波瑠主演、伊勢谷友介、吉沢亮、風間俊介らの共演で贈る新土曜ドラマ「サバイバル・ウェディング」の第1話が7月14日から放送スタート。久々の連ドラ出演となる吉沢さんに「イケメン過ぎ」の声が殺到しているほか、伊勢谷さんの“美声”にも注目が集まっている。女性読者の9割が面白いと絶賛した大橋弘祐の小説「SURVIVAL WEDDING」をドラマ化した本作。波瑠さんが演じている主人公・黒木さやかは、30歳を目前に勤めていた出版社を寿退社するも、その夜婚約者の浮気が発覚、婚約破棄されてしまう。婚約者を失い、仕事も辞め、残ったのは結婚に向けて使った諸々の費用の支払い…元いた出版社に復職を申し出るも自分のポストはすでに埋まっており、彼女が配属されたのは今までとは畑がまったく違う女性向けライフスタイル誌「riz」の編集部。毒舌&ナルシストの敏腕編集長・宇佐美博人(伊勢谷さん)は「半年以内に結婚しないとクビ」「結婚までの道のりを婚活コラムとして連載しろ」と命じる…という物語。さやかの元婚約者・石橋和也を風間俊介が、波瑠が出会う広告代理店の営業マンで“王子”と呼ばれる超イケメン・柏木祐一を『銀魂』『ママレード・ボーイ』などで今人気急上昇中の吉沢亮がそれぞれ演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第1話では、和也との復縁のためのプランとして「2週間連絡を取るな」と言われたさやかが、和也からのメールを必死に無視、結果2週間後に「また会いたい」と言われ再会するが、そこでも「30分で切り上げろ」と指示され苦悩しながら「他の待ち合わせがある」と伝え和也と別れ…と、宇佐美の“作戦”を実行した結果、和也を嫉妬させることに成功する。しかし宇佐美から「体を許すな」と言われていたにも関わらず、キスを許してしまうところまでが描かれた。「サバイバル・ウェディングのキャスト良すぎる」など豪華キャストに注目が集まった本作だが、「波瑠さんお綺麗ですね」「波瑠の鼻は高くて美しいなぁ」と主演の波瑠さんの美貌と「ファッション可愛くて目に楽しい」と衣装の可愛さに注目が集まったのはもちろん、伊勢谷さんには「伊勢谷さん、あの髪型でもかっこいいのなんで?」など、超キャラの濃い風貌に注目する声と共に「しかし良い声だなー伊勢谷さん」「シブ過ぎず、甘過ぎず、男からしても理想的な声だわ」と、男性からもその美声を評価するツイートが多数。そして吉沢さんには「あのイケメンが近頃やたら人気な吉沢亮なの?」「久々にイケメンみつけた」「吉沢亮かっこよすぎませんか」など特に大きな反響が寄せられている。ここ最近映画作品への出演が続いた吉沢さんだが、久々の連続ドラマでさらに広い層に“見つかった”ようだ。(笠緒)
2018年07月14日俳優の吉沢亮が主演を務める映画『あのコの、トリコ』(10月5日公開)のティザーポスター、及び特報が1日、公開された。同作は、白石ユキによる同名コミックを実写映画化。メガネ男子の頼(吉沢)が、「将来スーパースターになる」と誓い合った幼なじみで人気モデルとなった雫(新木優子)、人気俳優になった昴(杉野遥亮)の高校に転入し、才能を開花させていく、三角関係ラブストーリーとなる。芸能界を舞台にしたラブストーリーに、若手の注目俳優陣が集まった。ティザーポスタービジュアルでは、吉沢がメガネをかけて地味で冴えない主人公・頼に扮する姿、ヒロイン・雫の行動に振り回される不器用でかわいいシーン写真がお披露目となっている。合わせて公開された特報映像では、吉沢演じる頼が大好きな雫の夢を叶えるため、雫にふさわしい男になるため、冴えないメガネ男子からかっこよく変貌していく姿が映し出される。原作漫画でも衝撃的だったランジェリー広告の撮影シーンの冒頭が美しく再現され、「雫のためならなんだってできる」と眼鏡を外す姿は必見となっている。
2018年05月01日今年に入って、すでに4本の出演映画が封切られ、続く待機作は年内だけで3本。今最も多忙と言っても過言ではない俳優・吉沢亮さん。最新主演作『ママレード・ボーイ』では、頭脳明晰でスポーツ万能、まるで女子の理想を絵に描いたようなイケメン高校生・松浦遊を演じる。「若手俳優の中で遊を演じられるのは、あれだけの顔面力を持つ吉沢亮しかいない」とプロデューサーに言わしめたほど完璧な顔立ち。でもその性格は意外にも、自称“根暗”で、トークの切れ味も抜群。そんなギャップもまた、俳優として男性として、人々を魅了する理由なのかもしれません。――『ママレード・ボーイ』といえば、アラサー女性の青春のバイブル的名作です。キャスティングされた時のお気持ちは?吉沢:素直に嬉しかったです。今まで少女漫画原作の映画は何度かやらせていただきましたけど、全部噛ませ犬的な役ばっかりで、正統派の役って初めてなので。――噛ませ犬(笑)。周りの反応もすごかったんじゃないですか?吉沢:かなり言われました。どの現場に行っても、「『ママレード・ボーイ』やるんでしょ?」って。あと、「銀太(佐藤大樹さん演じる遊の恋のライバル的存在)、誰?」も、めっちゃ聞かれました(笑)。――吉沢さんは、原作を読んだことはあったんですか?吉沢:読んだことはなかったですけど、名前だけは知ってました。でも、そんな読んだこともない20年以上も前の少女漫画を、男の僕が知ってるっていう時点でやばいじゃないですか。全然見たことはないのに、名前だけは知ってる『あぶない刑事』みたいなもので。正直、出演が決まった時や撮ってる最中は全然プレッシャーを感じてなかったんですけど、今になってめっちゃ感じてますね(笑)。――遊はタイトルどおり、本当は苦いところもあるのに、甘さに隠れて苦味が目立たないママレードのような男の子です。ズバリ、吉沢さん自身とのシンクロ率は?吉沢:それ、むずいなー(笑)。でも60%くらいかな。うわべだけで人と接しているというか、それこそ甘い部分と言ったらあれですけど、誰に対しても当たり障りなく接することができる…。できるというか、そういうことばっかりしてしまうのは、結構似ています。僕も自分の本心をあまり人に見せない人間なので。――40%の違いは?吉沢:いきなりキスはできないですね、寝てる相手に対して(笑)。――その保健室シーンをはじめ(笑)、劇中には胸キュンシーンが満載ですが、吉沢さんは女子の“胸キュン”、理解できますか?吉沢:まぁ、わからないですよね。理解ができないっていうより、男と女では胸キュンポイントが違うと思うんですよ。僕としては遊と光希(桜井日奈子さん演じるヒロイン)のシーンより、茗子(優希美青さん演じる光希の親友)と名村先生(竹財輝之助さん演じる遊たちが通う学校の先生)のキスシーンのほうがキュンキュンしますし。――それは、なぜ?吉沢:えー、めっちゃキュンキュンですよ。あの茗子、超かわいいですもん。普段大人っぽい茗子が、女の子になる瞬間というか。――吉沢さん自身は、素直で一途な光希より、大人っぽい雰囲気の茗子タイプに惹かれますか?吉沢:うーん、でもそこは意外とわかりやすいほうがよかったりしますけどね。なんか、気持ちを全部出してくれたほうが接しやすいし。疲れそうっちゃ疲れそうですけど(笑)。茗子みたいなタイプは、何を考えているかわからなくて不安になっちゃいそうな気がする。――もし彼女にするなら、これだけは譲れない条件みたいなものは何かありますか?吉沢:ちゃんと自分を可愛く見せようと努力してる人がいいです。慣れてきて、そういう部分が適当になっちゃうとイヤかなぁ。――吉沢さん、これだけカッコよかったら、学生時代もかなりモテたんじゃないですか?吉沢:小学校の頃は全然モテなかったですけど、中学校で開花しましたね、僕の人生は(笑)。体育祭で応援団長をやったり、行事ごとは頑張るタイプだったので、そういうアグレッシブさがよかったんだと思います。でも高校に入った瞬間、それが一気になくなって。仲よかった友達が一人もいない学校に行っちゃったんで、人見知りというか、暗い部分が出ちゃったんですよね。モテエピソードはゼロです。――暗い?吉沢:基本、根暗です。一人でいるのが好きなんで。あまり人と一緒にいるのが好きじゃないんです。変な気を使っちゃうから疲れるし、マイペースな性格なので他人に合わせるみたいなことも苦手だし。でも、一人で飲んでたりすると、たまに寂しいなって思う瞬間もあるんですけど。――一人で飲んだりするんですね。吉沢:全然しますよ。家で、ですけど。ビール、焼酎、わりとなんでもいけます。そんなに弱くはないので。――お休みの日も一人で過ごすことが多いんですか?吉沢:そうですね。布団でゴロゴロして、漫画読んだり、携帯ゲームしたり、本当に家の中でできることしかしてないです。仕事以外、人と話す機会がないっていうのも、僕の暗さを作ってる原因のような気がするんですけど(笑)。よしざわ・りょう1994年2月1日生まれ、東京都出身。2009年、「アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン」で、応募者3万1514名の中から特別賞を受賞しデビュー。出演映画『猫は抱くもの』は6月23日、『BLEACH』は7月20日、『あのコの、トリコ。』は年内公開予定。カットソー¥19,000(エンハーモニック タヴァーン/ワンダリズム TEL:03・6805・3086)カーディガン¥30,000(VICTIM/VTM TEL:03・3499・8668)パンツ¥36,000(ato/ato青山 TEL:03・5474・1748)その他はスタイリスト私物シリーズ累計1000万部突破の大ヒットコミック『ママレード・ボーイ』がついに実写映画化。吉沢さんは、ある日突然、両親が旅先で出会った夫婦とパートナーチェンジし、自分の両親、再婚相手の夫婦とその子供である小石川光希も含め、ひとつ屋根の下、6人でのシェアハウス生活を送ることになった松浦遊役を熱演している。絶賛公開中。※『anan』2018年5月2・9日号より。写真・山本あゆみスタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・小林正憲(SHIMA)インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2018年04月29日4月27日放送の「A-Studio」(TBS系)に出演した吉沢亮(24)。番組内で披露したファーストキスのエピソードが、反響を呼んでいる。 同番組のMCを務める笑福亭鶴瓶(66)は吉沢の出演を受け、吉沢の親友である男性2人と前もって面会。すると吉沢の学生時代について語られる中で、2人の親友のうちの1人が吉沢のファーストキスの相手だと判明した。吉沢は、こう語る。 「中学校2年生ぐらいでしたかね……トイレの個室で」 鶴瓶も思わず「それマジなやつちゃうの?」と口にしたが、“トイレの個室に何人入れるか”という男子同士のおふざけの最中だったと説明した吉沢。当時をこう、回想する。 「7、8人でギューギュー詰めになって『せめーよ!』って言ってたらいきなりチュッてされて。僕、結構マジでキレましたね。ファーストキスだったんで。『なんでおめーなんだよ!』っていう……」 思わぬアクシデントについ激怒してしまったという吉沢だが、「切ないファーストキスですね」とコメントし笑いを誘った。 吉沢の初キスエピソードに、ネットでは女子が悶絶している。 ≪吉沢亮のファーストキスがトイレの個室で親友(男)とっていう衝撃の話出てきてそれ以外何も入ってこなくなった≫≪絶対恵まれた人生歩んでそうなのにちょっと可哀想でめちゃくちゃすき……≫≪ごちそうさまでした(そして最高です)≫ アミューズ若手俳優によるファン感謝ライブ「HANDSOME FESTIVAL」では16年と17年、二年連続で神木隆之介(24)とキスをしている吉沢。そのたびにファンは悲鳴を上げていたが、今回の初キス話には≪ファーストキスが男!?しかも神木隆之介じゃない!?≫≪男子とは経験済みか(推せる)≫といった声も。 男女ともに人気のある吉沢に、目が離せない。
2018年04月28日●キスシーンはスピードや角度を考えた漫画家・吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載されシリーズ累計発行部数1,000万部突破、アニメ化もされた人気作『ママレード・ボーイ』が満を持して実写映画化され、27日より公開された。両親のパートナーチェンジ再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希と、同い年の松浦遊……という衝撃的な設定に挑むのは今まさに旬をむかえている桜井日奈子と吉沢亮。タイトルにもなっている甘くて苦い「ママレード・ボーイ」を演じた吉沢は、意外にも恋愛映画でヒロインの相手役を務めるのは初めてだという。○周りの反応がすごかった『ママレ』――今回『ママレード・ボーイ』の主演に、というお話を聞いた時の印象を教えてください。単純に嬉しかったです。今まで少女漫画の作品に出させてもらう機会がありましたけど、ちゃんと恋が実る役は初めて。あとはどうしても、噛ませ犬ばっかりやってきた人間なので(笑)。嬉しかったです。――個人的には世代ドンピシャなんですが、タイトルの大きさは意識されましたか?名前は知っていたんですけどこれまで読んだことはなく、でも周りの反応がすごかったですね。どの現場に行っても「『ママレード・ボーイ』をやるんだ」と言われるので、他の人からの熱も感じていました。――映画を拝見して、原作とまた違う雰囲気も面白かったですね。キラキラした少女漫画というのともまた違って。僕は生活感あふれる食事のシーンや家族のシーンが印象的でした。”壁ドン”のようなわかりやすさではなく、2人の距離感が縮んだり離れたりというもどかしさのキュンキュンが詰まっていて、良いなと思いました。2人が恋ということを知って成長していく物語なので、作品としてすごく面白いんじゃないかな。廣木監督は、役として生きることをすごく大切にしてくれるので、やりやすかったです。○保健室のキスに感じた難しさ――難しかったシーンはありましたか?キスシーンですね。芝居の流れということじゃなくて、「綺麗に見せなきゃいけない」という意識が強すぎて、スピード感や角度、タイミング、いろんなことを考えてしまいました。――キスシーン、何回か出てきますが、どのキスが一番難しかったですか?保健室のキスシーンです。自分の感覚で演じていましたが、我ながらそんなスピード感で人にキスしないだろ、と思いました(笑)。でも、やっぱりキュンとする見せ方があるわけじゃないですか。正解だったのかは観てくださる方に委ねますが、こういう作品の主演って難しいなと、感じたシーンでもありました。芝居部分に関しても、どういうことにキュンとするのかなとも考えましたが、遊は意識的にカッコつけてる人間でもないし、彼が出している雰囲気がどこか魅力的、ということなので、考えすぎず、自然に演じるように心がけていました。――吉沢さんご自身が作品を見て「キュン」としたシーンはありましたか?茗子と名村先生の図書室のシーンは、モニターで見ててキュンキュンしました。こっそりキスして、「誰か見てたらどうすんだよ」なんて言われていて、「かわいい〜」と思いながら見ていました。光希に対して大人な意見を語っている茗子が、女の子っぽくなる感じがキュンときました。●"顔面フル活用"はできたのか?○”ラッキースケベ”が起きないかな――吉沢さんご自身が作品を見て「キュン」としたシーンはありましたか?茗子と名村先生の図書室のシーンは、モニターで見ててキュンキュンしました。こっそりキスして、「誰か見てたらどうすんだよ」なんて言われていて、「かわいい〜」と思いながら見ていました。光希に対して大人な意見を語っている茗子が、女の子っぽくなる感じがキュンときました。――ああいう秘密の恋はやっぱり素敵ですよね。あれ、キュンキュンじゃないですか! この作品って、憧れるシチュエーションがいっぱいありますよね。年頃の男女がシェアハウス、というのも妄想はしたことあると思うし。――自身の高校生活でのキュンキュンや、当時の憧れのシチュエーションなどはありましたか?僕の高校生活はキュンキュンしてなかったですね。少年マンガのハプニング的なことが起きないかな、と思ってました。”ラッキースケベ”が起きないかなと思ってたけど、意外とないですね(笑)。○共演者の印象は?――作品の発表時には、吉沢さんの「ついにこの顔面をフル活用する時が来た」というコメントも話題になりましたが、フル活用できましたか?できていたかな(笑)。でもあんまり意識はしてなくて、やっぱりかっこよく見せようというよりは役に生きる感覚でした。――吉沢さんは毎回コメントが面白くて、言語センスがすごいなと思います。つい、ふざけたくなっちゃうんです。爪痕を残そうという意識はないですし、真面目なコメントも大事だと思うんですけど、少しだけ変なことをいれたくなってしまうんです。――撮影中は4人で仲が良かったということでしたが、それぞれの印象をお伺いできればと思います。まず、光希役の桜井日奈子さんは。日奈子ちゃんは光希のまんまでした。かわいらしい部分もあるけど、強い部分を持っている人で、ギャップがあります。現場での居方も堂々としているし、光希だなと思いました。あまり映画の現場を経験したことがないと言っていましたけど、僕のようにふらふらしていないし、自分のやるべきことをわきまえている。女優さんだなと思いました。――銀太役の佐藤大樹さんは。まっすぐ。すげー、まっすぐですね。兄貴肌的な部分もあるし、ちょっと弟っぽい部分もあるし、人に好かれるだろうな。「かわいい〜」と思っていました。そんなに年は変わらないんですけど、すごくいいやつで、爽やかなんです。――茗子役の優希美青さん。すごく面白くて、変なギャップがある人です。天然な部分もあるし、変わってると思います。一番好きな食べ物が、イノシシの肉ですからね(笑)。現場ではムードメーカーで、みんなもいじっていました。――家族のシーンも多かったですが、どのような雰囲気でしたか?両親Sの皆さんが、安定感ですごく支えてくださっていました。現場の雰囲気をいい方向に導いていくださって、すごく頼りになりました。あとは現場の居方も、本当に素晴らしい。ワンカットワンカット、待ち時間も定位置をシェアハウスの中で見つけて過ごされているんです。――先ほども話題になってましたが、現場の居方、模索されているんですか?いつも空き時間とか、ウロウロしてしまうんですよね……。好奇心もありますし、いろいろ周囲を見に行っちゃったりとか、居場所を探してしまうところはあります。●役者としての楽しさ&プレゼントも○ヤバイと噂の"遊"役――最近は駅などでも、吉沢さんの広告がすごくたくさんあって、ますます時代が来ている感じですが、『ママレード・ボーイ』でもまたさらに飛躍されそうですね。これだけ大きな作品で主演をやらせていただくのは初めてなので、反応もドキドキですね。いろんな意見をもらうわけで、ちゃんと受け入れてもらえたら嬉しいなと思います。――すでに「『ママレード・ボーイ』の吉沢さんがやばい」という噂は伺っております。本当ですか? 吉沢がやばいと。じゃあ大丈夫です!(笑)――最後に、吉沢さんにとっての役者としての楽しさはどこにあるのか、教えてください。芝居してる時が、楽しいです。感情的が昂る、切ない、みたいなシーンって、気持ちいい。感情をバッと出すと体的にも気持ち的にも辛いし、きついですけど、やってる瞬間はすごく気持ちいいなと思うんですよね。汚い部分を出せば出すほど、気持ち良くなる。音楽とかもそうなのかもしれないけど、自分にとってはグチャグチャしたものをそれだけさらけ出せる仕事って、芝居ぐらいしかないと思います。何かを表現するということしかないと思うから、楽しい仕事をさせてもらっています。■吉沢亮1994年2月1日生まれ、東京都出身。09年に行われた「アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン」で特別賞を受賞し、デビュー。『仮面ライダーフォーゼ』シリーズ(11-12)で朔田流星役を演じ注目を浴び、その後数々のテレビドラマ、映画に出演。17年には『銀魂』など5本の映画に出演するなど今最も勢いのある若手俳優である。主な出演作に、『アオハライド』(14)、『オオカミ少女と黒王子』(16)、『斉木楠雄のΨ難』(17)など。今年の公開作として本作のほかに『悪と仮面のルール』『リバーズ・エッジ』『レオン』『あのコの、トリコ。』などがある。
2018年04月28日4月27日放送の「A-Studio」に俳優の吉沢亮がゲスト出演。番組ではMCを務める笑福亭鶴瓶が幼いころからの友人などに取材、そこから見えてきた吉沢さんの“素顔”に視聴者からは「意外」「尊すぎる」などの声が相次いで寄せられている。鶴瓶さんと吉沢さんは今回が初対面、一方アシスタントの川栄李奈とは以前CMで共演した経験があるという吉沢さん。人見知りだそうで1人で漬物をアテに焼酎を飲むことが多いのだとか。また部屋も汚くて、服は脱ぎ散らかしっぱなしで極限まで汚くなったら、片づける決意をするために「友達を家に呼ぶ」そう。「吉沢亮も焼酎を飲むという事実がヤバイ」「漬物がすきで焼酎を飲むんだって、漬物になりたい」「顔面最強なくせに、性格は意外と根暗で好感しか持てねーな」など、“超イケメン”の意外な素顔に驚きと共に好感を持ったという反応も多数。そこからトークは青春時代の話題へ。鶴瓶さんは小学校、中学校時代からの親友らを取材。中学時代は「俺の天国、“勝った”と思ってた」というほど“モテた”という吉沢さんだが「小3から高2ぐらいまで同じ子が好きだった」という。しかしその子は親友と付き合いはじめてしまったのだとか。さらにファーストキスの相手もその親友だったと“衝撃告白”。中2の頃、学校のトイレの個室に何人入れるかという遊びをしていたところ、ぎゅうぎゅうになった個室で「狭いよ」などと言い合っていたら、「チュッとされた」そうで「“なんでお前なんだよ!”とキレました」と当時を振り返っていた。これには「中2男子尊い」「ファーストキスの話をしている時の吉沢さんの表情がよい」「ファーストキスを奪った際に怒られた地元のお友達本当に羨ましい」などの反応が続出していた。鶴瓶さんいわく「友人たちが皆“あいつがいるから俺も頑張れる”と言ってる」ほど、周囲から尊敬の目で見られているという吉沢さん。「亮くんの様な人になりたいよ」「いい人すぎて私恥ずかしくなった」とその人格にも賞賛の声が集まり、ルックスと人格両面兼ね備えたその姿に「吉沢亮くんどう考えても二次元から飛び出してきてる」というコメントまでタイムラインを流れていた。(笠緒)
2018年04月28日桜井日奈子と吉沢亮が主人公を演じる映画『ママレード・ボーイ』。公開を間近に控え、日に日に盛り上がりが増している本作…ということで、今回、吉沢さん扮する“白イケメン”松浦遊の魅力をおさらい!突然の同級生との同居、保健室のキス、すれ違いの初恋、三角関係…と、女性のトキメキがたくさん詰まった吉住渉による1,000万部突破大ヒットコミックを実写化した本作。少女漫画には様々なイケメンたちが登場するが、その中でも多くの人気を集めるイケメンのカテゴリがある。それは、「花より男子」の花沢類、「パフェちっく!」の新保壱、「君に届け」の三浦健人、「アオハライド」の菊池冬馬、「ひるなかの流星」の馬村大輝、「いつもポケットにショパン」の緒方季晋…といった、漫画の中で髪の毛が白抜きで描かれるイケメンたち“白イケメン”だ。中でも、容姿端麗、頭脳明晰、ミステリアス…少女漫画人気キャラの三大魅力を丸ごと全部兼ね揃えた、いわば白イケメンレジェンドの一人が、主人公・松浦遊。実写化した本作では、『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』『BLEACH』など話題作への出演が続く吉沢さんが、そんな世の女性たちを虜にしてきた遊を持ち前の演技力とパーフェクトな顔面を以って熱演している。白イケメンの魅力=遊に恋するポイント登場でトキメくも、第一印象は最悪…。“大っ嫌いな奴”程惹かれてしまう!?ビー玉のような吸い込まれそうな目…ミステリアスで読めない行動にドキドキ距離が近づくに連れ…魅せてくれる可愛らしさいっぱいの笑顔に胸キュン!大好きな人のためには…自分の気持ちを犠牲にしがち。器用そうに見えて不器用?一歩引いた優しさに切なくキュン。甘くて苦い…そんな彼が本気の恋を教えてくれる!情報解禁時に吉沢さんは「ついにこの顔面をフル活用するときが来た」と言い、さらに“「ママレード・ボーイ」は吉沢亮を待っていた!”と言われるほどの大反響を巻き起こし、公開に先立って映画を鑑賞した人たちからは続々と絶賛の声が。また、アニメ版で遊を担当した声優・置鮎龍太郎は、「吉沢亮さん演じる松浦遊君は、複雑な家庭環境故、素直に成りきれない彼のミステリアスな部分の表現が絶妙で、何より色気が半端ないのですよ。劇場スクリーンでのドUPが本当にヤバい」と絶賛するコメントを寄せている。『ママレード・ボーイ』は4月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ママレード・ボーイ 2018年4月27日より全国にて公開© 吉住渉/集英社 © 2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
2018年04月26日桜井日奈子と吉沢亮がW主演を務める映画『ママレード・ボーイ』(4月27日公開)の本編映像が23日、公開された。同作は吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載された、シリーズ累計発行部数1,000万部の人気コミックを実写化。2013年からは13年後を描いた『ママレード・ボーイ little』が『ココハナ』で連載されている。両親のダブル離婚・ダブル再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希(桜井日奈子)と、同い年の松浦遊(吉沢亮)の恋模様を描く。今回公開されたのは、光希と遊が心を通わす瞬間を捉えた食事シーンの映像。同作では、光希と遊がはじめて出会うレストランに始まり、両親の離婚に納得できない光希が、怒って部屋に閉じこもってしまうシーンなど、全編を通して“食事”シーンが重要となっている。映像の冒頭では、得意のシチューを作り夕食を準備する遊の姿が映し出される。そっけないふりをする光希だが、遊にシチューを勧められると、思わずお腹が鳴ってしまう。慌てる光希の可愛いらしい姿に、遊が思わず笑みをこぼすという、吉沢の"彼氏感"満載のシーンとなっている。イケメン×料理という組み合わせと、シェアハウスならではのトキメキが表された。
2018年04月23日桜井日奈子、吉沢亮、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)が、東京・実践女子大学で行われた、映画『ママレード・ボーイ』(4月27日公開)の公開直前サプライズイベントに登場した。同作は吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載された、シリーズ累計発行部数1,000万部の人気コミックを実写化。2013年からは13年後を描いた『ママレード・ボーイ little』が『ココハナ』で連載されている。両親のダブル離婚・ダブル再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希(桜井日奈子)と、同い年の松浦遊(吉沢亮)の恋模様を描く。吉沢演じる遊と、佐藤演じる銀太が恋のライバルとなる同作に、2人は女子大生の前でプレゼン対決をすることに。「頭脳明晰・スポーツ万能で、王子様を絵に描いたような完璧な男なわけですよ!」と説明書きを読み上げる。一方佐藤は、銀太について「好きになった光希に対する思いは一途。遊というライバルが現れたから急に焦りだす、不器用で素直な優しくまっすぐな男です。遊が『ママレード・ボーイ』なら、タケノコのようにまっすぐな、『タケノコ・ボーイ』です!」と表現。「ぜひ清き一票をお願いします!」とアピールした。これには吉沢も「やられた!」と苦笑。改めて遊について「思いを表に出すのがへたくそで、むしろかわいいみたいな。不器用で愛情が伝わる、ほっとけない系男子ですね。彼は」と紹介した。拍手で行われた女子大生の判定は、ほぼ互角に。最終判定を任された桜井は「勘弁してください……」と弱気な面を見せる。桜井は最終的に「遊は顔には出さないけど、見守っててくれる。困った時にふっと背中を押してくれるような優しい『ママレード・ボーイ』。銀太はその思いを隠さずダイレクトに親しみが持てる『タケノコ・ボーイ』だなと思うので、勘弁してください」と頼み込み、対決は引き分けとなった。
2018年04月20日桜井日奈子、吉沢亮、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)が、東京・実践女子大学で行われた、映画『ママレード・ボーイ』(4月27日公開)の公開直前サプライズイベントに登場した。同作は吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載された、シリーズ累計発行部数1,000万部の人気コミックを実写化。2013年からは13年後を描いた『ママレード・ボーイ little』が『ココハナ』で連載されている。両親のダブル離婚・ダブル再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希(桜井日奈子)と、同い年の松浦遊(吉沢亮)の恋模様を描く。「この春話題の映画のキャストが登壇」とだけ知らされていた学生たちは、すでに準備の段階からテンションMAX。桜井、吉沢、佐藤の3人が登場すると、教室は絶叫に包まれた。吉沢は「フゥ〜!」と女子学生たちを煽り「楽しい!」と盛り上がりに喜んでいた。女子大の反応に、桜井は「パワーがすごいなと思いました」と驚いている様子。吉沢は「とてもいい匂いがします。みなさんみんなかわいい! 最高です!」と盛り上げ、佐藤は「皆さんの髪の毛のキューティクルが眩しい! いいですね、女子大」と楽しそうな様子を見せた。会場の女子大生からは2名が選ばれ、「理想のデート」「今まで経験した最高のデート」を発表した。「お台場で遊んで、観覧車に乗った」という女子大生には、吉沢が「(観覧車の中で)よからぬことしてるなあ、これは」とニヤリ。発表した2名には、吉沢と佐藤が後ろから手を回し「内緒」のポーズをするという、同作のポスターと同じ構図での撮影がなされ、会場には絶叫が響き渡っていた。
2018年04月20日俳優の吉沢亮と乃木坂46の元メンバーで女優の深川麻衣が出演するブライダルジュエリー専門ブランド「アイプリモ」の新テレビCMが4日、公開された。本CMはプロポーズの“翌日”がテーマ。彼女のことが気になり、早々に仕事を終わらせて帰ってくる“彼“役を吉沢、家で仕事が手につかず、彼が早く帰ってくることを知って迎えに行く”彼女“役を深川が演じている。多幸感だけでなく、「もし相手が帰ってこなかったら?」「急に心変わりをしているのではないか?」など、プロポーズの翌日ならではの様々な感情で高揚する2人が、何度も一緒に渡ったいつもの橋で出会い、抱きしめ合うというストーリー。2人によるTHE BLUEHEARTS「歩く花」の熱唱も見どころだ。撮影後のインタビューで吉沢は、抱きしめ合う瞬間の深川の笑顔に「キュンキュンしました」と告白。深川は「(吉沢が)どんと構えて、素敵な笑顔で迎えてくださったので、安心して胸に飛び込みました」と話した。新CMは、4月7日より全国(一部地域を除く)で放映開始される。
2018年04月04日桜井日奈子と吉沢亮、いま注目の若手がW主演する大人気コミックの実写映画化『ママレード・ボーイ』。この度、シェアハウスならではの“トキメキ”シーンを収めた場面写真が到着した。本作は光希(桜井さん)と遊(吉沢さん)、両親がパートナーチェンジして再婚したことにより、それぞれの両親含め同居生活を送ることから始まるラブストーリー。ある日の食卓、光希が学校に好きな人がいるのかという話題になり、銀太の名前を挙げた遊。両親の離婚という現実を受け止めきれない光希は、遊の無神経な発言に苛立ち、自分の部屋に閉じこもってしまう…。今回到着した場面写真は、そこで遊が光希に謝るために屋根づたいに光希の部屋を訪れる、原作でも印象的なシーン。「ゴメン」と書かれたメッセージと共に窓に貼りついている遊の姿を見た光希は、「ずるいよ。危ないから入れるしかないじゃん」と部屋に招き入れるも、遊は「そこを狙ったんだよ」といたずらっぽく笑う…という、ときめきポイントでもあるのだ。そして遊は、両親たちを許してやって欲しいと光希に諭し、やがて光希も少しづつ心を開いていく。遊のクールな面だけでなく、甘くて優しい一面が垣間見られ、2人の関係性にも変化が起こる重要なシーンとなっている。ほかにも、光希と遊の可愛らしい部屋着にも注目。桜井さん自身もお気に入りと語る光希の部屋着は、監督と相談しながらコーディネートしたのだそう。劇中では、様々な衣装展開も見逃せない。『ママレード・ボーイ』は4月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ママレード・ボーイ 2018年4月27日より全国にて公開© 吉住渉/集英社 © 2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
2018年04月01日吉住渉の大人気少女漫画を、ラブストーリーの名手・廣木隆一監督が桜井日奈子と吉沢亮をW主演に迎え映画化した『ママレード・ボーイ』。この度、桜井さん演じる光希と吉沢さん演じる遊、2人の恋が動き出す?恋の予感漂う新着場面写真が公開された。光希と遊の両親がお互いのパートナーを交換して再婚し、6人2つの家族が同居生活を送ることから始まるラブストーリーを描く本作。そんな本作の主人公は、天真爛漫、世代を超えて愛されるTHE・主人公の光希(桜井さん)と、全女性が虜になってしまう遊(吉沢さん)。明るく真っすぐな光希は、「突然の両親たちのパートナーチェンジ、そして同級生の男の子との同居生活」といった斬新な設定の中、彼女がトキメク瞬間、恋する姿、そして抱く恋の悩みは、多くの共感を呼んだ絶対的ヒロイン。そんな人気キャラを演じるのが、“岡山の奇跡”として一躍注目を集めた桜井さん。キャスト解禁時、桜井さんは「デビューしたばかりで経歴の浅い私にとっては、思ってもみなかったチャンスです。家族に翻弄され、恋に悩み苦しむピュアで一途な光希を全力で演じたい」と意気込みを語っていた。そんな女優として走り出したばかりの彼女はこれまで演じてきた役柄や俳優自身の印象がまだ固まっていないため、ファンが自分なりのヒロイン像を持つ光希という役柄を演じるのにぴったりだ。一方、頭脳明晰、スポーツ万能のイケメンと、まさに“王子”を絵に描いたような遊を演じるのは、昨年5本の映画に出演しますます人気を集める吉沢さん。遊は一見人当たりが良く多くの女性に好意を持たれがちではあるものの、笑顔とは裏腹に人と距離を置くようなそぶりを時折見せる、何を考えているのか分からないミステリアスな存在。出演決定時、「ドストレートな二枚目は初めてです。ついにこの顔面をフル活用するときが来たなと」語っていた吉沢さん。プロデューサーも「あれだけの顔面を持っているのに、それを全力で使ったことが一度もない。若手俳優のなかで遊を演じられるのは彼以外考えられなった。彼の存在こそ、いま『ママレ』を実写化が実現できる理由でもあった」と明かし、また“『ママレード・ボーイ』は吉沢亮を待っていた”という言葉が飛び出す程の大反響を呼ぶなど、まさに皆納得のキャスティング。今回到着したのは、そんな2人がそれぞれ写る場面写真。光希と遊、2人の視線の先には…?『ママレード・ボーイ』は4月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月28日二階堂ふみ、吉沢亮ら人気と実力を兼ね備えた若手俳優たちが結集し、『GO』から『ピンクとグレー』まで、若者たちの感情やゆらぎ、ひずみを浮き彫りにする青春映画を多く生み出してきた行定勲監督と組んだ最新作『リバーズ・エッジ』。このたび、現地時間2月15日(木)に開幕した第68回ベルリン国際映画祭において、本作がパノラマ部門のオープニングを飾り、二階堂さん、吉沢さん、行定監督がレッドカーペットを闊歩した。岡崎京子の最高傑作ともいわれる同名漫画を映画化した本作は、映画の公開に合わせて、「SWITCH」「装苑」「GLOW」「NUMERO」など、様々なカルチャー誌や女性誌のみならず、その文学的な表現やテーマの奥深さなどから「文學界」「文藝春秋」などの文学誌でも特集が組まれるほど。さらには、原作者の岡崎氏と長い親交を続けている小沢健二が、映画主題歌として初めて書き下ろした「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」も大きな話題となっている。そんな本作が、世界三大映画祭のひとつであるベルリン国際映画祭で、世界中から良質の作品を集めたパノラマ部門のオープニング作品に選出。邦画が選出されるのは、2007年の山田洋次監督『武士の一分』以来の11年ぶりの快挙で、二階堂さん、吉沢さん、行定監督、小川真司プロデューサーがレッド―カーペットに登場し、その後行われた公式上映で観客と共に映画を鑑賞、上映後にはQ&A(質疑応答)に参加した。二階堂ふみ「魂のぶつかり合いを感じていただけたら」映画祭のメイン会場となるBerlinale Palast(ベルリナーレ・パレスト)のレッドカーペットに登場した二階堂さんは「UNDER COVER(アンダーカバー)」の斬新なカットのドレス、吉沢さんはオールブラックでシックにまとめたタキシード姿。レッドカーペットを歩いた感想を聞かれた二階堂さんは、「ベルリンに来ることが出来たということを実感していて、とても感動しております」と笑顔で、ドレスについても「日本の映画なので、日本のブランドを着たいなと思いました。『UNDER COVER』というブランドで、色がグリーンで青春らしさを出せたらいいな」とコメント。「若い世代と、いままで色んな映画を作り続けてこられた世代の方、みんなで作った映画なので、魂のぶつかり合いのようなものを感じていただけたら」と期待を込めた。吉沢さんは「楽しいです。僕は、映画祭自体というものが初めてで、街全体の活気もすごくて、楽しい経験をしているな、と思っています」と、初めての映画祭への参加に興奮を抑えきれない様子。また、行定監督は「僕は5回目のベルリンですが、レッドカーペットを歩いたのは初めてです。すごく注目していただけているなと。ベルリンの人たちの反応(はすごく大事)。ここから世界にその反応が拡がっていくんで、すごく楽しみにしてます」とベルリンの人々がどのような感想を抱くのか待ちきれない様子だった。公式上映が行われたのは、メイン会場の近隣にあるCinemaxx(シネマックス)。映画は、21時の回、21時15分の回、21時30分の回と異例の3スクリーンで上映され、595名、278名、300名を収容する会場は全て満席という盛況ぶり。上映前に登壇した行定監督は「皆さんこんばんは」とまずはドイツ語で挨拶。続けて、「ベルリンに呼んでいただいたのは、今回で5回目ですが、まさかのオープニング作品に選ばれるとは思ってもいませんでした。本当に感謝しております」と映画祭に感謝の意をコメント。本作について、「舞台は1994年の東京です。翌年の1995年の日本では大きな地震が神戸で起こり、東京ではオウム真理教という宗教団体が『地下鉄サリン事件』というテロ事件を起こし、この時期は日本の変革の時期でした。ある意味、この変革の時期、新しいカオスともいっていい時期の前夜に少年少女がどんなことを考え、どんなことをしていたかをこの映画は語っています」と説明した。吉沢亮、役作りは「どう現場で生きるかを考えていた」その後、満員の観客と一緒に映画を鑑賞した二階堂さんと吉沢さん。上映終了後には、会場が大きな拍手と歓声に包まれる中、観客席から舞台上に登壇。鑑賞した観客から素晴らしい演技を見せた2人がどのような役作りをしたかを尋ねられると、「いかに演じるかということではなく、テクニカルなことでもなくて、どういう風にその場所で勘が生きるかということが、今回の作品では重要なプロセスだったと思います」、「現場に入ってからは、先ほど二階堂さんがおっしゃった通り、どう現場で生きるかということを考えていました」とそれぞれ答え、現場の空気感で役作りをしたことを明かした。続けて、映画の舞台が94年と設定されていることで、監督と役者の間で世代間のギャップを観客から問われると、監督は「僕にとって90年代というのは非常につまらない青春時代でした。でも、彼らからすると『よかったんじゃないか』とか、特に二階堂からは『80年代とか90年代って面白そうだよね』って言うんですね。もうすでに、ここにギャップがありますよね」と返答。「でも、その20数年後のいまを生きている彼らと一緒に映画を作るってことは、もしかしたら、自分の青春時代を振り返るには一番いい相手だったと思いました」と話すと、二階堂さんは「私たちも青春時代に別の大きな地震を体験したりしています。90年代に起こった出来事のことは、鮮明には覚えていなくとも、体で覚えていたり、匂いや感覚がしみ込んでいるものがあります」と同意し、吉沢さんも「ファッションや話題は異なりますが、根本的な部分はいまの人たちと90年代の人たちの間で違いはないと思っています。この作品は90年代の若い高校生の話ですけど、はけ口というモノが90年代といまで変わっただけだと思ってます」と、ともに1994年生まれの2人は回答。吉沢さんは、「90年代はドラッグやセックス、暴力だったのが、現代ではSNSになったりして、はけ口の幅が拡がったりとか方向性が変わっただけ。根本にあるものはなんら変わっていないと思いながら、僕はこの映画作りに参加していました」と続け、観客の質問に丁寧に回答していた。観客からは、そんな二階堂さんや吉沢さんらの熱演に対し、「役者の感情表現が信じられないぐらい思慮深くて、とても演技力が高いと思いました」「正直、様々な感情が沸き起こりました。映画の登場人物たちは少年少女でありながら、実はとても大人びていることに衝撃を覚えました」といった感想も聞かれた。世界で初上映され、改めて観客の反応に手ごたえを感じた様子の3人。パノラマ部門に出品された本作は観客賞、国際批評家連盟賞などの受賞対象とされており、発表は2月24日(現地時間)を予定している。『リバーズ・エッジ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年02月16日「天才っているんだな」――。二階堂ふみは、吉沢亮と映画『オオカミ少女と黒王子』で初めて共演した際、そう思ったという。「この人が女の子でなくてよかった」とも。それは、この世代の先頭集団を走る実力派女優の偽らざる本音だった。吉沢亮の“二階堂ふみ評”も、この『オオカミ少女――』のときから変わらない。「メチャメチャお芝居がうまい」というのは、もはやデフォルト。その上で「ただうまいだけでなく、気がついたら、相手を役としてその場にいさせてくれるんです」とただ、自分の役になり切るだけでなく、共演者をも作品の世界観に引きずり込んでしまう強烈な“引力”を持っていると語る。そんなふうに互いを尊敬と憧れをもって見つめる2人が、再び相まみえたのが、岡崎京子の代表作であり、彼らが生まれた1994年に刊行された名作漫画を映画化した『リバーズ・エッジ』である。終わりなき日常を生きる高校生たちの心の揺らぎや葛藤を描いた本作に、彼らは文字通り、全てを脱ぎ捨てて挑んだ。いまを生きる若い俳優たちにこの作品は何を残したのか?学校で、自宅で、川べりで、彼らは何を紡いだのか?二階堂さんが、岡崎さんの原作漫画と出会ったのはおよそ6年前、もうすぐ17歳になろうという時期のこと。「自分が日常で感じていた感情が、作品の中にそのままあった」とその衝撃を語る。運命と言うべきか、約半年後に、原作の映像化権を持つプロデューサーから、同作の映画化の企画の存在を知らされる。それから数年を経て、正式に映画化プロジェクトが動き出した。二階堂さんにとっては、単なる主演作を超えた、ただならぬ思いの込められたプロジェクトである。この原作の何がそこまで特別だったのか?当時、自らが抱えていた感情をこうふり返る。二階堂:日常で感じていた“つまらなさ”みたいなものが、そのまま(漫画の中に)あったんです。当時、私は既に仕事をしていて、映画やドラマの現場に行くと、そこは非日常でした。一方で、普通に都立の高校に通っていて、朝から夕方まで学校にいる間が、ものすごくつまんなくて「何か起こんないかな…」と思ったり、どこかで生きることをないがしろにしていたような気がしています。それは、この年齢の若者たち特有としか言いようがない、繊細さと鈍感な部分が共存しているような感覚だった。自身が演じる主人公の女子高生・ハルナをはじめとする登場人物たちと自らを重ね合わせた。二階堂:大人になるにしたがってどんどん傷つくことに慣れて鈍くなったり、かさぶたができて、肌が強化されて傷つかなくなったりすると思うのですが、多感で何かを発見したり、自分の感情に気づく歳でもあるので、傷つきやすくて繊細で…だけど、何も感じないところもあって。そのときは、そこまで“生きる”ということに真剣じゃなかったというか。ハルナが感じる「わからない」という気持ちと近いのかな?といまならわかります。ハルナと奇妙な友情を育んでいくゲイの男子生徒・山田を演じた吉沢さん。オファーを受けて、原作を手にし「絵のインパクト。独特のタッチによる“まがまがしさ”を感じて、これを実写映画でどう映し出すのか?と興味がわいた」と語る。登場人物たちが抱えるいらだちや葛藤に関しては、10代半ばの頃の自身を含め、多くの若者が持っているものとして、理解することができたという。吉沢:彼らが持っているよくわからないエネルギー。それによって彼らは暴力やセックス、ドラッグに走ってしまうんだけど、その元になる彼らが抱えているエネルギーそのものは、世代を問わずみんな、それこそいまの若い子たちも持っているものなんじゃないかなと思います。彼らはそういう(=セックスや暴力)形でそれを出すけど、いまはそれがSNSとかに形が変わっただけなのかなと。とはいえ暴力はいまでもあるし、SNS上にも暴力はある。結局、手段が増えたりしただけで、根本的にみんなが持っているものなんじゃないかなというのが、最初に原作を読んだ時の印象でした。だからこそこの作品は、いまの子たちにも刺さると思う。では、2人はそういった、モヤモヤした感情や葛藤とどのように付き合い、どうやって“大人”になっていったのだろうか?吉沢:やっぱり、あの頃の方が気持ち悪いことを考えてたなって思います(苦笑)。ネガティブなことだったり、性のことだったり…。いろんなことを考えて、想像がいろんなところに膨らんでましたね。でも、仕事をしたり、いろんな経験をするようになって、よくわかんないですが、その頃と比べると、いつのまにか心の高ぶりが減っていったような気がします。二階堂:気がついたら、そうじゃなくなっていた感じですね。15、16、17歳の頃って、正直であることが正義だったりしたけど、それがだんだん、相手のためにうそがつけるようになったり、思ってないことを言えるようになったりして…。そうやって自分を守らないといけない瞬間があって、いつのまにか、そういう感情がなくなっていることに気づきました。だからこそ、(今回、高校生のハルナを演じる際に)22歳でできるのだろうか?という焦りはありました。ほんの数年の間に私も変化したので、そのとき(※6年前に原作と出会った当時)、感じていた「わからない」という感情を表現できるのか不安もありました。出来ることならば、原作と出会ったリアルな16~17歳の時期にハルナを演じたかった?二階堂:と思ってたんですけど、撮影が終わってから「この歳でやってよかったな」って思いました。ちょっと距離を置くことで、(当時を)ふり返ることもできたし、その当時だったら、わからずにやっていたことをある程度、頭で理解して演じることができたので。いまでよかったと思います。吉沢さんも、少し年齢を重ねた上で高校生を演じたことを肯定的に受け止める。吉沢:(彼らの感情は)理解できる部分ではあったので。それをいま、感じられるかと言うと難しいかもしれないけど、いろんなことを客観的に見ることができたので、この歳でやれてよかったと思います。それぞれハルナと山田を演じる上で、特別にキャラクターを作りこむでも、口調や佇まいを過剰に意識するでもなく、その世界に“生きる”ことを大事にした。吉沢:役としてはすごく難しかったです。山田という人間の芯の部分、周りから見える山田と彼が抱えているもののギャップ、彼が周りをどう見ているのか?考えたらキリがないくらいで、ずっと考えていたけど、結局、正解がわからないまま終わった感じですね。ただ、変に声や表情を作ったりということは、一切やらないようにしました。山田は、そうすると安くなる気がしたんです。入る前から、いやクランクインした後も山田像についてずっと考えてはいたんですが、そういう内面を意識した状態で、でも現場ではただ、そこにいて、ただセリフを話したという感じです。持っている何かを外に出すというものでもなく、山田に関して、形として何か作ったというのはないですね。二階堂:行定(勲)監督からも、あまり(具体的な指示は)なかったです。最初の本読みの段階で「僕は彼らの世代から遠く離れてしまって、全くわからないところにいるから、逆に聞かせてほしい」とおっしゃっていて。演出するというよりも聞いてくださる感じで「こうやって」「ああして」というのは一切なかったです。私もあまり「(セリフを)こう言おう」というのは考えなかったですし、みんな、自分がどう映るのか?とかテクニカルな部分ではなく、自分はここでどう生きるのか?『リバーズ・エッジ』という作品がどういうものなのか?というところに重きを置いていた気がします。映画の中で印象的なのが、行定監督らしさともいうべき生々しさを感じさせる、随所に挿入されている、メインキャラクターたちがまるで取材のようにインタビューを受ける映像。登場人物たちの心情、内面が浮き彫りになっていくが、これらのやり取りは半ばアドリブだったそうで、演じる側にも様々な刺激、示唆を与えたようだ。二階堂:ハルナが話しているのか?私が話しているのか?それともハルナを演じているからこういう言葉が出てくるのか?わからなくなる感じがあって…。でもあのシーンがあったから、自分とハルナというキャラクターが共存するというか、ずっと体の中にいるような感覚がありました。あのシーンの撮影はいつやるのかも知らされずに急に決まって、ある程度の台本はありましたが、他は何を聞かれるかわからない状態でした。和気あいあいとした現場だったけど、カメラの前に立った時、最終的に突き放されるような、孤独になるような現場だったし、それはそれぞれのキャラクターに必要なことでもあったのかなって感じます。吉沢:(決められたセリフとアドリブの)両方ありつつ、監督が現場で聞いてくることに答えるという形で。撮る前に監督に言われたのが「山田とそれを演じている吉沢亮の中間のようなものが見たい」ということ。90年代を舞台にした『リバーズ・エッジ』という作品を演じている、いまの若者の声を入れたいと。僕としては、そうは言っても「山田でいないと!」という変なプライドもあって、でも監督が聞いてくることは、深い部分をえぐらないと(答えが)出てこないようなことばかりで、気づいたら吉沢亮になっちゃって(苦笑)。「山田くんは強い人ですか?弱い人ですか?」と聞かれて「弱い人です」と答えたけど、山田が自分で自分を弱いとは思っているはずはなくて、それは山田を俯瞰で見ている吉沢亮の言葉だよな…と後悔したり。二階堂さん、吉沢さんに加え、ハルナの恋人の観音崎を演じた上杉柊平、山田とハルナとある秘密を共有するモデルの吉川こずえ役のSUMIRE、ハルナの親友だが、裏の顔を持つルミ役の土居志央梨、山田への異常な愛を加速させる田島カンナ役の森川葵など、現場は同世代のキャストが揃った。劇中の緊張感のある関係性とは打って変わって、撮影以外では賑やかに、それこそ青春を謳歌するかのようにワイワイと楽しんだという。二階堂:全員近かったですね。しょっちゅう、みんなでごはんに行ったり、飲みに行ったりして。吉沢:(山田を激しくいじめる観音崎役の)上杉くんとか、メッチャ仲良かったし(笑)。二階堂:私と吉沢くんの2人きりだとあんまり話さなかったんですが(笑)、柊平くん、スーちゃん、土居ちゃんが一緒になると一気にワチャワチャしてました。吉沢:「青春だなぁ…」って思ったのが、一度、夜のかなり遅い時間に撮影が終わったときに、みんなで花火をしよう!ってなって…。二階堂:あぁ(笑)。吉沢:でも、バケツとかも用意してないからできなくて。結局、みんなで朝日を見ながらカップラーメンを食べて、帰ったという(笑)。二階堂:みんなで「壊れかけのRadio」を歌いながら帰ったのは覚えてます(笑)。花火は全部、吉沢くんに託して…。吉沢:まだ開けてないですよ(笑)。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)
2018年02月16日今月2月公開となる、知英の劇場長編初主演映画『レオン』。知英さんと竹中直人、地味なOLとワンマン社長の入れ替わりストーリーを描いた本作から、竹中さんと吉沢亮の禁断のキスシーン映像が初解禁された。女好きのワンマン社長・朝比奈玲男を演じる竹中さんと、社長を心の底から尊敬するいいやつ過ぎる天然社員・一条徹を演じる吉沢さん。今回到着したのは、この2人の共演シーン。映像では、一条と一条が好意を寄せる主人公・小鳥遊玲音(知英さん)2人のシーンからスタート。涙を流す玲音を急にグッと抱き寄せ、「嫌だったら言って」と甘~い台詞を放つと、カメラはふたりの間をグルーっと周る。まさに愛の告白をしようとすると…なんと、玲音の姿が社長・玲男に!実は、すでに2人は”心”と”身体”が入れ替わっている状態で、一条は入れ替わりに全く気づかないまま玲音に恋をしているのだ。「(キスして)いい?」と中身はオッサンの玲音にささやく一条の姿は爆笑必至。そしてどんどん近づく2人の距離は、まさにキス寸前!本シーンの撮影について吉沢さんは、「“女装した”竹中さんに愛の言葉をささやくシュールなシーンがあったんですが(笑)、本当に竹中さんが乙女な顔をしていらして、すごいキュンキュンしました!」とふり返っている。『レオン』は2月24日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月09日俳優の吉沢亮が、沢尻エリカ主演の映画『猫は抱くもの』(2018年6月23日公開)に出演することが26日、わかった。同作は大山淳子による同名小説を映画化。かつてはアイドルグループ「サニーズ」のメンバーとして芸能界で活動していたが、今は地方都市のスーパーマーケットで働く33歳の沙織(沢尻)と、自分を彼女の恋人だと信じて疑わない猫・良男との関係を描く。劇中では実写の猫に加えて、擬人化された猫たちが多数登場。沙織の相手役となる、ロシアンブルーの猫・良男を吉沢が演じた。吉沢は「監督の犬童さん、脚本の高田さん、そして主演の沢尻さんと、いつかお仕事でご一緒したいと思っていた方ばかりの現場で、僕にとって夢のような空間でした」と振り返る。役作りについては「猫だけど自分を人間だと信じている良男を、人間の僕が演じるという。とにかく素直に、沢尻さん演じる沙織の事が好きでしょうがないという気持ちを大切に演じました」と語り、「沢山の方に見て頂きたいです」と希望を表した。良男の相棒となる猫・キイロを演じたのは、音楽ユニット・水曜日のカンパネラのボーカル、コムアイ。「この映画に参加して成長できたことを嬉しく思います。猫の映画と聞いて、猫と遊べる! と思って受けたのに、自分が猫の役だったので、実際に猫と戯れるシーンがなかったのは、落とし穴でした」とお茶目に語った。吉沢との共演については「吉沢さんは、鋼鉄の男! 芝居がどういう向きでどういう表情に見えるかということをはっきり知っていて、常に完璧な猫・良男でした」と表現。「いつも引っ張っていただいて、感謝しています。吉沢さん演じる良男は、必死なのが可笑しくて、かわいそうな時も笑えちゃう、チャーミングなキャラクターです」と紹介した。猫のキイロをこよなく愛し、主人公・沙織の気になる存在として登場する、画家のゴッホこと後藤保を演じたのは、ロックバンド・銀杏BOYZでボーカル&ギターを務める峯田和伸。「オファーを頂いた時に胸が熱くなりました。犬童監督の演出は、細やかで、こちら側に寄りそって意見を言ってくださって、とても心強かったです」と語り、「主演の沢尻さんは、目がまっすぐで、嘘がなにもない方。コムアイさんは、動物的で、本当に猫みたいでした」と共演者の印象についてもコメントした。
2018年01月26日女優の桜井日奈子と俳優の吉沢亮がW主演を務める映画『ママレード・ボーイ』(2018年4月27日公開)の2ショットビジュアルが22日、公開された。同作は吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載された、シリーズ累計発行部数1,000万部の人気コミックを実写化。2013年からは13年後を描いた『ママレード・ボーイ little』が『ココハナ』で連載されている。両親のダブル離婚・ダブル再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希(桜井)と、同い年の松浦遊(吉沢)の恋模様を描く。今回公開されたビジュアルでは、素直で元気な光希と、頭脳明晰・スポーツ万能な遊が背中合わせになっているビジュアル。吉沢は同作のために、髪を金髪にして挑んだ。撮影に臨んだ桜井は「光希のキャラクターにすごく共感しました!」と語り、吉沢は「女子ってどういうことにキュンとするのかな……と真剣に考えたりしています」と役作りへの思いを吐露した。また、原作の吉住も撮影現場を見学し「桜井さんの光希ちゃんは可愛いしか出てこないし、吉沢さんの遊くんはカッコ良すぎて直視できない。益々、映画が楽しみになりました」と絶賛。共に解禁となったオフショットは、地方ロケを行った際に撮影されたもので、クランクアップは2018年1月上旬を予定している。
2017年12月22日二階堂ふみと吉沢亮による映画『リバーズ・エッジ』(2018年2月公開)の特報、及び場面写真が10日、公開された。同作は漫画家・岡崎京子の代表作を実写映画化し、行定勲監督がメガホンをとる。若草ハルナ(二階堂)は、彼氏の観音崎(上杉柊平)がいじめる山田(吉沢)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、腐りかけた死体を目にする。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという摂食障害のモデル・吉川こずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で親しくなっていく。今回公開された特報は、映画の舞台になっている都会の夜の河原のシーンから始まり、ハルナがこずえに抱きしめられながら号泣するシーンや、観音崎が山田を殴るシーン、田島カンナ(森川葵)が「山田君!」と呼びかけるシーンなど、原作の中でも印象的なシーンが凝縮された特報となっている。さらに原作でもキーとなる「ボクの秘密の宝物 教えてあげる」という山田のセリフで締め括られる。場面カットでは、主要キャストが学校の黒板の前に整列。二階堂以外は、それぞれが別の方向を見つめ、映画のテーマになっている"青春の孤独"を感じさせる写真となっている。
2017年11月10日芥川龍之介の数本の短編を題材にした舞台『百鬼オペラ 羅生門』に出演する吉沢亮さんに、稽古開始当初の思いを話していただきました。「芥川の世界が面白く楽しい感じになっています」可愛さと少しの毒とユーモアを含んだアーティスティックな舞台で、日本でも多くのファンを持つ演出家、インバル・ピント&アブシャロム・ポラック。イスラエルを拠点に世界で活躍する彼らの新作は、芥川龍之介の数本の短編を題材にした舞台『百鬼オペラ 羅生門』。「我々日本人が考える芥川作品というと、黒澤明さんの映画みたいな黒くドロドロとした暗い世界だと思うんです。でも海外の演出家だからか、美術や衣裳を含めてもっとファンタジックで楽しい感じなんですよね。悲劇であるはずなのに喜劇として面白おかしく扱っているというか」表題の「羅生門」を軸に、悪に手を染めても生き延びる道を選ぶ下人の妄想や白昼夢として、「藪の中」「蜘蛛の糸」「鼻」などの短編が組み込まれ、一本の物語に。吉沢亮さんは、その下人と相対していく存在として登場する。「台本を読んで、芥川の短編がこんなふうにひとつの世界にまとまるんだ、と単純に面白かったです。とはいえシーンごとに、やることもセリフのトーンや心情も変わるし、ひとつの場面でも笑ったり泣いたり感情がいろんな方向に行くので、最初は戸惑いました。いまようやく慣れてきて、いろんな心情でいろんな顔をして、自分ができる範囲の感情を出すのが面白くなってきています」しかし、稽古開始当初の本読みで、「周りがうますぎて、一瞬ですが、役者辞めたいとすら思った」くらい打ちのめされたそう。「その後の自分のセリフ読みたくねーってなりました。いまの自分にあるものを出し切らないと」そう話す口調はきっぱりと力強い。「ここ最近、わかりやすい役じゃないものを演じる機会が増えてきています。これまでやってきたことを誰かが見ていてくれて、選んでくれているのかなという気がして嬉しいんです。今回、素敵な共演者の方々と、新しい刺激をくれる演出家さんと一緒にやれることがありがたいです」よしざわ・りょう1994年生まれ。現在公開中の映画『銀魂』に出演。この先も、10 月に『斉木楠雄のΨ難』、来年には『リバーズ・エッジ』など出演映画の公開が続く。シャツ¥8,000(ビューティ&ユース/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店TEL:03・5428・1893)その他はスタイリスト私物『百鬼オペラ 羅生門』9月8日(金)~25日(月)渋谷・Bunkamura シアターコクーン原作/芥川龍之介脚本/長田育恵演出・振付・美術・衣裳/インバル・ピント&アブシャロム・ポラック出演/柄本佑、満島ひかり、吉沢亮、田口浩正、小松和重、銀粉蝶ほかS席1万800円A席8500円コクーンシート6500円*すべて税込みホリプロチケットセンターTEL:03・3490・494910月に地方公演あり。(C)奥山由之※『anan』2017年9月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・荒木大輔ヘア&メイク・内山多加子(commune)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年09月04日女優の桜井日奈子と俳優の吉沢亮が、映画『ママレード・ボーイ』(2018年公開)にW主演することが22日、わかった。同作は吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載された、シリーズ累計発行部数1,000万部の人気コミックを実写化。2013年からは13年後を描いた『ママレード・ボーイ little』が『ココハナ』で連載されている。両親のダブル離婚・ダブル再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希(桜井)と、同い年の松浦遊(吉沢)の恋模様を描く。監督を務めるのは、映画『ストロボ・エッジ』(15)、『オオカミ少女と黒王子』(16)、『PとJK』(17)と青春映画でもヒット作を連発する廣木隆一。廣木監督は同作について「少女漫画ってなんだろうと思わせてくれる、僕の中での原点でもあり今なお愛されてる原作を映画化できることはとても嬉しいです」と語った。さらに役者陣について「未知数の桜井と演技派でもある吉沢でどんなラブストーリーを見せてくれるのか楽しみです」と期待を寄せた。原作者の吉住は「実写化は憧れだったので、お話を頂いてとても嬉しかったです」と喜び、「フレッシュで可愛い桜井さん、誰もが認める超美形の吉沢さんが、廣木監督の美しい映像の中で、光希と遊としてスクリーンで輝く姿を見るのが本当に楽しみです!」と語った。小岩井宏悦プロデューサーは「光希役の桜井日奈子さんは、1年半前にCMで見て『この女の子は誰だ?』と調べてから、いつか仕事がしたかった女優さんでようやっとチャンスが来ました」と明かす。また吉沢には「遊役の吉沢亮君は『オオカミ少女と黒王子』『銀魂』などに出てもらって、人気だけでなく華があって芝居に安定感がある今一番手ごたえがある若手の俳優さんです」と信頼を寄せた。○桜井日奈子コメント私が映画のヒロイン役? 本当の事なんだろうか? とまだ実感できていないのが正直な気持ちです。『ママレード・ボーイ』のヒロイン、小石川光希はとにかくピュアで、すぐに頬を赤く染めてしまうような子なんです。20年以上も前の作品を現代でどう表現するのか、光希の髪型や衣装がどうなるのか、今からワクワクしています。そして、廣木監督とお仕事できることを幸せに思います。デビューしたばかりで経歴の浅い私にとっては、思ってもみなかったチャンスです。家族に翻弄され、恋に悩み苦しむピュアで一途な光希を全力で演じたいと思います。○吉沢亮コメント今までにも少女漫画原作の作品には出させて頂いたことがありますが、お調子者の三枚目キャラや、根暗な役など、あまりカッコ良くない役が多かったので、今回のようなドストレートな二枚目は初めてです。ついにこの顔面をフル活用する時が来たなと。廣木監督とは以前にも少女漫画原作でご一緒させてもらっていて、是非またお仕事させて頂きたいとずっと思っていたので、とても嬉しいです。90年代の恋愛の金字塔とも呼べる大人気コミックを今の若い世代で頑張って作り上げます。どうぞ温かい目で見守ってください。
2017年08月22日俳優の吉沢亮、新木優子、杉野遥亮が、映画『あのコの、トリコ。』(2018年公開)に出演することが10日、わかった。同作は、白石ユキによる同名コミックを実写映画化。メガネ男子の頼(吉沢)が、「将来スーパースターになる」と誓い合った幼なじみで人気モデルとなった雫(新木)、人気俳優になった昴(杉野)の高校に転入し、才能を開花させていく、三角関係ラブストーリーとなる。芸能界を舞台にしたラブストーリーに、若手の注目俳優陣が集まった。メガホンを取る宮脇亮監督は「恋をすると誰もがキラキラと輝く。そして夢を追いかける姿もまた輝いて見える。そんな登場人物達の心が動く瞬間を大事に切り取っていきたいと考えています」と意気込みを語る。また、原作の白石は「吉沢亮さんは幅広い役柄を演じてらっしゃるので、頼をどんな風に演じて下さるのかとても楽しみです」と喜びを語った。白石はさらに「新木優子さんはキリッとしたイメージで、意志の強い雫役にぴったりだと思いました」と太鼓判を押し、「杉野遥亮さんは優しそうな役柄が多い印象なので、昴役は良い意味で想像を裏切られそうです」と新たな魅力に期待を寄せる。「実写となることでキャラクターたちがもっとキラキラしていくことと思います!」と気持ちを表した。○吉沢亮コメント原作を読んだ時、男目線で話が進んでいくということが、すごく珍しいと思いました。鈍臭い男の子が主人公で、彼の成長物語が少女マンガであるということが、面白いと思います。なので、僕の恋している表情とか、受けの芝居でキュンキュンさせなければいけない部分が多く、結構プレッシャーです。杉野くん演じる昴がめちゃくちゃキラキラなので、昴に負けないように、僕が演じる頼の成長していく様をきちんと意識して、最後まで頑張りたいと思っております。○新木優子コメント女子が見てキュンキュンするポイントが全部詰まっているマンガで、楽しんで読ませていただきました。また、メインの3人が芸能界で活躍しているというのも、すごい今っぽいと思います。この作品をみて、芸能界にちょっとでも興味のある人の背中を押すことができるような、そんな作品になると思います。いろんな方が期待して下さっている雫も演じつつ、自分の思っている雫もしっかりと出して、悔いなく撮影を乗り切りたいです。○杉野遥亮コメント原作は展開が早くて最初はビックリしました。でも、これが今っぽいのかなとも思いました。芸能界という夢のようなキラキラした世界を描いているのは興味深いですが、その映像化は難しいだろうなと感じています。東條昴という男は、すごくカリスマ性があってキラキラしていて掴みどころがない。僕も一生懸命考えて役を作っていきたいと思っています。ぜひ楽しみにしていてください。
2017年07月11日俳優の吉沢亮が、玉木宏主演の映画『悪と仮面のルール』(2018年公開)に出演することが7日、わかった。また、中村達也、柄本明、光石研も同作に出演する。同作は中村文則の同名小説を実写化。財閥家に生まれた久喜文宏(玉木)は、実父から純粋悪となることだけを望まれて生まれた存在だと明かされ、14歳の時に父を殺すことになる。成長した文宏は顔を捨てて別⼈・新⾕に成りすますが、ずっと思いを通わせる香織(新木優子)の身が狙われたことから、再度罪を犯すことを決意する。今回吉沢が演じたのは、テロリストグループ「JL」のメンバーである伊藤亮祐。玉木演じる文宏に近づき、メンバーに引き込もうとする。初のテロリスト役となった吉沢は、初めて髭を伸ばして役に挑んだ。また、中村は文宏の兄・幹彦、絵本は刑事・会田、光石は探偵・榊原を演じる。○吉沢亮コメント大好きな中村文則さん原作の作品に携われて、とても幸せな時間でした。役作りで初めて髭を伸ばしたのですが、こんなに生えるのかとビックリしました。ある意味ファンタジーチックな世界観であり、ファンタジーチックな役でしたが、彼なりの歪んだ正義、そして歪みきれない自分への葛藤などをリアルに描こうと、精一杯演じました。ぜひ見てください。
2017年07月07日俳優・吉沢亮の躍進が止まらない。今年だけで人気コミックをドラマ化&映画化した主演作『トモダチゲーム』をはじめ、4本の出演作が公開。さらなる新作やMV出演、ミュージカル初挑戦など、活躍の場を広げる吉沢さんのバネになっているのが、「ある悔しい経験」だ。2009年に行われた全国オーディションでデビューのきっかけをつかんだ吉沢さん。当時は「正直、俳優業をこんなに続けるとは思わなかった」というが、12年放送の「仮面ライダーフォーゼ」では朔田流星/仮面ライダーメテオ役を演じ、早速人気に火がついた。映画『男子高校生の日常』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』と出演作が決まり、順風満帆のブレイク街道を歩み始めた頃に挑んだのが、主演を務めた舞台「ぶっせん」だった。「(東京の)会場は赤坂ACTシアターだったんですが、とても大きな劇場ですし、なかなか座席が埋まらない日々が続いたんです。お客さんの反応もダイレクトに伝わってくるし、演技の面も含めて、自分の至らなさはずいぶん感じました。もちろん、悔しい思いもありましたし、同時に自分の中で、心に火がついたので、結果的には大切な経験でした。再挑戦?それは願っています。次こそ、チケットを即完売させたいです(笑)!」もちろん、現在の活躍ぶりはご承知の通り。昨年には初の主演映画『サマーソング』が公開され、俳優として加速度を増した2017年も映画、ドラマ、舞台でさまざまな表情を見せる。特に主演を務める『トモダチゲーム』では、友だち思いの苦学生だが、ゲームに勝つためには非情な手段も辞さないという二面性をもった主人公・片切友一を演じている。先の読めないスリリングな展開に加えて、劇中で吉沢さんが見せる“ゲス顔”も注目の的だ。「同世代のキャストが多いこともあって、意外と現場は和気あいあいですけど、やっぱり人間の底知れない怖さや、他人を疑わざるをえない緊張感は、原作や台本を読んで感じますし、実際に演じてみて余計に実感します。その分、演じる楽しさもありますし、この世界観がどんどん広がっていけばと」同作を含めて、福田雄一監督がメガホンをとる『銀魂』でファン人気の高い腹黒ドS剣術氏・沖田総悟、『斉木楠雄のΨ難』では残念なイケメンの海藤瞬を演じ、“クセがすごい”漫画キャラクターに、リアルな息吹をもたらしている。9月には「百鬼オペラ『羅生門』」も控えており、「経験したことがない表現なので、不安のほうが大きいですけど、自分がどこまでできるか、いまから楽しみですね」と武者震いしている。そんな吉沢さんの素顔に迫る2冊目の写真集「One day off」が発売中。ニューヨーク、沖縄、京都、香港をめぐって撮影された、文字通り“オフ”の吉沢さんが堪能できる1冊だ。「もともと、プライベートで遊びに行ったニューヨークで、カメラマンさんを紹介していただき、何気なく撮影を始めたのがきっかけ。その写真がとてもいい出来で、『じゃあ、写真集にしよう』って話になったんです。だから、最初から『写真集出すぞ』ってテンションではなかったし、そういう意味では“素”の自分を楽しんでもらえると思います。休みの日ですか?ここ最近は、家で寝てばっかりです(笑)」(text:Ryo Uchida/photo:You Ishii)
2017年05月22日俳優・吉沢亮が、実写ドラマ&映画化が決定している「トモダチゲーム」にて、主演を務めることが明らかになった。吉沢さんは、「アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン」で受賞し、「仮面ライダーフォーゼ」の朔田流星/仮面ライダーメテオ(声)役で注目を集め、近年では『カノジョは嘘を愛しすぎてる』『アオハライド』『オオカミ少女と黒王子』など少女漫画原作の映画に出演。また、9月に公開された『サマーソング』では主演を務め、そして来年には『銀魂』の公開も控えるなど、いま話題の若手俳優。今回本作では、主人公の片切友一役を務める。原作は2014年より連載開始され、現在も「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載中の同名人気コミック(原作・山口ミコト、漫画・佐藤友生)。主人公の高校生片切友一は、ある日突然、仲の良い友達と共に大金のかかったゲームに挑戦することになった。ゲームはどれも思わず“友人を疑ってしまう”ような内容になっており、頭脳をフル活用しないとクリアできない。ゲームクリアのコツは“友達を疑わないこと”だが、果たして片切と友人たちは“金”より“友”を選べるのか?といったストーリーだ。なお、今回の実写版「トモダチゲーム」は、ドラマ&映画2作品で全3部作にて展開され、来年放送&公開となる予定だ。ドラマ・映画「トモダチゲーム」は2017年、放送&公開予定。(cinemacafe.net)
2016年11月04日さまざまな分野を縦横無尽に活躍するエイジレスな女性たち。彼女たちが好きな人・空間・コトには、ずっと探していた「キレイ」のヒントが隠されているはず。 “KIREI interview” では、そんな彼女たちのキレイの秘密を探ります。裏地 桂子さん / ギフトコンシェルジュギフトコンシェルジュとして雑誌・TVなどでもおなじみの裏地桂子さん。忙しい日々の著述業やお仕事のかたわらで、美しくあることへの気配りはもちろん、周囲への心配りも驚くほどきめ細やか。すでに8冊もの著書を発表するパワフルウーマンでありながら、常にしなやかでチャーミング。会うたびに輝きを増す彼女の「キレイ」の秘密を探ります。裏地桂子 Keiko Uraji ギフトコンシェルジュ。クリエイティブコーディネーター。草月流師範。1996年より、『Grazia』『メイプル』『和樂』などの女性誌でライター、コーディネーターとして活躍後、衣食住ライフスタイル全般に精通した知識とそのセンスを生かし、プロデュース、ブランディングなどを数多く手がけている。食通、きもの好き、京都好きでも知られ、講演会やトークショー、執筆活動にも力を入れている。著書に『わたし好みのHAPPYデザインギフト100選』(小学館)、『ほめられきもの宣言』(小学館)、『贈る心得。ご縁結びのスイーツ』(講談社)など多数。昨年10月ワニブックスより刊行した『ごきげん力 8つの育て方』も話題に。裏地桂子ホームページ www.uraji-keiko.com― 先日刊行された著書『ごきげん力』ですが、ページをめくるごとに勇気をもらうメッセージやキーワードが次々と飛び込んできて、「ああ、今この本を読んで本当によかった!」という清々しい読了感。「悩みも心配ごともたくさん。だって人間だもの」というくだりから「そうかぁ。そうよね!」と。相当前のめり気味に読ませていただきました。嬉しいわ。本当に書いているとおり「どうしていつもそんなに元気いっぱいなの?」「悩みごとなんてないでしょう?」ってよく言われるの(笑)過ぎた今だから振り返ってそう思えるのだけど、30代ってまだまだ若いのよね。とにかく体力があるし、周囲から評価もされるようにもなってキャリアもどんどん磨かれて。続いて訪れる40代は、私自身は雑誌のライターを辞めていまのキャリアへとこぎ出す大きな転機となった時期で、それこそ「いけいけどんどん」。新しいことへの挑戦が次から次へと繋がって、変化していくこと自体が楽しくて仕方がなかった時代。でも、いざ「50代」に突入するとなった時、正直想像できないことだらけだったの。明らかな体力の変化に戸惑うことも多かったし、とにかく不安だらけ。でもいちいち落ち込んでいても仕方がないないでしょう? 上を見ればきりがないし、下を見ても仕方がないのよね。そう思って、自分なりにあれこれと試行錯誤しながら「いつまでもキラキラしていたい!」という目的に向かって行き着いた解決策が、この本の主題にもなっている「ごきげんに暮らす」ことだったんです。― これまでの書籍は、贈り物や手土産のテーマや、京都好き、食通、着物などご自身の「好き」が主題でした。今回の『ごきげん力』は今までにないアプローチですよね。本書を書くに至ったきっかけは何だったのでしょう?最近よく若い女性から人生相談を受けるようになって。おしなべて感じるのは、30代は焦っている人が多い。揺れているのよね。私だってそうだったもの。だからご相談を受けるたびに思うんです。今、世の中はセルフコントロールの時代。自分のことは自分にしかわからないのだから、どんどん自分のことを知る作業を重ねるべきなのよって。でも、話を聞いているとみな大体自分で答えを決めているの。私がしてあげられるのは、背中を押してあげることなんだな~と。本書を書く原動力になったのは、自分自身が紆余曲折してたどり着いた答えを共有することで、揺れているもやもやした気持ちや悩んでいる背中を押してあげれるかも! と感じたからなんです。― 本書ではマーカー片手に読みたくなるほど、心にすとんと落ちるキーワードがたくさん登場するのですが、なかでも「好きのあぶり出し」ということばには、膝を打つ女性たちも多いように思います。現代の荒波をくぐって前向きに生きていくには強いセルフコントロール力が必要だと思うんです。まず第一に「私って幸せ!」と思えることはものすごく大切で、そう感じることが多ければ多いほど「ごきげん力」を養うことができると思うんです。本書でも書いてますが、 “好きのあぶり出し” はマスト作業なんですよね。ものすごくシンプルな作業で、頭に思い浮かぶ「好き」なことを何でも良いから紙に書き出していくんです。このステップを踏むと、「どうすれば自分が喜ぶのか」を知ることができるでしょう? たとえ何かで落ち込んでも「そういえば私、朝からお風呂に入ってシャンパン飲むのが好きだったじゃない?」って。そうやって少し自分を甘やかしてあげると「心のリカバリー」が早いんです。― 裏地さんは会うたびに「これものすごくいいわよ!」って、コスメでもなんでも惜しみなく情報公開してくださるんですよね。なおかつその情報がものすごく信憑性があって、どれもこれもすぐ買いに走りたくなるものばかり。50数年生きてきた分、失敗もたくさん。だからその試行錯誤の末に出会った良いものはどんどん人に共有していきたいって思うんです。本に書いていることも含めて、自分が本当に良いなと思ったものはできるだけ多くの人と共有したい。すべて「お福分け」だと思ってるんです。 【後編】へ続く>> (インタビュー・文:松浦明)★裏地さんインタビュー記事【後編】では、「キレイ」になれる愛用品の数々をご紹介! 【後編】はこちら>> 『ごきげん力 8つの育て方』(ワニブックス刊)前向きになりたいと願っているのに、何か心が晴れない。いつもなにか不安に苛まれている。“揺れやすい”女性たちの心に一筋の光が差し込むような感覚で、思わず一気に読み上げたくなる一冊。「自分のご機嫌をとれるのは自分だけ」「好感度をあなどるなかれ」「言霊(ことだま)は私の守り神」「その『いつか』はいつくるの?」気になる章はどこから読んでもOK。マル高出産で子育てと仕事の両立に奮闘中の私自身(インタビュアー)も元気をいただいた一冊です。
2016年01月29日若手イケメン俳優の吉沢亮が主演を務めるドラマ&舞台『ぶっせん』の主要キャストが7月某日、東京・芝公園の増上寺に坊主姿で勢ぞろいし、ヒット祈願を願う、ご祈祷を行った。舞台『ぶっせん』チケット情報『ぶっせん』は、貧乏寺が資金繰りのために開いた仏教専門学園、通称“ぶっせん”を舞台に、そこに集まったおバカな生徒たちが繰り広げる抱腹絶倒の青春学園コメディ。原作はマンガ家・三宅乱丈のデビュー作で、漫画誌『モーニング』で1999年から2001年にかけて連載され、その奇抜な設定と個性的なキャラクター、奇想天外のストーリーで大きな注目を集めた。主役の田村正助を演じる吉沢亮は、「現場の雰囲気は非常にいいです。ただ、撮影は山梨の山奥に泊まり込みで行っているので、虫がすごくて。夜になると照明に15センチぐらいの蛾がばーっと入ってくるんです」と虫嫌いを告白。すると、「虫が大嫌いすぎて、普通の人より虫に詳しいです」(平間壮一)、「虫が出るとうるさいです」(中別府葵)、「女の子よりも騒いでますね」(桐山漣)と次々と暴露され、吉沢はたじたじ。また、「坊主の特殊メイクにはものすごく時間がかかりまして、ひとりあたり2時間以上かかるんでとても朝が早いです」と桐山が撮影の苦労について話すと、ベテラン僧侶役の袴田吉彦は「見ての通り頭もとんがっちゃて(笑)。今日もTBSにいたら誰も気が付いてくれなくて、知り合いのプロデューサーにも素通りされました」とまた違った苦労話で会場を爆笑させた。オープニングテーマ曲は、妄想壁がある渡辺由紀役を演じる鍵本輝が所属するグループ、Leadの「GREEN DAYS」。鍵本は「ドラマが超コメディなので、笑っていただくための準備運動にもなるような、夏らしく爽やかでアッパーな曲になってます」と紹介。一方、スピン・オフユニットとしてドラマに出演する5人で結成された“極楽ボーイズ”が歌う「ぶっせんサンバ」が主題歌として発表。思わぬところでライバル出現となった鍵山は「負けられないですね!」と闘志を燃やすが、吉沢も「僕たちも負ける気がしない」と応戦。さらに、桐山が吉沢に耳打ちすると、「やっぱり紅白を狙っていこうかな」と爆弾発言も飛び出し、会場を沸かせた。ドラマ『ぶっせん』は火曜深夜2時29分よりオンエア中。また舞台は、11月6日(水)より17日(日)まで東京・赤坂ACTシアターで上演。チケットぴあでは現在、インターネット先行先着「プリセール」を実施中。8月15日(木)午後11時59分まで受付。
2013年08月06日「医療モノということで、“カッコよく”見えてしまうイメージを抱いていたんですが、ここで描かれているのは、ひとりひとりが背負っている人生なんです」――。吉沢悠は、出演作『孤高のメス』をこう表現する。この言葉にこの映画の魅力、そして演技者としての彼の揺るぎないスタンスが表われている。ベストセラー医療小説を実写化した本作。吉沢さんは「自らの素の感情を役柄に重ね合わせながら演じた」と言葉に力を込めた。この“人間ドラマ”に彼はどのような思いで向き合ったのか――?映画の公開を前に話を聞いた。物語の始まりは1989年、とある地方の市民病院に当麻鉄彦(堤真一)という名の外科医が赴任するところから始まる。大学病院に依存し、満足な手術ひとつ行えない腐敗した環境を当麻はその腕で、変えていく。当麻が変えたのは何より、そこで働く人々の意識。吉沢さん演じる青木はまさに、彼との出会いによって自らの生き方を省み、そして変わっていく若き医師である。「大学病院の古い体質があって、その下で働く青木はいろんな思いを抱えつつ、“権威”という壁にぶつかる。当麻との出会いで大きく変わっていくこの人物をしっかりと演じ切れないことにはこの作品のテイストが観る人に伝わらない。そのプレッシャーはありました。と、同時に青木が感じる葛藤は、ひとりの俳優として僕にとっては感じたことのある思いでした。それを生かして演じ切ることができれば楽しいだろうな、という相反する複雑な気持ちでした」。90年代末から2000年代の前半に掛けて、次々と話題のドラマ、映画に出演し、主演も数多くこなしてきた吉沢さんが芸能活動を休止したのは2005年。奇しくも本作で演じた青木と同様にアメリカに渡り、帰国後、俳優としての活動を再開した。役柄に自らを重ねた、という部分についてさらに深く尋ねた。「自分なりの信念を持って俳優という仕事をやっていましたが、やればやるほどに『いまのままでいいのか?』というクエスチョンがついて回るようになった。それはまさに、約束された道を見失った青木そのもの。前半部分の彼に、その当時、自分が抱いていた感情を乗せました。それからアメリカに渡って何より感じたのは、俳優として現場に立てるということは、決して当たり前のことではないのだということ。そう感じたときに無性に俳優をやりたい、演じたいって思えてきたんです。帰国して初めての仕事が映画だったんですが、あのときは本当に嬉しかった。それはまさに、青木が当麻先生を手伝いたくて帰国するときと同じ気持ちでした」。復帰後、彼が出演した映画は『夕凪の街 桜の国』、『逃亡くそたわけ−21才の夏』、『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』に本作と物語性と共に、社会への強いメッセージを感じさせるところがあるが…。「決して、それを意識して作品を選んでいるわけではないです。ただ、例えばニューヨークにいる頃、『自分は日本のことを何も知らない』と強く感じて、帰ったら広島に行きたいと思うようになった。そうしたら(広島を舞台に被爆を扱った)映画『夕凪の街 桜の国』のお話をいただいた。不思議なめぐり合わせは感じますね(笑)。常に、観る人に何か良い影響を少しでも与えられたら、という思いはあります。そうした思いがこういう良い循環を生んでいるのかも」。そうした流れに身を投じる中で、映画というメディアへの熱い思いが自身の内側からも沸々とわいて来ていると明かす。「映画人の熱…独特の温度の高さへの憧れは以前以上に強く感じます。周りが見えなくなるような強い思いで、わが子を育てるようにみんなが映画に夢中になっているあの環境は、本当に気持ち良いんです。30歳を過ぎて、ここにいられることが幸せだな、と感じるようになりましたね」。最後に「今後演じてみたい役は?」という質問に「もちろん、当麻先生のような役もやってみたいですね」と語り、「それから…」と、生瀬勝久が演じた、自らの保身しか考えない大学病院の医師・野本の名を挙げ、少し興奮気味にこう続ける。「生瀬さんが仰ってたんです。『俺は、野本という役を“悪”として演じたわけじゃない。一人の人間として演じた結果がこうだったんだ』って。それを聞いて、ああいう役をいつか演じられるようになりたいな、と思いました。僕自身今回、野本という存在に生かしてもらってるんです。そんな深みを演じられるようになりたいです」。(photo:Ryusuke Suzuki)■関連作品:孤高のメス 2010年6月5日より全国にて公開© 2010「孤高のメス」製作委員会■関連記事:堤真一天才外科医役に都はるみのこぶしを聴いて特訓目の前の命を救うため、禁断のオペに挑む『孤高のメス』試写会に15組30名様をご招待小栗旬初監督作引っさげ北海道に!ゆうばり国際映画祭ラインナップに注目来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!堤真一、大組織の悪しき体制と闘う熱血医師に「ヒーローではない、医師を演じたい」
2010年06月23日