韓国では2005年に公開された『私の頭の中の消しゴム』以来の動員を記録、日本でも初登場で第3位の成績を記録した映画『マイウェイ 12,000キロの真実』。本作で凶暴な日本軍曹長役を演じた山本太郎が舞台挨拶に登壇し、自らの役と映画について語った。その他の写真オダギリジョーとチャン・ドンゴンを主演に、日本、ソ連、ドイツ3つの軍服を着た東洋人が過酷な旅を生き抜く姿を描いた本作。山本が演じるのは、オダギリ扮する長谷川辰雄が率いる日本軍守備部隊の曹長・野田役だ。この日登壇した山本は“戦争に翻弄された哀しき曹長”と形容される彼の人物像について「権力がある時は弱き者に不当な扱いをし、立場が逆転すると手の平を返すような人間」と分析。さらに「日本人の悪を集約したような役で、はじめは引き受けたくなかった」と告白することから、過激な人物だということが分かる。また、役作りをする上で、“野田とはどういう人間なのか?”を追及すべく、カン・ジェギュ監督と二人でバックグランドを作っていけたのが良かったという山本。その作業が役を引き受ける大きなきっかけとなったそうだが、そんな野田の生き様については「エゴの塊みたいな人間でも、どうしても生きたいという思いがあった」と捉えているという。さらに、「彼は(映画で描かれた)いろんな人間の一人。狂った時代にこそ、自分の心の中にある善的な部分と悪の部分、どちらをチョイスするかで結果が変わってくる。今の時代はそれが求められている」と持論を展開。最近では反原発運動で注目を浴びている山本だが、その時と同じような鋭さを舞台上でも垣間見せていた。『マイウェイ 12,000キロの真実』公開中(C)2011 CJ E&M CORPORATION & SK PLANET. ALL RIGHTS RESERVED
2012年01月27日日本、ソ連、ドイツと3つの軍服を着て戦ったふたりの青年の絆を描く『マイウェイ12,000キロの真実』。オダギリジョー、チャン・ドンゴンという日韓スターの共演で大作を完成させたカン・ジェギュ監督に、過酷な撮影の裏側について聞いた。その他の写真韓国映画史上最高額となる製作費25億円が投入され、要した期間は240日。ノルマンディー上陸作戦をはじめリアルな痛みととてつもない迫力を感じさせるアクションは、俳優陣が音を上げそうになるほどのハードな撮影によって生まれたものだ。「オダギリさんが“ここはスタントマンがやってくれるんですよね?”と不安な顔で聞いてきたアクションも、私は最初から当然のように本人にやってもらうつもりでした。オダギリさんを安心させるために前作の『ブラザーフッド』にも出演しているチャン・ドンゴンさんのシーンを先に撮ってみせて、安全には十分に気をつけているから私を信じてついてきてほしいと説得したんです。でも今回の撮影の方がはるかに危険でスケールが大きかった。戦車に轢かれるシーンや、大量の火薬を使う爆破シーンがかなりあったので、実際のケガ人は『ブラザーフッド』の3倍くらいになってしまいましたね」監督自身はこの撮影を通し、「人間にとって戦争とは何か?ということについて、より深く考えるようになった」という。「極限状態に追い込まれて生と死に直面すると、それまでの哲学や理論、知識や体面がすべてなくなって心が開かれた状態になると思うんです。私が描きたかったのは、敵対心を持っていた日韓の若者がどのように変わり、お互いを許していったのかということ。そしてマラソン選手として走ることをあきらめなかった主人公のように、生きのびるためには夢が必要だということも描きたいと思いました」海を越えて多くの観客に韓国映画の底力を感じさせた『シュリ』の公開から10年以上が経つ。日本はいま空前の韓流ブームにわいているが、「K-POPにくらべると、韓国映画はそこまで活性化されていないように感じる」と複雑な心境を明かす。「韓国でも日本の映画に触れる機会は、それほど多くはありません。映画は相手の国に対して興味を持ち、理解するために大きな役割を果たすことができる。これからは映画の分野でも日韓の活発な交流が行われてほしいですね。そして『マイウェイ』がお互いについて考えるきっかけになることを願っています」『マイウェイ 12,000キロの真実』1月14日(土)全国公開※取材・文:細谷美香(C)2011 CJ E&M CORPORATION & SK PLANET, ALL RIGHTS RESERVED
2012年01月13日実話を基に、日本・ソ連・ドイツの3つの軍服を着ることになった男の数奇な運命を描いた映画『マイウェイ 12,000キロの真実』。14日(土)の日本公開を前に、本作で展開される戦闘シーンの中で最も過激と言われている、満州(現中国)ノモンハン戦の本編映像が公開された。『マイウェイ…』特別動画韓国映画史上最高額となる製作費25億円を投じた本作。走ることが好きで、マラソン選手としてオリンピックに出場することを夢見た日本人と朝鮮人の青年たちが、戦争による過酷すぎる運命に直面する中で絆や友情を見出していくという物語だ。本作では、ノモンハンにおける日本軍対ソ連軍戦、ソ連軍の捕虜となった主人公たちがドイツ軍に立ち向かう市街戦、さらにドイツ軍の一員として米軍率いる連合軍と相見えるノルマンディーの戦いと、主に3つの大きな戦闘シーンが繰り広げられる。この度公開されたのはこのうちの最初となるノモンハンの戦いの映像で、絶対的な愛国心を持つ冷酷な将校へと変貌した日本人・辰雄(オダギリジョー)が、奇襲をかけてきたソ連軍の戦車隊に無謀な突撃を強要するシーンだ。一方、もうひとりの主人公である朝鮮人青年ジュンシク(チャン・ドンゴン)も日本軍兵士としてこの戦いに参加し、上官である幼なじみの狂気を帯びた姿を目撃することになる。このシーンで重要な役割を果たすのがソ連軍の戦車だが、本物の質感を求めるカン・ジェギュ監督(『シュリ』『ブラザーフッド』)は、戦争映画の傑作『プライベート・ライアン』を手がけたスタッフに依頼してソ連式戦車を制作。そんなこだわりの姿勢によって、このリアリティ溢れる壮絶な戦闘シーンが生み出された。撮影ではケガ人が続出したというがそれも納得の激しさ。約4分にわたる今回の動画で、いち早く確認してみてはいかがだろうか。『マイウェイ 12,000キロの真実』1月14日(土)全国公開(C)2011 CJ E&M CORPORATION & SK PLANET, ALL RIGHTS RESERVED
2012年01月11日韓国では3日間で動員100万人を記録するヒットを飛ばしている映画『マイウェイ 12,000キロの真実』の日本公開を前に、主演のオダギリジョー、チャン・ドンゴンとカン・ジェギュ監督が、ヒット祈願として、書道家の木下真理子と共に書き初めイベントを行なった。その他の写真日本、ソ連、ドイツの軍服を着てアジアからノルマンディーを戦い抜いた実在の東洋人の姿を壮大なスケールで描いた本作。カンヌ、ベネチアと並ぶ世界3大映画祭の一つである、第62回ベルリン国際映画祭(2月9日から19日まで開催)のパノラマ部門へ特別招待されることも合わせて発表され、報告会見ともなった。オダギリは「商業的な大作でありながら、三大映画祭に選ばれることはあまりないこと。ただのエンターテインメント作品で終わらなかったことにすごく安心している。アート性やジェギュ監督の技量を評価していただいた」と喜び、さらに「監督はベルリン映画祭にお金を渡したのかな」とジョークを飛ばし場を和ませていた。ドンゴンは「東洋人の視点から描いた第2次世界大戦は、ヨーロッパの方々には新鮮に映るのではないか。この時代に問題を投げかけたジェギュ監督は素晴らしい」と話した。ジェギュ監督は「韓国と日本の若者が戦争を通して友情を取り戻していく話でもあるので、歴史とは何か、韓国と日本の関係などを、若い人たちに考えてもらうきっかけにしてほしい」とアピール。オダギリは「日本と韓国は仲が良いようで微妙な関係が続いてきた。友情を描くということは挑戦的で、意味のあることだと思う。この作品を通して、根本はどこにあったのか、お互いの関係性があたたかいほうに向かって行けば」と語った。『マイウェイ 12,000キロの真実』1月14日(土)全国ロードショー
2012年01月05日映画「マイウェイ12,000キロの真実」に出演!オダギリジョーとチャン・ドンゴンがダブル主演を務める話題作、映画「マイウェイ12,000キロの真実」にKARAのニコルが出演していることが分かった。5日のハリウッドチャンネルが報じている。それによれば、KARAのいつもの活動の時とは違い、ほぼノーメイクで撮影に臨んでいるとか。公開された画像も、たしかに普段とはかなり印象が異なっており、レア感を感じさせる。来年の公開を楽しみに!作品は、1944年のノルマンディー上陸作戦時にドイツ軍内から発見された実在の東洋人の物語をベースにした作品。カン・ジェギュ監督による大作で、韓国映画史上としても最高の製作費25億円をかけてつくられた感動作だ。ニコルはこの映画のなかの記者会見のシーンで、会場スタッフを演じている。ニコルも台本を読んで非常に感動したイチオシ作品なのだとか。映画では、普段ではなかなか見られないニコルのほぼノーメイクな、素顔がうかがえる姿にも注目したい。期待の映画「マイウェイ12,000キロの真実」は2012年1月14日から全国公開される。元の記事を読む
2011年12月09日『シュリ』『ブラザーフッド』で知られるカン・ジェギュ監督の7年ぶりの新作『マイウェイ 12,000キロの真実』で、人気K-POPグループKARAのニコルが映画に初出演していることが発表され、写真やコメント映像が解禁された。『マイウェイ…』ニコル メイキング&コメント映像今回ニコルが抜擢されたのは、記者会見場のスタッフ役。オダギリジョー演じる日本人のマラソン選手が会見でオリンピック予選に向けての抱負を語る中、チャン・ドンゴン扮するライバルの朝鮮人選手が突然姿を現すという緊迫したシーンでの登場だ。カン・ジェギュ監督とは、昨年サッカーのワールドカップを一緒に観戦して以来親交があったというニコル。食事をしている時の「ニコルも(本作に)出てみる?」という冗談がきっかけで今回の出演が決まったそうだ。映画出演は初めてというニコルは「とても緊張した」そうだが、「いつ振り返らなきゃいけないかとか、手の挙げ方、セリフのタイミングなど、共演したキム・イングォンさんがとても親切に教えてくれた」と、明るい現場のおかげで居心地良く挑めたという。一方監督は、「男ばかりの現場だったから、ニコルがいてくれた間は凄く爽やかだった」と現場を振り返る。過酷な撮影が多い作品だからこそ、ニコルの存在は一服の清涼剤となったようだ。また彼女の演技に対しても、「映画に出演するのは初めてだそうで、セリフやちょっとした仕草にもいろいろ考えてくれた」と賛辞を送っている。KARAの時とは違い、ほとんどメイクをせずに挑んだ撮影。解禁された映像では、笑顔を見せながらも真剣に監督との打ち合わせに取り組む様子や、ドンゴンの親友役を務めたイングォンとの撮影など、普段とは違うニコルの姿が楽しめる。「台本を読んで感動しました。期待していてください!」と意気込みを見せるニコルの映画初演技に注目してほしい。『マイウェイ 12,000キロの真実』2012年1月14日(土)全国公開
2011年12月05日『シュリ』『ブラザーフッド』で知られるカン・ジェギュ監督が、オダギリジョーとチャン・ドンゴンという日韓の人気俳優を主演に据えた新作『マイウェイ 12,000キロの真実』。このたび、チャン・ドンゴンが18日(日)に来日し、翌日19日(月)に行われる記者会見に登壇することが決定した。その他の写真共演したオダギリに、「素晴らしい人。それ以上の表現がない」とまで言わせるドンゴン。近年は、2年に1度程度の間隔での来日が続いていたが、今年は2月に行ったファンミーティングに続き2度目の来日となる。今回は、2004年の『ブラザーフッド』でもタッグを組んだカン・ジェギュ監督も一緒に来日するので、このコンビで日本に降り立つのは実に7年ぶり。ちなみにドンゴンは、『ブラザーフッド』以来二度と戦争映画には出演しないと決めていたそうだが、本作が人間ドラマとして描かれていることに強く惹かれ、出演を決意したという。異例の年2度の来日が実現したことからも、彼の本作への思い入れの強さを伺い知ることができるだろう。当日は、ドンゴン、ジェギュ監督のほか、オダギリジョー、ヒロイン役の中国人女優ファン・ビンビンの登壇も予定されている。まさに日韓中の映画スターが揃う豪華な会見になりそうだ。『マイウェイ 12,000キロの真実』2012年1月14日(土)全国ロードショー(C)2011 CJ E&M CORPORATION & SK PLANET, ALL RIGHTS RESERVED
2011年12月02日1895年、パリで生まれたフランス料理/菓子/パンの学校、ル・コルドン・ブルーは、代官山に日本校を開校してから20周年を迎えた。これを記念して同じく10周年を迎えた人気のトートバッグ専門ブランド「ROOTOTE(ルートート)」 とのコラボレーションが実現。「代官山コラボレーションショッパー」を発売開始した。現在、ル・コルドン・ブルー パリ日本校直営の代官山「La Boutique(ラ・ブティック)」カフェおよび「La Boutique」オンラインショップ、ROOTOTE GALLERY 代官山店、代官山ルーストリート店にて販売中だ。定価2,310円 (W28×H55×D11cm/コンパクト時: W13×H15×D11)プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年11月28日世界中の音楽ファンやメディアが“宇宙最高のライブ・バンド”と称賛するマイ・モーニング・ジャケットの来日公演が決定した。「マイ・モーニング・ジャケット」の公演情報全米ビルボード・チャート5位を記録し、世界中で話題となった最新アルバム『サーキタル』をひっさげて行われる来日ツアー。欧米では大型フェスのメイン・ステージ(多くの場合はヘッドライナー級で)を次々と制覇してきたその圧倒的なライブが、また日本に帰ってくる!前回来日の2009年は歓喜の満員御礼。さらにスケール・アップしたライヴは、2012年最も注目のライブになるだろう。マイ・モーニング・ジャケットの来日ツアーは、2012年3月26日(月)に大阪府・BIGCAT、同27日(火)に愛知県・名古屋クラブクアトロ、同29日(木)に東京都・SHIBUYA-AXで開催。チケットの一般発売は12月3日(土)10:00より。また一般発売に先駆け、11月22日(火)昼12:00より11月28日(月)昼12:00まで主催者先行を受付。■マイ・モーニング・ジャケット 来日ツアー2012年3月26日(月) 19:30開演BIGCAT (大阪府)2012年3月27日(火) 19:30開演名古屋クラブクアトロ (愛知県)2012年3月29日(木) 19:30開演SHIBUYA-AX (東京都)
2011年11月22日第二次世界大戦末期に、日本、ソ連、ドイツと3つの軍服を着て戦うことになった東洋人の姿を、実話を基にして描く『マイウェイ 12,000キロの真実』。『シュリ』『ブラザーフッド』などで知られるカン・ジェギュ監督の最新作に、凶暴な曹長役で出演している山本太郎に話を聞いた。その他の写真山本は朴訥とした日本兵と凶暴な日本兵の両方を演じたオーディションで役をつかんだが、「戦争映画の中でわかりやすいアイコンになってしまう役柄を演じることに、当初は戸惑いを感じていた」という。「以前、大虐殺を題材にした中国映画のオーディションのあとに監督に意見を求められ、“日本兵を鬼のように描こうとする気持ちはわかるけれど、その中にも中国人に手を差し伸べた日本人がいたはずだ。反日映画を作りたいなら都合よく編集したドキュメンタリーでいいのでは?”と正直に言ったら、落とされたことがあったんですよ。今回もそういう理由でただひたすら凶暴なだけの日本兵を演じることに抵抗があったんです」思い悩んだ山本は、壮大な物語の中で「主役でもないキャラクターのバックグラウンドを描くことの難しさは承知の上」で、監督との溝を埋めていくための話し合いを重ね、野田という役を作り上げていった。その過程で見えてきたのは、日本人、韓国人、ドイツ人といった人種の違いを超えて“人間の本質”を描くことへの監督のこだわりだった。「だから僕自身も、日本兵の描き方や扱いがどうのこうのではなく、野田というひとりの人間をしっかり演じきろうという考えに行き着いたんです」東日本大震災をきっかけに、山本は反原発を訴えて精力的に走り回る日々を送っている。政府の方針に反旗を翻す活動家としての顔も持つ彼の目に、日本兵として戦った野田はどのように映ったのだろうか。「野田は権力があると思えば弱者にひどい扱いをして、立場が逆転すれば手のひらを返す。僕の生き方とは真逆に見えるかもしれませんが、でも野田は決して国粋主義者ではなかったと思うんです。とにかく生きていくために必死だったという部分を見せたいと思いながら演じていましたね」韓国映画史上最高額の製作費を投じてリアリティを求めた撮影は、「火炎瓶も本物だし、火薬を大量に使うし、そりゃ迫力ある映像が撮れるだろ!という大変な毎日だった」という。チャン・ドンゴンと共に主演を務めたオダギリジョーとは、ドラマ『新選組!』などで共演した仲だけに「自分の撮影が先に終わって、オダギリ君をさらに3ヵ月も現場に残すのはかわいそうだな、ギャラが出れば一緒にいてあげたいと思ってました」と笑う。韓国人スタッフとの仕事を「テンションが上がって言い合いになっても、あとはあっさりしている。自分とすごく合っている現場でしたね」と振り返り、「久々に“映画をやっているな”という手応えを感じた」と語る本作の完成を楽しみに待ちたい。取材・文:細谷美香『マイウェイ 12,000キロの真実』2012年1月14日(土)全国ロードショー
2011年11月18日『シュリ』『ブラザーフッド』で知られるカン・ジェギュ監督の7年ぶりとなる新作『マイウェイ 12,000キロの真実』(1月14日(土)日本公開)。そのメイキング映像が本編に先駆けて公開され、監督や主演のオダギリジョー、チャン・ドンゴンらが作品について語っている。メイキング映像はこちら第2次世界大戦を背景に、日本、ソ連、ドイツ3ヵ国の軍隊で戦うことになった東洋人2人の、5年間12000キロに及ぶ過酷な旅路を描く本作。韓国・日本などアジアだけでなく、世界16ヵ国から7000人を超えるスタッフ・キャストが参加した大作だ。主演を務めたオダギリジョーもメイキング映像の中で「微妙な感情をもつ関係性の国々が一緒になって作る、というところにまず興味を持った」と出演の動機を語る。オダギリは、本作の最大の特徴のひとつである激しい戦闘シーンについても、「一番難しかったのはアクション。緊張が取れない日々が続いた」と胸の内を吐露。今回の映像の中でも凄まじい火薬量の爆破シーンが多数収録されているが、撮影にはリアルさにこだわるため本物の銃や弾丸、火炎瓶などの小道具が使われ、オダギリも多くのアクションを自ら演じたという。一方、もう1人の主演俳優であるチャン・ドンゴンは、本作の戦闘シーンを「戦争を見せるだけでなく、主人公たちの心情を表現するもの」と解説し、ドラマ性もアピール。「期待を裏切らない作品になると確信している」と自信を覗かせている。この主演俳優2人を「直感で選んだ」というカン・ジェギュ監督は、「オダギリジョーとチャン・ドンゴンという俳優が結合したとき、キャラクターの“化学反応”を最もドラマチックに表現できる」と絶賛。映画についても、「心の中に敵や憎しみを持つ人も、この映画を見て人間を理解し、愛するようになるきっかけになってくれれば嬉しい」と語っている。『マイウェイ 12,000キロの真実』2012年1月14日(土)全国ロードショー(C)2011 CJ E&M CORPORATION & SK PLANET, ALL RIGHTS RESERVED
2011年11月17日オダギリジョー、チャン・ドンゴンという日韓の人気俳優が競演を果たし、カンヌや釜山の映画祭でも注目を浴びた映画『マイウェイ 12,000キロの真実』。そのスケールの大きさでも話題を呼びそうな本作の予告編映像が公開された。予告編動画はこちら本作のきっかけとなったのは、アメリカ公文書館に保管されていた第2次世界大戦に関する1枚の写真。そこに写っていた1人の東洋人は、日本、ソ連、ドイツとなんと3ヵ国の軍隊で戦うという流転の人生を歩み、激戦として知られるノルマンディーの戦いにも参加したという。このエピソードに感銘を受けた韓国の巨匠カン・ジェギュ監督(『シュリ』『ブラザーフッド』)は、自身7年ぶりの新作とするべく独自のイマジネーションをプラス。ライバルとして育った日韓の青年の友情と絆のドラマとして映画化した。このほど公開された予告編では、時代に翻弄されるふたりが辿った軌跡やエモーショナルなやりとりが確認できるが、中でも目を引くのが戦闘シーンの激しさ。まるでハリウッド映画かと思うような迫力だが、『プライベート・ライアン』や『レッドクリフ』を手がけたスタッフが参加しているというからそれも納得だ。特にクライマックスとなるノルマンディー上陸作戦のシーンでは、3ヵ月かけて塹壕や要塞を設置し、2300人のエキストラが参加。本家『…ライアン』にも迫るスペクタクルシーンになりそうだ。総製作費は25億円、スタッフの数は世界16ヵ国から集まった7000人、アジアからヨーロッパまで240日に及ぶ大陸横断ロケを敢行と、とにかく大スケールなプロジェクトとなった本作。予告編を観れば、まさにアジアの枠を飛び越えた大作として期待が高まるにちがいない。『マイウェイ 12,000キロの真実』は、2012年1月14日(土)より全国公開される。『マイウェイ 12,000キロの真実』2012年1月14日(土)全国ロードショー
2011年11月11日クリスマスや、ホームパーティーのプレゼントに最適な、保冷機能がついた限定セット、モエ・エ・シャンドン『モエ アンペリアル ザ ギフト チルボックス』が、2011年11月5日(土)より数量限定で発売を開始する。『モエ アンペリアル ザ ギフト チルボックス』は、2時間の保冷機能があるギフトボックス型チルボックスに、モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル 750ml 1本がセットされた、この冬だけの限定キット。アイスバケツがなくても約2時間まで、適温で楽しめる。また、 同時発売の『モエ・エ・シャンドン MI ゴールデンマグナム』は、マグナムサイズのゴールドボトル。通常のボトルが、プレミアム感のあるゴールドに。ゴールドのギフトボックスつきで、年末のギフトに最適な一品となっている。クリスマスやホームパーティの、ちょっと気の利いたギフトとしていかが?お問い合わせ: モエ・エ・シャンドン
2011年11月04日スーザン・サランドンの娘で『ダイアナの選択』やTVシリーズ「カリフォルニケーション」に出演しているエヴァ・アムーリが29日にサウスカロライナ州チャールストンで挙式した。26歳のエヴァのお相手は、サッカーの元アメリカ代表選手で現在はTVで解説者を務めるカイル・マルティーノ(30歳)。結婚式はエヴァの母であるスーザンがオスカー主演女優賞に輝いた『デッドマン・ウォーキング』(’95)で演じたシスター・ヘレン・プレジャンが執り行った。同作では当時9歳だったエヴァが少女時代のヘレンを演じている。ウエディングパーティはスーザンと彼女と一昨年までパートナーだったティム・ロビンス(『デッドマン・ウォーキング』の監督・脚本)がホストを務めた。ちなみにエヴァの父親はイタリア人の映画監督、フランコ・アムーリだが、エヴァにとっては3歳の頃から一緒に暮らしてきたティムこそが父親と呼べる存在なのだろう。エヴァとカイルは昨年12月に婚約。カイルの両親が住んでいるという理由でチャールストンで挙式したという。末長くお幸せに!(text:Yuki Tominaga)©ロイター/AFLO
2011年10月31日韓国の釜山を舞台にしたオムニバス映画『カメリア』からカン・ドンウォンが主演した『LOVE FOR SALE』のPV映像が届いた。PV映像はこちら本作は脳から愛を取り出し売買するビジネスがはびこる未来都市・釜山を舞台にしたラブストーリーで、『義兄弟 SECRET REUNION』や『チョン・ウチ 時空道士』などで知られ、日本でも人気の高いドンウォンが、引き裂かれた愛を取り戻そうと敵の組織に立ち向かう主人公を演じている。ドンウォンはPV映像の中で激しいアクションだけでなくソン・ヘギョ(『秋の童話』『オールイン』)とのラブシーンも披露。疾走感のある音楽が流れる中でのキスシーンやドンウォンが銃を構える姿、涙を見せる場面も盛り込まれた、切なくも美しいSFファンタジーが繰り広げられている。『カメリア』は釜山国際映画祭のクロージングを飾った3編からなるオムニバス作品で、“釜山プロジェクト”としてタイ、日本、韓国のアジア3か国がラブストーリーを製作。韓国からはチャン・ジュナン監督の『LOVE FOR SALE』、タイからはウィシット・サーサナティアン監督の『IRON PUSSY』、日本からは行定監督の『kamome』が参加し、10月22日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開される。『カメリア』10月22日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
2011年10月14日化粧品ブランド「草花木果」からブランド初のオリジナルバッグ「4WAYマイバッグ」が数量限定で発売された。日本の知恵「風呂敷」にヒントを得た4通りの使い方ができる、使い勝手の良いバッグに仕上がっている。また丈夫な綿帆布をはじめとするこだわりの天然素材で、ナチュラルな印象でありながら耐久性にも優れている。そのまま使うと、A4の雑誌もすっぽり入るサイズ。高さ:約35cm 横幅:約37cm底のスナップを留めるとマチができて、たっぷり収納可能。買い物バッグにぴったり。高さ:約27cm 横幅:約37cm(下:約21cm)マチ:約15cm底のスナップを留めて上部の生地を折り込むと、通勤や通学時のお弁当バッグにちょうどいいサイズ。高さ:約14cm 横幅:約37cm(下:約21cm)マチ:約15cm 上部の生地だけを折り込むと、ちょっとした外出や仕事中のランチタイムバッグに。高さ:約23cm 横幅:約37cmバッグに付属しているチャームは震災の影響を強く受けた茨城~青森の太平洋沿岸に群生する花「はまぎく」(花言葉は“逆境に立ち向かう”)を形どっている。この商品の利益の全ては、東日本大震災復興支援のため、東北大学院農学研究所が実施する自然の力を利用した「津波塩害農地復興のための菜の花プロジェクト」に寄付される。自然の力を大事にする草花木果だからできる支援といえるだろう。使い勝手の良いバッグなので自分使いはもちろん、プレゼントとしてもオススメだ。草花木果4WAYマイバッグ価格:¥1,260(税込)お問い合わせ:キナリお客さまセンター 0120-47-8910取材/おうちスタイル編集部
2011年09月28日サンリオコラボシリーズジュジュ化粧品は9月29日にサンリオのキャラクターのマイメロディーとコラボした「ブライトベリー」を発売する。「ブライトベリー」はフルーツとお花のスキンコンディショナーで、2種類が登場する。昔からサンリオの人気キャラクター、マイメロディーがイメージキャラクターになった。お肌をうるおして、ひきしめてくれるスキンコンディショナーをマイメロディーがかわいく飾った。8月には数量限定でハローキティーのアクアモイストシリーズも発売されていた。2種類のタイプ。フルーツとお花。2種類あるうちの、「ブライトベリーマイメロディフルーツウォーター」はコットンで古い角質をふき取り、つるつるきれいなお肌を出してくれるウォータータイプのスキンコンディショナーだ。ひきしめ効果はりんご果汁から、香りはシトラス系でとてもフルーティーになっている。もう一種類の「ブライトベリーマイメロディフラワーウォーター」は、乾燥や毛穴の悩みに答えてくれるお花の保湿タイプのスキンコンディショナーだ。うるおい効果にはザクロ花のエキスと、ひきしめ効果にはチャ花のエキスが配合されていて、香りはスイートフローラルになっている。元の記事を読む
2011年09月13日実際に言われると思わずドン引きしてしまうかも……というセリフでも、恋愛ゲームで言われるとドキドキしてしまうことってありますよね。今回のアンケートでは、COBS ONLINEでも好評配信中の女性向け恋愛ゲーム「Dessert Love-ドラマみたいな恋-」と「ラブコレ!」のセリフの中から、実際に男性に一度は言われてみたいセリフを767名の女性に質問してみました!調査期間:2011/07/04~2011/07/08アンケート対象:COBS ONLINE女性会員有効回答数767件(ウェブログイン式)Q. あなたが男性に一度は言われてみたいセリフは次のうちどれですか?(複数回答)1位「ヤバイな、どんどんオマエのこと好きになっていってる」31.3%2位「オレは、何年たってもお前だけを好きでいると思う」 29.6%3位「帰したくないって言ったら、どうする?」 25.6%4位「……お前のこと、ずっと、離さないからな……」 24.6%5位「我慢しなくていいよ。泣けるうちは泣いた方がいいんだ」19.6%●「ヤバイな、どんどんオマエのこと好きになっていってる」って言われたい!その理由は……・「まだまだ好きになってくれるってことだから、夢中でいてくれることがわかるし、飽きてないなって実感できるから」(24歳)・「ただ好きというだけでなく、どんどん好きになっているという、好きの度合いが大きくなっていることを言われると、うれしいから」(29歳)・「ストレートに相手に思われてる感じがすてきだなと思ったから」(28歳)●「オレは、何年たってもお前だけを好きでいると思う」って言われたい!その理由は……・「何をしていても、最終的に帰ってもらえる場所になれたらうれしい」(25歳)・「変わらず好きでいてほしい」(31歳)・「おじいちゃんおばあちゃんになっても、ラブラブでいるのが理想だから」(24歳)●「帰したくないって言ったら、どうする?」って言われたい!その理由は……・「強引すぎず、リードしてくれている感じがするから」(24歳)・「試されてるみたいでドキっとしてしまうから」(25歳)・「この冗談ぽい感じがいい!」(23歳)●「……お前のこと、ずっと、離さないからな……」って言われたい!その理由は……・「大事にしてもらえる!と思えるから」(23歳)・「たまに強引なのもきゅんとくるから」(27歳)・「ずっと大事にしてくれるのは心からうれしい」(25歳)●「我慢しなくていいよ。泣けるうちは泣いた方がいいんだ」って言われたい!その理由は……・「このセリフを言われながら、頭を撫(な)でられたらたまらないなぁ、ほれちゃうなぁと思うから」(27歳)・「つらい時に支えてほしいから」(27歳)・「甘えたくなるようなセリフを言われてみたいから」(23歳)●総評「ヤバイな、どんどんオマエのこと好きになっていってる」など上位にランクインしたセリフには、愛情をストレートに伝えるものが多い傾向にありました。女性は、ストレートに好きという気持ちを聞きたいというほかに、3位の「帰したくないって言ったら、どうする?」というセリフのように、試されてるドキドキ感を味わいたいようです。そして、5位のように、何よりもありのままの自分を受け入れて、ずっと愛してほしい!というのが、女子の本音なんですね。ドキドキできるセリフが満載の「Dessert Love-ドラマみたいな恋-」や「ラブコレ!」で、ドキドキしてみてはいかがでしょうか?(文・Hayami)【関連リンク】女子が癒やされる、ときめくセリフが満載の恋愛ゲーム「ラブコレ!」【恋愛ゲームに学ぶ!】人を引きつけるイラストを描く方法とは?【恋愛ゲームに学ぶ!】女子がきゅんとする言葉の選び方とは?
2011年08月13日昨秋、30歳の節目を目前に控えて兵役に就いた韓流スター、カン・ドンウォン。彼の兵役前に最後に撮影されたのが、日本でもまもなく公開となる『チョン・ウチ 時空道士』。韓国では2009年にクリスマスシーズンに公開され、1週間で200万人を動員したSFアクションである。ドンウォン自身、どこか謎めいたイメージで語られることも多く、言われてみれば“道士”という役柄がしっくりくるような…。兵役以前に、ドンウォンが本作、さらにプライベートについて語った貴重なインタビューが到着した。愛すべきキャラクター作りを目指し、かわいさを浮き出させる映画は500年の封印を破って現代によみがえったチョン・ウチが、妖怪たちと戦うという痛快エンターテイメント。見どころは何と言ってもウチの愛すべきキャラクター。ドンウォンは彼を「愛すべき厄介者」と表現し、存分に楽しんだ様子。「道術に長けているけど、道術よりも酒や女にもっと関心がある悪童タイプのヒーローです。いたずらっ気も多く、勝負欲も強い。典型的なヒーローとは少しずれていますが、だからといって独特な個性だけで武装されたキャラクターではないんです。チョン・ウチは映画の中心となるキャラクターなので好感度が高くないといけないと思いました。そこで、みんなに好かれるよう独特な個性以外にもかわいさを浮き出させようとしました。観た人が彼を見て『あいつ何であんなことをするんだ?』で終わってしまうと説得力がなくなりますからね」。本作の前に暗めの作品が続いたことで「明るい映画に出たくてたまらなかった」とオファーを受けてすぐに出演を決めた。「実際、その前までは自己の感情表現をうまくできないキャラクターたちを演じていて、それが続いてさすがにパーッと感情を出したいと考えていたのだと思います。まさにチョン・ウチは、そうした部分を解消してくれるキャラクターだったのです。まさに『今回は思う存分楽しんでやるぞ』という思いで挑みました」。その言葉通り、感情面はもちろんのこと、フィジカルの部分でも3か月前から体力づくりを始め、華麗なアクションを思う存分に披露している。「ウチが10人の分身を作って戦うシーンは最も記憶に残っています。あのワンシーンのために11日間ほとんど休まず撮影を行ったのですが、最後には本当に体力がなくなってしまいました。身長が186センチあるのですが、体重は66キロまで落ちてしまい、全身の脂肪分が全て燃焼されたのか、お腹に皮しか残っていないような状況でした。500年ぶりに博物館で目覚めたウチが、妖怪人間たちを避け、博物館の建物を飛び降りる場面も忘れられません。あのとき、飛び降りた高さは通常の建物の6階ぐらいの高さだったのです。実際、あの恐怖感を知ることができるのは、あの高さに立った者だけでしょう(笑)。6階の高さからエアマットに落ちるときは本当に怖かった…。20テイクほど撮影したのですが、毎回飛び降りるごとに手のひらに汗が出て、胸元がヒヤッとしていた記憶があります」。この妥協を知らぬ姿勢こそが、彼をデビューからわずか数年で韓国映画界のトップスターへと押し上げたと言える。「本当に細かい性格だと思います。完璧主義者タイプ」と自らを称するドンウォン。俳優としての自らのスタンスをこんな言葉で表現する。「俳優というのは僕の職業で、大変なことも多いですが演技できることが幸せなのです。大層な目標なんてないのです。ただ、立ち止まらず常に発展しようというのが目標と言えば目標ですね」。達成感を求め、趣味も仕事も最大限に楽しむ人気絶頂でありつつ、プライベートがベールに包まれている、という点に関してはトップクラスの女優のようとも言われる。趣味として“家具作り”で時間ができると山にこもって木材から家具を作っていたとか。その姿は道士、いや隠者を思わせるが…。家具作りの魅力とは?「自分がほしいデザインを実際に作れるという達成感です。終わりにオイルを塗りながら木目がいかされ完成品が見えてくるのは本当に気持ちいいですよ。自分で作るのでお金も節約できます。テーブルを作成するのに原木代が40〜50万ウォンしますが、こんなテーブルを実際買うとなると、とてつもない金額になります」。無粋なようだが、そうしている間にドンウォンがCMの1本にでも出演すれば…。「それでなくとも周囲の人間で、お金を出して家具を買い、他のことをしろという人はいます。でも僕は自分が楽しむことしかしない主義です。座右の銘は『知之者不如好之者好之者不如樂之者』(※論語の一説。知っているということは好きということにおよばない。好きということは楽しむということにおよばない)ですからね」。道士を演じておいて「論語」で来るとは。とはいえ“楽しい”ということがついつい仕事にもつながってしまうようで…。「確かにそれはありますね。グラビアを撮るのも最初は楽しくて始めましたが、服を12セット準備しないといけないとなると、選ぶこと自体悩みますし面倒にもなります。しかし始めたからには終わらせないといけませんから。また、その面倒くささを乗り越えると、満足感を得られるときがあるのです。いずれにしろ最大限楽しいことだけ探して、それができなくても楽しもうとしています」。なるほど。しばらく彼の姿を見れないのは日本のファンにとっても寂しい限りだが、復帰次第、また“楽しみ”に興じる姿を見せてほしい!■関連作品:チョン・ウチ 時空道士 2011年7月2日よりシネマート新宿にて、7月9日よりシネマート心斎橋ほか全国にて順次公開© 2009 CJ ENTERTAINMENT,UNITED PICTURES & ZIP CINEMA.ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:兵役中のカン・ドンウォン主演のSFアクション公開決定!韓国で3日で100万人動員
2011年06月24日日本でも大人気の韓流スターで、現在、兵役に就いているカン・ドンウォン主演のSFアクション映画『チョン・ウチ 時空道士』の日本公開が決定!その日本版ビジュアルがいち早くシネマカフェに到着した。罠にかけられて“師匠殺し”の汚名を着せられ、掛け軸に封印された道士、チョン・ウチ(カン・ドンウォン)が、500年を経て現代のソウルによみがえり、妖怪たちと戦うという本作。韓国では2009年12月のクリスマスシーズンに公開されるや、わずか1週間で200万人を動員する大ヒット作品となった。甘いマスクと演技力で韓国のみならず日本にも多くのファンを持つドンウォンだが、昨年秋に日本でも公開された『義兄弟 SECRET REUNION』では、北朝鮮の工作員でしかも父親というこれまでにない役柄に挑戦。韓国きっての名優、ソン・ガンホとの共演で高い評価を得た。それよりも前に製作された本作は、バリバリのヒーローアクション。今回、解禁となったビジュアルからもうかがえるが、エンターテイメントの王道とも言える作品に仕上がっており、コミカルあり、シリアスあり、ニヒルあり、そしてアクション満載でドンウォンの魅力が十二分に楽しめる。昨年の11月より兵役に就いており、その雄姿が生で見られるのはしばらく先になりそうだが、本国・韓国での公開から1年以上を経ての本作の日本公開は日本のファンにとっては嬉しい限り。今年1月に30歳を迎えた彼の復帰を待ちつつ、本作でその魅力を存分に堪能してみては?『チョン・ウチ 時空道士』は7月2日(土)よりシネマート新宿にて、7月9日(土)よりシネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。■関連作品:チョン・ウチ 時空道士 2011年7月2日よりシネマート新宿にて、7月9日よりシネマート心斎橋ほか全国にて順次公開© 2009 CJ ENTERTAINMENT,UNITED PICTURES & ZIP CINEMA.ALL RIGHTS RESERVED
2011年04月26日日本でも人気のソン・スンホンが王子様に!韓国で話題沸騰のドラマ「マイ・プリンセス」のDVDがこの7月、本国での放送から4か月後という異例のスピードでリリースされる。ごく平凡な女子大生がある日突然プリンセスとなって宮廷に入るという、魅惑のプリンセス・ストーリーの最新映像が到着した。ビンボーだけど明るく元気な女子大生のソルは、再建された皇室における唯一の皇族継承者として、ある日突然、宮廷入りを迫られることに。しかも、そこでの彼女の教育係は、以前、ソルがバイト先で最悪の出会いを果たした外交官のヘヨンだった。国中の注目を集めるたったひとりの“プリンセス”である彼女の行く手には数々の困難が待ち受ける。ヘヨンとの間に徐々に恋心も芽生えるのだが…。韓国では最高視聴率21%を記録し、常に同時間帯の視聴率の上位をキープし続けた本作。「夏の香り」、「秋の童話」に、映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』とヒット作、話題作への出演が続くスンホンが、財閥御曹司にして外交官という完璧な王子様を魅力たっぷりに演じ、ファンを悩殺。「IRIS-アイリス-」(TBS)で注目を集めたキム・テヒが、本作ではドケチで快活な女子大生・ソルをキュートに演じ、王室を舞台に旋風を巻き起こす!スンホン×テヒという、いま最も高い人気を集める2人の競演に、韓国ドラマ史上最も豪華なカップルの誕生との声も。この2人に負けず劣らず共演陣も超豪華!日本デビューを果たしたばかりの要注目のK-POPグループ「BEAST」のイ・ギグァンが、宮廷の見習いコック役で出演しており、今回到着した映像にもその姿が。BEASTは本作のエンディング曲を担当しており、こちらも話題を呼びそうだ。また、ソルが当初、ほのかな想いを寄せているジョンウを演じるのは、本作が除隊後の初ドラマとなるリュ・スヨン。さらに、実力派女優パク・イェジンが、ユンジュ役で、ソルのライバルで野心的な悪女を熱演している。天蓋付きのベッドに数えきれないドレスなどなど、おとぎ話のような宮廷のセット、小道具にも注目!お姫様になりたい――女性なら誰もが憧れる夢のような設定で贈る究極のロマンスコメディ。ドリームカップルの恋の行方は…?「マイ・プリンセス 完全版 DVD-SET1」は7月6日(水)リリース。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERYレンタル>vol.1〜47月6日(水)vol.5〜88月3日(水)<セル>「マイ・プリンセス 完全版 DVD-SET1」発売日:7月6日(水)「マイ・プリンセス 完全版 DVD-SET2」発売日:8月3日(水)価格:各15,750円(税込)販売・発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントDVD公式サイト:© 2011 Curtaincall Production Inc. & Storm S Company Co.,Ltd.■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会アイリス THE LAST 2011年1月8日よりTOHOシネマズ六本木ほか全国にて公開© 2009 TAEWON ENTERTAINMENT. All Rights Reserved.■関連記事:天才子役の芦田愛菜、初の実写映画吹き替えで、相武紗季と涙の競演!超豪華!旅費&宿泊費込み『アイリス』ワールド・プレミア in 秋田に1組2名様をご招待日本でリメイクしてほしい映画1位は『プリティ・ウーマン』!和製ジュリアは…?松嶋菜々子、北の砲撃のさなか『ゴースト』を携え5年ぶりに訪韓!ビョンホン主演「アイリス」今度は映画化!韓国よりも早く日本で世界最速公開
2011年04月13日「マイページ」登録者全員へTOPPOプレゼント損保ジャパンでは、2010年12月1日から2011年2月28日の期間中に「マイページ」無料登録を完了された個人全員の方へ、ロッテのTOPPOをプレゼントしています。マイページに会員登録すると、一ヶ月以内に登録メールアドレスへシリアル番号が配信されます。こちらのシリアル番号をファミリーマート店頭に設置されたキオスク端末「Famiポート」に入力して、クーポンを発行します。クーポンと店内のTOPPOを持ってレジへ行くとTOPPOがプレゼントされます。「マイページ」は無料のインターネットサービス「マイページ」では、24時間365日いつでも無料で契約内容や事故対応状況の照会や住所変更などの手続きを行うことが出来ます。また保険契約が無い場合でも、見積もりの保存など便利なサービスを利用できるようになります。
2010年12月03日妻夫木聡と松山ケンイチの初共演映画『マイ・バック・ページ』の公開が来年5月28日(土)に決定し、ポスタービジュアルが解禁された。映画評論家としても名高い川本三郎が、「朝日ジャーナル」(朝日新聞社刊/1992年休刊)の記者時代の実体験を綴ったノンフィクション小説を映画化した本作。1960年代後半――若者を中心に社会を変革しようという“熱”が高まりを見せていた激動の時代に、立場の異なる2人の男が出会い、そこからある重大事件が引き起こされていくさまが描かれる。新聞社が発行する週刊誌に籍を置く記者の沢田を妻夫木さんが、そして沢田に接触する謎の活動家・梅山を松山さんが演じる。今回、到着したポスターでは、中心に「その時代、暴力で世界は変えられると信じていた」というコピーが。カメラと“戦斗(戦闘)宣言”、そしてヘルメットという2人のそれぞれの立場を感じさせるアイテムを隔てて、鋭い視線を別々の方向に向ける妻夫木さん、松山さんの表情が印象的な仕上がりとなっている。松山さんはまもなく公開の『ノルウェイの森』で、本作と同じ時代を生きる学生を演じているが、今回は理想を掲げ、武器をとり行動する活動家の役。ポスター、そして劇中写真でも『ノルウェイの森』のワタナベ役とは全く違った空気感を醸し出している。はからずも昨年(「天地人」)と再来年(「平清盛」)のNHK大河ドラマの主演の2人が共演することになった本作。ベトナム戦争や全共闘などで大きく揺れ動く60年代、70年代を2人はどのように歩み、何を追い求めるのか――?『マイ・バック・ページ』は2011年5月28日(土)より新宿ピカデリー、丸の内TOEIほか全国にて公開。■関連作品:ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョンマイ・バック・ページ 2011年5月28日より新宿ピカデリー、丸の内TOEIほか全国にて公開© 2011映画『マイ・バック・ページ』製作委員会■関連記事:ブロガー、twitterユーザー限定『ノルウェイの森』特別試写会に40名様ご招待【シネマモード】唯一無二の村上ワールドを描く、『ノルウェイの森』松山ケンイチ『ノルウェイの森』撮影中に「凛子さんを思わずハグしました」松山ケンイチ監督の美的演出に学ぶ「貴族っぽくやってくれ」『ノルウェイの森』音楽の「レディオヘッド」ジョニー、松山ケンイチを「完璧」と絶賛
2010年11月26日ペイメント・マイスター発表会IGエジソンが導入を決定している、フライトシステムコンサルティングの「ペイメント・マイスター」の発表会が、12日開催された。保険外交員などをターゲットに「ペイメント・マイスター」は、iPhoneによるクレジットカード決済ソリューションで、iPhoneに専用のカードリーダーを接続する製品。決済システムは三菱UFJニコスが提供している。iPhoneを利用したカード決済にはいくつかの製品が登場しているなかで、フライトシステムコンサルティングの「ペイメント・マイスター」は、主なターゲットを保険外交員やケータリング事業者、化粧品の訪問販売員と想定している。iPhone上で決済のキャンセルも「ペイメント・マイスター」では、三菱UFJニコスの決済システムとの連携により、取引状態の照会や売上集計、結果表示などが専用のWebサイト上で確認できる。また、「ペイメント・マイスター」のアプリケーション側にも決済手続き時に、契約書番号や担当者コード、エリアコードなどを付与する機能を搭載しており、当日であればiPhone上で決済のキャンセルを行えるとのこと。iPhone 4や銀聯カードへの対応も予定今後は、iPhone 4やICチップ付きクレジットカード、日本でも対応店舗が増えつつある、中国の銀聯カードへの対応も予定している。
2010年10月16日最新主演映画『義兄弟SECRET REUNION』(チャン・フン監督)のPRで来日中の韓国イケメン俳優、カン・ドンウォンが9月13日(月)、東京・東大井のホールで記者会見と舞台挨拶を行った。映画のPRでは約2年ぶり4度目の来日。本作は、W主演のソン・ガンホ扮する韓国の国家情報員とドンウォン扮する北朝鮮工作員が絆を築きながらも国家問題に翻弄される姿を描く物語。初共演を果たした韓国を代表する名優ガンホとは「いまでも連絡を取り合い、お酒を飲んだりしています。撮影中は、スタッフがお酒を飲まない人たちだったので2人で飲みました。あまり時間がなかったのですが、楽しいお酒でした。演技の話もしますが、子供のときの話などプライベートの話が多く、胸中を語ることができるいい先輩に出会いました」と映画の中だけでなく実際にもステキな絆を築いたことを明かした。劇中では娘を持つ父親という設定。「お父さん役は僕には似合わないんじゃないかと思ったのですが、実際に6〜7歳の女の子を抱っこするシーンをやってみたら似合っていたのでショックを受けました」と照れ笑い。南北問題を扱ったデリケートな部分もあるが「政治的な作品ではない。2人の男の友情、絆を描いた映画として観てほしい」と呼びかけた。さらに、本作を含む近作で女優より男優との共演作が多いことについて聞かれると「たまたま気に入った作品がそういうものだった。それに元々、個人的にはメロウなジャンルに惹かれない。あと韓国映画のマーケットで男の作品の方が需要が高い、ということもあるかも」と説明した。質疑を終えると、「韓国でも『義兄弟』の会見を1人でやったことがなく慣れないと思ったけど、悪くなかったです」とゴキゲンな様子で微笑んで見せた。モデル出身でファッションリーダーとしても知られ、この日もジャケットにマフラーを巻いた秋先取りのファッション。フォトセッション時、カメラマンから「ジャケットを脱いでほしい」とリクエストされたが、すまなそうな表情を浮かべながらも首を振って断るひと幕もあった。会見後は、同所で舞台挨拶。15日(水)まで東京、名古屋、大阪で舞台挨拶などを行い、ファン約5,000人と交流する予定。『義兄弟SECRET REUNION』は10月30日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:義兄弟SECRET REUNION 2010年10月30日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開© SHOWBOX/MEDIAPLEX ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:韓国で今年No.1ヒットソン・ガンホ×カン・ドンウォン『義兄弟』予告編が到着
2010年09月13日韓国屈指の演技派ソン・ガンホと、甘いマスクで日本でも高い人気を誇るカン・ドンウォンの共演作『義兄弟SECRET REUNION』の予告編がいち早くシネマカフェに到着した。ソウルで起きた謎の銃撃事件。責任を問われて組織をクビになった韓国情報員の男(ソン・ガンホ)と、潜入工作に失敗して北朝鮮から見捨てられた工作員(カン・ドンウォン)が、事件の6年後に偶然再会する。敵対関係にありつつも、“どこにも属することのできない”男2人は、徐々に心を通わせていく。だがそんな折、命を賭して臨まねばならぬ重大事件が発生!国家のために働き、国家に捨てられた男たちが出した答えは…。海軍哨戒艦「天空」撃沈事件を受けて、北朝鮮に向けた緊張が高まりを見せている韓国国内。南北共同宣言から10年、そして朝鮮戦争勃発から60年を迎える今年、イ・ビョンホン主演のドラマ「IRIS」に、ソ・ジソブ主演の「ロードナンバーワン」、そしてイ・ジェハン監督の『砲火の中へ』など、宿命的な南北の問題を題材にした作品が多く世に送り出されている。そんな中、北と南、それぞれの国家に翻弄された2人の男を描いた本作は550万人を動員し、今年の韓国国内の映画興行収入No.1をひた走っている。今回、到着した予告編では、当然のことながら南北間の緊張を内包しつつも、男たちのやり取りや表情は、人間としての温かみやおかしみを伝えてくれる。ゼロ年代を代表する演技派俳優として活躍するソン・ガンホに、韓流スターの枠を超えて圧倒的な存在感をスクリーンの中で放つカン・ドンウォン。この2人がただならぬ“熱さ”をスクリーンを通じて日本にも持ち込んでくる!『義兄弟SECRET REUNION』は10月30日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:義兄弟SECRET REUNION 2010年10月30日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開© SHOWBOX/MEDIAPLEX ALL RIGHTS RESERVED.
2010年09月11日デンゼル・ワシントンにアカデミー賞をもたらした『トレーニング デイ』のアントワン・フークア監督が、リチャード・ギア、イーサン・ホーク、ドン・チードルら実力派キャストを迎えて贈る『BROOKLYN’S FINEST(ブルックリンズ・ファイネスト)』(原題)がこの秋公開されることが決定した。物語の舞台となるのは、ブルックリンの犯罪多発地区。自身の内に抱える問題と刑事としての正義の狭間で苦しむ3人の刑事の心の闇を描いたクライム・サスペンスで、北米公開時には初登場2位を飾り、スマッシュヒットを記録した。『正義のゆくえI.C.E.特別捜査官』で正義感の強い捜査官を演じたリチャード・ギアが今回演じるのは、退職目前のベテラン警官・エディ。野望や野心を抱くことなくひたすら無難に過ごしてきた彼が最後の仕事として、最も苦手とする新人教育を任される。熱い思いを持つ若者と自分の警官人生を照らし合わせ、苛立ちと、そしてなぜか焦りを感じている。信仰深く家族想いの麻薬捜査官・サルを演じるのは、『トレーニング デイ』にも出演しているイーサン・ホーク。病弱な妻と子供たちに約束した新居の購入の為、金の工面に奔走していたサルは、麻薬捜査のたびに目にする大金を前に自らの正義に疑問を抱き始める。そして、出世と引き換えに危険な潜入捜査官の任に就くタンゴを演じるのは『ホテル・ルワンダ』、『アイアンマン2』のドン・チードル。なかなか出世を約束しない上司、腐敗が進む警察組織に不満が募る一方で、潜入しているギャングのボスの人間味に魅かれ始める捜査官を熱演する。決して交わるはずのなかった3人の刑事たちだが、ある日起こった、警官による強盗殺人事件をきっかけに、それぞれの“正義”が思わぬ形で交錯することに――。ダンディでクール、そして渋さをにじませる、映画ファンの人気の高い3人の共演とあって、日本でも話題を呼びそう。三者三様の不揃いな正義がぶつかった先に待ち受けていた、衝撃の結末とは――!?『BROOKLYN’S FINEST』(原題)は2010年秋、TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。■関連作品:BROOKLYN’S FINEST (原題) 2010年秋、TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2008 BROOKLYN’S FINEST PRODUCTIONS, INC.
2010年07月21日6月11日(金)に日本公開の『アイアンマン2』で、前作のテレンス・ハワードに代わってローディ中佐を演じているドン・チードルが、国連環境計画(UNEP)親善大使に任命された。チードルは「世界環境デー」にあたる5日、自身の代表作『ホテル・ルワンダ』の舞台となったルワンダの首都・キガリで開催された式典にUNEP親善大使として訪れ、気候変動対策と向き合い、環境保護を促進すると宣言、「私がUNEP親善大使になることによって、人々が環境保護のために行動を起こすモチベーションを与えることができるよう、願っています」と語った。ルワンダは、世界的に希少なマウンテンゴリラの生息地でもあることから、チードルはUNEP啓発プログラムの一環として、インターネットユーザーによって「ゾヤ」という名前を選ばれたゴリラの赤ちゃんに命名する役目も果たした。(text:Yuki Tominaga)『アイアンマン2』のL.A.プレミアでのドン・チードル。© REUTERS/AFLO■関連作品:アイアンマン2 2010年6月11日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開Iron Man 2, the Movie: © 2010 MVL Film Finance LLC. Iron Man, the Character: TM & © 2010 Marvel Entertainment, LLC & subs. All Rights Reserved.■関連記事:スカーレット・ヨハンソン、ルイジアナの新居は超質素!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5社長になってほしい俳優といえば?「ルイ・ヴィトン」ロンドン旗艦店オープニングに、大胆衣裳のグウィネスらが出席獅童玉置浩二に脱帽「あの面白さには勝てない」ロバート・ダウニーJr.最新作『アイアンマン2』女性限定試写会に30組60名様ご招待
2010年06月07日俳優の石田純一が3月16日(火)、都内で行われた映画『マイレージ、マイライフ』(ジェイソン・ライトマン監督)の記者会見に花束プレゼンターとして出席し、女子プロゴルファー、東尾理子との新婚旅行について「できれば世界一周旅行に行きたい」と話した。同作は、ジョージ・クルーニー演じる、仕事は“リストラ宣告人”で私生活はマイレージ依存症の男が、人間関係と人生について再認識する姿を描く人間ドラマ。石田さんは、マイレージについて「50万マイルくらい貯まっている」と言い、6月8日に予定のカリフォルニア州ナパバレーでの挙式用に「使えそうですね」と満面の笑み。「できればそのまま世界一周旅行に行きたい。ちょうどワールドカップがあるので南アフリカへ飛んでいきたい。調整中なんですけど」とハネムーンプランを告白。7月12日に東京・帝国ホテルで予定されていた披露宴を8月8日に延期したことが先ごろ、報じられたばかりだが「全米女子オープンと重なってしまったので。彼女のゴルフ関係の方々にも来ていただきたいですから」と説明した。ジョージと昨年まで同じ、元“おひとりさま”で「僕もおひとりさまが長かった。何が一番大切か考えさせてくれる映画」と感銘を受けた様子。「クルーニー演じる主人公は変わりますが、僕は変わらず“マイ理子、マイライフ”」とおノロケ。「理子に切られないようにしたい。この歳で切られると寂しい」と56歳の男心を吐露した。この日は、同作でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた女優アナ・ケンドリックが会見に出席。石田さんはアナに5本指ソックスを「長旅でも疲れないように」とプレゼント。アナから「昨日原宿で靴下を買ったけど5本指のタイプは買ってないから嬉しい!」と大喜びされてニンマリ。自身はいつも裸足のスタイルを貫いているが取材陣から靴下を履かなくても履く人の気持ちは分かるんですね、と感心され、「ハハハハ」と照れ笑いしていた。一方、アナは、オスカーノミネートの感想を「どんな賞であれ夢にも思わなかったこと、大変驚いています。夢が叶ったとも言えるわ。でも怖い気もする。私がこれまでアカデミー賞のノミネートや受賞の女優へ抱いた期待を、人々から抱かれていると思うと怖い気もするし、ストレスもある」と“セレブブルー”を吐露。ハリウッドの超モテ“おひとりさま”男、クルーニーの印象については「心から周囲を和ませようと努力する人。私の緊張をほぐそうとしてくれたんだと思うけど、撮影中はずっと私をからかっていたわ。彼がティーンエイジャーで、私がたしなめる母親みたいだったわ」と裏話も。靴はジミー チュウ(Jimmy Choo)、ドレスはアルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI) といういずれも人気ブランドのキュートなデザインのファッションで、カメラマンのフラッシュ放射を浴びた。ほかに自身のリストラ体験を綴った曲「UP IN THE AIR」(※本作の原題と同じ)が同作のエンディングに使用されて一躍、全米注目の人となった“リストラシンガー”ケヴィン・レニックも出席。ナマ歌を披露し、温かい歌声で取材陣をうっとり聴き入らせていた。『マイレージ、マイライフ』は3月20日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:マイレージ、マイライフ 2010年3月20日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開© 2009 DW STUDIOS L.L.C and COLD SPRING PICTURES. All Rights Reserved.■関連記事:ジョージ・クルーニー、ハワイのカウアイ島で新作を撮影中【アカデミー賞】ファッションチェック!〜番外編<セレブカップル>〜【アカデミー賞】ファッションチェック!〜レッド&ブラック編〜オスカー主演男優賞のゆくえクルーニー&フリーマンの戴冠阻むは“過小評価の男”?本家オスカーを控え激戦、混戦!英国アカデミー賞で『ハート・ロッカー』6冠
2010年03月16日共にアカデミー賞作品賞にノミネートされている『マイレージ、マイライフ』と『ハート・ロッカー』。全くタイプの異なる2作が、本年度の映画賞を席巻している。企業の依頼でリストラ対象者に解雇を通告する男をジョージ・クルーニーが演じた『マイレージ、マイライフ』は、空っぽな現代人の目覚めを描くヒューマンドラマ。解雇を通告するための出張フライトを来る日も来る日も続けながら、社会そのものにも見えるマイル社会を駆け上ってステイタスを得た男が、ふと立ち止まって自分の姿を見つめ始める。ゴージャスな空の旅やホテル滞在を軽やかに楽しみ、女性との間にライトな関係を求め、どこまでもスマートに生きる主人公の姿はジョージ・クルーニーそのものにも見えるが、ハリウッドの中心で映画を作り、主演男優賞ノミネートという形で仲間に讃えられるクルーニー自身とはきっと異なる。しかしながら、小粋な会話劇の魅力で社会的な題材にぐいぐいと迫っていく作風はクルーニーにぴったりはまるものであり、脚本の段階から彼を想定していたというジェイソン・ライトマン監督の起用勝ちだと言える。「人はひとりで生きていけるのか?」を現代社会の中で見つめた作品は多いが、その答えを最も知的かつ思慮深く教えてくれる1作。一方、イラクに駐留する米軍爆弾処理班の現実を描いた『ハート・ロッカー』は、キャスリン・ビグローの冷静な眼差しと機知に圧倒される戦争アクション。これ以上ないほどの危険な任務に身を投じていく男たちの心情が、何とも言いがたい緊迫感を湛えた戦場シーンと共に描かれていく。そこにあるのは戦争の現実に対する考察だけでなく、“男”の生態をずばっと大胆に物語る心理ドラマも。そんな中、有名スターと新進俳優が絶妙な配分でキャスティングされ、それぞれが予想外の展開を迎えていく意外性も、物語の緊迫感を高めるのに一役買っている。女性監督が放つ男のドラマという“意外性”に始まり、意外性として語ることが愚かしく思えるような意外性に溢れた本作で、ビグローはすでに女性監督として初の全米監督組合賞を受賞。この事実も、意外性として語ることが愚かしく思えるような意外性のひとつになりつつある。(text:Hikaru Watanabe)特集:2010アカデミー賞■関連作品:マイレージ、マイライフ 2010年3月20日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開© 2009 DW STUDIOS L.L.C and COLD SPRING PICTURES. All Rights Reserved.ハート・ロッカー 2010年3月6日よりTOHOシネマズ みゆき座、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2008 Hurt Locker, LLC. All Rights Reserved.第82回アカデミー賞 [アワード]© Omelette/AMPAS■関連記事:早くもブルーレイ&DVD発売決定!『カールじいさん』予告編&特別映像到着リストラからの奇跡!G・クルーニーのオスカー候補作のエンディング曲が話題に榮倉奈々×劇団ひとりインタビュー子供の頃に見た、“扉の向こう”の世界――。決戦を前に意外にも和気あいあい。オスカー候補者が勢ぞろいの昼食会開催M・フリーマン×M・デイモン『インビクタス』インタビュー信頼と尊敬の到達点
2010年02月19日