こんにちは、ちひろです。この記事を読んでいる皆さんの多くは女性かと思いますが、小さい頃に母親のメイクしているところを見て真似たり欲しがったりしませんでしたか?今日はそんな女の子あるあるなお話です。物心ついた頃から母親のお化粧タイムは「特別なこと」のように感じて羨ましく見ていました。しかし、当時私は絶賛イヤイヤ期!あまのじゃくな態度ばかり取っていたため「やってみる?」とビューラーでまつげを上げてくれようとした母を全力で拒否しました。それでも頭の中はお化粧のことでいっぱい。母親には断ったけど本当はメイクしてもらいたかった…そんなとき私は「自分でなんとかしてみよう!」と思いつきます。自分から断ったメイクをしていたら笑われるかもと、子供ながらにプライドの高かった私は母親からこっそり隠れて自ら編み出した「メイク」を施していました。コソコソとなにかしている私に気づいた母は振り返った私の様子を見てびっくり。私は「どう?私一人でもメイクできるのよ!(ドヤァ)」といった心境だったのですが…そう…なんと私は母から勧められたビューラーをハサミと勘違いし、自分のまつげを綺麗に切り落としていたのです…!!似てません? ビューラーとハサミ…。幼子からしたら同じようなものなんです。「まつげを切る」それが当時の流行なのかと思っていました。今でも覚えています。目を怪我しないように丁寧に一生懸命まつげを切ったあの日のことを…。今ではちゃんとまつげも生えてきて人並みの長さはあります。(笑)当時を振り返ると本当にどうしようもないアホだったのですが、子どもって思いもよらない解釈や思い込みで行動したりするので、自分の息子は近い将来どんなことをやってくれるのだろうと、少し怖くもあり楽しみでもあります。
2019年05月20日子どもを育てているとよく思います。毎日が無事でいることが奇跡の連続であるということを…。今回は子育てにおいて、肝が冷えた瞬間のお話をいたします。長男は幼少期、高熱を出すと「熱性けいれん」を起こし、よく白目を向いて泡を吹いていました。長男の場合は1分ほどで落ち着いたのですが、慣れるまで親もパニック。何度も夜間救急のお世話になりました。成長とともに「熱性けいれん」はなくなりますが、対処としては、吐瀉物などで窒息する場合があるので、体を横に向けて気道を確保するように教えられました。次男は喉が弱く、風邪で急性喉頭炎(きゅうせいこうとうえん)を起こしては夜間救急のお世話になりました。実は長男の時より症状が重く、一時入院の一歩手前まで行きかけたことも…。それからは冬場に喉を冷やさないようにタオルを巻いて寝かせるようになりました。3人目のアリッサは両親の腕にぶら下がってヒジを脱臼し、何度形成外科のお世話になったことか。危ないからやめるように何度も伝えていたのですが…(汗)。5歳ぐらいまでは子供の肘関節は外れやすいそうですので、皆さんもくれぐれも気をつけて。子どもにトラブルが起こる時に限ってなぜか夜間が多いから不思議…。夜間救急は割増料金が加算されることもありますので、念のため余分にお金を用意しておくと安心ですよ。(料金については各施設にお問い合わせくださいね)※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2019年04月26日今回は次男にヒヤッとさせられた事についてのお話です。お兄ちゃんがすることになんでも興味津々の次男は、自分もお兄ちゃんと同じことをしたいといつもアピールしてきます。前からハサミに興味を持っていたことは知っていましたが、まだ危なっかしい手つきの次男にハサミを使わせるのが怖くて渡したことがありませんでした。けれど、そろそろ大きくなってきたし、持たせてみようかなと試してみることに…。■ちょっと目を離した隙に…!ハサミの使い方と危険性を必死に次男に説明していた途中、長男に話しかけられ数秒目を離してしまった間に、「ジョキン」とハサミで何かを切る音が次男の方から聞こえてくるではありませんか…。ドキッ! としながら次男の方を振り返るとなんとハサミで自分の太もものズボンを切っていたのです…!一瞬目を離してしまった私が悪いのですが、あれだけ使う前に危ないことを説明したはずなのに!! 話聞いてましたか!?!? と言いたくなりました…。幸い切れたのはズボンだけで済んだので良かったですが、もう少し深く切ってたらと思うと…本当にヒヤッと嫌な汗をかきました。■そんなある日、素晴らしいハサミを発見でも今後ハサミを使わせない! というわけにもいかず…。次男がハサミを使っているときに目を離さないようにすればいいのですが、今回のように何かのきっかけで目を離してしまう場合もあるかもしれない…。どうしようかなと思っていたとき、とてもステキな物を発見しました! それは!100均でこんなステキなハサミが売ってるなんて!プラスチックのような見た目でおもちゃのように見えましたが、少しコツが入りますが紙を切るときはちゃんとハサミとして十分使えます。このハサミなら万が一目を離すことがあっても大丈夫そうなので、次男に好きなだけハサミ使っていいよーと言えちゃいます!
2019年04月16日こんにちは! ものつくりが好きな主婦のそんたんママこと、やまだそのこです。4歳になる息子のきーちゃんと、漫画家の旦那と気ままな3人暮らしをしています。以前は、 【昔ながらが”今”楽しい! レトロアートレシピ】 という連載で親子でできる工作をご紹介してきました。新連載【そんたんママときーちゃんの「はじめてづくし」】では、イラストを交えて子どもと親の「はじめて」体験談を描いていきたいと思います。よろしくお願いします!さて、4月から年中のきーちゃん。春休みに園長先生から、「お母さんと相談してなにかお手伝いをしてください」とミッションが出たので、2週間かけて卵焼きを焼く練習をしました。今でこそ親子で料理に取り組めていますが、はじめは紆余曲折ありました…。■はじめての包丁は何歳から?きーちゃんがはじめて包丁を持ったのは2歳半の時。なんでもやりたいお年頃、特に台所が気になるようで…「きーちゃんもやりたい!」「おてつだいしたい!」とグズるのを、「危ないからまだダメだよ」となだめていました。できそうなことを…と、こんにゃくを手で千切らせてみたりしましたが、やはり興味は母が持つ包丁へ…。しかし2歳児に包丁を持たせるのはさすがに早いだろうと思っていました。そんな時SNSで、息子と同い年くらいの子がソーセージを切っている写真を見かけました。「2歳児に包丁を持たせている…!!!!!!(持てるんだ!!)」と、ちょっと衝撃でした。自分の育児方針…というと大げさですが、大事にしていることは「本人がやりたいと思った時がやらせ時」。そうか、ならば! と、息子に果物ナイフを持たせてみたのでした。■はじめての包丁に「果物ナイフ」は大失敗! 台所は修羅場に…息子に果物ナイフを持たせ、手をそえてきゅうりを一緒に切ることにしました。切る前だったか? 切った後だったか? ちょっと忘れてしまいましたが、一度にぎらせた果物ナイフを「返してね」と取ろうとしたとたん修羅場に…。手にしたナイフを取り上げられるのが嫌で離さない息子。こちらにナイフが向き、つい手に力がこもってしまう母。ますます離さず泣き出す息子。童話「太陽と北風」の北風対応できーちゃんはどんどんかたくなになり、力ずくでナイフの取り合いになりました。こりゃマズイ!その後なんとか取り返しことなきを得ましたが、大いに反省しました。「果物ナイフはとがっててダメだ……」それからしばらく息子には包丁を触らせませんでしたが、息子のやりたい熱は冷めやらず解決にはなりませんでした。こちらもやらせてあげたい気持ちはあるものの、うまく対応できぬ状況にイライラ…。そして思いいたったのは、「環境が整っていないからダメなんじゃないか?」ということでした。■子ども用包丁に踏み台…子ども目線で台所を見直した まず、ちゃんとした踏み台を買いました。その前は、高めのイスを踏み台がわりにしていたのですがグラグラして危なかったので、子どもが自分で扱えるよう軽量で、しっかり立てる面積がある踏み台をホームセンターで探しました。2000円くらいしたと思いますが、畳めて丈夫で大変重宝しています。これで足元は安全! 水道にも手が届く。 次に、子ども用の包丁を買いました。いろいろありますが我が家は子どもの手に合って、きちんと切れて、先がとがってないセラミック製のものを選びました。先がとがってないだけですごい安心感。■2つの約束をして「改めて、包丁デビュー!」 自分用の包丁と踏み台に喜ぶきーちゃん。改めて、「危ないことはしないこと」「お母さんの話を聞くこと」を約束し、包丁デビューを仕切り直しました。前の取り合いで怒られたことを反省したのか…「持つほうは猫さんの手だよ」「硬いときはパーで上から押してみな」など教えると、今度は落ち着いて話を聞くことができました。■はじめての包丁には「ゆでたオクラ」! まるっと子どもに任せてみた 環境を整えるのと同様に、子どもが切りやすい野菜をチョイスするのも大切だと感じました。やわらかくて切りやすく、子ども向きだと感じたのは「ゆでたオクラ」!切ってポン酢をかけたらそのまま一品出来上がるので、ゆでるところ以外はまるっと息子に任せました。多少不格好でも、息子は「これぼくがつくったんだよ~!」と得意顔で、オクラをもりもり食べたのでした。■お母さんの話が聞ければ、何歳からでも大丈夫 そんなこんなできーちゃんは、4歳になった今もお料理をよく手伝ってくれています。春休みの2週間で卵は失敗せず割れるようになり、自分で火をつけてフライパンを扱えるようになりました。子どもの成長はすごい!台所は危ないものがいっぱいなので、つい子どもから遠ざけがちです。でも、お母さんの話を聞くことができ、「使っていいのは、お母さんがそばで見ているときだけだよ」と約束できるのなら、包丁も火も、何歳で使いはじめても大丈夫なんだなと感じたのでした。
2019年04月15日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは。tomekkoです。子どもの事故や病気、報道などで知るたびに、他人事ではないと気を引き締め直しているつもりですが、実際その時というのは突然やってきますね。長男が性格的に無茶なことをするタイプではなかったので、あまり大きな怪我や事故に遭うことはなかったのですが、実は一度、安心だと思っていた自宅マンション内で迷子になったことがありました。長男が2歳半ごろだったでしょうか。当時はまだ子どもは長男1人でワタシも身軽でした。その日は夕方から車で小児科へ行こうと玄関を出たところで忘れ物に気づき、エレベーターの前で待っていて、とワタシだけ引き返したのでした。忘れ物を取ってエレベーターホールまで戻るのに、1分もかかっていないと思います。でも、戻ったところに長男の姿はありませんでした。2つあるエレベーターの表示を見ると、1つは上へ。もう一つは下へ。忘れ物に気づく前、ワタシは下へ行くためのボタンを押していたことを思い出しました。よく自分がやるんですが、電車でも次の特急を待とうと思っているはずなのにドアが開いた瞬間無になって発作的に乗ってしまうことってありませんか…?たぶんそんな感じで何気なく乗ってしまい、行き先階を押していなくても他の階の方が呼び出していたらエレベーターは動き出してしまったのかもしれません。ともかく、早く確保しないと2歳児のことだから、ワタシを探して突拍子も無い行動をしないとも限らない。心臓が泡立つような焦りを感じました。とりあえず来たエレベーターに飛び乗り、ロビーへ。しかし長男の姿は見当たりません。管理人さんなどもいる時間帯ではなく、息子を見なかったかと聞く相手もいない。焦って外に飛び出したら車も走っている。夕暮れ時の視界が悪い中、幼児が一人歩きなんてしていたら…この時点で悪い想像が湧き上がりまくって口から心臓が飛び出しそうな状態でした。もう一つのエレベーターに乗って戻ったのか、それとも階段?もう一度ロビーから乗り込み、全ての階を押して、一階ずつホールに出て見ていきました。しかしどこにもいない!たぶんこの時、俯瞰で見たらコントみたいなことになっていたんだと思います。今思い出せばちょっと微笑ましくもありますが、この時はこちらも半泣き。ロビーに戻って放心していると、上の階から子どもの泣き声が…!!今度は階段を使い必死にお互いに呼び合いながら、上がっていくと…やっとロビーの上の階で涙涙の再会…!!長男に話を聞いても要領を得ず、想像ですが、たまたまドアが開いた階で降りてしまったようですがワタシの乗ったもう一つのエレベーターとはすれ違いになっていて会えなかったようです。長男には1人で勝手にエレベーターに乗らないこと、もし今後エレベーターだけではなく迷子になったり親が見当たらないと思った時にはその場を動かないことなどを言い聞かせましたが、これは子育てに少し慣れてきたワタシの過信が招いた重大なミスだったと思います。ちなみに、この反省が活かされず実は次男もつい最近同じことをやってしまいました。小1の長男は今では1人で出かけたり、マンション内のお友達と行き来したりしています。兄といつでも一緒、そして同等の能力を持っていると思い込んでいる次男。ある休日の夜、マンション内の友人宅から夕食に招かれて先に長男が向かいました。夫とワタシは次男と三男を連れて支度ができ次第向かうことになっていたのですが…それが気に入らない次男は、ワタシの手を振りほどいて兄を追いかけエレベーターに猛ダッシュ!長男の時のことを思い出し、慌てて追いかけようとするも三男を抱いてまだ靴も履けずもたもたしてしまったので、家の中にいた夫に声をかけ見に行ってもらいました。やはりエレベーターホールに姿は無く、2つのどちらに乗ったのか分かりません。今回は大人が2人いるということで、夫がエレベーターで様子を見に行き、ワタシはそのままエレベーターホールで待機しながらもう一つのエレベーターの動きと中の様子を確認することに。ロビーに降りた夫から「いない」とLINEが来た時にはドキリとしましたが、その数分後に「確保」!!まだ行き先階など押せない次男。今回はたまたまロビーまで降りたエレベーターに乗り込んだ女性たちが、一度は目的階まで上がったものの、1人で不安げに乗っている幼児を不審に思い、もう一度ロビーに戻ってきてくれたそうです。一つ間違えればドアに手を挟むなどの事故や、マンション内とはいえ誘拐や犯罪に巻き込まれる可能性もあったし、子どもが焦って外に飛び出していたら…など、考え出すとドキドキしてきます。無事だったからこそ兄弟揃って笑い話になりましたが、自宅の敷地内って気が緩みがち。ほんのちょっと、という大人の感覚は子どものそれとは違うので、今は忘れ物があっても必ず一緒に戻るようになりました。それ以前に毎回毎回忘れ物すんなよって話ですがね。
2019年04月07日皆さま、ごきげんいかがですか。男の墓場プロダクションの劔樹人と申します。普段はマンガを描いたり、バンドをやったり、ハロー!プロジェクトの応援をしたりしながら、家のことや育児を主に担当する主夫として生活しています。今回は娘に起こった、親がひやっとした出来事のお話です。■寝返りからあわや呼吸困難!?ある真夜中、いつものように寝ていたら、何やらうめき声が聞こえてきた。ハッとして見てみると、娘が布団にぐるぐる巻きになってうなっていた。寝返りをゴロゴロとしていたら、芸術的なすのこ巻きになってしまっていたようなのである。その姿はなんならユーモラスなくらいだったのだが、これが顔にまで巻きついていたら呼吸ができなくなるかもしれない。間違いなく命の危険がある。今回は、運が良かった。娘がまだ0歳で体をうまく使えなかった頃は、布団やぬいぐるみで窒息してしまうことが心配で、いつも神経を研ぎ澄ませて寝かしつけていた。2歳になってさすがにそこまで気にしなくなってしまっていたところもあるが、まだまだ小さく弱い命。気を引き締めなければならないと思った。■これまでは運がよかった私たち実は、私は運よくというか、娘が誕生してからそこまで肝を冷やすような危険な経験をしていないのである。記憶にあるのは、まだ生後3ヶ月くらいの頃に、添い寝で寝かしつけていてうっかりこっちが寝てしまった時くらいか。その当時は、「添い寝の時は絶対寝たらダメだ、寝たらダメだ…」と、いつも自分に言い聞かせながら育児をしていたので、ハッと目が覚めた時、娘には特に何もなかったものの、焦りと罪悪感がただ事ではなかった。しかし、昨年の夏のこと…■親もパニック! 風呂場で娘が突然の卒倒娘は流行性のヘルパンギーナにかかっていて、何日か高熱があった。その日もまだ熱はあったが、本人自体はすっかり元気になっていて、食欲もあったし、家の中で元気に遊んでいた。汗をかいていたので、そろそろシャワーをしてあげなければと思い、一緒にお風呂に入った時だった。そこには、白目をむいてガクガクとけいれんしながらひっくり返っているわが子が!「ヒイッ!!」あまりのビジュアルショックに、こっちもひっくり返りそうになった。慌てて抱っこして風呂を飛び出し、妻を呼ぶと、妻は落ち着き払ってこう言った「よし、意識は戻ってきてるから大丈夫。とりあえず病院に電話して」えっ!いつも自分の体調に少し何かあると、「痛い~しんどい~」と必要以上に訴える大げさな妻が、まるでベテラン看護師かのような冷静な判断!なんて頼りになる!ちょっと憧れた。どうやら、ちょうど先日、先輩ママ友と熱性けいれんについての話をしたところだったらしい。■情報インフラがほしい熱性けいれんは、乳幼児にはよく起こる症状である。多くの親が経験しているが、初めて経験するものにとっては結構ショッキングな光景である。小さな子どもには、ありがちなわりに対処に困るような、そういう病気が多い。もちろん、ネットで調べればすぐに出てくるが、その瞬間は冷静に調べて対応するのは難しいこともある。私はその時、あらかじめ知っておくことの大切さを痛感した。子育てをするすべての親は、こういうことがよくあるから、その時はこうする、というシミュレーションをある程度しておくべきだと思った。防災訓練である。あと、ママ友ネットワークの情報共有の重要さも感じた。しかしいかんせん、私はパパだ。なかなかママ友集団に一人混じってゆくことができない。それなのに、パパ友はまだまだネットワークが脆弱(ぜいじゃく)で、情報インフラにも乏しいのだった。
2019年03月28日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは。koyomeです。今回、 ケガや病気のヒヤリハット がテーマということで、過去の娘たちのケガ話を思い返してみました。ありがたいことに、どちらかというと慎重派なことも幸いしてか(ビビりとも言う)、まだ2人とも大きなケガをしたことがありません。好きな遊びはお人形遊びやおままごと。家の中では遊び方も比較的おとなしい方です。多分。ただそれでも、事故が起こるときは起こる!私がふるえたお話です…。あれは確か次女がまだ生まれる前、長女ムスメがしゃべり始めた頃のことだったと思います。…え?何が起きた…!?ムスメの初、流血騒ぎだったと思います。焦りまくって、病院だけでなく、夫や実家、姉にも電話をかけまくったような記憶があります。幸い傷も残らず、3日後にはタンコブもほとんど分からなくなりました。言い訳させていただきますと、この当時、机や戸棚の角は、クッションガードでガードしていたんです。でも今回、ぶつかったのは壁。壁です。どこにでもある壁…!!!壁…!(しつこい)(しつこい)転んだわけでもなく、ただぶつかっていったムスメ…。家の中で歩いててもケガするんだもん、外で走ってたらそりゃもうケガするよ!外出&走るの禁止!…というわけにもいかないので、まだまだ全力で見守らなければいけないな、と痛感した出来事でした。子どもって、ほんと予想をはるかに超えていく…!
2019年03月27日こんにちわ。渋谷です。今回はケガや病気等のトラブルについての話です。私には、生涯忘れることがないだろうという事故を子どもに起こしています。それは「高さのあるラックの上から落としたこと」です。■ふとした心の油断で起きた事故そりゃそうだろと。そうなるだろと…。言ってる場合じゃねーだろと。今だったら床ビショビショになってもいいからとりあえず部屋に子どもを連れてって、着替えさせて無事を確保してもろもろ後片付けしようという発想になるんですが、この時は毎日赤ちゃんの相手を一人でしていて疲弊しきっていたため、少しの手間が増えるのも嫌だったんです。■今回の一件で学んだことは…夜間病院で異常を確認するためのレントゲンを撮ってる間、気が気じゃありませんでした。子どもを任せてくれてる旦那にも申し訳なくて、事情説明と謝罪の連絡を延々と送りつけたりしていました。今でも旦那に「あの時は一人で謝罪会見してて面白かったよ」と言われます。それも「今となって」できる笑い話なワケで…こんなバカな事態を巻き起こすのは世界中探しても私くらいなものでしょうが、家事や掃除が多少できてなかろうと死なないので、みなさんは何はともあれお子さんを最優先してあげてください…
2019年03月24日当時3歳くらいの息子を自転車に乗せて、いつも通りに自転車を走らせていたときのエピソードです。■突然、「バコン」とすごい音が… ■大丈夫と言っていた息子が突然…!?そのほかにもベルトをきつめにしたり、障害物は大回りで避けたり、もちろん子どもによく言って聞かせるのも大事!!みなさんも気をつけてくださいね!!
2019年03月20日どうもこんにちは、のばらです。育児中は予想外の出来事に「ヒヤリ」とすること、多いんじゃないでしょうか。そりゃあもう心の臓がいくつあっても足りませんてアナタ。つい先日も、こんなことがありました…。たまたま車通りのない道で、たまたま息子が自分から戻って来てくれた。今回は「たまたま」幸運なことが重なったから無事だったものの、何かがひとつでも違っていたら…もぉぉう考えただけでも恐ろしい…今後はますますしっかり気を引き締めて、わが子を鉄壁のディフェンスで守り抜きたいと思います!
2019年02月15日こんにちは。山本みつ湖です。妊娠してから現在に至るまで約12年間、様々なヒヤリハットがありましたが、今回は長女が1歳頃の思い出を書きたいと思います。この日は長男と次男の散髪の日でバタバタしたため、お昼ご飯は近所の中華料理屋さんで生餃子を買い、家で焼くことにしました。長女はまだ餃子を食べたことがなかったこともあり、食卓の横の絨毯の上で遊ばせていました。「早く食べたい」という子どもたちの声に気持ちが急いて、まだ熱いホットプレートの蓋を、普段は絶対に置かない隣の椅子の座面に置き、子どもたちに餃子を取り分けました。とりわけが終わり、さあみんなでいただきます!と思った時に…、テーブルの下の方から大きな泣き声が聞こえたのです。えっ? と下を見ると、まだ熱いはずのホットプレートの蓋に手をついて長女が泣いていました。いつの間にかハイハイで食卓の下まで来て、椅子の座面に手をついたはずが、そこに私がホットプレートの蓋を置いていたため、蓋に手をついて立ち上がっていたのです。「この蓋はまだ熱いはず」と気がつき、心臓がぎゅっとなりました。蓋に手をついてみると、触れることはできるがまだ熱い。長女は大きな声で泣いている。幼い長女の手の皮はまだ薄く、手のひら全体を蓋につけていたので「これは火傷したに違いない」と、私は大慌てで長女を抱き上げ水道に走りました。そして泣き続ける長女の手を冷やし、小児科に電話をして病院へ向かいました。幸いにもホットプレートの蓋は思っていたほど温度が高くなかったようで、手が少し赤くなっただけで火傷はしていないという診断でした。ホッとしましたが本当に肝が冷えました。後日情報番組で、小さな子どもの火傷についての特集を見て下記のことを知りました。幼い子どもは手の皮が薄いことに加え、熱いものに触って痛みを感じても、その理由がわからないためすぐに手を離すことをしない。そのため火傷の度合いが酷くなることが多い。小さな子どもが火傷をしないよう、周囲の大人が気をつけないといけないこの時はたまたま大事に至らず済みましたが、本当に反省した出来事でした…。
2019年02月01日どうもこんにちは! のばらです。この寒い季節、暖房器具には大変お世話になっております。でも正しく使用しないと火災の原因にもなったりするわけで…。今回はあやうく火事になりかけた私のヒヤッとエピソードをご紹介します。電気ストーブから煙が…!電気ストーブを切って確認してみると…おそらく子どもが遊んでるうちに、電気ストーブの内側にふせんが入ってしまったのだと思います。しかし、電源を入れる時に本体をチェックせず、息子が遊んだふせんがどこへ行ったのかも気にもせず…、なーんも考えずに行動していました私…。もう完全に私の落ち度でございます。このままつけっぱなしにしてトイレでも行ってたら…そんなこと考えると背筋が凍ります…!普段の何気ない行動だからこそ気を付けないとだめですね(反省)。皆さまもどうかどうか、暖房器具をご使用の際には安全確認忘れずにっ!!
2019年01月30日ウーマンエキサイトで人気連載中のなーみんさんの記事 「火にかけていたフライパンがない! おんぶで料理中に何が起こった!?」 で、同じように子育て中にヒヤッとした経験があるか、アンケートを実施しました。ヒヤッとした経験がある人に回答いただいた「子どもの思いがけない行動」についてのエピソードもご紹介します。■98%が子育て中の「ヒヤッと」経験あり子育て中は、家の中でも事故は起こるとよく聞きます。だからベビーゲートやチャイルドロックを取り付けるなど、子どもにキケンがおよばないように気をつけているご家庭は多いのではないでしょうか。それでも、アンケートでは合計で98%もの人が「子どもの思いがけない行動でヒヤッとした経験がある」と回答しています。Q1. 子どもの思いがけない行動でヒヤッとしたことはありますか?よくある 49%たまにある 48%ほとんどない 1%全くない 0%その他 1%「ほとんどない」と回答した人は少数ですがいるものの、「全くない」は0%! このことからも、子どもの行動をコントロールすることが、どれだけ難しいかがわかります。■「料理中のおんぶ」は危険だった…!子育て中のどんな場面でヒヤッとすることがあるのでしょうか? 寄せられたエピソードを見ていると、なーみんさんと同じように「料理中のおんぶ」という状況がいくつかありました。個人差がありますが、赤ちゃんは成長過程のなかで後追いを始めます。保護者の姿が見えなくなると、激しく泣いたり追いかけてきたりするので、思うように仕事や家事ができなくなってしまうことも。そこで、赤ちゃんが入ってこれないようにキッチンなどにベビーゲートを設置するわけですが、なーみんさんの記事にあったように、取り付けができない構造の家庭も。そういうときに赤ちゃんを守りながら、家事を進める選択肢のひとつとして「おんぶ」があるのですが…。料理中に泣くからおんぶしていたら、やっぱり鍋やらフライパンの蓋をさわろうとして大変でした。おんぶしてた1歳児が麦茶の入ったガラスポットを思いっきり振り上げてから、床に叩き落としたことがありました。おんぶして料理を作っているときに野菜を切り終わったので、残りを冷蔵庫に戻そうと振り返った瞬間…包丁を手にしていました。それまで私が使っていた包丁が気になって仕方なかったのだと思いますが、あのときほど背筋が凍ったことはありません…。おんぶは背中側に子どもがいるから安心してしまうのですが、赤ちゃんって手足をバタバタと動かして、思いがけない動きをするんですよね。こんなエピソードもありました。おんぶで料理をしていたら子どもが包丁の刃と柄を両手で持っていて無理やり離すこともできず、焦りました。ほかのおもちゃとの交換に応じてくれて助かりました。想像しただけで冷や汗がでてくるエピソードです。とっさの機転で、おもちゃをわたして交換できてよかった! こんなふうに、なにげない子育ての風景が、ほんの一瞬で、「ヒヤッ」とする場面に変わってしまうんですね…。■ベビーゲートを取り付けているのに、ヒヤッと!しかしベビーゲートを取り付けているからといって安心だとは言えないところが、子育ての難しさです。子どものタイプによってはゲートによじ上ってしまって、むしろ危ない場合も。さらには、子どもの成長が思っているより早く、ゲートを自力であけてしまうこともあるようです。夕飯にハンバーグを焼いているとき、1歳半の息子がガードの前に椅子を持ってきて、登って柵を乗り越えようとした。そして、そのまま反対側へ転落してしまった。ベビーゲートが開けられるようになってしまって、目を離したすきに、まだちゃんと降りれないのに前向きで手すりも持たずに階段を降りようとしていてヒヤッとしました。子どもの後追いが激しいうちは、「家事がきちんとできなくてもしょうがない」「料理は手抜きでいいんだ」くらいのゆるやかな気持ちを持つことも大切なのかもしれません。対策しても、注意しても、思いもかけないものに、手を伸ばしてしまう子ども。でも子どもが触ってはいけないものに手を伸ばしたり、後追いしたりする時期は、いつか過ぎ去っていきます。だから、それまでは安全第一で過ごしたいですね。■いつの間に!? ハサミ、包丁を子どもが持っているほかにも、子どもが使うにはまだ早いハサミやアイロンに手を伸ばしていて、ヒヤッとしたというエピソードも多く寄せられました。6歳と3歳の娘がいます。私がソファでうとうと寝てしまい、起きてみると、上の子が高いところに隠しておいた文房具箱を勝手に取り出して工作をしていました。そして隣でご機嫌に塗り絵をしていた下の子をよく見ると、なぜか前髪のど真ん中幅3センチ分ほどが、根本約1センチ残してバッサリ! 「どうしたのそれ!」と聞いたところ、「ジブンでちった(自分で切った)の〜」とうれしそうに教えてくれましたが…もし皮膚まで切っていたら…とかいろいろ考えて青ざめました。包丁がしまってあるシンク下の引き出しを開けられるようになっていた1歳の息子。ある日、草むしりして帰ってきたら、万能包丁を片手に私を出むかえてくれた息子がいました。寿命が3年は縮みました。子どもの手の届かない位置に置いていたアイロンを、目を離した隙に椅子を運んできて触ろうとしていたとき。子どもには手が届かない場所に隠しておいたはずなのに…というパターンは本当によく聞きます。刃物や熱源のあるものは、本当に寿命が縮みます。じつは、筆者も幼いころ、自分で前髪を切ってしまった記憶があります。なんでも自分でやってみたい年ごろというものがあるんでしょうか…。アンケートに寄せられた意見のなかにもありましたが、子どもは「興味のあるものは、なんとしてでも手に取りたい生き物」なのだと覚悟しておくことが必要なのかもしれません。■「ありすぎて思い出せない」子どもの思いがけない行動エピソードのなかには「ありすぎて思い出せない」というほど、子どもの思いがけない行動に振り回されたという保護者の方もいました。実際に、「手の届かないところに置く」「鍵をかける」「ベビーゲートを設置する」などなど、子どもから危ないものを遠ざけようと各家庭で工夫しているにもかかわらず、アンケートでは、ほとんどの方に「ヒヤッ」とする瞬間がおとずれています。できるだけ、不安要素を取りのぞいていくのが理想ですが、完ぺきにするということはかなり難しいことがわかります。そして対策しているつもりでも、子どもの成長によって「まだこれはできないだろう」が明日にはできてしまっていることもあります。キケンな場所について家族で話し合ったり、子どもの成長に合わせて収納場所を点検をするといった方法で、少しでも子育て中のヒヤッとする瞬間を減らしていけるといいですよね。Q1. 子どもの思いがけない行動でヒヤッとしたことはありますか? 回答数:87Q2. 子どもの思いがけない行動でヒヤッとしたエピソードがあれば教えてください。回答数:37アンケート集計期間:2018/9/27~10/5
2018年11月08日読者のみなさまの中にも、お子さんの元気が良すぎてハラハラした経験ありませんか?わが家は3人兄妹なので気をつけているつもりでも、わずかに目を離したスキに肝を冷やした経験が何度かありました。特に末っ子アリッサにはね…(汗)。ママンの大切にしている口紅で落書きされたり、コンセントに家の鍵を差し込まれたり…。この時はブレーカーが落ちただけで、奇跡的に無傷で済みました。そして、兄の持つ風船に気を取られて道路に飛び出したことも。この時もタクシーが気付いてくれたおかげで間一髪で助かりました。車の危険性については、さんざん教えていたつもりですが、それでもこのぐらいの年頃は好奇心が勝ってしまうようです。もう大丈夫だろうと油断したその時に事故に遭遇するものです。特に子どもの交通事故による死傷者数は7歳が突出して多いそうです。7歳ごろって小学校に入って行動範囲も広がり、ものの分別もつく年頃だろうと大人も油断してしまうんですよね。現在5歳のわが娘。大切な子どもの命を守るために、日常に潜む危険な物事について、まだしばらく目を光らせる必要があるようです。皆さんもどうかお気をつけて!
2018年10月12日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。育児をしていて、ヒヤリハットな体験をしたことがあるかと思います。そのときは何ともなく、ヒヤリとしただけかもしれません。しかし、ヒヤリハットは気をつけなければならないという黄色信号であることをしっかりと肝に銘じておかなくてはならないことなのです。●ヒヤリハット体験談子育て中のママたちから“ヒヤリハット体験”を聞いてみました。その中でも「これは怖い!」と思った体験談を選びましたので、ご紹介したいと思います。●ブラインドのひもで宙づり『ソファーに登って遊んでいるなと思っていたときに、宅配業者が来たので荷物を受け取っていたら、息子の叫び声が。驚いて行ってみるとソファーに姿はなく、腕がブラインドのひもに絡みついて体が宙づり になっていました。首だったらと思うと本当に生きた心地がしません』(20代専業主婦/当時長男2歳)●自転車転倒『自転車に2人を前後に乗せて、保育園から帰宅途中、転倒しました。慌てて子どもたちの様子を確認すると、前に乗せていた次男はすり傷だけでしたが、長男は自転車の車輪に足が挟まっていました 。すぐに病院に連れていきましたが、私を含めすり傷と軽い捻挫だけで済みました。転んだ原因は、長男が自転車の車輪に足を挟んだことでした。軽い捻挫で済んでよかったですが、ものすごく怖い経験でした』(30代/パート勤務/当時長男5歳・次男3歳)●お風呂で溺れる『娘と一緒にお風呂に入っていました。お風呂で娘をお風呂用の浮き輪(足を出して手も自由に動かせるタイプのもの)に乗せて、私は髪を洗っていました。10秒程度目をつぶったあいだに娘はひっくり返り 頭がお湯の中に。慌てて抱き上げました。すぐに泣いてお湯も吐き出してくれたので安心しましたが、生きた心地がしませんでした』(30代/役所臨時職員/当時長女1歳)●ヒヤリハットは予測できる!?今回お話を伺ったママたちは、「ヒヤリハットは、予測できないので困る」と言っていました。しかし、私はそうは思いません。ヒヤリハットは予測できうること なのです。心のどこかで、「こうしたらこうなるんじゃないか」「こうしておいたら危ないんじゃないか」という思いを持っています。なぜなら、親になってからわが子の行動や性格をわかっているからです。ヒヤリハットが起きるか起きないかには、別れ道があります 。・「もしかしたら、○○かもしれない」と考える→注意して目を離さないなどの行動ができる・「これくらい、○○だろう」と思う→過信してしまって、ヒヤリハットにつながる子どもの行動は予測できないところがあるのも事実ですが、子育てをしていると子どもの性格や行動パターンなどがわかってきます。過信したり、「~だろう」という気持ちを持ってしまったりするために、ヒヤリハットなことになってしまうのです。前項で紹介した、・ブラインドのひもで宙づりは、「ひもに引っかかるかもしれない」・自転車転倒は、「後ろの子どもが足を車輪に挟んでしまうかもしれない」・お風呂で溺れるは、「子どもの浮き輪がひっくり返ってしまうかもしれない」という注意点に目をつけたら起こらなかったかもしれないと言えるのではないかと思います。●気をつけるべきこととは?わが子がそばにいるあいだは、「○○かもしれない」という思いをいつも持っておかなくてはならないという点です。気をつけるべき点は、ママ友と話をしている最中でも、買い物をしているときでも、「○○だろう」と過信をしない というところです。子育てをしていると、本当に大変です。でも、子どもに痛い・苦しい思いをさせてしまうことを考えたら、常に「○○かもしれない」という気持ちでいなくては、ヒヤリハットは起こってしまいます。●おわりに子育てをしていると、どうしても大変な思いをしますし、「このくらいなら」「一瞬だけ」と思ってしまうことがあるかと思います。しかし、予測することは大切です。「○○するかもしれない」ということを頭の片隅に入れてわが子から目を離さないでいれば、注意することができますし、危ないことにならないようにあらかじめ予防策を講じることだってできます。テーブルなどに、ぶつかり防止用のクッション剤をつけるでしょう。それと同じなんです。「ヒヤリハットが起きるかもしれない」という気持ちを持っていれば、ほとんどのことは防げます 。予測できる力は、子育てママにはみんなにあります。それを最大限に活かしてヒヤリハットから子どもを守りましょう。【参考リンク】・乳幼児の事故を防ごう | 東京消防庁(PDF)()・救急事故防止 | 総務省消防庁()●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2017年06月28日子どもの事故は未然にふせぎたいもの。外出中は危ない場所に近づかないよう、走って飛び出さないようわが子の行動に注意している人も、家の中では気がゆるんでしまうこともあります。小さな子どもをもつ保護者向けに行われたアンケートから、意外な結果がみえてきました。そこで明らかになった転落・転倒の多い事例と対策についてご紹介します。■1~2歳児の転落・転倒事例でダントツ多いのは?東京都の情報サイト「東京くらしWEB」がおこなった乳幼児を持つ保護者3,000人を対象にしたアンケート調査「 乳幼児の転落・転倒による危険 」で、乳幼児の転落・転倒の多い事例が明らかとなりました。実際に転落・転倒した、しそうになった年齢で最も多かったのは1~2歳のとき。なんと、全体の6割を記録しています。●製品等別 転落・転倒経験の有無 転落・転倒した製品としては、「乳幼児用でない椅子」「ソファ」が1位、2位にランクイン。椅子は「立ち上がる」動作で、ソファーは「遊んでいて」転落、転倒する事例が目立っているようです。■事故はこうして起きていた!具体的には日常のどんなシーンで転落、転倒の危険があるのでしょうか。体験者からの投稿によると、次のような事例が寄せられています。●椅子(乳幼児用でないもの)の主な事例・上の兄弟 2 人が椅子に座って、パソコンラックで YouTube を見て いたとき、2 歳の男の子も一緒に見たくて椅子の座面に立っていた。そ れでバランスを崩して腕から落下し骨折した。・ダイニングテーブルセットの回転する椅子が楽しく、ぐるぐる回っていたら椅子がぐらっと傾いた。・ハイチェアを買っていなかったので、椅子の上に子供用ローチェアを 置いて、その上に座らせていた。固定していなかったので目を離してい たら椅子の上のローチェアの上で飛び跳ねていて、ローチェアがだんだんずれていった様で、そこから落下した。出典:東京くらしWEB「 乳幼児の転落・転倒による危険(報告書) 」(PDF:1.06MB)また、ソファでは、ソファ自体で遊んでいるときに事故が起こったものが最多でした。●ソファの主な事例・娘が5歳の時、ソファに後ろ向きに座って遊んでいた。振り返ったときにバランスを崩し、前のリビングテーブルで口を打った。上と下の歯 で下唇を挟み、下唇の下を6針、口の中を2針縫った。 ・友人の子供(男の子・2 歳)を自宅で預かったとき、娘(5 歳)と一緒にソ ファの背もたれの部分に乗っては降りるという遊びをしていたとき、バキッという音とともに突然ソファの背もたれが後ろに倒れてケガをし そうになった。出典:東京くらしWEB「 乳幼児の転落・転倒による危険(報告書) 」(PDF:1.06MB) 椅子やソファでの事故は、不注意によるものが多くみられます。そこで次のような対策を検討してみましょう。<椅子やソファで事故が起こらないために実施したい対策>・椅子やソファでは遊ばせない・遊びだしたら注意する、・ソファの背もたれは、壁につける、・ソファーでは寝かせない・可能なら低いソファに買い替え、もしくはソファの下にコルクマットを敷く■知っておきたい意外な転落・転倒スポット●転落・転倒により医療機関の受診が多い製品等アンケートでは0~6歳までの転倒・転落経験、しそうになった経験について調査がおこなわれました。そのなかで、1歳児以降すべての回答に含まれていたのが「家の階段」です。調査によると家の階段から転落、転倒した際に医療機関を受診している人が多く、保護者自身も家の階段を「危ない場所」と認識している人が多くいました。じつは、私の息子も4歳のときに家の階段からすべりおちた経験があります。たった3段でしたが、大人の半分にも満たない小さな体には大きな衝撃があったようです。ケガこそありませんでしたが、横倒しになって全身で落ちてきたので、本当にヒヤッとした記憶があります。家の階段でおこる事故の状況としては「踏み外す」場合が最も多く、ついで「滑る」となっています。小さいなうちは子どもが1人で階段を使わないよう、ゲートをつける、子どもを抱っこしたまま階段を使用しない、などの対処が事故を未然に防いでくれるのではないかと思います。大人にとってはなんてことのない場所・場面も、小さな子どもにとっては大きなケガにつながる危険がひそんでいるかもしれません。転落・転倒は普段の日常のなかにあることを、意識しておきたいですね。<参考サイト>・東京くらしWEB ヒヤリ・ハット調査 「 乳幼児の転落・転倒による危険 」・東京くらしWEB ヒヤリ・ハットレポートNo.11「 乳幼児の転落・転倒 事故防止ガイド 」(PDF:4,825KB) ・東京くらしWEB 「 乳幼児の転落・転倒による危険(報告書) 」(PDF:1.06MB)
2017年03月24日赤ちゃんの便利グッズが増えママにはとてもありがたいことですが、頼りすぎてしまうことでの事故なども多発しています。便利になるのはよいことですが、事故になってしまっては元も子もないですね。事故になる前のヒヤリハットを知り、どのようなことに注意したらよいのかを考えましょう。ヒヤリハットとは?重大な事故には至らないものの、一歩間違えば直結していた「ヒヤリとした」「ハッとした」事例のことを言います。特に医療現場などで、ヒヤリハットの事例を集めることで重大な事故にならないような対策をしています。「事故にならなくてよかった」と終わらせるのではなく、他の人のヒヤリハットを知っておくことで必要のない事故を防ぎましょう。抱っこひもでの“ヒヤリハット”今の抱っこひもはかなり進化しています。着脱がスムーズで負担が軽減される、使い勝手のよいものを使うママが増えています。いつでも抱っこできるように、常に腰に身につけているママをよく見かけますよね。抱っこひものヒヤリハットで一番多いのは「転落」です。親が前かがみになった時、着脱時、おんぶと抱っこを入れ替える時に転落することが多いようです。転倒には至らなかったがヒヤリとした場面としては、親が転びそうになる、障害物にぶつけるなどがあります。いつも使っている慣れから、腰ベルトをしていない、ベルトが緩んでいるという状態のまま使用し転落しそうになることがあります。慣れから手抜きで利用するようなことはないようにしましょう。安全に利用するには、「常に手を添えること」です。たったそれだけ?と思うかもしれませんが、手を添えておけば不意にベルトが外れたり、着脱時に子どもが暴れたりした時でも転落することはありません。前かがみになった時などは特に有効です。スイマーバでの“ヒヤリハット”他に人気のある便利グッズとして、入浴を助けてくれるスイマーバがあります。赤ちゃんの首につける浮き輪で、ママが体を洗っている間に浴槽内で待たせておくことができます。つかまり立ちができるまでの1歳前後まで使用するケースが多いようです。スイマーバの事故としては、首から抜けたり浮き輪の空気が抜けたりして浴槽に子どもが沈んだり、頭から突っ込んで溺れかけるというものが多いです。浴槽にためているお湯が浅くても、鼻や口がしばらく水につかれば重大な事故へとつながります。「ベルトが取れた」「空気が抜けた」などのヒヤリハットを知っておき、事故にならないように気を付けましょう。長時間目を離さないことも重要です。ヒヤリハットを経験しないためにグッズの利用については、正しく使うことがなにより大切になります。慣れや油断で使用方法を誤ると、重大な事故につながることを知っておかなければなりません。時々、幼児がベビーカーにベルトをせずに乗っているのを見かけます。もう赤ちゃんではないからベルトをしなくても大丈夫、という親の油断があるのではないかと思います。チャイルドシートを助手席に設置するということも、製品の使用方法では禁止しているものが多いのではないでしょうか。「このくらいは大丈夫」「いつもやっているから問題ない」という油断をすてて、せっかくの便利グッズを安全に使うことを心がけましょう。事故になってから後悔するのでは遅いですよ。
2016年12月22日