タレント、はるな愛が9月29日(水)、東京・港区のシネマート六本木で行われた映画『シングルマン』(トム・フォード監督)の男性限定試写会でトークイベントを行った。16年一緒に暮らしたパートナーを失った悲しみから人生に終止符を打とうと決意した男(コリン・ファース)の姿を描く物語。グッチ、イヴ・サンローランで活躍したカリスマデザイナー、トム・フォードが初メガホンを取り、クリストファー・イシャーウッドの同名小説を基に自身の体験も織り込んだヒューマンドラマ。劇中のジュリアン・ムーアに触発され、ニューヨーク発の人気ブランド、ベッツィ・ジョンソンの黒い膝丈ワンピースで登場したはるなさんは、「恋愛って切ないし悲しい別れが来るから嫌だけど、最近深い恋愛をしていないので早くしたいな」と乙女心を吐露。プライベートではデートの相手が「3人くらいいるんですけど、本当に愛のことをちゃんと老後まで愛してくれる人を見つけたいから、いまちょっとずつエグイところを見せています。それでもついてきてくれる人がいい」と人生の伴侶探しの真っただ中の様子。何歳までに結婚したい?の問いに、現在38歳だが「女の子になってから20なので22までには」。エグイところって?と取材陣から聞かれると、「朝、歯磨きしてウエッってしたり…いろいろあるじゃない〜」と豪快に笑った。一方で、はるなさんが来場した男性から事前に気に入った3人を選び、その中からさらに1人を選ぶ、“花婿探し”イベントも開催。3人中2人から「彼女がいます」と言われてガッカリしたはるなさんだが、27歳のモデルというサッパリした顔立ちの男性を選び「パッチリした二重の二枚目よりこういうわんちゃんみたいな感じが好き」と腕を組み、男性の腕に頬をすりよせてゴキゲン。最後は「今度こそ彼氏と結婚します会見したいわ〜」と結婚会見を“予告”しながら退場した。『シングルマン』は10月2日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:シングルマン 2010年10月2日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009 Fade to Black Productions, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:美しき男たちvol.3(最終回)『シングルマン』の美しすぎる男たち『シングルマン』コリン・ファースにトロントで新たな注目!日本との意外な繋がりも美しき男たちvol.2『シングルマン』から見えてくる“時代”美しき男たちvol.1『シングルマン』を彩るファッションと美学あの『アバウト・ア・ボーイ』の子役のニコラス・ホルトが『シングルマン』でヌードに
2010年09月29日米俳優トム・クルーズと米女優キャメロン・ディアスが9月28日(火)、東京・港区の六本木ヒルズ内で行われた共演映画『ナイト&デイ』(ジェームズ・マンゴールド監督)のジャパンプレミアに出席した。『ワルキューレ』以来、約1年半ぶりの来日を果たしたトムは、同日午前中、プライベートジェット機で日本入りし、同プレミアを終えて帰国予定と、以前『ラスト サムライ』での来日時にもあった、滞在14時間という過密スケジュールぶり。「日本は特別な絆がある国。ゆっくりしていきたいけど、帰った途端、『M:i:IV』の撮影が待っているんだ」と苦笑いしてみせたが、「次回は『M:i:IV』でゆっくり来ます」と予告。ファン約800人を大喜びさせた。一方のキャメロンは、『ベガスの恋に勝つルール』以来、約2年ぶりの来日。トムとは『バニラ・スカイ』以来、9年ぶりに再共演を果たしており「トム以上の共演者はいないわ。この映画で、どれだけ私たちが楽しんで作ったかご覧いただけると思うわ」とキュートなスマイル。「私自身も今回演じたキャラクターを楽しんて演じたし、何よりトムが全部スタントをやっているので、そこを観てほしいわ」とPRした。ボッテカベネッタの黒ワンピースにジミーチュウのピンヒールとボディーラインがくっきり浮かんだセクシーなファッションで色香を発散。カメラマンのフラッシュ放射を浴びていた。同作は、特殊任務を負ったスパイのロイ(トム)とロイの行動に巻き込まれてしまったジューン(キャメロン)が悪の組織から最新科学技術を守るために全米を駆け巡るアクション・コメディ。同プレミアには元横綱の朝青龍も姿を見せた。関係者によると、トムのファンでトムら2人に挨拶をしようと来場したが、プレミア中はトムと握手をするにとどまった。『ナイト&デイ』は10月9日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)特集「恋と危険は隣り合わせ」■関連作品:ミッション:インポッシブル4 (原題)ナイト&デイ 2010年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第7回)映画で見てみたいカップルと言えば?危険で衝撃的でロマンティック!『ナイト&デイ』女性限定試写会に25組50名様ご招待トム&キャメロン来場!『ナイト&デイ』ジャパン・プレミアに15組30名様ご招待キャメロン・ディアス、38歳の誕生日はうわさのA・ロドリゲス選手と一緒にお祝い『ナイト&デイ』トム・クルーズ&キャメロン・ディアスの揃っての来日決定!
2010年09月28日歌手の西城秀樹が9月22日(水)、東京・港区のシネマート六本木で行われた映画『メッセージそして、愛が残る』(ジル・ブルドス監督)のトークショー付き試写会に出席した。自分の死期を悟った主人公の男が、残された時間を大切に生きようとして疎遠だった家族との絆を取り戻していく姿を描く物語。2003年6月に脳梗塞を発症し乗り越えた経験を持つ西城さんが、愛することや生きることの大切さを伝える本作に共鳴し、来場したもので「この映画、本当に深いです。2回観まして1回目はショックを受けて落ち込んだ。でも2回目には、基本は生きている間をどう生きるかを描いた温かい映画だと思った」としみじみ。もし主人公のように死期が分かったら?との質問には「怖いから嫌だけど、分かったら腹をキメて人生にどう素晴らしいものを残せるか考えます」。自身が大病を経験して変化したことについては、「家族への愛情をもっと出していこう、思い出を作ろうと思うようになった。家族が先で、仕事がある。いまは家族と過ごしている時間がこの上なく楽しい。それがあるから仕事ができる。そう気付いたときから女房には頭が上がりませんね」。取材陣から家族には感激ですか?と突っ込まれると、「秀樹カンゲキ、って言わせたいんでしょうが」と苦笑いしつつ「カンゲキというよりありがとう、です。例えば食事を作ってくれるのも、当たり前とは思わない。他人と暮らしているわけですから」と語った。『メッセージそして、愛が残る』は9月25日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:メッセージそして、愛が残る 2010年9月25日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2008 FIDELITE FILMS - AFTERWARDS PRODUCTION INC - AKKORD FILM PRODUKTION - WILD BUNCH - M6 FILMS■関連記事:香山リカが夫婦愛講座永く愛されるコツは「求め過ぎない」香山リカトークショー付き『メッセージ』カップル限定試写会に15組30名様ご招待ロマン・デュリスが大人の苦悩を演じ上げる!『メッセージ』予告編を独占先行配信
2010年09月22日映画『THE LAST MESSAGE海猿』(羽住英一郎監督)の3D版完成披露試写会が9月14日(火)、東京・港区のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の伊藤英明、共演の佐藤隆太、加藤あいらが出席した。映画化およびTVドラマ化された人気シリーズの劇場版第3弾で、巨大海上天然ガス・給油施設を舞台に、爆破事故で施設内に取り残された潜水士・仙崎大輔(伊藤さん)と新人潜水士・服部拓也(三浦翔平)らの、決死の救出劇を描く物語。2D版に続き、ひと足早く3D版を観た伊藤さんは「より迫力があり体感する感じ。みなさん、こんな大きいスクリーンで観られていいですね。まあ僕は応募しなかったからしょうがないんですけど」と冗談交じりにPR。だが劇中の“妻”、加藤さんから「2度目にもかかわらず、(伊藤さんと佐藤さんの)2人は泣いていた」と暴露され、「隆太が先行していた」(伊藤さん)、「いや英明さんが泣いていたから僕も泣いていいと思って…」(佐藤さん)と劇中の“鉄板バディ”の佐藤さんと言い合いに。結局、佐藤さんが「じゃ、プライベートでもバディってことで」となだめて収拾した。と思いきや、伊藤さんは「こんだけ言って、お客さん泣かなかったら?どんだけ自分好き?仙崎かわいそう…みたいな」と照れ笑い。すかさず、12日(日)の本作試写会で武田鉄矢のモノマネを伊藤さんの“命令”で半強制的に披露させられた三浦さんが、今度は自発的に武田さん口調で「泣けますよ〜」。佐藤さんは「武田さんが言うなら…」と腹を抱えて笑った。一方、サプライズゲストで本作の主題歌「もっと強く」を歌うEXILEのボーカルのTAKAHIROが来場。映画を鑑賞して受けた感動を、特技の書道8段の腕を用いて表現したという書「守るものがあるから怖くなる。怖さを感じてこそ人はもっと強くなれる」と読み上げて披露した。流暢な筆体と映画のテーマを綴った文言に観客から「オオーッ」とどよめきが起こる中、伊藤さんは「じゃ、5,000円から」とオークションの呼びかけ。会場の笑いを誘っていた。映画『THE LAST MESSAGE海猿』は9月18日(土)より全国東宝系にて2D&3D同時公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:THE LAST MESSAGE海猿 2010年9月18日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン ROBOT ポニーキャニオン 東宝 小学館■関連記事:無人島に一緒に流れ着きたい俳優1位は意外にも?… 向井理!クールな知性に期待ついに完結!『THE LAST MESSAGE 海猿』試写会に25組50名様ご招待3D映画を楽しもう!UCシネマギフトカード&3Dメガネを3名様プレゼント伊藤英明『海猿3』完成に感無量ながら「公開まで不安」
2010年09月14日第34回モントリオール世界映画祭で深津絵里が最優秀女優賞を受賞した映画『悪人』の初日舞台挨拶が9月11日(土)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。深津さんがトロフィーを手に凱旋の挨拶。主演の妻夫木聡は感激の涙をこぼした。同作は、北九州の地方都市を舞台に、携帯電話の出会い系サイトで知り合った女性を殺してしまった孤独な若者(妻夫木さん)が、その後に同じサイトで知り合った女性(深津さん)と愛し合い、罪の意識に苛まれながら逃避行する姿を描く物語。原作は同作は芥川賞作家、吉田修一の同名小説。同映画祭に参加していた深津さん、妻夫木さん、李相日監督は、8日(水)の帰国後、ファンの前に初登場。先にマイクを持った妻夫木さんは「ハァーッ」と5、6回大きなため息をついてから、「この日のために全てを捧げてきた。自分にとって転機になった作品。いろんなことに新しく挑戦し、ありのままの自分でやった」と話し、途中、何度も涙を拭った。トロフィーを握りしめつつ深津さんは「みんなで戦った証で、思いがけないご褒美をいただいたような感じです。出来過ぎたすごい初日で、これ以上何かあったらバチが当たっちゃうんじゃないかと思います」とはにかみ、「妻夫木さんと2人でひとつになり、深く繋がっていた。妻夫木さんが見せる芝居が私に伝わっていたので、妻夫木さんの賞でもあります」と強調。妻夫木さんの涙には「同じ気持ちでしたが、年上なのでグッとこらえないと、と思って我慢しました」と温かい笑顔を向けた。一方、演出について李監督は、「ただひとつ、生身であるということでした。演技のひとつ先、役になってしまっているところまで行ってもらった。役者さんひとりひとりが役を演じるというより、人間としてそこにいるように」と言い、「それが海外の人の胸を突き刺した結果が賞につながった」としみじみ語っていた。挨拶には、ほかに満島ひかり、柄本明、樹木希林ら出席した。『悪人』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:悪人 2010年9月11日より全国東宝系にて公開© 2010「悪人」製作委員会■関連記事:深津絵里、モントリオール映画祭で最優秀女優賞!「全てのスタッフにいただいた賞」『悪人』にモントリオール喝采!妻夫木聡&深津絵里も現地の反応に感激『悪人』の李相日監督がハンディカムCMを演出!真夏の大騎馬戦を珠玉のドラマに妻夫木聡は自称“仕事人”「仕事ください」妻夫木聡らが日本代表に声援!…も、樹木希林は「サッカーは頭の細胞に悪そう!」
2010年09月11日世界的なヒットシリーズの第4弾『バイオハザードIV アフターライフ』のワールド・プレミアがシリーズを通じて初めて日本で開催され、9月2日(木)、東京・六本木ヒルズアリーナに、主演のミラ・ジョヴォヴィッチ、共演のウェントワース・ミラー、アリ・ラーター、そして本作に特別出演を果たしている中島美嘉が来場し、ファンの声援を浴びた。壇上に上がったミラは開口一番、「みなさん、こんにちは!『バイオハザード』が日本に帰ってきました!」と挨拶。アリも「東京は今回で3回目。日本のファンは、みんなエネルギーいっぱいで素晴らしい人ばかり。この映画はここにいるみんなと楽しんで作りました。みなさんもぜひ楽しんでね。アリガトウ!」と笑顔で呼びかけた。ウェントワースも「ありがとう。この映画はロケの場所もファンも国際的。東京でワールド・プレミアを開催することができて興奮してます」とニッコリ。そしてミラが「『バイオハザード』は元々、日本で生まれたゲーム。そして、この映画には私の隣にいる美嘉が出演してるのよ!!」と中島さんを紹介。これを受けて中島さんは「日本人として、ここ日本でのワールド・プレミアを開催していただいて光栄です。嬉しく思います」と笑顔で挨拶した。日本では、何と言っても「プリズン・ブレイク」のイメージが強いウェントワースだが、本作ではゲームの人気キャラクター“クリス”を熱演。感想を尋ねると「ゲームファンにどう思われるか最初は不安だった。でも監督のポール(・アンダーソン)、ミラ、アリの3人が僕を温かく迎えてくれたし、分からないことがあったときには手を差し伸べてくれた」と共演陣への感謝を口にした。これに対しミラは「私とアリでときどき彼をボコボコにしたけどね(笑)」といたずらっぽい笑みを浮かべ会場の笑いを誘った。最後に、司会者の合図で会場のファンが事前に配られたアンデッド(=ゾンビ)のイラスト入りのTシャツを顔に被って一斉にアンデッド化!ミラはこの光景に「この中で、美嘉に噛み付きたい人は?」とユーモアたっぷりのリアクションを見せ、再び会場は笑いに包まれた。『バイオハザードIV アフターライフ』は9月10日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:バイオハザードIV アフターライフ 2010年9月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:小森純、恐怖のメイクで渋谷に登場もゾンビ姿のスタッフを見て「マジ無理!」と絶叫
2010年09月02日映画『雷桜』完成披露プレミアイベントが8月31日(火)、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、W主演の岡田将生と蒼井優が劇中で初挑戦した乗馬の腕前を披露した。作家・宇江佐真理の同名小説を原作に、江戸時代、徳川家に生まれ心に病を抱えてしまった孤独な男・斉道(岡田さん)と、赤ん坊のときに誘拐され山で育つという数奇な運命を辿ってきた娘・雷(蒼井さん)の許されない身分違いの恋を描く物語。2人は時代劇に初挑戦。2人の乗馬は今年3、4月の撮影以来。入場時はそれぞれ劇中で“共演”した馬にまたがり、岡田さんは黒鹿毛の馬、蒼井さんは白毛の馬をスムーズに乗りこなす手綱さばきを披露。フォトセッション時には2人一緒に白毛の馬にまたがってポーズを決めた。共演の小出恵介と廣木隆一監督は徒歩で後に続いた。岡田さんは「乗馬は3か月、ほかに所作、殺陣を練習した。それを優ちゃんと乗り越えた後に撮影だったので、コミュニケーションが取れたと思う」。蒼井さんが「5か月一緒にいましたもんね」と話すと、岡田さんはこの日の出席者をひとりずつ指しつつ「そう、だからここ、家族みたいで。お姉ちゃん(蒼井さん)、お兄ちゃん(小出さん)、お父さん(廣木監督)って感じ。とっても幸せでした」と無邪気な笑顔を見せた。一方、劇中同様、好きな人と結ばれてはいけない時代に恋をしたら?との司会者からの問いに、小出さんは「突っ走ると思います、斉道同様。発狂しようが何しようが…」。岡田さんは「突っ走ります…あっ、でも、掟に従いますね」と気まぐれな発言。蒼井さんは「(ダメな)理由を聞きますね」と答え、司会者から「好きな人に?」と確認されると、真っ直ぐな瞳で大きく頷いてニッコリ。魔性の女ぶり(?)をのぞかせていた。『雷桜』は10月22日(金)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:雷桜 2010年10月22日より全国東宝系にて公開© 2010「雷桜」製作委員会■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第6回)ちょんまげが似合う“まげメン”俳優といえば?岡田将生、『雷桜』主題歌で蒼井優と歌手デビュー宣言?主題歌PVで再共演2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!岡田将生&蒼井優、時代劇に初挑戦!人気恋愛小説『雷桜』映画化決定
2010年08月31日アイドルグループ「光GENJI」の元リーダーで俳優の大沢樹生が8月28日(土)、東京・シネマート六本木で行われた、プロデュースと主演を務めた映画『捜査線 LINE OVER』のプレミア上映会で、共演の中松俊哉ら、前田直樹監督と舞台挨拶に立った。警察内部の汚職、不祥事をテーマに、借金の取り立てに追い詰められ、越えてはいけない一線を越えて、ひったくり事件を起こしてしまった主人公・田代刑事の奔走、カルト宗教集団と警察の駆け引きなどを描いた社会派エンターテイメント。満場の観客を見渡すと大沢さんは「どんな仕事もいまは客がなかなか入りませんし、今日お客さんが5人、10人だったらどうしよう?と久しぶりにドキドキしました」とホッとしたような表情を見せてニッコリ。「ケツからケチャップが出るくらい嬉しいです」と劇中の台詞を引用し、会場の笑いを誘うひと幕も。大沢さんのプロデュース作品第2弾で、自身が社長を務める芸能事務所ドリームフォープロモーションと、映像制作ユニット・東京ゲリラムービーズ所属の俳優でプロデューサーの中松さんとの初タッグ作で「今後とも発信していきたい」とプロデュース業に意欲的。観客席側にいたほかのキャスト陣数名を「こっちに!」と手招きして挨拶させるなど、プロデューサーらしい配慮も見せた。中松さんは「今日は警察関係の方、いらっしゃっていませんか?」と前置きし「この作品を企画したきっかけは、調べたら警察内部の不祥事ってすごく多かったからです」と説明した。『捜査線 LINE OVER』プレミア上映は29日(日)まで。同日もトークショーを開催。DVDは9月17日(金)より発売、25日(土)よりレンタル開始。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:捜査線 LINE OVER
2010年08月28日最新主演映画『食べて、祈って、恋をして』(ライアン・マーフィー監督)のPRで初来日中のジュリア・ロバーツが8月19日(木)、東京・六本木ヒルズ内アリーナで行われた、本作のジャパン・プレミアに、自前の“浴衣風”アンティークドレスで出席。櫓付きステージに立ち、日本の“夏祭りデビュー”した。配給元ソニー・ピクチャーズは、ちょうど夏祭りシーズンとあって、初来日のジュリアに日本の夏祭りムードを味わってもらう狙いで、櫓付き特設ステージと和太鼓チームを配置し、女性ファン約200人を浴衣姿で来場させるなどして、夏祭りを“再現”。それに合わせてか、ジュリアも浴衣風のゴールドのドレスで登場。ファン約1,500人を魅了した。約20分遅れで会場に到着、場内に敷かれた約100メートルのレッドカーペット上を約20分かけて歩き、サインなどのファンサービスに勤しんだ。その間に受けたテレビ媒体のインタビューでは、「子供たちへのお土産を買った」などと話したという。櫓付きステージに上がると、ジュリアは「こんなにたくさん集まってくれて嬉しいです。しかも、みんなカメラを持ってきてくれて」とちょっぴり苦笑い。通常、恒例の報道陣向けのフォトセッションも、この日はジュリアの要望でナシとされ「撮られることが少し苦手なようです」と関係者。とはいえファンから「ジュリア〜!」の大声援を浴びると、ゴキゲンな様子で持ち前のチャーミングな笑顔を振りまきつつ「映画を観るのを止めて、みんなでカラオケに行きましょう!」とユーモアを利かせたメッセージ。会場を沸かせた。ステージ上では一緒に来日中の同作の女性プロデューサー、デデ・ガードナーと終始、手をしっかり握り合ったまま。ジュリアから「プロデューサーで親友です。いま『死んでもいいわ』と言っています」と紹介されたデデさんは「こんなにかわいい子たちがいっぱい集まったのを見るのは初めてよ」とプレミアの盛況ぶりを喜んでいた。ジュリアは17日(火)〜23日(月)の日本滞在中、最初の3日間で約30媒体のインタビューに稼働。明日20日(金)からは、同伴来日中の夫でカメラマンのダニエル・モダー氏と「神戸牛を食べに関西方面へ行く予定」(同社関係者)など、プライベートタイムを過ごすという。本作のワールドキャンペーンは、日本が最初の地で、この後、ヨーロッパを訪れる予定。『食べて、祈って、恋をして』は9月17日(土)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:食べて、祈って、恋をして 2010年9月17日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開■関連記事:ジュリアトップ女優でいる秘訣は「教えられないわ!」ジュリア・ロバーツ最新作N.Y.プレミアでハビエル・バルデムがジュリアを絶賛!ジュリア・ロバーツ、最新主演作の影響でヒンズー教徒に改宗ジュリア初来日『食べて、祈って、恋をして』ジャパン・プレミアに25組50名様ご招待意外や初!ジュリア・ロバーツ『食べて、祈って、恋をして』で来日が決定
2010年08月19日映画『ベスト・キッド』のジャパン・プレミアが8月5日(木)、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、ジャッキー・チェンとプロデューサーを務めたウィル・スミス、主演したウィルの長男のジェイデン・スミスらが出席。ファン約2,000人を沸かせた。1984年公開の『ベスト・キッド』のリメイク版で、いじめられっ子の少年・ドレ(ジェイデン)がカンフーの達人・ハン(ジャッキー)の元で訓練を重ね、成長していく姿を描く物語。ウィルは同じくプロデューサーを務めた愛妻ジェイダ・ピンケット・スミス、長女のウィロウ・スミスを伴って登場。一家4人で日本の公式の場に登場するのは初めて。約100メートルのレッドカーペット上をジャッキーら5人は約40分かけて歩きながらファンサービス。中でもひときわ熱狂的な声援を浴びたジャッキーは、一旦レッドカーペットの終了地点まで来たところで大声援を浴び、困ったような笑顔を浮かべたと思いきや、レッドカーペットの起点位置から再度、駆け足でファンにハイタッチをしながら“一周”。ファンを感激させた。その後の舞台挨拶でも、ジャッキーは日本語で「みなさん、今日も暑いですね。いつもいつも僕の映画を応援、アリガトウ、僕、がんばります」と暑い中、長時間待ったファンを労いつつ挨拶。本作で挑んだ師匠の役どころに「今回はいつものジャッキーではありません。イメージを変えたい、違うジャッキーの側面を見せたいと思い、演じました。みなさん、映画観ました?It’s different Jackie!」とPR。また日本語で「同じジャッキー!」と言い間違えてしまったが、通訳の女性から教わって「違うジャッキー!」と叫び、ファンの大声援を浴びた。一方、ジェイデンは、自身にとって師匠とは?と司会者から聞かれると、「師匠はジャッキー」と即答。お父さんじゃないの?と突っ込まれると「ダディはダディ。師匠はジャッキー」と冷静な回答。9歳の長女・ウィロウちゃんは、劇中でジェイデンが挑んだ初キスシーンに「私が求めていたものとちょっと違うわ」とお兄ちゃんにダメ出し。会場の笑いを誘っていた。『ベスト・キッド』は8月14日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。7日(土)、8日(日)に先行上映を実施。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ベスト・キッド 2010年8月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All Rights Reserved. **ALL IMAGES ARE PROPERTY OF SONY PICTURES ENTERTAINMENT INC. FOR PROMOTIONAL USE ONLY. SALE, DUPLICATION OR TRANSFER OF THIS MATERIAL IS STRICKLY PROHIBITED.■関連記事:ウィル・スミス会見で公開キス&キスシーンレクチャーW・スミスの息子×ジャッキー『ベスト・キッド』試写会に10組20名様をご招待ウィル・スミス夫妻、オスロへ行く。家族総出でノーベル平和賞コンサートにて大活躍!ジャッキー・チェン、ウィル・スミスの息子と『ベスト・キッド』のリメイクに挑戦!
2010年08月05日映画『インセプション』のジャパン・プレミアが7月20日(火)、東京・六本木ヒルズ・アリーナで開催され、主演のレオナルド・ディカプリオ、渡辺謙にクリストファー・ノーラン監督らが来場、会場内および沿道を埋め尽くした2,000人を超える観客から大声援が送られた。レオらを乗せた車が会場に横付けされると、会場のボルテージは最高潮に。着物姿の妻で女優の南果歩さんを伴って登場した渡辺さんは車から降りるとすぐに、会場に入りきれずに沿道から声援を送るファンの元へ向かい、サインや握手の要望に応えた。レオもたっぷり時間をかけてレッドカーペットを回ってファンサービス。会場には途切れることなく「レオ!」、「謙さん!」といった声援がこだました。『マトリックス』以来とも称される驚愕の映像世界がすでに大きな話題となっている本作だが、壇上に上がった渡辺さんは撮影をふり返りつつ「最初はどこに連れて行かれるのか?という感じで霧の中にいるようでしたが、監督を信じて半年で6か国をめぐりました。こうしてみなさんに作品をお見せできて嬉しいです」と感慨深げ。レオは「ハロー、トーキョー!この作品はシュールで刺激的。絶対に気に入っていただけると思います。何よりここ日本で、渡辺さんと再会できて嬉しい。彼は日本の宝ですから!」と笑顔で語った。物語は他人の潜在意識に入り込み、アイディアを盗むという奇想天外な設定の下で展開されるが「昔から夢に興味があったんだ」とノーラン監督。撮影は昨年、東京で始まったが「世界のあちこちで撮影をするというのもやってみたかった。東京というこの美しい都市でいつか映画を撮りたい、欧米の人にこの街を見せたいとも思っていました」と思い入れを明かした。レオは、誰かの頭の中に入るなら?という質問に「他人のプライバシーを侵害するものだから、やりたいかと言われれば『NO』だね。でも、もし入るなら歴史上の人物、アレキサンダー大王の頭に入りたい」と回答。最後に「本当にありがとう!」とファンに呼びかけ、大歓声に包まれたままジャパン・プレミアは幕を閉じた。すでに全米では公開を迎えている本作だが、特に衝撃的な結末に関しては観た人の賛否が分かれ、ネット上などで大きな反響を呼んでおり、早くもリピーターが続出しているという。果たして日本での反応は――?『インセプション』は7月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。特集「新時代の男たち」■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved■関連記事:『インセプション』と「ブラッディ・マンデイ」がコラボオリジナルストーリーも展開渡辺謙が成田から舞台挨拶に直行!サプライズでの登場に観客熱狂渡辺謙、南果歩を伴い『インセプション』L.A.プレミアにオスカーにも期待レオ&渡辺謙の緊急声明に列島騒然!『インセプション』が全国のビジョンをジャックレオナルド・ディカプリオ、パリス・ヒルトンと一緒に南ア入りしてW杯観戦
2010年07月20日映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』と雑誌「VOGUE JAPAN」などのコラボレーション・イベントが6月2日(水)、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、美容家兼タレントのIKKO、お笑いタレントのにしおかすみこ、モデルの冨永愛、2010ミス・ユニバース・ジャパンの板井麻衣子が“和製SATC”としてゴージャスファッションで登場した。サントリーのグループ企業、サントリー酒類株式会社が主催し、同映画や同社のスピリッツ「スカイウォッカ」などによるトリプルコラボイベント。4人は“独特の生き方をしていて、ファッションに精通した女性”として白羽の矢が立てられ、同映画のサラ・ジェシカ・パーカーら主演女優4人に扮して出席した。ほぼ全部手作りで用意されたという大胆セクシー衣裳に身を包んだIKKOさんらは、約10メートルにわたり敷かれたレッドカーペットをランウェイに見立ててウォーキング。IKKOさんとにしおかさんは、普段のキャラクターを封印し、真剣な表情でバシッとポーズを決めた。ファッションイベントなどで何度もランウェイ経験があるIKKOさんは「気持ちいいわね!今日は『SATC』のサマンサ(キム・キャトラル)だと思って来たわ。男好きなところとか似ている、と思って」とゴキゲン。この日、スペシャルカクテルが振る舞われるとあってお酒の話題になると、「『ガバガバ飲むでしょ?』ってよく言われるけど、ホント飲めないのよ。女友達と飲んでいるとコップ1杯で酔っちゃう」とかわいらしさ(?)をアピール。だが「好きな男の前では絶対酔わない〜。あたしたちの場合、その機会を逃したら次はないから、酔ってらんないのよ、気合気合気合よー」と肉食系女子の顔全開。取材陣を笑わせた。隣に立つ冨永さんも「私も、実は自分がサマンサだと思う。男、セックス、仕事、全てにおいて貪欲。ちょっとかぶってるな」と妖艶な笑み。すかさず、にしおかさんが「この2人のサマンサは、ちょっと違うサマンサですよね?」と突っ込むと、IKKOさんは「ちょっと、すみちゃ〜ん、思いこみでいいのよ!」と自由奔放な切り返し。にしおかさんは「サマンサが2人、私は一応、キャリー。板井さんは恐らくミランダ、ってことはシャーロットがいませんが、映画を観て私たちのことを重ねて楽しんで」と強引なPRをしていた。映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』は6月4日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)シネマカフェSweet「love SATC 『セックス・アンド・ザ・シティ2』特集」■関連作品:セックス・アンド・ザ・シティ2 2010年6月4日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 New Line Productions, Inc. and Home Box Office, Inc.■関連記事:サラ・ジェシカ絶叫「We Love Love Love Love You!」にファン3千人も熱狂『SATC』4人が日本で揃い踏み!サラ・ジェシカの劇中のお気に入り衣裳は?サラ・ジェシカら「SATC」の4人が日本到着成田はファッションショーさながら!シネマカフェ的海外ドラマvol.153「SATC」が教えてくれた喜怒哀楽最終回『SATC2』ニューヨーク・プレミアに5,000人熱狂!気になるサラのファッションは?
2010年06月02日中島哲也監督の最新作『告白』を含む全4作を一挙上映する「中島哲也映画祭」が5月27日(木)、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、同作の主演、松たか子を始め、土屋アンナ、中谷美紀、役所広司ら“中島組”キャスト陣8人が顔を揃えた。このイベントは同作の公開を直前に控えて企画されたもの。『下妻物語』に主演した深田恭子は、中島演出をふり返り「すごい怖かった。でも一番自分らしい役をやらせてもらった」。『嫌われ松子の一生』主演の中谷さんも「最初は監督のことが大っ嫌いで、現場が嫌で嫌でしょうがなかった。いま、泣くシーンで泣けないとき、中島監督の顔を思い出すと泣ける」。『パコと魔法の絵本』に主演したアヤカ・ウィルソンも「当時9歳だった私には怖かった。突然、目の前に高い跳び箱が現れたようだった」と揃って“恐怖体験”を吐露。唯一、『下妻物語』で深田さんとW主演するなど3本に出演してきた中島監督の“ミューズ”、土屋さんは「あたし、面白かったけどなー。『台本覚えろ』って言われ、『覚えない』って言って、その戦いでした」とあっけらかん。中島監督が「土屋さんは獣のような人。言っても無駄だから土屋待ち、土屋の気分待ちって…」と半笑いで話すと、土屋さんは「あたし、台詞覚えらんないの!」。「そういう生き方を貫けばいいと思います」の言葉にも、「がんばる!」と啖呵を切りまくるなど、2人で漫才のようなトークを展開。さらに、中島監督は「土屋さんに出会ったとき、すごい才能を見つけたと思った。なるべく僕の映画に出てもらいたいと思う、すごく興味のある女優さん」と土屋さんに惚れ惚れだった。一方、松さんは撮影をふり返り「初日の帰りに車を運転しながら『ヤバい、面白い。これはヤバいぞ、面白い』と思って帰ったのを、強烈に覚えています」と中島采配にハマった様子。『パコと魔法の絵本』出演の役所さんは「監督の毒舌は、監督がキョーレツな照れ屋さんだからだと思う」と温かい目を向けて分析。中島監督は締めの挨拶で「こんなワケわかんない映画祭に来てくださった観客のみなさんとキャストのみなさんに感謝します」と深々と頭を下げていた。『告白』は6月5日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:松たか子衝撃“告白”第2弾は「鼻血出ちゃった」「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!
2010年05月27日市原隼人、高良健吾らが5月22日(土)、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで、映画『ボックス!』(李闘士男監督)の初日舞台挨拶を行った。高校のボクシング部を舞台に、やんちゃな天才ボクサー・カブ(市原さん)と気の弱い優等生タイプのボクサー・ユウキ(高良さん)の幼なじみ2人の友情と成長を描く物語。原作は作家・百田尚樹氏の同名小説。内容にひっかけ、カブのように直感で動くか、ユウキのようにコツコツ努力するか、どちらのタイプ?とMCから質問。主演の市原さんは「直感です」と即答し「最初に思った1%を大事にしたい。歳を取ってくると、情報にまみれて目の前のことがキレイに見えなくなるから」とイッチ―節。高良さんは「僕は考える方ですね。でも意識したことがないから分からない。『あ、いま直感で動いた』とか『いま、考えて動いているな』とか」と天然ぶりを披露。共演の筧利夫は「直感でコツコツと動くタイプです」と持ち前のユーモア感覚全開で、共演陣と観客を大爆笑させた。司会が「聞きたいことある方います?」とファンサービスし、挙手した女性客が「劇中で(カブが)行っていたメイド喫茶に行ったことありますか?」と質問。市原さんは「行ったことがないので、一度行ってみたい」。高良さんが「自分、1回行ったことあります」と答えると、観客は爆笑。同客から「何頼んだんですか?」と突っ込まれると、「え、オレンジジュースとか。(出身地の)熊本で地元の友達みんなで行ったんで、あんまり覚えてないけど」とまた天然ぶりを見せた。一方、李監督は激やせして登場。関係者によると「医者に『このままだと死ぬよ』って言われて、炭水化物ダイエットした」という。『ボックス!』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)シネマカフェ撮影現場レポート特集■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:市原隼人“初ライヴ”で初ダイブ「夢、あるだろ!」『ボックス!』市原隼人×高良健吾熱く、鋭く…交錯する2つの才能市原隼人、『ボックス!』試写会で『ROOKIES』“安仁屋”口調で悩み相談!市原隼人、高良健吾が拳に青春をかける!『ボックス!』試写会に50組100名様ご招待市原隼人、高良健吾トークショー付『ボックス!』中高生限定試写会に25組50名様ご招待
2010年05月22日女優の杉本彩が5月12日(水)、東京・シネマート六本木で行われた映画『パリより愛をこめて』のイベントで、「安全地帯」のボーカル、玉置浩二とタレントの青田典子の熱愛に言及した。自身は2003年、35歳のときに離婚を経験しており「私の辞書には“結婚”の文字はない。心と心が通じていれば、わざわざ世の中のシステムに乗る必要はない。結婚はひと言でいうと、ウザイ」とキッパリ。交際宣言した玉置ら2人の話題を振られると「結婚するんですか?ビックリしましたけど…でも心と心が通じ合っていれば、結婚する必要はないんじゃないかしら、フフフ」と感想。女優の石原真理との事実婚を含めて4度の“離婚歴”がある玉置さんには「私は1度で学習しました。同じ失敗は繰り返しません。でも何度もしないと納得しない人もいるんでしょう」とチクリ。自身については「今年42になりますが、人生7年周期なんです。離婚が35のとき。だから今年は何か新しい仕事に挑戦できるんじゃないかとワクワクしております」と話し、私生活でも「ハッピーでございます」と妖艶な笑顔を見せた。この日のイベントでは、ゲームで本作を体で表現する指令を受け、台の上でセクシーポーズをキメた。とはいえ、横たわって軽く体をくねらせただけのポーズで「TVで放送できないと申し訳ないので控えめにやらせていただきました。ちょっとやり足りないですね。続きは今夜?そうですね」とあけすけなしゃべりで、取材陣を笑わせていた。『パリより愛をこめて』は5月15日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:パリより愛をこめて 2010年5月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 EUROPACORP - M6 FILMS – GRIVE PRODUCTIONS – APIPOULAÏ PROD■関連記事:異色コンビがパリで巨大犯罪組織を追う『パリより愛をこめて』試写会に10組20名ご招待シャンゼリゼにレッドカーペット!J・トラヴォルタが最新作パリ・プレミアに登場!
2010年05月12日歌手の石井竜也が4月22日(木)、東京 TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた、俳優デビューを飾る海外ドラマ「サンクチュアリ」の試写会付き記者会見に出席した。本作は、ユニバーサル運営のSF専門チャンネル「SCI FI(サイファイチャンネル)」のオリジナルドラマ。100年以上生きている謎の女性博士、ヘレン・マグナス率いるチームが、世に潜む奇怪なモンスターたち、通称“アブノーマル”を巨大ラボ・サンクチュアリに捕獲保護しながらアブノーマルの背景にある謎を解明していく物語。石井さんは、サンクチュアリの日本支部の所長役で、シーズン2の第12話(最終話前編)に出演する。日本ではCS放送「ユニバーサルチャンネル」で今年3月2日(火)からシーズン2を放送中。同チャンネルで自身のトーク番組「石井竜也のART or NOT?」を放送している縁でオファーされ、「僕も河童と人魚の映画(『河童』『ACRI』)を撮っていますが、サンクチュアリも伝説的なモンスターを擁護しているなど同じスピリットがある」とテーマを気に入って快諾。昨年、6月28日に東京で行われた撮影に参加した。バンドデビューから25年目の俳優デビューに「役者がどんなに崇高か、凄さを知っているので自分が役者なんておこがましい」と謙虚に語りつつも「世界デビューしちゃったからにはジョニー・デップの次を行くしかない。ユニバーサルでもフォックスでも僕を使って海賊ものを作ったらいい。忍者なんかどうでしょう?ジョニー・デップより相当いい表情しますよ」とちゃっかり売り込み。今後の俳優業について、「ほとんどオファーは来ないと思うけど、くればやってみたい。魅力的な仕事だと感じましたから」と意欲的だった。同ドラマはシーズン3まで製作が決定。石井さんは製作総指揮のアマンダ・タッピング氏らにいたく気に入られ、また東京での収録分で使われていない部分がたくさんあるため、シーズン3に石井さんが登場する可能性はありそうだ(同チャンネル関係者)。石井さんが俳優デビューする第12話は、同チャンネルで5月18日(火)22:55より放送。(photo/text:Yoko Saito)「サンクチュアリ」公式サイト
2010年04月22日竹内結子が4月20日(火)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、初挑戦の海外ドラマ「FLASHFORWARD/フラッシュフォワード」プレミア試写会で、メーンキャストの米俳優、ザカリ―・ナイトンと舞台挨拶。ネタばれトークを寸前で回避した。突然、世界中の人々が2分17秒の間、気を失い、その間に半年後の自身の姿を見る不可解な現象に見舞われた現代を舞台に、“目撃”した未来に挑む人々の姿を描く本作。竹内さんは、ザカリ―扮する外科医ブライスが自殺しようとした瞬間に見た、半年後の世界で出会い、希望をもたらす女性ケイコ役。全米では昨年9月から今年にかけて放送。この日、竹内さんとザカリ―扮する男女が劇中で出会う場面の特別映像も一般に公開。良いムードを感じさせる2人の表情が大きなスクリーンに映し出され、司会者からその後の展望について、2人が結ばれる予感がする?と聞かれた竹内さんは「します!恋なのではないでしょうか?」と素直に反応。続けてザカリ―に「これは恋ですか?」と日本語で質問し、通訳を通して理解したザカリ―から、耳元に手を寄せられ「……」と何やら耳打ちされると、「あ〜」と納得。「言ってはなりませぬ、とのことです」とネタばれトークを回避した。竹内さんとザカリ―はトーク中、何度も視線を交わすなど、すっかり打ち解けた様子。ザカリーは「言葉の壁を乗り越えて、どんどん仲良くなった。日本からはるばる撮影のためにロサンゼルスに来て、大きなスタジオ、爆発も起こるセット、大勢のスタッフと、まさにハリウッドのスタジオで見事な演技をしてくれた。結子の勇気、強さに感動した」と絶賛。照れくさそうに聞いていた竹内さんは、もし劇中同様、半年後をフラッシュフォワード(未来視体験)するなら何を見たい?の問いに「もっと英語を話せるようになっていて、願わくばもう1回、この作品に呼ばれたいなー」とこの日の昼に行われた会見時には見せなかった、ハリウッド進出欲を口にした。ドラマ「FLASHFORWARD/フラッシュフォワード」は海外ドラマ専門チャンネルAXNにて7月25日(日)より日本独占放送(photo/text:Yoko Saito)「FLASHFORWARD/フラッシュフォワード」7月25日(日)よりAXNにて日本独占放送公式サイト:■関連作品:FLASHFORWARD/フラッシュフォワード [海外TVドラマ]© ABC Studios■関連記事:竹内結子初海外ドラマの共演米俳優のベタ褒めに「大丈夫?何てこと」遂に上陸!「LOST」ファイナル・シーズン&「FLASHFORWARD」ジャパンプレミアに5組10名様ご招待シネマカフェ的海外ドラマvol.1332010年の注目ドラマをチェック!
2010年04月20日映画『ダーリンは外国人』の初日舞台挨拶が4月10日(土)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の井上真央、共演の米国人俳優ジョナサン・シェアらが出席した。漫画家・小栗左多里さんの同名ベストセラー・エッセイシリーズを原作に、漫画家志望のイラストレーター・さおり(井上さん)と米国人ライター・トニー(ジョナサン)の恋愛と結婚を、カルチャーギャップを交えて描くハートウォーミング・ラブストーリー。劇中で国際結婚を“経験した”井上さんは、結婚について「いままで想像もしていなかったし、縁遠いものでまだまだだと思っていましたが、素敵なパートナーがいるなら早くめぐり合って楽しい生活をしたいなぁ、と思うようになりました」と願望が芽生えた様子。実生活で実際に日本人の奥様と国際結婚しているジョナサンから「『友達を紹介してあげるよ』と言われているんです」と照れ笑いも。ジョナサンは最近覚えた日本語を「慮る(おもんぱかる)、貫録があります。今回の撮影中に覚えました」と披露。すかさず井上さんは「あと、さっき『燃え尽き症候群』も覚えたんだよね」と言い、「『症候群って何?』と(ジョナサンから)言われて、説明が難しくて…『パーッとなってガーッとなってアーッてなることだよ』って」とザックリした解説を再現。満場の観客の笑いを誘った。ほかに、原作の小栗さんと夫の米国人ライター、トニー・ラズロさんも出席。小栗さんが「劇中では井上さんに、恋するさおりを演じていただきましたが、実際はトニーから『どうしてもお願いします』と言われて付き合い始めたってことを言いたくて今日はきました」と自身の交際のきっかけを説明すると、トニーさんは「大体映画通りです」と反論。また小栗さんが「絶対違う」と“夫婦喧嘩”も。一方で、実際の日常生活について「歯磨きをしているとトニーがやってきて、『さおりはソクラテスのことをどう思っているの?』と聞いてくる。そのときは『知らんがな!』と言うのが正解ですが、ソクラテスの話をして相手をしてあげる。一緒に暮らして15年ですが、まだ新しい発見があります」とオノロケトーク。トニーさんは、最近覚えた日本語を「吟味、ん、が長いと吟味しているな、という感じ」と原作の漫画通り、独特の感性をうかがわせ、観客を笑わせた。『ダーリンは外国人』はTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ダーリンは外国人 2010年4月10日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 映画「ダーリンは外国人」フィルムパートナーズ■関連記事:井上真央&ダーリンのご近所さんになれるチャンス!“ダーリン・タウン”入居者募集中井上真央お花見どんちゃん騒ぎ「ちょっとしてみたい」井上真央が真央に熱烈エール!人気女流漫画家からは猛スカウト井上真央、新CMでのトヨエツのお姫さま抱っこにウットリ
2010年04月10日映画『アバター』に主演したオーストラリア出身の俳優サム・ワーシントンが4月8日(木)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた最新主演映画『タイタンの戦い』のジャパン・プレミアにルイ・ルテリエ監督と出席。特別ゲストで来場したタレント、優木まおみの言動に、2日続けて赤面した。古代ギリシャ世界を舞台に、横暴な人類に怒り、襲ってきた神々との戦いに、神と人間の間に生まれた男ペルセウス(サム)が挑むアクション・アドベンチャー。劇場前のレッドカーペット上でサムら3人は、集まったファンに向けてトークを展開。同作を鑑賞済みの優木さんから、「男性が好むタイプの作品ですが、女性におススメのポイントは?」と質問され、サムは「イケメンたちがたくさんスカートをはいて出てきます。露出度の高い足に注目してほしいな」とギリシャ戦士たちの肉体美をPR。すかさず優木さんが「筋肉がすごかったですよねぇ」とウットリした口調で褒めると「僕のこと?赤面してしまった」と照れてうつむいた。サムは前日の同作の来日会見でも、女性記者から肉体美を褒められ、大笑いして「赤面してきた」と照れる一幕があった。優木さんが去った後、優木さんの印象について、サムは「きれいな方、いい方ですね」となにやらニンマリ。優木さんはこの日、劇中の王女アンドロメダをイメージしたという真っ白のノースリーブワンピースを着用し、サム、ルテリエ監督とファンの目を釘付けに。途中、強い風が吹いて優木のワンピースの裾がふわりとめくれ上がり、中から白いペチコートがチラリとのぞく“サービスショット”も。隣に立っていたルテリエ監督はチラっと見て驚き、裾を手で押さえつつも「ワオ!」。こちらも“赤面”だった。気温約8℃の曇り空の下、セクシーな“薄着”の優木さんは「白のワンピースは女の子が一番きれいに見えると思うし、肌もきれいに見えるから好きなんですけど、今日はちょっと寒くてガタガタ震えています」と苦笑い。取材陣から白いウエディングドレスはどう?と声が飛ぶと「着たいですね〜」と受け流し、足早に立ち去った。サムとルテリエ監督は揃って2度目の来日。ルテリエ監督は「次に来るときは日本で映画を撮影したいな。どんな映画?もちろんモンスタームービーだよ!」と予告していた。『タイタンの戦い』は4月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:タイタンの戦い 2010年4月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC AND LEGENDARY PICTURES■関連記事:サム・ワーシントン来日!スターになっても「履いてるブーツは昔と同じ」クロスをまとったサム・ワーシントン?『タイタンの戦い』ポスターに車田正美が参戦サム・ワーシントン、交際中の恋人と『タイタンの戦い』ワールド・プレミア出席でご機嫌!【どちらを観る?】次世代“肉食”イケメン決戦!クリス・パインvsサム・ワーシントンサム・ワーシントン来日!『タイタンの戦い』ジャパン・プレミア・プレイベントに5組10名様ご招待
2010年04月08日井上真央が3月30日(火)、東京・六本木ヒルズのTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた主演映画『ダーリンは外国人』の英語字幕版試写会に出席した。漫画家、小栗左多里さんの同名ベストセラーコミックエッセイの実写化で、日本人のイラストレーター・さおり(井上さん)とアメリカ人ライター・トニー(ジョナサン・シェア)が恋に落ちて国際結婚をする姿を通じ、外国人同士のカップルのカルチャーギャップや絆を描くラブストーリー。本作の英語字幕版の上映の決定を同日、配給元の東宝が発表。この日の観客も“ダーリンは外国人”なカップルを招いており、井上さんは「より多くの人に観て楽しんでもらえれば」と笑顔で呼びかけた。上映前にはヒルズ内の毛利庭園で、外国人同士のカップル30人と共に桜をバックにお花見風の絵作り。実生活で花見は「去年もおととしもできていなかったので、今年こそしたいです」と話し、どんちゃん騒ぎ経験は?と尋ねられると「ないんです。ちょっとしてみたい」と“お花見”デビューに心をときめかせた。一方で、国際結婚は「やっぱりいいなと思いました」。もしするならどちらの国の人としたい?の質問に「一夫多妻制でなければどちらの国の方でも…」と苦笑いでカルチャーギャップを心配していた。本作は英語字幕版上映のほか、香港、マカオ、タイ、シンガポールなど7つの国と地域で配給されることも決定した。『ダーリンは外国人』は4月10日(土)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。英語字幕版は10日(土)より16日(金)までTOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ梅田にて上映。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ダーリンは外国人 2010年4月10日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 映画「ダーリンは外国人」フィルムパートナーズ■関連記事:井上真央が真央に熱烈エール!人気女流漫画家からは猛スカウト井上真央、新CMでのトヨエツのお姫さま抱っこにウットリ
2010年03月30日俳優の西田敏行が2月3日(水)、東京・シネマート六本木で映画『インビクタス/負けざる者たち』のイベントに出席し、日本時間で前夜に発表された第82回アカデミー賞ノミネーションで、本作で主演男優賞にノミネートされたモーガン・フリーマンを祝福し「絶対獲る!」とエールを送った。同作は、クリント・イーストウッドの監督第30作で1995年、南アフリカ大統領のネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)が同国ラグビー代表チーム主将のフランソワ・ピナール(マット・デイモン)と力を合わせ、ラグビーを通じ国をひとつにした実話の映画化。モーガンは2004年に『ミリオンダラー・ベイビー』で助演男優賞を獲得しているが、主演男優賞は受賞すれば3度目のノミネートで初受賞。マットも同作で助演男優賞にノミネートされた。イーストウッドの大ファンとして写真家の浅井愼平と共にゲストで来場した西田さんは「モーガンは大好きな俳優のひとり。大好きな浅井さんと同じ1937年生まれで、僕は47年生まれ。10コ違う先輩が熱い仕事をしてくださっている、世の中に対し切り拓いてくださっていると思うと、希望が持てる」と敬意を表し「受賞?絶対獲る!」と握りこぶし。さらに「マットは俺の教えた通り、よくやっているなって」と観客を笑わせた。一方、浅井さんは同作を「まっすぐで純で熱いものを持った人たちが世界を変えると改めて感じさせてくれた」と激賞。「僕はこの国のいろいろと困難な状況がある中、かなり絶望していてこのままではいけないと思っている。衆参両院の議員が正装してこの映画を観たら、卒倒するのでは?人としてや志の深さの違いに」と辛口交じり。西田さんも「イーストウッドはここ最近の作品を観ていると、アメリカとしての落とし前の付け方を体現している。沖縄の基地問題も任せたらいい結果をもたらしてくれるんじゃないかと。イーストウッドの勇気と正義を貫こうとする志に敬意を表し、イーストウッドありがとう!」と軽妙な口調ながら真摯に語った。『インビクタス/負けざる者たち』は2月5日(金)より丸の内ピカデリーほかにて全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:インビクタス/負けざる者たち 2010年2月5日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.第82回アカデミー賞 [アワード]■関連記事:『インビクタス』の前に…イーストウッド『グラン・トリノ』で圧巻の日本国内10冠アカデミー賞候補が決定!キャメロンVSビグローの元夫婦が最多9部門で対決ファーギーVSテイラー女優としても大活躍の歌姫がグラミー賞でガチンコ対決!賞レースのダークホース『ハート・ロッカー』のココがすごい!最新予告編到着K・ビグローが全米監督協会賞で女性監督初の快挙!会場にはブランジェリーナも
2010年02月03日『インディペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督の最新作『2012』のジャパン・プレミアが11月17日(火)、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、冷たい雨が降る気温約9℃の中、子役女優のモーガン・リリーがキュートなルックス&トークで観客をホットにさせた。同作は、2012年12月21日に地球が滅亡するというマヤ文明の終末説をモチーフに、天変地異の恐怖に立ち向かう人類の姿を描くディザスター・ムービー。エメリッヒ監督は「ローランド!」の大声援に笑顔で応えつつ「破壊のシーンがたくさんありますが、災害の中で家族がひとつになれるというメッセージもあります」と呼びかけた。初来日を果たした女優のアマンダ・ピートら総勢6人の来日メンバーが並ぶ中、主演のジョン・キューザックは「世界のプロモーションの最後に、いい形で日本にこのメンバーで揃って来ることができてよかった」と手を振った。ひときわ歓声が大きくなったのは子役のモーガンのあいさつ直後。「ハァーイ!エブリバディ!監督やみんなと日本に来られてとても幸せよ」と大声量&早口&ハイテンションのあいさつと、首をちょこんと曲げて見せるなど愛らしい仕草で、観客を大いに沸かせた。その後の、本作の内容にちなんだ「2012年12月21日に大切な人へ贈るメッセージカード」を読み上げ、タイムカプセルに収めるイベントでも、「私の家族は本当に素晴らしい!みんなが私の夢をサポートしてくれて、私の人生を豊かにしてくれる。とっても素敵な家族に恵まれて幸せよ!こんなところかしら」としっかりしたメッセージを語り、またまた観客を喜ばせ、拍手を浴びた。プレミアには、映画のレッドカーペット・イベント初参加となるタレントの萩本欽一をはじめ、神田うの、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之、女子ソフトボール日本代表の上野由岐子投手が来場。萩本さんはメッセージカードに書いた、自身大好きという母親と息子のギャグ「『かーちゃん、僕のお弁当のおかず、どうして毎日梅干しなの?』『一応、梅干しの位置は変えているんだけどねぇ』」を披露し、来日メンバーを笑わせていた。『2012』は11月21日(土)、丸の内ルーブルほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:2012 2009年11月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開■関連記事:“地球滅亡”予告、やっぱり気になる?『2012』北米初登場1位!【ハリウッドより愛をこめて】ジャクソン家には映画収益入らず?その真相は…『2012』インタビューエメリッヒが「この映画の良心」と称した地質学者の素顔想像を超える、大迫力の連続ディザスター『2012』試写会に5組10名様をご招待エメリッヒ最新作『2012』冒頭53分を初公開!でもまだたった3分の1?
2009年11月17日去る10月17日、第22回東京国際映画祭が開幕したその日、同じ東京の六本木ヒルズの“TIFF movie cafe”で、あるチャリティ企画の発表会が行われました。「マーク ジェイコブス」×「ザ・クライメイト・プロジェクト」です。これは、世界中のセレブリティを顧客に持ち、ファッションのみならず最新カルチャーの発信者として注目を集めるデザイナー、マーク・ジェイコブスによるチャリティ企画。すでに、世界60か国以上で慈善活動を行ってきたブランド「マーク ジェコブス」が日本で行う初の本格的チャリティ活動なのです。中心となるのは、今秋のコレクションの中からマーク自ら厳選し、直筆で“With love, Marc Jacobs”などとスペシャルなサインを入れた10種のバッグ。入手希望者はブランドの公式ホームページで応募します。その後、ホームページ()で行われる抽選で選ばれたら、バッグの小売価格と同等の寄付金と引き換えにバッグを入手できるという仕組み。つまり、お店で購入するのと同じ金額で、マークのサイン入りスペシャル・バッグが入手できるというファン垂涎の企画でもあるのです。チャリティの収益金は、地球温暖化問題への啓蒙活動を行っている元米国副大統領のアル・ゴア氏が主宰する非営利団体「ザ・クライメイト・プロジェクト」に全額寄付。ここが、地球環境を考えるというTIFFの精神とリンクしているというわけです。発表会当日は、寺島しのぶ、池内博之両氏によるトークショーも開催。ともに、「映画祭も去年からカーペットがグリーンに。日本もやっと地球環境を考えるようになってきたのがいいですね。チャリティに協力することで、映画祭もさらに大きくなるのでは」と寺島さん。池内さんは、「バッグを通して一緒に地球環境を考えることができる。みんな、できることからやっていきましょう」と語りました。トークショー終了後も、桃井かおり、マリエらマークファンのセレブリティが続々会場入り。映画祭の興奮も加わって、“TIFF movie cafe”は夜遅くまで華やかな熱気に包まれていました。会場は入場無料だったので、もちろん一般のファンも出入り自由。その場にいた映画ファンは、セレブとともに極上のパーティ気分を味わったのではないでしょうか。さて、気になるバッグですが、10月17日(土)から25日(日)までの東京国際映画祭期間中は同映画祭メイン会場である六本木ヒルズ内の“TIFF movie cafe”に展示されていましたので、見かけた方もいるのでは?現在は場所を移し、11月16日(月)まで、大阪の「マーク ジェイコブス」心斎橋店にて展示中です。もちろん、公式サイトでもチェックできますので、お気に入りを見つけたら応募してみては。「マーク ジェイコブス」公式サイト:「ザ・クライメイト・プロジェクト」公式サイト:(text:June Makiguchi)
2009年11月09日映画『ゼロの焦点』の完成会見が22日(木)、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、主演の広末涼子、共演の中谷美紀が本格初共演の感想を語り合った。2人は2002年放送のTBSドラマ「おとうさん」で4姉妹役を演じて以来、2度目の共演。今年迎えた松本清張の生誕100年を記念した本作では、お見合い結婚の7日後に失踪した夫・鵜原を追って金沢を訪れた禎子を広末さん、その地で出会う会社の社長夫人・佐知子を中谷さんが演じ、演技合戦を繰り広げている。共演した印象を聞かれた広末さんは「サスペンス、ミステリーは人の死や事件が関わり重くのしかかるものがあるので苦手で、好んでは観ない方。今回の台本を最初に読んだときも疲労感ですごくグッタリして、この役を演じきれるかしら?と迷いました。でも中谷さんのキャスティングが決まっていたことが大きく背中を押した。以前、一度ご一緒させていただきましたが、あまり共演シーンがなかったので、今回、中谷さんとお芝居したくてチャレンジしようと思いました。そこに立つだけで現場にいい緊張感が漂う、体温の伝わる女優さんです。中谷さんの前に立つだけで感情が持っていけるので、委ねて任せきりでした」と大絶賛。隣で聞いていた中谷さんは「その言葉をそのままお返ししたい。涼子ちゃんは天才肌で集中力がすごく、羨ましい。私は素人っぽくて本番前に感情を整えたりする作業をしますが、涼子ちゃんは一瞬で変わる。目を見ていれば感情を引き出される。『どこまでも付いていきます』という感じです」と“ラブコール”を返した。一方、物語に因み、何かちょっとした秘密を告白してください、と司会者から注文が。広末さんは「高校生の頃、立ち食いソバ屋に入ったこと、ワイルドブルー横浜で泳いだことがなぜかバレて、事務所の社長からすごく怒られた。『君はいるようで、そこに存在しちゃいけないんだ』と。以来立ち食いソバ屋には入っていません。でも、もういいですかね?」と照れ笑い。犬童一心監督から「立ち食いだからかな?広末涼子が立ち食いなんてってこと?中谷さんは吉野家入ったことある?」と尋ねられ、中谷さんは「私、肉を食べなくなって4年くらい経ちますが、以前は入っていましたよ」と気さくな調子で答えてみせた。男性キャストを代表して出席した野間口徹は、秘密について「10年くらい前、トイレでボールペンを流したら、数日後アパート全体のトイレが詰まり、その後大家さんが取り壊すから出て行ってくれ、と。ボールペン1本で8人が追い出されました。告白というより懺悔です」と苦笑い。同じ共演の黒田福美は「小学校2年生のとき、苦手だった社会のテストで20点をとり、親に見せられなくて原っぱの隅っこに埋めました。この話、まだ母親には言っていません」とうつむき、揃って観客、共演陣を爆笑させていた。本作はこの日、現在開催中の東京国際映画祭で招待上映され、初めて一般客に披露された。上映前には広末さんらが舞台挨拶を行い、美の競演でもファンを沸かせた一方で、中谷さんが舞台挨拶中に体調を崩し、自ら降板するという一幕も。貧血だったようで、舞台袖で休息しその後、自分の足で会場を後にしたということで、大事には至らなかった模様。『ゼロの焦点』は11月14日(土)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催ゼロの焦点 2009年11月14日より全国東宝系にて公開© 2009「ゼロの焦点」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】辻仁成が率いるバンドZAMZA登場!往年の名曲「ZOO」熱唱【TIFFレポート】辻仁成、不在のアントニオ猪木と支えになった家族への感謝を吐露【TIFFレポート】井上真央、岡田将生のエスコートに合格点!【TIFFレポート】矢沢永吉が人生初の舞台挨拶!30年前の自分に「生意気なヤツ」【TIFFレポート】川村陽介&ダンテ・カーヴァー箱根のゴールの瞬間の顔は素?
2009年10月23日映画『キラー・ヴァージンロード』の初日舞台挨拶が9月12日(土)、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、初監督となった岸谷五朗とW主演の上野樹里と木村佳乃、共演の寺脇康文、小出恵介らがコミカルなトークを展開した。本作は、結婚式前日にアパートの大家を誤って殺害してしまったひろ子(上野さん)が、偶然知り合った自殺願望を抱く福子(木村さん)と共に逃避行を繰り広げるブラックコメディ。満場の観客に迎えられた岸谷監督は「ようやく産声をあげ、映画が幸せな思いをしています。今回、自分は出なかったんですが、役者ってすごいっていうことを改めて目の当たりにしました」と感慨深げ。だがキャスト陣について語り出すとトーンが一転し、「樹里と佳乃は振り切り過ぎ。振り切る女優の凄さを見せつけられました」とツッコミ口調に。すかさず木村さんは「振り切ったつもりはないです」、上野さんも「普通だよね」と切り返し。初共演の木村さんについて「現場では2人で行動していたんです。2人で成長した感じ。とにかくニヤニヤしているんですよ。あたしが普通にしていてもおかしいみたいで…」と天然キャラ全開で語る上野さんに、岸谷さんは「そりゃみんな、おかしいと思っているよ。なんか楽屋の会話みたいになっちゃってすみません」と主演女優のトークにやんわりダメ出ししてみせ、観客の笑いを誘った。さらに、小出さんが「監督から『物語のキーを握る役だから』と言われ、意気込んで行ったら撮影は1日だけでした」とトボケ気味に話すと、岸谷さんは「この小出のイメージが欲しかった」とニヤリ。岸谷さんと25年来の付き合いのある気心の知れた仲で、今回、カツラをかぶり怪演を見せている寺脇さんには「『相棒』で間違った(かっこいいイメージの)方向に行っていたので、それを修正しようと。本気で寺脇の凄さを表せるのは俺しかいない」といたずらっ気たっぷり。寺脇さんは「五朗の映画じゃなかったらここまでやらない。(岸谷さんの)愛情というより暴力です。出なきゃ殴られるって感じでした」と仲の良さ(?)をうかがわせた。一方、この日は岸谷さんらの所属事務所アミューズの新人タレントで、30日間かけて47都道府県を回る本作の宣伝行脚をしてきた福田彩乃も来場。ボロボロになったキャリーケースを引きながら「チケットを727枚売りました」と達成感から笑顔ながら大粒の涙をこぼす一幕も。その福田さんに対して岸谷さんは、本作のビジュアルがプリントされた新品キャリーケースをプレゼントし、苦労をねぎらうと思いきや「もう1回行っといで。そうしたらまた727枚ね、フフ」と鬼監督ぶりを発揮していた。『キラー・ヴァージンロード』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:キラー・ヴァージンロード 2009年9月12日より全国東宝系にて公開© 2009 「キラー・ヴァージンロード」製作委員会■関連記事:岸谷五朗、上野樹里を「役の言葉で喋れる女優」仲良し寺脇は“脇役賞”?上野樹里、先輩・木村佳乃の結婚願望にツッコミ!「人並みにって何ですか?」
2009年09月12日