俳優・二階堂ふみが、28日午後6時30分から放送される、テレビ東京開局60周年特別企画『JAPANプロジェクト』に出演する。二階堂が演じるのは、60年後の未来から現代にやってきたエージェント。日本経済再興のヒントを探す旅に出るが、以前から動物愛護や地球環境の変化に関心を持っていたという二階堂が問題意識や番組への思いを明かした。番組では佐々木蔵之介と二階堂によるフィクションのドラマパートと、同局が誇る経済ニュースのアーカイブ映像と新撮のドキュメントパートで構成し、日本の知られざる挑戦者から“再興”のヒントを探る。テーマは「世界都市東京」「日本の食」「ものづくり」。俳優・佐々木蔵之介と二階堂が未来を救う鍵となる“希望の種”を求め、日本経済が躍進した過去60年の歴史を辿る壮大な旅に出発、ドラマパートを彩る。全4回の番組では二階堂が、今後、アフリカで取材も実施予定。「アフリカに行けると聞いて『ぜひ』と。実際に、取材対象とされている動物のことや気候変動、これまでの日本だけでない今の地球のこと、自分もリサーチしたり、できる範囲で活動をしたりして、ずっと関心がある分野ではあった」と興味を惹(ひ)かれたそう。9年ほど前、フェレットと暮らし始めた二階堂は「もともと動物はすきでしたが、実際に動物と暮らし始めてから人間以外の動物の感情や喜怒哀楽、いろいろなものに触れて自分の生き方を変えてくれたんです」と振り返る。その経験から「毛皮のことやファッションにおける動物性素材のあり方を考えるようになった。そこから次第に、畜産動物のことやその権利について、それが実際の気候変動に直結していること。SDGsと言われるものでも、人間以外の動物が関わっていながらも人間のビジネスやエゴイズムでまわっていって形だけになっているのではないか、と感じるようになり、そこから自分にできることはないだろうか、とお勉強させていただいています」と真摯に向き合う姿勢をのぞかせた。そういった自身の関心もあり「こうしてテレビ局の周年企画でそういった(社会問題や経済問題など)トピックがあがるのがすばらしい。お祝いとして選択肢がいろいろとあるなかで、これまで・これからというところを見据え、ひとつのものを作ろうとされているのはチャレンジングですてきなことだと思い、なにかお力になれたら、と参加させていただきました」とオファーを受けた経緯を明かした。複数回にわたって放送される今回の番組。今後のアフリカでの撮影に「野生動物の姿を生でみれることはなかなかない経験なので感動すると思いますし…同時にショックに感じることやいろいろな現実も目の当たりにする予感もしています。それも含めて人間というすごく業の深い生き物として生まれた以上は目に焼き付けて、皆さんにお届けできればと思います」と使命感を燃やす。そんな二階堂が展望する“希望ある未来”とは「すべてがほどよくなるといいなと。白黒はっきり分けていく時代になっていますが、動物問題や環境だけでなく、人も、戦争も、もうちょっとすべてがほどよくなったらより良い未来になるのかなと思っています」。「デジタルや科学の進歩はおもしろいなと思いつつ、目にみえないものとか言葉で説明できない不思議なこと、例えば“気”のようなもの…。人間はうまく自然と会話してきたんだろうなと自分で山に行ったときや動物と暮らしていたりしても感じました。そういう、極端ではないコミュニケーションを含めてちょうど良くなるといいなと思います」と話した。「実際、こういったプロジェクトはもちろん、知らないままではいられない問題もたくさんある。例えば、ドローンで撮影をしたラブコメディの裏で放送している報道番組では、ロシアとウクライナが戦争でドローンを使ったりしているという情報が流れていて。そういう現実のなか、若い世代で希望を持てない、明るい未来が想像できないという傾向がどうやらあるようで…。でも、この番組を通して希望を持っていいんだ、と気づきを与えられたらいいのかな」と前向きなメッセージを送っている。■番組概要2084年から現代に送りこまれてきたエージェント、諸星規律(佐々木)、安縫希望(二階堂)。2人の使命は政府が極秘裏に進める「日本経済再生計画」の完遂だった。未来を救う鍵となる「希望の種」を求めて、日本経済が躍進した過去60年の歴史をめぐる壮大な旅に出る。Japan as number one への道。2人が見つめる先に浮かび上がる未来とは…。番組では日本の過去60年の間に「革新」を生み出してきた挑戦者が続々登場。1964年東京五輪成功の陰にあった、冷凍技術進化の「知られざる物語」に注目。オープンから史上最速でミシュラン三ツ星を獲得した新進気鋭のシェフや、4000円超でも予約が殺到しているという女性ラーメン職人が登場する。また日本の『ものづくり』を語る上で欠かすことのできない、ソニーグループと日立製作所を取材。逆境を跳ね除け世界と戦うサバイバル術の真髄を追う。
2024年04月22日陰謀と策略渦巻く戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」より、激しく対立する主人公・吉井虎永役の真田広之と、落葉の方役の二階堂ふみの対談映像が公開された。本作は配信開始直後、Rotten Tomatoesのレビュー評価100%、オーディエンス評価でも100%(2/27日時点)を記録、「ディズニープラス」では900万回再生で歴代1位の視聴(※北米では「Hulu」で配信※スクリプテッド・ゼネラル・エンターテイメント・シリーズ作品中)、Filmarksでもレビュー評価4.3(4/2時点)の高得点と、国内外で話題となっている。関東地方を治める大名・吉井虎永と、大坂城の城主でもある五大老のひとり、石堂和成の裏で暗躍する落葉の方。落葉の方は、世継ぎである八重千代の母で故太閤の子どもを産んだ唯一の側室で、息子を守るためには手段を選ばない、無慈悲で計算高い最大の強敵だ。今回、初共演となる2人だが、真田さんは目力の強さに驚いたそうで、カメラに映っていないときでさえも「ビームがすごかった」とその存在感の強さをふり返る。さらに「10話までのアーチの中で2人の距離感がすごく大事だからこそ、おふみさんで良かったなと最初のシーンで思いましたね」と絶賛。強敵ながらも、母としての愛が見え隠れする演技についても「力強さと繊細さが同居していて母性愛もそこに存在している」と称賛している。二階堂さんは念入りに下調べをし、アイディアも積極的にスタッフに伝えていたそうで、その姿に真田さんは感動した様子。熱い思いを込めて演じ切った落葉の方は、第5話のラスト2分に登場し、石堂に詰め寄る強烈な存在感を放つ姿に、視聴者も釘付けに。より戦いをかき乱していく後半も要注目。今回、ハリウッド初出演となった二階堂さんは、撮影中に悩んだとき、真田さんからかけてもらった言葉が強く残っているそうで、「細部までちゃんとこだわって真田さんが真ん中に立っていらっしゃるから、この作品は成立しているんだなっていうのをすごく感じました」とコメント。良い作品を作り上げるために、惜しむことなく意見を伝えていった二階堂さんをはじめ、俳優や各パートのスペシャリスト、ハリウッドのスタッフ陣が垣根を越え、チームワークを築き上げていったと真田さんは語っている。「この2人の在り方次第では日本の未来が変わってくる」と真田さんが話す通り、覇権を狙う最大のライバルである石堂和成ら五大老VS虎永の緊張感漂う戦いが繰り広げられる本作では、大坂で大きな政治的影響力を握る落葉の方の動き次第で、虎永、そして日本の未来が大きく左右される。第6話では、虎永が大坂に対して兵をあげる紅天の決意を固め、戦いの火蓋が切られようとしている第7話「線香一本の時」は本日配信開始だ。▼第7話虎永(真田広之)のもとに弟の佐伯信辰(奥野瑛太)がやってきた。虎永は一流の遊女・菊に信辰の相手をさせようとするが、遊郭の女主人は、その見返りとして虎永に“線香一本分”の時間の面会を申し出る。その夜、虎永と佐伯は仲間たちと酒を酌み交わし、佐伯から若き日の虎永の姿が語られる。虎永は佐伯と共に戦うことを願い、佐伯は加勢に対する見返りを口にする。血を分けたふたりの兄弟がついに同じ場所に集った。しかし、虎永は予想外の事態に直面する。「SHOGUN 将軍」はディズニープラススターにて独占配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月02日最終回を迎えた「Eye Love You」のBlu-ray&DVD-BOXが8月2日(金)に発売されることが決定した。二階堂ふみとチェ・ジョンヒョプが共演した本作は、心の声が聞こえる“テレパス”を持つ主人公が、超ストレートな年下の韓国人男性と恋に落ちるファンタジック・ラブストーリー。TBSドラマ史上初日本のNetflix「週間TOP10」で1位を獲得し、さらには韓国におけるNetflix「週間TOP10」で4位と“日本ドラマ史上初”の快挙を達成。SNSでもX(旧Twitter)で世界トレンド1位となるなど大きな話題を集めた。Blu-ray&DVDの特典映像には、和気あいあいとした撮影風景などがたくさん詰まったメイキング等を収録予定。さらに、テオの“心の声”の韓国語を日本語字幕にした【テオの“心の声”日本語字幕】を完全収録する。「Eye Love You」Blu-ray&DVD-BOXは8月2日(金)発売。「Eye Love You」8月2日(金)発売■Blu-ray 29,645円(税込)/26,950円(税抜)■DVD 24,200円(税込)/22,000円(税抜)(シネマカフェ編集部)
2024年03月26日3月26日(火)今夜、最終回を迎えたドラマ「Eye Love You」。二階堂ふみとチェ・ジョンヒョプが、クランクアップした際の写真が公開された。本作は、心の声が聞こえる“テレパス”を持つヒロインと、超ストレートな年下の韓国人男性とのもどかしくも明るいファンタジック・ラブストーリー。約4か月にわたった撮影は、最終回の放送を目前にクランクアップ。第1話でテオ(チェ・ジョンヒョプ)が初めて登場した、テオの家の屋上で全ての撮影を終えた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最後の撮影は、本作の鍵を握る侑里(二階堂さん)のテレパスの能力をなくすため、侑里とテオが33秒目を合わせるシーン。少し緊張感もあるものの、良い雰囲気で順調に撮影は進み、二階堂さんとチェ・ジョンヒョプは2人揃ってクランクアップを迎えた。2人とも撮影が終わった達成感と安堵の表情を見せ、花束が贈られ、スタッフ・キャストへ感謝の気持ちを伝える二階堂さんの目には涙が。「本当にこの作品が大好きで現場に毎日来るのが楽しくて、お芝居するのが本当に楽しかったです」と挨拶し、「このドラマを何倍も魅力的にしてくれたのは、テオさんだなと思っていました。周りの方から、良いドラマだねと言ってもらえるたびに、素晴らしいチームのみなさんと作っているんだよと心から思っていました。素晴らしい現場をありがとうございました。サランヘヨ!」と思いを述べた。続いて、初めて日本のドラマに出演したチェ・ジョンヒョプも、万感の思いがこみあげて涙。「ドラマを楽しく見てくださって本当にありがとうございました! カムサハムニダ!」と感謝を伝えた。さらにこの日は、一足先にオールアップしていた「Dolce & Chocolat.」メンバーを演じた鳴海唯と絃瀬聡一が、サプライズで現場に駆けつけた。(シネマカフェ編集部)
2024年03月26日現在放送中の二階堂ふみ主演ドラマ「Eye Love You」のファンミーティングのメイキングが、公式Instagramにて公開された。目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう主人公と、韓国人留学生との恋を描くファンタジックラブストーリー「Eye Love You」。「Eye Love FAN Festival!~『Eye Love You』最終回直前!スペシャルFANミーティング~」と題した今回のイベントは、昨日3月20日に渋谷ヒカリエにて実施された。テレパス能力を持つ主人公・本宮侑里役の二階堂さん、韓国人留学生ユン・テオ役のチェ・ジョンヒョプ、ビジネスパートナー・花岡彰人役の中川大志、テオの先輩研究員・小野田学役の清水尋也、侑里の会社の社員・亀井茂夫役のゴリけんが登場した今回のイベント。公開された映像は、登場からゲーム、ファンとのじゃんけんなど、イベントの様子が見られる第1部のメイキング。各回の配信は、ドラマ最終話放送日となる3月26日(火)の21時59分までアーカイブで楽しむことができる。▼第10話(3月26日放送)テオ(チェ・ジョンヒョプ)を思って別れを告げた侑里(二階堂ふみ)だったが、侑里とテオは事故に遭ってしまう。一方、別れの悲しみを振り払うように、仕事に打ち込む侑里を心配した花岡(中川大志)と真尋(山下美月)が動き出す――。「Eye Love You」は毎週火曜日22時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月21日3月19日(火)本日、第9話が放送されるドラマ「Eye Love You」。この度、公式Instagramにて、二階堂ふみとチェ・ジョンヒョプのメイキング映像が公開された。本作は、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう主人公・本宮侑里(二階堂さん)と、韓国人留学生ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)の恋模様を描くファンタジックラブストーリー。今回投稿された映像は、テオが侑里を抱えて部屋から出てくるシーンのメイキング。視聴者からは「このシーンの裏側見たかった!!」、「めっちゃ大変そうだけどめっちゃ楽しそう~!」といった“待ってました”の声や、「あと2話で終わるの寂しい」、「是非シーズン2か映画化を」、「ドラマ終わるのはつらい」などと、終わりに近づく本作を惜しむ声も見られる。▼第9話あらすじ(3月19日放送予定)侑里(二階堂ふみ)にテレパスの能力があることを知っていたテオ(チェ・ジョンヒョプ)。飯山(杉本哲太)づてに誠(立川志らく)から告げられた侑里は、真尋(山下美月)の提案で、お泊まり作戦でテオと向き合うことを決意。一方で、花岡(中川大志)を訪ねて「Dolce & Chocolat.」にやってきたミン・ハナ(玄理)は、侑里を見かけ…。「Eye Love You」は毎週火曜日22時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月19日●『SHOGUN 将軍』でハリウッドデビューディズニープラスの「スター」で2月27日より配信がスタートした『SHOGUN 将軍』でハリウッドデビューを果たした二階堂ふみにインタビュー。本作の現場で役者として大事な学びを得ることができたそうで、「お芝居って楽しいなと改めて感じることができました」と充実した表情で語ってくれた。ジェームズ・クラベルの小説『SHOGUN』を原作とする本作は、徳川家康にインスパイアされた戦国一の武将・虎永を主人公に、将軍の座をかけた陰謀と策略渦巻く戦国時代を描いたドラマ。ハリウッドと日本のスタッフ・キャストがタッグを組み、真田広之が主演&プロデューサーを務めた。壮大なセットや撮影機材、衣装や小道具、さらにCG技術まで徹底的にこだわり、ハリウッドならではの壮大なスケールで“本物の日本”を忠実に再現。そこが本作の大きな魅力だと二階堂は語る。「日本を描く海外作品は、日本人からすると少し違和感を抱くことがあると思います。それは着物の柄とか髪型とかセットとか、ちょっとしたことだと思いますが、そういったところを真田さんが一番こだわられていたようで、時代考証も含め忠実に再現されているというのがまず大きな魅力だと思います」○真田広之らから大切な学び「結局は自分次第なのだ」二階堂は、虎永の権力に終止符を打つためなら手段を選ばずに突き進む落葉の方役として出演。ハリウッドデビューとなった本作で、自分がこれまでの現場で受け身になっていたことに気づけたという。「言語の壁や文化の違いもあり、日本の現場で経験してきたこととは全然違うやり方やルールがある中で、時代劇を撮っているというすごく不思議なバランスで作品に携わらせていただきましたが、自分がいかに、ここ数年お仕事をさせていただく中で受け身だったのか気づくことができました。自分では受け身になっているつもりは全くなかったのですが」そう気づけたのは真田の影響が大きかったようだ。「今回の現場で私がちょっとしたミスをして混乱してしまった時に、真田さんが隣に来てくださって、宝物のような言葉と気付きをくださいました。自分では能動的に動いているつもりだったけど全然動けてなかったんだなと感じました」真田の話から、そして、実際に真田をはじめハリウッドで活躍している人たちの姿を見て、「結局は自分次第なのだ」と大切なことを学んだと語る。「最初は日本と海外の違いに戸惑い、生活環境も全然違って、日本は晴れの日が多いですが、バンクーバーは9月、10月ぐらいからずっと雨季なんです。雨の中を着物で移動したり、いろいろ大変なことがありましたが、その大変さすらも自分のマインド次第で楽しくなっていき、演じるということにすごく向き合う時間になりました。これからはもっと自分から動いていこうと思うきっかけにもなり、いろいろなことを学び直す機会でもあったので、本当に貴重な経験になりました」実際、本作の現場で早速、能動的に動くことを意識し、その大切さを身をもって感じることができたという。「スタッフの方々とのコミュニケーションなど、自分が能動的に変わっていくと周りがどんどん変わっていくような体験をして、これはすごく大事なことだなと。どの国でも、どの現場でも、結局は自分次第なんだなと感じましたし、お芝居って楽しいなと改めて感じることができました」●淀(茶々)にインスパイアされた落葉の方を熱演二階堂が演じた落葉の方は、淀(茶々)にインスパイアされたキャラクター。二階堂は大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014)でも淀を演じており、「10年経ってまた同じ役を演じさせていただくというのはすごく面白い経験でした」と語る。また、本作で演じた落葉の方は、今までの淀とは違った描かれ方をしていると感じたという。「今回は女性のキャラクターたちが違う解釈で描かれ、海外の方から見た日本女性という視点が大きかったように感じます。淀はこれまで、力を持っている女性という偏った描かれ方が多かった印象ですが、強さや権力という言葉に引っ張られすぎないように、その時代を強く生きた1人の女性として、いろいろな方々と相談しながら作り上げていきました」自身と役が重なる部分は「あまりない」と言い、「私は意志も弱いですし、ダメな人間なので(笑)。ストイックに何か大事なものを守ろうとする方は素敵だなとは思いますけど」と話した。二階堂といえば吸い込まれるような目が大きな魅力で、本作でも力強い目で役に説得力を与えている。演じる際に目をどれくらい意識しているのか本人に尋ねると、「自分ではあまり意識したことはないですが、そういう風に言ってもらえるのはうれしいです」とほほ笑んだ。現在放送中のTBS系火曜ドラマ『Eye Love You』では、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ主人公を演じており、二階堂の目の魅力が際立っているが、「目がフィーチャーされる作品なので、モニターを見て自分の目ってこうなっているんだと感じています」と笑った。○「現場が大好き」だと改めて実感そして、『SHOGUN 将軍』でも『Eye Love You』でも、「現場が大好き」という思いを改めて感じたとうれしそうに話す二階堂。「今のドラマの現場も本当に大好きで、スタッフの皆さんの写真などを見ながら毎日寝ているんですけど、各部署のプロフェッショナルな方が集まって、その中で俳優部として参加するのがすごく好きなんです。素晴らしいスタッフの方々と一緒に作品を作り上げていくことが好きなんだなと改めて感じているので、今後もそういう思いで作品作りに参加していけたらと思います」さらに、「国や言語が異なり、バックボーンや見てきたものが全然違う方々とお仕事するのはすごく楽しいなと感じました。共通認識を探すところから始めるという経験も楽しかったですし、それがピタッとハマった時の感動がすごく大きくて。今回の『SHOGUN 将軍』もオーディションでしたが、機会があったらまたオーディションを受けて違った経験をしてみたいなと思います」と語っていた。■二階堂ふみ1994年9月21日生まれ、沖縄県出身。2009年、映画『ガマの油』でスクリーンデビュー。以降数々の映画、ドラマに出演。2020年には、NHK連続テレビ小説『エール』でヒロイン・関内音役を演じ、歌唱力も話題に。そのほか、近年の主な出演作はドラマ『プロミス・シンデレラ』(21)、『VIVANT』(21)、映画『翔んで埼玉』シリーズ(19、23)、『大怪獣のあとしまつ』(22)、『月』(23)など。ディズニープラスの「スター」で配信中の『SHOGUN 将軍』でハリウッドデビュー。現在放送中のTBS火曜ドラマ『Eye Love You』では主人公・本宮侑里を演じている。
2024年03月09日二階堂ふみ(29)がハリウッド制作ドラマ『SHOGUN 将軍』のジャパンプレミアに登壇。初のハリウッド作品は、「オーディションで参加が決まった」と明かし、撮影現場についてこう振り返った。「びっくりするような経験の毎日。作品を作るプロセスも違いましたし、セットを見学したときは、こんなに大きい照明が世の中に存在するのかと思うくらい大きくて」今作は、真田広之がプロデュースと主演を務めた戦国スペクタクルドラマ。太閤の側室を演じた二階堂について、「出演シーンは多くはないものの、存在感があって、見終わった後にすごく印象に残った」と映画ジャーナリストの斉藤博昭さん。二階堂が海外作品に起用された理由を解説してくれた。「二階堂さんが最初に注目されたのは映画『ヒミズ』で、ヴェネチア国際映画祭最優秀新人賞を受賞。当時16歳で海外の評価を獲得した彼女ですから、ハリウッド進出も当然の結果だと思います。今回、真田さんを取材したときに伺ったのですが、最終的に2〜3人に絞りこんだなかでプロデューサーたちが話し合ったそうです。最後は、真田さんが二階堂さんの日本での活躍を知っていたことが決め手になったのではないでしょうか」また、これまで何度も二階堂を取材してきた斉藤さんは、彼女の飾らない人柄も、海外で受け入れられる要因ではないかという。「いい意味で敷居が低く、全く偉ぶらない方なんです。そういう天性のものって、外国の人にもわかるのでしょう。それと、彼女の容姿によるところも大きいと思います。目鼻立ちがはっきりしているところは映画俳優向きですし、大げさな芝居をしなくても見る人に気持ちが伝わる。そういう人は海外で通用しやすいのでは」海外の制作現場は、「贅沢な経験だった」と二階堂。今作を機に活躍の場が海外へ広がる予感大!
2024年02月29日女優の二階堂ふみが、18日に都内で行われた「第97回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」に出席し、助演女優賞を受賞した。○■二階堂ふみ、『月』でキネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞を受賞映画『月』で坪内陽子を演じた二階堂。同作での演技が高く評価され、助演女優賞を受賞した。二階堂は「皆さまありがとうございます。そして受賞者の皆さまおめでとうございます。『キネマ旬報』さんは映画の世界に入ってから、愛読させていただいていた憧れの雑誌でどこか敷居の高い存在だったんですけれども、このように助演女優賞をいただくことができて、本当に嬉しく思います」と挨拶。映画『月』についても「社会的にも個人的にも消化することができないテーマを扱った作品だったんですが、映画を通して多くの方に問うことができる、そういう作品になったんじゃないかと思います」と話す。「実際の殺人事件を基にした作品に参加することに対して躊躇はなかったか?」という質問をぶつけられると、二階堂は「やはり最初にその作品を制作するという話をお聞きした時は、『本当に作っていいものなんだろうか』ということはすごく考えました」と振り返る。そして「我々が当事者であると意識を持って、社会の問題に対して向き合っていくということが大事なのかなと思うと、やっぱり忘れ去られていたり、過去の事件という風になってしまうことが一番良くないことだと思ったので、作品に参加して私も自分自身にちゃんと問い続けたいなという風に思いました」と語った。また今回、主演男優賞を受賞した役所広司が監督を務めた『ガマの油』で映画デビューを果たした二階堂。残念ながら役所は海外での仕事のため欠席となり、再会は実現せず「役所広司さんにオーディションで選んでいただいて映画の世界に行かせていただいた。監督はじめスタッフの方々に育てていただいたという恩がありますので、こういう晴れの舞台でお会いできたらなと思っておりました」と残念そうな表情を見せた。そして、昨年は『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛を込めて~』にも出演。『月』とはギャップのあるキャラクターを演じた二階堂は、「どちらが自身と近いですか?」と聞かれると、「このような場で座る椅子の場所を間違える私が、本当の私だと思います……(笑)」と登場時のハプニングを明かしつつ、笑いを誘っていた。○■第97回キネマ旬報ベスト・テン 受賞・登壇者一覧助演女優賞:二階堂ふみ助演男優賞:磯村勇斗外国映画作品賞:『TAR/ター』外国映画監督賞:『TAR/ター』トッド・フィールド監督※代理…ギャガ 松下剛氏読者選出外国映画監督賞:『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』マーティン・スコセッシ監督※代理…東和ピクチャーズ 山田滋天氏読者選出日本映画監督賞:『Gメン』瑠東東一郎監督文化映画作品賞:『キャメラを持った男たち-関東大震災を撮る-』井上実氏読者賞:連載「映画を見ればわかること」川本三郎氏新人女優賞:アイナ・ジ・エンド新人男優賞:塚尾桜雅主演女優賞:趣里 ※代理…塚本晋也監督主演男優賞:役所広司(コメント映像での出演)日本映画脚本賞:『せかいのおきく』阪本順治氏日本映画監督賞:『PERFECT DAYS』ヴィム・ヴェンダース(コメント映像での出演)日本映画作品賞:『せかいのおきく』※登壇者…原田満生
2024年02月18日現在、放送中のドラマ『Eye Love You』で互いに惹かれ合う役柄を演じる二階堂ふみさんとチェ・ジョンヒョプさん。役を演じる中で新たに感じたという恋愛における“伝える”ことの難しさとは?ドラマの見どころとともに伺いました。――二階堂ふみさん演じる本宮侑里は人の心を読める“テレパス”の能力を持つせいで恋愛から遠ざかっていたところ、チェ・ジョンヒョプさん演じる韓国の留学生ユン・テオと出会います。このドラマのストーリーを初めて聞いた時、どんな印象を持ちましたか?二階堂ふみ:相手の心の声が聞こえるって、最初はまったく想像できませんでした。でも台本を読ませていただいたら、侑里というキャラクターが等身大に感じられたんです。彼女は事故のせいで他人の心の声が聞こえてしまうようになるんですけど、傷ついた過去や前に踏み出せないことって、誰もが経験したことがあると思うんですよね。そういう侑里の等身大の姿は自分とも重なる部分があって、素敵だなって思いました。チェ・ジョンヒョプ:新鮮だなと思いました。話は少し日常的で予想できる内容でしたが、その中で心を読めるという能力が興味深かったです。でも、演じる時は侑里に対して能力がない人たちと同じように自然に接しようと努力しました。――お互いの初対面の印象は?共に作品を作り上げていく中で、印象は変わりましたか?チェ:台本の読み合わせの時が初対面だったんですけど、その時から印象は変わりません。二階堂さんは“やさしい、素敵な、とってもいい人です”(日本語で)。二階堂:あ、うれしい!ジョンヒョプさんはシャイな方。ミステリアスな雰囲気があって、でもすごくやわらかくて、それでいてしなやかな雰囲気をお持ちなんですよ。実際に現場でご一緒すると、実はけっこう面白いところがあったりするし、みんなのことをかなり観察していらっしゃるんですよね。私より1歳だけお兄さんなので、勝手ながら頼りにしてしまう時があります。――今作は「心の声」や「言葉の壁」など、恋愛におけるコミュニケーションがテーマの一つです。お二人は愛情表現として「言葉」と「行動」のどちらに重きを置いていますか?チェ:僕は、もともと言葉はそんなに重要だと思っていなかったんですよ。けれど、このドラマの撮影を経て、言葉って本当に大切なんだなあとあらためて実感しましたね。でも、今も心が一番重要だという考えは変わりません。二階堂:私は言葉に重きを置きがちなんですが、言葉ではない部分や言語を超えていく瞬間ってあるんだなというのを今回の現場ですごく感じました。相手を思いやる気持ちだったり、逆に大切にしていただいてるなという実感があると、言葉はそこまで重要じゃないんだなというのを感じましたね。――言葉で感情を伝えるのは、得意なほうですか?チェ:例えば好きな相手に対してであれば、僕は言葉でも伝えますし、態度でもきちんと表現します。愛し合う同士であれば、みんなそうですよね?二階堂:苦手ですね。(気持ちを)どう表現すればいいのかわからないんですよ。言葉って難しい…。チェ:愛情って、人それぞれ表現の仕方が違うものなので、言葉での表現が上手にできないというのも、ある意味では表現方法の一つなんじゃないかな。だから二階堂さんが、愛情表現ができないことも「表現の一つなんだ」と思えたら、それはそれでいいと思います。――お二人は男女問わず、どんな人に惹かれることが多いですか?チェ:仕事に一生懸命で、自分がやるべきことをしっかりやりながら、周りの空気をやわらかくしてくれる人に魅力を感じます。そういう人は気になりますし、つい構いたくなります(笑)。撮影現場は常に忙しいのでそんなことを考える余裕もなくなってしまうんですけど、現場を楽しいものにしてくれる人はありがたいですよね。僕自身、韓国でも過酷な現場だからこそ楽しく過ごしたいと心がけているので、そういう人とは仲よくなりたいです。二階堂:男女問わず、「まあいっか」って力の抜けた感じの人が好きですね。わりと頭だけで考えちゃうことがあるんですけど、そういう方が近くにいると、いい意味で思考がストップするんですよ。――スマホやSNSでいつも誰かと繋がれる時代、侑里とテオのもどかしい恋愛は共感する方も多いと思います。今、このドラマを届ける意味をどう考えていますか?チェ:このドラマでのテレパスの能力を現実世界に例えると、「空気を読む力」だと思うんです。このような観点から見ると、何事にもポジティブな側面で良い結果が得られるだけでなく、逆に良くない状況でも経験を通じて成長することができますからね(笑)。このような見方で侑里とテオというキャラクターはいろんな面で正反対の特徴を持っていて、興味深く感じられました。異なる性格と価値観を持つ人々がどのように相互作用し、互いに影響を及ぼすのかを見てみると、より深い理解と解釈ができると思います。二階堂:このドラマを見てくださる方が、いい時間を過ごせたなと思えるエンターテインメントをお届けできたら、というのが一番です。日本では年明けすぐに大きな地震があり、閉塞感を感じることも多いですが、このドラマが少しでも見た人の心が軽くなるような、勇気を与えられるような作品になったらうれしいなと思っています。『Eye Love You』目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ本宮侑里(二階堂ふみ)と、年下韓国人留学生ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)の甘いラブストーリーを描く。毎週火曜22:00~ TBS系にて放送中。日本のNetflix TOP10ランキングで1位を獲得するなど、多方面から注目を集めている。にかいどう・ふみ1994年9月21日生まれ、沖縄県出身。NHK連続テレビ小説『エール』や映画『翔んで埼玉』シリーズなど幅広く活躍。昨年はドラマ『VIVANT』にも出演し、話題に。オーバーオール¥39,600(ホリデイ TEL:03・6805・1273)Tシャツ¥8,800(デプト/DEPTカスタマーサービスcustomer@d-e-p-t.tokyo)ピアス¥70,400(オー/ハルミ ショールーム TEL:03・6433・5395)その他はスタイリスト私物チェ・ジョンヒョプ1993年5月19日生まれ、韓国出身。ドラマ『ストーブリーグ』『わかっていても』で注目を集め、昨年はNetflixシリーズ『無人島のディーバ』でパク・ウンビンと再共演した。※『anan』2024年2月21日号より。写真・野田若葉(TRON)スタイリスト・髙山エリ(二階堂さん)msgseoul(チェさん)ヘア&メイク・渡嘉敷愛子(二階堂さん)ヘア・Shon hyejin(チェさん)メイク・ko mihi(チェさん)取材、文・尹 秀姫(by anan編集部)
2024年02月15日現在放送中のドラマ「Eye Love You」より、新しい“仁科カメラ”の映像が公開。今回は、二階堂ふみとチェ・ジョンヒョプの姿をとらえ、反響を呼んでいる。本作は、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう主人公・本宮侑里(二階堂さん)と、韓国人留学生ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)の恋模様を描くファンタジックラブストーリー。今回公開されたのは、鳴海唯演じる「Dolce & Chocolat.」社員である仁科カメラの映像。韓国語を交えながらやり取りする楽しげな様子に、視聴者からは「はあぁ~幸せな空気感~」、「仲良しすぎてずっと見てられる」、「最高すぎる…」、「仕事の疲れぶっ飛ぶ~」、「可愛すぎてずっとエンドレスで見てられる」、「仁科さんいい仕事しすぎてる」、「仁科さん!!ありがとう」、「結局、なぜ疲れたのかが1ミリも解らずに終わったwできれば、教えてください!」などとたくさんのコメントが寄せられている。この投稿をInstagramで見る1月期火曜ドラマ『Eye Love You』【公式】(@eyeloveyou_tbs)がシェアした投稿第4話(2月13日放送)「バレンタインが終わったらって、具体的にいつ?」とまたもソワソワが止まらない侑里(二階堂ふみ)は、韓国語が得意な仁科(鳴海唯)とテオ(チェ・ジョンヒョプ)が職場で楽しげに話す様子も目に入り、ますます気分が落ち着かない。そして、侑里とテオはバレンタインの夜にデートすることを決め、心躍らせて当日を迎える。しかし、納品予定のいちごが到着しないというトラブルが発生、急遽花岡とテオの2人が地方の農園へ向かうことになり――。「Eye Love You」は毎週火曜日22時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年02月09日二階堂ふみとチェ・ジョンヒョプが共演する現在放送中のドラマ「Eye Love You」の公式SNSが、チャプチェシーン、スンドゥブシーンのメイキング映像を公開した。本作は、相手の心の声が聞こえる“テレパス”の能力を持つ主人公・本宮侑里(二階堂さん)が、韓国人留学生ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)と出会い、新たな恋に踏み出していく、愛とユーモアたっぷりのファンタジック・ラブストーリー。今回公開されたのは、第1話のメイキング映像。チャプチェシーンのリハーサルや、スンドゥブを届けるハプニングシーンだ。映像公開に視聴者からは「和気あいあいで楽しそう」、「このシーンの後ろにこんなにスタッフさんがいると思うと、また見方が変わってきます!!」、「とても良い雰囲気の現場リハーサルの様子が見れて嬉しいです!」、「微笑ましい」といった声や、ハプニングにすぐさま対応する姿には「神様すぎーる」、「スタッフさんじゃなくて、ヒョプさんが開けにきてくれるの素敵すぎないか」、「優しすぎる~」、「エナジーチャージされました」などと多くのコメントが寄せられている。第2話(1月30日放送)テオ(チェ・ジョンヒョプ)がインターン生としてやってくることになり、動揺を隠せない侑里(二階堂ふみ)。侑里は、テオの本採用前に、公私混同が嫌いな花岡(中川大志)に、2人の関係を勘繰られてはならないと気が気ではない。そこで、職場では仕事のこと以外で話しかけないようにとテオに提案する。「Eye Love You」は毎週火曜日22時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年01月29日TBS火曜ドラマ「Eye Love You」で二階堂ふみと共演し、大きな注目を集めている“韓国のライジングスター”、チェ・ジョンヒョプ。日本のドラマ出演はもちろん初めて。民放ゴールデン・プライム(GP)帯の連続ドラマでヒロインの相手役に韓国人俳優が抜擢されることも初めての試みとあって、チェ・ジョンヒョプってどんな人!? と気になっている方も多いのでは?爽やかで、とろけるような“クリーミースマイル”が魅力のジョンヒョプと二階堂さんが繰り広げる胸キュン要素も満載という「Eye Love You」に合わせ、ラブストーリーでの彼の魅力を紹介する。“人の心が読める”生きづらさを抱えるヒロインの心を溶かす“クリーミースマイル”本作は、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ主人公と、ピュアな韓国人留学生の恋模様を、愛とユーモアたっぷりのオリジナル脚本で描き出すファンタジック・ラブストーリー。二階堂さんが演じる、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ主人公・本宮侑里と偶然出会う韓国人留学生ユン・テオを演じるのが、チェ・ジョンヒョプ。「二階堂さんとの化学反応も楽しみです!」と語るジョンヒョプに、二階堂さんは初対面の本読みときから「(脚本に描かれている)テオさんが持つ包容力と優しさとピュアな空気感がチェ・ジョンヒョプさんから溢れ出ていてすごく安心感のある方」と絶賛。「僕のことは好きですか」「怒ってますか」などなど、彼が演じるテオはグイグイ気持ちを聞いてくるものの、その心の中は韓国語で読み取れないため、侑里は他人の言動の裏にある本音を気にすることなくテオと接していくことに。ポジティブかつ超ストレートに愛を伝えるテオは、自分の本音をさらけ出せない侑里の閉ざされた心を溶かしていくことになるのか。純朴で人懐こいテオとのやりとりにエナジーチャージされるのは、きっと侑里だけではないはず。すでに先行公開されている本作のダイジェスト映像やティザー映像には、韓国のみならず、世界的にも注目度上昇中のジョンヒョプの韓国語も日本語も聞けるオリジナル脚本の設定やキャスティングに称賛の声が多々。初めて尽くしの「Eye Love You」は、まさしく彼なしでは考えられないドラマとなっている。ちなみに、ジョンヒョプを見出したマネジメント会社YNKエンターテイメントの代表(キム・ミンス)は、かつて“韓流四天王”といわれた1人、ウォンビンのマネージャーを長らく務め、韓流コンテンツを先導してきた当時CJ E&M(現CJ ENM)のキャスティングチーム出身。テレビドラマ史上初の試みとして、2002年サッカーW杯日韓共催をきっかけに日韓共同制作・日韓同時放送されたTBSのスペシャルドラマ「friends」の主演が深田恭子とウォンビンだったことを考えると、浅からぬ縁を感じてしまう。なお、韓国人留学生テオを演じるジョンヒョプにフォーカスした写真集「チェ・ジョンヒョプ×Eye Love You フォトブックLOVE~テオのいる日」の発売が決定しており、写真展&POPUP SHOPも開催中。ジョンヒョプの日本人気はさらに加速していきそうだ。■第1話あらすじ環境に配慮したおしゃれでかわいい商品で人気上昇中のチョコレートショップ「Dolce & Chocolat.」の社長・本宮侑里(二階堂ふみ)は、大学時代に出会い環境問題に対する思いを同じくする専務取締役の花岡彰人(中川大志)、腕利きのショコラティエ・池本真尋(山下美月)をはじめ、信頼できるスタッフたちと忙しくも楽しく充実した日々を過ごしていた。しかし、侑里には誰にも言えないある秘密があった。それは、過去の“ある事故”以来、目を合わせた人の心が読めてしまう“テレパス”の能力を持っていること。それが原因で恋することを諦めて生きてきた。そんな侑里の日々の楽しみは、デリバリーで頼むおいしい食事。最近のお気に入りは韓国料理で、何度も頼むうちに配達員のユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)と知り合う。不意に目が合い、聞こえてくるテオの心の声…しかしそれは韓国語! 話す言葉は日本語で理解ができるのに、心の声は理解ができない。そんな相手に初めて出会った侑里は…。“テレパス”な主人公・侑里と、韓国人留学生・テオのもどかしい恋がいま、動き出す!火曜ドラマ「Eye Love You」は1月23日より毎週火曜22時~TBS系にて放送(※初回15分拡大)。[U-NEXT Paraviコーナー]各話の初回放送直後より配信。[Netflix]日本国内では1月24日(水)より配信開始。その後、海外にて順次配信予定。モデルから俳優へ…スポーツ選手役が多め!?1993年生まれ。高校時代からモデルとして活躍してきたチェ・ジョンヒョプ。ウェブドラマで俳優デビューすると、人気俳優パク・ボゴムに雰囲気が似ていることから“ウェブドラマ界のパク・ボゴム”と呼ばれるように。中学生のころタイで1年間で過ごし、その後は南アフリカ共和国で留学生活を送った経験があるという。俳優業では186cmの長身を生かした、スポーツ選手の役が印象的だ。韓国地上波のTVドラマ初出演となった「ストーブリーグ」(19/SBS)では身体を作りあげてスランプ中の新人投手、ユ・ミンホ役を好演した。2021年には「魔女食堂にいらっしゃい」で、将来有望な陸上選手だった高校生イ・ギリョン役を担ったことも。2022年は韓国地上波初主演ドラマ「時速493キロの恋」で実業団のバドミントン選手を演じている。また、「シーシュポス:The Myth」(21)ではアイドル練習生から借金に追われる身となり、中華料理店で働くソン役でチョ・スンウやパク・シネと共演、髪色を明るくし雰囲気をガラッと変える。そして「わかっていても」で主人公の幼なじみ役を演じて一躍注目を集めるように。画面に満ちる緊張感を解きほぐすような彼のクリーミースマイルは、今回の「Eye Love You」でもポイントとなるだろう。「社長をスマホから救い出せ!~恋の力でロック解除~」発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメントかと思えば、「社長をスマホから救い出せ!~恋の力でロック解除~」(22)では俳優になる夢を諦め、就活もうまくいかない冴えない青年パク・インソンに。スマホに閉じ込められてしまった大手IT企業社長(パク・ソンウン)に変わって代理社長を“演じる”こととなり、クールな社長秘書(ソ・ウンス)との恋も始まっていく。こちらもアイディア溢れる設定が利いている。「社長をスマホから救い出せ!~恋の力でロック解除~」発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメントでは、そんなジョンヒョプの出演作の中から、特にオススメの配信作品を通じて彼の魅力に迫っていこう。運命的に再会した幼なじみ役「わかっていても」Netflix愛なんて信じないけれど恋愛はしたいユ・ナビと、恋愛は面倒だがトキメキは楽しみたいパク・ジェオン。大学で美術を専攻する2人は互いに割り切った関係を始めるが、やがてナビは真剣になってはいけないと“わかっていても”、止められないジェオンへの想いに葛藤する。日本でも大反響を呼んだ恋愛ドラマ「わかっていても」は、「夫婦の世界」「マイネーム:偽りと復讐」やパク・ソジュン共演の「京城クリーチャー」のハン・ソヒと、「マイ・デーモン」「Sweet Homeー俺と世界の絶望ー」でも話題沸騰中のソン・ガンが共演し、沼落ちを続出させた大ヒットドラマ。ハン・ソヒ演じるナビがジェオンと距離を置こうと心に決め、帰省を考えていた矢先にバスの中で偶然再会するのが、ジョンヒョプが演じている幼なじみのヤン・ドヒョク。ナビに長年片思いしてきた同級生で、地元で祖父が遺した麺食堂を再開しようとしており、ナビがよく見ていたYouTuberの“麺食堂の孫”でもあったことがわかる。久々のナビとの再会はバスの中でジャガイモを落としてしまい、必死で拾うというキュートなものに。雨の中、自分が濡れるのもかまわず傘を差してくれたり、「また会えてうれしい」と笑顔を見せたり、その後、ナビの誕生日にはわかめスープを作ってくれたりと優しさ全開。元カレに浮気され酷い扱いを受け、後輩にはフラれ、ジェオンとはセフレのうわさを立てられ…とキリキリするような恋愛生活が続いていたなか、ドヒョクと一緒にいると気が休まるナビ。そして「俺の初恋は君だ」とナビに告白するドヒョク。奇遇にも、宿泊施設を備えたドヒョクの麺食堂に美大生たちが合宿に訪れ、ナビ、ドヒョクとジェオンが対面を果たすと、ジェオンに嫉妬し牽制するような一面も見せる。ドヒョクはナビのことを一途に思い続け、運命的な再会だと思っていたのに…。結末は“わかっていても”、“癒しの人”ドヒョクをついつい応援したくなるはず。バドミントンも恋も情熱的に「時速493キロの恋」ディズニープラスバドミントン用品販売店を経営する家に生まれ育ち、特に好きだからという理由ではなく“職業”としてバドミントン選手になったパク・テジュンは、3年前に忽然と姿を消したバドミントンの元スター選手、パク・テヤンと出会う。2人は同じ“ユニス”という実業団チームに所属し、男女混合ペアを組むことになるが、実は2人の間には浅からぬ縁が…。それはテヤンが3年前に第一線から退いた理由にも関係していた。ジョンヒョプがデビュー3年にして韓国地上波ドラマで初主演した本作。バトミントン実業団チームを舞台にしたロマンティック・スポーツドラマであり、バドミントンを介した群像劇。タイトルの時速493kmとは、当時のバドミントンのスマッシュ最高スピード記録のこと。本作で演じたテジュンは、“バドミントンしかしてこなかった”テヤンとは違い、残業お断り、練習嫌いで有名だったが、懸命に現役復帰を目指すテヤンと関わることで変わり始め、彼女に惹かれていくように。テヤンは3年前に起きたある事故をきっかけに、「試合に勝つことが許されるのか」「苦しむ資格さえないのではないか」と自分を責め続ける一方、テジュンは幼いころから国家代表の金メダリストである姉ジュニョン(パク・ジヒョン)に両親や周囲の関心が注がれ、優先されてきたことで疎外感や孤独感を秘めてきた。しかも、テヤンの過去とも無関係ではなく、彼女の1番の理解者でもあった。やがて純粋な気持ちでバドミントンにも、恋愛にも打ち込むことができなくなるテジュンの苦悩をジョンヒョプは繊細に演じ、姉弟・親子の愛憎や選手仲間との友情も表現、見事「2022 KBS演技大賞」新人賞を受賞する。テヤン役を演じたのは、Netflixシリーズ「人間レッスン」で演技力を絶賛され“怪物新人”と呼ばれたパク・ジュヒョン。本作で青春ロマンスに初挑戦した彼女を、ジョンヒョプが頼もしくリード。また、普段からジムでよく運動しているというジョンヒョプが、実業団選手らしく見えるよう特訓を重ねたというバドミントンの試合シーンも必見となっている。“2番手男子”は卒業!?「無人島のディーバ」Netflix無人島に漂流し、15年もの年月を経て生還したソ・モクハは、憧れの歌手ユン・ランジュのようなディーバになるため再び夢を追う。そうすれば、夢を後押ししてくれた同級生チョン・ギホとも再会できるかもしれない。ドローンで無人島にいるモクハを見つけてくれたカン・ウハクとカン・ボゴル兄弟のもとに身を寄せながら、モクハは歌手への夢とギホの行方を追う。壮絶で恐ろしい家庭内暴力をきっかけに、互いに心を通わせるようになった中学生時代のモクハとギホ。「強く願えば、いつか叶う。意外な方法で」。ギホが教えてくれたその言葉を胸に、歌手になる夢へと突き進むモクハを演じるのは、大ヒットドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の主演で話題を呼んだパク・ウンビン。ジョンヒョプとは「ストーブリーグ」以来の共演となった。本作でジョンヒョプが演じたのは、15年ぶりに社会復帰するモクハを何かと手助けしながらも、ときにそっけなく突き放すカン・ボゴル。落ち目の歌手がキャリア復活をかけて出演するTV番組のプロデューサーである。一方、チャ・ハギョン演じる兄のカン・ウハクは同じTV局の報道記者。ある事故で記憶喪失になり高校以前のことをまったく覚えていないものの、眼鏡姿にはどこか15歳のギホ(ムン・ウジン)の面影が…。とてつもない勇気と強い意志の持ち主で、命がけでモクハの夢を応援してくれた行方不明のギホは、この兄弟のどちらかなのか?だとしたら、なぜ名前が違うのか、なぜ名乗り出てくれないのか、といったミステリーの要素も韓国内で視聴率が急上昇した本作の見どころ。特に終盤では、過去の呪縛が解けたかのようなジョンヒョプの甘々ラブシーンも目にすることができる。初の日本ドラマ「Eye Love You」では、何らかの過去を持つ二階堂さん演じる侑里を相手にどんな波乱が待ち受けているのか、中川大志演じる花岡が恋のライバルとなるのか、期待が高まるところだ。(上原礼子)
2024年01月23日二階堂ふみ主演の新ドラマ「Eye Love You」の最新スポット映像が、公式SNSにて公開された。本作は、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ主人公・本宮侑里(二階堂さん)が、超ストレートな年下韓国人留学生ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)と出会い、新たな恋に踏み出していく、もどかしくも明るいファンタジック・ラブストーリー。侑里を支えるビジネスパートナー役で中川大志、侑里の同僚のショコラティエ役で山下美月(乃木坂46)が共演するほか、清水尋也、立川志らく、杉本哲太らも出演する。放送開始が近づく中、今回公開されたのは最新スポット。コメント欄には、「とっても楽しみです」、「いろんな表情のおふみが尊い」、「楽しみすぎて、待ち切れないです!」、「もう既にニヤニヤ止まりません……」、「はまりそう」などと多くの待ちきれないという声が寄せられている。第1話あらすじチョコレートショップ「Dolce & Chocolat.」の若き社長・本宮侑里(二階堂ふみ)は、専務取締役の花岡彰人(中川大志)、ショコラティエの池本真尋(山下美月)をはじめ、信頼できるスタッフたちと忙しくも楽しく充実した日々を過ごしていた。侑里には、過去の“ある事故”以来、目を合わせた人の心が読めてしまう“テレパス”の能力を持っていることが原因で恋することを諦めて生きてきた。日々の楽しみは、デリバリーで頼むおいしい食事。最近のお気に入りは韓国料理で、何度も頼むうちに配達員のユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)と知り合う。不意に目が合い、聞こえてくるテオの心の声。しかしそれは韓国語で――。「Eye Love You」は1月23日より毎週火曜日22時~TBSにて放送(※初回15分枠大)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月15日二階堂ふみ主演で贈る1月スタートの新火曜ドラマ「Eye Love You」に、「乃木坂46」の山下美月が出演することが分かった。本作は、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ主人公・本宮侑里(二階堂さん)と、超ピュアな年下韓国人留学生ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)の恋模様を、愛とユーモアたっぷりのオリジナル脚本で描き出すファンタジック・ラブストーリー。ほかにも、侑里が経営するチョコレートショップ「Dolce & Chocolat.」の専務取締役・花岡彰人役で中川大志が出演する。現在放送中「下剋上球児」では、甲子園を目指す弟を支える姉役で出演している山下さんが演じるのは、侑里の同僚・池本真尋。侑里を公私共に支える明るくて優秀なショコラティエで、侑里にスカウトされ、花岡と共に「Dolce & Chocolat.」を立ち上げた創立メンバーだ。侑里にテレパスの能力があることは知らないものの、何でも話せる一番の仲間で、年下ながら悩める侑里に歯に衣着せぬ的確なアドバイスを送るしっかり者。特に恋愛においてはかなりの肉食系で、意中の相手に戦略的かつ積極的にアピールをする恋愛強者。山下さんは「二階堂さんとはクランクインの日に初めてお会いしたので撮影前は不安もありましたが、ご自身も寒い中で私のことも気遣ってくださるなど本当に優しいお姉さんで、楽しく撮影ができてホッとしました。私自身はすごく人見知りなのですが、仲良くなれるように真尋のキャラクターでぐいぐい頑張っていきたいです」と意気込みを語っている。「Eye Love You」は2024年1月、毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年12月13日来年1月スタートのTBS系新火曜ドラマ「Eye Love You」に、中川大志が出演することが分かった。二階堂ふみが主演を務める本作は、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ主人公・本宮侑里と、超ピュアな年下韓国人留学生ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)との恋模様を描く、もどかしくも明るいファンタジック・ラブストーリー。今回出演が明らかになった中川さんが演じるのは、侑里を支えるビジネスパートナー・花岡彰人。侑里が経営するチョコレートショップ「Dolce & Chocolat.」の専務取締役で、経営面から侑里を支えている花岡は、徹底した合理主義者で、一見するとクールで無愛想だが、侑里や社員たちが困ったときには必ず手を差し伸べる頼もしい存在。侑里とは大学時代に出会い、自身がビジネスにしていこうと考えていた環境問題に詳しい侑里に興味を持ち、その思い切りの良さや度胸、芯の強さに社長としての才覚を見出し、共に会社を興すことを決意した。職場恋愛などあり得ないと考え、侑里ともあくまで仕事上のパートナー。あるきっかけでテオに出会い、ストレートに愛を表現する彼を前に、花岡は侑里にどんな感情を抱くのか。花岡の揺れ動く繊細な心模様をどのように表現するのか注目だ。「自分としても思い入れのある火曜ドラマに久しぶりに出させていただけることをうれしく思いますし、楽しみにしています」と出演を喜んだ中川さんは、花岡というキャラクターについて「すごくチャーミングな人物」と分析。また「二階堂さんとのシーンは撮影しましたが、これからチェ・ジョンヒョプさんとも一緒にお芝居をするので、初めての日本でのドラマ撮影で慣れない環境に戸惑うことも多くあると思いますが、リラックスしていただける楽しい現場になったらいいなと思っています。おこがましいですが、そうなるように、僕も自分なりにサポートさせていただきたいと思っています」とコメントしている。「Eye Love You」は2024年1月、毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年12月01日映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』(11月23日公開)の舞台挨拶が埼玉で行われ、GACKT、二階堂ふみ、加藤諒、益若つばさ、アキラ100%、はなわが登壇した。同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)と、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)の活躍を描く。○■二階堂ふみ、意外なところで『翔んで埼玉』の羽振りの良さを実感「こうやって埼玉に戻ってくることができてとても嬉しく思います」と挨拶した二階堂。きょう14日が“埼玉県民の日”ということで「映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』公開記念 埼玉の埼玉による埼玉のため大感謝祭」と銘打ち、1日かけてキャスト陣は埼玉県内で様々なプロモーション活動を実施した。大々的なプロモーション活動について、二階堂は「作品もそうなんですが、パート2になってプロモーションもすごく羽振りがよくなってるなっていうのを感じています」と話す。「いろんなところにお呼びいただいて、分刻みでいろんなところに行かせていただいています。こうやって多くの方に見ていただけると、プロモーションも広がるんだなっていうふうに、感動しております」と感謝を伝えていた。さらに意外な部分でも、その羽振りの良さを感じたそうで、「楽屋に置いてあるお弁当もちょっと豪華になってます」と明かし、笑いを誘った。また、今作に主題歌も担当しているはなわが埼玉県の形を模したベースを持って登壇しているのを見ると、二階堂は「(主題歌)聞きたいですね……聞きたいですよね?」と無茶振り。はなわは「(ベースに)電池が入っていないんですよ……」と躱すも、アカペラで歌唱する流れになり、披露した。二階堂も「ありがとうございます! 生で聴けてうれしいです!」と笑顔を見せていた。
2023年11月14日GACKT&二階堂ふみがW主演を務める、映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』(11月23日公開)の特報映像が27日、公開された。同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)と、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)の活躍を描く。この度、正式タイトルが『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』、公開が11月23日に決定。hoChannelは壮大な航海シーンからスタートし、麗の口からは「今ここで戦わなければ日本全土が大阪になってしまう」「琵琶湖の水を止める」という発言が飛び出す。険しい旅路の中で不気味な景色が見え隠れし、しまいには、大量のたこ焼きを食べながら「なんでっしゃろ?」と流暢な関西弁を話す百美の姿も。西も東も入り混じり、埼玉のみならず日本中を巻き込んでいくことになる“天下分け目の東西対決”の兆しがうかがえる映像となっている。併せて解禁となったティザービジュアルでは、漫才師のような出で立ちの麗と百美が「関西の皆様 飛び火してすんまへん。」とおなじみの謝罪ポーズを関西弁とともに披露しているほか、「○さ」マークに加え「阪」の文字や、どこかで見たことのあるシルエットもちらつく隠しデザインがあしらわれている。○GACKT コメント『翔んで埼玉』なのになぜ関西に行くのか。そもそも関西に行くことがスケールアップなのか。よくここまでくだらなく突き詰めたなと思いながら撮影をしました。自由を手に入れたはずの埼玉解放戦線は、今度は何のために戦うのか。壮絶な東西対決の行方はみなさんの予想を裏切り、期待には大いに応えられる作品になっていると思います。前作からのスケールアップ、飛翔したストーリー、そして関西ならではの感情のキャッチボールをぜひお楽しみください。○二階堂ふみ コメント前作プロモーションの関西キャンペーンで、続編は「止めるで琵琶湖」なんて安易に言ってしまったことを後悔しています。まさか本当に関西で続編が作られるなんて。『翔んで埼玉』公開以降、埼玉県の方にすごく声をかけていただくようになり、勝手に埼玉県代表のような気持ちになっています。関西を巻き込んでいっても変わらず、“埼玉愛”、“郷土愛”そして“人とのつながり”をお届けいたします。新たな『翔んで埼玉』の一面も見せられたらなと思っておりますので、ぜひお楽しみに。○若松央樹プロデューサー コメント前作では、公開当日まで不安な日々を過ごしましたが、埼玉の皆様をはじめ関東そしてその他の地域の方々からも、公開後愛あるお言葉をいただき、本当に感謝しております。そしてこの度、さらに地域を拡大し、古くから言われております「東西対決」といったところに焦点をあてさせていただきました。関西の皆様には本当に飛び火してしまい、申し訳ありませんが、どうか寛大な心で見守っていたければ幸いです。また、埼玉の皆様におかれましても輪をかけて「相変わらず」でございますのでご容赦いただければと思っております。さらに今作では、地域の広がりだけでなく、登場人物の規模そしてキャラの濃さも、前作をはるかに超えるものとなっております。監督はじめ制作者一同愛を持って作ったこの茶番劇を再び楽しんでいただければと心より願っております。○武内英樹監督 コメントいよいよ皆様に『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』を発表する事ができます。続編は、関東はもちろんのこと関西を巻き込んだ東西ディスり対決!!まだまだ言えない情報も沢山ありますが、紛れもなく“愛をこめて”お届けいたします。画面の端々からスケールアップした“埼玉”の世界を感じ取って頂ければ嬉しいですし、ふたたび皆様にこの茶番劇を楽しんでいただき、愛される作品になればこの上ない喜びです。(C)2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会
2023年06月28日「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」の第8話が6月1日放送。みなみのことが好きだと自覚した二階堂だが、豪太のことを考え諦めムードで…そんな二階堂に視聴者から「頑張れ!!」「応援しています」などの声が続々と送られている。元体育教師という刑事とその妹の立会事務官を中心に、彼らを取り巻く刑事と検事、判事たちの姿をコミカル&ビターに描く本作。横浜の私立高校で体育教師をしていたが、生徒たちを悪の道に誘う悪人たちを根絶するため警察官となった仲井戸豪太を桐谷健太が演じる。また、豪太の妹で検事とともに事件を調べる立会事務官の仲井戸みなみに比嘉愛未。海外赴任したことで英語の発音がきれいになった目黒元気には磯村勇斗。枯れ専な刑事の原口奈々美に岡崎紗絵。刑事ドラマに憧れ自身も警察官になった岸本凛に長井短。東京地検特捜部に上がろうと躍起になっている矢部律子に中村アン。目黒が好意を抱く横浜地方裁判所みなと支部判事、諸星美沙子に吉瀬美智子。諸星の元カレだった判事の二階堂俊介に北村有起哉。みなとみらい署初代署長となった牛島正義に伊藤淳史といった顔ぶれも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。離婚調停中の1児の母・久保田涼子(橋本マナミ)が夫側の弁護士・五十嵐明(徳重聡)にグラスを投げつけ、顔に全治1カ月のケガを負わせる。ところが送検されても涼子は黙秘を貫く。担当検事の亀ヶ谷徹(西村元貴)は勾留延長を請求するが、なぜか涼子は美沙子には罪を素直に是認。証拠隠滅も逃走の恐れもないと判断した美沙子によって請求は却下され、涼子はいったん釈放される。ところが亀ヶ谷が在宅で取り調べを続行しようとしたところ、涼子と突然連絡が取れなくなってしまう。亀ヶ谷がみなみにも同行してもらい涼子の自宅を訪問すると、涼子は窓から逃げ出し、止めようとしたみなみを車に乗せたまま逃走する。みなみが拉致されたことを知った豪太は激しく狼狽するが、逃走中の車内で涼子と話したみなみは、涼子にも何か事情があるのでは?と考える…というのが今回のストーリー。事件が解決した後、二階堂はOKAZU-YAを訪れ、女将のかほり(奥貫薫)に「私は、仲井戸みなみさんに好意を持っている」と明かす。“自分のような中年男が好きになったところでどうにもならない、それにみなみの前には豪太が立ちはだかっている、どうにもならない”と諦めムードの二階堂にかほりは、「これは二階堂さんとみなみちゃんの問題です」と話し「何もしないで諦めちゃだめ」と励ます…。そんな二階堂に視聴者からも「兄めちゃくちゃ手強いけど二階堂検事頑張れ!!」「二階堂検事の恋を応援しています」「もうこのドラマ、二階堂検事が主人公だよな(笑)」など声援のメッセージが送られている。【最終回あらすじ】一軒家に押し入って老夫婦を拘束し、金庫から500万円を奪う強盗事件が発生する。豪太らは犯行に及んだ3人組の男をスピード逮捕するが、3人は闇バイトの募集サイトで集められた、互いに面識のないメンバーだった。その指示役はこの1年の間に少なくとも15件の強盗事件に関わり、警察がマークし続けるも未だ正体不明の凶悪犯「キング」だった…。「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2023年06月02日女優の二階堂ふみが1日、都内で行われたシャネルのファッションショー「2022/23年メティエダール コレクション CHANEL-DAKAR」に来場した。二階堂は、ブラック、パープル、バーガンディのカラーのニットにミニ丈のボトムスをあわせたコーディネートで美脚を披露し、ウエストもチラリ。三つ編みヘアでかわいさをプラスしていた。メティエダール コレクションは、CHANELの無限のクリエイティビティを現実のものにする職人たちへオマージュを捧げるもの。今回のコレクションでは、躍動感溢れる色彩にビーズやスパンコールの華やかな刺繍、ツイードの風合いを活かしたフレアパンツのセットアップ、花々を描いた軽やかなドレスといった1970年代のスピリットを讃えている。
2023年06月01日現在公開中の実写映画『おとななじみ』に、主題歌「Sweet Melody」を担当している「Kis-My-Ft2」の二階堂高嗣が出演している。本作は、幼なじみのまま大人になった超残念男子・ハル(井上瑞稀)と、彼に想いを寄せるオカン系女子・楓(久間田琳加)のムズキュンラブコメディ。二階堂さんが演じるのは、ハルと楓の同じアパートに住む隣人。公開された場面写真は、ランニングに出かけようとアパートの部屋を出るところで、ハルと会話を交わすシーンだ。出演が発表されたインスタライブでは、「脚本を読んで物凄くキュンキュンしたので、撮影前日、明日ハルに会えるんだと思ってすごく緊張していました」と撮影時の心境を明かし、井上さんも「僕も前日から緊張していました。真っ直ぐな二階堂さんの姿が観られると思います」とコメントした。主題歌「Sweet Melody」のMVには、井上さんも出演しているが、MVでの共演について井上さんは「本当に楽しい撮影だったのですが、みなさん撮影中にも話しかけてくださるので、びっくりしました」とふり返る。二階堂さんは「あの撮影はアドリブが多かったからね」と話し、楽曲について「曲について、Kis-My-Ft2の7人、スタッフさんと話し合って決めたんですが、最後は、映画の世界観やストーリーに合ったものをと思って、瑞稀にも意見をもらいました。だからあの曲はHiHi Jetsと作った曲だと思います」と裏話を披露するなど、主題歌の話で盛り上がった。最後に二階堂さんは「ムズムズする気持ちにもなる作品ですが、すごくホットで温かい気持ちにもなります。ぜひ劇場でご覧ください!」とアピール。さらに「ムズキュンもありつつ、おさななじみ4人の大人の成長物語でもあるので、仕事を頑張っている方にも観てもらいたいです」(久間田さん)、「今頑張っている人の背中を押してくれるような明るい作品になってます。おさななじみのテンポ感であったり、三角関係も楽しめる作品となってますので、ぜひ劇場でご覧ください!」(井上さん)と作品を熱く語り、締めくくられた。『おとななじみ』は公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:おとななじみ 2023年5月12日より全国にて公開©中原アヤ/集英社©2023「おとななじみ」製作委員会
2023年05月12日桐谷健太主演「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」が4月13日放送開始。みなみに一目惚れした二階堂判事に「キャラが面白い」「二階堂さんと諸星さんは元夫婦かな」など様々な反応が上がるとともに、ゲスト出演した大橋和也の演技力を讃える声も送られている。本作は桐谷さんが出演、福田靖が脚本を手がけ2020年に放送された「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」の続編となり、桐谷さん演じる走り出したら止まらない元体育教師の異色刑事、仲井戸豪太がさらにパワーアップ。再び港町・ヨコハマを舞台に疾走する物語となる。己の足と刑事の勘、元教師の情熱を生かした捜査を展開していく仲井戸豪太役で桐谷さんが主演。情熱刑事・豪太に対し、バイアスのない視点で人や物事を見る柔軟性も併せ持つ立会事務官の仲井戸みなみに比嘉愛未。前作で豪太とバディを組んでいたがアメリカに2年間赴任し帰国した目黒元気には磯村勇斗。神奈川県警横浜みなとみらい署強行犯係の刑事・原口奈々美に岡崎紗絵。原口と同じくみなとみらい署強行犯係の岸本凛に長井短。大きな事件を担当して功績を上げようと躍起になっている矢部律子に中村アン。みなみに好意を抱く判事の二階堂俊介に北村有起哉。横浜地方裁判所みなと支部判事・諸星美沙子に吉瀬美智子。みなとみらい署署長の牛島正義に伊藤淳史。徹底した現場主義の江戸一に古田新太といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ある日、夜間パトロール中の交番巡査が、若い男がタクシーと接触しそうになりながら逃げ去った場所で、別の男が後頭部から血を流し、意識不明状態で倒れているのを発見する。倒れていた男は勝山康平(川島潤哉)と判明。勝山の財布には10万円近くの現金が残されており強盗目的ではなさそうだった。そんななか現場から逃走した専門学校生・林田裕紀(大橋さん)が見つかり、豪太と目黒が事情聴取をすると、林田は勝山の写真を見て明らかに動揺しつつも、事件への関与について完全否定する…というのが今回のストーリー。みなと支部に赴任、出会ったみなみに一目惚れ。兄とは知らずに豪太に強い口調で接するも、その後豪太とみなみが兄妹だと知ると「大変失礼しました。お兄さんとは露知らず…」と頭を下げ、みなみを好きなことを豪太に見抜かれる一方で、林田の事件の真相にいち早く気づく…そんな二階堂に「二階堂検事のキャラが面白い」「いいなあ。理詰めな割にフランクな感じ」などといった声が。また「二階堂さんと諸星さんは元夫婦かなぁ~」「諸星判事は二階堂検事の元奥さんとか?」など、諸星との関係性について触れたコメントも。ゲスト出演した大橋さんには「大橋くん演技上手くなってる!」「こんな奥が深い演技できるなんて」など、俳優としての成長に注目した感想が送られている。【第2話あらすじ】人気俳優の葛城悠真(山下航平)が何者かにスパナで殴られ、顔を蹴りつけられる。入院中の葛城に事件当時の話を聞くと、葛城自身も犯人の顔は見ていないという。ところが捜査は急展開、犯人と同じ柄のパーカーを着た人物が見つかる。その人物は超人気俳優・屋敷マモル(楽駆)と同じ事務所に所属する落ち目の俳優・田中克也(橋本淳)だった…。「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2023年04月14日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する今日の夕食にオススメの献立は、 「簡単おいしい!基本の炊き込みご飯 by 山下 和美さん」 「巾着卵」 「大根の合わせみそ汁」 の全3品。 具だくさんの炊き込みご飯に、食べ応えのある煮物と赤だしを合わせました。 【主食】簡単おいしい!基本の炊き込みご飯 by 山下 和美さん 鶏肉とゴボウの入った簡単炊き込みご飯です。冷めてもおいしいので、おにぎりもおすすめです。 調理時間:1時間10分 カロリー:349Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 山下 和美 材料(2人分) <具> 鶏もも肉 75g ゴボウ 1/4本 ニンジン 1/8本 シメジ 1/4パック お米 1合 <調味料> 酒 大さじ1 みりん 大さじ1 薄口しょうゆ 小さじ2 だし汁 150~170ml 貝われ菜 適量 【下準備】 お米は炊く30分以上前に水洗いし、ザルに上げておく。鶏もも肉は細かく刻む。 ゴボウはタワシでこすりながら水洗いし、ささがきにして水に放ち、水気をきる。ニンジンは皮をむき、細切りにする。シメジは石づきを切り落とし、小房に分ける。 【作り方】 1. 炊飯器に洗い米を入れ、<調味料>の材料を加え、お米1合分の目盛りまでだし汁を足す。<具>の材料をのせてスイッチを入れる。 2. 炊き上がったら、器によそって貝われ菜をのせる。 【副菜】巾着卵 半熟の黄身があふれ、油揚げからはジュワッとお出汁が染み出ます。 調理時間:15分 カロリー:324Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 山下 和美 材料(2人分) 油揚げ (いなり用)4枚 卵 4個 小松菜 1/2束 <合わせだし> だし汁 300ml 酒 大さじ2 みりん 大さじ2 砂糖 大さじ1 薄口しょうゆ 大さじ2 【下準備】 油揚げはめん棒で軽く押さえ、1辺を切り落として袋状に開く。小松菜は根元を切り落とし、長さ4cmに切る。 【作り方】 1. 油揚げに卵を入れ、つま楊枝で留める(4個作る)。小鍋に<合わせだし>の材料を入れて中火にかける。 2. 煮たったらそっと油揚げを入れ3分程煮る。裏返してさらに5分程煮る。残った煮汁で小松菜にサッと火を通し、器に盛り合わせる。 【副菜】大根の合わせみそ汁 いつものみそ汁に赤みそをプラス。コクが出ます。 調理時間:10分 カロリー:48Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 山下 和美 材料(2人分) 大根 2cm 白ネギ 1/4本 だし汁 400ml みそ 大さじ1 赤みそ 大さじ1 七味唐辛子 適量 【下準備】 大根は皮をむき、棒状に切る。白ネギは斜めに切る。 【作り方】 1. 鍋にだし汁と大根を入れて中火にかけ、大根が透明になったら、白ネギを加える。 2. 煮たったら弱火にしてみそと赤みそを溶き入れ、器に注ぎ、七味唐辛子を振る。
2023年02月27日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する今日の夕食にオススメの献立は、 「ピリ辛タレでお箸が止まらない!鶏もも肉のネギまみれ by 山下 和美さん」 「ゴマ油香る!カニカマの中華風卵焼き by 山下 和美さん」 「セロリの漬物」 の全3品。 ゴマ油のきいた中華の献立。ビールが飲みたくなりそうです。 【主食】ピリ辛タレでお箸が止まらない!鶏もも肉のネギまみれ by 山下 和美さん ジューシーな鶏もも肉をフライパンで焼いて薬味のきいたたっぷりのネギでいただきます。ピリ辛のタレが食欲をそそります! 調理時間:15分 カロリー:698Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 山下 和美 材料(2人分) 鶏もも肉 2枚 塩コショウ 少々 片栗粉 適量 青ネギ 1束 塩 少々 <タレ> 砂糖 小さじ2 しょうゆ 大さじ1.5 酢 大さじ1.5 ゴマ油 大さじ1.5 ラー油 少々 ショウガ (すりおろし)1片分 サラダ油 適量 糸唐辛子 適量 【下準備】 鶏もも肉は余分な脂を取り除き、食べやすい大きさに切って塩コショウし、全体に片栗粉をまぶす。青ネギは小口切りにする。 【作り方】 1. 抗菌袋に青ネギと塩を入れ、袋の上から軽くもんでしんなりさせる。<タレ>の材料を加えて混ぜ合わせる。 2. フライパンにサラダ油を中火で熱し、皮を下にして鶏もも肉を並べ入れ、両面をこんがりと焼く。器に盛って(1)をかけ、糸唐辛子をのせる。 【副菜】ゴマ油香る!カニカマの中華風卵焼き by 山下 和美さん カニ風味かまぼこが入った卵焼きの中華風アレンジ。ゴマ油で焼くと風味もアップ!お弁当にもぴったりです。 調理時間:10分 カロリー:145Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 山下 和美 材料(2人分) 溶き卵 3個分 カニ風味カマボコ 2本 ネギ (刻み)大さじ1 <調味料> だし汁 大さじ2 砂糖 小さじ1/2 塩 少々 ゴマ油 適量 【下準備】 カニ風味カマボコはほぐす。ボウルにゴマ油以外の材料を全て入れて混ぜ合わせる。 【作り方】 1. 卵焼き器を中火で熱し、ゴマ油を薄くひき、卵液の1/3量を流し入れて全体に広げる。周りがかたまってきたら奥側から手前に巻き、巻き終わったら奥側へ寄せる。 2. 再びゴマ油をひき、同量の卵液を流し入れ、同様に焼く。残りの卵液も同様に焼く。巻きすで形を整え、食べやすい大きさに切って器に盛る。 【副菜】セロリの漬物 急いでいる時は、セロリを薄く切れば味がしみやすくなります。 調理時間:5分+冷やす時間 カロリー:65Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 山下 和美 材料(2人分) セロリ 1本 塩 少々 ゴマ油 大さじ1 ニンニク (すりおろし)1/4片分 赤唐辛子 (刻み)1本分 【下準備】 セロリは筋を引き、幅1cmの斜め薄切りにする。 【作り方】 1. 抗菌袋に<調味料>の材料とセロリを混ぜ合わせて袋の外からもみ、しんなりするまで冷蔵庫で冷やし、器に盛る。
2023年02月26日2月に長野・まつもと市民芸術館小ホールと東京・東京芸術劇場シアターウエストで上演される舞台『博士の愛した数式』より、脚本・演出の加藤拓也と「博士」役・串田和美のオフィシャルインタビューが到着した。湖に手を入れたら毒がついていた。そんな美しさがある舞台『博士の愛した数式』が上演される。原作は、第1回本屋大賞を受賞した小川洋子のミリオンセラー小説。脚本・演出は、気鋭の演出家として高い評価を受ける劇団た組の加藤拓也が務め、事故によって80分しか記憶が持続しない「博士」を串田和美が演じる。51歳差の2人の演劇人が名作にどう挑むのか。稽古に入る前の胸の内を語ってもらった。――加藤さんと串田さんは劇団た組の『今日もわからないうちに』(2019年)で初めてご一緒されました。そのときに印象的だったことはなんですか。串田僕にはないものをいっぱい持っていて、それが興味深く感じられましたね。たとえば、加藤くんの作品は、ごく普通に日常にあるものを淡々と描いているようで、そこからだんだんありえない世界が生まれてくる。僕はどちらかと言うと、途方のないものを描いているようで、よく見たらこれって誰もが知っているものだったというタイプなので。自分とまったく違うところがとても面白かったです。加藤串田さんが自分の台詞を全部書かれていて。そうやって覚えるんだっていうのが印象的でした。串田それは作家の書いた言葉を自分のものにしたいからなんですね。自分で書いた台詞は、自分の思考を通って出てきたものだからすっと出てくるんですよ。でも他人が書いた言葉はそうじゃない。自分ではこう言わないというような台詞がたくさんあるわけ。そういうものを、さも自分が思いついた言葉のように思い込もうとするために書くんです。――それで言うと、加藤拓也という作家の言葉はいかがでしたか。串田自分からは距離のあるものでした。でもそれが面白いんですよね。自分から遠い言葉がすっと出る人になろうとする努力が役者の楽しみだから。そういう意味でもとても楽しい公演でした。――そんな加藤さんにとって、小川洋子さんという作家の文体や言葉はどう映りましたか。加藤惚れ惚れしますよね。文章のリズムとか、言葉のチョイスとか、僕にはないものがたくさんあって、そこに非常に魅力を感じながら上演台本にさせていただきました。まるで湖の中にそっと手を入れてみて、水面が揺れないようにゆっくりと手を抜くと、手のあたりに毒がついちゃっていたような、そういう美しさを小川洋子さんの文章には感じます。――湖、というのは今回の演出を語る上でキーになるフレーズでしょうか。加藤なるかもしれないですね。僕は小川洋子さんの小説の美しさを人に説明するとき、常に湖と毒というワードを使っています。そういうイメージが僕の中にはありますね。――では、上演台本にするにあたって、そこに自分のカラーを注入したいという気持ちは。加藤まったくなかったです。結局演劇として構成していくときに、僕が演出をするので僕の主観が入るし、俳優の主観、美術や音響、照明みんなの主観が入ってくるから、やっぱり別の形になるんですね。だから、無理に自分の色を出そうとか、そういうことは一切考えていないです。いかに庭の石のようにそこにいられるか――音楽は、これまで加藤さんが何度も組んできた谷川正憲さんが務めます。谷川さんのギターの生演奏は、加藤さんの演出の特徴の一つです。加藤谷川さんは空気に敏感な人です。今まではずっと俳優から受け取ったものを谷川さんが音にして出すというつくり方をしてきました。でも今回はその逆をやろうと。お芝居をつくる段階から谷川さんに入ってもらって。たとえば、読み合わせからちょっと音を鳴らしてもらったり。そういう遊びを交えてつくりたいなと考えています。――それはなぜそうしたいと思ったんですか。加藤どうなるかわからないからです。俳優の感情がまだ何もできてないときに音が入ると、それに引っ張られることもあると思うんですけど、それが全部ダメなわけではないかなと。今回はもっと自由にアクティングを立ち上げたいなという気持ちがありますね。串田じゃあ稽古だから流す音楽もあるということ?加藤そうですね。本番は流さないということもあります。もちろんぐちゃぐちゃになるかもしれない。でも、俳優だけではなく、みんながこの原作に持っているイメージを1回見てみたいんですよね。『博士の愛した数式』ビジュアル――最後に、お2人はこの作品の中で描かれる「博士」と「私」と「ルート」の関係性についてどんなことをお感じになりますか。加藤すごく不思議な関係ですよね。家族という関係でもなければ、職業的な関係でもないし、非常に美しい関係だなと思います。野生の動物だと、子どもを自立するまで育てる動物もいれば、産んだらぽいってしちゃう動物もいるじゃないですか。じゃあ、どこからが家族なんだろうと考えると、結構不思議で曖昧です。人間のルールだなっていう感じがしますね、家族って。3人は、そこにとらわれてないところが美しいなと思います。串田このお話は、「私」が感じ取らなければ何も起こらなかった。彼女の感性がとても素晴らしいんですよね。特別な人でもなんでもない彼女が、「博士」という人を受け止めたから関係が動いていく。そして、「ルート」はそんな彼女を母親に持ったからこういう子どもになったんだなと頷ける瑞々しい感性の持ち主。逆に言うと、「博士」は何も動かないんです。ただ庭の石のようにじっとしているだけ。そんな「博士」を見て「私」が動くお話です。だから、僕としてはいかに庭の石のようにそこにいられるかが今回のテーマですね。文=横川良明<公演情報>『博士の愛した数式』原作:小川洋子『博士の愛した数式』(新潮文庫刊)脚本・演出:加藤拓也音楽・演奏:谷川正憲(UNCHAIN)出演:串田和美/安藤聖/井上小百合/近藤隼/草光純太/増子倭文江 【松本】日程:2023年2月11日(土)~16日(木)場所:まつもと市民芸術館小ホール【東京】日程:2023年2月19日(日)~26日(日)場所:東京芸術劇場シアターウエスト問合せ:まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00)TEL 0263-33-2200FAX 0263-33-3830公式サイト:
2023年01月28日9月30日(金) より開幕する舞台『スカパン』演出・主演の串田和美と、元オンシアター自由劇場のメンバーでもある小日向文世の対談動画が公式ホームページにて公開された。動画には、和やかな雰囲気のなか二人がリラックスした表情で熱く語る演劇論、そして自由劇場時代の話などを収録。また、串田和美のライフワークとも言える本作についての串田のロングインタビューも到着した。松本を皮切りに水戸、北九州、横浜で上演される舞台『スカパン』。松本城大手門枡形跡広場での野外公演(10月6日〜10日)では、東欧の民族音楽に室内楽の視点を取り入れた全く新しいアンサンブル「ISOLATION ORCHESTRA」の出演が決定。ギデオン・ジュークス(Tuba)、竹内理恵(Sax&Cl)、松本みさこ(Acc)、ふーちん(Per)4人が、開演前と舞台の終盤で生演奏。繊細さと野生味を合わせ持った音楽で舞台を盛り上げる。なお、この特別演出は、野外公演のみのとなっている。『スカパン』串田×小日向インタビュー<串田和美ロングインタビュー>ライフワークに再び挑戦。二世代が揃うユニークな座組み――『スカパン』の原作である、モリエール『スカパンの悪だくみ』の舞台は港町ナポリ。若者たちの恋の手助けをするため、頭の回転が早い召使いスカパンがひと肌脱ぎ、金持ちを手玉に取ったり、威張った主人をとっちめたり……という喜劇です。まずはこの戯曲と串田さんの出会いから伺えますか。串田僕がまだ俳優座の養成所にいた19歳か20歳の頃、戦後初となるコメディ・フランセーズの来日公演(1962年)で観たのが最初です。スカパンを演じたロベール・ウィルシュという俳優が、確か足元はスニーカーで、ぴょんぴょんとはね回りながら曲芸のように芝居をやっていて、とても新鮮だったんですね。その当時モリエールやシェイクスピアといった古典は、言葉を重視した、台詞の言い回しによって客席から拍手が起こるような演技が主流で、この身体的なスカパンは衝撃的でした。余談ですが、養成所の同期、(その後一緒にオンシアター自由劇場を結成する)佐藤信も同じ公演を観ているんです。彼も感動して、終演後に「誰かと話したい」という思いにかられたのに、友達みんながスッと帰っちゃったらしい。がっかりしながらふと横を見たら同じように「誰かと話したい、この気分」という顔をした僕がいて(笑)、夜通し喋った……なんて懐かしい思い出もあります。――串田さんがタイトルロールを演じる『スカパン』の初演は、1994 年シアターコクーンでした。串田もとは喜劇だけど、スカパンという一人の人間が“生きのびる知恵”として口八丁、手八丁で喋りながら動いているというか、人物の根っこや息遣いがうまく出せないかなと考えたのが初演。古い翻訳調の言葉ではなく、内藤俊人さんという大森博史さんの知り合いに新しく訳してもらって、そのテキストをもとに半分オリジナルの脚本を作りました。再演以降は僕が演出してますが、初演は(オンシアター自由劇場のメンバーだった)真名古敬二さんに演出してもらって、劇団みんなで試行錯誤しながらつくったんです。――以前お話を伺った時も「親知らずが奥でうずいているみたいな戯曲」と表現していましたが、串田さんの『スカパン』は、ただ底抜けに楽しい喜劇ではありません。いたずらしたり大騒ぎしたり、スカパンは人々と一緒にいる時は明るく振る舞っていますが、家に戻って一人で食事をする場面などに彼の孤独が垣間見えたり……原作にはない、底辺で暮らす男の「生活感」を感じさせる場面が印象的に挿入されます。串田僕にとってこの作品は、喜劇でなきゃいられないというか、必死で喜劇であろうとする感じがあるというか、奇妙な憂鬱感が感じられる戯曲なんです。スカパンの源流はおそらく、イタリアで16世紀ごろに生まれた喜劇「コメディア・デラルテ」の召使いで、道化役のザンニ、アルレッキーノですよね。ザンニの黒いお面は炭鉱の町出身であることを表していると本で読んだこともありますし、労働者でベルガモ訛りの田舎っぺ……こういったキャラクター造形にはどこか差別的なニュアンスも感じ取れます。そんなことも考えながら、こき使われながらも、たくましく生き抜く術を身につけたスカパンの背景を想像していきました。――原作ではハッピーエンドですが、串田版の終盤でスカパンは、騙されていたことを知った父親二人に雇われた男に襲われてケガを負います。串田原作ではスカパンは死にそうな「フリ」をして主人に赦しを乞いますが、僕の『スカパン』は裏切った仲間に殴られて、最後は孤独の中に死んでいきます。これは『シラノ・ド・ベルジュラック』(エドモン・ロスタン作)の幕切れの場面をイメージしているんです。――そうなんですね!串田瀕死の重傷を負っていることを(長年恋心を抱いていた)ロクサーヌに隠しながら、落ち葉が散る中で死んでいくシラノ……あれも痛切な最期ですよね。『シラノ・ド・ベルジュラック』の台詞に、モリエールの名前が出てくるじゃないですか。――上演ではカットされることも多いですが、確かに戯曲には「モリエールがシラノの作品をパクってる」(※)と茶化したようなユーモラスな会話があります。なるほど串田版『スカパン』のラストシーンには、作家であるモリエールに関連する趣向が引用されているのですね。串田さんはこの作品を何度も上演していますが、繰り返しやりたいと感じる魅力を教えてください。※17世紀に実在したシラノ・ド・ベルジュラックとモリエールは同時代の文化人。『スカパンの悪だくみ』に、シラノが書いた戯曲『愚弄された衒学者』から拝借した台詞があることは広く知られている串田スカパンという人物像、生き方、性分が好きなんでしょうね。いつも一生懸命で、人を面白がらせたり、困った若い人がいると「しょうがないな」と助けてあげる。しかも正義感からではなく、そうせざるを得ない性格というか。ずっと動き回る役なので、僕もいつまで演じられるかわからないけど(笑)、スカパンがすごく年をとったバージョンもありえるかな?なんて考えてみたり。ライフワークと言える作品です。――今回は、元オンシアター自由劇場のメンバーである、大森博史さん(アルガント役)と小日向文世さん(ジェロント役)が参加します。息子たちに翻弄される父親たちですね。また串田さんのご子息・串田十二夜さんがジェロントの息子レアンドル役、小日向文世さんのご長男の小日向星一さんがアルガントの息子オクターヴ役として出演。なんと今作では、2組の親子共演が実現します。串田なんだか歌舞伎みたいになってきちゃいました(笑)。大森さん、小日向さんとは、お互い「演劇勘、鈍ってないだろうな?」とピリッとした緊張感もあるでしょうし、同時になんとも言葉に言い表せない、どこかが通じているような感覚もある。稽古が楽しみです。子どもたちの世代もいつの間にか知り合いになっていて、知らない間に一緒に芝居をしていたり、僕のワークショップに参加したり。不思議ですよね。FESTA 松本 2022での『スカパン』上演――これまでの『スカパン』についても振り返ります。初演の翌年、1995年にシアターコクーンで再演し、同年フランス・アヴィニョンでも上演。2015年にルーマニア・シビウ国際演劇祭にも招待され、ブカレストでも上演と海外でも上演されています。串田アヴィニョンでは、古い教会に自分たちで座席を組んで上演しました。初日の公演が終わって楽屋に戻ったら、客席の方からガタガタっと崩れるような音がしたんです。「客席が壊れた、どうしよう!」と思って舞台に戻ったら、観客が立ち上がって足踏みをしていたという(笑)。あちらの観客は、感動を足踏みで表現するなんて知らなかったので驚きました。ルーマニアでは、近年日本でも演出を手掛ける演出家のシルヴィウ・プルカレーテが「これがスカパンだ!」なんて言ってくれました。国が変わっても通じることがあるんだと、嬉しい思い出も詰まった作品です。――2004年「まつもと市民芸術館」のこけら落とし公演、2013年には芸術館10周年記念の1本にも選ばれ、串田さんの演劇人生と並走する作品に成長しました。2015年、シビウ国際演劇祭の凱旋公演では、信濃毎日新聞社の松本新本社ビル建設予定の更地で“Flying Theatre 空中劇場”と称した仮設舞台、ピカデリーホール(現上土劇場)、松本市美術館の芝生の中庭の3カ所で上演。野外公演はまた格別な楽しさ、生活に身近な感覚があります。今年の松本公演も、まつもと市民芸術館(小ホール)に加え、松本城大手門枡形跡広場で上演されます。串田僕は、「触っちゃいけません」と言わんばかりの近寄り難い作品をつくるのではなく、常に演劇で「事件」を起こしたいと考えているんです。と言っても殺人事件とか物騒なものではなく(笑)、何年か経った後に観客の中で「あの時観た、あの感じ」を思い出してもらえるという意味での事件。「野外公演は、観客側も参加しているみたいな感覚が味わえる」と言ってくださる方もいますし、上演する場所にはこだわりたいですね。もちろん劇場でも事件は起こせますが、道端で投げ銭でやるような芝居にだって事件が起こせると思っています。そうそう、松本に来る直前の2003年の1月から2月にかけて水戸芸術館で毎週末『スカパン』を上演したこともあります。その時は水戸の役者にも参加してもらいました。今年また水戸で出来るのも、なんだか不思議な縁を感じます。――以前『スカパン』の取材で串田さんと、フランスの演出家アリアーヌ・ムヌーシュキン(太陽劇団)が監督した映画『モリエール』のお話をしたことがありますが、あの映画でも、モリエールが野外でお芝居を上演する場面が出てきますね。串田そうそう、野外劇の舞台が風に飛ばされていったりね(笑)。あの時代、モリエールが旅をしながら芝居をしていると、物見遊山の人たちが集まってきたり、訳もわからず眺めている人がいたり。野外はそういった雑多な感じがいいんですよね。1966年に東京・西麻布の硝子店の地下に劇場をつくって僕の演劇人生がスタートしたわけですが、シアターコクーンでやるようになっても「自由劇場のあの感じ」を700人の客席でどう表現できるか、そのことはいつも頭にありました。近頃は、演劇が商品のように扱われている演劇が増えている気がして、それを全否定はしないけれど、「僕が長い人生をかけてやってきたことは、そうじゃないんだよなぁ」とは感じます。こうしたことは、松本で芝居づくりを始めてからより深く考えるようになりました。――今回の『スカパン』は、串田さんが総合ディレクターを務める《FESTA 松本 2022》での上演になります。同フェスは昨年コロナ禍の中でスタートしました。串田《FESTA 松本 2021》を体験してくれた木工家の三谷龍二さんが文章に「共に生きる演劇という印象を持った」と書いてくださったんですが、「フェスタ=お祭り」がなぜ生まれたかを歴史に照らし合わせて考えてみると、災害が起きた時に天に祈ったり、困難な状況の中にあっても未来のことを考えて、元気を出すためですよね。昨年コロナ禍の大変な中で動き出した時も、豪華でなくていいから、とにかくみんなが楽しめるようなものを……との思いでスタートしました。必ずしも演劇に特化せず、道端で絵を描いている人がいてもいいし、路上とか、広場とか、今年もできるだけお金がかからない方法で、市民のみんなが参加してくれる形を見つけたいと思います。――先ほど話題にも出た「商品化された演劇」ではないですけど、観客数や話題性、数字だけを求めた“経済化”ではなく、偶然、その日、その時を一緒に過ごした人たちが熱をもらえるような演劇。串田熱量は数字で測れないからどうしようもないけど(笑)、僕はそういうものが演劇だと思っています。ノーベル賞の授賞式を欠席したボブ・ディランが、「私はパフォーマーとして5万人の前でも、50人の前でも演奏したことがありますが、50人の前で演奏することの方が難しい。5万人の人格はひとつともいえるけど、50人はそうはいきません」と言っていて、なるほどボブ・ディランはいいこと言うな(笑)、と思いました。数字にできないことってね、あるんですよ。文=川添史子<公演情報>『スカパン』『スカパン』メインビジュアル【スタッフ】原作:モリエール『スカパンの悪巧み』訳:内藤俊人潤色・美術・演出:串田和美【出演】串田和美 / 大森博史 / 武居卓 / 小日向星一 / 串田十二夜 / 皆本麻帆 / 湯川ひな / 細川貴司 / 下地尚子 / 小日向文世【松本公演】■まつもと市民芸術館 小ホール9月30日(金) 19:00 ※プレビュー公演10月1日(土) 15:0010月2日(日) 13:00■松本城大手門枡形跡広場(屋外公演)10月6日(木)・8日(土)・9日(日)・10日(月・祝) 全日16:30問い合わせ:まつもと市民芸術館チケットセンター 0263-33-2200(10:00~18:00)【水戸公演】2022年10月15日(土)~16日(日)会場:水戸芸術館ACM劇場問い合わせ:水戸芸術館 ACM 劇場 029-227-8123(10:00~18:00 月曜休館)【北九州公演】2022年10月23日(日)会場:北九州芸術劇場 中劇場問い合わせ:北九州芸術劇場(093-562-2655(10:00~18:00))【神奈川公演】2022年10月26日(水)~30日(日)会場:KAAT 神奈川芸術劇場<大スタジオ>問い合わせ:チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)
2022年09月26日串田和美が主宰する劇団「オンシアター自由劇場」で1994年に初演され、その後、串田のライフワークとして上演を重ねている『スカパン』。串田の80歳の節目に上演される今回、自由劇場時代からの盟友である小日向文世の出演が決定した。さらに共演者には、同じく盟友の大森博史や、ふたりの息子・串田十二夜と小日向星一といった顔ぶれも。そこで串田と小日向に、昔話にも花を咲かせつつ、今回の上演に寄せる想いを語り合ってもらった。自分じゃないなにかに、催促されるような感覚――上演回数も多い串田さんの代表作『スカパン』ですが、このタイミングでの上演を決めた理由は?串田まつもと市民芸術館の杮落とし公演や10周年記念プログラムなど、これまで節目、節目で上演してきました。そういう意味では今年度末にまつもとの総監督を退任することがひとつと、あとは80歳になったことがひとつ。そこに初演時に一緒やった、コヒ(=小日向)と大森(博史)とも久しぶりに出来たらいいな、というアイデアがフッと浮かんだんです。――串田さんの中で、『スカパン』の再演を重ねる理由はどんなところにあるのでしょうか?串田若いころは次々と新しいもの、今までにやったことのないものを探すのが楽しかったんです。でもだんだんとやり残したことが体の中に溜まっていって、自分じゃないなにかに、「あれもう一回やってよ」と催促されるような感覚が出てきて。ほら、舞台って生き物だから、いつも同じようには出来ないですよね。この時代、この肉体、外側の条件も内側の条件も折り合いをつけながらやっていくもの。でもだからこそ面白い現象が起きるんじゃないかと思います。――小日向さんにとっては約30年ぶりの『スカパン』になりますが、当時特に印象に残っていることは?小日向まだ少年だった中村七之助(当時11歳)くんが出ていたんですが、彼いつも平気な顔で、本番前も全然緊張していなかったんですね。でもある日突然ビクビクしているから、「どうしたの?」と聞いたら、「今日お父さん(=故中村勘三郎)が観に来る」って(笑)。串田(笑)。小日向七之助くんにとっては客前に立つより、お父さんのほうがよっぽど怖いんだなと。それが一番印象に残っている出来事ですね。――いかに勘三郎さんが厳しい父親だったかがわかるエピソードですね。串田うちは全然怖がられていないと思いますけど(笑)、そちらはどうですか?小日向うちもどうかな~(笑)。演出も美術も出来る串田の一番は、実は役者――今回はそれぞれのご子息、串田十二夜さんと小日向星一さんが出演されることも大きな話題です。小日向星一も結構舞台のお話をいただいているようですが、串田さんの作品に参加するのは初めて。彼にとっては今までにない稽古になるでしょうから、きっといろいろ戸惑うと思うんです。でも本当にいい機会だと思いますし、絶対に経験しておくべきことだと思います。『スカパン』出演者:上段左から)串田和美、大森博史、小日向文世中段左から)小日向星一、串田十二夜、皆本麻帆、湯川ひな下段左から)武居卓、細川貴司、下地尚子串田十二夜は初舞台からまだ1年経っていないですからね。ただ這っているころからずっとお芝居を見て育ってきたわけで(笑)、これは役者としてなかなか面白いパターンではないかなと思います。小日向十二夜くんの芝居を観るの、すごく楽しみです!――串田さんは80歳にしてタイトルロールのスカパンを演じられるわけですが、小日向さんから見た役者・串田和美の魅力とは?小日向串田さんは演出も美術も全部自分で出来る人ですが、一番は実は役者だと思うんです。いつも嬉々としてやっていますし、コロナになった時もひとり公園で芝居(※2020年6月、長野県内にある公園の四阿で串田が上演したひとり芝居『月夜のファウスト』)をやり始めたでしょ?やっぱりこれだよなと。僕にそんな勇気はないですけど、串田さんはいつでもどこでもやっちゃう。串田バカだね~(笑)。小日向いやいや。本当にすごい人だと思いますよ。――そんな串田さんにとって、改めてスカパンという役を演じる面白さとは?串田毎回新しい発見があるんですよね。再演って面白いもので、役や脚本が自分よりも成長しているのか、それとも自分が成長出来ているのか、その競争みたいなところがあって。だから自分の成長がそのお芝居に見合っているのか、ちょっとドキドキする。それはコヒに関しても同じで、嬉しい、懐かしいって気持ちと共に、ちょっと緊張する感覚もあるんです。小日向僕もそうですよ。串田さんには絶対に“冴えてない”と思われたくないですし、やっぱり串田さんを喜ばせたいなと思います。役と共に年を重ね、目指すは90歳のスカパン!?――小日向さんとは劇団(※オンシアター自由劇場)時代から長いおつき合いになりますが、役者としての魅力とは?串田コヒは面白いですよ。最近昔の動画を見るようになったのですが、コヒが出て来ると面白くなる。大森も面白いし、もちろん笹やん(=笹野高史)も面白い。これに僕と吉田日出子さんも入れた5人がいれば、十分だなって思いますね。小日向当時よく言いましたよ!研究生はもう入れなくてもいいんじゃないですか?って。でも新しい人を入れないと淀むからダメだって。串田えっ、そうだった?(笑)――そういう意味で今回は、串田さん、小日向さん、大森さんと精鋭がそろいますね。小日向いや、みんな年取ったからわかんないですよ(笑)。串田でも自分が年を取るのと同じように、スカパンはちゃんと役も年を取ってくれるからいいなと思うんですよね。小日向僕は今回ジェロントを演じますが、自由劇場に在籍していた時のような、面白い人物像を作っていきたいです。面白いっていうのは愛すべきとか、興味深い人物という意味で。あとは若い人を羨ましがらせたいですね。あれがあるから早く自分も年を取りたい、そんなふうに思わせるなにかを見つけられたらいいなと。70近い俳優がやる素敵さを見せたいですね。串田そうだよ。クリント・イーストウッドなんて90越えてあのカッコ良さだよ。小日向だよね!串田さん、まだ10年あるじゃない(笑)。串田90歳とかで、杖をつきながらスカパンやるのもいいかもしれないね(笑)。――10年後の『スカパン』も期待しつつ……、この作品を通し、今のお客さまにはどんなことが伝えられたらと思いますか?串田わからないことや人と違うことを怖がらないで欲しいですね。逆にそれを自慢するくらい、それぞれの違いを面白いものとして興味を持ってもらえたらいいなと。教わることは、なにも偉い人からだけじゃない。わからないことや違うことから学ぶこと、感動することはたくさんあるんだと、この作品が発見させてくれるのではないかと思います。取材・文=野上瑠美子撮影=源賀津己<公演情報>『スカパン』【松本公演】2022年9月30日(金)~10月10日(月) ※9月30日プレビュー公演会場:まつもと市民芸術館 小ホール、松本城大手門枡形跡広場【神奈川公演】2022年10月26日(水)~2022年10月30日(日)会場:KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオほか、水戸公演(10月15日・16日)、北九州公演(10月23日)あり
2022年09月05日『天才 柳沢教授の生活』ほか人気作品の原画など約150点を紹介する『漫画家・山下和美展 ライフ・イズ・ビューティフル』が7月30日(土)より世田谷文学館にて開催される。自身の父親をモデルに、Y大学経済学部の柳沢教授と周囲の人々との悲喜こもごもを描いた『天才 柳沢教授の生活』や、時間と空間を自由に超える少年の目を通して「人間とは何か」を問いかける『不思議な少年』など、人間の本質に迫る作品で知られる山下和美。2021年には、世界と断絶した山村を舞台に描いた『ランド』で第25回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞している。一方で山下はデビュー直後の作品から、人間が暮らし集う場所としての「家」にも並々ならぬこだわりを持って描いてきた。その思いが募り、日本の伝統的な建築様式で書院造りに茶の湯のための茶室(数寄屋)を取り入れた、数寄屋造りの自宅を建設することに。その完成に至る顛末を『数寄です!』『続・数寄です!』にコミックエッセイとして綴っている。また、2019年には、世田谷区豪徳寺にある明治時代の洋館(旧尾崎邸)を保存するため建築家らとともに行動し、そのドキュメントを『世田谷イチ古い洋館の家主になる』で紹介。さらに最新作『ツイステッド・シスターズ』でも同洋館をモデルにした館を舞台とするなど、「家」に重心を置いた山下作品は進化を続けている。同展では、山下のライフワークである『天才 柳沢教授の生活』『不思議な少年』、『ランド』、そして世田谷の自宅と洋館にまつわる『数寄です!』『続・数寄です!』『世田谷イチ古い洋館の家主になる』『ツイステッド・シスターズ』の原画を展示するほか、柳沢教授のモデルとなった父・古瀬大六撮影の写真、先に漫画家デビューしていた姉たちの作品、さらに学生時代に描いた漫画やイラスト、創作資料や手塚治虫文化賞受賞記念トロフィーまで、約150 点の作品と資料を公開する。『天才 柳沢教授の生活』原画(C)山下和美『続・数寄です!』原画(C)山下和美【開催概要】シーズン展示『漫画家・山下和美展 ライフ・イズ・ビューティフル』会期:2022年7月30日(土)~9月4日(日)会場:世田谷文学館1階文学サロン時間:10:00~18:00(ミュージアムショップは17:30まで)休館日:月曜(祝日の場合開館翌日休)料金:無料展覧会公式サイト:
2022年07月12日フランスの劇作家・モリエールの喜劇『スカパンの悪巧み』を串田和美が独自の解釈と脚色で作り上げた伝説の名作『スカパン』が、10月1日(土)からまつもと市民芸術館 小ホールにて上演開始となる。1994年、串田自身が主宰する「オンシアター自由劇場」として当時、芸術監督を務めていたシアターコクーンにて初演された『スカパン』。翌95年には本国フランス・アヴィニョン演劇祭で上演、芸術監督(当時※現・総監督)を務めるまつもと市民芸術館では2004年の柿落とし記念公演、13年には同館10周年記念プログラムの大きな柱としても再演。さらに15年には、シビウ国際演劇祭に正式招聘され、凱旋公演では松本市内3カ所、屋外でも上演するなど、串田にとってライフワークとも言える人気作品だ。今回の公演でも、串田自身がスカパンを演じる。またオクターヴの父親アルガント役に国内外さまざまな演出家の作品で独特な存在感が光る大森博史、そしてレアンドルの父親ジェロント役をオールラウンドプレーヤーにして、実力派俳優として幅広い世代から支持される小日向文世が演じる。かつて串田が主宰していた「オンシアター自由劇場」でしのぎを削りあい、初演時にも出演した3人の再びの共演となる。さらに串田の息子で昨年、本格的な舞台デビューをはたした串田十二夜がレアンドル役、そして小日向文世の長男で俳優として舞台、大河ドラマ等にも出演、活躍の場を広げる小日向星一がオクターヴ役として出演する点も注目だ。なお、小日向親子の舞台での共演は本作が初めて。ほかにも武居卓、皆本麻帆、湯川ひな、細川貴司、下地尚子と個性豊かなメンバーが集結している。<串田和美・コメント>まだ僕が俳優学校に通っていた19歳か20歳の頃、フランスのコメディ・フランセーズによる来日公演『スカパンの悪だくみ』を観た思い出は、今でも記憶に残っています。それから数十年後、自分なりのスカパン像をつくり上げて演じたのが1994年のシアターコクーン。モリエールの芝居には、喜劇と言い切れない不思議な憂鬱感が漂っていて、そこを面白がることで現代性を発見できたような手応えがありました。その後、フランスのアヴィニョンやルーマニアのシビウ、水戸芸術館など国内外で上演を重ね、芸術監督を務めるまつもと市民芸術館のオープニングでもこの作品を選びました。このライフワークとも言える作品に、今回、オンシアター自由劇場で一緒に芝居をつくっていた大森博史さんと小日向文世さんが参加してくれます。お互い「演劇勘、鈍ってないだろうな?」とピリッとした緊張感もあるでしょうし、同時になんとも言葉に言い表せない、どこかが通じているような感覚もある。しかも小日向さんの息子である星一くん、僕の息子十二夜も出演し、二世代が揃うユニークな座組みになりました。この一座で、FESTA松本を皮切りに、水戸芸術館、北九州芸術劇場、KAAT神奈川芸術劇場をまわります。スカパンはいつも一生懸命で、人を面白がらせたり、「しょうがないな」と言いつつ若者たちのために一肌脱ぐ人間。正義感とも違う「そうせざるを得ない性分」なんでしょう。この生き様は何度演じても飽きないですし、また演じられることに、大きな喜びを感じています。■舞台情報『スカパン』原作:モリエール『スカパンの悪巧み』潤色・演出・美術:串田和美出演:串田和美、大森博史、武居卓、小日向星一、串田十二夜、皆本麻帆、湯川ひな、細川貴司、下地尚子 / 小日向文世<松本公演>10月1日(土)~10日(月・祝)会場:まつもと市民芸術館 小ホール、他<茨城公演>10月15日(土)・16日(日)会場:水戸芸術館<北九州公演>10月23日(日)会場:北九州芸術劇場 中劇場<神奈川公演>10月26日(水)~30日(日)会場:KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ公式サイト:
2022年06月09日俳優の玉木宏と女優の二階堂ふみが、8日から全国で放送されるサッポロビール「サッポロ GOLD STAR」の新CM「こんなのあり?」編で初共演を果たす。サッポロ GOLD STARを一口飲み、二階堂はうれしそうな表情を見せつつ 「こんなのあり?」、玉木は目を閉じて味わいながら「反則ですね」と心の声を漏らし、笑顔を交わすCM。今回が初共演となり、互いに「いつかご一緒できればと思っていた」という2人は撮影前から談笑。初めての乾杯では、少しはにかみながらグラスを交わしていた。撮影後のインタビューは以下の通り。――CM初タッグということでお互いの印象を教えてください。玉木:映像では何度も拝見していて、ご一緒したいなと思っていたので嬉しかったです。コミュニケーションをちゃんと取る間もなく撮影に入ってしまうので、若干緊張感が残りながらの撮影でしたね(笑)。二階堂:緊張しました(笑)。私は小さな頃から玉木さんの作品を見ていたので、まさか生の玉木さんの声を体感できる日が来るとは……やはりソフティなすごく素敵な声だなと思いました。――お2人が演じられるうえでの「こだわり」を教えてください。二階堂:お仕事の前後で必ず髪型を変えています。一つの役が終わって、髪型を変えないと次になかなか進めないんですよね。この間は1週間だけですが、5時間位かけてブレイズヘアにしました。やっぱり次の日からマインドが全然違って、髪型のパワーは偉大だなと思いました。玉木:勿論台本は覚えるんですけど、現場で瞬間的に対応出来るように、決めすぎずにニュートラルな状態で現場に行くようにしています。――飽きないで続けていることはありますか?二階堂:寒がりなので、靴下を2枚または4枚履くという健康法を実施しています。もう、習慣として身についていますね。逆にそれをしないとモゾモゾしちゃいます。玉木:運動はすごく好きで、ボクシングを15年やっていて、今はブラジリアン柔術をやっています。――1日の終わりにやっている至福の過ごし方を教えてください。二階堂:ビールを飲みながら、枝豆を食べながらとか……。動物と一緒に暮らしているんですけど、お風呂あがりに眠たそうにしている動物たちをなでながら、ビールを飲んでいる時間は最近至福です。玉木:家にいる時間が多くなったので、缶ビールを家で飲むことが増えました。子どもの寝かしつけが終わった後に飲むのは、至福の時ですね。――2022年の目標を教えてください。玉木:旅行をしたいなと思っています。海外とか日本の地方に家族で行けたらいいですね。二階堂:ピラティスをやりたいなと思っています。そろそろ、自分の運動する時間をつくれるような大人になりたいなと思います。
2022年03月02日