均のおしゃれなディスプレイグッズ特集セリアやダイソーなどの100均グッズを取り入れた、海外インテリア風の空間づくりを大特集。プチプラグッズのアレンジや組み合わせ次第で、高見えするおしゃれなインテリアがつくれますよ。今回は3種類の100均グッズを活用したディスプレイアイデアをご紹介します。100均のディスプレイグッズ|引き出し用つまみ高級感溢れるクリアトレーinstagram(@maasan_gram)100均のアクリルフレームと取っ手を組み合わせた、おしゃれなディスプレイアイテム。工具不要で手軽に作れるうえに、メイクグッズを乗せたりアクセサリーを置いたり、さまざまな使い方が楽しめます。大理石風トレーを乗せた小物入れinstagram(@maasan_gram)クリア素材の引き出し用つまみとアクリルフレームの台に大理石風トレーを乗せれば、ラグジュアリー感のある小物入れが完成です。ディスプレイスペースに飾って楽しむのもおすすめですよ。取っ手が可愛い引き出しケースinstagram(@maasan_gram)クリア素材の引き出しケースにグルーガンで取っ手をプラスすれば、たちまち高級感のある収納アイテムに変身です。お気に入りのアクセサリーをより美しく見せることができますよ。シールフックと取っ手でつくる収納スペースinstagram(@maasan_gram)ダイソーの壁面シールフックを壁や棚に貼り付けて、引き出し用つまみを取り付けたアレンジアイデア。キラキラした取っ手がおしゃれに映えるうえに、使い勝手のよい吊るし収納ができますよ。家具の取っ手を変えてイメチェンinstagram(@maasan_gram)お気に入りの家具の取っ手を変えるだけで、お部屋の印象がガラリと変わりますよ。クリア素材のつまみを使えば、ロマンティックな雰囲気に仕上がります。100均のおすすめディスプレイグッズ|コースターアレンジ自由自在の大理石風タイルinstagram(@maasan_gram)キャンドゥの大理石風タイルは、ディスプレイやDIYなどさまざまなアレンジが楽しめるアイテム。腕時計やアクセサリーを乗せて、トレー風に使うのもおすすめですよ。ロゴデザインが可愛いクリアプレートinstagram(@maasan_gram)ダイソーのアクリルマルチプレートは、白い英字ロゴがデザインのアクセントになっています。コースターとしてはもちろん、アクセサリートレーとしてもおしゃれに使えますよ。高見え抜群のトレーinstagram(@maasan_gram)セリアのアクリルプレートやトレーをバランスよく組み合わせることで、お気に入りのアクセサリーやコスメをおしゃれにディスプレイ収納できますよ。インテリアに映えるミラートレーinstagram(@maasan_gram)ダイソーのおしゃれな形のミラーはコースターやトレーとして使えるおすすめグッズ。雲形やウェーブ型などデザインも豊富なので、ディスプレイに取り入れてワンランク上の空間づくりが楽しめます。飛び散り柄のおしゃれなトレーinstagram(@maasan_gram)セリアのレジントレーは、飛び散り柄のトレンド感あふれるデザインが目を引きます。アクセサリートレーやコースターとして取り入れれば、インテリアのアクセントになりますよ。100均のおすすめディスプレイグッズ|マガジンラックディスプレイ収納が叶うカタログスタンドinstagram(@maasan_gram)ダイソーのカタログスタンドは強度もしっかりあって、おしゃれなディスプレイ収納が叶うアイテム。お気に入りの雑誌がインテリアのアクセントとして一役買ってくれますよ。ディスプレイが楽しめるディッシュラックinstagram(@maasan_gram)トライアングル型のディッシュラックを活用した書籍のディスプレイ収納。お気に入りの表紙を飾るように並べれば、素敵な空間づくりが楽しめますよ。クリア素材のハンカチスタンドinstagram(@maasan_gram)セリアのハンカチスタンドは、コンパクトなサイズ感でディスプレイに使いやすいアイテム。クリア素材なので、雑誌やポストカードなどを飾っても邪魔にならず、おしゃれなディスプレイが楽しめますよ。オブジェのようなブックエンドinstagram(@maasan_gram)ダイソーのアーチ型のブックエンドは、オブジェを思わせるデザインがインテリアのアクセントになりますよ。マットな質感がとってもおしゃれで空間に映えますよ。壁面ディスプレイが楽しめるウォールバーinstagram(@maasan_gram)ダイソーのインテリアウッドウォールバーは、壁に取り付けてディスプレイが楽しめるアイテム。ナチュラルカラーがインテリアに馴染み、飾り付けアレンジも自由自在に楽しめますよ。100均のおすすめディスプレイグッズに注目セリアやダイソーなどの100均グッズを取り入れた、海外インテリア風の空間づくりをご紹介しました。引き出し用つまみやコースター、ブックエンドなど、組み合わせやアレンジ方法を工夫してハイセンスな空間づくりを楽しみましょう。
2023年03月04日今回は渋谷にある「おしゃれ空間カフェ」をご紹介します。店内が可愛くて、写真を撮りたくなること間違いなし!「休日にゆっくりと至福の時間を味わいたい♡」2022年春にオープンしたてのカフェもあるので、ぜひチェックしてみて♡【渋谷】おしゃれ空間カフェ特集lamire Instagram photo by @87.rna今回は、休日に至福の時間を過ごしたい人にオススメの、渋谷のおしゃれ空間カフェをご紹介します。多くの路線が乗り入れる渋谷には、おしゃれなカフェもたくさん♡ぜひ参考にしてください!all day place Shibuyalamire Instagram photo by @asukaohno_,@_maru__gohan緑色のタイルが可愛いこちらのお店は、2022年の4月にオープンしたばかりのホテルに併設されています。シンプルな食器とタイルが洗練されて見え、思わず写真を撮りたくなりそう!店名:all day place Shibuya住所:東京都渋谷区渋谷1丁目17-1THE LOCAL TOKYOlamire Instagram photo by @ariiii_6u6 ,@iknn_03落ち着いた雰囲気でコーヒーを楽しめそうなこちらのお店。スコーンを使用したあんバターサンドも美味しそうですね。店名:THE LOCAL TOKYO住所:東京都渋谷区神宮前5丁目30-3ニューアートビル2階WHITE GLASS COFFEElamire Instagram photo by @konana1115 ,@_m_o_e_k_o_緑に囲まれたテラス席がオシャレなこちらのカフェ。ティラミスやマフィンなど、食べ応えのありそうなスイーツもあって、美味しそう♡店名:WHITE GLASS COFFEE住所:東京都渋谷区桜丘町23-18ビジョナリーアーツ1FVALLEY PARK STANDlamire Instagram photo by @yummy___ni黄色いネオンランプがオシャレな雰囲気を感じさせるこちらの一件。ドリンクのグラスにもプリントが施されていて、オシャレですね♡店名:VALLEY PARK STAND住所:東京都渋谷区神宮前6丁目20-10MIYASHITA PARK North sequence MIYASHITA PARK 4Fæ(ash)lamire Instagram photo by @87.rna,@u__ink2022年5月にオープンしたばかりのこちらのお店。渋谷というよりは神宮に近い場所にあります。カヌレがとっても美味しそう♡店名:æ(ash)住所:東京都渋谷区神南1丁目5-2川村ビル1F いかがでしたか?今回は、渋谷のおしゃれ空間カフェご紹介しました。ぜひ、至福のひとときをおしゃれなカフェで過ごしてみてください。 記事内の情報は執筆時のものになります。詳細は公式サイトをご確認ください。"
2022年10月02日家族の「好き」を集めたら居心地の良い空間に家族が好きなテイストはそれぞれ異なります。私は北欧系、夫は南アジアや中東系、4歳の子供は好き!という直感を信じるタイプとさまざま。ですがそれぞれの好きなもので溢れた空間は唯一無二な空間を作り出していき、自然と家族みんなが居心地の良い空間になっていきました。これからも各々の「好き」を追求して、家族と共有していけたら嬉しいです。どこかインダストリアルな雰囲気感じる空間全体的に「木目調×グレー」の壁に統一して、好きな雑貨や旅行した際に見つけたものなど家族の好きなものを配置していきました。全体的に色味を統一して家具などでアクセントをつけていくと、落ち着いた雰囲気の中にどこかインダストリアルな雰囲気漂う空間へとなってきたかなと思います。まだまだ目指すところはありますが、ゆっくり焦らず家族がリラックスできる空間を作り上げていきたいです。子供のおもちゃやぬいぐるみも程よいアクセントに。今しか楽しめない空間を満喫したいと思ってます。ソファ&サイドテーブルソファとサイドテーブルはヴィンテージのような雰囲気と色味を合わせました。ブラインドも木製でテイストを合わせ、全体的に山小屋のような少し重厚感ある空間に。(なってしまいました。笑)子供がいるので、ぬいぐるみやラグなどもその時の気分に合わせて配置して楽しんでます。「コンクリート調×木目調」の壁紙デザイナーズ物件で見かけるコンクリートの壁に憧れています。実際に調べてみると…夏は暑く冬は寒いという特性があるようで、快適さが失われてしまうかなと懸念を感じて諦めました。色味や雰囲気は諦め切れず、コンクリート調×木目調の壁紙で代用することに。そうすることで快適さを保つことができ、さらにコストも浮いて嬉しいことづくしではないですか。そして最新の壁紙は耐久性があったり、抗ウイルス加工や吸放湿機能があるなど、商品によって様々な機能があり優秀なんですよ。お部屋は天井を木目調にしたことで温かみが増して、自然と家族が集まるリラックス空間になりました。トグルスイッチで壁にアクセントスイッチも雰囲気作りに重要なアイテムのため、家のほとんどのスイッチはトグルスイッチで統一しました。コンクリート調の壁紙にメタリックな素材がミックスされ、メリハリが生まれてより工業的な雰囲気に。オンオフの際の「カチッ」と鳴る音も心地よく、これから家族で過ごしていく時間とともに経年感を楽しんでいきたいと思います。流木ペンダントライトカウンター上には流木を使用したペンダントランプを取り入れました。夫がインド旅行でシャンデリアの素材として販売していたガラスのアイテムをライトに麻紐で吊るしています。既製品をアレンジするのも、より自分好みになって楽しいですね。ソケット部分がなんだか勿体無い雰囲気になってしまっているので、これからカバーを設置しようと思っています。自然と家族が集まる空間に部屋には今まで旅行した際に購入したものや子供のおもちゃ、植物など家族各々の好きなものが溢れています。それぞれ異なる雰囲気のものが集まると自然と唯一無二な「我が家の顔」となり、今後の家族時間がどのようになっていくのかワクワクが止まりません。好きなものがありすぎて、定期的に整理しないと大変なことになりますが、お片付けもみんなで楽しみながら行っています。今後はもっと植物を増やして、よりリラックスできる空間を演出していきたいと計画中です。
2022年09月24日丘の上の家黒田邸が位置するのは鎌倉でも山と谷間の連なる起伏の激しい地域で、西側には谷をはさんだ向かい側の山に素晴らしい景色が広がる。滅多にお目にかかれないだろうこの景観を見渡せる敷地は丸2年、200件以上の土地を実見したうえで購入を決めたという。「平坦な住宅地はいっさい探さずに、傾斜があってダイナミックな景観が広がるような土地をずっと探しました。それと住宅地から少し離れた奥まったところで静かな場所ということにもこだわりました」(貴彦さん)。東側の少し離れた場所にまた別の山々を望み南側には小さな崖が迫るという変化のあるロケーションもポイントだったそうだ。家の裏(西)側は谷になっている。鎌倉は岩盤が1m程度下にあるため岩盤まで掘って基礎をつくろうと計画したが岩盤までの深さが想定していたほどはなかったため家全体が想定よりも高いレベルにつくられている。ギャラリーのような非日常的な空間設計を依頼したMDSの森さんと川村さんには家づくりのコンセプトをまとめた文章とともにインテリア雑誌の切り抜きからつくったスクラップブックを渡したという。このスクラップブックはよく整理されている上にそれぞれの写真にコメントが付けられていてお2人の目指す世界観がすごく伝わるものだったと森さんはいう。2階リビング側の開口は北側に隣家があるため空に向けて開けられている。床はネコがいるため掃除のしやすいタイルに。幸代さんが選んだものという。方形屋根の下の2階は無柱空間になっている。窓台をつくったのはネコのため。右の収納から移動できる。2階の隅部は吹き抜けになっているが人が立てない高さのため近寄れないうえ、家具が手すりの役目を果たしているので転落の危険はない。2階東側のキッチンを見る。幸代さんは開放感のある明るいキッチンをリクエストしたという。「大きなコンセプトとしては、ホテルかギャラリーのような非日常的な空間をつくってくださいと。とにかく家に帰って気分が上がるような空間をつくってくださいともお伝えしました。居心地が良くて、かつ、生活感の感じられない空間ですね。なので、水回りも全部1階中央の箱の中におさめてもらってベランダもつくりませんでした」(幸代さん)視線が空へと向かうように角度のつけられた開口。ソファの前に置かれたテーブルはアフリカのもの。現地の人がベッドとして使っていたものという。テーブルの下部に見える模様のようなものは人の顔の形に彫られたもの。実はこのお宅、竣工時に一度拝見しているのだが、その際に感じたのはまさしく「居心地が良くて、かつ、生活感の希薄な非日常的な空間」ということだった。そしてこの非日常感は、お2人が集めた骨とう品や美術品が置かれることでさらに増すことになった。建築家には、以前住んでいたマンションでは蒐集したものをディスプレイする空間がなかったためそれらが映えるような空間設計をお願いしたという。階段部分を見下ろす。ソファ側から見る。右の小上がりは今はベッドが置かれているが当初は貴彦さんが使うスペースとして想定されていた。階段途中から見る。蔵書が多いため本は階段部分と1階のライブラリースペースにわけて収めた。北西コーナーにつくられたライブラリー。幅が絞られたこの場所は読書に適した落ち着きのあるスペースになっている。発想を転換してそしてこの「骨とう品などが映えるギャラリー的空間」は2カ月前に本物のギャラリー空間へと模様替えされた。「2人とも美術品が好きで少しずつ古いものを集めていて、この家はそれらを自分たちで楽しもうということで建てた家でもあるんですが、一方で、わたしはギャラリーを経営したいとも思っていて店舗物件を探していたんです。でもタイミング的な問題もあって2年くらい過ぎてしまいどうしようかと思っていた時に、遊びに来る知人が皆さんこの家が“まるで美術館みたいだね”とおっしゃってくださるので“それなら下を開放してギャラリーにすればいい“と発想の転換をして、思い切って1階を予約制のギャラリーにしてみたんです」(幸代さん)。玄関を入ると風除室があるが、これは飼いネコの逃走防止のためのもの。メインのギャラリー側から見る。右が玄関。店名はラテン語で「Quadrivium Ostium」。「十字路の入り口」という意味という。「さまざまな時代のさまざまな場所から縁があって集まってきたものを、また次へと引き継いでいく場所」という思いを込めて名付けたもので、それぞれがもつ「ストーリー性を大切にしていきたい」という。古代のギリシャの壺や後漢の時代の犬を象った像から鎌倉時代の阿弥陀像など幅広い古美術品がしっくりと空間に収まっている。いわゆるギャラリー空間の敷居の高さを感じられないのは「非日常的」とはいえ元々が住空間としてつくられたからだろう。奥の左手の木床の部分がメインのギャラリースペース。このスペースを以前は寝室として使っていた。メインのギャラリースペースの壁にはジョルジュ・ルオーのリトグラフがかけられている。古代ギリシアで紀元前7世紀頃につくられた壺。寝室として使われていたようにはまったく見えない。メインのギャラリースペースに置かれた銅鏡や鎌倉彫の香合など。ユーモラスにも感じられるこの「加彩犬俑」は後漢時代のものという。2階からギャラリースペースを見下ろす。玄関正面のキャビネットには室町時代の獅子・狛犬が置かれ来客を迎える。奥のスペースは南西のコーナーにつくられたアトリエ。幸代さんの希望でつくられたこのスペースも適度な狭さでしっとりと落ち着く。ネコと共生できる家「ギャラリーのような非日常的な空間」とともに大きかったのが、「ネコと共生できる家」というテーマで、黒田邸では実は2匹いるネコのために考えられた仕掛けが随所につくられている。とはいえ、見てそれとすぐわかるネコ用につくられたステップや棚の類はいっさいない。しいていえば1階のトイレの壁に開けられたネコ用の出入り口くらい。幸代さんは「いかにもネコのためにつくりましたとわかるようなものはやめてほしい」と森さんと川村さんに伝えたという。しかしネコも住みやすい空間にしてほしいという、高度なリクエストだ。森さんたちによると家具の間の隙間はネコ用に開けたものだし、家具間の段差もネコのために考えたものという。言われてみてはじめてああそうなのかと気づくようなものばかりだが、これらがネコたちにとってはとっても快適につくられているようで、以前の家よりは明らかにのびのびと暮らしているし、「運動会タイム」になるとぴょんぴょんと家じゅうを走り回って遊び出すという。2階からアトリエ部分を見下ろす。1階は2.1mと天井高が押さえられているが吹き抜けがあるため圧迫感はない。2階からライブラリースペースを見下ろす。説明を受けないとわからないが家具のレベル差はネコのためのもの。右の収納の上にも左の棚からジャンプして移動できる。アトリエから見上げる。2階右隅にネコのために開けた隙間がある。2階の壁・天井も色を付ける希望があったが、白ならきれいに影が映るとの森さんの意見から白にすることに。浴室の壁は細かいタイルが幸代さんの希望で張られている。床は滑って危険なため現状のもので代替した。洗面所の奥にウォークインクローゼットがある。住み始めて2年半が過ぎて・・・「ネコのために家具の高さを変えて段状にしたほかにも、開口や吹き抜けの形の違いとかの2重3重にさまざまな要素が絡み合ったつくりこみ方がすごいなとじわじわと来ています。しかもそれがナチュラルに感じられているので違和感がない」と貴彦さん。「1階をギャラリーにして“自分たちが楽しむ”空間から“人様に楽しんでいただく”空間に切り替わったんですが、その変化にちゃんと耐えられるものだったというところも素晴らしいと感じています」メインのギャラリースペースから見る。左の箱にトイレが、右の箱に浴室・洗面所などが入っている。ともに入口上部がアーチ状になっている。美術展でのカラーリングを参考にして色を付けた壁は黒田夫妻がすべて自分たちで塗ったという。「最初はわからなかったんですが、わたしもこの2年半住んでようやくじわじわと感じはじめてきました」と幸代さん。「主人と同じような話になりますが、ディテールの細やかさ、繊細さをすごく感じるようになりました。2階の天井も光が入るとちょっとした角度の違いによってとてもきれいに見えるんです。そのあたりの美意識のようなものが森さんたちとわたしたちとちょうどマッチして実現できた家なんじゃないかなとも思っています。あと、ギャラリーに変えたように、いかようにも自由に変化できる可能性を秘めた空間、“じゃあ今回はこの部分を引き出そう”とか引き出しがたくさんある空間だなとも感じています」お2人が惚れ込んでいる内部から外へと目を転じると素晴らしい景色を見ることができるが、こちらでも貴彦さんは感嘆する。「家のなかにいても景色がピクチュアウインドウ的に切り取られていて、素敵な景色が家の随所で見られる。切り取り方の巧みさをとても感じています」1階のアトリエからも緑がよく見える。開口の格子はネコの網戸引っ掻き防止のためにつくられている。小上がり部分の開口からはダイナミックな景観が望める。この付近を撮ったカットが先月発売のMDS著『Life &Architecture』の表紙に使われている。黒田邸設計森清敏+川村奈津子/MDS所在地神奈川県鎌倉市構造木造規模地上2階延床面積86.31㎡
2022年01月10日南に開けた大きな高窓から光を取り込む奥様が育った目黒区内の土地に新築した3階建てのお宅。建て替えにあたり、いかに光を家全体に取り込むかが一番のポイントだったそう。「南側にお隣の建物が迫って建っているので、以前の家は特に1階が暗かったです」と奥様。南側の高い位置に大きな窓を作り、そこからの光を家全体に回すことにした。この家を設計した稲山貴則さんと、施主は、同じ大学の建築学科の同級生。「私が勤める会社では、病院や学校、工場、事務所などの建物の設計が中心です。住宅の設計は専門性が高いので、住まいの設計は気心の知れた住宅の専門家、稲山くんにお願いしたいと思っていました」2階から3階を見上げる。大きな白い吹き抜けの大空間に、四角いバーチ合板の箱がポッカリと浮かび、白い階段がふたつの箱をつなぐ。左右の箱の高さや長さが違うのも楽しい。左側の箱の上部にはロフトもある。南側の高い窓から、建物全体に明るい光が届く。ぽっかりと箱が空間に浮くユニークな設計。ロフトから2階を見下ろす。真下中央に見えるのが1階へと続く階段と、子どもが使っている勉強机。反対側(写真上)にもデスクがあり、ご主人がテレワークの際に使っている。階段とダイニング床下のスリットが1階とつながり、光が建物全体に行き渡る。鉄骨造で実現した大胆なプラン柱の必要な木造ではできない、鉄骨造だからこそ可能な気持ちの良い大空間が実現した。「地盤の強度にも不安があったこと、そして鉄骨造は木造にはできない思い切ったことができる楽しみもありました。箱を吊り下げて3階を作る、私の想像を超えるプランを考えてくれました」とご主人。奥様は、子どもたちがリビングを通って子ども部屋に行く動線にしてほしいとリクエスト。「親が泊まっていくこともありますし、また将来的に同居ができるように、1階に客間を作っていただきました」「奥まった場所が心地よいのか、よくここで勉強してくれます」家事をしながら勉強中の子どもと話ができる。「ここの勉強机からはリビングのTVが見えないので集中できるようです」トイレの手洗いを外側に。「2階に手洗いがあると、食事の前後など、子どもがこまめに手を洗えます」リビングとダイニングキッチンの天井の高さを変え、段差もつけている。「家具は以前使っていたものが多いですが、ブルーのL字型のソファはソファ専門店NOYESで購入しました」居場所がたくさんある家「大きな吹き抜けは、家に居ながら開放感があります。1階から2階へ上がる階段、そして3階からロフトへ上がる浮遊感のある階段と、視線が移り変わり、ひとつの家で様々な風景を楽しめます。コロナで外出できない期間がありましたが、ストレスなく過ごすことができました」そして、家族が家の中で別々のことをしていても、一体感が感じられるのだそう。「奥の勉強机で長男が勉強し、手前のデスクでリモートワーク、キッチンで食事の準備をし、長女はリビングのソファで遊ぶなど、2階だけでもそれぞれの居場所がたくさんあるのも良かったと思います」3階の寝室。奥のサンルームは洗濯物の乾燥にも。「子どもが小さいのでまだ使っていませんが、3階には子ども部屋として2室準備しています」子ども部屋とロフトへと続く鉄骨階段は、蹴り込み板にエキスパンドメタルを使うことで抜け感と安全性を両立。玄関を入ると視線の先に明るいグリーンの扉が出迎える。階段下は収納になっている。白を基調とした明るいバスルームは1階に。角地の2面道路。南側に隣家が迫り、北側と西側は斜線規制という条件の中、3階建ての豊かな空間を作った。K邸設計稲山貴則建築設計事務所所在地東京都目黒区構造鉄骨造規模地上3階延床面積103.89㎡
2020年08月11日スタイリッシュなフォルムとこだわりの素材感でごみ箱の生活感をOFF。シンプルなのでどんな空間にも馴染み、インテリアとしてサマになるワンランク上のごみ箱。マンゴーウッドの暖かみとアイアン素材の重厚感のあるデザインがお部屋にシックな印象を与えます。リビングに置きたくなるごみ箱生活に欠かせないごみ箱ですが、せっかくお洒落に揃えたインテリアの中に生活感たっぷりなごみ箱は置きたくないですよね。アイアン×マンゴーウッドのシンプルなダストボックスなら、インテリアの邪魔をせずお洒落に溶け込んでくれます。ソファーの横やダイニングテーブルの下などライフスタイルに合わせてどこでも絵になる佇まいが魅力です。台の上にはSサイズが◎洗面台の上にはコンパクトなSサイズがぴったり。手を洗った後のペーパータオルや、メイクの時に使った綿棒やティッシュなどをサッと捨てられてとっても便利です。Sサイズなら場所を取らず設置出来て、インテリアとしてもサマになる素材感が◎。選べる4タイプシンプルなスクエアとスタイリッシュなオクトの2つのデザイン。サイズはそれぞれ、高さ12cmで容量1.5LのSサイズと、高さ20cm、容量7.5LのLの2サイズをご用意しました。相性の良い組合わせ味のある木目が特徴のマンゴーウッドと、マットなブラックがクールなアイアン製。ウッド×アイアンは抜群の相性です!※ウッド部分は天然木なので、木目の出方や色合いに個体差がありますが自然素材の特徴としてご了承ください。蓋つきが嬉しいデザインのアクセントにもなっている異素材のフタ。そのまま捨てられるのに中のごみが見えにくいのが嬉しいポイントです。簡単開閉蓋は本体内側の両端にあるバーに乗せるだけ。簡単に開け閉めできるので、ごみ捨てもラクラクです。真ん中が丸く空いたデザインで手をかけやすのもポイントです。ボックスの両端には、細いアイアンのバーがあり、ごみ袋を掛けることが出来ます。ゴミ箱だけじゃもったいないダストボックスとしてだけでなく、中に小さなドライフラワーを入れてこなれたインテリアとして飾ってみるのも◎。お水を入れてフラワーベースとしてはご使用いただけませんが、ドライフラワーや、蓋を外して鉢カバーとしてもご使用できますよ。背の高いものはLサイズ高さやボリュームのあるドライフラワーはLサイズがおすすめ。無造作に飾るだけでお洒落な存在感を放ち、ブラックのアイアンが空間をひきしめてくれます。最後までご覧いただきましてありがとうございます。一見ごみ箱とは思えないクールな佇まいのダストボックス。どちらのサイズもそれぞれ使い勝手が良く、家中のごみ箱を揃えたくなるくらい。特に、Sサイズはどこにでも飾るように置けてとっても便利。書斎や子供の勉強机にも丁度いい大きさで、とにかくお洒落。容量が小さくてもこまめにごみ捨てをする習慣がついていいかもしれません。
2020年05月19日高台がいい土地は「高台でいいところがないか探していた」という髙橋さん。見晴らしの良いところに住みたいと思っていたという。購入したのは小田急線沿線の高台で、駅から徒歩で7、8分の敷地。「見晴らしのほかにも土地の形や値段的にも見た中ではいちばん条件が良かった」と話す。南側に向けて大きな開口をつくった髙橋邸。高台にあるため遠くまで視線が気持ちよく抜ける。設計は建築家の小長谷亘さんに依頼。作品を見てデザインのテイストが気に入っていたので基本的にはあまり要望は出さずにお任せして最初の案を出してもらうことに。小長谷さんに伝えた数少ない要望のなかには「ドカンとシンプルに大きな空間があったほうがいい」そして「家の中にカーブしているところがほしい」というのがあったという。「建築のプロが考えたベストプランをまず見てみたいというがありました」と話す髙橋さん。「大空間やカーブのことだけ伝えればあとの細かいところは設計を進めていく間に話し合って決めていけばいい」と思ったという。奥さんは「小長谷さんの施工例を見させてもらって、実際にお話もしてみて、こちらの希望通りに叶えてくれるだろう、希望をくみ取ってくれそうだよねって話を2人でしていました」と話す。大きな開口側(南側)から1階の室内を見る。大きな一室空間のなかに3つのレベルのフロアがつくられている。建具や家具はすべてラワン材で製作されている。大きな空間に大きな白い壁がつくられている1階は美術館のような空気感も。壁に掛けられた作品が映える。グラフィックデザイナーの髙橋さんの師匠にあたる方の作品という。カーブと大空間とスキップ建築家のほうではカーブに関しては「壁に少しカーブがあるとかいいなあというような感じで絶対条件ではない」と受け取ったという。「デザインのヒントのようなものとしてとらえました」。髙橋邸は見晴らしのいい南側に向けて大空間をカーブさせて、その中の3つのレベルをスキップでつなぐという構成になっているが、小長谷さんには次のような建築的な判断があったという。「これからお子さんが大きくなると家族も変化していくのであまりつくりこむよりも空間にお金を使うほうがいいだろうと。景色の良いほうに大きな窓をつくりそれを最大限に生かすためにトンネル状の空間をカーブさせる案を提案しました」。さらに「部屋を大人と子どもで大きく分けるというぐらいのおおらかさのある設計にしました。あとお子さんが小さいので家族が上下にわかれていても気配を感じられるほうがいいいかなと」階段から見下ろす。右側の壁面と左の開口部近くを見るとわかるように壁が一部カーブを描いている。ダイニングから見上げる。右のキッチン上の天井の高さが2.7m、左が3.3m、吹き抜けた部分が6.0mある。左側が子ども3人のための空間で右が大人の空間。3段の階段でつながっている。子どものための空間から見る。大人2人のための空間は壁のカーブに合わせて角度が振られている。時間をかけて何案も検討したのが1階のキッチン。「道路側にも景色が抜けるので対面型にするともったいない。側面に寄せると、流れはあるけれどもダイニング側にキッチンが入り過ぎてしまうとかいろいろとあって、現在の半分囲うような形にしました。収納は冷蔵庫などの大きなボリュームを背の高い収納にまとめてキッチン側は食器棚、反対側を生活のためのものなどを仕舞う収納にしました」(小長谷さん)キッチンの開口からも視線が抜ける。ダイニング側に向けた対面側だとそちらに背を向けるかたちになりもったいないため、検討した末にこの形に。右の食器棚の裏側は生活のための細々としたものや子どもたちの服などが収められている。玄関とトイレの扉を開けたところ。浴室は天井が高いうえに南側の開口から視線が遠くまで抜ける。シンプル空間をカスタマイズこの家に髙橋一家が越してきたのが昨年の6月。もう少しで1年経つがこれまでに自ら表札をつくったり外構を手掛けたりといろいろと手を加えてきた髙橋さんは、今は階段の下のスペースに棚をつくろうと計画しているという。「階段の踏み板に面合わせで同じ集成材で厚さも同じくらいでできればいいんですけど」。壁側から出っ張るようにカーブを付けようかと考えているという。「空間にまだいろいろと設置する余地があるのでそこはとても楽しいですね、自分でつくり上げていく楽しみというか」大きくてシンプルな空間は自分の手で「カスタマイズ」のしがいがあるだろう。大空間のシンプルなつくりは髙橋さんが自分で手を加えるための素材のような気もしてくる。奥さんは「そういう作業を見ているのが楽しい」という。「この前とはなんか違う音がしている、またなんかやってると思って何をしているか見に行くんです」2階の子ども部屋はクローゼット兼納戸につながっている。クローゼット近くから見る。奥にはパソコンが置かれ髙橋さんの仕事スペースになっている。洗濯物を干すことがあるという2階テラスも見晴らし抜群。2階からダイニング部分を見下ろす。吊り下がっている真鍮製の照明はflameの商品。左の浴室の扉は高さ2.7mで合板の最大サイズでつくられている。その上の扉の中には空調機が仕込まれている。外の緑は芝も含め髙橋さんが植えたもの。照明の計画・デザインは小長谷さんの奥さんで、照明デザイナーの内藤真理子さんが手がけた。道路側外観大きな開口の近くは奥さんのお気に入りの場所。髙橋邸(月見坂の家)設計小長谷亘建築設計事務所所在地東京都町田市構造木造規模地上2階延床面積98.53㎡プロデュースザ・ハウス
2020年05月13日斜め向かいのT字路に向けて開放的に住空間を展開、広がりのある住空間を形づくりました6604f_NTR_u_clr_L.jpg密集市街地の中で、斜め向かいのT字路に向けて、開放的に住空間を展開することで、広がりのある住空間を形づくりました。一方、間近に迫る隣家に対しては、縦ルーバーによって視線を遮ることで、安心して心を解き放てる住宅をめざしています。掲載「建築家100の模型展」所在地:東京都渋谷区規模:地上2階建敷地面積:90.83m2(27.48坪)建築面積:47.61m2(14.40坪)延床面積:82.15m2(24.85坪)構造:木造施工:栄伸建設
2020年04月17日「年末に大掃除をしたけれど、なんだか空間があか抜けないしスペースを活かしきれていない気がする……」掃除ももちろん大事ですが、スッキリ暮らすには収納も大事。今回はちょっとの工夫でスッキリおしゃれになる「洗面所」の収納アイデアを紹介します。新年もキレイを保てるように収納の方法を見直して、使うのが楽しくなる洗面所に変えましょう!つっぱり棒で洗面所下を有効活用洗面所下の収納は、配管が邪魔で物がしまいにくいため、うまく活用しきれていないという方も多いのではないでしょうか。そんなときに役立つのが、「つっぱり棒」。横に2本つっぱり棒を渡せば、あっという間に簡易的な棚のできあがり。プラスチックのカゴを乗せたり、スプレー式の洗剤を引っ掛ければ、デッドスペースも無駄なく使えます。収納スペースにフィットするよう、引き出しやファイルボックスなどを組み合わせる作業は少し手間がかかりますが、完成したときの達成感もひとしお。細々としたものが多く、どこに何を入れたのかわからなくなりがちな洗面所をスッキリ片づけるのは快感です。カゴ収納でスッキリ清潔に!洗面所は家の中でもとくに生活感の出やすい場所のひとつ。タオルや洗剤類などは、見えないようカゴに収納するとスッキリします。ラタンのカゴを使えばナチュラルに。モノトーンのプラスチック製のボックスを使えばシンプルに。またワイヤーバスケットを使えば、インダストリアルでクールな雰囲気を演出できますよ。収納場所が少ない場合は、デッドスペースになりがちな洗濯機の上を使うのが◎。市販のランドリーラックを使うのはもちろん、2×4材を使い自宅の洗濯機置き場のサイズに合わせて棚を自作するのもいいですね。最近は壁に穴を開けずに天井と床をつっぱることで柱を作れるものもあるので、賃貸でもDIYを諦めなくて大丈夫。また洗面台と洗濯機置き場の間などに微妙なスペースがある場合は、スリムタイプの引き出しを使ったり、洗濯機にマグネット付きのフックをつけて引っ掛け収納を作るのもオススメです。詰め替えて統一感アップ。おしゃれ度格上げ法バラバラで統一感がなく、ごちゃごちゃとした印象になりがちなハンドソープや洗剤などは、そろいのボトルに詰め替えてしまいましょう。ホワイトカラーでまとめれば、清潔感がグッとアップ。100円ショップの詰め替えボトルを使えば、低コストでもおしゃれがかないます。これならカゴを使わずともスッキリして、洗剤もインテリアの一部に。タオルもカラーをそろえて、端が見えないように折りたたむとキレイに見えます。また、綿棒やコットン、デンタルフロスなどをガラスキャニスターに入れて置いておけば、まるでホテルのような洗面所の完成です!上手な収納で使い勝手をよくしよう!洗面所がキレイで使いやすくなれば、自宅でもホテルのような気分を味わえて、バスタイムももっとリラックスして過ごせそう。収納方法を見直すことで掃除がしやすくなり、キレイも保ちやすくなったりと暮らしやすくなりますよ。ぜひみなさんも試してみてくださいね。《ARUHIマガジン》では、このほかにも「住まい」や「お金」に関するさまざまな情報を掲載しています。専門家の書いた記事や役立つコラムを読んで、暮らしのちょっとした疑問を解決していきましょう。家事に関するトピックもたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください!《ARUHIマガジン》はこちら
2020年01月11日薪ストーブをモチーフにした可愛い見た目と、クリーンなミストでお部屋を潤してくれるインテリアになるBRUNOハイブリッドUV加湿器。ハイブリッド(気化+ヒーター)式とは、水を浸透させた加湿フィルターに温風を当てて加湿するタイプのこと。加熱ヒーター、UVライト、イオン交換樹脂フィルターを通したクリーンなミストが心地よい空間をつくりだします。ぬくもりを感じるデザインや加湿だけでなく香りまで愉しめるアロマ機能付きで、寒い季節のお部屋時間がもっと快適になりそうですね。お部屋に溶け込むほっこりデザイン暖かみのある薪ストーブをモチーフにしたデザインは、寒い季節のお部屋に温もりを与えます。床に直置きするとまるで本物の薪ストーブの様な佇まい。ミストの吹き出し口の煙突デザインがアクセントになり、棚の上に置いても圧迫感を感じないのも◎。設置は、周囲との距離を十分に取り、目安として側方30cm以上、後方30cm以上あけて設置してください。また、テレビ、オーディオ等のAV、パソコン機器から3cm以上離し、出来るだけ別のコンセントを使用することをおすすめします。※設置場所に関しては必ず説明書をよく読み確認してから設置して下さい。はじめに付属のクリーンフィルター(イオン交換樹脂・銀イオンフィルター)をタンク内にセットしてご使用ください。水道水をタンクに入れてセット水道水をタンクの最大水位位置(タンク容量約4L)まで入れ、向きを正しく合わせて本体にセットします。取り外しやすいハンドル付きで持ち運びもラクラクです。また、フタを開けて本体の上から直接給水することも出来るのも魅力です。使用中に水がなくなるとブザーが5回鳴り自動停止し、主電源ボタンのライトが点滅しますので、水補給を行ってください。タッチ式操作パネル搭載電源を入れると本体にアイコンが浮かび上がります。上から主電源ボタン、表示部、湿度設定ボタン、加湿量設定ボタン、ヒーターON/OFFボタン、タイマー設定ボタンになります。室内の湿度は40%~75%まで5%刻みで設定出来て、オートモードでは、自動的にミストの量を調節し最短で設定した湿度に近づけます。また、内部のPTC ヒーターをONにすることで、水を加熱し菌の増殖を抑えます。1~8時間で5段階(1,2,4,6,8H)の設定が出来るタイマー機能も嬉しいポイントです。加湿しながら香りも愉しめます加湿をしながら香りが愉しめるアロマパッド付き。アロマパットを入れるアロマケース(引き出し)は、マットなゴールドの小さな取っ手がデザインのアクセントにもなっています。アロマケース(引き出し)にはエッセンシャルオイルの小瓶やお掃除用ブラシが収納可能。アロマをご使用の際は、アロマパッドにエッセンシャルオイルを2~3滴染み込ませ、セットしてご使用ください。お好みのミスト量を設定出来ます薪ストーブの煙突がデザインされた吹き出し口から出るミストは、4段階の調節が出来ます。お部屋の湿度やお好みで調節してください。インテリアに合わせて選べる2カラーカラーは、くすみカラーがお洒落なグレージュとブラウンがかった落ち着きのあるブラックの2色。サラッとした手触りとマットな大人カラーがお部屋をセンスアップしてくれます。お手入れ方法水タンク内の洗浄(水洗い)と、水そう部の水は毎日捨ててください。細かな部分は、付属のお手入れブラシで埃を取ったり、本体は柔らかい布などで拭いてください。また、本体底面の吸気口に付着したほこりなどは、掃除機で吸い取ってください。※吸気口のお手入れは定期的におこなってください。ほこり詰まりなどが原因で故障する場合があります。セット内容本体、クリーンフィルター、アロマパット×4、お手入れ用ブラシ、保証書付き取扱説明書が入っています。安全に正しくお使いいただくために、お使いになる前に必ず説明書をお読みになってからご使用ください。また、説明書には保証書が付いていますので大切に保管してください。※保証はお買い上げより1年間です。本体の脚部分の裏には滑り止めが付いているので、安定感があり設置面を傷から守ります。最後までご覧いただきましてありがとうございます。乾燥の気になる季節になると活躍する加湿器。皆さんはどこで使っていますか?リビング、寝室など各お部屋に設置している方も多いはず。かなりコンパクトなタイプも多く出ていますが、このBRUNOハイブリッドUV加湿器はちょっと大きいなというのが第一印象。ですが、その分タンクも大きくて機能性も抜群。なんといってもこの薪ストーブデザインが可愛すぎませんか?床に直置きでも棚の上でもどこに置いても絵になるのでお部屋のインテリアがワンランクアップしますよ。
2019年12月01日面積広めの旗竿敷地笹沼邸が立つのは旗竿敷地。敷地自体は約190㎡と広く、そのため土地の値段は当初の予算をオーバーしていたという。しかし「西側が開けていて、駅からの距離感や駅の規模感なども含めトータルで考えた時にいい敷地だと思った」と笹沼さんは話す。そして予算のオーバー分をうまくやりくりする手段として賃貸併用のアイデアに思い至ったという。賃貸のワンルームを2戸併設した笹沼邸の設計を依頼したのは奥さんの旧友であった北澤さん。建築のデザインに興味をもっていた笹沼さんは、北澤さんが妹島和世さん、西沢立衛さんのお2人が主宰するSANAAで働いていたこともあり「会ってみたい」と連絡を取って知り合ったのが5年ほど前のことだったという。2階右端と1階左端が賃貸部分。外壁は小波のガルバリウム。箱がずれたような構成になっているが、それをあまり強調したくなかったため、全体として大きな一軒の家のような連続性を感じさせる素材ということで選択された。ダイニング側から「まえにわ」を見る。この壁の裏側に2階の賃貸スペースへと上る階段がある。旗竿敷地に建てられた笹沼邸のエントランス部分。3つのリクエスト笹沼さんが北澤さんにこの家の設計でまずリクエストしたのは「友だちが来て楽しくなるような家にしてほしい」「外と中の関係をあいまいにしてほしい」「天井の高い家にしてほしい」の3点だった。はじめの2点が明確に表れているのはエントランス部分だ。上部に賃貸部分がつくられた「まえにわ」と呼ばれるスペースとダイニングキッチンのスペースがガラスの開口を介してつながっていて通常の玄関のように内と外との関係が切れていない。「そもそもスペースが限られた中で玄関をつくるのがもったいないと思い、縁側からスッと入るように外と中が連続するようなつくりにしました。正面にキッチンをつくったので1階は奥様がお店をやっているような感じになって、外と中とがつながりつつ楽しそうになっていいかなと」(北澤さん)エントランス側からダイニングキッチンを見る。2階はリビング。キッチンからエントランス側を見る。ハイサイドライトは朝日を入れるため施工途中で開けることに。このアイデアにたいして笹沼さんは「もともとふつうの家はいやだなと思っていたのと、建築によって生活が変わる楽しさみたいなのも許容しようと思っていたので楽しく受け入れました」と話す。外と中の関係があいまいということでは、2階上部にあるサンルームと呼ばれるスペースとテラスとのつながり、さらに、白い壁にところどころに開けられた開口を通して外部へと視線が気持ちよく抜けていく点も見逃せない。「リビングのハイサイドライトとか外からの視線が気にならないところは大きく開けてカーテンも付けていません。そうすると外の空気の動きとか天気の様子などが中にいてもすごく感じられて、体感として大きな外部環境にいるように感じられるのではないかと」(北澤さん)2階からダイニングキッチンを見下ろす。キッチンは奥さんの希望でアイランド式に。壁は塗装に見えるが薄手のクロスが貼られている。ずれつつ縦に展開天井の高さはダイニングキッチンが4745mmでリビングが4515mmとふつうの住宅よりも2mほど高い。笹沼さん曰く「どちらも住宅であまり経験したことがない高さでどんな感じになるのか全然イメージがわかなかった」。そしてまた天井が高いばかりでなく、ダイニングキッチンとリビングというプロポーションの近い箱状のスペースが2つ縦にずれながらつながり、さらにその上のサンルームへと、これもずれながらつながる構成も笹沼邸の大きな特徴だ。キッチンから2階へと上る階段を見る。ダイニングテーブルからの眺め。階段と2階部分の手すりにはさび止め効果のある常温亜鉛めっきが施されている。1階から見上げる。階段上部の梁だけが下の柱と揃えて白く天井が仕上げられている。2階リビングからサンルームに至る階段を見上げる。白の壁とそのほかの木の部分とのコントラストがきいている。2階のリビングからダイニングキッチンとその上につくられたサンルームを見る。サンルーム側からリビングを見下ろす。奥の木の扉を開けると左が書斎で、右はベッドルームに至る階段がある。奥さんは設計時には「子どももいるので階段が多いことなどに抵抗があった」というが、「住んでみたら各スペースの高さが違うことで室内でも見晴らしが良く、下に子どもがいても上の階から見えるので良かった」と思っているそうだ。笹沼邸では白い壁と天井などに使われた木のコントラストも特徴的だが、設計では当初、天井は梁を見せずに白い板を張って白い箱が連続しているようなイメージだったが、天井が減額対象となって、現状のような構造をそのまま見せるつくりとなった。抽象性の高いイメージから素材のコントラストを意識させるような構成へとシフトさせたということだろう。ダイニングキッチン上部につくられたサンルームからリビング方向を見る。湾曲した木の扉はトイレの扉。階段を上った先にはテラスがある。「いずれ、バーベキューパーティとかできたらいいなと思ってます」(笹沼さん)。テラスへと至る階段には家具的な佇まいも感じられる。「床がコンクリートということもあって、この1階のスペースには長い時間はいないかもと思っていたんですが、住んでみたら、人が来たときは皆ここに集まって、キッチンで何か作業をしながらでもお話がとてもしやすくて思っていたよりも好きな空間になりました。なので今はこの1階にいるのが長いですね」。奥さんはさらに、「夏は1階が涼しくて快適でしたが、冬は2階のリビングが長くなるのかな」と話す。季節により住む空間が変わる、というつくりも気に入っているようだ。奥さんはさらに「2階のリビングでゴロンとしてテレビを見るのも好き」と話すが、笹沼さんも「2階はプライバシーが他よりも保たれている場所なのでだらっとできる気持ちよさがある」としつつも1階の心地よさを強調する。「1階は天井が高いだけでなく光も溢れているし外気にも接することができて気持ち良く、いろんなことが体感できるので面白くて好きですね」と話す。「あとお風呂上りとかにテラスに出る階段に座って歯を磨くんですが、あそこは窓が3面開くので夜風がとても気持ちがいい」とも語る笹沼さん。「あそこでビールとか飲んだら気持ちいいだろうなって思ったりしますね」。これを実行するのは冷えたビールのうまい来夏あたりだろうか。奥さんが思っていた以上に好きになったと話すダイニングキッチンのスペース。どの方向にも視線が抜けて快適なスペースになっている。賃貸スペースを2つ併設した笹沼邸。北澤さんは「距離感がそれなりにありがながら関係性をうまくつくれる」ような構成を考えたという。敷地奥の1階にある賃貸スペースの前には「うしろにわ」がつくられている。内部は縦方向にずれながらつながっていたが、横方向でもずれつつつながる。笹沼邸設計北澤伸浩建築設計事務所所在地神奈川県横浜市構造木造規模地上2階延床面積159.6㎡(賃貸スペース含む)
2019年11月04日見事な眺望に一目惚れ横浜市の見晴らしの良い住宅街に建つKさん邸。今年の7月に竣工した家では、ご主人、奥さま、奏(かなで)ちゃん、季(みのり)ちゃんの4人家族が、新しい生活を楽しんでいる。「以前はマンション住まいだったのですが、僕も妻も戸建で育ってきたので、いつかは自分の家が欲しいよね、と話していました。子どもたちにとって思い出に残るような“実家”をつくってあげたいという想いもありましたね」(ご主人)。そして、土地探しを始めたご夫妻。すぐに良さそうな土地が見つかったが、いまいちピンと来なくて、しばらく保留にしていたと振り返る。「当初の候補になったのは、落ち着いた住宅地にあって、真四角で平坦で全面道路が広いところ。なんの不足もなかったけれど、なんだか面白味を感じなかったんです」(奥さま)。そんなある日、不動産屋さんに紹介されたのがこの土地だった。「旗竿地なのですが、突き当りの南東側が見事に開けていて、眺望が素晴らしいんです。すぐに気に入って、即決しました」と、ご主人は振り返る。家を建てるなら、「自由度の高い注文住宅に」と考えていたKさんご夫妻。設計は、IYs inc.(イノウエヨシムラスタジオ株式会社)の井上亮さんと吉村明さんに依頼した。「不動産屋さんに紹介していただいたのですが、スタイリッシュでユニークなデザインの事例が多くて、この方たちにお願いしたら、楽しい暮らしになりそうだなと思いました」(ご主人)。Kさん邸エントランス。旗竿地だが、奥は段差になっていて、南東に視線が抜ける。オリジナルの表札。長方形を対角線でくぎったデザインは、この家のプランとリンクしている。斜めの線が生み出すもの家づくりにあたってKさん夫妻が希望したのは、眺望を生かすこと、こもり感も併せ持つこと、そして床座でくつろげることだった。それを受けた井上さんと吉村さんは、実に50余りのプランを考案。Kさんご夫妻と話し合いを進める中でたどり着いたのが、「長方形の建物形状に対角線を引いて、そこでフロアを上下にずらず」というシンプルだがユニークな案だった。井上さん、吉村さんは、「対角線でできる段差が舞台のようになり、舞台の上に立つと一番良い方向の眺望が楽しめるようにしました」「丘陵地という周辺風景に合わせ、家の中にもリズムのある高低差をつくりました」と、その狙いを語る。さらに、斜線制限に応じて斜めにした屋根の形状も相まって、家の中は「低いところで1.3メートル、高いところで3.4メートル」という幅広い天井高に。大きく開いた南東の反対側は開口を控えめにしているので、開放感とこもり感がうまいこと両立している。一般的な四角い間取りとはかけ離れたこのアイデア。提案を受けたKさんご夫妻は、「どんな家になるんだろう」とワクワクドキドキしたという。「せっかく建築家さんに頼むなら、自分たちでは思いつかない発想を取り入れたいと思いました。あと、本当にたくさんのプランを提案していただく中で、だんだん普通じゃ物足りなくなってきたんです(笑)。訪れる人が『わあ!』って驚いて笑顔になってくれる家にしたいと思うようになりました」(奥さま)Kさん邸の初期のラフ模型。床と天井の斜めの線が生み出すオリジナルの空間がよくわかる。2階のリビング・ダイニングに上がったところ。低い方のフロアがダイニング、階段を3段上がった上がリビングになっている。さらに上がったところにはロフトを設けていて、家の中は4層に分かれる。南東側は一面に窓を設け、見事な眺望を楽しめるように。窓の下にはつくりつけた棚は、ベンチとして腰掛けることもできる。ダイニング側は白いクロス、リビング側はシナベニヤの天井とし、気分が自然と切り替わるようにした。リビングからロフトに上がる階段は、幅広でゆったりした雰囲気に。透かし階段にしたことで、視線の抜けを確保した。中央の壁は、「あった方が落ち着く」というご主人の要望で設けた。ダイニングの床はシカモアのフローリング、リビングの床は絨毯。リビングで床座でくつろぐのが、Kさん一家の団らんスタイル。ダイニングからリビングに上がる階段は可動式で、気分によって置き場所を変えられる。ロフトに上がる階段の奥には食材を保管する棚をつくり、空間を有効活用。ダイニングとリビングの段差によって1階からロフトまでがひとつながりの空間となっているが、全館の空気を循環させる換気システムを取り入れているので、高低差による温度差は解消されている。「眺望を楽しめる土地を選んで本当に良かった」とご主人。三角形のダイニングテーブルは、斜めを基調としたこの家の間取りに合わせて購入したもの。感性を刺激する空間一方の1階は、空間を対角線上で区切って壁を設置。できた三角形の片方はコンクリート打ちっ放しのギャラリーのようなスペースにして、家族4人が使える衣類の収納棚を造りつけた。もう片方は閉じた空間とし、寝室、洗面、風呂、トイレを納めてある。奥さまは、「一見奇抜ですが、着替えやタオルを用意してお風呂に入る、帰ってきて上着をハンガーにかけて手を洗う、と入った流れがとてもスムーズで、考え抜かれた動線だなあと感じます」と頷く。Kさん一家がこの家に暮らし始めて数ヶ月。「この家はとにかく移動が楽しい。空間にメリハリがあるので、ちょっと歩くたびに気分が変わるんです」と話すご主人に「対角線って長辺よりも長いので、広く伸びやかに感じるんです。『斜め』をぜひ皆さんに進めたいです!」と続ける奥さま。4歳の奏ちゃんは元気いっぱいに家中を歩きまわり、一番高いロフトスペースと、1階の三角形の端の鋭角な部分がお気に入りだという。「子どもたちは高低差が楽しいらしくて、1歳の季もロフトに上がるとニコニコしています。この家が子どもたちの好奇心をどう育んで行くのか、かなり楽しみですね」と微笑むご夫妻に、IYs inc.のお二人は、「自然の中のようにいろいろな角度や高さがあると、普通の四角いお家とは体感の幅が違うので、感性は刺激されると思いますよ」と頷く。玄関を入ると、コンクリート打ちっ放しの空間。右のカーテンの中はたっぷりの収納、左の壁の向こうは寝室や水回りになっている。「1階はあえて家っぽくないギャラリーのような空間にしました」と井上さん。2階に上がる階段。階段から上は1階とは雰囲気が一転し、木の温もりを感じる空間になっている。玄関の脇にはシューズインクロークをつくったので、玄関周りはいつもスッキリ。造りつけの収納は棚の高さを自由に変えられるので、しまいたいものやお子さんの成長によってフレキシブルに使える。広々とした洗面スペース。洗濯機の周りは囲って、スッキリした印象に。メンテナンス時などは囲いを外すこともできる。お気に入りの「鋭角」にはまる奏ちゃん。「お風呂上がりに姿が見えないなあと思ったら、よくはまっています。もうおかしくて(笑)」と奥さま。階段下はトイレにして、スペースを有効活用。新しい挑戦がつくった家普通の「四角い家」の概念を打ち破り、ユニークなだけではなく住み心地も抜群な家をつくりあげたIYs inc.のお二人。「Kさん邸を手がけられたことは、僕らにとっても発見の連続でした」と振り返る。しかし、施工面では苦労も多く、複雑な形状の施工を狂いなくおさめられたのは、熟練の大工さんの腕に頼る部分が大きかったという。「普段からお世話になっている大工さんに頼んだのですが、『こんなに難しいのは初めて。勉強になったよ!』」と言われました。設計者にとっても施工者にとっても、新たな挑戦となるお家だったので、今のKさん一家の楽しそうな暮らしぶりを拝見すると、とてもうれしく思いますね」(井上さん)。この家とともに、家族の時間を重ねていくKさん一家。お子さんの成長とともに、この家は新たな過ごし方やお気に入りの居場所を与えてくれそうだ。モールテックスというモルタルで造作したキッチンカウンター。奥さまが選んだ明るいベージュが、温かみのある雰囲気をつくっている。ロフトの壁と天井の収まりは「職人技の結晶」と吉村さん。飾られていたのは、奏ちゃんが生まれたときの大きさを記録したスケッチ。南東側から見たKさん邸。バルコニーの手すりはよく見ると上に行くほどピッチが広くなっていて、デザインへのこだわりが感じられる。Kさん邸設計IYs inc.(イノウエヨシムラスタジオ株式会社)施工坂牧工務店所在地神奈川県横浜市構造木造規模地上2階建延床面積約110㎡
2019年09月25日雑誌で見つけた家に一目惚れ広告代理店勤務のご主人とレコード会社勤務の奥さま。共働きのご夫妻は、最初のお子さんが誕生してまもなく、奥さまの実家の近くに家を持つことを考えた。「2人とも働いているので、子どもが突然熱を出したときなど、頼れる人が近くにいたほうが心強いと思って」(奥さま)。土地を探すこと2年。ようやく出会った土地が、奥さまの実家からなんと徒歩1分。近くには昔ながらの商店街や大きな公園もあり、子育て環境にもベストな場所だった。土地を購入後、「自分たちでゼロから造れるチャンス」と、家づくりの研究を始めたご夫妻。雑誌で見つけたある住宅に一目惚れし、その住宅を手掛けた直井建築設計事務所に設計を依頼した。「実際にその家にうかがって、ご主人にこだわりなどを聞かせてもらいました。洗練された雰囲気や内と外がつながる感じなどいろいろ参考にさせてもらいましたね」(ご主人)。また、お2人の好きな雰囲気の写真をPinterestやインスタグラムからピックアップし、言葉で表現しづらいイメージを写真で建築家へ伝えていったという。床のタイルや黒いフレームがスタイリッシュな印象。一目惚れした住宅からヒントを得たもの。東京・世田谷の閑静な住宅街に建つ。モダンで落ち着いた佇まいが地域に馴染んでいる。奥さまの希望で玄関前にベンチを設置。お嬢さんが靴を履くとき、置き配のときなどに重宝。ウォールナット材の床が気持ちいい玄関ホール。写真は、現在4歳になるお嬢さんが生まれて100日目(右)と初めて立ったとき。玄関脇のシューズクローゼット。上部も収納スペースになっていて、2階のパントリーからも収納可能。1階の寝室。たっぷり収納できるクローゼットを併設。M邸のエアコンはすべて隠して設置(上部)。家族がつながるワンルームMさん夫妻がこだわったのは、2階はドアのないワンルームにすること。リビングもダイニングもキッチンも、そして書斎も一続きにした。「寝るとき以外はリビングで過ごすというのが、家族の在り方だと思っています。僕もそうでしたから。勉強もリビングでしていましたね」とご主人。奥さまも、「どこにいても家族が感じられるようにしたかったんです」という。インテリアのアクセントであり、クールでモダンな雰囲気を盛り上げているのが、黒い木枠のパーテーション。「どうしても子どものものはゴチャゴチャしがちなので、部屋を分けて、隠したかったんです」(奥さま)。物が置かれて雑多になりがちな下部は隠すことができ、上部は空いていて空間のつながりを感じられるパーテーションは理想的な形であった。現在は、仕事を持ち帰ったご主人の書斎として使われることが多いデスクスペース。「仕切りがあることで落ち着いて仕事に集中できる」という。ゆくゆくは子どもたちの勉強スペースとしても活躍しそうだ。また、お子さんが大きくなったときには、現在のおもちゃスペースには本棚やソファを置くことを構想中。子どもの成長に合わせて変化する余白スペースとなっている。パーテーションの奥が書斎スペース。程よく目隠しができ、LDKはいつもすっきりした印象に。書斎は、ゆくゆくは子どもたちの勉強スペースに。パーテーションにより集中力もアップ!書斎の奥には、お嬢さんのおもちゃスペースが。「私たちが近くにいるため、安心して遊んでいます」。天井高の変化でゾーニング「ここは3階建てにすることも可能でしたが、天井はマックス高くしたいとリクエストしました」(ご主人)。テラスに続く開口は高さ3.5m。カーテンを取り付けず、グリーンを上手に目隠しとして使い、大きな窓から降り注ぐあたたかな自然光を楽しんでいる。床は無機質な雰囲気にするためにタイルをセレクト。外でも使用できるタイルをチョイスし、LDKからテラスへと同一のものを敷き詰め、統一感を意識した。建築基準法の高さ制限で、低くするしかなかったというキッチンや書斎部分の天井は、リビングよりもやや低めに設定。異なる高さによる空間の変化がさらなる居心地の良さをもたらしている。テラスまでフラットにつながり開放的。『IKEA』で購入したという一点もののペルシャ絨毯は奥さまの希望。テラスからリビングを見る。手前のアカプルコチェアはご主人のお気に入り。「夜、ワイン片手にここで過ごす時間が至福のときです」。ダイニングテーブルに合わせて設計「家族と会話をしながら、また子どもの様子を見ながら料理や作業ができるようにしたかった」と対面式のキッチンを希望した奥さま。「片付けが苦手」とのことで、収納は多めにリクエストし、手元は見えないように立ち上がりを高く設定してもらった。ダイニング側からはシンクや作業台が見えないため、たとえ散らかっていても安心である。キッチン前のダイニングスペースは、『マルニ木工』であらかじめ購入していたダイニングテーブルのサイズに合わせて設計。「ミーハーなので(笑)、『スターバックス』や『アップル』が『マルニ木工』の椅子を使用しているという記事を読んで、この2社が認めているなら間違いない(笑)と欲しくなったんです。椅子に合わせてテーブルも衝動買いしちゃいました」(ご主人)。『マルニ木工』で購入した椅子とダイニングテーブル。テーブルのサイズに合わせて、このダイニングスペースは設計された。シンプルで厨房感のある『サンワカンパニー』のステンレスキッチン。「好みに合わせてカスタマイズできたのがよかった」とのこと。カウンターキッチンのダイニング側は収納になっている。パーティ時などコップがすぐに取り出せ、便利。パパ友、ママ友も集う家「人が集える家」もM邸のテーマのひとつ。ワンルームでつながり、居場所もたくさんあるM邸には、すでに、ご両親やごきょうだいの家族、ママ友・パパ友たちがよく集まっているそう。ワンルームのため子どもたちの様子を常に見渡すことができ、大人たちも安心して会話が楽しめるという。「独身時代は、キッチンは書類置き場でした」というご主人。結婚して子どもができ、家事を手伝うようになって初めて料理を覚えたという。そして、新しい家ではパーティでもふるまうようになった。「みんなに褒めてもらうと嬉しいようで、どんどん腕をあげています」と目を細める奥さま。集まったパパ友たちと食材や調理道具の話に花を咲かせているという。「以前は、僕も妻もとても忙しくて寝るだけの家だったのが、子どもができ、働き方改革もあって、家で過ごす時間が増えました。良いタイミングで家を建てたと思います。これからますます家で楽しむことを見つけていきたいですね」(ご主人)。ご夫妻とお嬢さん、生後2か月の息子さんの4人暮らし。「子どもたちがソファの上で暴れても汚しても大らかに見ていられるよう、今は『IKEA』のものにしています」。いずれは『アルフレックス』にしたいそう。渋谷の『トランクホテル』をイメージしたサニタリールーム。天窓からたっぷりの光が入る。キッチンとパントリーの横に配されており、家事動線は抜群。M邸設計株式会社直井建築設計事務所所在地東京都世田谷区構造木造規模地上2階延床面積127.06㎡
2019年09月16日この家に住みたい「自分のライフスタイルにちょうどいいプランで、2階はワンルームで生活して下は事務所にも使えるというものでした。それで建てようかなと」こう話すのは工務店を営む黒羽さん。ある集まりで知り合った建築家の若原さんがデザインした規格化住宅のプロトタイプのプランが気に入って設計を依頼したのだという。「若原さんの家をいくつも見ていてどういう空間になるのかは想像ができたので、“この家に住みたい”と思いました」黒羽さんはワンルームでシンプルな空間が好みという。考え抜かれたプロポーションによってつくられた2階スペースには静かで落ち着いた雰囲気が漂う。白い漆喰の壁・天井は鏝で粗く仕上げているため、表面自体に細かな陰影がある。モデルルームも兼ねる黒羽邸のプランはこのプロトタイプをベースにつくられ、1・2階がそれぞれ約15坪の延床30坪ほどの広さのものに落ち着いた。モデルルームの機能ももたせたいと考えた黒羽さんは「ローコスト」かつ「シンプルであまりつくり込まない」をこの家のコンセプトとした。さらに、黒羽さんが仕事でよく使っている空調システムを採用。1階に設置したエアコンの暖気を床下のダクトを通して部屋全体を暖めるというものだ。また、床に北海道のナラ材、2階の中心近くに立つ柱をヒノキ材にするなど黒羽さんの希望によって材が選択された。開口の開け方をコントロールして生まれた陰影が空間に奥行きをもたらす。右の畳スペースはセパレートして移動することもできる。上部のスチール材は横に開こうとする登り梁を留めるためのもの。たっぷり幅を取ったキッチン。パーティなどの際には料理を盛ったお皿を並べセルフサービスで取ってもらうことも。障子を閉めると空間に柔らかな光が回って和の雰囲気が強まる。傍島浩美さんデザインによる家具がシンプルで落ち着きのある空間にとてもフィットしている。奥行きと場所をつくる黒羽邸の空間には考え抜かれたプロポーションとともに空間の明るさ/暗さにも特徴がある。一般的な住宅よりも明るさを抑えた空間の中に開口からの光で場所/領域をつくっているのだ。こうして空間に明るさのメリハリをつくり出すことで奥行き感も生まれている。場所の明るさの違いも意図的につくり出されている。たとえば2階のダイニング近くには大きめの開口によって比較的広範囲に明るさが確保されているのに比べて、リビングのスペースは近くの開口も小さくやや暗めの印象。畳スペースの近くには畳面と同じレベルにつくられた小窓とトップライトがあるが、このスペースもダイニングよりやや暗めに明るさが抑えられている。トップライトが直接照らす壁面には、斜めに射す光が印象的なものになるように周囲と同じ白い漆喰ではなく木を採用した。壁面自体で陰影と奥行き感を出すために凹凸に張られているが、さらに粗い仕上げ感も出そうと間柱用のスギ材が使われた。この壁面が、セパレートして移動できる畳とともに空間を特徴づける要素となっている。ダイニング横の障子を開けると付近がかなり明るめの空間となる。通常は間柱に使われる材でつくられた正面の壁はトップライトからの光で多様な表情を見せる。設計側からの提案のものよりも大きなものに変更してもらったというストーブは工務店業で出た廃材を薪に使う。街とつながる1階の事務所スペースはお施主さんとの打ち合わせのほか、この地域で協力関係にある工務店などともに行っている子どもたちを対象とした大工教室やお祭りなどのイベントのための会合などにも使用している。事務所スペースの隣に設けた和室の部分は最初のプランではなかったものという。「事務所だった部分をゲストルームに使える畳の部屋にしてもらったんですが、打ち合わせ中にお客さんのお子さんたちが遊ぶスペースになったりしていてこれはつくって良かったなと思っています」この1階にもモデルルーム的な機能をもたせている。コンセプトは「50~60代ぐらいの人たちが家にいながら地域に開いていく場所」。それぞれの家に街とつながる場所をつくることでまた違った暮らしの楽しみようをつくってほしいという思いから、玄関側の開口はそこからも気軽に入っていけるようなつくりにしている。和室側から見る。奥の左手が玄関。玄関ホールと事務所スペースは引き戸によって仕切ることができる。左が事務所スペースで右が玄関。事務所スペースから玄関側の開口を見る。玄関ホールから奥の和室を見る。空間を縁どるフレームが奥の開口へとむけて連なる。和室から事務所スペースを通して玄関ホールを見る。和室から灯籠の置かれた庭を見る。大人の空間引っ越しをされてから2年ほど経つ黒羽邸。黒羽さんは温熱環境が良くすごく快適に過ごせているという。夫妻ともにいることが多いのはダイニングスペースで、とても居心地が良く、また家具作家の傍島さんデザインによる家具も気に入っているという。「ちょっと薄暗い印象はありますが、それが“とても心地良い”というのを住んでみて実感しています」。こう黒羽さんが話す2階のワンルームはとても落ち着いて静かな空気感が特徴的だ。シンプルながら考え抜かれたプロポーションと相まって「大人の空間」の雰囲気が漂っているのである。ダイニングスペースは夫妻ともにお気に入りの場所。平側1階の左が玄関、右が事務所スペースの開口。手前の黒いカバーが掛けられているのは黒羽さんの愛車「Lotus Elise」。モデルハウスという要素もあったため、お客さんの記憶に残りやすい家形の屋根が採用された。黒羽邸設計若原アトリエ所在地神奈川県横浜市構造木造規模地上2階延床面積106.82㎡
2019年05月13日思いどおりの空間を手に入れるため、賃貸マンションから持ち家への住み替えを検討していたOさん夫妻。ところが当初、何から手をつけていいかわからず困っていたそうです。そんなときに知ったのが、物件探しや住宅ローンのことまでワンストップで依頼できるリノベーション会社のEcoDecoでした。「不動産会社や銀行、リノベ会社と自分たちだけで回るのはハードルが高すぎる」と、物件探しから相談することにしたそうです。総予算を3,000万円と決め、神奈川県横浜市で昭和61年築、専有面積71.62平米の物件を1,550万円で購入。工事費1,100万円(税・設計料込み)でリノベを行いました。■ こだわりのヘリンボーン張りの床に妥協なし!「そもそも総予算が現実的じゃない金額なので、内装には少し手を加えるだけになるかもと思っていました」と夫。しかし、物件価格が低く抑えられた分、リノベーションに多くの予算を振り分けることできました。リノベ前にあった和室物件は1階角部屋。南西2面にある広いバルコニーや緑豊かな環境に一目ぼれして購入しました。南西側にあった和室をなくし、LDKをL型のバルコニーに囲まれた広い空間とすることで、いっそう光と借景が楽しめるようにしました。部屋がより広く見えるように、家具の高さを抑えているのもポイントです。多趣味な夫妻は、本やレコードなど持ち物の量を最小限に抑えつつ、棚を利用して上手に収納しています。棚などの家具は、ほとんどが無印良品のものです。キッチンのバックカウンターにも無印良品のシェルフを使用しています。リノベ前のキッチンキッチンは、既存では独立型でした。リノベではキッチンをオープン型に変更。さらに、キッチン腰壁には黒い有孔ボードを利用し、個性的に仕上げています。内装で最もこだわったのは、ヘリンボーンの床です。コストがかかる張り方ですが、張る面積を削るという妥協もせず、LDKと廊下はすべてヘリンボーンとしました。オーク材ならではの、重厚感も魅力です。■ ラフな仕上げでインダストリアルな空間に床に予算をかけた分、壁や天井は部分的に躯体現しにして、ラフに仕上げています。「壁紙を剥がしたらパテ跡が抽象画みたいで、そのままでいいかな、と。好みのインダストリアルな雰囲気が出てよかったです」と夫妻。寝室の壁もコンクリート現しです。どこを現しのままにするかは、既存の壁を剥がした時にパテ跡などのバランスを見て夫が直感で決めたそうです。寝室の隣には、絵を趣味とする夫のアトリエがあります。アトリエはいずれ子どもができたら、子ども部屋にする予定とか。「子どもが好きなだけ落書きできるから」と、壁も天井も現しのままにしました。それがまたアトリエらしく見える要因にもなっています。■ 見習いたい! 空間を楽しむ技玄関の壁面には帽子やバッグだけでなく、趣味のレコードなども飾られています。夫妻がリノベ空間を楽しんでいる様子がうかがえますね。キッチンがあった場所は大容量のWICに。レトロな「のれん」もアクセントになっています。トイレの壁2面には有孔ボードを張り、お気に入りのポスターやチラシなどを飾っています。その一方で、実験用シンクを設置した洗面スペースはとてもシンプルな雰囲気です。夫妻は今回のリノベを「大雑把に要望を出し、あとは専門家におまかせ、で正解でした」と振り返ります。例えば、各居室の引き戸は天井までの高さがあり、閉め切ると壁と一体化するつくり。比較的廉価な合板を使用して、建具のコストも抑えています。「自分たちでは考えもつかなかったアイデア」と夫妻も大満足の様子でした。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ『リライフプラスvol.27』も参考にしてみてくださいね。※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです。プロデュース・設計/EcoDeco撮影/飯貝拓司
2018年12月20日ヴィンテージのアイテムと、DIYのアイテムをうまく組み合わせて空間を演出している、奥平さんのお部屋。 キッチンのお気に入りアイテムは、南部鉄器の急須。「これがあるだけで、絵になるんです」ということで、確かに、生活感が出てしまいがちなキッチンの作業スペースも、グッと締まって見えます。保温性にとても優れていて、お茶や紅茶がおいしくいれられるとのこと。お気に入りの一品を見つけたいですね。 奥平さんのお部屋はこちらヴィンテージアイテムとDIYでつくる、変幻自在のワンルーム【プチDIY女子達のお部屋案内】 出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2018年12月13日賃貸物件に住んでいると、あまり空間に余裕がないことに気づかされることがたくさんあります。最近、よく見かける狭小住宅も同様かもしれませんね。しかも子育て中だと、おもちゃなど子どもの持ち物であふれてしまうこともありますよね。狭いスペースをより有効に使う工夫は、皆さんもいろいろとやっているかと思います。今回は筆者が実践している「狭い部屋でも快適に過ごす工夫」をご紹介しようと思います。■ 既存の収納スペースだけでは足りない!クローゼットや押し入れなど、造り付けの収納だけで足りるという人はなかなか少ないものです。Ryu K / PIXTA(ピクスタ)それなら、収納スペースごと増やしてしまうというのもひとつの手だと思いませんか?2×4木材と、ディアウォールやラブリコなど専用の突っ張り用器具を組み合わせれば、DIY初心者でも簡単に棚を増やすことができるんです。freeangle / PIXTA(ピクスタ)壁を傷つけることもないので賃貸物件に住んでいる人や、持ち家でもなるべく壁を傷つけたくないという人にもオススメです。■ この場所に欲しかった!「増設棚」はこんなところにもピッタリ筆者がDIYで「増設棚」をつくって、重宝している場所を2つお教えします。玄関特に賃貸物件に多い悩みのひとつに、玄関の収納スペースが少ないことがあげられると思います。しかし既製品の棚を買おうにも、サイズ的に入りきらないことも。その点、自作であればサイズやスペースが思う通りになるのがメリットです。洗面所タオル類、下着、ナイトウェアなどの置き場を確保したい、化粧品やメイク道具の置き場所を増やしたいと思っている人は多いと思います。しかし、洗面所はもともとのスペースが限られているため、それこそ棚を増設するが難しい……。ただ、洗面所は上の方のスペースが空いていることが多いので、空間上を利用できる棚を置くのが良いでしょう。■ 初心者でも簡単に棚の増設が可能!ちなみに、筆者も主人もDIYはまったくの初心者ですが、そこまでの苦労なく棚を増やすことができました。またちょっとしたデッドスペースが“あっという間に”棚として使用できるようになりました。玄関、洗面所、キッチンとリビングの間の飾り棚を作りましたが、どれも使い勝手がよく、収納が増えたおかげで部屋を広く使うことができるようになりましたよ。■ どうしても「増設棚」ができない場合、もっと手軽な方法は?DIYを行う時間が取れなかったり、工具が揃っていない、なるべく既存のままスペースを活用したい人は、以下の方法を参考にしてみてください。「グルーピング」でモノをひとまとめに毎日使用するものを一か所にまとめておくことで、ごちゃごちゃした印象から解放されます。視覚的にスッキリさせることが、部屋を広く、そしてキレイに使うことに繋がるのですね。入りきらない分は処分するムツ / PIXTA(ピクスタ)ものを溜め込む性質がある人は、たとえどんなに広い家に住んだとしてもすぐに狭いと感じるようになるものです。どんな家にもキャパシティはありますが、持つアイテムはそこに入るぶんだけに絞るというのが整理収納の大前提だからです。家が狭いと感じている人は、もしかすると持ち物が多すぎるのかもしれません。いるものといらないものを整理する作業を行うことも、快適に暮らすためには必要な作業なのです。いかがでしたか?家の中が快適になるのは、家事の多くを担う主婦にとってもありがたいことだと思います。なるべく広く空間を使えるようにする自作棚の増設、ぜひ皆さまも試してみてください。
2018年10月01日「ちょっとの空間も見逃さない!」デッドスペースになりがちな隙間空間を上手に活用する方法をご紹介しているこの企画。第3回目の今日は、少し整えるだけでぐぐっと収納効率がアップするシンク周りの収納法をご紹介します。ごちゃつきがちなキッチンスペースは、シンク周りをもっと活用することがカギ。ぜひこんな収納アイデアを参考にしてみてくださいね。■ちょっとの空間も見逃さない!今すぐ収納上手になれる収納アイデア 3<コンロの周りやシンク下にも!縦にも横にも自由自在な伸縮ラック>コンロの周りやシンク下のスペース、眠っていませんか?ちょこちょこと物を置いたりしていても、床だけ埋まって縦の空間がガラ〜ンなんてこともあるかもしれませんね。はたまたサイズの合わないラックを使って、もっとあそこの空間を上手に使えるはずなのに〜なんて歯がゆいこともあるかもしれません。そんな時にはこちらの「tower伸縮収納棚」が大活躍!使いたい場所の広さに合わせて36.5cm〜60cmまで横幅を変えることができる伸縮ラック。幅が足りない〜なんてこともなく、スペースをしっかりと活用することが可能です。また、2台までなら重ねることも!縦の空間も上手に使うことができますよ。スタッキングしても安定感アリ。一気に収納が2倍になるテクニックです。コンロ脇には、調味料や、フライパンや鍋などの毎日のように使うものを。調理中のお鍋を一時置きしたい〜なんて時にも活躍します。モノトーンだから、キッチンの雰囲気も損なわず、すっきり整った印象に。見せてもOKなラックは、シンク下でも大活躍。使用頻度の低い鍋やかさばるボウルも、空間を2段に仕切ることですっきりと整理整頓ができますよ。▼ご紹介したアイテムはこちら⇒ tower伸縮収納棚 <シンク下をもっと活用!扉裏につける収納ポケット>もっと活用できるのに、案外使われていないのは棚などの扉の裏。ここを上手に活用できることで、もっと収納効率がUPします。そんな扉裏を上手に使うために取り入れたいのは「tower包丁&キッチンばさみ差し」。三徳包丁やペティナイフ、牛刀にキッチンバサミなど、お料理にこだわるほど増えていくキッチンの相棒たちをひとまとめに収納してくれるアイテムです。シンク扉の裏側にもフィットするスリム設計なのに、包丁を約8本、さらにキッチンバサミまで1本収納できる心強さ。ボックス型で刃がむき出しにならないから、お子様がいるご家庭でも安心です。▼ご紹介したアイテムはこちら⇒ tower包丁&キッチンばさみ差し もう収納がない・・・と諦めていた方へおすすめしたい、ちょっとの空間も見逃さないこんなテクニック。隙間に注目すれば、おうちの収納効率はきっともっとあがるはず。ぜひこんなアイテムを上手に使って、今すぐ収納上手さんになってみてくださいね。【ご紹介したアイテム】 ⇒ tower伸縮収納棚/タワー 3,564円(税込)⇒ tower包丁&キッチンばさみ差し/タワー 1,620円(税込) ■暮らしのはなし お片付け
2018年07月13日おうちの中で一番狭い空間といえば、トイレですよね。空間が狭いわりに、トイレットペーパーや生理用品のストック、掃除道具、タオルなど、置いておかなければいけないものがたくさんあって「インテリアを気にするなんてできない!」そんなお悩みも多いはず。でも、トイレって狭いからこそ、インテリアも少しの手間でがらりと雰囲気を変えることが出来るし、工夫次第、アイデア次第では、つい長居したくなる!?ようなステキな空間に大変身させることができる場所なんです。まず、本当に必要なモノが何かを厳選する必ず置かなくてはいけないものって、意外と少ないもの。例えば掃除道具もそのひとつです。私は以前、ブラシを使うたびに外へ出して日光に当てて気休めの除菌をしたりしていました。便利グッズのはずが、返って手間が掛かってしまうので、「ブラシなしでもお掃除できないかな?」と考え、今はトイレシートを使っています。そのトイレシートは洗面所にある、掃除道具を集めてあるところに置いてあります。トイレに置いてあるのはアイアンのカゴのトイレットペーパーのストックと、ダミー本の中の生理用品、あとはタオルです。それと、ひとつだけ、手作りの洗剤を置いています。お掃除の洗剤は手作りしてみましょう♪以前はトイレの掃除用洗剤はドラッグストアで買っていました。少し派手なデザインのパッケージがあまり好きにはなれなくて、詰め替えたりしていましたが今では手作りしています。作り方はとても簡単です。●材料・重曹……100g・クエン酸……50g・精油……10滴・水……数滴●作り方1.重曹とクエン酸を混ぜる2.精油(好きな香り)を入れる3.水を1滴ずつ入れて固める水は一気に入れてしまうと、発砲してしまいます。発砲してしまったら、残念ですが失敗なので、キッチンの排水溝にサッと入れるなどして使ってくださいね。ある程度固まったら、製氷皿などに入れて形を整えてください。これをお気に入りのガラス瓶などに入れたら完成です。窓辺に置いています。スプレーに比べるとコンパクトに収まるので、生活感も多少抑えることができて見た目もスッキリします。実際に使うときは、トイレの便器にひとつ、ポンと入れます。するとシュワシュワーっと発砲します。しばらく放置してから、お手入れしてください。寝る前に入れておくと朝起きてすぐにお手入れできますね。すっきりインテリアで、お掃除もシンプルに我が家のトイレは漆喰を塗っています。床に近い部分にはストライプの壁紙を貼りました。漆喰だと壁を磨きづらいので、壁紙にして、毎日壁も磨くようにしています。モノが少ないと、お掃除も簡単です。いつもきれいをキープしたいですね!●ライターRumiライフオーガナイザー。DIY、100均リメイク、整理収納、おうちカフェでおうち時間を楽しむアイディアをブログで日々発信しています。著書に『Rumiのおうち時間を楽しむインテリア』。
2018年05月31日仕事に家事に育児に、忙しさ人生ピークかもしれない30代女性。ガーデニングはストレス解消、心を落ち着かせてくたり科学的にも実証されていいます。ガーデニングを始めてみませんか。また風水を取り入れることで、更に幸福を呼び寄せます。何故ガーデニングが心身に良いの?ガーデニングをするということは、庭に出たりベランダに出たりして太陽の光を浴びます。光を浴びると脳内のニトロニンの量が増えて心が安らいていきます。不安感を抱えてた人でも光を浴びることで気分を和らげ、ストレス解消が期待できます。ガーデニングで良い気を取り込む風水では生活で消耗してしまった活力を自然の良い気を取り込むことで充足してくれるものと考えられています。そして大地に近い庭がある家は、その良い気を家の中に取り込み安く、土から遠い高い階のマンションなどは、部屋に取り込みにくくなります。庭が近くにないというあなた、土の地面が無くとも、ガーデニングが出来ますよね。ベランダを自分の「庭」に変身させてしまいましょう。限られたスペースでもベランダの空間を上手く利用すると素敵な空間になります。掛ける金具のついたタイプのプランターがあります。ベランダの手すりに掛けると、こぼれんばかりの花々が並んだ様はとてもおしゃれです。また、ネットや鉄柵をの側面にしっかりと設置してバスケットタイプのプランターを掛けたりして「壁面」を飾ることもできます。「床面」は大き目プランターも置けます。アンテークなアイアンの棚には小さなめのプランターを並べたり。「空間」には物差しにS字フックなどに掛けて吊るすことができるハンギングバスケットを使います。下に枝垂れてくるタイプの植物が良いですね。こうして空間を有効活用することによって奥行きのある「庭」を作ることができるのです。ベランダ・ガーデニングに適した植物は?日持ちの良さとあまり手のかからないものがおすすめです。自分のうちのベランダの日当たり具合を考慮にいれて始めるのはとても重要です。日陰・半日陰でもそれぞれに合ったものがあります。最近は、苗に「育て方に日当たりの条件などの解説」がついていますよね。また、苗を買って育てるより、少々お値段が張っても生花店にあるそこそこに成長したものからの方が失敗が少ないです。樽木のコンテナに合う咲く黄色に紫のパンジー。大き目のプランター、背の低いベゴニア。大きめのものに寄せ植えするのも素敵です。背の高い薄紫のラベンダーに背の低いジュリアンやマリーゴールドにアイビー等々。ゼラニウムは寒くなり過ぎる季節には部屋の中に移動するなどして大切にします。何年でも持たせることができます。濃い朱色の花と葉っぱの緑とのコントラストが抜群に綺麗です。切り花にして透明な花瓶や大き目めのグラスに活けて、温かく日も射す窓辺に置くとそこだけ夏。ベゴニアの進化系ベゴニアタブレットは花びらにボリュームがあり、ピンクや赤、白が可愛いです。同じ質同じ大きさの小鉢に、料理も使えるミントやバジル、レモンバーム等々を植え、アイアン棚に並べるのはどうでしょう。ベランダの「庭」からお部屋の中へ良い気を拝借部屋の中を見回して、悪い気が滞っていそうと思うところにお花や観葉植物を置いてみましょう。風水では、色によって与える影響が変わってきます。白:人間関係の改善に紫:頭すっきり感性を磨くために赤い花:疲れた時に元気をくれますピンク:恋愛運・結婚運をアップ。落ち込んだ気分を立て直しますオレンジ:お子さんの欲しい家庭に黄色:金運アップと気分を明るくしてくれますできれば生花を毎日用意してください。できなかったら、造花を半年スパンで捨てるものとして飾ります。未婚女性の寝室には切り花で。鉢植えはダメです。ハーブの小鉢を白いホーロカップに入れてちょこっと本棚などの隅にに置くのもオシャレですね。植物が部屋のあちらこちらに在ると、雰囲気の良い空間で満ち足りた気分になります。素敵空間を演出する上級テクニックちょっと大がかりになりますが更に素敵空間を演出する方法があります。ベランダに出る部屋が例えばリビングなら、そこで使っているフローリングと同じの色合い同じ色質感の板木を敷くウッドデッキ風にベランダの床を変えてみます。部屋の床と同じ高さにするのです。ウッドデッキが難しかったら、人工芝のパネルをひとつひとつジョイントして敷くというグッズがあります。要らないところはハサミで切れます。しっかり敷くと本物の芝生に見えます。こうしてカーテンを開けたときに、部屋の延長線上に「庭」が見渡せます。部屋と庭との一体感がでます。開放的で、より植物の生み出す良い気が直に入ってきそうに思えます。テーブルや椅子を「庭」の窓辺で日を浴びながら朝食をいただいたり、家族や友人とお茶しながらおしゃべりしたり。幸せを感じる楽しいひと時になりそうですね。
2018年04月01日絵本の世界に迷い込んだみたいにメルヘンなうさぎ館ホワイトを基調とした、おしゃれな外観が目印のお店です。店内には、アンティーク調のインテリアや開放的な窓があり、まるで絵本の世界に入り込んだようなメルヘンな世界観が女心をくすぐります。そんな店内でいただけるのは、ガレットとクレープを中心としたメニューの数々。オープンテラスがあるので、外の風を感じながらゆっくりとガレットなどのメニューを楽しむこともできます。子ども連れやペット同伴でも入店可能なお店です。うさぎ館はこだわりのやさしいガレットが自慢!そば粉を使って焼き上げたガレットがメインのお店です。無農薬のそば粉を使っていたり、ベジタリアンメニューがあったりと、体にやさしいメニューを多く取りそろえています。ランチやカフェにおすすめなことはもちろん、朝早く営業している日もあるので、朝食を楽しむのにもピッタリ。モーニング専用のメニューもあるので、曜日や時間を問わず楽しめるお店です。優しい甘さが人気の「カフェ・ジュレ・オレ」ほんのり苦いコーヒージュレにミルクの優しい甘さがベストマッチする「カフェ・ジュレ・オレ」は、ホッと一息つきたいときにオススメの人気メニューです。バニラアイスがトッピングされている見た目が、とってもキュート。ジュレやアイスも一緒に入っているので、小腹が空いた時にもおすすめです。ほのかに香る爽やかなオレンジの香りも楽しんでみてください。看板メニューの「ガレット」は食べておかなきゃ損!ガレットの原料であるそば粉は、無農薬にこだわって仕入れています。北海道産の無農薬そば粉を使って焼き上げるガレットは、香り豊かで優しい味わいです。チーズやキノコと一緒に楽しむ食事系の「フレッシュトマトとキノコのジェノベーゼのガレット」や、スイーツの「シナモンシュガー塩バタークレープ」など、豊富な種類があります。パリッとした外側と、中のモチモチ食感のハーモニーを堪能してみてください。メルヘンでキュートなうさぎ館でガレットを楽しもう!お店の雰囲気やメニューには、沢山のこだわりが詰まっています。ちょっぴり早起きして、朝食にガレットを堪能するのはいかがですか? ゆっくり過ごしたい休日や、デートなどにも。スープやサラダがセットになったお得なガレットランチも、ぜひ味わってみてください。ガレット以外にも、豊富なドリンクやワインなどのアルコールも楽しむことができます。吉祥寺駅から徒歩15分ほどの、井の頭恩賜公園近くにあります。平日なら予約も可能です。小さな子ども連れでも安心の専用シートも用意されています。優しい味わいのガレットが食べたくなったら、ぜひ「うさぎ館」を訪れてみてください。スポット情報スポット名:カフェ・ドゥ・リエーヴル うさぎ館住所:東京都武蔵野市御殿山1-19-43電話番号:0422-43-0015
2017年10月02日LINEクリエイターズスタンプで大人気のうさまるが展開している「うさまるカフェ」に、NYで人気を誇るチョコレートブランド「マックス ブレナー」と台湾発のかき氷店「アイスモンスター」の世界中で人気の両店舗が加わり、かつてない豪華なコラボカフェが実現しました。新宿サザンテラス内の「SHINJUKU BOX」にて、オープン中です。うさまるとうさこ、くまさんが至る所に登場する店内は癒やし成分100%! うさまるのアニメも上映されており、うさまるファン必見の期間限定おでかけスポットです。描き下ろしうさまる満載コラボ限定グッズ&メニューもお見逃しなくカフェに到着するなり、さっそく嬉しいお楽しみが! テーブルに置かれているランチョンマットとコースターは、カフェ限定のオリジナルノベルティ。それぞれ4種のデザインには、このカフェのために描き下ろされた「うさまる×マックス ブレナー」「うさまる×アイスモンスター」と思わずコンプリートしたくなってしまうかわいさです。さらに要チェックなのが、限定グッズ。ここでしか手に入らないアクリルキーホルダーやステッカー、クリアファイル、トートバッグはどれもゆるゆるした魅力にあふれています。お料理を待っている間も、頭はうさまるでいっぱいです。特製ふわふわかき氷“うさこ”いちごかき氷大人気かき氷店「アイスモンスター」と特別コラボをした「“うさこ”いちごかき氷」(¥1,600 税込み)。口に入れればとろりと溶け出す特製いちご氷に、甘い練乳をたっぷりかければそれはもう幸福の味!添えられているいちごシャーベットとパンナコッタも一緒にいただけば、甘酸っぱくもまろやかな新しい風味を発見できます。ちらりと氷の横から覗く、特大のうさこもお見逃しなく。とろ〜り甘いチョコをたっぷりと“うさまる”“うさこ”のダブルチョコフォンデュ世界でも有名なチョコレートブランド「マックス ブレナー」とコラボしたスイーツは、こちら「“うさまる”“うさこ”のダブルチョコフォンデュ」(¥1,900 税込み)。うさまるとうさこがチョコの中にゆったり浸かっている姿に、さらに癒やされてしまいそう。マシュマロやバナナ、チョコブラウニー、シャーベットなどお好きなものに、いちごチョコとホワイトチョコをたっぷりつけて召し上がれ。贅沢なスイーツタイムを満喫して。取材・文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:うさまるカフェ催行期間:2017年04月28日 〜 2017年07月30日住所:東京都渋谷区代々木2-2-2 新宿サザンテラス内
2017年06月01日ロフトベッドをDIYするアイデアをご紹介します!ロフトベッドのメリットは、ベッドの下の空間を有効活用できる点ですよね。特にお子様の多いご家庭では大いに役に立つアイテムです。ここではそんなロフトベッドの作り方を大公開しちゃいます!子供部屋にロフトベッドをDIYしてみた♪今回はcaplico71さんのアイデアをご紹介します!5歳になる娘さんはまだ一人で寝るのは寂しいそうなのですが、一人部屋ができたということで、一人で寝るためのロフトベッドをDIYしたそうです♪お部屋に合わせて、大枠を角材で組み立てます。布団の部分は通気性も考えてすのこのように隙間を開けて角材を固定します。caplico71さんはさんはさらに角材自身にドリルでたくさん穴を開けたそうですよ!ロフトの下部分に小窓風に角材を固定することで、はしご代わりになるそうですよ!あとは柵と補強をしてロフトベッドが形になりました。caplico71さんは実際に使うお子さんと一緒に塗装したそうですよ♪可愛らしいロフトベッドになりました!お子さんと一緒にDIYすると、実際に使うお子さん自身が愛着を持つようになるので良いかもしれません♪▼caplico71さんのアイデアはこちら▼娘のお部屋♬︎*. ロフトベッドDIY個人スペースも確保したロフトベッドDIYの方法!お子さんが小さいうちは1つのお部屋に2人なんてことありますよね。そんな子供部屋でも1人1人のプライベートスペースを作れちゃうんです!今回はLantanさんのアイデアからご紹介です♪全体像をミニチュアで表したものがこれです!ベッドの枠組みを作り、支えを固定し、角材で柵を作ったら、布団を置く部分にすのこ状に角材を固定します。そしたらロフトベッドの完成です♪ベッドを支えている下の部分に窓枠をつけることで一層プライベートな空間になります。ベッドの下には机も入り、勉強にも集中できる環境ができますよ!1つの部屋に2人分のプライベートスペースができちゃいました!これならお子さんの部屋も自分だけの空間ができて楽しいですよね♪▼Lantanさんのアイデアはこちら▼ロフトベッドもDIYで個人スペースも♡ダイニングテーブルをロフトベッドにリメイクDIY♪模様替えやお引越しでいらなくなってしまったダイニングテーブルはありませんか?そのダイニングテーブル、ロフトベッドに変身しちゃうんです♪今回はnoroさんのアイデアからご紹介いたします。用意するものはいらなくなったダイニングテーブルと材木です。使わなくなったダイニングテーブルに、骨組み部分にはSPF材、布団部分位は通気性の良い檜すのこを用いて直接ビスで固定したそうです!階段はコの字パーツをつけてベッドに引っ掛けることで落下防止になります。そして布団を入れれば完成です♪ダイニングテーブルがあっという間にロフトベッドになりました!既製品のテーブルを使うことで安全性も心配いりませんね。ベッドの下部分も収納に使えますよ!▼noroさんのアイデアはこちら▼ダイニングテーブルをこどもたちのロフトベッドにリメイク♪ロフトベッドで狭い空間を有効活用しよう!ものが多いけどお部屋が狭い…そんな方はぜひロフトベッドをDIYして見てはいかがでしょうか?今回はayuさんのアイデアからご紹介します♪これは完成予想図。ベッドの両端に棚をDIYすることで、ベッドを支えたそうです!ベッドを支えるだけでなく収納ができるなんて一石二鳥ですよね♪実物はこんな感じです!机側には小物や本などを収納できる棚にしたそうですよ♪エジソンライトをつけるとこんな感じ!机側ではない棚には大きなものの収納ができます。ベッドの下に棒を取り付けて洋服やかばんなどを下げることもできます!ロフトベッドにすることで下の空間を最大限に使うことができるのも良いですよね!ベッドを支えるのも棚にすることで収納もバッチリです♪▼ayuさんのアイデアはこちら▼【ロフトベッド自作】3.7畳極狭部屋★DIYで作れるシステムベッド狭いからこその極楽空間☀まとめいかがでしたか?ロフトベッドにすることで下の部分に収納が新たに生まれたり、勉強場所が生まれたりと、いいことばかりですよね。特におもちゃや勉強道具と、収納がたくさん必要なお子さんお部屋にはぴったりです!大型連休を利用してお子さんと一緒にDIYしてみるのもオススメですよ♪ロフトベッドのアイデアをもっと見る
2017年04月28日主婦が悩むことの多い「収納」。部屋の至るところがものだらけ、という方も多いのではないでしょうか。ごちゃごちゃした部屋をスッキリ広々とした空間にしたいと思っても、なかなかうまくいかないもの。「壁面収納」で、スッキリと見せる収納デビューしませんか。リアルな主婦の声を参考に、空間活用術を紹介します。主婦にとって収納は悩みのひとつ。家族のものが至るところに溢れてしまいがちです。ごちゃごちゃしたものを整理整頓してスッキリ広々とした空間にしたいとは思っても、なかなかうまくいかない…という方におススメしたいのが、「壁面収納」です。今回は、リアルな主婦の声を参考に、壁面収納を使った空間活用術をご紹介します。■目次1.収納スペース確保!壁面収納で部屋がスッキリ2.壁面収納は部屋のスペースを有効活用できる3.大型の壁面収納は地震が心配…4.「見せる収納」にもってこい!壁面収納には何を収納してる?5.主婦が実践!壁面収納を活用するアイディアまとめ1.収納スペース確保!壁面収納で部屋がスッキリ「壁面収納」はスペースを活用しつつ、見せる収納などにも応用できます。おしゃれな収納として雑誌などでも取り上げられることがありますが、実際に壁面収納を活用している方はどのくらいいるのでしょうか?アンケートによると、壁面収納を「使っている」主婦は全体の62%でした。半数以上の主婦が、実際に壁面収納を使っているという結果になりましたが、その目的について聞きました。【壁面収納を「使用している」】■「ものが多くて収納が足りない。収納を増やすために使っている」(40代・個人事業主)■「部屋も狭いし、ものがあふれだしていたので、壁面収納を活用」(30代・専業主婦)■「部屋の中をスッキリまとめて収納したかった」(40代・専業主婦)収納スペースが少ない家では特に、ものをどのように収納するかはかなり重要なポイント。収納を増やすために、そしてスッキリと片付けたいために、壁面収納を取り入れた家庭が多いことがわかります。■「結婚した時に荷物が一気に増え、さらに転勤が多いため、収納スペースを効率よく確保するために、壁面収納を利用」(20代・専業主婦)■「夫婦だけでなく子どもの本が大量にあるので、カラーボックスや普通の本棚では足りない」(30代・パート)結婚や出産で家族が増えると、さらにものが増えます。壁面収納は床スペースの消費を最低限に抑え、効率的に収納を増やすことができます。壁面収納というと、リビングや寝室の大型収納をイメージする方が多いかもしれませんが、ほかにも洗面所やトイレ、玄関、キッチンなど、いろいろな場所に導入できます。■「洗面脱衣所に設置。タオルなど収納できて便利」(30代・専業主婦)■「トイレに壁面収納があるのでトイレットペーパーや、トイレ掃除グッズを収納」(30代・専業主婦)■「少しのスペースでも有効活用出来るので大助かり」(30代・個人事業主)このように、収納に困る場所や、無駄にしがちなデッドスペースを活用するために壁面収納を使用していることがわかりました。【壁面収納を「使っていない」】一方、壁面収納を「使っていない人」は38%となっています。導入をためらう理由を見ていきましょう。■「壁面収納家具を買うほどのお金もないし、場所もない。また賃貸なので壁に傷はつけられない」(20代・パート)■「使ってない。壁に穴をあけたくないし、つけて落ちたら嫌なので」(30代・パート)このように、壁に穴をあけることや、傷つけることが心配という声が多くありました。特に賃貸物件では実現が難しくなります。■「部屋が狭く見えるので、天井まである収納は使わないようにしている」(20代・専業主婦)■「天井まですべて収納である事が必要なほど、物がない」(40代・専業主婦)■「ごちゃごちゃしてしまう。あまり使いたくない」(50代・専業主婦)スペースに余裕がない部屋では、背の高い収納が圧迫感につながる恐れがあります。上手に使わなければ、かえって部屋がごちゃごちゃに見えると考えている人もいました。壁面収納に興味はあるけど、どうやっていいのかわからないという声もあります。■「雑誌などでは見るのですが、いざ自分がやってみようと思うと結構難しい」(40代・パート)■「家を建てる時にやっておけばよかった。後からだと、どうやったらいいのかわからない」(40代・パート)壁面収納を活用して美しい収納をするには、「どこに置くか、何を収納するか」をしっかりイメージする必要があるのです。2.壁面収納は部屋のスペースを有効活用できる壁面収納のメリットはどんなところなのか、主婦のみなさんの意見を聞きました。※総回答数に対する割合圧倒的に多かった意見は、「狭い部屋でも収納スペースを確保できるところ」(52%)でした。■「狭いスペースにたくさんの収納ができるのでいい」(40代・個人事業主)■「壁面収納があると、居住空間が一気に広がり過ごしやすくなった」(30代・正社員)ものがあふれて、生活感がにじみ出た部屋にならないようにするために、壁面収納が大活躍しています。そして、スッキリと収納できるのも主婦にとっては嬉しいポイント。床に物を置かないことで、スペースが広くなるとともに、掃除もしやすくなります。■「外にごちゃごちゃしたものが見えず、収納できるのが特にいい」(40代・正社員)■「スッキリとまとまる感じで、ものがあっても邪魔に感じない」(50代・専業主婦)■「床にものを置かないと掃除も楽だし、取りやすく片づけやすい」(30代・正社員)■「とにかく床を広くしたいと思っているので、壁一面収納にして丁度いいくらい」(40代・専業主婦)壁面収納は見た目もオシャレで、「インテリアにもなるところ」も魅力的です。25%の人が、これをメリットとしてあげました。■「収納にもインテリアにもなってよい」(40代・専業主婦)■「壁に収納スペースを作るとそれだけで部屋がおしゃれに見える」(40代・専業主婦)■「インテリアの特集でも紹介されているように、壁にものを飾るとそれだけでおしゃれに見える」(30代・パート)おしゃれに見える収納を作るためには、生活感のあるものは隠し、見える部分に生活感のないものを配置するのがおすすめ。雑誌の収納特集や、カフェ・インテリアショップなどの様子が参考になります。また、「ものを一箇所にまとめて収納できるところ」を壁面収納のメリットにあげた方は、全体の20%。■「一箇所にものをまとめることで部屋が全体的にすっきりとする」(20代・専業主婦)■「まとめて収納をしておけば出し入れもしやすく使いやすい」(30代・専業主婦)壁面収納は見た目、収納力・使い勝手の両面において優れていることがわかりました。3.大型の壁面収納は地震が心配…一見便利そうに思え、実際に使っている人も多い壁面収納ですが、デメリットもあります。※総回答数に対する割合壁面収納は「地震」に弱いというデメリットがあります。世間全体が災害に対して敏感になっている現在、全体の33%の人が不安を感じていました。■「収納したものを支えるものがないので、地震で家全体が揺れた時に落ちてくるのが心配」(20代・正社員)■「地震の時に、一気にほとんどのものが落ちてきそうなのが少し気になる。片づけるのが大変そう」(20代・専業主婦)■「マグネット貼り付けタイプの収納コンテナを使用。数を増やして壁面が埋まるにつれて、地震が起きたら一気に落ちるのではないかと心配に」(20代・専業主婦)実際に、東日本大震災の時に棚の収納物が降ってくるのを見た人や、阪神大震災では転倒防止のネジもあまり効果がなかったというリアルな声もありました。大きな壁面収納は収納力抜群である代わりに、「天井の近くにあるものには手が届かない」(25%)というデメリットもあります。女性は特に感じることが多いようです。■「高いところにあるものを取るには、わざわざ脚立を持ってこないと取れない」(30代・専業主婦)■「天井まで収納がありますが、一番上は手が届かないので、何を収納していいのかわからない」(30代・専業主婦)■「一番上の壁面収納には手が届かないので掃除もなかなかできない」(20代・専業主婦)せっかく作った収納スペースも、気軽にものを出し入れできなければ不便。掃除の面でも大変という声もありました。また、「動かすことが出来ない」(18%)ことも、大掛かりな壁面収納ならではの問題点。■「模様替えがしにくい」(30代・専業主婦)■「動かせないのが一番デメリット。インテリアを変えたい時に、簡単に変えられない」(30代・専業主婦)壁面に取り付けるタイプの場合、基本的に一度設置したらそのままずっと使用することになります。模様替えを積極的に楽しみたい人は、サイズや取り付け方などもしっかり検討する必要があります。導入する前から予感していた人もいますが、かえって部屋がスッキリしないと感じている人も実際にいました。■「つい見えない部分という安心感があり、いろいろ入れすぎてしまいものがぐちゃぐちゃになってしまう」(40代・パート)■「収納しているうちに、どんどんものが増える。一見整理しているように見えて、実際はただ入れているだけに」(50代・専業主婦)■「壁に収納を作ると、どうしても狭い部屋に見えてしまう」(20代・専業主婦)一概に、どの家でも壁面収納が効果的というわけではないことがわかります。それだけ壁面収納は、部屋に与える影響も大きいということでしょう。4.「見せる収納」にもってこい!壁面収納には何を収納してる?使うからには綺麗に見せたい壁面収納ですが、主婦の皆さんは壁面収納に何をしまっているのか、聞いてみました。■「本が多いので、整理するには壁一面の本棚がどうしても必要だった」(30代・専業主婦)■「本ならば、壁面収納でも掃除をしやすい」(40代・個人事業主)■「本をインテリアとして活用。細かいものを置くと掃除が大変」(40代・専業主婦)■「どんどん増える本や雑誌をしまえるので便利。CD、DVDも子どものものがどんどん増えるので収納」(30代・個人事業主)壁面収納は「本」をしまう用途に大活躍しているということがわかりました。大量の「CD」や「DVD」なども、綺麗に並べるとそれだけで壮観です。たくさん収納できるだけでなく、掃除のしやすさや取り出しやすさもポイントのひとつ。何より、好きなものを一覧できる収納は、その中から選び出すという楽しみも感じられることでしょう。壁面収納は実際にインテリアを飾る場所になっている場合もあり、オープンな壁面収納はそれだけ「見せる収納」にもってこいです。「写真アルバム」や子どもの作品などの置き場としても、その特性は生かせます。■「リビングの壁面収納に写真を立てて、お客様にも見ていただけるようにしている」(30代・個人事業主)■「作ったアルバムを飾る。インテリアになるので、可愛らしくできる」(30代・正社員)■「子どもが学校から持ち帰る絵など、すぐにしまわず展示」(30代・専業主婦)一方で、実用性を重視して日用品などを壁面に収納にしている人もいます。あまり見せたくないものをしまう場合、扉付きの製品や目隠しを使うのもありです。■「バッグや紙袋を収納」(20代・専業主婦)■「すぐに取り出したい日用品など。さっと取り出せる」(30代・専業主婦)■「玄関周りに壁面収納を利用して、鍵や腕時計、マスクなどのお出かけグッズを収納」(30代・正社員)■「掃除機やタオル、古新聞、ストック類を入れています」(30代・専業主婦)このように、壁面収納は見た目と機能性、どちらも実現できるもの。使う場所や、生活スタイルに合わせてどう使用するか、考えるのも楽しそうですね。5.主婦が実践!壁面収納を活用するアイディア壁にフックを設置するだけでも、立派な壁面収納。天井まである大きな棚を設置するだけがすべてではありません。実用性・デザイン性を併せ持つ壁面収納は、センスの見せ所。最後に、主婦のみなさんが実践しているアイディアを紹介します。■「ドアに引っかけるタイプのフックを購入。帽子やハンドバッグなどをかけることができ、デッドスペースが減った」(40代・専業主婦)■「ロングネックレスなどジュエリーボックスに入れると絡まりやすいので、直接壁にフックなどつけて飾る感覚で収納」(40代・専業主婦)■「突っ張り棒と網目になったものとを組み合わせて、アクセサリーや帽子を引っ掛ける」(30代・正社員)中には、手作りの壁面収納を設置している人もいました。ホームセンターや100円ショップに行くと、便利なアイテムがたくさん売っています。■「壁面には、傷のつかないテープで簡単に剥がせるフックなど使用」(20代・専業主婦)■「100均で木枠を購入し、金具で固定し飾り棚にしておしゃれに」(40代・パート)トイレや洗面所、キッチンには細々した日用品がたくさんあります。狭くてものが多い場所ほど、さまざまな工夫が効果的です。■「トイレの壁面収納につっぱり棒をつけて、トイレットペーパーを収納したら収納スペースがアップ」(30代・専業主婦)■「洗面所や洗濯機の周りは、収納するスペースがあまりないので、壁面を使ってラックを組んで高さを出し、棚やフックを使って収納スペースを確保」(40代・専業主婦)■「キッチンでは、粉末のスパイスをいろいろ使うと、袋のままではかなり煩雑。壁面収納で一箇所にコンパクトにまとめておけば使い勝手もよくなる」(40代・専業主婦)壁面に「見せる収納」を作る際は、統一感も重要なポイント。小物がたくさんがあっても、スッキリ見せられます。■「壁面収納には同じタイプの引き出しを並べて、中には薬・小物・ペット用品などと分けて収納」(40代・正社員)■「目につきやすい高さには本を揃えて並べる。低い位置は、ものを箱に入れて置く」(40代・個人事業主)■「色を揃えたタオルを壁面収納に」(40代・専業主婦)まとめ壁面収納はものをたくさん収納できるぶん、やり方次第でスッキリ片づく場合もあれば、ゴタついてしまうこともあります。収納のコツは「隠す」「見せる」のメリハリつけること。そうすることで、スペースを最大限活用できるとともに、おしゃれな収納も実現できます。あなたも早速、壁面収納を片づけのツールとして、活用してみませんか?アンケート実施日:2017年3月17日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月10日シャープは11月5日、空気清浄適用床面積~65畳の大空間向けプラズマクラスター空気清浄機「FP-140EX」を発表した。発売は11月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別165,000円前後だ。FP-140EXは、CADR(※)において「タバコの煙」「ホコリ」「花粉」の全項目で最高値を取得しつつ、最大運転音55dB以下を実現した空気清浄機。空気清浄の適用床面積は~65畳で、シャープは家庭のリビングだけでなく、飲食店やオフィスなどでの使用も想定している。※:クリーンエア供給率。米国家電協会が定めた指標で、空気清浄機が1分間あたりに供給する清浄な空気の量を表す。数値が高いほど部屋の空気を浄化するスピードが速い。ファンとモーターをそれぞれ2基ずつ搭載したことで、毎分14立方mの大風量を実現。これによって、大空間の空気清浄が可能になった。また、2基ずつのファンとモーターを採用したことで、ファンの回転数を抑えながらも風量をアップし、最大運転音の低減も実現している。強運転時の最大運転音は55dB、静音運転時は26dBだ。ファンには、摩擦抵抗が少ないトンボの羽根形状を応用したネイチャーファンを採用。0.3μmの微小な粒子を99.97%以上捕らえられる静電HEPAフィルターを2枚備え、CADR各項目で最高値を獲得した。プレフィルターにたまったホコリを自動で掃除する「プレフィルター自動掃除」機能を持つ。プレフィルターが上下に動き、お掃除ブラシがフィルター表面のホコリをかき取って、ダストボックス内へ回収する仕組みだ。使用環境によって異なるが、ダストボックス内のゴミは約6カ月間に1度捨てればよい。プレフィルターの目の細かさは従来モデルに比べて約1/5で、内部へホコリが侵入しにくくなった。操作は天面のタッチパネルで行う。運転停止時は電源ボタンと時刻のみを表示し、運転開始時にその他の操作ボタンが浮かび上がる。0.5μmの微小な粒子まで検知する「高感度ホコリセンサー」と「ニオイセンサー」を備え、「ニオイ」「ホコリ」「PM2.5」の3項目で空気の汚れ具合を判定。測定結果によって自動で風量を調節する機能も持つ。サイズはW549×D327×H818mm、重量は約21kg。8畳の空気清浄にかかる時間は5分。消費電力は7.7~123W。CADR値はタバコの煙で450cfm以上、ホコリで400cfm以上、花粉で450cfm以上。
2015年11月05日チームラボは、都市や自然をそのままアート空間に変える2大プロジェクト「Digitized City Art」および「Digitized Nature Art」を発表した。今回のプロジェクトは「都市が都市のままアートになる」あるいは「自然が自然のままアートになる」をテーマに、都市や自然の一部を"光"や"音"、または"デジタルテクノロジー"を使ってそのままアート空間に仕上げようというもの。地方にある素晴らしい特性を持った場所に新たな価値を付加したい、という思いから生まれたプロジェクトで、同時に「デジタルアートがその場にいる人々の関係性に影響を与える」ことも期待されているという。プロジェクトの一環として、同社はすでに全国3カ所をアート化。佐賀県・武雄市の名勝地「御船山楽園」では、園内にある池の水面にプロジェクションで鯉を映し出し、池に浮かんで進む小舟とインタラクティブに反応する鯉の様子が楽しめる作品「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」を仕上げた。会期は2015年8月31日まで。また、神奈川県・藤沢市にある新江ノ島水族館では、館内にある「相模湾大水槽」の周辺一面をプロジェクションし、花々が咲き渡るアート空間とした。本作「花と魚- 相模湾大水槽」でも、魚が近くを横切ると、周りの花々がいっせいに散る仕掛けが施されている。さらに同館では、人が水槽のガラス面に近づくと、水槽の光の色が変化し、音色を響かせるという作品「呼応する小さな海」も展示する。いずれも12月31日までの期間限定。一方、長崎県・佐世保市にあるハウステンボスでは、園内の木々をライトアップ。人が近づくと、光の色を変化させて音を響かせる仕組みで、隣接する木々もその変化に呼応するとのこと。なお、本作「呼応する木々」は常設展となる。
2015年08月06日