アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが、著書『オルタネート』(新潮社)で「第42回吉川英治文学新人賞」を受賞。2日、都内で行われた記者会見に出席した。「第42回吉川英治文学新人賞」は、毎年1月1日から12月31日までに、新聞、雑誌、単行本等で優秀な小説を発表した作家の中から、最も将来性のある新人作家に贈呈される賞。今年は加藤の『オルタネート』と武田綾乃の『愛されなくても別に』(講談社)に決定した。加藤は、受賞の喜びを誰に伝えたいか聞かれると、「2人いて、1人はジャニーさん。僕が11歳でジャニーズの世界に入って、物語は作ることができるというのを僕の前で体現していた最初の人だった。常に舞台の話をしていたり、そういったことを間近で見ていたし、それがたくさんのファンを感動させられるということを僕の前で見せ続けてくれた人だったので、この場を直接見せられないことは残念ですが、改めて伝えにいこうかなと思います」と語った。もう1人は、現社長の藤島ジュリー氏。「僕に小説を書くように背中を強く押してくれた最初の人は、今の社長の藤島ジュリーさん」と明かし、「その2人のおかげで自分の作家活動が始まったと思っているので、この2人には伝えたいと思いましたし、すでに伝えています」と話した。
2021年03月02日映画『グレイテスト・ショーマン』でもその半生が描かれた、P.T.バーナム。見世物やサーカスなど、19世紀半ばのアメリカで次々と大衆を喜ばせる興行を打った、実在の人物である。彼を主人公にし、『グレイテスト・ショーマン』公開よりはるか前の1980年に初演されたミュージカルが『BARNUM』だ。満を持して日本初演されるこの作品に主演する加藤和樹に話を聞いた。話術で人を惹きつけたバーナム、“話し方”で魅力を伝えるのがチャレンジ――今作への出演が決まったときの気持ちは?最初にバーナムと聞いたとき、正直なところ、やはり『グレイテスト・ショーマン』が思い浮かびました。でも調べていくうちに、このミュージカルで描きたいのはバーナムが歩んできた人生なんだなと。そして今の時代だからこそ、サーカスなどの興行を成し遂げる、ショーを作り上げる人物の物語をやることに意義があると思いました。バーナムという人間は、けっこう自分とはタイプの違う人間なので、自分に出来るかなという思いもよぎりましたが、今はワクワク感の方が強いです。――現時点では、お客さまにとってもバーナムと言えば『グレイテスト・ショーマン』の印象が強いかと思います。映画とは違う、このミュージカルの魅力はどんなところに感じていますか。我々が舞台上でやるのはサーカスではない、というのは大きな違いです。サーカスを作り上げた人物の人生を描く中で、そこにどんな人間ドラマがあったのか。メインは、僕が演じるバーナムと、妻のチャイリー、この夫婦間の愛情や、あるいは日常と興行のあいだで揺れ動く思いの中で、それでも前に進むバーナムの行動力といったものだと思っています。興行師である彼がどんな人生を歩んだのか、そこに注目してほしいです。あとは、サイ・コールマンの音楽が素晴らしく、胸が高鳴ります。本当にサーカスにいるような楽曲が多いんですよ。心が弾むような、ワクワクさせられる楽曲ばかり。歌稽古をしていても、楽しい気持ちになります。素晴らしい音楽と、その音楽に乗る言葉の魅力はこのミュージカルのみどころですね。――サーカスシーンは、世界三大サーカスのひとつである木下大サーカスが特別協力するというのも楽しみです。加藤さんは先日、木下大サーカスを実際に観にいかれたとか。めちゃめちゃ感動しました! 自分もお客さまに対して何かを表現する身ですので、あそこはどうなるんだろう、これはどうなっているんだろうと見ようとするんですが、まったくわからなくて。ただただすごくて驚くという(笑)。チャイリー役の朝夏まなとさんと僕、本当にいいお客さんだったと思います。もちろん作品の参考のために観にいったのですが、途中からそのことを忘れていましたよね。いち観客として心の底から楽しみました。……でもサーカスを興行として成立させるためにどういうものが必要なのかとか、どれくらいの規模なのかとかは、感覚を掴ませてもらいました。――演じるバーナムという男は、サーカスを運営する実業家であり、一方でイカサマ師と呼ばれたりもする人物です。この役に挑むあたり、大事にしたいポイントや、自身にとってチャレンジだなと思う点を教えてください。人をノセる、人を惹きつける話術を持っている人物ですので、とにかく話し方は大事になってくるなと思います。用意された台詞とはいえ、台詞のように聞こえてはいけない。話し方で、彼の魅力を見せなくてはいけないというのは僕にとってチャレンジかな。ただ、バーナム自身はちゃらんぽらんな男ではないんですよ。仕事熱心で、むしろ仕事をしていないと生きていけないくらいの人。もちろんイカサマと言われるくらいの、ギリギリの表現をしていた人ではあるので、そこのバランスをどう作り上げようかなと考えています。彼は“観客を作り出した”と言われている人物でもあります。彼がひとたび喋れば、みんなが観客になってしまうというくらい、人を楽しませる存在。そんな彼の魅力をどう僕の中から引き出していくかは、これからの稽古で頑張っていきたいです。明日公演ができること、観に来てくれるお客さんがいることは当たり前ではない―― 同じステージアーツに携わる人間として、加藤さん自身がバーナムに共感するところもありますか?彼が残した名言で「至高の芸術というものは、人を幸せにすることだ」というものがあります。それはいち表現者としてすごく感銘を受ける言葉です。この作品をやる上でというより、僕が表現者としてこの先もあり続ける上で、忘れてはいけないことだなと肝に銘じました。これを声を大にして言えるバーナムというのは、やっぱり自分の芸術を成し遂げた人なんだなと思う。実際、彼がそれだけのことをしたというのは歴史が証明していますしね。彼の芸術で救われた人が絶対にいる。我々が目指す、表現者のあるべき姿だと思います。――ところで、いま世の中的に、100%幕が開くとは言えない状況があります。その中でも加藤さんが新しい舞台に挑むモチベーションは、どこからきているのでしょうか。それは、その作品に挑戦できるということ、そして楽しみにしてくださっている人がいるということだけで十分ですよ。たしかに現状、ひとりでも感染者が出てしまったら現場がストップするリスクは常にあります。僕も感染しないよう努力はしますが、絶対大丈夫とは言えません。そういう意味では以前とは状況は変わってしまっていますが、基本的に僕らがやることは同じ。与えられたものと向きあって、作り上げるということだけです。ただ、去年の自粛期間を経て劇場が再開している今、お客さまがいてくださることのありがたさは、めちゃくちゃ噛みしめています。それまでも「毎日が千秋楽だと思ってやる」とは言っていましたが、その覚悟がどこかで我々に欠けていた。明日も明後日も公演はあると思い込んでいた。僕は昨年、出演予定だった『WEST SIDE STORY Season3』が出来なかったことで改めて、絶対ではなかったんだと実感しました。だから一公演一公演にかける思いというのがより強くなり、身が引き締まりました。これは演劇に携わる人、みんながそう思ったんじゃないかな。さらに言えば、お客さまがいてくれるというのも、実は当たり前じゃなかった。こういう状況の中でもチケットを買って劇場に足を運んでくださった方がいるからこそ、我々が舞台に立てているってことを、本当に噛みしめています。――そんな中ですが、加藤さんは今年、アーティストデビュー15周年ですね。そうなんです。本来だったら全国をまわってライブを……と言いたいのですが、なかなかライブハウスでやるのも厳しい現状ですし、お客さまにも無理をしてほしくないので。あまり大掛かりなことはやれないかもしれませんが、その中でもやれる最大限のことはやりたいですね。去年より、前に進める1年にしたいです!取材・文:平野祥恵撮影:源賀津己加藤和樹さんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=b086e10a-aafd-46d7-b6f7-29b6de43e57d&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。ミュージカル『BARNUM』翻訳・作詞:高橋亜子演出:荻田浩一出演:加藤和樹 / 朝夏まなと 矢田悠祐/ 綿引さやか・フランク莉奈(ダブルキャスト)/ 内海啓貴 ・原嘉孝(ダブルキャスト)/ 章平 工藤広夢 斎藤准一郎 泰智 福田えり 咲良 米島史子 廣瀬水美/ 中尾ミエ【東京公演】2021年3月6日(土)~3月23日(火)会場:東京芸術劇場 プレイハウス【兵庫公演】2021年3月26日(金)~3月28日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール【神奈川公演】2021年4月2日(金)会場:相模女子大学グリーンホール
2021年02月22日4月より、東京・大阪の2拠点で順次上演される加藤シゲアキ主演の舞台『モダンボーイズ』の全キャストとビジュアルが公開された。本作は1994年に都政施行50周年記念公演として上演された、幻の名作ともいわれる青春群像劇『モダンボーイズ』を加藤主演で新たに上演するもの。日中戦争直前の浅草レビュー小屋を舞台に、プロレタリア革命を志す学生だったが、ひょんなことから浅草エフリィという芸名でレビューの人気者となった加藤演じる矢萩奏が、小屋の座付き作家と出会ったことにより、生きる居場所を見つけ、自分にしかできない革命を見出していく物語だ。この度、矢萩の未来を導くレビュー小屋の座付き作家・菊谷栄を山崎樹範、スター女優を目指し一座にやってくる若月夢子を武田玲奈が演じることが決定。さらに、坂口涼太郎、溝口琢矢、松田賢二、きづき、加藤虎ノ介、神保悟志、大鷹明良ら、若手からベテランまで個性豊かなキャストが顔を揃えた。併せて公開されたビジュアルは、古き良き時代のレビューのポスターを思い起こさせるレトロなデザイン。令和に撮影されたとは思えない、どこか懐かしくも温かさを感じられるビジュアルに注目してほしい。大戦前夜の不穏な時代に、何のために生き、自分に何ができるかを考え、革命を信じ社会運動に身を投じていた若者と、舞台で輝かしいエンターテインメントを作ろうと闘い続けた役者や劇作家たち。彼らの物語は現代を生きる私たちの心にも希望を与えてくれるはずだ。『モダンボーイズ』は4月3日(土)〜16日(金)まで東京・新国立劇場にて上演された後、4月28日(水)〜30日(金)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演される。チケットはどちらの公演も3月6日(土)より発売となるので、お忘れなく。【公演概要】『モダンボーイズ』作:横内謙介 / 演出:一色隆司出演:加藤シゲアキ / 山崎樹範 / 武田玲奈 / 坂口涼太郎 / 溝口琢矢 / 松田賢二 / きづき伴美奈子 / 羽子田洋子 / 清瀬ひかり / 紺崎真紀 / 橋本菜摘 / 大川亜耶 / 須田拓未 / 加藤虎ノ介 / 神保悟志 / 大鷹明良●東京公演日程:4月3日(土)~16日(金)会場:新国立劇場 中劇場チケット料金(全席指定・税込):S席13,000円 / A席9,000円U-25チケット6,000円(観劇時25歳以下対象、要身分証明証、当日指定席券引換 / チケットぴあにて前売販売のみの取扱い)チケット発売日:3月6日(土)●大阪公演日程:4月28日(水)~30日(金)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールチケット料金(全席指定・税込):13,000円チケット発売日:3月6日(土)公式サイト: ttps://stage.parco.jp/()お問合せ:パルコステージ 03-3477-5858(時間短縮営業中)企画・製作:株式会社パルコ
2021年02月18日アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが2日、NHK土曜ドラマ『六畳間のピアノマン』(2月6日スタート 総合 毎週土曜21:00~ ※全4回)のリモート取材会に出席。著書『オルタネート』(新潮社)が「第164回直木賞」、「2021年本屋大賞」に続き、「第42回吉川英治文学新人賞」にノミネートされた心境や、小説家として高く評価された今年度について語った。「第42回吉川英治文学新人賞」ノミネートに、加藤は「小説に詳しい方でないと馴染みのないものなので、情報解禁が今朝だったこともあって、あんまりまだ反響がないのが正直なところです。メンバーにも言ってないですが、文学に詳しい仲間たちは『すごいね』と言ってくれます。直木賞を受賞していたら吉川英治文学新人賞は候補にならないので、『ならなかったからこそなれる候補もあるね』という優しい励ましもいただきました」と周囲の声を明かした。また、直木賞の選考委員を務める北方謙三氏が「とっても惜しかった」などと高く評価していたことについて、「北方さんが褒めてくださるとは思ってもいませんでしたし、素直にうれしかったです」と心境を告白。「あのときは総括のような形でおっしゃっていたので、選評が出てから自分の中で考え直そうと思っているので、うれしくは思っていますが、それを受けて自分がどう考えるかは今は放置しています」と明かしつつ、「僕の周りの人たちもがっかりしていましたけど、『惜しかったってすごいね』という励ましの言葉をいただいたので、それはすごく救われました」と振り返った。ジャニー喜多川さんは執筆活動についてどう話していたか聞かれると、「あまり言えなかったというか、書いてからほとんど会ってないし、もしかしたらジャニーさん、僕が小説を書いていることを知らないまま天国にいってしまったのではないかなと思うので、そこは心残りではありますけど、お墓参りする際にでもご報告できたら」と答えた。そして、この一年を振り返って、「4月から考えると本当に激動の一年でした。ある意味、転換期というか、挑戦し続けた一年だったことは間違いない。中止になってしまい今年上演される舞台の脚本やチャリティーで絵本を作ったり、エッセイや『オルタネート』が出たり、執筆活動がどんどん広がっていった一年ですし、そうやって頑張ってきたからこそ、そろそろ加藤の本を読んでみようかなと思ってくださって文学賞の候補につながったのかなと思っています。あらゆるチャレンジが一つの形になった一年でもありました」と手ごたえを語った。続けて、「一方で、グループとしては、形が変わったり、個人がコロナになったり、不安定な一年でもあった」と述べ、「いいことも悪いこともたくさんありましたが、これがこの仕事をする醍醐味だなと改めて痛感しますし、結局この仕事がどこまでいっても好きなんだなということも実感する一年でした」と語った。
2021年02月02日2021年1月28日に、タレントの加藤綾菜さんがInstagramを更新。綾菜さんといえば、『ザ・ドリフターズ』のメンバーである加藤茶さんの妻で、45歳という年の差婚をしたことで知られています。加藤茶さんの健康のために、『介護食アドバイザー』の資格を取るなど、夫を献身的に支えている綾菜さん。加藤綾菜、介護施設で働くことを決意「純粋にすごい」「応援しています」同日、綾菜さんは風呂上がりに撮影したという、夫婦のツーショット写真を投稿しました。 この投稿をInstagramで見る 加藤綾菜(@katoayana0412)がシェアした投稿 お家時間はのんびりとしてます。私の顔が赤いのはお風呂あがりです。katoayana0412ーより引用りりしい表情で微笑む加藤茶さんに、頬を寄せる綾菜さん。2人ともリラックスしている様子が感じ取れます。【ネットの声】・仲よしですね!こんな夫婦になりたいです。・加トちゃんの嬉しそうな表情に、こちらまで笑顔になりました。・飾らない感じで素敵な1枚ですね。美男美女でお似合いだと思います!お互いが相手を大切に想っていることが伝わってくる1枚に、多くの人が心を癒されたようです。これからも仲よく、写真のように寄り添い合いながら、夫婦生活を楽しんでほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月29日加藤和樹が全国ツアー『Kazuki Kato ~Thank you for coming! 2~』東京公演・新宿BLAZEでのライブ映像をオフィシャルYouTubeチャンネルにて公開した。加藤は昨年6月10日にミニアルバム『Addicted BOX』をリリース。6月20日からは千葉県・柏 PALOOZAを皮切りに全国ツアーの開催を予定していたが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け開催を10月末に延期に。当初の公演予定を変更し、新たに組まれた全国24ヶ所・64公演のツアーは、政府のガイドラインに従い、感染対策を徹底し開催時間を複数に分けるなどして敢行された。このツアーは一部中止にはなったが、1月24日さいたま新都心 HEAVEN’S ROCKにて合計23ヶ所・61公演が無事ファイナルを迎えた。4月26日にデビュー15周年を迎える加藤和樹。現在オフィシャルサイトでは15周年に向けた楽曲アンケート企画を実施している。加藤和樹『Kazuki Kato ~Thank you for coming! 2~』@新宿BLAZEライブ映像ダイジェスト加藤和樹 15周年楽曲アンケート企画サイトリリース情報加藤和樹ミニアルバム『Addicted BOX』2020年6月10日(水) リリースTYPE A CD+DVD3,000円(税込)TYPE B CD+DVD3,000円(税込)『Addicted BOX』TYPE A ジャケット【TYPE A 収録内容】<CD>01. RISKY作詞:石川絵理作曲:上田起士編曲:野井洋児02. Tell Me Why作詞・作曲・編曲:ナノウ03. 君ニ唄エバ作詞・作曲・編曲:きなみうみ04. Hello作詞:加藤和樹作曲・編曲:田中俊亮05. Shining Star作詞:加藤和樹作曲:HIKARI編曲:日比野裕史06. 片想い作詞・作曲:浜田省吾編曲:田中俊亮©1978 by HORIPRO INC<DVD>「Tell Me Why」ミュージックビデオ+メイキング映像(TYPE A ver)『Addicted BOX』TYPE B ジャケット【TYPE B 収録内容】<CD>01. RISKY作詞:石川絵理作曲:上田起士編曲:野井洋児02. Tell Me Why作詞・作曲・編曲:ナノウ03. 君ニ唄エバ作詞・作曲・編曲:きなみうみ04. Hello作詞:加藤和樹作曲・編曲:田中俊亮05. Shining Star作詞:加藤和樹作曲:HIKARI編曲:日比野裕史06. 片想い(Acoustic ver.)作詞・作曲:浜田省吾編曲:増田武史©1978 by HORIPRO INC<DVD>「Tell Me Why」ミュージックビデオ+メイキング映像(TYPE B ver)関連リンク加藤和樹 オフィシャルサイト加藤和樹 Twitter
2021年01月26日4月3日(土)~16日(金)に東京・新国立劇場 中劇場、4月28日(水)~30日(金)に大阪・COOL JAPAN OSAKA WWホールにて、NEWSの加藤シゲアキが主演を務める舞台「モダンボーイズ」が上演されることが決定した。NEWSとしてのグループ活動だけでなく、著書『オルタネート』が第164回直木賞、2021年本屋大賞にノミネートされるなど、作家としても知られる加藤。舞台には2017年に東京グローブ座にて上演された「グリーンマイル」以来、約3年半ぶりの出演となる。今回加藤が挑むのは、1994年に木村拓哉主演で、都政施行50周年記念公演として上演された、幻の名作ともいわれる青春群像劇「モダンボーイズ」。日中戦争直前だった浅草のレビュー小屋を舞台に、プロレタリア革命を志す学生で、ひょんなことから浅草エフリィという芸名でレビューの人気者となった矢萩奏が、小屋の座付き作家であった菊谷栄と出会ったことで生きる居場所を見つけ、自分にしかできない革命を見出していく。演出を手がけるのは、NHKで『精霊の守り人』シリーズ第3部や『麒麟がくる』などの演出を務め、2016年にシアタートラムにて上演された「令嬢と召使」で舞台初演出を務めた一色隆司。一色は2018年に「人形の家」、2020年に宮崎駿原作の「最貧前線」を演出し脚光を浴びた、今注目の演出家である。大戦前夜の不穏な時代に、革命を信じ社会運動に身を投じていた若者と、舞台で輝かしいエンターテインメントをつくろうと戦い続けた役者や劇作家たちによる青春群像劇「モダンボーイズ」。今の時代だからこそ、改めて心に刺さる本作に期待してほしい。演出:一色隆司脚本を読んだ時、これを今やらないでいつやるのだ?!と思いました。自分の居場所を探し求める主人公と、彼を取り巻く人間模様。エンターテインメントの世界での栄光と挫折、そして、恋。登場人物がとても魅力的で愛おしい……これこそ、閉塞感漂う今の世の中に届けたい!!と思えた作品です。主演の加藤シゲアキさんは、アーティストとして様々な顔を持つだけあって溢れ出るエネルギーが半端ない方です。それを正面から受け止めて、劇場に、そして、皆さんの心に光が射すような、そんな作品を目指します。世の中の厳しい状況はまだ続いています。しかし、脚本の横内謙介さんの言葉「演劇の灯は消えない」を胸に、私たちが少しでも前進する為のヒントになるような作品を創るべく、「劇場の扉を開いて」、慎重に、誠実に取り組んでいきたいと思います。主演:加藤シゲアキ『モダンボーイズ』の台本を拝読して、今こそ上演されるべき作品だと感じました。昭和初期の激動の時代、海外の文化の影響が思想にも娯楽にも現れる反面、その2つが衝突してしまう頃。検閲によって思うような作品を作れない、意のままに舞台を上演できないというのは、令和三年になった今、状況は違えど重なるところがあります。社会を良くするのは思想か娯楽か。人としての豊かさはどこにあるのか。そして、自分らしく生きるとは何か。レビューというエンターテインメントに生きた人々の息遣いと熱狂と興奮を楽しんで頂けるよう、私が演じる矢萩奏のように、私自身も情熱をもって演じ切りたいと思います。【公演概要】「モダンボーイズ」作:横内謙介演出:一色隆司主演:加藤シゲアキ企画・製作:株式会社パルコ<スケジュール>・東京公演:4月3日(土)~16日(金) / 新国立劇場中劇場・大阪公演:4月28日(水)~30日(金) / COOL JAPAN OSAKA WWホール※詳細は随時発表:
2021年01月25日アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが主演を務める舞台『モダンボーイズ』が、4月3日より上演されることが24日、明らかになった。NEWSとしてのグループ活動だけでなく、作家としても活動し、昨年発表した『オルタネート』は、第164回直木賞、2021年本屋大賞にノミネートされるなど、多彩な活躍を見せる加藤。舞台には2017年に東京グローブ座にて上演された『グリーンマイル』以来、約 3 年半ぶりの出演となる。今回加藤が挑むのは、1994年に木村拓哉主演で、都政施行50周年記念公演として上演された、幻の名作ともいわれる青春群像劇『モダンボーイズ』。舞台は日中戦争直前、浅草のレビュー小屋。プロレタリア革命を志す学生で、ひょんなことから浅草エフリィという芸名でレビューの人気者となった矢萩奏が、小屋の座付き作家であった菊谷栄と出会ったことにより、生きる居場所を見つけ、自分にしかできない革命を見出していく物語だ。かつて事務所の大先輩である木村拓哉も演じた矢萩を、加藤が2021年のいま、どのように解釈し、どのように演じるのか。今作の演出を手掛けるのは、一色隆司氏。NHKにて、『精霊の守り人』シリーズ第三部や、『麒麟がくる』などの演出を務める傍ら、2016年にシアタートラムにて上演された『令嬢と召使』で舞台初演出。その後、2018年には『人形の家』を、2020年には宮崎駿原作『最貧前線』を演出し脚光を浴びた。今回は27年前に上演された名作『洒落男たち~モダンボーイズ』を、新たな演出で上演する。加藤は「『モダンボーイズ』の台本を拝読して、今こそ上演されるべき作品だと感じました。昭和初期の激動の時代、海外の文化の影響が思想にも娯楽にも現れる反面、その2つが衝突してしまう頃。検閲によって思うような作品を作れない、意のままに舞台を上演できないというのは、令和三年になった今、状況は違えど重なるところがあります」とコメント。「社会を良くするのは思想か娯楽か。人としての豊かさはどこにあるのか。そして、自分らしく生きるとは何か。レビューというエンターテインメントに生きた人々の息遣いと熱狂と興奮を楽しんで頂けるよう、私が演じる矢萩奏のように、私自身も情熱をもって演じ切りたいと思います」と意気込んでいる。舞台『モダンボーイズ』の東京公演は4月3日~16日に新国立劇場 中劇場にて、大阪公演は4月28日~30日にCOOL JAPAN OSAKA WWホールにて上演。
2021年01月25日シンガーソングライターの清水翔太と加藤ミリヤのライブ映像が、22日からauスマートパスプレミアム会員を対象にマルチアングル映像で配信される。配信されるのは、2020年秋に開催されたそれぞれの武道館ライブから2曲ずつの計4曲。清水は2007年、ニューヨーク・アポロシアター『アマチュアナイト』のステージに平成生まれの日本人として初出演し、話題に。翌年シングル「HOME」でデビューし、2016年にリリースした「My Boo」がサブスクを中心に大ヒットするなど話題作を多数リリースしてきた。今回配信するのは、2020年11月13日・14日に日本武道館で開催された「SHOTA SHIMIZU BUDOKAN LIVE 2020」から「Princess」と「30」。最新ミニアルバム『period』に収録されている楽曲で、このライブで初披露された。加藤は、2004年に「Never let go/夜空」でデビューすると、リアルで等身大な歌詞とメロディセンス、生きざまが支持され瞬く間に同世代女性のカリスマに。2019年9月にはデビュー15周年を迎えた。その集大成として2020年11月29日に日本武道館で開催された「加藤ミリヤ 15th Anniversary MILIYAH BUDOKAN 2020」から、「I miss you」と清水とのコラボ曲「Love Forever」を配信する。「Love Forever」は、2009年に20歳同士のR&B最強コラボとして人気を集めた清水と加藤の楽曲で、着うたは200万ダウンロードを突破、「ミリショーブーム」を巻き起こした大ヒット曲だ。ライブの模様は、複数のアングルで同時視聴可能なマルチアングル映像として配信。好きなシーンの好きなカメラを自由に選んで見ることができる。
2021年01月22日俳優やモデルなど、幅広く活動している加藤夏希さんが、2021年1月20日にブログを更新。同月19日に第3子を出産したことを報告しました。母子ともに健康とのことです。加藤さんは赤ちゃんとのツーショットとともに、幸せが伝わってくるメッセージをつづっています。週末から始まっていた前駆陣痛が、18日月曜の夜には不規則ながらも痛みが本陣痛に近づいて来ていて病院へ。そのまま再入院になったのですが、PCR検査陰性確認が取れたので正期産ではないけれど、夜中の陣痛を考えたら産んでしまいましょう!と出産することになりました!(無痛分娩希望だったので)促進剤を使用して2時間後に麻酔投入!順調に6時間50分くらいで夕方に男の子が産まれました!コロナ禍で立ち合いができない等不安な分娩になるな〜と思っていたのですが、先生方も楽しく終始おしゃべりして笑いながらの出産になりました。今までで一番安定して楽しいお産になりました。先生方ありがとうございました!現在、産後の体調も良好です!しばらくは新生児のお世話と自分の回復を優先する日々になるので、SNS等の更新が止まることがあります。すみません!これまで「100日〜」シリーズを見てくださってありがとうございました!加藤夏希ブログーより引用赤ちゃんとのツーショットには、新型コロナウイルス感染症対策としてマスクを着用し、嬉しそうに微笑んでいる加藤さんの姿が。これまで加藤さんは、『100日後に産まれる写真』『100日後に産まれるベビー』と題し、出産までの経緯をブログで公開していました。加藤さんが妊娠中の苦労や出産の喜びを発信することによって、多くの妊婦が勇気付けられたのではないでしょうか。無痛分娩といっても、まったく痛みが生じないわけではありません。なんとか無事に出産を終えることができ、ほっとしていることでしょう。今は身体をゆっくりと休め、タレントとしてだけでなく、3児の母親としても活躍してほしいですね![文・構成/grape編集部]
2021年01月20日’12年のデビューから7年、ほぼ年1冊のペースで小説を書き続けてきている加藤シゲアキさん(33)。7作目での直木賞ノミネートは出版界のみならず、世の本読みたちを大いに賑わせ、耳目を集めています。加藤さんの作品をお読みになったことがない方は、彼が人気アイドルグループNEWSのメンバーであることから「所詮、ジャニーズが書いているんでしょ?」「直木賞も話題づくりじゃないの?」と、冷めた目で見ているかもしれません。’03年から『女性自身』で書評を担当してきた私は、それはちょっともったいないですよ、と申し上げたい。そこで、彼のデビュー作から候補作品まで一挙に紹介したいと思います。加藤さんはデビュー作『ピンクとグレー』で、現在と過去を混在させながら芸能界という特殊な世界に足を踏み入れた若者たちの闇と光を描きました。“ジャニーズ事務所所属のアイドルが書いた”というだけで明るい青春小説を想像すると裏切られます。作品全体に薄暗く不穏な空気が漂っているからです。筆致や構成など荒削りな面がまだまだ目立ちますが、一般には見えてこない芸能界の状況がつぶさに描かれ、「なるほど」と興味をそそられるシーンが多々あってキラリと光っていました。行間からは著者の「書きたい!」という強烈なエネルギーも伝わってきて、それらがページを繰る推進力になっていました。次はどういう作品を読ませてくれるのだろうと期待が膨らむ一冊です。2作目の『閃光スクランブル』も芸能界、アイドル、パパラッチ、不倫、ストーカー、幻視、大事な人の死……とキャッチーな要素がたくさん盛り込まれています。もう少し絞り込んでよかったのでは、と思う一方で、デビュー作と比べて登場人物の造形に厚みが増し、情景描写が細かく丁寧になり、全体的にブラッシュアップされたように感じました。物語を進めるのは主人公2人の視点で、それらが交互に展開していくことから全体像を把握しやすくなり、前作よりも小説の世界に入っていきやすくなっています。映画や写真、小説などのエッセンスが随所に挟み込まれているのも効果的でした。3作目『Burn.―バーンー』は、子ども時代に別れを告げて大人になっていく男の物語です。孤独だった天才子役のレイジが、ホームレスの徳さんとドラッグクイーンのローズと出会い、擬似家族のような関係を構築していくなかで少しずつ気づきを得て、成長していく姿が紡がれます。この作品でも現在と過去が交差しますが、全2作より物語を進める視点が整理されてディテールも詰められているので、主人公に寄り添いやすくなったと感じました。読後、温かい気持ちになる小説です。4作目『傘を持たない蟻たちは』は初の短編集です。文庫版には単行本未収録の1編を加えた7作品が収録されています。「渋谷サーガ」として知られる前3作は渋谷と芸能界をモチーフにしていました。この作品集では渋谷と芸能界から離れた著者が嫉妬、傲慢、怒り、絶望、懊悩などの感情を掬い上げながら、人間の「性」と「生」を描きます。性描写あり、ファンタジーあり、SFあり、サスペンスありと作品の幅も広がり、著者の筆力が確実に向上していることがわかる一冊です。5作目にあたる『チュベローズで待ってる【AGE22】』『チュベローズで待ってる【AGE32】』は、上下合わせて548ページというサスペンスフルなエンタメ超大作です。上巻ではホスト業界で生き抜きながら就職活動に邁進する主人公・光太が描かれ、下巻ではゲームクリエイターになった光太が10年前に封印した過去を乗り越える姿が描かれます。下巻の設定が近未来なので、著者が考える現在は存在していない新技術が紹介されるのが刺激的。また最後の100ページでは、読み手の想像を遥かに超える展開がこれでもかと繰り広げられ、「えぇっ!」と思わず声が漏れてしまうほど驚きます。アイデア、構成、筆致と全てにおいてこれまでの作品を凌駕しており、一気呵成に読み切りました。アイドルが書いたとは言わせない、という著者の気迫が伝わってくる怪作です。6作目『できることならスティードで』は旅先や日常生活のなかで考えたことを怜悧な文章で綴った、滋味深いエッセイ集です。祖父の死について書いたTrip「岡山」は日本文藝家協会が選ぶ『ベストエッセイ2019』に収録された名作。対象と絶妙な距離を保ちながら編み上げられていく文章には品があり、滑らかさに舌を巻きました。そして直木賞候補になった7作目『オルタネート』は、高校生たちの出会いと別れ、不安と焦り、挫折と成長を描いた群像劇です。いくつものドラマが重なり合う構成もヒリヒリするような心理描写も秀逸です。 ページを捲るにつれて緊張が高まっていき、クライマックスの料理対決は臨場感といい迫力といい圧巻そのもの。読後に立ち上る温かさと清々しさに胸がいっぱいになる作品です。こうしてデビュー作から一気にまとめて全著作を読むと、著者が書くことに対して不断の努力を重ねてきたことが伝わり、その真摯な姿勢に一読者として素直に感銘を受けます。次にどういう世界を見せてくれるのかーー。読書の愉悦に浸りたい私は作家・加藤シゲアキのこれからに期待が膨らむばかりです。ここからは、加藤さんの作品により関心を持ったあなたに向けて、全作品のあらすじをご紹介いたします。2012年デビュー作『ピンクとグレー』KADOKAWA/角川文庫(560円・税別)大阪から横浜に引っ越してきた小学生の大貴は、マンションで同い年の真吾、石川、木本と出会い、意気投合。その後、石川と木本は転校するが、大貴と真吾は中学受験をして同じ私立学校に進学する。高校時代にはバンドを組み、読者モデルもやるなどいつも2人は一緒だった。高校卒業後、2人は同じ事務所に所属し芸能活動を開始。真吾はすぐに認められスターダムを駆け上がっていくのだが、大貴はチャンスを掴むことができず無名のまま。ある日、真吾が勝手に事務所の移籍を決めたことから決裂は決定的になり……。2013年2作目『閃光スクランブル』KADOKAWA/角川文庫(560円・税別)将来を期待されていたカメラマンの巧は、妻子を亡くし写真に興味を失っていた。今は学生時代の同期のアシスタントをしながら、現場で入手した情報をもとにゴシップ写真を撮って写真週刊誌に売る日々。そんな巧に狙われたのが人気アイドルグループのメンバー・アッキーこと伊藤亜希子だった。グループが世代交代の時期に来ていることを察し、自分の存在価値に思い悩んでいた亜希子は大物俳優と不倫中だったのだ。ところが、亜希子が相手を呼び出したホテルの部屋に有名女優である妻が現れ、言い争いになってしまう。ホテルから飛び出した亜希子はさらなるトラブルに巻き込まれてしまい、成り行きから亜希子を庇った巧は彼女を連れて逃げる。2014年3作目『Burn.―バーンー』KADOKAWA/角川文庫(560円・税別)演劇のアカデミー賞といわれる大きな賞を受賞した舞台演出家のレイジには20年前の記憶がほとんどなかった。授賞式の帰り、妊娠中の妻が運転していた車が交通事故に遭い、2人は病院に担ぎ込まれる。そこでレイジは20年前の一時期を共にしたドラッグクイーンのローズと再会し、少しずつ過去を思い出していく。当時、レイジは天才子役として活躍していたが、感情が動くことのない孤独な少年だった。ある日、渋谷の宮下公園で小学校の上級生にいじめられていたところをホームレス・徳さんに救われ、仲良くなる。ローズを紹介したのも徳さんだった。レイジは徳さんから「魂、燃やせよ」と言われ、少しずつ生きる力を獲得していくのだが、渋谷再開発を巡って事件が起こる。2015年4作目『傘を持たない蟻たちは』KADOKAWA/角川文庫(560円・税別)優等生で通っていた美大生の市村は、ある日、橋脚にカラースプレーでグラフィティを描いている女と出会う。彼女は同じ美大に通う学生で天才的な感性の持ち主だった。市村は彼女の魅力に加速度的にハマっていく(染色)。広告代理店で働いていた大西が脱サラの日を迎えた。リサと秘密の社内恋愛をしていた大西は、これからは仕事も恋愛も自由にできると希望に満ちあふれていた。だが、リサを驚かそうと出張先の大阪に向かうと……(Undress)。美鈴の家は祖父が空から降ってきた新生物・イガヌを食べることを許していなかった。だが、彼氏も友人もみな口々にイガヌが美味しいと絶賛する。ある日、美鈴は祖父の目を盗み、イガヌを食べてしまう(イガヌの雨)。ほか4編。2017年5作目上巻『チュベローズで待ってる【AGE22】』扶桑社(1,100円・税別)2015年。就職試験に失敗した大学4年の光太・22歳は、自暴自棄になって新宿の路上で酔い潰れていたところ、カリスマホストの雫にスカウトされる。就職浪人することにしたものの学費や家族の生活費を稼ぐ必要があったため、1年限定で歌舞伎町にある雫がトップを務めるホストクラブ「チュベローズ」で働くことに。競争の激しいホスト業界でのし上がるべく腹を括った光太に、やがて太い指名客・美津子がつく。だが、彼女は光太が最終面接まで残った大手スマホゲームメーカーDDLの幹部で、彼を落とした張本人だった。事情を知った美津子の指導もあり、次の年、光太は数多の試練を乗り越えて無事にDDLの親会社で大手ゲームメーカーAIDAから内定をもらうのだが……。2017年5作目下巻『チュベローズで待ってる【AGE32】』扶桑社(1,200円・税別)2025年。大手ゲームメーカーAIDAのクリエイターとして活躍する光太。誰からも一目置かれる存在になっていたが、大きな喪失感を抱えていた。そんなある日、「チュベローズ」のオーナーが亡くなったという知らせを受け、久しぶりに昔の仲間に会う。その頃、会社では光太が中心的に関わったプロジェクトがNPO法人から抗議を受けるトラブルの対応に苦慮していた。問題を解決するために動いた光太は、10年前の過去と向き合うことになる。2020年6作目『できることならスティードで』朝日新聞出版(1,300円・税別)旅をテーマに綴ったエッセイ15編と掌編小説3編を収録した作品集。キューバ、大阪、ブラジル、ニューヨーク、渋谷、パリなどといった旅先の風景やそこで見聞きしたり考えたりしたこと、あるいは学校に行く意味や死についてなど日常生活のなかで考えたことを怜悧な文章で綴る滋味深い作品ばかり。2020年7作目『オルタネート』新潮社(1,600円・税別)高校生限定のアプリ「オルタネート」が必須の時代の東京。「オルタネート」はユーザーが指定した条件に合わせて相性のいい人を紹介する機能やSNS機能を持つ高校生必須の人気アプリだ。「オルタネート」を使わない円明学園高校3年の蓉は料理部の部長で、ライブ配信される料理コンテスト「ワンポーション」での優勝を目指しパートナーを探していた。同校1年の凪津は母子家庭で育ち、母親に複雑な思いを抱いている「オルタネート」信望者。大阪の高校を中退したため「オルタネート」が使えない尚志は、同校に通うかつてのバンド仲間を探して単身上京し、アーティストが集まるシェアハウスで暮らしていた。高校生たちの心は「オルタネート」を巡って揺れ動き……。(文:品川裕香)
2021年01月19日加藤健一事務所2月公演『ドレッサー』が2月27日(土)から2日間にわたり、東京芸術劇場プレイハウスで上演される。それに伴い、本編中で座長役を演じる加藤健一とノーマン役の加納幸和からメッセージが到着した。本作の舞台は第2次世界大戦下のイギリス。とある一座が空爆に怯えながらも巡業を続けていた。そんな中、心身ともに疲弊しきった座長(加藤)は突然街中で奇行に及ぶ。目も当てられない座長の様子に、その夜の上演を中止しようとする舞台監督のマッジ(一柳みる)と座長夫人(西山水木)。だが長年座長に仕えてきたドレッサー(付き人)のノーマン(加納)だけは、座長に宿る演劇への情熱を信じ、一度でも舞台の幕が開かない日があってはならないと、なんとか上演に向けて孤軍奮闘する。しかし、すっかり憔悴した座長を始め個性豊かな面々に振り回され、上演中も舞台裏はてんやわんや。そして迎えるクライマックス、それぞれが胸に秘めた思いが明かされる。コロナ禍の影響で当初予定されていた2月25日(金)の公演は中止となったが、残りの東京公演と札幌公演3月5日(金)、京都公演4月24日(土)、兵庫公演4月25日(日) 、その他の北海道・中部北陸・九州地方の演劇鑑賞会公演(全て会員制の公演)は予定通り開催される予定だ。加藤と加納のメッセージは以下の通り。<加藤健一(座長役)>――観客へのメッセージ戦渦を生きる演劇人たちの姿を描いた『ドレッサー』は、今コロナ禍を必死で生き延びる私の姿と酷似しています。こんな状況の中で幕を開けなければならないのは非常に残念ではありますが、「こんな状況だからこそ、この芝居を上演する意味があるんだ」とも思っています。皆さん!劇場は、天井も高く、換気も良く、全員が同一方向を向いて無言で座っているだけですので、電車や一般の商業店舗などと比べても遥かに安全な空間です。また、二月末にはきっと、この感染症の先行きも見えて来ていると信じています。是非、劇場に足をお運び下さい!!――コロナ禍での『ドレッサー』上演への思いこんなコロナ禍に芸術を鑑賞しなくても…と言う人がいます。しかし、ドイツ政府は「予断を許さない異常な状況と先の見えない不安感のなかを生き抜くには、体の健康だけでなく、精神面での健康を保つことも大変重要だ。そのため、アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要なのだ。特に今は。」と言っています。なんと力強い発言でしょう。私たちはどんな状況にあっても心の翼を失くしてはいけません。心の健康を保つ為には、リスクを正確に把握する事が必要です。そして、何度も繰り返しますが、劇場は本当にローリスクだと信じています。<加納幸和(ノーマン役)>――観客へのメッセージ役者、劇場、御見物、この3つが芝居の三大要素、つまり演劇が成立する基本。なのに!人々が集まる事を避けなければならないコロナ禍は、演劇には致命傷に近い。しかし空間を共有し、居ながらにドラマを仮想体験出来る芝居見物が、どんなに人々の心を豊かにするかは、古今東西実証済みです。だから、こんな時にこそ、芝居は癒しとして意義があると信じます。我々演劇人も、感染予防に対して、あらゆる手立てを駆使し、安心して御見物頂けるよう努力をしております。何卒御心配なく劇場へお越し下さいますよう、お願い申し上げます――『ドレッサー』再演への意気込み17歳で見た、つかこうへい事務所『戦争で死ねなかったお父さんのために』!演劇を志してからは『審判』、そして『ドレッサー』のノーマン!(1988年、座長役は三國連太郎氏)大き過ぎる存在のカトケンさんの相手役、しかもそのノーマン役を仰せつかるなど、夢にも思いませんでした。演出の鵜山氏とは2度目でしたが、初回で役者として、満足にお応え出来なかった気がして、リベンジなつもりでした。膨大な台詞に閉口しつつも、自分の素地のままでOKな役に巡り合うなんて、そうそうない!と嬉しさ一杯に務めた役の再演!嬉し過ぎます!■舞台情報『ドレッサー』2月27日(土)、28日(日)両日ともに14時開演会場:東京芸術劇場プレイハウス前売券:S席7,000円、A席5,500円(全席指定・税込)当日券:S席7,550円、A席6,050円 / 《高校生以下》S席3,500円 / A席2,750円(学生証提示、当日のみ、席指定・税込)※チケットご予約前、ご来場前に必ず加藤健一事務所公式ホームページ内の注意事項と本公演の最新情報をご確認ください。
2021年01月15日2021年1月14日、『ザ・ドリフターズ』のメンバーである加藤茶さんの妻・加藤綾菜さんが、Instagramを更新。加藤茶さんの若い頃の写真を公開し、反響が上がっています。加藤綾菜「私の待ち受け画面」2021年という新しい年を迎え、スマホの待ち受け画像を変更したという綾菜さん。「誰?このイケメンは…はい。カトちゃんです」という言葉とともに公開された、加藤茶さんの若い頃の写真が、こちらです。 この投稿をInstagramで見る 加藤綾菜(@katoayana0412)がシェアした投稿 整えられた眉毛や筋の通った鼻、くっきりとした二重など、どこからどう見ても美男子です!こちらがいつ撮影された写真かは分かりませんが、2019年11月22日に撮ったという77歳の写真と比較しても、容姿が健在ということが見て取れます。 この投稿をInstagramで見る 加藤綾菜(@katoayana0412)がシェアした投稿 2021年1月現在、結婚9年目の加藤さん夫婦。夫を待ち受けにする綾菜さんの行動から、2人の仲睦まじい関係が伝わってきますね。投稿には、さまざまなコメントが寄せられています。・かっこいい顔立ち!・本当にイケメン。鼻のラインがすごくきれいですね。・夫を待ち受けにする綾菜さん、本当に素敵です。・美男美女で、本当にお似合いなご夫婦だと思います。若い頃の加藤茶さんの写真を見た人からは、「俳優の菅田将暉さんに似ている」などのコメントも見受けられました。「これから先、夫が生きるためにできることを全部サポートしたい」と、介護資格や介護食アドバイザー資格などを取得している綾菜さん。これからも2人、手と手を取り合い、互いを想い合って過ごしていくのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年01月14日小説『オルタネート』で第164回の直木賞候補にあがったNEWSの加藤シゲアキが、自身の短編小説で初の舞台脚本に挑戦した舞台化作品『染、色』。2020年6月に上演を予定していたものの新型コロナウイルス感染症の拡大を受け中止となったが、2021年の同時期に復活上演されることが決定した。2015年に出版した短編小説集『傘をもたない蟻たちは』(KADOKAWA / 角川文庫刊)に収録された『染色』は、美大生のリアルな日常と葛藤を描く青春小説。これまでも、自著の映画化・ドラマ化がされてきたが、加藤が自身によってその舞台化と脚本を手掛けるのは初の試み。主演舞台『グリーンマイル』で演出×主演としてタッグを組んだ演出家・瀬戸山美咲と、今度は演出×脚本としてタッグを組み直した。『埒もなく汚れなく』、『夜、ナク、鳥』、『わたし、と戦争』など、現代の問題を描き続けてきた瀬戸山。自身が作・演出を担当する劇団「ミナモザ」での公演だけにとどまらず、『アズミ・ハルコは行方不明』、『リバーズ・エッジ』などの映画脚本を手がけるなど、活躍目覚ましい演出家だ。本作で主演を務めるのは、2019年に結成された関西ジャニーズJr.のユニット“Aぇ! group”のメンバーで、ドラマや映画にも出演する演技派の正門良規。『映画 少年たち』やドラマ『恋の病と野郎組』などにも出演し、ドラマ『スカーレット』ではヒロイン喜美子の妹・直子の恋人である鮫島を好演したことで注目を集めた。『僕らAぇ! groupって言いますねん』でグループ単独初主演を果たした正門が、本作で自身の才能に葛藤する等身大の美大生・深馬役を演じる。ほか、壁にグラフィックアートの落書きをする謎の女性に三浦透子、深馬の大学の友人役に松島庄汰と小日向星一、深馬の恋人役に黒崎レイナ、深馬が所属するゼミの教授役を岡田義徳が務める。スタッフ、キャストのコメントは以下の通り。■原作・脚本加藤シゲアキコメント「今年行う予定だった舞台『染、色』を改めて公演させて頂くことになりました。すでに台本を書き上げていたので、中止の知らせを聞いたときは悔しくてしかたありませんでしたが、ようやく日の目を見ることができそうなのでほっとしております。『「染色」であり「染色」ではない。そんな不思議な戯曲をお届けできたら』というのは今年発表したコメントですが、まさにその通りの台本を書き上げることができ、手応えを感じております。この戯曲を演出の瀬戸山さん、正門とともに演じてくれる俳優陣、スタッフのみんなが鮮やかに染め上げてくれることを期待しております」■演出瀬戸山美咲コメント「『染、色』をみなさんにお届けできることになりました!春に公演中止が決まったときは、肩を落としました。特に寸前まで戯曲の改稿を重ねていた加藤さんは本当に悔しかったことと思います。あのとき“これでいこう!”と走り出した作品にようやく取り掛かれます。あれから、主演の正門さんはさらに活躍の場を広げてきました。その経験はきっと作品を深めてくれると思います。2020年は多くの人が不安を抱え迷い続けた1年でした。でも、だからこそ、この日々をプラスに変えていくような作品にしたい。『染、色』は悩みながらも前に進む私たちにそっと寄り添ってくれる作品です。ぜひ劇場でお会いしましょう」■主演正門良規コメント「今年舞台が中止になってしまった時はとにかく悔しくて悲しかったのですが再びこういう機会を頂けた事、そしてこのお知らせを皆様に出来る事が本当に嬉しくてたまらないです。初の主演舞台という事もあり不安や緊張もありますが、それを超える楽しみで今からすでにドキドキしております。しっかりとこの物語を表現して皆様に届けられるよう頑張ります。楽しみにしていて下さい」■出演三浦透子コメント「自分の心と向き合い、迷い葛藤する人の姿って、ひりひりするけど、とても美しい。そんな瞬間が、本の中にたくさん詰まっていました。きっと自由に、いろんな表現に挑戦できるんじゃないかなと、今からとてもわくわくしています。密度の高い、素敵な時間をつくれるよう頑張りますので、是非楽しみに待っていてください」■出演松島庄汰コメント「台本を読んでいて、思わず声に出してしまうような生々しい会話の連続。僕は正門さん演じる深馬に嫉妬と憧れを抱く北見をやらせて頂きます。登場人物6人のみの濃厚な群像劇。まだ何にもなれていない大学生の繊細な感情を逃さず、瀬戸山さんの演出に染まって行きたいなと思います。今から楽しみです」■出演小日向星一コメント「加藤シゲアキさんの初戯曲を、瀬戸山美咲さんの演出で、素敵な共演者の皆様とご一緒に上演できることが楽しみで仕方ありません。ここの場面はどうやって作るのだろう、どんな舞台が出来上がるのだろうとワクワクしながら戯曲を読みました。演じる役の持つ悩みや日常を上手く表現できたらなと思っています。よろしくお願いします」■出演黒崎レイナコメント「私にとって念願の初舞台となります。『染、色』に携わらせていただけることを心から嬉しく思います。一途で繊細だけど少し不器用な杏奈というキャラクターが凄く魅力的に感じました。真摯に物語と向き合い、杏奈の想いを台詞に乗せて皆様に届けられるよう精一杯演じさせていただきます。『染、色』の物語が舞台でどう表現されていくのかとても楽しみです。皆様、宜しくお願い致します!」■出演岡田義徳コメント「台詞のやりとりの中に、独特の世界観があり、それを皆でどのように作り上げていけるかをとても楽しみにしています。若いパワーと共に良い作品を作りたいと思います」『染、色』脚本:加藤シゲアキ演出:瀬戸山美咲出演:正門良規(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)三浦透子、松島庄汰、小日向星一、黒崎レイナ / 岡田義徳原作:加藤シゲアキ『染色』(角川文庫『傘をもたない蟻たちは』所収)主催・企画製作東京グローブ座【東京公演】公演期間:2021年5月下旬~6月中旬会場:東京グローブ座【大阪公演】公演期間:2021年6月下旬会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
2020年12月28日アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが初脚本を務め、Aぇ! group/関西ジャニーズJr.の正門良規が単独初主演を務める舞台『染、色』の復活上演決定が28日、明らかになった。小説『オルタネート』で第164回の直木賞候補にあがった加藤が2015年に上梓した短編集『傘をもたない蟻たちは』(KADOKAWA/角川文庫刊)の一編を舞台化する同作。主人公・市村(正門)は周りに才能を認められ、彼女もいて、何不自由なく過ごす美大生だが、そんな毎日を退屈に感じながら日々を送っている。ある日、壁にグラフィティアートを落書きする謎の女性・美優と出会うと、彼女の不思議な魅力に魅せられた市村は、彼女と一緒に行動するようになり、退屈だった日常に変化が訪れていく。今年5月に上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて中止となってしまい、今回復活上演が決定。2021年5月下旬~6月中旬に東京グローブ座、2021年6月下旬に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティでの上演を予定している。関西ジャニーズJr.のユニット・Aぇ! groupの正門良規が舞台で初単独主演となり、自身の才能に葛藤する等身大の美大生・深馬役を演じる。ほか、壁にグラフィックアートの落書きをする謎の女性役を三浦透子、深馬の大学の友人役を松島庄汰と小日向星一、深馬の恋人役を黒崎レイナ、深馬が所属するゼミの教授役を岡田義徳、演出を瀬戸山美咲が務める。○加藤シゲアキ コメント今年行う予定だった舞台『染、色』を改めて公演させて頂くことになりました。すでに台本を書き上げていたので、中止の知らせを聞いたときは悔しくてしかたありませんでしたが、ようやく日の目を見ることができそうなのでほっとしております。『「染色」であり「染色」ではない。そんな不思議な戯曲をお届けできたら』というのは今年発表したコメントですが、まさにその通りの台本を書き上げることができ、手応えを感じております。この戯曲を演出の瀬戸山さん、正門とともに演じてくれる俳優陣、スタッフのみんなが鮮やかに染め上げてくれることを期待しております。○瀬戸山美咲 コメント『染、色』をみなさんにお届けできることになりました! 春に公演中止が決まったときは、肩を落としました。特に寸前まで戯曲の改稿を重ねていた加藤さんは本当に悔しかったことと思います。あのとき「これでいこう!」と走り出した作品にようやく取り掛かれます。あれから、主演の正門さんはさらに活躍の場を広げてきました。その経験はきっと作品を深めてくれると思います。2020年は多くの人が不安を抱え迷い続けた1年でした。でも、だからこそ、この日々をプラスに変えていくような作品にしたい。『染、色』は悩みながらも前に進む私たちにそっと寄り添ってくれる作品です。ぜひ劇場でお会いしましょう。○正門良規 コメント今年舞台が中止になってしまった時はとにかく悔しくて悲しかったのですが再びこういう機会を頂けた事、そしてこのお知らせを皆様に出来る事が本当に嬉しくてたまらないです。初の主演舞台という事もあり不安や緊張もありますが、それを超える楽しみで今からすでにドキドキしております。しっかりとこの物語を表現して皆様に届けられるよう頑張ります。楽しみにしていて下さい。○三浦透子 コメント台本を読んでいて、思わず声に出してしまうような生々しい会話の連続。僕は正門さん演じる深馬に嫉妬と憧れを抱く北見をやらせて頂きます。登場人物6人のみの濃厚な群像劇。まだ何にもなれていない大学生の繊細な感情を逃さず、瀬戸山さんの演出に染まって行きたいなと思います。今から楽しみです。○小日向星一 コメント加藤シゲアキさんの初戯曲を、瀬戸山美咲さんの演出で、素敵な共演者の皆様とご一緒に上演できることが楽しみで仕方ありません。ここの場面はどうやって作るのだろう、どんな舞台が出来上がるのだろうとワクワクしながら戯曲を読みました。演じる役の持つ悩みや日常を上手く表現できたらなと思っています。よろしくお願いします。○黒崎レイナ コメント私にとって念願の初舞台となります。『染、色』に携わらせていただけることを心から嬉しく思います。一途で繊細だけど少し不器用な杏奈というキャラクターが凄く魅力的に感じました。真摯に物語と向き合い、杏奈の想いを台詞に乗せて皆様に届けられるよう精一杯演じさせていただきます。『染、色』の物語が舞台でどう表現されていくのかとても楽しみです。皆様、宜しくお願い致します!○岡田義徳 コメント台詞のやりとりの中に、独特の世界観があり、それを皆でどのように作り上げていけるかをとても楽しみにしています。若いパワーと共に良い作品を作りたいと思います。
2020年12月28日おしゃれなカフェなどで、目にするラテアート。カフェラテの上に、ミルクなどを使って描かれるかわいらしい絵は、見ているだけで癒されますよね。カップの中に、小さなクリスマス多くのラテアート作品をアメリカのテレビ番組などで披露している、加藤瑠菜(@RunaPocket)さん。2020年のクリスマスに投稿され、反響を呼んだ1枚をご紹介します。その作品がコチラ。\ ヨイショッ… / pic.twitter.com/tgEnPquh7q — 加藤瑠菜@Latteart☕.◦*.*。 (@RunaPocket) December 24, 2020 プレゼントを届けるために、煙突に見立てたカップの中へ入るサンタ…!カップによじ登るサンタや、スプーンの上にある『プレゼントの入った袋』が泡によって見事に表現されています。加藤さんによると、「サンタが立体的に見えるように泡を調整し、さらにラズベリーシロップを塗ることで、赤い服を表現した」のだとか。ネット上では、この作品に対して「飲むのがもったいない…!」「なんて素敵なの!」などの声が寄せられました。煙突の中に入って、クリスマスプレゼントを届けるサンタ。もしかしたら、カップの中にも小さなクリスマスがあったのかもしれませんね…![文・構成/grape編集部]
2020年12月25日奇跡のサーカスを創り出した男、P.T.バーナムの物語を描く、加藤和樹主演ミュージカル『BARNUM』公演が2021年3月6日(土)より順次開催される。この度、本舞台の第2弾キャストが発表された。ミュージカル『BARNUM』は、ブロードウェイでの上演後にロンドンでも上演された人気作。今回が日本初上演となる。伝統的なミュージカル劇場の雰囲気に、サーカスの光景がゴージャスに重なる。第2弾キャストとして発表されたのは、原嘉孝(ジャニーズJr.)と内海啓貴。ダブルキャストで出演する。また、その他の出演に章平、工藤広夢、斎藤准一郎、泰智、福田えり、咲良、米島史子、廣瀬水美も決まり、さらに作品を豪華に盛り上げる。主演は、音楽・ドラマ・映画・舞台で活躍する加藤和樹。フィニアス・テイラー・バーナム役を演じる。また、元宝塚歌劇団宙組トップスターでミュージカルを中心に活躍する朝夏まなとが、妻のチャイリー・バーナム役に扮する。その他、すでに発表されている、矢田悠祐、フランク莉奈・綿引さやか(ダブルキャスト)、藤岡正明、そして、中尾ミエほかキャスト陣が作品を彩る。劇中では感染症対策を考慮し、サーカスシーンを映像を駆使して展開。リアルな空間を演出する。また、華やかなやダンス、歌唱シーンも見どころとなる。日本版演出は、荻田浩一。2021年3月6日(土)~23日(火)東京・東京芸術劇場 プレイハウス、3月26日(金)~28日(日)兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、4月2日(金)神奈川・相模女子大学グリーンホールにて上演される。東京・神奈川公演のチケット一般発売は、2021年2月7日(日)より、兵庫公演は、2021年2月14日(日)より開始する。その他、チケット先行販売等の詳細は、公式HP( )にて、随時発表となる。ミュージカル『BARNUM』(読み:バーナム)Music by CY COLEMAN / Lyrics by MICHAEL STEWART / Book by MARK BRAMBLE【出演】加藤和樹、朝夏まなと、矢田悠祐フランク莉奈、綿引さやか(ダブルキャスト)原嘉孝、内海啓貴(ダブルキャスト)章平、工藤広夢、斎藤准一郎、泰智、福田えり、咲良、米島史子、廣瀬水美、藤岡正明、中尾ミエ【会場 / 日程】東京 東京芸術劇場 プレイハウス / 2021年3月6日(土)~3月23日(火) ※20ステージ兵庫 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール / 3月26日(金)~3月28日(日) ※4ステージ神奈川 相模女子大学グリーンホール / 4月2日(金) ※1ステージ【翻訳・訳詞】高橋亜子 【演出】荻田浩一【音楽監督】荻野清子【振付】木下菜津子 松田尚子【美術】乘峯雅寛 【衣裳】木鋪ミヤコ(doldol domain)【衣裳製作】大屋博美(doldol domain)【ヘアメイク】田中エミ 【照明】奥野友康【音響】原田耕児 【映像】新倉和幸 九頭竜ちあき【映像協力】ウォーリー木下【歌唱指導】満田恵子 【稽古ピアノ】中原裕章【演出助手】坂本聖子【舞台監督】弘中勲【宣伝】エイベックス・エンタテインメント 【票券】インタースペース【チケット料金】東京・神奈川: S席 10,500円(税込) A席 7,000円(税込)全席指定兵庫: 全席指定 10,500円(税込)【チケット一般発売】東京・神奈川:2021年2月7日(日) ※予定兵庫:2021年2月14日(日) ※予定
2020年12月25日12月18日に第164回芥川賞と直木賞の候補作品の発表があり、加藤シゲアキさんの新作長編小説『オルタネート』が直木賞候補にノミネートされて大きな話題に。弊誌でも『ミアキス・シンフォニー』連載中の一報に、スタッフは記者会見に急ぎ駆け付けた。その場で語られた、知らせを受けた時の率直な思いや、現役ジャニーズアイドルとして小説を書き続けることへの覚悟をレポート!写真・小笠原真紀 文・保手濱奈美報道陣からの拍手とカメラのフラッシュに迎えられて、少し照れくさそうに記者会見場に現れた加藤さん。ノミネートの知らせを受けた時の気持ちを聞かれると、「びっくりしましたね。作家にとって憧れの賞ではありますし、いつかは候補になりたいと思っていましたが、今作でなれるとは思っていなかったので、本当にびっくりしました」と、驚きが大きかった様子。これまでの作品もすべて全力で書いてきたとのことで、「ほかと何が違ったのか、まったくわかりません(笑)。今回は運がよかったんだと、自分では受け止めるようにしています」と心境を明かした。NEWSのメンバーとして共に活動をしている小山慶一郎さんと増田貴久さんには、自分で言うのが恥ずかしく、マネージャーさんから報告してもらったそう。「小山は『本当にすごいなぁ』とかみしめるように喜んでくれたと聞きました。増田は『僕は本を読まないからわからないけど、すごいことなんですよね』と言っていたそうです」。二人にご褒美をおねだりするかとの問いには、「そんなつもりはないですが、小山くんはこの間『ゴチ』で21万円払っていたので、むしろ僕におごってくれっていうかもしれませんね」と笑いを誘った。小説『オルタネート』は、高校生限定の架空のマッチングアプリ「オルタネート」を軸に、3人の若者の恋愛や成長を描いた青春群像劇。物語を書くにあたって強く意識したのは、「若い方に読んでもらいたい、ということ。これまでは自分が読みたい小説を書いてきましたが、今作は自分ではなく、あまり本を読む習慣のない世代の人にも、読書の楽しさを伝えたい。それには読んでいる間ずっと楽しい小説を書くことだと思ったんです。読む前と後では少し景色が違って見える、そんな作品になるように心がけました」。また、記者からは“ジャニーズアイドルであると同時に、小説を書くこと”についての質問も。「普通は新人賞をとってから作家になるものですが、自分はジャニーズ事務所に所属しているから『ピンクとグレー』(2012年刊)でデビューできました。そういう引け目というか、文学界にお邪魔させていただいているという感覚があったので、作家と名乗っていいものだろうかという迷いもありましたが、今回候補になったことで多少は認めていただけたのかなという気がしています」。そんな葛藤もあったなか、小説を書き続けてきた思いについては、「初めて書いた時は、自分がグループにとって何かできないかという思いがありましたし、自分自身を試してみたいという気持ちもありました。でも、ここまで書き続けてこられたのは、ファンの方の支えもありますし、『ピンクとグレー』を書いた時に書店員さんから『応援したいから書き続けてください』と言われたことが印象的で。僕もいっちょかみとは思われたくなかったし、本気で小説を書く覚悟は伝えたい。続けることが自分を受け入れてくれた文学界への恩返しかな、という思いもありました。今では小説を書くことがライフワークになっています」と、作家としての矜持をにじませた。直木賞の発表は2021年1月20日。受賞への意気込みを聞かれると、「あまり考えないようにしたいなって思います。考えれば考えるほどドキドキしますし、選考委員の方々の批評が厳しいことは知っているつもりです。ここまで来られただけでも十分なので、淡々と過ごしたいです」。記者からの問いかけに、ひとつひとつ言葉を選びながら真摯に、そしてサービス精神たっぷりに答えてくれた加藤さん。屋外から物音が聞こえてきた時には、ムービーの取材班に配慮して、「少し待ちましょうか」と話すのをやめるさすがの場面も。長年の表舞台での活躍はもとより、作家としても10周年のキャリアを迎えようとしている今。『オルタネート』は弊誌での連載『ミアキス・シンフォニー』を書き進めるなか、上梓した作品。並行して複数の作品を仕上げていく力量とその姿勢は編集部としても尊敬するところだ。栄光は加藤さんのもとに輝くのか—―。発表の日を期待して待ちたい。写真・小笠原真紀 文・保手濱奈美
2020年12月22日加藤勝信官房長官(65)が12月18日に菅義偉首相(72)の夜会食を容認し、ネットでは非難轟々となっている。菅首相は「Go To トラベル」の全国一斉停止を発表した14日の夜、自民党の二階俊博幹事長(81)ら8人で銀座のステーキ店にて会食していた。のちに菅首相は「誤解を招いた」との理由で陳謝している。共同通信によると18日、加藤官房長官は菅首相について感染防止策に留意しつつ夜の会食を継続する方向だと説明。さらに「感染対策と同時に、いろいろな皆さんから話を聞くのは首相にとって大切だ。批判も考慮しながら進められるだろう」と話したという。「話を聞くのは大切」との理由で、夜の会食を容認した加藤官房長官。しかし、その認識は正しいといえるのだろうか。5月に提案された「新しい生活様式」では「働き方の新しいスタイル」として「テレワーク」や「会議はオンライン」を推奨している。また10月、新型コロナウイルス感染症対策分科会が「感染リスクが高まる『5つの場面』」を提言している。「5人以上の飲食では、大声になり飛沫が飛びやすくなるため、感染リスクが高まる」としているが、菅首相は8名で会食を行なっている。そもそも「話を聞くのは大切」というが、FNNプライムオンラインによると菅首相の会食に参加した杉良太郎(76)は「みんなで野球の話とか、そんな話をしただけ。忘年会」とコメント。また王貞治(80)も「仕事とかなんかは関係なく、秋田の話とかそういうのをしていました」と話したという。これこそ“不要不急”ではないだろうか。「話を聞くのは大切」とは、首相が8名で会食を行なったことへのフォローとしても乏しい。さらにネットでは「話を聞くなら会食じゃなく、リモートですれば?」と厳しい指摘が相次いでいる。《リモートワーク、リモートワーク言ってるのは政府だろ?リモート会議でいいじゃん。なぜやらない》《話を聞くなら会食じゃなくリモートでできますが?民間はほぼそうして努力してるし、散々あなた方が国民に言ってきたことだと思うけど》《国民にリモートやテレワーク押し付けておいて それをやらない 言っている事とやっている事が違うだろ》《夜しか時間取れないならリモートミーティングするなり、どうしても会食が必要なら必要最低限の人数でやるとか。国民にお願いしてることを首相だから何しても許されるってのは違うんじゃない?》
2020年12月20日11月19日に、長編小説「オルタネート」を発表したNEWSの加藤シゲアキ(33)。同作が第164 回直木三十五賞の候補作品に選出され、注目を集めている。高校生限定マッチングアプリ「オルタネート」を軸に、高校生3人の葛藤や成長を描いた青春恋愛ストーリー。加藤によると「将来への不安など、高校生が抱く思いは時代を超えて普遍的」とし、その心の機微を表現したという。12年1月に「ピンクとグレー」で作家デビューし、今作で6作目となる加藤。15年に刊行した短編集「傘をもたない蟻たちは」は、16年にフジテレビ系で連続ドラマ化された。さらに同年は「ピンクとグレー」が行定勲監督(52)によって映画化されるなど、作家として広く認知されるきっかけとなった。各スポーツ紙によると、加藤は「いつかは候補になってみたいと思っていたが、今作でなれるとは思わなかった」と驚きを見せたという。すでにライフワークとなっている執筆活動だが、加藤が自分自身と向き合ってきた軌跡でもあるようだ。「幼い頃から文章を書くのが好きだった加藤さんは、『25歳までに小説を書く』と決めていたそうです。03年に9人でスタートしたNEWSですが、メンバーが次々と脱退。他メンバーの個人活動も盛んになるなか、加藤さんは自分の存在に悩んでいたといいます。その状況を打開すべく、“書くことなら誰よりもやってきた”と事務所に小説を書くことを相談したのです。今年は手越祐也さん(33)の脱退や加藤さん自身が新型コロナに感染するなど、危機的状況が相次ぎました。そんななかでの朗報に、加藤さんも報われた思いなのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)また加藤にとって、「オルタネート」は30代になって初めての作品。加藤は今年12月22日号の本誌に登場し、その思いをこう語ってくれた。「これまで“ジャニーズが書いているんだろ”と思われたくないとか、作家としてナメられたくないというような意地みたいなものがありました(笑)。でも30歳を過ぎて、肩に入っていた力がいい意味で抜けてきたような気がします」年齢を重ねて心境の変化があった加藤だが、恋愛小説は初めての試みだった。執筆のきっかけは、編集者から「青春恋愛ものはどうか」と勧められたことだという。そのいっぽう、これまでは恋愛小説に対して抵抗があったという加藤。「人の恋愛話を読んで何が面白いのか」という感情や、書くことで「実体験としてトレースされてしまう」といった懸念があったと明かした。しかし30代に突入したことが、その考えを改めさせたという。「30歳を過ぎて、だんだんと高校生が遠くなってきたと感じていました。年齢を重ねてしまうと感覚が離れていって若い人を主人公にした小説を書くのは難しくなるかもしれないとも思いました。それで、チャレンジするなら今だ、と」作家として、積み重ねてきた努力が評価され始めている加藤。その挑戦はこれからも続くーー。
2020年12月20日著書の『オルタネート』が「第164回 直木賞」(日本文学振興会)の候補に選出された、アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが17日、都内で会見を開いた。加藤は「びっくりしましたね。作家にとってあこがれの賞。いつか候補になってみたいと思っていましたが本作でなれるとは思っていなかった。いまいち信じられない。ピンとこなかった」と素直な心境を語った。加藤のもとに「直木賞」ノミネートの吉報が届いたのは新型コロナウィルスに感染していることが分かり、療養していた頃。「仕事に穴を開けてしまって少し気落ちしていた部分があった。そこからの知らせで(フットボールアワーの)後藤(輝基)さん風に言うなら“高低差がありすぎて耳がキーンなるわ!”という感じ(笑)。本当にキーンとした」と振り返り、「弊社の人間の喜びが尋常じゃなかった。今日の会見も発売イベントよりも人が多くて、影響力が大きい文学賞だと改めて実感した」と会場を見渡してしみじみだった。メンバーの増田貴久と小山慶一郎には会見の前日に報告済み。「自分で言うのは恥ずかしかったのでマネージャーさんから伝えてもらった。増田は『僕は本を読まないからわからないけど、すごいことなんですよね?』と言っていて、小山も『すごいなぁ』と噛み締めるように喜んでくれたと聞いている」とにっこり。「僕自身にとってもすごくうれしいことですが、はしゃがないように粛々と受け止めようと思う」とした。『オルタネート』は加藤にとって3年ぶりとなる新作長編。高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須のウェブサービスとなった現代が舞台で、SNSの存在に翻弄されていく若者たちの姿を繊細かつエモーショナルな筆致で描いている。ノミネートされた理由を自己分析してもらうと「まったく分かりません! 本当にわからない」と苦笑い。「でも、いままで以上に若い読者に本を読んでほしい、楽しんでほしいと思って書いた。読書の楽しさが伝えられたら、と意識していました。賞よりも楽しい作品を書こうと思っていた。やっぱり楽しくないと読みたくないじゃないですか」と明かした。加藤はアイドルとして活動しながら2012年1月に『ピンクとグレー』で作家デビュー。以降、『閃光スクランブル』、『Burn. ―バーン―』、『傘をもたない蟻たちは』、『チュベローズで待ってる(AGE22・AGE32)』などを発表してきた。「自分はジャニーズ事務所に所属しているから小説デビューができた。本来なら新人賞を獲ってから書くのが通例なのにタレントだから本を出せたことが引け目で、文学賞にお邪魔しているという感覚があった。ちゃんと作家と名乗っていいのかずっと迷いがあった」とタレントゆえの葛藤を抱えていたが、今回のノミネートで「多少は認めていただけたのかなと思っている」と少し安堵した表情をみせた。「直木賞」受賞作品の発表は来年1月になるが、「いままでは読者として選考を楽しみにしていたけど、まさか選考される側になるとは。考えれば考えるほどドキドキしてきた。選考委員の方が厳しいのも承知している。ここは煮るなり焼くなり、という覚悟です」。レポーターから「受賞したいのでは?」と迫られると、「あまり考えていない。ここまで来られただけでもう充分。淡々と過ごしたい」と謙虚に話した。
2020年12月18日近年は『翔んで埼玉』の実写映画化がヒットし話題にもなっている漫画家・魔夜峰央氏による名作ギャグ漫画『パタリロ!』の、舞台「パタリロ!」~霧のロンドンエアポート~が、2021年1月21日〜31日、東京・天王洲 銀河劇場で上演される。「Mr.パタリロ」と名高い加藤諒主演によるシリーズは2016年より上演され映画化もされたが、キャストを一新し、メインキャラであるバンコランの過去に迫る原作でも屈指の人気エピソードを舞台化することとなる。今回は、マリネラ王国の若き国王・パタリロ役を続投する加藤諒と、MI6所属のエージェントであるバンコラン役を演じる宇野結也(男劇団 青山表参道X)にインタビュー。作品の面白さや、キャストを一新した舞台についての思いを聞いた。○■「自分が引っ張るぞ」という気合い――お二人はすでに共演経験があるとのことですが、互いにどんな印象でしたか?加藤:宇野くんとはNHKの『民謡魂 ふるさとの唄』という番組で、”長州ファイブ”という歌とお芝居を1回やったんです。でもそのあとビジュアル撮影であったら、すぐバンコランになってました! 早かった。宇野:それは嬉しいな。加藤:何の心配もしてなかった。長州ファイブをやってる時に、本人から「バンコラン役やります」って知らされたんですよ。演出の(小林)顕作さんからオーディションをやってるというのは聞いてて、「芝居のうまさとかは関係なくて、人柄を見たい」と言っていたから、バンコラン役に決めたってことは、「おかしい人なんだな」って。宇野:(爆笑)――"人柄"ってそういう意味なんですか!?加藤:面白い子が来るんだな、と(笑)。宇野:逆にプレッシャーですけどね!(笑)――宇野さんは『パタリロ!』はご存知だったんですか?宇野:知ってました! 見た目でバンコランが好きだったんです。ただ、推しはマライヒなんですよ! だから、バンコラン役で良かったと思いました(笑)。でも最近、パタリロとバンコランの関係について愛おしく思えてきて。加藤:あ〜、だんだんパタリロとバンコランとマライヒが家族みたいに思えてくるんですよね。ほっこりします。――キャスト一新となりましたが、舞台『パタリロ!』の第一人者である加藤さんはどんな心境でしょうか?加藤:第一人者!?宇野:そう思う! アニメや漫画を見ても、ずっと諒くんで再生されちゃう。加藤:うそ~! 本当に!? でもそうですね、「なんで自分だけ残るの!?」とは思いました(笑)。あとはキャストを見た時に、ミュージカル『テニスの王子様』出身の子が多くて。実を言うと、『テニミュ』の振り付けをやっていた本山新之助さんが、僕の小学校の時のダンスの先生なんです。宇野:新之助さん!? そうなんだ!加藤:だからダンスの基礎は一緒なんです。新之助先生ってめちゃくちゃ厳しいから、そこで鍛え上げられた人たちが来るのは楽しみです。みんな年下だから、お兄さんにならなきゃってすごく思う! 今までは中堅くらいだったから不安ですけど、「自分が引っ張るぞ」という気合いでやりたいです。――『テニミュ』出身の方が多いとのことですが、宇野さんはもう皆さんと共演もされてるんですか?宇野:ほぼ知ってますし、マライヒ役の後藤(大)に関しては、はちゃめちゃに共演しています(笑)。『パタリロ!』の前の舞台『HELI-X』でも共演するし、連続しています。今回のマライヒとデミアン(川上将大)はプライベートでも愛し愛されなので(笑)。タマネギ部隊の皆は、共演はしてないですが同じ青学(せいがく:ミュージカル『テニスの王子様』青春学園中等部)の後輩が多いですね。(原嶋)元久君は同い年の先輩です。――『テニミュ』で手塚を演じていた宇野さんからすると、青学キャストは学校の後輩みたいな感覚なんですか?宇野:本当に、そんな感覚があります。不思議ですね。加藤:『テニミュ』ならではですね。○■絶対に本当にキスしてもらいたい――改めて『パタリロ!』についてですが、子供の頃は何も考えずにギャグ漫画として読んでたけど、今読むと結構濃厚で驚く内容で。加藤:アニメを見ていても、結構過激で、これを子供たちが喜んでたと思うと、すごいなと思いますよね(笑)。宇野:80年代に同性愛を描いているのが先駆けだと思うし、それが2020年になっても続いていて、改めてすごい。加藤:ミーちゃん先生(魔夜峰央)に聞いたら、女性の絵が描けないから、マライヒとバンコランが恋愛関係に発展したんだって。宇野:女性が描けないんですか!? それにしては美しすぎますけど!加藤:マライヒも、もう、妊娠してますからね(笑)。マライヒの妊娠、舞台で見たいな〜! 前回伏線を張って終わってるから、いつかやってほしいです。でも、今回もまだ脚本がどうなるかわからないから、来るかも? 大体1つの大きなお話に色んなエピソードが入ってきたりするので、もしかしたら入ってくるかもしれないです。――宇野さんはマライヒ推しとのことですが、どんなところが魅力なんですか?宇野:もう、かわいい! あんな風に愛されたら、本当に好きになっちゃう!加藤:原作の「霧のロンドンエアポート」でも、最初にバンコランの髪の毛を三つ編みしてるマライヒがめっちゃかわいい!宇野:地毛でやって欲しい! 自分の髪の毛を結われる感覚を味わいたい!(笑) 本当にかわいいんですよね。ビジュアル撮影で後藤のマライヒにも会ったけど、かわいかった。スタイルがいいんですよ。加藤:どっちが背高かった?宇野:ほぼ一緒なんです。加藤:だったら、キスはしやすいよね。『パタリロ!』では、絶対に本当にキスしてもらいたいと思っているんです。前回のバンコラン(青木玄徳)とマライヒ(佐奈宏紀)にもそう言ったら、どんどんキスシーンが長くなっていって、音もすごく聞こえてきて。でも、2作目の時にキスシーンが減っちゃったら、ファンの方からのアンケートに「バンコランとマライヒはちゃんと愛し合ってなきゃダメだ」という意見があったので、大阪公演から増えたんです。僕も『パタリロ!』に偽物のキスはいらないと思うので、本物の愛を示してください!宇野:任せてください! 1度、ワークショップで男性との恋愛を演じた時に「愛せる!」と思ったんです。それまでは考えたことがなかったけど、役として、愛せる! 今のこの状況だからこそ、『パタリロ!』みたいな作品に笑いを届けて欲しいし、その中でよりリアルな世界観、作品で出来る限りの限界を届けたいなと思います。加藤:本当に、ニュースを見てるとけっこうしんどくなる。こういうご時世だからこそ、『パタリロ!』を観て笑ってほしいと思います。今、世界に笑いが足りない。笑顔になってもらいたい!――笑いという点ではやはり『パタリロ!』ですよね。今回は若い頃のバンコランも出てくると思いますが…。宇野:そこが「霧のロンドンエアポート」の1番面白いところでもあると思います。あのバンコランが、デミアンの前ではメロメロで、乙女みたいになっちゃう。加藤:そこを楽しみにしている人は絶対いっぱいいる!――今回、加藤さんが楽しみにしてるのはどんなところですか?加藤:まずは、このメンバーで舞台『パタリロ!』をやるとなった時に、自分はどう演じたらいいかなというところがすごく楽しみです。メンバーが替わったから違う感じにしたいとは言っていたんですけど、結果「一緒になっちゃった」ということでもいいと思うし。宇野くんと後藤くんも楽しみ! 佐奈くんのマライヒは、クレイジーボーイだったので……(笑)。宇野:佐奈とはとても仲良いですけど、すごいですからね(笑)。でも、後藤もなかなかですよ!加藤:後藤くんはかわいいマライヒでいてほしい!(笑) ビジュアルもすごく綺麗だし。佐奈ちゃんは本当にクレイジーで、自らきわどいポーズしたりとか、とにかくすごかった。○■こういう時代だからこそ笑ってほしい――ちなみに『パタリロ!』は少女漫画ですが、人生の中で好きだった少女漫画はありますか?宇野:えっ、ないかも! でも『カードキャプターさくら』が好きでした。少女漫画かな?加藤:僕も『カードキャプターさくら』大好きです。六本木の原画展も1人で行ったし、コラボカフェも行ったし、さっきも楽屋でスタイリストさんと「一番チャーム」の話題で盛り上がってました(笑)。青春時代には少女漫画の実写化も多くて、『ハチミツとクローバー』にハマって多摩美(多摩美術大学)に入ったんだけど、学長から「『ハチミツとクローバー』みたいなことを期待して入学した人は、諦めてください」と言われて(笑)。でも、『ハチクロ』好きな子が多かったから、「ハチクローゼ」というサークルを作って皆で遊んでいました。『花とゆめ』の『フルーツバスケット』も好きで、小学生の時にアニメ化されたけど静岡で放送してなかったから、ビデオを親戚に送ってもらっていました。あとは矢沢あいさんの『NANA』『パラキス』(『Paradise Kiss』)も!宇野:『NANA』も少女漫画に入るんだ!?加藤:もしかして、知らないだけだったんじゃない?宇野:『ハチクロ』も『NANA』も読んでました!加藤:高校のクラスには男子が3人しかいなかったから、女子たちとみんなで映画館に『NANA』見に行ったりしてましたね。宇野:めっちゃいい! 青春! 俺なんて、部活終わりに食べ切れないラーメンを食べに行っていました。加藤:それもいいじゃん! 憧れるよ!――それでは、最後に作品を楽しみにしている方にメッセージをいただけたら。宇野:『パタリロ!』は今も原作が続いていて、ファンの方やミーちゃん先生の熱い思いがあるし、諒くんをはじめとしたこれまでのキャストの方が築いてくれた土台があるからこそ、今回の舞台があると思います。リスペクトを込めて全力でいただいたキャラクターを演じて、新生舞台『パタリロ!』の座組みを盛り上げていきたいです。こういう時代だからこそ、みなさんと大笑いして楽しい作品を届けていけたらと思います。加藤:すご~い! しっかりしてる~! 僕は、今回キャストが変わっている中で、初演から演じているのが自分しかいないので、前作の魂を伝えつつ、新しいキャストには、彼らにしかできない役を演じて欲しいと思います。前作のファンの方たちが楽しめる要素は僕が担いますので、みなさんがそれぞれのオリジナリティを活かして自由にやってくれたら嬉しいな。新しいパタリロをぜひ楽しみにしていただきたいです。1月の公演なので、初笑いしに来てください!■加藤諒1990年2月13日生まれ、静岡県出身。2000年に『あっぱれさんま大先生』にて芸能界デビューして以来、様々な作品・バラエティで活躍。特に2016年からの舞台『パタリロ!』シリーズは当たり役として話題となる。近年の出演作にドラマ『アシガール』シリーズ(17年)、『ルパンの娘』(19年〜)、ドラマ「僕は歌が歌いたい」(20年)、映画『ギャングース』 (18年)、『翔んで埼玉』『パタリロ!』(19年)、『一度死んでみた』『事故物件 恐い間取り』『とんかつDJアゲ太郎』(20年)などがある。公開待機作に映画『老後の資金がありません!』(2021年公開) 、ドラマ『バイプレイヤーズ〜名脇役の森の100日間〜』など。■宇野結也1992年5月21日生まれ、岐阜県出身。男劇団 青山表参道Xのメンバー。2016年にミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 手塚国光役でデビューし、その後様々な作品で活躍する。主な出演作にドラマ『ドクターY 外科医・加地秀樹』(18年)、『真・三國無双 赤壁の戦い』(19年)、舞台『仮面ライダー斬月』-鎧武外伝-(19年)、ミュージカル「陰陽師」~大江山編~中国14都市にて(19〜20年)、主演舞台『あいまいばかりの世界』(20年)、舞台『HELI-X』(20年)など。ヘアメイク:伊熊美砂 スタイリスト:東正晃(加藤諒)
2020年12月17日2020年12月7日に放送された、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)によって従業員へのクレームが増えたことを取り上げました。従業員に暴言などを吐く、『カスタマーハラスメント(通称カスハラ)』は、スーパーマーケットやドラッグストアで増えているといいます。※写真はイメージコロナ禍で増えたカスハラは大きく分けて2つです。1つは、レジ前のビニールシートなどにクレームをつける、感染対策に対していら立ちをぶつけるカスハラ。もう1つは、レジで「商品を汚い手で触るんじゃねえ」と怒鳴られるなどの、コロナウイルスへの過剰な不安から来るカスハラです。街頭インタビューでも、接客業をしている人たちから実際に「理不尽なクレームが増えた」という声が上がっていました。加藤浩次「クレーマーは従業員を自分より下だと思ってる」この件に対し、コメンテーターで俳優の小澤征悦さんは、「自分勝手な人間としか思えない。自分はコロナウイルスにはかからないと思っているんじゃないですか」とコメント。スタジオでは、説得しても伝わらない人たちなのではないかという声が上がりました。MCの加藤浩次さんは、クレームを付ける人は「従業員を見下している人が多いのでは」と持論を展開。根底にそういうサービス業をされている従業員の方などを自分より下だという目線がまずあるんでしょうね。いろいろやっていただいているっていう気持ちがカケラもないんでしょうね。スッキリーより引用また、そのようなカスハラをする人に対して、店員側は強気の姿勢をとってもいいとコメントしました。こういうビニール邪魔だ!バーン!ってやったりとかする人はもうお客じゃないという判断を下していいような気がするんだけど。それでお客さん減るとかって絶対なくて、断固たる態度をとったらちゃんとしたお客さんが逆に来やすくなるんじゃないかと思うんですよね。スッキリーより引用また、制服を着た警備員を配置する考えも提案し、「現場の人が対応するっていうのはほかの仕事もありますし、大変だよ。こんなクレーマーを相手にしている時間はない」と、クレームを受ける従業員を労わりました。視聴者からは、加藤さんの意見に共感の声が上がっています。・加藤さんが従業員の気持ちを代弁してくれて惚れそうになった。・「そんな人はお客さんじゃない!」といってくれたことでスッキリした。また仕事を頑張れそう。・よくいってくれた!心が少し救われました。・心が軽くなりました。加藤さんいいこといってくれるな…。毎日たくさんの客と接する従業員は、コロナウイルスの感染リスクも高いことでしょう。どんな状況下でも働いて、私たちの生活を支えてくれていることに感謝の気持ちを忘れたくはないですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月07日ジャニーズ事務所は29日、アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキと小山慶一郎が新型コロナウイルスに感染したことを、公式サイトで発表した。加藤は、11月28日午前より37.7度の発熱があったため、PCR検査を実施した結果、陽性であることが判明。今後は、保健所の指導に従って、療養及び経過観察するという。そして、加藤の新型コロナウイルス感染を受け、NEWSメンバー及び担当マネージャーもPCR検査を実施したところ、同じく11月28日にメンバーの小山も陽性であることが確認された。小山については、発熱はないが咳や頭痛、倦怠感が症状としてあり、これから保健所のご指導に従って経過観察等、対応していくという。加藤・小山共に発症以前ではあるが、この数日の間に同社関連施設への立ち入りがあり、11月29日に該当施設の消毒作業を実施する。12月12日、13日にJohnny’s net onlineにて配信を予定していた「NEWS LIVE TOUR 2020 STORY」の配信中止も発表。「楽しみにしてくださっておりました皆様には誠に申し訳ございませんが、何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。すでにチケットをご購入いただいておりますお客様につきましては、別途ご案内いたしますので、今しばらくお待ちください」と謝罪した。また、「今回は、今後の活動状況等を踏まえて、できる限り皆様にご迷惑をおかけしないことを優先し、まずは、NEWS加藤と小山が新型コロナウイルスに感染した旨のご報告を迅速にすべきと考えたことから、濃厚接触者の特定をはじめとする保健所とのやりとりが完了していない状態ではございましたが、皆様にご報告することといたしました」と説明。「この点につきましては、引き続き慎重に対応を進めまして、必要に応じて弊社HPにて状況をご報告いたしますので、何卒ご理解賜れますと幸甚に存じます」とし、「弊社関係者以外に濃厚接触者が確認された場合には、個別に状況をお伝えし、保健所の指示を仰いでいただきますよう、漏れなくご連絡してまいります」と記した。
2020年11月29日アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが21日、3年ぶりの小説『オルタネート』の刊行を記念したトークイベントを都内で開催。イベント前に報道陣の取材に応じた。3年ぶりの新作長編となる『オルタネート』は、高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった現代が舞台。SNSの存在に翻弄されていく若者たちの姿を、繊細かつエモーショナルな筆致で表現した。加藤は「今回は『オルタネート』というプロジェクトからいつも以上に関わらせてもらって、表紙をどうする、どんな風にたくさんの人に届けるかも含めて、かなり関わらせてもらったので、“やっと感”があります」と安堵の表情。「発売に際しプロモーションビデオを作って、自分で企画書を書いていろんな方に直接オファーしてという形で、プランナーという形でやらせてもらったので、プロジェクトからやらせてもらいました」と明かした。小説は6作目となるが、「今まで高校性、特に女子高生を書いたことがなかったので、そこが1つのチャレンジでした。書き始めたときは31歳とか。30代になると高校生の感覚が色あせるてくるかなと思ったので、今しか書けないという思いで高校生を書くことにしました」と説明。「書いているうちに自分の高校時代を鮮明に思い出しました。ただ、高校1年生でNEWSとしてデビューさせてもらって、授業だけ受けてすぐ仕事にいく生活だったので、深い思い出はなかった。ある種ここで理想の高校生活を書くという、追体験するような小説になりました」としみじみと話した。本作にはドラムをやっている男の子が登場。その取材として、関ジャニ∞の丸山隆平のドラムを聴かせてもらう時間を設けたそうで、「音はもちろん知っているんですけど、改めてそういう耳で聴きたいと思ったときに、丸山君と話していて『最近ドラムセットを買った』と聞いて、『ちょっと見せてもらってもいいですか!?』と言って、聴きに行きました。そのときに感じた体の響きや鳴り方……ドラムのチューニングの専門家の方もいたので、ドラムを愛している人たちの手つきはとても参考になりました」と語った。丸山はいつも小説を読んでくれているそう。「まだ今回は読んでないです。プレゼントしようとしたら『俺は買う』って言って受け取ってくれないので、今回も『発売になりましたよ』っていう連絡だけさせてもらいました。これから買ってくれると思います」と笑顔を見せた。
2020年11月21日「ミス青山コンテスト2017」の準ミスグランプリでタレントの井口綾子が14日、自身初のカレンダー発売を発表し、合わせて表紙カットを公開した。公開された表紙カットは、もっちりとした白い肌が“モッツァレラボディ”と呼ばれる井口の魅力が存分に溢れた、くっきり谷間と癒やしの笑顔が印象的な水着でのショット。井口は「久しぶりに夏らしい水着の撮影をしたり、おうちデート風な彼女感ある写真だったり四季折々色々な衣装、表情を楽しめると思うので、1年間ぜひ私と一緒に過ごしてもらえたら」と衣装や撮影内容を明かす。また「カメラマンさん、メイクさん、スタイリストさんも仲のいい女性のスタッフさんとわいわい『こういうことしたらかわいいんじゃない!?』とか相談しながら楽しく作ったので男性はもちろん、女性が見ても楽しめる内容になっていると思います」と女性ファンにも本作をアピールした。また、12月27日にブックファースト新宿店で発売記念イベントを開催することも決定。前売り整理券は、本日より店頭にて発券される。
2020年11月14日2020年11月8日、お笑いタレント・加藤茶さんの妻である加藤綾菜さんがInstagramアカウントを更新。その投稿に「すごい!」「さすがですね」と称賛の声が寄せられています。加藤綾菜の『たゆまぬ努力』に称賛の声2011年に、45歳の年の差婚をした加藤さん夫婦。一時期は、その年齢差から綾菜さんに対して「財産目的か」などとバッシングが集中したこともありました。しかしその後、綾菜さんは「これから先、夫が生きるためにできることを全部サポートしたい」と決意。必死に勉強をして介護試験に合格した後、さらに知識を深めるため介護施設で働くなど、努力し続ける姿勢に称賛の声が上がっていました。加藤茶「めっちゃ幸せ」加藤綾菜が明かした『介護試験のエピソード』に「尊敬」の声加藤綾菜、介護施設で働くことを決意「純粋にすごい」「応援しています」そんな努力家の綾菜さんが、同月4日に『介護食アドバイザー資格』の試験に合格したそうです! この投稿をInstagramで見る 興味があり勉強していた介護食アドバイザーの合格通知が届きました 嬉しい✨ 今日からまたあいた時間に勉強始めました✨ #介護食アドバイザー #合格 加藤綾菜 (@katoayana0412)がシェアした投稿 - 2020年11月月7日午後9時01分PST興味があり勉強していた介護食アドバイザーの合格通知が届きました嬉しい今日からまたあいた時間に勉強始めましたkatoayana0412ーより引用『介護食アドバイザー』の合格通知とともに、にっこりとほほ笑む綾菜さんに対し、たくさんのコメントが寄せられました。・すごい!本当に尊敬します。合格おめでとうございます!・素晴らしい!綾菜さんの努力し続ける姿には本当に励まされます。私も資格取得のため、勉強頑張ります!・努力家の綾菜さん、本当にすごい。夫のためというのもあるのでしょうけれど、常に勉強する姿勢は本当に素晴らしいです。綾菜さんは、合格通知の写真とともに「今日からまた勉強を始めました」とコメント。資格を取得してもなお、勉強し続ける姿には頭が下がりますね![文・構成/grape編集部]
2020年11月09日2020年11月4日の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、同月1日に乳児を遺棄したとして元女子大生が逮捕された事件を独自取材し放送しました。女性は、妊娠を誰にも相談できないまま就職活動をしており、上京した際に空港のトイレで赤ちゃんを出産。その後、公園に遺棄した罪に問われています。加藤浩次「家族が多いから孤立がないわけではない」番組レポーターの阿部祐二さんは、現場や女性の家族に取材。そこで見た状況や感じたことをスタジオで明かしました。阿部さんは、取材をした上で「母親が乳児・幼児に対する犯罪を行った場合、『孤立』という言葉が出てくるが、この家庭環境を見ていると孤立は見られない」とコメント。すると、MCの加藤浩次さんは異論を呈しました。家族多く住んでいるから孤立してないとは限りませんよ。一人暮らしだから孤立してるとか、家族大勢で暮らしているから孤立してないとか、そこいいがたい部分は、そこ内情見てみないと分かりませんよね。スッキリーより引用加藤さんのコメントに、阿部さんは、実際に女性が「精神的には孤立してたというのは供述からもうかがえる」とし、事件の背景がいまだハッキリしていないことを伝えました。生まれたばかりの赤ちゃんの口に、トイレットペーパーを詰めて首を絞めたと供述している女性。加藤さんは、この行為に対し、どのような理由があっても「許されない行為ですからね」と憤りをあらわにしています。加藤浩次「社会のサポートは大事だけれども…」また、誰にも相談できなかったことについて、コメンテーターから「社会のサポートが必要」という意見が出ると、このように持論を述べました。社会の中でそういったことは大事だと思うんですけれど、やっぱり僕は容疑者の部分は大きいと思う。容疑者が話せなかった状況がもしかしたらあるのかもしれない。でもそれだったら、どこか病院にも1回行ってるわけですよ。その時に相談できたし、でも自分の中で自分のやりたいことを優先したといってるんです。容疑者は。自分の就職活動、自分のやりたいことに赤ちゃんが邪魔だったという発言もしている。そう考えるとやっぱりそこが欠落している部分があると思うんですけど。スッキリーより引用ほかのコメンテーターからは「父親が誰なのかっていう事ですよね。男性はある意味、逃げられてしまう」と、男性にも幼少期からの性教育が必要で責任があると追及する声も上がりました。ネット上では、加藤さんのコメントに共感や称賛の声が寄せられていました。・家族がたくさんいるから孤立してないとは限らないし、家族みんな仲がいいとも限らないですよね。・いろんな仮説を立てて話を進める加藤さんは、さすがだと思った。・確かにそうだよね。自分も加藤さんと同じ意見です。家族の形はそれぞれ。きっと、表面上では見えないところもあるはずです。明るく見えても、誰にも相談できず悩んでいることもあるでしょう。悩みや苦しみに寄り添えるように日頃から、家族だけでなく友人もコミュニケーションをとりたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月04日2020年10月29日に、道路交通法などを違反した疑いで逮捕された、俳優の伊藤健太郎氏。伊藤氏は乗用車の運転中に、男女が乗っていたバイクと衝突する事故を起こした直後、現場から一時立ち去ったとみられています。詳細は警察が調査中ですが、今回の事故について「伊藤氏は容疑を認めている」と、複数のメディアが報じました。加藤浩次「自分で事故を事件にした」同月30日に放送された情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、伊藤氏の事故について報道。MCを務める加藤浩次さんは「車やバイクを運転する人は、みんな事故を引き起こす可能性がある」と前置きし、次のような自身の考えを述べました。当然、車の免許を持っている方、運転免許、バイクでもそうなんですけれども、事故の可能性っていうのは全員が含んでいます。全員が、車を動かす、バイクを動かす、その時点で事故になる可能性がある。で、死角になったのかは分からないけど、その当たっている場所が僕も詳しくは分からないんですけれども、「当たった」という認識があるという風に、伊藤くんは供述しているわけですよ。「ケガをさせた」といっているわけですから。「当たった」という認識があるんだったら、なんで止まらないの。もうそこなんだよ。ケガされている方もいる。男性の方は打撲している、女性の方は骨折もしている。そこですぐ救急車を呼んで、すぐ手当。まずは人命だという行動をしているというとずいぶん話は違っているわけ。変な話、いい方はおかしいかもしれないですけど、事故を事件にしたわけですよ、自分で。スッキリーより引用加藤さんは「事故を起こしてしまった後の行動で、自ら事件にしてしまったのではないか」と発言。続けて「本当にやるせない。番組で共演していて、いい子なのも分かってはいるけど」と複雑な心境を明かしました。加藤さんのコメントに対し、ネット上では共感の声が上がっています。・「事故を事件にした」って、本当にその通り。・加藤さんの言葉が一番納得できた。・たった1つの行動で、印象がガラッと変わってしまうのだと改めて実感する。運転をする以上、誰しもが事故を起こしてしまう可能性はあります。その時々の状況やタイミングによって、被害者だけでなく加害者にもなり得るのです。運転の際に細心の注意を払うだけでなく、万が一人身事故を引き起こした場合は、何よりも第一に人命救助を優先した行動をとるなど、冷静な判断をしましょう。[文・構成/grape編集部]
2020年10月30日『ザ・ドリフターズ』のメンバー加藤茶さんの妻・加藤綾菜さんが、自身のYouTubeチャンネル『加藤家の日常』で、モーニングルーティンを公開しました。タレントとしても活躍し、最近では介護資格を取得したことでも話題になっている綾菜さん。仕事や学校のない日の朝、綾菜さんは、どのように過ごしているのでしょうか。この動画を見て、綾菜さんのイメージが変わったという人も。それでは、早速ご覧ください。結婚当初は45歳の年の差結婚として話題になり、バッシングもひどかったそうです。それでも、結婚から9年を迎えた今、献身的に加藤茶さんを支え続ける姿に好感を持ち、応援する声も多く聞かれるようになりました。今回の動画でも、自然体でありながら丁寧に暮らしている綾菜さんの様子に、こんなコメントが寄せられています。「あやなちゃんって自然体なんだよね。加トちゃんの奥さんだからって気取ってないし。だからすごく好感が持てます」「ほんと笑ってしまうぐらい気取ってない。サッパリしてる奥さんだなー」「綾菜さんは本当、働き者で努力家!見習いたいけどなかなかできるもんじゃないです。カトちゃんは幸せだね」キレイに掃除されているのに生活感が感じられる部屋や、飾らない姿に親近感を持つ人も多かったようです。忙しい中でも、愛する人のために料理をし、家事も勉強もこなす…例え大切な家族であっても、なかなか出来ることではないと思います。加藤茶さんの才能に惚れ込み、ぶれない綾菜さんの愛情に芯の強さを感じます。自分の気持ちをまっすぐ信じて、それを行動で示すことができる綾菜さんの姿勢は、とても素敵ですね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年10月27日