大石内蔵助が実際に残した決算書を基に、討ち入り計画の実像をお金の面から描いた東大教授・山本博文による著書「『忠臣蔵』の決算書」を、堤真一と岡村隆史をW主演に迎え映画化した『決算!忠臣蔵』から、本予告映像と本ポスターが解禁となった。今回解禁された本予告映像は、阿部サダヲ演じる赤穂藩藩主・浅野内匠頭が「この間の遺恨、覚えたるか!!!」という叫びとともに、吉良上野介を斬りつけるシーンから始まる。堤さん演じる赤穂藩の筆頭家老・大石内蔵助は、殿の命日に「吉良を討つ!」と豪語するも、討ち入り資金が持たないことが発覚。予算がどんどん減っていき、大石以下赤穂浪士が右往左往する模様がコミカルに描かれる。岡村さん演じる勘定方・矢頭長助に「でくの坊」呼ばわりされ、大石が憤慨する場面も。ついには町民たちからもまだ討ち入らないのかとバカにされメンタルもボロボロ…。果たして赤穂浪士たちは予算内に討ち入りという一大プロジェクトを決算することができるのか!?史実に基づく裏話を描いた、まさにいままで観たことのないまったく新しい「忠臣蔵」に期待の高まる予告編となっている。堤さんが関西弁で「なんでやねん!」と突っ込みまくる姿も必見だ。本予告映像と同時に解禁となった本ポスターには、これから討ち入りに向かうかのように険しい表情を浮かべる浪士たちの姿が。一方で、先頭の大石には「討ち入り、やめとこか!」というコピーが添えられ、その手には空の千両箱を抱えている。浪士たちが掲げるのぼり旗をよく見ると「節約上等!」「経費削減!」「外食禁止!」などの文字が。奥には「ちゃんと仇討ちしてくれるよね?」と阿部さんが顔をひょっこり覗かせており、笑いの要素もたっぷり詰まったポスターに仕上がっている。また、第32回東京国際映画祭のオープニング・イブ作品として本作が上映されることが決定。10月28日(月)~11月5日(火)の会期前日の10月27日(日)にレッドカーペットイベントと併せてワールドプレミアが行われ、今年の東京国際映画祭を彩る。9月27日には、全国の劇場にてムビチケの発売が決定。さらに、脚本・監督の中村義洋監督が手掛ける本作のノベライズが映画と同名の「決算!忠臣蔵」として、新潮文庫より9月28日(土)に発売となる。『決算!忠臣蔵』は11月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:決算!忠臣蔵 2019年11月22日より全国にて公開(C)2019「決算!忠臣蔵」製作委員会
2019年09月13日3人芝居『死と乙女』の最終稽古が12日に東京・シアタートラムで行われ、宮沢りえ、堤真一、段田安則、小川絵梨子(演出)がコメントを寄せた。同作はチリの劇作家アリエル・ドーフマンが、ピノチェト軍事独裁政権から実際に受けた過酷な弾圧や、見聞きした数々の悲惨な「事実」を基に執筆し、1991年に初演を迎えた。過去のいまわしい記憶の闇にのみ込まれていく3人の男女が、人間の真実、狂気と闇を浮き彫りする膨大なセリフの応酬を通し、白熱の心理戦を展開する。シューベルトの弦楽四重奏曲「死と乙女」をモチーフにした戦慄の心理サスペンス劇として、高く評価されてきた傑作となっている。小川絵梨子が演出、互いに信頼を寄せ合う宮沢&堤&段田が濃密に演技で渡り合い、手に汗を握るエンターテインメントとなった。東京公演は13日から開幕となる。○小川絵梨子 (演出) コメントこの戯曲は、サスペンス劇の醍醐味に満ちていますが、単なる犯人探しではないところが、長く全世界で上演され続けている理由だと思います。3人の登場人物は、それぞれ被害者と加害者、両方の役割を担っていますが、観る者がいつの間にか当事者側に立たされているような感覚を覚え、三者三様の葛藤が芝居が進むにつれて浮き彫りになってきます。葛藤の在りようや関係性の変化を、お客様によりクリアに感じていただける舞台にしたいと探求を続けてきました。これだけ濃密な戯曲で、宮沢さん、堤さん、段田さんという熟練の皆さんとご一緒できたことは、本当にありがたいことだとつくづく感じています。○宮沢りえ コメントポーリーナには迷いが一切ありません。意志がハッキリしていて彼女の中ではすべてが真実なんです。お客様は、何が真実なのか、振り子が揺れる中でご覧になると思いますが、その振り子を揺らし続けるにはどうしたらいいかを考えながら稽古を重ねてきました。小川さんを筆頭に、堤さん、段田さんという演劇に対して誠実な方々とご一緒で、とても心強かったです。本番を通しても、膨大なセリフに囚われず言葉を吐き出せるように、感情のエッジを常に尖らせていきたいですね。○堤真一 コメント段田さんにも、「この役、難しいよなあ」と言われたほど、最初は本当に頭を抱えていました。自分の正当性を主張し続ける能動的なポーリーナとロベルトに対し、ジェラルドは受動的な立場。彼が何を真実だと思い、その言動は何に突き動かされているのか。演出の小川さん、りえちゃん、段田さんという頼もしい人たちと一緒に探り続ける稽古でした。でも、こういう優れた戯曲というのは、悩みながら考えながら読み解いていくうちに、魂が揺さぶられる瞬間が絶対にくる。それが楽しいんですよね。○段田安則 コメントこの作品は、過酷で癒しがたい傷跡の物語であると同時に、スリリングな心理劇の側面をもっています。そんな演劇的な魅力ゆえに世界中で上演され、そのことで忘れてはならない悪政と犠牲者たちの記憶を私たちの中に刻んでいます。過ちが繰り返されないための抑止になるなら、演劇が社会に果たす役割があるというものです。お客様にも、3人の登場人物が揺れながら変わっていく様子をリアルに感じ、ご自身を見つめ直す時間にしていただけたら、と思っています。撮影:宮川舞子
2019年09月12日舞台『死と乙女』に出演する堤真一さんに、物語や役どころについて聞きました。「ある種のサスペンスとして観ていただければ」いま、堤真一さんは悩みの淵にいる。目前に控えるのは、舞台『死と乙女』。日本はもちろん世界各地で上演が繰り返される、登場人物たちの心理戦が見どころの傑作戯曲だ。「たいていどんな舞台でも、稽古が始まった段階では、まだ役を固めきれてない状態ではいるんですが、今回の役ほどどういう居方をすればいいかわからない役っていうのは、あまりないんです。稽古が停滞する時もあるかもしれないけれど、その時間も大事にしながら、役を探っていければと思います」舞台は、独裁政権が崩壊し、新たな政権が立ち上がったばかりの、とある国のとある夜。弁護士のジェラルドと妻のポーリーナが暮らす家に、ロベルトと名乗る医師が偶然立ち寄ることになる。その男の声を聞いた瞬間、ポーリーナはロベルトこそが過去に自らを監禁し凌辱した男だと確信。そして彼を監禁し、復讐を始める。堤さんは、ロベルトこそ復讐の相手だと信じて疑わない妻と、必死に潔白を訴えるロベルトとの間で右往左往するジェラルドを演じる。「どっちが本当のことを言っているかわからない。僕はその間に挟まれるわけで、ある種の謎解きのサスペンスとして観ていただくこともできると思います。ただ、僕自身がお客さん目線で悩んだままでいいのかといったら違うと思うし、台本に書かれたセリフが役の心理とも限らない。そこは演出の小川(絵梨子)さんの解釈にもよるし、相談しながらやっていくしかないのかなと」共演は、宮沢りえさんと段田安則さんという「ものすごく頼もしい人たちばかり」の鉄壁の布陣だ。「段田さんは、ひとつの役のなかでも、いろんな顔を見せてくださる方だし、りえちゃんは、折れそうな繊細さがありながら、折れないしなやかさと強い芯を持った女性を演じられる稀有な女優さん。おふたりから教わることも多いと思うので、『やりづらいことがあったら言ってください』とお願いしました」そう言いながら、「そもそも頭のいい役を、自分みたいなアホがやるのが難しい」と笑いを交ぜる。この関西人的サービス精神と謙虚さ、ピュアな生真面目さと不器用さとが、堤さんという役者の根幹にある。「僕自身、そりゃ気楽な作品の方がいいですよ(笑)。でも、こういう作品を経験しておくことで、何年後かに演じられる役というのがあるかもしれない。結局役者は、目の前のものを一生懸命やるしかないんです。それに、こういう優れた脚本って難解ではあるけれど、読んでいて楽しいんです。何も考えずに笑える作品も好きですが、考えながら読み解いていくうちに魂が揺さぶられていくような作品も必要なんです」『死と乙女』独裁政権下、反政府運動に携わったことで監禁され陵辱を受けたポーリーナ(宮沢)。その忌まわしい記憶に残る声と匂いを持つ、ロベルト(段田)が現れ、彼女は復讐を始めるが…。9月13日(金)~10月14日(月)三軒茶屋・シアタートラム作/アリエル・ドーフマン翻訳/浦辺千鶴演出/小川絵梨子出演/宮沢りえ、堤真一、段田安則全席指定8000円(税込み、当日券あり)シス・カンパニー TEL:03・5423・5906(月~金曜11:00~19:00)大阪公演あり。つつみ・しんいち1964年7月7日生まれ。兵庫県出身。主演を務める映画『決算!忠臣蔵』は11月22日公開。来年には出演する映画『一度死んでみた(仮)』の公開も控える。※『anan』2019年9月11日号より。写真・井手野下貴弘(HITOME)スタイリスト・中川原 寛(CaNN)ヘア&メイク・片桐直樹インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年09月04日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける「行列のできる法律相談所」の6月16日(日)放送回に、俳優の堤真一と山田裕貴をはじめ「SHISHAMO」宮崎朝子、WWEのプロレスラー・中邑真輔ら豪華ゲストが出演する。今夜は「あの人と友達になりたい」スペシャルと題し、MCを東野幸治が、アシスタントを日本テレビアナウンサーの市來玲奈が担当。パネラーには堤さん、山田さん、宮崎さん、中邑さんのほか磯野貴理子、後藤輝基、宮迫博之、渡部建らお馴染みの面々が顔を揃える。堤さんに“塩対応”したという「超有名メダリストS」は、その真相を明かし、お詫びに「ほかとは全く違う」卵かけご飯を持ってくる。ほかと全く違うとはどういう意味なのか!?また朝ドラも好評の山田さんは「世界的俳優G」と友達になりたいという。その願いに世界の渡部が動く!?さらに本番組のためだけに緊急来日してくれたWWEの大人気レスラー・中邑さんは憧れ続けた「芸人I」と夢の共演を果たすほか、「SHISHAMO」の宮崎さんが会いたかったというタレントのゆうこすも登場、モテしぐさ動画で人気のゆうこすさんが離婚後の磯野さんに伝授したとっておきモテ技に注目だ。今夜のゲスト、堤さんが主演する映画『泣くな赤鬼』は現在大ヒット公開中。ベストセラー作家・重松清の短編を『キセキ-あの日のソビト-』の兼重淳監督がメガホンを取って映像化。かつて“赤鬼”と呼ばれた高校野球の監督・小渕隆役に堤さん。かつての“赤鬼”の教え子で“ゴルゴ”の愛称で呼ばれた斎藤智之役に柳楽優弥、“ゴルゴ”の妻・雪乃役に川栄李奈といったキャストが揃う。かつての教え子であるゴルゴが末期がんで余命半年であることを知った“赤鬼”が、ゴルゴのためかつて彼が挑むはずだった甲子園出場を賭けた決勝戦の再現試合をしようとする物語が繰り広げられる。山田さんはこの夏クールのドラマ「HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O」に出演。こちらは男たちの友情と熱き闘いをメディアミックスで描く「HiGH&LOW」シリーズと、高橋ヒロシ原作の不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」とのクロスオーバーが実現した映画『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)の“序章”を描くもので、「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」のボーカル、川村壱馬と吉野北人が演じる花岡楓士雄&高城司の物語を中心に男たちの熱い友情を描くもの。山田さんは鬼邪高校の番長・村山良樹役でドラマ、そして秋公開の映画にも出演する。「行列のできる法律相談所」は6月16日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年06月16日6月9日(日)放送の日本テレビ系「おしゃれイズム」に、俳優の堤真一がゲスト出演。愛娘へのラブラブパパぶりをはじめ、俳優仲間の高橋克実によるプライベート暴露から、芸人・ヒロシらキャンプ芸人仲間も登場してのキャンプ話など、堤さんの素顔が明らかになる。80年代から舞台で活動、ドラマ「やまとなでしこ」などへの出演で知名度を上げると、2005年公開の『ALWAYS 三丁目の夕日』で第29回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など数々の映画賞を獲得。同作の続編『ALWAYS 続・三丁目の夕日』や『舞妓Haaaan!!!』でも日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞すると『クライマーズ・ハイ』、『容疑者Xの献身』など数々の作品に出演。『海街diary』『海賊とよばれた男』『銀魂2 掟は破るためにこそある』など出演作がいずれも大きなヒットとなっている堤さん。今回はそんな堤さんの知られざる家庭生活を公開。家では娘ふたりを溺愛するパパである堤さん、“死ぬまで一緒にお風呂に入りたい”“幼稚園の運動会で大号泣”などの愛娘とのエピソードのほか、最近飼い始めた愛犬も紹介。さらに過去に多数の共演歴のある高橋さんがプライベートの素顔を暴露するほか、ヒロシさんらキャンプ芸人仲間も登場。スタジオで最先端の焚き火を体験するほか、親友が学生時代のスーパーヒーロー伝説も紹介してくれる。堤さんが柳楽優弥と出演する映画『泣くな赤鬼』が6月14日(金)より全国にて公開される。同作はベストセラー作家・重松清の短編を映画化する作品で、かつて“赤鬼”と呼ばれた高校野球の監督・小渕隆を堤さんが演じ、柳楽さん演じる“ゴルゴ”の愛称で呼ばれたかつての教え子・斎藤智之が末期がんで余命半年であることを知った“赤鬼”が、ゴルゴのためかつて彼が挑むはずだった甲子園出場を賭けた決勝戦の再現試合を企画する…という物語。“ゴルゴ”の妻・雪乃役に川栄李奈、監督には『キセキ-あの日のソビト-』の兼重淳を迎える。「おしゃれイズム」は6月9日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年06月09日堤真一と時代劇初挑戦の岡村隆史がW主演を務め、妻夫木聡、竹内結子ら豪華キャストも出演する映画『決算!忠臣蔵』から、本編映像初解禁となる特報映像が公開された。“忠臣蔵”にまつわる映像作品はこれまで数多く制作されてきたが、「討ち入りするのに実は、超、お金がかかる」…ということを描いた作品は、今作が史上初!そんな討ち入り費用の上限予算は9500万。瑤泉院から預かったお金と、お城の余り金を必死でかき集めたものだ。赤穂浪士たちの真のミッションは、“予算内に討ち入ること”だが、到着した特報映像でも映し出されているように、討ち入りするための武具が人数分必要(フル装備×47人分で1230万)だったり、藩士たちの日々の生活費だったりでお金はどんどん出ていくばかり。映像では、「予算全部使うたのか!」と内蔵助(堤さん)が憤る姿、そして内蔵助に豪華キャスト陣が怒ったり呆れたり、「銭の勘定できん侍は何をさせても“でくのぼう”」と非難するシーンも登場している。さらに、特報映像と併せて、意気込む内蔵助に対し、どこか冷めた表情の長助(岡村さん)の姿も捉えたティザービジュアルも到着した。『決算!忠臣蔵』は11月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:決算!忠臣蔵 2019年11月22日より全国にて公開(C)2019「決算!忠臣蔵」製作委員会
2019年05月10日舞台出演が続く堤真一が次に臨むのは、英国劇作家トム・ストッパードの『良い子はみんなご褒美がもらえる』。戯曲を読んで、「観る側がいろいろ考えられる面白い作品になるのでは」と引き受けたそうだ。堤の心を動かしたその作品への思いを聞いてみた。【チケット情報はこちら】タイトルの原題である『Every Good Boy Deserves Favour』は、五線譜を覚えるための英語の語呂合わせ。語呂で覚えれば問題ない。良い子でいればご褒美がもらえる。二重の意味で、何かに従っていれば大丈夫だというメッセージを込めたタイトルなのである。「もちろんそれは皮肉です。みんな良い子にしてたら牢屋に入れられませんよ、そして、牢屋に入れられても出してもらえますよ、というお話ですから」と堤。物語の舞台となるのは、とある独裁国家の精神病院だ。堤が演じる誹謗罪で捕まった政治犯アレクサンドルは、自分はオーケストラを連れているという妄想に囚われた精神病患者イワノフ(橋本良亮)とともに、病院の一室に監禁されている。そこで描かれるアレクサンドルを堤はこう感じた。「“自分が間違ってました。すみません”と言えば出してもらえるのに、ハンストをして抵抗する。僕だったら普通に謝ってしまいそうですけど(笑)、そこまでするというのは単に意志が強いだけではなく、それだけ政治への怒りを持っている、人間の尊厳が脅かされていることに怒っていると思うんです」。しかも決して他人事ではないと付け加える。「今は日本でも政治批判とか自由な発言を封じられる傾向があります。今は本当に自由なのか?自由っていったい何なのかということをすごく考えさせられる作品になると思うんです」役者としての初挑戦もある。それは、35人のオーケストラと一緒に舞台に立つこと。「今回はオーケストラの演奏が物語のうえで大きな役割を持っているんです。僕は歌えなくてミュージカルはあり得ないので(笑)、こういう機会は2度とないだろうなと思うのですが、音楽の力に負けないように存在しなければいけないなと思っています」。この音楽の演出といい、ストッパード作品は、楽しく観ているうちに何かを考えさせられていくものが多い。「立ち止まって自分自身を振り返ることはとても大事で、演劇にはそういう力があると信じているから僕はやっているんだと思うんです。ゲラゲラ笑って終わる作品も大好きですけど。こういう作品で、自分が置かれている環境や自分自身を見つめる時間を、ぜひ持っていただけたらと思います」。堤のアレクサンドルが投げかけるもの、しっかり受け止めたい。チケットぴあでは明後日2月3日(日)より先着先行受付を特別サイトにて実施。取材・文:大内弓子
2019年02月01日堤真一(54)が来年冬公開の映画「決算!忠臣蔵」(中村義洋監督)で主人公の大石内蔵助を演じると、一部スポーツ紙が報じた。記事によると、映画は江戸時代研究の第一人者で東大教授の山本博文氏による著書「『忠臣蔵』の決算書」が原作。「忠臣蔵」といえば、藩主・浅野内匠頭のあだ討ちを果たすべく吉良上野介に討ち入りした赤穂藩士たちの美談として知られてきた。今作ではその討ち入りにかかった費用に焦点を当てることに。現在の価値にして8400万円もの費用をかき集め、何とか予算内で討ち入りしようとする内蔵助らをコミカルに描くという。「討ち入りまでを描いた話は数知れず。内蔵助以外の藩士にスポットを当てた話も多いですが、内蔵助が自ら金策に奔走する姿を描くのは新たな視点です。シリアスな演技からコメディーまで幅広くこなせる堤さんだけに、これまでにない内蔵助を演じてくれることでしょう」(映画業界関係者)同作もそうだが、実は江戸時代の“お金”にまつわる作品は「ヒットが確実なジャンル」として業界内で鉄板ネタ化されているというのだ。「堺雅人さん主演の『武士の家計簿』(10年)、佐々木蔵之介さんの『超高速!参勤交代』(14年、)阿部サダヲさん主演の『殿、利息でござる!』(16年)は藩の財政にスポットを当てた作品ですが、いずれもヒットしています。老若男女いずれも安心して楽しめるので集客しやすいと、映画界でも注目されています。今後も、こうした作品は増えるでしょうね」(映画担当記者)
2018年12月14日俳優・堤真一主演の映画『決算!忠臣蔵』が2019年冬に公開されることが14日、明らかになった。ナインティナインの岡村隆史が共演する。同作は山本博文による『「忠臣蔵」の決算書』をもとに実写化。赤穂藩藩主・浅野内匠頭の切腹とお家断絶により、筆頭家老・大石内蔵助(堤)は、勘定方・矢頭長助(岡村)の力を借り、リストラに励む。さらに、江戸の庶民による討入りの期待を受けるが、討入りするには8,400万の予算が必要だった。誰もがよく知る忠臣蔵の物語を、現代の会企業倒産やプロジェクトになぞらえ、『殿、利息でござる!』『忍びの国』等、時代劇でヒットを飛ばす中村義洋監督がメガホンを取る。また、岡村は『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』(2014)以来の映画出演で、時代劇には初挑戦となった。関西出身の2人が、現在の兵庫県に位置する赤穂藩で、ナチュラルな関西弁の芝居を繰り広げる。○堤真一 コメント映画では初めての「忠臣蔵」、そして「大石内蔵助」役に挑みます。中村義洋監督とは初めてですが、お話をいただき、あまりにも面白い脚本ですぐお受けすることにしました。誰もが知る有名な物語ではありますが、立場によって見方は変わり、あの時代に命をかけて忠義を尽くしただけの話ではなかったのです。面白いだけではなく繊細な一面もお持ちの岡村さんと一緒に、関西弁で、誰も見たことのない「忠臣蔵」を皆さまにお届けいたします。ご期待ください。○岡村隆史 コメントまた映画に出たいとずっと思っていました。普段はなかなかお会いできない役者の皆さんとご一緒する、緊張感のあるプロフェッショナルな現場が好きです。今回僕が演じるのは、貧乏なそろばん侍。減量し、小4でやめてしまった嫌いなそろばんも頑張ります!なので、2020年の日本アカデミー賞では僕に、スピーチのリベンジをさせてください。応援よろしくお願いします!○中村義洋監督 コメントまさか自分が忠臣蔵を!? というのが最初にお話を頂いた時に思った率直なところです。かつて作られてきた映画、ドラマなど、あまたの『忠臣蔵』(三百本!?)の名に恥じぬよう、と思うとあまりのプレッシャーに脚本が一文字も書けなくなってしまったので、決して構えず、極力軽やかに、と心がけていたら、いつのまにか赤穂浪士は関西弁になり、「それ、なんぼ?」が口癖になった大石内蔵助をあの手この手で困らせることに夢中になっておりました。撮影に入っても堤さんと岡村さん演じる赤穂藩経理担当の面々を困らせ、追い込み、右往左往させていきたいと思います。これまで忠臣蔵モノをご覧になってこられた方々も、そうではない皆様も、そんな赤穂浪士を「はよ討入らんかい!」とツッコミながら応援して頂けたら嬉しいです。
2018年12月14日『殿、利息でござる!』や『忍びの国』などの監督で知られる中村義洋の最新作、『決算!忠臣蔵』の公開が2019年冬に決定。また、主演に堤真一、「ナインティナイン」岡村隆史の共演が発表された。■あらすじ元禄14(1701)年。赤穂藩藩主・浅野内匠頭は、高家である吉良上野介の悪行に堪え兼ね、江戸城松の廊下で吉良に斬りかかった。幕府は内匠頭に即日切腹を言い渡し、浅野家はお取り潰し、赤穂藩士たちは突如路頭に迷うこととなる。事態に嘆く暇もなく、筆頭家老・大石内蔵助(堤真一)は勘定方・矢頭長助(岡村隆史)とともに、藩士のリストラに励む日々。一方世間では、赤穂藩士による吉良上野介への仇討ちが熱望されていた。しかし、討入りに必要な予算はなんと8400万!果たして、大石内蔵助は“予算内”で討入りを成功させることができるのか…!?■“忠臣蔵”の裏側が描かれる!原作は東大教授でもある山本博文による話題作「『忠臣蔵』の決算書」(新潮新書)。監督は、『殿、利息でござる!』や『忍びの国』など時代劇映画を続けてヒットさせている中村義洋。本作で描かれるのは、あの誰もが知る“忠臣蔵”の裏側。これまでに“忠臣蔵”を元に数々の創作作品が生み出され、その数は映像化だけでも300を超えるという。『決算!忠臣蔵』では、いままで誰も知らなかった“忠臣蔵”の裏話が明らかとなる。■関西弁の”忠臣蔵”!?主人公である赤穂藩筆頭家老・大石内蔵助を演じるのは、中村組初参加となる堤真一。日本を代表する名俳優が、新たな大石内蔵助を見せてくれるだろう。また、大石内蔵助を支える勘定方・矢頭長助をナインティナインの岡村隆史が演じる。『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』(2014)以来、約5年ぶりの映画出演、初めての時代劇となる。赤穂藩は現在の兵庫県ということもあり、全編関西弁の本作。関西出身のふたりのナチュラルな関西弁も見所のひとつだ。■キャスト&スタッフからコメントも到着!大石内蔵助役・堤真一映画では初めての「忠臣蔵」、そして「大石内蔵助」役に挑みます。中村義洋監督とは初めてですが、お話をいただき、あまりにも面白い脚本ですぐお受けすることにしました。誰もが知る有名な物語ではありますが、立場によって見方は変わり、あの時代に命をかけて忠義を尽くしただけの話ではなかったのです。面白いだけではなく繊細な一面もお持ちの岡村さんと一緒に、関西弁で、誰も見たことのない「忠臣蔵」を皆さまにお届けいたします。ご期待ください。矢頭長助役・岡村隆史また映画に出たいとずっと思っていました。普段はなかなかお会いできない役者の皆さんとご一緒する、緊張感のあるプロフェッショナルな現場が好きです。今回僕が演じるのは、貧乏なそろばん侍。減量し、小4でやめてしまった嫌いなそろばんも頑張ります!なので、2020年の日本アカデミー賞では僕に、スピーチのリベンジをさせてください。応援よろしくお願いします!中村義洋監督まさか自分が忠臣蔵を!?というのが最初にお話を頂いた時に思った率直なところです。かつて作られてきた映画、ドラマなど、あまたの『忠臣蔵』(三百本!?)の名に恥じぬよう、と思うとあまりのプレッシャーに脚本が一文字も書けなくなってしまったので、決して構えず、極力軽やかに、と心がけていたら、いつのまにか赤穂浪士は関西弁になり、「それ、なんぼ?」が口癖になった大石内蔵助をあの手この手で困らせることに夢中になっておりました。撮影に入っても堤さんと岡村さん演じる赤穂藩経理担当の面々を困らせ、追い込み、右往左往させていきたいと思います。これまで忠臣蔵モノをご覧になってこられた方々も、そうではない皆様も、そんな赤穂浪士を「はよ討入らんかい!」とツッコミながら応援して頂けたら嬉しいです。池田史嗣プロデューサー今も昔も、予算は大事。誰もが知る忠臣蔵の、誰も知らないお金の話を良質なコメディとして描けるのは「殿、利息でござる!」でご一緒した中村義洋監督しかいないと思い立ち、そのオファーに応えてくれた監督が自ら書き上げた面白過ぎる脚本のもと、堤真一さん、岡村隆史さんという理想的な芸達者お二人が揃いました。共に関西出身の二人による凸凹コンビぶりは爆笑必至。女好きでボンボン育ちの大石内蔵助、ワーキングプアで神経質な矢頭長助。全くキャラの違う二人の丁々発止の掛け合いが、この作品の肝になります。このチームなら、新しい国民的エンターテイメントとして“誰も見たことがない忠臣蔵“を皆様にお届けできるはず。どうぞご期待くださいませ。『決算!忠臣蔵』は2019年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年12月14日俳優の堤真一と、アイドルグループ・A.B.C-Zの橋本良亮が、俳優とオーケストラのための戯曲『良い子はみんなご褒美がもらえる』に出演することが14日、明らかになった。同作は舞台『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』『アルカディア』、映画『恋に落ちたシェイクスピア』等で、日本でも多くのファンを持つ英国劇作家の巨匠トム・ストッパードが、俳優とオーケストラの為に書き下ろした異色作。独裁国家の精神病院で誹謗罪でつかまった政治犯のアレクサンドル・イワノフ(堤)と、自分はオーケストラを連れていると主張する妄想に囚われたアレクサンドル・イワノフ(橋本)が同室となり、想像することの自由と言論の自由を主張する2人を通して、「自由な世界」が故に他人と異なることへの「不自由さ」を感じる現代社会の皮肉を描いていく。原題の「Every Good Boy Deserves Favour」は、五線譜を覚えるための英語の語呂合わせであり、例えるならルート2を「ひとよひとよにひとみごろ」などと覚えるような言葉だという。「とにかくそういうものだから、覚えれば良いのだ」と言われ、確かに他人との共通の正解を共有することも可能にする"語呂合わせ"だが、一個人の思いや考え、好きなもの、嫌いなものまでこの語呂合わせのように正解を求められたら、どうなってしまうのか……という問いかけも込められている。演出には英国ロイヤルバレエを中心に世界的に活躍、2014年R.オリヴィエ賞受賞のウィル・タケットを迎え、35人のオーケストラが参加する。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて2019年4月20日~5月7日、大阪公演は大阪フェスティバルホールにて2019年5月11日~5月12日。○堤真一 コメントトム・ストッパードの作品は2年前の『アルカディア』に続いて2度目となります。今回はストッパードならではの知的な台詞に加えてオーケストラが奏でる音楽とともに表現していきます。僕にとってもオーケストラと一緒に芝居をするのは初めての挑戦となります。「アレクサンドル」は政治犯にも関わらず精神病院に収監されてしまいます。「社会の常識」から外れているとレッテルを貼られてしまった男がどのように自由を手にするのか、ストッパードが皮肉も込めてつくったこの作品をぜひ堪能してもらえたら嬉しいです。○橋本良亮 コメント35人のオーケストラと舞台上で同じ空間に存在するというのがどんな感じになるのか、まだ想像があまりつかないですが、凄い事だなって思うし、嬉しい気持ちと緊張感が非常にあります。舞台でオーケストラというと、どうしてもオーケストラピットでの演奏や伴奏をイメージしますが、この戯曲はそうではなく、芝居に参加している感じ。要するに役者とオーケストラのメンバーのみんなが主役なんだと思います。僕が演じるのは、堤さんが演じる「アレクサンドル」と同じ精神病棟に収容され、自分の目の前に常にオーケストラが存在し、演奏していると妄想する「イワノフ」という役で、とても起伏の激しい役柄です。今回、大先輩である堤真一さんとご一緒できることは非常に光栄で楽しみで仕方ありません。難しい題材ではありますが、堤さんの胸を借りて良い芝居が出来るように、自分を信じて頑張りたいと思います。ぜひ多くの皆さんに劇場でこの舞台をお楽しみいただきたいと思います。○ウィル・タケット(演出) コメント今は『Every Good Boy Deserves Favour』を上演するのにパーフェクトな時ではないかと思います。われわれが信頼を置くべき当局が、ますますわれわれが真実ではないと分かっていることを受け入れ、信じろと言い、権力者とわれわれの間の関係はますます張り詰めたものになっています。今日の政治状況は、この芝居が書かれた1970年代の状況とは非常に異なるものかもしれませんが、われわれと真実との間の関係、われわれ個人としての自由、自由であるという感覚は、これまでになく複雑になってきています。ストッパードの辛辣なウィットと、プレヴィンの親しみやすいが曲想的には難解な音楽の組み合わせが複雑な雰囲気を醸し出し、演劇構造の中で音楽とテキストが同じ重みをもって絡み合っています。本作の設定は架空の、典型的な絶対主義国家ですが、自由のためにわれわれは何を放棄する心の準備があるのかについて、場所と時間の間を揺れさまよいながらじっくりと考えることができます。
2018年12月14日女優の広瀬すずが、澤本嘉光によるオリジナル脚本映画『一度死んでみた(仮)』(2020年公開)に主演することが10日、明らかになった。堤真一、吉沢亮が共演する。同作は、ソフトバンク「ホワイト家族」シリーズなどを手がけ数々の賞を受賞、映画『ジャッジ!』で脚本も務めた澤本のオリジナル作。大学4年生の野畑七瀬(広瀬)は、製薬会社の社長である父親の計(堤)と二人暮らしだが、ある日「一度死んで2日後に生き返る薬」を飲み、会社乗っ取り計画の犯人を炙り出そうとする計が七瀬の前におばけとなって現れる。七瀬は計、そして計の会社の社員で、”ゴースト”と呼ばれている存在感の薄い松岡(吉沢)とともに事態の解決に乗り出し、思いもよらぬ展開になってしまう。今回がコメディ初出演となった広瀬。父・計のことが嫌いすぎて、計の似顔絵を描いたサンドバッグを「クソオヤジ!」と日々殴り、「臭い!」と言っては計の顔面に消臭スプレーを吹きかけるなど、これまでに見たことのない、テンション高く毒を吐きまくるハジけたキャラクター・七瀬を演じる。また七瀬の父親で、製薬会社を経営する計役の堤は、同作が広瀬との初共演作に。さらに松岡役の吉沢は、「歩く彫刻」とも呼ばれる美貌で今波に乗りまくっている俳優だが、持ち前の存在感を可能な限り薄くして松岡役に挑む。脚本の澤本は「広瀬すずさんは過去にCMの仕事でご一緒した時に、演技力とともに実は天性のコメディエンヌのセンスを持った方だと思ったので、まさに今の彼女でなければできない、笑えるけど泣けてそれでいてちょっとポップな映画を作れたらと思いました」とキャスティング理由を明かした。さらに澤本は「堤さん、吉沢くんをはじめとする想像以上の実力派キャストの方に参加いただけて、脚本の数倍良くなりそうです」と期待。「よく『構想5年!』とか予告編で言っているのを見て『また大げさだな』……と思っていましたが、実際5年かかるもんなんですね」と語った。また、今回初監督を務めるのはau/KDDI「au三太郎」、日野自動車「ヒノノニトン」、家庭教師のトライ「教えてトライさん」シリーズ等話題のCMを数々手掛け、広告賞も多数獲得している浜崎慎治。広告業界からも注目が集まる作品となっている。○広瀬すず コメントコメディ作品にずっと憧れがあったので、今回挑戦させて頂けると聞いて楽しみではありますが、面白くできるかどうか、楽しめる余裕があるか不安です。キャストの皆様もとにかく濃厚な方ばかりですし、もう、必死についていきたいと思います。七瀬役の決めポーズとして、人差し指を立てる仕草があるのですが、普段、中々自分自身で人差し指を立てることがないので、役作りとして、毎日撮影前に人差指を立て、気持ちをあげる練習をしたいと思います(笑)この七瀬役を満喫したいと思います。きっともの凄くファンキーな映画になると思いますので、ぜひお楽しみに!!○堤真一 コメント今回お話をいただいて、まず脚本を拝読したのですが、とにかく面白かった!“一度死んでみる”という奇抜な設定、軽快なテンポの会話劇、笑えて泣ける父娘のドラマ。野畑計という男を演じるなら? と想像しながら読み入ってしまいました。そしてTVCMでご一緒してきた浜崎監督の初映画監督作と知って、出演させていただくことを決めました。独特の世界観をおもちの浜崎監督と、どんな父親像をつくれるか、是非ご期待ください!!○吉沢亮 コメント台本を読んで、テンポの良いユーモアあふれるセリフと、愛情の示し方を知らない親子の不器用さに引き込まれました。僕の役は存在感が無く、隣に居るのに気づいてももらえない可哀想な男ですが、個人的には存在感バリバリのキラキラした男より、こういったみんなから無視されるような、ザコキャラのほうが性に合っているので、撮影が今から楽しみです。この作品で、浜崎監督に気に入ってもらい、CMにも呼んでもらえるように頑張ります!!
2018年09月10日小栗旬主演映画『銀魂2掟は破るためにこそある』から、ついに最後のキャスト情報が到着。堤真一、勝地涼、夏菜が出演することが決定し、3人それぞれのキャラクタービジュアルも到着した。続投キャストに新キャスト、それぞれのキャラビジュアルが続々と発表され、その度に大きな話題となり、公開に近づくにつれファンの期待が高まっている本作。先日、エピソード&タイトル発表と共に、“新キャラ”たちのシルエットビジュアルが公開され、誰が演じるのか、ネット上では多くの予想が飛び交っていた。また、そのシルエットビジュアルに写る5名のうち、2名は三浦春馬(伊東鴨太郎役)、窪田正孝(河上万斉役)ということがすでに発表されている。そんな中今回残りの3名、堤真一が松平片栗虎役、勝地涼が徳川茂茂役、夏菜が猿飛あやめ役を演じることが発表!■堤真一、警察組織の頂点であり夜の帝王に!数々の作品に出演し、現在、シス・カンパニー舞台「お蘭、登場」に出演中の堤さんが演じる松平片栗虎は、警察組織の頂点に君臨する超重要人物でありながら、キャバクラで豪遊する夜の帝王としても君臨する人物。また、真選組を私用で使い走らせるが、私用であることを全く気にしない、図太い神経の持ち主だ。堤さんの出演の話が持ち上がったのは、なんと前作の撮影時だったそうで、「実は前作の撮影が行われている時に、僕は別作品の撮影で撮影所が一緒でした。挨拶にみんなが来てくれた時に“またくっだらねぇ、映画撮ってんなぁ~(笑)”と話していたら、監督から“もしも、2本目があったら堤さん出て下さいよ”と言われて。“あるならね”と答えたら本当に出演が決まってしまいました」と出演経緯を明かしている。■“将ちゃん”は勝地涼! 「とりあえず体を鍛えました」映画やドラマ、舞台のほかにも、アニメ作品で声の演技にも挑戦するなど幅広く活躍する勝地さんが演じるのは、若き江戸幕府第14代征夷大将軍・徳川茂茂。片栗虎からは“将ちゃん”と呼ばれ、庶民の暮らしを知るためと、共に城下にお忍びで現れるが、その度にトラブルに巻き込まれ、なぜかあられもない姿に…。「前作の『銀魂』が面白かったのでどんな役でも出たいと思っていました」という勝地さんは、監督からの連絡に“やりたいです”と即答したそう。またこの将軍は、前作の撮影時・宣伝期間中に、小栗さんを始めとするキャストたちから、続編があれば将軍と遊びたいと、登場を熱望されていたキャラクター。しかし、自身の出演を小栗さんに伝えた際には、勝地さんはことの大きさを理解していなかったそうで、「漫画を読み、アニメを観た後に、“自分で、大丈夫?”と心配になってしまいました(笑)。なので、とりあえず体を鍛えました。原作ファンの方々の将軍の好きな所が体現出来ているかは分かりませんが、僕なりの将軍をやったつもりです。漫画とアニメの“将ちゃん”を愛している方々には “勝地の将ちゃん”も愛してほしいなと思っています」とコメントを寄せている。■夏菜、過激な衣装や顔芸も! 「原作に忠実に」そして、『君に届け』や『GANTZ』、4月期ドラマ「デイジー・ラック」に出演した夏菜さんが演じるのは、元幕府お抱えのエリート忍者ながら、現在は悪徳商人を成敗する始末屋としての裏稼業をこなす猿飛あやめ。とあることをきっかけに銀時に惚れ込み、ストーカーまがいに追いかけるものの、銀時にぞんざいにあしらわれるが、彼女はそれを楽しむドM。「出演出来ることが本当に嬉しい」と喜びを語る夏菜さんは、あやめを演じるにあたって、劇中では過激な衣装や顔芸にもチャレンジ!「出来る限り、原作に忠実に演じようと思って努力しました。動きや仕草、そういうのを沢山研究して演じました。もし違ったとしても怒らないで下さい(笑)」と呼びかけており、ますます期待が膨らむ。さらに、「パート1を観た方は分かると思うのですが、パート2はさらにさらにパワーアップした『銀魂』になって帰ってきます。是非、完成を楽しみに待っていて下さい」とコメントしている。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年07月04日映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)の追加キャストが4日、明らかになった。堤真一、勝地涼、夏菜が新たに同作に出演する。同作は、漫画家・空知が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。今回は原作でも人気の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」のハイブリッド作であることが明かされた同作。菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、吉沢亮、長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、キムラ緑子、佐藤二朗、中村勘九郎、堂本剛、三浦春馬、窪田正孝と、前作から続投のキャスト、新キャストが続々と発表されている。堤が演じるのは警察組織の頂点に君臨する超重要人物・松平片栗虎。片栗虎は近藤(勘九郎)が率いる真選組を私用で使い走らせるが、私用であることをまったく気にしない図太い神経を持ち、キャバクラで豪遊する夜の帝王としても君臨する。さらに勝地は、若き江戸幕府第14代征夷大将軍の“徳川茂茂(しげしげ)役に。国の最高位に居るにも関わらず片栗虎からは“将ちゃん”との愛称で呼ばれ、庶民の暮らしを知るためと、片栗虎と共に城下にお忍びで現れるが、その度にトラブルに巻き込まれ、なぜかあられもない姿になる。夏菜が演じるのは、くノ一の猿飛あやめ。元幕府お抱えのエリート忍者ながら、現在は悪徳商人を成敗する始末屋としての裏稼業をこなす。とあることをきっかけに銀時に惚れ込み、ストーカーまがいに追いかけるものの、銀時にぞんざいにあしらわれるが、彼女はそれを楽しむドMと言う設定だ。過激な衣装や顔芸にもチャレンジした。14日に、5人のキャラクターシルエットが発表され、キャストの予想が飛び交った同作だが、ここで三浦、窪田、堤、勝地、夏菜と判明。すでに場面写真も公開されているキムラも加えた新キャスト陣と、前作からおなじみのメンバーで、新たな『銀魂』に期待を持たせた。○堤真一コメント実は前作の撮影が行われている時に、僕は別作品の撮影で撮影所が一緒でした。挨拶にみんなが来てくれた時に“またくっだらねぇ、映画撮ってんなぁ~(笑)”と話していたら、監督から“もしも、2本目があったら堤さん出て下さいよ”と言われて。“あるならね”と答えたら本当に出演が決まってしまいました。原作ファンの方々も、そうでない方々も、今回も福田さんがめちゃくちゃ面白い映画を作っています。劇場に足を運んでください。○勝地涼コメント前作の『銀魂』が面白かったのでどんな役でも出たいと思っていました。なので、監督から連絡をもらった際は“やりたいです”と即答しました。旬君に“将軍役っぽいんだけど”と言ったら、すごいテンションで喜んでくれたのですが、その時点では事の大きさをまだ理解していなくて。漫画を読み、アニメを観た後に、“自分で、大丈夫?”と心配になってしまいました(笑)。なので、とりあえず体を鍛えました。原作ファンの方々の将軍の好きな所が体現出来ているかは分かりませんが、僕なりの将軍をやったつもりです。漫画とアニメの“将ちゃん”を愛している方々には “勝地の将ちゃん”も愛してほしいなと思っています。是非、楽しんでいただけたらと思います。○夏菜コメント出演出来ることが本当に嬉しいです。お話を頂いて“絶対にやりたい!”と言いました。不安より、思いっきりやりたいという楽しみの方が大きかったです。出来る限り、原作に忠実に演じようと思って努力しました。動きや仕草、そういうのを沢山研究して演じました。もし違ったとしても怒らないで下さい(笑)。パート1を観た方は分かると思うのですが、パート2はさらにさらにパワーアップした『銀魂』になって帰ってきます。是非、完成を楽しみに待っていて下さい。宜しくお願いします。(C)空知英秋/集英社 (C)2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年07月04日アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一が主演を務める映画『ラスト・ホールド!』(公開中)が、第21回上海国際映画祭(21th Shanghai International Film Festival/6月16日〜6月25日)の、パノラマ部門にて正式招待作品として上映されることが6日、明らかになった。同作は2020年の東京オリンピックの追加競技となった「スポーツクライミング」の一種目、ボルダリングを題材にしたオリジナルストーリー。廃部寸前のボルダリング部主将・岡島(塚田)が大学卒業を控え、6人の新入生(Snow Man/ジャニーズJr.)を必死で集める。同映画祭は1993年より開催されている、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認のアジア最大級規模の長編映画祭。同作は受賞対象外で話題作品を上映するパノラマ部門に出品される。メガホンを取った真壁幸紀監督は「とても光栄です。上海国際映画祭での上映は、これから国内外で、より多くの人に観てもらえるキッカケになると思います」と喜びを表す。同作は声援OK、サイリウム持ち込みOKの「応援上映」も幾度となく開催されているが、「以前、中国の映画祭に参加した時は、観客の皆さんが自由に喜怒哀楽を声に出しながら鑑賞されていたので、自然と”応援上映”のようになるかもしれません。反応が楽しみです」と語った。○塚田僚一コメント完成された作品を見て、たくさんの方にご覧頂きたいなっと思っていたので本当に嬉しいです。東京オリンピックに向けてこれから盛り上がるボルダリング、まだ馴染みのない方もいる中で「わかりやすい」とか「面白い」という感想を頂き、この作品が届いた事を実感しました。日本での壁を登りきり、次は上海国際映画祭の壁! 海外の人たちの壁も登りきれる事を信じています。「ガンバ!」※映画『ラスト・ホールド!』特集はこちら!
2018年06月06日俳優の堤真一、綾野剛、女優の高畑充希が16日、都内で行われたNTTドコモ「2018夏 新サービス・新商品発表会に出席した。NTTドコモ「2018夏 新サービス・新商品発表会」に出席した綾野剛、高畑充希、堤真一(左から)この日行われたNTTドコモの新サービス・新商品発表会では、新商品11機種とAIエージェントサービス「my daiz」の提供開始、そしてdポイントによるポイント投資サービス及びロボアドバイザーによる資産運用サービス「THEO+docomo」のサービススタートを発表。発表会後にはCMキャラクターでもある堤真一らが登壇し、トークショーが開かれた。舞台裏で発表会の内容を聞いていた3人。綾野が「今回はカメラ機能のすごい新商品が多いですね」と興味津々で、中でもライカトリプルカメラが搭載されているHUAWEIのP20 PROがお気に入りのようで、「風景や食べ物もいいですが、人物を撮りたいですね。ぼかし機能もありますから革新的なスマートフォンですね」と絶賛。一方の堤は「僕はイマイチ分からなかったりしますが、投資を始めようとする人にはとてもいいんじゃないんですかね」とポイント投資サービスなどに興味を示していた。トークショー後半では、3人がAIエージェントサービス「my daiz」を体験するコーナーも。高畑がスマフォに向けて「my daiz!私のこと好き?」と話し掛けると、my daizが「もちろん好きです。みっちゃん!」と反応し、それを聞いた堤が「みっちゃんみちみち…」と歌い始めるも、場所をわきまえて途中で歌を止めて会場は大爆笑。横で聞いていた高畑は「小さい頃言われたな。それ(笑)」と苦笑いを浮かべていた。また、「Galaxy S9」で写真を撮ってアバター制作にも挑戦した3人それぞれのアバターを披露。堤から「もし俺がこれを送ったら嫌われないかな?」と問われた高畑は「『おっさん何やってんねん!』って送りますよ(笑)」と回答していた。
2018年05月16日アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一が12日、主演映画『ラスト・ホールド!』(5月12日公開)の公開初日舞台挨拶に、ジャニーズJr.のユニット・Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平)、真壁幸紀監督と共に登場した。同作は2020年の東京オリンピックの正式競技種目となった「スポーツクライミング」の一種目、ボルダリングを題材にしたオリジナルストーリー。廃部寸前のボルダリング部主将・岡島(塚田)が大学卒業を控え、6人の新入生(Snow Man/ジャニーズJr.)を必死で集める。今回が初主演となった塚田は、「先週櫻井翔くんが『ラプラスの魔女』の舞台挨拶で『チケットを150枚買ってお世話になった方々に観てもらうのが恩返しだ』と言うので、すごいなと思って」と櫻井から感銘を受けた様子。塚田は「皆さんのおかげですという気持ちを込めてチケットを買って。でもやっぱり櫻井翔くんの枚数を超えるわけにはいけない、先輩の顔に泥を塗るわけにはいかない」という理由から、「櫻井君よりちょっと少ない148枚買いました」と発表した。2枚少ない、という枚数については「再来週に生田斗真君も(映画『友罪』が)公開する。僕は斗真君より後輩、斗真君は櫻井君より後輩。斗真くんはきっと149枚買う」ということから、配慮したという。「全部が新鮮で、こういうのが、ひとつ恩返しできたなという気分です」と喜びを表した。またSnow Manを代表して、岩本は「全員揃って映画に出させていただくのは2回目。ボルダリングの壁に登って、人生においての壁にもぶつかってきた6人だからこそ、一皮むけたんじゃないかな」と撮影を振り返る。佐久間は「プロテインで乾杯するシーンでは、一人7〜9杯飲んでるんですよ。さすがに、当分プロテインはいいかなと思います」と大変だったシーンを明かした。その後、鏡開き用の樽が出てくると、出演者陣は「ワイドショーで見たやつだ!」と大はしゃぎ。しかし、樽を割ると、出てきたのがプロテインシェイカーだったために驚く。匂いを嗅いだ塚田は「あー、濃厚なやつ!」と顔をしかめつつ、「ボルダリングジムで練習してた時に、練習終わりにプロテインで乾杯してて、これが最後かと思うと寂しい思いです。だけど、大ヒットを祈って乾杯しましょう!」と声をかける。全員で"プロテイン乾杯"すると、一気に飲み干し、拍手が起こっていた。
2018年05月12日●個性的なキャラクターが集まった身体能力が高いことで知られる、A.B.C-Zの塚田僚一の初主演映画『ラスト・ホールド!』(5月12日公開)。2020年の東京オリンピックの追加競技となった「スポーツクライミング」の一種目、ボルダリングを題材に、大学生の青春を描いた。塚田が演じるのは、ボルダリングに情熱をかける大学生・岡島。また岡島が集めたボルダリング部のメンバーとしてジャニーズJr.内のユニット・Snow Manの6人が共に戦うことになる。元ボルダーで一匹狼タイプの河口(岩本照)、津軽弁の自然派男子・新井(深澤辰哉)、失恋中で気が短い桃田(渡辺翔太)、見せ筋肉を持つ元ドラマーの高井戸(宮舘涼太)、ダンス好きでネアカの桑本(佐久間大介)、潔癖症のゲーマー・中道(阿部亮平)と、個性豊かなキャラクターが揃った。今回は、塚田とSnow Manにインタビューし、同作の見どころや、各キャラクターについて話を聞いた。○多くの人に観て欲しい映画に――まずはぜひ、完成した映画『ラスト・ホールド!』を観ての感想を、お一人ずつ教えて下さい。岩本:めちゃくちゃ雪が降った日に初号試写があって、そこで初めて観たのですが、"Snow Man"というグループなので、何かの縁かなと思って嬉しかったです。みんな、壁と向き合っていた時間の方が多かったので、完成した作品を観て他のメンバーの登っている姿がかっこよく見えました。塚田:雪だったね。交通が止まって……。深澤:シンプルに帰宅困難。渡辺:そこ、膨らます?(笑) 僕は、あっという間に終わった、という感想でした。音楽もかっこよかったし、ギュッと物語が詰まっていて、本当にあっという間に終わりましたし、「もう1回観たい」と思いました。塚田:ストーリーはもちろん、それぞれのキャラがすごく面白い。意外だったのは、舘ちゃん(宮舘)の筋肉キャラで、登場シーンが面白かった。自分の役に関しては、セリフから岡島の気持ちを読み取って表現して、うまく物語の一員になれたなという風に感じました。撮影前にはリハーサルをしたんですけど、みんなで意思疎通できたし、カメラマンさんとかも来てくださって。一つの作品に向かっていく様子を実感できて嬉しかったです。多くの方に観ていただきたいと思いました。深澤:ろうにゃくにゃんにょ(老若男女)いけますから!一同:笑阿部:今時の作品になったと思います! ボルダリングの映画は今まで殆どなかったし、登っているシーンにかかっているEDMのようなBGMもすごくかっこいい。映画が終わった後の、A.B.C-Zさんの主題歌「Future Light」もかっこよくて、時代の最先端をいっている感じがすごかったです。佐久間:僕が観て素直に思ったのは、「内容を知っているはずなのに熱くなれる」ということでした。出演している方も観て熱くなるということは、知らない人が見たら絶対熱い気持ちになれると思うし、スッキリ感や爽快感も持って頂けるんじゃないかな。ボルダリングは東京オリンピックの追加競技にもなったので、一緒に盛り上がりたいですね。何か関われたらと思います。ぜひお願いします!深澤:それは、事務所と相談していただいた方が。宮舘:僕は、メッセージ性の強い作品だと思いました。冒頭で、岡島さんが「ボルダリングは人生と同じ」と言っていたけど、本当にその通りで。生きている上で挫折もたくさんあると思うけど、映画を観て「もっと頑張りたい」「もっとできる」と思ってもらえたら嬉しいです。そういう点ではジャニーズでも同じですし、学生さんも社会人の方も、全部同じ気持ちなのかな、と思います。阿部:頑張っている人の背中を押したいです。一歩踏み出せるような映画ですね。深澤:みんなが全部言うから、いよいよ、以下同文ということになってきたけど! 強いて言うのであれば、回想シーンで照の役を演じた小林君が照とそっくりで、よくキャスティングしたな、さすがだなと思いました。佐久間:マジでそっくりだった(笑)。照の弟に似てる!深澤:個人的には津軽弁に挑戦して、カメラマンの葛西さんから方言を教えて頂いたんですが、ものすごく難しくて。CDも貰って、スピードラーニングみたいな感じで臨みました。もう1回勉強して、舞台挨拶では津軽弁で挨拶できたらいいな。●ファンの子が食いつきそうなシーンは?○人生分岐点だらけ――塚田さんは就活のシーンもありましたが、実際に6月から選考開始で、実は映画公開の時期って、就活生が迷ってる時期なのではないかなと思いました。塚田さんが演じている時に感じたことなどをぜひ教えてください。塚田:就活のシーンは、会社での撮影というのもあって、緊張する雰囲気でした。エキストラさんもそわそわしている感じで。自分の手を見てボルダリングのことを思い返すシーンがあるんですが、本当に過去を思い返す気持ちがわかりました。面接って、分岐点になると思うんですけど、出来れば結果を気にせず、今までのことを出してもらいたい。自分でも面接のシーンを演じてみて、思いました。――今まで、塚田さんにはどのような分岐点があったんですか?塚田:分岐点だらけです!一同:笑塚田:この『ラスト・ホールド!』も絶対、分岐点になるだろうと思っています。真壁監督にも「これで、”初主演”は終わりだからね」と言われて。役者としての一歩を進んでいく分岐点なのかなと思います。――たとえばSnow Manさんが分岐点に立った時にむけて、なにかアドバイスなどいただけたら。塚田:Snow Manに対して!?佐久間:塚ちゃんが分岐点に感じた時のこととか。塚田:やっぱり、「結果にこだわらない」ということなのかな。一同:おお〜。塚田:出せることを、出す。過程というか、向きあい方、力の出し方が大事。佐久間:「良く見せようとするよりも、楽しんでやれよ」ってこと?塚田:そうだね。楽しむというより、出てくるのは、全力でやった結果じゃん!一同:めっちゃ良いこと言う!○先輩後輩関係はそのまま映画に――いつもはジャニーズの先輩後輩の関係ですが、今回は部活ということで、また違った面を出そうとしていたのですか? それとも、普段と同じ雰囲気で進められましたか?塚田:Snow Manは生意気なグループだから、たぶん先輩として見られてなかったと思う(笑)。渡辺:いやいや!!(笑)塚田:アドバイスや注意をするシーンも沢山あるけど、自然体で演技ができたと思いました。佐久間:関係性は今のまんまでしたよね。先輩・後輩感はそのまま、役作りをして。阿部:塚田くんがみんなに「楽しんで登れよ」と言うシーンも、いつもの感じが生きていました。コンサートでも、「お前はこうしろよ」って、一人ずつ言ってくれるんです。塚田:”塚ダークネス"をやった時だ! 「お前は塚ダークネスJr.だ! 佐久間はダークネス2号! 渡辺は3号!」宮舘:そんなにカッコつけてましたっけ?(笑)――みなさん個性的なキャラクターでしたが、それぞれ自分に近いキャラだったんですか?見どころなどもあればぜひ教えて下さい。渡辺:僕は部員で唯一、彼女がいた設定。女の影がある役の方が、僕のファンは喜ぶと思うので。一同:笑塚田:嫉妬もしつつ、こういう感じなのかなって想像できるよね。阿部:桃田がスマホに彼女の写真を出して、それを見ながら腕立てするシーンが大好き。渡辺:ファンの子が食いつきそうなシーンは、各々あるのかな?深澤:俺、ないなあ。宮舘:眼鏡とかは?深澤:普通にしていたら方言ってなかなか聞けないだろうから……まあ萌えはしないと思うけど、新鮮さはあるのかな?岩本:俺は、ボウリングがクソ下手なシーン。深澤:この見かけで!岩本:逆に難しかった。きれいにガターに行ってもつまらないし、”できない”という演技をやるのは難しいです。逆に翔太は本当にボウリングがうまいので、あのシーンは、プライベート感もちょっと見えるんじゃないかな。佐久間:僕は、あることが原因で皆に迷惑をかけるところで、気を落とすんじゃなくて、切り替えられるところは自分に近いと思いました。塚田:表情も豊かだったよね。阿部:桑本の登場のシーンとかも、いいですよね。壁をぶち壊しに行く感じ。○いろいろな感情を表現できた岩本:阿部の中道は、ちゃっかりなところが見どころかな。ユニフォームを作ってきたり。人と違うこだわりがあったりするところが、ギャップにもなってた。ギャップ系だと思う。塚田:一番ずるいヤツだよね。こだわりがすごくあって、潔癖で無表情なんだけど、最後には笑う。深澤:ぷよぷよもうまかったよね阿部:プロの方に弟子入りしました。佐久間:舘さんは、見せ所いっぱいあるな!深澤:やっぱり登場シーンだよね。舘さんが歩いてくるんだけど、パッと映った時のポーズがこう(筋肉を見せるようなポーズ)。こんな人いないから!宮舘:「変わったポーズがいい。こっちに手を当ててみれば?」と言われて、そのままやったら、面白くなっちゃって。岩本:そしてプロテインの名前を言う(笑)阿部&佐久間:ホエイバニラですか?一同:笑深澤:これも普段のダテさんと違うから、ギャップなんだけどね。俺は一番キャラが濃いと思う。宮舘:暑苦しいキャラでしたね。ドラムもボルダリングも、映像では初体験で、練習もしましたし、いままで見せてないところを逆に見せられたかなと思います。――塚田さんの岡島はいかがでしたか?深澤:一番自然でした。自然にお芝居に入り込んで、撮影と思わせないくらいリラックスできて、改めて頼りになる先輩だと思いました。阿部:普段朗らかな塚ちゃんが岩本に怒鳴るシーンがあるので、ファンの方もグッとくるんじゃないでしょうか。塚田:岡島は、みんなと仲が良いんだけど、どこかちょっと孤独な感じがありましたね。一人でボルダリングと向き合う姿もそうでしたし、色々な壁があったからこそ、仲間の大切さに気づけて、色々な感情が出てきた。それが表現できて、よかったなと思います。■塚田僚一1986年生まれ。神奈川県出身。5人組の人気グループA.B.C-Zのメンバー。グループとしてTVバラエティ番組『ABChanZoo』にレギュラー出演、『アウト×デラックス』には単独で不定期出演中。コンサートは勿論のこと、17年にはTVドラマ『さくらの親子丼』に出演、舞台『サクラパパオー』でも単独主演を果たした。■Snow Man2012年に結成されたジャニーズJr.内グループ。岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平の6人で構成。身体能力の高さには定評があり、アクロバティックでパワフルな舞台を見せることで高い人気を誇る。滝沢秀明の座長公演『滝沢歌舞伎』には現メンバーのSnow Manとして2012年から出演。踊り、歌、芝居と存分に観客を魅了している。Snow Man全員での映画出演は『劇場版私立バカレア高校』(12)に続き、本作で2本目となる。(C)松竹
2018年05月10日●『ラスト・ホールド!』現場で士気を上げる主役に「金髪、筋肉、塚ちゃんです!」というフレーズで、様々なバラエティに引っ張りだこの、アイドルグループ・A.B.C-Z 塚田僚一が、映画『ラスト・ホールド!』(5月12日公開)で初主演を果たす。『SASUKE』にも連続で出場し、身体能力の高さは随一。2020年の東京オリンピックの正式競技種目となった「スポーツクライミング」の一種目、ボルダリングを題材に、実際に吹き替えなしで撮影に挑んだ。後輩であり、アクロバットを得意とするジャニーズJr.のユニット・Snow Manの6名(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平)も出演し、ボルダリング部の青春が描かれる同作。今回は、真壁幸紀監督と岡村紘野プロデューサーにインタビューし、出演者陣の印象や作品の見どころを聞いた。○すごく不思議な存在の塚田――塚田さんとボルダリングという組み合わせは、どういうところから出てきたのですか?岡村:ボルダリングというスポーツにすごく人気があり、出演した7名の身体能力が高さを組み合わせたら面白くなるのではないかと思いました。題材と出演者、どちらかを先に考えたというわけではなく、組み合わせで自然と企画になった形です。塚田さんは色々テレビに出られていて、身体能力の高さはみなさんご存知でしょう。Snow Manさんもいろいろ舞台を見せていただいていて。『滝沢歌舞伎』など、弊社の舞台に出演いただいているので、もともと知っていました。――演劇部さんとやりとりをされることもあるんですね。岡村:弊社は映画と演劇と両方ありますので、うまくそれぞれの持ち味をコラボレーションできたらいいなと思っています。――主役の塚田さんと実際に組んでみて、どのような印象でしたか?真壁:塚田くんはすごく不思議な存在です。僕もそんなに歳は変わらないのですが、たまに10歳くらい年下に見える時もある(笑)。でも、座長としてSnow Manを引っ張っているところを見ると、頼りになる人でもあります。かっこいいところとかわいいところが両方ある、稀有な存在です。しかもかっこ悪い部分もできるので、そういう人はあんまりいないですよね。また当たり前かもしれないけど、撮影現場にいるときに全く嫌な顔をせず、ずっとニコニコしながら芝居にも取り組んでいるんです。スタッフの士気は必ず上がりますよ。岡村:やりやすかったのは主役のおかげですよね。塚田さんってすごく明るくて、みんなから愛されてるというキャラクター。映画の中でもそれを崩したくないとは思っていたのですが、それだけだと面白くないので、「実は葛藤がある」という形で表したかったんです。テレビのイメージをうまく取り入れつつ、ギャップを見せたいと思いました。――テレビ東京の『ABChanZoo』のプロデューサーさんも、塚田さんのことをすごいとおっしゃってたんですが、お二人も感じられるところはあったんですね。真壁:塚田くんに会いたくなるんですよね。塚田くんの笑顔を見たくなる。だからスタッフも自然と「いいのを撮ってやろう」という気持ちになるのだと思います。岡村:周囲にそう思わせるのは、すごく大切なことですよ。○意外だった人、印象通りだった人――Snow Manさんもあわせて、意外な印象だった、というような方はいますか?真壁:テレビや舞台も見ていたのであんまり印象は変わらなかったですが、佐久間くんのコミュニケーション能力はハンパないですね。「第一印象でこんなに懐に入ってくるのか」と驚きました。最初は阿部ちゃんとキャラクター性が逆でしたが、お会いして少し変えました。――逆にイメージ通り、という方は。岡村:岩本くんかなあ。おちゃめなところもあるけど、隠に入る芝居は上手いよね。真壁:彼は上手い。「任せられるな」というのは、撮影をしながらも気づいていました。Snow Manのリーダーで、他の子の演技にもアドバイスをしているのを見ていました。ボルダリング能力に関しても、一つ抜けていたとインストラクターさんも言っていましたし。●ボルダリングシーンはほぼドキュメンタリー○Snow Manの印象は?――他の方の印象も是非伺っていければ。先ほど話にも出た阿部亮平さんはどのような印象でしたか?真壁:阿部ちゃんは話せば話すほど、「いろんなこと考えているんだ」とわかるんです。頭が良いと感じるんだけど、それをあまり出さないですよね。岡村:ひけらかしたりはしない。真壁:でも、自分が言った方がいいところは行くんだろうな、と思わせます。その押し引きがうまい。Snow Manのバランスをとってる人なんじゃないかと思いました。――体を鍛えている高井戸役の、宮舘涼太さん。岡村:舘ちゃんは、爽やかそのもの!真壁:爽やか真面目! 役に対しても、本当に一生懸命ですよね。ドラムを叩くシーンの日は、そのことばかり考えて、めちゃくちゃ練習してました。本番も決めてくれたし、誠実さとか真面目さが一発でわかるので、愛されているんだと思います。岡村:演じた役も、ああいう面白さになるとは思わなかったですね。他のと違うキャラクターを出してくれます。真壁:"やってやろう"って感じがないから、いいんでしょうね。岡村:まじめにやってるだけ。なのに、いつの間にかっこいい技を覚えてる(笑)。――桃田役の渡辺翔太さん。真壁:なべちゃんは、面白いんですよ。一番、天然なのかもしれません。岡村:劇中では突っかかってくるキャラクターですけど、普段はそんな感じではありません。真壁:キャラクターにはまった時の天才的な爆発力があると思います。――インタビューで「自分に女の影のある役の方がファンが喜ぶ」と言っていたのが印象的でした。真壁:かっこいいですね!(笑)岡村:やっぱり、視点が違うんですよ!(笑)――最後に、新井役の深澤辰哉さんは。真壁:実はすごく、まじめな人なんだなと感じます。みんなが真面目にやっちゃうとつまらないから、おちゃらけちゃう部分もある。岩本くんと深澤くんの関係性は良いですよね。岡村:周りをよく見て判断できている人なんだと思います。撮影の時も、そういう場面がありました。真壁:方言を言う役だったけど、セリフの練習を撮影の合間にずっとやっていたんです。責任感が強い。岡村:方言もすごく上手になっていました。○作品の注目ポイントは?――ボルダリングを題材に撮影をされていたと思いますが、困難だったのはどのような点でしたか?真壁:もし彼らが登れなかったら、ボルダリングのシーンは「カットを細かく割って、時間のかかる撮り方をしなければいけない」と思っていました。でもちゃんと登れるようになっていたので、スムーズに撮影ができました。困難というより、予想外にうまくいったところでした。普段登れていても、撮影本番になると登れないことは多々あるので、みんなちゃんと本番で決めてくるのが、”持ってる”ところだなと。岡村:吹き替えなしにはこだわりがありました。彼らもすごく練習してきてくれましたし、試合のシーンは本当に見所です。真壁:本人たちも、登れるか登れないかわからないくらいのルートなんです。特に岩本くんの表情はもう、ドキュメンタリー入ってますね。撮影時に『登れなかったらカットするよ』とも言っていました。岡村:それくらい、ギリギリのルートを設定しているんです。簡単に登れてしまっても苦しさが表情に出てこないし、全く登れなくてもダメ。絶妙なラインを設定しています。――お二人がそれぞれ好きなシーンを教えてください。真壁:団体戦の時の、塚田くん。単純に”いい顔”になっているんです。最後の方の撮影だったんですけど、綺麗な顔、いい表情をしていたので、非常に手応えを感じました。彼自身も役に対して着地したのかな感じましたし、撮っていても「塚田くん、ひとつ抜けた」と思いました。――展開も意外でしたし、就職活動の様子がリアルで驚きました。岡村:監督も参加して、結構考えました。真壁:最後の展開にヒーロー感を出したい、というのもありました(笑)。岡村:現実に考えたらありえないけど、いいんじゃない!? というところも(笑)。一応裏では、岡島は旅行会社を受けているという設定でした。海外に行ってボルダリングをして欲しいなって。――岡村プロデューサーのオススメのシーンはいかがですか?岡村:音楽がすごくいいなと思っています。最初の"松竹富士"にビートがかかっていて、『いいのかなあ』と思いましたが(笑)。結果大丈夫でしたし、その曲が最後でもかかって、「行くぞ」という空気を出していたところが好きでした。真壁:音楽はこだわりました。ボルダリングの試合自体も音楽がずっとかかっているので、その感じは出したいと思っていました。90分の映画で、何曲使っているんだというくらい多いので、ぜひ注目していただきたいです。■真壁幸紀監督1984年生まれ、ROBOT所属。『踊る大捜査線』『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ等の助監督を経て、ディレクターデビュー。12年、ショートフィルム『THE SUN AND THE MOON』がLouis Vuitton Journeys Awardsでグランプリ。15年、長編映画第1作目となる『ボクは坊さん。』を公開。海外の映画祭でも高い評価を得て、16年にはフランスの女優、イレーヌ・ジャコブ主演のショートフィルム『HOME AWAY FROM HOME』を発表。最新作はTVドラマ『電影少女-VIDEO GIRL AI 2018』。本作は長編映画第2作目。■岡村紘野2007年、松竹に入社。これまでに関わった作品は『母べえ』『鬼平犯科帳』『関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!』『関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!』など。2015年より現職。
2018年05月08日アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一が26日、主演映画『ラスト・ホールド!』(5月12日公開)の完成披露試写会に登場。ジャニーズJr.のユニット・Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平)、真壁幸紀監督と共に取材に応じた。同作は2020年の東京オリンピックの正式競技種目となった「スポーツクライミング」の一種目、ボルダリングを題材にしたオリジナルストーリー。廃部寸前のボルダリング部主将・岡島(塚田)が大学卒業を控え、6人の新入生(Snow Man/ジャニーズJr.)を必死で集める。ほか、永野宗典、駒木根隆介、勝村政信が出演する。撮影について、塚田は「すごく雰囲気がいい場で、10日間という短期間で没頭する場を作ってくださって、ありがたかったです」と振り返った。3カ月間ボルダリングの練習を行ったが、「ジムも松竹さんのお金だったので、行き放題」と明かし、周囲を笑わせる。特に渡辺はツボにはまっていた様子だった。ボルダリングについて「楽しさとか大変さも感じた」という塚田だが、2020年の東京オリンピックでは「正直乗っかりたいです。どうにかして」と野心を表す。「それくらい力を入れて練習したので、出たいなという気持ちは」(宮舘)、「もしかしたらもしかするかも?」(阿部)と可能性を見せた。Snow Manメンバーもそれぞれの役どころを説明。津軽弁が難しかったという深澤は「スピードラーニング的に聞いていた」と努力を明かし、「本編のアドリブも楽しんでいただけたら」と見どころに触れる。また「彼女を取り戻すためにボルダリングを始めた」と役を説明する渡辺は、「本当に『大学に行ったら、こういうやついるよね』というような役どころ」と語り、「僕のキャラともリンクしている部分もあると思うので、チェックよろしくお願いします」と頭を下げた。佐久間は「喜怒哀楽が一番激しいキャラ。劇中で大きな壁にぶつかってしまって、心が折れかかっているところに、今出せる自分のすべてを出して、前向きにとらえる姿勢がかっこいい」と魅力を語る。また、"過去を引きずってる系男子"を演じた岩本、日々のダンスで鍛えた筋肉を生かし"見せ筋"キャラとなった宮舘、頭脳派のゲーマーを演じた阿部など、キャラクターは様々。33歳の真壁監督も「若い力で作りました。よろしくお願いします」とアピールした。初主演となるが、「不安はなかった」という塚田。「平野(紫耀)の映画(『honey』)と公開が近い。観に行くから、絶対観に来てねと約束しました」と明かす。さらに映画の出来&自身の座長について「200点です!」とかなりの自信を見せ、「もう、めっちゃ面白い。観た人とお酒を飲みながら話し合いたいくらいです」と太鼓判を押した。
2018年03月26日アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一が26日、主演映画『ラスト・ホールド!』(5月12日公開)の完成披露試写会に、ジャニーズJr.のユニット・Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平)、真壁幸紀監督と共に登場した。同作は2020年の東京オリンピックの正式競技種目となった「スポーツクライミング」の一種目、ボルダリングを題材にしたオリジナルストーリー。廃部寸前のボルダリング部主将・岡島(塚田)が大学卒業を控え、6人の新入生(Snow Man/ジャニーズJr.)を必死で集める。初主演映画について聞いた塚田は「一生懸命頑張ろうと思いました。Snow Manと共演と聞いた時に、ずっと一緒にやってきたので、『よかった、心強いメンバーで」と思って。さらに撮影進んで、監督やスタッフさんも含めこのメンバーで一緒にできてよかったと思いました」と振り返る。所属するA.B.C-Zが主題歌を担当するが、メンバーは「嬉しいって言ってました」と素直なリアクションを明かした。岩本は「撮影の時は舞台『滝沢歌舞伎』に出演していたので、(壁に)登りながら、腹筋太鼓をしながらで大変でした」とボルダリングに苦労したという。舞台と映画の両立について聞かれると、塚田が「そうですね〜」と割ってきたためにSnow Manは「出てない!」と総ツッコミ。塚田が「誰よりも出てたから! 滝沢くんがストイックなので……」と話し始めると、阿部が「多分、滝沢歌舞伎の会見ではないので」と控えめに止めていた。明日、大学院を卒業するという阿部は「院卒アイドルです!」とアピール。「僕は趣味でボルダリングをやってたので、お仕事が決まって、『ラッキー』と思いました」と語る。「体を使ったチェスと言われている」とボルダリングについて説明し、「頭も使って課題に挑戦していくのが魅力の一つだと思います」と表した。また、 "壁の乗り越え方"を聞かれた塚田は「初主演というのも不安はちょっとはあったんですけど、ジャニーズの先輩方がみんな経験しているということで、『自分、まだまだだ。頑張ろう』って。壁という風には思ってないかもしれないです」と同作についての心境を語る。さらに「僕は壁を登るんじゃなくて、殴るんです。そしたら血が出ますよね。痛いです。ケガには注意してください」とコメントを終了すると会場は騒然。宮舘が「傷口を消毒していただいて、バンドエイドをしていただきたいですね」とフォローすると、深澤が「何のつなぎ!?」とつっこむなど、シュールな流れとなった。舞台挨拶冒頭では「塚ちゃん桜、五分咲きです」とややしょんぼりしていた塚田だが、舞台挨拶が終わる頃には「塚ちゃん桜、満開です!」と開花宣言し、Y字バランスも披露。撮影用に自ら全方位に回りながらポーズを見せるなど、抜群の身体能力に拍手が起こっていた。
2018年03月26日アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一が主演を務める映画『ラスト・ホールド!』(5月12日公開)の予告編が3日、公開された。同作は2020年の東京オリンピックの正式競技種目となった「スポーツクライミング」の一種目、ボルダリングを題材にしたオリジナルストーリー。廃部寸前のボルダリング部主将・岡島(塚田)が大学卒業を控え、6人の新入生(Snow Man/ジャニーズJr.)を必死で集める。ほか、永野宗典、駒木根隆介、勝村政信が出演する。予告編では、キャスト全員が吹き替えなしで挑んだボルダリング姿が満載。パンプアップした筋肉やにじむ汗、トレーニング姿部員たちの青春の様子が詰まっている。主題歌となるA.B.C-Zの新曲「Future Light」も初披露された。
2018年02月03日アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一が主演を務める映画『ラスト・ホールド!』(2018年5月12日公開)の特報が24日、公開された。同作は2020年の東京オリンピックの正式競技種目となった「スポーツクライミング」の一種目、ボルダリングを題材にしたオリジナルストーリー。廃部寸前のボルダリング部主将・岡島(塚田)が大学卒業を控え、6人の新入生を必死で集める。今回公開された特報では、緊張感あふれるボルダリング姿を初披露。塚田の滲む汗、パンプアップした筋肉など、ストイックかつクールな姿が映し出された。また、ジャニーズJr.内のユニット・Snow Man演じる全くボルダリングに興味のなかった大学の新入生たちがユーモラスな一面をのぞかせる。さらにボルダリングを愛してやまない 熱血男の岡島が6人の新入部員を不思議な練習法で鍛える姿や、勝村政信が喝を入れる姿も。青春姿満載の特報となっている。(C)松竹
2017年12月24日アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一が主演を務める映画『ラスト・ホールド!』の主題歌と公開日が19日、明らかになった。2018年5月12日に公開される。同作は2020年の東京オリンピックの正式競技種目となった「スポーツクライミング」の一種目、ボルダリングを題材にしたオリジナルストーリー。廃部寸前のボルダリング部主将・岡島(塚田)が大学卒業を控え、6人の新入生を必死で集める。主題歌はA.B.C-Zの新曲「Future Light」に決定。2月に結成6年目を迎える同グループの、初めての映画主題歌となる。同作のために書き起こされた楽曲は「壁を越えて仲間と共に進め」と謳う超正統派応援歌で、力強くダンサブルなナンバーとなっている。真壁幸紀監督も「映画館がノリノリになる事、必至! どこをどう切り取っても『ラスト・ホールド!』の歌になっています」と太鼓判。「この映画がなければ、『Future Light』という素晴らしい曲が生まれなかったんだなぁと思うと、自分を誇らしく感じます。ありがとう、A.B.C-Z!」と感謝の気持ちを表した。同作にはジャニーズJr.内のユニットSnow Manのほか、永野宗典、駒木根隆介、勝村政信らが出演する。○塚田僚一コメントカッコいいEDMの曲に、至る所に「僕ら」が散りばめられていて仲間の大切さを教えてくれる歌詞。映画と同じ様に、力強く希望に溢れている曲です!撮影の4~5カ月後に曲が決まりレコーディングをしました。最後の最後にA.B.C-Zが『ラスト・ホールド!』に手を貸してくれた気がします。映画もですが、色々な人達が携わって出来た曲です。必ず皆さんの心に届くはず、楽しみに待っていて下さい!!
2017年12月19日「A.B.C-Z」の塚田僚一が映画初主演を務め、弱小ボルダリング部の落ちこぼれ大学生たちが日本一を目指す姿を描く青春胸アツ映画『ラスト・ホールド!』。このたび、本作の劇場公開日が2018年5月12日(土)に決定、主題歌は塚田さんが所属する「A.B.C-Z」による新曲「Future Light」に決定した。■STORY廃部寸前のボルダリング部の主将・岡島(塚田さん)は大学卒業を控え、いまや自分1人となった部を存続させるべく、6人の新入部員を必死で勧誘する。が、集まった6人の内、経験者は1人だけ。残りの5人は揃いも揃ってクセのつよい初心者ばかり。総じて体力もなく、ボルダリングをなめてかかっているものだから試合も負け続き。しかし、みんなでトレーニングを重ね、競技を向き合ううちに、次第に壁に挑む楽しさを知り、固い友情で結ばれていくメンバー。そんなとき、大事な団体戦の前にある事件が起こってしまう…。2020年の東京オリンピックの追加競技に決定した「スポーツクライミング」。その内の1種目「ボルダリング」を題材にした本作は、アクロバティックなパフォーマンスや華麗なダンスを得意とする個性派ユニット「A.B.C-Z」のメンバーである塚田さんの映画初出演作にして初主演作。さらに、同じくパワフルでアクロバティックな舞台で観客を魅了する「ジャニーズJr.」の人気グループ「Snow Man」の岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平が共演する。そしてこのたび、2018年2月1日(木)に結成6年目を迎える「A.B.C-Z」の「Future Light」が、初めての映画主題歌に決定。本作のために書き起こされたこの楽曲は「壁を越えて仲間と共に進め」と謳う、力強くダンサブルなナンバー。物語に一層の輝きをもたらしていく。また、彼らを支える共演者に、「ドクターX」などドラマ、映画、舞台で活躍する実力派俳優・勝村政信をはじめ、劇団「ヨーロッパ企画」の永野宗典や『SR サイタマノラッパー』『ヒメアノ~ル』の駒木根隆介らが参加することも発表された。主題歌決定に激アツのコメント到着■塚田僚一…「A.B.C-Z」が『ラスト・ホールド!』に手を貸してくれたカッコいいEDMの曲に、至る所に「僕ら」が散りばめられていて仲間の大切さを教えてくれる歌詞。映画と同じ様に、力強く希望に溢れている曲です!撮影の4~5か月後に曲が決まりレコーディングをしました。最後の最後に「A.B.C-Z」が『ラスト・ホールド!』に手を貸してくれた気がします。映画もですが、色々な人たちが携わってできた曲です。必ず皆さんの心に届くはず、楽しみに待っていて下さい!!■真壁幸紀監督…映画館がノリノリになること、必至!どこをどう切り取っても『ラスト・ホールド!』の歌になっています。この映画がなければ、「Future Light」という素晴らしい曲が生まれなかったんだなぁと思うと、自分を誇らしく感じます。ありがとう、「A.B.C-Z !」『ラスト・ホールド!』は2018年5月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月19日堤真一と岡田将生が共演し、人気放送作家・鈴木おさむの小説を新たなヒューマン・サスペンスとしてドラマ化するWOWOW「連続ドラマW 名刺ゲーム」。この度、堤さんと岡田さんの緊張感あふれるシーンを含む場面写真が到着した。見知らぬ地下のボイラー室で、人気クイズ番組のプロデューサーでヒットメーカーの神田達也(堤真一)は目覚める。首には謎の首輪がはめられていた。 床には大量の名刺が散乱し、壁には同じ首輪をはめられた娘・美奈(大友花恋)が貼り付けられている。2人は密室に捕らわれてしまったのだ。そんな中、神田の前に突如として謎の男X(岡田将生)が現われる。Xが神田に仕掛けるのはタイムリミット2時間の“名刺ゲーム”。ルールは自分がもらった名刺を捜し当て、その持ち主に“正しく返す”こと。もし持ち主を間違えれば、自分か娘の首輪が爆発し、命を落とすという過酷なゲームだった。完全な密室で美奈を救うために“名刺ゲーム”に挑む神田。だがゲームが進むにつれて、彼が犯した数々の非情な行ないと真の人間性が次第に暴かれていく。そして、その“名刺ゲーム”には驚くべき秘密が隠されていた――。本作は、華々しいテレビ業界・芸能界の反面、番組制作の過酷さ、権力者の横暴、売れないタレントの末路といった“闇”に焦点を当てた衝撃作。「名刺ゲーム」を通じて露わになるのは、“勝者と敗者/強者と弱者の関係”という、エンタメ業界に限らない、“日本のビジネス社会の縮図”。年齢も性別も境遇も異なる登場人物たちが追いつめられる極限のサスペンスは究極のヒューマンドラマとなり、そして衝撃的なクライマックスへ向かっていくのだ。到着した場面写真は、堤さん演じるテレビ局の敏腕プロデューサー・神田達也と岡田さん演じる謎の男Xが「名刺ゲーム」で対峙する緊迫したシーン。さらにほかの場面写真には、ドラマを彩るゲスト陣の姿が。数々の作品に出演し、俳優だけでなく放送作家・映画監督など様々な肩書を持つ堀部圭亮。「ナニワ金融道」シリーズや「家売るオンナ」などに出演する梶原善。「痛快TV スカッとジャパン」でお馴染みの木下ほうか。そして、元「でんぱ組.inc」最上もがなど、個性豊かなキャストの出演が決定した。「連続ドラマW 名刺ゲーム」は12月2日(土)より毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送(全4話・第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2017年11月16日10月スタートの真矢ミキ主演新ドラマ「さくらの親子丼」に、「A.B.C-Z」の塚田僚一が出演することが決定。塚田さんが演じるのは、真矢さん演じるさくらのよき理解者・中西俊太役。“さくらが一番心を許している人”ということで、塚田さんは「とても大事な役どころだと感じていて、正直、プレッシャーもあります。でも、重要な役をいただいたからには、ちゃんと地に足をつけていかなくてはという気持ちが強いですね」と意気込みのコメントを寄せている。物語は、「空腹の人に無料で親子丼を食べさせてくれる」といううわさが都市伝説のように広まっている古本屋「九十九堂」が舞台。そこを営む店主・九十九さくら(真矢ミキ)は、“行き場を無くした人々”に「親子丼」をふるまい、彼らのお腹を満たすだけでなく、心までをも温めていく…というストーリー。「九十九堂」の店主であり、ある少女の起こした事件により長男を亡くした過去を持つさくら役を真矢さんが演じるほか、吉本実憂、本仮屋ユイカらが出演する。バラエティ番組では“愛されるキャラクター”として引っ張りだことなっている塚田さんが今回演じる中西俊太は、さくらのもとに親子丼用の鶏肉と卵を配達する肉屋の店員で、かつては関東一帯を制圧した暴走族の元リーダー。さくらの亡くなった長男とは幼なじみで、さくらの経営する古本屋・九十九堂の通称“たまりば”に出入りする人たちの様子を報告するなど、さくらのよき理解者であり、情報屋としても“さくらの親子丼”を支えているという役どころ。演じる上で「自分の中で俊太をどう演じていくかというよりは、さくらさんが一番信頼できる人が俊太という、距離感、関係性を大切にしていきたい」と話す塚田さんは、「監督からは『(塚田さんの)いまのままで、元気で明るくでいいよ』とありがたいお言葉をいただきました。俊太が着るTシャツにも彼の人柄が出ていると思いますので、注目してくださいね」とアピール。また、「さくらが作る親子丼のように、温かい気持ちになった思い出の料理」について問われると、「『A.B.C-Z』のメンバーと食べたステーキ」だそうで、「以前、ワーキングホリデーに行って自分たちでお金を稼いで生活するという番組の企画があり、そのときに本当にお金がなくて一枚のステーキを5人で分けて食べました。“肉を分け合う仲”になったと、絆を感じました(笑)」とエピソードを披露。初共演の真矢さんについては「撮影現場で真矢さんが、『さくらと俊太はできあがっている関係性だから』と気遣ってくださったので、『(演技で)失礼があったらすみません』と言いました(笑)。色で例えるなら“オレンジ”です。包み込んでくれるイメージがあります」とコメントし、「このドラマは自分らしさが見つかるヒントが詰まっている作品だと感じています、応援よろしくお願いいたします」とメッセージを寄せている。「さくらの親子丼」は10月7日より毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系全国ネットで放送(全8話予定)。(cinemacafe.net)
2017年09月23日9月中旬の朝8時半頃、都内にある有名私立幼稚園に、堤真一(53)の姿を目撃した。堤が運転する車で、長女(3)を送ってきたようだ。堤と長女に続いて車から降りたったのは、13年に結婚した16歳年下の美人妻。なんと、彼女は生後間もない赤ちゃんを抱いていた。 「まだ公表されていませんが、2人目のお子さんが生まれたそうです。たしか、性別は女の子で、今年の春ごろだったと思いますよ」(堤の知人) 第2子誕生を機に、最近引っ越しもしたという。 「以前は月々の家賃が100万円近くする、賃貸の豪邸に住まわれていました。4LDKもあって、お庭も広々。堤さんはこの家をかなり気に入っていましたが、別のところに引っ越されたみたいです」(近所の住人) この日、幼稚園に長女を送り届けた堤夫妻は次女を連れ、都内のデパートに向かった。地下駐車場からエレベーターに乗り込むと、堤は次女の顔を覗き込み「よく泣きまちゅねー」と、にこやかに赤ちゃん言葉で話しかけた。生まれたばかりの愛娘が、可愛くて仕方ないのだろう。 子供服売り場にやってきた彼らは、意見を交わしながら、あれこれと子供服を手にしては吟味していく。1時間の買い物を済ませた一行は、大きな紙袋を下げて、近くのカフェに移動。ランチデートを楽しんだ後、赤ちゃんと一緒に車に戻り、堤の運転で幼稚園へ長女を迎えに行った。 幸せいっぱいの“4人家族の休日”には間違いないのだが――。 「堤さんは第2子誕生を公にしていません。長女が生まれたときは、所属事務所のHPですぐに正式発表されていたんですけどね」(マスコミ関係者) 後日、本人に話を聞いてみようと、本誌は再び堤の自宅を訪れた。午後2時ごろ、自宅から出てきた堤夫妻は車で近所のスーパーへ。妻子を店内に残し、1人で先に駐車場へ戻って来た堤に、記者が声をかけた。 ――赤ちゃんのご誕生おめでとうございます。 「ありがとうございます」 次女については言葉少なだった堤。やがて荷物を抱えた妻と娘たちを出迎え、車に乗せて帰宅の途に就いた――。 「第2子妊娠がわかったのは、逆算すると昨年の秋前後。ちょうど堤さんが“NHK大河ドラマ『西郷どん』の主演オファーを辞退した”という報道があった時期と重なるんです。辞退の理由は“本人の意向”としか報じられていませんが、赤ちゃんのこともあったのでしょう。『西郷どん』のロケ地は九州がメインなので、生れたばかりの次女と産後すぐの妻を残して長期間自宅を離れることになってしまいますからね」(前出・芸能関係者) 大河の主役を断ってまで子育てを優先したのも、妻と2人の娘を何よりも大切に思うからこそ。そんな束の間の“育休”を楽しんだ堤だが、今月以降は仕事が立て込んでいる。 「映画『鎌倉ものがたり』に、連続ドラマ『名刺ゲーム』(WOWOW)、さらに舞台『近松心中物語』と、スケジュールはびっしり埋まっています」(前出・城下さん) 子育ても仕事も全力投球の堤パパから、今後も目が離せない!
2017年09月19日人気放送作家・鈴木おさむがエンタメ業界の裏側を描いた「名刺ゲーム」が、主演に堤真一、共演に岡田将生を迎えてWOWOWで実写ドラマ化。3人からコメントが到着した。人気クイズ番組のプロデューサーで、ヒットメーカーの神田(堤真一)が目覚めると、そこは地下のボイラー室。自分の首に謎の首輪がはめられていることに気づく。床には大量の名刺が散乱し、壁には同じ首輪をはめられ磔にされた娘(大友花恋)が…。2人は密室に囚われていた。そして、神田の前に突如として謎の男X(岡田将生)が現れる。男が神田に仕掛けるのはタイムリミット2時間の“名刺ゲーム”。ルールは自分がもらった名刺を探し当て、その持ち主に「正しく返す」こと。もし持ち主を間違えれば、自分か娘の首が爆破されるという。神田は娘を救うために、完全なる密室で“名刺ゲーム”に挑むが、そこには驚くべき秘密が隠されていた――。世間を賑わす事件・騒動の舞台ともなりうるテレビ業界や芸能界の番組制作の過酷さ、権力者の横暴、売れないタレントの末路といった“闇”に焦点を当てた本作。エンタメ業界の第一線で活躍する鈴木さんにしか描けないリアリティある衝撃作を、地上波では困難なスキャンダル性のある表現で限界まで挑んでいく。敏腕プロデューサーの主人公・神田達也役を演じるのは、WOWOWドラマ初出演・初主演となる堤さん。家庭を顧みず仕事に忙殺されながら、人気クイズ番組のプロデューサーまで登りつめるものの、“名刺ゲーム”を通して彼の数々の不品行と人間性が暴かれていく。また、神田を監禁し“名刺ゲーム”を仕掛けるキーパーソン、謎の男Xを演じるのは、『銀魂』から『伊藤くん A to E』まで演じ分ける岡田さん。さらに“名刺ゲーム”の参加者として、大木真琴役に河井青葉、松永累役に落合モトキ、山本司役に夏菜。さらに神田と一緒に監禁される娘・神田美奈役に大友花恋。神田のクイズ番組に出演するグラビアアイドル・大原マイカ役に柳ゆり菜。神田の番組を制作する有能なディレクター・片山章二役に田口トモロヲなど実力派俳優が集結する。残酷な“名刺ゲーム”を通じてあらわになるのは、“勝者と敗者/強者と弱者の関係”というエンタメ業界だけではない、“日本のビジネス社会の縮図“。年齢も性別も境遇も異なる登場人物たちが追いつめられる極限のサスペンスは、やがて究極のヒューマンドラマへと変貌していくという。堤さんは、「僕たちは仕事しているときにたくさんの名刺をいただきますが、全部は覚えられていない。どんなに記憶をたどっても思い出せそうにない“名刺”というものが生死をかけるゲームの題材となることは、ものすごく恐ろしい」と、脚本を読んで感じたという。「今回演じるTV番組の敏腕プロデューサー・神田という役は、マスコミ業界で生きていくという競争の中で、どういう風に人間は変化してしまうのかという過程が描かれた人物です。普通であれば非情で嫌な人間として描かれる役だと思いますが、ある意味すごく人間らしい人であると感じています。人間は場面ごとに役割があって、ある場面では良い人として努力していたりするけれど、ある場面では人が傷つくような態度をとってしまったりする。状況によって神田という人間が大きく変わってしまう姿をしっかり演じていきたいと思います」と、意気込んでいる。岡田さんとは久しぶりの共演となるそうだが、「彼は真面目な人なので、本番ではしっかり演じて、休憩のときは一緒に遊びたいと思います。何時飲みに行こうとかといまから楽しみです(笑)」とコメント。初タッグとなる原作の鈴木さんについては「マルチな才能を持たれている方」と印象を語りつつ、「鈴木さんだからこそ書ける物作りに対する、ある警鐘もこのドラマで描かれています。まさか、ご一緒できると思っていなかったのでとても嬉しいです」と述べた。また、岡田さんにとって脚本は「最後の最後まで良い意味で裏切られた」そうで、「『あ、なるほど。そういうことだったのか』という驚きの連続でした。僕自身がテレビ業界を知っているから、より感じるのかもしれませんが、僕が演じる謎の男Xのような人間は結構いるのかもしれないと思います」と不穏な発言。「主演の堤真一さんとは、プライベートの関係性と立場が逆転しますので、堤さんのみじめな顔をどんどん引き出せるように芝居をしていきたいです。堤さんは、いつもどーんと真ん中で立ってくださる方なので、胸を借りる気持ちで徹底的にやりたいなと思います」と決意を明かし、初タッグとなる鈴木さんが描いた本作には「とてもリアリティを感じました。堤さんが演じる神田役はじめキャラクターがクレイジーな人ばかりですし、エンターテインメントとして面白い作品になると思いますので僕自身も楽しみにしています」と期待を込めている。その鈴木さんは、「名刺ゲームが映像化されることは絶対にないだろうと思っていました」と明かす。「テレビをずっと作ってきた僕が、ある意味、テレビを作る人たちの膿みの部分を晒しているところもあるから」と語りながらも、「この物語は一見、ファンタジーなパッケージに包まれていますが、そこから滲み出てくる人間物語は、皆さんの近くにもあるかもしれない物語。この冬、あなたもこのゲームに参加して、汗をかいていただきたい」と、自信たっぷりにコメントを寄せている。「連続ドラマW 名刺ゲーム」は12月2日(土)より毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送(全4話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年09月14日アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一が、映画『ラスト・ホールド!』(2018年公開)に主演することが13日、わかった。後輩であるジャニーズJr.のユニット・Snow Manの6人も出演する。同作は2020年の東京オリンピックの正式競技種目となった「スポーツクライミング」の一種目、ボルダリングを題材にしたオリジナルストーリー。廃部寸前のボルダリング部主将・岡島(塚田)が大学卒業を控え、6人の新入生を必死で集めるが、ゲームおたく、ダンス好き、元ドラマーなど、河口(岩本照/Snow Man)一人を除いてクセの強い初心者ばかりだった。失敗を繰り返しながら競技に向き合ううちに本当の仲間になっていくが、インカレの団体戦前に事件が起こってしまう。本格的な映画に初出演にして初主演となる塚田だが、Snow Manとともに随時ボルダリングの合同練習を重ねた。コンサートの合間を縫ってジムでトレーニングに励み、現在も6月中旬のクランクインに向け今も準備を重ねているという。塚田は「ボルダリングでオリンピックを目指したい位!」と手応えを感じている様子で、インストラクターも「短期間でよくぞここまで」と驚いたほど。メガホンを取った真壁幸紀監督は、正式種目に決まり注目されつつあるボルダリングについて「塚田君とSnow Manにリンクする部分があると感じます」と語り、「今、まさに飛躍しようとしている彼らを映像に収める事に喜びを感じますし、彼らの躍動感がお客さんに伝わる映画にしたいと思います」と意気込んだ。○キャストコメント■塚田僚一(A.B.C-Z):岡島役この作品で僕は「映画初主演」と「ボルダリング」という2つの挑戦をします。ボルダリングは今までTVの企画でやったことがある、という程度でした。今回大役を与えて頂き、後悔だけはしたくないという気持ちで、お仕事以外の時間は全てボルダリングの練習に費やしました。そのおかげで 体も締まり、今ではベストマッチョです!! そして仲間役はA.B.C-Zのバックダンスを務めてくれているSnow Manですからチームワークもバッチリ。映画初主演にプレッシャーや重圧もありますが、気遅れしている時間はありません。心も体も燃えています。皆様に素敵な作品をお届けできるよう、全身全霊を捧げます。■岩本照(Snow Man/ジャニーズJr.):河口役演技は普段やっているダンスとは違って、新たな発見をしたり勉強になることが多いので、映画出演が決まった時はとても嬉しかったです。Snow Manみんなで、というのも嬉しい。ボルダリングは全く知らない世界です。恥ずかしい姿は見せられないので撮影が始まるまで、まだまだ練習します。そのうえで、ボルダリングに興味がある方も僕らのファンの皆さんも、どちらの方たちが観ても「この映画、面白い!」と言って頂けるようSnow Manの良さと塚田君の良さを互いに引き出し合って、いい映画にしたいです。■深澤辰哉(Snow Man/ジャニーズJr.):新井役Snow Man6人で映画出演出来ることが素直に嬉しいです。また塚田僚一君とご一緒することで、先輩からいろいろ学びたいと思います。ボルダリングは仕事の合間を見てジムに行って練習してますが、正直キツいです。何事もそうだと思いますが、経験して初めて分かりました。この映画は仲間と一緒に夢に挑戦 する話です。仲間がいてこそ目標を達成できたり、つながっていける。ボルダリングに興味を持って頂くと共に、観て下さった方が、仲間っていいなと思っていただける映画になったら、と思います。■渡辺翔太(Snow Man/ジャニーズJr.):桃田役映画出演の話を聞いた時は、驚きました。今まで舞台やコンサートが多かったので、新鮮と言った方がいいかもしれません。その後に嬉しさがこみ上げて何度も「ホントに?」と聞き返しました。ボルダリングは初心者です。運動神経が良ければ出来るものなのかな、と思っていたのですが難しいです。手と足の位置がずれているだけで体の重心が変わる、頭も使う競技です。東京オリンピックの正式種目にもなりましたので、多くの方に興味を持って頂きたいですし、微力ながら僕らもオリンピックを盛り上げられたらと思っています。■宮舘涼太(Snow Man/ジャニーズJr.):高井戸役映画出演は純粋に嬉しいという気持ちと、ボルダリングをやったことがなかったのでプレッシャーの両方がありました。でも、やったことがないからこそ自分の知らない世界に行ける、と思って今はワクワクしてます。出させて頂くからには絶対に生半可な気持ちでいたくないので、ボルダリングの練習も人一倍やりました。他のメンバーに負けるわけにはいきません。一方で笑いもある映画です。でもただ笑えるだけではなく人の心を動かすことの出来る映画にしたい、特にこれから何かを始める人たちに向けてエールを送れたら、と思います。■佐久間大介(Snow Man/ジャニーズJr.):桑本役まずは、このような機会を与えて頂いたことに感謝してます。ボルダリングの映画ということで、身体を動かすことが得意なSnow Manに合っているなと思いました。ボルダリングは趣味でちょっとやったことがあったのですが、いざ本格的にやるといろんな課題が出てきて本当に難しいです。目の前に新たな壁が立ちはだかっている感じ。この映画でボルダリング人口を増やしたいですし、競技の楽しさを伝えられたらと思っています。演技については、今までの舞台のお芝居と映画は違うと思うので、演じる面でも楽しみを見つけたいです。■阿部亮平(Snow Man/ジャニーズJr.):中道役元々趣味でボルダリングをやっており、この競技の楽しさを知っていました。この映画でそれを広める側にまわ れることが出来て嬉しいです。楽しさをスクリーンで伝えたいと思う一方、ボルダリングを競技としてやられている方にも失礼のないように、真摯に向き合わなければならないと思っていますので、今は時間が空くとジムに行って練習をしています。映画をご覧になった方に「ボルダリングって面白いだけじゃなくてカッコいいんだぞ」と思って頂きたいですし、「このスポーツに対応できるSnow Manは凄い」ということもお見せしたいです。
2017年06月13日