「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」が、2月3日(水)より、渋谷ヒカリエShinQs店で、新商品「TAKOYAKI ショック ショコラ」を期間限定で発売だ。「TAKOYAKI ショック ショコラ」は、その名の通り、まるで本物のたこ焼きそっくりに作られた驚きのビジュアルで、ソースはチョコレート、紅生姜と青海苔をマカロンラスクで、舟皿に乗せられ、細部までリアルに再現されている。実際に、たこ焼き器を使用して焼き上げられているそうだが、食べてみると、マイルドで濃厚なモエルーショコラを、もちっとした食感の生地が包み込んでおり、冬にぴったりの“温めて食べるショコラ”だ。見た目はたこ焼きだけれども、味わいはしっかり甘美なスイーツに仕上がっている。「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」では、これまでも「味わう宝石」をテーマにしたケーキや、「大判焼き」をイメージして作った「東京焼きマカロン」など、独創的なアイデアで生み出される驚きとユーモアを兼ねた斬新なスイーツを発表してきた。新作の「TAKOYAKI ショック ショコラ」は、10月にパリ、1月に東京の「サロン・デュ・ショコラ」でそれぞれお披露目され反響を呼んだ。今回、渋谷ヒカリエShinQs店のみでの限定販売となる。価格は、4個入り432円。2月3日(水)~15日(月)までの販売を予定しているが、数に限りがあるため、売り切れ次第終了となる。(text:Miwa Ogata)
2016年02月05日阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平らが集い、“庶民VSお上”の銭バトルを描く娯楽時代劇『殿、利息でござる!』。これまで明かされてこなかった、タイトルの“殿”役を、フィギュアスケーター・羽生結弦が演技初挑戦で演じることが明らかとなった。いまから250年前の江戸中期、仙台藩・吉岡宿。年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、ついに地域を立て直した住人たちがいた―。造り酒屋を営むかたわら、宿場町の行く末を心から憂える主人公・穀田屋十三郎(阿部サダヲ)。町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治(瑛太)。そして十三郎の弟で、吉岡宿一の造り酒屋“浅野屋”の主・浅野屋甚内(妻夫木聡)。彼らを中心にした庶民9人が「藩にまとまった金を貸し、その利子を全住民に配る」という禁じ手を使い、宿場町を蘇らせるため奔走する姿を描く。『予告犯』『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』を手掛ける中村義洋監督がメガホンを取ることでも注目を集める本作。映画のタイトルにもなっている“殿”役を誰が演じるのか、キャスト陣の間でも話題になっていたというが、このほど、日本が世界に誇るフィギュアスケーターであり、仙台出身の羽生さんが演じることになった。その“殿”とは、仙台藩藩主・伊達重村(だて・しげむら)。出演シーンは少ないながらも物語にとって重要な役柄であり、困窮する庶民の前に颯爽と現れるという役どころ。羽生さんは、故郷である仙台に実在した人物たちの感動秘話に、出演を快諾したという。今回の羽生さんの出演について、池田史嗣(松竹)プロデューサーは「阿部サダヲさんを始めとした、クセ者揃いの中村組オールスターキャストをも圧倒する存在はもはや、役者ではないのではないかと監督が言い出し、内心では無理に決まっていると思いながらもダメ元で出したオファーの結果、奇跡だとしか思えませんが、スクリーンにあの国民的英雄が登場することとなりました」と語り、「このことは撮影当日まで現場内でも極秘扱い。リハーサルを終え、煌びやかな衣裳で登場した彼を見たときの皆の表情といったら…。まさに、江戸時代、殿様が突然現れたときの主人公たちの表情と全く同じだったのではないかと思います」と撮影当日までの裏事情を明かした。氷上の演技では世界中の人々を魅了してきた羽生さんだが、映画への出演はもちろん、俳優として演技するのも本作が初めて。豪華俳優陣との共演に際し、期待と喜びのこもったコメントを寄せている。<羽生結弦コメント>江戸時代の仙台藩を舞台にした映画『殿、利息でござる!』で、伊達の殿様役をいただき、初めて役者として、演技をさせていただきました。お芝居はスケートとは違って振りがなく、言葉を使い、セリフに合わせて動かなければいけないのでとても難しく、撮影現場では緊張してしまいましたが、映画製作の雰囲気を感じられて、素敵な俳優さんたちにもお会いできて楽しかったです。撮影は昨年の夏だったのですが、試合のプログラムだけではなくエキシビジョン、ショー等でも、表現者として今回の貴重な経験を活かすことができたのではないかと思っています。このお話は実話を元にしているとのことですが、地元・宮城にこんな素晴らしい話があったということに驚いています。殿様として、威風堂々とした姿と優しさを兼ね合わせるそのギャップを、自分なりに表現出来ればと思い一生懸命やりました。ぜひ楽しみにしてください。<阿部サダヲコメント>本来、殿様を庶民が見てたら「頭が高い」と言われるんでしょうけど、もう、ずっと笑顔で見つめてしまいました(笑)キレイでした(笑)。普段は氷上で薄着だと思うんですが、撮影現場は夏で羽織袴にマゲ・カツラで相当暑かったと思いますが、何度も何度も繰り返す撮影に文句言わず参加してくださったのが、さすが世界一のアスリートだと思いました。<中村監督コメント>これはもう、問答無用の雲の上の人で、かつ、この映画の舞台となる宮城県の御出身ですから、どこかで伊達の殿様との縁やゆかりがあったとしても不思議じゃありません。現場では、その立ち居振る舞いから目力の強さ、澄んだ声まで、殿様としての説得力に満ち溢れておりました。それにしても、この伊達の殿様は、いまや仙台藩どころか日の本一となり、果ては世界までも征服されておられるわけですから、本当にとんでもない人をキャステングしてしまったもんだよなあと、僕ら自身もいまだにおののいている次第です。笑いあり、涙ありの痛快歴史エンターテインメント『殿、利息でござる!』。世界初披露となる羽生さんの麗しきマゲ姿を、見逃さないで。『殿、利息でござる!』は5月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月04日パリで活躍する日本人ショコラティエ、サダハル アオキ氏率いる「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」から、2016年バレンタイン商品が到着。昨年の「C.C.C.」で最高位を獲得した新作ショコラも、パリから直輸入されて期間限定で発売中だ。カラフルで色彩豊かなデザインと、素材を活かした香りをたたえたショコラで多くのファンを抱える「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」。サダハルアオキ氏は、2015年度の「クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ(C.C.C.)」で、日本人ショコラティエとして唯一、最高位「LES INCONTOURNABLES」を獲得し、パリで開催された世界最大のショコラの祭典「サロン・ドゥ・ショコラ」にて表彰されたことで話題となった。注目のバレンタイン商品には、「C.C.C.」に出品した「クリオロ」「パッション」「フィグプラリネ」「ユズ」の4種のショコラを詰め合わせた新作アソート「AOKI 2016」(3,348円)をはじめ、口どけのよいガナッシュとこだわりの素材のマリアージュを楽しめるサダハルアオキの代表作「ボンボンショコラ」(3個入り、1,566円~)、世界一希少なクリオロ種のカカオを使用したガナッシュで奥行きのある味わいを表現した「ボンボンショコラ グランクリュ」(6個入り、2,754円)、愛知県南山園の抹茶や福岡県八女茶やほうじ茶といった和素材の茶葉や、「ドゥースフランス」などのフルーティーな紅茶を贅沢にまとめ、〈茶〉をテーマにした「スペシャル テ」(6個入り、3,240円)など自信作がラインナップ。パティスリーの公式サイトでは、サダハルアオキ氏のスペシャルインタビューも掲載中。インタビューの中で同氏は、ショコラの美味しい味わい方について次のようにコメントしている。「まずは香りから。パッケージを開けたら、まずカカオの香りを楽しんでいただきたい。食べごろのチョコレートほど、いい香りを感じられると思います。あとは、食べる時の温度も意識してほしいですね。チョコレートのおもな原料であるカカオバターは28度前後で固まったり溶けたりするのですが、実は溶ける寸前の状態が一番美味しいんです。だから、チョコレートを冷蔵庫から出してすぐに食べるのはNG。部屋の室温を22度~24度くらいに設定しておいて常温にしてから召し上がっていただくのがベストです」。<2016 バレンタイン>のショコラは、日本地区全店舗および、パティスリー公式サイト内にあるオンラインショッピングページにて、1月20日より期間限定でフルラインナップ展開中。今年度、パリでも好評価を得たショコラにぜひ注目してみてはいかが。(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日松たか子さんに瑛太さん、井上真央さん、阿部サダヲさんという豪華キャストが揃うNODA・MAPの新作舞台『逆鱗』。野田秀樹さんの舞台といえば、“キル→着る→KILL(殺す)→生きる”だったり、“オイル→老いる”など、単なるダジャレかと思いきや、そこから思いもよらない壮大な世界を見せてくれる。今回は、水族館に現れた人魚の物語ということだけれど…一体どんな舞台に?そして12年ぶりに野田作品に出演する阿部さんの心境は?***野田:前回、出てもらった『透明人間の蒸気(ゆげ)』から12年も経ってるんだね。まあこの間にも、何回か声は掛けていたんだけれど、台本が気に入らなかったみたいで…(笑)。阿部:いや…単にタイミングが合わなかっただけです。この12年の間にNODA・MAPの舞台も観に行ってますし!野田:そうそう『THE BEE』の時、長野まで観に来てくれたんだった。いつか俺の役をサダヲにやってほしいって言ったんだよね。阿部:(恐縮して)…ああ、はい。野田:僕が阿部さんを初めて認識したのは20年くらい前なんだけれど、その時、こういうすごい人が出てきたんだなって、とても印象に残ったんだ。それで『透明人間~』に出てもらったら、やっぱりすごく上手くて、また絶対にお願いしたいと思っていました。今回久しぶりだったけど、全然落ちぶれてなくて安心した。阿部:よかったです。野田:まあそれは冗談として、今回、阿部さんが出てくれることになって、どんなセリフを書いても、噛み砕いてもっと面白くしてくれるから大丈夫っていう安心感があったのよ。もし他の人だったら、こんなに長々書かないよなっていう昭和ギャグを連発したり…ほんとすみません(笑)。阿部:最初、半分だけいただいた台本では、ガチャガチャしたシーンばっかりで、ここからもっとふざけていくのかと思っていたんですよ。メンバー的にふざける人が多いですし。野田:確かにそうだね(笑)。阿部:でも、後半の台本を読んだらどんどん思いもよらない展開になっていって、読み終わったときには言葉が出なかったです。野田:うん。この作品に限らずだけど、ガチャガチャした芝居だと思って観ていると、いつの間にか引き返せないところにいるというか。知らず知らずのうちに作品の中に引きずり込みたいとは、いつも思ってる。阿部:ただ、台本のト書きに、でっかい水槽が運ばれてくるって書いてあるから期待してたんですけど…。野田:スタッフからも「水を使うんですか?」って聞かれたりしたからね(笑)。ただ、舞台に本物の水槽や水を出すよりも、僕は演劇のアナログ感でできることってあると思ってるからさ。演劇って言ったもん勝ちで、ここは海の底だって言ったら海の底になる。そういうリアリティって演劇ならではで、演劇をやってる身としては、やっぱり演劇でしかできない世界を作りたいし、劇場に来た人にしか感じられない衝撃を見せたいというのはあるかな。阿部:それにしても、文字を使った言葉遊びが出てきますけれど、あんなにたくさん考えるんですね。あまりの数に、じつは野田さん、暇なのかなって(笑)。野田暇なんでしょうね(笑)。◇右/のだ・ひでき劇団「夢の遊眠社」を解散後、‘93年にNODA・MAP設立。『THE BEE』『エッグ』など、国内のみならず海外でも作品を上演し、高い評価を得ている。左/あべ・さだを’92年より大人計画に参加。舞台、ドラマ、映画と幅広く活躍。バンド“グループ魂”では、ボーカルを務める。映画『殿、利息でござる!』が5/14公開予定。◇1月29日(金)~3月13日(日)池袋・東京芸術劇場 プレイハウス作・演出・出演/野田秀樹出演/松たか子、瑛太、井上真央、阿部サダヲ、池田成志、満島真之介、銀粉蝶S席9800円A席7800円サイドシート5500円当日券あり。NODA・MAPTEL:03・6802・6681www.nodamap.com大阪、北九州公演あり※『anan』2016年2月3日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ
2016年01月27日JALは12月15日、2016年1月12日~2月29日まで成田=パリ線を運休することを発表した。11月13日にパリで発生した同時多発テロにより、フランス国内では非常事態宣言が発令されて以降もJALは運航を続けてきたがしてきたが、需要の大幅減に考慮して成田線の運休を決めた。運休する路線はJL415(15:05成田発/19:40パリ着)とJL416(21:20パリ発/翌17:05成田着)の1日1便。運休期間は1月12日~2月29日(1月20日、21日、22日、25日、2月11日、12日、14日を除く)で、3月以降については現状、未定となっている。該当便の予約者にはJALより順次連絡される。なお、羽田便は通常通り運航となり、希望者には羽田便への振り替えなどにも対応する。
2015年12月15日パリで活躍する日本人シェフの筆頭にあがる青木定治氏率いる「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」が日本1号店である丸の内店をオープンしてから、今年で10周年を迎える。日本上陸10周年を記念して、2015年4月~2016年3月までの1年間、“AOKI Festival”と題して、新商品や復刻商品などを毎月販売している。クリスマスやバレンタインデー、ホワイトデーなどギフトイベントが目白押しの12月~2月は、イベントギフトにも最適な商品が多数ラインナップするので要チェック。中でもマイルドで濃厚なショコラオレクレームを、マカロン生地でサンドし、大粒のマロングラッセをまとわせた食べ応えのあるショコラケーキ「マロニエ オ ショコラ」(1個1,100円)や、フランボワーズと濃厚なクレームショコラオレが織りなす酸味と甘みのバランスが絶妙な「センシュエル」(1個891円)、そしてビターなショコラのムースとアーモンドクリームのコクが相性抜群の「モンドール」(1個830円)など、「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」らしいモードなルックスの絶品スイーツはおすすめ。また、フランスで新年を祝う伝統菓子として知られる「ガレット デ ロワ」も登場。12月29日(火)~2016年1月10日(日)まで店頭販売される。こちらは人気の「ガレット デ ロワ ナチュール」(3,700円)と新商品の「ガレット デ ロワ キャラメル ノワゼット」(3,950円)の2種を用意。こちらも併せてチェックを。(text:Miwa Ogata)
2015年12月15日パティスリー・サダハル・アオキ・パリはこのほど、「冬」シーズンのスイーツを全国の「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」店舗で販売開始した。同ブランドでは2015年4月~2016年3月の期間、日本上陸10周年を記念して「AOKI Festival」と題した企画を実施している。同企画では、新商品や復刻商品、期間限定商品を毎月販売している。12月~2月は、ショコラスイーツを中心としたクリスマスやバレンタインデー、ホワイトデーなどのイベントギフトにも利用できる商品を取り扱っている。「マロニエ オ ショコラ」(税込1,100円)は、ショコラオレクレームをマカロン生地でサンドしたショコラケーキ。大粒のマロングラッセをまとっているように仕上げている。真っ赤な見た目が特徴の「センシュエル」(税込891円)は、フランボワーズのジュレとクレームショコラオレの酸味と甘みのバランスのよい組み合わせが味わえる。「モンドール」(税込830円)は、ショコラのムースとアーモンドクリームのコクが楽しめる一品。マロンとカシスの酸味がアクセントとなっているという。「エクレール キャラメル サレ」(税込610円)は、パリッとしたエクレール生地にキャラメルクリームをたっぷりと詰めた。アクセントにトッピングした、フランス・ゲランド地方の塩がキャラメルの甘さを引き立てるとのこと。同商品は、「丸の内店」(東京都千代田区)、「東京ミッドタウン店」(東京都港区)、「渋谷ヒカリエShinQs店」(東京都渋谷区)、「岩田屋本店」(福岡県福岡市)にて販売(期間は店舗によって異なる)。「マカロン ローズ」(税込315円)は、ほろほろとした食感のマカロン生地に、ローズのシロップを使用したクリームをはさんでいる(12月のみ販売)。また2015年12月29日~2016年1月10日には、フランス産発酵バターをぜいたくに使用したパイがベースのフランスの伝統菓子「ガレット デ ロワ」を販売する。スペイン産アーモンドを使用したクリームで仕上げた「ガレット デ ロワ ナチュール」(税込3,700円)と、キャラメル風味のクレームダマンド(アーモンドクリーム)やイタリア産ヘーゼルナッツの味わいが楽しめる新商品「ガレット デ ロワ キャラメル ノワゼット」(税込3,950円)の2種類。そのほかにも、1月~2月限定でくりとナッツをショコラで包んだ復刻商品のケーキ「ピエモン」(税込2,850円)、1月~3月限定で丸の内店、東京ミッドタウン店のイートインのみで、フォンダンショコラ「デセール モエルー ショコラ」(税込800円)が登場する。
2015年12月10日阿部サダヲを主演に、瑛太や妻夫木聡、時代劇初挑戦の竹内結子など豪華キャストで、宿場町を守るため立ち上がる人々の姿をユーモラスに描く『殿、利息でござる!』。このほど、彼らの奮闘の様子が伺える初の本編映像となる特報が解禁となった。金欠にあえぐ仙台藩のもと、さびれていく一方の故郷の宿場町の行く末を案じる主人公・穀田屋十三郎(阿部サダヲ)。町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治(瑛太)が十三郎に打ち明けた起死回生の秘策は、「藩に大金を貸し付け、利息をまき上げる」という、斬新かつ、危険極まりない発想だった。その目論見がバレたら打ち首という危険を冒しながら、千両(=3億円)もの大金を密かに集め、弟・甚内(妻夫木聡)とともに悲願に挑む十三郎だったが…。今回解禁となった特報映像では、篤平治に秘策を打ち明けられ、右往左往しながら故郷のために立ち上がろうとする十三郎の姿が描かれている。宿の住人が集う煮売り屋(飯屋)の女将で未亡人・とき(竹内結子)とのコミカルなやりとりを楽しめるのはもちろん、これから始まるお上との“銭バトル”に向け、こちらもワクワクしてしまう、期待感たっぷりの映像だ。一世一代の“金貸し”事業で疲弊する宿場町を救った、実在した町人たちの歴史秘話を、実力派豪華キャストで贈る本作。笑って泣ける、“ビンボー脱出”時代劇を、まずはこちらから体験してみて。『殿、利息でござる!』は2016年5月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月09日俳優の阿部サダヲが主演を務め、瑛太や妻夫木聡らと共演する江戸時代の実話をもとにした映画『殿、利息でござる!』(2016年5月14日公開)の特報映像が9日、公開された。磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、穀田屋十三郎(阿部)ら9人が年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」のために奔走する姿が描かれる。メガホンを取るのは、『白ゆき姫殺人事件』(14年)、『予告犯』(15年)などで知られる中村義洋監督。阿部や町で1番のキレ者・菅原屋篤平治役の瑛太、十三郎の弟で造り酒屋の主・浅野屋甚内を演じる妻夫木のほか、竹内結子、松田龍平らも出演する。30秒の特報映像では、「千両=3億円」をお上に貸して、利息をもらう計画のために右往左往する十三郎の姿が映される。大量の利息を巻き上げるには、まず元手となる千両が必要。そのため庶民は立ち上がり、銭を集めながら「知恵と勇気と我慢」の頭脳戦・"銭戦"を展開していく。最後にはなぜか、十三郎がふんどし姿で寒中水浴びをするシーンも収められているほか、「実は実話です」とのナレーションも挿入されており、コミカルながらも史実に沿った作品になっていることが告げられている。(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
2015年12月09日スペインを代表する高級パティスリー・ブボ バルセロナ(bubo BARCELONA)が、16年に東京で行われるチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」に初出展。同年春には海外進出2ヶ国目として、日本初進出となる新店舗を東京にオープンする。ブボ バルセロナは、08年に世界最高峰の菓子職人の組織・ルレ・デセールのメンバーにも選出された国際的パティシエのカルレス・マンペル(Carles Mampel)らによって05年に立ち上げられたパティスリー。厳選したフランス産の原料と地元バルセロナで採れるフレッシュな食材を用いたチョコレートを販売している。スイーツの個性に合わせて、バターの代わりにスペイン産のオリーブオイルを使用するなど、健康面にもこだわっている。日本初進出となる店舗では、代表作のチョコレートケーキ「シャビーナ(Xabina)」を発売。同作はパティシエの世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー(La Coupe du Monde de la Patisserie)」で“Best Chocolate Cake(世界一のチョコレートケーキ)”を受賞したケーキで、本国ではNo.1の人気を誇っている。
2015年11月13日世界的に有名なパティスリー"ピエール・エルメ・パリ"とのコラボレーションで誕生した、ロクシタンの2015年ホリデーコレクション、第2弾、第3弾の2つの香りが2015年11月11日(水)より数量限定発売。10月21日に発売された第一弾の"一瞬でえられる幸せ"の「ジャスミン イモーテル ネロリ」シリーズに続き、 第二弾、第三弾では、"だれかと一緒に過ごす楽しい幸せ"「パンプルムース ルバーブ」シリーズと、"ほっこりする幸せ"「ミエル マンダリン」シリーズが登場。「パンプルムース ルバーブ」は、グレープフルーツとルバーブが織り成す爽やかで刺激的なゼスティノエルの香り。「ミエル マンダリン」は、ハチミツとマンダリンのほんのりビターな香りとなっている。【ホリデーコレクション 概要】発売日:2015年11月11日(水)数量限定発売■パンプルムース ルバーブ コンプリート価格:8,000円(税抜)・パンプルムース ルバーブ シャワージェル 250mL・パンプルムース ルバーブ ボディミルク 250mL・パンプルムース ルバーブ ハンドクリーム 30mL・ホリデーブルーミングチャーム■ミエル マンダリン ハグ&キス価格:3,000円(税抜)・ミエル マンダリン ハンドクリーム 30mL・ミエル マンダリン リップバーム 12mL■ノエル ハンドクリーム トリオ価格:3,800円(税抜)・ジャスミン イモーテル ネロリ ハンドクリーム 30mL・パンプルムース ルバーブ ハンドクリーム 30mL元の記事を読む
2015年11月10日阿部サダヲ主演×中村義洋監督の新作『殿、利息でござる!』が、来年5月14日(土)に公開されることが決定し、“黄金に輝くマゲ”と“鋭い眼光”が強烈なインパクトを残すポスタービジュアルが解禁された。その他の情報本作は、藩の重い年貢で苦しむ庶民が、千両(約3億円)を集めるために“知恵”と“勇気”を振り絞り、「殿様に金をお貸しし、その利息をとる!」という大胆な計画を実行しようと奮闘する姿を描く実話を基にした痛快時代劇。原作は、『武士の家計簿』などの著作で知られる磯田道史の『無私の日本人』に所収されている『穀田屋十三郎』で、阿部は、夜逃げが相次ぐ宿場町に住み、町の行く末を心配する主人公・穀田屋十三郎(こくだや・じゅうざぶろう)を演じる。ポスタービジュアルにあるキャッチコピー「ゼニと頭は、使いよう」が示すように、十三郎ら宿場町の仲間たちは、貧しい生活を立て直すため、「この行いを末代まで決して人様に自慢してはならない」という“つつしみの掟”を自らに課しながら、己の欲を捨て、仲間のため、町の将来のために私財を投げ打ち、千両という大金を水面下で集める前代未聞の頭脳戦に挑む。銭に苦しめられる彼らは、銭と頭を使い、どのような作戦で藩と殿に立ち向かうのか? 一発逆転を狙う勝負師のように未来を見据える主人公の頭には、“小判”ではなく、庶民のあつかう“小銭”で結ったマゲが輝いている。『殿、利息でござる!』2016年5月14日(土)大願成就!
2015年11月06日オリヴィエ・マルティネスとの離婚を決意したハル・ベリーに対して、最初の夫で元プロ野球選手のデヴィッド・ジャスティスが批判めいた内容のツイートをしていた。デヴィッドは3日(現地時間)、「そうだよ…僕、エリック、ガブリエル、そしてオリヴィエはみんな、破局するまでは彼女の“輝く鎧姿の騎士”だった…。その後はみんな史上最悪の男ということになるんだ」とツイート。さらに「ちょっと待ってろよ、オリヴィエ…いまに始まるから!彼女は、娘がガブリエルのそばにいるのは危険だったと匂わせただろう…。調べてみれば分かるよ!間違ってるんだ」と続けた。1993年から97年までハルと結婚していたデヴィッドは、彼女を殴って左耳の聴力を奪ったとされているが、今回、イギリスの「Daily Mail」紙の取材に、このうわさを否定した。これまで何も言わずにいたが、再婚して妻子がいる現在は以前と状況が違うからだという。「ハルは僕が殴ったとは言っていない。でも、僕は殴っていないということも言わなかった。これにはがっかりしたよ」と言うデヴィッドは「僕はシングルマザーに育てられ、母のことを尊敬している。だから絶対に女性を殴らない」と言い切った。一方、デヴィッドのツイートにはハルの2番目の夫でR&Bシンガーのエリック・ベネイも「俺の友達が今朝、真実をツイートしてるよ」と反応。デヴィッドは「ハルがついに過去のうわさ(僕が彼女に暴力をふるって聴力を奪った)について否定してくれたことに感謝したい」としながら、今回ツイートしたのは「彼女を攻撃したかったのではなく、ハルがいままでちゃんと話さなかったことを言いたかったんだ」「うわさが出たとき、すぐに言ってほしかった。僕には結婚して15年になる妻と3人の子どもがいる。子どもたちに、父親はそんなことをやっていないと知ってもらうのが重要だった」とツイートしている。(text:Yuki Tominaga)
2015年11月05日ハル・ベリーが、結婚して2年になるオリヴィエ・マルティネスとの離婚を申請したことが明らかになった。ゴシップサイト「TMZ.com」によると、ハルとオリヴィエは「非常につらいことですが、私たちは離婚を決断しました。互いに対する愛と敬意をもって前に進み、私たちの息子に最善を尽くすことに集中します」と共同声明を発表。「私たちは互いの幸せを願うだけです。私たち、そして何より私たちの子どもたちのプライバシーの尊重をお願い致します」と結んでいる。ハルとフランス人俳優のオリヴィエは2010年に映画『ダーク・タイド』の共演をきっかけに交際が始まり、2012年に婚約。2013年7月に結婚し、10月に息子・マセオが誕生した。関係者は破局の原因について「彼らは本当に性格が違うんです。彼はとてもマッチョな男で、いろいろうまくいかなかったのです」と話している。ハルはプロ野球選手のデヴィッド・ジャスティス、R&Bシンガーのエリック・ベネイと結婚していたことがあり、エリックと離婚後に交際したモデルのガブリエル・オーブリーとの間に娘・ナーラをもうけている。(text:Yuki Tominaga)
2015年10月28日ロサンゼルス国際空港の職員が19日(現地時間)、ハル・ベリーとオリヴィエ・マルティネス夫妻に暴行されたとして訴えを起こした。男性は今年1月、空港で夫妻がパパラッチに囲まれた際、オリヴィエが持っていたチャイルドシートが顔に当たって負傷したと訴えている。ハルたちは7歳の娘・ナーラ、2歳の息子・メイシオを連れていたが、訴えを起こした男性は彼らを携帯電話のカメラで撮ろうとしていたという。ゴシップサイト「TMZ.com」によると、男性はハルたちの歩行を妨げてはいなかったと主張。オリヴィエは何の前ぶれもなく彼を攻撃してきたが、ハルがオリヴィエをけしかけたと話している。男性は夫妻に対して500万ドル(約6億円)以上を要求している。(text:Yuki Tominaga)
2015年10月21日世界中のファッショニスタから愛されているパリのファッションブランド「イレブン・パリ(ELEVEN PARIS)」が、10月23日(金)から11月6日(金)まで、ラフォーレ原宿1Fのエントランススペースにてオープンする。「イレブン・パリ」は、2003年にパリで創立され、毎シーズン、ロック界のスターや有名な写真家、モデルなどを起用したPRキャンペーンを展開していることなどでも知られており、現在世界40か国以上、1,000を超えるショップで展開されている。今回は国内2度目の期間限定ポップアップストアとなる。大人気の「LIKE IS A JOKE」シリーズをはじめ、スキニーデニムで一世を風靡したパリ発の「APRIL77(エイプリル77)」とのコラボレーションデニム、海外セレブの名前を使ったメッセージプリントがアイコニックな「familyシリーズ」などは、今回のポップアップストアのみでの限定販売となる。また春夏コレクションで人気を博した、“ディズニー”とのコラボレーションシリーズや、今年の最新作が公開となる話題の映画『スターウォーズ』とのコラボレーションもニット、スウェットなど秋冬アイテムとなって再登場する。中心価格帯は15,000円~35,000円程度となる。また今回のポップアップストアでは、税込25,000円以上商品を購入すると、海外のみでしか手に入らない、ELEVEN PARISオリジナルのiPhoneケースがもらえる。(先着順、なくなり次第終了)(text:Miwa Ogata)
2015年10月20日パティスリー界のピカソとも称されるピエール・エルメ・パリが、アートとコラボレートした商品の販売とアートの展示を期間限定で実施中だ。スペシャルプロジェクト「ARIGATO CHOCOLAT (ありがとうショコラ)」は、東京在住のフランス人アーティスト K-NARF氏による1点ものの写真を使ったアートをパッケージにした作品とボンボンショコラをセットにした商品を100個限定で販売するとともに、その制作過程やそれにまつわる架空の広告作品を展示。今回のコラボレーションのきっかけは、アジア支部の代表を務めるリシャール・ルデュ氏とK-NAF氏の出会いから始まった。リシャールさんがアートに造詣が深かったことや、偶然にも2人の故郷が同じだったことから意気投合し、プロジェクトはスタートしたという。この夏には香港でのトラムを改装し、想像上の写真現像室を制作、同時期に香港にあるピエール・エルメ・パリのブティックにてインスタレーション『PHOTOGRAHIC CONTRAPTIONS』 を展示し、好評のうちに幕を閉じた。そして今回、ピエール・エルメ・パリ 青山では、制作プロセスや同じくK-NAF氏によるヤマハ発動機株式会社のフロント2輪のスクーター「TRICITY (トリシティ)」に設置した手作りの映写機などの展示を行っている。開催に先立って行われたレセプションパーティではK-NARF氏による実際の制作過程のデモンストレーションも行われた。制作のために使われている道具は、梱包用テープや文具店で買えるシールなど、日常生活のなかで身近なものばかり。それらを駆使して、撮ったばかりの写真を昔ながらの写真のような雰囲気を与える加工を施し、想像上のネオヴィンテージな写真世界を作り出していく。「ピエール・エルメ・パリのお菓子は手作りですが、現代的な面もあって、アーティストとしては共感できるものがあります。私はアーティストとして体験を与えたいと常々思っています。ピエール・エルメが食の体験を提供していますが、私は写真を体験してほしいのです」とK-NARF氏は語る。11月7日、8日には、ピエール・エルメ・パリ 青山にてK-NARF氏によるワークショップも行われる。こちらはモチーフとなる写真の撮影から始まり、材料費だけで参加できるプログラムとなる予定だ。「自分自身そのままで、楽しんでほしいですね」(K-NARF氏)今回限定で発売されている「ARIGATO CHOCOLAT」ボンボンショコラ 5 個詰合わせ(100 個限定 5,000円)には、モガドール、ショック ショコラ、アンフィニマン カフェ、マカッサル、ニュアージュのフレーバーが入っている。【イベント情報】“ARIGATO CHOCOLAT” PIERRE HERME PARIS × K-NARF会場:ピエール・エルメ・パリ 青山会期:10月2 日~11月8 日協力:ヤマハ発動機株式会社
2015年10月06日『ジュラシック・ワールド』のスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、オスカー女優のハル・ベリーと日本を代表する国際派俳優・真田広之が共演を果たす、最注目海外ドラマ「エクスタント」のDVDリリースが決定。その謎だらけの予告編映像がひと足先にシネマカフェに到着した。女性宇宙飛行士モリー・ウッズ(ハル・ベリー)は、宇宙ステーション"セラフィム"で13か月間にも及ぶ単独ミッションの後、夫・ジョンと息子・イーサンが待つ地球に無事生還。だが、帰還後のメディカルチェックで、不妊症にも関わらず、妊娠していることが発覚する。宇宙ステーションでの通信障害時に現れた、かつての恋人マーカスとの再会が謎の妊娠と関係があるのではと1人悩むモリー。一方、夫のジョンは、人間性を持つアンドロイド開発“ヒューマニクス・プロジェクト”を計画し、試作品の開発に成功。事業化のため資金援助を依頼した大企業ヤスモト社には断られてしまうが、社長のヤスモト(真田広之)本人が個人的な融資を申し出る。彼が興味を持っているのは、ジョンの開発したヒューマニックではなく、モリーだった…。本作は、巨匠スピルバーグがショッキングながら普遍的なテーマと謎が謎を呼ぶ先の読めない展開の近未来を、映画規模の壮大さで描いたミステリー超大作。本国アメリカでは、第1話が2014年夏のドラマシリーズでNo.1(ニールセン調べ)となり、すでにこの7月よりシーズン2の放送が決定。日本でも、WOWOWで今春に初放送され、注目を集めた。巨大な陰謀に立ち向かう主人公・宇宙飛行士モリー役を演じるのは、ハル・ベリー。また、今回スピルバーグのオファーを受け、出演を快諾したという真田さんが、物語の重要な鍵を握る大企業の社長ヤスモトを演じている。モリーがお腹に宿した“もの”とは、何なのか?死んだはずの元恋人が目の前に現れるのは、何かの啓示なのか? 徐々に誰も信じられなくなる中、謎の大富豪が裏で糸を引く強大な組織の秘密計画が次第に明らかになっていく。『A.I.』や『マイノリティ・リポート』を彷彿とさせ、「LOST」「アンダー・ザ・ドーム 」を上回る謎だらけの展開に、中毒者が続出しそうだ。「エクスタント」は 10月14日(水)よりDVDリリース(※レンタル同日開始)。(text:cinemacafe.net)
2015年07月09日阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡が出演する映画『殿、利息でござる!』が来年初夏公開になることが決定した。江戸の中期に困窮する宿場を救うために“金貸し”事業に挑む男たちの姿を描いたドラマだ。その他の情報本作は、『武士の家計簿』の著者としても知られる磯田道史の『無私の日本人』に収録されている『穀田屋十三郎』が原作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、困窮する宿場を救うために穀田屋十三郎(こくたやじゅうざぶろう)と仲間たちが、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る“宿場救済計画”を立てて奔走する姿を描いていく作品で、中村義洋が監督を務める。主人公の十三郎を演じる阿部は「時代劇だと聞いて、馬に乗ったり派手な立ち回りがあるのかと勝手に思っていたのですが(笑)そういのがまったく無いのに、スゴイかっこいい男達の話で、とても新鮮でした。自分も時代劇の主演は初めてですし、中村監督も時代劇初めてお撮りになるということで、新鮮な時代劇が産まれるといいなぁと思います!!」とコメント。町一番の知恵者・菅原屋篤平治(すがわらや・とくへいじ)を演じる瑛太は「中村監督に9年ぶりに呼んでいただけて、しかも阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい方々と映画作りを出来る事はとても幸せです。清々しい気持ちで役を演じ、良い作品になるよう日々精進して参ります」、十三郎の弟で造り酒屋の浅野屋の主・浅野屋甚内(あさのや・じんない)を演じる妻夫木は「ずっと、ご一緒したいと願っていた中村監督にお声をかけて頂けて幸せです。今はただただ撮影が楽しみでしょうがありません。一日一日を楽しみたいと思います」と語っている。撮影は今月から来月末まで山形、宮城などで行われ、来年の初夏に全国公開になる。『殿、利息でござる!』2016年初夏、全国公開
2015年07月04日グラミー賞にもノミネートされた世界的な音楽プロデューサーでDJのスティーヴ・アオキ(STEVE AOKI)が手掛けるミュージックレーベル「DIM MAK(ディム マック)」のアパレルコレクションが、国内展開を本格始動。これに併せ、このほど同ブランドからスペシャルムービーが公開された。「DIM MAK」は、1996年にスティーヴ・アオキが立ち上げたミュージックレーベル。これまでにシングル、アルバム合わせて500作近くをリリースしており、「Bloc Party(ブロック・パーティ)」、「The Bloody Beetroots(ザ・ブラッディー・ビートルーツ)」、「Klaxons(クラクソンズ)」などのアーティストを世に送り出し、人気バンドへとブレイクさせてきた。現在はスティーヴ・アオキを中心にイベント、出版、ファッションなど様々な分野に活躍の幅を広げている。ファーストコレクションでは、“THE FUTURE”をテーマに、スティーヴ・アオキ自らがクリエイティブディレクターとして指揮を執り、音楽と洋服を融合した斬新なデザインを追求。“DESIGNE BY LA”、“MADE BY JAPAN”といったコンセプトでハイエンドなスタイルが表現された。20代・30代をターゲットに、ブラック&ホワイトを基調としたアイテムを展開している。また、アパレルコレクションの国内本格始動を記念し、同コレクションを披露した4月開催のイベントにも登場したインスタレーションモデル、ショーン・ロス(Shaun Ross)出演のスペシャルムービーがYouTubeで公開されている。
2015年06月22日無意識のうちに持っている、パリ=素敵の方程式。パリ女性のライフスタイル本も数年おきにベストセラーになります。なぜ惹かれるんだろう? 話題本の紹介とともにその疑問に答えます。 フランス女性のライフスタイルを紹介する“パリ本”は、数年に一度必ずと言っていいほど現れ、日本の女性に憧れを残す。その理由を近著に『専業主婦になりたい女たち』(ポプラ新書)がある作家の白河桃子(しらかわとうこ)さんはこう話します。 「少女漫画黎明期の作家や雑誌編集者がヨーロッパの文化を志向した’70年代の頃から、“パリ好きDNA”が受け継がれていると思います」(白河さん) では、その後何十年も憧れであり続ける、その魅力って? 「女性が女性であることを楽しんでいること。妻や母である前に、まず女だということが前提にある。自分を犠牲にするという選択肢がないんです。その意識をもとに、素敵に暮らすためのエッセンスが蓄積されている。 パリ本の内容を読むと、衣食住に意識を持つことに関しては、日本の考え方からそう遠くはないんです。けど日本の場合、それが“女の仕事だから”という、滅私奉公のような意識から生まれている。そうではない“自立して暮らすにはこういうことも大切だよね”という自主的な発想だからこそパリ本は共感できるんです。本は世界を覗く“窓”。パリ本も、女性としての生き方を考える材料の一つになるはずです」 ◇パリの女性の生き方は、日本人の憧れと重なる部分が多いよう。『フランス人は10着しか服を持たない』ジェニファー・L・スコット大和書房1400円 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月11日フジテレビの水曜10時の新ドラマ「心がポキっとね」の記者会見が3月31日(火)に開催され、主演の阿部サダヲをはじめ、水原希子、藤木直人、山口智子が出席。同じ水曜10時で日本テレビで放送となる堺雅人主演「Dr.倫太郎」への対抗心をあらわにした。脚本・岡田惠和×監督・宮本理江子という「最後から二番目の恋」コンビによる大人のラブコメディ。デキるサラリーマンだったが、心が折れて閉じこもってしまうようになった主人公をはじめ、それぞれに問題や事情を抱えた“めんどくさい”大人たちの恋模様を描き出す。阿部さんは「最後から二番目の恋」を楽しんで見ていたそうで「大人の会話があって、ああいうのがやりたかった」と岡田脚本作品への出演を喜ぶ。だが、心の調子を崩して閉ざしてしまった役柄とあって「あんまりしゃべんない(苦笑)。『あ、いや…』ばっかり。(治療のための)メンタル相談所に行くと5~6ページくらい一人で喋ってて、それも初めてなんですけど『会話がしたいんだよな…』と思ってます(苦笑)」首を傾げつつも楽しそうに語る。阿部さんだけでなく、一人ずつに長ゼリフや独白シーンが待っているようで「いま、私は人生で一番大変な時期(苦笑)」(水原さん)、「いままでそんなに悩んだことはないんだけど、いまは心が折れそう(苦笑)。こんな苦しいことないなとゼェゼェハァハァ言ってます!」(山口さん)とそれぞれに岡田脚本と格闘しているようだ。普段、心が折れてしまう瞬間は?という質問に阿部さんは「そんなに大きく折れることはない」と言いつつ「“絶対に『Dr.倫太郎』見るわ”という言葉を聞くと軽く心が折れますね(笑)」とやはり、“水10対決”を意識しているよう…?改めて「Dr.倫太郎」への対抗心を問われると阿部さんは「悩んだら、あちらも精神科医だそうなので、診てもらえないかと思います。こっちのメンタル相談所の先生は何も喋ってくれないので…」と語り笑いを誘う。山口さんは、“元夫”役の阿部さんを励ますように「どっからでもかかってこい!という感じです。命賭けてますから!」と自信満々で力強く語り、メラメラと対抗心を燃やしていた。「心がポキっとね」は4月8日(水)より放送開始(第1話、2話は15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2015年03月31日FASHION HEADLINEを始め、雑誌・新聞などでファッションジャーナリストとして活躍する清水友顕さんは、ブログ『友くんのパリ蚤の市散歩』や書籍『パリのヴィンテージファッション散歩 』などの著者としても知られる、パリのビンテージのスペシャリスト。約20年前、ファッションを学ぶ学生だった時にファッションのネタ探しのために蚤の市に通い始め、今では週5日通うこともあるほど。長年の経験から培われた審美眼と独自の感性でセレクトされたビンテージアイテム達は日本にも届けられ、日本各地で開催されるポップアップショップはいつも大盛況。毎回心待ちにしているファンも多い。今回、そんな清水さんの蚤の市散歩(買い付け)に同行。清水さんのビンテージワールドの舞台裏をレポートする。取材当日は 9時半にパリ8 区のモンソー公園に集合。そこから 5分ほど歩いて、清水さんとの待ち合わせ場所であるトレラール通りに到着した。高級住宅街で開催されるこの蚤の市は、プロが少なく、住民による出店が多いのも特徴。「蚤の市というより、地域住民によるバザーといった方が正しいかも」と清水さん。食品以外は何でも売っていいことになっているという。「お金持ちが多い地区だから良いものが出てくる可能性がある」と清水さん。先祖が撮影したのではと推測される古いスナップ写真から、子供が昔遊んだおもちゃ、家具など、様々な商品が並ぶ。魚屋の店先では、昔店で使っていた魚の形の陶器や皿などが売られていた。インテリアを扱う店先では、 1950年代のデザイナーズランプなどを日本のビンテージショップにも卸しているという。清水さんは、コレクターズアイテムであるキノコのキャニスターを発見。ホーローの水差しやレースを購入。次に向かったのは、シャンピニー・シュール・マルヌのマーケット。 2,000件以上が出店する大規模なもので、月1回の開催。地元の人や、古物業者が芝生の上に軒を連ねる。ここでは、18世紀から20世紀初頭に掛けての食器などを中心に物色。洗剤やスニーカーなど、新品の日用雑貨などの店も多く、うっかり通り過ぎてしまいそうだが、そんな店の片隅にも、お宝もののアンティークアイテムがこっそり隠れていたりするから面白い。そして、次はモントルイユ市へ向かう。パリからメトロでも短時間でアクセスできるモントルイユは、最近クリエーター達にも人気の都市。パリの地価高騰を避けて引っ越す人が増え、ニューヨークで言うブルックリンのような立ち位置なのだそう。クロワ・ドゥ・シャヴォーは、そんなモントルイユの駅のそば、下町にある蚤の市。元々泥棒市のようだったとのことで、がらくた市のような雰囲気。が、清水さんはさすがプロ。おもちゃの山から発見したのは、シュタイフ社製のクマのぬいぐるみ。蚤の市散歩は、本当に宝探しのようだ。モントルイユ駅から少し離れ、住宅街で開催されていた蚤の市へ。ここも住民が多く出店するバザーのような雰囲気。取材で到着したのは夕方近くで店仕舞い直前。こんな時は正に残り物に福ありで、値引きのチャンスタイムでもある。最後は、モントルイユ駅前の広場での、エマウスによる特別開催の蚤の市へ。ホームレスの救済のためピエール神父が創設した慈善団体「エマウス」は、古着や日常品を扱うショップをパリ市内で運営している。郊外では家具なども扱うことがあり、今回のような家具の市も開催されている。シャンデリアやソファなどが日本円にして1 万円からそろう。不定期開催とあってか、このチャンスを逃すまいとお客さん達も真剣勝負だ。五つの蚤の市を回って集められたアイテム達を並べてみると、見事に“友くんワールド”が誕生していた。これらは清水さんの自宅で大切にケアされて、日本へ届く。後編では、清水さんに、蚤の市散歩の魅力や、出掛ける前に知っておきたいルールなどをお聞きします。
2014年12月03日毎年干支の動物をモチーフにしたエクレアが人気のパティスリー ル・ポミエ。今年は午(うま)年だし、可愛さに欠けそう…とノーマークでした。…ところが!あまりにも見事なウマヅラ! 大きな歯といたずらな瞳がユーモラスで、たてがみも決まっています。どこか人気お笑いタレントAさんにも似ているような…今にも恋愛論を語り出しそう?!中にはとろとろのバナナクリームがたっぷり。エクレアでチョコ以外の味というのも新鮮。濃厚な甘みなので、一本でじゅうぶん満足できるボリューム感です。ちなみに、エクレアって頬張るとクリームがはみ出て、汚い食べ方になりがちじゃないですか? こちらはサイズが細めなので、クリームがはみ出ることもなく食べやすいのも特徴。ビジネスシーンでの差し入れとしても、片手でつまめて食べやすいので喜ばれそうですね。お隣は定番商品のワンコで、こちらはどこかとぼけた表情。見ているだけで癒される雰囲気がありますよね。ナッツクリームは午のバナナクリームよりちょっぴり甘めです。パティスリー ル・ポミエの干支エクレアは有名ですが、ひとつトリビアを。大晦日だけは、ワンコ+その年の干支+翌年の干支の3種類が揃います。年末年始の手みやげとしてもオススメですよ。お値段はいずれも450円/個(税抜)。都内では北沢、麻布十番、神楽坂に店舗があります。とても人気があるので、夕方には売り切れてしまうこともあります。また、店舗により購入できる曜日が限定されることもあるため、事前にお電話でお問い合わせを。動物モチーフのスイーツは心身ともに癒されますね。仕事に疲れた女友達や、お子さんへの手みやげとしても喜ばれそうです。何を持って行こうかな? と迷った時はぜひ思い出してみてくださいね!●お問い合わせパティスリー ル・ポミエ(北沢本店) 公式サイト tel.03-3466-3730
2014年11月23日「アンリアレイジ(ANREALAGE)」は、パリファッションウィーク中の9月22日から10月2日まで、パリ3区にあるレクレルール・セヴィニ店で展覧会「ANREALAGE EXHIBITION “A REAL UN REAL AGE”」を開催した。店に入ってすぐのスペースと奥の広いスペースに、アンリアレイジのアーカイブコレクションを展示。森永が自ら服を縫っていた、初期の頃に製作されたパッチワークの作品や、13-14AWに発表され話題になった光で色が変わるドレスが並ぶ。店内の壁に無数に設置されたモニターには、過去のコレクションの映像が映し出され、レクレルールがアンリアレイジの世界観に染まった。24日にはレセプションが開かれ、多くの招待客でにぎわった。その中には、前日のショーの評判を聞きつけてやってきたというイエール国際モード・フェスティバルのプレジデントの姿もあった。レクルールのオーナーであり、数々の才能あるクリエーター達を見出してきたアルモン・アデイダ(Armand Hadida)氏は、「ショーは本当に美しくポエティックでもあり、素晴らしかった。彼のクリエーティビティーやオリジナリティーなど、他に類を見ない才能を高く評価している。パリは彼にとってブランドを成長させるのにベストな場所だと思う。一歩一歩、大きく成長する姿を見守って行くのが楽しみだ。レクレルールはロサンゼルスに来月新店をオープンするが、そこでもアンリアレイジを紹介する予定」と話し、新たな才能の今後に期待を寄せている。
2014年10月02日パリ・凱旋門近く、ビクトル・ユーゴー通りに本店を構える「ギベール・パリ(GUIBERT Paris)」は、馬具のトップブランドの一つ。同店では、乗馬用の鞍からコスチュームまですべてがそろい、中東の王族やラグジュアリーブランドのオーナーが顧客リストに名を連ねている。近年、馬具製造の技術を用いたバッグなどの人気も高まっており、2013年7月のモード・イン・フランス14SS展に出展した。「馬具を作るには、高い技術が必要。なぜなら、乗馬はとても激しいスポーツだが、馬の身体はとても繊細。更に人間の乗り心地も考えると、強いけれどソフト、という相反する条件をクリアした馬具が求められるから」と語るのは、同ブランドの創始者でオーナーのピエール・ギベール(Pierre Guibert)氏。乗馬を愛する一族に生まれ、自身も乗馬選手として活躍。その傍ら、大学では経済学を学び、投資会社に勤めた後にブランドを設立し、店を開いたのが1995年。創業約20年のブランドながらその製品のクオリティーは馬術界でも評判で、しばしば老舗ブランドと間違えられることもあるほどだという。ギベールのバッグや革小物に使用されるのは、フランス・アルザスのバール地方でのみとれる子牛の革(バレニア)。ベジタブルタンニングで長い時間掛けてなめされ、ノルマンディーの同ブランドアトリエで縫製される。そのため100%フランス製だ。「天然なめしの柔らかい革なので、使うほどに体になじみ、自然な光沢が出て色が飴色に変わってくるところも人気の秘密。2本の糸をからめながら縫製しているので、絶対にはずれない、と言いたいぐらい丈夫。親子で使い続けてもらえる」とギベール氏。メンズ・ウィメンズのアイテムがそろい、価格帯はバッグが1,100ユーロ、長財布596ユーロ、iPhoneケース296ユーロなど。馬のくつわと同じパーツをストラップに使用するなど、馬具モチーフのデザインも特徴だ。これらの革製品は、今では馬具と同じくらい売り上げるという。革製品だけでなく、「カーター・マーカー(Quarter Marker)」と呼ばれる柄のシルクジャカードのネクタイも人気。この柄は、フランスの軍馬の身体に施される伝統文様で、数百年の歴史を持ち、現在もフランス騎馬隊のシンボルとして使用されているもの。フランス騎馬隊に馬具を提供するギベールだからこそ使用が許された特別な柄だ。日本では、東京・日本橋三越本店の乗馬サロン「ピアッフェ」他、シップスなどのセレクトショップや百貨店で扱われている。
2014年01月05日気がつけばこの1年余りで公開作5本、うち主演作4本。堂々たる“阿部サダヲ・イヤー”である。当人は「ありがたいです。目立ちたくはないんですが…」と劇中のハイテンションがウソのように恥ずかしがるが、周囲は放っておかない。主演ラッシュの掉尾を飾る『謝罪の王様』の公開を前に話を聞いた。その他の写真ヤクザとのトラブルの示談、息子の不祥事でマスコミの矢面に立った有名俳優への助言、さらには文化の違いで生じた外交問題の解決まで“謝罪師”と呼ばれる謝罪のプロフェッショナルが事を収めるために持てる技術を駆使するさまを描いたコメディ。阿部にとって『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』に続き、脚本・宮藤官九郎×監督・水田伸生に主演・阿部といわゆる“舞妓Haaaan!!!チーム”の最新作。だが阿部が「自分たちでチームを名乗ったことはない(笑)」と語るようにチームという意識は希薄である。彼ら3人が「次はこれをやろう」「こんなものを作ろう」と話し合う様子を想像してしまうが、実際には「そういう話をしたこともない」という。「いつも水田監督と宮藤さんが脚本まで作ってくれて、僕は撮影直前まで知らないんです。この作品も最初は井上真央さんから聞きました(笑)」と驚きのエピソードを明かしてくれた。勝手知ったる宮藤脚本とはいえ今回、井上真央に竹野内豊、岡田将生ら初めてのメンバーが多く、演じながら新鮮な刺激を受けたようだ。「こっちが仕掛けるのではなく、相手にやってもらって、それに反応して怒ったりツッコんだりというのは難しくも楽しかったですね。ただ、ひとつひとつのエピソードが短くて正直、もっといろいろ試したかったという気持ちもあります。みなさん独特で『そう来るか?』『宮藤さんの本をそう読むんだ!?』という驚きがありました。岡田くんの沼田役がバカなキャラで楽しみだったんですけど、予想以上のバカできたり(笑)。竹野内さんは普段すごく落ち着いてるんですよ。『こうやって、ここで驚けばいいんですね』って。それが、カメラが回ると凄いんです。終わるとまた『いまのでいいんですかね?』って静かになる(笑)。全然、(テンションが)上がってないのに面白いのが不思議でした」。『ぱいかじ南海作戦』に『夢売るふたり』、『奇跡のリンゴ』に本作と主演作の多さのみならず、その多様な役柄に改めて驚かされる。「主役にこだわってないし、何十本もやってるわけじゃないんで何を語れるわけじゃないですが…」と断りつつ、自らが表現すべき“主役像”について、こんな言葉で語る。「いびつな感じというか、いままでの主役像とは違うイメージを持っていただけたらとは思ってますね。安心して見ていられるというより、不安になる、危険なニオイがするような感じで(笑)」。『謝罪の王様』9月28日(土)全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2013年09月27日映画『謝罪の王様』のニューヨークプレミアが、現地時間4日に開催され、主演の阿部サダヲと共演の竹野内豊が、自由の女神の前で、物語のキーとなる“わき毛ボーボーダンスの自由の女神ポーズ”を披露した。その他の写真本作は『舞妓 Haaaan!!!』『なくもんか』の水田伸生監督、脚本の宮藤官九郎、主演の阿部が三度顔を合わせた痛快ブラック・コメディで、阿部演じる“謝罪師”なる架空の職業を生業にする男が、さまざまなトラブルを“謝罪のテクニック”を駆使して解決していく姿が描かれる。上映後のQ&Aでは、日本とアメリカの文化の違いについての質問が飛び出すなど、日本独自といわれている“謝罪文化”にニューヨーカーは興味津々の様子で、阿部は「笑ってくれてる人が多くてうれしかった。謝ることは、トラブルの解決になることはもちろん、和やかに過ごせる道具でもあるんだと思う」と語り、スゴ腕の弁護士役を演じた竹野内は「ニューヨークに来て、謝罪文化が受け入れられるのかが心配でしたが、一体となって観れたことが本当にうれしかった」と観客の反応に手ごたえを感じたようだ。また、ふたりは自由の女神や、タイムズスクエア、ブルックリン橋で、劇中に登場する“自由の女神ポーズ”でフォトセッションを敢行し、まさかのコラボレーションを実現させた。『謝罪の王様』9月28日(土)全国ロードショー
2013年09月06日『レ・ミゼラブル』(映画の日本公開は2012年)でジャン・バルジャンがパリ市内の下水道を逃げる場面がある。その下水道を“体験”できる施設がパリ市内の下水道博物館(Musee des Egouts de Paris)だ。場所はセーヌ側左岸、アルマ橋南詰西側。橋のたもとの小さなキオスクみたいな建物が切符売り場で、脇の階段から地下に潜る。古い下水道を改築した展示部分と、現役の下水道からなる、地下博物館で社会科見学ができる。下に降りると少し臭う。まず係員が見学者一人ひとりを止め、順路の説明とともに「見学後は手を洗うように」との注意があった。最初は古い下水道を改築したギャラリー。パネルや模型で、パリの下水の歴史や仕組みを解説する。頭上のパイプは現役の水道管のようだ。結露して水滴がしたたっていた。続いて現役の下水道。ちょっとした自動車トンネルぐらいの断面で、中央を下水が流れ、両脇に歩行通路がある。ここまでくると臭気が目や喉にしみる。柵の向うや足下のグレーチング格子の下は下水なのだ。放射状に複数ある公開区間の終点まで行く人はさすがに少なく、起点付近で折り返す人がほとんどだ。今もし、ゲリラ豪雨で下水の水位が急上昇したらどうなるか、ふと考えた。順路最後の売店では、ドブネズミのぬいぐるみが公認キャラらしい。階段を上がって甘い外気を再び吸う。入り口階段とは植え込みを挟んで数メートルしか離れていなかった。所要時間は約30分。展示パネルのフランス語が読めて、臭いに耐えられれば1時間はいられる。夏は臭いが強いので、臭いがおさまり、外気と比べて地下の気温が暖かくなる冬が訪問するのにいい季節だ。入場料は4.3ユーロ(博物館パス利用可)、休館日は木・金曜日と、博物館としては変則なので注意されたい。公共交通機関によるアクセスは、郊外鉄道RER C線のPont de l’Alma駅が最寄り。メトロだと9番線のAlma-Marceau駅で下車してアルマ橋を渡る。地下鉄を出たあたりの川岸に、ユゴーの原作でジャン・バルジャンがたどり着いた下水の出口があったらしい。またアルマ橋北詰の地下の道路は、ダイアナ妃がなくなった交通事故現場だ。映画『ダイアナ』は10月18日に日本公開される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.ダイアナ 2013年10月18日より、TOHOシネマズ有楽座ほかにて全国にて公開(C) 2013 Caught in Flight Films Limited. All RIghts Reserved(C) Laurie Sparham
2013年08月30日俳優の阿部サダヲが12日、主演作『謝罪の王様』の“完成披露謝罪会見”に『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』に続きタッグを組んだ脚本家の宮藤官九郎、水田伸生監督らとともに出席した。阿部らは会見に遅刻し、その場で頭を下げるという謝罪パフォーマンスを披露したが、取材陣の反応はいまひとつで「シャレで遅刻してみましたが…、誠に申し訳ありません。映画本編はもっと面白いです」と開口一番、謝罪の言葉。その後もコメントのたびに「申し訳ありません」を連発し、笑いを誘っていた。その他の画像映画は架空の職業“謝罪師”を生業とする黒島譲(阿部)が、ひと癖もふた癖もある依頼人たちが持ち込む大小さまざまなトラブルを“謝罪のテクニック”を駆使して解決していく姿を描くオリジナル作品。「そもそも『すみません』は口ぐせのようなもの」と宮藤。阿部は「2013年実写ナンバーワンを目指します! 生意気言って申し訳ありません」と再び謝罪しながらも、自信のアピール。この日の“謝罪会見”には井上真央、竹野内豊、岡田将生、荒川良々、濱田岳、松本利夫、高橋克実、松雪泰子という豪華キャスト陣がずらり。ヒロインを演じる井上は「阿部さんの舞台を拝見した後、楽屋で『疲れた』『今見るべき舞台じゃなかった』とさんざんネガティブなことを言って帰ったことを謝りたいです」と謝罪。さらに「映画の中で克実さんにハゲと言ったり…。戸惑ったが、スッキリしました」とも明かしていた。他の出演者も「監督の指示で、克実さんの後頭部を長い爪で刺してしまった」(松雪)、「難しい役どころなので、考えたところで答えも出ないと思い、テキトーに演じました」(濱田)、「ピンクのレオタード姿の井上さんに思わずドキっとしてしまった」(荒川)と謝罪したいエピソードを披露していた。『謝罪の王様』9月28日(土)全国ロードショー
2013年08月13日