伊勢丹メンズの15年プレフォールコレクションが、インターナショナルラグジュアリーフロアからシーズンインしている。今AWシーズンの全体的な傾向としては、“男らしさへの回帰”。スーツ、ミリタリーなどのディテールが復活し、普遍的な定番ラインのアイテムが軽量化され、ソフトな素材で提案されている傾向が顕著となっている。今シーズン、ビッグサイズのマフラーに代表されるボリューム感のあるスタイルをコレクションで打ち出した「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」がプレフォールコレクションで提案するのは、インナーにパイピングが施され、ライニングのないダブルフェイスのウールジャージーのジャケット(23万円)と、イエローのファイブポケットの細畝コーデュロイパンツ(6万2,000円)のスタイリング。インナーにはウールニット(8万8,000円)とチェックのシャツ(4万2,000円)をコーディネート。ブルー、グレーといったベーシックなカラーに鮮やかなアクセントカラーの組み合わせが印象的だ。シューズは、同ブランドでも人気の高いロングノーズのビットモカシン(8万3,000円)を合わせている。ジャッカジレに代表される自由な着こなしで、職人のテクニックをベースに新しいスタイルを提案する「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」の今シーズンのテーマは、まさに“スポーティサルトリアル”。これまでジャケット&パンツ、ブルゾンといったアイテムが中心だった同ブランドだが、今シーズンはスーツをスポーティーに提案。ジャケットのカフスをターンアップしたスーツ(55万円)は、インナーにはダウン・ジレ(18万円)とカットソー(4万4,000円)を合わせる。スーツスタイルに足元の白スニーカー(10万円)は今シーズンを代表するスタイル。三越伊勢丹限定のスリーピースで合わせられるジレも用意されている。「ブリオーニ(BRIONI)」は、ここ数シーズン、ピンクやグリーンなどの色使いのほか、春物では花柄のブルゾンも登場し遊びを感じさせるアイテムが多かったが、今回の傾向は“原点回帰”。コレクションでは乗馬をテーマとした細身のシルエットのジャケット、やわらかなプリーツを取りテーパードしたパンツなどが登場。定番モデルでオーソドックスなブルニコの光沢感のあるジャケット(64万5,000円)は、ダークネイビーをベースにバイアスのブルーに立体的なマイクロチェックという凝ったカシミアシルクの素材を、サルトリアルのテクニックで仕上げたブリオーニらしいラグジュアリーなアイテム。ブルーグレーのパンツ(7万8,000円)とチェックのシャツ(6万6,000円)を合わせ、シルバー・グレー、ミッドナイト・インク、リージェンシー・ブルーの今シーズンのカラーチャートでまとめたシックなブルーのコーディネートに仕上がっている。
2015年06月14日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が8月26日から9月15日まで、15-16AWメンズコレクションを扱うポップアップショップを伊勢丹新宿メンズ館1階にオープンする。メンズアーティスティックディレクターのキム・ジョーンズ(Kim Jones)は、自由な発想から生み出された“ディスコンストラクション(脱構築)”スタイルの先駆けであるファッションデザイナーのクリストファー・ネメス(Christopher Nemeth)に長年影響を受けてきた。15-16AWコレクションは、そんなクリストファー・ネメスの没後5年を迎えるに当たって、クリストファー・ネメスに捧げるオマージュとして制作されたものとなっている。
2015年06月14日伊勢丹新宿店が、梅雨シーズンに向けた雑貨アイテムの展開を強化している。同店本館1階婦人雑貨売場では、デザイナー・井部祐子が手掛ける傘、イタリア発「ピエールマントゥー(Pierre Mantoux)」の“張り付きにくい”ネットタイツを紹介するほか、伊勢丹オンラインストアでは、デンマークのレインウェアブランド「レインズ(RAINS)」を期間限定で展開する。井部祐子が手掛ける小物雑貨ブランド「ボンボンストア(Bon Bon Store)」からは、素材やディテールにこだわった傘を展開。ハンドルに楓やバンブーを使用した傘や鳥やカエルなどがプリントされた長傘(1万6,000円)、晴雨兼用の日傘(1万2,800円から)などを販売する。店頭展開は6月16日まで。イタリアのレッグウェアブランド「ピエールマントゥー」からは、足を細く見せる極細ネットタイツ“マイクロネット(MICRONETTE)”(ナイロン75%、ポリウレタン25%、3,500円)が、ベージュ、ライトベージュ、グレージュをはじめ14色で展開。ピタッと脚に沿うフィット感は、通気性が良く、梅雨のシーズンでも張りつかず、履き心地も快適だという。このほか同店では、オンラインショッピングのレインアイテム展開も強化。伊勢丹オンラインストアでは、レインウェアブランド「レインズ」を6月24日まで取り扱う。同ブランドは、14年から日本で本格的に販売をスタート。雨具という機能性に、北欧らしいミニマルなデザインを掛け合わせたウェアを展開している。同オンラインストアでは、ロングジャケット(1万3,000円から)、カーブジャケット(1万4,000円から)などを販売する。
2015年06月11日■六本木、イセタンサローネでは「最高峰」を提案したい――6月10日からイセタンサローネTHE CORNER@ISETANでは、上質なギフトをテーマにしたセレクトでプロモーションを展開中です。どのような基準で、「THE」のアイテムをセレクトされたのでしょうか水野:僕は、イセタンサローネには、ものすごく高価なものがあってもいんじゃないかなと思ったんです。1個2,000万円くらいの花瓶とか。それは、ある種の美術館のようでもあり、ある人はそれを実際ポンポン買っていく。イセタンサローネに参画する意味を鑑みて商品をセレクトしました。六本木って、本当に東京の中心なんですよね。その東京の真ん中で、信頼されている百貨店である伊勢丹さんと僕たちが何をやるべきかを考えましたね。「THE」であると同時に、ある意味での「最高峰」のものをプレゼンテーションしたいなと考えました。実現できなかったものもありますが、保安上置ける範囲で最高峰のものを選んだつもりです。■イセタンサローネのデザインを手掛けた杉本博司と「THE」の共通項――イセタンサローネの内装は「アートとファッションの融合」をコンセプトに、杉本博司さんが手掛けています。屋久杉をはじめ、日本古来の素材や技法を活かした環境で「THE」を展開されていかがでしたか米津:初めて、開店時に「THE」の商品が並んでいる様を見て、杉本さんの手掛けられた美術館的な内装に置いても、「THE」のアイテムが見劣りしてなかったことが嬉しかったですね。自分たちのやってきたことに間違いはなかったと感じました。――アート作品は、シーズンで作られたものとは違って、半永久的にいいと思われたものが収蔵されていきます。水野さんが話されていた「定番とは長い流行」という話にも通ずるところがありますね。鈴木:杉本さんのアートは新しいものを作ろうとするよりも、今まで誰もが知っていたものを見えるようにするきっかけを提示してくれているように感じています。海をモノクロ写真に収めた「海景」もそうです。いままで知っていたけど、改めて見ることがなかった素材や技法に気づかせてくれるのが杉本さんのアートであり、今回のお店の特徴なのかもしれません。「THE」も新しいものを作ろうとしていない点で通ずるところがあると思いました。クリエイティブの考え方として、通ずる部分があるのではないかと思います。――杉本さんも「古くから良いとされているものは、一番新しいもの」という考え方を話されていました。そこが「THE」に繋がっていて、いい融合になっているのだと思います■一番プレゼントが入っていそうな袋を考えてみたら…――6月10日からは「THE」に新たなラインアップも加わるそうですね米津:今回はTHE KITCHEN CLOTHということで、パートナーとして中川政七商店の「花ふきん」とコラボレーションしています。水野:これは「THE」のオリジナルパッケージですね。中川さんは自分のところの商品なので、他に出したい訳ではないんですが、「『THE』だけで売るんだったらいいです」というお許しを頂いています。なんでそこまでして、僕がこれを売りたいのかというとTHE KITCHEN CLOTHと言えば、「花ふきん」の他にないからなんです。そして、THE KITCHEN CLOTHらしいパッケージってなんだろうと考えました。ふきんらしさとは何かを追及した結果生まれたのがこのパッケージなんです。――日本語と英語の表記にされた理由はなんでしょうか水野:一つはもちろん海外の人にも買って欲しいからです。もう一つは、明治から昭和初期にかけて、日本というのは一時横文字文化に振れた時があったんですよね。ふきんといえば『ブレードランナー』みたいだねという人はいなくて、昭和初期のあの懐かしい感じを思い浮かべる訳です。ふきんそのものらしさを感じるのがその時代だったんです。――6月10日からは、オリジナルのギフトパッケージもスタートするとか米津:イセタンサローネ内にTHE CORNER@ISETANを展開する時から、「GIFT」に特化した場所にしたいという話がありました。実は、15年4月のオープン時にもショッパーの在り方やギフトラッピングを考えようという話もあり、日本中の誰もが知っている伊勢丹チェックのショッパーに「THE SHOPPING BAG」とプリントするといったアイデアもありました。今回は自分たちの商品である「THE SHIRTS」のオックスフォード生地で作ったギフトバッグを展開します。水野:結局、どんな袋にプレゼントが入っていたら嬉しいか?と考えると、いかにもプレゼントが入ってそうな上質な包みとリボンが嬉しいんですよね。なので、一番プレゼントが入っているべき袋を考えた結果、袋に「PRESENT IS INSIDE」とデザインしました。――今後、「THE」で挑戦していきたいことは何でしょうか米津:「THE」はパートナーとして協業する企業と様々なジャンルの“THE”を共に考え、研究し、開発するブランドです。「THE」のコンセプトのいいところは、汎用性の高さ。どんな分野にも“THE”的な考え方で新しい視点があると思いますので、いろんな業態と取り組んでいきたいですね。自動車メーカーとTHE CARを手掛けてみたい、とよくメンバー内でも話しています。また、小売業としてのTHE SHOPの中に留まらず、飲食THE旅やTHE CAFEなど、旅行企画や飲食にも挑戦してみたいですね。1/2に戻る。
2015年06月10日伊勢丹新宿店は6月10日から23日まで、イタリア家具ブランド「ジェルバゾーニ(GERVASONI)」のアートディレクターであるパオラ・ナヴォーネ(Paola Navone)の世界観が反映されたインテリアを紹介するポップアップショップを同店本館5階センターパーク/ザ・ステージ#5にオープンする。今回同店では、リビング雑誌『モダンリビング』と共に“人生にリゾートスタイルを!”をテーマに、ラグジュアリーでありながらもスローなサマーリゾートライフを提案。会場では、パオラ・ナヴォーネがディレクションを手掛けたタイ・プーケットの高級リゾートホテル「ポイント・ヤム・バイ・コモ(Point Yamu by COMO)」からインスパイアされたインテリアや雑貨が展開される。プーケットの自然からインスパイアされたというオリジナルテキスタイルを「ジェルバゾーニ」のチェアに張り込み、製作された“GHOST 05 SP”(幅約65cm×奥行き70cm×高さ70cm/座面までの高さ40cm/36万円)が同店で先行販売されるほか、サイドテーブル“BRICK247”(幅約110cm×奥行き40cm×高さ50cm/21万5,000円から30万9,000円 ※素材の組み合わせにより価格が異なる)も。また、同氏がファブリックからデザインまで手掛けたという「ポイント ヤム バイ コモ×パオラ・ナヴォーネ」のクッション(約55cm×55cm/1万円)が先行販売されるほか、実際に同ホテルで使用されているグラス(3,500円から)、フラワーベース(6,500円)も販売される。会期中は、『モダンリビング』編集長の下田結花による「インテリアのアイデア実践講座」(6月13日午後2時から、定員15名)を始め、同氏と『ミモレ(mi-mollet)』編集長の大草直子による「リゾートスタイルの服と暮らし」をテーマにした対談(6月20日、午後2時から、定員15名)も開催。いずれも予約制となり、6月11日午前11時から先着順に電話(伊勢丹新宿店大代表:03-3352-1111)で受け付ける。
2015年06月10日今年もいよいよ夏のボーナスシーズンが到来。ハイブランドの憧れシューズを、この時期に手に入れたいという女性も多いのではないだろうか。そこで、伊勢丹新宿店婦人靴フロア担当バイヤーに聞いたオススメシューズを紹介したい。まず押さえておきたいのが、靴好きにとって外せない存在の「セルジオ ロッシ(Sergio Rossi)」。スリムなウェッジソールとオープントゥを組み合わせたロングセラーモデルの「セシル」(7万5,000円)は、そのフェミニンなルックスとは裏腹に快適な履き心地で、一度手にしたらリピートする人が多いという品だ。今季はマットな質感のスエードにマッチする、シックなグレーやネイビーのカラーが新色として登場。また素肌に馴染む上品なピンクは、スエードに樹脂加工を施してニュアンスのある質感に仕上げた(7万4,000円)。足元をレディライクに引き立ててくれる一足は、取り入れるだけで優雅な気分に浸れるはず。マニッシュなルックがトレンドの昨今は、「ジェイエムウエストン(J.M.WESTON)」にも注目したい。1891年に創業したフランスの老舗シューズメーカーで、150もの工程を経て作り上げられるシューズには職人たちの技術が凝縮されている。美しいフォルムで絶大な人気を誇る定番ローファーも魅力的だが、ウィングチップにストラップを組み合わせた新作モデル(10万5,000円)もおすすめだ。ホワイトをベースにしたバイカラーデザインで、キャメルとネイビーの2色を用意。ラフなデニムルックもマッチし、デイリースタイルをエレガントに格上げしてくれる。スニーカー好きを唸らせる一足には、「フェンディ(FENDI)」の「カーリト(KARLITO)」(19万9,000円)をセレクト。デザイナーのカール・ラガーフェルドをモチーフにしたコレクションで、毛皮製品に特化したブランドらしくレッドやブルーのファーで飾られているため贅の極みを味わえる。スタッズ仕様のソールを採用し、ロックテイストに仕上げられているのも見逃せない。また既に店頭で動向を得ている、ストラップデザインのフラットサンダル「フェンディ パレット(FENDI PALLETE)」(6万5,000円)も、ポップなカラーを含めた豊富なカラーバリエーションがそろっている。ジョッキーブーツで名高い「サルトル(SARTORE)」は、手入れを繰り返して自分だけの一足へと仕上げられるエターナルなモデル。代名詞のロングブーツは、日本人に合わせて筒の長さを通常より2cm短くした三越伊勢丹限定モデルが登場している。またレザーにラバーコーティングを施したスリッポンシューズ(6万5,000円)は、梅雨を迎えるシーズンにまさにうってつけのアイテム。さらに6月10日からは、素材と色を組み合わせて“オリジナルの一足”を作ることができる、「メイド トゥ オーダー」がスタートする。ボーナス需要の高まるこの時期は、“初めての一足”に相応しい定番モデルから秋冬シーズンの新作まで幅広くそろうため、シューズ売場はいっそう賑わいを増す。“お洒落は足元から”という言葉が存在するように、ハイブランドの美しいシューズには女性に自信をもたらす魔力がある。夏に向けて気分が高揚するこの時期に、とっておきの一足を手に入れて新しい場所へ出掛けてみるのもいいかもしれない。
2015年06月10日藤原ヒロシがディレクションするザ・プール青山のポップアップイベント「ザ・プール新宿(the POOL shinjuku)」が伊勢丹新宿店の1階=ザ・ステージで6月17日より23日まで開催される。ザ・プール青山が同店以外でポップアップストアを開催するのは初めてのこととなる。14年4月に南青山にあるヴィンテージマンションの住人専用の室内プールだった場所を改装し、企画ごとにがらりと商品を変えるコンセプトストアとしてジュン(JUN)がオープン。東京を代表する旬のストアとして瞬く間に話題となり、オープン以降、ホワイト、フラワー、オリーブ、古着(ワンス イン ア ライフタイム)、黒(メラニズム)といったワンテーマで期間を決めて商品を構成。内装もその度に変化させ展開していくスタイルは、新しいファッションストアの方向性を示した。伊勢丹新宿店でのポップアップストアは、伊勢丹メンズ館と1年前より準備が進められ、今回だけの限定商品、先行発売商品が中心となる。展開アイテムは「ラコステ(LACOSTE)」の定番ポロシャツにラバープリントのラインとクロコダイルロゴを熱着した伊勢丹限定ポロシャツ(1万9,000円)。アメリカのデジタルオーディオメーカー「ION AUDIO」の別注ポータブルレコードプレーヤー(2万6,000円)など。イベントを担当した伊勢丹メンズのアシスタントバイヤーは、「三越伊勢丹では企業メッセージとして“This is Japan”と掲げている。またJAPAN SENSESというキャンペーンを通じ、優れた日本メイドの商品を以前から打ち出している。東京のファッションのランドマークともいえる新宿店1階ステージで、東京を代表する旬なショップであるザ・プール青山と、最旬の東京を発信したい。」と語っている。なお、ザ・プール青山は2年目を迎えた今年4月に、「プロジェクト自体が当初の目的を達成した」ということから16年4月での閉店を発表している。
2015年06月10日伊勢丹新宿店では、6月10日から23日まで、父の日キャンペーン「イセタン ダッズ サークル(ISETAN DAD’S CIRCLE)」を同店メンズ館1階プロモーション、同店本館6階ウエストパーク/ザ・ステージ#6で開催。映画『スター・ウォーズ(STAR WARS)』のキャラクターがイラストで描かれた親子ペアアイテムの販売、親子体験型イベントを開催する。同店本館、メンズ館の両会場では、『スター・ウォーズ』のスピンオフストーリーとして描かれた絵本『ダース・ベイダー アンド サン(Darth Vader and son)』の登場人物であるダース・ベイダーと4歳の息子ルーク・スカイウォーカーのイラストが入った各ブランドのアイテムが紹介される。帽子のセレクトショップ「カシラ(CA4LA)」からは、2人のイラストが総柄でプリントされた缶バッチ付きのバケットハット(大人用6,000円/子供用5,300円)を販売。「ナカタハンガー(NAKATA HANGER)」は、黒マット仕上げが施された表面に、レーザー刻印で同親子のイラストやロゴが削り出されたハンガー(大人用3,500円/子供用2,500円)を同店限定で用意する。ソックスメーカー「フクスケ(Fukuske)」は、“DARTHVADER”(大人用)や“LUKE”(子供用)が配された、リブ編みのスポーツソックス(大人用1,800円/子供用1,500円)を販売。アンダーウェアブランド「シドー(SIDO)」は、親子が描かれたワッペンが付いた包帯生地のボクサーパンツ(大人用4,300円/子供用3,300円)を展開する。このほかメンズ館では期間中、親子体験型イベントも実施。同館屋上のゴルフスクール「スイング」では、親子でゴルフの基礎をゲーム感覚で学ぶことができる“スナッグゴルフ親子体験会”(6月13日、14日/各日午前11時、午後1時、2時、3時、4時から各回30分/各回2組4名/参加費無料/要予約03-3226-5350)を開催する。同館8階イセタンメンズ レジデンスでは、「ポータークラシック(Porter Classic)」のエプロンを親子で製作体験できる“親子エプロンワークショップ”(6月14日/午後1時、4時、各回約2時間/各回10組20名/参加費1万円/要予約03-3225-2787)を実施するほか、カメラマン・尾崎誠によるイベント「ライカ(Leica)を使ってひと味違う家族写真を残そう」(6月20日/午前11時、午後2時、各回約120分/各回5組/参加費1,000円/要予約03-3225-2787)も行う。同館1階プロモーションでは、子育てと仕事を両立させることを目的にした「スーパーダディ協会」に所属するJリーグ・浦和レッズの鈴木啓太と、モデルのリヒト(RIHITO)による育児や家事に関するトークショー(6月13日、午後6時から)が実施される。
2015年06月04日シーバイクロエ(See By Chloe)がブランドのリローンチに伴い、4店舗でポップアップショップをオープンする。15-16AWコレクションより、新クリエイティブディレクターにクレア・ワイト・ケラーを起用し、ブランドのロゴカラーもリニューアルすることとなった。同コレクションでは都会的でクリーンな感覚を持ち、個性的で自由気ままな“シーバイクロエ・ガール”を表現。カメラマンには気鋭のフォトグラファー、マッテオ・モンタナーリ(Matteo Montanari)を起用し、ベルリン、ブリュッセル、コペンハーゲン、ロンドン、パリ、ストックホルムでキャスティングした20人の女子たちのスタイルを撮影。彼女たちから取り入れた、オーセンティックかつ自分らしさを反映させた現代的なセパレートスタイルを展開する。ラインアップは実用的なシルエットのパーカーやノーカラーアウター、レトロなムードのペイズリー、ドットプリントのブラウスなど。カラーは温かみのあるエレガントなネイビーをベースに、同ブランドらしいブラッシュピンク、ラズベリー、ヌードなどのダスティカラーやポップなペールイエローなどが用いられている。ポップアップショップの開催期間は、伊勢丹新宿店本館2階のステージ#2が6月17日から23日まで、ロンハーマン千駄ヶ谷店が7月25日から8月2日まで、福岡店が8月8日から14日まで、有楽町店が8月22日から30日まで。また伊勢丹新宿店本館2階では、スペシャルイベント「Which SeeByChloe girl are you?」を開催。会期中は、新作の15-16AWコレクションを着用して、シーバイクロエの世界観を楽しみながら撮影が出来るフォトブースが設置される。
2015年06月04日ワコールの百貨店向けブランド「パルファージュ」から蜷川実花ディレクションブランド「 M / mika ninagawa(エム/ミカ ニナガワ)」とのコラボンジェリーが、2015年6月3日(水)から伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店で先行発売される。上質感と大人を表現したデザインでキャリア女性に高く支持されている「パルファージュ」に、独自のスタイルで極彩色の鮮烈な写真を撮りつづけ、多く女性から共感得ている蜷川実花氏のディレクションブランド「 M / mika ninagawa」が融合した、待望のコラボ企画第二弾。今回は、谷間を寄せてキープする「リボンブラ」シリーズとバストメイキングに定評のある「フロントエックスブラ」シリーズで展開。デザインは、花の作品を用いたグラフィックをプリントやレースに使用することで、"蜷川ワールド"ならではの鮮やかなカラーバリエーションに仕上がっている。また、2015年5月22日に発売の蜷川実花氏が編集長を務める「M girl(エムガール)」誌面では、モデルとして活躍中のオードリー亜谷香が今回のコラボランジェリーを着こなし、身に纏うアートを表現。7月初旬からは、全国の百貨店の「パルファージュ」取り扱い店舗のほか、ワコールウェブストアで随時販売を開始する。※一部店舗によって発売日が異なる【コラボランジェリー概要】「パルファージュⅹM / mika ninagawa(エム/ミカ ニナガワ)」■先行発売発売日:2015年6月3日(水)取り扱い:伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店■全国発売発売日:7月初旬取り扱い:全国の百貨店の「パルファージュ」取り扱い店舗、ワコールウェブストア▼「パルファージュⅹM / mika ninagawa(エム/ミカ ニナガワ)」コラボ解特設ページ【問合わせ先】ワコールお客様センター電話番号:0120-307-056(平日:9:30~17:00)元の記事を読む
2015年06月03日バンダイ ガールズトイ事業部は、東京都・伊勢丹新宿店にて、有名クリエイターが描いたファンシーキャラクター「カピバラさん」を展示する「KAPIBARASAN DESIGN ART FES」を開催する。会期は6月10日~6月23日、会場は伊勢丹新宿店 本館2階=イセタンガール アートフレーム。入場無料。同展は、「カピバラさん」が2015年で誕生10周年を迎える記念企画として行われるもの。いずれの作品も、同イベントでの展示が初の一般披露になる。各アーティストの作品に加え、「カピバラさん」の生みの親であるチダ ケイコ氏のイラストも展示される。また、同展に参加するクリエイターは、キャラクター「グル~ミ~」などで知られるイラストレーター・森チャックや、ファッション・オタクカルチャーを中心に注目されている現代アーティスト・愛☆まどんな、 バンコク出身の漫画家で愛称「タムくん」としても知られるウィスット・ポンニミットをはじめ、今井杏 、えちがわのりゆき、 おかだ萌萌、 せきやゆりえ、タケヤマ・ノリヤ、 多屋澄礼、 長尾マロン、 ニシワキタダシ、 ホラグチカヨ、 ムライタケシ、moko.といった14名となっている。なお、会場ではクリエイターデザインの「カピバラさん」のオリジナルポストカード、およびぬいぐるみやマスコットなど「カピバラさん」商品の販売を行うということだ。
2015年06月03日伊勢丹新宿店が、2015年の新作浴衣を同店本館7階呉服売場を中心に、6月10日から本格的にスタートする。これを紹介するカタログ「イセタン ユカタ セレクション2015」では、女優でモデルの秋元梢がカバーガールとして登場。“リアルクローズな浴衣の着こなし”を提案している。同店担当バイヤーによれば、今年の品揃えについて、「普段は洋服しか着ないが、和に興味があり今年は浴衣デビューをしたい」、「(浴衣を着ていく場で)話のネタになるような浴衣が欲しい」といった、“着てみたい層”をメインターゲットに設定。普段から気軽に楽しめる“リアルクローズ寄り”の展開を強化したという。同カタログでは“A Day in Summer”をテーマに、とある夏の一日を想定して秋元梢をイメージモデルに、カップルでのデート、ブックカフェでのひと時など、シーン別の着こなしを通して新作浴衣を紹介している。カップルのデートシーンで紹介されているレディス用浴衣は、麻混で透け感のある白地の浴衣に薄く赤い薔薇が配され、現代女性の体型に合わせて仕立てられたという、三越伊勢丹オリジナル浴衣(綿75%、麻25%/3万3,000円)が3柄3色3サイズで登場。これとマッチするメンズ用として、黒地に細かな白い模様が散りばめられ、夏の星空を想起させる浴衣(綿90%、麻10%/2万8,000円)が2柄2色3サイズで登場する。ブックカフェのシーンで秋元梢が着こなしているのは、菊の花を饅頭のように描いた万寿菊と市松が和モダンな印象を醸し出す、三越伊勢丹限定柄の浴衣(ポリエステル97%、綿3%/4万8,000円)。素材には、接触冷感素材“ウェーブロン(R)”を使用し、涼感ある肌触りが特徴だという。この他、同カタログ掲載のメンズ浴衣では、各通の“江戸小紋三役”が一列に配され、気軽に伝統柄を着こなすことができる浴衣(綿90%、麻10%/2万8,000円)や、着物ブランド「撫松庵(ぶしょうあん)」の紺と黄で縞を描いた遊び心ある“よろけ縞(波上の曲線縞)”の浴衣(ポリエステル100%、/3万8,000円)なども紹介されている。また同フロアでは、浴衣に関する期間限定イベントも開催。愛知・有松を中心に伝わる“絞り”の浴衣特集(6月10日から16日まで)、紅型浴衣特集(6月17日から23日まで)。さらに、ファッションデザイナー出身の渡辺奈菜が手掛ける浴衣ブランド「SUPER SEVEN」のポップアップショップ(7月1日から7日まで)、伝統技法である注染を用いながら斬新なデザインの浴衣を提案する「傳tutaee」のポップアップショップ(7月15日から21まで)、北海道・札幌の悉皆屋「野口染舗」がファッションとして提案する着物ブランド「Shi bun no San」デニム浴衣コレクション(7月22日から28日まで)、東京・八王子の染工場「奥田染工場」が提案する浴衣ブランド「phro-fro 5th Anniversary」のポップアップショップ(7階催場、7月22日から27日まで)などが展開される。
2015年06月03日ケンゾー(KENZO)が6月3日から9日まで、伊勢丹新宿店本館1階のハンドバッグ/プロモーションスペースにてポップアップショップをオープンする。ラインアップはアイコニックなバッグ「カリフォルニア(Kalifornia)」を始め、ロゴのカットワークトートバッグやメッセージをプリントしたクラッチバッグなど。ケンゾーならではの遊び心とクリエイティブディレクターのキャロル・リム(Carol Lim)、ウンベルト・レオン(Humberto Leon)によるフレンチテイストが融合したバッグやアクセサリーなどを揃える。なお、4万3,200円(税込)以上の購入者には、数量限定でエッフェル塔モチーフのオリジナルキーリングのプレゼントも実施される。
2015年06月02日伊勢丹新宿店本館・メンズ館各階で、ブラジル生まれの食やファッション、アートなどを紹介するイベント「ブラジル・ファンタスチコ!祝彩楽園ブラジル」が6月3日から9日の1週間、開催される。昨年に続き2度目の開催となる今回は、ブラジルの食文化のルーツにも迫り、ヨーロッパから伝わった家庭料理や、首都サンパウロで老若男女問わず愛されている軽食も紹介する。また、南国生まれのフルーツなどの食材を使ったスイーツはバラエティ豊かな品ぞろえで、買うものを選ぶ楽しみも存分に味わえる。同店本館7階のカジュアルフレンチ「ラ・ターブルエディアール」では、現地で家庭料理として親しまれるストロガノフを提供。ブラジルでは、ストロガノフにセミドライトマトの酸味を活かしたブラウンソースを加えてアレンジするという。同店では、押麦と黒米のリゾットにストロガノフを合わせた一皿を用意する。また、同館3階のビストロカフェ「レディース アンドジェントルメン」では、イタリアから伝わった家庭の味をブラジル流にアレンジした「フランゴ・ア・パルメジアーナ」を用意。チキンカツにトマトソースとパルメザンチーズを合わせたボリューム満点の一皿だ。そして、本館地下1階=キッチンステージでは、ブラジル大使からも絶大な信頼を寄せられている日系3世の料理人、ヒラタマリ氏による「ブラジルのおもてなし料理」をコースで用意。冷製スープと前菜の後のメイン料理は、牛イチボ塩釜焼きまたはブラジル風魚の煮込みから選べる。いずれも、ブラジル風ごはん、ケールサラダ、カリオカ豆のサラダが付いて2,223円。自宅でもブラジルの味を楽しみたい時にオススメなのは、アマゾンフルーツを使ったスイーツの数々。人気のアサイー果汁を使った「プレミアム マリオジェラテリア」のジェラートや、「東京えんとつ」のシフォンケーキをチェックしたい。日本ではまだ珍しいクプアスというカカオの仲間のピューレをつかった「セバスチャン・ブイエ ファシナション」のマカロンや、ブラジル北東部で愛される柑橘のタペレバペーストを練り込んだ「エディアール」のブリオッシュなども揃う。食卓に彩りを与えてくれるスイーツからブラジルを感じるのもオススメだ。
2015年06月01日グリーンを店舗空間に取り入れた最新事例を見てみよう。■大阪:・bois de gui Kitahama・ビオトープ大阪・THE FARM UNIVERSAL■東京:・PENDULE VIA BUS STOP・新宿伊勢丹 5階(リモデル後)・SPOONBILL 青山・ハナセッキ・そら植物園 高島屋・蔦屋家電前回紹介した店舗は都内だが、大阪でもグリーンとショップの魅力的な連携が見られる。大阪・北浜のビル1階フロアに入り、それぞれに好影響をもたらしているのが、フラワーギフトなどを販売する「bois de gui Kitahama」とコーヒーの人気店「BROOKLYN ROASTING COMPANY KITAHAMA」である。ともに、空間デザインはドロワーズの小倉寛之氏が手掛けて、素材使いや手触りにこだわったインテリア。アダムエロペが展開する「ビオトープ大阪」は、白金にあるビオトープの大阪店であるが、建築家の谷尻誠氏による飾らない空気感の中に、SOLSOの齊藤太一氏が手掛けたグリーンが広がる。また、つい先頃、大阪・茨木にオープンした、ガーデニングの拠点となる「THE FARM UNIVERSAL」は、ガーデニング初心者にも対応するショップだ。ディレクションはSOLSOの齊藤太一氏、こちらの設計も、bois de guiと同じく、ドロワーズの小倉寛之氏によるものだ。東京の話題に戻って、新たな動きをいくつか挙げてみると、まずヴィア バス ストップの新業態「PENDULE VIA BUS STOP」は、アパレルのみならず、書店、雑貨、カフェを併設し、さらには、フラワーショップがエントランス付近でお客を迎えてくれる。また、根津美術館付近では、SPOONBILLというフラワー、観葉植物、家具、雑貨のセレクトショップがオープンしている。プラスワイの安原正樹氏による繊細なライティングデザインにより、グリーンも花瓶などの静物も美しく見える。また、3月にリモデルオープンした新宿伊勢丹のリビングフロアでも、家具、カトラリー、雑貨などのフロア内にフラワーショップが位置している。また、変わった業態としては、移動式花屋「ハナセッキ」の展開も興味深い。商店建築5月号のポップアップストアの特集でも取材したばかりだが、PHAMILYによる、組み立て、解体のシステムを考慮したデザインは緻密なものである。そして、二子玉川ライズに先日オープンした「蔦屋家電」でも、豊かなグリーンが目を楽しませてくれる。最後に、この春、驚きを与えてくれたグリーンの話題をもうひとつ。プラントハンター・西畠清順氏による「ボタニカルガーデン」と題した、高島屋各店での展開を紹介したい。日本橋高島屋では、ウインドーにも展開し、さらに店内吹き抜けエリアに、大規模な“植物園”が出現。展示期間後の植物は、ファームで“休ませる”という西畠氏の言葉に、切り花の世界とはまた異なる、他国から連れて来た仲間(植物たち)を大切にする、彼らの考え方を感じることができた。
2015年05月31日伊勢丹新宿本店が提供する学びの場「ココイク(cocoiku)」が7月より夏学期をスタートする。「ココイク」では、現場で活躍しているプロのクリエイターやスペシャリストなどを講師に招いてワークショップを開催。情報社会を生きるための知恵を身につける“メディア”、表現力や想像力を育む“アート”、身体的な感覚の知覚や表現を学ぶ“フィジカル”、親としての価値観を育てるための保護者向けの“教育”の4つの分野にわけて授業を実施する。3カ月全10回で一つの学期としており、春・夏・秋・冬の年4期で構成されている。今回開始する夏学期では、39種類のクラスを用意。メディア分野では、仮想生物の3Dモデルを簡単に作れるシミュレーションシステムを使ってインターネット上で共同創作を体験。アート分野ではデザイナーの橋詰宗を招き、色や形といった目に見えるものだけでなく、言葉やルールなどの“目に見えないもの”をデザインできるものとして見直すことを促す。フィジカル分野では“感じること”をテーマとし、音楽や言葉のリズムなどを通じて“見る、聞く、触れる”を楽しく体験。保護者へのレクチャーも行っており、全10回で歌いかけや読み聞かせなどがマスター出来る。教育分野ではアドラー心理学をベースに、コミュニケーションスキルの改善を図る。“親の無意識の表情や言動、信念が子どもにとってマイナスになっているとしたら”といった問題の解決など、親子や夫婦関係などの改善をサポートするプログラムとなっている。さらに7月6日から8月31日にかけては、「cocoikuトライアルセミナー」を開催。芸術家のアトリエのように自由で、科学者の実験室のように刺激的な空間である「cocoikuアトリエ」で、子どもを自由に遊ばせることが出来る。学びのエキスパートである専任スタッフのサポートを得ながら遊ぶことで、知的好奇心の刺激や、想像力、言語、図形、数学などの力が身につけられる。時間制でのアトリエ貸出は初めての試みとなっており、参加費は1時間3,240円。なお、6月第1週から第3週の土曜・日曜には、説明会やワークショップ体験なども実施。夏休みや休日の過ごし方の一つとして検討してみるのもいいだろう。
2015年05月28日プラダ(PRADA)が、パンプスのメイド・トゥ・オーダーサービスを期間限定で実施中だ。会場はプラダ大阪心斎橋店、伊勢丹新宿店、松屋銀座店、青山店の4店舗となる。59色のカラーから、自分らしい一足をオーダー可能だ。今回用意されたモデルは、人気のベーシックパンプスを始め、オープントウ、プラットフォーム、スリングバックなど全11モデル。スタイルによってはヒールの高さを選ぶことも可能だ。素材にはクロコダイル、オーストリッチ、パイソン、リザード、スエード、シルクサテン、「プラダ」の伝統的な素材である“サフィアーノ”にパテントを施したカーフレザー、メタリックレザー、ゴートレザーの9種類を取りそろえる。なお、“サフィアーノ”レザーとシルクサテンは「プラダ」のアーカイブプリントが施されたタイプを、クロコダイルとゴートレザーはライニングにローズプリントをあしらったタイプも選べる。カラーは59色を用意。さらに、アウトソールの色をブラック、ダークピンク、ブルーの3色からセレクト出来る他、アウトソールの「プラダ」のロゴ下にゴールド、またはシルバーで自分のイニシャルを付けることも可能で、それぞれのシューズに合わせたスペシャルパッケージに入れて提供される。期間はプラダ大阪心斎橋店が5月28日まで、伊勢丹新宿店が6月3日から9日まで松屋銀座店が6月12日から14日まで。青山店は6月19日よりスタートし、終了日は未定となっている。なお、納期は約4カ月、価格は既製品の価格に対して20%のチャージ料がかかる。
2015年05月28日ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)は、5月27日から伊勢丹新宿店で期間限定イベント「BOTTEGA VENETA×ISETAN:INSPIRED ELEMENTS」を同店本館1階、2階(6月2日まで)、本館4階(6月9日まで)にて開催する。本館1階ザ・ステージでは、レディスの2015年アーリーフォール・コレクションを紹介。同ブランドを代表するバッグを中心に、ビザンチン、パーシモン、アトランティック、マロー、アイリッシュなどのシーズナルカラーで彩られた三越伊勢丹限定バッグも展開する。本館2階婦人靴では、スリッポンやバレリーナなどウィメンズのシューズが同店限定色で登場。本館4階ウエストパーク/ラグジュアリー・ステージでは、客の好みに合わせてカスタマイズ出来るサービス“Customization Atelier (メイド・トゥ・オーダー)”のバッグやレザーグッズを紹介。複数のカラーパレットや異素材の組み合わせでのオーダーに対応する。このイベントは6月3日から9日まで日本橋三越本店本館1階中央ホールで、6月24日から30日まで阪急うめだ本店1階コトコトステージ11でも開催する。
2015年05月26日ベルギーのラグジュアリーバッグブランド「デルヴォー(DELVAUX)」が5月27日から6月2日まで、伊勢丹新宿店本館1階のハンドバック/プロモーションスペースにポップアップショップをオープンする。「デルヴォー」の15SSコレクションは、“ノルマンディーへの逃避行”や“田舎風景の中の心地良い歓び”をテーマとして、画家エドゥアール・マネの絵画「草上の昼食」を着想源に、質感や鮮やかな色調に遊び心を感じられる。これまでのコレクション同様、希少価値の高い最上級レザーと高度な技術を用いて、フランスにある自社工房でひとつひとつ丁寧に手作りされている。また、ポップアップショップのオープンを記念して、ブランドのアイコンバッグ「ブリヨン(Brillant)」から、「ブリヨン・オンブレ」(64万6,000円)を伊勢丹新宿店限定で発売。カラーはコッパー、素材にはカーフが用いられた同バッグは10個限定の発売となる。
2015年05月26日6月3日から9日にかけて、伊勢丹新宿店本館・メンズ館各階で、ブラジルのファッション、フード、カルチャーを紹介するイベント「ブラジル・ファンタスチコ!祝彩楽園 ブラジル」が開催される。日本とブラジルの外交関係樹立から120周年を迎える今年は、ブラジルの自然をクローズアップ。豊かな緑や海が織りなす景色の中で築かれた色鮮やかな世界観を五感で楽しめる内容となっている。同店本館1階のザ・ステージでは、ブラジル出身の報道写真家、セバスチャン・サルガドによる写真集『Genesis』(60万円)を販売。この夏にはサルガドの魅力に迫るドキュメンタリー映画『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』の日本での公開も皮切りゆえ、これを機にチェックしたい巨匠だ。こちらの写真集は、世界限定2,500部で発行され、建築家・安藤忠雄デザインのブックスタンドも付いている。他にも、ブラジル天然石を落とし込んだジュエリーや、現地に自生する黄金の草“カッピンドウラード”で編んだビオジュエリーなどを展開し、ブラジルの自然の持つ多様な魅力を紹介する。陽気な国民性で知られるブラジルのファッションを体感するなら、同館2階をチェックしよう。“カリオカスタイル”と呼ばれるロコガール達は、水着の上にワンピースやニットを羽織るスタイルが得意。この夏マネしたくなるような水着+ファッションのスタイリングをビーチサンダルやバッグも含めて紹介する。さらに、本館3階=センターパーク/ザ・ステージ#3では、世界を舞台に活躍する日系3世のブラジル人アーティストJUM NAKAOが手掛けた一点ものドレスを紹介。どれも、日本古来の大麻布を蘇らせたテキスタイル「麻世妙(まよたえ)」を使い、今回のイベントのために製作されたものだ。同店がブラジルの魅力にスポットを当てたイベントの開催するのは、昨年に続き2度目となる。今年はブラジルならではの料理や、ブラジル原産のアサイーを使用したビールをはじめ、個性的な全9種類のクラフトビールを用意。ファッションやカルチャーはもちろんのこと、食からもブラジルの魅力を堪能出来ることだろう。
2015年05月25日ミントデザインズ(mintdesigns)は、ブランド初となる作品集『MINTDESIGNS』(青幻舎/3,800円)が2015年4月30日に発売されたことを記念して、伊勢丹新宿店本館2階センターパーク/TOKYO解放区で「mintdesignsのカレ展」を開催している。6月2日まで。ブランド立ち上げ初期のものから2015年春夏コレクションまでのアーカイブ柄の新作カレ(スカーフ)を販売する同展では、プリント原画の展示、バッグへの巻きつけ方などの新しいスタイル提案も行う。会場ではカレ(2万3,000円)が合計10柄販売されているほか、カレを生地にして仕立て上げられたトップス(1万8,000円から)やカーディガン(2万9,000円)、ドレス(2万9,000円から)、ポーチ(3,000円)、バッグ(1万8,000円)まで展開する。作品集『MINTDESIGNS』はテキスタイルやプロダクトデザイン、ショーの様子、制作過程などが、ブランド13年間の歩みと共に掲載。“ファッションをプロダクトとして提案する想い”や“衣服と景色の関係性”など、ブランドに対するデザイナーのスピリット等も綴られている。
2015年05月23日伊勢丹新宿店では、画家・藤田嗣治の作品を紹介する作品展「~素描と版画~ 藤田嗣治が描く子どもたち展」を同店本館5階アートギャラリーで開催している。5月26日まで。フランスで成功をおさめ、フランスに帰化し、フランスに没した日本人洋画家、藤田嗣治(1886-1968年)。同展では、異国の地で繊細な描線を絶賛され、パリ画壇に揺るぎない地位を確立した同氏が、第二次世界大戦後に好んで制作したという“子ども”をモチーフとした素描(デッサン)や版画作品を中心に紹介。同氏が描く生き生きとした子どもの表情のほか、当時のパリの風俗も同氏の作品に表現されている。会場で紹介される作品は、『花を持つ少女(君代夫人コレクション)』(鉛筆・紙、22.4×16.5cm/370万円)、『ブラシで床掃除(君代夫人コレクション)』(1958年、鉛筆・紙 17×10cm/125万円)、『三つボタンの少女』(1964年、リトグラフed.HC 21×16cm/100万円)、『猫と少女』(1955年、リトグラフed.220部、39×25cm/270万円)、『猫の本:アヒノア』(1930年、コロタイプed.550部、26×19.8cm/70万円)、『チン』(1927年、リトグラフed.50部、27×33.5cm/160万円)、『小さな職人:バガボンド』(1960年、木版ed.261部、19×19cm/35万円)など。尚、2015年、年内には藤田嗣治を題材にした映画『FOUJITA』がオダギリジョー主演で公開される予定。
2015年05月22日日本橋三越本店では、5月20日~26日まで「ヨウジヤマモト」のクリエーションと三越伊勢丹エクスクルーシブの大麻布「麻世妙 majotae(まよたえ)」が融合してスタイリングを提案する“YOHJI YAMAMOTO ×「麻世妙」”が同店本館1階中央ホールで開催されている。麻世妙は、日本に古来からあった大麻布を、現代に甦らせた新素材のことで、エイベックス・グループと近世麻布研究所所長の吉田真一郎氏、京都帯匠誉田屋の十代目であり日本の布の魅力を知り尽くす山口源兵衛氏によって開発された。綿と比較して速乾性があり、保温性が高く、強靭さがありながらも使用を重ねると柔らかくなじむのが特徴だ。会場では“夏の麻世妙”としては初めて披露されるレディスライン合計6型が披露された。襟元には華やかなレースがたっぷりとあしらわれたエレガントなジャケット(10万6,000円)のほか、麻世妙の柔らかな手触り感が特徴のシンプルなロングジャケット(11万2,000円)などが紹介されている。このほか、マニッシュなシルエットながらフロントタックに麻世妙が使用され、そのやさしい素材感が印象的なブラウス(5万6,000円)やスカート(11万2,000円)など。これらはいずれも三越伊勢丹限定アイテムだ。また通常、同店で取扱いのない「ヨウジヤマモト」のメンズラインも3型が登場。1987年のコレクションで好評を得たパネルデザインのモノトーンジャケット(12万円)が麻世妙素材を使用し復活したほか、数シーズン前から人気の高いサルエルパンツ(6万円)、シャツ(5万8,000円)も展開。会場中央には15SSコレクションで紹介されたものと同じデザインのウェディングドレス(400万円)が麻世妙を赤く染めた形で展示販売されている。このイベントについて、同店婦人子供服担当部長の亀田真理氏は、「ヨウジヤマモトの美しいフォルムと三越伊勢丹の麻世妙の素材が掛け合わさることで、これからの日本の夏の気候にも合う清涼感があり、見た目も美しい“新しい価値”を生み出すことができた」とコメントを寄せている。
2015年05月21日伊勢丹新宿店は、5月20日~26日まで、フランスの食文化を中心に紹介する「フランス展」を同店本館6階、7階催物会場で開催する。今年で10回目となる同展は「Bonjour France!~本物・本質のアール・ドゥ・ヴィーヴル(暮らしの美学)~」をテーマに、フランス南西部ボルドー地方にフォーカス。伊勢丹が在日フランス商工会議所との合同開催という形で実施される。中でも注目は、“キャビアの食べ比べ”だ。フランス南西部を流れるジロンド河から引いた水でチョウザメを養殖し、キャビアの生産を行う「ストゥーリア(STURIA)」は、フランス産キャビアの“バエリ(シベリアチョウザメ)”2種類、“オシェトラ(ロシアチョウザメ)”1種類、合計3種類のキャビアを食べ比べすることができるセット(各日80点限定販売/5,000円)を、シャンパンと共にイートインコーナーで提供する。さらに、フランス料理の学校として100年以上の歴史を誇る「ル・コルドン・ブルー(LE CORDON BLEU)」からは、ランチメニューとして“アシェット・ペリグルディン”(1,705円)が登場。コース内容は、マグレ・カナル・フュメ、フォアグラ、トリュフ・オイル、自家製パン。(ランチタイムは午前11時~午後3時まで、ラストオーダーは午後2時30まで。最終日のみ、午前11時から午後1時30分まで、ラストオーダーは午後1時まで)尚、メニューのフォアグラは、キャスタン社(CASTAING)のものを使用している。また、同展限定で紹介されるのは、フランスを拠点としてナチュラルチーズを手掛ける「ブレスブルージャポン(Bresse Bleu Japon)」の“ボンジュール・ド・フランス カマンベール”(125g:741円)。三越伊勢丹担当バイヤーによれば、マイルドな味わいのこのチーズにマッチするワインは、ボルドーのマルゴー村で造られた赤ワイン「ゴンザック・リュルトン」のシャトー・デュルフォール・ヴィヴァン2007(60点限定/8,500円)だそうだ。ボルドーの修道院で誕生したというフランス菓子「カヌレ・ド・ボルドー(Canneles de Bordeaux)」のカヌレ(各日400個限定/250円)も発売。外側はしっかり焼き上げられ、内側はもっちりとやわらかなこのカヌレには、エレガントなタンニンが心地よいボルドーワイン「シャトー・レ・セペ(Chateau LE SEPE)」のシャトー・レ・セペ キュヴェ クラシック2011(120点限定/2,200円)がマッチするはずだ。このほか、「ラ・シャンテラコワーズ」からは、フランスで唯一手作りのレシピを継承するビスコット職人が、特別にチョコレートでくるんだという、伊勢丹限定缶入りのビスコット(400点限定、1人2点まで/4,300円)が登場。「ムリエラック」マカロン(400点限定、1人2点まで/5,000円)は、外はさっくり、中はしっとりの飽きのこない素朴な味わいが楽しめる。
2015年05月20日三越伊勢丹HDは5月20日、サイバーエージェント・クラウドファンディングの運営するMakuakeと共同で伊勢丹新宿本店の店頭の店頭展示スペースを活用した新たな取り組みをスタートする。同プロジェクトは三越伊勢丹とMakuakeで「女性・男性・ファミリー向けの商品、サービス」をテーマを設定したアパレル、雑貨、サービスなどを対象にテーマを設定し、支援者を募り、出資という形でプロジェクトを支援する通常のクラウドファンディングの仕組みながら、「百貨店がコラボレーションすることで、リアル店舗で実際の商品や企画に触れることが出来、プロジェクト実行者にとって支援者が実際に見えるというのは初めての試み」と大西洋・三越伊勢丹HD代表取締役社長兼執行役員。「世界のファッションミュージアムを目指す伊勢丹新宿本店には、年間約2,500万人の来客数を誇る。ファッション感度の高い顧客に対して、クラウドファンディングというネット上の商品や企画を実際に見る、触る、試すなどの場を提供することで、クリエータの育成に貢献していく」と現場担当者は話す。クラウドファンディングの募集期間は5月20日からで、8月26日から伊勢丹新宿店でプロトタイプのプロダクト展示をスタートし、店舗での販売もプロジェクトに応じて検討される。三越伊勢丹HDは中期グループビジョンとして「WEBとリアルの融合」として2015年度のEC取扱高105億円(ギフトを除いた売り上げ35億円)から2018年度300億円(同215億円)の目標を掲げており、グループのリソースを活用しポテンシャルを引き出すための重要戦略の一環として、今回のクラウドファンディング事業も期待がかけられている。
2015年05月20日伊勢丹新宿店に店を構える「ハタケカフェ(HATAKE CAFE)」、「韓食 古家」、「おらがそば信州」の3店舗では、夏の新作冷麺の提供をスタートしている。同店本館地下2階のハタケカフェからは、5月に旬を迎えるアスパラを使った“ホワイトアスパラの冷製カッペリーニ”(2,315円/サラダ、コーヒーまたは紅茶付)を紹介。冷たい細麺のパスタには、水、塩、アスパラだけで作ったピューレ、とろりとした温泉卵が入り、パルミジャーノ・レッジャーノチーズがたっぷりとふられている。このほか、ドライ生ハムや、とうもろこし粉を薄く乾燥させたパリパリのポレンタを絡めて、ひんやりしたのど越しとともに楽しめる一皿だ。料理長の樹(うえき)氏は「ホワイトアスパラはすべて国産品を使用している。このメニューを通して、日本産のアスパラが美味しいことを知ってほしい」とコメント。同店本館7階の韓国料理「韓食 古家(こが)」では、料理長の李が韓国北部の江原道(カンウォンド)の名産品でもある“チェンバングクス”(1,806円)を紹介。蕎麦粉を使った麺には、赤・黄パプリカやエゴマの葉などの野菜、鶏ササミや韓国海苔がたっぷり載せられ、すりおろし玉ねぎと果物をベースにした特製タレを混ぜて食べる彩り豊かな一品。“チェンバン”とは韓国語で“お盆”のことで、韓国ではお盆のような大皿に盛り、大勢で取り分けて食べるというが、同店では一人からでも注文できるようにシンプルにアレンジされている。料理長特製のからしダレは、砂糖酢に漬けた梅の実のアクセントがクセになる初夏に最適な一品だ。同じく、同館7階の日本そば「おらがそば信州」では、料理長の堀切が”すだちそば”(1,450円)を提供する。黄金色に輝く冷たいつゆに、大胆に輪切りにしたすだちと揚げ茄子をたっぷり浮かべ、みょうがと大葉の千切りを添えた一杯だ。同氏は「白醤油を使用した透明な関西風のつゆがポイント。一晩かけて仕込んだ昆布だしにいりこを合わせて、奥深い味わいを生み出した」とコメント。片栗粉をまぶして素揚げした茄子は、目にも美しく、のど越し爽やかだ。
2015年05月19日ロンシャン(LONGCHAMP)が5月20日~26日まで、伊勢丹新宿店本館1階のハンドバッグ/プロモーションスペースにポップアップショップをオープンする。今回のポップアップショップのテーマは“フレンチマリン”。期間中はセイラーのタトゥをイメージした錨がプリントされたコットンリネンのトートバッグ「ノーティック」(3万5,000円)を、おそろいのキーリング(7,000円)と合わせて限定発売。その他、トリコロールカラーのバッグや革小物、ノットがプリントされたファブリックバッグなどの小物類も展開する。なお、同ショップでアイテムを購入すると、特典がプレゼントされる。
2015年05月18日ヴェルサイユ宮殿と18世紀フランスのエスプリをコンセプトにしたライフスタイルブランド「ロザ コンテス(ROSA COMTESSE)」が誕生。デビューコレクションを5月20日より、伊勢丹新宿本館1階で発売する。「ロザ コンテス」では、18世紀フランスの象徴でもあるヴェルサイユやマリー・アントワネットから着想を得たテキスタイルを制作。それらを用いたバッグやポーチ、ステーショナリーなどのアイテムを中心に展開する。クリエイティブディレクターは、ヴェルサイユ宮殿と18世紀のバロック文化のエスプリからインスピレーションを得たアロマキャンドルコレクション「アーティーフレグランス バイ エリザベット・ドゥ・フェドー(Arty Fragrance by Elisabeth de Feydeau)」を展開するエリザベット・ドゥ・フェドー。彼女はこれまでに、ヴェルサイユ宮殿と共同で当時の香水を復元したフレグランス「Le Sillage de la Reine (王妃の後香)」の製作などを行うなどしてきた。ブランドプロデュース兼マネージャーには、パリの老舗百貨店「ル・ボン・マルシェ・リブ・ゴーシュ」で開催された「ル・ジャポン・リヴ・ゴーシュ展」のプロデューサーを務めた中村洋子が就任した。今回発売されるデビューコレクションは、“マリー・アントワネットのブドワール”をテーマに製作。“ブドワール”とは私室を意味しており、当時マリー・アントワネットが暮らした王妃の小部屋をイメージして作成されたヴェルサイユ宮殿承認の5種類のテキスタイルを用いたアイテムを展開する。ラインアップは、内側にこれらのテキスタイルを使用したトートバッグ(大:税込2万4,840円、中:税込1万8,360円、小:税込1万4,040円)を始め、ノートブック(税込3,996円)、ポーチ(大:税込9,720円、小:税込7,560円)など。その他、フランスや日本において独自のスタイルを確立しているブランドとのコラボレーションアイテムも展開する。ベルトブランド「メゾン ボワネ(MAISON BOINET)」とはレザーブレスレットを、お菓子ブランドの「女王製菓」とはフィナンシェ(6個入り/税込1,620円)を、メディコム・トイの「ベアブリック(BE@RBRICK)」とはマリー・アントワネットとルイ16世をイメージしたストラップ付きイヤホンジャック(税込648円)を製作。更に、「アーティーフレグランス バイ エリザベット・ドゥ・フェドー」とコラボレーションしたキャンドル(100g:税込7,560円)も発売する。なお、ヴェルサイユ宮殿承認のオリジナルテキスタイルを用いたアイテムにおける期間中の売上の一部は、ヴェルサイユ宮殿内の生地修復メセナに寄付される。
2015年05月17日東京・新宿に拠点を構えるショップや企業は、5月20日から26日まで伊勢丹新宿店で開催される「フランスウィーク」と連動し、フランスに関する商品やサービスを提供するイベントを開催する。タカノフルーツパーラーを手掛ける「新宿高野本店」では、フランスのチョコレートメーカー「ヴァローナ(VALRHONA)」のチョコレートを使用し、ケーキ“グリオッティ”を製作した。通常期にはないこのメニューは、同店地下2階オリジナルフード&ギフトフロアで堪能することができる。また、23日、24日には、高野本店前の特設スペースにおいて、フランスに本社を構える「ルノー(Renault)」のルーテシア(LUTECIA)が展示される。「新宿中村屋」は、同店8階「レストラン グランナ(Granna)」で“フランスウィーク特別協賛ランチ”(各日20点限定、平日:午前11時から午後4時まで、土日:午前11時から午後5時まで/3,000円)を用意した。このランチは伊勢丹新宿店のフランス展でも販売される野菜、蜂蜜などを使用し、前菜・スープ・主菜・デザートまで提供されるコース料理だ。「紀伊国屋書店」では、5月14日から27日まで、同店本館2階、別館アドホックビル2階において、フランス文化やフランス流人生の愉しみ方に関する書籍を展開する。バンド・デシネ(bande dessinee)(フレンチコミックの総称)のフェアも開催する。伊勢丹新宿店本館7階バンケットルームにある「JTB」では、5月26日午後3時から午後4時30分まで、フランス観光局推奨の観光エリアが軽食付きで紹介されるほか、「JTBトラベルゲート新宿本店」では、伊勢丹でのフランスウィーク中に、ルックJTBでフランス旅行を申込みの先着30名の客にフランス製特製ポーチがプレゼントされる。「ロクシタン(L’OCCITANE)」新宿店ヴォヤージュ・アン・プロヴァンスでは、同店で6,000円以上購入し、且つ、伊勢丹発行の“新宿の街を紹介するパンフレット”を持参すれば、ロクシタンオリジナルバッグ(約19cm×33cm×15cm)がプレゼントされる。「新宿マルイ本館」の同館1階カレンダリウムでは、紅茶専門店「クスミティ(KUSUMI TEA PARIS)」ほか、「ル・プチメック東京(Le Petit Mec TOKYO)」では、フランス伝統のパンが販売される。
2015年05月17日花を愛でるということを、人を愛することに置き換えてみれば東信の信念の一端が見えるかもしれない。流行に流されないスタンスで“花の価値”を突き詰めている東信。狂気に近しいほど神経を研ぎすませ、花と真摯に向き合うには理由がある。「『美』とは何か。花は枯れるものだが、咲く時だけが本当に美しいのか?一般の人の目に商品として触れる花は、人の欲望の為に生産されるものの内の2割にしか過ぎない事を、どれだけの人が知っているだろう?人が必要としていない部分も含めて、花の全部が美しい」。世の中に蔓延する盲目的な既成概念を覆し、花の価値を高める挑戦は、創業当初から変わらず続いている。最新プロジェクトの「In Broom」では、宇宙空間に続き、フィリピンの海の真ん中といった本来、植物が生息しない場所に花を生けた。「次もむちゃくちゃやるよ。不毛の土地には理由がある。それを追い求めたい」という言葉通り、彼の活動は常に驚きに満ちている。それは新宿伊勢丹のフラワー オブ ロマンス(FLOWER OF ROMANCE)でも同じ事。「今まで全く花に興味がなかった人に『こんなに花って綺麗だったのか』という気づきや、(フラワー オブ ロマンスの)花をもらった人に『これが花なのか?』という純粋な驚きをもたらしたい」と話すのは、当店の全てを任されている望月マネージャー。東は「花の価値を追求するのも良いけど、広げないか」という望月の言葉に突き動かされ、「お前が言うんだったらやろう」と踏み切った。「花を買いづらい」という声にフォーカスを当てたという今回の出店。「俺たちは一年に何万本という花を切って殺している訳だから、生き物を扱っていく上での責任がある。花の本当の意味を暮らしの中で感じてもらう、それが花を生ける意味。ファッションやシャンパンにはできないことだと思っている」。その切実な想いが形になったのがフラワー オブ ロマンスだ。「花と向き合って行く姿勢を貫き、真摯にコツコツとやっていくまでだ。“花の価値”を突き詰め、それを広げるには、世界一でないと意味がない」と力強く言い切る。事実、世界からの熱い視線が東信に注がれているのは、メディアにひっきりなしに取り上げられている事からも分かるだろう。この1、2年だけを例に挙げても、Thames & Hudson社の書籍『FLORAL CONTEMPORARY: The Renaissance in Flower Design』、仏ル モンド紙の『Mマガジン』、『New York times』、『Huffington Post』などで彼の作品や「In Broom」のプロジェクトが報道・特集されている。「正直、日本のお花のレベルは高い。だが、問題は花をどう解釈し、どう広げていくか。我々は植物に生かされている。それこそが花の価値。世界で勝負する時もそのままの姿勢を変えず、自然体のまま、強く、逞しくやっていくので見ていて欲しい」。世界の舞台での活躍は、前述のファッション界の一流メゾンをはじめ、グローバル企業や他ジャンルのアーティストとの取り組みなど多岐に渡るが、彼が最も注力している“花の価値を広げる”為の活動においても、新宿伊勢丹への出店はまだ彼にとって出発点だ。香港、上海、NYなど世界の重要都市でのポップアップなどが計画されているという。人生に花がある本当の意味を、世界中の多くの人々が彼の店で感じることができる日もそう遠くない。
2015年05月16日