直木賞作家・浅田次郎氏の時代小説を、現代向けに大胆にチューンアップし、思いがけず大名家の家督を継いだ若き藩主と仲間たちの奮闘を描く映画『大名倒産』が公開。鮭役人の息子として育ってきたのに、突如、徳川家康の血を引く丹生山藩主の跡継ぎとして、城に入ることになった松平小四郎を、現在、NHKの連続テレビ小説『らんまん』も好評な神木隆之介が軽妙に演じている。映画独自のキャラクターであり、小四郎の幼馴染で、藩主として25万両(約100億円)もの借金を背負った小四郎とともに、ピンチを乗り越えようと立ち上がるヒロインのさよは、朝ドラ界においては先輩(『おちょやん』)にあたる杉咲花が演じて、バツグンの相性の良さを発揮。そんな神木と杉咲ふたりに取材すると、「神さま、花さま」と呼び合う、互いをリスペクトしながらの、コメディの本作によく合う笑い声の響く時間が流れた。○■「花ちゃんは怪物」「神さまの小四郎は愛おしい」――息ぴったりの小四郎とさよでした。本作での共演で、改めてすごいと感じた部分、魅力的だと感じたところを教えてください。神木:杉咲さんとは、ちゃんとお芝居をしたのは初めてなんです。ドラマ『学校のカイダン』(15年)にはじまり、CMでもご一緒したり、『メアリと魔女の花』(17年)で声でご一緒することもありましたが、こうしてちゃんとお芝居をすることは、ほぼなくて。でも僕は『学校のカイダン』のときからすでに、プロデューサーに「杉咲花ちゃんってさ、怪物だよね」と言い続けてたんです。「あの人恐ろしい芝居っ子です。やばくないですか」って。なんだろうな。僕が目指していた芝居の仕方をされる方なんですよ。だから「怪物ですよ」と。杉咲:恐縮です…。神木:でもがっつり面と向かってのお芝居はできてなかったので、今回、目の前で花さまのお芝居を見られて嬉しかったですし、恐ろしい方だというのは100も承知だったので、頑張って倒れないようにお芝居させていただきました。さよにもすごくあっていると思いました。さよは癒し系の優しい雰囲気を持ちつつ、芯がブレない人。これだけは絶対に外せない、守りたいという強さがある。そこがさよと花さまの共通点だと思って見ていました。――最初に「怪物だ!」と思ってから時間が経ちましたが、やはり改めて怪物でしたか?神木:もっと怪物でした。杉咲:いやいやいや!(笑)。私も、神さまとこれだけ長い期間ご一緒させていただけるのは初めてで、すごく楽しみでした。現場の方々のことを、本当によく見ていらっしゃって、思いやりのある方だと改めて感じました。神さまがいることで、私含め、周りにいる方々も奮い立たされながら、日々を乗り越えることができていたと思います。前田哲監督の現場は、アドリブが多いと最初から伺っていて、確かになかなかカットのかからないシーンが多かったんです。そこでも神さまが果敢に挑み続ける姿を見て「すごいな」と思っていました。ライブ感を大切にしながら、内容によっては話し合いを重ねて綿密に作り上げていく。時間をすごく大切に共有してくださるのが、すごく嬉しかったですし、シーンが深まっていく瞬間に、自分自身が何度も立ち会わせていただくことができて、すごく勉強になりました。神さまのおかげです。――神木さんの小四郎はいかがでしたか?杉咲:大ピンチが降りかかっているのに、どこかちょっとおかしくて笑ってしまうような滑稽さや、ユーモラスな愛らしさがありました。それは神さまが演じてらっしゃるからだと感じて。脚本を読んだ時の印象以上に小四郎ちゃんが愛おしかったです。○■撮影で一番印象に残っているのは、ふたりともに橋の上でのシーン――特に印象に残っている撮影シーンをひとつ教えてください。神木:街中で悪者に追いかけられて、ふたりが橋の上で囲まれる場面です。そこで前田監督が、悪者役の方たちに、「ナイフを出して舐めてください」って指示したんです。それってめっちゃベタじゃないですか(笑)。そんなの舐める人いないでしょ!と思って。本能で突っ込みたくなって、「舐めてる!」ってリハーサルのときから言ってしまいました。そのときに花さまもノッてくれたので、さすがだなと思いました。――神木さんの長いキャリアにおいて、ナイフを舐めるシーンを見たのは。神木:初めてですよ! 映画『ザ・マジックアワー』が大好きなんですが、そこで佐藤浩市さんが役者を演じていて、ナイフを舐めるという表現をしてましたけど、それくらい。しかも作品の中で見たくらいですよね(苦笑)。杉咲:私は神さまがカメラの前でフラットに対応されている姿、目の前で起きた出来事をちゃんと受け止めている姿がすごいなと思って、自分もこんな風になりたいと思いました。私自身は現場のスピード感についていくことでいっぱいいっぱいだったのですが、神さまが優しく全て受け止めてくださる深さがあったので、そこに救われてばかりでした。――橋のシーンでは、おふたりそろって川へダイブもされてました。神木:花さま決死のダイブでしたね。杉咲:怖かったですもん。神木:メイキングを見たんですけど、花さまは、一世一代、清水の舞台から飛び降りるような顔をしていました。杉咲:神さまは、あまりにもラフに飛び降りるんですよ。神木:俺、飛ぶのに慣れてて。麻痺しちゃってるから、何も思わないんだもん。杉咲:信じられない(笑) すごく高かったのに。でも私も、ここが一番印象深いシーンです。嵐山の橋の上から飛び降りるなんて、人生で一度きりだろうなと思って。ワイヤーで吊られながら、街を見下ろしている瞬間も、奥には観光客の方々が見えているので、不思議でしょうがなかったです。○■NHK朝ドラ主演俳優としては、神木が後輩で杉咲が先輩――神さま、花さまと呼び合っているおふたりですが、現在、神木さんはNHKの連続テレビ小説『らんまん』が放送中。朝ドラにおいては、杉咲さんが先輩、神木さんが後輩の仲です。神木:ですね! 先輩、至らない点も多いかと思いますが、アドバイスお願いします。杉咲:大先輩の神さまにアドバイスだなんて恐れ多いのですが…。休めていますか? 撮影は大変ですよね。神木:楽しいですよ。僕、テストとか真面目にやってないので。本番しかちゃんとやってないんです。本番もちゃんとやってるとき少ないかな(笑)。それを許してくれるチームとキャスト陣で。花ちゃんは分かると思いますが、朝ドラって、すごい長期戦なんですけど、主演がすごく周りに影響を与える現場なんです。僕によって雰囲気がガラッと変わる。普通のドラマじゃありえないくらい。そこで、どれだけ楽しくできるためにはどうしたらいいか考えた結果、ふざけるという方向に、僕は行きつきました。もちろん締めるときは締めますけど、全体としては軽いタッチでいかないと持たないので。自分のためにもあえてそうしています。現場が楽しい作品って、作品からも伝わってきますし。杉咲:座長がそんな風に立っていてくれる現場は、とても素敵な環境なんだろうなと思います。神木:ぜひお越しください!――朝ドラの主演もそうですが、本作の小四郎もリーダーです。そもそもおふたりはリーダーとして周囲を引っ張っていけるタイプですか?神木:力を抜いて俯瞰して、冷静に判断できる自信はあります。優先順位を、頭の中で瞬間的にパパっと決めることができるんです。何かが起きたとき、今自分は何をすべきか、いま何をすればピンチを乗り越えられる確率が一番高いか、ババっと上がってくる。その上から順に試していきます。杉咲:私は、自分自身でも何かアイデアを出したいのですが、ひとりではちょっと心もとないので、誰かと一緒にやりたいタイプです。ひとりでポンと上に立つよりは、誰かと何がベストなのか相談しながら探していきたいタイプですね。○■改めてお互いに聞いてみたいことは、ファンが知りたそうなこと?――せっかくの場なので、おふたりそれぞれお互いに聞いてみたいことを質問し合ってください。神木:そうですね! 花さまのファンが聞きたいことを聞こうかな。「こういう男性にドキッとする、キュンとする」とか。女性ファンも多いと思いますけど、せっかくだから男性ファンが喜びそうなことを。杉咲:えー。髪の毛を耳にかけた瞬間とか? 普段隠れているものが、ちらりと見えたときにドキッとしますかね。神木:髪の短い男性用にもいただいていいですか? それだけだと限られてきちゃうので。杉咲:絞り出したのに(苦笑)。人のことをよく見ていて、些細な変化に気づけるような方ですかね。神木:なるほど。男性ファンは花さまのことをよく見てると思いますよ。じゃあ、僕への逆質問をどうぞ。杉咲:最近のストレス発散法は……。神木:ひとりカラオケですね。ずっとですね。杉咲:えー。じゃあ、今遊ぶとしたら誰を誘いますか?神木:今遊ぶなら山崎賢人(※崎はたつさき)くんかな。久しぶりに会いたいですね。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(17年)の撮影で一緒にスペインに行ったときも、めちゃくちゃ楽しくて。賢人はマジでいいやつなんですよ。久しぶりに会いたいなー。杉咲:お、いい質問ができた気がします!(笑)。――ありがとうございます。最後に、作品の方へ戻っていただいて。本作でお気に入りのキャラクター、登場人物を教えてください。杉咲:私は梶原善さんの演じた天野大膳、中膳、小膳です。ひとりで演じられるとは思ってなかったので。神木:途中、めんどくさいって言ってたもんね(笑)杉咲:撮影スケジュールに役名とご本人の名前が書いてあったんですけど、梶原さんだけ役名が3つ書いてあって、「なんだろう」と思ってたのですが、演じ分けがさすがでした(笑)。神木:僕は桜田通の演じた小四郎の兄の喜三郎です。彼は役者人生をかけて和歌を読み上げています(笑)。松山ケンイチさんもそうですが、おふたりとの信頼関係がもともとあったからすぐに兄弟になれました。特に桜田通と僕とは、みなさんふざけた関係しか見たことがないと思います。実はちゃんとお芝居をするのは初めてなんですけど、すごく素敵な共演シーンになったと思います。■神木隆之介1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。2歳でCMデビューを飾る。『妖怪大戦争』(05年)で主演を務め、第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。12年の第4回TAMA映画賞では『桐島、部活やめるってよ』『劇場版 SPEC~天~』で最優秀新進男優賞を受賞。近年の主な映画出演作に『3月のライオン』(17年)、『フォルトゥナの瞳』(19年)、『るろうに剣心』シリーズ(14・21年)、『ホリック xxxHOLiC』『ゴーストブック おばけずかん』(22年)など。23年4月より放送のNHK連続テレビ小説『らんまん』で主演を務め、ドラマの舞台である高知県で全ページ撮り下ろした書籍『かみきこうち』(NHK出版)とカレンダーが発売中。スタイリスト:TAKAFUMI KAWASAKI、ヘアメイク:MIZUHO(VITAMINS)■杉咲花1997年10月2日生まれ、東京都出身。『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)で、第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞をはじめ、数多くの映画賞を受賞した。NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(16年)でヒロインの妹を演じ、『おちょやん』(20-21年)でヒロインを務めた。ドラマ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(21年)で第30回橋田賞新人賞を受賞。近年の主な出演作に『十二人の死にたい子どもたち』(19年)、『青くて痛くて脆い』(20年)、『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(21年)、『プリズム』(22年)、『杉咲花の撮休』(23年)など。公開待機作に『法廷遊戯』(11月10日公開)、『片思い世界』(2024年公開)がある。スタイリスト:Tatsuya Yoshida、ヘアメイク;Mai Ozawa(mod’s hair)望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2023年06月26日6月23日(金)、24日(土)、25日(日) の全国映画動員ランキングは、『リトル・マーメイド』が3週連続で首位の座をキープした。先週3位だった『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、2位に返り咲いた。公開2週目の『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』はワンランクダウンで3位に。4位は、初登場の『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』。2018年にTVアニメ化された鴨志田一の人気青春小説『青春ブタ野郎』シリーズの劇場アニメ化第3弾。高校2年生となった主人公が恋人と過ごす日々と、受験を控えた妹の姿を描く。声の出演は石川界人、瀬戸麻沙美、久保ユリカら。ドキュメンタリー『憧れを超えた侍たち世界一への記録』は5位、公開4週目の『怪物』は6位とそれぞれ順位を守った。7位は、公開6週目の『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』。先週の9位より順位を上げた。8位には、初登場の『大名倒産』がランクイン。浅田次郎の小説を映画化したエンタテインメント時代劇。大名の跡継ぎだと告げられた鮭売りの青年が、藩が抱える莫大な負債の返済に命を懸ける。監督は『そして、バトンは渡された』の前田哲。主演は連続テレビ小説『らんまん』の神木隆之介。共演は杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通ら。今週は『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』『それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『リトル・マーメイド』2位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』3位『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』4位『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』5位『憧れを超えた侍たち世界一への記録』6位『怪物』7位『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』8位『大名倒産』9位『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』10位『ザ・フラッシュ』
2023年06月26日俳優の桜田通が23日、都内で行われた映画『大名倒産』の初日舞台挨拶に出席し、「もし100億円を手に入れたら?」の回答で場内を盛り上げる場面があった。同作はベストセラー作家・浅田次郎氏による傑作時代小説の映画化作。越後・丹生山藩の鮭役人の子・間垣小四郎(神木隆之介)がひょんなことから一国の大名になるが、藩には莫大な借金があったことから、返済か切腹かの窮地に。次々と無理難題に巻き込まれていく若殿を中心に、笑いと涙の展開が巻き起こる傑作エンターテインメントだ。この日のイベントには、桜田のほか、主演の神木隆之介をはじめ、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、宮崎あおい、高田延彦、佐藤浩市、前田哲監督が参加した。同作の内容にちなみ、キャスト・監督陣が「明日から別の職業になるなら?」をテーマにトーク。「ポケモンマスターとか、海賊王とかいっぱいなりたい夢はあるんですけど……」と切り出した桜田は、「実際の職業ならタクシーの運転手」と答え、会場を驚かせる。さらに、神木の「車掌さん」を受けて、「神木さんの運転手になります。始発とか終電まで勤めていると思うので、送ります」と立候補。不意をつかれた神木は、「俺、車掌さんなのに運転手付きなの? すごい……」と驚きの表情を浮かべた。さらに、100億円の借金を抱える小四郎に関連して、「もし100億円を手に入れたら?」と聞かれた桜田は、「松竹さんに『大名倒産2』をお願いします」と作品愛にあふれた回答。会場からも大きな拍手が起こる中、神木から「次回は桜田通主演ということで!」と主役の座を譲られると、「いやいや(次回作も主演で)お願いしますよ!」とタジタジだった。
2023年06月23日俳優の神木隆之介が23日、都内で行われた映画『大名倒産』の初日舞台挨拶に出席し、なりたい職業を明かした。同作はベストセラー作家・浅田次郎氏による傑作時代小説の映画化作。越後・丹生山藩の鮭役人の子・間垣小四郎(神木)がひょんなことから一国の大名になるが、藩には莫大な借金があったことから、返済か切腹かの窮地に。次々と無理難題に巻き込まれていく若殿を中心に、笑いと涙の展開が巻き起こる傑作エンターテインメントだ。この日のイベントには、主演の神木のほか、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、宮崎あおい、高田延彦、佐藤浩市、前田哲監督が参加した。同作の内容にちなみ、「明日から別の職業になるなら?」というテーマでトークが展開。鉄道好きで知られる神木は「車掌さん」と回答し、「(車内アナウンス)やってみたいですね! あれって歌ったりしちゃだめですよね? そこは我慢して仕事をしっかりやります」と鉄道愛をにじませた。続いて、同じ質問を受けた松山は、「僕は撮り鉄ですね。車掌(の神木)込みで撮るわ」と神木の答えに便乗。「(ファンの方と)みんなで撮りに行くわ。みなさんも今、撮り鉄って聞いたら『私も!』って思った人いっぱいいると思う」と観客を巻き込みながら、会場を盛り上げていた。その後、答えに困っていた佐藤に、松山が「鉄道関係でないですか?」と助け船を出したことから、“鉄道つながり”の職業を答える流れに。「弁当販売」(佐藤)、「文房具のデザインをして車内販売」(宮崎)、「トレインショッピングの通販会社の偉い人」(小手)と次々に発表し、見事な連携で笑いを誘った。この流れのまま進むかと思われたが、高田が「妻にも言っていないんですが……」と切り出し、「リニアモーターカーの運転手さんになりたい」と告白。「まさかこういう場面で皆さんにお伝えできるとは思わなかったです」と照れ笑いを浮かべていた。
2023年06月23日誰もが興味のあるトピックのひとつといえば、お金のうまい使い方について。そこでオススメするのは、100億円もの借金返済をするための節約大作戦を描いている注目作『大名倒産』です。その見どころについて、こちらの方にお話をうかがってきました。桜田通さん【映画、ときどき私】 vol. 587ある日突然、庶民から一国の殿様になったと同時に大きな借金を抱えてしまう主人公・小四郎が繰り広げる人生逆転エンターテインメントを描いた本作。そのなかで、病弱だが聡明な兄の喜三郎を演じているのが桜田さん。Netflix「今際の国のアリス」シリーズやテレビ東京「クールドジ男子」など、話題作への出演が続いています。今回は、親交の深い主演の神木隆之介さんとの現場で感じたことや役作りの裏側、そしてピンチの乗り越え方などについて語っていただきました。―まずは、本作の出演にあたって決め手となったものを教えてください。桜田さんその理由のすべてに、神木隆之介という存在が関わっています。もちろん物語自体も素晴らしいですが、僕にとってはこの作品に彼がいないことは考えられませんでした。僕は神木さんとはもともと仲良くさせてもらっていますが、がっつり共演したことはあまりなかったので、そういう意味でも一緒に出たいという気持ちは強かったです。―実際に兄弟役として共演してみて、印象に残っていることはありますか?桜田さん友達としての時間がすごく長いこともあって、僕のなかでは面白くて少年のような神木隆之介のイメージしかありませんでした。現場ではいい意味で普段と差がないように感じたのですが、撮影が始まるとしっかりと小四郎になっていたので、そういう部分は僕のいまの技量では測れないところなのかなと。僕がどうこう言えない次元にいるようにも感じたので、それを間近に見ることができていい経験になったと思います。いつもは友達としてふざけてばかりですが、そんな僕でもまだ踏み入れていない領域があるというのはすごく刺激的でした。普段抱いている感情が役の関係性にも活かせた―とはいえ、仲が良いからこそ、できたこともあったのでは?桜田さんそうですね。たとえば、普段から神木さんに対して抱いている尊敬やかわいらしいなと感じている気持ちは、小四郎と喜三郎の関係性にも活かせたと思っています。特に、僕が背中をさすりながら元気づけるシーンでは、本番前から心のなかで温めていた思いを込めて言うことができました。―もうひとりの兄弟役を務めた松山ケンイチさんも強烈なキャラクターを見事に演じ切っていましたが、現場で印象的なことがあればお聞かせください。桜田さんそれまでお会いしたことがなかったので、松山さんは寡黙な方というイメージを持っていたんです。でも、実際はすごくたくさんお話をしてくださったこともあって、一気に印象が変わりました。あとは、物事をすごく自由に考えていらっしゃいますし、僕にはできないようなやりとりを監督ともされていたので、その姿を見てカッコイイ先輩だなと。アドリブの入れ方や演じるときの思い切りの良さも、「ここまで激しくやるのか」と驚きましたが、完成した作品を観たときにすべてがつながっていたので、改めて松山さんのすごさを実感しました。前田監督の姿は、ロックでカッコイイ―ご自身の役どころもセリフの言い回しなどが普段とは違っていたので大変だったと思いますが、前田哲監督からはどんな演出がありましたか?桜田さん最初に台本を読んだときに、セリフを普通に言うのか、それとも歌いながら言うのか、恥ずかしながら初めは自分のなかで構築できていませんでした。そんななか、現場では監督自らどうするのかを見せてくださったので、ボイトレみたいに僕がそれを自分のカラダに落とし込んでいくという作業をしました。僕もあそこまで歌うキャラになるとは思ってもいなかったです。―なるほど。監督と一緒に作っていくような感じだったのですね。桜田さん正直に言うと、完成した映像を見るまでは自分のなかで不安もありました。でも、ちゃんとそれが成立していたので、初めからこれが見えていたのかと思うと監督は本当にすごいなと。前田監督はわかりやすく愛情を表現する方ではないのでクールなところもありますが、魅力的な方ですし、それにすごく変人だなとも思いました(笑)。―(笑)。それはどういった点においてですか?桜田さんもちろんマイナスな意味ではなくて、僕ではまだ及ばないような前田監督にしか見えていない世界があるんだろうなというのを感じました。そういう監督のオリジナリティが面白くてすごく好きです。年齢を重ねるにつれて、いろんな雑念が入ったり、周りの意見にブレてしまいそうになったりする瞬間ってありますよね?それでも監督はやり遂げているので、そういう姿がロックでカッコイイなと思いました。もともと無駄なことはしない節約タイプ―また、劇中ではお金に関するさまざまなことが描かれていましたが、ご自身も勉強になったことはありましたか?桜田さん本作を観て、僕も自分のお金をだまし取られないように気を付けようと思いました。特に、題材のひとつとして描かれている「中抜き」は、現代でも社会問題になっていることですからね。お金は生きていくうえでは大事なことです。あと、節約に関して言うなら、僕はもともと無駄なことはしないタイプ。お水を飲んだらちゃんと冷蔵庫に入れて翌日も飲めるようにしようとか、髪を洗っている間もシャワーの水は止めるようにしています。ただ、自分がほしいものは買ってしまうほうなので、すべてにおいて節約しているとは言えないかもしれませんが…。―ちなみに、最近浪費してしまったものはありますか?桜田さんついこの前、洋服をたくさん買いました。1年に1回くらいドーンとまとめて買うことがありますが、逆に僕がお金を使うのは洋服ぐらいじゃないかな。普段は、あまり使わないほうだと思います。ピンチの状況でも、楽しむように意識している―では、小四郎のように自分の人生が逆転したなと思った瞬間は?桜田さんどちらかと言うと、僕はまだ逆転前の身ですが、先月音楽でデビューをさせていただきました。それによって新しく出会えた人がいたり、よくなった部分もあったりするので、そこは決めてよかったなと思っています。―ちなみに、人生最大のピンチもありましたか?桜田さんいや、ピンチだらけですよ(笑)。振り返ればいろんな苦難もありましたから。ベタな言葉ではありますが、やっぱり「ピンチはチャンス」なので、それを乗り越えた先に何かがあったことが多かったなと感じています。ピンチのほうが気持ち的には上がるというか、その状況も楽しむように意識しているので、自分のなかではすべてが大切な経験です。―ピンチのときはどうやって克服されているのでしょうか。桜田さんこれは僕だけではないと思いますが、問題があったときは何か意味があることなんだなと考えるようにしています。実際、あとでそれが“武器”になることもあるので、ハプニングも自分を高めてくれる要素というイメージで生きています。仲間を大切にしながら、明るく前向きに生きて行きたい―それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。桜田さんまずは、「元気でポジティブに生きる」というのが大事だと思っています。まさにギャルマインドですよね(笑)。本来、人間はご飯と水さえ確保していれば生きていけますが、そのほかに価値があるものといえば、周りにいてくれる人たちの存在。そういった仲間たちを大切にしながら、「死ななきゃ人生プラス!」くらいの明るさと前向きな気持ちで僕も生きて行こうと考えています。そういうマインドがもっと広がっていけばいいなと思っているところです。それから、自分のことを大切にしている人は性別に関係なく素敵だなと感じるので、周りに迷惑をかけるのはよくないですが、自分のやりたいことや自分がやりたくないことを意識することも必要かなと。そんなふうに、毎日を楽しく生きていってほしいです。インタビューを終えてみて…。取材前はクールなイメージがありましたが、とても明るくていい意味で期待を裏切ってくださった桜田さん。神木さんのことや現場の話をしているときがとにかく楽しそうだったので、スクリーンを通してでもその雰囲気が伝わってきた理由がわかりました。今後は俳優としてだけでなく、アーティストとしてもどんな活躍されるのかに期待が高まるところです。どんな問題も痛快にぶった斬る!現代にも通じるお金の問題も学べるだけでなく、ピンチのときこそ発想の転換で大逆転も可能だと教えてくれる本作。時代劇とは思えないテンポ感とコメディ要素を堪能しつつ、家族や仲間の大切さも身に染みる必見作です。写真・園山友基(桜田通)取材、文・志村昌美スタイリング・柴田圭(辻事務所)ヘアメイク・和田しづかストーリー越後・丹生山(にぶやま)藩の鮭売り・小四郎はある日突然、父・間垣作兵衛から衝撃の事実を告げられる。なんと自分は、〈松平〉小四郎—徳川家康の血を引く、大名の跡継ぎだと!庶民から一国の殿様へと、華麗なる転身…と思ったのもつかの間、実は借金100億円を抱えるワケありビンボー藩だった!?先代藩主・一狐斎は藩を救う策として「大名倒産」すなわち藩の計画倒産を小四郎に命じるが、実はすべての責任を押し付け、切腹させようとしていた…!残された道は、100億返済か切腹のみ!小四郎は幼馴染のさよや、兄の新次郎・喜三郎、家臣の平八郎らとともに節約プロジェクトを始める。不要な武具や家具をリサイクル、屋敷を売り払い、兄弟ひとつ屋根の下でシェアハウス、果ては殿の下肥まで肥料として売るなど、知恵と工夫で藩の財政を立て直そうとするが、そんななか、江戸幕府に倒産を疑われてしまい大ピンチ!果たして小四郎は100億を完済し、自らの命と、藩を救うことが出来るのか…!?まさかの予告編はこちら!作品情報『大名倒産』6月23日(金)より、全国公開配給:松竹(C) 2023映画『大名倒産』製作委員会写真・園山友基(桜田通)
2023年06月22日6月23日(金) 公開の映画『大名倒産』。ある日突然、徳川家康の血を引く大名の跡取りだと言われた鮭売りの小四郎。庶民から大名へのミラクルストーリーかと思いきや、実のところは100億円にも上る借金を抱える藩の責任を負わされようとしていたのだ。今回は小四郎を演じる神木隆之介、そんな小四郎の幼馴染・さよを演じる杉咲花にインタビュー。お互いに「花さま」「神さま」と呼び合うふたりが語る、互いの役者としての姿とは。杉咲花は「僕が目指していた芝居をする人」――これまでにも共演機会が多いおふたりですが、改めてお互いに対してどう感じられましたか。神木隆之介(以下、神木)ドラマ『学校のカイダン』(2015年)から始まり、CMでもご一緒していますけど、花さまと、ちゃんとお芝居をしたのは初めてのことだと思うんですよ。『メアリと魔女の花』での声の収録は別々でしたし。でも、僕は『学校のカイダン』のときに、プロデューサーにずっと「杉咲花ちゃんは怪物だよね」って言い続けてきたんですよ。「あの人、やばくないですか。恐ろしい芝居をしますよね」っていうことをずっと言っていて。杉咲花(以下、杉咲)畏れ多いです。――「怪物」にはどういった意味が込められているんでしょう?神木僕にとっては最上級の敬意を込めた言葉ですね。僕が目指していた芝居をされるんですよ。今回、目の前で花さまのお芝居を見られたことがすごく嬉しかったですし、本当に恐ろしい方だというのは百も承知で倒れないようにがんばって、お芝居させていただきました。さよにすごく合ってるな、と思いましたし。杉咲それはとても嬉しいです!神木ご本人もすごく優しい方なんです。癒し系の雰囲気を醸し出してる方なんですけど、芯の部分がブレないというか。自分の「これだけは守りたい」という強さはさよと共通する部分なのかな、と思って見ていました。――『学校のカイダン』から時を経て共演して、変化は感じられましたか。神木もっと怪物になっていました。とんでもないですよ、恐ろしいです。杉咲そんなそんな……。――さよさんをさらに魅力的にしていらっしゃる?神木さらに魅力的になっていると思います。間違いないです。これは杉咲花の映画です。杉咲違いますよ!?違います、違います(笑)神木隆之介さん演じる小四郎ちゃんの物語です!――杉咲さんから見て、神木さんはいかがですか。杉咲これだけ長い期間ご一緒させていただけるのは初めてだったので、すごく楽しみでした。神さまは本当に現場のみなさんのことをよく見ていらっしゃって、気遣いの方なんだな、ということを改めて感じました。私自身もそうなのですが、神さまの存在に、周りにいる方々も奮い立たされながら、日々を乗り越えることができたんだと思います。最初、すごくアドリブが多い現場だということを前田(哲)監督からお聞きしていたんですけど……。神木すごいプレッシャーのかけられ方をしていますね(笑)。杉咲だからドキドキしていたんですよ。実際に現場へ行ってみると、確かにアドリブの生まれる瞬間を捉えるぞという気迫に満ちていて、最初は緊張したのですが、その中で神さまが果敢に挑み続ける姿はさすがだな、と思いました。ライブ感を大切にされながらも、シーンの内容によっては緻密に作り上げていく時間を大切に共有してくださるので嬉しかったです。シーンが深まっていく瞬間に何度も立ち会わせていただくことができて勉強になりましたし、神さまのおかげで楽しい日々を過ごすことができました。――神木さんが演じる小四郎はいかがでしたか。杉咲本当に大変なピンチが降りかかっているのに、くすっと笑えてしまうような、ユーモラスな愛らしさがあるのは、神さまが演じてらっしゃるからこそなんだなということをすごく感じました。信頼関係があるからこそ成立した数多のアドリブシーン――杉咲さんもおっしゃられていたように、一緒に作り上げていかれるシーンも多かったと思うんですが、今回、ご一緒されて心強かった点はどういったところになりますか。神木全幅の信頼を寄せているので、僕がどういう暴れ方をしても必ず受け止めてくれるんだろうな、と思っていました。それこそ花さまがさっきお話されていたみたいに、カットがなかなかかからないことが多々あったんです。でも、僕がどんな芝居をしたとしても、必ずツッコんでくれたり、絶対に何か触れてくれるんだろうな、と思っていました。逆にあえて触れないで欲しいなとか、冷めた目で見ていてほしいときはちゃんと冷めた目で見てくれますし、僕が芝居でやりたいことをすぐ汲んでくださって、すごくありがたかったです。――ちなみに、ネタバレにならない範囲で……。神木あっ、全然ネタバレはOKです!杉咲そうなんですか!?神木この映画のポスターを見て、僕が切腹して死ぬ未来が見えますか?って話なんですよ。こんな楽しそうなポスターで死ぬのはあり得ないでしょ。これ、絶対に借金を返せる映画でしょ!杉咲そうですね、確かに(笑)。神木「大逆転なるか!?」って「おかしいだろう、ならなきゃ!」っていう映画なので、ネタバレなんて何もないです。(C)2023映画『大名倒産』製作委員会――(笑)。では、神木さんが「これは暴れたなあ!」というシーンはどこになりますか?神木花さまと2人で、街中を悪者たちに追いかけられるシーンがあるんですけど、橋の上で囲まれるんですよ。そのときに前田監督が悪者の役者たちに「ナイフを出して舐めてください」という指示をしたんですよね。「めちゃくちゃベタじゃん!舐める人いないでしょ!」みたいな。こっちのリアクションをどうすればいいんだろう、と思ったんです。これをこの世界の中では良しとするのか。でも、僕は本能でツッコミたくて仕方がなくて。それで、リハから「うわ!舐めてる人、初めて見た!」って言ったら、花さまがノってくださって。そこは花さまとの信頼関係があった上のことだと思うんですよね。――長いキャリアの中でも初めて見られました?神木初めてでした。『マジックアワー』が大好きなんですけど、そこで佐藤浩市さんが役者を演じた上でナイフを舐めるという表現はあったんですけど、それは演じている中で、ということ。過去にはあったかもしれないですけど、現代ではない表現ですよね。杉咲確かに(笑)。神木それを見て見ぬふりはできませんでした。杉咲その姿を見て、「こんなに自由でいいんだ」って思ったんです。フラットにカメラの前に立って、起きた出来事を素直に受け止めていく姿がすごいな、って。自分もこんなふうになりたいと思いました。――そこでは橋の上から飛び降りるアクションシーンがありましたが、実際に飛ばれたんですか?神木飛びました、飛びました。もう花さまは決死のダイブでしたよ。めちゃくちゃ真剣な顔していました。杉咲だって怖かったんですもん(笑)。神木メイキング見たけど、めちゃくちゃおもしろかった。一世一代の、清水の舞台から飛び降りるような顔してましたからね。杉咲確かに険しかったですよね(笑)。でも神さまはもう眠いのかな?っていうぐらいにラフに力が抜けていて(笑)。神木何にも思わなかったもん、あれ。杉咲すごく高かったんですよ。神木いや、飛ぶの慣れてるから。杉咲緊張しますねって言ったら、「全然」って。信じられない!と思いました。――練習はされたんですか?杉咲事前に何度か練習しました。神木僕はしてないですね。杉咲普通しないとできないと思うんですよ。――そのシーンでは、覚悟を決めたとか、何か頭をよぎった、というところはありましたか。神木よぎってる顔でしたけどね。杉咲いろいろよぎった末に、「もうどうにでもなれ!」と思って飛びました。私は船の上に着地するんですけど、神さまはそのまま川に落ちるんですよね。神木入水を。杉咲凄まじい撮影でした(笑)。――神木さんはリラックスして臨まれたとのことですが……。神木水に濡れると着物がめちゃくちゃ重いんですよね。それだけが大変でした。杉咲それだけ……(笑)。神木船の上に上がるときが重いんですよ。しかもあんまり動きが遅かったらもう1回になるのかな、それは嫌だなと思って。どうにかして花さまに上げてもらいたいな、と思いました。大変だったのはそこでしたね。おふたりがお気に入りのキャラクターは?――拝見してると、個性が強すぎるキャラクターばかりだと思ったんですけど、お2人がお気に入りのキャラクター……。神木(食い気味に)桜田通です。彼は役者人生をかけて和歌を詠み上げているので。彼の渾身の役だなと思っています。まあこんなふざけた関係ですけど、多分、ちゃんと一緒に芝居をするのは初めてなので。杉咲そうだったんですか?神木うん。通だったから、僕はすぐに兄弟になれましたし、松ケン(松山ケンイチ)さんもそうですね。映画『ノイズ』でお世話になったので。もともと信頼関係があったから、すぐに兄弟ぐらい近い存在になれたと思います。特に桜田通と僕は、ふざけた関係しかみなさん見たことないと思うので。この2人を知っている人たちからすると、真面目に芝居をやっているのは面白くもあり、2人だとこういう関係性でこんな芝居の雰囲気が出るんだ、ということを初めて見てもらえるんじゃないかと。そこはすごく素敵なシーンだったなと思います。――普段とは違って、新鮮な気持ちにもなられましたか。神木最初は恥ずかしかったんですけど、支えようとしてくれている気持ちがすごく伝わってきましたね。ありがとう、頑張るねって思いながら芝居しました。杉咲私は天野大膳、中膳、小膳さんです。まさか梶原善さんがおひとりで演じられるとは思わなかったので(笑)。神木途中で面倒くさいって言ってたもんね。「なんで3人も撮らなきゃいけないんだよ!」って。杉咲役名と本人の名前が書いてあるスケジュール表があるのですが、梶原善さんだけ名前が3つ書いてあって(笑)。あんなスケジュール見たことありませんでした。神木本当だよね。杉咲ツボでした。「楽しめないものはできるだけやらない」――今回の作品はポップなんですけど、「生きることの大切さ」や「生きよう」ということが伝わってくる作品かと思います。おふたりが人生において大切にされてるのはどういったことでしょうか。神木楽しむことができないものは、なるべくやめた方がいいかと思われます。仕事もそうですけど、僕はこの仕事に楽しいところがなくなったと思ったら辞めます。そのぐらい、僕の中で「楽しい」という感情を大事にしていますね。遊ぶにせよ、嫌なこともやるにせよ、できるだけ楽しいって思えることを発見して、なるべくその感情を味わった人生がいいな、と思っているので。やっぱり、興味がないことは辛いんですよね。ストレスもかかりますし。別に無理やり楽しいことを探せというわけじゃないんですけど、もっと徹底的に探してみてほしいですね。ゲームっぽく考えるっていうやり方もありますし。例えば、1日のタスクをゲームっぽくして、余裕があるならば、出社したらログインボーナスで何かを買うとか。そういうゲーム性を含めたやり方もできますし、また違った生活の見方ができると思うので、やってみる。で、全てやった上で楽しくなかったらやめた方がいいです、絶対。――お仕事をされている中で「これはあまり楽しくないかもしれない」と思った瞬間はどう切り替えていらっしゃるんですか。神木水に落ちるシーンとか楽しくないですよね。あと、冬に真夏のシーンを撮るのも楽しくないです。めちゃくちゃつらい。杉咲(笑)。神木だけど、僕はやらなきゃ終わらないと思っているので。自分が動かないと明日が来ない。だったらやるしかない。だったら、1回で決めてやるって思いますね。1回で決められるかゲームです。どうやったらいいんだろうと考えて、カメラ位置を確認して、どういう動きをすればいいか確認をした上で、カメラや画とか全員の理想通りに動けるかどうか、というゲームを心の中でしています。杉咲私は、いいところや好きなところを探すこと、ですかね。どうしても苦手なこととか、億劫になってしまうことってあると思うのですが、嫌なところって探し始めるときりがないな、と思うんです。でも、もしいいところをひとつでも知ることができたら、ポジティブな気持ちに切り替えられることもある気がしていて。――杉咲さんなりのいいところを探すコツはありますか。杉咲なんでしょう……。例えばそれが対人関係だったとしたら、その人にとって得意なこと、不得意なこと、自分と違うところをそのまま肯定できたらいいなと思っています。何かがうまくできなくても、それは駄目なことではないから。自分のことも、そう思ってもらえたら嬉しいですし……。興味と愛情を抱くことを忘れたくないなって。(C)2023映画『大名倒産』製作委員会――楽しいことやいいところを見つけることにも通じるかもしれないんですけど、やっぱり今の時代、つい下を向いてしまう人はすごい多いかと思うんですけど。神木僕もそのうちの1人です。よく10円とか拾います。物理的にも下向いてるんで。お気持ちはわかります。――そういうときに前を向く、上を向くために心がけていらっしゃることはありますか。杉咲私はそういう時、無理して考えないかもしれません。一旦、考えることをやめてみます。それに、辛いときは逃げちゃえばいいと思っていて。私は、逃げていいし、やめてもいいんだという選択肢が自分のなかにあると、あともう少しだけ頑張ってみようと思えるタイプなんです。神木難しいですよね。なかなか落ちた気持ちは、大きなきっかけやしっくりくるものがないとなかなか上げられないのは承知、なんですけど。僕はあんまり自分のことも好きじゃないので、自分にご褒美をあげるという行動もあんまりしないですよ。杉咲そうなんですか。神木そうなんですよ。なので、音楽に頼っています。音楽を聴かないという方は別の方法を探してみてもいいかもしれないですけど、僕は音楽にすごく助けられてます。楽しい歌詞やメロディを聴いたりしながら、ちょっと散歩をするんです。そうすると少なからず、その曲に影響されるところがあるので、少しは気分的には楽になるのかなって。一時的なものではあるかもしれないですけど、それでも軽減できるのでやっています。――それがきっかけで少し上を向いて、また違う方法を探す。神木そうですね。またちょっと気分が上がってノっているときに別の方法が見つかるかもしれないですし、意識が変わるかもしれないですけど、ずっとその曲を聴いてずっと上を向けるということは絶対にないとは思うので、落ちそうだな、と思ったときに聞くとか。「とりあえずやってみる」という部類ですけど、上を向こうとしたっていう意識がすごく大事だと思いますし、一歩、何か成長できている証なのかなと思います。取材・文:ふくだりょうこ、撮影:YOSHIHITO KOBA(Sketch)ヘアメイク:(神木さん)MIZUHO(VITAMINS)、(杉咲さん)Mai Ozawa(mod’s hair)スタイリング:(神木さん)TAKAFUMI KAWASAKI(杉咲さん)Tatsuya Yoshida<作品情報>『大名倒産』6月23日(金) より全国公開(C)2023映画『大名倒産』製作委員会公式サイト:
2023年06月20日神木隆之介が主演を務める映画『大名倒産』の本編映像が公開された。本作は、数々のヒット作を生み出しているベストセラー作家・浅田次郎の同名時代小説を原作とした実写映画。ある日突然、徳川家康の子孫だと言われ、越後丹生山藩の若殿となる青年・松平小四郎(神木)。庶民から一国の殿様へとなったのもつかの間、実は25万両、現在の価値で借金100億円を抱える、ワケあり藩だった……。このたび公開されたのは、小四郎の幼馴染さよ(杉咲花)と家臣の平八郎(浅野忠信)が、初対面にも関わらず激しく言い争う本編映像。藩の借金100億を返済できなければ切腹という大ピンチに迫られ、落ち込む小四郎を見かねたさよは、経験豊富そうな教育係・平八郎に打開策を求める。しかし平八郎は何か落ち度がある度に切腹しようとする生真面目な人物で、「然らば殿、切腹の作法御指南致します」と的外れな提案をする。呆れたさよが“切腹バカ”とつぶやくとその一言が言い合いの火種になってしまい、小四郎が抑えに入るも睨み合うふたりは一触即発の危機。まさかの仲間割れを予感させる映像となっている。映画『大名倒産』本編映像<作品情報>『大名倒産』6月23日(金) 全国公開(C)2023映画『大名倒産』製作委員会関連リンク公式サイト:::
2023年06月16日12月にKAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ジャズ大名』が上演されることが決定し、千葉雄大と藤井隆が出演することが発表された。筒井康隆の小説『ジャズ大名』を、舞台のみならず映像界でも多くの作品に関わり話題を提供し続ける演出家・福原充則が舞台化。江戸末期、アメリカから漂着した黒人奴隷と出会った音楽好きの藩主が彼らの奏でる音楽の虜となり、城中でジャムセッションを繰り広げる姿を描く奇想天外なコメディだ。千葉は音楽好きの小藩の藩主役を、藤井はその藩主を支える家老役をそれぞれ演じる。劇作家・演出家の長塚圭史が芸術監督に就任して3年目になるKAAT神奈川芸術劇場は、メインシーズンを「貌(かたち)」と銘打ち、多彩なラインアップを展開。本公演では、人間の好奇心が、姿かたちの異質な黒人たちの音楽にも恐れることなくのめり込み、人種、文化の貌(かたち)を超えて熱く交流していくエネルギーとなる様を描く。■演出:福原充則 コメント私にとって〝筒井康隆〟とは〝歌舞伎町のサウナ〟です。若い頃、西武新宿駅の向かいのサウナで、深夜番のバイトをしていたのですが、途中2時間も休憩時間があるんです。仮眠時間ということで。その時間に私は、いや、〝おれ〟は、古本屋で買ってきた(売り上げに貢献していませんね、すいません)筒井先生の文庫本を、むさぼるように読んでいました。客の使用済みサウナパンツの詰まったリネンの袋に寝っ転がって読み、ぶっ飛び、旅した、数々の異世界の記憶……。『ジャズ大名』の例のシーンも、何かに没頭している時間の美しさと狂気を、サウナ並の熱さで舞台上に展開できたらと思っております。■千葉雄大(藩主・大久保教義役)コメントこれから始まる福原さん演出の『ジャズ大名』稽古、本番に向けてドキドキとワクワクが行ったり来たりで感情が忙しいです。藤井さんは俳優を始める前からファンなので本当に贅沢だな、と。子供の頃の僕に教えてあげたいです。■藤井隆(家老・石出九郎左衛門役)コメント福原充則さんに楽しそうな舞台に呼んでいただいてとても嬉しいです。沸々としながら物語の中をスカッと駆け抜けていくのかなぁと想像して心躍らせてます。千葉雄大さんは初めてテレビの仕事でご一緒した時にとても楽しかったので、舞台という長い期間でまたご一緒できるのがとても嬉しいです。冬の公演なので気を引き締めてと思っていますが、せっかくKAATに通わせていただくので中華街に一度くらいは行きたいなぁ、と思っています。少しづつ状況が良くなって行くことを期待してます。まだ少し先ですが、冬の横浜にお越しいただけますようご検討よろしくお願いします。<公演情報>KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ジャズ大名』12月9日(土)~24日(日) KAAT神奈川芸術劇場(ホール)原作:筒井康隆『エロチック街道』(新潮文庫)所収上演台本:福原充則、山西竜矢演出:福原充則出演:千葉雄大、藤井隆 ほかチケット一般発売:10月7日(土)※KAAT神奈川芸術劇場メインシーズン「貌」の複数演目を通しでご覧頂けるシーズンチケット(前期)発売予定公式サイト:
2023年06月13日6月23日公開の映画『大名倒産』の公開直前イベントが11日、都内で行われ、神木隆之介、松山ケンイチ、桜田通が出席した。数々のヒット作を⽣み出しているベストセラー作家・浅田次郎のノンストップ時代小説『大名倒産』を実写映画化した本作。徳川家康の⾎を引くプリンスの松平小四郎(神木隆之介)とその仲間たちが藩の借⾦100億円を返すために奮闘する姿をコミカルに描く。公開を直前に控えたこの日のイベントには、劇中で松平家の3兄弟を演じた神木隆之介らが登壇。実際にも年上の松山ケンイチや桜田通について神木は「松山さんは決断力があって早いですね。映画でご一緒させていただいた時から頼りがいのあるお兄さんと思いながら接しています。通とは10何年の付き合い。心が優しくて人の繊細な気持ちの動きに敏感だと昔から思っています」と明かしつつ、「今回は物語の中でいきなり兄弟になりました。最終的に兄弟だと感じてもらえる関係性になりますが、実際にお2人を信頼しているからその雰囲気が出ていたんじゃないかなと思います」と笑顔を見せた。一方の桜田も「出会って18、19年ぐらいの感じになります。普段から身の回りの人やお世話になった人、仲間に対して頑張ることで返していきたいという思いを持ってお仕事をされている方。その気持ちは僕も持っているので、それは役柄と合わせて出来てたかなと思います」と神木との関係性の深さを物語るエピソードを明かした。時代劇でありながらお金の大切さや節約をテーマにした本作。それにちなみ、自身の節約術を問われた神木は「同じような物はなるべく買わない」と回答するも桜田から「同じ物買っているイメージあるよね」と指摘されて「オタクだから」と開き直る場面も。続けて「僕はオタクなので欲しい物は手に入れたいし小さな変化は大きな変化なんです。オタクにとっては!」と堂々と宣言。一方の松山は「僕はできるだけ長く使うのが一番の節約だと思います。一回払う時は高い金額になってしまいますが、10年20年使っていく中で割ったら安くなり、そういうお金の使い方をしています。壊れても何とか直して使おうという努力もしています」と効率的な使い方をしているという。そんな松山の意見に激しく同意した桜田だが、「僕は節約というよりバンバン使ってそれを経験と思うタイプ。節約ではないですね(笑)」と苦笑いを浮かべていた。映画『大名倒産』は、6月23日より全国公開。
2023年06月12日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は、現在朝の連続テレビ小説『らんまん』に出演中の神木隆之介さん。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。また、神木さんは6月23日(金) より最新主演映画『大名倒産』が公開されます。『大名倒産』は、数々のヒット作を生み出しているベストセラー作家・浅田次郎の同名時代小説を原作とした実写映画。ある日突然、徳川家康の子孫だと言われ、越後丹生山藩の若殿となる青年・松平小四郎。庶民から一国の殿様へとなったのもつかの間、実は25万両、現在の価値で借金100億円を抱える、ワケあり藩だった……。神木さんは、本作でキャリア初の“ちょんまげ”姿を披露。いきなり若殿(プリンス)になったと思ったら100億もの借金を背負わされるという、“巻き込まれ系プリンス”をコミカルに演じています。<作品情報>『大名倒産』2023年6月23日(金) 全国公開原作:浅田次郎『大名倒産』(文春文庫刊)監督:前田哲脚本:丑尾健太郎、稲葉一広■出演神木隆之介、杉咲花、松山ケンイチ、小日向文世、小手伸也、桜田通、宮﨑あおい、浅野忠信、佐藤浩市 ほか公式サイト:『大名倒産』本予告(90秒)イラスト
2023年06月11日BS松竹東急では、映画『壬生義士伝』 『柘榴坂の仇討』『たそがれ清兵衛』をはじめ江戸時代を味わえる番組を連日放送!!© 2023 映画「大名倒産」製作委員会BS松竹東急<BS260ch・全国無料放送>は、平日夜8時からのよる8銀座シネマと土曜9時からの土曜ゴールデンシアターで毎月名作や話題の映画をノーカットで放送しています。よる8銀座シネマは“一番身近な映画館”、土曜ゴールデンシアターは“魂ゆさぶる映画の時間”をコンセプトに古今東西の映画を年間300本以上ラインアップしています。この度、映画『大名倒産』公開(6月23日(金))を記念して、6月20日(火)より映画『大名倒産』公開記念特選時代劇特集として選りすぐりの時代劇映画にドラマ、さらに2週にわたり映画に関連したテーマで「号外!日本誌スクープ砲 映画『大名倒産』公開記念スペシャル」を放送致します。幕末を舞台に時代に翻弄される侍の姿を描いた映画3作品、忠臣蔵をテーマにしたオリジナルスペシャルドラマ、大好評のオリジナル歴史バラエティなど、江戸時代にどっぷり浸れるラインアップとなっています。映画は、『大名倒産』と同じく浅田次郎原作で新選組に入隊した男・吉村貫一郎の波乱の生涯を描いた『壬生義士伝』、13年もの間主君の敵を探しつづけてきた男と身を隠し孤独に耐える男を描き、浅田文学の最高峰を完全映画化した『柘榴坂の仇討』、時代小説の第一人者・藤沢周平の原作を山田洋次監督が映画化した渾身の一作、第76回米国アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『たそがれ清兵衛』を放送致します。オリジナルドラマは、滝藤賢一主演で最新家電が届いた江戸時代を舞台にした異色のコメディドラマのスペシャル版「家電侍スペシャル ストップ!忠臣蔵」を放送致します。さらに歴史バラエティは、知られざる日本史の特ダネを様々な角度から検証する歴史考察バラエティ「号外!日本史スクープ砲」。6月17日(土)、6月24日(土)に「号外!日本史スクープ砲 映画『大名倒産』公開記念スペシャル 前編/後編 ~勝村政信も驚愕!そうだったのか 大名を苦しめた参勤交代の真相~」 を放送致します。『壬生義士伝』6月20日(火)夜8時浅田次郎の同名ベストセラー小説を滝田洋二郎監督&豪華キャストで映画化2003年公開原作:浅田次郎監督:滝田洋二郎出演:中井貴一、佐藤浩市、三宅裕司、夏川結衣、村田雄浩、中谷美紀©2003 松竹/テレビ東京・テレビ大阪/電通/松竹ブロードキャスティング/カルチュア・パブリッシャーズ/IBC岩手放送幕末の京都、壬生に誕生した新撰組。そこへ一人の男が入隊してきた。南部藩出身の吉村貫一郎(中井貴一)だ。柔和な言動に反して、吉村の剣は何人も人を斬ってきたような剣だった。さらに吉村は何かにつけてお給金を請求するので、影では“守銭奴”という人も。隊長の近藤勇も一目置く斉藤一(佐藤浩市)は、そんな吉村が気に入らない。命知らずの新撰組の中にあってなぜ吉村はそんな命に、お金に執着したのか?水と油の吉村と斉藤だったが、斉藤は徐々に吉村に興味を持つようになる。やがて、時代の変革の波は新撰組にも覆いかぶさってきた・・・。【受賞】第27回日本アカデミー賞:最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞『柘榴坂の仇討』6月21日(水)夜8時主君・井伊直弼を失い、敵を探し続ける男。大老暗殺後、身を隠し孤独に耐える男。江戸から明治へ激変する時代のなか、13年後、二人を待ち受ける運命とは!? 浅田文学の最高峰、完全映画化!!2014年公開原作:浅田次郎、監督:若松節朗出演:中井貴一、阿部寛、広末涼子、高嶋政宏、真飛聖、藤竜也、二代目中村吉右衛門© 2014映画「柘榴坂の仇討」製作委員会安政七年(1860年)。彦根藩士・志村金吾(中井貴一)は、時の大老・井伊直弼(中村吉右衛門)に仕えていたが、雪の降る桜田門外で水戸浪士たちに襲われ、眼の前で主君を失ってしまう。両親は自害し、妻セツ(広末涼子)が酌婦に身をやつすも、金吾は切腹も許されず、仇を追い続ける。時は移り、彦根藩もすでに無い13年後の明治六年(1873年)、ついに金吾は最後の仇・佐橋十兵衛(阿部寛)を探し出す。しかし皮肉にもその日、新政府は「仇討禁止令」を布告していた。「直吉」と名を変えた十兵衛が引く人力車は、金吾を乗せ柘榴坂に向かう。そして運命の二人は13年の時を越え、ついに刀を交えるが・・・。【受賞】第65回芸術選奨文部科学大臣賞第27回日刊スポーツ映画大賞助演女優賞『たそがれ清兵衛』6月22日(木)夜8時日本アカデミー賞12部門最優秀賞受賞&米アカデミー賞外国語映画賞ノミネート。巨匠・山田洋次監督による藤沢周平原作初の映画化!父と幼い娘の絆、幼馴染との恋を描いた感動の本格時代劇!!2002年公開原作:藤沢周平監督・脚本:山田洋次出演:真田広之、宮沢りえ、田中泯、小林稔侍、岸恵子、丹波哲郎©2002 松竹/日本テレビ/住友商事/博報堂/日販/松竹ブロードキャスティング幕末の庄内、海坂藩。平侍の井口清兵衛(真田広之)は妻を亡くし、二人の娘と老母のために下城の太鼓が鳴ると家路を急ぐ毎日。同僚たちはそんな彼を"たそがれ清兵衛”と呼んでいた。ある日、幼なじみの朋江(宮沢りえ)を救ったことから剣の腕が噂になり、上意討ちの討手として清兵衛が選ばれてしまう。清兵衛は藩命に逆らえず、朋江への想いを打ち明け、切腹を不服とする余吾善右衛門(田中泯)が立てこもる死地に向かった・・・。【受賞】第27回報知映画賞:最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀主演女優賞第15回日刊スポーツ映画大賞作品賞・監督賞・主演男優賞・助演女優賞第57回毎日映画コンクール:日本映画大賞・男優主演賞・女優助演賞・撮影賞・録音賞・技術賞第76回キネマ旬報ベスト・テン:日本映画ベスト・テン第1位ほか第45回ブルーリボン賞:作品賞・助演女優賞第12回東京スポーツ映画大賞:主演女優賞・助演男優賞第26回日本アカデミー賞:最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞・最優秀主演男優賞・最優秀主演女優賞ほか編集賞第53回ベルリン国際映画祭:コンペティション部門出品第76回米アカデミー賞外国語映画賞ノミネート「家電侍スペシャルストップ!忠臣蔵」6月23日(金)夜8時出演:滝藤賢一、前田亜季、平岡祐太、岩松了、田島令子、尾上菊之助声の出演:MEGUMI©BS松竹東急/PROTX江戸の貧乏長屋に住む兼梨家の元に現代の家電が届くことで巻き起こる大騒動。今作のテーマは「家電侍」×「忠臣蔵」!!赤穂浪士の討ち入りによって命を落とす大石内蔵助(尾上菊之助)を友である四十郎(滝藤賢一)は家電のチカラで止めることができるのか?「号外!日本史スクープ砲映画『大名倒産』公開SP前編/後編 ~勝村政信も驚愕!そうだったのか大名を苦しめた参勤交代の真相~」 6月17日(土)/6月24日(土)夜7時出演:河合敦(解説)、森遥香(MC)ゲスト:勝村政信©BS松竹東急 テレビジョンフィールド物的証拠、現地調査、再現CGを用いて、知られざる日本史の特ダネを様々な角度から検証する歴史考察バラエティ。今回は映画『大名倒産』でも描かれる参勤交代についてスクープ!大名たちを苦しめた参勤交代の真相について迫ります。今回は『大名倒産』で江戸幕府老中・板倉周防守役でご出演された勝村政信さんを特別ゲストに迎えお届けいたします。番組解説の河合敦先生、MC担当の森遥香さんからスペシャル番組のポイントと、今回の『大名倒産』公開記念特集で放送される映画の中から好きな作品についてコメントをいただきました!!河合敦先生コメント「号外!日本史スクープ砲映画『大名倒産』公開SP」前編は加賀100万石の前田家を取り上げます。4000名の家来を連れて2週間の旅。いかに費用をケチったか、映画『大名倒産』を見ていただければ、その苦労がよくわかると思います。「号外!日本史スクープ砲映画『大名倒産』公開SP」後編は、参勤交代の準備に焦点を当てました。費用を捻出した錬金術のからくりは、映画『大名倒産』にヒントが隠されていますよ。今回放送される時代劇の中で、私のオススメは『たそがれ清兵衛』です。主役の真田広之さんの切れのある殺陣を期待して映画館に入ったところ、あまりに斬り合いがリアルすぎて、良い意味で期待が裏切られたのを覚えています。森遥香さんコメント映画『大名倒産』にちなんだスペシャルな放送をお届けします!どんな内容になるかと言いますと、例えば「参勤交代」。映画の中でも神木隆之介さん演じる松平小四郎が、懐事情が苦しい中でも節約しながら参勤交代をやり遂げていました。その参勤交代に、通説とは異なるスクープがあるそうなのです。どんなスクープかは、ぜひ番組をご覧ください!そして、映画『大名倒産』を観ていただいてから番組を見ると、より楽しんでいただけること間違いありません!私の特に好きな作品は『壬生義士伝』です。潔く死ぬことを求められていた時代、吉村貫一郎の愛に生きようとする姿に心打たれます。新選組を取り巻く藩主や女性、子供のそれぞれの生き様もしっかり描かれていて、本当の武士道とは何かを教えてもらえる作品です。『大名倒産』6月23日(金)公開いきなりプリンス!でも借金100億!? ベストセラー作家・浅田次郎原作×超豪華キャストで贈る人生逆転エンターテインメント!!© 2023映画『大名倒産』製作委員会原作:浅田次郎「大名倒産」(文春文庫刊)主演:神木隆之介出演:杉咲花 松山ケンイチ小日向文世 / 小手伸也 桜田通 / 宮﨑あおいキムラ緑子 梶原善 / 勝村政信 石橋蓮司髙田延彦 藤間爽子 カトウシンスケ 秋谷郁甫 ヒコロヒー浅野忠信 / 佐藤浩市監督:前田哲脚本:丑尾健太郎、稲葉一広音楽:大友良英主題歌:GReeeeN「WONDERFUL」(ユニバーサル ミュージック)プロデューサー:石塚慶生、西麻美製作:『大名倒産』製作委員会配給:松竹公式サイト:movies.shochiku.co.jp/daimyo-tosan/公式Twitter、Instagram:@daimyo_tosan劇場公開:2023年6月23日(金)越後・丹生山藩の鮭役人の子、間垣小四郎(神木隆之介)は、お人よし過ぎて商売上手とは言えないが、皆に愛され平和に暮らしていた。そんなある日、大勢の役人たちが家にやってくる。驚く小四郎に父・作兵衛(小日向文世)が衝撃の事実を告げる。なんと彼は、小四郎――徳川家康の血を引く、丹生山藩主の跡継ぎだったのだ!さらに、実の父・一狐斎(佐藤浩市)は小四郎に国を任せ、さっさと隠居。庶民から殿様へと突然、幸運を手にしたかのように見えた...のもつかの間、実は丹生山藩は25万両(およそ100億円)もの借金を抱えるワケあり藩!困り果てる小四郎に、一狐斎は「大名倒産」を命じる。返済日に藩の倒産を宣言し、借金を踏み倒せば皆助かるというのだ。しかし・・・実は一狐斎は、息子に全ての責任を押し付け、切腹させるつもりだった!小四郎に残された道は、100億返済か切腹のみ!人生最大のトラブルに巻き込まれた若きプリンス、一体どうする――!?★★★BS松竹東急で『大名倒産』試写会プレゼント実施中★★★BS松竹東急の局公式ツイッター&BS松竹東急ホームページで6月15日開催の試写会プレゼントを実施しております。詳しくは局公式ツイッターまたはホームページをご確認ください。【BS松竹東急(BS260ch)/全国無料放送】2022年3月に開局。“毎日おうちで劇場気分!”映画、歌舞伎・演劇、オリジナルドラマのほか、あらゆるジャンルを放送する全国無料総合チャンネルとして、視聴者のみなさまの暮らしに、上質感やワクワク感をお届けします!【ホームページ】 【局公式Twitter】 @BS260_official 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月31日映画『大名倒産』より、神木隆之介演じる巻き込まれ系プリンス・小四郎の困り顔を詰め込んだ特別映像が公開された。本作は、ベストセラー作家・浅田次郎のノンストップ時代小説の映画化。神木さん演じる主人公・松平小四郎は、いきなり殿様になったと思ったら、次々とピンチに見舞われる“巻き込まれ系プリンス”というキャラクター。公開された映像では、徳川家康の子孫だという衝撃の事実を告げられ、思わず大きな声をあげたり、藩が巨額の借金を抱えていることを知り、青ざめたりと、小四郎の様々な表情が切り取られている。「無理だよぉ~!」と半泣きでうろたえる姿や、「申し訳ございません!!」と必死に謝罪し焦り顔を浮かべる表情など、殿になった途端ピンチに見舞われる様子が次々と映し出される。一方、仲間たちと笑顔を浮かべる姿も垣間見え、コロコロと変わる小四郎の表情に思わず目が釘付けになる映像だ。そんな小四郎の魅力について神木さんは「真面目すぎて、冗談を真に受けるようなところもありますが、誠実なヤツですよね」と表現。小四郎を演じるにあたり、「“馬鹿だなあ、こいつ”って思ってもらえるような役になればいいなと。撮影前、監督と『映画を観てくれる方が元気になってくれたら嬉しいよね』と話していました。現場でもクスッと笑えるところを入れていけたら」と意気込みを語っていた。キャスティングについて前田哲監督は、「観る人が親近感を抱く、等身大の配役」を意識したと明かし、「原作を読んでいるときから(小四郎役には)神木さんしか思い浮かばなかった。作品のテーマを背負う重厚さと同時に、現代からタイムスリップしたような軽やかさも兼ね備えていて。撮影中も、川に飛び込んだ後の『お水飲んじゃったよ~』など、脚本にはないさりげない一言で、そこに生きている感じをナチュラルに出せる、プロフェッショナルな姿に感動しました」と太鼓判を押している。『大名倒産』は6月23日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:大名倒産 2023年6月23日より公開© 2023『⼤名倒産』製作委員会
2023年05月19日皆さんは、もし身近にお金を盗むような人がいたらどう感じますか?今回は「傍若無人な浪費家義母の末路」を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!『傍若無人な浪費家義母の末路』妻と息子と暮らしている主人公。ある日妻の両親が家に来て、会社が倒産したからお金を貸してほしいと頼まれました。しかも家を売り払うから同居させてほしいと言われてしまいます。その結果妻とも相談して、義両親と同居することになったのですが…。しかし、同居が開始してから義母は家事も育児も手伝おうとしません。その後、義父の会社が倒産した原因を作ったのは、散財癖のある義母だとわかります。義父は仕事を始めてお金を入れてくれますが、義母は食べて寝るだけのぐうたら生活。そんな生活が続いて数ヶ月後、主人公の財布からお金がなくなる事態が発生します。すぐさま義母を疑ったが…出典:エトラちゃんは見た!出典:エトラちゃんは見た!義母の仕業なのではと疑った主人公と妻。すぐさま義母を問いただすも、知らないとシラを切られてしまいますが…。最終的には息子の協力もあり、義母が犯人だと発覚したのでした。お金を盗む義母お金を盗んだことがバレた義母は自業自得だと思ってしまいますよね。これに懲りて反省をしてほしいものです。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月14日俳優の神木隆之介が主演を務める映画『大名倒産』(6月23日公開)のスペシャル動画「映画『大名倒産』マネー講座映像」が9日、公開された。同作はベストセラー作家・浅田次郎氏による傑作時代小説の映画化作。越後・丹生山藩の鮭役人の子・間垣小四郎(神木)がひょんなことから一国の大名になるが、藩には莫大な借金があった。次々と無理難題に巻き込まれていく若殿を中心に巻き起こる、笑いと涙の傑作エンターテインメントだ。今回公開されたスペシャル映像では、100億返済か切腹かというピンチに追い込まれた小四郎が、幼馴染のさよ(杉咲花)や兄の新次郎(松山ケンイチ)、喜三郎(桜田通)、家臣の平八郎(浅野忠信)らとともに、借金返済のために実行する“節約プロジェクト”の一部を紹介。藩の家計を把握しようと、そろばんを叩いて帳簿を調べる小四郎とさよ。莫大なお金がかかる参勤交代では、キャンプ(野宿)で宿代をコストカット、使用頻度の少ない家具などを売り払い、必要になった時に他所から借りる現代の“サブスクリプション”の考え方を取り入れるなど、知恵や工夫を凝らしながら節約プロジェクトに奮闘する姿を映し出している。
2023年05月09日パニ子は主婦歴20年の45歳の専業主婦。夫・カズヤの会社が倒産危機に!しかしパニ子のおかげで立て直しに成功!でも夫は有能な妻に嫉妬して……。スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「妻に嫉妬した夫の成れの果て」を紹介します。パニ子は45歳の専業主婦。夫のカズヤとは結婚20年目になります。 夫の会社は倒産目前子宝には恵まれなかったけれど、仲睦まじい2人。ただ、最近カズヤが経営している会社の業績が悪く、倒産危機なのが悩みの種。 ある日の夜、普段はお酒を飲まないカズヤが酩酊して、部下・タシロに連れられて帰ってきました。どうやらまた契約が打ち切られ、やけ酒になってしまったそう。夕食を食べていないという2人を家に入れて、手料理を食べさせてあげました。 パニ子が考案した調味料がヒット商品に料理を食べた途端、タシロが「な、何だこれっ?! うまい……! うますぎる!!」と大興奮。味付けを聞かれたパニ子は、オリジナルの調味料を見せます。専業主婦歴20年のパニ子が研究に研究を重ねて作り上げた、魔法の調味料。 これを見たタシロは、新しく売り出すことを提案! カズヤも乗り気です。大好きなカズヤの力になれると感じたパニ子は、カズヤの会社に入社し、協力することに。包装のデザインを考えたり、販売戦略を工夫したり、ホームページを作成したり、SNS広告を出したり……。パニ子の広告戦略が大当たりして、たちまちヒット商品に! パニ子への嫉妬や苛立ち会社の業績が回復し、社内でも尊敬され始めたパニ子。それに伴い、カズヤからの「パニ子はいいよな、有能でさ……」という妬みやつらみがひどくなっていきました。優しかったのに、「ここは俺の会社だ! この出しゃばりが!」と暴言を吐くまでに。顔を合わせるたびに「いつ辞めるんだ?」と聞いてきます。和解しようにも話も聞いてくれません。 パニ子は、万が一の時のために準備しておいた、とっておきの方法で仕返しすることに決めました。 とっておきの方法で仕返し!ある日、いつものように暴言を吐くカズヤに、会社を辞めることを伝えます。「お前ごときが1人居なくなったって、会社は回るから大丈夫だ」とカズヤ。そして記入済みの離婚届を出すと、「お前みたいなおばさんはいらない!」とあっさりサインしました。 ちょうどそのとき、タシロからカズヤに電話が! パニ子と離婚することをパニ子からの社内メールで知ったタシロが電話口で大慌て。なんと、パニ子はあの調味料で特許を取っていたんです! 慌てるカズヤに、「勝手に技術を使ったら会社を訴えるから」と言い残してパニ子は出ていきました。 専業主婦から女社長へ!その後、案の定カズヤの会社はすぐ倒産。カズヤはパニ子への慰謝料や企業への賠償金の支払いで、多額の借金を背負ったそう。恩をあだで返したので、自業自得です。 一方パニ子は特許を取得した調味料で新たな会社を設立! カズヤの会社で働いていたタシロや従業員たちに来てもらいました。これから色んな企業と提携して、日本だけでなく世界でトップを狙います!著者:ライター パニコレ
2023年05月08日おでかけやイベントなど、ついついお財布の紐が緩みがちになるこの時期。今回シネマカフェでは、いま観たい“お金”にまつわるマネー・エンターテインメント映画を4本ご紹介。■『大名倒産』6月23日(金)公開浅田次郎原作の人生逆転エンターテインメント映画『大名倒産』。100億返済か、切腹か?絶体絶命のピンチから奇跡の大逆転を狙う、神木隆之介演じる若きプリンス小四郎の物語。写真では、父から引き継いだばかりの藩の財政状況を確認しようと、家臣たち(小手伸也、梶原善)に問いただすも、山のように積まれた帳簿を前に呆然と立ち尽くす小四郎。写真からも、前途多難な道のりが待ち受けていることを予感させる。本作では、現代でも活用できる節約術もふんだんに織り込まれている。■『殿、利息でござる』(’16)U-NEXTほかにて配信中「武士の家計簿」で知られる歴史家・磯田道史による、評伝「無私の日本人」に収録されている一編「穀田屋十三郎」の映画化。年貢の取り立てや労役で人々が困窮する中、造り酒屋を営む穀田屋十三郎(阿部サダヲ)は、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治(永山瑛太)から、藩に大金を貸し付けて利息を巻き上げるという、宿場復興のための秘策を打ち明けられる。十三郎とその弟の甚内(妻夫木聡)たちは、町を守るために私財を投げ打ち、計画を進めていく。私欲を捨て、周囲の人々のために奮闘する十三郎たちの懸命な姿が胸を打つ本作。金利やお金の特徴についてもよく学べる1本だ。■『億男』(’18)Prime Videoほかにて配信中映画プロデューサー・川村元気の同名小説を、大友啓史監督が映画化した『億男』。3000万円の借金を残して失踪した兄に代わり、借金返済に追われる一男(佐藤健)は、宝くじ3億円当選という幸運が訪れ、一発逆転を夢想するが、ネットで高額当選者の悲惨な人生を見て不安になり、親友・九十九(高橋一生)にアドバイスを求めるも、九十九は3億円とともに姿を消してしまう。本作は、“本当の幸せ“を見つけ出していく一男の姿を通して、お金の価値観、家族や友情のあり方などを考えさせられ、現代を生きる人々の心を大いに揺さぶる。■『老後の資金がありません!』(’21)Prime Videoほかにて配信中『大名倒産』の前田哲監督が手掛ける本作は、老後2000万円問題をテーマにしたコメディ映画。天海祐希演じる平凡な主婦・後藤篤子は、夫の給料とパートで稼いだお金をやり繰りし、コツコツと老後の資金を貯めてきたが、親の葬儀、パートの解雇、娘の結婚、夫の失業、超浪費家の姑との同居など、その資金を目減りさせる出来事が次々と降りかかってしまう…というストーリー。「老後の資金は2000万円必要」とも言われる中、生きていく上で、どんな備えが必要なのか?そんな社会の最小単位である家庭の切実な課題、もとい現代日本が抱える最大の問題に、普通の主婦が立ち向かう。本作を参考に、将来のライフスタイルをシミュレーションするのも良いかもしれない。(cinemacafe.net)■関連作品:億男 2018年10月19日より全国東宝系にて公開©2018映画「億男」製作委員会老後の資金がありません! 2021年10月30日より全国にて公開©2020映画『老後の資金がありません!』製作委員会大名倒産 2023年6月23日より公開© 2023『⼤名倒産』製作委員会
2023年05月03日浅田次郎による同名小説を映画化した『大名倒産』よりキャラクター解説動画第一弾が公開された。併せてキャラクタービジュアルも解禁となった。神木隆之介が借金を抱える藩の当主となり借金返済のために奔走する本作では、実力派キャストたちのクセのあるキャラクターたちも見どころの一つ。この度解禁されたのは、主演の神木隆之介とさよ役の杉咲花が注目キャラを紹介する<キャラクター解説動画 第一弾>。お互いを“神様”“花様”と呼び合い、劇中でも安定感抜群の掛け合いを見せる2人。映像でも、息の合った微笑ましい様子を見せてくれている。解説動画<第一弾>で紹介するのは、小四郎をはじめとする9名のキャラクター。まずは“巻き込まれ系プリンス”松平小四郎(神木隆之介)。越後・丹生山藩の鮭役人の息子として平穏に暮らしていたが、自分が徳川家康の血を引く丹生山藩主の跡継ぎだと知らされ、いきなり殿様になるも、実は藩が25万両(=約100億円)もの借金を抱えていることが判明し、突然“ワケありビンボー藩”を率いることになる…という役どころだ。続いて紹介するのは、小四郎の幼なじみ・さよ(杉咲花)。巨額の借金を抱える殿様となってしまった小四郎と偶然にも再会。弱音を吐く小四郎を叱咤激励しながらも力強くサポートし、ともに借金返済に奮闘していく。2人を取り巻く顔ぶれも個性豊か。小四郎の実父であり、丹生山の先代藩主・一狐斎(佐藤浩市)。藩を救うため“大名倒産”つまり藩の計画倒産を小四郎に命じるが、実は全ての責任を押し付け切腹をもくろむ。そんな一狐斎に翻弄される小四郎だが、彼にとって大きな心の支えとなるのが、2人の兄の存在。うつけ者だが天才的な庭造りの才能を持つ次男・松平新次郎(松山ケンイチ)と、病弱だが聡明な三男・松平喜三郎(桜田通)。解説動画の中で神木さんは「桜田通さんが渾身の役者人生をかけた短歌(和歌)を歌っていて、それが見どころです!」と桜田に代わり力強くアピール。そして小四郎の育ての父・間垣作兵衛(小日向文世)、母・間垣なつ(宮崎あおい)に加え、幕府の実力者で旗本大番頭・小池越中守(高田延彦)、小池の娘であり新次郎の恋人・お初(藤間爽子)ら松平家を取り巻く人々も紹介。動画内で神木さんは、高田さんとの撮影について「僕は首を絞めていただきましたからね!めちゃくちゃ嬉しかったですよ」と大盛り上がりだった現場の様子をふり返る。併せて解禁されたキャラクタービジュアルは、小四郎、さよ、一狐斎、新次郎、喜三郎、間垣夫妻に加え、小四郎の教育係・磯貝平八郎(浅野忠信)、丹生山藩の勘定方・橋爪佐平次(小手伸也)の9種類。ポスターには、「巻き込まれ系プリンス」「節約プロジェクトリーダー」「ストレスフルな中間管理職」「教育係なのに切腹バカ!」「暗躍する元キング」など、各キャラをイメージさせるキャッチフレーズがあしらわれている。色合いも時代劇とは思えないほどカラフルでポップな仕上がりとなっている。『大名倒産』は6月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大名倒産 2023年6月23日より公開© 2023『⼤名倒産』製作委員会
2023年05月01日俳優の神木隆之介が主演を務める、映画『大名倒産』(6月23日公開)の場面写真が13日、公開された。同作はベストセラー作家・浅田次郎による傑作時代小説の映画化作。越後・丹生山藩の鮭役人の子・間垣小四郎(神木隆之介)がひょんなことから一国の大名になるが、藩には莫大な借金があった。次々と無理難題に巻き込まれていく若殿を中心に巻き起こる、笑いと涙の傑作エンターテインメントとなる。小四郎と幼馴染・さよ(杉咲花)が繰り広げる、息ぴったりな掛け合いも大きな見どころの一つとなるが、神木と杉咲はドラマ『学校のカイダン』(15年)をはじめ、数多くの映画やドラマで共演してきた。映画『メアリと魔女の花』(17年)で主人公・メアリ役に杉咲、ともに冒険を繰り広げるピーター役を神木が演じ、TVCMにおいても兄弟や、職場の同僚など多様な設定で複数回共演している。何度も共演を重ね信頼関係を築き上げてきた”盟友コンビ“が、本作では“幼馴染役”でタッグを組んだ。2人はともに前田組には初参加となるが、それぞれ「小四郎は誠実なヤツですよね。真面目すぎて冗談を真に受けるようなところもありますが、“馬鹿だなぁ、こいつ”って思ってもらえるような役になればいいなと(笑)」(神木)、 「神木さんのおかげで緊張せず、現場を楽しめそうです。小四郎を元気づける役どころなので、カラッと明るく演じられたら」(杉咲)と、意気込みを語る。共演シーンも多く、撮影の待ち時間には現場の片隅で“大名倒産”のイントネーションを合わせる、神木と杉咲の和気藹々とした姿も目撃されていたそう。神木が「四字熟語みたいなイメージで言うといいかも!?」とコツを伝授すると、杉咲は「いまのは『父さん』みたいでしたね」と笑い、「いまのうちから練習しておけば、舞台挨拶では完璧だね」と言い合いながら、“大名倒産!”を連呼していたという。小四郎とさよは同じ丹生山藩で育った幼馴染だが、小四郎が突然丹生山藩主の跡継ぎであることを告げられ、江戸に上京したところに城下町でさよと再会を果たす。今回新たに公開された場面写真では、久しぶりの再会を喜ぶのも束の間、なぜか追われる羽目になった小四郎とさよの姿や、桶に身を隠しながらひょっこり顔をのぞかせる姿が収められている。子供の頃とはすっかり立場が変わってしまった2人だが当時と変わらない幼馴染としての関係が伺え、さよは再開を機に、借金返済に奔走する小四郎を支えていく事になる。互いを“神様”“花様”と呼び合い、安定感抜群の掛け合いを見せる2人のドタバタ劇に注目となっている。|photo_center hold|I@002.jpg|I@003.jpg|I@004.jpg|I@005.jpg(C)2023映画『大名倒産』製作委員会
2023年04月13日浅田次郎原作映画『大名倒産』より、神木隆之介演じる“巻き込まれ系プリンス”と愉快な仲間たちが、借金返済プロジェクトに挑む場面写真が到着した。ある日突然、丹生山藩の殿様になった主人公・小四郎(神木さん)を待ち受けていたのは、藩の借金100億の返済。小四郎は、人生最大のトラブルに巻き込まれてしまった。場面写真では、幕府の役人(勝村政信)に追われ、困り果てる小四郎の姿をはじめ、悠々自適な隠居生活を送る先代藩主であり実父の一狐斎(佐藤浩市)と小四郎が、腹の探り合いをするかのような表情で顔を近づけるコミカルなシーンも。藩を救うために、小四郎に「大名倒産」…つまり計画倒産をするよう命令する父だが、何かを企む裏の一面が…。また、小四郎の腹違いの兄弟、新次郎(松山ケンイチ)と喜三郎(桜田通)との仲睦まじい様子も公開。兄で松平家の次男・新次郎は、鼻垂れのうつけ者だが、庭造りの才能は天才的。一方の三男・喜三郎は、病弱だが頭のキレがよく、ユーモラスな感性の持ち主。2人に囲まれて並ぶ小四郎の笑顔から、小四郎にとって2人はかけがえのない存在であることが伺える。ほかにも、小四郎と幼なじみのさよ(杉咲花)が、何者かから全力疾走で逃げる様子や、小四郎の母・なつ(宮崎あおい)や育ての父・作兵衛(小日向文世)、クセ強な家臣たち(浅野忠信、小手伸也、梶原善、カトウシンスケ、秋谷郁甫)も勢揃いしている。『大名倒産』は6月23日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:大名倒産 2023年6月23日より公開© 2023『⼤名倒産』製作委員会
2023年04月07日4月3日(月)よりスタートするNHK連続テレビ小説「らんまん」にて主人公・槙野万太郎を演じている神木隆之介。6月には、時代劇初主演を務めるベストセラー作家・浅田次郎原作の同名小説を実写化した注目作『大名倒産』の公開も控え、30歳という節目を迎える2023年はまさに“神木隆之介イヤー”。今回は、芸歴27年のキャリアと確かな実力を持ち、いまなお注目を集め続ける神木さんの魅力がたっぷり詰まった映画5作品を紹介する。『桐島、部活やめるってよ』(2012年)第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウの同名小説を、吉田大八監督が映画化した青春群像劇。田舎町の県立高校で映画部に所属する前田涼也(神木さん)は、クラスの中では静かで目立たない存在。監督作品がコンクールで表彰されても、クラスメイトには相手にしてもらえなかった。ある日、バレー部のキャプテン・桐島が突然部活を辞めたことをきっかけに、校内の人間関係に歪みが広がりはじめ、それまで存在していた校内のヒエラルキーが崩壊していく。物語はもちろんのこと、映画オタクの高校生に扮した神木さんが魅せる演技力も大きな話題を集めた。『フォルトゥナの瞳』(2019年)幼少期に飛行機事故で家族を失い、友人も恋人もなく仕事にのみ生きてきた木山慎一郎(神木さん)。しかし、慎一郎が「死を目前にした人間が透けて見える能力」=「フォルトゥナの瞳」を持っていることに気づいたことから、生活が一変。 そんな中、慎一郎は桐生葵(有村架純)という女性と出会い、互いに惹かれ合う。孤独な人生に彩りを与えてくれた葵と幸せな日々を過ごす慎一郎。しかし、葵の身体が突然透け始めてしまう…。初のラブストーリーへの挑戦となった本作では、恋人を救うために命を懸けようとする青年を熱演、多くの感動を呼んだ。『るろうに剣心』シリーズ(2014年・2021年)『るろうに剣心 京都大火編』より大ヒットコミック「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」を大友啓史監督が実写映画化。シリーズ全5作品のうち神木さん「天剣」の異名を持つ凄腕の剣士・瀬田宗次郎として3作品に出演。緋村剣心(佐藤健)とは『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』で2度にわたり激突。製作前から瀬田役を熱望していたという神木さんは、凄まじいアクションをはじめ、徹底した役作りでキャラクターを見事に体現。その後『るろうに剣心 最終章 The Final』へのサプライズ登場が明かされると、大きな話題となった。『君の名は。』(2016年)累計興行収入251億を突破した、新海誠監督・脚本の大ヒットアニメーション映画。千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に住む女子高生・宮水三葉(上白石萌音)は、自分が東京に住む男の子になる夢を見る。一方、東京で暮らす男子高校生・立花瀧(神木さん)も、行ったこともない山奥の町で自分が女子高校生になっている夢を見ていた。2人は、やがて互いに入れ替わっていることに気づくが…。数々の作品で声優としても活躍する神木さんは、新海監督からの信頼も厚く、最新作『すずめの戸締まり』にも芹澤朋也役で出演している。『大名倒産』(2023年)数々のヒット作を生み出している浅田次郎の傑作時代小説「大名倒産」(文春文庫刊)。2019年に上下巻で単行本が出版されると「面白い!」「こんな浅田作品が読みたかった!」と話題になった作品が、ついに実写映画化。監督は『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』『ロストケア』など、いま最も注目を集める前田哲。共演には、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、小日向文世、宮崎あおい、浅野忠信、佐藤浩市など日本映画界を代表する豪華キャストが集結。いつの時代も我々の生活に縁深い“お金”をテーマに、巻き込まれ系プリンスと仲間たちによる愉快痛快な人生逆転エンターテインメントが誕生した。ある日突然、徳川家康の子孫だと言われ、越後丹生山藩の若殿となる青年・松平小四郎(神木隆之介)。庶民から一国の殿様へと、まさにシンデレラストーリーかと思ったのもつかの間、実は25万両、現在の価値でいえば借金100億を抱える、ワケあり藩だった!?主人公・小四郎を演じた神木さんは、月代(さかやき)と呼ばれる前髪部分のない“ちょんまげ”姿をキャリア初披露!いきなり若殿になったと思ったら次々とピンチに見舞われる“巻き込まれ系プリンス”をコミカルに熱演している。藩のため、そして大切な人々を守るために、知恵を絞り出しながら藩を挙げての節約プロジェクトに奮闘する姿は思わず応援したくなるはず。愛されキャラの小四郎さんは、神木の新たなハマり役といえそうだ。『大名倒産』は6月23日(金)より全国より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」君の名は。 2016年8月26日より全国東宝系にて公開© 2016「君の名は。」製作委員会フォルトゥナの瞳 2019年2月15日より全国東宝系にて公開Ⓒ2019映画「フォルトゥナの瞳」製作委員会るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会大名倒産 2023年6月23日より公開© 2023『⼤名倒産』製作委員会
2023年04月02日6月23日(金) 公開の映画『大名倒産』の新たな場面写真が公開された。本作は、数々のヒット作を生み出しているベストセラー作家・浅田次郎の同名時代小説を原作とした実写映画。ある日突然、徳川家康の子孫だと言われ、越後丹生山藩の若殿となる青年・松平小四郎。庶民から一国の殿様へとなったのもつかの間、実は25万両、現在の価値で借金100億円を抱える、ワケあり藩だった……。主人公・松平小四郎役の神木隆之介をはじめ、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、小日向文世、宮﨑あおい、浅野忠信、佐藤浩市といったキャストが集結。監督は『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』などで知られる前田哲が務める。本作の中でも、小四郎の腹違いの兄・松平新次郎役の松山は“ギャップ演技”で強烈なインパクトを放っている。幅広い役柄を巧みに演じ分ける松山が、本作ではこれまでと全く異なる“鼻垂れのうつけ者”を演じる。うつけ者だが庭造りの才能は天才的で、いつでも真っ直ぐで明るいオーラを放つ新次郎は、幕府の実力者である小池越中守(髙田延彦)の娘・お初(藤間爽子)と惹かれ合う。しかし、彼がうつけ者がゆえ、小池に結婚を大反対されてしまう。そんな新次郎とお初の恋のゆくえも見どころとなっている。強烈で愛らしいキャラクターを見事に演じた松山について、映画『ロストケア』でもタッグを組んでいる前田監督は「もともと神木さんと親交のある松山さんと桜田さんに演じていただいたことで、三兄弟の和気藹々とした雰囲気や力強い絆を撮ることが出来ました」とコメント。さらに石塚慶生プロデューサーは「『デスノート』シリーズのLや『デトロイト・メタル・シティ』のクラウザーさんなどに匹敵するくらいのインパクトで演じてくださいました」と松山を絶賛している。<作品情報>『大名倒産』6月23日(金) 全国公開原作:浅田次郎『大名倒産』(文春文庫刊)出演:神木隆之介 杉咲花 松山ケンイチ 小日向文世/小手伸也 桜田通/宮﨑あおい キムラ緑子 梶原善/勝村政信 石橋蓮司 髙田延彦 藤間爽子 カトウシンスケ 秋谷郁甫 ヒコロヒー 浅野忠信/佐藤浩市監督:前田哲(C)2023映画『大名倒産』製作委員会関連リンク公式サイト:::
2023年03月17日浅田次郎原作、神木隆之介主演の『大名倒産』より本予告映像と本ビジュアルが解禁された。本作は、ベストセラー作家・浅田次郎の同名時代小説を原作に、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』などの前田哲が監督を務める人生逆転エンターテインメント。時代劇初主演の神木隆之介が、借金100億を抱える藩の当主となった主人公・松平小四郎を演じ、借金返済のため奔走する姿を描く。この度解禁された本予告では、庶民からいきなり若殿(プリンス)になった小四郎が、実は藩に100億の借金があり、返済できなければ自分が切腹させられることを知らされ「ええ~!?」と驚愕する様子が映し出される。そんな中、先代の殿であり実の父でもある一狐斎(佐藤浩市)から藩を任された小四郎は、借金返済大作戦を開始。幼なじみのさよ(杉咲花)や家来の平八郎(浅野忠信)らとともに、リサイクルやシェアハウスなど、現代社会にも通じる究極の節約術で藩の財政にテコを入れていく。一方その裏では、一狐斎が何やら怪しげな密会に参加。小四郎に藩を任せたはずが「あやつは倅(せがれ)ではない、捨て石にすぎん」と言い放つ…果たしてその真意とは?絶体絶命のピンチに見舞われながらも、諦めずに藩を救おうとする小四郎を神木さんが表情豊かに演じ、また彼を支える個性的で愉快な仲間たちを、豪華俳優陣がコミカルに演じている。さらに「GReeeeN」の爽快感溢れる主題歌「WONDERFUL」が彼らの奮闘を応援するような楽曲で盛り上げる。今回、前田監督は「主題歌は日本の未来を担う若者へのエールにしたい」という想いを込めて「GReeeeN」に楽曲を依頼。本作の主人公・小四郎が民や仲間たちを救うため奔走する姿から、少しずつでもいいから社会を変えていこうよ、というメッセージを受け取った「GReeeeN」は、「誰かと進むために1歩踏み出す『1人目になる勇気』を。さらに、そのバトンを繋ぐ『2人目を信じる気持ち』を。そんな想いをこの『WONDERFUL』に込めました」とコメントを寄せた。GReeeeNなお、劇中の音楽はNHK連続テレビ小説「あまちゃん」や映画『花束みたいな恋をした』『犬王』など数多くの映像作品の音楽を手掛ける大友良英が担当。劇中楽曲にも注目だ。併せて解禁となった本ビジュアルでは、神木さんをはじめ、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、小日向文世、宮崎あおい、浅野忠信、佐藤浩市ら豪華キャストが宝船に乗り込み、小判の海をかき分けて進む様子が描かれており、100億の借金返済に奔走する“大冒険”を連想させる仕上がりとなっている。また原作者の浅田次郎氏から「貧乏も借金も笑い飛ばして、読者来福、観客来福」と映画の感想コメントが到着。その言葉通り、観れば自然と笑顔になり、幸せな気持ちになれるエンターテインメント作品となっている。■GReeeeNコメントラストサムライならぬ、ファーストサムライ。ファーストペンギンならぬ、ファーストサムライ。誰かと進むために1歩踏み出す「1人目になる勇気」をさらに、そのバトンを繋ぐ「2人目を信じる気持ち」をそんな想いをこの『WONDERFUL』という曲に込めました。悲しいことが起きてしまう世界で生きていくため、誰が最初に1ニョッキするか。不思議で、素敵で、素晴らしい地球という星に生まれた僕ら共同同体、ワンダフルな世界線を!!!!■制作陣コメント【監督・前田哲】主人公の小四郎が若きリーダーとして奔走する姿になぞらえて、主題歌は日本の未来を担う若者へのエールにしたいと思っていました。社会は変えられない、なんて思っていたら、変えられない。社会を変えるんだ、変えていくんだ。周りの小さなことから、少しづつでもいいから。そんな想いを込めてGReeeeNさんに主題歌をお願いしました。素晴らしい楽曲のおかげで、撮影ではキャストの皆さん、楽しそうにハッピーな気持ちでノリノリで踊ってくれました!【プロデューサー・石塚慶生】「愛唄」「キセキ」「遥か」などデビュー以来数々のヒット曲を生み出されてきたGReeeeNさん。僕たちはこれらの曲から愛と勇気、未来への希望をもらってきました。そして今回、映画『大名倒産』を独特な歌詞と軽やかなメロディで解釈していただいたのが主題歌「WONDERFUL」です。一人一人が自分の周りの世界を変えるために少しずつ動き出していく。地球上でたった一人の私たちに届けられた素敵なメッセージだと思っています。そして、この歌はGReeeeNさんの「新たな代表曲」になる予感がビシビシしています!ぜひ映画館でワンダフルな体験を!!■原作・浅田次郎コメント私の書いた夢物語が、こんなにも楽しい映画に生まれ変わるとは。笑いは癒します。笑いは救います。貧乏も借金も笑い飛ばして、読者来福、観客来福。読めば福来たる。観れば福来たる。『大名倒産』は6月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大名倒産 2023年6月23日より公開© 2023『⼤名倒産』製作委員会
2023年03月07日俳優の神木隆之介が主演を務める、映画『大名倒産』(6月23日公開)の本予告が7日、公開された。同作はベストセラー作家・浅田次郎による傑作時代小説の映画化作。江戸時代、ある若者が、ひょんなことから一国の大名になるが、藩には莫大な借金があった。次々と無理難題に巻き込まれていく若殿を中心に巻き起こる、笑いと涙の傑作エンターテインメントとなる。この度解禁された本予告では、庶民からいきなり若殿(プリンス)になった小四郎(神木)が、実は藩に100億の借金があり、返済できなければ自分が切腹させられることを知らされ「ええ~!?」と驚愕する様子が映し出される。そんな中、先代の殿であり実の父でもある一狐斎(佐藤浩市)から藩を任された小四郎は、借金返済大作戦を開始する。幼馴染のさよ(杉咲花)や家来の平八郎(浅野忠信)らと共に、リサイクルやシェアハウスなど、現代社会にも通じる究極の節約術で藩の財政にテコを入れる。一方その裏では、一狐斎が何やら怪しげな密会に参加し、小四郎に藩を任せたはずが「あやつは倅(せがれ)ではない、捨て石にすぎん」と言い放つ。絶体絶命のピンチに見舞われながらも、諦めずに藩を救おうとする小四郎を神木が表情豊かに演じ、また彼を支える個性的で愉快な仲間たちを、豪華俳優陣がコミカルに演じる。主題歌・GReeeeNの「WONDERFUL」も彼らの奮闘を応援するような爽快感あふれる楽曲で、テンションMAXの予告編となった。同じく解禁となった本ビジュアルでは神木隆之介をはじめ、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、小日向文代、宮崎あおい、浅野忠信、佐藤浩市ら豪華キャストが宝船に乗り込み、小判の海をかき分けて進む様子が描かれた。○GReeeeN コメントラストサムライならぬ、ファーストサムライ。ファーストペンギンならぬ、ファーストサムライ。誰かと進むために1歩踏み出す「1人目になる勇気」をさらに、そのバトンを繋ぐ「2人目を信じる気持ち」をそんな想いをこの『WONDERFUL』という曲に込めました。悲しいことが起きてしまう世界で生きていくため、誰が最初に1ニョッキするか。不思議で、素敵で、素晴らしい地球という星に生まれた僕ら共同体、ワンダフルな世界線を!!!!○監督・前田哲 コメント主人公の小四郎が若きリーダーとして奔走する姿になぞらえて、主題歌は日本の未来を担う若者へのエールにしたいと思っていました。社会は変えられない、なんて思っていたら、変えられない。社会を変えるんだ、変えていくんだ。周りの小さなことから、少しづつでもいいから。そんな想いを込めてGReeeeNさんに主題歌をお願いしました。素晴らしい楽曲のおかげで、撮影ではキャストの皆さん、楽しそうにハッピーな気持ちでノリノリで踊ってくれました!○プロデューサー・石塚慶生 コメント「愛唄」「キセキ」「遥か」などデビュー以来数々のヒット曲を生み出されてきたGReeeeNさん。僕たちはこれらの曲から愛と勇気、未来への希望をもらってきました。そして今回、映画『大名倒産』を独特な歌詞と軽やかなメロディで解釈していただいたのが主題歌「WONDERFUL」です。一人一人が自分の周りの世界を変えるために少しずつ動き出していく。地球上でたった一人の私たちに届けられた素敵なメッセージだと思っています。そして、この歌はGReeeeNさんの「新たな代表曲」になる予感がビシビシしています!ぜひ映画館でワンダフルな体験を!!○原作・浅田次郎 コメント私の書いた夢物語が、こんなにも楽しい映画に生まれ変わるとは。笑いは癒します。笑いは救います。貧乏も借金も笑い飛ばして、読者来福、観客来福。読めば福来たる。観れば福来たる。(C) 2023映画『大名倒産』製作委員会
2023年03月07日浅田次郎の時代小説を映画化した人生逆転エンターテインメント『大名倒産』より、主人公を演じる神木隆之介が、カメラにぶつかりそうな勢いでコメントするメイキング特別映像が公開された。本作では、100億返済か切腹のみの道しか残されていない、“巻き込まれ系プリンス”を演じている神木さん。和気あいあいとした現場での様子がポップな音楽と共に流れる中、神木さんのコメントが間に挟まれている。「すごく濃密な日々を過ごしました」と撮影をふり返る神木さんは、自身が演じるキャラクターについて「憧れでもあります」とコメント。父・一狐斎役の佐藤浩市については「すごく頼り甲斐のある父上でした」と初共演の喜びを語り、さよ役の杉咲花を親しみを込めて“花様”と呼ぶところから、映像はますます作品同様コミカルな展開に。キャストが次々と映し出され「みんなに支えられながら撮影なんとか乗り切れたかなと思っております」と語ると、コメントが進行するにつれ、少しずつカメラに近づいていた神木さんがついに超至近距離に。そして、「皆さんに楽しんでいただけたら一番嬉しいなと思っております」とメッセージも送っている。そんな神木さんのコメントは、クランクアップ時に撮影。徐々に近づいてくる演出は、神木さんのアイディアだという。なお本映像は、本日よりMOVIX系列の各劇場にて幕間映像として上映される。『大名倒産』は6月23日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:大名倒産 2023年6月23日より公開© 2023『⼤名倒産』製作委員会
2023年02月17日神木隆之介が主演を務める浅田次郎原作映画『大名倒産』より、場面写真が初公開された。今回公開された場面写真は、神木さん演じる“巻き込まれ系プリンス”小四郎の災難を感じさせる2枚。江戸幕府から届いた書状を広げ、青ざめた表情の小四郎が写し出された一枚は、険しい顔のさよ(杉咲花)や平八郎(浅野忠信)も覗き込んでいる。借金返済に奔走する中、丹生山藩が大名倒産(=藩の計画倒産)を企てていると幕府に疑われてしまい、疑いを晴らさなければ藩は取り潰し、小四郎は切腹となってしまう。そして2枚目は、江戸から丹生山藩に帰ってきた小四郎たちの姿が。久しぶりの故郷だが、なぜか困惑の表情を浮かべている。そんな気になる場面写真をもって、小四郎の家臣・白田新左エ門役でカトウシンスケ(『ケンとカズ』『サムライマラソン』)、同じく家臣の黒田市ノ進役で新人・秋谷郁甫の出演が発表となった。由緒正しき丹生山藩に誇りを持つふたりは、殿らしからぬ奇抜なアイディアで借金を減らそうとする小四郎たちに、最初は「藩の恥!」とぼやくことも。それでも、互いを励まし合い、藩を根強く支えるコンビだ。『大名倒産』は6月23日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:大名倒産 2023年6月23日より公開© 2023『⼤名倒産』製作委員会
2023年02月07日アイドルグループ・Sexy Zoneの菊池風磨がCMキャラクターを務めるP&Gジャパン「ボールド ジェルボール 4D」の新CM「ボールド 洗濯大名 シワ防止」編が1日にYouTubeで公開され、2日より全国で放送される。新たに少年忍者/ジャニーズJr.の川崎皇輝、深田竜生が出演する。ある時代の大名屋敷を舞台に、“ボールド洗濯大名”こと菊池がド派手なピンクの羽織に凛々しいちょんまげ姿で、「ひとつで究極パーフェクト」と商品の魅力を伝えるCMシリーズは、昨年1月に放送開始。最新作は、川崎、深田演じる洗濯係の家臣たちが庭で洗濯物を干していると洗濯大名がやってきて……というストーリーとなっている。きょう1日発売の雑誌『anan』(マガジンハウス)の裏表紙にも菊池大名が登場し、誌面には撮り下ろしカットが掲載される。シリーズ第4作目を迎え、洗濯大名のキャラが自分の中で確立されていると豪語していた菊池。その言葉通り、撮影中に見せる大名さながらの大仰な言い回しと立ち居振る舞いでOKテイクを連発し、川崎と深田も「めちゃくちゃ洗濯大名ですね!」「いつもと全然雰囲気が違います」と驚く。そんな2人の褒め言葉に、菊池は「意外と大名やってるでしょ!」と照れ笑いを浮かべた。撮影では、菊池は今回もワンテイクごとに真剣な表情でプレイバック映像を確認し、監督と修正ポイントを細かくチェック。OKが出る度に「よし!」「やり切った!」「楽しい!」と自らを鼓舞し、常に高い集中力をキープしていた。ユニークな表情やポーズで表現するシーンでは、監督からのリクエストを受け、目を素早く左右に動かす顔芸を披露して一発OKを獲得。また、優しい芝居を見せた直後に威厳たっぷりの面構えで「説明せい!」と決めゼリフを放つシーンに挑み、監督が「変化の落差が面白い!」と菊池の演技を絶賛する一幕も。洗濯大名が「ひとつで究極パーフェクト♪」と踊るおなじみのシーンでは、顔を左手で覆いながら右手で虹色の扇子を高々と揚げるポーズを決めてみせると、キャスト、スタッフから一斉に大きな拍手が沸き起こった。■菊池風磨、川崎皇輝、深田竜生コメント――CM撮影の感想と見どころをお聞かせください。菊池:今回は少年忍者から川﨑くんと深田くんが加わり、最初から登場されている木場(勝己)さんとご一緒させていただいたんですけど、皆さんの雰囲気が素敵な感じで僕はとても居心地が良かったので、その感じをお伝えできたらいいなと思います。――2年目を迎える洗濯大名を演じる上で、菊池さんが気をつけていること、工夫していることは?菊池:洗濯大名については、一個のキャラクターを自分の中で作っていて、撮影があると、またそこへ帰ってくるだけなので、意識も何もありません。洗濯大名という僕がいて、スイッチをパンと切り替えれば洗濯大名になるんですよ。今回も川崎くんと深田くんからも「なんかいつもと雰囲気が違いますね」と言われました。これは役に入っちゃっているなという恥ずかしさや、うれしさもありつつ、後輩からの言葉で、明日からも胸を張って、洗濯大名として生きていけるなと思っています。――家臣役として登場した事務所の後輩・川崎さん、深田さんと共演した感想をお聞かせください。菊池:二人とは最近まで舞台で共演していて、川崎くんは僕の弟役で、深田くんは僕がいない時に代役をやってくれたんですよ。だから僕なんです(笑)。みんな頑張ってくれた中で、特に僕に関係するところで頑張ってくれた二人ということで、今回はたまたまですが、チームワークは良かったと思います。川崎&深田:ありがとうございます。菊池:二人はお正月に舞台をやるので、ちょっとだけその話を聞いていました。深田:見に来てくれると言っていました。菊池:いや、言ってないよ(笑)。川崎:きっと来てくれるはずです。菊池:どうですかね。2023年の話でしょ? 大名は生きている時代が違うから、時を超えて行くリスクもあるからね。川崎&深田:(笑)。――洗濯大名を演じる菊池さんとの共演はいかがでしたか?深田:僕自身、地上波の全国CMは初めてだったんですけど、最高でした。バラエティで見る風磨くんと全然違うというか。似ているところもあるんですが、かっこいい方の風磨くんなので、「うわ、かっこいいな」と思いました。川崎:後輩と接してくれている普段の風磨くんと、CMで洗濯大名を演じている風磨くんと構え方が違って、いろんな顔を持っていらっしゃるんだなと。兄貴の姿に感動していました。――川﨑さん、深田さんから見て、菊池さんはどのような先輩ですか?深田:めちゃくちゃ面白くて、一番面白い先輩だと思っています。撮影の時も笑っちゃうのを我慢して表情を作っていました。菊池:鼻息荒かったもんね(笑)。深田:ツボって言ったら失礼ですかね。ドツボです(笑)。監督さんに演技の要望を伝えられると、監督さんの期待をめっちゃ上回ったテンションで言う風磨くんがめちゃ面白くて。川崎:僕らの目を見て、テンション300%でセリフをしゃべってくださるので、背中越しでも笑いを堪えるのが大変なんですよ。舞台で兄弟役をやらせていただいた時、兄貴と呼んでいたんですけど、本当に兄貴みたいな存在というか。ご飯連れて行ってくださいと言っているのですが、風磨くんがメディアに出まくっているので忙しすぎて、本当に時間がないんです。菊池:いやいや、いつか行こうね(笑)。二人もお正月は舞台があるし、2月ぐらいだったらちょうどいいんじゃない。川崎:そうですよね。また携帯に電話していいですか?菊池:大名だよ。携帯を持っているわけないでしょ。手紙もギリじゃない? 矢文飛ばしといて。川崎:「ご飯連れて行ってください」と。なるほど(笑)。――「シワ防止」「香り」「消臭」「柔らかさ」という4つの柔軟剤効果の進化したボールドにちなんで、菊池さんが2023年に進化させたいことは?菊池::僕の日々の贅沢は、洗濯の時にボールドを2個使うことなんですけど、どれぐらいの量から2個にすればいいのか、いつも悩んでしまうんですよ。洗濯の水の量も関係があるので、大名の私としてもその辺の加減が難しくなっているところがあります。大抵1個でいけるんですけど、洗濯物が溜まった時は2個入れるとか。結構、僕は2個入れた時の香りも好きなんですよね。そこで2023年は、今日は2個だなとか、この量だと1個で十分だなと、パパッと見極めて、瞬時に判断できるようにしたいなと。ちなみに、洗濯物の量でいくつ入れるかの目安は、器の裏側に書いてありますので、そちらも見ていただければと思います(笑)。――CMをご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。菊池:洗濯大名こと菊池風磨です。洗濯大名がみんなの洋服のシワも、心のシワも防止するよ。ボールドをよろしくお願いします!
2023年02月01日積水ハウス株式会社、西日本鉄道株式会社、西部瓦斯株式会社、株式会社西日本新聞社、福岡商事株式会社の5社で構成した大名プロジェクト特定目的会社が開発を進めている「福岡大名ガーデンシティ」商業フロアである『福岡大名ガーデンシティ・ビオスクエア』のテナントが決定しました。本フロアには、西日本・九州初進出を含むアジアのリーダー都市・福岡にふさわしいファッション、グルメ、カルチャーを体現する個性豊かな店舗が出店します。なお、2023年4月6日(木)に3店舗、2023年6月8日(木)に15店舗がオープン予定です。福岡大名ガーデンシティ・ビオスクエア商業フロア「福岡大名ガーデンシティ・ビオスクエア」のコンセプトは、“街なかで出会う GARDEN GATE”。自然と心地よい賑わいが融合したこの空間では、いつも新しい発見と出会いがあります。西日本初上陸の上質でハイクラスなテナントだけでなく、地域居住者、オフィスワーカーの日常使いを想定し、地元・福岡に根付いたテナントまで、多様な一人ひとりが、それぞれのシーンで思い思いに楽しめる、新しいスペースとなっています。今後は、「福岡大名ガーデンシティ・ビオスクエア」が新たな体験価値を創出し、地元や就業者のみならず、国内外観光客からも愛される施設を目指します。【西日本初上陸5店舗、ハイクオリティ飲食店など18店舗が集結】【1Fフロア:URBAN GALLERY GARDEN RESTAURANT】ここでしか体験できない世界感と広場に面した環境を生かしたカフェ・レストランなど、広場と連動で心地よい賑わいを生み出し、新しい情報を発信します。九州初上陸となるファッションブランド「N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)」や、イタリア・フィレンツェ発のフレグランスブランド「Dr. Vranjes Fukuoka(ドットール・ヴラニエス フクオカ)」、美しく上質なレザーブランド「BONAVENTURA(ボナベンチュラ)」、赤坂けやき通りでひときわ目を引くフラワーショップ「BAROQUE(バロック)」、世界で唯一有名ナポリピッツァの屋号を継ぐことを認められた「Pizzeria Da Gaetano(ピッツェリア ダ ガエターノ)」、国内33店舗のレストランを運営する「HUGE」が展開する「The CRAFT Bar and Grill(ザ クラフト バー アンド グリル)」の全6店舗が入居します。テナントロゴ1F【2Fフロア:FINE DINING PREMIUM LIFESTYLE】話題のスポットとなるハイクラスな飲食店など、大名エリアへの新たな“食空間”の提供とオフィスワーカーや近隣住民のプレミアムな日常を支えるサポート機能の充実をはかります。西日本初上陸となる熟成金舌が絶品の焼肉店「福岡焼肉 kintan(キンタン)」や、旬の食材を活かし予約が絶えない人気店「すし笑(スシショウ)」、極上の美味しさを追求した懐石・焼鳥店「米ル/鳥カミ(コメル/トリカミ)」、モダンな雰囲気で昼夜問わず賑わう中華バルの人気店「jiubar FUKUOKA(ジュウバー フクオカ)」、ビジューなパフェや独創的なケーキで全国に熱狂的ファンを持つ「ASAKO IWAYANAGI FUKUOKA(アサコ イワヤナギ フクオカ」、ミシュラン・フュージョン部門の星獲得フレンチの新業態「西村や(ニシムラヤ)」、和と洋を融合させた新感覚鉄板焼き「TEPPANYAKI 10 FUKUOKA(テッパンヤキテン フクオカ)」、開放感ある洗練された本格ベトナム料理「ロータスパレス」、TO GOスタイルで、施設内広場でも気軽に楽しめる「Park South Sandwich(パーク サウス サンドイッチ)」、その他、日常をサポートするランチスポットやコンビニエンスストア、歯科医院などの全12店舗が入居します。テナントロゴ2F■「福岡大名ガーデンシティ」商業フロア入居テナント一覧【1F】■N°21・概要:次世代のイタリアファッションシーンを牽引するデザイナー アレッサンドロデラクアが手掛けるファーストライン。デラクアの真骨頂のシャープなテーラーリング、独特のセンシュアルさとフェミニニティは健在ながら、よりスポーティでウェアラブルな魅力が加わりました。新しい美の価値観を追求し続ける、イタリア屈指の才能が生んだブランドです。・九州初・OPEN:4月■BAROQUE・概要:高い技術と上質な花を取り扱っているギフト専門のフラワーショップ。誕生日や記念日、お祝いなど大事な場面でのプレゼントに最適な商品をご用意しています。ご注文には事前の予約が必要になりますので、お電話またはネットからお受けしています。Uber Eatsを使ったデリバリーサービス「Flueberフルーバー」アプリから注文可能。・OPEN:4月■The CRAFT Bar and Grill・概要:東京・横浜でレストランを展開するHUGEが九州初出店!提案するお料理は、「ニューアメリカン」。私たちが慣れ親しんでいる生活に根付いたアメリカ料理を九州の豊かな素材をふんだんに使い、現代的にアップデートして、ご提供します。日常を上質にしてくれるアップスケールなレストランが誕生します。・九州初・OPEN:6月■Pizzeria Da Gaetano・概要:イタリア・ナポリの名店「ダ・ガエターノ」、この世界的に有名な屋号の継承を世界で唯一許されたお店。九州でイタリアやピッツェリアの楽しさを伝え、幅広い層に「ピッツェリアに行くことが楽しい」と感じてもらえるように、お料理やサービスでイタリアの雰囲気を楽しんでもらえるような店づくりを目指しています。・OPEN:6月■BONAVENTURA・概要:イタリア・ミラノ発のラグジュアリーレザーブランド。ドイツの名門タンナー「ペリンガー社」のレザーをはじめ、厳選された上質なレザーのみを採用。長く愛用できる上品でタイムレスなデザインをお楽しみいただけます。・OPEN:4月■Dr. Vranjes Fukuoka・概要:イタリア・フィレンツェ発のルームフレグランスメゾンDR. VRANJES〈ドットール・ヴラニエス〉。厳選された最高品質の香料をはじめ、拘りぬいた素材から生まれる洗練された香りには唯一の調香師Dr.パオロ・ヴラニエスの豊かな感性、人生観が溢れています。九州エリア初の直営店は、天井高を生かしたスケール感のある美しい内装が魅力です。・九州初・OPEN:6月【2F】■友枝歯科・矯正歯科クリニック福岡天神・概要:もっと健康で美しく、幸せな人生を!“おもてなし”“アンチエイジング”を理念とする新しいクリニックが天神ビッグバンに誕生。一人ひとりに寄り添い、ご希望・お悩みを伺いながら、幸せな人生のために最適な治療内容をご提案いたします。・OPEN:6月■ASAKO IWAYANAGI FUKUOKA・概要:東京・世田谷区等で3店舗展開しているPATISSERIE ASAKO IWAYANAGIが都外初出店。焼菓子や生菓子、チョコレートをはじめとするギフト商品や、パンやジェラート、クレープの軽食をご用意いたします。また、店内ではランチ、パフェ、アフタヌーンティーなどを日本茶、コーヒー、お酒とのペアリングでお楽しみいただけます。・西日本初・OPEN:6月■PIETRO MIOMIO・概要:2001年に事業開始したPIETRO MIOMIO事業のリブランディング店舗。サラダパスタ&ライスには季節のデリ野菜を使用し、ピエトロドレッシングの美味しさをより楽しむ事のできる店舗となっております。大名店限定のサラダパスタ&ライスも準備中!ディナータイムには、温かい大名店限定のドリア・グラタン・スープもご用意しています。・OPEN:6月■セブン-イレブン・概要:福岡大名ガーデンシティに勤務されるオフィスワーカー、来館されるお客様にとって「近くて便利」を目指し、鮮度の良いデイリー商品、セブンカフェ、フライヤー商品などのカウンター商品を常に充実した品揃えでご提供してまいります。・OPEN:6月■米ル/鳥カミ・概要:各地より厳選したお米と水を土鍋で炊く名物土鍋ごはんと旬の素材を現代的手法で味わうモダン懐石。黒漆喰が広がるレトロモダンの空間。東京恵比寿本店は予約困難店。予約困難ミシュラン1ツ星「焼鳥」で修行の店主 白石 優太が厳選した鶏肉を近火の強火で火入。〆は名物土鍋ごはんと大人気つくねを合わせる。六本木ヒルズ本店は予約困難店です。・西日本初・OPEN:6月■jiubar FUKUOKA・概要:おいしい日常をご提供したい。そんな想いとともに2017年4月に東京神楽坂にてオープンしたjiubar(ジュウバー)は、家常菜(中国語で日常的な料理という意味)とアルコールを大切な人とお楽しみいただくお店です。店名は酒場やバーを意味する中国語の「酒吧」から。本店は新しい土地へと移転を予定していますが、一足先に福岡店をオープンいたします。・西日本初・OPEN:6月■福岡焼肉 kintan・概要:福岡天神エリアに、大切な人と大切な時間を過ごせる焼肉レストラン、KINTANがオープンいたします。福岡初の保健所認可を受けた施設として生食肉“日本一のサーロインユッケ(TM)”をご提供いたします。特別な牛タンである“30日間熟成 KINTAN”、お祝いで大人気の“肉ケーキ”をご用意して皆様のご来店をお待ちしております。・西日本初・OPEN:6月■西村や・概要:ミシュラン1ツ星のNishimura Takahito La Cuisine Creativiteの新業態。昼はニシムラ麺とデリ、夜はバール。時間やお客様の気分に合わせて様々に使えるお店です。ニシムラタカヒトの新たな提案をご期待下さい。・OPEN:6月■すし笑・概要:少しずつ沢山をコンセプトに、こだわりのお寿司をもっと気軽に。そんな想いを乗せて、板前が「おまかせ」を見繕い、お寿司やツマミをお客さまの食べ具合をみながらお出しして日本の旬を食べ尽くしていただきます。・西日本初・OPEN:6月■TEPPANYAKI 10 FUKUOKA・概要:極上ステーキと至福のデセールを専門に提供。技に目を奪われ会話を楽しみ、香りや音までも味わえる臨場感。厳選された旬の食材を堪能。NY Brooklynの要素を取り入れた佇まい。インテリアには上質な素材を使い、居心地のよさを重視。キーカラーのゴールドはさまざまな要素が巧みに融合され格調高いレストランの風格を漂わせている。・OPEN:6月■ロータスパレス概要:ロータスパレスでは、新鮮な素材を活かした本場ベトナム料理をご用意しております。宮廷料理である繊細な中部フエ料理を始め、四季があり叙情的な北部ハノイの料理、活気がありワイルドな南部ホーチミンの料理、家族と食べる家庭料理にも、それぞれに味わい深さがあります。お買物帰りにも特別な日にも。豊かなベトナムの味をお楽しみ下さい。・OPEN:6月■Park South Sandwich概要:公園という公共の場のように人と人、街が交わり新たな文化が生まれるグローバルでパブリックな場所。たっぷりのフレッシュ野菜や食材を、全粒粉のパンで挟んだサンドイッチ。それに合わせた、果実味あふれる自家焙煎のフレッシュな珈琲や国産のクラフトビールなど、店舗ではもちろん、どこへでも持っていけるTO GOスタイルで。・九州初・OPEN:6月【商業フロアコンセプト「街なかで出会う GARDEN GATE」】フロアイメージ一歩足を踏み入れるとここにしかない緑に包まれる特別な時間。緑に囲まれた上質な空間で思いおもいのひと時を過ごす。自然と心地よい賑わいが融合したこの空間では、いつも新しい発見と出会いがある。「心地よい」で大名の景色を変えていく。「福岡大名ガーデンシティ」の商業フロアは、西日本初上陸の上質でハイクラスなテナントだけでなく、地域居住者、オフィスワーカーの日常使いを想定し、地元・福岡に根付いたテナントまで、多様な一人ひとりが、それぞれのシーンで思い思いに楽しめる、新しいスペースとなっています。■「福岡大名ガーデンシティ」概要福岡大名ガーデンシティ【コンセプト「MEET SYNERGY 門をくぐって、次の福岡へ。」】アジアのリーダー都市へと進化を遂げている福岡。「福岡大名ガーデンシティ」は、その原動力となります。シンボルとなる門を抜けると、そこに広がるのは緑豊かなガーデン。オフィスやホテル、ショッピング、コミュニティ施設などがつながり、すべての人がボーダレスに出会える場です。これまでにない交流、融合、共鳴が起き、様々な可能性が生まれてきます。ビジネスには成長と成功を。ライフスタイルには感度の高い体験を。この両輪が加速していくことで、次なる新しい福岡がここからはじまります。福岡大名ガーデンシティ全体図●九州初のラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン ホテル」を誘致●ワンフロアの専有面積が約2,500m2のハイグレードオフィスを配置●旧大名小学校南校舎のスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」と連携した創業支援・人材育成環境の提供●約3,000m2の広場やコワーキングスペースなどを通じた世界や地域との多様な交流拠点 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月24日結婚直後に会社が倒産してしまった旦那さん。再就職先がなかなか決まらず……。今回は、実際にあった“理解しがたい義母エピソード”をご紹介します。結婚直後に会社が……結婚直後に主人の会社が倒産しました。再就職がなかなか決まらず、経済的に厳しく、子どもを授かってからも私が家計を支えていました。ところが、義母から「せめて子どもが小学生になるまで、そばにいて子育てに専念できないの?そんなに外に出て働きたいの?」と言われてしまいました。私たちの現状を理解してほしかったです。(46歳/パート)経済的に厳しいときに……旦那さんの会社が倒産してから、経済的な面で家計を支えていたところ、義母に衝撃的な一言を言われたというエピソード。皆さんならどう対応しますか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年01月19日浅田次郎の小説『大名倒産』が実写映画化。神木隆之介を主演に迎え、2023年6月23日(金)に公開される。借⾦100億?!“巻き込まれ系プリンス”を描く時代劇原作の『大名倒産』は、2019年に出版された人気時代小説。主人公は、ひょんなことから越後丹生山藩・第十三代藩主となる青年・松平小四郎だ。庶民から一国の殿様になるという“シンデレラストーリー?!”かと思ったのもつかの間、実は25万両、現在の価値で借金100億を抱える、ワケあり藩だった...!主演は神木隆之介主人公・松平小四郎を演じるのは、神木隆之介。その他にも、杉咲花、松山ケンイチ、小日向文世、小手伸也、桜田通、宮﨑あおい、浅野忠信、佐藤浩市ら、豪華キャストが顔をそろえる。主⼈公・松平⼩四郎役...神木隆之介越後・丹生山藩の鮭役人の子として生まれた間垣小四郎。お人よしで商売は上手くない。皆に愛されて平和に暮らしていたが…ある日、徳川家康の血を引く藩の後継者であることが告げられる。いきなり若殿(プリンス)になるものの、なんと...100億もの借⾦を背負わされる上、丹⽣⼭藩が藩の計画倒産「⼤名倒産」を企てていると幕府に疑われてしまい、疑いを晴らさなければ切腹の危機に。次々と災難が降りかかる“巻き込まれ系プリンス”。さよ役...杉咲花⼩四郎の幼馴染。⼩四郎とともに、藩の借⾦返済⼤作戦のため究極の節約術を実践する。松平新次郎(まつだいら・しんじろう)役...松⼭ケンイチ⼩四郎の腹違いの兄弟で松平家の次男。うつけ者だが⼼優しい兄。庭造りの才能は天才的。橋⽖佐平次(はしづめ・さへいじ)役...⼩⼿伸也丹⽣⼭藩の勘定奉⾏。松平喜三郎(まつだいら・きさぶろう)役...桜⽥通⼩四郎の腹違いの兄弟。頭に巻いた紫の病鉢巻が印象的な松平家の三男。病弱だが頭のキレがよく、ユーモラスな感性の持ち主。間垣作兵衛(まがき・さくべえ)役...⼩⽇向⽂世⼩四郎の育ての⽗。小四郎に実は、<松平>小四郎という名であり、徳川家康の血を引く、丹生山藩主の跡継ぎだと告げる。なつ役...宮﨑あおい⼩四郎の⺟。磯⾙平⼋郎(いそがい・へいはちろう)役...浅野忠信⼩四郎の教育係。⼀狐斎(いっこさい)役...佐藤浩市⼩四郎を藩主に任命する実の⽗。小四郎に国を任ると悠々⾃適な隠居生活に。しかし実は...息子に借金の責任を押し付けようという...。タツ…キムラ緑子金貸業を行う大坂の豪商・天元屋(てんげんや)。天野大膳/中膳/小膳…梶原善小四郎が藩主となる丹生山藩の付家老・天野大膳と、その弟の中膳/小膳を、1人3役で梶原善が演じる。小池越中守…髙田延彦幕府の実力者と名高い旗本。お初…藤間爽子小池越中守の娘であり、新次郎と恋仲。しの…ヒコロヒー橋爪佐平次の妻。板倉周防守…勝村政信丹生山藩の大名倒産疑惑を疑う江戸幕府の老中。仁科摂津守…石橋蓮司幕府の老中首座。⽩⽥新左エ⾨…カトウシンスケ⼩四郎の家⾂。由緒正しき丹⽣⼭藩に誇りを持つ。⿊⽥市ノ進…秋⾕郁甫⼩四郎の家⾂。⽩⽥新左エ⾨とともに、藩を根強く支える。監督は前⽥哲監督は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『⽼後の資⾦がありません!』『そして、バトンは渡された』などを世に送り出してきた前⽥哲。『大名倒産』が、時代劇初挑戦となる。脚本は、映画『七つの会議』やドラマ「半沢直樹」の丑尾健太郎と、ドラマ「特捜9 season2〜4」「下町ロケット」の稲葉⼀広が務める。主題歌はGReeeeN「WONDERFUL」映画『⼤名倒産』の主題歌はGReeeeNの「WONDERFUL」。100億の借⾦返済に向けた、⼩四郎たちの奮闘を応援するような爽快感溢れる楽曲で物語を彩る。映画『大名倒産』あらすじ越後・丹生山藩の鮭役人の子として間垣小四郎は、お人よしで、皆に愛され平和に暮らしていた。ある日、大勢の役人たちが家にやってくると、なんと彼は、<松平>小四郎。徳川家康の血を引く、丹生山藩主の跡継ぎだったことが知らされる。さらに、実の父はさっさと隠居。庶民から殿様へと突然、幸運を手にしたかのように見えた…のもつかの間、実は丹生山藩は25万両(およそ100億円)もの借金を抱えるワケあり藩だった。困り果てる小四郎に、一狐斎は「大名倒産」を命じる。返済日に藩の倒産を宣⾔し、借金を踏み倒せば皆助かるというのだ。しかし・・・実は⼀狐斎は、息子に全ての責任を押し付け、切腹させるつもりだった!小四郎に残された道は、100億返済か切腹のみ!人生最大のトラブルに巻き込まれた若きプリンス、⼀体どうする?【作品詳細】映画『大名倒産』公開日:2023年6月23日(金)原作:浅田次郎「大名倒産」(⽂春⽂庫刊)出演:神木隆之介、杉咲花、松山ケンイチ、小日向文世、小手伸也、桜田通、宮﨑あおい、キムラ緑⼦、梶原善、勝村政信、⽯橋蓮司、髙⽥延彦、藤間爽⼦、カトウシンスケ、秋⾕郁甫、ヒコロヒー、浅野忠信、佐藤浩市監督:前田哲脚本:丑尾健太郎、稲葉一広製作:『⼤名倒産』製作委員会配給:松⽵
2022年12月17日浅田次郎原作映画『大名倒産』の主演を神木隆之介が務めることが決定。ティザービジュアルと特報映像も公開された。神木隆之介が演じるのは、ひょんなことから越後丹生山藩・第十三代藩主となる松平小四郎。庶民から一国の殿様へ、まさにシンデレラストーリーかと思えたが、実は25万両、現在の価値で借金100億を抱える、ワケあり藩だった…。月代(さかやき)と呼ばれる前髪部分の無いちょんまげ姿を披露するのは、本作がキャリア初となった神木さんが、“巻き込まれ系プリンス”をコミカルに演じる。「キャスト、スタッフの方々に支えていただきながら頑張りました。ぜひ楽しんでください!」とメッセージも寄せている。また、幼なじみのさよを杉咲花、兄・新次郎を松山ケンイチ、病弱だが聡明な兄・喜三郎を桜田通、育ての父・間垣作兵衛を小日向文世、母・なつを宮崎あおいが演じる。杉咲さんは「立ちあがること、伝えること、信じることの美しさを改めて感じることのできる作品になるのではないかなと胸を膨らませています」とコメントし、松山さんは「時代劇ですが、結構自由にやらせて頂きました。他の皆さんも結構自由にやっていました」とふり返る。桜田さんは「熱く優しい、家族の繋がりや人々の想いが詰まったとても素敵な物語になると思います」と自信を見せ、小日向さんは「神木君の事は少年の頃から知っているので、共演していて本当の親として成長を見守るような気持ちになりました」と語る。宮崎さんは「神木さんがニコニコ爽やかでとても素敵だったので、きっとこの作品は観てくださる方がクスッと笑って幸せになれる映画になっていくのだろうと思いました」と話している。そして、丹生山藩の勘定奉行・橋爪佐平次を小手伸也、教育係・磯貝平八郎を浅野忠信、小四郎を藩主に任命する実父、一狐斎を佐藤浩市が演じる。小手さんは「内容は時代劇でありながら非常に現代的で、笑って泣ける痛快エンターテイメント作品になっております」とアピールし、浅野さんは「僕が演じた平八郎は何しろ静かな人だったので、小四郎とさよの後ろでひたすら真面目な顔をしていました(笑)」と役柄について明かす。佐藤さんは「神木くんとは初めてご一緒しましたが、キャリアが長いのでしっかりしていらっしゃるし、年齢以上に経験が醸し出すものがあると思いました」と神木さんの印象を語っている。映像では、父から藩主を命じられ、シンデレラストーリーが始まる予感から一転、「無理だよ~」と思わず本音をこぼす小四郎の姿が映し出される。これまでの時代劇とはまた異なる、ポップでカラフルな世界観が垣間見える。合わせて公開されたティザービジュアルは、小四郎が印刷されたお札と小判が散乱し、中央のお札からは困り果てた顔の小四郎が抜け出そうとしている。また、お札が折り曲がり、笑顔や泣き顔になっている様子も見られる。『大名倒産』は2023年6月23日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:大名倒産 2023年6月23日より公開© 2023『⼤名倒産』製作委員会
2022年12月14日