エディフィス(EDIFICE)から、N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)に別注した「ヘビーデュティーズパック(HEAVY DUTY’S PACK)」コレクションが登場。2022年11月9日(水)より発売される。70年代のヘビーデュティー着想、アイビールックとブレンド“ヘビーデュティー”をテーマにした今回の別注コレクションは、2021年に好評を得たエディフィス初の別注コレクション「アイビーパック」の続編として登場。今回は、70年代のヘビーデュティー着想の、アメリカントラッドをベースにアイビーと混ざり合ったテイストの別注モデルを制作した。ダウンベストは、ラウンドした裾、フロントに大きく配されたポケットのデザイン、縫い目のないネックディテールなど、70年代のヘビーデュティーをオマージュしたデザインが適用された。イエロー、ブラウン、ブラックの3色がラインナップする。Vネックカーディガンは、レタードカーディガンをベースに、胸にはアイコニックなワッペンをあしらった。カラーは、ベージュ、チャコール、ブラックの3色を展開する。【詳細】N.ハリウッド×エディフィス「ヘビーデュティーズパック」発売日:2022年11月9日(水)販売店舗:エディフィス全店舗価格:・ダウンベスト 66,000円・Vネックカーディガン 42,900円【問い合わせ先】エディフィス 新宿TEL:03-5366-5481
2022年11月11日映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』が、2023年1月13日(金)に公開される。2人の記者がハリウッドの権力者の大罪を暴く『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』は、ハリウッドの“絶対権力者”の大罪を2人の女性ジャーナリストが暴いたという、実話に基づく衝撃のスクープサスペンス。ニューヨーク・タイムズのベストセラー『その名を暴け―#MeToo に火をつけたジャーナリストたちの闘い―』が原作となっており、アカデミー賞候補作品としても注目を集めている。N.Y. タイムズ紙のスクープ記事を題材に物語の題材となっているのは、2017年10月5日に『ニューヨーク・タイムズ』紙に掲載されたスクープ記事だ。報道した記者は、ミーガン・トゥーイーとジョディ・カンターの2人。2人の記者は、数々の名作を手掛け、ハリウッドで“神”とも呼ばれた映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの何十年にもわたる性的暴行事件をスクープし世界に衝撃を与えた。スクープ記事は翌年ジャーナリズムの権威であるピューリッツァー賞を受賞。さらに、この記事を契機として、後の「MeToo運動」へと繋がっていき、映画業界や国を超えて、数々のハラスメント被害者たちが声を上げることを促していった。真実を追求する記者と声を上げる人々を描写『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』では、真実を懸命に追い求めた記者と編集者の姿を詳細に描写。誹謗中傷を浴び、取材対象者から拒否されながらも妥協せずに取材を続ける姿が映し出されている。また、犯行が繰り返されるのを阻止するために名乗り出た、ワインスタインの被害にあったサバイバーたちと目撃者の勇気も目にすることができる。キャリー・マリガン&ゾーイ・カザンが2人の記者に主人公の2人の女性記者を演じるのは、キャリー・マリガンとゾーイ・カザン。『プロミシング・ヤング・ウーマン』『17歳の肖像』『華麗なるギャツビー』などに出演し、アカデミー賞に2度ノミネートされた経歴を持つキャリー・マリガンと、TVシリーズ『プロット・アゲンスト・アメリカ』『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』などにも出演するゾーイ・カザンがどのようなタッグを見せてくれるのかに注目だ。また、パトリシア・クラークソンや、アンドレ・ブラウアー、ジェニファー・イーリー、サマンサ・モートンらも出演する。製作総指揮はブラッド・ピット加えて、制作陣も豪華な顔ぶれだ。製作総指揮は、ブラッド・ピット。ブラッド・ピットが率いる賞レース常連の製作会社プラン Bとアンナプルナが製作を手がける。また、『それでも夜は明ける』『ムーンライト』『ミナリ』『グローリー/明日への行進』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のアカデミー賞受賞プロデューサーと『ゼロ・ダーク・サーティ』『アメリカン・ハッスル』のアカデミー賞ノミネートプロデューサーがタッグを組み、『イーダ』のレベッカ・レンキェヴィチが脚色、エミー賞受賞者のマリア・シュラーダーが監督を手掛けている。第80回ゴールデングローブ賞で助演女優賞にノミネート第80回ゴールデングローブ賞では、キャリー・マリガンが助演女優賞にノミネート。今後の賞レースの動向にも注目しよう。【詳細】映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』公開日:2023年1月13日(金)出演:キャリー・マリガン、ゾーイ・カザン、パトリシア・クラークソン、アンドレ・ブラウアー、ジェニファー・イーリー、サマンサ・モートン監督:マリア・シュラーダー製作総指揮:ブラッド・ピット
2022年10月20日11月8日に、ものまね100連発ライブを控えるハリウッドザコシショウ(『ハリウッドザコシショウのものまね100連発ライブ!SEASON4収録ライブ』)。彼のものまねは幅広いジャンルの時事ネタを扱うが、「これはイジらないでおこう」なんていう境界線は、彼には全くない。コンプライアンスの制限は一切気にせず「(100連発は)もうなんでもありですね」と語る。芸歴29年。「自分が面白いと思ったことをやるしか、自分の火力の強さが出せない。だから、やりたい仕事しかやらない努力をしている」と、こだわりを語る。その努力の結果が『R-1ぐらんぷり2016』優勝だ。「あの優勝で、こういう芸人もいるっていうのが世間に広まったじゃないですか。それが広まらないと、やりたくない仕事も入ってくるんですよ」と振り返る。「何か一個結果を残せば、自分がやりたい仕事だけやっても文句を言われなくなる。売れなきゃ、自分のやりたいことだけができるようには絶対にならない」。今の彼は、並々ならぬ努力の賜物なのだ。さらに、2009年から自身のYouTubeチャンネルに毎日動画をアップしている。これは“仕事”ではなく“趣味”だと言う。一番心が休まる瞬間は?という質問に「動画編集かも」と答えるほど。「これをやっていないと僕自身不安なのかもしれない。毎日アップするって言ったのに、それを守らないのが気持ち悪い」とプロ意識を見せる。ザコシショウが思うプロとアマの違いは「何事も、最後までやり通せるかどうか」。ストイックにプロの道を歩み続ける彼だが、プライベートでは6歳になる双子の女の子のパパでもある。二人のお子さんから「お笑いショーをやる!」と声をかけられた日のこと。「僕が普段作業している地下室を舞台に見立てて、照明まで焚いて、“みんなの憧れ、ハリウッドザコシショウさんが出てきます!”って言ったら、パパ出てきてって言われました。付き合いましたよ、一応(笑)」そう話す彼の顔は、少し緩んでいたように見えた。そして、そのお笑いショーは2~3時間続いたという。唯一無二の破天荒な芸風とは裏腹に、『R-1』で真摯に審査員を務めたり、時には優しいパパの顔を見せたり……。その多面性にファンは魅了されているのだが、彼は「褒められるとか、もっと認めてもらいたいとかない。好きな芸人として名前を挙げてもらえれば本望です」と謙虚な姿勢を見せた。取材・文:佐々木笑
2022年10月07日ノーマン・リーダスがハリウッドの殿堂入りを果たし、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に星型プレートを獲得。お披露目セレモニーにはパートナーのダイアン・クルーガー、母マリアン、元恋人ヘレナ・クリステンセンともうけた息子のミンガスと出席した。ゲストスピーカーには「ウォーキング・デッド」の製作総指揮グレゴリー・ニコテロと、同作の共演者ジョン・バーンサルが登壇し、ノーマンに祝福メッセージを贈った。ジョンは同作で共演したアンドリュー・リンカーン(リック役)、スティーヴン・ユァン(グレン役)、サラ・ウェイン・キャリーズ(ローリ役)らから寄せられたノーマンへの称賛コメントを読み上げた。そして、「大好きだ。ここにこうやってあなたと一緒に立てたことを誇りに思う」とノーマンへの愛を炸裂させた。ノーマンはジョンをハグし、頬にキスしてその愛に応えた。ジョンとノーマンは12年前に「ウォーキング・デッド」の撮影現場で出会ってから、家族ぐるみで付き合っている大親友だという。ノーマンはスピーチで「出会った初日から真の友人。温かく迎えてくれた。あなたと仕事ができたことは本当に光栄だったし、また共演したい」とジョンにラブコールを送った。また、セレモニーに出席してくれた家族に感謝を伝えた。(賀来比呂美)■関連作品:ウォーキング・デッド [海外TVドラマ]© 2010 American Movie Classic Company,LLC. All Rights Reserved.
2022年09月29日映画『バビロン』が、2023年2月10日(金)に公開される。ブラッド・ピットやマーゴット・ロビーが出演。『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル最新作映画『バビロン』は、『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞6部門に輝いたデイミアン・チャゼル監督の最新作。史上最年少でアカデミー賞監督賞を受賞したデイミアン・チャゼルが、『ラ・ラ・ランド』以来、初めて自身で脚本も執筆した意欲作だ。ハリウッド黄金時代を音楽と共に描く『バビロン』の舞台は、ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代のハリウッド。サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代に、映画業界で夢を叶えようとする男女を描く。シャネル(CHANEL)に代表される豪華絢爛な1920年代ファッションや、毎晩繰り広げられる華やかなパーティー、スケールの大きな映画撮影など、ゴージャスでクレイジーなゴールデンエイジを、ジャズミュージックと共にリズミカルに映し出した。ブラッド・ピットやマーゴット・ロビーら豪華キャスト■ジャック・コンラッド…ブラッド・ピットサイレント映画界の頂点に君臨するスター。ファンの群衆の中で、たとえ短い時間であっても、一息つくことなくその場にいる皆に話しかけ、誰をも虜にする大御所ならではの余裕と色気に満ちた魅力的な俳優。■ネリー・ラロイ…マーゴット・ロビースターになることを夢みて、ニュージャージー州の田舎からロサンゼルスに。自信と野心に溢れ、恐れ知らずで向こう見ずなネリー・ラロイ。自分を売り込むために乗り込んだパーティーでは会場全体を巻き込み全身から魅力を放って踊り狂う。ぶっ飛んだ振る舞いによって映画出演のチャンスを入手する。スターへの階段を登り始めるが、映画産業の過渡期で荒波に揉まれていき……。■マニー…ディエゴ・カルバハリウッドに夢をみてジャックの元に飛び込んできた青年。■エリノア・セント・ジョン...ジーン・スマートゴシップ・コラムニスト。ハリウッドの大物たちの撮影現場やオフショットでの生活を常に記録。“エリノアに酷評された映画の興行は失敗する”と言われる存在。ネリー・ラロイ(マーゴット・ロビー)を見て、次の大スターになると可能性を感じる。■シドニー・パーマー...ジョヴァン・アデポトランペットの名手。ハリウッドで日夜行われる盛大すぎるパーティーでは、バックグラウンドの音楽を奏でているひとりの演奏者にすぎなかった。しかし、サイレント映画からトーキー映画へと移行すると、スクリーンにおいて、音楽が重要になる。その流れがシドニーを主役の座に押し上げていく。■レディ・フェイ・ズー...リー・ジュン・リー大物女優でシンガー。パーティーではタキシードを着用、わざと中国語アクセントで歌いで神々しいステージパフォーマンスを披露。当時、流行していた“オリエンタリズム”に乗じて「東洋のエメラルド」「オリエントの装飾品」と言われる。中国系の出自だが人種の壁を逆手に取って成り上がる。トビー・マグワイア、サマラ・ウィーヴィングなども出演主演は、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で第92回アカデミー賞助演男優賞を受賞し、伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』のハリウッド実写映画化『ブレット・トレイン』でも注目を集めているブラッド・ピット。DCのハーレイ・クイン役として知られ、『スキャンダル』では第92回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたマーゴット・ロビーもメインキャストとして出演する。また、『スパイダーマン』シリーズのトビー・マグワイア、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』のサマラ・ウィービング、『ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー』のオリヴィア・ワイルド、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのキャサリン・ウォーターストン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト・フリーなど、多彩なキャストが映画『バビロン』には集結している。音楽は『ラ・ラ・ランド』ジャスティン・ハーウィッツが担当楽曲は、『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞作曲賞・歌曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツが担当。“ジャズ・エイジ”と呼ばれたジャズ全盛期の音楽を、どのように表現するのか注目だ。第80回ゴールデングローブ賞で作曲賞受賞映画『バビロン』は、第80回ゴールデングローブ賞の作品賞(ミュージカル・コメディ部門)をはじめとする5部門にノミネート。そのうち、ジャスティン・ハーウィッツが作曲賞受賞を果たした。ジャスティン・ハーウィッツは、映画『ラ・ラ・ランド』に続いての受賞となる。また、第95回アカデミー賞では、作曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞の3部門にノミネートされた。作品詳細映画『バビロン』原題:BABYLON公開日:2023年2月10日(金)監督・脚本:デイミアン・チャゼル製作:マーク・プラット, p.g.a.、マシュー・プルーフ, p.g.a.、オリヴィア・ハミルトン, p.g.a.製作総指揮:マイケル・ビューグ、トビー・マグワイア、ウィク・ゴッドフリー、ヘレン・エスタブルック、アダム・シーゲル出演:ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ディエゴ・カルバ、ジーン・スマート、ジョヴァン・アデポ、リー・ジュン・リー、P・J・バーン、ルーカス・ハース、オリヴィア・ハミルトン、トビー・マグワイア、マックス・ミンゲラ、ローリー・スコーヴェル、キャサリン・ウォーターストン、フリー、ジェフ・ガーリン、エリック・ロバーツ、イーサン・サプリ―、サマラ・ウィーヴィング、オリヴィア・ワイルド
2022年09月16日お笑いコンビ『千原兄弟』の千原ジュニアさんが、2022年8月11日に自身のInstagramを更新。トイレでバッタリ会ったという、同じくお笑いタレントのハリウッドザコシショウさんの姿を公開し、反響を呼んでいます。ハリウッドザコシショウさんといえば、披露するネタによって異なるものの、上半身裸や時には個性的な服装など、目を引くような見た目が特徴的ですよね。しかし、千原ジュニアさんがトイレで見かけたハリウッドザコシショウさんは、よく見る姿とは異なるものでした。 この投稿をInstagramで見る 千原ジュニア(@chihara_jr)がシェアした投稿 カツラや付けヒゲ、眼鏡を着用しているハリウッドザコシショウさん。スーツの上にエプロンまでをも羽織っている姿からは、普段と大きく違う印象を感じますよね!ハリウッドザコシショウさんの姿に、ファンからさまざまな感想が上がっています。・歌手の吉幾三さんかと思った!・普段の印象と違いすぎて、最初誰なのかが分からなかったです。・この姿だと、街中で見かけても気付かないと思いました…。多種多様な姿で人々に笑顔を届けることができるのも、ハリウッドザコシショウさんの魅力なのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年08月12日新田真剣佑初のハリウッド映画主演作となる『Knights of the Zodiac』(『ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック』原題)のメイキング映像が、3年ぶりの現地開催となる世界最大級のポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル」にて現地時間7月23日に世界初公開された。また、2023年全世界公開も決定した。本作は、2019年のNetflixで世界中で視聴数No.1をたたき出した「ウィッチャー」の製作総指揮兼演出のトメック・バギンスキーが監督を務め、アクション監督を『シャン・チー/テン・リングスの伝説』やジャッキー・チェンのスタントで有名なアンディ・チャンが担当。さらにVFXを『マトリックス レザレクションズ』や『DUNE/デューン 砂の惑星』、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』などハリウッドのそうそうたる超大作を手掛けるDNEGが担当している。さらに、キャストには主演の新田真剣佑のほか、ショーン・ビーン(「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「ゲーム・オブ・スローンズ」)やファムケ・ヤンセン(「X-メン」シリーズ)らハリウッド俳優が脇を固める。原作は発行部数3500万部を超え、アニメシリーズが世界中で人気となった、車田正美原作「聖闘士星矢」。今回、世界初解禁となったメイキング映像には、鍛え上げられた肉体でアクション練習を行う新田の姿やワイヤーアクションシーン、キャスト達の談笑姿などが収められている。さらにメイキング映像を彩るのはあの「ペガサス幻想」。原作ファンで埋め尽くされたサンディエゴ・コミコンでの『Knights of the Zodiac』パネルにてこのメイキングが世界初披露され、会場に集まった観客も大興奮。鳴りやまぬ拍手と大歓声に包また。オリジナルへのリスペクトも忘れない、一流スタッフとキャストで作り上げられる、ハリウッド版『聖闘士星矢』=『Knights of the Zodiac』、作品の続報を楽しみに待っていてください!○■新田真剣佑コメントみなさんこんにちは、真剣佑です。僕は、新作映画「Knights of the Zodiac」でセイヤ役を演じています。今、南アフリカのケープタウンで撮影中のため、コミコンに参加できなくて残念です。「Knights of the Zodiac」は素晴らしいキャストと監督、そして最高のスタントコーディネーターであるアンディ・チャン アクション監督のディレクションのもと、ものすごいアクションシーン満載のとても楽しめる映画になっていると思います。マディソン(・アイズマン)、ディエゴ(・ティノコ)、トメック(・バギンスキー)監督、アンディ・チャン(アクション監督)、マットとジョシュ(脚本家)、そしてこの企画を実現させたプロデューサーの池澤さんとともに、楽しい時間をお過ごしください。映画をみんなに見てもらえるのをとても楽しみにしていますし、その前に、まずは今日はこのコミコンでのパネルを楽しんでくださいね。次はぜひみなさんと直接お会いしたいです。それではまたね!(C)Masami Kurumada/Toei Animation
2022年07月25日新田真剣佑初のハリウッド映画主演作となる『Knights of the Zodiac』(「ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック」原題)が、3年ぶりに現地開催された世界最大級のポップカルチャーの祭典『サンディエゴ・コミコン・インターナショナル』に登場し、メイキング映像が公開された。原作は発行部数3500万部を超え、アニメシリーズが世界中で人気となった車田正美原作『聖闘士星矢』。今回、世界初解禁となったメイキング映像には、鍛え上げられた肉体でアクション練習を行う新田の姿やワイヤーアクションシーン、キャスト達の談笑姿などが収められており、アニメ『聖闘士星矢』オープニング曲「ペガサス幻想」が映像を彩っている。原作ファンで埋め尽くされたサンディエゴ・コミコンでの『Knights of the Zodiac』パネルにてこのメイキングが世界初披露されると、会場は鳴りやまぬ拍手と大歓声に包まれた。本作は、2019年Netflixにて世界中で視聴数NO.1を記録した『ウィッチャー』の製作総指揮兼演出のトメック・バギンスキーが監督を務め、アクション監督を『シャン・チー/テン・リングスの伝説』やジャッキー・チェンのスタントで有名なアンディ・チャンが担当。VFXは『マトリックス レザレクションズ』や『DUNE/デューン 砂の惑星』『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』などハリウッド超大作を手掛けるDNEGが担当している。キャストは主演の新田ほか、ショーン・ビーン(『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、『ゲーム・オブ・スローンズ』)やファムケ・ヤンセン(『X-メン』シリーズ)らハリウッド俳優が脇を固める。併せて、『Knights of the Zodiac』が2023年に日本を含む全世界で公開されることも決定。日本の配給は東映が、中国以外はソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクイジションが配給する。■新田真剣佑 コメントみなさんこんにちは、真剣佑です。僕は、新作映画『Knights of the Zodiac』でセイヤ役を演じています。今、南アフリカのケープタウンで撮影中のため、コミコンに参加できなくて残念です。『Knights of the Zodiac』は素晴らしいキャストと監督、そして最高のスタントコーディネーターであるアンディ・チャン アクション監督のディレクションのもと、ものすごいアクションシーン満載のとても楽しめる映画になっていると思います。マディソン(・アイズマン)、ディエゴ(・ティノコ)、トメック(・バギンスキー)監督、アンディ・チャン(アクション監督)、マットとジョシュ(脚本家)、そしてこの企画を実現させたプロデューサーの池澤さんとともに、楽しい時間をお過ごしください。映画をみんなに観てもらえるのをとても楽しみにしていますし、その前に、まずは今日はこのコミコンでのパネルを楽しんでくださいね。次はぜひみなさんと直接お会いしたいです。それではまたね!映画『Knights of the Zodiac』メイキング映像<作品情報>『Knights of the Zodiac(原題)』2023年 全世界公開予定監督:トメック・バギンスキー原作:車田正美『聖闘士星矢』【キャスト】新田真剣佑 / マディソン・アイズマン / ディエゴ・ティノコ / マーク・ダカスコス / ニック・スタール / ファムケ・ヤンセン / ショーン・ビーン / ほか
2022年07月25日グッチ(GUCCI)の新作アイウェア コレクション「ハリウッド フォーエバー(Hollywood Forever)」から、「キャットアイフレーム サングラス」が登場。古き良きハリウッドスター着想のサングラスグッチの新作「ハリウッド フォーエバー」は、古き良きハリウッドスターの煌びやかなスタイルから着想を得たアイウェア コレクション。コレクションを象徴する「キャットアイフレーム サングラス」は、どこかレトロなムードが漂うキャットアイシルエットだ。ブリッジにクリスタルのスターを配して、遊び心あふれるフォルムに仕上げている。クリスタルスタッズ&インターロッキングGを散りばめてアセテートフレームにも、輝くクリスタルスタッズをふんだんにセット。テンプルには、アイコンのインターロッキングGも散りばめて、ハリウッドスターの華やかなスタイルを表現した。なお、新作アイウェア コレクション「ハリウッド フォーエバー」のキャンペーンビジュアルには、歌手でアーティストのルー・ドワイヨンが出演している。【詳細】グッチ 新作アイウェア コレクション「ハリウッド フォーエバー」・キャットアイフレーム サングラス 137,500円発売時期:2022年5月下旬~【問い合わせ先】グッチ ジャパン クライアントサービスTEL:0120-99-2177Courtesy of Gucci
2022年05月28日「LA LA LAND Live in Concert : A Celebration of Hollywood ハリウッド版 ラ・ラ・ランド ザ・ステージ」初来日公演の開催が決定。8月18日(木)より上演スタート、チケット一般発売は6月11日(土)より行われる。アカデミー賞最優秀作曲賞、楽曲賞を含む6部門を受賞、ゴールデン・グローブ賞では7部門受賞の史上最多の快挙を達成した大ヒットミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』。世界公開の際、映画の舞台でもあるロサンゼルスのハリウッドで、たった一度だけ開催されたスペシャルな夢のイベント、総勢170名超出演の超大型スペクタクルが、本場の公演と同じ演出・クリエイター陣で日本に上陸。今回、ロサンゼルス以外では世界で初めてとなる。16名のダンサーたちによるライブパフォーマンスをはじめ、花火や特殊効果、60名の大合唱団、88名編成のフルオーケストラとジャズバンドの生演奏、映画本編の映像が融合した究極のステージエンターテインメントとなっている。「PARCO presents LA LA LAND Live in Concert : A Celebration of Hollywoodハリウッド版ラ・ラ・ランド ザ・ステージ初来日公演」は8月18日(木)~21日(日)東京国際フォーラムホールAにて上演。(cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2022年05月20日世界が注目する若手実力派シンガーソングライター、グレース・ヴァンダーウォールが主演する『ハリウッド・スターガール』が、6月3日(金)より「Disney+(ディズニープラス)」にて独占配信されることが決定。予告編映像とキービジュアルが解禁された。本作は、2020年にディズニープラスで配信が開始され話題になった、ティーン向けベストセラー小説を映像化したハートウォーミングな青春映画『スターガール』の続編。前作に続きハスキーボイスで見事な歌声を披露する主演のグレース・ヴァンダーウォールは、アメリカの人気オーディション番組に天才ウクレレ少女として出演し若干12歳で優勝したことが話題となり、見事歌手デビューを果たした実力派シンガーソングライター。「次世代のテイラー・スウィフト」とも称される彼女が、この度本作のために書き下ろした曲「Figure It Out(フィギュア・イット・アウト)」は、心に染み入る一曲となっている。またグレースは、本作への出演にあたり「この映画のテーマは“夢をみること”だと思います。最近は叶うと信じて純粋に夢を追いかける人はあまりいません。映画の中にこんなセリフがあります。『思い通りにいかなかったとしても、夢を生きていないことにはならない』。今まで聞いた中で一番美しい言葉だと思います。多くの人の心に届けたいセリフです」とコメントを寄せている。そのほか、映画製作を試みる青年エヴァン役にはディズニープラスで配信中のドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」にも出演している人気急上昇中のイライジャ・リチャードソン、隣人のミッチェル役にはアカデミー賞やゴールデングローブ賞の受賞経歴もあるジャド・ハーシュ。そしてスターガールの憧れの歌手でもあり、彼女の歌についてアドバイスをする今作のキーパーソンであるロクサーヌ・マーテル役には『キル・ビル』など多くの出演作を持つユマ・サーマンが出演。監督は前作に続いて、ジュリア・ハートが務めた。解禁された予告編は、グレース演じるウクレレが得意で風変りな女の子スターガール・キャラウェイが、母の仕事の都合で前作の舞台アリゾナからロサンゼルスに引っ越しをするところから始まる。新しい生活をスタートさせることとなったスターガールは、ある晩歌声を披露したステージで映画製作を目指すエヴァンとテレルの兄弟と出会い意気投合。さらには伝説の歌手ロクサーヌ・マーテルとの偶然の出会いなどを通して、心を許せる仲間や自分らしく輝ける居場所をようやく見つけていく。そして自分の音楽や可能性を信じて新たな冒険へと一歩を踏み出す。優しくて型破りなスターガールが夢に向かって一歩を踏み出した先に手に入れたものとは…?心温まる青春ストーリーに注目だ。『ハリウッド・スターガール』は6月3日(金)よりディズニープラスにて日本初独占配信開始。前作『スターガール』はディズニープラスで独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年05月18日海外の掲示板『Reddit』ユーザーのUminxさんが投稿した1枚の写真に、反響が上がっています。写っているのは、投稿者さんの友人が飼っている猫。家でくつろいでいる猫を見て、投稿者さんが思わずカメラを手にした理由とは…。こちらの写真を見れば、すぐに分かります。いや…ダンディすぎませんか。ヒョウ柄のふかふかなラグの上に置かれた、ソファ型の爪とぎに座る猫。脚を組んで、ソファのヒジ置きに寄りかかるようなポーズは、まるでセレブのよう!この猫が醸し出すただならぬオーラに、多くの人の目がくぎ付けになったようです。・ハリウッドスターのようだ。・中に人間が入っていると信じたい。・なんて気品のある紳士。人生相談をしたらいいアドバイスをくれそう。・彼にスコッチウイスキーと葉巻をあげてくれ。独特な座り方とすべてを悟ったような表情で、見る人の想像をかき立てた、気品あふれるイケメンな猫。もしこの猫が、左の前脚でマティーニグラスなどをもっていたら、すごくサマになりそうですね![文・構成/grape編集部]
2022年05月08日『ヒート』『インサイダー』『アリ』など、ハリウッドの骨太な大作映画で知られるマイケル・マン監督が製作総指揮&監督(第1話)を務め、90年代東京のアンダーグラウンドをオール日本ロケで描いたドラマシリーズ『TOKYO VICE』が、いよいよ配信・放送ともにスタートとなった。いずれもハイクオリティなドラマ作りに定評のある日本のWOWOWと、ハリウッドのHBO Maxが手を組んだ日米共同制作の本作で、主演のアンセル・エルゴートと共演した渡辺謙と伊藤英明。“世界で最も撮影が難しい”とも言われる東京での撮影について、ふたりに語ってもらった。コロナ禍での撮影には大きなプレッシャーが――日米合作の本作ですが、日本オンリーの作品とは、どんな点で違いが?伊藤僕は初めての経験だったので謙さんに教わることばかりでした。渡辺結構好き放題やってたじゃない?(笑)製作のプロセスはアメリカの作りです。ただ、違いは気にならなかった。僕らは現場に合わせていくだけなので大きな違和感はなかったですね。劇中の日本語に関しては、警察ややくざ、新聞社などの特殊な用語があるので、その点のアドバイスはさせていただきました。伊藤英語の台本にしても、日本語に翻訳されると生っぽくなくなるので、謙さんが訳のアイデアを出してくれて、とても助かりました。渡辺謙――1年半ほど前に東京・渋谷でのロケのニュースを耳にしましたが、コロナ禍での撮影は困難も多かったと思いますが、どうだったのでしょう?渡辺クランクインしたときは、まだマスク着用の必要もなく、PCR検査もされなかったコロナ禍の最初の時期でした。伊藤その後、半年くらい撮影が止まったんですよね。渡辺そうそう、それで再開してからが大変だったね。僕らを含めて、撮影の中枢にいる人間は3日に一度はPCR検査を受けていた。幸い、陽性者の数はそんなに多くなく、撮影自体が止まることはなかったけれど。俳優組合の規定で、感染者が出ると撮影を止めざるをえないし、僕らの代わりもいないので感染すると本当に撮影がストップしてしまう。なので撮影期間は人とも会わず、撮影のことだけに集中して生活をしていました。伊藤僕もそうですね。現場に入ると、ゾーンに分けられていて、接触してもよいスタッフと接触してはいけないスタッフが厳しく分けられていました。撮影前には抗原検査とPCR検査を受け、現場に入るときもさらに検査を受ける。その結果が出る瞬間がいちばん怖かったですね。謙さんが仰ったように、メインのキャストに感染者が出たらすべてがストップしてしまいますから。アメリカから来たスタッフや共演者にも迷惑をかけますからね。渡辺日本の作品の倍以上、撮影現場に人がいるからね。そういう意味ではプレッシャーがありました。伊藤とにかく規模が大きいですよね。渋谷でのロケにしても、日本では考えられないですけれど、ホテル街の一区画を丸々借り切って、控え室を作ったり。エキストラの方の数もそこはしっかり集め、なおかつ感染症対策も厳格に行なわれる。その規模の大きさに、圧倒されました。“謙さんはこういうところで闘ってるのか!”という驚きもありましたよ。アンセル・エルゴートを実家に連れていって交流!――アンセル・エルゴートとの共演は、いかがでしたか?伊藤僕の演じた刑事は、アンセルが扮する新聞記者ジェイクの要望に応じて、日本のアンダーグランドを教えていくのですが、アンセル自身も日本の文化をとても知りたがっていたんです。特に日本の日常生活の部分ですね。ですからプライベートでも、一緒にいろんなところに出かけました。休みの日には公園で一緒にバスケしたりしましたが、積極的に日本人と交流し、それを役に反映させる。役に臨む覚悟のようなものを感じました。『TOKYO VICE』渡辺すごく真面目で勉強熱心だよね。マイケル(・マン監督)がリアリティを求めたことはアンセルにとっても刺激になったんだと思う。そういえば、正月休みが2週間くらいあって、アンセルに「どうするの?」と聞いたら、そのまま滞在して日本について学びたいと言っていて。行くところがあるのか尋ねたら“岐阜”という答えが返ってきて、“なんだ、英明の実家か”と(笑)。僕は長野だし、岐阜からはそんなに遠くないので、その後に寄ってもらいました。岐阜には何日いたの?伊藤僕のところには5日間くらいでした。渡辺その後、うちに2泊したのかな。僕の演じた刑事は英明の役に比べて、ジェイクとは距離がある。あまり仲良くなりすぎると、撮影の際に顔はシリアスでも尻尾が振れてしまうことがあるので、そこは上手に距離を保ちながら、楽しい休暇を過ごしました。伊藤アンセルには、とにかく日本のお正月を体験させてあげたかったんですよね。岐阜では、刀の鍛冶屋に案内したり、神社やお城を見に行きました。そのとき、僕は模擬刀をプレゼントしたんですけど、それを謙さんの家に忘れていったんですよね(笑)。渡辺休暇が終わって、車で東京に戻ったんですよ。アンセルに渡すための刀も持っていたから、“これで警官に止められたら銃刀法違反で捕まるよなあ、勘弁してくれよ”と(笑)。伊藤コロナどころじゃなかったんですね(笑)。伊藤英明渡辺そういえば、熊谷のロケのときだったかな、3日間の。アンセルがホテルではなく、旅館に泊まりたいと言い出したんだよね。それも勉強熱心さの表われなんたけど、ここら辺にはちょうどいい旅館がないんですよ。で、アンセルが泊まると決めた旅館を検索してみたら、“うーん、ここ、大丈夫かなあ……”という旅館で(笑)。次の日会ったら“寒かった!”と言ってた(笑)。でも、とにかく役に挑む心意気は感じました。――おふたりの役柄と、ジェイクとの距離感の違いについて、もう少し詳しく教えてください。どのようにして、ジェイクと対峙するご自身の役を作っていったのですか?『TOKYO VICE』渡辺ジェイクとの距離感を考え、そこから逆算して役を作っていった部分はあります。というのも、僕が演じる刑事の手の内が見えてこない方が面白いんですよ。この刑事はなにを考え、どういう捜査をするのか?ということを観ている人に簡単に明かさない。ミステリアスというとかっこよく聞こえちゃうけど、それが物語の推進力になるし、そのためには手の内をすでに明かしているジェイクとの距離感は保たなければならないと考えました。伊藤僕の演じた刑事とジェイクは、お互いに利用し合おうとする関係性なんです。互いに手の内を見せ合っている部分が大きいので、カメラが回っていないときも、アンセルとは緊密であろうと思いました。アンセルも長期にわたって日本にいるわけだし、ホームシックにもなりますから、そういうことを感じさせないようにしましたね。そういう意味では、プライベートでは手の内を見せ過ぎたかもしれません(苦笑)。エキストラの衣装も隅々までチェック!エネルギーあふれるマイケル・マン監督――マイケル・マン監督の演出については、どんな印象を受けましたか?渡辺90年代の日本を描くということに関して、とにかく執念深かったね。スタッフも当時の衣装を血眼になって探す。伊藤とてもこだわる監督ですね。エキストラさんが200人くらいいても、ひとりひとりの衣装をチェックして、ダメとなったらやり直すんですよ。渡辺エネルギッシュだよね。誰も止められない(笑)。伊藤ユニオンの規定で8時間働いたら休めると聞いてたんですよ。僕は向こうのユニオンに入ってないけれど、アンセルが入っているから、彼とのシーンが多いし休めるかな……と思ってたけれど、3日間ぶっ続けで撮影に駆り出されたこともありました(笑)。監督は何度もテイクを重ねるんですけれど、照明のタイミングなど、ちゃんとリンクしていないとすぐにダメが出る。マイケルのエネルギーについていくのは大変だったけれど、貴重な体験だったし、楽しかった。『TOKYO VICE』撮影中のマイケル・マン――おふたりともミステリアスな刑事役ですが、どんなドラマをたどるのでしょう?渡辺どうなるんでしょうねえ(笑)。ひとつ言えるのは、このドラマはとにかく構成力が凄い。8話通して観て、“えっ!”という驚きがある。メインのキャラクターには、それぞれ背負っているものがあるんですよ。8話観てひとつの作品になる、そういう感覚でとらえてもらった方がいいと思います。伊藤監督もマイケル以外に3人いますし、それぞれの色もエピソードによって違ってきますよね。渡辺そう。それでも1本筋が通っている。ドラマの構成としても面白いし、ラストは“えーっ!?”と、なるんじゃないかなあ。脚本を読んで、自分がそう思ったから(笑)。そういう部分は本当に巧いですよね。伊藤個人的には、『ラストサムライ』を観たときのような衝撃はあると思います。アメリカの撮影システムで、日本を贅沢に映し出せる作品というのは、そうそうありませんから、僕も観るのを楽しみにしています。取材・文:相馬学撮影:源賀津己ヘアメイク:筒井智美(渡辺謙)、佐藤光栄(伊藤英明)スタイリスト:馬場順子(渡辺謙)、根岸豪(伊藤英明)ハリウッド共同制作オリジナルドラマ『TOKYO VICE』WOWOWにて毎週日曜午後10時より独占放送中WOWOWオンデマンドにて配信中(c)HBO Max / James LisleHBO Max / Eros Hoagland
2022年04月25日ファレル・ウィリアムスがプロデュース、L.A.の最新ストリートカルチャーを詰め込んだ青春スケーター映画『ノースハリウッド』がU-NEXT独占配信にて日本初上陸することになった。映画『mid90s ミッドナインティーズ』の共同プロデューサーとスケーターのキャスティングを担当したマイキー・アルフレッドが監督となり、ノースハリウッドを舞台にプロスケーターを目指す青年の葛藤を描く。L.A.スケートシーンで最も注目を集めている新鋭スケーター集団「ブランド・ILLEGAL CIV」により製作された長編映画第1弾となる。主演は『mid90s ミッドナインティーズ』でフォース・グレードを演じた、ライダー・マクラフリン。共演の『ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー』『モキシー ~私たちのムーブメント~』のニコ・ヒラガや『mid90s ミッドナインティーズ』主演のサニー・スリッチら、「ILLEGAL CIV」のプロスケーターたちが繰り広げる技(トリック)は必見。さらに、ハリウッド作品の常連である『ハクソー・リッジ』ヴィンス・ヴォーンや『怪盗グルーの月泥棒 3D』ミランダ・コスグローヴら豪華出演者が青春ドラマに強烈な存在感を残す。プロのスケーターを目指す現在進行形の最新の青春像と、スケートボードとL.A.の最新ストリートカルチャーを堪能できる1作となっている。ストーリーカリフォルニア州ノースハリウッドに住むマイケル(ライダー・マクラフリン)は、プロのスケートボーダーになることを夢見て高校を卒業した。2人のプロスケーターに注目されたマイケルは、所属していた水球チームを辞め、スケートだけに専念するが、友人のジェイ(ニコ・ヒラガ)やアドルフ(アラミス・ハドソン)が自分ほどスケートに真剣に取り組んでいないのではないかと考えていた。マイケルは、徐々に2人との距離を置き、代わりにプロスケーターや想いを寄せていたレイチェル(ミランダ・コスグローヴ)と過ごすようになる。その結果、ジェイやアドルフとの友情関係に亀裂が生じていく。一方、父親のオリバー(ヴィンス・ヴォーン)はプロスケーターを現実的な職業として捉えておらず、自分と同じ建設関係の仕事をするか、大学に行って安定した職業に就くことをマイケルに迫っていた。父親が望む未来を選ぶか、プロスケーターになるという夢を追うか…。自分の将来や、友人、恋人との関係の葛藤に苦しむマイケルの出した答えは…。『ノースハリウッド』は5月13日(金)12時~9月30日(金)23時59分、U-NEXTにて独占配信。販売価格:HD/900円(税抜)(text:cinemacafe.net)
2022年04月22日【おとな向け映画ガイド】レジェンドたちから絶大の信頼『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』ぴあ編集部 坂口英明22/3/27(日)中川右介さんの水先案内をもっと見る()野村正昭さん(映画評論家)「……主役から脇役まで、誰でもない誰が、その役を演じるのか。キャスティングこそが、映画の生命線……」野村正昭さんの水先案内をもっと見る()植草信和さん(フリー編集者)「……篇中でマーティン・スコセッシは『映画監督の仕事の9割はキャスティングの質で決まってしまう』……」植草信和さんの水先案内をもっと見る()首都圏は4月2日(土) からシアター・イメージフォーラムで、以降全国で順次公開。(C)Casting By 2012
2022年03月27日伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』がハリウッドで実写映画化。映画『ブレット・トレイン』として2022年9月1日(木)に公開される。主演はブラッド・ピット、監督はデヴィッド・リーチ。伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』がハリウッド実写映画化伊坂幸太郎の『マリアビートル』は、新幹線に乗り合わせた殺し屋たちの任務と因縁が交錯するサスペンスフルなストーリーが魅力のベストセラー小説。今回はハリウッドの⼀流キャスト&スタッフの手により、アクション・エンタテインメント映画『ブレット・トレイン』として実写化される。舞台は日本!新幹線に乗り合わせた殺し屋たちが大暴れ物語の舞台となるのは⽇本。劇中には富⼠⼭がそびえ⽴ち、ライトアップされた東京タワーなど東京の街並みも映し出される。世界で最も運の悪い殺し屋・レディバグは、久しぶりに任務に復帰しあるブリーフケースを奪うよう謎の女性から電話越しに指令を受けた。レディバグは、気合たっぷりに<東京発・京都行>の超高速列車に乗り込むが、それは彼にとって人生最悪な120分間の始まりだった。弾丸列車に次々と乗り込んでくる、キャラ濃すぎの殺し屋たちが、全く身に覚えのないレディバグにどんどん襲い掛かって来る。ブリーフケースを奪ってすぐ降りるだけの簡単な任務のはずが、時速350㎞の社内では決死のバトルが繰り広げられることに。予期せぬ最悪が折り重なり、終着点・京都に向けて<絶望>が加速。やがて繋がる、殺し屋たちの過去の因縁。エルダーがレディバグに諭す「お前の運命だ」という言葉が意味するものとは?主演ブラッド・ピットが殺し屋に・主人公:レディバグ…ブラッド・ピットいつも事件に巻き込まれ、自分とは無関係な人の死に遭遇してしまう、世界で最も運の悪い殺し屋。謎の女性から電話越しにブリーフケースを奪うよう指令を受け、東京発・京都行の超高速列車に乗り込む。・プリンス...ジョーイ・キング⾞内で起こる全ての出来事を裏で掌握し、レディバグたちを翻弄する謎の⼥⼦学⽣。「キスから始まるものがたり」シリーズのジョーイ・キングが演じる。・タンジェリン&レモン...アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー裏社会の⼤物から密令を受けた腕利きの殺し屋コンビ。『TENET テネット』のアーロン・テイラー=ジョンソン、『エターナルズ』のブライアン・タイリー・ヘンリーが担当。・ウルフ...バッド・バニーどういうわけかレディバグに強い恨みを抱くメキシコNo.1の殺し屋。歌⼿・ラッパーのバッド・バニーこと、ベニート・A・マルティネス・オカシオが出演する。・ホーネット...ザジー・ビーツ変装の達⼈で毒使いの暗殺者。『ジョーカー』のザジー・ビーツが務める。・キムラ...アンドリュー・⼩路息⼦に重症を負わせた犯⼈を捜す元殺し屋。・エルダー...真⽥広之キムラの⽗親。なにかと「運命」を語りたがる剣の達⼈。・ホワイト・デス...マイケル・シャノン世界最⼤の犯罪組織を率いる冷酷⾮道な男。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕⽣』のマイケル・シャノンが担当する。・サン...ローガン・ラーマンホワイト・デスの息⼦。犯罪組織の後継者と⽬される。演じるのは、『フューリー』のローガン・ラーマン。・モモもん...??テレビ番組「モモンガ テレビキッチン」の人気マスコットキャラクター。監督は『デッドプール2』デヴィッド・リーチ監督は『デッドプール2』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のデヴィッド・リーチ。原作者の伊坂幸太郎は、解禁された映像を受けて「何この⽇本!?と驚きつつ、豪華な俳優さんたちが活き活きと暴れていることに興奮しました︕暗い気持ちを吹き⾶ばす楽しい映画になるのでは︕と期待しちゃいます。」とコメントを寄せている。日本語吹替版に堀内賢雄、津田健次郎ら豪華声優集結日本語吹替版の主要キャストとして、豪華声優陣が集結。『セブン』や『Mr.&Mrs. スミス』など約25年にわたりブラッド・ピットの吹替を務めてきた堀内賢雄をはじめ、津田健次郎、関智一、木村昴、井上和彦、阪口周平、立川三貴が声の出演を果たす。〈日本語吹替版 声優キャスト〉・レディバグ(ブラッド・ピット)…堀内賢雄・タンジェリン(アーロン・テイラー=ジョンソン)…津田健次郎・レモン(ブライアン・タイリー・ヘンリー)…関智一・ウルフ(バッド・バニー)…木村昴・エルダー(真田広之)…井上和彦・キムラ(アンドリュー・小路)…阪口周平・ホワイトデス(マイケル・シャノン)…立川三貴【詳細】映画『ブレット・トレイン』日本公開日:2022年9月1日(木)全米公開日:2022年8⽉5⽇(金)予定原題:BULLET TRAIN原作:伊坂幸太郎『マリアビートル』(⾓川⽂庫刊)監督:デヴィッド・リーチ脚本:ザック・オルケウィッツ出演:ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ザジー・ビーツ、ローガン・ラーマン、マイケル・シャノン、アンドリュー・小路、ベニート・A・マルティネス・オカシオ、福原かれん、真田広之〈日本語吹替版声優〉出演:堀内賢雄、津田健次郎、関智一、木村昴、井上和彦、阪口周平、立川三貴上映時間:2時間6分レーティング:R15+上映形式:IMAX / Dolby CinemaTM(2D 字幕版のみ)MX4D / 4DX / ScreenX / 4DXScreen (2D 字幕版 & 吹替版)※上映に関する詳細は、各映画館ホームページにて告知。■ムビチケカード 一般1,500円発売日:2022年5月27日(金)特典:オリジナル手汗ぬぐい※数量限定のため、なくなり次第終了。※ムビチケカード1枚につき、特典は1枚。※特典は非売品。※取り扱い・販売状況は、近隣の映画館まで要問合せ。
2022年03月06日2月28日(現地時間)、ベネディクト・カンバーバッチがハリウッドの殿堂入りを果たし、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」の星型プレートがお披露目された。Photo by Kevin Winter/Getty Imagesセレモニーに出席したベネディクトは、「昨年亡くした姉についてお話ししたくて。姉は今回のことを喜んでくれたと思う。本当に義理堅く、協力的な人だった。きらびやかさ、奇妙さ、魅力的なものが好きだったから、(セレモニーの)最初から最後まで笑い続けていたかもしれない。それにもしかすると泣いていたかも」と偲んだ。「Daily Mail」紙によると、“姉”とはベネディクトの異父姉トレイシー・ピーコックさんで、7年間のがん闘病の末、昨年62歳で亡くなったという。セレモニーに出席したベネディクト・カンバーバッチ「星が輝く空のどこかから、いま、この瞬間を見ていてほしいな。きっと見ているよね。本当に恋しいよ。私たちの人生の中で、あなたは本当に素晴らしく、素敵な人として記憶に残っている」とトレイシーさんに語りかけた。続けて、「私の人生においてこの最高の瞬間に、この通常とは異なるプラットフォームで、これを語らずにはいられません。現在、ウクライナで起きている明らかなことを認めること。私がウクライナの人々への支援の気持ちを持っていること。統治者の泥棒政治と愚かさに反対し、この残虐行為の進行をやめさせようとしているロシアの人々のことも支援します」とロシアのウクライナ侵攻についても触れた。そして、「私たちはただ考えたり、祈ったりするより、行動することが必要です」と強調した。(Hiromi Kaku)
2022年03月01日セガグループのゲーム「ソニック」シリーズのハリウッド実写映画化・第3弾の製作が明らかに。「ソニック」ハリウッド実写映画化の最新作音速で走る青いハリネズミのキャラクター・ソニックが主人公の名作ゲームシリーズ「ソニック」。1991年発売のゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』以来、様々な作品で、世界中のファンを魅了してきた。2020年には『ソニック・ザ・ムービー』としてハリウッドで実写映画化。全米でゲーム原作映画史上最高の興行収入を記録し、全世界興行収入は約3億2000万ドルに達するヒットを飛ばした。その続編となる2作目『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』も、2022年夏に公開予定となっている。そんな中、早くも「ソニック」シリーズのハリウッド実写映画化・第3弾の製作が決定。どのような物語になるのか、期待して待ちたい。【詳細】「ソニック」シリーズのハリウッド実写映画化・第3弾※詳細未発表。
2022年02月20日国内で最も歴史のある「第76回毎日映画コンクール」の受賞結果と受賞者が決定し、ハリウッドの映画賞でも注目を集めている濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が日本映画大賞を受賞。また、『すばらしき世界』(西川美和監督)が日本映画優秀賞ほか最多となる4冠を獲得した。『すばらしき世界』男優主演賞は、佐藤健(『護られなかった者たちへ』)、女優主演賞は、尾野真千子(『茜色に焼かれる』)が受賞。男優助演賞には『すばらしき世界』の仲野太賀が受賞、女優助演賞には『護られなかった者たちへ』の清原果耶が受賞。『護られなかった者たちへ』また、スポニチグランプリ新人賞は『茜色に焼かれる』の和田庵と片山友希に贈られ、『茜色に焼かれる』が3冠となった。『茜色に焼かれる』映画ファンが選ぶTSUTAYA映画ファン賞・日本映画部門は『るろうに剣心 最終章 The Final』(大友啓史監督)に、外国映画部門は『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(キャリー・フクナガ監督)が受賞。さらに特別賞は、今年7月に54年の歴史に幕を閉じることになったミニシアターの先駆け、岩波ホールに決まった。なお、表彰式はめぐろパーシモンホールで2月15日(火)に開催が予定されている。第76回毎日映画コンクール受賞結果日本映画大賞:『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)日本映画優秀賞:『すばらしき世界』(西川美和監督)外国映画ベストワン賞:『ノマドランド』(クロエ・ジャオ監督)男優主演賞:佐藤健『護られなかった者たちへ』女優主演賞:尾野真千子『茜色に焼かれる』男優助演賞:仲野太賀『すばらしき世界』女優助演賞:清原果耶『護られなかった者たちへ』スポニチグランプリ新人賞(男性):和田庵『茜色に焼かれる』スポニチグランプリ新人賞(女性):片山友希『茜色に焼かれる』監督賞:濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』脚本賞:吉田恵輔『空白』撮影賞:笠松則通『すばらしき世界』美術賞:原田哲男『燃えよ剣』音楽賞:林正樹『すばらしき世界』録音賞:浦田和治『孤狼の血 LEVEL2』アニメーション映画賞:『岬のマヨイガ』(川面真也監督)大藤信郎賞:『プックラポッタと森の時間』(八代健志監督)ドキュメンタリー映画賞:『水俣曼荼羅』(原一男監督)TSUTAYA映画ファン賞・日本映画部門:『るろうに剣心 最終章 The Final』TSUTAYA映画ファン賞・外国映画部門:『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』田中絹代賞:宮本信子特別賞:岩波ホール(エキプ・ド・シネマの活動)(敬称略)(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年10年1月より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会すばらしき世界 2021年2月11日より全国にて公開©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会ノマドランド 2021年3月26日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All rights reserved.ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会岬のマヨイガ 2021年8月27日より公開Ⓒ柏葉幸子・講談社/2021「岬のマヨイガ」製作委員会茜色に焼かれる 2021年5月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
2022年01月20日オミクロン株で再びコロナの脅威が高まる中、ハリウッドで1月に予定されていた授賞式イベントの延期が相次いでいる。アカデミーは、1月15日に予定されていたガバナーズ・アワード授賞式の延期を発表。この授賞式ではサミュエル・L・ジャクソンらが名誉賞を授与されることになっている。また、1月9日のクリティックス・チョイス賞(旧・放送映画批評家協会賞)授賞式も延期された。1月7日のAFIアワード授賞式も延期。東海岸でも、ニューヨーク映画批評家サークル賞の授賞式が延期された。いずれも、新たな日程は発表されていない。文=猿渡由紀
2021年12月24日ハリウッド映画への出演を通して、香港映画のスターが世界に“再発見”されている。今年、多くの映画ファンを虜にしたのが『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で魅力的なヴィランを演じたトニー・レオンだ。悪の組織を率いるカリスマ性と、亡き妻への愛に囚われた悲しみ、複雑な感情をたたえた憂いあるその表情に堕ちた人が世界中で続出。若い頃からその色気でファンを魅了してきたトニーなので、年季が入ったファンからは「30年遅いよ!」との声が聞こえてきそうだが、メイクの効果や役柄の魅力を抜きにしても、衰えないスターのオーラと、あふれる現役感に驚かされた。『シャン・チー/ テン・リングスの伝説』(C)2021 MARVELハリウッド映画で実績のある香港のスターといえば、同じく『シャン・チー』で主人公の伯母を演じたミシェル・ヨーがその筆頭だろう。ミス・マレーシアから女優の道に入り、香港に渡ってアクション女優として活躍。『ポリス・ストーリー3』(92)や『宋家の三姉妹』(97)など幅広い作品に出演。『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(97)ではボンド・ガールに抜擢された。アジア系のスタッフ・キャストがメインの作品として異例の大ヒットとなった『クレイジー・リッチ!』(18)ではヒロインの恋人の母親を好演。来年公開予定の主演作『Everything Everywhere All at Once(原題)』はA24の製作で、移民の女性が大暴れするSFコメディ。『アバター2』にも出演しており、快進撃が止まらない。ミシェル・ヨー Photo by Mike Coppola/Getty Images for Turnerブルース・リーやジャッキー・チェンのような世界的スターを生んだ香港のスターに求められるのは、やはりアクション。ミシェルは前述したようにアクション女優として頭角を現し、トニーもアクションの経験は豊富だ。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)で“宇宙最強”の称号を手に入れたのはドニー・イェンだ。計算され尽くされた華麗で力強いアクションに世界が瞠目。今年は人気シリーズ『ジョン・ウィック4』を撮影しており、公開が待たれる。香港アクション映画界を牽引してきたベニー・チャン監督の遺作『レイジング・ファイア』でもド派手な戦いを繰り広げるドニー。12月24日の日本公開に期待してほしい。香港映画全盛期のスターがいまでも第一線にそんなドニーを相手に、『レイジング・ファイア』で悪役を好演しているのがニコラス・ツェーだ。1980年生まれ。同作と同じベニー・チャン監督の『ジェネックス・コップ』(99)などで注目され、次世代のアクションスターとして期待されたが、近年は中国の料理バラエティ番組で料理の腕前を披露したり、スイーツ店をプロデュースしたりと、すっかり料理上手なタレントのイメージが定着していた。しかし、『レイジング・ファイア』では善から悪へと墜ちていく男を凄みのある演技で表現。アクションシーンもキレのある動きでこなした。香港や中国で大ヒットした理由の1つは、間違いなく、ニコラスが進化し、久しぶりにスクリーンで輝いていたからだと思う。ニコラスももう41歳。その下の世代のスターは?と聞かれると、正直なところ答えに困る。香港映画界で言われ続けている問題が、若手スターの不在だ。そもそも年間30本程度しか公開作がない香港映画。全盛期にスターだった世代がまだ第一線でギラギラしており、自ら映画製作会社を創立したルイス・クーのように製作から関わるケースも多いため、なかなか上が空かない。『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』(18)では還暦超えのチョウ・ユンファと、香港四天王の1人でいまではすっかり実力派俳優としての地位を確立したアーロン・クォックが組み、『男たちの挽歌』ばりのアクションをこなして健在ぶりを見せつけた。若手人気俳優が主役の映画が量産され、ベテランになると助演にまわるパターンが多い日本と比べると、凄いことではある。中国市場の影響もある。ユンファやアンディ・ラウなど、香港のスターは中国の老若男女にも愛されているため、中国・香港合作の大作ともなれば彼らが主役の企画となり、主人公の妻や恋人のポジションには大陸の女優がキャスティングされるパターンが多いのだ。スターは生まれなくても、いい俳優は育っているでは、香港に期待できる若手俳優はいないのかというと、そんなことは決してない。かつてのようなスターは生まれていなくても、しっかり演技で見せられる若手俳優は育っている。たとえば、『時代革命』のキウィ・チョウ監督による昨年のヒット作『夢の向こうに』(香港映画祭2021で上映)で注目され、現在、香港や中国で大ヒット中のアニタ・ムイの伝記映画『梅艷芳』でレスリー・チャンを演じているテレンス・ラウは、芸術大学で演技を学び、舞台で経験を積んだ実力派。『夢の向こうに』で相手役を演じたセシリア・チョイも演技力を高く評価されている注目の女優。台湾の大ヒットホラー映画『返校 言葉が消えた日』(19)の教師役で注目された“逆輸入”パターンで、今年の台湾金馬奨で最多ノミネートされた香港映画『濁水漂流』にも出演している。『夢の向こうに』のテレンス・ラウとセシリア・チョイ(提供=香港映画祭実行委員会)『梅艷芳』でアニタを演じて映画デビューしたルイーズ・ウォン、日本・香港合作映画『二人小町』にも出演しているハンナ・チャンのようにモデル出身で雰囲気のある新世代にも期待がかかる。香港映画のDNAは、確実に受け継がれている。(text:Rie Nitta)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021レイジング・ファイア 2021年12月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
2021年12月17日ゲーム「ソニック」シリーズのハリウッド実写映画化最新作『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』が2022年8月19日(金)に全国の映画館で公開する。「ソニック」実写映画第2弾「ソニック」は、目にも止まらぬスピードでゲームステージを駆け抜ける革新的なゲーム性と、音速で走る青いハリネズミのキャラクター・ソニックで愛される名作ゲームシリーズ。1991年に発売された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』以来、様々なゲーム機向けにシリーズ作品が展開されている。2020年には『ソニック・ザ・ムービー』としてハリウッドで実写映画化。スクリーンの中をハイスピードで駆け巡り、愛らしくもありながらクールでエネルギッシュなソニックの魅力が詰まった作品として高い人気を得た。最新作はソニックとナックルズが大激突そんな「ソニック」のハリウッド実写映画化作品の第2弾『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』が2022年夏に日本で公開。前作『ソニック・ザ・ムービー』でソニックたちの活躍によって地球に平穏を取り戻した後も、ソニックは”ヒーロー”を目指して夜な夜な街を駆け回る日々を過ごしていた。しかし、キノコの星へ飛ばされたはずの悪の天才科学者ドクター・ロボトニックが、ガジェットも髭もパワーアップ?して再び襲来。ソニックのスピードパワーをいとも簡単に撥ねのける赤い色をした強敵ナックルズを引き連れて帰ってくる。彼らは、史上最強の破壊力を持つ【マスターエメラルド】の在処を探しており、なぜかソニックを執拗に狙うのだった。宇宙最強のスピードを誇るソニック、最強のパワーを誇るナックルズ、勝つのは果たしてどちらなのだろうか?!また、『ソニック・ザ・ムービー』のラストで姿を見せたシリーズ屈指の人気を誇るキャラクターのテイルスも合流し、お手製の飛行機でソニックをサポート。やりたい放題のドクター・ロボトニックにどう立ち向かうのか?黄金に輝くスーパーソニックが?七色のエメラルドパワーにより覚醒した"スーパーソニック"は、ゲームシリーズでもたびたび登場。通常のソニックを凌駕するスピードやパワーを持つ究極の覚醒姿ともいえる。『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』では強敵ドクター・ロボトニックに対して、黄金のスーパーソニックがどんなバトルを繰り広げるのか?『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』 新キャラクター・テイルスあこがれのソニックに会うため、地球にやってきた。発明が得意で、ハイテク・メカでソニックをサポートする。回転させれば空も飛べる、モフモフしっぽがチャームポイント。・ナックルズ自慢のパワーで敵をねじふせ、マスターエメラルドを探しさまよう最強の戦士。ドクター・ロボトニックと協力し、ソニックを追い詰める。こぶしから繰り出す、破壊力バツグンのパンチが最大の武器。日本語吹替は中川大志らが続投、ナックルズ役は木村昴なお、日本語吹替のキャストは、『ソニック・ザ・ムービー』に引き続きソニック役を中川大志、ドクター・ロボトニック役を山寺宏一が担当。また、最新作の鍵を握るキャラクター・ナックルズ役には声優・俳優・歌手としてマルチに活躍する木村昴が抜擢された。映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』あらすじ平穏な生活が戻ったグリーンヒルズで夜ごと勝手に街を守り続けているソニックの願いはただひとつ―「本当のヒーローになりたい!」。そんな折、再び世界に暗雲が立ち込める。ドクター・ロボトニックが銀河系で最も危険な戦士ナックルズを引き連れて帰ってきたのだった。彼らは、史上最強の破壊力を持つ武器【マスターエメラルド】の在処を探しており、なぜかソニックを執拗に狙うのだった。自慢のスピードで立ち向かうソニックだが、ナックルズの圧倒的パワーでねじ伏せられ、まるで歯が立たない。間一髪のところで味方のテイルスに救出されたソニックは、悪の手に落ちる前にマスターエメラルドを探す旅に出ることを決意する。 ソニック史上最大の危機を前に、世界の未来がソニックとテイルスに託された!詳細映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』(原題:Sonic the Hedgehog 2)日本公開日:2022年8月19日(金)監督:ジェフ・ファウラー脚本:パット・ケイシー、ジョシュ・ミラー、ジョン・ウィッティントンストーリー:パット・ケイシー、ジョシュ・ミラー製作:ニール・H・モリッツ、トビー・アッシャー、中原徹、奥野仁製作総指揮:里見治紀、杉野行雄、内海州史、ナン・モラレス、ティム・ミラーキャスト:ジェームズ・マースデン、ベン・シュワルツ、ティカ・サンプター、ナターシャ・ロスウェル、アダム・パリー、シェマー・ムーア、コリーン・オショーネシー、イドリス・エルバ、ジム・キャリー<日本語吹替版>出演:中川大志、山寺宏一、木村昴、広橋涼、中村悠一、井上麻里奈配給:東和ピクチャーズ
2021年12月13日来年のベルリン国際映画祭の審査員長に、M・ナイト・シャマランが決まった。ホラーを得意とするハリウッドの監督がヨーロッパの映画祭の審査員長に選ばれるのは、珍しいこと。しかし、映画祭事務所とシャマランは、インディーズ出身で独自の作品を作り続けてきた彼がこの役目を務めるのはふさわしいと考えているようだ。来年のベルリン映画祭は、2月10日から20日にかけて開催される。シャマランの最近作は、この夏公開された『オールド』。次回作は2023年公開予定の『Knock at the Cabin』。文=猿渡由紀
2021年10月20日園子温監督のハリウッドデビュー作でニコラス・ケイジ主演の映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』の公開記念舞台あいさつが9日、都内の劇場で行われ、園監督、栗原類、坂口拓(TAK∴)、中屋柚香が登壇した。『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』『新宿スワン』などを世に送り出してきた鬼才・園子温。2019年に心筋梗塞で倒れるも復活し、ハリウッドデビューを果たした。本作はサムライタウンを舞台に、ニコラス演じる悪名高き銀行強盗ヒーローが、世界を牛耳る悪徳ガバナー(ビル・モースリー)の魔の手から逃れたバーニス(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すために奮闘するストーリーが展開される。「15年以上前からハリウッドで映画を撮りたくて何度もオーディションに行っていた」という園監督は、念願のハリウッドデビューに「感無量。すごいうれしいです」と喜び。「2年前に心筋梗塞で倒れる前、この映画がメキシコ舞台の西部劇になるはずだった。倒れてからニコラスが心配してくれて『日本で撮影をしよう』と提案されて、こうなった。そこから180度、映画が変わった。心筋梗塞のせいでというよりは、心筋梗塞のおかげでこんな奇妙な映画が作られた。いまは自分の心筋梗塞にありがとうと言いたい」と思いを吐露した。園監督と同じくハリウッドデビューとなった栗原は、本作で不思議な街ゴーストランドの住人で、人間をマネキンに閉じ込めるキュリを演じた。奇妙なキャラクターだが、「文字にするとシュールな役柄ですけど、僕はこういう色物系の役をやることが多い。監督の『みんな!エスパーだよ!』でもエスパー役だったし、地球外生命体を演じることが多い。だからこの役のアプローチは割とスムーズだった」と役作りを振り返った。共演したニコラスとは「かなり話す機会があった」といい、「ハリウッドスターだけどそれを全然出すことなく、気さくで話しやすいお兄さん。第一線で活躍されている所以の一つだと思った」と明かす。また「本番には入ったときの集中力が日本人俳優に出せないようなもので、圧倒されて勉強になりました」とハリウッド流の仕事の姿勢を学んだという。ニコラスについて、園監督も「ニコラスとは撮影前に一緒に安い居酒屋に行った。新宿のゴールデン街で飲んで、カラオケに行った。ボディガードが1人もいない状態で」とスターらしからぬフレンドリーな交流を告白。撮影中「ニコラス・ケイジだと忘れる」ほど気さくで、「すごく謙虚で、いい意味でスター性の微塵も感じない。何も考えずに演出していました」と人柄を語った。ニコラスと「LINEともだち」の園監督は、出来上がった本作をLINEで送ったところ「すばらしい。ファンタスティック!」と褒めてくれたと報告。また、ニコラスは本作に出演していた日本人女優と出会い、5度目の結婚を果たす。園監督はまさに「キューピット」で、「ニコラスは日本でもう一度式を挙げたいと言っていたので、そのときは仲人をしたい」と笑顔だった。
2021年10月09日2021年9月、アメリカのフロリダ州の路上でゴミを食べていた子犬が、通りかかった親切な人によって保護されました。動物保護施設に連れて来られた時、子犬の首には鎖がきつく巻き付けられていて、食い込んだ鎖によってひどい傷を負っていたのです。メスの子犬は生後3か月ほどで、『セージ』と名付けられました。※見た人が不快に感じるおそれがある画像(傷口など)が含まれています。画像は左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by Humane Society of Tampa Bay (@humanesocietytampabay) 施設では、すぐにセージの鎖を外すための手術を行いました。セージはとても人懐っこくて、ひどい痛みに耐えているはずにもかかわらず、診察台の上で医師たちにしっぽを振っていたといいます。手術は無事に終わり、セージのケガは順調に回復。保護されてから数日後には、里親の募集が始まりました。 View this post on Instagram A post shared by Humane Society of Tampa Bay (@humanesocietytampabay) 施設のInstagramに、セージについての投稿が載せられたことで、里親希望者が続々と寄せられたのだそう。その中で厳しい審査を経て、セージの里親になったのは、犬好きで知られる映画俳優のデイヴ・バウティスタ!2匹の元保護犬と暮らしているデイヴは、セージのことを知って心を痛め、里親になりたいと申し出たのです。こうしてセージは『ペニー』という新しい名前をもらい、ハリウッドスターの家族の一員になりました。 View this post on Instagram A post shared by Super Duper Fly (@davebautista) デイヴは、Instagramに投稿した動画でペニーを腕に抱いて、こう語っています。ペニーはバウティスタ家の一員になった。これからの一生のうち、再び虐待されることは絶対にない。もうすぐペニーは、最高の子犬ライフを過ごすことになるんだ。davebautistaーより引用(和訳) View this post on Instagram A post shared by Super Duper Fly (@davebautista) また、デイヴはペニーを虐待した人物の逮捕につながる有力な情報を提供した人に5千ドル(約55万円)を出すことを約束。この件については、すでにペニーを最初に保護した施設が1500ドル(約16万円)を出すことを表明しており、容疑者の特定が急がれています。デイヴがペニーの里親に決まったことを知らせる投稿には「これ以上パーフェクトな家族はいないでしょ」「嬉しくて涙が出た」「ペニーの最高のドッグライフが始まるね」など祝福の声が殺到しています。心ない人によって、つらい経験をしてしまったペニー。これからはデイヴの家族として、たくさんの愛情を受けながら幸せな毎日が送れることでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年10月04日車田正美の漫画『聖闘士星矢』がハリウッドで実写映画化。映画『聖闘士星矢 The Beginning』として2023年4月28日(金)に公開される。『聖闘士星矢』ハリウッドで実写映画化『聖闘士星矢』は1985年より連載が開始され、発行部数3500万部以上を記録している大ヒット漫画。1986年より、数多くのアニメーションシリーズや劇場アニメーション映画としても展開してきた。東映アニメーションにより製作される実写ハリウッド映画版『聖闘士星矢 The Beginning』は、幼いころに生き別れた姉を探し続ける孤児の主人公・星矢が、神秘に満ちた女性・沙織(英名Sienna)と出会うことで自らの運命に直面する物語を描く。小宇宙(コスモ)とよばれる力と、“聖闘士”と認められた者だけが身に纏う事が許される防具・聖衣(クロス)と呼ばれる古代ギリシアの鎧をめぐる、壮大なアクションが繰り広げられる。目を引くのは、戦闘機やカーチェイスなど、ハリウッドアクションならではのダイナミックなシークエンス。新田真剣佑の鍛え抜かれた肉体から繰り出されるバトルアクションの数々と、VFXを駆使した大迫力の映像が見所となっている。また、アテナの力が爆発したカットや、星矢の聖衣装着シーンなど、「聖闘士星矢」ファン必見のシーンにも注目だ。新田真剣佑が主人公・星矢に!主人公の星矢に抜擢されたのは、『パシフィック・リムアップライジング』でハリウッドデビューを果たした新田真剣佑。その他、『ジュマンジ』シリーズのマディソン・アイズマンや『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、「ゲーム・オブ・スローンズ」のショーン・ビーン、ディエゴ・ティノコ、マーク・ダカスコス、ニック・スタール、ファムケ・ヤンセンらが参加する。主人公・星矢…新田真剣佑幼い頃に姉と生き別れになってしまった青年。秘められた力・小宇宙(コスモ)を持つ。姉を探しながらスラム街の地下格闘技で生計を立てていたが、ある日戦いの最中に不思議なパワーを発揮。女神アテナの生まれ変わりであるシエナを守ることが運命だと告げられ、厳しい修行に挑む。シエナ…マディソン・アイズマン“知恵”と“戦い”の女神アテナの生まれ変わり。自身でも制御出来ない強大なパワーを内に秘めている。アルマン・キド…ショーン・ビーン星矢の前に突然現れ、星矢の中に秘められた力・小宇宙(コスモ)の存在を告げる。そして、シエナを守ることが星矢の運命だと伝える。マイロック…マーク・ダカスコス銃撃、接近格闘、ドライビングテクニックに長けたアルマンの最強の執事。カシオス…ニック・スタール地下格闘場を仕切る最強のストリート・ファイター。ヴァンダー・グラード…ファムケ・ヤンセンアルマンの元妻で、狂気の天才。かつてはシエナを共に育ててきたが、アテナの命を狙う。ネロ…ディエゴ・ティノコグラードと行動を共にする男。マリン星矢を真の聖闘士へと導く鷲星座・白銀聖闘(シルバーセイント)。マーベル映画のアクションコーディネーターが参加監督は、Netflixの『ウィッチャー』や『イン・トゥ・ザ・ナイト』で製作総指揮を務めるトメック・バギンスキー。脚本は、『10クローバー・フィールド・レーン』のジョッシュ・キャンベル&マット・スタッケンのコンビが務めた。さらにVFXを『マトリックス レザレクションズ』や『DUNE/デューン 砂の惑星』、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』などハリウッド超大作を手掛けてきたDNEGが担当する。スタント・コーディネーター兼アクション・コーディネーターには、マーベル映画『シャン・チー/テンリングスの伝説』のアンディ・チェンを迎え、日本のアニメのアクションとハリウッドアクションの融合に挑んでいる。アニメの戦闘スタイルを実写で信じられるようにすること、そして映画を観た子供たちが各キャラクターの戦闘スタイルを思い出し、覚えてくれるようなユニークなものにすることを目標に、アクションをつけていったという。なお、撮影はハンガリーとクロアチアで行われた。日本版吹替声優に磯部勉、井上喜久子ら日本版吹替の声優として、アルマン役をドラマ「ミッシング」、映画『オデッセイ』など、長年に渡ってショーン・ビーンの吹替を担当してきた磯部勉が演じる。また、ヴァンダー・グラード役は、アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズなどで活躍する井上喜久子が担当。また、シエナ役を潘めぐみ、ネロ役を浪川大輔、マイロック役を咲野俊介、カシオス役を小松史法、マリン役を瀬戸麻沙美が吹替で演じる。主題歌はP!NKの楽曲「Courage」映画『聖闘士星矢 The Beginning』の主題歌は、P!NKの「Courage」。聖矢の背負う運命とクロスオーバーする、楽曲の世界観に注目だ。ドルビーシネマで最速上映新宿バルト9のドルビーシネマにて、4月11日(火)に『聖闘士星矢 The Beginning』日本語吹替版を最速上映。没入感のある圧巻の映像と立体音響が、『聖闘士星矢 The Beginning』の壮大なスケールを際立たせる。映画『聖闘士星矢 The Beginning』あらすじ青年・星矢はスラム街の地下格闘場で戦う日々を過ごしていた。ある日、戦いの最中に不思議なパワーを発したことで謎の集団から狙われることに。星矢の前に現れたアルマン・キドから星矢に自身の中に秘められた力・小宇宙(コスモ)があり、それを鍛え、女神アテナの生まれ変わりである女性シエナを守ることが運命だと告げられる。突然のことに戸惑いながらも、自らの運命を受け入れ、厳しい修行に励み始めるが―。【作品詳細】映画『聖闘士星矢 The Beginning』公開日:2023年4月28日(金)監督:トメック・バギンスキー脚本:ジョッシュ・キャンベル、マシュー・ストゥーケン、キール・マーレイ出演:新田真剣佑、マディソン・アイズマン、ディエゴ・ティノコ、マーク・ダカスコス、ニック・スタール、ファムケ・ヤンセン、ショーン・ビーン〈日本語吹替版 声の出演〉出演:磯部勉、井上喜久子、潘めぐみ、浪川大輔、咲野俊介、小松史法、瀬戸麻沙美日本配給:東映原題:Knights of the Zodiac
2021年09月25日新田真剣佑が車田正美原作「聖闘士星矢」の実写ハリウッド映画版『Knights of the Zodiac(聖闘士星矢)』に主演、その撮影が完了したことを東映アニメーション株式会社とソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクイジションが発表した。原作「聖闘士星矢」は1985年より連載が開始され、発行部数3500万部以上、1986年より数多くのアニメーションシリーズや劇場アニメーション映画として製作され、世界中で大ヒットした伝説的作品。東映アニメーションにより製作される今回の実写ハリウッド映画版『Knights of the Zodiac(聖闘士星矢)』には、『パシフィック・リム:アップライジング』や『るろうに剣心 最終章』の新田真剣佑が主演に抜擢。『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』ベサニー役のマディソン・アイズマン、「マイ・ブロック」のディエゴ・ティノコ、『ジョン・ウィック:パラベラム』「HAWAII FIVE-O」マーク・ダカスコス、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」ニック・スタール、そして『X-MEN』シリーズ『007ゴールデンアイ』のファムケ・ヤンセンと、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや「ゲーム・オブ・スローンズ」「スノーピアサー」のショーン・ビーン。新田さん演じる、孤児である主人公の星矢は幼いころに生き別れた姉を探し続けており、神秘に満ちた女性・沙織(英名Sienna)と出会うことで自らの運命に直面していく。小宇宙(コスモ)とよばれる力と、ペガサス聖衣(クロス)と呼ばれる古代ギリシアの鎧をめぐり、壮大なアクションが展開していく。監督には、Netflix「ウィッチャー」や「イン・トゥ・ザ・ナイト」で製作総指揮を務めるトメック・バギンスキーを迎え、脚本はジョッシュ・キャンベル&マット・スタッケン(「10クローバー・フィールド・レーン』)が務めた。スタント・コーディネーター兼アクション・コーディネーターには、『シャン・チー/テンリングスの伝説』アンディ・チェンを迎え、日本アニメのアクションとハリウッドアクションの融合に挑んでいる。撮影はハンガリーとクロアチアにて行われ、ついに撮了。日本での配給は東映が行い、ソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・ アクイジションが中国と中東以外で世界配給する。(text:cinemacafe.net)
2021年09月22日漫画『僕のヒーローアカデミア』がハリウッドで実写映画化。監督は佐藤信介が務める。公開時期は未定(2022年12月現在)。『僕のヒーローアカデミア』ハリウッドで実写映画化『僕のヒーローアカデミア』は、「週刊少年ジャンプ」で2014年7月より連載をスタートした、堀越耕平による人気漫画。“個性”と呼ばれる超常能力を持つ人々が当たり前に存在する世界を舞台に、主人公・緑谷出久、通称“デク”が、社会を守り、“個性”を悪用する犯罪者“敵<ヴィラン>”に立ち向かう“ヒーロー”になるため、ヒーロー育成の名門・雄英高校で仲間たちと共に成長する物語を描いている。ジャンプ王道ヒーローアクション『僕のヒーローアカデミア』は、コミックスシリーズ世界累計発行部数5000万部を突破したヒット漫画。コミックを原作とするTVアニメシリーズも人気を博しており、アメリカ、ヨーロッパ、アジアでも愛されている。劇場版アニメも、これまでに『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~』『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』の2作品を制作。3作品目『僕のヒーローアカデミア THE MOVIEワールド ヒーローズ ミッション』が、2021年8月に公開されている。監督は『BLEACH』『キングダム』の佐藤信介そんな『僕のヒーローアカデミア』が、ハリウッドで実写映画化。監督は、『アイアムアヒーロー』『いぬやしき』『BLEACH』『キングダム』など、名だたる人気漫画の実写化を手掛けてきた佐藤信介が務める。なお、『僕のヒーローアカデミア』ハリウッド実写版は、佐藤信介にとって全編英語作品のデビュー作となる。脚本は、『アーミー・オブ・ザ・デッド』やドラマ「オビ=ワン・ケノービ」のジョビー・ハロルドが手がける。東宝配給にて、日本で劇場公開される予定だ。尚、キャストなど詳細情報は追って発表となる模様で、続報を待ちたい。【詳細】『僕のヒーローアカデミア』ハリウッド実写映画化(タイトル未定)公開時期:未定 ※2022年12月現在監督:佐藤信介脚本:ジョビー・ハロルド配給:東宝
2021年08月19日俳優のジョニー・デップ(58)のインタビューが「THE TIMES」日曜版に掲載され、波紋を呼んでいる。インタビューでは「ハリウッドからボイコットされていると感じる」と心境を語ったのだ。自身が制作・主演を務めた最新作『MINAMATA』が、いまだに米国内で公開される目途が立ってていないことからそう思い至ったという。『MINAMATA』は1970年代に熊本県水俣市で発生した水俣病を取材した写真家、W・ユージン・スミスにスポットをあてた作品だ。MGMは当初、米国内では2021年2月公開としていたが、その後「後日発表」に変更し、現在まで未だに正式なアナウンスはない。ハリウッドの寵児だったデップが“転落”したのは、元妻アンバー・ハードとの泥沼離婚劇と“DV疑惑”が原因だ。昨年デップは、自身を「wife beater(妻を殴る人)」と書き立てた英国のタブロイド紙「Tne Sun」を相手取って名誉毀損訴訟を起こしたが、デップの訴えは棄却された。その後、ワーナー・ブラザースから『ファンタスティック・ビースト』第3作のゲラート・グリンデルバルド役から降板するよう申し入れがあり、デップ側はこれを受け入れたとThe Hollywood Reporterが報じている。いずれにしても一連の騒動で、デップにネガティヴなイメージがついてしまったことは否めない。「映画には人の心の琴線に触れるものがあり、水俣病に関わった人々や、同じような経験をした人に影響を与えるでしょう。ハリウッドは、なぜ僕をボイコットをするんだろう。何のために?この数年、不愉快で厄介な状況に置かれた1人の男、1人の俳優のために?」デップは「THE TIMES」のインタビューでこう述べ、意義のある映画が、自分のプライベートの問題のせいで日の目を見ることが叶わない現状を憂えた。
2021年08月16日『キングダム』『アイアムアヒーロー』『いぬやしき』などを実写映画化させた佐藤信介監督が、『僕のヒーローアカデミア』実写版の監督に決定、全編英語作品でハリウッドデビューする。原作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中、日本のみならず世界でも高い人気を誇る堀越耕平氏による漫画。その実写化権を取得したアメリカのレジェンダリー・ピクチャーズ(Legendary Pictures)社が、佐藤監督と契約を締結したことを発表。佐藤監督自身にとって全編英語作品のデビュー作となる。佐藤信介監督佐藤監督といえば、『アイアムアヒーロー』で2016年サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)のミッドナイター観客賞(Midnighter Audience award)を受賞。2018年に『いぬやしき』を監督後、「週刊少年ジャンプ」漫画の『BLEACH』の実写映画の脚本・監督を務め、2019年には「週刊ヤングジャンプ」連載の人気漫画『キングダム』の実写映画を監督。そして自身の最新作であるNetflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」では、全エピソードの脚本・監督。2020年12月にシーズン1がリリースされてから、わずか2週間で第2シーズンの製作が発表された。「僕のヒーローアカデミア」は、「週刊少年ジャンプ」で2014年7月より連載が開始。“個性”と呼ばれる超常能力を持つ人々の存在が当たり前の世界を舞台に、主人公・緑谷出久こと通称“デク”が、社会を守り、“個性”を悪用する犯罪者“敵<ヴィラン>”に立ち向かう“ヒーロー”になるため、ヒーロー育成の名門・雄英高校で仲間たちと共に成長する物語が展開、ジャンプ王道といえる“友情・勝利・努力”をまっすぐに突き進むヒーローアクション。(C) 堀越耕平/集英社現在、コミックスシリーズの世界累計発行部数は5000万部を突破。本作を原作とするTVアニメシリーズは最新第5期シリーズが放送中。劇場版アニメ最新作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』は8月6日(金)に日本公開され、公開4日間で72万人動員、興収9.4億円の大ヒットスタートを飾っている。全米ではカートゥーンネットワークで英語吹替版が放送、そのほかヨーロッパやアジアなど各国・地域で放送・配信中。これまでに製作された劇場版アニメ2作品は日本をはじめ公開された世界各国で大ヒットを記録、「ヒロアカ」は世界中で高い人気を誇るコンテンツとしての地位を確立している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:僕のヒーローアカデミア THE MOVIEワールド ヒーローズ ミッション 2021年8月6日より全国東宝系にて公開©2021「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社
2021年08月14日