『アベンジャーズ』のマーベル・スタジオが贈る、最高に笑って泣けるアクション・アドベンチャー超大作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』。本作のMovieNEX発売および先行デジタル配信開始に合わせ、本邦初公開の新しい予告編映像が解禁。銀河一“ヤバい”ガーディアンズの魅力がたっぷり詰まった新映像の中でも、SNSでも話題を呼んでいるベビー・グルートに注目した。“スター・ロード”ことピーター・クイルをリーダーに、「ボクはグルート」しか話せないベビー・グルート、ツンデレ暗殺者ガモーラ、マッチョな破壊王ドラックス、凶暴なアライグマのロケットなど、たまたま出会ったノリで結成された宇宙の“はみ出し者”チーム、“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”。常識破りで誰より自由、ヒーローと呼ぶにはあまりにも頼りないが、なぜか一致団結して銀河の危機に立ち向かう彼らは、ギャップ満載のキャラクターとストーリーが魅力。本作では、小遣い稼ぎに請けたある仕事をきっかけに、強大な力を持つ“黄金の惑星”ソヴリンの無敵艦隊から総攻撃を受けたガーディアンズ。間一髪、彼らを救ったのは“ピーターの父親”と名乗る謎の男エゴと、触れただけで感情を読み取れるマンティスだった。仲間からの忠告にも関わらず、エゴに魅了されていくピーターに、次第にチームの絆には亀裂が…。ピーターの出生に隠された衝撃の真実とは?そして、彼らは絆を取り戻し、銀河を救うことができるのか――?実はその運命の鍵を握る(?)のが、小さくてキュートな最終兵“木”ベビー・グルート。“樹木型ヒューマノイド”で、話せる言葉は「ボクはグルート」だけ。でも、その中には、さまざまな意味と喜怒哀楽が含まれている。怒ると制御不能な戦闘能力も覚醒するが、とにかくマイペースで、まるで赤ちゃんのような愛らしいルックスも相まって人気沸騰。映画冒頭のシーンで、ガーディアンズたちがそれぞれ必死にモンスターと激闘を繰り広げる中でも、「我関せず」と音楽を聴きながらノリノリにダンスするベビー・グルートにキュンとした人も多いのでは?そんなシリアスな場面でもマイペースすぎるベビー・グルートは、SNSでも「かわいすぎる!」「笑える!」と大人気。今回解禁となった本邦初公開の新しい予告編映像は、そんなベビー・グルートの意外な“あんなシーン”や、コワモテの宇宙海賊ラヴェジャーズもメロメロ(?)になっている様子を収録。さらに、MovieNEXに収録されるボーナス映像の一部も確認することができる。ピーター・クイル役のクリス・プラットを始め、ガモーラ役のゾーイ・サルダナ、ドラックス役のデイヴ・バウティスタ、ベビー・グルートの声を務めるヴィン・ディーゼル、ロケットの声を務めるブラッドリー・クーパーなど、主要なキャストのほかにも、シルベスター・スタローンやカート・ラッセルなど実力派俳優が多数出演。さらに、2018年4月27日公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』には彼ら“ガーディアンズ“たちも参戦する。まずは、一度観たらクセになる(!?)そんな彼らの活躍を、新予告編からも確かめてみて。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』MovieNEXは9月6日(水)より発売、8月23日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remix
2017年07月20日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサ役が高い評価を受けたシャーリーズ・セロンが、今度は“最強の女スパイ”を演じる『アトミック・ブロンド』。7月17日(現地時間)、本作のワールドプレミアが物語の舞台となったドイツ・ベルリンにて開催され、シャーリーズと共演のソフィア・ブテラが登壇した。『ジョン・ウィック』共同監督で、『デットプール』続編のメガホンもとるデヴィッド・リーチが手がける本作。主人公のブロンドヘアの女スパイ、ロレーン・ブロートンを演じるのは、アカデミー女優のシャーリーズ。共演には、トム・クルーズ主演『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』で“王女ミイラ”役に起用されたソフィア、『X-MEN』シリーズのジェームズ・マカヴォイ、さらに『キングコング:髑髏島の巨神』などのジョン・グッドマン、「SHERLOCK/シャーロック」のトビー・ジョーンズなど実力派俳優が脇を固めている。この日、ベルリン・ポツダム広場劇場には、最強の女スパイ、ロレーンを演じたシャーリーズ、そして、いま最も注目を集める新進女優であり、ロレーンに接近する謎の“フランス人スパイ”を演じたソフィアをひと目見ようと、大勢のファンが集結。真っ赤なリップに、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」の真っ白なブラレットとハイウエストのマイクロミニスカートという大胆衣装をまとったシャーリーズは、大歓声の中、レッドカーペットに到着。ファンのもとに駆け寄り、サインや写真撮影に応じた。その後、スパンコールが施された黒のロングドレスに身をつつんだソフィアをリードするように、手をつなぎながらフォトコールに登場し、取材陣を圧倒。フォトコール中もシャーリーズとソフィアは終始談笑しており、その姿からも2人の仲の良さが伺えた。プレミア上映への期待のコメントを求められたシャーリーズは、「緊張と興奮が入り混じった気分。初めて作品を見せる機会なのでドキドキしている」とコメント。ソフィアも「女性を勇気づける素晴らしい作品に仕上がっていると思う。シャーリーズは驚異的な存在。参加できてすごく光栄」と共演に喜びを示した。続いて、上映前に劇場に姿を現したシャーリーズとソフィア。シャーリーズは会場に集まったファンに、「今日まで長い旅でした。ベルリンを舞台にした作品を手掛け、この土地で撮影できたことを誇りに思う。ベルリンの皆さまにお披露目できるなんて私たちにとって本当に特別なひとときです」と感慨深げ。「撮影に協力してくれた全てのクルー、あなたたちが1人でも欠けていたら、映画は完成しませんでした。ソフィア、あなたの素晴らしい才能に感謝してるわ。映画を楽しんで!ベルリンありがとう!」と、ソフィアをはじめ、すべてのキャスト・スタッフに感謝と尊敬の意を表しながら、隣に立つソフィアと熱いハグを交わしていた。『アトミック・ブロンド』は10月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月19日ディズニー/ピクサー最新作は、真っ赤なボディがトレードマークの天才レーサー、マックィーンが主人公のシリーズ第3弾、『カーズ/クロスロード』(7月15日公開)だ。今作のマックィーンは、最新技術を限界まで追求したレーサー、ストームをはじめとする新たな世代の台頭に追い込まれ“人生の岐路”に!新たな相棒クルーズとともに、現況を打ち破る旅へと出て行く物語で、本作で監督デビューを果たしたブライアン・フィー監督も「人生の過渡期の物語」と説明する。深みを増した「カーズ」について、来日した監督に話を聞いた。――クルーズがアメリカのディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークに登場して話題になりましたが、この新しいキャラクターについて教えてください。この映画中の彼女はとても重要な役割を担っていて、彼女は次世代のキャラクターです。ストームはレースという目的のために作られた車ですが、クルーズはストリートカーで、見た目的には無理そうですよね。それなのに夢が実現できそうな車というところが、この作品の中でテーマ的にとても重要なんです。自信をもって夢を見れば、実現できるということを表しています。マックィーンにとっても、彼女を見ることで満たされます。彼女が成功に導くわけですね。彼女が成功することで自分も満たされるという。言ってみれば、親の子どもに対する誇りのようなものです。自分ではなく、自分の子どもが成功することで満たされることほど、素晴らしいことはない、そういう影響を彼女が与えるわけですね。――そのストーリーの開発については、どの程度かかわっていたのでしょうか?かかわっていたというよりも、メインの仕事でした。本当に初期の開発段階から参加して、ほぼそれが仕事でした。そのほかの仕事もストーリーを支える補完みたいなもので、ストーリーの開発に最大限の時間を費やしました。とてもパーソナルな要素を反映しています。――パーソナルな要素とは、具体的には何でしょうか?自分自身で実際に関係したことを描いています。たとえば両親との関係、わたしと娘たちとの関係、世代というもの、教える側、教えられる側というということなどです。わたしは母を失くしていて、父も歳をとっています。大人になっても、両親がいることの安心感はあったわけで、それがなくなりつつあることを自覚することは、とても怖いものでした。――それをマックィーンに投影しているわけですね。マックィーンは人生の過渡期に遭遇しているので、そういう意味で投影しています。わたしもまた娘たちの親になり、かつて自分が体験したようなサポートをしてあげる立場になっている。そういう想いを、脚本を開発する段階では、いつも思い出していた気がします。――以前ピクサーへ取材に行った際に、アンドリュー・スタントン監督も実体験をニモの物語に投影していたと言っていましたが、ピクサーの社内では、自分の家族を扱うというトレンドが確実にありますよね。それはもう絶対に必要なことなんです。この作品で言うと6年くらい費やしているわけで、自分が呼吸している間はずっとこの作品に携わっているので、多くの情熱を持って向かわないと、やり遂げること自体が難しいものになります。したがって個人的に想い入れがある題材であれば周りの人間、クルー全員にとってもモチベーションが上がるものなんです。――ジョン・ラセター氏は、どういうリアクションでしたか?最終的にすべてのピクサー作品はジョン・ラセターがGOを出さないと作れないわけで、彼の承認を得ないものは手がけられないんです。ジョン自身もすべてを注げるような題材である必要があって、過去作品も共感しうる人生経験を元にして生まれたものだと思います。――ところでマックィーンがジョンで、クルーズがあなた自身という関係性で描いているということはありますか?それは一個の見解であって、真実ではないですね(笑)。ただ、ジョンからバトンを受け取って、この作品を手がけているわけ、似たような縁は見出せるかなとは思います。でも、僕たちは、そのことを追い求めていたわけではなかったわけで、あくまでも偶然の結果として、そう見えることはあったということです。もちろん、ジョンもこの作品を誇りに思ってくれればうれしいです。クルーズのマックィーンへの想いは、共通しているかな(笑)。――そういう深読みも楽しめるほど、普遍的なテーマで描いていることですよね!確かに、制作中にクルーズの気分になったことはありました。なぜなら、監督という経験がなかったから、どうしてもジョンのサポートが必要でした。経験のないなか大変な仕事をするということで、学びながら監督業をやってたので、そういうところで、ジョンに頼ったというところは確かにありました。なのでそういう指摘や解釈は間違いではなく、映画と通じるところもあったかもしれないけれど、あくまでもいい意味での偶然ですね(笑)。(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.■プロフィールブライアン・フィーケンタッキー州アレクサンドリア出身。少年時代、両親と地元のドライブインシアターで『ジャングル・ブック』(67)と『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(77)を観て以来、映画が好きに。コロンバス・カレッジ・オブ・アート&デザインを卒業後、手描きアニメーションやキャラクター・デザインの仕事に携わり、2003年ピクサー・アニメーション・スタジオに。ストーリーボード・アーティストとして『カーズ』(06)、『レミーのおいしいレストラン』(07)、『ウォーリー』(08)、『カーズ2』(11)を手掛け、『モンスターズ・ユニバーシティ』(13)ではストーリー・アーティストを担当。本作で監督デビュー。
2017年07月17日『カーズ』(06)でアート部門マネージャーを務め、最新作『カーズ/クロスロード』では共同プロデューサーを務めたアンドレア・ウォーレンにインタビューしました。『カーズ』シリーズはファミリー映画としても人気を博してきましたが、アンドレアも一男一女の母親であり、本作には「親目線からのメッセージ」がたくさん込められていると話します。物語の主人公はトップレーサーとして活躍してきたスポーツカー、ライトニング・マックィーン。しかし、レース中にまさかの大クラッシュ事故を起こし、自信を喪失してしまいます。そんななか出会うのが、女の子なのにマックィーンに憧れ、レーサーを目指していたというクルーズ。本作では、人生の岐路(クロスロード)を迎えたマックィーンの葛藤や挫折からの再生はもちろん、新しい相棒となるクルーズをとおして夢を追うことの大切さも描かれていきます。■子育ての体験談が『カーズ』の物語に生きている!プロデューサーであるアンドレアもブライアン・フィー監督もお子さんがいます。そんな二人がタッグを組んだとき、子育てで起きる体験、そして子どもへのストレートな想いが込められたといいます。「子どもたちには、将来に向けて大きな夢を抱いてほしいし、何にでもなれるという自分の可能性を信じてほしい。私もブライアン・フィー監督にも子どもがいますが『子どもたちは自分たちの限界を定めてしまいがちだよね』という話になったことがあります。たとえば監督がお嬢さんに『ギターをやってみない?』と提案したら、お嬢さんから『やらない。だって男子がやるものでしょ』と言われたそうです。彼女は頭の中で、女子はギターを弾かないと決めつけてしまっている。でも、クルーズの姿を見て、やりたいことがあれば、男女関係なくチャレンジするという心意気を持ってほしいと思いました。自分の夢をあきらめてしまうことは確かにつらいこと。でも、恐れをのり超えて、自分の限界までやってみれば、きっとそこで何かが見えてくるのではないかしら」アンドレアのお子さんはすでに本作を観て、とても喜んでくれたそう。「実際、親が直接子どもに何かを言うよりも、映画で同じことを言ってもらう方が伝わりやすいんです。子どもに『夢を追いなさい』と頭ごなしに言ってもダメ。そういうところを含め、子育ての体験が物語に反映されていると思います」日本のアニメでは宮崎駿監督作が大好きで、なかでもいちばんのお気に入りが『となりのトトロ』(88)だとか。「子どもと一緒に映画を観ることで、最高なのは子どもたちといっしょに学べることです。長女が小さいとき、ビーチで波をとても怖がっていたのです。でも私が、『トトロのように叫ぼうよ』と言って『わ~』と叫んだら、娘はその怖さを乗り越えることができたんです。それからは、何か怖いことがあると、トトロのように叫ぶようになりました(笑)」 ■夢をあきらめない! いまも大切にしているものとは『カーズ』では人生の岐路が描かれますが、アンドレアさんにとっても「人生での選択」というべき岐路はたくさんありました。「私はピクサーで19年働いていますが、1つのプロジェクトから次のプロジェクトに移るときも岐路になります。もちろん、パートナーを選んだり、子どもを産んだりという選択もそうです。でも、もしかしたらいちばん大きかった岐路は、『クリエイティブな仕事がやりたい!』と決意して、カリフォルニアに出てきたことかもしれない」アンドレアの地元サウスダコタ州は、映画業界とはかけ離れたアメリカ中部の農家が多い田舎町。彼女はクルーズのように意を決し、自分の夢を追いかけたわけです。「いま思えば、当時は『やりたい!』という一心で動きました。引越した先には知り合いはほとんどいないし、やりたい仕事にも就けるわけでもなくて。でもあきらめず、少しでもつながりそうな方々の連絡先をアドレス帳に書いていきました。いまでもそのアドレス帳は大事にもっています。だって、当時の気持ちを忘れたくないから」『カーズ』の主人公マックィーンも世間から見放され、自信喪失に。この挫折を終わりとするのか、始まりとするのか、どう立ち向かうべきかが描かれ、まさにアンドレアさんと物語もシンクロしていきます。■家族に届ける作品を作る「ディズニー/ピクサー」が大事にすることアンドレアは、大きな仕事を手がけ、はたから見るととても順風満帆の人生のようにみえます。しかしアンドレアにも、仕事を始め、結婚したあとは、仕事と家庭のバランスを取ることに悩んだ時期もあったと話します。「私のような仕事の場合、制作が佳境になってくると、残業が増えていきます。ただ、「ディズニー/ピクサー」は家族を大事にする会社。だから、病院に行ったり、学芸会で子どもたちのお芝居を観たりする時間はみんながとても大切にしています。なぜなら、私たちが作品を届けたいのは家族。だからこそ「ディズニー/ピクサー」は、家族の価値観をおざなりにはしません。仕事場が家族のために時間を取ることを許してくれる応援体制ができていることは、とてもありがたいです」最後に日本でがんばる働くママにアドバイスをいただきました。「私自身も初めての子育ては、とても悩みました。そのとき、サポートしてくれる人を複数見つけることが大事だと思ったんです。私の場合は、夫や遠く離れた親、子どもを送り迎えしてくれる人を頼って生活しています。助けを借りること、『助けて』と言えること、そんな自分を受け入れてほしいと思います。じつはそこがとても難しいということは、私も実感しているんですが。当時、私よりも先に子どもを授かった妹から『家をきれいに片付けるとか、時間どおりに全部こなすなんてことはできないからね』と言われました。あきらめるというと聞こえは悪いんですが、母親はまず『何でも完璧にしたい』という思いから解き放たれることが必要なのかなと。また、家でも仕事場でも、その場にいるときは、ソコに集中するようにしています。家にいるときは仕事の電話をしない。子どもと過ごすときは『100%あなたたちのことを見ているよ』とメッセージを送りながら過ごします。大切なことは、理想の半分くらいしかできていなくても、『自分はベストを尽くしているよね。これで足りているよね』と自分に言い聞かせることかしら」 『カーズ/クロスロード』7月15日(土) 公開主人公の天才レーサー“マックィーン”。ベテラン・レーサーになりつつある彼に待ち受けていたのは、最新テクノロジーを限界まで追求した新たな世代の台頭と、レース人生を揺るがす衝撃的な大クラッシュだった…。「いったい自分はいつまで走り続けるのか?」──誰もが直面する人生の大きな壁や、思いがけない挫折、そしてその先に見えてくる新たな道。自らの運命を左右する“人生の決断”が迫られる。 『カーズ/クロスロード』公式ホームページ
2017年07月15日『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』などで知られるヒットメーカー・細田守監督作品『サマーウォーズ』が8月18日(金)日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」でオンエア。夏にピッタリの本作放送に向けて、制作を手がけた「スタジオ地図」の齋藤プロデューサーのコメントが到着した。主人公は数学オリンピックの日本代表をあと一歩のところで逃した、数学好きの高校生・小磯健二。健二は買い物から行政手続きまであらゆることができる仮想世界「OZ」のメンテナンスのアルバイトで夏休みを過ごしていたが、そこに憧れの先輩・篠原夏希から「田舎に一緒に帰ってフィアンセのふりをする」というとんでもないお願いをされることに。その頃「OZ」では健二のアカウントが乗っ取られシステムに障害が発生。そのせいで健二は容疑者として疑われてしまい、さらにその障害が世界に危機をもたらすことに。内気で弱気な理系少年の健二だが信じてくれる人のために、守りたい人のために、世界を救うために、田舎の大家族と一致団結して謎の敵に立ち向かう…。2006年公開の『時をかける少女』が国内外で数々の映画、アニメ賞などを受賞するなど高評価を得た細田監督が、同作の主要スタッフとともに挑んだ初完全オリジナル作品となる本作。健二役には『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』など俳優としての活動だけでなく、昨夏大ヒットを記録した『君の名は。』や現在公開中の『メアリと魔女の花』などで声優としても大活躍中の神木隆之介、夏希役を『進撃の巨人』シリーズや三菱地所のCMでおなじみの桜庭ななみがそれぞれ担当するほか、谷村美月、富司純子、仲里依紗、中村正、永井一郎ら豪華キャストが集結した。本作のプロデューサーであり、細田監督の制作拠点として立ち上がった「スタジオ地図」の代表取締役でもある齋藤優一郎氏から今回の放送にあたってコメントも到着している。「今年は『サマーウォーズ』の公開から8年目の夏、“金曜ロードSHOW!”で本作が放送されるとの決定を聞き、驚き、またうれしく感じています。僕も細田監督もこの作品を作っているときはこんなことが起こるなんて全く思っていませんでしたし、ただただ面白い映画を作りたい、その一点だけを思っていました」「実は僕らはいま、また新しい映画を作っているのですが、思いはあの頃と変わっていません。これからも映画の新しい可能性にチャレンジをして、子どもと大人が一緒に楽しめる夏のアニメーション映画を一生懸命作っていきたいと思っています」。「では今年の夏も『サマーウォーズ』をよろしくお願いしまぁぁぁすっ!!」。8月1日(火)からは東京ソラマチで本作の世界観を楽しめるコラボカフェ「サマーウォーズ OZ STAND -オズ スタンド-」も開催。この夏、あの感動と興奮をもう1度体感してみては!?金曜ロードSHOW!『サマーウォーズ』は8月18日(金)21時~日本テレビ系でにて放送。(笠緒)■関連作品:サマーウォーズ 2009年8月1日より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開(C) 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERS
2017年07月14日母のキャリー・フィッシャー、祖母のデビー・レイノルズを立て続けに亡くしたビリー・ロードが、そのつらい時期を支えてくれたテイラー・ロートナーと別れてしまったようだ。関係者が「People」誌に認めているという。ドラマ「スクリーム・クイーンズ」での共演をきっかけに、昨年12月頃から交際のうわさがささやかれていた2人。付き合って間もなくの12月27日にキャリー、28日にデビーが亡くなり、失意のどん底だったビリーを励まし続けたのがテイラーだった。悲しみを一緒に乗り越えた2人が、交際から1年経たずしてまさかの破局…。ビリーの関係者は「2人はもう一緒ではありませんが、いまでも友だちです。ビリーは現在、仕事に集中しています」と語っている。交際中はビリー、テイラーともにインスタグラムでデート中の様子などを公開してきたが、現在ビリーのアカウントを見てみると、テイラーの一切の写真を削除してしまい、一枚もないことがわかる。一方、テイラーのアカウントには2人の写真が残されており、5月24日に最後の写真を撮ったようだ。「いまでも友だち」であるなら、なぜビリーはテイラーとの写真を消してしまったのか…。(Hiromi Kaku)
2017年07月07日日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」では「2週連続 ジュラシック祭り」と題し7月28日(金)に『ジュラシック・パーク』を放送、翌週の8月4日(金)にシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド』を本編ノーカットで地上波初放送する。『E.T.』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『トランスフォーマー』シリーズなどで知られるスティーヴン・スピルバーグが監督し大ヒットを記録した『ジュラシック・パーク』はその後シリーズ化され、これまでに4作の映画が公開されている。今回の「ジュラシック祭り」、7月28日(金)には記念すべき1993年公開の第1作『ジュラシック・パーク』を放送。恐竜時代の琥珀に閉じ込められた古代の蚊の中から、蚊が吸った恐竜の血に含まれているDNAを抽出、遺伝子工学を駆使して恐竜を現代に復活させるという設定が話題となった同名原作を映画化した本作。スピルバーグ監督が当時「これはサイエンス・フィクション(科学的空想)ではなく、サイエンス・イベンチュアリティ(科学的に起こり得る事態)だ」と語るほどリアルさにあふれる世界観を映像化するため、第1作公開当時はまだまだ発展途上だったCGを駆使して再現した恐竜の躍動感溢れる映像は、それまでの映画の概念を覆すほどで、この作品が映画の歴史を変えたと言っても過言ではないほどの伝説的名作としていまだに語り継がれている。続いて2週目となる8月4日(金)には2015年に公開されナンバー1ヒットを記録。最新作にして最高傑作との呼び声高い『ジュラシック・ワールド』を放送。『ジュラシック・パーク』では成し遂げられなかったテーマパーク「ジュラシック・ワールド」が22年の時を経てついにオープン。パークでは恐竜を見るだけではなく、おとなしい恐竜の赤ちゃんと触れ合うこともでき、さらには恐竜のショーまでも行われている。技術力を得た人間たちはさらなる成功を求め、人工的に遺伝子を操作した恐ろしい怪物を作り出す…という物語。また、今回の「ジュラシック祭り」では地上波初放送となる『ジュラシック・ワールド』について、番組のための「新吹き替え版」を制作。「金曜ロードSHOW!」オリジナルの吹き替え版を制作するのは約6年半ぶりとのことで、番組だけの新吹替版を担当する声優は随時発表予定。こちらもお楽しみに。金曜ロードSHOW!「2週連続 ジュラシック祭り」、『ジュラシック・パーク』は7月28日(金)21時~、『ジュラシック・ワールド』は8月4日(金)21時~、日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2017年07月07日シャイリーン・ウッドリーが主演を務め、ベロニカ・ロスの世界的ベストセラー原作を映画化したシリーズの最終章『ダイバージェントFINAL』。8月19日(土)からの日本公開に先立ち、これまでのストーリーと本作の見どころが5分間に凝縮されたダイジェスト版予告が公開された。舞台は、近未来のシカゴ。人類が「無欲」「平和」「高潔」「勇敢」「博学」の5つの派閥に分類・管理される社会体制が、大規模なクーデターによって崩壊し、新たな支配者たちが勢力を拡大していた。巨大なフェンスに囲まれ、重いゲートで閉鎖されていたシカゴの街。混迷の中、「異端者(ダイバージェント)」であるトリスは仲間と共に外の世界へ脱出することを決意する。だが、そこに待ち受けていたのは、「異端者」にまつわる驚愕の事実と、人類の記憶を消去し世界を“リセット”させようと企む巨大組織の恐ろしい陰謀だった…。未知の世界への脱出、友情と裏切り、人類の命運をかけた激闘など、怒涛のアクションと衝撃の展開が、シリーズの最後に待ち受けている本作。ベロニカ・ロスのベストセラー「ダイバージェント3 忠誠者」(角川文庫)を原作に、前作に引き続きロベルト・シュヴェンケが監督を務めた。主人公トリスを演じるのは、本シリーズや『きっと、星のせいじゃない。』、話題の海外ドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」でも熱演を見せるシャイリーン。トリスの恋人フォーをイケメン英国俳優テオ・ジェームズが務めるほか、エドガー・ライト監督の新作『ベイビー・ドライバー』主演で大きな注目を集めているアンセル・エルゴート、『セッション』『ビニー/信じる男』のマイルズ・テラー、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』「ビッグ・リトル・ライズ」のゾーイ・クラヴィッツ、さらにナオミ・ワッツ、オクタヴィア・スペンサー、ジェフ・ダニエルズら若手から実力派までが揃い、脇を固める。今回の映像では、1作目『ダイバージェント』、2作目『ダイバージェントNEO』までを解説するダイジェスト映像を楽しみながら、完結編となる本作につながるストーリーを一気におさらいできる。世界興収2億6,000万ドルを突破し、全米のみならず世界中を熱狂させたシリーズの序章『ダイバージェント』では、最終戦争から数世紀を経て、ディストピア化したシカゴにおいて「適性によって人類が5つの派閥に分類・管理される近未来」が描かれ、どの派閥にも分類されない「異端者(ダイバージェント)」である少女トリスが、自らの力に覚醒する姿を描いた。ド派手な映像に加え、“たった一度の性格診断で未来が決まる”という新機軸や「自分だったらどの派閥に所属するのだろう?」と観る者を引き込む、巧みなストーリー展開、さらに、オスカー女優ケイト・ウィンスレットが初めて挑戦したという“悪役”なども見どころ。続く『ダイバージェントNEO』では、トリスが追われる身となり、たった1人で巨大権力に立ち向かう姿や、息を飲むアクション・シーン、圧巻の映像世界が冴えわたる。完結編で最大のキーとなる「壁の外の世界」の存在も明らかとなり、物語は『ダイバージェントFINAL』へ。前作を遥かに上回る圧倒的スケールで描かれる本作では、これまで謎に包まれていた壁の外の世界とダイバージェントの関係が遂に暴かれていく。シリーズを通してヒロイン・トリスが少女から強い女性へと成長していく姿や、フォーとの関係、仲間たちとの壮絶な闘いも見逃せない。まさに、その魅力がふんだんに詰まったダイジェスト映像でシリーズをふり返ってみて。『ダイバージェント FINAL』は8月19日(土)より角川シネマ新宿、角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダイバージェント 2014年7月11日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開(C) 2014 Summit Entertainmet, LLC. All Rights Reserved.ダイバージェントNEO 2015年10月16日より全国にて公開(C) 2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年07月07日ディズニー/ピクサー映画「カーズ」シリーズ最新作『カーズ/クロスロード』(7月15日公開)のストーリーになぞられた実写版ミニドラマが、俳優の野村周平主演で制作されることが決定し、公開に先駆けてティザー予告編映像が7日、公開された。完全な日本オリジナルドラマで、ディズニー/ピクサーのアニメーション映画として史上初の試み。公開された映像では、マックィーンを思わせる真っ赤な衣装に"95"のナンバーを身に付けた野村の姿がお披露目となった。この実写版ミニドラマ『ランナーズ/クロスロード』は、映画本編の主人公である“天才レーサー”マックィーンの物語を、陸上競技に全てをかけるランナー・幕井雷斗に置き換えた内容。映画本編では、これまで華々しく活躍してきたマックィーンが、ストームをはじめとする次世代レーサーたちとの激闘で大クラッシュをしてしまい、人生の岐路=クロスロードに立たされる物語を描いているが、ミニドラマ版も陸上部でエースとして活躍していた幕井のもとに、才能あふれる1年生、ツトムが現れるところから始まる。そして、激しい競争の中、幕井は競技中に激しい転倒をしてしまう。夢の続きか、それとも新たな道か? 幕井を支える仲間・来栖とともに、"人生の岐路"(クロスロード)に立ち、運命の決断を前に仲間たちとの絆を深めていく物語で、映画さながらのドラマとなっている。まさに映画『カーズ/クロスロード』に登場するクルマたちの物語を擬人化した内容で、ディズニー/ピクサーが実写ミニドラマ化の企画を公認したきわめて異例の展開となる。主人公の幕井雷斗役を演じた野村は、本作の出演について「うれしかったです。実写化するならこういう話なんだろうなっていうのを想像していた通りの実写化でした」とコメント。アニメーションのキャラクターたちの擬人化ドラマという難役だが、「車が主役ですが、人間ドラマなので、やりづらいと感じることなくできました。(幕井の)気持ちもすごく分かりやすくて、感情移入がしやすかったですね。悲しいというか悔しい気持ちが多かったのだと思います。そういう気持ちで演じました」と明かし、さらに作品について「車の物語だけど、大人も泣けるというのは、僕はすばらしいと思います」と太鼓判を押している。なお、実写版ミニドラマ「ランナーズ/クロスロード」は7月7日オープン予定の特設サイト(で配信予定。(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2017年07月07日美しいCG映像とコミカルな手書きアニメーションのコラボや、迫力あるアクションやオセアニアの文化が描写されたシーン、メッセージ性のある印象的な歌の数々など、ディズニー・アニメーションのこだわりが詰まった話題の感動作『モアナと伝説の海』。本作の製作現場である、ロサンゼルスのウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオを取材し、そのリアルな現場でさまざまなことをインタビューし掲載してきたが、アニメーション・スタジオでの意外な発見、製作者たちが教えてくれた秘話など、これまでに記事に載せきれなかった本作にまつわる裏話を“こっそり”ご紹介。■ココナッツのパイレーツ!?謎が多いカカモラの正体とは…モアナの海の冒険の途中、突如として現れる3隻の巨大な船…。そこに乗っているのはココナッツでできた鎧(よろい)を身に着けた謎の海賊団。彼らは「カカモラ」と呼ばれ、テ・フィティの心をモアナから奪おうとするワルなのだが、そのルックスだからかどこか憎めないのが特徴。そこで、キャラクタービジュアルのディレクターを務めたビル・シュワブが初期の段階のカカモラを特別に見せてくれた。このように、それぞれの個性がより主張され、それぞれをはっきり捉えることもできる。時として顔が見えたり、鎧を脱ぐアイディアなどもあったが、ひとつずつ違ったデザインを作るにはあまりにも時間がかかってしまうため、それぞれにココナッツの鎧を被せたビジュアルにした。カカモラの気になる中身についての正体なのだが、プロデューサーのオスナット・シューラーでさえも「分からない」そう…。ディズニー・アニメーション作品にしては珍しい、謎の多いキャラなのだ。ちなみに、装飾・武器を含め、全て島のものだけで作れるという前提でデザインされている。そしてカカモラとモアナのダイナミックなアクション・シーンは、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』にインスパイアされた脚本のジャレド・ブッシュが、「ディズニーのミュージカル映画であれぐらいアクション満載なシーンが作れたらすごく画期的だろう」と思い構想したのだとか。確かに、本作でカカモラがモアナたちに襲いかかるシーンは「ウォーボーイズ」を思い起こさせられる迫力と、内なる興奮のようなものを感じる。■プアの元になったのは「クニクニピグ」泣き虫で臆病なモアナのペット「プア」。当初、プアは野生の豚に基づいてデザインされていたが、最終的にニュージーランドに土着しているクニクニという豚をモデルに作られた。クニクニの特徴である大きな耳と突き出た鼻がプアのビジュアルにも反映されている。■モアナのモデルになった!?監督に影響を与えた作品旅に出たモアナは数々の困難に遭遇するが、それに屈することがあったとしても、“頑張り続ける”と促す自分の心を信じ、立ち向かっていく。主人公・モアナの姿から受け取れる明白なメッセージとしては、「自分がどういう人間になるのか」を模索する主人公が、自分の内なる声を自分を導く光としてそれに従おうとするところにある。モアナを16歳という設定にしたのは「非常に意図的である」と脚本を担当したジャレド氏が語る。「思春期というのは“とても難しい時期を生きている”時期であり、自分で自分のことを持て余してしまう気持ちになるときもあるだろうけれど、それは自問自答すべきことであり、自分を持て余してしまう気持ちになるべき時期なのです」。ティーンエイジャーの時期に自分を探しながら信じる道を進むモアナのキャラクター作りにおいて、ジョン・マスカー監督が影響を受けたのは、ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン監督の『トゥルー・グリット』だと語ってくれた。同作ではヘイリー・スタインフェルド演じる、スマートで責任感ある信念強い13歳の少女の姿が描かれており、モアナの内面と共通した部分感じ取ることが出来る。【番外編】ウォルトのネクタイのマークの意味ディズニー・アニメーションの本社だからこその発見が出来た、今回のウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ取材。レジェンドプラザにもあった、このウォルト・ディズニーの銅像にも意外な発見があった。ウォルトのネクタイに書かれたマーク。これには意外な意味がある、とガイドのドリュー・ハヤシダが教えてくれた。このマークは「STR」をかけあわせたもの。それは「Smoke Tree Ranch」と頭文字をとったもので、ウォルトがよくバケーションで訪れていたカリフォルニア州の地名のことなのだとか。もしこの銅像をディズニーのパークなどで見かけたら、1度確認してみると面白いかも。『モアナと伝説の海』は7月5日(水)よりMovieNEXにて発売、デジタル配信中。協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年07月05日女優の沢尻エリカ(31)が、4日から全国放送される新CMで、CMのテーマソングである「カントリーロード」を浴衣姿で歌う。歌声を披露するのは、サントリーチューハイ「ほろよい」の「singing horoyoi erika」編。夏の夕暮れ時、グラスに「ほろよい」を注いでカセットデッキの録音ボタンを押し、「カントリーロード」を歌いながらグラスに口をつける。沢尻のナチュラルな演技と艶やかな浴衣姿で商品イメージを表現した。「お家でお風呂に入っている時や、ドライブしている時、歌っている時が多いと思います」という沢尻。撮影でカセットデッキが使われたことに触れ、「とても懐かしい気持ちになりました。小さいときによくカセットテープで音楽を聴いていたのですが、聴き過ぎてテープが(伸びて)出てきてしまったのを一生懸命戻したりしていたのを覚えています」と回顧した。同シリーズは4回目の出演。「夏バージョンは浴衣ということで、昨年に引き続き浴衣なのですが、今回もとてもかわいらしくて、『ほろよい』ならではの、ゆるりとした時間を表現できたらいいなと思います」と語っている。
2017年07月04日『22年目の告白―私が殺人犯です―』が大ヒット公開中の藤原竜也が日本全国民から命を狙われることになる凶悪犯を熱演、大沢たかお、松嶋菜々子らと共演した『藁の楯』が6月30日(金)に「金曜ロードSHOW!」にて放送される。漫画「BE-BOP-HIGHSCHOOL」で知られ、その後映画監督、小説家へと転身した木内一裕の「藁の楯」を原作に、『テラフォーマーズ』『無限の住人』などの三池崇史監督がメガホンを取って映像化した本作。少女を殺害した罪で逮捕され出所したばかりの清丸国秀(藤原さん)が再び殺人事件を起こす。殺された少女の祖父で財界のドンの蜷川(山崎努)は清丸を殺せば10億円を支払うという新聞広告を掲載。命の危険を察して福岡県警に自首した清丸は警視庁のSP・銘苅(大沢さん)と白岩(松嶋さん)、捜査一課の奥村(岸谷五朗)と神箸(永山絢斗)、福岡県警の関谷(伊武雅刀)の手で九州から東京まで移送されることになる。だが清丸の居場所は何者かの手によってネット上でリアルタイム実況され行く先々で思わぬ刺客が現れる。いつどこで誰に襲われるかわからない状況下で清丸の残忍な本性に触れ「彼を守ることに意味があるのか」と自問する銘苅たちは、「仲間の中に裏切り者がいるのでは」と精神的にも追い詰められていく。果たして彼らは、リミットの48時間以内に1,200km先の東京に無事にたどり着くことができるのか…というストーリー。『22年目の告白―私が殺人犯です―』では美しい容姿と不敵な笑みを浮かべる“絶対に捕まえられない殺人犯”を演じた藤原さんが、そこに存在するだけで誰もが殺意を覚えるほど憎たらしい“クズ役”を見事に怪演。『世界の中心で、愛をさけぶ』『ストロベリーナイト』の大沢さん、「営業部長 吉良奈津子」や「砂の塔~知りすぎた隣人」などの松嶋さんをはじめ、『日本のいちばん長い日』や本作の三池監督の最新作『無限の住人』にも出演している山崎さん、『夜明けの街で』「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」の岸谷さん、『真田十勇士』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』の永山さん、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『利休にたずねよ』などの伊武さんといった豪華キャストが顔をそろえた。カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品された戦慄のエンターテインメント大作『藁の楯』は6月30日(金)に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」枠で放送。(笠緒)■関連作品:藁の楯 わらのたて 2013年4月26日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 木内一裕/講談社 (C) 2013映画「藁の楯」製作委員会
2017年06月30日映画『アトミック・ブロンド』が、2017年10月20日(金)より全国ロードショー。シャーリーズ・セロンが魅せるスパイアクションMI6の女スパイ、ロレーン・ブロートンが、消えた諜報員と最高機密のリストの奪還を命じられ、世界中のスパイたちと争奪戦を繰り広げるアクションムービー『アトミック・ブロンド』。ブロートンは、接近戦のプロ”で、エレベーターが到着するシーンでは“潜入と脱出、容赦なく群がる殺し屋たちとの激しいバトルを繰り広げる。その他にも、ピンヒールを使った攻撃、敵の首に縄を括り窓から飛び降りるなど、次々とアクションを繰り広げていく。主人公の女スパイ、ロレーン・ブロートンを演じるのは、『モンスター』でアカデミー賞を受賞し、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などでも高く評価されている。シャーリーズ・セロンは『アトミック・ブロンド』で大迫力のアクションを入魂の演技で体現する。フランスの美しき女スパイ「デルフィーヌ」ブロートンと心を通わせようとするフランスの美しき女スパイがデルフィーヌ。周囲が信用できず1人任務遂行のために命を賭けているブロートンの唯一の救いとも言えるキャラ。両者のやり取りは、どこか危険で妖艶な美しさを漂せている。この役を演じるのはソフィア・ブテラ。ヒット映画『キングスマン』では義足の殺し屋ガゼルを演じで大きなインパクトを残した。ソフィアは、デルフィーヌについて次のように話す。「出会った瞬間からデルフィーヌはブロートンに魅了されます。とても美しく、自信に満ちていて、威厳がありますから。デルフィーヌの愛情は、ブロートンの冷たい外見や態度を少し溶かし始めていくんですよ。」可憐な衣装また、可憐な衣装も見どころのひとつ。「80年代のファッションから最高にカッコいい要素を見つける」というテーマの元、当時のベルリンにあった60年代・70年代のアイテムも巧みに取り入れつつ作り上げられたそのスタイルは、まさにシャープでスタイリッシュ。セロン本人からの「革のコートを着てガーターベルトを付けて変装しているスパイがいたらどうだろう」というアイディアも加わり、独特なスタイルが完成している。その他のキャスト監督は『ジョン・ウィック』の共同監督で、『デッドプール』の続編監督にも決定しているデヴィッド・リーチ。キャストには、『X-MEN: アポカリプス』や『スプリット』の主演を務めた演技派俳優ジェームズ・マカヴォイ、ジョン・グッドマン、トビー・ジョーンズらが出演。作品詳細映画『アトミック・ブロンド』公開日:2017年10月20日(金)監督:デヴィッド・リーチ出演:シャーリーズ・セロン、ジェームズ・マカヴォイ、ソフィア・ブテラ、ジョン・グッドマン、トビー・ジョーンズ他配給:KADOKAWA© 2017 COLDEST CITY, LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
2017年06月27日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の無双女子・フュリオサ役も記憶に新しいアカデミー女優シャーリーズ・セロンが『ジョン・ウィック』&『デットプール2』の監督と組んで贈る、スタイリッシュ・スパイアクション『アトミック・ブロンド』(全米公開:7月26日)の日本公開が決定。シャーリーズの“ブロンド”がクールな、ティザービジュアルと特報映像が解禁となった。『モンスター』でアカデミー賞を獲得し、近年では『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で高い評価を受けているシャーリーズが、最強の女スパイを演じる本作。『ジョン・ウィック:チャプター2』でもキッレキレの友人キアヌ・リーブスとトレーニングを重ねたそうで、激しいアクションに生身で挑んでいる。メガホンをとったのは、『ジョン・ウィック』の共同監督であり、2018年公開の『デットプール』続編の監督にも決定しているデヴィッド・リーチ。共演には、『X-MEN』シリーズや『ウォンテッド』のジェームズ・マカヴォイに、『キングスマン』のガゼル役で一躍注目され『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』では王女ミイラ役に抜擢されたソフィア・ブテラ、さらに『キングコング:髑髏島の巨神』のジョン・グッドマン、『キャプテン・アメリカ』シリーズのトビー・ジョーンズなど、豪華実力派俳優が脇を固めている。そんな本作から初解禁された特報映像は、「これは私が選んだ人生」とシャーリーズ演じるMI6の女スパイ、ロレーン・ブロートンの独白と、華麗なるガンアクションから幕を開ける。消された諜報員と消えた最高機密のリストの奪還を命じられたロレーンは、世界の運命を握るリストの行方を追ってベルリンへ。映像には、シャーリーズ演じる女スパイのプロポーションの美しさがひと際映える格闘シーンが、クイーンの名曲「キラー・クイーン」に乗せ、繰り広げられる。中でもピンヒールを使った攻撃や、敵の首に縄を括り窓から飛び降りるなど、前代未聞のアクションシーンは圧巻のひと言。マカヴォイやブテラらの姿も確認できる。また、同時に解禁されたティザービジュアルは、印象的な“ブロンド”のロレーンが、クールにサングラスをきめ、革のニーハイブーツを履きこなすスタイリッシュなもの。銃を片手にこちらを見つめる、まさに「最強の女スパイ」の姿とともに「誰も信じるな」というコピーが印象的。その言葉が意味する、最強の女スパイの前に立ちはだかる敵とは…?超豪華なキャストとスタッフが放つ、クールな女スパイの超絶アクション。今後の続報にも期待していて。『アトミック・ブロンド』は10月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月23日『メアリと魔女の花』の劇場公開を7月8日(土)に控え、金曜ロードSHOW!では、米林宏昌監督がスタジオジブリ時代に手がけた『借りぐらしのアリエッティ』と『思い出のマーニー』を2週連続で放送することになった。7年に一度しか咲かない不思議な花<夜間飛行>を見つけた少女・メアリ(声:杉咲花)。一夜限りの不思議な力を手に入れて、雲海にそびえたつ魔法世界へと足を踏み入れるが…。主人公メアリ役を、『思い出のマーニー』でも印象的な声の演技を見せた杉咲さんが演じ、メアリの小さな嘘により大事件に巻き込まれてしまう赤い館村の少年・ピーターを神木隆之介が務めるほか、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、佐藤二朗、遠藤憲一、渡辺えり、大竹しのぶといった日本を代表する俳優陣が声優を務める本作。その公開に合わせ、米林監督が手掛けたスタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』が7月7日(金)より2週連続で放送される。今回、ノーカット放送となる『借りぐらしのアリエッティ』(‘10)は、床下に住む小人の少女・アリエッティのひと夏の冒険を描いたファンタジー。「人間に見られてはいけない」それが小人たちの掟だった。しかし、好奇心旺盛なの少女・アリエッティは、その家に病気療養にやってきた少年・翔に姿を見られてしまう。アリエッティと翔の間には不思議な絆が生まれていくが、その2人の交流はアリエッティ一家に危機を招くことになってしまい…。宮崎駿の企画・脚本を米林監督により映画化。アリエッティの声を志田未来、翔の声を神木さんが務めたほか、大竹さん、竹下景子、藤原竜也、三浦友和、樹木希林と豪華なキャストが集結。人間の世界での小さなアリエッティの大冒険は、見ているだけでワクワクする。「天才・宮崎監督の脚本をどうやって映像化するかずいぶん悩みました」という米林監督。「床下で必要なものを“借り”ながら生活している小人たちに、自分たちを重ねながら作った作品です」「人間の男の子“翔”を演じてくれた神木隆之介さんとは『メアリと魔女の花』で7年ぶりに一緒に仕事をしました。改めて彼の能力の高さを知った収録でした」と、感慨深げにコメント。また、7月14日(金)本編ノーカット放送となる『思い出のマーニー』(‘14)は、北海道を舞台にしたファンタジー。幼いころに両親を亡くし、あることをきっかけに周囲に対して心を閉ざしてしまった12歳の少女・杏奈。喘息の療養のため、養母・頼子の親戚が暮らす海辺の村で過ごすことに…。その村には入り江に面して建つ古い屋敷があり、杏奈は村の人が「湿っ地(しめっち)屋敷」と呼ぶその屋敷に心惹かれていく。夢の中にも出てくるようになった湿っ地屋敷には、何故か必ず金髪の不思議な少女・マーニーの姿があって…。やさしく包み込んでくれるような、あたたかい感動の物語。米林監督が脚本も手がけ、杏奈役を高月彩良、マーニー役を有村架純、さらに松嶋菜々子や黒木瞳らが声優を務めた。第88回アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされた。米林監督は「『思い出のマーニー』の制作中にスタジオジブリ制作部の解散が伝えられました」とふり返る。「この作品は静かですが、とても情熱的。僕も思い入れの深い作品です。作中で東京から来た少女“彩香(さやか)”役で出演した杉咲花さんは、『メアリと魔女の花』で主役のメアリを演じてくださいました。彼女の個性ある声は不思議と観た人の心をつかみます」と語り、その声に絶賛を寄せた。「両作品、そして新作『メアリと魔女の花』も主人公が新しい一歩を踏み出す作品です。題材は違っても、作品が観た人の力になれたら…という思いは変わりません」と、言葉に力を込める米林監督。いずれも爽やかな感動をもたらす2作品で、夏の始まりを迎えてみては?金曜ロードSHOW!『借りぐらしのアリエッティ』は7月7日(金)21時より、『思い出のマーニー』は7月14日(金)21時より日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:借りぐらしのアリエッティ 2010年7月17日より全国東宝系にて公開(C) 2010 GNDHDDTW思い出のマーニー 2014年7月19日より全国東宝系にて公開(C) 2014 GNDHDDTKメアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年06月22日『シザー・ハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』など数々のヒット作を生み出してきたジョニー・デップとティム・バートン監督の名コンビが贈る『ダーク・シャドウ』が6月23日(金)「金曜ロードSHOW!」で放送される。最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の公開も控えたジョニーが本作で演じているのは、200年ぶりに70年代のアメリカに復活した“ヴァンパイア”。かつて魔女によってヴァンパイアにされてしまったジョニー扮するバーナバスが、落ちぶれた子孫である一族を立て直そうと奮闘する姿をハートフルなコメディタッチで描く。『バットマン・リターンズ』『ヘアスプレー』などのミシェル・ファイファー、『007 カジノ・ロワイヤル』『シン・シティ 復讐の女神』などで知られるエヴァ・グリーン、『キック・アス』『キャリー』のクロエ・グレース・モレッツらが共演。18世紀、メイン州の港町の発展に貢献したコリンズ家の御曹司として育ったバーナバス(ジョニー・デップ)は、遊びのつもりでメイドのアンジェリーク(エヴァ・グリーン)に手を出したが、彼女の正体が嫉妬深い魔女であり、バーナバスが自分を愛していないことを知ったアンジェリークは彼の両親を呪いで殺害。さらにバーナバスが恋した美しい少女・ジョゼット(ベラ・ヒースコート)も“自殺”。バーナバスもヴァンパイアに姿を変えられ土の中に埋められてしまう。そして1972年、工事現場で偶然掘り起こされたバーナバスは200年ぶりに復活を遂げるが、コリンズ家はすっかり衰退。バーナバスは当主を務めるエリザベス(ミシェル・ファイファー)を説得、コリンズ家の再興に向けて動き始める。衝撃の展開に戸惑いを隠せない長女のキャロリン(クロエ・グレース・モレッツ)ら癖の強い家族たちに「家族愛」の大切さを説き、コリンズ家に輝きを取り戻すために奔走するバーナバスだが、彼の前に再び魔女のアンジェリークが現れる…という物語。『シザー・ハンズ』では手をはさみにされた人造人間、『チャーリーとチョコレート工場』ではシルクハット姿が印象的なショコラティエ、『アリス・イン・ワンダーランド』ではルイス・キャロルが生み出したマッドハッターといずれも観客の心に鮮烈な印象を与えるキャラクターを生み出してきたジョニーとティムの2人が作り上げた“ヴァンパイア”の活躍をお楽しみに。金曜ロードSHOW!『ダーク・シャドウ』は6月23日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開(C) 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2017年06月21日若きハン・ソロを主役とした『スター・ウォーズ』の新作スピンオフ映画から、監督のフィル・ロードとクリス・ミラーが降板した。撮影は今年2月から始まっており、監督たちとキャストの仲睦まじい集合写真がSNSに掲載されていただけに、驚きの展開だ。「The Hollywood Reporter」によると、撮影期間はまだ数週間残っており、夏の終わりには再撮影も予定されているというが、公開予定日の2018年5月25日(現地時間)に変更はないという。ルーカスフィルムの社長キャスリーン・ケネディは「フィル・ロードとクリス・ミラーは才能豊かなフィルムメーカーで、素晴らしいキャストとスタッフを集めてくれました。しかし、この映画におけるクリエイティブ面での見解が私たちとは異なることが明らかになり、別々の道へと進むことになりました。新しい監督はまもなく発表します」と声明を出した。フィル&クリスも、降板を「残念だ」とし、「僕らは通常、『クリエイティブ面での相違』というフレーズは好きではないんだけど、今回に限っては的を射た表現だね。キャストやスタッフの世界レベルの最高な仕事ぶりにはとても誇りに思っている」とコメントしている。(Hiromi Kaku)
2017年06月21日『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』『モンスターズ・インク』など大ヒットシリーズを生み出し続けるピクサースタジオの20周年を飾る長編3Dアニメ『インサイド・ヘッド』が6月16日(金)今夜「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送される。本作の主人公は誰の頭の中にもある「ヨロコビ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」、そして「カナシミ」の5つの気持ち、11才の少女ライリーのなかにある“感情”たちだ。前向きで楽しいことが大好きなヨロコビ、嫌いなものを拒否するムカムカ、怒りを司るイカリ、危険を事前に察知するビビリ、記憶を閉じ込めた“思い出ボール”に触ると楽しい記憶を悲しいものに変えてしまうカナシミ。5つの感情たちは日々ライリーが幸せに過ごせるよう見守り続けてきたが、ある日ライリーは父親の仕事の都合でサンフランシスコに引っ越すことに。ヨロコビは新しい町でライリーが元気にふるまえるように奮闘するが、カナシミが彼女の性格の核となる特別な“思い出ボール”に触れてしまったことから、ライリーは転校先の学校で自己紹介中に泣き出してしまい、とっさに止めようとしたヨロコビはカナシミと共に感情の司令部の外にはじき出されてしまう。ヨロコビとカナシミを失ったことで両親や仲間、大好きなホッケーからも心を閉ざしてしまうライリー。“思い出保管庫”に迷い込んだヨロコビたちは、ライリーが幼い頃に生み出した空想の友だち“ビンボン”と出会い、彼の助けを借りながらカナシミと共に感情の司令部に戻ろうとする…というストーリー。本作では製作総指揮を『トイ・ストーリー』のジョン・ラセターが務め、監督を『モンスターズ・インク』のピート・ドクターが担当。日本語吹き替えキャストとして「ヨロコビ」役を『クリーピー 偽りの隣人』などの竹内結子が、「カナシミ」役を『真田十勇士』の大竹しのぶが担当するほか、「イカリ」に浦山迅、「ムカムカ」に小松由佳、「ビビリ」に落合弘治、ライリーに伊集院茉衣、そしてビンボンには『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』など注目作への出演がたて続く佐藤二朗といった面々が参加している。なお、ディズニー/ピクサーの最新作『カーズ/クロスロード』は7月15日(土)より全国にて公開。大人気の『カーズ』シリーズ第3弾となる同作では天才レーサー“マックィーン”がクラッシュ事故に遭ってしまい“人生の岐路(クロスロード)”に立たされる姿が描かれる。こちらの公開も待ち遠しい。金曜ロードSHOW!『インサイド・ヘッド』は6月16日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2017年06月16日最新作『LOGAN/ローガン』も大ヒット公開中。ヒュー・ジャックマン主演で「X-MEN」の大人気キャラ・ウルヴァリン=ローガンを主人公に描く人気作『ウルヴァリン:SAMURAI』が6月9日(金)今夜の「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送される。本作はマーベル・コミックのヒーローたちの中でも一際高い人気を誇る『X-MEN』シリーズのウルヴァリン=ローガンを主人公にしたスピンオフシリーズ。映画『X-MEN』シリーズから引き続きヒューがウルヴァリン=ローガンを演じている。日本と関係が深いという設定のローガンだが、本作では東京の増上寺をはじめ、秋葉原や広島、愛媛など各地で大規模な日本ロケを敢行、『たそがれ清兵衛』や『ラストサムライ』など国内外で数々の作品に出演する名優・真田広之、パリコレで活躍するモデルのTAO、福島リラらが日本人キャストとして出演。ウルヴァリンが自らの運命を左右する戦いに挑む様を描く。最愛の女性を喪ったローガンはミュータントであることを隠しカナダの山奥で暮らしていたが、彼の前にユキオ(福島さん)という女性が訪ねてくる。彼女は第二次大戦中、長崎でローガンに命を救われた矢志田からローガンを日本に連れてくるよう命令されたという。矢志田が死ぬ前にローガンとの再会を切望しているというのだ。東京に向かったローガンを待ち受けていたのは、死に瀕した矢志田と彼の息子・シンゲン(真田さん)。そして矢志田の孫で大物政治家と婚約中のマリコ(TAO)だった。矢志田は謎の医師・グリーン(スヴェトラーナ・コドチェンコワ)の治療を受けていたがローガンの到着からほどなく亡くなり、葬儀の最中、マリコが謎の武装集団に襲撃される。彼女を密かに守っていたハラダ(ウィル・ユン・リー)のサポートもありマリコを助け出したローガン。矢志田の別荘がある長崎まで彼女と同行するなかでローガンとマリコは恋に落ちるが、ローガンの超人的な治癒力に異変が起きはじめる――真田さんからの提案で実現したというローガンとシンゲンの“二刀流対決”や、迫力の新幹線上でのバトルは必見だ。本作から続くシリーズ最新作『LOGAN/ローガン』は現在公開中。ミュータントの大半が死滅した2029年の近未来を舞台に、不死身の治癒能力が衰え始めたローガンが、ミュータントの最後の希望である少女・ローラを守るため“最後”の死闘に身を投じる姿が描かれる。ヒューのウルヴァリンはこれが最後、是非映画館でその闘いを見届けて。金曜ロードSHOW!『ウルヴァリン:SAMURAI』は6月9日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年9月13日よりTOHO シネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Fox.
2017年06月09日世界的に活躍する女性映画監督ソフィア・コッポラが、「Panthère de Cartier Watch(パンテール ドゥ カルティエウォッチ)」(以下パンテール)の新コレクションを記念したスペシャルショートムービーを製作。主演を『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のコートニー・イートンが務めていることが分かった。独自のスタイルとフェミニティに象徴される「The Maison Cartier(メゾン カルティエ)」。同ブランドの、80年代の世相を反映し陽気で大胆なスピリットをまとって生まれたフェミニンウォッチ“パンテール”。30年近い時が流れ、新たに甦ったこのウォッチは、あらゆる女性独自のスタイルとパーソナリティを表現し、ウォッチ時計ではなく、ジュエリーとしての存在感を持つ。今回公開されたショートムービーの監督を務めたのは、スタイル、テイスト、そしてモダンエレガンスのアイコンとして際立った存在感を示すソフィア・コッポラ。次回作『The Beguiled』(原題)では2017年カンヌ国際映画祭にて、女性監督として56年ぶりとなる監督賞を受賞し話題となっている。コッポラ監督は、パンテール ウーマンを“エレガントで洗練された、シックでグラマラス、そして陽気でありながら色気のある女性”と捉え、ダウンタウンユニオンステーション、ジョルジォ・ナイトクラブ、ハリウッドのホテル、“フォックスレジデンス”など数日間にわたるLAでの撮影を行い、そのムードや“旅する女性”を表現した。ショートムービーに起用されたのは、モデルであり2015年公開作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で女優デビューも果たしたコートニー・イートン。魅力的で自然体なコートニーが“パンテール ウーマン”を体現し、グラマラスなパンテールの舞台を作り上げた。また、コートニーがナイトクラブに繰り出すシーンには、以前にもコッポラ監督に出演したブルックリン姉妹やアマンダ・サッダーノが出演している。「パンテール ドゥ カルティエ ウォッチ」は6月2日(金)より発売中。※一部モデルは7月、発売予定。(text:cinemacafe.net)
2017年06月09日80年代の大ヒットムービーをジェイデン・スミスとジャッキー・チェンが共演、舞台を現代の中国に移し蘇らせた新たな『ベスト・キッド』が、6月2日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」でオンエアされる。デトロイトで育った少年・ドレ(ジェイデン・スミス)は母の転勤で北京に引っ越す。不安と孤独が深まるばかりのドレだがバイオリニストを目指す少女・メイ(ウェンウェン・ハン)と出会い親友に。しかしドレの存在を目障りに思った同級生のチョン(チェンウェイ・ワン)たちからしつこい嫌がらせをうけるようになる。カンフーの使い手で暴力的なチョンたちに仕返しするも逆に追い詰められ絶体絶命となったドレを、アパートの管理人・ハン(ジャッキー・チェン)が救う。瞬く間にチョンたちを倒してしまったカンフーの腕前に感動したドレは、ハンに弟子入りしたいと頼み込む…。いじめに遭っていた主人公のダニエル少年を空手の達人であるミヤギが鍛えるというストーリーが感動を呼んで大ヒットした1984年公開の『ベスト・キッド』はその後シリーズ化されるなど80年代を代表する作品となった。基本的な骨子はそのままに、舞台を現代の中国、空手をカンフーに置き換え、70年代からカンフー映画の名作を世に送り出し続け、『プロジェクトA』や『ポリス・ストーリー/香港国際警察』などで神がかったアクションを見せ、90年代以降は『ラッシュアワー』シリーズや『タキシード』などハリウッドでも活躍。いまや世界的名優となり今年2月にはアカデミー名誉賞を受賞した俳優・ジャッキー・チェンと、『幸せのちから』で天才子役として注目されたジェイデン・スミスが共演。ジェイデンの父で『メン・イン・ブラック』や『スーサイド・スクワッド』などで知られるウィル・スミスがプロデューサーを務め、伝説的名作をリメイクしたのが今夜放送される新たな『ベスト・キッド』である。コミカルな演技を封印し“師”として少年にカンフーを教えるジャッキーの演技、万里の長城や紫禁城などの世界遺産で撮影したシーンなど数多くの見どころ。なによりジェイデンとドレによりカンフーアクションと師弟愛に感動必至だ。金曜ロードSHOW!『ベスト・キッド』は6月2日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ベスト・キッド 2010年8月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2009 Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All Rights Reserved. **ALL IMAGES ARE PROPERTY OF SONY PICTURES ENTERTAINMENT INC. FOR PROMOTIONAL USE ONLY. SALE, DUPLICATION OR TRANSFER OF THIS MATERIAL IS STRICKLY PROHIBITED.
2017年06月02日5月24日(現地時間)、ジェームズ・キャメロン監督が2009年に放った世界興収で歴代1位に輝く映画『アバター』をテーマにした新エリア「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」のグランドオープニングに先がけ同エリア内でセレモニーが開催され、キャメロン監督以下、主演のサム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラングなどの出演キャストが壇上で再会。新テーマランド誕生を祝福した。この新テーマランドにはゲストはマウンテン・バンシーに乗ってパンドラの冒険へと飛び立っていく「アバター・フライト・オブ・パッセージ」と、光る生物が生息するナヴィ・リバーの神秘的な旅へ出発するボートライド「ナヴィ・リバー・ジャーニー」というスリリングなアトラクションのほか、カジュアルレストラン、ドリンクステーション、グッズがそろうギフトショップなどを併設。空に浮かぶ岩や夜には光を発する熱帯雨林など、映画で描かれているナヴィの神秘的な世界観が完全に再現され、早くから話題になっていた。キャメロン監督は、「世界とスピリチュアルな関係でつながっている場所がナヴィなので、生命の価値を尊ぶディズニー・アニマルキングダムこそ、パンドラと我々の世界をつなぐ最適の場所でしょう」とコメント。「長年の夢が叶いました。現実になりました。パンドラを待ち焦がれていたすべての人たちを、『パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター』は歓迎します」と感激も語った。ウォルト・ディズニー社の最高経営責任者ロバート・アイガー氏とがっちりと握手もかわし、新テーマランドの誕生を豪華キャストとともに祝福した。また、同セレモニーには、同テーマランドの生みの親でもあるディズニー・イマジニアリングのジョー・ロード氏も出席。すべてのゲストは登場がサプライズだったためかキャメロン監督やキャストたちが姿を現すと、世界中のマスコミなどの招待ゲストが色めき立つ一幕も。「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」のグランドオープンは、5月27日。※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショーの内容など異なる場合もあり得ます。※紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2017年06月01日北川景子が天才的不動産屋を演じ、想像を超えた方法で家を売りまくる様をコメディタッチで描いた人気ドラマ「家売るオンナ」がスペシャルドラマで復活。5月26日(金)今夜「金曜ロードSHOW!」特別ドラマ企画として放送される。昨年夏に放送された同作は、北川さんのほか、工藤阿須加、千葉雄大、イモトアヤコ、仲村トオル、臼田あさ美、梶原善らが出演。テーコー不動産新宿営業所を舞台に北川さんが演じる三軒家万智が「わたしに売れない家はない」「わたしは家を売るのが仕事」と言い切り、数々の難客相手に想像を超えた方法で家を売りまくる様と、最初は無表情で謎だらけだった万智の素性が次第に明かされていくなかで、テーコー不動産の同僚たちに徐々に心を開いていく様子。そして彼女なりの正義感、使命感を貫くさまが感動を呼んで大きな話題となったのは記憶に新しい。今回のスペシャルドラマでは連続ドラマ終了から2年後を舞台に、期間限定アルバイトとして再びテーコー不動産に返ってきた万智がおなじみの面々や新たな難客たちを相手に大活躍する。万智(北川さん)と屋代課長(仲村さん)がテーコー不動産を去って2年。テーコー不動産新宿営業所はライバル不動産の台頭による売り上げ不振から閉鎖の危機に瀕していた。助けを求めるために万智が社長を勤める「サンチー不動産」を訪ねた庭野(工藤さん)は、夫婦のごとく海岸を歩く万智と屋代の姿、そして万智の腕に抱かれた赤ん坊の姿を目にする。再び期間限定アルバイトとして営業課に戻った万智は、早速立て続けに家を売り健在ぶりを見せ付けるが、万智に子どもがいる事実を受け入れきれない庭野は酒に溺れる。さらに営業課の宣伝バイトをしていた謎の有閑老人・一ノ瀬定男(笑福亭鶴瓶)が、メゾネットマンションの現地販売イベントでの万智の手腕を目の当たりにして「自分が買いたい」と言い出す。実はバイトを装って優秀な営業マンを見極めていたと言う。しかし何故か万智は家を売らないと宣言。しかも営業課には、有名子役の葉山蓮(五十嵐陽向)と父の友明(要潤)。極貧の中慎ましい住まいを探すシングルマザー(芦名星)。親の金で犬専用の家を買うセレブ女子大生(古畑星夏)も来店。またまた物件を巡って万智と足立のバトルが勃発!?…というストーリー。鶴瓶さん、要さん、芦名さんら豪華なゲストに加え、「超特急」のメンバー・草川拓弥がテーコー不動産のわがままKY新人・鍵村洋一役で出演。「ウルトラマンギンガ」や映画『サイドライン』で俳優としても高いポテンシャルを感じさせる演技をみせ、『兄に愛されすぎて困ってます』の公開も控える草川さんの新入社員ぶりにも注目。金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「帰ってきた家売るオンナ」は5月26日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年05月26日シャネル(CHANEL)が新作フレグランス「ガブリエル シャネル」を2017年秋、発売する予定だ。発売に先駆け、女優クリステン スチュワートが新アイコンに起用されることが発表された。2017年9月よりスタート予定のキャンペーンでは、フィルムの制作・撮影監督をイギリス人ディレクター・リンガン レドウィッジが、広告ビジュアルをフォトグラファーのカリム サドリが手掛けた。女優として活躍するクリステン スチュワートは、2013年からシャネルのアンバサダーを務める。すでに、2013・14年 メティエダール コレクション パリ - ダラス、2015・16年メティエダールコレクション “パリ イン ローマ”の広告キャンペーンにおいてミューズをつとめ、新作のハンドバッグ「ガブリエル ドゥ シャネル」のキャンペーンにも起用されている。さらに、2016年のアイメークアップ コレクションを皮切りに、メークアップキャンペーンにも登場する。彼女は『パニック・ルーム』で一躍注目を浴び、他にも『イントゥ・ザ・ワイルド』、『トワイライト』シリーズ、『オン・ザ・ロード』、『アクトレス~女たちの舞台~』、『アリスのままで』、『カフェ・ソサエティ』、『パーソナル・ショッパー』など数々の有名作品でその演技力が高く評価されている。クリステンは、2017年公開予定のクレイグ ウィリアム マクニール監督作品『Lizzie』で主演も務める。また、彼女自身が監督デビューを果たしたショートフィルム『Come Swim』が2017年1月のサンダンス映画祭で公開された。本作品は、2017年5月に行われるカンヌ国際映画祭でも上映される予定。
2017年05月22日5月20日(土)今夜放送となる日本テレビ系動物バラエティ「天才!志村どうぶつ園」に、映画『ピーチガール』から山本美月がゲスト出演。映画で共演している「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧や、モデルの滝沢カレンらも登場し様々な動物たちの魅力を楽しむ。同番組は志村けんが園長に扮し、山瀬まみや「嵐」の相葉雅紀、タカアンドトシ、ハリセンボン、DAIGOらも出演、出演者たちが様々な動物の飼育に挑戦するコーナーが人気となっている。相葉さんが“犬派”、伊野尾さんが“猫派”に分かれてゲストにそれぞれのかわいさをプレゼンする「今回はこっちのほうがカワイイワン!ニャン!」では、女優の北川景子が2人のプレゼンを受けることに。北川さんは犬、猫のどちらを選んだのか?またモデルで女優の菜々緒が全国の身寄りのないネコをゼロにするべく活動中の「保護ネコゼロ部」では、行き場をなくしたネコたちの避難所である「シェルター」を訪問。様々な過去を背負ったネコたちと触れあう。そして志村園長の新しい“相棒”となった「ぽち」は今回静岡県伊豆の国市で初めてのお散歩に挑戦。見るもの触れるもの全てが初めての体験となるぽちがみせる表情や反応にも注目だ。今回のゲストである山本さんと伊野尾さんがW主演した映画『ピーチガール』は5月20日(土)本日より全国公開。2人のほか真剣佑、永野芽郁も共演。いま最も旬なキャストたちによる、急展開で予測不可能なラブストーリーが繰り広げられる。元水泳部で日焼けした肌に塩素で色が抜けた髪という、ギャル風の派手な見た目だが中身は超ピュアな女子高生・もも(山本さん)には中学のころから片想いをしている真面目で硬派なさわやか男子・とーじ(真剣佑さん)がいたが、とある勘違いがきっかけで学校イチのモテ王子・カイリ(伊野尾さん)からキスされ、学校中のうわさに。そこに色白で男ウケ抜群だが、ももの欲しがるものを何でも手に入れなくては気が済まない最強最悪の小悪魔であるもものクラスメイトの沙絵(永野さん)がとーじを横取りすべく巧みな作戦を仕掛けてきて…という物語が展開する。また今夜番組に出演した北川さんは5月26日(金)に放送される金曜ロードSHOW!「帰ってきた家売るオンナ」に出演。菜々緒さんは5月20日(土)今夜22時~放送の「ボク、運命の人です。」にも出演しているので、こちらもチェック。「天才!志村どうぶつ園」は5月20日(土)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年05月20日現在開催中の「第70回カンヌ国際映画祭」アウト・オブ・コンペティション部門に選出された映画『無限の住人』の公式上映が5月18日(現地時間)に行われ、木村拓哉、杉咲花、三池崇史監督が出席。超満員の中、上映後は鳴りやまない拍手に包まれスタンディングオベーションが起こった。現在公開中の『無限の住人』は、木村さんをはじめ福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、市川海老蔵ら豪華実力派キャストが集結し、実写化不可能と言われた沙村広明の伝説的人気コミックを完全映画化。木村さんの新境地とも言える主人公・万次のキャラクター像、全てのキャストが全編ノースタントで挑んだ圧巻のノンストップアクション、そして命を懸けて凜を守り抜く万次の姿が観る者の胸を打つドラマが口コミで多くの評価を得ている。さらに日本だけでなく、アメリカ、オーストラリア、ドイツの3か国での海外配給も決定している。今回本作が選出された「アウト・オブ・コンペティション部門」は、本作を含め世界中の作品から選ばれた4本が上映されるもの。過去には、スティーブン・スピルバーグ監督作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』、ジョージ・ミラー監督作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などが選出されており、日本映画がこの部門に選出されること自体が珍しい。現地カンヌでは、18日朝から実施されたプレススクリーニングで450人の座席が満席となり、現時点で米批評家サイト「Rotten Tomatoes」での批評家の評価は80%を獲得するなど、多くの海外メディアで高い評価を得ている。そしてついに行われた公式上映では、本映画祭で一番大きな劇場「グラン テアトル リュミエール」の2,300席は超満員。そんな中で、主人公・万次を演じた木村さん、万次に用心棒を依頼する少女・凜役の杉咲さん、三池監督が観客と共に本作を鑑賞した。本作の最大の見どころでもある、万次が挑む300人斬りのクライマックスシーンでは、客席から歓声が沸き起こり大いに盛り上がり、さらに上映終了後は拍手が起こり、鳴りやまない拍手とともにスタンディングオベーションが起こっていた。公式上映を終えた木村さんは、「2,000人以上の方々が、男性はタキシードで女性はイブニングドレスというフォーマルな恰好で観ていただきましたが、会場の皆さん作品の観方や楽しみ方がとてもカジュアルでストレートでした。素敵だと感じましたし、とても嬉しかったです」と興奮気味に語り、また「日本での公開を迎えた際に、市原隼人が『映画はお客さんが一番の花形です』と言っていたんです。今日のカンヌ公式上映でお客さんと一緒に映画を観ている最中に、上映中に拍手や笑いが起きました。スクリーンと客席が一体になっていると感じました。今日の上映は一方通行ではなく、本当にコミュニケーションをとることが出来たと思います」と感想を述べた。また、杉咲さんの赤い着物姿に海外メディアから大きな注目を集めた今回。木村さんは、「杉咲さんは着物で大正解でしたね。この場所にくると、“日本らしさ“を再発見できます」と語り、杉咲さん本人は「光景に圧倒されました。まだ成人もしていないのに(笑)こんなことが起こるのか想像もつかなかったのですが、色々なことを体験することが出来てとても幸せです」とコメント。三池監督も「改めて良い映画だなと思いました(笑)」と自画自賛し、「お客さんや劇場そのものが映画を後押ししてくれ、心地よい時間を過ごすことが出来ました。監督としてこれ以上の幸せはないと思いました」と感無量の様子。さらに、クライマックスシーンでの客席からの歓声に木村さんは、「照れくさいというか、嬉しいんですが、監督が『そうなるでしょ』とボソッと呟いていて。監督はさすがに違うなと思いました」と明かす。そんな三池監督は本作について、「編集で何百回も音をつけて、何十回と映像を見るんですが、何度見ても新しい驚きや発見が絶えずあります。作った人間に対して何か語り掛けてくる映画ですし、違うメッセージを持つ映画だと感じています」と言い、「今日は万次が現れたときに、ホッとしましたし、『やっぱり木村拓哉きたな!よし、来た!!』って。自分で監督をしていますが、ほかのお客さんよりも『よし来た!!』って喜んだかもしれません(笑)」とユーモアたっぷりにコメントしていた。『無限の住人』は全国にて公開中。「第70回カンヌ国際映画祭」は5月28日(現地時間)まで開催中。(cinemacafe.net)■関連作品:無限の住人 2017年4月29日より全国にて公開(C) 沙村広明/講談社 (C) 2017映画「無限の住人」製作委員会
2017年05月20日俳優・木村拓哉(44)、女優・杉咲花(19)、三池崇史監督が、現地時間18日22時30分からフランス・カンヌで開催された第70回カンヌ国際映画祭の公式上映に出席。映画『無限の住人』のクライマックスとなる300人斬りのシーンでは歓声が上がり、上映後はスタンディングオベーションの拍手喝采に包まれた。同作が選出されたのは、アウト・オブ・コンペティション部門。世界中の作品から4作が厳選されるというもので、過去には、スティーブン・スピルバーグ監督作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』、ジョージ・ミラー監督作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などが選出されたことでも知られる。カンヌ映画祭で最も大きな劇場「グラン テアトル リュミエール」の2,300席は超満員。公式上映を終え、木村は「2,000人以上の方々が、男性はタキシードで女性はイブニングドレスというフォーマルな恰好で観ていただきましたが、会場の皆さん作品の観方や楽しみ方がとてもカジュアルでストレートでした。素敵だと感じましたし、とても嬉しかったです」と興奮の一時を伝える。また、「日本での公開を迎えた際に、市原隼人が『映画はお客さんが一番の花形です』と言っていたんです」と市原の言葉を思い返し、「今日のカンヌ公式上映でお客さんと一緒に映画を観ている最中に、上映中に拍手や笑いが起きました。スクリーンと客席が一体になっていると感じました。今日の上映は一方通行ではなく、本当にコミュニケーションをとることが出来たと思います」と貴重な体験になった様子。レッドカーペット上のフォトセッションでは、杉咲の赤い着物姿に海外カメラマンの注目が集まった。この光景に木村は、「今回、杉咲さんは着物で大正解でしたね。この場所にくると、"日本らしさ"を再発見できます。海外では評価をされる。まさに灯台下暗し。自分たちの良さに、もっともっと光を当てても良いのでは」と実感。杉咲も、「光景に圧倒されました。まだ成人もしていないのに(笑)。こんなことが起こるのか想像もつかなかったのですが、色々なことを体験することが出来てとても幸せです」と感動を伝えた。クライマックスシーンで客席から歓声が上がったことについて聞かれた木村は、「照れくさいというか、嬉しいんですが、監督が『そうなるでしょ』とボソッと呟いていて。監督はさすがに違うなと思いました」と照れながらの感想。翌日には海外メディア向けの取材も控えており、「今日時点でも海外メディアの方からインタビューがあり、それぞれの視点での質問がありました。人が10人いたら10人それぞれの感想があるのでそれを聞くのが楽しみです」と期待を寄せていた。なお、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」での批評家の評価は80%、オンラインデータベース「IMDb」での評価ポイントは「☆8.2」を獲得。『ガーディアン誌』のレビューでは星4つを獲得し、「三池ワールドが全開。そのアクションは、『LOGAN/ローガン』や他のハリウッド作品とも違う。アクションで衣装がなびくたびに興奮が止まらない」と評価されている。
2017年05月20日エマ・ワトソン主演によるディズニー実写版も大ヒット中のフランスの民話を、発祥の地であるフランスがドイツと合作して実写映画化した『美女と野獣』が、5月19日(金)今夜の「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送される。同作といえば、1991年に公開されたディズニー・アニメーション映画やこのアニメ版をベースに上演され超ロングランを記録したブロードウェイミュージカル、また現在国内興収70億円を突破する大ヒットのディズニー実写版などのイメージが強いが、元々は1740年に出版されたフランスの民話が原作。発祥の地ともいえるフランスでは1946年にジャン・コクトー監督によって映画化されており、今夜放送されるのはそれ以来久々にフランスで作りだされた“2014年版”の『美女と野獣』となる。6人兄姉の末っ子として育った優しく聡明な女性・ベル(レア・セドゥ)は、父(アンドレ・デュソリエ)が船の難破事故でせいで破産したことから一家で田舎に引っ越すことに。ある日、すべてを失った父は雪深い山の中で迷い、誰もいない古城にたどり着く。城の中で食べ物や飲み物、装飾品の数々を見つけ、つい手を伸ばしてしまったうえ、ベルの土産へと庭に咲いていた美しいバラを手折った瞬間、城の主である野獣(ヴァンサン・カッセル)が現れ、バラを盗んだ代償として命を差し出せと宣告される。逃げたら家族を殺すと言われ、1日の猶予を与えられた父は家族にすべてを打ち明ける。ベルは自らの責任を感じて父の身代わりになることを決意。一人で城に到着した彼女を迎えたのは豪華なドレスと贅沢な食事。ベルは自分の命と引き換えに家族を助けてほしいと野獣に訴えるつもりだったが、野獣は何故か毎日夕食を共にすることだけを要求する…なぜ、王子は野獣になってしまったのか。ベルは王子の悲しい過去を少しずつ紐解いていく……。ベルを演じたレア・セドゥはその演技力と美しさが認められ、カンヌ国際映画祭史上初となる“主演女優へのパルム・ドール(最高賞)”に輝いた。フランスならではの美しい映像で描かれるベルの冒険の物語をお見逃しなく。エマ・ワトソン主演による実写版も現在全国公開中。国内では吹き替えキャストに昆夏美、山崎育三郎らを迎え4月21日に公開されるとこれまでに国内興収は70億円を突破、100億も視野に入っている状況。全世界興収も1,210億円を超えて2017年の世界興行収入トップとなっている。“母国”フランスならではの表現で描かれたもう1つの『美女と野獣』は「金曜ロードSHOW!」で5月19日(金)今夜21時~地上波初放送。(笠緒)■関連作品:美女と野獣 2014年11月1日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開(C) 2014 ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTIONACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS
2017年05月19日映画『無限の住人』の木村拓哉、杉咲花、三池崇史監督が、5月18日(現地時間)、第70回カンヌ国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門での上映に合わせ、公式記者会見に登壇。三池監督は『極道大戦争』(’15)以来、2年ぶり6作品目となるカンヌ。木村さんにとっては『2046』(’04/ウォン・カーウァイ監督)以来13年ぶりの参加、杉咲さんは本作で初の世界三大映画祭への参加となり、特別招待作品に選ばれた喜びなどを記者陣に語った。木村さん、杉咲さんをはじめ、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、市川海老蔵ら豪華実力派キャストが集結し、実写化不可能といわれた伝説的人気コミックを映画化した本作。木村さんをはじめ、すべてのキャストが全編ノースタントで挑んだ圧巻のノンストップアクション、さらに命を懸けて凜を守り抜く主人公・万次の姿が観る者の胸を打つドラマが評価を得ており、アメリカ、オーストラリア、ドイツ3か国での海外配給も決定している。今回のカンヌで、アウト・オブ・コンペティション部門の選出作品は、世界中の作品から選ばれた4本のみ。過去には、スティーブン・スピルバーグ監督作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』、ジョージ・ミラー監督作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などが選出されており、日本映画がこの部門に選出されること自体が名誉なこと。現地では、さらなる上映国の拡大に向け、世界40か国以上の国と地域での本格的なセールスも開始する。18日にカンヌ入りした3人は、早速、揃ってフォトコール、記者会見と公式行事に参加。カンヌ入りした木村さんのファンがサインボードを持ち、声をかける様子も見られた。会見に先立って行われたフォトコールには、世界中から150人以上のスチールカメラマンが集まり、「Takuya!」「Hana!」「Miike!」とそれぞれに大きな呼び声が上がる中、3人は終始リラックスした様子でカメラマンからのリクエストに答えていた。朝から実施されたプレススクリーニング(報道関係者向けの上映)は、450人の座席が満席となり、現地での注目度の高さがうかがえた。続いて、パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ(Palais des Festivals et des Congres)にて行われた会見では各国の記者から質問が相次いだ。映画『2046』以来2回目となるカンヌに、木村さんは「またこの地に戻ってこられて嬉しい」とコメント、今回の感触は「大きく違います」と語った。ハードなアクションが連続する本作をなぜ受けたのか、との問いには、「三池監督に一緒に仕事が出来るのは、とても名誉なこと」と応じ、「一緒にやろうということ自体が、三池組のチームの一員ということが光栄でした」と、三池組に参加した喜びを語った。また、「この映画を撮ることの1番の挑戦は何だったか」を問われると、三池監督は「1番の挑戦はやっぱり木村拓哉と対決すること。主人公は不死身の男。いま日本で演じられる人間は木村拓哉しかいない。彼に万次を演じてもらはなければ始まらなかった」と語り、主演・木村拓哉でなければ本作は実現しなかったことを激白。木村さんは「挑戦という形では、原作者の沙村広明先生がつくりだした作り出した世界観をリスペクトを込めて表現すること。スタートラインに立つことがもう挑戦でした」と吐露、杉咲さんは「(凜は)ショックな出来事があって、両親のかたき討ちをする。凜ってすごい精神の持ち主だと思っているので、最初不安だったんですけど、凜の気持ちを自分で理解することが挑戦でした」と明かした。さらに、万次を演じるにあたってのトレーニングと万次の武器で最も気に入っているものを問われた木村さんは、「トレーニングは、いま思い返すと一度もしてないです。1番好きな武器は、いろんな造形物があったんですけど、凜を守り抜くメンタルです」と、万次の“精神”のごとくコメント。撮影中「ケガをしてもやろうと思った推進力は何か?」との問いには、「三池監督が現場で常に前に進む推進力を失わなかったことです」と語った。三池監督といえば、時代劇の『十三人の刺客』のベネチア国際映画祭コンペ出品に続き、『一命』がカンヌのコンペ部門に出品されたことが海外でも知られている。「サムライ映画といえば黒澤監督を思い出します。(プロデューサーの)ジェレミー・トーマスともっと映画を作って欲しいと思います」と言われた三池監督は、「黒澤監督は、黒澤明という人間を作れた。いまの自分たちの表現したいことを、我々も1つ1つ積み上げていかないといけない。今後も時代劇を世に送りだしたいです」と力強くコメント。最後に、今後の展望について聞かれた木村さん。「三池監督は映画監督なのはもちろん、三池組の家族が目の前でこれくらいのテンションで、ご自身でやってくれるのが楽しくて。アクション部のスタッフよりアクションがうまいんじゃないかと。出演者にしても、いろいろ各セクションのスタッフにしても気持ちを理解してくれる」と現場をふり返りながら、「映画を作るということは、こんなにも楽しいと感じさせてくれました。これから出会う役は1つ1つ運命だと思って演じていきたい」と、真摯に応じた。一方、杉咲さんは「今後どうなっていきたいかというのは、正直、明確に自分の中では浮かんでこないんですけど、もともとドラマや映画をみることが好きで、いま自分が経験したことや知らなかったことを演じて学んでいけるのは楽しみです」と前向きにその思いを語り、三池監督も「子どもたちに夢を与えること」と断言していた。『無限の住人』は全国にて公開中。第70回カンヌ国際映画祭は5月28日まで開催中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:無限の住人 2017年4月29日より全国にて公開(C) 沙村広明/講談社 (C) 2017映画「無限の住人」製作委員会
2017年05月19日ヒュー・ジャックマンが“最後”のウルヴァリンを全身全霊で演じるマーベル映画最新作『LOGAN/ローガン』の6月の公開を記念して、日本中でロケを敢行し、真田広之、TAO、福島リラと日本人俳優が活躍する『ウルヴァリン:SAMURAI』が6月9日(金)に「金曜ロードSHOW!」にて地上波初放送されることが決定した。『X-MEN』シリーズスピンオフの最新作『LOGAN/ローガン』は、“最後のウルヴァリン”を描く、まさに“最終章”。ミュータントがほぼ絶滅し荒廃した近未来を舞台に、治癒能力を失いつつあったローガンが、最後のミッションである絶滅の危機にあるミュータントの唯一の希望となるローラという謎めいた少女を守るために奮闘する物語を描く。ウルヴァリン(ローガン)は、『レ・ミゼラブル』で知られるヒューが7作にわたって演じてきた『X-MEN』シリーズの大人気キャラクター。そんなあらゆるものを切り裂く鋭いかぎ爪と超人的な治癒能力を持つ孤高の戦士ウルヴァリンが、『ウルヴァリン:SAMURAI』で日本に上陸!東京都港区の増上寺を借り切った大規模な撮影をはじめ、新宿駅の地下通路、秋葉原、広島県鞆の浦、愛媛県今治市など、日本中でロケが行われた作品だ。馴染み深い風景の中をウルヴァリンが駆け抜ける様は、観ているだけでテンションが上がること間違いなし。また、本作でウルヴァリンの前に立ちはだかるのは、真田広之演じる剣術の使い手・シンゲン。ヒューと真田さんの緊迫の殺陣シーンは見逃せない!そのほかパートナーのユキオ役には『ゴースト・イン・ザ・シェル』で芸者ロボットを演じた福島リラ、ウルヴァリンと恋に落ちるマリコ役には『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に出演したTAOがキャスティング。2人の女優の活躍にも注目して。金曜ロードSHOW!『ウルヴァリン:SAMURAI』は6月9日(金)21時~日本テレビにて放送。『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年9月13日よりTOHO シネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Fox.
2017年05月19日