肥満の人と、10年間喫煙を続けた人。どちらががんになりやすいと思いますか?答えはなんと、肥満の人なのです!がんの最大の原因は、あと10年で喫煙よりも肥満になるだろうと専門家は予測しています。がんの研究者は、抗がん剤に頼る化学療法だけではなく、食事や運動療法によって予防に努めるべきだと主張。肥満はがんを発症するリスクを高めるだけではなく、死亡率さえ高めます。それにも関わらず、WHOは英国の成人肥満率が2030年までに、1/4から1/3まで上昇すると予測しています。こうした肥満の恐ろしさについて、イギリスのニュースサイト『Daily Mail Online』の記事を参考にまとめました。■肥満はがんの死亡率を上げるボストンのハーバード・メディカル・スクールの研究員、ジェニファー博士が率いる研究チームは、肥満とがんとの関連を3年にわたって研究しました。すると20年前の生活と比べると、がんの原因において肥満が占める率が上昇していることがわかったのです。これは人々が、肥満が心臓病や糖尿病にリスクがあることは知っていても、がんのリスクやがんの死亡率を上げていることは認識していないためだと指摘されています。■肥満対策はまだ不十分な状況政府は過去10年間で、タバコ税の引き上げや公共施設での喫煙を禁止するなど、喫煙については幾つもの対策を取ってきました。しかし肥満についての対策は根付いているとは言えません。がんに対する喫煙対策は万全でも、肥満対策はまだ不十分と言えるでしょう。ハーバード大学の研究者は、肥満は乳がん、前立腺がん、大腸がん、子宮頸がんを含むさまざまな腫瘍のリスクを上昇させていると言います。彼らの研究によると、がんと診断された時に肥満であった女性患者は、乳がんの死亡率が75%であることがわかりました。また、肥満率がとても高い女性は、子宮がんを発症する確率が普通の女性の6倍以上でした。別の研究では、がんと診断された後でも積極的に運動をして脂肪を落とした患者は、生存率が2倍にアップしたことがわかっています。以上の結果から、研究者は、人々には基礎的な食事療法と運動プログラムこそ重要であると主張しているのです!■喫煙よりも肥満を改善すべきニューヨークのマウントサイナイ病院のパメラ・グッドウィン博士も、喫煙よりも肥満ががんの原因となっていると主張しています。肥満は体内のホルモン量を変化させてしまい、結果としてがんになりやすい体になってしまうというのです。実際に肥満ががんの治療を妨害し、患者の回復を妨げているとグッドウィン博士は言います。次世代のがんの原因は、肥満ではなく喫煙であると確実に言えることでしょう。喫煙者がタバコをやめるのは重労働ですが、肥満にならないために食事の改善をするのは容易いことです。がんは恐ろしい病気。がんの発症率を確実に上げてしまう肥満体にならないように、今できる食生活の改善から始めましょう。甘いものを摂りすぎず、適度な食事量を守りましょう。適度に運動もできれば、より健康な生活を送れますね。(文/和洲太郎)【参考】※Obesity will cause more cancers than smoking in ten years-Daily Mail Online
2015年06月15日日本医科大学 衛生学・公衆衛生学の可知悠子助教らはこのほど、「親の経済格差が子どもの肥満に及ぼす影響」の調査結果を明らかにした。同研究結果は2015年5月23日に「Journal of Epidemiology」オンライン版で発表している。欧米では親の経済状況が悪いほど、その子どもが肥満になるリスクが高くなることが多数報告されている。現在、日本では同様の報告がなかったことから、全国の子どもを対象に親の経済状況によって肥満の割合が異なるかどうかを分析した。対象者は、厚生労働省が全国規模で無作為抽出により実施している「国民生活基礎調査」と「国民健康・栄養調査」に参加した学童期(6~11歳)と青年期(12~18歳)の各397名の子ども。月間の家計支出額の平均値を「低(学童期15.0万円、青年期16.5万円)」「中(学童期24.2万円、青年期27.6万円)」「高(学童期39.0万円、高45.2万円)」の3群に分けて分析した。その結果、学童期の49名(12.3%)、青年期の36名(9.1%)が肥満の基準(※)に当てはまることがわかった。また、青年期では、月間平均家計支出額が「低(16.5万)」の場合、「高(45.2万)」と比較して、肥満の割合が3.4倍高いことが明らかとなった。しかし学童期では、家計支出が「低(15.0万)」と、「高(39.0万)」との間に、肥満の割合に有意な差はみられなかったという。※世界的に用いられている International Obesity Task Force の基準による
2015年06月08日日本医科大学は6月4日、経済水準が下位3分の1の世帯は、青年期(12歳~18歳)の子供の肥満の割合が、上位世帯の3倍に達すると発表した。同成果は同大学 衛生学・公衆衛生学の可知悠子 助教らによるもので、5月23日に「Journal of Epidemiology」オンライン版で発表された。可知助教らは、「親の経済格差が子どもの肥満に及ぼす影響」に関して、全国から無作為に抽出した794名の6歳から18歳の子どもを対象に分析を行った。その結果、青年期では、世帯を月間の家計支出額に基づいて3つのグループに分けた場合、下位3分の1の世帯(平均家計支出額:16.5万円)では、上位の世帯(平均家計支出額:45.2万円)と比較して肥満の割合が3.4倍高いことが判明した。欧米では親の経済状況が悪いほど、子供が肥満になるリスクが高くなることが報告されているが、日本ではこれまで同様の報告はされていなかった。
2015年06月04日松谷化学工業はこのほど、名城大学薬学部らとの共同研究において、希少糖の一種「プシコース」に抗肥満作用があることを明らかにした。同研究は、名城大学薬学部、名古屋第一赤十字病院内分泌内科、自治医科大学生理学講座統合生理学部門、香川大学医学部と同社研究所の希少糖(レアシュガー)研究チームと共同で行った。高ショ糖・高脂肪食の負荷マウスを用いて、希少糖「D-プシコース」の抗肥満作用について検討した。希少糖とは、自然界に微量にしかない希少な単糖およびその誘導体のこと。今回の研究で用いた「D-プシコース」も希少糖の一種である。プシコースには、肝臓内で糖の代謝を高める酵素「肝グルコキナーゼ」の核外移行を促進し、グリコーゲン量の増加を起こす作用があることがわかっている。研究では雄性マウスに、高ショ糖・高脂肪食を投与した。マウスを2群に分け、一方には5% D-プシコース溶液を与え、対照群としてのもう一方には水を投与。8週間の研究期間中、5% D-プシコース溶液、水は自由飲水下で投与した。期間中は体重増加や飲水量、摂食量を記録。摂取期間終了時に、尾静脈血糖値およびインスリン濃度、内臓脂肪量を測定したところ、D-プシコース投与により体重増加が抑制されていたことが認められたという。また、D-プシコース投与群では、血糖値、インスリン濃度および内臓脂肪量の低下が確認できた。この結果、D-プシコースは肥満を助長することなく、耐糖能および内臓脂肪蓄積を改善する作用があることが明らかとなった。同研究の結果は、5月23日に山口県下関市で開催する「第2回肝臓と糖尿病・代謝研究会」のポスターセッションで発表する。
2015年05月21日京都大学は5月8日、食事性肥満の鍵となる分泌性因子を同定したと発表した。同成果は伊藤信行 薬学研究科教授(現名誉教授)、木村郁夫 同研究科客員准教授(現東京農工大学テニュアトラック准教授)、太田紘也 同研究科特定研究員(現神戸薬科大学研究員)らの研究グループと、中尾一和 医学研究科メディカルイノベーションセンター特任教授、伏木亨 農学研究科教授、小西守周 神戸薬科大学教授らの共同研究によるもので、英科学誌「Scientific Reports」電子版に掲載された。分泌性因子は細胞間や組織間の情報伝達に重要な物質で、生物の恒常性維持に不可欠とされる。白色脂肪組織由来の分泌性因子レプチンは肥満の発症に関わることが知られるなど、肥満の発症に関わる分泌性因子は、抗肥満薬開発の標的として注目されている。今回の研究では、新たに発見した分泌性因子の1つであるneudesinに着目し、その役割を調べるためにneudesin遺伝子を欠損させたマウス(ノックアウトマウス)を作成し、解析を行った。その結果、ノックアウトマウスは高脂肪食を与えても極めて太りにくく、肥満に伴って発生するインスリンが効きにくくなる状態や脂肪肝の発症にも耐性を示した。これは、交換神経が活性化したことで、エネルギーを貯める白色脂肪組織で脂肪分解が亢進し、エネルギーを消費する褐色脂肪組織でも熱産生や脂肪酸酸化が高まり、エネルギー消費が向上したためだとわかった。研究グループは「今回の成果を通じて、同因子を抗肥満薬創出の標的として利用する上での基盤となる知見が得られることが期待される」とした。
2015年05月11日ミルクのやさしい甘みがたまらないアイスクリーム。脂肪分と糖分がたっぷりで、食べたら最後、余分な脂肪が体に蓄積されてしまう……なんて思っていませんか?実は高脂肪のバニラアイスクリームはダイエットを助けてくれる優れた栄養食品でもあるのです。 ダイエットをすると、つい脂肪分を避けがちですが、人は健康を維持するために1日55グラムの脂質が必要だといわれています。しかも脂肪の不足は空腹感の原因にもなるため、ダイエットがなかなか成功しないという人は、脂肪分の摂取が十分でない可能性もあります。 その点、アイスクリームには適度な脂質に加えて、カリウムやカルシムなどのミネラル類、たんぱく質、βカロテン、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB12と、健康に必要な栄養素がバランス良く含まれています。 その上、アイスクリームに含まれる乳糖には、皮下脂肪や内臓脂肪の増加を抑える働きがあり、バニラの成分“バニリン”には、肥満予防効果があるといわれています。また小麦粉(炭水化物)を使うケーキなどに比べて、乳脂肪と糖分から作られるアイスクリームは、血糖値の上昇が穏やかなため、太りにくいというメリットも。 1日の摂取量は80~120ml程度。これならダイエット中も甘いものを我慢する必要がなくなりますね。朝ごはんを食べる習慣のない人であれば、朝、取り入れてみるのもおすすめです。必要な栄養素をある程度補給できるほか、砂糖を含むため、エネルギー補給にもなります。 これからは賢く、おいしく、朝アイスクリームを楽しみましょう!
2015年05月10日ミニストップは4月28日、オリジナルチルドカップ飲料を「MINISTOP CAFE」ブランドに刷新。また同時に、「MINISTOP CAFE カフェ・オ・レ脂肪ゼロ - 希少糖使用 - 」(240ml/税込138円)を全国の「ミニストップ」店舗で発売した。同商品は、次世代甘味料として注目される希少糖含有シロップを使用したカフェオレ。甘いカフェオレが飲みたいが、カロリーが気になるという人向けだという。1本で90Kcal。ブランド刷新でリニューアルされた商品は、「MINISTOP CAFE カフェ・オ・レ」(240ml/税込138円)、「MINISTOP CAFE リッチクリーミーラテ」(220ml/税込158円)、「MINISTOP CAFE ブラックコーヒー」(240ml/税込128円)、「MINISTOP CAFE たっぷりカフェ・オ・レ」(300ml/税込178円)。
2015年04月29日体質マッチングWebムービーを公開クラシエホールディングスは体質に合わせた余分な脂肪とむくみの減らし方を提案する「わたし、まちがってた」と題するWEB ムービーを3月20日から公開した。出演者は、世界的なアコーディオン奏者である姉の小春と、歌唱した動画がギリシャで火がつき65万再生を記録した妹のもも、姉妹コンビ「チャラン・ポ・ランタン」。体質マッチングクラシエが発売しているコッコアポシリーズは、体質にあった脂肪とむくみを取ることを目的として開発された。体質を8つのカテゴリーに分けている。コッコアポブランドライトでは12の質問に答えることにより、自分の体質を知ることができる。「わたし、まちがってた」動画は前編と後編に分かれている。前編では「がっつり食べすぎ太り?」、「イライラストレス太り?」、「動きたくないぐったり太り?」、「ひんやり寒がりむくみ?」を紹介。後編では便秘がちなため込み太り?」、「バタバタ生活乱れ太り?」、「ぽっちゃり水太り?」、「くらっと貧血むくみ?」を紹介。海外では「オルタナティブ・シャンソン」と称される、ファンタジーと狂気が仲良く手をつないだチャラン・ポ・ランタンの世界観が楽しめるWEB ムービーとなっている。(画像はイメージです)【参考】・クラシエホールディングスプレスリリース(PR TIMES)・コッコアポブランドサイト・WEBムービー「わたし、まちがってた」ページ
2015年03月24日「マイクロダイエット」を展開するサニーヘルスは、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート「低体温は肥満の元! 現代人に多い低体温の改善方法」を公開した。現代は低体温の人が昔に比べて増えているという。1日の中で体温は1度ほど前後するが、日本人の平均体温は36.6度と言われており、この程度~37度が、体内酵素が最も活発に働くと考えられているという。一方、低体温とは平熱が35度台のことを指す。これには自覚症状がない人もいるが、風邪をひきやすい、手の指先や足のつま先が冷える、疲れやすい、生理痛が重いなど体に不調が出る人も多いそう。また、体温は体の免疫力に関わる重要な要素で、わずか1度下がるだけで免疫力は30~40%程度低下すると言われている。さらに低体温の悪影響は、太りやすい、むくみやすい、しみ・シワができやすい、くすみが気になるなど美容面での影響も大きいという。低体温の原因として、まず運動・筋力不足があげられる。運動で筋肉を動かすことで代謝が良くなり、熱が産生されやすくなるという。そして体の末端まで血液が循環するため、末端冷え性の人は日常的に体を動かすようにすると良いそう。運動は、大またで早歩きする、エレベーターやエスカレーターをなるべく使わず階段を上る、ストレッチをしながらテレビを見るなど、まずは生活の中でできることからで良いという。次に、栄養の偏りや食生活の乱れも原因に。食事量が少なかったり、不規則な生活で食生活が乱れたりすると、低体温の原因になるばかりか肥満の原因にも。食後に体が温まることは知られているが、これは食べた物を消化する際に熱が発生する「食事誘発性熱産生/DIT」という働きだそう。そして、体を温める作用のある食品や血行を良くする食品を選ぶことを心がけ、特に熱を産生する筋肉を作る元となるタンパク質(魚・肉・卵)や、血液を作る鉄(レバー、赤身肉、貝類、小松菜など)は、毎日適量をとると良いとのこと。また、体温調整には自律神経とホルモンが大きく関わっており、ストレスを抱えているとこのバランスが崩れるという。自律神経には、交感神経と副交感神経があり、前者は日中など活発に活動している時に優位になり、後者は夜やリラックスしている時に働く。強いストレスを受けるとこれらのバランスが崩れ、血流が悪くなったり体内酵素が活発に働かなくなったりし低体温化に。また、睡眠不足や不規則な生活も、自律神経のバランスを崩す原因になるという。最後に、体を冷やさないことも大切とのこと。シャワーだけで済ませずに、温かいお風呂にゆっくりつかり体を芯から温めると、リラックスして副交感神経が高まり体を温めるという。なお、体の内側からも温めることも効果的。食品自体にも体を温めるものと冷やすものがあり、体を冷やすものには、白砂糖、コーヒー、砂糖の入ったジュース、暑い地域が原産の果物や夏野菜などがある。体を温めるためには、白砂糖よりも黒糖やはちみつ、野菜や果物なら秋から冬が旬の物を積極的に取り入れてみると良いとのこと。
2014年12月10日microdiet.net調査レポート12月5日、サニーヘルス株式会社は同社のダイエット情報発信サイトmicrodiet.netにおいて「低体温は肥満の元!現代人に多い低体温の改善方法」を公開した。年末年始のイベントシーズンを迎える前に読んでおきたい調査レポートだ。低体温とは日本人の平均体温は36.6度。36度から37度程度の体温で体内の酵素が最も活発に働くといわれている。しかし、現代では低体温の人が増えてきているらしい。低体温とは平熱が35度台で、疲れやすい、手足が冷える、風邪をひきやすいなどの不調を感じることが多い。女性の敵、低体温低体温で不調を感じるだけならば、気合いで乗り越えることも可能かもしれない。しかし低体温が本当に怖いのは、肥満の原因になることだ。体内の酵素が最も活性化するのは36度から37度程度であるということは、その体温のときに基礎代謝も活発になるということだ。基礎代謝量が少ないと太りやすいということは既によく知られている。低体温の恐怖はそれだけではない。血行や水分代謝も悪くなるためむくみやすくなる。また、肌色がくすんだり、しみやシワができやすいなど美容面へ様々な悪影響を及ぼす。さあ、体温を上げよう体温を生み出す元は筋肉。しかし、現代人は運動量の低下に伴い筋肉量が低下してきている。筋肉は熱を生産するだけでなくポンプの役割もするので、筋肉を動かすことで血液を末端まで運び、むくみなどの老廃物をリンパ管まで運ぶ。特別な運動を始めるよりも、生活の中で実行できそうなことを続けたい。また、食生活も大切だ。実は食べることでも熱は産生される。食べたものが消化される際に熱エネルギーが発生するからだ。食べないでいることや食生活の偏りは低体温を招く原因になりかねない。バランスよく、体を温める作用のあるものを食べることが大切だ。(画像はプレスリリースより)
2014年12月09日ヨーグルトや牛乳などのパッケージで見かける「低脂肪(ローファット)」の表示。低脂肪のものとそうでないものをコンビニで見かけた場合、どちらの食品を手に取りますか?似たような商品なら、低脂肪のものを選ぶ人が多いのではないでしょうか。なんとなく低脂肪の方がカロリーが低そうに思えるけれど、実はそうとは言い切れません。牛乳と低脂肪乳を比較した米バージニア大学の研究では「低脂肪の牛乳を飲み続けた子どもは、牛乳を飲んでいた子どもに比べて肥満の傾向がみられた」という、衝撃の事実を発表しています。「低脂肪=低カロリー」は間違いだった!低脂肪の飲み物や食品は、ナチュラルなものと比べて味が劣ります。そこで美味しさを補うために、砂糖の量や口当たりをよくするための油分(トランス脂肪酸など)を増やして対応するメーカーも少なくありません。この結果、低脂肪でも普通のものと同等のカロリーになることも!要注意!「トランス脂肪酸」の罠って?バターや生乳などの乳製品や、肉などに含まれる飽和脂肪酸の摂り過ぎは、動脈硬化につながる恐れがあります。そこで脂肪分の代替として普及したのが「トランス脂肪酸」を使った食品です。バターの代わりにマーガリンを積極的に取り入れてきたのも、低脂肪ドリンクやお菓子類、ヨーグルトなどが普及したのも「健康によい」、「減量につながる」と思われていたためです。ところが、近年では「よい」とされてきた低脂肪食品に疑問が投げかけられています。アメリカではマーガリンを始めとしたトランス脂肪酸を含む食品の禁止に向けて動き出しています。国内ではトランス脂肪酸に対する規制がないため、マーガリンだけでなくカップ麺や菓子パンなどを購入する際にも注意が必要です。やっぱり手料理がダイエットへの近道!!効果的に痩せるためにはどうすればよいのでしょうか?答えは意外とシンプルで、できるだけ手料理を食べること。お料理をすることは、ダイエットだけでなく健康になるためにも大切です。自分で作れば、日頃からどんなものを口にしているのかが分かりますよね。また、なるべくコンビニやスーパーの加工食品などに頼りすぎないこと、食品の表示をよく見ることが、ダイエットを成功に導くための近道です(食品添加物の摂取を避ける方法についてはこちらの記事をご覧ください)。「ある食品を食べているだけで、簡単に痩せられる」なんていうことは残念ながらありません。バランスのよい食生活を心がけましょう!※参考: news.verginia.edu、bbcgoodfood.com、foodbeast.comPhoto by Pinterest
2014年11月23日ジョージア大学が発表2014年11月10日、ジョージア大学はコーヒーにたくさん含まれているクロロゲン酸が肥満による体の悪影響を予防すると発表した。研究成果はPharmaceutical Researchに2014年9月24日から公開されている。高脂肪食マウスに週2回15週間にわたってクロロゲン酸を注射したところ、体重増加が抑えられただけでなく、血糖値と肝臓の脂肪の増加が抑制された。肥満によって、インシュリンに対する抵抗性が増し、肝臓では脂肪が蓄積する。これを放置しておくと糖尿病や肝機能の低下につながる。今回の実験からコーヒーに含まれるクロロゲン酸が肥満だけでなく、糖尿病や肝臓病の予防につながる可能性が示唆された。クロロゲン酸はコーヒーの含有量が最も高いが、リンゴや西洋なし、トマト、ブルーベリーにも含まれている。しかし、研究者のコメントによれば、今回の実験で投与したクロロゲン酸の量は人がコーヒーから摂取するには不可能なような量であり、コーヒーをたくさん飲んだり、果実を食べたりするよりは運動の方が効果があるとしている。糖尿病とコーヒー日本人における疫学的研究で、コーヒーの摂取量が糖尿病の発現率を減らすことが明らかになっている。40~69歳の男女約5万6千人を10年間追跡した調査結果から、年齢、既知の糖尿病リスク因子およびストレスと睡眠時間のグループによる差が結果に影響しないよう考慮して分析した結果、1日にコーヒーを飲む回数が多いほど、糖尿病のリスクが下がることが判明。特に女性でその傾向が大きく、飲まない人のリスクを1とすると1日3~4杯飲む人のリスクは0.62、5杯以上飲む人のリスクは0.40となった。(画像はイメージです)【参考】・ジョージア大学プレスリリース
2014年11月20日世の中には、仕事と勉強は両立できても、肥満でメタボ予備軍になっている人が多いといわれています。そこで、ポイントになるのが、仕事も勉強もメタボ対策も3つ同時にできる人間になること。どうすればそれが可能になるのでしょうか?仕事と勉強を両立するのは得意だけど……勉強熱心なサラリーマンで、仕事も勉強もうまく両立できているという人は多くいます。しかし、そういう人に限って、なぜかお腹がでっぷりしていて肥満ぎみという傾向があるようです。働きながら勉強をすると、夜中遅くまで起きていることになりますし、それなりに食べてしまいます。しかも、寝不足になればますますお腹が空いてどんどん食べてしまうことに。こうした悪循環が肥満につながってしまっているようです。仕事と勉強を両立させるのであれば、もう一つ、メタボ予防やダイエットも一緒に同時進行させることが大事といえそうです。睡眠が肥満予防の鍵に!睡眠時間が短いと肥満になりやすいということは、すでに実証されています。遅くまで起きているとつい食べてしまうという行動は、睡眠不足によるものだということはあまり知られていませんでした。しかし、実験結果によれば、睡眠時間が短くなるにつれて、食欲抑制ホルモンであるレプチンの分泌が低下し、反対に、食欲増進ホルモンのグレリンの分泌が増えることが分かっています。このことから、昼間働いて夜けなげに勉強をして睡眠時間を減らすことは、一方で肥満を助長させる行動になってしまっていることが分かります。仕事、勉強、ダイエットの3本立てを!働きながらの勉強生活は、寝不足にもなるため、ますますストレスもたまるものです。それがかえって、人をストレス解消法として食事へと向かわせることもあるようです。実際、もはや取り返しがつかないくらいに肥満状態になっている方もいるかもしれません。そんなあなたにおすすめなのが、仕事をしながら勉強する毎日に、ダイエットをプラスした3つをきちんと行うこと。ダイエットは、睡眠をたっぷりととったり、スポーツクラブに通ったり、ヘルシーなものを食べたりなどなんでもOK。ただし、激しい運動を続けたり、極端な食事制限をしたりするのはNGです。無理せず持続的なダイエットを行うことですべてがうまくまわるといわれています。ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。Photo by David Martyn Hunt
2014年10月22日(画像はプレスリリースより)内臓肥満・メタボへの効果が確認株式会社エンザミン研究所は、低カロリー酵素「エンザミン」が内臓肥満とメタボリックシンドロームに対する予防効果の効果が確認され、同研究の論文が英国ケンブリッジ大学出版の学術誌「Journal of Nutritional Science」に掲載されたことを発表しました。実は一般的な酵素の弱点を克服している「エンザミン」「エンザミン」は、元京都大学医学部の赤澤 一三博士が開発した、低カロリー酵素。血栓溶解酵素の活性や、各種成人病予防の他に美肌にも効果があると医学的に証明されています。また、「エンザミン」は多くの酵素の特徴である“70度で活性を失う”、“酸に弱いため、胃酸で活性を失う”、“高分子であるため、そのままでは吸収されない”、“大量の糖類を使用して発酵するため高カロリー”という弱点を全て克服した画期的な酵素です。美容・健康へのさらなる活用も「エンザミン」はこれまでも健康食品として長年広く使用されていましたが、今回の研究結果により、さらに美容・健康・ダイエットにも活用されるようになるかもしれません。【参考】・株式会社エンザミン研究所 プレスリリース/@Press
2014年10月15日国立がん研究センター18万人以上のデータから推定2014年10月7日、国立がん研究センターは肥満と閉経状況別の乳がんの関連性について、日本人を対象とした大規模な前向きコホート研究をあわせたプール解析の結果を発表しました。この研究成果は「Annals of Oncology」に掲載されています。発表概要今回の研究の対象は今まで行われた日本の8つのコホート研究をあわせた18万人以上となっています。平均追跡期間は12年で、この間に乳がんを発病したのは1,783人でした。約100人に1人の割合で発病したことになります。BMI(肥満指数:体重(kg)を身長(m)の2乗で割ったもの)と閉経前乳がんと閉経後乳がんの発生について、BMIが23~25未満の乳がんリスクを1としたときの、各BMIの乳がんリスクを算出しています。(画像はプレスリリースより)閉経前、閉経後にかかわらずBMIが大きくなると乳がんリスクは高くなりました。閉経前乳がんでは、BMIが30以上でリスクは2.25倍になることが分かりました。閉経後乳がんでは、BMIが1上がることにリスクは5%上昇するという関連がありました。この解析ではBMIが途中で変動している可能性があることから、追跡開始から2年目までに発生した乳がんを除いた解析も行っていますが、結果に変動はありませんでした。欧米人との違い欧米人を対象とした同様の研究では閉経前乳がんの場合には、BMIが30を超えると乳がんのリスクが低下するとしたものが大部分です。これに関してはこの研究からは原因を見いだすことはできませんが、がん研究センターは日本人の場合には無排卵やエストロゲンレベルが低下するような極端な過体重が少ないからではないかと推測しています。また、欧米と日本では乳がんのタイプが違うの可能性があるとも推測しています。上記の推測に関しては、今後の研究を待たなければ結論的なものは言えません。痩せすぎはリスクを下げるのか閉経後乳がんでは痩せすぎの人では乳がんのリスクが減少しています。国立がん研究センターはこの件に関しては以下の用にコメントしています。痩せに至るような栄養不足は免疫力を弱めて感染症を引き起こしたり、血管壁がもろくなり脳出血を起こしやすくすることも知られています。国立がん研究センターが科学的根拠に基づいて提唱する「日本人のためのがん予防法」では、総合的な健康にも配慮し、中高年女性のBMIの目標値としては21以上25未満を推奨しています。(プレスリリースより)【参考】・国立がん研究センタープレスリリース
2014年10月13日(画像はイメージです)抗肥満薬の新しい試み2014年10月5日、Hanyang(漢陽:ハニャン)大学(韓国)とユタ大学(米国)の研究者は、脂肪細胞をターゲットとした遺伝子治療に関して肥満マウスモデルで効果があったことを明らかにしました。この研究成果は10月5日からNature Materialにオンライン版で公開されています。抗肥満薬の現状現在市販されている抗肥満薬は消化管あるいは中枢神経に作用するもので、効果は限定なのに強い副作用が出ることがあります。脂肪を過剰にため込んでいる脂肪細胞に直接働きかける薬剤は確実な効果が得られ、副作用も少なくなることが予想できます。今回の研究脂肪細胞の表明にはプロヒビンという受容体があります。この受容体に結合したものは細胞内に取り込まれます。今回の研究では脂肪細胞の核内に作用して、脂肪の燃焼を促進するオリゴペプチド(アミノ酸が複数結合したもの)と、プロヒビンを標的にして運び屋として働くオリゴペプチドを結合したものです。肥満マウスに投与すると代謝が回復して、体重が20%以上減少しました。この薬剤は肥満だけでなく、肥満が関連するメタボリックシンドロームに対しても効果が期待できます。その他の細胞内の脂肪を燃やす試みラトガース大学(米国)の研究によると、抗寄生虫用薬のニコサマイドが細胞内のミトコンドリアに作用して細胞内の脂肪を燃焼する効果がありました。ニコサマイドの誘導体が近々米国で臨床試験が始まるという情報もあります。この研究成果はNature Medicine誌に10月5日からオンライン版で公開されています。【参考】・Oligopeptide complex for targeted non-viral gene delivery to adipocytesNature Materials (2014) doi:10.1038/nmat4092・Niclosamide ethanolamine–induced mild mitochondrial uncoupling improves diabetic symptoms in miceNature Medicine (2014) doi:10.1038/nm.3699
2014年10月10日国立がん研究センターは10月7日、日本人を対象とした研究で、肥満と閉経状況別の乳がんの関連性について確認したと発表した。同成果はがん予防・検診研究センターの笹月静 予防研究部長らの研究グループによるもので、欧州のがん専門誌「Annals of Oncology」にて発表された。今回の研究では18万人以上のデータを解析し、肥満指数(BMI)と乳がんとの関連を閉経状況別に推定した。平均約12年の追跡期間中に乳がんになった1783人について、診断時の状況に応じて閉経前乳がんと閉経後乳がんに分類し、BMIによる乳がんリスクを比較した。その結果、閉経前後ともにBMIが大きくなると乳がんリスクが高くなり、閉経前ではBMI最大群(30以上)でのリスクは基準値に(23以上25未満)の2.25倍だった。一方、BMIが低いほど閉経後ではリスクも低く、閉経前では基準グループと同程度のリスクだった。BMIと乳がんリスクの関連性については、これまで主に欧米の研究成果から、閉経後の乳がんではBMIが大きなリスクとなることが示されており、逆に閉経前の乳がんでは予防的であるという弱い関連が報告されている。しかし、アジア人においてBMIと乳がんの関連がどのようになっているのか、特に閉経前の乳がんとの関連性は明らかにされていなかった。今回の結果によって、乳がん予防の観点からはやせているほうがリスクが低いことが示されたが、やせすぎると免疫力が弱まり、感染症を引き起こすほか、血管壁がもろくなり脳出を起こしやすくなる。そのため、同研究センターではBMIの目標値として21以上25未満を推奨している。
2014年10月07日(画像はイメージです)リンゴの効果2014年9月29日、ワシントン州立大学の研究者はリンゴに含まれる非消化性化合物が肥満に伴う障害の予防に有益であると発表しました。この研究内容は、Food Chemistry誌の10月号に掲載されています。この研究は、リンゴの非消化性化合物が肥満のマウスの腸内細菌叢が通常マウスの腸内細菌叢に改善することを示しました。研究内容リンゴは食物繊維やポリフェノールといった非消化性化合物を豊富に含んでおり、カロリーも少ないことから、腸内での善玉菌の成長を助けます。口での咀嚼、胃液や消化酵素によっても、非消化性化合物はそのままの形で腸に届きます。いったん腸に届くと、非消化性化合物は腸内の細菌によって発酵します。その発酵物は善玉菌の成長に有利に働きます。肥満マウスに非消化性物質を与えると、糞中の細菌は痩せたマウスと同じようになりました。研究の意義肥満の人々では腸内細菌叢のバランスは乱れています。そのため、軽度ですが、慢性の炎症と行った障害が肥満の人々に起こっています。これは将来の糖尿病になる危険性をあげてしまいます。リンゴを摂取することにより、腸内で善玉菌が増え、腸内細菌叢のバランスが良くなることが分かりました。このことは、肥満の予防に繋がることを示唆しています。つまり、普段の食事にリンゴを追加するということです。決してリンゴだけを食べていればいいというものではありません。今回の研究ではGranny Smithというリンゴの品種が使われました。事前に検討した結果、Granny SmithはBraeburn、 ふじ、Gala、Golden Delicious、McIntosh あるいは Red Deliciousといった品種よりも非消化性化合物が豊富に含まれていたからです。【参考】・ワシントン州立大学プレスリリース
2014年10月03日(画像はプレスリリースより)岡山大学が縦断的研究で明らかに2014年9月25日、岡山大学の研究グループは、早食いの習慣と肥満の関係について3年間の縦断研究で明らかにしました。早食いの習慣があるとない人に比べて肥満になる可能性が4.4倍になることが分かりました。「油っこいものを好んで食べること」や「満腹まで食べること」よりも、「早食い」が肥満のリスクをあげることも判明しています。今まで、肥満と肥満でない人を比べて早食いの習慣があるかの聞き取り調査をして、早食いと肥満の関係を比べた研究はたくさんありました(このような調査を横断研究と呼びます)。今回の研究は、早食いの習慣がある人とない人を3年間追跡することにより、肥満になるかどうかを検討したものです(このような調査を縦断研究と呼びます)。横断研究は「早食い」が肥満の原因になる可能性を示すものですが、縦断研究は「早食い」の人が肥満になる可能性を実際に確かめたものです。横断研究ではその他の習慣と「早食い」の肥満になる可能性の高さ(リスク比)を比較することができます。咀嚼法咀嚼法は肥満治療における行動療法の一つです。ものを食べるときには20~30回以上噛んでから飲み込むことです。咀嚼法は、だ液による消化を促進する、食べ過ぎを防ぐなどから肥満の行動療法として有用です。今回の研究から咀嚼法を習慣とすることで肥満を防ぐことが明らかになりました。【参考】・岡山大学プレスリリース
2014年09月30日岡山大学は9月25日、早食いの習慣を持つ大学生が肥満になりやすいことを縦断研究において突き止めたと発表した。同成果は、同大大学院医歯薬学総合研究科予防歯科学分野の森田学教授、山根真由医員らの研究グループと同大保健管理センターの岩﨑良章准教授の共同研究グループによるもの。詳細は米国科学雑誌「Obesity」(電子版)に掲載された。日本では男性の場合、20代、30代、40代と年齢を重ねるにつれて肥満の割合が高くなるほか、女性の場合も、20代以降、年齢とともに肥満の割合が高くなっているという調査がある。また、早食いを自覚する人は、そうでない人よりも一口当たりの量が多く、かむ回数が少ない傾向があることが知られている。今回の研究は食事のスピードと肥満の関連性について大学生を対象に3年間の追跡調査を行う形で調査され、その結果、早食いの習慣を持つ大学生が肥満になりやすいことが判明したという。具体的には、早食いの人は早食いではない人に比べて4.4倍ほど肥満になりやすく、中でも男性は女性に比べても2.8倍肥満になりやすいことが判明したとのことで、この関係はほかの生活習慣(油っこいものを好んで食べたり、満腹まで食べたりするなど)に比べても強いもので、「肥満の前段階」になるリスクも高めることも分かったとする。なお、肥満治療ガイドラインでは、「咀嚼法」が肥満治療における行動療法の1つとして明記されているほか、1回20~30回以上かむことも推奨されていることから、研究グループでは、今回、若年者においても早食いと肥満の関係が明らかになったことから、早期に早食いを是正することで、将来の肥満やメタボリックシンドロームの予防につながることが期待できるようになると説明している。
2014年09月26日(画像はイメージです「病草子肥満の女」)隠れ肥満隠れ肥満とは、見かけ上、太っていないあるいは体格指数(BMI)が肥満と分類される値(BMI=25)以下であるのに体脂肪率が高い状態を指します。これは間違ったダイエットなどにより筋肉が落ち、内臓に脂肪が蓄積した場合に起こります。内臓に脂肪が蓄積している肥満は「内臓脂肪型肥満」と呼びます。内臓脂肪型肥満は皮下脂肪による肥満よりも将来の血管性疾患のリスクが高くなるという報告がたくさんあります。内臓脂肪は正しいダイエットを行うと比較的簡単に落ちることが分かっています。しかし、隠れ肥満であることに気づかないと内臓脂肪を放置しがちになります。このような状態で高脂肪の状態を続くと脂肪組織は王冠様構造(CLS)を取りはじめます。CLSが発生しているということは、脂肪組織が脂肪を蓄えきれない状態になっています。そのため本来は脂肪をためない臓器にも脂肪が蓄積します。(画像はプレスリリースより)CLSの形成に係わる分子に関する新しい知見2014年9月19日東京医科歯科大学は九州大学との共同研究でMincleがCLS中に高発現しており、CLS形成に大きな役割を果たしていることを明らかにしたことを発表しました。この研究成果はNature Communicationでオンライン公開しています。この研究ではMincleを活性化する結核菌由来糖脂質を投与しただけでラットにおいてCLSが形成し、耐糖能も低下することを示しています。今後、人でMincle活性化分子を発見できれば内臓脂肪型肥満発生に関する分子的機構が分かる可能性があり、メタボリックシンドロームの治療戦略の開発に繋がるとしています。また、欧米人に比べて、日本人は肝臓の脂肪蓄積をきたしやすいことが知られています。Mincleに関する研究が進めば、この違いに関しても説明が可能になるかもしれないとのことです。【参考】・東京医科歯科大学プレスリリース
2014年09月26日社会人を対象にした調査で、一日の睡眠時間が4時間未満の人は肥満を自覚する傾向にあるという結果が出たそうです。そこで今回は、4時間睡眠に絞って肥満と睡眠時間の関係についてご紹介します。4時間睡眠に関する意外な調査結果?!アイシン精機株式会社という寝具ブランドを扱っている会社が、全国1,206名の社会人に「睡眠」に関する実態調査をしました。その結果、睡眠4時間未満の人は、4時間以上の人より2.8倍も肥満の傾向にあることがわかりました。平日は特に時間がとれず、寝ていたい時間まで寝ていられないという人が多いようで、睡眠時間が短い人ほど肥満について悩んでいる傾向があることがわかりました。現代人の多くは、単純に「睡眠不足」の一言で片付けられないような悩みを抱えていることがわかります。4時間睡眠だと肥満になる理由睡眠時間が短い人が肥満を自覚する傾向にあるという結果については、しっかりとした理由があります。睡眠時間が短いと、食欲を抑える役割を果たすホルモンのレプチンが出にくくなってしまいます。すると、肥満だけでなく、糖尿病や高血圧にもなりやすくなります。さらに、睡眠不足がきっかけで肥満になり、肥満になったことで糖尿病や睡眠時無呼吸症候群になり、さらに睡眠障害を引き起こすという悪循環に陥ってしまうケースもあるようです。そのため、睡眠の質を向上させ、睡眠をしっかりと取ることが大切になります。起きたい時間よりも早く目が覚めてしまう起きようとする時間に起きられるかどうかという調査結果でわかったことは、約8割の人が起きたい時刻よりも前に目が覚めてしまうことがあるということです。寝ていられる時間よりも前に、または途中で起きてしまうとのことです。さらに42.5%の人は、1時間以上も前に目が覚めてしまうといいます。ストレスや日常の焦りなどもあり、十分な睡眠が取れない環境を自ら作り出してしまっているともいえます。睡眠を取る前にしっかりと気分をほぐしリラックスさせ、平日から十分な睡眠が取れるように心がけましょう。【参考】朝日新聞『全国1,206名の社会人に聞いた「睡眠」に関する実態調査』Photo by Charlie Barker
2014年09月24日東京医科歯科大学(TMDU)は、結核菌や真菌などの構成成分の分子パターンを認識する病原体センサーとして、生体の感染防御に中心的な役割を果たす分子「Mincle(Macrophage-inducible C-type lectin)」が、肥満に伴う脂肪組織の線維化を促進させる鍵となる因子であること、ならびに「第三の脂肪」ともいわれる「異所性脂肪」の蓄積に重要な役割を担っていることを明らかにしたと発表した。同成果は東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科の菅波孝祥 特任教授、小川佳宏 教授、九州大学 生体防御医学研究所の山崎晶 教授らによるもの。詳細は英国の科学誌「Nature Communications」でオンライン公開された。脂肪組織は、余剰エネルギーを中性脂肪として貯蔵する代謝臓器としての機能のほか、ホルモン(アディポサイトカイン)を産生する内分泌臓器としての機能も有していることが知られている。これまでのさまざまな研究から、肥満に伴って、脂肪組織に特徴的な組織学的構造(CLS:王冠様構造)が現れ、その内部では、細胞死に陥った脂肪細胞を免疫担当細胞が取り囲んで貪食・処理をすることで、脂肪組織の慢性炎症が生じ、その結果、脂肪組織の線維化が起こり、アディポサイトカインの産生調節機能(内分泌機能)が障害され、糖尿病や虚血性心疾患のリスクが高まることが報告されていた。しかし、肥満が脂肪細胞の代謝臓器としての機能に与える影響は、よく分かっておらず、脂肪の蓄積に果たす役割などの解明が求められていた。今回、研究グループは、Mincleの発現を詳細に調査。その結果、皮下脂肪組織と比較して内臓脂肪組織に多く認められ、肥満の進展とともに発現量が上昇することが判明したほか、Mincleの発現は、CLSを形成する免疫担当細胞「炎症促進性M1マクロファージ)」に選択的に認められたという。また、肥満の脂肪組織炎症におけるMincleの役割を調べたところ、Mincle欠損マウスは野生型マウスに比べ、CLSの形成数の減少や慢性炎症の結果として生じる組織の線維化の減少が認められたほか、脂肪細胞径が大きく、脂肪蓄積能が増加していることが示唆されたとする一方、肝臓の脂肪蓄積が顕著に抑制され、全身の糖代謝も良好に保たれていることが確認され、脂肪組織の慢性炎症が軽減した結果、肝臓に異所性脂肪蓄積とそれに伴う糖代謝異常の発症が抑制されたと考えるに至ったという。さらに、Mincleの遺伝子発現の変化を検討したところ、組織線維化にかかわる遺伝子群が顕著に誘導され、中でもマクロファージにおけるMincleの活性化のみでも、脂肪組織の線維化を引き起こすのに十分であることが示されたとする。なお研究グループでは、実際の体内では、CLSの形成と慢性炎症の発生・悪化、線維化は、互いに影響を及ぼし合い、悪循環を形成していると考えられるとしており、実際の体内では細胞死に陥った脂肪細胞から産生される何らかの未知の因子がMincleを活性化させ、脂肪組織における慢性炎症を悪化させると想定されると説明。今後、このMincle活性化分子を同定することで、メタボリックシンドロームにおける慢性炎症の新たな分子機構が明らかになり、Mincleシグナルを標的とするメタボリックシンドローム治療戦略の開発につながることが期待されるとコメントしている。
2014年09月22日(画像はプレスリリースより)体の恒常性を司る脳-肥満とやせの不思議を探る2014年9月8日、自然科学研究機構は2014年10月4日(土)に一般公開を開催することを明らかにした。その一環で、生理学研究所の箕越 靖彦教授が「体の恒常性を司る脳-肥満とやせの不思議を探る」と題して講演を行う。場所は岡崎コンファレンスセンター、時間は午前10時~10時45分。入場は無料、予約は不要。講演概要現代では世界中で肥満が問題となっている。肥満は、暴飲暴食を行うことによりその分だけ太るという訳ではない。逆に食事がとれない場合も、痩せすぎないように体が調節しているのだ。この体の調整は脳が重要な役割を果たしていることが明確になってきており、生活習慣によって脳に変化が起こり、肥満することも分かってきている。箕越教授の講演「肥満とやせにかかわる体の不思議」では、このような脳と体の関係を分かりやすく話す。箕越 靖彦教授の研究箕越 靖彦教授は「脳におけるエネルギー感受機構と食餌嗜好性調節機構の解明」と「視床下部腹内側核を介した摂食調節ホルモンの摂食・代謝調節作用とその統合機構」と題した科学研究費助成事業の研究代表者である。両研究とも2015年3月31日まで継続する予定。この事業は順調に進行しており、すでに視床下部は、摂食と末梢組織の代謝を統合的に調節することを発見し、論文投稿を行っている。また、マウス室傍核神経細胞に活性型AMPKを発現させると炭水化物食への嗜好性が亢進して過食となり、肥満することを見出し、論文投稿を行っている。【参考】・自然科学研究機構 生理学研究所プレスリリース
2014年09月12日(画像はプレスリリースより)褐色脂肪組織とカテキン2014年8月26日、茶カテキンが低代謝のヒトの「褐色脂肪組織」を活性化して、脂肪燃焼を改善することを天使大学と北海道大学との共同研究で実証したことを報告。この内容は第68回日本栄養・食糧学会大会(5月30日~6月1日、札幌市教育文化会館他)において発表済。褐色脂肪組織褐色脂肪組織は、脂肪を貯蔵する白色脂肪組織から脂肪を受け取って燃焼する細胞。かつては幼児期を超えると消滅するとの説が多かった。北海道大学斉藤名誉教授らの研究によりポジトロン断層法(Positron Emission Tomography:PET)が体内のブドウ糖を可視化できることを応用して、褐色脂肪組織の活性の可視化に成功。成人にも褐色細胞組織が存在することを実証した。褐色脂肪細胞は体温の産生に関係している。特に低温下では褐色脂肪細胞の活性が高まり、白色脂肪組織に蓄積している脂肪を燃焼する。褐色脂肪組織の活性が低いと白色脂肪組織に蓄積した脂肪は使用されず太りやすくなる可能性がある。茶カテキンの褐色脂肪組織に対する効果男性10名を茶カテキン摂取群と対照群の2群に分けた。5週間後の褐色脂肪組織の活性を測定すると茶カテキン群では投与前に比べて褐色脂肪組織の活性が有意に上昇。対照群では投与前後で差がなかった。茶カテキンが褐色脂肪組織の活性をあげることによって、太りやすい体質を改善する可能性を示した。【参考】・花王プレスリリース
2014年08月29日(画像はニュースリリースより)サントリー食品インターナショナルから【脂肪を制御する】さわやかなコーラ飲料がリニューアルして登場!サントリー食品インターナショナル株式会社は、パッケージをリニューアルした『ペプシ スペシャル』を9月30日から全国発売する。この製品は、女性のスタイルで悩みの原因になりやすい【脂肪】について、体内への吸収を制御してくれる、健康を気にする消費者に役立つ特定保健用の食品(トクホ)だ。リニューアルされたパッケージについて、【脂肪の吸収を抑え、排出を増加させる】のロゴ文字によって消費者が一目で製品のメリットを理解できるとともに、おもにイエロー系とレッド系のカラーが使われており目立つ印象のデザインに仕上げられている。またパッケージは内容量「490ml」のペットボトルと、内容量「1.5L」のペットボトルの2種類がある。製品の脂肪を制御するための工夫は?製品の【難消化性デキストリン(食物繊維)】の作用によって、食事をすることで体内に摂取された脂肪の吸収を制御して排出を増やし、食後の血中の中性脂肪が上昇するのを緩和してくれるという。さらに製品は【ゼロ】カロリーだから、脂肪が気になる方も安心して、ペプシ コーラ飲料のシュワッとさわやかな飲みごごちを楽しめるだろう。ダイエット中の方や健康を気にする方は脂肪の吸収を制御してくれる、この役立つコーラ飲料を活用してみては。【参考】・サントリー食品インターナショナルニュースリリース
2014年08月14日女性型肥満は「洋なし型肥満」です。下半身に脂肪がたまり、洋なしのように膨らむため、そのように言われています。下半身痩せは女性の永遠のテーマですよね。ダイエット方法は、性別・年代によって、気をつける点が異なりますが、女性は男性よりも痩せにくいのです。その原因は「女性ホルモン」。下半身に脂肪がたまりやすい「洋ナシ型肥満」の原因は、実は女性ホルモンにあるのです。■下半身太りと女性ホルモンの関係女性は妊娠に備えるため、下半身に皮下脂肪を蓄える必要があります。また、ある整体師の方は、女性の若さの判断は「ヒップの張りにある」と話されていました。つまり「下半身がふくよか」ということは女性の証ともいえるのです。そう考えると悩ましい太い足や大きなお尻も、それなりの理由があり、痩せる必要がないともいえます。しかしスラッとした美脚に憧れるのも女心ですよね。そこで今回は、お風呂で簡単に足の浮腫をとるマッサージをご紹介します。■下半身太り解消マッサージの準備まずその前に・・。私は皆さんに「お風呂はエステルーム」と知って頂きたいのです。お風呂は、1日の疲れを最も効率よく洗い流せる絶好の場所。そこで、エステティック第一弾です。まずはマッサージオイル(またはマッサージクリーム)をご用意ください。■マッサージの手順1ふくらはぎの筋肉をほぐす湯船の中に座ります。片足ふくらはぎの筋肉を左右の手で代わる代わる横に振りましょう。振り揉みほぐしをしばらく行います。そしてもう片方の足も同様に揉みほぐします。半身浴をしながらリラックスしてマッサージしましょう。■マッサージの手順2リンパ液をリンパ節に流す湯船からあがり、ヒザ下にオイル(またはクリーム)を塗ります。足首からひざ下のリンパ節へ向かってリンパマッサージします。ふくらはぎを振ることで筋肉がほぐされ、リンパ液の流れがスムーズになったところでそのリンパ液をリンパ節に流し入れます。その結果、足の浮腫がとれスラッとした美脚になれるのです。もしオイル等がなくても同様にマッサージしても大丈夫。ポイントは皮膚の表層を優しく撫でるようにマッサージすることです。リンパ液は皮膚の表層を流れています。■ダイエットの味方はモチベーションこのように女性は男性と比較すると太りやすく痩せにくいのも事実。しかし女性にはいつまでも「美しくありたい」という女心があります。その強い思いがあなたのダイエットを応援してくれますよ。■おわりに下半身太りの原因が実は女性ホルモンだったなんて思いませんでしたね。近頃、ぷよかわアイドル(ちょっと太めのアイドル)が人気のようです。男性は意外にカリカリに痩せた女の子よりも少しぷよかわ女子が好きなのかもしれません。あまり悩まず、気軽に挑戦してみてくださいね!(林田玲子/ハウコレ)
2014年04月18日ダイエット中は、「痩せるためにはできるだけ食べない」と考えがち。でも、食べることで代謝アップや脂肪燃焼効果がある食べ物があるんです。賢く食べて、痩せやすい体づくりをしたいですね。■トウガラシトウガラシの辛さのもとになっているのがカプサイシンという辛味成分。このカプサイシンは、エネルギーの代謝をアップさせ、発汗作用や体内の脂肪の分解を促す効果があります。運動前に摂れば、脂肪が燃焼し始める時間を早めることができ、より高いダイエット効果が期待できます。■ショウガ体を温める食べ物として、昔から親しまれているショウガ。このショウガは、冷え改善や免疫力アップのほか、ダイエットにも効果的といわれています。ショウガに含まれるジンゲロールという成分には血流を良くし、代謝をアップさせる効果が。生のショウガに多く含まれる成分ですが、空気に触れると酸化するため、すりおろす時はなるべく食べる直前に! ■赤身の魚マグロやカツオといった赤身の魚は、たんぱく質やカルシウム、さらにEPAやDHAといった成分が豊富。魚の脂質は不飽和脂肪酸で体脂肪になりにくいといわれ、ダイエット中のたんぱく質摂取におすすめです。■チョコレートダイエット中はNGと思われがちなチョコレートですが、意外にも代謝アップに効果的なんだそう。チョコレートの主成分・カカオには、食物繊維、ポリフェノール、ビタミン、ミネラルなど、嬉しい成分がいっぱい!チョコレートを食べて運動した人は食べずに運動した人よりもBMIが下がったという調査結果もあるそうです。カカオ含有率が高いものを選べば、ダイエットに上手に作用してくれそうですね。■チーズ乳製品も「太りやすい」とダイエット中は敬遠されがちな食品のひとつ。でもその中で、ダイエットに効果的と見直されている食品がチーズです。実はチーズは、カルシウムをはじめたんぱく質や脂質、ビタミン、鉄など、健康維持に欠かせない栄養素を殆ど含んでいる超優秀食品。加えて、チーズに含まれるたんぱく質が満腹感を促し、食べすぎ防止の効果も。ダイエット中だからといって、偏った食生活や極端な食事制限をしていては、代謝が悪くなり、かえって痩せにくい体になってしまいます。健康的なダイエットのためには、バランスのとれた食生活が大切です。効率よく代謝アップしてくれる食べ物で、無理なくダイエットを成功させましょう。
2014年01月15日(画像はニュースリリースより)体の脂肪を減少させる初めての「特定保健用・食品」サントリー食品インターナショナル株式会社の「伊右衛門・特茶」を全国で、2013年10月1日から新発売する。この商品は、ブランド”伊右衛門”からの、体の脂肪の減少を助成する、初めての「特定保健用・食品」である。パッケージの特徴は、お茶の葉をイメージさせる深みのあるグリーン色を基調として、「伊右衛門」独自の竹筒のボトルを用いている。厳選された国産の茶葉を採用している特茶、そして茶の健康の効果京都の歴史ある「福寿園」の茶の専門である茶匠によって厳選された国産の茶葉を用いている。お茶らしい、ちょうどよい苦味と、心地よい香りが利点だ。この「伊右衛門・特茶」には、玉ねぎなどの野菜に豊富に保有されている、ポリフェノールのひとつの種類である”ケルセチン配糖体”を含む栄養成分が含まれている。また緑茶に含まれている栄養成分の”カテキン”はガン予防や血液の中のコレステロールを下げる働きがある。またカフェインは、眠気や疲れを取り除く作用や、二日酔いを防ぐ働きを持つ。さらにテアニンは、リラックス効果を持ち、血圧を下げる作用がある。ビタミンCやビタミンB2は美しい肌を保ってくれる。そして葉酸は動脈硬化などを防いでくれる。その他多くの栄養成分を保有している。【参考リンク】▼サントリー食品インターナショナル株式会社元の記事を読む
2013年08月26日(画像はニュースリリースより)トクホ飲料に「伊右衛門」茶も体脂肪を減らすのを助けてくれるなど、ボディメイキングにうれしいトクホ飲料市場が活気づいている。サントリー食品インターナショナルが発売する、人気の緑茶飲料「伊右衛門」ブランドシリーズにも、新たな仲間として「伊右衛門特茶(特定保健用食品)」が加わることとなった。この「伊右衛門特茶」は10月1日から全国発売される。毎日の美味しい緑茶で、体脂肪対策ができるとあって、幅広く注目を集めるものとなりそうだ。甘香ばしい香りとほどよい苦みはそのままに!美しいボディラインの大敵、蓄積されてしまった脂肪をとにかくどうにかしたい!という人は少なくないだろう。一度たまってしまった脂肪は、食事療法や運動、ケアを組み合わせても、なかなか落とすことが難しいものだ。そうした難しいとされる“脂肪の分解”に、サントリーグループが着目。たまねぎなどの野菜に多く含まれるポリフェノールの一種「ケルセチン配糖体」に脂肪分解酵素を活性化させる働きがあることを発見したという。今回発売を開始する「伊右衛門特茶」には、このケルセチン配糖体が配合されており、継続的に引用することで、体脂肪の低減効果が期待できるという。特定保健用食品として許可を取得しており、その効果は折り紙つきだ。「伊右衛門」ブランドならではの、京都の老舗茶舗「福寿園」の茶匠が厳選した国産茶葉を使用し、香り茶葉を高温で抽出して生み出した甘香ばしい豊かな香りとほどよい苦みはそのままに、緑茶としての美味しさ、お茶らしい味わいが保たれている点もうれしい。味に気になるところがなく、美味しく食事に合わせてとれば、知らず知らずに体脂肪ケアができるというわけだ。“食欲の秋”にいつも悩まされるという人にも、うれしいお助けアイテムとなりそう。「伊右衛門特茶」の誕生に期待したい。【参考リンク】▼サントリー食品インターナショナルニュースリリース元の記事を読む
2013年08月22日