日本銀行は9日、財務省及び日本銀行が、韓国企画財政部及び韓国銀行との協議の上、日韓通貨スワップの時限的な増額部分(※)を2012年10月31日に予定通り終了することとしたと発表した。日本銀行によると、日韓両財務当局、中央銀行は、「これまでの時限的な増額がグローバルな金融不安の両国経済への波及を抑え、また、韓国の為替市場や地域の金融市場の安定確保にも大きく貢献してきたと認識している」という。足下で、両国の金融市場が安定し、マクロ経済の状況も健全であるとの認識の下、日韓両国は日韓通貨スワップの増額部分の延長は必要がないとの結論に至ったとしている。また同時に、日韓両国は、日韓及び世界経済の状況を今後注意深くモニターし、必要が生じた場合には適切に協力することにも合意したという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月10日アジア開発銀行が9月10日に発表した、アジア※の現地通貨建て債券残高は、2012年6月末時点で、5.9兆米ドル(国債3.9兆米ドル、社債2.0兆米ドル)に達し、前年同月比で+8.6%の増加となりました。リーマン・ショック後に各国が歳出抑制に動いたことなどもあり、国債は前年同月比+5.5%の伸びとなったものの、社債は企業による積極的な発行を受け、同+15.2%の大きな伸びとなりました。世界経済が不透明な状況にある中、アジアの債券発行が順調に増加していることは、アジア債券市場が概ね安定的に推移していることを示しているとみられます。アジアでは、自国の経済成長や、それに伴なう設備投資および、域内や海外進出の活発化などを背景に、企業の資金調達ニーズが増加していることが、積極的な社債の発行につながっているとみられます。それらに加え、足元では、銀行の貸出態度が厳格化している反面、調達金利が低下していることが、社債発行の追い風になっていると考えられます。一方、欧州債務問題の深刻化や世界的な金利低下などを受け、世界の投資家は、株式や商品などに比べてリスクが低く、相対的に利回りの高い社債を選好する傾向がみられています。こうした良好な需給のバランスが、更なる企業の社債発行を後押ししていくものと考えられます。なお、アジアでは、生命保険や年金基金などの機関投資家が、徐々に存在感を高めており、現地通貨建て社債の新たな買い手として注目されています。アジアでは、堅調な経済成長などを背景に、今後も国や企業の資金需要は増加していくとみられ、債券市場の規模の拡大が見込まれています。これらに伴ない、債券市場の流動性が向上し、さらに投資が活発化する可能性が考えられ、アジアの債券市場は、魅力ある投資先としての注目度を一層高めていくと期待されます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2012年9月13日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日高金利通貨や資源国通貨は、投資家心理が改善する局面で買われ、投資家心理が悪化する局面で売られるといった傾向がみられます。実際、投資家のリスク許容度の上昇・低下を世界株式の上昇・下落に置き換えて、それぞれの局面ごとに通貨の動きを見てみると、その傾向を確認することができます。ただし、動きの方向性は似ているものの、高金利通貨や資源国通貨が全く同じように動くわけではなく、例えば、投資家心理が改善する局面においては、経済成長が見込まれる、あるいは政治やインフレが安定している国々の通貨がより選好されているものとみられます。今年の春以降、欧州債務問題の深刻化などを背景に、世界株式は下落していましたが、6月初旬を底に、緩やかながらも上昇基調に転じる動きとなっています。そうした中、6月末のユーロ圏・欧州連合首脳会議で、ESM(金融安定メカニズム)を通じた銀行への直接資本注入や1,200億ユーロの成長・雇用協定を中心とする合意が決定したことなどを背景に、今後は投資家心理が改善していくとともに、高金利通貨や資源国通貨が買われる動きとなることが期待されます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2012年7月4日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日三井住友カードは、NTTデータと連携し、国内のインターネット通信販売加盟店において、海外のカードホルダーが外貨建てでカード決済ができる多通貨決済サービスを開始した。既に、第一弾として4月6日に日本初の本格的格安航空会社であるPeach に導入している。日本のカード会社による航空会社への多通貨決済サービスの提供は初めてとのこと。従来、日本企業がインターネットを通じて商品を販売する場合、海外の利用者に対しても、原則円建てでしかクレジットカード決済を行うことができないため、海外の利用者は購入時点で正確な支払額を知ることが出来ず、購入を見合わせる要因の一つとなっていた。しかし、今回開始する多通貨決済サービスでは、日本企業が外貨建てでクレジットカード決済を行うことが可能となるため、海外の利用者は購入時点で自国通貨での支払額を確認した上で買い物ができる。また、本サービスを利用して決済を行ったクレジットカード売上代金は、三井住友カードが外貨を円に転換した上で加盟店に支払うので、加盟店は外貨取り扱いに関する業務負担を軽減できる仕組みになっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日ヘインズブランズ ジャパンはこのほど、アメリカンスポーツカジュアルブランド「チャンピオン」の公式ブランドサイト上に、老若男女問わず楽しめる仮想大学、「Champion University(チャンピオン大学)」をオープンした。この「仮想大学」では、毎月1回ウェブ上で開催されるイベントに参加したり、1日1回の登校(ログイン)やイベントで得たポイントでオリジナルグッズ(ファイアーキングオリジナルマグカップやオリジナルTシャツなど)のプレゼントに応募したり、オフィシャル公式通販サイトで使える最大20%割引きのクーポンを取得したりと、気軽にブランドの世界観を楽しめる。入学方法は公式サイトにて、エントリーシートを記入し、全3問の入学試験にチャレンジ。正解数で自動的にクラス分け・クラブ配属・ニックネームが決まる。試験を終えると学生証が完成し、晴れて「Champion University」の学生となる。この大学に通ってみたいという人は、「Champion University」からアクセス。前期学生募集は7月31日まで。なお、今月30日までウェルカムパーティーも開催している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日日興アセットマネジメント(「日興アセット」)は15日、追加型投信「資源ファンド(株式と通貨)」のラインナップ(ブラジルレアル・コース/南アフリカランド・コース/オーストラリアドル・コース)に新たに「円コース」を追加し、4月2日に設定、運用を開始する予定であると発表した。募集は同日から、SMBCフレンド証券、エース証券、高木証券、八十二証券、ひろぎんウツミ屋証券の各社で行う。「資源ファンド(株式と通貨)」は、「世界の資源株への投資」と「通貨運用」によって、それぞれの投資成果の獲得をめざすファンド。新たに設定する「円コース」では、世界のエネルギー株、素材株、農業・食料株などの「資源株」(米ドル建て)に投資し、中長期的な値上がり益や配当収益の獲得をめざすとともに、日本円で為替ヘッジ(対米ドル)を行なうことによって、為替変動リスクの低減を図る。「近年の外国為替市場の動向を踏まえ、為替変動リスクを抑えたい」「ポートフォリオ全体での通貨配分を考慮しつつ、機動的に投資先通貨を変更したい」などといった投資家ニーズに対して、「これまで以上に応えることができると考えている」(日興アセット)。2009年7月に運用を開始した既存の3コース、「ブラジルレアル・コース」「南アフリカランド・コース」および「オーストラリアドル・コース」は、資源株への投資と同時に、各コースの通貨で為替ヘッジ(対米ドル)を行なうことによって、「為替ヘッジプレミアム(当該通貨と米ドルの間の金利差相当額)」 や「資源国通貨の上昇に伴なう為替差益」などの獲得をめざすファンド。世界的な需要拡大が見込まれる「資源」にフォーカスするという明快な商品コンセプトや確かな運用実績が評価された結果、3コースともに順調に資産を増やし、直近の純資産残高は3コース合計で1,253億円と大型ファンドに成長しているという。今回の「円コース」の追加により、計4コースの間でスイッチングができるようになり、「より幅広い選択肢の中から顧客自身の為替の見通しに基づいた投資を機動的に行なってもらうことが可能となる」(日興アセット)としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日2011年の外国為替市場では、円相場が米ドルに対し戦後最高値を更新するなど、歴史的な円高水準が続きました。また、米ドルのみならず、資源国通貨や高金利通貨なども、円に対し大きく下落しました。しかしながら、2012年に入ると、それまでの動きが一変し、円に対し下落幅の大きかった通貨を中心に買い戻される展開となりました。一般に、高金利通貨や資源国通貨などは、投資家心理が改善する局面で買われ、投資家心理が悪化する局面で売られるといった傾向があります。そのため、これらの通貨の上昇には、投資家心理の改善が大きな鍵となります。2012年に入ってからの各国通貨の上昇は、欧州債務危機の沈静化に向けて進展が見られる中、良好な経済指標の発表を受けての米景気の回復期待や、世界各国・地域の中央銀行の金融緩和姿勢などにより、投資家の過度な悲観が和らいだことが背景になっていると考えられます。加えて、日本では、日銀が2月半ばに追加の金融緩和策を発表するなど、超低金利政策が長期間続くとみられていることもあり、相対的に金利の高い通貨への注目度が増したものと考えられます。なお、投資家心理の改善や悪化には留意をする必要があるものの、それによって、高金利通貨や資源国通貨が必ずしも同じように動くわけではありません。そのため、こうした通貨への投資にあたっては、経済成長が見込まれる、あるいは政治やインフレが安定している国々の通貨を選別し、分散投資を行なっていくことが重要になってくるものとみられます。(※上記は過去のものであり将来を約束するものではありません。)(2012年3月8日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月09日セイコースポーツライフ株式会社は、新幹線の6つの路線を仮想でウォーキングできる歩数計「新幹線」を3月20日に発売する。JR各社の許諾済商品で、全路線の総歩行距離は2,773.8km。色はホワイトのみで、価格はオープン価格。路線踏破を目標にし楽しみながら歩く習慣を付けてもらうのが狙い。次の停車駅までの距離が随時表示され、また途中駅に到着するとコーヒーやサンドイッチなどのアイコンが登場する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月03日三井住友銀行は3月12日より、「外貨宅配」での取扱通貨を現状の32通貨から36通貨に拡大し、外貨宅配の配送料割引キャンペーンを実施する。外貨宅配は、外貨両替サービスの1つで、希望の外貨を自宅や勤務先まで代金引換にて配送するサービス。現在、米ドルやブラジルレアルなど計32通貨を取り扱っている。申込金額は1万円~30万円(配送料・手数料込)。今回取り扱いを開始する外貨は、「ベトナムドン」「エジプトポンド」「フィジードル」「パシフィックフラン」の計4通貨。これにより、大手行の両替サービスとして国内最大(2012年2月14日三井住友銀行調べ)の計36通貨の取り扱いとなるという。取扱通貨の拡大に伴い、「【外貨宅配】 外貨全36通貨 配送料割引キャンペーン」を実施。期間中、通常は申込金額(配送料・手数料込)8万円以上で無料となる配送料を3万円以上で無料とする。キャンペーン期間は3月12日~5月10日。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月29日2012年に入り、投資家の過度な悲観が和らいだことなどを背景に、資源国通貨や高金利通貨などが米ドルに対して反発しています。なかでも、メキシコペソの対米ドルでの上昇率は、2012年2月16日時点で昨年末比+8.9%と、ブラジルレアルやオーストラリアドルなど代表的な資源国通貨を上回る大きな上昇となっています。これは、米景気指標の改善などを受け、米国と経済的な結びつきが強いメキシコの景気の先行きに期待感が拡がったこと、そして、リーマンショック以降、米ドルに対するメキシコペソ上昇が、資源国通貨などと比べて抑えられた水準にとどまっており、今後の上昇余地が意識されたことなどが背景にあると考えられます。メキシコ経済は、輸出全体の約80%が米国向けであることや米国を中心に海外で就業する労働者からの送金が内需を支えている側面があることなどから、米国景気の影響を受けやすいと言われています。そのため為替市場では、2011年夏の米国債の格下げなどに伴ない、米国景気の先行き不透明感が強まると、メキシコ経済が内需主導で経済が堅調に推移していたのにもかかわらず、メキシコペソは大きく下落しました。2012年に入ってからのメキシコペソの大幅反発が、米国景気の回復期待の高まりなどに支えられたものであることなどを考え合わせると、今後も、メキシコペソは、米国景気の動向に左右されると考えられます。さて、その米国経済ですが、足元では、回復の兆しがみられつつあり、そのテンポは、2012年後半以降、徐々に高まっていくとの見方が拡がっています。このようななか、為替市場では、この先、米国景気との連動性の高さや対米ドルでの為替水準、さらには金利水準の魅力などに後押しされ、メキシコペソへの関心が高まっていくものと期待されます。(※グラフ、データは過去のものおよび予想であり、将来を約束するものではありません。)(2012年2月17日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月20日通貨選択型個人年金保険「MONTAGNE」三井住友海上メットライフ生命保険は、通貨選択型個人年金保険「MONTAGNE(モンターニュ)」の販売を、足利銀行を通じて、2011年2月1日より開始します。「モンターニュ」は、契約通貨の予定利率で一時払保険料を複利運用する通貨選択型個人年金保険で、契約時に4つの契約通貨、4つの積立期間から選択できます。ただし、円建て契約は積立期間10年のみです。積立期間経過後は、年金原資を年金形式または一括受取で受取れる他、「延長セレクトプラン」や「据置プラン」により運用を継続し、年金支払開始日を先に延ばすことも可能です。「モンターニュ」の主な特徴(1)えらぶ■ 米ドル、豪ドル、ユーロと円。4つの通貨より、契約通貨を選べます。契約通貨が外国通貨の場合、日本円で入金することができます。(円入金特約)■ 3年、5年、7年、10年の4つの積立期間から選べます。※円建て契約は積立期間10 年のみです。(2)ふやす■ 固定金利で「ふやせます」積立期間中の利率は固定されていますので、 積立期間満了時には契約通貨での年金原資が確定します。■ 複利効果で「ふやせます」積立期間中はご契約された時の予定利率で、複利運用されます。(3)うけとる・つづける■ 2つの方法でうけとれます4種類の年金受取方法、または一括受取■ 2つの方法でつづけられます延長セレクトプラン、または据置プラン
2011年01月30日外貨建変額年金保険『フリューゲル』アリアンツ生命保険は、みず銀行と代理店委託販売契約の締結を行い、2011年1月17日より「フリューゲル」【正式名称:通貨選択型一時払変額年金保険(年金原資保証型)】の販売を開始します。「フリューゲル」は、年金原資・死亡給付金額の最低保証機能と、外貨建て運用をあわせもち、据置(運用)期間3年で年金原資として一時払保険料以上を最低保証する変額年金保険は日本初(2010年12月27日現在、アリアンツ生命保険調べ)としています。「フリューゲル」の特徴1. 通貨を米ドルまたは豪ドルから選択可。2. 据置(運用)期間は、最短 3年から選択可。*13. 据置(運用)期間満了時の年金原資は、一時払保険料(基本保険金額)の100%から187%*2を最低保証。*34. 死亡給付金額は一時払保険料(基本保険金額)と同額を最低保証。*1契約日の基準金利によっては、選択できない場合があります。*2187%は据置(運用)期間10年・契約日の基準金利9.5%の場合の率です。*3申込時に指定する据置(運用)期間まで運用する必要があります。
2011年01月19日通貨選択型個人年金保険「ATHENA」今年10月に商号変更をした、三井住友海上メットライフ生命保険株式会社は、豊和銀行を通じ通貨選択型定額個人年金保険「ATHENA(アテナ)」を、12月6日より販売します。アテナは、好金利通貨の予定利率で一時払保険料を複利運用する外貨建個人年金保険で、契約時に米ドル、豪ドル、ユーロの3つの契約通貨、3年、5年、7年、10年の4つの積立期間から選択可能です。指定の積立期間経過後は、年金原資を年金形式または一括受取の2つの方法で受取れます。また、続けて運用する場合は「延長セレクトプラン」や「据置プラン」により、年金支払開始日を先に延ばすことも可能です。三井住友海上メットライフ生命保険は、アテナをお客さまのライフスタイルに合わせて、「えらぶ」「ふやす」「うけとる・つづける」というニーズに幅広くお応えする商品としています。
2010年12月06日今、仮想現実空間を提供するオンラインゲームの「セカンドライフ」が、いっときの異常なほどの加熱期を過ぎ、本来立つべき静かな地平で、ひそやかにその世界を拡大させているらしい。かつて参入した日本企業の多くは撤退をしてしまったものの、ゲーム内に残ったユーザーは純粋なクリエイターとして、さまざまなオブジェクト制作(ゲーム内で着用する衣服や建造物などを作ること)に心血を注いでいるというのだ。そこで今回、セカンドライフ内のバーチャルワールドガイドブックシリーズ『セカンドライフの作り方』の著者である西真由さんにお話を聞きつつ、コブス横丁もなにかできないか考えてみることにした。――個人的には当サイトのマスコットでもあるコブス君をゲームの中に登場させてみたいのですが。西「考えられる手段としては、次の三つの方法があります。まずひとつ目としては【オブジェクトにコブス君の画像をテクスチャーとして張り付ける】こと。もしくは【キャラクターのパーツをオブジェクトで作成する】こと。コブス君を動かしたいのなら【「着ぐるみ」を作成して、アバター(自分のキャラクター)に装着させる】のがよいでしょう」――実際にやってみないと想像がわきませんが、要は「着ぐるみ」とうものを作って着用すれば、僕がコブス君の風ぼうになって、街を練り歩けるということですね?西「そうです。その格好でいろいろな場所に出没すれば、ほかのユーザーの目に触れるとは思います。とはいうものの、ただ歩くだけでコブス君を広めるというのはあまり現実的ではないかもしれません。なぜなら、セカンドライフ内のさまざまな場所へ行くとわかると思いますが、個性的な着ぐるみで変身している方は数多くいらっしゃるので、埋もれてしまう可能性があるからです」――コブス君を埋もれさせたくはないです。どうしたらいいですか?西「お金はかかりますが、一番手っ取り早いのが、土地を購入して人がたくさん集まるような仕組みにする。そして土地にはコブス君を認知させるための何かを置く(たとえば地面をコブス君のイラストで敷き詰めるとか、コブス君の大きな看板を置くとか)。コブス君の着ぐるみを無料で配るというのもアリかもしれません。ただ、着てもらえるかどうかは分かりませんが」――うーん、なんだかむずかしそうですね……。西「とりあえず、私が試験的に作ってみたものがあるのでご覧ください」西「これがいわゆるアバターに着ぐるみを着せた状態です。とはいっても時間がなかったので頭部しか制作していません。本当は腕や足、そのほか、腰回りの剣とかもあれば完璧なのですが、今回はこれでご了承ください(ちなみに、着ぐるみをはじめとするアバターの容姿作成については、『セカンドライフの作り方』の第3章で解説しています)。――おお!なんだかシュールですが、たしかにコブス君です!(身長伸びたなあ)西「次の画像は、プリムと呼ばれる、オブジェクトを形成するパーツにコブス君の画像を張り、周りを透明化させることでメタバース(セカンドライフの世界)に違和感なく存在させてみました(ちなみに、このテクニックについては、「セカンドライフの作り方」の第2章-05で解説しています)。ありがとうございます!なるほど、画像を見ると実感がわきますね。セカンドライフユーザーは諸外国を含め、まだまだ増加傾向にあるようです。世界に向けてまず第一歩を踏み出したコブス君ですが、肝心の僕がけん引役なので苦労をかけそう。もうちょっと勉強してみます!(根岸達朗/プレスラボ)【関連リンク】テクニカルライター西真由さんのホームページコンピュータ関連のさまざまな書籍や雑誌で幅広くライティングを手掛ける西真由さんのホームページですSECOND LIFE:3Dオンライン仮想世界のオフィシャルサイトページ左上の「日本語ベータ版のダウンロードはこちらから」で、アカウントの作成ができます
2009年07月08日