ある日突然、「疲れたから会社を辞めたい」 と旦那さんに言われたら、あなたならどうしますか?夫婦二人であれば辞めてもなんとかなるとして、子どもがいたらなかなか「いいよ」とは言えませんよね(子どもがいなくても「いいよ」と即答はできないかもしれませんが……)。しかし、今やブラック企業があふれる時代。旦那さんも心身ともに病んでいる可能性があります。だからこそ、頑なに拒否するのは得策ではない気がします。そこで、実際に夫から「疲れたから会社を辞めたい」と言われたら妻はどうするのか、主婦のみなさんにお話を伺ってみました。●(1)「少し休んだら?」と提案してみる『すぐに辞めさせるのはちょっとあれなんで、とりあえず少し休ませてみて様子を見ます 。ちょっと休んだら気持ちも変わるかもしれないし……』(30代女性/パート)『ウツかもしれないし、しばらく休職させて、思いっきり自由に過ごしてもらいます』(20代女性/事務)●(2)転職を提案し、転職活動中は自分が働く『転職先があるようなら、別にすぐ辞めてもらって構わない。転職活動に時間がかかっても、そのあいだは私が身を粉にして働きます』(30代女性/パート)『自殺されたらたまらないから、すぐ辞めさせて転職してもらいます 。次が見つかるまでは私の稼ぎだけで生活するしかないですが、贅沢しなければやっていけると思います』(30代女性/編集)●(3)すぐ辞めさせて自分が働く『旦那の状況にもよるけど、子どもがいるのに「辞めたい」って言うからには、それだけ追いつめられてるってことだから、辞めさせてゆっくりしてもらいます。転職とかも提案しません 。私の収入も貯金もあるし、大丈夫でしょう』(40代女性/保険)『自殺は避けたいので、すぐに辞めさせて、気が済むまでゆっくり休んでもらいます 。そしたらもちろん私が働きますよ。支え合ってこその夫婦ですからね。生きててくれるだけでいいです』(30代女性/専業主婦)●(4)「私が働くまで待って」とお願いする『申し訳ないけど、今、突然仕事を辞められたら収入がゼロになってしまうので、「私が働くまで待って」と言います。とりあえず急いで仕事を探して就職して、それから辞めてもらいます 』(40代女性/専業主婦)----------みなさん、「まずは話をよく聞いてあげて、必要があれば病院へ連れて行く」というのは共通のようでした。また、「自殺されるくらいなら私が代わりに働く」という方ばかりだったのも印象的でした。「生きててくれるだけでいい」という言葉には、妻の愛を感じます。会社を辞めたい理由によっては対応も変わると思いますが、「疲れたから」という場合には、責めたり怒ったりせず、じっくり向き合ってあげたいものですね。●文章/パピマミ編集部
2016年06月22日産後に仕事を「続ける」か、それとも「辞める」かの選択。多くのママたちの多くが悩む問題ですよね。働く選択をした場合と辞める選択をした場合、それぞれの一日の流れとメリット、デメリットをまとめます。■働くママの一日のスケジュール私は、仕事を続けることを選択したママです。今はフリーランスで働いているのですが、先日まで会社に属して記者をしていました。保育園にすぐ入れなかったこともあり、子どもが1歳半のときに職場へ復帰。子どもがまだヨチヨチとつたい歩きをするぐらいのころです。今回は、私が産休明けに仕事復帰した頃の一日の生活を紹介します。▼6時:子どもと一緒に起床バタバタと着替え、朝食、片付け、化粧、保育園の準備を済ませます。朝食は、準備と片付けのしやすさを考えてパンにしています。1歳半の息子もパンであれば、一人で食べることができました。▼8時過ぎ:出発車のチャイルドシートに子どもを乗せて出発します。「イヤイヤ期」に入ってからは、ここが一番苦労するポイント。なかなか乗ってくれないので、「よ~い、どん!」と掛け声をかけ競争をしながら乗り込む作戦をとっています。いつまで効果があるかわかりませんが…。保育園を経由して、職場へ向かいます。最初のころは、泣いてすがる子どもを先生に託して、私も泣きそうになりながらの出社でした。3カ月間くらい寂しがって泣いていましたが、今ではよろこんで保育園に行っています。毎朝泣いていた時期も昼間は元気に過ごせているようだったので、安心して任せることができました。▼9時半:会社着毎朝、就業時間ギリギリで滑り込みです。▼16時半:退社時短勤務だったため、ほかのスタッフより一足先に会社を出ていました。▼17時半:お迎え保育園に到着するのは、だいたい17時半以降。帰りの支度をして、家に着くのは18時過ぎでした。家に着くとすぐに夕飯です。我が家は夫の帰りが早いため、夕飯の準備をしてくれていました。▼20時:寝かしつけ夕飯後に入浴し、20時には寝かしつけ。私も疲れて一緒に寝落ちしてしまいます。▼深夜1時:私だけ起床夜中に起きて、洗濯と部屋の片付け。3時ごろまで仕事をして、再度寝ています。 ■「働く」メリット・デメリット働くメリットは、「収入があること」と「生活にメリハリができる」ことだと感じます。仕事復帰後の一番の楽しみは、昼食を外でゆっくり食べることでした。同僚を誘って時々カフェでランチをする時間は、私にとってとても貴重な時間になっていました。一方、デメリットは、「子どもと過ごす時間が減る」ということ。私はその分、子どもとの時間を濃密に過ごすように心がけています。家事は夫と分担、または子どもが寝た後にやるようにして、家にいる時間は常に子どもとベッタリ。休みの日は、朝8時から公園に行き、クタクタになるまで思いきり遊んでいます。 ■「辞める」選択をしたママの一日妊娠を機に仕事を辞めた友達も多いです。友人の話を元に、「辞めた」選択をしたママの生活をまとめます。友人にも私と同い年の子どもがいます。▼6時:起床起きるとすぐに洗濯機を回し、朝食の準備。夫が7時前に出社するので、6時半には朝食。家事を優先するため、子どもは起こさず。トイレと洗面所の掃除をパパッと済ませ、7時半ごろ、洗濯物を干していると子どもが起き出します。▼8時:食器洗いと掃除機子どもに朝食を食べさせた後、Eテレに夢中になっている隙に食器洗い。掃除機をかけ始めると追いかけてくるので、掃除機はかけないときも。▼9時~10時:買い物・お出かけ・友達訪問買い物のついでに児童館へ寄ったり、友達が遊びに来たりします。遊ぶときは自宅になることが多いそう。▼12時:昼食・子どものお昼寝子どもの昼食は、まとめて作って冷凍しているそう。昼食時は、子どものぐずり方が激しいため工夫しているようです。子どもは昼食を食べると、そのままウトウト。ベッドへ運び、自分の昼食とテレビタイムです。夕食の下ごしらえもテレビを見ながら、子どもが寝ているうちに済ませます。▼15時:洗濯物の取り込み・子ども供起床洗濯を取り込んでたたみ、片付けた頃に子どもが起床します。午後は、基本的に室内遊び。▼18時・夫の帰宅、子どもとお風呂夫が帰ってくると、子どもとお風呂に入ってもらいます。2人が入浴中に夕飯を仕上げ、入浴が終わるとみんなで夕飯を食べます。▼21時:就寝食後はゆっくり過ごし、子どもの歯磨きなどを済ませると、ママと子どもは寝室へ。そのまま寝落ちしなければ、子どもの食事のストックを作ったり、テレビを見たりするようです。 ■「辞める」メリット・デメリット仕事を辞めるメリットは、子どもと長く一緒にいられる点。あとは、家事がしっかりできること。友人の自宅は、いつ遊びに行ってもとてもキレイに片付いていて、本当に感心します。在宅勤務をしていた時期もありましたが、「うちの子は手がかかるから、仕事なんてもう当分はムリ!」と言っています。デメリットは、夫の収入しかないこと。あとは、自分の時間がないということでしょうか。仕事を続けても、辞めても、母親業が忙しいのは同じです。自分にあった生活はどちらか、見極めることが必要かもしれません。また、専業主婦のママには、一人になる時間がとても少ないように感じます。家族の協力も得て、たまには外でゆっくりお茶をする時間を確保してほしいです。
2016年05月07日仕事と育児の両立は、いつの時代もママたちのテーマとなっています。現在進行形で悩んでいるという人がほとんどではないでしょうか。そこで今回は、子どもを成人させた先輩ママたちに、育児を機に「仕事を辞めてよかったこと」「仕事を辞めなくてよかったこと」を、それぞれ聞いてみました。ママたちが仕事を辞めた理由先輩ママたちが「仕事を辞めよう」と思うタイミングは何度かあるようですが、やはり多いのは「育休が明ける少し前」とのこと。仕事を持っていたママにとって、復帰するか否か選択が迫られる時期です。この時期に「仕事を辞める」と決めたママからは、「子どもと離れがたくなり、自分で子育てをしていこうと決めた」や「子どもを預けて働くことに後ろめたさを感じて仕事を辞めた」という意見がありました。しかし、自分自身のキャリアをいったんあきらめて、子育てへの専念を選択するまでには、当然かなりの迷いがあったようです。また、「一度は仕事に復帰したものの、預け先でママと離れるときに泣かれたり、子どもの病気で会社を休むことが多くなったりすると、仕事を続けていくことに自信がなくなり、退職を決めた」というママもいました。その一方で、「子どもと一緒にいることが楽しく、仕事よりも子育てに喜びを強く感じたから」というママも。これらの理由から見るに、先輩ママも今のママも、悩みの内容はほとんど変わっていないと言えるでしょう。仕事を辞めて良かったこと仕事を辞めると、育児や家事中心の生活になります。けれども、やり方次第では自分のための時間を確保できるので、趣味や学びの時間に使えること。そして、子どもの予定に合わせることができるので、習い事に付き添うなど、子どもと一緒に過ごす時間を多く持てること。やはり、こうしたことが「仕事を辞めて良かったこと」の上位として挙がっていました。仕事を辞めなかったママたちはどう考えている?仕事を辞めなかった先輩ママたちは、産休に入る前から復職する決意を持っている場合が多いようです。仕事を続けたい理由がはっきりしていて、「育休が明ける前から、計画的に預け先などを決め、準備をしていた」という人も。今ではそれが当たり前になっていますが、先輩ママたちの時代ではめずらしいことだったのかもしれませんね。育児をしながら子どもを成人させた先輩ママいわく、「子どもが小さいときは苦労もあるけれど、子どもが大きくなったときに、母親が外で働く姿を見せられるのは良かった。また、子どもが大きくなるにつれて、教育費なども増えていくので家計的にも心配が少なかった」とのこと。お金のことについては、以前よりも今のほうが一層悩ましい状況になっているかもしれませんね。決め手は何?仕事を辞めた場合も、辞めなかった場合も、どちらにもメリットとデメリットがあります。先輩ママたちは何をもって、そう決断したのでしょうか? 決め手となったのは「自分が後悔をしない生き方はどちらか考えた」ことのようです。子どものために、家族のために、という考え方で決めるのは不満がたまりやすいもの。自分がどうしたいかを大切にして決めると、子どもが育ってから、どちらの場合でも満足感を感じている人が多かったのが印象的でした。そのほか、「子どもが中高生になったとき自分はどうしていたいかを考えて、退職するか、しないかを決めるのもいいのでは?」という先輩ママからのアドバイスもありました。子育ての期間は、思っているよりも短いもの。「振り返ると大変だったときが懐かしく思う」というのは、共通した皆さんの声でした。自分自身はどうしたいのか? それをじっくり考えて、後悔のない選択をしたいものですね。(のりこ<フォークラス>)
2016年03月31日仕事がどうも捗らない、やる気が起きない……。そんな時に皆はどんな方法で乗り切っているのだろうか。今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、仕事が捗らないときにしていることについて教えてもらった。Q.仕事が捗らないときにしていることを教えて下さい■あがく・「黙々と仕事を続ける: 捗らなくてもやり続けるしかないので」(28歳男性/情報・IT/技術職)・「無理にでも仕事をする: 仕事が捗らないから休むとかいう言い訳は通用しないから」(28歳男性/情報・IT/技術職)・「やれることをするだけ: 少しでも進めないと間に合わない」(41歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「とりあえず目の前のものからやってみる: やらないとできないから」(24歳女性/生保・損保/事務系専門職)・「がんばる: これしかない」(31歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/技術職)■まずは単純作業を・「簡単なことをやって勢いづける: 簡単な仕事をして流れをつけてやると、集中してできる」(34歳男性/商社・卸/営業職)・「書類の整理: 頭を殆どつかわなくてもいいので気分転換ができるから」(34歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)・「身の回りの整理: 仕事する場所も自分も片付く」(22歳女性/医療・福祉/専門職)・「棚の整理など体を動かす単純作業をする: 気分転換になるから」(33歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「メモリを圧迫しているファイルを消す: すっきりするから」(45歳男性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■仕事手順を再考・「TODOリストを作ってみる: やる事をいったん整理するのも大事な事だと思うから」(32歳女性/不動産/専門職)・「スケジュール管理: 効率よく作業できるから」(24歳男性/電機/技術職)・「効率的な方法を考えながらする: 同様な仕事で活かせるかもしれないから」(50歳以上男性/不動産/経営・コンサルタント系)・「工夫の仕方をかえる: マンネリ防止」(45歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「段取をかんがえておく: あとでこまらないため」(43歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)■他の人にヒントが・「同僚に助けを求める: ミスをするのを防ぐため」(37歳女性/医療・福祉/専門職)・「上司に相談: 仕事は一人でしているわけではないから」(49歳男性/情報・IT/技術職)・「先輩に相談する: 解決するから」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)・「その仕事に関わる雑談でしょうかね: 他のエンジニアと、困っていることについて雑談していて、何度か解決のヒントが出てきたことがあります」(50歳以上男性/電機/技術職)・「ネットで同様な人の仕事のやり方を探す: 情報収集」(43歳男性/アパレル・繊維/技術職)■場所を変える・「一旦トイレ休憩する: トイレなら立ちやすいから」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「1度煙草を吸いに行き、席を外す: 1回席を外して気分をリラックスさせる」(29歳男性/医療・福祉/専門職)・「気分転換で外の空気を吸いに行きます: 空を見たり鳥を見るとスッキリするので、気分転換に使います」(44歳男性/情報・IT/技術職)・「近くのコンビニまで外出する(雑務も担当しているので、備品の買い出しも兼ねて): 外の空気を吸ってリフレッシュできるから」(23歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「一回会社から出る: 空気を変えるため」(34歳男性/運輸・倉庫/営業職)■体を動かす・「ストレッチをする: ある程度体をほぐしたほうがいい」(35歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「ちょっと身体を動かす: 血の流れも影響しているかもしれないから」(32歳男性/食品・飲料/技術職)・「軽い運動を10分間する: 頭の中を一端リセットするために運動が必要であるから」(50歳以上男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「一旦席を立ってお茶を飲み、首を回したり肩甲骨をくっつけたりして肩こりを解消させる: 体の疲れが捗らない原因だと思うので、少しでも疲れを楽にする」(23歳女性/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「階段昇降: カラダを動かしてひとりになりたいから」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「深呼吸: 落ち着く」(24歳女性/生保・損保/営業職)■何か口に入れる・「コーヒータイム: 一服するとやる気が出てくる」(37歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「休憩してお茶でも飲む: 気分転換と気力の再注入のため」(41歳女性/警備・メンテナンス/販売職・サービス系)・「チョコを食べる: 頭が働くから」(38歳男性/情報・IT/技術職)・「ガムをかむ: めがさめるとおもう」(23歳男性/機械・精密機器/営業職)・「ミントタブレットを食べる: 頭が冴えて仕事のスピードが上がるから」(26歳男性/農林・水産/技術職)■思い切って諦める・「その仕事のことを忘れる: 気分転換したほうがいい場合があるから」(50歳以上男性/その他/その他)・「一瞬寝る: 頭がスッキリする」(27歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「心ゆくまでサボる: 罪悪感からやる気になる」(30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)・「あきらめて帰る: 調子が乗らない日はがんばらない」(32歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「早く帰って明日から頑張る: だらだらしていても無駄だから」(27歳男性/医薬品・化粧品/技術職)■その他、さまざまな気分転換・「アロマの匂いをかぐこと: 匂いによる刺激は一番リフレッシュできるらしいと聞いたから。好きな香りをスプレーしたハンカチを持っている」(24歳女性/食品・飲料/専門職)・「晩ご飯の事を考える: とりあえず一日が終わって美味しいものを食べたいから」(35歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「鼻歌を歌い: 鼻歌なら調子を上げられるから」(30歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「声を出す」(30歳男性/印刷・紙パルプ/営業職)■総評仕事がどうも捗らない、やる気が起きない……。そんな時に皆はどんな方法で乗り切っているのか。大きく分けて、「とにかくがんばる」派と「気分転換でリフレッシュ」派に分かれるようだ。「とにかくがんばる」派は「捗らないという言い訳は通用しない」「少しでも進めないと間に合わない」という切羽詰まった状況のご様子。気分が乗らない時はまず単純作業から。「簡単なことをして勢いをつける」ために、机の上や書類の整理、棚の整理、コンピュータ内の要らないファイルを捨てるなど、気分がスッキリする雑用が人気だ。いよいよ煮詰まった時は、「もう一度作業工程を考えて見る」「スケジュール管理」「ToDoリストを作る」など、最初から手順をやり直してみるのも手だ。また周囲の人に相談する、というのもいい方法。その仕事について雑談しているうちに解決策が見つかった、というコメントもあった。「気分転換」派は、トイレやコンビニ、外出するなど場所を変えて、混沌とした状況を打破している人が多いようだ。コーヒーを淹れる、タバコを吸うなど、席を外してリフレッシュする人も。階段を上り下り、ストレッチ、体操など軽く体を動かすのも効果的なようで「血の巡りがよくなる」「体が固まってくると仕事もはかどらない」とのこと。深呼吸派もいた。何か口に入れるのも効果的なようだ。飲み物はコーヒー、紅茶、炭酸飲料、食べ物だとチョコやガムという声が多かった。甘いものを食べると「糖分が頭に回っていいアイディアが浮かぶ」、ガムをかむと「スッキリ目が覚める」ようだ。どうしようもない時は思い切って「休憩」「仮眠」、気分が乗らない時はいくらあがいても無駄なので「一旦仕事のことを忘れる」「サボる」「早く帰る」という潔さも必要かもしれない。その他、「アロマの匂いを嗅ぐ」「鼻歌を歌う」「晩御飯のことを考える」「美人を眺める」など、気分転換というよりも現実逃避に近いような回答もあった。誰しも、いつもノリノリで仕事をできるわけではない。煮詰まった時に効果がある、自分なりの切り替えテクニックをもっておきたいものだ。調査時期: 2015年10月26日~10月28日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性150名 女性150名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年11月30日調子が良い時はいくらでも頑張れるし、"メンタル"のことなど考えないだろう。だが、行き詰まってしまった時、うまく仕事をこなせなくなった時こそ、本来の精神面の強さが問われる。"精神を強くする"ことは簡単ではないが、自分に言い聞かせる言葉を覚えておき、おまじないのように使ってはいかがだろうか? Incが「(原題:9 Mantras That Will Keep You Mentally Strong in Tough Times)」という記事でいくつか紹介している。○必ず乗り越えることができる「これは無理」や「自分ばかり損してる」という考え方は敗北感を強めるだけ。何か要求するのではなく、今自分にあるものや、置かれている環境を認めよう。家族や友人、仕事などさまざまな方面で「このリソースは使えて当たり前」と考えて、感謝の気持ちを忘れてはいないだろうか?○大切なのは自分の価値観にあう生活必ずしも全員から好かれることはできないだろうし、あなたの意見や判断に反対する人もいるだろう。だが、他人を喜ばせることがあなたの人生の目的ではないはずだ。親や友人などの反応ばかり気にしていないだろうか? 勇気を持って、自分の価値観に合う生き方を貫こう。○失敗は成功のもと「失敗」は辛く、格好悪いし、落ち込む。だが、偉大な研究成果が、どれも無数の失敗に支えられているように、目標が大きいほど失敗も多い。すんなり成功することはないと思っておいた方が良いだろう。失敗を恐れず、成功の糧とするために学ぶ姿勢を持ちたい。○ベストを尽くす失敗を許さない完璧主義ではなく、「その時々で最善を尽くす」と考えて取り組もう。ピークの結果を残すために、ムラのない心身でいられるように心がけたいものだ。○本当の自分はもっと強い長い人生なのだから、思わぬアクシデントや致命的に見える惨事に遭うこともあるだろう。そうした状況で「もう終わり」「立ち直れない」と自分を制限してしまうのはもったいない。落ち込んだり悲しんだ後は自分を信じて立ち直ろう。○自分の感情、行動をコントロールするのは自分だあなたの人生はあなたのものであって、最初にも触れたが、他人のせいにしたところで、何も変わらない。あなたの感情をコントロールできるのは、他人ではなく「あなた」なのだ。あなた次第でポジティブにも、ネガティブにもできる。他人任せではなく、気の持ち方や思考は「自分がそういうふうにしているんだ」という自覚を持とう。○以前も切り抜けることができたし、今度もできる自分が過去に遭遇したイベントを乗り切った経緯を思い出すのも一つの手だろう。面接や試験に落ちたり、失恋したり、色々な局面を切り抜けてきたはず。自信を持つことでもっと強くなれるだろう。
2015年11月25日●残業代・給料問題は大きな要素友達がつらそうに働く姿を見て、心配になったことはないだろうか? 「その仕事はどうなの……」「その会社は辞めた方がいい……」とアドバイスしたくなった経験について、マイナビニュース会員300名にアンケートを実施した。Q.友達に対して、「その仕事(会社)は辞めた方がいい」と思った経験はありますか?はい 30.3%いいえ 69.7%■残業代が出ない・「残業代が出ない上に、休日出勤が当たり前のところでありえないと思うから」(28歳男性/情報・IT/技術職)・「残業代が支払われない」(47歳女性/医療・福祉/専門職)・「残業が多いのにタイムカードをおさせてもらえないらしい」(44歳男性/その他/その他)・「残業代が出ないのに、毎日遅くまで残業だったり、休日も仕事の対応が多いから」(30歳女性/商社・卸/事務系専門職)■給料が遅れる・「給与が遅れる」(32歳女性/不動産/専門職)・「給料が未払いと聞いたから」(35歳女性/ソフトウェア/技術職)・「経営が傾いてボーナスがなくなり、ひいては給料日に給料がもらえないと聞いたとき」(33歳女性/医療・福祉/事務系専門職)・「給与明細がもらえない」(31歳女性/学校・教育関連/クリエイティブ職)■会社の制度がおかしい・「営業活動費が支給されないので、契約が取れなければ赤字になってしまうから」(26歳男性/その他/その他)・「髪の毛を染めていないのに染めているから罰金1,000円などといって勝手に給与を天引きしている病院で働いているから」(33歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)・「勤務が不規則、賃金体系がおかしい」(29歳男性/自動車関連/技術職)・「待遇や処遇が一般的に考えて変であったから」(50歳以上男性/その他/その他)■やりがいがない・「やりがいをまったく感じていなかったから」(32歳男性/小売店/事務系専門職)・「ずっとスキャンしてるだけ」(32歳女性/その他/事務系専門職)●会社の倫理観が……■倫理観に不安が・「社員全員出向していて、会社としての実態がないようだったので」(30歳女性/通信/事務系専門職)・「会社が親族で経営していてしかも不倫しまくっている」(32歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「上司のさじ加減ひとつで、休みの日でも出て来いと言われて、約束をドタキャンしまくっている。彼の信用がゼロ」(36歳男性/機械・精密機器/営業職)■夜が遅い・「朝早く出社し夜遅く退社して1日の労働時間が15時間くらいだという話を聞いて、体を壊すから辞めた方が身のためだとアドバイスした」(32歳男性/商社・卸/事務系専門職)・「終電くらいまでいつも残業している友人」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)・「会社で寝泊まりしているから」(35歳男性/情報・IT/技術職)■休みがない・「残業代は出ているが、毎日9~24時まで働いていて、土曜出勤もたまにしており、土日に遊ぶ時も仕事のせいで、寝っぱなしで遅刻や全力で楽しむことをしてない友人を見た時」(25歳男性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「とにかく休みがない。シフト制のお仕事の飲食店で勤務している友人の月のお休みが3日しかなくて驚いたことがあります。残業が少なく一日当たりの労働時間はそんなに長くないそうですが休みが少ないというのはツライと思う」(37歳男性/金融・証券/営業職)・「毎日残業と休日出勤で、体調を壊しそうだったから」(32歳男性/通信/技術職)・「休みが月に4日しかなく、しかもその休みも、仕事に出たりして半分はつぶれる。」(28歳女性/商社・卸/営業職)■薄給・「24歳で月給15万」(24歳女性/農林・水産/その他)・「退職金、ボーナス3万の会社」(23歳女性/医療・福祉/事務系専門職)■その他・「失敗続きの人」(47歳男性/学校・教育関連/その他)・「社長個人の持っている金の換金までやらされていたこと」(28歳女性/ソフトウェア/販売職・サービス系)・「リストラ勧告されたがやめないことで、本人のストレスがすごくて、情緒が不安定になっていたから」(50歳以上男性/電機/技術職)・「仕事のストレスが多くて、友だちがやせ細ってしまったから」(37歳女性/商社・卸/事務系専門職)■総評「友達に対して、会社を辞めた方がいいと思った」経験のある人は、全体の30%だった。多かったのは、残業代が出ない、また残業代が出ていても残業が多すぎる……というもの。労働基準法に違反しているので転職を検討した方が良いだろう。親族経営での不倫といった倫理的にどうかと思われることが横行している会社、社長個人の持っている金の換金など、仕事に関係ないことを任される会社なども、不安が残る。本人が納得しているなら、声をかけづらいかもしれないが、周囲からの働きかけがなければ仕事を辞める決心がつかないこともあるので、「辞めた方がいいんじゃ……」と思ったら、一声かけてあげた方が良いかもしれない。調査時期: 2015年9月18日~9月20日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性136名 女性164名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年10月29日会社で管理職に就いている方から部下の育成やマネジメントのお話を伺うとよく出てくるのが「仕事ぶりもマジメで優秀、自身も目をかけていて一生懸命指導してきた女子社員が突然辞めてしまう」という話です。ヘッドハンティングなど、ステップアップするための退職ならまだ理解できるけれど、理由を聞いても何かが不満というより「疲れた」「少し休みたい」と、漠然とした答えで管理職としてはモヤモヤが残るそうなのです。女性は一般的に、人から命じられたり課されたことに対して従順にコツコツとこなす人が多いですよね。子供のときの夏休みの宿題、女子と男子では休み最後の三日間の慌てぶりが違ったりしませんでしたか。その一方、女性はその真面目さゆえ仕事に対してすべてに手を抜くことなく、かつ細かいことにも気づきやすいので、気が付くと120%の力で頑張り続けます。頑張れているうちはいいですが、体力気力ともにその限界を超えてしまうと疲れて何をする気にもなれなくなり、結果仕事を辞めてしまうのでしょうね。最近は結婚しても子どもができても仕事を続ける女性が多くなりました。すると今度は仕事に加え、家事に育児にと家に帰ってもフル稼働しなくてはなりません。人生をハッピ―で充実したものにさせてくれるはずの仕事や結婚のために、自分が倒れてしまったら元も子もありませんよね。自分もそんな「まじめ女子」ではないかと思っているあなたには、ぜひ「上手な手抜き」をしていただきたいと思います。 まず「手抜き」は「サボり」ではありません。「時間と労働力の有効活用」だと意識を変えましょう。私は約20年ほどある会社で仕事をしていましたが、その時常々、「男性はなぜか仕事の手抜きがうまいな」と感じていました。男性にとって「仕事」とは定年まで一生続く長丁場。だからこそ、自分のエネルギーが途中で枯渇しないように気を付ける術が身についているのかもしれませんね。たとえば新入社員のとき、二人一組となってなるべく多くの会社を訪問し、名刺をいただいてくるという研修がありました。枚数がグラフで貼り出され、一位になると表彰されるのでみんな頑張っていたのですが、私がペアを組んだ男性は何社か訪問するとすぐ「お茶して休憩しよう!」と言うのです。私はお茶しながら「あの…休憩もほどほどにして一社でも多く行ったほうがいいんじゃない?」と提案してみました。すると彼は「この研修って、要は知らない会社の知らないオッサンと普通に仕事の話ができるようになれってことでしょ。俺らできてるから無理して一位になる必要ないじゃん」と言ったのです。私は研修で言われた通り「一枚でも多く名刺を集めてくること」しか考えていなかったので、結構衝撃でした。彼はその言葉の先にある目的を見通していたのです。彼を観察していると確かに、お会いできた方と初対面でどのように仕事の話を展開するか、ちゃんと研究していることがわかりました。ゆえに一社に時間がかかり訪問件数が伸ばせないということもありました。結局私達は中の下の成績でその研修を終わりましたが、その後彼は配属先でトップ営業マンとなっていました。もし彼が何も考えず休憩ばかりしていたなら、「ただのサボり」ですが、研修の真の目的を理解し、仕事で効果を出しているのですから「上手な手抜き」だったと言えます。彼に限らず、手抜きが上手な人は「物事の優先順位のつけ方と気持ちの割り切りが早くて的確」です。 よく言われることですが、仕事は、重要かつ緊急重要だが緊急ではない重要ではないが緊急重要でも緊急でもないの、4つのものに分類されます。手抜き上手は1のみ手がけ、2は記録しておき後で本当に取り組む必要があるか検討し、3は自分より早くできそうな人を探し、4は放置するでしょう。まじめ女子は1はもちろん、2と3まですべて一人で取り組もうとして自爆するか、求められていることが明確になっていなくて、抱えている仕事をすべて1に振り分けてしまっているように思います。まずは仕事の最終目的を冷静に見極め、それを達成するためにやることを書きだし、最初に書いた5個だけに取り組んでみてはいかがでしょうか。最初に書きだしたものはだいたい1に該当していることが多いです。また、「今日はコレ」と決めたら他は最低限で良いという割り切りも大切です。例えばあなたが結婚して子供がいたとして、今日は仕事に打ち込む! と決めたら、その日は掃除しない、食事はデリバリーかお惣菜を買う、子供は夫に任せるか延長保育、シッターさんを利用しましょう。一日だけならホコリがたまっても、手料理が出せなくても、子供とたくさん遊んであげられなくてもどうということはありません。マジメ女子は「とりあえず70点できれば上出来」と、自分に対する厳しい目を緩めてあげることも大事です。一方で、上手な手抜きには「120%の力を出して取り組んだ経験」も必要です。何か一つの仕事やプロジェクトでいいので、「120%の経験」をしておくと、どこで手を抜くべきかがわかるようになるからです。そしてそのように仕事を頑張った結果「仕事ができる人」というイメージを持たれるようになると、すべての仕事にパワーを注力できない時、本当に力を抜いてもサボっているとは思われなくなります。上手な手抜きを覚えるために、体力がある若いうちにまずは目の前の仕事に必死で取り組んでみるのもおススメですよ!
2015年08月09日みなさんは社会人何年目ですか?そろそろ仕事にも慣れ、上司のあしらい方も身についてきた頃ではないでしょうか?自分なりのやり方も見つけて、それなりに自信を持って社会人生活を送っているからこそ陥りやすいのが、第三次反抗期です。先輩や上司の言うことがバカバカしく思えて、素直に忠告を聞けなくなることはありませんか?きっとそれは反抗期の仕業です。妖怪ウォッチじゃないですよ。アラサー女性が陥る「第三次反抗期」の症状仕事を始めた頃は、尊敬していた先輩や上司。しかし最近は、自分の方が仕事ができると感じることもしばしば。本当に意味があるのかわからない会議や議論に時間を費やしては帰宅時間が深夜になったり、企画書にはあいまいなダメ出しばかりをされてうんざりしたり、アラサーが直面する仕事環境はなかなかにストレスフルです。こんな状況が続いては、先輩や上司を尊敬し続けることも、彼らの忠告を素直に受け入れることも難しくなってくるでしょう。さらに悪いことに、そんな先輩も上司もあなたの意見には耳を傾けようとしない。こうなったら、こんな会社なんて辞めてやる!わかります、その気持ち。でも辞める前に、ちょっと考えてみましょう。上司が上司たる所以とは先輩や上司の仕事ぶりに納得がいかなくなったのは、あなた自身が成長した証拠です。これはまさに、大人たちの理不尽さに憤りを感じた思春期の頃と同じ状態。ただ対象が親や教師から、先輩や上司になっただけのこと。右も左もわからなかった入社当時に比べて、アラサーは仕事のイロハがわかってくる時期。自分なりの仕事観を持つようになれば、いくら先輩や上司とはいえ、納得のいかないことが出てくるのは当然です。確かに彼らよりも、仕事ができる人もいることでしょう。ただ仕事上では、「経験」も大きな武器になることは事実です。ひとつの業務だけを見ればあなたの方が処理能力が高かったとしても、総合的に仕事ができるかどうかはまた別の話ですよね。経験を積むことで、大局的に仕事を捉えられるようになることもあります。とはいえ、本当にどうしようもないグーたら上司も世の中には存在します。そんな上司にあなたの意見を受け入れさせるためには、まずは戦略として上司の忠告を聞くことが必要です。【戦略的に】まずはアホ上司の言うことを聞けアラサーの反抗期は自分を高めるチャンス。でも10代の反抗期と違い、アラサーの反抗期はただ逆らっているだけでは足りません。反対はするけれど、代案を出さないどこかの政党のようになってはいませんか?まずは納得いかない先輩からの忠告も、意味があるのかわからない上司が押し付けてきた仕事も、一応彼らが言うとおりにやってみることです。自分なりのやり方を主張するためには、彼らが望むことを理解して、期待以上のパフォーマンスで仕上げましょう。その上で、周りが納得する代替案を出せればベスト。アホ上司かどうかは、その後の判断しても十分間に合うでしょう。意地はムダに使わないほうがいい・・・人はそんなに複雑ではありません。難しい理論をこねくりまわして相手を言い負かすよりも、上司にチョコをあげて黙らせれば簡単に解決することもあります。そんな大人の蘇生術はいらないと意地を張ることもできますが、その意地、本当に必要ですか?意地だって無駄なことに使ったらもったいない!せっかくの反抗期です。もっと大切に意地を張っていきましょう。
2015年04月06日仕事量が多いわけではないのになかなか片付かない、集中できずにいつも仕事がたまってしまう…。同じ仕事をするなら、できるだけテキパキと終わらせて早く帰りたいもの。脳のリズムを利用して、仕事の効率をアップさせましょう。■朝はルーティン作業で脳を目覚めさせる体内時計を一定に保つためにも、朝は毎日同じ時間に起きるようにしましょう。起床時間、つまり1日のスタート時間が日によってずれてしまうと、脳が効率よく働くタイミングもずれてしまいます。朝の脳を上手に目覚めさせるには、頭を使わずにできるルーティンワークを。たとえば身支度の順番や通勤のルート、出社前にカフェで一息、など毎朝の動きを決めておくと、体を動かしながら脳を徐々に目覚めさせることができます。出社後も、本格的に仕事に取り組む前のルーティンとして、まずはデスク周りの整頓やメールチェックなどからはじめるとよいでしょう。小さな達成感を積み重ねることで、仕事へのやる気アップにもつながります。■頭を使う仕事は午前中に脳の働きは、起床から3~4時間後にもっとも活発になるといわれています。たとえば6時起床なら10時ごろ。重要な仕事や頭を使う仕事は、脳の働きのピークである午前中に済ませるようにするとよいでしょう。この時間帯は、企画などを考えるのにも向いています。また、時間を決めずにだらだらと仕事をしていると、脳の働きも悪くなってしまいます。昼休みという分かりやすい区切りに向かって自分でタイムリミットを決めれば、集中して仕事に取り組めそうですね。重要な仕事を午前中に終わらせることで、そのほかの仕事に余裕も生まれます。■午後は打ち合わせや単純作業がおすすめ昼食を食べたあとの午後の時間帯は、やや疲れも出てきて眠くなるなど、仕事の効率もダウンしがち。午後は副交感神経が優位になり、体がリラックスしやすい状態になっているといわれます。この状態の脳に適しているのは、データ整理や情報収集などの比較的単純な作業。またリラックスした状態は、人とコミュニケーションをとる打ち合わせなどにも向いています。どうしても眠気が強くて仕事に取り組めない、という場合は、可能であれば15分ほどの仮眠を。眠るのが難しければ、数分目を閉じているだけでも頭をスッキリさせることができますよ。逆に30分以上仮眠をとってしまうと、起きたあとも眠気が残ってしまい、仕事の効率が悪くなってしまうので気をつけてください。体の動きやモチベーションと大きく関わっている脳のリズム。自分の体のメカニズムを知れば、きっと仕事もスイスイはかどるはずです。
2015年03月16日2011年の東日本大震災から早4年。大地震が起こったのは15時前で、勤務中だった人も多いはずだが、その時、オフィスはどのような様子でどのような対処がなされていたのだろうか。今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、東日本大震災発生時の仕事の様子を教えてもらった。Q.2011年の東日本大震災が起こったとき、仕事をしていましたか?はい 66.3%いいえ 33.7%Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どのような行動をとりましたか?■その場で安全確保・「部長指示でデスクの下に避難した」(30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)・「机にしがみつきました」(30歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「揺れが収まるのをじっと待った」(38歳男性/情報・IT/技術職)・「落ち着くまでヘルメット着用してた」(28歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「高層階にいたため大きく揺れて窓から急いで離れた」(38歳男性/通信/技術職)・「棚の側から離れた」(38歳女性/運輸・倉庫/技術職)■情報収集・「ラジオとテレビをつけて情報収集」(31歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「インターネットでニュースを見た……揺れが長かったことから普通ではないと思い、その後の経過をニュースで注意し続けた」(49歳男性/情報・IT/技術職)・「何もしていない、すぐケータイのワンセグをみた」(28歳男性/自動車関連/事務系専門職)・「ヤフーで検索を繰り返した」(63歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「会議中だったが,スマホを見ていた参加者が東北地方で大きな地震があったらしいという第一報を見ながら,これは大災害かも知れないということで,会議を中断してネットで情報収集をした」(57歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)■広い屋外に避難・「会社からの指示で、建物が危険かもしれないということで、屋外に出て、ワンセグでニュースを見ていました」(54歳男性/電機/技術職)・「最初ちょっと揺れてる位だったので『外にむやみに出ない方が良いよ』と上司に言われましたが、酷かったので隣接する公園に逃げました」(31歳女性/不動産/専門職)・「余震が続いたので10階から1階に避難した」(34歳女性/不動産/事務系専門職)・「ビルの外に出た」(46歳男性/商社・卸/販売職・サービス系)・「地下道を歩いていたので、地上に出た」(41歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■安全確保の仕事を全う・「金融機関の窓口にいたため、まずお客様の安全確保をした」(27歳女性/医療・福祉/専門職)・「避難誘導」(27歳女性/学校・教育関連/クリエイティブ職)・「ファーストフードのバイトだったので、お客さんに外に出るようにと指示してから外に出て非難した」(26歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)・「まずは身の安全を確保し、その後関係各所の情報確認に対応した……その後はお客様対応のため現場に翌日まで出ていた」(29歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)■業務や職場の安全確保・「仕事内容を保存してデスクの下に隠れた」(26歳男性/農林・水産/技術職)・「使っていた機器の電源を落とし、上司の指示で避難所に逃げた」(43歳男性/機械・精密機器/技術職)・「机の上のPCモニターがどんどん倒れ始めたので、壊れないようにモニターを地面に伏せて置くように移動させ、建物がゆがんで脱出できなくならないように事務所のドアを開けた……固定されていないキャビネットが倒れ始めたので、上司の指示で外に避難を開始した」(33歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)・「書類が飛散しそうな書庫の扉をしめて机の下にかくれた」(32歳女性/その他/事務系専門職)・「PCのマシンが落ちないように支えていました」(27歳女性/学校・教育関連/その他)・「余震の時に什器を手で押さえた」(41歳男性/小売店/販売職・サービス系)■出先での対応は?・「外にいたのでとりあえず連絡した」(35歳女性/医療・福祉/専門職)・「駅に向かって歩いていたが、広場で待機して電話が通じないので社に引き返した」(30歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「お客様の家に出向いていた時だったので、すぐ帰社するようにした」(27歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「出張中だったので勤務先へ戻った」(32歳男性/自動車関連/事務系専門職)■帰宅に関してのいろいろ・「帰宅命令が出てすぐに帰った」(33歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)・「会社でしばらく待機し、車通勤の人にいえまで送ってもらった」(31歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「仕事を手早く片付けて、バス停に向かった」(53歳男性/情報・IT/技術職)・「大宮から練馬の自宅までひたすら歩いて帰った」(32歳女性/金融・証券/営業職)・「オフィスに一泊して、自宅までの電車が動きだすまで待ってから帰宅した」(30歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)■総評東日本大震災発生時、仕事をしていたという人は66.3%で、ほぼ3人に2人は、あの地震の瞬間に仕事をしていたことが分かった。どのような行動をとったかという質問に多かったのは「その場で安全確保」次いで「情報収集」だった。揺れを感じた直後は、デスクの下に身を隠したという人がほとんどのようだ。オフィスでは「棚から離れた」、ビルの高層階にいた人からは「窓から離れた」という意見もあった。停電が起こらなかった地域では、その後、テレビやネット、ラジオ、ワンセグなどでニュースをチェックし、急いで震源地を確認・状況把握されていた。会社や上司からの指示で「屋外に出る」という選択をしたところでは、ビルから出て、広い公園や球場などに避難したケースが多かった。接客業務中だった人は、顧客の安全確保のため声がけをし、避難経路へと誘導するという対策をとっていた。支店や顧客先などの安否確認で、翌日まで仕事に追われた人もいたようだ。オフィスでパソコンを使っていた人は、停電でデータが壊れないよう、まず「保存」を徹底していた。また、機器の電源を切り、揺れがかなり大きかった地域のオフィスでは、倒れやすいモニターを床に倒して置くといった措置もとられていた。少し余裕がある人は、テレビモニターやPCモニター、棚など、倒れそうなものを押さえるという行動をとったようだ。出先で被災した際には、「社へ連絡」が基本だ。電話が通じなかった人、出張中の人も「とりあえず帰社」という判断をしていた。会社側としても社員の安否確認を行う責務があり、家族からの問い合わせも考えられることから、まずは会社への連絡は必須だろう。会社によっては、帰宅命令を出したところもあった。混乱が予想されることから、自主的に仕事を切り上げ、早めに帰宅する人もあったようだ。電車が止まって帰れなくなり、延々歩いて帰ったという人も、オフィスに1泊したという人もいた。無理にでも自宅に帰ろうとすると二次災害の危険性もあるので、やはりしっかり情報収集をして帰宅経路を確認し、焦らず判断したいところだ。とっさの時に正しく迅速に動けるよう、大事なのはとにかく「予測」と「シミュレーション」だ。3.11を思い出すこの機会に、被災する場合を想定し、オフィスでも安全確保のためのシミュレーションを再度してみてほしい。調査時期: 2015年1月30日~2015年2月1日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性137名 女性163名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年03月11日どんなにがんばっても、なぜだか仕事に集中できない時ってありませんか?早めに仕上げなければならない仕事を抱えているときにはホント困りますよね。近頃は、朝方のほうが集中力が増すというので、夜の残業を減らして朝型勤務を導入する企業も増えています。でも、朝は眠気やだるさで集中どころではない人だっているのでは?そう思い、全国の30代の男女300人に、「仕事に集中できる時間とできない時間は、何時と何時ですか?」というアンケートを行なってみました。すると、なんと83%もの人が、集中できるのは午前中だと回答したのです!やはり、多くの人が朝方に集中力の高さを感じていたのです。一方、集中できない時間は、16時と回答した人が一番多く41.7%もいました。集中力に欠く魔の時間帯の乗り越え方もあわせて、さらに詳しくアンケート結果をひもといていきましょう。■夜型はたったの5.3%しかいなかった!まずは、仕事に集中しやすい時間からみていきましょう。1位:午前(9時~11時)・・・83%2位:深夜(21時~)・・・5.3%2位:16時・・・5.3%3位:14時・・・2.7%1位と2位の差が歴然としていて驚きです。朝型に切り替える会社が増えているのも納得ですね。■午後の睡魔以上に夕方は魔の時間だった次に、集中力に欠く時間トップ3をみていきましょう。1位:16時・・・41.7%2位:14時・・・22%3位:午前中(9時~11時)・・・13.7%食後に襲われる睡魔より、夕方の集中力不足を訴える人が断トツでした。夕方から調子が出てくるという人もいるかもしれませんが、多くの人のコンディションをふまえて考えたのなら、車を運転する際などには十分注意しましょうね。また、重要な会議設定もできればこの時間はさけたほうが懸命と言えそうです。■魔の時間を乗り越える必殺技はコレ!では、どうやったら集中力を取り戻すことができるのでしょう?今回のアンケートでは集中できないときの乗り越え方も聞いてみました。さっそくご紹介しましょう。「朝が弱く、飴をなめる」「コーヒーブレイクする。作業をいつもと違う順番でやってみる」「社内の人と少し雑談し、気持ちを切り替える」「目をつむって数十秒周りの音(時計の秒針など)を意識して聞きます。そうすると意識がスッキリして集中力がましているのを感じます。自己暗示的なものですが意外と効果ありますよ」「集中できないときは、あきらめて単純作業を行う」「冷水を飲む、軽いストレッチをする」「モーツァルトを聴くといい!」他には、「仮眠をとる」「トイレに行って気分転換」「ガムをかむ」という意見も目立ちました。集中できない時間帯を把握し、その時間帯を単純作業にあてるなどあらかじめ決めてしまうのも手ですよね。みなさんの意見を参考に、集中できない魔の時間帯をかしこく楽しく乗り越えてくださいね!(文/富士峰子)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2015年1月28日(火)調査対象:全国30代の男女300名
2015年02月21日エン・ジャパンが運営する求人サイト「エンチャレンジ!はた☆らく」では、29歳以下の利用者を対象に「仕事を辞めたいと思った瞬間」について調査を実施した。調査は9月25日~10月22日に実施し、517名から有効回答を得た。○非正規雇用者の95%が「仕事を辞めたいと思ったことがある」同調査は、アルバイト・派遣・正社員の求人情報を探している非正規雇用者を中心に実施した。まず、仕事やアルバイトを辞めたいと思ったことはあるか尋ねたところ、95%が「ある」と回答した。その理由について聞くと、トップ3は「人間関係」(40%)、「給与の安さ」(39%)、「働き方(残業や勤務日数)」(37%)となった。辞めたいと思った理由を職種ごとに見ると、オフィスワーク系と医療・介護系は「人間関係」、クリエイティブ系とIT・技術系は「働き方(残業や勤務日数)」、販売・サービス・フード系と軽作業・製造・清掃系は「給与の安さ」、テレマ・テレオペ・コールセンター系は「仕事内容(自分に向いていない)」が多くを占めている。○73%が、実際は辞めずに踏みとどまった経験あり辞めたいと思ったことがあると回答した人に、実際は辞めずに、踏みとどまった経験があるか聞くと、73%が、「ある」と回答した。理由の1位は「次の仕事・アルバイトが決まるまで我慢した」(37%)、2位は「自分で努力して、状況を改善した」(31%)で、無責任に投げ出したり、周囲へ相談するのではなく、忍耐や努力で乗り越えていることがわかる。次の仕事・アルバイトを探すことになった場合、教訓にしたいことについて尋ねたところ、51%が「妥協せずに希望条件に合う仕事を探す」と回答した。2位は「希望条件の優先順位を変える」(39%)、3位は「企業・仕事のことを自分でよく調べる」(36%)で、自分自身が努力する姿勢を感じさせる結果となった。
2014年12月30日仕事が忙しいとき、どうしても徹夜で乗り切らなければならないこともありますよね。でも、睡眠不足は業務の質が落ちる原因。最大限のパフォーマンスでクリアするためには、どのように対策をとればいいのでしょう?睡眠不足は事故を招く元凶忙しいとき、どうしても徹夜で仕事をしなければならないときもありますよね。でも、徹夜で働くということは事故を招く元凶に。従業員の睡眠不足が原因で起きてしまったケースとしては、スリーマイル島原子力発電所事故やスペースシャトルチャレンジャー号事故などが挙げられます。睡眠不足は、疲労感や集中力の低下、注意力散漫といった状態を引き起こします。業務効率も降りてしまうので、なるべく徹夜はしたくないものですが、必要に迫られたときは、どのような対策をとるべきなのでしょうか?徹夜で働く時には15分寝ること!徹夜で仕事をしなければならないとき、シャキッとするためのポイントは、一度仮眠をすることにあるそうです。日本睡眠学会理事の宮崎総一郎医師によると、適切な仮眠時間は80~100分がよいとされています。これは、いわゆる睡眠のサイクルと呼ばれるもの。これだけ眠れば、ハードワークになる徹夜でも乗り切ることができそうです。夜勤でも質の高い睡眠をとるコツは?忙しい仕事のせいで徹夜をしなければならないというあなた。1日くらいなら仕方ないと感じるかもしれません。でも、きちんと対策をしておかないと事故を招くリスクもあります。徹夜での仕事に必要なのは、いったん仮眠をとること。「一度寝たら起きられない」という方もいるかもしれませんが、職場だったら同僚に起こしてもらうというのもよさそうです。睡眠不足によっておこる事故のリスクや業務効率の低下を理解している人なら、きっと了承してくれるはずです。実際には徹夜は避けたいものです。でも、「どうしても」というときは、徹夜に備えた準備をしましょう。Photo by Martin Cathrae
2014年12月27日「もうこんな仕事、辞めてやる!」と思った時、あなたは誰かに相談しますか?仕事の愚痴ならともかく、誰かに「退職したい」なんて話を簡単には口に出せませんよね。かといって、自分のこととはいえ、1人で決断するには責任重大……。とはいえ、「辞めてもいいんじゃない」の一言が欲しくて誰かに相談したい気もする……。でも、そもそも誰に相談したらいいのか……。このように悩んでいる時、みなさんどうしているんでしょう?ふと気になって、「仕事を辞めるか悩んだとき、何人に相談しますか?」というアンケートを、男女100人に実施してみました。すると結果、平均が0.99人になりました。どうやら、大抵1人くらいには相談するようです。しかし、もっと詳しく見ていくと、意見が真っ二つに!相談する人50%、しない人50%にキッチリわかれました。何だか面白いですよね。それでは早速、その理由を見ていきましょう!■誰かに「仕事辞めたい」と相談しない理由まず、「相談しない」50%の回答中、半数以上が男性33%となりました。理由は、「相談しない。決めるのは結局自分だから」「すべて自分で考える」などがほとんど!これ、イメージ通りではありませんか?男性って、黙って悩んでいそうですよね……。しかし、女性のコメントも負けてはいませんよ!なんと17%の相談しない女性は「相談してもどうしようもない時が多い」「人に相談しても始まらない」といったものばかりでした。ある意味、男性よりも男前な発言ばかりですよね……。■誰かに「仕事辞めたい」と相談する理由それでは、「相談する」と答えた50%の人達は「仕事辞めたい」と何人に、そしてどんな相手に相談しているのでしょう。[相談する人数]1位:2人(19%)2位:1人(18%)やはり、本当に信用できる1人か2人に相談してみる、といったところでしょうか。[相談する相手]1位:配偶者(7%)この回答に寄せられたコメントは、「奥さんが一番大事な人だから」という熱々なコメントもあれば、「夫。生活設計に関わるから」という何とも現実的なコメントまでありました。2位:親(6%)ナンダカンダ言って、親を頼るものなんですね。「話しやすいし、いつも相談しているから」「結局大きな問題を相談できるのは肉親だけだから」「お母さん。1番信頼しているから」などのコメントが届きました。余談ですが、「親への相談」と答えた人達は主に女性でした。正直「30代後半のいい男が“相談者=お母さん”というのもなぁ……」と思ったもので、老婆心ながらチェックしてしまいました……!ただ、キッチリ半々となったことで、もしかしたら「仕事を辞めようか?」と悩んだ時、「誰かに相談しない方がいいのかな」と思ってしまうかもしれませんね。いえいえ、決してそんなことはないのです。色々なコメントに目を通してみると、信頼できる人に相談し、アドバイスをもらうのは“大切なこと”と言えます。それは、相談しているうちに自分の中の感情が整理され、また自分の気づかない点を指摘してもらうことで、違う側面が見えてくることもあるからです。しかし、相談相手が職場関係の人の場合は、“退職”という言葉をすぐ出さない方が無難。仕事の悩みさえ解決すれば、辞めなくてもよい場合もあるわけなので、注意しましょう。ただし職場が「生理的にもう限界!」という場合は、相談するまでもありませんね。とくにブラック企業は今後の人生を台無しにする恐れがあります。実際に筆者も経験があるのでわかるのですが、努力しても環境が全く改善されないようなら、即座に辞めた方が毎日のストレスは確実に減るはずですよ!(文/喜田宏美)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年11月14日(金)調査対象:全国20代~30代の男女計100名
2014年12月01日仕事を続けていると「辞めたい!」と思うことも出てきますよね。でもそこで深く考えずに転職して、後で「前の会社の方が良かった」と悔んでいる人も実は多いようです。辞めてから後悔することのないように、「仕事を辞めたい!」と思ったら、退職届を書く前に一度立ち止まって考えてみてください。■01. 感情優先で考えていないか仕事でミスをしてしまった、上司や取引先に叱られた…。そんなとき「もう嫌だ!辞めたい!」と思ってしまうことってありますよね。でも、感情的になって退職を決める前に、本当に辞めてしまっていいのかをよく考えてみることが必要です。仕事のミスも、叱られたことも、時間をおけば「大したことはなかった」「あの失敗があったから成長できた」と思えることも。感情優先で決断せずに、一度自分の気持ちをクールダウンさせて冷静に考えてみましょう。■02. 環境を変えるための努力をしたか「仕事内容がマンネリ」「職場の人間関係がうまくいかない」そういった理由で転職を考える人も少なくないようです。でも、辞める前に、今の環境でできることは本当にないか、よく考えてみましょう。マンネリでつまらないと思っていた仕事も、新たな取り組みやキャリアアップを目指せばやりがいが得られるかも知れません。職場の人間関係は、自分の気持ちを変えて働きかけることによって改善することもあります。自ら努力をせずに環境の変化だけを求めて転職しても、「こんなはずじゃなかった…」と後悔することになりかねません。努力して、それでも改善しなかったら、そのとき退職を考えても遅くはないのです。■03. 次の目標は決まっているか辞めた後、次にやりたい仕事のイメージは固まっていますか? そしてその仕事は、今の会社ではできないことですか? 目標が決まらないまま、ただ「何となく」で辞めてしまうと、次の会社でもしばらくすると同じように「辞めたい」と思うようになるかもしれません。また、自分のやりたい仕事が明確であっても、辞めた後にすぐ就職先が見つかるとは限りません。退職を決意しても、辞める前に、自分が望む業種の雇用状況などのリサーチをしておくことが必要です。一度退職届を出してしまうと、基本的には撤回はできません。退職や転職は、人生の大きな節目になります。よく考えて、自分のステップアップにつなげられるようにしたいですね。
2014年02月17日時々辞めたくなるけれど……仕事をしていれば、つらいこともあるでしょう。「もう辞めたい」と思ったことはない人のほうが少ないのかもしれません。とはいえ、待遇がよかったり、次の転職先が見つからないなど、そう簡単に辞められない理由もあるはず。皆さんは、どのような理由で今の仕事を続けていますか?マイナビ会員の女性573名に聞いてみました。>>男性編も見るQ.今の仕事を続ける理由を教えてください(複数回答)1位やりたいことができる19.9%2位安定している19.6%3位人間関係がよい18.9%3位勤務時間が自分に合っている18.9%5位労働環境がよい18.5%6位ほかにやりたいことがない14.5%■やりたいことができる・「自分のやりたかった仕事のひとつだから」(24歳/金融・証券/事務系専門職)・「きついですが、やりがいもあるので」(23歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「仕事は激務だけど、自由にできる時間があるときもある」(27歳/その他/販売職・サービス系)■安定している・「夏休みがたくさんもらえる」(28歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)・「今の会社はとにかく緩くて楽です」(23歳/警備・メンテナンス/事務系専門職)・「ほかにやりたいことがあればすぐにでも辞めると思うが、特にないので生活のために働いている」(29歳/金融・証券/事務系専門職)■人間関係がよい・「同期に恵まれているから」(24歳/生保・損保/営業職)・「従業員がいい人ばかりだから」(22歳/電力・ガス・石油/技術職)・「人間関係は良いし、できればずーっと働きたい。給料は少ないが我慢できる」(28歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)■勤務時間が自分に合っている・「せっかく慣れてきたから」(23歳/不動産/事務系専門職)・「家のこともやりつつできるから」(30歳/小売店/販売職・サービス系)・「10時出社だから。もう9時出社なんて無理です」(30歳/商社・卸/事務系専門職)■労働環境がよい・「ほぼ定時に帰ることができるので」(29歳/金融・証券/営業職)・「前の会社とは比べ物にならないほど待遇が良い」(26歳/商社・卸/事務系専門職)・「大企業なので福利厚生などの手当てが厚く、自分の給与以上に好待遇だと思うから」(25歳/情報・IT/技術職)■ほかにやりたいことがない・「取りあえず続けているだけ」(28歳/情報・IT/技術職)・「本当は明日にでも仕事を辞めたいです」(33歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「転職はしたいと思いますが、辞めたところで何をしたいのか定かではないので」(25歳/情報・IT/技術職)■番外編:複雑な事情があるようです・「今すぐでも辞めたい」(27歳/小売店/営業職)・「コネで入っているので、辞めにくいのが事実」(26歳/その他/事務系専門職)・「転職したばかりなので、まずは続ける」(22歳/マスコミ・広告/営業職)総評1位は「やりたいことができる」でした。多少ハードな仕事でも、自分がやりたかった仕事なら続けたいという気持ちになるようです。夢を実現できたなら、働き続けたいと思いますよね。2位は「安定している」。多少の不満があっても、生活のために働いているという意見も見受けられました。同率3位には、「人間関係がよい」「勤務時間が自分に合っている」がランクイン。仕事内容、待遇なども重要なのはもちろんのことですが、働く空間が自分にとって快適なのか、仕事と家事を両立できるかをよく検討するところが、女性らしい理由だと感じました。時期がきたら、転職することになるかもしれませんが、今、この仕事を続けているのなら、日々精いっぱい仕事をして、楽しみも見つけながら暮らしていきたいものですよね。仕事に対して葛藤(かっとう)を抱えることがあれば、メリットとデメリットをあらためて考える時間を作るといいかもしれません。(文・OFFICE-SANGA渡邉久美子)調査時期:2012年9月19日~2012年9月23日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性573名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】年収が増えないと思う理由ランキング【女性編】仕事がせっぱつまっているときにしたくなる現実逃避ランキング【女性編】会社で腹が立った瞬間ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年11月28日転職したくなることもあるけれど……働いていると時々、「この仕事を辞めたいな」「転職しようかな」と思うことはあるはず。それでもすぐに辞めないのはどうしてなのか?きっと、今の仕事にメリットを感じているからだと思います。そこで今回は、マイナビ会員の男性427名に今の仕事を続ける理由を聞いてみました。>>女性編も見るQ.今の仕事を続ける理由を教えてください(複数回答)1位やりたいことができる23.2%2位労働環境がよい19.0%3位安定している17.6%4位給与がよい14.1%5位ほかにやりたいことがない12.9%■やりたいことができる・「今の仕事は天職と思っています」(45歳/学校・教育関連/専門職)・「やりたいことをやりたいようにできるから。ただし体はきついが」(33歳/情報・IT/技術職)・「給料は安いが、自分の裁量でできることが多いから」(27歳/小売店/販売職・サービス系)■労働環境がよい・「職場の環境が自分に合っている感じはする」(33歳/情報・IT/技術職)・「労働条件が今の自分に適しているので。ある程度貯金ができたら次のステップに移りたい」(26歳/医療・福祉/専門職)・「勤務体系は恵まれていると思います」(35歳/医療・福祉/クリエイティブ職)■安定している・「安定が一番」(32歳/金融・証券/専門職)・「とにかく今の時代は安定重視だから」(28歳/運輸・倉庫/技術職)・「家族がいるので安定感、勤務地などは重要」(29歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)■給与がよい・「今転職しても、現職場よりよい待遇はないと思います」(45歳/建設・土木/技術職)・「まだ新人なのでいろいろ経験できるまで辞めるつもりはないし、お金は大事」(26歳/医療・福祉/技術職)・「周りに比べ給料がいいため」(28歳/情報・IT/技術職)■ほかにやりたいことがない・「目標が決まってない」(24歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「苦労したくないし、チャレンジ精神がないので現状で我慢」(45歳/自動車関連)・「転職活動をするのが面倒だから」(25歳/小売店/販売職・サービス系)■番外編:仕事そのものをどうしようか……・「仕事してない」(23歳/その他)・「仕方なく」(40歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「転職先を探しているのが現状です」(45歳/アパレル・繊維/事務系専門職)総評1位は「やりたいことができる」でした。労働条件に納得できないことがあったとしても、自分のやりたい仕事ができるという人は、仕事へのモチベーションが持続できるようです。一方、2位「労働環境がよい」のように、仕事にはやりがいを感じないけれど、労働環境が良い場合は、なんとか仕事を続けようという原動力になっていることも。5位「ほかにやりたいことがない」や、番外編の仕事を探している人たちのコメントは気になります。特に仕事に対しての目標はないけれど、仕事を探している。または仕事を続けているという人たちです。もう一度、自分が本当にやりたかったことを思い出せるといいのですね。多少の不満はあっても、自分にとってのメリットが見いだせるから、いまの仕事を続けているのだと思います。たまには「どうしていまの仕事を続けているんだろう?」という気持ちもよぎることでしょう。そんなときは、自分の心に耳を傾けてみませんか?その理由がわかることもあるかもしれません。(文・OFFICE-SANGA渡邉久美子)調査時期:2012年9月19日~2012年9月23日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性427名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】年収が増えないと思う理由ランキング【男性編】仕事がせっぱつまっているときにしたくなる現実逃避ランキング【男性編】会社で腹が立った瞬間ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年11月28日仕事とはまさに「苦行」であり、ヤフー!知恵袋や大手小町を見れば「仕事を辞めたい」、「仕事がつまらん」、「給料が安い」といった不満だらけである。しかし、われわれは結局仕事をしなくては生きていけないわけで、ブーたれながらも、なんとか仕事を続けているわけだ。私はTBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』より「ビューティフル・社畜・ライフ・コンサルタント」の肩書を与えられ、「社畜」も悪くないぜ、ということを説いている。そして、ここに仕事を楽しみつつも、「モテたい!」という願望を達成したプランナーが存在する。TBWA博報堂の高橋真氏(36・写真右)である。同氏が生きる上で大切にしている信条には「楽しくないものは続けられない」がある。その姿勢は仕事にも現れており、どんなに業務内容が大変でもなんとか楽しみを見つけることを心掛けている。これに対しては、お前!こちとら毎日クレーム対応してるんだ!「あ~、今日のクレーム、あのオッサンの声が渋くて素敵だったなぁ、楽しいなぁ!」なんて思えるか、エッ!お前!広告業界だからできるんだろ、この野郎!というツッコミを読者の皆さまが入れたくなる気持ちも理解できるが、広告業界だからといって、全員がその姿勢で仕事ができるわけではない。彼の心の持ちようひとつ、ということもできる。それが現れたのが同氏が企画した「ハナサケ!ニッポン!(」である。これは、東日本大震災の直後に「花見の自粛なんかしないで東北の日本酒を飲んで!」と呼び掛けるビデオをネットにアップし、被災地の経済を活性化させることを目指した。この企画の裏にあるのは「募金やボランティアを続けるのは大変だけど、『東北のお酒を飲む』『被災地のものを食べる』なら続けられる。しかも、おいしくて楽しい」(高橋氏)という考え方だ。結局、「ハナサケ!ニッポン!」は、多数のメディアで取り上げられたり、多数の共感者を集める結果となった。そんな高橋氏が現在取り組んでいるのが「よるドラ」である。この企画は、日産のコンパクトカー・JUKEの特設サイトで、「節電が求められる今年の夏は、夜になったらドライブをし、ついでに気になる異性を誘おう!」を提案するものである。同企画について高橋氏は「『節電』も、暑くて暗くてつまらなかったら、僕だったら続けられないと考えました。会社も早く追い出されるわけだし、『せっかくできた夜の時間を楽しく過ごそうよ。電気をなるべく使わずに』というのが企画の出発点。居酒屋や小売店など、さまざまなキャンペーンがあるけれど、車もその中で一役買いたい。買い物や飲み会はなかなか毎日続けられなくても、夜、少し車でドライブするなら毎日できる。夜風が涼しくて気持ちいいだろうな、と思った」というのが発端だという。また、こんな企画になったのも同氏が女からモテたくて仕方ないからである。それを「企画」として実際に形にするとはなんとも自己中心的ではないか。「いや、違います!」と高橋氏はいう。「これでみんながモテればいいじゃないですか!しかも今回の「よるドラ」のターゲットは、老若男女問わずクルマにあんまり関心がない人たちなんです。かつてクルマでデートが当たり前だった世代に、もう一度、車/ドライブの楽しさを思い出してほしかった」。さらに、高橋氏は、「特に若い人の車離れが言われています。そんな若い世代にも共感をもってほしいと思って『恋愛』をもうひとつのテーマにしたんです!夜/ドライブといった状況は、男女や恋愛と相性がいいはず。でも、今の若い世代には『生活の中にまったく車が存在しない』人たちもいる。『恋愛』だったら、車に接点がない人にも興味を持ってもらうきっかけになるのでは。よるドラで『モテる』までは言い過ぎですが、『誘う口実/きっかけ』にはなればいいな、と」意外にまともな理由で「よるドラ」の企画を作った高橋氏は、一緒にサイトを作ったよぎともゆき氏(株式会社パズル)、そして高橋氏の誘いに乗ってきてくれた恵美クン(22)と翔美クン(24)とウハウハお台場ドライブダブルデートにまでこぎつけたのでした。「今回レンタカー借りたんッスよ!その後4人で焼き肉ですよ!仕事して、お金もらって、それで美女とウハウハ、いやぁ~、仕事しててよかった!」(高橋氏)というわけで、仕事と個人的な思いはつなげることができるのである。しかもモテるのである。文/中川淳一郎(ビューティフル・社畜・ライフ・コンサルタント)【関連リンク】【コラム】こんな車はイヤだ!【コラム】これはドン引き! 男性の車にあると引いてしまうアクセサリーランキング【コラム】車内外は敵でいっぱい!? 運転中にイラっとくる出来事ランキング!
2011年08月02日