作・野田秀樹、演出・野上絹代の舞台『カノン』が、8月19日(木)〜9月5日(日)に東京芸術劇場シアターイーストにて上演される。2009年、野田の芸術監督就任以来、次世代の演劇界を牽引する若い才能を紹介する「芸劇eyes」シリーズを上演している東京芸術劇場。今回の『カノン』は、野田の戯曲に国内外の演出家が挑むシリーズ企画。きっかけとなったのは2015年、演劇系大学共同制作Vol.3で上演された本作『カノン』に遡る。野上演出の舞台を目にした野田が「再演をすれば、さらに磨きがかかるのではないか」と言葉を残し、さらなる進化を遂げた『カノン』の熱気をシアターイーストに蘇らせる本企画へと至った。しかし、新型コロナウィルスの影響で本番直前に中止が決定。この度、1年半を経て、野上演出版2021年『カノン』がシアターイーストの舞台に戻ってくる。『カノン』の物語は、牢番の太郎(中島広稀)が、囚われの身の沙金(さとうほなみ)に心奪われ牢から逃すことから始まる。その罪から放免されるため、太郎は沙金率いる盗賊団のアジトに潜り込んで探ることを、都の権力者・天麩羅判官(渡辺いっけい)に命じられる。太郎役の中島広稀は、「時を経てご覧になっていただけること、才能溢れるキャストとまた時間をともにできることを嬉しく思っています。1年以上前に一度稽古を終えた『カノン』ですが、お披露目をせずに、もう一度稽古から始まることに少し戸惑いがあるのは事実です。しかし、キャストの顔、稽古風景を思い浮かべると戸惑いよりも期待感を強く抱いています」とコメント。また、沙金役のさとうほなみは、「“前へ行くよ、前へ”。私が演じさせて頂く"沙金"の作中での台詞です。このひとことに私はすごく心を動かされました。ただ前向きなだけの言葉でもなく、後ろ向きな言葉でもない。すごく強い意志を感じました。また前に進める機会をいただけたこと、心より感謝しております」と語った。チケットは7⽉17⽇(⼟)10:00から発売。『カノン』2021年8月19日(木)~9月5日(日)東京芸術劇場シアターイースト作・野田秀樹、演出・野上絹代出演:中島広稀、さとうほなみ、名児耶ゆり、永島敬三、大村わたる、山本栄司、長南洸生、緒形敦、川原田樹、手代木花野、佐々木美奈、前原麻希、本多遼、湯川拓哉、小田龍哉、村田天翔、木津誠之、家納ジュンコ、佐藤正宏、渡辺いっけい
2021年07月13日吉村界人が幽霊役を演じる主演映画『人』が、2022年夏に全国順次公開される。併せて特報、ティザービジュアルと場面写真が解禁され、キャスト・監督のコメントも到着した。千葉・九十九里浜。実家のサーフショップで働く青年・健一(吉村界人)は、不慮の事故で命を落とし、幽霊となってしまう。幽霊になった健一が実家に帰ると、そこには数年前に他界し、健一と同じく幽霊になった父・拓郎(津田寛治)の姿が。さらに、母・彩子(田中美里)が幽霊が見えるということも発覚し…。幽霊になった父と息子、そして幽霊が見える母。家族3人と彼らを取り巻く人々が過ごす3日間のファンタジー。本作は、『東京喰種』や『来る』などの製作に携わってきた山口龍大朗の商業映画初監督作品。主人公・健一を演じるのは、『ミッドナイトスワン』、ドラマ「左ききのエレン」などで知られる吉村界人。健一の母・彩子を、映画、ドラマ、舞台と幅広く出演している田中美里が、父・拓郎を名バイプレイヤーの津田寛治が演じる。ほかに、ドラマ「全裸監督 シーズン2」や『ANTIPORNOアンチポルノ』の冨手麻妙、『三尺魂』でも津田さんと共演した木ノ本嶺浩、『おじいちゃん、死んじゃったって。』の五歩一豊など、実力派、個性派が集結。豊富な実績を持つスタッフも多数参加し、「家族とは何か」「生きるとは何か」を問いかけるファンタジーを作り上げた。今回解禁されたティザービジュアルは、青空をバックに佇む健一(吉村さん)と彩子(田中さん)を捉えたもの。“人”というたった一文字のタイトルと共に、母子の絆を感じさせる印象深いビジュアルになっている。特報は、“ある日、息子が死にました。”という母目線からのテロップで始まる。海へ向かう息子と、必死に名前を呼び掛ける母。幽霊の息子と父、そして残された母が、独特の関係を紡いでいく姿が描かれる。キャスト・監督コメント吉村界人息子と母親の関係、そして父親との別れ際が理想でとても好きでした。監督は人間という対象が本当に好きなんだと思う。生きてんだから、寂しかったらその分泣いてもいいじゃん。という声が聞こえてくるような作品でした。時には、笑えない所を浮かれてやったり、悲し過ぎて通り越して笑ったりする脚本や演出が山口さんの今作の心意気だった気がします。とてもシンプルですが、だからこそ伝わる作品になっていると思います。田中美里大切な人を亡くした時、乗り越えるのはすごく時間がかかることです。きっと彩子は不器用ながらも、喜怒哀楽いろんな感情をぶつけていきながら自分の気持ちと向き合っていったのだと思います。何気ない息子との日常のやりとりのひとつひとつ全てが愛しく感じられた作品です。是非たくさんの方に観ていただけたらと思います。津田寛治夏の海は賑やかで楽しいイメージがありますが、その反面シーズンオフは、静かに寄せては引いていく波にせつなさを感じたりします。そんな寂しげな九十九里浜を舞台に、人生のシーズンオフを美しく優しく描いた映画『人』。是非ご覧ください。冨手麻妙生きているうちに誰も絶対に経験もできず見ることもできないであろう死後の世界。主人公が死後の世界の人間であるこの映画を通して、生きてるって何だろう?と改めてゆっくり考え直す機会になりました。出演者としても、ひとりの人間としても、"ただただ流されるように生きて、生きてるのに死んでるみたいな人たち"にこの作品をぶつけたいと思います。木ノ本嶺浩撮影に入る前、山口監督とお話させていただいた際「人に寄り添う映画にしたい」とおっしゃっていました。その言葉に感銘を受け、残された人は何を思い生きているのか、自分の経験と照らし撮影に臨みました。人との死別。その時しっかりと悼むことができ、心残りは無かったか。様々な思いを背負って人は生きています。ただ悲しむだけでなく死は生を考えるきっかけだと考えています。この映画を通じ生を感じていただけたら幸いです。五歩一豊今回、田中義男(老人の幽霊)役で参加させていただきました。映画は幽霊の息子と父、幽霊が見える母という一家族の物語で摩訶不思議な会話が繰り広げられます。そして当の親子にしかわからない相手を思いやる機微や仕草には大変感動致します。上演がとても楽しみです。山口龍大朗監督はじめまして、監督の山口龍大朗です。この映画のタイトルは「人」です。タイトルの通り人に寄り添う作品になれたらと思ってつけました。始まりは友人との死別でした。とても悲しい出来事ではありましたが、そこで感じた事をもとに別れに対して前向きに、夢や希望を持てるような作品が作れないかと考え、敦賀零さんと二人で脚本を作り上げました。今回、映画『人』を彩るメンバーが発表になり、特報と合わせて映画の世界観が少しずつ皆さまに発表できていける事が嬉しく思います。キャスト、スタッフと全身全霊で挑んだ今作を楽しみにお待ち下さい。見たら必ず、大切な人に会いたくなると思います。「家族とは何か 生きるとは何かを問いかける」少し奇妙だけど人に寄り添う心温まるファンダジー作品になっています。応援よろしくお願いします。『人』は2022年夏、全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人 2022年夏、全国にて順次公開©映画「人」制作チーム
2021年07月02日「吉村さん、がんばってはる」関西圏の昼のワイドショー。吉村洋文大阪府知事(46)がカメラに向かって、現在の大阪の感染状況や今後の見通しを語る。大阪のコロナ対策の総責任者である吉村知事だが、淡々としたその語り口からは、どこか当事者意識が希薄のようにもみえる。その様子を聞きながら、ときどきちゃちゃを入れるのが吉本芸人を中心とした番組“コメンテーター”たち。もちろん批判的な質問などはほとんどなく、冒頭のような声でたたえることさえも……。これはコロナ禍でおなじみになった関西のテレビの現状だ。「吉村知事と在阪メディアの蜜月ぶりは、とにかく異様です。昨年3月に、『大阪と兵庫県の往来を自粛してほしい』と吉村知事が突然発表したあたりから、吉村知事のテレビ露出が特に増えました。大阪府のホームページに掲載されている〈知事の日程〉欄には、吉村知事のメディア出演予定がいくつも並んでいます」そう話すのは、元神戸新聞記者で大阪維新とメディアの関係に詳しいノンフィクションライターの松本創さん。本誌が調べてみると、2020年4月から2021年5月までの14カ月間で、吉村知事のテレビ出演は143回。多くは地元関西の情報番組だ。コロナ対応で多忙な時期に、週2回は出演していたのだ。吉村知事がテレビ出演で忙しくしている裏で、地獄を見ていたのは、ほかならぬ大阪府民だ。■医療崩壊…「入院したときには母は手遅れで」都道府県別の累計死者数は全国最多の2,668人(6月29日時点)。特に今年3月からの“第4波”では医療が崩壊。自宅待機者が1万5千人となり、在宅で亡くなる人が相次いだ。当時の様子を、大阪府堺市に住む50代女性はこう振り返る。「4月下旬、80代の母とともにコロナに感染しました。入院できず、感染した私が在宅で看病しないといけない状態が2日続きました。母が入院できたときは、咳が止まらず話せないような状態で……。私も高熱が出て、一緒に病院に行ったのですが、解熱剤だけ渡されて帰されました。肺へのダメージが大きく、母はしばらくして肺炎で亡くなりました。私も症状が悪化して入院。結局、母の死に目に会うことも、火葬に立ち会うこともできなかったんです」彼女は、前回の府知事選では吉村氏に投票した“ゆるい維新支持者”だったが、いまはワイドショーに出演する吉村知事を見るたびに、怒りがこみ上げるという。「母が亡くなったのと同時期に感染した維新の議員さん(中谷恭典府議会議員)はすぐに入院していたんですよね。そもそも、この1年、大きなこと言っていただけで、何の成果もないじゃないですか」前出の松本さんも、「吉村知事の1年半にわたるコロナ対策は、パフォーマンス先行と言われても仕方ないものだった」と指摘する。「感染者数が一時的に減った昨夏には、松井一郎市長と一緒に道頓堀の飲食店に出向き、〈どんどん大阪に来てください!〉と吉村さん自らGo To Eatキャンペーンのパフォーマンスをしました。うがい薬で『コロナに打ち勝てる』と言い出したり、年内に“大阪ワクチン”の実用化を宣言したり……。いずれも信憑性や実現性に乏しい発言でした」■“バラエティー”のノリで知事を出演させる昨年11月には“都構想”の是非を問う住民投票を強行。感染が広がるなか、このタイミングで行うことに疑問の声が出た。「一方で、吉村知事は感染者数が増加すると医療機関に対し、『ベッド数を増やせ。増やさない病院は名前を公表する』と、脅しのようなことを言い始めました。結果的に名前の公表には至りませんでしたが、ある民間病院の院長は『場当たり的な対応を繰り返して、最後は医療機関にだけ負担を押しつける』と憤っていました」(松本さん、以下同)3月1日の緊急事態宣言の解除も、吉村知事が政府に働きかけて1週間前倒ししたものだ。それに伴い、すぐに対応できる重症病床の数も縮小したが、ふたたび感染が爆発し、“医療崩壊”を招いたと指摘されている。ところが、在阪メディア、特にテレビで、こうした知事の失政が正面から批判されることは少ない。宣言解除前から変異株の危険性は指摘されていたにもかかわらず、吉村知事は“医療崩壊”に陥った理由を「変異株の感染力が予想以上だった」からと説明。テレビに出ても、無批判にその声は垂れ流されることが多かったという。「知事が出演しているのは、主に情報番組。普通、政治を扱うのは報道局なんですが、情報番組はバラエティー番組をつくる制作局が作っています」知事が頻繁に情報番組に出演する。そんな大阪特有の“伝統”を作ったのは橋下徹元大阪府知事(52)だと松本さんは指摘する。「橋下さんは、知事になる以前からタレントとして頻繁に情報番組に出演していたので、当時から親しかった制作局が、府知事になってからも番組を作るようになったんです。制作局の人間からすれば“身内”の橋下さんが知事になったわけですから、権力者に対峙するというより、タレントに対し、〈がんばってや!〉みたいなノリになってしまうのでしょう。そんなメディアとの“共犯関係”を吉村知事も継承したんです」そこに批判的な視点など、生まれようもない。■“恫喝”よりも持ちつ持たれつの関係を本来、知事の行う政策を調査し、報道する立場にあるテレビの報道局や新聞記者の仕事の仕方も、維新府政で変わったという。「橋下さんの時代になってから、知事は登庁時と退庁時の1日2回、庁舎の廊下で“ぶら下がり会見”を開くようになった。記者の本来の仕事は、現場に出て市民の声を聞き、それを首長にぶつけて問うことでしょう。でも、記者は知事の話を拾うことに必死になり、市民の声を聞くことがおろそかになった。いわば府庁の廊下が“現場”になってしまったんです」知事に質問できる機会が増えること自体、悪いことではない。だが、肝心の内容は……。「橋下さんは以前、自著『まっとう勝負!』に収録された爆笑問題の太田光さんとの対談で、“視聴者は話している中身なんて聞いていない”というような話に賛同したうえで、〈そうなんですよ。内容は別で、真剣に話してたことは分かったから、「ま、いっか」って雰囲気です〉と語っています。要は一生懸命な“印象”だけ伝わればいい、と。その傾向は、吉村知事も受け継いでいる。長々と一生懸命に話しているわりには、記者の質問にまともに答えていません」橋下元知事は、気に入らない質問をする記者には個人攻撃で応えることもあった。2012年、府立教員の国歌斉唱問題について質問をしたMBSの記者を「勉強不足」「ふざけた取材すんなよ」と20分以上にわたって責め立てた。吉村知事は記者を“恫喝”することはないが、その手法を引き継いだのが松井一郎大阪市長だ。「5月13日の記者会見で、大阪市のコロナ対応に何度も疑問をぶつけたMBSの記者を、松井市長は『不安をあおるようなことばっかり言って』『あんたの取材力がないからや』などと、責め続けました」■批判する記者を“ややこしい奴”とみなすマスコミ内の空気毎日、2回も顔を合わせていれば、シンパシーも生まれる。一方で、批判をすると“恫喝”がかえってくることがある。メディア側に生まれるのは、維新と対立するより、持ちつ持たれつの関係を築いていこうという空気だという。「会見などで厳しく批判すると、まわりのメディア関係者から、空気が読めない奴、突出してややこしい奴みたいな感じにみられる。極めて不健全な状態です」その結果、量産されるのが知事や市長の発言を無批判にまとめただけの報道だ。「基本的に、政治家は批判的な視点や疑問を持って検証する必要があります。取材の視点や軸足が権力側と一体化すれば、“吉村さん、がんばった”ということにしかならない。大阪だけ突出して死者が多いのはなぜなのか。それを検証するには、維新の言い分だけ聞いていてもダメなんです」コロナ禍で1年以上にわたって繰り返されたパフォーマンス先行の場当たり的な対応。失敗を続けてもいっこうに改められないのは、維新と“共犯関係”にあるメディアによる“批判的な視点”の欠如が一因だと、松本さんは考えている。■批判の欠如が生む維新関係者の慢心「維新は不祥事が非常に多い」と松本さんは言う。大阪維新の会から出馬した大阪府池田市の冨田裕樹市長は、簡易サウナやトレーニング器具を市庁舎に持ち込んでいたことが昨年10月に発覚し、翌月に離党した。昨年10月には日本維新の会の森夏枝衆院議員が、集めた党員の党費を肩代わりして払ったことが発覚。公選法に抵触する寄付行為にあたると指摘されている。2月には大阪維新の会の岡沢龍一大阪府議が弟への傷害容疑で書類送検。6月29日には、大村秀章愛知県知事に対するリコール署名の偽造事件で、日本維新の会の衆議院愛知5区選挙区支部長だった田中孝博容疑者が、地方自治法違反の罪で起訴された。維新関係者の不祥事は枚挙にいとまがないという。「松井市長も64回も公用車でホテル通いをしていたことが発覚しました。メディアの批判的な視点の欠如が関係者の慢心につながり、体質がいっこうに改善されない要因になっているのではないでしょうか」政治とメディアの緊張感をもった関係を作り出す必要がある。「とはいえ、今の大阪の空気は十年くらいかけて築かれてきたものなので、急に変わるものでもない。メディアのなかにも、このような報道のあり方でいいのかと、疑問に思っている記者はいます。もし、そういう視点から作られた記事や番組に接したら、市民の皆さんはエールを送ってほしい」新型コロナウイルスが日本で流行し始めてから、もうすぐ1年半。行政が行うコロナ対策を批判的に検証し、おかしな点があれば遠慮なく報じる。そんな“あたり前”が府民の命を守るために必要だ。【PROFILE】松本創1970年大阪生まれ。神戸新聞記者を経て、フリーに。2016年、『誰が「橋下徹」をつくったか―大阪都構想とメディアの迷走』(140B)で日本ジャーナリスト会議賞を受賞。2018年に出版された『軌道 福知山線脱線事故JR西日本を変えた闘い』(東洋経済新報社)で「講談社 本田靖春ノンフィクション賞」受賞。その他、著書多数
2021年07月01日2015年、「人と人が交わるところに新しい文化が生まれる」をコンセプトに旅する文化ムーブメントとして、東京・駒沢公園でその幕を開けた「東京キャラバン」。野田秀樹総監修のもと、言語や国境、表現ジャンルを超えた多種多様なアーティストたちが集い、これまで、東京、リオデジャネイロ、東北、京都、熊本など、国内外16カ所を巡り、その土地の歴史や文化を学びながら、伝統芸能や文化の担い手らと唯一無二のパフォーマンスを創出する旅を続けてきた。そんな「東京キャラバン」が、2021年8月21日(土)、22日(日)に、旅の始まりの地である駒沢オリンピック公園にて、17カ所目の開催となる『東京キャラバン in 駒沢 2021』を開催する。全国を旅し続けて出会った、日本各地の伝統文化を担う表現者たちや、コンセプトに共鳴し創作に参加した彩り豊かなアーティストが、この夏、ふたたび駒沢に結集。「東京キャラバン」ならではの豪華メンバーによる、ここでしか見ることのできない貴重なパフォーマンスを、是非体験してみてほしい。参加アーティスト:松たか子/東京スカパラダイスオーケストラ/木村カエラ/津村禮次郎/沢則行/青柳美扇/宇治野宗輝/Daisy Balloon/和太鼓 Atoa. /“東京キャラバン” アンサンブル/琉球舞踊(立方:嘉数道彦、大浜暢明、玉城匠、上原崇弘 地謡:玉城和樹、和田信一)/秋田市竿燈会/村田製作所 チアリーディング部 /公益社団法人 北海道アイヌ協会/ライリー大仁/小山豊・小山会青年部/真船勝博/徳澤青弦 ほか参加クリエイター:服部基/名和晃平/原摩利彦/ひびのこづえ/赤松絵利/篠山紀信/奥秀太郎/青木兼治総監修:野田秀樹東京キャラバン in 六本木(2016年)撮影:篠山紀信東京キャラバン in 京都・二条城(2017年)撮影:井上嘉和東京キャラバン in 秋田(2019年) 撮影:コンドウダイスケ東京キャラバン in 北海道(2020年) 撮影:篠山紀信【開催概要】日時:2021年8月21日(土)13:00〜/18:00〜2021年8月22日(日)13:00〜/18:00〜会場:駒沢オリンピック公園総合運動場・体育館 (東京都世田谷区駒沢公園1-1)※事前申込制(7月12日締切)・応募者多数の場合は抽選※申込についてはこちら( )公式サイト( )
2021年06月15日「ワーイ、エム、シーエー!」今も全世代で歌われる『YOUNG MAN』に限らず、ファンとの掛け合いを日本に定着させた西城秀樹さん(享年63)。没後3年でも声援の大きさは変わらない。そこで本誌読者1,000人にアンケートを実施。最も多く寄せられたのは、熱いライブのヒデキが見たい!という思いだった。そこで、本誌秘蔵写真で熱いヒデキを振り返る−−題して「ファンの声で作る西城秀樹アルバム」♪【’75年】ドラマ『寺内貫太郎一家2』の名物だったけんかの場面で、全治1カ月の負傷を負った秀樹さん。【’77年】武道館でデビュー5周年記念コンサートを。ワイルドでsexyな情熱の嵐を見せた。【’78年】日比谷野音コンサート。「秀樹!」の掛け声をスタンドマイクで拾うパフォーマンスを。【’78年】後楽園球場ライブ。ド派手な演出と目の前まで近づいてのファンサービスに大興奮。【’79年】『YOUNG MAN』が大流行。子どもから大人までみな「YMCA」ポーズを踊っていた。【ヌードを披露】身長181センチ、股下81センチという長くてきれいな脚も魅力のひとつ。■ヒデキの思い出ランキング(西城秀樹さんで思い出されるもの、作品やキーワードの中で好きなものは?※複数回答可)第1位:『傷だらけのローラ』=788票第2位:バーモントカレー=779票第3位:『寺内貫太郎一家』=741票第4位:スタジアム・コンサート=719票第5位:『YOUNG MAN』=656票第6位:洋楽カバー=646票第7位:『ザ・ベストテン』=637票第8位:日本武道館=608票第9位:『愛と誠』=570票第10位:「青年(成年、盛年)の3部作」(『君よ抱かれて熱くなれ』『ジャガー』『若き獅子たち』)=542票■あなたが特に好きな西城秀樹さんは?《紅白初出場であの素敵な快傑ゾロの『傷だらけのローラ』が素晴らしいです。オーガンジーの仮面をあのきれいな手でとり、帽子で顔を隠してそこから一気に帽子を投げて顔出し!あのフィギュアのような抜群のスタイルで、熱唱し、日本初のスモークが流れる、私が小学校のときに恋に落ちた瞬間の秀樹です》《主催者側のミスでコンサート会場に人が集まらなかったとき、バラバラに座っている観客に“みんな前に集まって!”と声をかけて歌われた秀樹さんが素敵です》■あなたの西城秀樹さんエピソードを教えて!《うちの母は、西城秀樹ファンでしたが、母の姉は、郷ひろみファンでした。どっちがすごいか言い合いになり、どっちも譲らず、1年姉妹げんかで口をきかなかったエピソードが好きです》《子どものころハウスのバーモントカレーをいくつか買ったらコンサートチケットが当たる!のうたい文句で、嫌な顔をする母にたくさん買ってもらいました(笑)。応募しましたが見事にハズレでした(笑)》西城秀樹さんとの別れから3年……参加型ライブの元祖に、いまも熱い声援がやまず!「女性自身」2021年5月4日号 掲載
2021年04月25日現在放送中のドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」も話題の高橋一生が、野田秀樹1年半ぶりの最新作、NODA・MAP第24回「フェイクスピア」に主演することが分かった。“偽物”、“でたらめな”、“ごまかし”を指すフェイク。いまやSNSから現実世界にまで蔓延る“フェイク”な「コトバ」。50年近く劇作という仕事に携わり、その「コトバ」を生業にしてきた野田さんが、世界中を“フェイク”が跋扈する時代に、「コトバ」というものに正面から向き合ってみようという思いで新作に挑む。NODA・MAP初参加の高橋さんをはじめ、本作には川平慈英、大倉孝二、前田敦子、村岡希美、白石加代子、橋爪功、そして野田さんらが出演決定。東京と大阪で公演が予定されており、東京公演は4月、大阪公演は6月にチケットが発売される。NODA・MAP第24回「フェイクスピア」東京公演は5月24日(月)~7月11日(日)東京芸術劇場プレイハウス、大阪公演は7月15日(木)~7月25日(日)新歌舞伎座にて上演。(cinemacafe.net)
2021年03月04日お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が27日、“カジサック”ことキングコング・梶原雄太の公式YouTubeチャンネルにゲスト出演し、お笑い第7世代について語った。「【告白】ノブコブ吉村さんの口から数々の衝撃告白が飛び出しました」と題して公開された動画で、最近の活躍ぶりについてカジサックから「楽しそうやな」と言われた吉村は、「楽しいけどつらいよ。色んな世代が来たじゃない。第7世代とか」と話した。カジサックから第7世代を意識するのかと聞かれると、吉村は「意識しないつもりではいたけど、やっぱ意識せざるを得ないくらいきてるよね」と述べた。そして、「もちろん、霜降り(明星)もすごいし、かまいたちをどっちに入れるかにもよるけど、でも番組のときにチームで来るから。バーッてこっちで盛り上がって俺、入れないときあるの。“あるある”がわからないからその世代の。その時に『ヤバい。老いたな』っていう。ピンチだなっていうのはある」と本音を吐露した。
2020年12月29日「5年前より良くなっていると、はっきり書いてくれていい」そう手応えを語るのは指揮者の井上道義。総監督を務める、野田秀樹演出のモーツァルト《フィガロの結婚》の再演ツアーが始まっている(東京公演は10月30日&11月1日・東京芸術劇場)。2015年の初演時に大きな話題を呼んだ衝撃的な《フィガロ》だ。理屈抜きに、とにかく楽しい。「前回は僕も病み上がりだったけど(編注:2014年に咽頭がんの治療のため半年間休養した)、今度は元気。それに野田さんが真にオペラを愛するようになった。斜に構えたところがなくなったから、僕も楽になって、お互いの良いところが出ていると思う」物語の舞台を幕末の長崎に設定しているのがこの野田版の一番のポイント。伯爵夫妻とケルビーノは海を渡ってやってきた外国人で、その使用人たちが日本人の「フィガ郎」や「スザ女」たちなのだ。庶民と貴族の対立構造を、幕末の日本人と外国人の関係に落とし込んでいてわかりやすいし、設定に合わせて原語のイタリア語と日本語混在で演じられるのも特色だ。その演出プランをリアルなものにするために、外国人役には外国人歌手を配役することが前提だった。しかしコロナ禍により海外からの入国が不能に。一時は舞台裏で歌う歌手に外国人俳優が口パクで当てぶりする方法も真剣に検討されたというが、最終的には伯爵にヴィタリ・ユシュマノフ、伯爵夫人にドルニオク綾乃という、日本在住の外国人とハーフの歌手を起用した。とくにドルニオクは、抜擢と言っていい。「新しいスターが出てきたことを喜んでほしい。初演からのメンバーは前回みっちり稽古を重ねたので自由自在。新しく入ったメンバーもそれに合わせることができる。とくに大山大輔君(フィガ郎)と小林沙羅さん(スザ女)が中心にいることで、野田さんも安心していた。この二人がいなかったらできなかった」もう一つ、野田の「言葉」へのこだわりも大きなポイント。歌詞や台詞はもちろん、字幕まですべての日本語訳が野田の書き下ろし。単純な直訳ではないから面白い。しかも表面的なウケ狙いでなく、そこにはダ・ポンテの台本を深く読み込んだ結果が反映されているのだという。その野田=ダ・ポンテの世界にモーツァルトの音楽を吹き込むのが指揮者・井上道義の役割。話題が演出に集中しがちなことをどう感じているのだろうか。「構わない。とくに記事にするときにはそれが勝つと思うけど、野田さん自身も『オペラの中心は音楽でしょ』と言っている。オペラの感動は演出ではなく音楽で起きる。それは良い歌手たちとの、その場その場のほんの一瞬の積み重ねでしかできないこと。演出が良いぶん、こっちも頑張らなきゃ」手直しが重ねられ、どんどんパワーアップしているという再演の舞台。初見の人はもちろん、リピーターの人にも思わぬ驚きが待っているはずだ。マエストロも「見ないと取り残されるよ(笑)」と誘う。必見。(取材・文:宮本明)
2020年10月21日ユニークな言葉遊びを散りばめた独創的な世界観で、国内のみならず海外の観客も魅了している野田秀樹。その劇作は、オリジナル戯曲から翻案作品、歌舞伎作品と、ジャンルにとらわれない多彩なものだが、10月15日(木)に東京芸術劇場 プレイハウスにて開幕する『真夏の夜の夢』は、野田がシェイクスピアの名作を大胆に翻案した作品だ。1992年に野田の潤色・演出で『野田秀樹の真夏の夜の夢』と題して初演されると、瞬く間に大きな話題となった本作。シェイクスピアの原作では、アテネの森を舞台に貴族たちの恋の物語が展開するが、野田版では日本の割烹料理屋「ハナキン」の人々が、富士のふもとの「知られざる森」を舞台に展開。その冒頭を少し紹介すると、創業130年の割烹料理屋「ハナキン」の娘・ときたまご(原作ではハーミア。以下同)には、板前のデミ(デミトリアス)という許婚がいたが、彼女は恋心を寄せる板前のライ(ライサンダー)と富士のふもとの「知られざる森」(アーデンの森)へ駆け落ちする。デミは、彼に恋している娘・そぼろ(ヘレナ)と共にふたりを追いかけ……というもの。さらに、その後の物語には、別作品『ファウスト』のキャラクターである悪魔・メフィストフェレスが乱入し、本来重要な役回りの妖精・パックの役目を盗み取り、原作ではあまり表現されていない嫉妬や憎悪といった負の感情表現も盛り込んだ破天荒な翻案に仕上げられている。今回、この舞台を演出するのは、ルーマニア演劇界を代表する演出家のひとりシルヴィウ・プルカレーテ。彼の演出は、水張りのプールや炎の吹き荒れる野外劇、150人超の出演者が観客を導いて移動しながらパフォーマンスするなど、観る者を圧倒する大胆なパワーに溢れていることで知られている。野田とプルカレーテは、お互いの国で上演を行う度に親交を深めており、今回、ついに初タッグが実現するのも注目だ。野田の真骨頂である言葉遊びと重層的な物語に浸っているうちに、切なく美しい喜劇へと集束していく本作。キャストには、鈴木杏、北乃きい、加治将樹、矢崎広、今井朋彦、加藤諒、手塚とおる、壤晴彦らが集結。日本とルーマニアが誇る鬼才の融合、そしてその世界観を体現するにふさわしい実力派たちによる刺激的な舞台を堪能してほしい。東京芸術祭2020 芸劇オータムセレクション東京芸術劇場30周年記念公演『真夏の夜の夢』原作:ウィリアム・シェイクスピア小田島雄志訳「夏の夜の夢」より潤色:野田秀樹演出:シルヴィウ・プルカレーテ10月15日(木)~11月1日(日)会場:東京芸術劇場 プレイハウス11月7日(土)・8日(日)新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場11月15日(日)長野・まつもと市民芸術館 主ホール11月20日(金)~22日(日)兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール に巡回文:伊藤由紀子
2020年10月15日2020年1月に発生して以来、全世界で感染拡大している新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。日本では一時期、緊急事態宣言を発令していましたが、『新しい生活様式』でコロナウイルスとの共存を目指す方針になっています。しかし、いくら感染対策を心がけたところで完全に感染を防ぐことはできません。多くの人が不安を感じながら生活をしていることでしょう。吉村知事の会見で、全国のドラッグストア店員から悲鳴同年8月4日、大阪府の吉村洋文知事がコロナウイルスに関する記者会見を開きました。吉村知事によると、『ポビドンヨード(抗微生物成分)』を配合したうがい薬を使ったコロナウイルス軽症患者と使用しなかった患者で唾液の陽性率を比較したところ、前者は陽性率が約9%だったのに対し、後者は約40%だったといいます。殺菌消毒薬『イソジン』を卓上に並べ、吉村知事は「研究段階で効果は確定的ではないが、ポビドンヨードを使ってのうがいの励行を呼びかけたい」と述べました。会見後、ネットでは医療従事者から「そりゃ口内を消毒すればPCR検査で引っかかりにくくなる」「仮説の段階で軽率な発言はしないでほしい」といった批判的な声が相次いでいます。ドラッグストアで『イソジン』が品切れ続出に会見で吉村知事は「ボビドンヨードの買い占めはやめてほしい」と述べました。しかし、会見の影響で全国のドラッグストアの店員からは悲鳴が続出。ドラッグストアにはイソジンを買い求める客が殺到し、またたく間に品切れになってしまったといいます。また、店員に八つ当たりをする客や、電話での問い合わせの対応などで多忙な状態になっているのだとか。Twitterでは『#ドラッグストア店員の気持ち』というハッシュタグで多くの店員が苦言を呈しています。・勤務時間に会見なんて見ていなかったから、突然イソジンを買い求める客が殺到して本当に驚いた。怒鳴る客もいて怖かった。・「買い占めはやめて」っていっても、こうなることは分かってたでしょ。これからの仕事が憂うつ…。・ただでさえ、うがい薬は品薄だったのに。数か月前までの混乱状態にまた戻るのかと思うと、本当に疲れる。これまでもコロナウイルスによるマスクや消毒液、トイレットペーパーの品薄によって、大変な思いをしてきたドラッグストアの店員。だからこそ、再び品薄や客の対応に追われる現状を腹立たしく思っているのでしょう。医薬品の転売、買い占めはやめましょう残念なことに、今回もマスク同様にフリマアプリやオークションサイトではイソジンの高額転売が行われています。しかしポビドンヨードが含まれているイソジンなどの製品は第三類医薬品であるため、転売行為は薬機法違反です。また、吉村知事がいっているように今回の発表はまだ研究段階であり、効果は確定的ではないのです。デマの拡散や買い占めなどのパニックが起きやすい非常時だからこそ、冷静になって正しい知識を得るようにしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月05日東京芸術劇場の芸術監督・野田秀樹によって、1996年に初演された代表作『赤鬼』が7月24日(金・祝)に開幕する。1700人以上にのぼる応募者の中から野田によって選び抜かれ、錚々たるアーティストたちとワークショップを重ねてきた「東京演劇道場」の道場生たちによる初舞台だ。新型コロナウイルスの感染防止を期して臨時休館していた東京芸術劇場。満を持して上演される自主事業公演第一弾がこの作品だ。言葉が通じず得体の知れない男が、小さな漁村に現れるところから物語は始まる。その男とのコミュニケーションを模索する者があり、それを遠巻きに覗き見る者があり、徹底的な駆逐や排除を望む者もある。人が、突然「異物」に出くわしてしまった場合の、あらゆる反応が描きこまれた問題作である。日本の人気俳優陣をはじめ、海外でもイギリス・タイ・韓国で上演を重ねてきた本作に、今回挑戦するのは「東京演劇道場」の面々だ。野田秀樹の指揮のもと、2019年より始動。国内外から野田が招いた講師によるワークショップを行い、芝居の自由な交流の場を目指して訓練を重ねてきた彼らが、4つのチームを形成し、物語世界を縦横無尽に行き交う。折しも現在、世界中が、目に見えない脅威を恐れている。その様を、野田はこの物語に重ねる。「ひとたび、見えないものを怖がり出すと、見えないだけに、その“恐怖心”はなかなか拭い去れない。(中略)その“見えないもの”に耐えきれず、時に“精神”は暴発する。向かう先は、“他者”である」と野田はコメント。責めるべきものを見つけるやいなや、寄ってたかって大炎上する昨今の風潮は、まさにその縮図である。「この時節だからこそ、やる価値も見る価値もある作品に仕上がってしまった。そう信じて疑わない。“表現”は、恐怖心とはまた別の、人間が誇るべき“精神の暴発”だからである」と野田。SNSにあふれる不健全なエネルギーにお疲れの向きは、じかに触れて、目に焼き付けるべき舞台だ。公演は8月16日(日)まで東京芸術劇場シアターイーストにて。文:小川志津子
2020年07月24日6月18日(木)、吉村洋文大阪府知事がユニバーサル・スタジオ・ジャパンを訪れ、「大阪コロナ追跡システム」によるQRコード登録などのデモンストレーションを行った。この「大阪コロナ追跡システム」は、QRコードを活用して新型コロナウイルス感染症等の感染拡大を抑制する目的で大阪府が構築したもので、USJでも導入している。パークへの入場とレストランの利用にあたってゲストはメールアドレスを登録する必要があるが、吉村知事はパーク内のカフェで登録過程をデモンストレーション。「大阪コロナ追跡システム」のQRコードをスマートフォンで読み込み、「大阪コロナ追跡システム」への登録方法を手順に沿って説明した。デモンストレーションの後、報道陣との質疑応答の中で吉村知事は、「パークでは多くの方が楽しんでいらっしゃり心から喜んでいます。“大阪の雄”であるユニバーサル・スタジオ・ジャパンが『大阪コロナ追跡システム』を採用していることに感謝しています。社会活動を続けていくためには、笑顔で『上を向いていこう』という雰囲気づくりも大切です。大阪を元気にするうえでユニバーサル・スタジオ・ジャパンは不可欠な存在ですし、『大阪府新型コロナウイルス助け合い基金』への寄附などユニバーサル・スタジオ・ジャパンの地域への貢献にも本当に感謝しています。大阪府・大阪市はユニバーサル・スタジオ・ジャパンとも連携し、感染症対策を徹底しつつ大阪を盛り上げていきたいと思います」と語った。また、パークでの「大阪コロナ追跡システム」の案内については、「20店舗のレストランとエントランスにQRコードが設置され、レシートにも印字してあり登録しやすい。レシートは利用しやすいので他でもできないか検討します」と、他施設への活用にも言及していた。画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2020年06月18日新型コロナウィルス対策で話題を呼んだ人物と言えば、大阪府の吉村洋文知事(44)。独自の基準「大阪モデル」を立ち上げて感染者数の増加を食い止めたうえに、俳優さながらのイケメンとあって、女性たちの熱視線を集めている。あの、上沼恵美子(65)も「何も聞くことはないの、ただ、生で会いたい♪」と先日、番組でおねだりしちゃったほど。暗くなりがちなご時世のなか、吉村知事の人気は熱くなるばかり。「吉村寝ろ」というワードがTwitterのトレンド入りするほどだが、なぜ、ここまで支持されるのだろうか。「ポイントは知事の『ほくろ』と『光るおでこ』『涙袋』『細いあご』です」そう語るのは、今、最も当たるといわれている占い師、ラブちゃんことLove Me Do。最新著書『1秒で分かる!人相術』(光文社・1,500円+税)でも有名人の顔相を今までにないユニークな角度から鑑定し、話題を呼んでいる彼が、吉村知事の顔相を見定める!■波乱万丈さを表すほくろの数「知事はほくろが多いんです。窪田正孝さん(31)や、東出昌大さん(32)もそうですが、顔にほくろが多い人は苦労が多かったり、人より様々な経験をする傾向にあります。桑田真澄さん(52)も野球選手時代から波乱万丈の人生を送っていますよね」特に目立つのがあごにあるほくろ。「あごにあるとカリスマ的魅力を発揮します。椎名林檎さん(41)も同じようなところにあります。口に近いほくろでもあるので、発言も魅力的になるようです」「左のこめかみにあるほくろは、夫婦運の良さを表します。元CAという美人の奥様の支えがあって、今の活躍があるのかもしれません。このほくろは女運の良さも表すので女性を惹きつける魅力も持っています。鼻すじの左側にあるほくろはサポートぼくろと言って、奉仕精神が旺盛で、周りの人のことを考えたり、人に尽くすようになります。大阪府民のことを第一に考えて動いているのでしょう」吉村知事の広く光るおでこにも、成功の相が表れているという。「仕事運を表すおでこは広いほど運が良く、光って輝いて見えるのは、絶好調である印。知事のように生え際が真っすぐな人は、頑固な職人気質で、一度決めたことは必ず実行する、という決断力にも長けています。今回の新型コロナウィルスへの対策にも、筋の通ったところが見えました。あごが細く頬も痩せてシャープな輪郭ですが、こういう逆三角形の顔の人は変化が好きで、人とは違ったことをすることを好む傾向があります。大阪だけは違う対策をしよう、と考えて成功したようです。口の左端が上がっていて少し歪んで見えますが、これは本音と建て前を上手く使い分けられる、という政治家向きの相。高校時代は偏差値70、大学卒業後は弁護士や税理士もされていますが、政治家が適任なのでしょうか。また、性欲を表す涙袋がくっきりしているので、性的エネルギーも旺盛だし、異性にとてもモテます。今後は女性問題に気を付けたほうがいいかもしれませんね」【PROFILE】Love Me Do(ラブちゃん)占い師、風水師、占星術家。東洋、西洋の占術に精通し、『有吉ジャポン』(TBS系)、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)などテレビ・ラジオ出演多数。現在、最新著書『1秒で分かる!人相術』が光文社より発売中。
2020年06月05日2020年6月2日、情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)に、大阪府の吉村洋文知事がリモートの形で出演。番組中にした、自身の性格にまつわる発言が反響を呼んでいます。吉村知事「僕は腹黒いほうだと思います」番組中、MCを務める宮根誠司アナウンサーは、元大阪府知事である橋下徹さんのことを話題に。宮根アナウンサーは、橋下さんが吉村知事について「腹黒い」と話していたことを取り上げ、「橋下徹はなんで吉村知事を腹黒いとかいうんですかね?」と尋ねます。吉村知事は顔をほころばせて笑い、こう答えました。いや、あの実際に僕は性格がいいほうじゃないし、腹黒いほうだと思います。いろいろ評価いただいてるんですけど、過剰評価じゃないかなって思っていてですね。腹黒いは腹黒いです。ただ、政治は一生懸命やっていこうと思っています。公職である限りは。情報ライブ ミヤネ屋ーより引用吉村知事は、自身の性格を「腹黒いと思う」と認めた上で、政治への意気込みをキッパリと宣言。さらに「自分は橋下さんと同じぐらいの腹黒さです」といい、スタジオの笑いを誘いました。発言に対し、視聴者からは次のようなコメントが相次いでいます。・最高!腹黒い知事が素敵です。・面白い。その腹黒さが、エネルギッシュな行動力につながるんですね。・本当に腹黒い人は、自分のことを「腹黒い」とはいわないと思う。・笑いで終わらせるのが、大阪らしくてすごく好き。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に、寝る間も惜しんで取り組んでいる吉村知事。決しておごることのない真摯な姿勢で、時にはユーモアをまじえつつ公務をこなす姿は、多くの人の心をつかんだようです。[文・構成/grape編集部]
2020年06月03日新型コロナウィルス対策で自粛解除に向けた独自の基準「大阪モデル」を定めるなど、数々の陣頭指揮で注目されている大阪府の吉村洋文知事(44)。その手腕を支持する声は日に日に高まっており、テレビで見ない日はないほどだ。そんななか、会見を見た人たちから心配する声が上がっている。《吉村知事やせたね…》《吉村知事の痩せ方ハンパないやだ!心配すぎる》5月10日放送の「そこまで言って委員会」(読売テレビ)では「2キロくらいやせました。体調は大丈夫ですけど」と語っていたが、1年前の写真と比べると“2キロ減”以上痩せたように見える。これまでも知事の体調を気遣う人は多く、Twitterでは「#吉村寝ろ」がトレンド入り。それを受け、4月11日には吉村知事がこうつぶやいていた。「ちゃんと寝てます。しんどいのは府民、国民の皆様の方です。橋下さんの言葉を借りれば、政治家は使い捨てでいいんです。この先、さらに厳しい状況になるかもしれませんが、国難を一致団結して乗り越えましょう」だがコロナ禍との戦いは依然として続いており、対応に追われる吉村知事。その激務ぶりは、大阪府のHPからも見ることができる。たとえば昨日5月14日のスケジュールは以下の通りだ。11時05分 庁内執務11時20分 打ち合わせ(商工労働総務課、企画室推進課)11時45分 打ち合わせ(政策課)13時00分 公明党大阪府議会議員団からの緊急要望14時05分 記者会見15時30分 庁内執務20時00分 新型コロナウイルス対策本部会議記者会見や会議などが目白押しなのだ。さらには連日のようにテレビ出演も。4月のスケジュールを確認してみたところ、「出席業務なし」は週末などの4日のみ。庁内執務以外の会議・会見・テレビ出演などの数は59件に上っていた。吉村知事は14日夜の対策本部会議で、休業要請を段階的に解除すると決定した。適用は16日0時から。政府の緊急事態宣言は継続されているものの、「大阪モデル」を7日連続で達成したとして独自判断で経済活動の再開に踏み出す。その決定会議後の記者会見で、吉村知事はこう語っている。「これまでは防戦一方だったが、コロナと共存する第2のステージに入った」大阪のリーダーの戦いは、これからも続く。
2020年05月15日新型コロナウィルス対策で自粛解除に向けた独自の基準「大阪モデル」を定めるなど、数々の陣頭指揮で注目されている大阪府の吉村洋文知事(44)。各メディアによると、5月12日の会見で医療従事者にエールを送るため、1人あたり10万円から20万円のクオカードを5月中に支給すると発表。この特例ともいえる対応に注目が集まっている。なお財源は、4月27日に創設された「新型コロナウイルス助け合い基金」から拠出される。最前線で感染者の治療などにあたる医療従事者や職員を支援するために設けられた基金だ。13日現在で、17億円を超える寄附が寄せられている。クオカード支給には、約6,000人を対象に約9億円が拠出されるという。クオカードにした理由は、「現金よりも迅速に処理できる」というスピード重視。さらに、感謝を伝えるメッセージカードを送付できるメリットもあるという。文案は吉村知事によるものであり、直筆メッセージが添えられるという。吉村知事は同日、《文案も自分で考え直筆メッセージ作ります。特筆すべきはこれが税金ではなく、寄付を頂いた皆様の気持ちの所と思ってます》とTwitterで思いを明かした。基金創設から約2週間という迅速さ、そしてメッセージを送付するという吉村知事に称賛の声が集まっている。《スピーディーな事務作業が可能となり、更にメッセージカードの同封とは素晴らしいアイデア それにしても、本当に次から次へと手を打つ知事の姿に感服です》《なるほど!そうゆう理由でQUOカード!!スピード&メッセージのWメリットですね。ホンマ素晴らしいとしか良いご報告、ありがとうございます!》《税金じゃなくて寄付。吉村知事の采配に賛同した者のお金です。貰う方じゃなくて寄付する人の気持ちの先にお配りいただけるのは、本当に嬉しいです》他にも吉村知事は休業や自粛解除後に備えて、施設や店舗などの利用先で感染者が出た場合にメールで通知する「大阪コロナ追跡システム」も発表。任意の利用となり、プライバシーを守るためQRコードを活用するという。新型コロナウィルス感染者が多い9都道府県を対象に行われた日経新聞の世論調査では、「最も評価する知事」のトップとなった吉村知事。府民のために知恵を絞る知事に、エールが寄せられている。
2020年05月13日「もう寝ずに頑張ってるのが伝わってくるわ。ウチらみたいな主婦同士で話す機会があると、最近は必ず吉村知事の話が出るねん」大阪市のある主婦は、こう熱弁をふるう――。3月以降、新型コロナウイルス対策に追われる吉村洋文大阪府知事(44)の顔にはクマができ、やつれが目立つようになった。そんな彼の仕事ぶりを評価する人が続出。ツイッター上で《吉村寝ろ》という言葉がトレンド入りするほどだ。評判のよさは一般府民からだけではない。大阪維新の会所属の吉村知事だが、“敵”である他党議員からも――。「街頭演説でバッタリ出くわしても、吉村さんのほうから『やあ』と手を上げて挨拶しに来てくれる。気さくでさわやか。“敵”なのですが、悪い印象は正直ないです」(他党議員)吉村知事は、大阪府河内長野市の生まれ。サラリーマンの父親の次男で、兄弟は兄が1人。中学時代の愛読書は公民の教科書で、このときから早くも司法を志していたという。高校からはラグビーにもまい進。府立生野高校の同級生は、当時をこう振り返る。「文武両道が校訓の高校ですが、校訓そのもののような生徒でした。性格は今のイメージとは反対で、口数も少なく、みんなを引っ張っていくリーダータイプでは決してなかった。みんながしゃべりきったあとに、落ち着いた感じで最後にボソッと言って、みんなの意見をまとめるようなタイプです」別の同級生は、高校時代と現在で外見がまったく変わっていないことに驚いていると話す。「市議に立候補したときに新聞で顔写真見て、一発で“あ、吉村君や”とわかりました。イケメンだって女性の支持が厚いみたいですけど、高校時代モテたという話は聞いたことがありませんね(笑)」「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月24日2020年4月19日、情報番組『Mr.サンデー』(フジテレビ系)に大阪府の吉村洋文知事が生放送で出演。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)について議論を交わしました。番組の最後に、MCの宮根誠司さんから「政府に何かいいたいことはありますか」と聞かれた吉村知事。吉村知事は、コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされたり、収入が激減してしまったりした企業を救うため、家賃の支払い猶予を与える法案を必ず作ってほしいといいます。その理由について、吉村知事は真剣な表情でこのように述べました。僕がぜひ国会議員のみなさんにお願いしたいのは、今、中小企業で一番困っているのは家賃ですから。家賃の固定費を、休業しているところは支払いを猶予するという法案。これは作れますから。ぜひ、国会議員のみな様にやってもらいたいと思っております。これ、やらなかったもう全員給料ゼロでいいんじゃないですか?国会議員は給料ゼロ。だってお店は給料ゼロでやってるんだから。そのぐらいの気持ちでやらないと、法律なんかできないですよ。Mr.サンデーーより引用あえて強い言葉を使い、「実現できなければ、給料はなしという覚悟で取り組んでほしい」という思いを明かした、吉村知事。吉村知事がいうように、営業できず収入が激減した状態で家賃を払い続けるのは、中小企業や個人経営にとってダメージが大きいでしょう。家賃の支払いに猶予を与えることで、倒産や閉店などの最悪のパターンを逃れることができるかもしれません。番組放送後、「必ず実現してほしい」という強い想いが伝わる吉村知事の言葉に対し、称賛の声が寄せられました。・吉村知事、よくぞいってくれた!「そうだ、そうだ!」といいそうになりました。・ストレートにいってくれてスカッとした。政治家にはこれくらいの気持ちで国を支えてほしいですね。・完全に同意。給料ゼロで支払いをしなくてはならない国民の気持ちを考えてくれ。吉村知事の活動に対し、Twitterでは『#吉村寝ろ』というハッシュタグが話題になりました。投稿はどれも、吉村知事の応援や心配をするものばかりです。真剣に取り組んでいる姿を目にしてきたからこそ、今回の発言から多くの人が吉村知事の熱意を感じたのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年04月20日2020年4月7日、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を受け、大阪府を含む7都府県に緊急事態宣言が発令されました。コロナウイルスの感染拡大防止のため、各都道府県の知事たちは対応に追われています。そんな中、Twitterでは、懸命に頑張っている大阪府の吉村洋文知事に対し『#吉村寝ろ』というハッシュタグが数多く投稿されました。『#吉村寝ろ』とともに投稿されたコメントの一部をご紹介します。・吉村知事は本当に頑張っている。でも、少し休んだらどうですかね。あなたが倒れたら元も子もない。・いや、ほんま。いろんな番組にも出て、行政もやってる。大変やと思うわ。・吉村知事は若いのに、ほんまにようやってくれてる。・大阪府民として、吉村知事の頑張りをずっと見てきました。本当に、大阪のために頑張ってくれてありがとうございます。・吉村知事がいう通り、私らは家におるから。だから知事、寝てや。休んでや。吉村知事の熱意は、多くの大阪府民へしっかりと伝わっているようですね。頑張っている吉村知事のためにも、みんなでコロナウイルスを収束させようという大阪府民の意気込みが感じられます。そして、このハッシュタグに対し、今度は吉村知事自身が「ちゃんと寝ています。しんどいのはみな様のほうです」とコメントしました。 #吉村寝ろ 対策奔走の吉村大阪府知事気遣うツイート相次ぐ →ちゃんと寝てます。しんどいのは府民、国民の皆様の方です。橋下さんの言葉を借りれば、政治家は使い捨てでいいんです。この先、さらに厳しい状況になるかもしれませんが、国難を一致団結して乗り越えましょう。 — 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) April 11, 2020 多くの気遣いに応えた、吉村知事の「コロナウイルスをみんなで乗り越えよう」というコメントには元気づけられますね。この投稿に、「泣いた。素晴らしいリーダーだ!」「吉村知事、ありがとう!大阪府民も一致団結して頑張ろう!」などの称賛や感謝の声が多く寄せられました。Twitterでは、東京都の小池百合子知事に対しても『#百合子頑張れ』『#小池寝ろ』などのハッシュタグとともに応援する声が多く投稿されています。大変な時だからこそ、国民を想って頑張ってくれているリーダーたちに、エールを届けたいですね![文・構成/grape編集部]
2020年04月14日3月1日、劇作家で演出家の野田秀樹(64)が新型コロナウイルス感染症による劇場公演中止に警鐘を鳴らした。野田は「公演中止で本当に良いのか」と題し、ウェブサイト「NODAMAP」上で意見書を発表。「感染症の専門家と協議して考えられる対策を十全に施し、観客の理解を得ることを前提とした上で、予定される公演は実施されるべき」と意見を述べた。さらに野田は、劇場の閉鎖により再開が困難になることを「演劇の死」という言葉で表現。“演劇は観客の存在により成立するもので、劇場が閉鎖されるという前例を作るべきではない“と主張した。実際に流行する新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの公演が中止を余儀なくされている。倉科カナ(32)主演の舞台『お勢、断行』は2月28日に初日を迎える予定だったが、地方公演を含め全公演が中止となった。野田の意見書を受け、ネットでは様々な意見が上がっている。劇作家で演出家の平田オリザ(57)はツイッターで意見書に対し、《私も連帯を表明します。》と支持。同じく劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(57)も、ツイッター上で《俺だって連帯を表明します。》とした。脳科学者の茂木健一郎(57)も意見書に賛同。《さまざまな手段、工夫は尽くした上で、公演中止は最後の選択肢であるべきでしょう》と述べた。しかしSNS上では、感染症予防という点に重きを置いた批判の声も多い。《もし公演をして感染が広がったら、そのせいで劇場の評判が落ちるかもしれない》《命を守ることの方が大事だと思う》《感染が広がって観客がいなくなれば、それこそ「演劇の死」では?》公演を行うべきか、中止すべきか。難しい問題に議論は続きそうだ。
2020年03月02日フリーアナウンサーの田中みな実とお笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が29日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開幕した国内最大規模のファッションイベント「第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER」(TGC)にMCとして登場した。今回、新型コロナウイルスの影響で無観客での開催となり、内容をより適した形で再構築した上でLINE LIVE(生中継)にて実施。配信は、前編が29日13時50分から18時6分、後編が18時13分から21時6分までを予定している。MCは、4回連続となる田中みな実と2回目の挑戦となる吉村。オープニングで吉村は「どーも! よろしくお願いします!」とテンション高く登場し、「始まりましたね! 素晴らしいくらいに声が響きますね。気持ちいいですね」と話した。そして、「いやー盛り上がってますね。この奥に、日本中でいろんな方が見てくださっていると思ったら、吉村テンション上がってます!」と配信で見ている観客を意識し、田中が「吉村さん、長丁場ですから」と心配すると、「私は早めに飛ばして後半は田中さんに任せるというスタンスで」と返した。そして、「LINE LIVEといえどもパワーは届きますから、ぜひみなさん力をこちらに送り込んでいただければ。大成功させましょう!」と呼びかけた。今回のテーマは「I・TGC」(※・はハートマーク)。テーマを象徴するキービジュアルは、写真家・映画監督の蜷川実花氏が手掛け、ガールズ心をくすぐる蜷川氏の世界観をたっぷり味わうことができる作品となっている。撮影:蔦野裕
2020年02月29日吉村界人と武田梨奈がW主演し、企画もした映画『ジャパニーズ スタイル/Japanese Style』を製作。2人からコメントも到着した。2019年の大晦日。「巨大な絵を完成させようとする男」と、「袋とじを綺麗に開ける特技を持つ女」が空港で偶然の出会いを果たした。2人の男女はとある事情により、トゥクトゥクに乗って横浜の街をさすらうことに。彼らはその道中で惹かれあっていくが、それと同時に互いの秘められた過去が徐々に明らかになっていく――。本作は、“やり残したこと”を抱えた2人の男女が偶然出会い、大晦日の空港から年越し間際で賑わう横浜までの道中を、トゥクトゥクに乗ってさすらうロードムービー。主演の吉村さんは、『百円の恋』『ディストラクション・ベイビーズ』「獣になれない私たち」などに出演、武田さんは『ドクムシ』や「ワカコ酒」シリーズなどに出演する若手俳優。吉村さんは「今抱えてる不安も歓喜も、一旦全て置いて乗るしかないジェットコースターに自ら僕は乗りました。滑稽かも知れませんが、実体験でも想像でも少しの恥ずかしげもなく監督は自分の心を形にした作品だと思います」と本作への思いを語る。そして武田さんは「初めて企画から映画に携わらせていただきました。居酒屋で12時間話し合ったり、時に喧嘩したり、私たちは日々、映画への想いをぶつけ合いました」と製作をふり返り、「映画作りの全てをゼロから触れて、私の役者人生において、一生忘れられない瞬間が幾つも訪れました」と貴重な体験だったと明かす。さらに「劇中で出てくる『ジャパニーズスタイル』という言葉は日本語で『袋とじ』と言います。今作は、様々な袋とじから生まれる物語です。このタイミングで、この時代に、この瞬間に、この映画を生み出すことが出来た奇跡を、どうか世界中のスクリーンに届けられますように」と願った。本作は「背徳の夜食」シリーズのアベラヒデノブがメガホンをとり、2019年と2020年をまたぐ大晦日から、1月4日までの計5日間で撮影が敢行された。監督は「新年を迎えた瞬間、僕たちは撮影中で、しかも本番中だった。クレージーだ。年末は休め。心の底から思う。だが、僕たちは映画を撮らなきゃいけなかった!12月31日から始まり、1月4日にクランクアップを迎えた僕たちは、まるで浦島太郎みたいな想いで、渋谷を眺めた。やっと帰ってきた。2020年?なんだ2020って?今は、2019年だろ?そんな感覚!」とふり返り、「成し遂げるべき事を成し遂げないまま迎える大晦日は、エキサイティングで、地獄だ。吉村界人、武田梨奈演じる主人公はそんな1日を、ドキュメントみたいに、生きた!」とコメントしている。なお、本作は現在絶賛編集中、公開日は未定となっている。(cinemacafe.net)
2020年01月11日野田秀樹の最新作、NODA・MAP第23回公演『Q:A Night At The Kabuki』の初日を控え、10月6日にゲネプロが行われ、報道陣に公開された。映画『ボヘミアン・ラプソディ』のヒットによるリバイバルが記憶に新しい英国のロックバンドQUEENのアルバム『オペラ座の夜(A Night At The Opera)』を舞台化できないか? というオファーを受け、約2年前に始動したという本作。以前から野田が構想していた『ロミオとジュリエット』の“その後”の物語を組み合わせ、ワークショップを重ねて完成した。12世紀の日本の源平合戦に設定を置き換え、広瀬すず演じる「源の愁里愛(じゅりえ)」と志尊淳による「平の瑯壬生(ろうみお)」に加えて、松たか子&上川隆也による“それからの”愁里愛と瑯壬生という、現在と未来の2組のロミジュリが登場。未来を生きる2人は、自分たちの身に降りかかった悲劇的な運命の先回りをし、なんとか食い止めようとするのだが……。やはり注目は、朝ドラ『なつぞら』を終え、本作で舞台初出演を果たす広瀬。初日を前に「足を引っ張らないように努力します!」というコメントを寄せたが、色とりどりの着物から、死装束ともウェディングドレスともとれる純白のドレスまで、様々な衣裳に身を包み、縦横無尽に舞台を駆け回り、足を引っ張るどころか、強烈な輝きを放ち、物語をグイグイと引っ張っていく。志尊演じる瑯壬生とのラブシーンを含め、時に可憐に、時に力強く、恋する乙女の顔を見せたかと思えば、松や野田(源の乳母役)といった百戦錬磨の先輩俳優陣を相手にも全く臆することなくコミカルな掛け合いを披露するなど、堂々たる演技を見せている。広瀬と志尊のロミジュリが、若さと勢いゆえの盲目の恋の“輝ける日々”とその悲劇の結末を軽やかに刹那的に表現する一方で、松と上川による「それからの」ロミジュリは、その背中に長く、重くのしかかる過酷な運命を見事なまでの存在感、圧倒的な演技力で重厚に表現している。さらに、20年ぶりのNODA・MAP出演となる羽野晶紀、NODA・MAP初出演の竹中直人をはじめ、個性あふれる濃すぎる面々がガッチリと脇を固め、源氏と平家の両陣で演技合戦を繰り広げる。そしてやはり、本作のもうひとつの主役と言えるのがQUEENの音楽。『ボヘミアン・ラプソディ』、『Love Of My Life』など、アルバム『オペラ座の夜』に収められている全12曲が原盤で惜しみなく使用されているが、「ここで『Love Of My Life』?」「このシーンにあえてこの曲を?」という驚きも感じさせつつ、フレディ・マーキュリー(とブライアン・メイ&ロジャー・テイラー)の歌声と野田の多彩な演出、瑯壬生と愁里愛の運命の“掛け算”が観る者に高揚と快感をもたらしてくれる。特に、秘密の婚礼を挙げた瑯壬生と愁里愛が愛をかわすシーンの美しさは圧巻!「この世から戦(いくさ)が消える日に」再び結ばれることを約束したはずの2人の運命はなぜ引き裂かれたのか……?NODA・MAP第23回公演『Q:A Night At The Kabuki』は10月8日から15日まで東京芸術劇場 プレイハウス、10月19日から27日まで大阪・新歌舞伎座、10月31日から11月4日まで北九州芸術劇場 大ホールで上演され、11月9日から12月11日までふたたび東京芸術劇場 プレイハウスにて上演される。取材・文:黒豆直樹
2019年10月07日「ひとたびスイッチが入ると、“西城秀樹”になりますが、オフのときはとても優しくて、人間味のある人でした」昨年亡くなった西城秀樹さん(享年63)に、35年間マネージャーとして付き添った片方秀幸さんは、その人柄を振り返りこう語った。逝去から1年4カ月。西城さんの若かりしころの写真を集めた写真集『HIDEKI FOREVER blue』(集英社インターナショナル)が9月26日に発売された。「写真を眺めていると、男の悲しみとか内に秘めた感情を、目だけで表現できる人だったんだなと改めて思います。西城さんはどんな現場でも、カメラマンさんが求めていることを瞬時に理解して表現できるんです。当時、フィルムを使い切らずにOKがかかるのは西城くらいだったという話もよく聞きました」(片方さん・以下同)まさに生まれついてのスターだった西城さん。その片鱗は亡くなった今でも垣間見えるのだという。「一周忌のフィルムコンサートのとき、昔からのファンのみなさんが、学生時代に戻ったかのように楽しんでくれているのが印象的でした。そして実は、10代や20代のファンの方々も増えているんですよ。多くの人たちに西城の魅力を再発見してもらえたら、こんなにうれしいことはありません」写真集には、超レアな未公開カットも多数収録。10月1~14日には、池袋西武にてパネル展も開催される。
2019年09月27日神尾楓珠と池田エライザのW主演で贈る連続ドラマ「左ききのエレン」。この度、連ドラレギュラー初出演となるシンガーソングライター・石崎ひゅーい、吉村界人、久保田紗友ら豪華キャストの出演が明らかとなった。原作は、2016年3月からcakesにて連載がスタートし、cakesクリエイターコンテストで特選を受賞したかっぴーによる同名漫画。2017年10月からは「少年ジャンプ+」にてリメイク版が発売されている。自らの才能の限界に苦しみながらも、いつか“何者か”になることを夢見る朝倉光一(神尾楓珠)。一方、圧倒的な芸術的才能に恵まれながらも、天才ゆえの苦悩と孤独を抱える山岸エレン(池田エライザ)。高校時代に運命的に出会った2人はやがて、それぞれ大手広告代理店のデザイナー、N.Y.を活動拠点とする画家としての道を歩むことになるのだが…。凡才と天才、相対する2人の敗北や挫折を通して、その先に“本当の自分”を発見するまでをリアルに描き出す青春群像劇となっている。そんな本作に今回、歌手、モデル、俳優など様々な分野で才能を発揮する、まさにこの作品にぴったりの豪華キャスト陣が決定。朝倉光一が憧れる売れっ子クリエイターで広告代理店・目黒広告社の上司・神谷雄介役に、今作で連ドラレギュラー初出演となる石崎ひゅーい。抜群のセンスとデザイン力で若くして会社のエースとなる。コメント原作、面白くて一気読みしてしまいました。モノ作りに携わる人間として心に響く言葉が溢れていて、ハッとさせられました。神谷役はかなりできる男で、今までに僕が演じたことのない役柄なのでワクワクしているし挑戦だと思っています。光一の同級生で、山岸エレンの幼なじみ・加藤さゆり役は「花にけだもの~Second Season~」の中村ゆりか。計算高く、学生時代は恋人である光一との現実的な将来設計を常に考えていた。現在はエレンと共に働いている。コメント主人公が、仕事の働き方へのイメージに反し、仕事を始めてみると段々と自己主張ができなくなり、本当にこのまま人生を歩むのか、果たして勇気を持って行動に起こすのか。そんな彼の生き方について、深く考えさせられました。それぞれのキャラクターがどれも印象的で、映像として仕上がるのが本当に楽しみです。是非、皆さまにご覧いただけたら嬉しいです!光一の後輩で愛嬌のあるコピーライター・三橋由利奈役に「恋のツキ」の今泉佑唯。若くして才能があるコピーライターで、光一のことをやや下にみているという設定。コメント原作を読ませていただき、自分に"才能"がないと感じ、そんな現実と向き合いながらも何事にも一生懸命な主人公の姿に、胸が締め付けられました。私が演じる三橋由利奈は、論理的で要領が良く、主人公のことを心配して明るく励ましたりと、好感を持って頂けるキャラクターなので、私も現場では常に明るくいるよう心がけています。壁にぶつかって挫けそうな人や、夢を追いかけている人たちを勇気づける作品なので、ぜひ観ていただけたら嬉しいです。光一の会社の先輩で営業部の流川俊役に、『Diner ダイナー』『太陽を掴め』の吉村界人。入社当時はコピーライターを目指していたが、ある事件をきっかけにクリエイティブの人たちを憎むようになる。コメントこの作品は人生の厳しさを語るものではなく、生きる中でこぼれ出た僅かな美しさを知ることができるものだと思います。地球上にいる誰かに刺さり、その心に1ミリでも共存できたら、とても意義があると思います。この作品に参加させて頂ける事に本当に感謝しています。営業部・流川(吉村さん)の部下・朱音優子役には「きみが心に棲みついた」の田中真琴。同期の光一のことを気にかけている。コメント私は朱音優子という役を頂きました。その優子のとあるセリフが自分自身に刺さったり、光一の天才じゃない自分に悩む姿がリアルで、自分と重なりました。台本を読み進めていく中で、読むだけでも自分があまりにも感情的になってる事に気付きました。そのくらい面白い作品です。一生懸命朱音優子を演じます。よろしくお願いします。そして園宮製薬の社長令嬢・園宮千晶役に、『サヨナラまでの30分』の久保田紗友。経験も浅いうちに若くして宣伝部長に就任し、目黒広告社との案件が責任者としての初めての仕事となる。コメント今回演じさせて頂く千晶は社長令嬢で、不器用で壁にぶつかりながらも一生懸命な子です。私自身も今まで挑戦したことのないような役柄で緊張する部分もありますが、楽しみながら演じたいと思います。圧倒的な集中力を武器に世界を席巻するカリスマファッションモデル・岸あかり役に『午前0時、キスしに来てよ』の八木アリサ。高校生の頃からファッションモデルとして活躍し、若い人達のカリスマ的な存在で、エレンとは違うタイプの桁違いの才能を持つ。コメント"魅せる"天才であるモデル 岸あかりを演じさせていただきます。私もあかりと同じくモデルのお仕事をさせていただいているのですが、私自身は天才ではありません。あかりは信念や人生観もくっきりとある魅力的なキャラクターなのでかなり気合を入れて演じて行かなければと思っています。原作は黒髪ボブヘアがトレードマークですが、ドラマ版では180度違った髪型で表現をさせてもらっています。ドラマ版の世界観もお楽しみに。一切の妥協を許さず、光一ら部下に厳しくあたる優秀なクリエイティブディレクター・柳一役には「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート」の丸山智己。実力はあるが人間性に難があり、内外問わず敵が多い。コメント何者でもない自分に焦り、失望し何者かになりたくてもがく光一の姿に、かつての自分を重ねては身につまされる思いで原作を読みました。とてもやりがいのある役で楽しんで演じつつ、関西人のキャラクターなので毎回苦戦しています笑。デザイン以外には興味が持てない柳の中に、チラッと見える人間性のようなものをどこかで感じていただけたら幸いです。「左ききのエレン」は10月20日より毎週日曜24時50分~MBSにて、10月22日より毎週火曜25時28分~TBSにて放送開始(MBS初回は10月20日25時15分~)。TBSの1話放送直後より、動画配信サービス「U-NEXT」にて独占見放題配信。(text:cinemacafe.net)
2019年09月20日●加藤浩次の助言で自由な笑いに「楽になった」お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が、マルチな才能で存在感を増している。かつては“破天荒キャラ”として注目を集めていたが、今ではMCとして進行を務めたり、ひな壇でもほかの共演者にツッコミを入れて盛り上げたり、全体を左右する重要な役割を番組やイベントに合わせて器用にこなす。さらに、吉本芸人によるボーイレスクショーの座長としても奮闘中だ。そんな吉村に自身のキャラや役割について話を聞くと、「破天荒は捨てました!」と宣言。時代の変化、そして、求められる役割の変化に適応させてきたそうで、現在の自身の役割について、全体を円滑に回す「潤滑油」「成立屋」と表現した。また、現在の芸風に影響を与えたという極楽とんぼ・加藤浩次の言葉も明かしてくれた。――幅広く活躍されていますが、芸人としての目標を教えてください。よく言っている理想は、“僕を目指して芸人をやる人”か“僕を見て芸人をあきらめる人”、そういう人が出てくる存在になりたいんです。どっちかに影響があるというのは目指しているところです。――どちらにせよ影響力がすごい人ということですね。それと、芸人が難しく考えるようになっちゃったんですよ。「お笑いとは」っていうのを突き詰めるようになってしまって、僕は北海道出身でその文化に育っていなかったので、下ネタも変顔も、そういうのも笑っていたなって。芸人がお笑いを小さくしないようにしようかなと思っています。――先日テレビ番組で、同じ北海道出身の加藤浩次さんについて「恩があって好きなんです」とコメントされていましたが、加藤さんへの“恩”について具体的に教えてください。加藤さんが若い時から一緒にやってきた方に比べたら薄いかもしれないですけど、過ごしてきた時間は濃厚で、飯を食いに行ったり、いろんなイベントや番組を一緒にやったり。そういった時間もそうですが、ほっとしたというか、加藤さんのこの言葉があって楽になったなっていうことがあったんです。――それはどんな言葉だったのでしょうか?テレビに出たくて、売れたくて、コントの大会や漫才の大会とか、いろいろネタをやっていたんです。そのとき加藤さんと飲みに行ったら、「お前、北海道の人だから、コントとか漫才とか別に見てなかっただろ」って言われて、「あ、そっか」って。確かに、北海道は新喜劇やっているわけではないですし、ネタの大会があるわけでもなく、ドッキリとかを見てきたんです。そうだよなって思ってちょっと楽になって、いろんなものを見るようになって視野が広がったら今の感じになったので、恩恵はありますよね。――ネタに縛られない自由な笑いということですね。そうですね。加藤さんのコンビのネタもたまに見ますが、ひどいですからね!(笑) 何も決めずにやったり、なんだこの時間はっていうときもありますけど、最後はバーンって盛り上がって帰っていきますから。こういうこともありなんだって。●“破天荒”は「世の中が求めていない」と痛感――そういった経緯で“破天荒キャラ”が生まれたのかなと思いますが、最近はそのイメージからも変わってきて、全体の盛り上げ役、まとめ役のようなイメージが強いように感じます。破天荒って今の時代違法なんですよね。コンプライアンスどころではなく、法に引っかかるくらいのレベルになっちゃっているので、捨てました! この間、生ごみの日に(笑)。今の時代に合わせて。――今の時代において、破天荒は受け入れられないと痛感した具体的な出来事がありましたら教えてください。昔は車をぶつけて笑っていたのが、今はダメなんだなって。ネットの番組も厳しくなってきているようで、媒体ではなく世の中がそれを求めていないんだと感じました。ネタをやっていても、昔は「じじい」「ばばあ」って言ったらウケていたのが、今はウケないんですよ。みんなが優しくなったっていうのと、その世代の人たちが見るようになったんだと思います。――最近はMCとしても活躍されていて、必然的に求められる役割が変わってきたというのもありそうですね。MCとか回しで破天荒っていうのはなかなか難しいですよね。本物の破天荒も見ちゃったから。山根(明)会長とか(笑)――山根会長と比べていたんですか!? でもやはり、全体をまとめるという役割を意識されるようになったということでしょうか?そんなこともないですけど、役割がそういう役割なので。何でも屋さんですね。この人の企画を成立させるとか、水と油の性格の人たちを同じ舞台に立たせて円滑に回すとか、成立屋! 潤滑油! ローション! って感じじゃないですか!?■プロフィール吉村崇1980年7月9日生まれ、北海道札幌市出身。2000年に同じく北海道出身で東京NSC5期生の徳井健太とお笑いコンビ・平成ノブシコブシ(旧名コブシトザンギ)を結成。フジテレビ『ピカルの定理』、『ノンストップ!』、テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!』、『くりぃむクイズ ミラクル9』など、数々のテレビ番組で活躍し、ニホンモニターの調査による「テレビ番組出演本数ランキング」で上位にランクインするように。2017年に吉本芸人によるボーイレスクショー「Butterfly Tokyo」を立ち上げ、プレゼンター「T.YOSHIMURA」としても活躍している。
2019年08月16日●月1開催で定着「ようやく根付いてきた」お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が、服を脱いでいく過程の“じらし”をショーとして楽しむパフォーマンス「バーレスク」の男性版「ボーイレスク」に力を注いでいる。吉本芸人によるボーイレスクショー「Butterfly Tokyo」を2017年に立ち上げ、今年で3年目に突入。ともに活動しているイシバシハザマのハザマ陽平、てのりタイガーのムラジュンらと共にインタビューに応えてくれた吉村は、「少しずつ根付いてきた」と手応えを語る。昨年9月には、ニューヨークで行われた世界3大バーレスクイベント「NewYork BurlesqueFestival」に参加し、エンターテインメントに対する桁違いの思いに刺激を受けたそう。発想も広がったようで、8月16日に東京・渋谷 duo MUSIC EXCHANGEで開催するスペシャル公演「Butterfly Tokyo ~Premium~」では、公演前から観客をもてなす新たな試みにも挑戦する。そんな吉村の将来的な目標は、常設の会場で毎日のように開催すること。「もう1回バブルを作りたい」と意気込んでいる。――はじめにボーイレスクショーを始めた経緯を教えてください。吉村:2017年に始めたんですが、バーレスクのショーを観に行って面白いなと思ったんです。僕はチップを渡すのもすごい好きで、昔ラスベガスに行ったときにチップの渡し方が“ファンタジスタ”と言われて、“チップ芸”ってあるんだなって。忍者っぽい動きで渡したり、メガネに挟んで渡したり、いろんな渡し方をしたら喜んでくれて、そういう盛り上がり方ができるのもいいなと思いました。今は月1くらいで開催しています。――会場はずっと同じですか?吉村:はじめは新宿2丁目で2年間くらいやって、今年の6月から銀座でやるようになりました。8月は渋谷でやりますが、ホームは銀座になる予定です。――新宿2丁目から銀座に変えた理由は?吉村:2丁目もすごくよかったんですが、今後メンバーを増やしたいと思っていて、そのためには踊るスペースが狭かったんです。また、2丁目だとなかなか足を運びにくいという人も、銀座だと入りやすいかなと。もう1つ、2丁目だと早い時間帯しかとれなかったので、夜お酒が飲める時間にやりたいと思いました。――メンバーはどうやって決めたのでしょうか?吉村:僕はもともとプレゼンターという役割だったので、パフォーマンスはハザマをメインに、踊りがうまい人、顔がいい人、筋肉がある人など、いろんな人を集めたんです。僕はスケジュールが合えばMCをやっていたんですけど、いつの間にか毎回出て踊るように。やっぱ契約って口じゃダメなんだなって(笑)ハザマ:ダメですよ!――これまでボーイレスクショーを3年やってきて、やりがいをどう感じていますか?吉村:3年間、月1で物事をやるというのは、けっこうなことだと思う。今ではお客さんも練習に入れて公開稽古を週3くらいでしていて、お客さんも一緒に身体を動かしています。ゆくゆくはそこからパフォーマーを出していけたらとも思っているんです。3年でようやく根付いてきたなと。まだまだ小さな根付きですけど、もっと深く根を張れば大きくなるのかなという最中。発芽したかしてないくらいですね!――週3回くらい稽古ということですが、吉村さんはどれくらい参加されているんですか?吉村:僕はあまり参加できていなくて、個別練習をしています。映像をもらって深夜にやったりしています。ハザマ:いやいや、個別練習も(笑)吉村:実際はほとんど練習はやってないですね。渋谷のイベントで新作をやるので、それは3回くらい練習して本番を迎えますけど。――体を鍛えられているのかなと思ったのですが、肉体改造はしているんですか?吉村:全然鍛えてないです(笑)。でも体型はそんなに関係ないんです。海外でも、太っている男の人もスーパーパフォーマーとして活躍していますし。●世界3大バーレスクイベント出演で「度胸がついた」――昨年9月に、「NewYork BurlesqueFestival」に出演されましたが、どういう経緯で出演が決まったのでしょうか?吉村:予選が映像審査なんです。本戦ではなく前夜祭のステージでしたが、こっちで映像を撮って送ったら受かったんです。ハザマ:通過する確率はむちゃくちゃ低くて、奇跡なんです。振り付けの先生が大会に出られた経験があって、審査が通るように計算して演目を作ってくれて、受かることができました。――海外でのステージはどんな経験になりましたか?吉村:ニューヨークで、しかも初めて外で公演をやったので、すごくいい経験になりました。信じられないくらい緊張もしましたし、芸歴も18、19年くらいですけど、久しぶりに公演でネタ合わせしたみたいな、それくらいの緊張感でやったのは久しぶりでした。ハザマ:会場の大きさもお客さんのリアクションもショーの受け入れ方も、日本と全然違うなと感じました。ムラジュン:出演前後のリアクションが真逆で、アメリカはいいものはちゃんといいって手のひら返して称賛してくれるだなと。僕たちは最初「I LOVE NEWYORK」ってデザインされたお揃いのパーカーを着ていたんですけど、それが逆効果で、日本人がなめた態度で来ているって捉え方をしている方もいたと思うんですけど、パフォーマンスが終わると「すごかったよ」「よかったよ」ってみんな声をかけてくれました。吉村:別の機会にまたニューヨークに行ったらその評判が広まっていて、外国人もそうですけど、向こうで働いて日本人の方が「みんな話してましたよ」って話していて、たった1回出ただけでもこんなに広がるし、すごい興味を持ってくれるという意味では、エンターテインメントに対する思いが桁違いだなと感じました。――海外での経験によって成長したなと感じていることはありますか?吉村:度胸がつきました。初めての経験をしたというのもありますし、外国の人を盛り上げることができるんだと思ったら、度胸がついた気がします。――ニューヨークのステージはピースの綾部祐二さんは見に来られましたか?吉村:綾部さんは亡くなったんじゃないかな?(笑)ハザマ:ご存命ですよ!吉村:探したんですけど、そのときは会えなかったんです(笑)――吉村さんがニューヨークでパフォーマンスしたというのは、綾部さんとしてはすごく刺激を受けたんじゃないですか?吉村:どうでしょうかね。表には出さない人ですから。でもそこからインスタのアップは激しくなったというか、意識しているなというのはありますね(笑)●目標は常設会場で毎日開催! 日本で大会開催も――8月16日の渋谷でのショーはどのような内容に?吉村:もともと年に1回は大きいところでやろうと思っていて、去年も同じ場所でやったんですが、今回は金額が一律ではなく2万円、4万円の席も作って、近い遠いだけではないサービスをやるんです。4万円の席は、東京タワーで集合してリムジンで巡って、メンバーがお酒をついだりしながら会場に向かい、みんながエスコートするという内容で、こういった仕組みは初めてです。ハザマ:やることがだんだんゴージャスになっています。吉村さんの発想が、日本のお笑いのネタライブではなく、すべてがショーという風になっていますね。――それは、ニューヨークでの経験が影響しているのでしょうか?吉村:それはあると思います。向こうでショーを見たり、ベガスに行ってショーを見たりしたときの圧倒的な格差というか、でも後ろの人も前の人たちを見てすごい楽しんでいて面白いなって。こういうショーをやって、もう1回バブルを作りたい。政治とかに任せるのではなく、こっちでノリでやっちゃおうぜっていう感じです(笑)――今後の目標は?吉村:チップ文化を根付かせたいというのがありますし、今は月1ですけど、常設のクラブみたいなところで毎日のようにできるお客さんの数、タレントの数、それを実現したいですね。――常設はいつ頃目標に考えていますか?吉村:東京オリンピックが終わったくらいですかね。オリンピックのために建てたけど、終わったら使いようがないっていうような施設があるかもしれないじゃないですか。そういうところでできたらいいなと思います。――メンバーの人数を増やすというのはどれくらい?吉村:来てくれれば来てくれるだけいいと思います。なぜかというと、こっちから支払うギャラより、いただいたチップで食べていければいいわけですから、直接お客様が育ててくれるというか、SHOWROOMの投げ銭みたいなシステムですよね。それのもっと原始的なことをやっているだけなんで、やりたい人は吉本じゃなくても、芸人じゃなくてもいいです。門戸は広く!――常に募集している形ですか?吉村:ずっと募集しているんですけど、±0です。たまに抜けたり、僕がたまに強引につれてきたり、ほぼほぼ変動ないです(笑)――来年のオリンピックにあわせて海外の方も日本に来ますが、海外の人に日本のボーイレスクを見せたいという思いも?吉村:見せたいですね。だからちょっと和のテイストというか、忍者だったり侍だったり、J-POPとかも入れていけたらいいなと思っています。あと、日本でも大会ができたらいいなと。ベガス、ニューヨーク、ロンドンで3大大会が行われていますが、東京でもできたらいいなと思っています。
2019年08月14日俳優・吉村界人が7月9日(火)、エヴァーグリーン・エンタテイメントに所属したことを自身のSNSで発表した。吉村さんは「この度は、私事で申し訳ありませんが2019年7月9日よりエヴァーグリーン・エンタテイメントに所属することとなりました」と報告。続けて、2月15日をもって退社した前事務所「オフィス作」についても触れ、「前社の社長である松田美由紀さんには、本当に未熟な自分をこれまで育てて頂き大変感謝しております。今の僕の全てでした。言葉にはできないほど大変お世話になりました」と感謝。「その上で、今僕はもう一度しっかり自分を見つめ直し、また1から自分を叱ってもらえる稀有な新たな場所で表現を続けさせていこうと決めさせて頂きました」と今回の移籍について明かしている。今回の発表に対し、ファンからは「いつも応援してます 頑張ってね」「いつでもどこでも応援してます!」「応援してます!吉村さんの活躍楽しみにしてます!」といった応援コメントが寄せられている。新たな所属事務所エヴァーグリーン・エンタテイメントには、溝端淳平、池田エライザ、佐野岳、栗原類らが在籍。すでに、事務所のTOPページには吉村さんの写真と共に、プロフィールも閲覧できるようになっている。1993年2月2日生まれ、現在26歳の吉村さん。2014年に自主制作映画『ポルトレ-PORTRAIT-』で映画主演デビューを飾り、『百円の恋』や『お前はまだグンマを知らない』『モリのいる場所』「100万円の女たち」「獣になれない私たち」などに出演。現在は、藤原竜也主演『Diner ダイナー』、「銀杏BOYZ」の峯田和伸と岡田惠和が紡ぐ『いちごの唄』が公開中、そして中川龍太郎監督最新作『わたしは光をにぎっている』が待機作として控えている。(cinemacafe.net)
2019年07月09日西城秀樹さん(享年63)の一周忌のタイミングで5月19日に放送されたアニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系)が話題を呼んでいる。同回では西城さんが過去に担当したエンディング曲「走れ正直者」が流れ、さらに映像も当時のものが使用されたのだ。告知もなく「走れ正直者」が流れてきたため、多くの視聴者はビックリ。さらにTwitterでは《西城秀樹さんの一周忌だったからなのね。思わず旦那と口ずさんでしまいました》《走れ正直者や!!!しかも昔の映像。うわ、ウルっときてもうた。懐かしいな》《西城秀樹の歌声にまつわる思い出は楽しいものばかりだが、彼の一周忌にまた1つ思い出が出来るとは》といった声が上がっている。昨年5月16日、急性心不全のために亡くなった西城さん。一周忌当日は、各地でファンが追悼していた。東京では「HIDEKI SAIJO FILM CONCERT 2019 THE 48」と銘打ったフィルムコンサートが豊洲PITで開催。会場ロビーには音楽賞で獲得したトロフィーや衣装が展示されていたこともあり、多くのファンが参加した。さらに愛媛県西条市は「さいじょう」つながりで、「傷だらけのローラ」などのヒット曲を商店街で終日流すという独自の追悼イベントが開催された。ファン同士の交流の場となったようで、Twitterではそういった市の対応について《西条市には感謝するとともに素直に喜んでいます》《商店街で色んな名曲が聴けましたよ。皆んなでYMCAも!!》《市民が幸せに暮らせる為のイベントって素敵》とカンゲキの嵐が巻き起こっていた。また大阪・なんばパークスでは同日、設置されている西城さんの手形の前に集まるファンの姿も多く見られたという。そんな西城さんが、一周忌にちなんでさらなる偉業を成し遂げた。7日付けのデイリースポーツによると、創業98周年を迎えた老舗プロマイドショップ「マルベル堂」の4月の月間売り上げで西城さんが見事1位を獲得したというのだ。亡くなった昨年5月から12カ月連続トップを記録しており、これは同店にとっても初となる異例の事態だという。1年経っても止みそうにない“秀樹ロス”。Twitterでも改めてその偉大さを讃える声が上がっている。《自分で思ってたよりもヒデキロスだったと思うのです。歌手という側面だけでなく、小さい頃見ていたコント番組でのおもしろくてカッコいいお兄さん。カレーのお兄さん。全部ひっくるめての魅力》《もう一周忌なんですね。あのパワフルなハスキーボイス。今でもたくさんの人の心をわしづかみにしてますね。歌い始めると、その場の空気が一瞬にして変わる。そんなイメージの歌手です》《あれから一年、改めてヤングマンやブルースカイブルー、走れ正直者などの楽曲を聴き、元気を貰っています。秀樹さんよ、永遠に》
2019年05月21日昨年5月に63歳という若さで亡くなった歌手の西城秀樹さんは、精力的な芸能活動の陰で、17年間も脳梗塞と闘っていたことは記憶に新しい。その西城さんが「脳梗塞」と報じられたのは、’03年と’11年だったが、じつは17歳年下の妻・美紀さんの手記『蒼い空へ夫・西城秀樹との18年』(小学館)によると、結婚直後の’01年秋から脳梗塞を発症し、8回も入退院を繰り返していたという。「脳梗塞は脳内の血管が詰まり、脳細胞が壊死する病気で、『ある日突然、意識を失って倒れる』という印象を持たれがちですが、ごく微小な梗塞“隠れ脳梗塞”が少しずつ増えて脳梗塞に発展するケースのほうが多いのです。西城さんの場合、水分を取らずにサウナに入り続けて脳梗塞になったといわれてきましたが、隠れ脳梗塞を何度も起こしていたのが特徴です」そう解説するのは、くどうちあき脳神経外科クリニックの工藤千秋院長。隠れ脳梗塞は医学的には「ラクナ梗塞」と呼び、脳内の細い動脈にできる直径15ミリ未満の梗塞のこと。自覚症状がないのでCT検査やMRI検査で見つかることが多いという。「隠れ脳梗塞を起こしても、気がつかないほど軽い症状なので、血液をさらさらにする薬を1週間ほど飲んでもらうと、一時的に症状が解消されます。完治したわけではなく、繰り返し梗塞を起こして、大きな発作を招きます。症状が軽いからといって楽観してはいけません」(工藤院長・以下同)隠れ脳梗塞を放っておくと、重大な脳梗塞を起こすリスクは高くなり、脳梗塞や脳出血などの発症リスクは10倍以上にもなるという。では、予防するためにはどうしたらいいのか。「いつもと違う『頭が重い』といった症状があったら、病院で脳の検査を受け、隠れ脳梗塞を早期発見すること。糖尿病や高血圧など生活習慣病は動脈硬化が進みやすく、隠れ脳梗塞を起こすリスクが高くなります。喫煙をやめて食生活を見直すことが大切です」気になる症状があったら放って置かないで、病院で検査してもらい、健康をキープしよう。
2019年02月07日