女優の沢尻エリカが合成麻薬MDMAを所持したとして16日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたことを受け、写真家で映画監督の蜷川実花氏が17日、SNSを更新した。沢尻は、2007年に主演映画の舞台あいさつで「別に」と不機嫌な態度をとったことから批判の的に。電撃結婚からの離婚、事務所との契約解除など波乱の人生を送り、女優としての復帰作となったのが蜷川実花監督作の『ヘルタースケルター』(12)だった。同作での演技が高く評価され、第36回日本アカデミー賞で優秀主演女優賞を受賞。今年9月に公開されたばかりの『人間失格 太宰治と3人の女たち』は、『ヘルタースケルター』以来のタッグだった。逮捕が報じられると、蜷川氏のもとには心配の声が寄せられていたが、17日深夜に「明日からまた頑張ろう!」と投稿。また、国際政治学者・三浦瑠麗氏のツイート「沢尻エリカさんを芸能界から追放すべきとの発言がTVであったとか。今朝の日曜報道でも言った通り、私はそう思わない。例えば蜷川実花さん監督の『人間失格』とか、素晴らしい作品がこの事件をきっかけに埋もれたりTVで放映できなくなったりすることはあってはならない。薬物はダメといえばいい」をリツイートしている。
2019年11月18日11月16日に合成麻薬MDMAの所持容疑で逮捕された沢尻エリカ容疑者(33)が、警視庁の調べに対して「以前にも使用していた。ほかの違法薬物を使ったこともある」と供述していたという。17日、各テレビ局のニュース番組が報じた。このところ、仕事が順調だった沢尻容疑者。今年6月からはNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の撮影がスタートしていた。「沢尻容疑者は、以前から薬物使用の疑惑がささやかれていました。実は彼女、若いころは極度の人見知りだったそうです。当時から撮影のストレスを薬物で紛らわせていたのでしょうか」(全国紙社会部記者)沢尻容疑者といえば、07年9月の「別に」騒動が有名。他にも出演したテレビの生番組で仏頂面を決め込むなど、気性の激しさで知られていた。それが原因で、トラブルに発展したこともあったようだ。「『ヘルタースケルター』の現場でも寺島しのぶさん(46)や桃井かおりさん(68)との衝突が報じられていました。今回の大河ドラマでも、門脇麦さん(27)と一触即発だと言われていました。そうした話が次々と出てくるのは、彼女の作品に対する思いが強いからこそ。いいものを作るためには、妥協しない。その分、重圧も大きかったのではないでしょうか」(放送担当記者)
2019年11月17日歌手で女優の小柳ルミ子が17日、オフィシャルブログを更新し、合成麻薬MDMAを所持したとして16日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された女優・沢尻エリカへの思いをつづった。小柳は「沢尻エリカちゃん何故!?」と題した記事で、「仕事も最近は順風満帆に行っていたのに」「様々な色を持つ魅力的な女優なのに何故」と驚きを表現。NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の撮影も進んでいたことから、「気の毒でならない」と関係者や共演者に同情した。その上で、「女優としての成長より先ず人として成長して欲しい」と願い、「人は皆弱いものだ」「私も何度も何度も地獄を見た」「心折れ辞める事も考えた」「だが頑張って頑張って」「頑張って頑張って這い上がって来た」と自身の芸能人生とも重ね合わせる小柳。「まだ33才と若い」「どうか何故こうなってしまったか何故こんな事をしたのか」「自分と真剣に向き合い悪い所は素直に直し人の言う事に耳を傾け人として社会人として成長して欲しい」と自省や再起に期待を寄せ、「もうこれ以上のお騒がせは許されない」「世間はそんなに甘くない」「人として成長した沢尻エリカちゃんを期待してます」「頑張るんですよ!!!!!!」と厳しい言葉と共に励ましのメッセージを送っている。
2019年11月17日沢尻エリカ(33)が11月16日、違法薬物を所持したとして逮捕された。大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合)の出演も控える彼女に、何があったのかーー。各メディアによると沢尻は同日、東京都内の自宅で合成麻薬のMDMAを所持していたとして警視庁に逮捕された。調べに対して「私のもので間違いない」と供述し、容疑を認めているという。沢尻は、来年1月から放送される「麒麟がくる」で織田信長の妻・濃姫という重要な役どころに抜擢されている。本誌は9月、濃姫のためにヨガへと通いメンテナンスに励む沢尻の様子を報じている。沢尻は大河出演に向けて、“大きな決断”を下していた。「沢尻さんは11年から8年間にもわたり交際していた、アパレルブランドのデザイナー・Aさんと別れたそうです。沢尻さんのお母さんも公認の仲で、Aさんを息子同然のようにかわいがっていました。いわば“お墨付き”でしたから結婚目前といわれていましたが、彼女から別れを切り出したと聞いています」(映画会社関係者)17年12月、沢尻の母・リラさんは本誌取材に対してこう語っていた。「孫がいれば楽しいですよね。もちろんエリカが産んでくれればうれしいですけど、エリカと彼が結婚をどう考えているのかわからないんですよ」しかし、突然の別れを切り出した沢尻。大河への情熱との引き換えに破局を選んだのだ。「大河ドラマは1年間にわたって撮影します。『麒麟がくる』に全力をつくすため、沢尻さんは『プライベートを封印する!』と決断。そこで未練を断つために自ら別れをAさんに持ちかけたそうです。そして2人で話し合った結果、双方納得する形で別れることになったといいます」(前出・知人)07年に主演映画の舞台挨拶で「別に」と発言し批判を浴び、女優活動を休止した沢尻。その後も結婚に離婚、そして海外移住など“お騒がせ女優”と謳われることもあった。しかし12年の映画「へルタースケルター」で女優復帰し、16年に出演した「24時間テレビ」(日本テレビ系)のスペシャルドラマでは両目を失明した中学校教師の妻という難役を熱演。今年5月に放送されたドラマ「白い巨塔」(テレビ朝日系)や公開中の人気映画「人間失格太宰治と3人の女たち」でも、その演技力を高く評価する声が上がっている。沢尻は3月に開かれた「麒麟がくる」の記者会見で目に涙をためながら、力強くこう意気込んでいた。「芸能生活20周年目に、やっと大河に出演することができました。本当にうれしい(中略)この20年間、芸能界で培ってきたものや築き上げてきたものを作品に捧げたい。沢尻エリカの集大成をここで」ついに、大河ドラマ出演の“切符”を手に入れた沢尻。しかし、20周年の集大成を前にして逮捕とはーー。各メディアによるとNHKは「現在、事実関係を確認している。今後の対応は検討中」とコメントしているという。
2019年11月16日東京都内の自宅で合成麻薬MDMAを所持したとして、警視庁組織犯罪対策5課が11月16日に沢尻エリカ容疑者(33)を麻薬取締法違反容疑で逮捕した。同日夕方、各メディアが一斉に報じた。逮捕容疑は、東京都都内の自宅で同日朝にMDMAの粉末を所持した疑い。「私のものに間違いありません」と容疑を認めているという。沢尻容疑者といえば、来年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」への出演が決定していた。主人公・明智光秀の主君である斎藤道三の娘で、後に織田信長の妻となる帰蝶(濃姫)役。撮影はすでにスタートしていた。「逮捕の一報を真っ先に報じたのはNHKでした。大河の制作サイドとしては、ハンマーで頭をたたき割られたような衝撃だったでしょう」(放送担当記者)それもそのはず。NHKといえば、今年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」でも出演中だったピエール瀧(52)が3月に逮捕。麻薬取締法違反の罪に問われ、懲役1年6月・執行猶予3年の有罪判決を受けた。瀧の降板を受け、NHKは三宅弘城(51)を代役起用。必死に撮り直し、放送にこぎつけていた。そして今回も、沢尻容疑者が逮捕されることに。大河降板を迫られることになりそうだが、その影響範囲は瀧とは比べものにならないほど大きそうだという。「初回放送まで2カ月を切り、今が一番忙しい時期。しかし沢尻容疑者が逮捕されたことで、今後は代役を立てて撮り直さなければなりません。瀧さんは脇役だったのでなんとかなりましたが、沢尻容疑者は主要キャスト。そう簡単な話では済まないレベルです。損害賠償額も同様です。瀧さんでさえ与えた影響が大きすぎて、まだ金額面での調整がつかない状態。沢尻容疑者は今後、さらに巨額の損害賠償を求められることになりそうです」(NHK関係者)悲願の大河出演とあって、今年3月の会見では涙を流していた沢尻容疑者。薬物の誘惑は、その感動に勝ってしまったようだ。
2019年11月16日女優の沢尻エリカ容疑者が、合成麻薬を所持したとして麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されたことを受け、所属事務所のエイベックス・マネジメントが16日、公式サイトにてコメントを発表した。サイトでは、「沢尻エリカの報道に関しまして」と題してコメントを掲載。「本日、沢尻エリカが麻薬取締法違反の容疑で逮捕されました。本件につきまして、現在事実関係を確認しております」と伝えた。そして、「関係各所の皆様、並びにファンの皆様へ、多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「本人の処遇につきましては、捜査の進捗を見守りつつ厳正に対処して参ります」と記した。
2019年11月16日女優の沢尻エリカが16日、合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕された。出演番組で最近の恋愛事情や前向きな仕事論を語っていたこともあり、ネット上では衝撃が走っている。沢尻は、今年9月22日放送のフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)に出演。映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』で共演した小栗旬、蜷川実花監督と様々な話題でトークを繰り広げた。その中で、蜷川監督が「かわいいんだよね。恋をしている時のエリカ」と振り返ると、小栗も「きっと最近、いいんだろうなと思う。顔を見ると」と印象の変化に言及。沢尻は、「かなり頑張ってる、いろいろ。すごくいろいろ順調で」とプライベートの充実ぶりをうかがわせた。蜷川監督から「エリカも子供、欲しいでしょ?」と話題を振られ、「欲しい!」と即答しつつ、「それで自分がどう変わっていくんだろう。変わっちゃうから、すごい不安もある。変わりたくないみたいな。でも、欲しいみたいな願望もある」と語っていた沢尻。「芝居上手い人なんてもっといるし、(自分は)ぶっちゃけ上手くない」「好きという原動力は何にも変えられないものだから、これは自分の誇れるところ。上手くないけど好き」と役者業への意欲も伝えていた。沢尻の逮捕を受け、ツイッター上では同番組視聴者からも「好感持てたのに」「この前のボクらの時代でいい事言っててまだ消さないであるのに」「恋人とか、プライベート充実してるのかなーって好印象だった」「変わったなーと思ったけど」と驚きとショックの声が広がっている。
2019年11月16日女優の沢尻エリカが16日、合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されたと報じられ、ネット上で大きな話題を呼んでいる。ツイッター上では、「沢尻エリカまじか!!!!!!」「沢尻エリカまじかよショックや」「かなしい~好きだったのに~」「あー、残念やな」などと驚きや悲しみの声が続出。国内トレンドワード1位に「沢尻エリカ」が入り、関連ワードが続いている。沢尻は、2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』に、光秀の主君・斎藤道三の娘・帰蝶(濃姫)役で出演が決まっており、すでに撮影も進んでいた。「大河どうなるん…」「沢尻エリカの麒麟がくる、楽しみだったのにな、、」「来年の大河がどうなるのか心配」「大河制作スタッフが大変そうで可哀想」「沢尻エリカ逮捕って来年の大河どうすんのよ、また撮り直し??長谷川博己かわいそう」と、同ドラマを心配する声も多数上がっている。
2019年11月16日女優の吉岡里帆が28日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2019 AUTUMN/WINTER」にシークレットゲストとして出演した。吉岡は、声優を務めたアニメーション映画『空の青さを知る人よ』(10月11日公開)のスペシャルステージに、同じく声優を務めた吉沢亮とともに登場。2人とも作品を意識した“青”コーデを披露し、吉岡はふんわりしたグラデーションのスカートに、胸元や両腕がシースルーになったトップスという、個性的なデザインのワンピースで可愛さと色気を放った。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』の長井龍雪監督の最新作となる同作は、過去と現在をつなぐ、切なくてちょっと不思議な“二度目の初恋”物語。2人が登場する前に同作の映像がスクリーンに流れ、その後のトークで、2人がステージ裏で生アフレコしていたことを明かした。撮影:蔦野裕
2019年09月29日映画にドラマにグラビアに……。今まさにノリにのっている女優の1人、沢尻エリカさん(33)。2020年には自身初出演となる大河ドラマ『麒麟がくる』への出演も決定。会見では女優人生を振り返り、「失敗も挫折もしてここまで成長してやってくることができました。この約20年間、芸能界で培ってきたものや築き上げてきたものを作品に捧げたい。沢尻エリカの集大成をここで」と話して感涙する姿を見せました。沢尻さんといえば「別に」発言からのバッシングが有名です。ほかにも電撃結婚や海外移住騒動などが話題となり、“お騒がせ女優”のイメージを強く抱かれていました。しかし気づけばテレビやスクリーンで見ない日はないほどに“売れっ子”となった彼女。シンプルに女優としての実力と華があったからこそここまで上り詰めたといえますが、そこには彼女の魅力だけが関係していたのでしょうか。■「沢尻エリカ」を振り返ると見えてくる、彼女の女優としての力「別に」発言ばかりが光る彼女のキャリア。しかし改めてみていくと炎上騒動の前から女優として高く評価されていたからこそ、常にいろいろ言われるような対象になってしまっていたのかもしれません。それは彼女の経歴を振り返ると、よりわかりやすく理解できます。01年に週刊ヤングジャンプ「制コレ」で準グランプリを受賞。それをきっかけにブレイクし、女優としてのキャリアをスタート。05年に映画「パッチギ!」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。演技力の高さに注目が集まり、その後もテレビドラマ「1リットルの涙」や「タイヨウのうた」などで続けざまに初主演。売れっ子女優として、数多くの作品へと出演を決めていました。そんななか、07年に映画「クローズド・ノート」の舞台挨拶で不機嫌な態度とともに「別に」発言が飛び出しバッシングの嵐に見舞われます。一度は謝罪をするも、海外媒体ではそれを否定したインタビューも掲載。さらに彼女に非難が集まるカタチとなりました。09年には当時所属していた事務所との専属契約を解消。10年春まで芸能活動自体を休止し、高城剛氏と結婚。しかし10年に離婚の意志を表明し、13年に離婚が成立しました。そして12年に映画「ヘルタースケルター」で映画復帰。日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞します。14年には深夜ドラマ「ファースト・クラス」で8年ぶりの地上波連続ドラマ主演。好調によりシーズン2が決まります。そして20年には大河ドラマ「麒麟が来る」に出演決定……となっています。彼女のターニングポイントを探っていくと「別に」以前と以後、そして再スタート後の三期に分けることができるかもしれません。炎上騒動のイメージが強いものの、実はデビューから評価を得るまではそう時間がかかっていません。もともとあるポテンシャルの高さがあの長きにわたって燃え続ける騒動へと繋がり、そしてその後の二転三転する自由奔放さにもつながっていったのではないでしょうか。■最初の印象が悪いと、より評価が高まる「ゲインロス効果」気づけば沢尻エリカという女優の評価は「昔はいろいろあったけど、今は丸くなっていい感じだよね」といった180度異なる好印象に落ち着いています。復帰後に女優として結果を出していることが理由の1つですが、心理学的にも“一度評価を下げた人は、順当に評価されてきた人よりも評価を上げた際の印象が良くなる”といわれています。これは、「ゲインロス効果」といわれるもの。人は第一印象が悪い相手の“いい印象を抱くできごと”に出くわすと、ただ漫然といい印象を抱いていた相手より高く評価する性質があるといわれています。沢尻さんの場合は「別に」発言で大炎上を起こし、好感度を下げまくっていました。その後の高評価ですから、多くの人の中に「昔はやんちゃした人だけど、やっぱりいいよね」といった印象が根付いているのもうなずけます。もちろん努力や実力、元の性格の良さがないと成立しないもの。ただ一度沈むと上がるのが難しいとされる芸能界で、このようなアップダウンを経験して評価された女優はそういないのではないでしょうか。■ネガティブな印象を払拭した彼女が次に目指すものとは?今やほんのり感じる気の強さすら武器と感じる彼女。来年の大河をへて、どのような進化を見せるのでしょうか。女性自身では大河ドラマ出演に際し、8年越しの交際相手との関係を終わらせたといったスクープも報じられていました。その気合いの入りようにも注目です。以前、雑誌インタビューでは理想の女優像を問われた沢尻さんは「こうなりたい、という女性像はなくて。それぞれの時代における、“最高の私”を目指していきたい。それが目標です」と語っています。現在の彼女にとっての“最高の私”とは、どんな女性なのか。個人的には“いい子すぎる沢尻エリカ”は、そろそろ飽きてきたなあと思うこの頃。彼女の女優人生がどう変化していくのか。まずは映画「人間失格太宰治と3人の女たち」から、その姿を追いかけたいと思います。(文・イラスト:おおしまりえ)
2019年09月19日映画『見えない目撃者』(9月20日公開)の森淳一監督が、主演を務めた女優・吉岡里帆の魅力について語った。同作は、吉岡演じる視力を失った元警察官・浜中なつめが、車の接触事故に遭遇したことをきっかけに、聴覚・触覚・嗅覚で感じたことを手掛かりに女子高生連続殺人事件を追うノンストップスリラー。浜中の目となるバディ犬・パルとの連携が肝となり、森監督は説得力のある映像を追求すべく、吉岡と共に視覚障害者や警察官、盲導犬トレーナーへのリサーチをクランクインの前に重ねたという。「彼女は現場で(事前の)取材をいかし、日常的な動作から顔の向きまで、注意を払って演技をしていました。なかなか思うようにいかない犬との撮影でも弱音を吐かず、犬を気遣う姿はチームに穏やかさをもたらし、スタッフの心を一つにしてくれました」(森監督)8月22日の完成披露試写会では、吉岡に対する絶賛の声が共演者から相次いだ。「現場でもすごく気遣ってくださる方。間違いなく吉岡さんは一番大変な役なんですよ。それでも座長として僕らに気遣ってくださって。もっと頑張らなきゃと思ったというか。それによって集中力が途切れない現場になったと思います」(高杉真宙)「座長ということで、自覚のようなものはあったんじゃないかな。すごくバランスの良い方なんですよ。オン、オフの取り方とか。楽屋での過ごし方とか、そして演技に入る時の集中の仕方とか。年下なのに、すごいなと。本当にすばらしい。こんな大変な役をやっているのに、そのバランスと気遣い。人としてすごい」(田口トモロヲ)撮影は冬場の早朝に行われることもあり、極寒の中でも弱音を吐く姿を見せなかった吉岡。完成披露試写会で、森監督は「前向きで目標に向かって一生懸命やる。『吉岡さん』と呼ぶと、『はい!』と走って来るような、そういう清々しさも感じられて」と思い返し、「俳優さんがイライラすると、どうしてもスタッフに伝播してしまうんですが、そういうことがなくて、みんなを『前向きに作品を作りたい』と思わせてくれました」と感謝の言葉を送った。吉岡は、CMに出演中のカップ麺・どん兵衛を差し入れたらしく、「差し入れの『どん兵衛』がうれしくて。あれが特にうれしかったですね」と笑いを誘う森監督。吉岡は、「寒い中、どん兵衛はおいしいですからね」と笑顔を見せ、共演者や監督から寄せられた称賛に、「その言葉でずっとがんばれます」「みなさんの優しさがどれだけ寒い冬の心に染みたか」と返していた。
2019年09月19日映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』(9月13日公開)の公開記念舞台挨拶が14日に都内で行われ、小栗旬、沢尻エリカ、二階堂ふみ、千葉雄大、蜷川実花監督が登場した同作は、小説家・太宰治の遺作にして傑作である『人間失格』の誕生秘話を、小栗演じる太宰自身と彼を愛した3人の女たち(宮沢りえ・沢尻エリカ・二階堂ふみ)の目線から、事実をもとにしたフィクションとして蜷川実花監督が映画化する。天才作家でありながら、酒と恋に溺れた自堕落な生活を送り、自殺未遂を繰り返した果てに、愛人と川に身を投げるという日本中を騒がせた“文学史上最大のスキャンダル”の真相を描く。太宰の愛人・静子を演じた沢尻は、「最初からキスシーンだったんですよね。小栗さん、慣れてらっしゃるのかなと思ってたら、あんまり来ないな、みたいなのがあって。どうやら聞いたらやったことないみたいで、すごい意外で」と驚く。蜷川監督も「もうちょっと胸触って!」と指示を出していたようで、沢尻は「全然こないな、もっと来いよ! と思ってたんですけど、そういうのやられたことないと聞いて。意外だな」と振り返った。小栗は「初日だけは役者失格だなと思ったんですけど、やっぱりいざ『触りなさい』と言われたら恥ずかしくて! みんなよくこんなことしてるなと思いながら……」とたじたじ。蜷川監督も「胸いって、と言ったんだけど、結局触ってないんだよね」と指摘、沢尻も「ここらへんばかり」と腰の方を指し、小栗は「反省してます」と苦笑する。しかし蜷川監督も「あそこから怒涛の余裕でしたよね。本領発揮」とフォローし、小栗も「最後の方はなんでも来いってなってました」と語った。また成田凌が二階堂ふみに襲いかかるシーンについて、蜷川監督は「成田くんがすごい緊張してうろうろしてたんですよ。人から見えないところに行って精神統一してたんだけど、気合い入れてるシルエットが全員から見えてたのがすっごいかわいらしかった」と暴露。同撮影時、成田に「男、見せないとですね」と語りかけ煽ったという二階堂は「『大丈夫?』とか言ってきて、『舐めてんのかな』みたいな気持ちになっちゃって」と肝が座っている様子。「私、一応事務所の先輩なんですよ。成田さんの方が年上だけど。肩に手を置いて自分の靴を履いたりして、イライラが積もっていた。ここで私のイライラを全部ぶつけるしかないと思って、言っちゃいました」と強気な発言で、会場を盛り上げていた。
2019年09月14日9月初旬、都内にあるコインパーキングから颯爽と出てきたのは沢尻エリカ(33)。来年1月より放送されるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演する沢尻。オフだったこの日、真っ赤な花柄のバッグとスカートという華やかな装で沢尻はヨガスタジオへと向かっていた。ヨガに詳しい芸能レポーターの川内天子さんはこう語る。「沢尻さんが訪れていたのは、ハンモックを使って行う空中ヨガを扱うことで話題のヨガスタジオ。多数の芸能人やモデルも通っているそうです。沢尻さんが演じるのは織田信長の妻・濃姫という重要な役どころ。長期間にわたって撮影する大河を乗り切るには、日ごろのメンテナンスが何より重要。沢尻さんは週2回ほど通って、自分磨きに励んでいるそうです」大河に向けて奮闘を続ける沢尻。しかし、その裏で彼女は“大きな決断”を下していた。「沢尻さんは8年間交際していた恋人のAさんと最近別れたそうです。彼女から切り出したと聞いています」(沢尻の知人)11年からアパレルブランドのデザイナー・A氏との交際をスタートさせた沢尻。本誌も14年に沢尻の母・リラさんとA氏と都内の自宅で同居する姿を目撃するなど、“母公認”の関係を続けてきた。「リラさんもA氏を息子同然のようにかわいがっていたといいます。2人はつかず離れずの関係で同棲を解消したこともありましたが、それもA氏の仕事に合わせてのこと。今年に入っても六本木でデートする姿が目撃され、結婚目前といわれていました」(映画会社関係者)リラさんは17年12月の本誌取材に対してこう語っていた。「孫がいれば楽しいですよね。もちろんエリカが産んでくれればうれしいですけど、エリカと彼が結婚をどう考えているのかわからないんですよ」しかし、破局という形で裏切られた母の期待――。当の沢尻は、『Numero』19年10月号のインタビューで、こうほのめかしている。《結婚がすべてじゃない。幸せになるにはいろんな道があるし、選ぶのは人それぞれ/結婚という形にはとらわれなくていいと思う》突如、8年間の日々に終止符を打った沢尻。そこには彼女の役者人生を懸けた覚悟があった――。07年に主演映画の舞台挨拶での「別に」発言により批判を浴び、女優活動を休止した沢尻。その後も高城剛氏(55)との結婚と離婚や海外移住など、波瀾万丈な芸能生活を送ってきた。しかし、最近は苦難の日々が報われつつある。「12年の映画『へルタースケルター』で女優復帰してから、沢尻さんは評価を高めてきました。16年に出演した『24時間テレビ』(日本テレビ系)でのスペシャルドラマでは両目を失明した中学校教師の妻という難役を熱演。確かな演技力が認められ、その後オファーが殺到したといいます。今年5月放送のドラマ『白い巨塔』(テレビ朝日系)や9月公開の映画『人間失格太宰治と3人の女たち』など話題作への出演が相次いでいます」(テレビ局関係者)ついに手にした大河への切符。3月に行われた発表会見で、沢尻は涙ながらに万感の思いを打ち明けていた。「芸能生活20周年目に、やっと大河に出演することができました。本当にうれしい(中略)この20年間、芸能界で培ってきたものや築き上げてきたものを作品に捧げたい。沢尻エリカの集大成をここで」沢尻の並々ならぬ熱意は撮影現場でもあらわれていた。「沢尻さんはスタッフに飲み物を差し出したり、自ら話しかけたりと常に現場を明るくしようとしています。“別に”のイメージから怖がっているスタッフもいましたが、今では“姐御”と慕われているほどです」(NHK関係者)そして沢尻は大河への情熱と引き換えに、A氏へ破局を宣告したのだった。「1年間にわたって撮影する大河の撮影に全力をつくすため、沢尻さんは『今はプライベートを封印する!』と決断。そこで未練を断つために自ら別れをA氏に持ちかけたのです。A氏と話し合った結果、双方納得する形で別れることになったそうです」(前出・知人)破局の真相を沢尻の所属事務所に聞くと、担当者は「プライベートなことは本人に任せています」と答えるのみだった。“永い春”に終止符を打ち、沢尻は新たな道を歩み始めた――。
2019年09月10日吉岡里帆が悲しい過去を抱え葛藤しながらも、迫りくる危機に果敢に立ち向かい、俳優としての新境地を見せている『見えない目撃者』。この度、吉岡さん演じる主人公・なつめのバディとして大活躍を見せる、勇敢な盲導犬を演じた俳優犬・パルの癒やし度MAXな場面写真が到着した。主人公・なつめを支えるラブラドール・レトリーバーの盲導犬パルを演じたのは、実際に盲導犬の訓練を受けた俳優犬のパル(本名も役名と同じ)。劇中では、普段のなつめの生活や事件の捜査をするときの行動をフォローするだけでなく、なつめの心が弱ったときも傍らで寄り添う重要な役割を担っている。撮影は、『南極物語』(’83)や『ハチ公物語』(’87)といった犬が登場する数々の作品の撮影にも参加してきたドッグトレーナーの第一人者・宮忠臣のもと、細心の注意を払って行われ、パルは数々のシーンで名演を披露!フレームに入らないところで宮氏が視線の先に立って指示を出すなどの演出方法が採られ、状況にあった動きが作られていった。ときにはバディである吉岡さんがトレーナーとも監督ともなってパルに指示を出し、それにパルが素直に答える場面も見受けられたという。そんなパルについて吉岡さんは、「パルはあくまで盲導犬役の役者犬なんです。本番が始まるまでは注意散漫で、楽しそうに遊んでいるんですけど、“本番!”という森(淳一)監督の声を聞くと、スッとした表情で、とっても素敵なお芝居をしてくれました」と称賛。普段はおどけせた姿を見せながらも、“俳優犬”として真価を発揮するパルを称賛。「パルがいたから、この映画の中で強く、自分を保ってられるような、安定した気持ちでいられたのかなと思います」ともふり返っており、撮影を重ねるにつれて絆を深めていった様子だ。この度到着した場面写真は、吉岡さんや高杉真宙と共に演技をする撮影中のパルや、宮氏と出番を待つパルの姿を捉えたもの。“五感を震撼させる”ノンストップ・スリラーとしてR15+指定となった本作において、束の間の癒やしを与えてくれる姿と共に、キリっとした俳優フェイスのギャップにも心が掴まれること間違いなし。ピンチの場面では頼りになる、その芝居にも注目してほしい。『見えない目撃者』は9月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:見えない目撃者(2019) 2019年9月20日より全国にて公開(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ(C)MoonWatcher and N.E.W.
2019年09月09日9月20日公開の映画『見えない目撃者』のティーン女子限定試写会が5日、都内で行われ、吉岡里帆、高杉真宙が出席した。吉岡美穂主演の本作は、強烈な戦慄を覚える究極のノンストップスリラーで、交通事故によって視力を失い、弟を亡くした主人公の浜中なつめを吉岡が熱演。車の接触事故に遭遇して車内から聞こえた女性の声から誘拐事件が起きていると考えたなつめは、高杉が演じる寡黙な少年の春馬とともに事件の真相に迫る、というストーリーとなっている。本作で目の見えない元警察官という難しいキャラクターを演じた吉岡。「来ていただいたお客さんにドキドキしていただかなくてはいけませんので、そこは苦労しましたね。集中してやるだけではなく、客観視しながら撮っていくことに気をつけていました」と明かしつつ、「盲導犬のパルトとはすごく仲良くなれたので、2人だけの絆が芽生えたように思います」と振り返った。吉岡の演技について高杉は「圧倒されましたね。目が見えないお芝居ってだいぶ制限されると思うんですが、ストレートに伝わってくる感じがしました。それに僕がお会いした中で一番ストイック。大変な役だったんですが、色んな人に気を使い、それがあったから座長の吉岡さんについていこうと思えました」と絶賛。それを受けた吉岡は「恐縮です(笑)」と照れ笑いを見せ、「高杉さんのことを高校生だと思っていて、現場でも制服だったから学校帰りに大変だなと思いました。現場で年齢(23歳)と聞いて作品の中で年齢をコントロールできる力は役者として凄いなって思いました」と印象を語った。この日のイベントはティーン限定ということで、10代の参加者の質問に吉岡らが答えるというコーナーも実施。「10代のうちにやっておくべきことは?」という質問に「海外旅行」と回答した吉岡は「高校時代、シンガポールとマレーシアが修学旅行だったんですが、前日にパスポートを失くして行けなかったんです。今でも友だちからイジられますよ(笑)」と明かし、「何気なく過ぎていく日常の中で、遊んだり食べるとか何でもいいんですが、思い出って意外と今しか作れないことがたくさんあるなって思います」とアドバイスしていた。映画『見えない目撃者』は、9月20日より全国公開。
2019年09月06日女優の吉岡里帆が22日、都内で行われた映画『見えない目撃者』(9月20日公開)の完成披露試写会に出席し、自身のコンプレックスと役作りについて語った。同作は、吉岡演じる視力を失った元警察官・浜中なつめが、車の接触事故に遭遇したことをきっかけに、聴覚・触覚・嗅覚で感じたことを手掛かりに女子高生連続殺人事件を追うノンストップスリラー。なつめの「人を救いたい」という熱意に触発され、“もう1つの目”となって事件に立ち向かう少年・国崎春馬を高杉真宙が演じる。クランクインの2カ月前から、3人の視覚障害者を取材したという吉岡。「先天性の盲目の方、後天性の盲目の方、盲導犬と一緒に過ごされている方」との対話を通して、強い信念や正義感を持った役柄の肝となる「強さ」を感じ取り、「みなさんからのエッセンスをいただいてキャラクターが作られていきました」と感謝する。また、同時期に警察学校で訓練を受け、警察官としてのあるべき姿や、実際に起きた事件のことなど「普段は聞けないような話」も取材。さらに、「こうやって並ぶとすごく分かりやすいんですけど、めちゃくちゃ身長が低くてコンプレックスなんです」と打ち明けつつ、「アクションをする時に犯人と対峙するシーンで、弱々しく見えないために背筋をめちゃめちゃ鍛えました。背中の筋肉がついていると強く見えると聞きまして。3カ月ぐらい前からトレーニングしました」と体力面での克服法を明かしていた。この日は、吉岡のほか、高杉真宙、國村隼、大倉孝二、浅香航大、栁俊太郎、松大航也、田口トモロヲ、森淳一監督が出席した。
2019年08月22日年間8000組のリゾートウエディングを行う「アールイズ・ウエディング」は、リゾートウエディングの真の価値や楽しさを伝える初のTVCMに女優の吉岡里帆さんを起用。先日「『アールイズ・ウエディング』新CM&キャンペーン発表会」が行われた。吉岡さんも「やりたい!」と興奮気味に語ったリゾートウエディングの魅力を、余すところなくご紹介する。女優の吉岡里帆さんを起用した新CM「愛するみんなと行く。」アールイズ・ウエディングは、リゾートウエディングの真の価値は「大切な人たちとともに感動し、楽しむ“特別な旅”」ととらえ、カップルとゲストが結婚式の時間だけでなく、式の前後でも思い出づくりができるようなサービスを提供することを、創業時からのモットーとしている。女優の吉岡里帆さんを起用したCMでは、挙式中の様子をあえて省き、新郎新婦とゲストの式前後にフィーチャー。ハワイのワイキキの街中を駆け巡ったり、ドレスをたくし上げてビーチで踊る姿など、出席者全員がリゾートウエディングを楽しむ様子が描かれている。CM撮影について、吉岡さんは「出演者の皆さんとも撮影が終わる頃にはすっかり仲良しになっちゃいました!」と感慨深げにコメントを寄せた。参列者同士の距離も縮まる。吉岡さんが語るリゾートウエディングの魅力「家族や友人同士、大家族のようにワイワイやりたい!」と、理想のウエディングプランを語った吉岡さん。撮影を通して、リゾートウエディングは新郎新婦だけではなく、参加している全員が楽しめるということを感じたそう。「参列者同士の距離も縮まり、穏やかで開放感のある雰囲気はリゾートウエディングならでは。自分も結婚したくなりました!」と満面の笑みを浮かべた。また、「一生の思い出に残る旅と結婚式が両方できるのは、一度で二度美味しい!」と、リゾートウエディングの魅力を改めて語った。ボディラインを美しく見せてくれるリゾートならではのウエディングドレス結婚式といえば気になるのがやはりドレス。CMで吉岡さんが着用した2着のドレスはなんと、今回特別に作られたオリジナルの吉岡里帆モデルウエディングドレスだ。発表会で着用していたのが『風に揺れるセパレートドレス』。デコルテの透け感と繊細な刺繍レースが花嫁の美しさをより引き立たせる。上下が分かれているセパレートタイプなので動きやすく、疲れにくいのもうれしいポイント。さらにフロントの丈が短くなっているので足捌きがよく、アクティブに動くことができる。またもう一着の『景色に映えるAラインドレス』はウエストが絞られており、女性の身体のラインを究極に美しく見せてくれるのが魅力だ。「ドレス自体はシンプルなので、アクセサリーなど小物で遊ぶのもオススメ」と、吉岡さんもお気に入りの様子だった。「吉岡里帆 オリジナルウエディングドレス プレゼント」キャンペーン詳細2着のドレスは実際にアールイズ・ウエディングの結婚式で着ることができるほか、ドレス自体をプレゼントするキャンペーンも実施中。応募期間:2019年8月1日(木)〜9月30日(月)23時59分まで商品:「風に揺れるセパレートドレス」もしくは「景色に映えるAラインドレス」のうちいずれか1着応募資格:・日本国内におすまいの方・利用規約に同意していただいた方・株式会社グッドラック・コーポレーションおよび本キャンペーンの関係者でない方※規約については下記、ドレスキャンペーンサイトをご覧ください。応募方法:1.Instagramにてアールイズ・ウエディング公式アカウントをフォローしてください。2.ハッシュタグ「#愛するみんなと行く」をつけて、家族や友人など、大切なゲストと一緒にどのようなリゾートウエディングを行いたいか、理想の結婚式について、ご自身のお写真とともに投稿してください。3.当選者の方には、後日Instagramのダイレクトメッセージにてご連絡させていただきます。ラフな気持ちで、大切な人たちと楽しい思い出を作ることができるリゾートウエディング。「愛するみんなと行く。」特別な旅に出かけてみてはいかがだろうか。【参考】※ドレスキャンペーンサイト※アールイズ・ウエディング
2019年08月21日女優の吉岡里帆(26)が1日、都内で行われたリゾートウェディングブランド「アールイズ・ウェディング」新CM&キャンペーン発表会に出席。吉岡は、今月5日より放送が開始される新CMで着用している「吉岡里帆モデル」のウェディングドレス姿で登場し、会場に集まった観客に向けてブーケトスを行った。同CMは、「リゾートウェディングは大切な人たちといく特別な旅」をコンセプトに、吉岡がハワイ・ワイキキを舞台にウェディング姿のまま街中を駆け巡る。撮影を振り返った吉岡は「ドレスを着て、街を走り抜けるというのがそんなにないので、みんなで一緒に楽しんでいるというのが伝わる躍動感のあるものになった」とご満悦の様子。自身のウェディングドレスについては「体への負荷、疲れにくいかなと感じました。前の丈が短くなっているので、動きがラクに走り回ったりできるかなと。そこもポイントです」とにっこりアピール。理想の男性像について話が及ぶと「たくさん思いついちゃうのですが、一番大切なのは思いやりのある方です」と告白。「旦那様が、自分の家族だったり友人だったりに愛情を持って接してくれたらすごくうれしいだろうなと思います。思いやりがあって温かい、肝っ玉が据わっているような、そういう男性がいいなと思います」と目を輝かせていた。
2019年08月02日小栗旬が太宰治を演じる映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』ジャパンプレミアが7月25日(木)、丸の内ピカデリーにて行われ、小栗さん、共演する沢尻エリカ、二階堂ふみ、成田凌、蜷川実花監督が登壇した。小栗さんの発言を受け、沢尻さんがネタバレ…!?作中、禁断の恋を繰り広げる太宰だが、「死ぬほどの恋をするならどのキャラクターとしてみたい?」と聞かれた登壇陣。小栗さんは悩みながら、「今回のキャラクターたちだと難しいんですけど。そうだな……申し訳ないけど富栄さんはちょっときついかな」と二階堂さんが演じた役柄を挙げると、うなずきながら沢尻さんが、ネタバレ要素の高い、ある一言をポツリとコメント。発言後「やばい」とばかりに口を覆い、まずかったのではないかと成田さんらとも顔を見合わせた沢尻さん。慌てふためくチャーミングな沢尻さんに、小栗さんは「でもネタバレとかではないんじゃないかな…」と優しくフォローしていた。さらに、同じ質問をされた沢尻さんは,「すっごい難しいんですけど…千葉(雄大)くんが演じた弟役が、すごく一見かわいいけど芯がある子で、いいなと思います。そういう人、好きです」と誠実なキャラクターを挙げる。蜷川監督が「唯一しっかりしてる。エリカ、意外と見つけるよね」と鋭く突っ込めば、沢尻さんも「うん、意外とちゃんとしてる(笑)」と茶目っけたっぷりに返していた。『人間失格 太宰治と3人の女たち』は、作家・太宰の実話を基にしたオリジナル映画。妊娠中の妻・美知子(宮沢りえ)とふたりの子どもがいながら、作家志望の静子(沢尻さん)や未亡人の富栄(二階堂さん)との不倫を続ける太宰。それでも、不貞な夫の才能を信じる美知子に叱咤され、自分にしか書けない「人間に失格した男」の物語に取りかかる。太宰を演じた小栗さん「嫌いにならないでください」太宰ができるのは小栗さんしかいないと、蜷川監督からのオファーを受けた小栗さん。「うれしかったです。…脚本、大変そうだなと思ったけど、やらなかったら役者としてどうだろうと思うくらい素晴らしい作品だったので、参加できてよかったです」とふり返る。これまでのイメージにないほど、セクシーでチャーミングな太宰を演じた小栗さんだが、「楽しかったです。楽しい半分しんどい半分でしたけど、素敵な楽しい時間を過ごせました」と言った。しかし、太宰の好色ぶりを案じてか、最後に一言「嫌いにならないでください(笑)」と言い残し、キラースマイルをのぞかせていた。『人間失格 太宰治と3人の女たち』は9月13日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:人間失格 太宰治と3人の女たち 2019年9月13日より全国にて公開© 2019「人間失格」製作委員会
2019年07月25日7月22日、資生堂エリクシールルフレの新CM動画が公開された。「つや玉とKEANA」というタイトルで、吉岡里帆(26)がシンガーソングライターの前野健太(40)と昭和歌謡曲風のデュエットを披露。同日に吉岡もインスタグラムを更新し、《今回も歌って踊って楽しく作りました》と本動画を紹介。その歌声に絶賛の声があがっている。《吉岡さんの歌声好きなので、また歌聴けて嬉しいです》《ほんまこれ最高のデュエットソングやね 里帆ちゃん歌ほんま上手いし可愛すぎやわ》《CD出して欲しいこれ!!!》吉岡といえば、これまでにも歌声を披露してきた。昨年3月にも、同CMシリーズ「踊る!歌う!That’sファースト エイジングケア」でミュージカル風の歌とダンスを披露。さらに同年10月には、映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」で、シンガーソングライター役に抜擢され、劇中でギターの弾き語りを披露。続けて年末の「2018 FNS歌謡祭 第一夜」(フジテレビ系)で、主演の阿部サダヲ(49)と同映画の主題歌を歌唱した。また6月2日に放送された吉岡がパーソナリティを務めるラジオ番組に「UR LIFESTYLE COLLEGE」(J-WAVE)にミュージシャンの椎名林檎(40)が出演。椎名は吉岡の歌を褒めつつ、「むき出しの自分を表現する場」として音楽活動を吉岡に勧めた。さらに吉岡はアルトサックス経験者であることを告白。すると椎名は「私(椎名)を筆頭に、曲を書きたがるミュージシャンがわらわらやってくる」と太鼓判を押し、歌とサックスで吉岡に音楽活動を提案した。現役ミュージシャンからもお墨付きをもらった吉岡。そんな彼女に歌手デビューを期待する声があがっている。《やっぱり里帆さんの歌声最高だなぁ。林檎さんが言ってたように本格的に歌手になれば良いのに》《椎名林檎さんに曲かいてもらってデビューするの待ってます》《里帆さんの歌声は、音タコでお墨付きなので、里帆さんが良く言ってる「新たなる挑戦」に歌手デビューする里帆さんも見てみたいです》
2019年07月25日沢尻エリカと二階堂ふみが新たに加わった「Indeed」の新CMが、7月2日(火)より全国オンエア開始。斎藤工、窪塚洋介、池内博之、泉里香とドラマ仕立てのCMになっている。今回公開されたのは、これまでのイメージを一新し、ロック調な音楽にそって展開していくシリーズ。斎藤さん、窪塚さん、池内さんが登場する「#アフター6 近況シェア」篇と、泉さん、沢尻さん、二階堂さんが出演する「#アフター6 無茶振り」篇。池内博之、サル顔披露 「#アフター6 近況シェア」篇男性3人が登場する「#アフター6 近況シェア」篇では、アメリカンダイナーで談笑中、ヨースケ(窪塚さん)がチーズバーガーを頬張りながら「最近どうよ?」といけ(池内さん)に問いかけると、会社を辞めて転職した近況を明かす。続けて、たくみ(斎藤さん)が「場所は?」と尋ねると、ドヤ顔で「丸の内」といけ。すかさず、ヨースケから「丸顔だもんね」といじられたいけは、丸顔を披露。その流れでヨースケがたくみに近況を尋ねると、たくみは「たくちゃんねる」と。意外な回答に2人で見合わせていると、たくみは淡々と動画チャンネルの視聴を2人に勧めるが…という、仲良しなCMとなっている。“サル顔”に「ジャングルが見える!」実際の撮影では、池内さんは「洋介と共演するのも久しぶりで、嬉しいです!」と再共演を喜びつつ、和気あいあいと撮影がスタート。池内さんが“サル顔”を披露するシーンでは、窪塚さんは「(いけの)顔まねで笑っちゃうよ」と笑いを堪えるのに必死な様子を見せる場面も。それに池内さんもノリノリになり、様々なパターンの顔まねを披露し始め、サルマネでは池内さんに対し、窪塚さんが「ほんとにサル顔だね、真似をしてる時に本当にサルに見えるもん(笑)後ろにジャングルが見える!」と大絶賛だったようだ。今後の展開を予想! 映画や舞台に!?今回の新CMについて斎藤さんは「ドラマ仕立てになっていて、とてもワクワクしました。しかも窪塚さんと池内さんと共演できるなんて」と話し、池内さんは「3人での絡みっていうのは初めてだけどすぐに意気投合しました」とコメント。また、シリーズ化していく可能性もあるが、今後の展開については「シリーズになって、『実は短編みたいな一本の映画になっていました』ってことになったら夢があります。あとは『たくちゃんねる』で世界配信したり(笑)」と斎藤さんが予想すると、窪塚さんも「同感ですね(笑)本当にもったいないので、このメンバーで映画とか舞台とかに落とし込めればいいですね」と同意し、池内さんも「僕もほとんど同意見ですねー、先の展開が気になるので…映画化いいよね!」と語った。二階堂ふみが顔芸披露「#アフター6 無茶振り」篇新たなキャストを迎えた女性3人が出演する「#アフター6 無茶振り」篇では、大衆居酒屋での女子会が舞台。ビール片手にため息をつくふみ(二階堂さん)に、えりか(沢尻さん)が「どした?」と問いかけると、社内の気になっていた先輩(いけ)が転職してしまったことを報告。いずみ(泉さん)が「後追っちゃいなよ」と話を盛り上げると、えりかからいたずらな振りが。要望に応えてキメ顔をするふみだったが、しかしそれを無視…!?なんとか2人の興味を引こうと、「Hello~」とめげずに問いかける…という絶妙な掛け合いが楽しいCMだ。リアル居酒屋にテンション上がる女性陣撮影現場では、リアルな居酒屋での撮影に思わずテンションが上がった二階堂さんが、居酒屋に行ったときの定番メニューについて「砂肝!」と回答すると、沢尻さんは「手羽先!」と、実際に注文するかのように食べたいメニューの話で盛り上がある一幕も。さらに、英語を習っている設定の二階堂さんは、無視する沢尻さんと泉さんに英語で話かけることを求められると、「Hello~Hello Girls!Look at me~」と呼びかけたり、演技中に視線を再び得たい二階堂さんは、「シュッっとしてる NOW~」とコミカルなアドリブを入れたり、カットがかかるとスタッフからは「可愛い」の声も飛んでいたそう。撮影は「新鮮で楽しい」撮影してみて泉さんは「いつも斎藤さんとリズムを取るCMを撮影することが多かったので、今回のストーリー仕立てがとても新鮮でとても楽しかったです」と感想を語り、これまでのシリーズも好きだったという沢尻さんは「共演するCMに出ることがあまりないので、すごく新鮮で楽しいですね」とコメント。そして二階堂さんも「とにかく楽しかったです」と話している。また今後の展開についても「どうなっていくんだろうね。みんなの今後の関係性とか、男性チームがどう絡んでくるのか、そういったところが面白くなっていけばいいですね」と沢尻さん。見どころについては「今回は女子会ということで女子が集まった楽しさだったり、雰囲気を見ていただけたらなと思います」(泉さん)、「今までにないような新鮮でリアルな感じが出ていると思います。新しい私たちに出会えると思うので是非見てください」(沢尻さん)、「ドキュメンタリーみたいな雰囲気を楽しんでいただけたらなと」(二階堂さん)とアピールしている。Indeed 新CM「#アフター6 近況シェア」篇、「#アフター6 無茶振り」篇は7月2日(火)~全国にてオンエア。(cinemacafe.net)
2019年07月02日女優の吉岡里帆が26日、都内で行われた「綾鷹」東京2020戦略発表会に、狂言師の野村萬斎らとともに出席した。野村が出演する新CMにちなみ、"心をととのえる方法"を聞かれると、野村は『深呼吸』と挙げた野村は「目を閉じながら深呼吸できればなお瞑想的なところに入れると思いますけど、息を落ち着かせて、体の力みをなくすというか、落ち着くということですね」といい、過去に気持ちが昂ぶってしまった仕事を聞かれると「舞台はライブで本番は一期一会なんですね。すべてがそうと言えばそうなんですけど、去年はジャポニズムという催しがパリで行われていて、『三番叟』という演目をやりました。それをやるときは、日本文化に対して理解のない方と言いますが、初めての方にダンスとして上手く見えるようにというときはだいぶ息が入りますから、その分、深呼吸をしましたね」と答えた。一方、『中指のツボをおさえる』と発表した吉岡は、多くのフラッシュを浴びると「そんなにフラッシュ炊かないでください(笑)。大したことじゃないので。恥ずかしい…」と恥ずかしそうに語り、MCから実演をお願いされると「この辺りをギュッと押さえて、よく緊張する現場とか、長ぜフリフの前とか、ピリッとする瞬間は押さえて、リラックスをさせていただいております」と紹介。マイクフォローをしていた野村と2ショットで、指のツボを押している写真をたくさん撮られた吉岡は「なんか結婚指輪をするみたい(笑)」と照れ笑いを浮かべた。さらにイベントでは、京都・宇治の老舗茶屋「上林春松本店」代表の上林秀敏氏の指導の元、吉岡が本格的なお茶いれを体験する一幕もあり、「恐縮です。緊張します」と中指のツボを押さえてから、真剣な表情でお茶を淹れた吉岡。「ひゃー、緊張しますねえ。萬斎さんに変なお茶は出せない」と気合いを入れて入れたお茶を野村に提供し、そのお茶を飲んだ野村から「急須で淹れるとまた全然違いますね。美味しいですね」とお褒めの言葉をもらうと、吉岡は「誰かに飲んでもらうということを意識しながら丁寧に淹れるお茶というのは、すごく素敵だなと思いました。(美味しいと言ってもらい)感無量です。よかったです」と胸をなで下ろした。また、2020年に向けての目標を尋ねられた吉岡は「日々の仕事を1つずつ丁寧に頑張っていきたいですし、綾鷹を通してたくさんの方にお会いする機会があると思いますので、日本のよさを少しずつでも伝えていけたらいいなと思います。そしてお茶を飲んで、心を整えて、私も頑張っていきたいと思います」と意気込みを語った。
2019年06月26日年の離れた“親友”が遺してくれたのは45年ぶりの主演映画作品だった。映画『エリカ38』の女詐欺師役で新境地を開いた浅田美代子(63)が、樹木希林さん(享年75)への感謝の思いを明かす――。「今でも、『美代ちゅあん』と、ばあばから電話がかかってくるような気がします。いつもそばにいてくれていると思うんです」そうほほ笑むのは、今月7日に公開された映画『エリカ38』(東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で上映中)で、主演を務める女優の浅田美代子。デビューとなったドラマ『時間ですよ』(TBS系・’73年)で共演以来、樹木希林さんとは、45年の長きにわたり、「ばあば」「美代ちゅあん」と呼び合う仲だった。昨年9月に亡くなった希林さんが人生最初で最後の“企画”を務めた映画『エリカ38』は、’17年4月に投資詐欺で国際手配され、タイで逮捕された女性詐欺師の事件がモチーフだ。日本でだまし取った金を、タイで同棲中の若い男性ホストに貢いでいたこの女性詐欺師。“聖子ちゃんカット”に、生脚&ショートパンツ姿で38歳を自称していたが、じつは62歳だったことで話題を呼んだ。映画では、浅田が女性詐欺師・エリカ役、希林さんがその母親役を演じている。日ごろから浅田の自宅で過ごすことの多かった浅田さんと希林さん。2人でこの事件を報じるワイドショーを見ながら、希林さんが「美代ちゃんはこういう悪女役をやったらいいのよ」と言ったという。「『やりたいけど、誰も私にこういう役、オファーしないでしょ?』『そうなんだよね、イメージがねぇ……』と話していたんですが、2カ月ほどしてから、『美代ちゃん主演で、監督も決まったから。低予算だけどがんばりなさい』と、ばあばから電話があって。驚きと、あまりのうれしさに涙が出ました」浅田の知らないところで希林さんは、プロデューサーや監督をこう口説いていたという。「あの子には60歳になってもアイドルの色香、艶があるのよ。女性詐欺師の事件、浅田がやったらおもしろいと思わない?」こうして浅田の45年ぶりとなる映画主演が決まったのだ。そんな希林さんも当初、自身が映画に出演することは迷っていた。「ばあばは『“企画”として私の名前がクレジットされるから、出演までするとウチウチの映画っぽく見えちゃう』と渋っていました」マネージャーを付けず、自分で仕事を決めていた希林さん。断るときは、即決だったそう。「すぐに断らないのは迷っているのだろうと思っていました。あるとき、『私が演じると、作品の格が上がるからねえ』と、ばあばが冗談っぽく言い出したんです。私が『そうなんだよね~ばあば』と答えると、『でしょう?じゃあやるよ』って(笑)」
2019年06月13日アート好きで知られる女優の吉岡里帆さんが『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』の記者発表会に登場! 展覧会の音声ガイドに初挑戦する吉岡さんが、意気込みやお気に入りの美術館、好きなアーティストなどについて、熱く語ってくれました!『バスキア展』がやってくる!【女子的アートナビ】vol. 149ジャン=ミシェル・バスキアとは、1980年代のアメリカで活躍したアーティスト。わずか27歳で亡くなった彼の作品は、現代アートのなかでも特に人気があり、美術市場で高額取引されていることでも知られています。2017年には、ZOZO社長の前澤友作さんが、オークションでバスキア作品を約123億円という高値で落札し、話題となりました。9月21日から東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開かれる『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』では、世界各地から集められた絵画やドローイングなど約130点もの作品を展示。前澤さんの所蔵作品も実物を見ることができます!吉岡さん、登場!そんな注目の展覧会で、音声ガイドナビゲーターを担当されることになった女優の吉岡里帆さんが、鮮やかな赤のワンピース姿で登場しました!アートが大好きという吉岡さんは、音声ガイドナビゲーター就任について「とても光栄です」と笑顔でコメント。MCから、美術に興味をもつようになったきっかけについて問われると、次のように述べました。吉岡さん両親が、絵が好きなので、家に絵が飾ってありましたし、小学2年生のときから書道をやっていますので、書道をきっかけに美術展や展覧会、博物館などに行くようになり、作品に触れる機会が多かったです。「こんなにすごい」と圧倒!さらに、吉岡さんの美術トークが続きます。――お気に入りの美術館はありますか?吉岡さん本当に好きな場所がたくさんありまして……。地元では京都文化博物館。ここは内装がとても歴史があってすばらしいです。あとは、川村記念美術館ですね。まさに現代アートが好きになるきっかけになった美術館なのですけれど、ロスコを見たときは本当に感動しました。また、新潟県の十日町に行ったときに、ジェームズ・タレルの作品を見たときは、本当に「インスタレーションの作品ってこんなにすごいんだ」と圧倒されたりして、最近は特に現代アートに興味をもっています。バスキアのイメージは?――ご自身の中で、バスキアとはどんなイメージですか?吉岡さんバスキア自身が短い期間で3000点というものすごい量の作品を残していますし、とにかくエネルギッシュで、若さと才能にあふれている方です。残されている作品は、どれをとってもバスキアにしかできないバランスがあります。そして色、ですよね。とにかく色のコントラストであったり、独特な感性に驚かされますし、早く本物の作品を近くで見たいとワクワクしています。――バスキアに憧れや影響を受ける部分があれば教えてください。吉岡さん一枚の絵を見たときのその圧倒的な自由さ。そこには憧れを抱きます。「自分はこういう人間なんだ、自分の頭の中ではこういう芸術があふれているんだ」という彼の思いが一枚の中にしっかりと表現されている姿は本当に感動します。「自分は自由なんだ、やりたいことをやるんだ」という姿勢がとてもかっこいいと思います。――最後にバスキア展に来場されるみなさまに、メッセージをお願いします。吉岡さんバスキア展にご来場されるみなさま、本当に私も楽しみに待っているひとりなんですけれど、バスキアという人は、短い生涯の中で数多くの名作を残し、今もなお愛し続けられているとてもステキなアーティストです。彼の作品に触れると、とにかく気持ちがワクワクして、エネルギーが体中から満ちあふれるような、そんな気持ちになってもらえるかと思います。私も丁寧にガイドをしていけるように、務めてまいります。会場は東京だけとうかがいましたので、とにかくこの機会を逃さず、ぜひみなさんに来ていただきたいです。音声ガイドは来場者全員無料!バスキア展では、吉岡さんが担当される音声ガイド機を無料で提供。また、美術展史上はじめての試みとして「二度楽しめる」キャンペーンが実施されます。これは、来場者がもう一度バスキア展に来場することができるもので、二度目の来場は会期中平日17時以降の入場のみ対象となります。(詳しくは公式サイトをチェック!)現在、うれしい特典つきの前売り券が発売中です。ぜひ早めにお得なチケットを入手して、バスキア展の開幕を待ちましょう!Information『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』会期:2019年9月21日(土)~ 11月17日(日)休館日:9月24日(火)時間:10:00~20:00※9月25日(水)、9月26日(木)、10月21日(月)は17:00閉館※入場は閉館の30分前会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)特典付前売券(税込):バスキア展サポーターチケット(※10月4日(金)までの入場※1,000枚限定 )¥1,000/早割ペアチケット(※7月7日(日)まで販売)¥3,000 /図録付チケット¥4,500/※詳しくは公式サイトをご覧ください。当日券(税込):一般 ¥2,100/高校・大学生 ¥1,600/小・中学生 ¥1,100※音声ガイドは来場者全員無料公式TwitterフジテレビARTもしくは最新情報はフジテレビART@fujitvartTwitterまで
2019年06月12日6月28日公開の映画『新聞記者』の完成披露上映会が4日、都内で行われ、シム・ウンギョン、松坂桃李、高橋和也、北村有起哉、田中哲司、藤井道人監督に出席した。現役の新聞記者、望月衣塑子氏が書き記した『新聞記者』を原案に、『オー!ファーザー』(2014年公開)の藤井直人監督が映画化した本作。1人の新聞記者の姿を通して報道メディアは権力にどう対峙するのかを問いかける衝撃作だ。真実に迫ろうともがき苦しむ若き新聞記者・吉岡エリカに、韓国映画界の至宝シム・ウンギョン、内閣情報調査室に勤め理想と現実の間で揺れる若き官僚・杉原拓海を松坂桃李が熱演し、権力とメディアの裏側、組織と個人のせめぎ合いを真正面から描き出す。松坂とともにダブル主演を務めたシム・ウンギョンは、本作で邦画初主演。舞台あいさつ中は、本作で覚えたという流暢な日本語で対応し、日本と韓国の違いを「まず撮影の期間が違います。2週間(本作の撮影期間は約20日)で撮れる映画があるのでそれに驚きました」と挙げつつ、「最初はこの映画がちゃんと撮れるのか悩んだ時期もありましたが、自分が持っている集中力を全部出して頑張りました」と充実感をにじませた。一方の松坂も撮影期間の短さには苦労したようで、「役柄的にもズッシリとくるシーンが多く、中々メンタル的に気持ちが上がるところは難しかったと思います」と明かし、演じた杉原拓海というキャラクターは「目の前に起こる一つ一つの出来事に自分の思いや信念をぶつけて立ち向かい、揺れ動きながらも自分を問いただし、それを繰り返して進んでいきます。自分は果たしてできているのかな? と思いましたね」と振り返った。松坂が演じた杉原の元上司を高橋和也、直属の上司を田中哲司が演じている。高橋が優しい上司、田中が怖い上司という対照的な設定の役柄で、それについて松坂は「空気感が全然違いましたね。高橋さんは優しく包み込んでくれる空気感だったので、やっていて安心しました。田中さんは怖かったですよ。その怖さが伝わる感じで、静かなものがゆっくり迫るようなモノを感じました」と明かし、田中は「悪い役はいっぱいやってきましたが、その中の集大成のようなものを感じました」と自信を見せた。舞台あいさつの後半には、記者役を演じたシム・ウンギョンが、キャスト陣に質問するコーナーも。「セリフを覚える時はどこで覚えますか?」という質問に「歩きながらしか入らない身体になっちゃってます」(田中)、「1時間でセリフを覚えるなら10分を6回に分けて覚える」(北村)、「ノートにセリフを書いて頭に入るタイプ」(高橋)と3人とも異なるようで、松坂も「僕は肉を焼きながらとか、何かをしながらですね。何か自分の中で割と負荷を与えて覚える感じです」と回答していた。映画『新聞記者』は、6月28日より全国公開。
2019年06月05日映画『新聞記者』が、6月28日(金)より全国公開される。公開を直前に控えて、6月4日に丸の内ピカデリーにて完成披露上映会が行われた。出席したのは、W主演のシム・ウンギョンと松坂桃李、共演の高橋和也、北村有起哉、田中哲司、そして藤井道人監督。『新聞記者』は、東京新聞記者・望月衣塑子が記者としての思いを明かした同名の書籍を原案に、巨大権力と対峙する、ウンギョン演じる女性新聞記者と、松坂桃李が演じるエリート官僚の奮闘を描く映画化作品だ。真実に迫ろうともがく若き新聞記者・吉岡エリカ役のウンギョンは「ちゃんとやれるのかどうか、悩んだ時期がありました。でも自分の持っている集中力を出して頑張りました。この映画での経験は貴重で、自分の演技も成長できたと思います」と流暢な日本語で挨拶。撮影は20日間とタイトだったが、内閣情報調査室に勤める若き官僚・杉原拓海役の松坂は、「濃厚なスケジュールの中で、全員が一丸となってやりました。役柄的にも、葛藤に揺れるズシンとくるシーンも多くて、メンタル的に気持ちを上げることが難しかった」と熱演を報告した。この日は、ウンギョンが劇中で演じた若き新聞記者・吉岡エリカになりきって、監督・キャストに質問するコーナーを企画。ノートを片手にウンギョンは「どのようにセリフを覚えますか?」と切り込んだ。これに田中は「僕は歩きながら。歩きながらしか入らない体になった。外じゃなければダメなので、雨の日も歩かなければならない」と告白。北村は「場所とか時間も関係なくて、全体を分割して散りばめて10分くらいに分けて覚える」、高橋は「書いて覚える」とそれぞれ返答した。そんな中、松坂は「焼き肉を焼いたり、何かをしながら」と意外な記憶法を口にし「何かをしながら覚えることで自分に負荷を与えているのかも」と分析。それにウンギョンは驚く一方で「以上ですか?もっとありますか?」とクールな対応を見せた。また「休日の過ごし方」を聞かれた松坂は「ひたすらテレビを見る。朝はニュース、昼はワイドショーとかアニメとか、夕方のニュースやドラマも見て、ずっとテレビ」とインドアな休日を紹介。同じ質問に田中は「子育てしか思い浮かばない」とすっかりパパの表情で、ウンギョンから「お疲れさまでした!」と労われていた。すると今度は松坂からウンギョンに「好きな日本語は?」との質問が。それにウンギョンは「ナウい!」と即答。あまりの古い言葉に一同が驚くと、ウンギョンは松坂に向かって「今日はナウいですね!」とすかさず使用し、松坂は「大変光栄です」と嬉しそうに照れていた。最後にウンギョンは「日本のお客さんに初めて観てもらうことになります。ジャーナリズムのお話ですが、そこの中に人間群像が見える映画です」とアピール。松坂も「いまだにこの作品において、いいワンワードが出ない。こんなことは初めての経験。それだけ一言では語れない作品ということ。これからご覧になる皆さんには、先入観を持たずに思ったままの感想を聞かせてもらえたら幸いです」と期待を込めた。『新聞記者』6月28日(金)全国公開
2019年06月05日ネバダ州クラーク郡の裁判所が、ニコラス・ケイジとエリカ・コイケさんの離婚を正式に認めた。ニコラスは3月にラスベガスでエリカさんと結婚後、わずか4日で婚姻無効を申請し、世間を驚かせていた。ニコラスは婚姻無効を求めた書類で、結婚の当日についての詳細を明かしていた。2人ともひどく酔っぱらっていたといい、エリカさんが勧めるまま衝動的に結婚。当時のニコラスには自分の行動が引き起こす影響を認識・理解する判断力がなかったと事情を説明。また、エリカさんが「犯罪歴があること、ほかの人とも恋愛関係にあること」をニコラスに伝えず結婚したことから、詐欺の上に成り立った結婚であるとも主張していた。3月23日、結婚から数時間後にこのようなことをめぐってか、「ベラージオ」の外で激しく口論する2人の姿が撮影されている。ニコラスが婚姻無効を申請したおよそ1か月後、エリカさんは自分たちの“結婚”は合法的であるから、別れるなら“離婚”に合意し、配偶者手当を求めるとニコラスに対抗した。「TMZ.com」が取得した裁判所の記録によれば、ニコラスが主張した婚姻無効は叶わず、離婚が認められたとのことで、エリカさんに配偶者手当を支払うかは不明。(Hiromi Kaku)
2019年06月04日今月の人。Illustration:Hidemi Ito作家・マンガ家小林エリカさん1978年、東京都生まれ。2014年、長編小説『マダム・キュリーと朝食を』(集英社刊)で第27回三島由紀夫賞候補、第151回芥川龍之介賞候補。その他の著書に、アンネ・フランクと実父の日記をモチーフにしたノンフィクション『親愛なるキティーたちへ』(リトルモア刊)、作品集『忘れられないの』(青土社刊)、“放射能”の歴史をめぐるコミック『光の子ども1、2』(リトルモア刊)、短編小説集『彼女は鏡の中を覗きこむ』(集英社刊)など。主な展覧会は個展に『野鳥の森1F』(2019、Yutaka Kikutake Gallery、東京)、グループ展に『更級日記考—女性たちの、想像の部屋』(2019年4月6日~7月15日、市原湖畔美術館、千葉)、『六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声』(2016年、森美術館、東京)など。2019年8月28日~11月11日に東京・国立新美術館にて開催予定の6人のグループ展『話しているのは誰?現代美術に潜む文学』に参加。2019年9月5日よりロンドン、Yamamoto Keiko Rochaixにて個展『父たちの冒険 Adventures of fathers』開催予定。種というミクロな世界が広大な世界につながる感動親子ともに大好きな絵本『わたしたちのたねまき―たねをめぐる いのちたちのおはなし―』作:キャスリン・O・ガルブレイス絵:ウェンディ・アンダスン・ハルパリン訳:梨木香歩¥1600/のら書店強い風はさまざまな植物の種を遠くへ飛ばします。太陽の光は植物のさやを温め、乾かし、種を弾け飛ばします。雨つぶは種を別の場所へと洗い流していきます。太陽、風、雨、川の流れ、鳥、動物、そして人間……私たちはともに広くて大きな庭にたくさんの種をまいてきました。繰り返し、繰り返し、命がつながり、地球という大きな庭が作られていく様子を描いた美しい絵本。翻訳を手がけた作家の梨木香歩さんによるあとがきも必読です。「アスファルトの道路の隅に咲いている花とか、人間が植えたはずのない植物があちこちから生えているのはなぜなのか。本当にさまざまな方法で種まきが繰り返されてきたことに気づいた瞬間、自分の今いる“ここ”と、ずっと遠くにあった植物の生がつながっていることを実感して、とても感動しました。絵もすごく丁寧で繊細で、ちょっとマンガ調にコマ割りされているのも素敵。これからの名作になっていく、読み継がれる絵本だと思います」目の前にある日常の中での気づき抒情と科学のバランスに惹かれるマンガ、小説、アート活動など、ジャンルの枠を軽々と超えて、自由な表現活動を続けている小林エリカさん。小説『マダム・キュリーと朝食を』で放射性物質を研究したキュリー夫人を扱い、コミック作品『光の子ども』では放射能と人類の関わりの歴史を描くなど、科学的なものを大切なテーマのひとつにしている彼女が、今、3歳の娘とともに夢中になっている絵本が『わたしたちのたねまき ‐たねをめぐる いのちたちのおはなし‐』だ。「最初は図書館の新入荷で手に取ったんです。読んでみたら、本当にすばらしい内容だったので、即、買って。あまりにもいいから『みんな読んで!』みたいな感じで、まわりの人にもどんどんプレゼントしています(笑)」したたかに子孫を増やすべく、より遠く、条件のいい場所へ向かうための工夫がギュッとつまっている植物の小さな種。植物も、私たち人間を含む動物も、互いに協力し合いながら、この地球という生命体を作っていることに気づかせてくれる絵本である。「そういえば、子どもの頃、オナモミの果実がいつの間にか服についていたなぁとか、懐かしい記憶もよみがえってきて。娘は2歳のはじめの頃、言葉もあんまり分からないうちから、この絵本が大好きでした。ウサギがピョンと跳んでいく場面を楽しんだり、外でどんぐりを見ると『リスがうめていったのかなぁ』と言ったり。ちょっと年齢が上がると、オウゴンヒワが出てくるページで “ピーチクリー!パーチクリー!” という鳴き声のフレーズを繰り返すようになったりして。ディテールをどんどん読み込んでいける本ですね。Illustration:Kashiwai描かれている植物や動物の絵も、すごく正確なんだけど、単に写実的というわけじゃない。科学的であると同時に、ドラマティックで抒情的でもあるんです。ワクワクするような楽しさと、科学的な正確さの絶妙なバランス。抒情と科学!そういうのが私、好きなんだなぁと、絵本が気づかせてくれました。やっぱり、どこかに分析的な目がないと、日常も流れちゃうから。そのバランスが大事なのかもしれないですね」これが大好き!というピュアな想いこそが胸を打つシャーロック・ホームズ研究家として知られた精神科医、小林司氏を父に、同じくシャーロキアン(シャーロック・ホームズの熱狂的なファン)として、東山あかねという筆名で活動していた母を両親にもつ小林さん。シャーロック・ホームズ関連の共著や翻訳本を数十冊も刊行する両親と4人姉妹が暮らす家の中は、まさに本の山。本棚だけではおさまりきらず、階段やテーブルにまで本がうずたかく積まれていた。「父と母が本好きだったから、家族全員、本がない生活は考えられないというか。本にかこまれて育ちました。もうあらゆるジャンルの本が何の分けへだてもなく、それこそポルノ雑誌も転がっているみたいな状況で(笑)。私は4人姉妹の末っ子で、長女の姉とは18歳、3番目の姉とも12歳離れていたので、姉たちの本もたくさんあって。私が幼い頃から、姉たちそれぞれが好きな本を勧めてくれて、絵本を読んでくれるという環境でした。両親から『こういう本を読みなさい』と言われたことは特になかったですね。二人とも大人なのに、それこそ『ひとまねこざる』シリーズのジョージみたいに、好奇心のおもむくままに生きていて、常に自分たち自身がおもしろいことを学んでいるっていう感じでしたから。あ、でも、シャーロック・ホームズだけは子どもたち全員、強制的に読まされていました。バイブル的に。だから私、“練馬区ヴィクトリア朝育ち” って言っているんです(笑)」「自分はこれが大好き!」という情熱は、純粋でエネルギーが強いぶん、他の人に伝わりやすい。小林さんの両親は、本のおもしろさを教育の一環として子どもに教えるというより、本を通して自分たちが感じる幸せを全身で体現している人たちだった。子どもの頃に読んだ絵本が今の自分を形成してくれた「科学にしても、好奇心や探求心にしても、『世界を知るって、こんなにも楽しくて、エキサイティングなんだ!』っていうことを、子どもの頃に読んだ絵本に教えてもらっていたんだと、最近気づきました。こざるのジョージの『失敗を恐れなくていい』っていう気持ちとか、かこさとしさんの科学的なことをベースにした絵本の楽しさとか、小さい頃に読んだものがいまだに深く根づいていて、今の自分を形作っているんだと思います」小林さんが作家になりたいと思ったのは、もう少し大きくなってから『アンネの日記』を読んだことがきっかけ。子ども時代に出会った本は、ときに後の人生を左右するほどの影響力を持つこともある。「そこまで自分に深い影響を与えてくれていた存在が実際には会ったこともない他人だった。しかも、すでに亡くなっている人だったりするわけで。そういう人たちが私の人生を変えてくれていると思ったら、胸を打たれて、泣けてきました。と同時に、子育てもすごく気が楽になったというか。なにも血縁とか家族だけが子どもに影響を与えるわけじゃない。私にとっては、本から受けた影響も、家族から受けたそれと同じくらいある。親だからって『自分だけががんばらなきゃ!』と気負う必要はないのかなって。世の中には、すばらしい本がいっぱいあるんだと思うと、それだけでなんだか安心します」小林さんの両親が、何より自分たち自身が好きな本に夢中になっていたように、母となった小林さんもまた、今は再び絵本の魅力にとりつかれている。「とにかく自分が読みたい!っていう(笑)。子どもがいなかったときは、読書といえば、自分の好きな本しか選んでこなかったんです。でも、子どもは、どんな絵柄が好きかも、どういう話が好きかも分からないから、はじめの頃は、それこそ図書館に行って、片っぱしから借りるというのをやっていて。最近だと子どもも大きくなったので、本人が持ってくる絵本はそのまま借りますし。ロングセラーだけじゃなく、新しく出版されたおもしろい絵本に出会えることも多いから、自分が楽しくて、絵本をいっぱい買っちゃっています(笑)。自分だけが読むなら選ばなかったような絵本も、読んでみたら、すごくおもしろくて、子どもも大喜びしたりする。思いもよらなかったおもしろさを発見できるのが、すごく新鮮!子育てを機に、新しい絵本をいっぱい読めることが、今、嬉しくてしょうがないです」【小林エリカさん、これもオススメ】「虫が好き!」という愛情が力強い絵と言葉からあふれている『てんてんむし』作・絵:あべ弘士¥1400/童心社体に丸いテンテンのある虫、しましまの虫、ハートやダイヤ、スペードなどのトランプ模様、三角、ひし形、漢字、アルファベット、さらには人の顔に見える模様まで……不思議な虫たちが大集合!虫は体にさまざまな模様を持っています。虫の模様はすなわち “虫の言葉” 。虫はこの言葉を使って、ずっと昔から私たちに話しかけてきたのです。虫好きな子はもちろん、それまで虫に興味がなかった子も、きっと虫が大好きになってしまう一冊。「あべ弘士さんが描く虫の絵は、ラフに見えて、繊細に正確に描かれているところがいいですね。虫を見つめる視線が優しくて、虫へのあふれんばかりの愛情が伝わってきます。うちの子は特に、人の顔に見える模様のページがお気に入り。『かわいいね』とか『こわいね』ってちっちゃく書いてあるところも好き。絵だけでなく、色や図形にこだわって読んだり、虫の名前に注目したり、年齢によって読み方が変わってくる楽しさもあります」素敵な絵とともに詩を味わう絵本を開くたびに優しい気持ちに『くまさん』絵:手島圭三郎文:藤村久和¥1500/絵本塾出版自然に口ずさみたくなる、まど・みちおさんの優しい詩に、ましませつこさんが心をこめて描いた絵。「はるがきてめがさめてくまさんぼんやりかんがえたさいているのはたんぽぽだがええとぼくはだれだっけだれだっけ……」春の暖かさに誘われて、冬ごもりの穴から出てきたこぐま。まだ覚めない頭で「ぼくはだれだっけ」と考えますが……。草木が芽吹く春の喜び、こぐまの生きている嬉しさが伝わってきます。「私が出産したとき、ましませつこさんとお友達のアーティストの山田愛子さんがプレゼントしてくださった絵本です。『くまさん』は小学校の教科書にも載っている有名な詩ですが、こうしてページごとに一語一語、味わいながらじっくり読んでいくと、一語一語に新しい発見がある。詩だけサラッと読むのとは、また全然違う読み方ができるんです。ゆったりしたテンポと、かわいい絵のバランスも絶妙。読み聞かせにもすごくおすすめです」好奇心を恐れない気持ちは幼い頃ジョージに出会ったおかげ『ひとまねこざるびょういんへいく』文:マーガレット・レイ絵:H.A.レイ訳:光吉夏弥大型絵本版¥1400/岩波書店※この本には2種類の判型があり、岩波の子どもの本版は¥800ですパズルのかけらをキャンディと間違えて飲み込んでしまったこざるのジョージは、具合が悪くなり、さあ大変!病院でレントゲン写真を撮ったジョージは、急きょ入院することに。無事、手術でかけらを取り出してもらったら、すっかり元気になって、たくさんいたずらをします。ジョージのいたずらが、ただ騒ぎを巻き起こすだけでなく、入院中の他の子どもたちを元気にしてくれたように、失敗にも力が秘められているのだと教えてくれる名作。「私自身、好奇心が旺盛で、おっちょこちょいだから、まわりに迷惑をかけちゃうことも多いんですが、そこで『おもしろいね』って笑ってくれる人がいるんだと思うと、すごく安心して、勇気がわいて、好きなことを追求して生きられる。そう思えるようになった“原点”がジョージです。また、親にとって子どもの入院は、考えただけで心配で胸がいっぱいになるもの。親も子も不安なとき、この絵本があったら、すごくいいなぁと思います」Illustration:Hidemi Ito/KashiwaiText:Keiko IshizukaConposition:Shiho Kodama
2019年05月31日映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(5月31日公開)の公開直前イベントが23日に都内で行われ、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、吉岡里帆、ハリセンボン(近藤春菜、箕輪はるか)が登場した。同作は小説家・東野圭吾による累計発行部数150万部の恋愛小説を実写化。最新技術の研究を行う会社で働く敦賀崇史敦賀崇史(玉森)を主人公に、憧れの女性・津野麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの三輪智彦(染谷将太)と付き合う世界と、麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進み、崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく。映画にちなみ「恋人と親友、どちらを取るか」という質問をされた吉岡は、「私は友達を取ったことがあります。学生時代に仲良かった子とかぶっちゃって、『なんか、好きじゃなくなったと思う』と。甘酸っぱく悲しい気持ちがあります」と振り返る。さらにイベントでは玉森と吉岡が4つの対決を行い、観客も大盛り上がりに。「箱の中身はなんだクイズ」では、なかなか触れない玉森に対し、吉岡は果敢に挑戦し絶叫をあげる。吉岡は「ぬめぬめしてて、なんか、生きてるって感じ。生命、すごい」と感想を述べ、見事「うなぎ」と正解を叩き出していた。また「ガマンしてるのはどっちだ!?」クイズでは、激痛足つぼマッサージを受けながらも気持ち良い振りをしなければいけない玉森を尻目に、通常のマッサージを受け、うっとりした様子の吉岡。最終的にポイント数で玉森に勝利し、「イベント的には、負けた方が良かったんだろうなと思ったんですけど、そこまでコントロールできなかったですね」と反省していた。
2019年05月23日5夜連続ドラマスペシャル「白い巨塔」で共演する岡田准一と沢尻エリカが、東京スカイツリーで行われたトークショー&点灯式に出席。約350人の観客を前に、撮影秘話などを明かした。イベントが行われたのは、放送までついに2日と迫った5月20日。主人公・財前五郎を演じる岡田さんは黒いスーツで、財前の愛人で一番の理解者でもある花森ケイ子を演じる沢尻さんは美しい白いドレスで登場すると、「今日は、あさってから始まる『白い巨塔』のイベントでここに来れて嬉しいです。皆さんと一緒に過ごせるひとときを、お時間が許す限り楽しみましょう」(岡田さん)、「今日は『白い巨塔』カラーのドレスにしてみました。みなさん最後まで楽しんでいってください」(沢尻さん)とそれぞれ挨拶。トークショーが始まると、椅子が用意されていたにも関わらず、「後ろの人にも見えるように」と、立ってトークを展開。そんな2人の心遣いに、集まった観客たちも感激していた様子。トークでは、ドラマ内に登場する2人の濃厚なラブシーンについて展開。岡田さんは「愛人なので、初日から結構濃厚なシーンが多かったんですけど、さすがジリさん、すべて受け止めてくれました」と言うと、沢尻さんも「私の中の岡田さんのイメージはクール。私も人見知りだし緊張していたのですが、岡田さんがうまくリードしてくれました」と照れながら、「こんなところでこんなギャグ言うんだ、と面白さの片鱗を見せてくれた。現場でもずっとリードしてくれたので、オカさんのおかげでアットホームな現場でした」と岡田さんの現場での様子を明かした。また、2人のシーンで印象深いところについては、「全部思い出深いんですけれど」と言いつつ、「第五夜の最後、二人で病院で過ごすシーンが苦しかったですね。二人でむき出しの感情の中で未来を思う、詳しくは言えないんですけど、大事に演じたシーンです」と岡田さん。ケイ子については「財前にとっては、言わなくてもわかってくれて、いろいろなことを気付かせてくれるケイ子のようなタイプがよかったんじゃないですかね。『五郎ちゃん』って言われたり、意見を言われてケンカになったりもするんですけど、そういうのがたまらなかったんじゃないかな」と財前が惹かれていたポイントを説明した。沢尻さんへは、財前と里見のどちらに共感するか?という問いが投げかけられると、「これはもう、わかりきっています。財前です。私は世の男子にひと言言いたいんです!最近、“草食系男子”とか言われていますけど、この財前を見習ってもっとガツガツ生きろと言いたい!」と一喝!「財前を演じる岡田さんは、間近で見させていただいて本当にかっこよかった!理想の男性は財前と言って間違いないです!」と断言した。そして残念ながらこの日は少し霞がかり、午後から雨予報だったものの、この時間まで持ちこたえたのは“晴れ男”岡田さんがいるからではないか、という話題に。岡田さんは「僕、晴れ男なんです(笑)。ロケのときはほとんど晴れで、現場では重宝されるんですけど」というものの、沢尻さんは「ある日ロケで海の見えるレストランに行ったんです。だけどその日もすごく曇ってしまっていて」と明かし、ドイツロケもほぼ雨だったとのこと。そんなトークショーの後は点灯式も行われ、「白い巨塔」にちなみ、2人の手でスカイツリーが真っ白にライトアップ!岡田さんは「遠くからもきっとキレイに見えていると思います」と言い、沢尻さんも「今日はこの後も『キレイだなー』『今日は私が点灯したんだな』と思いながらスカイツリーを見たいと思います」と笑顔で語った。テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」は5月22日(水)~26日(日)21時よりテレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2019年05月21日