「’13年1月に脳梗塞になりました。退社を選んだのは、この経験が大きかったです」 長年、テレビ東京の顔として活躍してきた大橋未歩さん(39)が、入社15年目にして退社し、フリーの道に――。そこに至る心境の変化には、大病を患ったことが大きかったという。脳梗塞から5年、大橋さんがテレビ東京新人時代について振り返る。 大橋さんは’02年にテレビ東京に入社。入社半年で『激生!スポーツTODAY』のキャスターに抜擢された。 「アナウンサー人生の転機は’04年のアテネオリンピックのときでした。ずっとオリンピックで取材することが夢だったんですが、最初はプロデューサーに『アテネには行けない』と言われたんですよ。理由は『スタッフがお前のことが嫌いだから』と(笑)。入社半年でスポーツキャスターになれたのは、前任の先輩が結婚して辞められたから。前任は入社6年目のベテランの方で、そのあとに半年前まで大学生だった私がやって、うまくできるわけがないんですよね。でも、そう思われるのが怖くて、虚勢を張ってしまって、『教えてください』が言えなかったんです。それがスタッフさんからしたら、生意気に映ったんでしょう」(大橋さん・以下同) だが、夢を簡単に諦めることはできなかった。 「先輩アナウンサーに相談したら、『覆らないとは思うけど、気持ちだけは伝えてみたら』と言われました。それでプロデューサーに、『オリンピックに行くのは私の夢です』と訴えました。ふたを開けたら、行けることになったんです。でも、自分を変えなきゃと思って、オリンピック期間中はスタッフ第一を念頭に置いて、取材の準備もたくさんしました。中継のときも、裏の取材でも『よかったよ』とスタッフに言ってもらえて。3週間たって帰国したら、会社中の対応が180度変わっていました。そのとき、初めて仲間に入れてもらえたみたいな感じがしましたね」 アテネの活躍が評判を呼び、バラエティ番組からも声がかかるようになった。同年には『やりすぎコージー』の前身番組のMCにも抜擢された。 「最初はレギュラーではなかったんですが、上司に直談判しました。『そうそうたるメンバーがそろっている番組なのでMCの勉強に絶対になるからやらせてください』と。バラエティといえば、’05年に始まった『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』で、進行役として所ジョージさん(63)と7年あまり共演させていただいたのも忘れられません。番組が始まった当初、私は台本にいろいろ赤ペンで書き込んで真っ赤にしていたんです。でも、所さんがそれを見て、『もっと力を抜きなさい。お茶の間のみなさんはそんなに気張って見ていないから、自分たちが気張ったらお茶の間のみなさんが逆に疲れちゃうじゃない』とおっしゃって。『そうかっ!』と思って、あんまり書き込みとかしなくなっちゃいました(笑)」
2018年04月01日昨年12月にテレビ東京を退社した大橋未歩アナウンサー(39)が14日、アメブロにてオフィシャルブログを開設。改めて芸能事務所に所属したことを報告した上で、フリー転身後初の他局番組出演を告知し、フリーとしての意気込みもつづった。「これからよろしくお願いいたします」と題した初投稿で、「皆様、こんにちは。テレビ東京で15年間アナウンサーをしていました大橋未歩と申します」とあいさつし、雨宮塔子や三田寛子らが所属する芸能事務所プントリネアに所属したことを報告。続けて「テレビ東京での15年間は、私にとっては青春そのものでした。たくさんのスタッフと、笑って泣いて、謝って」と振り返り、「お互いに、信じ切れる人たちにまた会えたら嬉しいなと思っています」とこれからの活動に思いをはせた。そして、3月20日に放送される日本テレビ系「ザ! 世界仰天ニュース 18年目記念生放送3時間SP『VTRもスタジオも仰天しっぱなし18年目記念生放送SP』 」に出演することを告知し、「久々のテレビなのに3時間生放送という 緊張しかしないシチュエーションですが 出演者の皆様、スタッフの皆様との新たな出会いにワクワクしていますし一つの物をみんなで作り上げる感覚が大好きなので歯車の一つとなれるよう頑張りたいと思います」と意気込みを記した。さらに、「再スタートの前にインタビューを受けました」と元お笑い芸人で芸能記者に転身した山下しげのりの取材を受けていたことも報告。「取材の依頼をいただいた時自分でも不思議なくらい嬉しくて二つ返事で取材を受けることになりました」と経緯を説明し、「いざインタビューが始まると山下さんの紆余曲折はこの仕事のためにあったのではないかと思うほど。散りばめられる元芸人さんの話芸に心地よく誘導されながら塵も埃も内包した人生に裏打ちされた優しさについ本音がこぼれます。そして私のツイートまで全て読み込み、質問事項を紙いっぱいに列挙して臨んで下さったことがなんだかとても嬉しくて感動しました」と取材の様子を明かした。最後は「たくさんの方と出会い知らない自分に出会いながら視聴者の皆様にとっての良き気晴らしになれるよう歩を進めて行けたらと思いますのでどうぞよろしくお願い致します」と締めくくった。
2018年03月15日関西ジャニーズJr.の藤原丈一郎と大橋和也が7日、東京・日本青年館で行われたミュージカル『リューン~風の魔法と滅びの剣~』のフォトコールにダイアモンド・ユカイ、浜崎香帆(東京パフォーマンスドール)、永田崇人、大澄賢也らとともに登場し、取材に応じた。同作は“滅びの剣”を巡って対立する二人の少年たちの成長を描くオリジナルのファンタジーミュージカル。一角狼座の芸人であるリューン・フロー(藤原)と戦士の修行中のリューン・ダイ(大橋)は幼馴染の15歳だが、「滅びの剣」を手にしたリューン・ダイは敵も味方も関係なく皆殺しにして消えてしまう。失意のリューン・フローは、友であるリューン・ダイを殺すための旅に出る。初のW主演に挑む藤原は「東京に全然慣れてないので、東京ってすごいなってとこから入ってきた」と緊張している様子。すでにプレビュー公演も行われたが、「涙出そうだったんですけど、ここはあえて流さず」とこらえたことを明かした。大橋は「東京入った瞬間、ビル、めっちゃ高ないですか!?」と驚きを語り、藤原は「大阪が低いみたいやないか!」とツッコミ。「めっちゃ緊張して、何しゃべればいいのかわからないんですけど、頑張ります」と初々しい様子を見せた。ユカイは「見ててかわいくて、癒されますよ」と笑顔を見せつつ、「2人ともダンスも歌も炸裂してる」と絶賛。浜崎も「殺陣のシーンがあったんですけど、初めてでなかなか覚えられなくて。2人は激しいシーンなのにめちゃくちゃ覚えるのが早くて、感心しました」と驚いていた。藤原は「2人で踊りをやってたんで、殺陣のシーンは息もピッタリ」、大橋は「目線でね、わかるんですよ」と頷き合っていた。また、藤原は「普段、関西(ジャニーズ)Jr.で会見するときは大体3列目でいつも他の人の後頭部を見てる」と苦笑。「今、1列目ですからね! "3列目の逆襲"という感じで、後頭部がないのが嬉しいです」と喜びを表す。翌8日に迎える誕生日も「『リューン』のことを考えすぎて」忘れていたというが、大橋から「いつも2月はコンサートがないけど、今回は『リューン』があるからめっちゃ嬉しい言うてましたよ」と暴露され、「お前、こんな時だけ!!」とつっこんでいた。2人にアドバイスを求められたユカイは、「悪い女に引っかからないように。俺に相談して! 女についてはいろいろスペシャリスト」と生活についての助言を語る。一方、藤原とダウンベストも交換したという大澄は「俺のアドバイスは聞かないほうがいい」と遠慮していた。東京公演は日本青年館ホールにて2月7日~2月12日、静岡公演は静岡市清水文化会館にて2月27日、久留米公演は久留米シティプラザにて3月2日、大阪公演は梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて3月7日~11日を予定している。
2018年02月07日関西ジャニーズJr.の藤原丈一郎と大橋和也が、ミュージカル『リューン~風の魔法と滅びの剣~』で初主演を務めることが5日、わかった。同作は“滅びの剣”を巡って対立する二人の少年たちの成長を描くオリジナルのファンタジーミュージカル。一角狼座の芸人であるリューン・フロー(藤原)と戦士の修行中のリューン・ダイ(大橋)は幼馴染の15歳だが、「滅びの剣」を手にしたリューン・ダイは敵も味方も関係なく皆殺しにして消えてしまう。失意のリューン・フローは、友であるリューン・ダイを殺すための旅に出る。最新のテクノロジーを駆使し、『ハイキュー!!』や『W3』などの作品を手掛けるウォーリー木下が演出、篠原久美子が脚本、森雪之丞が作詞、和田俊輔が音楽を務める。ウォーリー木下は、「王道ファンタジーを作ったことは一度もないのだけど、よくよく考えたら王道ミュージカルだって作ったことは一度もない。だからとても楽しみで、そしてきっと全然、王道にはならないと思う」と予想。「ファンタジーとかミュージカルとか、そういうジャンルを超えた、新しい舞台を作ろうと思う」と展望を明かした。また、主演の人選に悩んでいたところ、「夏の関西ジャニーズJr.総出演『少年たち』を観たプロデューサーから、藤原君と大橋君がぴったりだと推薦がありました」という。ウォーリー木下は、「さあ、ぜひ、もうひとつの世界の扉を開けてください。そこには不思議な生き物とへんてこな人々と、暴力と愛情が渦を巻いています。お楽しみに」とメッセージを送った。他、ダイアモンド・ユカイ、浜崎香帆(東京パフォーマンスドール)、永田崇人、大澄賢也らが出演。千葉プレビュー公演は市川市文化会館にて2018年2月3~4日、東京公演は日本青年館ホールにて2月7日~2月12日、静岡公演は静岡市清水文化会館にて2月27日、久留米公演は久留米シティプラザにて3月2日、大阪公演は梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて3月7日~11日を予定している。○リューン・フロー役 藤原丈一郎コメントこのお話を聞いた時、21歳にもなって出演と主演という字の意味が分からなくなりました(笑)。いきなりのことで、何が起こったのか分からなかったです。初主演、そして初のミュージカルという重圧に緊張している自分に、今とても緊張しています……(笑)。そして、今回W主演の相方が同じ関西ジャニーズJr.の大橋和也! 9年の付き合いなのでベストパートナーとして全力で頑張ります! 以前、拝見した舞台が偶然にも演出ウォーリー木下さんだったので、運命かも!?っと感じています(笑)。これも何かの縁なので、たくさんの知識や技術を勉強したいです! 『リューン ~風の魔法と滅びの剣~』是非、劇場に足をお運び下さい!○リューン・ダイ役 大橋和也コメント今回、初主演で初のミュージカルをやらせていただけることになってすごく嬉しいです!!! ミュージカルに出演するのが夢でもあったので、主演が決まった時はずっと飛んでいました(笑)。W主演の藤原丈一郎くんには迷惑をかけるつもりです笑笑先輩なので色々と教えてもらおうと思います! 共演者さんとも仲良くなってたくさんの事を教えてもらい、たくさんの方に「大橋成長したなぁー」と言ってもらえるようにすごくすごく頑張ります!!!
2017年11月05日女優・杏が、TBSで毎週日曜日に放送している番組「世界遺産」のナレーターを10月放送回から担当することが決定。また番組の音楽は大橋トリオが担当することが分かった。1996年4月に放送開始され、今年で22年目となる「世界遺産」。番組の取材力や、最新の技術を駆使して撮影された映像の美しさが高い評価を受けており、ギャラクシー賞やATP賞など映像に関わる賞だけではなく、2003年にはグッドデザイン賞を受賞している。そんな本番組が、10月1日(日)放送からリニューアル!最新の技術を駆使して撮影された世界各地の美しい映像に、杏さんのナレーションと大橋さんの音楽をのせて放送する。歴史好きで知られる杏さんは、今回本番組のナレーションを担当することについて、「光栄だなと感じるとともに大変うれしく思います。主役はあくまでも世界遺産ですので、あまり邪魔にならない、かつ、世界遺産の魅力を最大限に引き出せるようなナレーションを目指しています」と意気込み、「ご覧になっている方々に『ここに行きたい』と思っていただけたら、うれしいです」とコメント。また、数々の映画やドラマ、CMなどの音楽制作を手掛ける大橋さんは、「番組側からのオーダーである“ファミリー感”“明るく色彩ある楽器編成”“ポップスさ”をまとめるのに時間がかかりましたが、『音楽で世界を平和にしたい』という私の大テーマと共通するところもあり、ある意味いままでと変わらない大橋トリオとしてのポップミュージックをつくるように心がけました」と曲に込めた思いを明かしている。なお、リニューアル初回と翌週の10月1日(日)と8日(日)は、奈良・和歌山・三重の3県にまたがる世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を2週にわたって放送する。「世界遺産」は毎週日曜18時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月19日芸能事務所・ディケイドが設立25周年を記念して企画・製作した映画『AMY SAID エイミー・セッド』(9月30日公開)で、シンガーソングライター・大橋トリオが本人役でテーマ曲「AMY SAID」をピアノで弾き語る本編映像(1分42秒+予告編)が12日、公開された。本作は、かつて映画に注いでいた情熱も冷め、人生に疲れた元映画研究会の40代男女8人が、20年前に亡くなったエミ(柿木アミナ)の命日に再会した一夜の物語。集まったのは、パン屋を営む朝田(三浦誠己)、無農薬野菜をつくる飯田(渋川清彦)と直子(中村優子)、売れない俳優・岡本(山本浩司)、キャリアウーマンの美帆(石橋けい)、介護士の五島(松浦祐也)、IT会社を経営する木塚(テイ龍進)。「わたし本当は知ってるの、エミが死んだ理由。ずっとみんなに言いたかった」という直子の告白から、それぞれの止まっていた時間が動き出す。そのほか、村上虹郎、渡辺真起子、大西信満、村上淳ら実力派俳優が出演する。本人役として出演した大橋は、朝田ら元映画研究会のメンバーと再会したバーで「AMY SAID」を披露する。「みんな、映画が好きだった。」という本作のキャッチコピーにもある通り、それぞれ20年前の純粋でまっすぐだった気持ちに思いをはせ、感傷的な雰囲気が伝わる重要なシーンとなっている。本作は、9月30日よりテアトル新宿ほか東京公開が決まっていたが、10月21日から大阪のシネ・リーブル梅田、11月11日から兵庫の神戸元町映画館、京都みなみ会館ほか関西での公開も決定した。(C)2017「AMY SAID」製作委員会
2017年09月12日マルチクリエイターである小田原愛美が2月14日から3月5日まで東京・池尻大橋のGOOD PEOPLE & GOOD COFFEEにてエキシビジョン「NOOB TATOO STUDIO」を開催する。同エキシビジョンでは小田原の「私が彫り師になったらどんなことになるんだろう~!?」から膨らむ妄想ストーリーから始まる架空のタトゥースタジオが描かれる。その他、伝統工芸「静岡挽物」を継承するホームウエアブランドseeseeとのコラボレーションや、ポスター、タトゥーシールなどのグッズも展開される予定だ。【展覧会情報】「aimi odawara Exhibition “NOOB TATTOO STUDIO”」会場:GOOD PEOPLE & GOOD COFFEE住所:東京都目黒区東山3-4-11会期:2月14日~3月5日
2017年02月13日フォトグラファーの半沢健による写真展「104」が、11月1日から23日まで東京・池尻大橋の104GALERIEにて開催される。フォトグラファーやムービーカメラマンとして、東京を拠点に幅広い活動を行う半沢健。アーティストやファッション業界、広告業界からの評価も高く、イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)やリミフゥ(LIMI feu)などの広告写真の他、YUKI、きゃりーぱみゅぱみゅ、CHARAをはじめとする数多くのアーティストのポートレート撮影も手掛けてきた。また、世界中を旅しながら撮った風景写真も国内外の展覧会にて発表している。14年に行った「HI-LITE」展以来2年振りの写真展となる同展では、半沢がかねてより試みてきた実験的な写真シリーズから同展のために厳選した4シリーズを展開。大小様々な新作計20点が発表される。【イベント情報】半沢健「104」会場:104GALERIE住所:東京都目黒区青葉台3-22-1 目黒ハイツ 104会期:11月1日~23日時間:12:00~20:00休廊日:11月9日、11月16日
2016年10月19日先日、次男の1歳6ヶ月健診に行ってきました。長男はもうすぐ6歳のため、久しぶりの健診です。1人目のときは健診のたびに必ず一度は落ち込んだり、モヤモヤしていました。2人目になり分かったことも増え落ち込むことはなくなりましたが、やはりどうしても違和感が残るのです。子育て支援も経験したことから、健診で違和感を感じるその正体に気付きました。「ママへの信頼」が足りていない?健診に行くたび落ち込むのはなぜか…それは全体(保健師さんや会場作りなど)的に、ママへの信頼が足りないからではないでしょうか?筆者は元転勤族のため、3つの地方で健診を受けていますが、それはどこでも共通で感じました。ママの話から、「間違ったこと」「周囲と違うこと」を問題にしているような空気感が、悩みを相談したいママの口を閉じてしまっているのではないか…とも思います。そもそも育児は個人差の大きいもので、画一的に決められるものではありません。日々悩みながら子育てをしているママにとって「それは違う」と一刀両断されてしまっては、落ち込むのは当たり前。具体的にご紹介しましょう。アドバイスが「ちょっと違う…」次男は断乳していません。断乳・卒乳に関しては個人差ありますが、一度長男で断乳を試したものの違和感を感じ、長男は4歳で自然卒乳。WHOでは2歳まで母乳をあげることを推奨していますし、世界の卒乳平均は平均4.2歳。次男も自然卒乳でいくつもりです。ですが健診ではやはり、断乳を勧められました。「ぐずるたびにおっぱいは止めて」など一見アドバイス的なものをいくつかされたのですが、それが全て当てはまるかといえばちょっと違うのです。「こんな例もあって、それはどうかと思うのね」など保健師さんは懸命に話しているものの、聞いてる側からすると「それは私も違うと思うけれど、私も同じことをすると疑われているのでは…?」という気持ちに。「目の前にいるママへの信頼」よりも「ダメなママを是正しないと」という姿勢が優先されているように感じてしまいました。たとえ断乳を勧めるにしても、最初に「どういう時におっぱい飲ませてるの?」と聞いてほしい。最初に質問してママの話を傾聴しておけば、ママも安心して相談できますし、保健師さんも適切なアドバイスができるのではないかと思うのです。張り紙からの圧迫感健診では様々な張り紙が貼ってあったり、チラシも貰います。一例としてよく見かけるのが、『スマホに子守りをさせないで!』。職業柄か、表現が断定的なために「スマホに子守りをさせてるでしょ?絶対ダメだよ!!︎」という疑いと圧迫感を感じてしまいます。それがイヤで、続きを読むのをやめる人もいるようです。子育て支援の経験上、「ラクだから毎日2〜3時間はスマホを見せてまーす☆」というママは少数派。みんな「罪悪感を感じながら、迷いながら、それでもいっぱいいっぱいで」見せています。私も1人目のときは、できるだけスマホを見せたくありませんでした。しかし次男の産後2ヶ月目頃、毎日長男が幼稚園から帰ってくる夕方になると決まって、次男が激しい黄昏泣きを2時間以上…。のけ反りギャンギャン泣く次男をあやしながら、「あと1人大人がいてくれたら、長男に寂しい思いをさせないのに…。そうか、人がいなくなった代わりにテレビやスマホがあるのかな」と思いました。夫の帰りが遅く、『孤育て』状態の多い現代。今ではスマホを使う時があっても仕方ないと思います(子どもが執着するので適切にですが)。『スマホで育児もう一度考えてみませんか』などソフトな表現にすることで、ママの心の負担も軽くなるのではないでしょうか。信頼がないとママの心は開かない健診では違和感を感じましたが、ママが1番悩みを相談しやすいのもまた健診。ママの心を開き、相談してもらうためには、まずは保健師さんの対応や張り紙などにおいてもっとママを信頼してほしいと思うのです。確かに、育児を軽く見ているママもいるかもしれません。ですが真剣に子育てをしている大多数のママからすれば「すべてのママがそうではない」というのが本音。まずは目の前のママと向き合って、信頼してほしいと思います。信頼してもらえない人に、相談はできないのが人間ですから。ママにとって健診が、「ずっと悩んでたことを相談できて良かった」と思えるような場になることを願っています。ライター:メオトーク編集部
2016年09月29日長編ドキュメンタリー映画『健さん』が2016年8月20日(土)から全国公開される。2014年11月10日、俳優・高倉健が惜しくもこの世を去った。これまで『幸福の黄色いハンカチ』『鉄道員(ぽっぽや)』など邦画史上に残るヒット作に出演してきた名優は、スクリーンからにじみ出る圧倒的な存在感のみならず、彼の考える俳優のあり方や人生哲学によって、多くの人を惹きつけてきた。本作は生前に限られたインタビューしか受けなかった高倉健の素顔を明かす、初のドキュメンタリー映画。監督はニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一だ。海外の名優、名匠のインタビューからは、映画そして日本の美学を紐解く。また、日本映画の黄金期を彩り、今日もなお活躍し続けるクリエイター陣の証言からは、高倉健の輝かしいキャリアとともに、古き良き日本映画の歴史も辿っていく内容となっている。解禁された予告編では、ジョン・ウー監督がトム・クルーズを撮影する時に健さんのスタイルを意識し、「ブラック・レイン」で共演したマイケル・ダグラ スが高倉健から多くを学んだと語る。またマーティン・スコセッシ監督は、高倉健は本物のアーティストであったとコメント。その他、国内からは降旗康男監督や山田洋次監督なども登場するほか、高倉健の実妹、森敏子が母親のエピソードを語るなど、大変貴重な映像が使われている。【作品詳細】『健さん』公開日:2016年8月20日(土)全国公開監督:日比遊一エグゼクティブ・プロデューサー:李鳳宇出演者:マイケル・ダグラス/ポール・シュレイダー/ヤン・デ・ボン/ユ・オソン/チューリン/ジョン・ウー/マーティン・スコセッシ (50音順)阿部丈之・真子/石山希哲・英代/今津勝幸/梅宮辰夫/遠藤 努/老川祥一/川本三郎/佐々木隆之/澤島 忠/関根忠郎 立木義浩/中野良子/西村泰治/降旗康男/森 敏子/八名信夫/山下義明/山田洋次/中井貴一(語り)音楽:岩代太郎 / 写真提供:遠藤努 今津勝幸 立木義浩 操上和美 高梨豊 2016年/日本/95分/5.1ch/ビスタカラー・モノクロ 製作:ガーデングループ、レスぺ制作・配給:レスぺ / 宣伝協力:ブラウニー / 後援:読売新聞社(c)2016 Team "KEN SAN”
2016年08月08日女優の宮崎美子が20日、所属事務所のFAXを通じて、タレントの大橋巨泉さんへの追悼コメントを発表した。巨泉さんが司会を務めていたTBS系『クイズダービー』のレギュラー回答者だった宮崎。「デビュー当時から、一昨年の80歳のお祝いのパーティーまで、ずっと私には、変わらずいつも笑顔で接してくださいました。良いところは褒めてくれて、出来ないところは笑顔でさらりと励ましてくれました」と明かし、「本当に寂しいです。ご冥福をお祈り致します」と悼んだ。巨泉さんは今月12日、急性呼吸不全のため亡くなった。82歳だった。『クイズダービー』のほか、『11PM』や『世界まるごとHOWマッチ』など数々の人気テレビ番組の司会を務め、1990年に"セミリタイア"と称してテレビやラジオの番組を降板。2001年には参院選に立候補し当選したが、半年で辞職していた。
2016年07月20日タレントの大橋巨泉さんが今月12日に呼吸器不全のため亡くなっていたことがわかった。82歳。20日放送のTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)では、タレントのテリー伊藤(66)がその死を悼んだ。井上貴博アナウンサーが「大橋巨泉さんが亡くなっていたことがわかりました」と伝え、「テリーさん、『野球は巨人、司会は巨泉』と言われていましたよね」と振ると、テリーは「テレビを作っていった方ですよね」と話した。そして、「堅い番組が多かった中、麻雀や競馬がうまいとか、お酒をどういう風に飲んだらいいかというオシャレなダンディズムを日本人に教えてくれた方」とコメント。さらに、「"遊び"をテレビに持ち込んだ」と言い、「今は僕ら車に乗ったり温泉行ったりする。そういうことはテレビでは不謹慎だと言われているときに、『そんなことないよ』と。テレビというのは楽しんで作ることを教えてくれた」と語った。大橋さんは早稲田大学在学中からジャズ評論家として活動し、後に放送作家へ。そして、タレントに転身し、『11PM』や『クイズダービー』『世界まるごとHOWマッチ』など人気テレビ番組の司会を務めた。1990年には"セミリタイア"と称してテレビやラジオの番組を降板し、2001年には参院選に立候補し当選したが、半年で辞職していた。
2016年07月20日タレント・大橋巨泉さんの訃報を受け、きょう20日のテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金曜12:00~)では、急きょ内容を変更して「追悼・大橋巨泉さん」と題して放送する。きょうの番組では、巨泉さんと、今月7日に亡くなった永六輔さんが、今年2月に2人で出演した回を放送。60年以上前からの友人で、ともに早稲田大学の出身で放送作家として芸能界入りした2人。永さんは、中学生の頃からラジオ番組の原稿を書いていたことで学内でも有名で、巨泉さんは憧れの存在だったことを明かしている。なお、当初放送予定だった、フリーアナウンサー・福澤朗のゲストの回は、後日に放送される。
2016年07月20日日本が生んだ稀代の映画俳優、高倉健の知られざる姿を、マーティン・スコセッシ監督やマイケル・ダグラスら、国内外20名以上の証言で綴る長編ドキュメンタリー映画『健さん』。このほど、その大スターの魂にふれ、力強さと温かみを感じさせる予告編が解禁となった。2014年11月10日、日本映画のひとつの時代が幕を下ろした。“最後の映画スター”高倉健が逝った。1960年代に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけた観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた俳優。スクリーンから発せられる圧倒的な存在感にふれた観客は親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた――「健さん!」。しかし、我々は“健さん”を本当に知っているのだろうか?生前に限られたインタビューしか受けなかったこの不世出のスターの素顔は、わずかな情報の中でしか明らかにされていない。彼は何を考え、どう行動し、何を成し遂げてきたのか?本作は、そんな疑問への答えを提示した、高倉健初のドキュメンタリー映画。 ニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一が手がけ、その輝かしいキャリアはもちろん、今日もなお活躍し続ける国内外のクリエイター陣の証言から、高倉健の魂とともに、古き良き日本映画の歴史をも辿っていく。解禁された予告編では、在りし日の健さんにゆかりのある、国内外の映画人、関係者が多数登場し、知られざるスターの姿を浮かび上がらせる。ジョン・ウー監督が、『ミッション:インポッシブル2』でトム・クルーズを撮影する際に健さんのスタイルを意識したことを明かせば、『ブラック・レイン』で共演したマイケル・ダグラスも健さんから多くを学んだと語り、マーティン・スコセッシ監督は、「高倉健は本物のアーティストであった」と評する。さらに、国内からは降旗康男監督や山田洋次監督など巨匠監督たちも登場するほか、高倉健の実妹、森敏子氏が母親のエピソードを語るなど、大変貴重な映像が使われている。「漫然と生きる男ではなく、一生懸命な男を演じたい」「どんなに大声を出しても、伝わらないものは伝わらない。むしろ言葉が少ないから伝わるものもある」――。そんな健さんの人生哲学が貴重な証言で綴られ、知られざるスターの姿が浮き彫りとなる予告編を、こちらから確かめてみて。『健さん』は8月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月24日この度、故・高倉健の長編ドキュメンタリー映画『健さん』のポスタービジュアルが完成。そして、本作が上海国際映画祭「2016上海・日本映画週間」に出品されることが決定した。2014年11月10日、日本映画のひとつの時代が幕を下ろした。“最後の映画スター”高倉健、逝く――。1960年代のプログラム・ピクチャー全盛期に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけた観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた。スクリーンから発せられる圧倒的な存在感にふれた観客は親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた、「健さん!」。しかし我々は“健さん”を本当に知っているのだろうか? 生前に限られたインタビューしか受けなかったこの不世出のスターの素顔は、わずかな情報の中でしか明らかにされていない。彼は何を考え、どう行動し、何を成し遂げてきたのか?監督はニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一。そして『ブラック・レイン』で高倉さんと共演したマイケル・ダグラスが当時の思い出や撮影秘話を初披露し、またジョン・ウーら海外の名優、名匠が出演している。映画、そして日本の美学を紐解き、日本映画の黄金期を彩り、今日もなお活躍し続けるクリエイター陣の証言からは、高倉さんの輝かしいキャリアとともに、古き良き日本映画の歴史をも辿っていく。そしてこの度、ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞の『グッドフェローズ』や、『カジノ』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などを手掛けるハリウッドの名匠マーティン・スコセッシ監督も出演することが決定。マーティン監督は、劇中で長年連絡を取り合いながらも、共に仕事をすることがかなわなかった無念や、高倉さんとの出会いなどの思い出を語り、偲ぶ姿が映し出されるようだ。このほど解禁されたのは、マイケル、ヤン・デ・ボン、山田洋次など、上段には在りし日の高倉さんゆかりの映画人、関係者の名前が綴られ、下段には過去に数々の高倉さんの肖像を世に発表し、話題を呼んだ福山小夜の絵が使用されているポスタービジュアル。そして本作のタイトル“健さん”という文字を書いたのは、日本を代表する書家であり、「旭日小綬章」を受章した中野北溟、デザインは長友啓典が手掛けた。高倉さんの力強さと温かみを感じさせると同時に、彼を偲び本作に出演する面々から、未だに高倉さんが我々の心の中で生き続け、胸を熱くさせていることに圧倒させられるビジュアルとなっている。なお本作は、「第19回上海国際映画祭」の正式イベントである「2016上海・日本映画週間」にて、本作の出品が決定。本作のほかにも、オープニング作品として『人生の約束』をはじめ、『暗殺教室』『HERO』『呪怨-ザファイナル‐』『図書館戦争 THE LAST MISSION』『ギャラクシー街道』『縁 The Bride of Izumo』と、魅力溢れる8作品が勢揃い。また、熊本で発生した地震の復興を願い、今回は熊本県をロケ地とした行定勲監督の『うくつしいひと』が特別上映される。そして、上海国際映画祭レッドカーペッド、日本映画週間オープニングセレモニーなどに当日、日比監督の参加も予定されている。『健さん』は8月20日(土)より公開にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月03日シンガーソングライター上北健が4月16日に東京・日本橋三井ホールにてワンマンライブ「上北健 HALL LIVE IN TOKYO "僕と君が、前を向くための歌"」を開催。2015年12月末のツアー以来、4か月ぶりのワンマンコンサートに約700人のファンが会場に駆けつけた。【チケット情報はこちら】同公演のチケットは即日ソールドアウト、満員の熱気の中ライブはスタート。昨年リリースしたアルバム『SCOOP』の収録曲を中心に新曲も披露、MCで熊本へのエールも送りながら、映像演出も交えて全16曲を熱唱した。アンコールで登場した上北より、夏にミニアルバムのリリースと、全国ツアーを行うことが発表されると観客から大歓声が起こった。ツアーは「上北健 1st mini-album “TIDE” Release TOUR 2016」と題し、8月27日(土)大阪・梅田AKASOを皮切りに、初の仙台公演を含めた4都市の全国ワンマンツアーとなる。チケットの一般発売は7月16日(土)午前10時より。なお、一般発売に先駆けて、オフィシャルHP先行を実施中。受付は5月1日(日)午後10時まで。取材・文:西山英治■上北健 HALL LIVE IN TOKYO "僕と君が、前を向くための歌”4月16日 日本橋三井ホールセットリスト1 ミスト2 クロス・ストリート3 泣いていたから4 Phototaxis5 本音の手紙6 アイニイキル※acoustic ver7 ゆらぎ8 上昇9 false color10 緑閃光11 DIARY12 ブルータウン13 空が繋いだ14 COMPASS15 フラワーパズル<アンコール>16 心根~心音※弾き語りver■上北健 1st mini-album “TIDE” Release TOUR 20168月27日(土)umeda AKASO(大阪府)9月4日(日)LIVE HOUSE enn 2nd(宮城県)9月10日(土)ボトムライン(愛知県)9月17日(土)草月ホール(東京都)
2016年04月22日2014年に亡くなった高倉健さんの俳優としての在り方に焦点を当てたドキュメンタリー映画『健さん』の製作が決定したことが11日、明らかになった。2016年春の完成を予定している本作には、『ウォール街』(88年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞、製作を担当した『カッコーの巣の上で』(76年)ではアカデミー賞作品賞を含む主要5部門を受賞するなど、俳優業だけでなくプロデューサーとしても多くの実績を残すマイケル・ダグラスが登場。『ブラック・レイン』(89年)で高倉さんと共演した当時の思い出や撮影秘話を初めて明かす。また、高倉さん主演『君よ憤怒の河を渉れ』(76年)の西村寿行氏による同名原作の再映画化作『追捕 MANHUNT』でメガホンを取ることが発表されたジョン・ウーも出演を快諾。かねてより大ファンと公言していた高倉さんへの思いを語っている。このほか、当時『ブラック・レイン』の撮影監督を務め、キアヌ・リーヴス主演『スピード』シリーズやアンジェリーナ・ジョリー主演『トゥームレーダー2』でメガホンを取ったヤン・デ・ボン、高倉さんが出演した『ザ・ヤクザ』(74)やロバート・デ・ニーロ主演『タクシードライバー』(76年)の脚本を手がけてきたポール・シュレイダーら、世界の名優・監督陣のインタビューを通じ、新たな「高倉健像」を浮き彫りにしていく。さらに、高倉さんの40年来の付き人である西村泰治氏が、プライベートのエピソードも紹介。中でも、西村氏の息子の結婚式に高倉さんが内緒で出席し、祝辞を述べる場面は、高倉さんの人としての優しさが垣間見え、本作の見どころの一つとなっている。監督は、ニューヨークを拠点に活動しており、写真家としての作品が世界の著名なコレクションに収蔵されている日比遊一。高倉さんが遺した言葉や作品を通して、国際的な視点から、映画や日本人の美学をひもといていく。「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのもの」と話す日比監督。「健さんファンに見ていただきたいのはもちろん、『健さん』を知らない若い世代の人たちにとっても『映画俳優、高倉健』との忘れられない出会いになることを、心から願っております」と希望を口にした。
2016年04月12日2014年11月に亡くなった映画俳優・高倉健に迫る長編ドキュメンタリー映画『健さん』の製作が発表になった。写真家・映画監督の日比遊一がメガホンを執り、マイケル・ダグラスやジョン・ウーらのインタビューを通し、日本が生んだ稀代の映画俳優の知られざる姿を浮き彫りにする。その他の写真『健さん』は、外国映画にも積極的に出演し続けた高倉健の俳優としての在り方に焦点を当てた記録映画で、ダグラスは『ブラック・レイン』で共演した当時の思い出や撮影秘話を初めて明かし、大の高倉健ファンを公言し、『君よ憤怒の河を渉れ』の西村寿行による同名原作を再映画化する『追捕 MANHUNT』(香港=中国合作・邦題未定)を監督するジョン・ウーは、健さんへの思いを存分に語っているという。そのほか、『ブラック・レイン』の撮影監督を務めたヤン・デ・ボンや、高倉健が出演したハリウッド映画『ザ・ヤクザ』で脚本を担当したポール・シュレイダー、そして40年来の付き人である西村泰治氏が、高倉健の貴重なプライベートのエピソードの数々を紹介する。日比監督は「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのものだと思います。健さんファンに観ていただきたいのはもちろん、“健さん”を知らない若い世代の人たちにとっても“映画俳優、高倉健”との忘れられない出会いになることを、心から願っております」とコメントを寄せており、インターナショナルな視点から、映画の美学、日本人の美学、ひいてはアジアの美学を紐解いていくドキュメンタリー映画になるという。『健さん』2016年全国公開
2016年04月12日日本を代表する映画俳優・高倉健が逝去して、早くも1年が経った。この度、高倉さんの知られざる姿を描く、高倉健長編ドキュメンタリー映画『健さん』の製作が決定。現在快調に製作が進んでおり、今年春の完成を予定していることが明らかになった。『鉄道員(ぽっぽや)』<a href="">『あなたへ』</a>など邦画史上に残るヒット作に出演し、享年83歳でこの世を去った高倉さん。 いまもなお映画の追悼上映や、旧交を深めた人々による回想が絶えることなく続き、改めて高倉さんが遺したものの偉大さは計り知れない。ニューヨークを拠点とし写真家としての作品は世界各国の著名なコレクションにも収蔵されている日比遊一が監督を務める本作では、高倉さんが遺した言葉や作品を通して、インターナショナルな視点から、映画の美学、日本人の美学、ひいては、アジアの美学を紐解いていくという。日本映画のみならず、外国映画にも積極的に出演し続けた高倉さんの俳優としての在り方に焦点を当てる本作には、『ウォール街』でアカデミー賞主演男優賞を受賞、『カッコーの巣の上で』ではアカデミー賞作品賞を含む主要5部門を受賞し、プロデューサーとしても多くの実績を残すハリウッドの名優マイケル・ダグラスも出演。『ブラック・レイン』で高倉さんと共演した当時の思い出や撮影秘話を、初めて明かすという。さらに、高倉さんが主演した『君よ憤怒の河を渉れ』の西村寿行による同名原作の再映画化である『追捕 MANHUNT』(香港 =中国合作・邦題未定)を監督することが発表された世界的名匠・ジョン・ウーは、かねてより大の高倉健ファンを公言しており、本作への出演も快諾。その思いを存分に語っている。そのほかにも、『ブラック・レイン』の撮影監督を務めたヤン・デ・ボンや、『ザ・ヤクザ』で脚本を担当し、数々の作品の監督でも知られるポール・シュレイダーなど、高倉さんを知る世界の名優・監督陣のインタビューを通じ、新たな「高倉健像」を浮き彫りにする。さらに本作では、40年来の付き人である西村泰治氏が、高倉さんの貴重なプライベートのエピソードの数々を紹介。中でも、西村氏の息子の結婚式に高倉さんが内緒で出席し、祝辞を述べる場面は、高倉さんの人としての優しさが垣間見える本作の見どころのひとつとなるようだ。この度の製作決定にあたり、日比監督は「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのものだと思います。健さんファンに観ていただきたいのはもちろん、『健さん』を知らない若い世代の人たちにとっても『映画俳優、高倉健』と忘れられない出会いになること、心から願っております」とコメントを寄せた。世界の名優&名匠によって初めて明かされる “健さん”の知られざる姿。 いまもなお多くの人の心に残る高倉さんの偉大さを、本作を通して改めて感じることができそうだ。『健さん』は2016年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開(C) 2012「あなたへ」製作委員会
2016年04月12日東京・世田谷の池尻大橋近辺にあるコーヒースタンド7店舗による「池尻大橋コーヒータウンフェスティバル」が、3月12日、13日に開催される。これまでSNSにてハッシュタグ「#池尻大橋コーヒータウン」を用いることで、地域のコーヒースタンドを盛り上げてきた7店。イベント開催第1回となる今回はメイン会場となるコミュニケーションプレイス、THE WORKSに各店舗が個性あるブースを展開し、グッズの販売や試飲サービスなどを行う。その他、コーヒーグッズを取り扱うHARUOや、カフェアプリ「CafeSnap」のブースも設置される。同フェスはメイン会場と各実店舗連動の街フェスとなっており、期間中は池尻大橋近辺にあるコーヒースタンド7店舗を回ってスタンプをゲットすると抽選でプレゼントがもらえるスタンプラリーも開催。12日、13日の13時から、16時からは「明日が楽しくなるハンドリップ講座」(1,000円)も行われる予定だ。また、レインボー倉庫で開催中のイベント「NEW CINEMA MEETING」では、12日18時から、ショートフィルム『ビキニZOO監督:神谷年寿」ほか上映を予定している。(席に限りあり)【コーヒースタンド参加店舗】Bubbles Chill Coffee東京都目黒区東山3-13-1GOOD PEOPLE & GOOD COFFEE東京都目黒区東山3-4-11JAM STAND COFFEE東京都目黒区東山3-18-9 レインボー倉庫2内PARADISE TOKYO / WACKO MARIA東京都目黒区東山2-3-2P.N.B. COFFEE東京都目黒区青葉台3-13-14STARBUCKS 池尻2丁目店東京都世田谷区池尻2-27-7The Workers Coffee & Bar東京都目黒区青葉台3-18-3【イベント情報】「池尻大橋コーヒータウンフェスティバル」会場:THE WORKS他、コーヒースタンド7店舗住所:東京都目黒区青葉台3-18-3会期:3月12日、13日時間:11:00~18:00
2016年03月03日『アイドルマスター シンデレラガールズ』の島村卯月役や『コメット・ルシファー』のフェリア役などを担当する声優・大橋彩香が、1stアルバムの制作および1stライブの開催を発表した。2015年11月・12月、自身初となる2カ月連続でシングルのリリースを行った大橋だが、その2枚のリリースを記念したイベントの最終公演が、12月26日に東京・サイエンスホールにて開催され、抽選で選ばれたファン約800人が参加。トークやライブ、お渡し会など盛りだくさんの内容で盛り上がる中、待望の1stアルバム制作およびZepp DiverCityでの1stライブ開催が発表された。注目の1stライブとなる『大橋彩香ワンマンライブ2016「Start Up!」』は、2016年6月5日(日)の開催予定。すでにチケットの最速先行受付もスタートしている。各詳細については大橋綾香公式サイトをチェックしてほしい。
2015年12月27日4月1日にスタートした、テレビ東京初の朝の本格的生情報番組『チャージ730!』。メインMCに大橋未歩アナウンサーを起用し、各局が視聴率争いを繰り広げている情報番組バトルに参戦している。 「テレビって視聴者のモノだということを自覚しなければいけないと思っています。なので、他局に勝とうとかではなく、7時半からニュースを見たかった視聴者の方に向けて、本当に見ていただける番組になれば。そういう意味ではニュース読みの訓練をずっと受けてきた私や林(克征アナウンサー)が伝えるというのは、視聴者の方にニュースがより伝わりやすいのでは、と思うんですね」 独自の番組路線で好調な印象があるテレビ東京ってことで、“テレ東らしさ”にも期待してるんですが…。 「ここに参入してきたことがもう、奇をてらっているというか、会社もすごく勇気があるなーって(笑)。あと、テレビ東京らしさといえば、もうホントに人が足りない(笑)。だからゲストの方との打ち合わせなんかも、本来は誰かが間に入るんでしょうけれど、私が主導権を持ってやってほしいと言われてて。おそらくすごくハイレベルなことを求められていると思うんですけど、それがテレビ東京らしいというか、いつも自分のキャパより多いことを求められるのがテレビ東京なので(笑)。表には見えないかもしれないですけど、裏のほうでは…ですね!」 大橋さんらしさにも期待してます。 「まだ年齢的には報道を伝えるには若輩者だと思うんですが、阪神淡路大震災や脳梗塞の経験、オリンピックにも行っているので、いろいろなことを肌で実感してきた経験値はあるのでは、と思っています。何か物を言う立場ではないですけれど、そういう分野に関しては、多少は自分の中に引き出しはあるのかなと」 お出かけ前に必要な情報をコンパクトにチャージ、が番組のテーマですが、若い女性に向けては? 「目指すはニュースのコンビニ。女性の方もコンビニが好きだと思うんですよね。バラエティ豊かにコンパクトに、いろいろな情報が手に入るというのは、なんでしょうね…。選ぶ楽しみってあると思うので、流し見でもいいですし、その中で自分に引っかかるものが一つ二つあって、それが社会に興味を持つきっかけのひとつになってくれれば、すごくうれしいなと思ってます!」 ◇大橋未歩(おおはし・みほ)1978年生まれ、兵庫県出身。’02年入社。スポーツ番組や数々のバラエティ、報道番組を経て、『チャージ730!』のメインMC。4月よりテレビ東京の朝の顔に! ◇7時半を過ぎるとニュースを伝える番組が少ないことに着目。ニュース、新聞各紙の報道、お天気などをコンパクトに伝える情報番組。月~金曜7:30~8:15テレビ東京系で放送中。 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月12日佐藤健と神木隆之介を主演に迎え、「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビの傑作漫画を実写化する映画『バクマン。』。このたび、2015年10月に公開を迎える本作のティザービジュアルが解禁となった。高い絵の才能を持つ、真城最高(サイコー)。巧みな物語を書く、高木秋人(シュージン)。クラスメイトの亜豆美保(アズキ)への恋心をきっかけに、二人はコンビを組み、週刊少年ジャンプの頂きを目指す。編集者・服部に見いだされた最高と秋人。次々と生み出されていく漫画。だがそこに立ちはだかるジャンプ編集部。新進気鋭のライバルたち。そして突如現れ、遥か先を走り始めた若き天才漫画家・新妻エイジ。果たして二人はジャンプの頂点に立つことができるのか――。『モテキ』で日本映画の新たな地平を切り開いた鬼才・大根仁監督がメガホンを握り、週刊少年ジャンプ連載を目指す高校生漫画家(作画担当)・真城最高を佐藤さん、真城とコンビを組む(ストーリー担当)同級生・高木秋人を神木さんが演じる本作。佐藤さん扮する最高が恋心を抱くヒロイン・亜豆役を小松菜奈、最高&秋人と「ジャンプ」連載をめぐり白熱の戦いを繰り広げる最強ライバル、新世代の天才マンガ家・新妻エイジ役に染谷将太が参戦。そのほか最高&秋人コンビの仲間でありライバルとなる漫画家役として、長髪にニット帽がトレードマークの漫画家・福田真太役に桐谷健太、異色系漫画家・平丸一也役に新井浩文、遅咲き漫画家・中井巧朗役に皆川猿時。さらに、最高&秋人の才能を見抜き、2人を支えるジャンプ編集部・服部哲を山田孝之、そんな2人を陰で見守るジャンプ編集部編集長・佐々木役をリリー・フランキー、主人公・最高の叔父で漫画家の川口たろうを宮藤官九郎ら豪華キャストが集結している。メインキャスト陣が発表され、少しずつ全貌が明らかになってきた本作だが、このたび解禁となったのはファン待望のティザービジュアル!主演の2人にフューチャーし、「描く。」、「ジャンプの頂点へ。」と力強いコピーが印象的なビジュアルとなっている。2人が手に持っているイラストはなんと、原作者である小畑氏が今回のために特別に描き下ろしたものだそう。実力派俳優陣が脇を固め、ますます盛り上がりを見せる本作。いったいどのような作品に仕上がるのか?期待は高まるばかりだ。『バクマン。』は10月3日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月13日人気テノール歌手・錦織健がプロデュースし、自らも出演する「錦織健プロデュース・オペラ」の第6弾として、モーツァルト《後宮からの逃走》が、2~3月に全国7都市で上演される(全8公演)。「錦織健プロデュース・オペラ」は、ビギナーも気楽に楽しめるエンタテインメントとしてのオペラ上演を理想に掲げて2002年にスタートした、彼曰く「旅まわりの一座」。抵抗なくオペラに入るためには笑いが一番と、毎回喜劇を題材にした作品を採り上げている。何事も同じだと思うけれど、初体験にはなるべく上質なものを勧めたい。「オペラは初めて」という観客も重視しているからこそ上演クオリティにはこだわっている。日本のトップクラスの歌手たちに「座長」の錦織自身が声をかけて集めるキャストはいつも豪華な顔ぶれ。加えて、稽古の質の高さと内容の濃さは、オペラ歌手たちの間でも評判になっているほどだという。若い頃からテレビのバラエティ番組でロックやポップスを熱唱したりと、オペラを囲む垣根を取り払って広い層のファンを獲得してきた錦織ならではの経験と熱意と本気が結実したプロジェクトと言ってよいだろう。《後宮からの逃走》は「ジングシュピール」と呼ばれ、歌と歌をつなぐたくさんのセリフによって物語が進行してゆくタイプの作品。今回は歌の部分は原語のドイツ語だが(日本語字幕つき)、セリフは日本語で上演するからわかりやすい。わりに単純な物語なので、特別な予習なしでも理解できるはずだ。筋さえわかってしまえばあとは歌芝居。モーツァルトの軽快で美しい音楽と声の魅力を、耳が感じるままに楽しもう。実は歌い手にとってはかなり技巧的で難しい曲も多いのだけれど、観る側としてはそれも大きな楽しみのひとつだ。オペラの筋は、公演タイトルに添えられた錦織発案の「ハーレムから助け出せ!」というキャッチコピーのとおり、スペイン貴族の青年ベルモンテが、誘拐された恋人コンスタンツェを奪還すべく、トルコの後宮(ハーレム)に単身乗り込むという、恋と冒険の物語。最後には大どんでん返しのハッピーエンドが待っている!文:宮本明
2015年02月05日俳優・斎藤工が、1月28日(水)に発売される大橋トリオの最新アルバム「PARODY」収録曲のミュージック・ビデオを初監督した映像がYouTubeにて解禁。村上淳、金子ノブアキ、渡辺真起子、村上虹郎ら実力派俳優・女優陣と、斎藤さん自らも参加していることが明らかとなった。ドラマ、映画、CMに幅広く出演し、またシンガーとしても、ショートムービー『サクライロ』などの監督しても活躍する斎藤さんが、ミュージック・ビデオを手がけるのは、これが初めて。かねてより大橋トリオの音楽を好んで聴いていたという斎藤さんと、情景が浮かぶ珠玉な楽曲制作でも定評のあるミュージシャン・大橋トリオが、互いへのリスペクトから今回のコラボレーションが実現することになった。ミュージック・ビデオは、アルバム「PARODY」収録の3曲から、楽曲「CherryPie」による「episode1(男たち編)」、「Parody」による「episode2(親子編)」、「サリー」による「episode3(少女編)」の3部構成からなるオムニバス・ストーリー。過去と現在が交錯するダイナーを舞台に、村上さんがシェフ、虹郎さんがその息子役となり、監督である斎藤さん自身も出演するほか、渋川清彦、山本浩司、大西信満と怪しげな男が集結。仲間の素晴らしさ=“友情”、父が子を思う気持ち=“愛情”、それを理解できるようになる子どもの“成長”といった人間模様を豪華キャスト陣が熱演しており、さらに、大橋トリオとはルックスの上でまるで双子のような金子さんが友情出演。これら3本には、さまざまな伏線も張られているという。メガホンをとった斎藤さんは、「またとないチャンスをいただいたので、素晴らしい役者さん、クリエイター、自分の周りの大橋トリオファンのスタッフを総動員して演出させていただきました。3曲が1つになった映像、様々な伏線がちりばめられた見応えある映像になっておりますので、ぜひご覧いただければと思います」と語っている。「PARODY」は約2年振りのオリジナルアルバムとなる大橋トリオ。気鋭のトラックメーカーmabanuaとの共同制作曲も多数収録し、これまでのJAZZやROCKのテイストを出しながらも、ロカビリー、FUNK、カントリー、ネオアコースティック、シティーPOPSなどバラエティーに富んだ、さながら“トリオ流ジュークボックス”のような作品に仕上がっている。大橋トリオのCDアルバム「PARODY」は1月28日(水)に発売。(text:cinemacafe.net)
2015年01月22日昨年の8月にTVアニメ『さばげぶっ!』のオープニング主題歌でデビューを果たした大橋彩香の2ndシングル「ENERGY☆SMILE」が2015年2月25日にリリースされるのに先駆け、ジャケット写真などが公開された。すでに12月よりリリースに向けてYoutube ランティスチャンネルにて「セカンドシングル発売までの軌跡」をシリーズとしてメイキング映像を配信するなど、話題を提供し続けてきた今作。1月16日に自身がMCを務めるニコニコ公式生放送「アニソンCLUB!-i」内にて「ENERGY☆SMILE」のアー写・ジャケ写・MVを公開。さらに同日、ジャケ写撮影の模様を撮影した「【大橋彩香】セカンドシングル発売までの軌跡(2)(ジャケ写撮影編)」も公開される。■大橋彩香のコメント2ndシングルはカップリングも含め色々な表情をみせられた1枚になっていると思います! 「ENERGY☆SMILE」は元気が出ること間違いなしなので、ぜひ聴いてくださいねっ♪♪大橋彩香の2ndシングル「ENERGY☆SMILE」は、2015年2月25日の発売。CD+DVDの「彩香盤」とCDのみの「通常盤」の2ラインナップで、価格は「彩香盤」が2,000円、「通常盤」が1,300円。
2015年01月16日イラストレーター大橋歩が立ち上げたが洋服ブランド「えーどっと(a.)」と、コピーライター糸井重里が発行人を務める「ほぼ日」とのコラボレーションライン「hobonichi+a.」が11月20日よりWEB販売をスタートする。年齢や体型を気にせずに長くいいものを着たい、と考える女性たちのためにイラストレーター大橋歩が立ち上げた洋服と小物のブランド「a.」は、一つ一つの素材やパターン、シルエット、着心地を考えた服作りで注目を集めている。また、今季よりメンズライン「hobonichi+A.」も新たに加わる。軽くて暖かいウール100%の素材で軽く作られたリブ襟コート(6万8,250円)や、マニッシュな型でヒップまでしっかり隠れるメルトンショートコート(5万2,080円)、家で洗えるウールのタートルネックカットソーなど、「快適」と「上質」、そして「品格」も兼ね備えながら、実用性とおしゃれの両面に配慮されたアイテムがそろう。この他、ギンガムチェックシャツやニットワンピース、サルエルパンツ、靴下・革靴・革のトートバッグなどの小物も展開。11月20日午前11時よりWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」にて販売開始。数量限定販売で、各商品とも在庫か無くなり次第販売を終了。購入特典として、1着購入につきロゴ入りハンガーが1点プレゼントされる。(靴下、革のひも靴、革のトートを除く)
2013年11月19日日本中を感動させた小惑星探査機“はやぶさ”の奇跡的な帰還を、オリジナルドラマで描く『おかえり、はやぶさ』に主演する藤原竜也が取材に応じ、作品への想いや撮影の裏話を語った。その他の写真藤原が演じるのは、はやぶさのイオンエンジンを担当するJAXA(宇宙航空研究開発機構)のエンジニア助手・大橋健人。役作りのため、実際のプロジェクトに関わったJAXA職員と対面し、「狭い部屋で日々、緻密で天才的な作業をこなしているのに、みなさん謙虚で(映画製作にも)協力的。そしてとても普通の方たちなんです」。一方で「実験や試運転ができない状況で“のるかそるか”の一発勝負にかける勢いも持っている」という。その両面が役作りに大いに反映された。もともと宇宙に対する関心は人一倍。「はやぶさの動向もリアルタイムで追ってましたからね。僕自身、この作品に参加できてとても光栄なんです」と胸を張る。はやぶさの旅路を軸に、さまざまな人間ドラマが繰り広げられる本作。なかでも藤原演じる主人公と、父親で失敗に終わった火星探査機“のぞみ”のプロジェクトマネージャー・伊佐夫(三浦友和)との確執と和解は、物語をけん引するエンジンとなった。「三浦さんは『かっこいい』のひと言。俳優として近づきたいけど、近づけない……。その距離感は劇中の父と息子に通じるので、僕自身、自然と役柄にリンクできましたね。現場ではどっしり構えて自然体。いつもまわりに気を配ってらっしゃった」と敬意を示した。数えきれない試行錯誤を経て、はやぶさを帰還に導いたJAXA職員の奮闘に、俳優として生きる自分自身の姿も重ね合わせたという。「他人の評価は気にしないと言いながら、実際には失敗や挫折と向き合うのはとても難しいこと。さっき言った“のるかそるか”じゃないですけど、この仕事は自分でコントロールできない面も大きいですし。大橋健人を演じられる俳優は、ごまんといる。そのなかで、オファーをいただいた奇跡的なチャンスや“出会い”と正面から向き合うしかないんですよね」。それでも、試練を乗り越えたはやぶさの奇跡を目の当たりにし「人間、思い続ければ、きっといろんなことを変えられる生き物だと思うんです」と力説。「どんな世代の方が観ても、きっと夢や未来に光を当ててくれる作品。たとえ挫折や失敗を味わっても、その先には“再生”があるというメッセージが込められているんじゃないかなと思います」と誇らしげに語った。『おかえり、はやぶさ』3月10日(土)全国公開<3D・2D同時公開>(C)2012「おかえり、はやぶさ」製作委員会
2012年03月08日藤原竜也はこう言い切る。「僕がこの映画でやった大橋健人という役を演じられる役者さんなんて、ごまんといると思いますよ」。単なる謙遜とも違う、ましてや卑屈さなど微塵も感じさせない静かな口調で。ではそんな「ごまん」の中から『おかえり、はやぶさ』の若き主人公に選ばれたことを彼自身はどう受け止め、何に心動かされ、どのように応えたのか?本作に限らず、映画監督、舞台演出家たちからいま、最も出演を望まれる俳優。作り手たちは、そして観客は彼の中の何を求めているか?その魅力に迫る。小惑星・イトカワへのタッチダウンとサンプル採取を経て、打ち上げから7年の歳月をかけて奇跡の帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」。実は、藤原さんは「子供の頃から宇宙が大好きで、はやぶさのニュースもリアルタイムで追っていた」という。演じた大橋健人は、イオンエンジンに携わる鼻っ柱の強い若きエンジニア。撮影前にはJAXAに足を運び、実際にプロジェクトに関わった研究者たちから話を聞いた。「天才的な作業をしている方々なんですが、お会いすると本当に普通の人たちでしたね。決して多くを語らないんですが、こちらからひとつ尋ねたのは『日本の宇宙技術はNASAの10分の1の予算でやっているわけですが、NASAの存在は脅威ですか?』ということ。それに対する答えは『NASAへのライバル心はもちろんあるけど敵対しているわけではなく、歩み寄り、協力していく相手。それよりも中国を始めアジアの中で負けちゃいけない』ということ、やはり三番でも二番でもダメで、一番を取らないといけないということでした。それを聞いたときに、その思いを大事に現場に入ろうって思いました」。藤原さん自身、15歳でのデビューの場がロンドンであり、以来、日本国内にとどまらず、たびたび海外の観客を相手に仕事をしてきた。それだけに日本発で世界に誇れる“モノ”を作り、発信していくかという点で共感する部分も多かったのでは?「日本の良いものを持って外国で戦えば成立し、受け入れられるんじゃないかとは思ってます。日本の俳優の方が繊細な部分もあるし、イギリスでシェークスピアを観てもダメなものはいっぱいある。(昨年亡くなった)井上ひさし先生に『ムサシ』という作品を書いていただきましたが、禅寺を舞台にしていて、死者たちが『殺し合いはやめろ』と死の連鎖を断ち切ろうとするんです。井上先生の言葉遊びを踏まえて、日本の文学が国境を越えて受け入れられるのか?と思ってましたが、そんな疑問を一瞬で捨ててしまえるほど(ロンドンやニューヨークで)受け入れてもらえましたから。井上先生が日本語の美しさを大事にされて作品を作り上げていったように、世界に誇れる作品は日本にいっぱい埋まっていると思ってます」。映画では、健人の父親(三浦友和)が責任者を務めた火星探査機「のぞみ」が失敗に終わり「税金を無駄にした」「血税で宇宙の“ゴミ”を作った」とバッシングを受けるさまが描かれるが、健人たちはこの失敗、挫折を乗り越えて「はやぶさ」を帰還へと導いていく。インタビュー冒頭の藤原さんの言葉は「失敗や挫折とどう向き合い、乗り越えていくか?」という質問に対する答えの中で出てきた一節。それに続けて藤原さんから出てきた言葉からはそれでも勝負することの大切さ、その覚悟がうかがえる。「僕らの世界も落とされるのは一瞬です。そこでの挫折や苦しみって、本当に人生を左右するくらい強烈なダメージを与えるものだと思いますよ。正直、そこからの再生とは何かって聞かれても…分からないですね。そこから這い上がれるかもしれないし、できないかもしれない。それを“ギャンブル”と言ってしまうとチープですが…それでも『のるか反るか』で勝負してるところはありますね」。「はやぶさ」に携わる研究者たちも緻密な計算と作業をひたすら積み重ねる反面、ここ一番でまさに「のるか反るか」の勝負を仕掛け、成功を手繰り寄せていく。藤原さんは作品や役との出会いを「奇跡的なチャンス」と表現するが、その勝負に乗るか否かはどのように決めているのだろうか?「その質問の答えを出すのは難しいですね(笑)。勢いで『やる』と言って成立する瞬間もあるし、勢いでも手を出せないものもある。でも、人との出会いが僕をその作品に呼んでくれるというのもあるし…本当に一言では言えない(苦笑)。でも、この映画に関して言うなら素敵な人たちに囲まれた良い本だったということかな」。ちなみにシネマカフェで藤原さんをインタビューするのは今回で3度目。過去2回いずれも、そのときに最も気になる俳優や一緒に仕事をしてみたい演出家の名を挙げてもらったが、1度目のときは「三谷幸喜監督」、一昨年の2度目のときは「豊田利晃監督」と答えており、その後、時を経ずして彼らとの仕事を実現させている。改めていま、最も気になる存在は?「去年、(『カイジ2 ~人生奪回ゲーム~』で)共演した伊勢谷友介くんはすごく魅力的で気になってます。私生活もそうだし、自分でプロジェクトを立ち上げて東北に行ったり監督をしたり、同じ世代の俳優として面白いなと思って見てます。ぜひもう一度、一緒に仕事したいですね」。インタビューが行われたのは、1か月以上に及んだ舞台「下谷万年町物語」(作:唐十郎×演出:蜷川幸雄)が千秋楽を迎えてしばらく経ったころ。休む間もなく映画の取材を受け、さらに3月の初旬からは初参戦となる「劇団☆新感線」の新作の稽古も控える。傍らに立つマネージャーを指し「セリフ入れないといけないのに(スケジュールを)空けてくれなかったんですよ」としかめっ面を浮かべつつもその口調はどこか楽しげだ。その公演がひと区切りを迎えるころに彼は30歳の誕生日を迎える。立ち止まることのない“勝負師”がどんな道を歩んでいくのか楽しみに見守りたい。(photo:Yoshio Kumagai/text:Naoki Kurozu)■関連作品:おかえり、はやぶさ 2012年3月10日より全国にて公開© 2012「おかえり、はやぶさ」製作委員会■関連記事:本木克英監督、3本の『はやぶさ』映画の中で「一番いいと自負」と対抗心あらわ藤原竜也、卒業を控えた中学生に「たくさん恋愛して!」とエール全編3D映像で贈る冒険の物語!『おかえり、はやぶさ』試写会に10組20名様ご招待「まえだまえだ」の旺志郎、杏の第一印象は「足長っ!」亀梨&杏&鈴木福で「妖怪人間ベム」実写化!「怪物くん」に続く異色のドラマ化決定
2012年03月08日「崖の上のポニョ」で一躍話題スタジオジブリ作品で大ヒット映画となった「崖の上のポニョ」。その主題歌でブレークした子役タレントの大橋のぞみが、来年4月から芸能活動を休止するという。15日、明らかとなった。現在小学6年生という彼女。来年4月からは中学生となるということで、一度芸能活動からは退き、当面のあいだ学業に専念するそうだ。将来、また新たな姿で帰ってきてくれるかもフジテレビ系の連続ドラマ「白い春」やテレビ朝日系列の「ハガネの女シーズン2」などでも好演を見せた彼女。ポニョのみならず、「チェブラーシカ」や「名探偵コナン天空の難破船」などで声優としても活躍していた。ポニョの主題歌では、NHK紅白歌合戦にも、当時の史上最年少で出場するなど、子役タレントとして幅広く活動し、その才能を見せていた。それだけにさみしい思いをする向きもあるだろうが、学業に専念するという選択も評価したい。将来、より大きな存在となって、帰ってきてくれることもあるかもしれない。一度静かに彼女の成長を見守りたいものだ。元の記事を読む
2011年11月17日