現在放送中のドラマ「アオハライド Season2」より、スペシャルメイキング映像と場面写真が公開された。咲坂伊緒による人気漫画「アオハライド」を、2シーズンで完全実写化する本作。出口夏希、櫻井海音、志田彩良、莉子ら、今後ますますの活躍が期待されるフレッシュな俳優が出演し、Season2からはドラマ初出演となる「櫻坂46」の藤吉夏鈴が成海唯役で登場する。今回公開された「Making of Ao Haru Ride」と題したメイキング映像では、馬渕洸役の櫻井さんがレポーターとして共演者たちを突撃インタビュー。撮影現場そのものが、どこか学生時代の懐かしさや青春を感じさせる、ここでしか見られない内容となっている。また場面写真では、双葉(出口さん)、洸、唯、冬馬(曽田陵介)の近くて遠い淡く切ない様子を活写。洸の空白の3年間を知る唯の登場で、もう少しだった双葉と洸の思いが少しずつ離れていくことに。そして、双葉に急接近する冬馬の行動によって、双葉は次第に冬馬へ心惹かれるように。さらに、洸の兄で教師の陽一(兼近大樹)、修子(志田さん)、小湊(新原泰佑)の三角関係、悠里(莉子さん)の新たな恋愛模様…加速度を増してそれぞれの思いが交錯する。「アオハライド Season2」は毎週金曜日23時~WOWOWプライムにて放送中、TVer・FODにて最新話見逃し配信、WOWOWオンデマンドにて一挙配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年01月26日漫画家の咲坂伊緒さんの大ヒット青春ラブストーリー『アオハライド』が実写ドラマ化。櫻井海音さんは、出口夏希さんとW主演を務める。陰りを帯びたキャラクターを丁寧に演じ切りました。「僕が中学生の頃にとても流行っていた漫画なので、オファーをいただいた時は、原作ファンの期待を裏切らないような表現が僕にできるか…とプレッシャーを感じました」蒼く切なく美しい、青春のすべてが詰まった原作の世界観を忠実に再現。櫻井さんが演じる洸(こう)は、出口さんが演じる双葉の初恋の人で、中学時代に突然転校し姿を消すが、3年ぶりに双葉の前に再び現れる。しかし、あんなに優しかったはずの洸が、なぜか別人のように冷たい印象に変わっていて…。「洸は辛い経験をしたことで殻に閉じこもってしまった、どこか陰りを帯びたキャラクター。しかし根はとても優しい子で、双葉たちと触れ合っていくことで輝きを取り戻していきます。その微妙な心の動きを表現するために、原作を何度も読み返して、自分の中で洸を作り上げていきました。洸は自分の気持ちをあまり表に出さないけれど、僕は割と素直に気持ちを伝えるタイプなので、洸の態度にじれったいと思うこともあったけど、演じていく中で洸がどんどん好きになりました。原作へのリスペクトを込めて、ワンシーンワンシーン、丁寧に演じ切りました」原作の端々から感じる光、風、蒼さ、揺らぎを最大限に表現した映像美にも思わず引き込まれる。その中で繰り広げられる双葉と洸の甘酸っぱいやり取りや、もどかしく切ない距離感も見どころのひとつ。「“アオハル”を感じられる、少女漫画らしいシーンがたくさんちりばめられているので、僕も撮影中ドキドキしました(笑)。撮休の日に現場の夢を見るほど、撮影が本当に楽しくて、共演者も同世代の方ばかりだったので、撮影自体が青春でした。原作のパワーを存分に感じられるし、現在片想い中の方などの背中を押して、一歩踏み出す勇気を与えられる作品に仕上がっているので、ぜひ見てほしいです」連続ドラマW‐30『アオハライド Season1』WOWOW初の本格青春ラブストーリー。シリーズ累計発行部数1300万部突破の咲坂伊緒さんのヒット漫画の魅力を余すところなく実写化。Season1/Season2の2部作で制作。Season1は、9月22日(金)23:00~放送・配信。WOWOWプライムにて第1話無料放送。さくらい・かいと2001年4月13日生まれ、東京都出身。俳優、アーティスト。’20年、NHK連続テレビ小説『エール』への出演で俳優デビュー。Kaito名義で、バンド「インナージャーニー」のドラマーとしても活躍。ベスト¥62,700(Blanc YM/TEENY RANCH TEL:03・6812・9341)シャツ¥38,500(TAUPE)Tシャツはスタイリスト私物※『anan』2023年9月27日号より。写真・映美スタイリスト・藤井晶子ヘア&メイク・高草木 剛(VANITES)インタビュー、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2023年09月23日連続ドラマW-30「アオハライド Season1」のTVer全話見逃し配信が決定した。吉岡双葉(出口夏希)と田中洸(櫻井海音)は、中学の同級生。ある雨の日を境に2人は互いの距離を縮め、一緒にお祭りに行く約束を交わす。ところが、洸は待ち合わせ場所に現れず、双葉に何も告げぬまま転校してしまう。高校生になり、友達から嫌われないように自身を偽るための“ガサツな女子”を演じる双葉は、クラスで孤立する槙田悠里(莉子)のことが中学時代の自分と重なり、気になり始める。そんな双葉の前に突然、洸に似た男の子が現れる。しかし、彼は“馬渕”と呼ばれていて――。本作は、2014年には実写映画化、テレビアニメ化もされた、咲坂伊緒による大ヒット作品のドラマ化。原作の名台詞・名シーンはもちろん、全13巻に込められた魅力を余すことなく実写化するにあたり、Season1/Season2の2部作で放送・配信する。そして今回、Season1の全8話が「TVer」にて見逃し配信決定。WOWOWでの放送終了後、最新話が見逃し配信。WOWOW制作ドラマの最新作が、「TVer」にて見逃し配信されるのは、本作が初となる。さらに、明日9月15日(金)6時より、WOWOWオンデマンドおよびWOWOW公式YouTubeチャンネルでは、本放送・配信に先駆けて第1話を無料配信する(第1話無料配信期限:11月30日23:59まで)。連続ドラマW-30「アオハライド Season1」は9月22日(金)23時~WOWOWプライムにて放送開始(全8話)。初回放送終了後WOWOWオンデマンドにて一挙配信。(シネマカフェ編集部)
2023年09月14日咲坂伊緒の大ヒット作品をWOWOWにて初めて連続ドラマ化する連続ドラマW-30「アオハライド」から、90秒の本予告映像とともにオールキャストおよび主題歌が解禁となった。高校1年生の終わり、吉岡双葉(出口夏希)は運命の再会を果たす。相手は、中学時代に転校し、突然姿を消した初恋の人・田中洸(櫻井海音)。その洸が、3年ぶりに双葉の前に現れた。しかし、洸の苗字は「田中」から「馬渕」に変わり、優しかったはずの性格も別人のように冷たくなっていた。徐々に明らかになっていく、双葉の知らなかった洸の3年間。双葉は再び、洸に憧れを抱くようになるが……。2014年には実写映画化、テレビアニメ化もされており、まさに青春ラブストーリーの決定版と名高い作品が原作。咲坂伊緒作品史上、連続ドラマ化されるのは本作が初。今回のドラマ化では、原作の名台詞・名シーンはもちろん、全13巻に込められた魅力を余すことなく実写化するにあたり、Season1/Season2の2部作で放送・配信。WOWOW初の“本格青春ラブストーリー”となる。その本作の主題歌が、足立佳奈feat.竹内唯人による新曲「この雨がやんだら」に決定。本作のために書き下ろされた楽曲となっており、双葉と洸が互いに惹かれ合うきっかけとなる雨がテーマ。足立佳奈“何度も、何度も、始まりそうで始まらなかった”双葉と洸の、近くて遠い“あと1ミリ”の距離感を感じさせる歌詞となっている。アオハライドSeason1/主題歌「この雨がやんだら」足立佳奈feat.竹内唯人ドラマオリジナルPV作詞・作曲も手掛ける足立さんは主人公の目線となって制作にあたり、主題歌について「ドラマのシーンとリンクしている歌詞も多くあり、ドラマと一緒に楽しんでもらえたら幸せです」とコメント。「この曲は、『好き』を素直に言えない2人に、急な雨が降ってくるシーンから始まります。この雨がやんだら、素直に『好き』という想いを伝えられるかもしれない。そんな可能性を主人公の目線になり考えて、この楽曲を制作しました」と明かしている。アオハライドSeason1/本予告併せて解禁された本予告映像では、楽曲も初解禁。足立さんと竹内さんの歌声が、「アオハライド」の世界観を鮮やかに彩る。また、W主演の出口さんと櫻井さんほか、志田彩良、莉子、新原泰佑、宮里ソル(円神)、曽田陵介、兼近大樹(EXIT)の出演がすでに解禁されているが、この度、脇を固める実力派俳優陣が解禁。洸と陽一の母親・馬渕あかり役に、堀内敬子。双葉や洸たちが通う青明館高校の学年主任の教師・長谷部俊夫役に、野間口徹。双葉が高校1年時に同じクラスメイトの友人・仁藤明日美役に、工藤美桜。あかりの主治医・黒田隆教役に、神保悟志。青明館高校の校長・梶原義正役に、板尾創路。洸の遊び仲間の大学生・児玉雄大役に、渡邊圭祐。そして、双葉たちのクラスの担任・一条薫役に、比嘉愛未。数々の作品に出演し、名を馳せている実力派たちが顔を揃えた。連続ドラマW-30「アオハライド Season1」は9月22日(金)23時よりWOWOWにて放送・配信(全8話)。WOWOWプライムにて第1話無料放送、WOWOWオンデマンドでは無料トライアル実施中。(シネマカフェ編集部)
2023年08月08日咲坂伊緒の人気漫画を実写化する、連続ドラマW-30「アオハライド Season1」。この度、志田彩良、莉子らメインキャストが発表。特報映像も初公開された。吉岡双葉(出口夏希)と田中洸(櫻井海音)は中学の同級生。ある雨の日を境に距離を縮め、一緒にお祭りに行く約束を交わすが、洸は待ち合わせ場所に現れず、双葉に何も告げぬまま転校してしまう。高校生になり、“ガサツな女子”を演じる双葉は、クラスで孤立する槙田悠里(莉子)のことが中学時代の自分と重なり、気になり始める。そんな双葉の前に突然、洸に似た男の子が現れるが――。現在までにシリーズ累計発行部数1,300万部を突破している(※電子版を含む)同名漫画を、2シーズンで完全実写化する今回。双葉と洸を取り巻くキャラクターとして、洸の兄である田中先生に一途な想いを寄せる・村尾修子を、「ドラゴン桜」「ホスト相続しちゃいました」の志田彩良。クラスの女子から敬遠され孤立する槙田悠里を、「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」への出演を控える莉子。修子に対して真摯に一途な想いをぶつける・小湊亜耶を、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演した新原泰佑。志田彩良双葉たちとは別のクラスだが、あることがきっかけで双葉と急接近する・菊池冬馬を、夏ドラマ「around 1/4」への出演が決定している曽田陵介。冬馬のバンド仲間・内宮晴彦を「円神」の宮里ソル。双葉たちが通う高校の英語教師で、洸の兄・田中陽一を、兼近大樹(EXIT)が演じる。特報映像では、ひたむきなラブストーリーであり、青春群像劇でもある本作の魅力を活写。名場面・名台詞が随所に散りばめられている。連続ドラマW-30「アオハライド Season1」は9月22日(金)23時~WOWOWにて放送・配信開始(全8話)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月04日咲坂伊緒による大ヒット漫画「アオハライド」がこの秋、WOWOWにて連続ドラマ化されることが決定。多くの重厚な本格社会派ドラマをつくり続けたWOWOWが、史上最大級の本格青春ラブストーリーに挑戦する。吉岡双葉と田中洸は中学の同級生。一緒にお祭りに行く約束を交わすが、洸は待ち合わせ場所に現れず、双葉に何も告げぬまま転校してしまう。高校生になり、友達から嫌われないように自身を偽るための“ガサツな女子”を演じる双葉は、クラスで孤立する槙田悠里のことが中学時代の自分と重なり、気になり始める。そんな双葉の前に突然、洸に似た男の子が現れる――。本作は、「ストロボ・エッジ」「思い、思われ、ふり、ふられ」などで知られる咲坂さんの同名漫画の実写化。2011年より「別冊マーガレット」にて連載開始、現在までにシリーズ累計発行部数1,300万部を突破している大ヒット作品だ(※電子版を含む)。2014年には映画化、TVアニメ化もされている。アオハライド 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)画像:amazon.co.jpドラマ化では、全13巻に込められた魅力を余すことなく実写化するにあたり、Season1&2の2部作で放送・配信。メイン監督は、「知ってるワイフ」「純愛ディソナンス」の木村真人。脚本は、「恋仲」『ストロボ・エッジ』の桑村さや香。音楽は、「最愛」『ちはやふる』シリーズの横山克が務める。咲坂さんは「『アオハライド』は私にとっても思い入れのある作品なので、選んでいただけて感謝の気持ちでいっぱいです。連続ドラマでしかできない間の取り方や、エピソードをどのように撮ってくださるのかも含め、全てが楽しみです!」とドラマ化に期待を寄せ、「原作を読んだ事がある方も、まだ読んだ事がない方も、一緒にわくわくしていてくださると私も嬉しいです」とメッセージを寄せている。切なく揺れ動く双葉と洸の物語を、瑞々しく爽やかに演じるのは、出口夏希と櫻井海音。吉岡双葉を演じる「non-no」専属モデルの出口さんは、出演に関して「中学生の頃に原作の漫画も小説も読んでいて映画もみていた作品だったので、出演が決まった事を伝えられた時、嬉しくて思わず叫んでしまいました」と喜び、馬渕洸を演じる朝ドラ「エール」に出演した櫻井さんも「まさか自分があの『アオハライド』の“馬渕洸(田中洸)”を演じることができるとは思っていなかったので、初めてお話を聞いた時は現実味がありませんでした」と驚いたようだ。同時に公開された映像では、始まりそうで始まらなかった2人の距離感を活写。中学時代の雨宿りや、一度目をそらしてまた合わせる教室、再会シーンなど、原作の印象的なシーンが盛り込まれている。連続ドラマW-30「アオハライド Season1」は今秋、WOWOWにて放送・配信予定(全8話)。(cinemacafe.net)
2023年06月02日『ストロボ・エッジ』、『アオハライド』に続く、「咲坂伊緒 青春三部作」の最終章、『思い、思われ、ふり、ふられ』。先んじて公開されていた実写映画に続いて、アニメによる映画も公開される。『ストロボ・エッジ』は実写映画化、『アオハライド』は実写映画化、TVアニメ化されているが、本作は2作とも映画という、あまり類をみない企画となっている。原作者である咲坂も最初にこの企画を知った時は、驚いたという。「このお話をいただいたときは、光栄だなと思いました。アニメ版と実写版、それぞれ違う形の映画で、自分の作品を伝えられる機会なんて、そうそうないですから」同じマンションに住んでいる、恋愛に奥手で夢見がちな由奈と、恋愛に対してドライで現実的な朱里。そして、朱里の義弟の理央、由奈の幼馴染の和臣。4人それぞれの想いが交錯していく、“全員片思い”のラブストーリーだ。繊細な心理描写に定評がある咲坂作品だが、アニメになっても、10代の揺れ動く気持ちを丁寧に表現しており、今現在青春真っ盛りな10代だけでなく、大人世代にとっても青春を追体験できるような仕上がりになっている。本作の原作者である咲坂も、「アニメでしかできない表現を楽しんで欲しい」と太鼓判を押す。「例えば、由奈にとって大切な“絵本の中の王子様”のシーンも、まるで夢みたいな色味で、漫画では描けないような表現をふんだんに取り入れてくれました。絵が動く、声や音が吹き込まれるのはもちろんのこと、オリジナルのシーンもあって、原作者としては新しいエッセンスが入っていたのも嬉しかったです」切なくも優しい読後感が原作の魅力。それをアニメーションにするにあたって、脚本段階で打ち合わせを行ったという。それは「キャラクターを誤解してほしくない」という想いからだ。特に朱里の一見サバサバしたキャラクターは、連載当初は読者から誤解を受けることもあったそうだ。「もちろん、ストーリーが進むにつれて誤解は解けるように描いてはいたけれど、“わかってたけど、こんなに?”という。描いている側としては、朱里に申し訳ない気持ちになったんです。アニメでも、声優さんの声のトーンひとつで、観ている人の受け取り方が変わってしまうと思ったので、事前に脚本家の吉田恵理香さんとすり合わせをさせてもらいました」そして、アニメ化でも大切にしたかったのは「生っぽさ」だという。「もちろん、フィクションではあるんですけど、あまり現実感がないと、作品と読者さんとの距離が縮まらない。完璧すぎる人を描いて楽しいかというと、私は楽しくないので。ダメな部分、弱い部分もあるキャラクターを描きたいですね。もちろん、ダメすぎてもちょっと楽しくないですけど(笑)。言葉遣いや動きも含めて、“(読者からみて)もしかしたら明日、自分にもこんなことが起きるかもしれない”と感じる要素は、作品づくりにおいて常に気をつけています。例えば、そこを大切にしたいということは、お伝えしました」『思い、思われ、ふり、ふられ』は、時代や流行は変わっても恋や夢に悩む、等身大で普遍的な10代の青春がふんだんにつまっている。「読者からいただくお手紙の内容は、いつの時代も変わらないですね。キャラクターを作る際、流行っているものや、過去の自分の気持だったり、色々なものを参考にすることはあるけれど、特定の誰かをモデルにすることはありませんし。時代の変化に不安になったこともあったけれど、流行は変わっても、読者の気持ちはまったく変わらないんだと思います。そこは、自信をもって描いていますね」この秋は、ふたりのヒロインの恋に共感し、「胸キュン」してほしい。『思い、思われ、ふり、ふられ』は9月18日に全国公開される。取材・文/藤谷千明アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』9月18日(金)全国公開
2020年09月18日人気漫画家・咲坂伊緒の傑作コミック『思い、思われ、ふり、ふられ』がアニメーション×実写のW映画化を果たす。本作は、『ストロボ・エッジ』『アオハライド』に続く咲坂伊緒の青春三部作最終章。同じマンションで暮らす4人の高校生の恋と青春を切なく瑞々しく描いていく。特集第1弾に登場するのは、山本理央を演じた声優・島崎信長と俳優・北村匠海。告白できないまま義理の姉となった朱里への恋心を胸に秘めながら、由奈に想いを寄せられるセンシティブな役どころだ。アニメと実写、それぞれフィールドは違うものの、役へ向き合う姿勢には重なるものが。「お話をするのは今日が初めて」というふたりの貴重な対談をお届けする。観たあとは一粒で二度おいしいという感覚でした(笑)――まずは試写をご覧になった感想をお願いします!島崎アニメも実写もどちらも素敵で。『思い、思われ、ふり、ふられ』という素晴らしい原作をそれぞれ違うビジョンを持って、みんなで誠心誠意つくったことが伝わる内容でしたね。北村わかります。それこそシャボン玉とか花びらが舞うシーンは、アニメならではの良さが光る演出。本当にキラキラとしていて、総合芸術だなと思いました。そういったアニメの良さもあれば、僕たちリアルな人間が演じる実写の良さもあって。おのおのの良さが輝く作品になったのかなと。島崎僕は気持ちとしては別の作品というつもりで。だから観たあとは一粒で二度おいしいという感覚でした(笑)。北村あと面白かったのが、アニメを観ていると、自分が理央を演じたときに見た風景がそこに描かれているような感覚になるんですよ。それが不思議というか。島崎わかります。やっぱり自然と理央に目がいくよね。これは北村さんの演技から受けた印象なんですけど、理央を演じる上で大事にした根本の部分は同じなんじゃないかなって気がして。実写とアニメ、生業にしている場所は違うけれど、同じ役者同士、同じ役に向き合ったら大きくは同じ流れになるんだなっていうのが発見でした。北村僕も同じです。きっと同じ感覚なんだろうなというのが伝わってきて。これは、演じる僕の特権的な見方になっちゃいますけど、そんなところも面白かったです。――おふたりが理央を演じるうえで大事にしたところとは?北村僕は不器用さですね。理央は一見王子的に見えるんですけど、カッコよく演じようとすると、逆にカッコよくなくなってしまうんです。理央が無自覚的に発する言葉が誰かを救っていたりして。でも本人はそこにまったく気づいていないのが理央の良さ。だから、いわゆるキラキラ要素というよりも、もっと人間臭いところ、ひとりの人間として呼吸をしている土臭さみたいなものを大切にしようと思っていました。島崎今、北村さんが言ってくれたこととまったく同じことを僕も意識していて。さっきちらっと話したんですけど、ここで理央が変わったとか、ここで恋をしたよねとか、そういう細かいターニングポイントも一緒で、うれしかったです。北村僕もうれしかったです。同じ役を別の角度で演じる経験ってなかなかないので、なんだかすごく不思議な感じがします。あの別れが僕たちを前に進ませてくれた――本作ではいろんな告白シーンが登場しますが、おふたりは好きになったら自分から告白するタイプですか?それともそっと想いを胸に閉じ込めるタイプですか?島崎僕は想いが高まったら衝動的に動いてしまう人間です(笑)。結果、空回っちゃったり、告白のタイミングでコケちゃうこともあるんですけど。わりと自分の気持ちには素直なタイプなのかなと。北村僕も自分から伝えますけど、気持ちのままには行けないですね。タイミングをすごく気にしちゃうというか。ただ、計算しすぎることで失敗することもあって。タイミングを探しているうちに、そのタイミングが過ぎ去っていた……ということはありました(笑)。――本作の特徴が、振られたあとにそれぞれが人間的に成長し、恋が新たな局面を迎えるところです。おふたりの「失恋」に関する思い出を聞かせてください。北村この作品ほどのものはないですけど……(笑)。島崎あんなドラマチックなのはね(笑)。北村ただ、別れが人を強くするというのは信じています。失恋ではないですけど、僕がやっているDISH//というバンドのメンバーのひとりが脱退したすることになって…。そのとき、バンドを続けるか解散するかという選択を提示されると覚悟していたんですけど、メンバーが誰ひとりバンドを辞める気がなくて、これからもDISH//を続けることが正義だって、みんなの心がひとつだったんです。それをきっかけにバンドの結束もより深まって。あの別れは悲しかったけれど、僕たちを確実に前に進ませてくれた。別れは必ずしもネガティブなものではないんだって、あのとき実感しました。島崎月並みな言葉だけど、失ってから気づくことっていっぱいありますよね。確かに傷つくし苦しいけど、別れがなかったらわからないこともきっとある。だから、あとはその人の捉え方次第。前向きに考えることができれば、どんな悲しいことでも前に進むきっかけになるし、失敗から学ぶこともあるよなって僕も思います。――おふたりは傷ついたらすぐ立ち直れるタイプですか?島崎僕はすぐ立ち直れます(笑)。ずっとウジウジ悩んでいてもしょうがないじゃないですか。だったら次の反省として活かすか、忘れた方がいいことなら気にしないに限ります。それに、もしそれが悔しさから来るものなら、見返してやるって反骨心に変えればいい。僕はわりと負けず嫌いな方なので、今までもネガティブなことがあったら、それをエネルギーに変えて、その反動でやってきたようなところはある気がしますね。北村僕は基本的に滅多に落ち込まないんですけど、落ち込んだときはネガティブにネガティブを掛け算してプラスに変えます。自分で落ち込んだなと思ったときは、無理せずいけるところまで落ちきる!もう明るい曲とか一切聴かない(笑)。そうやって沈むだけ沈んだら、あとはのぼるだけだって気持ちを切り替えます。中学のとき、文化祭でお姫様役をやりました(笑)――では最後に、文化祭が重要なシーンとして登場しますが、おふたりの文化祭の思い出を教えてください。北村僕は高校時代に文化祭実行委員をやっていて。高2のときに全学年合同の出し物グランプリがあって、それで僕たち2年生が3年生を置き去りにして賞を総なめしたんですよ(笑)。島崎そんなすごいものを出したんですか?北村僕らはショートフィルムを撮ったんですけど。僕は編集とかをやっていて。賞が決まったときはすごいカタルシスでしたね。そういうグランプリって普通は3年生がメインだから、自分たちが呼ばれるなんてまったく思っていなくて。発表の瞬間、「嘘だろ!?」ってみんなで立ち上がるっていう。あのときはうれしかったですね。島崎そんな素晴らしい青春の思い出は残念ながら僕にはないんですけど(笑)、中学のときに生徒会長をやっていて。うちの中学では文化祭で生徒会が演劇をやって、生徒会長はお姫様役をやるという謎の伝統があったんですよ。『眠り姫』みたいなお話なんですけど、僕が最後に復活して、王子様役の男の子をお姫様抱っこして走り回るっていう(笑)。北村めっちゃ面白そうじゃないですか(笑)。島崎おかげさまでウケました。今考えてもよくわからない伝統ですね(笑)。撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明※島崎信長の「崎」は「たつさき」が正式表記
2020年09月16日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮に名を連ねるNetflixオリジナルシリーズ「ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ」から、最新予告編とキービジュアルが到着した。本作は、映画『ジュラシック・ワールド』(’15)と同じ時間軸を舞台に描かれる物語で、恐竜たちの世界をスリルと興奮の“アニメーション”で新たに表現。イスラ・ヌブラル島にあるキャンプ場“サバイバル・キャンプ”を訪れた6人のイマドキ少年少女たちが、思いもよらないトラブル発生により島に取り残され、危険な恐竜たちが次々と彼らに襲いかかる…というストーリー。到着した予告編では、様々な草食恐竜に加えて、映画にも登場した肉食恐竜インドミナス・レックスや、大空を猛スピードで駆け巡る凶暴なプテラノドン、水中に潜む超巨大サイズのモササウルスなども登場。最初はワクワクのキャンプの様子が映し出されるが、恐竜の予期せぬ逃亡により、危険度MAXのサバイバルへと進んでいく。また、頭脳明晰な恐竜マニアだがシャイな少年ダリウスが、恐竜について解説する側で、SNSで有名なインフルエンサー・ブルックリンの空気を読まない行動など、個性的なメンバーの様子も伺える。なかなかまとまらない様子だが、恐竜たちの襲撃に必死に逃げようと試みる中で、徐々に一致団結していくことに。今回到着した映像は、日本語吹き替え版。ダリウス役には若手声優の佐藤元、ブルックリン役は、「アオハライド」「ノラガミ」の内田真礼。ほかにも、増田俊樹(ケンジ)、水瀬郁(サミー)、望海将太郎(ベン)、河合ゆめの(ヤズ)、山根舞(ロキシー)、中谷一博(デイヴ)が参加。キービジュアルでは、肉食恐竜がジャイロスフィアに乗った少年少女たちを追い詰める姿が描かれている。Netflixオリジナルシリーズ「ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ」は9月18日(金)より独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年09月02日現在公開中の実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』にメインキャストで出演する浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二が、来月公開のアニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』にカメオ出演していることが分かった。累計部数500万部を突破する咲坂伊緒の「思い、思われ、ふり、ふられ」が、アニメーションと実写で連動W映画化。現在公開中の実写版では、『アオハライド』の三木孝浩監督がメガホンをとり、ヒロイン・朱里役を浜辺さん、義理の弟・理央役を北村さん、もうひとりのヒロイン・由奈役を福本さん、由奈の幼なじみ和臣役を赤楚さんと若手キャストが出演。アニメーション版には、潘めぐみ、島崎信長、斉藤壮馬ら実力派声優が参加している。そんな豪華声優陣が出演するアニメーション版に、実写版キャストの4人が生徒役で出演。北村さんと赤楚さんは、劇中での盛り上がりの一つでもある、賑わう文化祭に来ている男子生徒役。浜辺さんと福本さんは、文化祭に来ている女子生徒を。さらに、その文化祭で上映される劇中劇「いつか世界の片隅で」に登場する母・チヨを浜辺さん、その娘・アユコを福本さんが担当する。アフレコに参加してみて「マイクに向かって喋る、ということが久しぶりの経験だったので、もうガチガチに緊張しました」とふり返った浜辺さんは、「私は原作がずっと好きだったので、その儚い感じや『ふりふら』の色合いがすごく反映されていて、映画で早く観たいなって感じました」とコメント。元々アニメ好きな北村さんは「短い時間だったので、もうちょっと遊べば良かったなって後悔しています。(笑)」とアフレコをふり返り、「僕らが実写で演じた映画のアニメーション版に少しでも参加できたことが嬉しかったです。完成が楽しみですね」と期待。また、共に緊張したと明かす福本さんと赤楚さんは「漫画の画がそのまま動いていることに感動しました。漫画のドキドキ感がそのまま映像になっていて、すごいです」(福本さん)、「画も、聞いている声も本当に美しくて、目と耳から癒されました」(赤楚さん)と、アニメーションの映像について語っている。アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は9月18日(金)より全国にて公開。実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:思い、思われ、ふり、ふられ 2020年8月14日より全国にて公開Ⓒ2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会©咲坂伊緒/集英社アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』 2020年9月18日より全国にて公開© 2020 アニメ映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会© 咲坂伊緒/集英社
2020年08月26日浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二が、アニメ映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(9月18日公開)にカメオ出演していることが26日、明らかになった。同作は『ストロボ・エッジ』『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の最新作で、第63回小学館漫画賞少女向けマンガ部門を受賞し450万部を突破している。アニメーション&実写での連動W映画化プロジェクトが実現し、実写版は現在公開中となっている。偶然出会ったタイプの全く違う朱里(潘めぐみ/浜辺美波)と由奈(福本莉子/鈴木毬花)、朱里の義理の弟の理央(島崎信長/北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(斉藤壮馬/赤楚衛二)が、同じ高校に通いながら、すれ違う恋模様を繰り広げる。今回、実写版キャストの北村・赤楚は、劇中での盛り上がりの一つでもある、賑わう文化祭に来ている男子生徒役、浜辺・福本は文化祭に来ている女子生徒役を演じた。さらにその文化祭で上映される劇中劇『いつか世界の片隅で』に登場する母親チヨを浜辺が、その娘アユコを福本がそれぞれ担当した。○浜辺美波 コメント・アフレコの感想は?マイクに向かって喋る、ということが久しぶりの経験だったので、もうガチガチに緊張しました。・アニメーション映像の感想は?私は原作がずっと好きだったので、その儚い感じや『ふりふら』の色合いがすごく反映されていて、映画で早く観たいなって感じました。○北村匠海 コメント・アフレコの感想は?短い時間だったので、もうちょっと遊べば良かったなって後悔しています(笑)。僕もアニメがずっと好きなので、しかも僕らが実写で演じた映画のアニメーション版に少しでも参加できたことが嬉しかったです。完成が楽しみですね。・アニメーション映像の感想は?アニメーション版の映像を観て、僕の役作りは間違ってなかったなと思いました(笑)。ちょっとホッとしたというか、なんか(アニメ版の理央と)似ている感じがしました。○福本莉子 コメント・アフレコの感想は?緊張しました。画と声のタイミングを合わせることが、すごく難しかったです。・アニメーション映像の感想は?漫画の画がそのまま動いていることに感動しました。漫画のドキドキ感がそのまま映像になっていて、すごいです。○赤楚衛二 コメント・アフレコの感想は?緊張しますよね。アフレコルームの静寂さとか、『よーい』の掛け声から、僕らが演じるシーンが来るまで(カウントの)数字のドキドキ感みたいなものもあって。あと、画に合わせるのもすごく難しかったです。・アニメーション映像の感想は?画も、聞いている声も本当に美しくて、目と耳から癒されました。本編も突き刺さるような内容なので、すごく楽しみになりました。
2020年08月26日8月15日、16日の全国映画動員ランキングは、人気ゲーム『Fate/stay night』を基にした劇場アニメ3部作の完結編『劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel]III.spring song』(全国156館)が初登場で首位を飾った。公開2週目の『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(全国377館)は2位に。公開5週目の『今日から俺は!!劇場版』(全国359館)は3位に。公開4週目の『コンフィデンスマンJPプリンセス編』(全国344館)は4位と、先週のTOP3はそれぞれ順位をひとつずつ下げた。週刊少年チャンピオンで連載中の人気同名漫画を、三木康一郎監督がKing & Princeの永瀬廉の主演で実写映画化した『弱虫ペダル』(全国339館)は初登場5位に。『ストロボ・エッジ』や『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の同名漫画を、三木孝浩監督が、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二らで実写映画化した『思い、思われ、ふり、ふられ〈実写〉』(全国303館)は初登場6位になった。そのほか『映画おしりたんてい…』をはじめ『映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂…』『仮面ライダー電王…』『りさいくるずー…』の4作品を上映する『東映まんがまつり』(全国116館)は初登場9位に。さらにIMAX(R)版と4D版で再上映されている『インセプション』(全国101館)が10位につけている。次週は『糸』『映画 ギヴン』『狂武蔵』『グッバイ、リチャード!』『シリアにて』『2分の1の魔法』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel]III.spring song』2位『映画ドラえもん のび太の新恐竜』3位『今日から俺は!!劇場版』4位『コンフィデンスマンJPプリンセス編』5位『弱虫ペダル』6位『思い、思われ、ふり、ふられ〈実写〉』7位『ぐらんぶる』8位『3年目のデビュー』9位『東映まんがまつり』10位『インセプション』
2020年08月17日浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二の共演で話題の実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』。本作のメガホンをとったのは、『ソラニン』(2010)や『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016)『フォルトゥナの瞳』(2019)などを手掛け、今年は『きみの瞳が問いかけている』(2020)も控えている恋愛映画の名匠・三木孝浩監督。本作に込めた思いを、監督が明かした。本作の原作者である咲坂伊緒とは、『アオハライド』(2014)以来の再タッグ。咲坂さんは「次の連載がもし実写化されるなら、また三木監督にメガホンを取っていただくのが、私の夢でした」と語っており、三木監督も「咲坂作品が大好きなので1~2巻を読んでいて、この物語を実写化することを勝手に想像していたんです」という。「『ふりふら』は、自分に何が足りないのかもわかっていない若者たちが、自分自身と向き合うきっかけを与えてくれる作品なので、『アオハライド』とはまた違って、見ている観客に寄り添えるものにしようと思いました」と監督。「プロデューサー陣と企画を進めていく中で、少女漫画の実写化が飽和状態に入っていることも課題に上がり、それでも我々は『ふりふら』を実写化したいという強い思いがあったので、“少女漫画映画の一つ先に行く”ということをテーマにしました」と本作に対しての熱い思いを語っている。出演キャストからも“あたたかい人柄で、親身になって話を聞きながら思いを共有してくれる”と信頼を寄せられている三木監督。ひとりひとりに寄り添っていく彼だからこそ、これまでの少女漫画実写化とは一線を画す作品を撮ることができたのだろう。『思い、思われ、ふり、ふられ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:思い、思われ、ふり、ふられ 2020年8月14日より全国にて公開Ⓒ2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会©咲坂伊緒/集英社
2020年08月15日少女マンガのヒット作を実写化した映画『思い、思われ、ふり、ふられ』が現在公開されている。原作は『ストロボ・エッジ』『アオハライド』と次々ヒットを飛ばす咲坂伊緒の最新作で、実写映画が8月、アニメ映画が9月18日に公開と話題も呼んでいる同作。偶然出会ったタイプの全く違う朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)、朱里の義理の弟の理央(北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(赤楚衛二)が、同じ高校に通いながら、すれ違う恋模様を繰り広げる。今回は、恋愛に対して現実的で積極的な朱里を演じた浜辺と、夢見がちで恋愛に対して消極的な由奈を演じた福本にインタビュー。親友役を演じた2人は、先輩・後輩関係でありながら年齢は同じで、息ぴったりの掛け合いを見せた。○■恋愛観は、役とは逆のタイプ――今回浜辺さんが朱里、福本さんが由奈を演じましたが、それぞれ役柄に共感できた点などはありましたか?浜辺:原作を読んだ時は由奈に共感できたんですけど、朱里という役を演じるために向き合ってみて、何かにもがいている朱里に共感できました。一見明るくて器用に見えるんですけど、恋愛になると、どうしても自分の嫌いな部分を出しちゃって、年相応な部分もあるし、必死に青春を生きてるんだなと思いました。由奈が成長することに焦りを感じることもあるし、普通の女の子なんです。同級生の前では、余裕があって頼り甲斐のあるように見せていただけなんだなと思って、愛しくなりました。――周りの成長への焦りは、浜辺さんも感じたことがあるのでしょうか?浜辺:あります。中学の時の同級生も、会ってないうちにいつの間にか成長していて、就職先を決めたりとか、インスタを始めていたりとか(笑)。女友達との関係には、ちょっとした独占欲があったり、成長に嫉妬したりすることもあるし、「自分も頑張らなきゃ」という影響を受けます。――福本さんは、由奈を演じていかがでしたか?福本:由奈は人見知りで、でも誰よりも芯が強くて、自分に嘘がつけなくて、少し頑固なところがあります。頑固なところは自分にも通じるところがあって、そういうところは共感しました。でも恋愛感については朱里の方が共感できるかな。夢見がちというよりは、リアリストで一歩引いて見てしまうので、そこのギャップはありましたね。浜辺:じゃあ私の方が、夢見がちかもしれない。すぐに夢見ちゃう! 「王子がきてくれないかな~」みたいな。絵本の中の王子様みたいに、すごい素敵な人が馬に乗って来て「結婚しよう」と言ってきたら、手を取っちゃうかもしれない。福本:危ない危ないよ! 本当にやめて!(笑)浜辺:王子様が来ても、絶対に乗らない?福本:絶対乗らない! 私は「なんですか? 一体どなたですか?」となっちゃうし、乗らないでほしい。逆だね(笑)。――今回、朱里の義理の弟の理央(北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(赤楚衛二)が出てきますが、お二人はどちら派ですか?浜辺:原作だと、理央派なんですよ。でも今回改めて演じて、乾くん(和臣)かな、と思いました。原作だと理央くんのセクシーな感じや大人っぽい感じにキュンとしましたけど、朱里として乾くんに向き合ってみると、すごく不思議な人でした。欲しい時に欲しい言葉をくれるわけじゃないけど、自分に似てる人というカテゴリなんですよね。だから、乾くんでお願いします!福本:私も和臣派です。素直な純粋さに惹かれます。意図してない感じがいいんですよね。和臣の方が、不意にどきっとさせられる感じがして、好きです。あの笑顔が赤楚さんとすごく合っていて、ハマり役だなと思っていました。赤楚さんも少し天然なところが共通してるのかなと思います。――お二人とも和臣派なんですね。理央については、冒頭の絵本の王子様が本当に北村さんそっくりなのも心に残りました。福本:あれは本当にそっくり! びっくりですよね!(笑) 「あれ? 北村くんじゃない?」というくらい似ていたので、さすが美術部さんはすごいなと思いました。――浜辺さんは『君の膵臓をたべたい』以来の北村さんとの実写共演で、印象の変化はありましたか?浜辺:北村くんは、本当に印象が変わらないです。『キミスイ』の時からずっと大人っぽいですし、忙しいのに精神的にも安定していて。今回も変わらずに、私の知ってる北村くんのままだったので、接しやすかったです。○■一緒にいると「マネージャーさんみたいな気分」に?――これまでにも共演経験のあるお二人ですが、今回は親友役として共演されて、お互いの印象はいかがでしたか?福本:美波ちゃんは事務所の先輩ですけど同い年で。私はこんなに大きい役をやらせていただくのは初めてだから不安もあったんですけど、美波ちゃんがいることで心強かったです。現場でも、同じシーンが多かったよね。撮影の合間に、映画も観に行って。浜辺:神戸での撮影で、一緒に『名探偵コナン』を観に行きました。福本:それで、美波ちゃんが帰りにマスクをなくして(笑)。「絶対バレるから!」と言って、その時ちょうどマスク持ってたから、あげました。顔が丸見えすぎて、そのまま帰って欲しくないと思って。(※撮影は2019年4月)浜辺:そう、マスクをくれた! しっかりものだなあと思いました(笑)。福本:もはや私は、一緒にいる時にマネージャーさんみたいな気分になっちゃうんですよ(笑)。浜辺:莉子ちゃんはちゃんとしてくれるし、結構アクティブ! 地元が関西だから、撮影のない日に友達に会いに行ってたのを覚えています。細いのに「汗かかなきゃ」とサウナ行ったりもしていて、私も撮影期間中は「女子力高めなきゃ」と影響されていました。2人で、「明日撮影があるから、むくみを取らなきゃね」と言って、お風呂に行ったりとか。福本:お互いすごく気にしてたね。焼肉を食べに行ったんですけど、次の日に撮影があったから、「絶対にむくむ」と思って、24時間営業の岩盤浴に行きました(笑)。「明日の朝も早いけど、それよりむくみを取らなきゃ」と。浜辺:私は焼肉でもタレや塩をつけないようにして、お肉だけを食べていました。キムチとスープでお腹を膨らませて……2人で作戦も立ててたもんね(笑)。福本:「頼むならこれとこれにしよう」って(笑)。――今回は高校生活の青春も描かれていましたが、ご自身の高校生活はいかがでしたか?浜辺:私は芸能コースのある高校だったので、単位を取るだけ、卒業するだけでした。行事を楽しむこともなく、消化するという感覚で、体育祭も文化祭も教室で寝ていたし、もったいないことをしたと思います。でもその時は必死でしたし、高校生活を楽しまなかったからこそ、今回の『ふりふら』撮影が青春という感じでした。――「これをやっておきたかった」という憧れは?浜辺:放課後に制服でどこかへ出かけること! 1回もやらなかったです。校則が厳しくて。恐怖で震えていました(笑)。福本:嘘!? 私、ユニバ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行ってたよ。浜辺:いいな~! ユニバとかディズニーとか行きたい!福本:私は中高一貫の女子校に通っていて、お仕事を始めたのが高校1年生なんですけど、平日は普通の学生生活を送ってました。6年間、ユニバの年間パスポートを買っていたので、みんなでいつでも行くことができました。行事も力を入れている学校で、体育祭が1番盛り上がって、学年対抗なんです。だから、中一が圧倒的に不利なんですけど、上の学年も容赦がないから、負けるしかない(笑)。浜辺:怖い!福本:怖くない、怖くない!(笑) 男子がいない分、ドッジボール大会とか、みんな顔が真剣すぎるし、ソフトボール部の子は肩が強靭だから、ボールが豪速球。本気の顔で狙いに来る。浜辺:楽しそうじゃん! 私、「走り方が変」と言われたら嫌だから、頑張って普通に走ったし、本気でドッジボールをしたこともないかも。小学校の時とかもちょっとかわいこぶってたかもしれない(笑)。福本:本気で逃げまわってたから! 痛くて!(笑) でも、それが青春ですね。すごく楽しかったです。――撮影現場が青春とのことですが、4人のシーンで青春を感じたこともありましたか?浜辺:4人一緒のシーンがほとんどなかったんですよね。でも、ラストシーンは青春を感じました。みんなで朝から集まって、ジャストな瞬間をカメラに収めて……失敗できないシーンをみんなで作り上げて、青春を感じました。福本:私、全然4人の記憶がない……。浜辺:話してないからね(笑)。福本:仲が悪いとかではなくて、4人全員がB型なんです。みんなそれぞれに過ごしていたので、流行ったこととかもない。浜辺:ない。地方ロケだと、誰かの部屋にあつまってゲームをすることもあると思うけど、誰もしない(笑)。その発想がなくて、別々にご飯に行ってそれぞれが好きなことをする、みたいな感じだから、逆にすごく楽でした。普段は別々に過ごして、撮影の時に集合して力合わせることができました。■浜辺美波2000年8月29日生まれ、石川県出身。2011年、第7回「東宝シンデレラ」オーディションでニュージェネレーション賞を受賞し芸能界入り。以来様々な作品で活躍し、主な出演作に『君の膵臓をたべたい』(17年)、『センセイ君主』(18年)、『映画 賭ケグルイ』『アルキメデスの大戦』『屍人荘の殺人』(19年)、ドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(15年)、『崖っぷちホテル!』(18年)、『アリバイ崩し承ります』(20年)などがある。公開待機作に映画『約束のネバーランド』(12月18日公開)があり、8月12日からはドラマ『私たちはどうかしている』、10月からは『タリオ 復讐代行の2人』が放送される。■福本莉子2000年11月25日生まれ、大阪府出身。2016年開催の第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリ、集英社賞(セブンティーン賞)を合わせて受賞し、芸能界入り。主な出演作に『のみとり侍』(18年)、『センセイ君主』(18年)、『屍人荘の殺人』(19年)、ドラマ『大江戸グレートジャーニー 〜ザ・お伊勢参り〜』(20年)など。公開待機作に『映像研には手を出すな!』(9月25日公開)、『しあわせのマスカット』(21年公開予定)がある。
2020年08月15日映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(8月14日公開)公開初日舞台挨拶が14日に都内で行われ、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二、三木孝浩監督が登場した。同作は『ストロボ・エッジ』『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の最新作で、第63回小学館漫画賞少女向けマンガ部門を受賞し450万部を突破している。偶然出会ったタイプの全く違う朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)、朱里の義理の弟の理央(北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(赤楚衛二)が、同じ高校に通いながら、すれ違う恋模様を繰り広げる。理想のデートについて聞かれると、浜辺が「花火大会とか。地元のお祭りだと知り合いがいるから、浴衣を着てお面をかぶって、バレないように手を繋いで歩く」と憧れを語り、北村は「年々、妄想の力が強まってる気がしますね」とツッコミ。しかし自身の理想を聞かれると、「僕、もう夏の思い出って振り返るとカブトムシをとりに行った思い出しかなくて。おじいちゃんに朝4時に起こしてくれて、木を蹴るんですよ。そしたらうわーって落ちてくる木がある」と、昆虫採集に行きたい北村に周囲は驚く。虫が嫌いな相手だったら? という問いには「そこでもし笑いが起きなかったら,夏祭り連れて行きます」と苦笑していた。福本は「キャンプをしたことがなくて、グランピングとか興味ありますね」、赤楚は「文化祭でのデート。2人でデートして、周囲に見られながらというのが楽しそうじゃないですか」と希望を明かす。赤楚は「もう制服が着れないと思うと、寂しさを感じてるので、やるなら今がチャンスだと思います!」と全国の学生にも語りかけていた。また、夏の思い出の写真を見せるコーナーでは、赤楚が「高校3年生の時の文化祭。焼きそばを売る係だったんですけど、看板娘ぽいことやれと言われて。デートはしてないですが、モテましたね。これが人生最後のモテ期だったのかな」と振り返る。福本は「サッカー部で、中1tの時の夏合宿」と写真を見せるが「この次の日くらいに手首にヒビ入っちゃって、結構序盤にやっちゃったので、ずっと見学でした」とエピソードを披露。浜辺は中学生の時の修学旅行で"夢の国"へ行った写真を見せた。北村は友人と2人で花火をしている写真を出し、「バンド(DISH//)のメンバーの矢部昌暉くんですね」と紹介。「彼しか、友達がいなかったんですよ。彼と花火行ったり、たけのこ狩り行ったり、家族ぐるみで行ってました」と夏を過ごした様子。「この写真の日は、千葉かどこかの海で、『高校最後の夏、楽しもうぜ』みたいな。花火して帰ったんですけど、ほんと3年間、彼との思い出しかないですね、僕は」としみじみしていた。
2020年08月14日映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(8月14日公開)公開初日舞台挨拶が14日に都内で行われ、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二、三木孝浩監督が登場した。同作は『ストロボ・エッジ』『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の最新作で、第63回小学館漫画賞少女向けマンガ部門を受賞し450万部を突破している。偶然出会ったタイプの全く違う朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)、朱里の義理の弟の理央(北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(赤楚衛二)が、同じ高校に通いながら、すれ違う恋模様を繰り広げる。「夏の思い出写真」コーナーでは、キャストそれぞれが学生の頃の思い出の写真をスクリーンに映し出す。"夢の国"で友人らと撮った写真を出した浜辺は、周囲から「冬服」とつっこまれつつ、中学の修学旅行での写真であることを説明。「実はこのとき、カツラなんです。役で金髪にしてたので、カツラを装着して、リアルにジェットコースターではカツラをおさえました。カツラでの修学旅行、楽しかったなと思いました」と振り返った。さらに、「みんなの115万枚のフィルムキャンペーン」として、主題歌であるOfficial髭男dismの同曲にのせて、同作が募集した全国の様々な学生の思い出写真映像を上映。三木監督が編集したという映像を見ながら、浜辺は何度も目頭を押さえる仕草を見せる。上映が終わると、浜辺は「めっちゃ素敵だなと思って。私、中学校の写真がなくて。写真って撮っておくとすごく振り返ったときに素敵。こんな青春っていいな、もっと楽しんでおけばよかったなと思って」とさらに涙を見せる。「素敵な動画でした」と称賛した。浜辺は最後に「本当にいろんなことがあって、無事に公開できることに何よりほっとして幸せなことだなと感じています」と心境を吐露。「今、いろんなことをみんなで一緒にするのは難しい時期ではあると思うんですが、この映画を見て、4人の思いだったり青春に共感して、見ていただいた方の絆が深まる作品になればいいなと思います」とメッセージを送る。北村も「今、まさに三木さんの映像の中に描かれていたリアルな青春というものが、この時期なかなか味わいづらい。特に高校3年生、中学3年生、小学6年生の皆さん、もっと大事にできた時間があったのにと、後悔しないような夏をこの映画で感じて欲しい」と語りかける。「思ったり思われたり、振り返って尊い時間って絶対にあって、僕もこの映画で『もっと青春をやっとけばよかった。学生時代楽しんでおけばよかった』と思ったので、学生の皆様には大事にして欲しい。ちょっと大人な僕たちはそんな昔懐かしい日々を思い出せる映画でもあります」とアピールした。
2020年08月14日咲坂伊緒(『ストロボ・エッジ』『アオハライド』)の人気コミックを映画化した『思い、思われ、ふり、ふられ』の公開を記念し、8月11日に出演する北村匠海と赤楚衛二がインスタライブを実施。撮影の舞台裏や映画の見どころ、さらに“自分の好きな体のパーツ”まで、にぎやかなボーイズトークを繰り広げた。同じマンションに住む4人の高校生の、すれ違う思いと言えない秘密が複雑に絡み合う様を描く。三木孝浩監督による実写版が8月14日、潘めぐみ、鈴木毬花、島崎信長、斉藤壮馬らが声優を務めるアニメ版(黒柳トシマサ監督)が9月18日にそれぞれ全国公開される。北村は先日、共演する浜辺美波とともにYouTube生配信イベントに参加しており「やっぱりメンズは気が楽ですね」と赤楚との生配信にリラックスした表情。現在の髪型や、最近作ったというミニマルスパイスのチキンカレーなど、プライベートな一面を披露する場面もあった。一方「インスタライブは初めて」だという赤楚は最初こそ、緊張した面持ちだったが、北村との気兼ねないトークに「ここ最近の取材では、(共演者から)いじられる」と照れ笑いを見せていた。撮影中は、共演陣の間で「敬語はやめよう」というルールも定められたそうで、「お互い、年齢は違うけど、同級生(の役どころ)だから。こういう映画では大切なこと」(北村)、「おれが一番年上だけど、芸歴は長くもないし、匠海くんは映画で見てた人だから、最初はタメ口って難しいなって。でもすごくありがたかった」(赤楚)と振り返っていた。視聴者からの質問に答える形で、自身の好きな体のパーツに話題が及ぶと、北村は「喉仏」と即答。赤楚も「それ、思った!」とうなずき、自身は「鎖骨」と答えていた。また、苦労したシーンについては「走るシーンが多くて、体力的に……。映像では一瞬でも、テイクを重ねているから、改めてランニングってきついんだなって」(赤楚)、「登場人物が走りがちって、青春映画あるある(笑)。自分は雨のシーンかな。気温の低い時期で、めっちゃ寒かった」(北村)と明かしていた。取材・文=内田 涼『思い、思われ、ふり、ふられ』8月14日全国公開
2020年08月11日咲坂伊緒(『ストロボ・エッジ』『アオハライド』)の人気コミックを映画化した『思い、思われ、ふり、ふられ』の公開を記念し、8月4日にYouTube生配信イベントが行われ、出演する浜辺美波、北村匠海が登場した。同じマンションに住む4人の高校生の、すれ違う思いと言えない秘密が複雑に絡み合う様を描く。三木孝浩監督による実写版が8月14日、潘めぐみ、鈴木毬花、島崎信長、斉藤壮馬らが声優を務めるアニメ版(黒柳トシマサ監督)が9月18日にそれぞれ全国公開される。浜辺と北村の共演は『君の膵臓をたべたい』以来、およそ3年ぶり。生配信イベントでは、同作公開時に行われた全国キャンペーンを追ったドキュメンタリー映像も配信され、「試写会があるのが普通だと思っていたので、(コロナ禍で)それがないのは不思議な感覚」(浜辺)、「日本中まわって、めっちゃ大変だったよね。本当に今回はこういう状況で、(ファンに)直接思いが伝えられず、苦しい気持ちもある」(北村)としみじみ語っていた。浜辺は北村を相手に初めてのキスシーンにも挑んでおり「撮影を引っ張っていただき、一発OKを連発してくださった」と感謝の意。撮影は大雨の中で行われたといい「寒かったですよね。手足や顔面も感覚がなくて」(浜辺)、「キスってことより寒すぎて…。頑張って早く終わろうと思った」(北村)と苦労を回想した。トークの話題が“ふり、ふられ”に及ぶと、浜辺は「演じていても、もどかしかったし、切なかった」。北村は「ふり方って難しいですよね。優しさが残酷なときもある」と話していた。この日は人気YouTuberのエミリンが特別ゲストとして登場。少女漫画や恋愛映画の大ファンだといい「よくある感じなのかと思ったら、全然違って、めちゃくちゃ面白かった。ただのキュンキュンじゃなくて、人生の葛藤がすごく上手に描かれていて、感情移入しやすく、すごくリアルだった」と作品を絶賛し、浜辺とともにしばし女子トークを繰り広げると、北村は「女子会って、こんな感じなのかなと。この“女子会感”についていけない」と圧倒されていた。取材・文:内田 涼『思い、思われ、ふり、ふられ』8月14日全国公開
2020年08月04日新型コロナウイルスの影響で延期となっていたアニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』の新公開日が9月18日(金)に決定した。実写映画化&テレビアニメ化もされた咲坂伊緒による大人気コミック『ストロボ・エッジ』と『アオハライド』(集英社マーガレットコミックス刊)の系譜を継ぐ「咲坂伊緒 青春三部作」の最終章、累計部数500万部を突破した『思い、思われ、ふり、ふられ』。史上まれにみるアニメーション&実写での連動W映画化プロジェクトとして、9月18日(金)に全国公開される(実写版公開は8月14日)。監督は『舟を編む』の黒柳トシマサ、アニメーション制作は、大ヒットシリーズ『ソードアート・オンライン』のA-1 Picturesが担当。脚本を『ヒロイン失格』や『センセイ君主』の吉田恵里香、音楽をスタジオジブリ作品『耳をすませば』『猫の恩返し』の野見祐二が務めるなど、豪華スタッフ陣で映像化に挑む。さらに、人気と実力を兼ね備える声優陣が集結。恋愛に対して現実的で積極的だが本当の気持ちを表現するのが苦手なヒロイン・山本朱里に潘めぐみ、朱里の義理の弟で、ある葛藤を抱える山本理央を演じるのは島崎信長、由奈の幼馴染で真っ直ぐな好青年だが、どこか周囲を冷静に見てしまう乾 和臣には斉藤壮馬、朱里とWヒロインとなる夢見がちで恋愛に対して消極的な市原由奈を、オーディションで大抜擢された新人声優、鈴木毬花が熱演する。新公開日決定に際して、黒柳監督は「混沌の中をもがいたからこそ握りしめた光がある。スタッフ同士もまともに会えない状況で、各自がそれぞれの持ち場で本当に最後まで力を尽くしてくれて映画を完成させることができました」コメントしている。今回新たに新公開日版のポスターと予告編も公開されたので、ぜひチェックしてほしい。●島崎信長(理央役)ついに!アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』公開日が決定致しましたー!嬉しい!ここの所、皆さま色んなことがあったと思いますし、今も最中ではありますが、頑張っていると素敵なご褒美があるんですね!一足先に完成品を拝見したのですが、とっても良い青春ドラマに仕上がっておりますよ。フィルムから、黒柳監督はじめ、スタッフの皆様の尽力を感じて胸が熱くなりました。「ふりふら」は、どの年代の方が見ても実体験からの共感が生まれる、リアリティを持った作品だと思っています。だからこそ、物語の中に入り込めるし、惹き付けられる。ぜひ一緒に、劇場で青春を感じてもらえたら嬉しいです●斉藤壮馬(和臣役)公開日の決定、改めておめでとうございます!ついに皆さまにお届けできること、とても嬉しく思っております。想いを伝えようと思っても、すれ違ったり勘違いしたり……そういう「うまくいかなさ」が、この作品ではとても丁寧に、あたたかく描かれていると思います。きれいごとだけではないからこそ、今のぼくたちの心に染み入る素晴らしい作品になっていると思います!『思い、思われ、ふり、ふられ』何卒よろしくお願いいたします!●潘めぐみ(朱里役)ようやくこの物語を皆さんのもとに…心から嬉しく思います。何気ない日常の有難さを実感する日々。そんな時、このフィルムと向き合い、家族、友人、大切な人たちと過ごす瞬間に込み上げてくるものがあって…。四季の移ろいと共に描かれた、かけがえのない時を、是非、劇場で追体験して頂けましたら幸いです。●鈴木毬花(由奈役)やっとアニメふりふらを皆様に届けられることを嬉しく思います。この数ヵ月間で家族や友達と会えず、改めてその存在の大切さに気づいた方も多かったと思います。この作品にも家族や友達の大切さが描かれており、前に進む勇気を与えてくれる作品になっていると思います。今はまだ大変な時期ですが、この作品を見て皆さんが一歩でも前に踏み出せたら嬉しいです。●咲坂伊緒(原作)こうして新たに公開日をお伝えできることを心から嬉しく思います。今まで日常だと思っていたものが、そうではなくなったという不思議さにまだ戸惑っている方も多いかと思います。だからこそこの作品の登場人物たちが何かしらの制限の中で不自由さを感じながらも自分以外の誰かを思いやり、そしてその制限の中でできることを求め進んでいく姿は、今こそ観て欲しいものになったのではないかなと思います。どうかたくさんの方に届きますように。●黒柳トシマサ(監督)混沌の中をもがいたからこそ握りしめた光がある。スタッフ同士もまともに会えない状況で、各自がそれぞれの持ち場で本当に最後まで力を尽くしてくれて映画を完成させることができました。改めて仲間の尊さと劇場で公開できることに感謝の気持ちでいっぱいです。由奈や朱里達が躍動する姿を、映画を心待ちにしてくださっていた皆様に喜んでいただけたらこんなに嬉しいことはありません。『思い、思われ、ふり、ふられ』9月18日(金)より全国公開
2020年07月21日THE RAMPAGE from EXILEのボーカル・吉野北人が主演を務め、E-girlsの山口乃々華、女優の富田望生が二人一役でヒロインを演じた映画『私がモテてどうすんだ』が、現在公開されている。ぢゅん子作で第40回講談社漫画賞・少女部門を受賞、累計300万部突破で2016年にはテレビアニメ化もされた人気少女漫画を実写化した同作は、ヒロインがBL=Boys Loveを妄想するのが大好き! というヲタク女子で、4人のイケメン(吉野北人、神尾楓珠、伊藤あさひ、奥野壮)がヒロインのために奮闘する姿が描かれるなど、異色の恋愛映画となっている。10日に公開されると、実写映画&公開新作No.1ヒットに輝いた同作。オタク女子、BL、外見の変化……などなど、センシティブな題材を扱っていながら、コメディとしてSNSでも好評となっている。今回は、同作を手がけた平沼紀久監督にインタビュー。『HiGH&LOW』シリーズでおなじみの平沼監督が恋愛映画を撮ることになった経緯や、演出の裏話など、作品の気になる点について、話を聞いた。○■「常識を覆してほしい」という熱いオーダー――平沼さんといえば『HiGH&LOW』シリーズの脚本や、『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』(以下、『DTC』)の監督として知られています。それが今回は少女漫画原作の監督ということで、発表時に驚きがありました。どういった経緯で今作を手がけることになったんでしょうか?『DTC』を観てくれた(配給の)松竹の方からオファーをいただきました。お話を詳しく聞くまでは「ザ・キラキラムービーにしないといけないのかな?」と迷っていた部分もあったんです。「いや、でも僕に来たってことはどこかでバイオレンスなシーンも入れたほうがいいのかな?」とか(笑)。それで原作を読ませていただいて、ここ数年の価値観の激変に対して悩みましたが、松竹のプロデューサーからも「常識を覆してほしい」という熱いオーダーをいただいたので、「じゃあ僕なりにトライしてみます」とお返事しました。――いわゆるキラキラムービーと呼ばれるティーン向け恋愛映画に対しては、もともとどんなイメージがありましたか?結構好きなんです。『アオハライド』とか『ヒロイン失格』とか、いっぱい観てますよ。青春の甘酸っぱい気持ちってみんなが経験してることだから、「わかる」と思うところがいっぱいあるじゃないですか。いまの旬の子たちが出てるから「キラキラ」と言われるのかもしれないけど、僕は青春群像劇として大好きです。――とはいえ今回の『私モテ』は少女漫画の中でも一風変わった作品だと思います。いきなり細かい話で恐縮ですが、主人公・花依の妄想の中で「五十嵐くんはスパダリで、七島くんは◯◯で……」と男の子たちをBLの定番キャラ設定に当てはめる場面がありますよね。彼女が腐女子であることが『私モテ』の主軸にありますが、平沼監督はBLについては事前に知識があったんでしょうか?これで知ったこともありますけど、勉強も兼ねて結構BL漫画を読んでたので、ある程度の用語などは知っていました。――『抱かれたい男1位に脅されています。』や『年下彼氏の恋愛管理癖』(共に桜日梯子/リブレ)を読んでいると以前のインタビューでおっしゃっていましたね。そうなんですよ。だから抵抗なくいろんなものが入ってきてました。今作の取材として、コミケにも行きましたし。――そういえば去年の夏コミに行ってらっしゃいましたね! ツイッターの『HiGH&LOW』ファンが「平沼さんがコミケに!?」とざわついていたのを覚えています。ざわついてましたよね(笑)。「『HiGH&LOW』がついにコミケに!?」って言われてたんですけど、実はこの作品のために行っていたんです。――なるほど、合点がいきました。BL的場面についての演出では、こだわった部分はありますか?あまりBL感を強く出すことを考えたかというと、そうでもないかもしれません。むしろ花依ちゃんの妄想のためにやっている感をどうやって出すかに注力しました。花依ちゃんを喜ばせるため、つまり好きな女の子のために男子が頑張ってやってみた、という感じ。その4人のキュートな感じが青春っぽいというか、「あの頃、好きな子のためにいろんなことやったよね」と、大人になって言えるようなものにしたいなというのはありました。――めちゃくちゃ嫌がってるわけでもないしノリノリでやっているわけでもないという、男子4人のニュアンスが面白かったです。一方で、主人公の花依については、富田望生さんと山口乃々華さんが二人一役で演じていましたね。珍しいつくりだと思うのですが、なぜこうなったんでしょうか?ぽっちゃりした子が激ヤセして超可愛くなって、原作ではメガネもかけなくなる、という前提があるんですよね。視力が上がるくらいの激変は、もう「別人になったということなんだな」と解釈しました。だったら特殊メイクで調整してもらうよりも、完全な別人が同じ内面を持っているとした方が、見えやすくなっていくんじゃないかと思い、二人一役にすることにしました。花依のベースを富田望生に創ってもらい、戸惑いを山口乃々華にと。結果として、演者の面でもうまく働いたと思います。山口の性格は昔からよく知っていて、負けず嫌いなんですよ。富田という素晴らしい女優と比較されることで、まだ経験の足りない山口の中ではすごく悔しい部分もあったと思う。そういう部分が、戸惑いとなって神社での涙のシーンにつながってもいる。彼女と花依ちゃんをうまくリンクさせる要素がつくれたので、やっぱりこうしてよかったなと思いました。――オープニングやエンディングのミュージカルパートは2人が同時に画面に存在していて「それはアリなんだ」という驚きがありました。あそこだけは異空間なんです。というのが、一番最初に原作を読んだときに、「急にここまで外見が変わるって、“漫画”だな」って思ったんですよ。その瞬間に、「突然痩せる」ってワードに「突然歌い出す」ミュージカルを足したいなって思ったんです。僕もミュージカルがすごく好きなんですが、急に歌い出すという点は付き物じゃないですか。だからこそ、状況を全部歌に乗っけて説明することで、漫画的な表現を実写の世界にうまく置き換えられるんじゃないかと。――花依は見た目が激変したことでモテ始めますが、外見によって見られ方が変わってしまうというのはすごくセンシティブなテーマですよね。描くにあたって、どんなことを考えていましたか?男子たちが早めに彼女の内面に触れるように努力しました。最初は急に可愛くなった彼女の外見から好きになったかもしれないけど、趣味やいろんな面を知っていくことで彼女の本質をどんどん好きになっていく。そのために、人の本質が出てくる演劇を劇中でキーにしました。――劇中でも「ガワしか見えない演劇なんて誰が見たいんだよ」というセリフがありましたね。ガワはもちろん大事ですし、『私モテ』も漫画原作なので、原作のキャラクターを大切にしています。できるだけ似させようと意識もしていますが、映画には映画の楽しみ方があると思うんです。演じる本人たちの中から出てくるものだったり、みんなでつくったアイディアだったりを見せたいし、楽しんでほしい。「変化」と「外見と内面」という本作のテーマを、そうした点でもうまく結びつけたいと考えていました。○■『私モテ』も『HiGH&LOW』も「変化」がテーマの作品――今回、脚本チーム(福田晶平、渡辺啓、上條大輔、平沼紀久)が……『HiGH&LOW』ですよね。――はい。そこに吉川菜美さんが加わってる形だと思いますが、チームでつくるにしても、『HiGH&LOW』のときとはだいぶ違う作業になったのではないでしょうか。特に『HiGH&LOW』は女性キャラがあまりいないので、今作であらためて女性キャラを動かす難しさがあったのではないかと想像していました。もともと吉川さんに書いていただいた脚本があって、それを揉んでいくうちにエンタメにする為にやっぱり自分のブレーンにも入ってほしくて、『DTC』をやったメンバーに集まってもらいました。吉川さんは原作に忠実に、どちらかというとBLのシーンをメインに書かれていたので、それをもとに分解して組み直したりしてつくっていきましたね。今回プロデューサーも女性の方だったので、2人の意見は僕らにない感性としてすごく頼らせてもらいました。――『HiGH&LOW』の話ばかりで申し訳ないんですが、最後にひとつ、どうしてもお聞きしたいことが。製作発表があったとき、 監督のコメントがだいぶ『DTC』の話で占められてましたよね。あれはなにゆえあのようなことに……。それは俺も言われました(笑)。ラジオドラマから始まった『DTC』の物語を、みんなで一緒にがんばって積み上げていったことで映画にできて、それがあって『私モテ』のオファーがあったので、「ありがとうDTC」という思いがあるんです。コメントではそこから徐々に原作や映画自体の話に持っていこうという俺なりのストーリーがあったんですけど、ちょっと失敗しちゃったかも(笑)。それくらい『私モテ』を普通の作品にしないという意気込みがありますよ、ってことを伝えたかったんですよね。――たしかに、ああまで言われると「『HiGH&LOW』の亜種と思って観るべきなのか!?」と思わされました。でも本当にそういうところはあって、『HiGH&LOW』も「変化」がテーマじゃないですか。今作では(吉野)北人が演じた六見が「ゆっくりでいいんだよ」「人ってそんなにすぐ変われるもんじゃないよ」と言うように、難しいけど徐々に踏み出していくことが大事なんだってことを描いています。『HiGH&LOW』とベクトルは違うかもしれないけど、言ってることはちょっと似てるというか。こちらがなかなか変われない女の子の話なのに対して、彼らはゴリゴリ変わっていきますけど(笑)。■平沼紀久1976年生まれ。俳優として数々の映画・ドラマ・舞台に出演する一方、絵本クリエイター・プロデューサー・監督・脚本家としても活躍。大ヒット作『HiGH&LOW』全シリーズの脚本を手掛け、『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』(18年)で映画監督デビュー。本作では脚本も共同で手掛けた。(C)2020『私がモテてどうすんだ』製作委員会(C)ぢゅん子/講談社
2020年07月15日映画『思い、思われ、ふり、ふられ』「みんなの願いを叶えます! ふりふらリモート七夕祭りイベント」が7日に都内で行われ、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二、三木孝浩監督が登場した。同作は『ストロボ・エッジ』『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の最新作で、第63回小学館漫画賞少女向けマンガ部門を受賞し450万部を突破している。偶然出会ったタイプの全く違う朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)、朱里の義理の弟の理央(北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(赤楚衛二)が、同じ高校に通いながら、すれ違う恋模様を繰り広げる。浴衣姿で登場したキャスト陣は「夏らしくていいですね」(浜辺)、「あんまり着る機会がないし、今年は特に着れないと思っていたので、こういうイベントで着させていただいて、ウキウキしてます」(福本)と喜ぶ。一方、赤楚は「浴衣がキツくて呼吸が浅い」と訴えていた。イベントではコロナ禍でイベントなども中止になってしまった学生たちとリモートで繋がり、「キスシーンの撮影の時にいつもどんなことを考えていますか?」とまさかの質問が飛び出す。「私も聞いてみたい!」という浜辺に、北村は「「まずしっかり歯磨きをすること。抜かりのない自分で向かう。そして、適度に緊張する」と照れたように明かす。北村は「人生のファーストキスがドラマで、小学校5年生の時。マネージャーさんもいなくて、11歳の時に母親の前でキスシーンをやったので、無の境地に。自分の気持ちを芝居で覆いかぶせる」と心境を明かした。「いや、私にはその境地は……」という浜辺は、「今回初キスシーンだったんですよ、お世話になりました」と北村に一礼する。「どうしようかなと思ってました。自分からのキスじゃなくてよかったな。『どんなんなんだろう?』みたいな。『テストってチューするのかな?』みたいな」と振り返ると、三木監督も「その辺、監督も聞きづらいんですよ」と互いに探り合っていた様子。浜辺が「北村さんは『あ、じゃあここはしなくていいんですね。本番だけやりま〜す』って」と真似すると、北村が「そんなんじゃないでしょ!」とつっこむも、浜辺は「慣れてらっしゃるなって。ありがたかったです」と感謝する。キスシーンへのリアルな心境の吐露に、北村は「初めてしゃべりました」と苦笑していた。
2020年07月06日映画『思い、思われ、ふり、ふられ』「みんなの願いを叶えます! ふりふらリモート七夕祭りイベント」が6日に都内で行われ、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二、三木孝浩監督が登場した。同作は『ストロボ・エッジ』『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の最新作で、第63回小学館漫画賞少女向けマンガ部門を受賞し450万部を突破している。偶然出会ったタイプの全く違う朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)、朱里の義理の弟の理央(北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(赤楚衛二)が、同じ高校に通いながら、すれ違う恋模様を繰り広げる。浜辺と北村が出演していた、大ヒット映画『君の膵臓をたべたい』の舞台挨拶がちょうど3年前の今日だったことを知らされると、「3年前ですって」(浜辺)、「大人になっちゃって!」(北村)と互いに驚く。北村は「2人でど緊張して、僕は雨も降ってないのに『お足元も悪い中……』って言ったんですよ。今でも言われる」と苦笑。浜辺は北村について「びっくりするくらい変わらないですね。本当に精神的には大人ぽい方だと思っていたので、そのままずっとしっかりされて」と印象を明かし、「さらに、悟りを開かれたのかな。最近達観されてらっしゃって、すごく面白いです」と笑顔を見せた。一方北村は、浜辺について「だいぶ変わった。会うたびに花が開くように」と表現。「昔は2人とも壁を作るタイプで、なかなか会話もないままだったけど、今となってはなかなか面白い方だな、という。ワードセンスがある」と称賛し、「シュールさが、年々増していってる」と語った。またこの日はコロナ禍でイベントなども中止になってしまった学生たちとリモートで繋がり、七夕のお願いを聞くことに。「誕生日なので、お祝いしてもらいたい」という学生の言葉には、「猫 / THE FIRST TAKE」がヒット中の北村に注目が集まる。全員で歌ったハッピーバースデーの歌で、最後に北村がハモると、浜辺も「ハモってる人がいた! さすが!」と感心していた。学生からの「夢がない」という悩みには、福本が「高校1年生の時に友達の推薦でオーディションを受けて。これといった夢みたいなものがなかったんですけど、『人生、一度切りだし』という思いがすごく強くあった」と振り返る。「初舞台のお仕事は、今でも自分の中ですごい大切なものになっていて、そのお仕事があったから、お芝居が楽しいって思えたし、自信にもなった瞬間でした」と明かした。赤楚は「最初に仕事をやりたいと思ったのが高校1年の時。人を楽しませることがすごい好きで、どうやったら人を幸せにできるか考えたら、『昔、家族4人で映画を見てたな』と思い、映画の世界に入ろうと思って決めました」と語る。「何がしたいとか、何が好きというのを突き詰めたら選択の幅も広がるんじゃないかなと思います」と真摯にアドバイスをしていた。
2020年07月06日アニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が贈る長編アニメーション映画第2弾『泣きたい私は猫をかぶる』が、Netflixにて全世界配信中。SNSには「めちゃめちゃ青春を感じた」「夏らしいさわやかさだった」といった感想が相次いでおり、連日Netflixの日本ランキングTOP10にも上位にランクインし続け、大きな反響を得ている。この夏は今作をはじめ、アニメ・実写を問わず、思春期の主人公たちをめぐるドキドキの群像劇や、仲間たちとの熱い絆の成長ストーリーなど、“いまこそ見たい”青春映画が盛りだくさんだ。“猫”の世界を通して描く青春ファンタジー『泣きたい私は猫をかぶる』■Netflixにて配信中クラスメイトから「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれる、ちょっと変わった中学2年生・笹木美代(声・志田未来)。彼女はクラスメイトの日之出賢人(声・花江夏樹)に熱烈な思いを寄せ、毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない…。それでもめげずにアプローチを続ける彼女には、誰にも言えないとっておきの秘密があった。それは、不思議なお面で猫の姿になって大好きな日之出に会いにいくこと。猫でいれば周囲との関係に悩むことがない自由さを知り、次第に心地よさを覚えていくムゲだが、いつしか猫と自分の境界があいまいになり…。監督は、「美少女戦士セーラームーン」「おジャ魔女どれみ」などで知られる日本アニメ界の重鎮・佐藤順一と、本作の舞台である愛知県常滑市出身で長編映画初監督となる柴山智隆。脚本は、確かな描写力で定評のある脚本家・岡田麿里。また、実力派女優の志田未来と人気声優の花江夏樹が、多感で繊細な少年少女をW主演で務め、その熱演にも高評価が集まっている。三橋&伊藤のツッパリコンビが再集結『今日から俺は!!劇場版』■7月17日公開時は1980年代。転校を機に、髪を金髪に変えてツッパリデビューした軟葉高校二年生・三橋貴志(賀来賢人)。持ち前の運動神経とねじ曲がった性格で、たちまち周囲の不良達に目を付けられる。同じ日に転校してきたトゲトゲ頭の伊藤真司(伊藤健太郎)とコンビを組んで、次々やってくる強敵を返り討ちにしていく日々。3年になったある日、かつて2人が壮絶な戦いを繰り広げた不良の巣窟・開久高校の一角を、隣町の北根壊高校が間借りすることに。伝説のツッパリ漫画が抱腹絶倒のコメディドラマ化で社会現象級の大ヒットを記録。待望の映画化では、原作でも特に人気が高いエピソード“VS北根壊高校編”が描かれる。極悪高校で名の通った北根壊の番長は柳鋭次(柳楽優弥)と大嶽重弘(栄信)。彼らは、智司(鈴木伸之)と相良(磯村勇斗)という圧倒的な“頭”を失った開久の生徒に対して妙な商売を始める。一方、怪しいスケバン・涼子(山本舞香)が今井(仲野太賀)に近づき…。それは「今日俺」史上最大で最凶の波乱の幕開け!ツッパリたちが繰り広げるバトルアクションロワイヤル×超メガ盛り爆笑ギャグ×ハラハラ&ドキドキ&硬派な友情ストーリーが、この夏を席巻する!これが夢のキャンパスライフ!?『ぐらんぶる』■8月7日公開青い海、聞こえてくる潮騒、照り付ける陽射し――国内でも珍しい離島にある大学に入った伊織(竜星涼)の目標はただひとつ。それは灰色の男子校時代とオサラバして、気のあう友人や可愛い女子と〈キラキラな大学生活〉を送ること。なのに――「何かおかしい」。伊織はなぜか服も記憶もなく大学の講堂の前で目覚めてしまう。やがて伊織は同じ境遇に陥った無駄にイケメンなオタク・耕平(犬飼貴丈)と共にある場所にたどり着く。そこは、超ぶっ飛んだダイビングサークルだった!?2014年4月から講談社「good!アフタヌーン」で連載中の井上堅二による同名青春コミック。ダイビングサークルを舞台にしながら、なぜかほぼダイビングをしないという型破りなストーリーで大学生のキャンパスライフを描く累計発行部数460万部を超える人気作品が実写映画化。竜星涼、犬飼貴丈をW主演、ヒロインに「乃木坂46」の与田祐希を抜擢し、『映画 賭ケグルイ』『前田建設ファンタジー営業部』『東京リベンジャーズ』など数々の実写化映画を手掛ける監督・英勉が、実現不可能といわれた漫画の世界観をスクリーンで再現する。「キミスイ」原作者×吉沢亮×杉咲花『青くて痛くて脆い』■8月28日公開人付き合いが苦手な大学生・田端楓(吉沢亮)と、空気の読めない発言ばかりで周囲から浮きまくっている秋好寿乃(杉咲花)。ひとりぼっち同士の2人は「世界を変える」という大それた目標を掲げる秘密結社サークル【モアイ】を作るが、秋好は“この世界”からいなくなってしまった。秋好の存在亡きあと、モアイは社会人とのコネ作りや企業への媚売りを目的とした意識高い系就活サークルに成り下がってしまう。取り残されてしまった楓の怒り、憎しみ、すべての歪んだ感情が暴走していく…。あいつらをぶっ潰す。モアイをぶっ壊す。どんな手を使ってでも。楓は、秋好が叶えたかった夢を取り戻すために親友や後輩と手を組み【モアイ奪還計画】を企む。青春最後の革命が、いま始まる――。「君の膵臓をたべたい」で社会現象を巻き起こした作家・住野よるが、発売当時のインタビューで最高傑作と語った衝撃作を完全映画化。次期NHKの"大河ドラマ"と"連続テレビ小説"の主演に起用された若き実力派、吉沢さんと杉咲さんのW主演で贈る驚愕の青春サスペンスとなっている。「咲坂伊緒 青春三部作」最終章をW映画化『思い、思われ、ふり、ふられ』■実写版8月14日公開、アニメ版近日公開偶然出会った、全くタイプの違う【朱里】と【由奈】、朱里の義理の弟【理央】と由奈の幼なじみ【和臣】は、同じマンションに住み、同じ学校に通う高校1年生。実写の理央役を北村匠海、朱里役を浜辺美波、由奈役を福本莉子、和臣役を赤楚衛二が演じ、高校生の男女4人の切なくすれ違う恋模様を映し出す。2014年に実写映画化&テレビアニメ化された「アオハライド」、15年に実写映画化された「ストロボ・エッジ」の系譜を継ぐ「咲坂伊緒 青春三部作」の最終章で、累計部数500万部を突破するコミックが満を持して映像化。史上まれにみるアニメーション&実写での連動W映画化プロジェクト。主人公たちが繰り広げる恋模様と、毎日の中で自分自身・他者と向き合いながら成長していく姿を瑞々しく描いた、新たな青春恋愛映画の金字塔。累計2500万部超えの人気漫画を初の実写映画化『弱虫ペダル』■8月14日公開2008年に「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)にて開始した連載は今年で12年を迎え、現在までで67巻が発行、累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画が原作。すでにアニメ、舞台、小説、ドラマなど様々なコンテンツでメディアミックスされてきた人気作品が満を持して初の実写映画化。運動が苦手で友達がいないアニメ好きの高校生・小野田坂道が、あることをきっかけに自転車競技部に入部。自転車選手としての思わぬ才能を発揮し、良き仲間である今泉俊輔や、マネージャーの寒咲幹、同じ自転車競技部のメンバーとともに自分の限界や壁を越え、初めてできた“仲間”のためにレースで走る喜びを見出していく。ロードレーサーの才能を見出され、自転車競技部に入部することになった小野田坂道役を、「King & Prince」として歌・映画・ドラマ・舞台と活躍の幅を広げる永瀬廉。中学時代から自転車競技で賞を取るほどのレーサーで、坂道の仲間で期待の新人エース・今泉俊輔役に伊藤健太郎。ロードレースに夢中な自転車競技部のマネージャー・寒咲幹役に橋本環奈ほか、坂東龍汰、竜星涼、柳俊太郎、菅原健、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、皆川猿時らが出演し、夏にぴったりの青春映画を盛り上げる。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぐらんぶる 2020年8月7日より全国にて公開©井上堅二・吉岡公威/講談社 ©2020映画「ぐらんぶる」製作委員会思い、思われ、ふり、ふられ 2020年8月14日より全国にて公開Ⓒ2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会©咲坂伊緒/集英社今日から俺は!!劇場版 2020年7月17日より全国東宝系にて公開©2020「今日から俺は!!劇場版」製作委員会弱虫ペダル 2020年8月14日より全国にて公開(C)2020「弱虫ペダル」製作委員会(C)渡辺航(秋田書店)2008泣きたい私は猫をかぶる 2020年6月18日よりNetflixにて全世界独占配信© 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会青くて痛くて脆い 2020年8月28日より全国東宝系にて公開©2020「青くて痛くて脆い」製作委員会
2020年07月06日映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(8月14日公開)のメイキング画像が1日に公開された。同作は『ストロボ・エッジ』『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の最新作で、第63回小学館漫画賞少女向けマンガ部門を受賞し450万部を突破している。偶然出会ったタイプの全く違う朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)、朱里の義理の弟の理央(北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(赤楚衛二)が、同じ高校に通いながら、すれ違う恋模様を繰り広げる。一部のシーンを除いて、約1カ月に渡りオール神戸ロケが行われた本作。解禁となった写真では、本物さながらの夏祭りの雰囲気にキャストのテンションも上がったという、夏祭りのシーンでの浴衣姿の浜辺、福本の姿や文化祭のシーンでの王子姿の北村の姿が映し出されている。これまでに多くの現場で経験してきた浜辺も「三木組はとても温厚で心地がいい」とコメントしている通り、涙を流すシーンの撮影を終え、涙が止まらない福本を浜辺と三木孝浩監督が囲み談笑する姿など、現場での良い雰囲気が伝わる写真も。浜辺と北村が笑顔の監督を囲むクランクアップ時の写真や教室での浜辺、北村、福本、赤楚の集合写真など、まるで本当の同級生のように青春を謳歌し、撮影に臨んでいたことが見てとれるものとなっている。
2020年07月01日映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(8月14日公開)の予告編が17日に公開された。同作は『ストロボ・エッジ』『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の最新作で、第63回小学館漫画賞少女向けマンガ部門を受賞し450万部を突破している。偶然出会ったタイプの全く違う朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)、朱里の義理の弟の理央(北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(赤楚衛二)が、同じ高校に通いながら、すれ違う恋模様を繰り広げる。初公開となった予告編映像では、自分の気持ちを表すのが苦手で現実的な恋をする朱里、そんな彼女に気持ちを伝えられないまま家族となり、叶わない恋にとらわれる理央、理央の気持ちを知りながら彼に惹かれ、初めての恋に戸惑う由奈、まだ恋を知らない和臣(赤楚)と4人の切なくすれ違う恋模様が瑞々しく描かれた。映像の中には、「姉弟」と笑い飛ばそうとする朱里に理央が隠していた想いをぶつける切ないキスシーンも。そんな4人のすれちがう「片思い」を彩るのは、Official髭男dismの名曲「115万キロのフィルム」となった。○Official髭男dism コメントこの楽曲は、自分が大切な人と過ごす時間を、どんな些細な不安も幸せも共有しながら、極力忘れる事なく生きて行きたいという思いが詰まった曲です。ファンの皆と大切に育てている楽曲の1つですが、この映画のテーマと合致するとの事でお話を頂き、最初は驚きました。ですが、この主人公たちの日々、それをご覧になる皆さんの日々に、もしこの歌が寄り添えたなら、バンドとしてとっても幸せな事なんじゃないかなと思い、今回この『115万キロのフィルム』という楽曲で携わらせて頂きました。公開を楽しみにしています!○三木監督 コメント主題歌をイメージした時、誰かの物語ではなく、見た人それぞれの人生のストーリーに 寄り添う歌であって欲しいと考えていました。そんな時に出会ったのが『115万キロのフィルム』です。 日常の中にある何気ない瞬間こそが特別な1シーンになる。ごく普通の高校生の男女四人それぞれが主人公であり、 その日々の心の揺らめきを切り取ってゆく『ふりふら』のテーマとこれほど合致する曲は他にないと感じたのですが、 すでにファンからの人気絶大な楽曲なので、ダメ元でオファーしたところ、メンバーの皆さんからもこの曲が『ふりふら』 のテーマに合うと賛同のお返事が!主題歌としてぜひ、と快く提供していただきました。 出来上がったエンドロールを観ながら、スクリーンに描かれたストーリーが『115万キロのフィルム』によって 観た人の人生に繋がっていく。そんなケミストリーが生まれる予感に、今からワクワクしています!○浜辺美波 コメント主題歌が何になったのかを知らずに、この映画の初号試写会に臨んだのですが、エンドロールに入って、Official髭男dismさんの「115万キロのフィルム」が流れてきた時、この映画のために作られたのでは!? と思ってしまうくらい、ぴったりで。歌詞と音楽を聴けば聴くほど、映画の登場人物の気持ちと話とリンクして、心の中に染みこんできて広がりました。こんなに素敵で、映画を更に素敵にしてくれる曲が主題歌になったことを心から嬉しく思います。
2020年06月17日映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(8月14日公開)の場面写真が12日に公開された。同作は『ストロボ・エッジ』『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の最新作で、第63回小学館漫画賞少女向けマンガ部門を受賞し450万部を突破している。偶然出会ったタイプの全く違う朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)、朱里の義理の弟の理央(北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(赤楚衛二)が、同じ高校に通いながら、すれ違う恋模様を繰り広げる。公開されたのは、4人が屋上で微笑んでいる漫画の中から飛び出してきたような姿。また、雨の中見つめ合い、何か言いたげな表情の朱里と理央のカットや、教室で授業を受けている朱里と和臣の2ショットも。さらに朱里と由奈が一緒に登校するカットは、明るい性格の朱里とおっとりとした性格の由奈、2人の性格の違いが伝わってくる場面写真となっている。他にも王子の衣装を身にまとった理央と、リボンを身に着け普段と雰囲気の違う由奈が見つめ合うカットなど、青春の1ページが切り取られた。(C)2020「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会
2020年06月12日4月23日24:55からフジテレビ“ノイタミナ” などで再放送が開始となるTVアニメ『つり球』。(c)tsuritama partnersその再放送を受けて、オープニング曲となったフジファブリック「徒然モノクローム」のMUSIC VIDEOのフルサイズが、アニメ再放送期間限定でYouTubeに公開された。「徒然モノクローム」は2012年5月リリースの3人体制初シングル『徒然モノクローム/流線形』に収録され、後日彼らの7枚目のアルバム『VOYAGER』にも収録された楽曲。MVの監督は、Perfumeの一連の作品や星野源「恋」など数多くの有名作品を手がける関和亮が務め、フジファブリックファンのみならず、『つり球』ファンからも大きな反響を呼んだ、フジファブリック節全開の屈折青春ソングとなっている。「徒然モノクローム(期間限定full size version)」また、各ストリーミングサイトにて”フジファブリック ANIME PLAYLIST”も公開。今までフジファブリックがアニメ主題歌を務めた楽曲、そしてメンバーが好きなアニメソングが収録されたプレイリストとなっている。フジファブリック ANIME PLAYLISTは こちら()その他の情報は 公式サイト() をチェック。フジファブリック プロフィール2000年、志村正彦を中心に結成。2009年志村が急逝し、2011年夏より山内総一郎(Vo/Gt.)、金澤ダイスケ(Key)、加藤慎一(Ba)の新体制で本格始動。「銀河」、「茜色の夕日」、「若者のすべて」などの代表曲を送り出し、「夜明けのBEAT」が『モテキ』TVドラマ版主題歌、映画版オープニングテーマとして連続起用された。また、『つり球』『宇宙兄弟』『銀の匙 Silver Spoon』『アオハライド』『マギ シンドバッドの冒険』と数多くのアニメ主題歌も担当。2019年に結成15周年を迎え、1月に10枚目のアルバム『F』を、8月に初のPLAYLIST ALBUM『FAB LIST』を2枚同時リリース。10月には大阪城ホール公演を大成功させた。公式サイト()YouTube()
2020年04月23日笑福亭鶴瓶と上白石萌歌がMCを担当する「A-Studio」の2月14日(金)今夜放送回に、俳優の千葉雄大がゲスト出演。戦隊ヒーローから超人気俳優へと成長を遂げたその素顔とは!?オーディションから芸能界入り。2010年「天装戦隊ゴセイジャー」で俳優デビューすると、本田翼らとの共演で多くの観客を魅了した『アオハライド』に、中島健人、小松菜奈らとの共演でこちらも女性ファンを中心に大きな反響を呼んだ「黒崎くんの言いなりになんてならない」といった作品で“ヌクメン”ブームの立役者となった千葉さん。一方、大河ドラマ「平清盛」や大ヒットシリーズとなった「家売るオンナ」、連続テレビ小説「わろてんか」の出演で広い世代からも愛されるようになると、月9「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」や人気俳優が勢ぞろいした『帝一の國』に超人気ドラマの続編となる「おっさんずラブ-in the sky-」では主人公を翻弄する“萌え袖”男子を演じるなど、常に新たな魅力を発揮し続けている。そんな千葉さんだが「天装戦隊ゴセイジャー」で俳優デビューしてから今年でちょうど10周年。30歳にはみえない“永遠の美少年”ぶりをみせる千葉さんの素顔に迫るべく、今回も鶴瓶さんが千葉さんの両親&親友に極秘取材。成績優秀だった優等生時代、将来を模索していたという少年時代や、弟との兄弟の絆も明らかになっていく。大人の俳優へと進化を続ける千葉さんの映画最新作『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』は2月21日(金)より全国東宝系にて公開。個人情報が詰まったスマホを落としたことから命を狙われるという人気サイバーミステリーの映画化第2弾となる同作。前作にも登場したIT業界から突然警察に転職した刑事・加賀谷を千葉さんが演じ、乃木坂46の白石麻衣が加賀谷の恋人・美乃里役で出演。前作で描かれた長い黒髪の女性ばかりを狙った連続殺人事件が幕を閉じてから数か月。同じ事件現場から新たな身元不明の死体が発見される。捜査を進める加賀谷だが恋人・美乃里が謎の男に狙われ、以前逮捕した連続殺人犯・浦野に事件の捜査協力を依頼することになる――というストーリー。「A-Studio」は2月14日(金)今夜23時~TBS系で放送。(笠緒)
2020年02月14日「嵐」櫻井翔と有吉弘行が司会を務める「櫻井・有吉THE夜会」。2月13日(木)今夜は、映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』から千葉雄大と白石麻衣をゲストに迎えてお届け。さらに話題のお笑いトリオ「四千頭身」も登場する。数多くの人気俳優を生み出してきた戦隊ヒーローから俳優デビュー。『アオハライド』『帝一の國』などの映画や「家売るオンナ」への出演で注目され、連続テレビ小説「わろてんか」でさらに知名度を上げると、昨秋クールの「おっさんずラブ-in the sky-」も大きな話題を呼んだ千葉さん。2011年、乃木坂46の結成とともに加入。絶対的エースとしてグループをけん引しながらモデルとしても活動。さらに女優としても『あさひなぐ』や「俺のスカート、どこ行った?」などの作品で注目される白石さん。今回は「芸能界最強のカワイイ人気者祭り!」と題し2人の疑惑だらけな私生活を徹底検証。可愛いイメージとはかけ離れた衝撃の素顔とは!?また女性を中心に人気沸騰中の「四千頭身」を徹底解剖。熱狂的ファンに聞いた仲良しトリオの人気の秘密に迫る。今夜のゲスト、千葉さんと白石さんが共演している映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』は、千葉さんがIT業界から突然警察に転職した刑事・加賀谷を、白石さんが加賀谷の恋人・美乃里をそれぞれ演じる人気シリーズの最新作。長い黒髪の女性ばかりを狙った連続殺人事件が幕を閉じてから数か月。同じ事件現場から新たな身元不明の死体が発見され、加賀谷は捜査を始めるが恋人・美乃里が謎の男に狙われる。加賀谷は苦渋の選択で以前逮捕した連続殺人犯・浦野に事件の捜査協力を依頼する――という物語。殺人鬼・浦野役で成田凌、さらに井浦新、鈴木拡樹、田中哲司、音尾琢真、江口のりこ、奈緒、今田美桜らも共演する。映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』は2月21日(金)より全国東宝系にて公開。「櫻井・有吉THE夜会」は2月13日(木)22時~TBS系で放送。(笠緒)
2020年02月13日バットマンの相棒ロビンが繰り広げる中毒者続出のDCTVシリーズ最新作「タイタンズ<シーズン1>」がリリース中。この度、本作の主人公ロビン/ディック・グレイソンの吹き替えを務めている声優・梶裕貴が、収録の感想やキャラクターの魅力などを語った。アニメ「ティーン・タイタンズ」を原作に実写ドラマ化した本作は、バットマンの相棒ロビンと特殊能力を持つ仲間がチーム「タイタンズ」を結成し、強大な悪に立ち向かうストーリー。アメリカで配信スタート直後から中毒者が続出し、レビューサイトRotten Tomatoでは80%の高評価を獲得と話題沸騰中。そんな本作でブレントン・スウェイツ演じるロビン/ディック・グレイソンの吹き替えを担当しているのが、人気声優の梶さん。「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役をはじめ、「七つの大罪」「マギ」「アオハライド」など数々のアニメ作品で主演やメインキャストを務める梶さんだが、海外ドラマシリーズの吹き替えでは、本作が初主演。「実は、これまでに劇場アニメ『ニンジャバットマン』で5代目ロビンのダミアンを演じさせていただいていたり、新人の頃にはアニメ『バットマン ゴッサムナイト』にも出演させていただいていたので、個人的には、どこかロビン役に不思議なご縁を感じています」と本作出演への心境を明かす。第1話収録については「主人公役ということもあり、現場において自分がしっかりお芝居の軸として存在していないと、みんなを不安にさせてしまうだろうという思いもありましたし、第1話は“役作り”という重要な作業工程もあったので、緊張しましたね」とふり返り、「現場の空気自体も、アニメの収録現場とはまた違いますが、回を重ねるごとに役者さん同士の和というのも生まれて、とても『タイタンズ』らしい空気感が出来上がってきたように感じています。ドラマの中で描かれているチームの絆、現場でのつながりもどんどん強くなっていったのではないかなと思っています」と収録の様子を語る。本作の見どころについては「『バットマン』の世界観の中で、DCヒーローのサイドキックたちをメインとして、いろいろなキャラクターがダークでシリアスなドラマを繰り広げているところにすごく惹かれます。実写でありつつ、アニメのようなスケールの大きさやキャラクターの個性の強さが、すごくシンプルかつ印象的に入っていきながらも、伏線が少しずつ明らかになっていく複雑な構造の物語にもなっていて、ライトに見てもディープに見ても楽しめる作品」と説明し、「タイタンズというチームを軸に、今までなかなか深く掘り下げられるような機会のなかったサイドキックたちにもスポットが当たっていて、他のDC作品に新たな興味を持つきっかけにもなる作品だと思います」と力説。また、「ディックはタイタンズの中心人物としてみんなを引っ張っていくリーダー的存在。正義感が強くて真っ直ぐな男でありつつ、頑固で融通がきかない一面もあります」と今回声をあてたキャラクターについて説明した梶さん。第1話のロビンの「バットマンがなんだ」というセリフがとても衝撃的だったそうで、「もともとサイドキックとしてバットマンと一緒に活躍してきた彼に、一体何があったのか…というところが、このドラマの中で重要なポイントなわけですけど、それにしても第1話の引きとしてはものすごいものがあったなと思いますね。もちろん、その言葉にはちゃんとした理由があるわけで…そこはぜひ、皆さんご自身でご覧いただきたい部分です」とアピール。そんなロビンに扮したのは、『キング・オブ・エジプト』のベック役や、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』ヘンリー・ターナー役などを演じたブレントン。彼について梶さんは「すごく清潔感があって、スマートでクールな印象が強かったんですけど、本作でのお芝居を観ていると、意外と子供っぽい表情をする瞬間もあって」と印象を明かし、それを踏まえて「当初のイメージからは少し声や演技の質を組み立て直さなければなと思いました。とはいえ、何よりもそのエピソードごとのディックに違和感のないような声を当てられたらと考えているので、どんな表情をした時にもちゃんとディックだと思ってもらえるような、一本筋の通っている吹替えができればなと思っています」とコメント。また本作には、梶さんのほかにも鹿野真央(スターファイヤ―)、小見川千明(レイブン)、石井マーク(ビーストボーイ)、松井茜(ダヴ)、神尾佑(ホーク)らが出演しており、「ブレントンさん以外にも美男美女がたくさん登場する本作ですが…収録現場も美声で溢れかえっています!なので、そのあたりにも、ぜひ注目してください!(笑)」と呼びかけている。(cinemacafe.net)
2020年01月23日