女優の松雪泰子、小島聖、初音映莉子らが2日、都内で行われた「Discover Nelly Arcan-ネリーを探して-」プロジェクト発表会見に出席した。「Discover Nelly Arcan-ネリーを探して-」は、カナダ建国150周年にあたる記念すべき今年に、パルコがカナダ・ケベック州生まれの女性作家ネリー・アルカンをフォーカスしたプロジェクト。9月には彼女のデビュー作となった『ピュタン』が発売、映画『ネリー・アルカン 愛と孤独の淵で』を10月21日から公開され、舞台『この熱き私の激情』が11月4~19日に東京・天王洲 銀河劇場で公演される。この日行われた発表会見には、『この熱き私の激情』に出演する松雪泰子らが登場。松雪は「ここに並んでいる皆さんと素晴らしいプロジェクトに参加できてうれしく思っています」と同舞台の参加に笑顔。同舞台は現在稽古中で、実際に稽古で感じた手応えについて「非常に集中力が必要な作品だと思います」と難しさを感じながらも「ここにいらっしゃる皆さんといい作品になるようにしっかりと稽古をして、素晴らしいものをお届けしたいと思います」と意欲を見せた。ネリー・アルカンという女性は、2001年に出版社へ原稿を送り、2週間で出版が決まって作家デビュー。一躍有名作家の仲間入りを果たし、その美貌にも注目を集めたが、2009年9月、36歳で自ら命を絶つなど壮絶な人生を送った。そんな彼女の世界観について松雪は「彼女の持つ言葉はすごく深くて、突き刺さってくるモノが多いんです。死を選びましたが、本当はそうじゃない理想の世界で生きたかったという思いが痛いほど伝わってきて、崇高な光の中に存在する混沌みたいなイメージが湧きます」とコメント。また、ネリー・アルカンの小説『キスだけはやめて』を読んだ一般客の「ネリーには強いコンプレックスがあると感じた。皆さんのコンプレックスは?」という質問に松雪は「ものすごくたくさん寝ないとダメなんです。短く寝ても元気で動けると良いなとたくさん充電しないとダメなんです」と笑い、小島は「考えだしたらキリがないんですが、ストレートヘアーに憧れますね」と回答していた。
2017年10月03日“ずっと楽しみだった”という30歳の節目を、目前に控えた高良健吾さん。10代、20代の経験を冷静に振り返る視線のなかに、仕事にかける熱い信念が見え隠れします。インタビュー中、意志の強さを感じさせる目を、けっしてそらさない。最新出演作について、演じる仕事について、丁寧にひと言ずつ選んでいく高良健吾さん。その言葉の数々は、冷静だけどどこか熱を帯びていて…。自分の思いを正しく伝えたい気持ちがビンビン伝わってきました。一転、交流の深い同年代俳優の話題になると、頬を緩ませてリラックスモードに。――最新出演作の映画『月と雷』では、人との出会いや再会によって、結婚を控えた泰子の人生が変わっていきます。高良さんが演じた智は、無邪気に泰子の人生をかき回す側ですね。高良:この映画では誰もが寂しそうで、傷ついています。智は、台本を読んで掴み切れない部分もありました。なので、自分が引っかかった智の言動に対する疑問や違和感を大切に演じました。――智は母親と共に、小さい頃から転々と根無し草のように生きてきたわけですけど、どんなところに引っかかりましたか?高良:素直な性格がゆえに、やってしまう言動は、なんでなのかなと。きっと、智は何かに飢えているんでしょうね。――…愛?高良:確かにそうなんですけど、僕はその言葉を使うのは、智に悪い気がします。智のような人生を歩んできた人に対して「愛に飢えている」と言うのはたやすいし、言葉にするとしたら、それで合ってはいるんですけど…。智は、一般常識や女性からしたら、身勝手に感じる言動もあるけど、育った環境からしたら、素直ないい子だと思う。道を踏み外す可能性もあったのに、そうならなかったのは、母親の直子の漂うような生き方がいい方向に影響したんでしょうね。受け入れられそうになったら消えてしまう。その感覚は、僕にもわかります。大きな幸せを掴みそうな時、僕も怖いと思うんです。ちゃんと、その幸せを受け止めるだけの器はあるのか。自分に問いかけた経験が、具体的には伏せますが、大小問わず何度もありました。――智には父親がおらず、智や直子と幼少期に一緒に暮らしていた泰子は、母親が家出。家族の在り方を否応なしに考えさせられる映画でした。高良:家族のことを考える人もいるでしょうし、今まで生きてきた環境を振り返る人もいるでしょうし、いろんな考え方ができる映画だと思います。ただ、僕はこの映画のテーマが“家族の形”だとは思っていません。家族という形をとって、もっといろんなことを伝えていると思います。――この映画に参加してよかったと感じる点は?高良:この映画の時間の切り取り方と人の描き方が、僕は好きです。微妙な時間の進め方や、描くところと描かないところがはっきりしているところに、映画らしいどっしりとした重さがちゃんとあったと思います。普段からなるべく多くの映画を観るようにしていますが、時々、登場人物の行動をまるで理解できないまま、置いていかれることがあるんです。『月と雷』では、置き去りにされなかったし、置いていかせない作品。それが嬉しくもあり、参加できてありがたかったです。――泰子役の初音映莉子さんや直子役の草刈民代さんとの共演はいかがでしたか?高良:初音さんは、主演としての覚悟や熱を感じました。草刈さんは、バレエという身体表現に人生をかけてやってきた方。「身体で表現」というと、ものすごく簡単になってしまうんですが…。ただ立っているだけでも、身体を使っていないように見えて確実に使っているし、僕たちが考えるのとは違うレベルで表現しているのだと思います。そうした方と親子役として近くにいられたことは、とてもいい経験でした。撮影中は、いろいろな話をしました。「普段は何をしているか」だとか「何が好きか」とか、なんてことのない会話を溢れるようにできたんです。具体的には、ネイチャーの話題ばかりでした。ふたりとも自然が好きなので、「自然は大切にしないと」みたいな(笑)。芝居からも会話からも刺激をたくさんもらえたので、今日の取材でまた会えるかと楽しみにして来たのですが、いらっしゃらなくて残念です。――智と同じように、もちろん理由は違いますが、高良さんも小さい頃、引っ越しを繰り返していたんですよね。高良:そうです。転勤族で九州各地を転々と。なので、地元というと大きく九州だと思っています。その中でも、熊本は特別です。――転校するのは嫌でした?高良:小さい頃で選択の余地はなかったから、しなきゃいけないことという感覚でした。新しい土地で学校に行って、馴染んだらまた引っ越しではあったのですが、そのことに不幸を感じることはなかったです。地元に対する思いは、人よりある方だとは思います。地元のいろんな人によって、僕は作られてきましたし、僕の根っこは確実に地元にあります。でも、「それで?」って感じというか…。――地元愛を特別なことだとは思わないと。高良:当時は地元だけが、自分の知る世界でしたからね。でも、地元は上京してからもずっと大好きです。――『月と雷』の撮影は、‘16年の5月から始まったそうですね。熊本地震の1か月後です。地元を襲った大地震は、作品に参加する上で何かしらの影響は?高良:ないです。自分が今、何を思ってどういう生活をしているのか、私生活が役に影響しているとしたら、すごく嫌ですね。僕が震災に対してどう思ったとかは、役にはまったく関係ないですから。プライベートで、自分が何についてどう考えているかが、どうしても出てしまうんです。それが嫌だから隠そうとするんだけど、出る、絶対に。出るものだってわかっていますし、仕方がないとも思うのですが、僕は自分のことがダダ漏れするのは嫌なんです。10代や20代の自分は、出すぎてました。出演作を観ても、漏れすぎ。恥ずかしいです…。でも、許せます。若いから。ただ、30代からはもう通用しない。30~40代になってからもダダ漏れしている僕がいるとしたら、ほんとうに嫌ですね。――以前から、30代に対する強い意識を話してらっしゃいましたね。高良:10代後半から20代を通じてずっと「このままじゃいけない」「こんな芝居で申し訳ない」と思ってきました。30代に入れば、演じる役も変わるだろうから、若さや勢いだけでは通用しなくなる…。その時に備えて、どういうふうに変わったらいいのか、変わるために何をすべきか、考えてきました。なので、30代に対する意識がデカいんでしょうね。――あと1か月で、30代突入です。高良:急には変わらないかもしれないけど、いろんな変化が起きた時に、楽しめる人間でいたいです。今は息苦しくて…。もう少し呼吸しやすくなったらいいですね。そうなると信じてやってきたから、今は30代を迎えるのが楽しみです。こうら・けんご1987年生まれ、熊本県出身。‘06年、『ハリヨの夏』で映画デビュー。『軽蔑』で日本アカデミー賞新人俳優賞、『横道世之介』でブルーリボン賞主演男優賞を受賞。‘17年には『彼女の人生は間違いじゃない』『うつくしいひと サバ?』が公開。‘18年、主演するWOWOW連続ドラマW『バイバイ、ブラックバード』放送予定。ジャケット ¥78,000シャツ¥31,000パンツ¥44,000(以上BED j.w. FORD/バースリーTEL:03・6432・9313)その他はスタイリスト私物※『anan』2017年10月4日号より。写真・網中健太スタイリスト・服部昌孝ヘア&メイク・森田康平(TETRO)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2017年10月01日「普通ではないけれど、これはこれでひとつの家族の形だと思います。僕はこの親子2人の人生を否定する気もないです。登場人物たちは何かずっと傷ついて生きているけど、ふとしたことをきっかけに新しい関係が始まる。それがこの映画の魅力だと思っています」 そう話すのは、取材場所に丸刈り姿で現れた高良健吾(29)。ちょうど撮影と撮影の合間の時期で髪形の自由が利くらしい。「もともと坊主が好きなんです」と言い、はにかんだ。 変幻自在に髪形や見た目を変えてあらゆる役柄に挑んできた彼が、映画『月と雷』(10月7日より全国ロードショー)で演じたのは、恋人を次々と替える自由奔放な母(草刈民代)の息子・智だ。荒んだ生活を送る母に合わせて、すみかと生活環境の変化を強いられてきた智。それでも人懐っこさから、行く先々で誰からも好かれる不思議な少年だ。 「智は普通に考えたらちょっと理解できないことがたくさんある人物ですけど、嫌なやつには見せたくなかった。そこは意識しました。だから僕がまず智のことを好きになり、味方であることを心がけました。智と似ている点はないけれど、僕も父親が転勤族で、幼少期にいろいろな場所を転々としているところは共通しているかな」(高良・以下同) 劇中には、ヒロイン・泰子(初音映莉子)との濡れ場のシーンもある。 「僕はどちらかというと10代のときから濡れ場がある作品に出ることが多かったので、濡れ場俳優といわれていましたからね。ですからあまり意識しないようにしました。でも女性はやはり大変だと思いますし、初音さんからも覚悟を感じました」 デビューから14年。若手実力派俳優といわれ、出演作が途切れることなく活躍してきた彼も、もう少しで30歳を迎える。 「あっという間でした。意識していたつもりでいたのに、それでも早かったですね。これからも仕事はもちろんのこと、毎日の生活を大切にしなければと思います」 冗舌に語るというより、考えながら静かに話す高良。だが、ひとたび演技となると存在感がさらに増す。本作でも憎めないキャラを魅力的に演じている。
2017年09月29日展覧会「ぼくらが日本を継いでいく-琳派・若冲・アニメ-」が、2018年1月10日(水)から16日(火)まで、新宿髙島屋で開催される。本展で展示されるのは、400年の歴史を誇る琳派の日本画と漫画・アニメのキャラクターを融合した作品群。「日本古来の絵画の流れを受けているともいえる漫画やアニメを、琳派的手法で描くとどうなるか?」という視点から、日本画と着物を基盤とする京都の老舗工房・豊和堂の絵師が、琳派へのオマージュ作品として描いたものだ。会場では、2015年に京都国際マンガミュージアムで開催された「琳派オマージュ展」などで発表された作品から、若冲の作品に着想を得て2017年に制作された新作まで、計35点を一堂に展示。作品は全て豊和堂の絵師による肉筆画で、約1000点に及ぶ日本美術コレクションを有する、京都・細見美術館の所蔵品に着想を得ている。伊藤若冲「鶏図」と初音ミクを組み合わせた〈初音ミク×若冲鶏〉のほか、〈ブラック・ジャック×富士烏〉、〈リラックマ×軒端の梅〉など、伊藤若冲や俵屋宗達、神坂雪佳らの作品をモチーフに、現代のキャラクターたちが時代を超えて日本画に融合した、ユニークな世界観の作品が楽しめる展覧会となっている。なお、会場には物販コーナー併設。ポストカードやクリアファイルをはじめとするオリジナルグッズ、会場限定の商品などが販売される。【開催概要】展覧会「ぼくらが日本を継いでいく-琳派・若冲・アニメ-」会期:2018年1月10日(水)〜16日(火)会場:新宿髙島屋11階 特設会場入場時間:10:00〜19:30(20:00閉場)※但し1月12日(金)・13 日(土)は20:00まで(20:30閉場)※最終日は17:30まで(18:00閉場)入場料:無料
2017年09月02日ソニー(SONY)から、「初音ミク」とコラボレーションしたハイレゾ対応ウォークマンとスピーカーが誕生。2017年6月22日(木)13:00から8月23日(水)10:00まで、ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神および公式オンラインストア中心に発売される。ウォークマンAシリーズから展開される初音ミクモデルは、髪色を想起させるライトブルーのボディ。背面中央には「初音ミク」のオリジナルデザインをプリントし、オリジナルパッケージ・ケースをつけて登場する。またウォークマンには、予め「初音ミク」のボイストラックをハイレゾ音源でプリインストール。いつでもどこでも「初音ミク」の声が聞こえるファンにはうれしい仕掛けとなっている。また、イエローカラーの鏡音リン・レンモデル、ピンク色の巡音ルカモデルも同時に展開。こちらもそれぞれ背面にイラストが施し、オリジナルパッケージ・ケースとともに提供される。部屋で音楽を聴く人には、ワイヤレスポータブルスピーカーの初音ミクがオススメだ。青色の長方形型スピーカーには、「初音ミク」のモチーフを刻印。こちらもオリジナルパッケージと一緒に店頭に並ぶ。【アイテム詳細】ソニー(SONY)■ウォークマンAシリーズ初音ミク10周年記念モデル 32,880円+税・初音ミクモデルカラー:ビリジアンブルー・鏡音リン・レンモデルカラー:ライムイエロー・巡音ルカモデルカラー:ボルドーピンク■ワイヤレスポータブルスピーカーh.ear go(SRS-HG1)初音ミク10周年記念モデル 28,880円+税カラー:ビリジアンブルー発売期間:2017年6月22日(木)13:00~8月23日(水)10:00取扱店舗:ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神、ソニーのインターネット直販サイト「ソニーストア」、および全国のe-ソニーショップ、一部の家電店【問い合わせ先】ソニーストアお客様窓口TEL:0120-55-1174(通話料無料)※フリーダイヤル携帯電話・PHS・一部のIP電話からは、TEL:050-3754-9614(通話料有料)受付時間:月~金 10:00~18:00、土日祝 10:00~17:00(年末年始を除く)
2017年06月25日直木賞作家・角田光代の同名小説を、『海を感じる時』の安藤尋監督が実写映画化した『月と雷』。主演に初音映莉子を迎え、高良健吾や草刈民代らが豪華共演。幸せの形を探し求める不器用な大人たちの、切なく孤独な旅を描いた本作の予告編&場面写真が一挙解禁された。「あたしはこれから普通の家庭を築き、まっとうな生活を重ねていく――。」結婚を控え、そう考えていた泰子の前に現れた、かつて半年間だけ一緒に暮らした父の愛人の息子、智。20年前、愛人・直子と智が転がり込んできたことで、泰子の家族は壊れたはずだった。根無し草のまま大人になった智は、ふたたび泰子の人生を無邪気にかき回し始める。「邪魔しないであたしの人生」、そう普通の幸せを願っているはずなのに…。泰子は智とともに自分の母親、異父妹、そして智の母・直子を訪ねて行くことで、“普通の幸せ”を求めていたはずの自分の人生が、少しずつ変わっていくのに気づき始める。人と出会うこと、そして人を受け入れることで、人生が予想もしない方向に転がっていくさまを描き、 「親と子」「家族」「生活」の意味を根源から問いかける角田光代文学の真骨頂と評された同名小説を、これまでにも揺れ動く女性の心情をまざまざと描いてきた安藤尋監督と、『人のセックスを笑うな』の本調有香が繊細かつ力強く映像化した本作。“家族愛”を知らない主人公・泰子役には、ハリウッドデビュー後も数々の映画、舞台で活躍する実力派女優・初音さん、人懐っこくてなんだか憎めない青年・智を『きみはいい子』などの高良さん、男から男へと各地を流転する智の母・直子を『Shallweダンス?』の草刈さんが演じ、それぞれ個性あるキャラクターを演技のみならず、衣装やメイクに至るまで、出演者が自らイメージ、監督とディスカッションをして作り上げ、見事に体現している。この度、解禁された予告編では、過去を忘れ、普通に生きようとする泰子の前に、突然直子の息子・智とかつて共に暮らした父の愛人・直子が現れ、20年ぶりに3人が再会したことから、泰子の置き去りにされた時間が動き出し、泰子の中で少しづつ何かが変化していく様子が映されている。“普通”の人間関係を築けない大人たちがその意味を探し続ける切なく孤独な旅――。まずはこの予告編からチェック。『月と雷』は10月7日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月30日直木賞作家・角田光代の同名小説を初音映莉子と高良健吾の主演で実写映画化する『月と雷』。このほど、高良さん演じる人なつこい男・智と、初音さん演じる“家族愛”を知らない泰子のハッグハグが印象的なポスタービジュアルが解禁となった。「対岸の彼女」「八日目の蝉」「紙の月」など、現代女性の“人生の選択”を描いた小説で絶大な支持を受ける角田光代の同名小説を原作に、『海を感じる時』の安藤尋監督が『人のセックスを笑うな』の脚本・本調有香と『blue』以来のタッグを組み、繊細かつ力強くスクリーンに蘇らせる。“家族愛”を知らない主人公・泰子役には、『終戦のエンペラー』でハリウッドデビューし、その後も数々の映画、舞台で活躍する初音さん。人懐っこくてなんだか憎めない青年・智を朝ドラ「べっぴんさん」、『横道世之介』『きみはいい子』など、日本を代表する若手俳優の地位を確立した高良さん。さらに、世話をしてくれる男性を見つけては、男から男へと各地を流転する智の母・直子を、『Shall weダンス?』『終の信託』の草刈民代が熱演し、新境地を見せている。泰子(初音映莉子)は、家と職場を往復する代わり映えのない日々を送り、可もなく不可もない婚約者と結婚の準備を進めていた。「あたしはこれから普通の家庭を築き、まっとうな生活を重ねていく――」。そんなときに彼女の前に現れたのは、無邪気な笑顔を浮かべた男・智(高良健吾)。智はかつて父が愛人として連れてきた女・直子(草刈民代)の連れ子だった。短い期間だがともに暮らした彼が、大人になって泰子の前に現れたのだ…。“普通”の家族を知らぬまま大人になった2人。このたび解禁となったポスターは、動き出した過去の時間への戸惑いと不思議な雰囲気を漂わせ、自然と体を重ね合わせた2人のバックハグが印象的なビジュアルに仕上がっている。「普通の家庭とは?」「まっとうな人生とは?」という問いを自問自答しつつ、“自分の人生に欠けた何か”を探しながら彷徨う主人公たち。角田作品の真骨頂ともいえる不器用な大人たちへ贈る人間ドラマを、真摯に丁寧に見つめた本作は、観る者の心の隙間にすっと入り込み、自分の足元を照らしてくれるかのよう。そんな本作への共鳴を映し出すポスターに仕上がっている。『月と雷』は10月7日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月21日CUNE(キューン)は、初音ミクとのコラボレーションTシャツを、CUNE各店と全国CUNE取り扱い店舗などで2017年4月29日(土)より発売する。第2弾となる今回のTシャツは、第1弾と同様全10型で展開される。ブラックをベースに、初音ミクのアイコンカラーであるエメラルドグリーンが映えるカラーパレット。また、ツインテールを活かしたデザインが各種盛り込まれており、キューンお馴染みのウサギとのコンビネーションがシュールに描かれている。【詳細】初音ミク+CUNE T -SHIRTS 2発売日:2016年4月29日(土)価格:4,000円+税発売店舗:・CUNE 各店・全国CUNE 取り扱い店舗・札幌MIRAI.ST© Crypton Future Media, INC.
2017年04月28日初音映莉子と高良健吾の共演で、直木賞作家・角田光代の同名小説を映画化する『月と雷』。このほど、本作で高良さん演じる智の母親で、根無し草のような暮らしを続ける直子を、草刈民代が“汚しメイク”で熱演していることが判明。さらに、村上淳、市川由衣らの豪華共演者も発表された。幼少のときに母が家出し、“普通”の家庭を知らぬまま大人になった泰子。仕事はスーパーのレジ打ちで、ほとんどは家と仕事場を往復する日々を過ごしている。刺激に満ちた生活を送っているわけではないが、婚約者もでき、亡くなった父が残してくれた持ち家で暮らし、生活の基盤はしっかりしている。そんなある日、父の愛人の息子・智が突然、泰子の前に現れたことによって、平板な泰子の生活は立ちどころに変わっていく――。本作は『blue』(‘03)、『海を感じる時』(‘14)と、揺れ動く女性の心情を真正面から描いてきた安藤尋監督の最新作。「親と子」「家族」「生活」の意味を根源から問いかける角田作品の真骨頂ともいえる小説の映画化で、“家族愛”を知らない主人公・泰子役を初音さん、人懐っこくてなんだか憎めない青年・智を高良さんが演じる。その本作で草刈さんが演じるのが、智の母で、不思議な魅力で男たちから絶えず愛情を注がれるも、継続的な深い関係を築けず、男から男へ、各地を渡り歩く女性・直子。草刈さんは、今回が夫・周防正行監督の作品以外の映画出演は初めてながら、難役を体当たりで演じ切っている。昼間から酒に煙草、自由奔放のようでいて深い孤独を漂わせ、虚無的なその姿は、観る者を圧倒するほどの新境地。すさんだ雰囲気を出すため、あえて汚しメイクを施し、並々ならぬ覚悟で挑んでいる。草刈さんは、まるで根無し草のような東原直子という役柄について「運命に抗わない人」と直感的に感じた印象を明かし、「いわゆるダメな人です。『この役、なぜ私に?』と思いました。でも安藤監督とお話させていただき、『できる?やってみよう、やってみたい!』と気持ちが動き出しました。いままでにお見せしたことのない私の姿が、直子として皆様の目に映れば幸いです」とコメント。泰子を演じる初音さんについては「率直な演技は、この作品を象徴しているもの」と語り、「葛藤を抱えながら健気に生きる泰子の姿から、いつも見落としている何かが掘り起こされるのではないでしょうか」と期待を寄せる。そして、息子役の高良さんにも「撮影初日から母と子として共鳴するものを感じました」と、その母子関係に自信を覗かせた。今回の意外ともいえるキャスティングについて、安藤監督は「風景を背負って、スクリーンの中を歩ける女優は草刈さんだけです!」と絶賛。「僕の中で、直子は『パリ、テキサス』の(荒涼とした砂漠を放浪する主人公を演じた)ハリー・ディーン・スタントンです」と草刈さんに説明した際、「笑顔で頷いてくれた草刈さんが素敵でした。やっぱり直子はこの人しかいない」と確信したことを明かしている。また、さらなるキャストとして、泰子の異父妹にあたる佐伯亜里砂役に、『桐島、部活やめるってよ』『悪の教典』などの映画やCMなどで活躍する藤井武美が抜擢。泰子の婚約者で彼女の心配をするが束縛も強い山信太郎役を、『恋人たち』で繊細な演技を見せ、第30回高崎映画祭などで高い評価を受けた黒田大輔が存在感たっぷりに演じる。泰子の友人で、同じスーパーマーケットのレジで働く吉村役には『海を感じる時』での主演が光った市川さん。泰子の父親役を演じるのは、安藤作品には欠かせない存在といえる村上さん。泰子が幼いころ、直子と連れ子の智と一緒に暮らしていたが、亡くなった後も泰子を翻弄する存在となるという。そして、田舎町を流浪していた直子を拾い、一緒に暮らし始める初老の男性・岡本役を、多くの舞台出演で知られドラマ「小さな巨人」にも出演中の木場勝己が務めている。『月と雷』は10月7日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月25日映画『月と雷』が、2017年10月7日(土)よりテアトル新宿ほか全国公開される。原作は直木賞作家・角田光代の、2012年に出版された長編小説『月と雷』。角田作品は世代を超えて女性の支持を得ており、今までに『八日目の蝉』や『紙の月』などが映像化され、大ヒットを記録している。映画『月と雷』は一つどころに定住しない根無し草のような女・直子とその息子の智、その母子と過去に一緒に住んだ男の娘・泰子の物語だ。「親と子」「家族」「生活」の意味を根源から問いかける角田光代の真骨頂ともいえる作品に仕上がっている。主人公の泰子を演じるのは、初音映莉子。映画『ノルウェイの森』 に出演、『終戦のエンペラー』でハリウッドデビューも果たしており、『月と雷』では自身と同年代の女性の繊細な心の機微を表現している。初音と共に主演を務めるのは俳優の高良健吾。『軽蔑』で第35回日本アカデミー賞新人俳優、『横道世之介』で第56回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞。NHKドラマ「ぺっぴんさん」で主人公の幼馴染を演じるなど、その突出した演技力と存在感に注目が集まっている。高良が演じる智は、泰子と同じ過去を共有し、突如として泰子の日常に大きな変化をもたらす重要な役どころだ。監督を務めるのは『blue』『海を感じる時』の安藤尋。リアルな台詞と丁寧な演出で、地方都市で生きる登場人物の心理描写を強く描き、小説の世界観を新たに拡げている。【詳細】映画『月と雷』公開時期:2017年10月7日(土)テアトル新宿ほか全国公開出演:初音映莉子、高良健吾、藤井武美、黒田大輔、市川由衣、村上 淳、木場勝己草刈民代監督:安藤尋脚本:本調有香原作:角田光代©角田光代/中央公論新社 ©2017「月と雷」製作委員会【ストーリー】幼少の時に母が家出し、“普通”の家庭を知らぬまま大人になった泰子(初音映莉子)。仕事はスーパーのレジ打ちで、ほとんど家と職場を往復する代わり映えのない日々を過ごしている。婚約者も出来、結婚の準備を進めていた。亡くなった父が残してくれた持ち家で暮らし、生活の基盤はしっかりしている。刺激に満ちた生活を送っているわけではないが、「あたしはこれから普通の家庭を築き、まっとうな生活を 重ねていく―。」結婚を控え、そう考えていた。そんなある日、かつて父が愛人として連れてきた女・直子(草刈民代)の息子・智(高良健吾)が突然泰子の前に現れる。かつて半年間だけ一緒に暮らした男だ。無邪気な笑顔を浮かべる智。“普通”の家族を知らぬまま大人になった二人。大きな喜びはないが小さな不幸もない平板な泰子の生活が立ちどころに変わっていく。
2017年03月16日直木賞作家・角田光代の長編小説「月と雷」が、初音映莉子と高良健吾主演で映画化されることが決定。『blue』 『海を感じる時』の安藤尋監督がメガホンを取り、10月より公開されることが分かった。本作は、「対岸の彼女」「八日目の蝉」「紙の月」などで知られる、世代を超えて女性の支持を得ている作家・角田氏の2012年に出版された同名小説。一つどころに定住しない根無し草のような女・直子とその息子の智、そしてその母子と過去に一緒に住んだ男の娘・泰子の物語だ。幼少のときに母が家出し、“普通”の家庭を知らぬまま大人になった泰子。仕事はスーパーのレジ打ちで、ほとんどは家と仕事場を往復する日々を過ごしている。刺激に満ちた生活を送っているわけではないが、婚約者も出来、亡くなった父が残してくれた持ち家で暮らし、生活の基盤はしっかりしている。そんなある日、父の愛人の息子・智が突然泰子の前に現れたことによって、大きな喜びはないが小さな不幸もない平板な泰子の生活は立ちどころに変わっていく…。「親と子」、「家族」、「生活」の意味を根源から問いかける角田光代の真骨頂ともいえる作品。主人公・泰子を演じるのは、『ノルウェイの森』『ミツコ感覚』などに出演し、『終戦のエンペラー』ではハリウッドデビューも果たしている初音さん。そして、初音さんと共に主演を務めるのは、『軽蔑』で第35回日本アカデミー賞新人俳優賞、『横道世之介』で第56回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞し、現在放送中の連続テレビ小説「ぺっぴんさん」では主人公の幼なじみを演じるなど、多くの映画監督から愛される実力派俳優の高良さん。本作では、泰子と同じ過去を共有し、突如として泰子の日常に大きな変化をもたらす役、智を演じる。泰子について初音さんは、「大好きな父を亡くし、東京に出るわけでもなく、清算しきれない過去を持ちながら、人の人生にかかわることに積極的でない女性」と説明し、「自分が持っていたもの、現場で感じたことを一番大切にし、心のアクセルとブレーキを小さく刻みながら、この役を作り上げました」と役作りを明かす。また高良さんは、「まず台本を読んで、智の行動を智自身掴み切れてないからこそ、智に対してしょうがないと思えるところがいくつもありました。多くを理解しながらというよりは、その場その場で演っていた記憶です。そして、そこには智の切なさがいつも側にあったと思います」とコメントしている。そして安藤監督は、「初音映莉子さんが、美人であることは面接で分かっていたのですが、実はかなりぶっ飛んだスンゲー女優であり、高良健吾さんがとにかくいいヤツに輪をかけたようにいいヤツで、さらに輪をかけてプロフェッショナルな俳優であることを目の当たりにし、とても貴重な体験でもありました」と主演の2人を絶賛。原作者の角田氏も「映画では、登場する人物のひとりひとりが、みんな、断然、小説よりもすてきな人だ。それは生身の人が演じているからかもしれない。俳優さんと女優さんが、登場人物たちの不器用な時間を、ていねいに真摯に生ききってくれているからかもしれない」と映像化についてコメントを寄せている。『月と雷』は10月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年03月12日「第8回東宝シンデレラ オーディション」グランプリ発表会が13日、都内で行われ、大阪府出身の福本莉子(15歳)がグランプリを獲得した。1984年に東宝創立50周年の記念イベントとして第1回の選考会が行われてから2011年の第7回まで、時代を映す多才な女優を次々と発掘してきた東宝シンデレラ。初代シンデレラには沢口靖子、第5回(2000年開催)には長澤まさみが選ばれて話題を集めた。5年ぶりに行われた今回は、9,508人の応募者が全国10カ所で面接に臨み、選ばれた29人が東京で合宿審査に参加。これに勝ち抜いた11人のファイナリストがこの日登場し、大阪府出身で現役女子高生の福本莉子がグランプリに輝いた。自分の名前を呼ばれて驚いた表情を見せた福本は「すごいびっくりしました。言葉に表せないぐらいびっくりしています。グランプリという、とてもいい賞をいただいて本当にうれしいです」と喜び、前回のグランプリに輝いた上白石萌歌や特別賞の上白石萌音、山崎紘菜に気を遣いながらも「憧れは長澤まさみさんです。いろんな世代の人に愛されるような女優さんになりたいです」と意欲。そんな福本に対して上白石萌音は「福本さんのお名前を聞いた瞬間に、新しい星が生まれたと思いました。私も5年前に審査委員特別賞をいただいて、その日から世界がどんどん変わっていきました。時には嬉しかったり苦しかったりしましたが、いつも心を支えてくれたのがこの瞬間の嬉しさでした。今の気持ちを宝物にしてこれから一緒に頑張りましょう!」とエールを送った。発表会後には人生初めての報道陣の取材に応じた福本は、若干緊張した面持ちも「信じられないですね。びっくりしていますがうれしいです。やっと落ち着きました」とホッとした表情。上白石萌音からは「本当に落ち着いていてしっかりしていますよ。逆にどうしたらそんなに落ち着けるのか教えて欲しいぐらいです」と驚いた様子だった。応募のきっかけを「友だちにススメれらて」と明かしつつ、発表会で名前が出た長澤まさみと「共演したいです!」と早速ラブコールを送った。また、優勝賞金は過去最高の300万円を手にしたが、「300万円なんて想像できないですね。使い道はまだ考えていません。欲しい物もないんです(笑)」と戸惑っていた。なお、グランプリ以外には審査員特別賞に長野県出身の柿澤ゆりあ(13歳)、埼玉県出身の鈴木陽菜(13歳)、静岡県出身の神谷天音(13歳)、愛媛県出身の井上音生(12歳)、アーティスト賞に東京都出身の崔愛花(18歳)、レピピアルマリオ賞に愛媛県出身の本山優(11歳)がそれぞれ選ばれた。
2016年11月13日電子音楽家・ことぶき光らが26日、11月11日と12日に東京・Bunkamuraオーチャードホールで行われる故・冨田勲さんの追悼公演「冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』」の制作発表会見に登壇し、意気込みを語った。ことぶきのほか出席者は、国際交流基金理事長・安藤裕康氏、公演の音楽監督を務める指揮者・渡邊一正、ダンサーで振り付けを担当する辻本知彦、そして勲さんの長男・冨田勝氏、音楽ライター・前島秀国ら。コンサートでは、ソリストとしてボーカロイド・初音ミクが迎えられた「イーハトーヴ交響曲」の再演、勲さんが最期まで公開を夢見ていた「ドクター・コッペリウス」の初上演などが行われる。「ドクター・コッペリウス」は、2012年に「イーハトーヴ交響曲」が完成した直後から、勲さんが「必ずやり遂げなければならない」とまで語っていた大作。勲さんは上演を待たずして、その生涯を終えたものの、公演では舞台上に投影されるミクと風間無限とのバレエと共に披露される。勝氏は、これを「父が何十年も温めてきた企画」と説明。勲さんの生きざまを「最後まで『どうやったらお客さんに感動を伝えられるか』と考えた"前のめりの人生"」と形容しながら、「楽曲に込められた父の思いを一人でも多くの方に聴いていただきたい」と呼びかけた。続いて前島が、「ドクター・コッペリウス」を制作するにあたり勲さんには、ミクにバレエを踊らせたいという思いと、日本の宇宙開発に尽力した故・糸川英夫さんをイメージさせる作品として成立させたいという構想があったと解説。糸川さんが大空に向かって飛び立つ意志を持っていたように、「冨田先生が伝えたかったのは『重力のしがらみを乗り越えようとする人間の情熱』ではないか」との見解を述べた。コンサート全体をサポートすることぶきは、演出面のシステムの素材を組み立てていると発表。制作は、冨田家も借りて行っていると明かした。また、その場で眠っていた勲さんの機材を鳴らしたところ、勝氏が「ノコギリ波(シンセサイザーの基本波形の一つ)だ」とその音を言い当てたことを振り返り、「幼い頃から聴いていたからかな。ビックリして一気に仕事がはかどりました」とほほ笑んだ。会場では、バレエ衣装に着飾ったミクのイメージもお披露目。さらに、かつて勲さんがオープンリールに残していた音源も公開され、ことぶきは「ミクが歌い踊ります。そしてモーグ・シンセサイザーの音や、オープンリールの音源をサンプリングして、フレーズごとに振り分けたものを何らかの方法で走らせます」とアピールした。
2016年10月27日「ぼくらが琳派を継いでいく」展が2016年5月20日(金)から29日(日)まで、東京・代官山のギャラリー ALで開催される。本展で展示されるのは、400年の歴史を誇る琳派の日本画と漫画・アニメのキャラクターを融合した作品群。「漫画やアニメを琳派的手法で描くとどうなるか?」という視点から、日本画と着物を基盤とする京都の老舗工房・豊和堂の絵師が描いたものだ。今回は、2015年に京都国際マンガミュージアムで開催された「琳派オマージュ展」でも好評を博した作品を中心に、本展のために制作された新作も展示。『鉄腕アトム』や『火の鳥』といった手塚治虫作品から、リラックマ、初音ミクまで、日本を代表する新旧のキャラクターたちが琳派の絵画の中に佇む。そんな一風変わった世界観を楽しめるユニークな展覧会になっている。【開催概要】「ぼくらが琳派を継いでいく」展期間:2016年5月20日(金)〜29日(日)時間:12:00〜19:00(会期中無休)場所:AL (1階 メインスペース)住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17■展示作品[ 漫画・アニメ×琳派作品 ]秋野にパンジャとレオ図、アトムに富士図、コリラックマと竹林図、太陽の牙ダグラム/太陽ノ牙朽果図、初音ミクに杜若図屏風、柊かがみと紅梅白梅図、火の鳥蓬莱山図、リラックマと磯馴松図、リラックマと軒端の梅図、レオとユニコ図[ 豊和堂作品 ]尾長鶏図、四季草花図、双犬図、白象図、藪萱草図、流水図■トークショー&レセプション日時:2016年5月21日(土)18:00〜出演 : 吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー) × 山田晋也(豊和堂アートディレクター)■豊和堂絵師によるライブペインティング開催日程:5月25日(水)・26日(木)16:00〜19:00
2016年05月19日手塚作品から初音ミクまでの幅広いキャラクターと琳派がコラボレーションした「ぼくらが琳派を継いでいく展『琳派の世界にキャラクターが佇む展覧会』」が、5月20日から29日まで東京・恵比寿にあるAL 1階のMain Spaceにて開催される。同展では、“漫画やアニメを琳派的手法で描くとどうなるだろうか?”という発想をもとに製作されたアニメ・漫画作品と琳派のコラボレーション作品を展示。15年に京都国際マンガミュージアムで開催された「琳派オマージュ展」で大好評を博した、着物・帯の製作を行う和装メーカーの豊和堂絵師による作品をはじめ、同展のために描かれた新作品なども出展される。漫画・アニメとのコラボレーション作品では、「秋野にパンジャとレオ図」、「アトムに富士図」、「コリラックマと竹林図」、「太陽の牙ダグラム/太陽ノ牙朽果図」、「初音ミクに杜若図屏風」、「柊かがみと紅梅白梅図」、「火の鳥蓬莱山図」、「リラックマと磯馴松図」、「リラックマと軒端の梅図」、「レオとユニコ図」などが登場。豊和堂作品では、「尾長鶏図」、「四季草花図」、「双犬図」、「白象図」、「藪萱草図」、「流水図」といった作品が展示される。【イベント情報】「ぼくらが琳派を継いでいく展『琳派の世界にキャラクターが佇む展覧会』」会場:Main Space住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17 AL 1階会期:5月20日~29日時間:12:00~19:00会期中無休
2016年05月18日CUNE(キューン)から初音ミクとのコラボレーションTシャツが登場。2016年4月29日(金)よりCUNE各店などで発売される。10型の黒Tシャツが展開され、1枚1枚に初音ミクを思わせるユニークなイラストが配されている。アイコニックなツインテールが描かれているものや、ミクがドクロになっているもの………。どれも遊び心がきいている。2016年春夏コレクションでは、「生肉 IN THE SKY」というテーマを展開するなど、これまでも個性的な服作りを行ってきたCUNE。本コラボレーションも見逃せない。【詳細】初音ミク+CUNE T -SHIRTS発売日:2016年4月29日(金)価格:4000円+税発売店舗:・CUNE 各店・全国CUNE 取り扱い店舗・札幌MIRAI.ST© Crypton Future Media, INC.
2016年04月28日セガのリズムゲーム『初音ミク -Project DIVA- 2nd』に登場するモジュール「オレンジブロッサム」がマックスファクトリーでフィギュア化され、「GOOD SMILE ONLINE SHOP」にて予約受注がスタートした。発売日は2016年10月で、価格は17,280円(税込)「初音ミク オレンジブロッサムVer.」は、リズムゲーム『初音ミク -Project DIVA- 2nd』に登場するモジュールを1/7スケールで立体化し、鮮やかなオレンジ&ブルーの衣装をパール塗装によって完全再現した。原型を担当したグリズリーパンダのエッジ感ある造形との相性はバツグンとのこと。商品価格は17,280円(税込)で、「GOODSMILE ONLINE SHOP」の予約締め切りは、2016年4月20日21時までとなっている。商品の発売および発送は2016年10月を予定。なお、「GOODSMILE ONLINE SHOP」予約特典として「『モジュールデザインNidy-2D-』氏描きおろしB2ポスター」をプレゼント。(C)SEGA / (C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
2016年03月26日全世界累計出荷本数250万本を超えるシリーズ最新作、『初音ミク -Project DIVA- X』の楽曲を収録した「初音ミク -Project DIVA- X Complete Collection」が、2016年6月8日にリリースされる。本作は、「完全生産限定盤」と「通常盤」の2ラインナップとなっており、いずれもCDの2枚組となるが、「完全生産限定盤」は、特典BD付で豪華ブックレット同梱のBOX仕様。さらにオリジナルアクリルスマフォスタンドもセットになるという。価格は「完全生産限定盤」が4,860円(税込)で、「通常盤」が3,240円(税込)。収録内容などの詳細はあらためて発表される。Illustration by KEI(C)SEGA(C)Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
2016年03月24日グッドスマイルカンパニーより、「初音ミク」が2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいどこ~で」として立体化され、2016年7月に発売されることが決定した。現在「GOODSMILE ONLINE SHOP」にて予約受付中で、価格は3,000円(税込)。「ねんどろいどこ~で」は、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズに、"コーデ(着せ替え)"をテーマにした新シリーズ。「ねんどろいど」のデフォルメ感はそのままに、「ヘッド(頭部)」「トップス(上着)」「アンダー(下衣)」「シューズ(脚部)」の4パーツで構成され、シリーズ間で自由にパーツの組み換えによって、自分だけのコーデを楽しむことができる。「初音ミク ハツネミクコーデ」は、SEGA feat. HATSUNE MIKU Projectよりリズムゲーム『初音ミク -Project DIVA-』のPVにも登場したモジュール「ハツネミク」として立体化される。商品価格は3,000円(税込)で「GOODSMILE ONLINE SHOP」の予約締め切りは、2016年4月20日21時までとなっている。商品の発売および発送は2016年7月を予定している。なお、「GOODSMILE ONLINE SHOP」予約特典として「特製『ハツネミク』缶バッジ」をプレゼント。(C)SEGA / (C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
2016年03月24日●新作ゲーム、Blu-ray Disc&DVD今週、ゲームは『オーディンスフィア レイヴスラシル』が発売された。映像作品は『初音ミク「マジカルミライ 2015」in 日本武道館』が、CDでは飯田里穂の1stシングル「KISS!KISS! KISS!」やミス・モノクロームの新譜がリリース。フィギュア&模型は「エイリアス」「秋月」「ねんどろいど セガサターン」がショップにならび始めている。○『オーディンスフィア レイヴスラシル』が発売開始アトラスから14日、プレイステーション 4ならびにプレイステーション 3、PS Vita専用ソフト『オーディンスフィア レイヴスラシル』が発売された。北欧神話をベースに世界終焉の叙事詩が描かれる横スクロール2DアクションRPG。行く先々で戦闘やドラマシーンが発生し、ストーリーが進行していく。ラウンドは探索に重点を置いた「フリーステージ」、戦闘が展開される「バトルステージ」、NPCや商人がいる「レストステージ」など多彩なステージで構成。キャラクターごとのスキルを強化することが可能で、自分好みのプレイスタイルを確立できる。また、プレイステーション2版をHD化して完全収録した「クラッシックモード」も搭載している。メーカー希望小売価格は各7,980円+税。○『初音ミク「マジカルミライ 2015」in 日本武道館』のBD&DVDが登場ビクターエンタテインメントから13日、『初音ミク「マジカルミライ 2015」in 日本武道館』のBlu-ray Disc&DVDが発売された。2015年9月4日と5日に日本武道館にて開催された初音ミクのライブの模様を収録。「TellYour World」「リモコン」「深海少女」「ロミオとシンデレラ」「ワールドイズマイン」など全27曲構成で、限定盤には描き下ろしイラスト&ライブフォト収録豪華ブック(歌詞付)や日本武道館公演記念バックステージパスステッカー、映像特典ディスクが同梱される。メーカー希望小売価格はBlu-ray限定盤が9,000円+税、同通常盤が5,800円+税、DVD限定盤は8,000円+税、同通常盤が4,800円+税。●新作CD○飯田里穂の1stシングル「KISS! KISS! KISS!」がリリース徳間ジャパンコミュニケーションズから13日、飯田里穂の1stシングル「KISS! KISS! KISS!」が発売された。タイトルナンバーのほか、カップリング曲として「キミへの帰り道」を収録している。なお、初回限定盤A(CD+Blu-ray)と初回限定盤B(CD+DVD)にはMusicVideoとメイキングが収録された各ディスクが付属する。価格は初回限定盤Aが1,852円+税、初回限定盤Bが1,389円+税、通常盤は1,111円+税。キングレコードから13日、ミス・モノクロームの「Candy Parade」と「チルハナ」が同日リリースされた。「Candy Parade」にはカップリング曲として「tryagain」が、「チルハナ」にはカップリング曲として「見つめられたら ~when I fallin’ love with you~」を収録。なお、それぞれの初回限定盤には『ミス・モノクローム-TheAnimation-2』の各話を収録したDVDが付属する。価格は初回限定盤が各2,000円+税、通常盤が各1,200円+税。アリオラジャパンから13日、綾野ましろのコンセプトアルバム「early days」が発売された。「white feel ~overture~」「WinglessDiver」「刹那クロニクル」「re:rain」など、全9曲を収録。価格は1,852円+税。エイベックス・ピクチャーズから13日、ネクストストーム/I-1clubの「レザレクション/止まらない未来」が発売された。両タイトルナンバーは劇場版『WakeUp, Girls! Beyond the Bottom』の挿入歌となっている。価格は1,296円。●フィギュア&模型○「エイリアス」「秋月」「ねんどろいど セガサターン」がショップにならぶアルターから『百花繚乱』より、「後藤又兵衛 剣姫Ver.」が発売された。剣姫化した彼女を立体化。巨大な筆を携えた振り返りのポージングはインパクト大で、セクシーなコスチューム&抜群のプロポーションなど見どころ満載のフィギュアとなっている。1/8スケール(全高約210mm)のPVC塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は12,800円+税。同社からは『戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校』より、「エイリアス」も発売されている。キャラクター原案である本庄雷太氏によるポーズ案を基に立体化。躍動的なポージングや空間を大きく使った槍や髪の毛の造形のほか、ヴァルキュリア独特の衣装や武器も精密に再現されている。1/7スケール(全高約330mm)のPVC塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は19,800円+税。青島文化教材社から『艦隊これくしょん -艦これ-』より、ファニーナイツ「秋月」が発売された。風にたなびく髪の毛、スリットから見え隠れするしなやかな太もものほか、長10cm砲ちゃんと高射装置、61cm四連装(酸素)魚雷等の艤装類も原作イラストの雰囲気を削ぐことなく忠実に再現。1/7スケールPVC製 塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は9,800円+税。メディコム・トイから『Fate/Apocrypha』より、「PPP ルーラー/ジャンヌ・ダルク」が発売された。聖杯大戦の審判として召喚された15体目のサーヴァントを立体化。宝具「我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)」を右手に掲げ、左手には「紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)」を持つダイナミックなポーズで再現されている。1/8スケールPVC製 塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は12,900円+税。コトブキヤから『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』より、「キューポッシュ ヘスティア」が発売された。シリーズ第24弾はファミリアの主神が登場。首・肩・肘・手首・腰・股・膝・足首が可動し、足裏のマグネットにより専用ベースの上で様々なポージングができる。NONスケール(全高約110mm)のPVC塗装済可動フィギュアで、メーカー希望小売価格は4,200円+税。FREEingから『Hi☆sCoool! セハガール』より、「ねんどろいど セガサターン」が発売された。武器のツインスティックはもちろん、ねんどろいどサイズのセガサターン本体&コントロールパッドも付属。さらにぺたんこ座りができる下半身や、表情豊かな顔パーツも同梱されている。ノンスケール(全高約100mm)のABS&PVC塗装済可動フィギュアで、メーカー希望小売価格は4,444円+税。○取材を終えて来週、ゲームは『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ』『バイオハザード0 HDリマスター』『龍が如く 極』などが発売。映像作品は『水樹奈々NANA MIZUKI LIVE ADVENTURE』や『劇場版ペルソナ3 #3 Falling Down』が、CDではKalafinaやFLOWの新譜がリリースされる。上記のとおり、来週は人気ゲームのシリーズタイトルが多数発売!このところめっきり冷え込んできたので、ぬくぬくコタツに入ってプレイするのもいいかもしれない。
2016年01月16日AIRDO(以下、エア・ドゥ)は2016年2月1日より、PlayStationVita 用ゲームソフト「初音ミク-Project DIVA- X」(セガゲームス、2016年3月24日発売)とのコラボレーション企画を実施する。「初音ミク -Project DIVA- X」は、バーチャルシンガー「初音ミク」主演のリズムアクションゲーム。初音ミクの生みの親であるクリプトン・フューチャー・メディアは札幌市が本社の企業であり、同じ北海道を基盤とした企業として今回の企画が実現した。コラボ企画は2016年2月1日~3月31日に、エア・ドゥ全路線・全便で実施する。期間中、機内オーディオのチャンネルとして60分の「初音ミク -Project DIVA- X」スペシャルプログラムを開設し、ゲームソフト内に収録されている楽曲の一部を藤田咲さん(初音ミクのボイスアクター担当)のMCとともに楽しめる。また、ドリンクサービス時に提供する紙コップが「初音ミク -Project DIVA- X」デザインになるほか、エア・ドゥのキャビンアテンダントの制服をモチーフにしたオリジナルモジュール(コスチューム)を配信し、初音ミクにオリジナル衣装を着用させて遊ぶことができる。配信の日程・方法については後日、「初音ミク -Project DIVA- X」公式サイトにて発表する。
2015年12月25日"ファンと共に走るレーシングチーム"をコンセプトに、初音ミクGTプロジェクトを展開する「GOODSMILE RACING & TeamUKYO」の「2016年 SUPER GT参戦発表会」が23日にお台場・東京カルチャーカルチャーにて開催され、新たな「レーシングミク」のイラストが公開された。今シーズンは、2014年に獲得したシリーズチャンピオンを示すカーナンバー0で、GT300クラスでは史上初となるシーズン連覇へ挑戦。しかし、最終戦を終えた成績は8位と、応援するファンにとっては残念な結果となってしまった。とはいえ最終戦となったもてぎサーキットでのラウンド8では2位に入り、2016年シーズンへの弾みをつけた。気になる2016年のチーム体制だが、エントランス代表はグッドスマイルカンパニー代表取締役社長・安藝貴範氏が務め、監督は3年目となる片山右京氏、ドライバーは谷口信輝氏、片岡龍也氏の2名。車両のメンテナンスやセットアップはRSファインとなり、チームはもちろんサポーターたちとの交流、ほかのチームとの関係作りなどを担当するコミュニケーションディレクターに大橋逸夫氏、チームマネージャー・竹沢友美氏となり、昨年と同じ布陣で2016年のシーズンを戦っていくことになった。チーム体制について、代表の安藝氏は「同様のメンバーで頑張っていくことに僕は価値を感じています。心機一転、2015年の流れを断ち切りながら、あらためて頑張っていきたい」と抱負を述べた。チーム体制の発表に続いて、2016年に使用する車両が「Mercedes AMG GT3」であると発表され、タイヤも引き続き横浜タイヤを使用。監督の片山氏は今シーズンを振り返り、「今シーズンはトラブルがあったりして流れが悪かった部分があったことは感じていますが、それ以上に戦うためにやらなきゃいけないことがあるんだということを感じています。今年はストレートのスピードを重視しましたが、来年はコーナリング性能も上がるということで、良い成績を残せると思います」と述べた。続いてマイクを手にした谷口選手は、「僕がこのチームに求めているのは、チャンピオンになれるパッケージです。今シーズンは、いろいろとGT-R寄りだったかなと思います。心機一転、来年はチャンピオンを全力でとりにいきます」とチャンピオン再奪取への意気込みを語った。片岡選手も「今シーズンは、流れをつかみきれなかったシーズンでした。ただ、最終戦では自分たちらしいレースができて、悪い流れは断ち切れたのではないかと思っています。車両の方も来季使う『AMG GT3』は、ほかの車両に比べても信頼度の高いマシンだと思っています」と新車両への期待を語ったほか、「来季は、開幕からバンバンとっていってチャンピオンを獲得します」と心強いコメントを寄せた。メンテナンスを担当するRSファインの代表・河野高男氏は「今年は空回りし、史上まれにみるひどい年でした。このチームで勝てなかったのは、今年が初めてです。来季は、まずは1勝。チーム一丸となって戦っていきます」と今年を踏まえたうえで来季への意気込みを述べた。コミュニケーションディレクターの大橋氏は来年に向けて「勝つことは重要だと思いますが、勝つことだけではなくモータースポーツを楽しんでもらえるようするための情報を発信していこうと思います」とモータースポーツファンの獲得に向けた活動へ力を入れていくことを明かした。続いて、来季のチームのシンボルとなるレーシングミクのイラストがお披露目された。昨年に続いてアートディレクターはコヤマシゲト氏が務め、イラストは『ソードアート・オンライン』や『キルラキル』で作画監督などを務めたTRIGGERの米山舞氏が担当している。来季のレーシングミクは、原点回帰して公募で一般ユーザーから集まった作品をベースにコヤマ氏、米山氏によってブラッシュアップされた作品となっている。アートディレクターのコヤマ氏は「フェニックスと炎をテーマに、入賞した5作のパーツを集めて作り上げています。例年、白とグリーンが多かったのですが、来年は情熱的にいきたいと思ったので赤を使ってみました」と解説。米山氏は「オーダーでかわいくとありましたが、これまでが結構かっこよかったので……」と当初はオーダーに戸惑いを感じていたことを告白。イラストを見た片山は「自分はデザインのことはさっぱりわかりませんが、ミクがスポーティーで若返った感じがします」と感想を述べた。終盤には谷口選手が「車を速そうなデザインにしてください。負けたら、車のせいにしますので」とリクエストし、会場を沸かせていた。なお、この日発表されたイラストを使用した車両やミクサポーターズのレースクイーンは、2016年2月7日に千葉・幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル」の会場で発表を予定している。(C)米山舞 / Crypton Future Media, INC. www.piapro.net directed by コヤマシゲト
2015年12月24日セガゲームスコンシューマ・オンラインカンパニーは、「初音ミク-Project DIVA-」シリーズ最新作となるプレイステーションVita/プレイステーション 4向けリズムアクション『初音ミク-Project DIVA-X』より、PS Vita版のパッケージと予約特典のビジュアルを公開した。『初音ミク-Project DIVA-X』は、電子の歌姫「初音ミク」主演のリズムアクションゲーム「Project DIVA」シリーズ最新作。「ライブ&プロデュース」がコンセプトの本作は、「歌うようにボタンを押す」というシリーズならではの面白さや魅力はそのままに、「ライブクエストモード」で新たなリズムゲームの楽しみ方を提案する。■予約特典は「アーケードにもAimeきて! カード」PS Vita版『初音ミク-Project DIVA-X』の予約特典となる「アーケードにもAimeきて! カード」は、人気イラストレーター・KEI氏描き下ろしによるPS Vita版メインビジュアルを使用した特別仕様の「Aime」。「Aime」は、プレイヤーの利便性を向上させるアーケード用ユーザー認証システムで、対応する複数のアーケードゲームの成績やキャラクター情報などのプレイデータをネットワーク上のサーバーに保存できる。そのほか詳細は公式サイトにて。○『初音ミク-Project DIVA-X』ティザーCMを公開ニコニコ動画、YouTubeにて、本作のティザーCMが公開されているので、こちらもあわせてチェックしておきたい。(C)SEGA / (C)Crypton Future Media, INC.www.piapro.net
2015年12月07日宣伝のチラシに「言葉と身体と音楽が入り混じる、観たことのない舞台空間」とあった『死刑執行中脱獄進行中』。『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる荒木飛呂彦の短編漫画を舞台化したその作品は、確かにその謳い文句通りの驚きに満ちた世界を見せてくれた。原作の『死刑執行中脱獄進行中』は、死刑宣告を受けた男が監獄に入ると、調度品など施設のすべてが男を処刑しようとうごめき出す物語。そこから脱出しようともがくほどに苦しめられるという、誠に不条理で非現実的な世界が展開していく。舞台ではこれに、同じく短編漫画『ドルチ』で描かれたヨットでの物語が加わって、檻のなかと海の上が行き来する、より不可思議な空間が出来上がった。幕が開いて目に飛び込むのは、吊り下げられた白い布と、白とブルーのダズル迷彩の布をまとったテーブル、チェア、チェスト、ソファ、バスタブ。そこは仕切りのない空間だが、森山未來がマイムで見えない壁を表出させ、森山扮する男がそこに閉じ込められていることをわからせる。果たして、この家具たちがどのようにして男を苦しめるのか。その仕掛けは、まさに演劇的であった。家具のなかから同じダズル迷彩の布をまとったダンサーが現れ、思わぬ動きで男を翻弄していくのである。言葉はほぼない。ときおりダンサーが、原作の一節を朗読するように声にするだけだ。その淡々とした空気と、動きに合わせてバンドが鳴らす音が、恐怖を掻き立てる。やがてヨットが舞台に現れる。その見事さは、緻密に計算され稽古を積み重ねた、ダンサーたちの動きの賜物だ。そこに登場する赤いワンピースを着た初音映莉子の存在感も鮮やかである。男は、この女にも嵐にも翻弄されながら、また一転、監獄に戻っていく。圧巻は、その後、監獄で待ち受けている家具と男の攻防が激しさを増していく場面だ。家具は男の居場所を取り上げ、文字通りに男の身体を振り回し、傷めつける。そこで森山が、初音が、ダンサーたちが表現しているのは、言葉を含んだ動きだ。構成・演出・振付の長谷川寧を筆頭に、全員で試行錯誤を繰り返したことが手に取るようにわかる。森山は言う。「さまざまなプロセスを経てクリエイションしてきました。そのプロセスは本番が始まっても続くと思います」。演劇とダンスが融合したときの創造と想像の強さを、ぜひ体験してほしい。東京・天王洲 銀河劇場にて11月29日(日)まで上演。その後、全国を巡演。地方公演のチケット発売中。取材・文:大内弓子
2015年11月25日ラナは5日、MacBookやノートPCの天板に貼り付ける「初音ミク」デコレーションシール「PetaMo! for MacBook 初音ミク」シリーズを販売開始した。キャラクター雑貨販売サイト「ラナタウン」で取り扱い、価格は税込2,160円。11月下旬から順次発送する。イラストレーター「オサム」氏描き下ろしの「初音ミク」デコレーションシール。MacBookやノートPCの天板を初音ミク仕様にアレンジできる。中央のアップルロゴ部分は透明で、MacBookに貼り付けた場合、電源オン時にミクが抱えるロゴがそのまま光る。イラスト部分、ロゴ、ナンバーはそれぞれ別のシールで、好みの位置に貼り付け可能。本体サイズはW29×H21.5cm。想定する使用端末は13型のMacBookだが、これ以外のPCでも利用できる。(C) Crypton Future Media, INC.
2015年10月26日セガゲームス コンシューマ・オンライン カンパニーは、「初音ミク -Project DIVA-」シリーズの最新作となるプレイステーション Vita/プレイステーション 4向けリズムアクション『初音ミク -Project DIVA- X』について、PS Vita版のメインビジュアルを公開した。『初音ミク -Project DIVA- X』のメインビジュアルは、人気イラストレーター・KEI氏による描き下ろしデザインで、本作のコンセプトである「ライブ&プロデュース」をイメージしたイラストとなっている。なお、PS4版のメインビジュアルは後日公開予定となっている。■『初音ミク -Project DIVA- X』をプレイして「オリジナルうちわ」を手に入れよう2015年9月17日(木)~9月20日(日)に開催される「東京ゲームショウ 2015」のセガブースにて、『初音ミク -Project DIVA- X』をプレイすると、PS Vita版のメインビジュアルを使用した「オリジナル うちわ」がプレゼントされる。※プレゼントは数に限りがあるため、無くなり次第終了となる。※プレゼントの内容、デザインは予告なく変更になる場合がある。(C) SEGA / (C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
2015年09月17日セガゲームス コンシューマ・オンライン カンパニーは、全国のアミューズメント施設で稼働中のリズムアクションゲーム『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』を、プレイステーション 4向けに発売することを決定した。タイトルは『初音ミク Project DIVA Future Tone』で、発売は2016年の予定となっている。アーケード版『初音ミク Project DIVA Arcade』は、2010年6月に稼働を開始。ハイエンドな映像と自由度の高いキャラクターカスタマイズ、続々と追加され続ける楽曲やモジュール(衣装)などが話題となり、「Project DIVA」シリーズのファンはもちろん、リズムゲームファンからも高い支持を得ている。今回、発表されたPS4版でも、高精細で高品質、そして大ボリュームの楽曲やモジュール(衣装)など、アーケード版の醍醐味を存分に楽しむことができるという。(C) SEGA / (C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
2015年09月16日2015年9月4日(金)~9月6日(日)にかけて開催中のイベント、初音ミク「マジカルミライ 2015」。その前半2日間に渡って開催された日本武道館でのライブの模様が、Blu-ray&DVD化されることが決定した。同イベントは、初音ミクを取り巻く創作文化の"今"を発信するイベントで、ライブと企画展を併催。3年目となる今年は、日本武道館でライブ、科学技術館で企画展が実施されている。今回のライブには2日間・計3公演で20,000人以上が来場。チケットは公演前にSOLD OUTするという人気ぶりで、公式のライブでは初披露となる楽曲も演奏され、会場はブルーグリーンに染め上げられた。今回リリースされるライブBlu-ray&DVDは、アンコールを含む全編27曲が完全収録され、2016年1月13日の発売予定。期間限定での早期予約キャンペーンも本日よりスタートする。10日間の限定期間中【2015年9月5日(土)21:00~2015年9月14日(月)23:59】に、「早期予約キャンペーン 特設ページ」で本商品の「限定盤」を予約すると、記念すべき日本武道館公演の半券チケットなどを保管することができる<日本武道館公演記念 ナンバリング付チケットホルダー>を全員にプレゼント。そのほか限定盤には、Blu-ray&DVD限定盤共通特典として<イラストレーターの穂嶋氏による書き下ろし豪華ビジュアルスリーブケース><描き下ろしイラスト&ライブフォト収録豪華ブック(歌詞付)><大ボリューム映像特典ディスク><日本武道館公演記念アイテム>も用意される。Blu-ray&DVD『初音ミク「マジカルミライ 2015」in 日本武道館』は2016年1月13日(水)の発売予定で、価格はBlu-ray限定盤が9,000円(税別)、DVD限定盤が8,000円(税別)となる。そのほか詳細については、「早期予約キャンペーン 特設ページ」にて。
2015年09月05日クリプトン・フューチャー・メディアは、VOCALOID4エンジン対応歌声ライブラリとなる、バーチャルシンガー・ソフトウェア「初音ミク V4X」および「鏡音リン・レン V4X」のティザーページを公開した。「初音ミク V4X」は2016年上半期、「鏡音リン・レン V4X」は2015年12月リリース予定。「初音ミク V4X」では、今までにないハッキリとした滑舌ときれいな音響バランスにより、より生き生きとした聴きやすい歌声を実現。ノイズの削減によって発音の明瞭さとスピード、音抜けが向上しており、歌声を拡張するために設計された「E.V.E.C.機能」が、音の張りやパワー感の変化と語尾、息をも再現可能としている。「初音ミクAppend」よりリファインした音声ライブラリーを収録し、2016年上半期にリリース予定で、「初音ミク V3」と「巡音ルカ V4X」の両方を所有するユーザーに対して、先行BETAバージョンを9月中旬に無償配布予定とのことだ。一方、「鏡音リン・レン V4X」では、それぞれメインとなる日本語音声ライブラリーは「ACT1」をリファインし、声のきらびやかさを活かしながら発音の明瞭さとスピード、音抜けを実現する。さらに、「E.V.E.C.機能」が搭載された日本語音声ライブラリーでは、音のパワー感をダイナミックに変化させたり、吐息を表現したりできるため、歌の表現力が大きく向上。2015年12月リリース予定で、「VOCALOID2 鏡音リン・レン」ユーザーには優待販売が予定されている。なお、いずれの製品にも、グロウルやクロスシンセシスなどVOCALOID4エンジン対応した「Piapro Studio」、200種類以上の楽器を収録した音楽制作ソフト「Studio One Artist Piapro Edition」などが同梱される。
2015年09月03日初音ミクのワールドツアー「HATSUNE MIKU EXPO」において、世界規模の楽曲コンテスト「HATSUNE MIKU EXPO SONG CONTEST」を開催されることが発表された。コンテストの開催期間は10月19日。同コンテストでは、初音ミクが単独で歌うオリジナル曲(3分~5分以内)を、プロ、アマ、年齢などを問わず世界規模で募集。 グランプリ作品は、今後開催される「HATSUNE MIKU EXPO」のコンサートの1曲として演奏される。また、同コンテスト開催を記念して「初音ミク V3 English」の体験版のダウンロード提供も実施。応募方法はSoundCloud上のコンテストページに楽曲と歌詞の投稿を行うことで完了する。なお、グランプリ受賞作品は、HATSUNE MIKU EXPOのコンサートで「初音ミク」により歌唱されるほか、 グランプリ作品が演奏されるコンサートのペアチケットとステージ上での初音ミクとの記念撮影(現地への渡航費はご本人にて負担)、さらにSONICWIRE商品券(100万円分)、準グランプリ(2名) SONICWIRE商品券(3万円分)などの賞品が贈呈されるとのこと。その他、詳細な応募要項などは、同コンテストのWebページにて確認できる。
2015年09月02日