやり思っていましたが、まさか一緒にレコーディングのドキュメント映画を撮ることになるとは!正直戸惑いや不安もありましたが、いざ始めてみると、とても刺激的で楽しい毎日でした。曲が生まれる瞬間から徐々に構築して完成していく過程は、この三人でしか得られない不思議な喜びに満ち溢れていました。20年ぶりに三人の直感で紡いだ音が、みなさんにどう響くのか本当に楽しみです!『くるりのえいが』本予告<作品情報>映画『くるりのえいが』10月13日(金) 全国劇場3週間限定公開&デジタル配信開始映画『くるりのえいが』ポスタービジュアル映画公式サイト:映画公式Twitter:「くるりのえいが」Film Partners<リリース情報>くるり 14thアルバム『感覚は道標』10月4日(水) リリース●生産限定盤(CD+Tシャツ):6,900円(税込)※SIZE:unisex / Lサイズ相当予約URL:●通常盤(CD):3,400円(税込)予約URL:【収録曲】(曲順未定)・happy turn・I’m really sleepy・California Coconuts・In Your Life・馬鹿な脳・朝顔・Window・おばけのピーナッツ・LV69・no cherry no deal・doraneco・世界はこのまま変わらない・aleha※楽曲タイトル表記及び収録曲数は変更となる場合があります。オリジナル特典情報はこちら:特設サイト:<配信情報>くるり「In Your Life」配信中くるり「In Your Life」ジャケット配信リンク:<ライブ情報>京都音楽博覧会2023 in 梅小路公園10月8日(日)・9日(月・祝) 京都梅小路公園 芝生広場開場10:00 / 開演12:00『京都音楽博覧会2023 in 梅小路公園』告知画像■出演DAY1:マカロニえんぴつ/中村佳穂/羊文学/ハナレグミ/槇原敬之/くるりDAY2:Saucy Dog/坂本真綾/sumika/角野隼斗/Tigran Hamasyan “StandArt”/秦 基博/くるり【チケット情報】前売り11,000円(音博シート付) / 当日13,000円(音博シート付)学生チケット:前売り8,500円(音博シート付) / 当日9,500円(音博シート付)2日間通しチケット:19,000円(音博シート付) / 2日間通し学生チケット:15,000円(音博シート付)イベントオフィシャルサイト:くるり「愛の太陽EP」発売記念ホールツアー2023※終了分は割愛7月29日(土) 愛知・名古屋市公会堂開場 17:00 / 開演 18:008月2日(水) 東京・昭和女子大 人見記念講堂開場 18:00 / 開演19:008月3日(木) 東京・昭和女子大 人見記念講堂開場 18:00 / 開演19:00関連リンクオフィシャルサイト:::::
2023年07月28日BE:FIRST初のライブドキュメンタリー映画『BE:the ONE』の特報映像とポスタービジュアルが公開された。2021年、オーディション番組『THE FIRST』から火がつき、鮮烈なデビューから1年、NHK紅白歌合戦に堂々の初出場を果たし、代々木第一体育館での単独ライブなど、国内アーティストとしての地位を確立したBE:FIRST。本作には、BE:FIRSTを大きく成長させ、堂々たるステージを見せた初の全国ツアー『BE:FIRST 1st One Man Tour "BE:1" 2022-2023』のライブパフォーマンスや、彼らの原点となったボーイズグループ発掘オーディション『THE FIRST』、各メンバーのインタビュー、ライブの裏側などが収められている。公開された特報は、「僕たちは次のステージにいきます」という力強いメッセージとともに、メンバーの圧倒的なパフォーマンスが垣間見れる映像となっている。さらに、韓国で撮影した映像も初解禁。7人並んで前に進んでいく姿は、更なる高みへ駆け上がっていく彼らのこれからの姿と重なり、本作の感動と興奮、そして彼らの未来を期待させる内容に仕上がっている。併せて公開となったポスターは、韓国でのスペシャルパフォーマンス時に撮影されたビジュアルを使用。7人のメンバーの前からスポットライトがあたり、次のステージに向けて彼らの背中から想いが感じられるビジュアルとなっている。そして、その彼らの想いとともにSKY-HIが考案したコピー「こんな夢が見たかったんだ――」には、オーディションからデビュー、そして今に至るまでの快進撃を彼らとともに過ごしてきたSKY-HIの想いも詰まっている。さらに、ライブパフォーマンスの写真や楽屋裏で円陣を組む姿、ポスタービジュアルとは別の韓国で撮影された全員がまっすぐ前を見据えた写真など、本作の場面写真が公開された。映画『BE:the ONE』特報映像<作品情報>映画『BE:the ONE』8月25日(金) 公開映画『BE:the ONE』ポスタービジュアル映画公式サイト: & CJ 4DPLEX All Rights Reserved.
2023年07月26日ジブリパークの開園までを追ったドキュメンタリー「ジブリパークができるまで。」が9月6日(水)に発売されることが決定。DVDレンタルも同時開始され、また、「ジブリがいっぱいCOLLECTION」のラインアップとしては初めてデジタル配信(購入/レンタル)も開始される。本作は、2022年11月1日に、愛知県にある「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内に開園した「ジブリパーク」の構想から、第1期開園までの制作過程を詳細にとらえたメイキング・ドキュメンタリー。ジブリパークの3つのエリア「ジブリの大倉庫」、「青春の丘」、「どんどこ森」の制作風景を中心に、撮影期間1,000日以上にも及ぶ壮大な記録を[第1期]として6時間を超える本編にまとめ、4枚のディスクに収録した(※2023年秋以降に開園予定の[第2期](「もののけの里」「魔女の谷」)のメイキング・ドキュメンタリーも制作予定)。宮崎吾朗監督この「ジブリパーク」の制作現場の指揮を執るのは宮崎吾朗監督。映画製作にも通ずる“もの作りへの深い探求心”によって構想を具体化させ、ジブリならではの新しい公園施設が誕生した。昭和30年代の暮らしを体感できる「サツキとメイの家」、まるで映画から飛び出したかのようなリアリティのある「地球屋」。「ジブリの大倉庫」には、子どもだけの特別な遊び場「子どもの街」、オリジナルの「ネコバス」、さらに「ロボット兵」や「にせの館長室」といった展示物がつくられた。宮崎吾朗監督の高い要求に、様々な職人たちがプロフェッショナルな技術力で応え、時間をかけて丁寧に完成させていく姿は必見だ。ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル「ジブリパークができるまで。[第1期]」ブルーレイ(4枚組)、DVD(4枚組)は9月6日(水)発売。「ジブリパークができるまで。[第 1 期]」発売情報発売日:2023年 9月 6日(水)ブルーレイ:14,080 円(税込)/4 枚組DVD:10,560 円(税込)/4 枚組(シネマカフェ編集部)
2023年07月05日『シークレット・サンシャイン』『バーニング 劇場版』など全監督作6作品、そしてフランスのドキュメンタリー作家と共同製作した日本初公開のドキュメンタリーまで上映する韓国を代表する映画監督イ・チャンドンの「イ・チャンドン レトロスペクティヴ4K」が、8月25日(金)より全国順次公開。その本ポスター&予告編が解禁された。また、この公開に合わせてイ・チャンドン監督5年振りの来日も決定した。イ・チャンドン監督の全6作品は4K上映され、レストア作業は監督自らが指揮を執った。さらに、上映プログラム6作品と呼応するような新作ドキュメンタリー映画『イ・チャンドン アイロニーの芸術』も組み込まれ、イ・チャンドンの映像世界を存分に堪能できる本格的なレトロスペクティヴとなり、海外映画祭の監督特集や企画展などを除けば、本特集上映が世界初となる。『イ・チャンドン アイロニーの芸術』イ・チャンドン作品に魅了されたフランス人ドキュメンタリー映画監督アラン・マザールによる『イ・チャンドン アイロニーの芸術』は、43歳にして小説家から映画監督に転身した異色のキャリアを、かつてないほど率直なイ・チャンドン本人の述懐、ゆかりの地にふたたび自ら足を運ぶ“聖地巡礼” 。コロナ禍での困難を逆手に取り、イ・チャンドン監督の制作会社パインハウス・フィルム全面協力のもと自身が水先案内人として本作に深く携わる。解禁となるポスターには、全6作品の印象的なスチールが配置され、『シークレット・サンシャイン』のチョン・ドヨン、 『ポエトリー アグネスの詩』のユン・ジョンヒら主人公たちの力強い眼差しや、『バーニング 劇場版』の幻想的なワンシーンを配置。予告編では、『ペパーミント・キャンディー』のソル・ギョング演じる主人公キム・ヨンホが叫ぶインパクトある映像から始まり、上映作品の名シーンが次々と映し出される。さらに、新作ドキュメンタリーで初めて明かされるイ・チャンドン監督が暮らしていた家や、イ・チャンドン作品を彩ってきた豪華俳優陣ソル・ギョング、ソン・ガンホ、チョン・ドヨン、ムン・ソリらが当時を振り返るインタビューの様子も伺える。そして、レトロスペクティヴの公開に合わせて、イ・チャンドン監督の来日が決定。監督の来日は、『バーニング 劇場版』のプロモーション以来5年ぶりで、8月上旬にヒューマントラストシネマ渋谷での舞台挨拶付先行上映も予定。配給元の公式twitter(@JaihoTheatre)によるアンケートで「劇場で1番観たいイ・チャンドン作品」に選ばた『シークレット・サンシャイン』を上映する。【イ・チャンドン レトロスペクティヴ4K 上映ラインナップ】■『イ・チャンドン アイロニーの芸術』韓国映画の巨匠イ・チャンドン監督が制作の原点と人生を語る。人間の感情という、見えないものの真実を描き続けてきたイ・チャンドン作品の本質を、監督自らが現在から過去へと遡りながら、紐解いていくーー。本編には監督にゆかりのある俳優や、制作スタッフも出演。さらに各作品のロケ地や著書、監督が幼少期に過ごした場所も映し出される。■『バーニング 劇場版 4K』村上春樹「納屋を焼く」原作×イ・チャンドン極上のミステリー。第71回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞作品。小説家を目指しながら、バイトで生計を立てるジョンスは、偶然幼馴染のヘミと出会う。ヘミからアフリカ旅行へ行く間、飼っている猫の世話を頼まれるジョンス。旅行から戻ったヘミはアフリカで出会ったという謎の男ベンを紹介する。ある日、ベンはヘミと共にジョンスの家を 訪れ、自分の秘密を打ち明ける。“僕は時々ビニールハウスを燃やしています”。そこから、ジョンスは恐ろしい予感を感じずにはいられなくなる…。■『ポエトリー アグネスの詩 4Kレストア』第63回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞作品。釜山で働く娘の代わりに、中学生の孫息子ジョンウクを育てている、好奇心旺盛でおっとりしているミジャ。ある日、町の文化センターで偶然に詩の講座を受講し、人生で初めて詩を書くことになる。詩のテーマを見つけるために、これまで何気なく過ごしていた日常を思い返し、美しさを探そうとするミジャ。いままで見てきた全てのものがまるで初めて見るもののように少女のように心ときめく。しかし、ジョンウクが自殺した少女の死に関わっている同級生グループの1人であることが発覚し、世の中が自分の思うように美しくはないことを知る...。■『シークレット・サンシャイン 4Kレストア』主演のチョン・ドヨンが第60回国際映画祭主演女優賞に輝いた作品。シネは事故で亡くなった夫の故郷で再出発するため、息子とソウルからミリャンに引っ越して来る。車が途中で故障し、レッカー車を呼ぶと、自動車修理工場を営むジョンチャンが現れた。彼の好意でシネは無事にピアノ教室も開き、順調に新生活を送っていたが、ある日息子が誘拐され...。■『オアシス 4Kレストア』世の中から疎外された2人が知った“はじめての愛”。第59回ヴェネチア国際映画祭にて最優秀監督賞、新人俳優賞(ムン・ソリ)、国際批評家連盟賞の3冠。刑務所から出たばかりの青年ジョンドゥは、家族のもとへ戻るものの、皆からけむたがられていた。ある日、被害者家族のアパートを訪れた彼は、寂しげな部屋で1人取り残された女性コンジュと出会う。脳性麻痺を持つコンジュは、部屋の中で空想の世界に生きていた。2人は 互いに心惹かれ合い、純粋な愛を育んでいくが、周囲の人間はだれ一人として彼らを理解しようとはしなかった。 そして、ある事件が起こる...。■『ペパーミント・キャンディー 4Kレストア』激動の韓国現代史を背景に、20年の記憶を辿る時間旅行。イ・チャンドンの名を初めて世界に知らしめた初期の傑作。1999年、春。旧友たちとのピクニックに場違いな恰好で現れたキム・ヨンホ。そこは、20年前に初恋の人スニムと訪れた場所だった。仕事も家族もすべてを失い、絶望の淵に立たされたヨンホは線路の上で向かってくる列車に向かって「帰りたい!」と叫ぶ。すると、彼の人生が巻き戻されていく。自ら崩壊させて しまった妻ホンジャとの生活、互いに惹かれ合いながらも結ばれなかったスニムへの愛、兵士として遭遇した「光州事件」。記憶の旅は人生のもっとも美しく純粋だった20年前にたどり着く...。■『グリーンフィッシュ 4Kレストア』『シュリ』のハン・ソッキュ主演、イ・チャンドン監督長編デビュー作品。アウトサイダーな3人の男女が織りなす喪失と希望の物語。兵役を終えて汽車で故郷へ向かっていたマクトンは、赤いスカーフを巻いたひとりの女性がチンピラに絡まれているのを助けたものの、喧嘩になり、汽車から取り残されて、女性と声を交わすことなく別れてしまう。マクトンの手元には赤いスカーフだけが残る。しばらくして、ミエと名乗る女性から電話が入る。彼女は赤いスカーフの女性で、ナイトクラブのステージに立ち、新興組織のボス・テゴンの情婦でもあった。ミエの口利きと持ち前の負けず嫌いの性格で組織の一員になったマクトンは、テゴンに気に入られ頭角を表すようになる。ミエへの恋心を抱きながらも、テゴンへの忠誠を誓うマクトン。その頃、対立組織のボスが刑期を終えて出所し、マクトンらに圧力をかけてくるようになる...。『イ・チャンドン レトロスペクティヴ4K』は8月25日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年06月27日ドキュメンタリー映画『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』が、2023年7月15日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。国立西洋美術館とは?東京・上野の国立西洋美術館は、20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエが設計し、2016年に世界文化遺産に登録された美術館。東アジア最大級の西洋美術コレクションを誇り、フランス政府から日本へ寄贈返還された「松方コレクション」を基盤に、モネの《睡蓮》やルノワール、ピカソ、ゴッホらの名画、ロダンの《考える人》《カレーの市民》といった彫刻、版画、素描など、およそ6,000点の作品を所蔵している。国立西洋美術館の“舞台裏”に潜入映画『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』は、国立西洋美術館の知られざる舞台裏を映し出すドキュメンタリー作品だ。2020年、国立西洋美術館が、ル・コルビュジエが構想した創建当時の姿に近づける整備のため休館した際に、普段は見ることのできない内部にカメラが潜入。1年半にわたって密着し、リニューアル工事のために行った所蔵作品の“お引越し”の全貌を記録したほか、絵画や彫刻の保存修復作業、コレクションの調査研究や国内・海外の美術館への巡回展、特別展の企画開催など、美術館の活動に迫る。台座から外された《考える人》や名画の揃う収蔵庫劇中には、前庭に設置されていた《考える人》が台座から外され、梱包材でぐるぐる巻きにされて運ばれる様子や、ロダンの彫刻《カレーの市民》がクレーンで空高く宙吊りになる光景、名画が勢揃いした通常非公開の収蔵庫の内部など、通常はなかなか目にすることのできない光景が目白押しとなっている。一方で、関係者へのインタビューを通じ、日本の文化行政が抱える難問と美術館の目前に迫る“危機的状況”を浮き彫りにする場面も。国立西洋美術館やアートの見方を変えてくれるような、刺激に満ちた内容が展開される。監督は大墻敦監督は、2015年開催の永青文庫「春画展」の内幕を描いた『春画と日本人』の大墻敦が務める。井浦新が予告編のナレーションを担当また、予告編のナレーションは井浦新が担当。2013年から2018年まで司会を務めたNHK「日曜美術館」をはじめ数々の美術番組に出演、ガイドブックや展覧会グッズの制作にも関わるなど、“美術愛”の深さで知られる井浦が「知られざる美術館の舞台裏」の世界へと誘いこむ。【作品詳細】映画『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』公開日:2023年7月15日(土)監督:大墻敦製作・撮影・録音・編集:大墻敦録音・照明:折笠慶輔録音:梶浦竜司カラーグレーディング:堀井威久麿音楽:西田幸士郎協力:国立西洋美術館■オリジナルクリアファイル付き 前売り券 1,500円販売場所:全国の上映劇場窓口(一部劇場覗く)、メイジャー通販サイト
2023年06月16日くるり初のドキュメンタリー映画『くるりのえいが』が、10月13日(金) より3週間限定で劇場公開&デジタル配信されることが決定した。1996年、立命館大学の音楽サークル“ロック・コミューン”に所属していた岸田繁、佐藤征史、森信行により結成されたくるり。本作は当時のメンバーが伊豆に集まり新作アルバムを制作した過程を追いかけたドキュメンタリー作品となっている。オリジナルアルバムは2022年から制作を開始。伊豆スタジオを中心に0から1を生み出す作業を何度も重ね、岸田、佐藤、そして2002年に脱退した森を迎えたからこそ完成した楽曲が名を連ねている。ティザー画像・タイトルロゴは服部一成が手がけてる。また、劇中で制作されたオリジナルアルバムを10月4日(水) にリリースすることが発表された。併せて、写真家の佐内正史が撮影したくるりの新アーティスト写真が公開となった。<作品情報>映画『くるりのえいが』10月13日(金) 全国劇場3週間限定公開&デジタル配信開始映画『くるりのえいが』ティザー画像映画公式サイト:映画公式Twitter:「くるりのえいが」Film Partners<リリース情報>くるり 14thアルバム『タイトル未定』10月4日(水) リリース※タイトル、収録曲、形態などは後日発表<イベント情報>京都音楽博覧会2023 in 梅小路公園10月8日(日)・9日(月・祝) 京都梅小路公園 芝生広場開場10:00 / 開演12:00『京都音楽博覧会2023 in 梅小路公園』告知画像出演:くるり(両日出演)/他【チケット情報】前売り11,000円(音博シート付) / 当日13,000円(音博シート付)学生チケット:前売り8,500円(音博シート付) / 当日9,500円(音博シート付)2日間通しチケット:19,000円(音博シート付) / 2日間通し学生チケット:15,000円(音博シート付)イベントオフィシャルサイト:
2023年06月14日ドキュメンタリー映画『猫と、とうさん』が、2023年7月28日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋他にて公開される。猫と暮らす9人の男たちが過ごした2020年を記録映画『猫と、とうさん』は、愛猫とともに“試練の年”となった2020年を乗り越える9人の男たちを映し出すドキュメンタリー。俳優兼インフルエンサーのネイサン、ベイエリアの技術者のジェフ、NYの路上で暮らすデヴィッド、消防士のジョーダンなど、猫たちと幸せに暮らす“キャット・ダッド”の姿が描かれる。また、個性豊かな猫たちの姿にも注目だ。SNSで絶大な人気を集めるキーズとトーラ、消防署に住み着いたフレイム、NYをさまようフラット・ブッシュの猫たち、デヴィッドの生きる希望となったラッキーなどが、スクリーンに登場。キャット・ダッドたちと猫たちの温かな絆を見てとることができる。監督はマイ・ホンドキュメンタリー映画『猫と、とうさん』の監督を務めるのは、マイ・ホン。自身の夫が猫を愛するようになり、内面に深くポジティブな変化があったと感じたというマイ・ホンが、人々が希望や救済、仲間を切実に求めていた1年の記録、そして猫を大切しながら今を生きる男性の姿を通して、前向きなメッセージを表現した。【作品詳細】映画『猫と、とうさん』公開日:2023年7月28日(金)監督:マイ・ホン出演:ネイサン・ケーン、ジェフ・ジャドキンス、デヴィッド・ジョバンニ原題:CAT DADDIES
2023年06月12日ダラス国際映画祭2021にて観客賞を受賞するなど全米各地の映画祭を席巻した、愛猫と9人の男たちを描くドキュメンタリー『猫と、とうさん』(原題:CAT DADDIES)が7月28日(金)より公開決定。日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁された。俳優兼インフルエンサーのネイサン、ベイエリアの技術者のジェフ、N.Y.の路上で暮らすデヴィッド、消防士のジョーダン…。一見何のつながりもない彼らに共通するのは、共に暮らす猫をこよなく愛していることだった――。本作は、誰にとっても未曽有の試練となった2020年を、愛猫とともに乗り越える9人の男たちを描いた全米ヒットドキュメンタリー。メガホンを取るのは、夫が猫を愛するようになり、内面に深くポジティブな変化があったと感じたマイ・ホン監督。「彼はより柔らかく、より忍耐強く、何より思いやりのある人間に成長したようです。同じような変化を遂げた男性を探し、そのストーリーを記録したいと思うようになりました。人々が希望や救済、仲間を切実に求めていた1年のポートレートであると同時に、猫を大切しながら今を生きる男性の姿を見て、前向きな変化のきっかけになることを願っています」と語る。ポスタービジュアルでは、猫のラッキーを慈しむようなデヴィッドの姿がフィーチャーされた。予告編では、猫と男性の組み合わせが変わったものと思われていた時代から幾星霜。猫たちと幸せに暮らすキャット・ダッドたちの様子が紹介される。それぞれSNSで絶大な人気を集めるキーズとトーラ、消防署に住み着いたフレイム、N.Y.をさまようフラット・ブッシュの猫たち、そしてデヴィッドの生きる希望となったラッキー。猫と「とうさん」たちの格別な絆をとらえた予告編となった。『猫と、とうさん』は7月28日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年06月09日ドキュメンタリー映画『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』が、2023年8月11日(金・祝)より公開される。クエンティン・タランティーノのすべてに迫るドキュメンタリー映画『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』は、『キル・ビル』や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』など数々の話題作を手掛けてきた映画監督のクエンティン・タランティーノの頭と心の中すべてを紐解いていくドキュメンタリー映画。1992年、タランティーノは自身のデビュー作『レザボア・ドッグス』でカンヌ国際映画祭に殴り込みをかけ、一夜で時の人に。その後も新作を発表するたびに世界中の映画ファンを熱狂させ、唯一無二のジャンルを打ち立ててきた。映画『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』では、タランティーノがいったいどうやって、奇想天外な物語を次々と生み出してきたのか?そして観たこともない映像を作り続けられるのか?といった疑問にフォーカス。第1作目『レザボア・ドッグス』から『ヘイトフル・エイト』までの作品に出演した俳優たちや、プロデューサー、スタッフが集結し、タランティーノの逸話と秘話、傑作誕生の裏側をタブー無しで“暴露”していく。タランティーノ映画の出演俳優やスタッフ陣が逸話&秘話を披露例えば、『レザボア・ドッグス』の“伝説の耳切りシーン”の制作秘話や、『ジャッキー・ブラウン』の亡きロバート・フォスター感涙秘話、『キル・ビル』でのユマ・サーマンの事故の真相、『ヘイトフル・エイト』の天才的脚本の裏側などが、次々に披露される。『ジャンゴ 繋がれざる者』でタランティーノからまさかの説教を受けたというアカデミー賞俳優ジェイミー・フォックスや、「クエンティンに殺されると思った」と語る『イングロリアス・バスターズ』出演のダイアン・クルーガーをはじめ、俳優達の口から語られるタランティーノ像にも注目だ。タランティーノ引退後の計画を明かす場面もまた、タランティーノはかねてより「長編映画を10本撮ったら、映画監督を引退する」と公言しており、『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』は近く完成するだろうタランティーノ作品“最後の1本”を前に、タランティーノの軌跡を辿っていくドキュメンタリーとなる。劇中には、タランティーノ引退後の計画について、ティム・ロスが「少し知っている」と明かす場面も登場する。監督はタラ・ウッド監督を務めるのは、タラ・ウッド。『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督のドキュメンタリー映画でも高い評価を受けたタラ・ウッドが、タランティーノの頭脳に迫る。【作品詳細】映画『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』公開日:2023年8月11日(金・祝)監督・脚本:タラ・ウッド出演:ゾーイ・ベル、ブルース・ダーン、ロバート・フォスター、ジェイミー・フォックス、サミュエル・L・ジャクソン、ジェニファー・ジェイソン・リー、ダイアン・クルーガー、ルーシー・リュー、マイケル・マドセン、イーライ・ロス、ティム・ロス、カート・ラッセル、クリストフ・ヴァルツ原題:QT8: THE FIRST EIGHT
2023年06月08日