ママになるとご無沙汰になるのが「飲み会」。悪いことをしているわけでもないのに、子どもを夜家において出かけるのは、ママにとってはハードルが高いもののようです。とは言え、たまには楽しみたいというのも本音。ママ友同士の飲み会事情をチェックしてみましょう。Q.ママ友同士の飲み会、行く?1.自分から誘って行く 10.5%2.誘われたら行く 59.8%3.ほぼ行かない 18.6%4.まったく行かない 11.2%誘われたら行くが59.8%ともっとも多い結果になりました。子どもや夫の手前、自分からは誘わないけど実は飲み会に誘ってもらいたいのかも? そんなママたちの深層心理をチェックしてみましょう。■たまには学生気分で話しに花を咲かせましょう夜の飲み会に行くというのはかなり仲のいい気心の知れたママ友限定なよう。そんな友だちとの飲み会ですから、もちろん会えば楽しくないわけがない! 同じ環境ならではの悩みも話せるのでリフレッシュにも。「誘いあうのは仲良しのママ友。学生のころみたいに楽しんでいます」(茨城県 40代女性)「半年に一度、飲み会をする仲間がいます。現在、同じ学校に通う子どもはもういないのですが、親のことや子どものことなどいっぱい話すことがあってみんなのリフレッシュタイム。この飲み会のおかげで、また元気になれる気がします」(神奈川県 40代女性)「やっぱりいくつになっても、1年の締め行事はしたいな!」(埼玉県 40代女性)■やっぱり育児&家事が優先夜に家を空けられない、空けるのが心配という声が圧倒的多数でした。また、そんなに仲良くないママ友との飲み会はただ疲れるだけという辛辣な意見も。「お酒を飲まないのもあるし、周りのママ友も昼間は会うけど、夜はさすがに出られない」(埼玉県 40代女性)「飲み会に行っても大丈夫ですが、出るのが面倒。お酒はもともと飲まないし、夜は睡魔に襲われるので早く寝たい!」(広島県 40代女性)「やっぱり子どもや家庭が一番優先。行ったら行ったでお金も使うし、気もつかう。時には聞かなきゃよかった情報もあるかもしれないし」(茨城県 40代女性)■ママの楽しみはランチ飲み♪夜の飲み会ではなく、ランチ飲み会や家飲みを楽しんでいるママたちもいました。子どもにも夫にも迷惑かけないほうが、なんだかんだで自分もラクなんですよね。「ランチや家飲みはよくやってます。外に出るには子どもの面倒を主人に頼まないと行けないので」(神奈川県 30代女性)「昼飲みをしています。やっぱり情報交換は必要です。アンテナはあちこちに張りめぐらせておくべきです」(神奈川県 40代女性)Q.ママ友同士の飲み会、行く?アンケート回答数:3529件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年03月21日卒業式に、3学期の終業式など、子ども関係の行事に忙しい3月。何かとママ友たちとの集まりが多く、おもてなしをする機会が増えるシーズンですよね。今回はそんな時に役に立つ、15分でできる華やかなミニパルフェをご紹介します。潰したイチゴに生クリームを重ねて、カステラと飾り用のイチゴを盛りつけるだけで、カフェも顔負けのパフェのできあがり!カステラのかわりに市販のスポンジケーキを使ったり、さらに豪華にアイスクリームやクッキーをプラスしたり、トッピングは自由自在。子どもも喜ぶこと間違いナシです。材料費も手間もかけず、楽しいひとときに華を添えてくれるミニパルフェ。写真を撮ってインスタグラムに載せても盛り上がりそうです。■イチゴのグラスケーキ調理時間 15分 1人分 169Kcalレシピ制作:料理家 保田美幸<材料 4人分> イチゴ 6~8個砂糖 大さじ1生クリーム 100ml砂糖 12gカステラ 1切れイチゴ(飾り) 4個ミントの葉 適量<作り方>1、ボウルにイチゴと砂糖大さじ1を入れ、フォークで粗くつぶす。別のボウルに生クリームと砂糖12gを入れ、8分立てに泡立てる。イチゴ(飾り)はヘタを取り、2~4等分に切る。2、グラスに(1)のイチゴと生クリーム、カステラを手でちぎりながら入れ、イチゴ(飾り)とミントの葉を飾る。生クリームのかわりにヨーグルトを使えば、さらに時間短縮&ヘルシーになりますよ。
2017年03月07日よくビジネスマンの間では“政治”“宗教”“野球”の話題を出すのはタブーだと言われていますが、ママ友の場合だと“夫の職業”がそれにあたります。ママたちの間で行われるマウンティングの多くが“どれだけいい暮らしをしているか ”を基準としているからです。日頃から他人の不幸を探しているようなハイエナママだけでなく、普段はそんなこと気にしないような普通のママでさえ、相手の夫の職業や年収を聞くとピクッと反応してしまう繊細な話題です。だからこそ、自分や相手に嫌な思いをさせたくない人はあまり相手の夫の職業について聞きませんし、知っても深く詮索はしません。そこは暗黙のルールのようなものです。しかし、中には他人の夫の職業を聞き出してはバカにしてくるママもいます。今回は、ママ友に夫の職業をバカにされたことがあるという人に話を聞き、どのように対処して乗り切ったのかを聞いてきました!●作業着=底辺!?『私の夫は某自動車メーカーで働いているのですが、開発が仕事なので、いつも作業着で出勤しています。ある日、それを見たママ友が、「旦那さん土方なの?大変ね〜」と小馬鹿にしたような口調で言ってきてイライラしました。たしかに作業着で出勤してるけど年収は1,000万超えてるし、仮に土方でも何が悪いの?って感じ。他人を社会的地位でしか見られない人って本当に哀れだと思います。私の場合は愛想笑いでスルーしますね』(31歳女性/夫は自動車メーカー勤務)作業着の人は比較的に下に見られやすい傾向にあるようです。おそらく背景には“作業着=低学歴=給料が安い”といった先入観があるのだと思いますが、そもそも職業に貴賎はありません し、どんな仕事をしていたとしても立派なものに変わりありません。しかし、“幸せ=お金”になってしまっているママにはそれが全くもって理解できず、一方的な視点でバカにしたり同情したりします。このような人には何を言ってもムダなので、穏やかに愛想笑いでスルーするのが一番かもしれませんね。●農家はダサい!?『前にとっても悲しいことがありました。私は夫とともに農家をやっているのですが、ママ友ランチのときに夫の職業の話になり、私が農家をやっていると言ったら「一次産業なんてやってる人初めて見た笑。それって楽しい?」と笑われました。最初はなにが起こったか分からずポカンとしていましたが、バカにされていることに気づいた瞬間怒りで震えが止まりませんでした。そのママの旦那さんの職業はデザイナーだそうです。たしかに、デザイナーはかっこよくていいと思います。でも、農家だって人々が生活する上で絶対に必要な食物を育てて供給している大切な仕事です。誇りを持っていただけに私はショックで、そのまま何も言い返せませんでした。その後は一切そのママたちと縁を切って距離を置いています』(36歳女性/夫とともに農業に従事)これはひどい話ですね。今後一切野菜や肉を口にしないで!と言いたくなりますね。繰り返しになりますが、どんな職業も必要があるから存在するわけで、そこに優劣はないはずです。それをバカにしてしまうママにはゾッとしてしまいます。この方はこの件を機にママ友付き合いをやめたそうです。無理してマウンティング合戦に付き合わず、一抜けしてしまうのは賢い選択 だと思います。●サラリーマンは働いている意味がない!?『息子の学年のママ友に本っ当にムカつく人がいます。その人は旦那さんが建築会社の経営をしているらしく、前にまじめな顔で「サラリーマンってかわいそうよね。いつでも替えがきくし、周りにぺこぺこして大変そう。そんなのって働いてる意味ないと思わない?皆独立しちゃえばいいのに」と周囲のママに語っていました。そのママは専業主婦で、しかも1、2年しか社会人経験がないそう。あまりの世間知らずぶりに辟易しましたが、一応言っておこうと思って「それってサラリーマンの人に失礼じゃない?」と切れ気味に返しておきました。その後向こうからシカトされるようになりましたが笑』(36歳女性/夫は不動産勤務)自分はたいして何もしてないくせに、夫の実績にぶらさがってえらそうなことを言う人っていますよね。そういう人は夫に頭が上がらないので、家の中ではたいてい大人しいですが、その分外では自分が優位に立とうと必死 です。お話を聞いたママさんは怯まずに言い返したそうですが、泣き寝入りして付き合うよりは、言いたいこと言ってすっぱり関係を断つのも一つの手かもしれませんね。----------いかがでしたか?人の旦那の職業にケチをつけるような感性のママにはなるべく近づかないようにしたいものです。いくら夫の収入が高くても、心が貧しければそれは幸せとはいえないのではないでしょうか。もしも周りにそういうママ友がいたとしても、「自分に自信のないかわいそうな人」と思ってスルーするのが一番かもしれませんね。●文/パピマミ編集部●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2017年02月23日味方でいるうちは心強いけれども、敵に回すと恐ろしいのが“ママ友”。なるべく敵は少ないほうがいい、ということで皆さん穏便に過ごすよう努力されていることと思いますが、時にはイラッとしてしまうママ友の行動に直面することもありますよね。とりわけ、注意するほどでもない小さなイライラをプレゼントしてくれるママ友が一番厄介だったりします。プロレスラーのボディ・プレスよろしく、相手を叩き潰そうとマウンティングしてくるボスママとか、コソコソと悪口を言いふらすねずみ男のようなママなどは、一切関わらないようにするか能面のような顔で接すれば済みますが、“半分仲いいけど、半分嫌い”みたいなママ友は厄介です。そういうママ友にありがちな特性の一つに、“ケチ(本人いわく節約家)”が挙げられます。普段はいい人なんだけど、ふとしたときに見せるケチっぷりがイライラする……そんな人、あなたの周りにもいませんか?ということで、今回は、節約家すぎてイライラしたママ友のエピソードについて周囲のママさんたちに聞いてみました!●(1)家に招いたのに何も出さないママ友『子ども同士が仲良くなったのがきっかけで知り合ったママ友。気さくでいい人で意気投合。ある日家に招かれたので、少し高めのデザートを持参して訪問しました。「わぁ、こんなに高いの、すみません〜」と喜んでくれたので一安心……しかし、いつまで経っても向こうからは何も出てこない!喉が渇いていたのにお茶すら出さない!そこで「今日、暑いですね〜」と遠回しに言ってみましたが、「ですね〜」とニコニコ 。結局、最後までお茶は出されませんでした。後から気づいたのですが、そのママ友はすごい節約家で、スーパーでも半額の総菜しか買わないそうです。別にそれはいいんだけど、何も出さないなら家に呼ばないでほしい!拷問かと思ったよ』(35歳女性/6歳女の子のママ)●(2)ランチ会で「私は食べない」宣言をしたママ友『私も結構節約が好きなので人のことは言えないのですが……ある日、ママ友ランチ会を10人くらいでやったんですけど、ママ友の一人が注文のときにいきなり「私は結構です、お冷やください! 」と宣言しててビックリしました。周りのママ友たちも驚いて目をパチパチさせていました。結局、そのママ友だけご飯を食べさせないのは申し訳ないので、少しずつ料理を取り分けてあげました。そこで「いえ、本当にお腹がすいてないんです」とか言って断ればまだいいけど、「すみません〜」といって完食していたのにイラッときました。結局食べた量は私たちの中で一番多かったんじゃないかな!』(38歳女性/14歳男の子のママ)●(3)レストランのパンをこっそり持ち帰るママ友『これはイライラというか、引いた話なんですけど、ママ友同士で少し高めのレストランでランチを食べていたときのことです。そこはパン食べ放題のとこで、パンを完食したらウエイトレスさんが次のパンを持ってきてくれるシステムだったんですけど、そのママ友はお店の人が見てないうちにパンをこっそりティッシュに包んでバッグの中へ ……。「子どもたちのおやつにするの」と舌を出していましたが、その後何回も繰り返していて、結局4つぐらい持ち帰った様子。お店の人にバレてないとはいえ、一緒にいるのがめちゃめちゃ恥ずかしかったです。もう一緒にランチは行きたくないと思いました。基本はいい人なんですけどね』(33歳女性/4歳女の子・6歳男の子のママ)●(4)お祭りで一切お金を使わないママ友『向こうからお祭りに行こう!とLINEで誘われたので、子どもを連れて一緒に地元のお祭りに行きました。神社を中心にいろんな屋台が出ていて私も子どもたちもテンション上がりまくりだったのですが、なぜかママ友は無反応。こんな日ぐらい、と思って散財してやろうと思い、ママ友や子どもたちに「どれ買おっか!」と言ったところ、ママ友はすごく迷惑そうな顔で「うちはこれあるから」と持参してきたおにぎりを見せました 。「私たちはあそこのベンチで食べてるから、屋台でいろいろ買ってきたら?」と言われたのですが、買いづらい……。一応焼きそばや焼き鳥などを買ったのですが、ママ友の子どもが遠目に羨ましがっているのが見えて「ええい!」と思って向こうの子どもの分も一緒に購入しました。ママ友は「ええ!ごめんね〜!」と驚いていましたが、後でおにぎりに一切具が入ってなかった のを見て、もしやこれを想定していたのか?と1か月くらいモヤモヤしました』(36歳女性/5歳男の子のママ)----------いかがでしたか?子育て家庭にとって“節約”をすることはとても大切なことです。おそらくほとんどのママがやっていることでしょう。しかし、人は不思議なことに、他人の節約行為を見ると「うわ、いやしい!」と引いてしまったりイライラしてしまったりする生き物です。もしかしたら自分自身もそういう行動を取ってしまっているかもしれません。「ケチがなんぼのもんじゃい!」と割り切る勇気のない方は、今一度自分の行動についても見直してみてはいかがでしょうか。●文/パピマミ編集部●モデル/杉村智子(まさとくん)
2017年02月19日ママ友づき合いでは、なにかと言い出しにくいことが多いもの。気が進まないことでも、無理をして承諾してしまう。そんな経験を持つママは少なくないようです。こんなとき、角を立てずに上手に本音を伝えられたら、ママ友づきあいがもっと楽になるはず。無理せずママ友とつきあうためのひとつの作戦を提案します。その名も「先に言っちゃう作戦」です。■ホームパーティに誘われたとき子どもがいても気楽に楽しめるホームパーティはママ会の定番。ただ、食事が持ち寄りとなった場合、何を持って行けば良いのか、頭が痛いところです。料理があまり得意ではない人ならなおさら。そんなときは、買ったものですませてしまうのもひとつの方法です。ただ、何も言わずに買ったものを持参すると、「みんなは手料理なのに…」とほかのママから悪く思われないか不安な人もいるでしょう。しかし、もし自分が手料理を持参していて、ほかのママがデパ地下のお惣菜を買ってきたとしたらどうでしょう? 「なんなの、あの人!?」と思うよりむしろ、普段は口にしないお惣菜が食べられて、「ラッキー!」と思う人もいるのではないでしょうか。実際はそれほど気にしないママが多いはずですが、いきなり買ったものを持参するのは少し不安なので、ここで「先に言っちゃう作戦」を使いましょう。「料理が得意ではないから、私は買って行くね」と先に言っておけば、それだけで気持ちが楽になると思います。また、「何かリクエストある?」と聞いてしまうのも良いでしょう。■井戸端会議を抜け出したいとき気のあうママ友との立ち話は楽しいものですが、時間にゆとりがなくて、正直「早く帰りたい…」というときもあるでしょう。会話が盛り上がってくると言い出しにくくなるので、こんなときは「先に言っちゃう作戦」が有効です。話が弾んで長くなりそうだな…と感じたら、「今日は○時から用事があるのよね~」とサラリと言っておくだけで、あとから抜け出しやすくなるはず。ママ友とのお茶会などでも同様に、「今日は○時に帰らないといけない」と先に伝えておくと良いでしょう。先に言っておけば、「もう時間だからお先に」と切り出しやすくなります。■家に招待しなければいけないときママ友とのつき合いでは、お互いの家を行き来することも。しかし、まだあまり親しくない場合、自宅にあげるのはちょっと…と思うこともあるでしょう。そもそも、他人を家にあげるのが苦手という人もいるのでは? こんなとき、「ごめん、家はちょっと…」とストレートに言ってしまうと、角が立ちそうです。そこで「先に言っちゃう作戦」を! できれば家に行く・招くという話が出る前に、「ウチは夫が人をあげるのを嫌がって…」とちょっと夫に悪者になってもらって、「家に招待できないこと」を先に伝えておくと良いでしょう。先に宣言しておけば、もし「家に行っても良い?」と言われても、「ごめんね、ウチはダメなの」と言いやすくなります。ただし、相手の家にはお邪魔しているのに、自宅にはあげないというのでは、悪い印象を持たれても仕方ありません。自宅にあげたくないのであれば、相手の家にも行かないようにした方が良いでしょう。誘いを断りたいときや、早く帰りたいときなど、そのときになって切り出そうとすると、かなりの勇気が必要になります。しかし、前もって伝えておけば切り出す瞬間がグッと楽になるはず。「先に言っちゃう」は、ママ友づき合いで無理をすることが多いと感じている人におすすめの作戦です。
2017年02月12日子ども同士のつき合いからはじまるママ友ですが、正直気があわない…なんてケースも少なくないようです。子ども同士が仲良しだと、つきあいを断つこともできず、ストレスを感じているママも多いのではないでしょうか?そこで今回はママたちの体験談をもとに、気のあわないママ友と上手に距離を置いて「割りきって」つきあうためのコツを考えてみたいと思います。■子どもへの影響はどうなる?独占したがるママ友とのつきあいに悩んでいたSさん(34歳/主婦)。「あるママ友が私を独占したがって、ほかのママと話しただけで機嫌を損ねたり、ひんぱんにメールや電話で連絡を取ってきたり…。ベタベタとつきあうことが苦手で、しだいに距離を置きたいと思うようになりました」でも子どもへの影響を考えて、しばらく我慢してつきあい続けたというSさん。しかし夫に相談したところ、「子どもの人間関係は、子どものもの。Sの人間関係とは別ものだよ」という言葉が返ってきたそうです。意外なひとことだったけれど、これでつきあい方を考え直すように。「夫に言われた言葉で、そのママとは少し距離を置いてつきあうようになりました。それでも、子ども同士は親友のまま。夫の言うことは正しかったな…と感じています」(Sさん)子ども同士が仲良しだと、そのママたちと交流する機会も多くなります。しかし、そこでママ同士が「友だちになるかどうか」はまた別の問題。「子どもには子どもの、ママにはママの人間関係がある」と切り離して考えると、気が楽になりそうです。■「ひとり」は怖い?娘が幼稚園に入ったときに、「ひとりにならないように…」ということばかりを考えていたというFさん(31歳/主婦)。ママ友会や井戸端会議のつきあいに、毎日ストレスを感じていたそうです。「ある日、同じ幼稚園にいつもひとりで行動しているママがいることに気づいたんです。あいさつやちょっとした雑談は交わすものの、気づくとサッといなくなっていて、グループ行動も見かけません。それでも、そのママのことを悪く言う人はいなくて。浮いている印象も受けませんでした」Fさんは、そのママをみて、「私はなぜ、ひとりになることがあんなに怖かったんだろう…」と思ったそうです。「何かあれば協力しあうけれど、普段はあいさつ程度のおつきあい。それで十分だと考えたら、とても気が楽になりました。特定のグループに入らなくても、いつもひとりで行動していても、それは別におかしなことではありません。ひとりのママが、それを教えてくれました」(Fさん)人づきあいが得意ではない人にとって、おおぜいのママとのつきあいはかなりのストレス。無理をするくらいなら、「ひとり」を選ぶのも良いかもしれません。ただ、幼稚園や保育園のママというコミュニティであることを忘れずに。あいさつなどの日常のコミュニケーション、イベントなどへの協力は大切にしたいですね。■ママ友の情報網がないと困る?「『ママ友がいないと、幼稚園のいろいろな情報が入ってこない』と聞いていたため、娘が幼稚園に通うようになってもなかなかママ友ができなかったときは、すごく焦りました」と語るのは、Yさん(33歳/食品メーカー)「でも、特定のママ友がいなくても、こちらから聞けばほかのママたちは親切に教えてくれましたし、先生たちに聞くこともできました。自治体などでいろいろ支援サービスを提供してくれています。だから『ママ友がいないとダメ』と感じたことはありません」(Yさん)。ママ友がいれば楽しく、心強いとは思うけれど、「いなくちゃダメ』ということはないはずとYさんは考え、必要な情報は、自分から集めようと考え方を変えたそうです。ママ友の情報網は魅力的ですが、そのためだけに無理をしてつきあう必要はないのかも? いまは子育て支援のサービスも増えていて、インターネットで情報を探すこともできますので、そういったものも上手に活用すると良さそうです。■ママ友のつきあいは一生?子どもが小学生にもなると、幼稚園、保育園時代のママとはどうなるのでしょうか?上が小学6年生、下は4年生の子どもを持つママは、「ママ友づきあいのほどんどは、期間限定」と言います。子どもが小学校に入ってしばらくすると、幼稚園時代のママ友とはほとんどとつきあいがなくなったそうです。「嫌われたって、ひとりになったって、期間限定」ママ友づきあいに悩んでいるなら、そんな風に考えると、もう少し気持ちも楽になって、割りきってつきあいやすくなるかもしれません。
2017年02月10日「ママ友トラブル」の話は、日々、耳に入ってくるものです。自分は大丈夫! と思いたくても、「嫌われていたらどうしよう…」という不安が拭いきれないママも多いのではないでしょうか?ただ、中にはそんな不安とは無縁そうな、「みんなから好かれているママ」もいます。いつもママ友の輪の真ん中にいる。そんなママにはどのような特徴があるのでしょうか? ■誰と接するときも同じ態度「私は人見知りで、自分から声をかけて友だちに…なんてもってのほか。そんな私に、あるママが声をかけてくれました。そのママは私より少し年上なのですが、とても丁寧に、そして明るく話しかけてくれて。初対面だと緊張してしまう私が、気づくと打ち解けて、楽しく会話できるようになっていました。そのママを見ていると、どんな人と話すときも丁寧で、人によって態度を変えることがありません。そのせいか、いつも周囲に人が集まってくるような感じで、彼女を通じて私もママ友が増えたので、とても感謝しています」(Sさん/28歳/主婦)「相手によって態度を変える人」は、職場や友だちづき合いなど、ママ友以外の人間関係でも敬遠される傾向があります。態度を変えているつもりはなくても、人見知りタイプの人などは「仲良し」と「それ以外」でつい接し方が変わってしまいがち。しかし、それでは「つき合いづらい人」と思われてしまう可能性もありそうです。人によって態度を変えないよう意識してみると、もっといろんなママと会話を楽しめるようになるかもしれません。■プライベートな質問をしない「学歴や収入、子どもの受験のことなど、プライベートなことを聞いてくるママが意外と多くて…。私はそれが嫌で、ママ友とつき合うことに消極的でした。それでも、子どものつながりでママ会などに顔を出すこともあり、その中で、あるママと仲良くなりました。仲良くなってからふと気づいたのですが、そのママ友は私が『できれば言いたくないな…』と感じるような、プライベートな質問をしないのです。だから一緒にいて心地よく、自然と打ち解けられたのかもしれません」(Iさん/31歳/主婦)「適度な距離を保つこと」は、人間関係の重要なポイント。トラブルを避けることにもつながります。子育てや家庭のことなどは、「よその家はどうなんだろう?」とつい聞きたくなってしまうもの。もちろん、相談したり知恵を授けてもらったりするのは良いと思いますが、「プライベートなこと」をズケズケ聞くのは避けるようにしたいですね。■我が子以外の子どもにも、とても楽しそうに接している「近所のママ仲間に、特に誰からも好かれているママがいます。その人柄が良いのはもちろんですが、子どもにもいつも明るく楽しそうに接してくれることが、その大きな理由ではないかと思います。井戸端会議が盛り上がっていても、常にみんなの子どもに気を配っている…という感じで、子どもの輪の中に入って遊んでくれることも。実際に、私の息子はその人のことが大好きで、道で見かけるとうれしそうに手を振って、自分から挨拶しています。こんなママとは、これからも長くつき合っていきたいな…と感じますね」(Yさん/29歳/飲食店)子どもに明るく接したり、井戸端会議中でもしっかり子どもに気を配ったり。当たり前のことかもしれませんが、「よその子も含めて、常に」ということになると案外難しいかも?「ママ友づき合いの中心には子どもがいる」ということを忘れずにいると、ママ友との関係も自然と良くなるのかもしれません。■子どもの良い部分を見つけて、褒めてくれる「会うといつも、『かわいいお洋服だね』や『背が伸びたね』、『習いごと? 偉いね』など、子どもにちょっとした褒め言葉をかけてくれるママ友がいます。子ども同士が一緒に遊んでいるときも、ウチの子が良いことをしたら、きちんと見ていて褒めてくれます。子どもも褒められてうれしそうにしていますし、すてきなママだな…と、いつも感心しています」(Kさん/33歳/自営業)良好な人間関係を築くためには、「相手を褒める」ことが大切だとよく言われます。ママにとって、子どもが褒められるのは何よりもうれしいこと。自分の子ども以外にも、自然に褒め言葉をかけられるママはすてきですね。誰からも好かれて、いつも輪の中心に…という人には、簡単にはなれないかもしれません。しかし、行動や意識をほんの少し変えてみるだけで、ママ友づき合いがもっと楽しくなりそうですね。
2017年01月26日ママ友ができると、子どもを連れてお互いの家を行き来することが増えます。そこで、意外と見られているのが「ママと子どものマナー」。うっかり相手が嫌がる行為をして、気づけば家に呼ばれなくなっていた…なんてことにならないよう、自分と子どもの振る舞いを見直してみてはいかがでしょうか?■ちょっと待って!「その場でいきなりオムツ替え」お互いに子どもを持つママ同士。オムツ替えの光景を見て不快に思うママは少ないでしょう。それでもやはり、一声かけることは大切。ママ会ではお茶やお菓子、食事を楽しむことも多いため、突然その場でオムツ交換をはじめてしまうと、「それって、どうなの…?」と感じるママがいることも。「オムツを替えてもいいかな?」の一言があるかどうかで、大きく印象が異なります。また、別室へ案内してくれるかもしれません。■オムツ替えシートや大きめのタオルを持参オムツ替えの場所については、訪問先のママの勧めに素直に従うと良いでしょう。ただし、カーペットやフローリング、ソファなどの上で直接オムツ交換することを、嫌がるママもいます。いくら「どうぞ、遠慮しないで」と言われても、やはりそこは他人の家。オムツ替えのときに下に敷くものを用意しておくのも、大切なマナーです。オムツ替えのときに、持参したシートやバスタオルがサッと出てくると、とてもスマート。ママ友宅へお邪魔するときは、オムツ替えに備えて敷くものを準備しておきましょう。■消耗品を気軽に借りない赤ちゃんと一緒に出かけるときに、オムツやおしり拭き、着替え、ウェットティッシュなど、必要最低限のものは携帯していると思います。しかし、仲良しのママ友宅へお邪魔したときはつい甘えて、おしり拭きなどを「ちょっと借りていい?」と言ってしまう人も多い様子。「気にしないで使って」と勧めてくれるママは多いと思いますが、やはりケジメはつけるべき。最初は「気にしないで」と心から言ってくれていたママ友も、何度も何度も…ということになれば、「ちょっとは気にして!」という気持ちになってしまうかもしれません。基本的に、おしり拭きなどの消耗品はきちんと持参して、訪問先のものを借りないようにする。これも、大切なマナーのひとつです。 ■子どもが飲食するときは、きちんとテーブルにつかせるママ友宅で飲食をするのは、大人だけではありません。子どももジュースを飲んだりお菓子を食べたりすると思います。このとき、遊んでいる場所でそのまま飲食させないように注意しましょう。フローリングやラグ、ソファなどの上に座ったまま飲食することを嫌がるママもいます。飲食するときは、きちんとテーブルにつくのがマナー。まだ自分だけで飲んだり食べたりできない小さな子どもでも、飲食時はテーブルがあるところまで連れてくるようにしましょう。また、きちんとテーブルにつくのは、できるだけ訪問先の家を汚さないようにするという意味合いもあります。子どもが部屋を汚してしまうのは仕方ない面もありますが、それでも自分の家とは違います。相手の気持ちを考えて、できるだけ汚さないように心がけることが大切です。■引き出しなどを勝手に開けないいくら気心の知れた間柄でも、自宅の引き出しや棚を勝手に開けられると嫌なものです。大人なら誰もがわかることですが、子どもはおかまいなしに開けてしまうことがあります。相手は「子どものすることだから」と許してくれるかもしれませんが、やはり気分の良いことではないはず。ママ友宅訪問時は勝手に引き出しなどを開けないように、子どもにしっかりと言い聞かせておきましょう。ただ、わんぱく盛りの男の子などは、「人の家の引き出しは開けちゃダメ!」と急に言っても、聞いてくれないかもしれません。そのため、やはり日ごろからきちんと教えておくことが大切です。たとえば、パパ・ママの趣味の品物が入っている戸棚、貴重品や危険なものを収納している引き出しなど、家の中にも「子どもに触れさせたくない場所」があると思います。そういうところは、勝手に開けてはいけないということを、日ごろからきちんと教えておきましょう。子連れで出かけるのは何かと大変なので、準備しておくべき持ち物や訪問先でのマナーをうっかり忘れてしまうことも少なくありません。しかし、良い関係を長く続けていくためには、やはりマナーを守ることが大切です。お互いが気持ち良くつき合っていけるように、お宅訪問時には十分注意しましょう。
2017年01月22日こんにちは。仲良しご近所ママ友が続々と引っ越してしまい、寂しさでいっぱいのフリーママライター横山かおりです。子どもが小学校に上がる前に引っ越す家庭が多く、幼稚園の間は引っ越しが多いようですね。私自身はまわりに比べて出産年齢が早く年上のママ友ばかりですが、みんな本当にやさしくしてくれて幸せな日々を送っています。とはいえ他の若めのママたちからは、年上ママ友たちへ感じることがいろいろあるようです。今回はそんなジェネレーションギャップエピソード をご紹介します。●(1)カラオケの輪に入れない『年上ママが多くいたカラオケでは、本当についていけない曲ばかり。「聖子ちゃん」「明菜ちゃん」の名前が飛び交う中でちょっと孤独感を感じました』(3歳女の子と6歳男の子の30歳ママ)やはりジェネレーションギャップが一番顕著に出やすいのはカラオケの選曲!年の差カップルなどでもよく例に出るエピソードですね。最近ではキッズメニューも豊富で騒いでも怒られないカラオケが子連れのママたちにとても人気です。そのため、カラオケに行く機会も多く、選曲に年の差を感じたことがある人は多いのでは?年の差を感じさせたくない場合は、最近流行の曲や子どもウケの良い曲 などを選択するのがオススメです。●(2)健康問題へのリアクションに困る『40歳以上の健康診断の話など、体の心配点があがったとき。仕方ないけど、私にはまだわからない……』(5歳男の子の30歳ママ)『自分の肌の潤いや手の潤いをうらやましがられたとき。どう反応していいのかわからず……』(1歳女の子と5歳男の子の29歳ママ)わかりあいたいけどわかりあえない……!健康問題はなかなかリアクションにも困ります。こういうときはとにかく話を聞いていましょう。将来の勉強になると思って、静かに、うなずく 。同じ世代のママたちが集まったときはよくある話です。●(3)子どものころの話が合わない『「あのころあのドラマはやったよね〜」「子どものころは○○見ていたよね〜」など昔の話がわからなさすぎる。でも自分が子どものころ見ていたテレビを言うとちょっと引かれる……。悲しい……』(4歳女の子の29歳ママ)自分が子どものころの話を比較すると、ジェネレーションギャップをハッキリと感じてしまいます。年上ママたちはビックリしてしまうかもしれません。テレビや音楽はもちろん、給食のメニューや学校の設備なども変わってきます。この違いに“引く”のではなく“楽しむ ”ことができると良いですね。----------年の差はあっても“ママ友”ということは変わりません。年齢の差があっても仲良しのママたちはたくさんいます。ジェネレーションギャップをお互いに楽しんで受け入れられると、より深い親交が得られるかもしれませんよ。●ライター/横山かおり(ママライター、元モデル)●モデル/ゆみ、SAYA
2017年01月21日さむ〜い冬は、まだまだ続きます。乾燥も特に目立つようになり、ママ自身はもとより、赤ちゃんのお肌のケア方法も気になるところ。そこで、よくある新生児期の肌トラブルとそのケアについて、経験談を交えてご紹介します。赤ちゃんの肌に突然赤いポチポチ……それって乳児脂漏性湿疹かも?新生児がよくかかる、皮膚のトラブル「乳児脂漏性湿疹」。我が家の9月生まれの娘も、生後1~6ヵ月にわたって発症しました。生まれたときはつるっと丸っとかわいい赤ちゃんのやわ肌。それが突然湿疹に覆われて、その範囲はどんどん広がって、産毛のようなポヤポヤの髪しかない頭皮にまで。毎日の沐浴が悪かったのか、石鹸が合わないのか、それとも何かの疾患か……インターネットで検索してはハラハラドキドキしていました。生後1ヵ月の母子健診で診察してもらうと、それは「乳児脂漏性湿疹」とのこと。これは、生後間もない赤ちゃんによくある症状で、皮脂コントロールがうまくできなくて起こるものなのだそうです。しっかりとした洗浄とクリーンなタオル、そして保湿!我が子の場合、チューブに入った軟膏と液体軟膏をその健診後に処方してもらい、そのおかげで症状が悪化することはありませんでした。が、耳の付け根の裏側がジュクジュクしだしたりと、なかなかその後も綺麗さっぱりなくなることはなく、3ヵ月になって四種混合の接種で小児科へ。その際、医師に言われたのが「しっかり石鹸で洗う」「拭くときは清潔なタオルで」「保湿で蓋をする」の3点でした。体を洗うときには、泡で出るタイプのものより、固形石鹸をふんわりと泡立てたもののほうが洗浄力が高い、と教わりました。泡立てネットなどでしっかり泡立てて、指の腹でなでるように洗うと良いそう。また、お風呂からあがったら、清潔なタオルで体を拭く。汚れと皮脂がきれいさっぱり洗い落ちた状態のところに、うっかり患部からバイ菌が入ったら大変!お洗濯日和が続く時期はいいですが、悪天候が続いて室内干しにする際には雑菌が増えないようにするなど、クリーンなタオルを心がけましょう。やっぱり大事なのは、保湿!そして、保湿。皮膚から水分が過剰に逃げるのを防ぎ、外からの刺激からお肌を守ってくれます。娘のときは病院でプロペトユベラ軟膏を処方されましたが、切れたら市販のワセリンでもいい、とも言われました。ただ、軟膏は洋服にくっつきやすいので、ティッシュを1枚のせてあげるとベター。ちなみに、よく処方される保湿薬「ヒルドイドソフト」は、美容ママの間ではママにも美肌効果絶大という話も聞きます。処方してもらったら、ママもちょこっと試してみては。そんな指導があったおかげで、6ヵ月を過ぎた頃にはようやく耳のジュクジュクも落ち着き、お肌の湿疹もすーっと消えていきました。実に6ヵ月にわたった乳児性湿疹との長い戦いも、ついに終止符が打たれたのでした。意外な盲点、おしりふき…!基本的には、大人より皮脂の分泌量が多い赤ちゃんの肌には、特別にクリーム等の保湿を施す必要はありません。その一方、実はママのほうがトラブルを起こしやすくなっています。しかも特定の部位が。――そう、「指」です。1日何回もするおむつ替えやオムツの汚れのお洗濯で、ただでさえ乾燥した空気のところに、水分の揮発が加速して、ガサガサになりやすいのです。特に、おしりふきウォーマーを使っている方は、要注意。カサカサの指先で赤ちゃんに触れるのは、なんだか赤ちゃんも痛そう……。おむつ替えの直後には、こまめにハンドクリームを塗ったり、馬油を指になじませるなどして対策を。さらに、お気に入りのオイルでベビーマッサージを楽しめば、子どもとのスキンシップを図りつつ、赤ちゃんの発達を促せて、さらにママの指先のケアもできたりの一石三鳥です!うるおいたっぷりでニコニコの冬を♡記事を書くにあたって、娘の新生児期の写真を見返してみたのですが、湿疹がひどかった頃の写真が明らかに少なく、無意識にも控えていたのかなぁ〜と今となっては思います。親子共々、しっとり潤い肌でいれば、自然とスキンシップやその思い出がきっと増えるはず。笑顔いっぱいの楽しい冬を、健やかにお過ごしくださいね。
2017年01月18日子どもが保育園や幼稚園、小学校に通い出すと、子どもの友だちのママから「家に遊びに来て」と誘われることがあります。よく知らない間柄のママ友宅を初めて訪ねるときは、何かと気をつかうもの。どんなことに気をつけ、何を用意していくべきでしょうか。■手土産はリサーチしてから慎重にチョイスまず、手土産は必須。プリンやカットフルーツ、個包装になった焼き菓子など、切り分けが不要なおやつ系が定番ですが、ランチやディナーに招かれた場合は、サラダやお惣菜など、食事の足しになるものでもいいでしょう。ただ、お惣菜系は、訪問宅のママが用意してくれている食事の内容によっては、合わないことがあります。また、料理好きで、もてなしたいママの場合、子どもウケが良いピザやチキンなどを持って行くと、手土産に人気が集中して微妙な雰囲気になる可能性も…。できれば行く前に、どんなメニューが出るか探っておきたいところです。「何か持って行こうと思いますが、どんなものがお好きですか?」と素直に聞いてみるのもアリでしょう。SNSで相手のママの投稿をチェックしておくと、ホームパーティをよく開いている、お菓子作りが趣味、などの情報をつかめるかもしれません。また、相手宅の子どもも手土産を食べられるように、アレルギーの有無についても事前に確認しておきたいですね。お菓子を手土産にする場合は、訪問時にいなくても、ほかの兄弟やパパの分も忘れずに。家族構成や人数がよくわからない場合は、数を多めに用意すると安心です。■室内で走り回らないよう、子どもに念押しを部屋の中で飛び跳ねたり、バタバタ走り回ったりしないよう、子どもにはあらかじめ念押ししておきましょう。相手宅がマンションの場合、階下やほかの部屋に音が響きやすいので注意する必要があります。特に、男の子は女の子以上に活発な子が多いので要注意。相手宅の子どもが女の子で、男の子に慣れていない場合、普段通りに振る舞うとビックリされてしまうかもしれません。ただ、どんなに念押ししても、子どもは興奮すると、つい走ってしまうことがあります。その場合はすぐに子どもの動きを止めて注意し、相手宅のママにひとこと謝ることが大切です。もし心配なら、子どもたちが静かに熱中して遊べるようなパズルやブロックなどのオモチャを持参するといいかもしれません。また、足音対策として、子どもにフカフカした素材の厚めの靴下を履かせておくのもおすすめです。■ティッシュ、タオルは必需品!小さい子には、いくら「お行儀よくしようね」と言い聞かせても、食べものをぼろぼろこぼしたり、飲みものをこぼしたりすることもあります。そんなときに備えて、ポケットティッシュやウェットティッシュ、タオル類は必ず持って行きましょう。まだオムツをつけた赤ちゃんなら、もちろんお出かけ用のオムツ替えセットは必須。オムツを替えさせてもらうときは、必ずオムツ替え用のシートを使うようにしましょう。使用済みのオムツは持ち帰るのが基本です。また、オムツやゴミ、濡れた衣類を入れるためのビニール袋も、多めに持って行ったほうがよさそうです。ママ友宅から帰ったら、なるべくその日のうちにお礼メールをしておきたいですね。第一印象をばっちり決めて、良好な関係をスタートさせましょう!
2017年01月08日子どもがどんな友だちと付き合っているのか気になる人も多いと思います。いじめにあっていないか、トラブルに巻き込まれたりしていないか、親なら誰でも心配になるもの。実際、子どもの交友関係に干渉ってしていますか? パパとママに緊急調査をしてみました。Q.お子さまの交友関係、干渉したことある?1.ある 56.2%2.ない 29.1%3.わからない・どちらとも言えない 14.7%約半数の親たちが子どもの交友関係に何らかの形で干渉したことがあるという結果になりました。では、一体どんなときに干渉したのかを聞いてみましょう。■金銭トラブルなどがある場合は注意を子ども同士のケンカ程度なら親が口出しすることもないのですが、物が紛失したり、お金が絡んでいたりすると黙って見て見ぬ振りはできないようです。伝えるときには一方的にではなく、親の意見として伝えるという人が多かったです。「お祭りや映画などに一緒に行くと、必ず金銭トラブルを起こす子がいるので、その子が参加する場合はなるべく行かないように注意しました。『今日は財布を忘れてきた。明日返すからお金を貸して』が毎回で、借りたお金も返してくれないので、関わらないのが一番だと思い注意しました」(兵庫県 40代女性)「強要はしませんが『母から見た○○さんは距離を置いたほうが良いと思う』と一応伝えます」(鹿児島県 40代女性)「我が家に遊びに来て、ご飯も食べ泊まっても何も言ってこない親がいて、そういう子には注意したほうがいいと言いました。低学年のころ、遊びに来ていた子にゲームのカセットを盗まれたこともあります。子どもには良し悪しと、巻き込まれないために注意しています。明日は我が身とも思いますので」(神奈川県 40代女性)■子どもの友だちは子どもが決めるもの一方で、子どもの交友関係には干渉しないという親たちの意見も聞いてみましょう。親が子どものためと思っても、結局子どもが大人になったら、自分で解決しなければならないのが人間関係。だったら、今からその経験をしておくことも大事なのかもしれません。「子どもなんて意地悪して、されての繰り返し。相手だって同じことを感じてますよ。集団生活にはいろんな人がいます。自分なりに上手く付き合うのも社会に出て行くための勉強です」(神奈川県 40代女性)「干渉しすぎる親は子どものことを考えているつもりで、結局は自分の意思を押し付けてるだけで、親が子どもなんだと思う」(埼玉県 30代女性)「干渉・・・嫌な言い方ですね。最終的に友だちを決めるのは親ではなく子ども自身だと思います。心配なのはどの親も同じこと。相手の性格や個性を知って学んで成長し、友だちを作っていくものではないでしょうか」(千葉県 40代女性)■自分がされて嫌だった経験あり「あの友だちとは付き合うな」と親に言われて、嫌な気持ちになった経験がある人も多いようです。自分がされて嫌だったことは子どもにはなるべくしたくない。そう思いつつ、今となってわかるのはその親心だったりします。「昔親に言われてすごく嫌だった。親になった現在、親が言ってきた思いがすごくわかる。でもあまり口を出さないように、子どもからのヘルプがない限り見守ってる。正直、付き合わなきゃいいのにと何度思ったことか」(三重県 30代女性)Q.お子さまの交友関係、干渉したことある?アンケート回答数:3730件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年01月02日子どもがいると、多かれ少なかれ発生するママ友との付き合い。「子どもの年齢が同じ(または近い)」ことをきっかけに付き合いがスタートするケースが多いため、性格も属性もバラバラです。当然ながら気が合わないママもいますし、ときにはトラブルに発展することもあります。ママ友の必要性を考えるとともに、トラブルを避けるコツも紹介します。■ママ友は「必要」だけど「面倒」なのが本音2016年4月にアットホームが発表した「小学生の母親に聞く、『ママ友との理想の距離』調査」によると、ママ友を「必要な存在だと思う」と答えた人は、620人のうちの74.7%。一方、「ママ友付き合いを面倒だと思ったことがありますか?」という質問に対して「はい」と答えた人は67.5%に及んだそうです。ママ友は必要だと思ってはいるものの、付き合いを煩わしいと感じることもあるようです。同調査によると、ママ友付き合いは幼稚園や保育園への入園を機にはじまることが多いようです。また、赤ちゃんのころに児童館や支援センターなどで出会ったことがきっかけで付き合いがスタートすることもあります。近ごろは、TwitterやInstagramなどのSNSを通じてママ友を作るケースも増えています。似たような趣味を持つママがつながりやすいこともあるため、実際に会っても仲良くなれることが多いようです。Twitterでハッシュタグを使って検索すれば、同じ月齢の赤ちゃんがいるママ友を見つけられます。たとえば、赤ちゃんが2016年12月生まれの場合は、「#2016dec_baby」というハッシュタグを入れればOKです。0歳児のころは月齢によって成長具合や悩みも異なります。離乳食や夜泣きなど、同時期に同じような体験をしているママたちに出会えるのは心強いものです。パパに対するグチや不満など、SNSだからこそ話せることもありますよね。■ママ友付き合いのメリット・デメリットママ友付き合いのメリットのひとつが、お互いに助けあえること。慣れないうちは不安な赤ちゃんとの電車移動も、ママ友親子と一緒なら心の負担が少し軽くなります。育児に時間をとられてしまって家事もままならない乳幼児期には、誰かの手があるだけで助かることが多いものです。実際に、ママ友に助けられたという声もあります。「ママ友がお子さんを連れて家に遊びに来てくれたときのこと。『私が子どもたちと遊んでいるから、いまのうちに夕飯の支度をしていていいよ!』と言ってくれて、とても助かりました。私もママ友の家に遊びに行くときは、同じように声をかけています」また、地域や子育ての情報交換ができるのも大きなメリットです。子どもがお世話になることも多い小児科や耳鼻科は、実際に行った人の意見が参考になるもの。先生の印象や混雑状況、予防接種の金額まで、インターネットだけでは収集できない情報を得られることもあるでしょう。一方、苦手な人ともうまくやっていかなくてはいけないというデメリットも存在します。とくに、価値観や距離感が異なるママとの付き合いはつらいものです。「子どもが0歳のころ、児童館などで何回か会ったことがあるママに誘われて、子連れでお茶をしたことがありました。待ちあわせ場所に着いたら、挨拶もそこそこに『持ち家ですか? 賃貸ですか?』と聞かれてびっくり。ほかにも『旦那さんは何時ごろに帰ってくるの?』『いつもそんなに早いの?』と質問攻めにされました。逆に私が話をふっても、大した答えが返ってこない。早く帰りたいのに、なぜか彼女はのんびり食事をはじめてしまい、食べるのを待っていたら外は真っ暗になっていました。そのママ友に対しての苦手意識が働いてしまって、しばらくはあいさつをするのもしんどかったくらいです」最初から踏み込んだ質問をしたり、距離が近かったりする人は、仲良くなるとさらに遠慮がなくなる可能性も。相手に嫌な気持ちを感じさせないように注意して、少しずつ距離を置いたほうがよさそうです。■子どものケンカやSNSの投稿などに潜むトラブルの種近ごろは、InstagramやFacebookなどのSNSに我が子の写真を載せているママも増えています。『児童心理』(金子書房)に掲載された幼稚園の園長によるコラムでは、他園で起きたSNSをめぐるトラブルについて触れていました。「LINEに個人情報を勝手に載せて流してしまう母親がいて困ると、ある母親からクレームがありました。トラブルのもとを作る母親は、フェイスブックも行っており、幼稚園の行事の写真等も載せてしまうため他の園児も一緒に写っている場合があるそうで、困るとのことです。(中略)さらに、休日、同じクラスの子どもをたまたま見かけて、勝手に写メを撮影して流してしまったりもしているようです。出典:『児童心理』2016年7月号「LINEのトラブル―幼稚園児のママ友の世界」トラブルの原因となったママは、ほかの子どもの顔を投稿する際には、スタンプなどで顔を隠すようにしていたそう。しかし、顔が見えなくても、関係者が見れば服装や場所などで個人が特定されることもあります。他人の子の画像は、たとえ顔を隠しても載せない方が無難です。また、自分が発したなにげないひとことが、相手の気分を害することもあります。実際に、ママ友からの心ない言動に傷ついたという人もいました。「子どもが1歳半のころ、同じ年の子を持つママ友から長文のメールを受け取ったことがありました。内容は、私の子育てのやり方やうちの子の発育状態についてです。言葉を発するのが遅いとか、私の接し方に問題があるとか…。善意を装っているつもりかもしれませんが、文面からは悪意しか感じられませんでした」いくら仲が良くても、相手の子育てに口を挟むのは避けたほうがいいでしょう。どうしても気になることがある場合は、ママ友との関係性をよく考えて、細心の注意をはらったうえで伝えるといいかもしれませんね。子ども同士のトラブルが原因で、ママ友との関係が悪化する可能性もあります。とくに自分の子に否がある場合は、誠意ある対応を心がけたいものです。「子どもが2歳のころ、ママ友の子の腕を噛んでしまったことがありました。その場で謝って、改めて菓子折りを持って謝罪に行くことを伝えると『気にしないでいいから』と断られてしまいました。でもその後、ことあるごとに子どもの腕の具合を報告するLINEが来るように…。やはり最初から、きちんと謝罪に出向いておけばよかったです」相手の「気にしないで」という言葉を鵜呑みにせずにきちんと謝罪をしたほうが、後々気まずくならずにすみそうです。■ママ友ランチを断る理由を確保しておく子どもが幼稚園に入ると、ママだけの付き合いが始まるというケースも多いようです。ママ友ランチやお茶会もそのひとつ。お迎えまでの時間はもちろん、クリスマス会や、おゆうぎ会などのイベントの準備と称して集まる機会も出てきます。ママ同士の連絡先交換はLINEというケースが多く、複数人でグループを作ってやりとりしているそう。休日でもLINEの通知が鳴りやまないママもいます。「ママ友とのトラブルもないから助かっているけど、公園や誰かの家に毎日集まるのは疲れます。私は自宅で仕事をしているので、適度に参加するようにしています」付き合いそのものはうまくいっていても、適度な距離感は大切です。ママ友グループとの関係性にもよりますが、仕事のほかにも、「義理の両親が来るから」など、自分の意思ではどうにもならない理由で断ると角が立たないようです。一方、ママ友同士の付き合いがほとんどない幼稚園もあるそうです。「うちの幼稚園は延長保育があり、夏休みも預かってくれます。そのせいか、働いているママが多いんです。それに、送迎バスを利用していることもあり、平日にママだけでランチをすることもほとんどありません。幼稚園の行事以外で付き合いがあるとすれば、同じバス停になったママと一緒に子どもを連れて公園に行くくらい。家にいても時間を持てあましてしまうので助かっています」■ママ友カーストにいじめ!? 孤立するケースも2015年に栃木県で起きた2人の母親の自殺。原因は、子どもを同じ小学校に通わせているママ友たちからのいじめによるものだといわれています。ママ友間の階級を意味する「ママカースト」という言葉もあるくらい、ママ友との関係性や立ち位置がデリケートになっているのかもしれません。たとえば、専業ママが多い幼稚園では、仕事をしているだけでいじめの対象になってしまうケースもあるようです。「友人が通っているのは、セレブなママが多い幼稚園。送り迎えの車種によってグループ分けがされているそうです。専業主婦が多いなかで、ワーキングマザーの友人はめずらしい存在。ひんぱんに行われるパーティーも仕事があるため、ほぼ参加できていませんでした。あるとき、仕事の都合がついたので参加したところ、『あら、幽霊さんが来たわ』と言われたそうです」夫の仕事の関係で幼稚園を転園したため、グループに入れずにママ友が一人もいないという人もいます。「うちの幼稚園では、懇談会の帰りにママだけでランチに行くというのが恒例になっているようです。当然のことながら、私は誘われませんでしたけど。ママ同士の仲がいいと子どもたちも仲良くなりやすいので、複雑な気持ちはあります。でも、いまの幼稚園のママたちとは服装の趣味もちがうし、気が合うとは思えません。仕事をしているので、無理して付き合っても疲れるだけだと割り切りました。いまは、あいさつだけの関係にとどめています」都内から都外の幼稚園へと移ったそのママと、幼稚園ママたちとでは服装の趣味も全く違うタイプ。互いに相いれない部分もあるのかもしれません。2015年に発売されて話題となったコミックエッセイ『ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望』(KADOKAWA/メディアファクトリー)でも、ママ友間のいじめが描かれています。主人公のサキは、仲の良かったママ友グループから無視や嫌がらせをされるようになります。ちょっとした行きちがいや嫉妬心からママ友との関係が崩れていく様子は、こわいけど身近に起こってもおかしくないことばかり。自分とママ友との関係性を考えるきっかけにもなりそうです。■ママ友トラブルは幼稚園の雰囲気によりさまざま!ママ友との関係性は、幼稚園の雰囲気によっても異なるようです。少人数でアットホームな雰囲気の幼稚園を選んだという人は、ママ友とのトラブルとは無縁だと言います。「うちの幼稚園は延長保育も送迎バスもないけど、雰囲気がとてもいいんです。古くて趣のある園舎で、私はとても気に入っています。私と同じように建物が好きで選んだというママも多いため、趣味も気も合う人が多いです。某大学付属の幼稚園を検討していた時期もあったけど、雰囲気が合わなかったので受けませんでした。その幼稚園に通わせている友人に聞いたら、入園早々にほかのママから『ご主人のお仕事は?』と聞かれたらしいです。いまの園にしてよかったと思いました」ママ友は、子育ての苦労を一緒に乗り越えている同志。心強い存在である反面、距離が近くなればなるほど気になってしまうこともあるものです。一定の距離感を保つことが、ママ友とうまく付き合うための得策と言えそうです。<出典>・ 小学生の母親に聞く、「ママ友との理想の距離」調査 <参考文献>・『児童心理』2016年7月号(金子書房)・『ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望』(KADOKAWA/メディアファクトリー)
2016年12月28日こんにちは。ママライターのamuです。ママ友いじめ、ママカースト、お受験での足の引っ張り合いなど、大げさに脚色して描かれたドラマや小説の影響か、何かとマイナスイメージな“ママ友”という言葉。本当に信頼できるママ友がいる私としては、悪い意味で“ママ友”という言葉が使われていると悲しい気持ちになることもあります。今回は、世間が抱く“ママ友”のイメージについて、違和感のあるものをまとめてみました。●(1)群れる『つるむもそうだけど、一人じゃ何にもできないくせに っていうニュアンスがあると思う』(小2・小4男の子のママ・30代)『ネットだと、いい年して恥ずかしいとか痛いとか。仲がいいから一緒にいるだけなのに』(小4男の子のママ・40代)井戸端会議という表現もよくされる気がします。もちろん、通行の邪魔になったり、騒がしいなら問題ですが、公園での談笑などもまとめてこう言われるのはなんだかな……。私は一人でいるときもあるし、ママ友たちと一緒にいるときもあります。学校行事に一人でいくこともあれば、話の流れで途中で待ち合わせていくこともあります。ただ、学校でおしゃべりがうるさいママに嫌悪感を抱く人が多いことも知っているので、気を付けるようにはしています。●(2)暇『働いている人に多いけど、「フルタイムで働いているし忙しいから、ママ友といる人が暇人にしか見えない 」などと叩かれる』(小4女の子のママ・30代)『気を使って無駄な時間を過ごしたくないとママ友不要派のママが言っていたけど、子どもは幼稚園の後に友達と遊べて楽しそうだし、私だって楽しいから無駄とは思わない』(5歳女の子のママ・20代)確かに暇がないと会えないけど、忙しくても会いたいし、近所だからこそ短時間でも会えるのがママ友のいいところ。11時から15時、その4時間でリフレッシュすることで、子どもにも夫にも優しくなれるという声はよく聞きます。外に出るだけで、気分転換になりますよね。●(3)悪口ばかり言ってそう『悪口合戦になんてならない 。自分や子どものことを話したり、学校や行事について話したり……。あとは何話したっけと思うくらいくだらないことで笑っているから普通に楽しい』(小4女の子のママ・30代)よく“つき合いが悪い人の陰口を言って挨拶されても無視する”、“持ち物を馬鹿にして笑う”、“噂話ばかり”という描写がドラマであるけど、実際は「クリスマスどうする?」とか「あれ食べに行きたいね」とか、何気ない話題で盛り上がることが多いです。●(4)ママ友は友達じゃない『ママ友否定派には、面倒くさそうとか、腹の探り合いと言われる。でも、一緒に泥酔したり温泉行ったりする間柄 だし、何でも話すんだけどな』(小4男の子のママ・30代)『どうせ期限付きのつき合いか、子どもが大きくなったら交流なくなるんでしょとか言われたことがあった。逆にそんな人はこちらからノーサンキュー!』(小4男の子のママ・30代)私も、学生からの友達、職場でできた友達とママ友の何が違うんだろうという気がします。マウンティングなんて、学校だって職場でだってする人はするし、しない人はしない。子どもが絡んでいても、ママ一人ひとりが友達を大事にする気持ちでいたら、揉めたりはしないし、本当の友達になれると思います。独身時代からの友達だってみんなママになっているし、ママ友はこわいとか、ママ友は面倒とか決めつけなくてもいいのかもしれません。子どもが大きくなったとき、子どもなしでも会える友達になれると思います。●(5)八方美人『よく八方美人と言われるけど、何がいけないのと思う。ムスッとして愛想ない人、挨拶もしない人のほうが問題 だと思う』(小4女の子のママ・30代)『「あの人、いつもどこにでもいるね」みたいなことを言われたことがあった。みんな好きだし、誘ってくれてうれしいから行きたいだけなのに』(小4男の子のママ・30代)ママ友は気が合う人がいたら作りたいという人がほとんどだと思いますが、たまに、心からママ友付き合いを毛嫌いしている人もいて……。そういう人たちの心ない声が耳に入ると、やっぱり気にしてしまうママも多いようです。本当にママ友とうまく付き合っている人は、相手をきちんと尊重するし、一人で行動することもできます。逆に、ママ友付き合いがうまくいっていない人ほど、他人をけなしたり批判したりするとの声があがりました。私の友達にも、ランチや飲みは行かないけど、イベントには顔を出してくれたり、PTAの役員に立候補して役員選出の会にクラスのママたちがいかなくて済むようにしてくれたりと、何かと気が利くかっこいい一匹狼ママがいます。----------世間的にはイメージの悪い“ママ友”ですが、実際には楽しんでママ友付き合いをしている人も少なくありません。もしママ友を作るのが怖いという方がいたら、怖がらずに飛び込んでみるといいかもしれませんよ。●ライター/amu(ママライター)●モデル/ゆみ、SAYA
2016年12月24日子育てにはやらなくてはならないことがいっぱい! あれもこれもこなさないと、ちゃんと育てられないのでは、なんて不安になることもあるでしょう。そんながんばりすぎて疲れているママにおすすめの育児マンガをご紹介。世間的には「ダメ母」といわれることもある主人公たちですが、多くのママが共感できる要素があるはず。■『おにぎり通信』(二ノ宮知子 著/集英社)『のだめカンタービレ』の作者、二ノ宮知子さんによる子育てファミリーエッセイ。一般的な育児マンガとの違いは、家事や育児のほとんどを二ノ宮さんの夫が担当していることです。それではママである二ノ宮さんは何をしているかといえば、人気作家らしくマンガの締め切りに追われる日々。「育児より仕事のほうが楽」とまで言ってしまうほど、一家の大黒柱として働いています。生活のほとんどを夫に任せっぱなしなわけで、子どもたちには「パパがいい」と言われてしまう始末。その都度、ママ業をがんばろうとするけれど、朝は起きられなかったりと、なかなかうまくいかないようで…。そんな失敗をしつつも、幸せそうに暮らす家族の姿にほっこりしてしまいます。子どもの成長に沿った笑える「あるある」ネタも盛りだくさん。でも、ママとしては主夫として奮闘するパパの姿にも共感してしまうかもしれません。■『毎日かあさん』(西原理恵子 著/毎日新聞出版)「毎日新聞」で連載中の育児マンガではありますが、作者である西原理恵子さんが連載中に離婚してしまうなど、波乱万丈な様子も描かれた作品です。「かあさん」は晩酌をしながら子どもを寝かしつけたり、運動会の日に寝坊して質素なお弁当しか作れなかったりと、決してほめられる子育てではないかもしれません。でも、大きくなった子どもたちを見て「食事なんか手作りすることなかった あんなに抱っこしてほしがってたのに もったいないことしちゃったなあ」と振り返るほど、子どもたちへの愛情はしっかり伝わってきます。そんな思いにホロリとしながらも、なぜか棒を集めてくる男子の習性など、笑えるエピソードも満載で、育児への勇気がもらえるはず。 ■『私たちは繁殖している』(内田春菊 著/ぶんか社)妊娠から出産、そして4人の子の育児風景を描いたマンガ。主人公がシングルマザーを経て結婚、離婚、さらに再婚するなど、こちらもなかなかの波乱万丈っぷりです。1巻には妊娠から出産にかけての様子が詳しく描かれていて、プレママには参考になりそう。「おしるし」がきてから陣痛時の呼吸法、出産直後の様子などリアルに描かれています。豪快すぎる子育て法には賛否両論ありますが、この本を読んで母乳育児に挑戦した、子育てが楽になったと思う人もいるほど、長く愛されている作品です。■『ママだって、人間』(田房永子 著/河出書房出版)妊娠したけどすぐには母性がわいてこない、妊婦の性欲問題、出産への恐怖、産後の夫婦関係など、他人には聞きづらい、言いづらいことが赤裸々につづられた異色作です。母親学級でママコミュニティに違和感を覚えるエピソードは、初めてママになったときに感じたことがある人もいるかもしれませんね。ほのぼのしたシーンはあまりないのですが、その分、幸せの裏に隠されたママの悩みがぶっちゃけられています。ママであることに疲れたときに読みたくなる1冊です。どの作品もママとしては異端児ともいえる女性が主人公ですが、ハッピーな面だけでなく、大変なことやドロドロしたことも描かれているので、育児に苦労してきたママたちから共感を集めています。「ダメなのは私だけじゃなかった!」と安心するもよし、「ありえない!」と笑い飛ばすもよし。育児マンガだからといって、共感できなくても大丈夫。ほかの人の育児風景を見ることで、ヒントが見つかるかもしれません。・ 『おにぎり通信』(二ノ宮知子 著/集英社) ・ 『毎日かあさん』(西原理恵子 著/毎日新聞出版) ・ 『私たちは繁殖している』(内田春菊 著/ぶんか社) ・ 『ママだって、人間』(田房永子 著/河出書房出版)
2016年12月21日年末を迎え、何かと慌ただしい毎日。会社の忘年会などに加えて子ども達が喜ぶイベントも多い時期になり、今まで会ったことのない様々なタイプのお母さんと交流する機会も増えてくるでしょう。そんな時期に知っておきたい、今のあなたとウマが合ったり、学ぶことが多いと感じる「今のあなたにピッタリなママ友」を簡単な心理テストで見ていきたいと思います。Q.トランプカードが4枚並んでいます。あなたがそのうちの1枚を手に取って裏返した時、それはどのカードだったと思いますか。深く考えずに直感でお答えください。1、スペードのエース2、ハートのキング3、ダイヤのクイーン4、クラブのジャック選べましたか? 図形の形やカードの位には、あなたの「ピッタリなママ友のタイプ」の深層心理が反映されているのです。それでは、答えを見てみましょう。 1、「スペードのエース」を選んだあなた「スペードのエース」を選んだあなたは、最近言いたいことが言えなかったり、つい相手に合わせてしまっていることが多いかも。そんなあなたには一匹狼的なアネゴ肌のママ友がぴったり。年上の兄弟がいる方なら育児経験も豊かでなおよし。他人の目を気にしない行動や考え方を学べます。2、「ハートのキング」を選んだあなた「ハートのキング」を選んだあなたは、最近何事にも頑張りすぎて疲れているかも。そんなあなたには地味ながらもとてもよく気がつく、ほんわかとした雰囲気のママ友がぴったり。ごく自然と他人に優しくしている彼女の姿から、「やらなくては」と自分を追い込む気持ちがやわらぎ、心のゆとりを取り戻せそうです。3、「ダイヤのクイーン」を選んだあなた「ダイヤのクイーン」を選んだあなたは、どちらかというと人見知りでママ友を作りづらいと感じているかも。そんなあなたにはノリがよくにぎやかで、話の中心にいるようなママ友がぴったり。最初は気後れするかもしれませんが、このタイプは話を「聞いてくれる人」が好きなので大丈夫。彼女の社交性や話術を学びましょう。4、「クラブのジャック」を選んだあなた「クラブのジャック」を選んだあなたは、最近仕事の責任が重くなったり、家事での負担が増えてしまったりと精神的に疲れているかも。そんなあなたには、普段目立たなくても穏やかで、よく人の話を聞いてくれる年上のママ友がぴったり。人生経験も豊富であなたには無い視点からのアドバイスももらえて学ぶことが多いでしょう。いかがでしたか?色々なタイプのママ友と交流することで、自分自身の精神的な視野を広げ、マチュアな女性になっていきたいものです。さて、そんなママ友たちとのお付き合いでは、どんなおもてなしをしたらいいでしょうか?もっと深く知りたい方のための、詳しく見る心理テストをご用意していますのでご覧下さい。 「あなたにぴったりのおもてなしは?」 ママが気になる心理テストがいっぱい! 子育て診断はこちら
2016年12月16日年末年始は何かとお付き合いが増えますが、妻が出かけることに難色を示す男性は少なくないようです。とくに「ママ友」という響きから、ただ遊んでいるだけだと思われてしまうことも。しかし実際には、ママ友付き合いは意外とビジネスライクだったりします。ある意味、「ママ業」は仕事。このようなママ友付き合いを夫に理解してもらうためにはどうすればいいのでしょうか。■ママ友は同じ業務を遂行する仲間1児の母のYさんは、ママ業を会社組織に例えて夫に説明したそうです。今回は、Yさんのケースをもとに夫への説明の仕方を考えます。「会社に例えるなら、私たちママは子どもを育てるという『業務』を遂行しています。ママ友は、それを達成するために協力し合う同僚や協力業者のような存在。だから本当の友だちのように仲良くなれる人もいれば、お局のようなボスママもいるわけです」会社でもチームワークを深めるための飲み会が行われますが、ママ会もそれと同じようなもの。進んで参加したい会もあれば、仕方なく参加する場合もありますよね。「PTAの付き合いって、まさに会社の飲み会とか打ち上げと同じ感覚だと思うのですが、夫は母親である私が夜、出歩くことに対して否定的でした。でも、夫だって断れない付き合いはあるわけだし、私はそれを否定しません。ママ友は育児にかかせない存在だし、飲み会といっても二日酔いになるほどは飲みませんから、年に2、3回は認めてほしいと説得しました」飲み会に参加したら写真を撮り、どこで誰と何をしているのか夫に連絡。何時に帰るかの報告も忘れません。「これも業務連絡書みたいですよね(笑)。でも、私は夫に『仕事』の一部として外出させてほしいとお願いしたのだから、そこであったことはすべて報告しています」ママたちが何をしているか見えないから、夫も不満を抱くのかもしれません。だからこそ、仕事と同様に「報連相」が大事というわけですね。■ボスママとのお茶会は「接待」!?Yさんは現在、会社勤めをしていますが、子どもが小学校に上がるまでは専業主婦でした。幼稚園では子どもを送ったあとに「お茶会」に誘われることも多かったそう。「さすがに毎回では家計に響くし、断ることも多かったです。でも、ボスママから誘われたときは『接待』だと思って参加しました」ボスママは3人の子どもを同じ園に通わせてきたので、先生たちとも親密な関係を築いているのだとか。そこで目を付けられては、子どもの園生活にも影響するかもしれない……。そこで、お茶代は育児のための必要経費と考え、家計から「接待費」としてねん出しているといいます。「夫に理解してもらうまで時間がかかりました。でも、私が参加しないために子どもが仲間外れにされることがあっては、私の業務は遂行できないんですよ。何度も繰り返して説得しました」 ■スマホもママ業にも欠かせないツールこのように、Yさんの夫は妻が出歩いたりすることに否定的だったわけですが、携帯電話の使用に対しても口うるさかったのだとか。「ママ友とはLINEでの連絡が当たり前なのに、スマホは必要ないといわれました。しかし、育児の情報収集や、連絡手段として欠かせないもの。スマホがあって当たり前の今、よほど重要なことではないとガラケーのママにだけ別途メールをくれるなんてことはないです。今ではスカイプやLINEを活用している企業が少なくありませんし、私はほかの家庭を『他社』に例えました。必要なツールがなければ、他社との競争に遅れをとってしまうこともあるわけです」それでもスマホ利用に不信感を抱く夫。そこでYさんはママ友とのグループLINEに夫を招待し、すべてのやり取りを「見える化」したそうです。「本当に業務連絡しかないので、『世間話とかしないの?』と不思議がられました。それは会ったときにすればいいし、私たちのグループでは必要なことだけ連絡するようにしています」こうして地道に育児を会社組織に例えていくことで、夫を説得してきたYさん。「夫は理屈っぽく、さらに仕事人間だから使えた技かもしれない」といいます。すべての夫に通用するとは限りませんが、なかなかママ友付き合いを理解してもらえないときには試してみるのもいいかもしれませんね。
2016年12月11日子育てと切っても切れないのが「ママ友」の存在。できれば円滑な関係を築きたいものですが、お願いごとを断るべきときの線引きは難しいものです。■トラブル回避のために、証拠をきちんと残すたとえ信頼している人であっても、金銭を貸し付ける際には、貸し付けたことを証拠に残しておかなければなりません。あとで「返して」と言っても、もらったものだと言われ、争いになってしまうことは案外多いもの。簡単にお金を貸す人はなかなかいないとは思いますが、どうしてもとお願いされてお金を貸すことになったときに、注意すべきことはたくさんあります。貸し借りの証拠として有効なものに、まず借用書や契約書があげられます。どちらでも構いませんが、金銭を、いつ、いくら貸したのか、その金銭をいつ、どのように(分割か一括かなど)返すのか、ということを必ず明記することがポイント。借りている人の署名押印、その書面の作成日付を入れて、借用書であれば貸した側が、契約書であれば同じものを2通作成して、1通ずつ貸した側と借りた側が保管しましょう。なお、たとえ個人間の貸し借りでも、利息をつけることができます。ただし、利息制限法をこえる利率を約定してもそれは無効となりますので注意が必要です(元本が10万円未満の場合は年20%、元本が10万円以上100万円未満の場合は年18%、元本が100万円以上の場合は年15%までが法律上の制限です)。■「ちょっと立て替えておいて!」のトラブル回避術お買いものやランチで「銀行に行くのを忘れてしまったから、立て替えておいてくれない?」と言われ、数千円分立て替えた経験のある人は多いのではないでしょうか。こうした低額の貸し付けの際に、借りた側が「付き合いでもらったもの」と解釈してしまったりすると、後々もめてしまう可能性も。こうしたときも、トラブル回避のためには証拠を残しておくのが一番です。しかし、緊急時にその場で借用書を作っている暇はありませんし、スマートフォンのボイスメモ機能を借用書代わりに利用する手もありますが、ママ友間でそのようなやり取りをするのは、付き合いの関係上現実的ではありません。そこでおすすめするのが、メ―ルやメッセンジャーのやりとりを残すことです。帰宅後に「今日貸した○○円、○日までに返してね」「ありがとう、わかった」というやり取りを、あくまで「忘れないように」というニュアンスで送り、保存しておくとよいでしょう。スクリーンショットなどでも有効な証拠となります。■「あの人、お金を返してくれないの」と愚痴ったら名誉棄損?たとえ数人であっても、「あの人、お金を返してくれないの」と友人などに話してしまうことは、その場で直接聞いていない人にも伝言ゲームのように知れ渡っていくことになりますので、名誉棄損が成立する可能性があります。とくにママ友間のネットワークが密な場合は、瞬く間にうわさが広まってしまうことも。また、「返さないと家族に危害を加える」などといって返済を迫ることは、恐喝罪が成立する可能性がありますので、絶対にやめてください。お金を貸したのに返してくれないのであれば、直接本人と話し合いの場をもち、それでも解決できない場合は専門家に頼ることが大事です。■まずは証拠を残し、トラブルは専門家に相談たとえ低額のお金を貸し借りするときでも、後々、もめることは多々あります。とくに親しい間柄にあれば、借りた側は「それぐらいいいじゃないの」と思って、借りた認識がないということもあります。ママ友間で多額の金銭を貸し付けることはあまりないかもしれませんが、低額であったとしても、後でもめないように、貸したことの証拠は残しておきましょう。そして、万が一トラブルになった際は抱え込まず、まずは専門家に相談しましょう。 監修協力:弁護士法人アディーレ法律事務所 (東京弁護士会所属)
2016年12月03日ママ友同士のトラブルは情報番組などでも頻繁に取り上げられていますが、そのエピソードの多くは「最初のうちは、仲良くやっていたのに…」というものです。ママ友から、本当に心を許せる大親友となる場合もあるでしょう。しかし、信頼関係が築かれる前に、距離を縮めすぎてしまうのは少し危険かも?今回は、ママ友トラブルを経験した女性たちの体験談をもとに、「適度な距離感」について考えてみたいと思います。■つい、軽い気持ちで…「ある雨の日、車を持っていないママ友が『これから駅まで行きたいんだけど、雨の日に子連れで自転車は危ないし、歩くしかないわ』と話していました。ちょうど駅方面に用事があった私は、軽い気持ちで『ついでだし、乗せて行こうか?』と声をかけたんです。しかし、これが大きな間違い。その日は、ママ友とその子どもを駅へ送り届けて終わりだったのですが、それ以降も『○○へ乗せて行ってもらえない?』と頼まれるように。しかも、だんだんその頻度は高まり、まるで足として使われているような状況。さすがに嫌になって一度キッパリ断ったら、それからは道で会っても、挨拶すらしてくれなくなりました」(Iさん・30代主婦)車がないと、子どもを連れて出かけるのは何かと大変かもしれません。しかし、このママ友のように他人をあてにするのは、やはり非常識というもの。しかも、断られて機嫌を損ねるなんて…。関係が切れて良かったかも?ただ、Iさんご自身も「大きな間違い」と言っているように、簡単に「乗せて行こうか?」と言ってしまったのは、少しうかつだったかもしれません。「車に乗せる」ということは、「命を預かる」ということ。大きな責任が伴う行為です。車に乗せてあげる方も、乗せてもらう方も、その責任の重さを十分に理解しておく必要があるでしょう。特に、まだ相手の人柄がよくわかっていない段階で車に乗せるのは、控えた方が良さそうです。 ■家庭事情がダダ漏れ「なかなか周囲のママたちと打ち解けられずにいた私に、積極的に話しかけてくれたママ。その存在にずいぶん救われた私はすっかり気を許し、旦那の仕事・収入のこと、子どものお受験のことなど、そのママ友に聞かれるままに、すべて正直に答えてしまったのです。あとでわかったことですが、その人は近所でも有名な『おしゃべりママ』。私が話した家庭の事情は、あっと言う間に近所に知れ渡っていました」(Kさん・20代主婦)周囲に馴染めなくて不安なとき、声をかけてもらえるとうれしいものです。ついいろいろと話してしまったKさんの気持ちはよくわかります。しかし、仕事・収入、子どもの受験などは、かなりプライベートな話題は、軽々しく他人に話すことではないでしょう。まだつき合いが浅いのなら、なおさらです。ママ友同士の会話では、プライベートなことに踏み込みすぎないのもマナーのひとつ。何気なく口にしたひと言が嫉妬を買ったり、トラブルを招いたりする可能性もあります。プライベートなことを根掘り葉掘り聞いてくるママ友がいたら、少し慎重につき合うべきでしょう。■口は災いの門!「仲良しのママ友に、義実家に対する不満を漏らしていたら、それがママ友→その夫→私の夫とまわりまわって、間接的に夫の耳に入ってしまいました。不満の内容自体は夫に直接言ったことがあったので、夫はすでに知っていたのですが…。自分の実家への不満を赤の他人にしゃべっていたことに腹が立ったようで、かなり怒られました。そして、最終的には夫婦ゲンカに発展」(Fさん・20代文具メーカー勤務)家族ぐるみのつき合いがあれば、Fさんのようにママ友に話したことが、まわりまわって…という可能性も十分に考えられます。夫の耳に入れたくないことは、どれだけ仲良しのママ友であっても話さない方が賢明のようです。このように、ママ友との距離を縮めすぎたばかりに、嫌な思いをしたり、夫婦ゲンカにつながったりする場合もあります。今、問題なくつき合っているママ友とも、適度な距離感を忘れて近づきすぎれば、関係がこじれてしまうかもしれないので気をつけたいですね。
2016年11月26日幅広い年齢層で構成され、ひと筋縄ではいかないのがママ友という関係。若いママが心の中で何を思い、年上ママがどんなところでカチンときているのか? 互いにイヤな思いをすることなく、気持ちよく交流できるように、年代別・ママ友とのつき合い方をリアルな声とともに考えます。■年上ママは上から目線!?妊娠・出産・子育てと、同じのプロセスを経験したことで強く結ばれ合うママ友という存在。夫にすらわかってもらえない育児の苦悩をわかちあい、ときに励まし慰めあうさまは、いうなれば同志。育児期において、なくてはならない大切な存在です。とはいえ、育児という太い絆で結ばれているといっても、互いをつないでいるのはたったそれだけの要素。これまで歩んできた道のりはバラバラ、年齢もまちまち。よくよく考えてみると、いつすれ違ってもおかしくない、もろくて危うい綱渡りの関係でもあるのです。実際、ママ友が思っているひそやかな感情を調査してみると、さまざまなモヤモヤがあきらかに! まずは、自分より年上のママに対する思いを聞いてみると…。・「ママ歴では自分のほうが長いのに、先輩風吹かせてくる年上ママがムカつく。知識が豊富なのかもしれないけれど、『○○したほうがいいよ』とか『××は絶対にダメ』などと押しつけがましい」(30代)・「『若い人はいいよね』『若いんだから頑張りなよ』など、『若い』と突き放すのはやめて。あと何かにつけて、『私は年だから』と言わないで。返す言葉がないから」(20代)・「年齢差を埋めようとしているのか、年上ママにキャピキャピされると、とまどってしまう。こちらのノリにあわせようとしなくていいのに」(20代)もしもあなたが年上ママの立場なら…。くれぐれも、上から目線にはご用心。ちょっとした違和感や、相手の間違いには完全スルースキルを身につけた方がいいかもしれません。細かいことにつっかかるのはやめて、できるかぎり聞き役に徹してみませんか?■年下ママは馴れ馴れしい!?そして次に、年下ママに対する気持ちを聞いてみると…。・「気さくに話しかけてくれるのはうれしいけれど、タメ口すぎてとまどうことが…。どう返していいかわからない」(30代)・「他のママとはタメ口なのに、私にだけはかたくなに敬語。私をたててくれているのか、それともババア扱いなのか…。ひそかにモンモンとしてる」(40代)・「世代が違えば、子どもの頃にはやっていたものやことが違うのは当然のこと。それをいちいち『それ、知らない!』『そんなことがあったんだ』と、過剰反応されるのがイヤ。同じママなのに、昔の人扱いはやめて…」(40代)あなたが年下ママのポジションなら、とにかく年齢差を浮き彫りにするようなネタは避けた方がいいかもしれません。くだけすぎず、かしこまりすぎず…。つねに緊張感を忘れずに、一定の距離を保つ! こんな対応ができるようになると、どんなシーンでも役立ちます。年上ママとつきあうときには、対等なママ友を目指すより、いち個人としては経験も豊富な女性として、悩み事があるときなどは頼ってみたりすると、うまくいく場合もありますよ。■すべての年齢のママ友対応! 万能社交術とは?イキのいい20代、活気に満ちた30代、品格の40代。ひとくくりに「ママ」といっても、年が違えば考え方や振る舞いが違ってくるのは当たり前のこと。まずは、こうしたどうしようもないズレが存在することを認めちゃいましょう。年代を問わず友好関係を築くには、仲良くなろうと積極的に踏み込むだけではなく、譲り合う精神も大切となってきます。相手が年上だろうと年下だろうと、節度をもって接していれば、しくじることは少なくなるかもしれませんね。そしてその年齢差があるからこそ、刺激されること、新しく知ることなどを楽しみに変えちゃいましょう。
2016年11月25日こんにちは、ママライターのパピルスです。先日、あるイベントでママになりたての方とお話しする機会がありました。話題になったのは、「初めてできたママ友達とのLINEでのやりとりの距離感の難しさ 」。仕事先の同僚とも学生時代の友達とも少し違う、ママ友との距離感に慣れるまでは気を使いますね。特にママ友との連絡手段として必須のLINEではトラブルもよく耳にします。今回は、パピマミで実施した「ママ友とのLINEで迷惑だと思う行為は?」というアンケート結果をもとに、ママ友との気持ち良い距離感を考えてみたいと思います。●実はその行為が「迷惑」と思われているかも!?パピマミの行ったアンケート調査「ママ友とのLINEで迷惑だと思う行為は?」によると、「ママ友とのLINEでこれはやめてほしい」と思う行為のランキングは次のような結果になっています。・1位:用事はないのに、毎日雑談メッセージを送ってくる……23%(54人)・2位:グループラインで、一部の人にしかわからない発言をする……23%(53人)・3位:深夜早朝にメッセージを送ってくる……21%(48人)・4位:既読スルーについて文句を言ってくる……19%(44人)・5位:ギャル文字でのメッセージ……7%(16人)・6位:メッセージをなかなか開かない(未読)ことに文句を言ってくる……7%(15人)※有効回答者数:230人/集計期間:2016年10月24日〜2016年10月26日(パピマミ調べ)----------まず、目を引くのは「用事はないのに、毎日雑談メッセージを送ってくる」という回答が1位になっている点です。学生時代の友人とのLINEは「雑談」がメインでしたよね?それが、ママ友とのLINEでは「迷惑行為」と思われることもあるということ。これは、大きな違いではないでしょうか。ママ友同士で、ちょっとした心配事を相談したり、されたり、面白エピソードを共有しあったりすることで、不安に陥りがちな初めての育児を乗り切れる場合も多いですよね。ただし、“毎日”際限なく続く……というようなことになると、相手もしんどくなってきます。『朝の「おはよう!」に始まり、授乳がどうだったとか子どもの機嫌がどうだとか1日中途切れないやり取り が毎日続いて、ノイローゼになりそうだった』(20代ママ)乳幼児と二人の時間が長いと、話し相手が欲しくなり、つい気軽にママ友にメッセージを送ってしまうのかもしれません。律儀にすぐ返信してくれる方が相手だと、「相手も自分とのやり取りを喜んでいる」と思い込んでしまう場合もあります。もし、しんどいと思うくらいの頻度でメッセージが送られてくるなら、早めにペースの修正をした方がよいですね。「子どもが小さな音でもすぐに起きちゃうから、携帯はマナーモードにしている。メッセージに気がつかないこともあるかもしれないけど、ごめんね」「夜中に何回も起きていて睡眠不足が続いてるから、子どもと一緒に眠れるときに眠るようにしてるの。すぐに返信できないかもしれないけど、ごめんね」といったように、一言ことわりを入れておき、自分の無理のないペースで返信するようにした方がいい関係が長く続きます。●時間帯にも配慮を!これに関連して、3位にランクインした「深夜早朝にメッセージを送ってくる」という回答にも注目です。深夜や早朝にメッセージを送っても、相手がマナーモードにしていれば問題ないという考え方もありますが、まだ付き合いが短い相手からこの時間帯に頻繁に送られてくると非常識と思われる場合も。また、大人だけの生活では夜の8~9時台というのはまだ「深夜」という感覚ではないですが、幼稚園児や小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんがいる家庭だと、8~9時台というのはちょうど子どもが寝るか寝ないかという微妙な時間帯です。家庭によっては子どもの寝かしつけとパパの帰宅が重なっててんやわんやしている場合も……。乳幼児だけの家庭と、お兄ちゃんお姉ちゃんがいる家庭では生活サイクルが違うことが多いので、注意が必要ですね。『夜の9時前後にメッセージが来ても、上の子の寝かしつけや明日の用意、パパの帰宅などバタバタしていて、メッセージを開けないことも多々ある。そうしているうちに、10時11時になってしまって、結局翌朝、上の子どもを幼稚園に送り出してから返信することも多い』(30代ママ)「深夜早朝」のメッセージはママ友同士のやり取りでは不向きな時間帯であることに加えて、家族構成によっては、8時~9時台のやり取りにも配慮が必要 ですね。もちろん、急ぎの用事の場合はやむを得ないですが。2位の「グループラインで、一部の人にしかわからない発言をする」は、どの間柄でもひんしゅくを買う行為ですから説明は不要でしょう。特にママ友グループではママ同士の親しさや会う頻度に差がある場合もあるので、一部の人にしかわからない話題で長々と盛り上がるのは考え物ですよね。----------いかがでしょうか?子どもを介して知り合う“ママ友”が必ずしも自分と気が合う方ばかりとは限りません。しかし、中には子ども同士が一緒に遊ばなくなっても気の合うママとの関係が続くこともあります。そうなれば育児を共に乗り切った戦友のような友情が芽生えたりもします。そんな素敵な出会いもありますから、ほどよい距離感を持って大切に関係を育んでいきたいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜6位)】ママ友とのLINEで迷惑だと思う行為は? | パピマミ()●ライター/パピルス(フリーライター)●モデル/藤本順子(風悟くん)
2016年11月22日「ママ友を作りたい」「幼稚園・保育園のママたちと仲良くなりたい」と思っても、なかなか自分からは声をかけられない…という人は多いようです。何かきっかけさえあれば、「子育て」という共通の話題で会話も弾むと思うのですが、問題はその「きっかけ」の部分です。そこで今回は、ほかのママたちと交流するための「最初の第一歩」を踏み出すコツをご紹介。自分から声をかけるのが苦手なママは、試してみてはいかがでしょうか?■まずは「カラダ」と「目」でコンタクト挨拶はコミュニケーションの基本ですが、突然「こんにちは」と声をかけるのは、案外難しいものです。たとえば、近所の公園にいるママたちに話しかけたいときなど、「会話をさえぎったら申し訳ないし…」「気づかれなかったらどうしよう…」と、不安が頭をよぎります。そんなときは、「声」よりも先に「カラダ」と「目」でコンタクトを取る方法がおすすめです。まずは、挨拶したい相手にカラダ全体を向け、相手の目を見る。そして、相手と目が合ったら、「こんにちは」と声をかけましょう。こうして相手が自分を認識してくれてから声をかければ、「気づかれない」「驚かせてしまう」といった事態を避けることができます。■自己紹介をスムーズにこなす方法知り合ったばかりのママから「ママ友会に参加しない?」と誘われたら…。ママたちと交流して、ママ友を作る絶好のチャンスです。しかし、初対面のママたちと話すときは、やはり緊張してしまいます。それが不安で、「本当は行きたいのに、断っちゃう…」ということもあるのでは?人と話をするときに緊張する主な原因は、「良く思われたい」という気持ちです。「楽しい人だと思われたい」「また会いたいと思ってほしい」という気持ちが大きければ大きいほど、緊張感は高まります。少しでも緊張を和らげるためには、まずは自分自身がその場を楽しむことを意識してみましょう。ただ、そうは言っても、軽い自己紹介くらいはサラリとこなしたいところ。何を聞かれても緊張で言葉が出てこないようでは、なかなか打ち解けられません。そこでおすすすめしたいのが、あらかじめ「自己紹介メモ」を作成しておくという方法です。次のページで例をご紹介します。■自己紹介メモの書き方まず、思いつくまま、自分についての項目を書き出しましょう。(例)・年齢:39歳・出身地:静岡県・趣味:ダンス・好きな芸能人:SMAP・血液型:A型そして、次がポイント。そこから連想される物・エピソードも書き出してみます。たとえば、「年齢39歳→歌手の○○と同い年」や「趣味のダンス→週に1度はサークルに参加」などです。自己紹介メモは、見ながら話さなくてもOK。こうして前もって作成しておくだけで、いざというときに言葉が出やすくなります。また、「連想される物・エピソード」の部分まで話すことができれば、より会話が広がりやすくなるでしょう。■ママ同士の関係に焦りは禁物!公園には、同じような年齢の子どもを持つママがたくさん集まっています。ここで気の合うママ友ができれば理想的。公園デビュー時に「ママ友を作るぞ!」と意気込むママは少なくないでしょう。しかし、意気込むあまり「ママとの交流」を焦るのは禁物です。公園の主役は子どもですから、まずは子どもが楽しく、快適に遊べるよう気を配ることが大切。そして、これこそが公園にいるママとお近づきになることへの近道なのです。子ども同士が仲良く遊ぶようになれば、そのママ同士の会話は自然と増えるものです。そのため、公園でまずやるべきことは、そこで遊んでいる子どもたちに対して、「一緒にあそんでくれるかな?」と声をかけ、自分の子どもにも「みんなと一緒に遊んでおいで」と促すこと。もちろん、子どもが小さいうちは親が一緒について遊んであげないといけませんが、ある程度大きくなれば、子ども同士で遊べるようになってきます。そうなれば、自然と親同士が会話をする時間が増えるでしょう。「ママたちと話さなくては!」と焦る必要はありません。誰かと仲良くなりたい、友だちになりたいと思っても、自分から行動しなければ何もはじまりません。この「自分から行動」が難しいのですが、最初の一歩さえ踏み出してしまえば、あとは意外とスムーズに打ち解けられることも。勇気を出して、まずはこちらから好意を示してみてはいかがでしょうか?
2016年11月15日バタバタとした足音やはしゃぎ声など、子ども絡みの騒音で、ご近所と揉めるのはよく聞く話。しかしそれ以外にも、こじれる原因はあちこちに…。ママたちが抱えるトラブル実例から、よりよい暮らし方を考えます。■我が家はコレで、トラブりました…平穏な日常に、ある日、思いがけなく勃発するのがご近所問題。それはまさに、晴天の霹靂(へきれき)! そのきっかけは一体何だったのか、経験者に聞いてみると…。・「我が子は人見知りが激しく、積極的に近寄ってくる近所のおばちゃんが大の苦手。ほかの人にはあいさつできてもその人の前では硬直…。ニコリともできずにいつも緊張していたらある日、『私のことが嫌いなの!? せっかくかわいがってあげてるのに!』と、ブチギレ。以来、何かと目の敵にされている」(20代後半)・「旅行のお土産を近隣に配ったときのこと。好みや家族構成を考慮し、それぞれの家庭に合わせて品物をチョイスしたら、『○○さん家のほうがいい物をもらっていた』などと陰口をたたかれ、数人からよそよそしくされるように…」(30代前半)・「ご近所さんの子どもは我が子と同級。そんなこともあり、たいていのことはお互いさま。いろいろわかり合えていると思っていたのに、息子がピアノを習い始めてから一変! 『音が耳障り!』から始まって、どうでもいいことにまでケチをつけてくるようになって…なぜ!?」(30代前半)自分だけあいさつされなかった、よその家のほうがいいものをもらっていた、抜けがけして習い事を始めた…。世の中には、「差をつけられる」ことに敏感な人がわんさか。これがうらみに転じて、トラブルに発展することはよくあること。自分では些細なことと気にならなくても、相手がどう感じているかは別の話です。今後問題を抱えたくなかったら、細心の注意を払わなければなりません。■巻き込まれやすいタイプは?円満なご近所づき合いのため、「差」を作らないよう意識することは大事だけど、それだけでは不十分。人は誰しも、相手を見てつき合い方を決めるもの。ちょっかいを出されるか出されないかはあなたの雰囲気次第です。ターゲットにされたくなかったら、振る舞いを改める必要も…。次のような傾向がある場合は要注意です!●他人に期待をかけやすい「あの人はいい人に違いない」「話せば必ずわかり合える」「どんな状況も理解してくれるはず」などと、他人を過大評価しやすい人は要注意。信じるのは悪いことではないけれど、期待は甘えになりやすく、それが相手の負担となって揉める原因に。●仲良し願望が強い「みんなとうまくやらなきゃ!」と考える人は、距離を詰めすぎてしまう傾向あり。相手のテリトリーに不用意に立ち入ると、目をつけられやすいのでご用心。また、気を回しすぎてそれが裏目に出ることも。特に、よかれと思ってやったことほど思いもよらぬ結果になりやすい。●何でも鵜呑みにするうわさ話や悪口など、他人の言うことを信じすぎてしまうと、振り回されたり利用されたり…いいことなし。また、自分のことをペラペラしゃべってしまうのもNG。嫉妬や非難の対象になる危険性大。あなたがもしも誰かに目をつけられてしまったら…。無視や放置はいけません。偏屈で厄介な人ほど、避けられることでエスカレートする可能性が高く、問題が思わぬ方向にまで広がって、取り返しがつかなくなってしまうのです。大事なのは、オトナの対応。何があってもあいさつは欠かさず、何をされても冷静に、常に礼儀は忘れないこと。また顔を合わせるたびに、「いつもご迷惑ばかりですみません」と先手を打つのも大事。腹の中はグツグツ煮えくり返っていても、外ヅラだけは常に、ピッカピカに磨き上げておきましょう。ご近所さんは、たまたま近くに住んでいる赤の他人。仲良くなる必要はないけれど、コミュニケーションを諦めてはいけません。
2016年11月13日子ども同士がケンカしたり、ちょっとしたいき違いで相手が気分を害してしまったり。どちらが悪いということではなくても、ママ友とトラブルが起こってしまうことは、けっしてめずらしくありません。そんなとき、感情のままに対応してしまうと、さらに問題がこじれて関係が悪化してしまうことも。そこで今回は、ママたちの体験談をもとに、少しでも早く、上手にもめごとをおさめるためのコツを考えてみたいと思います。■非がなくても謝るべき?「私が『ママ友C子さんの悪口を言った』といううわさが広まり、怒ったC子さんから文句を言われました。私はまったく覚えがないと主張したのですが、C子さんが信じてくれなくて。私も腹がたってきて、それきり、縁が切れてしまいました」(Aさん・20代主婦)怒っている人に対して「身に覚えがない」「私は悪くない」と主張しても、なかなか話を聞いてくれません。クレーム処理でもよくいわれることですが、怒っている人を相手にするときは、まず話を聞いてもらえる状態になるまで、辛抱強く待つことが大切。そして、なるべく早くその状況を作りだすためには、「まず謝る」ことが得策といわれます。ただし、非がないのに、非を認める必要はありません。「何か誤解させるようなことがあったかしら? 不快にさせてごめんなさい」と、まずは「怒らせてしまったこと」に対してだけ謝ると良いでしょう。もとは仲良しのママ友。こちらが先に折れることで、「自分も、ちょっと言い過ぎかも…」と少し冷静になってくれるかもしれません。現在Aさんは、つまらないことでC子さんとの縁が切れてしまったことを後悔しているとのこと。一度こじれてしまった仲を修復するのは難しいですから、そうなる前に対処したいものですね。 ■話し合うときは、何を気をつけるべきか「仲良くしているママ友グループのうちのひとりと、ちょっとしたいき違いからケンカに。原因は、グループで集まるときの場所を、私がそのママ友に伝え忘れてしまったこと。日時を知っているから、場所も知っていると思い込んでいたのです。そのことで私は責められ、こちらも『自分から誰かに聞けば良かったのでは?』と言い返してしまい…。いまも険悪な状態が続いています」(Tさん・30代主婦)この場合、伝え忘れたことは事実ですから、まずは謝ることが先決。それでも相手が納得してくれない場合は、時間をかけてみましょう。このとき、後ろ向きの議論になると、仲直りがどんどん難しくなります。「前向きな議論」にするためには、「どちらが悪い」や「過去」の話を持ち出すのではなく、「これからは、こうしよう」「もうこんなことがないように気をつける」と、「これから」についての話をするように心がけましょう。■もめごと対応のちょっとしたコツママ友同士のもめごとが起きてしまったとき、大切なのは「冷静に話しあうこと」。向かいあうと対立をまねきやすいといわれていますので、話しあいの際は、90度くらいの角度をつけて接すると、和解への近道となるかも。また、子どもが原因のトラブルやご近所トラブルのようなケースは、「お互いの夫もまじえましょうか」と提案してみるのもひとつの方法です。感情的になっている相手も、夫という第三者が登場することで、少し冷静になれるかもしれません。相手があまりにも理不尽なことを言ってきて、「もうつき合いたくない!」と思うなら、そこで関係を絶ってしまうという考えも。でもたとえもめごとやケンカになっても、「これからもつきあいを続けたい!」と思える相手なら、できるだけスムーズに問題を解決できるよう努力したいですね。
2016年11月12日公園は本来、誰もが快適に使える場所であるべきはずですが、たくさんのママ・子どもが集まる場所だけに、きれいごとばかりではいかないこともあります。毎日公園へ出かけて、同じママ友たちと顔を合わせることが難しい働くママたち。たまの休日、子どもと行った公園に漂うムードになじめなかったり、暗黙のルールを知らずにやぶって孤立してしまったり。そのとき、どうすればよかったのでしょうか。公園デビューを失敗したママの実例から注意すべき点を探ってみました。■基本は笑顔のあいさつ「子どもとの公園遊びは基本的に土日。休日の公園は、パパと子どもの組み合わせが多く、それまでほかのママたちと顔を合わせる機会はあまりありませんでした。たまたま平日が休みの日に、いつもの公園へ行くと、ママだらけで急に怖くなってしまい…。何人かのママがあいさつをしてくれたのですが、私は緊張のあまり仏頂面で対応。もちろん世間話の輪に入ることもできず、その後、土日に顔をあわせても、あいさつしてくれることは二度とありませんでした。」(Sさん・30代広告代理店勤務)結局、公園へ行っても子どもと2人で遊び、ほかのママとはまったく交流していないというSさん。無理に誰かと仲良くなる必要はないと思いますが、あいさつすらしづらい状況では、気まずくて公園への足が遠のいてしまいそうですね。悪意の有無に関わらず、仏頂面や無表情は悪印象につながります。最初にあいさつしてくれたママたちは、Sさんの仏頂面を「私に構わないで!」という意味に受け取ってしまったのかもしれません。公園では、「笑顔のあいさつ」は最低条件かもしれません。■フレンドリーすぎるママには注意!「近所の公園に、会うたびに世間話をしてくれるフレンドリーなママがいました。あるとき『今から、自宅へ遊びに来ない?』とお誘いが。うれしかったのですが、まだ顔を合わせて数回目の出来事。正直、自宅にお邪魔するほどの仲とは思えずに、『今日は仕事が休みの日だから、家事がたまっていて…』と断ってしまいました。すると、彼女の態度が一変。それからはあいさつをしても無視、さらに私が『専業主婦を見下している』とうわさを流しはじめました。さいわい、ほかのママたちはそれを真に受けることなく『こんなこと言いふらされているわよ』と教えてくれたので助かりましたが…。もし、ほかのママたちがうわさを信じていたらと思うと、ゾッとします」(Aさん・30代保険会社勤務)角を立てずに誘いを断るのは難しいもの。とはいえ、Aさんの場合は相手が悪すぎました。フレンドリーに接してもらえるとうれしくなりがちですが、急に距離を縮めてくるママは要注意です。相手がどういった方であれ、「仕事」には触れず、だれもが共感できる理由を伝えた方が無難だったかも。たとえば、「夫に用事を頼まれている」「義理の母が来ることになっている」など、「お互い大変ね~」とわかりあえる理由であれば、あるいは相手の機嫌を損ねずにすんだのかもしれません。■公園にナワバリなんてあるの?「はじめての公園に行ったとき、そこで雑談していたママたちに一斉ににらまれてしまいました。あとから聞いた話によると、その公園は、別のママが来ると嫌がらせをするママグループがいることで有名なのだとか。ほかのママたちは、その公園には近寄らないようにしている…とのことでした」(Tさん・30代公務員)公園を独占するなんて非常識。でも、わざわざそんな公園に出かけて、トラブルに巻き込まれるのはもっと面倒です。子どもが嫌な思いをする可能性を考えると、ナワバリ感がある公園は避けるのが得策かも? 公園デビューの前には、下見をしたり近所のママたちに公園の話を聞いたりしておくと安心です。せっかくの休日。子どもとの公園遊びは、働くママにとっても貴重な時間。公園は子どもたちが主役の場ですが、一緒にいるママが嫌な思いをしたら、子どももきっと楽しめないことでしょう。「公園トラブルは他人ごとではない」ということが、ここに出てくるママたちの失敗談からもわかります。子どもとママが心から公園でのひとときを楽しむためにも、公園でのちょっとした言動や振る舞いを見直してみるとよいかもしれません。
2016年11月05日マンガに精通したコンシェルジュがあらゆるマンガのなかから100種類以上のドリンク案を考案し、厳選してメニュー化してます。「ダーリン、うちしあわせだっちゃ」(ラムコーク)「ラムコーク」は「ラム」というワードから、『うる星やつら』のラムちゃんのセリフをメニュー名に。数ある名セリフのなかからこのセリフを選んだ理由は「オーダーするときに楽しい気持ちになれるから」。ラムちゃんのようにかわいらしくオーダーするだけで、幸せな気持ちになれます。「キンキンに冷えてやがるっ……!」(ビール)ビールということもあり、一番人気のメニュー。オーダーするときにメニュー名を言う割合は5割程度とのことですが、こちらのメニューは「キンキンに冷えてやがる……!」と気持ちを込めてオーダーする方も多いとか。「キン肉マンの好物ココア」(ホットココア)もちろんソフトドリンクメニューも豊富。やさしい風味のホットココアは気持ちも心も癒します。「ラビットハウスのコーヒー」(ホットコーヒー)、「紅茶とは呼べないけど……でもやさしい味だわ」(紅茶)、「運命の果実を一緒に飲もう」(リンゴジュース)など、好きなセリフから選ぶのも一興です。※記載している情報は取材時の内容です取材・文/萩原かおりスポット情報スポット名:マンガサロン「トリガー」住所:東京都渋谷区渋谷 3-15-2 コンパルビル4F電話番号:03-6427-2248
2016年11月05日TPOに合わせたおもたせ、知っておきたい!子どもが小さいうちは、友だちの家におじゃましたり友だちが家に遊びに来ることが日常だったりしますよね。ママ友グループで会う機会があったり、義理の両親の実家へ出向いたり出向かれたり、夫の会社がらみの人や友人家族との交流があったり…。結婚や出産をすることで、以前よりも格段に手みやげを買う機会がふえました。その度にあれこれ悩むのはちょっぴり面倒。ということで、状況に合わせた候補をいくつか持っていたいもの。今回は、スイーツ好きなママライターおすすめの「テッパン手みやげ」を紹介します。気軽に持って行きたい♡プチプラ手みやげもっとも贈る機会が多いのが、ママ友への手みやげや、身近な人へのちょっとしたお礼。そんなときの手みやげは「大人も子どもも美味しく食べられる」「相手が気軽に受け取れるお手頃価格」「店舗がそれなりにあって買いやすい」がポイントです。マネケンの焼きたてワッフルコンビニで、個装で売られているほどどこでも手に入るマネケンのワッフルですが、袋詰めされているものではなく、直営店で売られている焼き立てワッフルが逸品!バターやお砂糖の風味がとっても豊かです。御門屋の揚げ饅頭店舗数は都内に12ほどなのでどこでも買えるとまではいきませんが、ここの揚げ饅頭にはかなりお世話になっています。まさにおやつ感覚で気軽に買えるおまんじゅう。単品で108円(税込)とお安いのに、安さを感じさせない品のある味わいがなにより魅力。ジュワっとにじむほどの油分はなく、揚げまんじゅうにしてはちょっぴり軽い口当たりで食べやすいです。ほどよい甘さのこし餡とごまがあり、箱詰めも袋詰めもどちらも対応してくれます。和菓子って、なかなか買う機会がないご家庭も多いので、喜ばれます!資生堂パーラーのビューティープリンセスシリーズ手軽にオシャレな手みやげを贈りたいときはこれ。贈る相手が甘いものを好きかどうかわからない場合もオススメです。コラーゲンペプチドなどの美容成分や大きめの果実が入ったドリンクで、パッケージも可愛い♡お義父さん、お義母さんが喜ぶ!帰省手みやげ一般的に年配の方に喜ばれやすいのが品のある和菓子。そのなかでも、メディアで取り上げられているなどの“美味しいと噂のスイーツ”なら、特別感のある手みやげになります。贈ったお菓子が話のひとネタにもなっちゃいます。たちばなのかりんとう東京のかりんとう御三家のひとつといわれているかりんとう屋さんです。売られているのは細い形のものと太いコロンとしたものの2種類のみ。シンプルだけど職人さんがていねいに作ったことが感じられる、なんとも品のある味がします。包装も上品。店舗は銀座8丁目にあり、通販などはなくお店まで買いに行かないと購入できませんが、わざわざ足を運んで買うことで、気持ちのこもった贈り物になりますよ。たねやのぜんざい冬場によく実母に買っている甘味で、喜んで食べてくれます。電子レンジで温めて食べるぜんざいなのですが、小豆がたっぷりの大粒で素材の味がきちんと感じられ、甘すぎず上品。11月〜2月上旬の期間限定商品です。ねんりん屋のストレートバーム以前はバームクーヘンのぼそぼそしたかんじが苦手だった私ですが、ねんりん屋のものを食べて以来バームクーヘンにハマったほど、美味しいと思える一品です。その後いろいろなバームクーヘンを食べましたが、しっとりと濃厚な口当たりはほかにはないならではの魅力です。少しだけシャリっとするお砂糖のかんじもたまりません。うさぎやのどら焼き都内有数のどら焼きの名店。ふわっふわの皮が最高です。つぶあんはやわらかくて甘さ控えめ。皮とあんが口の中で自然と混ざる感覚がリピートしたくなるツボです。夕方になると売り切れることも多いそう。イベントやお返しギフトに活躍♪お取り寄せスイーツ直接会わずとも、宅配でギフトを贈る機会も多いですよね。そこで、幅広いシーンの贈り物に役立つお取り寄せスイーツを紹介します。離れて暮らす両親の誕生日、甥っ子姪っ子の誕生日、母の日、父の日などのイベント時や、ちょっとしたお祝いやお祝い返しなどにオススメです。和楽紅屋の和ラスク和三盆の甘みと北海道発酵バターの風味がクセになるお味。濃厚なのにくどくないので、ひとつまたひとつと手が伸びます。シンプルで品のあるパッケージは、大人の贈り物として好印象であること請け合い。ルタオのチーズケーキ小樽の有名な洋菓子ですが、父の日に義父へ贈って好評でした。クリーミーなお味と、賞味期限が長く、贈ってから時間をおいて食べても風味を損なわない冷凍配送が嬉しいポイント。父の日には、父の日用のラッピングをしてくれました。ラベイユのはちみつ世界10か国、80種類以上のはちみつを売っている、はちみつ専門店のラベイユ。搾り立てを瓶に詰めているからなのか、スプーンでそのままなめて美味しいことに驚きをおぼえ、以来友人に贈るようになりました。ちょっとしたスイーツより美味しいので、私の場合、一日ひとさじずつ、数週間で一瓶を食べきってしまいます。もちろん料理にも使えるので、意外に老若男女、万人に喜ばれますよ。以上、今回はよくある手みやげシーンのテッパンスイーツを紹介しました。たいてい手みやげを購入するシーンは突然やってきますよね。だからこそ、TPOに合ったものをいつでもサクッと選べるように“わが家のテッパンスイーツ”のラインナップを用意しておきたいですね。
2016年10月27日行楽の秋。心地よい空の下、レジャーの機会もグンと増える季節ですね。気の置けないママ友と誘い合わせ、子連れでランチや遠出などを予定している人も多いのではないでしょうか。でもママ友というのは、とても微妙で独特な関係。そろってお出かけするときには、気遣いや苦労がつきもののようです。どのような苦労があるのか、街のママたちの声を集めてみました。●(1)車を持っていないママ友からの「乗せて」攻撃『車を持っていないママ友が、気軽に「うちの子も乗せて〜」と頼んでくること。何かあったら責任取れないし、そもそもチャイルドシートはわが家の分しかないので無理だよといってもしつこく食い下がってきます。毎回断るのにかなり苦労しますね。根負けして乗せちゃうこともあるのですが、高速代を出されたこともなければ 、ちょっとしたお礼をもらったこともないです。車を持っていない人って、高速料金が結構かかることや運転が疲れるっていうことも知らないんでしょうか』(33歳女性/2歳女児のママ)移動手段をめぐっての苦労は、車に限らず多いようです。「ベビーカーだから電車で移動したい」、「子どもが多いからレンタカーを借りたい」、「ママチャリで行ける距離のところじゃなきゃムリ」……一人ひとりの意見をひろっていくとしたら、お出かけは永遠にできそうもありません。●(2)乳児持ちママがやらかす遅刻・ドタキャン『下に赤ちゃんがいるママ友には苦労します。待ち合わせの時間どおりに来ないし、ドタキャンも多い。大変なのはもちろん分かるけど、ドタキャンとかの連絡をメールやLINE一本で簡単にされるとイラッとする こともある。他のママたちも忙しいなか何とか都合をつけて集まっているんだから、もう少し何とかならないのかな、と思いますね』(35歳女性/7歳女児・5歳男児のママ)赤ちゃんがいると思うように行動できない。そんなことはママなら誰だって分かりきっています。どうしても遅刻やドタキャンをしてしまうときは、誠意を持って連絡するべきですね。●(3)教育方針が異なるママ友に気を遣う教育方針が異なるママ友と出かけるときの苦労を語ったママたちもいました。『わが家では、お菓子やジュース、ファストフードなどもたまのお出かけのときならOKしています。でも、チョコはダメ、飲み物はお茶だけ、ファミレスやファストフードなんて論外!っていう育児方針のママ友がいて、一緒に出かけるときは本当に大変 。ランチでどこに入るか、持っていくオヤツを何にするかで本当に迷うんです。以前、うちの子が食べているチョコビスケットを彼女の娘さんが恨めしそうに睨んでいて、あげるわけにもいかず、うちの子にガマンさせるわけにもいかず……すごく困りました』(40歳女性/6歳女児・4歳男児のママ)『移動中に飽きないよう、息子が気に入っている戦隊モノのオモチャを持っていったら、すごい形相で「その剣、うちの息子には絶対に見せないでくれる? 」と言われたことがある。後で知ったんだけど、そこの家庭は戦隊モノを一切禁止しているらしい。テレビはEテレとディズニーチャンネルしか見せないんだって。考え方が違いすぎる……』(35歳女性/5歳男児・2歳男児のママ)ママとだけなら距離を取り、やがてフェイドアウトすることもできるでしょう。でも、子ども同士が仲良しの場合はとても厄介。確かにこれは苦労しそうですね。----------いかがでしたか?微妙な距離感だからこそ、苦労の多いママ友づきあい。うまくやっていく術があるなら、私自身も教えてもらいたいとちょっぴり思ってしまった今回のインタビューでした。●文/パピマミ編集部
2016年10月17日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。“公園デビュー”は子育てママがいつかは通る道。それがスムーズにいくかどうかによって、その後のママ友関係が大きく変わってきます。悪く転ぶと公園に行くのが怖い、ママ友に会うのがツラいという、“公園うつ”になってしまうことさえあります。今回はこの“公園うつ”の特徴を、実際に公園うつを経験したママたちの体験談を通してみていきましょう。●(1)一度入ると別行動が許されない公園ママ友グループ『初めて行った公園で声をかけてくれたママたちとママ友になったが最後、お茶会も食事会も誕生会も断れなくなった』と振り返るのはUさん(35歳)。公園を離れた空間でも常に行動を共にするのが当たり前だという空気があり、誘われたら断ることができず、約束の時間になると腹痛や頭痛が起きるようになった というUさんの症状はまさに公園うつ。子どもの習い事の時間が変更になったからとお茶会を欠席した一人のママ友が、そのお茶会で陰口の的になったことも、さらにUさんへのプレッシャーとなりました。実際に体調を崩して、しばらく県外の実家で子どもとともに静養することになって初めて、ママ友グループからの呪縛が解けたというUさん。うつ症状が軽くなって自宅へ戻ったとき、道でばったり会った公園ママ友グループに無視されたことで、かえって気が楽になったそうです。●(2)子どもと来ても子どもと遊べない『そもそも公園へは子どもを遊ばせる、子どもと一緒に遊ぶために来ているはずなのに』との疑問を持ったことから、ママ友とのおしゃべりが苦痛になり始めたというのは、Yさん(29歳)です。「子どもは子ども同士で遊ばせればいい、親は親同士でおしゃべりしましょう」というママたちの言葉に、最初は「ラッキー!」と思ったといいます。しかし、子どもが「ママ、一緒に遊ぼうよ」と言ってきても、「ママたちは今大事なお話をしているから、向こうでいい子に遊んでいてね」と追い返してしまうのに疑問を持ち始めたそう。「私、ちょっと遊んできますね」とベンチを離れた次の日から、公園でほかのママ友や子どもたちを見かけなくなったそうです。どうやら違う時間帯に遊びに来ているらしい ことがわかり、時間を合わせていくと、無視はされないもののよそよそしい態度を取られ、次の日にはまた誰もいないという状態。まるでかくれんぼか追いかけっこのような毎日に疲れたときには公園うつになっていた のです。「公園で子どもと遊んで何が悪いの?」と思いつつ、かくれんぼの状況にいたたまれず、しばらくは外出そのものがつらくなって引きこもりになってしまったそうです。●(3)公園ママ友LINEトラブルLINEなどのソーシャルネットワークは便利なコミュニケーションツールですが、その使い方によってはちょっとした凶器になることもあります。『毎日何十回と送られてくるLINEすべてに返信しなくちゃいけないプレッシャーに押しつぶされそうだった』とはHさん(37歳)の言葉。Hさんが公園で知り合ったママたちは、子どもの通う幼稚園や保育園も住所もバラバラだったため、LINEでお互いにつながることで連絡を取り合っていました。ただ、7人のグループメンバーがそれぞれにメッセージを送り合うたび、グループメンバーとして“既読”をつけ、場面によっては“返信”を求められる、その煩雑さにイライラ 。もともと活動的なHさんは、スマホを常にチェックしているタイプではなく、ふと気づくと何十件とたまっているメッセージにうんざりして放置することもあったそうです。『でも、次に公園で会うと、「どうして返信してくれないの 」と責められるんです』。Hさんはこのママ友たちと距離を取ろうとしますが、LINEはお構いなしに送られてきます。子ども同士は仲のいい遊び仲間になっていたことから、グループから完全に抜けてしまうわけにもいきませんでした。イライラしたり落ち込んだりを繰り返すHさんにご主人がある提案をします。それは、スマホを諦めることでした。『でも、それでスッキリ。その後は以前使っていたガラケーだけにしてLINEは使わないことにしたんです』。後になって『あれって、公園うつだったんだなぁ』と思ったというHさん、「いつになったスマホを買うの?」と聞いてくるママ友に「子育てが終わって余裕ができたらね」と返しているそうです。●まとめ公園うつは、「公園へ行きたいけど、公園へ行くとママ友と会って話をしなくちゃいけない」というストレスから起こります。現れる症状は、頭痛や腹痛、引きこもり、気分の激しいアップダウンなど、まさにうつそのものです。公園に行く目的は子どもと遊ぶことのはず。そこで、一つの公園にこだわらない、時間帯を決めない、大人が一緒でなければできない遊びを持ち込むなどの工夫でママ友との付き合いを薄く短くし、公園うつを予防してみてはいかがでしょうか?●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2016年10月14日【ママからのご相談】幼稚園のママ友とグループLINEをしています。子どもを遊ばせる約束の連絡や行事の際の車の乗り合わせ、ランチの予定など、一斉に連絡が取れて便利なのですが、子どもの悩み相談やちょっとした愚痴、幼稚園の話など、一日中LINEでのやり取りが途切れません。私はわりと返信がのんびりタイプなので、話の流れにうまく入れないし、それでも返信はしなきゃと焦るし、子どもの前でスマホばかり触っている姿を見せるのも気が引けるし……正直、LINEがプレッシャーになっています。これは幼稚園ママだけですか?どうやって対処したら角が立たないでしょうか。●A. 無理のないペースで気楽に参加すればOK!ご相談ありがとうございます、ママライターのパピルスです!一昔前はママ友との連絡方法はメールでしたが、今はLINEですよね。ご相談の中に「幼稚園ママだけですか?」とありますが、小学生ママ、中学生ママでもLINEが連絡方法の主流になっていると思います。1対1のトークでは、“1日中途切れない”ということは少ないでしょうが、複数でのグループLINEはなかなかトークが途切れない、ということもしばしばありますね。子育て、家事、仕事、趣味などで忙しいママたちですが、“ママ友とのLINE”についてママたちはどのように感じているのでしょうか?パピマミの行ったアンケート『ママ友とのLINEは楽しい? 疲れる?』の結果を見てみましょう。●実はLINEがツライママは4割超!!『ママ友とのLINEは楽しい? 疲れる?』・1位:ママ友とのLINEが正直ツライときがある……43%(45人)・同率2位:ママ友とのLINEは苦にならない……26%(27人)・同率2位:ママ友とはLINEをしない……26%(27人)・4位:ママ友とのLINEでトラブルになったことがある……5%(5人)※有効回答者数:104人/集計期間:2016年8月8日〜2016年8月10日(パピマミ調べ)----------アンケート結果によると、実に4割を超えるママが「ママ友とのLINEが正直ツライときがある」と回答しています。なかなか表立って「LINEがツライ」と言うママはいないと思いますが、実は心の中で「ツライ」と考えているご相談者様のようなママは、かなりいるのではないでしょうか。そもそも「ママ友とはLINEをしない」と回答した方も3割弱いらっしゃいます。「ママ友とのLINEは苦にならない」という方は3割弱にとどまりました。「LINEがプレッシャーになっている」というご相談者様のように、複雑な思いを抱えるママが多い 現状がうかがえます。●ママ友とのLINEは最初が肝心!?子どもを介して知り合った“ママ友”とのLINEのお付き合い、皆さんどのように対処しているのでしょうか?「LINEが得意ではない」派のママに聞いてみました。『ママ友とのグループトークでは、特に言葉遣いに気を付けている。言葉を省略しすぎて、誤解を生むこともあるので』(40代ママ)『グループを作ったら早いうちに、「返信おそいタイプ だから気にしないで」とか「夜遅くと朝はほとんど返せない けどごめんね」などと言っておく』(30代ママ)『グループでも1対1でも最初から発言をバンバンしちゃうと後がツライ。最初から無理のない範囲でしか返信をしない で、「そういう人だ」というポジションを確立しています。返事も不愛想にならない程度にシンプルを心がけている』(30代ママ)『雑談したいママもいるだろうけど、私は連絡が取れればいいというくらいなので、自分からは話題を振らないし、ポップアップ通知で中身を確認して、ある程度たまってから既読にしています。出欠連絡への返事は気づいたらすぐに返すのはマナー です』(40代ママ)『悪口や噂話、子育て論みたいな話題には「そうなんだね」くらいしか返していません。グループの中に同じようなスタンスの人が他にもいるので、気にしていない』(30代ママ)話を伺ってみると、「最初が肝心」とおっしゃる方が多かったです。確かに、積極的に発言していた人が急に静かになると、何かあったのかな?と気になりますね。最初はむしろ抑え気味にスタートして、無理のないペースをつかんでいく方がよいようです。----------いかがでしたか?ご相談者様のようにママ友とのLINEのやり取りにプレッシャーを感じているママは少なくありません。実は無理をして周りに合わせているという方も少なからずいらっしゃいます。ですから、「私だけ?」と思わず気楽にいきましょう!これから先、「幼稚園の役員」「小学校の子ども会」「習い事○年生ママ」「中学校部活」などさまざまにLINEグループも増えていくかもしれませんが、無理のないスタンスで参加してストレスをためないようにしたいですね。ただし、出席欠席などに関しては気づいたときにすぐに返信することがマナーですので、そこはきっちりと押さえておきましょう。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜4位)】ママ友とのLINEは楽しい? 疲れる? | パピマミ()●ライター/パピルス(フリーライター)●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2016年10月11日