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犬にとって、日々の適度な運動や刺激は必要。毎日の散歩に加え、オモチャを使った遊びなどを取り入れている飼い主も多いでしょう。遊びを通してコミュニケーションをとることで、愛犬との信頼関係も深まるものです。柴犬のフリスビー練習風景が?柴犬のおだしくんと暮らす、飼い主(@odashi0312)さんは、1本の動画をXに投稿。映っていたのは、フリスビーの練習をしている最中の、おだしくんの姿です。多くの人が、飼い主が投げたフリスビーを、犬がくわえて持ってくるシーンを想像するでしょう。ですが、飼い主さんがとらえた姿は期待とは違ったようで…。フリスビー練習中おだし pic.twitter.com/NECd4xKYba — 柴犬おだし (@odashi0312) October 30, 2024 ただビックリしているだけー!投げられたフリスビーに対し、ビクッと体がこわばるおだしくん。フリスビーは、そのまま虚しく地面に落下していったのでした…。個体差はあるものの、柴犬は犬の中でも警戒心が強いとされています。おだしくんにとってフリスビーは、遊ぶオモチャではなく『警戒対象』となっていたようですね。おだしくんの姿に「本当にマイペースで笑っちゃいますね」とコメントをしていた、飼い主さん。たった3秒の動画に、たくさんの人が癒されたようです。・UFOかと思ったのかな。見失うのがかわいいですね!・たった3秒で世界を平和にできそうな動画!・「うわっ!なんか飛んできた」っていっていそう。・期待を裏切らないな。柴犬らしい。飼い主さんは、翌日のおだしくんの姿を動画で公開。練習の甲斐あって、キャッチはできないものの、追いかけてくれるようになったといいます!前回たくさんのいいねをありがとうフリスビー練習の成果キャッチは出来ないけど追いかけてくれた手元まで持ってくるかどうかは気分次第 pic.twitter.com/ysjI3Mx9at — 柴犬おだし (@odashi0312) October 31, 2024 「手元まで持ってくるかどうかは気分次第」という、飼い主さん。おだしくんがフリスビーをマスターする日は、そう遠くなさそうですね![文・構成/grape編集部]
2024年11月02日新ボーイズグループ誕生オーディション「PROJECT 7」(プジェ)第1話&第2話が10月18日に放送。16歳の日本人練習生サクラダ ケンシンが魅せるキュートな表情と激しいダンスのギャップに、審査員も「原石だ!」と衝撃。10月25日(金)今夜放送の第3話では、「ポジジョンバトル」がスタートする。本番組は、総勢200名の参加者が挑む、過去最大規模を誇るボーイズグループ誕生オーディション番組。第1話と第2話では、韓国、タイ、アメリカ、ウクライナ、そして日本など、全世界から集まった参加者200名が集結する場面からスタート。集まった練習生たちは全部で6つのプロジェクトを行い、ワールドアセンブラー(視聴者)はこの過程を見守りながら、応援する練習生に投票。その投票によって最後まで生き残った練習生7名が、「PROJECT 7」を通じてワールドクラスボーイズグループとしてデビューできることが明かされた。●(G)I-DLEミヨンら豪華ディレクター陣が実力を評価1つ目のプロジェクトは「ゼロセッティング」。練習期間、デビュー歴、事務所などは関係なく200名全員を同じ条件で、豪華ディレクター陣が評価する。練習生たちが集う場所には4つのブースが存在し、各部屋でディレクターが待機。ブースに入って準備したステージを披露し、ステージ後にディレクターは“デビュー完成度”を基準に「合格」「保留」「脱落」を決めていく。チームで志願している場合も結果は個人で与えられ、同じチームでも違う結果になる可能性も。そして脱落者は即帰宅となり、200名中100名のみが挑戦を続けることができるという内容となっている。日本人練習生の16歳・サクラダ ケンシンと17歳・フクヤマ ソウタは、デニムのオーバーオールを着て登場。ほかの参加者たちからも「かわいい」と思わず声が上がる。2人がパフォーマンスしたのはH.O.T.「Candy」。ケンシンはパフォーマンス中に表情を巧みに操り、ディレクター陣の目を釘付けに。パフォーマンスが終わると、「Wanna One」出身ハ・ソンウンは「K-POPダンスを見せてくれます?」とケンシンにリクエスト。実は、ケンシンはK-POPダンスを得意とする実力者。「Candy」とは真逆の世界観となるStray Kids「MANIAC」を選曲し、クールな表情も魅せながら先ほどとは別人のように激しくダンスで表現。ディレクターたちは驚いた様子で「ステージを見てすごく幸せだった」「この子は原石だ!」と絶賛し、ケンシンは見事合格を掴んだ。●レベル分けから共同生活&「タイトルソングプロジェクト」開始また、第2話では100名がプロジェクトビレッジに入所し、共同生活がスタート。1つ目のプロジェクト「ゼロセッティング」を通して決まったランクによって練習着の色が決められており、実力だけでなく潜在能力、強化可能性などを基準にS/A/B/Cのランクが発表されている(黄:Sランク、青:Aランク、ピンク:Bランク、グレー:Cランク)。そして始まった2つ目のプロジェクトは「タイトルソングプロジェクト」。ディレクターのバダとRyuDが創作した振り付けでタイトルソング「RUN(Up to you)」を披露し、ディレクターの評価により、ステージの位置とパートが順位に応じて与えられることに。パフォーマンスの完成度にしたがって1ティアゾーン、2ティアゾーン、3ティアゾーン、4ティアゾーン、シャドーゾーンに分けられ、1ティアゾーンの中でたった1人の練習生がタイトルソングのセンターに選抜される。さらに「タイトルソングプロジェクト」では、“練習生セルフ組み立て評価”を行うことが明かされ、各自が考える最高の練習生20名を集めてチームを作ってくださいというミッションが。ランクとは関係なく20人のチームを作り、一緒にパフォーマンスを準備し、その結果でティアを決定。チームが決まると、それぞれ練習を初めていくが、足を怪我してしまう者や、リーダーのやり方に不満を持ってしまう者も。中間評価でもディレクター陣から厳しいコメントが飛び交うなど、波乱の展開に。今夜放送の第3話では、タイトルソング「RUN(Up to you)」を踊る様子を録画した映像をディレクターが評価する“映像評価”や、3つ目のプロジェクト「ポジションマッチ」がスタート。ボーカル、ダンス、ラップの3つのポジションを競う熾烈な争いや、練習生たちの葛藤も描かれる。「PROJECT 7」は毎週金曜20時50分~ABEMAにて放送中。※放送日程、内容、放送形態は予告なく変更になる可能性がございますのでご了承ください。(シネマカフェ編集部)
2024年10月25日子供は、周囲の大人の行動や言葉遣いを真似するもの。そのため、大人たちが自ら手本となるべく、率先してルールやマナーを守ることが大切でしょう。子供の手本となるのは、身近な親だけではないようです。通りすがりの男性の行動に「いい大人の見本」5歳と0歳の兄弟を育てている母親の、るしこ(@39baby_com)さん。夫と長男が自転車の練習に出かけた際のエピソードを漫画に描きました。夫が『姿勢』についてアドバイスをしていると、そこに自転車に乗った中年男性が通りがかって…。男性は「みんな姿勢よく乗っているでしょ?」という、長男へのアドバイスを聞いた模様。親子の前を通り過ぎる際、自ら姿勢を正し、手本となったのです!そんな男性の姿を見た長男は「ほんとだ~」と、納得した様子。空気を読んで、アドバイスに説得力を持たせた心優しい男性の対応に、感謝の気持ちが込み上げた、夫なのでした!【ネットの声】・優しい世界。こういう大人に私もなりたい。・絶対にいいおじさん!かっけぇ!・さすが人生の先輩!かっこいい大人だ…。・空気を読むのは大人の嗜みですね。自ら子供の手本となり、姿勢よく自転車に乗って見せた男性。街中で子供に出会った時には、男性のように率先して手本を見せられる大人になりたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2024年10月21日子どもがお風呂に一人で入る練習をしていると、ときには驚くような瞬間に出会うことがありますよね。中には、アニメのキャラクターを真似して遊ぶ姿も見られるようです。今回MOREDOORでは、思わず笑った子どもの言動エピソードをご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。39歳、Fさんの場合子どもがお風呂に一人で入る練習をしていますが、様子が気になるのでちょこちょこ覗いて、ちゃんとできているか確認するようにしています。先日、全然シャワーの音が聞こえないので大丈夫かなと思い、覗いてみると、シャンプーをたくさん頭につけて、有名なアニメの戦闘キャラクターのツンツンした髪型を真似していました。自分の子どもの頃にも同じことをしたことがあるので、思わず笑ってしまいました。その状況にどう思いましたか?アニメは世代を超えて楽しめるものだと思います。子どもの想像力や遊ぶ力って、本当にすごいなと改めて感じました。(39歳/会社員)子どもの姿に思わず笑った子どもがアニメキャラの髪型を真似していたというエピソードをご紹介しました。子どもの自由な発想や遊ぶ力は、私たちに笑顔をもたらしてくれるものですね。皆さんも、子どもの姿に思わず笑った経験はありませんか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年10月11日発達障害のある娘の1人行動。どこまで許可したらいいの?タイミングは?広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)のある娘は、中学2年生。現在娘は、歩いていける場所、道が分かる場所であれば、1人で外出します。また、何度も行ったことのあるショッピングセンターでは、家族と別行動して、1人で買い物もします。Upload By SAKURA発達障害あるなしに関わらず、子どもの1人行動をどこまで許可するかというのは、親にとって悩みどころ。許可する年齢や、範囲は家庭によってさまざまです。特に発達障害がある子の場合、特性の内容も違うため、年齢では判断できません。今回は、娘がいつ、どのタイミングで、どれくらいの1人行動をするようになったかの話をしたいと思います。娘は、小学校に入学した当初、登下校にスクールバスを利用していました。バスが止まる場所は、家から徒歩10分ぐらいのところだったので、1人で歩けるようにと付き添い、練習したのですが……。Upload By SAKURA何か注意を引かれるものがあると、止まってしまったり、前を見ず歩いたりするため、朝はバスの乗り遅れを防ぐため、1人で行かせることを断念しました。そのうちに、長男が保育園に通うことになったため、朝は2人一緒に学校に送ることになりました。スクールバスは帰りのみの利用になりましたが、それでも私の心配はつきませんでした。まず、無事にバスに乗れるかが心配でした。もし、乗り遅れたとしたら、それは娘にとって不測の事態です。娘は、小さな頃から、予測不能の事態が苦手。パニックを起こしていないか、どうしていいか分からないのに、誰にも助けを求めず、その場に一人佇んでいないか、私はとにかく不安でした。Upload By SAKURAバスに乗れたとしても、その先も心配でした。バスから降りる場所は、家のすぐそばで、徒歩2、3分でしたが、それでも私は気が気ではありませんでした。バスの時間は正確ではなく、10~20分遅れることもありましたが、私は家の前の道まで出て、バスをずっと待っていました。そのうち娘が、Upload By SAKURA私が待っていることを嫌がるようになりました。本心を言えば……無理に決まってる!ですが……せっかく娘に自立する心が芽生えているのに無視するのはよくないと思い、Upload By SAKURA次の日から、隠れて娘を見守り、何も知らなかったふりして、娘を褒めるというパターンになりました。そのうち、娘が少しずつ周りを見るようになったことに気がつき、これなら、1人で大丈夫かも……と思えるようになり、こっそり見に行くのをやめました。小学2年生からは、短時間の留守番を頼むように小学2年生からは、放課後等デイサービスの利用が始まり、朝は私が車で送り、帰りは放課後等デイサービスの送迎があったため、1人で歩くことはなくなりました。この頃から私たちは娘に、短時間の留守番を頼むようになりました。Upload By SAKURA誰か来ても、例え知っている人でも鍵を開けないことを約束させ、20分、30分、40分と留守番の時間を増やしていきました。小学4年生になる頃、数時間の留守番ができるようになっていたので、夫の提案で、1人外出の練習を始めることになりました。Upload By SAKURA最初は、近所の自動販売機まで。思った以上に娘はノリノリで、喜んで1人で出発しましたが、待つ間、私はソワソワしっぱなしでした。Upload By SAKURA鬱陶しいほどに心配し、夫は呆れていました。片道15分ぐらいの道だったので、娘は30分ちょっとで帰宅しました。Upload By SAKURAこのおつかいを、私は今でも忘れません。娘の成長を感じた瞬間でした。おつかいをきっかけに、増えていった娘の行動範囲そのおつかいをきっかけに、娘の行動範囲は増えていきました。学校への迎えが遅くなる時、学校に近いおばあちゃんの家まで歩いたり……近所のコンビニまで行ったり……ショッピングセンターで別行動したり……時間を決めて、お店で待ち合わせしたり……回数を重ねるたび、私の娘に対する心配度は減っていきました。中学2年生の今は、1人行動の心配もほとんどありませんし、丸一日の留守番も、安心して任せることができます。留守番中、家事もこなしてくれるので、とても助かっています。Upload By SAKURA私たちが住んでいる沖縄県は、電車がなく、家は田舎でバスの本数も少ないため、公共の交通機関を使って、1人で行動したことはまだありません。しかし娘も、もう1年半ほどで、高校生。高校生になると、公共機関のバスを使って学校に通うことになります。まだ1人でのバスは未経験なので、中学生のうちに練習したいと思っています。執筆/SAKURA(監修:井上先生より)スモールステップで少しずつ一人でお留守番したり外出したりする練習をされたことと、それを始められるタイミングもお子さんの気持ちを尊重されたのが良かったと思います。一人での外出を何歳から始めるかはお子さんの状態やご家庭の事情だけでなくその地域の環境も関係してきます。特に女の子の場合は、夜道や人通りの少ない道を避ける、携帯電話などで通話をしているふりをして通り過ぎるなど、時間帯や道順などにもルールを決めて進めていくことが大切だと思います。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年10月09日誰にとっても『苦手』と感じるものはあるでしょう。できることなら避けたいですが、時には向き合わなければならない状況に直面することも。そんな時は、知恵を絞ることで乗り越えられるかもしれません…!漢字が苦手な息子、編み出した『対処法』に「天才」オフペン(@officepenguintw)さんの、小学生の息子さんは、漢字がとにかく苦手。漢字練習のドリルには、いつも拒否反応を示してなかなか取り掛からないといいます。ですがある時、オフペンさんは、そんな息子さんが集中して漢字練習に取り組んでいる姿を目にします。自分の中で折り合いをつけて、苦手なものに向き合っているのかと思いきや…。「書く量を半減できる装置を発明していた」息子さんは、漢字を書く回数をなんとかして減らしたかったのでしょう。自ら知恵を絞り、同じ漢字を2つ同時に書ける装置を生み出していました…!2本の鉛筆の間に消しゴムを挟み、テープで留めると、練習用のマスにぴったりとおさまりますね。息子さんの行動を見たオフペンさんは「半分は褒めて、半分は諭すぐらいに留めておきました。大きくなったら仕事で存分に発揮してほしいですね」とコメント。嫌いなものから逃げ出さず、工夫して取り組む姿には、大人たちから称賛の声が寄せられています!・すごい!嫌いでも、なんとかしようと前向きに取り組んだ結果ですね。・エジソンへの道が開けている!将来有望やな。・超天才やん。これは褒めていい案件です!・『楽をするために知恵を絞る』、これは社会においても必要なことですね!漢字は覚えられないかもしれませんが、別の方面で才能を発揮した息子さん。自ら考え行動した経験は、将来きっと役に立つはずです![文・構成/grape編集部]
2024年10月03日体格も集中力もバラバラな未就学児クラス。飽きさせないように1つのメニューを短く設定しているが、うまくできない子が練習から外れてしまう。また、うまくできた子を褒めることは、できない子に対して挑戦のハードルを上げているのか?と悩むコーチからご相談をいただきました。ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上のあらゆる年代の子どもたちを指導してきた池上正さんが、子どもが挑戦しだすための指導のポイントを教えます。(取材・文島沢優子)親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<「広がってパスをもらおう」と伝えても、どこに動けばいいかわかってない。団子サッカー解消法を教えて<お父さんコーチからの質問>今年からクラブで未就学児クラスを新設し、担当しています。年中と年長を対象としていますが、体格や集中力が異なるため、同じメニューをやっても年中組はなかなかやり切れません。出来るだけ1つのメニューを5分程度で切り上げて飽きない様にしていますが、年中組は自分が上手く出来ないと練習から外れてしまいます。上手く出来た子を褒める事は、逆に出来ない子どもに対してハードルを上げてしまっているのか?など、悩んでいます。こういった質問に対して、失敗を怖がらせるような環境がある、という回答を見かけることもありますが、私どものクラブはすべての学年においてサッカーを楽しむことを大前提にしており、接し方なども情報をアップデートしているほうだと思います。失敗しても大丈夫だよ、と明るく優しく言っても挑戦したがらない子たちも割といて、最近の風潮だなとも感じています。(優しく繊細な子が増えたような......)こういった場合は、どの様に対応するのが良いのでしょうか?<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。子どもたちが挑戦しないということですが、トライするエネルギーは楽しさから生まれます。やっていることがつまらなければ自分から頑張ろうとは思わない。つまり、楽しくなければ挑戦しません。■練習メニューが面白くなさそうだったらすぐに変えたほうがいい私は大阪体育大学でコーチングや心理学の授業をします。そのなかで、スポーツなどさまざなことに取り組むモチベーション(動機付け)についても話します。最終的に自分から「やりたい」と思える「内発的動機付け」にたどり着くことが重要ですが、スポーツの入り口では楽しいとか面白いからやる「外発的動機付け」を用意することが重要です。サッカーの練習でも、コーチが用意したメニューを子どもたちが面白くなさそうであればすぐ変えたほうがいい。決めた時間はやると四角四面に構えるのではなく、臨機応変に「じゃあ次はこれはどうかな?」と手を変え品を変えやってみましょう。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■「どんな練習がしたい?」と子どもたちに聞いてみるのも良い「どんな練習がしたい?」と聞いてみるのもいいでしょう。特に幼児や低学年など小さい子どもに対して、私はよく尋ねます。子どもはシュートが好きなので、「ゴールに向かってボール蹴りたい」というパターンが多かったです。鬼ごっこをしたいと言う子もいます。そんなとき「サッカーじゃないとダメ」と否定せずにどんどんやらせましょう。そんなふうに子どもがやりたいいことを先にやってから、「じゃあ、次はこんなのはどう?」と練習メニューやらせてください。練習といっても、そこに競争があり、遊べるようなものがいいでしょう。何だか遊んでいるだけでなかなかうまくならないと感じることがあるかもしれませんが、そんなにすぐにステップアップできるものではありません。焦らず「どう楽しませるか?」に注目して指導をしてください。■子どもたちが夢中になる「フロー状態」こそが最も上達する状況また、うまくできたり、頑張ったり、粘り強く取り組めたりしたのなら、当然ほめてください。プレーも能力も違うので、全員に対して同じ指導はできません。よって、同じくらいの力の子どもで競争させたり、グループによってハンデをつけるなど工夫してください。例えばドリブル練習でも競争を取り入れます。背の順でやったら、次は遅い者同士で競争する。速い子と遅い子、上級生と下級生がやるときは、それぞれ前者にハンデをつけます。勝ち負けのあるゲーム感覚で行えるものが、子どもは大好きです。そしてこういったハンデは、子どもに対する差別などではありません。すべての子どもが「どうやったら楽しめるか?」という視点に立ったものです。わいわいと騒いでやっていると「真面目にやっていない」と感じる向きもあるようですが、子どもが夢中になるのはフロー理論上必要なことです。夢中になる「フロー状態」こそが最も上達する状況といえます。■指導のポイントはスモールステップをほめることその際、指導者はスモールステップをほめましょう。それはスキルの向上だけに限りません。練習の途中で砂遊びを始めた子が、砂場から戻ってきたら「よく帰ってきたね。えらいね」とほめます。水分補給の後、すぐに集まれたら「早く来れたね」と認めてあげてください。常に子どもたちの行動の変化に敏感でいましょう。子どもたちは、興味さえあればどんどんやります。練習そっちのけで草むらのバッタを追いかけ始めてまったく戻ってこなかったことがありました。そんなとき、声を張り上げて「練習しろ」と叱ったりしません。私は草むらにボールを蹴り込みました。ボールが来てびっくりしたバッタがぴょんぴょん跳ぶので、子どもたちは大喜びします。そこで「誰がボールを持ってこれるかな?ドリブルしてコーチのところに持ってきて!」と言って競争させます。子どもたちは興味があるから、バッタのいる草むらに行くわけです。そのような興味をうまく利用しましょう。■みんなで一緒に何かをするのが苦手な子も増えているので、よく見てあげてとはいえ、最近の風潮として、みんなで何かを一緒にやるのが苦手な子どもは増えているようです。そこを踏まえて、一人ひとり違いを認めてあげられる練習をしてください。前述したように、子どもがやりたくないと言えば「オッケー。じゃあ、練習を替えるね」とコーチ側が変化してあげなくてはいけません。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■練習がフィットして楽しくなると子どもたちは挑戦する(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)練習がフィットして楽しくなると、子どもたちは挑戦します。例えばリフティングが出来ない子は、ワンバウンドのリフティングでいいことにします。難易度が下がるので、できる子が増えてみんなが「コーチ、見て!」と言って見せに来ます。出来ない子に「練習してこい」と言わずに、その子たちができるように練習を変化させましょう。大人側が子どもの気持ちをわかってあげなくてはいけません。その都度「挑戦しない理由は何かな?」と考えながら指導すれば、やるべきことはおのずと見えてくるはずです。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2024年09月13日キャベツや豚肉などの具を生地と一緒に焼く、お好み焼き。専門店で食べるだけでなく、ホットプレートやフライパンなどを使って、自宅でも作ることができます。しかし、具材がかさばり、うまく引っくり返せず、形が崩れてしまうことがありますよね。特に、生地と具を最初から混ぜて焼く『関東のお好み焼き』と異なり、生地で具を挟むようにして焼く『広島のお好み焼き』は難しいもの。プロと同じように、きれいに引っくり返すにはどうしたらよいのでしょうか。オタフクソース社員が教える、お好み焼きのコツ広島県で創業した、調味料メーカーのオタフクソース株式会社は、Instagramに1本の動画を投稿しています。新入社員が『広島のお好み焼き』の練習をしているところに、先輩社員がやってきて、コツを伝授!お好み焼きを引っくり返す時のポイントは、3つあるそうです。 この投稿をInstagramで見る Otafuku Sauce Co., Ltd.オタフクソース(@otafuku_sauce)がシェアした投稿 押さえておきたいポイントは、ヘラの持つ位置と構え方、引っくり返した時のヘラの角度です。まず、ヘラは使いやすいように、短く持ちましょう。そして、狙った位置にお好み焼きを返しやすいよう、腕をしっかり伸ばすとよいそうです。いざ、お好み焼きを引っくり返す時には、ヘラの裏側が見えるまでしっかり返すと、キャベツが飛び散りにくいので、覚えておきたいですね。先輩社員の手際に、新入社員は「すごーい!勉強になります」と感動した様子。迷いなしに、しっかりと引っくり返すと、お好み焼きの具の層が崩れるのを防げることでしょう。この動画を参考にすれば、今度からきれいな丸いお好み焼きが焼けるはずです![文・構成/grape編集部]
2024年09月01日映画『ブルーピリオド』より、絵画練習風景のメイキング写真が到着した。周りの空気を読んで流れに任せて生きてきた高校生が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に全てを賭けて挑んでいく感動の物語を、眞栄田郷敦主演で映画化した本作。今回公開されたのは、主人公・矢口八虎役の眞栄田さん、同級生・ユカちゃん(鮎川龍二)役の高橋文哉、ライバル・高橋世田介役の板垣李光人、美術部の先輩・森まる役の桜田ひよりが、キャンバスに熱い視線を向けるメイキング写真。美術の世界に夢中になっていく八虎を演じるにあたり、眞栄田さんはクランクインの約半年前から、ロケ地の一つになった新宿美術学院で絵の練習をスタートさせ、高橋さん、板垣さん、桜田さんは約3か月前から練習に励んだという。また本作は、本物の熱気や迫力を込めるために、絵を描く手元やシーンに吹き替えを一切使用しないことにこだわったそう。練習開始日に実際に絵を描いてみることになった眞栄田さんは、6時間もの間一度も席を立たず、水も飲まず、驚くほどの集中力で絵に打ち込んだ。講師も「この調子で頑張れば、本当に藝大に受かるんじゃないか」と称え、美術アドバイザーも高橋さん、板垣さん、桜田さんが描いた絵画を見てセンスを絶賛。高橋さんが描いた水彩には「丁寧な観察でしっかり形が見える」、板垣さんの絵画には「世田介のような、真摯な観察眼を感じられる」とコメント。桜田さんのことは「練習を重ねるうちに自分の中のリズム感をつかみ、それを形にしていくという絵心がある」と分析。最終的には、講師陣が「違和感がない」と太鼓判を押すまでのレベルに到達した。クランクインの1週間前には、各自が役の扮装をして絵の合同練習をする機会が設けられ、眞栄田さんは「(板垣君は)本当に天才のような雰囲気があって、八虎はこういう気持ちなんだろうなと合同練習から凄く掴めたような気がします」と話し、高橋さんについて「物の捉え方が独特で面白いなと。やっぱり日本画という別の科だったので、そういうのも面白いなと思いました」と語った。原作に登場する絵をベースにしたたくさんの絵画たちも見どころの一つ。基本的には、原作に出てくる絵の作家と同じ人が描き、八虎が描く絵に関しては、段階を踏んで徐々に上達していく過程が垣間見えるような絵を数ブロックに分けて用意。最終的に揃った絵は401枚となり、74人ものアーティストが協力し、本作に欠かせない要素を構築した。さらに、眞栄田さん自身が描いた、大きく羽ばたく鳥の絵の写真も公開。“勝利”がテーマになっており、眞栄田さんは「勝利=自由」と考え、「とにかく自由に描いた」という。そんな絵は、実際に劇中で使用されている。『ブルーピリオド』は8月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ブルーピリオド 2024年8月9日より全国にて公開©山口つばさ/講談社 ©2024映画「ブルーピリオド」製作委員会
2024年06月14日練習の直前に「行きたくない」と言い出す息子。最近では試合前や試合中にお腹が痛くなることも......。元々運動能力向上のために親がサッカーをさせたので、本人の決断を待とうと思うけど、毎回直前に言われると憂鬱。「今日は休もう」と言ってあげるのが良いか、「頑張ろう」と励ますのが良いか。親としても疲れてしまった、というお悩みをいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとに、3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<試合があることさえ知らされない息子が情けない。移籍したほうがいいかな問題<サッカーママからの相談>親としての対応について悩んでいます。サッカーを2年生の冬から始めて約2年半になります。もともと運動がそんなに得意ではなく、サッカーを始めたのは親からの働きかけによるもので、少しでも運動能力が向上したらいいな、仲間を作って継続的に運動してくれたらいいなと思ってのことでした。その後チームメンバーの入れ替わりなど多々ありましたが、メンバーにも恵まれ楽しく通っていたのですが、ここ2か月ほど前から直前になると行きたくないと言うようになりました。親としては続けてほしい気持ちもあり初めのうちは半ば強引に行かせていたのですが、試合前や試合中にお腹が痛くなることがでてきました。精神的なものが身体にも出てきて、週末が家族みんな楽しくなくなるのであれば意味がないと思い、本人にもサッカー辞める?と聞くのですが、辞める決断はできないようで辞めるとはなかなか言いません。練習も試合も行ってしまえばある程度楽しくはやっているようです。ただ、他のメンバーのようにもっとやりたいという気持ちはなく、気持ちも技術もついていけなくなっているとも感じています。本人が決断できるまで待つつもりでいるのですが、毎回直前に行きたくないと言われるので、その度に憂鬱になりますし、欠席連絡をするのも気まずいです。本人も行きたくないと言っていることはあまり知られたくないという葛藤もあります。この先、行きたくないと言った場合、じゃあ今日は休もうとすぐに言ってあげるべきなのか、それとも頑張ろう!と説得するべきなのかどうするのがいいのでしょうか?できれば続けて欲しいと思っている気持ちと、もう対応に疲れたからサッカー自体やめてほしいという気持ちの狭間で揺れています。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。息子さんをよく見ておられるなと感心しました。本人が決断できるまで待つつもりではいる、と書かれています。お母さんとしては息子さんの気持ちに寄り添おうと努力していらっしゃいます。けれども練習のたびに行きたくないと言われれば、やはり憂鬱になりますね。葛藤し続けた末にご連絡くださったようです。■子どもが「行きたくない」と言ったときに無理強いはしないで息子さんの姿は、私には不登校の子どもたちと重なって見えます。本当は学校に行きたい。友達と一緒に学んだり、遊んだりしたい。それなのに、朝になると布団から出られなくなる。そのように不登校になっている小中学生は、2022年度で29万9048人と過去最多になりました。前年度から2割強と10年連続で増え続けています。特に著しいのは小学生の不登校で、10年前の約5倍(中学生は約2倍)です。息子さんもサッカーに行きたいけれど、何らかの理由で行けないのです。ご存じかと思いますが、子どもが「学校に行きたくない」と行き渋りを見せたとき、私たち親は「頑張って行きなさい」などと無理強いしてはいけません。このような「登校刺激」をしないほうがいいことは、小中学校の教員の間では共通認識されています。私は不登校についても多く取材してきましたが、無理に学校へ行かせようとするなど親のマルトリートメント(避けるべき子育て)によってこころを病んだ子どもたちをたくさん見てきました。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■「頑張って行きなさい」と言ってはいけない理由「頑張って行きなさい」と言ってはいけない理由を考えてみましょう。そもそも学校に行きたくないと感じた時点で、子どもたちはすでに疎外感や敗北感を抱いています。みんな平気で通っているのに、自分はおかしいのかな、ダメなやつなのかなと自己肯定感が落ちています。そして何より、お母さんやお父さんを悲しませる、がっかりさせると思っています。したがって子どもが親に「学校に行きたくない」と告げるのは、非常に勇気がいります。もちろんサッと自分の気持ちを言える子もいますが、多くの場合は我慢に我慢を重ねています。必死で頑張り抜いた末に告白しているのです。■子どもは親の「運動能力向上」「仲間づくり」の願望を知っているここからは、不登校をサッカーの行き渋りに置き換えてお話ししますね。息子さんはお母さんが「少しでも運動能力が向上してくれたら。仲間を作って運動してくれたらいいな」と願っていることをきっと知っていることでしょう。だから今まで頑張ってきた。でも、だんだん頑張れなくなってきた。そこで勇気を出して自分の気持ちを明かしたのです。それなのにお母さんから「そんなこと言わないで頑張れ」と言われたら、息子さんはどう感じるでしょうか。もしかしたら「お母さんは僕の気持ちを全然わかろうとしてくれない」と落ち込んでしまうかもしれません。■アドバイス①理由を子ども自身が言語化できないから「なぜ?」と聞かないことでは、どうすればいのか。三つほどアドバイスさせてください。すでに「頑張って行きなさい」と言ってはいけないことはご理解いただけたかと思います。ここでもうひとつ言ってはいけないのが「なぜ行きたくないのか?」と理由を尋ねてしまうことです。10歳といえば小学3年生か4年生ですね。まだ自分の気持ちをうまく言語化できない学齢です。加えて、何かをしたくない、行きたくないといった行動の背景には複数の原因があります。つまり、理由は複合的なのです。「お母さん、僕にもいろいろあるんだよ。上手く言えないけど、とにかく行きたくないんだよ」そう叫びたいのだと私は考えます。「理由はどうでもいいよ。行きたくないなら行かなくていい」そう言ってあげましょう。サッカーも学校も、親は「子どもが楽しめているか」を軸に考えてあげましょう。■アドバイス②何かのきっかけでサッカーとの縁がつながることも決断を急かさないこと2つめは「いつ辞めるの?それとも辞めないの?」と決定を急かさないこと。大人はつい急ぎたくなります。しかし、子どもの気持ちの流れと大人のそれは全く違うものです。そこを理解して、最後まで自分で決めさせましょう。サッカーの始まりは親主導だったと書かれています。であればなおのこと、どうするかは本人に任せてください。行きたくないなあと思っていても、何かのタイミングで行ってみたら楽しかった。もう一度行ってみたら、今までできなかったことができた。そんなふうにしてサッカーとの縁がつながることもあります。お母さんも「続けて欲しいと思っている気持ちと、もう対応に疲れたからサッカー自体やめてほしいという気持ちの狭間でも揺れています」と書かれています。お母さんと息子さんの振り子は恐らく同じでしょう。息子さんも「続けたいけど、疲れたからやめたい。やめたいけどやめるのも恥ずかしい」そんな感情があるのかもしれません。■アドバイス③親自身が孤独にならないよう、周囲に話を聞いてもらおう(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)最後の3つめ。家庭ではサッカーの話はせずにリラックスさせてあげること。ただ「サッカーのこと、何か話したくなったらいつでも言ってきてね。お母さんもお話聞きたいから」と言ってあげてください。そこで、心配だからとか、お母さんも当番とかあるからなどと大人の都合を出さないほうがいいでしょう。そして何よりもお母さん自身が孤独にならないよう、お父さんがいればお父さんに気持ちを話しましょう。2人の子どもですからどんなことでも背負う重さを共有してください。もしシングルであるならばママ友や話ができる人に聴いてもらってください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキルビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。
2024年05月08日汗臭いのに…「周囲から羨ましがられるような彼女と付き合っていたときのこと。いつもサッカーの練習着を選択してくれる彼女に感謝していました。この日も彼女に練習着を渡して、トイレから戻ってくると…。練習着の匂いを嗅いでいてびっくりしました。」(25歳男性)彼女から見せられた意外な一面が、男性の心を離れさせてしまうことがあるようです。恋の火を消してしまうかもしれない、そんな彼女の行動を探ってみましょう。後輩に冷たい対応をするときたまには仕事の電話をデート中に受けることもあるでしょう。だけど、その際後輩に対して辛辣な言葉を浴びせているのを耳にすると、彼も心が痛むかもしれません。「期限を守れない理由は?」や「以前も同じ話をしたよね?」など、相手を追い詰める言葉遣いは控えるといいでしょう。オシャレを怠るようになったら交際当初は、彼女もいつもきちんとメイクをして、オシャレを心掛けていたはず。ですが、関係が落ち着き始めると、やや手を抜きがちに。そんな変化を見せられた彼は、彼女のだらしなさに不安を覚えることも。彼に対する否定が目立つ時交際が長続きするにつれて、気軽に彼を否定するような言動が増えがちです。例を挙げると、彼が遅く帰った日に「もしかして浮気?」と疑うようなことや、意見が合わない時に「あなたが間違っている」と断言することも。次第に否定されることが多くなると、彼の熱も冷たくなるかもしれません。気分屋の一面彼女の気まぐれな性格や短気な態度は、彼の気持ちを沈ませる可能性があります。物事に対する取り組みが中途半端に終わることが多いと、恋愛だけでなく将来に対しても不安を抱いてしまうかもしれません。その一方で、彼への一途な愛情をしっかりと伝えることができれば、彼も安堵感を持ちやすいでしょう。終わりに周囲の意見に左右されやすい彼女の行動に、彼はがっかりしてしまうことがあります。自分なりのやり方でストレスを解消し、落ち着いて過ごすことが、関係を長く持続させる秘訣かもしれません。(愛カツ編集部)
2024年04月19日長年経過観察していた奥歯がとうとうヤバくなってしまいまして。(なんの話や)次の予約で抜歯するんですが、抜歯決定から恐怖心のあまり過食に走ってしまい、卒園式直前だというのに激太り。着る予定だった服の変更を余儀なくされてしまった、歯科治療恐怖症の、どうも私です。もうじき卒園式を迎える末っ子くん。少し前から自宅でもお歌の練習をしているのですが…久しぶりに聞いたその歌は、8年前、長男の卒園式の時にも歌われていた歌で!とっても懐かしくて聞き入っていたら…長男・長女・次男は同じ保育園だったのですが、卒園式の日には毎回同じ歌を歌っていたんです。3人とも年が近いこともあり(特に長女・次男は年子)、ほぼ毎年のように聞いていたその歌。末っ子の歌を聞き入っているうちに、3人の当時の様子が鮮明に蘇ってきて…もはやイントロの部分のみでも自分の意志とは関係なく涙腺が大破(笑)(長女も私と全く同じタイプで、この曲を聞くたびに自動で涙が出てきます 笑)歌だけでこうなのだから、本番はどうなってしまうのか…。化粧が落ちる前提で、いっそすっぴんで行った方がいいのか…!? と、わりと本気で考えてしまうほどに当日が心配な涙腺ゆるゆる母なのでした(笑)
2024年03月20日現在配信中のNetflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」のメインキャストのひとり、蒔田彩珠が自身のInstagramにて、アクション練習時の映像を公開した。賀来賢人が主演を務める本作は、この現代日本に忍びが身を潜めているとしたら…という、骨太なサスペンスドラマとスピーディーかつリアルな忍者アクションが融合した異色の忍びエンターテインメント。類い稀なる才能を持つ優秀な忍びでありながら、その優しさが仇となり、大きなトラウマを抱える俵家の次男・晴を賀来さんが演じているが、蒔田さんは、その俵家のひとりで、長女・凪を演じている。蒔田さんは、『万引き家族』『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』『朝が来る』「妻、小学生になる。」などに出演するいま注目の俳優。本作でアクション初挑戦となった蒔田さん。練習の映像が公開されると、「すごいです」、「かっちょいいぃぃぃぃ!」、「すげえ」、「キレッキレ」、「アクション作品もっと出て欲しい」などと驚きのコメントが多数寄せられた。2月15日の配信開始から1週間、「今日のシリーズTOP10」において、日本、インド、香港、タイなどを含む世界16の国と地域で1位を獲得した本作。フランス、ドイツ、イタリア、韓国などを含む世界46の国と地域ではTOP3に入っている。また、Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)においても初登場2位(※集計期間:2/15-2/18まで4日間)を獲得した。Netflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」は配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年02月27日これまでチームには所属せず、一人で足技練習をしてきた子。この春チームに入団が決定。足元の技術はまるでフリースタイルの方のように上手だけど、チームプレーは初めて。そういった子に、最初は何から教えたらいい?とのご相談をいただきました今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、チームプレーが初めての子に指導する際に大事なことをお伝えします。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見られるCOACH UNITED ACADEMY>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<大会の格や規模について苦情を言ってくる親たちに、練習試合でも成長できることを伝える方法を教えて<お父さんコーチからの質問>保護者コーチとしてU-11の指導に携わっています。ボール扱いがめちゃめちゃ上手い子が、3月から加入予定です。近所の子なのですが、毎日朝練してて親もそれを動画にとってSNSに上げる熱の入れようです。相談したいのは、ボールコントロールはフリースタイラーのように抜群に上手いけど、サッカーをしたことがない子に、どうやってサッカーを教えればいいのかという事です。なまじ足元の技術があるため(※おそらくボール扱いだけなら同学年で一番うまい)プライドが高そうで、どんなアプローチでサッカーを学ばせたら良いかな、ひそかに悩んでいます。親御さんも、サッカーの才能があっていきなりエース級になれると思っているようですし......。ずっと一人(動画撮ってる親と二人、が正確ですが)でやってきたので、チームとしての動き方やポジショニング、周りとのコンビネーション、チームメイトのタイミングに合わせるところがカギかなと考えています。最初が肝心かなと思っているのですが、池上さんならどんなアプローチをされますか?<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。11歳以下のチームなので小学5年生。お書きになった「サッカーをしたことがない」というのがどの程度やったことがないのかは測りかねますが、サッカーのミニゲームくらいは経験はあるけれどチームに所属したことがないという程度かもしれません。だとしても、ここでは集団でプレーするのは初めてという前提で考えてみましょう。■最初は「マインドセット」からまずは、マインドセットを整えます。コーチの方からそのお子さんに、口頭でサッカーの成り立ちを教えてあげてください。「サッカーはチームプレーであること」「チーム全員で攻めて守るということをベースに、みんなが楽しめるようにそれぞれが動く」コーチの考えを伝え、このチームとしてそこを目指すというビジョンを伝えます。とはいえ、チームプレーをしたことがなく、しかもドリブルなど足元の技術があるのであれば、ひとりでガンガン行ってしまう、という現象は起きるかもしれません。そんなときはこう問いかけてください。「君が持っているその技術は、どんなときに使う?」チームプレーをするために、どう技術を使うのか。そこを要求しましょう。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■世界に賞賛されたバルサのサッカーは「チームで」サッカーをしている先日、あるところに呼ばれた講演会で、中学生の選手とその保護者に向けて話をしました。中学生になったら親と話さなくなるそうです。そんなとき親はどうサポートをすればいいの?子どもたちのモチベーションを上げるためにどうしたらいい?そんなお話でした。まず子どもたちにはバルセロナの10年以上前の映像をYouTubeで見せました。メッシ、シャビ、イニエスタがダイレクトでぽんぽんとパスを回して、相手を翻弄していました。私が「どう?楽しいサッカーだよね?」と言うと、中学生たちは全員うなずきます。「みんなとボールをつなげてサッカーをやると、楽しいね。そんなことができるためにどうしたらいいかな?」そこからこんな話をしました。「勝ち負けにこだわると、うまくない仲間を責めたりするね。自分だけでいっちゃおうとするよね。でも、バルサみたいなサッカーには、そんな部分はないよね。バルサみたいなサッカーがしたいと思うなら、チームでサッカーをすることを意識してほしいです」■チームメイトとの連動がどうして大事なのか、戦術面から理解させる次に、チームプレーを戦術面から理解してもらいます。中学生に「バルサのサッカーはどうしてつながるか、わかる?」と問いかけます。それは、サッカーのアタックの基本を全員が理解しているからです。「選手がサッカーをわかってるから、パスがつながるよね。彼らはどうしてる?」すると、「周りを見てる」「いつも動いている」といった声が上がりました。確かにその通りです。パスを出すほうも、受けるほうも、視野を確保しながら出しやすいところへ、受けやすいところへと動いてタイミングを合わせる必要があります。出すほうは、相手がボールを奪い取りに来たときがひとつのチャンスです。例えば「相手を食いつかせる」という言い方をします。相手が自分のふところ近くに飛び込んできたらチャンス。そこですれ違うことができれば、数的優位が生まれるからです。「それが数的優位を使うセオリーだよ」そこから中学生たちに、技術が高ければ相手を飛び込ませることができること、相手が飛び込んできたらそこでまたドリブルで抜いて行くのではなく、その瞬間に味方を使う。パスをして、またリターンしてもらうワンツーを使えば、さらにフリーになれる。チャンスがより広がることを知ってもらいます。上述したことを、その子に話したら、親御さんも納得するかと思います。伝わっていないようだったら親御さんにもチームの方針や指導のやり方を解説してもよいでしょう。■ひとりで練習してきた子だから、「ボールのもらい方」を丁寧に教えよう(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)最後は練習についてです。ボールのもらい方を丁寧に教えましょう。3対1や4対1の鳥かごでよく練習をしていますが、自分の最初の立ち位置にずっといる姿が目立ちます。コーチが「動きながらやって」と声をかけてポジション修正をしながらやっているチームが少ないようです。私は最近は、3対1はやらず、3対2を重点的にやります。3対1は動かなくてもできますが、3対2はそれぞれが動かなければチャンスが生まれません。ひとりで練習している子は、そこが理解できないかもしれません。冒頭で説明しましたが、サッカーはチームスポーツなので、ひとりずば抜けた選手がいても、チームで噛み合わなければチームの力にはなりません。オシムさんは、メッシがもっと若かった時代の試合を見て「メッシもまだまだだなあ」とおっしゃっていました。メッシのような天才も、点を取れなかった時期がありました。ひとりでドリブルをするだけでは相手を崩せないのです。その後、周囲を使えるようになって、再びゴールを量産するようになりました。それとともに、バルサも常勝軍団の地位を確固たるものにしたと記憶しています。ご相談者様のチームのみならず、日本の少年サッカーでは周りより少し上手い子がひとりでいってしまうケースがよくあります。その子たちにはぜひメッシの話をしてください。チームプレーを理解させましょう。フリーで抜くのは誰でもできます。上手い子たちには、2人もしくは3人から囲まれたとき、そこを抜け出したり、相手を出し抜く技術(味方を使うこと)12を要求しましょう。池上正さんの指導を動画で見られるCOACH UNITED ACADEMY>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2024年02月19日現在上映中の映画『ゴールデンカムイ』より、山崎賢人のアクション練習映像が公開された。山崎さんが演じているのは、日露戦争でめざましい武功をあげ、その闘いぶりから“不死身の杉元”と呼ばれる元軍人・杉元佐一。今作では元軍人の杉元を演じるに当たり、約10kg体重を増量。真冬の川に飛び込むシーンや深夜の氷点下の中、馬そりに引きずられるシーンをスタントなしで演じた。そんな彼の努力が垣間見えるアクションの練習映像が公開。空手や日本の武道に基づいた動きや、軍事練習にも励み、インタビューにて「模擬銃を買って、家でも銃を手に馴染ませるようにした」と語っていた通り、役作りに真摯に取り組んだ様子が映し出されている。また、馬そり上での二階堂役の柳俊太郎と激しいアクションを繰り広げるなど、練習ながらも手に汗握る映像となっている。なお本映像は、『キングダム』「今際の国のアリス」シリーズなどでもタッグを組んできたアクション監督・下村勇二自らが編集を担当している。2月13日までの公開25日間で観客動員数142万人、興行収入20.8億円を突破した本作。アクションが存分に堪能できる4DXは、明日16日(金)上映がスタートとなる。4DXでは、壮絶な二〇三高地をよりリアルに、猛き動物たちの強さをより近くに、大迫力のアクションシーンを最大級に体感することができる。『ゴールデンカムイ』は全国にて公開中。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年02月15日現在公開中の映画『ゴールデンカムイ』より、主人公・杉元佐一を演じる山﨑賢人のアクション練習映像が公開された。本作は、明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちが躍動するサバイバルバトルアクション。1月19日(金) に公開されると、2月13日(月) までの公開25日間で、観客動員数は142万人、興行収入は20.8億円を突破している。山﨑演じる杉元は、日露戦争でめざましい武功をあげ、その闘いぶりから“不死身の杉元”と呼ばれる元軍人というキャラクター。元々『キングダム』シリーズ、『今際の国のアリス』シリーズなどでアクションに定評のある山﨑だが、本作では元軍人の杉元を演じるにあたり、約10キロ体重を増量。さらには、真冬の川に飛び込むシーンや、深夜の氷点下の中、馬そりに引きずられるシーンをスタントなしの体当たりで演じ、本人も舞台挨拶で「やれることは全部やりました!」と言い切っている。そんな山﨑の努力が垣間見えるアクション練習映像では、空手や日本の武道に基づいた動き、軍事練習に励む姿が。また、馬そり上での二階堂役の栁俊太郎との激しいアクションシーンなど、練習ながらも手に汗握る内容となっている。映画『ゴールデンカムイ』アクション練習映像<作品情報>映画『ゴールデンカムイ』公開中映画『ゴールデンカムイ』ポスタービジュアル公式サイト:映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年02月15日韓国SBSが贈る初ガールズグループオーディション「UNIVERSE TICKET」から、第7話の予告映像がABEMAにて公開。第7話では日本人練習生8人を含む合計30人の中から、次のステージに進出する練習生が1次昇級式で発表される。また、“ブロンドガール”日本人練習生コトコの個人動画総再生回数が300万回を突破したことも分かった。本番組内では、韓国の国家番号である“82”という数字に意味を持たせ、K-POPアーティストデビューを夢見る82人の練習生が特別なミッションに挑戦。最終メンバーとして残った8人がデビューグループとなり、2年6か月間の期間限定で活動する。年内最後の放送となる12月27日(水)放送の第7話では、「LEVEL STATION(レベルステーション)」でのパフォーマンスバトルを終えた日本人練習生8人を含む合計30人の中から次のステージに進出できる練習生を発表する1次昇級式の模様を放送。39人で行われた「LEVEL STATION」では、日本人練習生のナコを含む合計9人が途中で脱落しており、現在以下の30人がデビュー候補として残っている。ナナ■練習生30人(韓国での50音順)ガビク・ギョリョンクォン・ウニョンキム・スミンキム・スビンキム・スジンナナ(日本人)ナルミ(日本人)ニジ(日本人)ミナリ(日本人)パン・ユナペ・イェラムペ・ハラムエリシアオ・ユナヨナユリ(日本人)イドタユイ(日本人)イ・ソヌイ・ウンチェイ・フランイム・ソウォンチャン・スアチョン・ジニョンジェイラ(日本人)ゼリーダンカジン・ヒョンジュコトコ(日本人)ホ・ソンビンファン・シウン「LEVEL STATION」で生き残った30人の練習生から、何人が次のステージに進出することができるのか?少女たちの運命が大きく変わる1次昇級式に期待が高まる。なお、「ABEMA」のK-POP公式Instagramでは、練習生たちの動画を続々と公開しており、日本人練習生コトコによる個人動画の総再生回数は12月26日現在で137万回を突破。公式YouTube、公式TikTokでも公開された個人動画の総再生回数は300万回を超えるなど、大きな反響を呼んでいる。放送回数を重ねるごとに注目を集めるコトコは無事に次のステージへ進出することができるのか、見届けてほしい。さらに、「ABEMA」では、第1話から4話までの見どころを15分にまとめた「15分でまる分かり!ユニチケ第1章」を独占無料配信中。「15分でまる分かり!ユニチケ第1章」は、初回放送から第4話までの見どころを15分に分かりやすくまとめたダイジェスト映像となっており、最初に行われた「1対1バトル」や、チーム戦で行われた「リベンジバトル」で披露された必見のパフォーマンスをはじめ、注目の日本人練習生も紹介されている。「UNIVERSE TICKET」は毎週水曜22時40分~ABEMA SPECIAL(字幕)、K-WORLD(通訳)にて放送中。※第1話から第4話は番組放送終了後も無料で視聴可能。(シネマカフェ編集部)
2023年12月27日毎年、10月31日に行われる秋の祭り、ハロウィン。どんな仮装をするかを考えたり、カボチャで『ジャック・オー・ランタン』を作ったりと、楽しみにしている人も多いでしょう。ただ、ハロウィンを楽しみにしているのは、人だけではないようで…。ハロウィンに向けて、ある練習をする犬いくじ(@zknc_)さんは、一緒に暮らす愛犬の写真を、X(Twitter)に投稿しました。写っているのは、ハロウィンのために何やら『練習』している、ペットの犬の姿。実際の写真をご覧ください。目を天井に向け、口を大きく開き、人を驚かせようとするその表情は怖い…というよりもかわいい!犬は、来たるハロウィンに向けて、お化けの仮装を練習していたのです!白い布団を頭からかぶり、体全体でお化けになりきっているようですね。写真には、「怖いほどかわいい」「愛おしいですね」などのコメントが寄せられていました。人々に恐怖ではなく、癒しを与えることとなった、いくじさんの愛犬。きっと当日は、このお化けの仮装で、いくじさんから、たくさんのおやつをもらうのでしょう…![文・構成/grape編集部]
2023年10月28日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します! マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:モナ・リザの戯言息子をスタメンにしたい親の暴走主人公の息子はバスケ部に入り、日々練習に打ち込んでいます。そして努力の甲斐があり、無事スタメンに選ばれました。しかし、選ばれなかったチームメイトの父親がそれをよく思わず…。「息子をスタメンにしろ」と監督に猛抗議し、周囲を困らせていたのです。さらに「あいつがスタメンに選ばれるのはおかしい!」と主人公の息子に文句を言う始末。ある日、練習試合の最後でシュートを外してしまった主人公の息子。その結果、試合は負けてしまいました。練習試合で失敗してしまった出典:モナ・リザの戯言主人公含め、周囲は「大会までに調整すればよい」と慰めたのですが…。家に帰ってからの息子は見るからに元気がなく、調子が悪くなってしまいます。問題さあ、ここで問題です。主人公の息子の調子が悪くなったのはなぜでしょう?ヒント「ある人物」の言動が原因でした。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「チームメイトの父親が裏で文句を言っていたから」でした。チームメイトの父親に「スタメンに入っておいて情けない」と言われた主人公の息子。心ない言葉に傷つき、試合後もずっと気にしてしまっていたのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年10月24日ママもキッズも精神的に負担がかかることもあるトイトレ。できるだけ楽しく練習できたらいいですよね。今回【トイトレ】がテーマの絵本を母であり、モデルで絵本ソムリエのアンヌさんが厳選してくれました。ひとりでうんちができるようになる過程を描くものや、クスッと笑えるキャラが登場するものなど、いずれも子どもの気持ちに寄り添ってくれるお話。トイトレに挑戦前、または最中の親子はぜひ一緒に読んでみてはいかが?トイトレがテーマの絵本 01“ひとりうんち”の過程を描く『ひとりでうんちできるかな』『ひとりでうんちできるかな』作:きむらゆういち (偕成社) 対象年齢:0歳くらいから「表紙を開くとネコのミケが『うーん、うーん』。何をしているのでしょう。ページをめくると、おや! おまるでうんち。お次は小トリのピイちゃん。それから……。オムツからおまるへ、そしてトイレへとステップアップしていく過程をシンプルに描いています。いないいないばあのような仕掛けは、赤ちゃんが喜ぶこと間違いなし。ひとり立ちをサポートする『あかちゃんのあそびえほん』シリーズの一冊で、ロングセラーです。ボードブックで破れにくいのも嬉しいですね」トイトレがテーマの絵本 02焦らずゆっくりトレーニングしよう『うんちがぽとん』『うんちがぽとん』絵・文 アロナ・フランケル訳:さくまゆみこ (アリス館) 対象年齢:2歳くらいから「イスラエルの作家による大人気のトイトレ絵本。まあくんは、オムツにうんちとおしっこをします。それをお母さんがきれいなオムツと交換してくれます。ある日のこと、おばあさんがまあくんに大きなプレゼントをくれました。帽子かな? ミルクつぼかな? よく見るとおまるでした。そこで、まあくんは座ってみることに。でもまだまだ上手くできません。子どもに無理強いすることなく、オムツ卒業に導く作品。おしゃれな絵と楽しい展開で和みます。『でたかな? まだまだ』という繰り返しは、親子で掛け合いの台詞にしても」トイトレがテーマの絵本 03おしゃれな絵も魅力的『おしっこ おしっこ どこでする?』『おしっこ おしっこ どこでする?』作:レスリー・パトリセリ訳:大浜千尋(パイ インターナショナル) 対象年齢:2歳くらいから「おしっこしたいときはどこでする? そんな問いに、小さな『僕』がお手本を見せてくれます。最初は尿意を感じて、どうしようか迷います。でも、もうオムツでするのは嫌。そこでおまるにトライ。しばらくすると……大成功! その気持ちよさがとてもよく伝わる、可愛いボードブック絵本。バイリンガルなので、英語でも親しめます」トイトレがテーマの絵本 04ユニークなキャラと一緒なら頑張れそう!『おトイレさん』『おトイレさん』作・絵:きたがわめぐみ(教育画劇) 対象年齢:2歳くらいから「お髭を生やしたちょっとシュールなおトイレさん。みんなに自分を使ってもらいたくて、森を歩いています。すると、リスが現れシャーッとおしっこ。嬉しくなったおトイレさんは親父ギャグを放ちます。次にヘビが来て、うんちをポトン。それから小さなキリンさんもやってきて、トイレに挑戦。ユニークなおトイレさんの姿にお子さんの緊張がほぐれそう。トイトレ成功も間近になりそうな楽しい絵本です」トイトレがテーマの絵本 05やさしい絵と文がグッド『できるよできる しっこっこ』『できるよできるしっこっこ』作:西内ミナミ絵:和歌山静子 (偕成社) 対象年齢:2歳くらいから「初めの一歩はトイレでおしっこ。できるようになれば、オムツも外れ、どんどん自信が湧いてきます。セミもイヌも、大きなゾウもみんなおしっこするよとページをめくっていくと……。小さなゆうちゃんは、ほかにどんなものがおしっこするのか想像してみます。そしておまるの待っているトイレへ。『しっこっこ』というリズミカルな音が楽しく、小さい子にふさわしいシンプルな絵本です」トイトレがテーマの絵本 06ファンタジックなお話が素敵『じぶんでおしりふけるかな』『じぶんでおしりふけるかな』作・絵:深見春夫監修:藤田紘一郎(岩崎書店) 対象年齢:3歳くらいから「トイトレの最終段階は、用を済ませたあとどうするか。大人の手助けなく、ひとりでおしりを拭けるようにさせたいですね。そんなタイミングにおすすめの一冊。ひろきくんはトイレに行ってうんちをしました。すると便器が海に変わり、金色の船に乗って漂流することに。自分で拭けると意地を張っていると、船はどんどん小さくなっていきます。そして鬼のいる島に。やさしい鬼が、トイレットペーパーの使い方を丁寧に教えてくれるのです。ファンタジーのようでいて、とても実用的な作品。巻末の保護者へのアドバイスも参考になりますよ」トイトレがテーマの絵本 07真夜中のひとりトイレを描く『まよなかのトイレ』『まよなかのトイレ』作:まるやま あやこ(福音館書店) 対象年齢:4歳くらいから「真夜中、ひろこはおしっこがしたくなって、お母さんを呼びます。でも赤ちゃんのお世話で忙しそうなので、ひとりでトイレに行ってみることに。薄暗い廊下を見て、一瞬怖くなってしまいますが、ぬいぐるみのみいこに支えられて歩き出します。すると次々に動物が現れ、ドキドキワクワク。楽しいひとときに塗り替えてくれました。子どもの『身近な大冒険』を、気持ちに寄り添うように描いた暖かみのある一冊。オムツも外れ、昼間のひとりでトイレにもすっかり慣れた大きい子に」トイトレがテーマの絵本 08すっと理解できるわかりやすいストーリー『トイレトイレ』『トイレトイレ』作:©西村敏雄(小学館)「森の木の下にトイレがあります。動物たちは上手に使えるでしょうか。最初にやって来たのはサル。するりとうんちができました。次にクマ。しーしーとおしっこをします。それからゾウやワニなどが現れ、みんなキチンと水も流せます。最後に来たのはウサギ。ちょっと苦戦しますが……。小さい子にとって、ちょっと緊張するトイレ体験。暖かみのある西村さんの絵でバックアップしてくれるような一冊です」PROFILEアンヌさんモデル・絵本ソムリエ・JPIC読書アドバイザー。1971年東京生まれ。14歳で渡仏、パリ第8大学映画科卒。 映画、エッセイ、旅、ワインなどのコラム等の執筆を手がける。出産を期に子供の発育と絵本の読み聞かせに関心を持ち、地域での読み聞かせボランティアとしても活動してきた。息子が6歳になるまでに読んで聞かせた本は793冊1202話。現在所持する絵本は約1000冊。
2023年09月28日事前に練習内容を共有しないのでアシスタントコーチの準備が無駄になったり、練習でしてないことを試合で求める年上コーチ。練習も単調で子どもたちの成長が見えづらい。いくつか改善したら子どもたちの楽しさも増幅すると思うのでお願いしたいが、年上コーチと上手く付き合い方が難しい......。と悩むスクール代表からのご相談をいただきました。ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、コーチ間のコミュニケーションについてアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<絶えず口ゲンカ、相手の気持ちを考えない、準備・片付けをしない子どもたちの意識改善をどうすればいいか教えて<お父さんコーチからの質問>こんにちは。私はサッカースクールを運営している者です。コーチスタッフは10代から50歳代の幅広い年齢層です。私はスクール運営・代表として、各年代(U-6からU-13以上)で自分のチームの選手に合う練習方針を考えております。しかしながら50代のコーチの指導方法(U-12以上担当)に疑問を持つ事が増えてきています。気になることがあれば対話をしていきましたが、あまり改善がみられません。やはり年下の私(40代)から指示されることが気持ちよくないのでしょうか?これまでにあったことです。・事前に練習内容を共有しないので、アシストコーチの準備が無駄になった・声かけが曖昧で「一生懸命やる」を紐解いて伝えてほしいが、具体的な説明をしない・練習でしてないことを試合で選手に要求するので、選手はコーチの指示でしか動けなくなる・練習が単調で工夫が見られないため、選手たちの成長が見えづらい今までたくさんの選手を見てきてくれたことに対する感謝や、送迎などたくさんやってきてくれているため、こちらもしっかりと言い出せない部分もあります。そして何より教わっている子どもたちは「楽しい」と発します。運営者としては、「もっとこうしたら子どもたちの楽しいは増幅するだろうし、成長速度も変わり卒業してからでも色々な所でサッカーを楽しめる」と思っているため、改善をお願いしたく悩んでいます。年上50代のコーチスタッフとの正しい付き合い方のアドバイスを頂けたらうれしく思います。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。選手と指導者との間に円滑なコミュニケーションが必要であるように、コーチ間の共通理解は重要です。その点からすると、ご相談者様のお悩みは、やはりコミュニケーションの問題だと感じます。■修正を求めるときは、こちらがどれだけ心を開くかがカギ相手にいわゆる修正を求めたり、新しいものを提案する場合は、こちらがどれだけ心を開くかがカギになります。例えば、50代のコーチスタッフを攻撃するような言い方ではなく「みんなでより良くなりたいから、こんな考え方はどうでしょう?」といった表現で話をしてはいかがでしょうか。逆に、「どうして変わらないのか?」「時代が違います」というような否定的な言い方では、コミュニケーションができません。基本的な構えとして、この50代のコーチが言うことを聞いてくれないという感情をもって話してしまうと、なかなか伝わらないでしょう。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■正論であっても言い方によってはすんなり納得してもらいづらいご相談文に書いてあるように、チームの子どもたちは楽しいと言っています。であれば「子どもたちは楽しいと言ってくれているのでいいチームだと思う。ただ、もっとよりよくするためにこうしませんか?」「ここを話し合いませんか?」「僕らももっと学び合いたい」と提案することをお勧めします。あるいは「子どもがうまくなる」「こんなふうにしたほうがもっと楽しくなるかもしれません」という言い方です。私自身、「子どもに対する言い方がやさしいですね」とよく言われます。それは、相手のことを正しくリスペクトしているからだと思います。さらにいえば、その姿勢は大人に対しても同じです。私はこう思いますけどいかがですか?という言い方をします。それ間違っていますよとか、そうじゃなくてこっちがいいですよみたいな言い方はしません。もしそれが正論だとしても、言い方によっては、すんなり納得してもらいづらいからです。■本人が言わないのなら、こちらから尋ねるなど歩み寄りをまた、ご相談文に「練習内容を共有しない」「一生懸命やれと言う言葉を紐解いてほしい」といったことが書かれていますが、まさにコミュニケーションの問題です。例えば、その50代のコーチが何も言わないのであれば、周りのコーチたちも何も準備しなければいいのです。あるいは準備が必要だと思えば、「何が必要ですか?」と尋ねればいいと思います。「準備が無駄になる」と書かれているということは、そのベテランコーチに何も聞かずに準備しているようです。他のコーチはアシスタントなのですから、核になるメインのコーチにいったん聞く必要があります。もしかしたらメインコーチは「何も聞いてくれない」と思い、アシスタントの方々は「何も言ってくれない」と考えているのかもしれません。ひと言「今日、どうしますか?」と聞けば住む話です。「一生懸命の意味」についても、尋ねればいいことです。子どもがさぼっているのか、やっているけれどいまひとつ夢中になっていないのか。例えば「考えながらやれ」の一言でも、「何を見て、伝えたのですか?」とやんわり尋ねてみてはどうでしょうか。こちらから歩み寄る必要があります。■コーチ同士のミーティングで提案するという手も「練習でしてないことを試合で選手に要求するので、選手はコーチの指示でしか動けなくなる」についても、そのことをかみ砕いて実例を挙げて話してみましょう。「こないだこんなことがありましたが、子どもたちが指示でしか動けなくなるかもしれないと少し思ったのですがどうでしょう?」コーチのミーティングやコーチ会議など、皆さん行っているはずです。その場で提案してもいいかと思います。「すべてを教え込むのではなく、子どもたちが自分で考えて学んでいくことに軸足を置いた指導ってどうでしょうかね?」■指導者間のコミュニケーションが取れている方が、子どもも楽しくサッカーができる(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)つまり、「すべてを教え込むのではなく、子どもたちが自分で考えて学んでいくことに軸足を置いた指導ができていない」とか「そこに転換すべきだ」といった主張ではなく、あくまで提案です。そのような視点で「練習が単調で工夫が見られないため、選手たちの成長が見えづらい」ことについても「もっと楽しくなる練習ってないですかね?」と提案してみましょう。コーチ同士のコミュニケーションがとれているほうが、子どもも気を遣わず楽しくサッカーができるはずです。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年07月14日平日はサッカー経験がない保護者が数人で見守りをしているチーム、高学年は自分たちで練習メニューをこなしたりするけど、低学年は遊んだりケンカしたりで練習せず時間が過ぎてしまう。親たちもどう声かけして良いかわからない。低学年もちゃんと練習してくれるようにするにはどうしたらいい?とのご相談をいただきました。今回も、ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、アドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<点取り屋がいなくなって決定力ガタ落ち、今いる選手で何とかして優勝する方法を教えて<お父さんコーチからの質問>はじめまして。小学校の1年生から6年生までが所属するチームの父母会長をしています。私自身は指導者という立場でないのですが、ご相談を送らせていただきました。私たちのチームは、子どもの頃に多少やっていた経験はあるけれど基本的にはサッカーの素人である父母が指導やコーチにあたり、週に月水金の練習と土日は練習若しくは大会出場しています。相談したいのは、低学年の練習のさせ方を教えてほしい、です。土日の練習や大会の指揮は、監督や前述した多少サッカーを知っている父母コーチが行いますが、平日3日間は当番のお母さんが2人いて練習を見守ります。練習時間は16:30~18:30の2時間、土日は8:30~11:30です。高学年は比較的自主性があり練習メニューをこなしますが、低学年はできません。遊びや喧嘩で時間が過ぎます。世間では低学年でもちゃんとできる子たちもいると思いますが、たまたまうちのチームにはそういう子が集まっているだけなのでしょうか。お母さんたちもどう声掛けしてよいか分からなくて困惑しています。何か良い方法はないでしょうか?<池上さんからのアドバイス>この相談文を読んだときに、まずは「こんなに練習しているんだ」と驚きました。小学1~2年生の子どもたちが週5回もやっています。これだけの回数で練習が組まれているのであれば、一回の練習をもっと余裕のある楽しいものにする視点で考えませんか。例えば、もっと試合ができるような環境にしてあげてください。練習の最初からどんどんゲームをしてもらいます。審判は必要ありません。子どもたちにジャッジさせてください。彼らができるだけ自由にサッカーを楽しめる環境を目指しましょう。■スポーツの練習=しっかり学びにつながることをしないといけないという事ではないスポーツの練習というと、大人たちはそこで何かを学ばないといけない、しっかりやらないといけないという脅迫強迫観念に似た感覚に陥りやすいようです。そうではなく、子どもたちが楽しく試合をやってる間に、ひと月、ふた月と経つうちにどんどん変わっていく姿が見られるはずです。どうしても何か手を加えたいということであれば、試合の人数を変える(3対3を4対4にするなど)、ゴールの数を二つではなく四つにするというように、試合のオーガナイズを変えてください。試合はもちろん全員が平等に同じ時間プレーします。そうすれば、見守り役のお母さんたちにとってもそんなに難しくないはずです。もし、見ていて誰かが楽しくなさそうだったら、子どもたちにひと言言ってあげてください。「サッカーはみんなでやるものだから。みんなが楽しくなるようにやろうよ」と。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■子どもたちが自分から練習について言ってきたらちゃんと聞いてあげるまた、もし子どもたちが自分たちから何か練習したいと言ってきたら「何がしたいの?」と聞いてあげてください。彼らがそのとき一番したいものをやってあげればいいかなと思います。シュートかもしれませんし、パスかもしれません。「じゃあ、どんなことをするの?」とまた聞いてあげればいい。お母さんたちが見守るとしたら、それで十分だと思います。実はこの環境設定だけをする、オーガナイズをすることで技術を習得できるという考え方は、ここ最近の新しいコーチングの流れです。放任とか放置ではなく、実は最先端であることをご相談者様は知っておいてほしいと思います。■学年を混ぜて練習すると、両方にとって成長になる加えて、平日練習3回のうち1回は、低学年から高学年まで全部が混ざってやる。そういう日も作れると良いでしょう。チームがどんなグランドでやっているのかはわかりませんが、そんなふうに高学年の子たちが低学年を教えることは両者にとってすごく勉強になります。低学年は高学年のお兄さんやお姉さんのようになりたいと思うし、高学年は相手のことを考えて丁寧にパスを出したり、コーチングすることを覚えます。これは同級生の横割りだけの練習よりも身につきやすいものです。■大人目線での短期的な上達具合に注目しすぎないことひとつ気をつけてほしいのは、大人の目で短期的に見て上手くなっているか、伸びているか?に注目しすぎないことです。サッカーが楽しくて仕方がない子どもにすることを目指してほしいのです。私がよく使うのは「その遊びをするなら、公園に行ってくださーい」というフレーズ。ここはサッカーを楽しむ場所ですよと子どもに伝えます。とはいえ、遊びや喧嘩で時間が過ぎてしまうこともあるでしょう。そんな時間が必要なときもあります。そういう姿を見ても、大人は怒らずに「じゃあ今日はやらなくてもいいよ。また次に来たときにちゃんとやればいいよ」と言ってもいい。例えば、そんなにもめるなら違うことしようっていう提案をしてあげてもいいでしょう。私も「じゃあ、ドッジボールでもするか」と違うことをやらせたりします。体を動かす遊びであれば鬼ごっこでもよいのです。そうやってドッジボールするときは「じゃあ、3回戦にしよう」とある程度の時間を決めます。それが終わったら、サッカーの試合にするね、みたいなことを言ってからドッジボールをやります。■試合ばかり続けたチームの1年後は......(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)最後に、実際にあった話をお伝えします。2000年代にJリーグクラブの元選手だったコーチが、Jクラブで小学6年生のひとつのクラスを1年間指導しました。練習で1年間ずっと試合ばかりしたそうです。保護者からは相当の量のブーイングが来たようですが、続けました。ところが1年後、そのコーチのクラスから一番多くジュニアユースに上がったのです。まさしく試合で使えるものを、試合で学んでいくことの証です。見守りのお母さんしかいない練習は、まさしく大人が消えている環境です。試合の人数や形をどんどん変える部分だけやっていただければいいと思います。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年06月17日元=LOVEの齊藤なぎさが29日、都内で行われた映画『交換ウソ日記』(7月7日公開)の完成披露試写会に出席し、撮影のために1日2時間のバスケ練習を行なったことを明かした。同作は櫻いいよ氏による同名青春小説の実写化作。高校2年生の希美(桜田ひより)は、ある日移動教室の机の中で「好きだ。」と書かれた手紙を見つける。送り主は、学校イチのモテ男子・瀬戸山(高橋文哉)。イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れたところから、ふたりのヒミツの交換日記が始まる。そんな中、実はその手紙や交換日記が親友宛てのものだったことが判明。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことが言い出せないまま、ついやり取りを続けてしまう。この日のイベントには齊藤のほか、主演を務めた高橋をはじめ、桜田、茅島みずき、曽田陵介、板垣瑞生、竹村謙太郎監督が参加した。撮影を振り返り、球技大会のシーンが印象的だったという齊藤は、「女子はバスケ、男性はサッカーをやっていたんですけど、本当に(自分の)運動神経が悪くて……」と自虐気味に切り出す。しかし、撮影のために猛練習を重ねたそうで、「1日2時間とかバスケの練習をして! バスケのシーンもすごくいいものになっていると思います」と自信をのぞかせた。アイドル時代にダンスを踊っていたこともあり、MCから「運動神経は悪くないのでは?」と聞かれると「悪いんですよね……!」ときっぱり。さらにキャスト陣に「(運動神経)悪いの感じませんでした?」と問いかけると、全員無言に。このリアクションに齊藤が「あれっ?」と困惑していると、桜田と高橋が「感じました……」と白状し、会場の笑いを誘った。しかし、桜田は齊藤の“吸収スピードの早さ”に驚いたそうで、「本読みの段階では本当に撮れるのかな? と不安になっていたんですけど、もうそんな不安を吹き飛ばすくらい上達スピードが早かったので、適応能力が高いんだなと思いました」と絶賛。これには齊藤も「嬉しいです!」と笑顔を見せていた。
2023年05月29日FC市川GUNNERSが2024年度レディースチーム練習会&セレクションを下記の通り実施致します。千葉県1部リーグ/2部リーグに2チームで所属しています。<練習体験会>・日程※複数回参加できます。7月8日(土)18:30~20:00 (説明会18:00~)7月15日(土)17:30~19:00 (説明会17:00~)7月22日(土)18:30~20:00 (説明会18:00~)・練習内容FC市川GUNNERSのプレーモデルに基づいたメソッドでのトレーニングメニューを体験していただきます。・参加費無料<セレクション>・一次セレクション※複数回参加できます。8月19日(土)18:00~20:008月27日(日)17:00~19:00・募集対象現小学6年生(新中学1年生)・セレクション内容フィジカル測定及び試合中心となります。・参加費1,000円(当日徴収させていただきます)・会場北市川フットボールフィールド(市川市柏井町4-294-5)・お申し込みFC市川GUNNERS レディースチーム練習体験会&セレクション※下記の画面が表示されて詳細に行けない方は、画像右上の×印(赤枠部分)を押してください。
2023年05月24日FC市川GUNNERSが2024年度U-15チーム練習会&セレクションを下記の通り実施します。今季U-13は千葉県1部リーグに所属しています。U-15も千葉県1部リーグに所属していおり、今季も3年連続でクラブユース選手権関東大会に出場します。<練習体験会>・日程※1人1回のみです。6月18日(日)19:00~21:00(説明会18:30~)6月25日(日)19:00~21:00 (説明会18:30~)7月2日(日)19:00~21:00 (説明会18:30~)7月8日(土)18:30~20:30 (説明会18:00~)※各回定員30名。1人1回だけご参加いただけます。・練習内容FC市川GUNNERSのプレーモデルに基づいたメソッドでのトレーニングメニューを体験していただきます。・参加費無料<セレクション>・一次セレクション※1人1回のみです。7月16日(日)19:00~21:007月17日(月・祝)19:00~21:007月23日(日)19:00~21:00・二次セレクション※一次セレクションに合格した方のみです。8月6日(日)19:00~21:008月13日(日)19:00~21:00・募集対象:現小学6年生(新中学1年生)・募集定員フィールドプレーヤー 22人GK 2~3人・参加費1,000円(当日徴収させていただきます)・会場北市川フットボールフィールド(市川市柏井町4-294-5)・お申し込みFC市川GUNNERS U-15チーム練習体験会&セレクション※下記の画面が表示されて詳細に行けない方は、画像右上の×印(赤枠部分)を押してください。
2023年05月24日現在3年生の息子。2年生から一人でスクールに行けず、親がいなくなると大泣きし一緒に練習を見学するようになった。練習参加できなくなって1年、本人も参加できない理由がわからないようだが、サッカーは好きで辞めたくはないという。こんな状態の息子に今後どう対応したらいい?と悩むお母さんからのご相談をいただきました。スポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見やご自身の体験をもとに、いまお母さんがどうすればいいか3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<上達しない、自主練習しない、試合中ぼーっとする息子をどうすればいいの問題<サッカーママからのご相談>3年生の子がおります。 1年からサッカースクールに週1通っていますが、 2年生に上がってから1人でスクールに行けず練習にも参加できなくなり、わたしといつも見学をしております。無理矢理連れて行くというより 自らユニフォームに着替えて参加はするのです。コーチには「私に任せて預けて欲しい」と言っていただくのですが、私が居なくなると嫌だと大泣きをし わたしもなかなかその場を離れられずにいます。そんな中でも泊まりの合宿は行く、とこの冬の合宿に参加をし、大会でもメダルをもらえとても喜んでいました。大会にもっと出たいとも話していました。(大会はイベントがあるときくらいで片手でおさまるくらいです)家でもずっとボールで練習をし、試合も大好きのようですが練習に参加できずもう1年が経ちます。本人も参加できない理由がわからないようです。辞めようかと伝えても辞めたくないようです。いまは、気分乗らないときは休んでいいよ、自分で決めなねというスタンスでいます。それでお休みしたこともあります。このような状態の息子に、今後どのように対応したらいいのか......。と考えてしまいます。どうかアドバイスいただけないでしょうか。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。お母さんの対応、素晴らしいです。お母さんが「辞めようか」と伝えても、息子さんは「辞めたくない」と言った。そこで「気分乗らないときは休んでいいよ」「自分で決めなね」と伝えています。お母さんは「どう対応したらいいか」と相談されていますが、今のままでいいのです。この姿勢をぜひ維持してください。そのことを念頭に置きつつ、以下三つほどアドバイスをするので参考にしてみてください。■母子分離ができていない状態なのかもしれないひとつめ。ご自分の子育てを一度振り返ってみましょう。短いご相談文の中だけでは判断できませんが、読んだ感じではお子さんは母子分離がまだできない状態なのかなと思います。母子分離は子どもが成長すれば解決します。ただ、親のほうも自分のこころと会話してみてください。例えば、「子どもに良かれ」と考えてあれこれ世話を焼く過干渉な親になっていないか。このタイプは「母親である私が世話を焼かないとうちの子はダメ」と思い込んでいます。つまり、心理学でいうところの「基本的信頼の欠如」になります。この「親が抱える不安」という名のストレスが子どもにストレートに伝わると、「一番自分を理解してくれているはずの親にさえ心配されるダメな僕」という「子不安」につながる可能性が高くなります。入学したばかり、もしくは転校したばかりの学校に行くときや、何か苦手なことに取り組もうとするとき。子どもが腹痛や頭痛を起こしたり、おう吐することがあります。幼稚園や保育園に入園してすぐの登園時に泣いてしまう。それらは分離不安障害と言われるもの。親不安→子不安のメカニズムによって起きると考えられています。親が自分の過干渉を認識できず、心理的に母子分離できない場合、中学や高校、大人になってから問題が生じることが少なくありません。ここは一度、お母さんが息子さんに対する気持ちを整理してみましょう。心配していないか。不安に思っていないか。否定的に見ていないか。そういったことを子どもの前で口に出さなくても、子どもには親の気持ちは伝わるものです。以前、少年サッカーのコーチが「よく転ぶ子ども」の話をしてくれました。ピンチになったり、難しい局面になると転ぶ。よく見ると、どうも自分からわざと転んでいるように見える。もっと観察していくと、その子の両親ともに非常に結果にこだわる方だったそうです。「サッカーはミスをするスポーツです。ミスは絶対に怒らないでください。不満そうなそぶりも見せないで欲しい」と言ってお願いしたら、子どもの転倒は減ったそうです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■合宿に行けたのは大きな進歩一緒に喜んで褒めることが子どもの信頼につながる二つめ。不安になるのはお母さんだけではありません。私も子育てしているときはいつも不安でした。何人子どもがいても親は初心者です。不安なのはみんな一緒です。そのなかで、目の前の子どもが少しずつ成長すると、親も信頼できるようになります。私が先ごろ企画構成した『高学歴親という病』(成田奈緒子著・講談社α新書)で、著者の成田先生も「子育ては、不安を信頼に変える旅」とおっしゃっています。学齢が進むにつれ、子どもは家庭の外でさまざまな刺激を受けながら、親から離れていきます。親もわが子の手を離すことができます。そのための儀式をサッカーでやっているのだと考えましょう。ユニフォームに着替えて参加はする。でも、お母さんから離れられない。そんななかで泊りの合宿に行ったのは大きな進歩です。メダルをもらえて喜んでいたのなら、ぜひお母さんも一緒に喜んであげて、合宿に行けたことを褒めてあげてください。それこそが信頼につながります。■他の子と同じようにできなくても子どもがサッカーを好きなら続けさせて(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)三つめ。息子さんを肯定してください。「家でもずっとボールで練習をし、試合も大好き」とあります。サッカーを好きだという気持ちは十分育っています。どうぞ、練習ができないのならやめようではなく、続けさせてください。しかも、良いコーチに恵まれているようです。「私に任せて預けて欲しい」と言ってくれるのであれば、一緒に見守ってもらいましょう。お母さんはひとりではありません。どんどん自分の悩みや困りごとは外に発信して、助けてもらってください。初心者マークの車が走っていると、周りのドライバーは親切にします。親切にしてもらったら、自分も困っている初心者ママに親切にしてあげてください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年05月17日リフティングなど技術が苦手なのに自主練を促しても「できない」と言う。上手くなりたいと言うのにアドバイスすると怒るし、褒めると調子に乗り練習しない。他の子はどんどん上手くなっているのに、自分の子は口だけで上達しないのでどうしたらいいかわからない。どうすればいい?というご相談をいただきました。スポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見やご自身の体験をもとに、いまお母さんがどうすればいいか3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<他の子と差をつけられている息子、試合に出るとがっかりされるしツライ。我が子を心から応援できません問題<サッカーママからのご相談>初めまして。息子は小3年生でサッカーを始めて1年半になります。近所の子どもたちが集まっているサッカーチームなので、友達と一緒にできると言って通っています。リフティングなどの技術が苦手で、自主練をしようと言っても「できない」と言ってすぐに辞めてしまいます。試合や試合形式の練習では積極的にボールを行かずに来たボールだけ蹴るという感じなので、やる気がないと思われており、すぐにコートから出されてしまいます。本人に聞いても「やってるもん」しか言いません。親もサッカー経験がなく、仕事で時間がないため具体的なアドバイスができず。本人がもっと上手くなりたいというので別のサッカースクールにも通わせているのですが、そこでもすぐに友達と話したり、ドリブルでも最後までやらずに諦めてコースから外れてしまったりしています。親がサッカー経験のある方のお子さんはどんどん上手くなっているのに、うちの子は上達せず、本人も口だけでやらないので、どうしていいのかわかりません。ボールが怖いとか、うまい子ばかりで卑屈になっているのであれば辞めればいいとも言っているのですが、上手くなりたいとは言いますが、それに向けて練習をしようとはしないのでイライラしてしまいます。親がアドバイスを言わないほうがいい、褒めたほうがいいといいますが、アドバイスすると怒る、褒めると調子にのり、練習しないという感じになるので、どうしていいかわかりません。誰よりも上手になってほしい訳ではないのですが、試合中ぼーっとするのだけはやめてほしいのですが、どうすればいいでしょうか?<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。息子さんが自主練をしない、積極的にボールにかかわらない、スクールで友達とおしゃべりをする、ドリブル練習を最後までやらず諦めてしまう......目の前のわが子の立ち振る舞いにイライラしてしまう気持ち、とてもよくわかります。私の息子も、他の選手が一生懸命走っているのに走れない子でした。下を向いたまま歩く姿を一緒にビデオで観ながら「なんで地面見てるの?ボール見なきゃダメじゃん」と怒っていました。でも、そうやって怒ったことをあとで後悔し、私は自分を変えました。なぜならば、親がガミガミ言ったとて子どもが変わることはあり得ないことを、脳科学や心理学を学んで理解したからです。■「そんなことじゃ○○だよ」と発奮させる危機感をあおって頑張らせるやり方では、努力が長続きしない脳科学の先生に「一発学習」と「強化学習」の違いを教えてもらいました。別名「恐怖学習」と呼ばれる一発学習は、子どもがうまくいかないとき「そんなことでは万年補欠だよ」とか「次の試合に出て活躍しないとクラブはやめさせるよ」などと脅したり、恐怖をもって追い詰めることで子どもを発奮させて学習を頑張らせるやり方です。それをすると、一発で子どもが頑張って走ったり、勉強であれば一瞬成績がアップします。ところが、恐怖という刺激を与え続けなければ子どもは発奮しないので、長続きしません。しかも、与える恐怖はどんどん強度を上げなくてはいけません。子どものほうが怒られ慣れてしまうからです。一方の「強化学習」は、子どもが自分から取り組める環境を大人側が設定します。ミスを責めない。ほんの少しの進歩を褒めて認めることで、子どもが心地よく過ごせるよう努める。何かに対しなかなか取り組まなくても、自分でやり始めるまで待ってあげる。そのような大人の姿勢があってこそ、子どもは自分で主体的に動き、さまざまな学びを獲得するわけです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■親御さん自身の「気づき」がなければ、お子さんを変えることもできないそのような話をしても、お母さんには通じないかもしれないと私は考えています。恐らく「そんなきれいごとを言われても......」と困っているのではないでしょうか。私から「これが正しい子育てだからこうしなさい」と言われても、頭でわかっていてもできないよ~となっていませんか?お母さん自身が「今のやり方じゃダメだ。このままじゃ息子をつぶしてしまう。やり方を変えよう!」と自ら考えなくては、強化学習をほどこす親にはなれません。この感情は、実は息子さんも同じです。自主練も、練習を一所懸命にやることも、息子さんが「これをできるようになりたいから自主練しよう!」とか「このメニュー、面白いから、下手だけどやってみよう」となることが重要です。■アドバイス①いま目を向けるのは子どもではなくあなた自身「頑張れない子」を育てているのは誰?以下、三つほどアドバイスさせてください。ひとつめ。息子さんに対してではなく、自分に矢印を向けましょう。お母さんの相談を読むと、息子さんへの苦情がずっと続きます。「うちの子は上達せず、本人も口だけでやらない」「上手くなりたいとは言いますが、それに向けて練習をしようとはしない」「試合中ぼーっとするのだけはやめてほしい」お母さんは息子さんを「ダメな子」と感じているように映ります。15年ほど前になりますが、都内のサッカースクールで指導していた30代のコーチが私にこう言いました。「少年サッカーの現場では、指導者が子どもをめちゃくちゃ叱りつけています。馬鹿とか帰れとかめちゃくちゃですよ。試合になると、今度は親までが子どもに『なんで頑張らないの!?』と怒っています。でも、そういう子どもを育てているのは誰なんですか?って僕は思う。天に唾(つば)してるわけですよね?」とても言いづらいことですが、お母さんも同じかもしれません。天に吐いた唾は自分にかかってきます。まずは「どうしたら自分は良い親になれるのか」を学びましょう。例えばこの連載は今回で157回になります。良かったらアーカイブを読み返してみてください。お母さんと似た相談をしている人は少なくないので、必ずやためになるヒントが落ちているはずです。逐一息子さんができないこと、ダメなことに対して矢印を向けるのではなく「自分は親としてどうあるべきか」を考えてください。自分がどうあれば、目の前の子どもは伸びるのか?そこを考えましょう。■アドバイス②自己肯定感が身につけば自分からやり始める子どもを信じてひたすらまとう二つめ。具体的には、息子さんと距離をとることを勧めます。私の場合も「親は何もしない」でした。口出ししない。わが子を信頼して、本人がやり始めるまでひたすら待つ。こちらが信頼し始めると、親のこころの変化に敏感な子どもはそのことに気づきます。言語化はできないけれど、何となくママは自分を信じてくれている、と感じ始める。そのことが息子さんの自己肯定感につながります。自分を肯定して自信をつけた子どもは自走します。逆に、親から信頼されない子どもは、なかなか自分から取り組めないのです。■アドバイス③大人が変われば、子どもは変わる子どもを信頼すること(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)三つめ。私はダメな親なんだと落ち込む必要はありません。子育ては誰もが初心者です。仕事など、どんなことも経験を積みトライ&エラーを重ねてスキルを伸ばして一人前になりますよね。ところが、子育てはずっと初心者マークをつけたままです。第一子でも、第二子でも同じです。初心者マークははがれません。なぜならば、相手が違います。私たちは10人産んでも初心者です。だから、子育ては大変。ただ、だからこそ面白いのです。ただ、目の前の個体(子ども)は違っても、普遍的な子育ての軸は存在します。例えば、上述した「信頼する」ということ。そういったスキルを磨いてください。まずは何かを強制したり、指示命令するのをやめましょう。ボーっとしているのを見るのが嫌なら見なければいいのです。親御さんたちは「嫌なこともやらなきゃいけないこともある」と言って、子どもに強制しがちです。そうなると、大人は自分のやり方が間違っているのに「怒られ慣れちゃって、本当にダメなやつだ」と子どもを責めますね。いつまでたっても矢印は子どもに向いたまま。大人は変わることができません。30年間、育成や子育ての現場を見てきた私は断言できます。親が変われば、子どもは変わります。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年05月10日もし、大切な家族やパートナーが病気やケガで動けなくなった際や、災害に巻き込まれて動けない人を目にした時、あなたは1人で対処できますか。子供ならまだしも、身体が大きい大人は、簡単に担ぐことができないでしょう。しかし、担ぐコツさえ知っておけば、緊急時にその場から助け出すことができるかもしれません。『いざ』という時に知っておきたいライフハックを投稿したのは、警視庁警備部災害対策課のTwitterアカウント。同アカウントは、動けない人を1人で背負う時の手順を、画像付きで分かりやすく解説していました。傷病人を周りの補助なしで背負う場合は、腕を持って足を絡めて転がるだけで、自分の背に背負うことができるのだといいます。「動けない人の背負い方」についてご紹介します。動けない人を背負うとき、誰かの補助がないと背負うことは難しいと思います。しかし、傷病人の腕を持ち、足を絡め転がるだけで、自分の背に傷病人を乗せることができます。立ち上がるのに少し踏ん張りますが、1人しかいない緊急時にお試しください。 pic.twitter.com/KxSjP6Bf5M — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) April 23, 2023 ①自分に近い傷病人の腕を上げる②反対側の腕を持ちながら身体を添わせる③傷病人の両足の間に片足を入れ、転がるようにうつ伏せになる④傷病人をしっかり背に乗せる⑤ゆっくり膝立ちになる⑥前のめりにならないように立ち上がる⑦バランスを取りなおし安定させる@MPD_bousaiーより引用立ち上がる時に少し踏ん張る必要がありますが、誰の助けもない状況で人を担ぎたい時に、頭にインプットしておきたいライフハックです。同ツイートには、「高齢の家族がいるので助かる」「家で練習します」「足腰を鍛えておかなきゃ」などのコメントが寄せられました。しかし、傷病人の状態によっては、無理に動かすと危険な場合も。119番に指示をあおぐなど、傷病人の状態をしっかりと見極め、活用するのがよいでしょう。自分がどのくらいの体重の人を担げるのか、家族同士で確認し合ってもよさそうですね![文・構成/grape編集部]
2023年04月24日グローバルボーイズオーディション番組「BOYS PLANET」最終回に向け、ファイナル進出が決まった練習生たちを紹介。日本人唯一のデビュー圏内・元YG練習生の佳汰はデビューの夢を叶えられるのか?快進撃を見せる“憑依型アイドル”ユン・ジョンウ、新たな挑戦に期待が集まるイ・フェテクら、練習生たちのパフォーマンスをふり返った。4月20日(木)、デビューメンバー9名が決定する最終回を迎えるにあたり、SNSを中心に連日練習生の名前がトレンド入りし、“推しへの投票の呼びかけ”を促す応援コメントが多数寄せられている現在。そこで、第8話で放送された第3回生存者発表式前に行われた「アーティストバトル」の楽曲チームごとに、デビューへの道を駆け上がる練習生たちを最新順位とともに紹介する。ゲームの世界のような「Switch」ポップな曲調のオリジナル楽曲「Switch」を披露するのは、第6・7話で行われた「デュアルポジションバトル」にて、それぞれのチームで1位を獲得した練習生が4名いた実力派チーム。メンバーは、第3回生存者発表式順位で4位のキム・テレ、6位の佳汰(KEITA)、11位のパク・ハンビン、15位のユン・ジョンウ、ぎりぎりの生存となった18位のナ・カムデン、そして惜しくも脱落してしまったジャン・シュアイボーの6名で構成された。★キム・テレ(4位・デビュー圏内)これまでのミッションで主に高音が伸びやかなボーカルを武器としてきたキム・テレは、練習中に苦手なダンススキルが浮き彫りになり、マスターから「その調子なら踊らなくていい」と一蹴されてしまう場面も…。チームメンバーのパク・ハンビンによる指導を素直に受け入れながら熱心に練習を重ね、本番ではマスターから「テレ、本当に上達してる」など高評価を得た。さらに練習中やビハインド映像では、メンバーの中で最年少であることから“愛されマンネ”として扱われる様子に、SNSでは「マンネかわいい」「猫耳キムテレ最高」など可愛らしいキャラクターへの反響も多く寄せられていた。「Back Door」(Stray Kids)のようなクールな曲から「Man In Love」(INFINITE)のようなバラードまで幅広いコンセプトをこなし、愛されキャラクターも魅力だ。★佳汰(KEITA)(6位)日本人唯一のデビュー圏内順位を維持する実力者の佳汰は、チーム決めの際に人数調整のために別のチームを追い出されたことで自信をなくし、「Switch」のパート決めの際には、得意とするメインラッパーにも志願せず…。全練習生の中で最も長い9年もの練習生歴を持つことから、振り付けを担当したパク・ハンビンからダンスのオリジナルアレンジを求められると、アイディアを出し合いながら軽々と魅力的な動作を加える場面も。第3話では、過去に練習生として所属経験のある大手事務所・YG ENTERTAINMENTの先輩である「BLACKPINK」の「Kill This Love」を披露し、「歴史に残る」との称賛を得た佳汰。また「ZOOM」(Jessi)では逆さマイクパフォーマンスで魅せるなど、周囲を圧倒してきたラップスキルを本番でも余すことなく披露し、チームのパフォーマンスに貢献した。★パク・ハンビン(11位)パク・ハンビンは持ち前の高いリーダーシップを発揮してメンバーたちに熱血指導。振りの細やかな動きや動線を、それぞれのメンバーに合わせて明るい雰囲気で教えながらチームを鼓舞していき、本番のパフォーマンス後にはマスターから「ハンビンがいてよかった」とその存在感を称える場面も。これまでのミッションにおける「Hot Sauce」(NCT DREAM)、「LAW」(Yoonmirae & BIBI)それぞれのチームで、1つ1つの振りで全員の動きを止めて細かくチェックし、メンバー個人にあわせた魅力を最大限発揮しようとする采配力を見せてきたパク・ハンビン。影の努力とステージ上でのパフォーマンス力が徐々に実を結び、第1回生存者発表式では22位、第2回で13位、そして第3回では11位と着々とランクアップする中、最終順位にも期待が集まっている。★ユン・ジョンウ(15位)これまでに、「K VS Gグループバトル」で披露した「Back Door」(Stray Kids)のステージで完璧な表情管理で“新たな実力者”として大きな注目を集め、「デュアルポジションバトル」では「Home」(SEVENTEEN)のステージでバラードでの新たな表情を見せ、楽曲ごとに憑依したようにコンセプトを消化していくユン・ジョンウ。期待を受けながら練習に挑むものの、歌詞や振り付けのミスを繰り返してしまい、「実力が出ていない」と期待外れのコメントを受けることに。しかし練習の末、本番ではこれまでに見せなかったポップな衣装とセットの中で新たな一面を披露。第2回生存者発表式では、第1回の38位から23位も順位を上げ、15位にランクインし、第3回でも同位を維持。快進撃を見せるユン・ジョンウに注目だ。★ナ・カムデン(18位)第3回生存者発表式で、最後の生存者となる18位を獲得したアメリカ出身のナ・カムデン。「Switch」チームのリーダーを務めるも、メンバーたちが自信をなくして沈んだ雰囲気に苦悩する場面も。打開するために、実力者であるパク・ハンビンに素直に意見を求め、再びチームの練習を軌道に乗せる。臨機応変さと安定した実力によるパフォーマンス力で、本番のステージも見事に完遂。第1話で発表された順位では、82位だったナ・カムデン。大幅順位アップの逆転劇に期待が寄せられている。クールなFunk Pop「En Garde」Funk Popをテーマにしたオリジナル楽曲「En Garde」を披露したチームは、最新順位で7位のキム・ギュビン、10位のイ・フェテク(PENTAGON・フイ)、12位のパク・ゴヌク、16位のクム・ジュンヒョン、残念ながら脱落してしまったイ・スンファンと日本人の大翔(HIROTO)の6名で構成。★キム・ギュビン(7位)チームの中で唯一、第3回生存者発表式でデビュー圏内の7位を獲得したキム・ギュビン。第1話のスターレベルテストでは、パフォーマンス披露後にも自ら手を挙げて、異例となる追加でのダンスパフォーマンス披露の場を願い出るなど、熱く燃える情熱も秘めた練習生。第1話で見事5位を獲得し、以降デビュー圏内の上位順位を多く獲得してきた。第6話の「デュアルポジションバトル」で披露した「Love Killa」(MONSTA X)では、赤いスーツをまとった妖艶なパフォーマンスによってチーム内で1位を獲得。さらに、「En Garde」のステージではメインラッパーを務め、クールな表情と圧巻のラップ力でチーム内でも1位を獲得した。上位常連組で人気の高いキム・ギュビンがこのままデビューの切符をつかむのか、期待される。★イ・フェテク(10位)「PENTAGON」としてデビューして実績もある中、本番組への参加が発表され、放送前から大きな話題を呼んでいたイ・フェテク。さまざまなステージを経験してきて培った実力で周囲を圧倒してきたが、「En Garde」の練習ではマスターから厳しい言葉を掛けられ、「練習中ずっと恥ずかしかった」と一練習生として反省。そして、練習でメンバーたちを鼓舞して引っ張り、リーダーとして圧巻のステージを作り上げた。他にもこれまでのミッションで披露した「TOMBOY」((G)-IDLE)では自ら編曲も務め、ロック調のオリジナルアレンジで楽曲の新たな魅力を引き出すなど、リーダーシップとプロデューサーなど多彩な才能に注目。★パク・ゴヌク(12位)第1話で放送された最初のミッションである「スターレベルテスト」で、パワフルなパフォーマンスによって強力な印象を残したパク・ゴヌク。「Kill This Love」(BLACKPINK)や「TOMBOY」((G)-IDLE)にて、クールな曲調と持ち前のパワフルさを合わせたパフォーマンスで魅了してきたものの、今回の「En Garde」の練習ではマスターから「変化が見られない」と一蹴され、「一発殴られたようだった」と猛反省する場面も。再開した練習では、よりダイナミックに見える振り付けを提案するなど前向きに取り組み、本番では持ち前のパワフルさとクールな表情、新たなボーカルの魅力を発揮してやり切った。練習生たちも一目置く“パワフルさ”に注目だ。★クム・ジュンヒョン(16位)明るいキャラクターで、ダンスとボーカルをそつなくこなすオールラウンダーのクム・ジュンヒョン。「En Garde」の練習中には、元々の振り付けをそのまま取り入れたことで、オリジナリティがないことをマスターから指摘されたことも。練習の中でパフォーマンス披露について考え直し、オリジナルの動きなどの意見も出しながら本番を迎えた。曲の中で盛り上がる高音パートを担当し、普段の明るさとはギャップのあるクールな表情を披露し、視聴者を魅了。SNSでは「ギャップの化身」などの声も寄せられた、カメレオン練習生といえる。「BOYS PLANET」は毎週木曜20時50分~ABEMA SPECIAL 2チャンネル(簡易字幕版)、K WORLDチャンネル(通訳版)にて放送中(全12話)。(text:cinemacafe.net)
2023年04月20日チームのエースと言われていたのに、最近練習に身が入らずもう一人のエースと差がついた感じがあって焦っている、というお父さん。今度サッカースクールに入れて、チーム移籍も考えている。本人はそこまでサッカーが好きでないのかとも思うが、本心は分からない。気楽な様子の息子を見ていると腹立たしいが、どうすればいい?というお悩みをいただきました。スポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、子どものサッカーに関わる保護者としてどうあればいいか、これまでの知見をもとにしたアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<仲間に意見する息子が悪者に。子ども同士のいさかいを何とかしたい問題<サッカーパパからのご相談>はじめまして。小学校三年生の息子が小学校のチームでサッカーをしています。一応、今のチームではエースと言われていたのですが、最近練習に全然身が入らずゲームばかりしているせいか、もう一人のエースのお子さんと差がついた感があって焦っています。今度スクールに入れる予定ですが、今のチームのコーチとも合わないようでよく怒られていますので隣の小学校のチームへ移籍を考えております。本人は隣の小学校のチームに行きたがっている様子ですが、妻は反対している状況です。私が焦っても仕方のないことだと思いますし、本人もそこまでサッカーが好きではないのかなと思っているのですが、息子の気楽な様子を見ていると腹立たしいです。このままスクールに入れてもよいものなのでしょうか?また、隣の小学校のチームに変わる必要があるのでしょうか?ちなみにそのチームは市内で二位と強いチームです。息子の本心も分かりません。つたない文で申し訳ございませんがご教示の程よろしくお願い致します。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。お父さんの心情が、さまざま綴られていますね。そのなかで私への質問は、スクールに入れることとチームを替わるという二つのことの是非が問われています。しかしながらお父さんにとって最も大きなこころの揺らぎは何でしょうか。「エースと言われている息子に期待をしているのに、もうひとりのエースの子と差がつき始めた」という事実。こちらではないでしょうか。以下、私のほうから三つアドバイスをさせてください。■「差がついて焦っている」のは、親のエゴによる感情秀でてない息子は愛せないのかまずひとつめ。お父さんは、エースの子とわが子を自分の中で比べる親としての自分を、どうお考えでしょうか?例えば、パートナー(妻)から、他の男性と年収や学歴、家事の時間やその能力、もしくは容姿などを比べられたらどう感じられますか?私は数々の親子を取材してきましたが、能力や成果を他の子どもと比べる親御さんで子育てがうまくいっている方はほぼいらっしゃいません。他の子どもと比べれば、そのことをたとえ口に出さなくても、子どもには伝わります。多くの人は「負けてるぞ。もっと頑張れ」と奮起させる材料になるとおっしゃいますが、それは間違っています。他の子どもと「差がついて焦っています」とありますが、そこには誰よりも秀でている子どもでいてほしいというエゴが見えます。エゴが強い親御さんは、子どもに任せられないので、子どもの気持ちを聴いたり、寄り添うことがあまり上手ではありません。そういったことをしない代わりに、評価ばかりしてしまいます。お父さんも「本人もそこまでサッカーが好きではない」「息子の気楽な様子を見ていると腹立たしい」と評価が目立ちます。そのエゴが強く出て、それを子どもが感じ取ってしまうと「サッカーが上手い自分しか愛してくれない」という結論になります。そうなると、親に愛してもらうためにサッカーを頑張ることになります。しかし、そのモチベーションでサッカーに取り組むのは限界があります。そして、年齢やレベルが上がってゆくにつれ壁を越えられなくなると、そういう子どもたちは「もう、サッカーはいいや」となります。親の理想でない自分に耐えられなくなる。苦しいのでサッカーをやめることしか道がなくなります。秀でていないありのままの息子を愛せないのではないか?苦しめているのではないか?そんなことを一度自問自答してみてください。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■すべて親がリードしてしまうとろくなことはないふたつめ。スクールに入れることも、チームを替わることも、その是非を尋ねられても私は答えられません。なぜスクールに入れたいのか?そもそも、息子さんはどんな理由でそのスクールに入りたいのか、もしくはそういった意志を確認していないのかも書かれていません。隣の小学校に移ることも同じです。息子さんが移りたい理由、お母さんが反対している理由もわからないので、申し訳ないのですが何とも言えなせん。ひとつ言えるのは、すべて親がリードしてしまうとろくなことはないということです。上述した「能力や成果を他の子どもと比べる親御さん」は、子どもへの過干渉が目立ちました。多くのことを「〇〇させたい」「〇〇をやらせたい」と、すべて親の決定なのです。子どもが成長するために、私たち親は子どもと一緒に良い環境を選びともに努力します。子どもが主語で「成長する」は自動詞ですね。ところが、「お父さんが子どもを移籍させる」「お父さんが子どもスクールに行かせる」というものになると、主語はお父さんで他動詞になります。■親が子どものサッカーに関わりすぎ本人の好きにさせてあげればいい(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)三つめ。子どもの意思を尊重してほしいと思います。隣の小学校が強くても、息子さんはそこに行きたがっている。しかも、コーチと合わずいつも怒られているとあります。なのに、なぜ移籍させてあげないのでしょうか。少年サッカーで子どもを怒ってばかりの指導者など、この時代はあり得ないと考えてください。隣の小学校のチームが良い指導であれば、子どもの好きなようにさせてあげればいいと思います。お母さんも移籍を反対しているとのことなので、両親ともに息子さんのサッカーに強くかかわり過ぎるようです。二人とも、もっと肩の力を抜いて「この子はどんな大人になるのかな?」と眺める気分で子育てをしましょう。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年03月22日