ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)の2018年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク4日目の2017年9月29日(金)に発表された。雨降りしきる夜のパリ。日中は強い日が差し、ここ数日に比べて暑さが際立つ気候であったのに、ヨウジヤマモトのショー前に、滝のような豪雨が降った。ショーが始まると、そんな”過酷な環境”が嘘みたいに穏やか。響き渡るギターの音色、モデルのゆっくりとしたウォーキング。そして、プリーツ、ドレープ、ギャザーなどを集め立体美を追求した”足し算”の昨シーズンとは変わり、今季は引き算の美学。慎ましく控えめ、これが第一印象だった。おそらく、今季のキーワードは切断だろう。山本耀司が仕立てたテーラード、コートは、その美しい完成体を惜しげもなく、縦横無尽にカットアウト。トレンチコートは、ボディからアームが離れて肘の辺りまで落ち、テーラードコートは本来お腹のあたりにあるはずの中央ボダンがアームへ。バックスタイルはどれも斜めにカットアウトされ、カーゴパンツのサイドポケットはひどく下に落ち、ひざ下の位置に。どのパーツも本来の位置にはないのに、洋服の美しい形を保てている。技術だ。バラバラになった生地はボタンで繋ぎ留め、そのボタンもきちんと上から下まで止めることなく、ずれていたり抜けていたり。足りない部分はあて布のように1枚布をアタッチ。これらが集まると、観る者の予想だにしていない膨らみやドレープ、フレアなシルエットなどが生まれ、女性らしいフォルムが作られていく。後半に続くにつれ、このカットアウトは潔さを増し、洋服は綺麗に半分こ。サロペットもドレスも全部中央で真っ二つになっていて、ボタンや金具で絶妙に止められている。そこで流れる音楽は「俺を置いて消えていく、辛いことがあったんだね、キレイだよ君の背中」というナンバー。過去の恋人を想うのか、甘く切ないメロディーにぱっくり背中が真っ二つになったドレスがのる。よく見ると背中には、ロゴシールのようなものが付いていて、全ての文字は読み取れなかったが「LOVE」といった文字があったのは確かだった。切断というクリエーション手法には似つかわしくないが、今季は愛に溢れた創作であったのかな…と妄想が膨らんだ。
2017年10月03日リック・オウエンス(Rick Owens)の2018年春夏コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク3日目の2017年9月28日(木)に発表された。会場につくと手渡されたのは雨カッパ。シートの前には巨大プールのような、水を引いた広場が広がっている。水族館にイルカショーを見に来た時のような興奮と、一体リックは何を始めるのだろう…という期待が観客を包み込んでいた。始まりは静かで、この水場に沿ってモデルが闊歩するものだった。ファーストルックからしばらくは白いドレスの連続。折り紙のように織り込んだり、テキスタイルの中に空気を入れ込んだり、ひねったり、カーブさせたり。片方だけ長いアーム、片足だけのアームウォーマー。シルクツイルやナイロン、テクニカルコットンキャンバスといった素材を自由気ままに触り、アンバランス組み合わせ、" リック・オウエンスのスタンダードウェア"を作り上げていた。しかし、そこからが今季の始まり。突如として目の前の水場から天まで登る勢いで無数の噴水が発射。と同時に、大量の水しぶきが観客に降り注ぎ、先に渡されたカッパの意味を知る。幻想的な霧に包まれたような靄がかかった会場には、彫刻のようなピースが新作ウェアとして紹介される。ボディの周りにまとまっていたテキスタイルたちは、身体の中央から離れ、首の上に向かって高く伸びるもの、ウエストから離れて前に前にと繰り出してくるものなど様々。サナギのような丸みと同時に、鎧のような硬さ、どちらも感じとれる不思議なシルエット。フリル、Tシャツの首元のようなリブがそこらかしこに散らばり、どこがアームでどこがネックでという概念そのものまでも払拭されている。とにかくショーそのものがエンターテイメント性が高く、誰もの心にしっかりとリックオエンスのクリエーションが刻まれたに違いない。凄まじいスプラッシュできちんと直視出来なかった人もいるかもしれないが、誰もの心に「アハハハハハハ」という笑い声サウンドだけは残っただろう…。
2017年10月03日アンダーカバー(UNDERCOVER)の2018年春夏コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク4日目の2017年9月29日(金)に発表された。テーマは、2つの顔を持つ「JANUS」。共通項を持ちながらも対照的な要素をファッションを通じて表現する。演出は非常にドラマティックで、ほぼ同じ背丈のモデル2人が1組になり”双子ルックコーデ”のまま手を繋ぎながら会場を回った。相反するもの、象徴としてリバーシブルウェアを魅力的に映し出した。ショーの始まりはとてもフェミニンで、ワンピースにソックスがユニフォーム。ミニ丈、フリル、フレア、リボン。少女趣味のルックが並んだ。彼女たちは、バッグ、シューズ、ヘアアクセサリー、ピアスまで一緒で、片方の襟がめくれていれば、もう片方の襟もめくられるほどそっくりさんだ。違うのは、カラーリングと洋服の上にのった模様、モチーフなど。白い雲が浮かんだ朝の街と星が瞬く夜の街。人々の下に根を張る木の幹と青々とした草木。と、物語性のある対局のものを見せ、観客のイマジネーションをくすぐる。ロリータチックなムードから、男性性・ダーク・ゴシックといった要素が並ぶ世界へトリップ。転換の火付け役となるのは「CINDY SHERMAN」プリントの登場だ。彼女を映した、モノトーンのプリントドレス、ベアドレスの反対には、唇やリンゴ、黒猫を象ったビジューモチーフがいっぱい。そこからは、涙を流した瞳と血のような鮮血の赤、「LOVE ANIMAL」と「HATE HUMAN」のロゴ対比、とメッセージ性の強いデザインが強調される。そろそろフィナーレかというタイミングには、サプライジングな演出が。ライトブルーのミニドレスにハイソックスを着たモデルが5組。ただ、それぞれ左側の子だけが赤い糸状のアクセサリーを身に着けている。よく見ると、二人はそっくりで本物の双子を登場させたようだ。表の顔と裏の顔、二つ同時に並んで真っ赤な装飾を加えれば、どこか”2つの顔”は狂気的な感じに映る。
2017年10月03日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)の2018年春夏コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク4日目の2017年9月29日(金)に発表された。荒々しい大地の割れ目、太陽の光を浴びた溶岩、透き通った氷河。何万年もの時をかけて生まれた、アイスランドの豊かな自然が今シーズンのインスピレーション源だ。テーマは「A Piece of Memory-記憶のカケラ-」。今シーズンは、オリジナルテキスタイル「スチーム ストレッチ」が、進化を遂げる。折り目をあらかじめ織り込み、蒸気で縮めてる作るこの素材を再びフラットに戻した。こうすることで、プリーツの割れ目からベースの生地が覗き、これまで見たことのない新しい表情に出会うことができる。ショーの始まりは、この進化した「スチーム ストレッチ」を紹介するべく、ダンサーたちの前衛的なダンスと共に。バルーンシルエットやフレアなトップスなど、フォルムの異なる服を纏ったダンサーは、ダンスで身体をぐっと伸ばすと同時に、テキスタイルにも圧をかける。すると、先まで黒の中からほんのりと顔を出していたベースの白が、このストレッチ効果によって大きく現れるようになる。コレクションピースでは、アイスランドの風景を生地にプリント。そのため、モデルたちの歩みに応じて、海の青や溶岩の茶など、広大な自然を思い起こさせる豊かな色彩が顔を出していた。特殊なのりをプリントして高温で膨らませた「ベイクド ストレッチ」のドレスも同様に、アイスランドの風景をおぼろげに映し出し、遠い地への想いを搔き立てる。今季は、プリーツ素材だけでなく「キューブ(CUBE)」という名のテキスタイルも登場した。異なる素材を格子状に張り合わせたこの生地は、ランダムに隣合う色を変えることでまるでアートピースのような仕上がりになっている。
2017年10月03日ラコステ(LACOSTE)が85周年を機に再びパリへ。14年続いていたアメリカ・ニューヨークでのコレクション発表を辞め、2018年春夏よりパリへ帰還する。アニバーサリーショーは、パリ・ファッション・ウィーク2日目の2017年9月27日(水)に発表された。タイムレスでヘリテージ。創業より大切にしてきたキーワードに、デザイナーのフェリペ・オリヴェイラ・バティスタがメスを入れる。過去のコレクションを改めて見直し、軸となるのはスポーツ着想のアイデアと決めた。そこにモダンさ、ストリートへの溶け込み、若年層にうけるフレッシュさ、定番のリデザイン…といくつかのキーワードを掲げて、新たなラコステワールドを築き上げる。新生ラコステを彩るのは、デイリーワードローブの起用。ウォッシュ加工をしたデニム、チェーン付きのクラッチバッグ、ビックサイズのアイウェア、女性らしいパンプス。スポーツシーンでは見れらなかった、ファッショナブルなピースが今季の基軸を担う。ワニロゴのアイコン・ポロシャツは、スリット入りのラフなドレスに転換。また、ウエストラインに波打つボーダーラインを添えてモダンにしたものもある。同じくワニロゴのニットは、サイズ感をゆったりとさせ、アームを長く。カーディガンは、ボタンをアレンジ。コインのような大きなサイズにして全て金色ボタンに変換させた。ストリートを意識した現代化。すべてに共通するのはその指向性であるが、随所に散りばめらたプリントだけはヘリテージをフル活用した。ラコステを象徴するワニ、テニスボール、ポロシャツ、メガネ。全てのモチーフは、ラコステのこれまで歩んできた軌跡に繋がる。
2017年10月02日オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE ℅ VIRGIL ABLOH)の2018年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク3日目の2017年9月28日(木)に発表された。テーマは「natural woman」。このテーマが自然体の女性を映し出したものかは定かではない。しかしながら、どちらの解釈にせよ会場に集まるジャーナリスト、エディター、バイヤー、スタイリスト、フォトグラファー…といった働く女性は共感するシーンが多かったはずだ。ヒールを脱ぎ捨て手に持ちスニーカーで歩く姿、パーティーだからと気張って豪華なドレスを纏う姿。ヒールまで覆ったパンプスやブーツなどのシューズは、「雨に濡れたくない」「新品だから大切に履きたい」なんてつい思ってしまう本音のようにも見えるし、とにかく女性心理をうまく突っついたコレクションであった。その印として「ラグジュアリーなストリートウェア」をコンセプトに抱えているブランドとは思えないほど、女性らしい仕上がりであったが、ショー終了後は拍手とブラボーの声が止まなかった。コレクションピースは、先のリゾートコレクションでも存分に感じていたが、直接的なストリートの定義は排除されている。テーマに沿った、フェミニニティが大きな幹。仕事場で着るスーツ、華やか場で纏いたいドレス、デートで着たいタイトなスカート。日常シーンをイマジネーションできるピースが今季の中心である。花柄、シフォン、チュール、ピンク、リボン、スリット、ティアードドレス、ベアドレス。洋服の名称も素材も模様も色柄も全部ミックスしているが、こんな女性的な要素がランウェイに溢れている。なのに可憐にならない。花柄は鮮やかなピンクとモノクロを共存。スリット入りタイトスカートはロゴ文字を内側に隠す。ジャケットのパートナーはカジュアルなハーフパンツ。パンプスに乗せたリボンは床につきそうなほどビックサイズ。と、揃ったカードは女性らしいのに、ウィットに富んだ調理で、男性性も併せ持った現代女性の心理に迫る。ポップなアイデアが効いていたのは、洋服だけじゃない小物もだ。先に挙げたビニールラップ型のシューズを筆頭に、ギフトボックスのようにリボンを巻いたクラッチ。TIME、LIFEと現代女性に大切なワードをバッグにしたアイテムまでも。本来はエレガンスに見えるはずのグローブもくしゃくしゃしたフォルムで、何か憎めない愛嬌がある。
2017年10月02日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)の2018年春夏コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク2日目の2017年9月27日(水)に発表された。今季のドリス ヴァン ノッテンは楽し気だ。コラージュ、モンタージュ、アッサンブラージュ。大切に作り上げたピースたちを寄せ集め、立体的に重ね合わせ、全く新しい生命体を作る。そんな冒険心と好奇心に溢れた、ポジティブなシーズンである。まずは素材作りから。ドリス ヴァン ノッテンおなじみのジャカードは、ボタニカルやスターフィッシュ(ヒトデ)をモチーフにしたハッピーな印象。。輝くシルバーや淡いラベンダーなどを使用して丁寧に作り上げた。そこに交わるシルクプリント。こちらは、1920年代のアール・デコから1980年代の装飾スタイルまでを着想源とした。シュルレアリスムのリップ、ペイズリー柄、幾何学模様…仲良く手を取り合うようにプリントにプリントを重ねてカスタマイズする。新作ウェアは、心躍る気持ちに反映して軽やかな印象、そしてフェミニンだ。オーバーサイズのジャケットはオーガンザで包み込み、テーラードジャケットはラペルを取り除き、細いベルトでウエストマークする。パンツスーツは柔らかい素材で仕立てていて、鋭さはなく可憐な印象だ。ストラップのハイヒールサンダルにシャツドレス、シルクスカーフのパッチワークスカート。どれも女性らしく今季らしいアイテムと言えるが、一番のキーピースといえるのはスリップドレスだろう。肌の色とマッチしたヌーディドレスには、長く伸びたビジュー装飾を散りばめて煌きを。モデルの目元、口元には同様にキラキラメイクが施され、耳元ではシャンデリアのようなビジューピアスが瞬いている。
2017年10月02日アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)の2018年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク3日目の2017年9月28日(木)に発表された。先に発表されたメンズコレクションと共通のマインドを持って進む、ウィメンズのピース。スリットやレイヤードで楽しむ軽やかな雰囲気、そしてラフでルーズなコーディネートは、メンズに引き続く今季のキーワードだ。春の訪れは、軽量な素材に乗せて表現した。オーガンザ、シルク、レース、そしてレザーまでも今季は軽快な様子に見える。ジャケット、シャツ、パンツとベーシックなアイテムを基調としながらも、カッティングやシルエットで遊びを付ける。テーラードジャケットやベストは、ロングでリーンなシルエットに整え、中央から潔くカットアウト。洋服本来の形から抜け出し、リボンのようになったテキスタイルは、羽のように広がり優雅に舞う。そののびやかな空気感を助長するように、引きづるほど長いフェザーのストール、そして首からぶらさがったネックレスがコーディネートされる。どちらのアクセサリーも自在に動き周り、黒と白で統一された禁欲的な世界では無邪気な印象だ。シャツやカットソーの類は、原型を忘れるほど大胆なカットアウトを連続で。袖口はえぐるように大きくくり抜かれ、アームはボディ本来からほぼ分解されている。それを肩やウエストから無数に延びるリボンを使って身体に巻き付ける。壊れかけのピースを寄せ集めた完成体は、妙な儚さとエレガンスに包み込まれている。昨シーズンも登場したヘアアクセサリー。今季は、フェザーとフラワーをモチーフにした王冠型だ。今季のショーミュージックは、Warhausの生演奏。ハスキーで独特な声を持つ女性ボーカルのサウンドが耳に残る。
2017年10月02日バルマン(BALMAIN)の2018年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク3日目の2017年9月28日(木)に発表された。バルマンならではのグラマラスなムードに、ラフさと遊びを取り入れているシーズンである。ショーの中心となるのは、”これぞバルマン”と言えるゴージャスなピース。総スパンコール・スタッズを飾ったデコラティブな素材や、メタルチェーンを編み込んだレザー、ラメ入りニット。これらの煌びやかなファブリックがボディコンシャスなシルエットを形作る。そこに、今季は大輪の花のようなディテールを添えた。スカートの裾、トップスの肩やヘムラインに添えたフリルは波打つように揺れ動く。奥にはチュールが仕込まれているため、ボリュームは満点。ボーダー模様やチェック柄、そしてドット柄穴あきニットなど、グラフィカルなエレメントと交われば、洋服はよりドラマティックな表情となる。新しい試みとして、カジュアルウェアとのドッキングがある。BALMAINのロゴ入りカットソーやロングTシャツなどデイリーアイテムが盛り込まれた。メタルチェーンでラフさをカモフラージュしつつも、ラフなオールインワンも度々登場。また、ボトムスもタイトシルエットに交じって、ワイドスタイルが提案されている。素材も上質素材に交じって、トランスペアレントなビニルを起用。レインコートやスカートになって”フレッシュなバルマン”を作る担い手となっている。
2017年10月02日イーチ × アザー(EACH X OTHER)の2018年春夏コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク3日目の2017年9月28日(木)に発表された。今季のテーマは「Salvage Paradise」。ショーは大きく分けると4つのセクションに分かれ、詩の朗読から始まり、バンドの生演奏と共に歩みを進めた。鮮やかな色使いが特徴の第1パート。赤、青、白、強い色彩で作られたのは、男性性と女性性が共存する世界だ。テーラードジャケット、ベスト、スラックス、スーツスタイルを作るマニッシュなピースが、スリップドレスやシフォンワンピースと同じ配色で仕上げられている。続くのは、カジュアルなルック。Tシャツワンピースや総ロゴのパジャマシャツ、スウェットのフーディ、デニムパンツなど、ラフで軽快なアイテムが並んだ。第1パートとの共通項はシルバーのアクセサリーディテール。先は、ジャケットのラペルと耳を繋ぐチェーンアクセが出ていたが、ここではゆらゆら動くフリンジとなって登場する。音楽の高まりと共に、再びマスキュリン&フェミニンの融合パートへと戻る。スリップドレス、テーラードジャケットなど、先述と同じピースであるが、総スパンコールでデゴラティブに早変わり。ラストにかけては、全くテイストチェンジをしてゴシックなドレスに。コルセットが浮かび上がり、昔のヨーロッパ貴族を思わせるドレスはエレガンスがベース。しかし、背中では髑髏が微笑み、ウェディングベールには暗号かメッセージのような無数の文字が…。仮面舞踏会かのように一斉にモデルたちがマスクを纏い、フリフリレースのアイマスクからじっと強い眼差しで見つめてくるのも、なんとも言えぬ奇妙さがある。
2017年10月02日ヴァレンティノ(VALENTINO)2018年春夏コレクションが、日本時間2017年10月1日(日)24:00より、フランス・パリで発表される。ファッションプレスではその模様をライブ配信。2017‐18年秋冬コレクションは、80年代にムーブメントを起こしたデザイナー集団・メンフィスからインスピレーションを得て、相反するものを結びつけ、一つのピースに形成することをテーマにしたコレクション。鮮やかな色彩、有機的な形状、キッチュなモチーフを並べ、様々な要素が一つにまとまっている。フリルや刺繍などフェミニンな要素に混ざって登場する、幾何学的なパッチワークやポップな手のモチーフ、数字ロゴが印象的だった。パリからリアルタイムで届く、最新コレクションに注目したい。【詳細】ヴァレンティノ 2018年春夏コレクション開催日時:日本時間 2017年10月1日(日)24:00現地時間 2017年10月1日(日)17:00
2017年10月01日カレッタ汐留の冬のイルミネーション「カレッタイルミネーション 2017 ~真実の愛の物語~」が2018年2月14日(水)まで開催。クリスマスからバレンタインまでを、『美女と野獣』の世界観をイメージした”真実の愛の物語”でライトアップする。カレッタ汐留での冬のイルミネーションは2017年で12回目となり、”ブルー”をベースにした輝きで、汐留の冬の風物詩としても定着してきた。『美女と野獣』イメージの演出美女と野獣バージョンでも、ブルーを基調としながら、ベルのドレスカラーで話題を集めた”ベルイエロー”色に光のタワーを作り上げ、「ベルと野獣のダンス」シーンを連想させる。ダンスホールをイメージした会場には象徴的なキャンドルを配置している。メインツリーには、劇中に登場する「魔法の薔薇」が設置されるなど、ディテールにもこだわっている。もちろん楽曲には名曲「美女と野獣」を使用し、寒い冬をロマンティックに演出する。点灯期間中は、ベルと野獣のダンスをイメージした、光と楽曲が織りなすスペシャルイルミネーションショーの上演や、セリーヌ・ディオンが歌うエンド・クレジットソング「時は永遠に」を使用したショーを実施する。1・2月限定ショーもまた、2018年1・2月限定で、劇中で野獣が歌う「ひそかな夢」のシーンをイメージしたイルミネーションショーが上演される。心に切なく響く楽曲と、野獣の心情をイメージした色の光が連動した、感動的なショーとなっている。『美女と野獣』の衣装展示映画『美女と野獣』日本語版のボイスキャストでベル役を演じた昆夏美、野獣役の山崎育三郎がイベントなどで着用した衣装を展示。ダンスシーンでベルと野獣が着ていた衣装をイメージしたドレス、コートが細部までこだわって作られている。概要Caretta Illumination 2017 ~真実の愛の物語~開催期間: ~2018 年2月14日(水)※予定点灯時間:2018 年1月3日(水)~2月14日(水)18:00~23:00 ※予定※点灯から22 時まで15分ごとにイルミネーションショーを開催予定。18時台、20時台、22時は「美女と野獣」、19時台、21時台は「ひそかな夢」が上演される。会場: カレッタ汐留 B2F カレッタプラザ球数: LED 約25 万球入場料金: 無料■衣装展示場所:カレッタ汐留46F展示期間:~2018年2月14日(水)予定■カレッタイルミ2017スタンプラリー実施期間:2018年1月6日(土)~2月14日(水) ※台紙がなくなり次第終了場所:B2F ローズウォール、B1F 丸シールアート、1F デジタルフォトスポット、46F 衣装展示・体験型パネル、46F スカイビュー内容:館内の5か所をめぐってスタンプを集め「ステンドグラス風ローズ アート」を完成させて撮影し、Instagramに「#美女と野獣ラリー」をつけて投稿すると抽選で10名に豪華賞品をプレゼント。【問い合わせ先】カレッタ汐留TEL: 03-6218-2100(代)
2017年10月01日その道のプロに、暦や月の巡りに合わせたその時期ならではの開運行動を聞きました。今回は2018年1月~3月の開運行動をご紹介。気になるものは、手帳に書き込んでみては。1月新しい年の始まりの開運アクションは、おいしい縁起物からスタートしよう。・6日ケーキ「ガレット・デ・ロワ」で新年の運試しを「イエス・キリストが神の子として見いだされた日を祝う『公現祭』では、ケーキの中にひとつ入っている、幸運の象徴であるフェーヴという陶器の置物を当てる運試しをします。おいしくて、楽しいひととき」(占術・心理テスト研究家・章月綾乃さん)・20日“大寒たまご”を食べて健康運をUPさせる「大寒の日に生まれた卵は、栄養価が高く、健康運はもちろんのこと、ご縁にも恵まれる気がします。知人から縁起物でいただいて以来、私もギフトの定番に」(ソウルメイト研究家・Keikoさん)2月節分の過ごし方がポイント。日本と中国の伝統行事で、ラッキーを呼び込んで。・3日23時節分の夜は自宅を空けて運を招く「節分の子の刻(23時から翌深夜1時)を、自宅以外で過ごします。最近は占い師の先生方と温泉へ行き、新しいツキを招いてます。この時刻に窓を開けるのも効果アリ」(章月さん)・15日~24日媽祖廟(まそびょう)のお神輿の下をくぐって厄落とし@横浜媽祖廟「横浜媽祖廟では、旧正月(春節)期間中と媽祖祭(3/21)のみ、お神輿の下をくぐることができます。これを毎年の習慣にしてから、良い厄落としとなって、仕事運が活性化した気が。春節期間中、神輿に鎮座する媽祖様は毎日変わりますが、最終日には、3尊の媽祖様が同じお神輿に鎮座。こちらをくぐったら、パワーも増すはず。次は試してみたいです!」(章月さん)神奈川県横浜市中区山下町136TEL:045・681・0909みなとみらい線「元町・中華街」駅より徒歩約3分。※イベントは、2月15日夜~24日午後まで(予定)3月厄落としや浄化を行う好機。来るべき新生活への準備にとりかかる良日もあり。・3日流し雛で厄落とし後、運慶仏の拝観でパワーをいただく「淡島神社で縁起物を奉納後、芦名海岸へ。桃の節句の流し雛には、邪気を祓い、海に流す力があります。その後、淡島神社から徒歩約15分ほどのところにある浄楽寺にて運慶仏を間近で拝観。運慶仏の力強さを感じることで、力を蓄える時間に」(文筆家・広田千悦子さん)淡島神社神奈川県横須賀市芦名1-18-29TEL:046・856・0707京浜急行「新逗子」駅よりバスで約25分「浄楽寺」下車後、徒歩約15分。浄楽寺神奈川県横須賀市芦名2-30-5TEL:046・856・8622・21日1時15分春分に新しいことを始める「西洋占星術の新年は、春分です。髪を切ったり、新品を下ろしたり、逆に春分が来る前に不用品を処分したり。強いアクションを起こすと、季節のリズムに乗れる気がします」(章月さん)・21日早朝フランキンセンス香をたいて家を浄化「春分を境に地上に降り注ぐエネルギーはガラリと変化。早朝、窓と玄関を開け、空気を清める効果のあるフランキンセンス香をたいて住まいを浄化しておけば、新しい気が入ってきやすくなります」(Keikoさん)・下旬吉方位を選んでお花見する「出会いと別れの季節。蕾が膨らみ散っていく桜の姿からは、応援や励ましが感じられます。でも、お花見の方位には注意を。’18年は自宅から見て、北、南東、南は別離運が流れるので避けた方が無難です」(作家、運命学研究家・オペラ沢かおりさん)章月綾乃さん占術・心理テスト研究家。小誌をはじめ、様々なメディアで活躍中。『小悪魔★恋愛心理テスト』(宝島社)など著作多数。Keikoさんソウルメイト研究家。月を使った開運法「ルナロジー」創始者。著作に『お金の「引き寄せ力」を知りたいあなたへ』(小社刊)など。広田千悦子さん文筆家、日本の行事や歳時記の研究家。季節のしつらい講座を開催。『鳩居堂の歳時記』(主婦の友社)など著作多数。オペラ沢かおりさん作家、運命学研究家。幼少の頃から独学で占術を学ぶ。ウェブサイト「PINKIE’S EYE」で毎月の九星別運気と吉方位などを発信中。※『anan』2017年10月4日号より。イラスト・吉田トキオ(by anan編集部)
2017年10月01日新アーティスティック・ディレクターのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)によるジバンシィ(GIVENCHY)がパリファッションウィークで開催する2018年春夏コレクションショーをライブストリーミングで配信する。日本時間10月1日17時(パリ現地時間1日10時)より。また、SNSのハッシュタグは「#GivenchySS18」、ハンドルネームは「@givenchyofficial」または「@clarewaightkeller」。ショーの様子はこちらから視聴が可能(※会場の都合により遅れる場合あり)。
2017年10月01日サンローラン(Saint Laurent)の2018年春夏コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク初日2017年9月26日(火)に発表された。ショー開催の少し前、イヴ・サンローランのパートナーであり、メゾンを長年に渡って支え続けたピエール・ベルジェが亡くなった。ビッグメゾンを引っ張るアンソニー・ヴァカレロにとって、これは一つの転機となったのかもしれない。なぜなら、今季のショーはとにかく盛大。会場はトロカデロ広場に設けられた特設スペースで、目の前にはパリのシンボル・エッフェル塔がそびえ立つ。ショー開始の鐘を鳴らすのはキラキラと瞬くエッフェル塔のライティングだった。ヴァカレロらしいコンサバティブなドレスから、サンローランアトリエのオートクチュールを想起させるドレスまで並び、新作はサンローランの歴史を巡るよう。観客にはピエール・ベルジェの愛を語る言葉が配られ、コレクションピース、演出、会場の雰囲気…全ての要素が相まって、今季の広大なショーが作り上げられている。ランウェイピースはキラキラとしていて眩い印象。ゴールドのドット柄チュールトップス、スパンコールのドレス、ビジューたっぷりのブルゾン、金ジャカードのジャケット。アイコンであるスモーキングジャケットまでも、ラペルを羽のように大きく広げ、ボディ全体をスパンコールで包み込んでおめかし。特別な場を祝うように、エッフェル塔モチーフのベルベットブルゾンも登場した。足元は、デビュー時よりヴァカレロを支えるピンヒールパンプスと、昨シーズンも登場したルーズブーツ。ブーツはパワーアップされていて、フェザーがつき、フリンジがつき、とにかくボリューミーに仕上げた。ベアドレスやアシンメトリートップスなど、これまで作り上げてきた、露出度高めなピースに、今季はショートパンツが交わる。極短で快活な印象を持ちがちだが、レザーやジャカード地など上質な素材で仕立てられているため、エレガンスを保っている。これらも素晴らしいのだが、やはり豪華なドレス群がショーの要でありヒロインであった。フェザーを繋ぎ合わせて鳥のように見せた球体型ドレス。右から左へ身体を横切るようにビッグフリルをあしらったブラックピース。どれも一つひとつドラマがあり、アートピースのような仕上がりである。
2017年09月30日メゾン マルジェラ(Maison Margiela)の2018年春夏コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク2日目の2017年9月27日(水)に発表された。「日本航空より上海から東京へご出発のお客様にご案内いたします。東京行き、○時〇分発、○○便をご利用のお客様は〇番ゲートよりご搭乗を開始致します。」―誰もが一度は耳にしたことはある空港のアナウンス。架空の発着便そして優先搭乗の案内音が、今季のメゾン マルジェラを彩るサウンドだ。日本語、英語、中国語。順番に響き渡るアナウンスオンは全く別の空間へトリップしたような気分にさせる。空港を題材にしたユーモラスなアイデアは、ショーピースにも落とし込まれた。預け荷物用のタグが、襟元、ストラップに取り付けられている。バーゴード付きタグは寄せ集めて、パッチワークスカートや帽子に変幻。ネックピローやアイマスクも登場し、モデルが小脇に抱えた新アイコンバッググラム・スラム(‘Glam Slam)は、枕のようにふかふかだ。ウィットに富んだ演出のもと展開されているが、クリエーションのベースは、先に発表された2017年秋冬アーティザナルコレクションであろう。「ニュー・グラマー」がキーワードの同コレクションで目にした、ヌードカラーのトップス、細かいプリーツをかけたシルクオーガンジーなどが再びランウェイを訪れる。伝統的な赤いライディングジャケットはビスチェに、ジャガードのバスローブはイブニングドレスへ。しかし、やはりグラマラスを直接的に打ち出すわけではなく、ブラトップやベアトップはチェック柄ジャケットやワンピースの上にレイヤード。ベアドレスは、メゾン マルジェラらしい「解体」のアイデアでトレンチコートを用いて製作した。また、トランスペアレントな素材も一躍を担う。トレンチコート、ショートジャケットなどに形を変えたシースルー素材は、服の内側を透かしみせ、ベールに包まれた肌や、曖昧に浮かび上がるインナーは、官能性へのイマジネーションを深く広げる。服の真髄を魅せる”デコルティケ”の手法は、今季もクリエイティブ・ディレクターのジョン・ガリアーノを手助けする。シルエットを形作る、重要な部分だけが露わになったドレスは、クリノリンのようであり、その上からビジューやフェザー、スクエア型のミラーパーツでデコレーションされている。
2017年09月30日ラコステ(LACOSTE)2018年春夏ウィメンズコレクションが、日本時間の2017年9月27日(水)17:00よりフランス・パリで発表される。ファッションプレスでは、その様子をライブ配信。まるで火星のような世界観を表現した会場で発表された先シーズンは、レザーコートやジャケット、“宇宙プリント”をデザインしたスウェットやパーカー、ジャージなどが展開された。全体的にテラコッタやブラウンといったアースカラーに、パープルなどが挿し色として使われた。今季は一体どんなウェアが披露されるのか。気になる人はライブ配信でぜひチェックしてみて。【詳細】ラコステ 2018年春夏コレクション開催日時:日本時間 2017年9月27日(水)17:00現地時間 9月27日(水)10:00
2017年09月30日ロエベ(LOEWE)の2018年春夏ウィメンズコレクションが、日本時間2017年9月29日(金)の16:30より発表される。なお、その模様はファッションプレスでライブ配信する。2017-18年秋冬コレクションでは、飽くなき探究心でフェミニニティを追い求める“ロエベ・ウーマン”たちの旅を描いた。繊細なレース、クラシカルなドット、温もりのあるフェアアイル柄、それから滑らかで深みのあるレザーの数々。すべてがクラフトマンシップに溢れたルックへと導かれた。今季もまた、ジョナサン・アンダーソンが創り上げる“ロエベ・ウーマン”の旅は続くことだろう。その軌跡を、彼女たちとともにたどってみてはいかがだろうか。【詳細】ロエベ 2018年春夏ウィメンズコレクション日本時間:2017年9月29日(金) 16:30※現地時間 2017年9月29日(金) 9:30
2017年09月30日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)が、2018年春夏ウィメンズコレクションを、日本時間2017年9月30日(土)3:30よりライブ配信する。ファッションプレスではその模様をライブ配信。2017-18年秋冬コレクションでは、メインパレットを黒一つで展開。黒い布、その一枚のテキスタイルで作るアシンメトリーシルエット、優美さを象徴するドレープ、体の部位を曖昧にするフォルム、そして、一度見ただけでは判別できないレイヤード。その複雑なキャラクターを、生地を折り重ね、捻り、ひっかけることで作り出していた。また、今期も2017-18年秋冬コレクションと同様、パリ・セーヌ河岸にある会場「レ・ドックス - シテ・ドゥ・ラ・モード・エ・デュ・デザイン」で発表される。【詳細】ヨウジヤマモト 2018年春夏ウィメンズコレクション開催日時:日本時間 2017年9月30日(土)3:30現地時間 2017年9月29日(金)20:30【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2017年09月30日ルシアン ペラフィネ(lucien pellat-finet)が「Happy Days」をテーマに、2018年春夏コレクションを発表した。インスピレーションを与えたのは、灼熱の太陽が輝くアメリカ・ロサンゼルス。西海岸に広がるビーチからヒントを得て、ハッピーなデザインを届ける。夏を彩るポップな色彩。今季はピンクやイエローの蛍光色も登場している。鮮やかな色彩は、ビーチシーンらしいアロハシャツやスイムウェアにのせて。水着の上にさらりと羽織れるパーカーも用意した。上質なカシミヤ、日本製の上質な糸を紡いでつくるトップスには、海岸沿いに並んだ、高く伸びるヤシの木を添えて、夏の思い出を詰め込んで。アイコンのスカルも、今季はレインボーのヘッドホンをつけて陽気な表情。ALOHAの文字、稲妻、スカルなどキーモチーフをカットジャカードで描いたジャケットもラインナップした。また、今季はアーカイブのミックスも必見。2004年に展開されたモチーフをぎゅっと詰め込んだニットは、バレンタインハート、スター柄などが並び、アメリカンコミックのワンダーウーマンのような仕上がり。ブランドロゴのLPEのマークも復活し、シルク加工をしたスタジャンの上で再び精気を放つ。ビッグニュースとなるのは、画家のジャン=ミシェル・バスキアとのコラボレーション。メンズ・ウィメンズから全4型リリースされるカシミヤニットは、"着るアート"と呼ぶに相応しい、ラグジュアリーな趣きだ。
2017年09月30日コシェ(KOCHÉ)の2018年春夏コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク1日目の2017年9月26日(火)に発表された。東京・原宿のとんちゃん通りをはじめ、街中を舞台に斬新なショーを繰り返すコシェ。今回彼女たちが選んだのはパリ市内のサン・メリ教会だ。マイノリティたちをサポートする施設の姿勢に惹かれて選んだというこの会場は、16世紀のゴシック建築の佇まいを残す教会。場内のパイプオルガンの音が響き渡ると、人種・背丈・体型の異なるコシェらしい”多様な”モデルたちが順々にランウェイに姿を現した。モデルの選別同様に、デザインも多様性を打ち出している。フォーマルとカジュアル、ドレスとスポーツ、メンズとウィメンズ。相反する要素が一つのピースの中で、または1つのコーディネートの中で交わり、どこにもカテゴライズされないオリジナルの存在感へと導く。キーアイコンとなったのはスポーツのユニフォーム。”汗臭い・男性臭い”といった概念は拭いとるように、カッティングとデコレーションでアレンジする。ボーダー模様のラガーシャツは、ヘムラインとバックスタイルを黒レースで切り替え。サッカーのユニフォーム風トップスは、フリルとビジューで煌びやかに飾って。また、数種類のサッカーユニフォームをパッチワークして作るドレスは、流れるようなシルエットでエレガントな仕上がり。ビジュー付きの膝丈スカートやツイードのベアドレスなど、スーパーフェミニンな要素は、ナイキのトレーニングウェア風トップスやライン付きパンツといったスポーティーなアイテムと組み合わせて”女性臭さ”を消しとった。異なるもののドッキングという思考から、パッチワークアイテムが多く揃った今季。ベージュ、ホワイト、ベーシックなカラーを共存させたパンツ、コート、セットアップ。また、同じベージュカラーでも、布をペタペタと張り合わせて、生地の重なりを楽しむようなティアード風スカートなども展開されていた。
2017年09月30日アンリアレイジ(ANREALAGE)の2018年春夏コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク1日目の2017年9月26日(火)に発表された。テーマはPOWER=力。「力を見る。誰も見たことのない服の力。力を着る。誰も着たことがない服の力。服に力を。」デザイナーの森永邦彦は、ショーの前メッセージをくれていた。パリ左岸のPalais des Beaux-Artsで行われたショーは、真四角な空間に直線的なランウェイ。アンリアレイジにしてはシンプルな空間が今季の舞台のようだ。先陣を切って現れた、メッシュ地のドレス。華美な装飾はないが、アームの膨らみと重量感、そして何よりぐるぐるに巻かれたテープが目に付く。メッシュだけでなく、シフォンのワンピースやアンリアレイジロゴ入りのTワンピース、スウェットパーカードレスなど、素材・シルエットを変えて様々なドレスが続くが、ぐるぐる巻きのテープは継続的に起用されている。このテープが時間と共に変化する。アンリアレイジロゴ入りリボンへの変幻を境に、テイストも変化。比較的ガーリーな印象だったコレクションは、スポーツシックへと転換され、クロップドパンツ、フルジップトップス、フード付きジャンパー、トレーニングシーンで活躍するウェアが並んだ。と同時に、身体中に巻きついていたテープは解き放たれ、星のような形を作ったりデコレーションとしての役割を果たすようになる。テープに新しい機能を見つけた後は、再びライトな素材で作ったガーリードレスへと興味関心を戻す。次々にカラフルなテープを使って装飾を。あるいは、肌に直接ジオメトリックな模様を描いてインナーのような役割に。アーム部分は、テーマである”パワー”を象徴しているのか、たっぷりと膨らみそして広がり、ストロングな印象を観客に植え付けていく。”カンカンカンカン”ー高音の音が鳴り響くと同時に場内はライトダウン。同時に暗闇から、発光したテープのみのシルエットが浮かび上がった。そうぐるぐる巻きテープの正体は力を加えることで発光する「応力発光」素材。歩いていたモデルたちも、ランウェイ上で屈伸をしたり、腕を曲げ伸ばしたり。こうしてテープまたはテキスタイルに力を加えると、服全体やテキスタイルが光輝き、新しいファッションの形を作り上げていた。
2017年09月30日ディオール(Dior)の2018年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリで発表された。今季の起点となったのは、ニキ・ド・サンファル。ラクダの背中に乗った姿、そして芸術家と活動する前のこと、モデルとして活躍した時代。さらに、かつてディオールを引っ張ていたマルク・ボアンと親しい友人関係を示すもの。それらの時代を切り取った写真が、今季のクリエーションのインスピレーション源となる。象徴として取り入れられたのは、ニキ・ド・サンファルの代表作の一つ「Nana」。フランス語で女性のことを差す”ナナ”を名に持つ作品は、とにかく鮮やかな色彩がポイントだ。それら溢れんばかりにカラフルなパレットは、レースやシルク、レザーと交わり、ファッションとして現代に飛び出す。そして、もう一つ「タロットの庭」と呼ばれる作品。鏡のようなキラキラとしたパーツを寄せ集めた、トスカーナにあるこの作品もファッションへと変化を遂げる。洋服は、マルク・ボアンの時代からヒントを得て、60~70年代の要素をふんだんに。ディオール史上”最も大人しい”デザイナーとも呼ばれていた彼だが、女性の日常着を多数提案した影の立役者。特に、ミニドレスとフロントオープンのスカートは、マリア・グラツィア・キウリに大きな影響を与えた。ニキ・ド・サンファルの作品から飛び出した色々は、ミニドレスの上に姿を現す。「Positive」のロゴやモンスター風のキャラクター、鮮やかなガラスビーズがファッションに独自性をもたらす。また「タロットの庭」のミラーバーツもドレスへと着地。作品のイメージそのものがテキスタイルの上で花を咲かせる。ディオールのアイコン・バージャケットは、ニキ・ド・サンファルのピストルで撃って絵具の色を決める”射撃絵画の手法”から着想して、幾何学的な色使いで登場。マリア・グラツィアになってシーズンを飛び越えて登場している、シースルースカートは、今季マルク・ボアン風のフロントオープンスタイルで、様々なレイヤードが楽しめる。バリエーション豊富な小物、アクセサリーを展開するマリア・グラツィア。暖かな夏の提案として、今季はカジュアルに持てるブックトートを提案している。
2017年09月29日「ふるさと祭り東京2018 -日本のまつり・故郷の味-」が、2018年1月12日(金)から1月21日(日)まで東京ドームにて開催される。2018年で10回目の開催となる「ふるさと祭り東京」では、伝統的な祭りとご当地の味が登場。前回開催時に人気上位だったどんぶりや、全国の人気どんぶりがグランプリを競う「全国ご当地どんぶり選手権」をはじめ、ビール片手にご当地グルメを堪能できる夜だけの「スペシャルナイトイベント」も実施する。様々な企画から、多角的にご当地の魅力を伝える。第9回全国ご当地どんぶり選手権「全国ご当地どんぶり選手権」では、前回上位の4つのシードどんぶりと、事前に開催した予選会を勝ち抜いた10種のどんぶり、計14種のどんぶりが集結。会場での投票により「No.1ご当地どんぶり」の座を競い合う。前回上位のシードどんぶりからは、札幌・九兵衛の「とろサーモンといくらの親子丼」や、鹿児島・志布志いい肉食べさせ隊の「志布志初 かごしま黒豚三昧」など、人気のどんぶりが揃う。事前に行われた予選で選ばれた10種のどんぶりにも注目だ。福井・地魚もてなし滝の川の「越前!蟹飯かに丼ぶり」や北海道・金獅子精肉店の「元祖! 金獅子ローストビーフ丼」、埼玉・秩父駅弁研究会の「秩父わらじ豚味噌丼」など個性豊かなラインナップとなっている。その他、過去の選手権で2度グランプリとなった“殿堂入りどんぶり”の、北海道・食堂丸善の「うにめし丼」、青森・日本で唯一のサバ料理 専門店サバの駅の「八戸銀サバトロづけ丼」も登場する。にぎわい市でご当地グルメ「にぎわい市」には、過去最多の380社以上が出展。うに・いくらなどの海鮮、ブランド牛などA級グルメから、全国の伝統料理、ご当地麺、スイーツなどの話題のグルメまで幅広く展開する。18時から21時までの時間帯には、「スペシャルナイトイベント」として、ご当地の逸品や100種類以上の地酒・地ビールなどを、「お祭りステージ」を見ながら楽しむことができる。甘いものは別腹!ボリュームたっぷりスイーツも「ご当地スイーツマルシェ」では、全国の名店が「ふるさと祭り東京」のために開発したメニューを展開。ご当地素材たっぷりの出来立てスイーツ、そして各店自慢の人気メニューが味わえる。また、18時から21時の「スペシャルナイトイベント」にあわせた、お酒に合うスイーツも必見だ。青森ねぶた祭など全国の祭りを紹介ライブスペース「お祭りひろば」では、来場者が見たい祭りナンバー1の「青森ねぶた祭」や、高さ23メートルの山車を運行する「五所川原立佞武多」などを披露。各地に伝わる祭りが会場を盛り上げる。また、「絶品!逸品!ちょいのせ市場」や「ご当地スイーツマルシェ」、「イケ麺スタンプラリー」などの人気企画も目白押しとなっている。概要ふるさと祭り東京2018 -日本のまつり・故郷の味-会期:2018年1月12日(金)~1月21日(日)開催時間:10:00~21:00 (21日(日)は18:00閉場)※いずれも入場は閉場の30分前まで 会場:東京ドーム住所:東京都文京区後楽1-3-61入場料:・当日券 1,700円(前売券 1,500円) ・特別観覧席付前売入場券 2,200円 ※土日祝のみ・日別指定・平日限定券 1,400円(前売券 1,200円) ・イブニング券 1,200円 ※公式HPにて販売。当日券は16:00以降会場窓口にて販売。※小学生以下は、大人1名の付き添いにつき4名まで無料チケット販売場所:JR東日本のみどりの窓口、びゅうプラザ、セブンチケット、チケットぴあ、CNプレイガイド、ローソンチケット、イープラス、チケットポート、JTBエンタメチケット、tvkチケットカウンター、楽天チケット、Confetti、PassMe!、dトラベル、Tチケット、ファミリーマート、ミニストップ、東京ドームシティ総合案内所、公式ホームページ他 【問い合わせ先】東京ドームシティわくわくダイヤルTEL:03-5800-9999
2017年09月29日ロエベ(LOEWE)が2018春夏ウィメンズコレクションを、現地パリより日本時間2017年9月29日16時30分(パリ時間9時30分)からライブストリーム配信する。コレクションに先駆けてパリ市内のキオスクにてロエベ最新広告も発表。この広告キャンペーンは「house’s future advertising」の一部としてフォトグラファー スティーブン・マイゼル(Steven Meisel)によって撮りおろされた作品で、イタリア人モデル、ヴィットリア・チェレッティ(Vittoria Ceretti)が様々なフルーツを口にくわえた5つのポートレートから構成。アートにおけるフルーツ画という長年に渡り描かれてきた題をモダンに解釈し表現した。パリで行われる2018年春夏ウィメンズファッションウィーク期間中、9月28日から10月4日まで広告キャンペーンをパリ市内の500以上のキオスクや、ロエベのシュルピス(Sulpice)通りのアトリエ、9月29日にユネスコ本部で行われるランウェイショーで掲出される。ロゴ(symbolic)や文字(literal)表現ではなく、人目を引く広告ではフルーツの中から敢えてマンゴー、ザクロそしてメロンを選択。印象的な構図は、巧妙さと願望を示す味覚、自然そして生物学という様々な概念を思いおこさせる。
2017年09月29日現在「FOD」と「Netflix」で続編が配信中のドラマ「グッドモーニング・コール」で白石隼也とW主演を務める福原遥が、2018年カレンダーを発売することが決定した。小学1年生のときに子役としてデビューし、子ども向け料理番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」で柊まいん役を演じ人気を博した福原さん。今年19歳となった彼女は、ドラマ「グッドモーニング・コール」「ふたりモノローグ」、映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』、TVアニメ「キラキラ☆プリキュアアラモード」などに出演し、女優・声優として活躍中だ。そんな福原さんの魅力がたっぷり詰まった今回発売される2018年カレンダーは、全8ページで構成。絶品の笑顔からちょっと大人っぽい表情まで、1枚1枚で様々な季節を感じられるカレンダーとなっているようだ。福原さんは「2018年のカレンダーを出すことが決定しました!大きなカレンダーは、ずっとずっとやりたかったものだったので聞いたときはすごく嬉しかったです!!」と発売決定への喜びを述べ、「色んな衣装を着て、季節を感じるショットをたくさん撮っていただきました!」と撮影をふり返る。また来年は、福原さん20歳になる記念の年ということで、「そんな1年をこのカレンダーと共に過ごして頂けたら嬉しいです!よろしくお願いします!」とコメントを寄せている。なおカレンダーは、全国の書店・ネットショップなどで予約を受け付けるほか、研音公式オンラインショップ「K-SHOP」では、福原さん直筆サイン入り特典付きで予約が行われる。福原遥の2018年カレンダーは11月上旬発売予定。(cinemacafe.net)
2017年09月29日MSGM(エムエスジーエム)の2018年春夏コレクションが、ミラノ・ファッション・ウィーク4日目の2017年9月24日(日)に発表された。エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)を退任し、自身のブランドに今季より再び専念する、デザイナーのマッシモ・ジョルジェッティ。創作意欲が一つの方向に統一されたからか、新作はエネルギッシュなものばかりだ。ファーストルックは、Red、GREEN、ORANGE、BLACK…と色の名前を集めたニットトップス&スカートのコンビ。これはここから始めるコレクションの予言書のような役割を果たし、ここに示された色彩が順々に登場する。どの色も鮮やかな発色。コンビネーションを楽しむように、タイダイ模様やチェック柄にしたものもある。シーズンピースは比較的オーセンティックなものを中心に揃えた。シャツ、ニット、トレンチコートなど。個性を育てるのは、先に述べたビビットなカラーリングと質感の違い、そしてブロークンディテールだ。ニットの裾や袖口はダメージ加工が施され、中にはクロップド丈にカットオフしたものもある。さらに、スプレーペイントとミックスすれば”ダーティー”な印象すら受ける。ビックサイズのパーカーやジャケットなど、マッシモらしいストリートの影響を受けたラインナップに加えて、今季は思い切りフェミニンに寄せた、ティアードドレスやパフスリーブワンピースなども仲間に加えた。素材はレースを用いて可憐なムード。ただし、足元はスポーティーなソックス&サンダルやカラーブーツで、アクセサリーは細みのサングラス。MSGMらしいマッシュアップの手法は、大切にしていることが伺える。
2017年09月28日ウジョー(Ujoh)の2018年春夏コレクションージョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)による若手デザイナーサポートプログラムの支援を受け、2016年秋冬でミラノデビューを飾った、デザイナー西崎暢による日本ブランドが再びミラノへ。2018年春夏コレクションをミラノ・ファッション・ウィーク最終日となる2017年9月25日(月)に発表した。パタンナーとして経験を積んだ西崎暢が作る洋服は、大胆なカッティングが魅力。「春夏はアシンメトリーが似合う」、そんな言葉通り、新作は身体を軸にした均等さはなく、どれもアンバランスなシルエットである。一つにベスト。テーラードジャケットを再解釈したピースは、袖をばっさりと切り落とし、袖口にえぐるような大きな穴をあけた。芸術作品のようなアンバランスなフォルムは、潔いカッティングが成せる技だ。ピンストライプのベルトも同様に不均衡に。こちらはベルトディテールを胸元に添えて、複雑なシルエットを作り出した。ドライな質感のコットンキャンバス、サマーウール、タフタは、独創的なシルエット作りに力を貸す。ワンピースやブラウスにも穴をランダムにあけても形が崩れていない。その穴にドローコードでギャザーを作り、豊かな表情を加えた。ストライプリブのワンピース、トップスは、昨シーズンから続くスポーツテイストの意識だろう。メッシュ、ナイロンといった素材の起用、フラットサンダル、シースルーのフード付きジャンパーも同じ着眼点から生まれていそうだ。シーズンピースといえるのは、アシンメトリーなサロペット型ワンピース。片方だけのストラップは、今季のキーワードを顕著に表現。上半身はアンバランスであるが、スッと落ち感のあるスカート部分をみると、パタンナーとしての経験が存分に生かされていることが感じられる。
2017年09月28日9月17日、マーガレット・ハウエル(Margaret Howell)が2018年春夏コレクションを発表した。ウィメンズ、メンズが統合されたショーでは、ブランドらしいクラシックで上質素材を用いたミニマルなデザインに、性差のないスタイルが主軸だが、随所に遊び心を感じる仕掛けもあった。ファーストルックはブランドのシグネチャーであるシャツと、チェック柄のハーフパンツといった白黒スタイル。シャツの襟はデフォルメされ、見頃もたっぷりとゆとりがあり、リラックスした印象だ。肩の力を抜きながらも、優等生らしい上品なルックが続く。グラフィック柄のシャツやネクタイ、スカーフなどモダンなモチーフのほか、ウィメンズにはボクサーパンツ、メンズにはバミューダパンツを取り入れ、伝統を崩すことなく新鮮なスタイルへと昇華させていた。ハリ感のある生地のダッフルコートやトレンチコート、ジャケットなどアウターも多彩。終盤はアイスブルーのプリーツスカートや透け感のあるワンピースなど、春風を誘い込むような優しく穏やかな余韻を残した。差し色に使った鮮やかなグリーンのソックスやウエストマークの長いベルトの結び方、スカーフの巻き方などスタイリングで遊ぶ技も参考にしたい。時を重ねても変わらぬ安定感と、時代に適応して変化する柔軟性、絶妙なバランスで成り立つコレクションであった。
2017年09月28日ニュージーランド・ウェリントンを拠点とするコーヒーロースターカンパニー「コーヒー・スプリーム(Coffee Supreme)」が日本1号店を出店。2017年10月1日(日)、東京、渋谷にオープンする。意外だが、ニュージーランドは、人口一人あたりの焙煎機の数が世界一多いと言われているほぼコーヒー文化が盛り上がっている国。人々にとってコーヒーが身近な存在としてあり、カフェカルチャーが日常に溶け込んでいる。奥渋に1号店コーヒー・スプリーム・トウキョウコーヒー・スプリームの1号店の場所は渋谷の神山町で”奥渋”として親しまれる、コーヒー激戦エリア。ここ数年、洗練されたレストランやギャラリーが立ち並び注目を集めるエリアでもある。近隣はもちろん、近くに住んでいる人をはじめ、渋谷を訪れる人に向けて、ニュージーランドのコーヒー文化を発信する。なお、お店では、コーヒー豆を販売するほか、コーヒー・スプリームと波佐見焼とのコラボレーションによって生まれたマグカップなどを発売する。コーヒー・スプリームとは?コーヒー・スプリームはニュージーランドの首都・ウェリントンで誕生したスペシャルティコーヒーロースター。1993年創業と歴史もある。ウェリントンのほか、オーストラリア・メルボルン・ブリスベンの3都市でカフェを展開。多くの人がコーヒーを気軽に楽しめるような独自のホスピタリティカルチャーを提案している。オセアニア以外の地域への出店は東京が初めて。映画『ロスト・イン・トランスレーション』で俳優ビル・マーレイががサントリーのウィスキーをすするそのシーンを観たときから、日本、東京に憧れをもち続けていたという。日本の伝統と美的センス、それでありながら質素でもある、そんなバランスの良い融合にはインスピレーションを受けていたという。コーヒー・スプリームの考えるスタイルにも非常に似ているという。店舗概要コーヒー・スプリーム・トウキョウCoffee Supreme Tokyoオープン日:2017年10月1日(日)住所:東京都渋谷区神山町42-3 1FTEL:03-5738-7246営業時間:8:00~23:00 定休日:不定休客席数:店内7席、テラス8席アクセス:代々木公園駅から徒歩5分渋谷駅から徒歩15分)
2017年09月28日