中井貴一を主演にピエール瀧、ユースケ・サンタマリアなど豪華俳優陣を迎えてWOWOW初の浅田次郎作品に挑戦する連続ドラマW「きんぴか」。この度、27日(土)放送の第3話にて女優・藤澤恵麻が出演することが明らかになった。天崇連合会岩松組の組員・阪口健太(中井貴一)が、敵対する銀鷲会組長を射殺。これは、組を想っての健太の単独行動だった。それから13年、“務め”を終え出所した健太を出迎えたのは、老刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)ただひとり。大勢の組員の出迎えを想像していた健太に向井は「バカが。捨て駒になりやがって」と現実を突きつけられる。一方の最強の肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求めて“ひとりクーデター”を起こすも失敗。また同じ頃、政治家・山内瀧造(村井国夫)の優秀な秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑をかぶり逮捕され、離婚の危機に。そんな崖っぷちの2人にも向井が声を掛け、健太、大河原、広橋が揃った。かくして“3人の悪党”の快進撃が始まる――。今週27日(土)放送の第3話では、古びたバーのカウンターに座る健太に、泥酔したひとりの女が声を駆けてくる。見るとその女は新見総長(品川徹)の担当看護師マリア(飯島直子)だった。マリアは健太に「抱いてくれない?」と近づく。そして2人は徐々に惹かれ合っていく。一方の勲はかつての恋人アケミ(藤澤恵麻)のアパートに行くとそこには脱走した倉田士長(浅利陽介)の姿が。そして倉田から自衛隊内の衝撃の真実を聞かされる…。今回新たに3話に登場するのは、連続テレビ小説「天花」のヒロイン大抜擢で女優をデビューを果たして以降、『ラブ★コン』『UDON』『GOEMON』「ホテルコンシェルジュ」と、テレビやドラマで活躍する藤澤さん。本作では、ピエールさん演じる軍曹(勲)の元恋人役を担当。これまでの藤澤さんのイメージとは正反対の、金髪&大胆露出のドレスで派手に着飾ったキャバクラ嬢を好演し、いままでにない新たな役幅の広がりを見せるという。本作の東康之プロデューサーは「藤澤さんにビエール瀧さん扮する自衛官が一瞬でホレるシーンは必見!飯島直了さんに続き、きんびかに『男が惚れるイイ女』が登場します。お楽しみに!」と期待を煽るコメントを寄せた。連続ドラマW 「きんぴか」は毎週土曜日22時~WOWOWにて放送開始(1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2016年02月26日『鉄道員(ぽっぽや)』や『地下鉄(メトロ)に乗って』などの人気作家・浅田次郎の同名小説を、WOWOWの連続ドラマW『きんぴか』(2月13日スタート 毎週土曜 22:00~)として映像化。金や出世よりも人としての"筋"を通したがゆえに、組織からはじかれてしまった3人の悪党役に、中井貴一、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧が息を吹き込んだ。中井は、義理と人情に厚い昔気質の真っ直ぐなヤクザ・阪口健太役、ユースケは、政治家の罪をかぶった、元政治家の秘書・広橋秀彦役、ピエール瀧は、安全保障法案に反対し、“ひとりクーデター”を起こす元自衛官・大河原勲役に扮した。全く違うフィールドで生きていた3人の悪党が、老刑事の元に集結し、格闘していく。個性豊かな三悪党を演じた3人にインタビューし、浅田次郎作品の魅力や、現場での撮影エピソードについて語ってもらった。――浅田次郎さんの小説のドラマ化作品ということで、どんなふうに臨みましたか?中井「浅田さんの作品に出演するのは、(「ラブ・レター」「壬生義士伝」「柘榴坂の仇討」に続き)4本目になります。なぜ、浅田さんの本がなぜこんなに人気があるのかというと、やっぱり読みやすいし、読者を突き放してない感じがするんです。でも、それを映像化する時、同じ感覚でやってしまうと、小説のクオリティーを下げてしまうと思っていて。『きんぴか』をそのままコメディで描き、映像化したものを安っぽくしたくなかったので、小説とは異なっても、ハードな方を取り上げた方がいいかなと思いました。浅田さんご本人は『小説と映像は全く違うから、趣旨さえ変えなければどうやってくれてもいいから』と言ってくださるけど、だからこそ、気にするじゃないですか。そういう意味で、プレッシャーは大きいですし、実際、緊張しながらの撮影でした」ユースケ「僕は浅田さんの作品は2本目なんです」中井「先生がいらっしゃった時、ユースケさんが、『先生、どうもはじめまして。ユースケ・サンタマリアです』と言ったら、先生が、『あなた、前にも出てくださいましたよね?』とおっしゃって。そしたらユースケさんが『ですよね』と(笑)」ユースケ「いやあ、僕、原作者が誰とか、あまり考えないんです。台本だけなので。それで『日輪の遺産』のことを忘れていたんです。やった時は印象に残った作品だったけど、時間が経っているし、ちょっと忘れていて(苦笑)。それで、2本目だとわかりました。最近は、だいたい原作本があって、オリジナル脚本ってなかなかないでしょ。面白ければそれでいいんだけど、みんなそのままやっちゃうから、台本が2次元のままなんです。読み物としては成立しているけど、台詞としてしゃべってみるとちょっと違ってくる。台本は2.5次元だとありがたいなぁって。今回、中井さんから、そういう提案があってからスタートしたので、すごく良かったなと思います。魅力が倍増しているんじゃないかと、ピエール瀧さんが言ってました」ピエール「そうですね(笑)。僕は、浅田作品に出演するのが初めてでした。扱っているのはコメディですが、3人のキャラクターから導き出されたのは、男はこうあるべきではないかという資質の話です。言葉にしたらベタなのかもしれないけど、それは必要だと思いました。最近のドラマでは、みんながもう少し変化球を求めていて、そこを直接描くものが少なくなってきています。でも、今回、WOWOWという有料チャンネルで、そういうものをどんと投入する感じがいいのかなと。そこが、今回非常に興味深いところでもありました」――実際、演じてみて難しかった点は?中井「ヤクザ役を演じましたが、ここ数年、ヤクザ映画自体がなくなってきていて、ヤクザを描くこと自体が社会のなかで良くないことだと思われがちです。でも、だからこそ、敢えて挑戦したかったのです。僕たちは、虚構の世界を演じる仕事をしているのに、現実社会のことだけにとらわれて役を決めていてはおもしろくない。もっとみなさん、嘘を楽しんで欲しい。僕たちはドキュメンタリーをやっているわけではないし、それを楽しむのがドラマなんですから」――ヤクザが登場する作品では、そんなに撮影の制約などがあるのですか?中井「びっくりするくらいあるんです。『ヤクザが出てくるのなら、うちは貸せません。撮影できません』とか言われますから。でも、そんなことで撮影ができなくなっていったら、どんどんアウトロー映画がなくなってしまうんです。ユースケ「僕は、演じた広橋のような、腕っ節は弱いけど、頭の切れる役が多いんです。連続で5回くらいメガネをかけた役をやりましたし(笑)。でも、今回は何かいつもと違っていたんです。ヤクザの方や自衛官は、いままで僕がやってきた作品には、登場人物として出てこなかったし、確かにそういうドラマがなくなってきているんだなと感じました。浅田先生が書かれた原作は80年代で、オンエアは16年なので、そこは僕らがブラッシュアップするしかないと思いました。現場では、中井さんがリーダーになってディスカッションしながらやっていったけど、それって最近のドラマの現場では難しかったりするんです。でも、この現場では、それが当然のごとく、すさまじくスムーズに行きました。監督もすごくフットワークが軽いし、全員がとてつもなく協力的でした。毎回、現場は祭りでしたよ」ピエール「僕は"軍曹"というあだ名がつく腕利き自衛官役でした。今回、中井さんのヤクザ、ユースケの元政治家の秘書と、普通は身近にあまりいない人たちです。でも、やっていくうちに、中井さん演じる健太さんはヤクザだけど、乱暴じゃない。軍曹も筋肉バカっぽいイメージがあるけど、乱暴者ではない。3人ともただの社会のあぶれ者たちではなく、何かしらの憤りや正義感があるからこそ、一緒にいて成立するんだなと思いました。だから、そういうものを、台詞回しでにじみ出すということを、この3人でやれたことが非常に良かったなと。2話、3話、4話と観ていくうちに、3人がだんだんチームっぽく見えてくる。それを打ち出したいと、ユースケが言っていました(笑)」――確かに全く畑が違う3人ですが、次第に絶妙なチームワークが生まれていきます。3人の関係性をどう捉えましたか?中井「世の中は悪と正義に分けられる。でも、今、世界のいろんなところでテロが起きているけど、テロの被害者たちにとって、テロリストたちは悪だと思うけど、テロリスト側は、自分たちには正義しかないと思っているんです。それなら、正義と悪の区分けは、どこにあるのかと。社会的に見ればヤクザは悪だと思いますが、僕が昔、任侠映画をやるに当たって取材をした時『任侠を貫く人間は、まず最初に、一般の人に好かれなきゃダメだ』という任侠道をもっている人たちがたくさんいました。『よその組から攻められてきた人々を、俺たちが守るというふうな関係だったのに、いつのまにかそいつらから搾取する関係になった時点で、それは任侠道じゃなくなる』と言われて。健太もそういう考えの人間なわけです。彼がやることが正義だとは思わないけど、間違ったことはやらないという気持ちはあるんです。それは軍曹も、広橋も同じ。それが唯一の共通点として集結する。慣れ合いのチームにはない面白さがあればいいなと」ユースケ「接点のなかった人間が集まり、自分にないものをこの2人がもっているんだと各自が思う。最初は仲間意識もないけど、2人が大事になり、その場所が心地良くなっていくんです。全員が偏った人間たちで、1人でいると周りから浮いてしまう。でも、3人だと、一人前の感覚が味わえる。僕はそういう感じで心地良かったです。最高でした」ピエール「最初のきっかけは、おのおのの組織に裏切られたり、爪弾きにされたりしたところからスタートしていく。最初は各世界がパラレルに見えるんですが、だんだんそれが密接に絡み出して、最後には3人対世間、対世の中みたいになってくるんです。世の中は複雑回帰なので、世界がそこで融合して1つのものになっていく感じや、そういう男気を描くのは大変だろうなと思っていたら、浅田先生がひと通り、ご自分で経験されたものらしくて。浅田先生が炙り出された世界観や憤りみたいなものがうまく反映されているなあと。そういうところがリアルでした」ユースケ「ある意味、この話はノンフィクションかも」中井「そんな。あれだけフィクションだと言っていたのに(笑)」ユースケ「あ、僕のいうところは省いてください。よくあるんです。あれだけしゃべったのに、ばっさりと削られていることって。最後に"(笑)"とかを入れておいてください」3人の息の合ったクロストークから、劇中さながらのチームワークの良さが垣間見られた。三者三様の個性による化学反応も楽しみである。いまの世の中に、痛快なカウンターパンチを入れる『きんぴか』に期待したい。
2016年02月13日2月13日からWOWOWでスタートする連続ドラマ『きんぴか』で、主演の中井貴一が飯島直子と濃厚なベッドシーンを披露することが明らかになった。同ドラマは浅田次郎の原作をドラマ化したもので、中井演じる不器用なヤクザ・阪口健太、政治家秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)、元自衛官・大河原勲(ピエール瀧)の悪党3人が老刑事(綿引勝彦)のもとに集まり、彼らなりのやり方で"筋"を通そうとする重厚な人間ドラマ。物語の中で、飯島演じる看護師・マリアはふとしかきっかけで健太の優しさに触れ、健太は彼女の懸命な姿を見て強く惹かれ合い、肌を重ねる。東康之プロデューサーは「中井貴一さんと飯島直子さんが、ついに禁断の一線を越える…。中井さんには4時間かけた刺青を背中に背負ってもらい、飯島さんには一糸まとわぬ美しいお背中で演じていただきました。2人が小さなベッドで重なり合う、それはそれは危険な"大人のラブシーン"にぜひ注目下さい」とコメント。ドラマ『最後から二番目の恋』では兄妹役を演じていた2人が、はたしてどんな妖艶な絡みを見せてくれるのか注目だ。ドラマ『きんぴか』は2月13日(土曜 22:00~)WOWOWプライムにてスタート(第1話無料放送)。
2016年02月08日中井貴一がWOWOW連続ドラマWで初の主演を務め、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧と“3人の悪党”を演じる「きんぴか」。この度、刺青姿の主人公演じる中井さんと、恋人役の飯島直子の過激なベッドシーンの写真が解禁された。天崇連合会岩松組の組員・阪口健太(中井貴一)が、敵対する銀鷲会組長を射殺。これは、組を想っての健太の単独行動だった。それから13年、“務め”を終え出所した健太を出迎えたのは、老刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)ただひとり。大勢の組員の出迎えを想像していた健太に向井は「バカが。捨て駒になりやがって」と現実を突きつけられる。一方の最強の肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求めて“ひとりクーデター”を起こすも失敗。また同じ頃、政治家・山内瀧造(村井国夫)の優秀な秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑をかぶり逮捕され、離婚の危機に。そんな崖っぷちの2人にも向井が声を掛け、健太、大河原、広橋が揃った。かくして“3人の悪党”の快進撃が始まる――。昭和任侠を絵に描いたような昔かたぎで不器用なヤクザ・阪口健太には、今回がWOWO連続ドラマ初主演となる中井さん。また、政治家が犯した収賄の罪をかぶる元政治家秘書にユースケさん、安保法案に反旗を翻し単独クーデターを起こした元自衛官にピエールさん、ヤクザと恋に落ちる伝説の看護師役の飯島さん、そして3人の悪党を束ねる老刑事役に綿引勝彦といった豪華なキャストが集結している本作。今回解禁されたビジュアルは、品川徹演じる天崇連合会の総長・新見が入院している病院の救急センター看護師長で、業界では“血まみれのマリア”とも呼ばれる阿部マリアとの過激なベッドシーン。ドラマ「最後から二番目の恋」では兄妹役を演じていた2人が、今回はお互いに惹かれ合う恋仲を演じる。ビジュアルからも中井さんの刺青姿が異様な圧迫感、また飯島さんの妖艶さが感じられる。プロテューサーを務める東康之氏は「中井貴一さんと飯島直子さんが、ついに禁断の一線を越える…。中井さんには4時間かけた刺青を背中にしよってもらい、飯島さんには一糸まとわぬ美しいお背中で演していただきました。2人が小さなベッドで重なり合う、それはそれは危険な“大人のラブシーン”にせひこ注目ください」とコメント。3人の悪党の快進撃も気になるところだが、2人が熱演する危険な大人のラブシーンにも話題を集めそうだ。土曜オリジナルドラマ「連続ドラマWきんぴか」は2月13日(土)よりWOWOプライムにて放送開始。(1話無料放送)(cinemacafe.net)
2016年02月08日2月13日よりWOWOWでスタートする連続ドラマW『きんぴか』(毎週土曜日 22:00~ 全5話 ※第1話無料放送)の完成披露試写会が27日、都内で行われ、中井貴一、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧が出席した。同ドラマは、人気作家の浅田次郎が1992年から1998年にわたって発表した小説『きんぴか』シリーズをドラマ化したもの。金よりも出世よりも筋を通して生きたゆえ、組織に裏切られた3人の悪党にスポットをあて、その無念を見てきた老刑事の下に悪党3人が集結して彼らなりの方法で筋を通そうと行動を開始する、というストーリーとなっている。同ドラマでヤクザ役を演じた中井は「ヤクザをやると同級生から『お前らしい』と言われます。だからヤクザなんでしょうね(笑)。どこか基本的なところは任侠というか、そういうものがあると思います」と明かし、「先輩の高倉健さんや菅原文太さんがやっていたヤクザ映画がなくなり、世の中がエンタメに対して厳しくなっています。刑事ものやお医者さん、恋愛ものが多い中、今回はそういう意味でも挑戦でした」とドラマの意義を強調。政権に反旗を翻した元自衛官役のピエール瀧も「各々の憤りがそれぞれのエピソードにあり、後半になるにつれて各々の世界が一つになります。娯楽のチャンネルで異質なものをご覧いただけるのは非常に僕らも楽しみであります」と作品の出来には自信を見せた。WOWOWのドラマと言えば、三上博史主演の『下町ロケット』(WOWOWでは2011年放送)が昨年TBS系で放送されて高視聴率をマークしたが、ユースケ・サンタマリアは「今回もそうなりますよ。その時はこのキャストでぜひとも!」と関係者にアピールしながら「本当に2、3、映画化、そしてシーズン5、6とライフワークになればいいですね。それぐらい楽しい現場でした」と続編に期待。そんなユースケ・サンタマリアと対照的だったのが中井で、「この2人と共演したのは僕が熱望したキャスティングだったけど、ちょっと失敗したかな(笑)。地上波では佐藤浩市、照英、そしてココリコ田中直樹くんで『きんぴか』が放送されると思うので、その節はよろしくお願いします」と笑顔を見せていた。
2016年01月28日WOWOW「連続ドラマW きんぴか」の第1話完成試写会が27日(水)都内で行われ、主演の中井貴一、共演のユースケ・サンタマリア、ピエール瀧が出席。漫才のようなやり取りを繰り広げるユースケさんとピエールさんの姿に中井さんは「2人との共演を熱望したのは僕だけれど、失敗したかな。こんなに疲れる舞台挨拶は初めて」と泣き笑いで訴えていた。「鉄道員(ぽっぽや)」「地下鉄(メトロ)に乗って」などで知られるベストセラー作家・浅田次郎氏による、小説「きんぴか」シリーズを連続ドラマ化。金や出世よりも“筋”を通して生きたゆえに、組織に裏切られた3人の悪党が老刑事の下に集結し、彼らなりのやり方で筋を通していく。昭和任侠を絵に描いたような昔気質で不器用なヤクザを中井さん、政治家の罪をかぶった元政治家秘書をユースケさん、政権に反旗を翻した元自衛官をピエールさんが演じる。ユースケさんは、WOWOWでも地上波でもドラマ化された「下町ロケット」を引き合いに出して「WOWOWのドラマは、違うキャストで民放ドラマ化される。今回も面白いからそうなると思う。でもその時は同じキャストでやって欲しい。ほかの2人は一緒で、僕の役がココリコの田中(直樹)さんになるのだけはやめて」と訴え「この火を消してはいけない。続編を作って映画化して、“相棒”みたいにどんどんなる。ライフワークにしたい」と構想をぶち上げた。これにピエールさんが「民放では僕の役は、照英さんでお願いします」と乗っかると、2人のやり取りに涙を流しながら爆笑する中井さんは「2人との共演を熱望したのは僕だけれど、失敗したかな。こんなに疲れる舞台挨拶は初めて」とお腹を抱えつつ「地上波では、佐藤浩市、照英、ココリコの田中で放送されるだろうと思うので、その節はそちらもよろしくお願いします」とさらに重ねて会場を盛り上げた。マスコミに向けても「カメラのフラッシュ恐怖症なのでやめて」(ユースケさん)、「スケッチでお願いしますね」(ピエールさん)とやりたい放題の中で、中井さんは頭を悩ませながらも「今はエンターテインメントの中にヤクザというカテゴリーがなくなってしまった感があるけれど、このドラマはそこへの挑戦。視聴者の皆さんにもウソをウソと理解してほしい願いでもある」としっかりアピールした。WOWOW「連続ドラマW きんぴか」は、2月13日(土)22時スタート。(text:cinemacafe.net)
2016年01月27日WOWOWで2月13日からスタートする連続ドラマ『きんぴか』の原作者・浅田次郎が撮影現場を訪れ、主演の中井貴一、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧を激励した。ストーリーは、昔かたぎで不器用なヤクザ・阪口(中井)、最強の肉体を持つ自衛官・大河原(ピエール)、収賄容疑を被って逮捕された政治家秘書・広橋(ユースケ)の3人が老刑事・向井(綿引勝彦)のもとに集まり、彼らなりの方法で"筋"を通すべく大暴れする人間ドラマ。浅田は「この小説は25年前くらいに書いたものなので、映像化したいというお話をいただいた時は、正直『ええ?』って驚きました。ただ、その当時、社会の話題になっていたことが、時代が巡り巡って、また同じようなことが出てきている。不思議な感じがしました」とドラマ化についてコメント。「この小説は、あまり動きで笑わせるものではなく、平文の叙述で笑わせており、ストーリーの中で笑うものではない。その辺りをどのようにキャストのみなさんが演じて下さるのか興味があります」と、演技力に定評のあるキャストたちに期待を寄せた。出演はほかに村井國夫、岩松了、飯島直子。ドラマ『きんぴか』は2月13日(土曜 22:00~)WOWOWプライムにてスタート。
2016年01月21日中山美穂が舞台『魔術』で、念願の初舞台に挑戦する。舞台『魔術』チケット情報「舞台は20代の頃から憧れていました。コンサートでのライブ感が大好きで、お芝居もやってみたいな、と。ここにきて初めてお話をいただき、脚本を読んだらものすごく面白い!まさかこの年齢になって、初めての経験ができるとは思ってもみませんでした。でも人生は一回きり。今は楽しみで仕方ありません」と喜びを語る。『魔術』は南河内万歳一座座長の内藤裕敬による書き下ろしで、演出も内藤が手がける。キャスト4人が出ずっぱりで挑む、ワンシチュエーションの会話劇だ。男女4人がおでんの屋台にたどり着くが、その途中、まるで魔術にかかったみたいに周りから人が消えてしまう。実はその4人はそれぞれの生活の中で、人との密度、距離を失っていた者たちだった…という、何ともミステリアスな物語だ。「不思議な話で、私が演じる女性も脚本だけではどんな人物なのか、まだ捉えられなくて。全てはお稽古が始まってからですね。お稽古では、内藤さんに厳しく何でも言っていただきたいです。私、激しい性格ですから傷つきますけど、早くレベルアップできるところまで持っていきたいです。人見知りも強いけど、自分をオープンにして、いいところも悪いところもさらけ出して、積極的に臨むつもりです。相手の役者さんが心開いてくださり、上手く気持ちのキャッチボールができるといいですね」初舞台の稽古場で自分をさらけ出すにはかなりの勇気が必要だろうが、「私、恥ずかしいことなんて、もうそんなにないので。失敗から学ぶことのほうが大きいと思っています」と、肝が座っているから頼もしい。演出の内藤に、中山の起用理由を聞くと、「野良猫でも、田舎にいる野良猫と都会の野良猫では違うでしょ?中山さんには都会的なシャープさがあり、油断の出来ない寂しさが伴っているのが魅力です。彼女の役は生活感がありながら、同時に都会の中を漂流している雰囲気が漂っている。初舞台でご本人も緊張なさっているでしょうが、中山美穂という存在感を舞台ならではの新しい感じで立体化したい。映像とは違う形で、ジタバタしていただこうかな」と語った。出演は中山の他、萩原聖人、橋本淳、勝村政信。公演は3月27日(日)から4月10日(日)まで東京・本多劇場、4月15日(金)から17日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールで上演。その後、4月中旬から下旬にかけて全国ツアーが予定されている。取材・文:三浦真紀
2016年01月15日中井貴一がWOWOW連続ドラマ初主演を務め、直木賞作家・浅田次郎のおよそ25年前の同名原作をドラマ化する「きんぴか」。このほど、その撮影現場を浅田さんが訪問。昭和任侠を絵に描いたような昔かたぎのヤクザを演じる中井さんと、元政治家秘書役のユースケ・サンタマリア、元自衛官役のピエール瀧と対面し、本作に大きな期待を寄せるコメントと貴重な4ショット写真が到着した。天崇連合会岩松組の組員・阪口健太(中井さん)は、組のためを思って、たったひとりで敵対する銀鷲会組長を射殺した。だが、それから13年、“務め”を終え出所した健太を出迎えたのは、老刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)のみ。大勢の組員の出迎えを想像していた健太に向井は「バカが。捨て駒になりやがって」と現実を突きつけられる。一方、最強の肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求めて“ひとりクーデター”を起こすも失敗。また、同じころ、政治家・山内瀧造(村井国夫)の優秀な秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑をかぶり逮捕され、離婚の危機に。そんな崖っぷちの2人にも、向井刑事が声を掛け、健太、大河原、広橋が揃った。かくして、“3人の悪党”の快進撃が始まる――。金や出世よりも、“筋”を通した生き方を貫いたゆえ、組織に裏切られた3人の悪党たちが、彼らなりの方法で反撃を開始する姿を痛快に描く本作。これまで、高倉健主演の『鉄道員(ぽっぽや)』や中井さん主演の『壬生義士伝』『柘榴坂の仇討ち』など、数々の原作が映像化されてきた浅田さんだが、WOWOWでのドラマ化は今回が初めて。中井さんを筆頭にキャスト陣に信頼を寄せ、ドラマの出来上がりを楽しみにしている様子だ。<原作・浅田次郎コメント>この小説は25年前くらいに書いたものなので、映像化したいというお話をいただいたときは、正直、「ええ?」って驚きました。ただ、その当時、社会の問題になっていたことが、時代がめぐりめぐって、また同じようなことが出てきている。不思議な感じがしました。映像化していただけるということなんですが、難しいだろうな、とは思っています。この小説は、あまり動きで笑わせるものではなくて、平文の叙述で笑わせているはずなんです。だから、平文の文章のところで笑うものであって、ストーリーの中で笑うのではない。さて、その辺りをどのようにキャストの皆さんが演じてくださるのか興味があります。連続ドラマW 「きんぴか」は2月13日(土)22時~WOWOWにて放送開始(1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2016年01月15日WOWOW初の浅田次郎作品をドラマ化する「きんぴか」。主演の中井貴一が刺青姿を披露することでも話題の本作だが、この度ドラマの期待高まる予告編が解禁された。天崇連合会岩松組の組員・阪口健太(中井さん)が、敵対する銀鷲会組長を射殺。これは、組を想っての健太の単独行動だった。それから13年、“務め”を終え出所した健太を出迎えたのは、老刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)ただひとり。大勢の組員の出迎えを想像していた健太に向井は「バカが。捨て駒になりやがって」と現実を突きつけられる。一方の最強の肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求めて“ひとりクーデター”を起こすも失敗。また同じ頃、政治家・山内瀧造(村井国夫)の優秀な秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑をかぶり逮捕され、離婚の危機に。そんな崖っぷちの2人にも向井が声を掛け、健太、大河原、広橋が揃った。かくして“3人の悪党”の快進撃が始まる――。原作は、『鉄道員(ぽっぽや)』『オリヲン座からの招待状』など数々の作品を生み出してきた浅田氏の長編小説「きんぴか」シリーズ。キャストには、WOWOW連続ドラマ初主演となる中井さんを始め、ユースケさん、ピエールさん、綿引さん、村井さん、飯島直子など豪華俳優陣が集結している。今回解禁された映像は、組のために殺人を犯したヤクザ・健太(中井さん)が恫喝する姿をはじめ、ユースケさん演じる収賄の罪を被った国会議員秘書・広橋(ユースケさん)、安保法案に反対した自衛隊員・大河原(ピエールさん)が銃を構え鬼気迫る姿がそれぞれ映し出される。さらに、拳銃を頭に突きつける中井さんの姿や、無残に部屋が荒らされ壁のいたるところに血痕が残されている部屋のシーンなど、緊迫感溢れる映像の連続には思わず息を飲む…。ヤクザ、政治家秘書、自衛官と、それぞれ信じたはずの組織に見捨てられた3人の悪漢を描く本作。彼らなりの通すべき“筋”とは一体…?3人の男たちの行く末をまずは予告編から覗いてみて。連続ドラマW 「きんぴか」は2016年2月13日(土)22時~WOWOWにて放送開始(1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2015年12月28日中井貴一がWOWOW連続ドラマWで初の主演を務め、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧と“3人の悪党”を演じる「きんぴか」が、2016年2月13日(土)より放送されることが決定。『鉄道員(ぽっぽや)』や『地下鉄(メトロ)に乗って』などで知られる作家・浅田次郎の約20年前の作品がWOWOWで初映像化となることが分かった。天崇連合会岩松組の組員・阪口健太(中井貴一)が、敵対する銀鷲会組長を射殺。これは、組を思っての健太の単独行動だった。それから13年。“務め”を終え出所した健太を出迎えたのは、元刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)ただひとり。大勢の組員の出迎えを想像していた健太に向井は、「バカが。捨て駒になりやがって」と現実を突き付ける。一方、最強の肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求め“ひとりクーデター”を起こすが失敗。また同じころ、政治家・山内龍造(村井國夫)の優秀な秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑をかぶり逮捕され、離婚の危機に。そんな“崖っぷち”の男たち3人に向井が声を掛け、「肚、腕、頭、3つぞろいの悪党がそろったんだ。理不尽を我慢するこたぁやめて、好きにやってみろ」と言い放つ。かくして、“3人の悪党”の快進撃が始まった!金より、出世より、筋を通すことを優先したにもかかわらず、組織に裏切られた3人の悪党たちを演じるのは、いずれもひとクセある実力派俳優たち。昭和任侠を絵に描いたような昔かたぎで不器用なヤクザを中井さん、政治家の罪をかぶったキレ者の元政治家秘書にユースケさん、そして政権に反旗を翻した元自衛官にはピエールさんが配役。さらに、3人の悪党を束ねる元刑事に綿引勝彦、そして、ヤクザと恋に落ちる伝説の看護師に飯島直子という豪華なキャストが揃っている。今回は、ビシッとスーツや自衛服で決めた3人のキービジュアルと、彼らが初めて出会うサウナのシーンので裸一貫になった場面写真も解禁。中井さんは、なんと刺青姿を披露しており、風格の漂うヤクザ役を体現する。中井さんは「役柄的にヤクザですが、いま日本男子が忘れかけている義理や人情を重んじ、不器用だけどまっすぐに生きる、アナログな昭和の男」と、自身の役を説明しながら「私の敬愛する浅田さんの原作物で、いままでのWOWOWのドラマとは少し違う物になりそうな予感がしました。WOWOWの新しいドラマのパイオニアになれればと…」と意気込みを語る。また、ユースケさんは、政治家の身代わりとなって罪をかぶることになる秘書と言う役柄に「誰にでもできそうで、でも実は僕にしかできない役(勝手にそう思っています)」とコメント。ピエールさんは「中井貴一さんと共演させていただくのは奇妙かつ、光栄であります!ユースケは昔からの知り合いですが、芝居のお仕事でしっかり絡むのは意外にも初めてなので、これもまた、奇妙な感じです」と期待を込めて語った。会社のため、家族のためと“筋”を通して頑張ってみても、突然、人生が変わってしまうことが起こり得る現代。そんな時代だからこそ、いま生きるために必要な“誇り”のために、誰よりも一生懸命に悩み、のた打ち回る3人の姿を見届けてみて。連続ドラマ「きんぴか」は2016年2月13日(土)22時よりWOWOWにて放送(全5話、第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年11月28日「最近、なんだか人間関係がうまくいかない…」。そんな人は、もしかしたらあなたが邪気に満ちているせいかもしれません。今回は、日本人に合った開運を提唱する中井耀香さんに、邪気を浄化して運を呼びこむ方法を伺いました。■正の流れは右回り、負の流れは左回り。イヤなことばかり続くと思考がネガティブになるだけでなく、体の中にも負の気の流れが起こる。「台風はすべて左回りなんですが、実は負の気の流れも左回り。反対に、神様のエネルギーの流れは右回りなんです。最近ツイてないなと感じたら、お腹に手を当て、やさしく右回りになでてあげましょう。のの字を書くのもいいですね」■こみ上げる怒りは、白い皿を割りながら取り去る。怒りは邪気を放つ感情だからと、押し殺そうとするのは逆効果。怒りが筋肉や内臓に澱のように溜まり、いずれ爆発するときがくる。「怒りが出てくるのは人間として自然なこと。ゴミ袋に白いお皿を入れ、思いっきり罵声を浴びせながら割って、負の感情を出し切ればいいんです。割れる音と白い色が、邪気を浄化してくれますよ」◇なかい・ようか古神道数秘術家。日本人に合った独自の開運方法を確立。また、日本の家屋にぴったりの「縄文風水」で、家をパワースポットにする方法を提唱。※『anan』2015年10月7日号より。イラスト・どいせな取材、文・板倉ミキコ
2015年10月01日あなたが何気なく行っている習慣やクセが、悪い運気を呼び寄せているかもしれません。そこで、日本人に合った開運方法を確立した古神道数秘術家の中井耀香さんに、開運に効く方法を教えてもらいました。なんだか調子の出ないという人は、すぐにでもこの方法を試してみて!■魔を封じ込める最強ポーズ!肩甲骨を引き寄せて、“春日立ち”。姿勢が悪い、丸まった背中には邪気が入ってきやすいもの。「肩甲骨をキュッと引き寄せていれば、邪気が入り込むスキを与えません。お笑い芸人・オードリーの春日さんの立ち方が理想的。あの“春日立ち”は、お腹にも力が入る点がいいんです。そのおかげで肝っ玉が据わるので、精神的にも落ち着きを取り戻せます」■誰かに見せるためではなく、ひとりの時間に、静かに涙を流す。涙活なるものが流行ったけど、涙は集団で流しても意味がない。「涙を流さないと性格が悪くなってしまうので、定期的に涙を出すことは必要ですが、泣くという行為は排泄と一緒。一人の時間を作り、静かに涙した方が、いらない邪気を流し出すことができます。ほっこりじんわりとした涙が出る映画を観るのがおすすめです」◇なかい・ようか古神道数秘術家。日本人に合った独自の開運方法を確立。また、日本の家屋にぴったりの「縄文風水」で、家をパワースポットにする方法を提唱。※『anan』2015年10月7日号より。イラスト・どいせな取材、文・板倉ミキコ
2015年10月01日日々を穏やかに過ごしたいと願うなら、まずは日常の“気”を整えることが大事だと、「すごいお清め」の著者・中井耀香さんは言います。そこで、今回は明日からすぐにできる運気アップの方法を中井さんに紹介してもらいました。■いつでもシャシャシャッ!邪気払いに“手裏剣切り”。ふと入った飲食店の雰囲気が悪かったり、機嫌の悪い人との会話で疲れたりと、日常で邪気にあたる瞬間は、そこら中に溢れている。「何かイヤな感じ、という直感はとても大事。その瞬間、両手のひらを擦り合わせ、手裏剣を投げるようにシャッシャッと空気を切ります。これであなたの周りにまとわりつく邪気を祓えるのです」■「一口ちょうだい」「ちょっと貸して」その一言が神様を遠ざける。女子同士のお約束、食べ物のシェアや、気軽にモノを借りる行為が、実は運気を下げる原因に。「神様が愛するのは、我欲のない、自立した心を持った人。自分が決めたことに自信が持てず、人の持っているモノをうらやましく感じる人や、他人にすがる人、たかる人を神様は助けてくれません。日常の些細な行動から見直すべき」◇なかい・ようか古神道数秘術家。日本人に合った独自の開運方法を確立。また、日本の家屋にぴったりの「縄文風水」で、家をパワースポットにする方法を提唱。※『anan』2015年10月7日号より。イラスト・どいせな取材、文・板倉ミキコ
2015年09月30日中井貴一と長澤まさみが共演し、君塚良一がメガホンを執る新作映画『グッドモーニングショー』が2016年に全国東宝系で公開されることが発表された。本作は、朝の情報番組を題材にしたオリジナルコメディで、中井は“ワイドショー”の顔であるメインキャスターを、長澤はアシスタント・キャスターを演じる。その他の写真『踊る大捜査線』シリーズや『誰も守ってくれない』の君塚監督が脚本も手がける本作は、メインキャスター澄田真吾(中井)の災難だらけの一日を描くコメディ・エンターテインメント。中井演じる主人公は、生放送中にアシスタントの美人アナウンサーからふたりの交際関係をばらすと脅され、プロデューサーからは番組打ち切りの危機を告げられ、更に突然起こった立てこもり事件に巻き込まれ、犯人との直接交渉をする羽目になってしまう。中井は「初めてのキャスター役ということもあり、クランクイン数日前に実際のTV番組の制作現場を取材させていただきました」といい、「朝3時にTV局入りして、番組終了後の反省会まで6時間。日頃画面を通し、キャスターの方々がいとも軽やかに番組を進めて行くのを拝見し、意外と自分でもやれるのではないかと簡単に思っていたのですが、現場は想像以上に大変。“たかがテレビ、されどテレビ”を痛感させられ、役作りの大きなヒントになりました」とコメント。さらに「テレビの意味を問うところも、この映画のテーマの一つ。一人の人間があたふたとしている滑稽な状況の中から、世の中の仕組みやテレビの作られ方などが分かってもらえたら嬉しいです」と語っている。長澤は「初めての女子アナ役ということで、普段のお芝居の時の発声とも異なるので、現役の女子アナの方に発声指導を受けて視聴者に分かりやすく伝える大事さを知りました。しっかり演じきって実際にTV局からキャスターのオファーが殺到するくらいになる様に頑張ります!」と意気込んでいる。君塚監督はふたりについて「ワイドショーはまさにテレビそのもの。その裏側の人間模様はスリリングです。キャスター役の中井さん、長澤さんは本当にぴったり。演技のみならず、アナウンス力も抜群です」と話している。本作には他に、新人アナウンサー・三木沙也役に志田未来、澄田と同期のプロデューサー・石山聡役に時任三郎、澄田の妻で元女子アナ役に吉田羊、立てこもり事件の犯人役に濱田岳、事件解決にあたる警視庁特殊班リーダーに松重豊、さらに池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介らが出演する。『グッドモーニングショー』全国東宝系にて2016年ロードショー
2015年09月08日『踊る大捜査線』シリーズ脚本を務め、放送作家、脚本家としてテレビを知り尽くした君塚良一監督が、朝の情報番組“ワイドショー”を舞台に俳優・中井貴一、長澤まさみを迎えて描く『グッドモーニングショー』の製作が決定した。澄田真吾は、朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスター。かつて報道番組のニュースキャスターだったが、ある震災現場からの現場リポートが世間から非難を浴びて番組を降板。以来、現場からのリポートが怖くてできなくなり、同期入社のプロデューサー石山聡に拾われていまに至っている。ある日、いつものように深夜3時に起床した澄田は息子と妻の言い争いに巻き込まれる。面倒くさい事から逃げるようにテレビ局に向かう車内で今度は、澄田のアシスタントの小川圭子アナウンサーから連絡があり、二人の交際を今日の番組で発表しようと迫られる。彼女は澄田と付き合っていると勘違いしているのだ!さらにプロデューサーの石山から番組の打ち切りが報告され、新番組への登板はないことも伝えられ、踏んだり蹴ったりの事態に意気消沈する…。主人公の「グッドモーニングショー」メインキャスター・澄田真吾を演じるのは、NHKの大河ドラマを始めとする多くのTVドラマや映画で長きに渡って一線で活躍し、シリアスな役からコミカルな役まで演じ分ける実力派俳優・中井貴一。キャスター役は初挑戦となる。そして澄田真吾のアシスタントキャスター・小川圭子を日本を代表する女優のひとり、長澤まさみが好演する。そのほか新人アナウンサー・三木沙也役に志田未来、澄田に理解を示す同期のプロデューサー・石山聡役に時任三郎、澄田の妻で元女子アナ役に吉田羊、立てこもり事件の犯人役に濱田岳、事件の解決にあたる警視庁特殊班リーダーに松重豊、さらには個性的な番組スタッフに池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介と豪華俳優陣が勢揃いした。■中井貴一(澄田真吾役)コメント初めてのキャスター役ということもあり、クランクイン数日前に実際のTV番組の制作現場を取材させていただきました。朝3時にTV局入りして、番組終了後の反省会まで6時間。日頃画面を通し、キャスターの方々がいとも軽やかに番組を進めて行くのを拝見し、意外と自分でもやれるのではないかと簡単に思っていたのですが、現場は想像以上に大変。“たかがテレビ、されどテレビ”を痛感させられ、役作りの大きなヒントになりました。テレビの意味を問うところも、この映画のテーマの一つ。一人の人間があたふたとしている滑稽な状況の中から、世の中の仕組みやテレビの作られ方などが分かってもらえたら嬉しいです。長澤さんをはじめ皆と良いチームワークを作って、必死に撮影をし、楽しいコメディ映画を皆さんにお送りできたらと思います。■長澤まさみ(小川圭子役)ワイドショーはニュースだけでなく、その時の流行や衣食住などを扱っていて子供ながらに楽しいと感じて良く見ていました。そういう楽しい部分を女子アナという役柄を通して伝えられたらいいなと思います。初めての女子アナ役ということで、普段のお芝居の時の発声とも異なるので、現役の女子アナの方に発声指導を受けて視聴者に分かりやすく伝える大事さを知りました。役柄はまっすぐな気持ちを持っている女性ですが、周囲からみると思い込みが激しい女性に写るかもしれません(笑)。新たに挑戦する役になりますが、しっかり演じきって実際にTV局からキャスターのオファーが殺到するくらいになる様に頑張ります!中井さんとは初共演になりますが、子供の頃ませていたからか(笑)、中井さんが出演されていた恋愛ドラマをよく見ていました。まさか共演できるとは思っていなかったのでとても嬉しいです。一緒に良いチームワークを作っていきたいです。『グッドモーニングショー』は2016年全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月08日この度、俳優・堺雅人と女優・菅野美穂の間に、無事第一子となる男児が誕生したことが明らかとなった。堺さんの所属事務所の公式サイトにて「ご報告」と題したコメントが掲載されており、母子ともに元気であることや、「妻の菅野美穂さんもよくがんばりました」と妻の菅野さんへの感謝が伝えられた。2人の出会いは映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』。本作で堺さんは主人公である大奥総取締・右衛門佐を、菅野さんは愛を求め続ける5代将軍・綱吉を演じた。その後2013年に結婚が報告され、今年の5月には第一子の妊娠を公表していた。公式サイトのコメントでは、「このたび、妻が男児を出産いたしました」という報告からはじまり、「病院の先生には『随分スムーズなお産でしたね』とおっしゃっていただいたのですが、それでもやっぱり大変そうで、病院のみなさんには本当にお世話になりました。妻の菅野美穂さんもよくがんばりました」と、病院関係者や大仕事を成し遂げた菅野さんへの感謝が綴られている。また「アタマではわかっていたつもりでしたが、出産が、こんなにも痛みをともなうものだということを、今回あらためて妻におそわりました」「よく作品づくりが『産みの苦しみ』にたとえられますが、おなじようなことができるか、僕には全く自信がありません。せめて、すこしでも妻にちかづけるよう、精一杯しごとをがんばりたいとおもっています」と、出産に立ち会ったであろう感想を述べ、更なる躍進を誓った。最後は「おかげさまで、母子ともに元気です。お世話になったみなさん、応援してくださったみなさんに、こころからお礼もうしあげます。ありがとうございました」と締めくくられている。堺さんは、三谷幸喜が手がける2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の主演に抜擢。戦国時代を駆け抜けた戦国武将・真田信繁(幸村)を演じることが決定している。本作への出演は、2004年の「新撰組!」、2008年の「篤姫」に続いて三度目の大河作への出演となり話題を呼んだ。また菅野さんは、唐沢寿明主演のTBSドラマ「ナポレオンの村」第2話にゲスト出演。2012年10月期ドラマ「結婚しない」以来、約2年7か月ぶりのドラマ出演ということで注目を集めていた。SNS上でも、「ご出産おめでとうございます!」「これはめでたい!」「堺さんのコメントがこれまたすばらしい」と今回の出産を祝福する声が続々と上がっている。(text:cinemacafe.net)
2015年08月14日2015年公開映画として最速の5日間で観客動員数100万人を突破し、大ヒットを記録している木村拓哉主演の『HERO』。このほど、本作のヒットを記念して、8月1日(土)に「土曜プレミアムドラマレジェンドHERO特別編」の放送が決定した。2週連続週末興行収入ランキング第1位を記録し、観客動員170万人突破した本作。このほど決定した放送では、2006年に放送されたスペシャルドラマに加え、新たに撮影されたスペシャル映像が放送される。スペシャルドラマでは、山口県虹ヶ浦に赴任することになった久利生公平(木村拓哉)の活躍が描かれる。事件もほとんど起きず、あるのは鶏泥棒事件くらいの虹ヶ浦で、11年ぶりに殺人事件が起こる。久々の事件に久利生の検事仲間たちはおじけづく中、事件は意外な展開を見せる。容疑者としてあがったのは、地元企業・鴨井産業の重役で、村民のみんなから尊敬される滝田明彦(中井貴一)だった。誰もが滝田の無実を信じる中、久利生だけ何かに疑問を感じ捜査を実行するが、新米検事の泉谷りり子(綾瀬はるか)ら地検のほかの人間から理解されない。一体久利生は何を突き止めようとしているのか――。新規撮影部分に登場するのは、城西支部事務官としておなじみ遠藤賢司役の八嶋智人と、スペシャルドラマに登場した虹ヶ浦支部事務官、村上健太郎役の鈴木浩介。あるレストランにて、結婚の了解を得るために婚約者の両親と向き合う村上事務官と、合コン中の遠藤がたまたま居合わせてしまう。そして、偶然居合わせた二人をつなぐ久利生と、そこにもう一人意外な人物が居合わせて…?7月末にクランクインし、収録に臨んだ八嶋さんと鈴木さんは、「HERO」においては初共演。スピード感あるセリフのやりとりや絶妙なタイミングが必要とされる中、二人は息の合った演技を披露していた。収録を終えた八嶋さんは「(以前の放送から)9年の月日を経ても新たに撮影した部分を追加することで作品が成立してしまうというところがこの『HERO』という作品のすごさですね」と笑顔で語った。映画最新作に出演したばかりの八嶋さんとは対象的に9年ぶりの出演となった鈴木さんは、「9年後にまさか出演させていただけるとは思っていませんでした。『HERO』の世界に入れるかと思うと、尋常ではない汗をかいて尋常ではないほど緊張しました」と心の内を明かしていた。映画一作目にも出演した綾瀬はるかや中井貴一らの演技にも注目したい特別編。スペシャル映像の放送と合わせて、さらなるヒットが期待できそうだ。「土曜プレミアムドラマレジェンドHERO特別編」は、8月1日(土)21時30分~23時40分フジテレビにて放送。『HERO』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HERO(2015) 2015年7月18日より全国東宝系にて公開(C) 2015フジテレビジョン ジェイ・ドリーム 東宝 FNS27社
2015年07月31日オスカー俳優ジェイミー・フォックスや、キャメロン・ディアス、そして主演の『ハッシュパピー~バスタブ島の少女~』のクワベンジャネ・ウォレスら豪華キャストで名作ミュージカルを映画化した『ANNIE/アニー』。5月20日(水)のブルーレイ&DVDがリリースに併せ、日本語吹き替えを担当した人気実力派声優・中井和哉と、『アナと雪の女王』エルサの幼少期を演じた佐々木りおによる“『ANNIE/アニー』特別アナウンス”が全国レンタル店、また販売店にて実施されることが分かった。舞台は、現代のニューヨーク・マンハッタン。ジェイミー・フォックス演じる、ウィル・スタックスは携帯電話会社のCEOを務める超大金持ち。偏屈で利己的、さらに極度の潔癖症という彼は、NY市長候補の選挙キャンペーン中、偶然、車にはねられそうになった少女・アニーを助け、それをきっかけにアニーと不思議な共同生活を送ることに。市長選を有利にする為だけにアニーを引き取ったスタックスだったが、彼女の生意気で大人びた言動の裏の寂しさに気付き、心を開くようになっていく…。主人公のアニーの日本語吹き替えを務めるのは、『アナと雪の女王』エルサの幼少期役の吹き替えをはじめ、映画『グーグーだって猫である』やドラマ「メイちゃんの執事」などで役者としても活躍する佐々木さん。そして、『Ray レイ』のオスカー俳優、ジェイミー・フォックスが演じ、アニーによって運命が変わるスタックス役の日本語吹き替えを務めたのは、人気声優の中井さん。アニメ「ONE PIECE」ロロノア・ゾロ役を演じて以来、TVアニメやゲームで数多くの役を演じ、日本テレビ「スッキリ!!」やTBS「アッコにおまかせ!」、フジテレビ「MONDAY FOOTBALL R」など各局TV番組でナレーションを担当する実力派声優だ。中井さんはスタックス役について、「彼はもともと冷酷な人ではないと思うんです。なので、冷たい人が温かい人に変わるというよりも、ずっと面倒な人間関係を避けてきたためにどこか満たされていなかった男に、ちゃんとした芯が入ってくるイメージを持って臨みました」と役柄を分析。さらに「一見ドライなようですが、意外と面倒見がよかったり、いい関係性を築いている」と、彼の魅力を語った。本作の見所については「現代人が不足しているものが描かれていると思います。幸せな気分に浸りたいときにぜひ観てください。新しくアレンジされた音楽も見どころですよ」とコメントを寄せた。今回、佐々木さんと中井さんは、再びアニーとスタックを演じ、2人の絶妙な掛け合いが楽しめる特別バーションの店内アナウンスを収録。5月20日(水)より、TSUTAYA およびGEOなどの全国レンタル店、また販売店にて流れるとのこと。本編と併せてぜひお楽しみあれ。<『ANNIE/アニー』ブルーレイ&DVDリリース情報>発売日:5月20日(水)【初回生産限定】 ブルーレイ¥4,743+税【初回生産限定】 DVD¥3,800+税発売元・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントTM & (c) 2014 TCA. c 2014 CPII. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:ANNIEアニー 2015年1月24日より全国にて公開(C) 『ANNIEアニー』
2015年05月14日ショートムービー『ALL FOR CINEMA』の舞台あいさつが30日、東京・二子玉川の109シネマズ二子玉川で行われ、斎藤工、板谷由夏、中井圭、柿本ケンサク、木下美咲が出席した。本作は、斎藤工、板谷由夏、中井圭が出演するWOWOWシネマの映画情報番組『映画工房』(毎週月曜 20:45~)の映画館を応援する企画で、視聴者から寄せられた映画館体験エピソードを原案にしたショートムービー。この日は一夜限りのディレクターズカット版が上映され、上映後に舞台あいさつが行われた。観客とともに本作を試写した登壇者たち。板谷とともに製作総指揮を担当した斎藤が「このサイズのために切り取った物語だと分かりました」と感想を述べながら「柿本さんは自ら撮影もされていて、いろんなことがすごく具体的でした。言葉だけじゃない素敵な撮影現場でしたよ」と柿本監督との仕事には充実感を得られた様子。その斎藤は、劇中ではドラマなどで演じている女性が好みそうな役柄とは180度異なるキャラクターを演じたという。「台本のテイストと私のキャラクターは整合性がつきません…。結構パンチ力のあるキャラクターをやらせてもらったと思っています。現場では浮いてましたね(笑)。(主演の)安藤政信さんが感情を作っている脇で邪魔にならないように務めました」と振り返り、板谷は「工くんがあの格好で来るとは思わなくて、あとでスタッフさんに聞いたら『いや~すごいことになってますよ』と口を揃えて言ってました(笑)」と突出した斎藤のキャラクターに驚嘆していた。また、劇中でヒロイン役を演じた木下美咲は「2日間という撮影期間は短かったですが、内容はすごく濃かったです。今日を迎えて長かったような不思議な感覚で、撮影が終わって寂しい感じが沸々と湧いてきました」と素直な心境を吐露。共演した安藤については「安藤さんは独特の雰囲気があって、お芝居でも安藤さんのお陰ですっと入れました。お芝居の姿勢も監督と信頼し合っている様子が分かりましたね」と賞賛していた。ショートムービー『ALL FOR CINEMA』は、4月25日より3カ月間、全国の109シネマズの幕間にて上映。
2015年05月01日大切とわかっていてもつい忙しくて、削ってしまいがちな睡眠時間。そんなあなたでもちょっとした工夫で睡眠の質を高めることができます。快眠セラピスト・三橋美穂先生のセミナー「不規則なハードワーカーのためのサバイバル睡眠法」が開催されます。仕事が忙しくて睡眠を十分にとれない人のために質の良い眠りの秘訣を伝授するセミナーです。「短い時間でもぐっすり眠るための基本ルール」「徹夜になってしまった時の対処法」「最適な入浴方法」「快眠呼吸法」「快眠ストレッチ(実技)」など、ハードワーカーが睡眠の質を高めるための様々なノウハウがわかる実践的な内容です。また、このセミナーには自分にベストな枕を判断する実習があるのも魅力のひとつ。2日に分けているため、睡眠法を学んだあと、それが正しく実践できているかを三橋先生と確認することもできます。忙しい毎日で睡眠をあきらめていたあなたにおすすめのセミナーです。睡眠の質を高める方法を学び、明日の仕事の効率を高めてみてはいかがでしょうか?セミナー「サバイバル睡眠法」(全2回)日時:2015年5月20日(水)・27日(水)各19:00~21:00場所:おひるねカフェcorne(コロネ)※地下鉄神保町駅から徒歩2分ウェブサイト内容:1日目/「こんなとき、どうする!?困った時の睡眠法」2日目/「多忙だからこそ見直そう!寝具・入浴・呼吸」費用:10,000円(全2回分・税込)募集人数:12名申し込み:info-s@nemulog.jp宛にメールで下記の情報をお知らせください。件名/「サバイバル睡眠法参加」本文/お名前、電話番号、参加人数(男女とも参加可)※法人の場合は会社名等も併せてお知らせください。問い合わせ:Tel. 03-3476-1045(株式会社ねむログ・塚島)イベントの詳細はこちらをご確認ください。Photo by Jakob Montrasio
2015年04月23日デザイナー・中井英一朗によるウィメンズブランド「エルザ・ウィンクラー(ELZA WINKLER)」2015-16秋冬コレクションは、しっかりとした仕立てとデザインの内に中井のバックグラウンドにあるアレキサンダー・マックイーンのテイストが見え隠れする。テーマは「T.G.I.F.(Thank God, It's Friday)」。英語で週末を迎える嬉しさを表現するこのフレーズをキーワードに、パーティーなど夜のイベントに出掛けるイメージを服に落とし込んだ。アクセントカラーをレッドに、少し官能的な雰囲気を漂わすガーメントがそろった。質感やボリューム感などタックをたたんだドレス、コットンに加工し、光沢を出したロングフレアスカートなど、動きのあるアイテムはパーティーシーンを連想させる。合わせてラグジュアリー感を与えるのが、毛並みがゴージャスな黒のフェイクファージャケット。これはドイツ・シュタイフ社製のモヘア入りテキスタイルを使用し、独特の黒の質感が光る。襟にドレープを出したPコートやトレンチ、透け感のあるウールを用いたテールシャツはやり過ぎないデザインながら個性を放つアイテム。定番のトレンチはウールやカシミア100%の秋冬仕様が登場。重衣料の身体にフィットする美しいシルエットは言うまでもない。今季はルックブックを製作した。背景やメイクを2シーンに変え、ブランドコンセプト「クラシック&クリエーティブ」を表現している。来シーズンからは海外での発表も視野に入れているそうだ。
2015年04月12日元甲子園球児が再度、甲子園を目指して奮闘する実在の大会“マスターズ甲子園”を舞台に描いた映画『アゲイン 28年目の甲子園』が、Blu-rayとDVDで発売決定!7月8日(水)の発売日を前に、パッケージ化を記念して中井貴一と波瑠のコメントが緊急解禁になった。原作は、ドラマ「とんび」(TBS/’13)や、「流星ワゴン」(TBS/’15)などを手がけ、直木賞作家にして2006年以降、マスターズ甲子園の応援団長も務めている重松清の最新作「アゲイン」。46歳の元高校球児・坂町晴彦役を好演した中井さんは、「この映画は、ただ野球だけを描いた、いわゆる“野球映画”ではありません。友達や家族との関係や、人と人との繋がりや絆を描いています。肩の荷を下ろして、清々しい涙を流せる娯楽作品ですので、ぜひ気楽にDVDをお手に取ってご覧いただけますと幸いです」とコメント。さらに亡き父の思いを辿る娘・美枝役を演じた女優の波瑠さんは、「この映画のお話を頂くまで、“マスターズ甲子園”というイベントを知らなかったので、視察に行かせて頂き、試合だけでなくボランティアの方の仕事ぶりを勉強することから始めました」と陰の努力を語った上で、「悩んだり、挫けそうになりながら、美枝の想いや情熱が届け!形になれ!と、撮影に臨んだ作品がDVDで発売になることを、大変うれしく思います」と感激を吐露した。また主題歌は、マスターズ甲子園大会テーマソングを提供している歌手・浜田省吾の10年ぶりの新曲「夢のつづき」。書き下ろしとしては初になる映画主題歌にも注目してほしい。<『アゲイン 28年目の甲子園』ブルーレイ&DVDリリース情報>【ブルーレイ】通常版/¥4800+税【DVD】通常版/¥3,800+税発売日:7月8日(木)※レンタル同時開始!発売元:ポニーキャニオン(C) 重松清/集英社(C) 2015『アゲイン』制作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:アゲイン28年目の甲子園 2015年1月17日より全国にて公開(C) 重松清/集英社(C) 2015「アゲイン」製作委員会
2015年04月03日快眠セラピスト・三橋美穂氏による「快眠教室」(全3回)が、千代田区・神保町の「おひるねカフェ コロネ」で2月に開催されました。いよいよこの日は最終回。受講の成果は……? 今回も、受講者それぞれが記録した「睡眠日誌」の発表から始まりました。覚えたての快眠ノウハウをさっそく実践今回は、第2回の講義で教わった新しいノウハウをさっそく実践して効果を得られたという人が多数。とくに、フィッティングの実践を行った「タオル枕」を試して睡眠の質が上がったという報告が目立ちました。また、著しい成果はなくても、自らに合ったよりよい快眠法を探す積極的な姿勢も。熱めのお湯に浸かってストレスや疲れへの抵抗力をつける「ヒートショックプロテイン」入浴法を試したという受講者は、「入浴中、意外に体温が早く上がりすぎてしまった」など体験の詳細を発表し、三橋氏と共に対策を思案。その他「(和食中心の)「ひらがな食」をもっと続けて効果をみてみたい」という声や、「悪夢を見てしまった」など新しい悩みの報告も。それぞれが実践した結果と向き合いながらアドバイスを受けました。続いては、「交代勤務の場合の睡眠の取り方」の講義。仮眠を取る時間帯の詳細や睡眠の環境づくりについての注意点などは、とくに保健師の参加も多い今回は貴重な情報。受講者は熱心に聞き入っていました。締めくくりは心地よい快眠体験後半の講義は「自分らしい眠りのスタイル」。陰陽思想にもとづくタイプ別に、入浴方法や適したアロマの香り、寝室や寝具などの睡眠環境をレクチャー。実際のアロマオイルのサンプルが配布され、教室は心地よいアロマの香りで満たされます。最後は音楽と三橋氏のナレーションによる「快眠メディテーション」。照明の光を落とし、星空をイメージしながらの深呼吸や、全身を光で満たすイメージなどを体感し、受講者が思い思いにリラックスした状態で講座は終了となりました。最後に受講者たちが、快眠教室の感想を発表。「今までにないくらいよく眠れるようになった」「たった3回の講義なのに自分の時間の感覚が変わった」「睡眠をきちんととることが認知症対策にもなることを、周りの人にも伝えていきたい」など、それぞれが感想やこれからの抱負を述べました。三橋氏は、一人ひとりの言葉に「これからも頑張ってください!」と温かいコメント。そして、「みなさんを通じて、より多くの方々によい眠りがもたらされるとうれしい」と締めくくりました。次回の快眠教室は4月8日、15日の開催を予定しています。「快眠講座」についてのお問い合わせ女性のためのおひるねカフェコロネウェブサイト:電話:03-3476-1045メール:info-s@nemulog.jp
2015年02月15日快眠セラピスト・三橋美穂氏による「快眠教室」が、千代田区・神保町の「おひるねカフェ コロネ」で1月に開催されました。今回は、全3回の講座で学ぶうちの第2回。受講者それぞれが記録した「睡眠日誌」の発表から始まりました。「睡眠日誌」の記録で気づきや体調改善も「睡眠日誌」は、毎日の睡眠時間や眠気を感じた時間帯、食事や入浴など睡眠に関する生活の項目について簡単に記録するもの。第1回の講座で立てた目標が達成できたか、またその後の1週間がどのような生活になったか、各自が振り返り発表を行いました。「夜にスマホを見るのをやめたら、落ち着いて眠れるようになった」「睡眠が1時間増減するだけで体調が全く違うことに気がついた」などのほか「高血圧だったが、夜早めに寝るようにしたら血圧が5~10㎜Hg低くなり、パソコンによる目の痛みもなくなった」など、大きな変化を感じた受講者も。「数年ぶりに病気で寝込んでしまい、記録をつけてみると睡眠だらけ」という発表者には、「病気のときは、たくさん寝ると免疫力がついていいんですよ」と、三橋氏がすかさず前向きなコメント。受講者たちは仲間の発表を興味深く聞いていました。続いては、睡眠によい食事と入浴法、寝室の環境についての講義。三橋氏は、自らの朝食を撮影した写真や自宅の寝室の写真もスライドに織り交ぜ、手作りの玄米おにぎりを受講生にふるまう心配りも。おなかも満たされながらの楽しいひとときとなりました。入浴の基本(三橋先生講演)グループで枕のフィッティングに挑戦!この日のメインは枕のフィッティング体験。三橋氏は寝具メーカーの出身で、頭をさわるだけで適した枕の高さがわかるという枕のスペシャリスト。「首筋が伸び、呼吸が楽にできる高さが適切」「枕はマットレスとセットで選ぶことが重要」など、まずは枕の選び方について学んだ後、グループに分かれ、持参したバスタオルを使った即席の枕で高さ調節に挑戦しました。グループごとにベッドが用意され、受講者たちはそれぞれ自分のバスタオルでつくった枕を置いて順番に試し寝。同じグループのメンバーが横からのぞきこみ、「高すぎない?」「寝心地は?」など口々に質問しながら高さを調節していきます。いざフィッティングをしてみると「こんなに低い枕でよかったの?」「いつもは枕なしで寝ているけど、この方が寝心地がいい」などの声が続々。中には「この高さが気持ちいい!」と感激し、忘れないように写真に収める姿も。第2回目もあっという間に時間がたち、受講者たちはこの日習ったことを振り返りながら再び快眠のための生活目標を発表して終了。睡眠日誌をつけながら1週間後の最終回に備えます。>>第1回目のレポートはこちら「快眠講座」についてのお問い合わせ女性のためのおひるねカフェコロネウェブサイト:電話:03-3476-1045メール:info-s@nemulog.jpPhoto by missmac
2015年02月09日2013年に初演された中井貴一の主演舞台『趣味の部屋』(脚本・古沢良太、演出・行定勲)が3月、パワーアップして再登場する。絶賛を博した初演のキャスト、中井、戸次重幸、原幹恵、川平慈英、白井晃が完全集結して挑む、演劇ファン待望のサスペンスコメディの復活だ。「日本発の良質のミステリーをやりたかった」と語る中井は、この舞台の発起人でプロデューサーも担っている。あらためて本作誕生の経緯、再演にかける思いを聞いた。舞台『趣味の部屋』チケット情報「オリジナルにこだわりたいとずっと思っていたんです。海外の人間に『面白い、やりたい!』と思わせるような日本の作品を作れないかな、と」中井が狙いを定めたのは、巧妙なトリックを盛り込んだドラマを続々と生み出す脚本家、古沢良太。敏腕プロデューサーは自ら電話をかけて依頼し、理想の舞台の実現へと着実に歩を進めていった。「ミステリーで、ワクワクして、面白くて、観客が謎解きをしながら『えええ~!こうなるんだ!』って話を書いてください、とお願いしました。それ以外はいっさい制約なし。古沢さんに『今までで一番難しいオーダーだ』と言われましたね(笑)」その難題を見事にクリアして上回る作品がお目見えした。男たちが各自の趣味を心ゆくまで味わうために集う部屋、そこにある事件が舞い込んだことから、続々と予想外の事態が巻き起こる。謎が上書きされる毎に、観客席からは笑いと感嘆の息づかいが漏れた。「出ずっぱりなので、とにかく必死だった」と中井は当時を苦笑して振り返る。万全の態勢で迎える再演は、多少の余裕も生まれるのでは?と問うと……。「いや、古沢さんと相談して、少々作り替えることにしました。だから余裕はないです(笑)。前のことをなぞる稽古なんてしたくないし、お客様も慣れたことを見せられても喜ばないはず。役者が必死でいるから舞台は面白いんでしょう?」お決まりの面白さを味わうのではなく、新たな仕掛けを探る興奮が待つ再演だ。また、初演で見過ごした隠し味に気づくこともあるかもしれない。「伏線が多くて、裏の裏の、また裏がある。意外に最後のオチを理解しないままでお帰りになる方もいらっしゃるんですよ。でも、いろんな見方があって然るべき。それも古沢さんへのオーダーのひとつでした。幅広い世代のお客様に『面白かったね!』と言ってもらえるわかりやすさとスリル、それがミックスされたものが『趣味の部屋』です。終演後にお客様が1時間半、今観た舞台について話せるような作品を提供したい」そのためにも慣れは禁物!と強調する中井。自身は「緊張しいですから絶対に慣れない。最後まで手に汗をかいてるタイプ」と笑う。観客側も同じ心意気で劇場に駆けつけたい。公演は3月7日(土)から29日(日)まで東京・PARCO劇場にて。チケットの一般発売は2月7日(土)午前10時より。取材・文:上野紀子
2015年02月06日快眠セラピスト・三橋美穂先生による「快眠教室」が、千代田区・神保町の「おひるねカフェ コロネ」で開催されました。少人数制・アットホームな雰囲気で進行この教室は、よりよい睡眠をとるための基礎知識やノウハウを全3回の講習で学ぶもの。講師の三橋先生は、寝具メーカー勤務を経て独立し、睡眠に関する講演や執筆活動、寝具開発などの分野で活躍しています。受講者の職業や年齢は、男女ともに様々。「仕事が忙しすぎて寝る時間が少ないので、なんとか眠りの質を高めたい」「夜、起きていられずに『寝落ち』してしまう」「寝入りはいいが、眠りが浅いと感じる」など、実際に睡眠に関する悩みを抱える人のほか、「保健師をしており、シフトワーカーたちの相談に具体的なアドバイスができるようになりたい」「カウンセリングの仕事で、眠れない患者さんたちに助言できるようになりたい」など、睡眠に関する知識を仕事に役立てたいという受講者も。講師・受講者それぞれの自己紹介からスタートし、和気あいあいとした中で講座が進行しました。眠りについて考えるワークショップも1回目となる今回は、「睡眠の科学と基礎」をテーマにした講義やワークショップを実践。最初に、世界の睡眠時間の国際比較や、睡眠不足がもたらす経済損失など睡眠を取り巻く事情、よい睡眠が心身に及ぼすメリット、きちんと眠らないことのデメリットなどを三橋先生が解説。その後受講者たちは3つのグループに分かれ、「どのような場合によく眠れ、どのような場合に眠れなくなるか」を自らの経験から書き出し、眠りの傾向を探るワークショップを行いました。グループ発表では、「空腹すぎても満腹すぎても眠れない」「好きな香りや音楽によって眠れるようになる」「入浴後はよく眠れる」など受講者たちの経験に多くの共通点が見られたほか、「泣いた後はよく眠れる」「日曜日の夜は眠れない」などのユニークな意見も出されました。自身の睡眠に向き合う「睡眠日誌」に挑戦ワークショップの後は、詳しい睡眠のメカニズムや快眠のポイントについて学び、最後に、自身の眠りの1週間分の記録をつける「睡眠日誌」の課題が配布されました。受講者たちはそれぞれ、受講の感想と、よい眠りのために今後生活で気をつけたいことを発表。「睡眠不足による経済損失の多額さに驚いた」「睡眠と肥満の関係について知ることができてよかった」などのコメントのほか、「就寝の1時間前からスマホは見ないようにしたい」「休日の朝も寝すぎずに、ふだんどおり起きる努力をする」などさまざまな目標を表明しました。「昼寝を取り入れたいが仕事の合間にできるかどうか……」という悩む受講者には「目をつぶってみるだけでも効果があるので実践してみては」など、三橋先生の丁寧なアドバイスも。受講者たちは各自「睡眠日誌」に取り組み、第2回講座に望みます。「快眠講座」についてのお問い合わせ女性のためのおひるねカフェコロネウェブサイト:電話:03-3476-1045メール:info-s@nemulog.jpPhoto by Beyond Borders Media
2015年01月30日「ぴあ」調査による2015年1月17日のぴあ映画初日満足度ランキングは、重松清の小説を中井貴一主演で映画化した『アゲイン 28年目の甲子園』がトップに輝いた。2位に『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』が、3位に南の島バリを舞台に描く堤真一主演のエンターテインメント作『神様はバリにいる』が入った。その他の写真1位の『アゲイン…』は、マスターズ甲子園を舞台に、さまざまな事情を抱えた元高校球児だった大人たちが、再び聖地・甲子園を目指して奮闘する姿を描く感動ドラマ。出口調査では「身近なことが題材になっている。負けるときは、ちゃんと負ける。逃げずに向き合うなどのメッセージはグサッと突き刺さる。伝えたいことがビシビシ伝わってくる映画だった」「原作者の描きたかった親子に焦点が当てられていて、涙する場面が多々あった。どの出演者もよかったが、特に中井貴一の演技が素晴らしかった」「年をとってからも困難を乗り越えようとする姿に感動した。若者が頑張るのは当たり前だが、大人が頑張る姿は胸に響くものがある。“頑張る”っていいことだなと改めて思った」などの感想が寄せられた。2位の『烈車戦隊トッキュウジャー…』は、人気放映中のスーパー戦隊シリーズ38作目『烈車戦隊トッキュウジャー』と、37作目『獣電戦隊キョウリュウジャー』がタッグを組み、力を合わせて悪の創造主デビウスに立ち向う姿を描く最新作。子どもからは「トッキュウジャーとキョウリュウジャーの両方が出ていておもしろかった!変身するところがカッコイイ。トッキュウ1号が大好き」「トッキュウ6号の明くんが一番好き!オレンジ色でとっても強くてカッコよかった」など大好評。一方、大人からは「戦隊同士の絡みが多いのがよかった。久々のキョウリュウジャーの変身シーンが見どころ」「大人になって観るとストーリー設定の巧みさに魅了される」などのコメントが寄せられた。(本ランキングは、1月17日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2015年01月19日映画『アゲイン 28年目の甲子園』が1月17日(土)に公開を迎え、主演の中井貴一をはじめ、波瑠、工藤阿須加、柳葉敏郎、大森寿美男監督が舞台挨拶に登壇した。重松清の小説を原作に、元高校球児を対象にした「マスターズ甲子園」を題材にした本作。かつて、県大会の決勝まで進みながらも甲子園の土を踏むことが出来なかった中年の主人公をはじめ、オヤジたちが甲子園を目指して奮闘するさま、その過程で家族との関係を見つめ直していく様子を描く。中井さんは「日本で大人が観られる映画が少なくなった」と語り、本作は「大人に向けたいまの思い、青春はまだ終わってないということを伝えられたらと思って作った」と語り、中高年が目立つ客席からは拍手が沸き起こった。中井さんは自身のポリシーとして出演作は公開後に、自分で映画館に足を運んで観るようにしているため、完成した映画を「まだ観てない」という。それでも撮影を述懐し「昨年の11月、12月に撮影したんですが、甲子園球場をお借りできるのはプロ野球がオフシーズンのときだけで、なぜオフシーズンかというと寒すぎるから(笑)。プロでも野球はやっちゃいけないよ、ケガするよ、という時期に撮影しました。練習は8月、9月の39度の炎天下で撮影は12月。筋肉どうなるんだ?と思ったら案の定、50を超えた2人(※中井さん&柳葉さん)は軽い肉離れを起こしまして、野球って大変だなと改めて感じました…。あの野球のスパイクは何なんですか?足袋の下に鋼が付いているようなもので、あれでダッシュしろと言うもんだから、とっさに筋肉が付いていかなかった」と恨みつらみを口にする。柳葉さんも「50を3つ、4つ過ぎると寒さとか体力とかいろいろ過酷(苦笑)。(劇中で)ちょっと足を引きずってるところありますが、前日に(肉離れを)やりました…」と明かす。それでも“聖地”甲子園のマウンドに立ったことについて、柳葉さんは「光栄でした」と顔をほころばせていた。波瑠さんは、中井さんと道の真ん中で言い合いをするシーンがあるが、中井さんはこのシーンについて「(ロケ地の埼玉県の)川越の目抜き通りで撮影したんですが、1カットで撮るので昼からずっと稽古してたんです。その時はカメラがない中で商店街の真ん中で、『この人たち何?』と思われながら相当やってました(笑)」と明かす。その甲斐あって、本番は1発OKだったそうで、波瑠さんは改めて中井さんについて「すごく頼もしい先輩です。(中井さんとの共演は)常に緊張感があるけど、それをほどいてくれるんです。言葉ではなく空気で包んでくださり、ありがたかったです」と語った。この日は、主題歌「夢のつづき」を歌う歌手の浜田省吾からのメッセージも寄せられたが、20年来の知り合いである中井さん、“ハマショー”世代の柳葉さんは感激。同曲を「ずっと家で流している」という工藤さんは、両親が浜田さんのファンだそうで「母に『主題歌誰なの?』と聞かれて『浜田省吾さんらしいよ』と行ったら、それだけで『私、見に行くわ!』と言ってました」と明かした。『アゲイン 28年目の甲子園』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アゲイン28年目の甲子園 2015年1月17日より全国にて公開(C) 重松清/集英社(C) 2015「アゲイン」製作委員会
2015年01月19日映画『アゲイン28年目の甲子園』の初日舞台あいさつが17日、東京・丸の内TOEIで行われ、キャストの中井貴一、波瑠、工藤阿須加、柳葉敏郎と大森寿美男監督が出席した。主演の中井は、「大人の人に向けて、青春は終わってないんだと感じて頂ければと思いながら作った映画です」とあいさつしつつ、「まだ観てないもんですから、どんなシーンがあるのか……。数日のうちに必ず拝見します」と明かして、観客の「ヒドい!」という声に平身低頭。そんな中井に、波瑠は、「本当にすごく頼もしい先輩。撮影中は緊張感もあるけど、それを解いてくれるような空気がある。言葉ではなく空気で包まれているような感覚でした」と尊敬の眼差しを向けていた。本作の撮影では、実際に甲子園球場を使用しており、柳葉は、「お芝居どうこうよりも、甲子園のマウンドに立ったことが印象的。日本人としてこんなに光栄なことはない」と大感激。一方、冬場の撮影だったため、「『ケガをするから、寒い時期はやっちゃいけませんよ』というのがオフシーズンなのに、そこに押し込まれた」とこぼした中井は、「8月に1ヶ月間練習したんですけど、撮影は12月。50歳を超えた2人は案の定、肉離れしました」と柳葉と共にケガに見舞われたことを打ち明けていた。また、本作の主題歌には、浜田省吾の10年ぶりの新曲「夢のつづき」が起用されており、「『この映画は人の思いをつなぐ作品です』とおっしゃっていた中井貴一さんの言葉を思い出します。その思いの連なりが、来場されたみなさまの心を温めることができたら、この作品に参加させて頂いた1人として誠に幸せです」と浜田からの手紙が読まれる場面も。中井は浜田と20年来の知り合いだそうで、柳葉は、「中井くん良いな~。今度、俺を紹介してくんない?」とアピールして笑いを誘っていた。重松清の同名小説を実写化した本作は、元高校球児たちが再び甲子園を目指す実在の大会"マスターズ甲子園"を描いた作品。元高校球児の坂町晴彦(中井)は、亡くなった元チームメイトの娘・美枝(波瑠)と出会う。父親の思い出を追い求める美枝と接するうち、坂町は仲間とともに大会への参加を決意する――というストーリーで、映画は全国公開中。
2015年01月18日