羊文学が、新曲「ワンダー」を発表。2022年1月28日(金)より上映されるコニカミノルタプラネタリウムのドラマ作品「流れ星を待つ夜に」の主題歌となる。羊文学の新曲「ワンダー」プラネタリウム作品の主題歌に羊文学は、ボーカル・ギターの塩塚モエカ、ベースの河西ゆりか、ドラムのフクダヒロアからなるオルナティブロックバンド。2021年はアニメ映画『岬のマヨイガ』主題歌「マヨイガ」や、TVアニメ『平家物語』のオープニングテーマ曲「光るとき」を手掛けるなど、ホットなニュースが絶えない。そんな羊文学の新曲「ワンダー」は、有楽町のプラネタリア TOKYO、池袋のプラネタリウム満天、押上のプラネタリウム天空で上映されるドラマ×プラネタリウム作品「流れ星を待つ夜に」の主題歌として提供するもの。美しい都会の夜景や流星群、オーロラなどを楽しむことができるプラネタリウム作品に、「ワンダー」が彩りを添える。なお、「流れ星を待つ夜に」には、キャストとして『ウルトラマンジード』『記憶にございません!』『ハニーレモンソーダ』の濱田龍臣、『いとみち』の駒井蓮が出演。劇中のギリシャ神話は、人気イラストレーターの吉田誠治が担当している。【詳細】羊文学 新曲「ワンダー」※配信日・CD発売日等、リリース情報未定。■コニカミノルタプラネタリウム上映作品『流れ星を待つ夜に』期間:2022年1月28日(金)~上映館:プラネタリア TOKYO(有楽町)/プラネタリウム満天(池袋)/プラネタリウム天空(押上)※上映日程詳細は公式サイト(を確認。出演:濱田龍臣、駒井蓮、藤崎卓也主題歌:羊文学「ワンダー」(F.C.L.S.)脚本・監督:井内雅倫<「流れ星を待つ夜に」あらすじ>大切な人に見せたい景色を探して、主人公(タツオミ)は世界を旅する。赤道直下の夜空、南十字星をはじめとする日本では見ることの難しい星座たち。極寒の大地・アラスカで出会う神秘のオーロラ。本当はたくさんあるはずなのに見ることができない、都会の流れ星。そして、ギリシャ神話に導かれ、長い旅路の末に主人公が見つけたものは……。きっとまた、めぐり逢う。流れ星がつなぐ、切なくも温かい物語。
2021年12月23日眠れない時に、ヒツジを数えるという方法を試した経験は、ありませんか。てゆんた(@teyunta1123)さんは、2児の父親。4歳の長女を寝かしつける際に、一緒にヒツジを数えていたようです。ところが、長女はなかなか寝付けなかった様子。※写真はイメージてゆんたさんはヒツジを数え続け…その数は、ついに227匹に達してしまいました!すると、長女はこんな言葉を発したそうです。「ちょっと多すぎるから、帰ってもらおう」ひつじを227匹かぞえたところで4歳児に『 ちょっと おおすぎる から かえって もらおう。』ていわれた— てゆんた (@teyunta1123) November 15, 2021 長女の頭の中には、数えたヒツジが大集合していたようです。どんどん増えていくヒツジが気になって、目が冴えてしまったのかもしれませんね。てゆんたさんのTwitter投稿には、9万件以上の『いいね』とコメントが寄せられています。・娘さん、かわいい~。その発想はありませんでした!・『数えるのをやめる』じゃなくて『帰ってもらう』なのが、センスの塊。・227匹からカウントダウンするのか、自由解散なのか…。ヒツジたちの帰り方が、気になります!ヒツジを数えることに、とても集中していたのでしょう。てゆんたさんは、長女の発言で我に返り、大笑いしたのだとか。集まってウロウロするヒツジを想像し、多くの人が癒されたようです![文・構成/grape編集部]
2021年11月25日羊文学が人気曲「1999」の英語バージョンを、2021年11月24日(水)に配信リリース。羊文学がクリスマスソング「1999」英語ver.をリリース羊文学は、ボーカル・ギターの塩塚モエカ、ベースの河西ゆりか、ドラムのフクダヒロアからなるオルナティブロックバンド。2021年はアニメ映画『岬のマヨイガ』主題歌「マヨイガ」を含むCD『you love』をリリースし、TVアニメ『平家物語』のオープニング主題歌「光るとき」も手掛けるなど、話題が絶えない。そんな羊文学が、2018年にリリースしたバンドを象徴するクリスマスソング「1999」の英語バージョン「1999(English ver.)」を配信。今回3年ぶりに再録し、クリスマスシーズンに合わせて配信する。また、「1999(English ver.)」のジャケットはオリジナルバージョンをオマージュしたもので、メンバーの塩塚モエカ自らがデザインした。【詳細】羊文学 新曲「1999(English ver.)」配信日:2021年11月24日(水)
2021年11月18日圧倒的な強さから『霊長類最強女子』として知られる、元レスリング選手の吉田沙保里さん。現役引退後は、タレントや解説者など幅広く活躍しています。そんな吉田さんが投稿した何やら意味がありげな写真に、ネットがざわついでいるようです。吉田沙保里の投稿した写真に「まさか…!」の声2021年10月31日、吉田さんは自身のInstagramに複数枚の写真を投稿しました。投稿文には「Happy Halloween」という10月31日にちなんだメッセージと、「#happyday」「#ありがとう」「#20211031」というハッシュタグが。何気ない文章の投稿が話題になっている理由は、添付された写真にありました。※写真や動画は複数あります。スライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 吉田沙保里(@saori___yoshida)がシェアした投稿 写っているのは、吉田さんと思われる女性と、同年代に見える男性の姿。2人は一緒にブランコに乗ったり、手をつないだり、肩を組んだりと、とても親しい関係に見えます。そう、この写真と意味ありげな投稿文を見た人たちは「もしかして、吉田さんに恋人がいるのでは…!?」と予想したのです。吉田さんの投稿はまたたく間に話題になり、Instagramのコメント欄だけでなく、ネットのあちこちで反響が上がっています。・ま、まさか…近いうちにご結婚されるのでは…!?・素敵な方だし、おめでたい発表が近いうちに来たら嬉しい!・どんどん美人になってるもんね。写真見てニヤニヤしちゃった。テレビ番組で「好きな人とうまく話すことができない」といった悩みを明かすなど、かわいらしい一面も持つ吉田さん。『霊長類最強女子』として試合に挑む勇ましい姿とのギャップも、魅力の1つといえるでしょう。もしかすると、近いうちに何か発表があるのでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2021年10月31日パルコ・プロデュース 2021『ジュリアス・シーザー』は、女性キャストたちだけで描かれるシェイクスピア劇。その見どころを吉田羊さんに聞きました。意外にも、シェイクスピア劇への出演は初めてだという吉田羊さん。「観客として観るシェイクスピアって難解で、途中でセリフを聞き逃すと置いていかれてしまうんですよね。役者としては、舞台上の俳優の胆力とパッションに圧倒されるのだけど、それをどう楽しんでいいかわからない。でも、今思えば、自分と関係のないものだと決めつけて、その魅力に向き合おうとしてこなかっただけなのかなと感じています」というのも、今回初タッグとなる森新太郎さんの演出を受けて、これまで抱いてきたシェイクスピア戯曲のイメージがガラッと変わったそう。「森さんは演出するうえで、英語の原典を引用されるんです。たとえば、同じ“自由”という言葉でも、自ら闘って得ていく“liberty”と人間がもともと持っている権利としての“freedom”では、ニュアンスが違いますよね。そういう言葉ひとつひとつを読み解いて、シェイクスピアが表現しようとする真意を理解して演じさせようとしてくださる。ひとつひとつに時間をかけるので、稽古が始まって10日ほどですが、まだ本読み段階(笑)。それでも、シェイクスピアで大事なのは言葉で、役者同士が言葉という武器を手に戦う作品ですから、着実に理解は深まっていると思います」森さんの稽古は声を荒げることなく淡々と快活に、でも何度も何度も何度も同じ場面を繰り返すスタイル。「98点では満足しない方なんですよね。だから100点が出るまで何度も繰り返すんです。でもそれって、役者を信頼してくれているからで、だからこっちも食らいついていけるんです。何より森さん自身がおもちゃを与えられた子供みたいに、誰より稽古を楽しんでいますから。あと、演出するときに用いる比喩の表現が本当に面白くて」そんな森さんからは、「役の感情に流されないように」ということも。「今回は、言葉を伝えることを重視しているため、感情を作るのは大事だけれど、流されずに言葉をしっかり相手に投げていく訓練をしています。これまで、『セリフを歌うな』というダメ出しはされてきましたが、今回は逆。言葉のリズムが音楽の旋律のようで、口にするうち自然に体に馴染んで気持ちよくなっていく。今まで感じたことがない体験です」舞台『ジュリアス・シーザー』は、共和制ローマの最高実力者・シーザーの暗殺を巡る権力闘争と愛憎の物語。吉田さんはシーザーの親友ながら、暗殺に力を貸すことになるブルータス役。なんと今作は、すべての役が女性キャストによって上演される。シェイクスピアの時代の上演スタイルを踏襲して全役男性で演じられることはときどきあるが、オールフィメールは珍しい試み。「最初こそ俺という一人称に違和感がありましたけど(笑)、戯曲の中の性別を固定するようなセリフは今回ほぼカットされていますし、性別を超えた人間の物語として観ていただけるんじゃないでしょうか。ジェンダーレスが声高に叫ばれる昨今ですが、根本にあるのは、性別で人間をはかるなってことだと思うんです。どんな感情も人間が等しく持つもので、性別によって区別されるものではない。この作品を通じて、そういうメッセージを発信できたらと思うし、そういう意味でまさに今やるにふさわしい作品ですよね」嫉妬や欲が渦巻く中で、ブルータスは「私利私欲がなくて、誠実だと誰もが評する人物」。「人望が厚く優しいけれど、ここぞというときに詰めが甘くて、その優しさが自分の首を絞めていく。そんな人間味のあるブルータスをお見せしたいと思っています」近年の吉田さんといえば、ジェーン・スーさんのエッセイをドラマ化した『生きるとか死ぬとか父親とか』や、異色の設定で話題を呼んだドラマ『きれいのくに』など、ひと癖ある作品に出演している印象が。「脚本、演出家、企画…判断基準はいろいろありますが、基本的にやりたいかやりたくないかの直感です。お芝居って心なので、自分が面白いと思って取り組めないと伝わってしまう。だからこそ心を大事に作品を選んでいきたいなと思うんです」ならば今回の舞台、出演を決めた最大のポイントはどこですか?「優先順位をつけるのは難しいですが、一番はPARCO劇場かな。選ばれた俳優しか出られない劇場のイメージ。長く小劇場で演劇をやってきて、あそこに呼ばれるようになりたいと奮闘してきたので、成功させるぞという思いで臨みます」共和制末期のローマ。次々と戦果を挙げ権力を増大化させていくシーザー(シルビア)の存在を危ぶんだキャシアス(松本)。ブルータス(吉田)を仲間に引き入れ、シーザーを暗殺する。その知らせを聞いたアントニー(松井)は…。10月10日(日)~31日(日)渋谷・PARCO劇場作/ウィリアム・シェイクスピア演出/森新太郎出演/吉田羊、松井玲奈、松本紀保、シルビア・グラブ、三田和代ほか全席指定1万1000円ほかパルコステージ TEL:03・3477・5858大阪、山形、福島、宮城、富山、愛知公演あり。よしだ・よう福岡県出身。舞台を中心に活動する中、2009 年の『returns』や‘11年の『国民の映画』などの三谷幸喜演出舞台に出演し注目を集める。最近の出演作にドラマ『恋する母たち』など。ブラウス¥75,900 スカート¥86,900ピアス¥26,400(以上sacai TEL:03・6418・5977)※『anan』2021年10月13日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・梅山弘子ヘア&メイク・井手真紗子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年10月12日俳優の西島秀俊と女優の吉田羊が出演する、花王・メリットの新CM「泡で洗おう」編が、8日より放送される。夫婦役で登場する西島と吉田。とある休日、買い物袋を肩にかけた西島は足早に家へと向かい、帰宅するとすぐに吉田に話しかけながら買い物先で仕入れた知識を披露する。西島と吉田のテンポの良い会話劇で、ほっこりする家族の休日を描いている。■西島秀俊・吉田羊インタビュー――CMに出演した感想を教えてください。西島:撮影スタートからすぐに、とてもやさしい雰囲気で撮影ができました。自然に家族の空気感もできて、居心地が良かったです。昨今の状況から、家の中で過ごす時間や家で仕事をする時間が増えていると思います。今回のCMでは、家でお仕事しているお母さんがいて、お料理を作っているお父さんがいて、家族みんなで助け合って生活する現在の家族像が描かれているので、そういったシーンも楽しんでいただきたいなと思います。吉田:メリットのCMはいつもほのぼのとされている印象で、撮影を楽しみにしていました。西島さんを中心とした家族のほっこりする感じをぜひ楽しんでいただけたらなと思います。
2021年10月05日女優の茅島みずきと俳優の吉田鋼太郎が共演する、三菱重工業の新CM「カーボンニュートラル」編、「水素発電」編が5日より、日本テレビ系ニュース番組『news zero』(毎週月~木曜23:00~、金曜23:30~)で放送開始する。新CMは、今年1月から放送が始まった三菱パワーのCMに次ぐ第二弾。前回同様、茅島が主演を務め、吉田扮するフレンチブルドッグの“ブルくん”とともに、ユニークな掛け合いを通じて「カーボンニュートラル社会の実現」に向けた取り組み姿勢を伝える。■茅島みずきコメント前回出演させて頂いた三菱パワーさんのCMに続いて、今回は三菱重工さんのCMに出演できることになり、とても嬉しく思います。ブルくんは相変わらずのかわいさで、撮影もスムーズに進みました。ブルくんも2回目の撮影ということで段々慣れてきたのかなと思います。元気でかわいい子供達の表情も見どころです。カーボンニュートラルや水素発電といった地球に優しいキーワードをテーマに撮影を実施しました。ぜひご覧になってください。■吉田鋼太郎コメント約1年ぶりにブルくんの声で出演することができ大変嬉しいです。どんな声で演技をしていくか悩みましたが、前回よりも吉田鋼太郎らしさを出していく形で臨みました。結果、大好きなブルくんと一心同体になれたのではないかと思います。素敵な茅島さんとかわいいブルくんと改めて共演できましたし、地球がより良くなっていく未来を予感させるようなCMに仕上がっております。 是非お楽しみくださいませ。
2021年10月01日羊文学が、ワンマンライブ『まほうがつかえる2021』を12月に横浜と大阪のビルボードライブで行うことが決定した。本日9月24日に東京・USEN STUDIO COASTで開催されたツアー『Tour 2021 “Hidden Place”』最終公演のMCにて発表された『まほうがつかえる2021』は、羊文学にとって初のビルボードライブ公演で、各公演の詳細はビルボードライブ横浜および大阪の公式サイトに掲載されている。なお『Tour 2021 “Hidden Place”』最終公演の模様は有料配信も行われており、9月27日までアーカイブ配信を視聴することができる。合わせて各サブスクリプションサービスでは本公演のセットリストプレイリストが公開された。■ビルボードライブ横浜公演詳細:■ビルボードライブ大阪公演詳細:■『Tour 2021 “Hidden Place”』最終公演セットリストプレイリスト:<配信ライブ情報>『羊文学 Tour 2021“Hidden Place”』東京公演配信日程:9月24日(金) OPEN 18:00 / START 19:00アーカイブ配信:9月27日(月) 23:59予定配信視聴チケット:3,000円(税込)販売期間:9月27日(月) 21:00まで購入URL: Overseas Customers:スマッシュ:03-3444-6751www.smash-jpn.com<リリース情報>羊文学 EP『you love』発売中価格:2,100円(税抜)羊文学 EP『you love』ジャケット【収録曲】1. マヨイガ2. あの街に風吹けば3. なつのせいです4. 白河夜船5. 夜を越えて6. マヨイガ with 蓮沼執太フィル羊文学 EP『you love』ティザー映像羊文学「マヨイガ」official audio羊文学「マヨイガ」MV 映画『岬のマヨイガ』Ver.羊文学「マヨイガ」MV 映画『岬のマヨイガ』フルVer.『you love』購入URL:羊文学 ライブDVD『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』発売中価格:2,727円(税抜)『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』ジャケット【収録内容】01. Opening02. mother03. Girls04. 変身05. コーリング06. -MC1-07. ハロー、ムーン08. ロックスター09. おまじない10. 花びら11. サイレン12. 砂漠の君へ13. powers14. -MC2-15. 人間だった16. 199917. あいまいでいいよ18. ghost『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』ハイライト映像【購入者特典】Amazon.co.jp:ビジュアルシート羊文学応援店:オリジナルライブフォト応援店一覧:購入URL:関連リンク羊文学 オフィシャルWEBサイト羊文学 Instagram羊文学 Twitter羊文学 TikTok
2021年09月24日女優の吉田羊、俳優の奥平大兼が出演する、アフラック生命保険「しっかり頼れる介護保険」の新CM「おじいちゃん子」編と「お金の負担」編が、17日より放送される。今回の新CMのテーマは、「家族への思い」。同居する父が脳梗塞で倒れたことをきっかけに、突然初めての介護生活が始まった主人公・厚子(吉田)と、息子・真司(奥平)による親子の物語を描く。昨年10月クールに放送されたTBS系金曜ドラマ『恋する母たち』以来、親子役で2度目の共演となった吉田と奥平。CM撮影前には、「おはようございます。お久しぶりです」と爽やかに挨拶した奥平に対して、吉田が親しみのこもった笑顔で「なんか精悍になったね」と応じるなど、久々の再会を喜び合った。また以前は役の設定上、前髪が長かった奥平だが、今回は目元が見える髪型になっていたため、吉田が「そんな目をしていたんだ」と嬉しそうに話しかけていた。
2021年09月15日羊文学の新曲「光るとき」が、2022年1月12日(水)より配信リリース。TVアニメ『平家物語』のオープニング主題歌となる。羊文学の新曲がアニメ『平家物語』主題歌に羊文学は、ボーカル・ギターの塩塚モエカ、ベースの河西ゆりか、ドラムのフクダヒロアからなるオルナティブロックバンド。2021年8月には、芦田愛菜主演のアニメ映画『岬のマヨイガ』主題歌「マヨイガ」を含む最新CD『you love』を発売したことでも話題となった。そんな羊文学の新曲「光るとき」は、TVアニメ『平家物語』オープニング主題歌として、ボーカルの塩塚モエカが書き下ろした楽曲。TVアニメの主題歌書き下ろしは、羊文学にとって初めての試みとなる。『平家物語』は、数々の名作アニメを世に送りだしてきたサイエンスSARUがアニメーション制作を担当、山田尚子が監督、吉田玲子が脚本を務めるTVアニメ。塩塚モエカはオープニング主題歌を担当することについて、下記の通りコメントを寄せた。羊文学・塩塚モエカ コメントこの作品は、原作で描き出される平家の魂に対して、並々ならぬ思いをもって作られています。台本を読むたびに、傲慢なイメージで語られがちな平家の人々の、人間らしく美しい側面を知りました。そんな姿を、私たちなりに讃え、照らし出す曲を作ることができたと思います。今までに抱いたことのないような、複雑で尊い感情を教えてくれる物語に出会えたこと、そしてその一部を担わせていただけたことを心から光栄に思い、感謝しています。【詳細】羊文学 新曲「光るとき」配信日:2022年1月12日(水)■TVアニメ『平家物語』放送開始時期:2022年1月12日(水)より順次放送局:フジテレビ「+Ultra」ほか※2021年9月15日(水)24:00よりFODにて先行独占配信。※放送、配信日時は都合により変更となる可能性がある。©「平家物語」製作委員会
2021年09月13日羊文学が、9月24日にUSEN STUDIO COASTで開催するツアー『羊文学 Tour 2021“Hidden Place”』東京公演の模様を生配信することが決定した。配信チケットは本日9月11日10時より販売がスタートしており、アーカイブ配信は9月27日まで。また、アニメ映画『岬のマヨイガ』の本編映像を使った主題歌「マヨイガ」のフルサイズMusic Videoが公開された。「マヨイガ」は、羊文学が同映画のために書き下ろされた楽曲で、今回の新MVは映画の魅力が凝縮された内容となっている。羊文学「マヨイガ」MV フルVer.<配信ライブ情報>『羊文学 Tour 2021“Hidden Place”』東京公演配信日程:9月24日(金) OPEN 18:00 / START 19:00アーカイブ配信:9月27日(月) 23:59予定配信視聴チケット:3,000円(税込)販売期間:9月11日(土) 10:00~9月27日(月) 21:00まで購入URL: Overseas Customers:スマッシュ:03-3444-6751www.smash-jpn.com<リリース情報>羊文学 EP『you love』発売中価格:2,100円(税抜)羊文学 EP『you love』ジャケット【収録曲】1. マヨイガ2. あの街に風吹けば3. なつのせいです4. 白河夜船5. 夜を越えて6. マヨイガ with 蓮沼執太フィル羊文学 EP『you love』ティザー映像羊文学「マヨイガ」official audio羊文学「マヨイガ」MV 映画『岬のマヨイガ』Ver.「マヨイガ」配信リンク:「夜を越えて」配信リンク:『you love』予約URL:羊文学 ライブDVD『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』発売中価格:2,727円(税抜)『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』ジャケット【収録内容】01. Opening02. mother03. Girls04. 変身05. コーリング06. -MC1-07. ハロー、ムーン08. ロックスター09. おまじない10. 花びら11. サイレン12. 砂漠の君へ13. powers14. -MC2-15. 人間だった16. 199917. あいまいでいいよ18. ghost『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』ハイライト映像【購入者特典】Amazon.co.jp:ビジュアルシート羊文学応援店:オリジナルライブフォト応援店一覧:購入URL:<映画情報>『岬のマヨイガ』8月27日(金) 公開映画『岬のマヨイガ』本予告映像公式Twitter: 公式サイト: 関連リンク羊文学 オフィシャルWEBサイト羊文学 Instagram羊文学 Twitter羊文学 TikTok
2021年09月11日羊文学の新曲「光るとき」が、TVアニメ『平家物語』のオープニングテーマに決定した。同曲は『平家物語』のためにボーカルの塩塚モエカが書き下ろした楽曲で、TVアニメの主題歌書き下ろしは羊文学にとって初となる。また同アニメのエンディングテーマはagraph feat. ANI(スチャダラパー)の「unified perspective」が起用されており、アブストラクトなトラックにANI(スチャダラパー)のラップをフィーチャーしたagraphの名に相応しい1曲となっている。『平家物語』は、数々の傑作アニメを世に送りだしてきたサイエンスSARUがアニメーション制作を手がけており、監督は『けいおん!』シリーズや映画『聲の形』で知られる山田尚子が担当。そのほか脚本は吉田玲子、キャラクター原案は漫画家の高野文子、音楽は牛尾憲輔、キャラクターデザインは小島崇史、さらに声優陣にも豪華なキャストが並び制作発表時にはTwitterトレンドにランクインするなど話題を呼んでいる。放送はフジテレビ「+Ultra」ほかにて2022年1月より開始予定で、9月15日24時よりFODにて先行独占配信がスタートする。また「光るとき」のリリースについては近日発表される。■羊文学・塩塚モエカ コメントこの作品は、原作で描き出される平家の魂に対して、並々ならぬ思いをもって作られています。台本を読むたびに、傲慢なイメージで語られがちな平家の人々の、人間らしく美しい側面を知りました。そんな姿を、私たちなりに讃え、照らし出す曲を作ることができたと思います。今までに抱いたことのないような、複雑で尊い感情を教えてくれる物語に出会えたこと、そしてその一部を担わせていただけたことを心から光栄に思い、感謝しています。<作品情報>『平家物語』TVアニメ『平家物語』ティザービジュアルフジテレビ「+Ultra」ほかにて2022年1月より放送開始9月15日(水)24時よりFODにて先行独占配信※放送、配信日時は都合により変更となる可能性があります。【スタッフ】原作:古川日出男訳 『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集09 平家物語』河出書房新社刊監督:山田尚子脚本:吉田玲子キャラクター原案:高野文子音楽:牛尾憲輔アニメーション制作:サイエンスSARUキャラクターデザイン:小島崇史オープニング・テーマ:羊文学「光るとき」エンディング・テーマ:agraph feat. ANI(スチャダラパー)「unified perspective 」【キャスト】悠木碧 / 櫻井孝宏 / 早見沙織 / 玄田哲章 / 千葉繁 / 井上喜久子 / 入野自由 / 小林由美子 / 岡本信彦 / 花江夏樹 / 村瀬歩 / 西山宏太朗 / 檜山修之 / 木村昴 / 宮崎遊 / 水瀬いのり / 杉田智和 / 梶裕貴アニメ公式サイト:HEIKE-anime.asmik-ace.co.jpアニメ公式Twitter:<リリース情報>羊文学 EP『you love』発売中価格:2,100円(税抜)羊文学 EP『you love』ジャケット【収録曲】1. マヨイガ2. あの街に風吹けば3. なつのせいです4. 白河夜船5. 夜を越えて6. マヨイガ with 蓮沼執太フィル羊文学 EP『you love』ティザー映像羊文学「マヨイガ」official audio羊文学「マヨイガ」MV 映画『岬のマヨイガ』Ver.「マヨイガ」配信リンク:「夜を越えて」配信リンク:『you love』予約URL:羊文学 ライブDVD『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』発売中価格:2,727円(税抜)『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』ジャケット【収録内容】01. Opening02. mother03. Girls04. 変身05. コーリング06. -MC1-07. ハロー、ムーン08. ロックスター09. おまじない10. 花びら11. サイレン12. 砂漠の君へ13. powers14. -MC2-15. 人間だった16. 199917. あいまいでいいよ18. ghost『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』ハイライト映像【購入者特典】Amazon.co.jp:ビジュアルシート羊文学応援店:オリジナルライブフォト応援店一覧:購入URL:<映画情報>『岬のマヨイガ』8月27日(金) 公開映画『岬のマヨイガ』本予告映像公式Twitter: 公式サイト: 関連リンク羊文学 オフィシャルWEBサイト羊文学 Instagram羊文学 Twitter羊文学 TikTok
2021年09月10日羊文学が8月25日にリリースする新作EP『you love』のティザー映像を公開した。今作には「自分の安心できる場所、帰る場所を探している人たちへ届ける、"you love"=あなたは元来、人を愛し人に愛される生物だ」というメッセージが込められており、アニメ映画『岬のマヨイガ』の主題歌である「マヨイガ」を含む遊び心に溢れた新曲全6曲が収録されている。公開されたティザー映像では、CDのアートワークの世界観に合わせてその全収録曲を楽しむことができる。羊文学は、8月24日に行われる『岬のマヨイガ』公開直前YouTube生配信番組に出演することが決定しており、番組では主題歌「マヨイガ」のスタジオパフォーマンスが予定されている。羊文学 EP『you love』ティザー映像<リリース情報>羊文学 EP『you love』2021年8月25日(水) リリース価格:2,100円(税抜)羊文学 EP『you love』ジャケット【収録曲】1. マヨイガ2. あの街に風吹けば3. なつのせいです4. 白河夜船5. 夜を越えて6. マヨイガ with 蓮沼執太フィル羊文学「マヨイガ」official audio「マヨイガ」配信リンク:「夜を越えて」配信リンク:『you love』予約URL:羊文学 ライブDVD『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』2021年7月21日(水) リリース価格:2,727円(税抜)『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』ジャケット【収録内容】01. Opening02. mother03. Girls04. 変身05. コーリング06. -MC1-07. ハロー、ムーン08. ロックスター09. おまじない10. 花びら11. サイレン12. 砂漠の君へ13. powers14. -MC2-15. 人間だった16. 199917. あいまいでいいよ18. ghost『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』ハイライト映像【購入者特典】Amazon.co.jp:ビジュアルシート羊文学応援店:オリジナルライブフォト応援店一覧:購入URL:<映画情報>『岬のマヨイガ』8月27日(金) 公開映画『岬のマヨイガ』本予告映像アニメーション映画『岬のマヨイガ』公開直前記念YouTube生配信※8月24日(火) 20:00〜公開予定公式Twitter: 公式サイト: 関連リンク羊文学 オフィシャルWEBサイト羊文学 Instagram羊文学 Twitter羊文学 TikTok
2021年08月20日羊文学が8月25日にリリースする新EP『you love』の収録詳細とジャケット写真を公開した。『you love』には長編アニメーション映画『岬のマヨイガ』の主題歌で、すでに先行配信されている「マヨイガ」や、蓮沼執太フィルが参加した「マヨイガ with 蓮沼執太フィル」など遊び心溢れる全6曲が収録される。また、今作には「自分の安心できる場所、帰る場所を探している人たちへ届ける、"you love"=あなたは元来、人を愛し人に愛される生物だ」というメッセージが込められ、アートワークにはメンバー3人の幼少期の写真が使われるなど、作品を通して”家”、“帰る場所”がテーマとなっている。<リリース情報>羊文学 EP『you love』2021年8月25日(水) リリース価格:2,100円(税抜)羊文学 EP『you love』ジャケット【収録曲】1. マヨイガ2. あの街に風吹けば3. なつのせいです4. 白河夜船5. 夜を越えて6. マヨイガ with 蓮沼執太フィル羊文学「マヨイガ」official audio「マヨイガ」先行配信URL:『you love』予約URL:羊文学 ライブDVD『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』2021年7月21日(水) リリース価格:2,727円(税抜)『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』ジャケット【収録内容】01. Opening02. mother03. Girls04. 変身05. コーリング06. -MC1-07. ハロー、ムーン08. ロックスター09. おまじない10. 花びら11. サイレン12. 砂漠の君へ13. powers14. -MC2-15. 人間だった16. 199917. あいまいでいいよ18. ghost『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』ハイライト映像【購入者特典】Amazon.co.jp:ビジュアルシート羊文学応援店:オリジナルライブフォト応援店一覧:購入URL:<映画情報>『岬のマヨイガ』8月27日(金) 公開映画『岬のマヨイガ』本予告映像公式Twitter: 公式サイト: 関連リンク羊文学 オフィシャルWEBサイト羊文学 Instagram羊文学 Twitter羊文学 TikTok
2021年07月22日シェイクスピアの有名な「ローマ劇」のひとつで、男たちの陰謀と策略の渦巻く古代ローマの政治闘争を描く『ジュリアス・シーザー』を、ブルータス役の吉田羊をはじめ女性キャストのみで演じる舞台が、10月10日(日)~10月31日(日)PARCO劇場で、さらに大阪など各地で上演されることが決定した。あわせて、キャストのコメントが発表された。『ジュリアス・シーザー』は、ローマ史に基づいて描かれた、『コリオレイナス』『アントニーとクレオパトラ』と並ぶシェイクスピアの舞台作品。演出するのは、『Romeo and Juliet ―ロミオとジュリエットー』に続いて、今年2作目のシェイクスピア劇に挑む森新太郎だ。舞台となるのは共和制末期のローマ。宿敵を破ったシーザーが民衆の歓呼を浴びながら堂々とローマへ凱旋するが、護民官や貴族のなかには、いまや対抗勢力のなくなったシーザーに危険な野心を感じる者がいた。そのひとりキャシアスは、市民から厚い信望を得ていたブルータスを仲間に引き入れ、シーザーの暗殺を決行する。主人公・ブルータス役には、『国民の映画』以来、7年ぶりのPARCO劇場出演となる吉田。また、松井玲奈がシーザーの腹心の部下アントニー役を務め、松本紀保がキャシアス役を演じる。さらにシルビア・グラブが、ブルータスらに暗殺を謀られる古代ローマ王政の独裁官、ジュリアス・シーザー役で参加することが分かった。さらに藤野涼子や久保田磨希、中別府葵ほか、映像、舞台で活躍するベテランから若手までがキャスティングされた。キャストのコメントは、以下の通り。■吉田羊コメント初めてシェイクスピア作品に挑戦させて頂くことになりました。凛として端正な台詞の応酬にクラクラしながらも、ひとたび口にすればありありと人物が浮かび上がるシェイクスピアの表現力に感動もし、演者として携われることに心から感謝する思いです。今作は、古代ローマの史実を軸に英雄たちの「人間らしい顔」が描かれています。彼らは苦悩し歓喜し、それぞれの守るべきもののために闘っていて、その姿は、現代の私たちとなんら変わりないように見えます。さらには、男性の戯曲とされるこの物語を、ジェンダーの定義が多様化しているこの時代に女性だけで演じる試みに、大きな意義を感じてもいます。最初は違和感があるかもしれません。けれど固定概念を取り払ったその先には、時代や性別を超えた、「人間」の業や情が見えてくるはずと信じております。演出の森新太郎さんとは初めてご一緒します。数多くのシェイクスピア作品を手掛けられた方ですので、その胸をお借りしながらアイデアを持ち寄って高め合い、素晴らしい共演者の皆様と力を合わせて、新しいジュリアス・シーザーをお届けできるよう頑張りますので、何卒、応援よろしくお願いいたします。■松井玲奈コメントこの度『ジュリアス・シーザー』に出演させていただくことになりました。はじめてのシェイクスピア、憧れのシェイクスピア。とても好きなこの演目に出演できるということを大変嬉しく感じています。共和制末期のローマ。時代がガラリと音を立てて変わる時。セリフの一言一言からほとばしるそれぞれの熱い信念を真っ直ぐにお伝えするべく、たっぷりのエネルギーでキャスト一同演じきりたいと思います。■松本紀保コメント今回新生パルコ劇場にて、このような素晴らしい作品、キャストの皆様と作品を創っていくことができ、本当に嬉しく、そして本当に楽しみです。森新太郎さんとは2度目になりますが、そのしつこく熱い演劇魂に喰らいついていきたいと思います」■シルビア・グラブコメントまさか私が……。一生で絶対に関わることがあるとは思っていなかったシェイクスピア。しかも、本来ならオール男性でやっていたものをオール女性キャストで上演する。色んな意味で痺れます。恐ろしくもあり、エキサイティングでもあり。私はすでに震えが止まらない!久しぶりにPARCOで吉田羊さんとの共演、そしてまた新たな共演者との出会いもとても楽しみです。森新太郎さんの熱い指導の元また新たな自分を発掘したいと思います。『ジュリアス・シーザー』【作】ウィリアム・シェイクスピア【訳】福田恆存【演出】森新太郎【出演】吉田羊松井玲奈松本紀保シルビア・グラブ/藤野涼子久保田磨希智順中別府葵小山萌子安澤千草高丸えみり岡崎さつき 鈴木崇乃水野あや清瀬ひかり原口侑季西岡未央/三田和代【東京公演】 2021年10月10日(日)~10月31日(日)PARCO劇場【大阪公演】2021年11月3日(水・祝)森ノ宮ピロティホール【山形公演】2021年11月7日(日)やまぎん県民ホール 大ホール【福島公演】2021年11月14日(日)いわき芸術文化交流館アリオス大ホール【宮城公演】2021年11月17日(水)仙台銀行ホールイズミティ21 大ホール【富山公演】2021年11月20日(土)、21日(日)富山県民会館ホール【愛知公演】2021年11月27日(土)、28日(日)東海市芸術劇場大ホール
2021年07月14日●主演&主題歌オファー「応えたい気持ちが大きかった」映画監督の吉田大八氏と歌手・俳優の錦戸亮が、『羊の木』(2018)以来3年ぶりにタッグ。Amazon Musicの新プロジェクト「Music4Cinema」で、吉田監督がメガホンを取り、錦戸が主演と主題歌を務めたショートフィルム『No Return』が7月14日より公開される。2019年9月に個人事務所を立ち上げ、 ソロアーティストとして精力的に活動している錦戸にとっては、独立後初の演技の仕事。このたび吉田監督と錦戸にインタビューし、制作の経緯や再タッグの感想などについて聞いた。同プロジェクトは、監督がオリジナル脚本を執筆、これにアーティストがオリジナル楽曲を書き下ろし、音楽×短編映画という組み合わせでオリジナル作品を制作する企画。4人の監督と4人のアーティストによる、「現代ユースの視点」をテーマにした4つの作品が公開される。吉田監督と錦戸がタッグを組んだ『No Return』は、「自分はまだ若者だ!」と胸を張れないけれども、「おじさん」と呼ばれる覚悟もまだできていない、ごくありふれた日常を送る30代前半の男(錦戸)の物語。彼がふと思い出した昨夜の夢を語り始める時、過去と現在が歪み始め……現実と夢が交錯したストーリーとなっている。――吉田監督は、最初にこの企画を聞いたときにどう感じましたか? また、錦戸さんを指名された理由を教えてください。吉田監督:最初は、長めのプロモーションビデオと何が違うのか理解が追い付かなかったのですが、僕らが普段映画を撮っているときに主題歌を探すという流れだと理解しました。15分という尺の純度をどうやって高めるか考えているうち、主演・作曲・歌、全部1人でやれる人がいることを思い出して(笑)、すぐ彼に声をかけました。――錦戸さんは、監督からの指名という形でオファーを受けたとき、どう思いましたか?錦戸:僕自身、ここ数年で環境がガラッと変わり、台詞というものを全然言ってなかったので、純粋にうれしかったです。すぐ「やりたいです」と返事をし、頑張ろうと思いました。――吉田監督の錦戸さんへのエール、1人で歩き始めた男へのエールも込められているのかなと思いましたが、吉田監督はどういう思いで脚本を書かれたのでしょうか。吉田監督:錦戸くんに頼むと決めてから脚本を書き始めたので、彼が見せてくれそうな表情の数々を楽しく想像しながら、あっという間に書き上げました。そういう意味では、完全に当て書きです。例えば関西弁で喧嘩する錦戸くんを見たい、演奏する錦戸くんが見たい、などと思いつくまま、夢なので何でもありで、すごく自由でしたね。――本作で監督が伝えたいメッセージとは?吉田監督:メッセージというほど大げさなものは特にないんですけど、彼も含め自分より下の世代に対して常々思っていることや、彼自身が環境の変化に感じているだろう期待や不安を想像することも当然あったので、そんな気持ちが自然ににじんだところがあるのかもしれません。――錦戸さんは、久しぶりに演技をされて、演技する楽しさを改めて感じましたか?錦戸:演技していて楽しいと思いながらセリフを言ったことはないです。もちろん、セリフを言える環境に置いていただけたというのはすごく幸せなことですし、うれしいなと思いますが。――主題歌「ジンクス」はどのような思いで制作されましたか?錦戸:作品に向けて楽曲制作したことがなかったので、自分がどこまでできるのか正直わからなくて。いつも自分が言いたいことや、そのとき思いついたことを羅列している感じでしたが、作品の中に溶け込めるようにするにはどうしたらいいんだろうと考えて、行ったり来たり、逆に何も考えずに書いてみようと思って書いたものが、ほぼほぼ形になりました。なので、どういう思いというのはありませんが、応えたいという気持ちが一番大きかったです。――監督とはどういうやりとりがありましたか?錦戸:曲作りにおいて、書いたものを送り、「ここ違う言い回しできないかな」とか、そういうやりとりはけっこうありました。歌詞だけではなく、演奏面に関しても。――精力的に音楽活動を続けられていますが、今回の作品に関わって改めて音楽活動のやりがいなど感じましたか?錦戸:今回の曲は、完成するまでに3カ月くらい、めちゃめちゃ時間がかかりました。試行錯誤して、回り道して。全部作り終わったときに自分の曲を作ったら1日でできました(笑)。今回の経験があったから1日でできたのだと。意見を仰ぎながらやることはなかったので、すごくいい経験になりました。――今回の経験によってアーティスト活動に変化はありそうですか?錦戸:あればいいなという希望ですかね(笑)。もっと時間が経った時に、「あれがもしかしたらきっかけだったのかな」と思えるようなこれからを作っていけたらいいなと思います。●求められていることを的確につかみ最大限の力を発揮――吉田監督は、3年ぶりにタッグ組んで錦戸さんの魅力をどのように感じましたか?吉田監督:演技そのものに楽しみがあるわけではなく、仕上がりを基準にしている感覚が、僕にとってはありがたい。現場では監督の僕を100%信頼して委ねてくれているということだから。また、音楽制作のやりとりを通じて思ったのですが、すごくプロデュース目線がある。自分のやりたいことはいったん脇に置いて、僕が求めているものにまず応えたうえで、あらためて自分の表現として探っていく。僕も、自分から人に持ち掛ける企画と、人から誘われる企画と両方あって、それぞれに力の出しようがありますし。彼とそういう機会を共有できて、一つそういう楽しみ方を見つけてもらえたのであればうれしいです。――プロデュース目線は、独立されてソロで活動されている中で培われてきたのかなと思ったのですが、ご自身の中ではどのように培われてきたと思いますか?錦戸:僕自身は、プロデュースしているという意識は全くないですが、結局作っていたらプロデュースになっているのかなと。でもそれは、1人になってからというわけでもなく、遊びだってプロデュースの一環だと思うんです。サーフィン始めてみようとか、全部自分で選んでいく。自分のやりたいことが形になった時に、プロデュースと言われることがあり、好きなことを追い求めていったらそういう風になっただけだと思う。ただ、どうやったら成立させられるかというのは考えます。今の僕にできる最大限、こちらが提示できるものという意味での自分の見極めはしています。――それはここ数年ではなく?錦戸:昔からです。――監督は、『羊の木』の頃から錦戸さんのプロデューサー目線を感じていましたか?吉田監督:映画が求めることを的確につかんで、その場で自分ができる最大のパフォーマンスにたどり着くのがすごく早い。もちろん信頼感がベースになるとは思いますが、見極めの早さはきっと彼のキャリアの早い時期から、いろいろな習慣や訓練の中で身についたものなのかなと想像しています。この何年かで責任が増した分、よりシリアスになったとは思いますが。――錦戸さんにとって吉田監督はどういう存在ですか?錦戸:『羊の木』の撮影をしていたのが2016年。ご飯を食べに行ったり、曲ができたら送ってみたり、「こういう曲どう?」と教えてくれるときもあったり。でも、一緒に仕事をして出来上がりを見て、それがすべてではないかなと。普段どうであろうが、そこで大丈夫って信用しきっているので、今回またご一緒できたのはほんまにうれしかったです。――今回の撮影で印象的だったシーンと、実際に出来上がって好きなシーンを教えてください。錦戸:両方まとめて1つになりますが、画面を通して初めて見たときに「え! 何これ」と思ったのが、喫茶店で「続けて、歌」と言われたシーン。大八さんが言ってるみたいと思って、「うわ~」と思いました。書いているのは大八さんやから(笑)吉田監督:歌は続けるに決まってるんですけどね(笑)。彼の音楽活動をこの何年か追っかけていたから、そういう言葉が自然と出ちゃったのかもしれないです。――松浦祐也さんをはじめとする共演者の方たちとのエピソードを教えてください。吉田監督:松浦さんとは以前から仕事するチャンスを狙っていて、やっと実現しました。頭をいきなりガラスにぶつけたのは、僕の指示じゃありませんが、やっぱりかましてくるなと(笑)。びっくりしたでしょ?錦戸:びっくりしました(笑)吉田監督:ああいう瞬間がこの仕事の醍醐味の一つ。映画を壊さないギリギリで何か仕掛けてくる俳優と、錦戸くんがどう向き合うのか。あそこの錦戸くんの表情も好きですね。――錦戸さんは共演者のみなさんといかがでしたか?錦戸:みなさん初めてでしたが、優しかったです。でも、いざ本番となれば怖いところもあって、大八さん好きそうだなと思いました(笑)。植田紗々さんや樋井明日香さんは撮影が押してとても待たせてしまいましたが、すごく優しくて、ほんまに優しい人たちやなって。吉田監督:優しくされると弱いんだね(笑)錦戸:グッときません?(笑)――今回、「現代ユースの視点」がテーマとなってしますが、若者に戻れるとしたらいつ頃に戻ってどんなことをしたいですか?吉田監督:もうあんな面倒くさいところへ戻りたくないなと。10年くらい前だったら、もう1回あの頃を経験してみたいという気力があったかもしれません。やっとここまで来たのに、戻りたくないです (笑)。錦戸:僕もないですね。今、僕は36歳ですが、36歳の今の考え方を持ったまま16歳とかに戻れるとなっても、それって面白いのかわからないし、16歳の頃の考え方に戻ったところで、きっと同じことを繰り返すだろうし、戻りたいと思ったことは1回もないです。――今、生きている瞬間が一番だと。錦戸:そう言っておきたいですね(笑)。戻りたいとは言いたくないです。ショートフィルム『No Return』は、Amazon MusicとAmazon Prime Video、AmazonMusic公式YouTubeアカウントで、7月14日より配信。
2021年07月14日羊文学が、7月21日にリリースする映像作品『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』のジャケット写真と特典情報詳細を公開した。今作は羊文学が今年3月に開催したオンラインライブ『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place”』をノーカットで収録した作品となっており、昨年リリースしたメジャーデビューアルバム『POWERS』の収録曲を中心にパフォーマンス。本日そのハイライト映像も公開されている。『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』ハイライト映像羊文学は7月7日に初のアニメ映画タイアップ曲「マヨイガ」を配信リリース。8月25日には同曲を含むEP『you love』をリリースする。<リリース情報>ライブDVD『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』7月21日リリース価格:2,727円(税抜)『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』ジャケット【収録内容】01. Opening02. mother03. Girls04. 変身05. コーリング06. -MC1-07. ハロー、ムーン08. ロックスター09. おまじない10. 花びら11. サイレン12. 砂漠の君へ13. powers14. -MC2-15. 人間だった16. 199917. あいまいでいいよ18. ghost【購入者特典】Amazon.co.jp:ビジュアルシート羊文学応援店:オリジナルライブフォト応援店一覧:予約はこちら:『you love』8月25日リリース2,100円(税込)※詳細は後日発表<先行配信>「マヨイガ」配信中「マヨイガ」配信ジャケット配信リンク:羊文学「マヨイガ」official audio関連リンク羊文学 オフィシャルWEBサイト羊文学 Instagram羊文学 Twitter羊文学 TikTok
2021年07月12日ジェーン・スーのエッセイを吉田羊主演でドラマ化した「生きるとか死ぬとか父親とか」が6月25日の放送で最終回を迎えた。劇中で吉田さん演じるトキコが口ずさむオープニング曲「ever since」に「もっと聴きたかった」など絶賛の声が送られている。ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔を持ち、女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ“ことジェーン・スーが、自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリーを映像化。吉田さんがジェーン・スーさん自身をモデルにした主人公を演じた本作。20年前、母をガンで亡くし一人の肉親となった父・哲也と一時は絶縁寸前までいったものの、いまでは時々外食しながら話をする関係になっている蒲原トキコに吉田さん。昔は破天荒な人生を歩んでいたが今ではすっかり丸くなった、どこか自由奔放で愛嬌のある父・哲也に國村隼。トキコがメインパーソナリティーを務めるラジオ番組「トッキーとヒトトキ」で、トキコと共にラジオを進行するアナウンサーの東七海に田中みな実。また20代の頃のトキコを松岡茉優が、トキコの母を富田靖子が演じた。そのほか岩崎う大(かもめんたる)、岩井勇気(ハライチ)、平子祐希(アルコ&ピース)、大友花恋、DJ松永らも出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回ではトキコが父について綴ったエッセイ本が完成。そのことを告知したラジオの収録後、プロデューサーから昼間の帯番組をやらないかという打診を受けたトキコは、今までのように質問に向き合えなくなることや、リスナー層が変化することへの不安から返答を保留する。その後、本を渡すのを兼ねてトキコは哲也と亡くなった母の出刃包丁を研ぎに行く。そこで哲也はトキコに封筒を渡す。中には母が好きだった江戸の老舗が書かれた“申し次ぎ”で、トキコは今までバラバラだった家族が1つにまとまったと感じ、心の中で「我が家もようやく、父と母と娘の3人家族になれました」と天国の母に報告する…というラストだった。放送後のTwitterには「自分に置き換えて見ちゃって苦しいくらいのときもあったな…」「自分のことを振り返りつつ見てしまった」「家族との向き合い方を改めて考えさせてもらえた大切なドラマ」「色々考えるきっかけをくれるドラマでした。まだまだ続きが見たい」などの感想とともに、「吉田羊さんのアカペラが優しくて, ぐっと来る…」「吉田羊さん歌うまい~しかもアカペラで…」「思いがけない吉田羊さんの歌声もっと聴きたかったなぁー」など、劇中でトキコが口ずさんだオープニング曲「ever since」に絶賛の声が集まる。それとともに高橋優が手がけたこの主題歌にも「吉田羊歌上手いなぁ。そして、高橋優の作った歌も良い」「高橋優のOPの包み込む歌声がいい空気感を作ってた」「ドラマの内容にかなりシンクロしてて 刺さる刺さる」と、改めて多くのコメントが寄せられている。(笠緒)
2021年06月26日羊文学が、伊勢丹新宿店で開催する『羊文学 presents ◯△☐』の詳細と特別インタビュー記事を三越伊勢丹オンラインストア特設サイトにて公開した。6月30日から7月6日にかけて行われる同イベントは、15のブランド・アーティストとコラボレーションしたファッションイベント。頭の中の"ひみつ基地"をテーマに、今の羊文学の中にあるファッション、アート、ライフスタイルなどを表現した様々なカテゴリのコラボ商品が出展されるほか、今回のために伊勢丹新宿店内で撮影されたライブ映像が会期中限定で配信される。塩塚モエカ(Vo.Gt)河西ゆりか(Ba)フクダヒロア(Dr)羊文学は、自身初となるライブ映像作品『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』を7月21日に発売することが決定している。■三越伊勢丹オンラインストア 特設サイト:<イベント情報>『羊文学presents〇△□』会期:6月30日(水)~7月6日(火)場所:伊勢丹新宿店 本館2階 センターパーク・ザ・ステージ#2<出展参加者>(A to Z)BELPER / harune.h / HATRA / jens / joy! little sis / 菓子 壱 / 片岡亮介 / malamute / mood_tokyo / nico ito / opnner / ritsuko karita / SANZOKU / Seri Tanaka / yushokobayashi伊勢丹新宿店 Instagram:<ライブ情報>『まる・さんかく・しかく 伊勢丹』online live7月3日(土) OPEN 19:00 / START 20:00アーカイブ配信:7月6日(火) 23:59予定【チケット】配信視聴チケット:2,500円(税込)発売日:6月12日(土) 12:00発売期間:7月6日(火) 22:00まで【チケット購入リンク】日本語サイト:英語サイト:<リリース情報>羊文学 ライブ映像作品『羊文学 Tour 2021 “Hidden Place” online live 2021.3.14』2021年7月21日(水) 発売【収録内容】1. Opening2. mother3. Girls4. 変身5. コーリング6. -MC1-7. ハロー、ムーン8. ロックスター9. おまじない10. 花びら11. サイレン12. 砂漠の君へ13. powers14. -MC2-15. 人間だった16. 199917. あいまいでいいよ18. ghost【店舗特典】羊文学応援店:内容未定Amazon.co.jp:ビジュアルシート※特典内容、応援店は後日ご案内いたします。予約リンク:
2021年06月23日吉田羊主演、國村隼、松岡茉優ら共演の「生きるとか死ぬとか父親とか」の11話が6月19日オンエア。前回に続いて明かされるトキコの過去に衝撃を受ける視聴者が続出。吉田さんと松岡さん、現在と過去のトキコ同士の共演もネットで反響を呼んでいる。ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔を持ち、女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ”ジェーン・スーが、自身の家族の出来事と思い出を描いたエッセイを原作に、吉田さんがジェーンさん自身をモデルにした蒲原トキコを演じる本作。吉田さんのほか、昔はやんちゃだったが20年前にトキコの母である妻を亡くし、その後事業にも失敗した父・哲也を國村さんが演じ、父が入院中に母の胃がんが見つかるなど、大きな苦労をした20代の頃のトキコを松岡さんが。トキコたち家族の前では明るく振る舞っていた母を富田靖子が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。20年前、母が亡くなった後、哲也の商売は上手くいかなくなる。ある日トキコは自宅に家賃の催促状が届いているのを発見。哲也が自分に黙って家を売ったことを知る。父は売った自宅を買い手から借りて住み続けてきたが、その家賃も払えなくなっていたのだ。家を出て行くしか道がなくなり、引っ越しが近づくも片付けもせず引っ越し先も決めない哲也に苛立つトキコ。トキコは自宅に北野(大友花恋)とミナミ(さいとうなり)を招き、引っ越しに備え荷物の整理を手伝ってもらう。すると押し入れから母の衣装ケースが見つかる…というのが今回のおはなし。母の衣装ケースに入っていたのは、1度も袖を通してない服だった。なかには100万円の毛皮もあり、それを見たミナミは「お母さん、きっと寂しかったんだね」とつぶやく。明るかった母が寂しさを内に秘めていたことを認めたくなかったトキコは、その記憶を封印していた…。「袖を通していない服が出てくるシーン、静かなんだけどとても重い鉛のような感情に襲われて苦しくなった」「今日の生きるとか死ぬとか父親とか、が消化できなくてもう2時間になる」など、衝撃的な展開に胸が苦しくなった視聴者からの声が次々とネットに上がっていく。この思い出を書こうと決めたものの、いざ書こうとすると原稿が進まなくなり苦悶する現代のトキコの前に、若き日のトキコが現れ「本当に忘れてたの?」と問いかける。書くほど哲也に怒りが沸いてくるという現代のトキコを、「許さなくてもいいよ。許せないまま書けばいい。怒りも悲しみも悔しさも。あの頃の私にはどうすることもできなかった。だから私の分まで書いてよ」と若き日のトキコが奮い立たせる…。現代と過去の“トキコ”、吉田さんと松岡さんの共演に「若いトッキーと今のトッキーが直接対峙して俳優対決としても見ごたえがあった。松岡茉優ちゃんと吉田羊さんの演技力が高すぎる」「ついに起こった現在の自分と過去の自分との邂逅。吉田さんと茉優ちゃんの圧倒的空気。凄かったよ」「松岡茉優と吉田羊がちゃんと繋がって見えた、なんなんだあれすごい」「すごい演技と言うよりもこれが演技というものなのかと思わず唸ってしまったなあ」など、圧倒された視聴者が続出している模様だ。(笠緒)
2021年06月19日吉田羊主演「生きるとか死ぬとか父親とか」9話が6月4日深夜オンエア。若かりし頃のトキコを演じた松岡茉優に「吉田羊さんそのもの」「ちゃんと地続きの人」など視聴者から絶賛の声が送られるとともに、トキコと母親との関係に共感する声も上がっている。本作はラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔を持ち、女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ”ジェーン・スーが、自身の家族の出来事と思い出を描いたエッセイが原作。20年前に母を亡くした主人公の蒲原トキコを吉田さんが演じ、トキコの父・哲也に國村隼。20代の頃のトキコに松岡さん。トキコの母には富田靖子といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トキコが編集者から“母親について書いてはどうか”と提案される。「良いことしか書けない」からと断るトキコだが、哲也と母の墓参りに行き、母との思い出を語るうちに、母の記憶が風化していってることに気づく…というのが今回のストーリー。20年前、哲也がC型肝炎で入院。父のためにみそ汁を作る母が胃薬を飲んでることに気づいたトキコは、母の体調を心配するが、母は「コーヒーの飲みすぎ」だと答える。そんな母からガンの検査を受けることを告げられ、当日付き添って欲しいと言われるトキコ。しかしその日は楽しみにしていたライブがあり、その予定を優先させてしまう。その後、母にガンが見つかり手術することに。哲也に母がガンで伝えると、哲也は病室から出て行こうとして…母のガンを知った哲也の心も壊れてしまう。母の手術が終わり、そのことを哲也に伝えるためお見舞いに行くトキコだが、病室には母が嫌いなはずの赤い花が。怒りの表情を浮かべトキコはその花を捨てる…そこで回想シーンが終わり、トキコは過去の記憶にふたをして生きてきたが、それが母の記憶を風化させていることに気づき、母についてエッセイに書く決意を固めるというラストだった。トキコの想いに「昔の私と母みたいだ。。。そう、そうやって私も自分の都合を優先してたし、逃げてたな」「ライブとか自分の予定優先しがちだわ…優先事項見間違わないようにしたいけどなかなかねぇ…」といった声をはじめ、「辛い記憶って脳内から消されるように作られてるってよくできてるよね」「父も母もいなくなってしまったけど、このドラマを観ながら、二人に話しかけている」など共感の声が多数上がる。また20代のトキコを演じた松岡さんに「松岡茉優さんが吉田羊さんそのものに見えて、俳優さんはすごいなあ」「ふとした表情や空気がとても吉田羊さんで、役者ってすごいな」「松岡茉優が吉田羊のトッキーともジェーン・スーともちゃんと地続きの人に見える。俳優ってすごい仕事」など、その演技に絶賛の声が続々送られている。(笠緒)
2021年06月05日女優の吉田羊と鈴木梨央が出演する、大塚製薬「ポカリスエット」の新CM「暑中見舞い」編、「扇風機」編、「デュルデュル」編などが、 5日より全国で放送される。新CMのテーマは「夏は、熱中症にもご用心」。熱中症を気遣いながらも、“家の中で過ごす夏”を楽しむ母と娘の姿が描かれる。さらに作中では、吉田と鈴木が、小泉今日子の1985年の楽曲「常夏娘」をカバー。オリジナルのダンスも披露している。今回の楽曲について、吉田から「知っていた?」と聞かれた鈴木は、「なんとなーく聞いたことがあったんですけど、ちゃんと聞いたのは初めてでしたね」と回答。それに対して、吉田は「私知らなかった。最初に原曲を聞いたときはさ、なんだか懐かしい感じの曲だなって雰囲気だったんだけど。アレンジが上がってきたら、ガラッと違う歌になったね」と続ける。すると間髪入れずに、鈴木が「はい! もうポカリっ!」と合いの手を入れ、息ぴったりでアレンジについて感想を語った。また、吉田が「(鈴木は)あっというまにダンス覚えていたね。私は振り付け練習の初日、全然踊れなかった」と振り返ると、鈴木は「いやいや! でも羊さん撮影の時はすごい完璧だったから」とコメント。そして、「すごく気持ちがいいダンスなので、みんなにもぜひ真似して踊ってほしい」、「“常夏娘ダンスブーム”があちこちのTikTokとかYouTubeとかであがったり、芸人さんがこう踊ったりして」と、2人で盛り上がった。
2021年06月03日吉田羊主演「生きるとか死ぬとか父親とか」の7話が5月21日オンエア。友人の悩みを解決しようとして追い込んでいたことに気づくトキコに「答えを出すことが必ずしも解決になるとは限らない」「否定せずに聞く姿勢こそ多様な現代に必要」などの声が送られている。女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ”ジェーン・スーが、自身の家族の出来事と思い出を描いたエッセイを映像化した本作。ジェーンさん自身をモデルにした主人公を吉田さんが演じ、その“再現度”も話題を呼んでいる。20年前母を亡くし、父・哲也とは時々外食しながら話をする関係になっている主人公の蒲原トキコに吉田さん。昔は破天荒な人生を歩んでいたが最近は丸くなった、自由奔放で愛嬌のある父の哲也に國村さん。トキコがメインパーソナリティーを務めるラジオ番組で進行を担当するアナウンサー・東七海に田中みな実。回想シーンで登場する20代の頃のトキコに松岡茉優。トキコの母に富田靖子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トキコが友人の北野(中村優子)とミナミ(石橋けい)と3人でお酒を飲んでいると、突然ミナミが泣きながらトイレに駆け込んでしまう。夫が不倫をしているというミナミ。夫のことを嫌いになりたいけどなれず、自分がみじめに思えてきたというミナミに、一時的に別居して職場復帰することを進めるトキコと北野だが、専業主婦となったミナミから職場復帰はそう簡単なことではないと反論され、「自分が幸せになっても、子どもの幸せはどうなるの」と逆に問いかけられてしまう。トキコはミナミが自分に相談してくれなかったことにショックを受ける。北野は、ミナミが自分の話に共感して欲しくて話しているのに、トキコがラジオ番組のように問題を解決するためのアドバイスをしてくると指摘。「それがしんどいこともあるんだよ」とミナミの気持ちを代弁する。さらに北野は自分も不倫していることを告白。トキコに話せなかったと語る北野の言葉に、自分が友人たちに気を遣わせてきたことを知り、トキコは相手が解決を求めているだけでなく、話を聞いてもらえるだけで救われることもあると気づく…というのが今回の物語。SNSには「相談して答えを出すことが必ずしも解決になるとは限らない…か。」「心から共感できなくても、否定しないで聞いてあげること…トッキーさんの想いが届くといいですね」「友達だから言いたい、友達だから言えない。共感も理解も出来ずとも否定せずに聞く姿勢こそ多様な現代に必要な生き方かもしれない。」などといった視聴者からの反応が。3人のやり取りを中心とした展開にも「日常そのまま流れる空気感が好きです」「共感できる。共感したくないのに。ずしんずしん音立ててくるかんじ」といった声が寄せられている。(笠緒)
2021年05月22日新国立劇場の吉田都舞踊芸術監督と、歌舞伎俳優、日本舞踊家の松本幸四郎との対談が実現した。吉田は6月5日(土)からの新国立劇場バレエ団『ライモンダ』の公演を、幸四郎は自らが構成・演出、さらに出演も務める第4回日本舞踊未来座の公演=祭(SAI)=『夢追う子』(6月4日(金)〜6日(日)、国立劇場小劇場にて開催、チケットは発売中)を控える。ともに多くのアーティストたちを率いる立場にいる二人だ。まずは日本舞踊の印象について、「踊り方の違いはあるけれど、伝統を大切にするという意味で通じる部分があると感じます」という吉田。幸四郎も「バレエはすごく繊細で、研ぎ澄まされた力強さがあると感じる。でも、古典を進化させ、時代に対応していくという点で共通しているなと思うんです」と、舞踊芸術に携わる者として思いを分かち合う。日本舞踊協会が2017年にスタートさせた未来座の舞台は、「いろんな題材、音楽、演出を取り入れることで、新たな日本舞踊を誕生させようという公演」と幸四郎。「とにかく、日本舞踊を得意技とする舞踊家がひたすら踊る、そのパワー、エネルギーを感じていただきたい」と熱を帯びる。多くの流派から47名もの舞踊家が一堂に会する、まさに“祭り”の舞台。演出を担う者として、「できているわけではないけれど、目指すところは、出演者が『いままででいちばんいい』と言われるような代表作、自信作にする」ことだという。これを受けて吉田も、「私も、皆が気持ちよく舞台に立てるよう環境を整えていきたい」。さらには、「大切にしたいのは、目指すところを明確にすることです。皆が同じ認識でいないと、注意をしても伝わらないと思うんです」と、演出家、指導者ならではの発言が飛び交った。吉田は現役時代、新国立劇場での『ライモンダ』初演(2004年)に主演しているだけに、ダンサーたちに伝えたいことは少なくない。貴族の娘ライモンダと十字軍の騎士ジャン・ド・ブリエンヌの恋物語を描く格調高い古典作品だが、「純粋に踊りを、またストーリー展開も楽しんでいただける。ルイザ(・スピナテッリ)さんの美術、衣裳の美しい色彩感覚が素晴らしく、私自身も観るのが楽しみなんです」とアピール。コロナ禍の中での活動が続くが、幸四郎の「持ち続けていれば夢は叶う!」という力強い声が、強く印象に残った。新国立劇場『ライモンダ』は、6月5日(土)〜13日(日)、新国立劇場オペラパレスにて。チケットは発売中。文:加藤智子
2021年05月20日吉田羊主演「生きるとか死ぬとか父親とか」5話が5月7日深夜放送。吉田さん演じるトキコと國村隼演じる父との“絆”に視聴者から思い思いの声が上がるなか、ヒグチアイのエンディング曲「縁」にも反応が寄せられている。原作はラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔を持ち、女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ”ジェーン・スーによる自身の家族の出来事と思い出を描いたエッセイ。ジェーン・スーさん自身をモデルにした、20年前に母を亡くし、父・哲也と現在は時々外食しながら話をする関係になっている主人公の蒲原トキコを吉田さんが演じ主演を務める本作。共演には昔は破天荒な人生を歩んでいたが最近は丸くなった、自由奔放で愛嬌のある父・哲也に國村隼。トキコがメインパーソナリティーを務めるラジオ番組「トッキーとヒトトキ」で、トキコと共にラジオを進行するアナウンサーの東七海に田中みな実。回想シーンで登場する20代の頃のトキコを松岡茉優といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。父親について執筆しているエッセイがネタ切れになってきたトキコは、新たなエピソードを仕入れる必要に迫られる。そんな折、ラジオで幼いころ父と楽しく遊んだ思い出がないという話から、東に「お父様と親子らしいこと、今からやってもいいじゃないですか」と提案され、「そうか、その手があったか」と気づいたトキコは、哲也と子ども時代をやり直すため二人で動物園に行くことにする。しかし哲也は動物園で自由気ままに歩き回り、経済誌に掲載された動物の値段を得意げに披露して他の来園者からひんしゅくを買い続ける。当然ほろりとするエピソードなど生まれるはずもない。そんななか哲也の昔の知り合いの店で食事することに。野心家ばかりだった哲也の友人のなかで地道に生きることを選んだ沼田(菅原大吉)は、トキコのラジオやエッセイも読んでいた。会話の端々にそれらの感想や質問を織り交ぜてくれる沼田のおかげで、心がほぐれていくトキコは、沼田からトキコが食事の後に口の周囲をしつこく拭くくせが、父が残してくれたものだったことを聞かされる…というのが5話のストー視聴者からは「母親との絆はある。と思ってる。父親とは。っていうね」「埋まらない隔たりと同じ仕草。そんな混濁を含めた繋がりを絆と呼ぶのかも」など、父親との絆についての投稿が寄せられるとともに、「エンディング好きなんだけど歌ってる方ヒグチアイさんだった」「エンディングのヒグチアイさんの「縁」はとってもいい曲」「すごく歌詞が自分のことみたいで刺さります」など。ヒグチアイが歌うエンディング「縁」にも数多くの反応が投稿されている。(笠緒)
2021年05月08日吉田羊と國村隼が親子役で共演、ジェーン・スーのリアルストーリーをドラマ化した「生きるとか死ぬとか父親とか」の4話が4月29日オンエア。変わっていく銀座の街に寂しさを覚えるトキコと哲也に共感する声が続出している。ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔で知られるジェーン・スーさん自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリーを、山戸結希が監督、シリーズ構成を担当して映像化。20年前母を亡くし、ギクシャクした関係だった父・哲也とも、最近は時々外食しながら話をする仲になっている蒲原トキコに吉田さん。昔は破天荒な人生を歩んでいたが最近は丸くなった、自由奔放で愛嬌のある父・哲也を國村さんがそれぞれ演じている本作。吉田さん、國村さんのほか、トキコの相方としてラジオ番組「トッキーとヒトトキ」を進行するアナウンサーの東七海に田中みな実。20代の頃のトキコには松岡茉優。回想で登場するトキコの母に富田靖子。そのほか岩井勇気(ハライチ)らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回の4話ではトキコが銀座のタウン誌「銀座百点」にエッセイを執筆。掲載されている銀座百点を探すため哲也と2人で銀座を訪れるが、銀座はすっかり様変わりしていた。色々な店に銀座百点を置いていないか聞いてまわるが、なかなか見つからない。“自分たちが知っている銀座”ではもはやなくなった街を歩きながら、哲也が服を買っていた店を訪ねると、店の上客とおぼしき身なりのいい老夫婦と孫が現れる。哲也の相手を切り上げすぐさま老夫婦の元に向かう店員。豊かな暮らしをしているであろう老夫婦と孫を見ながらトキコは、自分に結婚して子どもがいたらあの孫ぐらいの年齢になっていただろうか、母が生きていたらあんなふうに素敵に年齢を重ねていただろうか、父の商売が失敗せずに上手くいっていたら豊かな暮らしを続けていただろうか。もしも…と想いを巡らせる。その後、銀座百点を見つけた2人は食事をして帰路に。変わっていく銀座の街に哲也は「銀座がどんどん薄くなるな」とつぶやく…というラストだった。「同世代(30代~40代)の人に薦めたい。私はこの回の終盤、泣きました」「知ってる街の風景が変わったりとかやっぱりショックなのはショックかな」「東京の変化そのものを楽しもうと他人には言えても、自分事だとやっぱり寂しいね」など、街から思い出の場所が消えていく寂しさに共感する声が上がるとともに「この年になってこういうの観ると、じんわりくるなぁ街の移り変わりに両親の歩んできた軌跡に、父と娘の関係に。自分と重なりまくっちゃう」と、自らの境遇を重ねる声も。一方「この服で銀座のこの店には入れないとか、店員からのあしらいを感じてしまうとか、そういうのって自信に満ち溢れてるように見える都会の人でも感じる事があるんだ!」と、銀座に対しトキコが抱くある種の“コンプレックス”に驚いたという反応も上がっている。(笠緒)
2021年05月01日吉田羊と國村隼が親子役共演する「生きるとか死ぬとか父親とか」の3話が4月23日放送。父親の“美容”に対するトキコと友人のやり取りに「2021年に放送する意味をちゃんと考えてる」といった反応や、田中みな実のアナウンサーぶりにも賞賛が寄せられている。ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔を持ち、女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ”ジェーン・スーによる、自身の家族の出来事と思い出を描いたエッセイを映像化。吉田さんがジェーン・スーさん自身をモデルにした主人公を演じ、1話の放送後には吉田さんのジェーン・スーさん再現度の高さも話題となった本作。20年前に母を亡くし、父・哲也と現在は時々外食しながら話をする関係になっている蒲原トキコに吉田さん。破天荒な人生を歩んでいたが今ではすっかり丸くなった、どこか自由奔放で愛嬌のある父・哲也には國村さん。トキコがメインパーソナリティーを務めるラジオ番組「トッキーとヒトトキ」で、トキコと共にラジオを進行するアナウンサーの東七海に田中さん。また20代の頃のトキコを松岡茉優が演じている。今回は本人役で「アルコ&ピース」平子祐希もカメオ出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ラジオの収録終わり、哲也から「かゆくて死にそうだよ」という電話をもらうトキコ。哲也によれば食物アレルギーだと思われるが原因が不明だという。トキコは哲也に病院で検査を受けてもらうことにするが診断結果は異常なし。しかも1か月ほど前にアレルギー検査を受けていたことも判明する。医者から「加齢による乾燥肌」と診断された哲也だが、せっかく来たからという理由で突然「顔のシミを取りたい」と言い出す。その後トキコは学生時代からの女友達である北野(中村優子)とミナミ(石橋けい)に会い、哲也の愚痴を言うのだが…というのが今回のストーリー。哲也がシミを取ることを「ジジイのくせに気持ち悪い。いい歳して」と話すトキコに、北野は「つまり男のくせにってことよね」と返答。「アンタも“ババアのくせに”って言われたらめちゃくちゃ怒るでしょう」と続ける。男でもお肌のケアをすることは悪いことじゃないと言う北野は、“父親の美容”にモヤモヤしたものを抱くトキコに「それは乗り越えなきゃいけないんじゃないかな」と諭す。このやり取りを見ていた視聴者からは「わたしたちにまつわる揺らぎについて、思案が止まらなくなります。これから時間が経っても忘れたくない、大切なエピソード」「2021年に放送する意味をちゃんと考えてるなぁとは思う」などの反応が。また「このドラマ田中みな実さんほんと好き」「田中みな実さんの語り口が気持ちよかったなぁ」など、田中さんの“アナウンサー”ぶりにも賞賛の声が寄せられている。(笠緒)
2021年04月24日女優の吉田羊が、24日から全国で放送されるトヨタホームの新CM「つづけ、心地よさ」編に出演する。今回は、アニメーション映画監督の細田守氏が監督・脚本・原作を務める映画『竜とそばかすの姫』が7月に公開されることを記念して、スタジオ地図とのタイアップが実現。同作の予告映像と『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』などの名シーンを使用しながら、吉田が家族で過ごす時間の尊さを語るスペシャルなCMが完成した。撮影現場では、自身の家族へも思いを馳せながらメッセージを伝える吉田の姿に、制作チームが心を打たれる場面も。撮影の合間には、スタジオ地図作品をモチーフにした小物が散りばめられたセットの中で、スタッフと談笑していた吉田。撮影は、終始和やかな雰囲気で進行した。
2021年04月23日吉田羊と國村隼が親子役で共演して、ジェーン・スーの家族のリアルストーリーをドラマ化した「生きるとか死ぬとか父親とか」の2話が4月16日オンエア。松金よね子演じる叔母とトキコのやり取りに涙する視聴者が続出している。ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔で知られるジェーン・スーさん自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリーを映像化。ジェーン・スーさんのラジオ番組の人気コーナーである「お悩み相談」を完全再現し、本作の監督とシリーズ構成を山戸結希が務める本作。20年前に母を亡くし、父・哲也とはギクシャクした関係だったものの、最近は時々外食しながら話をする関係になっている蒲原トキコを吉田さんが、今ではすっかり丸くなったものの、昔は破天荒な人生を歩んでい自由奔放で愛嬌のある父・哲也を國村隼が演じる。また蒲原トキコの相方としてラジオ番組「トッキーとヒトトキ」を進行するアナウンサーの東七海を田中みな実が、回想シーンで登場する20代の頃のトキコを松岡茉優が、同じく回想シーンで登場するトキコの母を富田靖子がそれぞれ演じ、岩崎う大(かもめんたる)、岩井勇気(ハライチ)、平子祐希(アルコ&ピース)らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トキコは哲也の提案で叔母(松金よね子)のお見舞いに行くことに。叔母は独身を貫いて華道の師範としてバリバリと働き、自力でマンションを購入、自分で用意したケアハウスに入居もした。痴呆の兆候を見せる叔母の「外の空気が吸いたい」という願いをかなえるため、トキコはスーパーでの買い物に付き合う…というのが今回のおはなし。自力で動けなくなり、外出もままならなくなった叔母のため“ただの外出をエンターテインメント”にしようと、叔母の洋服をコーディネートし、メイクを施すトキコ。その様子に「バーバ(松金よね子さん)と買い物に行く前にオシャレしてあげるシーンでジワっときた」「すごくいい、、、このドラマ見ると家族のことをすごく想ってしまうなあ」といった反応が。その後、叔母の車椅子を押しながら買い物に向かうトキコの姿に「微笑ましいお二人はいったいどんなお話をしているのか…気になりますね」といった反応も。放送後には「2話も良かった。5年後10年後とかに見直したら見え方違うんだろうとも思った」「これほんと金曜の夜に相応しいドラマだな…沁みる…」「人の想いが乗ったカットを細かく、繊細に編集してて、引き寄せられる」などの感想が寄せられ、本作の魅力に惹きつけられる視聴者が続出している模様だ。(笠緒)
2021年04月17日音楽や映画などを中心としたエンタメ系のフリーライターとして活躍する吉田可奈さんは、仕事をしながら2人の姉弟を育てるパワフルなシングルマザー。しっかり者の姉 “みいちゃん”と知的障害を抱えた弟 “ぽんちゃん”との日々を綴ったエッセイ&マンガ『うちの子、へん?』(扶桑社刊)が今話題になっています。今回は、そんな吉田さんに、他の子との違いに気付いたきっかけや、障害を持つ子どもとの向き合い方についてお話を伺いました。 「他の子と比べて小さい」と気づいたのがきっかけだった-シングルマザーになったのは、いつ頃だったのでしょうか。 吉田さん:12年前ですね。23歳で結婚して、26歳で1人目を出産、29歳で2人目を出産したのですが、いろいろあって、2人目が産まれてすぐに離婚しました。 -子育てに対する不安はなかったんですか? 吉田さん:子育てに対する不安は、ほとんどなかったです。子どもは2人ともすごく育てやすかったし、それよりも夫婦関係のトラブルの方がしんどくて、それを取っ払ってからは、ものすごく気持ちがラクになりましたね。 -2人目の男の子“ぽんちゃん”がちょっと他の子と違うなと感じたのは1歳くらいだったそうですが、どんなことがきっかけだったのでしょうか。 吉田さん:4月生まれで1歳になってすぐに保育園に入ったんですけど、ある日、保育園のおばあちゃん先生に「あきらかに(他の子と比べて)小さいね」と言われたんです。たしかに、めちゃくちゃ小さかったんですよ。6kgにも満たないくらいで。それまではあまり気にしていなかったんですけど、「一度病院で診てもらった方がいいよ」というアドバイスをいただいて、その日の帰りにかかりつけの病院に行ったんです。そうしたら、「たしかに小さいね」と言われて。そこから医師の指示のもと、離乳食とミルクの他に漢方と栄養ドリンクをあげることになり、それで1年間変化がなければ大きい病院に行きましょう、と。 -それで変化がなかったので大きい病院に? 吉田さん:そうですね。1年経っても喋らないし、歩かないし、体重も増えないし……ということで、紹介状を書いてもらって、大きい都立の子ども病院に検査を受けに行くことになりました。 -その時、どんな心境でしたか? 吉田さん:それまでの1年間の中で「大丈夫、うちの子は違うだろう」という気持ちと、「もしかしたら障害を持っているのかもしれない」という気持ちが半々くらいあって、その狭間でずっとグラついていたので、不安というよりも白黒つけたいという気持ちの方がすごく強くなっていました。こればかりは、悩んでも仕方がないじゃないですか。障害があるのなら、そのように育てなければならないし。 ―病院ではどんな検査を受けたんですか? 吉田さん:遺伝子検査をはじめ、成長ホルモンがちゃんと出ているかを調べる内分泌検査とか、染色体検査、神経内科、眼科、耳鼻科など、1泊2日で本当にいろんな検査をしました。 -その時の結果で、障害があると判明したんですか? 吉田さん:それが、全部異常なしだったんですよ。あとは様子を見ましょうと言われて、うーんと思いながら帰りました。その後しばらく様子を見ていてもやっぱり言葉が出なかったので、今度はMRI検査を受けて。そうしたら、脳に言葉を司る神経みたいなのがあるんですけど、そこにちょっと問題が見つかったんです。通常、2〜3歳くらいになるとそこが開くらしいのですが、うちの子の場合は、それがまったく開いていない状態でした。最悪開かないまま人生を終えるかもしれないし、急に開く場合もあるらしく。そこでようやく、ぽんちゃんはしゃべれないタイプの子だということが発覚した感じでしたね。 「やれるだけのことはやってあげよう」と療育センターへ-ぽんちゃんは【表出性言語障害】だと著書に書かれていましたが、これはどういったものなのでしょうか? 吉田さん:病院で直接そう言われたわけではないんですけどね。しゃべれないということが分かって療育センター(※1)に通うことになり、まずはぽんちゃんの状態をお話しするじゃないですか。その時に、職員さんがメモしていたのがチラッと見えて、そこに【表出性言語障害】(※2)と書かれていたんです。それで、家に帰って調べてみたら「言葉が出ないけど相手の言うことは理解できて、リアクションはできる」と出てきて、それがまさにぽんちゃんの状態と一緒だったので、ああ、うちの子はそうなんだと。やっぱりショックではありました。 ※1療育センター…障害のある子どもが、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、臨床心理士、臨床発達心理士などの専門職から、それぞれに合った治療と教育を受けられる施設。※2表出性言語障害…言葉を理解しているが、言葉を使う能力が年齢の水準を下回る障害。 -話す練習をしたりしましたか? 吉田さん:もう、良いと言われているものは全部試しましたよ。それでも成果は得られず。周りにも「いっぱい話しかけてみたら?」とか「ここに通わせてみたら?」とか、最終的には「こういう宗教に入ってみたら?」とかいろいろ言われましたが、私自身、はなから(いろいろやらせても)無理だろうという気持ちがあって。割と早い段階から療育センターに通わせて訓練を受けていたので、プロに勝るものはないと思っていたんですよね。 -療育センターでは、どんな訓練を受けていたんですか? 吉田さん:療育センターでは、【ST】と【OT】(※3)という体力と言語の訓練を2歳から週1回ずつ受けていました。検査の結果を受けてすぐに通えることになったのは、以前から市役所に相談していたからなんですよ。中には、そこに通っている=障害児みたいになっちゃうのが嫌で、なかなか相談できず療育センターに入りづらくなってしまったというケースもあるみたいですけど、うちの場合は早い段階で見切りをつけて、やれるだけのことはやってあげようという考えだったので。 ※3STとOT…STは言語聴覚療法、OTは作業療法を指す。 ちゃんと障害を受け入れ理解することで不安がなくなった -著書の中で、子どもの障害を受け入れることを【障害受容】という言葉で語られていますが、認めたくないママさんは多いのでしょうか。 吉田さん:難しい問題ですよね。私の場合は、最初に出会ったのが知的を伴わない自閉症の男の子のママで、早い段階で障害受容できている方だったんですね。サークルを自分で作ったり、毎日すごく楽しそうに暮らしているのを見ていたので、あまり抵抗がなかったというか。うちの子が知的障害かもしれないということが分かった時も、すぐにそのママに電話して相談したんです。そうしたら「手帳をもらって逆手に取ろう」って言ってくれて(笑)。手帳があればディズニーランドとかも並ばなくて良いし、旅行も安く行けるよって明るく後押ししてくれたことで、変にマイナスに捉えずにいられたんだと思います。 -とはいえ、やはり先のことを考えると不安になることも多いと思うんです。そういった時の気持ちの持っていき方というか、どう考えて行動するのが良いと思いますか? 吉田さん:障害があるのなら、この子が一番生きやすい場所を与えてあげようと考えるのが良いのではないでしょうか。だってしょうがないじゃん、親がどう思われようと関係ないよねって。結局、そのママのお子さんは自分の持っているものを生かせる学校に進学できて、今ではめちゃくちゃ高偏差値の私立中学に通っています。それは、彼女が自分の子どもの障害や能力をちゃんと理解して、それが最大限に発揮できる環境を選んでいった結果だと思うんです。 -障害がある場合、普通の学校に入れるかどうかというのも悩みどころだと思うのですが。 吉田さん:たまに私のところにも、SNSのDMを通して相談が来たりします。【特別支援学校】(※4)と【特別支援学級】(※5)の違いを説明すると、支援学校は障害を持った子の自立支援をするための学校で、生活する上での基礎的なことを教育して、そのまま職業訓練を受けて就職するという流れなんですね。対して支援学級は、通常の学習教育が難しい生徒のための学級なので、軽度の障害、いわゆるグレーの子たちが通っているんです。どちらに通うのがいいのかは親が決めることなので、悩むところですよね。 ※4特別支援学校…障害の程度が比較的重い子供を対象として教育を行う学校(小・中学部)。※5特別支援学級…障害のある子供のために小・中学校に障害の種別ごとに置かれる少人数の学級。 -まずは何よりも、お子さんの障害を受け入れることが大事だと。 吉田さん:そう思います。あと、よく勘違いされてしまうのが、自閉症の人は何かの能力に特化しているというのをドラマとかでよく見るじゃないですか。あれって、障害がない人の一部が天才なように、障害がある人たちの中でも一部の天才の話であって、普通の自閉症の子は、何かに特化しているということはあまりないんですよ。だから、まずは将来的に自立できるような教育をちゃんと与えあげるのが一番大事なことなのではないでしょうか。 -大人になった時に困らないことの方が大切ということですね。 吉田さん:そうそう。親は先に死んでしまいますから。特別支援学校では、スーパーに行ってリンゴを1個買います、お釣りはこうやってもらいますみたいなところから教えてもらえるんですよ。障害を持った人が生きるための学校ですね。 子どもの障害を受け入れるまでの過程や、学校進学などの現実的な問題について明るく前向きに語っていただいた今回。次の記事では、障害を持つ子どもを育てることで経験した苦労や、シングルで育てるためのさまざまな工夫、実際に利用している行政支援などについてのお話を聞きました。次回もお楽しみに! <第2回につづく>※2021年4月19日 文中のSTとOTの説明が逆になっておりましたので修正いたしました。PROFILE:吉田可奈さんエンタメ系のフリーライターとして活動しているシングルマザー。13歳、10歳の子どもを子育て中。発達障害・知的障害の子どもに関する著書を出版している。
2021年04月16日