小学校受験のための「お受験」が幼児の受験すべてではありません。実はお受験が乳児期から始まっているという事実が、最近の専門家分析であるそうです。乳児期からの受験勉強って? いったい何を見るの? というママへ、英才教育への将来展望を踏まえて情報をお伝えします。■乳幼児の脳トレーニングは、有名幼稚園受験にも対応できる?京都大学名誉教授の久保田競さんの著書『赤ちゃんの脳を育む本』でも、赤ちゃんの頃から脳に刺激を与えることは、脳の発達=お受験脳に役立つとされています。乳幼児期に脳のトレーニングをしていくと、お受験体制に入りやすくなるというわけです。また、『赤ちゃんの頭がよくなる育てかた』(主婦と生活社)の著者であり東京大学を卒業した櫻井正孝氏も、まず0歳から3歳時は脳を活発にするトレーニング、知能のトレーニングが大切ということで、ご自身も幼児教育のトレーニング所を開設しています。(参考)東京知育研究所 同書によれば、五感活用の「親子あそび」をすることで、乳幼児の才能がグングン伸び、丈夫に育つという理論が展開されています。このころは知識を養うというトレーニングよりも、五感を活用することに尽力すると、その後の幼児期に形成される脳が受験にも役立つということになります。 ■日常生活の中で、「考える力」の準備を乳幼児に養いたいのは、思考力・推理力・想像力・集中力・発見力です。好奇心をどんどん養って、脳を活発にする、右脳を使うなどのトレーニングで子どもはグングン発達していきます。速読の先生にインタビューをしたときに、「利き手ではないほうで字を書く練習をする、歯磨きをする」「画をさかさまから描く」などで右脳が刺激され、記憶力や集中力がアップすると聞きました。乳幼児の場合ですと、日常生活の中で「毎日同じことをする、くり返す」という刺激を与えるだけでも、神経回路の定着、脳の発達を促すことになります。たとえば赤ちゃんの時の座り方。首が座ってきたら、きれいに座らせたり、立たせたりする運動。はいはいも、正しい姿勢できれいにさせると、骨や筋肉の発達も兼ねて脳をうまく働かせることにつながります。■うまくできたらほめてあげる、スキンシップするいろいろなことができたら、ほめてあげることもトレーニングの一つです。ほめられると赤ちゃんでも脳が反応し、次はもっとうまくやろうとポシティブな気分になるものです。ほめることは赤ちゃんのモチベーションをアップします。また、ママとのスキンシップが多ければ安心感を持ち、落ち着いた子になるといわれています。授乳が親子のスキンシップに良いと産科で言われるのはそのためでしょう。乳幼児のお受験前のトレーニングといっても、数式を解いたり漢字を書いたりするわけではありません。日常の動作をメインに、きちっとした姿勢や動きを身に着けることは、後々のお受験キッズを形成する上でも役立ちます。また、お受験をしない場合でも、元気で頭の回転が良い子を作る基盤に。健やかな子どもの成長のために、乳幼児期から脳に刺激を与えて、適応能力が高い子の発展を目指しましょう。(高城あすか)
2016年07月26日わらにもすがりたい母親の心境Upload By かなしろにゃんこ。息子は、家事をしていて少しでも音を立てるとすぐに昼寝から目覚めてしまう子でした。起きたとたん大声で泣きだし、足を激しくバタバタします。息子の鳴き声がヒステリックに感じてイヤだった私は、毎日音を立てずに家事をしていたのですが、それがとても疲れました。この大泣きは私が息子の側から離れるときも、抱っこから降ろすときもあり、「この子は一生抱っこしていなきゃならないのかも…」と思ったくらいです。今考えると、抱っこから降ろすと泣くのは、乳児期に自分で好きな場所に移動できないため、つまらなかったのが原因なのではないかと思います。夫は「疳の虫が強いんだよ、漢方を飲ませて様子をみよう」と言うので市販の漢方を与えてみましたが、息子の育てにくさは変わらず、なんとか楽にならないものか?という悩みは消えませんでした。よそのお宅の育児が楽しそうで輝いて見え、「あのお宅の育児は楽なのかな?幸せなのかな?」とぼんやり考えることも。義母の時代にあった、民間療法の話。あるとき、義母から「疳の虫が強い子の虫封じ」の話を聞きました。「昔は民間療法で疳の虫の強い子は虫封じをしてもらったりしたのよ」と義母は笑いながら話すのです。夫も育てにくい乳幼児だったようで、義母は困って地域に住んでいる、あるお婆さんを訪ねたそうです。「そのお婆さんは息子の身体から虫を本当に出したのよ!私ね、この目で見たの!にゅる~ってなんか出てきたんだから」本当かな〜と疑う私に義母は「でも、お婆さんは亡くなってるかも、30年前の話だから!でもね、そのあと気性の荒い息子が少しだけマシになったのよ!」と教えてくれました。精神的にも追い詰められていた時期、あのころの育児が1番キツかった。育てにくい子が少しでも穏やかになってくれるのならば眉唾な話ではありますが、民間療法だってなんだってすがりたくなる気持ちになるものです。それほど発達障害がある子の母親は、心もくたびれてしまうのですね…。さて、その「虫封じ」ですが…いったいどんな内容だったのだろう?とちょっぴり気になります。(笑)
2016年07月17日母乳の代わりに赤ちゃんに与えるものといえば、日本では粉ミルクが一般的ですが、海外では「乳児用液体ミルク」の普及が進んでいることをご存じでしょうか? 日本ではまだ販売に至っていないものの、「販売してほしい!」というママたちの声が高まり、署名活動も行われています。将来的には日本でも普及が進むかもしれない「乳児用液体ミルク」について、詳しく紹介します。■乳児用液体ミルクって?乳児用液体ミルクは、紙パックやペットボトルに乳児用のミルクが詰められたもので、開封するだけですぐに赤ちゃんに飲ませることができます。無菌状態で密閉されているため、常温での保存が可能。持ち運びにも適しています。哺乳瓶を消毒したり、ミルクを冷ましたり、粉ミルクを計量したりする手間が必要ないため、ママの時間が節約できることはもちろん、パパに育児を手伝ってもらいやすくなるというメリットも期待できます。■災害時にも活躍粉ミルクをつくるためには清潔な水が必要で、さらにお湯を沸かせる環境も整っていないといけません。災害が起きてたくさんの人が避難生活を送るなか、こういった粉ミルクをつくるのに適した状況を確保するのは非常に難しいこと。そこで、水も火も必要としない乳児用液体ミルクが、日本でも注目を集めています。実際に、2016年4月の熊本を中心とした一連の地震と自然災害に対して、フィンランドの乳製品メーカーから乳児用液体ミルクが無償提供され、「日本フィンランド友好議員連盟」を通じて被災地へと届けられました。■日本では手に入らない?乳児用液体ミルクは衛生・安全に関するデータが少ないこともあり、厚生労働省による規制で国内での製造販売は行われていません。ただ、通販や個人輸入で海外メーカー製の乳児用粉ミルクを購入することは可能。乳児用液体ミルクに魅力を感じ、なんとか自分で入手しているママもいるようです。このように、多くのメリットを持つ「乳児用液体ミルク」。相次ぐ地震の影響もあり、国内での製造販売を求める声はどんどん高まっています。まだ日本では情報が少ないため、衛生・安全面を気にする声ももちろんありますが、これらがきちんと確認され、日本でも製造販売がはじまれば、育児に悩むママたちを大いにサポートしてくれるアイテムとなりそうです。
2016年07月06日ニキビといえば思春期頃にできるものというイメージがありますが、実は新生児期にもニキビはできます。「新生児ニキビ」「乳児湿疹」「脂漏性湿疹」と、いくつか呼び方のある、新生児の湿疹について詳しく知っていきましょう。■いつごろから乳児湿疹ができる? 乳児湿疹(新生児ニキビ)ができるのは、生後数週間~3ヵ月の間頃。特徴としては、頬やおでこなどに白、または赤色のプツプツとしたできものが見られます。生後すぐに湿疹ができると「アトピー性皮膚炎なのかも…」と心配するママもいるようですが、アトピーと乳児湿疹は異なるもの。不安なら、一度専門家で診てもらうとよいでしょう。■乳児湿疹ができる原因は? 乳児湿疹ができる原因はさまざまですが、毛穴が発達していないため毛穴に汚れが詰まりやすく、新生児とはいえニキビ状の湿疹ができてしまう、というケースが多いようです。ただ、この場合は赤ちゃんが成長することで毛穴の詰まりも解消され、きれいなお肌になっていくので、心配はいらないでしょう。そのほか、寝具の汚れが顔につき、それが肌の負担になって乳児湿疹が発症するケースや、沐浴時に石鹸カスや汚れをしっかりと落とせていないことが原因で湿疹が出てしまうケースもあります。■乳児湿疹の対策方法は? 乳児湿疹の対策方法として大切なのは、常に赤ちゃんの肌の清潔を保つことです。お風呂に毎日入れるのはもちろん、洗い残し、すすぎ残しのないように気をつけること、寝具やミトンは小まめに洗濯をしておくことを心がけましょう。そして、清潔にしたら必ず保湿を。大人でも肌が乾燥してニキビができることがあるように、新生児にも湿疹ができる場合があります。沐浴後の保湿は徹底しておきたいですね。加えて、爪を短く切っておくことも忘れてはいけません。手を顔の周りに持っていった時、爪で肌をひっかいて、そこから菌が入り感染してしまうというケースもあります。抵抗力のない赤ちゃんは、傷が化膿するだけでも大変なことになってしまうので、フリーエッジ(爪の先端の、指先からはみ出した部分)が伸びてきたら、すぐにカットしてあげましょう。なお、ケアや対策をしても、乳児湿疹が治らなかったり、悪化したり、また湿疹の範囲がだんだん広がってきたという場合は、すみやかに皮膚科や小児科を受診してくださいね。
2015年04月06日シキボウはこのほど、マンダムとの共同取り組みにより、ミドル脂臭の原因成分に対応する消臭加工技術「スーパーアニエールM」を開発した。ミドル脂臭とは、加齢臭とは全く異なるニオイで、30~40代の男性の頭部や首の後ろなどから発生する脂っぽく不快な臭いを指す。2013年には、マンダムによってその臭いの原因成分は「ジアセチル」であることが特定されている。同社は今回、マンダム技術開発センターとの共同取り組みにより、ジアセチルに対する消臭加工技術を開発。今まで培った加工技術から数百通りの加工方法を検討した結果、ジアセチルに対して消臭率90%以上の効果を発揮しつつ、一般的な使用に耐えうる消臭加工を確立したという。また消臭試験に関しても、既存の方法ではジアセチルに対する消臭効果を正確に測定することができないことが分かり、独自の手法で検討を実施。その結果、汗臭はもちろんのこと、ジアセチルにも高い消臭効果を期待できる加工「スーパーアニエールM」が完成したとのこと。今後は、肌着、パジャマ、Tシャツ、シーツ、ピローケースなどさまざまな用途に展開予定。
2015年03月09日シキボウはこのほど、マンダムとの共同取組により、30~40歳代のミドル男性における不快なニオイ(ミドル脂臭)の原因成分である「ジアセチル」に対して効果のある消臭加工技術「スーパーアニエールM」を開発したことを明らかにした。「ミドル脂臭」とは、以前から知られている加齢臭とは全く異なる臭いで、30~40代のミドル男性の頭部や首の後ろなどから発生する、アブラっぽい不快な臭いを指す。マンダムは2013年、その臭いの原因成分が「ジアセチル」であることを突き止めた。その対策商品も2014年2月に発売している。シキボウでは、これまでも「アニエール」などの消臭加工繊維を開発してきた。今回、マンダム技術開発センターとの共同取り組みにより、ミドル脂臭の原因成分「ジアセチル」に対する消臭加工技術を開発。今まで培った加工技術から数百通りの加工方法を検討した結果、ジアセチルに対して消臭率90%以上の効果を発揮しつつ、一般的な使用に耐えうる消臭加工を確立した。今後は消臭加工繊維製品の販売を通じて、ミドル男性の積極的な体臭エチケット行動を推進していく。同加工を施した商品は、2016年春夏物からの販売を目指す。
2015年03月09日プレナスが展開する定食レストランの「やよい軒」は2月3日、季節の魚定食「ぶりの照焼定食」を発売する。同商品には、脂がのった天然ぶりを使用する。しょうゆ、本みりん、しょうがなどで下味をつけ、注文を受けてから店舗で調理。甘辛いしょうゆダレを絡め、外は香ばしく中はふっくらと焼き上げる。付け合わせには、れんこん、にんじん、しいたけと厚揚げの煮物を添えた。価格は890円(税込)。
2015年01月29日頑固なシミの原因を解明2014年11月25日、ポーラ化成工業は、メラニンキャップが体内の過酸化脂質に影響によって過脂化(かしか)メラニンキャップに変化することと、その解決策を開発し、来春ポーラから発売される化粧品に活用する予定であると発表した。過脂化メラニンキャップポーラ化成工業の研究者はメラニンキャップが過酸化脂質により変化することを見いだし、「過脂化メラニンキャップ」と名付けた。過脂化メラニンキャップは通常のメラニンキャップに比べて色調が濃く、大きな構造を持っている。メラニンキャップを含む表皮細胞は分化する際にメラニンキャップを分解することが知られているが、過脂化メラニンキャップは分化に伴う表皮細胞のメラニンキャップ分解作用を受けにくいことが判明した。過脂化メラニンキャップは色調も濃く、大きな構造を持ち、分解されにくいことから、肌内部に大量に蓄積し、頑固なシミの原因になっていると研究者は推定しているとのこと。頑固なシミに対する対策頑固なシミの原因が過脂化メラニンキャップによるとすると、その対策としては、過脂化メラニンキャップを有する細胞に美白有用成分を確実に届けて、表皮細胞のメラニンキャップの分解能を高めることを目標とした。美容有用成分を内包し、過脂化メラニンキャップに親和性を持つ、運び屋を探索した結果「モノオレイン酸PEG-10」がその条件を最も満たした。細胞をもちいた実験により、「モノオレイン酸PEG-10」を使った製剤は表皮性細胞層に確実に透過し、細胞内の過脂化メラニンキャップに美白有用成分を届けることを確認した。頑固なシミを解決する可能性のあるこの技術は、ポーラから来春発売予定の化粧品に応用される予定とのこと。(画像はプレスリリースより)【参考】・ポーラ・オルビスホールディングスプレスリリース
2014年11月28日ポーラ化成工業は11月25日、頑固なシミの一因となる「過脂化メラニンキャップ」に対する解決策として、美白有用成分を確実に届けることができる微細なエマルション(製剤)を新たに開発したと発表した。同社は今回、表皮細胞内のメラニンキャップが過酸化脂質により変化することで、色調が濃く、より巨大な構造体「過脂化メラニンキャップ」を形成すること、さらに、通常のメラニンキャップと異なり、過脂化メラニンキャップは表皮細胞が分化する際に分解されにくいことを明らかにした。そのため、頑固なシミを目立たなくするには、過脂化メラニンキャップを分解することが重要であり、それには過脂化メラニンキャップを有する細胞に美白有用成分を確実に届け、細胞が有するメラニンキャップの分解機能を最大限に引き出すことが必要であるという。同社はこうしたことを踏まえ、水と油の双方になじみやすい性質を持つ両親媒性物質を用いて、内部に美白有用成分を内包した微細なエマルション(製剤)を創製した。細胞を用いた実験により、新製剤は「角層を通過して表皮生細胞層に到達すること」、「表皮生細胞内の過脂化メラニンキャップに確実に美白有用成分を届けること」が明らかになったという。同研究の成果は、ポーラから来春発売される化粧品に活用される予定。
2014年11月26日(画像はイメージです)冬季のアトピー性皮膚炎(湿疹型)に対するビタミンDの効果マサチューセッツ総合病院(米国)は2009年2月から3月に、モンゴルの国立皮膚センターと協力してウランバートル(モンゴル)在住の107人の子どもを対象に冬季のアトピー性皮膚炎に対するビタミンDの効果を調べる臨床試験を行いました。この研究は、ボストンで行われた小規模試験の結果を二重盲検比較試験で確認することが目的です。この研究成果は、Journal of Allergy and Clinical Immunologyの2014年10月号に掲載されています。試験内容登録条件は年齢が2歳から17歳、湿疹の範囲と重症を使ったアトピー性皮膚炎のスコアが10から72で冬場に悪化するアトピー性皮膚炎であることでした。経口でcholecalciferol(1,000 IU/日)飲む群とプラセボを飲む群に無作為に症例を割り付けました。投与期間は1か月です。皮膚のクリームを子どもとその両親に渡し、アトピー性皮膚炎と基本的なスキンケアについて教育を行いました。試験に登録した人数は107人で平均年齢は9歳、59%が男性でした。投与開始時の湿疹の範囲と重症を使ったアトピー性皮膚炎の平均スコアは21でした。試験を完結したのは104人でした。プラセボに比較してビタミンDを飲む群では有意に湿疹の範囲と重症を使ったアトピー性皮膚炎のスコアが改善しました。副作用はありませんでした。紫外線がビタミンDの合成を促進することから、重度のアトピー性皮膚炎に治療に紫外線が使われています。しかし、経口的にビタミンDを与えて、アトピー性皮膚炎の改善を二重盲検比較試験で実証したのは今回が初めてとのことです。今後は成人におけるビタミンDの効果や通年性のアトピー性皮膚炎の子どもに対するビタミンDの効果を検討する必要があります。【参考】・マサチューセッツ総合病院プレスリリース・Randomized trial of vitamin D supplementation for winter-related atopic dermatitis in childrenVolume 134, Issue 4, Pages 831–835.e1, October 2014
2014年10月13日国立成育医療研究センター(NCCHD)は10月1日、乳児期に保湿剤を塗布することでアトピー性皮膚炎の発症率を低下させることに成功したと発表した。同成果は、同センターの斎藤博久 副研究所所長と大矢幸弘 生体防御系内科部アレルギー科医長らの研究グループによるもので、10月1日付けの米アレルギー臨床免疫学会雑誌に掲載された。これまでの研究成果から、乳児期にアトピー性皮膚炎を発症した子供は食物アレルギーなど他のアレルギーを発症する確率が高いことが示唆されている。また、アトピー性皮膚炎の皮膚では免疫細胞が表皮を貫いて突起を伸ばしてアレルゲンを取り込むことも判明している。同研究グループは、皮膚が乾燥すると表皮のバリア機能が低下し、アトピー性皮膚炎を発症しやすくなるのではないかという仮説のもと研究を進めたところ、新生児期からの保湿剤塗布によりアトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下することを確認。そして、アトピー性皮膚炎発症が卵アレルギーの発症と関連することもわかったという。この結果は乳児期のアトピー性皮膚炎は、食物アレルギー疾患などの発症誘因となることを示唆しており、同研究チームは今後、アトピー性皮膚炎の発症率をさらに減少させ、食物アレルギーの発症予防を実現することを目指しさらなる臨床研究を実施するとのこと。
2014年10月02日赤ちゃんの初めての発熱として、もっとも多いのがこの突発性発疹。はしかや水ぼうそうのウイルスほど感染力は強くないものの、季節を問わず発生し、ほとんどの子が1歳までに突発性湿疹にかかります。そうしたことがわかっていても、生後まもない赤ちゃんが「さっきまで普通だったのに突然40度近い高熱!」となると、心配になりますよね。そこで今回は、突発性発疹にかかった時のケアや回復までの経過をお伝えしたいと思います。■突発性発疹の原因と症状突発性発疹には2種類あり、ほとんどがヒトヘルペスウィルス6型(HHV-6)の初感染による症状ですが、一部ヒトヘルペスウィルス7型(HHV-7)も存在します。そのため「突発性発疹は一度かかると再びかかることはない」といわれていますが、まれにもう一度かかる場合があるようです。感染後の潜伏期間は10日から2週間。突然40度近い高熱を出すわりには元気で、発熱期間は3~4日。平熱に戻った翌日くらいからお腹や背中を中心に赤い発疹が出て全身に広がると、血中に中和抗体が現れるため完治と診断されます。数日間かけて発疹は消えますが、かゆがることは少ないです。また、発熱しても比較的機嫌が良く、元気もあるのが特徴ですが、数日間は夜寝付きが悪かったり、ぐずったりすることもあります。病院へ行くと薬が処方されますが、発熱で食欲も落ちやすいため、食べ物に混ぜて服用させようとすると全量飲めないことがあるので気をつけましょう。服用薬以外に解熱剤の座薬を入れても、数時間後に高熱に戻ってしまうこともよくあります。水分補給をこまめにし、脇の下などリンパがある場所をやさしく冷やして、「大丈夫だよ」と安心させてあげてくだ下さい。■こんな時は要注意一般的な突発性発疹とは症状が少し違ったり、生後4ヵ月以下で「突発性湿疹と診断されるには少し早いかも…」という場合、腎臓の病気の可能性も考えられます。その見極めには、採血やおしっこの検査が実施されます。わが家の次女も生後4ヵ月で突発性発疹を発症し、採尿や採血をしました。その際、一緒にアレルギー検査をしてもらうこともできたので、お子さんのアレルギーが心配な方はお医者さんに相談してみるのもよいかもしれません。突発性湿疹は発疹が現れた時点で完治となりますが、赤ちゃんは発熱で体力をかなり消耗しています。1ヵ月近くは抵抗力の低下からほかの感染症にかかりやすいため、できるだけ人混みを避け、無理がかからないよう気をつけてあげましょう。「突発性発疹はどの子も必ず経験する」と言われていても、わが家の長女は2歳半まで熱ひとつ出さず、「いつ来るの…?」と待っているうちに幼稚園生になってしまいました。このような場合もある一方で、次女は早く(生後4ヵ月)にかかったので「発熱した時はしっかり見守る」ということを、子どもから改めて教わった気がします。親も常に知識をブラッシュアップさせながら、子どもの様子を見守っていくことが大切なのですね。
2014年08月22日(画像はプレスリリースより)頭皮の悩みに着目し美しい髪に導く「薬用スカルプ」常盤薬品工業は、あらゆる頭皮の悩みに着目した「薬用スカルプ」シリーズより、「脂っぽい頭皮」のためのシャンプー&コンディショナーと、「フケが気になる頭皮」のためのシャンプー&コンディショナーを、8月5日よりリニューアル発売する。新発売となるのは、脂っぽい頭皮用の「サナ薬用スカルプシャンプーON」「サナ薬用スカルプコンディショナーON 」と、フケが気になる頭皮用の「サナ薬用スカルプシャンプーHN」「サナ薬用スカルプコンディショナーHN 」の4品目。“Oシリーズ”と“Hシリーズ”をリニューアル「薬用スカルプ Oシリーズ」は、マイルドな洗浄成分で皮脂分泌過剰を整え、頭皮・毛髪を清潔に保つ、頭皮のベタベタ、ニオイが気になる人用のシリーズ。また“スカルプモイスト成分O”配合で、頭皮にうるおいを与え、健やかな頭皮に保つ。フレッシュライムの香り(微香性)。また、「薬用スカルプ Hシリーズ」は、薬用有効成分がフケの原因菌の増殖を抑えて、頭皮をスッキリ清潔に保つ、頭皮のフケやかゆみが気にな人用のシリーズ。また“スカルプモイスト成分H”配合で、頭皮にうるおいを与え、健やかな頭皮に保つ。ジンジャーの香り(微香性)。【参考】・常盤薬品工業プレスリリース-「薬用スカルプ Oシリーズ」リニューアル発売「薬用スカルプ Hシリーズ」リニューアル発売
2014年07月10日その名の通り「熊の脂」韓国発の「オルベアオイル」が10月24日に日本上陸した。オルベアオイルの商品はハイドロリピッドベアオイル、オルベアオイル クレンジングバー、オルベアオイル モイスチャーライザー、スーシングクリームと、その4つがセットになったベーシックケアセットと、サンローションが販売される。株式会社オルカンパニーは世界で初めて熊の脂を「ベアオイル」としてアメリカ国際化粧品原材料(ICID)に登録した。熊脂は、韓国だけでなく、中国、北米インディアン、古代エジプトでも美容にいいと言い伝えられてきた。「オルベアオイル」は無着色料・無香料・無凝固剤の無添加で作られている。オープン記念に特別価格!通常価格が17,850円のベーシックケアセットが10月24日から11月30日までの期間は、特別価格の16,800円で販売される。シンプルな熊のロゴがとてもかわいらしい。使い方は、クレンジングバーでクレンジングをし、モイスチャーライザー、スーシングクリームの順につける。ハイドロリピットベアオイルは入浴の後などに、特に乾燥がひどい局所に使う。スーシングクリームはモイスチャーライザーの2倍、熊脂が配合されている。元の記事を読む
2011年10月25日