台湾の人気脚本家・徐誉庭の小説「馬子們!(「マーズマン」直訳:彼女たち)」を原作にし、現在別冊少年マガジンにて連載中の絵本奈央による人気コミック「それでも僕は君が好き」。この度、本作のドラマ化が決定し、主人公・芹澤祐輔役の小出恵介がフジテレビドラマ初主演を務めることが明らかになった。芹澤祐輔は、情けないヤツだけれど、憎めない、どこにでもいるような“ダメ男子”。初恋の先生は、「電車男」のエルメスのような清らかな女性。初めての彼女は、「花より男子」の牧野つくしみたいな一生懸命な子。初めてのセックスは、『私の名前はキム・サムスン』のサムスンみたいな大人の女性。そして、人生で一番最初に好きになり、一番最初に傷つけてしまった人…それは、母だった。大切なはずなのに、なぜか傷つけてしまった4人の「彼女たち」。そんな誰もが一度は経験する恋の始まりから終わりを、どこにでもいるような「ダメ男子」の目線で描きだす。小出さん演じる芹澤祐輔の10歳から29歳までの恋愛遍歴をふり返るという物語を4夜連続で送る「それでも僕は君が好き」。今回の発表にあたり主演の小出さんは「深夜枠ということもあると思うんですけど、“ドラマでやっていいのかな?”と感じるくらい自由に書かれている印象でした。かなり攻めている作品です」と台本を読んだ感想を明かした。さらに「テンポが良くて、トーンも跳ねているので、非常に見やすい作品だと思います。純粋で前のめりなかわいさがあふれた愛すべき男性と、それを愛してくれる女性のストーリーにご注目いただきたいです。“温かい気持ちになれるエロドラマ!?”だと思いますので、ぜひ楽しんで下さい」と意気込みを語っている。本ドラマの主題歌を務めるのはアジアを舞台に活躍する3つの国の6つの遺伝子が集結したアジアグローバルユニット「CROSS GENE(クロスジン)」。ヒットメーカー・森雪之丞が作詞を担当し、ドラマを最高に盛り上げるナンバーを作るべく、現在絶賛制作中だという。イマドキ男子の恋愛をポップで軽やかに、時に淡く切なく、時に刺激的に描く「それでも僕は君が好き」。ヒロイン役のキャスト陣の発表、主題歌の完成が待ち遠しい。「それでも僕は君が好き」は2015年秋、フジテレビにて4夜連続放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年08月08日インターネットにおける音楽ジャンル「VOCALOID」シーンにおいて、並みいるボカロP陣の中でも最古参にして、実力派の作曲家・cosMo@暴走Pによる人気曲「僕は空気が嫁ない」が、スマッシュヒットを記録した「初音ミクの消失小説版」での黄金タッグ、cosMo@暴走P(原作・イラスト)×阿賀三夢也(著)によって、待望の小説化。ぽにきゃんBOOKSより、3日に刊行が開始される。価格は1,200円+税。「僕は空気が嫁ない ~オルタナティヴ・リミックス~」あらすじ仙台の高校に通うひとりの少年、どこにでもいる、ごく普通の純情な高校生。ただし、絶望的に空気が読めない男「長坂 楠」。照れ屋で人一倍気を使って、場の空気を読んでしまうクラスメート「島本 鈴希」に恋をした楠は、人目を気にせずいつでもどこでも、鈴希にアプローチ!「生理的にムリ」と突き放されるも、めげない楠の想いは届くのか!?そんな時に街では、とある事件が起こり始めて……。ちょっと不思議で、どこまでも愛おしい――コミカルラブストーリーの幕開けです!なお、「僕は空気が嫁ない ~オルタナティヴ・リミックス~」初回限定版には「3大特典」が用意されている。原曲「僕は空気が嫁ない」をcosMo@暴走Pの盟友・ガルナ(オワタP)が大胆和風アレンジにリファインした「新規アレンジ音源」や「電子版ダウンロードコード」、さらに本作の登場キャラクター「猫」役に声優の中田譲治をキャスティングした「スペシャル映像」。これらが全て入手できる「ポニカ(ダウンロードカード)」が付属する。また、若手声優の白井悠介をナレーションに起用した本作の告知トレーラーも公開されており、ニコニコ動画やYouTubeにて視聴が可能。さらに既発の小説「星屑ユートピア」ならびに「アンロック・シティ」と連動した「読者様感謝イベント」も企画されている。
2015年08月01日三部けいの大人気コミック『僕だけがいない街』が、藤原竜也主演で映画化され、来年春に公開されることが決定した。有村架純がヒロイン役を演じる。その他の情報『僕だけがいない街』は、“マンガ大賞”や“このマンガがすごい!”にランキングするなど、人気だけでなく評価も高い作品だ。売れない漫画家の主人公・藤沼悟が、自身の意図とは関係なく時空移動=タイムリープする現象を体験する中で、18年前の小学生の頃に起きた児童連続誘拐事件の真犯人と何者かに殺された母を救うため、過去と現在に起きた事件の謎を解こうと奔走するミステリー作品。同じ時間を繰り返す中で少しずつ判明していく真実、その中で精神的に追いつめられていく主人公、過去の事件に隠された謎、塗り替えられていく過去……緻密に構成された原作は多くの読者を魅了しているが、作者の三部けいは「『僕だけがいない街』コミックス発売後、初めて頂いた他メディア化のお話が、この映画化でした。ホントに実現するとは (笑)。関係各所の皆様に感謝しています。映画スタッフという新たな育ての親を得て、『僕だけがいない街』がどんな成長を遂げるの か、とても楽しみです!」とコメント。主演の藤原は「“時間を行き来する”特殊な現象に巻き込まれた主人公・悟の複雑な心情をどう演じようか、今から考え始めています。また、大活躍の有村架純さんとの初共演、非常に楽しみにしております。若く才能のある方と組ませていただけることが、今の自分にとって大きな刺激になると思います」、悟のバイト先の同僚・片桐愛梨を演じる有村は「原作の世界観を壊さないよう、お芝居を取り組めたらと思います。そんな作品を映像化するにあたって、私が演じる愛梨が大切にしなければいけないことは、藤原さん演じる悟に全力で寄り添うことかなと思いました。信じる力を大切に、愛梨を大切に、演じられればと思います」と語っている。他にも石田ゆり子が悟の母を、及川光博が悟の小学校時代の担任教師・八代学を演じることが発表された。『想いのこし』『ツナグ』の平川雄一朗が監督を務める本作は、2016年春にワーナー・ブラザース映画の配給で全国公開される。『僕だけがいない街』2016年春、全国ロードショー
2015年07月24日「マンガ大賞」「このマンガがすごい!」に2年連続ランクインし、映像化をめぐって争奪戦が起こった三部けい原作のミステリーコミック「僕だけがいない街」の実写映画化が決定。主演を『デスノート』『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』などで超個性的な役柄を演じてきた藤原竜也が務め、ヒロインを『ビリギャル』の有村架純が務めることが明らかとなった。原作は、「ヤングエース」にて絶賛連載中の同名漫画。「このマンガがすごい!」オトコ編と「マンガ大賞」で共に2年連続ランクインするなど、傑作との呼び声高く、スガシカオ、中川翔子、宮地真緒から、糸井重里や「リアル鬼ごっこ」の原作者・山田悠介などまで著名人にもファンが続出。主人公は、売れない漫画家で、ごく普通のフリーター・藤沼悟。自身の意図とは無関係に【時空移動=タイムリープ】する謎の特殊な現象“再上映”(リバイバル)に巻き込まれた彼が、18年前の小学生のころに起きた児童連続誘拐事件の真犯人を探し、その凶刃に倒れた母を救うため、大人のマインドを持ったまま11歳の少年となり、現在と過去に起こる事件の謎を解き明かしていく新感覚ミステリー。脳裏から葬り去った幼少期のつらい記憶がよみがえり、当時は気づくことのできなかった母親の自分への深い愛情、そして傷つくまいと距離を自ら取っていたクラスメートとの間に生まれた友情が新しい記憶となって、悟の「過去」が塗り替えられていくことから、ミステリーの枠にはとどまらない、優しさとせつなさに満ちた人間ドラマともなっている。その主人公・悟を演じるのは、死神のノートで殺人を繰り返す大量殺人犯、眼力で人を操るモンスター、10億円の懸賞金で命を狙われる男など、数々の超個性的な役を怪演してきた、日本が誇る若き名優・藤原竜也。本作では【タイムリープ】を武器に、連続誘拐事件の凶悪犯に迫る。一方、悟の心の深意に気づき、心を開くきっかけを与えるヒロイン・愛梨役には、『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』と大ヒット作が続き、WOWOWの新ドラマ「海に降る」で連ドラ初主演を務めるなど、いま乗りに乗っている有村架純。様々な作品に引っ張りだこの2人だが、共演は今回が初めて。有村さんとの共演について藤原さんが、「大活躍の有村架純さんとの初共演、非常に楽しみにしております。若く才能のある方と組ませていただけることが、いまの自分にとって大きな刺激になると思います」とコメントすると、有村さんも「お芝居への熱量がすごく大きな方。私もそんな方の近くで刺激をもらいながらぶつかっていけたらと思います」と、お互いの役者魂を敏感に感じ合い、早くも最高の化学反応を予感させている。また、この2人に加え、悟の母・藤沼佐知子役にはその美貌だけでなく卓越した演技力も兼ね備える石田ゆり子、そして不敵な笑みを絶やさない悟の小学校の教師・八代学役には、どんな難役も個性たっぷりに演じ切る実力派俳優、及川光博。さらに、松坂桃李主演の『ツナグ』でその手腕が高く評価された平川雄一朗監督がメガホンを取る。単行本(既刊6巻)の発行部数は着実に伸びており、現在、累計発行部数139万部を突破。来年1月からはフジテレビ“ノイタミナ”ほかにてアニメ版の放送も決まっており、2016年は、「僕街ブーム」が日本に巻き起こりそうだ。以下、キャストコメント藤原竜也 コメントこの映画に出演させていただくことが決まり、初めて「僕だけがいない街」の原作漫画を読みました。読み始めから最後まで、ページをめくる手が止まりませんでした。早く続きが読みたくて仕方ありません。「時間を行き来する」特殊な現象に巻き込まれた主人公・悟の複雑な心情をどう演じようか、いまから考え始めています。有村架純 コメント原作を初めて読んだ時、登場人物の家族や友達への思いにすごく胸を打たれました。タイムリープという非現実な現象がもたらす話ではありますが、不思議と遠い話ではないなと思えたのは、登場人物みんなの心情がすごく鮮明に見えたからだと思います。最初から最後まで主人公と共に心が動き、胸が熱くなる経験をしました。そんな原作の世界観を壊さないよう、お芝居を取り組めたらと思います。そんな作品を映像化するにあたって、私が演じる愛梨が大切にしなければいけないことは、藤原さん演じる悟に全力で寄り添うことかなと思いました。信じる力を大切に、愛梨を大切に、演じられればと思います。監督・平川雄一朗 コメント昭和と平成の時間軸を行き来する、数多くの謎が散りばめられたミステリー漫画が原作ですが、その底辺には人々の繋がりや絆が丁寧に描かれているので、そのヒューマニズムを映画では大事にしたいです。藤原さんには、ダメ人間ながら強い正義感を持つ青年が未来を書き換えていく希望を、有村さんには、夢を追いかける不思議な女性が主人公にもたらす愛を、それぞれが地に足のついた人間として魅力的に表現してもらいたいと期待しています。原作・三部けい コメント「僕だけがいない街」コミックス発売後、初めていただいた他メディア化のお話が、この映画化でした。ホントに実現するとは (笑)。関係各所の皆様に感謝しています。映画スタッフという新たな育ての親を得て、「僕だけがいない街」がどんな成長を遂げるのか、とても楽しみです!映画『僕だけがいない街』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月24日Q先生、僕は別れた相手と復縁できるでしょうか?僕は現在、学生で、昨年6月から12月までの半年間、交際した女性がいます。たくさんケンカをした末に、別れました。別れてから何度か復縁を試みましたが、相手からは「無理」と言われて……。彼女が僕と別れた本当の理由は、目先のケンカではありません。ケンカはあくまできっかけに過ぎず、彼女に言わせると「いまは忙しくて恋愛する余裕ない。恋愛をしたら相手のこと考えてしまい、相手が可愛い子と話してたらすごい嫌だし、だから、めんどくさいから、いやだ」だそうです。生活が落ち着いたら、少しは考えてくれるらしいのですが……。来年、落ち着くまで、待たないといけませんか?僕は彼女といると楽なので、復縁したいです。お願いします。助けてください。A4月、様々な出会いと別れの季節です。あなたは、この女性のことが大好きなのですね。二人とも多感な年頃ですから、お互いに求め合う関係でケンカをしてしまうのでしょうね。しかし、いま彼女が一番興味のあることは、将来のことのようですね。学生さんなら将来の方向性を決めることが大事な時期。きっと転機に気がついているのでしょう。大好きな彼女が迷っているのですから、ここはオトコとして、あなたが力を発揮できる時でもありますね。一緒にいて楽しい時間を過ごすだけでなく、困っている時や迷っている時に、どんな関わり方ができるかで、あなたの存在感も変わってきますね。あなたの質問内容からは「彼女が落ち着く来年まで、待たないといけませんか?」とありますが、一年なんてあっという間です。落ち着くまでと言っているのですから、待てないですか?誰かを好きになるということは、自分の感情だけ通そうとするのでなく、相手を思いやる気持ちがなければ、復縁しても同じように別れを繰り返してしまう人が多いですよ。本当に好きな相手なら、待つこともできると思います。人は、楽しい経験だけでは、魅力のある人格がなかなか養われません。若い頃から何かを我慢したり、辛抱したりする環境に置かれている人ほど、さらに磨かれていきます。今あなたが、この恋愛から学んでいることは、人生すべてに繋がっていくことです。私たちはいろいろな経験を積んで成長します。彼女との関係を望むだけではなく、今までとは違う自分づくりにも挑戦してみたらいかがでしょうか。人は見た目の印象だけではなく、誠実さや信頼感など、内面的なものを大切にしてこそ、互いに安心して長くお付き合いできるのです。それに願いごとは、自分の胸のうちで秘め、それに向かって努力することです。どうすれば叶うのか、また、叶わない時にどうすればいいのか、自分と向き合い自分の気持ちと戦いながら悩む。そして模索しながら考え抜く力もつくのです。復縁できたとしても、できなかったとしても、学生さんなら人生の足場をしっかり固める時期。彼女と足並みを揃えましょう。彼女に何かを求める前に、彼女の気持ちに寄り添って話を聞いてあげましょう。将来に焦り、落ち着かない彼女をサポートし、優しく接してあげること。頼りにされる彼氏になってくださいね。彼女の長所や短所について、お付き合いしたあなただからこそ、わかることもあるはずです。的確なアドバイスができるはずですよ。時が過ぎて、いい感じに落ち着いた頃、改めて二人に春が来ることを祈っています。※ 写真の花は、ブルーローズ。花言葉は、「夢かなう、奇跡」。【お悩み相談は以下で受け付けています】読者のみなさまからの人生相談は以下のメールアドレスでお受けしております。ほとんどマスコミに登場しない瞳子先生にご質問したいかたは「橘瞳子先生Q&A係」と明記のうえ、お気軽にお送りくださいね。受付メールアドレスqa-tohko@estyle-inc.jp※FAXは03-6447-4105で受け付けております。※橘瞳子先生の本格的なカウンセリングなどを受けたいかたはこちらからお申し込みいただけます(有料)。橘瞳子(たちばなとうこ)先生プロフィール美創家(美容家/カウンセラー)27歳で美創家として独立。大手化粧品メーカーのビューティーアナリストとして、日本全国でサロンを展開。社員教育やブランド育成に関わる。美容と人生相談を融合させた「人をより良く導く美容法とカウンセリング」を確立し、男女ともに人気を博す。企業のブランド育成や、社員教育、個人カウンセリングともに、必ず良い結果が出ると、業界内外から高く評価されており、面談希望者が後を絶たない。著名人からOL、サラリーマン、おばあちゃんまで、これまでにカウンセリングを行った人は20万人以上にのぼる。カウンセリングなどの申し込みはANGIE編集部気付。
2015年04月18日2013年の「ママと僕たち」の好評を受けて、その翌年に上演された「ママと僕たち~おべんきょイヤイヤBABYS~」。これら“ママ僕シリーズ”が現在、連続上演中だ。大盛況のうちに幕を閉じた「ママと僕たち」に続き、2月21日には「~おべんきょイヤイヤBABYS~」が開幕。前作に続いて、いま注目の若手キャストを小劇場界のベテランが支え、意外なほど真っすぐに親子愛を描いた作品となっている。舞台『ママと僕たち~おべんきょイヤイヤBABYS~』チケット情報英才教育を施す幼児教室〈のびる会〉に入ったキミヒコ(原嶋元久)は、頭は悪いが笑顔はピカイチのヨシオ(平田裕一郎)や、初代“ミスター赤ちゃん”を父にもつトウマ(赤澤燈)、ハーフのトーマス(染谷俊之)、保育士のりりか先生(宮下今日子)の息子・ソウタ(水石亜飛夢)らに出会う。秀才クラスの“がんばリス”ではなく、落ちこぼれクラスの“あんまリス”に入れられて落ち込むヨシオやキミヒコらだったが、担任のヨシヱ園長(中尾ミエ)が繰り広げる歌やダンスに夢中になる。昔の伸び伸びとした〈のびる会〉とは変わってしまったと嘆く園長の言葉通り、ある日、ママたちの想いを裏切るような事態が起こる。それを知った赤ちゃんたちは……。美形の若手キャストたちが赤ちゃんの格好をしている違和感は、今回も最初だけだ。言葉での意志疎通はまだ困難とはいえ、赤ちゃんがママを大好きで、ママも赤ちゃんの存在がなにより大切なことは、互いが何歳であっても変わりない。物語ではその点がしっかりと貫かれているため、“地下室の魔女”の力を借りて大人の姿になった赤ちゃんたちの行動も自然に納得できる。再演とあって、演者たちのキャラクターもなじんでおり、赤ちゃんの時はキュートに、大人になってからはピュアな子供の心をもった青年(赤ちゃんだから当然なのだが)のおもむき。観るほうは2倍楽しめる仕掛けとなっている。中でもヨシオに扮した平田の、周りがパッと明るくなるような存在感と、競争のプレッシャーにクールに耐えるソウタ役・水石の風情が目を引いた。本作でのママたちは、りりか先生のほか、子供服のデザイナーとして働くシングルマザーのまるみ(野口かおる)、スーパーのレジ打ちをしながら息子のヨシオを育てている、ゆい(宮本奈津実)の3人。異なる生き方ながらもママたちに共通しているのは、赤ちゃんへの愛情を第一に、仕事に恋愛にと日々を精一杯過ごしていること。ソウタの兄で落ちこぼれのゴウタ(鷲尾昇)がママの“ある事”に気づくシーンや、そんなママと赤ちゃんたちを見守るように流れる中尾の温かな歌声など、丁寧な演出が印象的に残った。東京・AiiA Theater Tokyoにて、3月1日(日)まで。取材・文佐藤さくら
2015年02月27日舞台『ママと僕たち よちよちフェスティバル ~もっかい!いち!に!~』が2月7日、東京・AiiA Theater Tokyoで開幕した。2013年上演の「ママと僕たち」と、その翌年上演された「ママと僕たち~おべんきょイヤイヤBABYS~」から成る“ママ僕シリーズ”。大好評につき再演となった今回は、〈よちよちフェスティバル〉と題して、この2作を連続上演する。舞台上を駆け回るフレッシュな若手キャストを支えるのは、拙者ムニエルや猫のホテル、ナイロン100℃など小劇場界の実力派役者陣。公演前半に上演されるシリーズ第1作「ママと僕たち」を観た。舞台『ママと僕たち』チケット情報夜中まで働くママたちのために開いている〈たけのこ保育園〉。0歳児の〈こぐま組〉にキミヒコ(原嶋元久)がやってくると、そこにはリュウノスケ(鯨井康介)やゲンキ(味方良介)、リク(矢田悠祐)ら、ワケありのママを持つ赤ちゃんたちがいた。全員まだ言葉は話せないものの、赤ちゃん同士の“会話”では家族の悩みや恋バナなどを打ち明けあい、すぐに意気投合。そんななか、リクのママが、ある事件に巻き込まれそうになる。何もできない自分たちに焦る彼らの前に、なんと伝説の妖精が現れて…。赤ちゃんが主人公!?と面食らう設定も、戸惑うのは始めだけ。ママを慕い、時に恋のために団結して奔走する赤ちゃんたちの“会話”は、ティーンの男子そのものだ。“実は大人たちのやりとりも理解している”という点も、赤ちゃんがふいに笑ったり泣いたりして大人が「こちらの言ったことを理解しているようだ」と感じる、あの現実にもよくある場面を挿入することで、無理なくリアリティをもたせている。それがあってこそ、妖精の力で彼らが大人になった後でも、普通より少しだけピュアな青年の心情を追う形で自然にストーリーに入り込めた。鯨井、味方、原嶋は再演だけあって会話のテンポもよく、大人になってからはポップな歌とダンスで魅せる。ゲンキの兄である子役志望のユウキ役・安川純平の腹黒い子供っぷり、今回リク役を演じる矢田の寂しげなたたずまいが印象的。保育士役の平野良、ママ役の佐藤真弓、新谷真弓、大村彩子、また謎のおじさん役の廣川三憲、怪しいマネージャー役の千代田信一の緩急自在さが頼もしい。さらにセルフパロディともいえる“歌のしんじろうお兄さん”役・今井ゆうぞうの、予想以上の弾けっぷりが見事。一挙手一投足に目がいってしまった。考えてみれば、男性にとってママは何歳になっても特別な存在。とはいえ単なるマザコンではなく、親子愛の絶妙なラインを守ってしっかりとキャストの可愛さを表しているのは、脚本・演出を担当した手練・村上大樹の成果だろう。パワーアップした今回の再演、後半上演の「ママと僕たち~おべんきょイヤイヤBABYS~」にも期待したい。舞台は3月1日(日)まで。取材・文佐藤さくら
2015年02月12日こんにちは、ぽこひろです。みなさんは動物が好きですか? きっと多くの人が「うむ」と答えるでしょう。人間にとってペットは子供であり、友達であり、癒やしであり・・・・・・。語り尽くせませんね。もしもみなさんが好きになった男子がペットを飼っている場合、それを活かしましょう。もちろんその犬ちゃんなり猫ちゃんなりを「手段」に使うのは不純です。が、カレのペットを本当に心からかわいがることで、カレに「この人優しい人だな」と思ってもらうことは、決して悪いことではないでしょう。今回は、ペットを飼っている20代男子10人に集まってもらい「女子にされたらキュンとくるペットへの接し方」について聞いてみました。■1.「抱っこしてもいい?」「まずいきなり、『ねぇねぇ抱っこしてもいいかな!?』って嬉しそうに言ってくる子は、すごく好感度が高い。なでたり、ただ『かわいい』とか言ったり、名前を聞いてきたりするのは普通だけど、抱っこまでするのは本当の動物好きのすることだよね」(広告/26歳)ナデナデとかのソフトタッチでは印象薄。一気にハードに絡みましょう。そうなるとまずはハグです。■2.顔スリスリ「ペットとの最高のスキンシップは、顔をお互いにくっつけてスリスリすることだよ。これをされたらペットだって嬉しいし、飼い主も嬉しいものだよ」(飲食/28歳)ハグしたらそのまま、顔面を擦り合え!猫ちゃんなんかは顔を触られるのが気持ちいので、とても喜ぶでしょう。犬ちゃんだったら・・・・・・噛まれないように最善の注意を。■3.「いいなぁ、持って帰っちゃいたい!」「冗談交じりで『このまま家に持って帰りたいな・・・・・・』とか言ってもらえると嬉しい。こっちも冗談半分本気半分で『じゃあウチで一緒に育てる?』とか言えるから、距離も縮まると思う。あ、もちろん本当に飼い主から見てふさわしかったら、本気でオファーするよ(笑)?」(公務員/26歳)さんざんかわいがった後は、締めにこの一言。「ほしい、ちょうだい!」一見するとただの「ワガママ娘。」ですが、それくらいかわいがっているんだということは飼い主の男子にも伝わるでしょうから、全然嫌な気はしませんよ。■4.「ダメでちゅよ~」「ペットと赤ちゃん言葉でしゃべる女の人は惹かれる。もちろんペットに対する接し方が上手だなってのもあるけど、それと同時に『この人はいいお母さんになるんだろうな』っていうふうにも思って、女性としても素敵に見えてくる」(運送/26歳)最後は少しハードルが高いかもしれませんね。「赤ちゃん言葉なんて、ドン引きされたらどうしよう!」と不安がよぎるかも。しかし、心配は無用。きっと飼い主のカレも、家ではペットを溺愛するあまり赤ちゃん言葉を遣っているはずですので、仲間です。■おわりにいかがでしたか?これらのテクは、今現在気になっている男子がペットを飼っている場合だけでなく、道端で犬の散歩中のイケメンに出くわした時にも応用できますので、ぜひ覚えておきましょうね。(川上ぽこひろ/ハウコレ)
2015年02月03日「気まぐれ」とも評される猫は、実に繊細な動物です。好きな相手はとことん好き。でも一度相手を嫌いになると……すぐに関係を修復するのは難しいかもしれません。もしかして、私、猫に嫌われている?と思ったときには、猫にこんなサインが見られないかすぐにチェックしてみましょう。■突然噛みつく本来猫は、人間に撫でられるのが好きな生き物です。特に飼い猫にとっては、大切なコミュニケーションの一つです。しかしそんな癒やしの時間にも、猫から「嫌い」のサインが発せられることがあります。そのサインとは、撫でている人に突然噛みつくこと。「つい力が入り過ぎてしまった」「少し長く撫ですぎた」などの変化が表れたとき、猫は身の危険を感じています。身を守るために、あなたに敵意を見せていると言えるでしょう。そういう場合は、少し距離を置くのがオススメです。■デビルフェイス猫が自分と接しているときに、突然表情を変えてしまうことはありませんか?耳を横にピンと尖らせ、瞳孔を開いた顔が見られたら、猫が不快な感情を抱いているサインです。ちなみに、耳を横に広げ尖らせている様子が、まるで悪魔の角のように見えることから「デビルフェイス」と言われるようになったとか。これまでくつろいでいた猫が、自分を見た途端、デビルフェイスに変身。こんなときは、残念ながら猫に嫌われているようです。きっかけが何だったのか考えて、次に生かすと良いでしょう。■しっぽをボワッしっぽは、猫の感情を表しやすい部位です。嫌われているかどうか確認したいときにも、ぜひ注目してみましょう。猫がしっぽの毛をボワッと逆立てていたら、心の底から驚き、警戒している証拠です。通常の倍くらいの太さに見えるので、きっとすぐに分かるでしょう。こんなしぐさは、最大限の威嚇であり、また警戒モードでもあります。「なんとか近づいて関係修復を」と頑張るよりは、少し離れて猫の気持ちを落ち着かせるのがオススメです。■しっぽを素早くゆらゆら猫がイライラしているときも、その感情はしっぽに表れます。機嫌よく過ごしていたはずの猫が、しっぽを素早くゆらゆらさせ始めたら、ストレスを感じている証拠です。イライラさせたままでいると、猫からの思わぬ攻撃を受けてしまうことも…。猫の気持ちを察してあげてくださいね。猫が人を嫌うのには、必ず何か理由があるはずです。もしもこんなサインを見つけてしまっても、落ち込まないでください。自分の何がダメなのかを冷静に判断し、改善すれば、きっと気持ちを取り戻せるはずです。(画像提供元:うだま)
2014年10月09日作家・平坂読の人気ライトノベルを原案に、瀬戸康史と北乃きいをメインキャストに迎えて贈る、映画『僕は友達が少ない』(通称:はがない)。このほど、本作の予告編が完成!ポスタービジュアルと共にお披露目となった。主人公はハーフで金髪、目つきが悪く、その上人見知りの聖クロニカ学園2年生・羽瀬川小鷹(瀬戸康史)。いつもあらぬ誤解ばかりで、彼には友達がいない。そんなある日の放課後、教室で独り“エア友達”と話をしている少女・三日月夜空(北乃きい)と出会う。彼女もまた、そのキツイ性格と口の悪さから友達がいなかった。本当の友達が欲しいと願う小鷹と、友達がいない寂しいヤツと思われたくない夜空。互いの目的のために夜空が思いついた手段、それは“友達作り”を目的とした「隣人部」という部活を作る事だった!小鷹の戸惑いをよそに活動を始めた彼らの下に、意外にも入部希望者が続々と集まってきて――。“友達作り”の部活動を描くという斬新な設定を描く本作。“友達がいない” 主人公・羽瀬川小鷹役を演じた瀬戸さんは、役作りのために人生初の金髪に髪を染め上げての気合いの入りっぷり。さらに、そんな彼を見事に振り回し続けるヒロイン・三日月夜空役の北乃さんは、ライトノベルのキャラクター独特の話し方、さらにこれまでの爽やかなイメージを封印し、清清しいほどの不機嫌なドSキャラを演じる一方で、“ともちゃん”なるエア友達と会話するというちょっとイタい姿も披露している。また、瀬戸さんのライバルとなる悪徳生徒会長に扮した栗原類の“純白学ラン”姿も収められ、バックには主題歌となる3ピースバンド「ケラケラ」の楽曲「ひとつだけ」も。どのキャラクターも強烈で“濃い”映像に仕上がっており、見事原作の世界観を再現することに成功しているのでは(?)…ないだろうか。『僕は友達が少ない』は2014年2月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:僕は友達が少ない 2014年春、全国にて公開(C) 2014映画「僕は友達が少ない」製作委員会
2013年12月04日こんにちは、ぽこひろです。彼氏のいる女性のみなさん、デートは好きですか?はい、僕も好きです。でもカフェやバーでの外デートもさることながら、お家デートもいいですよね? カレのお家でまったりテレビを観たり、DVDを観たり、いつのまにかエッチな雰囲気になったりして・・・・・・。素敵です。しかし、その部屋でカレと愛を育んでいるのはアナタだけではないかもしれないのです。つまり何が言いたいのかというと、浮気の危険性です。今回は、彼氏の浮気を見破ったことのある20代女性30人にアンケートをし、“男子の部屋にある浮気のサイン”を5つ、お届けします。さあ、カレの部屋に思い当たるふしはないですか?スタートです!■1.服がきれいにたたまれている「ぐしゃぐしゃだったハズの彼氏の服がきれいにたたまれていた。」(23才/大学院生)服が無造作に散乱していたはずの、男子らしいカレの部屋。それがある日、たたまれた服が整然と積み上げられ整理整頓されている。これは由々しき事態です。“ファッ!?きれいになってるすごいじゃん!”と浮かれることなく、“誰か他のオンナを家にあげたやろ?”と胸ぐらを掴みましょう。■2.コンドームの位置が変わっている「タンスの中にあったコンドームが、マットレスの下に移動していた。」(25才/公務員)枕の下や、テレビの裏など、カレと2人で取り決めたコンドームの置き位置があるはずです。しかしなぜかあるときからその場所が変わっている・・・・・・。理由もなく、コンドームの位置は変わりません。ひょっとしたら、カレの浮気相手からの挑戦状かもしれません。■3.携帯電話の充電器が増えている「見たこともないスマホの充電器がコンセントに挿さっていた」(27才/フリーター)誰かが彼氏の部屋でスマホを充電し、そのまま充電器を忘れていった・・・つまり、その「誰か」が長時間カレの家にいたという事。カレの部屋に別の女が泊まった可能性が高いです。ほらアナタも、カレの家での始めてのお泊りのとき、携帯電話を充電して、充電器を忘れそうになったでしょう?■4.トイレカバーが閉まっている「いつも上がりっぱなしのトイレカバーが閉まっていておかしいと思った。」(25才/OL)男子の多くの家では、トイレの便座は小便用に上がりっぱなしです。ところが、女子の中には、“便座とカバーが閉まっていないと気が済まないっ!”という方がいますよね。アナタが何も気にしない人で、カレに”フタ閉めてね!”などと特に注意もしていないという場合にはなおさら注意しましょう。カレの家のトイレカバーが閉まっていたら、問い詰めるのです!■5.2人の写真が消えている「テレビの上に飾っていた2人の写真がしまわれていた。」(29才/受付)カレの部屋の中には、1枚くらいは2人の思い出の写真があることでしょう。これを浮気相手が見た場合、“何コレ!?捨ててよ!”と怒るのは必至。たまらず彼氏はどこか見えないところに隠してしまうのでしょう。■おわりにいかがでしたか?彼氏をむやみやたらに疑えとは言いませんが、何も知らずに騙されているとしたらこれほど馬鹿らしいことはありませんからね。さあ、目を光らせて。今日からあなたは恋のスパイですよ!(川上ぽこひろ/ハウコレ)<オススメ記事>・付き合ってすぐに浮気される女の特徴・4つ・まだあった!彼氏の浮気を見抜く「超簡単な方法」・5選・取り乱さないで!浮気中のカレを考え直させる方法・4つ
2013年09月12日“友達作り”の部活動を描くという斬新な設定で人気を博した、平坂読によるライトノベル「僕は友達が少ない」が実写映画化されることが決定!さらに、メインキャストには瀬戸康史と北乃きいが抜擢されたことも明らかとなり、このほど2人からコメントが到着した。転校して3か月、ハーフで金髪、目つきが悪く、その上人見知り。さらに、あらぬ誤解ばかりで彼には友達がいない男子高校生・羽瀬川小鷹。夏休みを前にしたある日の放課後、彼は教室で一人、“エア友達”と話をしている三日月夜空と出会う。本当の友達が欲しいと願う小鷹と、友達がいない寂しいヤツと思われたくない夜空。互いの目的を果たすため、友達作りを目的とした「隣人部」という部活を設立するのだが…。そんな“友達がいない”主人公・小鷹役には瀬戸康史、小鷹を振り回すヒロイン・夜空役には北乃きいが抜擢。今回のオファーを受けて、「まず、この堂々としていて切ないタイトルに運命的なものを感じました」と語る瀬戸さん。「なぜなら僕も、友達が少ないからです。そしていざ、ドキドキしながら台本を読んだら、ライトノベルの絶妙なファンタジー感に加え、登場人物達のキャラの濃さ。新感覚な学園コメディーになっていて、お客さんには楽しんでいただけると思います」と自信のほどを覗わせる。一方の北乃さんも、「台本を読んで、凄いリアリティがあると感じました。友達がほしいと思う反面、一人の自分が楽だと逃げがちになってしまうことも。それでも前向きに人と向き合うんだ、と学生の頃は気付けなかったことをこの作品では描いていると思います。なので、今回は共演者の方と一緒に遊んだり、食事をしたりする機会をたくさん作らせてもらいました。新しい『僕は友達が少ない』を観ていただけると思います」とコメントを寄せている。人生初の金髪に髪を染め上げた瀬戸さんと、トレードマークである爽やかな笑顔を封印し、清々しいほどのドSキャラを演じるという北乃さんの変身っぷりにも注目だ。映画『僕は友達が少ない』は2014年新春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:僕は友達が少ない 2014年春、全国にて公開(C) 2014映画「僕は友達が少ない」製作委員会
2013年07月25日生田斗真と吉高由里子を主演に、1,200万部突破の大ベストセラーコミックを邦画初の前後篇の2部作連続で公開してメガヒットを記録した『僕等がいた』。そのブルーレイ&DVDが、先月末に『前篇』、そして今月19日 (金)に『後篇』と、2か月連続でリリースされる。これを記念して、作品にちなんで『僕等がいた』コラボカフェ“恋する女子のための「恋活」応援カフェ”が東京・渋谷にオープンすることが決定し、先日、オープンを前に吉高由里子がまだ準備中のカフェに来店した。永遠の純愛ストーリーが女子たちの心を鷲掴みにし、3月に公開された『前篇』は25億円、4月公開の『後篇』は17億円突破の大ヒットを記録した本作。前篇では心に傷を抱えた高校生・矢野(生田さん)と七美(吉高さん)の出会いが、後篇では東京と北海道で離れ離れになった2人の7年越しの恋の結末が描かれる。オープン期間限定で販売されるのは、コラボカフェのコンセプトに合わせた恋活を応援する女子力UPのオリジナルドリンク「カシスとベリーのヨーグルトドリンク」。ヨーグルトとカシスを合わせた、爽やかで甘酸っぱいドリンクで、トッピングにミックスベリーも添えられる。試飲した吉高さんは「さっぱりしていて飲みやすい」と大満足の様子だった。また、最近めっきり秋めいてきたが「四季の中で、秋が1番好き。少し人肌恋しいというか、人の体温が恋しくなる季節で、暑苦しい時間から突き放されたような時間があったり、夜が長かったり、月が綺麗だったり、考える時間が増える気がする。そういう日常の感情の起伏が、秋って恋人みたいだなと思うんです」と、ちょっぴりおセンチな吉高さん。また、自身が出演する作品のコラボカフェは初めてと言い、「みんな来てくれるかなと考えたけど、自分もよく渋谷に行くので、ついでに立ち寄ってみたいと思います。みんなが来てくれて、そしてオリジナルドリンクを飲んでいるところを見られたら嬉しい!」と語った。さらに、来場者が自由に願い事や大切な人へのメッセージを書き込める手書きメッセージボードに、「接吻の秋」と女子たちの背中を押しすぎ(?)な恋愛応援メッセージを書き込み、ニヤリと意味深な笑みを浮かべていた。最後には、今回リリースされるDVD&ブルーレイの特典映像として初めてビジュアルコメンタリーの収録に挑戦したことをふり返り、「こんなにじっくりワンシーン、ワンシーンをふり返ることはあまりないので、自分でも何度も観直した作品になりました。この作品でいっぱい“初めて”が使えて良かった。胸キュンシーンを何度でも楽しんで下さい!」と強烈プッシュしていた。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY恋する女子のための「恋活」応援カフェオープン期間:10月18日(木)~10月26日(金) ※期間限定場所:LUMINE MAN SHIBUYA 1F 「カフェマンドゥーカ」(東京・渋谷)公式サイト:「僕等がいた 前篇 スペシャル・エディション<2枚組>」[ブルーレイ]価格:7,035円(税込)「僕等がいた 前篇 スペシャル・エディション<2枚組>」[DVD]価格:6,090円(税込)発売中「僕等がいた 後篇 スペシャル・エディション<2枚組>」[ブルーレイ]価格:7,035円(税込)「僕等がいた 後篇 スペシャル・エディション<2枚組>」[DVD]価格:6,090円(税込)発売日:10月19日(金)発売元:博報堂DY メディアパートナーズ・小学館販売元:東宝© 2012「僕等がいた」製作委員会© 2002 小畑友紀/小学館■関連作品:僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館
2012年10月16日今から数年前、当時まだ独身だった僕はある女性と付き合うことになった。その女性は白いポメラニアン(オス)を飼っており、だから当然その犬も僕にとって愛すべき存在となった。それが現在の妻・チーと愛犬のポンポン丸くん(以下、ポンポン)である。付き合い始めたころ、チーはポンポンについてこんなことを言っていた。「私、極端な犬馬鹿にはなりたくないの。いくら犬がかわいいからって、犬を人間と同じように扱うのは馬鹿っぽいよね。犬はあくまで犬としてかわいがらないと」。僕もその意見には賛成だった。犬は犬、人間ではない。当たり前のことである。かつての日本では、犬はペットというより番犬という扱いであり、それがいつしか愛玩を目的とするペットとなり、現在はそこからまた変化して、「犬も家族の一員」という考えが定着。そういった認識の変化は、大家族時代から核家族時代への移行、さらに独身者の増加といった日本人の生活様式に則した自然な結果であり、否定されるべきではない。現代日本人が、犬にライフパートナーとしての価値を求めるようになったのである。しかし、だからといって巷の愛犬家の中には、僕が思わず眉をひそめたくなる人も多数いる。それは先にチーが述べた極端な犬馬鹿のことだ。犬を愛することはおおいに結構だが、犬の食事を人間と同等か、あるいはそれ以上の豪華なものにしたり、犬の衣服に人間さながらの大金をかけたり、そういう度を超した溺愛はさすがに滑稽に見える。ちなみに、芸能界屈指の愛犬家として知られる某ベテラン女優は仕事の現場に愛犬を連れてくることが多いらしく、あるスタッフがそれを注意したところ、激怒したという。彼女は愛犬のことを犬だと思っていないため、「犬の連れ込みは禁止」という文言が気に入らなかったわけだ。また、彼女は愛犬のことを名前で呼ばれないと不機嫌になる。彼女にとって愛犬は犬ではなく、「〇〇ちゃん」という唯一無二の個体なのである。話をチーに戻すと、彼女がそういう犬馬鹿の類ではないということが、僕にとっては非常にありがたかった。犬(その他のペット含む)に対する価値観というのは、ともすれば人生観や宗教観にも通ずる重要な部分であり、男女のそれが大きく食い違うと、結婚どころではなくなってくる。たかだか犬と侮ることなかれ。かつて江戸幕府の犬公方こと第5代将軍・徳川綱吉が発した「生類憐みの令」がそうであったように、人間と動物の関係には世相の混乱を招くだけの影響力がある。何事も極端は危ういのだ。かくして僕はチーの認識に安心感を覚え、彼女とポンポンとの新しい生活を送ることになった。しかし実際付き合ってみると、ポンポンの扱いについて疑問を抱くような出来事が頻発。すなわちチーの中での過保護の基準が、僕のそれとは異なっていたのである。たとえばポンポンの暑さ対策についてだ。猛暑の夏になると、チーはポンポンの熱中症を極端に心配する。確かにポンポンは長毛種のため、夏場もふわふわのコートを纏っているようなものだから、飼い主としては熱中症に注意しないといけないだろう。実際、いつかの炎天下の日に30分以上も散歩した結果、ポンポンが脱水症状になり、慌てて動物病院で処方してもらったことがある。あまり知られていないことだが、犬を外で飼うことが当たり前だった昭和30年代などは、熱中症で犬が死ぬことも多かったという。しかし、である。さあ、ここからは皆さんにもお立会いいただきたい。僕はそれでも短い時間の散歩なら大丈夫だと考えている。いくら長毛種とはいえ、そこはやっぱり犬だ。あまり過保護になりすぎても体力低下を招きかねない。実際、ポンポンが炎天下の昼間に10分程度の散歩に興じたことはこれまでに何度もあり、それらに関してはいつも問題なく、元気に歩き回っていた。水分補給だけ気をつければいいだろう。一方のチーは以前の脱水症状がトラウマになっているようで、炎天下にポンポンを歩かせることを極端に恐れるようになった。先日、僕がポンポンを連れて家から駅までの10分程度の距離を歩こうとしたところ、チーは眉間に皺を寄せながら「暑いからダメ! 」と抗議。結局、ポンポンは日傘を差したチーに抱っこされた状態で駅まで移動したのだ。また、チーは猛暑の日に道路が熱くなることから、ポンポンの肉球の火傷を心配したこともあった。こんなホットプレートみたいな場所を素足で歩かせたらかわいそう、そんな理屈で犬用の靴や靴下の購入を検討し、靴下に関しては本当に買ってきた。ちなみに、実際にポンポンに靴下を履かせてみたところ、ポンポンは歩きにくさを感じたのか、その場から一歩も動かなくなった。これは動物愛護なのか虐待なのか。その他、猛暑の日中、ポンポンを家で留守番させるとき、クーラーをつけたままにしておくか、それとも消すかという選択も、僕とチーとでは意見が分かれるところだ。もちろん前者がチーで、後者が僕である。僕としては、たとえば車内のように狭い密室なら熱中症の危険があると思うが、我が家のリビングでそれは考えにくいため、犬のためにクーラーをつけておくという考えには抵抗がある。逆に体調を崩す可能性だってある。うーん、これらの考え方の違いは、どちらが時代に適合しているのだろう。僕が古いのか、チーが極端なのか。犬馬鹿の境界線に悩む今日このごろである。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日第24回山本周五郎賞を受賞した窪美澄の同名小説を原作に、「性」と「生」を真摯に描いたタナダユキ監督の4年ぶりの長編最新作『ふがいない僕は空を見た』がこのほど、9月6日(現地時間)より開幕する第37回トロント国際映画祭「コンテンポラリー・ワールド・シネマ」部門に正式出品されることが決定した。心に闇を抱え、情事に耽るようになる高校生の卓巳とアニメ好きの主婦・あんずを中心に、彼らを取り巻く人々の苦悩と葛藤、そして再生をたどる物語。揺れ動く思春期を過ごす卓巳を永山絢斗(『ハードロマンチッカー』)、家庭に居場所のないあんずを田畑智子(『血と骨』)が等身大に演じる。国内では性描写の話題が先行し、過激とも捉えられる本作だが、その骨太な作風が同映画祭のプログラマーの目に留まり、今回正式出品される運びとなった。トロント映画祭で審査員となるのは観客。観客賞が最高賞となり、受賞すれば日本映画としては北野武監督作『座頭市』以来、史上2度目の快挙となる。本年度は、本作以外にも西川美和監督作『夢売るふたり』や大ヒット作『テルマエ・ロマエ』の上映もあり、日本映画勢の活躍が期待されるが、果たして本作はどのように受け止められるのか?国内でR−18指定を受けた作品としては一昨年の園子温監督作『冷たい熱帯魚』に続く出品となり、物議を醸すこと必至!前作『百万円と苦虫女』のモントリオール世界映画祭出品に続き、3度目の海外映画祭への出品を果たすタナダ監督は、「良い反応もそうでない反応も全てしっかりと受け止め、大いに刺激を受けてきたいと思います」と決意の一言。さらに、W主演を務める2人からも「僕が田畑さんと一緒に主演を務めた作品が、海外の映画祭で上映されると聞き、外国のみなさんがどう作品を受け止めてくれるか、不安で緊張しますが、何よりも反応が楽しみです。作品に込められた、日本人らしい繊細さを感じながら、楽しんでもらえたら嬉しいです」(永山さん)、「より多くの方の目に触れ、そして心に刻まれ、脳裏に残る、深く儚い愛と命と絆の作品だと思います。今日を、大事に生き明日からの糧に生きるということ、愛し愛されるということ、たくさんの人に見て感じてもらえれば幸せです」(田畑さん)と期待のこもるコメントが寄せられた。世界の舞台で初お披露目となる9月9日の上映には、タナダ監督も登壇し、舞台挨拶及びティーチインを行う予定。第37回トロント国際映画祭は9月6日(現地時間)より開幕。『ふがいない僕は空を見た』は11月17日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:ふがいない僕は空を見た 2012年11月17日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012「ふがいない僕は空を見た」製作委員会第37回トロント国際映画祭 [映画祭] 2012年9月6日から2012年9月16日までカナダ・トロントにて開催
2012年08月14日故デニス・ホッパーの息子ヘンリー・ホッパーが少女に対するレイプ行為の容疑で訴えられた。昨年末に公開されたガス・ヴァン・サント監督『永遠の僕たち』での好演が記憶に新しい新進俳優である21歳のヘンリーだが、カリフォルニア州ベニス・ビーチの自宅に当時15歳の少女を連れ込み、アルコールとドラッグで酩酊させた後、性的暴行に及んだとされている。ゴシップサイト「TMZ.com」によれば、現在16歳となる少女の母親が提出した訴状には、少女とヘンリーがFacebookを通じて数か月にわたりメッセージ交換を続けた後、自宅に連れ込んだヘンリーが「性交、オーラルセックス、ソドミーを含む性的暴行を少女に加えた」と記されているという。昨年2月に共通の友人を介して紹介されて以来、少女はヘンリーの自宅を数回訪れていたようだ。少女側の弁護士は、ヘンリーが「繊細な若い子供の好意を利用して、アルコールと違法ドラッグを餌に自宅に連れ込み、若く傷つきやすい少女を繰り返し利用した」と強く非難している。この件について、少女の母親は損害賠償と少女の精神的トラウマに対する治療を求めているという。ただ本件の被害届けが警察に提出されているかは分かっていない。■関連作品:永遠の僕たち 2011年12月23日よりTOHOシネマズシャンテ、シネマライズほか全国にて順次公開
2012年08月02日僕の中学・高校時代の同級生にSという男がいる。Sの存在を初めて認識したのは、今から20年以上前の1980年代後半。僕が大阪府下の某中学校に入学してすぐのころだ。Sは入学当初から学年で一番目立っていた。その存在感を一言で表すなら、ずばり大金持ちの超ボンボンである。なにしろSはまだケータイ電話が普及していなかった時代にもかかわらず、中学1年生にして超大型のケータイ電話を学校に持ってくるわ、これまた超大型のシステム手帳を学校に持ってくるわ、いったいどこのビジネスマンだと見紛うような重装備で校舎内を闊歩していた。ちなみにSは小柄な男で、中学1年当時は身長140cm台前半だったと思う。そんなチビッコが前述した重装備なのだ。漫画である。聞けばSの父は、大阪屈指の繁華街・ミナミを拠点とする不動産業で大成功をおさめた人物らしく、当時はバブル景気の真っ盛りだったこともあって、その羽振りの良さは常軌を逸していた。Sの自宅は大阪ミナミの超一等地にあるビル一棟丸ごとであり、そのビルのワンフロアすべてがSの部屋。月の小遣いの額を訊いたことはないが、間違いなく中1にしては異常なほど高額だったはずだ。当時、Sの財布の中身をなんとなく覗いてみたことがあるのだが、そのとき1万円札の束(おそらく10万円以上)が入っていて、思わず目を丸くした。Sに「100円貸して」と言って、1万円札を出されたこともあった。中でも忘れられないのは、中学2年のある日曜日のことだ。そのころ、どういうわけか急激にSと仲良くなった僕は、その日初めてSと外で遊ぶ約束をした。僕らは昼すぎごろに大阪ミナミの中心部である巨大ターミナル・難波駅の某スポットで待ち合わせをしたのだが、そのとき先に待ち合わせ場所に到着していた僕の目の前に、眩いばかりの原色イエローのスーツを軽快に纏った中学2年のSが颯爽と登場したのだ。当時のSの身長は、ちょっと伸びて150cmくらいである。Sのスーツは高級ブランド・ベルサーチのもので、数十万円はする代物だった。一方の僕はどこにでもいる中学生と同じく、ジーパンにTシャツ姿。友達と二人で歩いているだけで恥ずかしいと思ったのは、後にも先にもあのときしかない。Sの中学生らしからぬ風貌は、もし亀に乗っていたら完全に『お坊ちゃまくん』(小林よしのり)だ。さらに驚いたのはそれだけではない。Sと二人でミナミを歩いていると、通り沿いに並ぶ多くの飲食店の方々から次々に声をかけられる。「Sくん、今日もかわいいねえー」「Sくん、お父さんによろしくねー」「Sくん、また遊びにきいやー」。そう、Sは中学2年にしてミナミ界隈のちょっとした顔なのだ。いったい、どんな人生を送ってきたのだろう。その他、Sは高級ブランド時計を500本以上所有していたり、ヘリコプターを所有していたり、「銭湯に行く」と言ってヘリコプターで和歌山の温泉に飛び立ったり、それまでの僕の常識や価値観が根底から覆されるような仰天金持ち行動を連発した。彼と多くの時間を過ごした青春時代は、今も思い出深い。賛否はあるだろうが、金持ちのボンボンもあそこまでいけば笑えてくる。馬鹿らしくて、妬みや嫉みの対象にすらならないわけだ。しかし、それで終わらないのがSのすごいところである。その後、高校を卒業したぐらいのころに、Sの家庭は日本経済全体を襲ったバブル崩壊の余波をもろに食らい、大富豪から一転して多額の負債を抱えることになった。ミナミに所有していた数々のビルは次々に抵当権を実行され、その競落金もすべて多額の債務返済に充当されていく。果たしてその結果、Sは一家で平凡な賃貸マンションに引っ越すこととなったのだ。そして36歳になった現在、Sは中高時代からは考えられないぐらい、口を開けば「金がない、金がない」とぼやくようになった。いやはや、すさまじい落差である。現在の経済事情を訊くなどという下品なことはしたくないため、最近のSがどんな暮らしをしているのかはわからないが、おそらく相当大変なのだろう。もともとの資産が多くなれば多くなるほど、ちょっとしたボタンのかけ違いで生じる負債も莫大になるものだ。さらに現在のSの悩みは「金がないから、まだ結婚できない」ということらしい(ようやく「恋愛・結婚」をテーマにしたエッセーっぽくなってきた)。なんでもSには結婚を前提に付き合っている30代の彼女がおり、年齢的なこともあって双方とも早く結婚したがっているのだが、結婚式にかかる資金やその後の結婚生活を考えると、まだまだ貯金が足りず、月の収入も心許ないという。Sは意外に真面目で堅実な性格なのだろうか。ところが、次のSの台詞を聞いて、またも価値観のギャップに驚かされた。「だって結婚式って最低でも1億ぐらいはかかるやろ? そんな金、まだ無理やわー」。かかんねえよ――っ!!開いた口が塞がらないとはこのことだ。バブル崩壊以降、何かと「金がない」とぼやくようになったSだが、彼の場合、そもそもの金欠の基準が一般レベルと大きく違う。夫婦生活に必要な月収の最低ランクも、数百万くらいに設定しているのではないか。いずれにせよ、Sはまだしばらく結婚できないだろう。人間の成長過程で培われた価値観は、そう簡単に変えられるものではない。Sの奥さんになる女性を慮るばかりだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月15日正しく言うなら“cozy”。だから「アットホームな雰囲気」なら“cozy atmosphere”、「僕は僕自身をアットホームな雰囲気にしてくれるアットホームなところが好きだ」とちょっとばかり複雑なことでも“I love cozy places that make me feel cozy.”となるってわけです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日累計発行部数が1200万部を突破した小畑友紀の同名コミックを生田斗真、吉高由里子共演で映画化する『僕等がいた』の後篇が21日(土)から公開される前に、本作の特別映像が公開された。主人公の恋の結末のヒントがギッシリとつまった本映像。そのポイントはどこにあるのだろうか?『僕等がいた 後篇』特別映像『僕等がいた』は、北海道と東京を舞台に、誰からも愛される人気者でありながら心に暗い影を持つ青年・矢野元晴(生田)と、矢野の影を受け入れ彼を一途に想い続ける高橋七美(吉高)の7年にわたるラブ・ストーリーだ。北海道で出会ったふたりが、お互いを好きになるも、それぞれが抱える過去や迷いを前に立ち止まり、時に傷つけ合う姿を描いた前篇。そして明日から公開される後篇はその6年後を描く物語になる。このほど公開された特別映像では、東京の大学を卒業して出版社に務める七美、高校時代から彼女を見つめ続けた竹内(高岡蒼甫)らが登場する。遠距離恋愛中に音信を断ってしまった矢野はどこに行ったのか? 七美は矢野を待ち続けることができるのか? 特別映像は大自然を舞台に描かれる前篇とは異なり、都市で暮らす七美たちのドラマを捉えている。前篇の語り手は大人の七美で、矢野と初めて会った高校生の彼女は、“過去の記憶”だった。本作を手がけた三木孝浩監督が「この映画は、“過去の記憶”が現在の自分にどう作用しているのかを描いている」と語る通り、後篇で描かれる登場人物たちの行動や迷いは、前篇で描かれた出来事や関係が何らかの影響を与えている。このほど公開された特別映像に登場するシーンは、前篇で起こったどのドラマが関連しているのか? 短い映像ながら、劇場で観た前篇の“記憶”を頼りに、後篇のエピソードを予想できる内容になっている。『僕等がいた 前篇』公開中『僕等がいた 後篇』4月21日(土)公開
2012年04月20日累計発行部数が1200万部を突破した小畑友紀の同名コミックを生田斗真、吉高由里子共演で映画化する『僕等がいた』の前篇が現在公開されており、21日(土)からは後篇が公開される。人気原作を二部作連続公開で映画化する本プロジェクトはどのように進められたのか?メガホンをとった三木孝浩監督に話を聞いた。その他の写真『僕等がいた』は、北海道と東京を舞台に、誰からも愛される人気者でありながら心に暗い影を持つ青年・矢野元晴(生田)と、矢野の影を受け入れ彼を一途に想い続ける高橋七美(吉高)の7年にわたるラブ・ストーリーだ。『ソラニン』では浅野いにお氏の人気コミックを、『管制塔』ではGalileo Galilei(ガリレオガリレイ)の楽曲を基に新作を撮りあげた三木監督だが、本作も熱狂的なファンが多いコミックの映画化だ。「原作もので間違ってはいけないと思うのは“作者の先生のキャラクターに対するアプローチ”。そこさえ間違えなければ原作の世界観は損なわれないと思います」という三木監督は、原作に込められた“情緒感”をスクリーンに表現しようと工夫を凝らしたという。「風の動きだったり、髪が少し揺れたり、カメラをほんの少しだけ動かしたりしながら、情緒を映画の“動き”に変換して表現しました」。本作で矢野と七美はお互いを想いながら、何度もすれ違い、傷つけあう。時にふたりは目の前に“正しいこと”があるにも関わらず、それとは異なる行動をしてしまう。その“説明のつかない感情、行動”こそが本作のファンを魅了してきた。しかし、具体的に脚本を書き、俳優の演出をして、スタッフにシーンの説明をする監督にとって、“何だかよくわからない”感情や行動を描くことは容易ではない。「恋愛ってだいたい理不尽ですからね。明確な答えはないし。でも、理屈ではないからこそ腑に落ちる部分もあると思うんです。だから俳優さんにも事前にあまり説明はしないで、その場でそのセリフを聞いて、感情がどう動くかだけを大事にしてもらったんです。だから現場では、キャラクターのリアクションが“生の感情”かどうかだけを見ていた気がします」。ちなみに本作は7年に渡る物語だが、前篇の語り手は大人の七美で、矢野と初めて会った高校生の彼女は、“過去の記憶”だ。「前後篇でやるとなった時から狙っていたことなんですけど、前篇を観た観客のみなさんは、後篇を観るときには少し時間が経っているので前篇の内容が“記憶”になっているんです。この映画は記憶や思い出に関する物語なので、そこが体感として追体験できる。この映画は、“過去の記憶”が現在の自分にどう作用しているのかを描いているので、前篇の記憶が自分の中である程度、鮮明なうちに後篇を観てもらいたいですね」。『僕等がいた 前篇』公開中『僕等がいた 後篇』4月21日(土)公開
2012年04月17日僕が大の阪神タイガースファンであることは、僕の熱心な読者の方々(少ないけど)には広く知れ渡っていることだ。だからこそ、山田家のテレビには当然のように阪神戦の中継(CS放送)が映っていることが多く、それについて妻のチーの顔色をうかがうこともしばしばだ。何を隠そう、チーは子供のころから巨人ファンだからである。阪神ファンの男と巨人ファンの女。球界でもっともライバル視されている双方の伝統球団のファンに分かれた、一見相容れそうもない2人が、ひょんなことから出会い、結婚までしてしまった。傍から見たら、一触即発の緊迫状態をイメージするのではないか。しかし、これが意外にそうでもないから、男と女はおもしろい。僕は父親と姉が巨人ファンという家庭の中で、なぜか自分だけ阪神ファンになった男であるため、身近に巨人ファンがいる状態にすっかり慣れており、おまけに極度のアンチ巨人というわけでもない。阪神ファンである前に、プロ野球ファンなのだ。そういう意味では、父親と姉が巨人ファンという家庭の中で育ったチーのほうが、盲信的な巨人ファンになりそうだ。実際、子供のころは桑田真澄のファンで、その後も高橋由伸や二岡智宏など、巨人の歴代のスタープレーヤーを順当に応援してきたらしいが、そこは何事も年長者に従順な生粋の次女体質(犬体質とも呼ぶ)である。7歳上の僕と結婚して以降、テレビに阪神戦が映る環境に徐々に染まってきたのか、最近では阪神が勝利した瞬間、僕と一緒に喜ぶことも増えてきた。阪神ファン化が進んでいるのかもしれない。だから、僕らはいわゆる阪神・巨人論争で揉めることがない。2人で阪神・巨人戦を球場観戦するときは、僕の希望で阪神側に陣取るのが通例なのだが、チーは特に抵抗することなく、平気な顔で席に座っている。いやはや、そのへんは本当に楽な女性だ。とはいえ、チーの体には幼少期から育まれた巨人ファンの血液が根強く流れているのだろう。以前、東京ドームの阪神・巨人戦を観に行ったとき、特にそう思ったのである。その日の試合は、序盤から巨人が阪神を圧倒的にリードする展開だったため、東京ドームの阪神側スタンドに陣取る数万人の阪神ファンは一様に意気消沈しており、暗いムードが漂っていた。中には口汚い罵声を飛ばすガラの悪いファン(こういう阪神ファンは嫌いです)もおり、実際いくつかのメガホンがグラウンドに投げ込まれていた。そんな中、僕の隣のチーだけが、あろうことか無邪気に喜びを爆発させたのだ。「わー、やったー! さすが由伸ー! 」。当然、周囲の阪神ファンの視線が一斉に集まった。しかし、チーはそれに気づいていないのか、どこまでもヘラヘラした顔で「巨人、強いねー! 」と僕に話しかけてくる。あわわわ、あわわわ。僕は一気に狼狽した。チーさん、それはさすがにやばいって。いくらなんでも場違いすぎる。こんなガラの悪い阪神ファンがたくさんいる中で、彼らの神経をむやみ逆撫でするような巨人ファン発言は、ほとんど自殺行為だ。おそるおそる周りに視線を配った。すると、数人の阪神ファンが怪訝そうな表情で、僕を睨んでいた。きっと彼らは僕のことも巨人ファンだと思ったのだろう。チーが「巨人、強いねー」などと嬉しそうに同意を求めてくるからだ。普段、僕は球場で野球観戦をするとき、阪神の帽子をかぶったり、レプリカユニフォームなどを纏ったりしない主義だ。メガホンすら一度も買ったことがなく、いつも普段着のまま席に座ることにしている(立って応援するのも嫌い)。といっても、そこに何か深いポリシーがあるわけではなく、単純にグッズ類には興味がない淡白な性格なのだ。したがって、傍から見たら阪神ファンだと思われにくいのだろう。僕のことを睨みつけた阪神ファンの方々も、外見で自分たちの仲間だと判断できなかったため、チーの巨人応援発言に過剰反応を示したのではないか。それを証拠に、周囲の観客はみんな阪神のレプリカユニフォームを纏っており、僕1人だけが完全に浮いた状態だ。そうなのだ。僕1人だけが浮いている、すなわちチーは意外に浮いていないということだ。それもそのはず、チーは本来は巨人ファンのくせに、場の空気に染まったのか、球場の売店で阪神グッズ(虎耳が付いたカチューシャ)を購入しており、試合開始から迷わずそれを装着。だから周囲の観客は、チーを阪神ファンだと信じて疑わないわけだ。そう考えると、みるみる恐ろしくなった。ということは、きっとあれだ。さっきの巨人応援発言は、阪神ファンの女(虎耳カチューシャのチー)から巨人ファンの男(普段着の僕)に向けられたものだと解釈されたのだろう。つまり、発言を意訳すると「やったー! さすが由伸ー! 」は「やったね、あなたの好きな由伸が打ったよ」、「巨人、強いねー! 」は「巨人が強くて良かったね」という意味になる。うーん、ありえますね。果たして僕は身の危険を感じ、試合終了を待たないうちに、チーの手を引いて観客席から退散した。背中に冷ややかな視線が容赦なく突き刺さり、心臓が早鐘を打つ。今度、野球を観に行くときは阪神・巨人戦以外にしようと思った、恐怖体験である。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月13日「次世代のハリウッドのスーパースター」というこの男の称号から“次世代の”という文言が取れる日はそう遠くないだろう。ディズニーのファンタジー・アドベンチャー超大作『ジョン・カーター』を始め、次々とビッグバジェットの話題作、巨匠の手による作品に出演し成功への階段を駆け上がるテイラー・キッチュ。本人曰く「地球上で一番最後の公開国のひとつ(笑)」であり、確実に彼のファンが増えつつあるここ日本での公開を前に改めて来日した彼に話を聞いた。“ポストジョニー・デップ”、“ハリウッドに久々に現れた新星”などと周囲の期待の声は高まる一方だが、テイラーは華やかなハリウッドの喧騒、スポットライトと距離を置くようにロスやニューヨークといった大都会ではなく南部の田舎に居を構えている。とはいえ、周囲の期待から逃げているわけではなく、むしろそうした声を正面から受け止めている。「何より、僕に対して一番期待をしているのは僕自身だからね。ただ、シンプルさを保つということは大切にしているよ。いまは幸いなことにベストな人々と仕事をさせてもらってるし、この状態を続けていきたいと思ってるよ」。生まれ故郷のカナダではアイスホッケーの選手として活躍するもケガもあって挫折。その後、演技を学ぶためにニューヨークへと移った。いまでこそ引く手あまたの活躍を見せるが、20代前半の下積みの時代にはかなりの苦労を味わった。自らを「頑固なタイプ」と分析し「その資質がつらい下積みの状況で幸いしたと思う」とふり返る。「どうして演技に興味を持ったのかは自分でもよく分からないな。でも役を演じること、物語を伝えるということで本当に自分が満たされるんだ。それができるのならどんなことでもやるという意志は当時から持っていたよ。あの頃はすごく生意気だったから『オール・オア・ナッシング』、のるか反るかっていう気持ちも強かった。演技を勉強するのに最善の場所に来たからには、自分のやれるベストを尽くそうという思いだったし、それがあったからいまの僕があるんだ」。本作の主人公ジョン・カーターはかつて家族を失った傷を抱える男。アクション映画の主人公でありながら、従来のヒーローらしからぬ複雑な内面をテイラーは見事に体現しているが、こうした役柄を演じる楽しさについて語る。「ジョン・カーターだけでなく、(出世作となったドラマ)『Friday Night Lights』の役にせよ『バンバン・クラブ −真実の戦場−』(’10)のケヴィン・カーターにしろ、心に傷を抱えた人間を演じる中で、多くの“発見”があるんだ。役にアプローチする上で自分自身を探っていくという作業が必要なんだけど、その過程で自分の中に同じような要素を見つけることがある。それはある意味で(傷を持ったキャラクターに対する)治療のようなものなんだ」。ではこれから演じてみたいキャラクターは?「そうだな…今回の『ジョン・カーター』ではほんの少しだけど西部劇の雰囲気を味わうことができたから、今度は本格的な西部劇に出てみたいね。次の作品(※オリヴァー・ストーン監督作『Savages』)ではネイビーシールズ(海軍特殊部隊)の実在した方を演じているんだけど、素晴らしい経験で光栄なことだったよ。僕は常にオープンでいるから、新しい監督、作品、役柄にどんどん出会っていきたいね」。劇中で披露している、1年近くのトレーニングと食事制限によって作り上げた肉体に話題が及ぶと「特殊効果だよ(笑)」とおどけ、最も苦労したシーンは?という問いには、激しいアクションシーンや複雑な内面の描写に関する答えが返ってくるかと思いきや「誰もいないところで、群衆がいるという想像しながらスピーチしたシーンかな」という答えが…。どうやら次代のハリウッドを背負う新星は照れ屋のようだ。(photo/text:Naoki Kurozu)特集:『ジョン・カーター』“胸きゅん”ポイント、徹底検証!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:『ジョン・カーター』のココに胸きゅん!vol.2ディズニー史上に残る、壮大ロマンス『ジョン・カーター』主人公の肉体美はCG?「製作費すべてを注ぎ込んだ」テイラー・キッチュ&中山優馬がL.A.以来の再会!テイラー・キッチュが力説する“一目惚れ”の愛『ジョン・カーター』メイキング映像工藤静香「刺激を受けた」ディズニー大作の絵画コンクールで特別審査員
2012年04月11日「僕は妹に恋をする」、「僕の初恋をキミに捧ぐ」の作者として知られる青木琴美の新作で、少女コミック誌「Cheese!」(小学館刊)で連載中の大人気コミック「カノジョは嘘を愛しすぎてる」が、フジテレビの製作で実写映画化されることが決定。人気若手俳優&女優の登竜門とされてきた少女コミックの実写映画化だが、このほど、ヒロインを一般オーディションで決定することが発表された。「僕は妹に恋をする」では兄妹間の恋、「僕の初恋をキミに捧ぐ」では幼なじみ同士の恋を描き、多くの女性から支持を集めてきた青木琴美が本作では描くのは、音楽業界をめぐる年の差の恋。天性の歌声を持った16歳の女子高生・リコと、自分の正体を隠したままに彼女をナンパし付き合い始めた25歳の売れっ子サウンドクリエイターの秋。やがてリコは、秋の元バンドメンバーでライバルの心也にボーカリストとしての才能に惚れこまれ、プロデュースされることに。リコをめぐり、秋と心也の恋の争奪戦へと展開していく。憧れのミュージシャンとの三角関係、さらに歌手としての才能が開花していくサクセスストーリーという、女性の夢と願望をぎゅっと詰め込んだ物語に加えて、音楽ビジネスの裏側を興味深く描いている本作は、2009年の連載開始以来、実写映画、TVドラマ、アニメと全ての映像業界から高い注目を集め、映像化権の争奪の的となった。待望の実写化でメガホンを握るのは『タイヨウのうた』、『Flowers』の小泉徳宏。さらに音楽プロデューサーには、先日惜しまれつつ解散した「東京事変」のベーシスト、亀田誠治が抜擢された。映像と音楽を熟知している最強の2人がタッグを組み、オーディションを進めていく。松本潤&栄倉奈々で映画化された『僕は妹に恋をする』、井上真央&岡田将生による『僕の初恋をキミに捧ぐ』を始め、現在公開中の『僕等がいた』(生田斗真&吉高由里子)や『パラダイス・キス』(北川景子&向井理)などなど、ラブストーリーの鉄板である少女コミックの実写映画化では、人気絶頂の若手キャストが抜擢されるイメージがあるが、異例の一般オーディションを実施するのは、これまでのあらゆる既成概念に囚われず、原作のコミックから飛び出してきそうな“本物”のリコを探すため。プロ・アマ問わず、13以上の女性であれば誰でも参加OK!3月24日(土)~6月30日(土)まで3か月間以上をかけ、2曲の歌唱素材を審査内容にするなど、大々的なオーディションとなりそう。「我こそはリコ!」という方は、映画公式サイト、公式Twitterで詳細をチェック!果たして、どんなヒロインが誕生するのか?映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は2013年以降、公開予定。『カノジョは嘘を愛しすぎてる』公式サイト:kanouso-movie.com公式Twitterアカウント:kanouso_movie■関連作品:カノジョは嘘を愛しすぎてる 2013年以降、公開予定
2012年03月24日累計発行部数が1200万部を突破した小畑友紀の同名コミックを生田斗真、吉高由里子共演で映画化する『僕等がいた』の女性限定試写会がこのほど行われ、幅広い年齢層から高い評価が集まった。その他の写真『僕等がいた』は、北海道と東京を舞台に、誰からも愛される人気者でありながら心に暗い影を持つ青年・矢野元晴(生田)と、矢野の影を受け入れ彼を一途に想い続ける高橋七美(吉高)の10年以上にわたるラブ・ストーリー。映画化に際しては前後篇の2部作として製作し、連続公開する。本作は、恋人たちの10年以上に渡る恋の行方を描いた作品だが、今回の試写会では、北海道を舞台に高校生の矢野と七美の出会い、恋、そして迷いを描いた“前篇”を上映。終了後のアンケートでは「胸がキュンとした」と回答した観客が90パーセントを突破し、原作コミックを読んでいるという観客からも「最初は不安だったが、原作の要素をうまく2時間にまとめていて好感」「大好きだったシーンがちゃんと映画版にも残っていてうれしかった」などの声が寄せられた。注目なのは高評価を与えている観客の年齢に偏りがないことで、若い観客が「七美たちの純愛を観て、私はまだまだ本気の恋愛をしていないのかなと思った」という感想を述べる一方で、年配の観客は「十代の頃の純粋な恋をしたくなりました」「高校をとっくの昔に卒業した自分でも充分楽しめ、大満足」「自分が高校生の頃のことを思い出して胸がせつなくなった」など、自身の過去の恋愛を絡めながら感想を述べる人が多かった。コミック原作の純愛ドラマは、10代をメインターゲットに制作されることが多いが、本作は幅広い年齢層からの支持を集めており、公開後は口コミなどでさらに多様な観客を集めることになりそうだ。『僕等がいた』3月17日(土) 前篇4月21日(土) 後篇 2部作連続ロードショー
2012年03月16日『ソラニン』の三木孝浩が監督のもと、生田斗真と吉高由里子をW主演に迎えた純愛ラブストーリー『僕等がいた』。既に放送開始しているTVスポットとは異なる、ヒロイン・七美の視点で綴られたウェブ限定バージョンが解禁となった。累計発行部数1,200万部を超える小畑友紀の人気コミックスを原作に、高校時代を舞台にした七美(吉高さん)と矢野(生田さん)の出会いから別れまでを描いた前篇、大人へと成長し離れ離れとなった2人が再び巡り会う後篇の2部作で6年にわたる純愛を描く。吉高さん演じる七美の視点から、6年間の“ひたむきな愛”がストレートに綴られているこちらの予告編映像。冒頭では、初恋、告白、そして孤独を抱える矢野との楽しくも切ない恋の模様が映し出される――そして6年が過ぎ、大学を卒業し東京の出版社に勤めながら忙しい日々を送る七美。消息を絶ってしまった矢野を探し、大きく開いてしまった距離を埋めるように七海は思いを強くする。「私の願いは、矢野の願いが叶う事」という七美の言葉からは、その愛の大きさが感じられる。一方で、矢野の親友・竹内(高岡蒼佑)からも想いを寄せられ、矢野への想いとの間で揺れる切ない七美の乙女心に、胸をギュッと掴まれる方も多いのでは?さらに、「Mr.Children」が手がけた前篇の主題歌「祈り ~涙の軌道」が、作品の世界観を一層盛り上げ、落涙必至の映像に仕上がっている。TVでは見ることのできないこちらの映像から、2人の純愛に胸キュンしてみては?『僕等がいた前篇』は3月17日(土)より全国にて公開。『僕等がいた後篇』は4月21日(土)より公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:女子は「安定感」、男子は「隙」?『僕等がいた』を題材にモテの秘訣を伝授!吉高由里子、モノマネ芸人・福田彩乃との禁断の共演に「やりづらい…」恋愛講座付き!『僕等がいた』女性限定試写会に25組50名様をご招待『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化生田斗真、初共演した吉高由里子の第一印象は「賢い人」
2012年03月12日累計発行部数が1200万部を突破した小畑友紀の同名コミックを生田斗真、吉高由里子共演で映画化する『僕等がいた』の最新予告編がこのほど公開された。『僕等がいた』は、北海道と東京を舞台に、誰からも愛される人気者でありながら心に暗い影を持つ青年・矢野元晴(生田)と、矢野の影を受け入れ彼を一途に想い続ける高橋七美(吉高)の10年以上にわたるラブ・ストーリー。映画化に際しては前後篇の二部作として製作し、連続公開する。予告編はこちら登場人物たちの様々な想いや、忘れることのできない過去が時にぶつかり、時にすれ違いながら、主人公ふたりの恋模様が描かれる本作。このほど公開された予告編は、吉高演じる七美の目線で編集されたもので、吉高が「人に対する愛情から強さを見出す女の子」と分析する七美の想いの強さが伝わってくる内容に仕上がっている。また、予告編映像の後半にはMr.Childrenが本作のために書き下ろした主題歌も使用されており、こちらも注目したいところだ。『僕等がいた』3月17日(土) 前篇4月21日(土) 後篇 2部作連続ロードショー
2012年03月12日累計1,000万部を突破し、10年にわたり愛されてきた人気恋愛コミックを実写映画化した『僕等がいた』の公開を記念して、シネマカフェの女性読者を集めて試写会を開催。上映後には、恋愛科学研究所所長の荒牧佳代が登壇し、女性読者たちに向けて恋愛講座を行った。本作を鑑賞して「中学時代に戻ったような気持ちになりました」と語る荒牧さん。劇中の恋愛模様には、女性の心をときめかせる要素がふんだんに盛り込まれているが、中でも人気男子の矢野(生田斗真)と真面目男子・竹内(高岡蒼甫)から好意を寄せられる七美(吉高由里子)との三角関係は胸キュンもの。女性にとっては羨ましい状況だが、七美の“モテ”の秘訣について荒牧さんは「自分の魅力をよく知っていて、信じている。自分の心に正直なところが好かれる要素であるし、その安定感や安心感が自分を正してくれるような印象を与えているので、そこに不安定な矢野も惹かれるのでは」と分析した。一方、クラスの女子の3分の2を虜にするモテ男・矢野についてはずばり、「母性本能をくすぐられる」タイプと診断。「女性は誰でもかわいいものを見てかわいいと思う母性本能を持っているので、どこか心が不安定で、かっこいいのに満たされていない矢野に惹かれるのでしょう。女性はその生活に入り込んで刷り込みたいので、そういう居場所を作る“隙”があるんですよね」と“ほっとけない男子”がモテるワケをレクチャー。本作では高校生から社会人にかけて、矢野と七美の6年にも及ぶラブストーリーが2部作で描かれるが、北海道と東京で離れてもなお純愛を貫き通す2人の姿は、切なくも尊い。「女性は、恋人と離れてて寂しくはなるけど、男性を好きでいられる自分や離れても好きな男性を見つけられた自分が好き。七美のように、矢野を好きな自分を信じられる精神力の強さが女性にはあるんです」。さらに「女性の恋愛感情は男性の8倍以上」という荒牧さんは、女性にとって恋愛することの魅力を改めて説明。たとえ「恋することを忘れてしまった…」という女性にとっても、本作を観ると「自分たちの忘れかけていたストレートな感情を呼び起こされるはず」とオススメした。『僕等がいた前篇』は3月17日(土)より全国にて公開。『僕等がいた後篇』は4月21日(土)より公開。■関連作品:僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:吉高由里子、モノマネ芸人・福田彩乃との禁断の共演に「やりづらい…」恋愛講座付き!『僕等がいた』女性限定試写会に25組50名様をご招待『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化生田斗真、初共演した吉高由里子の第一印象は「賢い人」ミスチル桜井「真っ直ぐな気持ちで取り組んだ」『僕等がいた』主題歌リリース決定
2012年03月07日3月1日(木)に、映画『僕等がいた』“恋活”女子限定!恋愛応援試写会にスペシャルゲストとして、主演の吉高由里子、共演の小松彩夏、更に今、数々のモノマネでお茶の間人気急上昇中の芸人、福田彩乃が登場!福田彩乃が主人公・七美の名台詞「好きだバカ―!」と叫びながら劇中の七美の衣装で登場すると会場に集まったお客さんは、吉高由里子が登場したと思い、大歓声に包まれたが、徐々に福田さんだと気づき笑いが起き始めた…そんな空気にもめげず福田さんが映画の1シーンを膨らませつつモノマネをしていると、「何やってるんですかっ?」とツッコミながら舞台袖から(本物の)吉高由里子が登場!会場は一気にヒートアップ。●自分のモノマネで爆笑を巻き起こす福田を見て吉高:矢野じゃないわっ!何やってるんですかっ?(福田にツッコミながら登場)。フェイクがある舞台挨拶は初めてですよ。似てますか?やりづらい舞台挨拶だな…。こう見えて、(福田は)実はちゃんとした人。だから余計イラっとする(笑)。小松:こんなにたくさんの女子に囲まれることはなかなかないので緊張しちゃいます。申し訳ないけど2人(吉高と福田)は見れば見るほど似てるなと思います(笑)。~3人が恋愛相談にこたえました~●長く付き合っていくにはどうしたらいいでしょうか?束縛っていいの?(18歳)吉高:みんな最初から別れようと思って付き合ってないですからね…どうですか?福田:束縛とかいらないっ!お互いが思いやりとか持っちゃえばいいんじゃないの?(YOUのモノマネ)。小松:私は、若いころは束縛してたけど、今では、我慢も大事じゃないかなと思います。●他のクラスに大好きな人がいるのですが、2回告白して2回とも振られてしまいました。「友達としか見れない」と言われてしまっているのですが、どうしても諦められませんどうしたらよいのでしょうか?(16歳)小松:学生の頃は積極的で、何度も振られたけど結局付き合えたので諦めなくてもいいんじゃないですか?吉高:小松さんを振る男はどいつだ!?私は「諦めろ」とも「行け」とも言いません。感情の起伏を楽しめている16歳って学生の環境はうらやましいです。福田:私だったら次行っちゃいますね(笑)。●男性を見ていると、どうしても自分の父親と比べてしまいます。ファザコンかもしれませんが、自分のお父さんよりかっこいい異性と出会ったことがないです。どうすれば良いでしょうか?(27歳)小松:私も父や兄に雰囲気が似た人を好きになってしまうので、気持ちはわかるんですよね。福田:視野を広げてお父さんの友達を紹介してもらえばいいんじゃないですか?吉高:最近歳の差婚もありますし、年齢問わず!映画について吉高:キュンキュンしたり懐かしく思っていただけたり、学生さんとかは憧れるようなエッセンスも入った作品です。音楽もMr.Childrenさんの描き下ろしになっていてすごく素敵な歌です。映画の方はちゃんとやらせていただきました。楽しんでください。小松:今日も制服着ている方もいますが、年齢問わずキュンキュンできる作品になっているので楽しんでいただきたいです。これを観て、皆さん素敵な恋をしていただけたらなと思います。福田:私は出てないんですけどキュンキュンする映画なので、皆さんキュンキュンしてください!お願いします(吉高由里子のモノマネ)。作品情報『僕等がいた』配給:東宝/アスミック・エース3月17日(土)4月21日(土)2部作連続ロードショー(C)2012「僕等がいた」製作委員会 (C)2002小畑友紀/小学館
2012年03月05日以前、古い男友達と飲んだときの話である。そのとき集まったメンバーは僕以外に3名で、仮に親分肌のAくん、イケメンのBくん、バツイチのCくんとする。彼らはみんな僕と同い年で、すでに結婚して子供もいるパパさんだ。今回はそんな男飲みならではの、30代パパさんたちの本音をお届けしたい。本音の対象は、それぞれの奥さんについてである。もちろん、これが世の既婚男性の一般論というわけではなく、あくまで一例にすぎないので、どうか寛大な心で読まれたし。最初、話題の中心になったのはバツイチのCくんだ。Cくんはこの飲み会の直前に、あろうことか奥さんと大喧嘩したらしく、序盤からテンションが下がり気味だった。「女っていうのは、本当にわからない……」。そう連呼して、頭を抱えていたのだ。曰く、喧嘩の理由はこの飲み会にあるらしい。前の日までCくんの飲み会参加を快く了承していたはずの奥さんが、当日の開始直前になって、突然ごねだしたという。「わたしが大変な時期なのに、あなただけ遊びに行って! 」。そう、奥さんはCくんとの第二子を妊娠中だったのだ。Cくんは「それなら最初からそう言ってほしかった」と愚痴をこぼした。確かにそれはそうだろう。前日はOKだったことが、当日になって一転してNGになることほどつらいものはない。これはいったい、どういう心変わりなのだろう?「嫁が言うには、気が変わったんだって」。Cくんは続けた。「昨日はなんとなく機嫌が良かったから、ついOKしたけど、今日はそういう気分じゃなくなったらしくて、急に怒りだしたんだよ。まあ、妊娠中はそういうこともよくあるらしいよ」。お、女だ――。僕は唖然とした。この感覚は、男には一生理解できないだろう。結局、その飲み会でCくんは酒を頼まず、コーヒーを一杯飲んだだけで、さっさと途中退転した。なんでも奥さんとの大喧嘩の末、最終的に「行くならいいけど、すぐに帰ってきなさい! 」と、これまた理不尽な命令を下されていたらしい。かわいそうに。一方、イケメンのBくんの奥さんは超放任主義だ。夫が夜遊びしようが一切文句を言わないらしく、Bくんはいたって快適そうだ。2人の子育てに関しても、近くに住む両親が積極的に助けてくれるため、ますますBくんは自由を満喫できるようになったとか。しかし、そんなBくんにも悩みがあった。「嫁が日に日に太っていってて、それがつらいんだよ。本当は3人目の子供が欲しいんだけど、最近の嫁の感じだと、そういう気分になれなくて……」。今これを読んで気分を悪くした御婦人の皆様、どうか寛大に受け止めていただけると幸いです。Bくんは決して悪気があるわけではなく、切実に悩んでいるのだ。もっとも、これは逆のケースもありえるため、僕は我が身の将来が不安になった。もしこの先、僕が太ってしまったら、さらに薄毛も進行し、完全に禿げてしまったら、チーはいったいどう思うのだろう。彼女のことだから、遠慮なく「ハーゲ、デーブ」と罵ってきそうな気がする。笑いのネタにされそうな気がする。それはつらいなあ。禿げは仕方ないにせよ、なんとか体型だけは維持したいものである。その点、親分肌のAくんの奥さんは理想的だ。彼の奥さんは3人の子供を産んだにもかかわらず、独身時代と変わらず細身でスタイルが良く、品のある綺麗な女性だ。年齢もまだ30歳くらいで、すなわち女性のセクシャルな魅力を充分維持している。「いいよなあ、Aの奥さんは綺麗でスタイルも良くて……」。イケメンのBくんが恨めしそうな視線を送る。「いや、だからといって、そういう気分になるわけじゃないよ」とAくん。なんでもAくんは、その綺麗な奥さんとレス状態らしい。Bくんのようにヴィジュアルに不満があるわけではないのだが、3人の子育てをする奥さんを間近で見ていると、もはや女性というより母親にしか見えなくなり、そういう欲求も湧いてこないとか。理由と経緯は違えども、AくんもBくんと同じような夫婦生活を送っているのだ。とはいえ、二人ともまだ30代半ばの男である。当然、性的欲求そのものがなくなったわけではないため、それについては別の方法で処理しているとのこと。僕が聞いた限り、それらは決して浮気というわけではなかった。あくまで夫婦関係に悪影響を及ぼさないことを大前提とした、男のストレス対策のひとつであるということぐらいで記述を留めさせていただきたい。あとは、ご想像にお任せします。その後、ひとしきりAくんとBくんのストレス対策について話が盛り上がったあと、いよいよとばかりにAくんが僕に視線を向けてきた。「で、おまえのところはどうなん? 奥さんとそっちのほうは?」。男同士の飲み会とは、言いたい放題ぶっちゃけ話のオンパレードだ。だから僕も酔いに任せて、ざっくばらんに打ち明けた。しかし、これ以上書くと文字数がオーバーしてしまうため、今回は泣く泣く断念せざるをえない。いやあ、残念である。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月10日コミックの累計発行部数が1000万部を突破した小畑友紀の同名コミックを映画化する『僕等がいた』の完成披露イベントが30日に、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた。巨大なハート型レッドカーペットが敷かれた会場には、ダブル主演を果たした生田斗真と吉高由里子、三木孝浩監督(『ソラニン』)が登場。駆けつけた約800人のファンは大歓声をあげた。その他の写真北海道と東京を舞台に、誰からも愛される人気者でありながら心に暗い影を持つ青年・矢野(生田)と、矢野の影を受け入れ、一途に想い続ける高橋(吉高)の10年以上にわたるラブ・ストーリー。映画化に際しては前後篇の二部作を製作し、東宝とアスミック・エースの共同配給で連続公開する。「前後篇という一番いい形で原作を映像化できた」(生田)、「前篇後篇に分けた意味がある作品」(吉高)とアピールにも力が入った。初共演の印象について、生田は「以前から映画やテレビで拝見し、魅力的な女優さんだと思っていたし、バラエティ番組ではちょっと不思議ちゃんなのかなって(笑)。実際お会いすると、とても賢いというか頭がいい方だった」。対する吉高は「とにかく豪快な人。特に笑い声が豪快でした。それに現場に平等に愛を注いでいた」とニッコリ。前篇は高校時代の二人にスポットを当て、生田が学ラン姿、吉高はセーラー服姿を披露しており「とても似合っていた」(生田)、「新鮮でカッコ良かった」(吉高)と互いの制服姿を称えあう場面もあった。撮影中も二人の息はピッタリで、三木監督が「付き合ってるのって思うほど」だったという。「モニター越しで見えるこっちが嫉妬することも。最初から距離が近すぎるから『もうちょっと抑えて』と指示させてもらった」と振り返った。目指したのは“観たら恋したくなる映画”だといい、「恋したり、人を好きになるときの強いエネルギーを感じてもらい、観たみなさんが元気になるきっかけになれば」と作品にこめた熱い思いを語っていた。『僕等がいた』3月17日(土) 前篇、4月21日(土) 後篇 2部作連続ロードショー
2012年01月30日