脳リンパ腫のため21日に死去した俳優・松方弘樹さんの息子で俳優の仁科克基が24日、自身のブログを更新し、松方さんへの思いをつづった。仁科は、「偉大なる役者 そして父」というタイトルで更新。「1月21日に父である松方弘樹が旅立ちました」とあらためて松方さんの訃報を報告した。続けて、「突然の事で、本当に残念で仕方ありません」と胸中を吐露。「15年以上も、会えないままの 別れになってしまいました。最後にもう一度会って、一緒にお酒でも、飲みたかったです」と残念がり、「僕にとって、偉大で、大変 尊敬する 役者でした」とつづった。そして、「心から 御冥福を お祈り致します。親父…本当にありがとうございました。俺…頑張るからね」と感謝と決意を記した。
2017年01月25日元AKB48で女優の前田敦子とフリーアナウンサーの田中みな実が、5日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『さまぁ~ずチャート』(23:15~24:15)に出演。お互いの恋愛観などを明かした。この番組は、さまぁ~ずが関係性の深いゲスト2人を招き、チャートテストを行いながらトークを展開し、最終的にゲストの深層心理を丸裸にしてしまうというもの。今回、実は大親友だという前田と田中が出演した。2人はチャートテストを通じて、恋愛観などについて赤裸々に告白。田中は、恋人の過去の恋愛を聞くかという質問に、「自分から積極的には聞かないですけど、ほかから聞いたりすると聞きたくなっちゃう。参考にしようと思う」と答え、恋人とケンカしたときは「とりあえず1回謝る。自分が悪かったところを言うと、相手も言ってくれる」などと話した。そして、チャートテストの結果、田中が陥りやすい恋愛傾向は「一人ぼっち型」という結果に。「恋人の気持ちを感じ取りやすく何を考えているのかすぐに理解できてしまう反面、自分の気持ちがよくわからなくなって自分の意見がないまま人に流されていく傾向がある」「交際しても2人で愛をはぐくむ形にはなりづらく独りよがりの愛情が先行して相手の気持ちが付いてこない一人ぼっち恋愛」と診断されると、前田は「当たってると思う」と言い、田中自身も「うん。私、今自分がよくわかんないです」と納得していた。そして、前田は「みな実ちゃんは流されやすいタイプ」と言い、さまぁ~ずの大竹一樹が「ぐいぐい来られたら?」と聞くと、田中は「すぐ…」と告白。「流されやすいってわかっているから人がいっぱいいるところに行かない」と話し、三村マサカズが「オンエア見た人が狙いに来るかも」と言うと、「えっ、まだやめて。来ないで」と拒否した。また、前田は田中について「出会おうとしていない。本当に一人ぼっち」と明かした。
2017年01月06日元AKB48で女優の前田敦子とロックバンド・RADWIMPSの野田洋次郎が1日、それぞれ自身のツイッターを更新し、一部で報じられた交際報道を否定した。前田は「全く、ないですよ!!」と否定。「そんな根も葉もない噂で出ちゃうと相手方にも、ファンのみなさんに申し訳ないです。全くありませんよ」と続け、「なんで!! びっくり!! !! !!」と驚いた。野田も「なんだろう。熱愛報道みたいなのが出てるみたいですがまったくの事実無根です」と否定。「正月早々。相手方にも申し訳ないので、伝えさせてもらいます。なんだかなぁ」とつぶやいた。
2017年01月01日映画初出演となる佐藤勝利(Sexy Zone)と実写『銀魂』も話題の橋本環奈がW主演を務める『ハルチカ』。幼なじみの2人が吹奏楽部に入り、音楽を通して気持ちをつなげてゆく“吹キュン”純愛ストーリーとなる本作から、待望の予告編が解禁となった。本作は、初野晴による大ヒット青春小説シリーズを、夏帆×星野源『箱入り息子の恋』や、中島裕翔×新木優子『僕らのごはんは明日で待ってる』を手がける市井昌秀監督が映画化。ちょっぴり頼りないけど気の優しい美男子ハルタと、気が強くて明るく元気な女子高生のチカ。高校の入学式で運命的な再会を果たした2人のキャラクターと関係性を軸に、映画オリジナルストーリーとして、音楽が恋愛や友情をつなぐ“ハルチカ”ワールドを描き出す。このたび解禁となった予告編では、気が弱くて泣き虫なハルタ(佐藤さん)と、気が強くて負けず嫌いなチカ(橋本さん)という幼なじみの2人が、廃部寸前の吹奏楽部を立て直そうと奔走する姿を映し出す。音楽一家に育った芹澤(恒松祐里)、部員をまとめようと奔走する部長の片桐(前田航基)とその彼女・わかば(二階堂姫瑠)、野球部で肩を痛めた宮本(平岡拓真)、チューバソロコンサート入賞の実力を持つ妙子(上白石萌歌)、登校拒否中のカイユ(清水尋也)など、個性豊かな"ワケあり"のメンバーたちに声をかけ、部員を集める2人。徐々にメンバーが揃っていく中、かつて将来を嘱望される指揮者だった教師、草壁信二郎(小出恵介)が顧問に加わり、コンクール出場に向けて突き進んでいく。しかし、部にとっても、2人にとっても大きな試練が待ち受ける。みんなになかなか追いつけず涙するフルート初心者のチカ、そして、練習中に突如倒れてしまうハルタ。多感な高校生たちが経験する不安や挫折、そして幼なじみの友情が淡い初恋へと変わる瞬間と、ある秘密が明かされ…。コンクール本番の日が迫る中、果たして彼らは、試練を乗り越えられるのか?ハルタとチカの関係は?予告編映像の後半で流れる、本作オリジナルテーマ曲でもある「吹奏楽のための狂詩曲 第1番『春の光、夏の風』」が、 “吹キュン”ラブストーリーをいっそう盛り上げていく。また、合わせて解禁となったポスタービジュアルは、予告編でも印象的だったワンシーン、バスの車中でキス寸前まで顔が近づく“窓ドン”に心ときめくハルタとチカの姿をとらえたもの。「響き出す、2人の青春」というキャッチコピーと、見つめ合う2人の眼差しから、幼なじみ同士の間に芽生えた「近くて遠い、トクベツな感情」を感じることができる。なお、12月10日(土)からはインターネットで座席指定ができるカード型前売り券ムビチケカードが上映劇場にて発売開始。先着特典として、ハルタ(佐藤勝利)とチカ(橋本環奈)の楽器を吹く爽やかな姿が映る青春クリアファイル(A4サイズ/両面デザイン)が付属する。『ハルチカ』は2017年3月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月07日女優で、Seventeen専属モデルとしても活躍中の古畑星夏が来年公開の映画『人狼ゲーム ラヴァーズ』に主演することが決定した。本シリーズはこれまで桜庭ななみ、土屋太鳳らが主演を務めており、古畑にも注目が集まりそうだ。その他の写真古畑は、モデルとして人気を集める一方で、2012年から女優としても活動を開始。ドラマだけでなく映画『1/11 じゅういちぶんのいち』『近キョリ恋愛』に出演するなど着実にキャリアを重ねている。本シリーズは2013年に映画1作目が公開され、これまでに桜庭ななみ、土屋太鳳、高月彩良、小島梨里杏が主演を務めてきた。5作目の主演に選ばれた古畑は「不安、というよりも楽しみのほうがはるかに上でした! 人狼ゲームを全話観させて頂き鳥肌が止まらなくてこれを今度は自分がやるんだ!って思ったら、ますます興奮度がぐわっとあがりました!」とコメント。新作ではゲームに“キューピッド”と“恋人”が追加され、主人公・高野蘭子は“人狼”だけでなく“恋人”の役職も得て、勝利を目指すことになるが、古畑は「みなさんが思っている人狼ゲームは、ゲームに勝って生き残る非現実的な世界だと思っている方が大半だと思いますが、この『人狼ゲーム ラヴァーズ』は、登場人物それぞれが家族、恋人、愛など、様々な事情を抱えていて、リアル世界での問題がぎゅっと濃縮されている作品です」と解説。サスペンス的な要素だけでなく人間ドラマもしっかりと描かれるようだ。本作は、古畑のほかにも池田純矢、佐生雪、平田雄也、溝口恵、前田航基、森高愛らが出演する。『人狼ゲーム ラヴァーズ』2017年1月28日(土)より新宿武蔵野館ほか公開
2016年11月19日2013年に公開された桜庭ななみ主演映画から始まった「人狼ゲーム」の実写化。この度、新たに主演に古畑星夏を迎え、『人狼ゲーム ラヴァーズ』として来年1月28日(土)より公開されることが決定した。「皆さんにはこれから人狼ゲームをプレイして頂きます。この中には2人の人狼役がまぎれこんでいます。それ以外は村人役。毎日二十時に、住人は自分が人狼だと思う相手に投票してください。最も多くの票を集めた住人が死亡します。人狼は零時から二時までの間に部屋を出て、村人の中から一人を選んで殺害してください」――。今回の参加者は、全員が過去にも同じような殺戮ゲームを勝ち上がった経験者らしい。高野蘭子も同じ。家族を借金から救うために、もう一度このゲームに勝たないといけない。新しく追加された「キューピッド」と「恋人」のルールで混迷する状況の中、「人狼」に加えて「恋人」の役職を得た蘭子は、見え隠れするゲーム運営側の気配を感じつつ完全勝利を目指す――。原作小説&コミカライズが、シリーズ累計70万部突破、アプリゲームもスマッシュヒットとなっている「人狼ゲーム」。実写映画化も桜庭さん主演『人狼ゲーム』(2013年)、土屋太鳳主演『人狼ゲーム ビーストサイド』(2014年)、高月彩良主演 『人狼ゲーム クレイジーフォックス』(2015年)、小島梨里杏主演『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』(2016年)と公開されれきた。そして今回は、これに続く第5弾『人狼ゲーム ラヴァーズ』が公開となる。メガホンを取るのは『人狼ゲーム』シリーズ第3・4弾に続き、鬼才・園子温作品の助監督として活躍する綾部真弥監督。監督は「蘭子を取り巻く人間関係は、シリーズの中でも特に濃密な関係を強いられる。ゲームとしての高度な駆け引きや、捨てきれない感情のうねりが、勝つこと、イコール生きることとして蘭子に迫る」と本作についてコメントを寄せている。そして、今回本作で主人公・高野蘭子を演じるのは、雑誌「Seventeen」専属モデルで女優としても活動する古畑さん。近年『近キョリ恋愛』や「時をかける少女」など話題作に出演し、さらに、実写化プロジェクトとしてドラマと映画が放送&公開予定の「咲-Saki-」や『一週間フレンズ。』にも出演が決定しており、これからの活躍が期待されている人物。今回映画初主演となる古畑さんは、「ものすごく嬉しかったです!不安…というよりも楽しみのほうがはるかに上でした!」と頼もしいコメント。また今回演じる蘭子については「外からみたらとても強い女の子ですが、実は人一倍辛い現実を背負っている子」と説明し、ストーリーについては「みなさんが思っている人狼ゲームは、ゲームに勝って生き残る非現実的な世界だと思っている方が大半だと思いますが、この『人狼ゲーム ラヴァーズ』は、登場人物それぞれが家族、恋人、愛など、様々な事情を抱えていて、リアル世界での問題がぎゅっと濃縮されている作品です」と話した。さらに、共演には「海賊戦隊ゴーカイジャー」や『ライチ☆光クラブ』の池田純矢、来年秋公開予定の『トリガール!』の出演も控える佐生雪、「ZIP!」で流行ニュースBOOMERS担当の平田雄也、モデルで女優の溝口恵、お笑いコンビ「まえだまえだ」の前田航基、「烈車戦隊トッキュウジャー」の森高愛ら、それぞれの分野で抜群の存在感を示す若手俳優たちが集結。今回の映画について、「バイオレンス描写や、映画的に派手な画作りもとても見応えがありますが、本質は若い役者の、いまこの瞬間でしか現れないだろう圧倒的熱量の芝居部分が見どころ」(池田さん)、「見どころは、まさにタイトルの『ラヴァーズ』にあると思います。様々なラヴァーズが作品内を包んでいます」(平田さん)、「見どころは大袈裟ではなく、みんなが魂を削って作り上げた空気が詰まった、濃密な時間が流れているところ」(前田さん)とそれぞれ語る。いま、最もフレッシュなキャストが集結した“極限のデスゲーム・ムービー”。ハードな役どころに挑戦する古畑さんの演技に注目だ。『人狼ゲーム ラヴァーズ』は2017年1月28日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月19日桜庭ななみ(24)、土屋太鳳(21)ら人気女優の登竜門ともいわれる映画『人狼ゲーム』シリーズの最新作『人狼ゲーム ラヴァーズ』(2017年1月28日公開)の製作が決定し、雑誌『Seventeen』専属モデルとしても活躍中の女優・古畑星夏(20)が主演を務めることが19日、発表された。公開されたビジュアルは、血まみれ制服姿の古畑を写し、包丁を手に鋭い視線を送っている。2009年、第13回ニコラモデルオーディションで1万4,076人の中からグランプリに選ばれ、芸能界デビュー。モデルのみならず、2014年には『近キョリ恋愛』や『青鬼』、2015年には『夏ノ日、君ノ声』などヒット映画のメインキャストとして出演するなど、女優としても活躍。そのほか、現在は日本テレビ系『Going!Sports&News』でお天気キャスターを務めるなど、活動は多岐にわたる。桜庭ななみ(24)、土屋太鳳(21)、高月彩良(19)、小島梨里杏(22)に続いて、5代目主演の大役を任された古畑。本作で映画初主演を飾ることを受け、「ものすごく嬉しかったです! 不安、、というよりも楽しみのほうがはるかに上でした!」と感激をあらわにし、「人狼ゲームを全話観させて頂き鳥肌が止まらなくてこれを今度は自分がやるんだ!って思ったら、ますます興奮度がぐわっとあがりました!」とコメントを寄せている。本作は、『人狼ゲーム』(13年)、『人狼ゲーム ビーストサイド』(14年)、『人狼ゲーム クレイジーフォックス』(15年)、『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』(16年)に続く作品。正体を隠しながら"村人"を皆殺しにしようとする"人狼"と、協力し合いながらその"人狼"を処刑しようとする"村人"との頭脳戦が繰り広げられる。古畑演じる高野蘭子は人狼ゲームの経験者で、家族を借金から救うために再び殺戮ゲームへと挑む。本作から、「キューピット」と「恋人」の新ルールが追加されている。メガホンを取るのは、第3弾と4弾につづいて綾部真弥監督。古畑のほか、池田純矢、佐生雪、平田雄也、溝口恵、前田航基、森高愛らが出演する。(C)2017「人狼ゲーム ラヴァーズ」製作委員会
2016年11月19日お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太(39)が、13日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)にゲスト出演し、2007年結成のお笑い兄弟コンビ・まえだまえだを「殴ってやろうと思ってた」と告白した。FC東京の久保建英選手(15)がJリーグ最年少デビューを果たしたことが取り上げられると、「ワイドナ現役高校生」枠で出演のまえだまえだ・前田航基(17)は自身の初舞台を「小3」と説明。よく分からないままの活動だったことからいつも緊張していたと言い、「NON STYLEさんにずっと遊んでもらっていました」「遊んでもらってないと緊張がすごくて。芸人さんもピリピリされているので」と振り返った。山里はそんなまえだまえだのデビュー当時を「覚えています」と語り、「ピリピリしている中で、はしゃいでね。楽屋で走り回っていた時に、マジで殴ってやろうと思ってたから」「芸人なのか子どもなのか。どっちのツラで来てるんだこの野郎! 子どもだったらいいけど芸人だったらどついてやるぞ! って」と打ち明けて出演者は爆笑。前田は苦笑いを浮かべ、「ご迷惑をお掛けしました」と素直に頭を下げた。一方の山里も緊張を紛らわすための行動だったと知り、「そういうことだったんだ? ごめんね」と謝っていた。
2016年11月13日佐藤勝利(Sexy Zone)、橋本環奈のW主演で、吹奏楽を通して気持ちをつなげてゆく幼なじみの“吹キュン”純愛ストーリーを描く『ハルチカ』。このほど、待望のティザービジュアルと特報映像が完成、また、2人が所属する吹奏楽部の顧問に小出恵介が出演することが分かった。ちょっぴり頼りないけど、気の優しい美男子のハルタ(佐藤勝利)と、真っ直ぐな性格で負けん気の強いチカ(橋本環奈)。幼なじみだった2人は、高校入学式の日に運命的な再会を果たす。ずっと憧れていた吹奏楽部に入ろうと心に決めていたチカ。しかし、吹奏楽部は廃部寸前の危機だった。大好きなフルートを諦めきれず、チカはホルン経験者のハルタを巻き込んで部員集めに走り回る。集まったのは、音楽一家に育った芦澤(恒松祐里)、部員をまとめようと奔走する部長の片桐(前田航基)とその彼女・わかば(二階堂姫瑠)、野球部で肩を痛めた宮本(平岡拓真)、チューバソロコンサート入賞の実力を持つ妙子(上白石萌歌)、登校拒否中のカイユ(清水尋也)など、ワケありのメンバーたち。それでもなんとか部の復活に漕ぎ着けたチカたちは、かつては将来を嘱望される指揮者だった顧問の草壁(小出恵介)による指導のもと、コンクール出場という一つの目標に向かってひたむきに突き進むが…。初野晴による大人気小説を基に、星野源×夏帆の『箱入り息子の恋』で高い評価を得た市井昌秀監督がオリジナルストーリーで映画化する本作。映画初主演を果たす佐藤さんとヒロインを演じる橋本さんは、それぞれホルンとフルートに初挑戦。コンサートや仕事の合間を縫って週に複数回レッスンに通い、クランクイン前から約4か月間に及ぶ猛練習を経た2人は、劇中で見事な演奏を披露するまでに上達した。今回公式サイトにて解禁となったティザービジュアルでは、楽譜が散りばめられた校庭の芝生の上で、イヤホンを片耳ずつはめて仲良く音楽を聴きながら見つめ合う、ハルタとチカの爽やかな姿をとらえている。「恋じゃない。けどー友達より、トクベツ」というキャッチコピーと、2人が微笑む柔らかい表情には、幼なじみ同士の淡い初恋の気配を感じることができる。特報映像では、弱気で泣き虫のハルタと、気が強くて負けず嫌いなチカという、性格が正反対の幼なじみ2人が再会し、少しずつ成長していく姿を映し出している。みんなに追いつきたくてひたむきにフルートを練習するチカ、それを後ろからそっと見守るハルタ、キス寸前まで顔が近づくバス車内の“窓ドン”から、ふと見つめ合う2人、号泣するチカを優しく抱きしめるハルタ。お互いが直面する試練を乗り越えていく中で、2人が“トクベツ”な存在としてお互いを意識する気持ちにキュンとなる映像となっている。さらに、追加キャストとなる小出さんは、かつて将来を嘱望された指揮者という過去をもちながら、ハルタとチカが通う清水北高校に音楽教師として赴任、吹奏楽部の顧問を担当する草壁信二郎を演じる。ハルタとチカが吹奏楽部を立て直すのを影で応援し、コンクール出場へと導いていく、重要な役割を果たす役どころに。もちろん小出さんも、今回プロの指導のもとで指揮を特訓。その成果が伝わってくるかのような、凛とした表情でタクトを振る草壁先生の場面写真も併せて解禁となっている。また、今回オリジナルストーリーでの実写映画化するにあたり、原作者・初野さんと、市井監督からもコメントが到着している。<原作者:初野晴>高校生を題材にした小説を書くとき、ノスタルジーと成長以外の何があるのかを意識して書きます。それを踏まえたうえで、市井監督との初顔合わせのとき、「ハルタとチカと草壁先生が出ていれば何をやってもいいです。その代わり原作者と原作のファンに映画の尺に合った完全新作を見せてください」とお願いしました。劇場版では原作になかったチカの挫折とリカバーが描かれます。そのリカバーに映画ならではの面白さが詰まっています。監督の作家性が色濃く出ているシーンも多々あり、スクリーンに登場する高校生たちは地面から数ミリ浮遊して生きていました。完全新作の『ハルチカ』、ご期待ください。<脚本・監督:市井昌秀>原作がもつ数ある魅力的な要素から、<心に痛みを持つ人たちがそれぞれの居場所を取り戻す>という要素に焦点を当てることで登場人物を丁寧に描き、吹奏楽のもつ意味を重ねながら、オリジナルストーリーとして生まれ変わらせました。もう一つの「ハルチカ」が一人でも多くの皆様の心に届くことを切に願っております。『ハルチカ』は2017年3月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月28日ジャニーズJr.内のグループ・SixTONES(ストーンズ)のジェシー、松村北斗、田中樹が3日、主演映画『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』(9月3日公開)の初日舞台挨拶に、共演の小西成弥、前田航基、根本和政監督とともに出席した。同作は、自分は普通の人間だと思いながらも、実は国家を揺るがす超能力の持ち主である高校生・太田(ジェシー)が、親友の林(松村)、松永(田中)とともに、世界を巡る事件に巻き込まれていくという青春ムービー。沖縄でロケが行われたが、撮影中は大雨に降られたという。特に走るシーンが多かった田中は「ビッチョビチョだったよね」としみじみ。田中は観客に向かって、「ビッチョビチョの樹が1回は映るので、楽しみにしてください」とアピールしたが、ジェシーは「その中で僕は、ホテルでメダルゲームやってたんですけど」と雨のシーンに参加していなかったことを明かした。また、松村は田中ほど走るシーンがなく、「まあ、ちょっとハアハアしたくらいですね」と振り返っていた。撮影中はその場その場でアイディアを盛り込むことも多く、松村は「枝があって、葉っぱはあとでつける感じ」と詩的に表現。しかし会場がすぐに反応できなかったため、メンバーから「お前、今日調子悪いな!」とつっこまれ、松村自ら「見切り発車だった」と反省する場面も。また、作中では高校1年生を演じる5人。唯一の現役高校生である前田は、会場の学生に向かって、高校生活を楽しむには「彼女をつくらない」と意外なアドバイスを送った。前田が「リア充はねたまれる。まあ彼女作らないというか作れないみたいなところあるんですけど……」と苦笑すると、松村が「やめろよ! 自暴自棄になるなよ」とフォロー。一方小西は「文化祭とかイベントを積極的に楽しむとか、修学旅行にちゃんと行くとか」と真面目に語りかけた。最後に、ジェシーが得意の一発ギャグを披露。田中にむかって「じゃあお前が好きな俺の一発芸やってやるよ」と「どんぐりころころ コロンビアについちゃった」というギャグを行ったが、田中は「俺、それじゃないやつが好きだわ」とバッサリ斬り捨てた。ジェシーはさらに新作の「はじめまして! 私、いわし、たわし、ゴシゴシ」というギャグを初公開し、松村に「一発芸でもなんでもないじゃん!」とつっこまれていた。
2016年09月03日8月19日に幕を開けた、劇団「五反田団」主宰、脚本家、映画監督としても活躍する前田司郎による「宮本武蔵(完全版)」。主演の宮本武蔵には昨年の2月、前田が行ったワークショップをきっかけに交流を深めていった、山田裕貴。そのライバル、佐々木小次郎を演じるのは矢崎広。前田が紡ぐ、力(りき)みのない独特な不思議空間に挑むふたりの若き俳優に話を聞いた。舞台「宮本武蔵(完全版)」チケット情報「歴史上で伝えられている宮本武蔵も、実は人を切るまでに葛藤して、悩んだんじゃないか、という姿を会話劇で見せていく舞台です。僕はこの脚本を読んで、人を第一印象で判断することなく、きちんと対話しよう、と強く思いました」(山田)「もしかして、こうだったのかもしれない……という余地を大切にしている作品です。佐々木小次郎は剣豪であるとともに、自身のやることをPRするといった今に通じる新しい考え方を持っている存在として描かれます」(矢崎)そんな彼らは今回が初共演。「矢崎くんは僕が観劇する舞台に必ずと言っていいほど出演されている方なので、同じ舞台に立てることが嬉しい。稽古場でもすごくどっしりとしていて、でも涼しい感じがすごく佐々木小次郎らしいんです」(山田)「山田くんは以前、機会があって少し話したくらいでしたが、そのときから意識していました。今、一緒に稽古してみて、お芝居の緩急があって、とても魅力的な役者だと感じています」(矢崎)矢崎の言葉に照れ笑いを浮かべる山田は、抱えていた思いを明かす。「D-BOYSは俳優集団なのですが、『歌って踊るの?』と聞かれることが多くて、それが悔しかった。だからまず僕自身が変わろうと決めて、一時期、いろいろなワークショップに参加していました。その中で前田さんと出会い、今回、舞台3作目にして主演で座長という立場に立たせてもらえたことは本当に誇りだし、全力で応えたい」(山田)その言葉を受け、矢崎もエールを送る。「今回の座組は強者揃いで、それぞれが自分なりに戦いを仕掛けてくるすてきなメンバーです。でも、だからといってばらばらではなく、山田くんを中心に同じ方向に向かっていると感じていて、それがとてもおもしろい」(矢崎)「前田さんの台詞は繊細で『あ』といったひと言にも意味があるので、そのニュアンスが難しくて、学ぶことも多い。この機会にたくさんのことを得て、その結果を届けます」(山田)「僕は、今回の舞台で僕自身の演技をブラッシュアップさせてもらっていると感じています。みんなで創りあげた『宮本武蔵(完全版)』をぜひ、観に来てください」(矢崎)公演は8月29日(月)まで、東京芸術劇場 シアターイーストにて。取材・文/おーちようこ
2016年08月25日●振り切った演技も"かわいい"と思わせる力があるジャニーズJr.内ユニット・SixTONESのジェシー&松村北斗&田中樹が主演することで話題の青春映画『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』(9月3日公開)。世界を揺るがす能力を持ちながら、自分自身は"普通の人間"だと思って過ごしていた高校生が、好きな女子のために世界を救うことになる。丘サーフィン・初恋・駅伝・沖縄・超能力・国家安全保障会議……それぞれひとつだけでも物語になるような設定を詰め込んだこの「一風変わった青春映画」はどのようにできあがったのか。根本和政監督に話を聞いた。○ちょっと違う青春群像劇を――初監督映画となりますが、どのように話が決まったのでしょうか?実は「青春映画をやる」ということが先に話になっていたらしく、監督を探していた時に、なぜか何人かのプロデューサーが僕の名前を挙げてくれたらしいんです。僕も『押忍!!ふんどし部!』というドタバタ青春ドラマなどを作っていましたので、「変わったことをやるなら向いている」と思われたのかもしれません(笑)。――この映画は青春を描きつつ、最近の青春ものとはまた違ったテイストの作品になっていたのかなという印象です。この話は、ふとした設定から膨らんできたんです。みんな「自分は変わっていて、他人は普通の人」と思いこみがちだけど、逆に「自分は普通がいいと思っているのに、実はまわりがその"普通"を作ってくれていたら」と思いついて。主人公の太田は超能力を持っているのに、周りの人たちの努力で"普通の生活"が作られていることに気づいていません。もちろん、真正面から恋愛青春映画を撮ることもできたんですが、青春群像劇がたくさんある中で「ちょっと違うことを」というのは意識しましたね。とはいえ恋愛要素も入れたいし、成長要素も入れたいし、欲張りな作品になりました。地球防衛軍のような設定も、漫画っぽいことを映画でやってみようという試みでもありました。――主演の皆さんもかなり振り切れた演技をされていましたね。ジャニーズのみなさんは、同じ年齢層の俳優さんよりもいろいろな仕事をしているからか、振り切った演技も「かわいい」と思わせる力があるんですよね。撮影現場でも「自分でブレーキかけるな、行くなら行け、もっと行け」と言っていたくらいです。普通は難しいはずなんですよ、そこまで振り切るのって。でも3人とも相当カンがいいので、面白い映像になりました。――3名の印象と、キャラクター設定もしっくり来ているように感じたのですが、キャスティングは意識されましたか?3人の役の振り分けはざっくりと決めていたんですが、実はパーソナリティを見て、それぞれに合うように練り直しています。それから恋愛要素はありますが、昔の中学生みたいなピュアな感じにしたかったんです。観ている側も、相手の女の子に感情移入するんじゃなく、自分が彼らの同級生で、学校で姿を見守っているくらいの距離感になる方がいいと思いました。●主演のコミュニケーション能力にびっくり?○役者としての印象――それでは、ぜひ主演の3人についておひとりずつ印象を伺えればと思います。ジェシーさんはいかがでしたか?ジェシーは現場を俯瞰で見て、いろいろ考えて来てくれます。カッコつけてるとかではないんですが、テスト撮影ではちょっとクールに見えるところもありますね。目がやる気まんまんだから、本番で追い込んでくるタイプなんだなと、すぐにわかりました。あとは、要潤さんとか、アドリブで何をするのかわからないんですけど、ジェシーはちゃんとレスポンスしていて、コミュニケーション能力が高いんですね(笑)。――松村さんの印象は。一番相談しにくるし、芝居が本当に好きだということが伝わってきます。木村拓哉さんもそういう方だと聞いたことがあるので、重なるようだなと思いました。伸びしろがすごいから、もっと映像に関われるといいですよね。やっていくと、もっと変わっていくと思うんです。役についてかなり考えているので、自分の持つイメージに近い演技がするっと出てくるようになるとさらに強いと思います。――田中さんについてはいかがですか?意外と、現場を仕切ってくれていました。見た目、言動と違って仕事には真面目です(笑)。周りをよく見てるし、頭の回転が早いので、うまくまとめてくれる、中居正広さんのようなイメージがあります。印象に残っているのは、沖縄ロケの空き時間に、エキストラの子供達ときゃっきゃと遊んでいたこと。スタッフさん、エキストラさんの雰囲気を作っていくのはすごく大事なことですし、エンドロールではその様子が流れるので、ぜひ注目してください。――小西成弥さん、前田航基さんといった同世代の方もいましたが。小西くんの役は、一番ヘタレで特別な力がないという設定で、逆に難しかったと思います。一番怒られていました。勿論僕に(笑)。彼がチャラくすればするほど、真剣な場面とのギャップが出てくるんですが、本人が真面目だから真面目っぽくなっていっちゃう。「それじゃチャラくないんだ!」って怒りましたね(笑)。前田君はお笑いコンビなだけあって、やっぱり間の取り方が上手でした。あとはみんなにかわいがられてたから、走るシーンでは長めにカットを回して、かなり全力の姿を撮らせてもらいました。実際に使う以上に全力で(笑)。○平和への思いを込めた映画――ちなみに、あまり予算がなかったというお話でしたが、沖縄ロケは難しくなかったのでしょうか?僕はよく沖縄ロケをやるんですが、実際に関東近辺で同じ撮影をしようと考えると、実はそんなに金額は変わらないんですよね。むしろ安いかもしれない。撮影も協力的でアットホームですし、許可も取りやすいんです。今回はうるま市でしたが、世界遺産の勝連城もあってすごくいいところなんですよ! 樹が走るところも、"海中道路"という海のど真ん中にある名所ですので、ぜひ映画を見た方はうるま市に観光に行ってください(笑)。――風景もすばらしかったですね。最後に、作品が気になっている方に、ぜひメッセージをお願いします。青春コメディですけど、「家族を愛するように、友達や彼女を愛して、敵と思ってた人たちも大切にすると、平和になれる」というメッセージを込めています。主人公が、自分で考えて行動して好きな女性のために頑張ることが、実は世界平和につながっている。人を大切にするという気持ちがあると、平和な世界が生まれるんじゃないでしょうか。青臭いことを言っていても嫌味じゃなく聞こえるのも、彼らの力かもしれません。愛と平和です!映画『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』海のない栃木の高校でサーフィン部に所属する、平凡で若干イケてない高校生・太田(ジェシー)。彼が何事もなく普通の毎日を過ごすこと=世界の平和が保たれるという摩訶不思議な力の持ち主で、日本政府は秘密裏で彼を守衛・監視していた。そんな太田が、心の均衡が保てない出来事、つまり恋に落ちてしまった。その壮大な力を巡り、日本政府、合衆国、そしてテロリストまでも登場し、騒動が繰り広げられる。9月3日公開。
2016年08月21日ジャニーズJr.内のグループ・SixTONES(ストーンズ)のジェシー、松村北斗、田中樹が15日、主演映画『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』(9月3日公開)の完成披露試写会および囲み取材に、共演の小西成弥、前田航基、根本和政監督とともに出席した。同作は、自分は普通の人間だと思いながらも、実は国家を揺るがす超能力の持ち主である高校生・太田(ジェシー)が、親友の林(松村)、松永(田中)とともに、世界を巡る事件に巻き込まれていくという青春ムービー。出演者たちは作中の学ラン姿で登場。現役高校生は前田1人だったが、田中は「まだいけるでしょ」、松村も「DK(男子高校生)感めっちゃあるでしょ」と余裕を見せた。ジェシーが「DKって何? ドンキーコング?」とぼけたものの、松村は「俺、一生学ランいけるつもりだよ。永遠の爆モテDKで行くよ!」と宣言し、共演者からも「似合う!」と称賛の声が飛んだ。また撮影で敢行された沖縄ロケでは、ジェシー&松村&田中、小西&前田が同室となり、小西は「ジェシーくんがこっちの部屋に来て踊ってくれた」とエピソードを披露。さらに小西が「音楽をいきなりかけて全力で踊り出すんですよ。めちゃくちゃうまいんだけど、すごいな~くらいしか(感想が)ない」と本音を明かすと、「ごめん! (同室の)北斗が本しか読まないからそっち行ったのよ」と言い訳をしていた。今回が観客に向けた初披露となるが、ジェシーは「お客さんがどこで笑うのか、笑って欲しいところでシーンとなってたら最悪だよね『うわ! 恥ず!』みたいな」と反応を気にし、公開後「この5人で(映画館に)行こうよ」と提案。共演者同士、仲の良い様子を見せた。
2016年08月15日佐藤勝利(Sexy Zone)と橋本環奈をW主演に迎え、大ヒット青春小説を実写映画化する『ハルチカ』。このほど、橋本さんの凛としたフルート演奏姿を含む劇中&メイキングカットと、恒松祐里、清水尋也ら追加キャストが解禁。併せて佐藤さん・橋本さんのコメントが到着した。ちょっぴり頼りないけど気の優しい美男子のハルタ(佐藤勝利)と、真っ直ぐな性格で負けん気の強いチカ(橋本環奈)。小学校3年生のときにハルタが引っ越しするまで幼なじみだった2人は、高校入学式の日に再会を果たす。ずっと憧れていた吹奏楽部に入部を心に決めていたチカ。実は廃部寸前の危機に瀕していた吹奏楽部を救うため、ホルン経験者のハルタを巻き込んで部員集めに走り回る。ワケありのメンバーたちだが、それでもなんとか部の復活に漕ぎ着けたチカたちは、コンクール出場という一つの目標に向かって直向きに突き進むが…。このほど解禁されたのは、橋本さんが一心にフルートを奏でる、美しすぎる姿。吸い込まれそうな透明感をたたえたメイキングカットでは、こちらを真っ直ぐに見つめる瞳が印象的。また、吹奏楽部のメンバーとの練習シーンの劇中写真は、憧れの吹奏楽部を立て直すため奮闘し、懸命に練習を重ねるチカの姿が見て取れる。実は今回、佐藤さんはホルン、橋本さんはフルートにとそれぞれ演奏初挑戦だったとのこと。クランクイン前から約4か月にもおよぶ猛練習を重ね、見事な演奏を披露するまでに上達した2人。佐藤さんは「本作で初めてホルンに触れました。ホルンは世界一難しい金管楽器と聞いていたので、本当に吹けるのかすごく心配でしたが、最初の練習で早速音を出すことができたときはとても嬉しかったのを覚えています」とふり返り、「ハルタはもともとホルンがとても得意な役で、そのハルタの音色を出すために頑張って練習しました。とても苦労しましたがやりがいがありましたし、音色も形も美しいのが個人的にとても気に入っています。そして何より、清水北高吹奏楽部として一つの音楽を奏で、一つの映画を作ることができることにとても感動しています」とコメントを寄せた。また橋本さんも「吹奏楽もフルートも、本作で初めて経験しました。最初はドレミ…から劇中に出てくるオリジナル曲などを練習しましたが、まず音を出すことに苦労しました」と明かす。「吹奏楽部の演奏シーンでは、1人1人の練習の積み重ねと努力を皆で共有できたことが感慨深く、素晴らしいひとときを過ごすことができたと思います。この作品のおかげでフルートに出会い、先生のご指導のもと、ますます大好きになり魅了されていきました。これから長く続けていける楽器に出会え、私にとって大きな財産となりました」。そして今回、2人を取り巻く清水北高の生徒役キャストも一挙発表!吹奏楽部復活のキーを握る、ある謎を抱えたクラリネット天才奏者・芹澤役に、ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」の恒松祐里、祖父の死をきっかけに音楽から遠のくことになった檜山役(ティンパニ担当)に『ソロモンの偽証』『ちはやふる』の清水尋也。部長の片桐役(トランペット担当)に今作で橋本さんと3度目の共演となる前田航基、野球部での故障をきっかけに吹奏楽部に入部した宮本役(サックス担当)に平岡拓真、チカの誘いをきっかけに吹奏楽部に入部する妙子役(チューバ担当)に上白石萌歌、片桐部長の彼女・わかば役(オーボエ担当)に、オーディションで抜擢された期待の若手・二階堂姫瑠など、10代の若き新鋭たちを迎える。佐藤さん、橋本さんと同様、猛練習を重ねた部員達と共に描くリアルな人間ドラマに、期待は高まるばかりだ。思わぬ再会から始まる甘酸っぱい恋と、仲間と過ごす青春を描く『ハルチカ』。恋する背中をそっと押す、甘く切ない“吹キュン”純愛ムービーのさわやかな魅力を、まずはこちらの写真で体感してみて。『ハルチカ』は2017年3月4日(土)、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月15日女優・橋本環奈が15日、Sexy Zone・佐藤勝利とW主演の映画『ハルチカ』(2017年3月4日公開)内のフルート演奏姿を披露した。原作は、累計55万部を記録している小説家・初野晴氏の同名シリーズ。幼なじみの上条春太(ハルタ)と穂村千夏(チカ)が、高校内で起こるさまざまな事件を解決しながら、弱小吹奏楽部のメンバーを集め、コンクール出場を目指す様子を描いており、『ハルチカ~ハルタとチカは青春する~』のタイトルでTVアニメ化もされている。この度公開されたのは、橋本がフルートを演奏するメイキング写真、そして橋本演じるチカが吹奏楽部で連取する劇中写真。初めてフルートに挑戦したという橋本は、「最初はドレミ……から劇中に出てくるオリジナル曲などを練習しましたが、まず音を出すことに苦労しました」と苦労を振り返った。橋本はフルートについて「私自身負けず嫌いなので、やっているうちに『もっともっと上手くなりたい』という思いが強くなり、とにかく一生懸命練習しました」と語り、「この作品のおかげでフルートに出会い、先生のご指導のもと、ますます大好きになり魅了されていきました。これから長く続けていける楽器に出会え、私にとって大きな財産となりました」と、演奏の楽しさに目覚めた様子。ホルンを担当する佐藤は「世界一難しい金管楽器と聞いていたので、本当に吹けるのかすごく心配でしたが、最初の練習で早速音を出すことができた時はとても嬉しかったのを覚えています」と、楽器演奏の喜びを表した。さらに「音色も形も美しいのが個人的にとても気に入っています」と、すっかりホルンに愛着を持っている姿を見せた。また、清水北高吹奏楽部の部員役に恒松祐里、清水尋也、前田航基、平岡拓真、上白石萌歌、二階堂姫瑠の出演が決定している。
2016年08月15日現在公開中の映画『クリーピー 偽りの隣人』のトークイベントが7日、東京・新宿ピカデリーで行われ、黒沢清監督、前田敦子が出席した。前川裕の小説『クリーピー』を、『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清監督が映画化した本作。ある夫婦の日常が、奇妙な隣人への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描いたもので、2月に行われたベルリン国際映画祭や4月の香港国際映画祭で大きな反響を呼んだ。そんな本作の劇場公開を記念して行われた同イベントに、本作の監督を務めた黒沢清監督と、黒沢監督作品の『Seventh Code』(2014年公開)で主演を務めた前田敦子が登壇。黒沢監督とは2年ぶりの再会だという前田は「監督とは話すことがたくさんあったので、皆さんの前でも楽しいお話ができればと思っています」と再会を楽しみにしていた様子で、すでに見たという本作について「香川さんが頭から離れないですね。追えば追うほどどんどん恐怖が増していって、その中に自分が入り込んで抜け出せない恐怖を初めて味わいました」と絶賛した。また、2年前に黒沢監督と組んだ『Seventh Code』の話題になり、その時の黒沢監督を前田は「優しいのに、すごく厳しい印象があるんですよね。怒鳴るとかんじゃなくて、真摯で素敵な演出なんですが、凄く見ていただいているのが分かるので、それに応えなきゃとか、ハードルが高いものに見えるです」と明かせば、黒沢監督も当時の前田を「すごかったですよ。朝から晩まで撮影があって、深夜1時に歌うシーンがあったんです。『どうするんだろう?』と思ったら、曲が流れたらアイドルになるんですよね。これがプロなんだと勉強させていただきました」と褒め称えていた。イベント日が七夕ということで、最後に願い事を発表。「私は食べることが好きなので、いくら食べても太らない身体になりますように」とプライベートに関する願望を披露した前田に対し、黒沢監督は「中国が絡んだ大きな企画(2013年に公開予定だった『一九〇五』)がうまく行かなくなって、そのヒロインが前田さん。その映画も含め、小規模でいいので年に1本のペースで撮り続けたいです」と真面目に話すと、前田は「私もじゃあ黒沢監督とその作品が夢で終わらないようにと変えます」とちゃっかり願い直し、黒沢監督にアピールしていた。
2016年07月08日映画『ふきげんな過去』が6月13日(月)、外国人特派員協会で上映され、主演の二階堂ふみと前田司郎監督が上映後、外国人記者の質問に答えた。前田監督のオリジナル脚本で、小泉今日子と二階堂さんがW主演を務める本作。女子高生の果子は退屈な日々にいら立ちを覚えつつ日々を過ごしていたが、そんな彼女の家に死んだはずの伯母の未来子が現れ、しかも果子に自分が本当の母親だと告げ…。二階堂さんは冒頭、外国人記者を前に英語で挨拶。「どういう映画と説明していいのか分からない作品ですが(笑)」と独特の物語が展開する本作を紹介する。前田監督は本作について「ストーリーはたいしたものがあるとは思っていない」と説明しつつ「場所の雰囲気、夏の暑い感じ、夏休みの気怠さやワクワク、死を近くに感じる瞬間などを表現したかった」と語る。果子(=過去)と未来子(=未来)が交わる本作だが、テーマについて「時間の流れは川のようなもので、過去、現在、未来の自分が同時に存在することはできないと思ってましたが、実は過去の自分も現在の自分も、未来も頭の中にあり、いろんな自分が1か所に存在する――それを映画なら表現できるのではないか?と思った」と語った。二階堂さんは、話題作への出演が続く中、本作への出演を決めた理由について「まずひとつは、小泉今日子さんと親子という関係でご一緒したかった」と説明。さらに「脚本が面白く、自分が経験したことがあるんじゃないか?見たことがあるような果子と向き合えるんじゃないかと感じた」と語った。演劇人としても目覚ましい活躍を見せる前田監督だが、映画製作において「演劇の影響はあまりない」と語る。「舞台俳優と映画の俳優は全然違う。舞台では、稽古で100%を出して、本番は80%くらいで臨むという演出をしてますが、映画の俳優はリハーサルや稽古に8割くらいで臨み、本番でカメラが回ると100%かそれ以上のものを出す。カードを隠し持ってて、本番でそれを切るんです。映画では瞬発力を、舞台では持久力のある芝居が要求されると思います」とそれぞれの特性について語った。映画では、未来子は爆破事件の犯人という設定であり、ある記者は、昨日、アメリカで起きた銃撃事件について、前田監督に見解・意見を求めた。このイレギュラーな突然の質問に監督は「難しい質問ですが…」と前置きしつつ「人間の中に暴力性や攻撃性は確実にあり、それを否定してもしょうがないと思っています。そうしたものがある前提で、それをどうコントロールする、またはいい方向に持っていくかを考えないといけないと思います」と自身の見解を語る。さらに「特別な人がテロを起こすのではなく、普通の人が起こす。犯罪者は“人でなし”ではなく、彼らも人間であり、人間はそういうことをするんです。僕らの中にもそういうものはあり、その本質を変えることはできない。だから、そういう状況に陥ってしまう環境を変えなくてはいけない。なぜ、その人たち…いや、僕らはそういうことをするのか?そこを考えなくてはいけないと思います」と呼びかけた。『ふきげんな過去』は6月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月14日「anan」2006号6/1発売は前田敦子さんが表紙の「駆け込みダイエット」特集。今週の表紙作成ストーリーを紹介します。あっちゃんが見せた、ダイエット特集にあるまじき(!?)姿。今回表紙とグラビアに登場してくれたのは、ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』の妖艶な演技が話題の前田敦子さん。特集テーマが「ダイエット」ということもあり、撮影では体のラインが強調された衣装に身をつつんでもらい、その均整のとれたカラダ、つい触れたくなる柔肌を存分に見せつけてもらいました。その美body、そして愛らしい笑顔にスタッフ一同目を奪われずにはいられなかったのはいわずもがな、実は取材時、それ以上に目がクギづけになる場面が……。それは〝食べているあっちゃん〟! 「朝から食欲旺盛なAKB48前田敦子のスゴ過ぎる朝食」なんていうまとめサイトがあるくらい、その食欲は知られたものではありますが、その姿を目の前にするとスゴイ破壊力!!撮影終わりの昼食にとお重形式で用意したお惣菜やおにぎりを次から次へパクパクと嬉しそうに食べるわ食べるわ。あっちゃんも「やばい、箸が止まらない!」と自分を制御できないようすで、それはそれは見ていて本当に気持ちいい食べっぷりでした。その幸せそうに食べている姿がかわいいのなんのって!!そんな愛らしいまでの食べ姿、ぜひ写真でお見せしたかったのですが、なにせ今回はダイエット特集ということで、それはまた別の機会に(勝手な願望ですが)……。そして、そんな食いしん坊なあっちゃんがあのパーフェクトなまでのスタイルをキープするための秘訣は本誌インタビューでチェックを!!!(N)
2016年05月31日ベストセラー作家・宮部みゆきの傑作ミステリーを前後編2部作で映画化。昨年全国公開され大ヒットした『ソロモンの偽証』。20日の「前篇・事件」地上波初放送に続き「後篇・裁判」が27日(金)、「金曜ロードSHOW!」でこちらも地上波初放送される。「前篇・事件」はクリスマスの朝、ある男子生徒の遺体が雪に埋もれた校庭で見つかり、警察は自殺と断定するが“殺人”の目撃者を名乗る者からクラスメイトを告発する告発状が学校に届く。過熱するマスコミ報道に無力な学校や親を見て、もう大人たちに任せておけないと生徒たちが学校内裁判を開廷する…という展開。今夜放送の「後篇・裁判」では開廷された学校内裁判の模様が描かれていく。前代未聞の生徒だけの校内裁判の被告は告発状によってクラスメイト殺害の嫌疑がかけられた問題児。校内裁判の提案者である藤野涼子は検事として彼の有罪を立証しようとする。対するは他校生ながら裁判に参加する神原和彦。さまざまな思惑が絡み合う中、真相を究明しようと彼らは奔走。そして裁判は思いもよらぬ人物の偽証で幕を閉じる。偽証の果てに彼らが見たものとは……。監督は『聯合艦隊司令長官 山本五十六』や『八日目の蝉』の成島出。中学生キャストたちは「日本映画最大規模」と言われた約1万人のオーディションで選ばれた33名の精鋭。6月公開の映画『クリーピー 偽りの隣人』の主演も控えた藤野涼子は本作の役名を芸名とし女優デビューしている。ドラマ「精霊の守り人」などで知られる板垣瑞生、「E-girls」のメンバーでもある石井杏奈、清水尋也、富田望生、「まえだまえだ」の前田航基、望月歩らがフレッシュに熱演している。その脇を固める大人キャストには佐々木蔵之介、永作博美、尾野真千子、黒木華らこちらも実力派俳優陣が集結した。金曜ロードSHOW!『ソロモンの偽証 後篇・裁判』は27日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ソロモンの偽証前篇・事件 2015年3月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会ソロモンの偽証後篇・裁判 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会
2016年05月27日ジャニーズJr.内グループ「SixTONES(ストーンズ)」のジェシー、松村北斗、田中樹が映画初主演を果たす『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』。この度、9月の公開を前に、公式HPにて待望の特報映像解禁された。海のない栃木県でサーフィン部に入っている、平凡で若干イケてない高校生・太田。しかし、彼が何事もなく普通の毎日を過ごすこと=世界の平和が保たれるという、摩訶不思議な力を持った超重要人物だった。親友のスーパー頭脳と身体能力を持った林、松永をはじめ、彼の通う高校の教師らが日本政府から国家機密として受けていた使命は、秘密裏に彼を守ることだった。そんな太田が、心の均衡が保てない出来事、つまり恋に落ちてしまった! その壮大な力を巡り、NSA(米国家安全保障局)やテロリスト までもが絡む、大事件が繰り広げられていく!果して太田の初恋の行方は? そして世界の平和は、保たれることが出来るのか――?本作を手掛けたのは、「アンフェア」シリーズなどのテレビドラマを数多く手掛ける根本和政監督。キャストには、「バカフライエフェクト」という世界平和を揺るがす驚異的な能力がありながら、自分自身は全くそのことに気づいていない、いかにも天然な高校生・太田和毅役をジェシーさん、和毅の幼なじみで天才だが、少し自信家ぶりが鼻につくイケメン・林秀太役を松村さん、同じく和毅の幼なじみで、頭が良くてズバ抜けた身体能力も兼ね備える松永英男役を田中さんが演じる。そのほか、太田が恋に落ちる才色兼備のヒロイン・三井清美役の竹富聖花や、小西成弥、前田航基、美山加恋ら若手俳優たち、そして船越英一郎、要潤、西村和彦、ブラザートムら実力派俳優陣も集結し、個性豊かなキャラクターを好演する。このほど解禁されたのは、ジェシーさん扮するごく平凡な高校生・太田の“秘密”が明らかになる特報映像。なんと彼は、世界を揺るがす特殊能力の持ち主!世界の均衡を保つため、太田の身の安全は常に監視されているが、本人は全く気付いていない様子…。海のない栃木県でサーフィン部の仲間たちと部活動に明け暮れる姿が、なんとも楽しげで微笑ましい。しかも主演の3人が、世界を救うというスケールの大きな展開が待っているようだが…。青春やSFなど、あらゆるジャンルを全部載せした驚異の青春フルスロットルエンタテイメントがさく裂する本作。まずは本特報からその様子を味わってみて。『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』は9月3日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月20日女優の前田敦子が主演ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」(TBS系)で“一皮むけた”姿をみせている。“深夜の昼ドラ”なんて触れ込みで、奔放な恋愛を満喫する主人公・毒島ゆり子演じる前田さんが濃厚なラブシーンに体当たりで挑む、ということで放送前から注目を集めていた話題作の第1話。そういう“お色気”を期待して観た視聴者はやや肩透かしを食らう内容だったかも。もちろん、シャワーシーンをはじめ、セクシーな下着を太ももをあらわに身につけるシーンなんかはあわや見えてしまうのでは?とヒヤヒヤしたし、さらには二股男との逢瀬を待ち焦がれ、会った途端に“肉食”むき出しで唇にむさぼりつく姿などは、「AKB48」時代からのファンなら十分に度肝を抜かれただろうけれど。とはいえ、やはりそれだけが目当てだったとしたら、まあ元アイドルの新進女優ならこれが限界だろうなあ、といった感想に落ち着いただろう。でも、そんな“表向き”のエロティックなシーンだけで、今作を評価してしまうのはまだちょっと早すぎる。今作の前田さんは、たとえばヌードでベッドシーンを演じるなんてこと以上に、とにかくエロティックな「表情」をみせていることに注目したい。これまでの女優としての前田さんをざっくりふり返ってみると、とにかく“AKBのあっちゃん”というイメージからの脱却にもがいた道のりだったように思う。女優としての本格的なスタートはAKB卒業後の2013年5月に公開された映画『クロユリ団地』で狂った形相で病んでいく姿をさらけだし、同年11月公開の『もらとりあむタマ子』では「ニートのダメ女」に。食事をする姿もだらしなく、かつてのアイドルだった姿からはかけ離れた役柄を演じた。そういった“体当たり”が功を奏してか、演技では監督や共演者からは毎回一定の評価を得て、女優賞も数々受賞した。なのにそれらに反して世間ではあまり正当な評価を得られてはいない印象が強いのは、やはり評価云々の前に「前田敦子でしょ」といったレッテルが邪魔をしてしまうのだろうか。しかし、前田さんが持ち前の負けん気で女優業に真剣に取り組んでいることは業界内ではよく知られていて、染谷将太とセックスシーンを演じた映画『さよなら歌舞伎町』への挑戦は、“元アイドル”や“清純”といったイメージを払拭しようとあがいているのだなあという印象も受けた。そんな流れで、今回の「毒島」である。私生活では二股交際を楽しみ、仕事では新入り政治記者として大物政治家の番記者を務めることになり、これから一人前になることを目指す、というところまでが第1話では描かれた。前述にもあるように、「毒島」は前田さんのセクシーなシーンが注目を浴びていたが、「毒島」におけるエロティックさは二股男との情事後に裸でピロートークする、なんてシーンではなく、“表情”だ。「毒島」での前田さんは、その表情に尽きる。2015年5月公開の映画『イニシエーション・ラブ』では、“清純な”お嬢様を演じた前田さん。恋人と甘い恋愛を育みながらも、やがて男から疎まれ暴力を振られ、顔を歪めて泣きながら「止めて」と懇願するその姿は、どことなく“M(マゾ)”的で、筆者も「これは!」と、彼女の新たな境地を見た気がした。元トップアイドルグループの「不動のセンター」なんて華々しい経歴を持つ人気者を叩きたい人たちなんていくらでもいるだろうから、そうした人たちの満たされない欲望と、溜まり溜まった日頃の鬱憤のささやかなはけ口となる「ドM女優」こそ前田さんの適役だ!なんてことを勝手に。一方の「毒島」の役どころとしては「男を信じない」「男をとっかえひっかえ」と、奔放な女。ここで垣間見えるのが、“次の男”を見つけたときのなんとも“メス”的な顔であった。それは恋する少女のそれとは明らかに違う物欲しげな表情で、「わたし、おかしい…。なんか、おかしい」なんてため息混じりにつぶやく。そして、その毒島を無表情ながら獣の目で見つめるのが、新井浩文演じるライバル紙のエース記者だ。こちらはこちらで、変態的に、猟奇的なまなざしで毒島を見つめる。エロス対エロスがねっとりと絡みつく様がスローで描かれていく。相手が既婚者と分かっていながら、欲望にブレーキが効かないように惹かれてしまう…毒島のそんな表情はまさしく“昼ドラ”的で、これまでの作品で見せてきたエロスよりも官能的そのものだった。もちろん同ドラマがエロスな要素だけをフィーチャーしているわけではないが、今後この昼ドラ的なドロドロの愛憎劇が繰り広げられる中、前田さんがどこまで“脱皮”してみせるのか。第1話はまだまだ“前フリ”段階とのことで、これからさらにドロドロさが増してくるようだ。“AKBのあっちゃん”ファンは気が気じゃないかもしれないけれど、このドラマが終わった頃には“元AKB”という肩書を完全に払拭した前田さんが見られるかもしれない。そんな期待を込めて、やましい気持ちなど毛頭なく、次回を録画予約しました。「毒島ゆり子のせきらら日記」は毎週水曜深夜0時10分より放送中。(花)
2016年04月29日ジャニーズJr.内グループ「SixTONES(ストーンズ)」のジェシー、松村北斗、田中樹の映画初主演作となる『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』が、9月3日(土)より全国にて公開されることが決定した。海のない栃木県でサーフィン部に入っている、平凡で若干イケてない高校生・太田。しかし、彼が何事もなく普通の毎日を過ごすこと=世界の平和が保たれるという、摩訶不思議な力を持った超重要人物だった。親友のスーパー頭脳と身体能力を持った林、松永をはじめ、彼の通う高校の教師らが日本政府から国家機密として受けていた使命は、秘密裏に彼を守ることだった。そんな太田が、心の均衡が保てない出来事、つまり恋に落ちてしまった!その壮大な力を巡り、NSA(米国家安全保障局)やテロリストまでもが絡む、大事件が繰り広げられていく。果して太田の初恋の行方は?そして世界の平和は、保たれることが出来るのか?昨年初夏、栃木県、沖縄県を舞台に撮影された本作。「アンフェア」シリーズなどのテレビドラマを数多く手掛ける根本和政監督による映画デビュー作であり、青春グラフィティなのに、最初からSF映画というくくりの大風呂敷を広げたかと思いきや、小ネタやギャグをジャブのように連打し続け、予想外のトラップやオチまでも用意されており、最後は感動が待ち受ける…という一瞬たりとも予断を許さない、ジェットコースター的なストーリーが展開される。“バカフライエフェクト”という世界平和を揺るがす驚異的な能力がありながら、自分自身は全くそのことに気づいていない、いかにも天然な主人公・太田和毅役を演じるのは、ジャニーズの新時代を担うジャニーズJr.内グループ「SixTONES(ストーンズ)」のジェシーさん。初めての映画主演にプレッシャーを感じたそうだが、「素晴らしいキャストの方々とお芝居をさせていただき、楽しんで撮影に臨むことができました。観て下さるお客様にも沢山笑ってもらえるようバニラボーイチームが一丸となってつくりあげた作品なので是非楽しみにしてください!」と自信を覗かせた。和毅の幼なじみで、天才だが少し自信家ぶりが鼻につくイケメン・林秀太役には、松村さん。撮影時はかなり緊張したと明かし「なかなかうまくいかなかったことが多かったことを覚えています。そんな不安の中で完成した作品を見て驚きました。面白いです。これは老若男女全ての皆様に楽しんでいただける作品になったと思います」とコメント。そして、同じく和毅の幼馴染みで、頭が良くてズバ抜けた身体能力も兼ね備えた松永英男役を演じたのは田中さん。「動きや口調などアドリブでやらせていただいたシーンがあるので、そこが最大の見せ場です!」と見どころを語った。また、脇を固める俳優陣も豪華な顔ぶれ!太田が恋に落ちる才色兼備のヒロイン三井清美役に、『暗殺教室~卒業編~』中村莉桜役や『脳漿炸裂ガール』では主演を務める竹富聖花。そのほか、小西成弥、前田航基、美山加恋、山崎萌香ら若手実力派俳優たちが“丘サーフィン部”に集結。さらに、モデル出身の北川弘美と高橋ユウが大人のフェロモンを振りまき、船越英一郎、要潤、西村和彦、姜暢雄、ブラザートムら実力派俳優もキャスティング。それぞれに濃すぎるキャラを炸裂させている。栃木が舞台なのに、そのスケールは世界規模!青春、恋愛、友情、スポ根、コメディ、SF、いろんなジャンルを欲張りに全部のせした感動のSF(青春フルスロットル)エンターテインメント作に期待したい。『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』は9月3日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月26日国際航業は3月29日、ドローンの運航とドローンを用いた3次元計測に関するスクール「ドローン運航・3次元計測スクール」を5月に開設すると発表した。建築分野では、3次元データを駆使した情報化施工の導入が進んでおり、国土交通省も工事の全工程で3次元データを活用する「i-Construction」の取り組みを本格化させている。ドローンは3次元データを高効率・高精度に取得できるが、正確な3次元データを取得するための運航方法や計測方法を習得できる教育機関は整っていないのが現状となっている。今回開設するスクールでは、ドローンの仕組みや関連法令・安全管理方法の座学講習と、ドローン実機を用いた実技講習を通じて、ドローンの操縦・安全運航管理を習得することが可能。加えて、国際航業がこれまで培ってきた運航方法・計測方法も習得することができる。座学が3日間、実技が2日間で計5日間の内容となっており、国際航業東京事業所および関西事業所が会場となる(実技はドローン飛行が可能な場所に移動して実施する)。20歳以上のドローン運航および3次元データ取得に関わる実務者が対象で、4月公開予定のWebサイトで申し込みを受け付ける。受講費については後日発表するとしている。また、同スクールは日本UAS産業振興協議会(JUIDA)に認定されており、修了者はJUIDAの操縦技能証明書および安全運航管理者証明書を取得可能となっている(修了後にJUIDAへの申請が必要)。
2016年03月29日AKB48を経て、幼い頃からの夢、女優へと転身した前田敦子さん。まるで最初から決められた運命だったかのように、光の当たる場所で輝いている前田さんですが、運命の道を歩み続けてこられた裏には、絶対的存在のあの人からの言葉がありました。* **結成当初から卒業までAKB48を引っ張り続けた前田敦子さん。彼女の成功を運命づけたのは、プロデューサー、秋元康さんとの出会い。「私にとって、秋元さんを超える存在はいません」とまっすぐな目で断言する。「今でも心に残っているのは『焦らなければ、絶対に売れる』という言葉です。売れるにはどうしたらいいのか。当時、ド素人だった私は、何が正解なのかなんてわかるはずもなく、秋元さんのその言葉を信じることでしか、進めませんでした」もがくほど、解決策が欲しくて、いろんな人の意見が聞きたくなってしまうもの。でも、まずは、一人をひたむきに信じる強さを持つ。それが、運命を分かつことを、秋元さんと前田さんの関係は教えてくれる。そもそも女優は、小さい頃から抱いていた夢。「なぜだか、ずっと」なりたかった。漠然とした思いが輪郭を持ち始めたのは、AKB48の始動前。「当時は、秋葉原の劇場で何かをするとだけ知らされていました。その“何か”が演劇かもしれない。そう思った時、『私は演技がしたいんだ』とはっきりわかったんです。アイドルとして歌って踊りたい、という動機ではなかったけれど、アイドルをやりたくないと思ったことはありません。がむしゃらに取り組んだAKB48は、一生、大事にしたい場所なんです」◇まえだ・あつこ1991年、千葉県生まれ。’05年、AKB48メンバーとしてデビュー。’12年に卒業。最新出演作『モヒカン故郷に帰る』は3/26、オールロケを行った広島で先行公開。4/9より全国公開。◇ニットトップス¥15,000(オープニングセレモニー ジャパン エクスクルーシブ ライン/オープニングセレモニーTEL:03・5466・6350)フレアスカート¥22,000(Dickies×k3&co./k3 OFFICETEL:03・3464・5357)ベルト、パンプスはスタイリスト私物※『anan』2016 年3月23日号より。写真・細見裕美(go relax E more)スタイリスト・岡本純子ヘア&メイク・増田加奈(ヘアーベル)取材、文・小泉咲子
2016年03月16日ドラマ『牙狼』で脚光を浴び、現在CX系ドラマ『お義父さんと呼ばせて』にレギュラー出演するなど、注目の若手俳優・栗山航の初主演舞台『リビング』が3月2日、東京・赤坂RED/THEATERで開幕した。舞台『リビング』チケット情報主人公の青年・マタロウは自宅のリビングで生活する、いわゆるひきこもり。ただし、周囲はおとなしく彼をひきこもらせてはくれない。父親に愛想をつかして家出していた母が突然帰宅し、なぜか同居している母親の愛人は何かとマタロウの面倒を見、幼馴染以上・恋人未満の彼女も入りびたり、そしてアル中の父親はマタロウ同様に2階でひきこもっている。さらに、マタロウの元上司がクレーマーだった客を連れやってきて……。個性的すぎるキャラクターが好き勝手に感情を爆発させ、リビングは大混乱。ドタバタコメディの様相を呈す物語に、客席からは絶え間なく笑いが起こるも、結末は意外な方向へ……。作・演出は、宝塚歌劇団出身で、大作ミュージカルも数多く手がける荻田浩一。耽美的な作風で知られる荻田が、そのパブリックイメージを覆す、アットホームでハートウォームな愛らしい舞台を作り上げた。さらに、7名という少数精鋭の出演者も芸達者揃い。舞台初主演の栗山は、ひきこもり青年という難しい役どころを、どこかしら母性本能をくすぐる可愛さと素直さで好演。その彼女役の舞羽美海は、オタクな少女を思い切りのよい演技で楽しげに演じていたのが印象的だ。初日開幕前には、栗山と舞羽の会見も行われた。初座長となる栗山は「不安と楽しみが半々。客席が近く、お客さまがどんな表情をしているのかが、たぶん全部わかってしまう。皆さんが笑顔であることを祈ります。ほかの6人の共演者が大先輩ばかりなので、僕が引っ張っていこうなどとは思わず、学ぶところは学んでいきたい」と謙虚に意気込みを。その後は、劇中キュートなコスプレ姿を披露する舞羽が「台本を見てびっくりしました。セーラー服を着るのも初めて」と話したところ、栗山から「どのコスプレがお気に入りですか?」と質問が飛び、舞羽が「私は意外と戦隊モノのコスプレが好きなんですが、初めて衣裳を着た時に、栗山さんが私を見て笑ったんです、ひどい!」と苦言を呈すなど、劇中同様の息のあったやりとりで記者たちを笑わせていた。公演は3月7日(月)まで同所にて。チケットは発売中。
2016年03月03日ドラマ『牙狼』で脚光を浴び、現在CX系ドラマ『お義父さんと呼ばせて』にレギュラー出演するなど、注目の若手俳優・栗山航の初主演舞台『リビング』が3月2日、東京・赤坂RED/THEATERで開幕した。舞台『リビング』チケット情報主人公の青年・マタロウは自宅のリビングで生活する、いわゆるひきこもり。ただし、周囲はおとなしく彼をひきこもらせてはくれない。父親に愛想をつかして家出していた母が突然帰宅し、なぜか同居している母親の愛人は何かとマタロウの面倒を見、幼馴染以上・恋人未満の彼女も入りびたり、そしてアル中の父親はマタロウ同様に2階でひきこもっている。さらに、マタロウの元上司がクレーマーだった客を連れやってきて……。個性的すぎるキャラクターが好き勝手に感情を爆発させ、リビングは大混乱。ドタバタコメディの様相を呈す物語に、客席からは絶え間なく笑いが起こるも、結末は意外な方向へ……。作・演出は、宝塚歌劇団出身で、大作ミュージカルも数多く手がける荻田浩一。耽美的な作風で知られる荻田が、そのパブリックイメージを覆す、アットホームでハートウォームな愛らしい舞台を作り上げた。さらに、7名という少数精鋭の出演者も芸達者揃い。舞台初主演の栗山は、ひきこもり青年という難しい役どころを、どこかしら母性本能をくすぐる可愛さと素直さで好演。その彼女役の舞羽美海は、オタクな少女を思い切りのよい演技で楽しげに演じていたのが印象的だ。初日開幕前には、栗山と舞羽の会見も行われた。初座長となる栗山は「不安と楽しみが半々。客席が近く、お客さまがどんな表情をしているのかが、たぶん全部わかってしまう。皆さんが笑顔であることを祈ります。ほかの6人の共演者が大先輩ばかりなので、僕が引っ張っていこうなどとは思わず、学ぶところは学んでいきたい」と謙虚に意気込みを。その後は、劇中キュートなコスプレ姿を披露する舞羽が「台本を見てびっくりしました。セーラー服を着るのも初めて」と話したところ、栗山から「どのコスプレがお気に入りですか?」と質問が飛び、舞羽が「私は意外と戦隊モノのコスプレが好きなんですが、初めて衣裳を着た時に、栗山さんが私を見て笑ったんです、ひどい!」と苦言を呈すなど、劇中同様の息のあったやりとりで記者たちを笑わせていた。公演は3月7日(月)まで同所にて。チケットは発売中。
2016年03月03日女優の前田敦子が17日、都内で行われた「第8回DEGジャパン・アワード ブルーレイ大賞」授賞式に出席した。ソフト&ハードのメーカーが加盟する次世代デジタルエンターテイメントの普及団体「デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン(DEGジャパン)」が主催する同アワードは、同団体の目的でもあるブルーレイ普及活動の一環として行われるもの。ブルーレイディスクならではの高画質、高音質といったクオリティーを判断基準にして、2015年に発売された4,135作品の中から各賞が表彰され、栄えあるグランプリには『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が選ばれた。そのプレゼンターに前田敦子が登壇。グランプリに選ばれた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』について「ある監督さんが『興奮した』とおっしゃっていたので、私も映画館で見たんですが、『こんなに興奮したの初めて!』といまだに覚えています。映像や音楽、そして個性的なキャラクターしか出てこないし、シンプルなんですけど感動するし興奮するし、これは何度見ても楽しめる作品だと思います」と大絶賛。そして関係者に「本当におめでとうございます」と祝辞を述べてプレゼンターとしての役目を果たした。プライベートではブルーレイをかなり見るらしく「よりキレイな世界観を身近に体験できるので、借りる時も買う時もブルーレイを選ぶようにしています。音も良いですし目で見ても楽しいですしね」と語るなど、関係者を喜ばせていた。
2016年02月18日ユニットコムは2月3日、OTG対応ポートを含むUSBポート×6基を搭載したスマートフォンスタンド「O332-Y-3067」を、パソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。価格は税込2,980円。O332-Y-3067は、本体側面にOTG対応のUSBポート×1基、PC接続用のUSBポート×1基、給電用・通信用のUSBポート×4基を搭載したスマートフォンスタンド。スマートフォンをスタンドに立てかけた状態で充電したり、マウスやPCを接続して同時に使用できる。本体サイズ(スマートフォンホルダー部分含まず)はW110×D23×H63mmで、重量は175gとなっている。PC接続用のUSBケーブル、OTGケーブル、パワーコネクタなどが付属する。
2016年02月03日「セクシーロボット」シリーズ、ソニーの「AIBO」のコンセプトデザインなどで知られるイラストレーター、空山基(HAJIME SORAYAMA)の新作個展「女優はマシーンではありません。でも機械のように扱われます。」が1月30日より、渋谷のギャラリーNANZUKAでスタートした。空山基はエアブラシを駆使したイラストレーションで、70年代よりフリーのイラストレーターとして活動を開始。78年のサントリーの広告を最初に、80年代を代表するエアブラシ手法で知られ、女性美をメタリックなロボットやフェティッシュな表現で国内のサブカルチャーシーンのみならず、海外でも伝説的な存在。1999年にはソニーのAIBOでグッドデザイン賞、メディア芸術際グランプリを受賞し、初代AIBOはスミソニアン博物館&MOMAのパーマネントコレクションに収蔵されている。海外のアートスクールでは空山の作品の制作過程を図解した作品集が教科書として使用されていることも多く、ハイパーリアリズムの巨匠。エアロスミスの「Just Push Play」のCDジャケットのカバーが有名だが、ア ベイシング エイプ、ナイキ、 ビームス、ステューシーなどとのコラボでも知られ、ファッション界でもファンが多い。今年1月に行われたピッティ・イマージネ・ウオモ89でも、韓国人デザイナーのジュン・Jが空山基をメインテーマとしたコレクションをランウェイショーで発表。グラフィティアーティストのKAWSとのコラボフィギュアなど、ストリートアート、ネオ・ジャポネスクのブームと共に、海外での再評価が高まっている。今回の展覧会では、空山が敬愛するマリリンモンローをロボットとして書き起こした新作ペインティング10点と、立体作品のセクシーロボットを等身大、1/3スケールの2体が展示されている。【イベント情報】空山基新作個展「女優はマシーンではありません。でも機械のように扱われます。」会場:NANZUKA住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1F会期:1月30日~3月5日時間:11:00~19:00休館日:毎週月曜日、日曜日、祝日料金:無料Text: 野田達哉
2016年02月02日映画『LIVE!LOVE!SING!生きて愛して歌うこと 劇場版』の初日舞台あいさつが23日、都内で行われ、キャストの石井杏奈(E-girls)、渡辺大知(黒猫チェルシー)、柾木玲弥、前田航基が出席した。本作は、昨年3月にNHKで放送された特集ドラマに未公開シーンを加えた青春映画。故郷・福島に住む同級生から「タイムカプセルを堀ろう」という連絡を受けた神戸の女子高に通う朝海(石井)は、震災で立入制限区域となった母校を目指す旅を始める――というストーリーだ。ヒロインを務めた石井は、「劇場版を見て頂けることがうれしい。ドラマとは違った内容になっているので、たくさんの人に見てほしい」と映画化に歓喜。「心にしみる言葉がたくさん出てくるので、言葉に注目して」と紹介しつつ、「現実を知らなかった私も、神戸と福島に向き合うことができた。この作品を見た多くの人も同じ気持ちになってくれれば」と観客に呼び掛けた。また、教師役の渡辺は、「撮影中から劇場で公開したいと思っていた。人は100%理解し合えなくても、お互いに想うことで寄り添って生きて行くことができるということが伝わると思う」と自信たっぷり。連続テレビ小説『あまちゃん』で演出を手掛け、本作で監督を務めた井上剛も、「彼らが生き生きともがいている姿を体感してほしい」とアピールした。
2016年01月24日