木村拓哉と中居正広ロックバンド・男闘呼組が期間限定で復活した。成田昭次、高橋和也、岡本健一、前田耕陽のメンバーで、7月16日放送のTBS系『音楽の日2022』にサプライズ出演し、29年ぶりのステージを披露。さらに、2023年8月までの期間限定で「男闘呼組1988」として活動することも発表された。《イケオジでしょ〜。本物のやつ〜!》1988年にジャニーズ事務所からデビューした男闘呼組。しかし、1993年6月をもって高橋がジャニーズから解雇され、グループは活動休止状態に。その後、成田と前田も退所し、現在もジャニーズに所属するのは岡本のみとなっていた中、今回の男闘呼組再始動が発表され、ネット上のファンも盛り上がっている。「なお、今年の『音楽の日』では、MCの中居正広が急性虫垂炎で入院したため出演を取り止めていましたが、男闘呼組の事前収録には立ち会えていたとして、番組ではその時の記念写真が公開されました。これに対し、男闘呼組ファン、また中居ファンも大歓喜。というのも、中居は男闘呼組をリスペクトしていることで知られているからです」(スポーツ紙記者)中居は1991年、SMAPの一員としてジャニーズからデビュー。彼らにとって、男闘呼組は先輩にあたる。SMAPは2016年12月末に解散し、中居も2020年4月に独立しているが、男闘呼組への思いは変わっていないようだ。自身の公式サイト「のんびりなかい」でも、『音楽の日』収録にて男闘呼組と撮影したオフショットを公開した中居は、「ね〜、最高だったでしょ〜。久しぶりに、ピリッとする様な同窓会の様な、私にとっていい時間でした。エンタメっていいですね〜!ほら〜、超シブでしょ、エグいっしょ、イケオジでしょ〜。本物のやつ〜!」と、嬉しさが滲むコメントも掲載。ネット上のファンも「会えて良かったね!」と、一緒に喜んだ。「中居だけでなく、SMAPメンバーはかねてから男闘呼組へのリスペクトを口にしてきました。たとえば、2004年放送の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)にSMAPが出演した際も、やはり“男闘呼組愛”を語っていたんです」(同・前)稲垣吾郎が「僕も感動」当時、中居は「特別ですね、男闘呼組の皆さんは」と口にし、隣にいた木村拓哉も「果てしなく一緒に遊ばせてもらいましたね。男闘呼組の皆さんには」「1週間が7日だとしたら、ヘタしたら7日。少なくて5日ぐらいとか。すーごいもう、飯食いに連れてってくれたりとか、『お前最近好きな洋服ねえの?』とか言って、『今から洋服屋行くから一緒に行こうぜ』とか」と、プライベートでもよく誘われていたと話していた。木村はさらに、岡本が使っていたギターを本人から「やるよ」と言われてもらったことが、ギターを始めるきっかけになった……というエピソードも明かしていた。「中居に関しては、水面下でも男闘呼組メンバーの動向を気にしていた様子。1995年にジャニーズを退所した成田は、2009年に大麻取締法違反で逮捕され、その後は長らく表舞台から姿を消していたのですが、2020年に音楽活動を再開。その際、成田のライブ会場に中居からお祝いの花が届いていたことが、ファンのSNSなどで報告されました。中居の気遣いに感激する声のほか、“どこでライブの情報を知ったんだろう?”と驚く声もあったようです」(音楽誌ライター)また、SMAP解散後に草なぎ剛、香取慎吾ともにジャニーズを離れて「新しい地図」として活動中の稲垣吾郎も、今月19日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『THE TRAD』(TOKYO FM)内で、「土曜日(『音楽の日』放送日)は、僕にとってビッグニュースが。男闘呼組。僕の憧れの先輩であり……。歌番組にね、30年ぶりに、テレビパフォーマンスしてくださって。嬉しかったですね」「僕も感動。喜んだ人も多いんじゃないでしょうかね」などとコメント。そんな稲垣の発言にも、ネット上のファンからは「吾郎さんが男闘呼組の話してる!」「吾郎ちゃんや、ほかのSMAPメンバーも『音楽の日』を見て男闘呼組さんの復活を喜んだのかな」といった声が寄せられていた。このように、男闘呼組復活の話題を通じて、SMAPの思いを感じ取るファンも。期間限定の活動の中で、男闘呼組がほかの音楽番組に出演する機会もあるとみられるが、その時は彼らからSMAPにまつわるエピソードが聞けることもあるだろうか。
2022年07月22日堂本剛と木村拓哉と堂本光一7月21日放送の『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』(フジテレビ系)に、木村拓哉がゲスト出演することがわかった。1996年10月〜2001年3月まで放送された『LOVE LOVE あいしてる』は、KinKi Kids(以下、キンキ)・堂本剛&堂本光一と、吉田拓郎がMCを務める音楽バラエティー。レギュラー放送終了後、特番という形で復活したこともあるが、吉田が2022年内に活動終了する運びとなり、今月21日放送の同番組でテレビ出演も最後になると発表。番組自体も、この放送をもってシリーズを終える方針のようだ。KinKi KidsはSMAPのバックだったそんな『LOVE LOVE あいしてる』最終回で、吉田が“最後に会いたい人”として木村を指名したそう。「キンキにとっても、木村はジャニーズ事務所の大事な先輩。両者の深い関係性は、ファンの間でも有名です。キンキはかつて木村が在籍していたSMAPのバックダンサーを務めていましたが、今回の特番では、木村が“25周年を迎えるKinKi Kidsとファンの皆さんに喜んでもらいたい”という思いから、彼らのバックダンサーとしてステージに立つという企画も発表されています」(スポーツ紙記者)木村は、過去にキンキのバックで踊っていた生田斗真、風間俊介とともに“ジャニーズシニア”を結成してパフォーマンスするといい、ネット上のジャニーズファンからも注目を集めている。なお、SMAPは2016年12月末で解散しており、翌年9月には元メンバーの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がジャニーズからも退所。その後、3人はSMAPの元マネジャー・飯島三智氏が代表を務めるCULENに移籍し、「新しい地図」名義で活動している。そして、2020年3月末には元SMAPリーダー・中居正広もジャニーズを退所し、独立。SMAP解散時のメンバーでジャニーズに残留しているのは、木村のみとなった。一方でキンキは、これまで事あるごとに“SMAPとの絆”を感じられるような発言をしており、双方のファンを喜ばせてきた。たとえば、2018年7月放送の『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジ系)に、当時ジャニーズに所属していた山下智久(2020年10月に退所)がゲスト出演した際、山下がかつてキンキのバックダンサーだったという話から、光一は「“バックについていた時の踊りのほうが忘れない”っていうの、あるよね。だから、SMAPの皆さんのバックに僕らがついていたことは、結構覚えています」とコメント。KinKi Kidsが「新しい地図」と!?また、2021年9月には『ブンブブーン』放送300回を記念し、木村がゲスト出演。この時は剛が木村を「お兄さん」呼びするなど、先輩・後輩の良好な関係性を覗かせていた。ちなみに、同年10月の文化放送ラジオ『レコメン!』内の『KinKi Kids どんなもんヤ!』でも、木村が登場した『ブンブブーン』の話になり、光一は「SMAPの皆さんのバックには長いことつかせてもらっていた」「勝手にかもしれんけど、“直属”というふうに感じている部分がある」と語っていた。「このように、キンキはSMAP解散後もたびたび話題に出すなどしており、ジャニーズに所属し続けている木村とは共演もありました。今回また『LOVE LOVE あいしてる』フィナーレという特別な機会に先輩が駆けつけてくれるということで、キンキファンも喜んでいますが、SMAPファンのほうもソワソワしている様子。剛&光一がずっとSMAPとの縁を大事にしてくれていることがわかるので、そういう意味で嬉しいのはもちろん、最近はある“期待”も膨らんでいるようです」(テレビ局関係者)キンキは今月1日、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に初出演したことでも話題に。アニバーサリーイヤーとなるキンキの軌跡を、中居とともに振り返るという内容だったが、ネット上の一部SMAPファンからは「この調子で、キンキと『新しい地図』も共演できたらいいのにな」「キンキは『新しい地図』の3人とも共演したいだろうね」といった声が寄せられていた。「ジャニーズ離脱後の『新しい地図』の3人は、一時期テレビ露出が減少。最近は徐々に活躍の場を取り戻しているものの、現役ジャニーズとの共演はなかなか厳しそうです。しかし、SMAPファンからは今でも“再集結”を望む声があり、その足掛かりとして、まずはキンキが稲垣、草なぎ、香取と共演できれば……というふうに考える者もいます。そんな中、キンキが『金スマ』で中居と共演した直後、『LOVE LOVE あいしてる』最終回で木村と共演するという情報が解禁されただけに、“ぜひ『新しい地図』とも共演を!”“キンキにしかできないことだと思う”という期待が寄せられているわけです」(同・前)キンキがSMAP再集結の架け橋になるのだろうか。
2022年07月18日ホストクラブに入店したことを発表した鈴木舜映(Twitterより)かつて『炎の体育会TV』(TBS系)で、KAT-TUN・上田竜也率いるジャニーズ陸上部の一員として活躍していたジャニーズJr.・鈴木舜映(しゅんえい)が、6月に事務所を退所し、新宿・歌舞伎町のホストとして再始動したという。この思わぬ転身に、SNS上のジャニーズファンは衝撃を受けているようだ。鈴木は2012年にジャニーズ事務所に入所。Kis-My-Ft2やSexy Zone、King & Princeなどのバックダンサーを務めたほか、『炎の体育会TV』や『SASUKE』といった人気番組に出演するなど、負けず嫌いで肉体自慢のJr.として知られた存在だった。HPには『元有名事務所所属』と紹介「卓越した身体能力を誇りながら、おっとりとした中性的な雰囲気のギャップが、鈴木の魅力の一つでした。しかし、以前からデビューは厳しいだろうと目されていたのも事実。というのも、ジャニーズはここずっと、人気Jr.グループから順々にデビューしていく流れにあるのですが、鈴木はグループに所属していない、いわゆる“無所”のJr.だったんです。ジャニーズは昨年、Jr.に『定年制度』を設けることを発表しており、具体的には、『満22歳到達後の最初の3月31日までに、Jr.本人と事務所が活動継続について合意に至らない場合は、活動を終了する』という制度が、来年3月31日からスタートするそう。1997年生まれの鈴木は、自身の将来を考えた結果、退所に踏み切ったのだろうと見られています」(芸能記者)こうして、10年間のJr.活動に終止符を打った鈴木は、退所直後からSNSを開始。Instagramでは、ピンクコーデに身を包み、鎌倉でスイーツを堪能する写真や、江ノ島で筋骨隆々の肉体美を披露する写真、京都旅行中の和服姿の写真などを次々とアップし、ファンを喜ばせていたが、退所後の具体的な活動内容は明かされず。そんな中、6月29日に、YouTuberグループ「東京ラビッツ」の新メンバーとして活動することを、同チャンネルの動画「【再始動】炎上してから一年…。」で発表したのだ。「『東京ラビッツ』は、2020年にジャニーズ事務所を退所した元Jr.・仲村陸がリーダーを務めるYouTuberグループ。仲村は昨年5月、元交際相手である人気YouTuber・Rちゃんから、自身の留守中、自宅に女性を連れ込まれたことや、ケンカの際に首を絞められて警察沙汰になったことを暴露され、大炎上。謝罪動画をアップしたものの、『東京ラビッツ』のチャンネルを閉鎖し、舌の根の乾かぬうちに新チャンネルを開設して再始動を図ったことから、さらなるバッシングに晒されました。その後、YouTubeから姿を消した仲村は、今年2月より新宿・歌舞伎町の『G』というホストクラブで働いているそうで、ホストクラブ紹介・ホスト求人サイト『ホスホス』の同店スタッフページでは、『元有名事務所所属』と紹介されています」(同・前)そんな仲村と合流した鈴木は、動画内でYouTubeを始めた理由について「とりあえずみんなに自分を発信したいんだよね」と語り、「なかやまきんに君とコラボしたい」という目標を明かしていたが……。女性関係が派手だった「なんと鈴木もまた、仲村と同じGRANでホストを始めたというから驚きです。7月2日、同店のホストがTwitterに、シャンパンの瓶を持った鈴木の写真を添えて、≪電撃入店!!!最強の未経験新人現る。。。≫と投稿し、さらに本人も翌3日、≪7月からGRANで働くことになりました指名で来てくれる人はDMしてください≫とツイート。こうして、鈴木のホスト転身がジャニーズファンの間に広まると、SNSには、≪舜映ホストはちょっとショック(笑)≫≪ええー。舜映ホストなるのか。なんか残念。≫≪舜映、ホスト複雑…≫といった声が飛び交うようになりました。なお、鈴木がホストになった理由は、『シャンパン飲みたい(から)』『自分のお金じゃ(高額な)シャンパンは買えない(から)』だそう。また、親の車を4回もぶつけてしまい、『親に車を買ってあげたい』と思ったことから、ホストに転身したとも話していたんです」(スポーツ紙記者)そのほか鈴木は、ホストを始めてまだ数日という身ながら、「話が通じないお客さんがいる」と仕事の苦労を吐露。カメラマンからの「ホストは(お客さんと)エッチするの?」という質問に対しては、「するのが当たり前ではない」という仲村の話を受ける形で、「今の話を聞いて安心した」「ワンチャン強引に誘われるのかなって思ってたから」とその胸の内を明かしていたのだった。「手の届かない存在であったジャニーズアイドルが、お金を支払えば一緒に飲めるホストに転身したことに、ジャニーズファンは複雑な思いを抱えているのではないでしょうか。しかし鈴木はかつて、AKB48メンバーとの親密関係を疑われた過去があるなど、決して真面目とはいえない“要注意Jr.”でした」(同・前)2017年、AKB48(当時)・大島涼花のものと見られるInstagramの裏アカウントが流出した際、鈴木と思しき人物が、大島の行った「LINE LIVE」にコメントを送っているスクショ画像も一緒に拡散されたことがあったのだ。「鈴木が退所後に始めたInstagramは、『フォローしているのが女性のアカウントばかり』と、ジャニーズファンの間で話題になったこともありました。確かに、容姿端麗そうな女性のアイコンばかりがフォロー一覧にずらりと並んでおり、以前から女性関係が派手だったことがうかがい知れます」(同・前)ホストとなった今、お客を含め、女性関係が世間に晒される危険性は高まったといえるだろう。持ち前の“負けず嫌い”を発揮し、ホストの世界で一花咲かせてほしいものだが……。
2022年07月08日元KAT-TUN田中聖(本人のインスタグラムより)KAT-TUNの元メンバー・田中聖が、6月29日に覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕されていたことがわかった。まさかの“9日後に再犯”2013年9月にジャニーズ事務所やKAT-TUNから離脱した後、音楽活動を展開してきた聖。逮捕報道が出たのは今回が初めてではないだけに、“元KAT-TUNの度重なる不祥事”には、ジャニーズ事務所側もさぞ迷惑がっているだろう……と思いきや、「聖に対してはすでに“ほぼ無関心”のようだ」(スポーツ紙記者)という。かつてジャニーズ事務所は、「度重なるルール違反行為があった」という理由で聖との契約を解除し、KAT-TUNから脱退させた。以降、聖は5人組バンド・INKTのボーカルとして活動を開始したが、2017年5月に大麻所持の容疑で現行犯逮捕され、後に不起訴処分となるも、バンドは解散。それからはソロでアーティスト活動を行うなどしていたが、今年2月、聖は覚醒剤所持の疑いで愛知県警に逮捕され、3月には使用の疑いでも再逮捕。6月20日には、名古屋地方裁判所から執行猶予付きの有罪判決を下されていた。ところが同29日、今度は千葉県警が覚醒剤所持の疑いで聖を現行犯逮捕。前回の薬物逮捕で執行猶予を言い渡されてから、わずか9日後にまたしても薬物逮捕された聖に、ネット上のジャニーズファンも呆れている。出してはいけない「2つの名前」「聖が薬物絡みの問題を起こす度、KAT-TUNファンはツラい思いをしてきました。そして最近は、SixTONESファンからも“迷惑”という声が上がるように。同グループのメンバー・田中樹は“聖の弟”として知られていますから、ファンは樹のメンタルを心配しているのです」(芸能記者)このように、「聖がまた逮捕された」というニュースは、ジャニーズファンの間では深刻に扱われる。一方、ザワつくネットとは対照的に、テレビではそこまで盛んに取り沙汰されていない。「例えば、テレビに対してはジャニーズ事務所の“圧力”がかかっているのでは……と思う視聴者もいるかもしれませんが、実際はテレビ側が“聖にはもうニュース性がなく、視聴者に飽きられている”と判断し、何度も積極的に取り上げるといったことをしていないだけなんです。また、ジャニーズ事務所もすでに聖の動向に関心がないようで、最新の逮捕報道にも、特に“待った”をかけたなどという話は聞きません」(前出・スポーツ紙記者)一応、聖をめぐる報道には“最低限のルール”もあるというが……。「ジャニーズ事務所的には『SixTONES』と『田中樹』の名前を出さないことだけが条件で、そこに触れさえしなければ、聖についての報道は基本的にOKとしているみたいです。かつて活躍していたテレビ業界、そして古巣のジャニーズ事務所からも“スルー”されている聖の現状には、元人気アイドルとして哀しいものがありますね」(テレビ誌ライター)この先、聖が更生できれば、いつかまたアーティストとしてテレビに出られる日も戻って来るだろうか。
2022年07月01日『ジャニーズWEST』の中間淳太と桐山照史関西ジャニーズJr.内ユニット・Aぇ! groupが、商業施設「HEP FIVE」(大阪・梅田)の夏のバーゲンのイメージキャラクターを務めることが発表された。情報が解禁された6月17日、彼らを起用した広告会社・オールブルーの取締役CCOを務める丸山紘史氏もツイッターを更新。業界関係者や、一部ジャニーズファンには知られているが、丸山氏もかつて関西ジャニーズJr.として活動していたという経歴の持ち主だ。中間と桐山との3人で食事会か「丸山がジャニーズ事務所に入所したのは、1999年。現在のジャニーズWESTメンバー・中間淳太くんや桐山照史くんなどと『B.A.D.』というJr.内ユニットを組んでいましたが、2005年に退所。2010年に入社した大手広告代理店・博報堂で経験を積み、2014年にオールブルーへ移っています。ちなみに、丸山は自身のツイッターでジャニーズの話題に触れたり、ジャニーズファンのコメントに反応したりすることも珍しくありません」(アイドル誌ライター)2019年には、丸山氏が中間、桐山とともにB.A.D.に在籍していたことを知らなかったらしいツイッターユーザーから、匿名で書き込める「質問箱」というサービスを通して「正直知りたくなかった」などと言われてしまったことも。丸山氏は「なんだかごめんなさい」と謝りつつ、当該ユーザーが主張していた“中間&桐山の絆”を尊重しながらも「3人の絆もあると思っております」と表明。これに対し、長年のジャニーズファンからは「B.A.D.の3人の絆も素敵です!」などと、丸山氏を気遣う声が続出した。また同年、桐山は「Johnny’s web」内のブログでB.A.D.の話題を出し、自分と中間のほかにもう1人“1歳年上のメンバー”がいたこと、そしてその3人で食事をしたことを報告。これは丸山のことを指すとみられ、ファンは改めて「3人の絆」に感激していたのだった。「丸山の言動から、ジャニーズを辞めた後も事務所との関係は超良好であることがわかります。だからこそ現役ジャニーズとの交流を続けられ、発言も自由にできているのでしょう」(同・前)過去にもいたジャニーズ出身の広告マンそんな丸山氏は、今月17日付のツイッターで《ようやく解禁!僕の青春 #HEPFIVE の広告で #Aぇグループ を起用しました!7月からHEPを彼らがジャックです動画も館内放送もあります!みんなバーゲン楽しんでねー!》とツイート。Aぇ! groupが広告に起用されるのはこれが初めてで、これもまた、ジャニーズが丸山氏を信頼していなければ実現は難しかったかもしれない。丸山氏は続くツイートで、「2022年のファッショントレンドの素材をコラージュして背景をつくりました」「コロナ禍で東京に買い物行けない関西の若者たちに対して、関西出身の彼らに俺たちにはHEPがあるやんって共感を得たいと思いました」などと「企画の解説」を展開。その後「本音」として、《やはり古巣に貢献したい気持ちがあります。関西ジャニーズJr.は機会が中々ないけど、逆に関西エリアだからこそできる広告のチャンスはあります。正直ウエストより先にやったこと友人からは少し言われましたが笑それは別の機会にやろう》とも。“古巣”はジャニーズ、“ウエスト”はジャニーズWESTであることは明白で、かなり大胆なツイートとなっている。「『友人からは少し言われました』の“友人”は、おそらく中間くんか桐山くんでしょうね。丸山としては今後、ジャニーズWESTとも仕事をしたいようですし、また新しい形でB.A.D.が再集結することになるのかも。実現すれば、丸山はしっかり報告してくれそうですし、ファンからも大きな反響を得られるのでは」(芸能プロ関係者)なお、ジャニーズ出身で広告関係の仕事に就いたのは、丸山氏だけではない。「1991年に入所した小原裕貴氏はジャニーズJr.として絶大な人気を誇り、KinKi Kidsの堂本光一&堂本剛が主演した連続ドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』(日本テレビ系)などにも出演しましたが、2000年に退所。その3年後、博報堂に入社しています。以降は、小原氏はジャニーズタレントの出演CMに関わるなど、やはり事務所とは良好な関係です。2017年のスペシャルドラマ『ぼくらの勇気 未満都市2017』で特別に復帰した際には、大きな話題となりました」(同・前)丸山氏も、いつか何かで中間や桐山と特別共演することもあるだろうか。
2022年06月28日’20年末に生配信する田中聖。この配信中に田中樹がうっかり登場してしまう覚醒剤取締法違反と医薬品医療機器法違反の罪に問われた「KAT-TUN」の元メンバー・田中聖被告の初公判が、6月10日に名古屋地裁で行われた。聖被告は起訴内容を認め、「家族や応援してくれる人のためにも、今後一切(違法薬物等には)関与しない」と更生を誓い、実父も証人台で、家族全員でサポートすると述べていたが、これまで、聖被告とその弟である「SixTONES」の田中樹が、メディアを通じて行ってきた“兄弟アピール”は、「今後、鳴りを潜めるだろう」と、マスコミ関係者の間でささやかれているという。一時は退所まで考えた樹起訴状によると、聖被告は今年2月、名古屋市内のホテルで覚醒剤を使用したほか、指定薬物を含む危険ドラッグ「RUSH」の液体を所持したなどとされている。初公判では、その動機について、「独立してから仕事へのプレッシャーや将来への不安、ストレスから覚醒剤に手を出してしまった」などと語っており、検察側は「依存性や常習性などが認められる」として、懲役2年を求刑。判決は6月20日に言い渡される。「聖被告の逮捕が報じられた際、ジャニーズファンの間では、樹への心配の声が飛び交うことに。2人は田中家の次男と四男で、とても仲の良い兄弟と知られているだけに、『樹は大きなショックを受けているはずだ』と、ファンは一様に心を痛めていたんです。一方でSixTONESのメンバーとして活躍の場を広げる樹に『迷惑をかけるな』と、聖被告への怒りをあらわにするファンも多数見受けられました」(芸能記者)聖被告は、2013年9月、度重なるルール違反が原因で事務所を事実上の“クビ”に。また2017年5月には、東京都内の路上で大麻を所持していたとして現行犯逮捕(のちに不起訴処分)されるなど、数々の問題を起こし、「そのたびに、樹はジャニーズ事務所内で肩身の狭い思いしていたそう。周囲から『デビューは無理』などと言われ、一時は退所まで考えたこともあったと、雑誌のインタビューで明かしていた」(前・同)という。「しかし、もともと家族の結束が強い田中家の兄弟とあって、樹は聖被告と縁を切るでもなく、双方の関係は良好だった様子。ジャニーズファンは、少なくとも今回の事件があるまでは、そんな2人の“兄弟愛”を微笑ましく見ていたものです」(同・前)ジャニーズ事務所を“クビ”になった聖被告と、現役の樹が、公の場で共演することは「限りなく不可能に近い」(同・前)というが、2人は以前からよく“兄弟アピール”をしていたそうだ。「例えば、聖被告は2021年2月、自身のTwitterに、大手CDショップチェーン『タワーレコード』の店頭に飾られた『SixTONES田中樹くん推し!!』というポスターの写真を添え、『同担拒否』とツイートしていました。この『同担拒否』とは、『自分が担当(応援)するメンバーのファンとは交流しない』という意味の“ジャニオタ用語”で、つまり聖被告も『田中樹推し』であることをアピールしたわけです。この投稿は大反響を呼び、≪兄弟愛が強くて好き!!≫≪貴方には誰も勝てないです≫≪いい兄ちゃんだよなぁ≫といったコメントが寄せられ、約8.5万件の『いいね!』を獲得したんです」(ウェブメディア編集者)「来んなお前はマジで!」また、聖被告は、人気YouTuber・ヒカルとのコラボ動画でも、樹について言及。2021年2月に、ヒカルのYouTubeチャンネルで公開された動画に登場した聖被告は、「まぁ今、一番四男(樹)が頑張ってほしいっすね」「あいつは頑張ってるっす」「だからなんか俺は、足を引っ張らないように」「伸び伸びやってもらいたいんで」などと、応援の言葉を口にしていたのだ。「結果的に、聖被告はこの約1年後に逮捕され、樹の足を引っ張ってしまったわけですが、それでも樹を心から応援しているのは事実でしょう。樹もそんな兄を慕っているようで、“兄弟アピール”に積極的だった。なんと聖被告のYouTubeライブ配信に、登場したこともあったほどです」(同・前)2020年12月、聖被告のYouTubeチャンネル「田中家ch【田中聖】」で行われた生配信中、ブレーカーが落ちるというハプニングが発生。聖被告が一旦席を外し、その原因がドライヤーの使いすぎであったと説明していると、画面奥のドアが開き、樹が部屋に入ろうとしてきたのだ。「聖被告は笑いながらも大慌てで、『来んなお前はマジで!責任取れないから!』と制止。しかし、樹は再びドアの隙間から顔を覗かせ、一瞬ではあったものの、配信に登場したんです。これには、聖被告のファンも樹のファンも大興奮で、動画のコメント欄には、≪やっぱり田中家は仲良いな≫≪兄弟仲良いのほんと可愛い≫≪ファンとしても幸せな気持ちになります!≫など、好意的な声がずらりと並ぶことに。ジャニーズ事務所は、あまりいい顔はしないでしょうが、今も動画は視聴可能の状態になっています」(同・前)この一件は、ちょっとしたハプニングだったが、樹は音楽番組で堂々と兄弟アピールをしたことも。2020年12月放送の『2020FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で、KAT-TUNとSixTONESがコラボ企画を行い、KAT-TUNの楽曲「Keep the faith」(2007年)を披露した際、かつて聖被告が担当していたラップパートを、上田竜也とともに樹が歌うシーンがあったのだ。今後は互いに名前を出せない「このステージは、両グループのファンはもちろん、ジャニーズファン全体から大絶賛され、SNS上には、≪エモい≫≪尊い≫≪幻か何かか??≫≪さすがに震えた≫など、感動の声が多数飛び交っていました。あの樹のラップからは、兄への深い尊敬の念を感じさせましたね。SixTONESメンバーも、そんな樹の兄への思いを知っているのか、メディアで聖被告について触れることもあった。例えば、2020年7月放送のラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)では、森本慎太郎が樹にバク転を勧める際に、『最近お兄ちゃん、バク転やってたじゃん?だからお前(樹)もできる』と言っていたんです。これは、聖被告が自身のYouTubeチャンネルで、バク転チャレンジをしていたことを受けた発言で、ファンの間でも話題になりました」(アイドル誌ライター)メンバーからもファンからも、温かく見守られていた田中兄弟だが、聖被告の薬物逮捕により、「今後は兄弟アピールをしづらくなるかもしれません」(週刊誌記者)との声も。「特に聖被告は、弟に迷惑を掛けてしまったと心底後悔しているでしょうし、また樹のファンから厳しい目が向けられる可能性もあるだけに、今後表立って、樹の名前を出さないようにするのでは。一方の樹も、事務所の目がありますし、以前のように、兄の存在を堂々とアピールすることは控えざるを得ないかもしれません。しかし樹は、聖被告の逮捕後も、『オールナイトニッポン』で家族の話題を出すことがあり、5月21日放送回では、田中家の次男以降は、みんな名前が漢字一文字だと話していました。やはり、兄を慕う気持ちは今も変わっていないと思いますよ」(同・前)初公判で、現在家族と同居し、病院での治療に専念していると明かしていた聖被告。樹をはじめ、家族からのサポートを受け、薬物依存から立ち直ってほしいものだ。
2022年06月17日ジャニーズ事務所退所会見での手越祐也5月16日、手越祐也(34)が経営する美容サロンが全店閉店することが各誌で報じられた。全店閉店する手越の美容サロン、そのワケ「5月末日をもって、事業譲渡する形で全店が閉店となるようです。契約中の客は譲渡先企業が運営するサロンにて施術が受けられる形となります」(スポーツ紙記者)《僕は、脱毛したことで、肌の美しさや美のオーラ、モテの結果含めて、トクしかなかった!だからこそ、 みんなにも自分の美意識を上げて、少し頑張ってみて欲しいな!と思う。(中略)昨日の私より、 なんかちょっと笑顔になれるな、楽しいなと思ってもらえたら…、 僕にとってこんなにHAPPYなことはありません!僕と一緒に“本物のキレイ”を目指そう!!》サロンのホームページでそう力強く語っていた手越。オープンは昨年10月のこと。“僕と一緒に”は、2年ともたなかった。「手越さんは退所会見時に“美に関わる仕事をしたい”と語っており、その言葉どおりにサロンはいきなり新宿・池袋・大阪・埼玉と多店舗展開でスタートしています。退所後はYouTubeに参入し、ある程度の登録者数、再生数を稼いでいましたが、現在は尻すぼみ気味。サブチャンネルの数字ではありますが、そちらは登録者数が9000人に満たない。動画自体の再生数も伸び悩み、ジャニーズ時代にあれだけの人気を誇った手越さんとは思えない数字です。思うように事業が伸び悩んでいる状態ですので、サロン全店閉店は事業の方向性の転換なのだと思います」(芸能プロ関係者)手越の美容サロンは脱毛サロンだ。メンズも含め脱毛は流行しているが、同じようにサロンを経営している人物がいる。元歌舞伎町ナンバーワンホストで実業家のROLAND(ローランド・29)だ。彼はホスト現役時代から整形を公言し、美に対する意識は人一倍強い。「ROLANDさんのサロンはメンズ脱毛で『ROLAND Beauty Lounge』。手越さんと違い、北は北海道、南は沖縄と全国展開しており、現在26店舗と拡大の一途です」(前出・芸能プロ関係者、以下同)両者を比較したのは、業種が同じだということだけではない。「手越さんもROLANDさんも、サロン開業をバックアップしたのは同じ企業です。双方が使う脱毛器を開発し、その機械を導入したサロンを全国各地に展開する会社で、“元が同じ”なんです。事業スタート時の手越さんの一部店舗は、新しく作るのではなく、この会社運営のサロンを引き継ぐ形でのオープンでした」手越とROLANDの差何が両者でここまでの差を生んだのか。「まず第一は当たり前すぎますが事業への熱量の差。ROLANDさんはメディアに出演する際は必ずと言っていいほど自分の店をアピールしていましたし、自身のYouTubeやSNSでの宣伝や告知もひんぱんに投稿しています。サッカー日本代表の三笘選手がワールドカップに導くゴールを決めたときなんて、“三笘くん最高です!マジで今回のお祝いに無料でいいから脱毛させてあげたい!”とインスタグラムに投稿していました。こんなもの冗談半分の投稿になりますが、大事なのはワールドカップ決定という注目が普段より集まるタイミングで自分の店をアピールしていること。手越さんには、このような“いちばんの営業マン”であるべき経営者としての活動はいっさい見られなかったと言っていい。また、ROLANDさんは店が出来る前には当然視察でオープン地を訪れ、開店後もひんぱんに支店を視察している。熱量、宣伝量、行動量、アフターフォロー……すべてが違ったと言える。ホストという個人事業主として10代から“自分で自分を売ってきた”、商売をし続けてきた差でしょう。手越さんも10代から活躍し、自身で稼いできたわけですが、それはジャニーズ事務所などのスタッフの支えが当然ながら大きい。今は自分で判断し、行動しなければいけない。その面の能力の無さがサロンやYouTubeの結果に現れているのではないでしょうか」(美容関係者)手越が“自分の経営者”として能力が開花するのはいつになるか――。
2022年05月26日直撃取材を受ける元KAT-TUN田中聖(’17年12月)元KAT-TUNの田中聖(36)が、最近Instagramを使用し、不可思議な行動をとっている。田中聖、セクシー画像にいいね! 連発今年2月に覚醒剤取締法違反の疑いで愛知県警に逮捕された田中は、3月17日に覚醒剤取締法違反(所持)の罪、また25日に覚醒剤取締法違反(使用、所持)などの罪で起訴。同日、保釈金300万円を納付して愛知県警中署から保釈されたばかり。2013年にジャニーズ事務所を退所した彼は、バンドやソロアーティストとして活動していたが、2017年に大麻取締法違反の容疑で逮捕。証拠不十分で不起訴処分となったが、今回で2度目の逮捕である。そんな田中の近況についてWebライターはこう話す。「田中さんは3月27日、自身のYouTubeチャンネル(『田中家ch【田中聖】』)で『今回の事件について』と題した動画を投稿。スーツ姿での謝罪動画をアップしました。ファンや関係者に心配や迷惑をかけてしまったことに触れ、深々と頭を下げたのち、“大切な人を裏切り傷つけてしまった”と神妙な面持ちで語っていました」猛省している様子を見せた田中は、現在、裁判を待っている状態で、YouTubeの謝罪動画以降、表立った発信は無い。そんな彼のSNSは、逮捕直前に黒いマイク機材に白いマニュキュアで過剰なペインティングをした画像が最後となっている。「楽しくなってやり過ぎたのは認めるよ」と一文を添えた投稿以来、更新をしていない状況だ。しかし、この5月に入って、田中はInstagramで「いいね!」を押しまくっている。「いいね!」を送った先は、肌の露出が多いものや胸の谷間を強調した女性のアカウントばかりで、インスタグラマーやタレントだけでなく、一般人のアカウントにも「いいね!」を乱発しているようだ。2020年頃から複数の女性に自慰行為をした動画を送り付けていたと『文春オンライン』(2022年2月27日配信)で報じられている田中だが、「ジャニーズ時代から問題行為があった」と話すのはスポーツ紙記者だ。「そもそも田中さんがジャニーズを解雇された原因は、禁止されている副業を行っていたことなども含めた“度重なるルール違反”とされています。明確な発表はなかったものの、2013年に『下半身のタトゥー』と自身の『局部画像』をファンに送り付けていたことが報じられ、それが決定打になったとも言えるでしょう。ジャニーズアイドルのクリーンなイメージからあまりにもかけ離れた行動に、事務所側もしびれを切らしたのではないでしょうか」『週刊女性』でもソロとして再起を計っている2014年に、Twitter上で女性をナンパし、局部画像を送信。男女の関係になっていたことを報じている。田中の“送り癖”は折り紙付きと言えるだろう。今回インスタグラムでセクシー画像へ「いいね!」を乱発したのも、また新たなSNSナンパを試みようとしているのだろうか。独身の田中が異性交遊を持つことはもちろん自由。しかし、裁判を待つ身でありながら不特定多数の女性に対し、魂胆ありげな行動をとるのはいかがなものか。
2022年05月18日湾岸警察署から出てきた田口淳之介(’19年6月)古いブルーレイディスクを整理していたら『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)が録画されていて、4人時代のKAT-TUNが出ていた。現メンバーの3人プラス田口淳之介(36)という構成だ。ただし、2016年2月の回なので、その春でのグループ脱退とジャニーズ退所を発表していた田口にとって、最後の『Mステ』である。それから6年、いろいろなことがあった。田口淳之介のこれまでと最近’17年には、メジャーレーベルからソロデビュー。しかし、’19年、事実婚の相手といわれる女優・小嶺麗奈(41)とともに、大麻取締法違反の疑いで逮捕されてしまう。懲役6か月、執行猶予2年の判決を受け、活動は再開したものの、失速感は否めない状況だ。そんな田口がネット番組『迷えるとんぼちゃん』に登場。「けっこう何でもできちゃう」「器用貧乏」なタイプゆえ「個性が薄れていく」「自分の可能性が広がりすぎちゃってる」などと自己分析した。たしかに、今年3月には麻雀のプロテストに合格するなど多才なところは示しているが──。MCの加藤浩次からは「何でもできるってことは、何もできないっていうこと」とダメ出しされ「捨てろプライドを。KAT-TUN時代の栄光を捨てろ」と諭された。また「コアは音楽。それがやりたくてひとりで旅立った」とも語ったが、それならなぜ麻雀なのかというツッコミもネットにあがっている。辞めジャニが陥りがちな“錯覚”では、どうしてこういうことになっているかというと──。“辞めジャニ”が陥りがちな錯覚が原因だろう。そもそも、アイドルというのは曖昧で不安定な存在。「人気」という実にふわっとしたものに支えられている。初期のKAT-TUNが大ヒットを連発できたのも「人気」の後押しがあればこそだ。まして、田口はグループのエースというわけでもなかった。「入り口、出口、田口です」という自己紹介ギャグも、硬派なイメージのグループ内でやるボケだから有効だったのだ。韓国公演の際には「イック(入り口)チュック(出口)タグチ(田口)ムリダ(です)」という韓国語バージョンを披露。のちに「どんずべりしましたね」と自虐して笑いをとっていた。そういうキャラだったのである。とはいえ、この人気と実力をめぐる錯覚を修正するのは難しい。例えば、彼は逮捕される直前、岩手県平泉の恒例行事『春の藤原まつり』に源義経役で登場。20万人もの観客を集めた。全盛期の滝沢秀明が登場した’05年の30万人には及ばなかったものの「毛越寺があれだけ人で埋め尽くされた東下り行列は久しぶり」(観光協会)と地元を喜ばせたものだ。つまり、ジャニーズを辞めてもそれなりに人気者ではあるのだが──。ただで有名人が見られるから集まる人たちと、カネを払って曲を買う人たちとは別モノなのである。ちなみに、前述の『Mステ』では中丸雄一(36)がタモリを描いたイラストを持参してトーク部分の主役になっていた。こちらは「何でもできちゃう」というより「何でもやります」的なスタンス。それがよかったのか、この春『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)の2代目レポーター役に選ばれた。『シューイチ』(日本テレビ系)と合わせ、土日の朝のレギュラーを獲得したわけだ。グループ内では似たポジションだっただけに、田口と中丸の違いは象徴的だ。辞めジャニと現役ジャニーズの間にある壁は思いのほか大きい。PROFILE●宝泉薫(ほうせん・かおる)●アイドル、二次元、流行歌、ダイエットなど、さまざまなジャンルをテーマに執筆。近著に『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)『平成の死追悼は生きる糧』(KKベストセラーズ)
2022年04月19日岩橋玄樹(公式HPより)元King&Prince・岩橋玄樹が、5月8日に東京ドームで行われるプロ野球「巨人−ヤクルト」戦で始球式を務めることが発表された。また、同年6〜8日に実施されるイベント「ジャイアンツ・最強ガールズの集い/WE ARE ALL ONE TEAM」のアンバサダーにも就任したという。巨人ファンで知られる岩橋は、2018年5月にキンプリの一員としてCDデビューした後、同年8月にも2軍戦の始球式に登場。しかし同年11月、パニック障害の治療に専念するため活動を休止して、キンプリとしての活動再開は実現しないまま、21年3月29日にグループを脱退。ジャニーズ事務所からも退所した。ジャニーズからの圧力がない根拠「ファンの間には悲しみが広がりましたが、岩橋は独立からわずか3日後の4月1日にインスタグラムを開設。7月以降はツイッター、オフィシャルサイト、オフィシャルファンクラブを順次オープンさせ、12月1日に1stシングル『My Lonely X’mas』でソロデビューも果たしています。このスピード感には戸惑うキンプリファンも多く、業界内でも“岩橋はもともとソロで好きなようにやりたかったのでは?”とささやかれました」(レコード会社関係者)とはいえ、岩橋がジャニーズを離れてから間もないうちに、ここまで自由に活動できているのは良いことだ。「以前はよく、ジャニーズを辞めると圧力が……なんて言われることもありましたけど、岩橋にはそのような影響がまったく感じられません。実は岩橋の『My Lonely X’mas』や、今年5月にリリースされる2ndシングル『PAJAMA PARTY』の発売元・PCI MUSICは、ポニーキャニオンの子会社なのですが、ポニーキャニオンは現役ジャニーズグループ・A.B.C-Zのレコードレーベルでもあります。もし圧力が存在していたら、岩橋が同レーベルからソロデビューするなんてまず無理でしたね」(同・前)また、始球式の仕事に関しても、今年はA.B.C-Z・河合郁人、なにわ男子・藤原丈一郎、昨年もKAT-TUN・亀梨和也、ジャニーズJr.内ユニット・HiHiJetの高橋優斗が登板するなどしていて、プロ野球界とジャニーズの繋がりはたしかにある。退所後も絶好調の山下智久「それでいて、ジャニーズを辞めた後の岩橋も始球式登板できるのは、父親のおかげという部分もあるでしょう。彼の父親は、かつて巨人などでスポーツドクターをしていたそうなので、その縁もあって岩橋は『月刊ジャイアンツ』(報知新聞社)で連載も持っています。同連載はジャニーズ在籍時に始まったもので、休養から退所を経て、個人活動をするようになってから再開。この時も、ジャニーズはとくにNGを出さなかったといいます」(スポーツ紙記者)そんな岩橋以上の活躍を見せている“元ジャニーズ”といえば、山下智久である。岩橋と比べれば芸歴も長いので、その分、支持するファンの人数も桁違いだろうが、山下はスキャンダルを報じられた直後にジャニーズを辞めている。20年8月、ニュースサイト「文春オンライン」によって“未成年女性との飲酒&お泊まり”を報じられ、芸能活動を自粛していた山下。しかし、ジャニーズで活動再開しないまま「現在オファーがある海外作品に参加する」などとして、同年10月末をもって退所。ちなみに、当時は亀梨とのユニット「亀と山P」のアルバム『SI』が、コロナ禍の影響で発売を延期している状況だったが、山下の退所により発売中止の運びとなった。「こうして山下はファンをガッカリさせ、ジャニーズ側にも迷惑をかけていたはずですが、21年2月にはオフィシャルファンクラブを開設し、同4月期のTBSドラマ『ドラゴン桜』第2シリーズで“声のみ”ながらゲスト出演を果たしました。そして今年は現在放送中の『正直不動産』(NHK総合)で、ジャニーズ退所後初となる地上波ドラマ主演を務めています。山下こそジャニーズからの圧力があってもおかしくなさそうなのに、退所後の彼は絶好調です」(テレビ誌ライター)今のジャニーズは、辞めた人間など気にしないスタンスなのかもしれない。ただ、それならば頑張らなければならないのは岩橋だ。「元ジャニーズ、しかも元キンプリという肩書きを持つ岩橋は、いろいろ自由に活動できているにも関わらず、イマイチ大きな話題を呼べていません。まだまだこれからという時期ではありますが……」(同・前)昨年9月配信の「週刊女性PRIME」記事では、岩橋が、山下とも仕事をしている外国人プロデューサー・J氏と交流していることを報じたが、その人脈は生かされていないのだろうか。
2022年04月18日内村光良と手越祐也元NEWS・手越祐也が4月3日付のインスタグラムで、自身のライブに会場にウッチャンナンチャン・内村光良から花が届いていたことを報告した。手越はこの日、神奈川・横須賀芸術劇場で「手越祐也 LIVE TOUR 2022 NEW FRONTIER」を開催しており、インスタで「マジで最高でした。ライブ好きだわ〜」と満足気にコメント。そして「大好きなボスの内村さんからもこんな素敵なお花頂いてめちゃくちゃ嬉しかった。感動しましたありがとうございます」とつづったように、「祝 手越祐也様 内村光良」というボード付きのフラワースタンドの前で撮影した写真も公開している。「イッテQ」降板後も手越を可愛がり2020年6月19日にジャニーズ事務所を退所し、NEWSからも脱退した手越だが、ジャニーズ時代は内村がMCを務めるバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)にレギュラー出演。番組では“チャラ男キャラ”も受け入れられ、内村から愛情をもってイジられるなどしていた。しかし、20年5月13日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、新型コロナウイルス感染拡大防止のために政府が緊急事態宣言を発令していた中、手越が女性を集めた飲み会“キャバクラ手越”開催していたと報道。さらに、同23日にはニュースサイト「文春オンライン」が、同日未明に手越が東京・六本木で女性たちと豪遊していたとスクープ。このような事態を受け、ジャニーズ側は同26日に「すべての芸能活動の自粛もやむを得ないものと判断するに至りました」と発表した。「当時、『イッテQ!』もコロナ対策で番組収録を中止していて、同31日放送回もスタジオには内村のみ登場し、ほかの出演者はリモートで出演したのですが、もちろん手越は欠席。そんな彼の名前こそ出さなかったものの、内村が“一人欠けておりますが、申し訳ありません”と謝罪する場面もありました」(スポーツ紙記者)ネットユーザーからは「ウッチャンが謝ることないのに」「ウッチャン優しいな。手越はしっかり反省して帰ってこいよ」といった声が出ていたが、結局、手越はジャニーズで活動再開しないまま退所し、『イッテQ!』からも降板した。「ジャニーズ退所直後、手越は記者会見を開いて“円満退所”を強調していましたが、彼の破天荒な振る舞いが、事務所サイドやNEWSメンバーに迷惑をかけていたのは事実。『イッテQ!』に関しても、ただでさえコロナ禍で大混乱していた中、手越のゴタゴタまで発生してしまったわけで、内村が立腹したり、愛想を尽かしたりしてもおかしくありませんでした。しかし今回、手越のライブに花を贈ったことが判明。内村はそれほどまでに、手越を可愛がっていたということなのでしょう」(同・前)バラエティーで手越を救う!?ネット上でも「今でも手越を気にかけてあげるなんて、ウッチャンは神様だね」「手越はウッチャンと出会えたことに感謝すべき」などと言われているが、それは手越本人が一番わかっているはずだ。「独立後の手越はYouTuberと化し、テレビに出られない状態が続いています。YouTubeに注目が集まったのも最初だけで、すぐに話題に上がらなくなりました。20年8月5日に発売したフォトエッセイ『AVALANCHE〜雪崩〜』(双葉社)は暴露本のような内容で話題性があるかと思われましたが、オリコンが発表した初週の推定売上部数は2万5,461部。また、21年12月22日に発売したオリジナルアルバム『NEW FRONTIER』も初週売上1万1,553枚と、微妙な数字がニュースになったくらいでした。このような状況は、手越も予想していなかったのではないでしょうか」(テレビ局関係者)ハッキリ言って、ジャニーズ所属時のようには活躍できていない手越。そんな彼にとって、内村との繋がりは“希望”である。「業界内では、“手越はジャニーズを辞めたことを後悔しているようだ”とささやかれていますが、事務所への出戻りはさすがに無理。けれどもテレビ復帰なら望みはありますし、手越のために動いてくれて、それなりの力を持っている人物となると、もう内村しかいないでしょう。最も復帰実現できそうなのは、やはり『イッテQ!』ですね。内村は17〜20年まで『NHK紅白歌合戦』のMCを務めていて好評だったので、この先また起用される可能性もありますが、ソロ歌手としての手越に『紅白』出場は難しい。手越が問題を起こさず、ジャニーズに在籍したままだったなら、いつか内村MCの『紅白』にNEWSとして初出場するという未来もあったかもしれませんが……。とにかく今、手越はアーティスト路線を目指すよりバラエティー力を磨き続けたほうが、内村も救いの手を差し伸べやすいのでは」(同・前)手越が「ボス」と慕う内村は、今後「救世主」となり得るのか。
2022年04月05日2019年5月、大麻取締法違反の疑いで麻取に逮捕された田口淳之介覚醒剤取締法違容疑で逮捕された、アイドルグループ、KAT-TUNの元メンバーの田中聖(36)。元メンバーとして田中より先に逮捕(大麻取締法違反)され、執行猶予付き判決を受けていた田口淳之介(36)が、プロ雀士になることを明らかにし、本人がツイッターで報告した。「現在、日本にはプロ雀士の団体が6団体あります。田口さんがプロテストを受けたのは、日本プロ麻雀協会という組織です。麻雀の腕前は当然ですが、同時に一般教養、並びに麻雀と社会との関係などといったテーマに沿った小論文のテストがあります。田口さんはそれに突破したわけです。アイドル時代から麻雀は好きだったそうですが、聞いたことはなかったので、今回の合格にはちょっと驚いています」(スポーツ紙記者)執行猶予期間は昨年秋に開けた田口。セカンドチャンスとして、芸能界ではなく麻雀の世界を選んだ。2年ほど前、東京高検の検事長が知人の新聞記者と賭け麻雀をしていたとして辞表を提出(訓告処分も受けた)したことがあった。賭け麻雀は言うまでもなく法律違反だが、世間一般では、金銭の授受を含めた麻雀が広く楽しまれている。田口淳之介の需要「そんな中、麻雀を競技として取り扱うプロ組織、Mリーグ機構が作られたことで、プロ雀士という存在が注目されるようになりました。対戦も行われ、インターネットテレビでオンエアもされている。4人の団体戦で、優勝賞金が5000万円ですから、優勝すればプロとして食うことができる世界になりました」(Mリーグ関係者)勝てば食えるが、勝者以外はすべて敗者という勝負の世界。田口雀士は、生き残ることができるのだろうか。「元アイドルとしての存在感は、うまく活用すれば収入につながるでしょうね。麻雀業界は、麻雀人口を増やそうとしている。麻雀教室を開いたりするのもそのためです。そこの講師として田口を呼べば、多くの女性ファンが、麻雀に興味を持つことも期待できる。大会の賞金を手にできるのは勝者だけですが、イベントに出演したり、関連グッズを発売したりするプロもいます。チェーン店の雀荘に行くと、店内ポスターで『プロ雀士の〇〇さんが〇日にやってきます』と告知されていることがあります。プロと打ちたい一般人はいますから、そういう人にとっては『元KAT-TUNの田口と打った!』というのは、ちょっとした自慢にもなる。男性客にも女性客にも、田口の需要はあると思いますよ」(前出・Mリーグ関係者)ちなみに雀荘で“ゲスト打ち”をすると、4~5時間で5万円程度のギャラが支払われるという。それが週に3日あれば月に60万円。アイドル時代に比べれば少ない収入だが、食うには困らない。「辞めジャニとして音楽活動をする人、YouTube活動をする人、いろいろいいますが、何をやるにしても元手がかかる。プロ雀士なら、それがいらない。しかも田口にとっては、大好きな麻雀。プロ雀士になったことは案外いい選択かもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)元アイドルのセカンドチャンス。その行方が楽しみだ。〈取材・文/薮入うらら〉
2022年03月11日田中聖(本人のインスタグラムより)ジャニーズのアイドルグループ『KAT-TUN』の元メンバーである田中聖が2月24日、名古屋市内のビジネスホテルで覚醒剤を所持していたとして、覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕された。2017年、東京都内の路上で大麻を所持していたとして現行犯逮捕(のちに不起訴処分)されたことも記憶に新しい中、今度は覚醒剤がらみでの逮捕とあって、世間に衝撃が走る中、ジャニーズファンの間では、実弟である『SixTONES』田中樹への影響を心配する声が飛び交っているという。《高校をずる休みしたんです》聖と樹は、5人兄弟の次男と四男。樹は2008年、当時KAT-TUNの一員として活躍していた兄の背中を追うように、ジャニーズ事務所に入所した。「当初こそ、『聖の弟』として知られていた樹ですが、どんどん実力と人気をつけていき、2012年に連続ドラマ『私立バカレア学園』(日本テレビ系)にした時は、共演者だった現在のSixTONESメンバーとともに、『最も勢いのある人気ジャニーズJr.』として注目を浴びていました」(芸能ライター)聖が2013年に事務所を退所するも、一方の樹は2015年にSixTONESを結成してデビューを目指すことに。そんな中、2017年に聖が大麻所持で現行犯逮捕をされるという事件が起こった。樹は2020年に、晴れてSixTONESの一員としてデビューを果たすことができたものの、「事件当時は、ジャニーズファンの間でも『樹のデビューは絶望的では』とささやかれていた」(同・前)という。樹本人も、2020年7月発売の『Myojo』(集英社)9月号の「10000万字インタビュー」で、四面楚歌だった当時の様子を、≪俺ら、皆が想像する以上にボロクソ言われてきたんで。“デビューなんて絶対ムリだ”って散々言われた。(中略)メンバーも俺のせいで散々言われた。“田中のいるグループで大丈夫なのか?”って。≫と回顧。また、ジャニーズを辞めるべきかと悩んだことや、自分から周囲の人々に距離を取るようにしたことを告白。兄・聖が度重なるルール違反で事務所を退所になった際、周囲の目に怯えていたことを赤裸々に明かしていたのだ。≪まあいろいろあって、俺、初めて高校をずる休みしたんです。精神的にきつくて。俺自身ショックだったし、クラスメイトどころか先生だって俺が弟なこと知ってる。行けなかったんすよね。周囲からなんて言われるだろうって考えたら。≫《なんか久々にムカついたわ。。。》「こうした過去があるだけに、兄の二度目の逮捕を受け、今回も樹は多大な精神的ショックを受けているはず。しかも前回と違って、樹はデビュー済みの身ですし、より多くの関係者に迷惑をかけかねないことをプレッシャーに感じていることでしょう。奇しくも逮捕から約1週間後の3月2日には、SixTONESの6枚目のシングル『共鳴』がリリースされるタイミングとあって、樹の心労は想像に難くありません」(アイドル誌ライター)逮捕報道の直後から、SNS上では、≪前回のことも辛かったって言ってたことあるし。ツアー中だし心配だよ≫≪家族大好きで家族愛がとても強いからほんまに心配≫≪5人には樹を守ってほしい≫≪みんな味方だからね≫など、ファンからの心配や励ましの声が多数見受けられるが、一番近くにいるメンバーも樹をサポートする姿勢でいるようだ。「SixTONESメンバーの高地優吾が、逮捕報道の翌日である2月25日、ジャニーズ事務所の有料サイト『Johnny’s web』で、具体的な名前こそ明らかにしていないですが、ある人物に“怒り”をぶちまけるブログを更新したのです」(同・前)≪きょーのこちゆごは怒っております。。。なんか、シンプルに人としてあう合わないがあるよね(中略)なんか久々にムカついたわ。。。黙ってて。周りにどう思われようがそれが俺だから。この壁も絶対に乗り越える。そしたら、また何倍も俺らは強くなる。≫「タイミング的に、聖本人、もしくは樹やグループを貶めてきた人への怒りとも考えられ、“乗り越える”という宣言を心強く思ったファンも多かったようです。樹が『Myojo』のインタビューで語ったところによると、2017年の事件で、『デビューは絶望的』だと逆風が吹き荒れたときも、≪それでも5人は離れないどころか、俺を守り続けてくれた≫そう。今回もメンバーが傷心の樹を支えてくれるはずです」(同・前)SixTONESとファンの樹を思う気持ちが、本人に届いていることを願いたい。
2022年03月03日5人組男性グループ・関ジャニ∞が、買い取り専門店・なんぼやのイメージキャラクターに就任し、キービジュアルが20日、公開された。関ジャニ∞の「常に進み続けるイメージ」と同社の推進する「リユースを通じた持続可能な社会の実現に向けた取り組みと促進の姿勢」に共感し、イメージキャラクター就任が実現。今回公開されたキービジュアルでは、キャッチフレーズ「モノとココロでつながる未来へ」と同社の取り組みをバックに、メンバーがスーツ姿で登場している。同ビジュアルは全国の店舗やオフィシャルサイトで見ることができる。また、22日から「『なんぼや』オリジナル関ジャニ∞グッズ プレゼントキャンペーン」と題し、同社ホームページで「なんぼやオリジナル関ジャニ∞壁紙」を配布するほか、壁紙をダウンロードし、1万円以上で買取成立すると「なんぼやオリジナル関ジャニ∞QUOカード」を先着4,500人にプレゼント(宅配買取、オンライン買取は後日抽選で100名にプレゼント)。キャンペーン期間は2月18日までで、QUOカードが無くなり次第終了となる。4月からは、関東・関西を中心とした店舗点在エリアにてCMも放送予定だ。■横山裕これからの時代は不要になったモノは捨てるのではなく、次に必要な方へとつなげる&リユースするのが当たり前になっていくので、一緒に考えるキッカケになればいいなと思います。■村上信五僕らもなんぼやさんと一緒に、地球や未来にもやさしい提案や取組みを考えて実行していきたいと思います!■大倉忠義2022年から少しずつ、僕たちとなんぼやさんをキッカケに環境問題を考え、持続可能な社会の実現へ向けたアクションが増えていくといいなと思います。■丸山隆平不要なモノを売ること、リユースすることはこれからの地球にいいこと、ということを知ってもらいたいです!■安田章大世界中でサステナビリティの意識が高まっている中、環境問題に対するリユースの可能性を知って貰いながら、イメージキャラクターをしっかり努めたいと思います!
2022年01月20日渋谷すばる《すばるくん、大丈夫かな……》いま、ファンの間で、元関ジャニ∞の渋谷すばるを心配する声があがっている。■SNSに感じる“異変”渋谷は’18年にジャニーズ事務所を退所し、ソロで活動している。「初ツアーで5万人を動員。関ジャニ時代から定評のあった美声と音楽センスを生かしています。昨年5月には一般女性と結婚するなど、公私ともに好調ですよ」(スポーツ紙記者)そんな渋谷に”異変”が起きたのは、昨年12月のこと。「12月11日に公式ツイッターで《私から出る全てはそれで、もはや私ではないのかも》と意味深な投稿をした後、アカウントを削除したんです。今までは普通にコメントできたインスタグラムのコメント欄の設定も変更されて、私たちが書き込めなくなってしまって……。彼とのつながりが断たれたみたいでちょっと寂しいですね」(渋谷ファンの女性)外部からのメッセージを遮断しているようにも見えるが、渋谷が不可解な行動に走ったのにはこんな理由が。「アイドル時代のことを持ち出されるのがイヤだったようです。一部のファンは彼のSNSでジャニーズ時代のことを聞いたり、DM(ダイレクトメッセージ)で”関ジャニのメンバーとは会っていますか?”と送っていた。そんなふうに、過去の話題を持ち出されるのに抵抗があったのでしょう」(レコード会社関係者)昨年9月には、『週刊女性』は、渋谷が音楽活動の宣伝も兼ねた雑誌の取材を受けたがらず、仕事先を振り回していることを報じた。今回、突然SNSを削除したのも、強すぎるアーティスト気質によるものなのかもしれない。「最近は周囲に“自分はもうアイドルじゃない”と漏らしています。独立して4年経ち、1人のアーティストになったという自負があるのでしょう。“いまの自分の音楽を理解してくれる人だけついてきてほしい”というスタンスなのだと思います」(同・レコード会社関係者)そんな渋谷を応援するファンも多いが、我が道を歩く彼に対してこんな声も。「ジャニーズを辞めてSNSを始めた人たちは、ファンとの距離が近くなっている印象です。錦戸亮さんや手越祐也さんは、SNSでファンから意見を募ったり、質問に答えたりしています。SNSの使い方は人それぞれですが、渋谷さんは逆にファンと距離ができてしまっている印象です」(芸能プロ関係者)アイドル時代のことを聞かれるのを避けるためSNSを削除したのかについて、渋谷の所属するレコード会社に問い合わせたが、期限までに回答はなかった。“無責任”と思われかねない行動は控えてほしいけど……。
2022年01月13日交際が発覚した、関ジャニ∞の大倉忠義と広瀬アリス新年早々、スポーツニッポンが放った関ジャニ∞の大倉忠義(36)と女優の広瀬アリス(27)の熱愛報道。それぞれの所属事務所が「コメントすることはありません」としたことで、否定しない=肯定、という芸能ニュースの読み方に則れば、熱愛報道は事実、ということになる。元ジャニーズ事務所所属の香取慎吾(44)は“ステルス恋愛”を25年も続けたが、大倉・広瀬の恋愛は約半年で、不確かな交際情報やうわさもない中、いきなり表面化した。元スポーツ紙ジャニーズ担当記者は、「短期間の交際、ツーショット目撃がない中で記事になり、それを事務所が否定しないということは、2人の交際をよしとして、それをうまく着地させようという思いが互いの事務所にあると見るのが自然。近いうちにゴールインもあると思いますよ」と、結婚含みの報道との認識を示す。■大倉忠義に足りないものめでたいことだが、前出の香取にあって大倉にないものが、あらためて浮き彫りになったニュースでもある。前出・元スポーツ紙ジャニーズ担当記者が続ける。「それは、“隠す努力”です。アイドル自身が“隠す努力”を自覚しているか。大倉にはそれが薄い。以前、テレビ番組で広瀬アリスについて『かわいい!』を連発していた映像が、今回SNSで拡散している。あのときそう言っていたのはこういうことね、と今回知った大倉担(ファン)は二重にがっかりするでしょうね。結局大倉にはアイドルに不可欠な“隠す力”が決定的に足りない、ということです」大倉は以前、一般人と夜を共にし、ベッド写真が流出したことがある。女優の吉高由里子(34)やタレントの芹那(36)との交際が報じられたこともあった。隠し事のできない堂々とした性格なのか、それとも脇が甘いのか。コンサートのMCで正月に2〜3キロ太ったと明かした大倉。ツイッターで「しっかり正月太り」と明かしたアリス。交際していますよ、という喜びを抑えきれない2人なのである。〈取材・文/薮入うらら〉
2022年01月11日「SixTONESしか出てこなくてくっそ萎えて出てきちゃった」 今月8日、都内で行われた映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の公開記念舞台挨拶にSixTONESがサプライズで登場した。本作の日本語吹き替え版主題歌を担当したSixTONESは振付けに同作の世界観を多く散りばめた『Rosy』を生歌唱。その模様は全国の劇場335館に生中継され、披露後にはメンバーそれぞれが挨拶をすることに。しかし、冒頭のようなつぶやきがSNS上では見受けられるようで……。■SixTONESの登場に荒れる映画ファン世界的な大ヒットシリーズの最新作ということもありSixTONESの高地優吾(27)は恐縮しながらも「重圧に押されそうになりましたし、スクリーンでSixTONESの名前が出ていると思うとドキドキ」と話し、森本慎太郎(24)は「好きな映画にかかわれるのはうれしかったですし、SixTONESの文字が(エンドロールで)出るときはうれしかったです」と声を弾ませた。シリーズの大ファンだという京本大我(27)は「これは現実なのかって戸惑ってしまうくらい本当にうれしかったです」と夢見心地のようで、「フィギュアを買って、リビングに飾ってあります」と想いの本気度を明かした。SixTONESファンには嬉しいサプライズだったが、熱意あふれるこの舞台挨拶に対してネットでは「思わぬ盛り上がりを見せている」と話すのは映画ライターだ。「舞台挨拶登壇予定者は『スペシャルゲスト』という記載しかありませんでした。そのため、映画のファンは同作の出演俳優や吹き替え版を担当した声優の登壇を期待している人も多かったと思います。ところが、サプライズで登場したのがSixTONESだったため、生中継先の映画館では、がっかりして途中退席する観客がいたようです」通常の映画上映中同様、舞台挨拶中の途中退席も禁止されているわけではない。映画の鑑賞後、退席することはマナー違反とも言い切れないが、Twitter上ではこんなコメントが見受けられた。《舞台挨拶誰が出てくるのかと思ったらSixTONESでガッカリ100倍。途中退場する人も多数(笑)》《スパイダーマンの舞台挨拶ってだけで客集めて、蓋開けたら吹替声優じゃなくてSixTONES出てくるとかないわ。みんなコレジャナイで席立って出て行く出て行くwww》《スパイダーマン本編は良かったけど、上映後と舞台挨拶は途中で抜けてきました。というか観客の7割は帰っていた》今回、スパイダーマンシリーズのファンがこういったつぶやきをするのには、過去の因縁も関係しているのでは? と映画ライターは続ける。■映画ファンが毛嫌うワケ「’17年に公開された『スパイダーマン:ホームカミング』の日本語吹替版特別試写会に、同作のジャパンアンバサダーと主題歌を務めた関ジャニ∞が出席しました。映画上映前に同作の主題歌を披露すると、関ジャニ∞ファンが映画上映を待たずして半分以上が退席していたようです。これには映画ファンも“本当に映画をみたかった人に譲ってほしかった”と不快感を覚えることになりました」また当時のファンの行動だけでなく、関ジャニ∞メンバーの発言をいまだに許せない映画ファンもいるようで……。「当時、関ジャニ∞だった渋谷すばる(40)は関ジャニ∞のコンサートツアー札幌公演で、『スパイダーマン:ホームカミング』の出演者ロバート・ダウニー・Jr.のことを“なんとかロバート”と呼んだり、また同作と同じ『マーベル・コミック』原作の他作品を“見ていない”とも明かしたようです。この時から一部の映画ファンの間ではジャニーズの印象が悪くなったようで、最新作の吹き替え版主題歌をSixTONESが担当すると発表された瞬間から、批判が相次いでいました」(スポーツ紙記者)しかし、今回SixTONESメンバーは映画へのリスペクトを忘れない謙虚な姿勢を見せている。田中樹(26)は「みなさんが映画の余韻に浸ってるところお邪魔して申し訳ないですけど、僕たちも滅多にない機会で楽しみにしていたので、今日は短い時間ですがよろしくお願いします」と丁寧に挨拶。また前述したようにスパイダーマンの大ファンである京本がマーベル作品への深すぎる愛を語ったり、他メンバーも作品について京本から事前に学んでいたという。そんな姿勢に、舞台挨拶を最後まで観た映画ファンからはSixTONESに好感を持ったという声も上がっていた。ネット上で思わぬ波紋を広げてしまった今回の騒動。一部ファンとは言え、SixTONESの謙虚で熱心な姿勢を見ることもせず、ジャニーズだからと批判するのはいささか行き過ぎな気もする。映画も主題歌披露も観れて2度嬉しいはずなのに……。
2022年01月10日香取慎吾「今後も真摯に仕事に取り組んでまいります。皆さま、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます」12月28日、香取慎吾が結婚したことを発表した。「相手は2歳年上の一般女性。香取さんが10代のころから交際していたといいます。発表を受けて、SMAPのメンバーだった中居正広さんは縦読みで《うれしいのだ》、木村拓哉さんは《めでたい! めでたい! めでたい!》、稲垣吾郎さんは《これからも、ファンの皆さんにとってのPBI(パーフェクト ビジネス アイドル)を極めてください》、草なぎ剛さんは《これからもしんつよパワー全開でいきましょう》とそれぞれお祝いのコメントを出しました」(スポーツ紙記者)’17年にジャニーズ事務所を辞め、『新しい地図』として再スタートした3人は今年めざましい活躍を見せた。「夏には国際オリンピック委員会アンバサダーとして、東京パラリンピックを盛り上げました。9月にはNHKの教育バラエティー『ワルイコあつまれ』に出演し話題に。さらに、香取さんは1月クールにテレビ東京系のドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』で主演を務めるなど、躍進した1年になりましたね」(同・スポーツ紙記者)そんな1年の締めくくりに、まさかのサプライズ報告となったが、かねてから“予兆”はあった様子。■現場のスタッフに出ていた指示「昨年末に草なぎさんが結婚した後くらいかな……。新しい地図が出演するバラエティー番組で、現場のスタッフに“3人の女性に関する話題や交友関係にはできるだけ触れないように”という指示が出ていたんです。3人の事務所からそういう指示が出ていたのかわかりませんが、彼らは制作サイドが心配するぐらいNG事項が少ないので不思議に思っていたんですよ」(テレビ局関係者)実際、草なぎの結婚後初出演となった今年1月1日の『7.2新しい別の窓』(ABEMA TV)でも、本人が自分から結婚について語ることはなかった。バラエティー番組での“NG事項”は、その後も継続されていて……。「草なぎさんはいまも結婚生活について話すことはありません。3人は、ジャニーズ時代もあまり女性に関する話はしませんでしたが、結婚してからもファンの夢を壊さないようにしていたのでしょう。そのスタンスを守る3人を見て、スタッフも気を遣うようになったのでしょう」(同・テレビ局関係者)スタッフの間で、ファンを大切にする3人をバックアップしようとする空気があったのかもしれない。香取は、’19年に雑誌のインタビューで、自身の結婚観をこう語っている。《してないからわかんないけど、向いてるほうだと思いますよ。(中略)うーん、そうだな……。そんなに欠点がない男だと思う(笑)》今後も、結婚生活については明かさないかもしれないが、“欠点のない”香取なら幸せな家庭を築いてくれるはず!
2021年12月30日関ジャニ∞の全国ツアー「KANJANI’S Re:LIVE 8BEAT」の11月28日横浜アリーナ公演に潜入。関ジャニ∞とファンの熱い時間をご紹介します。上質なエンタメと盤石なパフォーマンスを披露。11月20日、札幌で全国ツアー「KANJANI’S Re:LIVE 8BEAT」をスタートさせた関ジャニ∞。11月28日には、快晴の横浜アリーナで公演が行われた。2019年10月に5人体制となった彼らは、今の自分たちの姿を多くの人に届けようと、同年11月から47都道府県を回るツアーを開催。しかし、新型コロナの影響を受け、中断を余儀なくされた。それから約1年9か月、さまざまな苦しく、厳しい状況を乗り越えて始まったツアーは、ファンはもちろんのこと、メンバー自身にとっても待望のものである。関ジャニ∞は今年、「Road to Re:LIVE」というテーマを掲げて走ってきた。そこには、止まってしまったエンタメやライブを再びみんなの“当たり前”にするという願い、“またみんなと会うために…”という思いが込められている。その一環として、会場には、趣向を凝らした感染予防対策も。メンバーを模したキャラクターが楽しく可愛らしく注意喚起を促したり、混雑緩和のため早く入場したファンが楽しめるよう、メンバーからファンへのリアルタイムでのメッセージのやり取りがモニターに映し出されるという演出も行われていた。少しでも楽しんでもらいたいという気持ちが伝わってくる。そうしたメンバーとファンの努力もあって、横浜アリーナでのライブは収容人数100%での開催が実現。ペンライトの光で埋め尽くされた会場に響き渡るのは、「エイト!エイト!」のコール。これは、コンサートを盛り上げるため、雰囲気を感じてもらうために、事前に募集したファンの声だ。そうした工夫も手伝って一体感が生まれたなか、照明が落ち、メンバーを紹介するVTRが流れると、会場の熱気はさらにヒートアップしていく。そして、1万2000人の前に5人が現れた。一番最初に見せたのは、ファンの思いを詰め込んだオープニングトラックを真摯に歌い上げる姿。初手から胸を打たれ、感極まった人も多いのではないだろうか。そして、横山裕さんの「暴れるぞー!」という声から始まる、明るく楽しい関ジャニ∞らしい楽曲たちが会場を盛り上げ、一気に引き込んでいく。途中、丸山隆平さんの「どうも〜!関ジャニ∞で〜す!」の言葉は、ファンが長く待ち望んでいたものだ。今回、印象に残ったのが、踊る関ジャニ∞。ディスコサウンドから、キラキラとしたポップな楽曲まで、さまざまな音とビートを自分たちのものにして魅せていく。長年培ってきたパフォーマンス力の高さと表現力の幅を感じずにはいられない。また、5人がハードに踊るさまを感慨深く見守ったファンも少なくないはずだ。2018年に背中と腰骨を骨折するという大きな怪我をした安田章大さんは、思うようなパフォーマンスができず、仕事をやめようと考えたこともあったという。村上信五さんはMCで、「ヤスくん(安田さん)ファンは、ホッとしたんじゃないでしょうか。歌って踊るアイドルヤスくんをみられて皆さん安心されたと思います」と寄り添った。安田さん自身は「メンバーとファンの方が支えてくれてるからここに立てています」と話す。途中、彼がアコースティックギターを弾き、その周りで4人が歌う場面があったが、そこに、お互いを思い、支え合う関係性が見えたような気がした。関ジャニ∞が大事にしてきたバンドスタイルも健在。以前に増して磨きのかかった横山さんのトランペットの音に始まり、それぞれがソロを披露していく。5人のバンドスタイルはエモーショナルであり、盤石そのもの。丸山さんはベースを弾きながら花道へと進み、会場を盛り上げる。他の場面でも、できるタイミングはすべてファンサ(ファンサービス)を行う彼は、常に空間をポジティブなムードへと引っ張っていく、かけがえのない存在だ。MCで安田さんが「もっともっとスキルアップしよう」「できることを増やそう」「これからの関ジャニ∞を楽しみに」と話していたが、とりわけそれを体現していたのが横山さんだ。これまでバンドではパーカッションとトランペットを担当していたが、今回のツアーではギターを弾き、センターに立つ一幕があった。近年、ボイストレーニングに行き始めたメンバーも多いという彼らの歌は、確実にスキルアップし、聴く者の心をより強くとらえていた。デビュー18年目のグループが新しいことに挑戦したり、自分たちのパフォーマンス力をさらに高めようとする姿は、観る者の胸を熱くする。彼らの持ち味の一つである楽しいMCも披露。先日、発表された「第72回NHK紅白歌合戦」への出場決定と、村上さんが司会に落選したという話になると、大倉忠義さんは、「横山くんと二人でやってほしい」とリクエスト。「行くかお前、一緒に!」と言う村上さんに対し、「コンビニみたいに言うな!」と返す横山さんという、絶妙な距離感のやり取りに会場が沸いた。また、ツアーに帯同して盛り上げる関西ジャニーズJr.のAmBitiousを紹介する場面でも、二人は積極的に楽しそうに後輩に絡んでいく。本編、最後に披露する楽曲の前には、5人が一人ずつ挨拶を行った。村上さんは自分たちがやってきたことについて、「素敵な答え合わせをありがとうございます」と述べた。とある曲を歌っている途中、涙を流すシーンもあったが、そのくらい、いろいろなことを想い、ステージに立っていたのだろう。丸山さんは少し間を置いてから、「昨夜、なかなか眠れなくて。みんなのペンライトの光や拍手が残響のようになって、心地よくて眠れないことってあるんやな」「エンターテインメントを大事にして、続けて、残していく。誰かを傷つけずに戦っていく」「お互い大事にしていこうね」と強く、優しく決意を語った。「この景色を作ってくれてるのはファンのみなさん。だから一歩先に進むことができるし、もっともっと輝こうと思えます」を笑顔を見せたのは安田さん。横山さんは、「楽しかったわ、めちゃくちゃ。ありがとう」「すべてが報われる気がします」と、真っ直ぐな言葉で感謝を伝える。そして大倉さんは、「僕ら、なんか間違ってたんかな」と悩んだ日々があったことを話しながら、「それぞれいろんな形のエンターテインメントがありますが、ジャニーズ事務所にできないことはないと思っています」「それを後輩たちに伝えていくためにも、自分たちの活躍が素晴らしいものでなければいけないと思っています」と熱い想いと覚悟を語った。カッコよさ、かわいさ、面白さ、アーティスト性…と、いろいろなエッセンスで観るものを魅了した関ジャニ∞。カッコ悪いところを隠さない、人間味むき出しの彼らが作るステージは圧巻であり、エンターテインメントの極致であった。さまざまな出来事を乗り越え、それでも前を向き、自分たちを高めていくことに貪欲な5人が示したのは、アイドルの尊さと新たな可能性。印象に残ったのは、横山さんの、「関ジャニ∞はステージに立ってる時が一番カッコいいと思う」「これから、どんどんカッコよくなるつもりなんで」という言葉。自分たちの未来に期待する彼らの今後には、希望しかないと感じさせられる。最新アルバム「8BEAT」の特典として収録されているライブ映像の中で、安田さんが発した「関ジャニ∞でよかった」という一言はファンの間で大きな話題となったが、観た者を「関ジャニ∞のファンでよかった」と思わせるライブであった。「KANJANI’S Re:LIVE 8BEAT」北海道、神奈川、福岡、福井、千葉、愛知、兵庫、宮城の全8か所を巡る。ツアー最終日の仙台公演はライブ生配信を行う。文・重信 綾
2021年11月29日直撃取材を受ける田中聖(’17年)「ご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。すぐにでもYouTubeなどで動画をあげるつもりだったのですが、診断書のない状態での動画は意味がないと判断をし、現在診断書を発行してもらっています。診断書の発行にも時間がかかるため、動画を出すタイミングが遅くなっている状況です」11月25日、元『KAT-TUN』のメンバー・田中聖が自身のインスタグラムを更新。20日に放送された『ABEMA』の特別番組『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』をケガを理由に、当日になってドタキャンしたことについて謝罪した。■試合以外の仕事も次々とドタキャン同番組はABEMAのシリーズの名物企画「1000万円企画」のひとつである。今回の企画ではプロ総合格闘家の朝倉未来とストリートファイトする挑戦者を募集し、656人の応募者の中からオーディションで選ばれた者が朝倉未来と戦い、朝倉に勝利すれば1000万円を獲得することができるというもの。「挑戦者に選ばれたのは、逮捕歴10回で“会津伝説のけんか屋”の異名を持つ久保田覚、元『モーニング娘。』後藤真希の弟である後藤祐樹、キックボクサーのMA日本スーパー・ライト級王者のモハン・ドラゴン、田中聖の4人の予定でした。番組は『ABEMA PPV ONLINE』にて4500円に相当する『ABEMAコイン』を3750コイン(GoToイベント対象チケットだと3600円相当)を購入することで視聴可能の有料配信でしたが、田中の欠場を受けての価格の変更や返金対応はありませんでした」(スポーツ紙記者)田中は肋骨を骨折しており練習中に悪化、ドクターストップとなり、試合当日の出場辞退となったことが20日、同番組内で明らかに。「この状態で朝倉選手と戦うのは失礼にあたると判断し、不出場させて下さい。大変申し訳ございません」という本人のコメントが番組内で読み上げられた。「番組のほか、19日に出演予定だったライブ『SANBAKA VS CIRCUIT! ~1st.Stage.~ VS Pulse Factory』の出演を体調不良のためにキャンセル。試合同日の『田中聖&PALOOZA presents 無礼男-Bremen-後夜祭』も前日に続き、体調不良を理由に出演を取りやめています」(同・前)直前でのドタキャンに対して、ネット上で批判の声が多数上がっていた田中。そんな中、『週刊女性PRIME』は11月某日、東京・六本木にて自身の“誕生日パーティー”を開催していたという情報をキャッチした。このパーティーの招待メールが届いた1人が詳細を語る。■昨年はコロナ禍で開催「11月6日に開かれるというバースデーパーティーの詳細が記載されたメールが、知人を介して送られてきました。事前に氏名や勤務先などの個人情報の登録を行えば“誰でも参加可能”という極めてオープンな会だったんです。会費は男性が10000円、女性は1000円。会場は芸能人御用達として知られる六本木のバーで、夜11時から朝5時までという“オールナイトイベント”でした。聖クンが『KAT-TUN』を脱退する数年前から、同様のイベントは何度も行われていたようで、それらも脱退の原因となった“度重なるルール違反行為”の1つだと囁かれていました」(田中の知人)このパーティーが開かれるまでに今回の『ABEMA』企画のオファーはあったはずで、朝倉との試合前に“夜のイベント”を行う余裕などあったのだろうか……。さらに、コロナ禍の真っただ中だった昨年の11月27日にも同様のパーティーが催され、各方面に送られた案内メールには《未成年の方も待ち合わせの23:00に可能であれば大丈夫です》の一文も添えられていた。田中の誕生日は11月5日だが20日以上も遅れた開催で、なぜか女性の参加費だけが今年よりも1000円高かった。「『KAT-TUN』脱退後もアーティストとして活動する田中ですが、かつての“同僚”でソロでも活躍している赤西仁のような結果は残せておらず、金銭面でも苦しいのかもしれません。毎年のように自らの名前を使って誰でも参加できる“お小遣い稼ぎ”が目的だと思えるパーティーを開催したり、話題作りを狙っているようなABEMA企画への参加などから、苦しい現状が伺えます。あくまでプライベートで行う誕生日パーティーの開催はいいにしろ、コロナ禍だった昨年に会を開くのは芸能界にいる人間としてアウトでしょう。さらに、今年に関してはネット番組の企画やライブなどの仕事をドタキャンするのはさすがにまずい。今後は彼に仕事をオファーする人たちが確実に減ってしまうでしょうね」(芸能ジャーナリスト)今年の大みそか、『KAT-TUN』がデビュー15年にして初の『紅白歌合戦』に出場することが決まった。かつて、同じ未来を見据えてともに活動していた『KAT-TUN』のステージを、彼はどんな思いで見届けるのであろうか。
2021年11月25日直撃取材を受ける元KAT-TUN田中聖(’17年12月)今月20日、元KAT-TUNの田中聖(36)がABEMA 番組『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』の出場をドタキャンした。■田中聖、ケガでライブイベントも欠席「今回の企画はRIZINフェザー級の朝倉未来さん(29)にストリートファイトで勝利すると1000万円を獲得できるというものです。この企画には656人がオーディションに参加。元KAT-TUNの田中さんは4人目の挑戦者として最大の注目カードと期待を集めていました」(スポーツ誌記者)しかし、放送当日になって『ケガのため出場を辞退したい』と田中から申し出たがあったため、ABEMAから欠場が発表された。「番組が田中さんの家族と連絡を取ると、“肋骨を折っていて、練習中に悪化しドクターストップになった”とのことだったそうです。“この状態で朝倉選手と戦うのは失礼にあたると判断し、不出場させてください。大変申し訳ございません”という田中さん本人からのメッセージが番組内で読み上げられました」(同・スポーツ紙記者、以下同)結局、朝倉は田中を除いた3人の挑戦者とストリートファイトをすることに。挑戦者の1人目は逮捕歴10回という「会津伝説のけんか屋」久保田覚(25)、2人目は元モーニング娘。の後藤真希の弟で元EE JUMPの後藤祐樹(35)、3人目はキックボクサーのモハン・ドラゴン(44)。しかし、朝倉が14秒、45秒、37秒と3人とも秒殺KOするという結果になった。朝倉は21日のYouTubeチャンネルで、田中について「逃げたっぽいですね」と発言。「でも賢明な判断であったと思う。調印式で言ったのは棄権するのは今のうちだよって言った」と明かした。「田中さんの試合見たさに有料のPPV(ペイパービュー)を購入していたファンからは、ブーイングがあがっていますよ。ただ、彼は同日に出演予定だったライブイベントも出演をキャンセルしているため、仮病ではないのかもしれませんね」実際に、試合前日に行う予定だった「SANBAKA VS CIRCUIT! ~1st.Stage.~ VS Pulse Factory」の出演をキャンセル。試合当日の「田中聖&PALOOZA presents 『無礼男-Bremen-』 後夜祭」にも体調不良を理由に出演していない。そんな田中は試合前に「危険な行動が指摘されていた」と話すのは、テレビ局関係者だ。■運転しながらSNSライブ配信で急停車「今月3日、田中さんはライブ配信サービス『ツイキャス』で生配信を行っていました。車の運転席の右側にカメラを固定し、カメラに目線を向けながら運転をしていました。すると、突然カメラから目をそらし、こわばった表情でハンドルを操作。次の瞬間、何かにぶつかったかのように車が揺れました」(テレビ局関係者)田中は突然の衝撃に「あぶねーい」とつぶやき、即座にライブ配信は終了。ツイキャスに配信のアーカイブ(配信記録)を残すこともなく、SNS等での説明もしなかった。「配信を見る限り、わき見運転をしていたことは事実です。事故が起きたかどうかはわかりませんが、危険な運転をしていること自体が大問題。わき見運転をして交通事故を起こしてしまった場合には、道路交通法の安全運転義務違反に該当して罰則が科されることもあります。だから、配信記録を残さなかったんじゃないかな?」(同・テレビ局関係者)田中の危険運転について、ジャニーズファンからはこんな不満の声が。「本当迷惑。樹(田中の弟・SixTONES田中樹)とKAT-TUNが心配」「逮捕されない事を祈るばかり」「田中樹に変な影響出そう」今年8月にも、弟・樹の容姿への誹謗中傷に激怒した田中は、Twitterにて「お前の方がカスだしブスだろうけど鏡ある?」とコメント。これに対して、「弟想いだとしても言葉選んで欲しい」「誹謗中傷に誹謗中傷で返すなんて……」「これ以上SixTONESに関わらないで」とSixTONESファンから大ヒンシュクを買っていた。「一度ジャニーズ事務所に所属し、ましてやメジャーデビューまで果たした田中さんは、現在もネットニュースに取り上げられるような存在です。その都度、“KAT-TUN”のグループ名が出されることや弟の樹さんの名前がでることにファンはがっかりすることも少なくないでしょう」(芸能プロ関係者)かつて所属していたKAT-TUNは、赤西仁(37)、田口淳之介(35)、田中と3人の脱退者を出し活動休止になるなど多くの苦難を乗り越えた。亀梨和也(35)、中丸雄一(38)、上田竜也(38)の3人で15周年を迎え、初の紅白出場を決めたばかりで、弟・樹が所属するSixTONESも2年連続で紅白に出場する。KAT-TUNや実弟・樹の華々しい活躍と反比例するように、アウトローな振る舞いばかりが話題になる田中。どんな形でも注目されることは、ファンにとって嬉しいことなのか……。
2021年11月24日4月1日に開設した元キンプリ岩橋玄樹のインスタ(@genki_iwahashi_17)《僕は皆さんのためにある素敵な事をしています。でももう少しだけ時間がかかるので待っていてくださいね!》8月28日、King&Princeの元メンバー・岩橋玄樹がレコーディングスタジオのような部屋に座る写真をインスタグラムに投稿した。ファンの間では、“再スタート”に期待が高まっている。■山Pと赤西のビジネスパートナー「J」「岩橋さんは‘18年5月にキンプリのメンバーとしてデビューしましたが、11月からパニック障害の治療のため活動休止に。復帰が期待されていましたが、今年3月にジャニーズ事務所を退所しました」(スポーツ紙記者)ジャニーズを辞めた後も、芸能活動は続けている。「7月にオフィシャルサイトを開設し、8月にはファンクラブをオープンさせました。インスタグラムでは、年内にコンサートをやろうとしていることを明かすなど、今後はソロアーティストとしての活動が中心になりそうです」(同・スポーツ紙記者)新しい道を歩き始めた岩橋だが、すでに心強い味方がいるようだ。「Jさんという外国人プロデューサーと一緒に仕事をしているんです。彼はもともと音楽制作やDJ活動をしていて、赤西仁さんや錦戸亮さん、山下智久さんなどと交流があります。ここ数年は赤西さんたちとはあまり仕事をしていないようですが、昨年カナダで行われた山下さんが出演した映画の撮影に同行するなど、山下さんと一緒に仕事をすることが多いようです。まさか岩橋さんとも繋がっているとは思わなかったので、驚きましたよ」(芸能プロ関係者)■J氏と知り合ったキッカケ実際、岩橋のインスタグラムには、J氏が撮影した写真が投稿されるなど、かなり親しい関係に見える。外国人プロデューサーと仕事をしているのは、岩橋に強い“海外志向”があるからだろう。「昔からアメリカが好きで、よく1人でロサンゼルスに行っていました。また、ジャニーズ時代から、海外でソロアーティストとして活動する赤西さんに憧れていたんですよ」(同・芸能プロ関係者)山下のビジネスパートナーであるJ氏とはどのようにして知り合ったのだろうか。「岩橋くんは外国人の友達が多く、プライベートでもよく一緒に遊んでいました。そうした友達の紹介で知り合ったようです。彼は日常会話程度の英語は話せるのですが、仕事に関する専門用語はわからないことが多いので、Jさんがフォローしているのでしょう」(岩橋の知人)岩橋の窓口にJ氏との関係について問い合わせたが、期日までに返答はなかった。ジャニーズ時代はあまり接点のなかった山下と岩橋の間に不思議な“つながり”が生まれた。2人が同じステージに立つ日も、そう遠くはない!?
2021年09月22日山本亮太と江田剛7月から活動をスタートさせたユニット『えだりょ』をご存じだろうか。実はこの2人、かつてはジャニーズJr.内の『宇宙Six』というグループで活躍していた元ジャニタレ。今回、20年間所属したジャニーズ事務所を離れてリスタートを切った2人を最速インタビュー! ♯2では、ジャニーズ時代の恩師であり、天国へと旅立ったジャニー喜多川さんとメリー喜多川さんとの秘話を語るーー。ジャニーズ事務所の創業者で、一昨年の7月に亡くなったジャニー喜多川さん、そして今年9月に亡くなったメリー喜多川さんのふたりとも、山本と江田は親交が深かった。2人に関する思い出について聞いてみた。■ジャニーさんを尊敬する理由江田「ジャニーさんはタレントをすごく大事にしてくれる社長さんというイメージ。敬語を使って話すと“僕には敬語を使わないで!タメ口でいいから”と言われて(笑)。たぶん、“敬語を使わないこと”がジャニーさんにとっての敬語だったのかな。タメ口でフレンドリーな感じで話した方が、その人の素が出るのかも。かしこまって話すと隠れちゃう部分もあるから、タメ口で触れ合うことですべてを引き出したかったのかなって思います」山本「敬語を使う子は逆に売れないんですよ(笑)。生意気な僕たちの方が“YOU、いいね!”みたいな」江田「あとはやっぱり、ジャニーさんは舞台やコンサートなどの“生”のエンターテイメントが好きで。もちろん映像も大切だけど、お客さんが足を運んできてくれて、同じ空間に一緒にいるということをすごく大切にしていました。「スタミナをつけるという意味で、僕たちが舞台の時期にはジャニーさんが楽屋にお寿司の出前を用意してくれたり、色々なお気遣いをしていただきました」山本「ある時からジャニーさんの中で考え方が変わったのか、“ダンスだけでもダメ、歌だけでもダメ、トークだけでもダメ”みたいなことを言われました。一芸だけではなく“いろいろなことができるタレントになりなさい”と。後輩がたくさん入ってきた時期ですかね。でも、そういう子たちが入ってきたから僕らも演出や振り付けを本格的にやるっていうきっかけになったかな!」江田「『嵐』さんみたいに尊敬される先輩にならなきゃいけないって思ったよね。だから後輩たちがライブを見にきてくれた時は嬉しかったです」山本「僕たちはジャニーさんから直接教えてもらったというよりは、ジャニーさんから多くを教わってきた先輩方から学んできた感覚ですね。それこそ、滝沢クンとか光一クンがジャニーさんから学んだことを僕たち後輩が受け継いでいくーー。だからこそ、ジャニーさんのことも自然と尊敬しているのだと思います」つい先日、93歳で他界したメリーさんについては、江田「訃報を聞いた時は、本当のおばあちゃんが亡くなった感覚でしたね」山本「こんなに唐突なんだ……って。すごく元気なイメージしかなかったので」江田「僕たちは毎年公演していたミュージカル『PLAYZONE』に出させてもらっていた“プレゾン組”なんです。この舞台ってメリーさんのお気に入りの作品で、衣装や曲選びも、基本的にメリーさんが決めるんですよ。だから、僕たちのことも覚えてくださって」山本「普通のジャニーズJr.だと覚えられてないんだけど、プレゾン組は顔を覚えてもらえてるから、メリーさんに会うと“あ、宇宙の!”って声をかけていただけたり。すごく可愛がってもらった自信はあります!」江田「メリーさんは、1曲ずつ衣装を着た出演者をステージに並ばせて“この子にはこの衣装を着せて”とか、細かい指示をもらったり。ジャニーさんは全部見てから、総合的に“あそこはこうした方が面白くなるよ”っていうタイプだったので、そこがメリーさんとの違いでした」ジャニー氏とメリー氏の共通点もあった。■「これが見たい!」を魅せたい江田「メリーさんは舞台の本番が終わると、出演者のために中華店でご飯を事前に用意してくれるなど、僕たちが最高のパフォーマンスをできるようにサポートしていただいたことを覚えています」山本「常にタレントのことを考えてくれていたところは、ジャニーさんと似てるよね」メリーさんからは“アツい舞台はこういうものだ!”ということを学びました。パッションって言うんですかね。『PLAYZONE』って毎年夏の暑い時期に何十曲も歌って踊っているから出演者のチームワークも固まるし、どんなグループが混ざっても結局はひとつになれるんだなって」江田「あと、メリーさんはすごくお客さんを大切にする方でした。千秋楽が終わると全員タキシード姿で“お客様をお見送りしなさい”って。“舞台中は歌いながら客席に降りなさい”という指示も出たり。とにかくファンを楽しませて、大切にしなさいよと。ジャニーさんもマインドは同じなんですけど、どちらかと言えばジャニーさんは舞台上でのショーを見せたいという感覚が強かったかな」ジャニーズ時代の豊富な経験をもとに、まさしくリスタートを切った2人。『えだりょ』としての今後の展望とはーー。山本「僕たちはジャニーさんとメリーさんのおふたりから指導を受けていることが最大の強みかなと思っています。いずれは『えだりょ』だけでドームやアリーナでコンサートをするのが夢ですね!“えだりょってすげーな!”って言われることを目指しています。ファンの方々にも“俺たちはこうだから、これからもついてきてね!”っていうスタンスです。ジャニーズを辞めても僕たちの目指す方向は変わっていないし、『えだりょ』で夢をたくさん見せてあげたい。ある意味“縛り”がなくなったので、やれることをもっと自由にやりたいです。ファンのみんなにも頑張ってついてきてほしいですね!」江田「まずはファンの方々にライブを披露したいということを意識しています。気持ちの整理もあるでしょうし、応援する形はたくさんあるだろうし、どんな形でライブを行うかをこちらが示して、気持ちよく応援してもらえたら嬉しいかな。今も僕たちについてきてくれる方々は“これが見たい”というのがある。だからこそ、それを突き詰めた形で魅せてあげたい。ついてくるのに頑張るかどうかはお任せしますが(笑)」実力とパッションが合わさった『えだりょ』は、これからもファンのみんなを魅了してくれるはず!
2021年09月12日山本亮太と江田剛7月から活動をスタートさせた山本亮太と江田剛によるユニット『えだりょ』をご存じだろうか。実はこの2人、かつてはジャニーズJr.内の『宇宙Six』というグループで活躍していた元ジャニタレ。今回、20年間所属したジャニーズ事務所を離れてリスタートを切った2人を最速でインタビュー! ♯1では、事務所退所のウラ側と、先輩ジャニーズたちとの秘話を披露してくれた。江田「結果的に、自分のことを見つめ直すいい機会になりました。ジャニーズ事務所で20年近く歌って踊って、デビューを目指していたところでアノ件があって……。そのタイミングで自分が本当に何をやりたいのかって考えた時に、ステージに立ってコンサートをしたいって考えたんです。その時に誰かと一緒にコンサートをやるとなったら、この人しかいないと思いました」ジャニーズJr.として20年間活動し、『宇宙Six』のメンバーとしても活躍してきた江田剛はそう語る。■「剛と組みたいと心に決めていた」今年6月にジャニーズ事務所を退所した後、江田が合流したのは『宇宙Six』でも長年苦楽を共にしてきた山本亮太だった。山本は昨年10月、違法賭博を営んでいた闇スロット店に出入りしていたことを『文春オンライン』に報じられたことで、ジャニーズ事務所を退所することに。山本「(文春から)直撃された時は、さすがに焦りましたが、自業自得だったと思います。6人いた宇宙Sixのメンバーが少しずつ脱退していたこともあって、当時は精神的にかなり落ちていました。その中で僕は間違った選択をしてしまったんです」ただ、退所した際に芸能界を引退するという考えはほとんど浮かばなかったそう。「記事が出たときは、グループのメンバーや先輩や後輩から心配の連絡をたくさん頂きました。ただ、それ以上に連絡をくださった方々からは慰めというより“これからも芸能活動続けるでしょ!”とか“へこたれてどうするの。亮太だったらできるから、やれることをやりなよ”っていう人も多くて。そう言ってくれる方々のおかけでポジティブなマインドになれたことで、記事が出てからあまり時間が経っていなかったですけど、すぐに“次頑張っていこう!”という気持ちになりました」今年7月に結成された『えだりょ』のきっかけは、山本から江田への電話だった。山本「退所してから数日後くらいですかね、僕から剛に“元気してる?”ってたわいもない電話をかけました。その時には剛と組みたいと心に決めていました。ライブ前に退所してしまい、ファンの皆さんの期待を裏切ってしまった。だから、剛と合流してライブをお見せしたかったんです。剛が手がける演出と、僕が手がける振り付けという、ほかのグループにはない武器を最大限に生かしたコンサートで、ファンの方々に楽しんでいただけたら嬉しいと思って」20年近く過ごしたジャニーズ時代では、多くの先輩たちとも深い交流があった2人。『宇宙Six』は『嵐』のコンサートでバックダンサーとして起用されることが多かった。■滝沢秀明からのひと言特に江田は『嵐』や『KAT-TUN』の亀梨和也と仕事での関係が深かったと話す。江田「退所するときも松本潤クン、二宮和也クン、櫻井翔クン、亀梨和也クンなどに報告しました。僕は『嵐』のコンサートで演出の勉強をさせてもらっていたので、松本クンにはいろいろとお世話になりましたね。嵐の世界観を作ることに絶対妥協しない方だったのが印象的でした。それから亀梨クンのソロコンサートでは、総合演出を担当させてもらいました。もちろん亀梨クンと一緒にという形ですが、とても光栄なことでしたね」山本「そのコンサート、実は『宇宙Six』がバックダンサーだったんです。その中で剛が総合演出に抜擢されて。多分ですけど、後輩が先輩のコンサートの総合演出を担当するのって、ジャニーズ史上初だと思いますよ。“剛、どんな立場なんだよ!”って(笑)。あの時は後輩からも“コレオグラファー(振付師)の江田剛だ!”ってイジられてましたね!」江田「松本潤クンみたいな演出家になりたいですね。亀梨クンもそうですが、おふたりから学んだことを『えだりょ』のコンサートでも生かしていきたいです」一方の山本は、現在のジャニーズにおける中心人物から学びを得たそうだ。山本「僕の場合は、滝沢秀明クンや堂本光一クンとプライベートでも仲良くさせてもらいました。光一クンとはご飯に行かせてもらったり、光一クンの舞台に出させてもらったのもご本人からの話だったので、とても感謝しています。僕自身、光一クンの舞台に夢をもらっていました。『エンドレスショック』を20年も同じ演出でやり続けているって本当にすごい!毎回必ず階段から転げ落ちる演出があるんですけど、スタッフの方から“少し公演数を減らした方が……”という声が出ても、決して減らさないのが光一クン。妥協しない姿と“これがお客さんに夢を与えるってことなんだ!”と強く感じました」滝沢からの一言にも強く影響を受けた。山本「同じ舞台に立たせてもらった際に、僕の膝の持病で歩けないほどの痛みが襲ってきた時があったんです。その時に滝沢クンに謝ったら“もしお前が主演だったらどうするんだ?”って言われて。もし自分が主演だったら公演ができなくなる、という責任感を常に持つことを学ばせてもらいました」江田「見てきた背中がすごく大きかったんだよね」元ジャニの山本亮太&江田剛が『えだりょ』結成で初肉声「メリーさんの素顔」♯2へ続く。
2021年09月12日アイドルグループ・関ジャニ∞が1日、都内で行われた「ドラゴンクエストウォーク 2周年アンバサダー就任発表会」に出席した。配信2周年を迎えるスマートフォン向け位置情報ロールプレイングゲーム『ドラゴンクエストウォーク』の2周年アンバサダーに関ジャニ∞(横山裕、村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義)が就任。「歩くぼうけんは新時代へ」のPRテーマのもと、同ゲームのヘビープレイヤーである横山をはじめとする5人が、『ドラゴンクエストウォーク』の魅力をさまざまなチャンネルを通して発信する。関ジャニ∞はおなじみの音楽の中で登場。横山は「BGMで登場したのがすごい感慨深い」と話し、「ずっと子供の頃から楽しんでいたドラクエに、大人になって仕事で携わらせていただいて本当に感謝しています。ありがとうございます」と喜びを語った。スクウェア・エニックス プロデューサーの柴貴正氏が、関ジャニ∞の起用について「1人めちゃくちゃガチのユーザーがいると業界筋から聞きまして。横山さんなんですけど…」と説明。そして、「ヘビーユーザーとはいえと思っていたんですけど、撮影のときにお会いしてデータを見せ合いっこしたら、やばいぞと。僕、相当やっているほうなんですけど、僕より超えているところがたくさんありました」とガチぶりに驚いたと言い、横山は「柴さんとフレンド登録して弟にめちゃくちゃ自慢しました。柴さん強いのでフレンドになると心強い」と話した。メンバーも横山のガチっぷりを証言。村上は「ツアーの合間もやっている。地方に行ったときも、『ご当地がなんや』とずっと言っていた」と明かし、大倉も「ヘリコプターの上でもやっていましたよね」と言うと、横山は「ヘリコプターでも反応するんですよ。それで海遊館のおみやげとれたんです」とうれしそうに語った。ほかのメンバーも同ゲームを楽しんでいるものの、村上は「横山さんそこまで進んでいるんだと、すごさを感じました。うちの横山さんすごいんだと」と横山との差を実感したという。横山は「やっている時間が違いますから」と得意げに返した。また、ドラゴンクエストシリーズのゲームデザイナーである堀井雄二氏が、関ジャニ∞のアンバサダー就任について「全然大丈夫だと思います。期待したいと思います。どんどん盛り上げてください」と期待すると、横山は「うれしいです。感無量です」と感激。「僕はドラクエから教わったことがたくさんあって、人の優しさとか仲間とか学ぶことがたくさんあったと思います。いい運動にもなる。見えてない景色が見えたり、新しい発見もあると思います」とアピールした。なお、9月1日12時より『ドラゴンクエストウォーク』の公式YouTubeチャンネルでWEB動画「関ジャニ∞WAAAAALK!」が公開。『ドラゴンクエストウォーク』の魅力を関ジャニ∞ならではの視点で紹介する動画で、全10回にわたり随時公開される。また、9月8日20時よりスタートするドラゴンクエストウォーク公式YouTubeチャンネルでの生配信では、2周年を迎え新たに加えられる新機能情報の発表に加え、関ジャニ∞からのスペシャル動画も公開される。さらに、9月12日から関ジャニ∞が出演する『ドラゴンクエストウォーク』のテレビCM『一緒に歩けば、ぼくらは仲間だ。』篇が北海道・関東・関西・東海・福岡エリアで放送される。
2021年09月01日ジャニー喜多川さん(2003年)滝沢秀明氏(2017年)7月9日、ジャニーズ事務所の元社長・ジャニー喜多川(本名・喜多川擴)さんがこの世を去って2年がたった。昭和と平成の2つの時代を彩った希代のプロデューサーがいなくなり、ジャニーズ事務所は混乱に見舞われている。「昨年6月に手越祐也さんが、10月に山下智久さんが退所。今年4月には、不倫疑惑を報じられていた近藤真彦さんも退所。さらに、昨年末で嵐が活動を休止し、今年3月には長瀬智也さんが退所し、TOKIOは“独立”しましたね」(スポーツ紙記者)タレントたちが新しい道に進む中、事務所内では大きな“変化”も起きていて─。■世界進出を目指す若手グループジャニーさんは、生前“ある夢”を抱いていた。「タレントたちをアメリカに進出させることです。彼のルーツは本場アメリカのショービジネスなので、1962年にジャニーズ事務所を創設して以来、自分を育ててくれたアメリカで活躍できるスターを輩出したいと思っていたんですよ」(レコード会社関係者)ジャニーズタレントは日本だけでなく、アジア圏でツアーを開催するなど、海外でも結果を残しているが、アメリカ進出は難しかった。「2011年に元KAT-TUNの赤西仁さんが、全米でデビューシングルをリリースしましたが、思うような結果は出せませんでした。昨年、嵐が全編英語の曲をリリースし、アメリカで公演を行う計画もあったそうですが、新型コロナウイルスの影響で頓挫しています」(同・レコード会社関係者)だが、若手グループは恩師の“60年来の悲願”を果たすため、世界に目を向けていて─。「昨年10月に発売されたSnow Man(スノーマン)のセカンドシングル『KISSIN’ MY LIPS』は、K-POPのアーティストに作曲・編曲を依頼。今年2月には、Sexy Zoneが全編英語の楽曲『RIGHT NEXT TO YOU』をリリースしました。King & Princeも、7月21日に発売するアルバムに収録されている全編英語の楽曲『Namae Oshiete』で世界的音楽プロデューサーであるベイビーフェイスとコラボしています」(同・レコード会社関係者)『ジャニーズは努力が9割』(新潮社刊)の著書があり、ジャニーズ事情に詳しい霜田明寛氏に、若手グループが海外進出できるようになった背景を聞くと、「この10年間でグループの数が増えたことで、若手が挑戦しやすい環境になったと思います。また、ダンススキルが上がっていることも大きい。Snow Manは、海外の人が好むような集団で統一感のあるダンスができますし、King & Princeはメンバーの希望でデビュー後もダンスのレッスンを続けていて、海外でも受け入れられるようなダンス力の土壌がつくられています」■滝沢が着手する“次なる改革”2019年から滝沢秀明がジャニーズ事務所の副社長を務め、ジャニーズJr.のプロデュースもしているが、ジャニーさんのやり方を受け継いでいる。「ジャニーさんは社長でありながら、“現場主義”でJr.の舞台やイベントにもよく顔を出していました。滝沢さんも同様で、今年3月には『美 少年』が出演したミュージカル『魔女の宅急便』のゲネプロを見に来て、スタッフと“あそこはこんなふうに動いてもいいかもしれない”と、彼らの動きについて熱心に打ち合わせしていましたよ」(テレビ局関係者)一方で、厳しい姿を見せることも。「スタッフへの挨拶や言葉遣いなど、礼儀やマナーには厳しいですね。その点も、ジャニーさんと同じです。ジャニーさんは昔、あるタレントがアルバイトのスタッフに横柄な態度をとった際、“この人たちのおかげでジャニーズが成り立っているんだよ!”とものすごい剣幕で怒ったそうですから」(同・テレビ局関係者)滝沢のプロデュースによって才能を開花させたのは若いメンバーだけではない。「ふぉ~ゆ~やA.B.C-Zの河合郁人さんは、滝沢さんが副社長になってから露出が増えた印象です。彼らは、『滝沢歌舞伎』で非常に評価されていましたし、河合さんは、木村拓哉さんや松本潤さんらの“ジャニーズものまね”でいまやバラエティー番組で引っ張りだこですよ」(同・テレビ局関係者)“滝沢はJr.をジャニーさんのころにはなかった手法で売り出している”と指摘するのは、アイドル事情に詳しい、江戸川大学マス・コミュニケーション学科の西条昇教授。「ジャニーさんは、Jr.やデビューしたばかりの若手グループを深夜番組や関西の番組に出演させて、バラエティー経験を積ませていました。一方、滝沢さんはさまざまなメディアに目配りしています。SNSやユーチューブが主流になっている時代の流れを見て、Jr.の公式エンタメサイト『ISLAND TV』やユーチューブの公式チャンネル『ジャニーズJr.チャンネル』を開設し、経験を積ませています。そこで培ったものを、テレビに出た際に生かせるようにしているのでしょう」■22歳で活動を終了させられる今年1月16日、ジャニーズ事務所がJr.に“定年”を設けることを発表した。「2023年3月31日から、満22歳になって最初の3月末までにタレントと事務所が話し合い、活動継続について合意に至らない場合はJr.としての活動を終了する制度を始めます。現在、Jr.は東京と大阪合わせて200人以上おり、その中には30歳を越える人もいます。22歳という年齢は新卒の学生が一般企業に就職する年ですし、ほかの事務所に移籍してもやり直しがききます。自分の人生を見つめ直す機会をつくりたいのでしょう」(芸能プロ関係者)ただ、この制度が発表されて以降、進路に悩むJr.も。「大学進学を考えるJr.が増えているんです。これまで大学に行くのは、情報番組にも出演する機会を増やすなど、仕事の幅を広げることを目的にする人が多かった。しかし、最近は“22歳で活動終了となったときに備えて、一般企業で就職できるようにしたい”と、将来に不安を感じて志望しているよう」(同・芸能プロ関係者)アイドルとしての“消費期限”を考えているのかもしれない。ただ、前出の霜田氏は、“定年制度”によって本来のジャニーズアイドルに回帰できるのではないかと話す。「光GENJIやSMAP、嵐、NEWSなどが10代で輝いていたころに比べると、ここ数年はよくも悪くもデビューする年齢が高くなりがちでした。ジャニーさんも10代で輝くことを重視していたので、そうした原点に戻ろうとしているのでしょう。また、滝沢さんは1990年代にリーダーとしてジャニーズJr.を率いて黄金期をつくり上げたので、自分が経験してきた“Jr.黄金期”を取り戻したいのではないでしょうか」一方で、一律に22歳で今後の可能性を見極める難しさもあるという。「TOKIOの国分太一さんが個人で活躍し始めたのは、30代になってからでしたし、風間俊介さんや生田斗真さんのようにCDデビューはしなくても、俳優として可能性を広げていくなど、人の輝くタイミングは異なります。Jr.が22歳を迎えたときに、そうした可能性をどこまで見抜けるかがカギになるでしょう」(霜田氏)
2021年07月13日バンドグループとして活躍していたころのTOKIO昨年7月、ファンが衝撃を受けた、長瀬智也のジャニーズ事務所退所と、残るTOKIOメンバー3人による新会社「株式会社TOKIO」の設立の発表から2年。今年4月、新会社の社長に城島茂が就任し、ジャニーズ事務所のグループ会社となったことは周知の事実。■(株)TOKIO設立は、長瀬智也退所の衝撃を和らげる手段新会社発足後も、株式会社TOKIOの活躍は順調に続く。なかでも4月1日付で福島県庁内に「TOKIO課」が設置されたことは大きな話題を集めた。とはいえ、これまでのレギュラー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)と『TOKIOカケル』(フジテレビ系)は新会社設立後も、長瀬こそ出演はしないものの、スタイルも変わらず放送され、ジャニーズタレントとの共演も続く。毎年恒例の国分太一が司会を務める大型歌番組『テレ東音楽祭』も例年と変わらず放送され、番組には多くのジャニーズタレントが出演し、国分と軽快なトークを繰り広げていた。長瀬のみがテレビから消え、ほかの4人のメンバーは変わらず活動をし続けているが、結局「株式会社TOKIO」とはなんなのか。そして、何が変わったのだろうか。「城島リーダーは、株式会社TOKIOの社長ではあるものの、会社の代表取締役は、ジャニーズ事務所の代表取締役社長である藤島ジュリー景子さんで、城島さんには代表権はないことはよく知られています。要は、よくあるのれん分けのひとつですね」というのは、ある芸能ジャーナリスト。芸能事務所の「のれん分け」は珍しいものではなく、ドリフターズや小泉孝太郎が所属するイザワオフィス、三浦春馬さんやサザンオールスターズが所属するアミューズは、ナベプロから独立している。俳優だけでなく多くの芸人を抱えるケイダッシュも、タモリや永作博美など大物が所属する事務所からののれん分けだ。株式会社TOKIOもジャニーズ事務所からの独立となったが、“辞めジャニ”としては珍しく現役のジャニーズタレントと共演しているということは、友好関係が続いているという証拠。では、なぜ独立という形をとったのだろうか。「強制わいせつ行為で書類送検された山口達也を失い、さらにメインボーカルの長瀬智也まで脱退し、TOKIOとしてのグループ存続が難しくなってしまった。しかし残る3人のタレント性は高く、それぞれソロとして十分活動していける。メンバーが解散を望むなら別ですが、第二のSMAPだけは避けたい、グループ名はなんとしてでも残したいという思いが強かったんだと思います。だけど、本当のところは長瀬退所という大きな危機を、新会社設立というおめでたい話題で打ち消したかったのかもしれません。それだけ長瀬の脱退・退所は痛手だということです」現時点では「ただ長瀬がいなくなっただけ」という印象が強いが、TOKIOの独立は、今後の後輩たちへの道しるべになるのでは、という好意的な見方もある。「これまでのジャニーズは、退所したらテレビに出られず、現役ジャニーズとの共演なんてもってのほか、という見方をされてきました。でも中居正広の退所後のジャニーズタレントとの絡みがあるように、TOKIOも事務所を離れても友好関係を築けるというお手本になっています。元々は歌とダンスにこだわってきた事務所ですが、長瀬と山口が不在のTOKIOに音楽活動の再開は考えられません。そのためジャニーズ所属の俳優陣や、歌とダンス以外の分野を開拓したいという子が出てきたら、株式会社TOKIOへの移籍を勧められるケースも出てくるかもしれませんね」(スポーツ紙記者)ここ数年、事務所の独立や設立によるトラブルが多発している芸能界。これまで所属していた事務所の協力を得て“賢い独立”をしたTOKIOは安泰、ということか。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2021年07月07日ジャニーズではなくなった近藤真彦歌手でタレントの近藤真彦(56)が、ついに記者会見に登場することが決まった。事実上の、タレント活動の再開になる。昨年11月、週刊文春に25歳年下の女性との不倫が報じられ、芸能活動とレース活動を自粛していたが、4月いっぱいで所属するジャニーズ事務所を退所したことで、ジャニーズ事務所による“強制自粛”というおとがめは、効力を失っていた。■ひとつだけ問題あり実際、今月16日には、大分・オートポリスで行われた「スーパーフォーミュラ」第3戦の決勝レースで、自身がオーナーを務めるレーシングチーム『KONDO Racing』の監督として指揮を振るい、まずはレース業への復帰を飾った。その際、レース場の最寄りの空港でメディアの取材に応じた近藤は、芸能活動の再開について、「焦らず、徐々に、少しずつできれば」と語っていた。近藤の念頭にあるのは、ファンの前で歌を披露するライブ活動だったが、それに先駆け、自身がイメージキャラクターになり、芸能活動を再開することを決めた。事情を知る芸能関係者が明かす。「セガサミーグループのサミー株式会社が、新たなカードゲームのトーナメントを仕掛けることになったそうです。アメリカではポーカーのトーナメントが大人気ですが、それに匹敵する新しいカードゲームの流れを作る。そのPRに近藤が一肌脱ぐという流れです」セガサミーホールディングスは長年、『KONDO Racing』を全面的に支援してきた。チームの公式サイトにも、パートナーとして名前が見て取れるため、同社に近藤の起用の経緯について問い合わせたが、期日までに返答はなかった。「近藤としては断る理由のない、断れない、ありがたい仕事なのです。ただひとつ問題がありまして……」と前出・芸能関係者が眉をしかめるのは、近藤が会見に登場することによる混乱だ。こう続ける。「不倫騒動以来、初めての会見になりますから、どれだけのメディアが集まるのかわからない。それをさばけるのか。近藤の近くにいる人間はレース畑の人間ばかりで、芸能の事情にはまったくというほどうといんです。どんな媒体を呼ぶのか、どんな進行をすれば不快感をもたれないでメディアをさばけるのか。暗中模索ですよ」芸能リポーターや記者が、ジャニーズの後ろ盾のない近藤に対し、容赦ない質問を浴びせるのは容易に想像できる。質問にどう向き合い、どう答えるのか。ジャニーズ事務所を退所した際、文書でコメントを発表したが、後輩の東山紀之(54)に、「退所の仕方に疑問が残る」「薄っぺらい」とバッサリと切り捨てられていた。そんな近藤にとっては、1989年の大みそか夜10時から行われた、歌手の中森明菜との“金屏風会見”並みに極めて重要な意味を持つことになる今回の会見。モヤモヤしたままのファンや、先輩に失礼な言葉を浴びせた東山を納得させることができるのか。近藤が怖気づいて会見を辞退することがなければ、事態は予定どおり進む。会見開催日の予定は6月9日だ。〈取材・文/薮入うらら〉
2021年05月28日ジャニーズの元長男・近藤真彦「問うに落ちず語るに落ちる」(“秘密”というものは、人に聞かれたときは用心して漏らさないが、自分から話し出したときに、うっかり口をすべらせて真実を話してしまうこと)とは、このことか。レース記者に本音をもらしてしまったのか、はたまた口が滑っただけなのか。昨年11月、25歳年下の女性との不倫が報じられたタレントの近藤真彦(56)が16日、大分・オートポリスで行われた「スーパーフォーミュラ」第3戦の決勝レースで、自身がオーナーを務めるレーシングチーム「KONDORacing」の監督としてレース業に復帰した。「復帰させていただく」16日付けスポーツ紙にそのようにコメントしたのは、近藤が所属する個人事務所「エムケイカンパニー」。4月いっぱいでジャニーズ事務所を退所したが、ジャニーズ時代に下された処分「芸能とレース業の自粛」はその日まで続いていたことになる。■肝心なことは何ひとつ語らずレース会場の最寄空港で取材に応じた近藤は、「本当に出来の悪い長男でした。もう少し後輩にも頼られるような先輩でいたかった」と口にした。関係者が説明する。「空港では主に芸能メディアの取材を受けたようです。スポーツ紙ウケしそうなコメントを出したのは近藤らしいが、そのコメントこそが東山紀之に『薄っぺらい』と指摘された内容のなさそのもの。タッキー(滝沢秀明副社長)のように多くの後輩の面倒を親身に見たこともないのに長男面しているのが気の毒ですし、自分がやらかした不倫についての反省の弁がない。不倫相手ともう会っていないとか、家庭内をどう収拾したかとか、事務所や後輩に迷惑をかけたとか、そういう肝心なことは何ひとつ語っていない。東山が『退所の仕方に疑問が残る』と言っていたことは、まさにこの説明のない逃げの姿勢なんです。いい年をして事務所に迷惑をかけて何をしたんだ、という思いが東山のあの辛口発言になっている。50も半ばを超えた近藤の根本がそうそう変わるとは思いませんけど、もう少し、自分のやらかしたことに対して説明があればと思いましたね。それがレースのスポンサーにも伝わりますからね」ここまではまさに「問うに落ちず」。つまり質問に警戒ししゃべらないという姿勢を、近藤は貫いている。■レース担当記者に漏らした本音ただ、隠し事があればあるほど、どこかでふと気は緩む。空港での取材内容を報じる紙面がある一方で、レース場での取材内容を報じる紙面もあった。それを読み比べると、興味深い。取材したのは芸能記者ではなくレース担当記者だからか、ポロっと本音を漏らしている。活動自粛中にレース活動をしていたことを、自慢げに語ってしまっているのだ。これこそがまさに「語るに落ちる」……。情報番組デスクの話。「オンラインを利用してアドバイスするなどレースに参加していたと明かしているんです。工場に行ってエンジニアと話したり、ドライバーの愚痴を聞いたりした、と。全然自粛じゃないでしょ。自粛という言葉も、近藤にとってはその程度の軽いものだったということですよ。個人事務所が『16日に復帰します』と明言した以上、ジャニーズ事務所退所後も、きっちり自粛していてもらいたかった。自粛を決めたジャニーズ事務所にも唾を吐く失礼な行為ですよ」レース当日の夜、羽田空港に降り立った近藤の姿を、ワイドショーがとらえていた。そのオンエアを見た前出の番組デスクは、「あれはなかなかシビアな映像でした」と気の毒がる。続けて、「若い男性が近寄り、近藤と一緒にスマホで写真を撮っているんです。ジャニーズ時代ならあり得ない!写真を撮ることもそうだし、そもそも事務所の人間がガードして、タレントにファンを近寄らせることは、間違ってもありませんでしたからね」ジャニーズ事務所を辞めたことで、もう誰も守ってくれることはなくなった。そのことを最も肌身に染みて感じているのは近藤で、一般人に対しあまりにも無防備な近藤のあの夜の映像は、近藤の今を象徴するそれだった。〈取材・文/薮入うらら〉
2021年05月18日近藤真彦(2009年)謹慎生活に耐え切れず、40年以上も“庇護の下”にあった“帝国”から飛び出した“長男”。常にジグザグとわが道を進んできたが、自慢のハンドルさばきを誤ったのか?近藤のことを知る人に聞くと、彼はさりげなく「俺のやり方」を生きるだけで──。■近藤真彦・ジャニーズ退所の真相“ジャニーズの長男”が事務所を去った。40年以上、在籍していた近藤真彦(56)が、4月30日に退所を発表したのだ。「昨年11月に『週刊文春』が、25歳下の女性と5年にわたる不倫を報じました。ジャニーズ事務所は不倫があったと事実を認め、近藤さんには無期限の謹慎処分が下されていました」(スポーツ紙記者)昨年はデビュー40周年という節目の年だった。「事務所のスタッフが走り回って取ってきた仕事が10本以上あったのですが、すべて白紙に。でも、マッチが気にしていたのは芸能活動ではなく、カーレースのことだけ。謹慎間もない昨年末には“レースなら復帰できるでしょ”と高をくくっていたんです」(テレビ局関係者)これまでもジャニーズのタレントが不祥事を起こすことはあったが、現役で写真をガッツリ撮られた不倫騒動は、今回の近藤が初めて。風当たりも強く、事務所としても簡単に活動を再開させるわけにはいかなかった。「5月から本格的なレースのシーズンということもあり、マッチは“無期限”という処分に業を煮やしていました。ジャニーズの“礎”を築いた1人でもあり“俺が辞めたら困るだろう”と考えていたよう。誰かが引き留めるだろうと、退所を“ブラフ”としてチラつかせたら、事務所は“辞めたかったら止めません”ということに。彼の扱いに困っていたところ、本人から退所を申し出てくれて、事はすんなり運んだ。マッチと事務所は、そういった意味では“円満”なんです」(同・テレビ局関係者)そんな近藤には、後輩たちから感謝のコメントが相次いだが、東山紀之(54)は違った。メインキャスターを務める『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で、厳しく批判したのだ。「後輩たちにも、ファンたちにも、何の説明もしていない。説明をしたくなかったのか、することができないのか、それともこれからするのか」「僕らはたくさんのファンの人たちに支えられている。それに向き合うのが礼儀のひとつだと思う」会見を開くこともなく明確な謝罪もなかったうえ、突然の独立宣言に「すごく薄っぺらく感じる」とまで言い切ったのだった。■“恩師と同級生”の反応はーー近藤の“恩師”はどう考えているのか。’79年に放送されたデビュー作『3年B組金八先生』(TBS系)で共演した武田鉄矢(72)に、自宅前で話を聞いてみたが、「もう10年以上、付き合いはないし、年賀状のやりとりもない。’19年のジャニーさんのお別れ会で見かけたくらいですから、私がコメントをする立場にありません」ただ、それでも“教え子”であることに変わりはないと、複雑な胸中を明かす。「私はダメな教師でしたが、いつまでも私の生徒だという気持ちに変わりはありません。何か相談がきたら?もちろん、そのときは応えます」かつての恩師に、今のところ相談はないようだ。では“同級生”はどうか。同じ『金八』に出演し、たのきんトリオとしてジャニーズで同じ釜の飯を食べ、先に退所した田原俊彦である。「トシちゃんにも、今回のマッチの退所に関してコメント依頼が殺到しているようですが、“まぁ頑張ってとしか言えないね”と、他人事です」(ワイドショースタッフ)近藤の“兄貴分”にあたるという音楽業界関係者にも、退所について事前の連絡はなかったという。「事務所の上層部にだけ伝えて、パッと消えた。あまり考えないほうがいいというタイプだし、それが彼の引き際の美学なんだと思う。誰か1人に相談するのも負担をかけるし、後輩たちに迷惑をかけたくなかったんじゃないかな」なので、東山の痛烈な言葉には驚いたと話す。「マッチは誰からも好かれるタイプで、何でも許されちゃう。人当たりがいいとはいえないヒガシからすれば、何でっていう気持ちがずっとあったのかな。マッチはおとこ気があるし、実はヒガシよりもマッチのほうが後輩の信頼は厚い。でも時代の変化で、今はヒガシのようなお堅いタイプが世間ウケはいいのかもしれないね」(同・音楽業界関係者)近藤がオーナー兼監督を務める『KONDORacingTeam』は、従来どおりレース活動を続けると発表したが、今のところサーキットに姿を見せていない。そんな近藤とチームを支援するスポンサーの1人によると、「彼はジャニーズとは歩合制の契約で、芸能活動は開店休業状態だったから、ほとんど給料はもらっていなかったはず。彼の稼ぎは、レースの監督として日産自動車から出ています。チームはレースで優勝もするなどトップクラスなので、監督としてかなり稼いでいるはずですよ」■奥さんは離婚したい?ジャニーズを退所したことで、レースへの復帰は早まる可能性も高く、タイヤを提供している横浜ゴムによれば、今すぐに協賛が打ち切られることはなさそうだ。ただ、このスポンサーにも退所前の連絡はなかった。「昨年の不倫報道のときは連絡がありましたが、今回の退所のことは本当に誰にも相談しなかったらしいですよ。唯一、親族である弟には連絡したようですけど」そこで、神奈川県に住む近藤の実弟に話を聞くことに。ふたり兄弟の3つ下。自宅の表札の横には『KONDORacing』のステッカーが貼られたポストもある。「私も辞めるなんて、ホント知らなかったです。でも、退所を発表する30分前にアイツから電話はありました。久しぶりだったから、なんだよ珍しいなと思ったら“これから退所を発表する”って」兄であるマッチのことを“アイツ”呼ばわりしていたが、仲が悪いわけではないらしい。兄弟の友人の話では、照れ隠しのようなものだという。「昨年の不倫報道があった後はメールで“悪いな、迷惑かけて”って来たから“こっちは大丈夫だよ”って返したことはありました」──ということは、兄の不倫は知っていた?「まぁね。知らないことはなかったけれども……。普段から一緒に飲まないし、アイツとはすぐケンカになるから」自らの不倫騒動で謹慎となったにもかかわらず、誰にも相談せずに長年“庇護の下”にあったジャニーズから飛び出したマッチ。’94年に結婚した妻は、今回の件で激怒していないのだろうか。「大丈夫だと思いますよ。私はアイツと仲は悪いけど、アイツと奥さんは、ね」兄弟で会うことは少なくなったが、マッチの離婚はないと確信しているようだった。“兄貴分”にあたる前出の音楽業界関係者も、同じように離婚はないと語る。「不倫騒動のときにマッチに電話して“バカだな、お前”って怒ったら“ごめんなさい”って。しばらく芸能界は難しいから、レースに集中しろって言いましたよ。奥さんにも電話しました。大丈夫?って聞いたら、“私は芸能人と結婚したときから、こういう覚悟はできていました”って。彼女は一般家庭の人だったから、いろいろと大変だったと思うけれども、耐える気持ちが強い女性なんだよ」チームを運営するのは近藤の個人会社で、妻も役員として名を連ねている。「先日も夫婦と一緒に食事をしたとき、マッチが“オレ、2度と女遊びはできないかな?”なんて言うと、奥さんは“また、そんなこと言って”なんて笑えるぐらい、本当に仲がいいんですよ。彼女がいる限り大丈夫でしょう」(同・音楽業界関係者)現在の窮状を切り抜けるには、支えてくれる妻に感謝をするのが、今のマッチに必要な“やり方”だろう。
2021年05月10日