こんにちは、あなたの恋愛をアップデートするコラムニスト、川口美樹です。本日のテーマは「価値観の相違について」です。■「普通」が価値観を形成している突然ですが、「普通」ってなんでしょう。普通の恋愛、普通の仕事、普通の人生、、、普通ってよく使う言葉ですけど、すごく曖昧な言葉です。デートするなら「普通」こういうところを選ぶよね、「普通」掃除する時ってこういう風にやらない?、男性だったらこれぐらいやるのが「普通」だよね。普通、普通、普通。結構使いますよね。私たちの価値観ってこの「普通」の集合体だと思うんです。人生を通じて体験したきた様々な背景からその人の「普通」が作られて、その「普通」が色々重なり合って、自分なり価値観が形成されて行くんじゃないかと思うんですね。価値観が合うということはその「普通」の基準が合うということですし、価値観が合わないということは「普通」の基準が合わないということです。■価値観が合わないと「敵」だとみなす日本人私たちは人とお付き合いするとき、その「普通」の基準で仲良くなったり、ならなかったりしています。そこで価値観の合わない人に出会うと、多くの人(主に日本人)はその人を「敵」だとみなすような傾向にあります。恋愛の話で言うならば、例えば「デートの行く先なんてオトコにスパッと決めてもらいたい」と普通に思っている女性と、「デートの行くさきは相手とじっくり話し合って決めたい」と普通に思っている男性は、価値観が違うため衝突が起こります。「普通」の押し付け合いが始まると喧嘩になり不満が生まれます。つまり価値観の合わない相手を、自分のことを理解しない敵だと判断しているわけです。■なぜ恋人のとの価値観の相違が許せないのか?さてさて、ところで、私たちは価値観の違う人とは分かり合えないのでしょうか?そんなことないですよね。ストレート、レズ、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、ポリアモリーと様々な恋愛観がある中で、自分と違う価値観の人とは仲良くなれないか?と言えば、全然そんなことありませんよね。でも、なぜ恋人になるとそれがゆるせないのでしょう?これは仮説ですけれど、恋人のことを「自分のことをわかってくれる味方」だと思ってるからじゃないでしょうか。それゆえに自分との価値観のズレが生じた時に、期待を裏切られた感じがしてしまう。だから不平・不満が出る。でもですよ、ちょっと思い返してしまうんですけど、恋愛ってそもそも「味方を作る為にする」んでしたっけ?人のこと好きになるって、価値観が合わないとできないことでしたっけ?■恋愛って「価値観の違い」も好きになるってことじゃなかった?人を好きになるって、そういう価値観の違いとか、相手の欠点とか、至らないところも含めて全て「愛おしいな」って思えるってことなんじゃなかったでしたっけ?でもどうせ人を好きになるなら、自分の「普通」をいい意味で壊してくれるような、全く新しい自分の「普通」に出会えるな、そんな恋愛にしたいと思いませんか?人それぞれ価値観って違うのですし、そういったものを飛び越えて人を好きになることができるのが、恋愛のすごいところなんじゃないかと思うんですよね。いえ、これは僕にとっての普通、ですので、あなたにとって人を好きになることの普通の基準が違うかもしれません。それはそれでいいのです。恋愛に正解なんてないのですし。違いを楽しむ、これが恋愛の面白いところだと思うんですけど、皆さんの価値観としてはどう思いますか?(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年12月22日こんにちは、恋愛デトックスカウンセラーの下村さきです。「価値観が違うから別れよう」と、フラれた経験がある人もいるのではないでしょうか。でも、よく考えてみたら「価値観が違ったって、具体的にどういうこと?」って思いませんか?今回は、「価値観の違いで別れる」ことの真意について掘り下げます。■「価値観が違う」ことが原因では別れません実は、人は「価値観が違う」ことが原因では別れません。そもそも、価値観という言葉自体、とてもあいまいなもの。お金の価値観だったり、仕事に対する価値観など、さまざまなものを指します。だから、価値観がすべて一致する人なんていないわけです。家族だって「お金の価値観は一緒だけど、趣味の価値観は違う」だったり、親友だって「趣味の価値観は同じだけど、恋愛の価値観は全く違う」というのは、よくありますよね。でも、それだけで「もう、この人と一緒にいるなんて無理!」ってならないはずです。■「価値観が違う」の真実では、なぜ「価値観が違って別れる」ことになるのかというと、「価値観が違うことが気になる。気に障る」から。つまり、相手との違いがあるかないか、ということではなく、その違いに対して「この人のここが嫌い」「この人のこれが理解できない」と思う気持ちこそが、別れの原因。たとえば、自分は毎日でも連絡をとりたいのに、彼は必要事項でしかLINEも電話もしてくれないだとか、逆に自分は友達との時間や趣味の時間も必要なのに、彼は休日は恋人同士で過ごすものだと決めつけていていつもケンカになってしまうだとか、そうした違いによる「すれ違い」こそが「価値観が違うから別れよう」のもとなのです。■「価値観が違う」のに別れないカップル「違うな」と思うことがまったくないカップルっているんでしょうか。おそらく、ほぼゼロだと思います。それなら、「価値観が違うから別れる」カップルと「価値観は違うけど幸せ」カップルの違いは何なのか疑問に思う人もいますよね。その答えは、「価値観の違いが気にならないくらい、相手のここが好き」ポイントがあるかどうか。趣味の価値観が違うけど、優しい彼が大好き!お金の価値観は違うけど、頼りになる彼が大好き!こんな風に思えるカップルは、価値観の違いなんて簡単に乗り越えられるんです。■彼に「価値観が違う」と言われたら彼に「価値観が違う」と言われた人は、自分のすべてを否定されたように感じてしまうかもしれません。でも、落ち込まなくて大丈夫。前述したように、「価値観が違う」というのは、「〇〇なところが合わない」ということ。あなたのことが嫌いという意味ではありません。彼に「価値観違うよね」と言われたら、「具体的にどんなところ?」と聞いてみましょう。そして、「確かにそれは違うかもしれないけど、〇〇なところは私たちそっくりだよね」と答えればOK。ふたりの中に「違うところはあるけれど、しっくりくる」という意識が育っていきます。■おわりに「価値観が違う」ことは、当たり前。その上で、「でも、〇〇が好き!」に気づけるカップルは、違うからこそ補い合うこともできる、長く付き合えるカップルになれますよ。(下村さき/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年12月15日「価値観を変えたくて」の旅行者に思うことby rawpixel「価値観を変えたくて、一人旅しているんですよ」と言われて、「またか」と思った。インドに行くと、この価値観を変えたくて旅行している就職活動前の大学生と出会い、話す機会が必ずある。インドには、野良牛がいて、大きな道路や路地裏、店の前、至るところで姿を見ることができる。その野良牛に出会うのと同じくらいの確率で、価値観を変えたいと話す大学生に会っている気がする。以前もお伝えしたように、この前まで有給休暇の消化期間をいただいて、2週間ほどインドのラダック地方を見て回った。タクシーをたまたまシェアしたハンガリー人から、少し離れた村で祭りがあることを聞き、急遽スケジュールを変更して「デスキット」という村に向かった時の話だ。こんな時期の、こんなところに何故日本人が…と思って話かけてみると、どうやら就職活動前に大学を休学して、約4か月間で世界を旅しているらしかった。「価値観を変えたくて」「何かを吸収したくて」と普通の顔をして言えてしまう大学生に出会う度に、不思議な気持ちになる。価値観が変わるのは、結果の話であって、目的にするにはなんだかおかしい気がして。自分の中身を変えるためだけに、こんな僻地にまで足を伸ばせるのも、なんだか違和感を覚える。こんなことを言うのは少し恥ずかしい気もするけれど、私の安い価値観は、間違いなく旅行で激変したと思っている。大学生の言葉に、おかしさみたいなものを感じながら、私だって同じようなものだった。私の旅行の目的は特になくて、「なんとなく楽しそうだから」「行ってみたいと思ったから」程度だし、意識も低ければやる気もない。価値観を変えたくて日本国外に出ている人と比較すると、きっと頭に詰め込んでいる情報量も少ないだろうし、全然何の役にも立たないようなことばかりを覚えて帰国している気すらする。「旅行に行くと価値観が変わる」という言葉に対して、「そんな価値観しか持っていないのかよ」と毒づく人がいるけれど、大抵はあまり国外に出たことのない人が言っているように思う。私の人生観や性格は、旅行中に色々な人に出会い、たくさんの場面で少しずつ決断し、変化していった。旅行は、間違いなく人の価値観を変えると思っている。今までにないものに触れた瞬間、価値観は少しずつ変化していく人が考えを変えるきっかけや自分を客観視する時間、自分の常識が覆される機会というのは、そう滅多に訪れるものではない。例えば、知らなかった世界に飛び込んでみたり、人と出会って会話をしたり、新しいことをはじめてみたりと、今まで自分の持ち合わせていなかったものに触れた瞬間に、価値観は少しずつ変化していくのだと思っている。絶対に海外である必要はないけれど、旅行は歩いているだけで衝撃を受けることがある。今回の野良牛だってそうだ。日本では見られるものではない。人間としての扱いを受けていない物乞いの人達、当然のようにポイ捨てをする人、目や耳に入る全てが真新しい環境で、自分に何の変化も訪れないだなんてありえないんじゃないだろうか。6時間くらいバスに揺られながら、隣の席に座った地元の女の子とポテトチップスを分け合ったこと。チャイ屋で知り合ったネパール人の女の子に日本の文化を説明したこと。現地でできた友達にバイクの後ろに乗せてもらって、綺麗な景色を見ながらドライブをしたこと。文字にすると大したことないのかもしれないけれど、色々なところで偶然出会った人に優しくしてもらったり、話をしたりすることによって、気づかされることがたくさんある。山道を歩いていると、たまたま僧侶に声を掛けてもらって、一緒にクリケットをしにいく機会があった。その中に一人、とても流暢な英語を話す方がいて、ラクダを見に行くことになった。歩きながら、ラダックのことや僧侶の生活など、色々なことを教えてもらう。その会話の中で、「僕は国外に行ったことがないんだ。日本は、とても大きな国なんだよね?旅行には行けないから、想像するんだ」と言われた。さり気無い一言だったけれど、衝撃を受けたのをよく覚えている。何が幸せで、どんな人生が一番いいんだろう、と思った。どこへも行けない僧侶の彼は、気軽にどこにでも行ける外国人の私を、どう見ているんだろう。おそらく自分よりもお金を持っていて不自由していないであろう外国人の私に対して、優しく接してくれるのはなぜなんだろう。決して尋ねたりはしないけれど、数日程ずっと考えていた。今回あったことも、色々なことを考えるきっかけになったし、おそらく忘れることはないんだろう。何かふとした瞬間に思い出して、「あんなこともあったんだし、また仕事を頑張ろう」と思う日も来るかもしれない。旅行にでることを「面倒くさいなあ」「死んだらどうしようかなあ」と考えることもあるけれど、その不安を吹き飛ばすくらい楽しい面が大きい。色々な人たちとの出会いや今まで気が付かなかった発見、自分の知らなかったことに驚き、感動するために、多分私はこれからも時間を見つけて様々なところに行くのだろうと思う。Text/あたそ<私たちには時間がない!「誰かを誘いたい」のに気が引ける理由>もチェック!誘いたい、だけど面倒くささが勝ってしまう。本当にしたいことをするだけでも、私たちには時間がないのだから。
2017年11月07日価値観の違いで起こる様々な問題僕の兄は、6年間付き合った元カノとの同棲生活を振り返って、「食事の時に、箸の持ち方を逐一修正される」「シャンプーなどの小物の置き場所を、彼女が思うのと違う順番に並べると怒られる」などの精神的な拘束がとんでもなく耐えられなかった、と言っていました。同棲経験者に、同棲して嫌だったことを尋ねると、「お金」「家事」「食事」「一人の時間の確保」「夜のコミュニケーション」のどれか、またはいくつかでのすれ違いを経験していることがわかります。それが原因で同棲解消し、大体の場合別れることになっているようです。これらの問題のほとんどは、価値観の不一致によって起こっています。兄の例の場合、元カノはきっとマナーにうるさい家庭で育ったのだと思います。しかし、我が家はマナーよりも、食事中の会話を楽しむことにうるさい家庭だったので、起こるべくして起こった価値観の不一致だったと言えるでしょう。■自分以外の人間は誰であっても「他人」である価値観の違いで同棲解消をしてしまうカップルの話を聞くと、多くは「相手がこちらの価値観を理解してくれなかった」ことを原因にあげています。しかし、価値観の違いでカップルを解消してしまうのは、とてももったいないことなのではないか思うのです。そもそもそういう理由で別れてしまう人は、「恋人が他人である」という前提を忘れている可能性があります。何十年間も住まいを共にしてきた家族でさえ、完全には分かり合えないのですから、ここ数年付き合った恋人なんて何をか言わんやです。価値観が違って当たり前、すれ違って当たり前。相手は自分とは全く異なる環境で育ってきた人間なのですから、同じであるはずがないんですね。それを「理解してくれよ!」と嘆くのは、正直あまり生産的な行為と言えます。価値観の不一致が起こった時に大切なことは、相手にこちらの価値観を理解してもらうことではなく、価値観の違いを楽しむことです。■価値観の違いが、その人をより深く知るきっかけになるこれは正確には同棲ではなく、僕がシェアハウスをしていた時の話なんですが、友人AがBに向かって「なんでそんなネガティブな言葉ばかり使うの?聞いてるこっちが暗くなるからやめてほしいんだけど」と指摘したことがありました。Bは別にその日がたまたま愚痴を言いたかったタイミングだっただけで、普段から「ネガティブな言葉ばかりを使って」いたわけではありませんでした。この時僕は、(きっとAはネガティブなことをいう人に対して嫌悪感を覚えるような体験があったんだろうな)と思ったわけです。後日詳しく聞いてみると、予想通り彼のアイデンティティに関わる深いエピソードを知ることができました。これは同棲しているカップルにも同じことが言えるのではないかと思います。相手の価値観に違和感を抱いたということは、そう感じるだけの過去があるはずなんです。そのエピソードを聞けば、相手の人間性を深く知るきっかけになります。そうすればお互いの理解も深まり、相手のことをもっと好きになることができるんですね。つまり、価値観の違いは、同棲解消の原因ではなく、絆を深めるための第一歩なんです。だからこそ、価値観の不一致は楽しむ必要があるのです。これから同棲を始めようとしている人も、もうすでにしている人も、それだけは忘れて欲しくないなと思います。え、それでも価値観の不一致は解消しなくていいのかって?いいんですよ。心配しなくても、お互い理解が深まればそんなことは気にならなくなりますから。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)(鈴木凪沙/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年11月05日NHKの連続テレビ小説『わろてんか』の3週目で、ついにてん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)が駆け落ちしてしまいました。紆余曲折をへて、互いに惹かれ合っていった2人。ようやく藤吉の口から「俺の嫁はんになってくれ」のひと言が出ました!鳴かず飛ばずの旅芸人だったはずの藤吉ですが、じつは米問屋の跡取り息子でした。どっちにしても分が悪い。老舗薬種問屋「藤岡屋」を継ぐべき長女・てんとは絶対に結ばれない運命です。この時代、商家の跡を継ぐぼんぼんやお嬢様はほぼ見合い結婚が当たり前。本作を見ていると、あらためて「結婚=幸せ」という価値観について考えさせられることが多いです。■ロミジュリ効果? 障害があるほど恋は燃えるけがをした藤吉をかくまったことが父・儀兵衛(遠藤憲一)にばれて、蔵に閉じ込められたてん。毎夜てんのもとに通う藤吉は、ロミオとジュリエットばりにロマンティックで、朝から視聴者の胸は高鳴りました。その後、てんに求婚した藤吉は、予想どおり父・儀兵衛(遠藤憲一)の逆鱗(げきりん)にふれますが、これはまあ、予想どおりの展開です。『あさが来た』のあさと新次郎のように、許嫁(いいなずけ)と互いに惹かれ合うのが理想的だけど、『わろてんか』の場合、そうはいかず。実際、ロミジュリのように、恋は障害があるほど燃え上がるものですから。しかしロミジュリだとその先にあるのは悲劇。もちろん本作ではそうはならないと思いますが、“障害の恋”がどのように“生涯の愛”へと変化していくのかが楽しみです。■結婚するのなら濱田岳や高橋一生がおすすめ?藤吉の恋の好敵手というべき存在が、縁談の相手・伊能栞(高橋一生)と、てんの幼なじみ武井風太(濱田岳)。最初は外見や身分をどう見積もっても勝ち目がなさそうな風太でしたが、ふたを開けてみれば、意外と男らしく、てんへの愛は誰よりも深そうで高感度大です。3週目までは、風太の一途な思いがかなり視聴者の心を揺さぶったのではないかと。ただし、てんのハートはまったく揺さぶられてなかったのは残念なところ。藤吉の胸ぐらをつかんで激怒したり、伊能のもとへ走り、てんとの縁談をまとめようとしたり、風太の行動力も心を打つものでした。第三者から見れば、風太のような人と結婚すればきっと幸せになれるのに…と思えてしまうのに、そうは事が収まらないところに、「結婚=幸せ」価値観の不思議さがあります。また、ただの噛ませ犬に終わらないであろう伊能が、今後てんと藤吉のカップルにどこまで食い込んでくるのかも興味津々です。■まずは結婚してみる。てんの母・しずの結婚観鈴木保奈美演じるてんの母・しずは、強面の儀兵衛に寄り添いつつも、けっしてでしゃばらない良妻賢母。しずと儀兵衛は、絵面的に見れば“美女と野獣”ですが、じつにバランスの取れた夫婦です。しずがてんの縁談について儀兵衛と話し合っていたとき、自分も結婚する前は儀兵衛の堅物ぶりが心配だったことを本人の前で語っていました。その発言に少しショックを受けた様子の儀兵衛が何とも可愛らしかったです(笑)。しずの「不安はあったけど、一緒に暮らしているうちに、愛情っていうのはこうやって育まれるんやとしみじみ思ってなあ」と言ったときの満ち足りた表情からは、夫婦として刻んできた年輪を感じました。いろんな夫婦像がじつに味わい深いです。4週目では、てんにさらなる障害が! 駆け落ち後、ふたりは藤吉大阪にある藤吉の実家に身を寄せますが、藤吉の母・啄子(鈴木京香)は二人の結婚を認めずに猛反対。てんはいわゆる姑いびりを受け、お嬢さまなのに女中扱いされてしまいます。これまた、いばらの道となりそうですが、愛する2人で乗り越えていってほしい。そしてこれからも毎日わろてんか!
2017年10月24日「つきあって3ヵ月で別れました」という話を、ときどき聞きます。3ヵ月って・・・・・・いわば「お試し期間」だから、お試し期間中に別れることができてよかったね、ということになるのか?はたまた「3ヵ月しか恋を続けられないわたしって」と、自責の念にかられている女子に優しいコメントをすべきか、悩ましいところです。■■長さじゃなかったら、なんなのか?恋愛って「長さ」ではない、と、よく言われます。長さじゃなかったら、なんなのか?濃さ、ということになるでしょう。密度が濃い恋愛、つまりたとえばたった3ヵ月の恋であっても、すごく充実した時を彼と過ごすことができた、お互いに一所懸命愛しあった、ということ。この「一所懸命」の基準はつねに、その恋愛を通してじぶんの価値観が変わったかどうか、というところにあります。**「いい勉強」の定義とおなじです。今の世の中、一所懸命勉強した、というのは、すなわち希望の学校に(少しばかり自分の実力より上の学校に)入ることができた、イコールいい勉強をした、という考え方が、おそらく一般的だろうと思います。でも、本当にいい勉強というのは、学校がどうとか関係なく、勉強する前と、した後で、じぶんの価値観がまるっきり変わってしまった、こうなってはじめて「いい勉強をした」となります。こういうことを昔の人はごくシンプルに「朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」と言いました。朝とか道とか、よくわからなくて、とてもシンプルな表現とは思えない人もいると思うので、解説を加えるなら、朝から勉強を始めました、夕方まで勉強をしました、勉強の結果、夕方には大切なことを悟ることができました(つまり朝と価値観が変わりました)、ああわたしは死んでもいい、こう思えるくらいわたしにとっては劇的な価値観の転換でした、ということを短く言えば「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」ということ。まあ、短いとは言いがたいかもしれませんが。■■それがたとえ3ヵ月の寿命であったとしてもいい恋!恋愛だって、まったくおなじです。恋愛って、恋愛単体で存在するものではなくて、あなたの人生と彼の人生が、そのベースにありますよね。あなたは彼の存在を知らないままこれまで生きてきた。彼もあなたの存在を知らないまま生きてきた。この2つの人生が幸運にもまじわった場所、それが恋愛のスタート地点ですよね。言うまでもなく、人はいろんな価値観を持っています。彼はあなたとはまた別の価値観を持っているし、あなたは彼とはちがう価値観を持っている。2つの価値観が惹かれあったりぶつかりあったり、食われあったりしながら、互いにじぶんの価値観の修正(や、上書きなど)をする。その結果、価値観が変わる。**だから彼とつきあっても、かたくなに「わたしはこういう価値観を持っているのだから、彼にはわたしの価値観に合わせてもらわないと、絶対にイヤ」と言っている女子の恋って、すごく短命です。あるいはお互いにじぶんが持っている価値観を、(たとえば恥ずかしさゆえ)隠して交際しても、恋は長持ちしません。心を開くことで、すごくいい恋が生まれます。それがたとえ3ヵ月の寿命であったとしてもいい恋!(ひとみしょう/文筆家)(ハウコレ編集部)(あかねぴ@akanepi0426/モデル)(かしゅかしゅ@cashe_cashe2525/撮影)
2017年10月16日元吹奏楽っ子(担当:Euphonium)の音楽好きharakoが、大人になってから、改めて音楽の楽しみ方を見つける連載です。第3回目は、ドイツで2年間の留学経験を持つトランペット奏者の瀧本雅文さんに、留学前と後で変わった音楽に対する価値観の変化を教えていただきました。変化①演奏を聴きにきてくれた人への想い【大人の音楽LOVER♪】vol. 3harako音楽に対する理解の違いは、地域や国によってあるものですか?瀧本さんかなりあると思いますよ。日本とヨーロッパで大きく違うと感じたのは、音楽や芸術がいかに生活の中にあるかどうかですね。ヨーロッパでは、ストリートミュージシャンが本当にたくさんいて、技量がある、ないに関係なく、チップを入れて “まずは聴いてみよう!” と言う、トライ精神が強いです。いっぽうで、日本は興味がある人や、名が知れた人の演奏を聴きに行く習慣がベターな気がします。だからこそ、日本に帰国後、演奏を聴きに来てくれた人に対しては、何か気持ちの変化を持ち帰って欲しい!と、心から感じるようになりましたね。日本にヨーロッパの習慣をいきなり取り入れる、と言うのは非現実的かもしれませんが、演奏者側が意識を変えることはできると思うんです。変化②環境や人を変えるより、自分が変わることharako留学する目的って、環境を変えてみたい!という動機だったのでしょうか?瀧本さん私も最初はそういう考えでしたが、現地で生活していくうちに、考えが変わって行きました。「日本ではなく外に出てみたい! 環境や関わる人を変えてみたい! 」と言う気持ちが先行していたのですが、徐々にむしろ逆なんじゃないか?って、思うようになったんです。始めは、新しい環境や周りの人たちにワクワクしていたのですが、やっぱり自分は日本人にかわりはない。そんな気持ちになってからは、結局は自分が変わらないと、いくら留学しても、自分は自分のままだと思うんですよ。確かに初めての土地や環境、言語も不安が全くなかったか?と聞かれたら、内心はいろいろ葛藤がありましたよ。でも、自分の殻をどんどん破ることが、ひと皮向けて日本に帰ることができた要因だと思います。変なところで勇気がある性格だから、自分から積極的に行動したり、現地ではアクティブにアンテナを常に張っていたのは確かですね。でも、日本に帰ってきたら、留学前に比べて謙虚さが減ったよなー!なんて先輩に言われることもしばしば……(苦笑)。でも、僕は良い傾向だと思っていて、ベルリンで自己開示をすることが、培われたと思ってポジティブに捉えていますよ。変化③複数の先生につくことで見える、本当の方向性harakoレッスンは、どんなスタイルだったんですか? 日本だと、ひとりの先生につくという風習があると思うのですが……。瀧本さん確かに。日本では、複数の先生につくのがNGという、暗黙のルールがありますよね。門下から抜けてはいけない! みたいな……。でも、留学中ついた先生は、ベルリンで二人、ハンブルク一人、アウクスブルク一人。決して、ひとりだけにレッスンをしてもらったわけではないんです。確かに、アンブシュアや息の入れ方など、ひとりひとりのレッスン内容に多少の違いがあり、少し戸惑いました。しかし、多方面からの意見が聞けて、先生方が助言してくださったことを総合して取り組むことによって、自分の足りない部分を成長させてもらえましたね。それは、経験や知識として今も活かせていて本当に良い勉強になりました。あと、日本の学生は、同じジャンルの奏者でも、異なる音色が濃く出ることがあります。いっぽうで、ドイツでは、どのジャンルであっても、互いに調和の取れる同じ音色になっていくんですよ。日本のレッスンではこの曲を完成させよう!と、奮起する傾向が強いですが、ドイツのレッスンは、個々の奏者のトランペットをピアノのような完成されたものにすること。自由自在に楽器を操ることに力を入れ、音楽表現を柔軟に取り組めるようにする指導法が、印象的ですね。harakoピアノのように音が揃う段階まで技量が上がれば、あとは個々の感性で勝負なんですねー!実際に現地でしか味わえない、音の感覚の感想が聞けて大変貴重です……。「音楽=内面」で作られるharako留学に行って一番良かったな、と感じるポイントはどこですか?瀧本さんベルリン留学での収穫は、楽器のテクニックや演奏の向上より “内面を磨く” と言う部分が、大半を占めていると思います。完成された音楽を聴いていると、それに近づきたい! と思う気持ちが先行して、表面的なテクニックを磨こうとしがちだけど、根本的な解決策はそこではないことを深く学びました。教養や考え方、心の中が音になって現れるような感覚。僕は、普段から映画や絵画鑑賞をよくするんですが、ベルリン留学は、自分にとってまさに映画の世界に浸っているようでした。自分の内面に入り込んで、将来を考える良い時間になったと思います。ディズニーやジブリなど、音楽と映画が合わさった世界が大好き!という瀧本さん。留学先の経験が、さらに内面を磨く要素になったと、キラキラした眼差しでお話されていました……!今回の音楽LOVERは……♪瀧本 雅文さんトランペット奏者♪音楽を、ひと言で表すと?「もう一人の自分」千葉県船橋市出身、武蔵野音楽大学卒業。4歳からリトミック、7歳からピアノを始め、10歳からトランペットを始める。14歳の時に吹奏楽連盟個人コンクールで金賞受賞。中学時代より指揮、高校生から編曲、作曲を独学で始める。大学入学時、福井直秋特別奨学金を得る。在学中より、多岐に渡り活動を始めるのと同時に、学校指導、個人レッスン等後進の指導にも精力的にあたっている。卒業後、単身でドイツに渡り研鑽を積み、クラシック音楽を中心にジャズ、ロック、ポップス等の演奏活動も行う。今までに、井上雄二、Tamás Velenczei、Prof.Konradin Groth、Miroslav Kejmar、Prof.Uwe Kleindienst に師事。また、Miroslav Kejmar、Prof.Konradin Groth、Andre Schochのマスタークラスに参加。(C) marrio31/Gettyimages(C) Mercedes Rancaño Otero/Gettyimages(C) Teraphim/Gettyimages
2017年08月18日正義と正義。信念と信念。想いと想い。価値観と価値観。それぞれが痛ましいほどぶつかり合う『東京喰種トーキョーグール』で、鈴木伸之はその片側を象徴するような役どころに扮した。物語の舞台は、人間を捕食する“喰種(グール)”と人間が共存する世界。鈴木さん演じる人間の喰種対策局の捜査官・亜門鋼太朗は、人類に危険をもたらす喰種を駆逐しようと日々奔走している。「亜門はとにかく真っ直ぐ、喰種の駆逐に命を懸けています。だから、僕も役に対して真っ直ぐ、彼のことだけを考えて撮影に臨みました。原作コミックからヒントをもらったり、あとは萩原(健太郎)監督に勧められて、ドキュメンタリー映画の『アクト・オブ・キリング』を観ました。信じているものが違うと、物の見え方も全然違う。それを感じさせる内容の映画なんですが、それって『東京喰種 トーキョーグール』に通ずるものがありますよね。ただし、亜門には“気づき”があり、喰種と戦う中で考え方に少しずつ変化が現れる。その葛藤を抱えながらも、信念を曲げずに進む彼を演じられればいいなと思いました」。こう語る姿には熱があり、おそらく亜門と鈴木さん自身を重ね合わせる者も多いだろうが、演じるにあたっては「共通点を見出すというよりは、亜門に必死についていくイメージ」だったそう。「だって、原作の亜門は腹筋がありえないくらいに割れていますから!」と笑う。「僕もわりと鍛えている方ですけど、どう頑張っても限界はあります。アクション監督の横山(誠)さんにはしごかれました。これまでもトレーニングが必要だった作品はありますが、断トツでキツかったです。週4日、1日3~4時間ほど体育館に集まり、まずはランニングから。後ろ向きにも横向きにも走った後、今度は柔軟に入って股関節が張り裂けそうな思いをし。パンチやキック、ジャンプはもちろん、受け身の練習もしました。体育館の壇上からバク宙し、背中で着地するんです。なかなかの高さでした(笑)。でも、その甲斐あって撮影はスムーズでした。ワイヤーアクションのハーネスも最初は怖かったけど、練習の段階で克服できたので、仕上がりを見たときも満足できました」。確かに、華麗なアクションを繰り広げながら任務を遂行する亜門はとても格好いい。パンチをするたび、キックをするたびに翻るロングコートもヒーローのようだ。「あのコートは『クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)』さんが特注で作ってくださったもの。格好いいですよね。くるぶしが隠れるくらいの丈だから、あれを着て走ったり、キックするだけで格好よく見えるんです。ただ、すごく格好いいけど、すごく暑い(笑)。コートの下はスーツだし。真夏の撮影だったから、周りの人たちはみんなTシャツで…。でも、原作にも忠実な1着ですし、あのコートのおかげで『東京喰種 トーキョーグール』の世界観が際立った気がします。白いロングコートと言えば、『遊☆戯☆王』の海馬瀬人か僕かってくらいに思われたい(笑)」。ロングコートを翻して戦う亜門を含め、登場人物たちは戦わざるを得ない状況にある。人間を食すことでしか生きられない喰種は生きるため、喰種から身を守る人間もまた生きるため、戦わなくてはならない。では、鈴木さんにとっての“戦い”は?と訊くと、「毎日って、戦いの連続ですからね。疲れてお風呂に入らず寝たいときでも、自分に打ち勝たないと。次の日は次の日で、『昨日は頑張ってお風呂に入ったから、今日はまあいっか。いや、駄目だな』って。やっぱり戦い(笑)」。こう冗談めかしたかと思えば、次の瞬間、「それは冗談として」と表情を引き締める。「亜門みたいな役を依頼していただいて、原作を見たら腹筋がバキバキで…。そうなったら、まさか1パックで撮影現場に行くわけにはいかないですよね。『いやあ、僕なりに鍛えたんですけど』なんて言えない。それこそ、僕の戦いはそこから始まるわけで、いま戦わなければ意味がない。役のために取り入れられる情報はなるべく取り入れたいし、できることは何でもしたいです」。俳優としてのモットーは「ひたむきに」。その一方、「俳優さんってすごい職業だなって、俯瞰で見ちゃうことがあります」とも語る。「だって、作品ごとに違うんです。『はい、次は戦争の特攻兵、はい、次はお医者さん』って。それって面白いし、すごいなと思います。ただ、その点、僕はちょっと悪役やクズの役が多いんです(笑)。爽やかな役を求めてオーディションに臨んでも、敵対する悪役で受かったりする。『ルーズヴェルト・ゲーム』のときがそうでした。それを評価していただいて悪役のオファーが続くのも本当にありがたいことですが、いろいろな役をやりたいという点で言えば亜門という役には別の喜びがありました。撮影の順番は逆ですけど、『あなたのことはそれほど』で話題にしていただいた後に公開されるのもありがたい。いろいろやりたいし、いろいろできる俳優になりたいから。衣装と台本と監督と現場が違うだけで、同じ僕が違うものになれる。それがお芝居の面白さだと思うし、だからこそ見たいと思わせるものを作らなければいけない。そこは大事に、突き詰めていきたいです」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:東京喰種トーキョーグール 2017年7月29日より全国にて公開(C) 2017「東京喰種」製作委員会
2017年07月26日冬の軽井沢を舞台に弦楽四重奏団を組んで共同生活を送る4人の男女が繰り広げる、大人のラブストーリー×ヒューマンサスペンスで話題のドラマ「カルテット」(火曜22時~)。松たか子さんと宮藤官九郎さんの夫婦のすれ違いを日常生活の中に織り交ぜ、静かに心が離れていく(松たか子さんの一方通行になる)状況が描かれた第6話が既婚女性の間で、「切ない!」「共感できる!」「恐ろしい!」と話題になっています。夫婦の価値観は合わないのが普通多くの夫婦が離婚の原因に挙げているのが「価値観の違い」です。しかし、どんなに愛し合った二人でも、価値観が同じなんてことは稀。少しずつ価値観のすり合わせが、夫婦にとって一番大切になってくるのです。例えば、作中で遠慮なく唐揚げにレモンをかける妻、しかし、夫は唐揚げにレモンをかけてほしくない派なのですが、夫はそれを伝えることが出来ない。好きな映画を楽しみたいのに、横でストーリーを聞こうする妻、そして最終的には眠ってしまう。夫が結婚する前、お気に入りの詩集をプレゼントしたのに、最終的にはその本が鍋敷き代わりにされていた。このように、日常のひとコマに描かれる夫婦の価値観のズレ。これ自体は決して珍しいものでありません。それまでの人生、別々に生きてきたので、違って当然なのです。しかし、そこですり合わせる作業をしなかった夫婦は、当然うまくいかなくなってきます。頑張りどころを間違えると夫婦はダメになるドラマの中で、「夫さん」こと宮藤官九郎さんは「いつまでの恋人のような夫婦でいたい」と言っていました。それに対して妻である松たか子さんは「結婚して家族になれた」と喜んでいました。人は「結婚」に対して理想を持ちます。そして、それは必ずしも夫婦間で一致しているとは限らないものです。いつまでも恋人のような関係を願う人もいれば、家族として大切にしたいと考える人もいるため、その理想を維持しようと頑張ってしまいます。言ってしまえば恋人への愛情と、家族への愛情。同じ愛でも形は全く違います。そのため、そこの価値観が異なるとどうしても頑張るポイントがズレてしまうのです。変えてほしい部分があっても、恋人になると言えなくなってしまうことってありますよね。嫌われないように言わない我慢、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。自分の理想より、ふたりの理想しかし、夫婦になると、言わなくても良い部分と長く続けるために言わなければいけない部分があります。自分が理想とする関係を維持するための我慢は、後で自分の首を絞める結果になります。夫婦と言うのは、ひとりでは成立しません。だからこそ、自分の理想でもなく相手の理想でもない、ふたりの理想を見つける必要があるのではないでしょうか。すれ違っても戻れる夫婦になるためにどんなにすれ違っても、元に戻れる夫婦になるために、どうしたら良いのでしょうか。それは、相手を知ることです。松たか子さんの演じる妻の場合「無理しないでいられる」ことへの喜びを愛に変えていました。ありのままの自分を大切にしてもらえると感じると、受け入れられた気持ちになります。それ自体は間違っていませんが、それに甘んじてはいけないのです。自然体でいられるのは、あくまでも自分自身だということを忘れてはいけません。そう、相手が無理をしてくれているからこそ成立している心地よさもあるということです。相手のことをしっかり見て、知ろうとすることは夫婦にとって、新しい関係を作り上げるためにとても大切なことではないでしょうか。「カルテット」最終章:人生は上り坂、下り坂、そして「まさか!」ドラマ「カルテット」もいよいよ最終章へ突入しました。最後の最後に明かされる秘密とは? 4人の関係はどうなる? と気になるポイント目白押しです。劇中に散りばめられた伏線とウィットに富んだ台詞を、また1話から見直すのも面白そうです。松たか子さん演じる真紀が口ずさむ謎の歌に秘められた「まさか」の真相も気になります。結婚式のスピーチによく聞くこのフレーズですが、よく言われるほどに夫婦関係では人生の3つの坂「上り坂」「下り坂」「まさか」が大きなキーポイントになりますね。すれ違いや「まさか」を乗り越えて、夫婦ふたりの理想の姿を見つけることができたら幸せですね。
2017年03月14日●「メイクをしないのが自分」だった数多くの偉人たちが「変化」にまつわる格言を残している。「成功体験を含めた過去の否定」が重要だと諭された大政絢(26)は何を思うのか? 主演映画『コスメティックウォーズ』(3月11日公開)は化粧品業界の裏側を通してヒロインの成長を描きながら、化粧とも縁の深い「変わること」が外見だけでなく人の根幹にも密接に関係していることが映し出される。老舗化粧品メーカーに産業スパイとして潜入した茜(大政)の胸を打つのが、研究室の上司・中野渡千香(高岡早紀)の先の言葉だ。2005年にデビュー。中学2年生になる春休み、母と一緒に地元・北海道から東京に遊びに来たことが彼女の運命を変える。お台場でスカウトされたあの日。その後、芸能活動をスタートし、今では女優とモデルを両立する日々を送っていることなど、当の本人が一番想像できなかったに違いない。大政絢の「過去の否定」に迫る。――すっぴんで出演されたことが話題になっています。現場にいる時にも変な感じなんです。これ、本当に撮影するよね……? と身構えてしまいました(笑)。――これまで、すっぴんでカメラの前に立つことはあったんですか?なかなかありません。そこまで気にしていなかったんですけど。チークも全然してない状態だったので、メイクによって顔色も違って見えますからそのあたりの心配はありました。顔を洗うシーンがあったりして最初はびっくりしましたが、周りの出演者の方もみんなすっぴん。撮影が進むにつれて徐々に慣れてきちゃうんですよね。――演じる上で何か支障があるものなんですか?すっぴんだからといって、特に問題はありませんでした(笑)。撮影前には、しっかりとスキンケア。1つでも吹き出物ができると目立ってしまうので、そこは気をつけました。――オフの日は化粧をせずに肌を休める人もいると聞きますが、大政さんはいかがですか。以前はすっぴんで過ごすことも結構ありました。外に出るときも、日焼け止めと少しだけ粉を振るぐらいで。26歳になったことでそのあたりの考え方が変わってきていて、外に出る時は口紅、アイシャドウ、眉毛ぐらいはお化粧するようになりました。雑誌でメイクページをやらせてもらってメイクの楽しさを知ることができたので、自分の手でメイクの魅力を広げていきたいという思いもあります。――最初にメイクをした時のことは覚えていますか?覚えています。この業界に入ったばかりの頃で、たしか15歳ぐらいだったかな。中学3年生ぐらいの時に「まつげを上げて」といわれてビューラーを渡されたんですが、ビューラーの使い方が分からなかった(笑)。この世界に入った頃はスキンケアすら知らなくて、化粧水や日焼け止めも塗ったことがありませんでした。田舎だから、疎かったんです(北海道出身)。モデルをやらせていただいて、十代の頃は濃いメイクが流行っていた時代でした。メイクを知らないまま、つけまつ毛をつけられたりして(笑)。顔の印象がすごく変わるんですよね。それにすごく違和感があったんです。自分でも「誰?」みたいな印象で。普段のメイクの仕方も分からなくて、そのまま帰ったりすると、家族に驚かれることもありました(笑)。当時は、「メイクをしないのが自分」だったんだと思います。――その後、メイクの価値観が変わり始める。そうですね。メイクが似合う歳になってきたんだと思います。中学、高校の時はまだ顔が幼くてメイクが馴染んでいなかったんでしょうね。高校を卒業して、大学生ぐらいの歳になると自分の顔に合うようになって、それから楽しくなりました。20代前半くらいです。――モデルという仕事との向き合い方も変わりましたか。コスメのお仕事がすっごく楽しくなりました。メイクにいろんなやり方があることを知ると、どんどん興味が沸いてきます。20代前半ぐらいからスキンケアもすごく好きになって、今回の映画で奥の奥の魅力まで知ることができて、またスキンケアに対しての概念がガラッと変わりました。これから30代に向けて、今までよりも深く化粧品たちと向き合っていきたいです。――研究室の上司役・高岡早紀さんのセリフで「成功体験を含めた過去の否定」という言葉がありました。つまり、どんなことでも変えていかないと成長はできないと。さまざまな世界の第一線で活躍している方も同じような言葉を残しています。大政さんもこの業界を10年以上生きてきた方です。何か思うところはありますか。10代はそんな変化に順応できなかったというか。20代前半も走ってきましたが、少しずつ仕事に対する気持ちも変わっていきました。24ぐらいからでしょうか。新しいことをしたい。もう一度、一からやり直していきたい。そんなふうに仕事との向き合い方も年齢によって変わってきているような気がします。●「怖い」が先行した十代――化粧のように、仕事も年齢が分岐点だったと。10代後半は負けず嫌いが勝っていました。今振り返ると周りの競争に揉まれていたころ。マイペースに生きてきたつもりでしたが、あの時は負けたくなかったんだと、この年齢になって思います。でも、がむしゃらに仕事をやる時期も自分にとっては大切なことでした。あの時があって、今の自分があるんだと思います。最近は以前よりも1つ1つのお仕事を楽しめるようになりました。無我夢中でやってきましたが、自分らしさをもうちょっと出してもいいのかなって。もちろん自分のことだけじゃなくて周りを見ることも大切ですが、私自身もこんな感じで変化しています。――「自分らしさ」とは?「自分が何を求めているのか」を、より考えるようになりました。まずは言われたことをしっかりやる。その上で、もっと大胆に動いてみようと。そうやって順応するのが怖くなくなってきたというか……縮こまらずにいることが大事なんだと感じられるようになりました。――縮こまっていた時期があったんですね。ありました。10代の頃とか、結構厳しく言われると「怖い」が先行しちゃって(笑)。負けないようにしなきゃと言い聞かせていました。――最近では、『non-no』から『BAILA』モデルに。読者の年齢層も上がりますね。25歳の節目に、自分で決めたことでした。私の周りでは「25から変わる」という女性が多かったんです。体形が変化しはじめて、いろいろなところに肉が付くから運動しておいた方がいいよとか(笑)。内面的にも、周囲から大人として見られる頃です。今回の映画もそうですが、愛をもってお仕事できるのは大きなことだと思います。十代の時は、がむしゃらでした。「1つ1つの仕事に対して愛を持ってできたのか?」と言われると、自信を持って「できました!」とは言えません。今は作品の1本1本、雑誌も1カット1カット、本当に集中していいものを作りたいと思っています。――逆に変わらないところ、変えたくないことは?基本的に性格はマイペースです(笑)。友人関係もあまり変わりません。環境ががらっと変わったわけでもなく。人と接することが20歳ぐらいからすごく好きになって、そこは今でも変わらないところです。――年上の友人が多いというのは本当なんですか?本当です(笑)。ほぼ、年上の方です。――年上ばかりだと、気疲れする時もあるのでは?一応、先輩とは思っていますが(笑)、友達として接しています。頼まれ事も、先輩後輩ではなく友人として。もともと、「人に何かをすること」は私にとっては幸せなことなんです(笑)。自分のことを話すと、「私も当時はそうだった」みたいに感想やアドバイスをくれて、後押しをしてくれる存在でもあります。――『BAILA』モデルへの加入発表時、「モデルとして心掛けていること」について、美容よりも礼儀が大切だとおっしゃっていました。これも昔から変わっていないところなんじゃないかなと。そこは昔から変わってないかもしれないです。10代のころは、こういうインタビューでも全然しゃべれなかった。言葉が出てこなかったのでしょうがないとは思いますが(笑)、あいさつだけはしっかりしようと思っていました。――ご両親のきびしいしつけではなく?そうですね。両親は干渉せず自由にさせてくれました。私、すごく人見知りだったんです。今では意外に思われますが(笑)。事務所に入ったばかりの時にインタビューしてくださった方は、大変な思いをされたんじゃないでしょうか。もうすぐ26になります(取材は1月)。自分の変化、そこから深く突き詰めていけたらいいなと思っています。周りからは何も変わっていないように見えるかもしれません。大政絢として何を残していけるのか? そこは自分次第だと思います。■プロフィール大政絢(おおまさ・あや)1991年2月4日生まれ。北海道出身。身長164センチ。中学2年生の春休み、母と一緒に東京に遊びに来た時に、お台場でスカウトされる。その年に『別冊マーガレット』の「別マ☆ガールズ」に選ばれて芸能界デビュー。『Seventeen』『non-no』専属モデルを経て、2016年12月からは『BAILA』(集英社)の専属モデルである「BAILAモデルズ」に加入した。女優としても活躍し、2016年は『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系)などのドラマ、2017年は『コスメティックウォーズ』のほか、『PとJK』の映画、4月18日スタートのTBS系『あなたのことはそれほど』(毎週火曜22:00~22:54)に出演する。(C)2017『コスメティックウォーズ』製作委員会
2017年03月13日育った環境、周りの環境によって、人の価値観って違ってきて当然ですよね。ですが、大好きな彼とそれが大幅に違ってしまうと、お付き合いに支障が出てくるのも無理ありませるにはどうしたらいいのか、うまく関係をつくる心がけをお教えします!■1.会うのは時々にする価値観の違いは、一緒にいれば居るほど大きく感じるようになります。ですから、会う頻度を減らせば、大きな価値観の違いは感じにくくなります。また、会うのが久々であれば、お互いに思いやりを持った行動ができて、愛情もうまく育めるはず。価値観のズレが気にならないだけでなく、会えない期間で好きな気持ちを高めることができるので、一石二鳥です。うまくやるためには、お互いに居心地のいい距離をあえてとる、ということも必要なのかもしれません。■2.価値観の違いを楽しむ食べ物の趣味が合わない、お金の価値観が合わない、趣味嗜好が合わない、など違いの種類には色々あるでしょう。そのすべてを無理に合わせようとするから、些細なことにもイライラするようになってしまうのです。お互いの価値観をつぶしてまで合わせようとするのではなく、その違い自体を楽しむ工夫ができると心地よい関係を築くことができるでしょう。たとえば映画の趣味が違うのならば、映画を見終わったあとに感想を述べあって彼の新しい意見を発見したりすれば、楽しく過ごせますよね。価値観が違うということは、ふたりで2倍の考えを持てるということ。うまく活かせるとお互いを高め合えるでしょう。■3.お金や生活の価値観は埋めておこう長いスパンで彼と一緒にいることを考えるならば、お金の使い方や生活に関わる部分の価値観は埋めておかないと後になって確実に困ります。特に生活をするうえでの大切になってくる価値観は、何としても折り合いをつけておきたいものです。付き合いはじめから無理に価値観をあわせようとすると、楽しい恋愛期間が訓練のようになってしまいますから、長い付き合いの中で徐々に、さりげなく自分の価値観を伝えていきましょう。何か違いを感じたなら、「こうしてくれたら嬉しいな」など、彼の価値観に気を配りつつも、あなた自身の意見を伝えるような言い回しをすることが重要です。■4.全面的に彼を受け入れるのもアリ「恋愛は惚れたもんが負け!」という言葉があるように、好きなら主導権を握るのを諦めるのもひとつの手。彼のどんな価値観も、甘んじて受け入れることが解決につながるかもしれません。「我慢」と言うと一方的に強いられている感じがしますが、他人を変えるのは、時間と労力さらに気苦労も増えるもの。他人を変えるより、自分を変える方があなたにとって楽な場合もあるのです。無駄なケンカを増やすようなことはせず、彼に合わせてみるのもアリでしょう。■価値観が違うのは当然価値観がはじめから全く一緒!というカップルは稀でしょう。価値観が違うから得られることもあります。その違いも含め、可愛いなと思ってあげられればうまく付き合っていけるはずです!(odango/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年03月01日「オレたち、合わないのかもね」とカレに言われて落ち込んだ経験はありませんか?こんにちは、ライターのともしどです!男性は、恋愛において「フィーリングが合うこと」を重要視する傾向が強いようです。ただそれは感覚的なものなので、ちょっとしたきっかけで「合わない」と思われてしまうこともあるでしょう。そこで、男性に「合わない」と思われないために、今回は“男子が価値観のちがいを感じる瞬間”についてリサーチしてきました!■1.笑ってくれない「笑いのツボが合うと、価値観が近いのかなって思えますよね。たとえば、お笑い番組を見ているときとかに、ぜんぜん違うところで笑ってるのを見ると、『フィーリングが合わないのかな』と思ってしまいます。」(ゲームデザイナー/28歳/男性)笑いのツボは、まさに感覚的なものです。そのため、面白いと思うポイントが似ていれば「感覚的に合う」と思ってもらえるようですね。「笑いのツボ」をアピールするには、カレが笑っているときに一緒に笑うようにすることが効果的だと思います。とくに、お笑い番組などを見てカレが楽しそうに笑っているときには、一緒になって笑うように意識してみてください。■2.会話が途切れがち「一緒にいるときに会話が途切れがちになって沈黙が長くなると、感覚的に合わないのかなと思っちゃいます。」(美容師/25歳/男性)会話のレベルや内容が合うかどうかは、付き合う上での相性の良さにも関わるもの。知り合ったばかりの人との会話では、お互いに気を遣ってしまうとはいえ、、ネガティブなイメージを持たれるのは避けたいところですよね。そこで、会話が途切れてしまわないように、「相手の話を掘り下げる」、「関連する話題を振る」、「質問をする」といった方法で、会話をつなげることを意識してみてください。■3.友達のタイプが合わない「女の子の友達にどういう人が多いのかは気にします。類は友を呼ぶといいますし、ボクの苦手なタイプの友達が多いと、本質的には合わないのかなと思っちゃいんすね。」(営業/25歳/男性)長く付き合う友達には、自然と似た性格の人が集まることが多いものです。自分の性格を盛るために、相手の男性に合わせて「紹介する友達を選ぶ」というのは考えものですよね。ふたりの相性の問題であれば、あなた自身の努力で何とでもすることができるはず。交友関係に関わらず、あなたの良い部分をカレに見てもらえるようにしましょうね。■4.味の好みがちがう「自分が美味しいと思うものを『美味しい』と言ってくれる女の子には興味が湧きます。感覚的に近いのかもしれないと思えるからですね。」(整備士/23歳/男性)味覚も感覚のひとつです。そのため、味の好みが合う人に対して親近感を抱く男性が多いようですね。「これ美味しいね。」と言われたら、「だよね!私も思った!」などと答えて味覚が合うことをアピールすれば、相手の男性に「合うのかも」と感じてもらえるはずです。また、カレの味の好みを覚えて、それに沿う料理を作ってあげるのもいいですね。男性の胃袋を掴むと同時に、「フィーリングが合う」と感じてもらえれば一石二鳥です♪■おわりに男性に「フィーリングが合うこと」をアピールしたいときには、同調してあげれば簡単に伝えられるでしょう。ですから、カレの好きなこと、嫌いなことに「わかる!」と肯定的な姿勢を見せると、カレの心をグッと近づけることができるかもしれません。また、「相性が合う」ことを感じさせるには、「より多くのものが合う」と感じてもらうことが効果的です。気になるカレに、2つでも3つでもアピールして、「相性良いな」と感じてもらいましょう!(ともしど/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年02月08日彼氏は途切れないけれど、付き合って3ヵ月未満で振られてしまう・・・。そんな「いつも彼と長続きしない」女性はいませんか?もしかしたら男性から「この子とは付き合えない・・・」と思われてしまう決定的な理由があるのかもしれません。そこで今回は「彼氏と長続きしない女性の特徴」について20代男女にリサーチしてみました。■1.SNSに何でも載せる「エッチが終わったあとに、俺の寝顔をSNSに投稿していたときはドン引きした。この子とは価値観が合わないと思って、速攻別れました。」(23歳/男性/サービス業)彼との思い出を収めておきたいという気持ちはわかりますが、SNSにさらけ出しすぎるのはNG。プライバシーがなさすぎて、彼も窮屈さを感じてしまうでしょう。またラブラブネタをアップするだけでなく、彼とのケンカやグチなどを詳細に書くのも嫌がられる要因です。SNSはほどほどに利用するようにしましょう。■2.毎日デートをする「彼氏ができたことが嬉しすぎて、毎日ふたりで色々なところへ行っていた。でも3ヵ月ぐらい経ったころに彼から『もう疲れた。別れて』と言われてしまったんです・・・。」(21歳/女性/大学生)デートも最初から飛ばしすぎてしまうと、気持ちが急速に冷めてしまう原因となってしまいます。まだ付き合って間もないのに彼から「飽きた」なんて言われてしまったら、立ち直れませんよね・・・。彼に「早く会いたいな」と思わせるくらいが、長続きする秘訣なのかも。■3.愛情確認をしたがる「『私のこと好き?』『元カノとどっちが好き?』としつこく聞いてきていた彼女。『そんなに何回も聞かないでよ』と言ったら逆ギレ。これがずっと続くのかと思うと恐ろしくて別れちゃいましたね。」(27歳/男性/営業)たまに「私のこと好き?」と聞かれるぶんには、男性も負担は感じないはず。でも毎回愛情確認をされていては、彼もウンザリしてしまいます。それに彼からすると「こんなに愛情確認されるってことは俺は信用されてないんだ」と思ってしまうはず。「好き」と言葉にするだけがすべてではありません。彼の行動から愛情を感じられるのであれば、それで十分でしょう。■4.「結婚前提」を強調する「付き合ったばかりなのに『絶対結婚しようね!』を連呼していた彼女。お互いにアラサーだったこともあり、余計にプレッシャーに・・・。これは早めに手を引いたほうがいいと思い、すぐに逃げ出しました・・・。」(28歳/男性/製造)「彼女はほしいけれど結婚はまだしたくない」と考えている男性は多いもの。ある程度付き合いが長くなってきて結婚を意識するならわかりますが、初っ端から「結婚前提」を強調するのは良くないかも・・・。まずはカップルとしての時間を楽しむべきでしょう。その上でタイミングを見計らって、結婚について持ちかけてみるのがベストだと思いますよ。■おわりに相手の気持ちもお構いなしに、何でも自分ペースで進めようとするのが破局につながる原因なのかも。付き合いたてのころは、彼の行動も注意深く読み取るようにしましょう。(和/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年12月20日4000人のママに、出産後に心や体に変化があったかどうかを調査しました。出産はやはり女性に大きな転機をもたらしていることが判明。具体的にどのような変化があったのかをママたちに聞いてみました。悲しくて笑える体型変化にも注目です。Q.出産後、ママの心身にどんな変化があった?1.体の変化 30.7%2.心の変化 13.6%3.両方 49.5%4.わからない・その他 6.2%何らかの変化を感じた人が93.8%と圧倒的多数に。体と心の両方の変化があったという人も約半数いました。出産がそれだけ女性の生活を変化させる、人生の一大イベントだとわかる結果になりました。■体はショボボン。悲しい変化におどろきの声がおっぱいが! 腹肉が! 抜け毛に白髪が! と出るわ出るわの悲しい退化現象。出産後の一時的な変化かもしれませんが、産後1年以上経ってもそのままの場合、それがあなたの体型と受け入れるべきかも。「体型が母親そっくりになりました」(東京都 30代女性)「伸びた皮は戻らず、体型は締まりがなくなりました」(徳島県 40代女性)「おっぱいが……。出産前は結構ボリュームのあるすてきなおっぱいだったのに、出産後とても可哀想なことになってしまいました(笑)」(神奈川県 40代女性)「髪の毛が抜けたり、化粧品が合わなくなったり、体型がなかなか戻らなかったり」(神奈川県 40代女性)「白髪が一気に増えました」(徳島県 40代女性) ■心はたくましく肝っ玉母ちゃん化最初は一人育てるのも大変!と思っていたのに、いつのまにか夫よりも大切な存在になり、たくさん子どもが欲しくなる人もいるようです。私がこの子を守らなければという気持ちが、ママたちを強くするみたい。「両手に抱えきれないくらい子どもがいっぱい欲しくなりました。今のところ4人です(笑)。もう体力ないかな」(愛知県 30代女性)「旦那が一番だったのが、子どもが一番に変わりました」(千葉県 40代女性)「出産前はきれいなお母さんになりたかったけど、出産後はどんなことにも動じない肝っ玉母ちゃんになって、子どもたちを守りたいと思っています」(神奈川県 40代女性)■子ども嫌いだった私はどこ? 今では我が子は宝物です妊娠前や妊娠中に「子どもが生まれてきたら可愛がれるかしら」と不安に思ったママも、出産後は大変身。赤ちゃんは泣いて、散らかして成長していくものと分かれば、そんなワンシーンも宝物に感じます。「正直、子どもが好きではありませんでした。ところかまわず泣くし、食べこぼすし、部屋は散らかすし。ですが、自分が出産してそれまで感じたことがない感情が湧いたんです。『愛おしい』って思ったんです。この子のためならなんでもできるって思いました」(千葉県 40代女性)Q.出産後、ママの心身にどんな変化があった?アンケート回答数:4037件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年11月15日トラブル発生、親としてわが子にどう向き合うか 「間違ったらやり直せばいい」と、親が言えるか? 「怒られずに済んだ」という成功体験をつくらない 大人は正解を言ってはいけない 自主的に学ぶ子は、こうやってできる の続きです。「親が自分の子どもを見ようとしていないだけ」と、木村先生。そう言われると、「もやっ」とするのは、なぜだろう? それは心当たりがあるからだ…。■その子が思っていることを、その子がわかるように通訳する―― 親は、ついつい、子どもを自分の思う通りに動かしたくなります。「これは、こういうことでしょ」と整理したくなります。それが「教育」だとすら思っています。木村先生(以下、木村):整理というよりも、その子が思っていることを、その子がわかるように通訳することね。整理っていうのは、大人がやってしまうことが多い。でも、大人がやってしまったら、子どもは大人の整理に乗らないといけなくなります。―― 子どもが一番できていないことは、「自分との会話」ということですか?木村:大人が整理して、そこに子どもをのせようとしてしまう。その子だけを見たらいいんですよ。でも親は、周りを見たり、学校を見たりするじゃないですか。―― あと、親自身の価値観というのもありますよね。「この枠内でないとダメ」という思い込みというか…木村:そんな迷惑なことはありません。親の価値観を押し付けられるほどに、子どもは親を信頼しなくなる。信頼しなくなるだけじゃなくて、親のために仮面をかぶって生きようとする。それは 子どもの権利条約 違反。条約違反ですよ?親は自分の価値観を子どもに当てはめたい。でも、親の価値観は、自分がこれまで生きてきた中で培った価値観でしょ?子どもに必要なのは、この先、10年、20年、30年、40年、50年、60年後を生きるための価値観。親の価値観なんて過去の化石や。そんなもん、どれだけ子どもに与えても、子どもは時代を逆戻りするだけです。■親が子に望むべき価値観とは?―― 親が自分の価値観を子どもに押し付けないようにするには、どうしたらいいんですか?木村:勉強してほしい、いい大学に行ってほしい。安定した職業に就いてほしい。親が子どもにこうしたことを願うこと自体は、何も悪くない。でもこれは、親が子どもに望んでいい価値観の2番目です。そんな価値観を持ってはいけないことはない。なんぼでも持っていたらいいんです。でもそれは、あくまでも2番目。―― では、1番目は?木村:その子が「僕は(私は)、これで幸せだ」と思ってくれることでしょう。いい大学に行って、いい会社に行ったとしてもね、何かにぶつかって閉じこもったとしたら?「そこまでは親の価値観を見事に果たしてくれたけど、この先、どうすんねん!」みたいな子が、山ほどいる。―― もしもそうなってしまったら、どうしたらいいんですかね?木村:何かにぶつかったとしても、その子が自ら、「自分がやっていることは、自分にとってためになることなんだ。幸せなことなんだ」と思えば、なんとかなると思います。どんないい大学に行っても、「自分の意志に反している」「やらされている」と思ったら幸せではないはず。大事なのは、子どもが自ら選択するということです。―― 考えとしてはわかるのですが、「そこまでユルくはなれない」という抵抗感があるのですが…木村:親も、ただ子どもを放っておくだけではだめです。子どもが自分でした選択を後悔しないように、いろんなアドバイスをシャワーのように入れてあげる。「大学卒業するのとしないのとでは、変わってくることもあると思うで」「大学で得た経験が、社会に出て役立つこともあるで」と、親は情報のシャワーを浴びせたらいいんです。そして、最後に一言「ま、大学、行きたくなったら、いつでも行けばいいやん」という可能性を言ってあげれば、子どもは迷わず自分の道を選べるでしょう?周りに動かされたわけではなく、すべては自分が決めたこと。それを自分の力でやる。失敗しても落ち込まなくていい。やり直せばいい。この生き方を身につけさせる。それが、学歴がどうのとか会社がどうのとか言う前に、一番大事な力なんです。今回は、ここまで! この記事は木村先生の取材の、ほんの一部分だ。また機会があれば、ぜひこの続きも書いてみたい。■次の世代に必要な教育ところで、この記事を書いている私は今、3人の男児を育てている母親で、長男は高校1年生、次男と三男は小学校6年生の双子だ。彼らを育てながら漠然と「学歴なんて、もはや、ほとんど意味がないのではないか?」とか「これからは生きる力が必要だ。その力って、どうすればつけてあげられるんだろう」そんなことは考えてはいるが、いかんせん「次の世代に必要な教育」の具体的な姿が見えなかった。見えなかったからこそ、「今の教育」にしがみついてしまっていたのかもしれない。けれども今回、木村先生の話を伺って、その姿がようやく見えてきた気がする。木村先生の実践されてきた教育こそ、これからの日本にとって必要な教育だと感じている。たとえるなら、「あっちに、行けばいいんだ!」という未来の灯のようなものだ。今後、この灯りの姿を私自身がもっともっと知りたいし、ほかの親御さんたちともシェアしていきたいと思っている。■今回取材にご協力いただいた木村泰子先生の著書 『大人がいつも子どもに寄り添い、子どもに学ぶ!「みんなの学校」流 自ら学ぶ子の育て方』 (木村泰子・著/小学館 本体1,500円+税)
2016年11月12日生涯を共にするパートナーや、自分以上に大切な我が子。最も愛する彼らだからこそ「違う価値観でも全て受け入れたい」と思うもの。とはいえ「相手の気持ちが理解できない…」なんて悩んでいませんか。理解できないあなたは、それが正解。たとえパートナーでも我が子でも、違う価値観を理解したり、受け入れる必要はないのです。自分を押し殺すのが本物の愛情?「相手を理解したい、受け入れたい」と思う気持ちはとてもステキですし、自然な感情でしょう。愛情が強くなるほどそう思いますよね。とはいえパートナーも我が子も結局は他人。性格・価値観・趣味嗜好は違って当たり前ですし、「違う相手を理解できるか、受け入れられるか」というと難しく、ほぼ無理です。それは「受け入れよう」とすると必ず自我が出てくるから。たとえば朝食はパン派のあなたに、ご飯派の夫の場合。夫のために和食を作り続けたとしても、「和食って作るの大変だし、朝から重いんだよね。美容のためにも軽くパンとフルーツで済ませたい」という自分の気持ちはいずれ出てきます。「そんなの本当の愛情じゃない」なんて意見も出てきそうですが、自分の気持ちを押し殺し、相手に従うのが本物の愛情でしょうか。お互いが自分らしく生きるのを見守ることこそ、本物の愛情だと私は感じています。最初は相手を受け入れようとしても、必ず自分の気持ちが出てきて、受け入れられないと悩むことになるのです。「受け入れる」の主役は自分、決定権も自分では、なぜ愛する相手なのに違う価値観を受け入れられないのか。それは「理解しよう、受け入れよう」とする時点で「自分本位」になっているからです。理解や受け入れるという行為は、相手を思っているようで、実際は「自分というフィルター」を通して行われます。あくまで主役は自分、決定権も自分。そこに違う価値観を通せば、どうしても自我がストップをかけます。相手を理解しようとして悩み苦しみ、「やっぱり理解できない!」となるのですね。見守り、信じようほんとうに相手のためを思うなら、「見守り、信じる」しか私たちはできません。見守り、信じる行為は、自分フィルターを通しません。相手のありのままをそのまま尊重することになります。これもまた難しいことではあります。つい口を出したくなっても、自分は何もできないからです。一見「諦め」にもみてとれるでしょう。ただ「諦める」とは仏教用語で、「明らかに見る」という意味。結局はありのままの相手を見守り、信じるのが本物の愛情ではないでしょうか。見守ることは相手のためだけでなく、自分のためにもなります。先ほどの例のように、無理して自分を押し殺す必要もないからです。自分も相手も、その人らしい人生を100%生きるために。「見守る」訓練を今から少しずつ始めてみませんか。ライター:宮野 茉莉子
2016年09月01日保育園に預けることに対する世間の意見は賛否両論。たしかにマイナス面もあるかもしれませんが、いいこともあるんです!!保育園にお子さんを預けることで悩まれている乳児のママさんに、プラス面を再確認して前向きになってほしい!!ということで、「保育園はかわいそう」と言われることに悩み苦しんでいるママさんの気持ちが軽くなるエピソードをご紹介します。今回は保育園に通ったことで子どもの価値観が広がったエピソードです。「「保育園はかわいそう?」そんなことないと思えるエピソード集」バックナンバー第1回:保育園は子どもが初めて「年齢のちがうお友だちから学ぶ」場所第2回:保育園で 「たくましい先輩ママに学ぶ」ことがあるママの知らないお歌も唄えるようになる子どもってうたうのが好きですよね。うちの子はことばが話せるようになる前から、保育園の帰り道に「●×△○~♪」と何かを唄っていました。はっきりしない造語だったのが、みるみるうちにことばになっていき、あるとき「いーおーまいまい、いーおーまいまいー、とんとんとんっ」と発音したときの感動は今でも忘れられません。うちの子はそれをきっかけに、どんどん他のお歌もうたうようになりました。洋楽を聴いているとしゃべれるわけじゃないのに英語を覚えていることがあります。中学校の英語の授業でビートルズやカーペンターズの歌を唄ったという人も多いと思います。音楽にのせるとことばの習得が早くなるような気がしませんか!?子どもも同じように、音楽に合わせてことばを習得しているのかもしれません。あっという間にレパートリーが増えて、それとともに発音がしっかりしていきました。保育園に行かさずにひとりで子育てをしていたら、どうしても同じようなお唄ばかりを聴かせてしまいます。保育園に行くことで、昔ながらの動揺から流行の幼児曲まで幅広く耳に触れることができるようです。ママのチョイスとはちがう絵本に触れる子どもに読み聞かせる絵本にこだわっている人は多いと思います。絵本は子どもにとってまだ知らない体験を、物語を通して学ぶ大切な機会です。「やさしい子に育てたい」「道徳を教えたい」という想いで、少しでもいい絵本を読み聞かせたいと思いますよね。それはいいことなのですが、どうしてもママの価値観にしばられがちになってしまいがち。絵柄も気づけば似たり寄ったりになりがちです。保育園には流行のものからスタンダードなものまで、絵本のレパートリーがさまざまです。「わたしなら絶対に買わないな」という絵本もあります。お金を出して買うほど自分の価値観と合っていない絵本も、子どもにとってはすべてが刺激になります。ママのチョイスとはちがう価値観に触れることで、新しい世界を与えることができるのです。家族や親しい友人のコミュニティ内で子育てをしていると、どうしても似たようなモノに囲まれて育ってしまいます。それは安心でいいことではありますが、保育園では先生の人数だけ多種多様な価値観に育てられます。ママとは違う価値観に触れることがいい刺激になり、学びにつながるのではないでしょうか。「「保育園はかわいそう?」そんなことないと思えるエピソード集」バックナンバー第1回:保育園は子どもが初めて「年齢のちがうお友だちから学ぶ」場所第2回:保育園で 「たくましい先輩ママに学ぶ」ことがあるライター:金延さえ
2016年08月17日キャリアや仕事に関する価値観が大きく変わるなか、ぜひ読んでおきたいのが、る『WORK MODELS 世界で働く日本人から学ぶ21世紀の仕事論』(太田英基著、いろは出版)。世界を旅しながら「サムライバックパッカープロジェクト」という試みを通じ、世界を舞台に奮闘する人たちと出会ってきたという著者が、新たなワークスタイルを実践する13人にスポットを当てた書籍です。その根底に根ざすのは、「世界と時代の最先端で働く彼らの仕事観やキャリア観には、これからの時代を生きていく日本人にとっての多くの学びがあるはずだ」という思い。そもそも著者本人がグローバルの「グ」の字も持たないような、「海外」や「世界」という言葉とは遠い場所で生きてきた人間だったと言いますが、だからこそ、「彼らの生き方からは、きっと多くのものが学べるはずだ」と確信しているのだそうです。きょうはそのなかのひとり、Amazonブラジルでプロダクトマネージャーを務めているという石丸浩司さんのケースから、年齢に関する2つの質問をピックアップしてみましょう。妻と子ども3人を残し、40歳でブラジルに単身赴任したという人物です。■1:転職のデッドラインは何歳でしょうか?石丸さんは、35歳までに転職を経験しないと、とても環境の変化にはついていけないと考えていたのだそうです。なぜなら、新しい職場に対応する能力は、年齢とともにどんどん低下していくから。また同時に、「unlearn(アンラーン=過去に学んだことを壊す)」には年齢の限界があるともいいます。著者が35歳で転職したコンサル会社では、徹底的に経験や実績を「ゼロ」にするように仕込まれたのだとか。なぜなら、「昔はこうやっていたんで、こういうのがいいと思います」「私の経験上、こういうのがいいと思います」といったことは、コンサルの世界では通用しないから。そして、いまブラジルという異国の地でどんなことにも対応できているのは、35歳で「unlearn」の機会があったからだといいます。また注目すべきは、Amazonもほとんどの社員が35歳以下で転職してきているという点。それを踏まえたうえで著者は、世界的に見れば「日本は転職をしなさすぎている」と指摘します。清い転職であれば、それはキャリアを形成するうえでとても重要なステップだというのです。ただし、日本でキャリアを積むうえでも、ひとつだけ重要なことがあるとも主張します。それは、35歳までに転職経験を持つこと。次の職場が海外であるか日本であるかは関係なく、35歳を超えても転職のないキャリアでは、新たな職場で成功するためには苦労が多くなるというのです。■2:40歳までのキャリアをどのように描いてきましたか?40歳までのキャリアをどう描くべきか?この点については、ポイントが2つあると石丸さんはいいます。まずひとつは、「自分のものさしはなにか」ということ。もうひとつは、「自分の給料は自分で決める」ということだとか。石丸さん自身は、キャリアを描く際には、直感ではなく、ものすごくいろいろな選択肢を考えるのだそうです。そのとき忘れてはならないのが、「自分のものさしはなんだろう?」ということ。たとえば、それまで勤めていた公団を辞めてコンサルに転職する際、「お前は残っていれば20年後には社長になれるのに」と多くの人にいわれたのだといいます。ところが、20年後に社長になるということは、自身の価値基準(ものさし)においては高いものではなかったというのです。そもそも、20年後に会社があるかどうかもわからない。だったらそれよりも、別の可能性にかけることを選んだというわけです。一方の「自分の給料は自分で決める」は、当たり前のようで、しかし日本人があまり意識できていない点だと指摘します。大学の同期で公務員として働いている人と話すと、来年の給料がどうなのかをすごく心配しているのだそうです。公務員の場合、翌年の給料は人事院の勧告で決まりますが、キャリアを自分でしっかりと描くことができれば、自分の給料を自分で決めることは可能。もちろん実際は自分が決めたり、自分で交渉したりするわけではありませんが、いまの職場の待遇に満足できないのであれば、他に移ればいい。つまり、「いつだってもっと高いところにステップアップすることを選べる」という意味においては、自分で給料は決められるということになるという考え方です。そして給料だけではなく、海外に住むかどうか、はたまたいつ帰ろうかなど、さまざまな選択もまた、自分で決められるということです。*こうした考え方からもわかるとおり、本書に登場する13人の生き方には、ひとつの共通項があります。日常的に世界と対峙しているからこそ、揺るぎない自信を身につけているということ。そしてそれこそが、本書の提示する「ワークスタイル」の本質なのかもしれません。だからこそ本書は、読者の知的好奇心を強く刺激してくれることでしょう。(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※太田英基(2016)『WORK MODELS 世界で働く日本人から学ぶ21世紀の仕事論』いろは出版
2016年07月22日昔から「十人十色」と言うように、人の数だけそれぞれの個性や価値観があります。だからこそ、ママ友と関わって行く中でも違和感を感じたり、「合わないな」と感じたりしてしまうのは当然のことです。とは言っても、思わず「なんでそうなるの!」と憤りを感じてやるせなくなることもありますよね。そこで今回はストレス発散も兼ねて、保育園・幼稚園に通うお子さんをお持ちのママたちに、ママ友との価値観の違いを実感したエピソードについて語ってもらいました。●(1)食べ物や飲み物のシェアはアリかナシか『うちの保育園では、感染症の予防のために、食べ物や飲み物のシェアを禁止しています。でも、近所のママさんとそのお子さんと近所に出かけたとき、うちの子が食べていたものやジュースを「一口ちょうだい 」と言ってきたんです。子どもは日頃からのしつけで「ダメ」と答えましたが、「一口くらいいいでしょ、うちの子のもあげるから」と言って聞きませんでした。私から、ダメな理由を説明しても、「神経質すぎ!そんなこと言ってるから子どもが弱っちくなっちゃうんだよ! 」と抗議してくる始末。あれは困りましたね。結局、あげましたけど、向こうのはもらいませんでした』(20代/1児のママ)●(2)子どもの声は騒音か否か『うちにママ友とその子ども数人を招いてホームパーティーをしていたときのことなんですけど。子どもたちがはしゃいでいて、注意はしていたんですが、わりと騒がしくなってしまっていたんです。そしたらマンションの下の階に住む年配の女性がやってきて、「うるさいので静かにさせてください」と注意されてしまいました。その後のママ友たちの言動に唖然。「何あの人?おかしいんじゃないの?」「うるさいって言われるほどじゃない よね」「気にしちゃダメよ」なんて、注意しに来た女性を非難し始めたんです。私は、「いや、けっこううるさかったと思うよ?」「子どもの声って響くし、周りは騒音に感じるもんなんだよ」と言ってなだめ、子どもたちを注意しましたが、それ以来なんだかおかしな空気に……』(30代/2児のママ)●(3)叱らない育児を勘違い『幼稚園でできたママ友と子どもを連れてちょっとお出かけしたとき、電車に乗ったんです。そのとき、ママ友のお子さんが靴を履いたまま電車の座席に乗って、窓から景色を眺め出して……。それでも全然叱ろうとしない姿に、ヤキモキしてしまいました。その後も、ママ友は子どもが公共施設で騒いでも走り回っても全く叱ろうとしなくて。うちの子にも悪い影響がありそうだったので、「注意しないの?」と聞いてみたら、「うちはのびのび育ってほしいから、叱らない育児をしてるの 」って。叱らない育児の意味を勘違いしてますよね』(20代/1児のママ)●(4)金銭感覚がおかしい『下の子の保育園で仲良くなった専業主婦のママ友がいるんですが、だんだん価値観の違いから距離を置くようになりました。うちは共働きで、けして裕福ではないけれど、そこそこ経済的に余裕があります。とはいえ、子どもが高価なオモチャをねだっても、お誕生日やクリスマスなどの特別な日にしか買いません。でも、そのママ友は子どもが「欲しい」と言えばポンポン買ってしまうんです。よほどお金に余裕があるんだろうなと思っていたら、毎月赤字なんだとか……。しかも、足りない分はおじいちゃん・おばあちゃんからもらっている とのこと。ビックリしました』(30代/2児のママ)----------いかがでしたか?私が子どもの時代には、「一口ちょうだい」は当たり前のように行われていましたが、今はダメなんですね。子どもの教育や金銭感覚については他人事なだけに何も言うことはできませんが、あまりにその価値観が違うと、やはり友達関係を維持していくのはストレスがたまってしまうでしょう。無理して付き合い続けても疲れるだけなので、適度に距離を置いて、できればあまり関わらないようにしたほうが身のためかもしれませんね……。●文/パピマミ編集部
2016年07月21日恋人同士では気づけなかったことも、夫婦になると気づくものがあります。意見や考え方の食い違いが目立つようになり、やがてお互いの価値観がズレていることに気づくのです。育った環境も経験も違う男女が出会い結婚するわけですから、完全に価値観が一致することは難しいでしょう。しかし、あまりにも価値観が合わなければ様々な場面で支障が出ます。「コミュニケーション」「食の好み」「金銭感覚」「ライフスタイル」など一緒に生活していくうえで価値観の違いが生じると、結婚生活を継続できなくなる大きな問題に発展するからです。■離婚の3大要因とは?離婚裁判において最も多い理由が「性格や価値観の不一致」。次に「DV」、その次が「浮気」や「金銭問題」となっています。(裁判所の統計)【夫に対する妻の離婚理由】1位 性格や価値観の不一致2位 パワハラ・肉体的なDV3位 浮気4位 カジハラ・モラハラ5位 生活費を払ってもらえない結婚する前に見抜けていればそんな男性とは結婚しなかったでしょうし、ストレスを抱えることもなかったはず。とは言っても、簡単に見抜くことができないから厄介なんですよね。そこで今回は離婚理由として最も多い「価値観の不一致」について、どのような“ズレ”を確かめておくべきか具体的にチェックしていきたいと思います。■価値観のズレ その1 <金銭感覚のズレ>ユタ州立大学の研究によると、お金のトラブルで7日間に1回ケンカする夫婦はケンカしない夫婦に比べて離婚する確立が30%も多いことが判明。恋人同士のときはそれぞれ個人で管理しているので大して気になりせんが、結婚すると直接生活に関わってくる問題となります。そのため、結婚する前の段階で彼の金銭感覚に狂いがないかをチェックし、金銭感覚にズレがないかを注意深く観察しておく必要があるでしょう。 ■価値観のズレ その2 <食生活のズレ>食の好みや食べ方など、食生活でズレを感じるのも価値観の不一致に当てはまりますね。いつも顔を合わせて食事するわけですから、金銭感覚のズレと同じくらい重要な問題。たとえば食べ方が汚い、マナーが悪い、好き嫌いが多いなど一緒に食事をしていてストレスになると、状況が悪化すれば同じ空間にいるのが苦痛になってくるわけです。すでに食生活の違いを感じているようなら、今のうちに改善しておきたいところ。結婚してからでは手遅れになってしまい、夫婦の間に溝を生むおそれもありますよ。■価値観のズレ その3 <協力性がない>協力的じゃない男性との結婚は、正直なところ疲れます。まったく家事や育児を手伝ってくれないとなれば、毎日の生活でストレスが溜まるのは確実です。もし共働きなら、さらに事態は深刻ですね。小さなことでも頼みごとをしたら積極的にやってくれる彼氏か、せめてそのくらいはチェックしておきましょう。明らかに非協力的で「自分でやれよ」というような態度を見せる男性であるならば、結婚後も家事に協力してくれない可能性が高いです。価値観のズレを放っておくといずれ大きな壁となり、そのまま結婚すると離婚理由になるおそれもあります。特に、金銭感覚のズレや協力性がない男性には要注意。「大丈夫! 結婚したら直るよ」なんて安易に考えていると痛い目に遭います。注意深く彼を観察してみると、今まで気づけなかったいろんな“ズレ”に気づけるかもしれません。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか。
2016年06月21日恋人が別れてしまう第一の理由は、今も昔も「価値観の相違」ではないでしょうか。実際に付き合ってみて、あるいは一緒に住んでみて、「こんな人だとは思わなかった」と後悔するのは、最初のころは「価値観の違い」が見えづらいから。でももし考え方や大事にすることがぴったり合う、まさにソウルメイトと呼べる相手を見分ける方法があるなら、知りたいですよね。占い師・波木星龍氏に占星術の観点で訊いてみました。月、金星、水星の配置が似ている相手を探そう占星術で「価値観」をつかさどる一番のポイントは、お互いの「太陽」の位置とその太陽が他の惑星と作る特定の「角度」にあります。また、それ以外にも日常の感じ方を表す「月」、愛し方を表す「金星」、考え方を表す「水星」…これらの惑星が、あなたと相手のホロスコープを重ねあわせたときに一致していれば、それは価値観を共有しながら生きていくことができる「ソウルメイト=魂の伴侶」の証でしょう。もっとも簡単な見つけ方は?詳しくホロスコープを見ていくのは少し難しいかもしれませんが、もっとも簡単にソウルメイトを見つけるとしたら、それは「同じ生年月日」の相手を探し出すことです。ホロスコープは生まれた時の惑星の配置ですから、誕生日が同じであれば当然似てきます。日付が一緒の場合、移動速度の早い「月」以外は大体同じ位置になり、同じ価値観や同じ愛し方、同じ考え方を共有できるようになります。ただし出生時間が異なると「月」の位置は動くので、日常生活の感じ方だけは違ってくることもあります。なので同一生年月日だからと言って全て同じ価値観ということはもちろんありませんが、近しい考え方を抱くことは間違いありません。同性同士でも親友となりやすい組み合わせです。職業の分野が似ている男女の場合は、「日常そのもの」が似ているので、よりソウルメイトとなる確率が高くなります。具体的なカップルを例に見ると分かりやすいでしょう。ケース① 益若つばささんと深瀬慧さんの場合少女達のファッションリーダーとして一時代を築いた益若つばささんと、バンドSEKAI NO OWARIのボーカル深瀬慧さんは、生年月日が同じだけでなく、血液型もB型で一緒。そして2人とも「過去の愛」を引きずっていません。2人の愛の惑星「金星」は、魂の絆を表す「ドラゴンヘッド」と特別な角度を作っているため、もともと運命的な恋と縁があるタイプ。そして、ともに水星が冥王星と一体化しており、「新たなもの」を生み出すことに意欲的です。ただ、月が海王星と90度の角度を作っているので、情緒的に不安定な要素を持ち、愛に義務感が芽生えてしまうと長続きしません。ケース② 井山裕太(囲碁6冠)さんと室田伊緒(女流二段)さんの場合囲碁で6冠を達成したプリンスと、将棋で女流二段のカップル。2009年に知人を通じて知り合い、同じ生年月日ということで縁が深まり、2012年に結婚されました。けれど、どちらも人気者ですれ違いが多く、2015年末に離婚。ともに「忙しすぎる」ということで、ソウルメイトにおける「親友」に戻ったようです。この2人の場合、水星や金星が他の惑星とたくさん「角度」を作っており、「頭脳ゲームの世界」に大変向いていると言えるでしょう。また、どちらも仲間を大切にする星の配置なので、若い世代を囲碁や将棋の世界に「目覚めさせる」役割を果たすことになりそうです。ケース③ 綾辻行人さんと小野不由美さんの場合推理作家として活躍する綾辻行人さんと、ホラー小説家・小野不由美さんは、1日だけ違った生年月日を持っているカップルです。この場合もホロスコープは似てきます。2人の場合、若くして同じ小説サークルで知り合い、学生結婚をされています。ともに水星と天王星が120度の角度を作っているため、独創力が必要な推理作家に向いていますが、不由美さんのほうが1日遅いので、月がその分移動して冥王星と180度の位置、つまりホロスコープで正反対の位置まで来ています。これは「ホラー色が強められる」配置です。実は、同じく推理作家として活躍している宮部みゆきさんも綾辻さんと同じ生年月日。この3人は、いずれも「ゲーム好き」としても知られていますね。同じ誕生日と言っても、そう簡単には見つからないかもしれませんが、もし出会えたらなんだか運命的だと感じますよね。その感覚は恐らく正しいのです。もちろん同じ誕生日というのは極端な例なので、綾辻さん×小野さんカップルのように1日違いでもいいでしょう。ポイントとしてはホロスコープが似ていて、鍵となる惑星の配置が近しい相手を探すこと。生まれ年が違っていても、そういう相手は存在します。詳しく調べてみたい相手がいる方は、『前世からの約束』で細かいホロスコープを見ることができます。2人の間にある運命の絆も占ってみましょう。~古今東西のあらゆる占いに精通し、確かな実績と実力を持つ本格占い師~波木星龍(なみきせいりゅう)鑑定暦30年以上、延べ5万人以上の鑑定実績をもつ本格占い師。古今東西のあらゆる占術に精通している。対面鑑定のほかに「正統占い教室」という占い教室を主宰し、数多くの有名占い師を生み出している。『占星学秘密教本』(魔女の家BOOKS)、『江戸JAPAN極秘手相術』、『神占開運暦』(八幡書店)など著書も多数執筆。
2016年05月13日夫の嫌なところに目がいってしまい、価値観を疑ってしまうときってありますよね。一緒に生活していれば当然のことです。しかし、一方的に拒否してばかりで相手を受けいれようとしないのは問題です。価値観が似ているとか、価値観が合うといった言葉を耳にしますが、夫婦にとって大切なのは価値観のすり合わせです。妥協したり受けいれたりして、お互いがもっている価値観を“夫婦のもの”にする必要があるのです。そのためには“風通し”が良くなければ成立しません。夫婦にとっての“風通しの良さ”とは、いったいなんでしょうか。■風のなかで夫婦を築く風格や風流という言葉を聞いたことがありますよね。これは、趣向や気品を表すときに使われる言葉ですが、本来の意味はちがいます。たとえば、風流の意味は、「迷いながら流されながら育つ人格」のこと。“どんな風のなかで生きてきたのか”で価値観がつくられ、やがて人間性となるのです。育った環境も積みかさねてきた経験も異なるふたりが、根本からわかり合うのは難しいわけです。でも、だからといって理解し合えなければ深い関係性やつながりは生まれません。夫に対し、あるいは友人や職場など人間関係のなかで、その人が“そんな風のなかで生きてきたのか”を知ろうとすることが大切なのです。受けいれることで理解することで、これまでとはちがった見方で相手と接することができます。そうして絆を深めていけば、円満な夫婦関係を築きやすくなるのではないでしょうか。■風通しを良くするには?夫婦の風通しの良さとは、“どんな風のなかで生きてきたのか”をお互いが理解し合える環境です。気軽に相談できる仲だったり、どちらか一方の考え方を押しつけない仲だったり、まずは相手の価値観を受けいれる姿勢をもたなければなりません。反対に風通しが悪い夫婦は、相談できなかったり考えのすれちがいでストレスがたまったりして夫婦のあり方を見失ってしまうもの。いまのふたりは、素直に話しあえる環境でしょうか? 何かあれば互いに相談しあえる仲でしょうか?そして、風通しを良くする一番の秘訣は、夫の変化に気づいてあげることです。ささいな変化や異変を感じたら、「どうしたの? 悩みがあったら相談して」と、その一言があればOKです。相談してくれない、話しあわない、考えがバラバラなど、夫に対して価値観のちがいを感じている女性は、この機会に風通しの悪さを見直す必要があるかもしれませんね。
2016年04月25日どういう調査結果を見ても、たいてい「離婚の理由」のトップにあがっているのは「性格の不一致」とか「価値観の相違」です。その「価値観の相違」って、具体的になにを指しているのか?結婚前に知っておくと、結婚後に「価値観」が彼と違わなくて済む・・・・・・こういうことも言えるかと思います。価値観が違うってどういうこと?というところから見ていきたいと思います。■価値観の相違とは?たとえば、夫婦で、お互いの両親の介護に対する価値観が違うから離婚することになった、というケースもあります。ある芸能人のように、妻がせっせと外にはたらきに出るので、旦那は妻の両親の介護に専念してください・・・・・・なんてことには、一般人はなかなかならないでしょうから、夫婦で介護をめぐって価値観にズレが生じます。*あるいは、夫婦どちらかにほかに好きな人ができた、という生々しい事実を、世間にうまく隠すために「価値観の相違」という理由をうまく使っている人もいます。でも、おおかたのケースは、これも生々しい話ですが、男の稼ぎがよくなって、男のほうは精神的にワンランク上のステージに行ったけど、奥さんのほうはその旦那の価値観についていけないとか、あるいはこの男女逆のパターンとか、そういうことが、じつのところ多いのではないかと思います。ほら、よく芸能人の離婚で、「価値観のちがい」を理由にしていることがありますが、よ~くその夫婦を見たら、どちらかがブレイクして収入が上がった、ということって、ありますよね。あるいは、どちらかが仕事が激減したとか・・・・・・。■そもそも「価値観」とは・・・人の価値観って、じつのところ、経済活動とすごくリンクしています。今月のお給料日まであと1,000円しかないときと、お給料が入った直後では、気持ちがまったく違いますよね?おなじようなことが、夫婦生活においても言えるものです。人生はなにもお金がすべてではないけれど、お金がある・ない、というのは、人の気持ちや夫婦の関係を大きく変えます。だから、夫婦において「価値観が一緒」というのは「お金に関する価値観が一緒」ということで、この「お金に関する」ということが、世間では省略されて言われている、ということは、知っておいて損はないかもしれません。もちろん夜の夫婦の営みにおける価値観の相違というケースもありますが、これはなかなか裁判所が「はい、わかりました」と認めないケースが多い。■彼氏の(旦那の)お財布を握ってしまえ!旦那がブレイクして一夜にして大金を手にしたという芸能人の場合、その奥さんが、旦那のお金をしっかりと管理していたので、離婚ということにならなかった・・・・・・こういう芸能人だって、何人か想像できますよね?*夫婦といっても他人です。他人のお金に首をつっこみすぎるのも品がないかなあと、少々ビクビクしていたら、価値観なんて一夜にして合わなくなってくるものです。お金の問題という、すごくデリケートなところに、どんどん足を踏み入れる。こういう態度を、彼女として(妻として)貫き通せるのであれば、価値観の相違で離婚、ということは、かなりの確率で避けることができるのではないでしょうか。*旦那のDVなどのように「明らかな」理由による「価値観の相違」以外は、たいがい「お金に関する価値観の相違」でしょう。愛はお金では買えませんが、価値観の相違という溝は、札束であるていどは埋めることが可能なのでしょう。それくらい、人の精神衛生と経済活動は、リンクしているのでしょう。(ひとみしょう/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年02月19日みなさん、こんにちは。ライターの神野悠です。みなさんは、これだけは譲れないという価値観や趣味はありますか?たとえ付き合う人であっても干渉してほしくない!って思う領域はありますよね。そしてそれはもちろん、男の子も一緒です。今回は、男の人が「この価値観はあってほしい!」と思う感覚についてご紹介したいと思います。■1.会う頻度、連絡をとりあう頻度「毎日連絡して、っていう子はちょっと厳しいかもしれないですね・・・。最初の内は大丈夫だろうけど、そのうち連絡するのが義務になってきそうです・・・」(24歳/会社員)デートの回数や、一日の連絡の回数はシビアな問題ですよね。毎日会いたいのに彼が1週間に一度でいいやって思っていたら喧嘩のもとになりますし、もちろん逆もまた然りです。お互いにストレスにならないように、ここの価値観を重視する人は多いようです。■2.金銭感覚「どっちが出すか、とかではなくて、どんな物にどのくらいお金を使うかっていう所です。衝動買いする子も嫌ですけど、あまりにも財布の紐が堅い子も合わないだろうな・・・って思うので」(27歳/金融関係)自分がもっている趣味にも関わってくる問題かもしれませんが、「それにそんなに出すの!?」と思うような人とは、確かに金銭感覚は合わないかもしれません。奢る、奢られるという関係だけではなく、どんなものにお金を使い、逆にどういうものに使わないのか、という感覚に、男の子は興味があるようですよ。■3.お酒やたばこ「別に飲めとか吸えとかは言いませんけど、こっちが飲んだり吸ったりするのを放っておいてくれる感覚は持っていて欲しいですよね。それに対してがみがみ言う人は友達までです」(23歳/学生)身体に悪いから、匂いが好きじゃないからと、やめるように言うのは効果なしです。自分のお金で、自分の好みでやっていることに口出しされたくないと思うのは当然ですよね。無理に付き合う必要はもちろんありませんが、受け入れる度量の大きさも持ち合わせましょう。■4.清潔感「清潔感が合うのって大事な気がします・・・。食べ方とかも含めてですけど、例えばどの程度まで部屋が汚くても大丈夫か、とか!汚すぎるのもだけど、綺麗好きすぎる人ともたぶん合わないんで(笑)」(21歳/大学生)みなさん、自分の部屋は今すぐ人を呼ぶことができますか?呼べないという方は少し注意が必要かもしれません。普段の暮らしぶりがあまりにもかけ離れている人とは付き合えない、という意見は多かったです。ごちゃごちゃした部屋で普通に過ごしてしまっている人は、恋愛運を遠ざけているかもしれませんよ・・・。■5.最低限の教養「頭が良い悪いではなくて、常識のレベルが合って欲しいなとは思います。あんまり話がかみ合わないとやっぱりつまらないし、ストレスもたまっちゃうので」(23歳/公務員)男女共に感じることかもしれませんが、常識のない人を素敵だな、とは思わないですよね。個性的だとしても、最低限の教養は持っておくべき、ということでしょうか。ニュースやトレンドには、アンテナを張っておくようにしましょう。■おわりにいかがですか?女性の方からも納得できる項目がほとんどだったのではないでしょうか。女性が求めることを、男性も求めるかもしれない、と考えるとヒントになるかもしれませんね。(神野悠/ライター)(ハウコレ編集部)(藤田富/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2016年02月13日男女にはいろんな違いがありますが、男女の恋愛観の差も大きいですよね。とくに、男性の方がどちらかというとすぐに結婚とかしたくなってしまうタイプが多くて、女性にはゆっくりじっくりと相手を見極めていきたいというタイプが多いような気がします。これは一例ですが、他にもいろんな差があります。ですので、「私の本音をわかって」というつもりでカレに正直にあなたの恋愛観を話しても、「そんなのあるか!」と一蹴されてしまうかもしれません。どうせわかってもらえないなら、はじめから話さない方がマシでしょう。ということで今回は、女性の方々に「カレには絶対にわかってもらえない恋愛観」について、経験を元にお話いただきました。■1.「結婚までは自由に恋愛」「寛容そうなカレだったけど、私が『結婚するまでは、お互いにいろんな人とデートしたりして青春楽しもうよ』みたいなこと言ったら、『浮気したいだけだろ!俺のこと好きじゃないってことじゃん』って言われた。浮気したいとかそういうことじゃないんだよなー・・・・・・」(公務員/24歳)男性には、「一夫多妻」的な考えを持つ人が多いですから、それこそ「自分は浮気したいけど、彼女には絶対にさせない」という自分勝手な人が多いです。「俺も浮気なんてしないから君もしないで」という男性のみならず「俺はしたいんだよね」という男性すら、この価値観は理解してもらえないと思います。■2.「結婚は徐々に考えていくもの」「カレが結婚結婚うるさいから、『今は正直考えてない。何年か付き合ったら、そのうち意識していけばいいじゃん』って言っても理解してもらえなかった」(ウェブ系/26歳)この女性は、さらに「結婚考えずに付き合ってるってことは、別れるつもりで付き合ってるってことだよな?」とまで言われてしまったそう。うーん、全然そういうことじゃない(笑)。逆に、付き合ってまだ少ししか経ってないのに結婚を強く意識できてる方が理解できませんよね・・・・・・。■3.「自分の時間も大切に」「私の彼氏、いつどんなときも私といたがる。男子って、いつでも彼女と一緒にいないと気が済まない人多いよね。今までの人もそうだった・・・・・・」(私学教員/24歳)これはもちろん個人差はありますけど、たしかにそういう男性は少なくない気もしますね。休日全部返上で、彼女と過ごしたいみたいな。大切な人とは、どれだけ一緒に過ごしても満足することはないんでしょうね。■4.「一回別れて考えることも大事」「男子ってすぐに答えを求めるよね。『一回離れて考えよう』みたいに言っても、『今決めて』とか言ってくる。離れて気づくこととかって絶対にあるのに」(フリーランス/34歳)彼女をつねに自分の「物」にしていおきたいと思う男性なら、これを理解するのは難しいでしょうね。そのまま彼女がどこかに行ってしまうのが怖いのでしょう。そのままだとどこかに行ってしまいたくなるからこそ、一度距離を置いてもう一度「この人はやっぱり大切」って思いたくなるのにね・・・・・・。■おわりにもちろんこれらはあくまで傾向ですから、これらを全部理解してくれる男性もいるはず。しかし、束縛が強かったり、自分が彼女よりも「上」でいたいと思うようなタイプの男性には、これらはほぼ確実に理解不能でしょう。こういう価値観はもちろん大切なもの。ただ、それをあえて言わずに心の中に置いておくのも、上手なお付き合いの仕方かもしれませんね。(吉沢みう/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年01月26日深夜2時。僕は、中国人のジャックと、インディラ・ガンディ国際空港で送迎車が来るのを待っていた。日本からインドに行こうと思うと、深夜着の便しかない。インドで一番やっかいなのがこの深夜着問題。交通手段がタクシーしかないので、乗らざるを得ないのだが、目的の宿に連れて行ってもらえないのだ。必ずツーリストオフィスに連れて行かれて、高額のツアーを申し込まないといつまでも宿には辿りつけない。仕方なくバックパッカーは、朝まで空港で過ごす。インドは女性のひとり旅が圧倒的に多い。彼女たちが空港で朝を待つ光景を眺めながら、僕はタバコを吸い、不思議な気持ちで送迎車を待つ。ホントは僕もあっち側だったのだ。ひとり旅のほうが出会いがある僕は7年前、休暇を利用してひとりでインド旅行に出かけた。成田発、北京経由、ニューデリー行き。北京での乗り継ぎでひとりの中国人青年と出会った。僕が読んでいた小説を不思議そうに眺めながら、それは誰だい?と話しかけてきたのだ(ちなみに読んでいたのは舞城王太郎のディスコ探偵水曜日)。向こうは英語ペラペラで、僕は英語が苦手。彼の話を必死に聞き取り、質問を投げた。彼はジャックと名乗った。中国の天津生まれで天津大学を卒業したあと、中国のIT企業としては最大手になる華為(ファーウェイ)という会社に就職した技術者で、年齢は26歳。メガネをかけていて、細身の体。見た目は日本人とあまり変わらない。インドにある支社で3ヶ月間開発を行うためにムンバイに行く予定だが、その前にデリーで打ち合わせがあるためにこの飛行機に乗ったということだった。年齢も比較的近かったので(このとき僕は29歳だ!)なんとなく波長があった。とりとめのない話を続けていると「今日のホテルはどこなんだ?」と彼が聞いて来た。僕は、ホテルは決めてない。デリーの街に出てから適当に探すと答えると、凄くびっくりしたようだった。「それは危ないよ。よかったら、僕の社宅の部屋にひとつ空きがある。そこに泊まればいい」と彼は言った。僕は渡りに船と快諾し、深夜の空港につくと、路上で寝ているインド人をかき分け、送迎車が来る場所まで向かった。車はどんどん郊外へ走る。もやっとした熱気で街の灯がぼやけて見える。高速道路の標識には「グルガオン」の文字。そうか、僕はグルガオンに向かっているのか。インドの別の顔として知られIT系の企業が密集し、巨大スーパー、タワーマンションと、イメージのインドとはかけ離れた近代的な、まるで箱庭のような街。着くと巨大なマンションに入り、疲れていたのかすぐに寝た。郷に入っては郷に従え朝起きるとなんだか騒がしい。リビングに向かうと中国人が10人くらいいた。少しびっくりした。一人暮らしではなかったのだ。一部屋を借りて、そこでみんなで暮らしているとジャックは言った。ごはんはもちろん自炊。まるでタコ部屋じゃないか。最大手企業でも、現実はこのようなものなのか。ジャックは図らずも、僕に、インドと中国、ふたつの国の矛盾を見せてくれた。ジャックはそのことについてどう考えているんだろう。悲しいかな、僕の語学力ではどうにもならなかった。この、一見幸せで優雅な街に、どのような無数の物語があるのだろう。そんなことを考えながら、僕はいよいよ、本物のインドに出会うべく、ニューデリー駅に向かった。まずは朝食。近くのメインストリート、パハールガンジを歩いていると、日本人の女の子に話しかけられた。ひとりでバックパッカー的な旅をしているそうだった。朝食を一緒に食べることになった。しかし、カレーしかない。仕方なく、カレーを食べることにした。カレーと言っても日本のいわゆるカレーではない。ルーはサラサラしているし、ごはんではなくナンだし、日本のインド料理屋のインドカレーのほうが正直旨い。しかも、ハエが飛び交い、衛生的には最悪の店。郷に入っては郷に従えのふたりは、手で食べ、出てきた生水を飲んだ(これによって僕は腸チフスに感染し、日本で1ヶ月入院することになる、彼女は大丈夫だった)。ひとり旅に出て思うことは、圧倒的な女性の強さだ。騙されたら男はすぐ泣き寝入りするけど、女性は粘る。途中から合流した大学生の男子は、騙されて高額ツアーを買わされていたのだが、彼女が事務所に乗り込んで抗議し、解約することができた。おひとりさまというのはバイタリティが必要だ。誰に頼ることもできない。何も知らない海外、ましてやインドで。非日常で自分を捨てることができるからだろうか。男性は内弁慶でなかなかそれができない。そんな彼女たちは、間違いなくカッコいい存在といえる。このあと、僕は昼の電車でバラナシに向かうことにしていた。ガンジス河で有名な街だ。切符を買い、ホームで電車を待つが、時間が来てもまったく来る気配がない。それを見越して、弁当売りがホームを回り始める。乗せられて僕は一つ買ってしまった。サフランライスにちょっとしたカレー(またカレーだ)。ここはインドなんだ。電車が来ないのは当たり前。日本の価値観に縛られすぎては、インドに来た意味がない。1時間経過。来ない。2時間経過。全然来ない。3時間経過。やっと来た!電車に乗ると、隣の席のインド人がラジカセを持込大音量で音楽をかけて踊っていた。それを見て、僕はちょっとだけノッてみた。ゆっくりからだをゆらした。なかなか気持ちよかった。だってここはインドなのだ。絶対的価値観などこの世の中にはないのだ。Text/神田桂一
2015年10月23日恋愛は一時の我慢をすればいいけれど、いざ同棲や結婚を考えた時、“価値観”について考える機会が増えるのではないでしょうか。思いやりを感じるかどうかや食の好みなど、それとなく彼氏を探っている方も少なくないはず。そこで注意したいのは、実際に生活をしなければ気づく事の出来ない価値観の違い。今日はそんな違いの代表例をふたつご紹介します。1.「キレイ」の価値観一緒にくらしていると、よく言ってしまうのが「部屋をキレイにしてよ」なんて言葉。私も言ったことがあります。でも一向にキレイにならなず、イライラはつのる一方。しびれを切らしてもう一度「キレイにしてよ」と言うと「キレイにしたよ」と言われるのです。「どういうこと!? どこが!?」と問いつめると彼は「キレイに掃除をした」と。そうなんです。これこそ“キレイ”の価値観の差。どのような状態を“キレイ”ととらえているのかが全く違っていたのです。でもよく考えてみればキレイというのは、形が見えない抽象的なものですよね。そのため、彼とはどのような状態を“キレイである”とするのか、話し合っておいたほうが良いと思います。一日一回掃除機をかける、など具体的に設定するとベストです。2.「タバコ」の価値観喫煙者の方には、全くわからないであろうタバコへの価値観。私が以前おつきあいをしていた彼は、つきあうまで喫煙者だとは知りませんでした。しかしデートを重ねるにつれ、違和感を感じるようになってきたのです。買い物をしている時でも「ちょっと外す」と喫煙ルームへ。外食の時は喫煙席を選び、禁煙席しかなければ会話中でも席を外します。外を歩いていてもたびたび止まり…。喫煙をしない自分にとってはイライラ。友人も同棲中の彼が家で喫煙をし、壁紙は変色、タバコ臭もしみつき、ついに耐えられなくなり別れを選択したことがあるそう。大好きな相手とはいえ、自分が喫煙者ではないなら無理もない話。その時だけは我慢ができても、生活となれば続かないものです。しかしここでも“具体的に気持ちを伝える”ことで、事態は少し変わるはず。たとえば、「やっぱり煙が苦手だから、私の前では吸わないでほしい」「デートでは5回以上席をたたないでほしい。寂しいから」など。喫煙者の方には厳しい注文ではありますが、理由やあなたの気持ちが分かれば、きっと意識してくれるようになるでしょう。「なんとかなるでしょ」と軽く考える前に、お互いの生活を一度イメージして話しあってみましょう。
2015年09月28日TSトーキョーが運営するトーキョー女子映画部は31日、女性の価値観に関する調査結果を発表した。それによると、現代の女性は人間関係やお金を重視する現実的な価値観を持つ人が多いことがわかった。○恋愛より出世を優先同調査は、海外TVドラマ『デビアスなメイドたち』『ミストレス~溺れる女たち~』のDVD(デジタル同時配信)が2015年9月2日に発売されるのを機に行われたもの。有効回答は10代以上の女性241人。まず、一番の優先事項を尋ねたところ、「人間関係」が最も多く40.3%。以下、「お金」が22.8%、「出世・ステータス」が14.9%、「恋愛」が13.7%と続いた。究極の選択として、「愛があるけど裕福とは言えない結婚」と「お金はあるけど愛は足りない結婚」のどちらを選ぶかと聞くと、「愛があるけど裕福とは言えない結婚」は52.7%、「お金はあるけど愛は足りない結婚」は47.3%と、ほぼ拮抗する結果となった。「愛があるけど裕福とは言えない結婚」を選んだ理由としては、「お金があっても必ずしも幸せにはなれないと思う」(20代前半)、「お金は稼げるが、愛は相手との兼ね合い」(20代前半)といった声が寄せられた。一方、「お金はあるけど愛は足りない結婚」を選んだ理由としては、「現実問題、お金がないと愛もなくなると思うから」(20代前半)、「自分独りが貧しいのは耐えられますが、もし子供ができたら、子供にお金のことで辛い思いは絶対にさせたくないから」などの意見が見られた。
2015年08月31日別れの原因として「価値観の不一致」が多く挙げられますよね。「価値観が合わない」と言って別れを切り出す彼は、彼女に受け入れてほしい部分を受け入れてもらえなかったため「俺たちは合ってない」と判断したというわけです。お互いに相手を理解し、時には甘く見てあげて、「仕方ないなあ」と受け入れることが大切です!男性はどこを受け入れてもらえれば「最高の彼女!」と感じるのか。今回は、彼が甘んじて受け入れてほしいことをまとめてみました!■1.彼女の前だと甘ったれてしまうこと「友達の前だと弱音とか愚痴とかあまり言うキャラじゃないんだよね。家族になんて絶対に言わないし。だから、彼女の前では弱音吐いたり甘えたりしちゃうのを許してほしいな。唯一、全部吐き出せて癒される存在だからさ」(出版/24歳)普段友達といるときの雰囲気と二人だけの時の雰囲気が違ったりするのは、彼女にだけ気を許している証拠だったんです!そう考えると愛おしく感じますね。彼がいつも以上に甘えてくるのは、疲れていたりストレスがたまっていたりするとき。思いっきり甘やかしてあげましょう!■2.可愛い子探し「メイド喫茶の呼び込みの子とか、居酒屋の店員とか可愛い子いるじゃん?目で追っちゃうのは男の性というか、無意識というか・・・。」(22歳/学生)見るだけにとどまらず「あの子可愛い」なんて報告してくる彼もいますよね!それも逐一イライラしていたら、キリがありません。「男性だから仕方ない」と大目にみてあげることが出来れば丸く収まりそうです。彼も本気で言っているわけではないので、気にしないのが一番。ただ、時にはかわいくヤキモチ焼いてますアピールもいいと思います!■3.デートに費やせるお金が少ない「一人暮らしで、遊びに使えるお金が少ないからデートにあまりお金を費やせないんだけど、それでも「一緒にいるだけで楽しい!」って思ってもらえたら嬉しいな」(20歳/学生)毎日飲み歩いてお金がないというのならいただけませんが、真面目に生活していてお金に余裕がないのは仕方ないです。これは、グッとこらえるところですね!記念日も高級レストランをねだるよりは、お家でまったりささやかに、だけど楽しくお祝いできるように、ふたりで工夫してみるのも良いですね!■4.俺の好みにしたがること「わざわざ一緒に服を買いに行くなら、彼女の服は俺の好みにしたい!やっぱ自慢の彼女でいてほしいからさ!」(22歳/学生)ほしい服が合っても彼の好みの服でないと買えないなんて窮屈・・・。でも、彼女への愛故だと考えると、許せないこともないかも?彼の好みとはずれている服がほしいときは、彼と一緒に行かないことをお勧めします。どんなに説得しようと、自分の好みの服しか買わせてもらえないでしょうからね(笑)■おわりに彼女の前だと普段よりも、甘えたりわがままになってしまうのは彼女が特別な存在だからです。お互いをうまく受け入れ合うことが出来れば、今よりももっと仲の良いカップルになれますよ!(佐久間優/ライター)(大倉士門/モデル)
2015年07月16日オウチーノ総研はこのほど、20~69歳の既婚男女863名を対象に、「夫婦の価値観に関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査期間は7月3日~6日。○7割が「夫婦の価値観は一致している」と回答調査ではまず、「あなたとあなたの奥様・旦那様は、価値観が一致していると思いますか?」と質問したところ、「非常に一致している(18.3%)」や「まぁまぁ一致している(51.7%)」と回答した人は7割だった。この結果を、夫婦仲が円満な家庭と非円満の家庭に分けて比べてみたところ、「円満家庭」である人(725名)は、8割近く(79.9%)が「夫婦の価値観が一致している」と回答。対して、「非円満家庭(138名)」ではわずか18%。8割強が「夫婦の価値観が一致していない」ことが明らかに。非常に対照的な数値を示したことから、「価値観の一致」が夫婦仲に与える影響は大きいといえる結果となった。○夫婦円満に最も大切なのは「価値観の一致」か次に、「夫婦の『価値観の一致』は、夫婦円満のために最も大切な要素だと思いますか?」と尋ねたところ、「最も大切だと思う(39.2%)」、「『最も』ではないが、大切だと思う(51.6%)」、「大切ではないと思う(9.2%)」となった。「最も大切だと思う」と回答した人にその理由を聞いてみると、「お互いを尊重するために『価値観を一致させる』ことが大切」(30歳/女性)、「お互いを思いやる心が同じであれば自然と価値観も似てくると思う」(48歳/女性)など、互いを尊重することが大切だという意見が最多だったほか、「価値観が合わないとストレスがたまるから」や「長く一緒に生活するうえで重要だから」という回答も目立った。「『最も』ではないが、大切だと思う」と回答した人の最多意見は、「価値観も大切な要素だと思うが、許し合えるかが一番だと思う」(44歳/女性)や、「価値観だけでは長年やっていけない。相手を思いやる気持ちが大事」(55歳/男性)と、価値観の他に大切なものがあるとのことだった。また、「しょせん結婚とは他人同士の共同生活。完全に一致するのは不可能。お互いに協力していくのが結婚だと思う」(26歳/女性)や「価値観が完全に同じ人はいないと思うし、お互い認め合えるのが夫婦だと思っている」(27歳/女性)といった声も聞かれた。○価値観の一致が重要なことTOP3「お金・子育て・食」最後に、夫婦の「価値観の一致」は、夫婦円満のために「最も大切だと思う」もしくは「『最も』ではないが、大切だと思う」と回答した人を対象に、「特にどんなことに対して『価値観の一致』の重要性を感じますか?」と尋ねた結果、1位は断トツで「お金(43.3%)」だった。「生活には欠かせないことなので」(46歳/女性)、「お金をかけるところと節約するところが一緒でないと大変」(36歳/女性)、「金銭感覚が一致していれば、他のことはお互いが寄り添えそうな気がする」(41歳/女性)といった理由が目立った。続く2位は「子育て(27.5%)」で、「教育方針、しかり方などが違うと子どもに影響が出てしまう」(38歳/男性)や、「どのような子どもに育てるのか、価値観の一致が必要」(66歳/男性)、また、「子育てには夫婦の協力が不可欠」(33歳/女性)、「一緒に育てるものだから」(42歳/女性)といった意見だった。3位となったのは「食(22.3%)」。「味覚が違いすぎると合わせるのが大変だと思う」(49歳/男性)や「毎日の食事で好みが一緒でないと、料理をするのもつらくなる」(26歳/女性)、「食べたいものが合わないのは、料理をするにしても外食をするにしてもつらい」(34歳/女性)などの理由が並んだ。そのほか、「趣味・嗜好(16.1%)」や「コミュニケーション(16.1%)」、「家事(16.0%)」を挙げる人も多かった。
2015年07月16日