話題のブランド『MICOAMERI』「くみっきー」の愛称で知られる人気モデル・舟山久美子。彼女がディレクターを務めるファッションブランド『MICOAMERI』が8月20日、21日の2日間、東京都港区のプレスルームにて展示会を開催した。会場にはくみっきー本人も現れ、来場者に商品の説明を行った。『MICOAMERI』は主に20代女性をターゲットにしたオリジナルブランド。「Process of the feminity」をコンセプトに女性らしさや大人の可愛らしさを表現している。ファッションでライフスタイルを豊かにし、理想の女性であり続けることを目指したブランドなのだという。モデル・タレントも多数来場展示会にはくみっきーや『MICOAMERI』のファンの他、関係者や著名人らが多数来場。くみっきーのブログによれば、AKB48の高橋みなみやモデルの筧美和子、菊地亜美、あびる優らも『MICOAMERI』の新作を楽しんだ。くみっきーは展示会後に更新したブログでプロデュースとは違う喜びと大変さがブランドにはありますが何よりも皆さんにお披露目した時に可愛いじゃん!!って心からでたその言葉が何より嬉しかった!!(舟山久美子オフィシャルブログより)と、プロデューサーならではの苦労と喜びを綴っている。『MICOAMERI』オリジナルサイトでは吉川ひなのがモデルを務めたWebカタログを閲覧することができ、現在はメルマガ会員を対象にした先行販売もスタートしている。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社TOPLOGプレスリリース・舟山久美子オフィシャルブログ・MICOAMERI
2015年08月30日アーティストの佐藤翠による描き下ろし原画の展示会が、8月26日から9月15日までイセタンサローネ1階のプロモーションスペース他にて開催される。名古屋市を拠点に活動する佐藤翠は、芥川賞受賞作家である中村文則の小説『去年の冬、きみと別れ』の装画や、資生堂の企業文化誌『花椿』にて掲載された原田マハの短編小説の挿画などを手掛けるアーティスト。「VOCA展2013」で大原美術館賞を受賞した他、大原美術館、オペラシティーアートギャラリー、東京都美術館などで作品の展示を行っている。今回イセタンサローネで展示されるのは、すべて描き下ろしのもの。“靴”を主なモチーフとした、秋らしい作品の数々が展開される。今回の展示について、佐藤翠は「私は街へ出かけてショップやブティックに行くことが、美術館や博物館に行くのと同じくらいとても刺激的で好きなことです。特に、まだ暑い夏の中、お店の中だけはすっかり秋のシックな装いが並ぶその様子を見られる瞬間は、1年の中でも春コレクションを目にする時と同じくらい、格別に感じられます。そんなことに思いを馳せながら、靴を主なモチーフにした秋色の新作を制作しています」とコメントを寄せている。
2015年08月29日国内最大のジュエリー展示会が開催UBMジャパン株式会社と一般社団法人日本ジュエリー協会は、2015年8月26日(水)から28日(金)まで、国内最大の宝飾展示会「ジャパンジュエリーフェア2015」を開催する。「ウーマン オブ ザ イヤー」に選ばれた石原さとみさん同展示会の中で開催されるのが、今年最も「最も美しく生きている女性」、「人生を楽しんで生きている女性」をジュエリー業界が選んだ“ジュエリー業界が選ぶ第3回ウーマン オブ ザ イヤー”の授賞式。総額2億円以上のダイヤモンドジュエリーを身につけて登壇!今年、文化・芸能・スポーツ界の中から選ばれたのは女優の石原さとみさん。8月27日(木)に開催される授賞式では、総額2億円以上のダイヤモンドジュエリーを身につけて登場する予定だ。また、授賞式後には石原さんの「女性としての生き方」についてのトークショーが行われる。今季注目の映画にも出演中の石原さん。今最も輝いている石原さんのゴージャスなジュエリーを身につけている姿は注目だ。同賞は過去に、米倉涼子さん、永作博美さんと豪華な女優陣が受賞している。(画像はプレスリリースより)【参考】・UBMジャパン株式会社 プレスリリース/PR TIMES
2015年08月28日キヤノンマーケティングジャパンは8月26日、インクジェットプリンタ「PIXUS」の新CM発表会を開催した。PIXUSのコミュニケーション・パートナーを務める石原さとみさんが登場し、新製品「PIXUS MG7730」を使用した写真プリントのデモンストレーションを行った。PIXUS MG7730は、2015年の新モデルとなる「PIXUSタッチ」機能を搭載したインクジェットプリンタ。スマートフォンで撮影した写真をNFC通信でプリンタに送信し、即印刷できる。プリンタにスマホをかざすだけの操作だ。発表会ではまず、石原さとみさんを起用した新CM「キャ! 撮る! いいじゃん! ピッ!篇」が公開された。CMでは、被写体との出会い、スマホでの写真撮影、写真の選択、プリンタにスマホをかざし印刷、という一連の流れを「キャ!」「撮る!」「いいじゃん!」「ピッ!」という4つのサウンドで表現。サウンドを伴った4シーンがテンポよく流れることで、写真プリントの手軽さ・簡単さをアピールしている。上映後は、CMと同じ衣装を着用した石原さんが登場。「監督が『いいじゃん!』の言い方にこだわっていて、何回『いいじゃん!』と言ったかわからないくらい(笑)」と撮影時の苦労を語った。自宅の壁にたくさんの写真を飾っていたという石原さん。キヤノンの新コミュニケーション・パートナーに就任したことについて「プライベートでしていたことが、こうしてCMになってうれしい」とにこやかにコメントした。また、石原さんが実際に撮影し「PIXUS MG7730」でプリントしたプライベート写真を公開。写真にまつわるエピソードを紹介した。発表会の中盤では、CMのセットを再現したステージで、PIXUS MG7730を使用した写真プリントをデモンストレーションした。スマホのアプリで写真を選び、スマホをPIXUS MG7730のタッチパネル横に1~2秒かざすと、トレイが自動で開き30秒ほどで写真ができあがる。石原さんは、実際にPIXUS MG7730を使用した感想について「簡単でしかもキレイ。思い出は記憶に残すだけでなく、こうして記録に残すと見返せていいですね」とコメントした。このほか、写真の撮り方や飾り方などを紹介するサイト「P-note」をアピール。発表会では、リボンを使用した掲示などインテリア性の高い飾り方が紹介され、石原さんもお気に入りの様子だった。発表会の最後に石原さんは、「写真をデータで管理するのもいいですが、後から手にとることができる写真プリントは魅力的。皆さんにもそう感じてもらえるよう頑張りたい」と、コミュニケーション・パートナーとしての意気込みを語った。新CMは9月4日からオンエアされる。
2015年08月26日今シーズンで31回目を迎えるファッションとデザインの業界関係者向け合同展示会「ルームス(rooms)」が、9月9日から11日まで国立代々木競技場第一体育館にて開催される。00年に誕生し、ファッションとデザインの合同展示会を中心とした複合的なビジネスを行っている「ルームス」。現在は出展ブランド約500、来場者2万人の世界でも有数の展示会となっている。最大の特徴は、シーズン毎に会場デザインや展示企画、広告などのヴィジュアルイメージを一新すること。第31回目を迎える今回は“0.01% / 希少価値”をコンセプトに、他では見ることができない希少なアーティストのインスタレーションなどを展開する。会場では、映画やドラマ、CMなどでも活躍するメイクアップアーティストのJIROによる展示を実施。特殊メイクや造型制作などを手掛けるJIROが、今回は特殊メイクではなく、ペイントのみで制作した作品の展示とメイクデモンストレーションを行う。その他、ファッションブランドのリトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)やリトゥンバイ(written by)のデザイナーであり、デザイン教室「ここのがっこう」を主宰する山縣良和が注目の新星クリエイターを紹介する企画、コピーライターの野澤幸司による「まだない日本語を勝手に生み出す」などの企画を用意。13年よりスタートした、地球や社会に配慮したブランドを展示する「rooms エシカルエリア」では、“リノベーション”をテーマに約40ブランドが紹介される。さらにフードプロデュース会社SOFを起用し、“0.01%”をテーマに全国のアジア料理とマクロビ料理を実践する新鋭店舗とのコラボレーションによるフードを提供。アジアをイメージしたサラダラップシリーズを始め、希少価値のある食材を使ったアートフードを展開する。【イベント情報】「rooms31」会期:9月9日~11日時間:10:00~18:00会場:国立代々木競技場第一体育館住所:東京都渋谷区神南2-1-1
2015年08月26日「進撃の巨人」のスピンオフ作品として話題を呼び、2015年10月より放送開始となるTVアニメ『進撃! 巨人中学校』だが、その放送に先んじて、先行上映会が開催されることが決定した。上映会は9月26日(土)に東京2回、27日(日)に大阪2回の計2カ所・計4回の日程で開催される。先行上映会には、出演声優によるキャストトークも合わせて開催される予定となっており、1日目の東京では、エレン・イェーガー役の梶裕貴とミカサ・アッカーマン役の石川由依、そしてアルミン・アルレルト役の井上麻里奈が出演。2日目の大阪では石川由依に加え、サシャ・ブラウス役の小林ゆうと、ベルトルト・フーバー役の橋詰知久が出演する。こちらの先行上映会は、通販サイト「きゃにめ,jp」にて9月7日(月)23時59分まで先行エントリーを受付中。詳細ならびにエントリーは、特設サイトをチェックしてほしい。■TVアニメ『進撃! 巨人中学校』先行上映会 - 開催概要【東京】日時 : 9月26日(土)1回目 / 18時開演2回目 / 19時30分開演場所 : 新宿バルト9出演 : 梶裕貴、石川由依、井上麻里奈内容 : 上映会+キャストトーク料金 : 2,000円(税込)【大阪】日時 : 9月27日(日)1回目 / 13時30分開演2回目 / 15時30分開演場所 : MBS 1Fちゃやまちプラザステージ出演 : 石川由依、小林ゆう、橋詰知久内容 : 上映会+キャストトーク料金 : 2,000円(税込)TVアニメ『進撃! 巨人中学校』は、2015年10月よりMBSほかにて放送開始予定。(C)中川沙樹・諫山創・講談社/「進撃!巨人中学校」製作委員会
2015年08月26日銀座三越(東京都中央区)は9月1日まで、「宇野亞喜良展@銀座三越~おしゃべりな猫たち~」を開催している。○人気の猫モチーフ作品、約50点を展示販売同展は、イラストレーター 宇野亞喜良氏の、「猫」にちなんだ作品を中心とした作品展。宇野氏は、寺山修司の劇団「天井桟敷」の舞台美術や衣装などを手掛けたことでも知られる。会場では、同氏が1960年代に手掛けた企業のポスターや書籍の挿絵など、特に人気の高い「猫」にまつわる絵柄を中心に約50点が展示販売される。開催期間は、8月25日~9月1日。会場は、東京都中央区・銀座三越 7階 リビング。また8月30日 14時~16時には、宇野氏のサイン会を開催。整理券は、会場での額装品の購入者先着100人を対象に配布する。
2015年08月26日本阿弥光悦と俵屋宗達によって桃山時代に誕生した琳派(りんぱ)が400年を迎えたことを受け、生誕30周年を迎えたスーパーマリオとのコラボ作品などを展示する展覧会「琳派400年記念 琳派からの道 神坂雪佳と山本太郎の仕事」が10月23日から11月29日まで、ジェイアール京都伊勢丹7階に隣接する美術館「えき」KYOTOにて開催される。琳派400年記念の年に開催される同展では、近代において琳派を継承し、京の地で琳派芸術を復興させた神坂雪佳と、現代において先人たちの志と意匠を継承する山本太郎、2人の琳派の絵師を紹介する。琳派の親しみやすさと気品、伝統的技法を踏襲しつつ、意表をつくユーモラスな作品を生み出してきた神坂雪佳と山本太郎。同展では、2人が生み出した、屏風や軸装、工芸など約100点の作品が展示される。過去から現代、そして未来へと流れる琳派の道を、2人の作品を通して感じることが出来る展覧会となっている。中でも注目の作品となるのが、スーパーマリオ生誕30周年を記念して制作された山本太郎の最新作「マリオ&ルイージ図屏風」。初公開となる同作では、マリオとルイージを“風神雷神”に見立てて描かれている。その他、山本太郎による「紅白紅白梅図屏風」、「信号住の江図」や、神坂雪佳の「草花図」などの作品を展示。神坂雪佳が作陶した「赤楽茶碗」も出展される。【イベント情報】「琳派400年記念 琳派からの道 神坂雪佳と山本太郎の仕事」会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区東塩小路町657会期:10月23日~11月29日※会期中無休時間:10:00~20:00(入館は19:30まで)料金:一般 900円、高大学生 700円、小中学生 500円
2015年08月25日SAKE COMPETITION実行委員会は9月14日、「SAKE COMPETITION 2015」表彰式の後にイベント「蔵元を囲む会」を東京プリンスホテル(東京都港区)にて開催する。「SAKE COMPETITION 2015」は、日本全国335蔵以上の蔵元が参加する日本酒コンペティション。5月19日、20日に予審・決審を実施した際には、「純米酒部門」「純米吟醸部門」「純米大吟醸部門」「Free Style部門」の4部門に出品された日本酒が、全国から選ばれた蔵元や日本酒業界で活躍する有識者からなる審査委員によって審査された。今年は過去最多となる1,028点の出品となり、表彰式では"世界一おいしい日本酒"が発表される。表彰式後に行う「蔵元を囲む会」には日本全国160以上の蔵元が参加し、日本酒を振る舞う。日本酒は、同コンペティション上位入賞酒のほか、各蔵自慢の銘柄が登場する。開催時間は19時~21時(18時30分受付)、場所はホテル内の鳳凰の間。参加費は8,500円(税込)、定員800名。チケットは同イベントサイトより購入できる(なくなり次第終了)。
2015年08月25日ジョージ・クルーニーが23日(現地時間)、スペインのイビサ島で自身がプロデュースするテキーラの発表会に出席、妻のアマルさんも一緒だった。パーティにはジョージとともにテキーラのオリジナルブランド「カーサミゴス」を立ち上げたランディ・ガーバーと妻のシンディ・クロフォードも出席したが、会場の注目を集めたのはゴールドのミニドレスを着たアマルさん。胸元が大きく開いたノースリーブのセクシーなドレスに黒のハイヒールの彼女に対して、ジョージはプレーンな白シャツに色あせたジーンズにスエード・シューズというカジュアルな装い。9月に結婚1周年を迎える2人は人目も気にせず、顔を寄せ合ったり、相変わらず仲むつまじい様子だった。「カーサミゴス」のスペインでのローンチを記念したパーティはウシュアイア・イビサ・ビーチ・ホテルで行なわれ、英国王室のシャーロット王女の洗礼式撮影を担当したカメラマンのマリオ・テスティーノやシンガーのジェームズ・ブラントと妻のソフィア・ウェルズリーなど、120人ほどが招かれた。(text:Yuki Tominaga)
2015年08月25日フォーブスは9月8日、日本酒イベント「秋のひやおろしの会」を同社が運営する「酒蔵レストラン 宝 -たから-」(東京都千代田区)で開催する。このイベントでは、同店のオフィシャルパートナーである酒造9蔵の日本酒が集結。この季節にしか飲めない日本酒が登場する。料理は、「秋刀魚やきのこなど秋の味覚を楽しむ 料理長 渾身の特別コース」を提供予定。日本酒は、山形県鶴岡市の「加藤嘉八郎酒造」から「大山 特別純米 ひやおろし」、宮城県塩釜市「佐浦」から「浦霞特別純米 ひやおろし」、栃木県佐野市の「第一酒造」から「開華 純米 ひやおろし」、岐阜県高山市の「平瀬酒造店」から「久寿玉 山廃純米 ひやおろし」、岡山県浅口市の「嘉美心酒造」から「嘉美心 旨口ひやおろし」、京都府宮津市の「ハクレイ酒造」から「白嶺 酒呑堂士 丹後の秋 紅葉姫」、奈良県奈良市「今西清兵衛商店」から「春鹿 純米吟醸 ひやおろし」、高知県高岡郡の「司牡丹酒造」から「司牡丹 ひやおろし 土佐の超辛口」、大分県国東市の「萱島酒造」から「西の関 特別純米 ひやおろし」が登場する。申し込みは電話受付のみ。19時開宴。会費は税込6,000円で、定員は120人(定員に達し次第締め切り)。
2015年08月24日東京都・上野の上野の森美術館は、アニメに登場する数々のロボットデザインを手がけた大河原邦男の、活動の歴史をたどる展覧会「メカニックデザイナー 大河原邦男展」を開催する。会期は8月8日~9月27日。開館時間は10:00~17:00。入場料は一般1,500円、高大生1,200円、小中生500円。同展は、「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」、「機動戦士ガンダム」、「装甲騎兵ボトムズ」など、誰もがあこがれ夢中になったアニメに登場する数々のロボットデザインを手がけた大河原氏が、これまでに描いたイラストや設定資料、同展描き下ろしの作品など約500点を一堂に展示し、大河原氏の40年以上に渡る活動の歴史を詳細に伝えるもの。大河原氏は、1972年に「科学忍者隊ガッチャマン」でデビューを果たした後「タイムボカンシリーズヤッターマン」、「機動戦士ガンダム」、「装甲騎兵ボトムズ」などの作品に次々と参加し、ロボットアニメにおける「メカニックデザイナー」という職業を世に確立してきた。現在も第一線で活躍しながら、工業メーカーや地方自治体との仕事を手がけるなど、活動の幅を広げているという。同展では、本邦初公開の資料を加えた40余年に渡る全仕事を振り返り、大河原のデザインの神髄に迫る。なお、展覧会の音声ガイドでは、大河原メカに関わりの深い声優、保志総一朗と小松未可子がナビゲーターをつとめる。また、同展開催にあたり、大河原氏が特別に描き下ろした作品が展示される。展覧会の目玉でもあるこの作品はB2サイズ6枚が屏風のように連なり、縦約72cm、横幅は約3mにも及ぶ大作で、大河原氏がこれまでにデザインされたロボットたちが作品という枠を超えて集結する、大河原ヒストリーが凝縮された作品となっている。そのほか、会場では、「MG 1/100 ストライクフリーダムガンダム メカニックデザイナー 大河原邦男展Ver.」(6,480円)、「ヤクト ダグラム メカニックデザイナー 大河原邦男Ver.」(4,200円)が発売される。「MG 1/100 ストライクフリーダムガンダム」は、大河原邦男氏のイニシャルのように輝く噴射を模したPET素材によるエフェクトパーツ「OK エフェクト」がこのキット専用に制作され付属する。また、大河原氏がこのキットのために手がけたデザイン案を元に、オリジナルマーキングシールや成型色を再設定しているとのこと。そのほか、ボックスアート(外箱)は描き下ろしイラストを使用しているということだ。さらに、東京会場での購入者には「メカニックデザイナー 大河原邦男展」上野の森美術館限定メタリックシールがプレゼントされる。また、関連企画として、東京都美術館講堂にて大河原氏によるトークショーが開催される。開催日時は8月29日(ゲストはアーティスト・作家の永野護)および8月30日(ゲスト未定)、いずれも13:00~15:00。また、「メカニックデザイナー 大河原邦男展」図録にサインをもらうことができるサイン会も開催される。開催日時は8月22日、9月12日の各日13:00と15:00より。応募方法など詳細は後日、同展公式Webサイトや特設サイトで発表されるとのこと。
2015年08月24日ジュエリー展示販売会「New Jewelry -plus-」が、9月4日から6日まで東京・目黒のCLASKA The 8th Galleryにて開催される。昨年よりスタートした「New Jewelry -plus-」は、ジャンルやカテゴリーを問わずクリエイティブなジュエリーを一般客に向けて紹介する展示販売会「New Jewelry」の新たなプラットフォーム。当日の会場には、初披露となる新ブランドを始め、注目のフレッシュなデザイナーが集結。作品のコンセプトやこだわりを直接聞きながらジュエリークリエイターと交流できる貴重な機会となっている。参加ブランドは、すべて一点ものの手作り刺繍ブローチを展開するエツシ(ETSUSHI)や、樹脂の中に様々な素材を閉じ込めたカジュアルかつフォーマルなアイテムを販売するエヴリン(EVLiN)、身に着けて動作をした時に美しく見えるジュエリーを製作するコマド(comado)、ブランド起ち上げ1年目の新星ブランド・ミリ(mm)、シーチングという生成り色の生地でアイテムを製作するキナリヤ(KINARIYA)、レザーや磁器、ガラスなど様々な素材やカタチを組み合わせてジュエリーを創作するドューズ(Douze)など。また、会場ではフードやドリンクも販売。9月4日には高岡友美と永森志希乃によるユニット「HOO」が季節の食材を使った“食べるジュエリー”を提供。9月5日、6日には、恵比寿のギャラリードゥポワソンが今年春にオープンしたカフェ「CAFE deux poissons」のコーヒースタンドや、神出鬼没の移動レストラン「あゆみ食堂」、パーティーシーンで話題の「food+things」の季節のフルーツや様々なスパイスを組み合わせたドリンクなどが登場する。【イベント情報】「New Jewelry -plus-」会場:CLASKA The 8th Gallery住所:東京都目黒区中央町1-3-18 CLASKA 8階会期:9月4日~6日時間:4日(レセプションパーティー)16:00~20:00:5日 11:00~20:00:6日 11:00~19:00
2015年08月23日米Microsoftが10月にハードウエア製品の発表イベントを開催するとThe Vergeが報じている。Microsoftの製品発表会の計画については中国のWebサイトWPDangが最初に報じ、The Vergeが計画に詳しい情報筋から得た情報として、Lumiaスマートフォン2機種、Surface Pro 4、Microsoft Band 2を発表する予定だと伝えた。Lumia端末については以前からThe VergeはMicrosoftがフラッグシップモデルを開発していると報じており、Windows 10 Mobileのリリースに合わせてLumia 950とLumia 950 XLを投入する可能性を指摘している。このフラッグシップ端末に関しては、Lumiaブランドを使わずにSurfaceブランドに変更されるという噂もある。Surface Pro 4についてはノートPCとしても使えるタブレット型のPCというスタイルは変わらず、改善の可能性としてディスプレイのサイズや解像度の変更、スリム化・軽量化、指紋スキャナーの搭載、Surfaceキーボードのアップデートなどを挙げている。Windows Helloをサポートするという噂もあるが、薄さを犠牲にしてまでRealSenseカメラを搭載する可能性は低いと見ている。Microsoftはドイツのベルリンで開催される「IFA 2015」(9月4日~9日)で基調講演にNick Parker氏が登壇してWindows 10デバイスを披露する予定だが、サードパーティの製品が中心になり、The VergeによるとSurfaceの新製品やハイエンドスマートフォンの発表は10月になるという。
2015年08月21日俳優の江口洋介が8月20日(木)、都内で行われた主演作『天空の蜂』の完成披露試写会に出席し、「巨大エンターテインメントを堪能して」とアピール。妻役の共演者が「江口さんとは、最初から冷え切った夫婦だった」と役柄を説明すると、思わず苦笑いだった。“原発テロ”を扱い長年、映像化不可能とされた東野圭吾のサスペンス巨編を映画化した本作。完成披露試写会には江口さんをはじめ、本木雅弘、綾野剛、國村隼、佐藤二朗、やべきょうすけ、松島花、落合モトキ、江口さんの妻を演じた石橋けい、永瀬匡、秦基博、堤幸彦監督が出席し、会場には4000人のファンが駆けつけた。1995年夏、謎のテロリスト“天空の蜂”が強奪した超巨大ヘリ・ビッグBを、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止させ「全国すべての原発の破棄」を要求。8時間後にはヘリの燃料が切れ、「新陽」目がけてヘリが墜落してしまう危機的状況で、緊迫感あふれる攻防が繰り広げられる。江口さんと本木さんは、初の共演が実現し、壮絶なアクションにも挑戦。「高いところが苦手なので、ヘリに乗ってのアクションは…。でも堤監督がCGなしで撮るっておっしゃるので(苦笑)。もう二度とやりたくないですね」(江口さん)、「江口さんとのカーアクションで、何度も撮るものだから途中で呼吸困難になって、内心ヘトヘト」(本木さん)と苦労を分かち合っていた。また、綾野さんは「心から誇りに思える作品。正義と不義を超えた訴えかけるメッセージがある」と誇らしげな表情。本木さんとの共演シーンが多く、「本番2~3秒前で突然、瞳に狂気の闇が深まっていく。あれはどうやっているんですか?」と先輩の演技に興味津々。すると、堤監督は「綾野くんだって、汗を自分で(コントロールして)出せるじゃないですか」と“秘技”を暴露されていた。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会
2015年08月20日東京都・丸の内の三菱一号館美術館は、ヨーロッパ史を彩った巨匠たちの作品群が一堂に会する「プラド美術館展 ―スペイン宮廷 美への情熱」を開催する。会期は10月10日~2016年1月31日(月曜・12月31日・1月1日休館、ただし祝日の場合、12月28日・1月25日は開館)。開館時間は10:00~18:00(金曜および会期最終の平日は20:00まで)。入館料は一般1,700円、高校・大学生1,000円、小中学生無料。同展は、スペインのプラド美術館のコレクションの中から、スペイン3大画家ともいわれるエル・グレコ、ベラスケス、ゴヤを始め、フランドルの巨匠ボスやルーベンス、「スペインのラファエロ」とも称されるムリーリョなど、ヨーロッパ史を彩った名だたる巨匠たちの作品群が一堂に会するもの。1819年に王立美術館として開館したプラド美術館は、歴代国王の美術への情熱と嗜好が色濃く反映された作品群を中核とし、世界でも類い稀な個性を持つコレクションとして知られており、同展は2013年にプラド美術館で開催され好評を博した展覧会"Captive Beauty. Fra Angelico to Fortuny"を、三菱一号館美術館のために特別に再構成したものとなる。なお、同展展示作品の美術様式は、スペイン、フランドル、イタリア、オランダ、フランスの5つの国と地方にまたがり、時代は15~19世紀の5世紀に渡る。作品保護の為に輸送と公開が厳しく制限される板絵35点や、世界で20点しか存在しないボスの日本初公開の真筆なども含まれる。また、展示作品には比較的小さな作品が選ばれており、巨匠たちの生の筆跡、緻密な表現、繊細な質感や多種多様な素材を鑑賞することができるということだ。
2015年08月20日8月22日(土)、川崎市にて開催される「KAWASAKI しんゆり映画祭 2015」内の企画として「なつやすみ野外上映会」の開催が決定。『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』の野外上映が行われる。今年で21回目を迎える「KAWASAKI しんゆり映画祭 2015」は、1995年に川崎市の「芸術のまち構想」の一環としてスタート。例年テーマに添った作品を上映し、監督・俳優などによる座談会やシンポジウム、ミニコンサートなどが開催されている。2000年より、同映画祭の特別企画として「なつやすみ野外上映会」をスタート。今年で16回目の本企画では、スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務め、ロバート・ゼメキスが監督を務めた2015年が舞台の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』を、川崎市立麻生小学校校庭にて野外上映する。また、「KAWASAKI しんゆり映画祭 2015」は11月3日(火・祝)~11月8日(日)にて開催。昨年開催時には、『私の男』や『ダラス・バイヤーズクラブ』といった話題作も上映し、藤竜也もトークイベントに登場。今後発表される上映ラインナップで、さらに注目を集めそうだ。「なつやすみ野外上映会」は、8月22日(土)川崎市立麻生小学校校庭にて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年08月19日ベクトルは17日、シネ・リーブル池袋にて会社説明会を行い、自社を舞台とした「東京PRウーマン」を先行上映した。○「東京PRウーマン」は、PR会社ベクトルが舞台!2016卒就職活動は例年より3カ月の後ろ倒しの3月解禁、また先行時期も繰り下げにより8月開始となった。これを受け、同社は新たな採用方法として、BS-TBSとタイアップ映画製作事業を発足し、リクルーティング映画「東京PRウーマン」の製作を行った。同作品には、海外で注目されているPR手法"ストーリープレイスメント"が用いられている。これは、ドラマや映画作品の中で商品を露出させる"プロダクトプレイスメント"から発展したもの。ストーリーそのものが商品やサービスと連動することで、鑑賞者にとってより深いレベルで企業・商品・サービスについての理解を促す手法となっている。プラチナムの代表取締役社長の吉柳さおり氏は「PRという仕事はなかなか簡単に説明することが難しい仕事なので、こういった映像をつくって、より多くの方々に知っていただきたい」とコメントした。同社を舞台とした映画作品を上映する会社説明会は、日本初の取り組みだという。今後、同社は「東京PRウーマン」を通じて一人でも多くの人にPRという仕事を知ってもらい、業界活性化に繋がることを期待している。さらに、日々変化する新卒採用の環境に様々な手法を用いてスピーディーに対応し、「いいモノを世の中に広める」という企業理念に共感する学生と最適なコミュニケーションを目指すという。今回製作された「東京PRウーマン」には、山本美月、山本裕典、桐山漣、井上正大、佐藤ありさ等が出演。また、脚本は「ドクターX~外界・大門未知子~」「東京少女」などを代表作に持つ林誠人、監督は「銭の戦争」「推定有罪」などを手掛ける鈴木浩介が担当している。
2015年08月19日8月23日に、キデイランド原宿店5階特設会場(東京都渋谷区神宮前)にて、「猫侍」シリーズに出演中の白猫・玉之丞こと「あなご」の撮影会が行われる。○日本を代表する女優猫「あなご」「あなご」は、「猫侍」シリーズの他、「ねこタクシー(2009年)」、NHK大河ドラマ「平清盛(2012年)」、さらに数々のCMにも出演している女優猫。前作「猫侍」のメイキングDVD「三匹の玉之丞」はオリコン総合ランキング2位に輝き、「玉之丞写真集」もベストセラーとなった。今回の撮影会は、「猫侍」シリーズ最新作「猫侍 南の島へ行く」が9月5日より公開されることを記念して行われる。「猫侍 南の島へ行く」の世界観を再現した「猫侍グッズ」も用意され、撮影会当日は新しい限定品も販売される予定。グッズは日本製のものが多く、本物の寛永通宝を使用するなどこだわりの品が揃っており、撮影会当日は「猫侍」グッズを購入した先着50名(予定)が玉之丞こと「あなご」を記念撮影ができる。(C)2015「続・猫侍」製作委員会
2015年08月19日牛乳こぼし部やムー部などで人気の、ヒトとモノとの間にあるデザインを目指し活動する大小(taisyou)率いるプロジェクト「proto(egg)product project」による展示即売会「proto(egg)product project present TOMATO T-SHIRTS 展」が、8月21日から25日まで東京・原宿のギャラリー、ロケット(ROCKET)にて開催される。期間中は、前から読んでも後から読んでも同じ“トマト”をモチーフに、前から着ても後から着ても“トマト”なTシャツを発売。トマトモチーフを使い、白地にローマ字で“TOMATO”の文字が描かれているものを始め、デザインは様々。Tシャツの他、靴下やバッグなどのアイテムも展開される予定だ。【イベント情報】「proto(egg)product project present TOMATO T-SHIRTS 展」会場:ロケット住所:東京都渋谷区神宮前6-9-6会期:8月21日~25日時間:13:00~20:00(初日は15:00から、最終日は18:00まで)会期中無休
2015年08月18日KDDIと増進会出版社、KDDI研究所は8月18日、ICTを活用した学校教育サービスを2015年度中に開始すると発表した。3社は「学校における先生の指導と生徒の学びを支援する」として、ICTを活用した学校教育サービスの提供に関する業務提携契約を締結。文教市場にむけて教育サービスの提案・販売を行う。KDDIはグループのLTEやWiMAXといった移動系ネットワークとFTTH、CATVなどの固定系ネットワーク、Wi-Fiを活用したネットワーク構築、デジタル端末のサポートを行う。グループ会社のKDDI研究所については、一人ひとりの学習習熟度やレベルに応じた効果的な学習を実現する「アダプティブラーニング」に適用できる「理解度推定技術」を開発しており、苦手な学習単元の原因を推定できるという。一方の増進会出版社は、グループ会社にZ会を持ち、通信教育から学校市場での模試、教材販売事業など、幅広い教育サービスを提供している。ほかにもグループ会社に栄光ホールディングスなども抱えている。同社はコンテンツ提供やすでに持つ販売チャネルを活用して私立中学・高校にサービス提案を行う。具体的な事業運営としては、8月下旬より営業の共同提案を開始。年度内に、学校向けの学習コンテンツ、授業支援サービスとICT活用のための学習環境の提供を行う。私立校では、ICT活用が加速すると見込まれていることから、中高一貫校向けの英語検定外教科書で定評のあるZ会の販売チャネルを活用する。また、Z会は2016年春より学校向け学習プラットフォーム「StudyLinkZ(スタディリンクス)」を提供予定で、デジタル教材などをプラットフォームを活用して展開する。また、今後は学習履歴をはじめとする「教育ビッグデータ」を活用した新たな学習環境の提案も検討するとしている。一方のKDDI側では、タブレットを中心としたデバイスの提供と教育の通信環境整備を開始。2016年以降、塾や予備校に通う学生も対象に、家庭利用も含めたライフスタイルに応じたスマートデバイスの提供、通信サービスの開発を目指す。アダプティブラーニングに関しては、「共同研究」として、KDDI研究所の技術を応用して、Z会の多様な教材について最適な学習方法を提示する機能の開発を進め、2016年度以降に提供する。携帯キャリアと文教市場の取り組みでは、ソフトバンクがベネッセとの合弁会社を設立した「Classi」が先行。すでに120を超える学校が導入しており、アダプティブラーニングに関する取り組みも行っている。
2015年08月18日アールキューブはこのほど、結婚式の二次会に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は7月11日~8月1日、20代~40代の男女2,988名を対象にインターネットで行われた。○「二次会がつまらない」と感じたことがある人、53.1%はじめに、「正直、結婚式の二次会をつまらないと感じたことがあるか」という質問をしたところ、過半数が「はい(53.1%)」と回答した。つまらないと感じた理由について、「内輪だけ盛り上がっていたり、学生ノリ」(女性/30代前半/東京都)、「みんな既婚者・イケメンがいない」(女性/30代前半/埼玉県)、「かわいい子がいない。平均年齢若すぎてノリがついていけないよ」(男性/30代前半/宮城県)、「企画がマンネリ化している」(男性/20代後半/東京都)、「余興が延々と続いて、他の出席者と話す時間がなかった」(男性/30代半ば/大阪府)、「なんのためにやるのか分からない」(女性/30代前半/東京都)といったコメントが寄せられた。○7割超が「二次会の幹事は面倒くさい」と回答続いて、二次会の幹事は面倒くさいか尋ねたところ、70.3%が「はい」と回答。準備にかかった時間は、「3カ月前(56.8%)」が最も多く、次いで「1カ月前(27.0%)」「1週間前(6.4%)」と続いた。また一般的に、披露宴の出席(ご祝儀制:3万円)に二次会の参加費(7,000円~8,000円)が加わると約4万円。これについて77%の人が、「お財布に優しくない」と思っていることがわかった。
2015年08月12日東京都・銀座のデザインギャラリー1953(松屋銀座7F)は、クラフトコンペの入賞作品を中心に、高岡で生み出されたクラフト作品を一堂に展示する企画展「高岡2015クラフトコンペ AWARD+」を開催する。会期は8月19日~9月13日。開場時間は10:00~20:00(9月13日は17:00閉場)。入場無料。同展は、「工芸都市高岡クラフトコンペ」の入賞作品と優秀作品を展示・予約販売するほか、高岡のクラフト・デザインを支える作り手たちやコンペの29年間の歴史を紹介するもの。「工芸都市高岡クラフトコンペ」は、1986年から高岡市が「新クラフト産業・デザインの育成」、「伝統工芸の保存・継承」、「デザイン・工芸の啓発・普及」を目指して開催しているコンペで、若手クラフトマンにとって登竜門としての役割を担うと同時に、2011年からは、今までのクラフトとしての「コンテンポラリークラフト」に加え、市場に流通することを念頭に置いた「ファクトリークラフト」という新たなジャンルを構築し、これからの「クラフト+デザイン+産業」という新たな価値観を模索している。同展は、全国的に衰退している「ものづくり」の状況下、ひとつのケーススタディとして、高岡のクラフトを紹介することを目的としている。また、関連企画として、会場には高岡市内の伝統工芸企業で新たなデザインにチャレンジする天野漆器、山口久乗の販売コーナーも設置される。なお、2015年の「工芸都市高岡クラフトコンペ」は、ファクトリー部門のグランプリは坂本茂さんの「dorayaki-stool」優秀賞は小島有香子さんの「Labyrinth」、コンテンポラリー部門のグランプリは宮尾洋輔の「花入れ-浮遊-」、優秀賞は原田和明の「へそで茶を沸かす」が受賞した。なお、副賞としてグランプリは80万円、優秀賞は30万円が授与される。
2015年08月12日介護施設の入居者に本格的なアートを体験してもらうイベントを開催している社会福祉法人善光会が、8月23日に夏祭りを複合福祉施設「サンタフェガーデンヒルズ」にて開催する。一方、8月23日に開催される「夏祭り サンタフェスタ2015」は、サンタフェガーデンヒルズにて毎年夏に開催されている夏祭りイベント。昨年は約2,000名が来場し、入居者はもちろん、その家族や近隣地域の住民からも好評を得た。今年のステージパフォーマンスでは、現代アーティスト・杉本博司がファウンダーを務める小田原文化財団の協力のもと、能(のう)の上演が行われる。その他、各種模擬店や、通常はイベントなどには出店しない有名店舗の特設ブースなども展開される。また、9月には09年より開催されてきた善光会によるワークショップも実施する。9日には今年第1回目の開催となるワークショップも開催され、現代アート作家の大巻伸嗣を招き、団扇のペイント体験を実施。大巻伸嗣がデザインした枠線をもとに、参加者はそれぞれ自由な発想で、作品作りを行った。【イベント情報】夏祭り サンタフェスタ2015会場:サンタフェガーデンヒルズ住所:東京都大田区東糀谷6-4-17会期:8月23日料金:無料
2015年08月11日株式会社ハースト婦人画報社株式会社ハースト婦人画報社は、ラグジュアリーマガジン『25ans(ヴァンサンカン)』の創刊35周年を記念して「プリンセス美容博覧会」を開催する。「プリンセス美容博覧会」は、『25ans』史上初の大型美容イベントだ。「プリンセス美容博覧会」「プリンセス美容博覧会」の詳細は下記の通り。日時:10月3日(土) 13:00~18:30(予定)会場:恵比寿ガーデンホール入場料:無料(プレスリリースより抜粋)申し込みはwebより。一次締切は、2015年8月31日(月)、二次締切は2015年9月13日(日)だ。『25ans』のコンセプトは、「日本女性としての美しさ」「エレガントな美」。これらに対してまっすぐに向き合ってきた。同イベントでは、35年間で培った「エレ女ビューティ」の集大成として、1000名を招待する。イベント内容同日は、ビューティメソッドや最新コスメを紹介するステージやブースを設置。トークセッションには、尾上松也さんや神田沙也加さんも登場する。新製品情報やサンプルプレゼント、華景品が当たる抽選会なども開催され、幅広い世代の女性にとって楽しめるイベントが満載だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・『25ans』創刊35周年記念、初めての美容イベント「プリンセス美容博覧会」開催尾上松也さんや神田沙也加さんらが登場! メインMC:植松晃士さん
2015年08月10日BSスカパー!では、旭日小綬章を受章した六代 桂文枝の特別独演会「寄席チャンネル×スカパー!六代 桂文枝特別独演会」を9月21日に先行放送、10月21日に寄席チャンネルで完全版を放送する。司会者やタレントとしてバラエティー番組などで幅広く活躍する一方、昭和56年に「創作落語」を定期的に発表するグループ・落語現在派を旗揚げし、これまで250作以上の作品を発表してきた文枝。平成24年の襲名後、今年4月には旭日小綬章を受章するなど、今後の活躍がますます期待される。8月21日には受章を記念し、東京・日本橋劇場で一夜限りの特別独演会を開催。上方落語をけん引する桂文枝の高座をじっくりと堪能できる、またとない機会だ。
2015年08月07日GNネットコムジャパンは8月6日、都内で開催された記者発表会において、「Jabra」ブランドのスポーツ向けイヤホン「JABRA SPORT COACH WIRELESS」(以下、COACH)を発表した。発売は8月7日。価格はオープンで、推定市場価格は税別24,800円。COACHは、Track Fit モーションセンサーを搭載したBluetooth 4.0対応イヤホン。2014年に発売されたスポーツイヤホン「JABRA SPORTS PULSE WIRELESS」がアウトドア・ランニング向けであったのに対し、COACHはインドア・ジムワーク用プロダクトとして位置付けられている。イヤホンはトレーニング時の装着を考慮し、耐衝撃・防塵・防滴構造を採用した。本体サイズはW21×D32×H18mm、重量は16gで、左右のユニットをつなぐケーブルの長さは60cm、バッテリー駆動時間は約5.5時間となっている。○トレーニングの「プレイリスト」を作るCOACHの大きな特徴は、スマートフォン向けアプリと連動した「クロストレーニング」に最適化されていることだ。COACHの対応プロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCP。スマートフォンとはNFCによるペアリングも可能だ。クロストレーニングとは、複数のエクササイズを組み合わせて身体を鍛えるトレーニング方法。連動アプリ「Jabra Sport Life」では、プリインストールされた5種類のトレーニングメニューを利用できるほか、オリジナルメニューも作れる。オリジナルメニュー作成画面では、屋内での筋力トレーニングを中心に50種類以上のエクササイズを用意しており、取り入れたいエクササイズを音楽のプレイリストを作るような感覚で組み合わせていく。各エクササイズの実施回数や秒数も設定可能だ。トレーニング中は、各エクササイズのノルマや開始の合図を知らせる音声ガイダンスが流れ、耳もとのCOACHから流れてくる。プラン通りにトレーニングが実行されているかを、スマートフォン画面を見ずに確認できるわけだ。そのほか、イヤホンに搭載されたモーションセンサーにより、ペース、歩数、ケーデンス、カロリー消費量、走破距離、トレーニング時間、走行ルート(屋外のみ)が測定可能。実行したトレーニングの内容を数字で管理する。また、スポーツアプリ「endomondo」「Runkeeper」「STRAVA」「MapMyFitness」「runtastic」とのデータ共有が行える。Jabra Sport Lifeの対応OSはiOS 7.0以降、Android 4.0.3以降。○音声ガイダンスも音楽も聴こえるもう1つの専用アプリ「Jabra Sound」は、「Jabra Sport Life」と連携して音楽を再生するアプリだ。Dolbyのサウンド技術に対応しており、Jabra Sport Lifeによる音声コーチングを受けながら、臨場感のある音楽を楽しめる。対応OSはiOS 6.1以降、Android 2.3以降。○クロストレーニング実演発表会の終盤では、フィットネスクラブ「GOLD’S GYM」所属の佐藤貴規氏が、実際にCOACHとJabra Sport Lifeを使用したトレーニングのデモンストレーションを披露。音声ガイダンスが指示するエクササイズを軽やかにこなす姿に、会場からは拍手が起こった。
2015年08月06日サードウェーブデジノスは、「東北ITコンセプト福島GameJam2015」に向けた事前勉強会を開催する。プロとアマの混合チームが制限時間内にゲームを作り上げるという、ゲームジャムに参加するための必要な基礎知識が得られる「ゲーム開発に興味があるユーザー」を対象としたイベント。東北ITコンセプト福島GameJam2015は、特定非営利活動法人 国際ゲーム開発者協会日本(NPO法人 IGDA日本)が主催となり、8月22日(土)と23日(日)に行われる。今回の事前勉強会は、エピック・ゲームズ・ジャパン主催の「Unreal Engine 4 ハンズオンセミナー」となり、8月11日(火)と12日(水)に開催。内容は、8月11日(火)がエピック・ゲームズ・ジャパン 下田純也氏による「UE4基礎」、8月12日(水)がエピック・ゲームズ・ジャパン ロブ・グレイ氏による「ゲーム構築基礎」。会場は東京・秋葉原の「GALLERIA Lounge」だ。応募資格は、GALLERIA Lounge会場での2日間(8月11日と12日)とも参加可能な学生。定員は15名で、応募が定員数を上回った場合は抽選となる。詳細はエピック・ゲームズ・ジャパンのWebサイトを参照いただきたい。
2015年08月06日●ご飯のおいしさも大事だけど使いやすさも大事日立アプライアンスは、「炊飯器・オーブンレンジ個別説明会」を開催した。説明会では、8月4日に発表された高級炊飯器「ふっくら御膳 RZ-WW3000M」(以下、RZ-WW3000M)で炊いたご飯や、7月発売の過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ MRO-RY3000」(以下、MRO-RY3000)で作った料理の試食体験も行われた。○新「ふっくら御膳」は使いやすさにもこだわった説明会の冒頭では、日立アプライアンス 家電事業部 商品計画本部 キッチン商品企画部の伴秀樹氏が、新型炊飯器のRZ-WW3000Mの開発背景について説明した。日立アプライアンスの調査によると、いわゆる高級炊飯器を購入した人が、炊飯器を購入する時に重視した機能は、1位が「おいしさ」、2位が「内釜」、3位が「使いやすさ」という結果になったという。また、実際に使ってみて感じた不満点の1位には、「手入れのしにくさ」が挙がった。一方、購入時に重要視される「内釜」についての不満はほとんどない。そこで、日立アプライアンスではおいしいご飯が炊けるのはもちろん、使いやすさにもこだわった炊飯器を開発したという。○内釜が約40%軽く伴氏によると、ご飯の甘みやモチモチとした食感に必要なのは「蒸らし」を高温で維持すること。しかし、蒸らし段階ではすでにご飯が水を吸いきっており、釜内には余分な水分がほとんどない。このため、蒸らし時にヒーターで加熱すると、ご飯が焦げ付いてしまう。こういった事情で、現在多くの高級炊飯器は「内釜の蓄熱性を高める」ことを重要視。その結果、内釜は大きく、厚くなる傾向にある。RZ-WW3000Mには、1.2気圧の圧力をかけながら高温スチームを発生させる「圧力スチーム」機能を搭載。沸点を105度に上げた状態で高温スチームを発生させて蒸らし温度を維持する。内釜の周囲を真空断熱材と空気断熱層で囲む「全周断熱構造」のおかげで熱が逃げにくいため、RZ-WW3000Mの内釜には蓄熱性がほとんど必要なく、上下の炊きムラを抑えるために伝熱性のほうが重視される。RZ-WW3000Mでは内釜の素材として、伝熱性に優れたアルミ合金を採用したことで、ご飯のおいしさを犠牲にすることなく、内釜重量で約720gを実現した。約1,200gだった従来モデル「RZ-VW3000M」の内釜に比べて、約40%軽量化した。日立アプライアンスは、内釜で米を研ぐ際、人間の上腕筋と橈側手根屈筋(とうそくしゅこんくっきん)にかかる負荷を筋電計で数値化した。その結果、従来モデルRZ-VW3000Mの内釜と比較すると、内釜を持ち運ぶ際で約3割、洗米時で約2割、負担を減らせたという。説明会では、実際に洗米できる体験も。従来モデルと新モデル、両方で洗米した参加者からは「新モデルのほうが軽い」という声が聞かれた。米の浸し時間・温度、蒸らし時間を調整することで、「もちもち感1」から「もちもち感3」まで3段階の炊き分けができるようになった。「もちもち感1」は酢飯やカレーなどに適した食感で、「もちもち感2」は標準の炊きあがり、「もちもち感3」は炊飯に90分ほど時間がかかるものの、ご飯の甘みが強く感じられる炊きあがりになるという。また、ご飯のかたさは水分量で決まるため、内釜には水位を3段階で加減できる「おこのみ水位線」を設けた。●片付けも簡単なほうがいい○片付け効率が大幅にアップまた、炊飯器の不満点である「手入れのしにくさ」を解消するため、「蒸気口一体型内ふた」を採用した。従来モデルのRZ-VW3000Mでは、本体内部の内ふたのほか、本体外側にある蒸気口を取り外して毎回洗わなくてはならず、炊飯終了後は内釜、内ふた、蒸気口と、複数のパーツをシンクに持って行く必要があった。この手間を減らすために、RZ-WW3000Mでは、炊飯器内側の内ふたと外側の蒸気口を一体化させた「蒸気口一体型内ふた」を開発。炊飯終了後は、内釜と蒸気口一体型内ふたの2パーツだけを持ってシンクに移動できる。日立アプライアンスがモニター実験をしたところ、パーツを炊飯器から外してから、洗って、再び炊飯器に取り付けるまでの時間は、従来モデルでは119秒だったのに対し、RZ-WW3000Mでは80秒と約70%に短縮できた。炊飯器の外側に蒸気口を配置していると、毎回洗わなくてはならないパーツであるにもかかわらず、洗い忘れる人も多かった。これを内ふたと一体化したことで洗い忘れを減らせるという効果も見込める。RZ-WW3000Mは従来モデルに引き続き、炊飯時に発生する蒸気を蒸らし時や保温時のスチームとして再活用する「給水レス オートスチーマー」機能を搭載。このため、蒸気がほとんど炊飯器から漏れない。伴氏によると、高級炊飯器の2015年モデルで蒸気レスを採用しているのは日立アプライアンスの炊飯器のみであり、大きなアドバンテージだと考えているという。○Wスキャンの解凍機能も体験説明会では、過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ MRO-RY3000」の体験試食会も行われた。MRO-RY3000最大の特徴は、食材の重さと温度を両方センシングし、適切な温度に加熱できるという「Wスキャン」システム。そこで、会場では少量の牛乳を60度に温める実験と、200gのミンチ肉を解凍する実験が行われた。また、MRO-RY3000は「ふ」や「はんぺん」などを肉の代わりに使用する「ヘルシーメニュー」も自動調理コースとして搭載している。説明会の最後には、MRO-RY3000で解凍したミンチで作った煮込みハンバーグと、肉の代わりにちくわを使った「ちくわのチンジャオロウスー」も振る舞われた。
2015年08月06日●「あと5年で限界」発言、トピックとしてまとめられてそうなってしまった7月18日、東京・新宿バルト9にて「日本アニメ(ーター)見本市 初号上映会」が開催された。「日本アニメ(ーター)見本市」はスタジオカラーとドワンゴが共同で制作・配信する短編アニメ企画。さまざまな監督による短編作品を毎週1本のペースで無料配信しており、業界内外の注目を集めている。ジャンルや表現手法などの縛りがない自由な創作の場を提供することで、日本のアニメ文化のさらなる発展と人材育成などにつなげていく狙いがある。同イベントでは、ファーストシーズンで配信された全12話を一挙公開。さらにサードシーズンからも3話分が先行公開された。また、「日本アニメ(ーター)見本市」の企画立案者である庵野秀明監督、ドワンゴの川上量生会長をはじめ、作品を制作した監督陣(雨宮哲氏、荒牧伸志氏、江本正弘氏、谷東氏、鶴巻和哉氏、平松禎史氏、堀内隆氏、本田雄氏、本間晃氏、前田真宏氏、吉浦康裕氏、吉崎響氏)とアニメ研究家で明治大学院客員教授の氷川竜介氏、アナウンサーの山田幸美氏が登壇。「アニメ業界の今後」をテーマにトークを行った。第一線で活躍するクリエイターたちは、アニメ業界の現状をどうとらえているのか。本稿ではトークの内容を中心にレポートしていく。口火を切ったのは、今年5月末に庵野監督が発した「アニメ業界はあと5年で限界を迎える」という言葉の真意を尋ねる質問からだった。庵野監督は「(あと5年くらいで限界という発言は)そういうつもりで言ったんじゃなかったけど、トピックとしてまとめられてそうなってしまった」と苦笑いしながら、「厳しいのは厳しいですよね。展望がないわけじゃないと思いますが、業界全体のシステムが厳しい。ビジネススキームが難しいし、人も来ない。何とかなるんじゃないかなというのと、何ともならないんじゃないかというのがせめぎ合っています」と胸の内を明かした。これに、アニメ研究家である氷川氏は「マンパワーの問題で、企画が増えても人が増えていないんです。諸外国は日本も何倍も人口があるところがアニメを始めたりしていて、マンパワーで負けそうです」とコメント。川上会長も「アニメは社会的影響力のわりに産業規模が小さく、制作環境の犠牲のもとにタイトル数がどんどん増えている状態。このままの形だと業界規模が大きくなっても現場が厳しいので、そこを変えていければいいのでは」と業界の将来を危惧する。一方で、「昔はもっとひどい状況だった」と語るのは、30年間アニメ業界の第一線で活躍するベテラン・荒牧監督。「アニメ業界はどんどんデジタルになって、3D化の流れがくるのかなと見ています。そういう変化を含めてTVシリーズを見ていると、よくがんばっているなと思います。30年前、業界に入ったときはもっとひどい状況で、その頃からもう業界はダメだよねと話していました。よくがんばってるなと思うし、意外と続いたりするのかもしれません」こうした現場の声に対して氷川氏は「アニメはお客さんが思い入れを持たないと何も見えてきません。絵が動くことに意味があるのではなく、お客さんの心を動かすことで生まれる愛が作品を支えています。そのあたり(愛)が痩せてきている気がするのが、一番危惧している部分です」と問題提起し、「アニメそのものがエネルギーになる、日本アニメ(ーター)見本市のような企画があるのはいいことです」とエールを送った。続いてのテーマは「今後アニメーターを目指す若者へのメッセージ」。話題を振られた本間監督は、「僕は業界に入って10年くらいたちますが、人との出会いや関わってきた仕事の運がよかっただけ」と謙遜。その上で、「この業界、先がないような言われ方をすることが多く、楽しい仕事だよと簡単には言えません」としながらも、「絵を仕事にするという信念がある人ならやりがいはあるし、居心地がいい仕事です」とアピール。前田監督も「絵を描いてお金になる業界ってなかなかないですよね」と同意する。また、サラリーマンからアニメ業界に転身したという経歴の持ち主である谷監督は「10年がんばるといいと思います」とコメント。その理由として、自身が10年前にはサラリーマンだったことを挙げ、「今、この壇上にいることを10年前の自分に言っても信じないと思いますから」と笑顔で語っていた。●アニメは多様性が大事だけど、今は二極化しているトークイベントの後半では、観客から寄せられた質問に答える大質問会を開催。「アイデアは普段から溜め込んでいるもの?」という質問に対しては、平松監督が「第一期の作品(『until You come to me.』)ではスタジオカラーからこういうネタでやってくれという感じできたのですが、第二期の『イブセキヨルニ』は普段から見ていた社会問題をやってみました。日本アニメ(ーター)見本市のためというよりは、普段から小さなことでも使えるかなと(溜め込んでいる)」と回答。雨宮監督も「普段から溜め込んだほうがいいというのはその通りだと思います」と同意し、「僕はやっていなかったので大変でした。有名な映画などは共通言語として見ておいたほうがいいと思います」と語った。将来はCGの現場で働きたいという方から寄せられた「CGとアニメの融合について」という質問に対しては、吉浦監督が「より渾然一体となっていくんじゃないか」と回答。「昔は飛行機やロボがCGで人は手描きだったのですが、最近は同一のキャラクターであっても手描きとCGが混在することもあります。手段として、どちらかがやりやすいかを考えて自由に選べる時代になりました」と語っている。根本監督は、「割合としてはCGの方が多くなっていくと思います。現状はCGとのハイブリッドが多いので、CGの分野であっても、手で描くスキルがあればさらに仕事をする上で有利になると思います」とアドバイスを送った。「日本アニメ(ーター)見本市」の企画自体に関する質問も上がった。「企画前にイメージしていたもの、予想してものと変わったことは? 他のクリエイターへの影響は?」という質問に対して、庵野監督は「やったかいがあったし、僕自身よかったなと思っています。アニメは多様性が大事だけど、今は二極化している気がしています。ストップモーションとか影絵とか、アニメには色々な面白さがあったはずなのに、新作ではそういうものがない。それを新作で見てみたいという思いが企画の趣旨でした」とコメント。他のクリエイターへの影響については「こういうものは主流にはならないでしょうけど、端っこでやっていることで業界に広がっているんじゃないでしょうか」と回答し、「単純にアニメは面白いんです。それが伝わればいいなと」と、「日本アニメ(ーター)」見本市の意義について語った。さらに「アニメ制作は中抜きが多い。未来の才能に投資できるクラウドファンディングのような場がほしい。直接的に支援したい」というファンからの声があり、これに庵野監督は「お気持ちは大変うれしいです」とコメントし、「アニメは安いと言われるが、権利関係なども諸々あって、一本作るのにけっこうなお金がかかります。大変なのはもとをとることで、日本アニメ(ーター)見本市はそれを捨てたからできています。今は円盤が売れないと言われていて、色々なスタジオが赤字になっている状態。売れない原因は今突き詰めても仕方ありませんが、小さなお金でも積んでいただければ大きくなります」とアニメ業界の事情を説明。「お金より先にまず気持ちが大事で、愛情があれば。こういうイベントも、お金儲けではなく大画面で見てほしいという気持ちでやっています。自分で言うのもあれですが、愛ですかね(笑)」とアニメへの思いを熱く語った。最後に「ファンとして何かできないか」という質問に対しては雨宮監督が「アニメがすごく好きな人は業界にきてください。それが力になります」と回答。これに庵野監督は「雨宮、いいこと言うね。久しぶりに感動した」と笑顔を見せていた。トークショー後、出演した監督陣のサイン色紙がプレゼントされる大抽選会が行われ、日本アニメ(ーター)見本市の作品上映会を経てイベントは終了となった。アニメがクールジャパンともてはやされる中、業界の低賃金労働と人手不足をどう解決していけるか。第一線で活躍している監督陣も、まだ明確な道筋は見つけられていないようだ。「日本アニメ(ーター)見本市」の可能性と同時に、アニメ業界が抱える問題の根深さを改めて感じたイベントであった。
2015年08月05日