ポン・ジュノ監督が『パラサイト 半地下の家族』から初めてメガホンを取るSF映画のタイトルが、『Mickey17』に決定した。全米公開日は2024年3月29日。ワーナー・ブラザースからティザー動画が公開された。原作は今年2月に出版されたエドワード・アシュトンの小説「Mickey7」で、「アンディ・ウィアーの『火星の人』とブレイク・クラウチの『ダーク・マター』を足して2で割ったような作品」といわれている。映画がどこまで原作に沿って描かれるかは不明。主演はロバート・パティンソン。氷の惑星で危険な採掘作業に従事する「消耗品」かつ「再生可能」な従業員を演じる。ティザー動画で描かれているのは、ミッキーの再生過程の模様。動画を観た映画ファンは、「これぞシネマ!」という期待の声を上げ、また、小説のタイトルが「Mickey7」でありながら、映画のタイトルは『Mickey17』であることに「ジュノ監督ならではのなにかがあるに違いない」という期待の声を上げている。「2024年…そんな先なの?」「2024年まで待たなきゃならないなんて信じられない!」と嘆く声も。キャストはロバートのほか、スティーヴン・ユァン、ナオミ・アッキー、トニ・コレット、マーク・ラファロが出演する。ジュノ監督は脚本と製作も務めている。(賀来比呂美)
2022年12月06日ロバート・エガースの次回作『Nosferatu』に、ビル・スカルスガルドが主演することになった。共演はリリー=ローズ・デップ。19世紀のドイツを舞台に、ヴァンパイア(スカルスガルド)が若い女性(デップ)につきまとうというホラー物語。エガースが長いこと抱いてきたプロジェクトで、一時はアニャ・テイラー=ジョイとハリー・スタイルズで製作されることになっていた。しかし、予算やキャストのスケジュールの調整に時間がかかっている間に、エガースは別の作品『The Northman』の製作に取り掛かり、こちらは保留になる。スカルスガルドの兄アレキサンダーが主演とプロデューサーを兼任する『The Northman』は、この春北米で公開された。スカルスガルドの最近作は、現在北米公開中のホラー映画『Barbarian』。デップの最近作は11月に日本公開される『サイレント・ナイト』。文=猿渡由紀
2022年10月04日●ノリで好き勝手なりきる!「クリエイターズ・ファイル」にやりがいお笑いトリオ・ロバートの秋山竜次がさまざまなクリエイターに扮する連載シリーズ「クリエイターズ・ファイル」。目前に控える100キャラクター到達を記念して9月9日より、全国ツアー「100キャラ目前! ファン感謝の全国ライブツアー ロバート秋山presents クリエイターズ・ファイルEXPO~あのトップクリエイターたちが今、ここに集結!~」が開催される。秋山本人に今の思いなどを聞いた。東京・浅草公会堂公演を皮切りに、全国17都市17公演を予定している同全国ツアー。秋山本人に内容を直撃すると「今ね、本当にどうしようかと思っていまして」と困り顔を見せた。「『クリエイターズ・ファイル』は今までライブをやったことがないんですよ。動画や本とか、全国で展示会を開いて回ってお客さんと触れ合うとかはやってきましたけど、ライブっていう見世物は本当にやったことがなくて。でも『ライブやります』って言った手前、やらないわけにはいかない」秋山を悩ませる事柄の一つは、カメラで“演出”できなくなること。「裏側が全部見えてしまう。例えば『カマタマちゃん』っていう双子のファッションアイコンがいるんですけど、ライブだと、ただの鏡をもった人間が1人出てくるだけ(笑)。でも『こうやってるんだよ』っていうのを見てもらえる。基本的に『クリエイターズ・ファイル』って、その場のノリ。目の前で秋山のキャラが戸惑っている姿、はたまた何も出てこない姿、そういうのを見てみて面白いかもしれないです」自分自身の楽しみもあるという。「よくよく考えると、およそ100キャラクターもいるのでやれることはめちゃくちゃある。どのキャラを稼働させて、どのキャラでどういうイベントをやろうかなって考えている最中です。やるからにはけっこうな数のキャラを出したい。1公演あたり30キャラクター出せたらいいですね。中継映像も挟んでOKなら100いけます。YOKO FUCHIGAMIのふざけたファッションショーもやりたいです。テーマソングも作るので楽しみにしていてください」「クリエイターズ・ファイル」は、年内に100キャラクターを突破する見込みだ。秋山は「大台乗りますね」と感慨深げに話す。「体重もこの間100キロに達したし、キャラクターも数が100に達します。ただ振り返ってみると、1回だけしか扮装したことがないキャラがいっぱいいる。そういうキャラをもっと面白くできそうなロケがしたいです。そして、芸能事務所じゃないですけど、タレント名鑑みたいに希望のキャラクターを選んでもらって、稼働できるようにしていくと面白いですね。それで学園祭とかに行きたいです」2015年に始まった同シリーズは、YouTubeや雑誌のみならず、Netflixで『クリエイターズ・ファイル GOLD』も配信し、今や知名度抜群。非常に息の長い企画だ。「贅沢ですよね。月に1回、自分がやりたいと思って携帯にメモしたキャラを、衣装やメイク、場所、エキストラさん、一流のカメラマンさんを準備して作り上げる。それで当日、好き勝手やる。自分の中の想像と、そして職業について下調べなしでやっています。下調べはしないほうが面白いですね。当たっている、当たっていないを分からずにノリでやるほうが。『俺は何やってるんだ?』 と思いながらも楽しい。そんな風に好き勝手やれるのは本当にやりがいを感じます。でき上がった作品を映像や紙面で見るとヤバいですね。『いや、また来たな、コレ!』と思います」●キャラもルックスもかぶりなし「我ながらすばらしい出来(笑)」100キャラクターも演じていて混乱する瞬間、もっと言えば、自分が誰か分からなくなる瞬間はないのか?「それはないですね。自分の意思をしっかり持っているので一切ないです。めちゃくちゃ芯をしっかり持っています。演じながら『今日何食べようかな?』『アジアンマッサージのルルちゃんって今日、中国に帰ってるのかな?』とかそういう考えもめぐらしながらやっているので、自分を見失うことはないです。むしろ自分のことをめちゃくちゃ冷静に見ています。『あ、今ウケてる』とか。それがないと本当に多重人格者になってしまうので。でもしゃべり方を忘れてしまうことはあります(笑)」そして、「自分がちゃんと見えていないと、扮装できないと思います」と言い、「自分というものがブレブレだと『いや、このキャラ、俺じゃん』となる。『クリエイターズ・ファイル』は、ただただ目の前に来て『面白そうだな』と思って、食いついただけ。やめときたいことはやめる。ただそれをひたすら繰り返しているだけです」と語る。“目の前に来る”とは、ネタが天からお笑いの神様が降りてきた、という表現に似た話なのか。「それはないですね。お笑いの神様が降りてきたという経験はしたことがないです。『ヤバい!』と追い詰められたときに面白いコメントが口から出たり、面白いハプニングが起きたり。そういうのは分かりますけど、『クリエイターズ・ファイル』のキャラは全員、歩いている時、飯食っている時とか、いろんな状況で思いつき、考えて生み出したキャラクターです。7年前の最初からずっとそう。だから全員すごく愛着が湧きます。いい100人が揃っていると思います。キャラもルックス面もかぶりがない。我ながらすばらしい出来だなと(笑)。マジでかぶってないんですもん」こだわりの一つが名前だという。「今までのこの100人の名前は絶妙。YOKO FUCHIGAMIはYOKO FUCHIGAMIでしかない。子役の“上杉みち”も、“上田とも”だったら考えられない。“上杉みち”ですもんね。ネーミングの絶妙なラインはポイントかもしれないです。コントになりすぎない、欲張りすぎない感じ。『クリエイターズ・ファイル』はリアリティ重視なので、引き算と言いますか、お笑いになりすぎてないようにしています」そんな珠玉のキャラクターが揃う「クリエイターズ・ファイル」。今後どこまで数を増やすのか?「1000キャラ行きたいですね。そうすると、あと900…(笑)。100歳になったらもう、変装しなくてもそのまんまで十分面白いとも思いますけど。8月の誕生日には44歳になります。7年前の動画見るとめちゃくちゃ若い。老けていってるんですよ。おそらく40代が扮装の壁ですね。扮装の限界に近づく。あとはカメラマンさんに角度をごまかしてもらう……みたいな領域に近づきつつある。それも含めてもうちょっと続けてみたいです。人間以外もOKなら無限にいける。犬がいけたんだから、動物がいける。深海魚も昆虫も、微生物もいける」そう言って何もない白い天井を見上げて「最終的には……星になれたらな、と思っています」とつぶやいた。「そうするとクリエイター座とかできる。夏の3大クリエイティブダンス大三角形もできるし。『クリー』と『エイ』と『ティブ』ってね。『もはやクリエイターではないじゃないか』ってツッコまれたら終わりなんですけど(笑)」と肩を揺らし、さらに「別ジャンルのこともやってみたいですね。『クリエーターズ・ファイル・エロ』とか。これがOKになると月1の楽しみがまたさらに広がりますね」と本気とも冗談とも分からぬ野望も口にした。取材終わりに、秋山は体を丸めて両手で「これ、良かったら暇な時読んでみてください。暇な時ですよ。忙しい時に読んじゃダメですからね。そういうもんじゃない」と笑って「クリエイターズ・ファイル」の書籍を差し出した。骨太の大きな体、豊富なアイデアと想像力、細やかな気遣い。一見アンバランスな組み合わせを実現する様が、世間を魅了し、親しまれる理由なのかもしれない。■秋山竜次1978年8月15日生まれ、福岡県出身。1998年NSC東京校4期生として入学。同年、山本博、馬場裕之と共にお笑いトリオ・ロバートを結成し、2011年には『キングオブコント』(TBS系)で優勝を果たした。映画『デトロイト・メタル・シティ』(2008)や『漫才ギャング』(2011)、ドラマ『俺の家の話』(2021)など、映画やドラマにも出演。『夜は短し歩けよ乙女』(2017)などで、声優業も務めた。体モノマネやなりきりモノマネを得意とし、2015年から始まった「ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル」が人気を博している。
2022年09月08日お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が20日、千葉・幕張メッセで開催中の日本最大級のお笑いフェス「LIVE STAND 22-23 TOKYO」に出演後、取材に応じた。フジテレビpresents「千鳥のクセがスゴいネタGP LIVE STAND SP」にリュージとして参加した秋山は、同ステージでMCを務めた千鳥の大悟、出演したとろサーモン・久保田かずのぶとともに取材に対応。「歌を歌わせていただいて気持ちかったですね、群衆の前で。『あ~帰ってきたな、ここに』って感じですかね。やっぱり幕張が本当に迎え入れてくれたというか、定期的に幕張を入れておかないと。自分は幕張でてきているなという感じがしました」と満足そうに語った。2007年から2010年まで行われた大型お笑いフェス「LIVE STAND」が、今年12年ぶりに開催。8月19日~21日の幕張メッセでの東京公演を皮切りに、9月は大阪、来年1月には福岡で開催し、総勢1000人を超える吉本芸人が出演予定となっている。
2022年08月20日映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』4K UHD、ブルーレイ&DVDがリリースされた。それに併せて、若きバットマンを演じたロバート・パティンソンとキャットウーマンを演じたゾーイ・クラヴィッツのスペシャルインタビュー映像が公開となった。本作はクリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』トリロジー以来、全世界が待ちわびたバットマンの単独映画。サスペンスの要素が色濃く、クリストファー・ノーラン監督作『ダークナイト』シリーズや『ジョーカー』を彷彿とさせるような世界観に包まれており、知能犯リドラーが社会に蔓延した嘘を暴いていく。その最後の標的は、若き日の青年ブルース。彼が“バットマン”になろうとする様子がミステリアスかつエモーショナルに展開されていく。公開後、全米で初登場1位、全世界興行収入1,000億円超えを記録。(box office mojo 調べ / 2022年5月9日時点)日本国内でも11億円を突破するなど、ヒット作となった。インタビュー映像は、バットマン / ブルース・ウェインを演じたロバート・パティンソンがバットスーツについて語る場面からスタート。彼は「バットスーツを着ると、自分がすごく強くなった気分になるんだ。体格が10倍大きくなった気がして、力がみなぎるんだ」とスーツがもたらすパワーに触れると同時に「たった10分ほど軽く動き回るだけで、汗びっしょりになる」とその苦労も打ち明けている。マスクをつけての演技もかなり悩んだようで「早い段階で普通の役よりもずっと難しいと気付いたよ。他の役柄にはないような、独特の難しさがあった」とこの役柄ならではの大変さも語った。数々の作品の出演してきたパティンソンでさえ「今まで自分が習得してきた演じ方は、まるで役に立たない。全く違う伝え方を学ぶ必要があった。最初は怖かったよ」と語るバットマン役。「どんなに頑張っても、スーツ越しでは何も伝わらない気がした。でも少しの動きでも象徴的なマスクの存在感で、多くが伝わると気付いたんだ。表情でいろいろ演技をする以上にね」と学びもあった様だ。続いて、今作の印象を「全てに手作り感があって、本当に人が作った感じがする」と語り、リアリティを超えた技術を駆使するのではなく、地下室やアイテムをブルース自身がつくっているように感じられる部分に親近感を持ったそう。さらに「大金持ちではあるけど、彼は普通の人間。そこが魅力だよね。資金と根気さえあれば作れると感じられるのがいい」とキャラクターへの想いを語る。一方で、キャットウーマンを演じたクラヴィッツは、本編でも華麗なアクションを披露しているが、スタントコーディネーターを務めたロバート・アロンゾとは小さい頃からの知り合いだったそう。彼女は「実は7歳の頃、彼にテコンドーを習ってたの。今回久しぶりに再会できて嬉しかったわ。本作のために子供の頃から訓練してたってことね(笑)!それは冗談だけど、彼がリアルさを大事にしてくれてよかった」と知られざるエピソードとともに、アクションシーンへのこだわりを明かす。また特殊メイクにより、“別人すぎてわからない”と話題になったペンギン役のコリン・ファレルをみた当時を振り返り「本当に驚いたわ。信じられなかった!」、「入ってきたコリンを見て、ウソでしょ!?”って!信じられなかったわ!」と驚きを隠せなかった様だ。「目の前まで来たので、なんとかコリンの面影を探したけど、見つからなかった。本作以外で彼にあまり会ったことがないから、いまだにコリンをよく知らない気がする。あのペンギンの顔でしか接してなかったから。撮影後に帰ろうとする彼を見て、あれは誰?”ってなった。でも動作や歩き方、話し方でペンギンを現実のものにしたのはコリンよ。本当に完璧にあのキャラクターを演じてた」とその役作りを称賛。なおバットマンのようなたくましい筋肉を目指す人のために筋肉食堂が考案したスペシャルメニュー『究極の”ザ・マッスル”ステーキ』が7月6日(水)~7月20日(水)の2週間限定で、全4店舗で展開される。本メニューを注文しすると、映画のオリジナルロゴステッカー(非売品)をプレゼント。さらにコラボ期間中にDCキャラクターのコスプレでご来店いただいた方には、ハイボールor黒烏龍茶が1杯サービスされるという。■リリース情報『THE BATMAN-ザ・バットマン-』ダウンロード販売中デジタルレンタル配信中、4K UHD、ブルーレイ&DVD発売中【初回仕様】4K ULTRA HD&ブルーレイセット(3枚組 / オリジナル封筒入りキャラクターカード4種セット付)価格:8,980円(税込)ブルーレイ&DVDセット(3枚組)価格:5,980円(税込)<映像特典(ブルーレイ)>(約141分)復讐のために / 新生バットマン / 復讐と正義 / セリーナ・カイル / バットモービル / シーン解説:カーチェイス / シーン解説:ウィングスーツ / 新たなスタイルの追求 / 作品を彩る衣装と小道具 / ペンギンという男 / 未公開シーン:アーカム(音声解説付き) / 未公開シーン:マイナス 44 のキーカード(音声解説付き) / ゴッサムの創造<筋肉食堂コラボレーション詳細>
2022年07月06日お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が10日、都内で行われた『クリエイターズ・ファイル Vol.04』発売記念セレモニーに、伝説のママ・矢崎すず子に扮して登場した。秋山がさまざまなクリエイターに扮する企画「クリエイターズ・ファイル」の単行本第4弾が、本日10日に発売。第4弾には、昭和の名力士、映画監督、巨像、犬など、27キャラクターが登場する。セレモニーには、秋山扮する、著名人が愛した社交場・ナイトプレイス「ドイド」の伝説のママ・矢崎すず子が登場。すず子ママも登場する『クリエイターズ・ファイル Vol.04』について、「私も出ているもんでね」と紹介し、「ずっとやってんだよ。(これまで生み出してきたキャラクター数は)90なんですって。年内に100達成する。たいしたもんだよ」と感心した。第4弾には、世界一クリエイティブな大型犬・ロルフくんも登場するが、すず子ママは「犬の間っていうのがあって面白いんですわ」と言い、犬になり切って“犬の間”のモノマネも披露。「じっくりためて、犬の間に寄せたという笑いです」と解説した。85歳を迎えたすず子ママのサプライズバースデーも行われ、すず子ママがプリントされた特製ケーキが運び込まれると、「あら~うれしいじゃない」と感激。「甘いもの好きなんですよ。おいしいじゃない」とケーキにも大満足の様子だった。さらに、「クリエイターズ・ファイル」について、「すごいんですよ。秋山くんがずっとやってるんですわ、ライフワークで。それがとうとう4冊目になって、年内には100キャラに到達しようとしています。歴史的なことです」とアピール。「100キャラに達するもんだから、ちょっと秋山くん考えているみたいです。キャラクターで全国巡業」と予告した。途中、「イベントってどうやるんでしたっけ。こういうイベントってコロナ前からやっていないので忘れてしまいました」と本音も吐露する場面も。たびたび爆笑が起こったセレモニーが終了すると、同書を購入した人を対象にしたサイン&撮影会を実施。すず子ママとして来場者一人ひとりに話しかけ、ファンを喜ばせていた。
2022年06月10日ロバート・ゼメキス監督作『ピノキオ』が、9月8日(木)よりディズニープラスにて独占配信されることが決定。あわせてキービジュアルと特報が公開された。これまで、美しいメロディーと共に数々の名曲を世に贈りだしてきたディズニー。その中でも全世界の誰もが必ず一度は耳にした事のある珠玉の名曲「星に願いを(When You Wish Upon a Star)」を生んだ名作アニメーション『ピノキオ』が実写映画化。本作の監督には『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズを始め、『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)では第67回アカデミー賞(R)で作品賞・監督賞を受賞したロバート・ゼメキス。ピノキオを作ったおじいさんmのゼペット役には『フィラデルフィア』(1993)『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)で2度のアカデミー賞(R)主演男優賞に輝く名優トム・ハンクス。ゼペットの“願い”を叶え、木彫りの人形ピノキオに命を与えるブルー・フェアリー役には、アカデミー賞(R)主演女優賞&歌曲賞にノミネートされた演技のみならず、その圧倒的な歌唱力で、トニー賞主演女優賞の受賞歴を持つ女優兼シンガーソングライター、ミュージカル女優と様々な顔をもつシンシア・エリヴォ。ピノキオを“よい子”に導く「良心」をブルー・フェアリーから任されたコオロギのジミニー・クリケット役の声優には『インセプション』(2010)などで知られるジョセフ・ゴードン=レヴィット。ピノキオの声優はベンジャミン・エバン・アインワース(「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」)、コーチマン役にルーク・エヴァンズ(「美女と野獣」)と『ピノキオ』の物語を語るために映画界の超実力者たちが盤石の布陣を組む。孤独に暮らす風変わりなおじいさんゼペット。彼が作った木彫りの男の子の人形に“ピノキオ”と名付け、いつか命が宿るよう星に願いをかけていた。そんなある夜、ゼペットの願いが届き妖精ブルー・フェアリーがピノキオに命を授ける。ゼペットはまるで自分の息子のようにピノキオを可愛がり、またピノキオ自身もいつか本物の子供になりたいと願うようになる。純真無垢で何も知らないピノキオは色んな仲間たちと出会ったり、誘惑や試練に翻弄されながら、想像もしなかった大冒険が始まっていく。特報映像では、トム・ハンクス演じるゼペット、シンシア・エリヴォ演じるブルー・フェアリーのほか、ピノキオの“良心”である緑色のコオロギジミニー・クリケットの姿もお披露目。さらに名曲「星に願いを(When You Wish Upon a Star)」のワンフレーズが流れ、感動の予感溢れる特報となっている。『ピノキオ』9月8日(木)よりディズニープラスにて独占配信開始(c)2022 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2022年06月04日HBO Maxで、ロバート・ダウニー・Jr.主演の映画『シャーロック・ホームズ』シリーズから2本のスピンオフドラマが誕生する模様。「Variety」誌によると、現在企画の初期段階とのこと。ロバートは妻のスーザン・ダウニー、アマンダ・バレル(ロバートの製作会社「チーム・ダウニー」)、映画版の製作に携わったライオネル・ウィグラムともに製作総指揮を務めるという。HBO Maxでは、今年『ザ・スーサイド・スクワッド』からジョン・シナ演じる「ピースメイカー」を主人公としたスピンオフドラマが作られ、配信開始に。すでにシーズン2への更新も決まっている。また、『THE BATMAN−ザ・バットマン−』からコリン・ファレル演じる「ペンギン」を主人公としたスピンオフドラマも製作進行中だ。しかし、『シャーロック・ホームズ』のスピンオフドラマ2本に関しては、主人公は既存のキャラクターではなく、新たなキャラクターになるとのこと。長らく製作・公開が待たれている映画版第3弾に登場するキャラクターだという情報もある。ダウニー夫妻が『シャーロック・ホームズ』のスピンオフドラマを製作することは2020年にも報じられたが、2年が経ち、より具体的になってきたようだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:シャーロック・ホームズ 2010年3月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2022年04月06日初日3日間の週末オープニング興収が3億7,000万円を突破し『ダークナイト』を超える洋画NO.1ヒットスタートを切った『THE BATMANーザ・バットマンー』。この度、ロバート・パティンソンやゾーイ・クラヴィッツらキャストやマット・リーヴス監督が心揺さぶるブルース・ウェインの心情について証言する特別映像が解禁。未公開メイキングシーンも収められている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。監督・脚本・プロデュースを務めたリーヴスが、「ブルースの追い求める人生の意味とはいったい何なのか、これは非常に心理的な物語」「“俺は復讐だ”―(原作)コミックで何度も使われるこの台詞を彼に言わせたかった」と語る通り、劇中、バットマンは自身で度々口にし、敵からは「復讐野郎!」と罵られながらも、感情の赴くままに復讐心を炸裂させる。今回解禁された特別映像でも、豪華出演者たちが本作で深く掘り下げられたブルースの心情についてそれぞれの視点で語っている。ロバートは「初めて会う人間にも私怨があるように戦う、ある意味両親を殺した敵への憎悪を感じるんだ」と言い、ゾーイは「すべてに白黒や善悪がつけられるわけではなく、大きなグレーゾーンも存在する」と意味深に語る。ペンギンを演じるコリン・ファレルが「これまで語られてこなかったバットマンや街(ゴッサム・シティ)の過去が明かされる」と話し、バットマンと敵対する知能犯・リドラー役のポール・ダノ、バットマンと共に戦うゴードン警部補役ジェフリー・ライトや執事アルフレッド役のアンディ・サーキスもそれぞれ本作が非常にエモーショナルな物語であることを証言している。本作の魅力は、ヒーロー映画の枠を超えて、バットマンとしては2年目で未完成のブルース・ウェインの心情を深く抉り出した人間ドラマである点だ。幼い頃に両親を殺されたブルースのトラウマは、やがて社会に対する復讐心となって彼の心を支配する。正義の名の下に、街を徘徊し悪を倒す際、ブルースの振り上げる拳には孤独感や喪失感、そして自身の中で偶像化された父トーマス・ウェインへの想いが溢れ出している。犯罪が後を絶たないゴッサム・シティをクリーンにすべく市長選に出馬した父親への思慕、父親の不在がたえず彼に影を落とし、社会に対する復讐心が狂気へと向かわせるブルース。その姿は、見えぬ父を求め、同じく腐敗したこの街で社会的弱者として扱われ続け、絶望の淵から狂気へと自ら身を投じた男、映画『ジョーカー』のアーサーの姿とも重なる。出自はまったく異なるが、もしかしたら同じ思いに囚われた2人の数奇な巡り合わせも起こるのではと汲み取りたくもなる。そんな憶測が飛び交う中、本作の未公開シーンが解禁に。バットマン/ブルースの最大の敵である史上最狂の知能犯・リドラーの残す謎サイトが映画の枠を越え存在していることが『ザ・バットマン』ファンの間でひそかに話題を集めていたが、劇中でブルースがリドラーが残したメッセージを解読し浮かび上がるサイト(※)が実際に存在したのだ。公開されたのは、バリー・コーガン演じるエンドクレジット上ではアーカム囚人とだけ書かれた、顔も素性もよく分からない謎めいた人物とのシーン。彼の正体とは一体...!?世界的なバットマン旋風を巻き起こし絶賛上映中にもかかわらず、映画本編にはない未公開シーンが解禁されるのは異例の事態。数時間か数日なのかは明かされていないが、期間限定での掲載となるらしい。なお、未公開シーンは、映画本編鑑賞後の閲覧を勧める。『THE BATMANーザ・バットマンー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年03月25日ロバート・パティンソンが、バットマン“2年目”の未完成のブルース・ウェインを演じる『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のプレミアが、のモデルの地ニューヨークにて開催。レッドカーペットイベントに豪華キャスト&ゲストが登場した。クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』トリロジー以来、全世界が待ちわびたバットマンの単独映画となる本作は、サスペンスの要素が色濃く、知能犯リドラーが社会に蔓延した“嘘”を暴いていくところから物語が始まる。今回、会場となったのは、ニューヨークの中心部に位置するリンカーン・センター。広場全体に敷き詰められた巨大レッドカーペットには、バットマンモービルが出現し、さらにバットマン、キャット ウーマン、リドラー、ペンギンの衣装の展示など、バットマンの世界観が演出された。周辺には、映画の公開を待ちきれない数百人のファンがつめかけ、気温7度の寒空をかき消すような熱気に包まれプレミアはスタート。ファンの歓声に迎えられ、主人公ブルース・ウェイン/バットマンを演じたロバートが全身ブラックのコーディネートで登場。ロング丈の黒いコートは「バットマンの気分のコートなんだ」と、バットマンのマントを意識したことを明かす。『TENETテネット』で主人公のバディ“ニール”を好演したことも記憶に新しいロバートにとっても、“バットマン”という大役はプレッシャーだったようで「ここに来られて(重圧から)解放された気分だよ」と撮影からの日々を振り返り、「始めの予告編が出てから随分長い間、ファンを待たせたからね。それでもまだ同じ熱気で待っていてくれるなんて、感激だよ」とファンへの感謝を示した。さらに「この映画は、撮影、音響、全てが素晴らしい! 劇場で観るべき作品だよ!」と語った。キャットウーマン/セリーナ・カイルを演じたゾーイ・クラヴィッツは、胸元に猫のカッティングがされたドレスで登場。「ここまでとても長い旅だったから、ついにここに来られてとても嬉しい。セリーナがキャットウーマンになる前、そしてキャットウーマンになっていく姿を見せている。彼女にはトラウマがあって傷ついているアンチヒーローなんです」と語る。また、ロバートとの共演については「彼は素晴らしい。役になりきるその能力がすごい。その役の中で彼自身が見えなくなってしまう。そのうえ感情の全てをその役の中に持ち込むのです」と共演の喜びを熱く語った。ポール・ダノは、史上最狂の知能犯リド ラーを演じたことについて「自分のキャリアの中でも忘れられない一作!」と本作に出演した興奮をあらわにし、「リドラーを演じられるなんて思ってもいなかった。マット・リーヴス監督が書いたリドラーは天才だよ」と、新たなリドラー像を作り上げた監督兼脚本のマット・リーヴスを大絶賛。“ペンギン”の特殊メイクが話題のコリン・ファレルもリーヴス監督について「プロダクションデザイン、衣装やカメラ、照明も素晴らしく、その細部に至るまで監督が気を使っている。彼はセットでもすごいエネルギーなんだ」と語る。さらに作品完成の祝福には、アクアマン役で知られるジェイソン・モモアも駆けつけ、元義理の親子のゾーイの晴れ舞台に喜びを隠せない様子で「僕の家族がキャットウーマンを演じるなんて信じられないよね!」と語ると、ゾーイの姿を見つけ「ゾーイが来たぜ、猫だよ!」と大興奮。DC作品のアクアマンとキャットウーマンの共演の可能性を聞かれると「世界観が違うから、それはわからないな」と応じ、華やかなプレミアの雰囲気を楽しんでいた。ほかにもアルフレッドを演じたアンディ・サーキス、マフィアのボス、カーマイン・アル トゥーロを演じたジョン・タトゥーロら豪華キャストが集結し、盛大な盛り上がりのうちにレッドカーペットイベントは終了。リーヴス監督は、本プレミアを前に新型コロナウィルス感染が判明したことで、あいにくプレミア欠席となったが、 上映前に行われた舞台挨拶にはオンライン中継で参加。スクリーン上からキャストを1人1人を舞台上に呼び込み、「この映画を一緒に作ってくれた最高のスタッフに心の底から感謝したい」と作品完成の喜びと関係者への感謝のメッセージを贈っていた。『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は3月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年03月03日ロバート・ダウニー・Jr.とシェーン・ブラックが、再びチームを組むことになった。ダウニー・Jr.が演じるのは、作家ドナルド・E・ウエストレイク(ペンネームはリチャード・スターク)の小説に登場するキャラクター。このキャラクターは、これまでに『殺しの分け前/ポイント・ブランク』でリー・マーヴィン、『ペイバック』でメル・ギブソン、『PARKER/パーカー』でジェイソン・ステイサムが演じている。今作の製作は、アマゾン・スタジオ。ダウニー・Jr.とブラックは、これまでに『キスキス、バンバン』と『アイアンマン3』で組んでいる。ダウニー・Jr.の最近作は『ドクター・ドリトル』。ブラックの最近作は『ザ・プレデター』。文=猿渡由紀
2022年02月22日『キスキス,バンバン』『アイアンマン3』のロバート・ダウニー・Jr.&シェーン・ブラック監督が、Amazonの映画で3度目のタッグを組むという。「The Wrap」が報じた。映画のタイトルは未定で、原作は小説家ドナルド・E・ウェストレークが、リチャード・スターク名義で執筆した「悪党パーカー」シリーズ。1962年から2008年まで、24作品が出版されており、シリーズ第1作の「悪党パーカー/人狩り」はリー・マーヴィン主演『殺しの分け前/ポイント・ブラック』(1967)、メル・ギブソン主演『ペイバック』と2度映画化。最近では19作目の「悪党パーカー/地獄の分け前」が、ジェイソン・ステイサム主演『PARKER/パーカー』(2013)として映画化もされた。同小説シリーズの主人公はタイトル通りの「悪党パーカー」で、ハードボイルドな物語。ロバートはパーカーを演じるとみられる。ロバートが長年マーベル映画で演じたアイアンマン/トニー・スタークとはかなり異なる役柄で、期待と不安で板挟みになっているファンも多いようだ。「すごい楽しみ。同時に不安。パーカーは魅力的な人であってはならない。魅力を取り去ったロバートは、踊れないフレッド・アステアをキャスティングするようなものだからなぁ…」「脳内で、ロバートをパーカーに当てはめようと必死になっている。でも、私はこの映画を100%気に入るのは確かだ」などの声が上がっている。今作の脚本は、今後製作予定のドウェイン・ジョンソン主演映画『Doc Savage』(原題)でも脚本を担当するブラック監督、アンソニー・バガロッツィ、ジャック・モンドリーの3人が務める。(Hiromi Kaku)■関連作品:アイアンマン3 2013年4月26日より全国にて公開© 2012 MVLFFLLC. TM & © 2012 Marvel. All Rights Reserved.
2022年02月22日ロバートの山本博さんが芸人として、パパとして、日常の気づきを綴る本連載。第154回目は、芸人同期の結婚事情や将来設計について。世間ではリモートワーク化が進むものの、芸人はそうもいかず……。■大阪同期!千鳥、天津、とろサーモン村田くんがやって来た! 芸人にとって、同期というのは特別な関係性です。下積み時代をともに過ごした仲間であり、ライバルであり、何でも話せる間柄であり。ただ、大阪の同期となるとまた違ってくるもの。「俺たちと共に過ごしたアイツらがついに!」という感じではなく、下積み時代を知らないので、「あの人気者が東京にやってきた!」という感覚。僕らロバートがいた東京NSC4期と同期にあたるのは、大阪NSC21期生。レギュラー(松本康太と西川晃啓)、天津(木村卓寛と向清太朗)、とろサーモンの村田秀亮くん。そして、千鳥の大悟とノブちゃんといったメンバーです。千鳥がまだ東京に出てきて少しくらいのとき。とろサーモンの村田くんと千鳥のノブちゃんと僕の3人、恵比寿で飲んだことがありました。二人から「東京ってどうなの?」といろいろ質問されたんですけど、僕も田舎者なので「いや、俺、マジ分からないんだよな……」と、何のアドバイスもできなかったのを思い出します。でも、とろサーモンの村田くん、東京で同期のインパルスのつっつん(堤下敦)、それとなぜか後輩のフルーツポンチの亘健太郎。このメンバーで一時期トークライブをやったことがあって、村田くんとはそのときにいろいろ喋って仲良くなりました。今でこそとろサーモンは二人とも人気がありますけど、当時はまだ村田君も東京に来たばかりで仕事が少なく、悩んでいた時期だったようです。でも、トークライブでもめちゃめちゃ面白かったですからね。そりゃぁ人気者になりますよ。その村田くんも結婚発表。ノンスタイルの石田とルミネの楽屋で、結婚の相談にも乗ったことあります。僕と石田と2人で、村田くんに結婚のメリットをたくさん話しました。するとその楽屋で話をひっそり聞いていた、ジャルジャル福徳が結婚したんです。笑いました。村田くんおめでとうございます。撮影:モリサキエイキ■ほぼ同期!アンガールズ田中くんに春が来た!同じ吉本内はともかく、他事務所となると「同期」かどうか、よくわからなくなります。養成所があったりなかったりもしますからね。そんななかでも、「ほぼ同期」として仲がいいのはアンガールズの田中(卓志)くん。最近、ついに彼女ができたと宣言して話題のあの人です。でも、同じマンションに住んでいる仲なのに、直接はまだ聞いてないんです。そのうち、エレベーターでばったり会ったりするのか……楽しみですし、ドキドキしています。うちの奥さんが以前、「田中くんのお母さんをよく見る」と言っていたことがあります。田中くんのお母さんがわざわざ広島からゴミ捨てに来るんですよ。どんだけ子ども思いなの!?と驚くとともに、ゴミくらい自分で捨てなさいよ、と。そろそろ、そんなお母さんの負担を減らしたほうがいいと思うので、素敵な彼女さんだといいですよね。きっと田中くんに想いを寄せる人はこれまでもいて、でも田中くんが信用できなかったのかなって。意外とこだわりの男ですから。だって、趣味がバイオリンだったり紅茶だったり盆栽だったり。車も高級外車ですし。でも、2年に一度、車検のとき以外はずーっと駐車場で置かれたままの車だったので、その車にもついに出番がやってきたのかと思うと、いろいろと感慨深いです。■悩ましい住居問題。山本家の将来設計は…… 僕が結婚するまでは、プライベートでも田中くんとはよく飲みに行ったりしていたんです。でも、結婚するとなかなか一緒の時間が取れなかったので、そのうち田中くんともパパトークができるようになると嬉しいですよね。同世代の芸人仲間とは、楽屋でパパトークをすることはよくあります。以前、千鳥のノブちゃんとは、子どもの小学校入学を前に引っ越すかどうしようか悩むよね、といった話をしたことがありました。うちの奥さんは、「広い庭の一軒家に住みたい」というのがずっと前からの希望なんです。でも、都内ではやっぱり難しいじゃないですか。一時期、いろいろ見て回ったこともあるんですけど、納得のいく物件に出会えず、結局今も賃貸のままですから。都内で一戸建てだとしても、家の玄関を開けたら目の前が駐車場で車とスレスレ、というのが当たり前じゃないですか。群馬出身の僕からしたら、ちょっと納得がいきません。それだったら、東京からちょっと離れてでもいいので、「庭付きの一戸建てに住みたい」という奥さんの希望を叶えてあげたいんですけど、仕事のことも考えるとなかなか難しい問題です。でも、世間でリモートワークをする人が増えているように、芸能界でもYouTubeで人気が出ている人は、これから住む場所を選ばない時期になるのかもしれないです。まあ、僕らロバートは3人なので、僕の一存でどうにかなる問題でもないんですが……。馬場なんかは知らないうちに大好きな沖縄に物件を持っていても不思議じゃないんですよね。将来設計、しっかり考えたいと思います。撮影/モリサキエイキ構成/オグマナオト企画/mamagirlWEB編集部
2022年02月18日若き日の青年ブルース=バットマンを描くロバート・パティンソン主演『THE BATMAN-ザ・バットマン-』より、日本版ポスターが解禁された。本作で描かれるのは、ブルースが“バットマン”となって2年目の物語。悪を制することを決めたものの、リドラーにより彼にまつわる隠された嘘が暴かれ、追い詰められて狂気に変貌していくブルースの危うい姿は、これまでのバットマンシリーズでも一線を画す。この度、解禁となった日本版ポスターは最狂の知能犯リドラーが武器とする“謎解き”にインスパイアされたビジュアル。「マスクに隠された『嘘』を暴け」と挑戦的なコピーが添えられ、ブルースだけでなく街全体に潜む嘘が暴かれ、史上最もスキャンダラスな展開が期待される。そのほかにも、バットマンとの深い関係性が示唆されているリドラーとキャットウーマン、その変貌ぶりが話題となったコリン・ファレル扮するゴッサム・シティの闇に通じる男ペンギン、そしてバットマンとともにリドラーが仕掛ける謎解きに挑むジェフリー・ライト演じるゴードン刑事の姿が確認できる。バットマンのマスクをかたどって浮かびあがるクエスチョンマーク、赤い「LIES(嘘)」の文字も印象的だ。謎解きに隠されたその先の結末とは一体何なのか…?謎が謎を呼ぶインパクトあるビジュアルに仕上がっている。『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は3月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年02月11日ロバートの山本博さんが芸人として、パパとして、日常の気づきを綴る本連載。第153回は、山本さんの趣味の一つである「麻雀」について。Mリーグが盛り上がるなど、年齢性別を問わず誰でも楽しめる上に、プロに勝てる可能性も!?■意外にイケイケ!? ロバート山本の麻雀スタイル僕のプロフィール欄に書いてある「趣味」は5つ。ボクシング、ポケモン、お城巡り、蕎麦屋巡り。そしてもうひとつが麻雀です。ほかの4つはこれまでいろんな角度から話をしてきましたので、今回は麻雀についてのエピソードを。麻雀をやるようになったのは、吉本の養成所NSCに入ってから。アルバイトがない日は麻雀好きの家に集まって泊りがけで卓を囲み、そこで覚えましたね。NSCを卒業すると、今度は先輩からもお誘いいただくように。まだお仕事したこともない、いろんな先輩方と仲良くなれたのは麻雀のおかげでもありますね。子どもができてからは卓を囲む機会も減りましたが、先日、トータルテンボスの大村朋宏さん、野性爆弾のロッシーさんといったメンバーで打つ企画があって、楽しかったです。麻雀は性格が出る、とよく言われます。例えば、極楽とんぼの山本圭壱さんはイケイケの攻め麻雀。そして、意外に思われるかもしれませんが、僕も攻めスタイル。守ってもあまりいい結果が出ないんです。そんな攻め麻雀で、ごく稀にプロ相手に勝てることがあるんです。将棋で一般人がプロに勝つことはまずないと思うんですけど、麻雀は配牌という運も絡むので、プロに勝てる可能性もある。そこが麻雀の面白さですよね。でも、それも本当に稀なこと。年間を通して勝負するような長丁場になれば、絶対にプロには敵いません。■プロも認める芸能人最強雀士は……麻雀好きが多い芸能界で、最強雀士は誰か?僕のなかではインスタントジョンソンのじゃいさん。麻雀番組でご一緒することも多いんですけど、知識量も熱量もすごいんです。麻雀も最近はスポーツのように楽しむ世界になっていて、「Mリーグ」というプロリーグの試合中継もABEMA TVでは大人気。芸能界屈指の麻雀通として知られる萩原聖人さんもチームに所属して話題になっています。そんなMリーグのプロ選手たちに聞いても、「じゃいさんは強い!」という話になるんです。これがどれだけすごいことか!Mリーグにはチームが8つあって、メンバーになれるのは全チームあわせても40人ほど。プロ雀士のなかでも、ドラフトで選ばれた精鋭揃いです。でも、そんなプロ中のプロが「じゃいさんなら、Mリーグでいい勝負できるんじゃないの」と言っていたくらいです。きっと、プロ資格も取ろうと思えば取れるはず。でも、じゃいさん本人は「いや、俺は趣味で楽しみたいから。プロ資格はいらない」と言っていたのがカッコいいですよね。じゃいさんは麻雀以外でも勝負師で、競輪・競馬・競艇も大好き。競馬なんて、これまで何度もすごい馬券を当てていますから。■山本家ナンバーワン勝負師は?以前は、実家に帰省すると兄貴たちと卓を囲むこともありましたが、自分の息子もゲームを楽しめるようになり、親戚一同で「人生ゲーム」で盛り上がっています。今年の正月もみんなで人生ゲーム大会。僕の母ちゃんがスポンサーになって、1位1万円、2位5000円、3位3000円、4位1000円……とお年玉を出してくれたんですけど、結局1位は母ちゃん。お年玉は戻っていきました。僕の息子は、兄の娘さんとチームを組んで参戦しましたが、ルーレットを回すことがとにかく楽しいみたいでした。そして、最高の「10」を何度も連発!あいつも勝負師になりそうです。いつか、息子とも麻雀ができるようになったら楽しいだろうなぁと思いつつ、コロナ禍の最近はネットゲームでの対戦形式が多いですからね。「卓を囲む」という交流自体が珍しいものになるかもしれないですね。娘との麻雀は……まだちょっとピンときません。でも、今は女性雀士もすごい人気がありますから。Mリーグでも女性は華やかで、しかも強い人が多いんです。男女差がないゲームであることも、魅力のひとつですね。撮影/モリサキエイキ構成/オグマナオト企画/mamagirlWEB編集部
2022年02月11日2022年の話題作の1つ『THE BATMANーザ・バットマンー』は、クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』トリロジー以来、世界中の映画ファンが待ちわびたバットマンの単独映画。ノーラン監督の『TENET テネット』に続き、新たなブルース・ウェインとして大作に抜擢されたのはロバート・パティンソン。このキャスティングが決定したのは奇しくも『TENET テネット』撮影初日であったことが判明、ノーラン監督と撮影を進めながら、バットマン役の準備をするという奇妙な経験をしたことを明かした。ロバートは「『ザ・バットマン』のスクリーンテストのために、『TENET テネット』の撮影を1日休まねばなりませんでした。それはすごく極秘のことだったのに、翌日に撮影に戻ったら、クリス(ノーラン監督)が『スクリーンテストはどうだった?』と聞いてきたんです。僕は『なぜ知っているの?これは最高にトップ・シークレットなはずなのに!』と思いましたよ(笑)」と語る。「その後、クリスとは『ザ・バットマン』について一切話さなかったけど、撮影の最終日になってまた、『新作では、マントをどんな素材で作っているのか?』と聞いてきました。彼はマントを軽くするために以前どんな素材で作ったのかを教えてくれたんです」とノーランとのやりとりをふり返っている。バットマンのスタイルを形作る重要な“バットスーツ”への並々ならぬこだわりは、ノーランも気になったのだろう。今回、ロバート自身もスーツについては、アクションシーンを作り上げるための動きやすさや、自身が何者であるかを表現するためのアイディアを提案しながらデザイナーと一緒に作りあげたという。ロバートは、ノーラン監督と本作のマット・リーヴス監督との仕事をへて2人の異なるアプローチの仕方をふり返る。ノーラン監督の場合は、「クリスには、500もの稼働パートのある巨大なアクションシーンを、世界中で最も簡単なことのようにこなしてしまうクレイジーな能力があります。それを2テイクくらいやって、『いいぞ。素晴らしい!』とオーケーを出してしまうんです。それがたとえ10機のヘリコプターが飛んでいて、爆弾が爆発したり、いろんなことが起きて、みんなが逆向きに走ったり、ものすごい数のエキストラたちが逆に走っても、そのテイクの終わりには、『いいね。ナイスだ。次に行こう』と言って、それで終わり。クリスは、前段階の準備にすべてのエネルギーを注ぐ感じ」だという。一方、「マットはというと、かなり独特です。シーン内のディテールを見て、多くのテイクをやります。とても執念深いんです(笑)。小さいシーンでも多くのテイクを繰り返すから、『きっと自分はうまくやれていない』と最初は考えてしまいました。でもそれからひと月くらいして、彼といくつものテイクを見直して、『マットが求めているものは何なのか、各テイクの間のちょっとした違いから探してみよう』と考えるようになり、彼の方向性をやっと理解し始めました。そして、奇妙に満足するんですよ」と言う。「マットとクリスは完全に正反対の監督だけど、2人とも最高に楽しい撮影でした」とロバートは続ける。さらに、「最初のショットから、これはとんでもなくいままでと違うぞと感じた。マットがなにかとても新しくて、かつて観たことのないものを見つけたことは、ちょっとクレイジーですよね。これが過去にも『バットマン』の映画が作られてきたけど11本目の映画であることを考えると、とても驚くべきことだと思います」と、過去のシリーズのどれとも異なり、新鮮な驚きが詰まっていることを示唆している。世界中の名匠たちからの信頼が厚く、話題に事欠かない俳優となったロバートが、本作ではマット監督とどのような化学変化を生んだのか、期待せずにはいられない。『THE BATMANーザ・バットマンー』は3月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TENET テネット 2020年9月18日より全国にて公開© 2020 W arner Bros Entertainment Inc. All Rights ReservedTHE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年01月31日ロバート・パティンソン主演、全世界注目の話題作『THE BATMAN-ザ・バットマン-』より、壮大な物語を感じさせるUS版アートが解禁となった。バットマンとして生きることを決意したブルース・ウェインの成長過程にフォーカスされた本作。今回、解禁されたアートは、バットマン=ブルースの顔がクローズアップされている。葛藤しながらも“バットマン”になろうとするブルースを表すこのビジュアルは、真っすぐこちらを見据える瞳と狂気に染まりかねない本性を覆い隠すマスクが印象的で、その目からは内に秘められた頑なな強い意志を感じさせる。もう一方は、ブルースにとって敵か味方か、その思惑を図りかねるセリーナ・カイル=キャットウーマンがブルースとともに並び立つ1枚。キャットウーマンといえば、ネコのスーツとマスクを身に纏い、ゴッサム・シティの金持ちや悪徳者を狙う謎めいた人物。先ごろ解禁された特別予告では、キャットウーマンがバットマンに「一緒に手を組まない?」と怪しく誘うシーンがファンをざわつかせたが、2人が夕陽に染まったゴッサム・シティを見下ろすビジュアルに今後の展開への期待が膨らむ。美しい夕陽をバックに捉えられたこのショットは、細部まで再現された壮大なゴッサム・シティのセットで実際に撮影されたもの。セリーナ役を演じたゾーイ・クラヴィッツは「わたしとロバートは、太陽が沈む時間に屋根の上で撮影しました。そして実際にゴッサムの街を見下ろしながら、その街に差し込む光を感じることが出来ました。素晴らしい体験でした」と撮影時の様子をふり返る。マット・リーヴス監督は、本作でバットマンになろうとするブルース・ウェインを描く傍ら「これまで語られていなかったセリーナ・カイルの人生にも焦点をあてた」と語っており、セリーナの物語にも期待したい。善と悪の狭間で揺れ動くブルースとセリーナの出会い、そして本作で描かれる2人の関係性に注目が集まる。『THE BATMAN-ザ・バットマン-』3月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年01月25日マット・リーヴス監督&ロバート・パティンソン主演の『THE BATMAN -ザ・バットマン-』の上映時間が明らかになった。ほぼ3時間の175分(エンドクレジットを含む)だという。「The Hollywood Reporter」によれば、スーパーヒーロー映画では『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(242分)、『アベンジャーズ:エンドゲーム』(181分)に次ぐ長さとのこと。『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』は配信のみのため、劇場で公開されたスーパーヒーロー映画としては史上2番目に長い作品ということになる。『バットマン』映画との比較では、“長尺”の作品を撮ることで知られるクリストファー・ノーラン監督の映画『ダークナイト ライジング』(165分)より長く、『バットマン』史上最長映画となった。映画ファンの反応は、「たとえ4時間だって観に行くよ」「その1分1分を大切に観る」「準備はできている」と受け入れる声から、「休憩はあるんだよね?」「この映画を観に行く日は1滴も水分を摂らないぞ!」とトイレの心配をするジョークや声が上がっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年01月21日『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞4冠に輝き、新作を切望されているポン・ジュノ監督が、ワーナーのSF映画で監督、脚本、製作を担当することが決まったという。主演候補にはロバート・パティンソンが挙がっており、現在交渉中とのこと。「The Wrap」などが報じた。タイトル未定の本作は、まもなく出版されるエドワード・アシュトンの小説「Mickey7」が原作で、「アンディ・ウィアーの『火星の人』とブレイク・クラウチの『ダーク・マター』を足して2で割ったような作品」とのこと。死の危険性がある仕事のためにデザインされた、消耗品かつ使い捨てのクローン人間の物語で、主人公は危険な未開の地を開拓するべく調査に派遣されているミッキー7。すでに6回の“死”を経験し、記憶は彼らから引き継がれて“再生”され再び仕事に就くが、ある日ミッキー7は行方不明となり、死んだとみなされる。しかし、ミッキー7は死んでいなかった。彼は基地に生還すると、ミッキー8が仕事をしているのを見て…。ツイッターには「原作小説さえまだ発売されていないのに、すでに楽しみ」「ポン・ジュノ監督とロバート・パティンソンの組み合わせが最高」「ジュノ監督のことは信頼しているからね!」と期待の声が多数寄せられている。(Hiromi Kaku)
2022年01月20日ロバート・パティンソン主演『THE BATMAN-ザ・バットマン-』から特別予告が解禁。青年ブルース・ウェインが最狂の知能犯リドラーが仕掛ける“謎解き”を追ううちに、次第に翻弄され、“嘘”に隠された真実が暴かれていく注目の映像となっている。「ご両親は慈善家だったのに、あなたは何もしてない」そう冷たい言葉を放たれ、両親が築き上げた成功の残像に追いかけられ、嫌気が指しているブルース(ロバート・パティンソン)の表情が映し出される本映像。そして、史上最狂の知能犯リドラーの登場から、激しいカーアクションシーンが続き、壮絶な物語を予感させる。被害者とウェイン家との繋がりが示すものとは!?また、「仲間にならない?」と話を持ち掛ける謎の女性セリーナ(ゾーイ・クラヴィッツ)。バットマンに近づく彼女の目的とは?さらには、ブルースが側近アルフレッド(アンディ・サーキス)に「これまでずっと俺に嘘を…?」と迫るシーンも。ウェイン家の一員として生きてきたブルースの信念が揺らぎ始める姿を見ることができる。そのミステリアスな表情の裏に隠された彼の本性。社会の“嘘”を暴こうとするリドラーが放つ「お前もその一部だ」という言葉と、新たに仕掛けられた“謎解き”の真の意味とは?犯罪者を力でねじ伏せる“バットマン”になろうとする一方、リドラーが次々に仕掛ける“謎解き”に翻弄されながら、夜の闇の中で敵や警察に追われ、怒り、憎み、激しい戦いの中に身を投じていくブルース。張り詰めた緊張感のなか展開するアクションシーンにも注目だ。『THE BATMANーザ・バットマンー』は3月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年01月07日映画賞レースを沸かせ社会現象となった『ジョーカー』に続き、DCユニバースには属さない最新作『THE BATMANーザ・バットマンー』が2022年3月11日(金)に封切られる。クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』トリロジー以来、全世界が待ちわびたバットマンの“単独”映画が、ついに幕開け。主演を務め、若き日のバットマン=ブルース・ウェインを演じるのはロバート・パティンソンだ。本作はサスペンスの要素が色濃く、『ダークナイト』シリーズや『ジョーカー』を彷彿とさせるような世界観に包まれており、史上最狂の知能犯リドラーが社会に蔓延した“嘘”を暴いていく物語。彼の最後の標的は、若き日のバットマン=ブルース・ウェイン。彼の“嘘”も暴かれ、その本性が剥き出しになっていく姿を描き、またバットマンになろうとする姿がミステリアスかつエモーショナルに展開されていく。「イメージ通りの新しいブルースを体現してくれた」マット・リーブス監督「バットマンの起源ではなく、若きバットマンの心の変化を中心に描きたかった」というマット・リーブス監督。求められたのは、強靭な肉体を持ち正義を貫く完璧な”ヒーロー”像ではなく、自身の存在に悩み葛藤し、怒りと絶望を抱えた青年ブルースを体現できる個性と繊細さ、そして確かな演技力。監督は、パティンソンに会ったときのことを「本当に幸運だった。素晴らしい作品を作れると確信した」と振り返る。『TENET テネット』からインディーズ映画まで、幅広いキャリアを誇る実際にパティンソンのキャリアを振り返ると、その幅の広さと個性がうかがえる。『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2004)でハリーの上級生セドリック・ディゴリー役で本格的な映画デビュー後、『トワイライト~初恋~』(2008)でヴァンパイア、エドワード・カレン役に起用され一躍ブレイク。同シリーズは5作続き、ティーンを中心にした大人気俳優となるが、その後10年にわたりインディーズ映画を中心に出演したことで、そのイメージを払拭、現在は唯一無二の俳優としての地位を確立した。近年では、『ライトハウス』(2019)、『悪魔はいつもそこに』(2020)など、強烈なインパクトを与える役柄を演じ、存在感を強めている。ノーラン監督によるアクション大作『TENET テネット』(2021)では主人公の相棒・ニール役を好演したことも記憶に新しい。そんなパティンソンが本作で演じているのは、若く未熟な青年ブルース。未だかつてここまで深く探求されたブルース像があっただろうかと思うほど、怒りや無謀さといった抑制できない感情を抱え葛藤するキャラクターとして描かれている。『グッド・タイム』(2017)では弟のために衝動的な犯罪を繰り返していく兄を演じ、『悪魔はいつもそこに』では狂気的で非道な牧師を演じるなど、パティンソンはこれまでもダークでエッジのきいた役を演じてきた。リーヴス監督は、本作の脚本を書きながら「ニルヴァーナ」の「Something In The Way」を聴いていたそうで、そのとき「今までのようなプレイボーイのブルース・ウェインではなく、大きな悲劇を経て世捨て人になったブルース・ウェインはどうかと思いついた」と英「EMPIRE」誌のインタビューで語っている。「ロックスターのようなブルース・ウェインを考えていて、ロバートはまさにイメージにぴったりだった」という監督の言葉どおり、繊細さと危うさを併せ持つ1人の青年としての姿を本作では完璧に体現。ブルース・ウェインの新解釈とパティンソンの個性が掛け合わされた、新章といえる新たなバットマンに期待せずにはいられない。『THE BATMANーザ・バットマンー』は2022年3月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2021年12月31日マット・リーヴス監督が、『THE BAMAN-ザ・バットマン-』(以下、『ザ・バットマン』)でロバート・パティンソンが演じるバットマンについて、故カート・コバーンにインスパイアされて書いたと「Empire」誌に語った。リーヴス監督は、ピーター・クレイグと共同で脚本を手掛けている。「私は脚本を書くときは、音楽を聴いています。(『ザ・バットマン』の)最初の部分を書いているとき、ニルヴァーナの『Something In The Way』を聴いていたんです」とカートが1991年に書いた1曲を挙げた。この曲は『ザ・バットマン』の予告編にも使われている。「その音楽を聴いていたとき、私たちがこれまで見てきたプレイボーイタイプのブルース・ウェイン(バットマン)ではなく、大きな悲劇を経験して世捨て人になったという別のタイプのブルースを描いたらどうかと思いました。それで、ガス・ヴァン・サント監督の『ラストデイズ』にも結びつきがある、腐敗した社会に存在するフィクション化されたカート・コバーン版(のブルース)の構想を立て始めました」と語っている。『ラストデイズ』はカートをモデルとして、伝説のアーティストの最期の2日間を描いた作品。リーヴス監督は、カートがモデルのバットマンをロバートが演じることに、「ロックスターのように見えながらも世捨て人にも見える」として適役だと思ったという。(Hiromi Kaku)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2021年12月20日ロバート・パティンソン主演、世界中の賞レースを沸かせ社会現象となった『ジョーカー』に続いて放たれるDCユニバースとは一線を画す最新作『THE BATMANーザ・バットマンー』。この度、映画史上最狂の知能犯・リドラーが登場により壊れ始めるバットマン=ブルース・ウェインをとらえた日本版予告が解禁となった。これまでバットマンといえば、マイケル・キートン、ジョージ・クルーニー、クリスチャン・ベール、ベン・アフレックなど、数々の名優たちが主演を務め、常に異質のキャラクターとして存在感を示してきたが、同作で監督・脚本を務めるマット・リーヴス監督は、ロバート演じる新しいバットマンについて「自分の人格をコントロールできない、バットマンとブルースの境界が曖昧でずっと悩み続けている人物」と語る。また、「無謀なロックスターのようなブルース・ウェインを考えていて、イメージ通りの新しいブルースを体現してくれた」と、ブルースとしてのロバートのオーラや演技力を高く評価。本作のバットマンは、未熟で、善悪に揺らぎ苦悶する。また、今回のブルースは両親殺害の復讐を誓った探偵という設定。ロバート自身が「今までの映画とは全く違うものがあると感じた」とも語っている。解禁となった日本版予告では、ゴッサム・シティを恐怖に陥れる事件を捜査する探偵ブルースの前に、世の中を恐怖で支配する最狂の知能犯・リドラーが現れる。“なぞなぞ”として意味深なメッセージを残し、世の中の嘘に制裁を加え、犯行予告を楽しむリドラー。「次の標的」はブルース=バットマン。不穏な空気が漂う中、リドラーに翻弄されたブルースは、犯罪者たちを執拗に殴りつけ、敵を猛追し、怒りと憎しみを露わにし、これまで正義の象徴だった“バットマン”とは確実に違う、狂気がかった衝撃的な姿が捉えられている。「お前もボクと“同じ人間”さ」――リドラーが放つ言葉の意味とは?『ジョーカー』を彷彿とさせる“悪”のカリスマ性を持ったリドラーによって狂気と恐怖に追い込まれていくブルースの運命に期待が高まる映像となっている。併せて、本作のムビチケカードが12月17日(金)より発売決定。2種類のビジュアルには、独り佇むブルース=バットマンの姿のほかに、最狂の知能犯・リドラーが登場。バットマンに宛てたメッセージ、“なぞなぞ”を手にしている。『THE BATMANーザ・バットマンー』は2022年3月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2021年12月13日マット・デイモンとロバート・ダウニー・Jr.が、クリストファー・ノーラン監督の『Oppenheimer』(原題)に出演することが明らかになった。「Variety」などが報じた。『Oppenheimer』は物理学者で「原爆の父」と呼ばれるロバート・オッペンハイマーと、彼が第二次世界大戦中に携わった原子爆弾の開発を取り上げた作品で、主人公のオッペンハイマーはノーラン作品の常連のキリアン・マーフィーが演じる。また、オッペンハイマーの妻でキティ(キャサリン)をエミリー・ブラントが演じる。マットとロバートの役柄については明らかになっていない。配給はユニバーサル・ピクチャーズ。これまでの約20年間、ノーラン監督のほぼすべての作品の配給をワーナー・ブラザースが担当していたが、昨年12月にワーナーが2021年の公開作品を劇場公開と同時にHBO Maxで配信すると発表した際にノーラン監督は同社に対して不快感・不信感をあらわにし、決別していた。『Oppenheimer』の製作は2022年初めに開始となり、2023年7月21日に全米公開を予定しているとのこと。(Hiromi Kaku)
2021年11月04日本日10月23日より公開されているベリーグッドマンの新曲「必ず何かの天才」のMusic Videoに、芸人のロバート・秋山竜次が出演していることが発表された。「必ず何かの天才」は、10月6日にリリースされたアルバムのタイトルナンバーで、人はみな“必ず何かの天才”で、誰かにとって大切な存在、ありのままで輝ける、というフレーズが聴く人にそっと寄り添う人生の応援歌となっている。MVのテーマは「天才の授賞式」で、今回メンバーたっての希望により架空の人物の才能にフォーカスを当ていくつもの人物を演じ分ける秋山に“天才”役をオファー。台本一切なし・現場にて役のイメージを伝えただけにも関わらず、天才というワードだけで役になりきり表情・動きを変えていく秋山に、メンバーは常に爆笑し天才と絶賛していた。「必ず何かの天才」MV 撮影オフショット撮影を終えた後のメンバーとのトークで秋山は「いろんな役をやってきたけど天才としてのオファーは初めてだったので嬉しいです(笑)。初めて演じてみたけど、天才だと思ってカメラに映り込みました。」と自身の演技を振り返った。さらに秋山はメンバー含め4人が派手な衣装を着ていることに触れ「衣装を着てみたらこれは本当に天才なのかわからないけど、歌詞が天才といってくれているか大丈夫ですかね」と現場を笑わせた。メンバーは「秋山さんの演技力、秋山さんにしか出せない映像の破壊力を是非見てほしいです。」と語った。ベリーグッドマン「必ず何かの天才」MV<リリース情報>ベリーグッドマン『必ず何かの天才』発売中配信リンク:●初回限定盤:3,850円(税込)『必ず何かの天才』初回限定盤ジャケット●通常盤:2,800円(税込)『必ず何かの天才』通常盤ジャケット【CD】※全形態共通01. Intro ~必ず何かの天才~02. 必ず何かの天才03. new era※eオールスター2021最終決戦テーマソング04. それ以外の人生なんてありえないや05. baby you06. ナツノオモイデ07. GroovyでDancingなParty08. Alarm09. 散々10. Distance【DVD】※初回限定盤のみBGMドキュメンタリー 〜天才とは何か?〜詳細ページ:<ライブ情報>『ベリーグッドマン “必ず何かの天才” TOUR 2021-2022』【2021年】10月29日(金) 静岡・三島文化会館10月30日(土) 千葉・君津市民文化ホール11月13日(土) 岡山・岡山市民会館11月14日(日) 広島・広島上野学園ホール11月21日(日) 長野・カノラホール岡谷市文化会館11月23日(火・祝) 北海道・札幌教育文化会館12月3日(金) 岐阜・バロー文化ホール(多治見市文化会館)12月5日(日) 福岡・福岡サンパレス12月11日(土) 滋賀・大津市民会館12月12日(日) 奈良・なら100年会館12月25日(土) 宮城・仙台市民会館(大ホール)【2022年】1月8日(土) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール1月10日(月・祝) 大阪・大阪国際会議場 メインホール ※追加公演1月16日(日) 東京・中野サンプラザホール開場 17:00 / 開演 18:00【チケット料金】6,800円チケット発売中※追加公演のみ11月27日(土) 11時発売スタート特設ページ:ベリーグッドマンオフィシャルHPベリーグッドYouTube Channel
2021年10月23日女優の土屋太鳳、お笑いトリオ・ロバートの馬場裕之が出演する、タカラスタンダードの新CM「来て、見て、納得! キッチン」編、「来て、見て、納得! バスルーム」編が、25日より放送される。新CMでは、“芸人”としてではなく “家事が得意なお客さま役”として出演する馬場が、“ショールームアドバイザー”として3年目を迎えた土屋に、キッチンやバスルームのリフォームを相談。馬場の自然な演技と、自信をもって商品の紹介を行う土屋の頼もしい姿に注目だ。今回の撮影について、土屋は「前回まではアドバイザーになりたての頃で、(アドバイザーとしての)研修を私も実際に習っていたので、3年目にしてこういう風にお客様を迎えることがすごく嬉しいですし、一歩踏み出せた気がして、『あ、一歩進めた!』という気持ちでいます」とコメント。一方の馬場は「今日(土屋さんが)受け入れてくれたじゃないですか。お客さまとして。その時の表情がもう本当に天使のような、しっくり来ているというか。演技でやっているのではなく、タカラスタンダードさんの研修を(実際に)受けたのがすごい出てました。姿勢とか!」と絶賛した。
2021年10月21日昨年、初開催して大きな反響を呼んだ参加無料の世界同時オンラインイベント「DCファンドーム」が日本時間10月17日(日)に開催され、ロバート・パティンソン主演『THE BATMAN−ザ・バットマン−』の最新US予告映像が独占初公開された。新たなバットマン/ブルース・ウェイン役を、『TENET テネット』で主人公のバディ“ニール”を好演し、ウィレム・デフォー競演『ライトハウス』など、『トワイライト』シリーズ以降も着実にキャリアを積んできたロバート・パティンソンが務める本作。多くのキャラクターの解釈も一新され、ペンギン役には『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ダンボ』のコリン・ファレル。コリン・ファレルリドラー役に『それでも夜は明ける』『スイス・アーミー・マン』のポール・ダノ、キャットウーマン役に『ファンタスティック・ビースト』シリーズのゾーイ・クラヴィッツ、カーマイン・ファルコン役に『トランスフォーマー』シリーズのジョン・タトゥーロ、そしてお馴染みのアルフレッド役とジェームズ・ゴードン役として、『猿の惑星』シリーズのアンディ・サーキス、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のジェフリー・ライトが出演している。新たに解禁された予告映像には、「夜空に光るシグナルはただの合図じゃない、警告だ」と言葉で、突如暗闇から現れ、瞬く間に敵を倒していくのは、ロバート演じる新たなバットマン。ゴッサム・シティを守るため孤独な戦いに身を投じていく、若き日のヒーローの姿を確認することができる。破滅の道を進まんとするバットマン/ブルース・ウェインに歩み寄るのは、善と悪の境界線をまるで猫のように闊歩するキャットウーマン(ゾーイ・クラヴィッツ)。「私たち似てるのかも」とバットマンに囁き見つめ合う、どこかロマンスを漂わせるシーンもあるが…。「このままでは、あなた様は全てを失う」と誰よりもブルースの身を案じ、彼にとって肉親以上の存在とも呼べる執事のアルフレッド(アンディ・サーキス)の姿も。さらに映像では、アイコニックなヴィランたちも登場!警察に連行される謎の男が去った後のコーヒーカップに残された「?」の文字、そして「黒くて青くて死んでるモノなーんだ?」という“なぞなぞ”…。天才的な知能を持ち、バットマンと戦いを繰り広げるヴィラン“リドラー”(ポール・ダノ)の存在が、今回の物語に波乱を巻き起こすきっかけなのか!?バットマンに謎のメッセージを残していく、リドラーからの挑戦状とも言えるワンシーンとなっている。そして、バットマンにとっては最も古い宿敵の1人と言われ、邪悪な心を持つ狡猾な策略家“ペンギン”(コリン・ファレル)は、「俺の勝ちだ!」と爆風を背に車で走り去るも、激しく燃え上がる炎の中からバットマンがバットモービルで猛追。闇の翼は決して悪を許さないという、バットマンの“ダークヒーロー”らしさが垣間見える場面で締めくくられている。本作はバットマン誕生の物語ではなく、若き日のバットマンを描いた作品で、ヴィランたちもまたヴィランとして完全になる前の姿として描かれている。今回解禁された映像からも、ヴィランとして“覚醒”する前にも関わらず、人間誰もが持つ影と憎悪を象徴したかのような姿を確認することが出来る。若き日のバットマンが、いかにして“ダークヒーロー”としての道を歩んだのか。いま、新たな1ページが開かれようとしている。なお、DCファンドームにはパティンソンをはじめ、『ブラックアダム』(原題)のドウェイン・ジョンソン、『ザ・フラッシュ』(原題)のエズラ・ミラー、『アクアマン』ジェイソン・モモア、『シャザム!』ザッカリー・リーヴァイなど、DC映画の主要キャストらの出演。今年はリアルタイムで視聴できない方や、何度も観返したい方のために、日本語字幕完全版アーカイブ映像の配信が決定。10月23日(土)19時より11月7日(日)まで、ワーナー ブラザース公式YouTubeチャンネルにて期間限定配信を予定している。『THE BATMAN-ザ・バットマンー』は2022年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年春、全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2021年10月17日2021年8月28日付にて、YouTubeチャンネル『ロバート秋山の「クリエイターズ・ファイル」』では、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次さんが演じるフィクション動画を配信中です。同チャンネルでは、秋山さんが2015年から創作を開始した『秋山竜次のクリエイターズ・ファイル』の中から、よりすぐりの作品を紹介しています。絶妙なクリエイターの選定、本物かと思わせるようなセリフ回しや仕草、プロフェッショナル感あふれるトークが話題を呼び、2021年9月現在で70人を創作。同年、Netflixでは、オリジナル・シリーズ『クリエイターズ・ファイル GOLD』の全世界同時配信が決定されました。『GOLD』にふさわしいゲストも出演しており、クオリティの高い作品が既にいくつか発表されています。今回のクリエイターは、そんな作品の1つとして創作された野良サウナ愛好家『サウナ田ヒロユキ』。専門マガジン『テロサウナ』のディレクターで、『ブラウンマングース』のギター担当でもある本名非公表の45歳男性という設定です。秋山さん扮するサウナ田氏は、サウナ界の反逆児としてサウナに対する『熱い思い』を語っています。早速、動画をご覧ください。いかにもドキュメンタリーらしいモノトーンにテロップという導入部と、絶妙な深さで目を隠している帽子が印象的でした。『第6次サウナブーム』とされる現代において、サウナ田氏がたどり着いたのは『野良サウナ』。「熱あるところは皆サウナ」という認識で、サウナ田氏は『野良サウナベスト3』を挙げました。ちなみに、3位は『桑森宅の押し入れ』、2位は『テレビの裏』、1位は『中華サウナ』。いずれも熱や湿気が高そうで、映像から、その場の臭いや熱気がただよってきそう。それにしても、サウナ田氏を熱演している秋山さんの映像は、どれもかなりシュールですね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年10月01日お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次のロケ番組『夏の千葉北サーフィン海鮮テンコ盛りオーシャンビュー極楽ツアー』が、17日からauスマートパスプレミアムで独占配信を開始した。同番組は、今春に配信された『春の房総! 食にレジャーに テンコ盛り! オーシャンビュー極楽ツアー!』に続く第2弾。今回は北原帆夏、戸田れい、NMB48・新澤菜央と共に、サーフィンや海鮮グルメなど夏の千葉北の魅力をたっぷり満喫する。サーフィンを初体験した秋山は、サーフボードを持っている自分の姿に「プロの方々も口をそろえて、波を待っているだけで『伝説のサーファーに見える』って(笑)」と満足げ。見どころについては「僕の海に馴染んでる感じ。1回もサーフィンしたことないなんて嘘だろという風貌を見てください」とアピールし、「(サーフィンに挑戦する様子は、マルチアングルで)いろんな方向から見られるので、普通の番組よりも“画”を楽しめるでしょうね。大自然を目一杯楽しんでいる姿をいろんな角度から見てほしいです」と呼びかけている。
2021年09月18日クリストファー・ノーラン監督の次作のテーマが、物理学者のロバート・オッペンハイマーと彼が第二次世界大戦中に携わった原子爆弾の開発についてであること、この作品についてすでに複数のメジャースタジオと議論を交わしたことが明らかになった。ノーラン監督といえばワーナー・ブラザースと長年にわたってパートナー関係にあり、同社は『インソムニア』から『TENET テネット』まで全ての作品に関わってきた。しかし、ワーナーが2021年の公開作品を劇場公開と同時にHBO Maxで配信すると発表した際、ノーラン監督は同社に対して不快感・不信感をあらわに。「ワーナーと組むことはもうない」とささやかれている。ノーラン監督は、「劇場での映像体験」に重きを置くフィルムメーカー(映画製作者)だからだ。ノーラン監督の作品なら、ワーナー以外のスタジオからも引く手あまた。たとえばNetflixのグローバル映画部門責任者スコット・ステューバーは、「彼が新しい作品を作るときは、ぜひNetflixをホーム(拠点)にしてほしいですし、その実現には私たちがなにをする必要があるかということだと思います。彼は素晴らしいフィルムメーカーです。私はできる限りのことをするつもりです」と7月にノーラン監督にラブコールを送っている。配信嫌いのノーラン監督は、2017年にNetflixを批判したこともあったが、Netflixではレオナルド・ディカプリオ主演作『ドント・ルック・アップ』のように劇場での独占的な公開期間を設けたあとに配信を開始するという作品もあり、これならノーラン監督を説得できる可能性もありそうだ。(Hiromi Kaku)
2021年09月10日