俳優でモデルの中田圭祐が、1日に配信されたABEMAの恋愛バラエティ番組『私たち結婚しました 3』#5に出演し、女優の川島海荷にサプライズプレゼントを贈った。同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクしたABEMAオリジナル番組。番組MCを千鳥のノブと三浦翔平が務め、シーズンゲストして元AKB48の高橋みなみが登場。シーズン3では、中田と川島のペア、俳優の佐野岳と女優の島崎遥香ペアの疑似結婚生活に密着し、#4・5には、シーズン2で浅香航大と疑似結婚生活を送ったトリンドル玲奈がゲスト出演した。1日配信の#5では、川島が「一緒に来てみたかった場所」の岩盤浴デートに行くことに。2人きりの室内で一緒に横になっていると、突然中田が「そっちのほうがあったかいの?」と質問。不思議な質問に川島は「どっちも一緒だよ(笑)。あったかいかな、どうだろうね……」と困惑した様子を見せ、「そっち行こうかな」と近づいてきた中田に思わず、「(アプローチが)下手くそなの?(笑)」と言い放った。また、中田は動いた瞬間に川島の手と触れあったことに動揺し、突然「あっ」と声を上げると、「やめて、初恋みたいなテンション(笑)。びっくりしちゃった」とツッコむなど、終始笑顔の絶えない時間を過ごした。帰宅後、普段ほとんど料理をしない中田が、「妻をときめかせるような、男の料理を一品作って振る舞う」ミッションに挑戦し、ポテトサラダを作り始める。「じゃがいも洗うのって小学生ぶりかも」という衝撃発言をする中田に、川島も「1人暮らししていて、じゃがいも買ったことない? 8年1人暮らししてて?」と驚きの表情を見せた。その後も不慣れな包丁さばきや、大きすぎる味見の一口に、たくさんのツッコミを受けながら料理を進めていく中田だったが、「ときめかせてね」というラブミッションの内容をリマインドする川島に、「はいはい(笑)」とふざけた返事をしてしまう。いじけた表情を見せた川島に気づいた中田は、「ごめんって~、怒ってんの~」と近づきながら、包み込むように頭を撫でて急接近。突然の大胆な行動に川島は、両手で顔を覆って“ガチ照れ“を隠し切れない様子だった。そして夕食中、中田は「うみちゃんに、ちょっとしたプレゼントを買ってきた」と切り出し、ハスの花をモチーフにしたキーホルダーとキャンドルホルダーをサプライズプレゼント。“結婚生活”初日に川島が話していた「名前の由来」にちなんだプレゼントに「私の名前の由来から?」と驚きの声を上げると、中田も「すごい素敵な名前の由来だもんね」と話しながら、川島を見つめた。川島は後日、この時の心境を「前に話したハスの花の由来を覚えててくれて、ジーンと来ました。28年間生きてて、そういう贈り物をされたことがあまりなかったので、私に向けたプレゼントを選んでくれたんだというのが、嬉しかったです」と振り返っていた。
2022年07月04日すっきりとしない天気の続く6月上旬の夕方、1台のSUVが東京都内のゴルフ練習場の駐車スペースに。ハンドルを握っていたのは俳優・織田裕二(54)だ。’10年に結婚した妻と、7歳の長男とともに車から降りると、それぞれのゴルフクラブをラゲッジから取り出す。織田は息子に向かって「今日も頑張ってね」と声をかけながら、建物に入っていった。織田は現在、NHKのドキュメンタリー番組『ヒューマニエンスQ(クエスト)』でMCを担当するなど仕事をこなす傍ら、プライベートも充実しているようだ。「今年の春ごろから定期的に練習場を訪れているみたいですよ。息子さんが子供対象のスクールに通っていて、その間織田さんや奥さんは打ちっぱなしで練習しています。レッスン後には織田さんが息子さんに手本を見せていることもありますよ」(常連客)織田はかつて「スポーツに全力で打ち込んだ時期があった」と芸能関係者は語る。「織田さんは学生時代にテニス漬けの毎日を送っていました。当時、漠然とスポーツ関係の道で生きていくだろうと思っていたそうです。しかし高校1年生のときに、膝の怪我でテニスの道を諦めることに。テニスが自分のすべてだと思い込んでいた織田さんは絶望。このとき、どうせすべてを失ってしまったからには“自己変革しよう”と考えたといいます。そこで価値観を変えて新たにバンド活動を始め、のちの芸能界入りにつながりました」織田は息子がスポーツに励むことに対してある思いがーー。「結果的に織田さんの人生の転機となった挫折は、すべてをかけてテニスに打ち込んでいたからこそ味わったもの。本気で頂点を目指す大切さを織田さんは身をもって知っているのです。こうした背景があって、ゴルフをやるからには、息子さんにはメジャー大会を制した松山英樹プロのようなトップレベルのプロゴルファーまで目指してほしいと考えているそうです」(織田の知人)長男の現在の実力は……。「息子さんはスクールに通い始めたばかりで、実力はまだまだといったところです。ただ息子さんの通うスクールには、選ばれた子供だけが入れるアスリートコースがあり、そこに所属する生徒にはジュニア世代で活躍している子もいます」(前出・常連客)レッスンを終えて、夜8時を過ぎて帰宅する織田一家の足取りは軽かったーー。
2022年06月18日‘72年に沖縄が返還されて、今年は50年目の節目の年。そんななか、3月20日にオリエンタルラジオ・中田敦彦(39)がYouTubeチャンネル『中田敦彦のYouTube大学』にアップした動画が波紋を広げている。そこで彼はある本を参考にしながら「“なぜ沖縄に米軍基地があるのか”を地政学的に説明する」といい、以下のように話した。「沖縄の軍事基地というのはアメリカの持っているICBM、大陸間弾道ミサイル、1万キロ飛ぶらしいんですけど、これを沖縄に配備すると、なんと世界の主要都市のほとんどに睨みを利かせられるんです」「(沖縄の米軍基地は)非常に設備も、世界最高の設備を整えていると言われております」「沖縄はですね、アメリカ軍が実際にですね、血を流して、戦争で勝ち取ったところという意識がアメリカ国民にあるらしいんですね」そして、動画では上記の根拠を強調するように「ミサイルの射程距離」「アメリカの国民感情」「最新鋭設備」とのテロップが流れていた。『中田敦彦のYouTube大学』はチャンネル登録者数462万人を誇り、この動画も現在80万回再生を記録している(4月12日現在)。そして動画のコメント欄には《地理と政治の関係をこんなに理解しやすく説明してくださって、本当にありがとうございます!》《地政学的に観たら、現在も未來も日本の安定はアメリカとの連携がいかに重要かという事がよくわかりました》といった声が上がっている。そのいっぽう、疑問視する声も聞こえてくる。例えば「ミサイルの射程距離」について、Twitterでは《世界中の大都市狙えるという前提に立つなら別にそれ沖縄じゃなくても良くない?》といった指摘が。また地政学とは、国際政治を考察するにあたり地理的な条件を重視する学問のことを指す。そのため「アメリカの国民感情」や「最新鋭設備」について《“地”が関係ない話してる》といった声も上がっているのだ。■専門家が中田の説明を一つずつ訂正専門家は、中田の動画を見てどう思うだろうか?そこで本誌は政治地理学を専門とする大阪公立大学の山崎孝史教授に取材した。まず「ミサイルの射程距離」について、山崎教授はこう語った。「ICBMを沖縄に設置するという話を聞いたことがありません。ICBMは核兵器ですので、公然と沖縄に配置するならば非核三原則に反します。それを進めるのはアメリカと日本の外交上では難しいと思います」また中田は「ICBMを沖縄に置くと、世界の主要都市に睨みを利かすことができる」というが、山崎教授はこう訂正する。「ICBMは1万キロ飛びますので、日本以外のどの場所からでも、世界の主要都市に発射することができます。また発射施設を作ると、敵国から攻撃される可能性があります。ですから潜水艦に搭載して、発射するなどの形になります。沖縄である必要はありません」続いて、山崎教授は「アメリカの国民感情」について「地政学はあまり関係ない」とし、こう述べる。「沖縄戦では1万人以上の米兵が亡くなっています。そのため第二次世界大戦の終わった’45年から米軍の沖縄継続駐留が決まる’52年くらいまで、『アメリカ側が“これだけの犠牲を払った島を簡単に手放していいのか”と考えていた』とする文献はあります。ただ、あくまで国務省や米軍のなかでの話です。沖縄は50年前に返還されているので、今のアメリカの世論がそう考える可能性は極めて低いでしょう。中田さんは根拠を示す必要があります」また「最新鋭設備」についても、山崎教授は「沖縄の米軍基地には、実際に最新鋭といえる兵器が配備されています。いわゆるステルス戦闘機、それからオスプレイも比較的新しい輸送機です。ただそれらは動かすことができます」といい、「固定設備となると情報収集するためのレーダー施設。あとは以前からある空港、港湾施設、兵器庫や弾薬庫でしょうか。ですが、設備の新旧は地理的というよりは機能的な問題なので『地政学的に説明している』とはいえません」と語った。■中田動画の“最大の問題点”とはそんな山崎教授は、中田の動画に「最大の問題点がある」と指摘する。それは中田が、こう話している点だ。「アメリカの国民感情、ミサイルの射程距離、そして設備の最新鋭さ、この3つの理由から絶対にアメリカの基地は沖縄から無くならないだろうというのが、地政学上の結論らしいんですね」「アメリカは安全保障上、絶対に沖縄は譲らない。そういう事情があるということをですね、我々は理解しておく必要がある」そう、「絶対に沖縄から米軍基地はなくならない」と繰り返していることだ。山崎教授は、こう述べる。「参考にされている書物があるとはいえ、“絶対に”と断言することは非常に危険です。地政学だけで沖縄の米軍基地問題を語ることはできませんし、何より、米軍の駐留に関して『“日本政府がどこまで対米交渉を行うか”が関係している』と認識することが重要です」動画には、沖縄に米軍基地があるのは「アメリカの都合が大きい」と中田が強調するシーンがある。山崎教授は「沖縄に米軍基地がある理由は様々です。例えば米軍が駐留するにあたり、日米間で安保条約が交わされています。アメリカ側が条約を継続するのは、基地の使い勝手の良さやアメリカ政府の戦略といった要素ももちろん関係してきます」と述べる。しかし、「日本の都合も大いにある」と続ける。「米兵は2万人以上、家族を含めると4万人ほどが沖縄の基地内にいると言われています。ですから基地には住宅、病院、学校、ショッピングセンターといった施設もあります。そして沖縄が返還されるまで施設整備は米軍が行っていましたが、返還後は日本政府が結構なお金を出して行っています。つまり、日本政府が『駐留して欲しい』との思いを持ち続けているということです。非核三原則とはいいながら、かつて米軍が沖縄に核兵器を持ち込んでいたように、核抑止力としての米軍の存在を日本も必要としており、そうすることで日本は“国防”を維持しているからです」■脱・地政学的な考え方も大事沖縄では’95年に米兵が小学生の少女を暴行する事件があった。さらに戦闘機や軍用ヘリコプターが墜落するなど、米軍が駐留する影響で、沖縄県民の暮らしが脅かされているという側面もある。山崎教授は中田を批判する。「国防のため、日本は沖縄に負担を押し付けてきました。少しでも沖縄から基地の負担を減らすにはアメリカに交渉するよう、日本の政治家を動かす必要があります。そのためには、沖縄だけでなく本土側からも『沖縄の人を苦しませている。どうにかしてほしい』と声を上げることが大事になってきます。中田さんが『絶対に沖縄から米軍基地はなくならない』と大多数に語り掛けたことで、『じゃあ仕方ない』と世論を方向付けてしまうかもしれない。『国防の重要性があるから沖縄に基地を置いておけ』という声もさらに強くなるかもしれません。中田さんは“非常に政治的な発言をした”ということに気づいてほしいと思います」山崎教授は沖縄返還50年にあたり「“沖縄が50年もの間、抱えてきたものは何だったのか”を今一度、国民一人一人が丁寧に考える必要がある」とする。そして、こう結ぶ。「地政学にはそれぞれの国の政治的意図は見えても、“地上で生きている人の姿”が表面に現れません。そして国益を中心に説明するため、地政学は常に敵がいる世界を想定します。ですが軍事的衝突が起こったときに、どうやって終息させるのか。そして衝突を回避するには、どのように外交をすればいいのかということへのヒントを必ずしも与えてくれる訳ではありません。現在、ウクライナへの軍事侵攻を行うロシアに対して、国際社会は経済制裁などで圧力をかけています。こういう協調体制の世界観が、地政学には薄いんです。国の対立を前提にして過剰に武装したりすると、当然他国も自国を守るため同じ行動に出ます。この連鎖をこえる脱・地政学的な考え方も大事ではないでしょうか」中田は、山崎教授の言葉をどう受け止めるだろうか?
2022年04月13日3日に大阪・なんばグランド花月で開催された吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」の千穐楽参回目公演に出演した中田カウス、すゑひろがりず(南條庄助、三島達矢)が、出演後に報道陣の取材に応じた。カウスは「企業の平均寿命が30年。50年続くとモンスター。110年は神がかっている。その神様はお客様。劇場はお客様が入って初めて魂が入る。お客様あっての吉本興業、我々芸人です。吉本興業にお世話になって56年になりますけど、吉本興業は素晴らしい会社だと今日改めて思いました」と語った。南條は「誉れの一言に尽きますね。ポスターでえげつないところに名前を書いていただいているなと、誉れの気持ちに包まれました」と話し、三島も「感無量です」とコメント。カウスから「めでたい席にぴったり。舞台袖から見ていたけど、いい感じでした」と褒められると、2人は「うれしいです」と喜んだ。そして、南條は「吉本興業をどんどん大きくしていく歯車になれるよう精進していきます」と決意を新たに。カウスが「劇場が一番大事」と言うと、三島は「劇場を守っていきたいと思います」と誓った。4月1日に創業110周年を迎えた吉本興業は、日頃の感謝の気持ちを込めて、なんばグランド花月にて創業110周年特別公演「伝説の一日」を4月2日、3日に開催。110年間“笑い”を発信し続けてきた同社が、“オールよしもと”豪華ラインナップで、伝統の「笑い」と最新の「笑い」を届ける。同公演のオンライン配信チケットは4月10日まで販売(視聴は4月11日12時まで可能)。
2022年04月03日中田秀夫監督の最新作となるホラー映画が、2022年に公開される。ジャパニーズホラーの名手・中田秀夫の最新作が公開へ『リング』シリーズで世界を震撼させたジャパニーズホラーの巨匠・中田秀夫が“ホラーエンターテイメント”映画を制作。中田秀夫といえば、2000年代ホラー映画No.1ヒットを記録した『事故物件 恐い間取り』も記憶に新しい。また、ミステリー小説『スマホを落としただけなのに』や、ギャンブル漫画『嘘喰い』の実写映画化なども手掛けており、ホラーの枠に捉われず様々なジャンルの“恐怖体験”を世に送り出してきた。中田秀夫が描く新たな“ホラーエンターテイメント”がどのようなストーリーになるのか。2022年2月現在、物語の詳細や出演キャストは明らかになっておらず、続報を待ちたい。【詳細】中田秀夫監督 ホラー映画最新作公開時期:2022年監督:中田秀夫
2022年03月03日今年はどんなコト、モノが人気だったのか、そこにはどんな背景があったのか、カルチャー好きの「SHOWROOM」代表の前田裕二さんとフリーアナウンサー・宇垣美里さんの2人が考察。その魅力をたっぷり紹介します。今年はどんなカルチャーが人気だったのか。まずは、トレンドの動向にも敏感な「SHOWROOM」代表の前田裕二さんに、ご自身が注目したことについて伺うと、「個人的にインパクトが大きかったのは、韓国カルチャーです。昨年から『梨泰院クラス』や『愛の不時着』など、エンタメの勢いはすごいものがありましたが、今年も9月から配信が始まった『イカゲーム』(すべてNetflixオリジナルドラマ)が、Netflixで過去最高の視聴者数を記録。僕の会社でも、『smash.』でBTSのコンテンツを立ち上げ、その反響の大きさを実感しています。ただ、これは韓国カルチャーに限ったことではなく、今年のトレンド全般に言えることですが、ヒットするコンテンツに共通しているのは、“顧客目線”をこれでもかというくらいに徹底的にやりきっているところ。受け手の感動に関して半端じゃないくらい研究している。また、設定が小難しくなく、間口が広いこともポイントです。特にこの一年の映像作品やゲームのヒットにはこの傾向を顕著に感じます」人気の秘訣は、いかに「ハラハラドキドキ」をやりきるか。映像作品では、映画『東京リベンジャーズ』や、Netflixオリジナルドラマ『今際の国のアリス』など、「渋谷」を舞台にした映像作品が目立った一年に。「妻夫木聡さんが出演していて日本でもヒットした中国映画『唐人街探偵 東京MISSION』にも渋谷が出てきましたよね。私の大好きな漫画『GALS!!』は、渋谷のギャルの物語ですが、原作と東京ガールズコレクションがコラボするなど人気です。渋谷はこれまでも注目されてきた街ですが、今年はなぜかな…。『東京2020オリンピック・パラリンピック』が開催されて、東京に注目が集まり、なかでも渋谷は象徴的な街だからかもしれませんね。特に駅前のスクランブル交差点は、関西出身の私も上京する前から知っていましたし、海外でもあの光景を見れば東京だとわかる人は多いと思います。“画”としての強さが、選ばれる理由なのでは」(フリーアナウンサー・宇垣美里さん)また、渋谷の雑多なイメージが、今どきヒットする作品のムードにハマりやすいと、前田さんは感じている。「『今際の国のアリス』でいうと、登場人物が、歩きスマホをしたり、吸ったタバコを道にポイ捨てするんです。TVでは扱えないような表現ですよね。渋谷は、そんな一種の危うさや、社会的に必ずしも許容されがたい人間の業や荒削りさも内包されている街。ちょっとハラハラする街です。デスゲームを軸とした『イカゲーム』しかり、最近人気になるコンテンツに共通しているのは、共感できるベースシナリオの上に、ピュアなハラハラドキドキが乗ってくるところ。そういう刺激的な描写と相性がいい街なんですよね。僕は以前から、渋谷が併せ持つ危うさの側面と希望の側面という一見相反するエネルギー、いわば、どこかベンチャー的な性格が大好きです。大きなリスクを張って勝負しに来て、ぺしゃんこに潰されちゃうかもしれないけれど、一方で何かすごいことが起こりそうな、えも言われぬ期待もある。僕の会社も渋谷にありますが、そういう常にドキドキと向き合えるところに惹かれて、ベンチャーが多く集まるのかなと思います」今年はコロナ禍も2年目となり、カルチャーを摂取する場は家の中が基本という人も多かったはず。インドアな娯楽の代表格ともいえるゲームでは、バトルロイヤル系の『Apex Legends』や、宇宙を舞台にした人狼ゲーム『Among Us』など、前田さんの話ともつながるハラハラドキドキ系タイトルがトレンドに。「僕が今年よくやっていたのは、『グランド・セフト・オート V』という、プレイヤーが街で車を盗むなど、かなりの悪事を働くゲームで、現実の世界では体験しないことの連続です。ちょっと悪さをするとすぐ警察が追いかけてきますが、捕まらないように逃げるというハラハラを一瞬で味わえます(笑)。『Apex Legends』や『Among Us』はオンライン上でプレイヤーが殺し合うゲームですが、今はまったり楽しむということより、こうした現実とはかけ離れた刺激がバーチャル空間で求められていると感じます」(前田さん)その理由には、昨今のユーザー側の志向の変化が影響していると考えられるという。「ある大ヒットネット配信ドラマの脚本を友人が手がけていたのですが、物語の開始5分で“事件”を起こす、つまり早い段階で刺激を作ることを意識していたと言っていて、これは面白いと思いました。配信ドラマでは、映画館と違って、ドキドキしない単調な流れに直面すると視聴者がすぐに離脱できてしまうからです。サクッと体験できるインスタントな刺激を提供することが重要なのでしょう。1.5倍速での再生が増えているのも、サクサク進んでほしいからだと思います。これはゲームにも言えることで、ヒットゲームに共通することは、実況映えすること。つまり、プレイ実況動画がたくさん上がるゲームは流行ります。最近は面白い実況を見て、自分でもプレイするという人がかなりいると思いますが、では、どうやったらたくさんプレイされるか?それは、「リアクションがとりやすい」ことです。つまり、ここでもやはり“刺激”です。『うわあびっくりした!』などリアクションをとれないと実況が面白くならない。となると、必然的に刺激的な展開が次々起こるゲームがプレイされますよね。FPS系(プレイヤー視点のシューティングゲーム)の、人を銃で倒し、倒される世界はまさに刺激の巣窟です。また、今年人気を集めたのは、最後の一人になるまで殺し合うなど設定がシンプルで初心者でも入りやすい、かつAPEXなど初心者でも熟練者に勝ちやすいタイトルでした。これらのわかりやすく始めやすいゲームが、コロナ禍を機にゲームを始めたライトゲーマー層を多く取り込んだのだろうと思います」(前田さん)現実世界では癒しやエンパワーメントを感じたい!ほかにもカルチャー系で話題だったものといえば、ストップモーションアニメの『PUI PUI モルカー』が印象的。羊毛フェルトでできたモルモットの姿の車“モルカー”は、SNSで話題となり、日本はもちろん台湾など海外でも大人気に。「私が出演している『アフター6ジャンクション』のパーソナリティの宇多丸さんが、『PUI PUI モルカー』放送開始前の記念イベントに参加されていたこともあり、私も最初から見ていて大好きでしたが、まさかこれほどブレイクするとは!まずはもふもふと丸いフォルムがめちゃくちゃかわいいのと、トコトコした動き…。たまらないです!なのにストーリーにはシュールなところがあって。そこも含めて楽しめたのが、多くの人の心を掴んだ要因だったのではないでしょうか」(宇垣さん)もふもふしたフォルムで、かわいいだけじゃないというのは、個人のクリエイターが手がけ、販売すると争奪戦になるという一点もののユニークなぬいぐるみのブームにも共通する模様。「余白というか、突っ込みどころがあるというのも愛される理由だと思います。人は誰しも矛盾やいびつさを抱えながら生きていると思いますが、そんななか、剛速球ストレートど真ん中みたいな、ただ純粋にかわいいだけ、というキャラは、劣等感すら覚えてしまう。その点、たとえばモルカーの場合は、行動も良い意味でツッコミどころが多いですが、そもそも“モルモットが車になる”なんて、ある意味、設定が狂気じみているところがむしろいい(笑)。しかも、モルカーも最近流行りの韓国ドラマの主人公も、原則弱い人の目線に立って寄り添います。こうしたキャラクターが報われる過程で心打たれるし、共感できる。コロナ禍で弱い立場に置かれた人が多い今、優しい弱者の勝利に自分を投影しやすいのかもしれません」(前田さん)もふもふつながりでいうと、上野動物園に双子のパンダが生まれたことも話題に。「ぬいぐるみに触ったり、うちにはワンコがいるのでその子を抱っこしたり、もふもふに触れて癒されていますが、家で動物の赤ちゃんの動画を見ているだけでも、ほっこりできる。直接会いに行きづらい今、動物園の職員さんが以前にも増して動物の動画をネットで配信してくれるので、それを私のようにありがたく享受している人はたくさんいると思います」(宇垣さん)一方、エンタメ作品では、昨年、アカデミー賞4部門受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』など、社会問題が盛り込まれた物語がヒットする傾向が続いているが、今年は女性たちが自らの生きづらさを解消するために連帯するシスターフッドもののドラマや映画が豊作だった一年でもある。「私も今年、『17歳の瞳に映る世界』や『モロッコ、彼女たちの朝』『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』などシスターフッドが感じられる作品をたくさん観ました。私はシスターフッドものが好きで以前からよく観ていましたが、最近は作品数が増えているなと思います。『#MeToo』運動からの価値観のアップデートが目覚ましく、幸せな関係性の象徴として描かれてきた恋愛も、今はそれだけがすべてではないということが浸透し始めているからかもしれませんね。女性同士の連帯からは、すごくエンパワーメントされますし、女性特有の辛い現実があるからこそ、シスターフッドものが響くところはあると思います」(宇垣さん)「それこそ優しい弱者の勝利ではないですけど、難局を乗り越えるために弱い立場の人同士が手を取り合うのは、現実でもフィクションでも今の時代、とても必要とされている。それに、愛のカタチは恋愛だけじゃないという価値観は、確かに広がっていますよね。世の中には男女の恋愛ありきという風潮に息苦しさを感じている人もいて、そういう人たちが生きやすい社会にしたいと活動する人が増えると、そこを目掛けてコンテンツを作る人も多くなる。シスターフッドのような作品は、今後ますます増えていくと思います」(前田さん)まえだ・ゆうじ1987年生まれ、東京都出身。「SHOWROOM」代表。日本テレビ系『スッキリ』火曜コメンテーター。著書『メモの魔力 The Magic of Memos』(幻冬舎)がロングヒット。愛読者による“メモ魔会”も開かれている。うがき・みさと1991年4月16日生まれ、兵庫県出身。フリーアナウンサー。TBSラジオ『アフター6ジャンクション』火曜パートナー。『週刊プレイボーイ』(集英社)などでコラムを連載中。著書に『愛しのショコラ』(KADOKAWA)ほか。ニット¥35,200ワンピース¥39,600(共にドレステリア/ドレステリア 京都店 TEL:075・211・0213)ネックレス¥20,900リング¥18,700(共にココシュニック TEL:03・5413・5140)クオーツリング¥19,580(ステラハリウッド TEL:03・6805・0390)シューズ¥56,100(ザ・グランドインク〈ロランス〉/ザ・グランドインク TEL:03・6712・6062)※『anan』2021年11月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・滝沢真奈(宇垣さん)ヘア&メイク・山下智子(宇垣さん)取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年11月13日パドレスのダルビッシュ有投手(35)が28日、オフィシャルブログを更新し、日本ハム時代の後輩で巨人に移籍した中田翔選手(32)や古巣・日本ハムへの思いをつづった。同僚選手への暴力行為が発覚したことで出場停止処分を受け、その後巨人に移籍した中田。ダルビッシュは「中田翔選手についてコメントをというリプがTwitterにちらほらきていたので書きたいと思います」と投稿の経緯に触れ、「2007年ドラフト1位でファイターズが獲得した時はチームメイトになるのが凄く嬉しかった記憶があります」と関係性を振り返った。互いにビッグマウスだった当時を懐かしみながら、「広島遠征では実家にたくさんのチームメイトを招き、お母様も交えて食事をするリーダーらしい部分とお母様を安心させたいという優しい部分を見せていましたよね」と人情味のある人柄も回顧。「そんな中田が何を思ったか後輩をぶん殴ってしまったというニュースを見た時はびっくりしました。どういう理由であれ暴力は良くないですよね」と愚行を批判し、「これは中田がしっかり被害者に対して誠心誠意謝罪するべきでしょうし、本人もしっかり反省し2度と繰り返さないようにすることが大事だとは思います」と念を押す。さらに、古巣には「ただですね、ファイターズで謝罪会見せずに読売ジャイアンツにトレードした球団フロントには喝ですよ。これはいくら大のファイターズファンであり、ファイターズ愛が深い自分でさえ喝です」と厳しい姿勢も。「だって自分は球団ロゴをバックに見たことないぐらい申し訳なさそうに謝罪している中田を見たいですし、ファイターズのユニフォームを着てホームラン打ったのに肩身狭そうに俯き加減にベースをまわる中田を見たい。さらには普段敬語を使わない年上の人たちに対してギクシャクした敬語を使う姿を見たいわけです。その楽しみをファイターズは自分から取り上げたわけですよ」とユーモアを交えながら訴えた。その一方で、「でもファイターズファン、ファイターズ、チームメイト、家族、友人、応援してくれる人たちのために野球を辞めたくなっても、身体が痛い時も自分を鼓舞して試合に出続けてきた中田を知っていて、好きだからこそ中田にとってもファンの方々にとってもいい時の中田の記憶で終わらせてあげたいっていう中田、ファイターズファンへの球団フロントなりの両者への愛があったのかもしれないって思わずにはいられないんですよね」と理解を示し、「あと環境を変えてあげることでマンネリ化した日常からくる、だらけている部分を正してあげたかったとかもあるのかなって」と真意を推測。「そういう観点から見ると一ファイターズファンの自分は球団から自分達への愛を感じられたりするんですよね」と本音を吐露し、「あとファイターズが臭いものにはすぐフタをして、後は知りませんという球団ではないのは自分はよく知っています。入団1年目からファンがいない所で、選手たちに一生懸命ファンの方々の存在がいかに大事か、コミュニケーションを取る重要性を熱く語り、教育する球団です。試合後ベンチにペットボトルなどのゴミをちょっとでも忘れるとどんな選手にも注意する球団です」と同球団出身者として太鼓判を押した。また、「そういえば騒動直後中田に電話しました」と明かし、「知らないうちに中田も33歳で4人の子供の父親ですよ。なんか知らないうちに大人になっていてびっくりしました笑」「自分が動揺してしまってなんかうまく話せなかったなぁ。。まぁ今は謹慎期間が短いぞとかの意見もあって、まぁ確かにそういう気もするけれども読売ジャイアンツは使うという決断をしたわけですからその決断を見守るしかないかなと自分は思っています」と正直な感想を記したダルビッシュ。「繊細な中田の事やから人前に出るのも嫌になっているでしょうし、でもその中一生懸命試合に出ている中田、その中田を励ましながら悲しい思いをしながらも支えて毎日送り出す中田の奥様を自分は応援したいなぁと今は思っています。でも中田より被害を受けた選手を100倍応援します」と、中田を支える家族や被害に遭った選手に向けて励ましのメッセージも送っている。
2021年08月28日お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が26日、YouTubeチャンネル『藤森慎吾のYouTubeチャンネル』に出演。相方の藤森慎吾が“目指すべきMC”を助言した。「こんなことは良くないんだけどさ、人に聞くのも」と前置き、「目標をいただきたい」と中田にお願いする藤森。「なんだかんだそうだったじゃん。目標を設定してくれるから、俺、頑張れてたっていうところがあったんですよ。ダメなところでもあるんだけどね」と伝えると、中田は「全然いいこと」と肯定しながら「わかりました。じゃあ、藤森さんに必要な目標を今から授けますね」と快諾する。中田は「藤森くんっていうのは、実はこれからなんですよ。業界のニーズがさらに、ベテランが多分これから番組をどんどんやめていきます。それはベテランが単純にウデがなくなったとか衰えているとかじゃなくて、ちょっとコストがキープできなくなって、より若いMCを求めると思うんですよね」と分析。続けて「そんな中で、チャンスが回ってくるかなって思うんですけど。じゃあ、どういう番組が藤森くんのキャスティングなのかっていうと、やっぱり女性とかにも観られて、爽やかさもあって、うまく回せてみたいなところでいくと、それが朝なのか昼なのかゴールデン帯なのかわかりませんけど、もしくは誰かとの合わせ技みたいなのであるかもしれないんですけど、国分太一さん的な立ち位置でMCみたいな」と提言した。中田はさらに「実は国分太一さんと『ビビット』でご一緒させていただいてたんですけど、そもそもは結構、誰かの隣にいたりっていうことが多かったりしたじゃないですか? 気配りがすごく長けていらっしゃるからサポートできて、しかも好感度も高くて。そういうところがあったと思うんで、結構そういう枠なんじゃないかな、藤森くんは」と持論を展開する。これに対し、藤森が「なるほどね」とうなずきながらも「国分さんなんて恐れ多いですけども……」と謙遜すると、「もちろんもちろん。目指すべきはそういうところだから」と背中を押す中田。藤森は「イメージとしては確かになるほど、そういう方向なのかっていうのがちょっと今バチンときた気はします」とハッとしていた。
2021年07月29日お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が26日、YouTubeチャンネル『藤森慎吾のYouTubeチャンネル』に出演。相方の中田敦彦に、元SMAPのメンバーとのエピソードを伝えた。さまざまな人から中田の近況を頻繁に尋ねられると話す藤森。中居正広からも「相方のあっちゃん元気?」「藤森も会えてるの?」と聞かれたと言い、中田のことを気にかけてくれていたと伝える。それを聞いた中田は「嬉しい」と驚き、「中居さんって金スマのとき以来じゃない?」「たぶん2011年ぶりだよね。だから、俺なんか10年会ってないよ、中居さん」と懐かしんだ。また、藤森は「そういう意味で言うと、またここに来て、ついこの間、草なぎさんとも仕事しました」と、草なぎ剛とも共演したことを明かす。中田が「ええー! お久しぶりじゃない?」と尋ねると、「めちゃくちゃ楽しかった」と噛みしめるように振り返る藤森。草なぎとはフジテレビ系バラエティ番組『笑っていいとも!』で共演し、「つよぽん」「慎吾」と呼び合う仲だったが、今回がおよそ10年ぶりの共演になった。さらに藤森は「それで言うと、あと木村さんね」と木村拓哉の名前を挙げ、「りんたろー。が木村さんのことをめちゃくちゃ好きで、EXITと番組で共演とかそういうことじゃないんだけど、EXITが最高顧問として木村さんを据えてて、木村さんもLINEをりんたろー。としたっていう流れから、この間、俺がEXITの番組に出たときに、またちょっとLINEをさせてもらったりとか」「ゴルフのお誘いとかもしてくださったりするんですよ」と、木村と連絡をとっているとも語った。すると、元SMAPメンバーとのエピソードが次々と出てくる藤森に、中田も「すごいじゃん。芸能人してますね」と感心していた。
2021年07月28日お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が14日、YouTubeチャンネル『中田敦彦のトーク- NAKATA TALKS』に出演。動画「オリエンタルラジオの芸人相関図を作ってみた」内で、自身が所属していた“軍団”について語った。この日の動画では、オリエンタルラジオが他の芸人とどのような関係性を築いているのかを中田が改めて整理。相方・藤森慎吾のYouTubeチャンネルでカメラマンを務めるスタッフとは、もともと中田のほうが密に仕事をする間柄だったことなどが明かされていく。そうした流れのなか、藤森が次長課長・河本準一の河本軍団にタカアンドトシ・トシとともに属しているのに対し、中田はタカアンドトシ・タカの軍団に所属していたと言い「(タカ軍団は)初恋タローさん一人だったんですけど、僕が入って。そこにオードリーの春日(俊彰)さんとかが参戦する感じで」と説明。さらに「タカさんもトシさんも河本軍団の一角なんですよ。河本さんが一番上で、タカトシさんがいて、トシさんの下に藤森、タカさんの下に僕。藤森くんがよく引き連れていたのは、シソンヌの(長谷川)忍とか、おばたのお兄さんとか、おもしろ佐藤だったかな。僕は向井(慧)とか長田(庄平)とか松尾(駿)とかとちょくちょく飲んでた」と、自身が交流を持つ後輩芸人にはパンサーの向井やチョコレートプラネットの二人を挙げた。また河本軍団が誕生日パーティーを大人数で催していたことにならい、中田もタカの誕生日会を大規模に開くこともあったのだが、「タカさんが大規模の誕生日会をあまりお好きじゃなかったっていうのと、僕が結婚したのと同時にタカさんも結婚して、お互いすごく近いタイミングで子どもも生まれて。その辺りから一緒に飲みにいくタイミングも減ったんですよね。お互い家庭が忙しくなって」と、タカ軍団として一緒の時間を過ごすことがなくなっていったと語った。
2021年07月17日お笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二、女優の芦田愛菜らが28日、都内で行われたハリウッド映画『ゴジラvsコング』(7月2日公開)ジャパンプレミアイベントに出席した。本作は、『GODZILLA ゴジラ』(2014)より展開してきた、ハリウッド版『ゴジラ』と『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)の世界観がクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズの第4弾。2大モンスターの“破壊神”ゴジラと“守護神”コングが激突する。この日のイベントには、本作でハリウッドデビューを飾った小栗旬、日本語吹替版で声優を務めた芦田愛菜、田中裕二、尾上松也、笠井信輔が出席した。芦田は、前作に引き続き、ゴジラを信じてゴジラを追い続ける高校生マディソン・ラッセル(ビリー・ボビー・ブラウン)役を担当。田中は、マディソンの親友でハイテクヲタクの高校生ジョシュ・ヴァレンタイン(ジュリアン・デニソン)役を演じた。田中は「愛菜ちゃんが高校2年生、17歳。僕56歳なんですけど、同級生役と聞いて、40歳違う、下手すりゃ孫くらい。こんなことがあるんですね」と驚いた様子。「身長的には今ちょうど同級生くらいだと思うんですけど」と話して笑いを誘った。そして、「子供の頃からゴジラが大好きだったので。まさかこんなすごい作品に参加させていただけるとは、とてもうれしく思っています」と喜び、「生まれて初めて映画館で映画をみたのが『ゴジラ』のシリーズ。映画館に父親と行って見た。それ以来、『ゴジラ』が大好きで、時を経てこういう形に。そう考えると本当に感慨深いです」としみじみと語った。
2021年06月28日お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が11日、YouTubeチャンネル『はんにゃ金田SHOW』に出演。動画「【15:改革】初コラボ! オリラジあっちゃんがはんにゃ金田をガチ分析」内で、はんにゃ・金田哲の「華」を絶賛した。吉本興業の養成所・NSCの同期である中田と金田。金田が自身の印象を尋ねると、中田は「NSCに入った時に度肝を抜かれたのは金田。もしも相方(藤森慎吾)に何かトンデモないことが起きたら、次に組む候補としては、この学年には1人しかいない」「それぐらい特別な存在だった」と絶賛する。金田が「うわ! マジで?」と喜び、その理由を問うと、中田は「最も大事なのは華」と断言。「華がある・ないって話よくあるでしょ? 顔がいいか悪いかと違う言葉じゃないですか。華っていうものについてよく考えるんだけど。オリラジが『華があるコンビ』ってよく言われたからね」「でも、あの華はね、俺が狙って出したものなんですよ。俺が出したんじゃなくて、藤森慎吾って人を選ぶときに華の固まりだったから。彼の華ってものに惚れて、彼と組んでるから」と話す。続けて「それ(藤森の華)とは違うけど、はんにゃ・金田を見た時に『なんという華だろう』っていうのは思った」と、自身が相方に求める要素の1つを金田が持っているとした。金田が「なんなんだろうね? 華っていうのは」と不思議がると、中田は「造形の美しさだけじゃなくて、内面の明るさとか健やかさとかも関わってくる。それを合わせ持って、華というかスターの資格だよ」と分析。そして「華はカリスマというより、スターなんだよね。スター性ってものが金田にあるから。でもね、気をつけないといけないのが、華ってね、努力では手に入れられないんだけど、努力しないと枯れるんだよ」と言い、「心が濁っていったり、生活が荒んだりすると枯れるんだけど、金田はね、ここに来てまた華が磨かれてる」「だから、その華を大事にしてください」と助言した。
2021年06月14日オリエンタルラジオ・中田敦彦の弟でダンサーのFISHBOYが9日、公式YouTubeチャンネル『藤森慎吾のYouTubeチャンネル』に出演。動画「中田敦彦の弟FISHBOYが衝撃告白 僕達は中田を許さない」内で、自身の名前の由来を明かした。藤森から「FISHBOYって名前もね、これ知らない人も多いと思うけど、所縁はあっちゃんだよね?」と聞かれ、自身の名前の由来を説明し始めるFISHBOY。「僕がちょっとダンスで挫折した時にめちゃくちゃ練習して、技術も感性も生まれ変わったって思った時があって。どうせだったら名前も変えちゃおうって事で、名前を変えるんだったら国内外覚えやすい老若男女も知ってるような単語が並んでる名前。ちょっとダサい名前が流行るっていう話を聞いたことがあった」と、名乗りたい名前の条件がいくつかあったという。そして条件に合う名前を探している時に、兄の中田が当時ブログで執筆していた『ピコル君の小さな冒険記』というタイトルの小説を読んだと言い、「ピコル君っていうのが主人公なんですけど、2話目か3話目くらいに、無類の魚好き“フィッシュボーイ”っていう、のちの副主人公みたいになるやつが出てくるんですね。そのフィッシュボーイっていうのを見た時に、FISHもBOYもみんなが知ってる単語だなと思って」「あっ、ちょっとダサいかも! と思って、試しにちょっとこれ付けてみよう」と思ったことがきっかけだと明かした。そのあと、FISHBOYと名乗ってエントリーした大会で早速優勝し、「このまま行こう」と決断した。これを聞いた藤森が「相当兄ちゃん好きじゃん」とニヤけると、FISHBOYも「いや、けっこう好きですよ。めちゃくちゃ(好きです)」と笑っていた。
2021年06月10日お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が先月31日、公式YouTubeチャンネル『中田敦彦のトーク - NAKATA TALKS』に出演。動画「お笑い第6世代のスゴイ芸人は?」内で、同世代の芸人たちについて語った。動画冒頭、「同じ時代を生きたものとして絶対に才能あったなって人たちは結局出てくるから」と語り始める中田。“売れるため”には「才能」だけでなく「熱狂」が必要だと言い、「魂が弱いと才能があってもパキッと折れちゃうんですよ。どんな風に吹かれても熱量があれば、もう1回吹き返してくるから」と、ジャルジャルと狩野英孝の名前を挙げた。そして「第6世代でスゴかった列伝」と題し、自身が憧れた同世代の芸人たちを明かしていく。まず挙げたのは、先ほども名前が出たジャルジャル。TBS系のお笑いオーディションバラエティ番組『ゲンセキ』で見た際に「スゴい」と思ったそうで、「まずネタがスゴい。こんなクオリティのコントをこんな風に作れないなと思って、一切コントっていうものをやろうと思わなくなっちゃったかな。それくらいセンスがスゴかった。コントやって勝てる気がしないなって」と称えた。そのあと、狩野英孝、渡辺直美、チョコレートプラネット、ピースと、それぞれに感じた芸人としての強みを語り、「漫才でマジでスゴいと思ったのは、プラスマイナスさん!」と、さらに熱が入る中田。「俺は正直ね、プラスマイナスさんがM−1をとってないのはスゴく悔しいんですよ」と残念がりながら、「関西の喋りのグルーブって、黒人の人がラップやるくらいナチュラルボーンでリズムがあるんですよ。それを2人とも持ってる」と解説する。そして「一番全盛期の人気ある時の武勇伝で、ネタバトルやって負けましたからね。それくらい馬力があった」と舌を巻き、「僕は本当に尊敬してましたね、プラスマイナスさんの漫才」と称賛した。
2021年06月02日世の中の進歩や変化に伴って、私たちの“仕事のあり方”は近年大きく変わりつつあります。これからの働き方についてSHOWROOM社長の前田裕二さんと安田顕さんの対談で考えてみました。仕事はなぜ必要なのか。働くのはなんのため?安田:自分にとって仕事とは何かをあまり考えたことはなくて、「なんか好きなんだよね」で終わっちゃってるんですけど…。でもどんな業種であっても、お金をいただくには、それが何かしら社会に貢献している必要があって、それは人様に何かしらの満足を提供するってことだと思うんです。僕の場合、それが人の心を動かすとか、何かしら豊かになってもらうってことで。それを自分なりに頑張って提供することで仕事になっているのかなと。前田:まさにそれが仕事の本質だと思います。僕は仕事には2つのフェーズがあると思っています。まずは、生きていくために必要なお金を稼ぐために働く、という段階がひとつめ。一般的に、最初の仕事の目的ってここだと思うんですよね。僕も大学生の時など、自分の学費など、生きていくために必要なお金を捻出するために働くという感覚がありました。でも、仕事をガムシャラにやっていくと、次第に能力が上がって、当然ながら、「人や社会に求められる度合い」が増していくんですよね。そうなってくると、今度は仕事の目的に、第一段階の「稼ぐ」という機能的な側面だけじゃなく、「必要とされる」という精神的な側面が見えてくる。仕事を通じて“誰かの役に立てている”という精神的な充足への比重が大きくなってくるというか。これが“機能”から“意味”の段階に移ったっていうことで、もっと言うと目的が“利己”から“利他”に移ったということでもある。安田:僕の場合、自分で言うのもですけれど、比較的恵まれた環境だったこともあって、どちらかというと仕事に関しても人様に譲るようなところがあったんです。でもある時、この世界で生きていくには“コンチクショー”の精神も必要なんだってことに気づいて。でも、そうやって自分主軸で生きていくと、ある段階から「自分を広げるためには人様の支えが必要なんだ」ってことがわかってくる。まあ、それに気づいたのは最近なんですけど。前田:なるほど。確かに、自分の中の悔しさなど、自分がどう思うかという感情も重要ですよね。つまり仕事というのは、コンチクショー負けたくねぇ、というある種の“利己”と、誰かの力になりたいという“利他”、この2つの掛け算によって成り立っているものなのかもしれませんね。人によってグラデーションがありつつも。前田裕二さん起業家。外資系投資銀行などを経て、2015年に株式会社SHOWROOMを設立。そのビジネス哲学は広く支持され『メモの魔力』など著書も多数。やすだ・けん1973年12 月8日生まれ、北海道室蘭市出身。放送予定のドラマ『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』(テレ東)に出演。主演映画『ハザードランプ』が2022年公開予定。ジャケット¥44,000シャツ¥26,400パンツ¥40,400(以上ブラームス/ワンダリズム TEL:03・6805・3086)靴¥52,800(サンダース/グラストンベリーショールーム TEL:03・6231・0213)スカーフ¥19,800(ア ピース オブ シック/グラストンベリーショールーム)時計¥52,800(ツェッペリン/ウエニ貿易 TEL:03・5815・3277)※『anan』2021年5月19日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・村留利弘(Yolken/安田さん)ヘア&メイク・横山雷志郎(Yolken/安田さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年05月12日中田裕二が4月17日、東京・LINE CUBE SHIBUYAでソロ活動10周年を記念したワンマンライブ『YUJI NAKADA 10TH ANNIVERSARY SPECIAL LIVE “ALL THE TWILIGHT WANDERERS”』を開催した。エリック・クラプトン、クリス・アイザック等、男性シンガーソングライターの名曲群がSEとして流れる中、ふらりとステージに現れたこの日の主役は、おもむろにアコースティックギターを手に取り、東日本大震災を契機に書き下ろし、ソロとしての出発点となった「ひかりのまち」からライブをスタート。艶やかな歌声が広いホールいっぱいに豊潤に響きわたるさまに沸き上がる大きな拍手に、「ありがとう、うれしい。日本一の黄昏野郎、中田裕二でございます(笑)。本日めでたく40歳を迎えました。今日は誕生日ということもありますし、ソロ10周年記念のライブでもあります。今日は素晴らしいミュージシャンの方々と、同窓会みたいな感じでセッションを楽しもうと思います!」と挨拶し、早速、朝倉真司(Per / ヨシンバ)と8年ぶりの共演となるYANCY(Key)を呼び込む。ソロの初期に行われていたツアー『SONG COMPOSITE』の編成で、その再会を喜びながら「リバースのカード」「ベール」と1stアルバム『école de romantisme』からの楽曲をアップデートし魅せていく。そして、ミュージシャンとして多くのことを学び影響を受けたと認める奥野真哉(Key / ソウル・フラワー・ユニオン)が「久しぶりだな中田裕二!待ってたぜ~40歳おめでとう!」と現れるや、全編ラップ調の「ランナー」、情熱的なギターのカッティングが印象的な「幻を突き止めて」と一転、ソロ後期の7thアルバム『Sanctuary』からの楽曲を演奏するなど、3月にリリースされたキャリア初のベストアルバム『TWILIGHT WANDERERS -BEST OF YUJI NAKADA 2011-2020-』の収録曲より、めくるめく中田裕二の世界を展開するセットリストだ。「楽屋がすごいですよ、仮面ライダーの最終回とかに全員出てくる状態よ(笑)」と早くも奥野がMCを乗っ取れば、「10年ちゃんと一筆書きでやってくれたから、こういうことがある」と朝倉。奥野がアレンジを手掛けた中田裕二の代表曲の1曲と言える「薄紅」では、美しいピアノの音色と和と哀愁に満ちたメロディに、会場中のオーディエンスがグッと息を呑む。「ロン毛です。素敵な歌声、横で聴かせていただきました。久しぶりに「薄紅」を聴いたんですが、良い曲ですね」と、ここでカトウタロウ(G, Cho)が登場するなり総合司会ばりの立ち振る舞いで場を沸かせ(実際はこの10倍しゃべってます)、トリオ編成から千ヶ崎学(B)、小松シゲル(Dr / NONA REEVES)、平泉光司(G,Cho / COUCH、benzo)、sugarbeans(Key)によるバンドセットへと移行。腰にくるグルーヴが心地いい「正体」を皮切りに、「en nui」「Deeper」とメロウなミドルナンバーを連発。ファンク、ソウル、R&B…etcと、この10年の中田裕二の音楽的変遷とそこから抽出されたオリジナリティに聴き惚れるような珠玉の楽曲が続く。そして、平泉、カトウ、小松が残り、八橋義幸(G / The Uranus、Yoshiyuki & Megumi)、隅倉弘至(B / 初恋の嵐)、トオミ ヨウ(Key)を迎えた布陣で、トオミのアレンジによる浮遊感漂うエレクトロポップ「ロータス」、中田流ダンディズムにシビれる「DOUBLE STANDARD」と立て続けに披露していく。追及して音楽をやれるのは幸せなこと「演奏しててすごく楽しいです。没入できるというか。ソロで10年間、いろんなアプローチでやってきましたけど悩むことも多くて、自分だけの居場所を、自分にしかやれない音楽を求め続けて、時流とか自分の精神状態の複雑な絡み合いでいろんな曲ができていくんですけど、これを作ったことで自分が救われたというか、僕はこういう表現がやりたかったんだという…黄昏感のある、大人が味わえるようなどっしりした音楽をやりたいと思い続けて、ある日突然開眼した…そういう曲を聴いてください」近年の中田裕二のスタンスと音楽性を確立した「海猫」をじっくりと聴かせたところで、前半戦は終了。15分の換気休憩を経た後半戦は、新たに張替智広(Dr / キンモクセイ、HALIFANIE)、そしてsugarbeansが再び参加。コロナ禍に書かれた「君が為に」では八橋泣きのギターが冴えわたり、「IT’S SO EASY」では中田がスタンドマイクでソウルフルに歌い上げる。そのまま中田がエレキギターを手にし、八橋、平泉とのトリプルギター編成で掛け合った「ゼロ」と、凄腕のミュージシャンたちとせめぎ合いそのうまみを最大限に発揮していく、中田裕二のこの10年の楽曲群の層の厚さには感心させられる。「スタンドアップ渋谷!」と、ベストアルバムに収録された新曲「DIVERS」では総立ちの絶景に見守られながらハンドマイクで熱唱し、「いろんなフォーメーションで中田裕二の音楽を楽しんでいただいてますけど、次のチームがかなり濃い目で、ちょっと胸焼けするかもしれない(笑)。ここから飛ばして参りますんで準備はいいですか!?」と、白根賢一(Dr / GREAT3)、真船勝博(B / FLOWER FLOWER)に、奥野、朝倉、平泉、カトウの6人をバックに、「灰の夢」「STONEFLOWER」「UNDO」「ユートピア」と、ライブでも人気の高いアーバンでアグレッシブなナンバーで、一気に会場の熱量を引き上げる。「音楽的にも人間的にも素晴らしい人たちと、しかも追及して音楽をやれるというのは幸せなことだと痛感します。今日は大変な状況の中、こんなに集まってくれてうれしいです、本当にありがとう!最後は僕の代表曲というか…やっぱり渋谷の夜はこの曲でシメたいなと思います」最後は中田裕二が傾倒し磨き上げた歌謡AORの極みとも言える「誘惑」。冒頭の中田、平泉、カトウの三声のコーラスも絶品で、先ほどのMCに大いに頷いてしまうような贅沢な時間が名残惜しく終わっていく…。が、しかし、鳴り止まない拍手に呼び戻されたアンコールでは、思いもよらない衝撃の展開が!作務衣を身にまとった3人がブルーの照明に照らされる中、聴こえてきたのは椿屋四重奏の「群青」!?そして、それを演奏しているのは中田裕二と、永田貴樹(B)、小寺良太(Dr)という紛れもない椿屋四重奏のメンバー!これまでに中田がバンド時代の楽曲をライブで演奏することはあれど、メンバーがステージに揃うことはこの10年一度もなかっただけに、オーディエンスも今、目の前で起きていることが信じられないという様相に。椿屋四重奏ここに見参!「演者紹介、低音部・永田貴樹、続きましては太鼓侍・小寺良太。そして私が歌唱部・中田裕二でございます(笑)」という何とも懐かしい自己紹介に、ステージ上で思わず笑みがこぼれるメンバー。「椿屋四重奏ここに見参!というわけで同窓会を。10年ぶりです。この2人が40歳のお祝いに駆けつけてくれました。かたじけない(笑)」と中田が切り出せば、他愛のないやりとりに「この感じ、久しぶりねー(笑)」と笑う小寺。そして、「どうですか10年経ちましたけど、調子はどうですか?」と中田が促せば、「元気モリモリー!」と返す永田と、当時を彷彿とさせるノリに会場も大興奮。中田が「思ったより全然変わんないな。イイ感じで四十という感じで、四重奏だけに(笑)。まぁまた再解散という感じで(笑)。次は10年後かな?それが僕らの成れの果てです」とぶち上げ、エッジィで疾走感溢れるバンドサウンドで聴かせた「成れの果て」でも、当時のトレードマークであったギターやベースを手に楽しそうに演奏する姿に、あの日の青春を垣間見る。音楽性は変われど地続きと言い続けてきた中田裕二のキャリアだけに、10年という節目に再び3人が引き寄せ合ったのもまた必然なのか。会場のどよめきがいまだに止まらない中、奥野、白根、八橋、朝倉、平泉、隅倉、カトウ、真船、sugarbeansが再登場し、そこに着替えを終えた永田、小寺、そして中田裕二が帰還。イントロの合間にサプライズで「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー」が差し込まれた粋な流れには、中田も「リハでやってなかったじゃんこれ!最高です」と思わず照れ笑い。「今日はそうそうたるスーパー黄昏ミュージシャンと演奏できたことがうれしいし、ものすごく思い出に残りました。本当に10年間いろいろお世話になりました、ありがとうございます!そしてみんなも、ずっとついてきてくれて感謝します!最高のTWILIGHT WANDERERS、それでは皆さんでこの渋谷の夜に飛んでいきましょう。アー・ユー・レディ!?」中田裕二のライブでは欠かせない鉄板の「MIDNIGHT FLYER」では、総勢12名という大所帯によるド迫力のサウンドにクラップ&ウェーブが巻き起こる大盛り上がり!この多幸感しかない光景は、決して一朝一夕で生まれたものではなく、中田裕二が出会ってきた人々と縁が導いた宝物と言えるだろう。「目標を勝ち取るとか、数字的な結果を出すとか、そういう気持ちで20代はいました。今思うのは、こうやって最高のミュージシャンと演奏ができて、最高の皆さんの前で歌えて、これが続けられること、自分のやりたい音楽を追求してこれたこと、これこそが正解かなと思います。人生、目に見える結果が全てじゃないと思います。今をどう納得して人生を楽しんでいるか、苦しみさえも面白がれてるか、それを繰り返せば、いつか何かつかめるものがあるのかなと。大変な日々が続きますけど、いつでも僕の音楽は皆さんのそばにあります。今夜はどうもありがとうございました。親愛なる我が、黄昏のさまよい人たちに捧げます」最後の最後はアコースティックギター1本で、ベストアルバムに冠されたタイトルであり、この10年の感謝を込めた新曲「TWILIGHT WANDERERS」を切々と届け、ステージの端から端までを巡り、深く頭を下げる。満場の拍手に見送られ、自らのたどった人生を音楽にした全25曲を歌い切った中田裕二が、「ここからもやりたいようにやります、よろしく!」と、次の10年へと向かいステージを後にした。取材・文:奥“ボウイ”昌史撮影:笹原清明
2021年04月18日坂元裕二 朗読劇2021 「忘れえぬ忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」が4月13日(火)に開幕した。6組の男女が3つの作品の朗読をする本作で、初日の高橋一生×酒井若菜ペアによる「忘れえぬ忘れえぬ」の公演をレポートする。本作は、映画『花束みたいな恋をした』やドラマ『カルテット』『大豆田とわ子と三人の元夫』などの脚本で知られ、これまで芸術選奨新人賞や向田邦子賞など数々の賞を受賞している脚本家・坂元裕二が脚本・演出を手がける朗読劇。2012年から始まり、今回は高橋一生×酒井若菜、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優、千葉雄大×芳根京子、福士蒼汰×小芝風花、仲野太賀×土屋太鳳というペアが出演。これまでも上演されてきた「不帰かえらずの初恋、海老名SA」「カラシニコフ不倫海峡」と、書き下ろしの新作「忘れえぬ 忘れえぬ」の3作が上演される。朗読は、高橋の「おい、おまえ」という乱暴な言葉から始まった。それぞれ一人掛けのソファーに座り朗読する、シンプルな舞台。新作「忘れえぬ 忘れえぬ」は、11歳の夏に出会った最里(もり/高橋)と木生(きお/酒井)の数年間を描いていくストーリーだ。粗暴でガタガタした高橋の語り口と、明晰でツヤツヤした酒井の語り口。ギャップのあるふたりの朗読を聴いているうちに、彼らがどんな人物か、彼らがいる場所の様子、そこから見える景色、気温、光などがむくむくとカタチをもちはじめ、世界が彩られていくような感覚が得られた。どちらかというと淡々とした読み方だが、不思議なほど豊かで、そこに書かれている文字が漢字なのか平仮名なのかまで感じ取れてしまうほどであった。「不帰かえらずの初恋、海老名SA」「カラシニコフ不倫海峡」とはテイストが違い、けれど坂元裕二の書く言葉や物語の魅了を存分に堪能できる脚本は、同い年の最里と木生の、11歳の夏、12歳の夏、13歳の夏……というふうに1年ごとの夏が描かれる。ストーリーの中にはふたりが持つやさしさ、残酷さ、純粋さ、だけでなく、家庭環境のギャップなどもきっちりと描かれており、その物語は、受け取る人によってさまざまに感じるだろう。一作観ると、この作品を他のペアがどう朗読するのか、このペアが他の作品をどう朗読するのかと、興味がどんどん膨らんでいく。朗読劇の楽しさをたっぷりと堪能できる公演だった。東京公演は4月25日(日)までよみうり大手町ホールにて。その後、4月28日(水)から5月2日(日)まで大阪・松下IMPホール、5月7日(金)・8日(土)に札幌・道新ホールにて上演。取材・文中川實穂
2021年04月16日人気脚本家、坂元裕二の作・演出による 「坂元裕二朗読劇 2021」が、4月13日に東京・よみうり大手町ホールにて開幕。初回公演となった高橋一生×酒井若菜の「忘れえぬ 忘れえぬ」のオフィシャルレポートが到着した。この春スタートしたドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』をはじめ、『カルテット』や『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、映画『花束みたいな恋をした』などのヒットで知られる脚本家の坂元が作・演出を手掛ける「坂元裕二 朗読劇 2021」。今回は、過去にさまざまなキャストが演じてきた「カラシニコフ不倫海峡」「不帰の初恋、海老名 SA」の2作に、本公演のために書き下ろされた「忘れえぬ 忘れえぬ」を追加し、1公演につき3つの物語から1つを上演する。高橋一生×酒井若菜、千葉雄大×芳根京子、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優、福士蒼汰×小芝風花、仲野太賀×土屋太鳳の6組が読み手となることも話題の本公演が、4月13日によみうり大手町ホールで幕を開けた。初回は、高橋と酒井による「忘れえぬ 忘れえぬ」を上演。問題を抱える少年の最里(もり)と少女の木生(きお)が、とある場所で出会い、いくつかの夏を越えていく様子を描いた作品で、彼らを取り巻く環境や登場人物の雰囲気は、そのやりとりから知ることとなる。時間が経つにつれてキャラクターの輪郭がくっきりと浮き出て、彩度があがっていくような物語を、ステージ上で台本を手にした高橋と酒井が、純粋かつ巧みに演じていく。さまざまな出来事を通じて起こるふたりの変化や成長を声だけ伝えることで、聞き手の想像を掻き立て、ラストへと繋いでいく姿が印象的だった。主人公である最里と木生は舞台の上のふたりが紡ぐ言葉によって誕生し、1時間半をかけて進んでいくが、演じる役者によってその印象はがらりと変わっていくだろう。そこが「坂元裕二 朗読劇 2021」の面白さであり、奥の深さなのだと改めて感じずにはいられなかった。東京・よみうり大手町ホールでは、4月25日(日)までの期間中に全6組のキャストが日ごとに出演。続く4月28日(水)~5月2日(日)の大阪・松下 IMP ホールには風間俊介×松岡茉優、福士蒼汰×小芝風花が、5月7日(金)と8日(土)の北海道・道新ホールには、風間俊介×松岡茉優が登場する。東京公演は現在上演中。大阪、札幌のチケットの情報はオフィシャルサイトで確認してほしい。【公演情報】『坂元裕二 朗読劇 2021「忘れえぬ 忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」』出演:高橋一生×酒井若菜、千葉雄大×芳根京子、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優、福士蒼汰×小芝風花、仲野太賀×土屋太鳳(出演日順)●東京公演公演期間:2021年4月13日(火)~25日(日)会場:よみうり大手町ホール上演作品 :1.「忘れえぬ 忘れえぬ」、2.「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」、3.「カラシニコフ不倫海峡」チケット料金:全席指定 6,800円(税込) ※未就学児入場不可チケット発売日:3月28日(日) 10:00~主催:フジテレビジョン / MA パブリッシング / サンライズプロモーション東京お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)●大阪公演公演期間:2021年4月28日(水)~5月2日(日)会場:松下IMP ホール上演作品 :1.「忘れえぬ 忘れえぬ」、2.「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」、3.「カラシニコフ不倫海峡」チケット料金:全席指定 6,800円(税込) ※未就学児入場不可チケット発売日:4月10日(土) 10:00~主催:関西テレビ放送 / サンライズプロモーション東京運営協力:キョードー大阪お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(月~土 11:00~16:00)●札幌公演公演期間:2021年5月7日(金)~5月8日(土)会場:道新ホール上演作品 :1.「忘れえぬ 忘れえぬ」、2.「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」、3.「カラシニコフ不倫海峡」チケット料金:全席指定 6,800円(税込) ※未就学児入場不可チケット発売日:4月15日(木) 10:00~主催:道新文化事業社 / 道新スポーツ / エフエム北海道お問合せ:道新プレイガイド 0570-00-3871(月~土 10:00~17:00)公式サイト:
2021年04月15日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の中田青渚さんです。今泉力哉監督の作品でヒロインの一人に抜擢!4月公開の映画『街の上で』に出演。「演じたイハは、思いつきで行動するような掴み所がない子。私も周りからこうやって見られていることあるかもって感じながら演じました」。デビューのきっかけになったオーディションを、景品の図書カード欲しさに受けたほどの漫画好き。「弟から漫画を借りたり、アニメの情報交換をすることも。自立した強い女性に憧れていて、『ONE PIECE』のビビが好き」。今行きたいのは海外。「海外に行ったことがなくて…。初めては、友達と韓国か台湾に行きたいです」お風呂上がりにYouTubeを見ながら…。ストレッチを続けたら体が柔らかくなって、身長も伸びた気がする(笑)。スケッチブックと色鉛筆を買いました。チャリティ企画で絵を描くので、模写して練習中。上手になりたい~!『ONE PIECE』は何度も読んでいます。物語が長いので、「頂上戦争編」の57巻や59巻をよく読み返しています。なかた・せいな2000年生まれ。「第5回Sho‐Comiプリンセスオーディション2014」でグランプリを獲得し、デビュー。4月9日に公開の映画『街の上で』では、城定イハ役で出演。※『anan』2021年4月7日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2021年04月06日お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が2日、次長課長の河本準一、タカアンドトシのトシと出演するYouTubeチャンネル「こうもトシんご」で、相方の中田敦彦がかつて『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で司会の島田紳助さんに怒られたことを明かした。「【島田紳助】伝説の芸人"島田紳助"さんについて語ります!!【エピソード】」と題して公開された動画で、藤森は「オリラジでいうと、1回事件みたいなのがあって。『行列』の収録中に1回、あっちゃん(中田)がめちゃくちゃ怒られたことがあって」と切り出した。藤森は「お互いの意思疎通の問題だと思うんですけど。紳助師匠って1人で回して、こういうトスを上げたら、こういうふうな返しをしてほしいみたいなのがあるので。あっちゃんはあっちゃんで自分の組み立てたプランがあって、それを紳助師匠の前で披露して笑ってもらうことにかけてた」と説明し、「そこが上手くかみ合わなくて、『いやお前、どういうつもりや』って」と振り返った。そして「その後、どうなったかというと、もちろん謝りに行ったんですけど、あっちゃんは実質、紳助師匠との共演はそこからなかったです。あっちゃんはずっとそれをちょっと心残りというか」としつつ、「ついこないだ宮迫(博之)さんのチャンネルでお声で出演されたときに、『おー、あっちゃんか! よう頑張ってやってるな!』ってポンって言ったんですよ。当然それをあっちゃんも見てて、すごいあっちゃん的にもうれしかったみたいです」と話していた。
2021年03月03日2021年1月20日、お笑いコンビ『爆笑問題』の田中裕二さんが、くも膜下出血と脳梗塞で救急搬送されました。その後、大事を取って1か月間、休養していた田中さん。同年2月21日に、『爆笑問題』がMCを務める情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演し、元気な姿を見せました。田中裕二、元気な姿で1か月ぶりの復帰頭の痛みについて聞かれると、「相方である太田光のツッコミのほうが痛い時があった」と笑いを誘う場面も。救急搬送までの状況や、頭の痛みについて明かしました。たまに頭痛いことあるじゃないですか。僕もたまに偏頭痛じゃないですけど、頭痛いんですけどそういう経験値とは違う種類だと分かったんですよ。言葉にすると難しいんですけど、急にぐにゃんと痛くなった。殴られたようではなく、グインって引っ張られるように来たんですよ。これってなんか変だな。あんまり経験した痛みじゃないなと。いろんな人の話を思い出すじゃない。それで、「痛い痛い」ってなって痛み止め飲もうかなと思ったんですけど、「これそのレベルじゃなさそうだな」と。この辺(頭の右側)が痛くなって「どうしよう、俗にいう脳の病気とかのたまに聞くやつかな」と。その時夜中2時なので、今から家族起こして救急車だなんだってどうかと思ったんですけど、(痛みで)寝られるわけないなと思ったんですよ。大事を取っていったほうがいいと思って。サンデー・ジャポンーより引用その後、救急車で運ばれた田中さん。しかし、ところどころの記憶しかないといいます。幸い、緊急手術などの処置には至らず、出血した量が少なく、脳梗塞も後遺症になるような場所ではなかったそうです。しかし、脳梗塞の影響で、麻痺が起きた瞬間があったのだとか。一瞬だけ、ちょっとね左の手と足が動かなくなる瞬間があった。「動かしてください」っていわれたんだけど、ちょっとどうしたらいいの分からないみたいな時は一瞬なりました。そのあと気が付いたら元に戻っていた。サンデー・ジャポンーより引用田中さんの復帰に際し、妻でタレントの山口もえさんは番組に手紙を寄せ、山本里菜アナウンサーが代読しました。療養中はの夫はというと、毎日ボーっとしておりました。特に何をするわけでもなくボーっとしておりました。けれどお仕事復帰の日が決まってからは、目がキラキラしてずいぶんと明るく元気な夫に戻ったように感じました。食欲もしっかり1日3食残さず食べております。お医者様からも血圧を上げなければ特に日常生活に問題はないとおっしゃっていただきましたので、今後も家族みんなで見守っていきたいと思います。サンデー・ジャポンーより引用ネット上では、田中さんの復帰を喜ぶ声や、体調を心配する声が寄せられています。・元気そうで何よりです。でもちょっと痩せてるのが心配。・もえさんからの手紙に感動しました。無理しすぎないでくださいね。・田中さんお帰りなさい!改めて脳の病気は怖いと思いました。同月27日に開催される『タイタンライブ』で舞台に復帰する田中さん。再び、『爆笑問題』の漫才で多くの人を楽しませてくれるでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年02月21日映画『花束みたいな恋をした』の公開初日イベントが行われ、TOHOシネマズ六本木にW主演の菅田将暉、有村架純、土井裕泰監督、さらに脚本の坂元裕二が本作のイベントに初登壇。その模様は北海道から沖縄まで全国321館に生配信された。本作が無事に公開され、「今日はこの映画の生みでもある、坂元さんも駆けつけてくれて本当に嬉しいです」と土井監督が述べると、「普段、イベントなどなかなか駆け付けることがないもんですから、うまく駆け付けられるか心配でしたが(笑)皆さんも駆けつけてくださってありがとうございます。どうぞ宜しくお願い致します」と坂元さんが挨拶。また、生配信のカメラに向かって「こんにちは、菅田将暉です!ここはちょっと暑いですが、皆さんの劇場はどうでしょうか?」(菅田さん)、「有村架純です、やっほー!東京の会場にいらっしゃれない方も見てくださっているかと思いますが、気持ちは一つです!」(有村さん)とW主演の2人が各地域のファンに呼びかけた。有村架純「役名が“麦”と“絹”になっていて、物凄く好きな名前」まず「自身が関わっているものなので恥ずかしいですが、素直に染みて、少し泣きました。俳優さんが演じた時点で自分が書いたことは忘れてしまって、麦くんと絹ちゃんの姿を見ている一人として感動しました」と、坂元さんが語る。「菅田くんと初めて会ったのは5年くらい前なんですが、3年くらい前にとあるところでお会いして、『またお仕事したいんだよね』と話をしたら、菅田くんが『ラブストーリーがしたい』と言ってくださったんです。そのときの想いが果たせて感無量です」と本作の誕生秘話も。菅田さんは「坂元さんが脚本をされているTVドラマを観てきた世代ですし、ラブストーリーを今のうちにやらなきゃな、やりたいなという気持ちがあったんです」と当時を振り返ってコメント。有村さんも坂元さんの感想に「すごく嬉しいです。試写の際も坂元さんが『とっても良かったじゃないですか』と感想を言ってくださって、胸を撫でおろしました」と安堵の表情。「映画にすると3時間半ほどの長い脚本を一番初めに頂いて、そこからブラッシュアップして今の形になった」と語る監督は、「ありふれた人たちの、ありふれた恋の話であるのは変わらず、そこに障害や枷があるわけでもなくて、彼らの日常を描き、その恋の始終を見つめていく。非常に難しいですがこの物語を二人が演じることが本当に楽しみでしたし、上手くいくと新しいラブストーリーになると信じていました」と手応えを見せる。菅田さんは「本当に面白かったです。実際の商品や人が沢山登場するので、リアリティもすごいなと感じました」と、初めて脚本を読んだときの感想をコメント。有村さんも「私も3時間半分の長い台本を頂いたんですが、何も引っ掛かることなく一瞬で読めちゃったことに驚きました。最初の脚本では役名が違ったんですけど、次に頂いたときには役名が“麦”と“絹”になっていて、物凄く好きな名前だなと思いました。読み進めていくと、登場人物たちがどんどんチャーミングに見えて、菅田くんとどういう日常を創り出せるだろうかという楽しみを覚えました。」とワクワクしていたそう。坂元裕二から見た2人は「多面的」&「ミステリアス」そんな脚本は坂元さんが2人の出演を想定して執筆(当て書き)したもの。「菅田くんが、有村さんがお芝居をしたときにどんな役を演じたら面白いか、どんなシチュエーションだったら面白いのかと考えながら書きました。過剰に若者とか、時代の変化とかを意識してしまうと、どうしても上から目線になってしまったりするので、今の子は違うんじゃないだろうか?など意識せず、とにかくフラットに書いています」と坂元さんは語り、若者たちの恋愛をリアルに描くこだわりを明かす。この2人の魅力について坂元さんは、「初めて映画で拝見した時から感じているんですが、菅田さんはとても多面的で矛盾したものを抱えた俳優さんだなと常々思っています。良い人な面や悪い人な面、純粋な部分やどこか擦れた部分、闇を持っていたり、光を持っていたり。二つの反するものを同時に表現できる、とても人間的なものをお持ちになった俳優さんで、唯一無二だと感じています」と語る。そして有村さんについては、「とてもミステリアスで、何を考えていらっしゃるのか分からない。その存在が世間から外れたような佇まいが演技にも感じられて、何とも言えない不思議な手品のようなお芝居で感激しています」と熱く語る。「なかなか直接お言葉を頂くことがないので、改めてそう言われると恥ずかしいですね」と有村さん。「以前、坂元さんと対談をさせていただいたときも、『有村さんのことは、一生分からないと思う』って仰っていて、このままずっと分からないままでいてほしいな、と思います」と照れくさそうにし、菅田さんも「そんなことを思ってくださっていたなんて、嬉しいですね」とシンプルに喜びを露わにした。さらに、気軽に交流できていた撮影時とは世の中の状況も大きく変わってしまったいま、本作が公開されることについて話が及ぶと、「この映画はラブストーリーであると同時に、文化やカルチャーというものが生活の中から消えていく瞬間を描いている作品でもある」と坂元さん。「それがこの1年間と重なるように感じます。この映画と同時に、『ヤクザと家族 The Family』、『名も無き世界のエンドロール』も無事公開を迎え、僕はタッグを組んでいるような気持ちです。このコロナ禍で映画が公開されて、改めて私たちにとって映画とは、カルチャーとは何なのかを考えて頂くきっかけになればいいなと思います」と、エンターテイメントへの思いを込めて熱くエール。最後にも「ヤクザと家族も見てね!」(菅田さん)、「見てくださーい!」(有村さん)と、2人も本イベントの直前に同所でイベントを行っていた『ヤクザと家族 The Family』もアピールした。また、舞台挨拶では、菅田さんと有村さんがフィルムカメラで撮影したオフショットがスクリーンに映し出され、2人はそれぞれのカットについて振り返る仲睦まじい姿も。有村さんがギターを演奏している写真は「家にギターがあるという話になって、菅田くんと一緒にやろうって話になって」「麦も絹もお互いカルチャーで共鳴していたので、僕たちもせっかく家にギターがあるなら、何か1曲弾けるようになろうよって練習したんです」と、菅田さん指導のもと有村さんは練習を重ね、クランクアップには1曲弾けるようになったことを明かしていた。『花束みたいな恋をした』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花束みたいな恋をした 2021年1月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©️2021『花束みたいな恋をした』製作委員会
2021年01月30日《検査の結果、前大脳動脈解離による、くも膜下出血、脳梗塞と診断されました》1月20日の午前2時ごろ、自宅から救急搬送された、爆笑問題の田中裕二(56)。冒頭の所属事務所の発表によれば、現状では手術の必要はなく、1週間程度入院した後は、大事を取って1カ月ほど休養するという。「田中さんの現在のレギュラー番組は11本。この年末年始の番組収録では出番前、椅子にぐたっと座っていて疲労がたまっていると感じていました」(テレビ局関係者)田中といえば、昨年8月に、妻・山口もえ(43)とともに新型コロナウイルスに感染。3週間後に仕事復帰したが、周囲にコロナ後遺症の不安を漏らしていたという。「田中さんは、匂いがしない嗅覚異常が続いていることを気にしていました。入院する直前まで収録していたラジオ番組でも“最近、自分の言ったことや、やろうとしたことを忘れる”といった記憶障害に悩まされていることも明かしていました」(田中の知人)コロナ感染と今回のくも膜下出血・脳梗塞に関連はあるのだろうか。東京女子医科大学脳神経外科・清水俊彦客員教授はこう語る。「新型コロナも血管炎を起こすといわれており、血管の損傷によって脳血管の膜が裂け、血管乖離によるくも膜下出血と脳梗塞を起こした可能性は否定できません。ウイルス感染症の後に脳の血管にトラブルが起こることはよく知られています。コロナ感染から数カ月がたって、じわじわと血管にダメージが加わることもありえるでしょう」■専門家語るリスク高める3つの要因生活習慣による発症を指摘するのは、パークサイド脳神経外科クリニックの近藤新院長だ。「不摂生によってコレステロールが高かったり、田中さんが甘いもの好きだったことも原因かもしれません。ただ、今回は症状が軽く1週間ほどで退院できるみたいですから予後も問題なく、そうとう軽いケースだったのでしょう」田中は“お菓子王子”と呼ばれるほどスイーツ好きで、妻として山口も注意していたという。「血圧も高かった田中さんを心配し、もえさんはカロリー計算をして手料理を作っていました。田中さんのお母さんが56歳で肝炎で亡くなったこともあり、同い年になった田中さんは気にしていたそうです」(前出の知人)前出の清水教授はくも膜下出血と脳梗塞のリスクが高まる3つの要因を挙げる。「(1)血圧が高い(2)糖尿(3)高脂血症です。年齢にも関係があり、40代以上は成人病も増え、コロナ後遺症のリスクも高まるのです。対策としては、体重を増やさないこと。田中さんは少し太りすぎだと思うので、その点でも、発症しやすかったかもしれません」今回は“不幸中の幸い”だった田中。山口と子供たちのためにもダイエットに励んでみては――。「女性自身」2021年2月9日号 掲載
2021年01月27日2021年1月20日、お笑いコンビ『爆笑問題』の田中裕二さんがくも膜下出血と脳梗塞と診断され、1か月の間休養することが発表されました。同月24日に『爆笑問題』がMCを務める情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)には、太田光さんだけが出演。太田さんたっての希望でお笑いコンビ『くりぃむしちゅー』の上田晋也さんが田中さんの代打を務めました。太田さんは、田中さんの病状を番組で報告。救急搬送される日の異変も明かしました。太田光、最後に田中裕二に送った言葉とは太田さんは、まず田中さんの現状を報告し、特に後遺症もなく普通の生活を送れていると話しました。結論からいうと、田中は今全然大丈夫です。普通の状態。食事も普通に食べてて、お医者さんとも会話してます。サンデー・ジャポンーより引用救急搬送される前には2人でラジオの放送をしており、そこである異変があったといいます。太田さんは「たまたまラジオで、あいつがいつもいわないといけないところを間違えたんです」と、田中さんにミスが目立ったことを気にしたようです。そこで「脳ドックに行けばいいんじゃないの?」と、田中さんに提案したものの「毎年行ってるんだよね。脳には心配ないな。多分バカなんだと思う」という話題になったのだとか。その後、夜中2時頃に、田中さんの妻でタレントの山口もえさんから連絡が来て病状が発覚。しかし、病院に着いたときはすでに治っていて血も引き、傷もふさがっていた状態だったといいます。新型コロナウイルス感染症との関連性については…同番組に出演していた、医学博士の奥仲哲弥さんは「1つ間違えれば大変だったが、今回は不幸中の幸い」と見解。また、田中さんは2020年8月に新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染しているため、関連性が疑われていますが、「血管が脆弱になっていた可能性は否定できない」とコメントしました。太田さんは、田中さんが風呂あがりに発症したことを踏まえて、「正直分からない」と持論を展開。ただ、コロナの後遺症とかみなさん心配されると思うんですけど、コロナ自体がまだ分かってないので、それで田中のなった要因っていうのは何が原因かというのは正直分からないんですよ。特に冬の間というのはこういうことは増えるので、田中も風呂あがりだったということもあったり、そういう話もあるので、あんまりコロナと結びつけて必要以上に、コロナを怖がるっていうか。それはあんまり進めないほうがいいと思うね。サンデー・ジャポンーより引用コロナウイルスについては、まだ解明されてないことが多く、はっきりとした関連性は分からないのでしょう。健康第一でいることが、何よりもの予防策となるはずです。最後に太田さんは、上田さんから「番組を見ているであろう田中さんにメッセージを」と促されると…。また一緒に漫才やろうぜ。サンデー・ジャポンーより引用カメラ目線で田中さんにメッセージを送った太田さん。きっとその言葉は届くはずでしょう。番組を見ていた人たちからも、「早く漫才を見たい」といった声が寄せられていました。・相方っていいね。また漫才を見たいです。・コンビ愛が伝わってきて感動した。・太田さんの話を聞いて安心した。大丈夫そうでよかった。田中さんに後遺症などなく、再び元気な姿で爆笑問題の漫才が見られる日が楽しみですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月24日2021年1月20日、お笑いコンビ『爆笑問題』の田中裕二さんが頭痛を訴え病院に搬送後、くも膜下出血、脳梗塞と分かりました。田中さんは、早めに異変に気付き処置をできたために、大事には至りませんでしたが、1週間の入院と1か月の休養をするそうです。所属事務所『タイタン』の代表取締役社長で、相方の太田光さんの妻である太田光代さんは同月21日にTwitterを更新。田中さんの病状について報告しています。お騒がせしております。色々と、ありがとうございます。先程、田中と電話で話せました。痛み止めの点滴に血圧を下げる投薬を受けておりますが、滑舌も良く、いつもの田中です。奥さんの手料理が恋しいことを遠回しに言いました。心配性の田中の本質が垣間見れ、これは回復していると安堵しました— 太田光代 (@ota324) January 21, 2021 田中さんは順調に回復をしているようで、滑舌もよく、妻の手料理を食べたがっていたとのこと。元気そうな様子に、ネット上でも安堵の声が相次ぎました。・ニュースを見た時は驚きしかなかったです。元気とのこと、ひとまずは安心しました。・無事でよかった。田中さんが戻って来るのを楽しみにしています。・こういう近い人からの報告を聞くと安心しますね。1日も早い回復をお祈りしています。2020年8月には新型コロナウイルス感染症に感染した田中さん。病気が続くと、心身ともにストレスや不安が積み重なってしまうこともあるでしょう。焦らずに、ゆっくり静養をしてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月22日お笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二(56)が、前大脳動脈解離によるくも膜下出血と脳梗塞のため、入院したことが20日、明らかになった。所属事務所が公式サイトで発表した。公式サイトでは、太田光代社長名義で文書を掲載。それによると田中は、同日午前2時ごろ、頭痛のため自宅から救急車で都内の病院に搬送され、検査の結果、「前大脳動脈解離による、くも膜下出血、脳梗塞」と診断されたという。そして、「搬送された病院での処置により、幸い大事に至る事はなく、さらなる検査の結果、今のところ手術等の必要性もなく田中裕二本人も変わりありませんので、入院期間1週間程度の診療計画となりました。しかし、動脈解離が前大脳であるために大事を取って一か月程度休養させて頂くことと致します」と説明。「いつも応援してくださる皆様、関係者の皆様には、大変ご迷惑とご心配をお掛け致します。弊社と致しましても田中裕二の健康を第一に考え、当面の間、担当医と相談の上、活動再開に向けて最善を尽くす所存です」とした。
2021年01月20日お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が10日、同コンビのYouTubeチャンネル「オリエンタルラジオ- Oriental Radio」に出演し、ロバートの秋山竜次について語った。「オリラジが尊敬する吉本の先輩芸人とは?」と題して公開された動画で、中田は「もう大好きで。とにかく秋山さんが好きで」と切り出し、「かぶるところが1ミリもない天才。『天才だな~』と思って見てたし、ずっと面白い。アイデアマンで、さらにパフォーマンスもすごいじゃん。だから敵う気がしない」と評した。さらに、秋山について「三国志でいう呂布だと思ってる」と明かし、「面白さの戦闘力がとにかく強い。遠くからでも『あれは秋山さんだ』とわかるくらいの無双状態。1度も負けたことがない。本当にただただ面白い人」と絶賛した中田。続けて、「政治とか、どういうふうにポジショニングをとるとか、どうやったらお金を稼げるとか、そんなことは関係ない。ただただ荒野で赤兎馬に乗って矛を振り回してるっていう(笑)」と表現し、「本当にただただずっと面白いんすね、秋山さんって思ってる」と述べていた。
2021年01月14日所属する吉本興業から12月31日をもって独立することが発表されたお笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦(38)と藤森慎吾(37)。マネジメント契約終了の理由として、吉本興業は公式サイトで「自ら確立した方針にて活動していきたいという2人の意向を最大限尊重し、この度、合意によりマネジメント契約を終了することとなりました」と説明。いっぽう中田は、独立を発表した28日に自身のYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」で「吉本興業卒業会見」を放送。そのなかで「テレビやラジオ、劇場の仕事がだんだんなくなって、事務所との接点が少なくなっていった」とし、昨年から吉本と話し合いを続けてきたことを告白。そして、今年11月に退社を決断したことを明かした。来年以降は子供の教育も考えて家族とともにシンガポールへ移住する計画があると発表。また吉本とは「円満退社」であったことも強調していた。ここ数年は、YouTuberやアパレルブランド経営など芸人以外の“副業”での活躍も目立つ中田。円満退社を強調していたが、“布石”は静かに打たれていた。昨年の雨上がり決死隊・宮迫博之(50)らの“闇営業問題”によって、所属タレントとの新たな契約形態である「専属エージェント契約」を新設した吉本。昨年10月、インタビューでそのことに触れ《お笑いの会社、主力の商品もみんな知っている。こんなに有名な会社ないし、すごいところだなと》とした上で、こう語っていた。《むちゃくちゃ体制が古いんですよ。それが今から見るとブラックに見える。歴史をひもといてみても、内側からではなくて、外圧がないと変わらないので、今回がいいタイミングじゃないでしょうか。変わる時期が吉本興業にも来ているのかもしれない。今回の件で、バラける方向に行くフェーズなのかもしれなし、そこまで行き届かないかもしれない。僕は静観していますけど、一応自分なりの立ち位置で会社とはしたたかに付き合っていこうと思っています》(19年10月16日『ORICON NEWS』)戦略的に退社を決断した中田。あっちゃんの“武勇伝”はフリーになっても続くのか――。
2020年12月30日プロ野球・日本ハムの中田翔選手が25日、都内で行われた「第13回ペアレンティングアワード」授賞式に登壇した。同アワードは、人気育児雑誌が出版社の垣根を越えて集い、 2020年に育児業界に影響を与えたタレントや文化人、ヒット商品や出来事などを表彰する“子育てアワード”。中田選手はヒト部門(スポーツ部門)を受賞。「北海道日本ハムファイターズの内野手であり、1男2女のパパ。開幕が遅れた今シーズンでも自身3度目の打点王に輝くなど大活躍。遠征中に子供とテレビ電話している様子など、SNSで発信される良きパパとしての姿も話題となった」との理由で選出された。中田選手は「野球以外で賞をもらうのが初めてなのですごく光栄に思っています。家族みんな喜んでくれています」と喜び、「驚きが強くて、『本当に!? 本当に俺だよね!?』って何度か球団側に確認した上で、すごくテンションが上がりました」と受賞を聞いた時の心境を明かした。今季3度目の打点王に輝いた中田選手。「打点王とどちらがうれしい?」と聞かれると、「全然こっちの賞のほうが。打点王は3度目なので。こっちは初ということですごくうれしいです」と答えて笑いを誘った。ヒト部門はそのほか、篠田麻里子(ママ部門)、MIYAVI(パパ部門)、アレクサンダー&川崎希(カップル部門)、エハラマサヒロ(ファミリー部門)、つむパパ(インフルエンサー部門)、横澤夏子(ママ部門)、井桁容子(文化人部門)、河瀬直美(文化人部門)が選出された。
2020年11月25日SHOWROOMの前田裕二社長が18日、都内で行われた「ananAWARD」授賞式に登壇。女性グラビア週刊誌『anan』が選ぶ“時代を象徴するスター”を表彰する同アワードで、「ananAWARD 2020 トレンドカルチャー」を受賞した。「ananAWARD 2020 トレンドカルチャー」は、『anan』の特集誌面に多く登場し、今の時代にあった仕事、恋愛、ライフスタイル、エンターテインメントについての考え方や切り口を提案し、先駆者として新しい生き方を切り開いている人を表彰するもの。前田氏のほか、美容家の神崎恵、お笑いコンビ・フォーリンラブのバービー、YOASOBIが受賞した。前田氏はタキシード姿で登場し、「年に一度か二度くらいしかフォーマルな恰好をしないので、すごくフレッシュな気持ちです」と照れ笑い。「驚きと喜びと、そして感謝が大きいです」と受賞した心境を語った。そして、「この1年を通じて、自分の実力以上の成果が出ていると感じました」と前田氏。『anan』に何度も取り上げられたことを例に出し、「何度も取材していただけるのは、毎回取材いただいた記事がネット上でちゃんと話題になっていたり拡散されていたりするということがあると思いますが、それは僕の発信を応援してくださるコミュニティーがいて、僕と同等以上に前田裕二の活動を広げていきたいと思ってくださる方がいるから」と説明し、「高いところまでつれていってくださっているみなさんのおかげだなと心底感じました」と感謝した。授賞式には、神崎、バービー、そして、「ananAWARD 2020 ミューズ」に選出された白石麻衣も登壇した。
2020年11月18日