2016年に韓国で世界初演された作曲家フランク・ワイルドホーンの最新作、ミュージカル『マタ・ハリ』。素晴らしい楽曲と豪華なセットが話題となり大ヒットを記録した。待望の日本公演は訳詞・翻訳・演出を石丸さち子が手掛け、柚希礼音×加藤和樹のW主演で上演。1月21日に大阪・梅田芸術劇場メインホールで日本初演の幕を開けた。ミュージカル「マタ・ハリ」チケット情報1971年、第一次世界大戦下のヨーロッパで、フランスのスパイとなったダンサー、マタ・ハリの数奇な運命を描いた本作。オリエンタルな魅力と力強く、美しいダンスで魅了するマタ・ハリに挑むのは柚希礼音。加藤和樹も、マタ・ハリの運命を変えるフランス諜報局の大佐ラドゥーとその部下アルマンという、立場も年齢も性格も全く異なる2役を日替わりで演じ、Wキャストに佐藤隆紀(ラドゥー)、東啓介(アルマン)が出演。初日目前の1月20日に公開舞台稽古及び囲み取材を行い、意気込みを語った。「美しさと醜さ、優しさと残酷さなどこの世界が持つ両極端な面や、過酷な戦争の中で、マタ・ハリやラドゥー、アルマンらにどのような愛と裏切りが生じるか。極限に立たされながらも人はどう生き抜こうとするか、描きたい」と力を込める石丸。柚希も「マタ・ハリは壮絶な過去を持っていますが、強く生きようとしている。マタ・ハリとして思いっきり生き抜きたい」と意気込み、高い精神性と極上のエンターテインメント性を持つ“寺院の踊り”をぜひ見てほしいと語った。加藤は、2役演じ分けについては思いのほか、迷いや混乱はなかったと話すが、「稽古中はアルマンを演じているのにラドゥーのパートを歌ってしまうことがありました(笑)」と明かす。だが、今は何よりも舞台に立つことが楽しみだという。そして「戦時下での生きるという思いや力強さ、エネルギーを感じてもらえたら」と続けた。「自分にとって財産となる作品」と話すのは東。初のWキャストに学びも多いとか。佐藤は「この時代だからこそ『マタ・ハリ』の人生を体験して、戦争について考えるきっかけにしてもらいたい」と話した。「大阪で初日を迎えられてうれしい」と柚希、最後に「彼女の半生を思いっきり壮絶に、勇敢に生きたいと思います!」と言葉に熱を込めた。ミュージカル『マタ・ハリ』は1月28日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演中。2月3日(土)から18日(日)は東京国際フォーラムで幕を開ける。チケット発売中。取材・文:岩本和子
2018年01月22日様々な分野の第一線で活躍する人物に迫るドキュメンタリー番組「情熱大陸」。1月28日(日)は、いま話題の“2.5次元ミュージカル”の仕掛け人、演劇プロデューサーの松田誠に密着した模様を放送する。「テニスの王子様」「黒執事」「刀剣乱舞」――。“2次元”の漫画やアニメ、ゲームと、“3次元”のリアルな舞台の中間としてファンから自然発生的に名付けられた“2.5次元ミュージカル”。原作の世界観はそのままに、生身のキャストと斬新な演出によって新たな魅力を生み出すとして海外からも注目を集め、斎藤工、城田優、加藤和樹ら実力派俳優も多数輩出、いまや若手俳優の登竜門にもなりつつある。今回番組では、2.5次元ミュージカルの仕掛け人、松田さんの手掛けた中でも最近大ブレイク中のミュージカル、刀剣男士を育成していく大人気シミュレーションゲームを原作としたミュージカル「刀剣乱舞」の出演俳優たちが集結した大型ライブ、佐藤流司や黒羽麻璃央らが出演する「真剣乱舞祭2017」をプロデュースする姿に密着。国内だけでなく、今回初めての中国広州公演が決定しているが、現地で思いもよらぬトラブルに見舞われる松田さんたちの姿をカメラがとらえた。さらに、実はブレイク前から「乃木坂46」に関わっていた松田さん。1期生~3期生から選抜したメンバーでキャストを構成する舞台「三人姉妹」や、元「AKB48」渡辺麻友の新プロジェクトを手掛ける様子も放送予定だ。「情熱大陸」は1月28日(日)23時~TBS系列全国28局ネットにて放送。(cinemacafe.net)
2018年01月22日ゲイカップルの夫婦愛と家族の絆を描いた傑作ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』が2018年春、鹿賀丈史&市村正親のダブル主演で上演される。35年以上の歴史をもつ日本版で“史上最高のカップル”と称されるふたりがコンビ10周年を迎える節目の公演で、息子ジャン・ミッシェル役に抜擢されたのが期待の新星、木村達成だ。「ラ・カージュ・オ・フォール」チケット情報「作品について調べると、歴代のジャン・ミッシェル役を含め、名だたる方々が出演されてきた舞台だと知って驚きました。しかもトニー賞史上初となる2度の『ベスト・リバイバル・オブ・ミュージカル』賞に輝くなど、自分はとんでもない作品に出させて頂くのだなと、不安と緊張といろんな感情が混ざった気分です」ゲイクラブのオーナー、ジョルジュ(鹿賀丈史)と看板スターの“ザザ”ことアルバン(市村正親)は、公私ともに20年来のパートナー。ジョルジュが一時の気の迷い(?)から授かった一人息子ジャン・ミッシェル(木村達成)もアルバンが母親代わりに育ててきた。そんな息子が24才になり、結婚を決めたことから大騒動が巻き起こる。相手はゲイクラブ撤廃を主張する政治家ダンドン議員夫妻(今井清隆&森公美子)の娘アンヌ(愛原実花)。両家の顔合わせに呼んだ実母が急遽来れなくなり、女装したアルバンが母親として登場して…。「なかなかない家庭環境だとは思うのですが、僕も反抗期は経験済みなので、ジャン・ミッシェルの気持ちを理解できるところがあります。僕の母親も授業参観に少し派手な格好で来る人で、子供の頃は人と違う感じが単純に恥ずかしいんですよね。今となっては自慢の母親なんですけど。当時の自分の心情をふまえリアルに表現できるのかなと。僕も24才なので、役柄に自分の人生を絡めつつ等身大で演じたい」特技に英会話を掲げ、幼い頃から海外の映画作品に触れたことがミュージカルへの興味に繋がったという木村。役者となり、加藤和樹ら人気俳優を輩出する2.5次元舞台で頭角を現してきた。「好きなのは、例えばミュージカル『ヘアスプレー』。純粋にミュージカルの楽しさに触れた部分がありました。歌や音楽を聞くだけで、子供でも気分が盛り上がる所とか。楽しいことが大好きなので、舞台もまずは自分が楽しむことで、お客さんにもその気持ちが伝わると信じています。2.5次元舞台では稽古を積むことで自信に繋げてきたので、今回も諸先輩方から作品への取り組み方など、一から学ばせて頂きたいです」「運も実力のうち」と大抜擢の幸運を味方につけ、体当たりで挑むつもりだ。「本作で初めて木村達成を知る人もいっぱいいると思うので、その方たちも魅了できるよう、歌とダンス、お芝居を頑張りたい。華やかな舞台から生まれる家族のストーリーに胸を打たれたので、どんなジャン・ミッシェルになっているのか、ファンの方にも新たな一面をお見せしたいですね」東京公演は3月9日(金)から31日(土)まで日生劇場にて、大阪公演は4月20日(金)から22日(日)まで梅田芸術劇場メインホールにて上演。福岡、静岡公演あり。取材・文:石橋法子
2018年01月17日香取慎吾と山崎弘也がMCを務める人気番組「おじゃMAP!!」。11月29日(水)放送の本番組は、ゲストに加藤浩次を迎え、「加藤浩次が香取慎吾とやりたいこと」を山崎さんがディレクターとなり、色々なことを仕込み、仕切ってロケしていく模様を放送する。香取さんと“ゆっくり飲みながら話がしたい”というリクエストに、加藤さん行きつけのスナックで“本音トーク”を展開。加藤さんは「あのときは本当にうれしかった」としみじみふり返る、香取さんにずっと伝えたかった“ある思い”を語り始める…。また今回、スペシャルゲストとして2002年放送のドラマ「人にやさしく」で共演した松岡充と須賀健太がサプライズ登場!当時の映像を見ながら、いまだから話せる思い出話が続出!4人同時の久々の再会に、ドラマの裏話やマル秘恋話が飛び出したり、ドラマ主題歌を全員で熱唱したりと、大盛り上がり。さらに加藤さんから、「あるモヤモヤしたことをスッキリさせたい」と発言が。それは、2014年の「27時間テレビ」で行った水上大相撲。そこで加藤さんと香取さんが対戦し、その結果、微妙なジャッジで加藤さんが勝利したため、モヤモヤした気持ちが3年間おさまらいのだとか。そこで今回、セットを再現して「水上大相撲」を開催。果たして結果は…?加藤浩次がゲストの「おじゃMAP!!」は11月29日(水)19時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月27日2015年に日本に初登場し好評を博したミュージカル『タイタニック』が、2018年10月に東京・日本青年館ホール、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで再演される。本作は豪華客船タイタニック号沈没事故をもとにした物語で、1997年にブロードウェイで初演。『NINE』『グランドホテル』『ファントム』など、数々のヒットミュージカルを手がけたモーリー・イェストンの楽曲と、ピーター・ストーンの緻密なドラマが高い評価を得て、同年度のトニー賞で最優秀ミュージカル作品賞、最優秀ミュージカル脚本賞、最優秀作詞作曲賞、最優秀ミュージカル装置デザイン賞、最優秀編曲賞の5部門に輝いた傑作だ。日本人キャストをそろえて上演された日本版『タイタニック』は、『パジャマゲーム』や『グランドホテル』などの名作を手がけてきた気鋭の演出家トム・サザーランドが初めて日本で演出した作品。本作で登場するのは、設計士・アンドリュースをはじめ、乗船していた実在の人物たち。彼らが胸に抱いていた夢や希望をテーマに、それぞれの“人生”に着目した物語が描かれる。今回、加藤和樹、鈴木壮麻、藤岡正明、戸井勝海らが初演より続投するほか、石川禅、相葉裕樹、霧矢大夢ら実力派の新キャストが集結。また、現在絶賛上演中のミュージカル・コメディ『パジャマゲーム』会場では、同公演のアンケートにご協力いただいた方に、ミュージカル『タイタニック』の特別先行受付のご案内を送付。初演で大きな話題となった本公演、さらにブラッシュアップされたステージに期待しつつ、いち早く先行情報の入手を!
2017年10月11日10月8日、ミュージカル『レディ・ベス』が東京・帝国劇場で開幕した。『エリザベート』『モーツァルト!』などのクリエイター、ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイが脚本と音楽を手がけ、日本ミュージカル界が誇る鬼才・小池修一郎が演出し2014年に同劇場で世界初演された作品の待望の再演。初日直前の7日にはメインキャストである花總まり、平野綾、山崎育三郎、加藤和樹が取材に応じ、その魅力と意気込みを語った。ミュージカル『レディ・ベス』チケット情報約45年もの長きにわたり女王として君臨し、イギリスに繁栄をもたらしたエリザベス1世。その女王即位までの波乱にとんだ半生を、知られざる恋なども絡めながら描き出す歴史ロマン大作。主人公であるレディ・ベス(エリザベス1世)は花總と平野が、そしてその恋の相手であるロビン・ブレイクは山崎と加藤がダブルキャストで演じる。好評だった初演キャストがほぼ続投となる再演だが、「初演かのような濃密さでお稽古してきました。いろいろと変更点もあり、新しい『レディ・ベス』をお客さまにお見せできる日がいよいよ来たんだなとドキドキしています」と花總。平野も「新曲もありますし、ずいぶんブラッシュアップされました。登場人物ひとりひとりの心情が繋がっている。ベスも、親子の関係性、家族間の問題、当時のイギリスの情勢が掘り下げられ、それによってロビンとの恋が浮き彫りになってきています」と、初演との違いをアピール。ロビン役のふたりも「ショーアップされていたところが演劇的になり、お芝居の要素が強くなった。前回から比べてかなり濃密な、深みのある『レディ・ベス』になっています」(山崎)、「この物語のテーマは『自由とは何なのか』と『自分は何者なのか』。そこを、演出の小池さんが、それぞれの役に対して明確に与えてくれている」(加藤)と語り、充実の再演となっている様子を話した。近年、映像での活躍も目覚しい山崎は、本作が今年初の舞台出演。山崎は「1年ぶりに舞台の世界に戻ってきて、みんな声デカイな、ミュージカル俳優ってこんな大きい声で喋ってるんだ!と思った(笑)。でも僕はここ(舞台)で育ち、ここがホームグラウンド。ミュージカルに縁のなかった方にもご覧いただいて、これがミュージカルなんだぞという素敵なものをお届けできれば」と心境を語っていた。公演は11月18日(土)まで同劇場にて上演。その後大阪公演もあり。10月25日(水)18:00、11月11日(土)17:00、11月13日(月)18:00はぴあ半館貸切公演、こちらのチケットも発売中。
2017年10月10日2014年に帝劇で世界初演を迎え、美しく壮大な世界観と物語が絶賛を浴びた歴史ロマンミュージカル『レディ・ベス』。英国女王として45年間、君臨したエリザベス1世の若き日を描いた本作は、16世紀のイギリス、激動の時代の中で揺れ動く彼女の苦難、淡い恋、そしてひとりの女性として生きる道を描いた大作だ。この秋には待望の再演が決定し、最強のクリエイター陣とキャストは初演からほぼ続投。少女のベスが恋心を抱く相手、吟遊詩人・ロビンを演じる加藤和樹もそのひとりだ。ミュージカル「レディ・ベス」チケット情報ベス役は花總まりと平野綾のWキャスト。「花總さんは、戴冠式を経た後に表れる女王の風格に“ああ、ベスだな”って思いましたね。でも、それまではすごくキュートで“なんかずるいなぁ”って(笑)。平野さんは、時々ワガママでぶっきらぼう、ロビンに対する姿が“ツンデレ”なところがかわいいです」とそれぞれの魅力を語る。ロビン役も山崎育三郎とのWキャスト。演じる人間が変われば作品の世界観もおのずと変化する。その違いを楽しめるのも本作の見どころだ。初演で印象に残ったシーンを尋ねると、ラストシーンで自身と役の感情がぴたりと重なり、無意識のうちに感情がこみ上げたことがあったと振り返った。「最後に、山口祐一郎さん演じるアスカムとふたりでいるシーンで、山口さんの手が僕の肩に乗る場面があって。いつもならふわっとした感覚なのですが、ある日の公演だけぐっと力が込められていて。その手が“ロビンはベスにとって意味のある存在だったんだ”と語ってくれていて、もう感情が溢れてダメでした…(笑)。あのときほど自分の感情に素直になったお芝居はなかったです」。再演ではどんな感情が込み上げるのか、同じキャストでも日によって異なるだけに、幕が開けてみないと分からないと話す。「ベスは、女王の星の下に生まれて、そのことを受け入れていかなければならないという使命感があります。だからこそ、ひとりの女性としての幸せを前に揺れ動く姿がとても人間らしくて素敵で。ベスは自分の運命をちゃんと受け入れていく強い女性の象徴だと思うので、初めて観る方はそんな姿を見てほしいです。初演をご覧になった方は、別の作品を観るぐらいの気持ちで劇場に来てください。僕たちも同じものを作ろうとは思っていません。“生まれ変わった”というくらいの気持ちで作って、舞台に立つつもりです」と意気込む。10月8日(日)から11月18日(土)まで東京・帝国劇場、11月28日(火)から12月10日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは発売中。
2017年09月27日加藤和樹が主演を務める『罠』が、7月13日に東京・かめあリリオホールにて開幕した。【チケット情報はこちら】本作は、フランスの劇作家ロベール・トマによるサスペンス劇。新婚3ヶ月の夫ダニエル(加藤)は行方不明になった妻エリザベートを待っていたが、戻ってきた妻(白石美帆)は全くの“別人”で――。2009年版では加藤が舞台初主演を務め、翌2010年には深作健太の舞台初演出作品として再演された本作。今回も深作が演出を手がけ、加藤は7年ぶり3度目のダニエル役挑戦となる。7年ぶりに同役を演じる心境を問われた加藤は、6人の男女による騙し合いが連続する内容に、当時を「人間不信に陥った」と振り返った。だが今回、深作と改めて作品について語ったエピソードを披露。「より深めていく部分と、新たに参加されるキャストの方々と新しいものを作るという気持ちで稽古に臨むことができました」と胸を張る。深作は見どころを聞かれ、「会話劇はキャラクターの作り込み方がカギになる」と前提した上で「今回はひとりひとりが裏の裏、表にまで何層も厚みのある人物像を作り上げました。6人が織りなすドライブ感を楽しんでください」とアピール。8年ぶりに同役に臨む白石も「深作さんが核となる部分の解釈を掘り下げてくださいました。ダニエルに対するエリザベートの愛も、五感を通じてより広がった気がします」と自信を覗かせた。ステージ上には、夫婦がバカンスで訪問している山荘が。その一室を舞台に、偽妻の登場に苛立ちを隠せないダニエルをはじめ、真実を求めるカンタン警部(筒井道隆)、エリザベートと付き添いのマクマシン神父(渡部秀)、絵描きのメルルーシュ(山口馬木也)、看護師のベルトン(初風緑)が代わる代わる登場し、緊迫感に満ちた心理戦を展開した。加藤は、圧倒的な現実に憔悴しきったダニエルを好演。次第に服装が乱れていき、シャツは胸元がはだけるほど。頭からストールをかぶり、虚ろな表情で夢遊病のように室内をさまようかと思えば、突然狂ったように叫び出すひと幕も。ダニエルを翻弄するエリザベート役の白石は、時に悠然と、時に朗らかな笑みを浮かべ、周囲に自身を“妻”と認めさせる工作を行う。一方でピストルや毒薬に向き合う、凍りついた表情にも注目だ。本作は今後、7月15日(土)・16日(日)に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、8月8日(火)から15日(火)まで東京・サンシャイン劇場に巡演する。取材・文:岡山朋代
2017年07月18日加藤和樹が6月2日から10日にかけ、ツアー「Kazuki Kato Live“GIG”TOUR 2017~pop’n splash!~」を全国6か所で開催した。全席指定の“ZEPP公演”、スタンディングの“ライブハウス公演”のふたつのスタイルで構成されたこのツアーのうち、6月6日のZepp DiverCity TOKYO公演を見た。加藤和樹のチケット情報はこちら歌手としてのみならず、俳優、声優としても活躍する加藤。デビュー10周年のアニバーサリーイヤーだった2016年の充実の活動をを経て「新たな気持ち」で臨んだという今回のライブツアーだが、プロレスの入場風なバンドメンバーの登場からして、遊び心に満ちている。ライブは1stシングル「Vampire」からスタート。ノリのいいロックチューンが続き、座席アリの客席も、冒頭から総立ちだ。加藤も最初のMCから「もう楽しい! もう汗だく!」と破顔する。一方で『そばにいて』などのバラードナンバーはしっとりと、情感豊かに聴かせていく。そして事前に公言していたZEPP公演の目玉コーナーへ。「人それぞれ、僕を知ってくれたきっかけがあると思う」と、彼のキャリアを語る上で外せない、別ジャンルの音楽も披露。まずはキャラクターソング。『B-project』の「LOVE IN SECRET×SEXY NIGHT」のイントロが流れると客席からは悲鳴のような歓声が。続けて『家庭教師ヒットマンREBORN!』の「狂気の花」、さらには加藤が世に出るきっかけとなったミュージカル『テニスの王子様』の「Flaming Ice」までも飛び出し、会場のボルテージは上がっていく。7月開始のアニメ『カイトアンサ』のメインキャラクター阿園魁斗役も発表されているが、「こういう仕事からも学ぶことがたくさんある」と、今後の仕事にも意欲をみせた。続けて、こちらも近年の加藤の仕事の太い軸になりつつあるミュージカルジャンルのコーナーへ。今までライブでミュージカルナンバーを披露したことがなかったこともあり「いつもは芝居の中で歌う曲たちなので、不慣れなこともあるかと思うけれど」と律儀に断りを入れた後、『1789』の「サ・イラ・モナムール」、『フランケンシュタイン』の「君の夢の中で」を続けて披露。MCでは「どういうテンションで歌ったらいいのか…」と話していたが、それまでとは一転、作品世界にぐっと入り込む集中力で加藤和樹の俳優魂までも伝わる熱唱だった。後半は本人が作詞作曲をした新曲「I’ll be there」や、加藤やバンドメンバーが水鉄砲を打ちまくる「BEACH」、「灼熱フィンガーでFIVER」などライブの定番曲が畳み掛けるように続き、会場の熱気はさらに上昇。最後はこれまたライブの恒例、生声で「本日はありがとうございました!」と観客に直接お礼の言葉を届けて全22曲のライブは終了した。加藤はこのあと、7月13日(木)に開幕する主演舞台『罠』、10月にはミュージカル『レディ・ベス』と舞台出演が続く。歌手として、俳優として、さらなる進化を続ける加藤和樹のこれからにも注目だ。
2017年06月12日声優の代永翼と八代拓が、4月8日に発売された“話題のPERSONの素顔に迫るPHOTOマガジン”「TVガイドPERSON vol.56」に登場。この度、2人の未公開カットが公開された。昨年8月より同誌でスタートした男性声優シリーズ連載「VOICE PERSONS」。今回で9回目を数える人気企画になっており、3月には男性声優だけでまとめられた「TVガイドVOICE STARS」が創刊。世界的な写真家レスリー・キーが撮り下ろす連載コーナーでは若手声優筆頭・小野賢章が登場し、表紙には「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役などで不動の人気を誇る梶裕貴を配し、大きな注目を集めた。今回登場するのは、「おおきく振りかぶって」の三橋廉役や「Free!」の葉月渚役などに出演し、その独特の高い声が特徴的な代永さん。「学校でいじめられたりすることもあった」と告白。しかし、この声を武器に声優になろうと思った経緯を語る。また、代永さんは同じく声優の江口拓也(「GOSICK -ゴシック-」久城一弥役など)、木村良平(「東のエデン」滝沢朗役など)との音楽ユニット「Trignal」としても活躍しており、今回「Trignal」の初のライブDVDが発売されることから、「つらいことがあってもこの3人なら分かち合える」とグループ愛も明かしている。このほど公開されたカットからも分かるように、30代になり“大人の色気”あふれるグラビアが本誌には掲載されている。一方、現在放送中のアニメ「タイガーマスクW」で東ナオト/タイガーマスク役を演じている八代さん。ベテラン声優たちが脇を固める中、24歳という若さながら主役に大抜擢。当時の心境を彼は「第1話で味わった緊張感は一生忘れられない」と打ち明けている。そんな八代さんが、“気を許せる間柄”だと言う同世代の声優仲間とは…?八代さんの撮影は、夜の渋谷でオールロケを敢行。クールにスクランブル交差点を行き来する姿は、実にスタイリッシュ。ファン垂涎のグラビアとなっている。さらに「VOICE PERSONS」の特別編として、大人気声優の神谷浩史や浪川大輔らが一堂に会し、先日横浜アリーナで行われた「Kiramune Music Festival 2017」、通称“キラフェス”のライブリポートも掲載されている。なお、表紙は『無限の住人』の主演を務める木村拓哉。そのほか「関ジャニ∞」の横山裕、「Hey! Say! JUMP」の伊野尾慧、「A.B.C-Z」の河合郁人、高梨臨、加藤和樹、佐藤玲、永瀬匡、「嵐」相葉雅紀主演ドラマ「貴族探偵」の羽鳥健一プロデューサーといったバラエティーに富んだ人々が登場している。「TVガイドPERSON vol.56」は発売中。(cinemacafe.net)
2017年04月10日「加藤とは、最初の4〜5年は連絡を取っていませんでした。でも、その期間も『遠藤(章造)や(田村)淳から僕の情報は入っていた』と言っていたので、加藤は僕の状況は知っていたようです。5年目くらいになって、加藤から『そろそろ考えていこうと思うんだ』と電話で言われました。加藤は『隠れないでいい。自分の立ち位置を確認したほうがいい』という考え方で、僕が肉巻きおにぎり店の店頭で働くことを認めてくれていたようでした。今になって思うのですが、そうした加藤の意見を聞いた遠藤や淳が、直接『加藤がこう言っていたよ』ではなく、会話の中で自然に僕に伝えてくれていたんですよね」 そう語るのは、不定期連載『中山秀征の語り合いたい人』第77回のゲスト・極楽とんぼの山本圭壱(49)。所属事務所は違えど、加藤浩次がアルバイトをしていた中目黒のバーで、20代前半から酒を酌み交わしていた中山と山本。久々の再会は10年ぶりに山本が復帰した吉本興業・東京本部。旧知の仲の2人がじっくり語り合ってくれました。 中山「2年前にこの連載で浩次と対談をしたときにも、『極楽とんぼの続きをやりたいんだ』って熱く語ってくれたよ」 山本「昨年は極楽とんぼとして全国ライブをやるために、加藤とよく打ち合わせをしていたのですが、10年前とはまったく違うんですよ。昔は夕方に集まって、朝方までずっと延々とやっていたんですよ。でも、今、加藤は平日は毎日『スッキリ!!』(日本テレビ系)があるので、昼13時くらいに集まって、17時なら17時、19時なら19時というように、決めた時間にきっちり終わって帰る。『すごいな、加藤。人って変われるんだな』って思いましたね(笑)」 中山「毎日生番組があると、体力的にも厳しいからね」 山本「でも、最初は逆にそれが気持ち悪くて、『えっ、もう終わり?もっとやったほうがいいんじゃない?』と言っていましたね。『今日は雑談だけの日だったな……』という日もあったりしますが、最近では“新生・極楽とんぼ”じゃないですけど、この形のほうがいいと思っています」 中山「新しいスタイルでね。われわれは同じ年で、今年50歳になる学年ですよね。大きな節目となりますが、今後の展望は?」 山本「極楽とんぼとしての方向性を見つめ直す1年になるかと思います。僕はとにかく目の前の仕事を泥臭く頑張って、すべて得点を取りにいこうと思っています。周りの方々に『山本、頑張ってるな』と認めていただけたら、もう1段上のステージに。1つずつ全力で丁寧に取り組むだけですね。この1年やってみて、どうなるかはわかりませんが、種まきの1〜2年だと思っています。まずは4月8日にはMBSラジオで『オレたちちょこっとやってまーす!』(土曜・25時20分〜)、4月27日にはAbemaTVで『極楽とんぼ KAKURU TV』(木曜・21時〜)がスタートしますので、頑張っていきたいですね!」
2017年04月07日WOWOWオリジナルミュージカルコメディ「グリーン&ブラックス」の製作発表会見が3月20日(月・祝)、都内にて開催され、脚本&監督の福田雄一、レギュラー出演者の井上芳雄、ゲスト出演者の中川晃教、渡辺麻友らが出席し、意気込みを語った。同番組は、ミュージカルをはじめ、映画、ドラマ、舞台とマルチに活躍する福田さんの脚本、監督によるオリジナルミュージカルコメディ第2弾。井上さんがレギュラー出演者として登場し、ミュージカル界で活躍する俳優たちをゲストに迎える。マイクを持った福田さんは、「グリーン&ブラックス」というタイトルについて質問されると、福田さん自身は知らなかったそうだが、劇場にある役者が集まって話などをする休憩スペースを「グリーンルーム」と呼ぶと説明。「ブラック」については「芳雄君と普段、話をしていると、こんなプリンスでありながら、なかなか面白いブラックなことをおっしゃることが多くて(笑)」と目を輝かせた。続けて福田さんは、「(第1弾の)『トライベッカ』という番組では、ミュージカルを知らない人に対して広く笑いを提供しようという狙いがあったのですが、今回は逆に、恐ろしい感じで縮めてみようと思ったのです。ミュージカルを知らない人が見たら何がなんだか全然分からないという番組にした方が、逆に興味を注いでくれるのではないかなと思いまして」など、前作とは違い、第2弾となる今回の番組では、コアなミュージカルファンに向けた内容になることを紹介。「だったら芳雄君のブラックなポテンシャルを」と目を輝かせ、グリーンルームでブラックな話をしているという設定の中で出演者が実名で登場し、トークの中に出て来る俳優の名前や、作品の名前や、演出家の名前などもすべて実名で展開することを説明。福田さんは、「“ミュージカルファンの方がのぞき見をしてみたい楽屋の会話”みたいなものをやってみたかったので、このタイトルになりました」と笑顔を弾けさせた。会見にはミュージカル界で活躍するスターたちが集結したが、アイドルグループ・「AKB48」のメンバーである“まゆゆ”こと渡辺さんは「本当に私はただのミュージカルファンなので。そうそうたる出演者のみなさまを前にして手汗がものすごいのですが」と謙遜気味にコメント。中川さんが、渡辺さんと同じ先生についてボイストレーニングを受けているエピソードを明かすと、福田さんは「まゆゆ、ミュージカルを狙っているの?」とツッコミ。渡辺さんが「いつか挑戦してみたいなと思って、いまも修行中です」と告白すると、井上さんも、中川さんも「いつでもウェルカムです」と大歓迎。そんな渡辺さんは、福田さんから「(AKB48を)卒業しないと、(ミュージカル挑戦は)できないもんな」と声を掛けられると、「そうですね。『AKB48』にいるうちはなかなか。舞台との両立が難しいと思います」とポツリ。この日は、「第9回AKB48選抜総選挙」の開催が発表されたが、福田さんは「総選挙とか出ている場合ではないのでは」とさらに突っ込んでいた。渡辺さんは「いや、いや、いや」と苦笑い。ただ、井上さんや中川さんら共演者たちは「いつでも入って来てほしいです」、「ミュージカル界はウェルカムですよ」と渡辺さんのミュージカル挑戦を歓迎する様子を見せていた。会見には柿澤勇人、加藤和樹、渡辺麻友、愛原実花、相葉裕樹も出席した。WOWOWオリジナルミュージカルコメディ、福田雄一×井上芳雄「グリーン&ブラックス」は、4月29日(土・祝)深夜0:00からスタート(全12回)。(竹内みちまろ)
2017年03月21日女優の龍真咲が『1789 -バスティーユの恋人たち-』(2018年春上演)に出演することが16日、わかった。同作は2012年にフランスで初演、日本では2015年に宝塚版、2016年に東宝版が上演され、今回は東宝版の再演となる。18世紀末のフランスを舞台に、父親を貴族に殺された農夫・ロナンがパリへ飛び出し革命に身を投じていくなかで、宮廷に仕える侍女・オランプと恋に落ちる。今回は、昨年に引き続きロナン役を小池徹平と加藤和樹が、オランプ役を神田沙也加と夢咲ねねがWキャストで演じる。また、マリー・アントワネット役も凰稀かなめが続投するが、Wキャストとして新たに龍の出演が決定した。昨年9月に宝塚歌劇団を退団した龍は、日本初上演となった同作で宝塚の月組トップスターとしてロナン役を好演し、作品を成功に導いた。今回が"帝劇デビュー"となり、新たにマリー・アントワネットという大役に挑む。
2017年02月16日シェイクスピア作品の中でも特に人気が高い名作『ハムレット』を、内野聖陽主演で上演する。演出は『レ・ミゼラブル』オリジナル版演出で知られ、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターである巨匠ジョン・ケアード。本作の製作発表が1月10日、都内にて開催された。舞台『ハムレット』チケット情報ジョンは以前より内野に「いつかハムレットをやるべき」と強く薦めていたという。その理由を「ハムレットはシェイクスピアが描いた中でも一番大きな役。若い役と思われているかもしれませんが、本当は経験豊かで技術がある人がやらなきゃいけない。この物語は哲学を描いているから、“ただ稽古でやったことをやる”のではなく、シェイクスピアの描いたことについて考えられる人じゃないと出来ない。内野さんはそういうことが出来る人」と熱弁。これに対し内野は「(考えることは)一番苦手」と笑いながらも、「ハムレットはもっと若い人がやるべきと思う人がいるかもしれませんが、そうじゃないんだぞというのを、今回必ずお見せします」と力強く意気込む。また名匠ジョン・ケアードについて「彼の“どんなキャラクターにも、特殊な役にも、それぞれ共感できるところがないといけない”という考え方が大好き。この作品にも難しい部分はあるかもしれないが、万人に共感できるところもたくさんある、豊かな作品になるのでは」と期待を話した。ちなみに劇中、ハムレットは「太っている」という描写があると訊き「(『真田丸』の家康役のために)16キロ太って必死にいま痩せようとしてたのに、気が緩みました(笑)」と内野。会見ではジョンによる構想も語られたが、中でも注目は、30人ほどの登場人物を、わずか14名のキャストで演じきるということ。内野含め、ほとんどの俳優が複数役を演じ、そのことで演劇的構造を浮かび上がらせる仕組み。「内野さんも(ハムレットが死んだ後)フォーティンブラスとして戻ってきてもらいます。もともと僕は、ハムレットの死後、全然知らない人(フォーティンブラス)が国をとっていってしまうのが疑問でした。ハムレットが自分がなるべきだった王として復活した…となると、この劇のテーマである“蘇る死と生の関係”というものがクリアに見えてくるんじゃないか」と語るジョンに、出演者自身も興味深そうに耳を傾けていた。なお、ヒロイン・オフィーリア役は、オーディションでこの役を掴んだという貫地谷しほり。「本当に今、ここに立てていることが嬉しい」と喜びを語った。ほか出演は北村有起哉、加藤和樹、山口馬木也、今拓哉、壤晴彦、村井國夫、浅野ゆう子、國村隼ら。公演は4月9日(日)から28日(金)まで、東京芸術劇場 プレイハウスにて上演(4/7・8にプレビュー公演あり)。チケットは1月14日(土)に一般発売を開始。その他兵庫・高知・福岡・長野・愛知公演あり。
2017年01月10日世界的に有名なゴシックロマンの名作を大胆に解釈した韓国発グランドミュージカル『フランケンシュタイン』の日本版が2017年、年明け早々に待望の幕を開ける。メインキャスト8人全員が一人二役を演じること、個性の異なるWキャストの顔合わせの妙でも話題の注目作だ。12月初旬、開幕まで約1か月という段階の稽古場を訪ねた。ミュージカル『フランケンシュタイン』チケット情報物語は、19世紀のヨーロッパ。天才科学者のビクター・フランケンシュタインは友人のアンリ・デュプレと“生命創造”の研究に挑んでいた。しかし殺人事件に巻き込まれたビクターを救うため身代わりとなり、アンリが命を落とす。ビクターは研究の成果を用いてアンリを蘇らせるが、誕生したのは“怪物”だった……。この日の稽古は一幕の後半、六場から。Wキャストのビクターとアンリは、まず中川晃教と小西遼生コンビが登場。そこは法廷。殺人を犯したと告白したアンリを裁くシーンで、アンサンブルたちが「死刑にして!」と口々に叫び、激しく歌うM8『殺人者』が迫力だ。演出の板垣恭一は少し場面を進めては止め、段取りを修正し立ち位置を確認。そのたびにあちこちで役者たちもディスカッションを活発に行っている。続いて濱田めぐみ、音月桂、鈴木壮麻3人の場面ではこの切迫した状況が主に歌詞によって語られていくのだが、さすが実力派揃い、話の流れがごく自然でわかりやすく伝わってくる。さらに場面変わってそこはビクターの部屋。M9『僕はなぜ?』を歌い、苦悩するビクターを中川はナイーブかつエキセントリックに演じ、その存在感には常に目を奪われる。短い休憩をはさむと、ビクターとアンリは柿澤勇人、加藤和樹コンビに交代。先ほどと同じ場面を何度も稽古するうち、流れはみるみるスムーズになっていく。中川が生まれながらの天才肌なビクターなら、柿澤は理系の秀才型のようにも見え、アンリも小西は心優しげ、加藤は冷静沈着な印象に見える。ビクターの「どうして……!」というセリフひとつとってもまるで雰囲気が違う。人間の弱さも生々しく表現され、心情がほとばしるような柿澤の歌に胸を打たれる。ストーリー展開が興味深く、楽曲は非常にドラマティックで、Wキャストの面白さと同時に一人二役のギャップも堪能できるという仕掛けも楽しい。抜群の歌唱力と表現力を併せ持つツワモノ揃いのキャスティングで、あらゆる才能のきらめきが味わえるのも大きな魅力だ。こうして同じ場面を繰り返し見学することで各自の魅力が浮きたち、すべての組み合わせで見比べてみたくもなった。東京公演は日生劇場にて2017年1月8日(日)から29日(日)、その後、大阪、福岡、愛知でも公演あり。取材・文/田中里津子
2016年12月13日フリーアナウンサーの加藤綾子が6日、都内で行われた「ウォーターマン×加藤綾子 クオリスますコラボレーションイベント」に出席した。高級筆記具ブランド「ウォーターマン」を展開しているニューウェル・ラバーメイド・ジャパンは、同商品の魅力を伝えるクリスマスコラボレーションイベントを開催。イベントにはスペシャルゲストとして招かれた加藤綾子が登場してトークショーを繰り広げた。同商品の最新コレクションでもある「メトロポリタン プライベート コレクション」のローズ色を意識したワンピース姿で登壇した加藤は「どれも素敵で個性的ですけど、私はローズの万年筆が一番好きです。ローズって元々好きな色で、エレガントさが一番あってとても魅力的だと思います」と話しながら、すでに使用したという同商品を「とても書き心地が良かったです。こんなにスラスラ書けるんだ~と思いましたし、細っとしたシルエットなので女性の手には馴染んで書きやすいんですよね」と絶賛した。イベント中にはお気に入りの同商品を使用して書いたメッセージも披露され、クリスマスと家族に対する思いをメッセージに込めた加藤は「クリスマスは家族と過ごすのがいいなと思って書きました。ちょっとしたことで『ありがとう』とは言いますが、改めて感謝することがないので、いいきっかけになりました」と笑顔だった。万年筆を紹介するイベントということで、ペンにまつわるエピソードについて「社会人になって初めての誕生日に友だちが素敵なペンをくれました。そういうペンを日常から使うことで日常がキラキラ輝く気がして。一歩大人の女性になった気分でした」とコメント。また、加藤はデジタル時代には珍しくペンでメモを取るタイプのようで「私は圧倒的に手書きですね。局員時代もレポートを提出する時はどう書くのかまず自分で書いて、ほぼ文章を完成させてからパソコンに向き合ってました」と意外な一面を明かしていた。
2016年12月06日お笑いコンビ・ずんの飯尾和樹が、フジテレビ系ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(毎週木曜22:00~22:54)の11月3日放送の第4話にゲスト出演する。このドラマは、主演の天海祐希演じる天才女性シェフ・星野光子が、三つ星レストランをクビになってしまったことから、多くの壁にぶつかりながら学校給食作りに挑む姿を描くもの。飯尾は、光子がある日、自分の店を持ちたい思いからフランス料理の屋台を出し、そこに初めてやってきたサラリーマン客を演じる。役柄は、"真夜中の酔っぱらい"で、早朝の撮影でも現場を大いに盛り上げた飯尾。現場での天海の様子を「休憩中は、気さくに話してくださいましたが、本番になると"役に急に切り替わる瞬間"を目の当たりにして、ものすごい集中力なんだなと痛感しました」と感心していた。セリフの中に、少しアドリブも入れたそうで、「僕は天海さんの存在にたっぷり甘えて、自由に演じさせていただいています」と充実の撮影だったことを話している。
2016年10月28日公開初日を迎えた映画『真田十勇士』の舞台あいさつが22日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、主演の中村勘九郎をはじめ、松坂桃李、大島優子、永山絢斗、加藤和樹、高橋光臣、石垣佑磨、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、望月歩、青木健、加藤雅也、大竹しのぶ、堤幸彦監督が出席した。激しい雨が降りしきる中、多くの観客が来場して初日舞台あいさつが行われたこの日は、壇上に中村勘九郎らキャスト陣と堤幸彦監督が勢揃いし、主演の中村が「今日は雨の中、沢山の方にお越しいただきましてありがとうございます。いよいよ今日から公開されますが、本当にこのメンバーで『真田十勇士』が撮れたことを誇りに思います。本当に大勢の方が来てくださったことがうれしいです」と感謝の言葉を述べた。大島も「男の生き様を見ていただきたいと思います。真田十勇士が本当に格好良くて、堤監督のすべてを詰め込んだ作品となっております。もっともっとたくさんの方に見ていただきたいので、近所の方やご友人の方にお伝え下さい」とアピールし、堤監督も「舞台から始まって、ここまで来れたことを幸せに思います。今同時に『真田十勇士』の舞台もやっております。違うベクトルでやっていますが、舞台を見た後に映画を見るのもいいし、映画を見た後に舞台を見てもいいし、それぞれご覧になっても相当面白い作品になっていると自負していますので、広まっていければと思っています」と自信を見せた。劇中では、猿飛佐助(中村)ら真田十勇士の活躍のほかに、火垂(大島)が霧隠才蔵(松坂桃李)に密かに思いを寄せるシーンや、淀殿(大竹)の真田幸村(加藤)への好意も描いている。これにちなみ、「キャストの中で魅力的だったのは?」という質問に、期待する男性陣をよそに、大竹しのぶと回答した大島。その理由として「ご一緒できてすごくうれしかったんです。本当に幸せな時間でした。目の前で大竹さんの寝ている姿を見入っていて、寝顔をずっと観察している時間が楽しかったです」と明かすと、大竹は「すごくうれしいです。最初は怖がっているのかなと思ったら、初日から色々とお話ができてすごく仲良くなれましたよね」と笑顔だった。舞台版と同時期に公開される本作は、2014年に上映された堤幸彦演出、中村勘九郎主演の舞台『真田十勇士』の劇場版。戦国末期を駆け抜けた真田幸村と彼を支える真田十勇士の活躍を描く。
2016年09月23日映画『真田十勇士』の初日舞台挨拶が9月22日(木・祝)都内にて開催され、主演の中村勘九郎、共演の松坂桃李、大島優子、大竹しのぶ、堤幸彦監督ら総勢15名が豪華登壇。大島さんと、大竹さんが、登壇者の中から“推しメン”を選んだ。同作は、天下の名将と名高い真田幸村が実は“腰抜け”だっという大胆な発想のもと、圧倒的なスケールと切れ味鋭いアクションで送るエンターテインメント。主演の中村さんが猿飛佐助役を、松坂さんが霧隠才蔵役を、大島さんが女忍者の火垂役を、大竹さんが淀殿役を担当。映画と舞台が同時期に公開&上演されるという画期的な試みもなされる。いよいよ公開日を迎えた本作。オールスターキャストと堤監督の15名が、赤い甲冑に身を包んだ真田家の家来たちを引き連れて、会場に姿を現した。当日は多くの報道陣が駆け付け、ステージに上がった松坂さんは、あまりのカメラのフラッシュの多さに「まぶしい!」と思わず悲鳴をあげていた。イベントでは、作品内容にちなんで、大竹さんと大島さんの女性キャスト2名が、イケメンそろいの登壇者の中から、“秘めたる想い”を寄せる相手を選ぶ企画が行われた。最初にマイクを持った大竹さんは、迷わず、真田幸村の息子・大助役を演じた15歳の望月歩を選択。望月さんの腕を取って、望月さんをメインステージ中央付近までエスコートした大竹さんは、「撮影のとき、もっと小さかったもん。いつの間にかこんなに大きくなっていて、凄いなと思います」と、望月さんの成長ぶりに目を見張っていた。大竹さんは続けて、望月さんに「どんな役者さんになりますか?」とインタビューを敢行。望月さんが「頑張ります!」と初々しく意気込みを語ると、会場から「かわいい!」の歓声があがっていた。続いて“推しメン”を発表することになった大島さんは、一同を見渡して、「どうしたらいいの?」と困り果てた様子。登壇者全員を一歩、ステージの前に出して、大島さん自身はその後ろを、右へ、左へとさ迷い始めた。なおも決めかねていた大島さんは、ついには、「監督、誰がいいのですか?」と堤監督のもとに駆け寄り、堤監督にアドバイスを求めた。そんなやり取りがあった末に、大島さんが選んだ“推しメン”は、なんと、大竹さん。大島さんは「撮影でご一緒できてすごく幸せな時間でした」と満面の笑みを浮かべ、「目の前で寝ている大竹さんの寝顔をずっと観察している時間が楽しかったです」とにっこり。大竹さんは「そんな褒め方があるんだ(笑)」と驚いていたが、「ありがとうございます」と大島さんの“推しメン”に選ばれ、歓喜した。一方、男性陣を代表する形でマイクを持った松坂さんは、「我々はドキドキしっ放しでした」とこぼし、会場を盛り上げた。イベントには、中村さん、松坂さん、大島さん、大竹さん、望月さん、堤監督の他、永山絢斗、加藤雅也、加藤和樹、青木健、荒井敦史、駿河太郎、高橋光臣、石垣佑磨、村井良大が出席した。映画『真田十勇士』は、全国にて公開中。(竹内みちまろ)
2016年09月22日2014年に初演され、映画版公開と併せての再演が話題を呼んでいる、マキノノゾミ脚本・堤幸彦演出『真田十勇士』が、11日に開幕。公演に先立ち、10日にゲネプロが行われた。【そのほかの画像はこちら】その場しのぎの生活をしていた抜け忍びの猿飛佐助(中村勘九郎)はひょんなことから、世評とは裏腹に、知謀も自信もなさそうな真田幸村(加藤雅也)と出会い、自らの才智で彼を立派な武将に仕立てることを思いつく。そのために必要なのは、幸村を盛り立てる十人の家臣、真田十勇士。こうして、佐助のかつての忍び仲間・霧隠才蔵(加藤和樹)、才蔵の手下である三好清海(駿河太郎)と三好伊三(荒井敦史)、関ヶ原の合戦も経験した由利鎌之助(丸山敦史)、仕官先を探して流浪していた筧十蔵(高橋光臣)、幸村のかねてよりの家臣である海野六郎(栗山航)、幸村の長男・大助(望月歩)とその家来・望月六郎(青木健)、お調子者の根津甚八(村井良大)の十人が集結する。しかし、徳川方の忍び集団の首領・久々津壮介(山口馬木也)や彼の部下・仙九郎(石垣佑磨)や彼の娘の火垂(篠田麻里子)らが佐助と才蔵に襲いかかる。折しも、大坂夏の陣、開戦前夜。豊臣秀頼(村井良大/2役)を守ろうとする淀殿(浅野ゆう子)に頼まれ、幸村らは豊臣方に加勢するがーー。幕開きから力強い太鼓の打音が響くこの舞台は終始、とにかくダイナミック。カラフルな照明、盆の回転と共に変幻自在に形を変える美術、ワイヤーアクション、そして、多彩で細密なプロジェクションマッピング。まるでCG映画かゲームを見るような躍動感と爽快感いっぱいの大スペクタクルになっている。とはいえ、このプロダクションに迫力と説得力を与えているのは、何より、ハイテクに負けないエネルギーを投入する、俳優たちの生の身体。彼らが客席通路を走れば、観客はその風を肌で感じることができる。次から次へと飛び出す時事ネタも、生の舞台ならでは。特筆すべきは、普段は愛すべき三枚目ながら、神出鬼没ぶりを体現し、圧倒的な存在感で舞台をまとめ上げる佐助役・勘九郎。驚いてあごがはずれる、といったマンガ的表現もこなしながら、ふとした瞬間、とてつもないカッコよさを放つ。一方、歳蔵役の加藤は、冷静沈着な二枚目ぶりだが、ここぞというところで友情に厚く情熱的な素顔を見せる。個性あふれる十勇士が、夏の陣を前に杯を交わすシーンには心躍らずにはいられない。戦場での、勘九郎と山口が崖の上で見せる歌舞伎風の立ち回りや、加藤と石垣とのワイヤーでの戦闘場面は圧巻だ。歴史を知る観客にとって、豊臣方の末路は一目瞭然だ。しかし、力強い彼らの姿は、不可能を可能にし、嘘を真にしそうな勢い。果たして、彼らは絶体絶命のピンチを脱し、”奇跡”を起こすことができるのか??東京公演は10月3日(月)まで東京・新国立劇場 中劇場にて。その後、神奈川、兵庫を周る。チケットは発売中。取材・文:高橋彩子
2016年09月15日舞台『真田十勇士』が9月11日に開幕。それに先がけ囲み取材が行われ、主演の中村勘九郎、加藤和樹、篠田麻里子、加藤雅也、浅野ゆう子、演出の堤幸彦が登壇した。【チケット情報はこちら】2014年の初演から約2年半ぶりの再演となる本作。劇作家・マキノノゾミのオリジナル戯曲で、戦国時代の名将と称えられる真田幸村(加藤雅也)が実は非力な人物で、数々の武功は「十勇士」のひとり・猿飛佐助(中村)の作戦によるものだという発想をもとに、佐助が大嘘で戦国の世を生き延びていく痛快な物語。9月22日(木・祝)には、同じく勘九郎主演で映画版が公開される。初日を迎え、勘九郎は「堤監督が製作発表のときにおっしゃっていた『大変です』という言葉はまさにその通りでした。昨日初めて舞台で通すことができたんですけれども、今日は初日ですが『千秋楽にならないかな』と思っております(笑)。ただ、それくらい大変だということは、それだけ極上のエンターテインメント作品になっていると思うので、自信を持ってお客様にお届けしたいです!」と挨拶。初演と映画では由利鎌之助を演じ、今回の再演では佐助の相棒・霧隠才蔵を務める加藤和樹は「映画を経ての再演なので、パワーアップしているところがたくさんあります。僕も村井(良大)くんもそうですけど、役が変わってる人もいますし、今回から参加される方もいます。なので再演というよりは、いろんなことがパワーアップした初演だと僕は思っております。前回を観た方も今回初めて観る方にも最高だったと言ってもらえるような舞台にしたいです」と熱く語った。初演からの変化について堤は「初演で作り上げた回る舞台や、自由自在に動き回るセットを生かした合戦のシーンを一切合切リニューアルしました。前回観られた方も、よりパワーアップしてるなと思っていただけると思います」と紹介。初演と映画、今作と真田幸村を演じる加藤雅也が「舞台では生身の身体で向かっていく“熱”をお客さんに見せていければ」、勘九郎も「初演でも舞台の“熱”に重きを置いてやっていました。今回も舞台裏で何人かぶっ倒れてます」と話すように、舞台ならではの魅力は“熱”。公開舞台稽古では、映像やプロジェクションマッピング、ワイヤーアクションが魅せる華やかさと共に、生身の人間が目の前で演じるからこその“熱”が伝わる舞台を披露した。公演は10月3日(月)まで、東京・新国立劇場中劇場にて。その後、神奈川、兵庫と巡演する。取材・文:中川實穗
2016年09月13日AKB48の元メンバーで女優の篠田麻里子が11日、中村勘九郎主演の舞台『真田十勇士』の囲み取材及び公開舞台稽古に登場。会見には他に勘九郎、加藤和樹、高橋光臣、村井良大、駿河太郎、荒井敦史、栗山航、望月歩、青木健、丸山敦史、石垣佑磨、山口馬木也、加藤雅也、浅野ゆう子、演出の堤幸彦が出席した。同作は映画監督の堤幸彦が演出、劇作家のマキノノゾミが脚本を担当し、2014年に勘九郎&松坂桃李のコンビで初演。勘九郎主演の映画版も2016年に公開される。大掛かりなセットに、出演者陣の総出演の大立ち回り、また十勇士の名乗りやプロジェクションマッピングなど、エンタテインメント性豊かな作品となっている。篠田はAKB48卒業後、初の舞台となるが、今回はくノ一役としてアクションや殺陣にも挑戦。「刀を持って動くのが自分としては初めてだったので、どうしてもダンスっぽくなってしまう」と稽古を振り返った。そして篠田は「『本当に殺す気でいかないと成り立たないよ』と言われて、なおかつリアルでやっちゃうと怪我しちゃうので」と、バランスをとりながら自分の気持ちを載せることが「勉強になった」と語った。初演時、映画版と別の役を演じることになった、霧隠才蔵役の加藤和樹は「稽古当初は前の役が残っていて、『鎌之助』と呼ばれるとピクッと反応してしまうこともありました」と苦笑する。初演時、そして映画版では松坂桃李が同役を演じているが、「いい味で超えていかなきゃいけないと思っています」と意気込んだ。主演の勘九郎は「"再演"とついていますけど、パワーアップというか、新しい作品になっています」と自信を見せ、「初演を見た方、映画を見た方、初めて出会う方、全ての方々に喜んでいただける作品になったと思っています」とアピール。「必ず損はさせませんので!」と力強く宣言した。東京公演は新国立劇場 中劇場で9月11日~10月3日、横浜公演はKAAT 神奈川芸術劇場で10月8日~10日、関西公演は兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールで10月14日~23日。
2016年09月11日『何者』で監督・脚本を務める三浦大輔・主宰の劇団ポツドールの代表作「愛の渦」、宅間孝行の“泣ける舞台”「くちづけ」、直木賞小説を鬼才・堤幸彦監督が手掛けた「悼む人」など、近年、舞台作品が映画になるケースは数多い。「同じストーリーを違うキャストで楽しめる」、あるいは「舞台で味わった感動を、もう一度映画館で味わえる」など、映画ファンのみならず、演劇ファンにとっても楽しみ方が倍増しそうな“舞台ムービー”が、この秋は相次いでいる。■内村光良の“幻のひとり舞台”がまさかの1人4役で映像化!?『金メダル男』2011年に上演された内村光良のひとり舞台「東京オリンピック生まれの男」。内村さん自身が脚本を執筆し、初の1人舞台に挑戦した本作は、業界からの注目度も高く、「“超一流“の人が全力で打ち込む姿に感動した」との声も上がるほど、観客のみならず関係各所からも絶賛された。残念ながらDVD化はされていない“幻の作品”ではあるものの、タイトルを改めて10月22日(土)より映画化されるのが本作だ。とにかく1等賞を獲ることを目指し、挫折を繰り返しながらもひたむきに挑戦を続ける男・秋田泉一を舞台同様、内村さんが演じ、学生時代の”ヤング泉一”には知念侑李(Hey! Say! JUMP)と、周りから「親子みたい」と言われたという2人で1役を演じる。さらに内村さんは、主演だけでなく、監督・原作・脚本の4役を務めており、舞台とはまた一味も二味も違う”内村ワールド”を堪能できる作品に。相手役には、舞台「ボクの妻と結婚してください」で妻役を演じた木村多江と再共演するほか、ムロツヨシ、「TEAM NACS」の大泉洋や音尾琢真など、舞台で活躍する役者たちも集結!内村さん本人も「前作の10倍疲れました(笑)」と語るほどの渾身の1作は見逃せない。■舞台と映画をほぼ同時期に堪能できる!『真田十勇士』2014年に中村勘九郎主演で舞台が上演され、この秋、再演が決定した「真田十勇士」。本作も映画化され、9月22日(木・祝)より公開となる。「天下一の武将・真田幸村の伝説は、実は猿飛佐助に仕組まれたものだった!」という大胆な発想の元に、壮大な世界観と濃密な人間ドラマを描き出していく。監督を務めたのは、舞台版の演出も手掛ける堤監督。猿飛佐助はもちろん勘九郎さん、真田幸村役の加藤雅也をはじめ、加藤和樹、高橋光臣、村井良大、駿河太郎、石垣佑磨など初演・再演と引き続き出演するメンバーも多数。舞台の東京公演(9月11日~10月3日)では、映画よりも一足早く、生でド迫力のアクションを体感することができそう。あるいは、大きなスクリーンで映画を鑑賞してから舞台に臨むか、Wで楽しむ手もアリかも!■あの感動作が新たなキャストでよみがえる!『ボクの妻と結婚してください。』TV業界で働く敏腕放送作家・三村修治が余命告知を受け、愛する家族の未来のために、妻の「最高の結婚相手」を探し出すという本作。原作は、放送作家・樋口卓治による同名小説。斬新な設定と心温まるストーリーが支持され、世代を問わず究極の恋愛バイブルといわれた。2014年に、内村さん主演で舞台化されたのち、翌年にはNHKプレミアムでTVドラマ化。今回、満を持しての映画化となり、11月5日(土)より公開に。映画版ではキャストを一新し、舞台・ドラマ版で内村さんが演じた主人公・三村修治には、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』以来4年ぶりの映画主演となる織田裕二、さらにその妻役を吉田羊が務める。新たなキャストで生まれ変わる感動作に注目だ。人気舞台が続々と映画化される、この秋。映画ファンはもちろん、演劇ファンもぜひスクリーンでチェックしてみては?(text:cinemacafe.net)
2016年09月05日女優・大島優子が29日、映画『真田十勇士』(9月22日公開)のレッドカーペットセレモニーに、中村勘九郎、松坂桃李、永山絢斗、加藤和樹、高橋光臣、石垣佑磨、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、望月歩、青木健、加藤雅也、堤幸彦監督とともに登場した。原作は、2014年に日本テレビ開局60年特別公演として上演された同名舞台。同作の演出も手がけた堤幸彦監督がメガホンを取りマキノノゾミ氏が脚本を執筆し、歴史を変える大うそで実は"腰抜け"な真田幸村(加藤雅也)を天下一に仕立て上げる猿飛佐助(勘九郎)の計画を描く。勘九郎のほか、佐助と共に十勇士を支える霧隠才蔵役の松坂桃李、2人の幼なじみのくノ一・火垂役の大島優子も出演する。男性だらけの現場に、大島は「みんな部活みたいなんですよね。本当に仲よくてワイワイしてたんだろうなと思うので、私はちょっと寂しいです」と撮影現場の様子を語った。十勇士の中でも「五勇士くらいしか一緒に撮影していない」という大島は、13名の男性に囲まれ「圧も感じるし、暑い。男の方達に囲まれてるから」と、熱気にあてられた様子。勘九郎は「撮影が過酷だったので、一致団結せざるをえない」と説明し、現場での話題については「まあ、下ネタですね」と暴露した。勘九郎は「男がこれだけ揃ってればね……」と苦笑しつつ、寒い現場の中で早口言葉も流行っていたことを明かした。また松坂は「馬と並走した」撮影を過酷な思い出としてピックアップ。松坂が「馬より先に走って、馬が追いついてきて同じくらいのところを使うから、と言われて、足がパンパンになりましたね」と苦労を語ると、勘九郎も「平らな道じゃないんですよ。草がボーボーのところを走るので、結構リアルにこけてる人たちがいましたね」と、しみじみと振り返っていた。
2016年08月29日アクション時代劇『真田十勇士』のレッドカーペットセレモニーが8月29日(月)、東京・新宿モア四番街で行われ、主演・猿飛佐助役を務める中村勘九郎をはじめ、松坂桃李(霧隠才蔵役)、大島優子(くノ一・火垂役)、堤幸彦監督らが駆けつけた。台風10号の接近に伴い、都心も朝から不安定な空模様だったが、屋外でのセレモニーが始まった午後5時頃には雨が上がり、薄日が差し込む瞬間も。勘九郎さんは「何なんですか、この天気は(笑)。大雨を覚悟していましたが、まさかのいいお天気ということで、天も我らに味方してくれている。奇跡ですよ!」と雨を寄せ付けない“強運”に晴れ晴れしい笑顔。松坂さんも「本当に奇跡ですね。雨が降ったら、別のスケジュールで…と聞いていたので」と安堵の表情だった。また、紅一点の大島さんは「ここにいる十勇士の皆さんが本当にカッコいいんですよ!男の生き様が胸に焼き付けられた。女性にも楽しんでもらえるはず」と完成したばかりの本編に興奮しきり。さらに「今日は(男性陣が)スーツ姿ということで、改めてホレボレしています」と瞳を輝かせていた。口八丁手八丁の佐助が仲間たち=十勇士と協力し、実はヘタレだった武将・真田幸村を“真の名武将”に仕立て上げようと奮闘するアクション時代劇。映画の公開&舞台の上演(14年に上演された同名舞台の再演)を同時期に実施する。堤監督は「実はまだCGをいじっている」と完成報告の場であるセレモニーで、まさかの暴露!登壇者からは「え~」と驚きの声が上がっていた。セレモニーには永山絢斗(根津甚八役)、加藤和樹(由利鎌之助役)、高橋光臣(筧十蔵役)、石垣佑磨(徳川軍の忍び・仙九郎役)、駿河太郎(三好清海役)、村井良大(海野六郎役)、荒井敦史(三好伊三役)、望月歩(真田大助役)、青木健(望月六郎役)、加藤雅也(真田幸村役)が出席。加藤雅也さんが馬に乗ってのレッドカーペット登場となった。『真田十勇士』は9月22日(祝・木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月29日主演の中村勘九郎をはじめ、2014年に大ヒットを記録したスペクタクル超大作舞台が、同作品の演出を手がけた堤幸彦監督により映画化される『真田十勇士』。本作から、勘九郎さんの猿飛佐助をはじめとする十勇士ら、12名のキャラクターの魅力がひと目で分かるキャラポスターが解禁となった。関ヶ原の戦いから14年。天下統一を目前にした徳川家康と、復権を狙う豊臣家の対立が深まっていた戦国の世を舞台に、“戦国一”といわれた名将・真田幸村は、実は見かけ倒し(?)のダメ男だった…というまさかの物語が描かれる本作。その見どころの1つとなるのが、実力派俳優陣によって描き出される個性豊かなキャラクターたちのそれぞれのドラマ。半数以上が2014年公演の舞台と秋から再公演となる舞台にも出演しており、身に染みつくほど長きに渡って同じ役と向き合ってきた。もちろん、個々の演技もさることながらチームワークも抜群、戦乱の世を仲間とともに生き抜くキャラクターのリアルな部分を気持ちを込めて演じきっている。そんな彼ら12名のキャラポスターが到着。1人1人に、それぞれ象徴的な言葉が添えられている。●猿飛佐助(中村勘九郎):時代を変え、“奇跡”を起こす革命児●霧隠才蔵(松坂桃李):孤高の“天才”忍者●火垂(大島優子):才蔵と佐助の命を狙う“くノ一”●根津甚八(永山絢斗):謎に包まれた“十番目の男”●由利鎌之助(加藤和樹):負けを知らぬ、戦国一の“槍の達人”●筧十蔵(高橋光臣):華麗なる“武ゲイ者”●三好清海(駿河太郎):すべてをなぎ倒す“怪力無双”●海野六郎(村井良大):文武両道の“大番頭”●三好伊三(荒井敦史):驚愕の“韋駄天”男●真田大助(望月歩):父・幸村を心から愛する“青年剣士”●望月六郎(青木健):心優しき“剣豪”●真田幸村(加藤雅也):“天下一の名将”の伝説は、嘘か誠か。これらの言葉を見る限りでも、それぞれの役でスピンオフドラマが描けてしまいそうなバックグランドを想起させる、個性豊かな面々。彼らがどのようにして“腰抜け・真田幸村”と出会い、運命を共にしていくのか?彼らが体を張って魅せる息もつかせぬアクションシーンや、緊張を解きほぐすかのように訪れる笑い、そして切ないロマンス、心揺さぶる人間ドラマ…さまざまな感情を呼び覚ます新感覚のエンターテインメント大作に、この秋、目が離せない。『真田十勇士』は9月22日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月28日誰もが知るフランケンシュタインの物語に大胆な解釈を施し、さらにメインキャスト全員がひとり二役を演じるというトリッキーな演出で大ヒットとなった、韓国発のグランドミュージカルが、日本初上陸。出演する中川晃教、柿澤勇人、加藤和樹、小西遼生らが8月19日、製作発表会見を行った。ミュージカル『フランケンシュタイン』チケット情報19世紀のヨーロッパ。科学者ビクター・フランケンシュタインは、殺人事件に巻き込まれた自分を救うために命を落とした友人・アンリを生き返らせようと、アンリの亡骸に自らの研究の成果を注ぎ込む。だが誕生したのは、アンリの記憶を失った“怪物”だった……。演出を担当する板垣恭一は「日本ではマンガの影響か、フランケンシュタイン=怪物と思い浮かべてしまう人もいるかもしれませんが、実は、博士の方の名前です。あえて言っておきます(笑)。韓国のこのミュージカルでは、その身体の元になっているのが友人だというところがまったく新しい。原作では博士と怪物が、創造した人と作られたモノ、という関係なのですが、本作では“人間対人間”となっているところが面白い。もともと優しい心を持っていた人間が違うものになってしまうという悲劇の部分を、きちんと日本の観客に腑に落ちてもらえるようにしたい」と、ポイントを語る。キャストは、フランケンシュタイン博士と悪党・ジャックの2役を中川晃教と柿澤勇人、アンリ&怪物に加藤和樹、小西遼生のWキャスト。中川は「まさにフランケンシュタインというのが、あの怪物だと思いそうになっていました(笑)。(人を生き返らせるという)倫理に反することを、やってはいけないことをしてしまう葛藤の中、なぜ彼がそれをしてしまったのか。そこには愛する仲間を生き返らせたいという理由がしっかりあった。それが今回の作品の中で説得力があるところだと思う」と語る。また柿澤は「1幕と2幕でまったく違うキャラクターを演じるということが想像できなかった。新解釈のフランケンシュタインに挑戦できることが楽しみ」と語った。柿澤は6月に右足を負傷し、自身の主演作『ラディアント・ベイビー』大阪公演が中止になったが「アキレス腱の手術をしましたが、今は歩くまで回復しています。1月には元気な姿でみなさんに恩返ししたい。いいタイミングだったのか(苦笑)、僕の傷口がいまフランケンシュタイン状態。それを見ると本当にゾクゾクするんです。この感情を何かに使えたら」と話していた。この日は中川と柿澤が、デュエットで劇中曲『偉大なる生命創造の歴史が始まる』を披露。事前公募で約5000人の中から当選した一般オーディエンス200人もふたりの歌声に聴き惚れ、大きな拍手を贈っていた。登壇者は、ほかに音月桂、鈴木壮麻、相島一之、濱田めぐみ。公演は、2017年1月8日(日)から29日(日)まで、東京・日生劇場にて。チケットは9月10日(土)に一般発売を開始する。チケットぴあでは8月23日(火)11:00から29日(月)11:00までWEB先行抽選「プレリザーブ」を受付。東京公演ののち、大阪、福岡、愛知でも公演あり。
2016年08月22日ミュージカル『フランケンシュタイン』の製作発表記者会見が19日に都内で行われ、出演の中川晃教、柿澤勇人、加藤和樹、小西遼生、音月桂、鈴木壮麻、相島一之、濱田めぐみ、潤色・演出の板垣恭一が登壇した。同作は1818年に出版されたゴシック小説『フランケンシュタイン』を脚色し、韓国でロングランを続けているミュージカル。フランケンシュタイン博士は親友の死を嘆き、怪物として生き返らせたという新解釈で、人間の愛憎を描いていく。メインキャスト全員が1人2役を演じることも話題となっている。主役のビクター・フランケンシュタインを演じる中川と柿澤は、会見で劇中ナンバー「偉大なる生命創造の歴史が始まる」を披露した。昔から中川の大ファンだった柿澤は、3日前に歌稽古を行ったが「あの日の記憶ほとんどないんです」と苦笑。柿澤は「頑張るぞと思って下を見たら、社会の窓全開でした。それくらい興奮したんだと思います」と振り返った。柿澤は、6月に舞台『ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~』東京公演でアキレス腱断裂の怪我を負い、同舞台の大阪公演が中止となった。今もまだ傷が残っているが、「たくさんの人に迷惑をかけたし、来年の1月に元気な姿で、恩返ししたいと思っていますし、頑張りたいなと思います」と決意を表明した。また、「東京グローブ座でやっていた舞台『フランケンシュタイン』を観に行っていた」という中川は「同じ作品をやるんだろうと思ったら、実は韓国版のミュージカルなんだとわかった」と、様々な可能性を持つ作品に対して驚きを表す。中川は「今回の『フランケンシュタイン』では、ビクターは愛する仲間を生き返らせたいという理由がしっかりあり、説得力が生まれていくるんだなと感じました」と印象を語った。怪物を演じる加藤は、韓国版の俳優が「上半身裸で、ムキムキのバディ」だったことを意識しつつ、「怪物は生まれたてで、何も知識もないし、赤ちゃんだと思うんですよ。見た目と反する中身のギャップを作れたら」と役作りを意識。小西は「怪物の存在によってビクターの心の中がわかったり、葛藤や苦しみがわかるような役にしたい」と意気込み「造形に関しては、エヴァンゲリオンに負けないくらい」とイメージを膨らませた。東京公演は2017年1月8日~29日、日生劇場で行われる。また、大阪公演(梅田芸術劇場 メインホール)は2月2日~5日、福岡公演(キャナルシティ劇場)が2月10日~12日、愛知公演(愛知県芸術劇場)が2月17日~18日の予定。
2016年08月19日中村勘九郎を主演に、大ヒット舞台を堤幸彦監督が自ら映画化する『真田十勇士』。本作で、主人公・猿飛佐助(勘九郎さん)と同じ抜け忍仲間の霧隠才蔵(松坂桃李)の幼馴染みでありながら、彼らの命を狙う女忍者・火垂役を演じているのが、大島優子だ。本格時代劇初挑戦にして、“忍び”アクションで魅せる本作について大島さんのコメントがシネマカフェに到着した。本作は、「天下の名将と名高い真田幸村が実は腰抜けの武将だった」という大胆な発想から展開されるエンターテインメント超大作。その幸村には加藤雅也が扮するほか、勘九郎さん演じる猿飛佐助が集める“真田十勇士”には、松坂さん、永山絢斗、加藤和樹、高橋光臣、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、望月歩、青木健と注目キャストが揃い、徳川家康に松平健、亡き秀吉の側室・淀殿には大竹しのぶと、豪華すぎるキャストが彩る。その中で、“くノ一”の火垂を演じる大島さんといえば、元「AKB48」でセンターを務めるなど、アイドルとしてのカリスマ性を持ちながらも、卒業後は精力的に女優活動を進め、『紙の月』では第38回日本アカデミー賞ほか多くの映画賞で助演女優賞を受賞。さらに、アイドル時代から評判の運動神経の良さは女優業にも大きく影響し、初主演となったTVドラマ「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」(’15)では、警視庁組織犯罪対策部に所属する警察官役で、スタントを立てず見事なアクションを披露して話題に。阿部寛主演の『疾風ロンド』では、9歳からやっているというスノーボードも披露する。本作のアクションについて、大島さんは「女性のずる賢さや俊敏性みたいなものが“くノ一”として現れたらいいんじゃないかと思っています。堤監督と以前ご一緒した『ヤメゴク』でもアクションをやったことで、信頼をおいて呼んでくださったのを感じました」と語る。時代劇初挑戦ながら、切れ味鋭い殺陣はほかの俳優陣にも引けを取らず、数mにもおよぶ樹木からワイヤーを駆使して身軽に駆け下りるシーンなども必見。また、今回はアクションだけでなく、火垂と彼女が思いを寄せる才蔵との恋の行方にも注目!恋心を抱きながらも忍びとして命を狙わなければならないという女性の複雑な思いを演じている。この役どころについて、大島さんは「普段は、眼の力強さや姿勢、人に対しての距離の取り方などで、“くの一”らしく演じながら、想いを寄せる相手と接するときには、普通の女の子らしさも出したいと思っています」と意気込みを語っている。愛と密命の狭間で揺れ動く女心を、どのように演じきるのか!?大島さんが挑む忍びの姿にも注目だ。『真田十勇士』は9月22日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月15日“戦国一の名将”真田幸村と彼に仕える十勇士の姿を、中村勘九郎、松坂桃李、大島優子ら豪華キャストで描く『真田十勇士』。堤幸彦監督作としても注目の本作の、華麗なアクションと壮大なストーリーを堪能できる特別映像が、2本同時に解禁された。関が原の戦いから14年。天下統一目前の徳川家康と、復権を狙う豊臣家の対立が深まっていた戦国の世で、「天下に並ぶ者なし」の名将として、世間から尊敬を集めていた男、真田幸村(加藤雅也)。だが実は彼は、男前な容貌と幸運の連続によって、天下の名将に祭り上げられていただけの、ただの“腰抜け男”だった!その実像と虚像の落差に悩んでいたとき、抜け忍・猿飛佐助(中村勘九郎)と運命的に出会う。何かドデカいことを成し遂げたいと思っていた佐助は、「幸村を本物の天下一の武将に仕立て上げようじゃないか!」と、仲間たちを集めることに。だがその仲間たちは、同じ抜け忍の霧隠才蔵(松坂桃李)を筆頭に、見事に癖だらけの面々で…。今回、贅沢にも同時解禁された特別映像は、「アクション編」「ストーリー編」の2本。徳川軍二十万の大軍勢相手に奮闘する十勇士たちの姿をはじめとした、バトルにつぐバトルで観る者を圧倒する怒濤のアクションは、手に汗握る大迫力。過去最大規模となる無数のドローンで撮影したという合戦シーンは、降りしきる豪雨、燃え盛る炎、激しい爆発…と見どころが詰め込まれており、まばたきを忘れるほどだ。また、世界的に評価の高い黒澤和子による芸術的なまでの甲冑衣裳がキャラクターひとりひとりを際立たせており、戦いをより儚く、そして美しく彩る。一方のストーリー編も、松任谷由美の主題歌「残火」に乗せ、スリルに満ちた頭脳戦や熱いドラマ、ほのかなロマンスも匂わせる、盛りだくさんの内容になっている。勘九郎さん、松坂さんをはじめ、永山絢斗、加藤和樹、高橋光臣、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、望月歩、青木健と実力派若手俳優による十勇士に、本格時代劇初出演となる大島さん、さらに加藤雅也、松平健、大竹しのぶと、オールスターキャストによる夢の競演が実現した本作。ド迫力のアクションとストーリーの魅力を、まずはこちらの映像から体感してみて。『真田十勇士』は9月22日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月12日