クリス・パインやミシェル・ロドリゲスに、「ブリジャートン家」で世界的にブレイクしたレゲ=ジャン・ペイジ、『IT/イット』シリーズのソフィア・リリスらが豪華共演を果たし、大ヒットゲームを実写化するアクションファンタジー映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(原題/Dungeons & Dragons:Honor Among Thieves)が、2023年に日本公開決定。予告編がお披露目された。仲間を集めて強大な敵に立ち向かっていく物語といえば、主人公となる伝説の勇者と、それをサポートする様々なスペシャリストたちで最強のパーティを組むのが鉄板。だが、今回解禁された予告編に映し出される本作の主人公・エドガンは“バード=吟遊詩人”で、盗賊稼業に勤しむアウトロー!?フォーゴトン・レルムと呼ばれる中世ヨーロッパ風の世界を舞台に、世の中を動かし得るほどのお宝、ドラゴンをはじめとした個性際立つクリーチャーたち、戦いを華やかに盛り上げる魔法や巧みなアクションシーン、邪悪を極めるヴィラン…とアクションファンタジーの必須要素が全て詰め込まれ、映画でしか描けない壮大な世界観と進化を続ける映像クオリティが目を引く。この予告編は、毎年熱い注目が注がれる“世界最大級のポップカルチャーの祭典”としてお馴染み、現地時間7月21日(木)より開催中の「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル2022」のステージで世界で初めてお披露目、期待に違わぬビジュアルの仕上がりはもちろんのこと、ユーモラスなセリフや展開の応酬にも笑いが絶えず、6,500人の定員MAXの観客で熱気溢れる会場大ホールも大熱狂となった。クリス・パイン主人公エドガンを演じるクリス・パイン(『スター・トレック』シリーズ、『ワンダーウーマン』シリーズ)が金髪姿でハイテンションに登場し、「この映画の原作であるダンジョンズ&ドラゴンズを40代になって初めてやったんだけど、すぐにドはまりしたよ」と打ち明け、パートナー役となる“バーバリアン=原始的戦士”のホーガを演じるミシェル・ロドリゲス(『ワイルド・スピード』シリーズ)も「この映画のためにハードに筋トレして4.5kg増量した。ボディメイクは本当に楽しかった」とこの映画にかける意気込みを語っている。ミシェル・ロドリゲスまた、エドガン、ホーガとユニークなパーティを組む仲間には、ハーフエルフの“ソーサー=魔術師”サイモン役に、『名探偵ピカチュウ』や『ジュラシック・ワールド』シリーズのジャスティス・スミス、モンスターと混血のティーフリング“ドルイド=僧”ドレク役に、『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』のソフィア・リリス。さらにNetflixの世界的大ヒットシリーズ「ブリジャートン家」で人気スターの仲間入りを果たしたレゲ=ジャン・ペイジも登場。エドガンの娘・キーラ役に『マリー・ミー』のクロエ・コールマン、そしてキーラを誘拐するエドガンのかつての友人・詐欺師のフォージ役には、かつて“ロマコメの帝王”とも呼ばれ、近年は『パディントン2』や『ジェントルメン』などで活躍するヒュー・グラント。監督・脚本は、近年脚本パートナーとしてタッグを組み『モンスター上司』などのヒット作を飛ばしているジョン・フランシス・デイリーと、ジョナサン・ゴールドスタイン(『スパイダーマン:ホームカミング』原案・脚本)と、気鋭のフィルムメイカーコンビが手掛ける。『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』は2023年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年07月22日ミシェル・ヨーが主演した、A24の『Everything Everywhere All at Once』(原題)について、当初主人公を演じる俳優の候補には自分ではなく、ジャッキー・チェンの名前が挙がっていたことを明らかにした。ミシェルが「ガーディアン」紙に語ったところによると、監督と脚本を担当したダニエル・クワン&ダニエル・シャイナートはミシェルにアプローチする前に、ジャッキーに会いに中国を訪れていた。しかし、ジャッキーは都合がつかず断られたため、2人は主人公をミシェルに変更して脚本を書き直したそうだ。その結果、予告編からキレキレのアクションを炸裂させるミシェルが「かっこよすぎる」「こんな映画を待っていた!」と好評で、3月25日に全米公開となると大ヒットを記録。すると、ジャッキーから「ワオ。あなたの映画が素晴らしいって評判を聞いてるよ。あの2人が僕に会いに中国まで来たって知ってた?」というメールがミシェルに届いたのだとか。ジャッキーとミシェルは古くからの友人で、ミシェルは「知ってます。あなたが失った役ですよ!」と返信したのだという。8月に還暦を迎えるミシェル。「男性は60代でも70代でもスーパーヒーローみたいな役ができるのに、なぜ女性はそういう機会が得られないのか」と語ったが、自身が見事にそれを覆し、映画を大ヒットに導いた。(Hiromi Kaku)
2022年05月16日Disney+が、ジーン・ルエン・ヤン著のグラフィックノベル「アメリカン・ボーン・チャイニーズ」を実写ドラマ化。ミシェル・ヨー、ダニエル・ウー、ベン・ワンらの出演が明らかになった。メガホンを取るのはデスティン・ダニエル・クレットン。ミシェルとクレットン監督は『シャン・チー/テン・リングスの伝説』でタッグを組んだばかり。製作総指揮、脚本、ショーランナーを務めるのは「マスター・オブ・ゼロ」(ブライアン役)などで俳優としても活躍するケルヴィン・ユーで、製作総指揮にはクレットン監督、著者のヤンらも名を連ねる。主人公は、高校生活でも家庭でも悩みを抱えているジン・ワン(ベン)。台湾から移民してきたばかりの転入生ウェイチェン(ジム・リウ)との出会いにより、彼らの世界は「西遊記」と絡まり出すことになる。ミシェルが演じるのは、ウェイチェンのおば役。控えめな性格で、アメリカの高校に転入する甥っ子を支えているが、実は全能観音菩薩であるという秘密を持っている。ダニエルは息子を探しに現代のこの世界にやってきた孫悟空を演じる。原作は、グラフィックノベルとして初の全米図書賞最終候補になった。全体を通してアイデンティティ、文化、家族がテーマとなっている。「アメリカン・ボーン・チャイニーズ:アメリカ生まれの中国人」として、日本語版も販売されている。(Hiromi Kaku)
2022年02月08日ミシェル・ウィリアムズとジュード・ロウが『Firebrand』で共演することになった。16世紀のイギリスを舞台にした心理スリラーでロウの役はヘンリー8世、ウィリアムズが演じるのは彼の6番目にして最後の妻キャサリン・パー。ヘンリー8世のそれまでの妻は、処刑されたり、出産後に死んだりするなど、不幸な運命をたどっている。この結婚を生き延びなければと思ったパーは、そのための手段を考えるのだった。監督はブラジル出身のカリム・アイノズ。ウィリアムズの最近作は、現在北米公開中の『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』。ロウの次回公開作は『ファンタスティック・ビースト3』。文=猿渡由紀
2021年10月28日製作・配給会社のA24が、ミシェル・ヨー主演のSF冒険コメディ『Everything Everywhere All at Once』(原題)を海外向けにセールス中だ。アメリカでは2022年春に公開予定。「Deadline」が報じた。『Everything Everywhere All at Once』の製作が発表されたのは2018年8月で、当初はミシェルとともにオークワフィナ(『フェアウェル』)がメインキャストとして出演する予定だった。しかし製作に遅れが出たことで、オークワフィナは2020年1月に離脱。代わりにステファニー・スー(「マーベラス・ミセス・メイゼル」)がキャスティングされた。ほかにジェームズ・ホン(『カンフー・パンダ』)、ジョナサン・キー(『グーニーズ』)、ジェイミー・リー・カーティス(『ハロウィン KILLS』)らが出演している。ミシェルの役どころは中国系移民であり、唯一世界を救うことができる人物で、そのために別世界を探検することになるという。監督・脚本は、『スイス・アーミー・マン』でもA24とタッグを組んだ「ダニエルズ」ことダニエル・シャイナート&ダニエル・クワンのコンビ。アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟(『アベンジャーズ』シリーズ)が製作陣に名を連ねている。製作費にはA24の作品としては高額となる2500万ドル(約28億5000万円)規模の予算がかけられている。(Hiromi Kaku)
2021年10月27日現在公開中の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』より、ミシェル・ロドリゲスやシャーリーズ・セロン、アンナ サワイらによる女性陣の圧巻のアクションとインタビューが詰まった特別映像が公開された。本作は2001年からスタートし、映画史を代表する一大シリーズの一つとなった『ワイルド・スピード』(通称、ワイスピ)の最新作。ついに全米でも公開を迎え、すでに公開中の各国に続いて初登場No.1を記録。さらには2019年公開の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』以来、最高のOP興行収入を記録、全世界累計興収6.8億ドル(約745億円)を突破し、日本でも本年度の洋画ナンバー1ヒット、シリーズ最高の初日興行成績を叩き出している。シリーズ開始から作品を重ねるごとに新たなキャストが仲間入りし、いまや超豪華スターたちが大集結していることでも話題のワイスピシリーズ。女性キャストにおいても、第1作目『ワイルド・スピード』(2001年)から登場しているレティ役ミシェル・ロドリゲス、ミア役ジョーダナ・ブリュースターにはじまり、敵役にはシャーリーズ・セロンが抜擢され、続々とメンバーが増え、最新作ではアンナ サワイが日本人キャストで初のファミリー入りを果たしたことでも大いに盛り上がっている。解禁された映像には、上記4名とナタリー・エマニュエル、ヘレン・ミレン、カーディ・B、といった錚々たる女性キャストがド派手なカーアクションで戦う姿、キレッキレのカーチェイスを展開する姿、また肉弾戦で力強いパンチを決める姿など、それぞれの能力をパワフルに発揮する様子が。映像の中でロドリゲスは「女性キャラのアクションが凄いの」、セロンは「アクションに果敢に挑戦していてレベルを上げている」と身体を張った熱演に自信を覗かせ、ナタリーは「女性たちの魅力が世界に炸裂している」、ジョーダナは「それがクールなの」と女性キャストの活躍が格段にアップした最新作をアピール。数々の場面が映し出される中で、特に大きな見せ場となるシーンのひとつが、東京にやってきたレティとミアが、アンナ サワイ演じるエルとともに、奇襲を仕掛けてきた敵と激しい接近戦を繰り広げるワンシーンだ。これまで比較的アクションシーンが多かったレティに加え、ミア、そしてエルも華麗な立ち回りで本格的な格闘アクションに挑んだ。シリーズを通して女性キャストのアクションの可能性を示し続けてきたロドリゲスは「このシリーズは私がこの業界で進化していくにあたって大きな役割を果たしていて、声を表現する大きな機会を与えてくれ、アクション映画における女性の視点に光を当ててくれた」とコメント。さらに「今回の作品では、そういう女性の声に今まで以上の大きな敬意と関心が寄せられている。ジョーダナが戻ってきたのもすごく嬉しいし、ナタリー・エマニュエルのこともすごく楽しみにしていてほしい。アンナ・サワイは、すごい過去を持ったカッコいい女性キャラクターを見せてくれる。だから、こんな女性たちをファンが目にする時を本当に楽しみにしている」と喜びを表現した。『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』公開中
2021年08月19日映画『秘密への招待状』より、主演のジュリアン・ムーアとミシェル・ウィリアムズの2ショットインタビュー映像が公開された。本作は、2006年にアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『アフター・ウェディング』を、ジュリアンと彼女の夫で監督のバート・フレインドリッチが製作に乗り出し、豪華ハリウッドリメイク。孤児の救済活動をするイザベルに多額の寄付が舞い込むが、それは資産家のテレサが愛する家族のために仕掛けた秘密の計画で――。ラストに明かされる驚きの真実に、心が震える感動のヒューマンドラマだ。今回到着したのは、億万長者の会社経営者テレサを演じたジュリアンと、社会の不平等と戦う理想主義者のイザベルを演じたミシェルの本音で語った必見インタビュー。女優であり母親でもある2人。劇中のそれぞれ2人の選択について問われると、ミシェルは「選択が正しいかは別として、この映画は2人の決断を批判するものではないと思う。2人は自分たちの子供にとって最善の選択をしただけ」と説明。ジュリアンは「彼女の選択には感動した。テレサと同じことをする人々を見てきたから」と言い、「撮影前には多くの人たちから話を聞いた。テレサはそれが自分にとって正しい決断だと信じてる。映画の中で迷いを口にする場面もあるけど、彼女はそうするべきと信じてる。すごく複雑で人間味にあふれた選択に心から感動を覚えた」とコメント。また、孤児たちの姿を見て胸が痛んだというインタビュアー。日々孤児たちと向き合う中でイザベルが取った選択について質問されると、ミシェルは「インドに残って救援活動を続けるべきか?救える人数は少ないけど孤児たちと触れ合うことができる。あるいはインドを離れるべきか?そうすればより多くの孤児たちを救える一方で彼らには会えない。彼女はインドや孤児たちに愛着を感じてるし特に気にかけてる少年もいる。だけど頭では理解してる。大きな変化をもたらすためには3人の面倒を…」と話したところで、すかさずジュリアンが「(ネタバレになりそうで)危なかった!」と笑う。さらに、本作への出演を決めた理由をジュリアンは「とにかくストーリーが気に入った」と答え、夫でもあるフレインドリッチ監督とは4度目のタッグとなるが、「夫に打診された役柄を断ることも少なくない。大切なのは魅力を感じるかどうか」と出演作を決める基準を語っている。『秘密への招待状』は2月12日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:秘密への招待状 2021年2月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© ATW DISTRO, LLC 2019
2021年02月07日『アフター・ウェディング』をジュリアン・ムーア製作・主演でリメイクしたヒューマンドラマ『秘密への招待状』より、ジュリアンとミシェル・ウィリアムズの緊張感あふれる対面シーンが公開された。2006年にアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた、デンマークのスザンネ・ビア監督の『アフター・ウェディング』。これに惚れ込んだジュリアンと、夫で監督のバート・フレインドリッチが製作に乗り出し、ハリウッドリメイクが実現。男性2人が主人公のオリジナル版とは異なり、ハリウッド版では女性2人に変更されている。今回到着した本編映像では、インドで孤児たちの救援活動に人生を捧げるイザベル(ミシェル・ウィリアムズ)が、メディア会社を経営する支援者のテレサ(ジュリアン・ムーア)のオフィスを訪ね、寄付を受けるための活動内容を説明している。しかし、そんなイザベルに対し、「もう少し精査させて欲しい」と渋るテレサ。さらには、取引には全く関係なさそうな“娘の結婚式”に強引に招待する始末。話をまとめ、一刻も早くインドの孤児たちの元へ帰りたいイザベルだが、寄付のためには承諾するしか無いのだった。そしてこのあと、家族の衝撃的な真実と新たな秘密が明かされていく。『秘密への招待状』は2月12日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:秘密への招待状 2021年2月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© ATW DISTRO, LLC 2019
2021年01月24日ミシェル・モナハンが『Blood』に主演することになった。心理スリラーで、彼女の役はシングルマザー。ある日、幼い息子が飼い犬に噛まれ、奇妙なものに感染してしまう。ようやく見つけた治療法は、ただならぬもので、彼女の心はかき乱される。監督は『ザ・コール/緊急通報司令室』のブラッド・アンダーソン。モナハンの次回作は、レコード・プロデューサー、ニール・ボガートの伝記映画『Spinning Gold』。共演はジェレミー・ジョーダン、ジェイソン・アイザックス、ニール・パトリック・ハリス。文=猿渡由紀
2020年09月25日日本フィルハーモニー交響楽団(日本フィル)が9月4日(金)・5日(土)に開催する第723回定期演奏会が楽しみだ。毎年ユニークな選曲で彩られる正指揮者山田和樹と日本フィルの東京定期。今回は新型コロナウイルス感染防止対策にともない、プログラムの規模縮小が迫られる中、今だからこそ出来ることを考え抜いたというプログラムが披露される。前半は、アメリカ生まれのジャズの巨人ジョージ・ガーシュウィンの「アイ・ガット・リズム変奏曲」と、映画『シェルブールの雨傘』や『ロシュフォールの恋人たち』で知られるフレンチ・ジャズの巨匠ミシェル・ルグランの「チェロ協奏曲(日本初演)」が当初の予定通り披露される。ここでは、ピアノの沼沢淑音とチェロの横坂源という若きソリストの瑞々しい感性にも期待したい。一方後半は、新人作曲家五十嵐琴未への新作委嘱(日本初演)とラヴェルの愛らしく繊細な《マ・メール・ロワ》が披露される。山田和樹が強く推す五十嵐の新作は、このような時期に相応しい抒情的な作品に仕上がる見込みだとのこと。2つの日本初演が行われる同公演は、Withコロナへの対応が求められる今だからこその好企画と言えそうだ。詳細: ●日本フィルハーモニー交響楽団第723回東京定期演奏会2020年9月4日(金)19:00開演2020年9月5日(土)14:00開演会場:サントリーホール指揮:山田和樹[正指揮者]チェロ:横坂源ピアノ:沼沢淑音(プログラム)ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム変奏曲ミシェル・ルグラン:チェロ協奏曲(日本初演)五十嵐琴未:新作ラヴェル:バレエ音楽《マ・メール・ロワ》
2020年08月14日陽気で解放感に満ち、バカンスを思わせるプロヴァンスは、多くの人にとって美しい思い出の地。 パルル モア ドゥ パルファムがお届けする「オート プロヴァンス オードパルファム」は、そんな誰からも愛される プロヴァンス地方へオマージュを捧げる香りです。 ラベンダーの香りを主役に、メロンとウォーターメロンの香りがプロヴァンスの日差しのような明るさをもたらし、ほのかに漂うスイセンの香りが魅惑的に香ります。甘すぎず、ムスキーでみずみずしいフルーティ フローラルの香りは、男女問わず気軽にお使いいただけます。調香師ミシェル・アルメラックが生まれ育ち、彼の原点ともいえる南フランスの夏。このフレグランスは、芳醇に咲くラベンダーが広がる、その地の空気そのものです。今年の夏は、オート プロヴァンス オードパルファムの香りで、うららかな日差しが差し込むプロヴァンスの美しい夏の風景を想像しながら、心の旅をしてみませんか?主な香料:ラベンダー、メロン、ウォーターメロン、スイセン【ブランド名】 パルル モア ドゥ パルファム【製 品 名】 オート プロヴァンス オードパルファム50mL 1万4,000円 / 100mL 2万3,000円(共に消費税別)2020年8月5日(水)発売 Moi de Parfum(パルル モア ドゥ パルファム)とは:数々の人気フレグランスを手がけてきた世界的に有名な調香師ミシェル・アルメラック氏とその家族によって2016年9月にパリのマレ地区にて設立されたメゾンフレグランス。「PARLE MOI DE PARFUM」は日本語で"香りの魅力について語り合いましょう"という意味で、ブランド名にはフレグランスに対する熱い思いが込められています。#パルルモアドゥパルファム #ラトリエデパルファム #parlemoideparfum(ブルーベル・ジャパン 香水・化粧品事業本部)企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年08月06日女性騎手ミシェル・ペインが栄冠を手にする奇跡の実話を描き、オーストラリア初登場1位を獲得したレイチェル・グリフィス映画監督デビュー作『ライド・ライク・ア・ガール』より、本編オープニング映像が公開された。公開を明日7月17日(金)に控えた本作から到着したのは、ミシェル・ペインの生い立ちが分かるバックボーンを説明するナレーションとともに、写真や幼少時代のミシェル本人のインタビュー、ペイン一家の姿などが映し出される本編のオープニング映像。映像後半では、毛並みが分かるくらいに寄った馬のカットや、ミシェルに扮したテリーサ・パーマーも登場している。『ライド・ライク・ア・ガール』は7月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、イオンシネマほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ライド・ライク・ア・ガール 2020年7月17日 TOHOシネマズシャンテほか全国公開©2019 100 to 1 Films Pty Ltd
2020年07月16日フランスの名優ミシェル・ピコリが脳卒中のため12日(現地時間)に亡くなった。94歳だった。家族がフランスのメディアに公表した。1925年12月27日、ミシェルはヴァイオリニストの父とピアニストの母のもとにパリで誕生。1940年代後半から2015年までの間、ジャン=リュック・ゴダール、ルイス・ブニュエル、ジャン・ルノワール、アルフレッド・ヒッチコック、ジャック・リヴェット、ジャン=ピエール・メルヴィルらの200以上もの作品に出演した。代表作はブリジット・バルドーを相手に脚本家の夫ポール・ジャヴァルを演じたゴダール作品の『軽蔑』。長い俳優人生で、数々の賞を受賞した。フランス版アカデミー賞のセザール賞では主演男優賞に4回ノミネートされ、フランス版トニー賞のモリエール賞では2回のノミネート経験を持つ。1980年にカンヌ国際映画祭で男優賞(『虚空への跳躍』)、1982年にベルリン国際映画祭で男優賞(『Une etrange affaire』)を受賞し、演技に高い評価を受けた。近年では2011年にナンニ・モレッティ監督の『ローマ法王の休日』で主役のローマ法王を演じ、称賛された。私生活では3回結婚しており、1978年に結婚した3人目の妻とは亡くなるまで添い遂げた。(Hiromi Kaku)
2020年05月19日リア・ミシェルが、2019年3月に結婚した実業家のザンディ・リーチ氏との間に第1子を妊娠したようだ。関係者が「People」誌に明らかにした。リアからの正式発表はまだない。リアが3日前にインスタグラムにアップした最新写真は、目を閉じて笑みを浮かべ、日差しを浴びているもの。胸より上の部分が写っている。日光浴をして「ビタミンD」の生成を促しているのだという。リアとリーチ氏は2017年7月から交際をスタート。2018年4月にリーチ氏がリアに4カラットの大きなダイヤモンドリングを贈ってプロポーズ&婚約した。昨年3月、「glee/グリー」共演者のダレン・クリス、ベッカ・トビン、「スクリーム・クイーンズ」共演者のエマ・ロバーツらリアの俳優仲間も招き、結婚式を挙げた。結婚から約1年でのおめでたいニュースに、ファンも喜んでいる模様。あるファンは、リアが「glee」で演じたレイチェルが劇中で2020年に妊娠したことを挙げ、リアも2020年に妊娠したということに「偶然だと思えない」と驚きの声を上げた。このコメントに対し、「そういうことがあったね!」とエピソードを思い返したり、「すべてはライアン・マーフィーが実現させていること…」と「glee」&「スクリーム・クイーンズ」のクリエイターで、リアとは長い間付き合いのライアン・マーフィーに、「パワーがある」とジョークにする人もいた。(Hiromi Kaku)
2020年04月28日先ごろこの世を去った音楽家ミシェル・ルグランと、“ヌーヴェルバーグ”と呼ばれた映画作品、映画作家たちのコラボレーション作品を上映する特集「ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち」が開催されている。ルグランは、1932年生まれのフランス人。指揮者の父と楽譜出版社を経営する母の下で育った彼は、幼いころから作曲を学びはじめ、ナディア・ブーランジェに作曲法を学んだ。その後は帝王マイルス・デイヴィスらを迎えたアルバム『ルグラン・ジャズ』で人気を博し、1954年には映画音楽の世界にも進出した。今回上映される作品以外にも『華麗なる賭け』『おもいでの夏』『栄光のル・マン』などの映画で名曲を次々に発表。彼は繰り返し自作曲をピアノ・トリオやソロ、オーケストラを用いて演奏し続けてきたが、映画のために書かれた楽曲もレパートリーの中心になっていた。今回はそんなルグランが音楽を手がけた7作品を上映。アニエス・ヴァルダ監督が作詞も手がけた劇中歌が印象的な『5時から7時までのクレオ』、“登場人物が歌わないミュージカルコメディ”として創作されたジャン=リュック・ゴダールの『女は女である』、ルグランが書いた8小節のメロディが響く『女と男のいる舗道』が上映される。さらにルグラン最大の、そして最良のコラボレーターとして多くの名作を残したジャック・ドゥミの作品は4本上映される。名曲『Chanson de Lola』を生み出したドゥミ=ルグランのコンビ初作品『ローラ』をはじめ、ルグランの代表作とも呼ばれる『シェルブールの雨傘』、のちに繰り返し自身が演奏することになるスタンダード『マクサンスの歌(Chanson de Maxence/You Must Believe In Spring)』を含む名曲連発のミュージカル『ロシュフォールの恋人たち』、そしてルグランの流麗なメロディと愛らしい劇中歌が作品を彩る『ロバと王女』が上映される。この時期のルグランと映画作家たちのコラボレーションは、単に“映画をつくる人と劇伴を提供する人”の関係ではなく、アイデアをぶつけ合い、時に共作者の関係になったり、時に嫉妬や複雑な感情が入り混じった関係になったりしながら、創作が行われた。その結果、今回の上映作品も“全編にわたってルグランメロディが流れまくる”作品もあれば、“彼のメロディは一部にしか流れていないのに、その存在感を強烈に感じる”作品もある。今回の7作品はいずれも名作な上に、ルグランと映画作家たちの火花の散るような駆け引きを感じられる作品ばかり。大きなスクリーンと大音響で心ゆくまで堪能したい。■ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち・アニエス・ヴァルダ『5時から7時までのクレオ』・ジャン=リュック・ゴダール『女は女である』『女と男のいる舗道』・ジャック・ドゥミ『ローラ』『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』『ロバと王女』2月21日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次開催
2020年02月24日ヴィオラ・デイヴィスがドラマ「First Ladies」(原題)で、ミシェル・オバマ氏を演じるという。テレビ局「Showtime」が発表した。ヴィオラといえば、エミー賞で主演女優賞を獲得した「殺人を無罪にする方法」の主演として有名。同ドラマは今年の春にシーズン6で幕を閉じることが決定している。「First Ladies」は、カリスマ的で複雑で、生き生きとしたアメリカのファースト・レディたちに焦点を当てたドラマ。シーズン1では第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻エレノア・ルーズベルト、第38代大統領ジェラルド・フォードの妻ベティ・フォード、そして第44代大統領バラク・オバマの妻ミシェル・オバマの政治人生や私生活について描く。同局の社長は、ミシェル氏を演じる女優としてヴィオラを迎えることに「夢が叶った。このシリーズを立ち上げるのに、彼女のような素晴らしい才能を持つ人が出演してくれるのは、本当に幸運なことだ」と語っている。ヴィオラは製作総指揮も務める。脚本は、ジョエル・シュマッカーのもとで十年以上に渡り企画構想を担当し、作家でもあるアーロン・クーリーが担当する。(Hiromi Kaku)
2020年02月06日2019年1月26日に逝去したフランス音楽界の巨星ミシェル・ルグランの没後1年/生誕88年特別企画として、デジタル・リマスター版特集上映「ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち」がYEBISU GARDEN CINEMAほかにて開催決定。その予告が解禁となった。ミシェル・ルグランは、2019年1月26日にその生涯に幕を下ろすまで、数多くのきらめく音楽を世に送り出し人々を魅了し続けてきた。今回の特別企画での特集上映では、“ヌーヴェルヴァーグ”を彼と共に盛り上げた3人の監督たちの作品を計7本上映。上映作品は、“まるで双子の兄弟のよう”と言われていたルグランとジャック・ドゥミ監督の初タッグ作である『ローラ』。ルグラン自身も出演しアニエス・ヴァルダが監督した『5時から7時までのクレオ』。また、2019年12月14日に逝去したアンナ・カリーナが主演し、ジャン=リュック・ゴダールが監督を務める多幸感あふれるミュージカル・コメディ『女は女である』と、日本初公開となる『女と男のいる舗道 4Kデジタル・リマスター版』が登場。そして華麗なるルグラン・サウンドが堪能できるミュージカル『ロシュフォールの恋人たち』、ドゥミ×ルグランの代表作にして最高傑作との呼び声高い『シェルブールの雨傘』、さらにはフーガの旋律が幻想的な世界を彩る『ロバと王女』も上映。この度、この7作品を彩ったルグランの珠玉のナンバーに合わせた予告が解禁となり、併せてルグランを敬愛してやまない音楽家の菊地成孔氏と世武裕子氏からコメントが到着している。音楽家・文筆家として活躍し、数多くの場面でミシェル・ルグランについて語ってきた菊地氏は「まだ終わったばかりの昨年は、ミッシェル・ルグランの逝去で年明け、アンナ・カリーナの逝去が掉尾を飾る、悲しく美しい、記念すべき年でした。ゴダールを、1967年からずっとひとりぼっちにさせていたルグランとカリーナは、とうとう本当に、ゴダールの孤独を実物にしてしまった。誰の代わりも原理的にはいませんが、ルグランの代わりこそは、本当に本当にいないでしょう(フランス音楽史上の損失を、一番小さく悲しむために)」と寄せた。また、映画音楽作曲家・ミュージシャンとして活躍し、最近でも『ロマンスドール』『風の電話』といった話題作の映画音楽を手掛けている世武氏は「ルグランの軽やかさはまるで魔法のようで、多くの音楽家が今なお、憧れるのだと思う。彼は、映画があってもなくても、変わらずピアノに向かって音楽を鳴らしていただろうけれど、映画は、ずっと彼に夢中だった。ルグランとは、そういう音楽家だと思う」とコメントした。さらに女性映画監督のパイオニアとして生涯現役を貫き、ルグランの死から約2か月後の2019年3月29日に90歳で息を引き取ったアニエス・ヴァルダは生前、『ロシュフォールの恋人たち』について下記のようにコメントを寄せている。「『ロシュフォールの恋人たち』はジャック・ドゥミの映画の中でも一番喜びにあふれ、ハッピーエンディングな映画です。彼の洗練された歌詞がミシェルに作曲のひらめきを与えたことが見られるのも嬉しいですし、同時に素晴らしい台詞は双子を演じた姉妹たちにも影響を与えました。なんて素敵な映画でしょう!」「ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち」は2月21日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次開催。(text:cinemacafe.net)
2020年01月31日フランスのチョコレートブランド「ミシェル・クルイゼル」が、2020年のバレンタイン期間限定で日本上陸。主要百貨店で開催する2020年のバレンタイン催事にて販売される。フランス政府公認の名門チョコレートブランド「ミシェル・クルイゼル」フランス政府が最高レベルの技術を有すると認めた企業のみに与える「EPVフランス無形文化財企業」に認定された「ミシェル・クルイゼル」は、1948年にフランス・ノルマンディー地方で創業した名門チョコレートブランド。ハイクオリティなチョコレートは世界にある8つの直営店と厳選した一部のショップのみで購入が可能となっており、製菓用チョコレートはトップショコラティエや5つ星ホテルなどで使用されている。コフレ・パレ・ショコラ・ノアールそんな「ミシェル・クルイゼル」のチョコレートの中でも注目なのが、「コフレ・パレ・ショコラ・ノアール」。7つの契約農園それぞれのカカオを使用した、7種類のシングルプランテーションチョコレートを詰め合わせた。厚さ約2mmの薄いディスク状のチョコレートは舌の上に乗せた瞬間にスッと溶け、カカオの芳醇な香りと農園ごとに異なる味わいを楽しむことが出来る。コフレ・ショコラセレクション「ミシェル・クルイゼル」の人気チョコレートからダーク、ミルク、ホワイトチョコレートを厳選した「コフレ・ショコラセレクション」。1989年に開発された99%カカオのチョコレートによるガナッシュ「カカオフェルト」や、ラズベリー風味のハート型チョコレート「クー・ドゥ・パリ」など4粒をアソートした。コフレ・マカロラユニークな見た目のマカロン型チョコレートを詰め合わせた「コフレ・マカロラ」にも注目。ドニミカ共和国産カカオのガナッシュをはじめ、コーヒーガナッシュ、キャラメルガナッシュ、アーモンドヘーゼルナッツのプラリネの4種全5粒は、合成着色料や香料などを一切使用せずに作られている。コフレ・オ・ビジュー16種全25粒のチョコレートを詰め込んだ、まるで宝石箱のようなチョコレートボックス「コフレ・オ・ビジュー」。人気のボンボンチョコレートをはじめ、フルーツやナッツがふんだんに乗ったマンディアンチョコレート、オレンジの酸味が効いたオランジェットなど盛りだくさんの内容はギフトにもぴったりだ。【詳細】ミシェル・クルイゼル バレンタイン期間限定上陸販売場所:主要百貨店の2020年バレンタイン催事<価格例>コフレ・パレ・ショコラ・ノアール 1,490円、コフレ・ショコラセレクション 1,620円、コフレ・ラ・ナチュール 3,499円、コフレ・ショコラ・クール・ポップ 4,320円、コフレ・マカロラ 2,160円、コフレ・オ・ビジュー 6,480円、ポムドテール 864円、マンディアン・ボーカルジャー 1,620円※価格はすべて税込み。
2020年01月17日公開中の『マレフィセント2』オーロラ姫役のエル・ファニングや、人気海ドラ「glee/グリー」レイチェル・ベリー役のリア・ミシェルたちが、ハロウィーンのカリフォルニア ディズニーランド・リゾートを訪問した。エルは『マレフィセント2』のプロモーションの一環で、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークのthe Sunset Showcase Theaterをサプライズ訪問。もうひとつの元祖ディズニーランド・パークでは、Sleeping Beauty Castleの前で写真を撮るなど秋のパークを満喫した模様。一方リアは、「ウギー・ブギー・バッシュ:ア・ディズニー・ハロウィーン・パーティー」で沸くディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークで人気アトラクションを体験した後、となりのディズニーランド・パークへ向かい、ハロウィーン衣装のミニーマウスとミッキーマウスとグリーティング。<地球でもっとも幸せな場所>で素敵な時間を過ごした。「ハロウィーン・タイム・アット・ディズニーランド・リゾート」は10月31日まで。11月8日には、早くもクリスマスのイベントが始まる。As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は、予告なく、変更になる場合があり得ます。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マレフィセント2 2019年10月18日より全国にて公開©2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年10月30日ザラ(ZARA)が、アーティストのジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)とコラボレーションし、メンズのデニムジャケットを発売。1980年代のNYのストリートアートシーンに衝撃を与え、20世紀において最も影響力のあるアーティストの一人であるジャン=ミシェル・バスキア。今回発売されるコラボアイテムは、デニムジャケット1種。デニムには、ストレートフィットアシッドウォッシュ加工を施し、フロントと袖、バックにバスキアのグラフィックアートを大胆にあしらったデザインだ。ジャン=ミシェル・バスキアのイラスト入りデニムジャケット (税込1万1,990円)アイテムは現在、ZARAオンラインショップのみで先行販売を実施中。8月末から9月頭には店頭販売も予定している。
2019年08月20日独特のアニメーション作品で世界にその名が知られるミシェル・オスロ監督。最新作『ディリリとパリの時間旅行』もオスロ監督ならではの一風変わったアニメ手法と世界へのメッセージが込められた物語からなるオリジナルな1作となった。フランスの鬼才にその制作について訊く。まず、新作に入る前に前作にしてオスロ監督にとって初の長編作品となった『キリクと魔女』の大成功について聞くと、苦笑いしながらこう秘話を明かしてくれた。「僕自身は作家として、すごく誠実にとても正直にモノづくりをすることを信条にしている。その想いが想像以上に多くの観客に届いたことはとてもうれしく思っているよ。ただ、そこへたどり着く道は決して楽ではなかった。作品はストーリーについても描く手法にしても、作品の根底に流れるテーマにしても、すべて自分の意思で“これでいきたい”と思ったものばかりで構成されている。ただ、それらがことごとく反対にあっていたんだ。タイトルの『キリクと魔女』も単純すぎるといわれたし、物語もシンプルすぎると。ハリウッド的な観点で言うと、もう少し波乱万丈の展開があれば世界に売れるじゃないかといわれたよ。もっとオーソドックスな今どきのアニメーション映画を作れともいわれた。絶対に世界でうけないからアフリカを舞台になんかするなとも言われた。とにかくプロデューサーには不評だったんだ。僕自身が原画を書くんだけど、それを見て、これは動画にできないし、映画になんかならないともいわれた。毎日、プロデューサーのクレームと戦っていたよ(苦笑)」こんな指摘も受けたという。「赤ん坊の男の子は性器を出しちゃダメ、ちゃんと隠さないとと(笑)。大人の女性はちゃんと胸を隠せといわれたんですよ。僕は小さいころ、アフリカで暮らしたことがある。そこでは、子どもたちは裸ん坊で暮らしていた。僕にとってはきわめてノーマルなことで、『キリクと魔女』はその経験が基になっている。幼少時代にみたアフリカの営みは、ほんとうに人間たちが人間らしく気持ちよく生活を営んでいて、誰もがみな善良で好意的に暮らしていた。僕は子どもながらに、そういう生活と人々にある種の美しさを見て感動していた。だから、そのとき、僕がアフリカでみた人であったり、風景をそのままアニメに映し出したかった。それを恥ずかしく思うなんてどうかしているよ。あと、出産シーンに関しても問題視された。これはアフリカの民話にもとづいているんだけど、その民話の大胆な発想と生命の誕生の瞬間に感銘を受けて、ぜひ取り入れたいと思ったんだ。でも、このシーンが入ると英語圏では年齢制限が入ってまたセールスにかかわるから、外したほうがいいというんだ。このときももう批難の嵐で、プロデューサーに“破産させるのか”ともいわれた。でも、僕は一切譲らなかった。もしかしたらプロデューサーのリクエストに応えられない自分はプロとはいえないのかもしれない。でも、そんな映画ビジネスのプロフェッショナルじゃない、素人考えの作者が作った作品が世界中に気に入ってもらえたんです。映画はわからないですよ(笑)」実績もつくって今回の制作はさぞ順調と思いきや、そうでもなかったようだ。「今回の作品のオープニングショットを見てくれればわかるんだけど、女性が胸を出しているシーンがある。プロデューサーに言われたよ。“また胸を出したな”と(笑)。今回はディレクターズ・カット版を作るの許すから、レーティングにひっかからない胸を隠したアメリカ版バージョンを作ってくれといわれてね。それには応じた。さっき確認したら、日本ではオリジナルのバージョンとのこと。僕としてはそのほうがもちろんうれしいよ」今回の物語は19世紀末から20世紀初頭、世界中からさまざまな才能がパリに集ったベル・エポック時代が背景。そうなった理由をこう明かす。「最初に描きたいと思ったのは、いまだに世界で蔓延している女性の蔑視です。女性や少女を不当に扱う、虐げる男たちの愚かさを今描かねばならないと思いました。ベル・エポックという時代を選んだのも、そこにあります。この時代のパリはまったく閉鎖的な社会ではなかった。世界にオープンで、いろいろな国からさまざまなタイプのアーティストを受け入れていた。同時にベル・エポックという時代は、女性たちが社会進出してきた時代でもあったのです。当時、女性を優遇するような法律はひとつもありませんでしたけど、初めて大学生に進学する女性が出て、それに多くの女性たちが続きました。教師は男の仕事でしたけど、女性も進出するようになった。医者や弁護士、タクシーの運転手など、男の仕事とされてきたものにどんどん女性のパイオニアが生まれた。そして最初の国際的女性スターといわれるのが、作品中にも登場する。サラ・ベルナール。ベル・エポックのパリは、僕が言いたいことをみたしてくれる世界だったんです」主人公はニューカレドニアからパリへやってきた少女ディリリ。あることで彼女は男性支配団と名乗る謎の集団から追われる身に。最初の友人オレルと行動をともにする中、ディリリはさまざまな人々と出会う。「小説家のマルセル・プルーストや彫刻家のオーギュスト・ロダンなど、さまざまな文化人、その道のエキスパートたちが登場します。これほどの人物たちがひとつの街にいたことはほかにないのではないでしょうか。彼らはいずれも自ら努力をして何かを生み出して自分たちの才能を開花させている。そして、彼らの存在や作品はのちの社会でシェアされ、なんらかいい影響を及ぼしている。そのことを伝えたかったのです」それは、アートの力及びアートの存在意義がこういうところにこそあるんだと示しているようにも映る。「もちろんわたしはアートの力を信じています。そのメッセージが込められていることも確かです。ただ、わたしはそれだけではなく、たとえば医学の分野の進歩、自動車の発明なども作品内に盛り込んでいます。それはそうした優秀なエンジニアの力も大きな力になることを伝えたかったんだ。文明の発展は、使い方を間違わなければ悪に抵抗する大きな力になる。だから、それを生み出す名もなき技術者や専門家にもエールを送りたいと思ったんだ」そうした骨太の物語が用意されている一方で、アニメーション映像もいい意味で遊び心とチャレンジがいっぱい。場面によってはCGを使えば、自分が撮影したパリの風景写真をバックにしたりと、変幻自在、様々な組み合わせがなされている。「僕がものすごいテクノロジーを駆使して作ったように思われるかもしれないんだけど、全然違う。僕自身が写真をとって、その上に僕が絵を描いただけ。シンプルなんだよ(笑)」そう笑顔でおどけるオスロ監督。70代半ばを迎えたとは思えないほど、老練になることもなく豊かなイマジネーションを発揮するアニメ界の巨匠の新たなアニメーション世界に注目を。『ディリリとパリの時間旅行』8月24日(土) YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー取材・文:水上賢治(C)2018 NORD-OUEST FILMS - STUDIO O - ARTE FRANCE CINEMA - MARS FILMS - WILD BUNCH - MAC GUFFLIGNE - ARTEMIS PRODUCTIONS - SENATOR FILM PRODUKTION
2019年08月19日映画『田園の守り人たち』が、2019年7月6日(土)より岩波ホールほか全国で順次公開予定。グザヴィエ・ボーヴォワが監督を務める。第一次世界大戦下、“男たちの帰りを待つ”女たちの人間ドラマ映画『田園の守り人たち』は、第一次世界大戦下にあるフランスの田園地方を舞台に、男たちの銃後を守る女たちの静かな戦いと、その胸に渦巻く思いを描いたドラマ作品。物語は、2人の息子たちを西部戦線へと送り出した農園の未亡人・オルタンスが、種まきの働き手として、娘・ソランジュの手伝いだけでなく、若い女性・フランシーヌも雇い入れることから始まる。農作業だけでなく、家事までこなすフランシーヌは、女主人の信頼を得て、家族同然に暮らすように。そんなある日、前線から次男・ジョルジュが一時休暇で帰還。やがて2人は惹かれ合い、逢瀬を重ねるようになるのだが‥‥。ナタリー・バイ×ローラ・スメットが映画でも母娘役に未亡人・オルタンスと娘・ソランジュを担当するのは、本作で初共演を実現したフランスの名女優 ナタリー・バイと実娘ローラ・スメット。ナタリー・バイは、近年『わたしはロランス』『たかが世界の終わり』に出演。またグザヴィエ・ボーヴォワ監督とは3度目のコラボレーションとなる。一方その娘のローラ・スメットは、『愛の残像』『イヴ・サンローラン』に出演経験のある注目俳優。2018年には、短編映画の監督デビューも飾っている。フランシーヌ役に、演技初挑戦の新人女優また物語のヒロインとなるフランシーヌ役を演じたのは、本作で演技初挑戦となるイリス・ブリー。劇中でフランシーヌの魅力を見事に引き出した彼女は、セザール有望新人賞にノミネートされた。フランスの鬼才 グザヴィエ・ボーヴォワが描くメガホンをにぎるのは、『神々と男たち』でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞した鬼才 グザヴィエ・ボーヴォワ。本作の基になった原作「Les Gardienne」は、長年に渡り彼のベッドサイドに置かれていたという愛読書。女たちの細やかな心理描写だけでなく、ミレーの絵画のように美しいフランスの農園も映像に閉じ込めている。【詳細】映画『田園の守り人たち』公開日:2019年7月6日(土)劇場:岩波ホールほか監督:グザヴィエ・ボーヴォワ原作:エルネスト・ペロション、撮影:キャロリーヌ・シャンプティエ、音楽:ミシェル・ルグラン出演:ナタリー・バイ、ローラ・スメット、イリス・ブリー原題:Les Gardienne
2019年05月17日「glee/グリー」、「スクリーム・クイーンズ」のリア・ミシェルが、2017年7月から交際していたアパレルブランド「AYR」の社長ザンディ・リーチと結婚した。「People」誌によれば、2人は先週土曜日(現地時間)にカリフォルニア州ナパで挙式。家族や親しい友人の前で永遠の愛を誓ったという。2人は昨年4月に婚約し、婚約パーティーにはアシュレイ・ティスデイル、ヒラリー・ダフ、ビリー・ロードが駆け付けてお祝い。リアは4カラットのダイアモンドが輝く婚約指輪をSNSで公開した。リアは2013年7月に当時交際中だったコリー・モンティスを薬物の過剰摂取で亡くしたこともあり、ファンたちから「あなたが幸せになってうれしい」との祝福コメントが殺到した。そして約1か月前、リアは親友のエマ・ロバーツ、ジェイミー=リン・シグラー、ジョアンナ・ガルシア・スウィッシャーら女優仲間を引き連れハワイでバチェロレッテパーティーを開催。独身最後の休暇を楽しんだ。結婚式にはリアが「glee/グリー」で共演したダレン・クリスやベッカ・トビンらが参列。婚約パーティーに続き結婚式にも出席したアシュレイは、リアがSNSで公開したウエディングフォトに「本当に美しいカップル。既婚女性になったわね。マジカルな週末をありがとう」とコメントした。(Hiromi Kaku)
2019年03月11日パリ・ブローニュの森にある「フォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)」にて10月3日より、エゴン・シーレ(Egon Schiele)とジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)の展覧会が同時開催中。Egon Schiele / Moa, 1911 / Gouache, watercolour and pencil on paper / 48 x 31 cm / Private Collection, London / Picture: © Mathias Kessler, 2017この2つの展覧会は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンのコレクションテーマのうちの一つ、「アーティストの主観的で表現主義的なビジョン」に沿うものであり、同館が特定の“歴史に残る”アーティストに焦点を当てた展示を行うのは初めて。エゴン・シーレ(1890~1918年)はオーストリア・トゥルン出身の画家。1909年にウィーン美術アカデミーを離れ、「Neukunstgruppe(新たなる芸術の集い)」を設立。1911年以降は、身体の歪みや内省、欲望と悲劇の表情に魅せられ、孤立しながらも自身の作品制作に没頭した。1918年にスペイン風邪に倒れたものの、10年間で300もの絵画と、数百におよぶドローイングを制作。彼の特異なものの見方は、20世紀初期のウィーンの精神と切り離すことのできない、表現主義の極致の一つとなっている。パリでは25年ぶりの開催となるエゴン・シーレの個展では、「Pregnant woman and Death」(1911年)、「Self-Portrait with Chinese Lantern Plant」(1912年)、「Portrait of the Artist’s Wife Seated, Holding Her Right Leg」(1917年)など、主に裸体画や肖像画にフォーカスし、およそ120点のドローイング、水彩画、油彩画を展示する。一方のジャン=ミシェル・バスキア(1960~1988年)は、20世紀において最も著名な画家の1人。学校を中退後、ニューヨークのストリートを最初のアトリエとし、早々に成功を収めつつも、期待と苦悩のはざまで思い悩む日々が続いた。彼の作品はモダニズムと表現主義に回帰しながらも、多種に渡るモチーフを描き、主にアフリカンアメリカの伝統や暴動といったテーマからインスピレーションを得たものが多い。1988年のバスキアの死は数千もの絵画と、その数を上回る多くのドローイングを含む豊富な作品を遺した。Jean-Michel Basquiat / Untitled, 1982 / Acrylic and oilstick on wood / 182.8 x 121.9 cm / Private Collection © Estate of Jean-Michel Basquiat. / Licensed by Artestar, New York.ジャン=ミシェル・バスキア展では、フォンダシオン ルイ・ヴィトン内の4フロアを使い、過去にヨーロッパでは見ることのできなかった「Obnoxious Liberals」(1982年)や「In Italian」(1983年)を始め、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)とのコラボレーション作品など、象徴的な作品135点に焦点を当てながら、その画家人生を考察する。奇しくも28年間で生涯の幕を閉じ、没後10年で時代を象徴するアート界のキーパーソンとなった2人。 彼らは自身の運命や才能、その短い生涯で生み出した作品の影響力と永続性という点でつながっている。それぞれの作品の具体的な文脈を尊重する本展を通して、彼らの激動のキャリアと、同じくらい豊かであった2人が生きた時代を感じることができるだろう。【展覧会情報】「エゴン・シーレ/ジャン=ミシェル・バスキア」展会期:10月3日~2019年1月14日会場:フォンダシオン ルイ・ヴィトン(La Fondation Louis Vuitton)住所:8, Avenue du Mahatma Gandhi Bois de Boulogne - 75116 - Paris
2018年10月06日「『オペラ座の怪人』は’80年代に舞台で初めて上演され、当時の最高技術を駆使した意表を突く演出で世間を驚かせました。’02年に映画化されてから10数年たった現在もなお、舞台、映画ともにミュージカル作品の最高峰に立つのも、その革新的な演出方法にあると僕は思います」こう語るのは、俳優の石丸幹二(53)。’90年に劇団四季『オペラ座の怪人』でデビュー。’07年に退団後は映像分野でも活躍する。『マンマ・ミーア』の10年ぶりとなる続編『マンマ・ミーアヒア・ウィー・ゴー』(全国公開中)が早くも大ヒット♪近年、ミュージカル映画の成功ぶりが目覚ましいが、舞台とは違う魅力とは?「映画と舞台の違いを挙げると、舞台はオーケストラピットに入る人数も、役者の人数も限りがありますが、映画はフルオーケストラで100人もの編成で音を出すことが可能。なおかつ、役者の数にも制限がないためダイナミックな群舞を見せられるという点も映画ならではの魅力ですね」(石丸・以下同)そんな、ミュージカルを知り尽くした石丸がミュージカルの素晴らしさを満喫できる、おすすめ作品を紹介してくれた。■『ウエスト・サイド物語』石丸が“ベスト・オブ・ミュージカル”に選んだ作品がこれ!2つの若者グループの抗争と悲恋の物語。「舞台でトニー役を演じたときはレナード・バーンスタインの名曲を歌えることが何よりもうれしかった。後世に残る名作です」■『サウンド・オブ・ミュージック』ジュリー・アンドリュース主演のハリウッド大作。修道女見習いの家庭教師が、母親を亡くした一家と音楽で絆を深める作品。「『ドレミの歌』や『エーデルワイス』など誰もが知る楽曲の数々。戦時下の悲劇も描かれた名作です。子どもたちをまとめる女性の強さは男性にはないもので、描き方も秀逸!」■『ロシュフォールの恋人たち』理想の人との出会いを夢見る若者たちの恋の物語。「『シェルブールの雨傘』のミシェル・ルグランの曲がロマンチックで、双子の姉妹役を演じるカトリーヌ・ドヌーヴと彼女の実姉の歌声にキュンとした(笑)。ジーン・ケリー、ジョージ・チャキリスらの群舞は見ごたえ十分!」■『ノートルダムの鐘』容姿は醜いが純粋で優しい青年の物語。「教会の尖塔に住み、下界を知らない鐘つきの主人公カジモドがピュアな心の持ち主として描かれていて、メッセージ性の強い作品。『美女と野獣』など、ディズニー映画を代表する作曲家、アラン・メンケンの楽曲が素晴らしい」
2018年09月01日演技派女優のミシェル・ウィリアムズが、極秘に結婚していたことを「Vanity Fair」誌に明らかにした。お相手は「マウント・イアリ」名でミュージシャン活動をしているフィル・エルヴラム。ニューヨーク州・アディロンダック山地のリゾートでごくわずかな友人たちとお互いの子どもが見守る中、結婚式を挙げたという。フィルは2016年に当時の妻で絵本作家のジュヌヴィエーヴ・カストレイを膵臓がんで亡くしており、娘が1人いる。「私は愛を諦めたことがなかった。(娘の)マチルダにいつも言ってるの。『あなたのパパは、ママがみんなに才能があるとか、かわいいとか、素敵なファッションだとか認められる前に愛してくれたのよ』ってね」とヒース・レジャーとの恋愛を振り返ったミシェル。ヒースが亡くなってからもスパイク・ジョーンズ監督や俳優のジェーソン・シーゲル、金融コンサルタントなどとの交際が伝えられていたが、ついに運命の人と出会えたようだ。「彼はほかの誰とも違う」、「マチルダには『自分が自由だと感じられることが大事』という教育をしてきたけど、私もやっとそう感じさせてくれるような人に愛してもらえたわ」とフィルに対してのろけている。結婚や恋愛観などについて語る気は全くなかったというミシェルだが、自分が語ることで誰かの助けになるかもしれないと心変わりしたそうだ。「諦めないで。監獄にいるような気分になったり、つらいと思ったり、痛みを感じるようなことを受け入れないで。もしそれが愛だと感じられないなら、愛じゃないのよ」と恋愛アドバイスをした。(Hiromi Kaku)
2018年07月27日今年4月にコーチェラ・フェスティバルでビヨンセ、ケリー・ローランドとともに「デスティニーズ・チャイルド」としてパフォーマンスを行ったミシェル・ウィリアムズ。元気な顔を見せていたが、昨年ティーンエイジャーのときにうつ病を発症したことをトーク番組で告白し、長年の闘病についてオープンに語っていた。そんなミシェルが、数日前にうつ病の治療のため、精神ケア施設に自ら入所したという。「TMZ.com」が伝えた。ミシェルは入所にあたり、次の声明文をSNSに投稿。「長年、私はメンタルヘルスへの関心を高めること、気にかけてくれる人や愛してくれる人に助けやサポートを求めるべき時期の見極め方を伝えてきました」。世界中の人に向けてこのようにアドバイスしてきたミシェルが、最近同じようなアドバイスを自分が受けたことをきっかけに、プロの治療を受けてみる決意をしたという。「私は助けを必要としている誰かの“お手本”として、誇りを持ち、ハッピーで健康的な存在であり続けます」と改めて同じ病気を抱える人たちの主導者として活動することを宣言し、「考え方を変えれば、人生だって変えられるのよ」と言葉なコメントで締めくくった。ミシェルのこの投稿に、ビヨンセの母ティナは「あなたのことは本当に愛しているし尊敬してます。素晴らしい勇気だわ」とエールを送った。(Hiromi Kaku)
2018年07月18日リドリー・スコット監督の映画『ゲティ家の身代金』の公開を5月25日に控え、主演のミシェル・ウィリアムズが撮影秘話を明かした。本作は、世界一の大富豪ともいわれたアメリカ人石油王ジャン・ポール・ゲティの孫が誘拐された事件を映画化。2017年11月、ハーベイ・ワインスタインのセクハラ問題に端を発した騒動によりジャン・ポール・ゲティ役のケビン・スペイシーが突如降板することになった。全米公開1カ月前の出来事。映画はすでに完成していた。この非常事態に、リドリー・スコットは、即座に「再撮影だ」と決断。数日後にはクリストファー・プラマーの出演が決まり、1週間後には撮影がスタート、その2週間後には映画を完成させた。クリストファー・プラマーの演技は高く評価され、アカデミー賞演技部門ノミネートの歴代最高齢記録を更新。リドリー・スコット監督のもと、共演者・スタッフが一丸となったからこそ成し遂げられた偉業だった。主演のミシェルは、「なにがそれを可能にしたか話すわ。まず最初に、誰かが『そうだね。それをやるのは正しいことだ。だから、そのお金を払うよ』と申し出ないといけなかったの。その後は、みんながホリデーをあきらめないといけなかった。サンクスギビングのお休みだったのよ。だから、そのお休みをあきらめて、他の仕事のスケジュールを入れないようにして、私たちが再び集まらないといけなかったのよ」と奇跡の要因を挙げる。苦境の中で監督の存在は大きかったようで、「彼は本当にマエストロなの。彼が仕事をしているのを見られるのは、本当に素晴らしい。彼はとても巨大なオーケストラを指揮しているみたいなのよ」と振り返った。リドリー・スコット監督は、「理由は簡単だ。一人の行いが全員の仕事を台無しにする事などあってはならない」と語っていた通り再撮に迷いはなかった。ミシェルは「多分、彼がかんしゃくを起こしたところをただの1度さえ見たことがないけど、1度だけイライラしていたことがあるわ。なぜなら、110度(摂氏43度)でものすごく暑かったからよ。でもそれ以外は、一緒に仕事をしていてリドリー・スコットよりエキサイティングな人はいないわ。そして、彼は80歳なのよ」とその魅力を伝えている。(C)2017 ALL THE MONEY US, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年05月24日ビラボン(BILLABONG)は、アンディ・ウォーホルとジャン=ミシェル・バスキアのコラボレーション作品をフューチャーした新作コレクションを発表。2018年5月10日(木)より全国のビラボンストア、オフィシャルオンライン・ストア、各セレクトショップにて発売する。ポップアートの代表的アーティストとして知られるアンディ・ウォーホル。そして、80年代ニューヨークのアート界を席巻したジャン=ミシェル・バスキア。両者の共同作業によるアートは、ウォーホルの躍動感あふれる色彩と、バスキアの独特のグラフィックアートが混ざり合うことで完成した、ユニークかつ自由奔放なデザインだ。それを新コレクションでは、ボードショーツ、Tシャツ、ビキニ、カットソー、キャップ、トートバッグなどあらゆるアイテムに落とし込んだ。世界でも入手困難とされる彼らの作品がスイムウェアに落とし込まれたことで、“貴重なアートを着る感覚”を味わえるようになった。【詳細】ビラボン アンディ・ウォーホル×ジャン=ミシェル・バスキアにフューチャーしたコレクション発売日:2018年5月10日(木)販売店舗:全国のビラボンストア、オフィシャルオンライン・ストア、各セレクトショップアイテム価格例:・メンズコレクションFACTORY X(ボードショーツ) 9,000円+税FRIGHT WIG X(ボードショーツ) 9,000円+税HALF(Tシャツ) 5,000円+税FACTORY SS(シャツ) 9,000円+税FRIGHT WIG(キャップ) 5,000円+税・ウィメンズコレクションFACTORY(スイムウェア) 15,000円+税DOS CABEZAS CROP TEE(カットソー) 5,300円+税FACTORY TOTE(トートバッグ) 8,800円+税FACTORY TOWEL(バスタオル) 7,500円+税【問い合わせ先】ジーエスエムジャパン株式会社TEL:0120-112-773
2018年04月29日ジャン=リュック・ゴダール監督、アンナ・カリーナ主演による映画『はなればなれに』が、2017年1月21日(土)より、新宿シネマカリテほかにて順次公開される。本作は、ゴダールがアメリカの犯罪小説をもとに製作した、型破りな3人組による恋と犯罪の物語。日本では長らく劇場公開が実現せず、1998年に初めて上映された作品で、初期ゴダールのなかでも特に人気の高い1作として知られる。ある日偶然出会った小悪党の男ふたりと、無垢な女。パリ郊外にある女の叔母の家から大金を盗む計画を立てる3人だが、予期せぬハプニングから計画は殺人事件へと発展する。強欲なアルチュールに惹かれる奥手なオディールと、彼女をひたむきに愛する優しいフランツ。アマチュア強盗団3人のバランスは、逃亡生活のなかで徐々に崩壊していく…。数多くある印象的なシーンの中でも特に、インストゥルメンタル・ナンバーと共に3人がカフェでマディソン・ダンスを踊るシーンと、実際のルーブル美術館でゲリラ撮影された3人の全力疾走シーンは、映画ファンの間で現在も語り継がれる名シーン。ベルナルド・ベルトルッチ監督『ドリーマーズ』(2003)、ロジャー・ミッシェル監督『ウィークエンドはパリで』(2013)でも、同シーンへのオマージュが捧げられている。また、本作の大ファンである映画監督のクエンティン・タランティーノが、自らの製作会社の名前に仏題の「Bande à part」と付けたのも有名な話で、スコット・スタンバーグが手掛けていたファッションブランド、バンド オブ アウトサイダーズ(BAND OF OUTSIDERS)も本作の英題から名付けられたものだ.女優アンナ・カリーナの輝くような魅力がたっぷりと描かれ、50年以上たった今も色褪せることのない名作犯罪メロドラマ。この機会に是非、劇場の大スクリーンで鑑賞してみてはいかがだろう。【上映情報】映画『はなればなれに』レイトショー上映公開日:2017年1月21日(土)場所:新宿シネマカリテ※仙台市・桜井薬局セントラルホール、横浜市・シネマ・ジャック&ベティ、名古屋市・名古屋シネマテーク、大阪市・シネ・ヌーヴォ、京都市・京都みなみ会館、神戸市・神戸アートビレッジセンターでも上映予定。【作品情報】映画『はなればなれに』監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール原作:ドロレス・ヒチェンズ『愚か者たちの黄金』撮影:ラウル・クタール音楽:ミシェル・ルグラン出演:アンナ・カリーナ、クロード・ブラッスール、サミ・フレ、ルイザ・コルペイン1964年/原題 Bande à part/フランス/96 分/モノクロ/デジタル ©1964 Gaumont ‒ Orsay Films
2016年12月23日