10月26日、東京・目黒区のタワーマンションに、宅配業者を装った少年3人が強盗に入り、現金約600万円を奪った。被害にあったのはセクシー女優の里美ゆりあ(35)。実行犯の少年3人はすでに逮捕され、奪われた現金600万円のうちおよそ400万円は逃走車の中から発見された。しかし、残りの200万円の行方は不明のままだ。昨今ではガス点検業者になりすますなどして、高齢者の“タンス預金”を狙うケースが多く報じられているが、なぜタワーマンションに住む30代の彼女が狙われたのかを疑問に思う声も多く上がった。「1億円、脱税しているでしょう?」、実行犯の少年らは里美の自宅に押し入ったときにそう言ったという。里美は、’14年6月に東京国税局から約2億4,500万円の所得隠しを指摘され、合計約1億7,000万円の追徴課税を受けている。この“事件”の後、里美は自叙伝の出版記念トークイベントで、「預金は1億円台前半になった」と語り、納税後の懐事情を赤裸々に公開した。さらに今年10月9日にビューティー情報サイト「maison de beaute」で公開されたインタビューでは、セクシー女優としての活動よりも「キャバクラの方が稼げる」とし、30個ものエルメス「バーキン」コレクションを披露。インスタグラム上にも、高級ブランドの洋服を着用する写真や60万円相当の絨毯など、“資産を匂わせる”投稿が並ぶ。つまり、里美の“お財布事情”は世間に筒抜けとなっていたのだ。「従業員に給料を“手渡し”するキャバクラも多く存在していますから、犯人も里美さんの家には現金があるはずだ、と確信していたのでしょう。さらに、里美さんは自宅に多くの人を呼んでパーティーを開いていたと公言していますから、住所を知る人は少なくなかったのかもしれません」(里美を知るキャバクラ経営者)そんな私生活の“隙”に付け込まれてしまった里美だが、10月27日に公開された「デイリー新潮」のインタビューで、「コロナ禍により収入が激減した」とも語っている。「コロナ禍で、里美さんが勤務するような六本木や銀座などのお店は厳しい経営状況が続いているみたいです。高級店ほど、緊急事態宣言に従ってお店を閉じなければならなかったので、お客さんが戻ってくるのにもかなり時間がかかったと聞いています」(都内のキャバクラに勤務する女性)“コロナ不況”の影響にもあえいでいた里美。私生活を公開し続ける姿勢につけいった卑劣な強盗たちによって、さらなる痛手を負ってしまったようだ。
2020年10月28日筑摩書房が、三島由紀夫没後50年特別企画として、1991年に刊行した『三島由紀夫レター教室』(ちくま文庫)を、小沢健二デザインによる特別帯をつけて販売することを発表した。小沢書下ろしエッセイを両面に掲載した特別帯は、11月11日(水)頃の書店着荷分から本に巻かれて全国順次発売となる。またそれに先がけ、メモリアル・イヤーにちなんだ2020部の限定版帯付き本を、10月31日(土)より全国86店舗の協力書店にて先行発売する。小沢は雑誌『オリーブ』92年9月号で、「私が文を学んだ本」として『三島由紀夫レター教室』を紹介している。当時これをきっかけにして「突然話題沸騰どうやら小沢健二さんのお気に入り本らしい」という帯が巻かれ、大きな話題を呼んだ。小沢健二書下ろしエッセイでは、『三島由紀夫レター教室』が「なんて贅沢な行為。なんと「反社会的」な行為。なんて地下活動的な、秘密裡な行為。編集されて、冷静に、平静に進んでいく世の中の下に、トンネルを掘るような。」と表現された。2020部限定版帯は、壁を破るかのような切り抜き、袖や裏面にまでびっしりと書きこまれたエッセイ、斜めにカットされた変形帯……。文庫版の帯としてはこれまでに見たこともない、異例の仕様となっている。『仮面の告白』『潮騒』『金閣寺』など硬派な純文学作品で知られる三島だが、本作は氏のもう一つの顔、極上エンタメ作家としての代表作のひとつ。1966年に週刊誌『女性自身』に連載されたこの異色小説は、メールやラインが主流となった現代において、さらに光を増すような魅力がつまっている。新たな帯は、この時代の空気の中で新たな価値を発掘し発信するものとなっている。■2020部限定版取り扱い書店(全国86店舗)北海道 紀伊國屋書店札幌本店北海道 MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店宮城 丸善仙台アエル店群馬 ブックマンズアカデミー前橋店埼玉 BookDepot書楽千葉 丸善津田沼店東京 紀伊國屋書店新宿本店東京 ジュンク堂書店池袋本店東京 丸善丸の内本店東京 三省堂書店池袋本店東京 三省堂書店神保町本店東京 東京堂書店神田神保町店東京 丸善お茶の水店東京 丸善日本橋店東京 ブックファースト新宿店東京 八重洲ブックセンター本店東京 紀伊國屋書店国分寺店東京 ジュンク堂書店吉祥寺店東京 MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店東京 紀伊國屋書店玉川高島屋店東京 ジュンク堂書店立川高島屋店東京 ブックファーストルミネ町田店東京 有隣堂アトレ目黒店東京 八重洲ブックセンタールミネ荻窪店東京 啓文堂書店吉祥寺店東京 紀伊國屋書店西武渋谷店東京 文教堂書店二子玉川店東京 くまざわ書店調布店東京 TSUTAYA三軒茶屋店東京 大盛堂書店駅前店東京 HMV&BOOKSSHIBUYA東京 タワーレコード新宿店東京 文喫六本木東京 ヴィレッジヴァンガード下北沢東京 HMV&BOOKSSPOT新宿東京 タワーレコード渋谷店東京 スーパーブックスあおい書店春日店神奈川 有隣堂横浜駅西口店神奈川 紀伊國屋書店横浜店神奈川 丸善ラゾーナ川崎店神奈川 八重洲ブックセンター京急上大岡店神奈川 紀伊國屋書店ららぽーと横浜店神奈川 有隣堂ルミネ横浜店神奈川 ACADEMIAくまざわ書店橋本店新潟 知遊堂亀貝店富山 明文堂書店富山新庄経堂店富山 喜久屋書店高岡店富山 BOOKSなかだファボーレ店石川 金沢ビーンズ明文堂石川 うつのみや金沢香林坊店愛知 三省堂書店名古屋本店愛知 ジュンク堂書店名古屋栄店愛知 MARUZEN名古屋本店愛知 TSUTAYAウイングタウン岡崎店愛知 TSUTAYA春日井店京都 MARUZEN京都本店京都 大垣書店イオンモールKYOTO店京都 ふたば書房御池ゼスト店京都 大垣書店烏丸三条店京都 大垣書店イオンモール京都桂川店京都 ふたば書房山科駅前店大阪 紀伊國屋書店梅田本店大阪 ジュンク堂書店大阪本店大阪 MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店大阪 ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店大阪 ジュンク堂書店難波店大阪 ブックファースト梅田2階店大阪 梅田蔦屋書店大阪 大垣書店高槻店大阪 田村書店千里中央店大阪 HMV&BOOKS心斎橋大阪 HMV&BOOKSSPOT伊丹空港兵庫 ジュンク堂書店三宮店兵庫 ジュンク堂書店姫路店岡山 喜久屋書店倉敷店岡山 啓文社岡山本店広島 ジュンク堂書店広島駅前店広島 啓文社西条店福岡 ジュンク堂書店福岡店福岡 丸善博多店福岡 喜久屋書店小倉店福岡 HMV&BOOKSHAKATA熊本 蔦屋書店熊本三年坂鹿児島 ブックスミスミオプシア店沖縄 ジュンク堂書店那覇店沖縄 HMV&BOOKSOKINAWA(※在庫状況、販売方法などは各書店にお問い合わせください)■小沢健二デザイン帯付き『三島由紀夫レター教室』(普及版)2020部限定版の見た目そのままに、表紙カバーの一部も印刷して再現した大型の帯(ダブルカバー仕様)となっている。2020年11月11日より全国順次発売(※地域により差があります)■書誌情報タイトル:『三島由紀夫レター教室』ちくま文庫著者:三島由紀夫体裁:文庫判/240ページ本体価格:620 円(税別)
2020年10月23日現在、日生劇場で上演中の三島由紀夫没後50周年企画「MISHIMA2020」。4人の演出家が、異なる三島由紀夫作品で競演するこのシリーズは、今週末9月26日(土)・27日(日)に会期後半戦を迎え、残る2名の演出家が登場する。その2名のうちのひとり、古典戯曲の鋭角的な演出で知られる熊林弘高が取り上げるのは、三島の演劇の仕事を代表する名作短編戯曲集「近代能楽集」から、「班女」。愛した男を待ち続け、精神を病んでしまった女、花子。美しい彼女を引き取り、彼女を独占しようと企む画家の実子。狂女の噂を聞きつけ、ようやく彼女のもとを訪れる不実な恋人・吉雄。三人三様の愛憎が、論理と逆説のセリフの応酬に結晶する。これまでにも何回か、三島作品演出のオファーはあったと熊林弘高。ただし、実際に手がけるのは今回が初。「十代のころ、上京したばかりのときに観た、デヴィッド・ルヴォー演出の「葵上/班女」と、その後に観たイングマール・ベルイマン演出の「サド侯爵夫人」(映像)の衝撃があって、三島由紀夫の戯曲を演出するのは半ば封印していた。でも、今回の企画には、なぜかすんなり、「じゃあ「班女」をやります」と返事をしてしまいました」。コロナ禍に翻弄される演劇主催者たちへのエールもあっただろう。禁断の愛を描いたワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」のピアノ版をポイントで用いる。日生劇場の広い舞台へ、たった3人の登場人物を目いっぱいの間隔で配置。人物と人物の間のディスタンスは大きいのに、戯曲が内蔵する愛と憎しみのマグマは、フルの熱量で伝わってくる。三島のセリフは、言葉のオペラ。「「班女」は一見、とらえどころのない戯曲。でも、俳優たちと稽古しているうちに、この作品が湛える、登場人物たちの思いの濃密さを改めて発見しました」。普段なら、俳優たちを官能的に接触させるのが熊林演出のはずだが、コロナ下の今、それは禁じ手だ。「その分、三島の文体に対峙して、セリフの響かせ方をしっかり磨き込むことに専念しています」。実子の麻実れい、吉雄の中村蒼は熊林演出の常連俳優。そこへ、熊林とは初顔合せとなる花子の橋本愛が絡むトライアングルをお楽しみに。なお、「班女」は、加藤拓也が作・演出する「真夏の死」とともに2作品続けて上演される。オンライン配信、アーカイブ配信もあるので、そちらもぜひチェックしてみてほしい。取材・文:戸塚成
2020年09月25日現在、日生劇場で上演中の三島由紀夫没後50周年企画「MISHIMA2020」。4人の演出家が、それぞれの切り口で三島由紀夫作品を舞台上にアップデートするこのシリーズが、今週末9月26日(土)・27日(日)、いよいよ会期後半戦に突入し、残る2名の演出家が、作品を競う。その2名のうちのひとり、加藤拓也は、三島の短編小説「真夏の死」を舞台版にアダプトする。舞台の作・演出だけでなく、映像作品の監督や脚本提供など、幅広く活躍する気鋭のクリエイターは、なぜ、この作品を選んだのか。答えは明快だった。「三島由紀夫が27歳のときに書いた作品。今の自分と同じ年齢だったからです」。太平洋戦争終戦から7年後の1952年、27歳の三島由紀夫が、その年の終戦記念日に脱稿した心理小説を、平成生まれの26歳が読み解く。海水浴中の事故で、愛児ふたりと子守役の女性の命を奪われた若い夫婦の心理を、ルーペでのぞき、鋭いメスを入れるかのような小説である。不幸のどん底から、次第に平穏な日常を取り戻していく夫婦の虚ろさを冷厳にえぐる、それが、原作「真夏の死」。加藤拓也は、この作品の脚色にあたり、三島由紀夫の重厚華麗な三人称小説の文体を、現代の口語体に変換した。彼が舞台作品を手がけるときには、いつも使っている現代口語のセリフ文体へ。中村ゆりと平原テツが演じる令和の若い夫婦は、自分たちを襲った不幸について、心の内を露わにしながら延々と語り続ける。客席に対峙するふたりの告白を、息を詰めて見届ける舞台と言おうか。「コロナを経験しても、やれることをやろうという、自分の創作のスタンスは変わっていないつもり。ただ、感染拡大とともに、人間の命の価値や死の痛みが、感染者や重傷者や死亡者の数字に置き換わってしまったことへの違和感は、この作品にも共通しています。不幸な海難事故をめぐって、主人公夫婦の悲しみの体験と、彼らを取り巻く周囲の人たちとの関わりの間には、隔たりがある。その無意識な周囲の在り方は、コロナの今にもあるものです」。なお、「真夏の死」は、熊林弘高演出の「班女」とともに2作品続けて上演される。オンライン配信、アーカイブ配信もあるので、そちらもぜひチェックしてみてほしい。取材・文:戸塚成
2020年09月25日三島由紀夫、没後50年。1970年に割腹自殺を遂げた三島の生き方、主張、その存在に対し、4人の演出家がそれぞれの視点で三島作品を日生劇場の舞台に乗せた『MISHIMA2020』開幕した。【チケット情報はこちら】上演は前後半にわかれ、9月21日(月)~22日(火)に上演されたのは、野上絹代作・演出『橋づくし』と長久充作・演出『憂国』(『(死なない)憂国』)。それぞれ作家性が強く出た2作を堪能できる二本立てだ。『橋づくし』は、深夜に願掛けをする4人の女性の物語。7つの橋を渡り終えるまで誰とも話さず誰にも話しかけられなければ願いが叶うという。喋ってはいけないので、うち3名(伊原立花、井桁弘恵、野口かおる)それぞれの心の声は録音映像を用い、それに合わせて舞台上を動き回る。ひとつずつ橋を渡っていくうち「願い事がどんどん大切に思えてきた」「いや、そんなに大事じゃないかも」など心情は揺れ動く。しかし東北から東京へ出てきたばかりの女中のみな(高橋努)だけはなにを考えているのかわからず、不気味さが膨らんでいく。一言も交わさないのに変化する心情と関係性がドラマティックに展開。それぞれの佇まいが個性的な4人を、コミカルな振付と台詞で快快(ファイファイ)の野上が演出。願掛けへの切実さを抱えながらも、軽やかに逞しく表現した。『憂国』(『(死なない)憂国』)はライブハウスで知り合った新婚夫婦、信二(東出昌大)と麗子(菅原小春)の話。2020年、コロナウイルスの影響で危機に瀕したライブハウスに仲間達が立てこもるなか、警察官の信二は誘われず、むしろ逮捕する側として現場に召集される。「三島由紀夫の『憂国』と同じ状況だ」。『憂国』では、主人公は仲間や思想の対立に悩んだ末に、妻と心中する。では2020年を生きる自分はどうする……?泣き言をわめき散らす東出からは、自己憐憫、自己愛など弱さが際立つ。しなやかで生命力ある動きと声の菅原は、もがき生きようとする鬱屈さを感じさせた。映像作家として活躍する長久が、映像と舞台を融合させる。劇場がライブハウスのように感じられることもあれば、閉ざされた2人の心象世界のようでもある。しかし、世の中への直接的な訴えや、切り取られた空間や、2人が持つハンドマイクが、コロナ禍で自身を持て余す滑稽さと、閉塞感を増していた。9月26日(土)~27日(日)にかけては『真夏の死』(『summer remimd』)と『班女』を上演。オンライン配信は、『橋づくし』・『憂国』(『(死なない)憂国』)と『真夏の死』(『summer remimd』)・『班女』を発売中。文・取材/河野桃子
2020年09月23日三島由紀夫が残した4作品を、4人の演出家が舞台化する企画公演『MISHIMA2020』が9月21日(月・祝)に開幕する。戦後の日本文学界に鮮烈な爪痕を残した作家、三島由紀夫。壮絶な最期に多くの人が言葉を失った日から、ちょうど50年の月日が流れる。半世紀を経てもなお、多くの読者を魅了してやまない彼の作品を、大いにフィーチャーした企画公演が行われる。タイトルは『MISHIMA2020』。ここに集結したのは、三島作品に影響や刺激を受けながら創作を重ねる新進気鋭の演出家4名だ。全員が、三島の死後に生まれた世代。現代の感受性で三島作品を読み解き、舞台の上でそれを視覚化させる。日程を前後半に分けて、2作品ずつ上演する今回の試み。前半日程では野上絹代が手掛ける『橋づくし』と、長久允が手掛ける『憂国』を上演。後半日程は加藤拓也が手掛ける『真夏の死』と、熊林弘高が手掛ける『班女』を上演する。野上絹代作・演出『橋づくし』出演左から伊原六花井桁弘恵野口かおる高橋努長久允作・演出『憂国』(『(死なない)憂国』) 出演左から東出昌大菅原小春出演陣も実に個性豊かだ。『橋づくし』では、『ウエスト・サイド・ストーリー』でヒロイン・マリア役に抜擢された伊原六花が悲願の舞台に上がる。『憂国』では東出昌大と、NHK大河ドラマ『いだてん』で圧巻の演技を見せたダンサー・菅原小春が共演。『真夏の死』では数多の映画やドラマできらめく存在感を見せる中村ゆりと、劇団「ハイバイ」での怪演が光る平原テツが相まみえ、そして『班女』では、ありとあらゆる劇世界を軽やかに渡ってきた麻実れいと、ジャンルを超えて確かな実力を発揮する橋本愛、NHK朝の連続テレビ小説『エール』でも誠実な演技を見せた中村蒼が顔を揃える。なお、9月21日(月・祝)と27日(日)、PIA LIVE STREAMでのオンライン配信も決定。クリエイティブディレクターの鈴木健太と、アートディレクター・グラフィックデザイナーの田中せりによる、こだわりの映像に期待が集まる。公演は9月27日(日)まで日生劇場にて。加藤拓也作・演出『真夏の死』(『summer remind 』)出演左から中村ゆり平原テツ熊林弘高作・『班女』近代能楽集より 出演左から麻実れい橋本愛中村蒼三島由紀夫没後50周年企画『MISHIMA2020』・『橋づくし』/『憂国』9月21日(月・祝)17:00・22日(火・祝)12:00、16:00・『真夏の死』/『班女』 近代能楽集より9月26 日(土)18:30・27日(日)12:00、16:00会場:日生劇場ライブ配信日程『橋づくし』/『憂国』:9月21日(月)20:00『真夏の死』/『班女』:9月27日(日)16:00PIA LIVE STREAMにて各公演2日後の23:59までアーカイブ配信あり(視聴券は各公演2日後の20:00まで販売)文:小川志津子
2020年09月20日三島由紀夫没後50周年企画『MISHIMA2020』が9月21日(月・祝)から上演される。4人のクリエイターによるオムニバス形式で上演される本企画で、長久允が作・演出する『憂国』(『(死なない)憂国』)に出演する東出昌大に話を聞いた。【チケット情報はこちら】4つの作品がつくられ、2作品ずつ上演される本企画の中で、東出が出演する『(死なない)憂国』は、三島由紀夫の『憂国』を元に、コロナ禍でライブハウス消滅の危機に瀕する夫婦を描く作品。「原作の『憂国』は二・二六事件にまつわる話で、中尉である信二が、仲間を討伐するくらいならと切腹し、妻・麗子も自決する物語、つまり“死”を終着点にしています。今回の僕らの『(死なない)憂国』は、信二と麗子にとって唯一の生き甲斐であるライブハウスを、信二が警察官として取り締まらなければいけなくなり、(原作のように切腹はせず)ライブハウスに向かいます。だけどやっぱりそれでいいのか悩み、生きるとはなんぞや、死ぬとはなんぞや、というところに進んでいくストーリーです」(東出)と、大胆なアレンジが加えられるようだ。東出といえば大の三島ファンだが、台本はどのように受け止めたのか。「すごい台本だと思いました。ぶっ飛んでるのにまとまっていて。『早く稽古場に入りたい!』って心の底から、震えるほどに思いました」。作・演出は、映画監督、映像作家の長久允。「長久さんは舞台初演出なのですが、“感情”や“生きている”ということを大事に演出される方だという印象です。今は、“気持ちのままにお芝居をする”ということが最上なのではないかという話を菅原(小春)さんと3人でしながら稽古しています」。ふたり芝居で、麗子を演じるのは世界的ダンサーの菅原小春だ。「菅原さんは、舞台で台詞のあるお芝居をするのは初めてらしいのですが、こんなに“自分の言葉”として台詞を喋れる女優さんがいるのかと、目を見張るような思いでいます」と絶賛。「毎日稽古が楽しくて」と笑顔を見せる。東出が「稽古初日から3人で、作品について深く掘り下げる議論を重ねてきました。そこで出てきたものを反映したお芝居もあります。だからリアルで生々しい芝居になると思います。」と語る『(死なない)憂国』と、野上絹代 作・演出の『橋づくし』は9月21・22日に、加藤拓也 作・演出の『真夏の死』(『summer remind』)と、熊林弘高 演出「『班女』近代能楽集より」は9月26・27日に、東京・日生劇場にて上演。9月21・27日に配信もある(アーカイブ配信あり)。チケット発売中。取材・文:中川實穗
2020年09月17日女優の中村ゆり(なかむら・ゆり)さんが、2020年4月22日にインスタグラムを更新。約14年前の自身の写真を公開し、「かわいい」と注目を集めています。中村ゆりのあどけなさが残る1枚に「この時から美しい」この日、中村ゆりさんは2007年に公開された映画『パッチギ! LOVE&PEACE』撮影時の浴衣姿のオフショットを投稿しました。 View this post on Instagram A post shared by 中村ゆり yurinakamura (@yurinakamurawoori) on Apr 21, 2020 at 11:59pm PDTどこかあどけなさを感じさせるショットに、「昭和感」と自虐する中村ゆりさん。それでも美しいビジュアルは今と変わらず、ぎこちない笑顔がかわいらしさを加速させています。この貴重なショットに、ファンは「若い!」「きれい」と大絶賛。また、「浴衣デートしたい」と妄想を膨らませる声も寄せられています。・かわいすぎます!一緒に浴衣デートしたい。・変わらず美人!どの時代のゆりさんも素敵です。・『パッチギ!』の時から好きです。ファンにはたまらない1枚。そんな中村ゆりさんは続けて、同日に過去の写真を投稿。 View this post on Instagram 写真無いから過去遡り写真 これも24.5歳の頃ですかねぇ。 若い!頬っぺたぷくぷく! A post shared by 中村ゆり yurinakamura (@yurinakamurawoori) on Apr 22, 2020 at 12:15am PDT※画像上の矢印をクリックすると、ほかの写真も見ることができます。24~25歳の時だというショットは、今とは違うショートボブの髪型で新鮮さを感じさせます。この投稿にも多くのファンが反応。「惚れちゃう」「美人すぎる」との声が上がり、現在(2020年4月24日時点)までに1万件以上の『いいね!』が寄せられました。年々、美しさに磨きをかける中村ゆりさんの今後にも注目ですね!中村ゆりさんについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もあわせてご覧ください。中村ゆりに「かわいい!」の声が殺到熱愛相手は林遣都?[文・構成/grape編集部]
2020年04月24日冬のおもち消費レシピ、好評につき第2弾! 今回は累計550万部「syunkonカフェごはん」シリーズ著者、山本ゆりさん(syunkon)の「もち×チーズレシピ」をご紹介! 超簡単でおいしいとSNSで話題になっています。 サクサク!ハッシュドもちベーコンチーズ揚げ焼きでサクサクのおかきのようになったお餅と、こんがりカリカリのベーコン、チーズに中からおもちがとろーり……。フライパン1つでめっちゃ簡単です。 作者:山本ゆりさん(syunkon) 材料・切り餅……1個・ハーフベーコン……1枚・片栗粉……小さじ2・ピザ用チーズ……大さじ1~2 作り方①切り餅1個、ハーフベーコン1枚は7ミリ角(適当でOK)に切ってボウルに入れ、片栗粉小さじ2、ピザ用チーズ大さじ1〜2を混ぜる ②多めの油をひいたフライパンに広げ、蓋をして両面こんがり揚げ焼きにする ③じっくり片面3分ほどかけ、膨らむまで焼いて完成! POINT・裏返して油が無くなったら足して下さい(カロリーは無視することな)・醤油、だし醤油でどうぞ・ベーコン抜いて、仕上げに蜂蜜+黒胡椒でもおいしいです 「脂っこいかなと思ってましたが、サクサク・カリカリで脂っこくなくておいしい!」「子どもとのお昼に食べました!もち4個分をふたりでペロでした!」といった絶賛コメントが多数寄せられていました。ご飯もパスタもない!なんて時も、活躍してくれそう♪ サクサク餅チーズレンジでチンしたおもちにチーズをざっくり混ぜ、片栗粉をまぶして多めの油で焼くだけ。外はカリカリに溶けたチーズが絡まったサクサクおかきのようになり、中からおもちがとろ〜り……。ぜひ試してみてください。 作者:山本ゆりさん(syunkon) 材料・切り餅……1個・ピザ用チーズ……大さじ2・片栗粉……適量 作り方①耐熱容器に水にくぐらせたお餅を入れ、ラップなしでレンジで40〜50秒チン ②ピザ用チーズ大さじ2をざっくり混ぜる(均等に混ざらなくていいです) ③片栗粉を上から適当にふって4等分にちぎり、手で適当に丸める(片栗粉が合間に入り込んでちゃんと丸まらなくてもOK) ④多めの油で両面こんがり焼く POINT・2個分作るときの加熱時間は1分10秒〜20秒くらい・油は大さじ2くらい・お好みで醤油をたらしたり、海苔を巻いてもおいしい!「おいしかったです!何個でもいけそうで危険な食べ物すぎ(笑)!」「ホントにサクサクな食感がたまりません。」などの絶賛コメントが多数寄せられています。 山本ゆりさんのTwitterやブログでは、随時簡単レシピが更新されています。まだおもちが残っている方、年中おもちを食べるおもち大好きな方、ぜひ山本ゆりさんのレシピ、試してみてはいかがですか♪ ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。 協力/料理コラムニスト山本ゆりさん(Twitter@syunkon0507)
2020年01月23日さまざまな角度から現代に生きる人々の姿を時に温かく、時々ヒリヒリと描き出す三島監督。最新作は、島本理生の同名小説を映像化した『Red』。主人公・村主塔子は商社勤務の夫・真と幼い娘の翠、真の両親と共に瀟洒な家で不自由なく、しかし夫や姑に気を遣いながら暮らしている。そんな折、かつての恋人・鞍田秋彦と再会。鞍田の勤務する会社に職を得た塔子は、働く喜びに目覚めると同時に、鞍田への思いを再燃させる。だが、鞍田にはある秘密があって…。現代女性の悩みを盛り込みつつ、一人の女性が自分の意思で人生を選択していく姿を描く。心から愛せるものを見つけた時、人は何を捨て、何を選ぶのか。日頃から社会の雰囲気やニュースを見るなか、ひとつ感じていたのが、自分の中に尺度を持てない人が増えていること。自分がどう感じたか、考えるより先にネットで世間の意見を調べて、それから自分はどうかを考える、というのが一般的になっている気がしていました。それとは別に、いつかロマンスを中心に据えた映画を撮らないといけないと感じていたんです。恋愛は、相手を知ると同時に、自分を知る作業にもなる究極のコミュニケーションだから。その話をしたプロデューサーの荒川優美さんから、島本理生さんの小説『Red』を教えてもらい、読んでこれはイプセンの『人形の家』の現代版だと思いました。周囲に合わせていた一人の女性が、自分の中に尺度を持ち始める物語で、日頃から自分が考えていたこととリンクしました。夏帆さんは前にご一緒してお芝居の力は知っていましたし、もっといろんな彼女を見せたかった。鞍田役は、人の人生を変えるほどの男ということで、妻夫木(聡)さんの演技力が必要だと思いました。私の場合、恋人を演じる二人には撮影前に時間を作ります。撮影前に、手を握ったりハグをしてもらったりもしますね。身体的接触があると距離感が全然違うんです。今回は妻夫木さんのアイデアで一緒に料理を作ったりしながら二人で過ごしてもらいました。塔子の母親の「どれだけ惚れて死んでいけるかじゃないの」という台詞は、私が先輩に言われた言葉です。心から愛せる人や仕事に出会った時に、何をどう選択するかは私も大事にしたいと思っています。昔なら人生ゲームのゴールは大金持ちになるとか結婚するなど分かりやすかった。でも今は、何をゴールにするか自分で決めるしかない。ロマンスも人生のすべてではなく、重要なひとつ。恋愛映画も、これまではお互いがお互いを見つめているものが多かったけれど、これからは、その先の「お互いが一緒に何を見たいのか」にスライドしていくんじゃないか。それを意識して作りました。名作映画が多くあるなかで、自分が撮る意味はあるのかと考えると、この時代に生きていることが一番の強みかなと思います。今の人が感じていることを、作品の形にして発信していきたいですね。恋愛にはその人の生き方が透けてくる。撮影は大雪の新潟の場面からスタートしたという。悪天候のために出張先から帰れなくなった塔子。そのことを電話で伝えた時、怒った真の口から飛び出した言葉とは…。原作では鞍田はIT企業勤務だが、映画では建築家に変更。10年前、彼の建築設計事務所でアルバイトしていた頃に塔子が描いた家のデザインが、物語の大切な要素に。間宮祥太朗さん演じる塔子の夫・真は裕福な家庭に育ち、一流商社に勤めるハイスペック男。性格が悪いわけではないけれど、妻に対しては無神経な言動も少なくない。©2020「Red」製作委員会三島有紀子監督1969年生まれ、大阪府出身。NHKでドキュメンタリー作品を企画・監督していたが、劇映画を撮るために退局。再婚者同士の家庭の苦悩を描く『幼な子われらに生まれ』で第41回モントリオール世界映画祭審査員特別大賞、第42回報知映画賞監督賞、第41回山路ふみ子映画賞を受賞。他の作品に、オリジナル脚本の『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』や、『繕い裁つ人』『少女』『ビブリア古書堂の事件手帖』など。今作『Red』は2月21日より公開。※『anan』2020年1月15日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)ヘア&メイク・市橋由莉香インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2020年01月14日ゆりあ先生こと伊沢ゆりあは、手芸教室を開く主婦。物書きの夫・吾良と義母との平穏だった3人暮らしは、吾良が外出先で倒れたことで一変!次々に発覚する夫の秘密も、自宅での介護も、どーんと受け止めるゆりあだが…。入江喜和さんの『ゆりあ先生の赤い糸』は、ヒロインの肝の据わったキャラや彼女を取り巻く人間関係など、まったく目が離せない予想外の展開が魅力だ。異色のヒロイン誕生のきっかけは、担当さんとの世間話からだという。「夫に愛人発覚、となったらどうするか?」という話になったとき、家に連れてきて、面倒見てしまいそうな気がする、と答えた入江さん。ゆりあはそれを地で行くヒロインだ。物語は、ゆりあの少女時代から始まる。姉の蘭とは性格も対照的で、姉妹で始めたバレエも、ゆりあだけが真面目に向き合い、ゆえにつらい思いもする。父親からも強い影響が。だが、こうした少女時代のエピソードがのちに、辛抱強く、何でも背負いすぎるゆりあの性格に生きてくる。「前作の『たそがれたかこ』にしても、前々作の『おかめ日和』にしても、言いたいこともいったん引っ込めて考えるようなおとなしめな主人公が続いたので、弱きを助け強きをくじくような男気あふれるヒロインが描きたくなったんだと思います。バレエも出てくるので、大好きなシルヴィ・ギエムみたいな男前な人がいいなーと(笑)」4巻に入り、ゆりあは、懇意にしている便利屋さんを営むシングルファーザー伴ちゃんと急接近。「年齢は50歳、おっさんのようなゆりあさんですが、少女マンガとして描いてるので、恋はしていてほしいと思っています。今後ますます、ゆりあさんの心の支えになっていくかもしれませんね」明るいタッチで描かれてはいるが、ゆりあさんひとりにのしかかる経済的な問題や、リク君こと箭内青年、シングルマザーのみちると幼い子どもたちといった、新たな同居人たちとのこの先の関係の行方など、状況はますますハードに。「私くらいの年齢になると、出会いはどうあれ、仲良くなる人とは仲良くなるし、思わぬ人に助けてもらえることもあるなと感じます。そんなふうに3人の関係がその時によって変わっていけばいいなと思います」『ゆりあ先生の赤い糸』4夫がくも膜下出血で昏睡状態になったとの知らせを受け、病院に駆けつけたゆりあ。夫に付き添っていた美青年と夫との関係は…。2020年1月に5巻が刊行予定。講談社440円©入江喜和/講談社いりえ・きわマンガ家。東京都出身。夫でマンガ家の新井英樹氏とともに、今年画業30周年を迎えた。「描くのが年々楽しくなってきています。この先も続けていけたら最高です」※『anan』2019年12月25日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年12月18日「ゆり祭」が、2019年6月22日(土)から7月15日(月・祝)までの期間、長崎・ハウステンボスにて開催される。2019年の「ゆり祭」のテーマは“シンデレラ”。場内では“シンデレラ”の名シーンをゆりを使って表現したスポットを展開する。注目は、宮殿「パレス ハウステンボス」に設置される、シンデレラが美しく変身して舞踏会に参加するまでのシーンをゆりで表現した「ゆりの舞踏会」。宮殿内を進むごとに、物語をイメージしたゆりのアートと共にストーリーが展開される。また、ゆりの香りに包まれる「アムステルダム広場」には、「ゆりの馬車」が新登場。白いゆりに囲まれた馬車で、“お姫様”になった気分を味わいながら美しい写真を撮ることが可能だ。さらに、ハウステンボス公式ホテル「ホテルヨーロッパ」には、シンデレラをモチーフにしたゆりのアート作品を展示。クラシカルな空間「アンカーズラウンジ」で一休みしながらの鑑賞もおすすめだ。【詳細】ゆり祭開催期間:2019年6月22日(土)~7月15日(月・祝)会場:ハウステンボス住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内TEL:0570-064-110
2019年06月01日伊豆と箱根の中間に位置する、日本最長400mの人道吊橋「三島スカイウォーク」では、2019年6月8日(土)から7月28日(日)までの期間で「あじさい祭」を開催する。6月中旬から、170品種1万株のアジサイが見頃を迎える「三島スカイウォーク」。期間中は、2018年に三島スカイウォークオリジナル品種として植えられた「覇王」や「スカイウォーク」をはじめとする様々な品種のアジサイが楽しめる。また、「三島スカイウォーク」内にある飲食店舗では、アジサイをテーマにした期間限定の和菓子やスイーツを販売。スカイウォーク自慢のソフトクリームに薄紫色の寒天とブルーベリーソースをトッピングした「あじさいサンデー」や、アジサイに見立てた紫色のパンケーキと、ゼリーを入れることで色が変わるマロウブルーがセットになった「あじさいのパンケーキとマロウブルー」など、様々な“アジサイスイーツ”が味わえる。さらに、7月13日(土)と14日(日)には夜間特別営業を実施。竹灯籠の灯りがアジサイを優しく照らす幻想的な景色を、この機会にぜひ楽しんでみてはいかがだろう。【開催概要】「あじさい祭」開催期間:2019年6月8日(土)〜7月28日(日)※、7月13日(土)と14日(日)は夜間特別営業を実施。場所:三島スカイウォーク(静岡県三島市笹原新田313)施設入場料:大人 1,000円、中高生 500円、小学生 200円営業時間:9:00〜17:00※イベントや天候により変更する場合あり。休業日:年中無休【問い合わせ先】三島スカイウォークTEL:055-972-0084
2019年05月20日2017年に解散したアイドルグループ・℃-uteでリーダーを務めた矢島舞美と、AKB48およびSKE48の元メンバーの木崎ゆりあが、現在上演中のつかこうへい原作の舞台『銀幕の果てに』(演出:岡村俊一)で初共演を果たした。アイドルを卒業後、女優としての一歩を踏み出したふたりに話を聞いた。【チケット情報はこちら】原作は1994年に発表されたつかこうへいによる長編小説。映画撮影所を舞台に、映画界の裏側を描く告発サスペンスだ。どこからどこまでが撮影している映画なのか、どれが現実でどれが物語なのかが錯綜する展開。1989年に発表された戯曲『今日子』をベースに着想されたが、より設定が複雑化している。矢島は、伝説の女優・玲子という主人公を演じる。矢島は「玲子は大女優なので、どっしり構えていて、揺らがない存在。脚本を読んでいても、格好いい女性だと思うし、心に刺さるようなセリフがたくさん出てくる」と話す。一方、木崎が演じるのは、玲子に虐げられ女優としての限界に悩む脇役女優・涼子。「もうスターにはなれないと言われている女優を演じるので、すごく心苦しいけれど、逆に燃えるものもある。時代設定の違いは確かにあるが、根本にある“女優魂”は自分と似ている気がする」と木崎。今回が初共演となるふたり。互いの印象を尋ねると、矢島は「気さくな感じだけど、とてもしっかりしていて、強い芯を持っている人」、木崎は「とにかく綺麗。一見高嶺の花のようで話しかけづらそうなのに、実際はふわふわしていて、いい人」と語った。ともにアイドル出身の同世代女優だが、「バチバチをするのは、この本の中だけ」と木崎は笑う。「今回の芝居は、玲子が主人公。できる限りのことをして、しっかり支えていきたい」。矢島は「アイドルから新たな世界に入ってきて、まだまだ戸惑うことがいっぱいある。悩みや共感できる部分はあると思うので、これからたくさん話が出来たら」最後に、木崎は「作品自体が難しいし、それぞれ思うことはたくさんあると思うので、1度ではなく何度も足を運んでいただきたい。私たちも本番が始まってからも成長していくと思うので、最後まで勉強しながらやっていきたい」とコメント。矢島は「つかさんのファンはもちろん、この時代に私たちの世代がやるお芝居なので、つかさんの作品に触れてこなかった若い人たちにも伝えていきたい。受け取り方は人ぞれぞれで、いろんな意見が出ると思うが、私たちは常に全力をぶつけていきたい」と語った。東京公演は4月29日(月・祝)まで紀伊國屋ホールにて。大阪公演は5月8日(水)・9日(木)、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて。取材・文:五月女菜穂※木崎ゆりあの「崎」は立つ崎
2019年04月26日永山絢斗、横浜流星、中村倫也が、深田恭子演じる主人公にそれぞれアプローチすることで話題沸騰中のTBS火曜ドラマ「初めて恋をした日に読む話」。この度、“ゆりゆり”(由利匡平)役でトレンド入りを果たした横浜さんが鍛え抜かれた肉体美を披露する第5話の場面カットが到着した。持田あきによる同名漫画を原作にした本作。アラサー女子・春見順子を深田さんが演じ、エリートのいとこ・永山さん、ピンク髪の不良高校生・横浜さん、元ヤン高校教師の同級生・中村さんというタイプの違う男性3人が順子にそれぞれアプローチすることで、毎回「キュンとする」と女性視聴者を中心に話題沸騰。四角関係の恋愛模様はもちろんのこと、物語のもう1つの軸となっているのが、順子の教え子・匡平(横浜さん)の東大受験。順子と二人三脚で東大合格へ向けて勉強に励む匡平だが、先週放送の第4話では王子キャラを披露。また、どんなにアプローチをしても気が付かない超鈍感な順子に「先生、俺にもご褒美ください」ともたれかかるシーンは女性たちのハートをがっちりと掴み、“ゆりゆり”がYahoo!リアルタイム検索の検索ワードランキング1位に、Twitterでも“横浜流星”と“ユリユリ”がトレンド入りを果たすなど、大反響を巻き起こしている。そして2月12日(火)放送の第5話では、参考書を取りに順子の自宅へ向かう順子と匡平は、自宅近くで彼女の母親・しのぶ(檀ふみ)と偶然遭遇する。しのぶは匡平を見るや否や順子に辛辣な言葉を浴びせ、順子は匡平を守るため、しのぶに声を荒げる。その様子を目の当たりにした匡平は、順子を心配するあまり、初めて順子に電話をかけるのだが…。このシーンはお風呂上がり、横浜さんは電話をかけながら鍛え抜かれた筋肉を覗かせている。実は中学3年生の時に「国際青少年空手道場選手権大会」で優勝し、極真空手世界一の称号を持つ彼は、正真正銘のスポーツ男子。その類いまれな運動神経で、俳優デビュー作の「仮面ライダーフォーゼ」やレギュラー出演した「烈車戦隊トッキュウジャー」のトッキュウ4号/ヒカリ役で華麗なアクションシーンも披露している。今回も、短いシーンながら順子を気遣う言葉と美しい肉体に胸キュン間違いなし!?■気になる第5話のあらすじは?塾の強化合宿最終日、インフルエンザに罹った順子(深田恭子)と匡平(横浜流星)は雅志(永山絢斗)の会社の保養所の隔離部屋に避難させられた。様子を見に行った雅志は手をつないで眠る2人を見てしまい、つい同じ部屋で一夜を過ごしてしまう。その後、雅志がインフルエンザになり、自宅で床に臥せていた。相変わらず超鈍感な順子は雅志がなぜ隔離部屋にわざわざ泊まったのか考えることもなく、合宿中の匡平の順子への態度や行動は、全て美和(安達祐実)のいたずらだと思い込んでおり、匡平の本心には全く気付いていない。全国統一模試が近づき、順子は匡平の理系科目を強化すべく雅志の部屋を訪ね協力を求めることに。順子からの連絡に心を躍らせる雅志だったが、玄関の扉を開けると順子と匡平の姿が…。事情を聞いた雅志は多少腹を立てながらもついアドバイスしてしまい、協力する流れに。順子から感謝され複雑な思いの雅志。一方、妻との離婚に悩み弱気になっていた山下(中村倫也)は、偶然順子と出くわし。半強制的に飲みに連れていく。そして、すっかり泥酔した順子を家まで送った山下は…。火曜ドラマ「初めて恋をした日に読む話」は毎週火曜、22時よりTBSにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2019年02月10日三島由紀夫の小説を原作にした2018 PARCO PRODUCE 三島×MISHIMA 『命売ります』が東京・サンシャイン劇場にて12月9日(日)まで上演中だ。【チケット情報はこちら】開幕を迎え脚本・演出を手掛けるノゾエ征爾は「三島由紀夫の驚きのパンクな小説。を演劇化したらこんな風になったと、別に奇をてらったようなことは何もしていませんが、ともかく面白な原作に面白な役者が乗っかったらこんなんになりました」、主演の東啓介は「三島由紀夫でありながらノゾエさんの脚本・演出で、とてもエンターテイメントな作品に仕上がっていると思います。山田羽仁男という人物が愛されるよう、僕はひたむきに演じていきます。キャスト、スタッフ全員で作り上げてきましたので、是非劇場でご覧ください!」、上村海成は「『半分、青い。』等、最近やらせていただいた役とかなり違うタイプの役柄で、しかも初のストレートプレイなのでとてもドキドキしていますが精一杯演じます!お客様に観ていただくのがとても楽しみです!」とそれぞれコメントを寄せた。ある日ふと「死のう」と思い立ち「命売ります」という新聞広告を出した羽仁男(はにお)のもとに、訳ありの人々が次々と訪れる物語。原作が「週刊プレイボーイ」に連載されたエンターテインメント小説ということもあってか、羽仁男を取り巻く人物たちはキャラが濃く、それを上村や馬渕英里何、莉奈、樹里咲穂、家納ジュンコ、市川しんぺー、平田敦子、川上友里、町田水城、ノゾエ、不破万作、温水洋一という個性的なキャスト達がより一層ポップに立ち上げる。そんな彼らに命を買われる羽仁男は、若く、“いい生活”をしている、いわゆるエリート。演じる東の抜群のルックスも相まって、登場人物がずらりと並ぶオープニングでも一人浮き上がって見え、そんな彼こそが自分の命を売っているのだという異常さが引き立つ。何度命を買われても生き残ってしまう羽仁男。生きたくないから命を売っているのに、その出会いや体験が彼を変えていくのを観ていると、なんとも言えない気持ちになる。オムニバスのように進んでいく物語は一つひとつが一癖ある展開なのだが、劇中でふと歌われる歌の歌詞がそれとは真逆のストレートさで、目の前の出来事の別の面を見せる。ポップで笑えて楽しい舞台だが、命とは、生きることとはなんだろうかということを考えずにはいられない、ちょっと不思議な感覚が味わえる作品だ。公演は、12月9日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて、12月22日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。取材・文:中川 實穗
2018年11月27日2018 PARCO PRODUCE “三島×MISHIMA”シリーズの第二弾『命売ります』が11月24日に開幕。原作は三島由紀夫が1968年に「週刊プレイボーイ」に連載したエンターテイメント小説で、ある日ふと「死のう」と思い立った27歳の羽仁男(はにお)が新聞に「命売ります」という広告を出す。すると訳ありげな人間たちが次々現れ――という物語。脚本・演出はノゾエ征爾。その通し稽古に潜入した。【チケット情報はこちら】東啓介が演じる主人公・羽仁男と関わる人々は、上村海成が演じる吸血鬼の母親のために羽仁男の命を買う高校生・薫や、馬渕英里何が演じる間貸しする女・玲子、莉奈が演じる謎の老人の妻・るり子、樹里咲穂が演じる吸血鬼の女、家納ジュンコが演じる図書の貸出係の女など、役柄を並べるだけでも面白そうな本作。さらに、最初に羽仁男に接触する謎の老人を温水洋一、るり子を愛人にしている男を不破万作が演じるほか、市川しんぺー、平田敦子、川上友里、町田水城、ノゾエがさまざまな役柄で登場する。組まれたセットは上下2段で等間隔に並んだ扉と、同じく床に等間隔に並んだ長方形の台で、スーパーマーケットの売り場のようにも見える。オープニングではそこにキャストたちが等間隔に並び、オリジナルの曲を全員で歌った。「妻といい仲になって、嫉妬した愛人から殺されてほしい」など、依頼内容はどれも個性的。羽仁男は毎回命を懸けて遂行するもなぜか生き残ってしまうため、オムニバスのように次々と出来事が描かれていく。命を買いに来る人たちはユーモラスでありながら切実で、依頼のひとつひとつに人間の欲望や業がカラフルに詰まっている。そして個性的なキャストたちの芝居により、そこに人間の持つおかしさや愛おしさ、そして残酷さが感じられた。そのなかで東は、死が迫り妙に生き生きしたり、死にたいのに死ねず苛立ったり、出会いと別れを繰り返すうちにある変化が訪れたりと、あらゆる依頼を渡り歩く姿が危うくセクシーだ。エンタテインメント小説と呼ばれる原作とノゾエによる演出の掛け算で、物語はポップに進んでいく。だからこそ浮き上がってくる三島由紀夫の死生観は、芝居に笑わされながらも心にグイグイと迫ってくるため、観終わった後には何とも言い難い気持ちになった。ぜひ劇場で味わってほしい。公演は12月9日(日)まで東京・サンシャイン劇場、12月22日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。取材・文:中川 實穗
2018年11月26日東出昌大の3年ぶり2度目の主演舞台となる『豊饒の海』が11月7日より東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて開幕した。本作は、三島由紀夫が自決する直前まで書いていた全四部からなる長編小説を、てがみ座・長田育恵が一つの演劇作品として練り直したもの。演出は、ロンドンで活躍するマックス・ウェブスターが担い、三島作品への新たな挑戦として、注目を集めている。ここでは、7日に行われた同劇場にて初日前会見と芝居の一部を披露する公開フォトコールについてレポートする。【チケット情報はこちら】元々、三島由紀夫の作品を愛読していたという東出は、今回は三島作品の「美」の象徴とも言うべき主人公・松枝清顕役に挑戦。公演に向けての意気込みを問われると、「三島作品というものを全く汚すことなく舞台上に表出させることができるという確信がある」と自信を覗かせた。東出演じる清顕の生まれ変わりである飯沼勲役を演じる宮沢氷魚は、「豊饒の海を全て舞台化するという無謀な挑戦ではあったが、稽古を通して素晴らしい作品になり、皆さんにお届けできるのがすごく楽しみになっていたので、初日を迎えられて嬉しい」とし、同じく生まれ変わりの安永透役を演じる上杉柊平は、「この作品は、僕にとっても、観に来られる皆さんにとっても、人生に持って帰っていただけるものと自信を持って言える」と各々作品の仕上がりについてアピールした。また、次々と生まれ変わる清顕の人生を見届ける本多繁邦を、青年期・中年期・老齢期に分けて3人の俳優が演じるのも本作の試みのひとつ。青年期を演ずる大鶴佐助が「興奮と恐怖が入り混じった気分であるが、言葉と頼もしい共演者を信じて、瞬間瞬間を楽しんでいきたい」と語ると、中年期を担う首藤康之も、「ひとつひとつの美しい言葉を、丁寧に喜びを持って発していきたい」と語った。老齢期の本多は、生前の三島と親交があり、実際に三島手ずから演出指導を受けたことがある笈田ヨシが演じる。「三島先生に最後にお会いしたときに、いろいろと先生のご決意などを伺い、それ以来早48年間の年月が流れ、先生の祥月命日である11月にこの芝居をやらせていただくのは、感無量である」と感慨にふけった。マックスの手により、四部作を通して三島が描いた人間の生きていく姿、その崇高さ、美しさが表現されているという本作。東京公演は12月2日(日)まで上演。その後12月8日(土)・9日(日)と大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演予定。チケット好評発売中。
2018年11月14日三島由紀夫がその思想と死生観のすべてを注ぎ込んだ長編小説であり、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺をする直前に、最終巻の原稿を渡したことでも知られる『豊饒の海』。この小説は『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の全4巻から成るが、根底に一貫して流れているテーマは“輪廻”だ。今回の公演では、文学作品の核心をすくいとり、舞台化する手腕に定評のある長田育恵が翻案と脚本を担当。さらに、昨年オールドヴィックシアター(ロンドン)のアソシエイトディレクターに就任したばかりの新鋭、マックス・ウェブスターが演出を手掛ける。長編小説をひとつの舞台作品として再構築するなか、三島の美しく深遠な世界観が、どのように立ち現われているのかに注目だ。いよいよ本日11月7日(水)に初日を迎えた本作で、華族の家に生まれ、幼馴染みの令嬢・聡子を愛しながらも、二十歳で世を去る松枝清顕を演じるのは東出昌大。物語が進むにつれ、清顕が転生する(と思われる)人物は別の役者が演じるが、もちろん東出の登場は序盤だけではないだろう。どういう形で舞台上に存在するのかも見どころだ。清顕の親友で、生涯を通して彼の転生に触れてゆく本多繁邦には、大鶴佐助(青年時代)と首藤康之(中年時代)、そして笈田ヨシ(老齢時代)と魅力的な配役が叶った。他にも、宮沢氷魚、上杉柊平、神野三鈴、初音映莉子ら盤石の役者たちがそろい、舞台を引き締める。本作のポスターには、海でたたずむ東出の写真と共に、「又、会ふぜ。きつと会ふ。」の文字が。その清顕の言葉がどんな意味を持つのか、ぜひ客席から見届けたい。12月2日まで紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAまで上演され、12月8日(土)・9日(日) には森ノ宮ピロティホールにて公演を行う。文: 佐藤さくら
2018年11月07日『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の4冊からなる、三島由紀夫の長編小説『豊饒の海』。その舞台化が、てがみ座の長田育恵の脚本、ロンドンを拠点に活躍するマックス・ウェブスターの演出により実現する。そこで美しき夭逝の青年・松枝清顕を東出昌大が、清顕の魂を受け継ぐ若者・飯沼勲を宮沢氷魚が演じる。【チケット情報はこちら】三島作品を愛読するという、三島ファンである東出は『豊饒の海』というタイトルを聞いた時、「その壮大なスケールに戸惑い、恐れのようなものを感じました」と明かす。また宮沢も「4作全部ということで、これをどう舞台化するのか。その疑問はなかなか拭えませんでした」と続ける。だが今ふたりは、不安よりも楽しみの方が大きいのだと言う。その理由が……。ひとつは演出のウェブスターの存在。本稽古前にワークショップを行った際、彼がこう切り出したそう。「僕はみんなよりもちょっと有利な部分がある」と。その時のことを東出は「日本人は“三島”というのを神格化している部分があるけれども、彼はそれを知らずに原作を読み、舞台化出来ると思ったそうなんです。さらに“やることは人間のドラマを描くことだ”と。まさしくそうだと思いますし、血の通った人間のドラマとして描くことで、より生き生きとした『豊饒の海』が出来るのではと思います」と期待する。さらにもうひとつの理由が、大胆に翻案した長田の脚本だ。「長田さんが本当に上手に、4作の素晴らしいところを汲み取ってひとつの作品にしてくださいました。まるで新しい作品にも思えるほどです」と宮沢。さらに東出も「原作は三島の遺作であり最高傑作なので、文学的な表現がブイブイ」と笑い、「ただ今回は舞台だけで絶対に伝わると思いますし、初見の方でも安心して観ていただけると思います」と太鼓判を押す。それぞれ演じる清顕、勲という人物をどう捉えているのか問うと、東出は「4作全部読んでもわからない。それが正直なところです。でもそのわからないってところが、多分に魅力的に映る人物なのだと思います」と、謎めいた清顕像を三島ファンらしく紐解く。また宮沢は、「勲は覚悟がはっきりしていて、ピュアで、正義感に溢れた人物。そういった部分は大事にしていきたいですし、青年から大人になっていく、その変化もうまく表現していけたらなと思います」と難役への意欲を見せた。彼らの肉体を通し、三島の魂がどう体現されるのか。11月の開幕が待ち遠しい。公演は11月3日(土・祝)から12月2日(日)まで、東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA、12月8日(土)・9日(日)大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。取材・文:野上瑠美子ヘアメイク(東出):廣瀬瑠美ヘアメイク(宮沢): 川端富生スタイリスト:林 道雄
2018年09月27日日本最多300品種のゆりが咲き誇る長崎・佐世保にある「ハウステンボス」では、2018年6月23日(土)~7月16日(月)まで、日本最多300品種のゆりが咲き誇る「ゆり祭」が開催されます。ヨーロッパの街並みを思わせる広場には絶景スポットがたくさん登場。ゆりの甘い香りに酔いしれてみませんか。ゆりのドレスをまとう。絶景フォトスポット©ハウステンボス/J-18514場内で最も広い庭「アートガーデン」に、本物のゆりに囲まれて写真撮影ができるフォトスポットが登場します。まるでゆりのドレスをまとっているかのような写真が撮れる「ゆりのガーデン」で、イイね間違いなしの一枚を。さまざまなゆりに包まれる「ゆりの広場」花と音楽があふれる「アムステルダム広場」では、日本最多300品種のゆりを鑑賞できます。白、ピンク、黄色など、色とりどりで華やかなカラーのゆりが、ヨーロッパの街並みを彩ります。夜はライトアップされ、より幻想的な世界に。世界で活躍するアーティストが奏でる一流の音楽を聴きながら、ホテルのシェフがプロデュースする美味しい料理をいただく、贅沢な時間を過ごせます。荘厳な空間に広がるゆりの宮殿「パレスハウステンボス」内に、ゆりのアーチが登場。一歩足を踏み入れた先には、圧倒的なゆりの空間が待っています。「ホテルヨーロッパ」では、優美なゆりのアートがロビーでお出迎え。ホテルコンサートの音色とともに、ラウンジでの癒やしの時間を演出してくれます。(※2018年6月30日(土)~7月16日(月)まで)ゆりの華やかさと香りに包まれるひとときをゆりを鑑賞できるのは場内とホテル合わせて4か所あります。ヨーロッパの街並みの中で、ゆりの繊細な華やかさと甘い香りに包まれるひとときをぜひ楽しんで。イベント情報イベント名:ハウステンボス「ゆり祭」催行期間:2018年06月23日 〜 2018年07月16日住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1電話番号:0570-064-110
2018年07月17日俳優の原田龍二と女優の柳ゆり菜が出演する大麦若葉の新CMが、9日から全国放送をスタートした。CMはそれぞれ出演するバージョンがあり、2人はジョッキ片手に山本漢方製薬の「ヤマカン」が“大胆”にプリントされた水着姿で登場。原田は、「青汁なんて無理~」と拒む若い女の子を前に「飲めばわかる!」と迫り、柳は、「どうせ青汁ってマズいんじゃないの?」と疑う男性陣に「黙って飲まんかいっ!」と一喝する。キャンペーンサイトではインタビュー動画が公開中。原田は撮影がタイで行われたことに触れ、「国境を越えて1つになった」「ここで仕事してるのがすごく気持ちいい」と感想を述べ、柳も「原田さんのおっしゃる通り、気持ちの良い撮影でしたね。チームワークがすごく良くて」と同意。また、水着の感想を求められた柳は、「私は着てみて想像よりもかわいくて、『あっ、結構イケる!』って思いました。最初はスタッフさんが着てる写真だけ見せてもらったので。実際着てみると、全然かわいいな~って思って。抵抗なく着させていただきました!」とお気に入りの様子だった。自身のツイッターでも、「このCMに関わって下さった方々皆さん本当に素敵な人ばかり。。沢山の人にこのCMとヤマカンの青汁が広がりますように」と告知していた柳。「ダサ面白くてイイ」「素敵な水着(笑)」「素晴らし過ぎるサービスショット」などの声が寄せられている。
2018年07月10日俳優・東出昌大が、11月より上演される三島由紀夫原作舞台「豊饒の海」で主演を務めることが決定。若手からベテランまで、東出さんとMISHIMAの世界を共に創りあげる共演者も発表された。本舞台は2018PARCO PRODUCE “三島×MISHIMA”シリーズの第1弾で、この秋、三島氏の絶筆の書である「豊饒の海」と、エンターテインメント性にあふれた「命売ります」の2作品の舞台化に挑む。第1弾を飾る「豊饒の海」は、第一部「春の雪」、第二部「奔馬」、第三部「暁の寺」、第四部「天人五衰」の全四作からなる長編小説だが、今回舞台では、全四作を一つの舞台作品として創作するという、前代未聞の意欲作。てがみ座主宰の長田育恵が脚本を手掛け、ロンドンのオールドヴィック・シアターのアソシエイト・ディレクターで、ロンドンのネクストジェネレーションのトップを走るマックス・ウェブスターが「メアリー・ステュアート」以来、3年ぶりに日本で演出。三島由紀夫文学作品を大胆翻案する。主演を務めるのは、現在主演映画『OVER DRIVE』が公開中、今後も『パンク侍、斬られて候』『菊とギロチン』『寝ても覚めても』など出演作の公開が続々と控えている人気俳優の東出昌大。三島由紀夫の「美」の象徴とも言うべき松枝清顕役という大役に挑む。今回、初舞台となった2015年上演の「夜想曲集」以来、3年ぶり2度目の舞台出演となる東出さんは、「思春期より三島由紀夫の虜になり、その作品の多くを読んできた私は、『豊饒の海』の舞台化を聞き震えました。役者になって最大の試練になると思います」と心境を明かし、「持てる全てを注ぎ込みます。三島世界の再現を、楽しみに待っていて下さい」と力強いメッセージを寄せている。また、清顕の影を追い続ける男・本多繁邦を、本作では青年時代、中年時代、老齢時代と3人の俳優が演じる。まず老齢の本多は、ベテラン俳優の笈田ヨシ。中年時代の本多は、バレエダンサーの首藤康之。そして若年時代の本多は、芥川賞受賞作家・唐十郎を父に持つ若手俳優の大鶴佐助がキャスティング。3つの黒子を持つ清顕の生まれ変わりとして登場するのは、ドラマ「コウノドリ」へに出演が話題となり、今年7月マームとジプシーの新作「BOAT」で初主演&初舞台を踏む宮沢氷魚、『一週間フレンズ。』『リバーズ・エッジ』などに出演する上杉柊平ら若手俳優が抜擢。さらに、神野三鈴、初音映莉子と実力派女優も参加する。第一部から第四部、それぞれが小説として完結しているが、この四作を通して通奏低音のごとく響くのは、「輪廻」という言葉。第一部「春の雪」で、「又、会ふぜ。きつと会ふ。滝の下で」ということばを残し、20歳で生命を落とした男・松枝清顕。彼の影に取り憑かれた男・本多繁邦。本多の人生に松枝清顕の生まれ変わりとして登場する3つの黒子の人々。四作を通して、夢と転生を描く壮大な物語だが、「清顕」を追い求めた本多にとって、彼の存在はなにを象徴していたのか、そしてなぜそこまで清顕に執着したのか――。60年後、晩年の本多は清顕との恋が成就せず、仏門に身をおいた聡子を訪るが、聡子は「清顕など知らない」と言う。全てが夢だったのか?自分のこれまでの清顕への執着は何だったのか?というのが「豊饒の海」の結末。本舞台では、清顕という美に憧れ続け、取り残されてしまった人間、本多繁邦を軸に、三島氏が最後に描いたこの「豊饒の海」という世界を、いまを生きている我々の人生という「普遍」の世界に投じていくという。2018 PARCO PRODUCE “三島 × MISHIMA”「豊饒の海」プレビュー公演は11月3日(土)~5日(月)、本公演は7日(水)~12月2日(日)紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演。12月8日(土)~9日(日)森ノ宮ピロティホールにて上演。(cinemacafe.net)
2018年06月27日長崎・ハウステンボスにて「ゆり祭」が2018年6月23日(土)から7月16日(月)の期間で開催される。「ゆり祭」は国内最多300品種のゆりでハウステンボス場内が彩られるイベント。2018年は、場内最大の庭園「アートガーデン」に、本物のゆりに包まれて写真撮影が出来るフォトスポットが新設されるほか、「パレス ハウステンボス」ではゆりを使ったアート作品、「ホテル ヨーロッパ」では生け花の展示が行われる。中でも「アートガーデン」に登場するウェディングドレスをイメージした約2,000本のゆりの生花で作られた「ゆりのドレス」は必見。こちらは実際に着用して、ハウステンボス最大の見どころであるヨーロッパの街並みが再現された風景をバックに記念写真を撮ることも可能だ。さらに、夜にはライトアップやイルミネーションを実施。昼とは違ったゆりの美しさを堪能することが出来る。【詳細】ハウステンボス ゆり祭開催期間:2018年6月23日(土)~7月16日(月)会場:ハウステンボス住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内TEL:0570-064-110
2018年06月01日日本一長い歩行者専用吊橋「三島スカイウォーク」に、新しく自然共生型アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー・三島スカイウォーク」が2018年7月26日(木)にオープン。 「フォレストアドベンチャー・三島スカイウォーク」は、全長400m、日本一の吊橋「三島スカイウォーク」ならではの絶景体験を楽しめる施設だ。フランスを発祥とするフォレストアドベンチャーの“自然を活かした、樹上のアウトドアパーク”という理念に基づいた、33のアクティビティを設ける。北エリアの森林で繰り広げられるアドベンチャーコースには、自然の立木の地上2~15mの高さに設置されたプラットフォームから、別の木に移動する樹上体験を用意。長さ300mのロングジップスライドで、一気に地上へ滑り降りるスリルと爽快感が味わえる。このロングジップスライドは、2本のラインで設置されており、カップルやペアの2人1組で同時に滑走が可能。往路では日本一長い吊橋を潜り抜けて着地し、復路は富士山と三島スカイウォークに向かって滑り抜ける“絶景”ジップスライドを堪能できる。その他、森の中で約10メートルのクライミングを満喫できる「クリフチャレンジャー」などが登場し、森の中をセグウェイで駆け抜ける「セグウェイツアー」の全コースも完成。また、新築の受付棟ログハウス「ツリーツリーツリー(tree tree tree)」には、ピクニック気分が味わえるカフェ「Picnic Café」がオープンし、地元食材を使ったホットドッグやサンドイッチ、ドリンク、スイーツなどを提供する。さらに、資料館「スカイウォークミュージアム」やギフトショップを展開する。【詳細】フォレストアドベンチャー・三島スカイウォーク開業日:2018年7月26日(木)営業時間:9:00~17:00(最終受付15:00) ※荒天中止住所:静岡県三島市笹原新田313(三島スカイウォーク内) 三島スカイウォーク 北エリア料金:・アドベンチャーコース+ロングジップスライド 通常料金 3,600円/人・ロングジップスライド 通常料金 1,800円/人・クリフチャレンジャー 1,000円/10分※吊橋入場料別途。利用条件:身長140cmまたは小学4年生以上、体重130kg以下。※18歳未満は、保護者または同等の資格者の同伴が必要。■セグウェイツアー場所:三島スカイウォーク北エリア(吊橋を渡った先)コース長さ:約2.5km(所要時間約60分)料金:4,500円(吊橋料金別・16歳~70歳位までを推奨)※未成年は、 保護者の方の同意が必要。
2018年04月14日日本一早いゆり祭り!会場全体がゆりに染まる伊江島の北海岸にあるリリーフィールド公園では、日本一早いゆり祭りが開催されます。開催期間は2018年4月22日(日)から5月6日(日)まで。沖縄本島の本部港からフェリーで約30分とアクセスも良く、フェリー乗り場には毎年長蛇の列ができるほどの人気があり、全国から多くの観光客が訪れます。広大な敷地一面に咲き誇るのは、純白のテッポウユリ。緑とのコントラストもさることながら、真っ青な海と空との組み合わせも美しく、ユリの白が凛と際立ちます。会場が真っ白に染まる様子は圧巻で、写真におさめたくなる絶景。非日常感たっぷりの楽園のような光景に心を奪われます。会場の奥では世界のゆり100品種が咲き誇り、カラフルな彩りで訪れた人を出迎えます。ゆり独特の甘い香りも心を癒してくれるやさしさにあふれていて、忘れられない思い出に。数えきれないほどのユリのなかから、自分のお気に入りをみつけてはいかがでしょうか。ゆり以外にも楽しめるポイントがたくさんゆり祭り期間中は、会場を賑やかに盛り上げる出店も多数。飲食テナントや物販テナントがずらりと立ち並び、伊江島ならではのご当地グルメが満喫できるのが魅力のひとつです。伊江島産の小麦を使用した香ばしいそばや、食感が小気味よくクセになる島らっきょうの天ぷら、当地ジェラートなどが販売されます。また土日、祝日に開催されるイベントも目白押し。村に代々伝わる伝統的な舞踊や民謡、躍動感あふれるライブなどが行われ、会場を大いに沸かせます。さらに、雄大な自然の中で馬に乗れる乗馬ふれあい体験では、ゆりの絶景と香りを全身で感じながらアクティビティにチャレンジできるので、アウトドア派の方にもおすすめです。文/萩原かおりイベント情報イベント名:伊江島ゆり祭り催行期間:2018年04月22日 〜 2018年05月06日住所:伊江村字東江上3087電話番号:0980-49-2906(伊江島ゆり祭り実行委員会) 0980-49-2255( 伊江村公営企業課/フェリー関係)
2018年03月28日漫画『ミスミソウ 完全版』が実写映画化。2018年4月7日(土)より新宿バルト9ほか全国の劇場で公開される。精神崩壊ホラー漫画『ミスミソウ』が実写化『ミスミソウ 完全版』は、『ハイスコアガール』、『でろでろ』などで知られる人気漫画家・押切蓮介の代表作であり、映像化不可能と言われたコミック。雪に覆われた過疎の町で壮絶ないじめを受け、両親を殺された少女の復讐劇を描いた衝撃作だ。原作キャラを再現するのは期待の若手俳優たち主人公・野咲春花には、漫画『咲-Saki-』の実写化にも出演した経験を持つ山田杏奈が抜擢された。いじめや両親の殺害など思いもよらない悲劇に遭遇し、精神が崩壊していく難しい役どころに挑む。そんな春香を学校で支える唯一の味方・相場晄役を『ちはやふる』シリーズ、『3D彼女リアルガール』などに立て続けに出演している清水尋也が演じる。クラスの女王的存在として春花をいじめる小黒妙子役には大谷凜香、イジメグループに所属する橘吉絵役に『3月のライオン後編』の中田青渚、加藤理佐子役に紺野彩夏、三島ゆり役に櫻愛里紗。久賀秀利役を遠藤健慎、真宮裕明役を大友一生、池川努役を遠藤真人が演じる。さらにクラスメートからいじめの標的にされていた佐山流美役には大塚れなと、放火事件に関与したクラスメートとして期待の若手俳優たちがキャスティングされた。またクラスの担任教師・南京子を森田亜紀、放火事件事件で全身火傷をおった春花の妹・野咲祥子を玉寄世奈、二人の祖父・野咲満雄を寺田農が演じ、主要キャストとして原作の世界観を再現していく。監督はクライムサスペンスの名手・内藤瑛亮メガホンを取ったのは『ライチ☆光クラブ』や『先生を流産させる会』など少年少女を主人公としたクライムサスペンスを得意とする監督・内藤瑛亮。人気の精神崩壊ホラー漫画を、切なくも美しい、残酷なトラウマサスペンスに仕上げる。ストーリー東京から田舎に転校してきた主人公・野咲春花は"部外者"として扱われ、壮絶なイジメを受けていた。春花の学校での唯一の味方は、同じように転校してきたクラスメイトの相場晄。彼を心の支えに必死に耐えてきた春花だが、クラスの女王的存在、小黒妙子の取り巻きのイジメグループによる嫌がらせは日に日にエスカレートしていった。そして、ある日、激しく燃え上がる炎が春花の家を覆い尽くす。春花の妹・祥子は大火傷を負いながらも助かったが、両親は命を落としてしまった。思いもよらない悲劇に遭遇した春花の心は、崩壊する― 。やがて事件の真相が露見することを恐れたイジメっ子達は春花に自殺するよう強要するが、それがきっかけとなって春花は事件の真相を知り、家族を奪ったイジメっ子達に己の命を賭けた凄惨な復讐を開始するのだが…。厳しい冬を耐え抜いた後に雪を割るようにして咲く花、三角草(ミスミソウ)。春花はミスミソウのように厳しい冬を耐えて、きれいな花を咲かせることができるのか…。春花が選んだ道とは…。作品情報映画『ミスミソウ』公開日:2018年4月7日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー原作:押切蓮介『ミスミソウ完全版』(双葉社刊)出演:山田杏奈、清水尋也、大谷凜香、大塚れな、中田青渚、紺野彩夏、櫻愛里紗、遠藤健慎、大友一生、遠藤真人、森田亜紀、戸田昌宏、片岡礼子、寺田農監督:内藤瑛亮脚本:唯野未歩子主題歌:タテタカコ「道程」(バップ)R-15©押切蓮介/双葉社©2017「ミスミソウ」製作委員会
2018年02月25日2018年も『熱海殺人事件』が東京・紀伊國屋ホールで上演される。婦人警官・水野朋子を演じる木崎ゆりあと、演出を手掛ける岡村俊一に話を聞いた。舞台「熱海殺人事件」CROSS OVER 45チケット情報“春の風物詩”と呼ばれるほど紀伊國屋ホールで上演されてきた『熱海殺人事件』。1973年に初演、映画化、ドラマ化もされたつかこうへいの代表作で、2010年につかが亡くなってからも、つか作品を数多く手がける岡村俊一の演出で同劇場で上演され続けている。その2018年版は、木村伝兵衛部長刑事を昨年に引き続き味方良介、水野朋子婦人警官を木崎ゆりあ、犯人・大山金太郎をWキャストでα-X’sの敦貴と匠海、富山から来た刑事・熊田留吉に石田明(NON STYLE)で上演する。木崎はこの9月にSKE48・AKB48を卒業したばかり。女優としてやっていきたいという木崎の、卒業後初の演技仕事となる。「今はビックリというのが一番簡単で分かりやすい気持ちです。『熱海殺人事件』は有名な作品ですし、4人芝居のうちのひとりとして演じるというのも驚きました。早口大丈夫かなとか(笑)、不安なことはいっぱいありますが、その何倍も楽しみ。これ以上ないくらいありがたいです」。そんな木崎を岡村は「AKB48時代からパンチ力がある役柄をやってのけることができる勢いや思い切りの良さがある。今回は傷だらけのゆりあを(笑)、演じてもらおうと思っています」。木崎が演じるのは水野朋子婦人警官役。これまでもさまざまな女優に演じられてきた役柄だが、岡村は「水野朋子はすごいパワハラとセクハラにあう役なので、それに生の反応で返せばいい演技になっていく。俳優というのは『こういうことが起きたときにあなたはどうしますか』と問われ続ける職業だと思うので。だから頭で考えて『こんな役にしようと思ってる』では通用しない。特につかこうへい流の作品は。追い込まれている姿を見せるというような、そういう芝居になると思います」。その中でも木崎は「攻撃陣3人を受け止めて返す側。そのときどきできちんと二塁打を打ったりバントをしなきゃいけない」(岡村)と4人芝居ならではの苦労もありそうだが、木崎自身は「舞台経験がほぼないに等しいので、それでこの極限まで持ってかれる舞台に参加するのが楽しみです!」と頼もしい。岡村の演出作品には、『あずみ』の川栄李奈、『新・幕末純情伝』の松井玲奈と元メンバーが出演しているが「川栄にも松井玲奈ちゃんにも負けたくない気持ちがあります。稽古で『川栄はもっとできたぞ』『松井はもっと動けたぞ』と言われたら悔しいし。超えていきたいですね」公演は2018年2月17日(土)から3月5日(月)まで東京・紀伊國屋ホールにて。取材・文:中川實穗
2017年12月27日レシピブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」が人気の山本ゆりさんは、大阪府出身・在住の料理コラムニスト。身近な安い食材だけを使い、調味料も家庭にあるものだけを使っているのに、おいしく、おしゃれに見え、誰にでも簡単に作ることができるメニューが多く、支持を得ています。そんな「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」をムック化したのが、「syunkon カフェごはん」シリーズ。2017年4月に発売された『syunkon カフェごはん6』では、「人気おかずBEST30」や、おもてなし料理、お弁当にオススメ料理、電子レンジのみで調理することができるレシピなど多数掲載しています。料理愛・家族愛のいっぱい詰まった山本さんの新しいレシピ本の発売を記念して話を聞きました!作り置きはしない主義。品数や栄養も考えすぎず毎日、家事をしていて、一番大変なことは「料理」というママは多いですよね。5歳と1歳の子どものママでもある山本さんも同じです。いつもおいしく、おしゃれな料理を作っているように見えますが、頑張りすぎないように気を付けているそう。「品数や栄養バランスを考えすぎず、1週間くらいでバランスが取れたらいいかなというふうにしています。とにかく、あまり気負いすぎないように! 作りたいと思ったときはいっぱい作って、作れないときは仕方ないと割り切っています。似たような味がかぶってしまっても仕方ないかぁと(笑)。1か月くらいのサイクルで、いろいろな食材が食べられたらそれでいいし、毎日バランスを取らなくてもOKって。盛り付けも、本やブログではすごくちゃんとしていますが、普段はちゃんとしてないです(笑)夫がいろどりのネギやレタスなどが好きじゃなくて、お肉はお肉でドーンと出す方が好きなのです。普段はちゃんとやっていないのですが、ここぞ!っというときには、きれいな盛り付けを意識しています」毎日の献立に頭を悩ませているママは多いと思います。毎日おいしそうな料理を作っている山本さんはどんなふうに献立を決めているのでしょうか?「基本的に買い物は毎日行くんですけど、買い方は結構適当です(笑)スーパーで安かったものや、そのときおいしそうだなと思ったものを買っています。本当は1週間分の献立を決めて、使い切れるように工夫するべきだなと思っているのですが、正直できなくて…。私はそのときあるもので作るという方針です。買い物に行く前に冷蔵庫を見て、これはあるから買わないということだけ決めて、冷蔵庫にあるものと、買ってきたもので作っています。買い物に行けないときは残りもので作ります。ないときはないなりに作っています。実は作り置きが苦手で、うまくできないので、それよりも5分くらいできるものをその場で作る方が得意です。作り置きって私しか喜ばないんですよね。作り置きをリメイクして作るくらいなら、新しいもの作った方がいいかなと思っています。気まぐれメニューばかりですけど。たとえばキャベツを買うときに、1/2を買ったとしますよね。もし家にちょっと残っていても別に気にしない。最後はお好み焼きにしちゃえばいいかーみたいな(笑)」山本さんのお話を聞いていると、献立に頭を悩ませるなんて無意味なことかも…とおおらかな気持ちになります。子どもに食べてもらう工夫は?親がやる気を出しているときほど食べない…旦那さんが満足するものと、子どもが満足するものは案外違います。両方のことを考えて料理するのは結構大変ですよね。スパイシーなものを食べたいけれど、子どもがいると躊躇することも多いです。「よくお子さんがいらっしゃる方は、辛い物を一切出さなくなったりすると思うのですけど、ウチはそういうことはないですね。辛いものも大人は大人で出して、子どもに『食べてみる?』と聞いて、食べなければ食べないでそれでいいしって、そんなふうにしていますね。みんなで食べられるものと、子どもが好きそうな味つけのものを、いつも1:1くらいで用意してます。どっちも作るという感じですね。大人も子どもも食べられる中間の味付けの料理を作ると、どっちも満足しないですね。わが家も味噌汁は普通に作って、子どもの分はお湯で薄めたりします。大人はピリ辛のものを食べたいと思うので、ゆずコショウとかラー油は別皿に出して、つけて食べてもらうようにしていますね。旦那さん用と子ども用で、わざわざ違うものを作ったりすることはないので、薄めたり、濃くしたりで調整します」料理上手な山本さんのお子さんなら、さぞかしどんな野菜も好き嫌いせず食べてくれると思われがちですが、そこはどこの家庭も同じよう。「子どもの野菜嫌いはウチも悩みです。ウチの子の場合は汁物が好きなので、最終的には味噌汁に入れちゃいますね。すべての野菜が食べられなくてもいいとわかっていても、一人目のときは『食べなさい』と怒ったりしていましたね。一生懸命、食べさせようとして食べなかったり、逆に好きだったはずの野菜を急に食べなくなったり、それに振り回されたこともありました。でも、それこそ“空腹が一番の調味料”というのは本当で、むちゃくちゃおなかがすいているときに、嫌いな野菜を『味見する?』と、あげると食べたりするんですよね。なので、最近は子どものタイミングを待つようにしています。好き嫌いはいつかなおると思うのですけど、無理やり食べさせられた記憶があると、大人になっても食べられなくなっちゃうから…と自分に言い聞かせています。子どもって、家でいつもと同じ感じで出すと食べなかったりするのに、外食で出てきたら食べたり、お弁当に入っていたら食べたりとか、そういうことってありませんか? お弁当だと食べて帰ってきたことがあったので、そのときはお弁当に入れていました。結構、雰囲気が大事かなと思います。みんなで『おいしい!』と言って食べるとか、あたりまえですけど。『どうやったら食べてくれるのー!?』って、イライラすることもあると思うんですよね。がんばって、工夫して、かわいく切ったときに限って食べなかったりして、そういうときのイライラしているお母さんって、子どもにとっても悪循環なので。親がやる気を出しているときほど食べないです(笑)」今回の新しいレシピ本のポイント&おすすめレシピ2種今回はブログでよく質問のあった、人が来た時のおもてなし使える、簡単に見栄えするレシピを入れたのがポイントとのこと。また電子レンジだけで作れるメニューも多く、とくにパスタの作り方は必見!「鍋で麺をゆでるという工程もなしで、いきなりタッパーに麺を入れて、水を入れて、味付けもタッパーでしちゃうという調理法です。パスタって気軽に作れそうだけど、鍋を洗って、フライパンも洗ってって、実は洗いものが多いんです。電子レンジレシピでこだわったのは、電子レンジだからこそうまくできるものを中心に載せたことです。パスタなんか、むしろレンジで作った方がおいしいんじゃないかなと思います。がんばってお湯いっぱい沸かして、作っていたのが何だったんだろうって。今回は工程の写真も入れました。文字だけだと作っている途中で、本当にコレであってる?って、不安になるものが多すぎるから(笑)」暑い夏は、「レンジで簡単」とか、「時短」というキーワードはうれしいですよね! 夏休みの簡単ランチにもぜひ試してみたいものばかりです。◆レンジで一発!さば缶で*さばじゃが【材料】ジャガイモ・・・小2個(200g)さば缶(みそ煮)・・・1/2缶(A)みりん・・・小さじ2しょうゆ、さば缶の汁・・・各小さじ1あれば万能ねぎの小口切り・・・適量【作り方】1.ジャガイモは皮をむき、7mm幅の輪切りにする2.耐熱コンテナにジャガイモを入れ、さばを少し崩してのせ、Aをかける。上からふんわりとラップをかけ、電子レンジで5分加熱する。ざっくり混ぜて器に盛り、あれば万能ねぎを散らす◆材料3つ!豆乳かぼちゃドーナツ【材料】カボチャ・・・正味100g ※皮と種を取って100gくらい、1/8個くらいです。豆乳(調整または無調整)・・・100mlホットケーキミックス・・・150g揚げ油、好みで粉砂糖・・・各適量【作り方】1.カボチャはひと口大に切って耐熱容器に入れ、水少々をまわしかける。ふんわりとラップをかけて電子レンジで4~5分加熱し、水分があれば捨て、つぶして冷ます2.豆乳を加えて混ぜ、ホットケーキミックスを加えてさっくり混ぜる3.フライパンに揚げ油を170℃に熱し、2をスプーンですくって落とし、こんがり揚げる。好みで粉砂糖をふる<文:あんふぁんWeb編集部>
2017年07月28日今年で14年目を迎える『ハンターマウンテン ゆりパーク』で、約50種400万輪のゆりが咲き乱れる日本最大級の『ゆり博』が開催されます。 色とりどりのスカシ系、香り豊かなオリエンタル系など、約3万坪のゲレンデに咲き乱れるさまざまなゆりを楽しみましょう!「ゆり大斜面」が復活、入れ替えた球根は9万個!園内に植えられている球根はなんと約57万球!このうち4~5万球が、毎年きれいな開花を維持するために入れ替えられています。しかし今年は、例年の2倍近い9万球が入れ替えられました。さらに、2013年を最後に休耕していた人気スポット「ゆり大斜面」が3年ぶりに復活。しっかり土を休ませ、植栽に適した状態となった「ゆり大斜面」には、約2万6千球の球根が植えられました。●ゆり散歩スタンプラリーゆりパークでは、チケット購入時に園内マップを兼ねた団扇タイプの台紙がもらえます。園内に設置されたスタンプ5つをすべてゲットすると、オリジナルグッズのプレゼントがありますよ!●“ゆり”さんがお得になる「ゆり割」名前に「ゆり」が付く人は身分証をお忘れなく。なんと、入園料とリフト券(上り片道)のセット大人1,600円が半額の800円になるんです。同行者(5名まで)も100円引きになります(お子さんの場合はセット800円→500円、同行者50円引き)。●食でゆりを楽しむ「ゆりグルメ」古くから薬として用いられてきたゆり根。滋養強壮、利尿、咳止め、精神を安定させる効果などで珍重されてきました。野菜の中でもカリウムの含有量がトップクラスのゆり根は、高血圧の予防や老廃物の排出にも効果が有るとされています。ゆりレストランでは、そんなゆり根を使ったメニューが提供されています。●ゆり天盛りゆり根うどん1,250円うどんにゆり根を練り込んだオリジナルメニューです。●ゆり根と那須豚ベーコンマルゲリータセット1,750円ピザにホクホクのゆり根がトッピングされています。●ゆり御膳1,480円ゆり根の天ぷら、ゆり根うどん付です。●ゆりソフト400円ゆり根は不使用ですが、トロピカルな味と香りがゆりを連想させるオリジナルソフトです。●ゆりカフェのテイクアウトメニューでピクニックゆりパーク山頂のゆりカフェでは、テイクアウトメニューが販売されています。気軽なピクニックランチも楽しいですね!●ハンタマサンド850円●カップインサラダパストラミ&ポテト550円●ラップサンド750~900円イベント詳細イベント名:ゆり博施設名:ハンターマウンテン塩原所在地:栃木県那須塩原市湯本塩原字前黒電話:0287-32-4580開催期間:2017年7月15日(土)~8月27日(日)公式サイト:
2017年06月30日