方南ぐみ企画公演『ボンバーマン初夏の浅草の秘密』に、劇団EXILEの小野塚勇人と八木将康が出演する。ふたりが演じるのは、タイムスリップによって昭和25年という時代にやってきた男たち。小劇場の手練れに混じって、この作品にどう取り組んでいるのか。初日を控えた小野塚と八木が気合いを見せた。方南ぐみ企画公演『ボンバーマン初夏の浅草の秘密』チケット情報自分の人生がうまくいかないのを世の中や人のせいにしていた若者が、ひょんなことから昭和25年の浅草に迷い込んだ。そこで出会うのは、戦争を生き抜き、貧しくとも懸命に生きている人たち。小野塚と八木は、台本を読んですぐ、この物語に惹かれたという。「現代にいると、ちょっとイヤなことがあっただけで面倒くさいってなるけど、この時代はイヤだからって頑張らなければ本当に死んでしまう。生きていくためには何だってやるぞっていう強さを感じるんです」(小野塚)。「知らない時代のことだから、自分にとって新しい知識としてすごく勉強になりますし、また「知らない」ということが逆に役を演じる時にリアルな反応をすることができる強みでもある。観てくださる方も、僕たちと同じ目線で物語に入っていけると思います」(八木)。まさに、ふたりを通して観客にも何かが届くという仕掛けだ。「現代っ子の僕たちだからこそ伝えられるメッセージというものも台本には詰まっているので、しっかり伝えていきたいと思っています」(小野塚)。今作の作・演出を手がけ、方南ぐみを主宰する樫田正剛は、実はふたりの恩人である。2012年の樫田の作品『あたっくNo.1』への出演をきっかけに、劇団EXILEに加入することになったからだ。だからこそ、期待に応えたいという気持ちは強い。「まったく未経験の僕らに、技術じゃなくて気持ちで芝居をするっていう役者としての基礎を教えてくれた人なので、今回もちゃんと精神を入れて、本気で役と向かい合いながら芝居をしたいと思います」(小野塚)。「常にチャレンジしろ、やりすぎるぐらいがいいっていうこともいつも言われるんです。だから、ベテランの方々にもまれながら、食らいついていこうと思ってます」(八木)。また、今回は小劇場で上演されるとあって、このふたりならではの息の合ったところも間近で観ることができそうで、「視線を合わせるところや細かい表情も観ていただきたいポイントです」と八木もアピールする。「戦後の話ですけど、エンターテインメントにあふれる物語で、笑える部分もたくさんあります。それに、知らないことが描かれているからこそ面白いということもあると思うんです」と最後に語った小野塚。その言葉が演劇の真髄を表していた。公演は7月15日(水)から20日(月・祝)まで東京・キンケロ・シアターにて。チケット発売中。取材・文:大内弓子
2015年07月08日アミューズ所属の俳優によって結成され、今年10年目を迎える劇団プレステージが挑むのは、東京・紀伊國屋サザンシアター初進出&初の大阪公演!劇団を代表して今井隆文、大村学、高橋秀行の3人に見所と意気込みを聞いた。劇団プレステージ『Have a good time?』チケット情報上演される『Have a good time?』は、デビュー10年目を迎える5人のC級アイドル『東京オードル』の起死回生をかけた物語。2012年8月に初演され、ファン待望の人気作だ。「劇団の成長ともリンクするような内容ですし、初演当時と比べて、ぼく自身の視点も変わってきている。今までにない大きな劇場ですし、今この作品でどんな景色が見えるのか楽しみ」(今井)、「ぼくらがキャパ100人足らずの小さな劇場から飛び出すキッカケになった演目でもあるので思い出深い。それを大きな劇場で再演するのは劇団としても緊張感があります」(高橋)、「アイドルの物語で、ファン視点も盛り込まれているのでセリフを受け取った方々の心が痛かったり揺れたりするかもしれません。エンタメ性の高い舞台なので心が動くことも含めて楽しんでほしいし、初めての方にもすごく入りやすいお話ですね」(大村)劇団プレステージでは公演のたびに、配役を劇団内オーディションで決定する。結果によって出番がガラッと変わるというから実にスリリング。多彩な劇団員たちも魅力的だ。「飛び道具みたいな役者や女装がすごくきれいな役者、オジサン役が得意な役者もいる。オバサンをやらせたら僕の右に出る者はいないですね(笑)」(今井)、「ぼくみたいなイケメン(笑)や、よく見るとイケメン?というヤツも。いろんな味わいのメンバーがいるので、お芝居と一緒に人間味みたいなものも感じてほしいですね」(大村)、「そんな劇団員たちが本作ではブサイクとイケメンのアイドルグループに分かれて演じます。すごく華やかでおもしろくてポップですが、見終わったときに果たしてどちらの生き方が幸せなんだろう……と考えてしまうかもしれません」(高橋)劇団として常に試されながらも10年目を迎えられたのは、持ち前のチームワークの良さと、そんな彼らを楽しみにしているファンたちの存在だ。「新たな劇場進出も大阪公演の実現も皆さんの応援があってこそ辿りつけました。なので、この公演は勝負だと思っているし、これまでの感謝の気持ちも贈りたいですね」(今井)公演は8月8日(土)・9日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホール、8月12日(水)から23日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアターにて。チケットの一般発売は7月11日(土)午前10時より。チケットぴあでは、インターネット先行抽選を実施中、6月29日(月)午前11時まで受付。取材・文おーちようこ
2015年06月26日映画『極道大戦争』の初日舞台あいさつが20日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、キャストの市原隼人、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔(劇団EXILE)、でんでん、坂口茉琴が出席した。全国公開中の本作は、"ヤクザ・ヴァンパイア"によってヤクザ化した人々の抗争を描くエンターテイメント作品。神浦玄洋(リリー)を組長とする神浦組の舎弟・影山亜喜良(市原)。襲われて瀕死状態の神浦に首筋を噛まれ、超人的能力を身に付けた影山は、その敵討ちに挑む――というストーリーで、監督を三池崇史が務めている。主演の市原は、「オリジナルでやるのが難しい中で、ここまで笑って喜んで頂いて本当にすごい。これからはみなさんの作品になるので、心の中で可愛がってくれたら」と胸を張ってアピール。また、「クレイジーでぶっ飛んでて、本当にやるのかなと(笑)。でも、すべての部署のバイタリティがすごくて、三池組ならではの現場でした」と振り返ると、ヒロイン役の成海も、「台本を読んで何が何だか混乱したけど、この祭りに参加したいと思いました」と笑顔を見せた。一方のリリーも、「まさか公開されるとは思ってなかった。今は色んな規制があるのに、どんどん足しちゃって"R28"くらいまで上がってた。三池監督しかできない作品」とその過激な内容に驚いた様子。リリー演じる“ヤクザ・ヴァンパイア”を描く本作だが、「噛まれたら何になりたい?」の問いに、「大阪のおばちゃん。分かりやすい世の中になりそう」と答えた市原は、坂口から、「格好良い市原さんみたいになりたい」と言われて照れ笑いを浮かべていた。また、劇中キャラクター・KAERUくんによる瓦割りやアクション演舞で、会場を盛り上げたこの日の舞台あいさつ。カンヌ国際映画祭招待作品に選出されたことに続き、北米公開&世界21ヵ国での公開も発表され、市原は、「本当にすごいですね。他の国でも多くの人に楽しんで頂くことを願ってます」と喜びを語っていた。
2015年06月21日三池崇史監督の最新作『極道大戦争』が北米をはじめ、世界21カ国で公開されることが決定した。6月20日に東京・TOHOシネマズ新宿で行われた初日舞台あいさつで発表された。第68回カンヌ国際映画祭“監督週間”で旋風を巻き起こした本作が、さらなる国際的な飛躍を遂げることになった。『極道大戦争』初日舞台あいさつ/その他の写真三池監督が原点回帰と位置づけ、「ヤクザヴァンパイアに噛まれたら、誰もがヤクザになってしまう」という唯一無二の完全オリジナルストーリーを映画化。新作撮影中の三池監督は初日舞台あいさつを欠席したが、主演の市原隼人をはじめ、共演する成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔(劇団EXILE)、でんでん、坂口茉琴らキャスト陣が勢ぞろいした。市原は「ボーダーラインを壊す怪物的な破壊力。ぜひ世界中の人たちに楽しんでほしい」と海外配給に胸を高鳴らせ、本作の奇抜な設定については、「クレイジーでぶっ飛んでいる。オリジナルストーリーが難しい時代に、すべてがオリジナルというは本当にすごい」と熱弁した。共演陣も「何が何やら、すごく混乱しましたが、この祭りに参加したいと思った」(成海)、「まさか本当に公開されるなんて」(リリー)、「よく、わからない…でも面白い」(高島)、「深く考えるのは、やめようと思った」(青柳)、「台本を読んで、これ準備稿だろと思った」(でんでん)、「刺激が強い絵本みたい」(坂口)と思い思いに、“三池ワールド”の魅力を語った。『極道大戦争』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年06月20日三池崇史監督の最新作『極道大戦争』の初日舞台挨拶が6月20日(土)、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、市原隼人、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔(劇団EXILE)、でんでん、坂口茉琴が登壇した。三池監督が原点回帰と位置づけた、渾身の完全オリジナルストーリーを映画化。“ヤクザヴァンパイア”に噛まれたら、誰もがヤクザになってしまうという衝撃の極道エンターテイメントで、第68回カンヌ国際映画祭「監督週間」での公式上映でも大旋風を巻き起こした。この日は新作の撮影を理由に、三池監督は残念ながら欠席。その穴を埋めようと(!?)、市原さんらキャスト陣は、本作の“ハチャメチャ”な世界観について言いたい放題だった。「クレイジーでぶっ飛んだ作品。すべてがオリジナルというのも本当にすごい」と市原さん。ヒロインを演じる成海さんは「台本を読んでも、何が何やらで、すごく混乱しました。でも、この祭りには参加したいなと思った」と笑顔を見せた。「よく分からない…でも面白い!ぜひ感性で楽しんで」(高島さん)、「深く考えるのはやめようと思った」(青柳さん)、「台本を読んで、これ準備稿だと思った(笑)。よくこんな企画が通ったな」(でんでんさん)、「まるで刺激的な絵本みたい」(坂口さん)と、やはり唯一無比な三池ワールドに圧倒されたようだ。いちばん“舌”好調だったのがリリーさんで、「イカれている」「この映画が公開されるなんて思っていなかった」「現場では“R-28”くらいの描写も。これ、誰が観られるの?と思った」とリリーさん流の賛辞を贈っていた。『極道大戦争』は全国で公開中。北米を始め、世界21か国での公開が決定している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:極道大戦争 2015年6月20日より TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
2015年06月20日昨年「R.Y.U.S.E.I.」でレコード大賞を獲得して以降、EDM界の天才DJ・Afrojackとのコラボ曲リリースや、TBS「音楽の日」に出演することが決定するなど、ますます勢いを増している「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」。そのパフォーマー・山下健二郎がこの度、集英社文庫「ナツイチ2015」キャンペーンのメインキャラクターに就任することが発表された。山下さんは、「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」(以下「三代目JSB」)にパフォーマーとして加入する以前から、「EXILE」のツアーにバックダンサーとして参加したり、「劇団EXILE」の一員として演劇活動するなど、その多才ぶりで幅広く活躍。新曲「Summer Madness」が「ANA」のTVCMに起用されるなど注目を集める同グループでダンサーとして活動しつつ、7月放送予定の唐沢寿明主演、麻生久美子、山本耕史ら豪華出演陣で贈る「ナポレオンの村」(TBS)にも出演することが決定しており、幅広い活躍に今後も期待が持てるパフォーマーだ。今回山下さんが抜擢された集英社文庫「ナツイチ」のメインキャラクターには、過去、広末涼子、玉木宏、佐藤隆太、蒼井優、岡田将生&山下リオ、多部未華子、武井咲、剛力彩芽ら、夏の爽やかさを感じさせる豪華俳優陣が起用。昨年は佐藤健が『るろうに剣心』の剣心役でそのビジュアルを飾り、大きな話題を呼んだ。山下さんの起用理由について担当者は「今回、山下健二郎さんにメインキャラクターにご就任いただければ、若い人々を中心に、より幅広い層に、読書の楽しさや喜びを伝え、本に触れる機会を増やしてもらえると確信し、お願いいたしました」とコメント。それを受けて「全国の書店にポスターや映像を流させて頂くと思いますが、山下健二郎としてまた違う一面を見て頂いて、そして、若者の読書離れがありますが、また改めて文庫本や本の素晴らしさを伝えられたらと思っています」と、山下さん本人も意気込みを語った。6月25日(木)から9月30日(水)まで開催されるこちらのキャンペーンに伴い、集英社文庫HP特設サイトには山下さんが出演する超短編映画などが公開予定。さらに山下さんの直筆サイン入り特大ポスター広告が抽選で当たるプレゼント企画も実施されるそうなので、ファンは要チェックだ。(text:cinemacafe.net)
2015年06月19日「EXILE」パフォーマー・AKIRAが主演を務める、今秋7月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「HEAT」の主題歌を、同グループ「EXILE」のボーカル・ATSUSHIとAIがタッグを組んだ「EXILE ATSUSHI + AI(エグザイルアツシプラスアイ)」が担当することが決定。7年ぶり、2作目となる共作「Be Brave」が起用されることが分かった。本作は、AKIRAさん演じる主人公の不動産会社エリートビジネスマンが、街を買収するため素性を隠し入団した“消防団”との出会いにより、少しずつ大切な人との絆を感じ、守りたいと思うようになる…人間的に成長していく様子を描いたヒューマンドラマだ。そんな本作の世界観と、ATSUSHIさんとAIさんのコラボ作「Be Brave」が持つ“大切な人を守る勇気”というテーマがぴったりということで、今回の主題歌起用が決定したという。ATSUSHIさんとAIさんの共演は、2008年に発表した「So Special」以来7年ぶりであり、今作で2作目。今作では歌唱のみならず作詞も2人が務め、人と人とが思い合う絆の深さや大切な人を守る勇気を歌い上げ、壮大でエモーショナルな楽曲に仕上げている。ATSUSHIさんは「今回は消防団のお話ということもあり、命をテーマにした曲を作りました。そして共演してくれたアイちゃんのお腹の中にも、新しい命が宿っていて、そういったお腹の中の命や、子どもたちの命、そしてもちろん大人たちの命や、大切な人を失った方々にも、少しでも希望を持っていただければという想いもありました」と、共演のAIさんについても触れつつ、制作の想いを明かした。また、4月1日に自身の妊娠を発表したAIさんは、7年振りの共演を果たしたことを受け、「アッちゃんとは久しぶりの共演だったけどまた一緒に歌えて光栄です!アッちゃんも歌うときにすごく魂を込めて歌うので本当に伝わってきます。そして、今回はハモっているところがたくさんあって、前に共演した『So Special』とは違った感じで歌えてとにかく楽しかったです」と今作への手応えを語った。さらに、主演のAKIRAさんは「俳優のお仕事をする上での一つの夢が、いつか自分が主演する作品の主題歌をATSUSHI君に歌ってもらいたいという事だったので今回ついに実現しました」と喜びのコメントを寄せ、さらに「“命”をテーマにした壮大で全てを包み込むようなメロディと前向きな歌詞が『HEAT』の世界観にぴったりで、ドラマと共にこの曲からも皆様にメッセージを感じ取っていただけたら素敵だなと思います」と、楽曲と本作のコラボに期待を感じさせた。「Be Brave」は今秋リリース予定。「HEAT」は7月より毎週火曜22時~関西テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月12日ひと昔前であれば、あまり好印象を持たれなかった“ヒゲメン”。だが、いまやセクシーに整えられたヒゲは、オシャレ男子のファッションアイテムの一つにもなり、“上級者”の無精ヒゲもさることながら、街にはヒゲメンが溢れている。そこでシネマカフェでは、いま注目のワイルド“ヒゲメン俳優”をピックアップしてみた!◆ヒゲメンの代名詞「EXILE TRIBE」で要注目の存在・青柳翔まずは、ヒゲメンブームの火付け役ともいえる「EXILE TRIBE」の一員で、「劇団EXILE」メンバーとして活動する青柳翔。ふんどし姿を披露した映画主演作『渾身 KON-SHIN』(’12)はモントリオール世界映画祭の正式招待作品に選出。沢尻エリカ主演のTVドラマ「ファーストクラス」では、ミステリアスでワイルドな独特の雰囲気をもつ間宮役で、沢尻さんら女優たちに劣らず存在感を示したことで一気に注目された。その後、「美しき罠~残花繚乱~」では青年実業家を演じ、今クールではTAKAHIRO主演の「ワイルドヒーローズ」に出演。若くして自転車屋を経営しながら、祖母を介護する心優しい青年を演じており、人気急上昇中。青柳さんといえば、トレードマークにもなっているヒゲと鍛え上げられた肉体美。ほかのメンバー同様、日々トレーニングを欠かさないことから、実は筋肉がすごい!といわれている。6月20日公開『極道大戦争』では、市原隼人演じる影山の弟分としてヤクザ役を好演。最強伝説をもつヤクザヴァンパイアである組長・神浦(リリー・フランキー)の遺志を受け継ぎ、ヤクザヴァンパイアとなった影山が、その敵討ちの刺客と戦いながら覚醒していく姿が描かれる本作では、初の三池組参加ということで、気合十分で挑んでいるという。◆ワイルド&セクシーなヒゲが似合う金子ノブアキ「RIZE」や「AA=」でドラマーとしてのバンド活動始め、映画・テレビドラマと数々の作品に出演する金子ノブアキ。現在公開中『新宿スワン』では、スカウト会社・ハーレムのナンバー2の葉山豊役を演じており、綾野剛や山田孝之、伊勢谷友介といった実力派にも引けをとらない演技で魅了する。長髪&ヒゲで、ワイルドながらもセクシーさを兼ね備えた金子さんの人気は顕在だ。◆無精ヒゲなのにカッコいい代表格・『MOZU』西島秀俊ドラマ「MOZU」ではスーツの下に隠された肉体美に、短髪に無精ヒゲというスタイルが定着した西島秀俊。幅広い世代からの支持される西島さんは、ワイルドヒゲメンの代表格と言っても過言ではない!現在公開中の『脳内ポイズンベリー』では、年下の男性に恋をしたアラサー女子の脳内世界で、さまざまな役割を持つ脳内会議メンバーが討論を繰り広げるという異色の設定で、西島さんは脳内会議の“理性”を担当。眼鏡にスーツでパリッと決めており、同作ではヒゲは封印。だが、11月7日公開の『劇場版MOZU』では、無精ヒゲでワイルドな一面をまた拝むことができる。ほかにも、瑛太や松田龍平の『まほろ』コンビや、アーティスティックなオダギリジョー、若手実力派の筆頭株・池松荘亮ら“ヒゲメン俳優”は続々。あなたのお気に入り“ヒゲメン”は誰!?(text:cinemacafe.net)■関連作品:新宿スワン 2015年5月30日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「新宿スワン」製作委員会
2015年06月02日「EXILE」のAKIRAを主演に、消防・防災のリーダーとして活躍する“消防団”を舞台にしたドラマ「HEAT」。先日、AKIRAさんの上司役に「SMAP」の稲垣吾郎が出演することが決定した本作だが、この度、追加キャストとして、田中圭、菜々緒を始め、総勢10名の豪華俳優陣の出演が決定した。主人公・池上タツヤ(AKIRA)は、日比野仁(稲垣吾郎)が社長を務める不動産会社「クローバー都市開発」の社員で、数百億円規模の都市開発プロジェクトの候補地として幸多市に目をつける。用地買収のため、地権者の情報を手に入れようと、素性を隠して幸多市の消防団第十一分団に入団するタツヤ。そこで出会ったのは、安住咲良(栗山千明)を始めとした個性豊かな消防団員たちと、消防士・合田篤志(佐藤隆太)。消防職員と違い火災現場での地味な活動、生業の合間をぬっての訓練など、成果主義の不動産会社で成り上がってきたタツヤにとって、消防団の活動は理解できないことばかり。おまけに彼女たちは、地域の人からあることを理由に「ショボショボ団」と馬鹿にされ、人員減に悩む集団だった。そんな咲良たちを見下すタツヤだが、懸命に地域住民のために活動する消防団に接し、またライバル視する合田と共に災害に直面する中で、「自分の利益が第一」という信念が少しずつ揺らいでいく…。今回出演が決まった田中さんが演じるのはAKIRAさん演じる主人公・池上タツヤの同僚・濱田直紀。甘いマスクの裏に相手を出し抜く狡猾さを持つ男で、タツヤとは別の候補地での都市開発計画を推し進めるライバルだ。一方、菜々緒が演じるのは経営コンサルタントとして活躍する才女・結城エリ。タツヤとは友だち以上恋人未満の関係で、豊富なコネクションを駆使してタツヤを陰で支えるビジネスパートナーだ。そのほか佐藤さん扮する消防士の隊長・合田篤志を慕う部下・白石徹を注目の若手俳優・工藤阿須加、井出卓也、小芝風花が出演する。ライバル役となる田中さんは「AKIRAさんや稲垣さんと対峙するシーンを重ねていって、濱田という人物像を作り上げていきたいですね。視聴者の皆様から、濱田の姿がある種ビジネスマンとして格好よく映ればいいと思います。あとは濱田が火事や事件に巻き込まれないことを祈っています(笑)」と自身の役柄について語った。菜々緒さんは「エリは自分が与えた情報を利用してタツヤが仕事をしていく様を、面白がっている女性です。ただし、魅力を感じなくなるとターゲットを変えて面白いことをしようとするトラブルメーカーのような存在でもあります。回を追うごとに変化していくタツヤとの関係をしっかり演じていきたいですし、エリがどんなことをしでかすのか楽しみにご覧いただきたいと思います」と見どころを語った。また栗山さん演じる安住咲良がリーダーを務め、タツヤが入団する幸多市消防団第十一分団、通称「ショボショボ団」の個性豊かな5人の団員に、菅原大吉、堀内敬子、正名僕蔵、劇団EXILEの鈴木伸之、吉沢亮が集結している。「HEAT」は7月より毎週火曜22時~関西テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月01日伝説的な超大作シリーズ最新版『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でトム・ハーディ演じる主人公・マックスの日本語吹替え版の声優を務める「EXILE」のAKIRAが5月20日(水)、アフレコの模様を報道陣に公開した。核戦争後の世界を舞台にメル・ギブソン主演で過去に3作が製作された人気シリーズの待望の最新作で、主演に『インセプション』、『ダークナイト ライジング』のトム・ハーディを据えた本作。文明が荒廃した世界で全てを失い本能だけで生きながらえていたマックスが、世界を支配するジョーの軍団との戦いに身を投じていくさまを大迫力の映像で描き出す。アフレコ収録を前に、本作を鑑賞したというAKIRAさんは「一瞬、自分がこの世界観に引き込まれ過ぎて気を失いそうになるくらい、アドレナリンマックスで、『マッドマックス』というタイトルにふさわしい作品だった」と興奮気味に語る。この日の公開アフレコでは「俺の名はマックス」「昔、俺は警官だった。使命に燃え、悪を追い詰めた」、「世界は崩壊した。そして俺たちは壊れていった。教えてくれ、イカれちまったのは俺なのか?それとも世界か?」など、本作におけるマックスの置かれた状況や彼の歩みをうかがわせるシーンを披露。革ジャン姿に低音ボイスでマックスになりきって報道陣の前で演じてみせた。ハリウッド映画の吹替えは初めての経験だが「いつもはキャラクターを演じるけど、今回はキャラクターを演じている人に身を寄せるという、いつもと違う表現で勉強になりました」と語る。特に激しいアクションの連続で「思いのほか体力を使いました。セリフも多いけど、アクションでの息やうなり、叫びが多くて、いつも鍛えているのに酸欠になりそうなくらい、力が入るシーンが多かったです」と振り返る。また、マックスが変わっていくきっかけともなる、女性ながらに強く生きるフュリオサ(シャーリーズ・セロン)の存在に言及しつつ、女性も楽しめる映画だと強調。「EXILEグループのファンのみなさんにも楽しんでほしい」と自身およびグループのファンにも作品をアピールしていた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月20日昨年3月にブロードウェイで開幕したディズニーのミュージカル『アラジン』を、初の海外プロダクション公演として上演する劇団四季の『アラジン』。これまでも『美女と野獣』『ライオンキング』等々、メガヒット作を送り出しているディズニーと四季の提携作ということもあり、注目が集まるこの新作ミュージカルの稽古場取材会が4月28日、横浜・あざみ野の四季芸術センターで開催された。劇団四季『アラジン』チケット情報作品は1992年公開の劇場版長編アニメーションをもとに創作されたもので、砂漠の王国に住む青年アラジンと王国の姫ジャスミンの恋模様を軸に、ランプの精ジーニーや数々の魅力的なキャラクターが絡む、冒険とロマンスの物語。この日は幕開けのビッグナンバー『アラビアン・ナイト』と、アラジンと友だち3人が歌い踊るナンバー『バブカック、オマール、アラジン、カシーム』のシーンを披露。俳優たちは稽古着だったものの、カラフルな布や小道具が独特な空気を醸し出している。ジャズテイストを盛り込んだ楽曲もノリが良く魅力的で、ダンスもアラビアン・テイスト。劇団四季の俳優たちのハイレベルなパフォーマンスで、早くも中東のパワフルで妖しげな世界が生き生きと色づいていた。オープニングナンバーでは、演出補のスコット・テイラー氏から「このアラビアの世界を旅行ガイドのように紹介するという手段もありますが、今日1日、このショーで楽しんでいただく、そういうやり方もあります。『すごく面白いお話をこれからご紹介しますよ』という気持ちを観客だけでなく、舞台に立っているお互いの間でも、例えば視線を交わしたりして伝えて欲しい」という注文が。そののち再度同じナンバーを通すと、俳優たちの笑顔が柔らかいものに。テイラー氏も「ダメ出しした部分を全部直してくれました!ありがとう」と満足気な表情だった。その後、クリエイティブスタッフとキャストの取材会も。アラジン役候補の島村幸大は「この作品は色が華やかで、舞台も演出もすごく派手。その中で大切な内容をしっかり伝えていくことを重点に置いて日々の稽古に取り組んでいます」と現在の心境を話した。他にもテイラー氏が「ブロードウェイにはない追加の要素もあります。ディズニーの舞台は“ディズニー・マジック”と呼ばれる秘密の要素がありますが、今回は“四季マジック”ですね。さらに楽しんでいただけるものが盛り込まれています」とブロードウェイよりさらに進化していることを明かし、ジーニー役候補の道口瑞之が「コメディの要素が強いイメージがありますが、最後は泣かせる作品。四季の色が加わったこの作品は“笑って笑って最後に泣かせる”、そこはブロードウェイに負けない」と胸を張った。期待が高まるこの公演『アラジン』は5月24日(日)に東京・大同生命ミュージカルシアター 電通四季劇場[海]にて開幕。チケットは2016年5月31日(火)公演分まで発売中。
2015年05月01日俳優の市原隼人が主演を務める、三池崇史監督映画『極道大戦争』(6月20日公開)の予告動画とポスタービジュアルが、このほど公開された。予告編は、街の人々からの信頼が厚い人情派のヤクザ親分・神浦(リリー・フランキー)が牛耳る平和な商店街からスタート。しかし、神浦の血を受け継ぎヤクザヴァンパイアに生まれ変わった影山(市原)が本能のままカタギをかんでしまったことで、街中の人がヤクザ感染してしまう。夫婦ヤクザ、女子高生ヤクザ、看護師ヤクザ…圧倒的多数となったカタギ・ヤクザが、影山を筆頭に、リアル・ヤクザと壮絶な死闘が繰り広げられる様子が捉えられている。劇中で市原は鍛え抜かれた肉体でキレのあるアクションを披露。「今回アクションシーンが多かったので、現場ですぐに対応できるよう、常に体を動かしていました。現場をフルで楽しめるように、心と体の準備を万全にして挑みました」と気合十分の市原。予告編にも登場する、インドネシアの格闘技アクション映画『ザ・レイド』シリーズでおなじみヤヤン・ルヒアンと圧巻の対決シーンを繰り広げており、2人はクランクイン前からトレーニングを行い、撮影前にも数回手合わせをする念の入れようだったという。本作は、三池監督の「この辺で一度原点に戻りたい」という思いのもと、原作なしのオリジナル企画で制作。三池監督は「映画って知らないから見に行くものだったのに、いつのまにか安心できて裏切られないものを見に行くものになっていると思うんです。『極道大戦争』を見て『えっ、なんだこれ!』『こんな映画作って怒られないんだ!』って思ってもらえると、この映画も役に立ったと言えるかな」と、ぶっ飛んだ内容の作品に自信を見せた。共演にはほかにも、若頭に女優の高島礼子、さらに、青柳翔(劇団EXILE)、渋川清彦、優希美青、でんでんらベテランから若手までが顔をそろえ、それぞれが個性を生かしたヤクザ演技を披露している。(C)2015「極道大戦争」製作委員会
2015年04月20日『悪の教典』『藁の楯』『風に立つライオン』で知られる三池崇史監督が市原隼人を主演に迎えて贈る、6月20日(土)公開の劇場最新作『極道大戦争』。このたび本作の予告編とポスタービジュアルが解禁となると共に、本作のために書き下ろされた「KNOCK OUT MONKEY」の新曲「Bite」が公開された。史上最強といわれるヤクザの組長・神浦玄洋。異彩を放つ数々の不死伝説が広まり、彼のことをヴァンパイアと呼ぶものさえいた――。海が近くうら寂れた毘沙門仲通商店街は、街の人々からの信頼が厚い神浦玄洋を組長とする。神浦組が牛耳っていた。神浦の舎弟である影山亜喜良は、敏感肌ゆえ刺青も入れられない若衆止まりの半端者。神浦に憧れて極道の世界に入ったものの、映画のような誇り高い仁義や任侠心に満ち溢れた理想の世界からほど遠い現在のヤクザ社会にうんざりしていた。退屈な毎日を送っていたある日、神浦の命を狙う刺客たちが次々と毘沙門仲通商店街に現れる。死闘の果て、影山の前に八つ裂きにされた神浦が横たわっていた。駆け寄った影山の首筋に、瀕死の神浦が突然噛みついた瞬間、影山に神浦の血が逆流する…「ヤクザヴァンパイアとして生きろ!」神浦はそういい残し絶命する。かくして“血の儀式”が行われ、街中を巻き込んだ刺客たちとの新たな闘いがはじまろうとしていた――予告編では、街の人々から信頼が厚い人情派のヤクザ親分・神浦(リリー・フランキー)が牛耳る平和な商店街の暮らしが映し出される。が、イレズミに憧れる敏感肌ヤクザ・影山(市原さん)が神浦の血を受け継ぎヤクザヴァンパイアに生まれ変わると一変!影山は本能のままカタギを噛んでしまったことで、街中の人がヤクザ感染し、「看護婦ヤクザ」、「夫婦ヤクザ」、「女子高生ヤクザ」と、圧倒的多数となったカタギ・ヤクザが、影山を筆頭に、街を練り歩く姿が映し出されている。さらにこれまでビジュアルしか出ていなかった気ぐるみ姿の謎の刺客、KAERUくんの姿も確認することができる。市原さん、成海璃子をはじめ、組長役にリリー・フランキー、若頭に高島礼子、さらに、青柳翔(劇団EXILE)、渋川清彦、優希美青、でんでんらベテランから若手までが顔を揃えた本作。「現場ですぐに対応できるよう、常に体を動かしていました。現場をフルで楽しめるように、心と体の準備を万全にして挑みました」と気合十分で撮影に挑んだ市原さんのアクションシーンももちろん迫力十分だが、『ザ・レイド』シリーズでおなじみヤヤン・ルヒアンとの対決シーンは必見!さらに、本作の主題歌のために書き下ろされた「KNOCK OUT MONKEY」の新曲「Bite」が同予告にて初解禁!激しくもキャッチーであり、疾走感あるサウンドが、本作を一層盛り上げている。登場人物のほぼ全員がヤクザ化するという前人未到のストーリーは果たしてどんな結末を迎えるのか?まずは本日解禁となった予告編にて、ブラックユーモアが散りばめられた三池ワールドを体験してみては。『極道大戦争』は6月20日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月16日トム・ハーディを主演に迎え、新たな伝説として生まれ変わる『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。この度、トム扮する主人公・マックスの吹き替えに「EXILE」のパフォーマーであるAKIRAが担当することが明らかになった。AKIRAさんは本作で初めて映画声優に挑戦することになる。石油、そして水も尽きかけた世界。愛する者を奪われ、本能だけで生きながらえている元・警官のマックス(トム・ハーディ)。資源を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーの軍団に捕えられえたマックスは、 ジョーに囚われた女たち<ワイブズ>を連れ、反逆を企てるフュリオサ(シャーリーズ・セロン)、全身白塗りの男・ニュークス(ニコラス・ホルト)と共に、自由への逃走を開始するー凄まじい追跡、炸裂するバトル…絶対絶命のピンチを迎えたとき、マックスと仲間たちの決死の反撃が始まる――。映画や TV、舞台での演技者としての評価の高さが評価され、声優が決まったAKIRAさんは、「ハリウッド超大作の主人公の役を頂いたことに嬉しさで一杯です。誰もが持つ強い男への憧れそして共感を感じております。新たなヒーロー像をどう演じるか、いまはただ興奮しています」と喜びのコメント。映画についても、「まずは世界観のヤバさとカッコ良さにシビれます。そしてライブ感漲るアクション、特に若い世代の方々には熱狂して欲しいと思っています」と熱く語った。さらに自身が演じるトムについては「『インセプション』『ダークナイト ライジング』での存在感ある演技は強く記憶に残っています。機会があれば、是非、会ってみたいです」とコメントしている。また、最凶の敵ジョー役には、映画『TOKYO TRIBE』で強烈なキャラクターを演じた俳優の竹内力が抜擢。竹内さんも実写映画の声優は初の起用となるが「ずっと見続けていたぜ、『マッドマックス』!よし、思いっきり暴れてやろうじゃねえか!」と意気込みを語った。ジョー軍の強靭な肉体を誇る最強ファイター・エレクトス役に新日本プロレス所属し、現在日本テレビ朝の情報番組「スッキリ!!」でスイーツのコーナーを担当する真壁刀義の出演も決定。レスラー×スイーツという異色の組み合わせからいま話題の人となっている真壁さんも「いまから楽しみだぜ!全員ぶっ殺してやるからな!」と“狂気”に満ちたコメントを寄せた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月14日作・演出の松村武が主宰を務め、看板俳優に八嶋智人を有する劇団「カムカムミニキーナ」が、今年結成25周年を迎える。その記念公演『スワン・ダイブ』の上演を前に、劇団、さらに新作への想いをふたりに訊いた。カムカムミニキーナ『スワン・ダイブ』チケット情報四半世紀にも及ぶ劇団生活について、「とにかく続けたいという想いでやってきて、実際ここまで途切れずにきた。それがすごくありがたい」と八嶋。松村も「その中で“カムカムでしか観られない作品”にこだわって芝居をつくってきた。そこがはっきりしていたからこそ続けられたし、これからも続いていくものだと思います」と声を大にする。では“カムカムでしか観られない作品”とはいかなるものなのか。それは八嶋いわく「時間の捉え方」だと。その詳細を松村は、「僕ら奈良県人というのは、近所に古墳があったり、1000年幅で時間を考えていたりするんですよね。その“時間の縦軸”というものが作品の特徴でもあって、例えば5代前の人の生き方と、現代をリンクさせた物語をつくっていく。しかもそこにある説得力を持たせながら。カムカムってそういう団体なんです」と語る。そういった作品の演じ手として、「想像することの面白さ」を醍醐味のひとつに挙げる八嶋。さらに「(松村とは)中学校からの同級生ということもあり、僕にも似たような感覚があると思うんです。だから大きな時間のうねりの中で、すごく突発的なことが起きても、そんなに疑問を持たない。逆にそれにより各キャラクターが生きていく作風だと思うので、そこで自分が生きられるっていうのは、すごく楽しいことだと思います」と続ける。新作『スワン・ダイブ』も、まさに古代と現代がリンクした壮大な物語になる予定。諏訪大社の御柱祭や、列島縦横の大断層が交わる諏訪湖、ヤマトタケル伝説などをなぞりつつも、「諏訪湖とスワンをかけて『スワン・ダイブ』。いつもそうやってダジャレと流れだけで話をつくっていくんです」と松村は笑う。25周年記念公演ということで、「カムカムが久々って人にもぜひ観てもらいたい」と松村。また八嶋は、30数年前にチケットぴあで初めて演劇のチケットを買ったと振り返り、「そのことは今でも忘れられないし、演劇ってそれくらい強く残るものだと思うんです。我々もそういう想いでつくっているので、ぜひチケットぴあにアクセスしていただき(笑)、劇場まで足を運んで欲しいなと。30数年前の僕がそうであったように……」と目を輝かせた。公演は5月16日(土)から24日(日)まで東京・本多劇場、5月30日(土)・31日(日)大阪・ABCホールにて。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2015年04月13日“イイ男”がズラリ! 女子必見の2015年春ドラマをまとめてチェック!2015年もあっという間に春ドラマの季節に突入!今シーズンは、大物俳優から勢いのある若手まで“イイ男”が主演の作品がずらり。彼らの一挙手一投足は、仕事に疲れて帰宅した女性のハートを癒やしてくれること間違いナシ。そんな至福の胸キュンタイムを見逃さないために、さっそくオススメの春ドラマをチェックしていきましょう!●嵐の相葉クンがストーカーに狙われる!?フジテレビの「月9」枠は、嵐の相葉雅紀を主演に起用した「ようこそ、わが家へ」(月・21時)。大ヒットしたドラマ「半沢直樹」「花咲舞が黙ってない」などの原作者としても知られる人気作家・池井戸潤の小説をフジテレビが初めてドラマ化します。ストーカーの恐怖に襲われた家族の姿をサスペンスタッチで描く本作。相葉クンは何に対しても受け身のおっとり系男子・倉田健太役を、その父親で、とにかく気弱で情けない倉田太一役を寺尾聰が熱演します。ある日、駅で割り込み乗車を注意した健太は、その後、ストーカー化した男につきまとわれようになってしまいます。一方、父親の太一は、勤務先の会社が不正をしていると疑念を抱いたために、厳しい状況へ追い込まれることに…。心優しき2人が、どうストーカーや窮地に立ち向かっていくのか。“池井戸作品最弱のヒーロー”ともいわれる彼らの奮闘が見どころです。●TBSは佐藤健、山下智久をそれぞれ主演にキャスティングTBSは佐藤健、山下智久という2人の“イイ男”を起用。それぞれを主役に据えたドラマを発表しました。まず、佐藤健は日曜劇場「天皇の料理番」(日・21時)で、戦後の混乱を乗り越え、見習いから天皇陛下の料理番にまで駆け上がった料理人・秋山篤蔵(とくぞう)を演じます。このドラマの原作は、実在の人物をモデルにした杉森久英の小説。田舎で厄介者扱いされていた篤蔵は、生まれて初めてカツレツを食べた時に、その味に感動したことがきっかけで「西洋料理のシェフになる」と決意。皿洗いからスタートした彼が、フランス・パリで修行を積み、一流の料理人になるまでを当事の世相も背景にしながら愛情あふれる筆致で描き出してくれそう。そして山下智久が演じるのは、世界的ベストセラー小説が原作の「アルジャーノンに花束を」(金・22時)。精神遅滞でありながら、手術を受けて天才的な知能を手に入れた青年を演じます。脚本は、あの野島伸司が監修。同じ手術を受けた白いネズミ・アルジャーノンとともに、コミュニケーションもままならない状態から天才になっていき、また元に戻るという非常に難しい役に山下が挑戦。彼の演技によって“奇跡”がどう表現されるのか、非常に興味深いところ。演出面も含めて大注目の作品です。●テレ朝の連ドラでついにキムタクが初主演!「アイムホーム」(テレ朝・木21時)では、SMAPの木村拓哉がテレ朝の連ドラで初の主演。上戸彩とも初共演で夫婦役に挑戦します。事故で過去5年間の記憶が吹っ飛んだエリートサラリーマン・家路久を演じる木村は、10本の鍵束をもとに、過去の自分を探す旅に出ます。その旅を通じて、冷徹だった過去の自分のこと、過去の妻子となぜ別れたのか、そして今の妻と子がなぜ仮面を付けているように見えるのか…といった、さまざまな謎が少しずつ解明されていくミステリー要素のあるストーリー。自分探しをする彼と夫婦の姿を描きながら“家族とは何か”という問いの答えを探していきます。●日テレの新設枠でイケメンEXILEファミリーがワイルドに大活躍!日テレは、日曜夜にドラマ枠を新設。ここに持ってきたのは、熱い男の友情をテーマにした「ワイルド・ヒーローズ」(日・22時30分、初回4/19のみ22時~)。タイトルからして男クサさ満点、アクションてんこ盛りで、ガッチリ系男子が好きな女子は必見でしょう。ストーリーは、7人の“元ヤン”が1人の少女を守り抜くという設定で、スッキリ爽快な後味を期待できそう。主人公・瀬川希一を演じるのはEXILEのTAKAHIRO。元ヤンキーながら大学受験をし、今は普通の社会人として過ごしている彼が、偶然ある1人の少女を助けたことから状況が一変。その少女は裏の社会から命を狙われている存在で、希一も巻き込まれることに…。そこで彼は、昔一緒に無茶をしてきたヤンキー仲間とともに、訪れる数々の危機を乗り越え、男の友情と絆を取り戻していくという物語です。TAKAHIROを助ける元ヤン仲間の役には、EXILEファミリーから男らしさあふれるイケメンがずらり。EXILE第四章加入の佐藤大樹、THE SECOND from EXILEから黒木啓司、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEからは岩田剛典、劇団EXILEから青柳翔、野替愁平、八木将康の3人と、勢いのあるメンバーがガッチリ脇を固めます。少女を守るために熱く戦う彼ら7人の姿を見れば、月曜からの仕事に向けて熱いパワーを受け取れそうです。そのほか、藤木直人と阿部サダヲが問題アリ男子を演じ、病んでいる男女4人の四角関係をコメディにした「心がポキッとね」(フジ・水22時)、男3人のシェアハウスを舞台に、映画監督を目指す、なぜか態度のやたらデカいフリーターを山田孝之が演じる「REPLAY&DESTROY」(TBS・火曜深夜、時間未定)、堺雅人が天才精神科医を演じる「DR.倫太郎」(日テレ・水22時)など、男の魅力をさまざまな角度から演じる作品が勢ぞろい!録画も駆使しながら、あなた好みの“イイ男”をチェックしてくささいね。<文/関谷知生>
2015年03月26日「AKB48」チームAに所属し、“ぱるる”の愛称で親しまれている島崎遥香が主演を務める『劇場霊』。『リング』『クロユリ団地』で知られる中田秀夫監督の最新ホラー作となる本作からこの度、島崎さんが恐怖に慄く初映像が公開された。トップ女優を目指すも成果が出せず悩んでいる若手女優・沙羅(島崎遥香)は、新作舞台の端役を手にする。主演をめぐり、香織(足立梨花)や葵(高田里穂)ら若手女優たちが熾烈な争いを繰り広げる中、劇場内では美術スタッフの見るも無残な変死体が発見され、状況は一変。さらに突然の転落事故が起こるなど、不可解な事件も頻発する。沙羅は、舞台スタッフの和泉(町田啓太)とともに真相を探るうちに、劇場内に潜む想像を絶する恐怖の存在に気付く…。今回公開された映像には、恐怖を感じさせる音楽と共に「ちょうだい…ちょうだい…」と何ものかの声が劇場内に響き渡る。注目は、ホラー映画初主演となる島崎さんの恐怖に慄く表情や叫び声。渾身の演技で観客を恐怖へと誘う。さらに足立梨花、「花子とアン」の町田啓太(劇団EXILE)らも登場し、次から次へと非情な惨劇が巻き起こる。女優達の悲鳴が上がる本映像には、気づいてしまったら凍りつくこと間違いなしの何かが映り込んでいるとのこと。目を凝らして探してみて。『劇場霊』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月25日若い世代から絶大な人気を誇る「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」のパフォーマー・ELLYが、今秋公開予定の映画『TRASH/トラッシュ』で自身初となる映画主演を務めることが決定。この度、ELLYさんから喜びのコメントが到着した。地元では負けなしの本堂ケント。勢いよく東京に出てきたものの、腕っぷしだけでは上手くいかず、何でも中途半端に投げ出してしまう生活を送っていた。いつも世話になっているバーのマスター野中に紹介してもらった仕事も喧嘩が原因でクビに。ある日、地元に戻ったケントは、高校時代に付き合っていた細川南が旦那の作った借金で厄介ごとに巻き込まれているのを知る。旦那探しを引き受け、東京に戻ったケントが、闇金ニコチンファイナンスに殴り込むが、そこは元暴走族の堀田昌樹が仕切る地下組織の息のかかった店だった…。夢や希望が見つからず、そのモヤモヤをぶち壊すために暴れまくる若者を描く本作。メガホンをとるのは映画界に一石を投じた『アラグレ』ほか、深い人間描写と鮮烈な演出で知られる権野元。ELLYさんが演じるのは腕っぷしは強いが不器用で、過去のトラウマを引きずっている主人公の本堂ケント。映画デビュー作となった『クローズEXPLODE』でも類まれな身体能力を発揮したELLYさんだが、本作でもダンスで培った能力を十分に活かせるアクションが満載。劇中ではアツい格闘シーンを熱演しているという。ほか共演者には、主人公のケントと共に東京で夢に向かってガムシャラに働く親友・森崎宏太役を「劇団EXILE」の八木将康、そんな彼らのヒロインを『パッチギ!LOVE&PEACE』の中村ゆり、地下組織で暗躍する堀田に『クローズZERO』の遠藤要らが集結。主演を務めるELLYさんは、「個人として発信する場所に出たときにいかに力を出せるか?というのが大切になってくると感じました。同時に、グループとして学んできたことを活かして作品を作り上げたいと思いました。スクリーンには映らない部分、いち人間としてもスタッフのみなさんと向き合っていくことで何かを残していけるんじゃないかと考えていました」と真摯にコメント。また、「今回の作品を通して、俳優としての見せ方やあり方を学ばせていただきました。そして俳優としてオンリーワンな存在感をみなさんにエンターテインメントとしてお届けしたいと考えていました。具体的には、男気溢れる俳優を目指したくて、そこもみなさんに伝わるといいなと思っています」と気合十分。近年では岩田剛典が「ディア・シスター」(フジテレビ)で石原さとみの相手役を務めるほか、映画『ホットロード』に出演した登坂広臣は、報知映画賞で「新人賞」を獲得するなど、各メンバーが映画やドラマなどで活躍の場を広げているが、ELLYさんも応援の言葉に励まされていたようで、「三代目のみんなからは、『頑張って』と励ましの言葉をもらいました。HIROさんからも、『俳優としてのELLYに必ず活きてくるから、良いものを残せるように頑張って』とおっしゃっていただきました」と語った。『TRASH/トラッシュ』は2015年秋、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年03月18日岡田将生、染谷将太を主演に作家・本多孝好のベストセラー小説を映画化する『ストレイヤーズ・クロニクル』。明日3月14日(土)のホワイトデーを記念して、本作に登場する驚異の身体能力を持った男たちの画像が一挙に解禁。話題作への出演が続く、イケメンの“NEXTジェネレーション”たちが勢ぞろいした。本多孝好による新感覚アクション巨編を、鮮烈な映像表現と世代を超えた実力派俳優たちが高次元の融合を果たして、実写映画化した本作。今回到着したのは、“チームスバル”のリーダー、昴(岡田将生)や“チームアゲハ”のリーダー、学(染谷将太)を始め、亘(白石隼也)、良介(清水尋也)、壮(鈴木伸之)、ヒデ(柳俊太郎)、隆二(瀬戸利樹)とイケメンすぎて眩しいフレッシュな魅力満載の “ストクロメンズ”の新画像。劇中では、『DEATH NOTEデスノート』『GANTZ』の製作チームのもと、激しいアクションを披露している彼らは、若さと危うさ、その切なさと輝きを、それぞれ演じ切っている。“チームスバル”とは、脳内ホルモンを操作して異常進化を促し、超人的な身体能力を発揮できる者たちだ。岡田さん演じる昴は、視覚と脳内神経の伝達速度が高度に発達し、相手の動きの先を読み反応できる、いわば未来が見える男。仲間を想う気持ちは誰よりも強いが、心の優しさが弱点というリーダーだ。“スバル”の一員、亘は、超腕力・無痛の男。筋力が異常発達し、痛覚が麻痺しているため、自らの肉体を壊してしまうほどのパワーの持ち主。だが、固く結ばれていた昴との絆はやがて破綻し、変貌してしまう。演じるのは、「仮面ライダーウィザード」で人気となった白石隼也。『GANTZ』シリーズにも出演、朝ドラ「花子とアン」での好演も記憶に新しい。また、超記憶力の少年・良介は、目にしたすべての事象を脳内に記憶、さらにその膨大な記憶から求める情報を瞬時に引き出すこともできる、人間スーパーコンピューター。そのために消せない記憶にも悩まされており、引きこもりがち。演じるのは、『渇き。』の“ボク”役や、参加者1万人を超えるオーディションから中学校の問題児役に選ばれた『ソロモンの偽証』の清水尋也だ。そして、明るく能天気な性格で、チームのマスコット的存在となる隆二は、超高速の少年。通常の人間の視力では全く見えないほどの高速度で移動する。「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」で連続ドラマ初出演を果たし、本作が映画デビューとなる瀬戸利樹が演じている。一方、染谷さん演じる学が率いる“チームアゲハ”は、遺伝子操作により別の生物の能力を持って生まれてきたグループ。体内に致死率80%のウイルスとその抑制抗体を併せ持っている学は、彼が死ぬとその抑制抗体がなくなり、ウイルスが拡散されてしまう。冷酷かつ非常識な存在だが、強烈なリーダーシップで“アゲハ”を率いている。チーターやバッタなどの遺伝子を組み込まれたのは、壮。“スバル”の隆二と同じく超高速移動の能力を持つが、パワーもあるため、隆二より一枚も二枚も上手だ。演じるのは「劇団EXILE」の鈴木伸之。『桐島、部活やめるってよ』のバレー部員役で注目され、その後もドラマや舞台出演が相次いでいる。また、アルマジロや甲虫の遺伝子を組み込まれたヒデは、弾丸を弾くほどに身体を硬化させることができ、長く鋭利な爪が武器に。学に強い忠誠心を抱いている。演じる柳俊太郎といえば、「MEN’S NON-NO」の専属モデルとしても活躍中。その長身と神秘的なルックスから『クローズEXPLODE』『渇き。』、ドラマ「仮面ティーチャー」「黒服物語」などで存在感を発揮する。いずれも、日本映画界のNEXTジェネレーションを担う面々ばかり。いまから、彼ら“ストクロメンズ”をチェックしておいて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月14日今回スペシャルゲストとして登場してくれたのは、2/27(金)から音楽劇『Tomorrow Never Dies』~やってこない明日はない~』に出演する秋山真太郎さん、小澤雄太さん、佐藤寛太さん(from劇団EXILE)の3名。演技にダンスに…とマルチな才能を持ったイケメンに、恋愛&結婚感を聞いてみました!パフォーマーイケメンは、女性に誘わせるのがうまい?――まず、好きになった女性へどんな風にアプローチするか教えてください。小澤雄太(以下小澤、敬称略):僕は、女性からアプローチさせるほうです。秋山真太郎(以下秋山、敬称略):(笑)そんなテク、持ってたの?小澤:この人いいなぁと思ったら、色々と話をするじゃないですか。で、たとえば遊園地とかの話になったらそこで、“あ、そういうとこ俺も行ってみたいな”、っていう感じにするんです。――そこで、“じゃあ、一緒に行こうよ”って言わせるわけですか。小澤:そう、そうです。佐藤寛太(以下佐藤、敬称略):すごいなぁ。そのテク教えてください、今度。――女性にとっては、そういう部分が垣間見えたら、積極的にアプローチしたほうがいいんのでしょうか。小澤:そうですね。そこで待つんじゃなくて、踏み込んだほうがいいと思います!――秋山さんは、好きになった女性にはどんなアプローチをしますか。秋山:好きになったら、ガンガン誘います。デートしようよって。小澤:めっちゃストレート。僕はさぐりさぐりアプローチしますね。秋山さんみたいにストレートにするのが理想なんですけど、自信がないんで、探り探りいきます。――皆さんが、付き合う女性に求めるのはどんなことですか。秋山:仕事のことを理解してほしいというのは第一条件じゃないですか。この仕事ですから、それを理解できない人とはお付き合いは不可能ですね…。小澤:そうですね、この仕事に関してはそうですね。――それ以外には?秋山:料理とか家事はやってほしいですね。僕が一切料理しないんで作ってもらいたいです。佐藤:僕はそういうのはないですね。料理とかできなくても、僕もできないんで、一緒にやりたいです。小澤:俺、何でもやっちゃうからな、洗濯も料理も。そういうことより、フェアでいてほしいんです。恋愛って、どっちが上とかないじゃないですか。どっちかが尻に敷かれたいタイプでも、天秤にかけたときに公平なのがいいですね。例えば、干渉し合うときがあっても、信頼関係ができていれば、それ以外のときは干渉しない。友達と飲み会に行ってるときに、電話をしつこくかけてくるのは違うかなと思いますね。ポジティブでまわりを明るくさせるオンナが好き――なるほど。では、皆さんの思うイイ女の条件は? 仕事に理解があるというのは絶対だと思うので、それ以外で思うことをざっくばらんに教えてください。秋山:三歩下がって男を立ててくれるような、昔ながらの女性が好きですね。飲み会の席にいてもしゃべらないとか。むちゃくちゃしゃべるような人はちょっと苦手です。佐藤:自分の魅力を知ってる人がいいですね。――自分に自信がなくて、私なんて…ってネガティブな女子はどう思いますか?佐藤:本気で言ってるんだったら、それはそれで解決しようとするかもしれないですけど、ポーズでいつも言ってるんだったら、ハイハイってなりますね。小澤:俺は、その人が来たら周りが明るくなったり、飲み会でみんなのテンションが上がるような人がいいです。秋山:僕も暗い人が好きというわけじゃないですよ。ただ、控えめな人が素敵だなって思います。――秋山さんと小澤さんは好みが逆っぽいですね。佐藤:僕はその間ですね。グレーゾーンを行ってます。小澤:それは若いからだよ。20代後半にかけて、好みが固まってくるんだよ。本命彼女になれるかどうかの境界線はずばり…――女性の中には、なかなか本命の彼女として扱われにくいタイプの人がいたりしますけど、彼女になれる人となれない人の違いはどういうところにあると思いますか。小澤:人としての価値をしっかり提示できる人とできない人だと思います。自分が受け入れられる線を自然に伝えられる女性は大丈夫だと思います。それができなくて、酔っぱらった勢いでとか、デートして楽しければいいって、なぁなぁで満足しちゃう人は、そういう扱いになるんじゃないかと思います。――好きだからと言って何でも受け入れるのではなく、主張もすべきだと。秋山:でも、僕は主張しない人とばかり付き合ってますね。女性としてと言うより、人としてちゃんとしてるかしてないかだと思います。ちゃんとしてる人は、主張しなくても人格は出ますから。小澤:それは間違いない。――人としてちゃんとしてると言うと、例えばどういうことでしょうか。秋山:礼儀だとか思いやりだとか。お付き合いするときは、そこを見るじゃないですか。そこがちゃんとしてれば、必ず誰かに選ばれると思います。――佐藤さんはどう思いますか。佐藤:やっぱり自分の魅力を知ってるかだと思います。『ウォールフラワー』という映画で、ちゃらちゃらした女の子を演じてるエマ・ワトソンが、“なんで変な男とばっかり付き合っちゃうの?”って聞かれるシーンで、“自分に見合うと思うから”って答えてたんですね。自分の魅力がわかってたら、その人のことが好きでも、彼女じゃないような立ち位置にはいかないと思うんですよ。恋愛=結婚。本当に好き合っていたら、自然と一緒にいることになる――続いて、結婚観についても教えてください。結婚観と恋愛観は違いますか。秋山:僕はほとんど一緒ですね。もしこれからお付き合いさせて頂く人ができたならば、いつかは結婚するつもりで付き合いたいと思っています。佐藤:まだ結婚を意識したことはないですけど、とりあえず今だけ誰かと付き合おうと思ったことはないです。小澤:僕も付き合う人とは結婚するつもりでいたいですね。――皆さん未婚ですが、女性側が男性に結婚を決意させるにはどういうことをするのがいいと思いますか。秋山:“両親に会ってよ”って言う。それしかないと思います。旅行がてら、“地元行く?”って。私はそのつもりだよって、はっきりしたほうがいいですよね。小澤:お互いが結婚しようってなってるんだったら、ずるいですけど、ほかの男にいっちゃうよっていう素振りを見せるのがいいと思いますね。――結婚の話が出てなくて、だらだら付き合いが続いてるときは?小澤:その場合は結婚してもうまくいかないと思います。それに別れたり付き合ったりを繰り返してるカップルは。本当にやめたほうがいいです。――順調に付き合いが続いてたら、自然に結婚すると。小澤:そうなります、絶対!秋山:誰だよ、お前(笑)。恋愛マスター小澤。小澤:俺、本当にそう思うんです。――煮えきらない彼氏なら別れたほうがいいぐらい?小澤:そうです。一回別れて、やっぱりお前のことが好きだった、結婚しようってくるのを待つのか、もう次にいくのか。そうしないと、自分の理想とする年齢での結婚はできないです。佐藤:男が結婚しないというのは、ぶっちゃけ、まだ遊びたいか、その人にピンときてないからだと思うんですよね。――最近、年下彼氏が流行りなんですけど、まだ若い佐藤さんとしては、年上の女性からどうされたら結婚を決心できそうですか。佐藤:それこそ親じゃないですか。ふたりだけの関係だったのが、いつの間にかお互いの家族とかが入ってきて、向こうが本気なんだなって思ったら、結婚するかもしれないですね。――ここからは、2月27日(金)から始まる「Tommorow Never Dies』~やってこない明日はない~」の公演のお話を聞かせてください。それぞれの役どころと自分自身と重なるのはどんな部分ですか。秋山さんが演じる増田洋輔は、子どものいる役なんですよね。秋山:はい。僕はまだ独身ですし子供もいませんが、親友の子どもが自分の子どものようにかわいいんで、そういう感覚をそのまま生かしたいですね。増田洋輔は言葉に不器用で、それで悩んで、もがいて、相手の心を心でさぐってるような人だと思います。そこは僕に近いですね。――佐藤さんは、19歳の池山准役ですね。佐藤:池山准という役はバイトをしながらプロのダンサーになるという夢を描いている青年です。劇団EXILEは周りが全員先輩で僕ひとりだけ18歳なんですけど、劇中でも大人の中に加わる青年というところで、シチュエーション的にも同じですね。小澤:僕は片岡和也という元ダンサーでフリーターの役なんですけど、実は僕自身も劇団EXILEとしてデビューする前までダンサーをやっていました。当時、インストラクターとかをやってたんで、すごく共感できる部分があるんですね。東京に出てきてダンスをやるのがどれだけ大変かとか。僕は東京出身なんですけど、地方でもストリートでやったりといろいろ大変なことも知ってるんで、東京で活躍してた奴が地元に帰ることの葛藤とか複雑な感情の部分に、自分がやってきた経験が生かせればいいですね。――この物語に出てくる男性で結婚や恋愛にオススメの人物というと?小澤:(河嶋)大悟じゃない? 万人受けしますね。どんな女性でもいいなって思いそう。秋山:友達にもほしいですね。ただ、女性からは優柔不断に映るかも。じゃあ誰かな。小澤:(増田)茂久じゃないかな。秋山:公務員だしね。――いろんな男性が出てくるんですね。小澤:全員かぶってないですね。――そういう男性を見る楽しみもありそうですね。最後に見どころを教えてください。秋山:今回はたくさんの子供たちも出演するんですけど、みんなすごくはりきっていて、子どもが見ても大人が見ても楽しめる作品になっています。見終わった後は、絶対にやってこない明日はないと思えるんで、気軽な気持ちで楽しみに来てください。佐藤:19歳の役柄の目線から言うと、どこの地方でもあるような、地方ならではの問題に対してぶつかる30代の普通の大人たちがどれだけカッコいいかがわかると思います。30、40代の人には共感してもらえるし、もっと若い人にはこういう社会の問題があるんだねって思ってもらえるし、いろんな視点で違った見方ができると思います。小澤:今回初めて、音楽を使って表現する三ツ星キッチンという劇団とコラボするんです。僕らの公演はストレートプレイが多いのですが、この作品は音楽によってハッピーな気持ちになったり、切ない気持ちになったりできる作品になりました。いつもと違う世界観を見に来ていただきたいです。――どうもありがとうございました!!編集部まとめ歌やダンス、お芝居など、多彩な才能を持ったパフォーマーイケメン。特殊な仕事ゆえ、その仕事への理解は絶対のようです。それをふまえたうえで、彼らがどんな女子に魅力を感じるのかをまとめてみました。1.個性的でも自分の魅力を理解していて、その魅力をアピールできる女性が◎2.人としてだらしないのはNG。礼儀や思いやりなど基本がしっかりしていることが彼女の条件に。3.結婚したいなら、親を巻き込むと早く結果を出せるかも。■劇団EXILE公演『Tomorrow Never Dies』~やってこない明日はない~ 公演概要期間:2015年2月27日(金)~3月8日(日)劇場:銀座 博品館劇場ゼネラル・プロデューサー:EXILE HIRO作・演出:上條 恒(三ツ星キッチン)音楽:KAZZ(三ツ星キッチン)出演:劇団EXILE(秋山真太郎、小澤雄太、春川恭亮、小野塚勇人、八木将康、佐藤寛太)三ツ星キッチン(上條恒、高田安男、伊藤俊彦、市村啓二、武者真由、小内亜希子)中村萌子 他チケット:前売り・当日 ¥5,800(全席指定・税込) ※未就学児童入場不可■劇団EXILE 概要EXILEのリーダーであり、株式会社LDHの社長でもあるHIROが「新たなパフォーマンスの地平へ」という願いを基に、LDHの若手俳優や多くの夢を持った若者達の夢を叶えるキッカケの場所にするべく、またEXILEのメインテーマである「Love」「Dream」「Happiness」という3つの心を演劇の活動を通して伝えるべく結成された、超進化系パフォーマンス軍団。2007年の旗揚げ公演から現在までに数々の記録を打ち立てる。『Tomorrow Never Dies ~やってこない明日はない~』では初めて音楽をふんだんに使った演出に挑戦するなど、積極的にエンターテインメントを追求し続けている。
2015年02月20日鬼才・三池崇史監督が市原隼人を主演に迎えて贈る『極道大戦争』。この度、本作の公開日が6月20日(土)に決定。先日発表された出演者・市原さん、ヤヤン・ルヒアンのほかに成海璃子、リリー・フランキーら豪華キャスト陣が集結していることが明らかになった。史上最強といわれるヤクザの組長・神浦玄洋。異彩を放つ数々の不死伝説が広まり、彼のことをヴァンパイアと呼ぶものさえいた――。海が近くうら寂れた毘沙門仲通商店街は、街の人々からの信頼が厚い神浦玄洋を組長とする。神浦組が牛耳っていた。神浦の舎弟である影山亜喜良(市原隼人)は、敏感肌ゆえ刺青も入れられない若衆止まりの半端者。神浦に憧れて極道の世界に入ったものの、映画のような誇り高い仁義や任侠心に満ち溢れた理想の世界からほど遠い現在のヤクザ社会にうんざりしていた。そんな退屈な毎日を送っていたある日、神浦の命を狙う刺客たちが次々と毘沙門仲通商店街に現れる。死闘の果て、影山の前に八つ裂きにされた神浦が横たわっていたが、駆け寄った影山の首筋に、瀕死の神浦が。突然噛みついた瞬間、影山に神浦の血が逆流する…。「ヤクザヴァンパイアとして生きろ!」神浦はそういい残し絶命する。かくして“血の儀式”が行われ、街中を巻き込んだ刺客たちとの新たな闘いがはじまろうとしていた――。本作は、三池監督が自身の原点回帰と位置づけ、初心に戻って挑んだ最新作。ヤクザヴァンパイアに噛みつかれた人間は、次々とヤクザ化してしまうという奇想天外、予測不可能な完全オリジナルストーリーだ。主演の市原さんは、伝説のヤクザに憧れて極道の世界に入ったものの、敏感肌で刺青が入れられない悩みをかかえながら、闘いの運命に翻弄される主人公・影山亜喜良を好演する。今回発表されたのは、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔、渋川清彦、優希美青、ピエール瀧、でんでんといった個性的な俳優陣。市原さん演じる主人公・影山の覚醒を支えるヒロイン・杏子には『妖怪大戦争』(’05)以来、10年ぶりの三池組参加となり大戦争モノ(!?)に縁がある成海さん。「10年ぶりに三池組へ参加できて嬉しいです。私はヤクザ化しなかったので、すこし寂しかったです」と漏らしながらも三池作品を存分満喫した様子。また、史上最強伝説をもつヤクザの組長・神浦玄洋には、リリー・フランキー。『神さまの言うとおり』と公開が前後したものの、三池組の現場への参加は、本作が初。「監督の演出はもの凄く独特で興味深く、「明日もまた行きたい」と思わせてくれる現場でした」とコメントを寄せている。リリーさんは組長で、ヴァンパイアで、史上最強という3拍子全てが初めての役柄に挑む。そして神浦組の若頭役には、高島礼子が性別度外視の大抜擢にして、三池組初参加。高島さんが主演を務めた極妻シリーズ以来、極道映画への参加は10年ぶりに。「もともと三池監督の作品が大好きだったので、オファーをいただいた時は不安よりも嬉しい気持ちが勝ってました。現場に入ってしまったら、このキャラクターを男が演じるか、女が演じるかはたいした問題ではないんだと気づきました。今回、全てが初体験でとても楽しませていただきました」と語った。そのほか今回、初めての三池組で極道役に挑戦する劇団EXILEの青柳翔、三池監督が絶大な信頼を寄せる渋川清彦、弱冠15歳にして圧倒的な存在感でヤクザヴァンパイアに変身する女子高生を演じる優希美青。『凶悪』以来の極道役で、リリーさんとの対決シーンも期待されるピエール瀧。意外にも映画としては三池組初参加となるでんでんが、親分を殺され苦悩する影山を導くキャラクターとして、脇を固める。『極道大戦争』は6月20日(土)TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月03日香港政府観光局は1月26日、GENERATIONS from EXILE TRIBEを2015年度香港観光親善大使に任命した。2014年度はEXILEが担った親善大使を2015年度は弟分であるGENERATIONSが、「元気になる香港」をテーマに香港の魅力を発信していく。同局は2015年度、「元気になる香港 - MY TIME FOR REVALITAIZATION - 」をテーマにキャンペーンを実施。2014年度のキャンペーン「香港食道」で紹介した食の魅力に加え、2015年度は香港のユニークな文化に触れる街歩きの魅力を紹介していくという。そのテーマに対し、勢いのあるパフォーマンスが特徴のGENERATIONSが、「元気になる香港」のエネルギッシュな街の魅力を伝えていく予定となっている。任命式には白濱亜嵐氏、片寄涼太氏、数原龍友氏、小森隼氏、佐野玲於氏、関口メンディー氏、中務裕太氏の全7人がそろって登場し、同局のピーター・ラム会長から任命書と記念品を授与された。まだ香港を訪れたことがないというリーダーの白濱氏は、「香港の街を歩いたり、食べ歩きをしたり、日本の方に魅力を伝えたいです。香港と日本の懸け橋になれるように頑張ります」と意気込みを語った。また、片寄氏は「パワースポットが好きなので、メンバーと一緒に行ってみんなでパワーをもらえたらと思います」と、早速「元気になる香港」に興味を抱いているようだ。
2015年01月26日ドラマ「Nのために」、映画『ジョーカー・ゲーム』など注目作への出演が続く、人気俳優・小出恵介が主演を務め、少年犯罪の被害者家族と加害者、それらを取り巻くマスコミ、警察や社会を描くWOWOWの連続ドラマ「天使のナイフ」。このほど、骨太な社会派ドラマを世に送り出し続けるこの連続ドラマWに、「乃木坂46」の桜井玲香、西野七瀬、松村沙友理が出演することが決定した。本作は、少年犯罪の加害者と被害者、両者の視点から物語を描き、真の更生、贖罪について視聴者に是非を問う驚愕のミステリー。江戸川乱歩賞を満場一致で受賞したという、薬丸岳の同名小説をドラマ化した。主演の小出さんが演じるのは、愛する妻を13歳の少年たちに殺され、4歳の娘と2人暮らしを送るカフェの店長・桧山。今回、桜井さん、西野さん、松村さんが演じるのは、そのカフェ「ブロードカフェ」の店員役だという。小出さんを始め、藤本泉、町田啓太(劇団EXILE)、村上虹郎、北村匠海、清水尋也ら要注目の若手キャストの出演の発表に続き、これでオールキャストが発表された本作。現役アイドルグループが連続ドラマWに出演するのは初ということもあり、オーディションを経て抜擢された3人はそれぞれ意気込み十分といったところだ。「乃木坂46」のキャプテンである桜井さんは、「まだお芝居は分からないことが多いのですが、周りのみなさんから沢山のことを吸収しつつ、この作品の中に自分も何かを残すことができるように頑張ります!!」とコメント。「原作は多くの方に読まれている作品ということで、緊張や期待など様々な思いがありますが、視聴者の皆様に驚きを与えられる作品になる様、全力で挑みたいと思います」と語る。また、第1期生選抜のメンバーとして活躍する西野さんも「しっかりお芝居をさせていただける貴重な機会なので、自分なりに頑張りたいと思います。シリアスなドラマですが、私は明るい女子大生役なので、視聴者の方が一瞬緊迫感が柔らぐような笑顔で演じたいと思います!是非見てください!」とコメント。同じく第1期生選抜のメンバーで“十福神”のひとりでもある松村さんは、「薬丸岳さんのデビュー作であり話題作の『天使のナイフ』の世界に素晴らしいキャストとスタッフのみなさんと共に混ざらせて頂けることになり嬉しく思っています。ものすごく微力な私ですが、皆さんと一緒に作品を作っていくことに大変わくわくしています」と、現場を楽しみにしている様子だ。「台本を読んでいても先の展開が気になってドキドキします!沢山の思いが入り混じる社会問題を題材にした作品なので是非、周りの人と一緒にこの作品について沢山語り合ってもらいたいです。私も私らしくありながら作品に馴染めるように頑張ります」と抱負を語った。なお、この3人のうちの1人は、物語の重要なカギを握るという“大役”を務めるとのこと。その人物はドラマの放送をもって解禁となるというから、注目していて。連続ドラマW「天使のナイフ」は2月22日(日)22時よりWOWOWにてスタート(全5話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月14日まもなくTBS系列で放送開始となるドラマ「美しき罠 ~残花繚乱~」に主演する田中麗奈をはじめ、若村麻由美、青柳翔(劇団EXILE)、村上弘明というメインキャスト4名が撮影中の都内スタジオのセットにて記者会見を行い、本作の魅力を語った。岡部えつの小説「残花繚乱」を原作に、「101回目のプロポーズ」、「素顔のままで」など話題作を手がけてきた光野道夫をチーフ演出、「ラブジェネレーション」、「大奥」の浅野妙子を脚本に迎えて木曜ドラマ劇場にて放送となる本作。3年におよぶ不倫の末にいわくつきの結婚に向かう30代半ばのOL・りか、不倫相手である上司の柏木荘太、その妻で夫の不倫を知り、りかへの怨念に燃える主婦の美津子、彼女が“罠”として、りかの結婚相手に仕込んだ年下の青年・圭一の4人を中心に愛憎や欲望が入り乱れる。2008年の「猟奇的な彼女」以来、実に7年ぶり民放の連続ドラマ主演を果たす田中さんは、りかを「ごく普通の真面目な女性」と説明。「たくさんの方に罠を仕掛けられていきますが、苦しみながらもがく姿をリアリティをもって伝えられたら」と意気込みを語る。若村さんは、りかに様々な罠を仕掛ける美津子を演じるが、制作プロデューサーの「(本作は)ラブサスペンス」という言葉に、「サスペンスだったんだ?」と驚いた表情を見せつつ「サスペンスの要因は私なんだな…と今日、実感しました」とニヤリ。この日、会見が行われたのは柏木家の立派なリビングだったが、若村さんはここを「美津子にとっての城」と表現。「お城を守るために、主婦のプライドと意地をかけて戦います!」と宣戦布告する。回を追うごとに罠は「加速します」とも語り、「美津子は最初、美しく装ってますが、だんだん壊れていき、哀れでかわいそうなところが見えてくるようになれば」と楽しそうに語っていた。村上さんが演じる、りかの不倫相手の荘太は仕事では野心家ながら、女性に真の愛情を抱いたことがないという男。村上さんはこれまでに演じてきた男とはひと味違う荘太という男に若干の戸惑いを覚えているよう。「いままでやって来たのは、自分や男性の監督や脚本家の方から見て『どうやったらカッコよく素敵に見えるか?』ということでしたが、女性の目線ではそれは必ずしもカッコよく見えないみたいで…男と女の垣根を感じてます(苦笑)。こちらが良かれと思ってやって来たことが、女性から見てカッコよくなかったんだな、と…」と哀愁を漂わせつつ(?)、しきりに首を傾げて笑いを誘っていた。会見が終わりに近づいても、村上さんはなおも未練たっぷりに「私が…いや、荘太が(笑)浮気をしなければ、このドラマは始まらなかったんですよね…。いや、浮気をしたとしても、バレなければ(何も起こらずに)よかったのに、ワキが少々甘いんですね。(浮気を)するときは絶対にバレないようにしないといけない!…ということを荘太に提案したい。それから、責任は妻にもあると思います。夫婦の交流がうまくいってなかったから…」とあくまで村上さん個人の意見としてではなく、役柄の荘太の立場で熱く語り、現場は“バレない浮気のススメ”に笑いに包まれた。ドラマ「美しき罠 ~残花繚乱~」は1月8日(木)21:00~TBSにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月07日佳境を迎えたドラマ「Nのために」にも出演中の実力派・小出恵介を主演に迎え、いま最も注目を集める気鋭の作家・薬丸岳のデビュー作「天使のナイフ」がWOWOWにてドラマ化されることが決定。13歳の少年3人による殺人と少年法をテーマにした江戸川乱歩賞受賞の問題作に、ネクストブレイク必至の藤本泉、「劇団EXILE」の町田啓太、村上虹郎、北村匠海、清水尋也らフレッシュなキャストが集結していることが分かった。4歳の娘とふたり暮らしのカフェの店長・桧山(小出恵介)は、妻(藤本泉)を13歳の少年たち(村上虹郎、北村匠海、清水尋也)に殺害された身。だが、少年たちは刑事責任を問われず、少年法によって保護された。一方、被害者遺族の桧山や妻の母(若村真由美)は、マスコミに追われ、生活のすべてを白日の下にさらされてしまう。4年後。桧山は保育士で妻の友人(倉科カナ)やカフェ店員(千葉雄大)の警告を無視して、社会に復帰した少年たちの“更生”の結果と“現状”を、人知れず調べ始めた。同じころ、少年たちの命が次々と狙われたことから、ふたりの刑事(手塚とおる、町田啓太)が桧山のもとを訪ねてくる。かつてマスコミの前で「国家が罰せないのなら、自分が犯人を殺してやりたい!」と発言したことから、彼は第一容疑者にされていた…。少年法の名の下、14歳未満の殺人犯は保護され刑事責任能力は問われない。だが一方、被害者やその遺族は、実名も顔写真も、プライバシーのすべてが晒されていく…。そんな事件がもし、身近で起きたなら、犯人である少年たちを赦すことはできるのか。もし、自分の子が加害者になってしまったら、更生させることはできるのか。本作は、そんな両者の視点から少年犯罪を描き、真の更生、贖罪について視聴者に是非を投げかける驚愕のミステリー。妻を少年たちに殺害された主人公を演じるのは、WOWOW連続ドラマWには初出演にして初主演となる小出さん。少年法という壁を前に、怒りと悲しみを社会にぶつけていく複雑な役どころに挑む。また、桧山の娘の保育園の保育士・みゆき役には倉科カナ、殺害される妻・祥子役には『紙の月』『アオハライド』と話題作への出演が続く藤本泉。さらに、殺人を犯す少年役として、UAと村上淳の息子で、今年『2つ目の窓』で鮮烈な映画デビューを飾り、本作がドラマ初出演となる村上虹郎。そして「信長コンチェルト」『陽だまりの彼女』の北村匠海、『渇き。』『ソロモンの偽証』の清水尋也と、これからブレイクを見せそうな3人の10代が集結。監督は、瑛太&満島ひかり共演の「それでも、生きてゆく」で本作と同様に犯罪被害者と加害者の両面を描き、数々の賞を受賞した永山耕三が務める。これまでオムニバスドラマへの出演はあったものの、連続ドラマWでは初主演となる小出さんは、社会問題を扱う本作に対し、「自分の見解はともかく、正誤を判断し難い法律というものを照らす作品に関わることは初めてなので、とても楽しみにしています」とコメント。「少年法、少年犯罪、援助交際、贖罪。大いなる罪と法の渦の世界にただ巻き込まれ、目撃する人物を通して、自分も何かを感じたいと思います」と意気込みを語った。謎解きの中にデリケートな社会問題を交えながら、最旬キャストが観る者すべてに問いかける贖罪の物語。この冬、また見逃せないドラマが登場する。連続ドラマW「天使のナイフ」は2015年2月22日(日)22:00よりWOWOWにてスタート(全5話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2014年12月17日動画サービス「niconico」の「ニコニコチャンネル」にて、劇団四季の公式チャンネルとなる「劇団四季プラス」が12月15日に開設された。チャンネル登録料は月額540円。「ニコニコチャンネル」は、企業・団体などが動画や生放送を配信するためのプラットフォームとして2008年にサービスを開始。現在は、ブログとメールマガジンを組み合わせた「ブロマガ」機能も加わり、チャンネル会員に向けた記事コンテンツの配信も可能となっている。今回開設された「劇団四季プラス」では、所属俳優の近況や舞台裏を明かすブロマガなどを配信するほか、12月開幕の新作『劇団四季FESTIVAL! 扉の向こうへ』や2015年5月開幕予定のディズニーミュージカル『アラジン』といった、新作に関するさまざまなコンテンツを提供する予定。劇場では見ることのできないコンテンツを配信することで、ミュージカルの魅力を広める取り組みをネット(チャンネル)とリアル(劇場)の両方で進めていくという。
2014年12月16日「劇団四季×niconicoネットとリアルの融合」共同記者発表会が12月15日、東京・六本木のニコファーレで行われ、動画サービスniconico内で新チャンネル「劇団四季プラス」を配信スタートしたことを発表した。会見には四季株式会社の吉田智誉樹 代表取締役社長、株式会社ドワンゴの夏野剛 取締役、さらに劇団四季の俳優・青山弥生、佐野正幸が出席した。「劇団四季プラス」では、劇団四季の俳優の近況や舞台裏のブロマガ(ブログとメールマガジンを組み合わせたサービス)、作品をフィーチャーした生放送、舞台の裏側に迫る企画などのコンテンツを配信していくという。吉田氏は「まずは12月20日(土)に開幕する「劇団四季 FESTIVAL! 扉の向こうへ」を契機に、いろいろ展開していきたい。このステージは四季の代表的ナンバーをメドレーでお届けするショーで、『キャッツ』や『オペラ座の怪人』『ライオンキング』、そして最新作の『アラジン』などから有名ナンバーがこれでもかというくらい登場する予定です。ミュージカル初心者からベテランまで楽しんでもらえるはず」とコメント。一方、夏野氏は「例えばバックステージが見られたりと、リアルの舞台にはない付加価値がネットにはある。そしてネットを見ていると、また舞台を観にいきたくなる。そういうふうに盛り上がっていくことは「リアル」にとってすごくよいこと」と、ネットとリアルの融合について語った。またこの日は、「劇団四季 FESTIVAL! 扉の向こうへ」からステージの一部を披露。「キス・ザ・ガール」(『リトルマーメイド』より)、「メモリー」(『キャッツ』より)、「愛せぬならば」(『美女と野獣』より)、「サークル・オブ・ライフ」(『ライオンキング』より)の4曲をパフォーマンスし、会場を魅了した。ニコニコチャンネル「劇団四季プラス」は現在登録受付中(月額540円(税込))。
2014年12月16日アミューズに所属する若手俳優からなる劇団プレステージが2月8日(日)から東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!で新作公演を行う。劇団員の3人、リーダーの今井隆文、猪塚健太、風間由次郎に話を聞いた。今回は脚本に北川亜矢子、演出に大関真を迎えて上演する新作『WORLD’S ENDのGIRLFRIEND』。今井は「劇団にとって、ターニングポイントになった、第3回公演「『ゼツボー荘』より愛を込めて」(2011年)という作品を作ってくれたふたり」と紹介。「人間の持つ感情をシンプルにそして、ダイレクトに伝えられる作品になると思う」と自信を覗かせた。大関の演出については「とにかく熱い」と3人は口を揃える。「僕らに足りないエネルギーを与え、教えてくれる」(風間)、「これ、舞台でどうやってやるんだよ?」という難しい演出にも、絶対にNOと言わずに具現化してくれる」(今井)、「役者側の立場をすごくわかってくれる」(猪塚)と絶大の信頼を寄せる。ただ「いい意味でも悪い意味でも劇団員の素のキャラクターを知っている方なので、次は、こちら側が大関さんの持つ概念を打ち破って、想像を超えていかなければ」(猪塚)とも。舞台は動物病院を営む一家のダメ長男を主人公にしたラブストーリー。「劇団プレステージは、メンバー全員が男なので、女性も演じます。さらに、最近では、動物の役も増えてきています」と今井。現時点では配役オーディションを控えている彼らだが、演じたい役どころを訊ねると猪塚は「動物の役をやってみたいです。今回、動物が非常に重要な役どころになります。様々なコンプレックスを抱えながらも、必死に乗り越え、そして心情を伝えていく。そんな役になるといいなと思うし、演じたいです」と動物役を志願。一方風間は「まずラブストーリーを主とした舞台は経験が少ないですし、正直恥ずかしい気持ちもあるのですが(笑)それを表現することが、今の自分を成長させると思うのでラブストーリーが思いっきりできる役がやりたい」と意気込みを語った。公演は2月8日(日)から22日(日)まで。Photo/樋口 涼Hair&Make/氏川千尋(つくる女)Styling/部坂尚吾
2014年12月15日「AKB48」グループ全メンバーを対象とした主演女優オーディションを勝ち抜いた“ぱるる”こと島崎遥香が主演する、ジャパニーズ・ホラーの巨匠・中田秀夫監督の最新作のタイトルが、『劇場霊』に決定。共演に足立梨花、高田里穂、そして「花子とアン」の町田啓太(劇団EXILE)を迎え、初公開となる場面写真3点とメイキング画像、さらに中田監督からのコメントが到着した。トップ女優を目指すも、成果が出せず悩んでいる若手女優・沙羅(島崎遥香)は、新作舞台のオーディションでようやく脇役を手にする。その舞台の主演をめぐり、香織(足立梨花)や葵(高田里穂)ら若手女優の熾烈な争いが繰り広げられる中、不気味な劇場の中では、不可解な事件が起き始める。沙羅はスタッフの和泉(町田啓太)とともに事件の真相を探るうち、劇場内に潜む恐怖の存在に気付いていく――。『女優霊』(‘96)『リング』(‘98)で日本だけでなく世界中を恐怖に陥れ、2013年の前田敦子主演『クロユリ団地』では10億円突破の大ヒットを生んだ中田監督。撮影所を舞台に巻き起こる恐怖を描く伝説のホラー映画『女優霊』から20年、『劇場霊』というタイトルとなった最新作は、舞台を不気味な劇場に移し、女優たちを次々と襲う恐怖を映し出していく。「『女優霊』や『リング』を同時代的には観ていない若い観客の方々にも、この恐怖を体感していただきたい」と語る中田監督は、作風であるじっとりとした空気の恐怖にとどまらず、フルスピードで駆け抜ける恐怖が絶え間なく襲いかかるJ(ジェットコースター)ホラーを誕生させた。Jホラーで描き出すのは「“演劇=虚構”の隙間に忍び込む“魔物”です。その“魔物”は稽古中のステージ上、楽屋、倉庫、そして舞台下の奈落へと“現実への侵入”を止めません。今回は疾走感、おぞましい異形感というものを強く意識しています」と、中田監督は語る。また、全「AKB」グループ内のオーディションを勝ち抜き、主演に大抜擢された島崎さんについては、「ホラー映画的ルックと高い集中力を兼ね備えた方」と大絶賛。「主役に決定して、リハーサル中には、不安と決意の入り交じった緊張した顔をしていて、この映画への真摯な向き合い方がとてもいいと思いました。その不安感や決意は、映画の役の感情表現として相乗効果を上げています。島崎さんがその“ネコ科の大きな瞳”で不安に震えるとき、恐怖におののくとき、私はこころの中で快哉を叫んでいました」と、ヒロインの心情とも重なった名演に太鼓判を押している。『劇場霊』は2015年3月完成予定、秋に全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2014年12月14日石原さとみ&松下奈緒が“美人姉妹”を演じていることで話題の木曜劇場「ディア・シスター」(フジテレビ)。この度、間もなく最終回を迎える本作に「EXILE」NAOTOがプロスケートボーダーとして出演することが決定。石原さんを想う櫻庭永人役で出演している「EXILE/三代目J Soul Brothers」のメンバー・岩田剛典とドラマ初共演を果たすことが明らかになった。高校生時代、デビュー戦でいきなり優勝した櫻庭永人(岩田剛典)は、若くして将来を有望視されていたが、その後スケートボード界からは姿を消していた。第5話で再びプロになるため大きな大会に出場するも、出番直前に思いを寄せる美咲(石原さとみ)が妊娠していることを兄の宗一郎(田辺誠一)から告げられ、動揺してリタイアしてしまう。そして11日(木)に放送される第9話で再び訪れた大きな大会。美咲との関係も紆余曲折あった中で、再度挑戦することになった大会の会場で、先輩・桑名(NAOTO)に声を掛けられ…。今回、NAOTOさんが演じるのは、岩田さん演じる永人が、尊敬してやまない日本屈指の有名プロスケートボーダー・桑名。「EXILE」のパフォーマーで「三代目J Soul Brothers」のパフォーマー兼リーダーも務めるNAOTOさんは、岩田さんと“後輩先輩”というありのままの関係で出演しているのだ。友情出演での飛び入りが決まったNAOTOさんは、「チームメートのがんちゃんが頑張っている『ディア・シスター』は僕も拝見しています! そのドラマにまさか自分が出演するとは思ってもみませんでした(笑)」と驚きをみせながらも、「こんな大役をいただけて光栄です」と喜びを語った。さらに、岩田とはテレビドラマでは初の共演となることについて「同じ画面の中で“がんちゃん”と“なおと”でなく接しているのはとても新鮮」とコメント。一方、“後輩”の岩田さんは共演に際して「照れくさいですけど、めちゃくちゃテンション上がっています」と嬉しい気持ちを吐露。ほかの「EXILE」や「三代目J Soul Brothers」のメンバーのことを聞かれると「僕たち2人の共演シーンを見てどう思うのか気になりますね。気を抜くことなく無事に乗り切りたい」と気を引き締めていた。いよいよクライマックスを迎える本作。岩田さんとNAOTOさんの共演シーンはもちろん、石原さん演じる美咲に「結婚しよう」と優しく告白する姿が予告編に映し出されておりファン必見となりそうだ。ドラマ「ディア・シスター」は、毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日