比嘉愛未が主演する木曜劇場「推しの王子様」の2話が7月22日放送。渡邊圭祐演じる航に対する芽衣の「仮面ライダーじゃないんだから」というツッコミに「実質仮面ライダー」など視聴者が沸き上がる一方、太田基裕の出演も注目を集めている模様だ。比嘉さんが乙女ゲーム大好きな演じるベンチャー企業社長が、自分の推しキャラにそっくりな男性と出会う“逆マイ・フェア・レディ”なオリジナルストーリーが展開する本作。乙女ゲームが好きになり、起業して自ら乙女ゲーム「ラブ・マイ・ペガサス」を大ヒットさせた「ペガサス・インク」代表取締役社長の日高泉美を比嘉さんが演じ、泉美の“理想の推し”である「ラブ・マイ・ペガサス」のキャラクター、ケント様にそっくりだが、知識や教養などはまるでない五十嵐航に渡邊さん。会社員時代の泉美の才能を見出し共に「ペガサス・インク」を起業、ゲームディレクターとして、副社長として彼女を支える光井倫久にディーン・フジオカ。航とは幼なじみでインターンとして「ペガサス・インク」にやってくる大学生の古河杏奈に白石聖。また2.5次元俳優推しのデザイナー、渡辺芽衣には徳永えり。城好きなプランナーの有栖川遼には瀬戸利樹。女性アイドルヲタクで一児の母でもある小原マリには佐野ひなこ。編み物が好きなのエンジニア、織野洋一郎には谷恭輔。プロのミュージシャンを目指し路上ライブを中心に活動中の藤井蓮に藤原大祐。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。航を“育てる”と決めた泉美は、彼を「ペガサス・インク」に入社させる。航がケント様にそっくりなことに驚きを隠せない「ペガサス・インク」のスタッフだが、社会人としてはあまりに常識がないことに困り果て、泉美にもきちんと面倒を見てほしいと訴える。一方、光井は週末の会食に航を同行させようと言い出す。なんでも相手の社長の娘がケント様のファンだという。泉美は航にフレンチのマナーを教えようとするが…というのが2話の展開。航がメールの本文で「返信」を「変身」とタイプミスしたことを芽衣が指摘する際に「仮面ライダーじゃないんだから」とつぶやくのだが、このシーンに「ライダーいじりきたね!」「ライダー俳優2人いる前で、仮面ライダーじゃないんだからって(笑)」「変身って……仮面ライダーじゃあるまいし」的な台詞が(笑) そこに2人いますよ~!!」「ウォズと飛彩先生が出てたから実質仮面ライダー」などの声が。また有栖川のもとを打ち合わせで訪れる草野役で「テニスの王子様」「弱虫ペダル」「刀剣乱舞」など数々の舞台で活躍する太田さんが出演。「推しの王子様見てたらもっくん出てきてびっくりした!」「もっくん草野さんめちゃくちゃ可愛かったー」「スーツ似合っててカッコよかった!」など、太田さんの出演に数多くの反応も寄せられている。(笠緒)
2021年07月23日ドラマや映画で、気になる存在感を放つ浅香航大さん。思わずクスッとさせられるコミカルなキャラクターから、クールで毒舌な男や熱血漢まで、幅広い役柄を演じつつも、そこに揺らぎを加え、血の通った人間くさい人物を立ち上げてみせる人。そんな浅香さんを写真家の岩澤高雄さんが撮影します。取材現場にやってきた本人は、シャイでもの静かな雰囲気を漂わせる。「色気って目には見えない魅力ですよね。味とは違う。哀愁とか優しさとも少し違うけれど、どこか近い部分はあって。なんとなくですけれど、その人が積み重ねた人生から哀愁とか優しさが滲み出てくればくるほど、それを色気として感じるんじゃないかという気がします」ゆっくりと考えを巡らしながらぽつりぽつりと語った後に、ふっと笑って「めっちゃムズいですね」とこぼした。では、と質問を変え、浅香さんが色気があると感じる人について尋ねてみる。「表情とか仕草とか言葉選びとか…そういうものから受ける部分は多い気がします。言葉に余韻のある人とか、いいですよね。それで言うと、現場でご一緒している宇野祥平さんは素敵だなと思います。撮影の合間に結構話すんです。いまやっている作品についてとか、どんなきっかけでこの世界に入ったかとか、これまでにどんな作品を観てきたのかとか。僕が一方的に根掘り葉掘り聞いているんですけれど、言葉の端々に人柄が滲み出ていて、話していていいなと思うんです」普段からそうやって共演者とコミュニケーションをとるのかと思いきや、「現場であまりしゃべらないタイプ」だとか。「もともと現場でも寡黙にいちゃうほうなんで、いろんな人とコミュニケーションをとれる人を尊敬しています。でもだからこそいまは、興味が湧くタイプの方とご一緒した時には意識的にしゃべろうとしています。宇野さんは、作品について話した時に『難しいね』とおっしゃったんです。ベテランで先輩ですけれど意外と悩まれるんだなと思いましたし、後輩で年下の僕にも俳優同士として、話してくださるところも素敵で。僕、迷いのある人が好きなんですよ。自信を持ってバーンと出ていかれる方もカッコいいとは思うんですけれど、人として惹かれるのはそっち。お芝居も同じで、迷いとか余白があるほうが人間的な気がして」その言葉に、浅香さんの役作りに対する想いの一端が垣間見えた気がする。「迷いを感じさせようと思って演じてはいないですが、余白は作っておきたいとは思っています。どんな役でもどんな状況でも、行動するに至るには、悪いことでもいいことでも、その人なりの理由というか正義があるはずで。そこを感じさせられたらなと思っています」そこまで話し、「…でも正直、あんまり難しいことは考えてないです」と続けた。「僕の場合、演じている様を先に絵で思い浮かべてしまうことが多いんです。飲み屋で知り合ったあのお兄さんがイメージに合っているなとか、そんなことを考えながらちょっと真似てみたり、そんな感じかもしれないです」自身もまた「迷いのある人」だそう。「最近は減ってはきましたけど、やりたい仕事があるとか、オーディションに受からなかったとか、お芝居が思ったようにできなかったとか、多くは仕事のことですね。だから僕は、たくさん仕事をさせてもらうのが合ってるんだと思います。迷ってる暇がないくらい、どんどんやっていくっていう。もちろん1本に集中してじっくり向き合うのは理想ですけど」迷う、というのは、それだけ思考を巡らせるということでもある。「確かに人一倍考える癖はありますね。気にしぃだし、人と接するにしてもあれこれと考えてしまいがち。あと、何かにハマったり気になることがあると、全部知るところまでいかないと気が済まないんです。キャンプもだし、釣りもだし。去年のコロナ禍から始めた作曲も、マイクとかスピーカーとか宅録環境まで整えて夜中まで毎日やってましたから(笑)」人として、俳優として大事にしていることは…「優しさじゃないですか」。「人を思い遣るとか、相手のことを汲むってことなのかなと思います。現場でいえば、お芝居する相手が表現しようとしているものを受け取ることと、信じて委ねることなのかもしれません」あさか・こうだい1992年8月24日生まれ、神奈川県出身。出演ドラマ『リカ~リバース~』(CX系)は現在放送中。ドラマ『君と世界が終わる日に』Season2はHuluで配信中。ジャケット¥66,000シャツ¥29,000パンツ¥38,000リング¥29,000(以上ザ ヴィリディアン/ザ ヴィリディアン TEL:03・5447・2100)眼鏡¥36,000(アイヴァン/アイヴァンPR TEL:03・6450・5300)その他はスタイリスト私物From photographer今回の撮影では、浅香さんに「こうしてください。ああしてください」とあまり具体的に言わなかったんです。それは、ページのテーマと撮影のイメージを伝えてカメラを向けた時に、浅香さんの中から自発的に“表現したい何か”が見えたから。それがすごく面白いなと思ったし、どんなものが出てくるのか見たいと思って、僕は淡々と撮ることに徹するようにしました。それが、彼自身の持つ色気を引き出すような気がして。おそらく場の雰囲気をキャッチする能力に長けた方なんだと思います。とくに感じたのは、床に横たわっていただいたカットですね。そういう撮影に慣れた方だと最初から表情を作り込まれたりされますが、浅香さんは最初は控えめなんだけれど、シャッターを切るうちにどんどん憂いというのか、何とも言えない表情を見せてくる。そっちの“モード”に入っていくスイッチというか集中力が素晴らしかったです。いわさわ・たかお1984年生まれ。玉川竜氏に師事し2014年に独立。雑誌グラビアをはじめPARCOなどのファッション系広告、赤い公園ほかのCDジャケットなども手がける。※『anan』2021年3月31日号より。スタイリスト・根岸 豪ヘア&メイク・泉脇 崇(ロマリア)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年03月29日俳優の武田航平(35)と女優の松山メアリ(29)が武田の誕生日である14日、結婚したことを発表した。2人はそれぞれのインスタグラムで「このような状況の中、私事で大変恐縮ですが」と前置きしたうえで「結婚致しました事をご報告させていただきます」と、2ショット写真と共にコメントを発表。武田は松山について「出会った当初から素直で嘘のない純粋な彼女は、これまでに出逢ったことのない特別な感じがして、生まれる前からずっと一緒にいるような、そんな不思議な感覚を抱いていました」と出会いを振り返り、「彼女となら生涯を共にする事が出来ると確信し、自然に結婚を意識し、夫婦になる日を迎える事ができました。これからは、一家の主人として彼女と共に(愛犬とも)暖かい家庭を築いてまいります」と決意を込めた。一方の松山も「真剣にお付き合いしていく中で結婚を意識するようになり、いつも真っ直ぐに向き合ってくれる彼の存在は時に親友のようで……兄のようでもあり、この時間を大切に一緒に過ごしていきたいと思う日々を過ごしながら、自然と夫婦になる日を迎えることができました」と今日に至るまでの心境を語り、「これからは彼を支え、私も家庭を優先にお仕事を続けていきたいと思っております」と結んだ。2人にはSNSを通じて、夏木マリ、丸山桂里奈、水上剣星、高橋ユウら著名人から祝福のコメントが続々と寄せられている。
2021年01月14日2021年1月14日、俳優の武田航平さんと、同じく俳優の松山メアリさんが結婚を発表しました。両人は自身のInstagramで同時に結婚を報告。武田さんは、笑顔のツーショットとともに想いをつづっています。このような状況の中、私事で大変恐縮ですがこの度、女優の松山メアリさんと結婚致しました事をご報告させていただきます。出会った当初から素直で嘘のない純粋な彼女は、これまでに出逢ったことのない特別な感じがして、生まれる前からずっと一緒にいるような、そんな不思議な感覚を抱いていました。そして、付き合うようになって、心からも向き合い、彼女は全力で支えてくれています。彼女となら生涯を共にする事が出来ると確信し、自然に結婚を意識し、夫婦になる日を迎える事ができました。これからは、一家の主人として彼女と共に(愛犬とも)暖かい家庭を築いてまいります。今後とも温かく見守っていただければ幸いです。最後になりますが、新型コロナウイルスによる世界的な不安の中、一日も早い感染拡大の終息を心よりお祈り申し上げます。kouhei_takeda.officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 武田航平(@kouhei_takeda.official)がシェアした投稿 また、松山さんもInstagramに同じツーショットを投稿し、パートナーの松山さんについて、このようにつづりました。真剣にお付き合いしていく中で結婚を意識するようになり、いつも真っ直ぐに向き合ってくれる彼の存在は時に親友のようで…兄のようでもあり、この時間を大切に一緒に過ごしていきたいと思う日々を過ごしながら、自然と夫婦になる日を迎えることができました。これからは彼を支え、私も家庭を優先にお仕事を続けていきたいと思っております。今後とも温かく見守っていただければ幸いです。marymatsuyama_officialーより引用2008年に放送された特撮番組『仮面ライダーキバ』(テレビ朝日系)でメインキャラクターの紅音也役を演じた武田さんと、映画『牙狼<GARO>~RED REQUIEM~』でヒロインの烈花役を演じた松山さん。特撮作品で注目を集めた『特撮役者夫婦』の誕生に、特撮ファンからは祝福する声が相次いでいます。きっと、ツーショットに写る輝く笑顔がいつまでも続く家庭になることでしょう!武田航平さんについての記事はこちら[文・構成/grape編集部]
2021年01月14日内村航平選手が出場した「体操国際大会 Friendship and Solidarity Competition」(2020年11月8日開催)のマルチアングル映像が、12日からauスマートパスプレミアムで配信開始された。本大会は、オリンピック2大会連続金メダルの内村選手など日本、アメリカ、ロシア、中国の4カ国から30人の選手が参加し、コロナ禍の厳重な感染予防対策の中で開催された。auスマートパスプレミアムでは、4画面の複数アングルで同時に視聴できる機能「マルチアングル動画プレイヤー」を使用し、自由に視点を変えながら撮影した「鉄棒」と「跳馬」のオリジナル映像を配信。「鉄棒」はほぼ真下から仰ぐ圧巻のアングルを、4人の選手の演技を同時に鑑賞できる「跳馬」では高さやフォームの美しさ、着地シーンの比較を楽しめる。「鉄棒」でH難度の大技・ブレットシュナイダーや、G難度・カッシーナなど4つの離れ技を成功させ、15.2という高得点を出した内村の演技にも注目だ。
2021年01月13日2020年11月21日、俳優の栗山航(くりやま・わたる)さんが結婚したことを発表しました。栗山さんがリーダーを務めるグループ『男劇団 青山表参道X』のウェブサイトで、このようにコメントしています。いつも応援してくださっている皆様へこの度、ご縁があり先日入籍致しました。温かみのある笑顔溢れる家庭を築いていけたらと思います。これからも役者として邁進し、更なる高みを目指し、応援してくださっている皆様にこれからも御恩を返し続けていきたいと思っております。皆様、これからもどうぞよろしくお願いします!男劇団 青山表参道Xーより引用若い頃からモデルとして活躍し、2013年にテレビドラマ『牙狼〈GARO〉 ~闇を照らす者~』の主演として俳優デビューした栗山さん。仲間想いの青年である道外流牙(どうがい・りゅうが)役を演じ、俳優として一躍有名になりました。ほかにも数多くのドラマや映画、舞台などに出演し、活躍の幅を広げています。入籍致しましたことをご報告させていただきます。初心を忘れず、頑張らせていただきます^ ^これからもどうぞ、引き続きよろしくお願い致します!! — 栗山航 (@wataru_kuriyama) November 21, 2020 結婚の発表に「ビックリしました!おめでとうございます!」「末永くお幸せに!」「ファンの娘がショック受けちゃうかも…!」といった声が寄せられています。明るい人柄と笑顔で人気を博す栗山さん。笑顔あふれる、素敵な家庭になりそうですね![文・構成/grape編集部]
2020年11月21日人気声優・駒田航が初の主演を務めるオンライン謎解きイベント『駒田航 VOICE Re:CORD~失われた記憶~』が、11月21日(土)~12月6日(日)まで毎日開催される。この度、11月28日(土)と12月5日(土)の2日間(6公演)限定で行われる「スペシャルDAY」に駒田自身が生出演するほか、豪華ゲスト声優陣の生出演が決定したことが分かった。駒田は、スマートフォンアプリ『ツイステッドワンダーランド』ジェイド・リーチ役や、音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』入間銃兎役など、人気コンテンツの中でも人気のキャラクターを次々と演じる期待の若手。今回のオンライン謎解きイベントでは、ある研究所での実験に協力したことが原因で、記憶と感情を失ったことにより自分の声を無くしてしまった駒田を4つの謎を解いて救い出していくストーリーとなっている。本イベントは11月21日(土)~12月6日(日)まで毎日開催されるが、その中で11月28日(土)と12月5日(土)の2日間(6公演)限定で行われる「スペシャルDAY」には、駒田自身が生出演。さらには、西山宏太朗、神尾晋一郎、ランズベリー・アーサー、江口拓也、羽多野渉といった豪華ゲスト声優陣の生出演も決定した。「スペシャルDAY」は、通常公演とは異なり、駒田自身の生出演による朗読劇形式で謎解きが進行するのが見どころだが、ゲスト声優は、参加者の謎解きをサポートする“研究員”として登場。進行役を務める“新人研究員”役のMCと共に、ヒントや生コメントで謎解きイベントを盛り上げる。今やオンラインイベントでも活躍中の彼らが、謎解きという新しいテーマのもとどんな姿を見せてくれるのかに注目だ。そして、イベント後には、駒田とゲストによるアフタートークも開催。はたして、ゲストとともに謎を解いて無事に駒田を救い出すことができるのか。本イベントで参加者と共に謎を解くサポートを務める新人研究員役として全公演にローテーションで登場するのは、植木慎英、有隅融、猪股速十、新田杏樹といった注目の若手声優たち。主演としてだけでなく、台本へのアドバイスなど企画段階から関っている駒田も「参加者に“面白いね!”と言って頂けるようなオンラインイベントにしたい」と期待を寄せつつ、「ぜひ多くの人に楽しんでもらいたい」と自信も見せる謎解きイベントとなっている。《「駒田航 VOICE Re:CORD ~失われた記憶~」実施概要》【開催日時】・11月21日(土)〜12月6日(日)※11月28日(土)、12月5日(土)はスペシャルDAY【開催時間】※通常公演・平日2回公演:18:00〜19:30 / 20:30〜22:00・土日3回公演:13:00〜14:30 / 16:00〜17:30 / 19:00〜20:30※スペシャルDAY3回公演12:30〜14:30 / 17:30〜19:30 / 20:00〜22:00【チケット価格】・通常公演:2700円・スペシャルDAY 4500円【チケット販売】・発売中各回イベント開始3時間前まで販売【公式サイト】【公式Twitter】・@VOICE__ReCORD( )・公式ハッシュタグ#駒田航とオンライン謎解き【主催/制作】●主催:日テレイベンツ●制作協力:タカラッシュ!
2020年11月06日声優・駒田航を起用したオンライン参加型謎解きイベント「駒田航 VOICE Re:CORD~失われた記憶~」が、11月21日(土)より開催されることが決定。本日10月23日17時からイベントチケットが発売された。スマートフォンアプリ『ツイステッドワンダーランド』ジェイド・リーチ役や、音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』入間銃兎役、ゲームやアニメなども展開する『あんさんぶるスターズ!』椚章臣役、『アイドルマスター SideM』古論クリス役など、人気のキャラクターを次々と演じ、SNSでも24万フォロワーという人気を誇る若手人気声優・駒田航。今回オンライン謎解きイベントで、初の主演を務める。謎解きイベントは、コロナ禍において3密を避けられるということで人気が再燃しており、オンラインでの開催は、外出を控えている人も気軽に楽しめるイベントとなる。これまで、様々な性格のキャラクターを演じてきた駒田は、キャラクターごとに“喜怒哀楽”を使いこなし演じ分けてきているが、今回演じるのは記憶も感情も失った自分自身。これまでにない役どころというのはもちろん、本人役を演じるのも今回が初めて。しかも、声の演技だけではなく映像で見せる演技にも注目が集まる。また、声優だけでなく、プロのカメラマンとしても徐々に活躍の場を広げている駒田だが、本イベントには、探索中のアイテムとして自身がプロのカメラマンとして活躍する前に撮影した未発表の秘蔵写真を含む作品が多数登場。ここだけでしか見ることができない写真を使って、徐々に自分を取り戻していくという駒田の新たな一面も見ることができる。そして展開するのは、声優ならではの声を軸としたストーリー。とある研究に協力した駒田が、事故により記憶と感情を失ってしまったことがきっかけで、声をなくしてしまうというショッキングな事件から幕を開ける。記憶と感情を失ったことで、新たに感情を持たない“コマダワタル”という人格が誕生。駒田の“喜怒哀楽”という感情は、記憶と一緒に4つの箱の中に閉じ込められることに……。事故に遭った駒田から、ある日突然「助けて」というメッセージを受け取った参加者は、駒田を救うために4つの箱にそれぞれ仕掛けられている謎に直面する。見事に謎を解くことができれば、“喜”・“怒”・“哀”・”楽”の感情を取り戻し、本当の駒田に戻ることができるのだが……。さらに。エンディングに仕組まれた最後の謎によって、駒田航と新たな人格“コマダワタル”の関係が変化する、3種類のマルチエンディングが用意されている。本イベントは11月21日(土)~12月6日(日)まで毎日開催されるが、その中で11月28日(土)と12月5日(土)の2日間だけ「スペシャルDAY」として駒田本人がLIVE出演。駒田と一緒に、謎を解くことができるファン必見の内容となっている。また、スペシャルDAYには、ゲスト声優も予定されており、駒田とゲスト声優によるアフタートークイベントも楽しむことができる。また、本イベントに企画段階から関っている駒田は、「参加者に“面白いね!”と言っていただけるようなオンラインイベントにしたい」と期待を寄せつつ、「ぜひ多くの人に楽しんでもらいたい」と語っている。■「駒田航 VOICE Re:CORD ~失われた記憶~」【開催日時】・11月21日(土)〜12月6日(日)※11月28日(土)、12月5日(土)はスペシャルDAY【開催時間】*通常公演・平日2回公演 18:00〜19:30 / 20:30〜22:00・土日3回公演 13:00〜14:30 / 16:00〜17:30 / 19:00〜20:30*スペシャルDAY 3回公演 12:30〜14:30 / 17:30〜19:30 / 20:00〜22:00【チケット価格】・通常公演:2700円・スペシャルDAY 4500円【チケット販売】・10月23日(金)から各回イベント開始3時間前まで販売【公式サイト】・URL 【公式Twitter】・URL@VOICE__ReCORD( )・公式ハッシュタグ#駒田航とオンライン謎解き
2020年10月23日歌人・萩原慎一郎の遺作となった歌集を原作にした、水川あさみ、浅香航大、寄川歌太出演の映画『滑走路』。この度、本作の予告編とポスタービジュアルが到着した。萩原さんのデビュー作にして遺作となった「歌集 滑走路」は、いじめや非正規雇用を経験しながら、それでも生きる希望を託した歌が、苦悩を抱える人へのエールとして多くの共感を集め、歌集としては異例のベストセラーを記録。映画は、原作歌集をモチーフにオリジナルストーリーとして紡がれる。切り絵作家・翠(水川さん)、若手官僚・鷹野(浅香さん)、中学2年生の学級委員長(寄川さん)、それぞれ“心の叫び”を抱えて生きる3人の人生がやがて交錯していく――。今回到着した映像では、そんな彼らの人生が一人の人物の死をめぐり、交錯していく様子が映し出される。ラストには、タイトルの由来を想起させる「きみのため用意されたる滑走路 きみは翼を手にすればいい」という原作歌集におさめられた一首が登場し、Sano ibukiが本作のために書き下ろした主題歌「紙飛行機」の音源も初お披露目されている。また、青空に1機の飛行機が飛んでおり、歌と呼応してるかのようなポスタービジュアも同時に公開された。『滑走路』は11月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:滑走路 2020年11月、全国にて公開予定ⓒ2020「滑走路」製作委員会
2020年08月05日DisGOONie第7弾公演 舞台『PSY・S』の公開ゲネプロが7日に東京・シアター1010で行われ、栗山航、萩谷慧悟、松村龍之介らが登場した。同作は2002年にAND ENDLESSにより初演された作品。西田大輔が作・演出を手がけ、17年の時を経て、新たな脚本となりディスグーニー第7弾公演として上演する。ロンドンを舞台に、彼女を探しにきた1人の若き医師コナン・ドイル(萩谷慧悟)は、ジョン・H・ワトスン(栗山航)、シャーロック・ホームズ(栗山航)に出会い、大きな事件に巻き込まれていく。舞台にはほか、赤澤燈(アルセーヌ・ルパン役)、中村静香(リオン役)、谷口賢志(教授役)、田中良子(リサ役)、村田洋二郎(ワーカー役)、中島早貴(メアリー役)、松岡里英(ライザ役)、伊藤孝太郎(エドモンド大佐役)、書川勇輝(トビー役)、鈴木勝吾(ディマリア役)らが登場。ホームズ、ワトスンといったおなじみのキャラクターに加え、怪盗ルパンや切り裂き魔、果てはルパンが狙う名画にまつわる謎など様々な物語が交錯し、アクションや大掛かりな仕掛けも満載のエンターテインメント活劇を繰り広げた。東京公演はシアター1010にて7日〜15日、大阪公演は梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて23日〜25日。○栗山航 コメント至極のミステリーが始まります!!皆さまも一緒に頭を悩ませて、僕たちが時間をかけてつくってきた世界にどっぷりはまって帰っていただけれたら嬉しいです!それではベイカー街でお会いしましょう!○西田大輔 コメント小さな頃から、読んでいたシャーロック・ホームズを独自の視点で描いた物語です。この旅もかけがえのない冒険になると思います。
2019年11月07日参加者募集中京都市では、家康伊賀越えの道ウォーキングツアーを11月16日(土)に開催します。只今、参加者を募集中です。参加費は9,000円(お弁当付き)、京都駅発着で約12kmを歩きます。家康が通ったと考えられる道をたどるウォーキングとミニ講演会を行うイベントです。家康、当時の苦労を偲ぶ家康伊賀越えの道は、今から437年前の本能寺の変まで歴史がさかのぼります。物見の途中だった徳川家康は、京都本能寺に宿泊していた主君・織田信長が、重臣明智光秀に襲われ命を落としたことを知ります。家康は、いつ何時で襲ってくるか分からない明智方の武者狩りを避け、伊賀の険しい山々をわずかな家臣と共に帰路に向かい進みます。家康の生涯においても、大きなピンチの一つが「伊賀越え」です。歴史から自然まで盛りだくさんウォーキングツアーは、京都府京田辺市・井手町・宇治田原町に伝わる「家康伊賀越えの道」を歴史学者の渡邊忠司氏と共に巡り、ミニ講演も行います。また、定められた地点では、地元ボランティアガイドが分かりやすく説明してくれます。誰でも参加できるように貸し切りバスが併走し、昼食には、地元食材を使ったお弁当が付きます。あなたも家康になった気持ちで峠を越えてみませんか。(画像はプレスリリースより)【参考】※京都府のプレスリリース
2019年10月23日2019年9月18日(水)、新宿・バルト9にて「武田航平ナイト3」と題した『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』大ヒット御礼舞台挨拶が開催。映画の上映後に、主演の武田航平、高田夏帆、滝裕可里、赤楚衛二が登壇した。キャスト呼び込みの前に、MCを務める谷中寿成プロデューサーから「俺はキャーキャー言われるために仮面ライダーになったんだ!」と武田からのメッセージが読み上げられ、それに応えるような声援の中、キャストたちがステージに登場。「キャーキャー言ってくれ!このやろー!」と叫びながらステージに登場した武田。「武田航平ナイト3」開催の心境を問われると、「僕がやってきたことというよりもみなさんのおかげだと思ってますので、今日は一緒に楽しんでいきたいと思います」と真面目な顔を覗かせつつ、「もっとキャーキャー言っていいんですよ。隙をついてキャーキャー言ってくださいね!」とコメント。そこで「カズミン!」と次々上がる男性ファンの声に、「なんか最近、男が多いんですよね」と武田がこぼすと、女子にキャーキャー言われたいという武田の言葉を受けた赤楚が「男は僕に任せてください!」と頼もしく発言。「万丈!」の声が響く会場に赤楚は満足げな表情をみせていた。そして、今作の興行収入が9月17日時点で9500万円を超えたとの発表も。赤楚の主演作『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』が9000万円超えをしていることから、「二人で2億いけるんですよ」と武田。「5000万くらい入ってこないですかね?」とおどける赤楚に乗っかって、高田が「いいなー!そしたら叙々苑連れてってよ!」とちゃっかりおねだりすると、会場に笑いが起こった。また、武田は、「一海を100億の男に、って『コナン』の真似してふざけてハッシュタグをつけてたんですけど、上映館数が少ない中で1億突破したらすごいことですよ。1億の男にするためにはまだまだみなさんの力必要なので、引き続きよろしくお願いしますね」と、メッセージを送った。高田には、同時上映の短編『ドルオタ推しと付き合うってよ』について、脚本を最初に読んだときの感想が質問された。噛み噛みになりながらも「これぞドルオタドリームだと思いました!」と笑顔をみせた高田は、「試写会で初めて見たんですけど、航平さん、鼻血出してました!」と突然暴露。「すごすぎてね、展開が」と高田に話しかけられた武田は、「すごすぎて鼻血を吹き出して、隣では栄信が涙ぐむという謎の展開(笑)」と試写室での出来事を語り、キャストたちにとっても特別な作品になったことを感じさせた。そして、意外にも、木山廉彬演じる葛城巧との共演シーンが初めてだったという滝は、「現場では会ったりしてたから、初共演だというのを芝居しながら気づいて」と、振り返る。「芝居しながら気づいたの!?」と驚く武田に、「そういえば、葛城巧って桐生戦兎の中にいたんだなっていうのを改めて感じた」と滝。さらに、赤楚がうっかりネタバレしかけて、「それ言っちゃいけないんじゃないの?」と武田が割って入ると、思わず手を額に当てて天をあおぐ一幕も。「何も言えないです。とにかく暴れまくりました」と無理やり締める赤楚だった。ちなみにこれは、戦兎とのコメディシーンについての話題で、掛け合いがほとんどアドリブだったということが明かされた。改めて、『ドルオタ推しと付き合うってよ』についての感想を問われた武田は、撮影を振り返って「夏帆ちゃんの普段見せない顔を見てしまったので、その日からちょっと意識してしまいまして」と打ち明け、会場からは「ヒュ〜!」と声があがる。しかし、前回の舞台挨拶の話題を出し「高田夏帆的に一海はアリよりのナシ、武田航平はアリよりのアリよりのナシって言われたんですね。結果ナシなのかと。で、今日夏帆ちゃんに会ったら、なんか申し訳ない気持ちになったんですよ、振られたあとの男の気持ちになって」と、武田。すると高田は、最近、舞台挨拶でのトークについて相談したときのことを引き合いに出し、「同じ話できないし、どうしよう〜!って言ったら『全部俺に投げてくれていいから、大丈夫だよ』って言ってくれたんですよ〜!!」と武田の男前エピソードを披露する。その出来事から武田への評価も変わったそうで、「ナシよりのアリになった!!」と高田は笑顔で宣言。「結果、振られやすいし、都合のいい男みたいになってるじゃん!」と嘆く武田に、「でも、地球上でふたりになったらアリってことだよね」と謎のフォローを入れる赤楚だった。また、高田や滝が不在のシーンでは男ばかりになることから、「麻痺るよね。男子校にいるのか、ヒロインいないじゃねーか、って」と言う武田に、赤楚も「思います!」と賛同。それについて「ヒロインとしてどう思います?」と武田から問われた高田は、「欲してたんですね、逆に。うれしい〜」とニコニコ。すると、赤楚が「(水上)剣星さん、欲してましたね」と、『ビルド』おなじみの水上いじりがスタート。「なにを欲してたの?」という武田に、『仮面ライダークローズ』のゲストキャストの永尾まりやを水上が気に入っていたことから、「まりやちゃ〜ん!」と現場での水上の様子を赤楚がモノマネ(?)で披露した。水上演じる氷室幻徳とのシーンについて、滝に質問が及ぶと「最終回を思い出した」ことによって、幻徳に対する感情を自分に“思い込ませて”演じたと語り、笑いを誘った。そこへ「イチャイチャするシーンはどうだったの?」と武田が切り込むと、「思いのほか、剣星さんが積極的で。仕事だからやらなきゃなと思った」と割り切った様子をみせた滝。そこで、赤楚が「滝さん的に幻徳は何よりの何なんですか?」と尋ねると、「ナシよりのナシよりのナシ!」と答え、会場からはなぜか拍手が上がった。さらに武田が「剣星さんは?」と深掘りすると、滝は「ナシよりのちょっとアリよりのすっごくナシ!」とバッサリ!「滝さんも剣星さんも既婚者ですしね」と、武田がフォローして場を納めた。続いて、赤楚には、「もう一度観る人にここに注目してほしいというポイント」について質問された。谷中プロデューサーが「今回、捕らわれている美空を助けに行ったり、戦兎のお使いでグリスにパーフェクトキングダムを渡したり、万丈にも重要な役割がありましたが」と話すと、“お使い”というワードに、客席からはクスクスと笑いが。「なんで笑いが起きてるの……?」と不可解な顔を浮かべる赤楚だったが、「(仮面ライダークローズのスーツアクターの)永徳さんがかっこいいんですよね!」と熱っぽく語る。特にクローズマグマの名乗り口上は、『仮面ライダークローズ』のときは脚本になく「さみしいなと思った」そうで、力を込めて演じた注目シーンに仕上がっているという。舞台挨拶も終盤にさしかかり、改めて『仮面ライダービルド』が自身にとってどんな作品か、それぞれ振り返ることに。「ただ芝居をして作品に関わるということではない作品だったので。こんなにたくさんの人に出会える作品って他にないなって思いましたし、こんなにも観てくださる方がたくさんいるんだなぁとか、愛してくださる方がたくさんいるんだぁっていうのを感じることができて、この仕事をより好きになれた作品でした」と滝。赤楚は『仮面ライダーアマゾンズ』を含めて役者人生の半分が仮面ライダーだと話し、「第二の故郷みたいなところはありますよね。第一の故郷は名古屋なんですけど。名古屋、ライダーみたいな」と続けると、武田から「ライダーって地名(笑)?」とすかさずツッコミが。「大泉学園ですね。第二の故郷です!」と宣言する赤楚に、「大泉じゃなくて、『ビルド』はどういう作品?」と谷中プロデューサーも思わず苦笑。赤楚は「宝物のような経験でした」と締めた。高田は「青春かなって思うんですよね。そこまで成長できてないし、まだまだ未熟だし、青春!って大きな声で言えないんですけど、すごくキラキラしてて、楽しいことばっかりじゃなかったけど、大変なこともあったけど、みんなといる時間がすごく蘇ってきて、また戻りたいなって思えるような作品だから、青春だなって思いました」と語り、滝に「ちょっと泣きそうになってない!?」と照れ隠しのように話しかけると、赤楚からは「夏帆ちゃん、泣いていいんだよ(笑)」と声がかかり、滝は「ウルウルしてるの見てちょっとウルウルしそうになった」と共感していた。最後に「『キバ』と『ビルド』、2つのライダーを歩まれた」と谷中プロデューサーから言葉をかけられた武田は「長かったですね。『キバ』を1年以上やって。だから、大泉学園が……(笑)」とおどけながら、「何がいいって、人と人の縁がつながっていくことですし、今日も大森さんと対談してたんですけど、大森さんが言ってくれたのは、この映画は武田航平に対しての恩返しだ、って言ってくださって。僕は常に恩返ししたいな、お世話になった方々に、って思ってたんですけど、大森さんがそういうことを言ってくださったことで、やってきてよかったなぁという思いと、さらに『ビルド』を通してやっていきたいことや自分が成長することで恩返ししなきゃいけないな、と強く思うことができましたね。そう言った意味では、ビルドはさらに自分を高めてくれたし、このあとの役者人生、もっともっと頑張ろうと再認識させられた作品になりました」と、思いを語り、舞台挨拶を締めくくった。
2019年09月20日『万引き家族』の音楽を手掛け、アジア・フィルム・アワードを受賞した音楽家・細野晴臣のデビュー50周年記念ドキュメンタリー映画『NO SMOKING』の公開が11月に決定、特報映像と場面写真が解禁となった。1969年のデビューから今年で50年を迎えた細野晴臣。カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作『万引き家族』の音楽を担当し、国内だけでなく世界中のアーティストからもリスペクトされる生けるレジェンドに迫る唯一無二のドキュメンタリー映画が始動。幼少期の音楽との出会いを皮切りに、「はっぴいえんど」「YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)」での活動、そしてソロとしての音楽活動など、細野氏の足跡をたどる。さらに近年の活動にカメラが完全密着。2018年台湾公演を皮切りに、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスで開催されたワールドツアーの模様などの映像も余すところなく盛り込まれ、バンドメンバー(高田漣、伊賀航、伊藤大地、野村卓史)とのリラックスした交流も。ロンドン公演では高橋幸宏、小山田圭吾が参加、さらに坂本龍一も飛び入り参加し、5年ぶりに「YMO」メンバーがそろった奇跡の演奏の瞬間も映像では映し出される。また、水原希子やカナダのシンガーソングライター、マック・デマルコなど若い世代のアーティストたちからも愛されるだけでなく、お互いにインスパイアし続けながらも、ますます自身の音楽も進化させる姿や、細野氏の師匠といっても過言ではない鬼才・音楽プロデューサー、ヴァン・ダイク・パークスとの交流の様子、自身のルーツを語る貴重なインタビューも収録する。特報映像内では「楽しいことがやりたい」と語り、水原さんら親しい仲間達とコントに挑戦するお茶目な一面も垣間見える。音楽と煙草と珈琲と散歩を愛する細野さん。いくつになっても楽しいことを追い求める細野さんの、音楽と人間味あふれるミュージック・ライフ・ドキュメンタリーが完成した。細野晴臣コメント自分の映画が出来上がって上映されるとは夢のようですが、同時に悪夢だとも思えます。何故生きている間にこんなことになったのかといえば、今年になって50年も音楽生活を続けてきたせいでしょうか。このような映画を自分で作ることはできません。製作陣の熱意があってこそ実現したものであり、自分も観客のひとりとして見ることになります。しかし到底客観的な評価などできるはずもありません。どうか見た人が少しでも得ることがあるように、と祈るばかりです。佐渡岳利監督コメント「YMO」に衝撃を受けた少年時代から仕事をご一緒させていただく今に至るまで、細野さんを「スゴい!」と思い続けてきました。私と同じ思いの方には、その再確認ができて、初めて細野さんに出会った方には我々と同じ思いになれる映画にしたいなと思います。カッコ良くて、カワいくて、音楽を心から大好きな細野さんに、是非会いにきてください。『NO SMOKING』は11月、シネスイッチ銀座、ユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月19日映画『チア男子!!』(5月10日公開)の公開初日舞台挨拶が10日に都内で行われ、横浜流星、中尾暢樹、浅香航大、瀬戸利樹、岩谷翔吾、菅原健、小平大智、風間太樹監督が登場した。同作は朝井リョウによる累計17万部の同名青春小説を実写映画化。朝井が大学在学中に、男子チアリーディングの“SHOCKERS”をモデルに執筆し、漫画化、テレビアニメ化、舞台化など様々な分野で話題を集めてきた。幼い頃から柔道を続けてきた大学1年のハル(横浜)が怪我をきっかけに柔道をやめ、親友のカズ(中尾)とともに男子チアチームの結成をめざす。この日は主題歌「君の唄」を手がけた歌手の阿部真央も登場し、その場で熱唱。キャスト陣も客席側で見守った。舞台挨拶では、撮影の思い出について聞かれた瀬戸が「謎にラップがすごくはやった」と告白したために、横浜がその場で披露する事態に。「俺は流星、彗星、のごとく現れた流星、今日の空は快晴、みんなに『チア男子!!』見てもらいたいぜ! Yeah!」と即興でライムを刻む。「もっと違うことなかったの!?」と苦笑する横浜に、瀬戸は「これが僕の中で言える精一杯のことでした」と答えていた。また、本格的な映像作品が初となった岩谷は「至らない所だらけだったと思うんですけど、流星は高校の同級生だったので、撮影前から頼ることができて。本当にこのメンバーで、よかったなと思います」と真摯に語り、横浜は「僕らが最初を奪ったんですよ」とニヤリ。菅原は印象深いシーンについて「僕は弦(岩谷)とのキスシーンと……」とジョークを飛ばし、周囲から「違う違う!」と総ツッコミを受けるなど、和気藹々とした様子を見せた。浅香は「流星に昨日LINEして。彼は本当に責任感が強くて。真面目で熱い男なんですけど、それをあまり表にはふだん出さない」と横浜について語り始める。「いざ撮影の直前に、怪我というアクシデントがあって、撮影が中断となった。それでも彼はどうしても『自分の力でやりきりたい』と言って、怪我したパンパンの手をかばって、痛みのある中、自分の力だけでやりきった姿が、本当にかっこよかったし、さすがだなと思って」と、瞳を潤ませながら横浜を称賛。浅香は改めて「なかなかこんな達成感を味わえることって普段ないから大切にしたいし、自分にとっても熱い思いの入った作品になったし、特別な仲間に出会えた」と同作への思いを表す。横浜は「やりきれてよかったです。すごい大怪我ではなくて、そこだけは本当に、神様にありがとうと言いたいです」と振り返り、2人は熱いハグを交わした。熱い思いが募る出演者陣は、監督にも「"2"やっちゃう?」と迫り、監督も「たくさん観てもらえたら、あるかもしれないじゃん!」と乗り気に。横浜とW主演を務めた中尾は、「本当にこの『チア男子!!』は、僕の中の青春になった映画だと思ってます。『青春はいつだった?』と聞かれたら、『チア男子!!』だったと思います。みなさんに熱い思いが伝われば」と頭を下げた。
2019年05月10日清水エスパルスのエースストライカー・北川航也選手の素顔に迫りました! 試合中の勇ましいプレーからは想像できない「かわいい発言」連発で取材陣はキュンキュンしまくり! 日本代表のこと、将来のことも語ってくれて、北川選手の知られざる(!?)魅力が満載です写真・大嶋千尋 文・伊藤順子北川航也、22歳のヒミツスピードと高い得点力、そして抜群のセンスを併せ持つ、清水エスパルスを牽引するエースストライカー・北川航也選手。自身の武器は「相手ディフェンスの裏に抜けるプレー」と断言するだけに、シュートはもちろん、それに絡むプレーも素晴らしく、多くのサポーターを虜にしています。サッカーを始めたのは5歳のとき。きっかけは、2つ上のお兄さんの影響だといいます。「ただ兄のマネをしていた」くらいの気持ちからスタートした北川少年ですが、すぐにサッカーの魅力にハマッたのだそう。ーーどんなところにサッカーの魅力を感じますか?北川選手 ひとりじゃできない、11人の力が合わさらないと結果が出ないところが魅力だと思います。もちろん、ピッチに立つ選手だけじゃなく、ベンチの選手やサポーターの応援も強い力になる。みんなでひとつの目標に向かうところが好きですね。ーーでは、観る側、特に初心者はゲームをどのように観ればいいのでしょうか?北川選手 団体競技でありながら、個人技も光るスポーツなので、1対1における激しさやボールの奪い合いは、見応えがあると思います。また、スタジアムを訪れたら、クラブごとに独特な、サポーターの応援を見るのもおすすめです。エスパルスだったら、サンバのリズムで応援してくれるんです。『勝ちロコ』というダンスがあり、試合に勝つと選手も含めてみんなで踊るんですよ。ーー楽しそうですね! いまのJリーグの現況をどうご覧になっていますか?北川選手 イニエスタやビジャなど世界的に有名な選手が加入してくれて、大きな刺激となり、プラスになっています。結果、全体的にレベルが上がっていると思いますね。だから、試合を観てくれたら絶対に楽しめるんですよ。さきほどのサポーターのこともそうですけど、少しでも興味があるなら、ぜひスタジアムに足を運んでほしいです。テレビとは大きく違う、生ならではの空気を感じてほしいですね。恋愛、女の子、デート…赤裸々告白!ここまで、びっくりするほど穏やかな口調で丁寧に答えてくれた北川選手。日本代表にも召集されるほどのFWだけに、“勝気な男子” 像を抱いていましたが……。北川選手 話すとイメージが違うとよく言われます(笑)。人見知りなので、自分から話すというよりは、バンバン話しかけてくれたほうがありがたい。その場が明るい雰囲気になれば、話せるんですけど。ーー意外と受け身なんですね! もしかして、恋愛も “リードされたい” ですか?北川選手 好きな相手には自分からアクションを起こしますけど、女性の押しに弱いかも(笑)。積極的なアプローチは、嫌だとは全然思いませんね。押されて、自分もいいな、と思えば、それはそれでいいと思います。ーーまるで来るもの拒まず宣言ですが(笑)、好みのタイプはありますよね?北川選手 さっき言ったようなたくさん話してくれる明るい人がいいですね。見た目だったらショートヘアが断トツにいいです。その理由は自分でもよくわからないですけど、本田翼さんのようなヘアスタイルの女性に惹かれます。特に、今までロングだった人がいきなり短く切ったりするとヤバいですね。ギャップに弱いです(笑)。年齢は、お姉ちゃんがほしかったから、憧れというのがあって、もしかしたら年上がいいのかもしれないです(笑)。ーー年上女性に明るい希望をくれました! ひょっとして甘えたい?北川選手 ……かもしれないですね(笑)。ーーテレながらも、どんどん話してくれるから、こちらももっと聞きたくなっちゃう! では、キュンとする女性の仕草や行動などはありますか?北川選手(しばし考えて、にこにこしながら)ボディタッチがいいですね。後ろから、肘をトントンって軽く触られるのがたまらないです。ーーこちらもニヤけてしまいます(笑)。理想のデートコースは?北川選手(引き続きにこにこ)ディズニーが好きなので、東京ディズニーランドかシーに行きます。朝早いと辛いから、昼から夜にかけてが理想ですね。タワー・オブ・テラーの1番上から眺める景色が最高ですよ。あとはただ落ちるだけなので(笑)、あの眺めが一番いいと思っています。ーーそう語る北川選手がかわいらしくて(すごい選手なのにすみません!)、取材陣のほうがキュンキュン やっぱりサッカー選手ってモテるんですね。北川選手 僕のことは置いておいて、同年代の選手を見てもみんなモテると思いますね。特に、(南野)拓実は試合ではあんなに熱い男ですけど、素は意外と天然。そこがモテるんだろうなぁと思うし、(堂安)律はけっこうしゃべるので、一緒にいて飽きないと思います。日本代表への思いと描く未来北川選手の口から、森保ジャパンで活躍中の選手名が挙がりました。そこで、日本代表への思いを聞いてみると、柔和な笑顔は一転、キリリとした表情に変わり、次のように答えてくれました。北川選手 日本人プレーヤーであれば、誰しもが目ざすところだと思います。もちろん自分もそうで、またそこに選ばれるように、いまは精一杯頑張るしかありません。そのために必要なことを自分で考えながら、簡単ではありませんが、結果を残すことが代表への道につながっていくと思います。ーー3月に行われたキリンチャレンジカップをご覧になってどう思われましたか?北川選手 自分が出ていたら……(勝敗が違ったものになっていたのではないか)とも思ったりしますが、呼ばれなかったという時点で、自分があの場所に立つ資格はないわけで。だから、選ばれたメンバーであの結果なのですから……僕は1サポーターとして、出ている選手に頑張ってほしいと素直に応援していましたね。堂安、南野、中島、富安は僕と歳が近く、それでいて海外で活躍しているから、とても刺激を受けますね。いつかは、自分もそこでプレーしたい気持ちを持っていますが、まずはエスパルスで結果を残すことが大事だと思っています。最後は、自分に言い聞かせるように話した北川選手。この取材ではほかに、「キャンプで星空を眺めるのがすごく好き」と趣味を明かし、「視界が星で埋まるんです。ただ、すげぇとしか言いようがないですよ」と教えてくれました。富士山の麓で見るという星々と同じく、北川選手自身もまさにスター。しかも、よりいっそう輝ける可能性を秘めています。その過程を私たちは眩しく見守りながら応援し続けたいですね。Information北川選手のプレーをぜひ”アイスタ”で!4月のホームゲーム4/20(土) vs.セレッソ大阪(15:00キックオフ@IAIスタジアム日本平)4/24(水) vs.松本山雅FC(19:00キックオフ@IAIスタジアム日本平)4/28(日) vs.浦和レッズ(16:00キックオフ@IAIスタジアム日本平)
2019年04月13日今月の人。Illustration:Hidemi Ito音楽家/文筆家寺尾紗穂さん1981年、東京都生まれ。大学時代に結成したバンド“Thousands Birdies’ Legs”でボーカル、作詞作曲を務める傍ら、弾き語りの活動を始める。2007年、ピアノ弾き語りによるメジャーデビューアルバム『御身』を発表。大林宣彦監督作品『転校生 さよならあなた』、安藤桃子監督作品『0.5ミリ』(安藤サクラ主演)の主題歌を担当したほか、CM、エッセイの分野でも活躍中。2010年よりビッグイシューサポートライブ『りんりんふぇす』を主催。2019年まで10年続けることを目標に取り組んでいる。2017年に最新アルバム『たよりないもののために』を発表。坂口恭平バンドや、あだち麗三郎、伊賀航と組んだトリオバンド“冬にわかれて”でも活動中。著書に『男装のエトランゼ 評伝 川島芳子』(文春新書)、『愛し、日々』(天然文庫)、『原発労働者』(講談社現代新書)、『南洋と私』(リトルモア)、『あのころのパラオをさがして 日本統治下の南洋を生きた人々』(集英社)、『彗星の孤独』(スタンド・ブックス)など。2018年より朝日新聞書評委員。主人公が悪いヤツという設定が好き!さんざん悪いことをしても、最後には受け止めてくれる存在がいる幸せ『あくたれラルフ』作:ジャック・ガントス絵:ニコール・ルーベル訳:いしいももこ¥1500/童話館出版セイラが飼っているネコのラルフは、とてもあくたれ。毎日いろいろな悪さをしては、セイラだけじゃなく、お父さんやお母さんもこまらせています。それでも、セイラはラルフが大好き。そんなある日、家族みんなでサーカスを観に行きました。しかし、そこでも、あくたれのかぎりをつくしたラルフは、とうとうサーカスに置き去りにされることに……。「主人公のラルフがめちゃくちゃ悪さをするところが、おもしろいんですよね。子どもなら、ちょっとやってみたいことを好き放題やっているので、見ていて気持ちいい(笑)。小さい頃に読んだときは、絵のカラフルな感じにすごく惹かれました。特に好きなのは、ゴミ捨て場で一夜を過ごしたラルフが“なまごみねつ”にかかってしまったシーン。“なまごみねつ” っていうネーミングが絶妙で、うちの子どもたちも、ここで必ず笑っていました(笑)「大きな愛を持ちなさい」という温かいメッセージをもらえる絵本ミュージシャンとして、また原発労働者や日本統治時代の南洋諸島を知るために取材し本を書く作家として、ジャンルやテーマを越え、自由に表現活動を続けている寺尾紗穂さん。いわゆる表舞台には出てこない人たち、ひとりひとりの多様な声に耳を傾けてきた彼女のスタンスは、実は子どもの頃から変わっていない。「もともと主役にはあんまり興味がなくて。学芸会でも、幼稚園のときの『オズの魔法使い』では、西の悪い魔女役でしたし、小学2年生のときは山姥の役をやっているんです。どちらも自分から立候補して(笑)」物語でも、どこか社会になじめないような、風変わりなところのあるキャラクターに惹かれてしまう。そんな寺尾さんにとって、子どもの頃から家で読んでいた『あくたれラルフ』は、まさに好みの絵本だった。主人公のネコが、とにかく悪さばかりする悪いヤツなのだ。「世の中には『悪いことをしていたら、悪い結果になって当たり前だよ』という話が多く語られていると思うんですけど、この話は逆なんです。とにかくラルフの飼い主である女の子、セイラの愛が大きいんですよね。いい子だから好きというのではなく、ラルフがどんなに悪さをしても『大好き』と言ってくれる。セイラだけじゃなく、一度はラルフのことを『サーカスに置いていく』と言ったパパも『おまえがいなくてさびしかったよ』と言って、家に迎え入れてくれる。悪いことばっかりしていた人でも、ハッピーエンドになれるんだよ、っていう救いがあるんです。ラルフみたいな感じの子って、今だと、じっとしていられないとか、ちょっと発達障害っぽい子に通ずる部分があると思うんです。でもそれって、当人の問題って距離をとるのではなくて、まわりがどう接するかが大事なんですよね。また、大人になって読めば『社会から一度はずれちゃった人をどうするのか?』という問題ともつながっている話だと感じられる。この絵本からは『すごく大きな愛を持ちなさい』って言われている気がします」絵本に出てくる歌を歌う場面はピアノを弾きながら、実際に歌って現在、小5、小3、小2の三姉妹のお母さんでもある寺尾さん。お子さんたちがもっと小さい頃は、たいてい3人一緒に、絵本の読み聞かせをしていた。最近は絵本を読み聞かせる機会はだいぶ少なくなったものの、一番下のお子さんは、今もたまに「読んで」と言って、寝る前に絵本を持ってくることがある。「絵本って、歌を歌うシーンがけっこうありますよね。たとえば『ぐるんぱのようちえん』だと、幼稚園を開いたぐるんぱが、ピアノを弾いて歌う場面が出てくるんですが、その歌詞の部分は、私も自分で歌にしていました。メロディもなんとなく定まってきて。子どもたちからも『あれ歌って』とリクエストされて、歌っていましたね。Illustration:Kashiwai以前、隠岐諸島の海士町の図書館で開いたライブでは、長い歌詞が出てくる『だれをのせるの、ユニコーン?』という絵本の読み聞かせをしたこともありました。図書館のスタッフの方に朗読をしてもらって、エレクトリックピアノがあったので、歌の部分はピアノでBGMをつけて、私が歌って。もともと娘たちに作って歌ってあげていた作品でした。音楽って記憶に残るので、うちの子どもたちが大人になっても、私が作ったメロディは何となく覚えているんじゃないかなと思いますね」深みのある色調の美しい絵の世界母が読んでくれた時間も良き思い出寺尾さん自身が小さい頃、お母さんに読んでもらった思い出の絵本は『ラ・タ・タ・タム− ちいさな機関車のふしぎな物語 − 』。ヨーロッパの名画をしのばせるような美しい絵は、子どもから大人まで、読むものの心に静かに訴えかける力を秘めている。「この絵本の英語版を母が持っていたんです。それで、物語の流れを私に教えつつ、母なりに訳しながら読んでくれたんですね。文字のない見開きページの場面は、色の感じも、不思議な風景もすごく印象に残っていて。大人になってから、ふと思い出して、母に『あの絵って、なんの絵本だったっけ?』って聞いたくらい。母に『この絵本よ』ってその絵本をもらって、今度は私が子どもたちに読んでいました」母から娘へ、そしてまたその子どもたちへ。三世代にわたって、読み継がれていく大切な絵本は、母と子の絆を自然に結びつけてくれる存在だ。「絵本は親子で読むものですよね。絵本を子どもに贈るっていうのは、ただ物をあげて終わりではない。自分が読んであげる、その一緒に過ごす “時間” を含めて与えることだなと、あるとき気づいたんです。親と子どもで、一緒の時間が生まれるきっかけ。子どもへのプレゼントとして、それはなかなかいいものだなと思っています」【寺尾紗穂さん、これもオススメ】画集のような感覚で味わえる丹念に描きこまれた幻想的な絵『ラ・タ・タ・タム−ちいさな機関車のふしぎな物語−』文:ペーター・ニクル絵:ビネッテ・シュレーダー訳:矢川澄子¥1800/岩波書店機関車が大好きな発明家のチッポケ・マチアスは、ある日、ちいさな白い機関車を完成させました。しかし、ちいさな機関車を気に入った工場長は、自宅の庭園に飾るために、マチアスから機関車を取り上げてしまいます。がっかりして町を出て行ったマチアス。彼の後を追って、ちいさな機関車のふしぎな旅が始まります――。ドイツ人の絵本作家ビネッテ・シュレーダーが絵を、彼女の夫である法律家のペーター・ニクルが物語を書いた絵本。「絵がとてもきれいなので、小さい頃はストーリーよりも、画集みたいな感覚でよく見ていました。ずっと記憶に残るような印象的な風景の絵がいくつもあって、その世界に入り込むという感じですね。色調が美しい幻想的な絵で、ユーモラスなのに、ちょっと怖さも感じられる。ちいさな機関車が工場長の家から逃げ出して、山をぐるぐるとまわりながら越えて走っていくシーンでは、ずっと続く線路を迷路みたいに指で追うのも好きでした」自分を生かせる場所が必ずある!じんわり勇気をもらえる一冊『ぐるんぱのようちえん』作:西内ミナミ絵:堀内誠一¥900/福音館書店ぐるんぱはひとりぼっちの大きなゾウです。ビスケット屋さん、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場……。ぐるんぱは、いろいろな仕事場で一生懸命に働きますが、いつも作るものが大きすぎて失敗ばかり。そんなとき、ぐるんぱは、子どもがたくさんいるお母さんに出会います。子どもたちの世話を頼まれたぐるんぱが開いた幼稚園は、子どもたちを喜ばせ、大成功するのでした。時代を超えて愛され続ける、初版1966年のロングセラー絵本。「ひとりぼっちで、さびしくて、ちょっとのけ者にされていたゾウの主人公が、働きに出て修業をする。自分の体が大きすぎるせいで、行く先々でズレたものを作っちゃうんですが、『それを生かせる場所があるんだよ』というメッセージが伝わってくるお話です。私は食いしん坊だったので、一番好きなページは、ぐるんぱが大きなビスケットを作る場面。ぐるんぱが開いた幼稚園に行って、このビスケットを食べたいなと思っていました(笑)」自分を受け入れて生きていくこと斬新なテーマに取り組んだ意欲作Illustration:Kashiwaiひとりぼっちのおおかみが「け」という、含みのある台詞をつぶやきながら、仲間を探して町をさまよっています。「おれに似た子はいないかな?」。うさぎ、やぎ、ぶた、しか……いろいろな動物たちがいますが、どこへ行っても、おおかみは満足することができません。仲間に入りたいようで、入りたくないのです。とうとう、おばけがたくさんいる墓場までやってきたおおかみですが、はたして仲間を見つけることができるのでしょうか?『やっぱりおおかみ』作・絵:佐々木マキ¥900/福音館書店「これも居場所探しの話ですね。最後におおかみが、自分は乗らないまま、気球をつないでいた綱をはずして、気球を空に放すんです。気球は別世界に連れて行ってくれるかもしれない乗り物ですよね。つまり現実逃避しない、自分はここで生きていくという意思表示であって。究極ですよね、この悟りは。子どもの頃は絵柄に惹かれていましたが、大人になって読み返すと、すごく深いことを描いていると気づかされる。大事な絵本ですね」Illustration:Hidemi Ito/KashiwaiText:Keiko IshizukaConposition:Shiho Kodama
2019年01月31日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)のデザイナー・山本耀司の単独ライブ「ヨウジヤマモト x ライブ(Yohji Yamamoto x Live)」がブルーノート東京にて、2018年12月10日(月)に開催される。80年代から自身のブランドのみならず、映画やオペラの衣装を担当し、紫綬褒章、フランス芸術勲章コマンドゥールを受賞するなど、世界的なデザイナーとして今現在も精力的に活動するデザイナー・山本耀司。ファッションの分野だけでなく、ロックやブルースをルーツとしたサウンドを追求し、『さぁ、行かなきゃ』『地下生活 Dog of Terror』『HEM』などのアルバムに代表される音楽も有名。近年パリで発表する自身のコレクションショーの音楽はメンズ・レディース共に自作自演している。そんな彼の19年振りとなる単独ライブのステージには、ソウルバンド「benzo」のベーシスト・伊賀航、細野晴臣や矢野顕子とも作品制作を行うドラマー・林立夫らも出演。ミュージシャン・山本耀司が仲間と共に一夜を盛り上げる。【詳細】ヨウジヤマモト x ライブ公演日:2018年12月10日(月)公演時間:第1部 開場 17:30/開演 18:30、第2部 開場 20:20/開演 21:00会場:ブルーノート東京住所:東京都港区南青山6-3-16料金:7,500円(税込)予約開始日:一般 WEB先行 11月15日(木)/電話予約 11月18日(日)※ジャム セッション会員はWEB、電話予約とも11月8日(木)から開始。<メンバー>山本耀司(ヴォーカル、ギター)、網元次郎(ギター)、伊賀航(ベース)、林立夫(ドラムス)、古賀芽衣(ヴォーカル)※追加でメンバーが決定した場合、ブルーノート公式ホームページにて随時発表。【予約・問い合わせ先】ブルーノート東京TEL:03-5485-0088
2018年11月03日俳優でお笑いコンビ・まえだまえだの前田航基(18)が13日、東京・新宿の紀伊國屋ホールで舞台『ポセイドンの牙』の公開ゲネプロを行い、終了後に上演初日を迎えた心境を語った。13日から21日まで上演される本作は、舞台芸術集団・地下空港の主宰である伊藤靖朗氏が作・演出を手掛け、昨年5月にも好評を博した舞台。今回、「Version蛤」としてリニューアルし、架空の海洋都市・ナカツ県オトガメ市を舞台に、水産高校に通う男子高校生らが資金難の母校を救うために怪物らと宝物の争奪戦を繰り広げる。リーダー格の須永宇宙期(すなが・そらき)を演じる前田は、初舞台にして座長の大役を担う。「今日から9日間を駆け抜けていく大事なゲネプロということで緊張しておりまして」と笑顔を見せ、「まえだまえだというお笑いコンビをやっておりまして、7年ぐらい前に舞台というものに上がらせていただいたんですが、その時は3分ぐらい。それとはまた違う感覚。2時間、板の上に立ち続ける責任というか、重みを感じたり」と吐露する。一方で、「クイックな反応が返ってくる楽しさであったり」と演じる喜びも噛みしめ、「久しぶりに感じることができて、舞台というものの魅力に魅せられております」と引き締まった表情。「本当に右も左も分からないような、たぶんみなさんにとっては迷惑をお掛けすることもたくさんあったかと思いますが、あきらめることなく、温かく見守ってくださったみなさんの期待に応えられる9日間にできるように、そしてお客さんにも僕たちのエネルギーだったり、メッセージをしっかり持って帰っていただけるようにがんばりたい」と意気込みを語った。ゲネプロ後の記者会見には前田、伊藤靖朗氏のほか、原嶋元久、小早川俊輔、小松準弥、森田桐矢、山下聖菜、森山栄治、汐崎アイル、渡辺和貴、西丸優子、愛原実花、岡田達也が出席した。
2017年10月13日10月2日(月)、数多くの舞台で活躍中のアミューズ所属俳優・植原卓也、平間壮一、水田航生による「3LDK presents MUSICAL SHOWCASE」が、東京・渋谷のマウントレーニアホールにて開催された。3人が出演するWEB番組「3LDK」(ストラボ東京)の一環として企画されたもので、彼らの“ミュージカル”への熱い思いが伝わるミュージカルショーケースとなった。それぞれがミュージカルに活躍の場を広げており、年末恒例のアミューズ若手俳優によるイベント「SUPER HANDSOME LIVE」でも、そのパフォーマンス力の高さで熱狂的な人気を誇る植原さん、平間さん、水田さん。3人が揃ったこのライブイベントは、チケット予約開始3時間で予定枚数の7倍近くの申し込みがあり、最終的には13倍までになるほどのプレミアムイベントとなった。まず、1曲目は大ヒットミュージカル「RENT」のナンバーから「RENT」を。勢いよくステージに現れた3人は、息の合ったハーモニーを聴かせた。今年の「RENT」でエンジェル役を好演した平間さんがマークのパートを、植原さん&水田さんがロジャーのパートを歌い上げ、1曲目から客席のボルテージは一気に上昇。2曲目は植原さん&水田さんの2人で、同じく「RENT」より「WHAT YOU OWN」を披露。今度は水田さんがマークのパートを、植原さんがロジャーのパートを丁寧に歌い上げた。最初のMCで、3人が改めて自己紹介をすると、会場からは割れんばかりの長い長い拍手が!「ここで一緒の時間を過ごしているということは、仲間じゃないですか!」と平間さんが煽ると客席から歓声が響き、また植原さんが「たくさんの方に応募いただいて、(このイベントに)来たくても来られないという声を聞いています…なので、ぜひいろいろな方に伝えてほしいです。こんな歌を歌っていたとか、成長していたとか(笑)」と伝えると、つづいて水田さんが「『3LDK』の番組がはじまって、何かかたちにしたいと思ってこのようなイベントを考えました。番組はゆるっとしていますが、僕たちもやるときはカチッとやるぞというのを見てもらいたいです」と語り、“新しいことへの挑戦を3人でやりたい!”という想いを口にした。今回、このようなショーケース自体が初めてという話になると、「(植原)卓也が『この俺たちが、三声でうたっているんだね』って話してたんだよ」と嬉しそうに明かす平間さん。「だって(水田)航生が一生懸命下のパートを歌っていると思うと、かわいくて」と植原さんが答えると、「下(パート)で支えていますよ」と水田さんが返し、「年齢も(3人の中で)下だしね」と植原さんが重ねると、「パート分けは年齢順だったの?」と平間さんが突っ込むという、3人の仲の良さが垣間見え、観客の笑いを誘った。その後、ゲストに清水くるみを招き、彼女の初舞台でもあったミュージカル「ロミオ&ジュリエット」より「バルコニー」を歌うと紹介。ロミオ役を「3人のうち誰が担当するのかお楽しみに…」とMCを締めくくり、3人はステージを後に。ジュリエットパートを清水さんがソロで歌っていると、ロミオパートに登場したのは水田さん。清水さんの透明感のある歌声と、水田さんの包み込むような歌声で息のあったデュエットを響かせると、会場もうっとり。一転して、同じく「ロミオ&ジュリエット」より名曲「世界の王」を再び3人揃って披露。時折、笑顔を見せ合うなど、3人の得意とする息のあったダンスパフォーマンスと力強い歌声に、観客も手拍子で応えた。つづいて、彼ら自身で選出した作品からのナンバーをそれぞれが熱唱。その後は、清水さんも加えた4人全員で「In The Heights」より「インザハイツ」を披露。平間さんと植原さんのラップはミュージカル俳優の粋を越えたスキルで、ストリートダンス出身の特長をいかんなく発揮し、パフォーマンスとしても完成度の高いナンバーとなった。ラストは、「ラディアントベイビー」より「STAY」。キース・へリングの生涯をポップな音楽で描いた同舞台は反響も大きかった作品で、水田さんと平間さんの何気ない会話の旋律に清水さん、そして最後に植原さんが加わり、4人が情感を込めて歌い上げてキースの世界を作り上げると、客席からはすすり泣く声が聞こえてくるほど。ミュージカル俳優の底力を見せつけたシーンとなった。エンディングは、「ソングライターズ」より「ソングライターズ」を熱唱。互いにアイコンタクトをとりながら、動きの合ったテンポ良いダンスと楽しそうな彼らのパフォーマンスに、ステージも客席も一体となっていた。12月には、「3LDK」の企画でニューヨークロケを敢行したDVDとカレンダーが発売される3人。MCでも、DVDやカレンダーのお渡し会の実施を改めて告知し、「また、カレンダーお渡し会で会いましょう!」「すこしでもファンの皆さまと交流をしていきたいです」と、彼らの強い想いとファンへの感謝を伝えステージを締めくくった。1時間弱のパフォーマンスながら、彼らの“ミュージカル”への熱い思いが伝わる濃厚なショーケースとなった様子。DVDとカレンダーは、ニューヨークでの共同生活にカメラが完全密着。ミュージカルの本場で3人が見つけたそれぞれの「未来像」にも迫っており、ミュージカル観劇や、ブロードウェイで活躍する日本人との出会い、そしてスキルを磨くためのレッスン風景の様子が収められ、彼らの“ミュージカル”へのひたむきな思いをさらに深く知ることができるものとなっている。「3LDK 2018 CALENDAR BOX」「3LDK in NEW YORK」DVDは12月9日(土)より同時発売。(text:cinemacafe.net)
2017年10月03日1年前、リオ五輪の団体総合で3大会ぶりの金メダルを獲得し、日本中を歓喜の渦で包んだ体操男子。その偉業の立役者である内村航平選手と白井健三選手の二人が、10月の世界体操で頂点を目指して対峙する。「夏季五輪のない年に毎年開催される世界体操、団体戦の実施がない今年の注目は、何といっても個人総合。前人未到6連覇中の絶対王者・内村選手と、ゆか・跳馬のスペシャリストからオールラウンダーに成長し、個人総合初出場となる白井選手が、世界を舞台に初めて共に戦います」そう見どころを語ってくれたのは、大会の中継を手掛けるテレビ朝日の小林麻衣子プロデューサー。実は、今回の二人の戦いには、単純なメダル争い以上の意味があると言う。「内村選手は、自分の次に日本の体操を引っ張っていく存在として、白井選手にかける気持ちがとても強い。今回も一緒に戦うことで、6種目をどうやりきるのか、背中で伝えたいと思っているようです。一方の白井選手にとっても、『6種目できなければ体操選手じゃない』という内村選手の言葉が、個人総合に挑戦するきっかけに。本人も言っているように、まさに“師匠と弟子”のような関係です。東京五輪に向けた、日本の“エース継承”が、二人の中では始まっているのかもしれません」体操界の未来を見据えた熱いドラマに、いやがうえにも期待は高まる。「勝って当たり前のように思われる内村選手ですが、リオで接戦を演じたウクライナのベルニャエフ選手の存在もあり、今回は盤石とは言えません。ぜひ皆さんで応援をして、しっかり結果を見届けてほしいです」“0. 099点差”に涙を呑んだウクライナの英雄が、打倒内村に燃える!今大会、日本勢の強力なライバルになるのが、リオ五輪で内村選手に次ぐ銀メダルに輝いたベルニャエフ選手。「高難度の技を誰よりも多く取り入れた“世界一難しい演技”が武器。リオ決勝での点差、0.099点は、着地の足が一足分ずれた程度。今回も全く油断はできません」第47 回世界体操競技選手権大会は、10月2日~8日にカナダ・モントリオールで開催。テレビ朝日系にて6 日(金)の男子個人総合決勝をはじめ、各種目の決勝の模様を中継。詳細はHPを参照。※『anan』2017年10月4日号より。(C)Laci Perenyi/アフロ(by anan編集部)
2017年09月28日プチバトー(PETIT BATEAU)が4月21日、第31回イエール国際モード&写真フェスティバルのファッション部門でグランプリを受賞した富永航(Wataru Tominaga)によるカプセルコレクションを、全国のプチバトーブティックとオンラインブティックにて発売する。毎年4月に南仏のリゾート地・イエールで開催される同フェスティバルは、若手ファッションデザイナーとフォトグラファーの登竜門として知られ、過去の受賞者にはヴィクター&ロルフやサンローランのクリエイティブディレクター、アンソニー・ヴァカレロらが名を連ねる。プチバトーは2013年から同フェスティバルとパートナーシップを結び、グランプリ受賞者とのコラボレーションアイテムを発表している。今回のカプセルコレクションでは、富永の持ち味である色彩に富んだウィメンズ4アイテムとユニセックス2アイテムが登場。「シンプルな要素を大胆に組み合わせることで、リズミカルで美しい旋律のデザインが生まれる」と富永が語るように、マリニエール、Tシャツ、プチキュロットといった誕生から100年ほど経つプチバトーのアイコニックなアイテムが、新しい解釈によりフレッシュなデザインへと生まれ変わった。ジャージー素材のロングドレス(2万円)は、異なるトーンのストライプを重ねて躍動感のあるスタイルに。ボートネックトップ(1万4,500円)は、全面にあしらわれたブルーの花々が赤いボーダーと交わりグラフィカルな表情を覗かせる。ユニセックスのTシャツ(8,300円)とショーツ(5,800円)は、ブルーやグリーンのストライプがチェッカーボード柄と組み合わされ、調和のとれたユニセックススタイルを生み出している。富永航は、武蔵野美術大学とヘルシンキのアールト大学でテキスタイルデザインを学んだ後、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズ校を卒業。今回のフェスティバルで審査員長を務めたジュリアン・ドッセーナ氏は、富永を「若き三宅一生のようだ」と評している。
2017年03月27日プチバトー(PETIT BATEAU)が、イエール国際モード&写真フェスティバルとコラボレーション。グランプリ受賞者である富永航がデザインした、カプセルコレクションが2017年4月21日(金)より全国のプチバトーブティック、オンラインストアにて発売される。富永航は過激で大胆なスタイルを生み出すデザイナー。カプセルコレクションのためにレディースとユニセックスのアイテムをデザインした。ストライプがチェッカーボード柄と組み合わさったり、赤のストライプが一面の花とともにあしらわれたり、シンプルな要素を大胆に組み合わせたデザインに仕上がっている。さまざまな色がはじけ、ぶつかり合うこのコレクションでは、誕生から100年も経ったアイコニックなアイテムであるマリニエール、Tシャツ、プチ・キュロットが彼の新しい解釈で生まれ変わった。【詳細】プチバトー×イエール国際モード 写真フェスティバル発売日:2017年4月21日(金)アイテム:<レディース>・ロングドレス(XXS〜L) 20,000円+税・ボートネックトップ(XXS〜L) 14,500円+税・ハーフスリーブトップ(XXS〜L) 9,300円+税・ショーツ3枚組(XXS〜L) 5,800円+税<メンズ・ユニセックス>・Tシャツ(XXS〜L) 8,300円+税・トランクス(XXS〜L) 5,800円+税取り扱い店舗:全国のプチバトーブティック、オンラインストアALL IMAGES © OSMA HARVILAHTI【問い合わせ先】プチバトー・カスタマーセンターTEL:0120-190-770(9:00〜18:00)
2017年03月25日町田慎吾主演の方南ぐみ企画公演『伊賀の花嫁』が、2017年1月13日(金)に開幕する。“これぞ喜劇”と銘打たれた本作は、忍者の末裔の「婚活物語」を描いたオムニバス作品だ。【チケット情報はこちら】忍者の末裔・伊賀三四郎を演じる町田慎吾、同じく末裔で三四郎の幼馴染・服部すみれを演じる片山陽加に話を聞いた。「新年の最初の舞台が喜劇っていうのはすごくワクワクしますね。笑って新しい年を始めるっていう。まだ本読みに参加しただけなのですが、濃い人ばかりなんですよ。面白くなると思います」と町田。片山も「先輩方はしょっぱなからものすごく濃いキャラで(笑)、すごく勉強させていただいてます」と話すキャスト陣は、年齢もジャンルも国籍もさまざまで濃厚。初共演だが、互いに舞台で観たことがあるというふたり。その時の印象を町田は「歌も踊りもある作品だったのですが、なんでもできて。舞台上ですごく大きく見えたんですけど、実際にお会いしたら僕よりちっちゃかった(笑)。すごいなと思いましたね」。片山は「とてもパワフルな方だと思いました。いつかご一緒できたらと思っていたのですごく嬉しくて。すみれは三四郎より気の強い女の子なんじゃないかなと思っているので、負けないようにがんばりたいです」抱腹絶倒の喜劇になりそうだが、主演を務める町田は「面白い台詞も、そいつが本気で喋ってるからピントがずれてて面白い。だから今作で三四郎として物語の芯をやらせていただく自分は、まっすぐいればいいんだろうなと思っています。周りが面白い方ばかりですし」。振付の夏まゆみは、片山にとって邂逅。「AKB48でのデビューのときに夏先生に教えていただきました。そのときに言われた『目からビーム、毛穴からオーラ』という言葉が今でも忘れられなくて。来年はデビュー10周年の年で、こうしてまた夏先生とお仕事をさせていただけるのはなにかの縁だし、運命も感じています」。「楽しんでやっている雰囲気が、観に来てくださるみなさまにも伝わったらいいなと思います。劇中である方がアイドルヲタの役をされるんですけど、本当にものすごいので、ぜひアイドル好きの方にも観ていただきたいです。ここにホンモノがいたっていう(笑)。2017年の初笑いに来ていただきたいです」(片山)「幅広い年代の方が楽しんでいただける作品になると思います。個性的な方が揃っているので、絶対に面白い作品になると思っています。皆さんも仕事が始まってる頃だと思うので、観に来て笑って、今年もがんばろうと思っていただけたら」(町田)公演は2017年1月13日(金)から1月22日(日)まで、東京・博品館劇場にて。チケットは発売中。取材・文:中川實穗
2016年12月28日2016年11月18日(金)・19日(土)・20日(日)の3日間、上野恩賜公園竹の台広場(噴水前広場)で「伊賀上野NINJAフェスタ in 上野恩賜公園」が開催されます。忍者体験やショーなど楽しいイベントがたくさん用意されているので、チェックしてみましょう!「忍者」をテーマにした大人気イベント!2013年から始まったこのイベントは、伊賀の知名度・観光地としての認知度アップを目的としています。2015年度は3日間の開催で18万人もの参加者を集める大きなイベントとなりました。今回も、忍者をテーマにしたステージイベントやアトラクションが用意されており、ご当地物産品の販売や飲食ブースも登場します!見逃せない多彩なコンテンツステージには、ご当地キャラのいが☆グリオくんが登場します。なんともいえない姿が魅力的…いっしょに写真を撮って、SNSにぜひアップしたいですね。また、本格的な手裏剣打ちも体験できます。普段なかなか触れられないものなので、この機会にぜひ!忍者衣装レンタルでは、キッズがかわいい忍者に変身!これはパパ&ママにはたまらないですね。お子さまも普段できない格好で大はしゃぎしてしまいそう!吹き矢体験では、実際に矢を吹いて的を狙います。意外と距離もあって難しいのですが、チャレンジしてみたいですね。そのほか伊賀酒カクテルの販売や、伊賀上野NINJAフェスタ〇×クイズなどたのしいコンテンツが盛りだくさん!秋の上野恩賜公園で、すてきな忍者タイムを過ごしましょう!■イベント詳細名称:伊賀上野NINJAフェスタ in 上野恩賜公園会期:2016年11月18日・19日・20日時間:10:00~18:00※最終日のみ16:00まで会場:上野恩賜公園竹の台広場(噴水前広場)主催:三重県伊賀市・伊賀上野NINJAフェスタ実行委員会公式ホームページ
2016年11月17日ジャニーズJr.の真田佑馬が25日、舞台『ダニー・ボーイズ~いつも笑顔で歌を~』公開フォトコール&囲み取材に、共演の水田航生、柄本時生、悠未ひろ、AKANE LIV、ベンガル、剣幸とともに登場した。同作は2008年に手塚治虫文化賞を受賞した島田虎之介による漫画『ダニー・ボーイ』を舞台化した音楽劇。ニューヨーク・ブロードウェイのウィンター・ガーデン・シアターに、日本人俳優として初めて出演した実在の人物「サトウ・イサオ」の活躍をモチーフに、主人公を「伊藤幸男」として、周囲の人物との絆を描いていく。W主演となる真田と水田は、共演者から「兄弟みたい」と言われるも苦笑。真田が「2年前にも『オーシャンズ11』という作品で共演してるんですけど、思ったことないし、そのときは言われたことなかったよね」と語ると、水田も頷いていた。水田は真田について「すごく大人になった」と振り返り、「稽古場でがむしゃらに本気でぶつかっている姿を改めて見て、素敵だなと思いながら稽古して。ね?」と話しかけると真田は照れた様子に。また、柄本も真田を「めっちゃ真面目」と表現し、「(自分は)こんなに作品を良くしようと思って、意見をいったことない。俺も見習わなきゃな、なんて」と賞賛した。音楽劇というジャンルに、真田は「ふだん、グループとかでもワンフレーズくらいしか歌ってないのに、今回7曲くらい歌っている」と不安を見せつつ、「歌って楽しいものだよと伝えたい」と意気込みを語った。また稽古中、柄本の「ベース弾きたい」という一言から、ギター・真田、ドラム・水田の一夜限定バンドを結成したというエピソードを披露。真田は「音を楽しむという意味で、3人でプライベートでスタジオに入って、一夜限りのダニー・ボーイズバンドを……」と経緯を説明すると、柄本も「真田音楽教室。優しく教えてくれて」と、和気藹々とした様子を見せた。東京公演は東京国際フォーラム ホールCで10月26日~29日、大阪公演は新歌舞伎座で11月5~6日。
2016年10月25日スタイリストの伊賀大介氏が、TOKIO・長瀬智也主演映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016年6月25日公開) の劇中ロックバンド・地獄図(ヘルズ)をモチーフにしたTシャツのデザインを監修し、21日から発売されることが16日、明らかになった。本作は宮藤監督の完全オリジナル作品で、舞台に選ばれたのは地獄。地獄専属バンド・地獄図のフロントマンで、地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーK(長瀬)と、17歳の若さで地獄に落ち、大好きなクラスメイト・ひろ美(森川葵)に会いたい一心で生き返りを目指す、関大助(神木隆之介)の地獄めぐりの様子を描く。地獄図は、キラーK(ボーカル&ギター)、大助(ギター)、邪子(清野菜名/ベース)、COZY(桐谷健太/ドラム)らで構成。メンバーが劇中で演奏する楽曲は、サウンドトラック『TOO YOUNG TO DIE! 地獄の歌地獄』(6月22日発売)に収録される。映画主題歌は、THE MAD CAPSULE MARKETS(活動休止中)のKYONO、物語の中で重要な曲「天国」は元NUMBER GIRLでZAZEN BOYSの向井秀徳が、それぞれ作曲を、パンクバンド・グループ魂の一員としても知られる宮藤監督が作詞を担当している。そんな地獄図をモチーフにしたTシャツのフロントには、"HELLポーズ"をキメる鬼を大きくプリント。背面には、「DEMOLITION TOUR (破壊ツアー)」の文字と共に「等活地獄」「黒縄地獄」などさまざまな"地獄"がバンド名のように並んでおり、夏フェスや対バンツアーの物販などで売られていそうな、リアリティあるデザインに仕上がっている。このデザインを監修したのが、『真夜中の弥次さん喜多さん』(05年)から本作まで宮藤監督作品の全ての衣装を手がけてきた伊賀氏。「こりゃ、ヤるならとことん本丸攻めないといかん!」と気合を入れたという伊賀氏は、「ヤバいTシャツ刷りました!」と自信を見せる。続けて、「現世の方々にもライクアおすそ分けでブルーとピンク」と紹介しながら、劇中に登場する、現世で罪を犯した人間が地獄に落ちてきた姿・MOJAになぞらえて「さぁ、これで貴方も真のMOJAじゃ!」と力強くアピールしている。宮藤監督も「過去に作った中でも断トツに情報量の多いTシャツ」と断言。「裏も表もギチギチに描き込まれていますが、意外と誰でも着こなせる感じ」と安堵を誘いつつ、「もともと長瀬くん扮するキラーKと亡者が劇中で着る衣装用だったのですが、欲しがる関係者があまりに多く、スタッフの数だけ作って配り、さらにこの度、晴れて商品化することになりました」と制作の背景を明かした。Tシャツは21日より、ヴィレッジヴァンガードのオンラインストアや主催フェス「30th VILLAGE VANGUARD presents V.V.Rocks ~Sing Your Song! 2016~」(フェスでは5月22日限定)、商品をデザインしたメーカー・ハードコアチョコレートのオンラインショップやAmazonのハードコアチョコレートのページ、そして東京・東中野のヘッドショップで発売。価格は2,778円(税別)で、サイズはXS、S、M、L、XLの5種類がラインナップされている。なお、6月11日からは全国18のヴィレッジヴァンガード店舗でも発売される。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年05月18日国際航業は3月29日、ドローンの運航とドローンを用いた3次元計測に関するスクール「ドローン運航・3次元計測スクール」を5月に開設すると発表した。建築分野では、3次元データを駆使した情報化施工の導入が進んでおり、国土交通省も工事の全工程で3次元データを活用する「i-Construction」の取り組みを本格化させている。ドローンは3次元データを高効率・高精度に取得できるが、正確な3次元データを取得するための運航方法や計測方法を習得できる教育機関は整っていないのが現状となっている。今回開設するスクールでは、ドローンの仕組みや関連法令・安全管理方法の座学講習と、ドローン実機を用いた実技講習を通じて、ドローンの操縦・安全運航管理を習得することが可能。加えて、国際航業がこれまで培ってきた運航方法・計測方法も習得することができる。座学が3日間、実技が2日間で計5日間の内容となっており、国際航業東京事業所および関西事業所が会場となる(実技はドローン飛行が可能な場所に移動して実施する)。20歳以上のドローン運航および3次元データ取得に関わる実務者が対象で、4月公開予定のWebサイトで申し込みを受け付ける。受講費については後日発表するとしている。また、同スクールは日本UAS産業振興協議会(JUIDA)に認定されており、修了者はJUIDAの操縦技能証明書および安全運航管理者証明書を取得可能となっている(修了後にJUIDAへの申請が必要)。
2016年03月29日ドラマ『牙狼』で脚光を浴び、現在CX系ドラマ『お義父さんと呼ばせて』にレギュラー出演するなど、注目の若手俳優・栗山航の初主演舞台『リビング』が3月2日、東京・赤坂RED/THEATERで開幕した。舞台『リビング』チケット情報主人公の青年・マタロウは自宅のリビングで生活する、いわゆるひきこもり。ただし、周囲はおとなしく彼をひきこもらせてはくれない。父親に愛想をつかして家出していた母が突然帰宅し、なぜか同居している母親の愛人は何かとマタロウの面倒を見、幼馴染以上・恋人未満の彼女も入りびたり、そしてアル中の父親はマタロウ同様に2階でひきこもっている。さらに、マタロウの元上司がクレーマーだった客を連れやってきて……。個性的すぎるキャラクターが好き勝手に感情を爆発させ、リビングは大混乱。ドタバタコメディの様相を呈す物語に、客席からは絶え間なく笑いが起こるも、結末は意外な方向へ……。作・演出は、宝塚歌劇団出身で、大作ミュージカルも数多く手がける荻田浩一。耽美的な作風で知られる荻田が、そのパブリックイメージを覆す、アットホームでハートウォームな愛らしい舞台を作り上げた。さらに、7名という少数精鋭の出演者も芸達者揃い。舞台初主演の栗山は、ひきこもり青年という難しい役どころを、どこかしら母性本能をくすぐる可愛さと素直さで好演。その彼女役の舞羽美海は、オタクな少女を思い切りのよい演技で楽しげに演じていたのが印象的だ。初日開幕前には、栗山と舞羽の会見も行われた。初座長となる栗山は「不安と楽しみが半々。客席が近く、お客さまがどんな表情をしているのかが、たぶん全部わかってしまう。皆さんが笑顔であることを祈ります。ほかの6人の共演者が大先輩ばかりなので、僕が引っ張っていこうなどとは思わず、学ぶところは学んでいきたい」と謙虚に意気込みを。その後は、劇中キュートなコスプレ姿を披露する舞羽が「台本を見てびっくりしました。セーラー服を着るのも初めて」と話したところ、栗山から「どのコスプレがお気に入りですか?」と質問が飛び、舞羽が「私は意外と戦隊モノのコスプレが好きなんですが、初めて衣裳を着た時に、栗山さんが私を見て笑ったんです、ひどい!」と苦言を呈すなど、劇中同様の息のあったやりとりで記者たちを笑わせていた。公演は3月7日(月)まで同所にて。チケットは発売中。
2016年03月03日ドラマ『牙狼』で脚光を浴び、現在CX系ドラマ『お義父さんと呼ばせて』にレギュラー出演するなど、注目の若手俳優・栗山航の初主演舞台『リビング』が3月2日、東京・赤坂RED/THEATERで開幕した。舞台『リビング』チケット情報主人公の青年・マタロウは自宅のリビングで生活する、いわゆるひきこもり。ただし、周囲はおとなしく彼をひきこもらせてはくれない。父親に愛想をつかして家出していた母が突然帰宅し、なぜか同居している母親の愛人は何かとマタロウの面倒を見、幼馴染以上・恋人未満の彼女も入りびたり、そしてアル中の父親はマタロウ同様に2階でひきこもっている。さらに、マタロウの元上司がクレーマーだった客を連れやってきて……。個性的すぎるキャラクターが好き勝手に感情を爆発させ、リビングは大混乱。ドタバタコメディの様相を呈す物語に、客席からは絶え間なく笑いが起こるも、結末は意外な方向へ……。作・演出は、宝塚歌劇団出身で、大作ミュージカルも数多く手がける荻田浩一。耽美的な作風で知られる荻田が、そのパブリックイメージを覆す、アットホームでハートウォームな愛らしい舞台を作り上げた。さらに、7名という少数精鋭の出演者も芸達者揃い。舞台初主演の栗山は、ひきこもり青年という難しい役どころを、どこかしら母性本能をくすぐる可愛さと素直さで好演。その彼女役の舞羽美海は、オタクな少女を思い切りのよい演技で楽しげに演じていたのが印象的だ。初日開幕前には、栗山と舞羽の会見も行われた。初座長となる栗山は「不安と楽しみが半々。客席が近く、お客さまがどんな表情をしているのかが、たぶん全部わかってしまう。皆さんが笑顔であることを祈ります。ほかの6人の共演者が大先輩ばかりなので、僕が引っ張っていこうなどとは思わず、学ぶところは学んでいきたい」と謙虚に意気込みを。その後は、劇中キュートなコスプレ姿を披露する舞羽が「台本を見てびっくりしました。セーラー服を着るのも初めて」と話したところ、栗山から「どのコスプレがお気に入りですか?」と質問が飛び、舞羽が「私は意外と戦隊モノのコスプレが好きなんですが、初めて衣裳を着た時に、栗山さんが私を見て笑ったんです、ひどい!」と苦言を呈すなど、劇中同様の息のあったやりとりで記者たちを笑わせていた。公演は3月7日(月)まで同所にて。チケットは発売中。
2016年03月03日文化放送は、2015年12月31日(木)の午後9時00分より、特別番組『漫画家・渡辺航が語る~ラジオ・ツール・ド・弱虫ペダル~』を放送する。番組は、漫画『弱虫ペダル』の作者である渡辺航氏をメインパーソナリティに迎え、今人気スポーツになりつつあるロードレースの魅力を、最近の自転車事情や、作品『弱虫ペダル』などから紐解いていく。番組プロデューサーは、『弱虫ペダル』の大ファンで、当番組進行役でもある八木菜緒アナウンサー自らが務める。漫画に始まり、TVアニメ化・舞台化・今夏には劇場アニメ映画化と、人気が加速する人気スポーツ漫画『弱虫ペダル』。この作品の影響で、日本ではそれまであまり知られていなかった自転車競技への関心や認知度が、若い層を中心に変化しているという。自転車の知識がなくても、読むと気づいたらハマり、自転車に乗りたくなるという自転車ブームの火付け役となった『弱虫ペダル』とはどんな作品なのか? そしてその生みの親である作者・渡辺航氏とはどんな人物なのか? 自ら自転車に乗り、レースにも多数参加するという本人が、今流行りのロードバイクを語り、『弱虫ペダル』の魅力に迫る1時間番組となる。『漫画家・渡辺航が語る~ラジオ・ツール・ド・弱虫ペダル~』は、2015年12月31日(木)の午後9時00分~10時00分、文化放送AM1134・FM91.6、IBC岩手放送、秋田放送、北日本放送、北陸放送、福井放送、和歌山放送、山陽放送、山口放送、長崎放送にて放送予定。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)
2015年12月15日