ミュージカル「イノサンmusicale」が、2019年11月29日(金)から12月10日(火)まで、東京・有楽町のヒューリックホール東京にて上演される。歌手の中島美嘉とLeadの古屋敬多がダブル主演、宮本亜門が演出を務める。坂本眞一による人気漫画『イノサン』がミュージカル化原作は、「グランドジャンプ」で連載中の坂本眞一による漫画作品『イノサン』『イノサンRouge』。フランス語で「無垢」を意味する言葉「Innocent(イノサン)」をタイトルに冠した本作は、18世紀フランス革命で国王ルイ16世を処刑した実在の死刑執行人一族“サンソン”の長兄・シャルル-アンリと、妹マリー-ジョセフを圧倒的な筆致で描く歴史ドラマだ。「処刑」というセンセーショナルな内容を芸術的に描く作品として国内外で高く評価されており、コミックの累計発行部数は紙と電子書籍を合わせて150万部にのぼる。ダブル主演に中島美嘉×古屋敬多主演を務めるのは、本作がミュージカル初出演となる歌手の中島美嘉。もともと原作の大ファンであった事もあって実現した今回の出演で、彼女は死刑執行人マリー-ジョセフ・サンソンの美しい生き様を熱演する。そして、国王ルイ16世の斬首刑の指揮を執った実在の死刑執行人シャルル-アンリ・サンソン役で、ミュージカル「プリシラ」にて「アダム」役を熱演したLeadの古屋敬多がダブル主演。また、アラン・ベルナール役を梶裕貴と武田航平のダブルキャスト、ジャック役を荒牧慶彦、デュ・バリー役を貴城けい、ルイ16世役を太田基裕、アンヌ・マルト役を浅野ゆう子が演じる。そのほかに決定している配役は、下記の通り。マリー-アントワネット役:小南満佑子アンドレ役:前山剛久フェルゼン役:鍵本輝(Lead)オリビエ役:多和田任益グリファン役:佐々木崇ド・リュクセ役:林明寛チケットは、2019年6月12日(水)より主催者先行・ファンクラブ先行での発売が予定されている。上演概要ミュージカル「イノサンmusicale」上演期間:2019年11月29日(金)〜12月10日(火)チケット販売:2019年6月12日〜(本公式サイトにて抽選受付開始)劇場:ヒューリックホール東京(東京都千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11F)原作:坂本眞一(『イノサン』『イノサンRougeルージュ』集英社刊)脚本:横内謙介演出:宮本亜門
2019年06月10日松本零士監修の元、原作にはない新しいストーリーで展開する「舞台『銀河鉄道999』さよならメーテル~僕の永遠」の大阪公演が5月10日(金)より梅田芸術劇場メインホールで幕を開ける。銀河鉄道999 劇場版公開40周年記念作品「舞台『銀河鉄道999』さよならメーテル~僕の永遠」チケット情報本作は、中川晃教扮する主人公・星野鉄郎が“人間狩り”で殺された母の仇を討つため、要塞時間城で機械伯爵への復讐を遂げるまでを描いた初演(2018年)の続編。「タダで機械の体にしてくれるという星を破壊したい」という新たな思いを抱いた鉄郎は、共に旅をするメーテルと女盗賊クイーン・エメラルダス姉妹の母、プロメシュームに立ち向かう。エメラルダス役は前作に続いて凰稀かなめが、メーテル役は木下晴香と伊波杏樹のWキャストが担う。そして鉄郎最大の敵となるプロメシューム役に挑むのは松下由樹。大阪公演を目前に控え、松下が作品への思いを語った。3月下旬、浅野温子に代わって急遽出演が決まった松下。4月20日の東京公演初日に向け、急ピッチでプロメシューム像を作り上げた。「原作とは違う結末であること、プロメシュームと娘たち、特にエメラルダスとの関係について深く描かれている中、意識したのは、プロメシュームは機械帝国の女王である前に、元は生身の人間で優しい母親だったということです。そこを大事にして親子関係を築けたらと思いました」。「稽古場では『いいね~、怖いね~』と、私への『怖い』は誉め言葉でした」と笑顔を見せる。鉄郎が対峙する惑星の命運を握るプロメシュームは、とにかく怖い存在なのだという。「プロメシュームの人物像を考えると必然なんです。怖いというよりも、本当に倒せない大きな壁。メーテルやエメラルダスにとって、プロメシュームを倒すことは母を倒すことになります。一方のプロメシュームも、星を守るという思いの強さたるや並大抵ではないだろうと。誰よりも高い壁になっていなければ、そこに立ち向かう鉄郎たちの機微も伝わらないと思うので、その気持ちの強さをキープしています」。永遠の命とは、機械の体であること、限られた命の美しさについて、といったあらゆるテーマで想像を膨らませることができるのも、本作の魅力だと語る。東京公演の間も劇中にふと、プロメシュームに思いを巡らせることもあったとか。プロメシュームの役作りをしている時に「彼女は機械人間だけど、そうならざるを得ない理由があって。でも、まだ心は残っているかもしれない…と思った時にはすでに運命が決まっていて。すごく切ない気持ちなりましたが、凰稀さん、木下さん、伊波さんたちと愛情が通じ合う親子関係を築き上げることができたと感じました。大阪公演でもそういう部分を見ていただければ」。「舞台『銀河鉄道999』さよならメーテル~僕の永遠」は5月10日(金)から12日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演。出演はほかに、平方元基、前山剛久、矢沢洋子、美山加恋ら。チケット発売中。取材・文:岩本和子
2019年05月08日昨年、松本零士作の国民的アニメ漫画『銀河鉄道999』が音楽劇となって再誕し、大きな話題を呼んだ。この春、その続編となる舞台『銀河鉄道999さよならメーテル~僕の永遠』(脚本・作詞:石丸さち子、演出:落石明憲)が上演される。【チケット情報はこちら】主人公・星野鉄郎を演じる中川晃教やクイーン・エメラルダス役の凰稀かなめ、キャプテン・ハーロック役の平方元基など、前作からの人気の顔が揃うなか、鉄郎の敵となる機械伯爵役で気鋭の若手俳優、前山剛久の新参加が決定した。「出演が決まり、両親や年上の方々からの反響が大きくて嬉しい」と笑顔満面。士気みなぎる表情で、新たに挑むキャラクターへの熱い思いを語ってくれた。「あらためてアニメや映画を観てみたんですが、機械伯爵の登場が意外にアッサリとしていて、あれっ!?と思って(笑)。その後に今回の台本を読んだら、機械伯爵の人物像がとても膨らんで描かれていたので、嬉しかったです」本作では、劇場版映画とは違う“真実”をすくい上げたオリジナルストーリーが展開する。昨年の前作で鉄郎と機械伯爵の対決が描かれ、その決着はついたはずだが…。続編でふたりのどのような関係が描かれていくのかが気になるところ、前山から「僕、悪役が好きなんです」と興味深い発言が飛び出した。「以前テレビドラマで1年間、悪役を演じたんですが、その時にすごく考えさせられたんです。悪役は人を困らせたり危害を加えたりとまさしく悪いイメージがあるけれど、そこには何かのトラウマだったり、必ず理由があるんですよね。嫌なことを払拭するための行為だったり、あるいは正義のためにやった行為が悪に見えてしまうこともある。そんなふうに内面に闇を抱えている悪役に、とても魅力を感じます。機械伯爵も、今回の物語では彼の悲しい過去が描かれているので、演じ甲斐があるなと思っています」さらに今回はもうひと役、機械伯爵の過去に関係する重要なキャラクターも担うことになっている。「機械伯爵では冷酷で残忍な一面を、そのもうひとつのキャラクターでは人間らしい葛藤を色濃く出していけるのではと思っていて、とても楽しみです。彼らがどんな人生を歩んできたのか、その部分を丁寧に立ち上げて、そこに前山剛久の役者としての人生を重ね合わせて作っていけたらと思っていますね」舞台の実力者が揃った共演陣に刺激を受けながら、「引っ張ってもらいつつ、僕も引っ張っていけるようにしたい」と力強く宣言。悪の深層に迫ろうとする、真摯な挑戦を応援したい。「芝居にかける熱量なら負けない。僕は不器用なので、とにかく魂でぶち当たっていきます!」公演は4月20日(土)から29日(月・祝)にかけ、東京・明治座で行われる。その後大阪公演もあり。チケットは発売中。取材・文上野紀子
2019年03月20日2018年に上演され、好評を博した舞台、『銀河鉄道999』~GALAXY OPERA~。同作のその後を描く新作舞台「銀河鉄道999 劇場版公開40周年記念作品舞台『銀河鉄道999』さよならメーテル~僕の永遠」が2019年4月に東京・明治座、5月に大阪・梅田劇場芸術メインホールで上演される事が決定した。今回は脚本・作詞を石丸さち子、演出を東宝演劇部所属の落石明憲が新たに務めることで、前作とは異なる雰囲気になることを予感させつつも、好評を博していた映像演出はムーチョ村松が続投。また、原作・総監修は松本零士のまま、最後の敵との戦い、そしてメーテルとの別れを軸に、オリジナルストーリーを交えて新たな展開を描く。出演は、主演・星野哲郎役の中川晃教のほか、クイーン・エメラルダス役の凰稀かなめ、リューズ役の矢沢洋子、クレア役の美山加恋、車掌役のお宮の松、キャプテン・ハーロック役の平方元基が前作から続投。新たなキャストとして、木下晴香、伊波杏樹がメーテル役をダブルキャストで務め、人気急上昇中の前山剛久が機械伯爵役を演じる。さらに前作でアンタレス役の塚原大助がドクター・バンの声を担当。プロメシューム役には浅野温子が特別出演する。公演は2019年4月20日(土)から29日(月・祝)まで、東京・明治座、5月10日(金)から12日(日)まで、大阪・梅田劇場芸術メインホールで上演。
2018年10月31日漫画家・松本零士の名作「銀河鉄道999」の舞台化作品「銀河鉄道999 劇場版公開40周年記念作品 舞台『銀河鉄道999』さよならメーテル~僕の永遠」が、来年4月20日(土)より明治座にて開幕することが決定した。本舞台は、今年6~7月に上演した「舞台『銀河鉄道999』~GALAXY OPERA~」のその後を描く新作音楽劇。脚本・作詞に石丸さち子、演出は東宝演劇部所属の落石明憲を迎え、映像演出はムーチョ村松が続投し、最後の敵との戦い、そしてメーテルとの別れを軸に、オリジナルストーリーを交えて新たな展開を描く。キャストには、星野鉄郎役の中川晃教、クイーン・エメラルダス役の凰稀かなめ、リューズ役の矢沢洋子、クレア役の美山加恋、車掌役のお宮の松、そしてキャプテン・ハーロック役の平方元基が前作に引き続き出演。中川さんは「鉄郎があなたと重なるとき、鉄郎の歌が、この物語に生きる全てのものの魂となって、劇場を999の世界へと誘います。どうぞ、まだ続く銀河鉄道の旅をお楽しみに、ぜひ劇場でお待ちしています」とコメント。凰稀さんは「昨年は銀河鉄道999の映画版を舞台にて再現した作品になってましたが、今回は脚本の石丸さち子さんがオリジナルを書き下ろし演出に落合明憲さんをお迎えし時代を越えた新しい銀河鉄道999となり、原作を知らない方でも楽しんで頂けるのではないかと思います」と多くの人に楽しんでもらえる作品になっていると語り、平方さんは「前回に引き続き、キャプテン・ハーロックを演じさせていただける喜びを胸に、さらに深みを増した銀河鉄道999の世界へと皆様を誘えたらと思っております」と話している。また、メーテル役は舞台「ロミオとジュリエット」「モーツァルト!」に出演してた木下晴香と、声優で「Aqours」のメンバーとしても活躍する伊波杏樹のWキャストとなり、機械伯爵役は「仮面ライダーウィザード」の前山剛久が。さらに、前作でアンタレスに扮した塚原大助がドクター・バンの声を、プロメシューム役には浅野温子が特別出演!浅野さんは「大好きな銀河鉄道999の舞台に出られて大変嬉しいです」と喜び、嬉しい気持ちとプレッシャーの両方あると語る前山さんは、「役者として、作品にしっかり向き合い、役の内面を深く掘り下げ、どこまでも誠実にキャスト・スタッフのみなさんと良い作品作りを目指します」と熱い気持ちを語る。さらに同じメーテルを演じる伊波さんと木下さんは、「カンパニーの皆様と大切に紡ぎあって、素晴らしい作品を皆様にお届けしたいと思います!」(伊波さん)、「今からすごく楽しみです。メーテルの中に閉じ込められた想いを私なりに紐解き、彼女の醸し出す魅力を表現していけるよう精一杯務めさせていただきます」(木下さん)とそれぞれ意気込みを述べている。なお、本公演のスケジュールやチケット販売など、詳細については後日公式ウェブサイトにて発表があるようだ。「銀河鉄道999 劇場版公開40周年記念作品 舞台『銀河鉄道999』さよならメーテル~僕の永遠」は2019年4月20日(土)~明治座、5月10日(金)~梅田芸術劇場メインホールにて上演。(cinemacafe.net)
2018年10月31日佐藤流司や染谷俊之ら舞台俳優たちが出演する、現在放送中のTVドラマ&舞台連動企画第2弾「御茶ノ水ロック」。1月24日(水)放送の第2話から、この度放送に先駆け、悩みをかかえたセレブとして登場する叶美香の姿をとらえた場面写真が到着した。放送中のTVドラマ化に続き、舞台化、そして漫画化が決定している本作。主人公・片山始を佐藤さん、始の兄・亮を染谷さん、さらに始のバンドメンバーとして前山剛久、松本岳、宮城紘大らが出演し、バンドに挑戦する若者たち青春を描く。今週放送の第2話では、ボーカルが脱退しギターの始が歌うと宣言した「ダイダラボッチ」だったが、スタジオでの練習を終えて帰る途中、ベースの新田誠(松本さん)やドラムの乾慎吾(宮城さん)は始の歌下手だ、とダメ出し。新ボーカルを探そうと提案までする始末。始のバイト先でもある「バー・サウスポー」のマスターのマサ(中西良太)のアドバイスもあり、オーディションをと盛り上がる中、奈良悠介(前山剛久)の携帯が鳴り…というストーリー。そんな第2話でゲスト出演するのは叶美香。彼女は悩みをかかえたセレブで、物語の中で窮地に陥る「ダイダラボッチ」メンバーにとって、キーマンとなる役どころとして登場する。到着した場面写真では、叶さん演じるセレブ女性が始に何かを相談している姿や、ボーカル脱退で途方に暮れる「ダイダラボッチ」のメンバーの姿、奈良が怪訝な表情を浮かべる様子など、どの写真も放送が待ち遠しくなる写真ばかり。一体、「ダイダラボッチ」はどうなってしまうのか――。「御茶ノ水ロック」は毎週水曜深夜2時35分~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2018年01月23日ミュージカル「刀剣乱舞」などで人気を博す佐藤流司や、映画『逃げた魚はおよいでる。』の染谷俊之らが出演し、バンドに挑戦する若者たちを描く「御茶ノ水ロック」。このたび、メインキャスト10名のソロビジュアルが解禁、TVドラマの放送スタートが1月10日(水)に決定した。「男水!」のポリゴンマジック企画・制作によるTVドラマ&舞台連動企画の第2弾となる本作。メインキャストは TVドラマと舞台両方に出演し、キャストが吹き替えなしでバンド演奏に挑戦!舞台でも、当て振りなしの生バンド演奏に挑むことでも話題を呼んでいる。今回解禁されたビジュアルは、佐藤さんに、崎山つばさ、前山剛久、松本岳、宮城紘大、砂原健佑、Chiyu、夛留見啓助、谷水力といった、バンド「ダイダラボッチ」やライバルバンドのメンバー、染谷さんの音楽プロデューサーの姿をとらえたもの。力強い眼差しでこちらを見ながら歌う佐藤さん演じる始や、若手プロデューサーらしい佇まいの染谷さん演じる亮の姿が収められており、それぞれのバンドメンバーもライブシーンを切り取ったかのような躍動感ある仕上がりに。バンドマンたちの熱い青春ストーリーを感じさせるビジュアルが完成した。あらすじ「いつか武道館に立ちたい」――。子どもの頃、片山始(佐藤流司)と片山亮(染谷俊之)の兄弟は同じ夢を掲げるも、母親の死をきっかけに別々の道へ。数年後、始の作ったバンド「ダイダラボッチ」のメンバー5人は、待望のライブが決まる。しかし、彼らのライブはガラガラで散々な結果に。ライブの大トリは、話題の実力派プロデューサー・片山亮がプロデュースする「ヘブンズドア」。彼らが登場すると、さっきまでガラガラだったライブハウスが観客でいっぱいに。そんな中、「ダイダラボッチ」のボーカルが突然辞めることに。翌週にはライブが控えている。不在のボーカルの代わりにギターの始が歌うことになるが…。兄貴にまた認めてもらいたい。始はその想いを胸に自分のバンド「ダイダラボッチ」で武道館ライブを目指す――。「御茶ノ水ロック」ドラマは2018年1月10日(水)深夜2時35分より放送開始。配信サイト「あにてれ」にて配信。舞台は2018年3月末より上演。漫画は12月15日(水)より「月刊コミックジーン」1月号にて連載開始。(text:cinemacafe.net)
2017年12月06日ドラマ「男水!」を企画・制作したポリゴンマジックによる、TVドラマ&舞台連動企画第2弾として「御茶ノ水ロック」の始動が決定。キャストには佐藤流司や染谷俊之ら、超人気舞台俳優たちの出演が明らかになった。■あらすじ「いつか武道館に立ちたい」――。子どもの頃、片山始(佐藤流司)と片山亮(染谷俊之)の兄弟は同じ夢を掲げるも、母親の死をきっかけに別々の道へ。数年後、始の作ったバンド「ダイダラボッチ」のメンバー5人は、待望のライブが決まる。しかし、「ダイダラボッチ」のライブはガラガラで散々な結果に。ライブの大トリは、話題の実力派プロデューサー・片山亮がプロデュースする「ヘブンズドア」。彼らが登場すると、さっきまでガラガラだったライブハウスが観客でいっぱいに。そんな中、「ダイダラボッチ」のボーカルが突然辞めることに。翌週にはライブが控えている。不在のボーカルの代わりにギターの始が歌うことになるが…。兄貴にまた認めてもらいたい。始はその想いを胸に自分のバンド「ダイダラボッチ」で武道館ライブを目指す――。■豪華キャスト&スタッフが集結!本作は、すれ違ってしまった兄弟の絆を中心に、バンドにかける男たちの青春を描くオリジナル企画。今回TVドラマ化、舞台化、そして漫画化が決定。メインキャストはTVドラマと舞台の両方に出演し、またキャストたちが吹き替えなしでバンド演奏に挑戦。舞台でももちろん、当て振り無しの生バンド演奏に挑むという。脚本は「みんな!エスパーだよ」の田中眞一。「ぼくは麻里のなか」の横尾初喜、「嵐」の「Happiness」、「GReeeeN」の「キセキ」のPVを手掛ける直が監督を務める。主人公・片山始を演じるのは、今秋、銀河劇場で16公演が即完売で話題となったソロライブ「ミュージカル『刀剣乱舞』加州清光 単騎出陣2017」などに出演する佐藤流司。始の兄・片山亮を、舞台「剣豪将軍義輝」で主演を務めたほか、ミュージカル「テニスの王子様」平古場凛役や舞台」弱虫ペダル」石垣光太郎役で知られ、ドラマや映画など幅広く活動する染谷俊之が演じる。そして主人公のバンドメンバー、ギタリスト・奈良悠介を音楽劇「金色のコルダ」主演の前山剛久。ベーシスト・新田誠を、舞台「デジモン」や「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の松本岳。ドラマー・乾慎吾を、ミュージカル「テニスの王子様」や舞台「メサイア」の宮城紘大。そのほか、主人公と対峙するライバルバンドのボーカル・逢坂翔太を崎山つばさ、ギタリスト・五十嵐隼人(ARASHI)を砂原健佑、ベーシスト・吉原公太(KO-TA)をChiyu、ドラマー・橘蓮(REN)を夛留見啓助が演じる。また、途中話から藤瀬和也役として「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」の谷水力も参加が決定した。なお漫画版を担当するのは、シリーズ累計50万部突破の「あかやあかしやあやかしの」の七生が手掛け、2017年12月から「月刊コミックジーン」にて連載スタートする。「御茶ノ水ロック」ドラマは2018年1月より放送、舞台は2018年3月末より上演、漫画は2017年12月より連載。(cinemacafe.net)
2017年11月15日裏社会を描いた人気シリーズの最新作、青木玄徳を主演に描く『闇金ドッグス7』から、この度予告編とポスタービジュアルが到着。あわせて、青木さんと逢沢りなのキスシーンを始め、本作の場面写真が公開された。山田裕貴と青木さんのコンビで裏社会を描いてきた人気シリーズ『闇金ドッグス』の最新作となる本作は、現在公開中の山田さん主演『闇金ドッグス6』と連続公開となる。『闇金ドッグス7』では、パート3・5に続き、青木さんが主演を務め、逢沢さん、加藤歩(ザブングル)、藤田記子、前山剛久、ムートン伊藤、佐藤貢三、山田さんが脇を固める。公開された予告編では、半ケツ姿でお腹を鳴らし横たわる司が映し出されスタート。逢沢さん演じるNo.1ホステスのエマや、加藤さん演じる悪質顧客、そして安藤忠臣役の山田さんら登場人物が登場している。さらに同時に、「愛は罪か?銭は罪か?」というコピーが書かれたポスタービジュアルも到着。司とエマの2ショットと共に、その下には登場人物たちが写し出されている。『闇金ドッグス7』は9月2日(土)よりシネマート新宿ほかにて公開。(cinemacafe.net)
2017年08月30日俳優集団D-BOYSの演劇公演 Dステ19th『お気に召すまま』が、10月14日(金)に開幕する。本作は青木豪×D-BOYSの「こんなに笑えるシェイクスピアは初めて」と好評を博したオールメール(=全員男性)Dステ第3弾。Dステ19th『お気に召すまま』 チケット情報客演としてフレデリック公爵と前公爵の2役を演じる松尾貴史、D-BOYSから前公爵の娘・ロザリンドを演じる前山剛久、フレデリック公爵の娘・シーリアを演じる西井幸人に話を聞いた。稽古について松尾は「この稽古場ほど演出家の『試しに』っていう単語を多用されたことがないです(笑)。でもその中でいろんなことをひらめいたり、軌道修正したりが毎日行われていて。だから一週間たつと雰囲気が全然変わっています」Dステ2作目の西井も「こんなに笑っている稽古場、初めてです。すごく楽しいんですよね。今回は色々なことを試す時間もあるので、役で遊ぶっていうことを自分のテーマにして、いろんな人を観察しながら、新鮮に敏感に稽古しています」今回、松尾のほかに石田圭祐、鈴木壮麻と魅力的な客演が揃う。前山は「勉強になります。松尾さんをはじめ先輩方は、引き出しも多いしリラックスして演じられている。最終的に僕らもその域まで到達できればと思います」女性役を演じる前山と西井。父親役の松尾も「カツラをつけていると、あんな子いたっけ?とか一瞬思う」と笑う。西井「シーリアのイメージは女子高生です。『先輩に話しかけられた!やばーい!』みたいな感じで。でも最近、友達にも仕草が女性っぽいって指摘されて(笑)」前山「ロザリンドは劇中で男装しますし、さらに恋人の前で女性のマネをするっていう四重構造で。その複雑さが演じていて面白いです。恋人に対してどれくらいの割合で男を見せるか女を見せるか、など」松尾の演じる2役は、兄弟ながら真逆の性格。「髪がなびかないように速く走れって、そんなことを求められている感じ。前公爵はひとつ悟ったみたいな人で、フレデリック公爵は権力を欲しいままにしている。その両方で力強さと威厳と、スピードも要求される。大変だけどやりがいのある作業をしているなって思いますね」(松尾)前山「(お客様が)恋がしたくなったら僕らの成功だと思います。それぞれの個性が強い分、いろんな角度で観られるので、何度でも楽しんでもらえたら嬉しいです」西井「恋して夢中になっているときって本当に突拍子もないことをしますし、そんな僕たちの姿をツッコミ気分で観ていただければ」松尾「多分、シェイクスピアが書いたときにすごく力を入れたのはキャラクター設定だと思うんです。どの登場人物に一番肩入れしたり、応援したり、共感を覚えたかを試すのも面白いと思いますよ」公演は10月14日(金)から30日(日)まで東京・本多劇場にて。その後、山形、兵庫を巡演。取材・文:中川實穗
2016年10月06日俳優集団D-BOYSがシェイクスピアの喜劇『お気に召すまま』に挑む。上演台本と演出を担当するのは、過去2回Dステでシェイクスピア作品を手がけた経験をもつ青木豪だ。【チケット情報はこちら】「D-BOYSと一緒に『ヴェニスの商人』、『十二夜』をやらせていただきましたが、シェイクスピアの悲劇ってどうしても主人公とその周辺しか目立たない。だからずっとD-BOYSとは一点の曇りもない喜劇をやりたいと思っていました」という青木。今回、公爵の娘・ロザリンドと出会い恋に落ちるオーランドーを演じる柳下大は、今回初の青木作品参加。「シェイクスピアは難しいイメージがありましたし、実際に観ても理解しきれずに終わることがあって。でも青木さんが演出をされたDステのシェイクスピアはまったく違う。ストーリーもキャラクターもとってもわかりやすいんです」これまでの2作もわかりやすさを重視した作品づくりをしてきたという青木。今回も戯曲を大胆にカットし、宮殿と森というふたつの場面をより明確に区切ったという。キャストもその多くは一人二役を演じることで、原作の二面性を際立たせることを目論んでいる。柳下が演じるのはオーランドーのみだが、青木は「オーランドーは真面目だがちょっとおまぬけ。その二面性が出せたら」と語る。柳下自身は役について「僕はこれまで、二枚目とかかっこいい役を正面から演じたことって実はあまりないんです。どうしてもはすに構えたり、面白い方に走ってしまう。でも今回はひたすら二枚目、とことんかっこいい王子様を演じることに注力したい。オーランドーの一生懸命な姿が周りからしたら滑稽に見える、という形になれば成功だと思います」と話した。オーランドーが恋に落ちるロザリンドを演じるのは、前山剛久。男性が女性役を演じるだけでもねじれているのに、さらにロザリンドは身分を隠すために男装をして登場する。しかもオーランドーはその男装姿にまで恋をするのだ。そのひねくれた恋愛感情について青木が「オーランドーはとことんロザリンドの顔が好きなんだろうね」と笑うと、柳下は「僕はべつに前山の顔は好きじゃないけど……(笑)」と苦笑。さらに「顔を好きになってしまったら性格は後回し、というのは共感できるので、そこから演技のきっかけをつかみたい」と取材陣を笑わせた。D-BOYSならではの、ポップでわかりやすいシェイクスピアが見られそうだ。公演は10月14日(金)より東京・本多劇場にて開幕。11月19日(土)から兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールでも上演する。一般発売に先駆けて、チケットぴあでは先行発売を実施。東京公演は7月28日(木)より先着先行販売がスタート。兵庫公演は8月1日(月)午前11時まで抽選先行を実施中。取材・文:釣木文恵
2016年07月27日演劇集団キャラメルボックス『また逢おうと竜馬は言った』が、5月28日、東京・サンシャイン劇場にて開幕した。キャラメルボックスのレパートリーの中でも屈指の人気作である本作。6年ぶり5度目の再演となる今回は「キャラメルボックスfeaturing D-BOYS」と銘打たれ、俳優集団D-BOYSから陳内将、三津谷亮、山田悠介、前山剛久の4人が参加する。今作は主演がダブルキャストでの上演。陳内・岡田ペアのBLACK CASTと、三津谷・大内ペアのWHITECASTという2バージョンがあるだけでなく、主演コンビが別のバージョンではまた異なる役を演じる「クロスキャスト」となっている。主人公は、坂本竜馬(岡田達也/大内厚雄)に憧れるツアーコンダクター・岡本(陳内/三津谷)。ツアコンなのに乗り物酔いがひどく、その醜態で恋愛においては玉砕を繰り返しているという情けない男だ。いつも同僚・本郷(山田)に助けられてばかりだが、そのことが原因で本郷の妻・ケイコ(渡邊安理)との離婚危機を招いてしまう。さらに、ツアー客がらみで絵画密輸事件に巻き込まれてしまった岡本は竜馬に叱咤されながらそれらに立ち向かうが……というストーリー。劇中の設定では、岡本は26歳というまだまだ社会に出たての若者。そんな岡本を20代のD-BOYSのふたりが演じることで、ひたむきに困難に立ち向かい、そして成長を遂げてゆく姿がリアリティを持って迫ってくる。また、セリフとアクションシーンの量が膨大であるがゆえ、キャラメル作品の中でも主人公役が過酷なことで知られる今作だが、大量の汗をかきながら全身全霊で挑む彼らの姿が舞台上の岡本とどこか重なる。キャラメルボックスのベテラン俳優ふたりが竜馬役として彼らを温かく見守り、しっかりと舞台を支えているのも大きいだろう。もちろん、キャストが変わることでのカラーの違いも楽しみのひとつ。初日前に行われた囲み取材で語った作・演出の成井豊によれば、陳内と三津谷は俳優として正反対のタイプ。「劇団公演のダブルキャストでもここまで違うことはない。好対照ですごく面白い」と成井。一方、陳内と三津谷は「成井さんの演出作品は3作目。自分の中でなんとなく掴みかけたものがあったのが、みっちゃん(三津谷)が参加することで改めて発見することが多く、化学反応というのをすごく体験しました」(陳内)「(陳内は)稽古終わってから反省会をしたり、悩みとかを聞いてもらえたりと、心強いパートナーでした。この作品はWHITEとBLACK、ふたつあって初めて完成するものだったんだなと実感します」(三津谷)と語る。ぜひ両バージョン観劇して、それぞれの魅力を堪能して欲しい。公演は6月12日(日)まで東京・サンシャイン劇場、6月16日(木)から20日(月)まで兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて上演。チケットは発売中。取材・文:川口有紀
2016年05月30日男子高校生たちが地球を守るために魔法少女を彷彿とさせる戦士姿に変身するという斬新な設定で人気を博したアニメの舞台化「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」。この度、前山剛久、伊万里有、柏木湊太が演じる「征服部」のキャラクタービジュアルが公開!これで主要な登場人物が出揃った。眉難(びなん)高校に通う箱根有基ら5人は、なんとなく「地球防衛部」に集まりダラダラと過ごしていた。そんな5人の前に、突如として現れた喋る桃色のウォンバット。 「この星を守りたい…どうか力を貸していただけませんか」ひょんなことから愛の王位継承者“バトルラヴァーズ”に任命された5人は、変身アイテム“ラブレスレット”の力で“ラブメイキング”(変身)し、愛で地球を満たす為に戦うことになる。こうしてホントに地球を守ることになった5人は、草津錦史郎率いる征服部が送り込む怪人たちと戦うのであった。2015年1月から3月までテレビ東京ほかで放送され、既に第2期制作も決定している女性向けオリジナルアニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」。山本和臣、梅原裕一郎、西山宏太朗、白井悠介、増田俊樹ら若手声優たちの出世作としても知られ、彼らがパーソナリティーを務めるニコニコ生放送番組や、キャラクターソングを披露するライブなどが大人気に。原作アニメの枠を超えて多くのファンから親しまれている。本作の舞台化には、2.5次元舞台(2次元のマンガやアニメを上演する舞台)で活躍する、赤澤燈、五十嵐麻朝、越智友己、高崎翔太、荒牧慶彦らが集結。脚本・演出は「ママと僕たち」、舞台「私のホストちゃん」などを手がける村上大樹が担当し、奇想天外な展開をコミカルに描き出す。そして今回、第3弾キャラクタービジュアルが公開。生徒会会長であり「征服部」のメンバー、鬼怒川とは幼なじみだったが、いつしか疎遠になってしまった草津錦史郎を、前山が華麗に実写化。アニメ版では超人気声優・神谷浩史が担当した役であり、ファンからの人気も高い役だけに、注目が集まること必至だ。そして、伊万里さんが、生徒会副会長として草津には執事のように寄り添う有馬燻を演じる。最後に、天使のような外見で天使のように高潔・下呂阿古哉を、柏木さんが美麗に再現!これで、「防衛部」と「征服部」の8人が出揃った。本公演ではオリジナルキャラクターが登場し、原作にはないスペシャルストーリーが展開されるという。「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」は3月10日(木)~13日(日)、Zeppブルーシアター六本木にて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年02月25日男子高校生たちが地球を守るために魔法少女を彷彿とさせる戦士姿に変身するという斬新な設定で人気を博したアニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」が、「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」と題して舞台化。この度、赤澤燈、五十嵐麻朝、越智友己らが演じる第1弾キャラクタービジュアルと追加キャストが発表された。眉難(びなん)高校に通う箱根有基ら5人は、なんとなく「地球防衛部」に集まりダラダラと過ごしていた。そんな5人の前に、突如として現れた喋る桃色のウォンバット。 「この星を守りたい…どうか力を貸していただけませんか」ひょんなことから愛の王位継承者“バトルラヴァーズ”に任命された5人は、変身アイテム“ラブレスレット”の力で“ラブメイキング”(変身)し、愛で地球を満たす為に戦うことになる。こうしてホントに地球を守ることになった5人は、草津錦史郎率いる征服部が送り込む怪人たちと戦うのであった。2015年1月から3月までテレビ東京ほかで放送され、既に第2期制作も発表されている女性向けオリジナルアニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」。アニメでは、山本和臣、梅原裕一郎、西山宏太朗、白井悠介、増田俊樹ら若手声優たちが出演。本作出演以降、さらに活躍の場を広げるなど、彼らの出世作としても話題となった。そんな注目作の舞台化には、赤澤さん、五十嵐さん、越智さんほか、高崎翔太、荒牧慶彦、前山剛久、伊万里有、柏木湊太ら、2.5次元舞台(2次元のマンガやアニメを上演する舞台)などで活躍するネクストブレイク必至の俳優たちが集結。そして今回、第1弾キャラクタービジュアルが解禁!「地球防衛部」のメンバーで、天真爛漫な性格、防衛部のムードメーカー的存在の箱根有基を、赤澤さんが見事に表現。また、五十嵐さんがシャツのボタンを開けて、何事もマイペースでダラダラの達人・由布院煙を演じている。そして、真面目で由布院の幼なじみ鬼怒川熱史を、越智さんが担当。トレードマークの眼鏡をかけ、髪型も原作を再現している。さらに、本公演ではオリジナルキャラクターが登場し、原作にはないスペシャルストーリーが展開。追加キャストとして、劇団員として舞台、テレビなどで活躍する山岸拓生。おん・すてーじ「真夜中の弥次さん喜多さん」をはじめ、多くの舞台に立つ西山丈也らが発表された。舞台「私のホストちゃん」」などを手がける村上大樹が脚本・演出を担当し、人気若手俳優たちが奇想天外なストーリーをコミカルに繰り広げる本舞台に、原作アニメの人気と共に大きな注目が集まりそうだ。「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」は2016年3月10日(木)~13日(日)、Zeppブルーシアター六本木にて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年01月29日2015年アニメ第1期が放送され、男子高校生たちが地球を守るために魔法少女を彷彿とさせる戦士姿に変身するという斬新な設定で大人気を博したアニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」。既に第2期放送が決定している本作の舞台化が決定!赤澤燈、五十嵐麻朝、越智友己、高崎翔太、荒牧慶彦ら舞台で活躍する若手俳優陣が勢揃いした。眉難(びなん)高校に通う箱根有基ら5人は、なんとなく「地球防衛部」に集まりダラダラと過ごしていた。そんな5人の前に、突如として現れた喋る桃色のウォンバット。 「この星を守りたい…どうか力を貸していただけませんか」ひょんなことから愛の王位継承者“バトルラヴァーズ”に任命された5人は、変身アイテム“ラブレスレット”の力で“ラブメイキング”(変身)し、愛で地球を満たす為に戦うことになる。こうしてホントに地球を守ることになった5人は、草津錦史郎率いる征服部が送り込む怪人たちと戦うのであった。2015年1月から3月までテレビ東京ほかで放送され、既に第2期の制作も発表されている女性向けオリジナルアニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」がこの度、「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」と題して舞台化されることが決定。アニメでは、山本和臣、梅原裕一郎、西山宏太朗、白井悠介、増田俊樹ら若手声優たちの出世作ともなった本作の舞台化とあって、キャスト陣には、いま、2.5次元舞台(2次元のマンガやアニメを上演する舞台)などで活躍するネクストブレイク必至の俳優たちがずらり!「地球防衛部」のメンバーで、天真爛漫な性格で、防衛部のムードメーカー的存在、箱根有基を演じるのは、残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」(カネダ役)ミュージカル「テニスの王子様」シリーズ(芥川慈郎役)ほか数多くの舞台に立つ赤澤燈。何事もマイペースでダラダラの達人、由布院煙を、ミュージカル「薄桜鬼」風間千景篇&藤堂平助篇で原田佐之助役を演じ、ドラマ「私のホストちゃん」にも出演する五十嵐麻朝。真面目で由布院の幼なじみ鬼怒川熱史を、舞台「遙かなる時空の中で5」や『クローズEXPLODE』に出演した越智友己。「世の中金が全て!」が座右の銘の鳴子硫黄を、ミュージカル「テニスの王子様」青学5代目・菊丸英二役を務めた高崎翔太。自称・モテキャラの蔵王を、舞台「K」(夜刀神狗朗役)「曇天に笑う」(青木弥次郎役)で知られる荒牧慶彦がそれぞれ演じる。「地球防衛部」に対する「地球征服部」の3人には、生徒会長・草津錦史郎を、TVドラマ「仮面ライダーウィザード」に出演し、舞台「金色のコルダBlue♪Sky First Stage」を始め多くの舞台作品に出演する前山剛久。生徒会副会長にして草津に執事ように寄り添う有馬燻を「ワンピースライヴアトラクション」ロロノア・ゾロ役の伊万里有。天使のような外見の下呂阿古哉を、サンリオピューロランドのミュージカル「ちっちゃな英雄~ヒーロー」に出演中の柏木湊太が、それぞれ担当。脚本&演出を、「ママと僕たち」、舞台「私のホストちゃん」などを手がける村上大樹が担当し、奇想天外な展開をコミカルに描き出すという。「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」は2016年3月10日(木)~13日(日)、Zeppブルーシアター六本木にて上演。(text:cinemacafe.net)
2015年12月01日「俺は何者にもならない」大和の大王の長男・海里(瀬戸康史)は、親友で舎人の出雲(荒井敦史)に言い切る。長男として王となる定めに逆らい、自由を求め、ゆえに差し出された、幼なじみの陽向(小芝風花)の手を取らなかった……それが、崩壊の始まりとは知らずに。【チケット情報はこちら】10月22日(木)に幕を開けたのは、2007年から続くDステこと俳優集団D-BOYSによる演劇ユニットの第17回公演『夕陽伝』だ。今年、デビュー10周年の瀬戸康史を主演に、Dステ12th『TRUMP』を手がけた末満健一が脚本を書きおろし、つかこうへい作品を始めD-BOYSの出演作も手がける岡本俊一が演出する本作。そこで描かれたのは切なくも狂おしい、己の想いに翻弄される兄弟の愛憎劇だった。最愛の妻が異形の子を産み落とし、世を去ってから大和の豪族の長・凪大王(山本亨)は病んでいた。やがて摂政の猿美弥(遠藤雄弥)は周辺諸国の脅威から大和王権を守るため、蛮族として悪名高い熊曾の第14王子・真多羅(鈴木裕樹)と愛娘・陽向との政略結婚を企てる。父を思い、一度は受け入れた陽向だが、ついに心のまま叫ぶ。「わたしを連れて逃げてくれる?」しかし、その手は虚しく空を舞う。実は誰よりもその手を取りたかったのは、海里の弟・都月(宮崎秋人)だった。願いむなしく婚礼は血濡れて終わり、憤る弟に「誰かの手を取るということは、その人にとっての誰かになるということだ」とうそぶく兄。やがて暗い思いを抱く弟。不義の子として父に顧みられることなく育った真多羅もまた、兄たちを憎み王の座に執着する。その真多羅を傀儡とする卑流古(池岡亮介)は異形ゆえに捨てられた己を呪い、国滅ぼしに執着する。農民の生まれで貧しい富士丸(前山剛久)と陸奥(高橋龍輝)の兄弟は愚直にただ生きることに執着する──。真多羅の破綻っぷり、卑流古の壊れっぷりはまさに怪演。座長としてその真ん中に立つ海里は凛としてまぶしい。その海里に「逃げるな!」と、揺らがない出雲。陽向を思い狂気に囚われていく都月……改めてD-BOYSの層の厚さと、まさに俳優集団だという事実に心奮える。苛烈なだけでなく笑いも盛り込まれ、真多羅とその手下によるガチの日替わり懺悔コーナーや底抜けにお馬鹿な陸奥のキレッキレなダンス、富士丸と陸奥兄弟による愉快な前説も必見だ。陽向の名前の先にあるのは明日──彼らが紡ぐ、大和国の物語は11月1日(日)まで東京・サンシャイン劇場、11月21日(土)・22日(日)大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。取材・文:おーちようこ
2015年10月23日俳優集団D‐BOYSが演劇作品に挑戦するDステ。イケメン集団ゆえ、つい“アイドル芝居”と括ってしまいそうだけど、これがどうして、かなり本気度の高い舞台を作り続けている。第2回公演で好評を博した『ラストゲーム』は、ドラマ『マッサン』などを手がけている羽原大介さんが脚本を担当。戦中に野球に青春を燃やした高校球児を描いた作品で、映画にもなった秀作だ。その一方で、シェイクスピアの『ヴェニスの商人』や『十二夜』、スコットランドの人気劇作家の戯曲『淋しいマグネット』など、若い俳優にはハードルの高い翻訳劇にも次々挑戦。かと思えば、THE SHAMPOO HATや演劇集団キャラメルボックスといった人気劇団の作品もあり。その多彩さに、真っ向から演劇に取り組もうとする姿勢が見て取れる。そんなDステの第17回公演は、日本の神話『古事記』を下敷きにした書き下ろし作品『夕陽伝』。王の息子としての運命を背負った兄弟と、ふたりの幼馴染みの娘を軸に若者たちの成長を描いた物語だ。脚本は、第12回公演『TRUMP』を手がけた、関西演劇界の旗手・末満健一さん。ファンタジーの要素の中に人間のリアルを浮かび上がらせる作品で、近年、注目を集めている作家。演出の岡村俊一さんは、多くの若手俳優を舞台の上で輝かせてきたベテランだ。久々のDステ参加となる瀬戸康史さんをはじめ、彼らの本気を楽しみにしたい。◇information 大和朝廷の時代。王の息子に生まれた兄・海里(瀬戸康史)と弟・都月(宮崎秋人)。ある日、彼らが淡い恋心を抱いていた幼馴染みで摂政の娘・陽向(小芝風花)の政略結婚が決まるが、婚礼の日に刺客が現れ…。10月22日(木)~11月1日(日) 池袋・サンシャイン劇場 脚本/末満健一 演出/岡村俊一 出演/瀬戸康史、宮﨑秋人、小芝風花、鈴木裕樹、荒井敦史、池岡亮介、前山剛久、高橋龍輝、中山義紘、三好大貴、遠藤雄弥、山本亨 全席指定7800円(税込み) ワタナベエンターテインメント TEL:03・5410・1885(月~金曜11:00~18:00) 11月21日(土)・22日(日)に大阪公演あり。※『anan』2015年10月21日号より。文・望月リサ
2015年10月20日今秋、俳優集団D-BOYSによる舞台、Dステ17th公演『夕陽伝』が東京・サンシャイン劇場、大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される事が決定。同作の脚本は末満健一、演出は岡村俊一が務める。今回上演決定にあたり、主演の瀬戸康史は次のようなコメントを寄せている。「役者として10年。この節目となる年に今作に出会い、自分達が主体となってつくるDステに3年ぶりに出演する事に何か意味があるように感じますし、同時に責任も感じています。脚本の末満健一さん、演出の岡村俊一さんとは初めてご一緒しますし、役者陣も芝居に熱い、曲者揃いなので楽しみです。そして今作は、今、この時代を生きる僕ら、そして観客の皆さまの心に響くメッセージがつまった作品になると確信しています。是非、作品や登場人物から溢れでる想いを感じに来て下さい」(瀬戸康史)■Dステ17th「夕陽伝」日程:2015年 秋【東京公演】サンシャイン劇場【大阪公演】森ノ宮ピロティホール出演:瀬戸康史 / 遠藤雄弥 / 鈴木裕樹 / 高橋龍輝 / 荒井敦史 / 池岡亮介 / 前山剛久 / 宮崎秋人 …and more!※宮崎秋人の「崎」は正式には旧字。「大」が「立」になります。
2015年02月02日